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スーパーマリオブラザーズ2 【すーぱーまりおぶらざーずつー】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ ディスクシステム 発売元 任天堂 開発元 任天堂エスアールディー 発売日 1986年6月3日 定価 2,500円(税別) プレイ人数 1人 セーブデータ なし(クリア回数のみ保存) レーティング CERO A(全年齢対象)※ファミコンミニシリーズ版以降より付加 配信 バーチャルコンソール【Wii】2007年5月1日/500Wiiポイント(税5%込)【3DS】2012年7月25日【WiiU】2013年8月8日/上記共に500円(税5%込) 備考 GBA『ファミコンミニシリーズ』第三弾(2004年8月10日発売) 判定 良作 ポイント シリーズ最高レベルの難易度毒キノコや逆ワープといったトラップマリオとルイージの差別化FOR SUPER PLAYERS マリオシリーズ・関連作品リンク 概要 前作からの変更点 新要素 評価点 賛否両論点 問題点 総評 移植・リメイク 余談 概要 世界的大ヒット作品となった『スーパーマリオブラザーズ』の続編。 ストーリー自体は前作とほぼ変わらず、取扱説明書では「前作のパラレルワールド」との記載がある。 基本的なシステムは前作を踏襲しているが、ジャケットカバーや取扱説明書に「FOR SUPER PLAYERS」と記載されているように、前作を遊びつくしたプレイヤーを対象として開発された(*1)ため、難易度は大きく上がっている。 前作からの変更点 1人プレイ専用ゲームとなり、IIコントローラーは使用しない。 プレイヤーは「マリオ」と「ルイージ」のどちらかを選ぶ。二人の能力は一長一短の絶妙な調整である。 マリオは前作とほぼ同じ挙動。 ルイージはマリオよりジャンプ力が高く、マリオがダッシュジャンプしなければ乗り移れない足場にも楽々飛べる。一方で地上でのブレーキが利き難く、小さい足場で滑って落ちてしまうことも珍しくない。 本作のルイージの特徴は後のシリーズ作品の一部にも取り入れられている。 敵キャラクターの調整 新たな敵キャラクターが登場したり、既存の敵キャラクターの挙動が難易度を上昇させる方向で変更されていたりする。 前作では城エリアのみに設置されていたファイアバーが、地上など他のエリアでも設置されるようになった上、軸ブロックを足場にして進まなければならないエリアも作られた。 他にも、前作では水中エリアのみ登場したゲッソーが地上エリアにも空飛ぶゲッソーとして登場したり(*2)、逆に水中エリアにノコノコやメットなどが登場したりする(*3)。 ワールド4以降では、全てのパックンフラワーが赤色になり挙動も速くなるほか、プレイヤーが横から土管に接触していても出現する(*4)。ワールド5以降では、逆さ土管および逆さパックンフラワーも登場する。 ハンマーブロスも前作と同じ行動パターンに加え、中には出現するや否や歩行して近づいて来るものもいる(*5)。 敵を踏んだときの反動が大きくなった。 この反動ジャンプを使うことを前提としたエリアも多い。有名なのはパタパタを利用した「甲羅飛び(「パタパタジャンプ」とも)」か。 ポール越えについて 今作では、ジャンプ力の高いルイージやスーパージャンプ台が存在するため、最初からポールを飛び越えることを想定して作られている。 基本的に城の先には進めず、進める場合は先にワープゾーンが設置してあるが、後述の「逆ワープゾーン」という罠がある。 無限増殖ができる場所が大幅に増えた。 例として、ワールド1-1スタート直後の場所でも出来る。 また、一度段差で甲羅を踏み始めればAボタンを連打せずに放置していても連続で踏み続けられるようになった(*6)。 コンティニューが正規コマンドとなった。 ゲームオーバー画面でコンティニューの使用を問われるため、任意にコンティニューできる。 ただし、コンティニューするとそのワールドのエリア1に戻された上、残機数3人からのリスタートとなる。無限増殖を活用してもなおゲームオーバーになるほどの難易度を誇るワールドを、残機数わずか3人の状態で再挑戦しクリアするのは極めて困難と言える。 グラフィック 地面など一部のマップチップが描き換えられ、前作と異なる雰囲気になった。キノコや背景の雲などに目が描かれた。 前作にあった、水中エリア最奥部に設置されている土管の真上の1マス分のスペースが、今作ではハマり対策のために埋められた。 ブレーキ音 ダッシュ中、進行方向とは逆の十字ボタンを押した時に「キーッ」というブレーキ音が入るようになった。 エリアボーナスの変更 各ワールドのエリア1~3クリア時の花火が上がるボーナスは、「コインの枚数の下1ケタと残りタイムの下1ケタの数字が同じ状態でゴールする」という条件に変更された。奇数だと3発(1500点)、偶数だと6発(3000点)の花火がそれぞれ上がる。 また、この時にコインの枚数がゾロ目(コインの一の位と十の位の数値が同じで「00」も含まれる)になっていると、1UPする(*7)。 各ワールドの城エリアクリア時にも、タイムボーナスが入るようになった。残りタイムが「000」になると同時にオノを取ると、残りタイムが「1000」とみなされ、50000点が入るという裏技も存在する。 新要素 マイナスアイテム「毒キノコ」。 取得するとダメージを受け、チビ状態だと問答無用でミスとなる。茶色に黒い斑点と毒々しい色(*8)をしているので、事前に知っていればまず取ることはないが、地下・城コースではパレットの関係上、地上とは異なる色で表示されるため、これまた異なる色で表示される「1UPキノコ」との見分けがつきにくい。前作と同じく、アイテムは画面内に1個しか出現させられない。そのため、キノコ・ファイアフラワー・スーパースター・豆の木のいずれかが画面内に出現している状況では、毒キノコを出現させると同時に先に出現していたアイテム(豆の木)が消滅してしまう、という罠もある。だがこの仕様を逆手に取り、毒キノコを消してしまうことも可能。 説明書では、敵キャラクターとしてこの毒キノコが紹介されている。また、本作のデモンストレーション画面は、「ワールド1-1で、チビマリオがうっかり毒キノコを取ってミスする」という内容のため、マイナスアイテムであると理解できるように作られている。 前のワールドに戻される「逆ワープゾーン」。 ワールド3-1とワールド8-1の2箇所に存在し、前者ではワールド1-1に、後者ではワールド5-1にそれぞれ戻されてしまう。戻されるのが嫌ならば、前者ではすぐ側にある穴に落ちて自滅すればいいが、後者にはそれが無いため、タイムアップまで待つしかない。 ちなみに当時の攻略本には、腕さえあれば逆ワープを利用し続けることでスコアを無限に稼げる、という利用法が紹介されていた。無限1UPなどのためにも利用できる。 新たな仕掛け 画面外まで飛び出してしばらく落ちてこないほどのすさまじい跳躍力を持つ緑色の「スーパージャンプ台」、右方向へ強制的にキャラクターが流される「追い風」などが登場。 これらの仕掛けを上手く利用しないとクリアできないエリアも多い。 ワールド9、およびワールドA~Dが追加された。 前作ではバグによりワールド9以降が出現する例があったが、本作では隠しルートとして正規に実装された。 ワールド9は、ワープゾーン(逆ワープも含む)を一切使用せずにピーチ姫を助けた特典としてのおまけワールドであり、残機数は強制的に「1」にされ(*9)、見た目が地上面のコースを泳いだり、クッパがいる城風の地上面がエリア3にあったり、最終面であるワールド9-4には「アリガトウ!」の文字ブロックがあったりなど、前作で話題になった256エリアのバグ技で生成される面を彷彿とさせる、特殊な面構成になっている。ワールド9-4をクリアすると、スコアと残機数はそのままでワールド9-1にループする。 ワールドA~Dは「パラレルワールド」という扱いで、本編を8周クリア(ピーチ姫を8回救出。ワープゾーンは不問)すると解禁される。 クリアした回数はタイトル画面にある★の数で確認できる。条件を満たしたらタイトル画面でBボタンを押しながらスタートを押すとプレイできる。 表のワールドよりもコース数は少ないが、更に難易度が高くなっている。特にワールドCは、本作において最難関を誇る。 ワールドC-3とC-4は、それぞれワールド7-3と7-4の一部を変更しただけに過ぎないが、それでも難易度が大幅に上がっている。とくに「ワールドC-4を、ファイアマリオ(ルイージ)でクリア出来るプレイヤーは全国に何人存在するのか?」と思わせるほどである。 評価点 後述のように非常に難易度が高いが、前作同様、ゲームバランスは絶妙な調整を施されており、理不尽な要素でクリアを阻む等の意地悪さなどはない(*10)。 しっかり双方の強みが成り立つバランス。 当初はルイージの抜群のジャンプ力の方が注目度が高く、マリオはブレーキングの良さはあれど所詮は前作と同等でしかないので一時期は完全にルイージの方が支持される下剋上状態だった。 しかし、プレイしている間にマリオのブレーキングが重宝される場面もあることに気付いたことで徐々にルイージ一択ではなくなっていった。 賛否両論点 非常に高い難易度 前述してある通り、本作の『2』は続編とは異なり、前作『1』をクリアできるというより、前作を制覇し遊び尽くしたプレイヤー向けのエクストラコース的な趣が強い(*11)。そのため、本作は2D「マリオ」初挑戦とするには不向きと言える。 象徴的なのが、ワールド1-1で最初に出てくるスーパーキノコである。出現したキノコをそのままでは取ることが出来ず、この時点で前作にある程度親しんでいなければ越えられない、高いハードルが用意されている。無限増殖が標準実装されているが、これは「無限増殖による残機稼ぎを前提とした高難易度に調整されている」ということでもある。 前作では完璧に飛ばなくてもクリアに支障が無かった「ジャンプ台(赤色)」も本作では必須のテクニックになっている。4-1でその場面が登場するが、マリオの飛距離を伸ばす操作に手こずり詰まってしまうプレイヤーも多かった。 ワールドA~Dの出現条件 やり込み要素といえば聞こえはいいが、単に8周クリアするだけなので単調に感じたり、途中で飽きてしまったりする可能性もある。 残機数1で開始するワールド9 前述の通りワープを使用せずと現れるワールド9は強制的に残機数1でスタートする。安全策で挑むにはワールド8で1UP手前のコイン数に調節したり、コイン数ゾロ目の1UPのボーナスが必須になる。初到達のプレイヤーには厳しい仕様である。 コンティニューは不可のため、ここでミスをするとワールド1から再びやり直しとなる。 マップは全体的に低難易度だが、例外的に9-3のクッパは天井を通るルートに気が付かないとかなりの難易度である。 ワールド9自体はエキシビション扱いで9-4をクリアしても9-1に戻され永久ループ、かつゲームオーバーになると特殊なエンディングメッセージが表示されるため、死にやすく設定されているのはれっきとした仕様ではあるものの、せっかくここまで来たのに序盤のミスでやられてしまったりすると悲しい事になる。 問題点 前作同様、機数が128人を超えると、残機数が「0」とみなされて1度ミスしただけでゲームオーバーになってしまう(*12)。 前述のとおり、本作は無限増殖の使用が半ば前提の難易度であるが、この仕様により、残機数を増やしすぎないように注意する必要がある。 ちなみに、上限ギリギリの127人まで増やしたとしても、残機数すべて使い切ってゲームオーバーになることも充分ありうる(*13)。それほど高い難易度を誇る。 総評 現在でも、スーパーマリオシリーズで最も難しい作品と言われるほど難易度が高いため、前作を本格的にやりこみ尽くした上級プレイヤーやアクションゲームが得意なプレイヤーでない限り、気軽に触れるのはお勧めできない。 しかし基本システムは前作そのままであるため、「マリオを動かすだけで楽しい」という大原則を維持したまま、難易度の高いマップをプレイヤーの技量で潜り抜けていく快感を大いに味わえる。 また、ただむやみに難しいだけには終わっておらず、慣れれば無限増殖をせずともワールド9に到達できるような、絶妙のバランス調整はさすがの一言。 腕に覚えのあるプレイヤーにぜひとも挑んでみてほしい作品である。 移植・リメイク スーパーファミコン『スーパーマリオコレクション』、Wii『スーパーマリオコレクション スペシャルパック』 『1』『3』『USA』もセットになったリメイク作。変更点の詳細は詳細は同項目を参照。 ゲームボーイアドバンス『ファミコンミニ スーパーマリオブラザーズ2』 GBA用に原作が移植された。 バーチャルコンソール Wii・ニンテンドー3DS・Wii Uで原作が配信されている。Wii版はサービス終了につき現在は購入できない。 Nintendo Switch『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』 オムニバスソフトの一つとして原作が収録されている。『1』『3』より後から配信された。 また、『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』の方では前述の『コレクション』も収録。 携帯型ゲーム『ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ』 『1』と今作をセットで原作が収録されている。 その他、以下のタイトルも本作のコースをベースにしている。 アーケード『VS.スーパーマリオブラザーズ』では、一部エリアやエンディングは本作の物が流用されている。 主に『1』で使いまわしコースだった箇所を中心に『2』のエリアへ差し替わっている。(*14) 『2』で敵を踏んだ時の反動が大きくなったことが前提の造りのエリアを、反動が前作のままで攻略しなければならず、極めて難しい。 ディスクシステムの限定ソフト『オールナイトニッポン スーパーマリオブラザーズ』は本作のシステムを元に作られている。 『VS.』と似た構成で、エリアは『1』のものを中心に『2』のコースを混ぜて収録しているが、編成が微妙に異なる。さらにこちらはA~DWも存在する。(*15) こちらのシステム自体は『2』がベースのため、『2』の新要素もしっかりと反映されている。 ゲームボーイカラー『スーパーマリオブラザーズデラックス』には隠しゲームとして『2』のコースが収録されている。 こちらも基本システムは『1』に準拠しているため『2』独自のシステムの多くは未実装。コースは若干調整されているもののパタパタジャンプはシビアである。 収録されているのは1~8Wまでで、裏面の9WやA~DWはプレイできない。 Wii U『ファミコンリミックス2』とニンテンドー3DS『ファミコンリミックス ベストチョイス』では、本作の一部を切り取ったシーンやそれらをアレンジした内容が「お題」として採用されている。 