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ゾンビコンマの登場人物一覧 アメリア アレクサンドラ アレクセイ アレクセイ(マフィア) アレックス アンデルセソ神父 イワン ウラジミール 石神 ヴェルター ガード霊る キリコQB クロス ゴリラ ゴルバチョフ ゴルルコビッチ 小麗 ジャッキー シャートリッヒ シャルロット シェフチンコ シェフ シリル メリー シコルノガダイスキー シコルノスキー ジョーカー 新米軍人 新米神父 関口 セレブの息子(元セレブの息子) 月宮 タコ ダーン 陳念 豆腐 内藤ハルト 七星 ネクサス牧師 ノーラ ノア神父 ハートマン軍曹 遥 ひこまろ 干物 ビンビン フィーネ フレメア ペドロフスキー ヘレン 堀 ミザリー 宮田 巫女 メアリー 明 もこみち 山田 李淵 リサ レイラ ロリー 幼女 王陳虎
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【種別】 人名 【初出】 新約一巻 【CV】 春野 杏 【概要】 【人物・性格】 【能力・スキル】 【作中での行動】 【口調】 【概要】 学園都市の暗部組織、『新入生』の主要メンバー。 『暗闇の五月計画』の元被験者であり、レベル4の能力『窒素爆槍(ボンバーランス)』を持つ。 【人物・性格】 黒髪黒目の十二歳の少女。 髪は肩甲骨の辺りまで伸び、アクセントのために耳元だけが金色に色を抜かれている。 黒い革と錨で出来たパンク系の衣装で身を包み、 白いコートをフード部分だけ頭に引っかけて、袖を通さず羽織っている。 また、常にイルカのビニール人形を傍らに持ち歩く。 『暗闇の五月計画』において「一方通行の攻撃性」を植え付けられたテストモデルであり、 実験当時、『成績』こそ高くなかったものの、攻撃性の一点においては最もオリジナルに近づいた存在。 なお、思考パターンの一部を植えつけられた関係上、 能力使用時は(実験当時の)一方通行の思考や言動に本来の人格も引き摺られてしまい、 本能的部分に齟齬が生まれ、細かい痛みへの危機感は存在するが、致命傷への恐怖が薄くなってしまっている。 本人曰く群集心理にも馴染めず、浮きやすい傾向があるらしい。 また、「攻撃性の付与に伴い凶暴化し、研究者を皆殺しにして『暗闇の五月計画』を破綻させた」という旨の発言をしているが、 これは『アイテム』が『暗闇の五月計画』の研究所を壊滅させた際に、犯人役としてコールドスリープから目覚めたばかりで混乱状態の彼女に自分が研究者を殺害したと思い込ませたからである。 同実験の被験者で、対極の「一方通行の防護性」を植え付けられた絹旗最愛との間には浅からぬ因縁がある。 『暗部』という悪を極めた場所こそが世界の頂点であり、ここにこそ自分の求める全てがあると公言して憚らない。 一方通行に「何故自分が解体させたはずの、裏の仕事を続けているのか」と問われた際には、 「……世の中の全ての人間が、仲良しこよしになりてェとか思ってンじゃねェぞ」 と切り返した程。 なお、猫耳属性である。 猫耳云々について本人は激しく否定しているが、上条宅に乗り込んだ番外個体の 「へーい!! 『新入生』の根城いくつか襲ったら面白いオプションパーツ見つけちゃってさーっ! これからあのクール系ナルシストガールをネコミミ肉球グローブで面白人体改造しちまおうぜーっ!!」 という叫びを聞いて絶叫していたことから、その類のパーツも用意されていたようである。 機械化された身体に電気系能力者である番外個体は相性最悪であり、上述の件から「クロにゃん」と呼ばれ度々玩具にされる。 ハワイではそんな彼女の弄りにとうとう泣かされてしまい、以降番外個体を恐れている。 他の周辺人物からも弄られキャラが定着しており、能力が効かない上条や因縁の相手である絹旗は無論、 端子にガムをかまされることでとうとう浜面にまで手玉に取られてしまった。 【能力・スキル】 元からでもレベル4判定の強力な能力を持つが、 更に自身の能力を高めるために、自らの意思でサイボーグ化している。 用いられている技術は「木原印」の研究を更に一歩進めた物で、 『欠落した部分を補う』のではなく、『必要な部分を取り入れる』ことで強化を行う。 