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25歳 巡査部長 キャリアになれる実力を持っていたがキャリアにならなかったのはあくまで父を嫌悪してる達哉の誤解を解いて家族の絆を取り戻す為 本人の実力もあるが、富樫所長が克哉の父へ負い目を持ってたせいで昇進が早かった 七姉妹学園卒業生で担任は淳の父親の橿原明成だった 担任の彼からは「君の成績ならどこだって大丈夫なんだが」との太鼓判付き 高校卒業後は国立大の法学部へ進学 (担任との面談シーンにて) 将来の夢はパティシェだったが家族の絆を取り戻す為刑事の道へ 喫煙者だがずっと禁煙している 罰EDで煙草を再び吸うようになったのはパティシェの未練がなくなった為? デジャビュで警察署が炎上するという夢を見たりした 少ない給料からコツコツ達哉貯金(進路のため進学しても良いように)をしている。 達哉が兄に報告する筈も無いのに達哉が中免しか持っていないことを知っている(調べ上げたか?)→警察で免許の有無を調べられるらしい 罪克哉がギスギスしてるように見えるのは達哉(実の弟)から見た視点である為 罰主人公の舞耶や第三者から見た兄は家族への思いやり、生き方、悩みなどが見られる本当に苦労しているいい兄さん 罪達哉はそれを見ることが無かった”口うるさい兄”としての面だけを見ていた為 罰回想で高校生時代の彼が見れる 2罰エクストラで高校生時代の彼とちょっとした会話が出来る ペルソナ様は達哉に教わり占い感覚でやったらしい 父親仕込みのフラメンコギターが特技(コマンド) ネタ ブラコンネタでよく弄られる(アンソロジーコミックなど)
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某ニトロのエイプリル企画では何故かこのニャルさんだけ登場してなかったw 許可を取れなかったのか? -- 名無しさん (2013-05-22 19 32 31) psの攻略本によると本物のヒットラーもこいつに影響を与えられていた。ヒットラーの逸話にでてくるあいつ・もしくは頭に囁いてくる声はニャルが囁いていたらしい -- 名無しさん (2013-09-21 20 46 25) 数あるメガテンシリーズの中でも最低最悪の存在。他の連中は過激すぎるだけで世界を良くしようとしてるのに対して、こいつはただ只管滅ぼす事しかしない。しかも滅ぼせない。 -- 名無しさん (2013-09-21 20 55 20) 元ネタからしてその気になれば人類なんてあっさり滅ぼせるのにわざわざ自滅するように仕向けて成功したら自滅する様をめっちゃ楽しそうに嘲笑いながら眺めて失敗しても絶対に挫けず諦めず次の計画に移行するだけと言う面倒極まりない最低最悪の愉快犯だからな… そういやP4Uの黒幕の片割れ説あるんだっけ -- 名無しさん (2013-09-21 21 19 22) P3の真の黒幕説もある。桐条財閥のシャドウ研究自体、なにが切欠なのかわかってないし。理事長の「間違った手段」を妄信した理由もわかってないし、下手したらキタローがユニバースに到達した以外は、全部ニャルの計画通りなんじゃないかとか言われてる -- 名無しさん (2013-09-21 21 31 07) ↑3の倶楽部によると先輩の祖父が黄昏の羽を発見したのが切欠らしいがそうなるようにしたのはニャルだと思う。あとシャドウを取り出す・アイギス関係の技術もニャルが新生塾の技術から流用させたと思っている -- 名無しさん (2013-09-22 11 22 39) こいつはクトゥルフ神話における創作のニャルラトホテプなのか?それともニャルラトホテプという仮面を被った無意識そのものなのか?・・・考えれば考えるほど矛盾である -- 名無しさん (2013-09-25 00 22 21) ↑ペルソナのニャルとクトゥルーのニャルは似た性質を持っていても全くの別物。負の普遍的無意識がニャルをかたどっただけで、アザーゴッドやらオールドワンやらとは無関係、勘違いしてる人多いけどね -- 名無しさん (2013-09-25 04 16 47) なるほどなー ・・・創作の方のニャルさんは元々作者の悪夢の産物だから、もしかしたらペルソナ世界的には「無意識」が先なのかもね。それならマジ皮肉屋である -- 名無しさん (2013-09-25 05 24 34) 5がなんか2以前っぽい雰囲気なせいでまた出てくるんじゃないかという悪寒が……。せめてP4U2で倒されてくれれば良いがそうはいかんよなあ -- 名無しさん (2013-11-26 02 20 35) まぁ人間の影だからね 倒すというよりはつき合い方を知るという感じかな消せないわけだし -- 名無しさん (2013-11-26 02 37 30) 何度来ようがその度に倒す、それしかないだろ。 コイツを消すには人間の精神構造そのものを変化させなきゃならんのだし -- 名無しさん (2013-11-26 03 00 27) ワイルドの能力ってなんとなくこいつを連想してしまう不気味だ -- 名無しさん (2013-11-26 03 52 51) こいつがもし3、4でもこいつが裏にいるとしたらやってることは1、2と同じなんだよね -- 名無しさん (2014-03-02 03 12 41) 噂が現実になり軍隊来襲町ごと浮上の極限の中でお前らは生き残れる選ばれたとニャル様の分身に煽られたらこうなると思って鳥肌が立った -- 名無しさん (2014-04-07 23 32 19) おそらく歴代女神転生シリーズでもっとも多彩な姿を持つ存在でもある -- 名無しさん (2014-05-25 22 49 46) また登場するなら敢えて正体を理解して知らないフリするシリアスギャグ展開やって欲しい -- 名無しさん (2014-06-30 14 21 00) 千の姿や名前を持つとか、破壊を司るとか、シヴァに似てる -- 名無しさん (2014-06-30 14 39 21) その内対を成す存在としてクトゥグアとか出そうだな -- 名無しさん (2014-06-30 15 35 49) ↑3そんなルイ・サイファー的なポジww -- 名無しさん (2014-06-30 16 58 31) 漫画版の羅醐(らご)とかあれはあれでタチ悪かったなぁ。 -- 名無しさん (2014-07-26 14 13 44) そういえば3には登場してないだけでフィレモンがいるらしい。もしかしたらこいつも…? -- 名無しさん (2014-07-26 14 14 13) フィレモンがいるなら確実に存在している。何故ならニャルとフィレモンは表裏一体だからだ。 -- 名無しさん (2014-07-26 14 40 32) その内アザトースもペルソナで出てくるのかな。集合的無意識そのものと言う形で -- 名無しさん (2014-08-31 15 10 23) 淳が父親をおじさんだと偽ったのは、かっこ悪い大人が自分の父親だと思われたくなかった=親子の気持ちが離れていた。という描写だっただろうから、偽父だったわけじゃないだろ -- 名無しさん (2014-09-06 19 54 39) 昏き海淵の禍神「出張してきました。よろしくね^ ^」 -- 名無しさん (2015-02-15 13 43 00) スーパーニャルラト対戦に強制参加させられてニャル子辺りに絡まれたら良いのに…後ナイアとM -- 名無しさん (2015-04-15 12 13 40) 4ではマヨナカテレビの噂広げるためにイザナミさんを手伝ってそうだな -- 名無しさん (2015-04-16 22 45 32) ↑5アザトースは既に存在する。世界を変えるほどの力を持ちながらそれを無自覚に行使し、時に天使の様に慈愛に満ちた一面を見せたかと思うと時に悪魔の様に残酷な一面を見せる。自らが産み出したニャルラトホテプに嘲笑われる存在。つまり人類そのもの -- 名無しさん (2015-12-11 12 01 54) 考えてみたら、地上の人類は皆殺しにしても、シバルバーにいる人たちには手を出さない、ってところにも、ニャルの目的が人類を滅ぼすことではない面が現れてるよね。 -- 名無しさん (2016-01-11 21 19 48) 暗躍してると思ったら商売してみたりよう分からんなw -- 名無し太郎 (2016-03-06 15 41 50) 自由意思を持っているかのように振る舞ってるけど、伯爵なんか見るに法則的に動いてるだけの存在という解釈もできる -- 名無しさん (2016-05-11 07 52 16) そろそろ再登場して欲しい -- 名無しさん (2016-10-11 17 56 11) そういえば、1に出てきたあやつは、2の本人が神取にほれて出張ってきたのか、それとも、2のあやつとは別なのか…… -- 名無しさん (2016-11-05 18 06 12) 1のニャルラトホテプはニャルラトホテプというペルソナであって、2のニャルラトホテプとは違う。 -- 名無しさん (2016-11-05 18 07 22) あいつ自身ペルソナにもなれるからなぁ…南条君 -- 名無しさん (2016-11-06 22 15 46) 誤送信してしまった… 南条君が罰で只のペルソナの一つだと思ってた的なこと言ってたしどうなんだろ -- 名無しさん (2016-11-06 22 18 22) フィレモンが消滅することはあっても、ニャルは消滅することはないってことは、(少なくとも2の)人間は、例え心から善性が消えても、悪性は消えることはない、ということなんだろうか? -- 名無しさん (2016-11-12 17 09 32) 普遍的無意識の図的に全てのペルソナとシャドウはニャルフィレのほんの一部分みたいな存在なんだろうか…? -- 名無しさん (2016-11-12 20 19 33) ↑そうかもしれんけど、ニャルには干渉できない領域に存在してるのかもしれん。もし干渉できる領域にいたら、ペルソナに細工したり、そもそもペルソナを使えないようにするかもしれんし。待てよ、もしかして、「ペルソナを与えて、それで戦う」ということさえも、ニャルフィレの試練の一環なのでは……? -- 名無しさん (2016-11-12 20 24 45) ↑3 フィレモンはポジティブサイドの化身なのであって「善」ではない。同じくニャルラトホテプもネガティブサイドの化身であって「悪」では無い。 -- 名無しさん (2016-11-12 20 27 05) なんか、P5クリアから経て改めて思うことは、やっぱコイツほどの「悪役」はなかなかいないということだった -- 名無しさん (2016-11-17 18 00 31) ペルソナ2罪の記述内で「岡村真夜」が何ヶ所か「岡本真夜」になっていますよ -- 名無しさん (2016-11-17 18 38 27) ↑3 そういえばそうだった。ということは、人から『ポジティブマインド』が消えることはあっても、『ネガティブマインド』が消えることはないってことか。確かに、希望を失っても、絶望はなくならないもんな。 -- 名無しさん (2016-11-17 19 56 27) ニャルが絡んでないペルソナシリーズでも真の黒幕はコイツでしたーって言われてもおかしくないレベルな感じがある -- 名無しさん (2016-11-22 22 51 28) ニャルの干渉は結果的に人類の進化をもたらしてるだけで、それが目的だとは言われてないんだけどなぁ。漫画版では明確に人間の可能性を否定してたし。 -- 名無しさん (2016-12-13 17 40 45) 存在理由が進化なのはそうだと思うよ。こいつの意志なんてものあるとしたら、そっちの方の目的は人類ではなくて人それぞれの破滅だろうけど -- 名無しさん (2017-03-16 23 24 06) P5のラスボスは詰めが甘かったニャルみたいな感じあるな…もうちょっと頑張ってれば世界を統制下に置けたのにな… -- 名無しさん (2017-03-17 00 02 58) 問題なのは、選択肢で弱体化させられる月に吼えるものはあくまで「前座」ってことなんだよな……。本番であるニャル自体は選択肢で弱体化させることはできない、という……。待てよ?これはもしかして、ネガティブマインドは決して弱体化させることはできない、というのを暗示してるのかな。 -- 名無しさん (2017-03-17 09 10 39) ホテプちゃんね -- 名無しさん (2017-04-22 14 08 23) Pシリーズでこいつ以上に存在感出す黒幕いないのはしょうがない。絆や希望掲げれば何とかなるのがジュブナイルだし、世界破滅させた挙句主人公達は一度結果的に敗北するって今やったら非難囂々 -- 名無しさん (2017-04-23 21 28 15) 本当に印象に残ったラスボスだったな。罪では倒した!と思ったら、ヒロイン死亡&世界滅亡で「ハハハハ!さらばだ!」ってトンズラだからね。罰ではリベンジできてよかったよ。そういえば罰での最終形態のコイツって「無敵!無敵!無敵!」って叫んだり、やたらテンション高かったようなW -- 名無しさん (2017-04-23 21 53 20) タイトルで察せなくもないとはいえ、続編あるかないか分からんのにあのエンドだったからなぁ。罰のExダンジョンでフィレモンもぶん殴れて良かった -- 名無しさん (2017-04-23 22 58 34) フィレモンなんだかんだで勝ち逃げしたよなこいつ -- 名無しさん (2017-05-15 22 50 52) もしかしたら、死の直前まで前向きだったマヤ姉に免じて、罰で今一度彼女にニャル打倒を託したのかもね。もしマヤ姉も逃げてたら、フィレモンも完全に見限っていたかも。 -- 名無しさん (2017-05-28 11 12 30) メガテンとペルソナがパラレルの世界で繋がってるとするとメガテン世界にもニャルちゃんと肩幅おじさんがいる可能性が微レ存…? -- 名無しさん (2017-06-25 22 13 07) 死と向き合いペルソナを呼ぶ3 己を乗り越えペルソナを呼ぶ4 反骨心を抱きペルソナを呼ぶ5 今の若者達を見てニャルは何を思うのか -- 名無しさん (2017-07-05 15 29 58) シンフォギアAXZ見てるとコイツ関わっているんじゃないかと思ってしまった -- 名無しさん (2017-09-24 02 57 24) ↑2 「くっくっくっ、どいつもこいつも破滅のさせがいのあるやつらだ……」ぐらいじゃないか? -- 名無しさん (2018-01-18 10 12 56) それはそうと、結局、1~2の世界と、3~5の世界は同一なのかしら?それともパラレル? -- 名無しさん (2018-01-18 10 13 41) ↑ パオフゥらしき盗聴バスターの話が3にある つながりの示唆はその程度かな? -- 名無しさん (2018-01-18 10 20 38) ↑ 他にも桐条と南条の繋がりとかもあるし、フィレモンも出てこないだけで3以降でも居るって言われてた…気がする。只同一世界だとすると色々と無理がある気がするから多分1~2と、3~5でパラレルになってると思う。 -- 名無しさん (2018-01-19 08 00 57) 『罪』世界はライフラインの寸断で遠からず滅ぶって言われてるけど、人々が一時的に文明を捨てて、原始人の生活に戻って自給自足すれば、完全な滅亡は避けられるんじゃないかなぁ。できるかどうかは別問題として。 -- 名無しさん (2018-01-26 14 56 53) シバルバーの内部は普遍的無意識に近い領域らしいから、「宇宙船であるシバルバーには乗員を養えるだけの生産プラントが存在する」とでも噂を流せば何とかなる気はする。