余談 海外では当初本作は発売されず、フジテレビとのタイアップである『夢工場ドキドキパニック』のキャラをマリオに差し替えたものが『SUPER MARIO BROS. 2』として発売され、日本ではそれが『スーパーマリオUSA』として逆輸入された。これにより、日本と海外では『スーパーマリオブラザーズ2』の内容が全く異なるというややこしいことになっている。 発売されなかったのは、前作を上回るほどの高難度ぶりと、基礎的なゲーム内容をそのまま流用したが故の目新しさの乏しさが問題視されたためであった。 その後、『スーパーマリオコレクション』の海外版である『Super Mario All-Stars』で日本版の『2』が初登場となり、『SUPER MARIO BROS. THE LOST LEVELS』(訳すと「失われたコース(*16)」)というタイトルで収録されている。 後に、海外のVCでも日本版『2』が『THE LOST LEVELS』名義で配信されたが、こちらはデータ自体はFCD版のため海外でもタイトル画面は『2』のままである。 説明書のルイージのイラストはマリオの流用。そのため帽子のマークも…… ディスクシステム媒体の作品であるため、ロムカセットよりも安く、書き換えなら500円で入手可能であった。ディスクライターでの累計書き換え回数は1位を記録している。 週刊少年ジャンプの『ファミコン神拳』で、ディスクシステムを所有していないユーザーのためにROMカセット版が企画されているという情報が紹介され、CMでもゼルダの伝説1と共に宣伝が行われたが、結局発売されなかった。 本作は『ゼルダの伝説』と一緒にCMが放映されており、所ジョージ氏と当時子役の間下このみ氏がゲームのプレイを行い、ミスするとマリオやリンクから「ヘタクソ!」と罵られ「ムカーッ」と叫ぶ場面を演出。『ムカっと来るけどやめられない』が当時のキャッチコピーだった模様。 発売前には単独のCMもあったのだが、現在ではこちらのカップリングCMの方が有名。 上記の通りルイージの新しい性能の方が目立ってマリオから人気を奪ったこともあってか『月刊少年チャンピオン』で連載されていたファミコンネタを使った学園パロディ漫画『ファミコン探偵団』(作:佐藤元)でも、そのネタが取り入れられていた。 作中で、そのルイージはその高いジャンプを披露するも、着地で見事にスリップして盛大に壁に激突するというオチに終わっている。 1986年6~8月にTBS系で放送されていたドラマ『親子ゲーム』で前作は第1話の出だしをはじめとして、ゲームをプレイするシーンが見られたが本作はソフトのパッケージが出てきたのみである。 + メディアミックス 1986年には本作とのタイアップとして、アニメ映画「スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!」が上映された。 内容はクッパに攫われたピーチ姫を助ける為に、不思議な力を持った「パワール」と呼ばれる3つのアイテム(スーパーキノコ、ファイアフラワー、スーパースター)を集めクッパ城を目指すというもの。 アニメオリジナルの設定や描写が多いが、「キノコ王国の住民が様々な物に変えられている」「キノピオがピーチ姫の侍女」「クリボーが最初クッパの手下として認識されていない(キノコ王国の裏切り者)」という初期のゲーム内設定はきちんと守られている。 一方で「ルイージがカナヅチ」だったり「メットをファイアボールで倒す」などゲームと異なる描写も存在するが、ジュゲムの雲を奪って乗ったり、クッパの尻尾を掴んで振り回して投げたり、超巨大化するなど後の作品で実現したシーンもある。 また、当時タイアップしていた永谷園の商品「マリオラーメン」「マリオふりかけ」が脈絡無く出てくるシーンも。 ちなみにマリオとルイージがギャグをやる時に流れた地上BGM風のBGMは、アーケード版『VS.スーパーマリオブラザーズ』のネームエントリーで使用されたもので、後に『スーパーマリオメーカー』の初代マリオスキン使用時のボーナスBGMで再び採用されている。 演じる声優陣は、主役のマリオを演じる古谷徹氏やルイージ役の水島裕氏、アニメオリジナルキャラの「キビダンゴ」役を務めた千葉繁氏など豪華な顔触れが揃う。また、ピーチ姫を歌手・タレントの山瀬まみ氏が、クッパ大王を和田アキ子氏が演じておりちょっとした話題になった。 このうち和田氏に関してはハマり役で違和感が無いとの評価が多く、現在でも「和田クッパ」と呼ばれ親しまれている。その一方でピーチ姫役の山瀬氏の演技はというと、本業でない事を差し引いても凄まじい棒読みっぷりであった(*17)。このため付いた通称は「棒読み姫」。挿入歌では本気を出しているのにどうしてこうなったのだろうか…。 前述のマリオふりかけや、翌年に発売された「マリオ茶漬け」のCMにおけるマリオとピーチ姫の声も上記の2人が担当している。 ビデオソフトは存在するが、残念ながらDVD化はされていない。 ファミコンゲームのゲームブックが流行っていた80年代当時、本作も活字のゲームブックで発売されたことがある。 ゲームの仕様に則り、主人公をマリオかルイージのどちらか1人から選んで進めるのだが、ルイージで進めた場合、選択肢を誤るとストーリー冒頭で毒キノコを食って死亡→GAME OVER、など散々な扱いだった。 コミカライズは当時あった徳間書店の雑誌『わんぱっくコミック』で連載された。 作者は現在もコロコロコミック誌上でマリオを題材としたギャグ漫画『スーパーマリオくん』を連載中の沢田ユキオ氏。彼はこれ以前にも読み切りを同誌に掲載していたが、本作は同誌において最初の長期連載作品であると同時に(続編を含めて)廃刊まで掲載された最後の連載作品でもあった。このことから『マリオくん』を実質的に本作の続編・後継作品と見ているファンも多いが、設定や作風は後述の通り大きく異なる。 当時のビデオゲームは現在ほど設定やシナリオ面の作り込みがされていないのがほとんどで、それゆえにコミカライズにおいて作者の独自解釈やオリジナルの設定が用意されることが主流であった。本作もその例にもれず「マリオが再びピーチを助けに向かう理由」「クッパがピーチを誘拐する理由(*18)」などの根幹設定の違いや、オリジナルの敵キャラ、ゲームに存在しない動きを行うマリオや敵キャラの描写も見られ、同時期の他ゲームを題材としたネタも多かった。その一方でクリボーの「キノコ王国を裏切った兵士」という設定を掘り下げたり、「赤ん坊のマリオ」「水中面で潜水艦に乗って戦う」「クッパ一族の科学者や魔法使い」のように後続のゲーム作品で登場した要素を先駆けて描写するなど、独自要素について(特に後年から)評価された部分も多い。 また基本的に『マリオくん』と同様のギャグ漫画として描かれてはいるが、配下の兵士を捨て駒扱いするなど冷酷な態度を見せるクッパや、敵キャラクターの「死」を明確に描写するうえにその表現がかなりショッキングなものであるなど、シリアスなバトル漫画としての要素も色濃く作られており、『マリオくん』が後のゲームに合わせて子供向け・ファミリー向けの作品として洗練されていったのと対照的に全体的にどこか暗さを感じさせる作風となっている。 ギャグも吉本新喜劇的な要素が強くなっていった『マリオくん』と方向がかなり異なり、「キンタマリオ」のような当時のゲームに関連したネタなどが多い。 『マリオくん』初期には「クッパに合わせてデザインしたのでピーチ姫には大きすぎる指輪(*19)」のような、本作のギャグの流用も多かった。 連載は続編『3』の内容に継続し、タイトルもそれに合わせて変更されたが、雑誌の廃刊で打ち切りとなり、4巻を刊行予定だった単行本も全3巻となった。現在は全て絶版であり、掲載誌や版権等の都合から、今後とも再販等の可能性は絶望的と見られている。3巻は昭和63年5月初版とソフトの発売から2年近く経過しての刊行で、わんぱっくコミックスの単行本としては最後のゲームの漫画化作品となった。(*20)
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スーパーマリオブラザーズ ワンダー 機種:NS サウンドディレクター:近藤浩治 作曲者:藤井志帆、土肥紗也子、嶋津千沙輝、近藤浩治 発売元:任天堂 発売年:2023年10月20日 概要 2Dでのマリオシリーズとしては『New スーパーマリオブラザーズ U』以来11年ぶりの「スーパーマリオブラザーズ」の名を冠する作品である。 スーパーマリオメーカーシリーズやNew スーパーマリオブラザーズシリーズとは全く違った「今後の新たな2Dマリオのベースをつくる」ことを開発の目標としたという。 そのために、これまでのシリーズで使い続けてきたゲームエンジンをゼロから作り直した。 また、タイム制限やスコアの表示といった根本的な部分からシリーズの当たり前を見直したとのこと。 さらに、今作の新しい特徴はコース全体に起こる不思議な変化「ワンダー」である。 任天堂HP「開発者に訊きました」やファミ通.comでのインタビューでは、開発の過程がインタビューされている。 今では当たり前になったマリオの世界の仕掛けも、初めて世に出たときには新鮮な秘密や不思議にあふれていた。 そこで「今の時代でも新鮮に感じられる秘密や不思議を作ろう」という課題がプロデューサーの手塚氏から出されたという。 最初は少人数で、納期を設定せず、クオリティ重視で面白いアイディアの核となるものを考えた。 やがて、アイテムを取るとこれまでの作品ではあり得なかった不思議な変化「ワンダー」が起こるという方針が固まった。 ワンダーとは画面全体にわたる大胆な変化である。たとえば、その場の地形が動き出し、土管もくねるといったものである。 その後、プログラム、デザイン、サウンドといった各自の専門分野を超えてスタッフが議論し、ワンダーのアイディアを付箋に書き出しては試作を重ねた。アイディアは2000以上も出たとのこと。 最終的にアイディアを絞り、ゲームとしてまとめ上げ完成させたのは、最後のわずか半年~1年であったという。 サウンドの面でも新しいアイディアがいくつか試みられた。 たとえば、ワンダーの場面では異質感を高めるためにアップテンポの曲を多くしたり、環境音や効果音を派手にしたりした。 また、コースのBGMやSEも旧作から一新した。音色も、Newスーパーマリオブラザーズシリーズではアナログシンセサイザーが主体であった。しかし今作では、アコースティック楽器の音やデジタルシンセサイザーを用いたとのこと。 たとえば、マリオのジャンプ音にはエゾマツでできたエレキのウクレレを用いた。楽器の音を用いることで、ジャンプ音が加減により変わるようにしたのだという。 ゲームの開発では普通、サウンドチームは開発後半で合流することが多い。しかし今作では開発序盤から他の分野のスタッフと一緒に遊びのアイディアを出し合ったとのこと。 その結果、音を使った「ワンダー」が多く生まれた。 たとえば、コース中の敵や仕掛けがまるごと音楽に合わせて動き出すアイディアを実現した。ミュージカルのような雰囲気で、かつての『リズム天国』や「スーパーマリオRPG 唄って踊る パックシスターズ篇」を彷彿とさせるものである。 開発にあたってはコースを設計するプランナーとサウンドスタッフが、互いの担当する領域に足を踏み入れながら苦労して調整したのだという。 さらに、リズムに合わせて4拍目に自分もジャンプするコースも生まれた。 なお、近藤氏や手塚氏のように初代マリオから関わってきたベテラン社員から、若手社員に至るまで幅広い世代が開発に参加した。 近藤氏は、ベテラン社員と若い社員の考えるマリオの世界にはギャップがあると考えるという。 若い世代の開発者は、過去作品で描かれる世界こそが「マリオの世界」だと認識し、それを継承していこうとする。 しかし作品を作った当時の開発者は、ハードの性能によりできることに限界があったが、 本来マリオは「もっともっと広くて、楽しいと思えるものはどんどん取り入れてよいもの」と考えているとのこと。 収録曲(仮曲名含む) 曲名 作&編曲者 補足 順位 タイトル オープニング ドカンロック平原 ワールド1 マップ花畑、岩山、森林の3バージョン 地上BGM 「フラワー王国へようこそ はじまりの花畑」「ズラカルたちの駆ける丘」 2023年141位 ワンダー(地上) 「フラワー王国へようこそ はじまりの花畑」「転がれコロンポリン」「土管もりもり 森の沼」「デーン!と飛び出るハイデンのなわばり」「氷つるつるズンドコの谷」「嵐の予感!どしゃぶり雲で雨のぼり」「よりどりみどりホッピンの試練」「食欲旺盛ガシガシのほら穴」「真ん中の秘境 ユラユラ遺跡」 2023年546位 コースクリア ファンファーレ 森BGM 「歌って踊ってパックンマーチ」「食欲旺盛ガシガシのほら穴」「なんでも食べるぞアングリの並木」「伸びて縮んでキノコの林」 パックンマーチ 正式曲名「歌って踊ってパックンマーチ」ワンダー 2023年12位 無敵BGM ワンダー(無敵) 「ズラカルたちの駆ける丘」「コンペイと星空わたりの試練」 ポプリンの家 地上BGM(秋) 「猪突猛進 ぼくトッシン」「転がれコロンポリン」「飛び出し注意!ローラースケートノコノコ」「乗ってトッシン 獅子奮迅」 ワンダー(トッシン) 「猪突猛進 ぼくトッシン」「乗ってトッシン 獅子奮迅」「頭上注意!ゴロゴロ回廊」 ワンダー(空) 「飛び出し注意!ローラースケートノコノコ」「吹き矢で登ってフキヤンの巣」「ヘビムシの雪山登山道」「伸ばせ!ポールポールポール」「カウントダウンリフトで空の旅」「叩いて足して連結リフト」「ねらいすまされエイミーの試練」「ブースケスカイアドベンチャー」「灼熱のアチアチストリート」「ドカンロック平原SP コロンポリンのトゲトゲわたり」「ヒデリー砂漠SP スネークポールに誘われて」「キンキン採掘場SP 深淵のちくわライド」 2023年173位 地下BGM 「土管もりもり 森の沼」「ガボンのアジト 沈む土管の谷」「ジュエルブロックだらけの洞窟」「最初の秘境 プルプル遺跡」「真ん中の秘境 ユラユラ遺跡」「最後の秘境 ドクドク遺跡」 サンバ デ ガボン 正式曲名「ガボンのアジト 沈む土管の谷」ワンダー 2023年305位 地上BGM(黒) 「ビヨンたちのトワイライトフォレスト」「退く?引く?オッポーの毒沼」「触れるな危険!せまりくる黒い影」「ゆたかな大地 パックンガーデン」 ワンダー(黒) 「ビヨンたちのトワイライトフォレスト」「ヨコドリーの海岸洞窟」「メリコンドルは飛んでくる」「アップ&ダウン もこもこリフト」「なんでも食べるぞアングリの並木」「ゆたかな大地 パックンガーデン」「オーゴン滝SP ゴロゴロ岩の雨をよけて」「フラワー諸島SP 翔べ!クリボー修練場」 空中BGM 「コロンポリン 宙をゆく」「伸ばせ!ポールポールポール」「アップ&ダウン もこもこリフト」「カウントダウンリフトで空の旅」「叩いて足して連結リフト」「コンペイと星空わたりの試練」「最終試練!爆走!ダッシュレール」「ブースケ泳ぐ白砂漠」「コロブーいっぱい砂漠の橋わたり」「ブースケスカイアドベンチャー」 2023年466位 ワンダー(宇宙) 「コロンポリン 宙をゆく」 バッジチャレンジ 2023年483位 ハナチャンレース 城BGM 「ドカンロック平原のパレス」「モックモック高山のパレス」「ヒデリー砂漠のパレス」「マグマノ樹海のパレス」 ワンダー(城) 「ドカンロック平原のパレス」「モックモック高山のパレス」「ジュエルブロックだらけの洞窟」「ここはどこ?