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信頼 キーワード能力のひとつ。 相手のユニットの移動を制限する常在型能力。 この能力を持つユニットがいると、相手はそのユニットの左右のスクエアに移動ができなくなる。ただし、この能力を持つユニットのいるスクエアには移動できる。また、制限されているのはユニットの移動のみなので、そのスクエアに直接プレイしたり、カードの能力によってそのスクエアに置くことはできる。 この能力を持つユニットを2体左右に隣接させると、お互いに制限するスクエアをカバーする形になり、相手はそのエリアに移動できなくなる。プロレヴォにおける基本的なテクニックのひとつ。 BPに換算するとBP500分に相当する。 総合ルールより引用 1.「信頼」は常在型能力です。 2.「信頼」は、「相手は、このカードの左右に接するスクエアに自分のユニットを移動することができない」という能力です。 3.「信頼」によって、ユニットのプレイやカードや能力によるゾーン移動が制限されることはありません。 この能力を持つカード 赤 レリックレイダー(BR1.0) ブレイブハート(BR1.0) クウ=エアハルト(BR1.0) カンフーファイター(BR1.0) はけ(MW2.0) ギャラック(KD2.0) ジョセフィーヌ(FJ2.0) リリィ(BR2.0) 遥佳&彩佳(MW3.0) ガルムス(FJ3.0) リーエンノール(FJ3.0) トリンシア(EB2.0) ひなた&ひかげ(らき☆すた プラチナパック2) ゆたか&みなみ(らき☆すた プラチナパック2) 野口(苺ましまろ 夏休みスペシャルパック) ラクガキされた美羽(苺ましまろ 夏休みスペシャルパック) シオン・アスタール(ドラゴンマガジンブロック) ルシル・エリス(ドラゴンマガジンブロック) エヴァンゲリオン初号機(PR BR01064)(プロモーションカード) 啓太&ようこ(PR MW06103)(プロモーションカード) リコ(PR BR09109)(プロモーションカード) クラウディア(PR FJ11105)(プロモーションカード) 黒 子供の頃のエリカ(EB1.0) 成瀬雪見(EB1.0) ガント(EB1.0) 前田カンナ(EB1.0) 進藤あゆみ(EB1.0) 水着のマリア(EB1.0) ミヤビ(EB1.0) 高原イヨ(EB1.0) タナロット(EB1.0) 美老婆銃士・ヴァヴァア・ザ・スーパー(MW2.0) 赤瀬川七那(KD2.0) 麗&静香(FJ2.0) セルマ(BR2.0) ミウラ(MW3.0) 体操着の沙耶(FJ3.0) ナルキ&メイシェン&ミィフィ(鋼殻のレギオス プラチナパック) ダルシェナ・シェ・マテルナ(鋼殻のレギオス プラチナパック) “本妻”リーリン(鋼殻のレギオス ヒロインスペシャルパック) “小隊長”ゴルネオ(鋼殻のレギオス ヒロインスペシャルパック) “奴隷その1”ミライ(ドラゴンマガジンブロック) かっこう&ふゆほたる(PR KD07101)(プロモーションカード) エムエム(PR MW10104)(プロモーションカード) エムエム(PR MW10106)(プロモーションカード) 青 メイドガイ・コガラシ(トライアルデッキG) 神楽坂恵理(FJ1.0) 椿一成(FJ1.0) ニーナ・アントーク(FJ1.0) レイフォン・ヴォルフシュテイン・アルセイフ(FJ1.0) 久城瑠璃(FJ1.0) 二股ドリルのグレヴィール(FJ1.0) 竜崎アキラ(FJ1.0) ネリー(FJ1.0) 式森和樹(FJ1.0) 紅尉晴明(FJ1.0) 須藤晶穂(MW2.0) 長門有希(KD2.0) リーダー(FJ2.0) 水着のかりん(BR2.0) カー・ベネディクト(MW3.0) 水刃(FJ3.0) 橘霧香(風の聖痕 プラチナパック) 神凪重悟(風の聖痕 プラチナパック) エイラ&サーニャ(ストライクウィッチーズ プラチナパック) 芝生に座る真琴(時をかける少女 プラチナパックプラス) タイムリープする真琴(時をかける少女 プラチナパックプラス) 訓練中のフェリ(鋼殻のレギオス ヒロインスペシャルパック) ピコル(ドラゴンマガジンブロック) 神凪綾乃(PR FJ05102)(プロモーションカード) 和麻&綾乃(PR FJ05104)(プロモーションカード) 御剣冥夜(PR MW06109)(プロモーションカード) ハルヒ&長門&みくる(PR KD07107)(プロモーションカード) 月村真由(PR FJ08106)(プロモーションカード) 白 土宮神楽(トライアルデッキF) 岩端晃司(KD1.0) 飯綱紀之(KD1.0) タママ(KD1.0) 北城睦実(KD1.0) ハルナ(KD1.0) 七瀬成恵(KD1.0) 天野雪輝(★)(KD1.0) 春日野椿(KD1.0) 柊かがみ(★)(KD1.0) こなた&かがみ(KD1.0) アド・アストラ(MW2.0) 秋庭多加良(★)(KD2.0) 大太法師(FJ2.0) クロノス(BR2.0) 光牙&影牙(MW3.0) 柊かがみ(らき☆すた プラチナパック) パトリシア=マーティン(らき☆すた プラチナパック) 柊つかさ(らき☆すた プラチナパック) 柊かがみ(★)(らき☆すた プラチナパック) 桜庭一騎(喰霊~零~ プラチナパック) チェリー野くりむ(生徒会の一存 プラチナパックプラス) 体操服の真冬(生徒会の一存 プラチナパックプラス) メイド服の雪国(ドラゴンマガジンブロック) 淡谷舞姫(♂)(ドラゴンマガジンブロック) 柊かがみ(PR KD04105)(プロモーションカード) かがみ&つかさ(PR KD04106)(プロモーションカード) こなた&かがみ(PR KDP01019)(プロモーションカード) 天狐空幻(PR MW06111)(プロモーションカード) セイバー(PR KD07103)(プロモーションカード) 緑 三雲理久(MW1.0) キィ(MW1.0) 摩利あゆき(MW1.0) 草薙与識(MW1.0) 大佛はずむ(MW1.0) 太郎さ(MW1.0) 紺野さん(MW1.0) 綾小路天(MW1.0) 茉莉とアナ(MW1.0) 橘高冬琉(MW2.0) トマトクン(KD2.0) マオ&クルツ(FJ2.0) 夢見るまじんがっぱ(BR2.0) 子供の頃の彩美(MW3.0) ラヴェルナ(FJ3.0) ウェディングドレスの凶華(EB2.0) 一服中の伸恵(苺ましまろ 夏休みスペシャルパック) 千佳と茉莉(苺ましまろ 夏休みスペシャルパック) 温泉の伸恵(苺ましまろ 夏休みスペシャルパック) “ビショップ”アーシア(ドラゴンマガジンブロック) 水無神操緒(PR MW06106)(プロモーションカード) マリアローズ(PR KD07106)(プロモーションカード) この能力に関連した能力を持つカード 赤 パーン&ディードリット(KD2.0) 竜破斬(FJ2.0) 急いでいる千佳(苺ましまろ 夏休みスペシャルパック) 青 共闘(風の聖痕 プラチナパック) 白 逃亡日記(KD1.0) あとがき by葵せきな(生徒会の一存 プラチナパックプラス)
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前ページ次ページSSまとめ 9-468 9-468 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[酔っ払いだと?] 投稿日:2005/09/04(日) 18 58 59 ID rgd8shg2O 千雨「くすくすくす…先生…(ぴとっ)」 ネギ「わわっ、千、千雨さん!?」 千雨「私、先生のことぉ…」 ネギ「ぼ、僕のこと?な、なんですか?(ごくり)」 千雨「先生こと……すぅすぅ…」 ネギ「あ、あれっ?千雨さん…寝ちゃった…な、なんだったんだろう…寝顔可愛いなぁ…(ドキドキ)」 (´・ω・`)… 9-469 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/04(日) 19 05 58 ID KZsOfVcZ0 468に一本の電話が・・・・・・・ 「私、ザジ。いまあなたの後ろにいるの」 9-470 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/04(日) 19 21 22 ID fBHPv7480 その後、468を見た者は無かったという 9-474 9-474 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/04(日) 19 33 27 ID r/upeWUkO ネギより一足早くエヴァの別荘から帰ってきたカモ ガチャ・・・・ カモ 「ふぅしかし兄貴もがんばるなぁ、ん?」 ふと部屋を見ると、このかが床で寝ていた このか 「おとう・・・さま・・・・・」 このかは寝ながら涙を流していた カモはそっと毛布を掛けタバコに火を付けた カモ 「まだ中学生だからな、寂しくなる時もあるか・・・」 ガチャ・・・・ アスナ 「ただいまー」 アスナが帰ってきた アスナ 「ん?・・・・・・・」 アスナは寝ながら涙しているこのかとタバコを吸っているカモを見た アスナ 「カモあんた遂にやったわね・・・」 カモ 「へっ?いや誤解だ!姉さん!ギャアーーーーー!!!」 9-479 9-479 名前:コスプレさよシリーズ[投票は 500まで有効(メル欄も使用可)] 投稿日:2005/09/04(日) 19 57 19 ID fnaLe0GVO 朝倉「すごいよ!さよちゃん!」 さよ「どうしたんですか?朝倉さん」 朝倉「それが、ネットアイドルランキングで1位のちうちゃんに迫る勢いの人気だよ?!」 さよ「えっ!わたしが!?」 朝倉「そうだよ?さよちゃん!」 さよ「…でも、それって沢山の人が私の写真を見てるってことですよね?(////)」 朝倉「そうだよ!ほら、自信もって!じゃあ、次の衣装いくよ?!」 さよ「あっ、はいっ!」 朝倉 ということで、さよちゃんの撮影をすることになったんだけど…衣装が二つあって、迷ってるんだよねぇ。 そこで、 朝倉プロデュース「さよさよ」のHP 初!さよちゃんのコスプレ衣装選択会を行いまーす! さぁ、あなたのお好みはどっちかな?? ・10巻の後ろの表紙にある"ゆえっちの衣装" ・どっかの誰かさんがリクエストした"ネコミミメガネ" 9-506 名前:コスプレさよシリーズ[投票ありがとうございました] 投稿日:2005/09/05(月) 00 02 55 ID OBpIcLzMO ちう「あ?、この衣装は前やったしー」 ザジ「ちう?」 ちう「これも二番煎じだよなぁ?」 ザジ「ちうー!」 ちう「ん?なんだ、ザジ?」 ザジ「 朝倉プロデュース「さよさよ」のHP が更新されてる!(`・ω・´)」 ちう「あ。本当だ。何?、リクエストだとぉー」 ザジ「ちうも負けてられないよ(`・ω・´)」 ちう「そうだよな!それで、この衣装わぁ?!あー!ぐぉ?…!」 ザジ「…(´・ω・`)ちうガンバッテ…」 その頃 さよ「今度は服脱げませんよね?」朝倉「えへへ…前回はごめんね」さよ「朝倉さん?その前もでしたよ?」朝倉「Σギクッ!」さよ「だから今回は罰として胸から上だけです!」朝倉「(罰って…)え?」さよ「胸から上なら、もし帯(?)がほどけても手で押さえられますし」朝倉 みんなごめん。遂に私の策略がさよちゃんにバレたみたいだ。さよちゃんの素肌が露になることは無さそうだ、残念。では、10巻の後ろの表紙の"ゆえっちの衣装"だ!にア ttp //www.uploda.org/file/uporg185439.jpg.html 携帯電話用 にア http //o.pic.to/29659 手抜き気味でスマソ 9-491 9-491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[ 479 ゆえゆえに一票] 投稿日:2005/09/04(日) 21 07 29 ID x7mbL5lY0 ネギ「こういうのを不定詞と・・」 ガタン! 見るとこのかが倒れている ネギ「ど、どうしたんですか?」 このか「いや・・その・・」 明日菜「授業中ねちゃだめでしょ」 ネギ「あの、大丈夫ですか?」 このか「・・・・アメリカでぶつけてローマで死んだ」 ネギ「早く戻ってきてください・・(泣」 千雨「(バカレンジャーの奴が寝るなとかいうな)」 ザジ「(同感だよちう?)」 千雨「(人の心に勝手に入るなーー!)」 9-493 9-493 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[突発思いつきネタです] 投稿日:2005/09/04(日) 22 02 45 ID fBHPv7480 ちう「こんな所に呼び出して、なんなんだ……?」 夏美「あ、長谷川さん、こんな所でどうしたんですか?」 ちう「いや…ちょっと人に呼び出されて……(ザジに呼ばれたなんて言えない)」 夏美「長谷川さんもですか? 私もなんです」 さよ「私もです?」ヌゥ ちう「うおっ」夏美「わあっ」 ちう「いきなり出てくるな! 心臓に悪いだろ」 さよ「すみませ?ん。なにぶん、私は幽霊なものですから……」 美空「あのぉ…」ボワァ さよ「きゃぁっ」 美空「どうして驚くんですか? はじめからここに居ましたけど……」 ちう「(い…居たのかぁ――っ!?)」 美空「(幽霊驚かせてるよ。この人は……)」 9-494 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[突発思いつきネタです] 投稿日:2005/09/04(日) 22 03 31 ID fBHPv7480 ザジ「いやぁ、待たせたな!」シュタッ 夏美「ザジさんがしゃべってるぅっ! しかも、無駄に暑苦しいのは何故?」 ちう「ザジ、そのしゃべり方はなんだ?」 ザジ「ハハハ、気にしないでくれ。キャラになりきっているだけだ」 ちう「なんのキャラだよ」 ザジ「今に解る。それでは本題に入ろう。まず最初に――みんな、おめでとおッ!!」 四人「はい?」( ゚д゚)ポカーン ザジ「君たちは選ばれたんだ! この、正義溢れる『空気戦隊』にッ!!」 四人「空気戦隊?」 ザジ「そうだ。空気戦隊…その名も――エアレンジャー!!」 四人「エアレンジャー?」 ザジ「そう、エアレンジャー。うちのクラスにバカレンジャーがあるだろう。あれの同類だと思っていい」 四人「(絶対にイヤだぁ……!!)」 ザジ「あっちはバカの集まりだが、こっちは何の集まりだか分かるか?」ナニゲニシツレイ 四人「さぁ」 ザジ「それは、存在感の無い――言ってしまえば、パッとしない連中の集まりだ!」 ちう「ちょっと待て! それだと私は関係ないぞ(だって、ネットアイドルだぞ)」 ザジ「そいつらの目を見ても、そんな事が言えるのか?」 三人「(根暗な長谷川さんよりは私の方がマシよ)」ジトー ちう「ううっ……(正体は明かせないし)」 ザジ「私はエアブラック、ちうはエアイエロー、夏美はエアレッド、さよはエアピンク、美空はエアブルーでリーダーだから」 美空「私がリーダー? そんなのできないよぉ」ムリムリ ザジ「それだ!(ビシッ) そのダメさ加減こそリーダーにふさわしい。リーダーのお前が空気から脱却した時、このエアレンジャーは役目を終えていることだろう」 美空「はぁ、そうなんですか……(酷い事を言われているような)」 ザジ「今日はこれで解散する。次に集まる時も私が連絡するから。じゃ、またな!」ババッ 四人「(次があるのか……?)」 9-647 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/05(月) 22 13 57 ID BULMj6n00 ザジ「みんな、よく集まってくれた」 三人「(本当に次があったよ……)」 ザジ「モニターの前のみんなにこう伝えたい――ありがとう!! 君たちの応援のおかげで、エアレンジャーは消えずに済んだ」 美空「誰に話してるんですか?」 ザジ「私たちを支えてくれる、大きなお友達の皆さんにだ!」 四人「(意味解らないよ……)」 ザジ「それは置いといて、今日はみんなに渡したい物がある。エアレッド夏美、後は頼む」 夏美「はーい。今からエアレンジャーの戦闘コスチュームを配布しまーす。私の手作りだから、大切に使ってね」ノリノリ 三人「(完全に毒されてるよ……)」 美空「(なにコレ!? はずかしすぎるよぅ)」 ちう「(おおっ、結構まじめに作り込んであるな。ヘルメットは無しか…)」 さよ「私のもあるんですか? 着れないと思いますけど……」 ザジ「エアレンジャーに不可能は無い! 根性で着てみせろ!」 さよ「はい、やってみます」キリリ イソイソ ヌギヌギ さよ「着れちゃいました?」エヘッ ザジ「うん。それでこそエアピンクだ」ヨクヤッタ ちう「ムリありすぎだろ…」 ザジ「よし、みんな着替えたところで出撃だ! 私について来いッ」シュバッ 夏美・さよ「は?い」 美空「あの…リーダーは私ですよね?(ちょっと不満)」 ちう「お前、先頭に立ってアレをやりたいのか?」ピシ ザジ「人類の未来は我らが守る! 待っていろ! 悪の怪人ども!!」ウオー 美空「ごめんなさい。言ってみたかっただけです……」 9-735 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/06(火) 21 52 26 ID LHifkgKM0 アスナ「はぁ…今日もネギに居残りさせられちゃった……。帰ったらお風呂に入れて仕返ししてやる」 ザジ「見つけたぞ! 神楽坂明日菜――いや、ヒロイン怪人アスナッ!!」ズビシッ アスナ「ザジちゃん? そんな格好で何やってるの?」 ザジ「私の名はエアブラック。今日は我らエアレンジャーが、悪のお姫様であるお前を倒しに来た!」 アスナ「我ら……って、あんたたち、夏美と美空とさよと長谷川さん?」 ちう「人違いだ…(あ?っ、ザジを死んででも止めるんだった……!!)」 美空「私はエアブルーです。春日美空とは別人です。神に誓ってもいいですよ!」マルバレ 夏美「エアレッドでーす。バカレンジャーには負けないよ!」 さよ「エアピンクです。友達がいっぱいできて嬉しいです‥‥」スッカリナカマイリ ザジ「いくぞ! エアブラックキ――ック!!」トビゲリ アスナ「ワッ!! いきなり何よ!?」ヒラリ ザジ「こら! 怪人が正義の味方の攻撃をよけるな!」 アスナ「怪人て何よ。さっきから悪だとか言ってるけど、私がなんかした?」 ザジ「何もしてないな。でも「他のクラスメイトを倒せば出番が増える」とエアマザーからお告げがあったんだ。私にもよく解らないが、正義は絶対なんだ!!」 アスナ「えーと…ザジちゃん大丈夫?」マジシンパイ ちう「すまん。神楽坂さん、当たったフリだけでいいから、してやってくれないか?(頭痛い…)」コッソリ アスナ「しょうがないわねぇ」フゥ ザジ「エアブラックパ――ンチ!!」 アスナ「うわあ!」ボウヨミ ザジ「さあ! みんなも一緒に!」 夏美「よーしっ、エアレッドキーック!!」 さよ「エアピンクパーンチ!」タノシイ アスナ「くうっ」ツカレル ザジ「イエロー、ブルー、どうした!」 美空「エアブルーパンチ…(恥ずかしいよぉ)」 ちう「ぱーんち」ナゲヤリ 9-736 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/06(火) 21 53 01 ID LHifkgKM0 アスナ「もうダメだ(っていうか、早く倒して)」 ザジ「そろそろトドメだ! みんな、ベルトの銃を取るんだ!」カチャ 五人「必殺!! スーパーエアブラスタァアアアアッ!!」ビーム チュドォオオ――――ンンンッッ!! アスナ「ギャアアアアアアアアアッッ」ダンマツマ 美空「あ、え? これ、演出ですよね? 演技ですよね?」アセアセ 夏美「凄い破壊力だったねー。あははは…」タラーリ さよ「アスナさん、私と同じになったのでしょうか……」フキンシン ちう「ちょ…ザジ!! この銃はどうしたんだよッ!?」 ザジ「私は知らない。小道具も併せて夏美に一任してあるから」 ちう「おいっ、村上!」 