罰のED後はニャルの干渉も弱まるだろうし。 -- 名無しさん (2018-02-15 23 04 02) 試練とか与えているが自分の存在を誇示 認知してもらうためだけにやってるんじゃないのか?そうでないと存在できないから・・・。 -- 名無しさん (2018-04-03 16 06 34) こいつがいないということは闇はないが光も比較対象がなく存在しない、でも破滅の破滅を願うこともあるからこいつだけでも闇は生まれると考えると...、一度生まれてしまったこいつとは人類目線で無限に付き合わなきゃいけないのか、そんで向き合わせるために明確な敵として出て来て試練で終わるか乗り越えて終わるかと試してくると、えげつねぇ -- 名無しさん (2018-04-05 20 22 12) コイツが本当に嫌ってるのって、心を持たない人類を滅ぼそうとする完全な人外だろうか -- 名無しさん (2018-04-05 22 09 45) ニャラルトホテプって結構暇人だな -- 名無しさん (2018-05-16 17 38 08) ↑そりゃもう思考がカケラもないバケモノが上司なんだから自分の手のひらの上で面白おかしく踊ってくれて、たまに予想外のダンスを見せてくれる人間なんか愛おしくてたまらないだろうよ -- 名無しさん (2018-05-16 17 59 47) 頼んだ覚えはないのに、勝手に産まれ勝手に試練をする。そして嘲笑い馬鹿にする。 -- 名無しさん (2018-05-17 22 18 24) ダグザの言っていた「神と人間は違う 最初から最後まで徹頭徹尾生き方が用意されている」は、ニャルも当てはまるのかな?人を不幸にし嘲り笑うという役割を演じているかも -- 名無しさん (2018-05-18 13 46 01) 人間を積極的に弄らない伯爵みたいな化身もいるからなぁ -- 名無しさん (2018-05-19 17 15 07) ↑9 確かに、物資欠乏などで滅亡待ったなしな状況になれば、『シバルバーにはプラントが……』なんて一縷の希望のある噂が流れれば、あっという間に広がるだろうな。 -- 名無しさん (2019-03-15 14 29 34) ペルソナ3〜5を嫌っている人の意見の一つに「絆ばっかで根本的な解決してない」ってのがあったな。お前はニャルの分身かよw -- 名無しさん (2019-06-14 14 12 09) ↑どれも人が人である限り根本的な解決は劇中での人としての尊厳を失わせる他ない状態しかないし、それを防ぐために絆を結ぶのだけど -- 名無しさん (2019-07-07 02 00 38) 志帆の姿で杏に「お前の身代わりにされた」とか言ったら一発で壊れるだろうな。獅童の姿で明智を完全に虜にしたり。作風オマージュだけでなく5にはニャル様に降臨して頂きたかった。 -- 名無しさん (2019-07-21 14 01 31) 思うに、淳パパ(本物)に、『マイヤの託宣』を吹き込んで自殺に追い込んだのも、実はこいつなんじゃないのか? -- 名無しさん (2019-09-30 18 15 41) 本来なら敗れるはずのないニャルが、グレートファーザー戦で負けたのは、あれは本当に破れたわけではなく、いわゆる『様子見で死ぬところだった』ってことなのかな? -- 名無しさん (2019-10-23 14 07 41) ↑3 その程度ならショックこそ受けても事実だと肯定しつつ杏はニャルを否定すると思う -- 名無しさん (2019-10-23 14 24 37) ↑6 もし今度、PQの新作が出るとしたら、ニャル様がラスボスで出るかもね。パーティキャラに2の面々(罪、罰とも)も参入してきたりしてw -- 名無しさん (2019-10-23 14 26 57) P3以降を絆ゲーと揶揄する意見が散見されるけれども、やってみた感じニャル様が提示した「苦難と正面から向き合え」というスタンスはきちんと継承されてると思うんだがなぁ。絆に関しても繋ぐこと以上に繋いだ絆もどこかで終わる時が必ず来るという点に重きが置かれているわけだし。むしろ懇切丁寧に反証を繰り返して説明してくれるニャル様はいいから行動で示せと言わんばかりの他ボスたちよりずっと親切に思える。 -- 名無しさん (2019-10-31 12 57 41) 「宇宙の中心で轟く白痴の塊とは、貴様ら自身だということを」 せやな… -- 名無しさん (2019-11-12 12 43 42) P5Rでアザトースも出たんだよな ニャルとの関連はあるんだろうか -- 名無しさん (2019-11-28 01 11 56) ↑ あれの進化した先がアダム・カドモン=人間の真なる形だから、つまり↑2 -- 名無しさん (2019-11-28 18 55 44) そういえば、罰で神事が成功したのに、どうしてEDではすまる市滅ばずに済んだんだ? 罪では託宣成就して、滅ぶことが示唆されてるのに -- 名無しさん (2019-12-22 12 16 00) アトラスもセガグループだがもしセガ枠でPXZとかに出てたらどうなってたか -- 名無しさん (2020-04-26 18 57 00) ↑2 噂を叶えてる主体はあくまでニャルだからモナドマンダラでの試練のために実現保留→ぶっ倒されて実現化キャンセルという流れかと -- 名無しさん (2020-07-02 21 30 19) 無敵な人のウルトラ上位互換 -- 名無しさん (2020-08-21 14 22 29) ちなみにいつもニコニコ貴方の隣に這い寄る混沌の人はペルソナ3の舞台に出ている -- 名無しさん (2020-08-21 14 28 44) なんかP5の黒幕もこいつの気がするなぁ……噂パワーでメメントスに聖杯を実体化させたんじゃないだろうか?で、怠惰の監獄により世界が滅ぶのは予測の上で事態を静観し「望んだのは人間」とあざ笑ってたんじゃないかと。 -- 名無しさん (2021-01-06 03 22 39) ↑3 有利な時は圧倒的な存在として振る舞うが「人間」らしく割と器ちっちゃいんで一旦綻びが出ると精神的には無敵でもなんでもなくなってしまう -- 名無しさん (2021-04-05 15 23 21) 「シバルバーの地下にプラントがある」と噂を流せば、罪側の滅亡は免れるっていうけど、考えてみれば噂の現実化はニャルの領分なんだから、無理なんじゃないか?;(そもそもニャルは引っ込んだんだから) あるいはそんなことをしたら、再びニャル様が力を取り戻してしまうか。やはり罪世界が復興するには人間たちが噂操作で、一から全てを作り直していくしかないのかも。 -- 名無しさん (2021-04-30 12 17 57) ↑3ペルソナ3以降のラスボスって、形はともかく皆「つらい現実を放棄して永久に眠っていようぜ」って類だから、スタンスが逆だと思う。むしろ2でスパルタ進化派が発言権を失った結果、こういう永眠派が出張ってきたのかと。まあ、3は事故というか人災だが。 -- 名無しさん (2021-05-05 16 57 35) ペルソナのボスとしてはやっぱりこいつが一番しっくりくるな。メシアやデビルサマナー、ワイルドみたいな特別な英雄みたいな存在じゃなく誰もが持つペルソナの存在を主とした作品としてこれ以上の相手はいないだろう -- 名無しさん (2021-05-30 00 09 56) ニャルも広義的な意味でのペルソナなんだよな。人々のネガティブな一面の具現化で、普遍的無意識から誕生した存在。だからフィレモンから貰うペルソナもニャルから渡されるペルソナも本質的には同じだし、ニャル本人がペルソナになれるのもそういう事なんじゃないかね。だからこそニャルとの戦いは自分達の仮面で人類そのものの仮面と対峙する構図で、文字通り自分自身のペルソナとの戦いでもあるんだと思う。 -- 名無しさん (2021-08-30 20 28 19) 罪世界での人類滅亡に嬉々としてるあたり人類が一人残らず滅んだところで消滅なんかしないと思う。普遍的無意識ではあるけど人間そのものではないし。次の知的生命体のところにこんにちわするか別世界に移動するかなんなら次の試練のための世界創造なりするだけだと思う。 -- 名無しさん (2021-09-29 23 07 31) こいつが一番いやな顔しそうなのは人類とは全く関係のない異世界人や宇宙人が脈絡なく攻めてきて人類がろくなリアクションする間もなく滅亡するパターンだと思う。少しでも抵抗する余地があるならその営みのネガティブ面を楽しみそうだけど。 -- 名無しさん (2021-10-21 02 27 58) どーだろ。それはそれで宇宙人の影になりかわってそうでもある -- 名無しさん (2022-01-04 02 01 08) 2のラスボスが狡猾かつ強大すぎるせいでその後のシリーズのラスボスはなんとなく物足りなく感じてしまう。「仮面」がテーマの話で「無貌の神」が最後の敵として立ちはだかるってのがなんとも洒落てるし。 -- 名無しさん (2022-01-26 21 10 53) ↑4 人類が滅亡するという楽しみに対して自分が消滅することに特に感情を抱かないのでは -- 名無しさん (2022-06-03 23 27 30) イゴールやその秘書、補佐達はどちらかというと主人公サイドのような人間に好意的なのに対し、フィレモンはニャルの対というだけあって結構対応が違うんだよね。 -- 名無しさん (2022-06-29 00 10 00) 炭治郎とか絶対認めなさそう -- 名無しさん (2022-06-29 00 20 55) ニャルラトホテプの話かというとちと微妙かもしれんが、噂を流した後の変化は大体「いつの間にか噂通りになっている」んだけど、珠閒瑠ジニーに限っては「なんか変な噂が流れてたので仕方なく始めた」って感じなので、実はこの人結構凄い奴なのではと密かに思っている -- 名無しさん (2022-06-29 00 50 22) なんかコイツ寂しいヤツだなと思う -- 名無しさん (2023-01-05 00 34 12) ニャル様が言う理不尽な絶望・虚無・無意味、それら無明の闇の中から生きる意味を見出し、間違いながらも迷い悩んで正解となる答えを諦めず探し続けて創り出し、酷く歪で拙い答えを様々な経験と経過を持って研磨されて修正と洗練を繰り返して昇華させる人生 -- 名無しさん (2023-02-20 22 44 20) ↑8 心、ってものに起因する以上宇宙人だろうと何だろうと知的生命体があればそのシャドウになれるんだからそら人類滅びようがどうしようが関係ないわな。それこそウルトラマンみたいな存在にだって発生しうるし、日本の神様も和魂と荒魂って概念がある以上は…… -- 名無しさん (2023-02-21 17 06 56) 人類が滅びたら普通にニャル自身も滅びると思う それすらも嘲笑うだけで -- 名無しさん (2023-03-30 22 49 28) ↑でもパラレルワールドの存在が確定してる世界だからなあ 1つの世界で完全に滅亡するぐらいじゃダメそう -- 名無しさん (2023-08-31 23 10 51) こいつのせいで他の主人公や仲間が -- 名無しさん (2023-10-28 06 21 36) 続き 現実逃避してるってなるのたち悪くない? -- 名無しさん (2023-10-28 06 28 17) 多くの人が思うであろう「人間の自己確立とか出来るわけがない」っていう否定的な思考もコイツの領分ってところがまた複雑よね。「頑張って努力すれば自己確立だって必ず出来る」っていう肯定的な思考がフィレモンの領分なんだろうし -- 名無しさん (2023-11-01 04 49 08) この解説を見てこいつのやってる事を短絡的に説明すると「究極の逆張り」って事で良い?んでこうやって矮小化するのも…こいつマジで面倒いな -- 名無しさん (2024-02-03 02 14 46) ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2024-02-23 15 44 52) ログ化しました。 -- (名無しさん) 2024-03-01 15 37 12
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未投下 前へ 目次へ戻る 次へ ---北海上空--- イヴ「雷撃よ、『ジオンガ』!」 イヴの目の前に現れる魔法陣。そこから電撃が直線状に放たれる。俺はそれをシールドによって防ぐ。 アダム「終いや!!」 後方からの斬撃。直感で体をそらし、何とか避ける。 イヴ「『ジオンガ』!!」 俺「しまっ・・・」 回避した態勢から戻る前に、俺へと電撃が飛んでくる。防御が間に合わない。 もうだめか・・・そんな思考が過り、俺は瞳を閉じる。だが、電撃が俺へと届くことはなかった。 俺「え・・・?」 芳佳「大丈夫ですか!俺さん!!」 瞳を開くと、目の前には赤色のシールドを展開した宮藤の姿があった。 俺「宮藤さん・・・なんで・・・」 芳佳「坂本さんの代わりに来ました。この女の人の相手は、私がします。」 俺「ダメっス!!戻ってください!!」 芳佳「ここまで来たら、もう逃げられないです。私も戦います。」 俺「でも・・・」 芳佳「でももだっても無いです。俺さんはそっちの男の人をお願いします。」 そう言って宮藤はイヴのいる方へストライカーを駆る。 アダム「どうすんのや、あの子?」 俺「・・・宮藤さんは強いっス。今は、彼女を信じます。」 アダム「そうかい。ほんなら、タイマン張るか?」 俺「アンタは・・・あのイヴって人、助けに行かなくていいんスか?」 アダム「イヴは負けへん。絶対にな。」 俺(・・・とりあえず、早いとこコイツを退けて、宮藤さんを助けなきゃな・・・) アダム「覚悟せぇや・・・オラァ!!」 俺「おおおおッ!!」 ギィン! その一方、宮藤は。 芳佳「どうしても、戦わなくちゃいけないんですか・・・?」 イヴ「あなた方が退いてくれるならば、戦う必要などありません。」 芳佳「私たち、その先にどうしても行かなきゃいけないんです。お願いです、私、できればあなたと戦いたくない・・・」 イヴ「退けば、あなた方は滅びを止めようと邪魔をする。滅びは確かに避けることは不可能。ですが、あなた方によって止められてしまうという可能性も無きにしも非ず。」 イヴ「芽は、早いうちに摘まねばなりません。あなた方がこの先へ行くというのなら、私たちはそれを全力で止めます。」 芳佳「どうして・・・どうしてそこまでして、この世界を滅ぼそうとするんですか!?」 イヴ「あなたに言っても仕方のないことです。焔よ、『アギラオ』。」 ボウッ、と火の玉がイヴの横に出現し、宮藤へと飛んでゆく。 芳佳「うっ!」 瞬時にシールドを展開。迫っていた火炎はシールドに接触すると、爆ぜ、消える。 イヴ「あなたも私たちと同じネウロイの力を持つというのに・・・なぜ滅びを受け入れようとしないのですか?」 芳佳「生きたいからです・・・これからも、この先もずっとずっと生き続けて、みんなと一緒にまた笑いたいから・・・だから、諦められないんです。絶対に。」 イヴ「笑顔の為だけに戦うと?生きることはただ苦しいだけだというのに。」 芳佳「生きることは、確かに苦しいかもしれないです・・・でも、その分、喜びもたくさんあります。生きているときに感じれる喜びは、きっと、どんなことよりも素敵なことだと思います。」 芳佳「私は、そんな喜びをこれからも感じたい・・・みんなと分かち合いたい・・・だから、それを守るために戦うんです。」 イヴ「なら、生を享受している間に喜びを感じられなかった私は、どうなるというのですか・・・?無駄な生だったというのですか・・・?」 芳佳「無駄な命なんて、一つもないです。