赤青迷宮」「触れるな危険!せまりくる黒い影」「溶岩トンネルの波リフト」 2023年550位 クッパJr.戦 グランドシード ワールドクリア ファンファーレ コロシアム フラワー諸島 フラワー諸島 マップ通常時、城クッパ直前の2バージョン 海岸BGM 「デーン!と飛び出るハイデンのなわばり」「ヨコドリーの海岸洞窟」「嵐の予感!どしゃぶり雲で雨のぼり」 水中BGM 「デーン!と飛び出るハイデンのなわばり」 洞窟BGM 「吹き矢で登って フキヤンの巣」「頭上注意!ゴロゴロ回廊」「ゴロボーの地下帝国」「振り向き注意!ウーロン遺跡」 モックモック高山 ワールド2 マップ雪、空の2バージョン 雪BGM 「氷つるつるズンドコの谷」「ヘビムシの雪山登山道」「メリコンドルは飛んでくる」 2023年271位 レッツ!チャレンジ!ジャンピング! 正式曲名「レッツ!チャレンジ!ジャンピング!」ワンダー「モックモック高山SP 天空のリズムブロック」ワンダー 2023年443位 飛行戦艦BGM 「モックモック高山の飛行戦艦」「フラワー諸島の飛行戦艦」「マグマノ樹海の飛行戦艦」スーパーマリオメーカー「SMB:飛行船BGM」アレンジ 2023年184位 ワンダー(飛行戦艦) 飛行戦艦ボス戦 オーゴン滝 ワールド3 マップ 滝BGM 「よりどりみどりホッピンの試練」「ねらいすまされエイミーの試練」「中間試練!ジャンプの達人を追え!」「飛び出し危険!トゲトゲ山の試練」 2023年298位 ワンダー(変身) 「中間試練!ジャンプの達人を追え!」「飛び出し危険!トゲトゲ山の試練」「最終試練!爆走!ダッシュレール」「ブースケ泳ぐ白砂漠」「最初の秘境 プルプル遺跡」「最後の秘境 ドクドク遺跡」「ゴロボーの地下帝国」「マグマノ樹海のパレス」「マグマノ樹海SP 太陽のスピードキング」 ヒデリー砂漠 ワールド4 マップ砂漠、パレスの2バージョン 砂漠BGM 「そこのけマジローの散歩道」「解き明かせ!ひっぱり砂漠に眠る謎」「ここはどこ?赤青迷宮」「押して謎解きオシダシーハウス」 ワンダー(遺跡) 「解き明かせ!ひっぱり砂漠に眠る謎」「押して謎解きオシダシーハウス」「振り向き注意!ウーロン遺跡」「回せ!炎の大車輪」 1,2,3,ジャンプ!ハックンダンサーズ ヒデリー・ナイト・フィーバー 正式曲名「1,2,3,ジャンプ!ハックンダンサーズ」ワンダー 2023年46位 キンキン採掘場 ワールド5 マップ地上、地下の2バージョン Jumpin' Jack Pumpkin! 正式曲名「伸びて縮んでキノコの林」ワンダー 2023年550位 おばけ屋敷BGM 「ライトでナイトなお化け屋敷」 テレサの夜ふかしオペラ 正式曲名「ライトでナイトなお化け屋敷」ワンダー 2023年83位 マグマノ樹海 ワールド6 マップ上層、下層の2バージョン 火山BGM 「回せ!炎の大車輪」「灼熱のアチアチストリート」「溶岩トンネルの波リフト」「古代の記憶 化石ドラゴン」 ワンダー(ドラゴン) 「古代の記憶 化石ドラゴン」「ロングキラースクランブル」「かいくぐれ!追撃のチェイスキラー」 2023年359位 フラワー諸島(城クッパ) 城クッパ マップ 城クッパBGM 「ロングキラースクランブル」「ビリビリループバリケード」「かいくぐれ!追撃のチェイスキラー」「ナックル フェスティバル~King Beats You Up!~」 2023年483位 ワンダー(メタル) 「ビリビリループバリケード」ワンダースーパーマリオ64「メタルマリオ」アレンジ 2023年83位 King Beats You Up! 正式曲名「ナックル フェスティバル~King Beats You Up!~」ワンダー ワンダー(最後の戦い!) 「最後の戦い!ワガハイ・オン・ステージ」ワンダー ワガハイ・オン・ステージ 正式曲名?(*1)「最後の戦い!ワガハイ・オン・ステージ」クッパヘッド戦(*2) クッパ戦クリア ファンファーレ エンディングデモ スタッフクレジット スペシャルワールド スペシャルワールド マップ通常時、上層の2バージョン スペシャルマーチ 正式曲名「チャンピオンシップ みんなでつなぐ マーチング」ワンダー 2023年62位 コインざくざく ゴールデンボーナス スーパーマリオ64「スライダー」アレンジ 過去作楽曲 キノピオ探検隊 横田真人 キノピオ隊長発見スーパーマリオギャラクシー原曲 ボーナス面BGM 近藤浩治 「ワンダーピースの音楽室」スーパーマリオワールド原曲 ドルピックタウン 「跳んで奏でて音楽室」スーパーマリオサンシャイン原曲 ヒミツコース 「ジャンプのお立ち台」スーパーマリオサンシャイン原曲 スロット面BGM 「退く?引く?オッポーの毒沼」ワンダースーパーマリオブラザーズ3原曲 敵バトル 「ランランパックンの音楽室」スーパーマリオブラザーズ3原曲 スーパーマリオブラザーズ ワンダー [Nintendo Direct 2023.6.21] スーパーマリオブラザーズ ワンダー 紹介映像 スーパーマリオブラザーズ ワンダー CM ミュージカル篇
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スーパーマリオブラザーズ3 スーパーマリオブラザーズ3は、1988年10月23日任天堂株式会社から発売された、ファミコン用ソフトである。 国内で384万本の売上を記録した。略称は、「マリオ3」「スーマリ3」「スパマリ3」などがある。 概要 本作は、スーパーマリオブラザーズの、続編として発売したが、グラフィックが大幅に、改善され、新アクションも多数追加された。 本作は、キノコ王国では、なくキノコワールドで冒険が繰り広げられる。 マップ画面の追加でマップ上の、コースを全部クリアしなくても、1つのワールドをクリアできるようになった。 変身マリオも増え、新たに「しっぽマリオ」「たぬきマリオ」「カエルマリオ」「ハンマーマリオ」などがある。 最短ルートは、 1-1→1-2→1-3→1-砦→8-1…というふうに行く。
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スーパーマリオブラザーズ 2010/01/03 これなら今週中にはノーコンいける!? から一年以上経過してますね・・・ 全然気づきませんでしたよ・・・ で本日何の気なしにプレイしたら ノーコンで8-4クリアできましたヽ(゚∀゚ )ノ 新年早々ゲームがクリアできてよかったです。 ※総評は後日 2008/11/10 ワープを使って8-4クリア。 これなら今週中にはノーコンいける!? 2008/11/09 ようやく8-1まで到着。 でも8面の記憶なんて殆ど忘れているので、 一度ワープできて練習する必要が出てきたかな。 そうしないと今の自分でノーコンクリアは不可能です>< 2008/11/08 今日は6-4までいきました。 ちなみにゲームボーイミクロで遊んでいるのですが、 下ボタンの押し方次第で右下に入ることが判明。 どうしよう・・・ 2008/11/07 クリア条件は 「ワープとコンテニューを使わず8-4をクリアすること」 に決定しました。 久しぶりにプレイしたら5-1でGAME OVERでした( ^ω^)
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登録日:2016/02/07 Sun 23 32 45 更新日:2024/05/21 Tue 15 53 50NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 (人によっては)主役がルイージ 1986年 FC FOR SUPER PLAYERS GBA The Lost Levels ゲーム ゲームボーイアドバンス スーパージャンプ台 スーパーマリオコレクション スーパーマリオシリーズ スーパーマリオブラザーズ2 ディスクシステム ファミコン ファミリーコンピュータ マリオ マリオシリーズ ワールド9 ワールドA~D 任天堂 初見殺し 日本限定発売 死にゲー 毒キノコ 続編 逆ワープゾーン 高難易度 鬼畜 「スーパーマリオブラザーズ2」とは、マリオシリーズのゲームの1つで、「スーパーマリオブラザーズ」の続編としてディスクシステムで1986年6月3日に発売されたゲームである。 CM1 ※謎の村雨城のCMの続き ファミコンファンのご期待に応えてスーパーマリオがウルトラレベルになった! スーパーマリオブラザーズ2 新しい高度なテクニックでお送りする スーパーマリオブラザーズ2 ディスクカードで話題の登場! CM2 こちらは所ジョージと間下このみが出演。 スーパーマリオブラザーズ2はさ~すがディスクで面白い! ヘタクソー! ムカーッ!! スーパーマリオブラザーズ2 ※このCMの続きはゼルダの伝説の項目をご覧ください 後にスーパーファミコンやWiiの「スーパーマリオコレクション」等に移植版が収録される。 2004年8月10日にはゲームボーイアドバンスにディスクシステム版を移植した『ファミコンミニ』が発売された。 このゲームの特徴として、 とにかく難易度が高い ことが挙げられる。 もともと「前作を極めた人向けに作られたゲーム」なので、前作とゲームのシステムはほぼ同じなのだが、難易度が著しく上げられている。 「FOR SUPER PLAYERS」というサブタイトルも付けられている。 (後のマリオ作品と比べると)アイテムの少なさやスクロールの制約、独特の操作性なども難易度を上げる要因の1つであろう。 ゲームオーバーの場合、コンティニューでワールドの最初からやり直すことができるが、残機が3しかない、1UPも少なめというゲームオーバーになりやすい仕様なので、慣れるまでは何回も同じワールドをひたすらやり直す羽目になるだろう… 1UPキノコやボーナス面のコイン、ゴールでの1UP(コイン数の十の位・一の位・残り時間の一の位をそろえてゴールする)などを確実に確保し、できるだけ残機を減らさないようにゴールできるようにしたい。 腕のある人は無限1UPを行ってから進むこともできるが、そうでない場合は軽く数十回はゲームオーバーでやり直すことを覚悟した方がいいかもしれない。 とにかく「ひたすら死にまくって回数をこなしてコツをつかめ」というゲームとなるだろう。 ちなみにマリオシリーズを時系列順に並べた場合には本作は「マリオ1」のパラレルワールドという扱いとなっており、シナリオは全く同じものになっている。 本作ではルイージが2P用のキャラとなっておらず、1Pがマリオとルイージのどちらかを選んでゲームを進める方式となっている。 ルイージはマリオと比べてジャンプ力が高くブレーキがききにくいという特徴があり、一長一短であるが、ジャンプ力を評価する人にとってはルイージゲーとなるかもしれない。 ゲームシステムは基本的に前作と同じであるが、以下のような新しい仕掛けや変更が加えられている。 ダッシュから方向転換する時にキキキキッと音が鳴る。 前作の裏技だった無限増殖が1-1から可能。(初心者への救済と思われる初心者に実行できるのかというのはさておき) 毒キノコ…パワーダウンアイテム。敵キャラと同じ扱いで取るとパワーダウンか、チビの場合は死亡。スター無敵やパワーダウン時の点滅中は取ってもやられない。コレクション版では紫の笠にドクロマーク、目付きも悪いと分かりやすくなった。マリオに害をなすキノコだがクリボーとの関係は特にないと思われる。 逆ワープゾーン…前のワールドに戻るワープゾーン。戻りたくない場合は、穴に落ちるか時間切れで自滅するしかない。 スーパージャンプ台…踏むと一定時間画面より上部に飛ばされる緑色のジャンプ台。この間は見えないところで操作をしなければならない。 風…特定の場所で吹き、強制的に前方に移動させられる。ジャンプの飛距離も変化。 赤いパックンフラワー…動きが速く、土管に隣接していても出現する。 空中にゲッソーが登場する。水中と違い踏んで倒す事ができる。一説によると前作の256Wがモチーフとも。 城以外のステージにもファイアバーが設置されている。 逆さ土管や地面と同じ高さの土管が登場する。 水中にもノコノコなど地上の敵が登場する。(現実には水中に亀がいても全くおかしくないのだが・・・。なお踏んで倒す事はできない) 城以外にもループ面が登場する。 ゴールのポール越えをしてもループにならない。一部面ではポールを越えた先に逆ワープの罠も存在する。 敵を踏みつけた際の跳ね具合が大きくなっている。(無限1UPやパタパタジャンプ等のテンポが違う。)これを利用しないと入れない土管(しかもクリアに必須)まで存在する。 城ステージをクリアしても残り時間に応じた点数がもらえる。8-4ではそのときの残機に応じて点数がもらえる。 ピーチ姫のドットデザインが変更。 隠し面として、ワールド9とワールドA~Dが存在する。 ワールド9は、一度もワープを使わずに8-4までクリアするとプレイできる。 8-4クリアで残機が1残して得点となるため、強制的に残機1でのスタートとなる。 水中が多いなど変わったステージ構成となっている。ミスしてもコンティニューできず、スタッフからのメッセージが出る。 ワールドA~Dは、(ワープを使っても良いので)8-4を8回クリアするとプレイできる。ステージ数は半分になっているものの、難易度は同等もしくはそれ以上だろう。 ただでさえこの難しいゲームを8回クリアするのは相当大変なので、ワールドDまでの全てのステージを制覇した人は少ないかもしれない。 ちなみに、本作のディスクシステム版は日本国内のみの発売で、国外では発売されていない。 海外で「スーパーマリオブラザーズ2」といえば、日本の「スーパーマリオUSA」のことを指すので注意。 海外では「スーパーマリオコレクション」のリメイク版で初めて収録され、「Super Mario Bros. The Lost Levels」というタイトルが付けられている。 後にバーチャルコンソールでようやく海外でもオリジナル版の本作がプレイ可能となり、公式サイトや購入ページではコレクション版に準拠し、「The Lost Levels」となっている。 (中身はそのまま日本の「2」なのでタイトル画面なども「2」のままである) 「スーパーマリオコレクション」の移植版では、主に以下のような変更がなされている。 セーブデータができ、面単位でセーブができるようになった。(ちなみに、コレクション収録の他作品はワールドまでのセーブとなっている。) ゲームオーバーしても同じ面から再開できるようになった。 初期残機が5になった。 ワールド9で残機が1となることはない。 ワールドA~Dに行くには8-4を1回クリアすればよく、8-4または9-4クリア後に直行できる。 ワールド1~8の間でワープを一度でも使うとそのセーブでは二度と9面に行けなくなる (ワープ後に1-1からスタートしても行けない。ワールドA~Dでは使用しても問題ない) 一部ステージの敵の挙動が変化。(例:ワールドD-4のハンマーブロスが歩くタイプに変更など) 一部ステージの背景が変化。