夏美「あは……カッコイイの作ろうとしても無理だったから作ってもらったの」 四人「誰に?」イヤナヨカン 夏美「ハカセに」テヘッ 四人「(あのマッドにか……!!)」ナットク ザジ「とにかく、我らの敵は倒れた。基地に戻るぞ!」 四人「オウ!」ニゲルゾ アスナ「……あ、あいつら…次は容赦無しよ……!!」プスプス 第一話 「ヒロイン怪人アスナ」終 9-504 9-504 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/04(日) 23 25 34 ID r/upeWUkO 一人で下校中の風香 風香 「あ?つ?い?」 汗だくの風香 風香 「(アイスでも食べながら帰ろう)」 財布の中を覗く風香 風香 「百五十円・・・」 コンビニのアイスコーナーで悩む風香 風香 「(ガツンとみかんか、いや溶けるからクーリッシュの方が)」 しばし悩んでアイスを買った風香 風香 「ただいまー」 史伽 「お姉ちゃんおかえりーってどうしたの汗だくで?」 風香 「アイス買ってきたよ食べよ!」 史伽 「わ?ガリガリ君だ?ありがとーお姉ちゃん!」 風香 「おいしいね!」 史伽 「うん!」 なんだかんだで妹思いの風香だった 9-518 9-518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[493スマソ] 投稿日:2005/09/05(月) 00 30 42 ID hgc1nnRYO ちづる 「何かしら?」 あやか 「何でしょう?」 朝倉 「何ー忙しいのに」 アキラ 「(部活あるのに・・・)」 柿崎に呼び出された四人 柿崎 「負けてられないよ!私達は悩殺戦隊エロレンジャーを・・」 あやか 「帰りましょうちづるさん」 ちづる 「ええあやか」 朝倉 「報道!報道!」 残される柿崎とアキラ 二人 「・・・・・・」 アキラ 「あの柿崎さん・・・・・」 柿崎 「悪かったね部活あるのに、もういいよ・・はは」 アキラ 「ちょっとだけなら・・・・・・」 柿崎 「!?」 9-519 9-519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/09/05(月) 00 49 37 ID tuarJf/T0 口元に微笑を浮かべた五月は××の太ももにそっと指を這わせた その感触を確かめながら指を上へ上へと動かしていく 五月「可愛い・・・」 ××は抵抗せず、嫌がるそぶりを見せなかった ××は五月を信頼しているようで彼女にその身を任せており、じっとして体を動かさない そのうち五月の手は、形がよく引き締まった××のお尻を捕らえる ××のプリプリとしたお尻の感触を楽しむように五月はなで始めた 五月「いいわ・・・とってもいいわ・・あなたのって引き締まっててとってもおいしそう」 五月は一通りその感触を楽しんだ後、彼女の大事な部分を調べるべく指を移動し始めた 五月「いよいよね・・・」 ××の大事な部分に五月の指が触れようとしたその時 超「五月?、豚肉まだあるか?」 五月「あ、もう少しです。いまバラして持って行きます。」 超「豚一頭だとバラすの大変ネ、手伝いいるか?」 五月「いえ、いいです。コレ私の楽しみですから。」 超「そうか、ではなるべく早く頼むネ」 ・・完 9-539 9-539 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/09/05(月) 01 53 50 ID tuarJf/T0 千鶴「フフフ・・・」 小太郎「?」 先ほどまでは台所から包丁で野菜を刻む音がリビングまで響いていた しかしその音は突然途切れ、変わりに千鶴の含み笑いが聞こえてきたのである 千鶴「フフフ・・・」 リビングでテーブルの準備をしていた小太郎と夏美はその声を聞きお互いに顔を見合わせた 夏美「どうしたんだろ?」 小太郎「わからへん」 小太郎と夏美は不思議に思い台所を覗き込んだ 台所には千鶴がいる 彼女は今夜の夕飯である鍋物の準備をいているはずであった だが彼女の手は動いていない 手に何かを握ったままたたずんでいる 小太郎「どうしたんやろ?」 夏美「さぁ?」 相変わらず千鶴は含み笑いを続けている 小太郎「何か足りないもんでもあったんかな?」 夏美「そんなことはないと思うけど・・・」 その時夏美ははあることに気が付いた 夏美「あ・・・」 9-540 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/09/05(月) 01 54 20 ID tuarJf/T0 小太郎「なんや夏美姉ちゃん、なんかわかったんかいな」 そう言って小太郎は夏美を見た 震えている? いや、夏美はおびえているようであった 小太郎「ど、どうしたんや夏美姉ちゃん?なにがあったんや?」 夏美「あ・・あ・・あ・・」 小太郎「だからなにがあったんや!」 夏美はあわててその場を離ようとする 夏美「こ、こ、小太郎君、わ、私少し用事思い出した。ちょっと出かけてくるね。すぐ戻るから!」 小太郎「え、夕食どうすんや!もうじきできそうやで!」 夏美「すぐ戻るから、じゃあ!」 そういうと夏美は逃げるように部屋から出て行く 小太郎「なんや?いったい」 小太郎はわけがわからないまま閉められたドアを見ている こうしていてもどうしようもないので千鶴姉の様子を見ようと振り返ったときであった 9-541 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/09/05(月) 01 54 45 ID tuarJf/T0 千鶴「こ?た?ろ?う?くん?」 振り返ったすぐ目の前に台所で料理していたはずの千鶴が立っていた 小太郎「うわぁ!!!」 小太郎は突然の千鶴の出現に驚いたが、それ以上にあることを感じていた ヤバイ 小太郎の体は自身に迫った危機を感じている その原因はすぐにわかった 千鶴から危険なオーラが立ち上っているのである オーラに色はついていないのであろうが色で言えば黒、今にも襲い掛からんばかりに蠢いている これほどのオーラであれば、おそらくは武術の修行をしていない者でもわかるであろう 夏美はこれを感じ取ったのであろうか? 小太郎「な、なんや!どうしたんや千鶴姉ちゃん!俺なんか変なことしたか?」 そこまで言って小太郎は千鶴が何故そんなオーラを出しているのかがわかった 千鶴は小太郎の正面ににこやかな微笑を浮かべ立っている 両手に ネギ を持って 千鶴「こ?た?ろ?う?くん?、お?し?り?」 小太郎「ヒッ、ちづねえそれは・・・いやあ?!!!」 夏美「ゴメンネ小太郎くん・・・骨は拾ってあげるから・・・ナ?ム?」 その日よりしばらくご飯のメニューから鍋物が消えたのでした 完 9-554 9-554 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[ 553までテラGJ!] 投稿日:2005/09/05(月) 02 13 48 ID 4T+FpAao0 ゆえ:ほらのどか、早く給食を食べないと昼休みが終わってしまいますよ。 のどか:そ、そんなこといわれても…(はむはむ) ゆえ:パンは乾燥しているから飲み込みにくいのです。 牛乳と一緒に流し込んでしまえば早いのですよ。 のどか:で、でも… ゆえ:…そういえば、今日の図書館担当はネギ先生でしたね。 のどか:! (はむはむはむ、ぢゅぅぅぅっ!) ゆえ:の、のどか! いくら早くといっても限度が! そんなに早く飲み込むと―― 「鼻からもるです」 のどか:ブホッ! 9-565 9-565 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[エアレン作者さんありがとう] 投稿日:2005/09/05(月) 03 24 44 ID iLVuWkdlO 朝倉「なんなんだろ、こんなところに呼び出したりして。あ、龍宮さん」 龍宮「ん、朝倉もなのか」 楓「呼び出しでござる…おや、先客でござるか?」 ハルナ「下書の途中だったんだけどなー」 ちづる「皆さん、集まりましたね?」 ハルナ「皆那波さんが呼び出したんだ…」 楓「して、用件は?」 ちづる「用件は他でもない…最近流行りの戦隊を私達も結成するんです」 龍宮「…戦隊?」 朝倉「あのエア…何とかってそういうの?」 ちづる「ええ…私達なりの共通点を利用した戦隊です」 楓「共通点…というと?」 ハルナ「巨乳とか?あはは」 9-566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[エアレン作者さんありがとう] 投稿日:2005/09/05(月) 03 25 44 ID iLVuWkdlO ちづる「そう、それです」 四人「!?」 ちづる「私達五人で…『爆乳戦隊ナバレンジャー』を結成するんです!」 朝倉「ナバ…どこかで聞いたような音の名前だ!」 ハルナ「というか那波さんがすごい目立った名前ね!」 ちづる「お気に召しませんか?」 四人(はいとても) ちづる「…分かりました。では…」 四人(良かった、諦めて…) ちづる「『巨乳戦隊デカレンジャー』で行きましょう」 四人(ねーよ!!) 9-601 9-601 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/05(月) 18 34 34 ID RC4Hqch60 エヴァ「暇だ………。茶々丸、何か面白い話は無いか?」 茶々丸「はい、マスター。先日、T-ANK-α3(田中)がこんなことを聞いてきました――――。」 田中『姉サン、「ゲーデルの不完全性定理」ニツイテ教エテ欲シイノデスガ。』 茶々丸『解かりました。まず、第1不完全性定理は自然数論を含む帰納的に記述できる公理系が、 ω無矛盾であれば、 証明も反証もできない命題が存在するという事です。 次に、第2不完全性定理ですが自然数論を含む帰納的に記述できる公理系が、 無矛盾であれば、自身の無矛盾性を証明できないという事です。』 茶々丸「――――そこで エヴァ「ちょっと待て。その話は面白い話なのか?」 茶々丸「はい。ハカセは爆笑しました。」 エヴァ「………もういい。止めてくれ。」 9-602 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/05(月) 18 34 59 ID RC4Hqch60 エヴァ「暇だ………。茶々丸、何か面白い話は無いか?」 茶々丸「はい、マスター。先日、T-ANK-α3(田中)がこんなことを聞いてきました――――。」 田中『姉サン、「ライプニッツ」トハ、ドノヨウナ人ナノデスカ。』 茶々丸『ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツは微積分法を発見した数学者ですね。 しかし、それ以上に重要な業績は今日の論理学における形式言語に当たるものを初めて考案したことです。 彼によれば、それを用いることで、どんな推論も代数計算のように単純で機械的な作業に置き換えることができ、 注意深く用いることで、誤った推論は原理的に起こり得ないようにすることができるというものであるらしいです。』 茶々丸「――――そこで エヴァ「ちょっと待て。まさか『ハカセが爆笑シリーズ』じゃないだろうな?」 茶々丸「はい。そうです。」 エヴァ「…………もういいからオチだけ言え。オチだけ。」 茶々丸「最終的に宮崎さんがバンジージャンプに挑戦します。」 エヴァ「よし、全て話せ。」 前ページ次ページSSまとめ
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ハルヒ わがSOS団も、本日より番長制を導入するわ。 キョン なんだ、番長制ってのは? ハルヒ そして東京23区計画に打って出るわ! キョン クロス慣れしてないのは分かるが、向こうの話はもっと先に進んじまっているぞ。 ハルヒ というわけでキョン、あんたは「おつかれ番長」ね。 キョン おまえなりに、ねぎらってくれてるのかもしれんが、全然うれしくない! ハルヒ で、古泉君は「きくばり番長」にしようかと思ったけれど、それじゃあんまり面白くないから、期待通り「腹黒番長」よ。 キョン だから、誰の期待だよ? ハルヒ そして、みくるちゃん、あなたは「巨乳番長」よ。いまさら言うまでもないけれど。 キョン こっちも今更だがな、会社でそれを言ったら、ど真ん中ストレートのセクハラだぞ! ハルヒ 最後は有希ね、悩んだけど「微乳番長」で行きましょう。 キョン もっと長門の特性を汲んでやれよ! 仲間だろ? おまえリーダーだろ? ハルヒ じゃあ、「無口番長」はどうかしら? キョン なんだよ、そのうわっつらなネーミングは? 少しは考えろ! ハルヒ 決まりね。 キョン どこで、どうして、決まったんだ、今のは? 長門 なんと呼ばれても関係ない。私はここにいる。 キョン ああ長門、せっかくのいいセリフなのになあ。うう。 ハルヒ さあ、みんな、頑張って行きましょう! キョン ちょっと待った。ハルヒ、おまえは、ナニ番長なんだ? ハルヒ 何って、あたしは団長よ。 キョン みんなが番長になったのに、おまえだけ団長のままなのかよ? ハルヒ だってあたしが団長やめたら、SOS団はどうすんのよ。リーダーを失って迷走しちゃうじゃないの。 キョン いろいろ言いたい事はあるが全部言えないことなのが悔しいが、だったら兼任しろ。SOS団団長と、ナンタラ番長を。 ハルヒ いいわ。じゃあ、キョン、あんたがあたしにふさわしい番長ネームを考えなさい! キョン 番長ネームとは違うと思うが。うーむ。 ハルヒ 人にあれだけケチつけといて、つまらないのだったら死刑よ! キョン くそ、オチを押し付けてやろうと思ったのに、返し技をくらっちまった。……ツ○デ○番長、いや、平凡すぎる。……ポニ○番長、いや、集中しろ、おれ。 ハルヒ どうしたの、キョン? 早くしなさい。 キョン う、うるさい。おまえなんかな、愛妻番長で十分だ!! 長門 安易な駄洒落。絶句。 みくる も、悶絶ですぅ。 古泉 あ、あなたって人は……。 ハルヒ 刑は既に言い渡してあるわね。キョン、あんた死刑よ! いいえ、団長に恥をかかせた罪、万死に値するわ!! キョン オチは自爆オチかよ!!
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「なー、ハルナ。アナルセックスってなんだ?」 「え……!?」 ナナの部屋を訪れていた春菜に、いきなりナナが突拍子もない質問をしてきた。 (あ、アナルって……お、お尻でエッチすることよね……) カアァ…… もちろん意味を知っている春菜は、たちまち顔が真っ赤になってしまう。 「あたし、この間ネットで大人の恋愛について調べてたんだけどさー。 そしたら、みんなその話してるんだ。それって、面白いのか?」 「え、えっと……それは、その……」 「それで、こんなの買ってみたんだ」 ナナはそう言いながら懐から何やら緑色の液体状のものが入ったボトルを取り出した。 ラベルにはこう書かれていた。 『絶対安全! 貴女の快適アナル・セックス・ライフを保証する、愛のアナル・スライム』 (ええっ!? こ、これって……) 「一応買ってみたんだけどさー。説明の意味がよく分からないんだよなー。 ハルナ、分かるか?」 そう言ってナナは春菜にボトルの裏に書かれた説明を見せた。 「あ、あ、あ、あの、その……」 春菜は顔を真っ赤にしてうろたえていた。 「なあ、ハルナ。アナルセックスって気持ちいいのか?」 「な、なんで私に聞くのっ!?」 「実はさっきモモに聞いたんだ。そしたら、 『さぁ……。私は経験が無いですけど、春菜さんならやったことがあるんじゃないかしら』 って言ってたから」 「えぇっ!?」 ますます顔を真っ赤にしてしまう春菜。 「そ、そ、そんなの、や、やったことない……」 「ふーん、ハルナでもやったことないのか。どんななんだ?」 「そ、それは……」 「なー、教えてくれよー! あたし、もっと大人になりたいんだ!」 「え、えっと……その……」 しどろもどろになった春菜は、ふーっと一度深呼吸して落ち着きを取り戻すと、 少し冷や汗を垂らしながら、なんとか優しい表情を繕ってナナに語り始めた。 「ナナちゃん。恋にはね、順番ってものがあるの」 「順番?」 「そう。まずはお付き合いして、デートとかして、だんだん相手のことを理解し合ってから、 ちょっとずつ近付いて行って……それで、相手の男の人のことが本当に好きになってから、 ナナちゃんが今言ってるみたいなこと、するんじゃないかな」 「ふーん。そうなのか」 「だからまだ、そういうのはナナちゃんにはちょっと早いと思うな。 もっといっぱい素敵な恋をして、色んな楽しい思い出を作ってから、 そういうことを勉強すればいいと思う」 もう一度、春菜はにっこりナナに微笑み掛けた。 「そっか……うん、分かった。ハルナがそう言うんならそうするよ」 (ふぅ……) ようやく納得したようにニコッと笑ったナナを見て、春菜は胸を撫で下ろした。 「じゃ、それはハルナにやるよ! だから、リトといっぱいアナルセックスしてからあたしに教えてくれ!」 「えぇっ!?」 「あたし、ハルナとリトのこと、結構応援してるんだぜ!」 「え……えっと、応援してくれるのは嬉しいんだけど……」 「ほら! 遠慮すんなって!」 そんなこんなで、春菜は『愛のアナル・スライム』を押し付けられてしまった。 「はぁ……」 家に帰ってきた春菜はお風呂場で、浴槽に浸かりながら緑色のボトルを見つめてため息をついた。 (お尻、エッチか……) 噂には聞いたことがあるものの、まだリトとはした事がなかった。 何気なくボトルを手にとって、裏面に書かれた説明を読んでみる。 『初心者から上級者まで使える、愛のアナル・スライム! 使い方 ボトルの先端部の口をアヌスに当て、腹をギュッと握ります。 特別に調整されたスライムが貴女の腸内の老廃物を溶かして清潔にし、 腸の粘膜を保護してアナルセックスに最適の状態にしてくれます。 媚薬の効果もあり美容にも良い、最高の一品です。 さぁ、貴女も今日から、レッツ・アナルセックス!』 「うーん……」 じっと説明を読んで一声唸る春菜。 (お尻って、気持ちいいのかな……) ふと、春菜の脳裏に自分がリトに肛門を弄られている場面が思い浮かんだ。 『春菜ちゃんのお尻、可愛いよ』 『ゆ、結城くん……』 ぺろ…… 『あんっ』 リトは春菜の尻穴に舌を当て、肛門の中に舌を入れて来た。 『あっ……だめ……結城くん……そんなとこ……だめぇ……お尻なんて……ああぁ……』 カアァ…… (や、やだ……私ってば……) うっかり思い浮かべてしまった変態的な妄想に興奮し、赤くなった頬に手を当ててしまう春菜。 (あ……) ジン…… あまりお尻のことばかり考えるうち、春菜の尻穴が少し疼き出していた。 (……) 春菜はそのまましばらく俯いた後もう一度ボトルを見つめて、つい…… (やって、みようかな……) 誘惑に負けて、コクンと唾を飲み込んだ。 浴槽から出た春菜は鏡の前にマットを置いてその上に4つんばいになり、 安産型で豊かな量感溢れる、白く張りのある尻肉の上に右手を乗せた。 中指を谷間の上から沿わせてゆっくりと尻の谷間を滑り降りるようになぞり、 ツ…… 「ん……」 とうとう自分の肛門を探り当てた。 (これが私のお尻の穴……) チラリと鏡の方を見ると、肛門に指を当てている自分の姿が映し出されている。 (やだ……) 恥ずかしくて、少し顔を赤らめてしまう春菜。 (ちょっとだけ……弄ってみようかな……) 春菜は中指の先を少しだけ、肛門をさするようにクリクリと動かしてみた。 「ん……」 ピクン。 少しだけ、春菜の背中が仰け反る。 (なんか……変な感じ……) 膣やクリトリスを弄る時とは少し違う、むず痒いような感触が春菜の肛門から広がって来る。 「ん……ん……」 初めて自分の肛門を弄る不思議な感覚に春菜は少し顔を赤らめながら、 時折ピクッ、ピクッと背中を軽く仰け反らせる。 なにげなく後ろを振り返ると、尻穴を弄り回している自分の姿が目に入った。 (あ……) ゾク…… 春菜の背筋が少し震えた。 鏡に映った、卑しい尻穴に指を当てて快楽を貪ろうとしている恥ずかしい自分の姿。 (私……お尻で、こんな恥ずかしいこと、しちゃってる……) そう思うと、 ゾク……ゾク…… (あっ……) さらに春菜の背筋が震え、尻穴がジンジン疼き始める。 春菜の尻穴と背筋が、理性に禁断の欲求を訴えかけて来る。 『モット、ホジクッテミタイ』 (え……!? 私……) カアァ…… そのイケナイ欲望を自覚してしまい、頬をほんのりと赤く染めてしまう春菜。 だんだん恥ずかしくなって腰が落ち着かなくなり、太ももをモジモジ擦り合わせるうち、 (あ……!) 鏡に映った秘所から白い液体がツツリと太ももを伝って垂れ落ちていた。 (わ、私……そんなの……ウソ……) 目の前の鏡は冷徹に、春菜の秘められた恥ずかしい欲望を曝け出し続けていた。 「はぁ……はぁ……」 自分自身の肛門自慰の変態的な光景に被虐心をくすぐられ、すっかり興奮してしまった春菜は、 唇の端から垂れ落ちそうになっている涎を慌ててコクリと飲み込んだ。 (や、やだ……私ってば……) ふと周りを見ると、風呂場のラックの上に以前リトとプレイした時に使った ローションのボトルが置かれていた。 (あれ、付けてみたら……入るかな……) コクリ。 緊張感と期待感のあまりもう一度唾を飲み込むと、 春菜は震える手でローションのボトルを手に取り、 ぬるりと滑りのよいローションを中指の先に塗り付けた。 「はぁ……はぁ……」 禁断の期待感に頬を赤く染め、おそるおそる手を尻の上から肛門へと近付ける。 そして、 ピト。 「んっ!」 もう一度中指の腹をさっきより敏感になった肛門に当て、 ローションに塗れた指で肛門をマッサージするように揉み解す。 クイ、クイ…… 「ん……んん……」 敏感な肛門の入り口の肉をぬるりと塗れた指先でなぞり、徐々に快感を覚え始める春菜。 「あ……あっ……」 肛門を弄り続ける春菜の声が、少しずつ甘ったるく熱を帯びたものに変わり始める。 円を描いて動いていた春菜の中指が次第に肛門の中心近くへと集中し、 中指を尻穴に押し付ける力も徐々に強くなっていく。そしてついに、 つぷ…… 「んっ……」 中指が第一関節まで肛門に埋没してしまう。 思わず鏡を見て確認してしまう春菜。 (わ、私の指……お尻に、入っちゃってる……) カアァ…… 恥ずかしくなって顔がますます赤くなり、太ももをモジモジ擦り合わせてしまう。 少し不安を覚えながら、春菜は緊張を解すように尻穴に挿入した中指の先をゆっくりと回し、 肛門マッサージを始めた。 クイ、クイ…… 「ん……ふ……」 マッサージし続けるうちに少しずつ柔らかくなってくる春菜の肛門に、 徐々に、徐々に、春菜の中指が深く埋まって行く。 (私の指、どんどんお尻に入っちゃってる……) 尻穴に感じる、細い自分の指が挿入されていくなんとも言えない違和感。 まるで、そこに秘められた自らの恥辱に満ちた欲望を掘り起こそうとするような行為に、 春菜は自虐的な興奮を覚え、息を荒げて腰を震わせていた。 「はぁ……はぁ……」 ぬぷ……ぬぷ…… 4つんばいの姿勢を支えていた左手の力が抜け、 腰を上げたままマットに突っ伏してしまう春菜。 時折乾いてしまう指に再びローションを塗り付けながら、 ゆっくりと指を尻穴に出し入れしたり、くいくい回して肛門を解したりして、 自らの肛門を快楽を得るのに相応しい状態へと開発していく。 「あ……ふ……ん……」 入り口の肛門の肉を弄るとムズムズした疼きが広がって肛門をほじりたくなり、 中に入れると少し切ない異物感に腰が震える。 指を肛門から引き抜くと、 「んっ……!」 異物を排出する生理的快感が尻穴に広がり、 なんとも言えない心地良さに背中をピクリと仰け反らせてしまう。 そして、何よりも…… (あ……だめ……私……こんな……お尻で、感じるなんて……) 本来、排泄のために使う場所で恥ずかしい自慰行為をしている…… その背徳感が春菜の肛門から受ける微妙な感触を甘美な快楽へと変え、 春菜の被虐的な嗜好を目覚めさせていた。 「はぁ……あぁ……ん……んあっ……」 ぬぷ……ぬぷ…… 尻穴に中指を突き入れるたび、ゾクリ……と背筋を震えが駆け抜ける。 (だめ……こんな、恥ずかしいこと……私……だめぇ……) クラスでは委員長を勤め、高い知性と高潔な人格に信頼を寄せられている春菜。 そんな春菜自身の潔癖な人格が、尻穴で快楽を貪って自らを貶める屈辱的な行為を恥じらい、 それが背筋をゾクリと震わせる官能の恥辱となって春菜の興奮を昂らせて行く。 つぷ、つぷ、つぷ…… 徐々に尻穴が解れて指を出し入れすることに慣れて来た春菜の尻穴には、 もう指が根本まで埋まってしまっていた。 「あ……はぁん……んんっ……だめぇ……そんな……あはぁっ……あっ……あっ……あっ……!」 言葉とは裏腹に春菜の指は、自らの肛門から生み出される淫らな欲望を忠実に叶えるべく、 ローションで濡れそぼった尻穴の中でクイ、クイと回り、出し入れを繰り返す。 もはや春菜の尻穴は第二の膣穴と化し、指は肛膣を淫らに貪る陰茎となっていた。 「あぁ……だめぇ……お尻……だめなのっ……あはぁっ……」 ちゅぷ、ちゅぷ……くい、くい…… 自らの尻穴でもっと快楽を得ようと、指を尻穴の中でクイクイ回したり、 クイッと折り曲げたりして、あちこちに触れて尻穴に隠された快楽スポットを探り始める春菜。 しばらく弄り回しているうちに、春菜は尻穴で快感を覚える場所を見つけ出していた。 肉壁を隔てた、秘所の裏側。 尻穴の中でクイと指を折り曲げ、春菜はそこを少し強めにこすってみた。 「あはぁっ!?」 ビクンッ! 背中を仰け反らせる春菜。 (ここ……いい……!) 味をしめた春菜は、その場所を重点的にこすり始めた。 「あっ……あっ……あぁっ……あんっ……」 もはや尻穴から与えられる快楽を堪え切れなくなり、甘ったるい嬌声を上げ始める春菜。 いつしか春菜の左手も尻穴を弄り続ける右手の動きに合わせ、 クリトリスを弄って自慰行為を始めていた。 「はっ……あっ……結城くんっ……!」 口をだらしなく開いてリトの名を呼び、紅潮した額と頬から快楽の汗をとめどなく流す春菜。 その脳裏には、自らの尻穴に逞しい肉体でペニスを突き込むリトの姿があった。 『春菜ちゃん、大好きだよ……』 「あっ……結城くん……結城くん……結城くん……!」 ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ…… さらに右手の動きが激しくなり、乳房をマットに擦り合わせて快感を貪る春菜。そして…… 「はあっ……結城くん……結城く……んっ!」 ピクンッ! 春菜の頭が軽く仰け反り、真っ赤に染まった顔で唇をギュッと噛み締める。 春菜はとうとう、初めてのアナルオナニーで絶頂を迎えてしまった。 「はぁ……はぁ……はぁ……」 絶頂の余韻に浸り、尻穴に指を入れたままマットに突っ伏してダランとしてしまう春菜。 (私、お尻で一人エッチ、しちゃった……) カアァ…… 再び、顔を赤く染めてしまう春菜。 (こんなに、お尻で感じちゃうなんて……) 春菜は自分で自分の感覚が信じられず、呆然としてしまう。 鏡を見ると、自分の中指が尻穴に根本まで突き刺さっている。 (やだ……) 恥ずかしくなってポッと頬を赤く染め、ゆっくりと尻穴から指を引き抜く。 ちゅぷ…… 「んっ……」 また、肛門からじわりと軽い生理的快感が広がって来る。 (あ……) 指をずっと挿入されていた肛門は軽く口を開き、春菜の呼吸に合わせてヒクヒクと蠢いていた。 「ん……」 少し肛門に力を入れてみると、キュッと肛門が窄まって穴が閉じる。 「……」 しばらく自分の肛門をじっと見つめて、初めてのアナルオナニーの感触を反芻する春菜。 (お尻って……こんなに、良かったんだ……) ポッと頬を赤らめてしまい、もう一度中指ですっかり柔らかくなって感度の高められた 肛門に触れてみる。 「んっ……」 再び尻穴に意識が集中し、入り口がウズウズ疼き出してしまう。 そんなことをするうちに、さらなる好奇心が春菜の中に生まれていた。 (も……もうちょっと、してみようかな……) そう思って、今度は人差し指と中指の2本を合わせてローションをたっぷり塗り付け、 それを肛門にピタリと当てた。 (2本、入るかな……) ドキドキしながらグッと指に力を込める。 と、その時。 「たっだいまー」 玄関先から明るい声が響いてきた。 (お、お姉ちゃんっ!?) 姉の声に驚き、慌てて指を尻から離す春菜。 「あれー、春菜。お風呂ー?」 「う、うん……」 返事をしたものの…… (だ、だめっ!) 辺りには、さきほどまでのアナルオナニーで使ったローションや、 ナナからもらったスライムのボトルが置いてある。 春菜がうろたえる内に、秋穂が脱衣所まで入って来た。 「じゃ、一緒に入るねー」 有無を言わさず服を脱ぎ出す秋穂。 (は、はやく隠さなくちゃ……) 春菜はあわててマットにざっとお湯をかけてローションを洗い流し、 スライムボトルをラックの下に隠すと、ザブンと湯船に飛び込んだ。 カラカラカラ…… 浴室の扉が開き、姉が入って来た。 「あれー、春菜。顔が赤いけど。のぼせちゃうよ?」 「え……? あ、う、うん。だ、大丈夫だよ、お姉ちゃん」 なんとか繕って誤魔化そうとする春菜。 しかし、さきほどのアナルオナニーの余韻が残った春菜の尻穴はジクジクと疼き、 春菜は腰をソワソワと浴槽の中で動かしていた。 (だ……だめ……こんな時に……) そんな春菜に、秋穂が体を洗いながら声をかけてきた。 「ねー、春菜。最近、結城くんとはどう?」 「え……う、うん。まあまあだよ」 「ふーん。エッチがマンネリになったりしてない?」 「えっ……」 ザッ、と洗面器でお湯をかぶる秋穂。 「ふぅ……。ま、よくある話なんだけどね。 最初は好き好き好きーってイチャイチャするんだけど、 しばらくしたら飽きちゃって、他の女に走ったりするとかね」 「他の、女の人に……」 ララ、唯、ルン、里紗。 春菜の脳裏にリトを取り巻く美女達の顔が思い浮かび、顔が青ざめてしまう。 「ああぁ……」 秋穂はそんな春菜にクスッと笑いかけた。 「だから、ね。結城くんが飽きてるみたいだったら、なんか刺激的なことしてみるのもいいかもね」 「刺激的な、こと……?」 「例えば、SMごっことか」 「えっ!?」 「それとか、最近流行ってるアナルセックスしてみるとか」 「ええぇっ!?」 ジャバッ!! 春菜は顔を真っ赤に染めて、思わず両手の拳を浴槽の中でギュッと握りしめた。 「お、お、お尻でなんて……そ、そ、そんなの、出来るわけ……!」 「あはは。冗談、冗談」 「え……」 秋穂は何事もなかったように鏡を向いて、再び洗面器のお湯を被った。 「ふー。いいお湯だねー」 秋穂は浴槽の中、春菜の隣に座った。 さきほどの自慰行為……そして、さっきの会話が頭に残る春菜は、まだ顔を赤く染めていた。 (お尻で、エッチなんて……そんなの……そんなのって……) オナニーですらあれほど感じてしまったのだから、もしリトにしてもらえば…… (気持ち、いいのかな……) カアァ…… 脳裏にその光景を思い浮かべ、また顔を赤くしてしまう春菜。 「ん? どうしたの、春菜。さっきからちょっと変だよ?」 「え……あ……」 そう言われて顔を赤く染めたままちょっと口ごもった後、春菜はおずおずと秋穂に尋ねてみる。 「あ……あのね、お姉ちゃん……」 「ん? 何?」 「お、おし……」 カアァ…… そこまで言いかけて春菜の顔が真っ赤になってしまい、普通の会話に逃げてしまう。 「お、おしごと、最近どう?」 「んー。普通だけど」 「そ、そう……だよね」 またしばらく、沈黙が訪れた。 そして、もう一度…… 「えっと……お、お姉ちゃん……お、おし……」 「なあに?」 ニッコリ春菜に笑いかける秋穂。 「お……おしばい、好きなんだっけ?」 「え? まあそこそこ。なんか面白いのやってるの?」 「え……あ、良く知らない……」 「へ?」 またそこで会話が中断してしまう。 (やっぱり、そんなこと、聞けない……) 春菜はまだ顔を赤らめて、モジモジと腰を動かしていた。 その様子を見てピンと来た秋穂が、クスッと笑いながら声を掛けた。 「もしかして春菜、お尻に興味あるの?」 「えぇっ!?」 カアァ…… 図星を刺された春菜の顔がタコのように真っ赤になってしまう。 「そ、そ、そんなの……」 秋穂はまた、クスリと余裕の笑みを浮かべた。 「まあ最近流行ってるからねー。でも、私も経験はないんだけどね」 「そ、そうなんだ……」 ホッと胸をなで下ろす春菜。 「でも、反対なら経験あるかな」 「え……反対って?」 「男の子のお尻を犯す方」 「えぇっ!?」 春菜は驚きのあまり目を見開いた。 「最近多いんだよねー、そういう男の子。男の娘って言うんだって。 女装して、女の子にペニスバンドで犯されるのが好きなんだって」 ニコニコ笑いながら衝撃の告白をする秋穂。 「そ、それで、どうだったの……?」 「んー。結構楽しかったよー。その子ってば、目をトロンとさせて、 『また犯して下さい、お姉様……』なんつって。マジで、女の子より可愛かったよね」 「へえぇ……」 姉の経験の豊富さに呆然となり、春菜は感嘆の声を上げてしまう。 秋穂はザバッと浴槽の中で立ち上がり、ニッコリ春菜に微笑みかけた。 「でもね、春菜。お尻ってのはね、すごく繊細な所なんだから。 下手にすると怪我したり、病気になっちゃったりするし。 だからエッチしたりするときは必ず、ゴム付けたりローション塗ったりして用心するのよ」 「お姉ちゃん……」 「じゃ、頑張ってね」 ちょっと不安げに顔を赤らめた春菜を置いて、秋穂は浴室を後にした。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ それから数日後の放課後。 春菜はいつも通り、姉と一緒に住むマンションにリトを呼び、情事に耽っていた。 「んっ……あっ……結城くんっ……んっ……」 「はっ……春菜ちゃんっ……!」 ドピュッ! ドピュッ! 快楽に蕩けた表情で、春菜の膣奥に精を放つリト。 そして、射精を終えてふーっと一息つき、チラリと春菜の顔を見つめた。 しかし春菜は、 「ふぅ……」 なんだか物足りなそうな顔をして、視線を下に向けながらため息を吐いた。 その表情を見てリトは少し不安になってしまった。 「あれ? 春菜ちゃん、気持ち良くなかった?」 「えっ!?」 そう言われた春菜は驚いたようにビクッと反応し、 慌ててリトに視線を戻して冷や汗を流しながら言い訳を始める。 「あ、そ、そんなことないよ。すごく、気持ち良かった」 「そう? それなら良いんだけど……」 なんとなく釈然としなかったが、リトは春菜に向かってニッコリ笑って声をかけた。 「さ、お風呂場に行って体流そうか」 「じゃ、流して上げるね」 「うん……」 春菜は4つんばいになって腰を高く上げ、リトに尻を向けた。 リトはシャワーのノズルを手に取り、ハンドルを回して湯温を確かめると、 お湯を春菜の秘所に当てて汚れを流し始めた。 と、見せかけて…… 「あ……結城くん……」 リトはシャワーを春菜の秘所に当てながらクリトリスに指先で触れ、ころころと転がし始めた。 「あ……あっ……あぁ……」 「春菜ちゃん。せっかく洗ったのに、また濡れて来ちゃったよ」 「やだ……だめ……結城くん……あは……」 何度もセックスするうちに春菜の被虐嗜好をなんとなく理解してきていたリトは、 淫らな言葉を投げかけながら春菜を攻め立てる。 「こっちも触って欲しい? 春菜ちゃん」 そう言いながらシャワーを止めて両手の中指をクリトリスに当て、 スス……と指先を両側の秘肉沿いに滑らせる。 「あ……はぁ……だめ……そんなとこ……」 春菜の興奮が高められ、腰がぷるぷる震え始める。 何度もリトが秘肉の周りを指でなぞるうち、膣から染み出してきた愛液がリトの指先に付き、 つるりとリトの指が滑ってしまう。そして、 「ひあっ!?」 うっかりリトが春菜の肛門に指で触れた途端、春菜の背中がビクンッ! と大きく仰け反った。 少し驚いて春菜に謝るリト。 「あ……ごめん、春菜ちゃん。変なとこ触っちゃって。大丈夫?」 「はぁ……あぁ……」 春菜はまだ息を荒げていたが、ようやくぷるぷる震える体を押さえて返事した。 「う……うん……。だ、大丈夫……」 その言葉とは裏腹に、春菜の心は淫らな歓喜に乱れ切っていた。 (やっと……結城くんにお尻の穴、触ってもらえた……) 初めてアナルオナニーした日から快感に取り憑かれ、 毎日アナルオナニーする習慣がついてしまった春菜。 ローションを塗って指先で弄り続けた肛門はすっかり敏感になり、 クリトリスにも劣らない性感帯へと変化してしまっていた。 (もっと……してくれないかな……) 密かな期待を抱いて肛門をひくつかせ、リトの次の攻めを待ち受ける春菜。 しかし、そんなことは知らないリトは、あっけらかんとした声で言った。 「じゃ、一緒にお風呂入ろうか」 「え……」 春菜はちょっと落胆したものの、なんとか笑顔を繕って言葉を返した。 「う、うん……」 リトの指の感触が残る春菜の尻穴は、まだジンジンと疼き続けていた。 2人が浴槽に並んで浸かったとき、リトが言った。 「春菜ちゃん。もしかして、まだ物足りない?」 「え……」 春菜の表情から秘められた欲望を読み取っていたリトは、ニッコリ笑って続けた。 「じゃ、お風呂の中でしてみる?」 「え……あっ」 リトは春菜の体を持ち上げ、自分のペニスの上に春菜の尻を持って来た。 そして、 ツン…… 「んっ!?」 リトのペニスの先端が春菜の肛門に触れ、春菜は思わず体を仰け反らせてしまう。 しかし、リトは…… 「あ、ごめん。また変なとこに当たっちゃったね」 「え……」 そう告げると手でペニスの位置を調整し、春菜の膣にペニスを挿入する。 「ん……」 リトのペニスを受け入れることに慣れた春菜の膣は、易々とそれを飲み込んで行く。 そしてペニスが全部挿入された、のだが……春菜はまだ残念そうな顔をしていた。 (そっちじゃ、ないのに……) 「ふぅ……」 また軽くため息をついてしまう春菜。 その様子を見たリトはまた勘違いしてしまう。 「あれ……? ごめん、いやだった? 春菜ちゃん」 「え……あ、そ、そんなことない、けど……」 春菜が慌てて言い訳しようとするが、リトは、 「じゃ、今日は止めとくね」 そう言って春菜の体を持ち上げ、ペニスを引き抜いた。 「……」 「……」 どことなくぎこちない空気が流れたまま、浴槽の中で2人は黙り込んでいた。 「あ……あの……」 急に春菜が話し始めた。 「わ、私……この間、ナナちゃんのお部屋に遊びに行ったんだけど……」 「ナナの部屋に? なんか面白いものでもあった?」 「え!? あ、べ、別に……」 「ふーん」 そこで会話が終わってしまう。 (い、言えない……あ、あんなものもらったなんて……) 言い出そうにも言い出せない春菜は、浴槽の中でもじもじと太ももを擦り合わせていた。 と、その時。 「あれ? なにこれ」 リトはラックの上に置いてあった緑色のボトルを手に取った。 (あっ……!) 「『愛のアナル・スライム』……?」 それは、春菜が昨夜アナルオナニーした時に見ていたボトルだった。 (私、こんなとこに出しっ放しにして……) カアァ…… 恥ずかしさのあまり、春菜の頬が真っ赤に染まってしまう。 「ご……ごめんなさい! こ、これ、ナナちゃんからもらったんだけど……」 「な、ナナがこんなのを?」 「え、えっと……大人になりたいから買ってみたけど使えないから、私にって……」 「そ、そうだったんだ……」 少し冷や汗を掻きながら、リトが春菜に言った。 「あー、びっくりした。 オレ、てっきり春菜ちゃんがお尻エッチに興味があるのかと思っちゃったよ」 「えぇっ!?」 図星を刺された春菜の顔が、また真っ赤っかになってしまう。 「そ……そんなの……そんなの……」 慌てて浴槽の中で手をジャバジャバ振って否定しようとする春菜。 リトはニッコリ微笑みながら言った。 「冗談だよ。春菜ちゃんみたいな娘が、そんなのに興味があるわけないよね」 「え……」 途端に春菜の動きがピタリと止まって顔が残念そうな表情に変わり、一瞬沈黙が訪れる。 「あれ……?」 鈍いリトもようやく気が付いた。 (もしかして……) リトはさきほど、春菜の肛門に軽く触れてしまった時の反応を思い出しながら言った。 「春菜ちゃん、本当にお尻エッチに興味あるの?」 「あ……」 また春菜の顔がほんのりと朱色に染まる。しかし、今度は春菜は否定しようとはしなかった。 (試しに……) リトは春菜の尻に手を回し、指をスルリと谷間沿いに滑らせてみた。 