あなたにもきっと、喜びを感じられる時が・・・」 それから、数秒の間が空く。 イヴ「・・・そんなの・・・そんなの綺麗事よ!!」 芳佳「!!」 突然イヴの口調が一変し、芳佳は驚く。 イヴ「ネウロイのせいで、目の前でお父さんもお母さんも死んだ・・・孤児院でできた友達も、みんな、実験に利用されて・・・みんな・・・みんな・・・」 イヴ「いつもそう・・・私にあるのは苦しいことだけ・・・喜びなんて一度もなかった・・・喜びを感じる前に、全て奪われて・・・いつの間にか私自身、嫌いだったはずのネウロイになってた・・・」 先ほどとは違い、彼女の目には明確な生気が宿っている。 イヴ「分かる・・・?あなたに、この苦しみが・・・」 芳佳「・・・分からないです。私は、あなたじゃないから・・・でも、これだけは言えます。あなたは、ネウロイなんかじゃない。」 イヴ「馬鹿言わないで・・・これを見てわからないの?このストライカーの模様。赤くなった目。私は、ネウロイなのよ・・・」 芳佳「違います。それなら私だってネウロイのはずです。あなたと同じようにストライカーに模様が入るし、目だって赤くなる。でも、私は自分をネウロイだなんて思いません。」 芳佳「ネウロイには感情がありません。でも、私には感情があります。みんなと笑ったり、泣いたりできる・・・あなただってそう。今みたいにそうやって、苦しんだり、悲しんだりすることができる。」 芳佳「だから、ネウロイみたいに全部壊そうとしなくたっていいんです。幸せや喜びは、この先になれば必ず、あなたにもある筈だから・・・」 イヴ「・・・ふ・・・フフフフ・・・あはははははは!!」 突然、狂ったように笑い始めるイヴ。 イヴ「・・・やはり、私とあなたはわずか程も交わってはいない・・・語るだけ無駄です。やはりここで消えてもらいます。」 そう言うや否やイヴが宮藤へと肉薄。腰に据えられたナイフを引き抜き、宮藤へと斬りかかる。 宮藤も瞬時に反応し、背中に帯刀していた烈風丸を抜刀。ナイフを受け止める。 芳佳「どうしても、戦わなきゃいけないんですか・・・」 イヴ「もう、遅いのです。なにもかも。」 ♪Heartful cry 先ほど見せた人間らしい感情。まだ、間に合う。ここで彼女を止めれば、まだ彼女を助けることが・・・宮藤は、覚悟を決めた。 芳佳「・・・あなたは、私が助けます!!」 ---第502統合戦闘航空団航空母艦 甲板--- ここは、502のメンバーが乗り込んでいる航空母艦。彼女たちも、今行われている戦いを見守っていた。 管野「・・・・・」 伯爵「どうしたんだい、ナオちゃん?随分と怖い顔だけど。」 管野「あいつ、あのままだと危ない。」 ニパ「あいつ・・・?あの、宮藤って子か?」 宮藤の存在は、他の戦闘団にも噂がいきわたり、すでに多くの者が宮藤のことを知っていた。俺についても同様であった。 管野「ああ。あいつ、剣の振りがなってない。あの男の方は、刀を当るか当たらないかのギリギリのとこで刃を峰に返してる。たぶん、相手を殺さずに倒そうとしてるんだ。」 管野「でも、宮藤の方は峰に返す瞬間がバレバレだ。それに、刀の振りが少し遅い。その証拠に、さっきから相手に避けられてばっかだ。」 ぶっきらぼうな面構えで腕を組みながら自らの考察を述べるこの少女、管野直枝。宮藤たちと同じ、扶桑出身のウィッチであり、ジャイアントキリングを好むピュアファイターである。 その隣にいるスオムス空軍の軍服を着た、エイラの親友でもあるこの少女は、ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン。愛称は『ニパ』。 そして、菅野の後ろで、彼女の右肩に手を置きながらもう片方の手で双眼鏡を構え、上空の様子を見守る、どこか紳士的な雰囲気を醸し出しているこの少女。 かつてのエーリカの長機であり、バルクホルンたちとも面識があるカールスラントのベテランウィッチ。ヴァルトルート・クルピンスキー。彼女はその独特の雰囲気から、『伯爵』とあだ名されている。 ジョゼ「ぜ・・・全然わからないです・・・」 下原「私も・・・そこまで見えないよ・・・」 そう語るこの二人。片方はガリア出身の、この部隊の数少ない常識人であるジョーゼット・ルマール。愛称を『ジョゼ』。 その隣にいるうさみみを生やした扶桑人の少女は、下原定子。彼女は固有魔法に遠距離視と夜間視を持っており、それによって上空の様子をを見つめていた。 管野「・・・助けに行く。」 サーシャ「だ、ダメです!何を言ってるんですか!!」 制止するのはアレクサンドラ・I・ポクルイーシキン。愛称を『サーシャ』と言い、オラーシャ出身のこの部隊の戦闘隊長だ。 伯爵「止めてあげないでくれるかな、熊さん。こうなるとナオちゃんが止まらないの、知ってるでしょ?」 ロスマン「ちょっと!あんたまで何言ってんのよニセ伯爵!!」 ピシッ!と指導棒を伯爵に突き立て反駁する、銀髪で小柄なこの少女は、長年伯爵の戦友として肩を並べてきたカールスラントのウィッチ。エディータ・ロスマン。 伯爵「おやおや、怖い先生だ。」 サーシャ「ラル少佐ぁ・・・」 ラル「ん?ああ、いいんじゃないか?行かせてやれば。」 軽口でそう返す、この部隊の司令であるグンドュラ・ラル。彼女もカールスラント出身である。 ラル「ただし、ストライカーは壊さないでくれ。それが条件だ。あと、必ず戻って来るように。」 さばさばとしていながら、言葉からはどことなく重みを感じる。菅野はその言葉に力強く頷く。 サーシャ「もう・・・ここの人たちは・・・はあぁ…」 下原「行っちゃうんですか、管野さん・・・?」 管野「あいつだって、オレたちの仲間だろ。助けたいって思うのは当然じゃないのか?」 ニパ「仲間、か・・・そうだよな。」 伯爵「今日のナオちゃん、いつも以上にカッコいいね。うん、そういうところも好きだな、ボクは。」 ロスマン「なんの話しをしてるのよ、このニセ伯爵は・・・」 管野「とにかく、行くからな。」 ラル「ああそれと、落ちたらサメがいるかもしれないから、注意するように。」 サーシャ「そっちの心配ですか!?」 ジョゼ「気を付けてくださいね・・・」 管野「うん。行ってくる。」 ---北海上空--- 繰り返される斬撃の応酬。やがて二人は二匹の立ち上る昇竜の如く上昇をかけながら切り結ぶ。 散々打ち合った末、再び互いに距離を取る。 フッ 俺「!」ヴン ふと相手の姿が消える。すかさず俺は魔導針を発動させた。 俺「そこだッ!!」ヒュン ズパッ 俺「痛っ・・・」 新たに腕に刻まれた傷。 先ほどから相手が繰り返す、目の前から消える得体のしれない能力に翻弄され、俺は他の場所にも多くの傷を負っていた。 しかし、 アダム「どうやって・・・分かったんや・・・?」 消えていたはずの相手が姿を現し、脇腹を抑えている。どうやら俺の振りぬいた刀が当たったようだ。 俺が相手の問いに返すように、俺が眼鏡のつるをくいっと持ち上げる。黒目だった俺の瞳は、メガネの抑制が外れた途端、藤色を湛え始める。 アダム「ちっ・・・魔眼か。」 魔眼は、相手のステルス能力を見破ることができる唯一の対抗手段であった。 魔導針により相手の位置を捉え、魔眼により、相手の動きを見切る。俺は自信の固有魔法をフルに活用し、敵の能力を看破した。 だが、その考えに至るまでに負った傷の量はあまりにも多すぎた。 俺の意識が、少しばかり薄れ始めていたのだ。 ザクッ! 俺「グぅッ!?」 その一瞬の隙を突かれ、一気に距離を詰められた。俺の右肩は相手の刃によって貫かれる。 アダム「なんや、動きにぶっとるんやないか?オラァッ!!」グッ! 俺「ぐあッッ!!!??」 より深くへとねじこまれる刃。激痛が全身を襲い、顔には苦悶の表情が浮かび、瞳からは意思に反して涙が零れる。 穿たれた傷口から血が刃を伝って滴り、むせ返ると同時に口許からも血液が飛び散る。 インカムから誰かの声が聞こえたが、痛みのせいでそちらに気を配る余裕がなかった。 アダム「なぁ、ええ加減本気だせや。まだおるんやろ、『獣』が。」 俺「あいにく・・・はぁ・・・はぁ・・・俺が飼ってる獣は『淫獣』って名前のむっつりスケベだけっス・・・狂暴なのは余所をあたってください・・・」 アダム「フカシこいとる場合かワレ。このままやと死ぬで?助けでも呼んだらどうや?」 アダム「あぁ、アカンか。せやろな、ろくに戦う覚悟もあらへん連中やもんな。ったく、そんな覚悟もあらへんでよく軍人なんぞやっとるなホンマに。」 俺「・・・取り消せ・・・・・」 アダム「あ゛ぁ?」 俺「今の言葉、取り消せって言ったんだよ・・・!!」グッ 右肩を貫く刃を、左の手で握る俺。 アダム「ワレ、今の立場分かって・・・!?」 アダム(動かへん・・・どういうこっちゃ・・・) 動かそうにも、刃は微動だにしない。 俺「覚悟がない・・・?何も知らないくせに、勝手なこと言うなよ・・・」 アダム「なんや急に?」 俺「みんなそれぞれ覚悟をもってここまで来たんだ。全て終わるかもしれない・・・それでも生きたいから・・・かなえたい夢や、信念があるから・・・抗う覚悟をきめてここに来たんだ。」 俺「むしろ覚悟がないのは、生きることをやめようとしてるアンタとあのイヴって人だ・・・アンタらがやってるのは、単なる『逃げ』だろ・・・違うか・・・?」 アダム「おい。イヴを愚弄するような言葉吐きおったら殺す言うたやろ。ホンマシバき倒すぞ?」ギロッ 俺「ぬ・・・グゥ・・・ああああああああッ!!」ズボッ 刃を握っていた手に渾身の力を籠め、引き抜く。 俺「はぁ・・・はぁ・・・俺には、分からない・・・なんで、そこまでしてあのイヴって人に尽くすんだ・・・どうして全部滅ぼそうとするんだ・・・」 アダム「・・・お前には関係あらへん。オレは、イヴとやったらいくらでも不幸になったる。その先がたとえ地獄だとしても、オレはイヴの側に居続ける。そう決めたんや。」 アダム「他人のお前にとやかく言われる筋合いは・・・ない・・・ゴフッ・・・」 突然、男の口から赤い液体が吐き出される。それは紛れもなく血であった。 俺「!?」 アダム「ハァ・・・ハァ・・・糞ッたれ・・・もう時間があらへん・・・」 俺「時間・・・?どういう事っスか・・・?」 アダム「見ての通りや・・・無理やりネウロイの力埋め込まれて、今更体が拒絶しとる。イヴも同じ・・・どちらにせよオレらは近いうちに死ぬ・・・」 気づけば、相手の刀がネウロイ化を起こしている。次第に浸食され、体がそれに対して拒絶を行っていた。 アダム「決着・・・つけようや・・・はよせんと、つく前に死んで・・・ゲホッ!」 むせ返るたびに、男の口からは血飛沫が飛び散る。 俺「・・・・・」スゥ…キン! 俺は帯から鞘を抜き、刀を手に持った鞘へと納める。 この男の戦う真の理由。それは自分を満たす為ではなく、全て、あの少女の望みを叶えるためであった。 アダム「なに・・・剣しまっとんねや・・・ゴッホゴホ!!」 俺「これが、俺の戦い方っスから・・・」チキッ 自分にも、愛する少女がいる。腕に巻きつけたこのリボンを受け取った少女。その少女は世界の安寧を願い、これからもこの世界で生き続けたいと願っている。 俺も譲るわけにはいかない。俺は腕に巻いたリボンを一度握りしめ、静かに目を閉じる。 俺「俺にも、守りたい人が・・・守りたい人たちがいるんだ・・・今ここで斃れる訳にはいかない・・・アンタを越えて、その先へ進む・・・!」カッ 見開かれた瞳から発せられる威圧。それを相手へと送りつけながら、ゆっくりと姿勢を少しかがめ、抜刀術の構えをとる。 アダム「そうこななぁ・・・去ねやぁぁぁ!!」 俺「・・・おおおオオォォォォォォッ!!!」 片方は滅びの明日を願う少女のため。もう片方は平和で穏やかな明日を願う少女のため。互いの愛する者のため、それぞれの思いがぶつかり合う。 その一方で、宮藤は・・・ 俺の右肩が刀で貫かれる少し前。 芳佳「やあぁ!!」ブゥン! イヴ「それで攻撃しているつもりですか?」ヒラリ 峰打ちを狙うも、相手の不可解なベクトルの動きにより躱されてしまう。 その時、 俺≪ぐあッッ!!!??≫ インカムから俺の悲鳴が聞こえる。右肩を貫かれたのだ。 芳佳「俺さん!!」 宮藤が俺のいる方角へ振り返る。遠目だが、俺を何かが貫いているのがわかる。 ?≪よそ見するな!!宮藤!!≫ 芳佳「え?」 背後を振り返る。イヴがすでに詠唱を終え目の前に魔法陣を展開していた。宮藤の背に冷たい汗が流れる。 イヴ「『トリスアギ・・・』」 発動される魔術の名を言いかけたその時、 バキィ! イヴ「!!」 イヴは何者かに殴り飛ばされた。 芳佳「あ・・・あなたは・・・」 管野「管野一番、推参。」 そう吐き捨てた菅野はなぐりつけた拳にフッと息を吹きかける。 芳佳「あ、あの・・・」 管野「馬鹿やろう!!」 芳佳「え・・・」 耳を劈くような、菅野の怒号。 管野「どうして振り返ったんだ!?死ぬ気か!!」 芳佳「だ・・・だって、俺さんが・・・」 管野「だってもどうしてもない!!お前が死んだら元も子もないだろう!!」 芳佳「! ・・・」 伯爵≪ザザッ・・・おしゃべり中失礼するけど、ナオちゃん、相手を見た方がいい。≫ 管野がインカムからの伯爵の言葉通り、相手の顔を見る。 イヴ「何故・・・邪魔をするのですか・・・?」 管野「お前が仲間を傷つけようとしたからだ。それ以外に理由はない。」 イヴ「仲間・・・下らない。そんな綺麗事はもう聞き飽きた・・・」 管野「下らなくなんかない。個人の不可能は、仲間が変えてくれる。孤独を選んだお前はそれを知らない。だから綺麗事に聞こえるんだ。」 イヴ「うるさい・・・うるさいうるさいうるさい!!」 頭を抱え頭を振るイヴ。 イヴ「・・・もういい・・・ここで、全部消す・・・」バッ 手を開いたまま両手を前に突出す。次第に手のひらに赤いエネルギーが収束しはじめる。 エイラ≪ザザッ・・・まずい・・・逃げロ!宮藤!!≫ エイラの固有魔法が、目前に迫る脅威をいち早く察知した。 エイラ≪ビームだ!!それも、すごく強力な!!!≫ エイラの脳裏には、宮藤たちを焼き尽くし、海上の母艦や駆逐艦すらもすべて巻き込み破壊しつくす、赤い極太の光軸が放たれるビジョンが鮮明に映し出されていた。 しかし、宮藤は逃げなかった。自分が避ければ、どちらにせよ仲間に危険が及ぶ。 管野「どうする、宮藤?」 芳佳「・・・あなたは、私の後ろにいてください。」 管野「どうするつもりだ。」 芳佳「守ります。みんなを。だから、力を貸してください。」 管野「・・・もちろんだ。」 イヴ「消えろおおおぉぉ!!!」ビシュウウウウゥゥゥ!! 収束された膨大なエネルギーの束が宮藤たちに襲い掛かる。 ・・・ ・・・ ・・・ アダム「破亜亜あああぁぁぁッ!!」 俺「おおおォォォォォッッ!!!」シャン! それと並行して、二人の男の雌雄が決しようとしていた。 抜刀術。 相手を座して待ち、迎え撃つ一撃必殺の対人剣術。相手は、それを知っていた。抜刀術が『一撃必殺』の剣術であることを。 剣気一閃。電光石火の速さで鞘から抜き打たれる刃。剣速はすでに達人の域を逸しており、常人ならば見切ることはほぼ不可能。 しかし、相手はその更に一手先を読んでいた。あらかじめ間合いを見切られ躱されたのだ。 刃は相手に届くことなく、ただ虚空を一閃する。 アダム(躱した!今や!!)ヒュン! 後方へと瞬時に退き、すぐさま上段に構えなおし、 アダム「終いやあああぁぁぁ!!」 片手で唐竹に刃を振り下ろす。が、 グキィッ!! アダム「ぬあッ!!?」 衝撃。 俺の抜刀術は『一撃』ではなかった。 ニ撃目。もう片方の手に、逆手に握られた鞘が相手の刃を握っていた腕をへし折った。腕から抜け落ちた刃は、海へと落ちてゆく。 これこそが、坂本と共に編み出した二段構えの抜刀術。 通常の抜刀術は踏込みを行う必要がある。しかしここは空中。踏み込む地面など、どこにもありはしない。 そのため、鞘から引き抜かれた刃の威力は通常の約半分。そのための二撃目。