(ワールド8-3の城壁がなくなり、保護色気味だったレンガブロックが単なる隠しブロックになった等) ワールドA〜Dが『1』の裏面仕様になる(そのためクリボーが登場しない)通常仕様のままプレイする裏技もあるが、一度ゲームから抜けると裏面仕様になってしまう。 これにより、残機をいくら消費しても事実上問題ないなど、かなりプレイしやすくなっていると言える。 ワールドの最初に戻されて同じ面を何回もやり直さなくてよい分、ストレスをためなくてよいかも。 (コレクション版はVCでは未配信、2010年に発売されたWii移植版もやや入手困難だったが、2020年9月にスーパーファミコン Nintendo Switch Onlineで配信されたためプレイ環境はFCD版ともども揃っている) ディスクシステムの普及度などの関係で、もしかしたら原作よりマリオコレクション版で遊んだプレイヤーの方が多いかもしれない。 またゲームボーイカラーにて発売された初代のリメイク作、「スーパーマリオブラザーズDX」にも隠し要素として本作のコースが収録されているが、 ルイージとの性能差やワールド9、A~Dといった部分がオミットされている。 コレクション版では通常の最終ステージ8-4と、隠し最終ステージのD-4ではエンディングが若干違う。 ピーチ姫からのキスが激しくなり、マリオ(ルイージ)の顔がキスマークだらけになってしまう。 ここまでの高難易度を突破したヒーローへの特別なお礼、ということなのだろう。 以下、ステージの簡単な説明 ○ワールド1 前作と同じく、1-1は地上面、1-2は地下面(ワールド2・3・4へのワープゾーンあり)、1-3は空中面、1-4は城。 1-1は最初のキノコを取るのも少しテクニックが必要であり(毒キノコの方が遙かに取りやすい)、実は最初の無限1UPでもある。毒キノコの直後に隠しブロックから出てくる1UPキノコがあるが、毒キノコでミスしたプレイヤーは取ろうとしなくなる……という罠なのだろうか?なお、シリーズでも珍しく、最初の敵がクリボーやその亜種ではない。 1-2は開始すぐ水面があるがマリオだとダッシュしないと届かずワープゾーンもそれぞれ異なる場所にある。 1-3は空中ゲッソーが早くも登場。 1-4の城ステージはノコノコが狭い通路にファイアバーと共に配置されているのが厄介。 今作ではワールド1でも油断できない難易度である。 ○ワールド2 夜の背景。 2-1で水辺が登場するが、後の作品と異なり落ちても泳げずに谷底と同じミスとなるので注意。スーパージャンプ台が初登場。 2-2は隠しブロックを出さないと進めない箇所が登場。 2-3はプクプク飛来面。 2-4は甲羅でノコノコを倒し1UPができる城。 ○ワールド3 3-1は冬の背景。ハンマーブロスが登場し、スーパージャンプ台やワールド1への逆ワープゾーンの仕掛けもある。 3-2は水中面。 3-3は空中面でキノコの上からスタート。 3-4の城はループ面となっている。が、一部の正解ルートがちびマリオでないと通れないところがあるため、ここのクッパをファイアで倒すにはループ破りと呼ばれるテクニックを使わないとほぼ不可能である。 ちなみにコレクション版でもファイアマリオでループを破ることは可能。 ○ワールド4 このワールドより、パックンフラワーが全て赤色に変わる。 ワープを使ってもこのワールドは必ずクリアしなければならない。 4-1でジュゲム登場。ジャンプ台を使って池を越える場所がある。 4-2ではジュゲムに加えキラーも登場する。 4-3は本格アスレチック面。広い谷越えや狭い足場渡りが要求される。パタパタジャンプが必須テクになる最初のステージ。 4-4の城はロングファイアバーが登場し、狭い通路に敵がたくさん登場する。 ここをクリアすると一度ロード時間が入る。 ○ワールド5 5-1は冬の背景で風が吹く長いステージ。ワールド6へのワープゾーンがある。 5-2は地下面。ワールド7・8へのワープゾーンがある。 5-3は空中のループ面で、土管に入らない限り何回も同じ場所に戻される。 5-4の城はバブルやファイアバーの攻撃が激しく、溶岩にも気を付けて進む必要あり。 ○ワールド6 6-1は風が吹く地上面で、地上面にしてはリフトが多い。 6-2は水中面。 6-3はプクプク飛来面。 6-4の城はループ面となっている。 ○ワールド7 夜の背景。 7-1は風が吹き、プクプクやハンマーブロスの攻撃が激しい。 7-2は前半が水上面(実質空中面)のループ面で、土管に入らない限り何回も同じ場所に戻される。後半は空中面のようになる。ファイアバーや低空飛行ジュゲムも登場。 7-3はスーパージャンプ台を使い広い谷を越えるステージ。 7-4の城は狭い通路でのファイアバー避けが難しい。甲羅でメットを倒し1upも可能。天井上を進む事ができるが降りられず詰んでしまう。 ○ワールド8 8-1は風が吹き、パタパタを足場にした谷越えやハンマーブロス避けが要求される。ワールド5への逆ワープゾーンもある。 8-2はループ面で、ツタを出して雲の上に行かない限り、行き止まりの土管からコース前半に戻され無限ループする。 8-3は雲の上で大量のハンマーブロス登場。隠しブロックの罠に引っ掛かることも。アイテムが多いので場所を覚えると便利かも。 8-4のクッパ城はループが複数ある上に、垂直跳びやパタパタ踏み等の高度なジャンプアクションも求められ厄介。 一応パワーアップアイテムが2つあり、ハンマーブロスもいないため、その点では前作より良心的…かもしれない。 最後のクッパを倒せばゲームクリアとなるが… ○ワールド9 9-3以外は水中面で、ゴールも水中にある。 9-1は背景が地上であるが泳げる256Wを思わせるステージ。コレクションでは背景が普通の水中面になった。 9-2は9-1と大体似た感じだが、天井がブロックでふさがっているエリアにジュゲムが出てきてパイポをかわし辛いので注意。 9-3にクッパがいるが、迂回して倒さずにクリア可能。なお、このステージには斧が無いためファイアボールでないと倒せない(*1)。 9-4にはザコ敵キャラクターが1体ずつ登場し、キャストロールのような趣になっている。さらにスタッフからの感謝のメッセージが… ○ワールドA A-1にはノコノコとパタパタが大量に登場。 A-2は地下面でワールドBへのワープがある。 A-3はプクプク飛来面でワールドCへのワープがある。 A-4はキラー砲台が設置されている城。 ○ワールドB B-1はメットが大量に出る地上面。 B-2は水中面でロングファイアバー登場。 B-3は本格アスレチック面。リフトが多く広い谷越えも必要。キラーも飛んでくる。 B-4の城は偽ループ面。まっすぐ進めばクリアできる。途中の土管にはワールドDへのワープも… ○ワールドC 夜の背景。 C-1は土管のパックンが厄介。 C-2は2面なのに空中面で、前半はプクプクが飛来し後半はキラーが飛んでくる。 C-3は7-3と地形が一緒で、ジュゲムが登場する。ジュゲムを倒さないとジャンプ台がキャラ表示限界で消えてしまい詰む事も。 C-4の城はほとんどの地形が7-4と一緒だが、安全地帯が塞がれてファイアバーを避けるのがとんでもなく難しい。高等テクニックがない限り、前半の隠しブロックでパワーアップしてダメージ覚悟でゴリ押ししないと厳しい。 当たり判定が小さいチビ状態ならばいくらか突破しやすくなる……が、結局クッパにはチビのまま挑むことになる点は同じ。 ここのクッパをファイアで倒せた人はどれくらいいるのだろう… ○ワールドD D-1は前進ハンマーブロスが厄介。 D-2は一部地形が5-1と似ていて、前半はあまり厄介でないが、ゴール前のジャンプ台をうまく使わないとクリアが困難。 D-3はキラーとハンマーブロスの猛攻に晒される弾幕ステージ。 D-4のクッパ城は8-4と似ているがループ面ではなく、途中で地上の背景になる場所も登場。 ここのクッパを倒せば完全クリアとなる……が、ファイアで倒すと不可解な事実を目の当たりにすることとなる。(*2) 追記・修正はD-4までクリアしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] シリーズ2作目は難易度が高いっていうセオリーはここれ生まれたのだろうか…気のせい? -- 名無しさん (2016-02-07 23 46 30) ルイージの性能が開花した作品でもある。 -- 名無しさん (2016-02-07 23 51 42) ワープ使ってもワールド4は必ずクリアしなければならないという事も、このゲームの難易度を上げている要因の1つだと思う。4-4はこのゲームでも最高難度クラスのエリアの1つだし -- 名無しさん (2016-02-07 23 59 44) シンプルであるが故のプレイヤーへの脅威となるマリオ2、多彩な芸が出来るようになった時代なりの脅威をプレイヤーに与えるドンキー3 -- 名無しさん (2016-02-08 00 05 43) 「果たしてここまで死ぬことを強いるゲームを楽しめるのか?」と10回死んだらうんざりしてプレイ中断するタイプなので思う。俺って省エネだねw -- 名無しさん (2016-02-08 00 43 40) D-4の不可解な事実って何?あまりに難しくてそこまで行った事無くて・・・・ -- 名無しさん (2016-02-08 01 05 40) ↑確かファイアで倒すとトゲゾーがクッパに化けていた事が解るんだったけ?(因みにコレクション版では本物になってる模様) -- 名無しさん (2016-02-08 07 15 02) A,BCD -- 名無しさん (2016-02-08 07 45 38) ↑ミス A~Dのクッパの正体は1~4面のクッパの正体と同じ -- 名無しさん (2016-02-08 07 47 03) ただコレクション版でのW8-3,D-3は“城壁”がない分、難易度が上がっている気がする -- 名無しさん (2016-02-08 09 14 14) 4-3ラストで1マスの隠しブロックからダッシュジャンプを強要される場所ができずに売った。ほんと操作がシビアすぎる。 -- 名無しさん (2016-02-08 11 44 31) 有野課長が詰まったのって8-2だっけ? -- 名無しさん (2016-02-08 14 10 07) 裏ゼルダ(ゼルダ)、EXモード(カービィ)、ルナティック(FE)などの上級者への挑戦状はクリア後に解禁されるのが恒例だけど、初代スーパーマリオに限り別ソフトという形でリリースされたとも言える。ある意味ではNew2のチャレンジDLC等の先駆け -- 名無しさん (2016-02-08 18 31 26) 4-4と8-3は、初クリアまでにマリオを1000人は犠牲にしたと思う -- 名無しさん (2016-02-08 20 27 33) ↑7 つまり最終ステージなのに偽物がボスやってるってこと? -- 名無しさん (2016-02-08 22 28 14) ↑そういうこと -- 名無しさん (2016-02-09 09 43 01) こんなのをクリアできるプレイヤーなんてとんでもない……(汗 -- 名無しさん (2016-02-09 10 00 09) クリアした証の星マークがカンストするくらいやり込んだ俺は奇特なのか。 -- 名無しさん (2016-02-09 10 28 53) 俺もGBAの奴だがクリアの証の星はカンストしたな。当時ファミコンミニのマリオ1がどこの店でも品切ればっかでできずこっちを買ってプレイ、その後マリオ1買えてプレイしたら2よりむずくね?と思ってしまった。 -- 名無しさん (2016-02-09 15 42 19) 少年期にコレクション版やってたけどクリアした記憶ないわ -- 名無しさん (2016-02-09 15 58 55) コレクションのは生温かったなぁ。 生温すぎてディスクシステム引っ張り出してプレイしたわ。 -- 名無しさん (2016-02-09 16 07 51) ↑コレクションのは面単位でセーブ可能だけでコース自体の難易度はあんまり変わっていないと思うけど、生温すぎは極端すぎだよ -- 名無しさん (2016-02-09 18 13 12) スーパーマリオメーカーで蔓延している鬼畜孔明のオンパレードな作品でもある。C-4はノーダメなんて無理に等しい。 -- 名無しさん (2016-02-17 00 15 11) 難易度が高いのは事実だが、理不尽とまではいかない絶妙さだと思う。少なくとも、メリオメーカーの「制作者以外クリアーできねーよコース」とか、「たけしの挑戦状」とかのうような無理ゲーではないし、「スパロボF完」のような調整ぶん投げでもない。 -- 名無しさん (2016-09-05 13 15 49) 「2」と付いてる割にストーリーが前作と同じならば、態々それつけずに海外で付けられた様なサブタイをつけても良かったんじゃないかと思う。 -- 名無しさん (2018-07-27 10 25 21) スーパーマリオメーカー2から登場するさばくの背景を夜にすると強風が吹くように -- 名無しさん (2019-06-14 15 39 26) マリオ2のコースで35やったらとんでもない事になりそう。 -- 名無しさん (2020-10-30 21 07 44) コレクション版でW9は出したけど、A~Dはワープしてしまった気がするなぁ。W9を改めてやろうとしたことはなかった気がする。 -- 名無しさん (2022-06-27 18 43 43) 項目内でも書いてあるけど、後続の作品からやった人程ハマる罠「地上の池での落下死」… -- 名無しさん (2023-04-30 19 10 23) 僕にとっては人生最悪のクソゲー。だけど2016年〜2018年に限定発売されたミニファミコン(復刻ゲーム機)には収録されなかったのが正直良かったよ。 -- 名無しさん (2023-09-14 19 46 45) 名前 コメント
