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バッファ領域 読み:ばっふぁりょういき 英語:buffer space 別名: 意味: バッファ領域とはメモリ上のデータを格納する部分のこと。 バッファ領域は大きく分けてスタック?とヒープが存在します。 バッファ領域はプログラムがコントロールしています。 2008年03月25日 スタック? ヒープ バッファ・オーバーフロー
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【名前】 バッファル 【読み方】 ばっふぁる 【俳優】 武田幸三 【登場作品】 劇場版 仮面ライダー1号 【分類】 ノバショッカーの幹部 【特色/力】 怪力、飛行能力 【モチーフ】 ゲバコンドル 【詳細】 ノバショッカーに属する三大幹部の一人。 禿頭の男性の姿をしたコンドルの能力を持つ改造人間。 ショッカーがかつて作ったゲバコンドルのデータを元に改良を加えて作られたとされ、 飛行能力は持たないが凄まじいパワーで相手をねじ伏せる戦法を取る。 拳を赤熱化させて強力なパンチを放つ。 基本的に寡黙であり、ウルガの右腕として彼と共に戦場で戦うパワーファイター。 アレクサンダー眼魂に精神を乗っ取られてもなおウルガに付き従った。 最終決戦ではゴーストが変身した鎧武魂、ウィザード魂、ドライブ魂の連続攻撃に耐えぬく脅威のタフネスを見せつけるも、 復活した仮面ライダー1号のライダーパンチ、そしてオレ魂のオメガブレイクを受け爆散する。 【余談】 人間体のバッファルを演じた武田幸三氏は空手五段に加え元キックボクサーという経歴の持ち主。 怪人態のモチーフであるゲバコンドルの選定理由は、「1号とゲバコンドルを戦わせたい」というデザイナーの要望からとか。 ちなみに原典におけるゲバコンドルは藤岡弘、氏が一時降板した後に出現したため、1号と戦っていない(後に再生怪人として登場した時に戦ってはいるが)。
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お祭り:バッファモー大会 ヒロイン候補全員 ヒーロー候補全員 参加時 ヒロイン候補全員 プリシラ「バッファモーって、怖いけど、もふもふしてそうだよね。」 ルーシー「あんまり触ることもないから、わからないけど、言われてみればそうだよね。」 フーカ「ガウガウ!ガウガガウ!(もふもふ、さわりたい!)」 スカーレット「もこもことはまた違った、触り心地なのでしょうね。」 主人公「そう言われると、気になってきますね。」 ベアトリス「どんな感じなのでしょう。」 ルドミラ「モフって顔をうずめたら、きっとすごくキモチイイのかもね。」 プリシラ「触ってみたいなあ。」 ルーシー「でもさ、バッファモーって……。」 主人公「モンスターだからね。」 スカーレット「今回のお祭りは、バッファモーから逃げるお祭りですが……。」 プリシラ「当たらないようにするのもタイヘンなのに……。」 ベアトリス「もふもふなんて……むずかしいですわ……。」 フーカ「ガガウ、ガウ!(よける、とくい!)」 フーカ「ガウ、ガウガウ、ガウウ……。(でも、モフモフ、できない……)」 主人公(あれ……フーカでモフモフできそうな気がするけど……言わなくていいかな) ヒーロー候補全員 セシル「いーち、にー、さーん、しー!」 マーティン「ごー、ろーく、しーち、はーち。」 リュカ「なあ、何も、いっせいに準備運動しなくても、いいんじゃねぇか?」 セシル「みんなでいっしょに準備運動したほうが、楽しいでしょ?」 ルーカス「こういうことは普段やりませんからね。とても新鮮な体験です。」 ラインハルト「それに、みんなの準備運動をみていると、いっそう気が引きしまるというものだ。」 主人公「みんな、何してるの?」 ラインハルト「ああ、アレス(アリス)どのか。いいところに来たな。」 セシル「突進してくるバッファモーをちゃんとよけれるように準備運動してたんだ!」 ルーカス「大ケガをしてしまったは、元も子もありませんからね。」 むらくも「ほら、アレス(アリス)も、ここに立った立った!」 主人公「えっ、わわっ。はいっ!」 マーティン「よし、アレス(アリス)も位置についたな。」 