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私も始めてだったんですが初心者にもやさしく丁寧でとても使いやすかったんです! みんなもこんな感じに色々考えてるのかな? 考えてるなら尚おすすめ! みんながどこまで自分をさらけ出せるかじゃないかな?分からないけど… もしみんなが参加してくれるならどっかでOFF会でもやらない? 絶対楽しいもん! じゃあ私はおとなしく待ってるから…よろしくね! 逆援助らぶ http //www5.rocketbbs.com/151/bbs.cgi?id=s_tantan page=8
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今日 - 合計 - NEOドリフトアウトの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 13時11分38秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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トップページ > ソフトウェア > 発売済みリスト > ドリフトナイツ:ジュースド2 ドリフトナイツ:ジュースド2 公式サイト http //www.thqgame.jp/games/gameinfo.php?id=1274 upc=99019 製品名 ドリフトナイツ:ジュースド2 発売日 2008年1月4日 価格 通常版:7,140円 ジャンル レース / カーアクション 発売元 THQジャパン 人数 1人 オンライン最大 メディア Blu-ray Disc 対象年齢 CERO B 12才以上対象 備考 Amazon.co.jp商品紹介より ●公道最速、横滑り上等、これが走り屋世界基準 トヨタ、日産、三菱、ホンダ、スバルなど日本車をメインとし、小型車からスーパーカーまで80台以上の実車が登場。ロンドン、東京、ローマ、サンフランシスコ、パリなど世界の7都市がレースの舞台になっている。パリではエッフェル塔のふもとでドリフト開催など、都市ごとの特色を現し、景色を楽しみながらレースができる。 ●三栄書房とタイアップ Option完全サポート カーマニアには欠かせない雑誌『Option』が『ドリフトナイツ Juiced2』ゲームを完全サポート。またゲームタイトルロゴは、三栄書房刊『ドリフト天国』ロゴデザイナーがデザイン。 ●Optionデカール(ステッカー)もゲーム内に収録 三栄書房とあのゲーム誌とのタイアップにより、『Option』のロゴ、鈴木学氏デザインロゴ、某ゲーム雑誌社ロゴなどをゲーム内に収録予定。スーパー耐久にも参戦している『ターザン山田(山田英二氏)』と、チューニングカーやストリートカーファンに絶大な人気を誇る『まなP(鈴木学氏)』がゲーム内でナビゲートする。 攻略サイト 他にもありましたら追記をお願いします。(作りかけで更新停滞/終了しているサイトは除外) 簡易ゲーム評価(5点満点。) 選択肢 投票 5 (15) 4 (2) 3 (0) 2 (1) 1 (2) ゲームの感想を一言お願いします。 名前 コメント かうにににぬね -- すとくつ パーツもリアルでタイヤもリアルで買ってよかった -- ランエボ top
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東京都内の、とある高校。 時間帯はすでに放課後を迎え、生徒たちは部活動に励んでいる。 そんな中、一人の生徒が突然倒れた。 「お、おい! 大丈夫か、那須!」 「誰でもいい! 早く保健室まで運んでやれ!」 ◆ ◆ ◆ (わけがわからない……) 保健室のベッドの中で、長髪の美青年……那須与一はため息を漏らす。 ここは日本(ひのもと)ではあるが、自分の知る日本とはまったく別の場所であるらしい。 ふとした瞬間に蘇った本来の記憶と、この地で暮らすために与えられた偽りの記憶。 その食い違いの大きさに脳が耐えられず、彼は倒れてしまったのである。 (ついこの前、別の世界に流れ着いたと思ったらまた別の世界……? いいかげんにしてほしいよ。 しかも、聖杯戦争ってなんだよ。 急に言われたって、願いなんて思いつかないよ。 ちゃんと事前に告知して、願いを考える猶予を……というか、まず参加を拒否する権利を与えろよ!) 考えがまとまらず、再びため息を漏らす与一。 そこに、新たな声が響く。 「ずいぶんと考え込んでおるなあ、与一」 その言葉を耳にした瞬間、与一の顔色が変わった。 声に、聞き覚えがあったからだ。 忘れるはずもない。その声は、複雑な感情を抱く主君のもの。 「義経様!」 ベッドから体を起こす与一。 その目に映ったのは、簡素な鎧を纏った壮年の男だった。 