サイボーグとはいえ全身を加工している訳ではなく、二本の腕を中心に、それを支える肩甲骨や、 上半身の各所に取り付けたコネクタなどが中心となり、それ以外の部分、特に下半身は生身のままである。 両腕は肩の部分から着脱可能であり、取り外した腕でも能力が使用できる。 体内の信号を操り、代謝に干渉して細胞単位で仮死状態になることもできるらしい。 精密機器を使っているため三年もてば良い方らしく、その度に手術を受けなくてはならないようだ。 いつも持ち歩くイルカの人形には能力使用の為の『腕』が大量に収納されており、 脇腹の接続口から右上半身にかけて取り付けられる。 『腕』は赤子のように小さく、バランスは歪で、質感はビニールなどの石油製品にも見える。 「人のような肌色で、作り物のような光沢で、堅く、滑らか」という、矛盾を体現したようなものである。 動作も普通の腕とは違い、「マネキンが球体関節に依らず動いた様な」動きを行う。 イルカの人形に収納されている『腕』はアンテナの役目も持つ『マスター』であり、 遠隔・接続問わず、その状態から更に無数の『スレイブ』を操ることが可能。 その能力はもはやレベル4の域ではなく、規格外の能力を得た彼女は 『強度(レベル)』という順序付けに対して価値を覚えない。 また、頭の回転も良く多少見聞きした程度の知識で魔術を行使。 サイボーグは自分の体とそうでないものとの区別があいまいであることを利用し、対象物を無理やり「自分の体の一部」と設定した上で、肉体にかかる魔術の過負荷を対象物に転化して破壊するという攻撃的な応用方法を持ちいた。 しかし完全にリスクを退けられる程甘くはなく、その際にはダメージを受けながら三本の『腕』を失った。 なお、絹旗との戦闘で眼が悪くなっていた事に気付いた際に、「この眼も取り替えるか」と発言していることから、 自身の肉体を機械に置き換える事に対しては何のためらいも無い様子。 【作中での行動】 第三次世界大戦終結時、一方通行の一方的な交渉によって『暗部』は解体されたが、 『暗部』からの解放を望まずそこに留まる事を求め、上層部の招集に従って『新入生』に参加。 『新入生』の中でも指導者的立場にあり、シルバークロースや構成員に指示を飛ばしている。 一方通行と浜面らを結びつけ、上に『大きな一つの殺害対象』と認識させるため『新入生』を率い、フレメアをつけ狙った。 浜面らを廃ビルまで追い詰めた所で『ファイブオーバー』を含むシルバークロースの『コレクション』を投入して殲滅を図るが、 『ドラゴンライダー』を利用して『ファイブオーバー』を掌握した浜面にガトリングレールガンで逆襲される。 とっさに窒素爆槍で防御を行うが、攻撃特化の能力を防御に転用したため対処しきれず敗北。 …するが、浜面らの隙をついて廃ビルに窒素爆槍を撃ち込み、廃ビルもろともフレメアを殺害しようとした。 だが、騒ぎを聞きつけて駆けつけた少年に窒素爆槍を打ち消され、『負の希望』を叩き折られて昏倒した。 その後着ているパンク系の服を応用した拘束状態で、上条の自室にあるユニットバスに幽閉される。 フレメア暗殺を防ぐためハワイにも同行させられ、利害の一致から上条らと共闘、 その後もアイテムの監視下に置かれるなどなし崩しに仲間のような扱いを受けている。 『新入生』再興のため『お偉方』の下働きをしてコネ作りに奔走していたが、 薬味久子からの依頼の罠に気付くと同時に、フレメアと恋査に遭遇。 フレメア殺しのスケープゴートとして黒夜を利用しようとする恋査と戦闘になり、左腕を破壊される。 全身を負傷した状態で浜面と遭遇するも、彼からの共闘の提案を疑心暗鬼から深読みして誤解し、 恋査を倒せないばかりか浜面を負傷させてしまう。 だがそれを悔いた彼女の行動が、結果的に恋査から上条や浜面を救った。 この件をきっかけに、心境に変化が起きつつある。 【口調】 相手を侮蔑するような乱暴な口調。 能力使用時は一方通行の口調が伝染する(伸ばすア行が小文字カタカナ化・ンがカタカナ化。名前や蔑称以外ではオマエ)。 例)「ひっはは。変わってないねェ、絹旗ちゃンよォ」
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【種別】 施設 【初出】 十九巻 【解説】 カラオケボックスを豪奢にしたような第三学区にある施設。 手軽に秘密基地を借りられるため上流階級のお子様に人気らしい。 『監視の目が完全に無い場所』として重宝されてるのだとか。 10月17日に滝壺の退院パーティーの会場にと絹旗が用意した。 しかし同日、先に滝壺だけ向かわせていたがタイミング悪く元迎電部隊の残党に占拠される。 その後新入生からフレメアを匿うために浜面らが利用するが、襲撃に遭い多大な被害を受けた。