一撃目の刀を振りぬいた勢いを利用し、鞘を相手へと叩きつける。 一刀目の「爪」を躱そうとも、二刀目の「牙」が相手に襲い掛かる。相手が躱す術はほとんど無いに等しかった。 俺はすかさず刀を納刀。納刀した鞘で相手の顎を打ち上げ、動きを封じ、柄で腹の急所を打つ。 相手の意識はそこで手放された。俺はすかさず気を失ったアダムを抱える。 俺「ふぅ・・・!?」 しかし、溜息をつくのもつかの間、網膜に強烈な光が焼き付いた。気づけば宮藤たちに、赤い破滅の光が襲い掛かっていた。 ・・・ ・・・ ・・・ 芳佳「烈ッ風ゥー斬ッ!!」 烈風丸に赤い魔力が纏われる。それは瞬く間に巨大化。膨大な魔力を纏った刃をビームに対して振り下ろす。 瞬間、カッ!と眩い閃光があたりを一瞬包み込んだ。 イヴ「!?・・・そん・・・な・・・」 次に目蓋を見開いた時には、ビームは掻き消え、傷一つ負っていない宮藤と、連合軍の艦隊が映った。 イヴ「ケホッ!」ピシャッ… 喀血が始まった。もう自分も長くない、そんな思考を巡らせていると、 ブロロロロロロ ストライカーの駆動音が耳に入り、音のする方へ視線を向ける。 下方から管野が拳を構えながら迫っている。朦朧とする意識の中、何とか両手を構え、再びビームを放とうとするが、 ゴスッ! 管野の拳が、イヴの腹の急所を抉るが早かった。イヴも、その場で意識を手放す。すぐさま管野が拾い上げる。 芳佳「管野さん!」 管野「手、貸してくれ。一人じゃ重い。」 ちょっぴりぶっきらぼうな表情の管野に宮藤は笑みを返し、二人は母艦へと帰還する。 ようやくついた決着。結局、誰も失うことなくグレゴリを退けることができた。 俺(よかった・・・無事みたいだ・・・) 二人の安否を確認した俺も、進路を皆の待つ母艦へと向けた。 その時、 アダム「・・・勝たな・・・勝たな、意味・・・あらへんのや・・・」カチャッ… 俺「っ!!」 俺の腹部に突き付けられた銃口。男の懐には、奥の手であるハンドガンが隠されていた。抱えられたこの男は最後の執念を振り絞り、その引き金を引く。 銃口に小さな赤い光が溜りはじめる。この男は、ハンドガンを介してのみビームを放つことができたのだ。 そして、それに俺が気づいた時には時すでに遅く、 ビシュッ! 俺の腹を一筋の細い光が貫いた。 ---航空母艦『ライオン』滑走路--- 先に帰還した宮藤を、501の全員が健闘をたたえる。管野は気絶したイヴを運び終えた後すぐに仲間の元へと戻って行った。 リーネ「よかった・・・よかったよぉ・・・芳佳ちゃん・・・」ギュッ 芳佳「うぅ・・・ちょっと苦しいよリーネちゃん・・・(でも幸せかも・・・///)」 ルッキーニ「あ!あれ!」 ルッキーニの指を指す方角から、ゆっくりと俺が降下し、着地した。俺は気絶しているアダムをゆっくりと降ろす。 すぐさまアダムは船員達により拘束、連行されていった。 サーニャ「俺・・・?」 体のあちこちに傷跡を作り、半ば満身創痍で戻ってきた俺。 よく見ると、切り傷とは別に、腹部に不自然な焦げ跡が残っている。その場所は深く穿たれ、留めなく血が流れている。 焦げ跡は、ビームが焼きついた跡であった。 俺「ゴフッ・・・」ドサッ 喀血。滑走路に赤い斑点がついたかと思うと、俺はそのまま地面へ倒れこんだ。同時にストライカーが足から外れる。 エイラ「!!」 サーニャ「俺!!」 サーニャは急いで俺へと駆け寄り、俺を抱え上げる。 俺「はは・・・ただいまっス・・・」ニコ サーニャ「嫌・・・どうして・・・死なないで・・・俺・・・」 俺「大・・・丈夫・・・ハァ・・・ハァ・・・俺は・・・死なないっスよ・・・約束を・・・守る・・・までは・・・ゲホッゲホッ!!」 途切れ途切れに、消え入りそうな声で懸命に言葉を返す。 サーニャ「でも・・・でも・・・グスッ・・・」 俺「心配・・・ハァ・・・いらないっス・・・それに俺、約束・・・破ったこと・・・ありますか・・・?」 サーニャ「うん・・・グスッ・・・」 俺「ハァ・・・ハァ・・・ありゃ・・・でも・・・二人との約束は・・・絶対に・・・守るっス・・・誓います・・・だから、お願いっス・・・泣かないで・・・ください・・・」 サーニャの頬を零れ落ちた涙を、震える俺の指がそっと拭う。 芳佳「俺さん!!」 宮藤が俺の元へと駆け寄り、使い魔を発現させ、治癒魔法をかけるために両手を俺へと翳す。が、俺は手でそれを制止し、首を横に振る。 芳佳「なんで・・・」 俺「こんな・・・ところで・・・ハァ・・・ハァ・・・力を・・・使っちゃいけない・・・ハァ・・・この力は・・・この後のために・・・取っておいてください・・・」 芳佳「でも、このままじゃ俺さんが・・・」 俺「俺は・・・平気っス・・・前だって・・・ネウロイのビームくらっても・・・ちゃんと・・・生きてたんスから・・・」 坂本「・・・俺の言うとおりだ。お前の力は、この後のためにとっておけ。宮藤。」 芳佳「坂本さんまで何言ってるんですか!?俺さんが死んじゃうかもしれな・・・」 坂本「宮藤!!」 芳佳「!!」 ただ無言で宮藤に視線を送る坂本。威圧にも似たそれに、宮藤は押し黙ってしまった。 俺「・・・エイラ・・・・・」 不意に、俺がエイラの名を呼ぶ。 エイラ「なんダヨ・・・グスッ・・・」 俺「エイラまで・・・泣いてるんスか・・・?」 エイラ「な、泣いてない!」ゴシゴシ 俺「よかった・・・俺・・・ちょっと・・・休憩させてもらうっス・・・だから・・・サーニャを・・・守ってあげてください・・・」 エイラ「休憩って・・・ヤメロヨ・・・今から死ぬみたいじゃんカ・・・」 俺「だから・・・死なないっス・・・絶対に・・・もどります・・・もどって・・・サーニャも・・・エイラも・・・みんなを・・・守ります・・・だから、それまで・・・」 エイラ「言われなくても・・・私は絶対にサーニャを守る・・・」 俺「はは・・・そう・・・っスよね・・・」 エイラ「絶対・・・戻ってこいヨ・・・死んだら・・・許さないからナ・・・」 俺「はい・・・っス・・・おねがい・・・しま・・・」ガクッ サーニャ「俺・・・?俺・・・!俺!!」ユサユサ シャーリー「お、おい!早く止血しないと・・・」 ミーナ「救護班は!?どこ!?」 ペリーヌ「わたくしが参ります!!」タッタッタ エーリカが駆け寄り、俺の脈に指を当てる。 エーリカ「・・・大丈夫、失血のしすぎで気を失ったみたい・・・まだ生きてるよ。」 ゲルト「だがこのままでは・・・」 ルッキーニ「おれぇ・・・」ポロポロ 心配もつかの間、ペリーヌが要請した救護班が俺の元へ駆け寄る。失血による気絶だと救護隊員にエーリカは伝えた。 俺は直ちに担架に乗せられ、救護室へと運ばれていった。 サーニャ「俺・・・」 エイラ「・・・・・」 そんなことは意にも介さぬように、非情にも船は再び歩みを進める。決戦の場所、ネウロイの塔へと向かって。 本当の決戦は目前へと迫っていた。 続き→ペルソナ21 -ページ先頭へ
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ページ名またはURL資料集、各種ゲーム雑誌のインタビューまとめ 11/30発売 ペルソナ3 公式設定資料集 製作者ロングインタビューより抜粋 ―――いきなりですが、勝利を否定された最後の戦いの意味は? 橋野:「ラストバトルでの勝利はどのような意味を持つのか?」ですか。絶対に勝てないニュクスすなわち死との戦いというのは、プレイヤーが契約をもとに入れられた『ペルソナ3』という装置の中で、絶対に逃れられない死に挑戦してみる、ということです。誤解を恐れずに言うと、バンジージャンプなんです。ゲームの冒頭で足を縛られて、跳んでみる。ゲームでは、この主人公が死んだことをはっきりとは言っていないのだけれど彼の物語は完全に終わってしまっている。でも、プレイヤーは死んでいない。つまり、ゲームを装置として、いつかは死んでしまうことを体験してみてください、ということなんです。そうした、死の疑似体験を経て、現実の中で死について、生について考えて見て欲しい。俺たちも、家族を失ったこともあるし、そういうことを体験したこともあるけれど、まだ30歳を過ぎたくらいですし、死とか生とかについて説教なんてできない、と思っています。 電撃マ王インタビューより抜粋 主人公の死 ―――後日談では、主人公が本編のエンディング後にどうなったのかをはっきりさせたい、という狙いがあったそうですが? 田中:じつは、主人公の生死については、直言する言葉を出さなかった以外は、ぼかさず表現したつもりでしたがいろいろと想定外でした(笑)ただ、ハッピーエンドという位置付けで描いたことだけは間違いありません。 ―――バッドエンドを迎えたわけではない? 田中:極端な話をすると、エンディングで生き残ってもいつかは絶対死ぬので単に「生き永らえた幸福感」だけ描いて終わったら、この作品としては尻切れというか、テーマに触れない結末になってしまうと思いました。死が絶対的な不幸なら、全ての人は最後は不幸ということになってしまう。でもそうじゃないと自分は思いますし、この作品で伝えたかった重要な点でもあります。だから、万人がいつか必ず体験する結末のデフォルメとして「最高の充実の中で事切れる」というハッピーエンドを描きました。ゲームは娯楽という大前提に立てば、ハードルが高いことはわかっていましたが(笑)そこはスタッフ一丸となってチャレンジ精神で臨みました。欲を言えば、「主人公の生は終わったけど、その体験をした自分はまだ生きているから自分は今度どう生きよう?」みたいに考えてもらえたらうれしいです。 『フェス』制作のきっかけ ―――『フェス』で後日談を書くことになったきっかけはなんだったのでしょうか? 田中:1つの理由で入れたわけではありませんが、『フェス』は第一にファンコンテンツです。新規の物語が追加されるという要素は、ファンが最も望んでいるものの1つだろうと考えましたから。加えて、『ペルソナ3』では、仲間たちが寮にいるままで物語が終わりますが、あの寮はシャドウ討伐という使命のために存在するもので、あそこにいる間は、宿命から完全に脱したとはいえない状態です。比ゆ的な表現ですが、あの寮を出て、そのドアに鍵を閉めて完結させるという過程が、絶対に必要だと感じていました。ただ、ファンの声に耳を傾けると、後に続く物語を望む声ばかりというわけではありませんでしたので、新規のキャラクターの登場と同時に、既存のキャラクターの背景や過去も掘り下げていく、今回のような後日談となりました。 ―――後日談のテーマというのは、本編の「死」というテーマとは違うものなのでしょうか? 田中:基本は同じです。本編の「生者が死を見つめる」に対し「命無き者が生を見つめる」と逆の視点になりましたが、つながった物語なので、テーマが大きく変わったりはしていませんね。 ―――後日談をもって『ペルソナ3』の物語は完結しますか? 田中:本編だけで完結させたつもりですが、真の終幕というか、エピローグ的なものと理解していただくといいかもしれません。 新たな主人公アイギス ―――後日談の主人公をアイギスにした理由はユーザーの人気が理由なんでしょうか? 田中:もちろん、キャラとしての人気も要因の一つではあります。ただ、『3』でのアイギスというのは「死」を知らない機械という、ほかとは異質な存在です。これは本作のテーマを描くには欠かせない要素なので、そこから後日談を牽引するにふさわしいと決まった、という経緯もあります。 ―――本編の主人公は、自分で選択肢を選んで性格付けが出来る「玉虫色に変化するキャラ」ですよね。対してアイギスは、本編をプレイした人には既に性格や行動が浸透しているキャラです。その辺の違いや難しさはありましたか? 田中:もちろん大きく違います。『3』ではそれぞれのキャラの個性が順調で、 性格や肌合いなどはもう確立しています。そういうパーソナリティを持ったキャラを主人公に据えた物語は、自分自身でも描くのは初めてです。一応スタッフの意見を聞く限りでは、主人公が自分自身ではなくアイギスであることに、特別な違和感は無いということでした(笑) ―――田中さんご自身はセリフのある主人公というのに戸惑いはありませんでしたか? 田中:本編というのは、あくまで主人公=プレイヤー自身のたどった旅路であるのに対して、後日談というのはアイギスがたどる旅路です。そこでもアイギスがしゃべらない、没個性なキャラになるのはおかしいですからね。 ―――後日談の最初に挿入されるムービーも、気になります。このムービーの状況はどういうことなんだろう?というのが、プレイしてまず気になるところかと思います。 田中:中盤にあたるものを、いきなり見せるというヤツで、RPGでも映画的な演出に凝ったものなんかでは見られますよね。後日談の前半部は 過去を振り返る話に終始するので、それ自体を回想にしてしまおうと、意図して行いました。この段階にいたるまでの物語と、そこから先とで、流れは大きく変わります。 ―――そのなかで、主人公であるアイギスがどう行動するかを追う流れですね。 田中:アイギスは機械なので、戦いが終わっても1人だけ日常がありません。ですから、アイギスにとっては帰るべき日常の場所を見つけられないと物語は終わらないんです。「生きる」とはそういうことですから。 ―――アイギスが日常を見つけるというのが1つのテーマになりますね。 田中:そうですね。そういう意味でも、アイギスにスポットが当たりました。 仲間たちの心境 ―――プレイしていると、最初に風花と電話するシーンなどで見られる、ゆかりの仲間に対する素っ気なさがとても気になりました。 田中:あれは意図して入れました。ゆかりは、主人公を失ったことや、過去の戦いを全て丸呑みにして、とにかく未来へ前進しようとしてます。一緒に戦った仲間でさえ、当初の彼女には過去を連想させる対象だったのかもしれません。なのに現実では、同じ1日が続き、昔のような探索までする羽目に。すべてが逆へ向かい、いらだちを募らせます。でも最終的に、主人公の喪失に対して、一番未練がましいことを言うのもゆかりです。ゆかりがそこまで強硬に前進を求めるのは、未来をくれた主人公に対する執着の強さの裏返しです。 ―――そういう意味だと真田たちはきちんと事実を受け止めているように感じられます。 田中:大切な人を失ったときの対処法は、人それぞれと思います。そのなかで、じつは一番感情的で、手に負えなくなっているのがゆかりなんです。その点で真田などは、確かに主人公を失ったことで大きな悲しみを抱えていますが、対象喪失というものに対する向き合い方はわかっているんです。天田や順平、美鶴も落ち込んではいるんだけど、何を我慢すべきで、何を我慢しなくていいかがわかっていて、感情がむやみに爆発するところまでいかないんです。ゆかりについては、ちょうどチドリの件で、順平に起きた感情の混濁と近いものが、さらに重みを増して起きている、と考えていただけると近いと思います。 ―――本編では順平がしゃべらない主人公(プレイヤー)の代弁者でしたが、後日談ではゆかりがその役目を負っているのでしょうか? 田中:主人公が違いますし、代弁者というわけではありませんが、つらさに対する対処の過程がもっとも等身大なのかもしれませんね。 共通の過去 ―――後日談では。ダンジョンの最下層で仲間の過去が明かされますよね。 田中:本編は「未来」を見つめる話ですし、カレンダーに沿う形で時間の流れがものすごくハッキリしていますから、いろいろな意味で過去主体の見せ方にはなりませんでした。 ―――ゲームシステム的な制約もあり、本編では描けなかった過去の話を、『フェス』の後日談で見せることになったのでしょうか? 田中:本来、日常とタルタロスの探索はゲーム的に一体のもので、相互にモチベーションを保ち合っていました。しかし後日談では日常に当たるものがシステム上はなくダンジョンの探索と、NPC会話だけを交互に繰り返す形となっています。