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New スーパーマリオブラザーズ 2 とは、【ニンテンドー3DS】用のゲーム。 概要 追加コンテンツ ストーリー ゲームシステム キャラクター 味方 ボス ザコ(既存) ザコ(新規) ザコ(ゴールデン) 乗り物 関連作品 リンク コメント 概要 New スーパーマリオブラザーズ 2 他言語 New Super Mario Bros. 2 (英語) ふりがな にゅー すーぱーまりおぶらざーず つー ハード 【ニンテンドー3DS】 メディア 3DSカード ジャンル アクション 発売元 任天堂 開発元 任天堂 プロデューサー 手塚卓志木村浩之 ディレクター 天野裕介 プレイ人数 1~2人 発売日 2012/07/28 (日本) 値段 5,028円(税込) レーティング CERO A(全年齢対象) 対応機能 ローカルプレイインターネットすれちがい通信いつの間に通信 シリーズ マリオシリーズ 日本販売数 273万本 世界販売数 1,340万本 【ニンテンドー3DS】向けに発売されたマリオシリーズの1作。【ニンテンドー3DS LL】と同時に発売された。 また、同日に発売した【東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング】?と同様に、任天堂がパッケージ版とDL版を同日発売した初のタイトルでもある。 更にマリオシリーズでは初となる有料追加コンテンツも販売した。 そのタイトル名通り、【New スーパーマリオブラザーズ】の流れを汲む続編。【New スーパーマリオブラザーズ Wii】のグラフィックをベースにした世界で新しい冒険を楽しめる。 今回はコインを集めをコンセプトとしており、新たな変身「ゴールドマリオ」で大量のコインを集める遊びがフィーチャーされている。 2012/11/15にはDL版の本作が同梱された特別仕様のニンテンドー3DS LLパック、「ニンテンドー3DS LL New スーパーマリオブラザーズ2パック」が発売した。 更に、2016/10/28にはDL版の本作が同梱された特別仕様の【ニンテンドー2DS】パック、「ニンテンドー2DS スーパーマリオパック【ホワイト×イエロー】」が発売されている。 『ニンテンドー3DS LL』のキャンペーンにて『New スーパーマリオブラザーズ 2 ゴールドエディション』という特別版も配信されていた。 こちらでは、下記の有料ダウンロードコンテンツが全て収録された状態になっている。 追加コンテンツ 全部で10種類のパックが発売された。 #1 ゴールドマリオでGo!Go!パック発売日 2012/10/02、価格 209円(税込)、難易度 ★☆☆☆☆初心者でも気軽にゴールドマリオでコイン集めができるコースが3つ収録されたパック。 #2 きろくにチャレンジ! Aパック発売日 2012/10/02、価格 209円(税込)、難易度 ★★★☆☆すれちがい通信で記録を競うのに適したコースが3つ収録されたパック。 #3 いっぱつしょうぶでドキドキパック発売日 2012/10/02、価格 209円(税込)、難易度 ★★★★★一回で走りきらないとミスになる高難易度コースが3つ収録されたパック。 #4 ゴールドキノコをかりまくれ!パック発売日 2012/10/25、価格 209円(税込)、難易度 ★★☆☆☆初心者でも遊びやすいゴールドキノコだらけのコースが3つ収録されたパック。 #5 きろくにチャレンジ! Bパック発売日 2012/10/25、価格 209円(税込)、難易度 ★★★☆☆すれちがい通信で記録を競うのに適したコースが3つ収録されたパック。 #6 おうごんのクラシックコースパック発売日 2012/11/27、価格 209円(税込)、難易度 ★☆☆☆☆昔のマリオのコースを稼ぎやすくアレンジして3つ収録したパック。 #7 きろくにチャレンジ! Cパック発売日 2012/12/05、価格 209円(税込)、難易度 ★★★☆☆すれちがい通信で記録を競うのに適したコースが3つ収録されたパック。 #8 きけんなあしばをつきすすめ!パック発売日 2012/12/05、価格 209円(税込)、難易度 ★★★★☆不安定な足場を進むコースが3つ収録されたパック。 #9 はっけん!ふしぎなぼうけんパック発売日 2012/12/21、価格 209円(税込)、難易度 ★★★☆☆謎解きコースが3つ収録されたパック。 #10 じごくのてつじんレースパック発売日 2012/12/21、価格 209円(税込)、難易度 測定不能本作最大難易度のコースが3つ収録されたパック。 ストーリー ピーチ城に遊びに来たマリオとルイージ。 今日も楽しくピーチ姫と冒険の話に花を咲かせました。 ピーチ姫に見送られながら、しっぽの変身で 空のコインを夢中で集めるマリオたち。 休憩しようと地面に着地したとたん 頭の上から黒い影が近づいてきました。 ドカン!!と大きな音がして乗り物に乗った クッパの手下たちがマリオたちめがけて急降下。 突然の出来事に呆然とするマリオたちの前に またしてもさらわれてしまったピーチ姫の姿が! 助けを求めるピーチ姫を追って マリオたちの新しい冒険の始まりです! ゲームシステム ※基本的なシステムは【New スーパーマリオブラザーズ】とほぼ同じ。 コインを集める本作は各ステージにコインを集められるギミックが大量に存在する。プレイ中に集めたコインは全てのモードで総合して蓄積されて行き、タイトル画面で何枚集めたのか確かめられる。更にコインを100万枚集めると、タイトル画面に「黄金のマリオ像」が出現する。 ゴールドマリオ/シルバールイージ「ゴールドフラワー」で変身できる姿。「ゴールド/シルバーファイアボール」という強力なファイアボールを打てるようになる。これは壁や敵に当たると爆発し、周囲のレンガブロックや敵をコインへと変える効果がある。 ゴールドブロック金色のブロック。叩くと頭に被る。その状態で走るとたくさんのコインが出現する。 ゴールドリング金色の輪っか。取ると敵がゴールド化し、たくさんのコインを出現させる。 アシスト機能同じコースで5回失敗すると「無敵このは」が出現。取ると無敵の「しろしっぽマリオ」に変身する。 ふたりで遊ぶ今回はローカルプレイで2人で同じコースを遊ぶことができる。基本的には『New スーパーマリオブラザーズ Wii』とほぼ同じ仕様。ソフトが2本必要。 コインラッシュランダムで選ばれた3つのコースを連続で遊び、集めたコインの数を記録できる。ミスせずにクリアすると手に入るコインが2倍に増える。このモードのみ、「1UPキノコ」が50コイン分の「ゴールドキノコ」に変化する。すれちがい通信で記録を競う事もできる。 キャラクター 味方 【マリオ】 【ルイージ】 【キノピオ】 【ピーチ】 ボス 【ブイブイ】 【ロイ(マリオシリーズ)】 【イギー】 【ラリー(マリオシリーズ)】 【ウェンディ(マリオシリーズ)】 【モートン】 【レミー(マリオシリーズ)】 【ルドウィッグ】 【クッパ】 【ほねクッパ】 ザコ(既存) 【ウニラ(マリオシリーズ)】 【ガサゴソ】 【金網ノコノコ】 【ガマネー】 【ガリガリ(マリオシリーズ)】 【カロン】 【キラー】 【クッパ石像】 【クリボー】 【クロスケー】 【ゲッソー】 【ケロンパ】 【こづれゲッソー】 【サーチプクプク】 【サンボ】 【ジュゲム】 【タワークリボー】 【チョロボン】 【でかカロン】 【でかチョロボン】 【でかテレサ】 【でかドッスン】 【でかパックン】 【でかプクプク】 【テレサ】 【テレン(スーパーマリオ 3Dランド)】 【トゲゾー】 【トゲプク】 【トゲメット】 【ドッスン】 【トビプク】 【ノコノコ】 【バクバク】 【バサバサ】 【パタクリボー】 【パタパタ】 【パックンフラワー】 【バッタン】 【ハナチャン】 【バブル】 【パラボム】 【ハンマーブロス】 【ビリキュー】 【ブーメランブロス】 【ファイアスネーク】 【ファイアパックン】 【ファイアブロス】 【フィッシュボーン】 【プクプク】 【フグマンネン】 【フレアバブル】 【ボムへい】 【マグナムキラー】 【マメクリボー】 【メガブロス】 【メット】 【ワンワン】 ザコ(新規) 【おばけリフト】? 【かべテレサ】? 【ちびウニラ】 【でかバッタン】? 【でかほねパックン】 【テレドン】 【土管ゲッソー】? 【ほねクリボー】 【ほねパックン】 ザコ(ゴールデン) 【ゴールデンキラー】 【ゴールデンクリボー】 【ゴールデンジュゲム】 【ゴールデンタワークリボー】 【ゴールデンでかテレサ】 【ゴールデンテレサ】 【ゴールデントビプク】? 【ゴールデンノコノコ】 【ゴールデンパタクリボー】 【ゴールデンパタパタ】 【ゴールデンパックン】 【ゴールデンファイアパックン】 【ゴールデンプクプク】 【ゴールデンブロス】 【ゴールデンマグナムキラー】 【ゴールデンマメクリボー】? 乗り物 【クッパクラウン】 関連作品 【New スーパーマリオブラザーズ Wii】前作 【New スーパーマリオブラザーズ U】次回作 リンク 公式ホームページ コメント 名前 全てのコメントを見る?
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New スーパーマリオブラザーズ とは、【ニンテンドーDS】用のゲーム。 概要 ストーリー キャラクター 操作キャラクター 味方キャラクター ボス ザコキャラ その他 ミニゲーム専用のキャラクター ゲームモード アイテム 地名 ワールド1 ワールド2 ワールド3 ワールド4 ワールド5 ワールド6 ワールド7 ワールド8 関連作品 紹介動画 リンク 移植・リメイク コメント 概要 New スーパーマリオブラザーズ 他言語 New Super Mario Bros. (英語) ふりがな にゅーすーぱーまりおぶらざーず ハード 【ニンテンドーDS】 メディア DS DSカードWii U デジタルダウンロード ダウンロード容量 53MB以上 ジャンル アクション 発売元 任天堂 開発元 任天堂情報開発本部 プロデューサー 岩田聡(エグゼクティブプロデューサー)手塚卓志(ゼネラルプロデューサー)木村浩之 ディレクター 足助重之 プレイ人数 1~4人 発売日 2006/05/25 (日本)2006/05/15 (北米) 値段 DS 4,571円(税別)Wii U 968円(税込) レーティング CERO A(全年齢対象)ESRB E(全員) シリーズ マリオシリーズ 移植・リメイク 【Wii U】? 【バーチャルコンソール】 日本販売数 約640万2912本 世界販売数 3,080万本 【ニンテンドーDS】向けに発売された、横スクロールアクションマリオシリーズ。 ゲームに慣れていない人でも簡単に遊べる【スーパーマリオブラザーズ】を作る、というコンセプトで製作された。公式HPでは「誰でもできる、新しいマリオ。」と題されている。 基本的なシステムやステージセレクトの設計は【スーパーマリオブラザーズ3】に準じた内容である。 キャラクターや地形は3D、背景は2Dで描かれている。(ミニゲームは除く) アクション面ではアイテムストックが復活し、3Dマリオでお馴染みのヒップドロップやカベキックなどのアクションが追加されている。 ニンテンドーDS本体のプレゼンテーション時で映像公開が行われていたが、発表当時は【スーパーマリオ64DS】の派生作のような作風だった。 発売は初期公開のタイトル郡の中でもかなり遅く、2006年までもつれ込んだものの、DS市場が過熱化している中でライト層を中心のターゲットとした事で爆発的ヒットを見せる。 本作のヒットにより続編が開発され、新作2Dアクションのヒットやリバイバルブーム?の礎にもなった。 ストーリー 事件発生!! マリオとピクニックに出かけたピーチ姫が、 誰かにさらわれてしまった。 マリオが一緒にいながら、どうしてこんなことに… マリオが言うには、 キノコ城から立ち昇るケムリに驚いて、 急いで戻ろうとしていたら、ピーチ姫がいなくなったそうだ。 一体誰がピーチ姫を連れ去ったのか? お城をおそったのは誰? 二つの事件につながりはあるのだろうか? クッパJr.はピーチ姫を母親のように慕っていたが… 巨大キノコの力をかりて、 マリオの冒険の始まりです。 キャラクター 操作キャラクター 【マリオ】 【ルイージ】 味方キャラクター 【ピーチ】 【キノピオ】 【キノじい】 ボス 【クッパ】 骨クッパ 【クッパJr.】 【サンボワーム】 【ボスプクプク】 【ボスクリボー】 【ボスパックン】 【チョロプータンク】 【ボスジュゲム】 ザコキャラ 既存 【クリボー】 【ノコノコ】 【パックンフラワー】 【カロン】 【パタパタ】 【プクプク】 【ホージロー】 【バブル】 【サンボ】 【トゲゾー】 【ジュゲム】 【パックンフラワー】 【バサバサ】 【パタクリボー】 【ハンマーブロス】 【ファイアスネーク】 【ブーメランブロス】 【ファイアパックン】 【キラー】 【バクバク】 【マメクリボー】 【金網ノコノコ】 【ビリキュー】 【ゲッソー】 【こづれゲッソー】 【散らしゲッソー】 【子ゲッソー】 【テレサ】 【バッタン】 【ガサゴソ】 【ウツボ】 【ハナチャン】 【ボムへい】 【ドッスン】 【トゲメット】 【ガマグチクン】 【メット】 【ワンワン】 【ケロンパ】 【マグナムキラー】 【ファイアブロス】 新規 【大カロン】 【イガプク】 【ブロックン(New スーパーマリオブラザーズ)】 【大プクプク】? 【ボムメンボ】 【カボちゃん】 【大バッタン】? 【巨大ウツボ】 【プープーテレサ】 【大ドッスン】 【アイスガボン】 【トゲツムリ】 【クラッシャー(マリオシリーズ)】 【サーチプクプク】 【大サーチプクプク】? 【わかばちゃん】 【クロスケー】 【メガブロス】 【ハナビボム兵】 その他 【ドッシー】 【巨大ハナチャン】 ミニゲーム専用のキャラクター 【ヨッシー】 【プロペラヘイホー】 【ワリオ】 【あかボムへい】 【スローマン】 ゲームモード マリオ(ストーリーモード)1人用のゲームモード。マリオを操作してクッパを倒し、ピーチを助ける。セーブ可能なファイルは3つまで存在する。モード名に反し、L+Rを押しながらをファイルを選択すればルイージでもプレイ可能。 マリオVSルイージ2人用モード。マリオとルイージでビッグスターを取り合って対戦する。DSワイヤレスプレイだけでなく、ソフトを持っていないプレイヤーとDSダウンロードプレイでの対戦も可能。 ミニゲーム『スーパーマリオ64DS』に収録されていたミニゲームで遊ぶ。最大4人までプレイ可能。 オプションサウンドと操作方法の設定ができる。 アイテム スーパーキノコ ファイアフラワー 1UPキノコ スーパースター 巨大キノコ マメキノコ こうら コイン 青コイン 赤コイン スターコイン ビッグスター「マリオVSルイージ」にのみ登場。巨大なスター。これの入手数を勝敗のルールに設定できる。手に入れたプレイヤーは攻撃を受けたりミスしたりすると落としてしまう。 地名 ワールド1 1-1 1-2 1-3 1-塔 1-4 1-5 1-A 1-城 ワールド2 2-1 2-2 2-3 2-4 2-A 2-塔 2-5 2-6 2-城 ワールド3 3-1 3-A 3-2 3-塔 3-3 3-屋敷 3-B 3-C 3-城 ワールド4 4-1 4-2 4-3 4-塔 4-4 4-A 4-屋敷 4-5 4-6 4-城 ワールド5 5-1 5-2 5-A 5-塔 5-3 5-屋敷 5-B 5-C 5-4 5-城 ワールド6 6-1 6-2 6-A 6-塔1 6-3 6-4 6-塔2 6-5 6-B 6-6 6-城 ワールド7 7-1 7-屋敷 7-2 7-3 7-塔 7-4 7-5 7-6 7-A 7-7 7-城 ワールド8 8-1 8-2 8-塔1 8-3 8-4 8-城 8-5 8-6 8-7 8-8 8-塔2 8-クッパ城 関連作品 【スーパーマリオブラザーズ】 【スーパーマリオブラザーズ2】 【スーパーマリオブラザーズ3】 【スーパーマリオワールド】 【New スーパーマリオブラザーズ Wii】 【New スーパーマリオブラザーズ 2】 【New スーパーマリオブラザーズ U】/【New スーパールイージ U】?/【New スーパーマリオブラザーズ U デラックス】? 【スーパーマリオ64DS】この作品から一部のミニゲームが流用されている。 