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【種別】 施設名(通称) 【初出】 新約五巻 【解説】 学園都市・第七学区に存在する歯科医。 曰く、「一番腕が立って、一番近所のちびっ子達に恐れられている」。 医者側もその評価を知ってか、過剰演出気味の治療を行っているようだ。 一端覧祭準備期間中である11月、 浜面仕上と滝壺理后に連れられたフレメア=セイヴェルンと、 絹旗最愛に強制連行された黒夜海鳥が治療に訪れた。
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【種別】 作品名 【初出】 新約七巻 【解説】 絹旗最愛が読んでいる映画雑誌で紹介されていた映画。 例にも例によってC級臭が漂う映画である。 浜面仕上と共にフレメア=セイヴェルンの警護に当たっている間、 『炎のインド料理人ニューヨークを走る』とどっちを見るべきか悩んでいた。 なお絹旗曰く、 「高画質映画館じゃないと闇に沈む壁の落書きとかが見えないのに、大手はどこも扱っていない」らしい。
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ア行 エッジ・ビー エネミーブラスター エマージェンシー オブジェクト カ行 ガトリングレールガン カメレオン 木原那由他(きはらなゆた) クウェンサー 黒夜海鳥(くろよるうみどり) サ行 サードウォー症 サイボーグ シールドAED 丈澤道彦(じょうさわみちひこ) シルバークロース=アルファ 新入生 滑走補助(スリップオイル) タ行 電動補助式ブロウパイプ ドラゴンライダー ハ行 ハイウェイチーター 駆動鎧(パワードスーツ) ビーランチャー ファイブオーバー モデルケース・レールガン フレメア=セイヴェルン フレンダ=セイヴェルン ヘイヴィア ヘヴィーオブジェクト 窒素爆槍(ボンバーランス) マ行 メタルイーターM5 ヤ行 野人Nのゾンビ脱出大作戦 ラ行 ライフアーマー レイヴィニア=バードウェイ A~Z Edge_Bee(ヤイバのハチ) Emergency FIVE_Over.Modelcase_”RAILGUN” Gatling_Railgun HsLH-02 HsSSV-01 MAV
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【種別】 科学理論・コンピュータ 【元ネタ(?)】 作者が意識していたかどうかは不明だが、『流体を利用してコンピュータを製作する』という概念自体は実在する。 Wikipedia-流体素子 ただし、これは『流体を使って電子回路のようなものを作る』という考え方がベースであり、作中の濃淡コンピュータとは根本的に異なるものである。 【初出】 新約七巻 【解説】 松定博士が提唱する次世代コンピュータの理論モデル。 大雑把に言えば量子コンピュータの「量子」部分を、気体・液体といった流体の「粘性・濃度」で置き換えたもの。 通常のコンピュータでは0と1の記憶に最低1ビットを使用してしまうが、量子コンピュータ同様に「流体の濃淡」で、 「0と1の組み合わせパターン」を保持し、結果爆発的な演算速度を発揮できる……と、いうことらしい。 理論上、「濃淡の定義可能な流体」でさえあれば大気はおろか、 「AIM拡散力場の流れ」すら演算媒体として使用が可能。 ただしその場合、「AIMの流れに干渉」して演算を行う以上、 「AIMを発している能力者」側にも間接的ながら干渉が及ぶことになる。 例としては「知っているはずのない情報」を天啓として受信したり、干渉により能力者の精神が変容を来す、など。 これを利用して、「フレメア=セイヴェルンをトリガーに逆流作用でヒーローを暴走させる」というのが、 表向きの『人的素質』プロジェクトとなる。 この論文を一読した黄泉川愛穂は「トンデモ論」と評す一方で、 「AIMの流れがフィードバックするなら無能力者でも運用・干渉ができるかもしれない」と感じている。 