そうなると、やはり仲間との会話の内容や、間に挿入されるイベントがいかにおもしろいかがカギです。多くのファンが興味をひかれるものは何かと考えたとき、「仲間たちの知られざる過去」という題材に行き着きました。 ―――各キャラの回想には、「ペルソナが目覚めたとき」という共通点がありますよね。 田中:イベントを薦めていくと、その辺はわかります(笑)。例えば「シャドウとペルソナがじつは同じである」とか「心象を実体化させるという行為はじつはペルソナ召喚だけでなく、誰でも日常からやっている」とか、後日談ではペルソナの設定面にスポットを当てたいという意図がありました。でも、いきなり解説じみた話では当然ひかれないので、それぞれの過去を思い出していくことからはじめています。さらに言えば、平和になった現在よりも、戦いに臨んでいた過去のほうが充実していた、と感じていることを、仲間たちが気づくきっかけを作りたかったという狙いもありますね。 メティスについて 本編の製作中、一番最初の段階からアイギスには姉妹機がいる設定だった。 今回、絵的にアイギスに似たものを出そうとディレクターの要望もあり、メティスの登場となった。 アイギスとメティスは全てを反対にしてある。 プレイしてくうちに段々正反対の存在であることが分かってくる。 インタビューラスト ―――最後になりましたが、読者に向けて一言お願いします。 田中:『フェス』はファンコンテンツなので、みなさんに楽しんでもらえるのが第一です。そしてゲームを終えたとき、何かしらプレイヤー自身の生き方に対する考えに、プラスのものが残れば、最高に嬉しく思います。 ファミ痛PS+インタビュー ――いまだから言える、『ペルソナ3』で描きたかったことはなんですか? 田中:“終わりは必ず、すべてに訪れる”ということをテーマに入れたかったんです。つまりは人生にも訪れる生にも訪れるわけで、全ての人に最後は死が待つと。もっとも日常的に死を思いっ放しじゃ憂鬱になってしまいますけど、目を逸らしたままじゃ充実した生き方はできないと思います。昔の映画に『エニイ・ギブン・サンデー』というのがあって、(中略)その映画のキャッチフレーズが“ムダに生きるな、熱く死ね!”なんですよ。橋野はこの言葉をすごく押してました(笑)。 ――おお、カッコいいですね(笑)。 田中:ですよね(笑)。そのキャッチフレーズをよく考えてみると、「なるほどな」と思って。80年ただ生きているだけの人生を送るより、短くても自分の人生を自分で選んでいったほうが、生きているという充実感を得られると思うんです。だから、それを『ペルソナ3』では描きたかった。 ――会話をして相手のことを知るうちに、だんだんゲームのキャラクターではなくて、すごく近い存在のように感じてしまうんですよね(笑)。 田中:描きかただけじゃなくて、セリフにも気を遣っています。いまのRPGは情報量がすごいし設定も濃い。だからゲーム内では描ききれなくて、設定資料集みたいな本でようやく補完、というパターンも多いと思うんです。『ペルソナ3』もファンタジックな世界で、いろいろ説明しないとわからない設定はありますけど、その補完を会話に詰め込むのはイヤだな、と。ディレクターの橋野から散々言われていたんですが、現実の対人関係で、順序立ててわかりやすく、普通のスピードで話せる人なんて実際にはいませんよね(笑)。美鶴みたいなタイプだったら、ある程度説明的なセリフを言わせても大丈夫だと思うんです。でも、『ペルソナ3』では“生きている”キャラクターにしたかったから、ゆかりや順平なんかは事態に直面したときに真っ先に感情が出てしまう。あとで状況を理解していくんです。それと、言葉遣いをいま風にしたことも人間っぽくなった要因かなと思います。 ――同じ『ペルソナ』シリーズでも、『2』までと『ペルソナ3』はテイストがまったく違いますよね。 田中:たしかに、けっこう変わっていますね。けど、前作から8年も経って時代は変わりました。『1』と『2』が出た当時は、インナースペースに向けた作品が好まれていたんですよね。だけど、いまはファンの好みも変わっていますから。僕と橋野で一度試してみたいと思っていたことがあって……。 ――『ペルソナ3』で、ですか? 田中:そうです。いま、邦画が人気を集めていますよね。外国映画と違って、邦画は斜に構えたようなカメラワークで撮っているものが多いんです。しかも、シリアスなストーリーなのに、カメラが主人公から一歩引いた位置にあるから、決まりきらなくてコメディーに思えるものもたくさんあるんですよね。その手法をゲームに取り入れてみたかったんです。「映画であれだけ多用しているのに、何でゲームであの手法を使っている作品がないんだろう?」って。きっと「何か突き当たる壁があるんじゃないか?」と思ってずいぶん検討したんですけど、じつはなさそうだな、と思えてきたり(笑)。そういうテイストを、プレイして感じていただけたら、うれしいですね。 (“アイギス編”を作った理由について) 田中:アペンド版みたいなファン向けのコンテンツを作ろうと思ったときに、ファンの皆さんがいちばん見たいのは、やっぱり“後日談”なんじゃないかと思ったんです。『ペルソナ3』の中では、学生寮というのがじつは特別な存在で……特別な目的を果たすために、特別な能力を持つ人たちが集められた場所なわけですよね。だから、学生寮の中にいるあいだは、まだその宿命の中にいると考えられる。そこから出て、鍵を閉めて外へ出て行く……つまり、「寮はもう必要ない、宿命が終わりました」という結末の物語が書けるんじゃないか、と思ったんですよ。メインにアイギスを持ってきたのは、もともとアイギス以外は戦いに“巻き込まれた”形ですよね。でも、アイギスは対シャドウ用兵器として作られたわけで、戦いが終わってしまうと日常がなくなってしまう。その彼女に、帰るべき日常を見つけてあげたかったというのがいちばんですね。 ――アイギス編の魅力とは? 田中:アイギス編では、各キャラクターの過去にあたる話と、キャラクターがその後どうしているのかといった話を描いています。「これからさき、どういう風に生きていったらいいのだろう」って考えて決めたはずの人たちだったのに、いきなり最初に過去が描かれる。じつは、自分たちにはまだ戦いがあって、その時期を過ごしていたころは不幸だと感じていた自分のほうが、「平和になってしまったいまよりも充実していたんじゃないか」ということを思い返すこともあるんです。それから、ジュブナイルものとしては王道中の王道ですが、仲間だったキャラクターと戦う話が入っているんですよ。僕としては、そういう展開はしんどく感じてしまうタイプですけど、リサーチの結果「燃える!」という方も多くいらっしゃるみたいで(笑)。演出としては外せないところだ、と。やっぱり、基本は軽いストーリーではないですね。ああいう結果を迎えたあとですから。 ――まずは本編をやって、“アイギス編”をやって、もう一度本編をやってみたいですね(笑)。 田中:“アイギス編”だけプレイしても30時間ぐらいですから、かなりのボリュームですよ(笑)。
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♪苦悩 ---刑務所 面会室--- ギイィィ… 薄暗い部屋の中、一人の男が俯きながら座っていた。 その手には重苦しい手枷が嵌められている。 ミーナ「・・・お久しぶりです。閣下。」 マロニー「よせ。私はもう軍人ではない。」 そう言って男は顔を上げる。 トレヴァー・マロニー元ブリタニア空軍大将。 以前見た時よりもやつれた姿の彼がそこに居た。 俺(あれが・・・マロニー大将・・・) マロニー「今更この老いぼれに何の用があるというのだ・・・」 眉根を寄せ不機嫌そうに訊ねる。 ミーナ「先日、我々の前にグレゴリと名乗る2人組みが現われました。」 ミーナ「彼らは、死を呼ぶもの・・・『デス』を復活させるために暗躍していたようです。」 マロニー「デス・・・だと・・・!?」 『デス』と言う単語に反応を見せるマロニー。 この男もどうやらこの件について関わりを持っているようだとミーナには見当がついた。 ミーナ「ご存知のようですね。デスについて。そしてグレゴリと名乗るネウロイの力を使う2人組みについても。」 マロニー「ネウロイの力・・・まさかあの時の孤児達か!?」 ミーナ「ええ。彼らは実験に利用され、半ネウロイ化してしまったそうです。」 マロニー「そうか・・・彼らは生きていたのだな・・・」 どこか悔しそうに、マロニーが歯を噛み締める。 ミーナ「教えていただけませんか。彼らの施された研究と・・・そしてデスについて・・・」 マロニー「・・・・・」 しばらく黙った後、マロニーが再び口を開く。 マロニー「デスの核心については私も詳しくは知らない。だが、君たちが知ろうとしている計画の首謀者の男は知っている。」 ――――――――― ―――――― ――― 私にはかつて大学時代の同期の友人がいた。 そいつは非常に有能だった。他に類を見ない天才とまで言われた。 それに、奴は自分の夢のためにはどこまでも真っ直ぐなやつだった。 そいつの名は・・・『アレイスター・クロウリー』。 時が経ち、私は軍事職に、奴は軍からスカウトされネウロイの研究員として動員された。 奴と再会したのは12年前。 ネウロイ研究の成果の一部を軍に導入しようという案件があり、その交渉のため、私は奴の研究所を訪れていた。 私とアレイスターはそこで再会した。 奴は既にネウロイ研究の権威となり、その研究所の所長へと昇格していた。 しかし過去に見たアイツの面影はどこにも無かった。 奴は研究を続けるうちにネウロイの力に魅入られ、その力を利用しようと企んでいた。 そしてその力で何か途方もないものを造り出そうとしていた。 芳佳「途方も無いもの・・・?」 そう、時空間を操る神器だ。 ミーナ「時空間操る神器・・・」 言葉の通りだ。時の流れや空間さらには次元までもを操作し、あらゆる事象を意のままに操る道具だ。 奴はネウロイの時空や次元に干渉する力に心酔し、それを我が物とし、世界の全てを支配しようとした。 俺「や・・・野望のスケールがデカい・・・」 本来ネウロイの弱点を探り出したり、その力の一部を軍事利用するためだけのはずだったその研究は、アレイスターの指示によりおかしな方向へ進んでいった・・・ アレイスターがおかしくなったのは、奴が最愛の妻を失ってからだと言う話を聞いた。 それからの奴は生きる目的を失い、己の空虚な心を満たすためだけに研究を続けた。 次第に奴の目的も歪み始め、遂には単なる支配力の追求ををはずれ、滅びを求めるようになった。 アレイスターはとり憑かれたかのように研究員にネウロイのコアを集めさせた。 そして、奴はその集めたネウロイの力で人工のウィッチと人工のネウロイを造りだしていた。 全て、世界を滅ぼすための道具とするために・・・ だが、人工のウィッチの開発に使われたのは行き場を失った孤児たちだった。 研究員の一部は疑問を感じていたようだがそれを止める事は出来なかった。 ある日、もう一度私がアレイスターの元を訪れ、その事実を知った時・・・ クロウリー「君は実に有能なサンプルだ・・・」 マロニー「これ以上はやめろ、アレイスター!」 私は奴の研究をやめさせようとした。 奴の人としての間違いを正すために。 クロウリー「なぜやめる必要があるのだ、マロニー。」 クロウリー「この研究が成功すれば、もはやネウロイなど恐れる必要もなくなるのだぞ?」 マロニー「ふざけるな!そのためにこの子達の命が奪われるのはおかしいだろう!お前は命をなんだと思っているんだ!?」 クロウリー「命など・・・無意味だ。」 マロニー「なに!?」 クロウリー「無意味なのだよ。生きている以上人はいつか死ぬ。その時期が少し早いか遅いかの違いだけだ。」 マロニー「血迷ったか、アレイスター!!」 クロウリー「血迷ってなどいない。私は正常だ。」 マロニー「いや、お前はおかしい!今のお前は紛れもない悪魔だ!」 クロウリー「なんとでも言うがいいさ。」 マロニー「くっ・・・このわからずやめ!」ツカツカ… その後も何度も説得に訪れた。だが・・・ クロウリー「戦争に利を見出すような腐りきった世界は、一度滅ぼさなければ救われないのだよ。」 何度訪れようとこの台詞の一点張りだった。 ・・・私は奴の説得をあきらめた。もう奴に私の言葉は届かない。 そう確信したからだ。 ・・・私が最後の説得に訪れたた日、ふと一人の女性研究員に声をかけられた 白髪の女性「少し、よろしいでしょうか・・・」 マロニー「あ・・・ああ、構わない・・・」 私はその女性に別の研究セクションへ案内された。 そこにはデスとは別の人工ネウロイがいた。 そのネウロイは人のような姿をしていた・・・かと思えば急に鋭角状に形を変えたりと不思議なネウロイだった。 マロニー「これは・・・」 白髪の女性「それはヒュプノスです・・・」 女性の研究員は私にそういった。 マロニー「ヒュプノス?」 白髪の女性「この話は所長にはご内密に・・・」 その後、私はそのネウロイ、ヒュプノスについて話を聞いた。 ヒュプノスは元々アレイスターによって作られた最初の人工ネウロイだった。 初め、奴は世界を滅ぼす手段としてネウロイを操り、自らの力にしようとしていた。 そこで開発されたのが「コアコントロールシステム」。 ミーナ「たしか・・・それは・・・」 そう、私が開発させたウォーロックにも搭載されたものだ。 元々この技術はアレイスターによって開発されたものだ。 ヒュプノスは、そんなコアコントロールシステムが搭載された初の人工ネウロイだった。 だが、アレイスターはより確実に世界を滅ぼす方法としてデスの存在を発見した。 それからのやつは人工的にデスを開発しようと躍起になり、同時にヒュプノスは廃棄される事になったそうだ。 だが、ヒュプノスは別のセクションへと移され、アレイスターの思想に疑問を抱くものたちによって秘密裏に改造された。 そして、新たにヒュプノス与えられた目的。それは集めたネウロイ、そしてデスが暴走した際の保険。 その改造のきっかけは、宮藤博士にあると聞いた。 芳佳「お父さんが・・・」 博士はどうやら新たなストライカーの開発を行うためにアレイスターからネウロイのデータを提供してもらっていたそうだ。 だが博士はアレイスターがこんな危険な研究をしてるとは知らなかったようだな。 研究所を直接訪れて初めて、博士はアレイスターの恐ろしい研究の内容を知ったそうだ。 そして、デスを見た宮藤博士はこのネウロイの危険性をいち早く察し、裏で別の研究員にデスを止めるための手段を開発するよう提案したそうだ。 そこでアレイスターに疑問を抱いていた研究員達は、廃棄されそうになっていたヒュプノスを再利用する事を決めた。 あくまでデスを鎮圧するための手段としてな。 宮藤博士の提案どおりヒュプノスの再開発は秘密裏に進められ、時折博士自身も様子を見に来ていたそうだ。 開発に携わった研究員達は、ネウロイに学習能力があることを利用し、まだ自身をネウロイとも認識していない無垢なヒュプノスに、自らの役割を認識させるために何度も刷り込みを行った。 その後もヒュプノスはそのまま見つかることなく開発が進められた。 そして9年前の事故。 表向きでは単なる爆発事故として報道されたが、本当は研究所で開発された人工ウィッチのサンプルによる暴動。 俺「・・・・・」 事実とはいつも隠されるものだ・・・ その事故で偶然生き残った研究員から聞いた話では、その時にアレイスターは死んだそうだ。 そしてヒュプノスについて話してくれた彼女も・・・ 暴動の際、デスの入っていた容器がサンプルによって破壊され、デスは不完全な状態で暴走した。 だが、同時に研究員の誰かの手によってヒュプノスが起動した。 