「ひゃ……」 指が肛門の上を滑った途端に春菜が軽い嬌声を上げ、背筋がピクリと仰け反る。 (春菜ちゃん……マジで、お尻で感じるんだ……) ドクン、ドクン、ドクン…… 春菜の秘められた性癖を知ったリトは、コクリと唾を飲み込んでから告げた。 「え、えっと……。じゃ、じゃあ、ちょっとだけ、試してみようか……」 リトに促されるまま、春菜はもう一度マットの上に4つんばいになり、リトに尻を向けた。 (バレちゃった……私が、お尻で感じちゃうの……) カアァ…… 自らの変態的な性癖を知られてしまった恥ずかしさで、春菜はまた顔を紅潮させていた。 一方リトは、少しずつ荒くなって来た呼吸に合わせてぷるんと震える、豊満で白く柔らかな 春菜の尻の双丘の間で、期待に震えて緩やかに収縮を繰り返すピンク色の莟を見続けていた。 (ど、どうするんだろ……) さすがに女性の肛門を愛撫した経験はなかったリトは、少しとまどった声で告げた。 「え……えっと、触っても、いいかな……」 「う、うん……。あ、そ、そこのローションを塗ってからにしてくれるかな……」 「う、うん……」 春菜に言われるまま中指にローションを塗り付け、手を春菜の肛門に近付けるリト。 そして、 ピト。 「あっ……」 リトの指先が肛門に触れ、春菜は軽い嬌声を上げる。 (ゆ……結城くんが……私のお尻の穴、触ってる……!) リトはそのまま、春菜の肛門を指先でマッサージするように揉み解す。 「あ……あぁ……あはあっ……んっ……んんっ……」 待ち焦がれていたリトの指による愛撫を受けて、春菜が歓喜の嬌声を上げて背中を仰け反らせる。 そして、リトも…… (春菜ちゃんのお尻、すっげえ柔らかい……!) 数日間、毎日指でマッサージして解されていた春菜の肛門はすっかり柔軟になり、 やすやすとリトの指を受け入れられるようになっていた。 「あ……あぁっ……あん……結城くん……」 (す、すげえ……) リトはもう一度中指にローションを塗り付けると、 つぷ…… 「んふっ!」 指を春菜の肛門にゆっくり突き入れた。 ぬ、ぬ、ぬ…… 「あん……んんっ……結城……くんっ……!」 初めて愛するリトの指を尻穴で受け入れる、背徳感、異物感、そして愛情が入り交じった複雑な 感覚が尻穴から広がり、春菜はしなやかな上半身をくねらせて身悶える。そして…… ぺた。 リトの手のひらが春菜の柔らかな尻肉に当たる。 リトの中指は、春菜の尻穴に根本まで埋まり切っていた。 (これって……もしかして……) 自分の推理を裏付けるべく、リトは春菜の尻の中でクリっと指を半回転させ、 「あんっ!」 指を肛門に入れたまま、春菜の耳元に顔を寄せた。 「春菜ちゃん、もしかして、お尻で一人エッチしてた?」 「……!」 カアァ…… 無言のまま、頬を赤く染めてしまう春菜。 「そっか……」 リトは、急にニッコリ笑って言った。 「春菜ちゃんって、お尻っ娘だったんだ」 「えぇっ!?」 リトは春菜の尻穴に挿入していた指を、急にクイっと引き抜いた。 「あひっ!?」 ビクンッ! 大きく背中を仰け反らせてしまう春菜。 ジン…… 「あ……あはぁ……」 尻穴から下腹部に異物を排出した生理的快感が広がって行き、 春菜は少し口を開いて涎を垂らし、すっかり紅潮しきった顔で恍惚の表情を浮かべた。 「ほら。オレ、春菜ちゃんのこんな気持ちよさそうな顔、初めて見たよ」 「う……うそ……」 まだなんとか抵抗しようとしている春菜に、リトが幸せな笑みを浮かべて言った。 「いいんだよ、春菜ちゃん。オレ、お尻っ娘の春菜ちゃん、大好きだから」 「えっ……」 「ね、キスしよ。春菜ちゃん」 そう言ってリトは、春菜の白く柔らかな尻肉を両手でグイッと押し広げ、 ちゅ…… 「んっ!?」 春菜の肛門に優しく口付けた。 「あ、あは……」 ちゅぱ……ちゅぱ…… 唇を肛門に押し付けて舌を中に差し入れ、春菜の肛門を味わい尽くすように 中で舌を上下左右に動かして舐め回すリト。 (あぁ……私、結城くんとお尻でキスしてる……) 「あ……あん……結城くん……」 ぶる……っ。 感極まった春菜が心地良さげに身を震わせる。 全神経がリトとのキスの感触を味わう尻穴へと集中し、 春菜はまるで肛門が自分の唇であるかのように感じ始めていた。 さらにリトとのキスを楽しもうと自らの両手で尻たぶをグイッと広げ、 リトの舌をもっと奥深く挿入してもらおうとリトの唇に肛門を押し付ける。 「あはぁ……」 紅潮しきって汗まみれになった顔で瞳をトロリと蕩けさせ、 春菜はリトのキスによって自らの卑しい場所が、 リトと愛を交わすための幸せな器官に変化していく甘美な快楽を受け止めていた。 ちゅぱ…… リトの唇が春菜の肛門から離れた。 リトは相変わらず幸せそうに微笑んで、春菜に言った。 「じゃ、そろそろ入れてみてもいいかな」 「あ……」 ゾクリ。 リトの言葉を聞いて、春菜の尻穴から背筋に期待と不安の入り交じった感覚が走り、 ピクリと体を震わせる。 しかし春菜は、 「ちょ……ちょっと待ってくれるかな、結城くん」 はやるリトを抑えるように言った。 「そのままおちんちんお尻に入れたら、病気になっちゃうかもしれないから、ダメなんだって」 「へ? そ、そうなんだ……。じゃ、ゴムとか付けた方がいい?」 「えっとね、そうじゃなくて……」 春菜は一度言葉を切って、ラックの上に置いてあったナナからもらったボトルを見つめた。 「あれ、使ったら大丈夫なんだって」 「あれって……ナナからもらった奴? 大丈夫?」 「分からないけど……出来たら、そのままの結城くんを、感じたいから……」 「春菜ちゃん……」 春菜の望みを叶えるため、リトはラックの上に置いてあったボトルを手に取った。 「じゃ、入れてみるね」 つぷ。 「んっ!」 リトはボトルのキャップを開けて、細い口を春菜の肛門に突き刺した。 「ん、しょっ……と」 リトがボトルの腹を握りしめると、中に入っていたスライムが春菜の腸内へと注入されていく。 にゅるるる…… 「ん……はぁ……」 スライムが春菜の直腸の下部を埋め尽くし、次第に腸の奥へと流れ込んで行く。 「んんっ……!」 まるで浣腸されるような切ない違和感が春菜の下腹部に染み渡る。 「あ……熱い……」 スライムの粘液で腸内の老廃物を融かされている春菜の腹が熱を帯び始め、 春菜は少し苦しげにお腹を抑えていた。 「だ、大丈夫? 春菜ちゃん」 「も、もう少しで、収まるはずだから……」 春菜の言葉通り、腸内を清潔にし終えたスライムが役目を終え、次第に春菜の腸壁に順応していく。 「あ……」 はぁ…… 春菜は気持ち良さそうに、長いため息を吐き出した。 春菜が落ち着くまでしばらく待ってからリトが言った。 「もうそろそろ、いいかな?」 そして、そっと春菜の肛門に指で触れてみる。すると、 「んっ!!」 ピクンッ! 春菜が大きく背中を仰け反らせる。そして、 トロ…… 「え……!?」 春菜の肛門から、まるで愛液のような白っぽい汁が垂れ落ちていた。 「は、春菜ちゃんのお尻、エッチ汁が出てるよ」 「えっ!?」 カアァ…… 恥ずかしさのあまり頬を赤く染めてしまう春菜。 汁は、スライムが春菜の老廃物を融かして人体に無害な物質に変えて出来た、 愛液に似たぬめりのよいエキスだった。 (すげえ……春菜ちゃんのお尻、まるでアソコみたい……) 淫靡に変化を遂げてしまった春菜の肛門を見て、リトはゴクリと唾を飲み込んだ。 「じゃ、入れてみるね」 ピト。 「んっ!」 リトにペニスの先端を肛門に押し当てられ、春菜はピクリと背中を仰け反らせる。 (わ……私……結城くんに、おちんちんをお尻に、入れられちゃうんだ……) ゾクリ…… 背徳の期待感と不安感が、春菜の背筋を駆け抜ける。 リトは春菜の肛門に押し当てたペニスを少し回し、肛門を解すように刺激してみた。 「あっ……あっ……!」 自らの指で何度も肛門の性感を開発していた春菜は、それだけで嬌声を上げてしまう。 「行くよ、春菜ちゃん……」 ぐ…… 「あ……ああ……」 リトがペニスを春菜の肛門に押し付けると、解された菊門が少しずつ押し開かれて行く。 (あぁ……私のお尻……結城くんのおちんちんで、広がっちゃう……!) しかし…… (ううっ……キツい……) 指を挿入してはいたものの、まだ開発が不十分な春菜の肛門は、 リトのペニスを簡単に受入れられるほどには柔らかくなっていなかった。 「くっ……」 苦しげな声を上げるリト。 (入りにくいのかな、結城くんのおちんちん……) その時春菜は、ここ数日ネットで検索したアナルセックスに関する情報を思い出していた。 『お尻に彼のモノが入りにくい時は、逆に出しちゃうツモリで力んでみること!』 (やってみようかな……) 「んっ……」 聞いた通り、排泄の時のようにグッと尻でリキんでみる。 すると、春菜の肛門が少し開き、 ズッ…… 「あひっ!?」 リトのペニスの先端部が吸い込まれるように春菜の尻穴へと挿入されていた。 「あ……は……あ……」 本来排泄するための行動をして、逆に異物を挿入されてしまった春菜の肛門。 ツン…… (あぁ……だめ……出しちゃいたい……!) リトのペニスで大きく広げられた肛門から絶え間なく排泄の欲求が突き上げて来て、 それを堪えようと春菜が苦悶の表情を浮かべる。 「あぁっ……あはっ……はぁっ……はぁっ……」 (だ……だめぇ……もうっ……我慢、出来ない……!) その強烈な焦燥感に耐えかねて、思わず前に這ってリトのペニスを押し出そうとしてしまう春菜。 しかし、リトはグッと春菜の腰を掴み、逃げ出そうとする春菜を抑え込んだ。 「ゆ……結城、くん……?」 必死の表情を浮かべて、春菜が振り返ってリトの顔を見てみると…… 「はぁ……はぁ……はぁ……」 リトは少し息を荒げ、ペニスの形に丸く広げられた春菜の肛門を見つめていた。 (すげえ……春菜ちゃんの、お尻……) まだ開発され切っていない狭い春菜の尻穴の強烈な締め付けは膣の比でなく、 それでいてスライムが分泌する春菜の尻愛液に濡れた腸壁はぬめぬめと膣のような感触を与える。 透き通るように白く、陶器のように艶やかで、乳房のように柔らかですべすべした春菜の尻肉は、 力を込めた指を心地良く押し返し、手の平にぴたりと吸い付いていつまでも揉んでいたくなる。 そんな春菜の尻穴の内部を自らのペニスで掘り起こし、 春菜の変態的なアナル・セックス嗜好を目覚めさせて開発している……。 その行為に、リトは身が震えるような征服感と生理的快感を覚えていた。 しかも…… (春菜ちゃん……オレのアレお尻に入れられて、こんなに苦しそうにしてる……) 清楚な面持ちと高潔な人格を兼ね備えた春菜が、 淫猥な肛門で自分のペニスを咥え込み、顔を赤らめて目に涙を浮かべながら悶え苦しむ姿は、 聖人君子のリトですら嗜虐心を掻き立てられるものがあった。 (オレ、もっと……春菜ちゃん、イジメたい……) その衝動に囚われたリトは、 ぐ…… 「あっ……!」 柔らかな尻肉を両手で押し広げ、さらに春菜の尻穴に奥深くまでペニスを挿入し始めた。 めり、めり、めり…… 「あっ……あっ……あはあっ……! ゆ、結城くんっ……!」 抵抗して悶え苦しむ春菜をさらに犯し尽くすように、 リトのペニスが春菜の尻の莟を花開かせて押し広げ、奥へと掘り進んで行く。 「あぁ……だめ……お尻……お尻……だめぇ……あはぁっ……!」 尻穴の奥深くに隠された自分の恥ずかしい願望がリトのペニスに掘り起こされ、 リトに変態的な性癖を全て知られてしまう屈辱感…… 肛門を押し広げられ、無理矢理ペニスを尻穴の奥まで挿入されることによる強烈な排泄の欲求…… それが春菜の尻穴の中でどんどん増幅し、背筋をゾクゾク震わせて脳髄を痺れさせて行く。 「こんなの……こんなの、だめぇ……あっ……あぁ……」 春菜は頭を振り乱して真っ赤な顔で涙を流し、必死で抵抗しようと身をくねらせる。 そんな春菜に、リトが息を荒げて興奮しきった声で囁いた。 「今の春菜ちゃん、すっごく可愛いよ……」 「えっ……」 「オレ春菜ちゃんのこと、ますます好きになった……」 「……!」 (結城くん……お尻におちんちん入れられてる私見て、喜んでる……!) リトの嗜好を理解した春菜は、 (が、我慢しなきゃ……) 抵抗するのを止め、顔を赤らめて汗をタラタラ流しながら、 ぎゅっと拳を握りしめて尻穴から広がる屈辱的な焦燥感を堪えようと体をぷるぷる震わせる。 (あぁ……でも……やっぱり……だめ……!) 「ん……んんっ……」 「春菜ちゃん、大好きだよ……」 リトはそう言いながら、グッ! と強く腰を押し、 めり…… 「あっ……!」 春菜が大きく口を開いて背中を仰け反らせる。 (入っちゃった……結城くんのおちんちん……お尻に、全部……!) 春菜の背筋に奇妙な達成感とゾクゾクした倒錯の震えが駆け抜ける。 リトのペニスは、とうとう春菜の尻穴の中に根本まで埋まってしまっていた。 「はうっ……あっ……うっ……」 肛穴処女をリトに捧げた春菜は顔を赤らめて唇をギュッと噛み、体をぶるぶる震わせて、 必死で尻穴から背筋を攻め立ててくる排泄欲を堪え続けていた。 ようやく落ち着きを取り戻したリトが、優しく春菜に声をかける。 「春菜ちゃん、お尻におちんちん全部入っちゃったね」 「あ……」 ぶるっ……! ついに、自分の恥ずかしい部分でリトのペニスを受入れた……。 その恥ずかしさと嬉しさで春菜が身震いし、軽い嬌声を上げる。 「オレ、もっと春菜ちゃんに、お尻エッチ好きになって欲しい」 「え……」 リトはそう言いながら、グイッと春菜の体を両手で持ち上げた。 「きゃっ!?」 リトはマットの上にあぐらをかいて座り、 腰の上にペニスを肛門に挿入されたままの春菜の尻を乗せて、上半身を両手で抱きかかえた。 「あんっ! ああぁ……」 自分の体重で肛門が強くリトのペニスに押し付けられ、逃げる事の出来なくなった春菜の肛門から、 一層強い焦燥感が下腹部に広がり、春菜はリトの腕の中で上半身を捩り、くねらせ、震わせる。 「あ……は……んっ……」 額から汗をタラタラ流し、顔を苦悶に歪ませる春菜。 「見て、春菜ちゃん」 リトは抱きかかえる春菜の太ももに手を当て、足を少しだけ上げさせた。 すると…… 「あっ……!」 春菜の目の前にある鏡に、リトのペニスを深々と挿入されて丸く広げられた自分の肛門が映っている。 (結城くんのおちんちんが……あんなに私のお尻に入っちゃってる……!) カアァ…… あまりの恥ずかしさで赤くなった顔を手で覆い隠し、体をぷるぷる震わせる春菜。 「やだ……こんなの、見せないでぇ……」 ス…… リトは興奮でピンク色に染まった春菜の胸を包み込むように手を交差させ、 「あはっ!?」 春菜の左の乳首を右手で、右の乳首を左手で、コリコリと弄り始めた。 「あ……あは……あっ……」 リトに乳首を弄られるたび、春菜の子宮がキュンと疼いて膣がジンと痺れ、 それが肛門から広がる強烈な違和感と混じり合っていく。 だんだん勃起してきた春菜の乳首を、リトが爪を立ててキュッと強く摘んでグリグリ刺激する。 「あんっ! あ……あぁ……」 自らも自慰行為で弄り続け、リトにも徹底的に開発されて敏感になった乳首を弄り回された春菜は、 リトの胸に抱かれ尻穴でリトと繋がったまま、快楽の吐息を漏らして喘ぎ始める。 ス…… 「え……」 リトは今度は春菜の右手を手に取り、愛液を垂らし続ける春菜の秘所にそっと添えた。 そして、春菜の手を上からグイッ、グイッと手で押して秘所を優しく刺激する。 「んっ……あっ……」 リトに促された春菜が、いつも自分でしているように、 クリトリスを指先でこね回して自慰行為を始める。 「あっ……ああっ……あんっ……」 リトは再び春菜の乳首を両手でクイクイひねり、弄り始める。 「あっ……はぁん……!」 乳首、秘所、尻穴の3点を一度に攻められた春菜の体内では、 甘い性の快楽と排泄を我慢させられる生理的苦痛が入り交じっていた。 それを続けられるうち、次第に春菜は肛門からの焦燥感に順応して、 それまでもが快楽であるかのように感じ始めていた。 (あぁ……私……私……!) 自分の中に起こりつつある変化に焦りを感じ、冷や汗を流す春菜。 そんな春菜を安心させるように、春菜の耳元にリトが囁きかける。 「春菜ちゃん、愛してるよ」 「えっ……」 「オレの愛、もっとお尻で感じて……」 そう言いながらリトは、グイグイと腰を前後左右に揺らせて春菜の肛門を刺激する。 「あ……はぁ……結城、くん……」 尻穴から広がる違和感こそが、リトの愛。 春菜の中で尻穴に感じる焦燥感が、この上なく尊く心地良い快楽へと変わり始めていた。 春菜の変化を感じ取ったリトが、春菜の肛門にペニスを挿入したまま、 もう一度春菜の体をマットの上に下ろして4つんばいにした。 「行くよ、春菜ちゃん」 リトはそろそろとペニスを春菜の尻穴から引き抜き始めた。 その途端、 「あ……あっ!」 春菜が大きく口を開けて声を上げ、グイッと背中を仰け反らせる。 (出てる……出ちゃってる……!) ペニスが肛門を大きく広げて肛肉を引き摺り、異物が肛門の外へと排出されていく生理的快感が、 春菜の下腹部をじわりと暖め、包み込んで行く。 「あ、あ、あ……!」 (なんだか……うんち、してるときみたい……) 春菜は口を開けたままぷるぷる体を震わせ、じっくりと恍惚の排泄感に感じ入っていた。 「春菜ちゃん、抜かれるの気持ちいい?」 「え……!?」 カアァ…… また春菜の頬がほんのりと赤く染まる。 (わたし……おちんちんをうんちして気持ちよくなってるとこ……結城くんに見られちゃった……!?) それを自覚した春菜の背筋が恥ずかしさでゾクリと震え、 「あはぁっ……!」 赤くなった顔で快楽の吐息を漏らして上半身を艶かしくくねらせる。 「じゃ、もう一回するね」 そう言って、リトはもう一度春菜の尻穴にペニスを突き入れ始めた。 ず、ず、ず…… 「あっ! あ、あ、あ……」 まるで、排泄しようとした便が逆流してくるような違和感が春菜の尻穴を襲って来る。 「あぁ……結城くん……」 目を閉じて、顔を赤らめたまま体を震わせて堪える春菜。そしてまた、 ぬ、ぬ、ぬ…… 「はあぁ……」 ペニスを引き抜かれる解放感が春菜の体内に広がって行く。 リトはそれを何度も、次第にペニスを挿入されることに順応して柔らかくなっていく 春菜の尻穴の変化を感じ取りながら、ゆっくりと繰り返した。 肛門にペニスを抉じ入れられる倒錯的な焦燥感と、肛門からペニスを引き抜かれる生理的解放感。 それを何度も刻み付けられ、その味を覚えさせられてしまった春菜の尻穴が、 次第に性の快楽を貪る淫らな器官へと変貌していく。 「あ……あ……結城くん……」 春菜は犬のように身を伏せて拳を握りしめ、体を震わせて顔を赤らめながら、 リトのペニスが尻穴に挿入され、引き抜かれるのを待ち焦がれるようになっていた。 「春菜ちゃん、好きだ」 リトがそう言いながらペニスを春菜の肛門に突き入れ、ゆっくりと引き抜く。 「んん……んっ……!」 「愛してる」 突き込み、引き抜く。 「あふ……んっ……!」 次第にリトの腰の速度が上がって行く。 「オレの愛、もっとお尻で感じて」 パン、パン、パン…… (あぁ……私、お尻で結城くんと愛し合っちゃってる……!) もうすっかり、リトと愛し愛されるための器官に開発されてしまった春菜の尻穴。 春菜は自分の尻穴がそんなにも淫らに変化してしまったことに、 背筋がゾクリと震えるほどの倒錯的な悦びを感じていた。 「はぁ……はぁ……あぁ……結城くん……!」 だんだん甘みを帯びて来た春菜の吐息の音を聞き、リトが腰の抽送の速度を上げ始めた。 パン……パン……パン…… 「あっ……あっ……あはぁっ……!」 ペニスを突き込み、引き抜く度に、 尻穴の快楽に赤く染まった端正な顔を歪めて身悶える、清楚な雰囲気を持った女子高生の春菜。 その淫靡極まる姿態を眺めていたリトの興奮も最高潮に達していた。 (春菜ちゃんが……オレのアレ、お尻に入れられて、こんなに……!) 「う、うおおおっ!」 パン! パン! パン! さらにリトの腰の動きが速くなる。 「あんっ! あんっ! ああんっ!」 一層甲高い春菜の嬌声が上がる。 「春菜ちゃんのお尻、最高だよ……」 「あっ……ゆ……結城くん……んっ!」 パンッ! パンッ! パンッ! 「おれ、もっと……春菜ちゃんと、お尻で愛し合いたい……」 「結城くん……んっ! 私も……もっと……お尻……ああっ……」 リトは腰を突き込む角度を微妙に変え、春菜の腸壁の上下左右を擦って探り始めた。 すると、 「あはっ!!」 ビクッ! 