むらくも「それじゃあ、もう一度!」 リュカ「いーち、にー、さーん、しー。」 主人公(みんなで準備運動か……。なんだか楽しくなってきた!) 主人公「ごー、ろーく、しーち、はーち!」 参加時 「バッファモー大会に参加するか?」 ルールを教えてください・参加します・ちなみに優勝候補は?・やめておきます ▼やめておきます 「そうか。もし参加したくなったら、声をかけてくれ。」 ▼参加します 「これで参加者は全員だな。それでは、バッファモー大会を開始する!」 「では、ルールを説明するぞ。」 「突進してくるバッファモーに当たらないように、Rボタンでフロントステップを行う。」 「黄色いバッファモーに当たらなければ得点。灰色のバッファモーに当たらなければ高得点。」 「青色のバッファモーに当たらなければ……。それは、やってみてのお楽しみだな。」 「ジャストタイミングで、フロントステップをすることができれば、」 「さらに得点が追加されるぞ。」 「運悪く、バッファモーたちに当たってしまったら失敗となって、得点は入らない。」 「ルールは、以上だ。」 「バッファモーたちも、思いっきり走り回って満足そうにしていたな。」 「みんなも、いい汗をかいていたようだし、たくさん体を動かすというのは大事だな。」 「結果が出たようだな。それでは、発表する!」 「まず、第3位!」 「続いて、第2位!」 「それでは、最後。みんな待ちかねているだろう。」 「今回のバッファモー大会の、優勝者は……」 入賞コメント 歓声 入賞できなかったとき 「ちなみに、アレス(アリス)は、〇〇点だったぞ。」 「皆、よくがんばったな。賞品は忘れずに持って帰るように。」 「それでは、解散だ。お疲れ様。」
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バッファロー No.ⅡⅩⅠ バッファロー コメント欄 名前 コメント 戻る
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バッファローマン 技表 打撃技 属性 技名 コマンド ダメージ 大 ヘビーダブルアタック 打・打 60・75 中 メガトンアッパーコンボ 66打・打・打 60・75・75 ダ メガトンアッパーコンボプラス 66打・打・打・214打 60・75・75・90 ダ エルボードロップ 8打 90 中 グラウンドスイング 2打 45 大 ダブルハンマー 44打 105 ダ バッファローハンマー 46打 120 ダ スイングパンチ 236打 90 ダ ロングホーンドロップ 214打 90 小 ロングホーンガード 41236打 15 浮 ロングホーンアッパー 623打 15 ダ ロングホーンアッパープラス 214打 90 ダ ラリアート D打 90 組み技 属性 技名 コマンド ダメージ 超人風車 組 180 サイドスープレックス 6組 150 スレッジハンマー 66組 150 ベアハッグ 46組 210 ツームストンパイルドライバー 41236組 210 カンヌキスープレックス 214組 210 メガトンシュート 中組 180 トマホークハリケーン 中41236組 210 バッファッローBOMB 大組 195 悪魔殺法キズ移し 大41236組 225 トリプルヘッドバット 背組 210 ハリケーンヒート 落組 120 バッファロー雪岩落とし 角66組 240 パワースラム 走組 150 必殺技 消費ゲージ 技名 コマンド ダメージ 1 毒針ニーリフト 必 120 3 ハリケーンミキサー 66必 90 2 悪魔殺法デビルシャーク 44必 90 2 串刺しロングホーン 46必 255 3 スペシャルハリケーンミキサー 236必 45・45・45・45 3 超人十字架落とし 214必 360 2 スカイハリケーンミキサー 623必 90 超必殺技 消費ゲージ 技名 コマンド ダメージ 9 ハリケーンミキサー“死のコース” 41236打必 465 9 ハリケーン十字架落とし 63214打必 465 注 上の技より派生 = ダッシュ中 =D 中よろけの相手に =中 大よろけの相手に =大 相手の背後で =背 落下中の相手に =落 走ってくる相手に =走 ロープ背負いの相手に =ロ コーナー背負いの相手に =角 確認していない情報は記入されていません。 確認された情報の補完お願いします。 打撃技・組み技の「属性」欄には、 よろけのレベル(小・中・大)・浮き(浮)・ダウン(ダ)のどれかを入れてください。 また、連続打撃技は〆の打撃をあてた時の状態を入れてください。 各技の詳細説明はバッファローマン 攻略へ