そして、ヒュプノスによりその場でデスは鎮圧された。 だが、同時に役目を終えたヒュプノスは完全にネウロイと化した。 元々ヒュプノスは純度の非常に高い、ネウロイに近い存在だった。 与えられた役割を失ったヒュプノスは自らをネウロイと認識し、同胞の元へ帰るために飛び去ったという・・・ そして今から約2年前、ヒュプノスは我々の前に再び現われた。 完全なネウロイとしてな。 芳佳「まさか・・・」 そう、君が接触したあの人型ネウロイこそヒュプノスなのだよ。 当時の私はアレイスターの事など殆ど忘れ去っていた。 大将の座についてからの私は権力に溺れ、世界的なイニシアチブを握る事に躍起になっていた。 そしてその実現のために無意識の内にアレイスターの研究に手を出し、ウォーロックを作り出した。 だが、そんな中ヒュプノスの存在を君たちより少し早く観測した。 そこで私は我に返った。ヒュプノスもいわばアレイスターの研究の一部だ。 それが世界に知れれば、瞬く間にその研究の技術は浸透し、再びアレイスターのように滅びを求めるものが現われるかもしれなかった。 私はウォーロックの開発を急がせた。ヒュプノスを撃滅するために・・・アレイスターの研究を後世に残さないために・・・ だが、それ以前に私自身もアレイスターの研究に手を出していた事に気がついた・・・ 自分の愚かしさに腹が立った。だが、ヒュプノスはどうしても撃滅せねばならなかった。 そしてウォーロックを出撃させた日・・・まだ調整が必要だったウォーロックはそれでもヒュプノスを撃滅する事に成功した。 更には、開発の目的の一つであった、ネウロイの巣の単機での破壊も難なくやってみせた。 だが、何の理由かウォーロックは暴走し、君の乗っていた赤城や扶桑皇国艦隊を襲い始めた。 芳佳「・・・・・」 完全に誤算だった。巣の破壊を終えた後、早急に廃棄するつもりが赤城と融合してしまったのだからな・・・ ――――― ――― ― マロニー「それでもウォーロックは君たちの手により撃破された。」 マロニー「正直な話、君たちには感謝せねばならない。私の罪すらも取り払ってくれたのだからな・・・」 ミーナ「深入りは禁物・・・以前あなたが寄こした手紙に書いてあったこと・・・」 ミーナ「あれはこの事を知られないためのものだったと言うことですか・・・?」 マロニー「その通りだ。君達はあまりにもアレイスターの・・・ネウロイの研究に近づきすぎていた。」 マロニー「ヒュプノスの存在を君達が上層部に明かせば、いずれ誰かがそれを回収し、その技術で別の者が再びネウロイの研究を始めたかもしれない。」 マロニー「それだけはダメだ。あんな危険な研究は二度とあってはならない。」 マロニー「だが聞いた話では、ロマーニャでの作戦の際もコアコントロールシステムが使われたそうだな?」 ミーナ「ええ。魔道ダイナモという改良した形でですが・・・」 マロニー「・・・結局、私のせいでアレイスターの研究は残ってしまったというわけだな・・・」 マロニー「権力の追求に溺れていたのが愚かだったのだ。全く、あの頃の自分を殴ってやりたいものだ・・・」 マロニー「君たちには謝っても謝りきれない。今更だが、本当にすまないことをした・・・」 芳佳「マロニーさん・・・」 一度マロニーは一度ため息をつく。 マロニー「済まない・・・もう疲れてしまった・・・私に話せるのはこのくらいだ。」 マロニー「そういえば私の家に当時の研究員が残した音声記録があったな・・・」 マロニー「恐らく今は連合国側に押収されているはずだ。君の上層部の人間に旨を伝えればまわしてもらえる筈だ。」 マロニー「もしかしたら君達の役に立つかもしれない。私が君たちに出来る罪滅ぼしはこのくらいだが、よければ役立てて欲しい。」 ミーナ「閣下・・・」 芳佳「あの、一つ聞かせてください!」 マロニー「なんだね?」 芳佳「お父さん・・・いえ、宮藤博士が亡くなったのもちょうど9年前なんです。」 芳佳「もしかして、博士もその日、研究所に居たんでしょうか・・・?」 マロニー「すまない、私もそこまでは知らないのだ・・・」 芳佳「そうですか・・・」 ガックリと肩を落とす宮藤。 俺「宮藤さん・・・」 看守「そろそろ時間です。」 ミーナ「貴重なお話、どうもありがとうございました。では、失礼します。」 マロニー「ああ。」 三人はその場を後にした。 数日後・・・ 夜 ---バルト海上空--- エイラとサーニャの二人は夜間哨戒の任務に出ていた。 ブロロロロロロロロ… サーニャ「・・・!」ヴン 突然、サーニャの魔導針が点滅を繰り返す。 エイラ「どうした、サーニャ?」 サーニャ「帰ってきた・・・」ブロロロロロ サーニャは急いでミーナ達の乗っている輸送機へと向かう。 エイラ「お、オイ!サーニャ!まってくれヨ~!」ブロロロロロ 次いでエイラも後を追い、二人が輸送機へと近づく。 サーニャ「おかえりなさい。」 エイラ「なんだ、そういうことかヨ・・・」 ミーナ《ご苦労様、サーニャさん。エイラさんも一緒ね。誘導、お願いできるかしら?》 サーニャ「了解。」 サーニャは誘導のために歌を口ずさみ始める。 芳佳《ほら俺さん、サーニャちゃんとエイラさんですよ?》 俺《うぇっぷ・・・すいません・・・それどころじゃ・・・》 芳佳《いいから!》グイッ 俺《ぬおぅ!》 宮藤は俺の上体を無理やり起こし、窓を向かせる。 サーニャがそれに気づき、手を振る。 エイラ(サーニャ・・・いつもより嬉しそうダ・・・しっぽもあんなに立てて・・・) 芳佳《サーニャちゃーん!エイラさーん!ほら、俺さんも手、振ってください!》フリフリ 俺《あはは・・・》フリフリ サーニャ「ふふっ・・・?」 サーニャが向けた視線の先で、エイラが俯いてどこか暗い顔をしている。 サーニャ「エイラは手、振らないの?」 エイラ「・・・・・」 サーニャ「エイラ・・・?」 翌日 ---ブリーフィングルーム--- 聴取へと向かっていた3人は先日マロニーから聞いたことを一通り隊員に話した。 皆、各々思うところがあったようで、マロニーへの認識を改めていた。 そして夜、持ち帰ってきた約束の音声記録を再生する事になった。 ミーナ「では、再生したいと思います。」 音声はレコードに記録されていた。 早速レコードをかける。 雑音が混じりながらも悲鳴や爆音のような音が聞こえてきた。 ザザ…ザザザ・・・ ?「この記録が、心ある人に聞かれていることを願います・・・」 聞こえてきたのは女性の声。 俺(この声・・・) ?「所長は忌まわしい思想に魅入られて変わってしまいました・・・」 ?「この実験はやはり、行われるべきではなかったんです・・・」 ?「今日、あの子達が解放され、今、研究所を破壊しています。」 ?「その衝撃で・・・先ほど・・・デスが不完全な状態で覚醒してしまいました・・・」 ?「不完全であったデスは12のネウロイを飛散させました・・・」 ?「この飛び散ったネウロイが後世に悪影響を及ぼすのは間違いないでしょう。」 ?「お願いです・・・よく聞いてください。」 ?「飛散したネウロイに決して触れないでください!」 俺(たぶん・・・いや・・・間違いない・・・) ?「この研究、私にはとめることができませんでした・・・」 ?「所長には私ごときの声は届きませんでした・・・」 ?「あのネウロイは互いを食い合い1つになろうとします・・・そうなれば、世界は破滅してしまうでしょう・・・」 ?「もう一度言います!ネウロイには決して触れないでください!!」 俺「おふ・・・くろ・・・」 ?「私はもう助からないでしょう・・・」 ?「いま私の息子が、この研究所の避難用シェルターにいます。」 ?「私は・・・所長に脅しをかけられ息子をここへ連れてきてしまいました・・・」 ?「私は最低の母親です・・・息子を・・・実験のサンプルにしようとしたのだから・・・」 ?「・・・この記録を聞いた誰か・・・もし、できるならば・・・シェルターを開けて息子を助けてください・・・」 ?「おねがザザ・・・ザ・・・ザザザ・・・」 ここで音声は途切れた。 俺「そんな・・・おふくろ・・・」 俺「う・・・ぐ・・・くっ・・・」ボロボロ ゲルト「俺・・・?」 俺「うああああああぁぁぁぁぁぁ!!」ボロボロ そのまま泣き崩れ机に顔を伏せた。 俺「なんだよ・・・おふくろは・・・母さんはこんな研究のために死んだってのかよ!!」 俺「くっそおおおおおおぉぉぉぉぉ!!」ガンガンガン!! 俺は泣き叫んだ。 母を失った時の悲しみと苦しみ、そして今生まれたやり場の無い怒りを全て吐き出すように。 何度も、何度も机を殴打する。慣れないことをしたせいで、次第に彼の拳からは血が滲み始めた。 ミーナ「俺さん・・・」 ルッキーニ「おれ・・・泣かないで・・・」グスッ 皆が哀れむような目で俺を見つめる。 ルッキーニは今にも嗚咽しそうだった。 トン… と、俺の背中に暖かい熱が伝わる。 サーニャ「もう・・・やめて・・・」 エイラ「・・・・・」 サーニャがそっと俺の背中に体を寄せ、宥めていた。 俺「うぅ・・・くっ・・・」ボロボロ サーニャ「・・・・・」 しばらく机に突っ伏した後、俺は徐々に落ち着きを取り戻した。 俺「・・・すみません・・・サーニャさん・・・もう、大丈夫っス・・・」グスッ サーニャがゆっくりと離れる。 俺は顔を上げて服の裾で涙を拭った。 俺「・・・取り乱してすみませんでした・・・その・・・今の声、多分・・・おふくろのだったんで・・・」グスッ ミーナ「そう・・・あなたのお母さん、研究員だったのね・・・」 俺「はいっス・・・まさか、ネウロイの研究だとは思わなかったっスけど・・・」 坂本「さっき、息子がシェルター内にいるといっていたがあれは・・・」 俺「俺のことっス・・・当時のことはショックでよく覚えてないんスけど・・・」 俺「あの日はいままで散々おふくろにわがまま言って、やっと研究所につれてってもらった・・・ずっとそう思ってました・・・」 俺「でも俺、実験台にされようとしてたみたいっスね・・・はは・・・」 サーニャ「・・・・・」 俺「それで、その時、あいつらの襲撃にあって・・・おふくろは死んだっス・・・」 全員が黙ってしまった。 俺「ごめんなさい・・・俺のせいで空気悪くしちゃって・・・」 ミーナ「謝ること無いわ。あなたの気持ち・・・よく分かるから・・・」 嘗て最愛の人を失ったミーナにも、彼の気持ちが痛いほどよく分かっていた。 ミーナ「今日はもう、解散にしましょう。」 この日のブリーフィングは解散になった。 ---巌戸台--- 俺「・・・・・あれ?」 一度眠りについた後、再び巌戸台の地に降り立っていた。 しかしどうも様子がおかしい。 街のあちこちに棺桶のようなオブジェが幾つも並んでいる。 夜空は奇妙な緑色の燐光を湛え、その頂点に不気味な程巨大な月が佇んでいた。 俺「なんだよ・・・これ・・・」 更に、地面に目を向ければ血のような赤い水溜りがそこら中に出来ている。 目を疑った。今までとはあまりにも違いすぎるその景色は妙な悪寒をそそった。 そこへ突然誰かに声をかけられる。 一郎「君は・・・俺君?」 それは、以前接触した宮藤博士だった。 俺「宮藤博士!?」 一郎「久しぶりだね・・・」 俺「博士・・・これは一体・・・」 一郎「ああ・・・これはこの世界特有の現象でね、午前0時を過ぎると1時間だけこの時間が発生するんだよ。」 一郎「この時間は『影時間』と呼ばれているらしい。」 俺「影時間・・・ですか・・・」 一郎「うん。それで、この時間は普通の人間には感じ取ることの出来ない時間らしいんだ。」 一郎「この時間を認識できるのは適性を持つ者だけ。」 一郎「つまり私と君は適性を持っているということだね。」 俺「はぁ・・・」 と、生返事を返す事しかできなかった。 一郎「いきなり言われても分からないよね。でもここはそういう世界なんだ。」 俺「あの・・・博士・・・」 一郎「なんだい?」 少し表情を硬くし、博士に今の世界の状況を伝える。 俺「今、俺らの世界で異変が起きてるっス・・・」 一郎「それはどういう・・・」 俺「突然街中にネウロイが現われて、そいつに襲われた人は無気力になっちゃう病気とか・・・」 俺「デスっていう滅びを呼ぶ者が復活しそうになったりだとか・・・」 一郎「デスだって・・・!?」 思わず博士が声を荒げた。 俺「はいっス。先日、マロニー元空軍大将から人工ウィッチと人工ネウロイの話を聞きました。」 俺「その時、ヒュプノスの開発に博士が携わっていたと・・・」 一郎「・・・その通りだ。私はヒュプノスの開発を手伝っていた。」 否定する様子も無く、宮藤博士は続けた。 一郎「デスの研究・・・勿論人工ウィッチの研究もだが、それが危険なことはあまりにも明白だった。クロウリー博士はデスの強大な力を利用してこの世界を滅ぼそうとした。」 俺「はい。それは、マロニー元大将から聞いたっス・・・」 一郎「そうか・・・それで、人工ウィッチが暴動を起こした日、私はヒュプノスの最終調整を見るためにその研究所にいた。」 俺「博士が・・・あの日・・・」 一郎「襲撃にまき込まれた私はかろうじて生き残った。そしてデスは私の予想通り不完全な状態で暴走した。」 一郎「ヒュプノスは私が開放した。そして、ヒュプノスは研究者達が刷り込んだようにデスを倒すために動いてくれた。」 一郎「正直そのときは、意識が朦朧としていたからあまり詳しいことは覚えていない・・・」 一郎「私が最後に見た光景はヒュプノスが何者かにデスを封印していたところだ。」 一郎「それが誰だったかはよく見えなかったけど、デスは間違いなく封印された。」 一郎「そのあと意識を失って気がつけばこの巌戸台にいたんだ。」 一郎「おそらく、ネウロイのもつ時空間に干渉する力が、元々ネウロイの中でも特殊な存在であるデスとヒュプノスが衝突した際に発生したんだろう。」 ネウロイの力は、宮藤博士自身の体にも影響を及ぼしていた。 博士の体は、この世界に来てから空腹や眠気といった人間が感じるはずの生理現象の一部を一切感じなくなったという。 つまり、博士自身の体の時間が止まっていたのだ。 俺「ん?ちょっと待ってください・・・妙に話がかみ合うんですけど、これもしかして夢じゃなくて・・・現実・・・?」 一郎「夢?何を言ってるんだい?」 俺「だって俺、この前だって目覚めたらちゃんと基地に戻っていたし・・・」 一郎「君はここを夢として訪れている・・・と言うことかい?」 俺「そのはずっス・・・」 一郎「そうか、道理で君が別の人間には認識されていないわけだ。あの後私たち遭遇しなかったのも合点がいく。」 一郎「一つ言えるのはこれは紛れも無い現実だってことだ。」 俺「そうか・・・現実・・・なのか・・・」 一郎「・・・ところで、私たちの世界で無気力症の人がいるという話だけど・・・」 博士が話題を元の路線に戻す。 俺「はいっス。ネウロイに襲われた人が次々に・・・」 一郎「そうか・・・実は、この世界にも似たような現象が起こってるんだ。」 俺「はい。前に見たことあるっス。」 そうだったのかと博士が一言言った後に続ける。 一郎「この世界にはネウロイではなくシャドウという存在が蔓延っていてね、それに襲われた人は無気力になったり場合によっては死んでしまうんだ・・・」 俺「シャドウ・・・」 一郎「ああ・・・おっと、そろそろかな。」 直後、異様な存在感のあった月の気配が薄れる。 そして、天を彩っていたはずの緑色の燐光は消え失せ、月は白くなり、星が瞬き始める。 つまるところ、影時間が明けたのだ。 棺桶のようなオブジェも消え、その場所から人が次々に現われる。 一郎「私はそろそろいくよ。君も元の世界に帰るといい。」 俺「はいっス。あの、博士。」 一郎「何かな?」 俺「俺、きっと博士をこの世界から元の世界に連れもどす方法見つけるっス。だから、待っててください。」 一郎「ありがとう。私も引き続き戻る方法を模索する。家族もきっと待ってくれているだろうからね。」 一郎「それじゃあ、またいつか。」 俺「はいっス。」 段々と意識が遠のいて行く・・・ 続き→ペルソナ15