春菜の背中が大きく仰け反った。 リトのペニスが擦ったのは、春菜が最も感じる膣壁の裏側の快楽スポットだった。 「春菜ちゃん、ここ、感じるんだね……」 リトはその部分を重点的にペニスで擦り始めた。 ズッ! ズッ! 「あっ……あーっ!!」 ビクンッ! ビクンッ! 今までより一層激しく春菜の体が反応する。 リトのペニスの刺激が膣にまで伝わってじんわりと暖められ、 秘所からはとめどなく愛液が染み出していた。 (あぁ……こんなの……私……私……!) 顔を赤らめてギュッと唇を噛み締め、必死で快楽を堪える春菜。 リトはもう膣にペニスを突き込むときと同じように、 春菜の尻穴に遠慮なく勢い良くペニスを突き込んでいた。 パンッ! パンッ! パンッ! 「あっ! あっ! あぁっ!」 尻穴をペニスで奥まで掘られ、春菜はあられもない嬌声を上げる。 抽送を続けながら、リトが春菜に問いかける。 「春菜ちゃん……お尻、気持ちいい……?」 「い……いぃっ……」 「お尻エッチ、好き……?」 「あんっ……好き……お尻……好きぃっ……いっ……」 「お尻でイカせて欲しい……?」 「んっ……欲しい……欲しいっ……あんっ……結城くんっ……んっ…… あぁっ……もっと……おちんちん……お尻に……奥まで……あはぁっ……!」 顔を真っ赤に染めて快楽の汗をダラダラ流し、 口を大きく開きながら甲高く震える声で淫らなオネダリをしてしまう春菜。 「私……結城くんの……おちんちんで……お尻で……イキたいっ……あはっ…… お尻っ……気持ち良くて……たまんないっ……あぁっ……結城くんっ……イカせて……イカせてっ……あんっ…… あぁっ……お尻……いぃっ……お尻……いいのっ……もっと……もっと……お尻っ……ああぁっ……!」 ペニスを尻穴に突き入れられながら身を捩らせ、紅潮した顔であられもない言葉を吐き続ける春菜。 春菜の限界を悟ったリトは、 「行くよ、春菜ちゃん……」 そう告げて一度、 ぬぶっ…… 「あひぃっ!?」 大きく腰を引いてペニスで春菜の肛門を擦り上げ、尻穴の最奥まで一気にペニスを突き入れる。 パンッ!! 「うっ!!」 ドピュッ! ドピュッ! ドピュッ! 「あ……はあああっ!!」 リトは、自らの愛の滴を春菜の腸の奥へと放ち始めた。 (私……結城くんに……お尻に射精されてる……!) 愛するリトと卑しい尻穴で結ばれた、至上の幸福感と恥辱の悦楽が春菜の体中を駆け巡り、 「あ……あーーっ!!」 ビクン!! 春菜の頭の中が真っ白になり、 大きく開いた口から至悦の叫びを上げて限界まで背中を仰け反らせる。 春菜はついに、尻穴での絶頂で失神してしまっていた。 「気が付いた? 春菜ちゃん」 「あ……」 激しい肛悦絶頂で失神した春菜が目を覚ますと、 春菜は再び鏡の前でリトの体を背にして座らされていた。 さきほどの恥辱のアナルセックスが春菜の脳裏に蘇り、 (あ……私……) カアァ…… 恥ずかしさに真っ赤に染まった顔を両手で隠してしまう。 「春菜ちゃん。お尻エッチ、すっごく良かったよ」 「やだ……言わないで……」 ますます顔を赤らめて、顔を隠そうとする春菜。 「見て、春菜ちゃん」 リトはそう言って、春菜の太ももに手を当てて、体を少し持ち上げる。 「え……あっ!?」 鏡には、リトのペニスを挿入されて丸く広がっている春菜の肛門が映し出されていた。 「いや……そんなの、見せないで……」 頭を振ってイヤイヤする春菜。 「でもオレ、見て欲しいんだ。オレ達の愛の証」 「え……?」 リトは春菜の体をもう少し持ち上げて、ペニスを肛門から引き抜いた。すると、 トロ…… (あ……) ペニスの形に開いた春菜の肛門から、リトの白い精液が染み出して来る。 (私、結城くんに……お尻に、出されちゃったんだ……) 改めてその恥ずかしい事実を認識する春菜。 「これで春菜ちゃんのお尻の処女も、オレのもんだよね」 「あ……」 カアァ…… また春菜の顔がほんのりと赤く染まる。 「もう……結城くんの、バカ……」 「また、お尻でエッチしようね」 そう言ってニッコリ笑う、鏡に映ったリトの顔。 それを見た春菜の胸と尻の奥からじんわりと暖かい感触が広がり、 「うん……」 春菜は恥ずかしげに軽く微笑んでからゆっくり振り向いて、リトと甘い口付けを交わした。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ それからしばらく経ったある日のこと。 春菜はリトの家に遊びに来ていた。 今日は特にエッチなプレイもせず、ララや美柑と一緒にのんびりゲームをしたりして過ごしていた。 「たまには、こういうのも良いよね」 「そうだね」 「あー、リトと春菜、ラブラブだねー」 「ほーんと。どこか他所でやって下さーい」 仲睦まじいリトと春菜、それを嬉しげに見守るララ、 少し意地悪な笑みを浮かべて本気なのかどうなのか分からないイヤミを吐く美柑。 他愛もない会話を繰り広げる4人のもとに、ナナが駆け込んで来た。 「おっ、ハルナ! 来てたのか!」 「ナナちゃん、こんにちは」 ナナが満面の笑みを浮かべて大声で言い放つ。 「なー、ハルナ。リトとのアナルセックス、気持ち良かったか?」 ブッ!!! リトと春菜、美柑が口からツバを勢い良く吹き出した(ララは相変わらずニコニコしていた)。 たちまち顔を真っ赤にしてしまう春菜。 「な、な、な……なに言ってるの!? ナナちゃんっ!?」 「えー!? だって、やったんだろ? リトとアナルセックス」 「そ、そ、そんなこと……し……し……っ……」 否定も出来ず、しどろもどろになってしまった春菜に、にこやかにララが話し掛けて来た。 「えー? なに、アナルセックスって。春菜、教えてー」 「ら、ララさんっ!?」 「あちゃー……」 好奇心いっぱいの目で春菜に迫るララとナナ、顔に手を当ててやれやれと頭を振る美柑。 そのカオスな状態を呆然と見つめながらリトは再認識していた。 (やっぱり、ナナもデビルーク人なんだな……) 計算し尽くして挑発してくるモモと比べると、天然な分だけ余計にタチが悪いとも言えるララとナナ。 この3人に囲まれたこれからの性生活を思って、冷や汗を一粒垂らしてしまうリトだった。 (終)
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前ページ次ページSSまとめ 31-295 31-295 名前:ハルナ きっかけ[sage] 投稿日:2006/05/10(水) 22 37 08 ID ??? ハルナ きっかけ 初めて絵を描いたのはいつの頃でしたか? 私は覚えています。それは幼稚園の頃 先生 「とっても上手ね。ハルナちゃん」 私が書いたのはひまわり、黄色と黒と緑だけで書いた 先生は褒めてくれた。見たみんなも褒めてくれた だからは私は絵を描くことが好きになりました 絵から漫画になったのは小学3年生の頃 絵が上手いからということで学級新聞の四コマ漫画を書くことになりました ネタも落ちもない、ただの日常を書いた物でした ある日のことです。テストに自信のあるという子が名前を書き忘れて0点を取るという4コマ漫画を書きました 次の日、みんな笑ってくれました。とってもうれしかったのを覚えています 6年生の時です 同じように漫画を書いているというほかのクラスの人と会いました すぐに仲良くなって、そして一緒に漫画を書きました、いっぱい描きました とっても楽しくて、とっても辛かったです そして今・・・ ハルナ 「ぐふふ・・・ネギ君が握って、小太郎君が我慢して・・・尻っ!!尻っ!!尻っ!!」 夕映 「戻ってくるですハルナ!!締め切りまであと6時間ですよ!!!」 のどか 「ふにゃぁ・・・」 あれ? 完 31-314 31-314 名前:はぐれ先生暴走派[sage] 投稿日:2006/05/10(水) 23 51 03 ID ??? はぐれ先生暴走派2・1/2 1/5 ウチの名前は和泉亜子。訳あって今は空気になっとる。ま、お陰でたゆり放題なんやけどな。 夜が白み出す頃。ウチは寮の前である人物を待っとった。 「亜子先生……。今度は誰を毒牙に掛けるつもりですか……?」 毒牙、ってのはヘコむなあ。ウチのたゆんたゆんはみんなを気持ち良うさせる妙技やのに。 「ま、ええからここで待っとき」 程無く、今回の標的がやって来た。新聞配達から帰ってきた勤労少女。それがウチの標的や。 「えへへ……。普段やったらたゆたゆする代わりにキスされてまうもんな〜」 ウチはこそーりとアスナに接近する。ほんで、まずは挨拶代わりに……。 ぷに。 「きゃっ!?」 ウチがおっぱいをつっつくと、アスナはびっくりした様子でしゃがみこんだ。おおー、感度良好やね。 「な、なに今の……?」 アスナはきょろきょろしとる。まあ、そないカンタンに見えたらウチらも苦労せーへんて。ほな今度は……。 むにゅっ。 ウチはアスナの背後に回り込んで、包むようにアスナのおっぱいを掴んだ。むむ、ちょいサイズ不足やけど、 ええ張りしとるわ〜♪ 「ひゃああっ!? 何なのよコレッ!」 アスナの顔がちょい赤うなってきたな。意外と敏感やってんな〜。 「なーなーさよちゃん。受けアスナってなかなか萌えへん?」 「わ、私に振らないで下さい〜。……でもカワイイですね、明日菜さん」 うんうん。さよちゃんもそー思うやんな。さて、そろそろたゆんのお時間やな。 きゅぴーん、と目を光らせ、ウチは手をわきわきさせた。 31-315 名前:はぐれ先生暴走派[sage] 投稿日:2006/05/10(水) 23 52 11 ID ??? 2/5 ウチは再度アスナの背後に回り、しゃがみ込んだ。万が一アスナが暴れた時の対策やね。アスナの馬鹿力で どつかれたらウチも一発で気絶してまうやろーし。ほないくで〜♪ 「たゆんたゆんたゆんたゆん……」 「きゃあああっ!? や、やだ、ちょっ、何よ…はうっ!? んんっ、はぁはぁ、ひぃん!」 暴れ出すかと思うたけど、アスナはへなへなとしゃがみ込んでもーた。えへへ、そない気持ちええんかー? せやったら、もーちょい激しく……! 「たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……」 「ら、らめぇ……これ以上されたら私…ふあっ! しゅ、しゅごいよぉ……! はああっ! あああっ!」 ありゃ、アスナの口調がみさくら語になってもーた。アカンアカン、ちょい加減しよ……。もっとこう、 優しく包み込むよーなカンジで……。 「たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆん……」 「んっ、くっ、はぁん……! き、気持ちいい……!」 アスナの声が甘うなってきたわ。それでこそウチも萌えてくるっちゅーモンや! 「まだまだ逝くでー? たゆんたゆんたゆんたゆん……」 ……てなワケで、ウチは美味しくアスナのおっぱいをいただいたのでした♪ 「―――明日菜さんが果てた回数は14回です……。亜子先生、ちょっとやりすぎですよ……」 「やー、アスナの反応めっちゃかわええんやもん♪ さよちゃんもマメやな、ちゃんとカウントしとったんか」 「私の出番、少ないですから……」 ちょっぴり淋しそうな表情をするさよちゃん。うーん、これは可哀想やなあ……。 「―――せやったら、ウチにええアイディアがあるわ!」 「わわわ、亜子先生待って下さい〜」 ぴくぴくと悶死しとるアスナを放置して、ウチとさよちゃんはとある人物の所へ急行した。 ちなみに、アスナはその後くーちゃんに発見されたそーや。んで腹いせとばかりににくーちゃんにたっぷりと キスの雨を降り注いだ、っちゅー話や。くーちゃん、強く生きるんやで……。 「アスナは私にひどいことしたよね(´・ω・`)」 31-316 名前:はぐれ先生暴走派[sage] 投稿日:2006/05/10(水) 23 53 41 ID ??? 3/5 「んと、まずはアスナの部屋をチェックや」 ガチャリ、とウチらはアスナの部屋に侵入した。んー、このかは予想通りおらんなあ。部屋にはネギ君が 気持ち良う寝とるだけやね。 「……そーいや、まき絵は見た、ってゆーとったなあ」 ちょっぴりイタズラ心が疼き出したウチは、そろーりとネギ君に接近する。 「あ、亜子先生何を?」 「や、ちょいネギ君の成長を……」 ウチはネギ君のズボンとパンツに手を掛け、ずりずりと下ろした。 「か、かわいい……!」 さよちゃんは真っ赤になりながらも、ネギ君の象さんに見蕩れとる。まあ、これが戦闘態勢になったら 那波さん仕込みの銘刀になるらしいんやけどな。 「隊長みたいな暴れん棒になったらアカンでー?」 そんなスピリチュアルメッセージを残して、ウチとさよちゃんは次の部屋に向かった。 「ここは龍宮さんの部屋ですよね? また龍宮さんにたゆんたゆんするんですか?」 「ちゃうちゃう。多分、今日の隊長は神社でアキラとしっぽりやっとるハズや」 ウチらは堂々と部屋に侵入した。中には同じベッドで幸せそーに眠っとるこのかと桜咲さんがおった。 「えへへ。さよちゃん、桜咲さんの身体に入らへん?」 「い、いいんですか? その、桜咲さんに悪いですよ……」 「ふっふっふ。ウチは朝倉から聞いとるで。桜咲さんの身体を借りて、たゆりたゆられ愛しあってたそーやん」 「あ、あれは朝倉さんが強引に……」 「ええからええから。気絶しとる方が入りやすい、っちゅーならウチにおまかせやっ!」 たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ……。 「……んっ! こ、このちゃんそんな…! ふあっ! だ、だめぇ! やあああああっ!! びくびく!」 ウチがちょいたゆたゆしただけで、桜咲さんはあっちゅー間に気絶してもーた。 「……凄まじい感度ですね」 「このかにすっかり開発されてもーたからやね。ほな、今のうちやで!」 ウチに促され、さよちゃんはおそるおそる桜咲さんの身体に侵入した。 31-317 名前:はぐれ先生暴走派[sage] 投稿日:2006/05/10(水) 23 54 54 ID ??? 4/5 「えっと、入りました……」 むくり、と桜咲さん(inさよ)が起き上がる。うんうん、やっぱ身体乗っ取るんならゆーなか桜咲さんやね。 「ほな、今から朝倉んトコ行くで!」 「えええっ!? そ、そんな、朝倉さんに逢っても私は認識されませんよ!」 「だいじょーぶやって。さよちゃんって分からんでも、桜咲さんとしてなら認識してくれるやん。 さよちゃんかて朝倉とおしゃべりしたいやろ?」 「う……」 さよちゃんはやや躊躇ってたみたいやけど、やがてゆっくり頷いた。 「亜子先生の言う通りです……。私、もう一度朝倉さんとおしゃべりしたいです!」 こうして、ウチらは朝倉の部屋に突撃した。 「―――朝倉さん。朝倉さん」 「う…ん……。誰?」 さよちゃんがおねむの最中だった朝倉を揺り起こす。と、朝倉は眠そうに目を擦りながら起き上がった。 「おおっ、桜咲が夜這い掛けてくるとは意外〜。……って、もう朝か。私に何か用?」 「は、はいっ! あの、その、えっと……、わ、私とお話しませんかっ!!」 うーわー。さよちゃん、がちがちに緊張しとるやん。朝倉、きょとんとしとるで。 「ま、まあ構わないけど……。何か相談事かな?」 「さよちゃん落ち着いて。ここは朝倉に話合わせるんや」 ウチはぷるぷる震えてるさよちゃんの肩をぽんと叩く。朝倉やったら根掘り葉掘り訊いてくるから、 勝手に話進めてくれるやろ。 「まあ、言いにくいみたいだから、こっちから色々聞いちゃうよ?」 「は、はい……」 ウチの予想通り、朝倉は色々と話を振ってきた。さよちゃんはその都度うんうん頷いとる。えへへ、 この二人はやっぱ微笑ましいわ。見とるこっちまでにこにこしてまうもんなあ。 と、ウチが温かい目で見守っていた時。唐突にさよちゃんが口を開いたんや。 「あの、朝倉さん。実は私、桜咲さんじゃないんです……!」 朝倉とウチの表情が固まる。この子はイキナリ何言い出すんや!! 31-318 名前:はぐれ先生暴走派[sage] 投稿日:2006/05/10(水) 23 56 30 ID ??? 5/5 「珍しいねえ……。桜咲がボケるなんて……」 「い、いえ違います! 私……、私は相坂さよなんです!!」 ぴたり、と朝倉の動きが止まる。そして、 「相坂さよ、って言われてもなあ……。私、その人の事知らないから」 朝倉の返事は非情なもんやった。さよちゃんの表情が微かに曇る。……ウチもショックや。なんやろ、 分かってた事なのに、事実を突き付けられる、っちゅーのは残酷やね……。ウチもこんな風に ゆーなに知らない、って言われてもーたら……。 ウチもつられてずーんと落ち込む。けど、さよちゃんはウチが思ってたより強い子やった。 「私は相坂さよ。ずっと前から3−Aの教室に居た幽霊です。今は桜咲さんの身体をお借りして、 朝倉さんとお話しています」 淡々と、さよちゃんは自己紹介したんや。まるで初対面のように。 「3−Aの幽霊……。前にそんなネタを拾ったよーな……」 朝倉は首を傾げながらさよちゃんの話に耳を傾けてくれとる。さよちゃんはにっこりと笑ったままで、 改めて自分という存在を訴えたんや。さよちゃん……。朝倉との関係を一からやり直す覚悟やってんな……。 ウチはどうなんやろ? ウチとゆーなの関係。それを最初からやり直す勇気があるんやろか? 答えは、否――― ぷるぷるとウチの手が震え出す。アカン、禁断症状や。 なんで? ウチはいつもみたいに、いや、いつも以上にたゆたゆしとったハズやのに。 ゆーな――― やっぱウチは、ゆーなやないとアカンみたいや。ゆーな無しでは生きられへんのや。 「―――そっか。さよちゃんは淋しかったんだ。じゃあさ、私が話し相手になってもいいかな?」 「は、はい……! ありがとうございます、朝倉さん!」 さよちゃんと朝倉は改めて関係を築き上げる道を選んだんやね。けど、ウチはそんなん嫌や。 ゆーなとの思い出。それをゼロにするやなんて、ウチには耐えられへん! 「ウチ、今からゆーなのトコへ行ってくる!!」 ウチは駆け出した。最愛の人の元へ――― (つづく) 31-319 31-319 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/11(木) 00 17 22 ID ??? 1/2 彼女椎名桜子は意気込んでいた。ある女の子をメロメロにすると決意していたからである。 よ〜し!よしよし!千雨ちゃんはゼェェェェェェェェェェェェェェェェェェェッタイ私のものにする! 今日はどんな服で決めていこっかな〜…あれ?そう言えば千雨ちゃんってあんま私服のときってないな〜 普段着ってどんなの着てるんだろう?う〜ん、気になる…でも勝手にのぞいちゃダメだよね〜… うん!ここはいっそ突撃しちゃえ〜!それにうまくいけば服のことからこんなことやあんなことまで… (即時的な快楽から将来のヴィジョンまで妄想中) うおっ!?こりゃ行くしかな〜〜〜いっ!早速GO! 彼女長谷川千雨は困っていた。コスプレの衣装の量がクローゼットのキャパを超えてしまったからである。 うぉぉぉぉぉ!しまったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!いくらザジといる間はあまりコスプレもHPの更新もできないからって これは作りすぎた…もうしまいようがねえ…コレじゃあ誰か来たときに私の趣味が完全にばれちまうっつーの… 新しく収納を…作るスペースなんてねーか。あああいったいどーすればどーすれば… 31-320 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/11(木) 00 18 33 ID ??? 2/2 コンコン 桜子「千雨ちゃーーーーーーーん!入るよーーー!」 千雨「し、椎名か!?今はちょっと待て!」 ガチャッ 桜子「ってもう入っちゃったよってええっ!?こ、この服の量は…」 千雨「て、てめーっ!入るなっていったろうが!(こうなったら…こうなったらヤルシカナイ…鈍器は…ドンキハドコダッ!?)」 桜子「(こ、この量は…私のより多いかも…って言うかコレ服?どう見ても利便性悪すぎな気が…)ね、ねえ千雨ちゃ…」 千雨「(いやまて、殺してどーするっ!もっとダメだろーが!なんとかしてごまかさねーと…)いやー、あの、これはな?」 桜子「(うーん、気になる…でも、この状態、多分しまえなくて困ってるんだよね…だったら、助けてあげるべきだよね) 千雨ちゃん、服の収納、手伝おっか?」 