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バッファロー 本店:埼玉県川口市並木一丁目25番26号 【商号履歴】 株式会社バッファロー(2003年4月~) バッファローオートパーツ株式会社(1983年4月28日~2003年4月) 【株式上場履歴】 <大証JASDAQ>2010年4月1日~ <ジャスダック>2004年12月13日~2010年4月1日(取引所閉鎖) <店頭>2004年11月26日~2004年12月12日(店頭登録制度廃止) 【筆頭株主】 株式会社オートバックスセブン 【合併履歴】 2003年4月 日 株式会社オートバックスさいたま 【沿革】 昭和58年4月 バッファローオートパーツ株式会社(現、当社)を設立し、本社を埼玉県川口市に設置。 昭和58年10月 株式会社オートバックスセブンとフランチャイズチェン契約を締結し、埼玉県川口市にオートバックス川口店を開設。 昭和63年9月 東京都板橋区にオートバックス環七板橋店を開設。 平成3年3月 埼玉県戸田市にオートバックス戸田店を開設。 平成5年6月 埼玉県浦和市(現さいたま市)にオートバックス東浦和店を開設。 平成6年10月 埼玉県浦和市(現さいたま市)にオートバックス北浦和店を開設。 平成13年4月 戸田店を大型店として移転新築し、スーパーオートバックスTODAを開設。 平成14年7月 インターネットによる中古自動車販売事業(カーズ事業)を開始。 平成14年9月 株式会社オートバックスアルファより、オートバックス上尾店(埼玉県上尾市)及びオートバックス大宮駅南店(埼玉県大宮市 現さいたま市)を営業譲受け。(オートバックス大宮駅南店については増改築のため、平成15年5月まで閉鎖。) 平成14年10月 営業譲受けにより継承したオートバックス上尾店を業態変更し、オートバックス走り屋天国セコハン市場上尾店を開設、中古カー用品の買取及び販売を行うためのUパーツ事業を開始。 平成15年4月 株式会社オートバックスさいたま(埼玉県、昭和55年10月設立)を吸収合併し、スーパーオートバックス桶川(埼玉県桶川市)とオートバックス坂戸店(埼玉県坂戸市)を継承。株式会社バッファローに商号変更。 平成15年5月 営業譲受けにより継承したオートバックス大宮駅南店を業態変更し、中古カー用品店の2号店としてオートバックス走り屋天国セコハン市場大宮駅南店を開設。 平成16年10月 中央オートライフ株式会社より、オートバックス254朝霞店(埼玉県朝霞市)を営業譲受けにより継承。 平成16年11月 日本証券業協会に株式を店頭登録。 平成16年12月 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 平成17年3月 東京都北区にスーパーオートバックス環七王子神谷を開設。 平成18年2月 オートバックス走り屋天国セコハン市場大宮駅南店を退店。 平成18年4月 埼玉県さいたま市西区にスーパーオートバックス大宮バイパスを開設。 平成19年9月 当社の100%出資による、自動車用品・部品の開発、製造、卸売等を主たる業務内容とした子会社の㈱ラムズインターナショナルを設立。
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ヴァッファローヴェル ステータス ス キ ル プロフィール 攻撃 20 1 戦いの年季 名前の読み ヴァッファローヴェル 防御 0 2 後援者 性別 女性 体力 0 3 不死身の戦士 衣装 球団のユニフォーム 精神 6 胸のサイズ 貧乳 反応 0 格闘スタイル 野球殺法 FS 9 FS名 ケモノ 武器 バット 必殺技 『猛牛ナイアガラ』(消費MP:12) 効 果 : 強攻撃×2回 (ガード不可、最速攻撃) 制 約 :なし 説 明 :ウォリックス伝統の双頭打ち。この技を受けて立ち上がったランナーはいない。 