「……え? 誰?」 予想だにしない展開に、与一の口から気の抜けた声が漏れる。 「誰って、義経だけど」 「いや、絶対違うでしょ!」 ◆ ◆ ◆ 「なるほど……」 数分後。自らのサーヴァントから説明を受けた与一は、何度目かわからぬため息を漏らす。 後世において、義経は密かに大陸に逃れ、騎馬民族の王になったという説が生まれた。 それ自体は信憑性に欠ける説であったが、多くの人々の心に残った。 そしてサーヴァントは、人々の信仰に影響を受ける。 その結果、ここにいる義経は騎馬民族の王の要素が混じった状態で召喚されてしまったらしい。 「めんどくさいっすねえ」 「いや、そうだけどさ。主君に対してその口の利き方はどうなの?」 「今は僕が主君で、あなたが従者でしょ? ゴタゴタ言うと、令呪で裸踊りさせますよ?」 「いや、いいの? そんなことに令呪使っちゃって、本当にいいの?」 「それに……厳密に言えば、あなたは僕が仕えた義経様ではないんでしょう?」 唐突に真剣な面持ちになる与一につられ、義経も顔を引き締まる。 「おそらくは、な。 俺とおまえは極めて近いが、別の歴史をたどった存在だ」 「そうですか……。ますますめんどくさい話ですねえ」 与一は、ばつの悪そうな表情で頭を掻く。 「ところで、話は変わりますけど……。 あなた、聖杯で叶えたい願いはあるんですか?」 「まあ、な。混じり物があれど、この魂が源義経であることに変わりはない。 なればこそ……俺は、俺の人生をやり直したい。 兄上と対立して滅ぼされるのではなく、共に歩み続ける道を探したいのだ」 「あるんですかね、そんな道……。 まあ、いいでしょう。微妙に異なる存在とはいえ、かつての主君です。 協力してあげようじゃないですか」 「おお、そう言ってくれるか! 頼りにさせてもらうぞ、与一!」 朗らかに笑いながら、義経は与一に手を差し出す。 わずかな逡巡の後、与一はその手を取った。 (最悪、この地で命を落とすことになるかもしれないけど……。 あの二人と比べれば、僕が抜けるのが一番問題が少ないはずだ。 もちろん、戻るために最大限の努力はするけど……。 ダメだった時は、二人でがんばってくださいね) 与一の頭によぎるのは、漂流した先で出会った仲間たちのことだった。 【クラス】ライダー 【真名】源義経 【出典】史実+民間伝承 【性別】男 【属性】混沌・中庸 【パラメーター】筋力:C 耐久:D 敏捷:A 魔力:D 幸運:B 宝具:C 【クラススキル】 対魔力:B 魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。 Bランクでは、魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。 騎乗:A+ 乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。 A+ランクでは竜種を除くすべての獣、乗り物を乗りこなすことができる。 【保有スキル】 カリスマ:A 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる。 世界史においても有数の大帝国の礎を築いたチンギスの要素を取り込んでいるため、本来より大幅に上昇している。 天狗の兵法:C 人外の存在である天狗から兵法を習ったという逸話から。 剣術、弓術、槍術などの近接戦闘力及び軍略や対魔力などにボーナス。 カリスマとは逆に、純粋な義経でなくなったことでランクダウンしてしまっている。 【宝具】 『判官贔屓』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0-5 最大捕捉:不明 「多少の粗には目をつぶって、弱者に味方したくなる感情」を意味する言葉。 義経に対する、人々の同情から生まれた言葉である。 「義経=チンギス・カン説」も、「義経に死んでいてほしくない」という人々の思いによって広まったもの。 よって、彼の宝具となった。 発動すると、幸運が一時的にEXに変化。 さらに義経に対して敵意を抱いていない周囲の人間全てに、「彼を助けたい」という思いを抱かせる。 天と人が、義経の味方となるのだ。 とはいえ人々の同情心から生まれたという格好のつかない代物であるこの宝具を、本人はあまり使いたがらない。 【weapon】 「薄緑」 源氏に伝わる名刀。 「太夫黒」 生前の愛馬。たぶんどっかにいる。 【人物背景】 鎌倉幕府の創設者・源頼朝の弟。 源平合戦において獅子奮迅の活躍を見せるが、その後兄と対立。 最後は逃げ延びた奥州の地で命を落とす。 兄に裏切られ殺されるという悲劇性、また回収された首の腐敗がひどく本人かどうか不明瞭だったという逸話から、 「実は逃げ切り、命をつないでいた」という生存説が囁かれるようになる。 