紹介動画 リンク 公式HP 移植・リメイク 【バーチャルコンソール】2015/05/02に【Wii U】?で配信された。 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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New スーパーマリオブラザーズ 2 【にゅー すーぱーまりおぶらざーず つー】 ジャンル アクション 対応機種 ニンテンドー3DS 発売・開発元 任天堂 発売日 パッケージ/DL共通 2012年7月28日 定価 パッケージ/DL共通 4,571円(税別) プレイ人数 1~2人 セーブデータ 3個 レーティング CERO A(全年齢対象) 備考 3DSLL同梱版2012年11月15日/21,714円(税別) 判定 良作 ポイント コインをメインテーマにしたマリオいつものマリオとしても遊べる素材流用の多さはマンネリ感が否めない マリオシリーズ 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 定番横スクロールアクションゲーム『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズの新作。 ニンテンドー3DSの新型バリエーションモデル機種であるニンテンドー3DS LLと同時に発売された。 タイトルに「2」のナンバリングを冠しており、携帯ゲーム機における『Newマリオ』シリーズ2作目ではあるが、据置機種版の『New スーパーマリオブラザーズ Wii』も含めると『Newマリオ』シリーズ全体としては3作目にあたる。 『Newマリオ』シリーズの基本的なシステム・世界観をベースに、コースに散らばったコインをひたすら集める事を命題とする新たなモードや要素が加わり、作品そのものもコインや金色をメインカラーに据えたデザインとなった。 また、今回はマリオシリーズとしては初の試みとなる、有料でのコース追加、ダウンロードコンテンツの配信も行われている(3DSのeShopの終了に伴い配信も終了。既に購入していた場合も再ダウンロード出来ない)。 特徴 今回はコース内で集めたコインが全てカウントされる。 取得枚数の累計をワールドマップ上で毎回確認でき、タイトル画面でも集めたコインが山のように積み上がっていくのが分かる。 それに併せて、コインを大量に入手する為の様々なギミックやモードが追加されたことで、様々なコースを繰り返しプレイしてひたすらコインを集めるという従来の2Dマリオシリーズとは一味違う遊び方が生まれた。 + そして実際にコインを100万枚まで集めると… 功績の証としてタイトル画面に金色のマリオ像が出現し、背景が黄色くなる。 さらにカンストさせる(999万9999枚まで集める)と、金色のしっぽマリオ像に変化する。 ニンテンドー3DS用ソフトとして本作も3DSの裸眼立体視に対応しているのだが、本作では3Dボリュームを上げて立体感を強めると、それに応じて背景がぼやける『被写界深度表現』(カメラや肉眼でピントの合っていない距離の景色がぼやける現象を再現した表現)が採用されている。 これに因って3D立体視ONにしたときでも手前のマリオや敵のいる面に集中しやすくなっただけではなく、「視差による奥行きはあるのに焦点距離は変わらないので手前にも奥にも不自然にピントがあっている」という立体視映像特有の違和感を軽減し、眼の疲れやすさの軽減にも一役買っている。 因みに、3D立体視をOFFにすると他の2Dマリオシリーズ作品同様背景もぼやけずクッキリ描かれるので「本作の映像の背景がぼやけているのがイヤだ」という方も安心できる。 赤キノピオの家は3つのアイテムを自由に取る形式となり、目押しの必要がなくなった。 新要素・ギミック + 詳細 ゴールドマリオ 極一部のコース、あるいは星模様のキノピオの家に出現するゴールドフラワーを取ることでマリオがこの姿に変身。全身金色の強化型ファイアマリオとでも言うべき性能で、この状態では直接敵を倒すだけでコインがゲットできる。 金色のファイアボールは非常に強力。爆発時の衝撃波はレンガブロックをコインに変え、複数の敵に一度に命中させると大量のコインを出す。 ゴールドブロック ジャンプして頭に被った状態でダッシュし続けると大量のコインが入手出来るギミック。数秒間ジャンプで叩いた分だけコインが出続ける例のブロックを叩き続け、一定の枚数のコインを出すとブロックがこれに変わる。下から叩いたりヒップドロップをするとマリオがブロックをかぶるというシュールな光景が拝める。 コースの至る所で頻繁に出現する為、コイン収集の要と言ってもいい存在。コインが頭から飛び出し一気にカウントされていく様はなかなか爽快である。 ワールドマップ移動時に、羽根を生やしたタイプがたまにマリオに付いてくる事もあり、そのままコースに突入するとそのコースのスタート地点に出現する。 また、被っている間は1回だけダメージを肩代わりしてくれる(その際ブロックが頭から外れる)。地味ながら初心者救済要素としても機能している。 ゴールドリング くぐると画面内にいる敵が一定時間ゴールド仕様になるギミック。敵を倒すとコインが入手できるようになる(*1)ほか、クリボー、ノコノコ、キラー、ジュゲム、プクプクなど種類を問わず敵が何かしらの形でコインを大量に出してくれるようになる為、こちらも本格的なコイン収集の際は重要となる仕掛けである。 コインラッシュモード 本編でクリアしたコースの内3つがランダムで選ばれ、選ばれた3コース全てを1回もミスせずに制限時間内にクリアする事が課せられる上級者向けのモード。 挑戦1回におけるコイン取得枚数の上限は3万枚。当然このモードで得たコインも本編で集めたものに追加される形でカウントされる。 ゴール時の残りタイム5につき1コイン加算されるが、これを狙って早クリアをするぐらいならばぎりぎりまで粘ってたくさんコインを稼ぐ方がいい。 難易度が異なる3つのパックが用意されており、それぞれ収録されているコースが異なる。 また、本編では遊べない新規のコースを収録した追加パックが有料で配信されている(後述)。 どのコースも制限時間が非常に短い為、通常のプレイより精密かつ機敏な操作が要求される。 ただしコース中にある中間ポイントやプラス時計に触れることで残り時間を伸ばす事は可能。 本編でエンディングを迎えていればゴールドフラワーをストックした状態で開始することができる。 ただし、使えるのは新たにストックしない限り1回だけなので、これの使いどころが勝負を分ける。 ゴール時にポールの一番上に触れるとコインの数が倍になる、コース中に登場する1UPキノコが全てコイン50枚分(*2)のゴールドキノコに変わっているなど、一部ギミックがコイン集め用に再調整されているので、上手くやれば本編で普通にコースをプレイしていくよりもコインが効率良く大量に集まる。 一応初心者救済措置として、後述のしろしっぽマリオでプレイする事も可能。 すれちがいデータで届いたプレイヤーのコインラッシュの記録にチャレンジすることもできる。 3コース連続でクリアすると、初めてクリアしたときに限り相手プレイヤーが獲得した数のコインが丸ごともらえる。さらに相手の記録に勝つとWinコインとして1000枚のコインをもらうことができる。(*3) 追加パック スーパーマリオシリーズでは初となるダウンロードコンテンツが導入されている。 追加パックのコース共にコインラッシュ専用のものとなる。各パックは共に200円。 ゴールドマリオでさくさく進めてコインをいっぱい取れるパックや、公式ページで世界記録掲載に挑戦できるパックなどもある。 そのほかにマリオシリーズとしては「遊ぶな危険」と言われるほど史上最悪の超鬼畜難度を誇る挑戦的なコースパックまである。 + 追加パックのリスト 登場弾 番号 タイトル 難易度 目標コイン数 説明 第1弾 #1 ゴールドマリオでGo!Go!パック 1 30000枚 その名の通り、ゴールドマリオで突き進むパック。それ故に、ゴールドフラワーもたくさん用意されている。 #2 きろくにチャレンジ! Aパック 3 10000枚 記録にチャレンジパックシリーズの1つ。 #3 いっぱつしょうぶでドキドキパック 5 15000枚 わずかな操作ミスが命取り、という難易度の高いパック。 第2弾 #4 ゴールドキノコをかりまくれ!パック 2 30000枚 ゴールドキノコでコインを稼ぐパック。マリオはもちろん、難易度は上がるがしろしっぽマリオでも30000枚到達可能。 #5 きろくにチャレンジ! Bパック 3 10000枚 『記録にチャレンジパック』のシリーズの1つ。 クラシックパック #6 おうごんのクラシックコースパック 1 30000枚 スーパーマリオブラザーズの1と3の序盤コースを大胆にアレンジした懐かしさあふれるパック。こちらもしろしっぽマリオで30000枚到達可能。無料で配信された時期もあった。 第3弾 #7 きろくにチャレンジ! Cパック 3 10000枚 記録にチャレンジパック最後の1つ。 #8 きけんなあしばをつきすすめ!パック 4 15000枚 その名の通り足場が狭く、難易度は高め。 第4弾 #9 はっけん!ふしぎなぼうけんパック 3 20000枚 謎解きパック。分岐が多いのが特徴で、進み方によって獲得コイン数も大幅に変わってくる。 #10 じごくのてつじんレースパック 測定不能 100枚 「遊ぶな危険」と公言した黒い任天堂が送る、極悪難易度のコース。上級者御用達のいわゆる『スペシャルコース』で、コイン稼ぎは絶望的、ゴールドフラワー使用不可、しろしっぽマリオでもクリアは相当難しい。(*4) 評価点 コイン集めが主となっているだけあって、コイン集めの要素やギミックが豊富。 ゴールドマリオ 性能が飛び抜けて高い故ボールを乱射しながら進むだけで爽快な気分が味わえるが、手に入れられる頻度が少なく次のコースへの持ち越しも出来ないのが難点。 しかし、こんなものを持ち越せたら言うまでもなくゲームバランスが崩壊してしまうので、この仕様は妥当と言える。 ゴールドリングでの敵の変化 ひとたびリングを潜ればすべての敵が金色に変化しコインを出してくれるが、その出し方が様々で見てるだけでも楽しい。例えばキラーやノコノコの場合は軌道跡にコインを置いていったり、ジュゲムやハンマーブロスだとトゲゾーやハンマーの代わりにコインをばらまきまくる、等々。 コインを入手する仕掛けの大幅増加 一気に周りのブロックを叩き出すPOWブロック。 ファイアボールを投げ込むとコインが噴出す土管。 トリガーで土管から噴出すコインシャワー。 コインが画面中に雨あられのように出てくる。 などとにかく演出がバブリー豪華。ゴールドマリオ・ゴールドリングを含めて大量入手もできるため爽快感のある楽しみ方が増えた。 虹コースの存在 ゴール時に時間の下二桁を特定の同じ数字に揃えることで出現する。いわばマリオ3の宝船のような存在である。ワールド1以降の全ての赤コインをとることでゴールドフラワーを得るチャンスがある。 入手コインの累積 100万枚集めるという目的のもと、通常のコイン数の枠とは別に今まで入手したコインの総数が随時記録される。通常モード・コインラッシュモード両方共にクリア・ミスしようがクリアしようがコース中に入手したコインは全てカウントされる仕様になっている。プレイが下手でも集めたコインは無駄にならない点が良。 各コースごとでも入手した最大コイン枚数が記録されるため、そちらの記録更新を目指して遊ぶ、というやりこみも可能。 しかも、本編には支障がなく、コイン集めはしないという人も安心の良仕様である。 マリオシリーズお得意の程良い難易度。 最初はあっさりだが、コースを進めるにつれだんだん難しくなっていくという良好なバランスは健在。 据置機で展開されている『New スーパーマリオブラザーズ Wii』や『New スーパーマリオブラザーズ U』ではそれまでの2Dマリオよりも足場が活発に動く場面が多数存在するが、今作ではその要素は控えめである。 その分コースの賑やかさや足場の動きに対応してマリオを動かすというゲーム性は減少しているが、走って勢いをつけてジャンプで飛び移るというスーパーマリオシリーズの特性上、『勢いをつけたものの足場の動きによって目論見が外れミスする』というシーンも起こるので、そういった難しさが減ったともいえる。 本作ではDSの初代『New スーパーマリオブラザーズ』や3DSの『スーパーマリオ 3Dランド』と同様の「下画面にアイテムが一つストックされてコース中いつでも使え、使わなければミスしても残る」というシステムを採用している。またスタート地点や中間地点の近くには必ずと言っていいほどパワーアップアイテムが存在するので、「ミスして再挑戦するときに毎度チビマリオで始まってすぐやられてしまう」ということは起こりにくい。 仮に詰まったとしても、今作のゲームシステム上残機稼ぎは非常に容易で楽に再挑戦できる。というか集まりすぎるといっても過言ではないかもしれない…(後述)。 『3Dランド』と同じく同一コースで5回ミスで無敵このはの出るアシストブロックが出現するので、どうしてもクリアできないコースがあればそれに頼ることもできる。 『New スーパーマリオブラザーズ Wii』『New スーパーマリオブラザーズ U』に存在する『おてほんプレイ』は本作にはない。 しっぽマリオの復活 『スーパーマリオブラザーズ3』での登場以来、実に約24年ぶりの復活となる。先駆けて1年前の『スーパーマリオ 3Dランド』にはタヌキマリオが飛行能力を削除されて復活していたが、本作でのしっぽマリオは空を飛べる性能もきちんと復刻されている。 基本的に『スーパーマリオブラザーズ3』のしっぽマリオとほぼ同じ仕様で、スーパーこのはで変身し、助走してメーターを溜めて満タンで飛行、しっぽを使って敵を攻撃したりブロックを叩くといった昔ながらの仕様・アクションがしっかりと再現されて楽しめるので、旧来のファンにはうれしい要素。 旧作のしっぽマリオと異なる点としては、飛行や『ふんわり落下』が従来のジャンプボタン連打と『スーパーマリオワールド』のマントマリオのようなジャンプボタン押しっぱなしの両方に対応している(設定変更などは無く、どちらの操作でもほとんど同じ性能を得ることが出来る)他、マントマリオのマントアタックのようにしっぽアタックを「連続で出したり」「水中で出して水中の敵を倒したり」できるようになっていたりと、若干マントマリオとのいいとこ取りのような仕様になっている。 また、『3Dランド』のしろタヌキマリオと同じ初心者救済要素として、ほぼ無敵&メーターがたまるまでの助走距離が大幅に短くなったしろしっぽマリオが初登場。 なお、『3Dランド』ではルイージがキツネルイージに変身することを受け、本作のしっぽルイージは狐の耳と尻尾が付くように変更されている。 追加パック 1パック3コース分で200円と有料になるが、その中にはコインが集めやすいコースを詰めたパックや、黄金のクラシックコースパックと題した、ファンにはうれしい昔なつかしのパックもある。 賛否両論点 残機の存在意義の薄さ。 