キャラクター説明 日本プロ野球球団「ウォリックス・ヴァッファローズ」のマスコットキャラクター。 雌牛っぽいフォルムをしているが非常にあざとい。ツバメが苦手。 擬人化された牛の着ぐるみの中に女が入っている。 エピソード 【マスコット・オールスターゲーム】 「――あ、あの、監督。私に世界格闘大会に出場しろって、一体どういうことですか……?」 日本プロ野球球団「ウォリックス・ヴァッファローズ」の本拠地、狂セラドームの地下深くに建てられた、極秘練習場の会議室にて、ヴァッファローヴェルはウォリックスの現監督林脇浩二と向かい合っていた。 球界を裏から牛耳る機密組織「大正義黄道十二球団」の幹部をも務める林脇は、彼女の直属の上司に当たり、ヴェルはこれまで彼の指示に従って、いかがわしい写真集の撮影や危険なバイクショーなど様々な任務をこなしてきた。 しかし、今回彼女に課せられたのはこれまでの任務とは一線を画すものであった。 「聞いての通りだ。ウチは他の球団に比べて資金難で人気もない。だから、今回の世界格闘大会人気に乗っかってなんとか巻き返してやろうってこと」 林脇は憮然とした顔で答える。 「お前が優勝すりゃあウォリックスの人気筆頭は間違いなしだ。野球ってのも所詮は興行だからな」 「いや、そういうことじゃなくて……わたしには無理です!」 「格闘なんかできないし……第一、大正義黄道十二球団会則十一条に『マスコットヲ野球以外ノスポーツニ出演サセルコトヲ禁ズ』ってあるじゃないですか。そんなことがばれたらミスターに怒られちゃいますよっ!」 ヴェルは猛然と反論する。こんな危険な任務は絶対に受けるわけにはいかない。 「いやそれがな、今回に限っては球界からのお咎めは一切無しなんだわ」 「HARAの提案でな、『十二球団の全マスコットたちを戦わせて、勝ち残ったマスコット一体のみが世界格闘大会に出場できる』ってことになったのさ」 「えっ……?」 ヴェルは自分の耳を疑った。 十二球団のマスコットを戦わせる? 林脇がまたタチの悪い冗談を言っているのだろうか。 「これはもう決定事項だ。もうすぐNPBからの正式発表があるから、しっかり準備しておけよ」 いつも冗談を言う時笑っていた林脇の目は、今回、いつになく真剣だった。 「そ、そんな、わたしは嫌です! 他のマスコットたちと潰しあいをしろだなんて……」 「他のヤツらは結構乗り気だったみたいだぞ。合法的に他球団のマスコットを潰せる、ってな」 「……」 そこまで言われれば、もうヴェルは黙るしかない。 「お前なら絶対勝てるって。ウォリックスも総力をあげてお前をバックアップするから心配すんな。ガッツだガッツ」 適当な励まし文句を並べた林脇は、じゃあな、と言ってそのまま会議室から出て行ってしまった。 ● ● ● 「――うぅっ、ぐすっ」 一人取り残されたヴェルは必死で涙をこらえていた。 「(嫌だよ。わたし、みんなと戦いたくない)」 ヴェルは自然とこれまでマスコットたちと過ごしてきた日々を想いかえしていた。 ――バイクパフォーマンスのやり方を教えてくれたマークソ。 ――一緒に写真撮影してくれたハリィホーク。 ――襲い掛かってきたファンを捨て身タックルで取り押さえてくれたスアィリー。 彼らと盛り上げてきた球場の思い出は、どれもこれも懐かしいものだった。 「(わたしたち、もうあの頃には戻れないのかなぁ……)」 零れ落ちそうになった涙を抑え、とりあえず顔でも洗おうかと立ち上がったその時、 ――ドォォン!! なにか爆竹のようなものが破裂するような、耳障りな轟音が鳴り響いた。 続いて、「Lv2緊急事態発生、レベル2キンキュウジタイハッセイ。侵入者、アリ。クリカエス。侵入者、アリ。職員並ビニ研究者ハ直チニ退避シテ下サイ」という危険を知らせるアナウンスが流れる。 先日のウォリックスの惨敗に腹を立てたファンが暴動でも起こしたのだろうか。 さきほどの轟音は気になるが、緊急レベル2程度なら別に心配は要らない。すぐに特殊部隊に鎮圧されるだろう。 そうは言うものの真っ赤に腫れたまぶたを誰かに見られるのが嫌だったヴェルは、もうしばらく会議室に留まっておくことにした。 ● ● ● ――十分後、部屋の外はすっかり静かになっていた。 「もう大丈夫だよね」 ヴェルはゆっくり扉を開けると、会議室外の様子をうかがう。 ――部屋から一歩外に出ると、そこは地獄だった。 