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女神 LV11 アメノウズメ LV18 アンドロメダ LV29 アナト LV37 ??? LV46 ??? LV53 ??? LV61 ??? LV70 ??? LV88 ??? LV5 マソ 古き中国の皇后のような衣装を身に纏う女性。氷結属性。 HP(生命力)+50 MP(魔力)+150 STR(力)+0 VIT(耐久力)+0 TEC(技術力)+10 AGL(素早さ)+10 LUK(運)+150 MDF(魔法防御力)+80 MAK(魔法威力)+15 <ペルソナを装着するだけで使える能力> 水・氷によるダメージを受けなくなる ディア 味方一体のHPをD10+(LUK÷10)回復。 消費MP5 <ペルソナ降臨で使える能力> ブフ 敵一体に氷の波動でD10+10のダメージ、たまに敵が「凍結」状態に。 消費MP5 「同調」連続撃ち 敵数体にD10+(TEC÷5)のダメージ。遠距離攻撃。消費MPなし 「最終覚醒」ポズムディ 毒状態を解除。消費MP5 「最終覚醒+最高相性」 海神の怒り 広範囲(場合によっては味方巻き込む)に、氷つぶての波で5D10+10+魔法威力のダメージ、たまに敵が「凍結」状態に。 消費MP50 LV11 アメノウズメ 天岩戸できわどい踊りを踊ったことで有名な女神様。 「初期」 HP(生命力)+30 MP(魔力)+60 STR(力)+0 VIT(耐久力)+0 TEC(技術力)+5 AGL(素早さ)+15 LUK(運)+100 MDF(魔法防御力)+30 MAK(魔法威力)+11 「同調」 HP(生命力)+50 MP(魔力)+120 STR(力)+0 VIT(耐久力)+0 TEC(技術力)+10 AGL(素早さ)+35 LUK(運)+120 MDF(魔法防御力)+50 MAK(魔法威力)+22 「最終覚醒」 HP(生命力)+65 MP(魔力)+160 STR(力)+5 VIT(耐久力)+5 TEC(技術力)+20 AGL(素早さ)+50 LUK(運)+165 MDF(魔法防御力)+80 MAK(魔法威力)+33 <装着相性> 美咲専用 <ペルソナを装着するだけで使える能力> 一部男性タイプのアクマとの交渉が有利になる 着衣が少なくなると回避率や素早さがさらに上がる パララディ 麻痺状態を回復。 消費MP 5 メディア 味方全体のHPをD10+(LUK÷10)回復。 消費MP 20 <ペルソナ降臨で使える能力> ハッピーダンス 敵全体を幸福状態にするダンス。敵は抵抗を試みる。 MP5 「同調」アギ 炎で敵一体に攻撃。D10+魔法威力ダメージ。 消費MP5 「同調」ディアラマ HPをD10+(LUK÷5)回復。 消費MP 30 「最終覚醒」セクシーダンス 敵全体を魅了状態にするダンス。敵は抵抗を試みる。 MP15 LV18 アンドロメダ 決して「瞬」ではない。 化け鯨の生け贄にされるところだった絶世の美女。王妃カシオペアの娘、英雄ペルセウスの妻。 「初期」 HP(生命力)+30 MP(魔力)+60 STR(力)+0 VIT(耐久力)+0 TEC(技術力)+5 AGL(素早さ)+15 LUK(運)+100 MDF(魔法防御力)+30 MAK(魔法威力)+18 「同調」 HP(生命力)+50 MP(魔力)+120 STR(力)+0 VIT(耐久力)+0 TEC(技術力)+10 AGL(素早さ)+35 LUK(運)+120 MDF(魔法防御力)+50 MAK(魔法威力)+36 「最終覚醒」 HP(生命力)+120 MP(魔力)+180 STR(力)+100 VIT(耐久力)+50 TEC(技術力)+15 AGL(素早さ)+100 LUK(運)+100 MDF(魔法防御力)+50 MAK(魔法威力)+54 <装着相性> 美咲専用 <ペルソナを装着するだけで使える能力> 「初期」自分のHPが十分の一以下になると味方全員の攻撃力が1.5倍になる 「初期」ディア 味方一体のHPをD10+(LUK÷10)+魔法威力回復。 消費MP5 「同調」ディアラマ HPをD10+(LUK÷5)+魔法威力回復。 消費MP 30 「同調」リカーム 味方一人を蘇生。HPは1。 消費MP 30 <ペルソナ降臨で使える能力> 「同調」生贄の鎖 自分がBIND状態になるが、味方一人の攻撃力と素早さが二倍になる。自分のBIND状態が解除されると味方の効果も解除される。 消費MP 30 「最終覚醒」海原の怪物 自らを喰らうはずだった怪物を呼び寄せて攻撃。敵全体にD10+(LUK÷5)+魔法威力の水&物理属性ダメージ。 ただし、相手が一人でも水属性無効だった場合自分に即死効果。 消費MP 50 LV29 アナト ウガリット神話の主神バアルの妹にて妻とされる、愛と戦いの女神。また、狩猟の女神であり、豊穣の女神でもあると考えられている。大量殺戮の逸話もある。 ものすごくクセのあるペルソナ。女怖い。 「初期」 HP(生命力)+80 MP(魔力)+450 STR(力)+30 VIT(耐久力)+50 TEC(技術力)+80 AGL(素早さ)+80 LUK(運)+100 MDF(魔法防御力)+100 MAK(魔法威力)+29 「同調」 HP(生命力)+120 MP(魔力)+600 STR(力)+50 VIT(耐久力)+80 TEC(技術力)+120 AGL(素早さ)+100 LUK(運)+150 MDF(魔法防御力)+150 MAK(魔法威力)+58 「最終覚醒」 HP(生命力)+150 MP(魔力)+800 STR(力)+80 VIT(耐久力)+100 TEC(技術力)+200 AGL(素早さ)+150 LUK(運)+200 MDF(魔法防御力)+200 MAK(魔法威力)+87 <装着相性> 美咲専用 <ペルソナを装着するだけで使える能力> 美人度がアップする。一部のアクマの交渉が有利に キレるとものすごく怖くなる 肉料理を自分で作成すると、HP10&MP10回復するマジックアイテムになる 自分の愛する者を大切にする気持ちが大きく深まり、それを傷つける、損なうものを許せなくなる(理性でなく感情的ということ) 「初期」パトラ 味方一人の軽度状態異常回復。 消費MP5 「初期」ディアラマ HPをD10+(LUK÷5)+魔法威力回復。 消費MP 30 <ペルソナ降臨で使える能力> 「初期」狙い打ち 敵一体に弓属性物理攻撃。発動がターン最後になる。TEC÷3のダメージを与える。敵は回避行動にペナルティが入る。 消費MPなし 「同調」アクハトの聖弓 敵一体に(TEC+LUK)÷4ダメージ。聖属性。消費MP50 「最終覚醒」豊穣の血肉 味方全員のHPのそれぞれ1/4数値を回復&1ターン、MDF、VITが2倍に。発動後、自分がBIND状態になる。 消費MP150 「最終覚醒」殺戮の宴 敵味方全員に即死魔法(ムド)効果+LUK+魔法威力ダメージ(ただし属性は物理ダメージ)。発動後、自分がPANIC状態になる。自分以外の対象すべてに効果があり、選択不能。防御は、受ける側が何とかするしかない。 消費MP200
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A-DICペルソナ レジェメページ 目次 はじめに FAQ PCについてPCの作成 PCの成長? セッションについて基本的な流れ 探索パート解説 戦闘について 付録テストプレイキャンペーン履歴 リプレイ? 設定・登場人物?
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ここはレイン氏作成のオリジナルA-DIC「ペルソナ」のテストゲームキャンペーンの情報まとめページです 主要セッションあらすじ4月9日(木) セッション「四月上旬 愚者」 5月9日(土) セッション「五月上旬 女教皇」 6月8日(月) セッション「風花救出」 7月7日 「7月上旬 法王・恋愛」 7月20日「7月下旬・屋久島にて」 8月6日「8月上旬・仮面の少女たちとの決着」 8月7日「EXゲーム・嘲笑する闇との戦い」 キャンペーンの現状現在のSEESの目的 現在のSEESメンバー その他のキャラクター お知らせ コミュニティゲーム・ログ 主要セッションあらすじ 4月9日(木) セッション「四月上旬 愚者」 影時間、巌戸台分寮を大型のシャドウが襲う。 黄昏の羽根に引き寄せられた可能性があるが、推測の域を出ず。 SEESメンバーはこれを撃破。被害は最小限で済んだ。 5月9日(土) セッション「五月上旬 女教皇」 巌戸台駅とポートアイランド駅を結ぶ、新都市交通あねはづるの車内からシャドウの反応あり。 討伐に向かう途中、仮面をつけた二人組の少女に妨害を受ける。交渉を試みるも、攻撃を受けたためやむなく武力によりこれを排除。二人は突如現れた扉へと姿を消す。 その後車内にて、コントロールシステムを乗っ取った大型シャドウと交戦。これを撃破。暴走した車体をどうにか止め、前方に静止中の車両との激突を防ぐ。 6月8日(月) セッション「風花救出」 タルタロス内に閉じ込められた山岸風花の救出を試みる。 彼女が失踪した状況を再現してのタルタロス突入のため、中に入った時点でパーティが離散するトラブルに見舞われるも、篠宮蒼之ら数人を除きどうにか合流。シャドウに襲われていた風花の救出に成功する。 その後、再び仮面の少女たちの妨害を受ける。 少女たちは山岸風花の身の安全は保障するも、一階エントランスに大型シャドウが現れたため、このまましばらく待機するよう告げる。 行方が知れない篠宮たちのこともあり、メンバーたちはその提案を却下。少女たちとの戦闘に入るも、戦闘中に現れた謎のシャドウ「コキュトス」により状況は一変する。 その強力な一撃により少女たちの片割れが負傷し、二人はやはり現れた扉に消える。残ったコキュトスもメンバーには手を出さず、消失。メンバーたちは改めてタルタロスから脱出する。 一階エントランスでは、離散して行方が知れなかった篠宮たちの姿があった。大型シャドウに襲われるも、これを撃破したとのこと。 これまでのすべての大型シャドウの出現が、満月の日であったことに気付く。 風花は疲労のため一時入院するも、復帰後SEESに参加を決意。仲間となる 7月7日 「7月上旬 法王・恋愛」 大型シャドウを確認したという風花の報を受け、課外活動部の面々は白川通りのホテルを訪れた。フォワード6人という過去最大規模の戦力を投入した甲斐あって、大型シャドウ・ハイエロファントの撃滅には難なく成功するが大型シャドウは一体ではなかった。 もう一体の大型シャドウ・ラヴァーズによって分断され、幻惑の罠に彼らは陥る。課外活動部は精神力と連携を以って突破し、ラヴァーズをも撃破するが幻惑された事実は残った。 それぞれの心に残された波紋、そして満月にもかかわらず姿を見せない仮面のペルソナ使い達。 様々なほころびを抱えながら、彼らは屋久島での休暇に向かう。 7月20日「7月下旬・屋久島にて」 理事長の好意で桐条財閥保有の屋久島の別荘を訪れたSEESのメンバーたち。 彼らはそこで、影時間とタルタロスに関する真実を、桐条グループ代表の桐条武治氏の口から聞くこととなる。 武治氏の父、鴻悦氏によるシャドウ研究が行き過ぎ、事故が発生。 それにより影時間とタルタロスが発生。 研究施設は今の月光館学園の敷地に存在していた。 現存するビデオレターの中で、当時主任研究員として施設で働いていた岳羽詠一郎は「この実験で生まれた12の大型シャドウを倒さなければ、完全体『デス』が生まれてしまう」と告げる。 補修を受けていた桐条製対シャドウ用人型兵器「メティス」も加わり、それぞれの思いを抱えながら、メンバーは屋久島を後にする。 8月6日「8月上旬・仮面の少女たちとの決着」 満月の日が迫る中、メンバーは妨害に現れる「仮面の少女たち」への対応を話し合う。 その結果、「交戦ののち確保。背後関係を洗い出す」という意見で一応の一致を見るが、一人彼女たちの事情を知る鷹村昴は、互いに刃を向け合う状況に納得できず、その日ひっそりと姿を消す。 満月の夜、大型シャドウ討伐に出たメンバーの前に、やはり「仮面の少女たち」が現れた。強硬にシャドウ討伐をあきらめるよう主張する彼女たちと、交戦を余儀なくされるメンバーたち。戦闘は激化し、収集のつかない事態にまで及ぶかと思われたが、割って入った昴の言葉により、互いに剣を収めることに成功する。 しかし、柊杏奈の中のシャドウがそこで暴走する。仲間の助けもあってどうにか鎮静化するも、仲間に刃を向けた事実に杏奈は耐え切れず、心を己のシャドウに飲み込まれてしまう。 一方、改めて大型シャドウの討伐に向かった控えメンバーたちだったが、到着前にその反応は消えてしまった。 8月7日「EXゲーム・嘲笑する闇との戦い」 己のシャドウに飲み込まれ、閉ざされてしまった柊杏奈の心。 メンバーたちはそんな彼女に呼びかけ、その心を解放することに成功する。 彼女は自身のシャドウを受け入れ、彼女のペルソナは新たなる姿へと覚醒を遂げる。それは彼女の得た、絆の力だった。 キャンペーンの現状 現在のSEESの目的 すべての大型シャドウを倒すことです。 これにより、影時間が消失すると考えられています。 ただし、パーティ内部では安易にそれですべてが解決することを疑問視する声もあがっています。 現在のSEESメンバー PL PC名 アルカナ 覚醒状況 簡単な特徴 NPC(玲音) 篠宮蒼之 死神 不明 三年生、闇属性万能型。課外活動部の現場指揮官 NPC メティス 法王 不明 対シャドウ用美少女ロボ、物理重視万能型 NPC 山岸風花 女教皇 覚醒済み 二年生、アナライズ担当 しょうじ 柊杏奈 正義 覚醒済み 一年生、歌って踊れる美少女ロボ(メガネっ娘)、速&力重視の超速攻系火力型 月空 月原真由 月 伏線消化中 二年生 魔法系器用貧乏その2 内気だけど優しい子 SOU 嘉田塚総司 刑死者 伏線消化中 三年生、攻撃魔法特化タイプ お兄さん役? 時雨 鷹村昴 刑死者 伏線消化中 二年生、耐久重視器用貧乏 愛にすべてを。 蒼霞 秋津雅陽 隠者 伏線消化中 三年生 魔法系器用貧乏 ジェントルメン? 天神 紫藤神魔 星 覚醒済み 二年生 物理系特化 自己ブースト、その他貧弱、不良高校生 #SOUさんによるキャライラストがこちらで見れます その他のキャラクター キャラクター名 アルカナ(ある場合) 一口解説 幾月修司 塔 月光館学園の理事長。特別課外活動部の顧問 桐条武治 ? 桐条グループ総帥。特別課外活動部のスポンサー的存在 桐条美鶴 女帝 月光館学園高等部三年生。桐条武治の一人娘だが、現在家出中 岳羽ゆかり 恋愛 月光館学園高等部二年生。事故死したシャドウ研究者の娘 伏見千尋 正義 月光館学園高等部一年生。内向的な少女 姫野美月 魔術師 月光館学園高等部三年生。嘉田塚と同級生。基本的に明るく根が優しい系(レインさんが演じた場合)。現在事情により車椅子 桐条愛 正義 メティスタイプの四号機。10年前のデスとの戦いにより行方不明となっていた。現在は孤児院で子供たちの面倒を見ている 桜塚蛍 太陽 ペルソナとは異なる異能を持つ少女。昴の中学時代の同級生で現在は探偵見習いをしている エリザベス 愚者 ベルベットルームに住まうエレベーターガール。パーティにさまざまな依頼を持ち込む イゴール ? ベルベットルームの主。長鼻、矮躯の怪人 お知らせ 特にありません コミュニティゲーム・ログ 柊 杏奈あにー・覚醒の後に 月原 真由ある日の風景 ある日の風景その2 紫藤神魔巌戸台分寮の休日 秋津雅陽図書館にて 教科書盗難事件?