千雨「(へ?この衣装に対する突っ込みはナシ?しかも手伝うって…まあここは好意に甘えとくか。) じゃあ頼む、手伝ってくれ。もうしまえないほどの量なんだ」 桜子「よーし!千雨ちゃんのためなら張り切っちゃうよー!」 桜子「ここはこうすればもっとたくさん…」 千雨「おおなるほど…」 千雨「今日は助かったよ」 桜子「いやー私も服いっぱい買うから収納に関してはうまくなっちゃってね」 千雨「・・・・・・・・なあ」 桜子「何?」 千雨「いや、まあ、その…なんであの服について聞かなかったんだ?気になったろ?」 桜子「ふふっ、それは服がどうとかより千雨ちゃんが困ってることのほうが一大事だからだよっ♪」 千雨「・・・・ありがとな、桜子」 31-323 31-323 名前:真名 原因[sage] 投稿日:2006/05/11(木) 00 56 02 ID ??? 真名 原因 1/2 我が部屋の風景は大きく変わってしまった 以前は緊張した空気が張り詰め、息をするのにも注意を払った しかし今はどうだ?ここはどこの楽園だ?頬が緩んで仕方ない 気が向けば甘えてくるせつな 自由気ままに甘えてくるねこ裕奈 まったりと私にマッサージをさせてくつろぐ■アキラ 鼻歌を歌いながら夕食を作る那波 一人だけ部屋の隅で締め切りという修羅場を作り出している早乙女、っていうか自分の部屋でやれ 今の私を過去の私が見たらなんというだろうか?腐っている・・・それは早乙女だ あの頃の自分に立ち戻るべく、ちょっと気合いを入れてみようか では・・・ 真名 「那波、その乳には何が詰まっているんだ?」 千鶴 「”愛”よ」 何の躊躇もなくそう答えた。やはりこの空間の元凶はコイツだな 真名 「じゃあ、私にその愛を分けてくれ」 千鶴 「でも、どうやって分ければいいのかしら?」 頬に人差し指をつきながら困ったような顔で那波は言う。安心しろ、それから先は私に任せればいい 真名 「こうするんだ!!!!」 私はおもむろにエプロンの上から那波の乳をつかむと、ぐっと上に揉み上げる 千鶴 「あ・・ら、いきなりね」 ふふ、さすがに揺らがないか・・・ 31-324 名前:真名 原因[sage] 投稿日:2006/05/11(木) 00 56 51 ID ??? 2/2 しかし何というボリュームだ。片手では何ともならんな 千鶴 「真名さん・・いたずらはダメよ?」 真名 「ふふ、愛を分けてくれるんだろう?」 千鶴 「もう・・ここじゃダメ。移動するけどいい?」 真名 「どうやって移動する気だ?私は揉むのを止めないぞ?」 千鶴 「ふふ・・・こうやるの」 那波はそういうと、長ネギを取り出した。まさか・・・入れる気か? だが予想に反し、那波は長ネギを振っただけであった 千鶴 「そ〜れ〜」 次の瞬間、信じられないことが起こった。あたりは一瞬にして暗くなり風景が変わる 気がつけばそこは別の場所だった。ただベッドが置いてある簡素な部屋だった 真名 「な、なにぃ!!!」 千鶴 「はい、ここは超さんにいただいた秘密のお部屋。いくら声を出しても外に漏れないから・・・」 真名 「き、貴様魔法使いだったのか!!!!」 千鶴 「なんのことかしら?」 真名 「とぼけやがって・・・いいだろう!!決戦だ!!!」 ここまでお膳立てされて引き下がるわけにはいかない。百合棒を持ったこの私を・・・あれ? 千鶴 「お探し物はこれ?」 那波の手に握られた物、それは私の愛しき百合棒ちゃん 取れちゃった・・・ こうなると、もはや私に勝ち目はなかった おそらくはこういった敗戦が私を弱くしていったのだろう・・・そう、弱く 千鶴 「ねえ?愛はどのくらい注げばいいのかしら?」 完 31-345 31-345 名前:未来予想図[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 00 09 26 ID ??? 今日は麻帆良学園の卒業式。仲の良かった中等部の面々とも今日でお別れ。佐々木まき絵の顔は涙でグシャグシャだ。 あれから10年、まき絵は麻帆良学園中等部の数学教師として赴任することになった。 「2-Aか。はじめてあの人と会ったのもこのクラスだったな。」 まき絵はネギのことを思いだしていた。 「今日からこのクラスの担任を務める佐々木まき絵です。みなさん、よろしくお願いします。」 まき絵の目の前にはこれから自分が受け持つ生徒達が座っていた。それはかつての自分達を見ているようだった。 放課後、体育館を訪れると、一人の女性がバスケのゴールに向かってシュートを決めていた。 「裕奈!」 それはかつてのクラスメートで親友でもあった明石裕奈だった。 まき絵は嬉しさのあまり、裕奈に抱きついた。 「ちょ、あんたどうしてここにいるのよ。」 「へへ、私今年からこの学校の先生なんだ。」 「へぇ〜、アンタもなんだ。」 二人はダビデ広場に移動し、昔の思い出を語りあった。 「改めまして。今年から2-Bを受け持つ明石裕奈です。担当は国語です。」 「え、うちのクラスの隣なの!?」 かつての親友だった二人が同じ年に同じ学校の同じ学年の教師になるとは、まったく運命とは数奇なものである。 「それにしてもバカレンジャーなんて呼ばれてたあんたが先生とはね。」 「失礼ね。これでも一生懸命勉強したんだよ。」 まき絵は膨れた。裕奈にとって彼女は昔のままなのだろう。 「じゃ、再会の記念に、今夜はおもいっきり飲もう。」 まき絵はそう言い出した途端、強引に裕奈の手を引っ張った。 「ちょ、ちょっと、あたしまだ仕事がのこっ」 「そんなのいいから、行こう。」 裕奈はクスッと微笑んだ。やっぱりまき絵はあの頃とちっとも変わってないや。 「私達が大人になったらこんな感じなのかな。」 「まき絵、アンタその設定無理がありすぎ。」 31-348 31-348 名前:3−Aとりえリレー 第26走[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 00 18 23 ID ??? 亜子「あ、もうウチかいな…。」 しずな「新田先生が炎上しちゃってるから、代わりに私が進行するわね。」 千雨(助ける気なしかよ!? ってか誰も新田の方見ちゃいねぇし!!) 亜子「……なんや、作者の陰謀を感じずにはいられへんクジやなぁ…。」 しずな「ん?どれどれ…『鳴滝史伽』ね。」 史伽「や、やっと私ですか…。」 新田「ふぅぅっかぁぁぁぁつっ!!」 千雨(燃えたまんまじゃねーか!) 新田「うぅむ、今日から『バーニング新田』と改名するか…。 それより、今回の対決はこれだぁぁぁぁぁぁ!!」 千雨(メーミングセンスもねーのかよ!) 3−Aとりえリレー 第26走『姉の 奮起に 妹も!!』 新田「鳴滝妹といえば美化委員。 そこで、和泉とはプランター運び競争で対決だ。 あそこに土が入った、大きめのプランター3個が置いてある。 あのプランター全てを50m先のゴールに、先に運びきった方の勝ちだ。 なお、今回はハンデとして和泉は10m前からスタートだ。」 朝倉「はいは〜い、1ヵ月ぶりの司会も朝倉が担当しますよー。 今回は新田先生有利ということでハンデ付けさせてもらったよー。」 31-349 名前:3−Aとりえリレー 第26走[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 00 19 14 ID ??? 千雨「……なぁ、柿崎?」 美砂「なによぅ?まさかあたしに惚れたかぁ?」 千雨「…なんで和泉にあんなモノを履かせた?」 美砂「ぬふふふふ〜…そこは美砂様の考えがあってのことよ。」 亜子「な、なんやスースーしてかなわんなぁ…。」 円「ハァ……ハァ……」 史伽「円おねぇちゃん……ヘンタイさんに見えるです…」 円「ハッ!?ちちち違うの断じて違うのよ! これは…そう!亜子のかわいさに見惚れちゃったからなの!」 史伽「なるほどです〜!それなら納得ですぅ〜!」 千雨(といってもお前ら3人はもう変態域なんだけどな。) 新田「よぉし、位置につけー!」 亜子「…なんや、緊張するな…。」 和美「とりえリレー、第26戦!和泉亜子対新田先生のプランター運び対決! なぜか和泉はフレアミニスカートですが…さぁスタートです。」 真名「…スターターの龍宮です。」 千雨(またおまえかーっ!?)ガーン 真名「位置について…用意……っ!」 ズドォォォム…… 千雨(今龍宮が肩に担いでるの、絶対バズーカだよな!?) 31-350 名前:3−Aとりえリレー 第26走[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 00 19 49 ID ??? 和美「両者同時にスタートし、戦いの火蓋が切られたぁぁっ! まずは両者、一つ目のプランターにかかったぁっ!」 円「亜子、ムリしないでねぇ〜っ!!」 史伽「がんばれ〜っ!」 亜子「んしょ…ってこのプランター、結構重いやんか…。」 和美「やはりこの種目は不利なのか和泉亜子っ! プランターを抱えてからペースがガタッと落ちたぁ!」 新田「シュベゲハハハハハハハァ!!!」 和美「一方の新田先生、意味不明な笑い声を上げながらも、快調に飛ばしているっ! …とか言っているうちに、先に1個運び終えたのは新田先生っ!!」 千雨「あ〜ぁ、どう見たって劣勢じゃねーの?」 美砂「まぁまぁ、最後のあたりに逆転があると思うよ、あたしは。」 千雨「んな状況じゃねーだろ、今は…。」 和美「さぁレースも終盤、新田先生最後のプランターに入ったっ! 一方の和泉は……今ようやく2個目終了!」 史伽「どどど、どうしようです……。」 円「まずいわね……」 亜子「…あぁぁ、もうアカン…って、うわっ!!」 ぴらん…… 和美「出たぁ!赤松作品直伝!ドジっ子のパンチラだぁぁぁ!!」 美砂「ほれ来た!」 31-351 名前:3−Aとりえリレー 第26走[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 00 20 30 ID ??? 円「-------------ッ!!!(////////)」←突発的なアクシデントに赤面&興奮 ドゴォ!!! ドゴォ!!! ドゴォ!!! うごぁー… アルー… なめんなー… 和美「おぉぉぉっと、そのパンチラで興奮した釘宮のボムが炸裂ぅっ!! 新田先生とくーちゃん、それに美……なんちゃらが餌食にっ!! 新田先生の最後のプランターも消滅っ!!」 美砂「ほーれ見なさい、コレがあるから円は侮れないのよ!」 千雨「お前、それ狙いだったのかよ!?」 美砂「まぁね〜…さて、コレで亜子の勝ちは確実でしょ。」 亜子「はぁ…はぁ…お、終わったわ…。」 和美「ゴォォォォォォォル!和泉の見事な逆転勝利だぁ!」 史伽「おねぇちゃ〜ん!!」ぽふっ… 亜子「わわわ…。」 円「まさか美砂、アレが狙いだったとはね……。 あとでカクテルの1杯でもオゴってやろうかしら…。」 史伽「…っと、そうでした。次は私なのでした…。」 31-354 31-354 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 00 50 45 ID ??? 風香 甘えん坊将軍 1/5 むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです 風香 「なに、これ?」 将軍様の目の前にたつ怪しい館、異様な匂いが立ちこめ、さらには見た事もないような細工がしてあります 楓 「どうやら西の大陸の建築様式でござるな」 風香 「西の大陸の人ってこんな怪しげな屋敷に住んでるの?」 楓 「全員がそうとは思えないでござるが・・・」 ?? 「怪しいとは失礼ネ」 その声は館の中から聞こえてきました 風香 「誰!!」 ?? 「まあ、入ってくるネ。歓迎するヨ?」 怪しいです。怪しさ爆発です。でも将軍様、こういうのが大好きなんです 風香 「突撃〜!!!」 楓 「ま、待つでござる」 楓さんに止められる将軍様、しかしそんなことはお構いなしです 中にはいると、それはそれは気味の悪い物が展示してありました 蛇をつけた酒、何かの目玉、猿の置物 とってもいやな感じです 風香 「で、ここは・・・何なの?」 ?? 「フフフ・・・ここは”薬屋”ネ」 入り口から正面、雑然と並んだ怪しい物の中央の椅子に、異国の衣装を身にまとった少女が一人座っています 31-355 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 00 51 58 ID ??? 2/5 風香 「お薬屋さん?」 ?? 「そうネ。ここは超春館薬局と言うネ。そしてワタシが主の超ネ」 背もたれのあるいすに座りながら、少しばかりにやりとして少女はいいました 風香 「超さんか・・・私は風香、風さんって呼んでね」 楓 「せ、拙者は楓と申す・・・」 楓さん、なんだか落ち着きがないようですが・・・ 超 「ここは大陸の漢方という薬を扱うお店ネ。どんな効果の薬でも調合できるネ」 風香 「ホレ薬でも?」 超 「そんなの簡単ネ。ここにある黒ヤモリの干物とガマ蛙の軟膏・・」 楓 「ひ、ひぇぇぇぇぇ!!!!!やっぱりその匂いは!!!」 楓さんはそういうと、一目散に館から逃げ出してしまいました 超 「どうしたネ?」 風香 「楓姉、カエル嫌いなんだ・・」 超 「そうカ・・・」 風香 「ねえ、お薬扱ってるなら亜子先生知ってる?」 超 「アコ・・・ああ、たゆんの先生カ。知ってるネ、お得意様ヨ」 風香 「あの先生にたゆんされた?」 超 「出会うたびにたゆんしてくるネ。でも身代わりで防いでいるヨ」 風香 「身代わり?」 超 「フム、ちょうどいいネ。紹介しとくヨ。古〜!!」 そう呼ばれて出てきたのは、これも異国の衣装を身にまとった少女です 古 「ワ、ワタシ、くーイイマス。ヨロシク」 31-356 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 00 52 44 ID ??? 3/5 風香 「言葉、よく喋れないんだ」 超 「ワタシは天才だからすぐに覚えたヨ。でも古は馬鹿だからまだ覚えいないネ。でも古は武術の達人ネ」 風香 「武術?」 超 「そう、10mはある巨大な象も倒せるくらいの実力はあるネ。背中には鬼の面相もでるネ」 風香 「な、なんかすごそう・・」 超 「でも、気が弱くてネ。その実力のほとんどを発揮できていないヨ」 風香 「ちょっと可哀想かな」 超 「簡単に振り払えるはずなのにたゆんの先生にいつもたゆんされるネ。そしてめろめろにされるネ」 風香 「あはは・・・」 超 「あそこまで抵抗しないというのは、感じてるからかもしれないネ」 風香 「ふうん・・」 将軍様、古さんに興味がでたのか、古さんのそばに行きました 風香 「それっ!!!」 将軍様、いきなり古さんのおっぱいを揉み始めました 古 「オ、オキャクサン!!ヤ、ヤメ・・・」 しかし古さん、もう動けません。将軍様のなすがままにされています 超 「やっぱり気持ちいいノカ」 古 「ハァハァ・・・モウ、ダメ・・」 風香 「えーい!!!」 将軍様、つまんでしまいました 古 「!!!!」 古さんは声も上げることもできずに崩れ落ちてしまいます 31-357 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 00 54 10 ID ??? 4/5 風香 「ちょっと面白いかも・・」 超 「この国ではいきなり乳を揉むのが礼儀なのカナ?」 風香 「違うけどね・・でも、このお姉ちゃんの潤んでおびえた瞳を見たら・・いじめたくなっちゃうな」 超 「それはわかる気がするネ。でも古をあんまりイジメないでほしいネ。それに古は・・」 風香 「あはは・・ゴメン」 古 (ポッ・・) 古さん、頬を赤らめています。何か芽生えて・・・ 超 「惚れやすいネ」 風香 「へ?」 古 「フウカサン・・・オヨメサン・・」 風香 「な、なに?」 超 「ムムッ?やはり、惚れられたらしいネ」 古 「ツクシ・・マス」 風香 「ふえぇ!?」 超 「古を幸せにしてあげて欲しいネ。後、式には呼んでほしいネ」 風香 「ちょ、ちょっと!!!」 古 「アナタ・・」 楓 「そこまででござる」 ビシュッ!!! いつも間にか古さんの背後に立った楓さん。首筋に手刀を打ち込みました 31-358 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 00 58 29 ID ??? 5/5 風香 「か、楓姉ぇ!!!」 超 「ほほう・・・あの古を」 楓 「は、早くここを去るでござる。拙者、じんましんが治まらぬでござる」 風香 「うん。やっぱりここ、怪しいね」 超 「ここまで遊んでおいてそれはあんまりネ」 そう言うと、二人はそそくさと館を出るのでした 超 「また来るヨロシ〜」 しばらくして・・ 古 「アイタタ・・・ワタシ、ナニヲ?」 超 「また悪い癖がでたネ」 古 「ダレモイナイ。マタフラレタ・・」 超 「またいつものように慰めてあげるネ。ついでにいい薬が入ったから試すヨ」 古 「チャオ・・・アリガトウ・・」 完 31-360 31-360 名前:千鶴 私はいます[sage] 投稿日:2006/05/12(金) 01 35 14 ID ??? 千鶴 私はいます 抱きしめるために、私の両手はあります 頭を撫でるために、私の手のひらはあります おでこに優しくキスするために、私の唇はあります 夏美 「ちづ姉」 小太郎 「ちづる姉」 あやか 「ちづるさん」 みんなの声を聞くために、私の耳はあります 千鶴 「ご飯よ〜」 みんなに呼びかけるために、私には言葉があります 夏美 「おいしい!!!」 みんなが喜ぶから私は料理を作ります 小太郎 「ひ、一人で風呂ぐらい入れるワイ!!」 みんなのために私はお節介を焼きます あやか 「ち、ちづるさん!!いきなりなにを!?」 みんなを感じるために、私は触れ合います 千鶴 「みんな好きよ、だってそれが私なんだから・・」 みんなと共に生きるために、私はいます 完 前ページ次ページSSまとめ