ありとあらゆる設備がなぎ倒され、抉り取られ、廊下にはあちこちから血を流した職員たちがピクリとも動かずホームベースの形に折り重なって倒れこんでいる。 まさに死屍累々たるありさまであった。 「えっ、これ……は……?」 状況を理解できず、ヴェルは思考停止に陥る。 ――と、倒れている職員の山の中から、微かに呻き声が聞こえてきた。 ヴェルはとっさに駆け寄り、「大丈夫ですかっ」と言いながら生存者を死体の山から引っ張り出す。 すると、それはつい先ほどヴェルに残酷な任務を課し、去っていったはずの林脇監督その人であった。 「うぐっ……、ゲホッ、ゲホッ」 相当苦しいのだろうか。林脇は何度も咳き込み、筋肉質な体を小刻みに痙攣させる。 「監督、大丈夫ですか!? 何があったんですか!?」 林脇の体を抱え起こしたヴェルは矢継ぎ早に質問を飛ばす。 「げほっ、早く……にげ……ろ。ヤツが……来……る」 「監督! 何があったの!? 監督! ”ヤツ”って誰なの!?」 ヴェルは必死で林脇の体を揺する。 「”ヤツ”……だ。……正式発表があった直後に……この狂セラドームに襲撃をかけてきやがった……。くそっ……」 「監督……!」 「俺としたことが油断した……。げほっ……お前には……どうしても優勝して欲しくて……あんな言い方しちまったが……逆効果だったみたいだな……すまんかった」 そこまで言うと林脇は意識を失った。 力こぶが膨れ上がった逞しい腕がだらりと垂れ下がる。 「監督っ、監督っ……!」 「おやおや、かわいい声がするから誰かいるのかと思ったら、案の定ヴェルちゃんじゃねぇかァ。こいつはご無沙汰だぜ」 兎にも角にも林脇を介抱しようとしたヴェルの耳に、やたらとダンディな男の声が飛び込んできた。 「それじゃあ早速、死合っちゃおうかねェ。今回は初球ストレートで決めてやるよ」 突然の殺害宣言に続き、時速150キロの野球ボールが廊下の奥からヴェルの脳天めがけて飛来する。 「……っ!」 彼女はとっさの判断で体を沈めてそれをかわし、体勢を立て直した。 林脇監督の安否は気になるが、見たところ命に別状はなさそうだ。 とりあえず彼の言っていた「ヤツ」――おそらくはあの声の主だろうが――を倒すことが先決だろう。 「誰ですか! 姿をあらわしなさい!」 「クククク、言われなくても出てきますよ、っと」 ヴェルの声に答えて緩慢な動きで廊下の角から姿をあらわしたのは――、 つぶらな瞳に薄ら笑いを浮かべた口。マスコットには不釣合いな細身の体。 ――中日ドラゴムズの公式マスコット、”荒ぶる有袋類”ドァラだった。 ● ● ● 「ドァラさん……!」 予想外の登板にヴェルは動揺を隠せない。 「ククク、悪く思うなよ、ヴェルちゃん。世界大会に出場するのは我らが中日ドラゴムズのパオロムなんだからなァ」 「しっかしたまげたぜ。狂セラドームのセキュリティの脆弱さは。ウチのナヤゴドームに比べると障子紙だな、障子紙。」 「ま、つーわけで、ドラゴムズの発展のために、ウォリックスのゴミどもと一緒に死球(し)んでくれや」 血塗れのバットを素振りしながら、ドァラが近づいてくる。 「くっ……このっ!」 ヴェルは怒りに任せて一気呵成に間合いを詰めると、その細身の体へボディーブローを三発打ち込む。 ――だが、相手も中日のマスコットキャラだ。全て見切られ、受け流されてしまう。 「おっと危ねェ。スピードも体力も無いヴェルちゃんだが、そのバカ力だけは侮れねぇからなァ」 軽やかなステップでヴェルの猛追をいなしたドァラは、手にしたバットを横薙ぎに振る。 「ぐ……ふっ」 がら空きの横腹にバットをモロに受けたヴェルは、わき腹を押さえてうずくまった。 「”打たせて、殺る”! ドラゴムズ伝統の『強龍打線』を甘く見ると怪我するぜェ」 ドァラは残酷な笑みを浮かべ、バットを振りかぶった。 「これでまずは白星ゲットォ!! 次は日ハムのモヒカン熊野郎でも潰しますかねェ!」 自分の頭めがけて振り下ろされるバットが、ヴェルの目にスローモーションで映る。 「(……ああ、このままわたし、死んじゃうのかなぁ)」 「(……そんなの……嫌だよ。みんなともっと野球がしたかった……なぁ)」 ――その刹那、奇妙な現象が起こった。 ヴェルの体を包んでいた着ぐるみが奇妙に歪んだのだ。 着ぐるみがせり出し、引き込まれ、渦巻く。 