実際に物語の終盤には、本来庇護対象だったはずのフレメアがヒーローとしての性質に目覚めた事で、 無能力者でありながらAIM拡散力場に干渉し、濃淡コンピュータ上にある巨大なAIM思考体と化した薬味久子の存在を認識、 恋査に彼女の意識を押し込めることに成功し、計画を根底から覆す結果となった。 このことから分かるように、AIM拡散力場に関わってさえいれば力の大小は影響せず、 濃淡コンピュータを形作る情報の最小単位である「無能力者」であっても、 薬味久子のような巨大なAIM思考体に干渉する事が可能である。 必要なのは「庇護対象」自身が「ヒーロー」の認識、性質を獲得する事にあるようだ。 ちなみにデータの塊である以上、情報そのものを捕食するクロイトゥーネとの相性は最悪に近いようである。 【関連】 →人的資源(アジテートハレーション)
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スフィンクス 『とある魔術の禁書目録』に登場する猫。 路地裏で捨てられていた、生後1年にも満たない三毛猫。 インデックスは見た瞬間この名前をつけた。 飼い主に負けず劣らず食欲旺盛。 当麻の妨害をするのが日課。 原作17巻にて超音速旅客機に乗せられ、たった一匹で英国に旅立っていった。 その後天草式に回収されたのかどうかは定かでないが、18巻のバーベキュー時に存在が確認できる。 その後はロシア編終了時に至るまで一切の描写なく詳細が不明のままであった。 新約1、2巻における11月5日の時点ではインデックスと共に上条の部屋に帰ってきており、浜面と一緒に部屋に来たフレメアが観察した結果、性別が『オス』だと判明した。
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【種別】 人名 【初出】 十五巻 【CV】 洲崎 綾 【概要】 【人物】 【性格】 【能力・スキル】 【作中での行動】 【口調】 【概要】 学園都市の裏に潜む暗部組織『アイテム』のメンバー。浜面の恋人。 『能力追跡』を持つ大能力者(レベル4)で、『アイテム』では索敵等の後方支援を担当していた。 【人物】 いつもどこからか信号を受信してぼーっとしている天然系または無表情癒し系の少女。 肩の辺りで切りそろえられた黒髪に、ピンクのジャージという姿が基本スタイル。 フレンダ曰く、ジャージを脱ぐと胸が凄いらしいが本人はあまり興味が無い。 絹旗は自分の方がスタイルが良いと言っているが真偽は定かではない。 ちなみに新約一巻にてアクシデントにより、ジャージの上を脱いだ時の新生『アイテム』メンバーの感想は 「(……やっぱデカいわね)」(麦野) 「(……いや総合的に見れば私の方が超スタイルは良いはず)」(絹旗) 「(……ヤベエ、俺の目に狂いはなかった)」(浜面) とのこと。 他にも滝壺に背中に抱き着かれた浜面は「やっぱり脱ぐとすごそうな感触だった」と言っている。 『アイテム』の加入順は2番目。 その貴重な能力故に暗部の研究者に身柄を狙われ、冤罪で捕まったところを麦野に不起訴処分にされ助けられた。 【性格】 性格は温厚かつマイペースで、『アイテム』の中では最も優しいといてるかもしれない。 ただし、やや嫉妬深い側面がある。 日光浴ならぬAIM拡散力場浴が趣味で、 ボーッとしている時はたいてい他人のAIM拡散力場に身を委ねている模様(これには『体晶』を使う必要は無い)。 そのためか、プールでも泳ぐこと無く土左衛門のように浮いて過ごすが、本人は楽しい模様。 また、寂れた第一九学区の雑貨店に出入りしており、地の文曰く「趣味は安定してイカれている」。 【能力・スキル】 能力はレベル4『能力追跡』。 アイテムではその能力による特定能力者の捜索・照準補正を担当しており、直接的な戦闘能力は無いものの、『アイテム』の要といえる強力な能力である。 しかし、能力の使用には『体晶』により能力を暴走させる必要があり、度重なる服用が彼女の体に大きな悪影響を与えていた。 八人目のレベル5としての可能性を持っており、彼女が八人目に到達した場合、『 自分だけの現実』の操作・与奪を自由に行うこともできるらしい。 ヘルメットのスーツ女曰く『「学園個人」』、『一人で学園都市の全機能を賄える人材』。 また、AIM拡散力場に留まらず、オカルト的なものや漠然とした「虫の知らせ」等に対しても特殊な受信体質を発揮している。 