その一つが「義経は大陸に渡り、チンギス・カンになった」というもの。 現在はチンギスのルーツに関する研究が進み、この説はあり得ないものとして否定されている。 だがその大胆な内容は、多くの人々の心に刻まれた。 ゆえにこの度の彼は、チンギス・カンの霊基を一部取り込んだ状態で現界することとなった。 【サーヴァントとしての願い】 人生をやり直す 【外見】 壮年の菅田将暉 【マスター】那須与一 【出典】ドリフターズ 【性別】男 【マスターとしての願い】 まだ考えてない 【weapon】 弓矢 【能力・技能】 寸分違わず同じ場所に何度でも矢を当てられてる、驚異的な射撃能力 【人物背景】 かつて義経の部下であった、妖艶な美少年。 異世界に飛ばされ、そこで出会った織田信長、島津豊久と共に「漂流者」として世界の危機に立ち向かうことになる。 すでに信長、豊久とは出会っているようだが、具体的な参戦時期は不明。 【ロール】 弓道部に所属する高校生 【方針】 いちおう聖杯狙いだが、あまり積極的ではない
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バトル・ロワイアル。最後の一人を目指すゲームに佐々野いちごは訳もわからず怯えていた。 ビクビクしながら現在地を示すデバイスを手に取り、伝統の灯りを頼りにしてゆっくりと歩を進めていく。 「こんなん考慮しとらんよ……」 彼女の現在地は遊園地。周りにはきらびやかなアトラクションがところ狭しと並んでいる。 メリーゴーランド、ジェットコースター、観覧車などの遊園地にあってしかるべきなアトラクションを始めとして、 雀荘、とある普通の魔法使いの家など本来はあるはずもないものまで何故かアトラクションとして組み込まれている。 ここは本当に遊園地なのだろうかというツッコミを上げたいところではあるが、 当のいちごはこの深夜の遊園地に一人きりという状況に飲み込まれてそれどころではない。 「ひいっ……! 何や、ゴミが転がっちょる音か……」 怖い。殺し合いという事象全てが今の彼女にとっては恐怖の対象なのだ、小さな物音にも敏感になるのも仕方がない。 麻雀が得意なだけでごく一般的な女の子であるいちごはこのバトル・ロワイアルでは弱者というカテゴリーに分類される。 加えて、そのカテゴリー内でもいちごは間違いなく下の方に入るのだ、誰かに襲われでもしたらあっさりと殺されてしまう。 そんないちごがこのゲームに乗って勝てる確率など露程もない。だからこのゲームに乗るという案は早々に破棄。 だけど殺さないと生きて元の日常に帰還することはできない。この矛盾がいちごを困らせた。 そして困った末の結論が安全な場所へと隠れてしばらくは誰とも会わないことだった。 あくまでこれは問題を先送りしているだけにすぎない。ただの逃避、されど今のいちごにはただ逃げる他なかった。 そうして絶対に安全で誰にも見つからない場所を探すこと数分、幸か不幸かはわからないが彼女は出会うこととなる。 この島に呼ばれた中でもある意味では只者ではない男と。 「あ……っ……!」 ギラギラとした目つきは常に獲物を狙っている飢えたライオンの如く。 男は辺りをギロリと舐め回すように見渡し、誰もいないと知るやいちごに一歩づつ近づいていく。 足音がやけに耳に響く。カツンカツンと石畳を打ち鳴らす発生源となる男の顔つきは氷のような無表情。 何が起きても驚かないと言わんばかりのポーカーフェイスは感情を何処かへ置き去りにしてきたとしか思えなかった。 どう見ても顔の筋肉は動いていない、ロボットなのだろうか、と場違いなツッコミをしたくなるくらいに無表情。 極めつけは、着ている服。男が身につけている黒のスーツはいかにも俺はヤクザですと言わんばかりな風貌を醸し出していた。 「……君は、参加者か」 「は、ははははははっいっっっ! …………さ、参加者でしゅっ!」 目の前の男から発される威圧感に舌が回らない。いちごの頭の中の警報が大きな音を鳴らしていた。これはやばい、と。 足を後ろに踏み出して逃げようとするがバランスを崩して思わず尻餅をついてしまう。 逃げなくちゃ、だけど逃げれない。足が石のように固まって動かない。 このままだと自分はこの場で殺される。嫌だ、死にたくない。こんな日本の何処かもわからない島で孤独に死にたくない。 加えて、ただ目の前の男は自分を殺すだけじゃ飽きたらないかもしれないのだ。 いちごの中に最悪の未来が過る。 (まさか、犯されるっ…………!) こんな極限状態の島なのだ、そういう考えに出てしまう男がいてもおかしくはない。 そして自分は何の抗うすべも持っていない。詰みである。 後退りして必死に逃れようとするが、いちごの頭の中ではもはや諦観が大部分を占めていた。 逃げようにも自分は尻餅をついた上に動けない。ましてや相手は男なのだ。もし逃げれたとしても追いつかれる。 体力も当然ながら相手に軍配が上がる。 