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ハナマキ地方の登場人物 主人公 ユズル(南譲/みなみゆずる) 12歳。マツキタウンに住む、よく言えば優しい、悪く言えば流されく、お人よしな性格の少年です。コウメタウンのトレーナーズスクールに通っていますが、まだ自分のポケモンを持っていないので、授業中はポケモンをレンタルしています。女の子のような顔立ちをしているせいか、年齢よりも幼くみられることが多いです。「なんだかなぁ‥」、「まぁいっか‥」が口癖で、幼馴染のヒスイに振り回され気味です。7歳年上の兄がいます。プリンが好きで、特に牛乳プリンと焼きプリンが好きなようです。 トレーナーズスクール卒業間近のある日のスクールからの帰り道、幼馴染のヒスイ、友人のエイト、ルリと共にジラル団に襲われていたテンドー博士を助けるところから彼の旅が始まります。 幼馴染/ライバル/友人 ヒスイ(東野翡翠/ひがしのひすい) 12歳。マツキタウンに住む、主人公の幼馴染の少女です。勝ち気で、何にでも首を突っ込みたがる性格をしており、いつもユズルを引っ張りまわしています。ユズル同様、ポケモンをレンタルしてコウメタウンのトレーナーズスクールの授業を受けています。動きやすい服装を好み、常に元気いっぱいの女の子です。 エイト(北山永斗/きたやまえいと) 12歳。コウメタウンに住む、主人公と同じトレーナーズスクールに通う少年です。正義感の強い性格をしています。ユズルのことをライバル視していて、何かと勝負を挑んできますが、実際は彼のことを認めており、仲間として信頼しています。利発そうな顔立ちと高めの身長からクールな印象を受けますが優しい少年です。 ルリ(西野瑠璃/にしのるり) 12歳。コウメタウンに住む、主人公と同じトレーナーズスクールに通う少女です。おとなしい性格をしているため、周りに流されがちです。同じく周りに流され気味なユズルとは気が合うようです。可愛らしい顔立ちをしており、トレーナーズスクールでは男子からの人気が高いです。服装も女の子らしく可愛らしいものを好んでいます。 主人公たちをサポートしてくれる人たち テンドーはかせ(天童良樹/てんどうよしき) 28歳。コウメタウンで悪の組織、ジラル団に襲われていた博士。助けてくれたお礼に主人公たちに1体ずつポケモンをプレゼントしてくれます。大雑把な性格をしています。クドー博士とは昔からの知り合いであり、彼の目的を阻止するために四天王やチャンピオンと協力して情報を集めています。 ハルナ(五十鈴春奈/いすずはるな) 24歳。アヤメ空港倉庫の地下にあるジラル団のアジトに潜入するときに協力してくれるポケモントレーナーの女性です。基本的にはしっかりした性格ですが、どこか抜けたところがあります。ユズルのことを気に入っており、ことあるごとにユズルに女装させようとしています。隠れオタクであり、小さい男の子が好きなようです。薄い本を読むのと子供と遊ぶのが趣味です。実はハナマキリーグ四天王の一人であるスプリングの正体です。 チナツ(四元千夏/よつもとちなつ) 24歳。ヤナギ湖に棲むとされるポケモンを無理やり捕まえようとしたジラル団を撃退するときに協力してくれるポケモントレーナーの女性です。ハルナやアキト、フユキに比べて幼い容姿をしていますが、大人っぽくしっかりした性格をしており、主人公たちの成長を優しく見守っています。水泳が趣味です。実はハナマキリーグ四天王の一人であるサマーの正体です。 アキト(三潴秋人/みずまあきと) 24歳。天文台1階の資料を奪おうとしたジラル団を撃退するときに協力してくれるポケモントレーナーの男性です。冷静で思ったことをはっきりという性格をしています。クールな外見とその性格から冷たい人間だと思われがちですが、基本的には思慮深く、優しい性格です。サバイバルゲームが趣味で、フユキとはサバゲ仲間です。主人公のトレーナーとしての資質を感じ取り、成長を楽しみにしています。実はハナマキリーグ四天王の一人であるオータムの正体です。 フユキ(二宮冬樹/にのみやふゆき) 24歳。サファリパークのポケモンを奪おうとしたジラル団を撃退するときに協力してくれるポケモントレーナーの男性です。大雑把でいい加減な性格をしています。主人公のことを弟のように思っています。面倒なことが嫌いで「やれやれ‥」が口癖です。サボり癖があり、よく昼寝などをしてサボっています。サバイバルゲームが趣味で、アキトとはサバゲ仲間です。実はハナマキリーグ四天王の一人であるウインターの正体です。 トキ(一之瀬時/いちのせとき) 24歳。伝説のポケモンを捕まえて天気や季節を操ろうとするジラル団とクドー博士を止めるために協力してくれるポケモントレーナーの男性です。冷静ですが正義感が強く、間違ったことを見過ごすことのできない性格で、読書が趣味です。主人公のことを認め、チャンピオンと挑戦者としてポケモンリーグで戦う日を待っています。実はハナマキリーグチャンピオンであるクロックの正体です。 ジムリーダー イマクラ(今倉京子/いまくらきょうこ) 25歳。「すべてを見通す 青い瞳」の二つ名を持つ、サクラジムのジムリーダーです。帽子を深くかぶり、サングラスをかけた口数の少ない女性で、エスパータイプの使い手です。クオーターであり、きれいな金髪と青い瞳を持っています。寡黙な性格で、プライベートでは自室に引きこもって黙々とボトルシップを作っています。彼女を倒すことでブロッサムバッジが手に入ります。 ネイティ ユンゲラー 「運命が 人智を超えた力だというのなら それすらも乗り越える力を あなたに」 ミナ(穂杜々木美奈/ほととぎみな) 14歳。「けがれなき 神木の巫女」の二つ名を持つ、トウワジムのジムリーダーです。穂杜々木神社の一人娘で、草タイプの使い手です。イッシュ地方に引っ越した同い年のイトコがいます。整った顔立ちの少女で、長いきれいな黒髪をもち、着物のような服を着ています。純粋な性格で、自分で育てている花を世話したり、眺めたりするのが趣味です。彼女を倒すことでウィステリアバッジが手に入ります。 ポポッコ ハスブレロ フシギソウ 「空に向かってのびる 草木のように 上を向いて 歩いていきましょう」 ハシバ(羽柴良/はしばりょう) 26歳。「シンセリティ バッドガイ」の二つ名を持つ、アヤメジムのジムリーダーです。金髪でサングラスをかけており、関西弁をはなす男性で、悪タイプの使い手です。ススキジムのミツキと仲がいいようです。金髪とサングラスにアロハシャツといった姿から、軽薄な印象を受けますが、実は誠実で芯の強いタイプです。将棋とチェスが好きで、中でも詰将棋などのパズル性の高いものを好みます。テトリスなどのパズルも好きです。彼を倒すことでアイリスバッジが手に入ります。 ズルッグ コマタナ ニューラ 「甘言にも 惑わされず 己を信じ 貫きや」 シシド(宍戸宏二/ししどこうじ) 20歳。「フリーティング アクター」の二つ名を持つ、ハギノジムのジムリーダーです。長髪長身色白の病弱そうな男性で、格闘タイプの使い手です。病弱そうな外見と、芝居がかった口調から儚げな印象を受けますが、いたって健康です。筋トレが趣味ですが、体が弱いためすぐに息が上がってしまいます。トマトジュースを愛飲しています。彼を倒すことでクローバーバッジが手に入ります。 サワムラー エビワラー ヘラクロス 「何事にも負けない 力と心 それらを共に磨き続けてこそ 強くなれるのです」 ミツキ(中山美月/なかやまみつき) 39歳。「プルデント フリーダムレディ」の二つ名を持つ、ススキジムのジムリーダーです。黒髪の女性で、童顔でスタイルがいいため、20代前半にしか見えません。飛行タイプの使い手です。アヤメジムのハシバと仲がいいようです。若々しい外見と、子供のようにはしゃぐ姿から、とても大人には見えませんが、実際は思慮深く優しい性格です。ピアノが趣味で、ピアノ教室をひらいています。彼女を倒すことでグラスバッジが手に入ります。 チルット フワライド エアームド 「大切なのは 楽しむこと 大空を舞うような 自由な心を 忘れずに」 カズキ(遊佐一輝/ゆさかずき) 19歳。「燃え上がる 銀色の炎」の二つ名を持つ、キクナジムのジムリーダーです。ニット帽をかぶった銀髪の青年で、炎タイプの使い手です。ヤナギジムのつばめと仲がいいようです。クオーターであり、きれいな銀髪と緑色の瞳を持っています。努力家で、ポケモンと仲間を大切にする誠実さ、周りに気を配る優しさを持っています。彼を倒すことでセマムバッジが手に入ります。 ヘルガー ギャロップ ゴウカザル キュウコン 「君の心に 火をつける ポケモンと仲間を 大切にね」 シカタ(鹿田源治/しかたげんじ) 56歳。「石頭の エルダリーパーソン」の二つ名を持つ、モミジジムのジムリーダーです。背筋のピンとした初老の男性で、岩タイプの使い手です。頑固でカタブツですが、強い意志を持っています。囲碁が趣味です。彼を倒すことでメイプルバッジが手に入ります。 オムスター カブトプス プテラ アーケオス 「逆境にも揺るがない 岩のような心 それこそが 本当の強さなのだ」 ツバメ(天野つばめ/あまのつばめ) 19歳。「アクティビティ オカルト少女」の二つ名を持つ、ヤナギジムのジムリーダーです。黒髪でくせっ毛の女性で、ゴーストタイプの使い手です。キクナジムのカズキと仲がいいようです。オカルト的なものが大好きで、ジムリーダーになった後もあちこちを回っています。心霊番組を見るのが趣味です。彼女を倒すことでサリックスバッジが手に入ります。 ゲンガー ヨノワール ユキメノコ ミカルゲ シャンデラ 「あなたとポケモンの 強い絆 目には見えないけれど 確かに そこにある」 ジラル団 スカイ(空閑良平/くがりょうへい) 24歳。黒髪の男性で、ジラル団のボスです。クドー博士と共にハナマキの天候や季節を操ろうと企んでいます。ラーメンの食べ歩きが趣味で、自宅にある食べ物はインスタントラーメンばかりです。重度の花粉症であるため、ハナマキ地方から春を無くし、快適に生活することが彼の目的ですが、ほかの幹部たちと目的が一致しておらず、くだらないケンカを繰り返しています。 クロバット マルノーム バクオング サニー(晴山真也/はれやましんや) 28歳。金髪の男性で、ジラル団の幹部です。クドー博士と共にハナマキの天候や季節を操ろうと企んでいます。海釣りが趣味です。かなりの女好きで、ハナマキ地方を一年中夏にして水着ギャルを眺めるのが彼の目的ですが、ほかの幹部たちと目的が一致しておらず、くだらないケンカを繰り返しています。 ウツボット マタドガス ドクロッグ クラウド(久守泰蔵/くもりたいぞう) 48歳。黒髪の男性で、ジラル団の幹部です。クドー博士と共にハナマキの天候や季節を操ろうと企んでいます。料理が趣味で、料理教室に通っています。最近体力の衰えを感じ、冬の雪かきがつらくなってきたため、ハナマキ地方から冬を無くすのが彼の目的ですが、ほかの幹部たちと目的が一致しておらず、くだらないケンカを繰り返しています。 ハブネーク ベトベトン ドラピオン レイン(雨宮奈々子/あめみやななこ) 20歳。銀髪の女性で、ジラル団の幹部です。クドー博士と共にハナマキの天候や季節を操ろうと企んでいます。歴女で、歴史関係の本を読むのが好きです。紫外線を過剰に恐れ、常にUV対策をとっており、ハナマキ地方から夏を無くすのが彼女の目的ですが、ほかの幹部たちと目的が一致しておらず、くだらないケンカを繰り返しています。 ラフレシア アーボック ドククラゲ クドーはかせ(久藤亮太/くどうりょうた) 28歳。ジラル団を利用して天候や季節を操るポケモンを集めて、ハナマキの天候や季節を操ろうと企んでいます。テンドー博士とは昔からの知り合いです。 ジラル団員 クドー博士や幹部の考えに共感し、彼らの命令で動いています。ですが、ボスや幹部たちの目的がくだらない上にいつもケンカばかりしているため、団員たちは呆れ返り、士気は低めです。 ポケモンリーグ四天王 スプリング(五十鈴春奈/いすずはるな) 桜をあしらった仮面をつけた謎の女性です。正体はポケモントレーナーのハルナです。 ムクホーク キノガッサ キングドラ キュウコン フシギバナ リーフィア サマー(四元千夏/よつもとちなつ) 太陽をあしらった仮面をつけた謎の女性です。正体はポケモントレーナーのチナツです。 メガヤンマ グライオン ルンパッパ プテラ リザードン ブースター オータム(三潴秋人/みずまあきと) 紅葉をあしらった仮面をつけた謎の男性です。正体はポケモントレーナーのアキトです。 ナットレイ ガブリアス ギャラドス カイリュー ゴウカザル サンダース ウインター(二宮冬樹/にのみやふゆき) 雪の結晶をあしらった仮面をつけた謎の男性です。正体はポケモントレーナーのフユキです。 マニューラ ミロカロス スターミー ジバコイル オーダイル グレイシア ポケモンリーグチャンピオン クロック(一之瀬時/いちのせとき) 時計をあしらった仮面をつけた謎の男性です。正体はポケモントレーナーのトキです。 ハッサム フライゴン トゲキッス ラグラージ ブラッキー エーフィ フロンティアブレーン エース(一条京介/いちじょうきょうすけ) 18歳。黒髪でクールな男性で、バトルタワーのフロンティアブレーンです。クールというよりもドライな性格をしており、周りに壁を作っていますが、子供が苦手でどう接していいかわからず、同じフロンティアブレーンであるほのかには若干態度が軟化します。よく話しかけてくるジェームスと公平のことをうっとうしく思っています。 ジャック(James・Laird/じぇーむす・れあーど) 27歳。イッシュ地方出身の男性で、バトルステージのフロンティアブレーンです。明るく陽気な性格と、整った外見から女性のファンが多いです。金髪と青い瞳を持っています。他のフロンティアブレーンによく話しかけており、公平とは気が合うようですが、京介にはうっとうしがられ、ほのかには怖がられ、将宗には迷惑がられています。 クイーン(姫川ほのか/ひめかわほのか) 12歳。大企業の一人娘で、バトルキャッスルのフロンティアブレーンです。引っ込み思案な性格です。人見知りが激しいため、ジェームスや公平に話しかけられるたびに怖がって逃げ出しています。同じフロンティアブレーンの中では比較的年齢が近く、優しくしてくれる京介には少しなついています。京介に話しかけようとして、よくまごまごしています。 キング(王司将宗/おうじまさむね) 25歳。剣道の道着を着た男性で、バトルファクトリーのフロンティアブレーンです。寡黙な性格で、剣道の有段者です。口数は少ないですがいろいろと考えてはいるようです。よく話しかけてくるジェームスや公平のことを迷惑に思っています。緑茶を愛飲しています。 ジョーカー(馬場公平/ばばこうへい) 35歳。スーツを着た男性で、バトルルーレットのフロンティアブレーンです。飄々としており、明るく物怖じしない性格のため、周囲に壁を作るタイプの京介や寡黙なタイプの将宗によく話しかけており、両者からうっとうしがられています。ギャンブルとお酒が好きですが、運がいい方ではなく、お金が貯められないタイプです。 その他の人たち カナ(神路加奈/かんじかな) 主人公の家の近くに住んでいるお姉さんです。文字をひらがなで表示するか、漢字で表示するかを切り替えてくれます。 タイチ(宮迫太一/みやさこたいち) バトルフロンティアにいる青年です。ポケモンの個体値を教えてくれます。 りぼん(神庭りぼん/かんばりぼん) トウワタウンに住んでいる少女です。先頭のポケモンの努力値が最大のとき、がんばリボンをつけてくれます。 ナツキ(伊与久菜月/いよくなつき) ヒボタンシティに住んでいるお姉さんです。先頭のポケモンがどれだけなついているかを教えてくれます。 オシエばあさん(伊井澤押絵/いいざわおしえ) バトルフロンティアにいるおばあさんです。教え技を教えてくれます。 せいめいはんだんし(名尾創/なおつくる) ヒボタンシティにすんでいるおじさんです。ポケモンのニックネームを変更してくれます。 めざめたオヤジ(鮫田力/さめたちから) サクラシティに住んでいるオヤジです。野生のポケモンに服を奪われたことで何かに目覚め、それ以降めざめるパワーのタイプを教えてくれるようになります。 わすれオヤジ(和須練/わすれん) キクナタウンに住んでいるオヤジです。ポケモンの覚えているわざを忘れさせてくれます。 わざマニア(面井将/おもいたすく) キリシティに住んでいる青年です。ハートのうろこと交換で、ポケモンが一度忘れてしまった技を思い出させてくれます。
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414 :「三条家の挽歌、2」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/24(月) 03 01 51 ID nzDu5Yfz ちゃぷん、ちゃぷんと水の音だけが聞こえてくる。 辺りに人の気配はない。ただ、どこまでも暗い水面が広がっているだけである。 そう、そこには誰もいるはずがない。そこは日本最大の面積を持った湖―――琵琶湖のほぼ中央にあたる場所なのだから。 「やれやれ、どうやら脱出はできそうだな」 フェイト・アーウェルンクスは無表情のまま、暗い水面の上を歩いていた。水面より数センチ浮いている足には水飛沫が全く かかっていない。いや、水飛沫の方が彼を避けるようにして左右に散っていく。 「………」 日本に侵入したものの上手く活動できなかった彼だが、目的が失敗したことは既に割り切っている。そんな彼にも、心の片隅 で引っかかっていることが1つだけあった。 冷酷ともいえる彼がどうしても上手く処理できないその心残りとは、かつて彼が京都を案内されていたとき――― 「くだらない。ただ情報を聞き出すために利用しただけなのに……」 彼の案内役として傍にいた少女の、あの訴えだった。 三条家による爆破テロで両親を失った、1人の、もう名前さえも忘れてしまった少女。 しかし、あの鬼の形相から発せられた強靭な意志だけは、今もフェイトの心に焼き付いているのだった。 "ふぇ、フェイト君! フェイト君っ! おったら開けてください! 貴方の世話役どすっ!" "ウチの両親――― 四国院 にいたから" "絶対、絶対に赦さへん……あの 怪仙 三条老人でも……刺し違えてでも地獄に送ってやるっ! 畜生!" 「もはや僕にはどうすることもできないが」 フェイトは荒れ模様の京都の方角を向いて、ぽつりと呟く。 「僕のような存在ではなく、君の気持ちが理解できる者が、君の、いや、君たちの無念を晴らすことを願っているよ」 時間がきた。 水面に転移魔法の巨大魔方陣が現れ。水柱を立ててそこに巨大な黒光する質量が現れる。 巨大な潜水艦―――それは世界のどことも知れない場所からこの琵琶湖まで、複雑な転移魔法を経てやってきた。そいつ の入り口が開いて、無言でフェイトに乗船するように促す。国籍が分かるものは何もない。これは、彼の属する勢力のものだ。 「さようなら、日本。しかし僕は、必ずここに戻ってくるよ」 フェイトが乗り込んだ潜水艦はすぐに沈んでいき、そして湖底で再び転移魔法を行い、日本から消えた。 「また会おう。近き、しかるべき日に」 * * * ***関西総本山*** 「はあ、はあ、はあ」 破壊音と悲鳴ばかりが耳に飛び込んでくるのを塞ぎたい気持ちだったが、それを実行すると周囲の様子が正確に分からなく なってしまう。刹那は木乃香の肉体を背負ったまま必死に走り、詠春に教えられた抜け道に向かっていた。蜘蛛の大群はもう すぐそこまで迫っている。木乃香の力ならば蹴散らすのは容易いが、意識が魔力体として抜け出してしまっている今の状態で は無防備な餌に過ぎない。 「はあ、はあ……」 木乃香の身体を置いていけばもう少し早く走れる。誰かも分からない少女だ。しかし、記憶を失っていても、刹那はどうしても それができなかった。それは絶対にしてはいけないと、もう忘れてしまったはずの記憶が、心の奥底から警告してくる。 ”私はここに残る。そして、西の長としての責任を果たさなければならない” やはり、知らない男の言葉の真意を、刹那はなぜかすぐに理解できた。―――この人はここで死ぬ気なのだ、と。 男のことを思い出そうとするたびに頭が痛むが、記憶はやはり戻らない。 しかし今は、それを悲しむ余裕も無い。悲しむ前に、一刻も早くここから脱出しなければならないのだ。 ………そんな刹那を、背後から観察している2つの人影があった。 「ひひひ、抜け道があるようだねえ。ほれみぃ、東園寺、どうやら私の読みは正しいようじゃないか」 「ど、どうやらそのようですね、華山院殿。さあ、は、はやく我々も逃げないと……」 「うむ、私たちの運も、まだ尽きてはいないようだ……三条と近衛はもう駄目のようだがね」 脱出用の抜け道。 反乱に参加した2人の理事は、絶体絶命の状況下で微かに差した光に顔をほころばせる。 華山院と呼ばれた老婆は総本山の混乱振りを呆れるように眺めて、ふん、と嗤った。 「こんな馬鹿騒ぎに付き合ってはおれん。早々に逃げて次の手を考えるまでさ」 その時、背後の壁が轟音と共に破壊され、数人の術者の残骸が乱れ飛んできた。 「ひ、ひいい!」 「早く、逃げましょう!」 仰天した2人は慌てて刹那の後を追う。そして、姿が見えなくなってしばらくして、埃がおさまった破壊地から、蜘蛛を引き連れ た1人の少女がきょろきょろしながら現れた。 「あれー、確かに声が聞こえた……よねぇ。誰がいたのかな?」 ピコピコハンマーを装備した椎名桜子は自分の直感を信じ、血走る眼と鋭い牙をぎろりと輝かせて、刹那たちと2人の理事が 逃げた方に歩き出した。 * * * 亜子が三条千歳にドロップキックを食らわせたことで、総本山から立ち昇っていた竜巻は消失した。 「やった、動ける!」 竜巻に捕らわれていた本物の木乃香の魔力体は、急いで呪文を詠唱し、自分の背後に巨大な光の鎌を出現させた。10メー トルはありそうな光の刃が動く光景は、まるで木乃香の背後に見えない巨人が立ち、その武器を操っているようでさえある。 「きゃあはははははは!」 偽の木乃香の魔力体とハルナも急いで体制を立て直し、ハルナは巨大な剣を生み出して魔力体に与える。家の大黒柱ほど もあるその剣は魔力体の影響を受け、青い火花を散らす炎の魔法剣となって夜を焦がした。武器を生産したハルナは再び、隕 石を生産する作業にとりかかる。 