なお、実験の繋がりで、木原那由他と(一方的な?)面識がある事が示唆されている。 【作中での行動】 とある科学の超電磁砲では絶対能力進化を知り、 それを止めるべく各研究施設を襲撃していた御坂美琴から施設を防衛する為に脳神経応用分析所で待機していた。 美琴は結局もう一つの施設を襲撃したため、麦野と遊撃隊としてもう一つの施設に赴く。 フレンダのピンチを麦野が助けた後は『能力追跡』を発動し麦野を援護、美琴を苦しめた。 その後、美琴と雌雄を決することにこだわる麦野の指示によりフレンダに連れられて研究施設から退避し、 絹旗と合流した後は移送の護衛を行なった。 『アイテム』の要と言える能力者であり、それゆえにその能力が脅威とされ、 15巻ではスクールが隠れ家に潜んでいたアイテムを襲撃した際には、最大目標とされていた。 それを察した絹旗最愛によって浜面仕上と共に逃がされるが垣根帝督に追いつかれる。 浜面から逃げるよう促されるが、無能力者の命の軽さにショックを受けていた彼の姿に思うところがあったのか、 彼女は逆に浜面を逃がすために垣根の前に立ちはだかった。 その際に『体晶』を用いて『能力追跡』を限界まで使ったため、崩壊一歩手前の状態に陥り昏倒し敗北。 既に能力を使える状態ではなかった事と、 『能力追跡』による影響を懸念したドレスの少女の促しにより垣根がその場を後にしたため、 引き返してきた浜面共々止めを刺される事はなかった。 その後、限界を超えようと彼女を酷使しようとする麦野から逃すため浜面に運び出され、 連絡を受けて駆けつけた黄泉川愛穂の元に預けられた。 その後は入院していたようで、19巻では元の調子を取り戻して退院し浜面たちと待ち合わせていたが、 個室サロンで迎電部隊のテロに巻き込まれる。 個室サロンから脱出した後も『体晶』によるダメージのぶり返し、復活した麦野の襲撃など災厄に見舞われるが 浜面とともに学園都市を脱出しエリザリーナ独立国同盟に降下する。 20巻では『体晶』による影響がモロに出て、終始体調不良に見舞われており殆ど動くことも喋ることもできない状態。 だが、滝壺を治療し学園都市に帰還する為に奔走する浜面に的確なアドバイスをしており、ここにも彼女の芯の強さがうかがえる。 その後紆余曲折あったもののエリザリーナの治癒術により体調は改善し、以前同様に行動できるようになった。 一連の騒動の中で浜面を助ける為に崩壊覚悟で『体晶』を使おうとしたり、 自ら浜面にキスを迫るなど、彼に対して明確な恋愛感情を抱いているようだ。 新約二巻で『己の恋人浜面仕上』と言う記述があることから既に付き合っているらしい。 そのため、浜面に懐いているフレメアに対し年齢差お構いなしの嫉妬心を燃やしている。 嫉妬の力か、浜面の膝の上で眠るフレメアを目撃した際には、学生寮の玄関ドアノブを握り潰すほどの怪力を発している。 新約六巻では、バス停の標識を片手でガラガラ引きずるなどの危険度マックスな行動を起こしている。 一方で、カブトムシ05の離反を意識的であれ無意識的であれ引き起こしたきっかけとなり、 木原唯一には「経過は良好」「ゴールドのタグを(『新しい第二位』にはイエローのタグ、フレメアにはプラチナのタグ)」と評されている。 【口調】 感情控えめの淡々とした口調。名前は平仮名表記。あと「大丈夫」を使うことが多い。 例)「大丈夫だよ、はまづら。私はそんなはまづらを応援してる」 ただ、浜面関係の事柄に関しては 「……はまづらが、悪の道を走ろうとしている!!」 「そんな事はっ!! 私が一番良く分かってる!!」 …と、感情を高ぶらせることもある。 新約六巻ではフレメアの我儘ぶりに頭に来たのか、口調を荒ぶらせてキレていた。 「はまづら、ちょっとこのガキにアイアンクローするから席譲って」