本作はコインが大量に入手する為の新要素が多数導入されている一方で、シリーズでは最早お約束となっている「コインを100枚集めることで残機が1UPする」という仕様はそのまま。同じくコインを大量に集めることができた『6つの金貨』はコインで直接エクステンドしない仕様だったのに…。 このゲームのコース一つでコインは数百枚~数千枚レベルで集まるのがザラで、「New」のつかない方のように増やした残機を食いつぶす高難易度というわけでもないので、コインをわざと無視するか自滅を繰り返しでもしない限り残機はひたすら途方も無い勢いで増えていき、ゲームオーバーになることはまずない。こういった事情により1UPキノコ・残機の意味があまり成していない。 ただし残機が無駄に集まりやすい事自体は近年のマリオシリーズではそれ程珍しい話でもない。そもそも、マリオに限らず、アクションゲーム初心者やライト層向けの配慮が徹底されるようになった昨今の面クリアアクションゲームにおいては、残機が深い意味を持つ作品は少なくなっている(*5)。 もともと、残機というシステムは同じ人に長時間プレイされては困るアーケード時代から引き継がれた概念であり、やり直しがいくらでもできる家庭用ゲームで意味合いが薄れてしまうのは避けられないことであろう。 事実、Switchの『スーパーマリオ オデッセイ』では残機制を廃止するという試みを行っている。 コインを集める事をもう一つの命題としているにもかかわらず、コースごとに手に入れられるコイン総数に大きな差がある。 どのコースも画面を覆い尽くす程のコインが目に見える形で出現する訳ではなく、コース中に置かれているゴールドブロックやルーレットコインブロックで如何に多く出すか、ゴールドマリオ・ゴールドリングの効果を上手く応用するかどうかで1回に入手出来るコインの数が大きく変わってくる。 しかし、コインを一度に数千枚以上で集められる構成になっているコースは非常に限られている。 効率良く、作業感を感じさせない範囲でコインを集めるならば、コインラッシュモードをプレイするか追加パックの購入をお勧めする。特に追加パックにはコインを数万レベルで大量に集められるコースが多い。 そのコインラッシュでも1プレイ30000枚という、遠いようで(コースによっては)近い限界が存在するが…。 ただコインはモードやコースのクリア・未クリア問わずスタートしてからミスやクリアの間入手した分でも総数に累積される。もちろんゲームの進め方や大量収集の方法は極一部に限られた事ではない。 ゲームの命題となっているコイン集めがプレイヤーにとって遊びの一つになるか作業になるかで大きく評価が変わる点でもある。 ゲームのキャッチコピーとしては『めざせコイン100万枚』となっているが、実はゲーム内ではコインを規定枚数集めることを要求したり推奨したりする表現(例えばうながすメッセージや未達成の目標を示す表記など)は初回起動時を除けばほとんどない(一万枚入手! などきりのいい数集めたときにメッセージが出たり、コインを沢山集めるとタイトル画面などに変化がでる程度)ので、単純に「いつもよりコインが多めでコインの累計枚数カウントなどが存在するだけのNewマリオシリーズの続編」として遊ぶことも可能ではある。 エンディングを見るまで自由にセーブができない仕様は相変わらずそのまま。セーブは砦や城をクリアしたときとスターコインを消費して通行止めカンバンを破壊したときに 一度 することができる。いわば通行止めカンバンは『一個につき一度だけ使える消費型セーブポイント』であり、マップ上に複数存在するので、セーブ機能を最大限有効活用したい場合は「この難しいコースをクリア出来たからカンバンを一つ壊してセーブしよう」というように計画的に使って攻略していく形となる。 ただし、セーブの役割である「ゲームの中断」に関しては『スーパーマリオアドバンス4』以降恒例の中断セーブがあり、「ゲームオーバー時の復活地点」に関しては上記の通りそもそも残機がまず尽きない事からプレイの上で困ることはまずない。 問題点 前作『Wii』の素材の使い回しの多さが目立つ。コースのパーツ、敵キャラ、ギミック、BGM、ワールド構成といったゲームを彩る様々な要素の大部分でそれが行われている。 しっぽマリオを除き追加された新しい変身がその亜種のしろしっぽマリオ、ファイアマリオが黄金化し強化されたゴールドマリオとマリオの顔がブロック化したゴールドブロックのみと控え目。 コースの仕掛け・ギミックもDS版、『Wii』で使われた物が多く流用されている。 久々の2Dマリオ復活となった『New』、初の本格的多人数プレイが採用された『New Wii』に比べると、目玉となる新要素が存在しないため、シリーズプレイヤーにはマンネリと捉えられることも。 隠しルート、スターコイン関係について。 一部のコースにおいて、スターコイン(スターワールドではムーンコイン)の在り処や隠しルートに繋がる場所が分かり辛い。 各コースに3枚存在するスターコインだが、普通に進んでいるだけでは画面に映りもせず、気付かないような場所に置かれている事があり(*6)、中には何らかの条件を満たさないと出現しないスターコインもある。 隠しルートへの入り口も気づき難いものもある。空へ隠しルートへのツルが伸びる隠しブロックが置かれているパターンが特に高難度。この内の幾つかは隠しコース行きのゴールに通じており、2-屋敷、5-1、5-屋敷、キノコW-1などが該当する。つまりその隠しブロックを見つけ出せない限り一部の隠しコースへ行く事が出来ない。 今作ではどちらかというと「この地形やこのブロックの並びなら、この向こうにもう一個隠しブロックが置いてありそうだな」「ここに乗るのは若干難しいから、だからこそこの上に隠しブロックを置きそうだな」など、コース設計者の考えを読み解く"知恵比べ"のような要素が強い。オールクリアするのに必要な隠しブロックやその他隠されたものにおいては、「何も無い平坦な地形の上の虚空に無秩序に置かれている」ようなことは無い。 一応やり込み要素に含まれるものだが、配慮が足りていないと言われても仕方が無いか。 その反省からか、後にWii Uで発売された『New スーパーマリオブラザーズ U』ではネタバレを含む公式動画が配信されている。 総評 元来のシンプルで分かりやすいシステム・操作性と、絶妙な難易度・バランス調整を施したコース設計は流石の2Dマリオ。コインを大量に入手する為の新たなギミックが導入されたことで、プレイ時の爽快感や達成感が増している点も素直に評価できる。 人によっては素材の使い回しが多い故にマンネリ感を覚えるが、大抵のプレイヤーには安心してお勧めできる出来である。 余談 「社長が訊く」によると『New スーパーマリオブラザーズ U』の開発期間が約3年に渡る年月だったのに対し、本作は僅か半年程度しか無かったという事実が明かされている。素材流用も含め、色々な部分において妥協せざるを得なかった事が見て取れる。 他のNewマリオシリーズと異なり、本作では残機の最大数が1110となっている(*7)。 塔のボスとして登場するブイブイは『スーパーマリオワールド』以来実に22年振りの復活。 BGMも『スーパーマリオワールド』のブイブイ戦のものがアレンジされている。 前々作『Newマリオ1』ではクッパJr.が各コースの中ボスを務め、前作『NewマリオWii』ではコクッパ7人衆が復活し初めてクッパJr.と共演したが、本作では7人衆のみが登場し、逆にクッパJr.は登場していない。 なお、本作ではシリーズで初めて7人衆全員がひとつのクッパクラウンに乗って全員で攻撃を仕掛けてくる場面がある。 7人衆とJr.は据置版の次作『New スーパーマリオブラザーズ U』で再び共演を果たしている。 2014年7月1日から8月31日までの期間限定で、「ニンテンドー3DS LL 月替わりオススメソフトキャンペーン」の無料引き換えソフトとして、DL限定版『ゴールドエディション』が存在した。 有料の追加パックが最初から全て入っている。そのため、追加パック関連の紹介テキストが少し変更されている。また、タイトル画面も通常版と少し異なる。 ただし、ゲーム本編自体は通常版で有料パックを全て買った場合と全く同じ内容。 本作におけるコイン稼ぎの要素の一部は、後にスマートフォン向けのゲームである『スーパーマリオ ラン』に引き継がれている点がある。
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スーパーマリオブラザーズ 説明不要のゲーム界の大御所。1985年、任天堂よりFC初発で発売された横スクロールアクション。世界で一番売れたゲームとしてギネス入りしており、おそらくこれを超える記録は立てられないであろう。 髭の親父を操り、魔王クッパにさらわれたピーチ姫を助け出すと言う物。単純なシステムながら、ゲームの基本が全て詰め込まれた、ゲーム作りの教材ともなりうる一本であり、ゲームプレイヤーとしての基本技術を磨く教材でもある。 戦歴 ・第0回 : 記録無し
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New スーパーマリオブラザーズ 【にゅー すーぱーまりおぶらざーず】 ジャンル アクション 対応機種 ニンテンドーDS 発売・開発元 任天堂 発売日 2006年5月25日 定価 4,571円(税別) プレイ人数 【DS】1~4人【WiiU】1人 セーブデータ 3個 レーティング CERO A(全年齢対象) 配信 バーチャルコンソール【WiiU】2015年4月2日/950円(税8%込) 判定 良作 ポイント 14年ぶりの2Dマリオ国内外ともにDSソフト売上1位続編・派生等々の作品が多数生まれた マリオシリーズ 概要 ものがたり 特徴・システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 マリオ生誕25周年記念作。マリオシリーズでは1992年発売の『スーパーマリオランド2 6つの金貨』以来となる2D形式の横スクロールアクションの完全新作。(*1) グラフィック自体はポリゴンだが、カメラ位置は横向き固定で、旧来の2Dシリーズと遜色ないゲーム性(いわゆる2.5D)になっている。 ストーリーは「クッパJr.にさらわれたピーチ姫を助けるため、マリオが冒険する」という説明不要のシリーズ定番のもの。 ものがたり 事件発生!!マリオとピクニックに出かけたピーチ姫が、誰かにさらわれてしまった。マリオが一緒にいながら、どうしてこんなことに・・・マリオが言うには、キノコ城から立ち昇るケムリに驚いて、急いで戻ろうとしていたら、ピーチ姫がいなくなったそうだ。一体誰がピーチ姫を連れ去ったのか?お城をおそったのは誰?二つの事件につながりはあるだろうか?クッパjr.はピーチ姫を母親のように慕っていたが・・・巨大キノコの力をかりて、マリオの冒険の始まりです。 (取扱説明書・公式サイトより引用) 特徴・システム 基本アクションは、Bでダッシュ、Aでジャンプというこれ以上なく「いつもの2Dマリオ」。 しかし「三段跳び(助走をつけてタイミングよく三回ジャンプすることで大きく跳ぶことができる)」「壁キック(空中で壁についている時に反対側にジャンプできる)」「ヒップドロップ(尻で下の敵やブロックを押しつぶす)」といった3Dマリオで取り入れられたアクションも追加されている。 三段跳びでゴールポールの頂点を狙ったり、穴に落ちそうになった時に壁キックで復帰するなど、これまでの2Dマリオにはなかったアクションが可能。変身に比べると地味ではあるが、使いこなせればかなり有効なアクションである。 『スーパーマリオワールド』のようにパワーアップアイテムを1つストックし、下画面をタッチすることで出せる。 地上ステージの土管の中など、一部のエリアでは上下画面が反転する場合があり、この時はストックを使用できない。 コースとマップ コースは右に進んでゴールポールにたどり着くとクリアという、初代『スーパーマリオブラザーズ』とまったく同じ形式。 各コースには3枚ずつ「スターコイン」が存在している。 スターコインはわかりにくい場所に隠されていたり、取るには高度なアクションが要求されることが多く、コースをクリアするだけでは物足りないプレイヤーに対するやりこみ要素になっている。 マップは『スーパーマリオブラザーズ3』に近く、マスを移動して好きなコースを選択することができる。 マップにはコースの他にキノピオの家とワープ用の大砲コースが存在し、さらに赤いパタブロックとハンマーブロスがうろついている。 スターコインを集めることでマップ上で道を塞いでいる看板を除去でき、新たなコースに行けるようになる。時にはショートカットが開通する事も。 新たな変身 おなじみ「スーパーマリオ」「ファイアマリオ」の他に新変身として「巨大マリオ」「コウラマリオ」「マメマリオ」が登場する。 これらのアイテムを利用してでしか入れない場所などもある。 その他 敵がBGMに反応して微妙に動く様になった。クリボーのように飛び跳ねるだけのものもいれば、ノコノコのように立ち止まって踊るものもいる。 僅かな動きではあるが、タイミングをズラされて思わぬミスに繋がることもあるので音楽にも気を配りたいところ。 ストーリー本編とは別に対戦型アクションの「マリオVSルイージ」(後述)と、対戦用と一人用に分かれた多数のミニゲームも収録されている。 一本のソフトと、人数分のDS本体があれば、ダウンロードプレイによるマルチプレイが可能。 一人用ミニゲームの大半は『スーパーマリオ64DS』の流用。本作初登場のものも幾つかは存在している。 一部のミニゲームは2~4人で通信しなければプレイ不可能。 「マリオVSルイージ」モード 二人でそれぞれマリオとルイージを操作し、対戦するモード。 勝利条件は、マップ上に出現するビッグスターを先に規定数集める、または相手の残機数をなくすこと。 回収したビッグスターは、ダメージを受ける、相手に踏まれる、相手にぶつかられる等で放出してしまう。 コインも存在し、8枚集めるたびにアイテムを取得できる。なお、このモードではアイテムを取った時などの硬直時間が発生しない。 マップ上の施設 + 詳細 キノピオの家 アイテムをストックに加えられるもの(アイテムは目押し可能なスロットで決定)と、くじ引き形式で1UPキノコを入手できるもの、巨大キノコをストックできるものが存在する。 一度利用すると消えて二度と行けなくなるが、特定の条件を満たせば復活し、以後何度でも使用できる。 特定の条件を満たしてコースをクリアすると、各ワールドのスタート地点に現れる。これは初期配置と違い、一度使うと必ず消えて再び出現させる必要がある。 大砲 入ると他のワールドへワープできる。すべて隠しゴールの先にあるため、隠しゴールを見つけなければ利用不可能。 これは過去作同様、移動先までのコースを全てパスして他のワールドに進むために設けられた制限と言える。 赤いパタブロック コースのあるマスを移動していて、滞在しているコースに入るとすぐに見つかる(中間ポイントからのリスタートも含む)。叩くとアイテムを入手可能。 手に入るのは1UPキノコ・ファイアフラワー・青コウラ・マメキノコ・巨大キノコのどれか。 