それは、中に封じ込められた「なにか」が外皮を突き破って外へ逃れ出ようとするようにも見えた。 「……ウゥウゥウウウゥウゥウゥゥゥウ」 重機の駆動音とも虫の羽音ともつかない、全身の神経を逆なでするような重低音がヴェルの全身から漏れ出す。 その異様な雰囲気に、ドァラは止めを刺すのを止め、距離をとる。 マスコット歴十九年の勘が、彼に危険を知らせたのだった。 「……なんだありゃあ。一体何が……まさか!」 ヴェルの状態について、ドァラには、一つだけ思い当たる節があった。 そして、口元を吊り上げたおなじみの笑顔のまま、その「忌まわしき名」を吐き捨てるように呟く。 「……ヤロウ、”戦犯(クリミナル)”か……!」 ● ● ● ――突然だが、我々が死んだ後、魂が行き着く場所には、四つの世界があるとされている。 一つは、生前善きことを成したものが神の元で平穏を得る「天国」。 一つは、生前悪しきことをしたものが罪を贖うために堕とされる「地獄」。 一つは、そのどちらでもない者が処罰を待つ「煉獄」。 そして――、生前野球を愛し、野球に殉したもののみが辿り着くとされる、「球獄」。 四千年前、バビロニア人たちが記したとされる幻の経典、「球約聖書」によると、かつてその球獄には、「ボートー」という魔神がおり、その世界を余すところなく破壊し、蹂躙し、非道の限りを尽くしていたという。 しかし、ある日、その魔神は聖なる野球の神「ミスター」によって捕らえられ、滅されることとなる。 ボートーの悪逆非道もここまでかと野球の民が胸を撫で下ろした時、恐ろしい呻き声が地の底より響き、こう告げたという。 「おろかな野球の民どもめ、我は滅びぬ。我は貴様らの心に巣食う。何人たりとも逃れることはできぬ。貴様らが過ちを犯したとき、我は再び目覚めるであろう」、と。 それ以来、戦犯の復活を恐れた野球の民たちは、代々「マスコット」と呼ばれる人身御供をたて、ボートーの「毒」をその身に受けさせることで、戦犯が野球民の心へ入りこもうとするのを防いでいたのだった。 ――これは所詮伝承に過ぎないが、多少なりとも真実が含まれている、というのは事実のようである。 なぜなら、「ボートー」によって毒を受け続けたとされるマスコットは、時たま「戦犯(クリミナル)」とも言うべきトランス状態に入ることがあるからだ。 近年の研究によって、「肉体、精神が著しく消耗する」、「憎しみで心が満たされる」などの条件を満たすことによって、この状態に覚醒することが多い、ということが分かっている。 また、戦犯状態に陥ると、激しい身体能力の上昇、加えて残虐性の増長、倫理観の欠如などの特徴が見られるようになるという。 そして、この状態に至ったマスコットは非常に少なく、今世紀では、巨人ヂャイアンツの「ジャビード」、阪神ダイガースの「トラッキィ」の二名のみがこの力を使いこなし、マスコットたちの頂点に君臨している。 ――そして、今、この場にもう一人、人ならぬ神の力を得たものが目覚めんとしていた。 ● ● ● 「……くそっ、なんだってんだ、あのバケモンは!」 足を引きずり、よろめきながらも、笑顔のままのドァラが毒づいた。 無理もない。なぜなら、もはや彼の目の前にいるのは、先ほどまでのなよっちい弱小マスコット、「ヴァッファローヴェル」ではないのだから。 「あれ? あれれ? ドァラさん早く野球しましょーよ、やきゅー! さぁさぁ、打ってください。ジャンジャンバリバリノックしてくださいよー」 空ろな目は完全に光を失い、二本の角は異常なまでに伸長し、そして全身にはまだらのどす黒い染み。残虐性の増長、倫理観の欠如。 完全に戦犯状態であった。 「打たないんですかー? だったら、えーと、『バッター代わりましてー222番、ヴァッファローヴェルの打席でーす』っ。打っちゃうぞー打っちゃうぞー」 「そーれっ」 ――バギッ 「うぐっ……はっ…………くそっ!」 ヴェルが手にした金属バットは、寸分違わずドァラの肩の骨を砕き、ついでに彼の選手生命もを砕く。 彼女の打撃力、反応速度、選球眼はもはや全盛期のゴジラマッツイに匹敵するまでになっていた。 「て、てめぇ……俺を倒してもそれで終わりじゃねぇぞ。――ヤルクト”畜生ペンギン”つば八郎、ヴェイスターズ”熱星”ホッシーゾー、カァプ”笛吹き”スアィリー。俺より強い奴らはいくらでもいる……」 「ふーん、あっそ」 だが、「戦犯」のヴェルは全く意に介さない。 