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すき 未記入 色々バレバレですやん 最期は哀しかったです。 むしろかわいい 救済はよ 色々救いがほしいキャラ 生きて罪を償ってもらいかった…。パンケーキさん パンケーキ パンケーキ パンケーキ みんな見てくれ!僕の新しい力だ! 屋根裏のゴミがああああああ マジであれで最期なの? かっこいい パンケーキ食って涙拭けよ明智 もっと早く主人公に会ってくれば…。 …がんばれ! パンケーキ パンケーキ 最後まで仲間でいてほしかった… 初期の性格ままでいてほしかった。 初期の頃は好きだった パンケーキさん パンケーキ パンケーキ すべてひっくるめて愛したい 全てにおいて愛おしい 優男かわいい 途中嫌いになったけど最後は好きになった 魔神皇ドンピシャやんけw 生きて! かわいそうでした 幸せにしたい 爽やかな見た目に対しての腹黒ぽさがいい . パンケーキ ジョーカーもピエロであるが、明智も哀れなピエロだった 真エンドはよ 総攻撃ダンスすこ 好きなもんは好き ゴローさん 胃の中が大炎上 テーマ配信おめ 普段はキラ・ヤマト、本性はシェルブリット。戦う時に超進化した杏を連れていけば感動の?親子対面(笑) 回らない方の寿司食べさせてあげたい ミステリアスな美少年なので守ってあげたくなる もうどちらとも反応がない以降完全にスルーされて可哀想だから ふびんかわいい 可愛いのに扱いがあまりにも酷すぎる パンケーキ リアクション芸人 扱いが......雑すぎる テーマ買ったぞ明智ぃ! 登場時から好きなキャラ。ロキverも使ってみたいですね。別作品か完全版で出てくれないかな。 テーマかっこ可愛いぞ明智っ!! イケメン無罪 ぱっぴー 好きです カットインかわいすぎた……… 素直に好きなキャラ すき 銀座の寿司を食わせてやりたかった お母さんになってあげたい 大量殺人犯、お前らの闇、管理人消してんじゃねえよ ダンスにやられたwwwww いいキャラすぎる 安らかに眠ってほしいな 完全版はよ パンケーキ 完全版はよ 大量殺人犯、お前らの闇、管理人消してんじゃねえよ 総攻撃ダンスすこ シドウパレスのルート確保後、期限切れ迎えたら、死んだはずの明智が登場してワロタ。 救いが欲しい 戦闘中に屈伸してるのかわいい 助けたい、ただそれだけ どうか救済のルートがありますように! 救いが来ますように! かわいい。大好きなのに見せ場が足りない…! ほんと、彼に救いが来て欲しいくらいだよ( _ ) 一番大好き 残念な子かわいい good good beautiful love クロウのことか好きですw かわいいから Pancake!!! 大好き(*´∀`) なぜかわからないんだが、彼を諦めたくない かわいいよ 救済ルート来い(ノ^^)ノ pancake( pancake( pancake ロキを帰せ。 かわいい(*´∀`) pancake( 救赎希望 pancake( キャラの複雑さと矛盾が好き pancake hope デ一トしだい。 he is soooooooooo cute. i 彼なりのパッピーエンドを!! pancake!!! pancake とくべつな魅力 愛している(≧∇≦)b 好き、救いたい ☆3ア一チャ一、 可愛い(о´∀`о)ノ ❤ カッコイイ天使神 Pancake! 真エンド来い(ノ^^)ノ ツンデレJK(? Pancake! ダンスが可愛い❤ ❤ 真EDはとこ? goods 救いはよ来い(ノ^^)ノ 明智君目当てで買ったんですけど、扱いが酷い… pancake! 愛してあげたい❤ 明智と攻略したパレスが一番楽しかった 大好き(≧∇≦)b おすし 吾郎,かわいいですね(^.^) 救済はよ(ノ^^)ノ 殘念な子かわいい 愛してあげたい どこでもいいから、一緒に出掛けたい❗ 明智目当てで買ったからもっと戦闘で使いたい Pancake!! 公式さん、どうか追加シナリオをください( _ ) 可愛い! 可愛い、面白い! 完全版では彼の出番もっと増やしてください! Pancake! ホットケーキです。 生きてるください Pancake! 愛している! Pancake! 生きて欲しい❗ 救済ルート来い Pancake! pancake 生きてお願い( _ ) 可愛い あの結末はあまりにも可哀想過ぎる… 救いたい 最後まで一緒に戦いたかった(;_;) 可愛い 仲間になってください Pancake! 明智くん、あけましておめでとう 魅力的で素晴らしい 抱きしめたい❤ lovewww 執事服姿、似合っててカッコいい! 抱きしめたい❤ Pancake! 頑張れ!パンケーキ! Pancake( pancake Pancake!! 助けたいよ( _ ) 抱きしめたい❤ 大好き WW 勝っても負けても終わりのオワタ式でかわいそう <ブチッ>ペルソナァ!! ダーク明智くんにハマりました 大好き(´∀`)♡ 昨日は川上とラヴェンツァ、今日は明智に数十票の連投…ズルして何が楽しいんだろ もう一度会いたい いいライバルだな パンケーキ~~ いいライバルだ 正体と探偵仮面のギャップがたまらなく可愛い 可愛いやんデレが大好き ロキ服好き yes もっとグッズ欲しいなぁ 超可爱*^o^*prprprprpr 声がいい かわいいいいいいいい ギャップ萌え探偵 お誕生日おめでとうー ( 好き 明智大好き!救済エンド求む ただただ可哀想。 いいキャラだから 好き! 不正の温床ランキング 確かにモルガナは怪しいな… みんなしばらくはモルガナを注視してみようぜ(笑) 痛いコメント多いな… モルガナファンてアホなん? ごろうさん♥️ 杏殿も微妙です ロキカッコイイ 不正明らかでしょ 不正 気持ち悪いコメントが多い 最後が切ないけどクズさが俺と似ている PERSONA3主人公のほうがまだマシに思える人生経験だったかもしれない
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デスが憑いててこれってことは元はどんだけ明るかったんだろうか。 -- 名無しさん (2013-09-24 22 33 25) 多分、デス憑いてからサンプリングした人間がめっちゃ明るかったんだとおもう。 -- 名無しさん (2013-09-24 22 37 11) 老成し過ぎて一周回ってしまった印象。 -- 名無しさん (2013-09-24 23 34 58) 舞台にて登場決定。良かった良かった。 -- 名無しさん (2013-12-07 00 25 41) 女性は受胎するからデス宿しても精神の影響は薄いって説もあったりする。だとすると納得するな。 -- 名無しさん (2013-12-11 21 34 22) 銀魂にもハム子っていたっけ -- 名無しさん (2013-12-11 21 42 30) 明るいのはもちろんだが、友達を侮辱されたりするとかなり勢いよく怒るのも特徴的だと思う -- 名無しさん (2013-12-11 22 37 08) 当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの井上麻里奈が声やってたから脳内変換余裕だった。 -- 名無しさん (2014-01-18 03 20 35) ペルソナ3で女の子主人公すごく好きだったから4にも出てほしい…。 -- 名無しさん (2014-03-16 21 55 14) ↑スケ番長では不満だと申すか -- 名無しさん (2014-03-16 22 09 48) ↑むしろそのスケ番長を主人公に… -- 名無しさん (2014-03-16 22 18 21) 5のテーマが本当にスクールカーストだったとしたら、女主人公のストーリーは恐ろしいことになりそうだ・・・ -- 名無しさん (2014-03-20 22 47 55) ペルソナでDFF的なもの出す時ペルソナどうするのだろうか。やっぱメサイア? -- 名無しさん (2014-03-29 19 12 50) 既存キャラの新たな一面を見せてくれたこともあって、一キャラクターとしては凄い好き。でも主人公としてみるならキタローに軍配が上がるかな。 -- 名無しさん (2014-03-29 20 07 59) P3の主人公としてはキタローのが上だよね。ハム子はいい意味で明るすぎるからp3にはちょっとちょっとね。もちろん悪いわけでは全く無いが -- 名無しさん (2014-03-29 20 50 07) しかし可愛いしいい性格してるので映画版にはカメオでもいいから出て欲しい・・・・・ -- 名無しさん (2014-04-19 22 00 13) 間違いなくいいキャラしてるんだが………死神宿してる感じじゃないし、人格完成してて問題抱え込んでぶつかって成長するP3ではちょっと浮いてるんだよね……… -- 名無しさん (2014-04-28 13 21 55) ↑3 でもハム子さんでないと荒垣先輩を助けられないよ。こればかりはキタローじゃ無理。 -- 名無しさん (2014-04-28 13 31 26) Vitaに移植したらアニメーションで動くところ見せてほしい。「ペ・ル・ソ・ナ」のシーンはハム子でも見たい! -- 名無しさん (2014-05-18 20 35 08) キタローの妹としたら同時登場できそうな気もするが・・・無理がありすぎるか -- 名無しさん (2014-06-10 21 04 11) 仕方ないとはいえP3Pではこっちでテオドア選べたりと新要素があってキタローの方より優遇されてるのがあるから少し不満だったな。キャラとしては良いキャラだったから好きだけど -- 名無しさん (2014-06-10 21 08 28) 「真田センパイや荒垣さんに近づいてムキィー!!このビッチ!!」本当にこんなこと言う人いるんだな… -- 名無しさん (2014-06-10 21 12 31) 公式のガイドブックの冒頭漫画で「キタローのパラレルワールドでの姿」という解釈がされていた。 -- 名無しさん (2014-06-10 21 13 50) P5で女主人公出してほしいよ -- 名無しさん (2014-06-10 22 21 09) ↑×3男だってリア充爆発しろとかいいますやん人のこと言えへん まぁ女主人公だけ少々優遇させたのもバイアスかかってる理由だろうな・・・ -- 名無しさん (2014-06-24 03 29 37) ヘアピンがネタバレってどゆこと? -- 名無しさん (2014-06-24 07 19 53) ↑アルカナの数が0~21でその数だけキャラがいるわけだけどそこに新しく追加されたキャラだからヘアピンで22番目(XXII)を表してるっていう小ネタ。わかりにくかったらすまん -- 名無しさん (2014-06-24 07 48 28) SRWRからOGsに再出演するにあたって兄妹設定になった男女主人公がいたから、不可能でも不自然でもない筈なんだがなー -- 名無しさん (2014-07-24 00 12 23) ↑あっちは主人公が特別な存在って訳じゃないから融通効いたけど、キタローとハム子の場合はデス宿してる関係でシナリオ弄るのが難しいんじゃない? -- 名無しさん (2014-07-24 00 20 04) ↑確かに。ワイルド二人とデス宿してるの二人とかだとなんか色々面倒になる -- 名無しさん (2014-07-24 00 50 35) その程度、デスの要素を分割して持たせておけばなんとでもなる。元々デスの要素が月ごとの大型シャドウに分割してるんだから -- 名無しさん (2014-07-30 20 52 46) ↑どうやって? -- 名無しさん (2014-08-27 15 51 52) スパロボで例えるとグレーデン兄妹っつーより、イングラムとヴィレッタに近い扱いだろ。どー考えても同時登場の場合設定の大幅変更は必要だと思う。 -- 名無しさん (2014-08-27 16 34 38) ↑グレーデンは両者になにか唯一無二な特別な設定があるわけじゃないから兄妹設定出来るわけなんだよな。 -- 名無しさん (2014-08-27 18 16 03) P4U2のDLC追加キャラがP4側ばかりで不公平だと思うんですキタローは封印から出られないし代理でハム子とかどうですかアークさん -- 名無しさん (2014-09-02 21 18 04) ↑代理も何もそれデスが二匹いることになるだろ -- 名無しさん (2014-09-02 21 19 50) ↑黒幕「シャドウタイプのキタロー作ってみたら事故って女の子ができちゃった上にこいつ言うこと聞かない´`」みたいなこじつけでも良いんです -- 名無しさん (2014-09-02 22 43 33) ハム子とキタロー一緒に出てほしい 無理なのはわかってるけどさ・・ -- 名無しさん (2014-09-25 23 36 13) まぁIF世界とか幾らでもあるし、いつか何かで出るだろう P4とかアニメだけで何周してんだよ番長 -- 名無しさん (2014-09-29 12 23 27) P3は死がテーマなのもあって暗めだから確かに浮いてるかもだが、追加シナリオを作るにはこういうキャラの方が楽しくて良いよね -- 名無し (2015-06-15 01 56 37) pixivとかでよく主人公同士の絡む絵が多いけどやっぱ共演してほしい人多いんだろうな -- 名無しさん (2015-08-18 14 13 21) ハム子は台詞が面白くて個性的だし他作品にも出ないかな?テオドアは出れたのに -- 名無しさん (2016-08-15 23 06 41) 死を前にして静かに思考するのも道であれば、わざと明るく振る舞うのもまた一つの道だろう。俺には大切な人の死を見たからこそ、後悔のないように生きようとする少女に見えたよ -- 名無しさん (2016-09-17 20 38 02) PQに出演できなくて残念だった。ごーこんきっさとか見てみたかったな -- 名無しさん (2016-09-18 13 44 34) 人間関係から来るトラブル対処として、距離を取ろうとしたのがキタロー、味方を作ろうとしたのがハム子って考察がなんか深かった -- 名無しさん (2016-11-03 02 25 44) やっぱP3の主人公は目が死んでないといかんわ -- 名無しさん (2017-02-18 15 40 14) ↑別にキタローも無気力な見た目ではあるけど瞳は死んでないんだが・・・ -- 名無しさん (2017-03-13 17 08 05) PQ2参戦おめでとう!!!!!!! -- 名無しさん (2018-08-05 01 04 24) PQ2参戦決定ありがたやありがたや。ただ溌溂とした彼女でもキタローというもう一人の自分には戸惑っている様子。 -- 名無しさん (2018-08-06 04 50 55) 待っていたぞ!この時を! -- 名無しさん (2018-08-06 23 50 24) P5勢から陽キャラ扱いされてて草 -- 名無しさん (2018-12-16 21 45 08) ↑5ゆかりっちはあくまで今どきの女子高生って感じで好きだが。というかお前の中でペルソナ3のキャラはその3人しかいないのか? -- 名無しさん (2018-12-16 22 04 34) 違反コメントを削除 -- 名無しさん (2018-12-18 17 13 45) PQ2で警官のコスプレ披露。なかなか可愛いw -- 名無しさん (2018-12-18 20 31 58) ペルソナをやり始める切っ掛けになった娘なので大好きです。PQ2では同一存在のキタローとよく組ませてました。二人共P3の主人公でいいと思う -- 名無しさん (2019-07-14 21 39 18) Q2で当たり障りなく明るい性格…と思ったらSEESのメンバーに対してはしれっと毒吐くあたり流石だった。 -- 名無しさん (2020-01-29 08 48 51) PQ2において何故この子が出て来たかと言うと、皆が集団で出てきた中でハム子だけ(テオがいるとはいえ)ぼっちという点でゲストヒロインが親近感持つという役割なのよな。しかも仲間と同じ顔してるのに「アンタ誰?」とやられるので明るく振る舞いつつメンタルガリガリやられており、怪盗団と友達になったのが支えになっているという。 -- 名無しさん (2020-07-09 02 51 31) とはいえPQ2の扱いは公式サイドがちょっとやり過ぎだった気がする… 匙加減が難しいんだよなぁ -- 名無しさん (2021-03-13 20 53 22) ↑平行世界のキタローなんだから共演するシチュエーションとしてはあれでよかったと思うけど。むしろ彼女は知ってる仲間が彼女を知らない訳だからむしろ境遇的には可哀そうな位置だったし -- 名無しさん (2021-04-12 21 04 48) ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2023-03-30 09 32 01) ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-04-06 09 45 08 ぶっちゃけPQ2のハム子とキタローの境遇が逆でも叩かれてたと思う(キタローには仲間いないのになんでハム子には仲間いるんだ!優遇だ!とか) -- (名無しさん) 2023-05-18 19 25 51 報告にあった荒らしコメントを削除。 -- (名無しさん) 2024-02-14 20 42 12