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【種別】 概念 【初出】 一般的な意味では一巻。 下記の意味では新約七巻。 【解説】 とあるシリーズ内では、ヒーローという存在が科学的に定義・実証されている。 『人的資源』計画によると、 突発的・偶発的に現れ、圧倒的不利な状況さえもたった一手でひっくり返す特異性を持った者達の総称。 メタ的に言えば、創作作品でよくある『主人公属性』のことである。 その特性故に出現は予測不能で、通常戦力や手段の積み重ねで殺害する事は難しいとされる。 また、ヒーローの出現には対応するように庇護対象である弱者が存在する。 該当者は一般的な価値観から見て賛同できる主義思想信条を有し、「悲劇」に対して強い憤りを見せる性格の持ち主。 全員が何かしらの「悲劇」の対抗手段を有し、戦闘能力で「悲劇」を解決するヒーローが多数だが、外交や企業取引等で解決するものも存在している。 一般的な意味に広げれば作中のほとんどの登場人物が当てはまる。 特に主人公である上条当麻は善悪ではなく「わがまま」で事件に介入し、 敵味方含め自身の手の届く範囲のほとんどの人物を救っていることにより、様々な人物からヒーローと評されている。 上条のようなヒーローの性質が強い者は庇護対象や敵対者にヒーローの性質を与えられることも確認できる。 過程としてはヒーローの信念や価値観に影響を受け、自分の主義思想信条等を昇華させ、 その人物独自の性質を作ることでヒーローになる。 このような過程から、関係者とヒーローとの関係においては、同姓なら友情、異性なら恋愛感情が発生する事が多い。 ただし、敵対者の場合はバックボーン次第ではヒーローの性質を得られない場合もあり、 例として木原の中でも真性の悪性を持つ木原数多は確実に得られないと予想できる。 一方で同じ木原である木原加群はヒーローであることから、 「木原」でもヒーローの性質を得られることは確認されている。 (ただしバゲージシティの一件から、結局は木原の影響の方が大きかったと見られる。) ヒーローが庇護対象になる場合も見られ、この場合はヒーローとして更なる高みへと至ることが見られる。 これには主に御坂美琴が該当する。 自発的にヒーローになる人物も存在し、例としては加納神華が上げられる。 彼の場合、サンジェルマンの甘言とフレンダの変わり果てた姿を見て道化にされるも、 フレンダの誕生日プレゼントにより真の敵のサンジェルマンを見つけ、宣戦布告して上条と共に撃破した。 上条の影響を受けてヒーローになった者やヒーローとして更なる高みへと至った者の中でも、 一方通行と浜面仕上と御坂美琴は大きな行動をしており、 一方通行は第二及びスピンオフの主人公、浜面は第三の主人公、美琴はスピンオフの主人公として扱われている。 アレイスター=クロウリー曰く、学園都市は幻想殺しを持つ平凡な高校生が義憤し活躍できるように悲劇の溢れる現在の形になった。 つまり学園都市は上条当麻というヒーローが活躍するのに相応しい舞台として設計されており、必然的に上条以外にもヒーローが発生しやすくなる。 学園都市には潜在的に約7500人ものヒーローが存在する。 『人的資源』プロジェクトで人為的に出現したヒーロー達は避雷針に殺到した。 このヒーロー達は「粗製乱造」と地の文で評価され、非常に独善的かつ攻撃的であり、相手を敵とみなせば見境無しに攻撃を仕掛ける。 だが超能力者の面々が事態に介入し始めると同時に、強大な力を振るう彼らに惹かれるように 人造ヒーロー同士が協力して対抗し始めるなど、結果を得るためには過程の手段を選ばない。 彼らはフレメアを守ろうとする意識は共通していたが、同時に「自分だけがフレメアを救える」と全員が思っているため、 協力することはあっても、最終的にフレメアを目にしたときには奪い合うことになった。 「粗製乱造」ではあるが曲がりなりにもヒーローであるため、 彼らも上条や浜面のようなジャイアントキリングの可能性を有している。 事態に介入していた食蜂操祈は、戦闘の最中に思いもよらない方法で 打開策を繰り出すヒーローたちに少なからず危機感を抱いていた。 また「ヒーロー」である以上、思想等は人的資源による悪影響を除いて見れば善性のものであり、 それぞれ強力な戦闘手段や頭の回転率を所有している存在である。 そのため地の文では、本来ならば組織等のシステムを壊し、個人は愚か街や国をも救える存在・人材であったとされている。 かくいうアレイスター自身も、エイワスによって「ヒーロー」と称されている。 作中では全知に近いエイワスの発言であり、文脈的にも『人的資源』の意味でのヒーローとも読めるのだが、 エイワス自身が「人的資源」に関わっていたわけではないのでこれは一般的な意味の方かもしれない。 『全てに抗って滝を昇る、アレイスターのような反発因子はむしろ珍しいくらいだ。 ヒーローなのに叶わない。だからこそ、観察し甲斐があるというものだがね』