「な、中でもっ――、ヂャイアンツ”因幡の帝国”ジャビード、ダイガース”六甲颪”のトラッキィ。この二人には絶対に勝てねぇ……。てめぇのマスコット人生は結局詰みなんだよっ……!」 ――そして、それが、ドァラの最期の言葉となった。 先ほど自分が、彼女にしようとしたのと同じように、頭を中身ごと潰され、それで終りだった。 ● ● ● ――ここは、いったいどこだろう。 気づくとわたしは全身血塗れで座り込んでいた。 目の前には頭が潰れたドァラさんの亡骸。 視線を横に向けると、死体の山。 さっきの出来事が夢じゃなかったんだと思い知らされ、また涙がこみ上げてくる。 わたしの中の「戦犯」は、一時的に収まったようだけど、またいつかあんな風になってしまうのかと思うと怖い。 体の震えはまだ止まらないし、脇腹の痛みは悶えるほどだ。 でも――、でも、わたしは立ち上がらなくてはならない。 わたしを護ってくれた全てのヒトにために。 わたしを脅かそうとする全てのモノのために。 外からパトカーのサイレンが聞こえてきた。 どうやらここまでの騒ぎを聞きつけて、ようやく警察が駆けつけてきたようだった。 ――ここにいてはいけない、という思いが胸に湧き上がってくる。 ここにいる限り、他のマスコットたちは次々とあらわれ、そして、わたしの大切なものを全て破壊しようとするだろう。 昼寝でもしているかのように穏やかな表情で目を閉じている林脇監督の手をしっかりと握り締めた後、 わたしは数本のバットとミットグローブを抱え、狂セラドームを人知れず抜け出した。 ドームの出口から見上げた月は、わたしの中の全てを見透かすように皓々と煌いていた。
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デバッファー デバッファーに関するページです
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バッファローBuffalo 衆生門百獣綱に属す巨大な水牛。 おもにラノシア地方に生息する。 大氷雪時代に繁栄を謳歌していたが、個体数が減少し、一時はアルデナード小大陸においては絶滅したとまで言われていた。しかし、近年になって家畜として輸入されたものが野に放たれた結果、ラノシア各地で野生化するに至ったようだ。 逞しい四肢と横に長い角を持つ大型の水牛。 エオルゼアに野生種はおらず、ティノルカやラノシアの辺境の村々で、主に濃厚や食肉用に飼育されている。 また近年は革細工師の急増に伴い、皮革の需要も増しているようだ。 ~『エオルゼア通信 Vol.1』より ※:「野生種はおらず」と記載されているのは旧FF14時代には、NMしか存在しなかったため。新生では家畜が逃げ出し、野生化したと説明されている 出典 「バッファロー(Buffalo)」はウシ属の動物。 その他の同系統モンスターの由来は、以下のとおり。 名称 英名 出現 由来 ウーンデッド・オーロックス Wounded Aurochs 中央ラノシア 「オーロックス」は、家畜牛の祖先とされるウシ科の動物。1627年に絶滅した メヌイス Menuis 中央ラノシアのF.A.T.E. エジプト神話に登場する聖なる牝牛。オーロックスのヌシ的存在として登場 グレーターバッファロー Greater Buffalo 高地ラノシアのF.A.T.E. 「大きなバッファロー」の意。旧FF14のコンテンツ「特殊戦教練」に同名モンスターが登場した クジャタ Kujata 斧術士クエストのボス イスラム諸国の創世神話に登場する巨大生物。宇宙魚バハムートの上に乗り、世界を下支えする宇宙規模の存在。FFシリーズでは、FF7以降に幻獣、召喚獣として登場している
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バッファー 名前:BUF-4 デビュー:『ウォーリー』(2008年) 概要 アクシオム艦に搭載されたBNL社製のつや出しロボット。 艦内の床を磨き上げる能力が高く、床が鏡の代わりになるため、鏡ロボットの製造が中止になったという逸話を持つ。 地球*から帰還したイヴの清掃のために、モー、バキューム、スプレーとともに活動している。 登場作品 2000年代 2008年 ウォーリー