ハンマーブロス 『マリオ3』とは異なり、滞在しているコースに移動しただけでは戦闘にならないが、コースに入ると赤いパタブロックと同様にスタート地点近辺にいる。 倒せば赤いパタブロックと同様にアイテムが手に入る。 一部のコースには『ワールド』でもおなじみの隠しゴールが存在し、ルート分岐が起こる場合がある。隠しゴールに到達した場合は赤旗になっている。 隠しゴールによる分岐先は、マップのショートカット・キノピオの家・大砲につながるルートがほとんど。 全部で8ワールドではあるものの、ワールド4とワールド7は隠しワールド扱い。(*2) クリアするだけなら6ワールド分を攻略すればOKで、この2ワールドは丸々無視できる。 そのためか、この2ワールドは攻略上二者択一となるワールド3・ワールド6それぞれと比べ、全体的に難易度が高め。 新たなパワーアップ + 詳細 巨大マリオ 巨大キノコを取ると変身。一定時間巨大化して無敵になり、触れるだけで敵を倒せたり土管などの通常では壊せない障害物を破壊したりと非常にダイナミックで爽快な進行が可能。 1-1で変身でき、CMにも登場するなど本作の目玉的要素の1つである。ただしその性質から入手機会は限られている。 ゴールポールを壊すことも可能だが、即ゴール扱いとなるので問題ない。変身終了後は取得時点でのパワーアップ状態に関係なくスーパーマリオとなり、倒した敵や壊した障害物の量に応じて最大5つの1UPキノコが出るというオマケ付き。 ボスすら1回踏むだけで倒せるため、ボスに勝てない人のための救済処置ともなる。なんとラスボスすら一撃。 ただし、体が大きいため狭い所は通れないという弱点も。ストックを利用して狭い場所で変身しようとした場合は変身せずにアイテムがストックに戻る。 余談だが、今作の対戦では力関係が巨大マリオ スターとなっており、相手がスター状態であっても巨大マリオならば逆に倒せる。 後に巨大キノコがゲスト出演した『マリオカートWii』では逆になっている(スター 巨大状態)。 コウラマリオ 青コウラを取ると変身。ダッシュするとマリオがコウラに入り、ノコノコなどの甲羅と同じように敵を体当たりで倒せる他、レンガブロックを横から壊すことも可能。ダメージを受けるとスーパーマリオに戻る。 踏みつけやファイアボールでは倒せないテレサやカロンなども一撃KOできるのがメリットだが、隠しアイテム扱いでコース上の配置が殆ど無い上、制御が難しくなるのでうかつに走ると穴に落ちるという欠点もある。 また体当たり中は無敵ではなく、ハンマーブロスのハンマーなど、大抵の飛び道具に弱い事にも注意。 ちなみにしゃがむとスーパーマリオブラザーズ3のハンマースーツと同じく甲羅にこもる。この場合、ザコ敵の攻撃はおろか、ドッスンの押し潰しやトゲ棍棒等の強力な攻撃も防げる。「危ない!」と思ったらとっさにしゃがんでやりすごそう。 ウミガメという設定のためなのか、地味に水中面ではやや早く動けるという特徴もある。 レンガ・ブロックを横から壊せるということで一部隠しゴール等に必要な場合がある。 マメマリオ マメキノコを取ると変身。クリボーの半分ほどの大きさになる。ジャンプ力が上がるほか、水上を走れ、狭い場所や細い土管にも入れる。 ただしその分パワーは貧弱になり、ヒップドロップでないと敵を倒せなくなり、一回ダメージを受けるだけで死んでしまう。パワー「アップ」と言ってもいいのか。 コウラマリオと同様、この状態でなければ進むことが出来ない隠し面も存在する。 評価点 マリオらしい万人向けな安定の出来 2Dアクションの代名詞的存在であるマリオシリーズだけあって、非常に安定した内容になっている。 基本操作のダッシュとジャンプだけで大半のコースはクリア可能。3Dアクションはハードルが高いと尻込みしている初心者やライトユーザーにも非常に優しい。 一方でコースの仕掛けは豊富で、傾くキノコの足場やトランポリンを乗り継ぐコースや、巨大キノコでも倒せない程に巨大なハナチャンの背を進むコースなど多彩で飽きさせない。 難易度も程よい程度であり、どんなプレイヤーでも楽しみながらクリアまでたどり着ける。 ただ、後のインタビュー企画「社長が訊く」において開発者の宮本茂は「簡単過ぎた」と本作を振り返っている。 ファンサービス要素 過去のマリオシリーズに登場した敵やトラップも多く、経験者ならば懐かしさを感じるような要素もバッチリ抑えている。 W1から「本物のクッパ」(*3)がボスとして登場するが、「後ろにあるスイッチを押して橋を崩しクッパを落とす」という、初代を思い出させる手段で倒すことが可能。 『ワールド』で多くのプレイヤーを苦しめたであろうスネークブロックがまさかの再登場。とあるワールドの城と塔でマリオを待ち受ける。 『スーパーマリオサンシャイン』での初登場以降、妙な存在感を発揮しているボスパックンも登場。「またお前か!」となったファンも多いのでは? 階段を降りてくるノコノコを使った懐かしの無限1UPもしっかり実装している。 『マリオ64』以降の3Dアクション版に登場したキャラも多数登場する。「赤コイン」などの3Dマリオに登場したギミックも2Dアクションにうまく落とし込まれている。 ゲームを彩る効果音も、過去の2Dシリーズを意識したような懐かしいものになっている。 いくつかの効果音は本作以前に出た携帯機リメイク群『スーパーマリオアドバンス』シリーズで実際に使われていたもの(*4)である。 隠し要素・やりこみ要素 スターコイン集めや隠しゴール探しなど、やりこみ要素も十分。 隠しコマンドを入力すればルイージでプレイ可能。コマンドはエンディングの最後をよく見てみると分かる筈。 ちなみにコマンドさえ知っていれば初起動直後の状態でも使用可能。 またゲームクリア後、ワールドマップのポーズ画面であるコマンドを入力すると…? 音楽 ポップな地上面とアスレチック面、穏やかな水中面、不気味なお化け屋敷と塔、荘厳なお城のテーマとBGMもマリオが冒険するコースの雰囲気にあわせた曲調となっており好評である。 ワープゾーンの復活 原点回帰ということでヨッシーアイランド以降から廃止されていたワープゾーンが復活した。 「マリオVSルイージ」の高い競技性 おまけとして片づけてはいけないほどに奥が深い。 例えば相手を踏む、突き上げることで相手のビッグスターを奪うなど。やることはシンプルながら、かなり駆け引きがあり面白い。 発売から15年以上経った2022年現在もYouTubeに投稿された対戦動画が数万回再生されている。さらには一部のファンがオンライン対戦にも対応した再現版を作ってしまった。それほどまでに人気のあるゲームモードなのだ。 賛否両論点 新変身となる「コウラマリオ」と「マメマリオ」。 これらはスターコイン集めや隠しゴール探しに使うばかりで、アクションの幅を広げているとは言いづらい。コウラはダッシュ時の制御が難しいため落下の危険が付きまとうし、マメは事実上のパワーダウンアイテムである。 しかもこのコウラかマメでしか行けない隠しゴールや取れないスターコインがやたら多く、ワンパターンに感じる。隠しワールドに至っては2つともマメマリオでしか解禁できない。 さらに、それらが必要なコースの大半にはそれらのアイテムが用意されておらず、使うたびに他のコースに取りに行く必要があり、面倒。 「Wii」以降では、スターコイン等にマメマリオが必要な場合は必ずコース内にマメキノコが用意されるようになっている。 マメキノコは1-4で確実に入手可能。コウラはキノピオの家・ルーレット・赤パタブロックのいずれかでしか入手できないが、ワールド3の大砲コース右端にルーレットブロックが存在しており、ここを開放できれば大分入手が楽になる。 但しワールド3の大砲コースでコウラを入手した後は、大砲に入ってワープしないとパワーアップが保存されないので注意。 ただ、コウラは使いこなせば強力な攻撃手段として活用できるし、マメは本作の難易度が低めであると感じた上級者が縛りプレイで難易度を上げて楽しむ手段として利用する、といったことはできる。またコウラダッシュだけでゴールできるコースもいくつかあるため、コウラダッシュだけでコースクリアを目指すのも一興。 問題点 隠しワールドであるワールド4とワールド7に行く方法が面倒。 これらのワールドに行くにはワールド4ならワールド2、ワールド7ならワールド5のボスをマメマリオ状態で倒す必要がある。前述の通り、マメマリオはヒップドロップでないと攻撃できないなど普通のマリオより貧弱であるため、一種の縛りプレイに近いものがある。 一応最後のトドメさえマメマリオで出来ればよいので、事前にマメマリオをストックしてボス戦に突入し、あと一回の攻撃で倒せる段階まで通常のマリオでダメージを与えた後にマメマリオでトドメというやり方でもOKではある。 ただし、前述通りこれらを通らなくてもゲームクリア自体は出来る点、エリア自体の難易度も通常ルートであるワールド3とワールド6よりも難しい点などから、あくまでも上級者に向けた挑戦状と取ることも出来るため、辿り着く条件自体が縛りプレイというのも納得できるものではある。なおワールド4にある大砲はワールド7へ直接ワープするため、解放さえすればワールド5のボスをマメマリオで倒す必要はなくなる。 隠しワールドの名称もナンバリングになっていることから、普通にプレイすると番号を飛ばしてしまうことになりスッキリしないという点も槍玉に挙げられやすいといえるかもしれない(*5)。 一部のスターコインが非常に取りづらい。 6-塔の3枚目はボス直前で隠し扉に入り、トゲ柱の合間をくぐっていかなければならない。 8-8では常に火山弾が降ってくる上、このコースの2枚目のスターコイン取得のためにはマメマリオになる事を強制される。 こうした一部スターコイン収集に関する著しい制限の他、足止め系のギミックの多さがアクションゲームの爽快感を殺してしまっている部分があるのは否定できない。 隠しゴールの有無がマップ画面ではわからない。 『スーパーマリオワールド』ではルート分岐の有無が事前にマップ上で確認できたが、本作ではそのようなものはない。マップの構造やコース構成から予想するしかなく、攻略本等を見ずに自力で攻略したい場合は隠しゴールを探す上で不便。 セーブ手段とタイミングが限られる。 ゲームクリアするまでにセーブするための手段が「スターコインで扉を開ける」「塔・城を初クリアする」「新しいワールドに入る」のどれかしかなく、自由にセーブできない。 看板除去は任意なので、いざという時セーブに利用するために残しておくという手もある。そのためにもスターコインは集めておくと有利。 一度ラスボスを倒してクリアすれば以後はいつでもセーブできるようになるので、まずはクリアを優先した方がいい。 バグがやや多い。 1面から「レンガブロックにふさがれた土管にマメマリオでヒップドロップすると入れる」バグが出てくる。しかもまだほんの序の口。 コースを進めていくと「時間が尽きるまで延々とスコアが増え続ける」「水中の足場にマリオの体が刺さる」など、多種多様なバグが目白押し。 狙って条件を満たそうとしない限りは発生しないバグが大半であり、実害も特に無いものが多いため、プレイの邪魔にはならないのが救い。 細かい問題点 やや癖がある操作性 横移動に働く慣性が強く、慣れないと地上・空中ともに制御が難しい。慣性が働くこと自体はマリオシリーズの伝統でもあるが、過去作に比べて今作はその強さが顕著。 具体的には過去作でのルイージ並に滑る。特に大ジャンプ後の着地や水中で底に足を付けた時。 続編の『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズも今作を引き継いでか横の慣性が強く調整されている。 また、足場の端にちょうど着地した際に、角の部分に突っかかるような硬直時間が少しだけあり、着地したと思ってボタンを離すと足場から落ちる…というシーンもしばしば。 ルイージの扱い 隠しコマンドでマリオの代わりにルイージを使用できるが、見た目と声が変わるだけで性能はマリオと変わらない。果たして隠し要素にする必要はあったのか若干の疑問が残る。 また、先述のように隠しコマンドは非常にわかりづらく、人によってはただの模様にも見える。かといってストーリークリアしないと使えない訳でもなく、ますます微妙な立ち位置になってしまっている。 マップ上におけるパタブロック・ハンマーブロスの仕様について コースでミスしてワールドマップに戻される際、パタブロックかハンマーブロスがマップ上に存在すると、それらが移動するアニメーションが挿入されるためにリトライの際のテンポが悪くなる。 総評 久方ぶりの2Dマリオとなった本作は、かの名作『スーパーマリオブラザーズ』の名前を背負うに足る安定の出来であった。 ジャンプとダッシュで突き進む原点の面白さを思い起こさせると同時に、現代らしいアレンジもしっかり施された作品となっている。 ニンテンドーDSが旧世代機となった今でも、その面白さは決して最新の作品に見劣りしない。 余談 国内では約640万本、全世界では約3000万本と、共にDSソフトとしては1位の売上を記録している。 初代『スーパーマリオブラザーズ』の国内売上681万本に匹敵する記録的なセールスと言える。ゲームの出来ももちろん、『脳トレ』ブームでDSが普及していた状況で、ヘビーユーザー・ライトユーザー両方に向けた知名度の高いタイトルだったことが大きい。 本作はニンテンドーDS発売前の2004年6月頃に開催された「E3 2004」の時点でその存在と開発中であることが明らかにされていた。 開発中のスクリーンショットやムービーでは、製品版とは違うグラフィックやロゴマークの他、後述する事情からか『64DS』に登場する敵やブロックが存在していた。 更に2004年の時点ではコインを取った時の効果音が高かった他、クリボー等の敵がやられるボイスもあった。 2005年の時点ではマリオとルイージの2人同時プレイができる予定だった他、ストックアイテムを3つまで保持可能だった。 W1でクッパを退けた際の演出が、人によっては結構グロく見える。 もっとも近年のマリオでも類を見ない大胆な手法であり、斬新性は高い。この演出は後々出てくるボスの伏線だったりする。 発売前の任天堂が配布したフリーペーパーの開発中リストには『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』や『DS版FFIII』などと共にその名前がラインナップされていたものの、当初は2004年12月に発売された『スーパーマリオ64DS』の続編扱いであったようだ。 マリオなどのボイスや巨大化するシステム、ウツボやガマグチクンなどのキャラクターやミニゲームなどにも『64DS』の続編だった頃の名残が見て取れる。 一方、開発スタッフによると本作は『スーパーマリオアドバンス5』の位置付けに当たる作品でもあるとのこと。 本作の好評を受け、後に『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズとして様々な機種で続編が発売されていくこととなった。 据置機向け続編としてWiiで『New スーパーマリオブラザーズ Wii』、WiiUで『New スーパーマリオブラザーズ U』が、携帯機向け続編として3DSで『New スーパーマリオブラザーズ 2』が発売されている。