「させへん!」 「きゃは―――」 ガキン、ガキン、と2度、3度と切り結ぶたびに魔力が夜空に飛び散る。それは遥か遠くまで舞い、地上に落ちる前に消滅して いった。花火のように色とりどりの魔力の飛沫だが、その1つ1つが人間数百人を焼き尽くせるエネルギーなのである。触れるど ころか、近づいただけで並の人間なら沸騰して溶けている。戦場がもしも地上なら、一帯は既に焦土と化しているだろう。 しかし、2人の木乃香はそれを浴びても平気な顔で、刻み合いを続ける。 そんな戦いを止めたのは、地上に集まりつつあった膨大な魔力だった。地脈から吸い上げているその魔力は復活していた防 衛結界中で既に飽和しており、いつ、どこに流れ出してもおかしくはなかった。 「!?」 「な、なんや!」 巫女が操る蓬莱の樹が、地下から総本山の機能を操作しているとは、さすがの木乃香の予想の範囲外であった。 かつて亜子に向けられて京都を焼き尽くした魔力砲が、上空の魔力体に向けて発射される。 木乃香たちの視界を、光系殲滅魔法の圧倒的な魔力の奔流が埋め尽くしていく。 総本山から、今度は光の柱が立ち昇った。 それは上空で渦巻く巨大な乱雲の中央に吸い込まれていくように伸びていき、千歳の魔法と激突する。 静寂。 爆音。 その瞬間、夜空は白く塗り潰された。 * * * 吹き飛んで、気がついたらその場所にいた。 「どうして、ウチの両親を巻き込んだんや?」 世界は再び塗り替えられ、ひたすら地平線まで草原が続いているだけとなる。今までの空間より広いのはおそらく、千歳の 大規模な魔法が結界に与える影響を減らすためだろう。 そんな何も無い世界で、亜子は1人の老爺と向かい合っていた。 老爺は脇に2本の女性の脚を抱いており、その様子からはもはや正気とは思えない。尋ねても、まともな答えが返ってくる かも分からなかった。しかし、それでも亜子は、自分の両親や親族を誘拐してこの狂乱劇に巻き込んだ勢力の首魁に、その 答えを求めていた。 「………」 老人はぎろりと血走る目を亜子に向けて、 そして嗤った。 愉快に。 無邪気に。 あまりにも無邪気に。 童のように。 「そんなもんは、お前さんを三条家の駒にするために決まっておろうて」 げらげらげら、と。 よく澄んだ、 そして狂った声。 老人は肩を揺らしながら、 どうしてそんなことを尋ねるのか分からないといった風に、嗤う。 「ウチを駒にして、何をするつもりやったん」 老人はぴたりと嗤うのを止め、 目を輝かせて亜子を見る。 「国を……国を造るんや。今までみたいに腑抜けな者どもが跋扈するような国とちゃう、古代の日本より伝わる偉大なる陰陽術 を操り、かつての大いなる自然の神と、天と、地を、政を行っておった、あの時代を取り戻すのや。近衛家ではなく、我々が! 三条家が! わしと、こずえが! 偉大なる巫女の神官として、すべての汚らわしきもんをこの地から排斥し、全ての美しいもの をこの地に甦らせ、全ての衆愚に真の価値を与えてやるのじゃ! 巫女を神とし、さらなる繁栄をもたらすのじゃ! わしらが、 この国を、正しい方に導いてやる! 東京ではなく、京都を都として、この国を滅ぼして、再生させる。愚図どもは命を捨てよ! わしらの、魔法使いの国じゃ! そしてこの国は、甦る! わしらが神官となり、神となり、導き手となりて! 三条家が―――」 老人は子供のようにはしゃいで、唾を飛ばし、夢を語る。 皴だらけの顔をぐにゃりと歪め、壊れた笑みを浮かべて語られる夢は、亜子ではなく自分に言っているように見えた。 「そんなことのために、ウチの両親や、兄貴や、みんなを……」 亜子は下を向きながら、ぼそりと呟いた。 「しかし、お前さんは巫女が要らんと言うとる。だから、要らん。われらの国に、お前さんも、お前さんの家族も、要らん」 老人は真顔でそう言って、また肩を揺らした。 「なあ、おじいちゃん。おじいちゃんに、家族は……」 亜子は微笑んで、老人に語りかける。 微笑んでいる眉間には、今にも破裂しそうなほど血管が浮き上がっていた。 「こずえという孫がおる。可哀想に、今はこんな姿になってもうた……ううっ」 色の悪くなった脚を撫ぜながら、老人は今度は涙を流し始める。 「他には?」 「もう、おらんが」 「そっか。良かった。さっきの人らには聞くの忘れてもうたから」 亜子は赤い目に涙を浮かべていた。 怒りだけではない、別の感情もそこにはあった。 「ウチが家族に合わせたげるわ。その大きい夢もいっしょに、持って行けばええ」 穏やかな笑みを浮かべて、亜子は蝙蝠のマントを膨らませる。 「羨ましいわ。ウチより先に、ウチの家族のところにいけるなんて」 「どういう意味か、分からんのぉ」 老人は首を傾げて、亜子を伺うように微笑んだ。 「三条家の当主に向けてのその言葉、先程の狼藉、それだけでも家族の死刑は当然じゃわい」 そう言った老人の身体から魔力が溢れ出し、じんわりとした風が生まれていく……。 「な、何を……! う、うあああっ!」 亜子の身体はその風に持ち上げられて、きりもみ状態になりながら急上昇していく。翼を使おうにも動かせない。いや、手足 もろくに動かさせないまま、否応無しに、ロケットのように打ち上げられていく。まるで全身を鋼鉄で固められているかのように、 風に縛られており、びくともしない。 老人の姿はみるみる小さくなり、 砂粒のようになり、 ついに見えなくなる。 まるで宇宙船から地球を見ているような視界だった。 亜子は一気に数千メートル、その身体を持ち上げられてしまっていた。 「ううっ、ぐうっ……」 風圧で歪む亜子の顔が、だんだん赤くなっていく。 身体中を風で締め付けられて、体内の臓器が搾り出されそうだった。 それは、風でここまでのことができるのかというぐらい、圧倒的だった。 もう老人の姿は見えないが、魔力だけは感じている。 自分を縛っている。 直接触れるまでもない―――歴然とした力の差がそこにはある。 (でも、負けられへ……ん……) そのとき、力のベクトルが逆転した。 「きゃあああああああああああああああああああああああああっ!」 亜子は風に縛られ、弾丸のように加速しながら、地上に向けて急降下していった。 * * * 『No.0666―――<ビブリオン 悲愴なる最終決戦!>―――』 「しかし、残念ながら上映している暇はない。まさか私がここまで追い詰められるとは思わなかったからね」 真紀乃が取り出した球体から発せられた音声は、ぶつりとすぐに途絶えた。 彼が持っているのは球体「傑作666」。かつて三条園を護っていた防衛システムの中でも、彼が小田原や光仙と共同で開発 し、一番凝った演出を施していた一品である。閉じ込めた者を架空のアニメキャラクタに仕立て上げた上で、彼らが考えた同人 的バッドエンドストーリーを死ぬまで演じさせるという恐ろしく無駄な機能を持ったそれはしかし、三条園の警備スタッフから恐れ られていた殺戮兵器でもある。 「万が一の護衛のために三条園から持ってきたのだが、どうやら正解だったようだな!」 にやりと嗤う真紀乃だが、楓は特に怯えた様子もない。 「どうせ、その球体に拙者を閉じ込めて中で色々なことをするとか、そんなところでござろう?」 「な、何っ! どうして分かったのだ!」 戦慄する真紀乃に対して、楓はいたって冷静だった。 「お主の思考も嗜好も、もうだいたい読めるでござるよ……風香たちのビデオを何度も見て、拙者がただ吐いていただけとでも 思ったか? あの、標的を動けなくしてから執拗に痛めつけているビデオを」 楓は小さい手裏剣に気を込めて巨大化させ、カチャリとかまえる。 「それに、モンスターボールにそっくりでござるよ。それ」 かつて平和だった頃、鳴滝姉妹にポケモンを全て覚えさせられ、ついに姉妹より強いカメックス使いになった楓だった。 「むぐうぉ!? たまたま……本当にたまたま……似てしまっただけだ……」 痛いところを突かれたという顔で、自分たちで開発した傑作666を見る真紀乃。 「しかし、これにはこのような使い方もできるのだ! 小田原さんや光仙さんには申し訳ないが、使い切らせてもらう。 混沌の腐肉を宿し傑作よ。開発者、真紀乃の名の下に、全ての安全装置を開放せよ。レリィ―――――――――ズ!」 びちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃ! 球体がぱかりと開き、そこから濁流のような腐肉と蛆虫の塊が飛び出してきて、巨大な山になった。 腐った肉と蛆虫でできた山、それは汚物と形容してもまだ生ぬるい。蛆で飽和した表面はどろどろと爛れ落ち、眼球や耳が ぶくぶくと下から湧き出しては蛆に食われて潰れ、捻じ曲がった骨があちらこちらから突き出している。 そんな数百メートルはある悪夢のピラミッドが、楓の前に出現する。 「うっ……」 一帯に異臭が立ち込め、思わず楓も一歩下がってしまう。 「うむ、実に素晴らしい。しかし、悲しいかな。もう、こいつらは球体には戻せない。封を解いてしまったからね」 腐肉の山の頂上に立った真紀乃は、悲しそうに首を横に振った。 匂いなどは気にならないらしい。 「さて、三条家の腐肉の貴公子と呼ばれし私の真骨頂、しかと見せてあげよう」 山がずるりずるりと動き始め、表面から無数の触手が飛び出してきた。 腐肉の山は真紀乃の魔法で数百メートルの怪物となって、楓に迫る。 「ふん、ちょうどいいでござる」 楓は十字架手裏剣をかまえ、その山から少しだけ距離をとった。 「そんなに生ゴミが好きならば、お主も生ゴミにしてやろう」 そんな楓が、10人に増えた。 (続)
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蛸の浜 佐々木 福弥 タマコ ミチエ マサヒロ 蛸の浜 山崎 剛 山田町長崎2-6-10 太田 徹 築地一丁目2-9 ?? 禎子 キクチ メイ キクチ マサト (4歳) キクチ マコト (42歳) キクチ メグミ (36歳) オオコシ ケイスケ (築地二丁目 77歳) オオコシ ヨウコ (74歳) モリタ ヒサコ (大通一丁目 62歳) モリタ ナオミ (33歳) モリタ ナオト (34歳) モリタ シュウタロウ (3歳) モリタ ウタ (2歳) スズキ ユウイチロウ (35歳) スズキ クニコ (61歳) ノザキ シゲヒロ (??町川向 65歳) サクライ マサミ (仙台市太白区中田町字千刈田16-18 59歳) オノ カツヒコ (宮城県遠田郡涌谷町字・・・) サイトウ ノブヒロ (宮城県遠田郡涌谷町字・・・) ササキ ツヨシ (宮城県遠田郡涌谷町字・・・) ナガサワ ミヅホ (港町) ナガサワ ウルハ (港町) タナカ サナエ (港町) タナカ セイナ (港町) タナカ セリカ (港町) タナカ ココナ (港町) タカヤシキ ヒロミ (重茂??) タカヤシキ アツコ (重茂??) 船越 信行(鍬下町・61) 船越 悦子(鍬下町・55) 吉田 忠治(鍬下町・70) 吉田 薫(鍬下町・62) 吉田 高幸(鍬下町・40) アベ チ●コ (47歳) アベ チ●コ (57歳) アベ ●● (55歳) ヨシサキ ヒサシ (57歳) ササキ アツ● (81歳) クラモト タ●●” (64歳) クラモト ヒデコ (60歳) ナカムラ ミエコ (55歳) イトウ シゲコ (64歳) イトウ アサ (91歳) ササキ ユマ (11歳) ササキ アツミ (13歳) ササキ サ●● (43歳) ササキ ノブオ (72歳) ササキ ヤスユキ(48歳) チヨカワ ヒトシ (69歳) チヨカワ リキ (60歳) ササキ ハナ (74歳) ササキ ヒロコ (67歳) マツト ブンゴ (83歳) マツト キチ (80歳) セキカワ タケオ (15歳) ササキ ミユウ (15歳) ササキ タイキ (15歳) クマガイ カズオ ●●●町 56? 良 ミチコ 49 〃 マミ 24 ●●●(不明) 寝ちがえ? ハガ フサエ(フサコ?) ●立●町 72 良 ヒロユキ 36 足●●●がいたい ヤマウチ リョウ 向(?)町 50 良 マツダ タホコ 向(?)町 76 良 ヒラヤマ キョウコ 日●●町 43 良 ミズキ 3 〃 ム●コ 43 〃 横線あり 右側の3/14は不明 アイザワ コウイチ 本町 53 良 トモコ 52 〃 サダ 82 〃 クドウ ヨシアキ 山口 53 良 シマヤ(?) ミツシ 菊名(?) 38 〃 ハルナ 6 〃 ヨシダ ユタカ ●下町 56 良 スエコ 82 〃 トリイ ヒロユキ ●上町 47 良 テイコ 72 〃 ウエダ モエカ ●下町 13 良 リュウキ 10 〃 イブキ 4 〃 ユキオ 45 〃 コトハタ ?? (住所:??、年齢:76) コトハタ マモル (住所:??、年齢:36) ヤマザキ ?キオ (住所:??、年齢:65) ヤザキ サトル (住所:港町7-7、年齢:6?) ヤザキ ヒデキ (住所:港町7-7、年齢:66) ヤザキ ミツコ (住所:港町7-7、年齢:65) 荒沢 芳夫 (住所:八戸市、 年齢:55) ハタケヤマ トリ (住所:新川町5-7、年齢:77) タネイチ フジコ (住所:??1-3-6、年齢:82) タケダ ケイコ (住所:新町3-25-2、年齢:15) イイムラ トシクミ (住所:新町3-25-2、年齢:41) サカモト ナミコ (住所:新川町5-13、年齢:77) カツノ コト (住所:鍬ヶ崎上町2-19、年齢:80) カツノ ノリアキ (住所:鍬ヶ崎上町2-19、年齢:43) ヤマザキ マユミ (住所:??山田町??9-92-6、年齢:44) ヤマザキ トモコ (住所:??山田町??9-92-6、年齢:18) キクチ リエコ (住所:鍬ヶ崎上町4-5、年齢:57) キクチ ケンイチ (住所:鍬ヶ崎上町4-5、年齢:62) ネギ マサエ (住所:鍬ヶ崎上町4-17、年齢:86) ミドサ ミナコ (住所:鍬ヶ崎上町2-17、年齢:76) キムラ マキコ (住所:鍬ヶ崎上町2-17、年齢:51) キムラ ヤスオ (住所:鍬ヶ崎上町2-17、年齢:57) チバ マサユキ (住所:鍬ヶ崎上町、年齢:65) ハシモト ユリ(鍬上町・78) イトウ ケイコ(鍬上町・53) イトウ マイ(16) イトウ カツミ(28) モリアイ マキオ(57) フルカワ カズオ(築地・87) フルカワ サト(78) サイトウ ヒロシ(向町・71) サイトウ クマ(91) アベ エリカ(鍬下町・12) アベ テエコ(47) アベ チヨコ(57) アベ エミ(85) ナカシマ ヤスタケ(築地一丁目・79) (*)ヤマネ エツコ(山根町・58) ヨシダ ミノル(鍬下町・64) ヨシダ タエコ(57) ヤマザキ ク(?)ルマ(36) ヤマザキ スミコ(35) ヤマザキ ワカナ(5) ヤマザキ アオイ(2) ササキ ?ツオ(築地一丁目・70) ササキ マリコ(64) ササキ サトシ(34) カ(?)?ラ シロ(山根町・75) カ(?)?ラ ?????(7?) (*)は取消線です。 トリイ アキコ 熊野町4-8 トリイ ヤスアキ 熊野町4-8 シマザキ キミエ 蛸の浜5-25 シマザキ タユコ 蛸の浜5-25 シマザキ ヨウスケ 蛸の浜5-25 サカモト ヒメコ 日影町1-2 ササキ キヨミ 築地一丁目 ? 38 ササキ キヨシ 築地一丁目 79 ササキ タケノ 築地一丁目 80 ヤマネ チョウコ ?一丁目 85
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一体なにがどうなってそうなったのか。今となっては心底どうでもいいんだけど。 それはうだるような夏のある日に起きたような気がする。 * クラブハンドVS双子神姫 ~真夏の大決戦!ポロリはないよ!!~ 「・・・・・・・・・あづい」 「人間とは、脆弱な生き物ですね。このくらいの気温でそんなになるとは」 「エアコンの吹き出し口にぶら下がってるあんたに言われたくないわ! ってかいつの間に梯子と足場なんて組んだのよ!?」 暑かった。とにかく暑かった。 季節は夏。恋人が海で熱暴走したり老人が倒れたりする季節なのです。 ちなみにこの時期、悪魔型が熱暴走する事故が多発しているのも夏ならではというかなんと言うか。全身真っ黒だもんね・・・サラもだけど。 まぁそんなこんなで、私こと七瀬春奈は自室でぐったりとしてるわけなのよ。さっき学校から帰ってきたばかりだからまだ暑いし。 っていうかそれよりも。 「いやいや外よりかは涼しいよ。それよりハルナ、このマンガの次の巻はどこにあるんだ?」 なぜか、私のベッドでマンガを読んでいるお姉ちゃんのほうが問題だったりするわけで。 「別にいいじゃないかね。この暑い中、妹が帰ってくる前にクーラーをつけ、部屋を涼しくしておこうという姉心がわからないのか?」 「いやそれは確かに嬉しいけど。なに、帰ってたの?」 とりあえず姉に疑問をぶつけてみた。 「ついさっきね。ちょいと用事があって参上したわけさ」 そういってベッドの上で足を組むお姉ちゃん。その前にそこから降りろ。 「マイリトルシスターよ。4on4の神姫バトルに参加しないか?」 「・・・・・・・・バトル?」 「そうだ。神姫センターで働いてる知り合いからの依頼でね。なんでもとある企業が神姫の対戦相手を欲しがっているそうだよ。というわけだ。やらないか?」 ある日の午後。久しぶりに実家に帰ってきていた姉は妙なことを口走りはじめました。 なにその胡散臭い話。 「やらないわ。面倒そうだし」 姉の話はこうだ。 つまり、謎の企業(この時点で胡散臭さ全開だ)が四人一組(神姫の数)のチームを求めているらしい。そしてその企業も四人一組の相手を用意している。つまりは私達とその企業とで、四対四の神姫バトルをしないかと言う話だ。 ・・・・もう一度言うわ。胡散臭すぎ。 「お前は若いくせに向上心がないな。企業はちゃんとした会社だって説明しただろうに。ヴァーチャルイメージセキュリティーって聞いたこと無いか?」 「無いわよ。大体何の会社なのよそこ」 「島田重工の子会社だよ。ほら・・・天使型と悪魔型つくった会社だ」 「あぁそれなら・・・・っていうかなんでそんな企業の子会社がそんなことするわけ?」 「そんなことは知らん。でも参加すれば報酬が出るぞ。ざっとこんくらい」 そういってお姉ちゃんが見せた金額は・・・・え、何コレ。結構いい額じゃない? 「・・・・参加するだけ?」 「参加するだけ」 「危なくなったりしない?」 「しないしない。っていうかさせない。私がお前を守るさ。妹に手を出す奴は悪・即・殺だ」 そういって胸を張るお姉ちゃん。 ・・・・むむ。今かなり心がぐらついてますですよ? 「ちなみに、八谷も誘うつもりだよ。マスターの数は問題ではないが、神姫は四人揃える必要があるんでね。勿論報酬は半額になるとかは無いから」 ・・・・・むむむ・・・・・・・。 「・・・・しょうがないね。やってあげるわよ」 私はそういって姉の申し出を受けましたとさ。 で、当日。 「もぉ本当に助かったわよぅ! 幾らなんでもこんなのに参加してくれる人なんて、見つかりっこないと思ってたわよぅ!!」 ・・・なんだか、物凄いハイテンションなオカマさんと一緒のオフィシャルバトル室に押し込められてます。 ・・・・・・・この状況は、なに? 「いやいや。それで借金の半分を肩代わりしてくれるって言うんだから、私としては嬉しい限りだよ」 なんかお姉ちゃんはにこやかに談笑してるし。 私と八谷は隅の方で小さくなってるけど。 「・・・みや姉、知り合いにオカマさんなんていたんだね」 「あの姉は・・・なんと言うか・・・変わり者だからね・・・・いても不思議じゃないけど、本当にいるとは・・・」 って言うか今日の対戦相手ってこの人? 「あぁそうだ。対戦相手はまだ来てないって話よぉ? 今知り合いが外に迎えに行ったから・・もう少しすれば来るんじゃないかしら? いやいやしかしあれね。世の中って狭いわねぇ?」 「ん? なにを言ってるんだお前は」 「べつに~? ・・・あら、きたみたいねぇ?」 オカマの人がそういうと同時に、ドアが勢いよく開く。 そこから姿を現したのは・・・なんと言うか、実に冴えない男ね。八谷のほうが・・・じゃなくって!! 男の人は順番に私達を見る。 まずはオカマの人。 そして次は八谷を。 次は私を見て・・・最後にお姉ちゃんを見て 「あぁー!お前は!!」 叫んだ。