「あの、」 「や、いやっ!! ああああああああああああああああああっっ!」 男がかけた声がいちごの最後の堤防を押し砕いた。 恐怖のボルテージが限界を突破し、いちごの口からは甲高い悲鳴が漏れる。目の前に立っている男をこれ以上直視することができない。 そしてちょろちょろと股からは金色の液体が流れ落ち、じんわりと彼女のパンツが濡れる。 金色の液体が石畳の床を音を立てながら辺りに広がっていく。 「あ、ああっ、やっ」 見知らぬ男の前で放尿してしまった羞恥と最後にこんな醜態を晒した上で殺されるという恐怖がいちごを襲う。 スカートが濡れたことも気にならなくなるくらいにいちごはあわあわとするも流れ出る液体は止まるわけがない。 顔は熟れたりんごのように真っ赤に染まり、両手で必死に股を抑えるも指の隙間からは液体が染み出し、 手で作った即席の堤防の健闘もむなしく地面へと流れ落ちる。 男もこれにはそれまでの無表情を崩してキョトンとし、眼前で何が起こっているのか理解出来ないといった表情だ。 「やぁっ……見んといて……! んっ……」 いちごは必死に止まれと念ずるが金色の液体は依然と勢い良く放出される一方だ。 そしてやがて液体の放出が終わり、いちごは限界を超えた羞恥に耐え切れなかったのかカクンと首が下へと落ちる。 最後に微かなうめき声を上げ、事切れたようにゆっくりと身体が倒れていった。 ◆ ◆ ◆ 「……どうしよう」 男、川村ヒデオは目の前で失禁して気絶したいちごをどう対応するべきか悩んでいた。 ヒデオとしては出来る限り友好的に接したのだ。最初の声かけも明るい声を出した、つもりだった。 だが結果は無残なものであり、いちごは失禁するほどの恐怖を顔にありありと浮かべてコトンと気絶してしまった。 彼は元来怖い人相と大抵の事では動じない性格上他人から避けられてきた。 そのせいで就職活動も全て失敗、道を歩けば警察に職務質問。ろくな人生を送ってこなかった。 そのどうにもならない顔と性格による弊害が今ここでも遺憾なく発揮されてしまったのだ。 (やっぱり、怖がられた。何もしてないのに……) しょんぼりと下を向くヒデオはここに来るまでのことを思い出す。 何故、いきなりこんなところへ連れてこられたのか。自分は確かに色々と目立つことをしているが故に恨みを買う立場なのかもしれない。 だからと言ってここまでひどい報復があるだろうか。それに聖魔杯の会場から自分をどうやって連れてきたのか。 大会の運営者はそれに気づかなかったのだろうか。疑問はきりがない程に出てくる。 「放置は、まずい」 ひとまずは彼女を安全な場所へと運んで寝かせるのを目的とする。この状態の少女をこのまま放置しておくには余りに忍びない。 同時に濡れた彼女の衣服の換えを探しておくのも忘れないようにと心に決める。 川村ヒデオという人間は人相が最悪で全くの無愛想ではあるが筋金入りのお人好しなのだ、彼女をこのまま見捨てておく訳がない。 無論、殺し合いなんてお断り、殺すのも殺されるのも真っ平御免だ。こんな時だからこそ助けあいの精神、ラブアンドピースである。 したがって、仲間を作るということでまずは声をかけてというところまではよかったのだが。 (僕には、仲間を作ることすらできなかった。これが、コミュ障としての限界……) 早速出鼻をくじかれたヒデオ、意気消沈であった。 【I-1 遊園地/1日目深夜】 【佐々野いちご@咲-Saki-】 【状態】:恐慌、漏らした 【装備】:パンツはぐっしょりで制服にもついている。 【所持品】:支給品一式、不明支給品1~3 【思考・行動】 基本:???? 1:???? 【川村ヒデオ@戦闘城塞マスラヲ】 【状態】健康 【装備】なし 【所持品】支給品一式、不明支給品1~3 【思考】 基本:殺し合いには乗りたくないし殺すのも殺されるのも真っ平御免。 1:少女を何処か安全な場所へ連れていく。 剣と銃のセレナーデ 時系列順で読む Next 壊れた少女の選んだ道 Interval 投下順で読む Next 壊れた少女の選んだ道 GAME START 佐々野いちご Next [[]] GAME START 川村ヒデオ Next [[]]
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タグ 作品名も 曲名 歌手名 作詞 作曲 ジャンル カラオケ OP もしも明日が晴れならば WHITE-LIPS 樋口秀樹 樋口秀樹 おっとり ED あなたを照らす、月になりましょう WHITE-LIPS 樋口秀樹 樋口秀樹 おっとり 挿入歌 凪 WHITE-LIPS 樋口秀樹 樋口秀樹 おっとり 挿入歌 雛鳥 WHITE-LIPS 樋口秀樹 樋口秀樹 おっとり
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時は正に世紀末。暴力が世を支配し、強者が弱者を踏みにじるのは常識であった。 人間よりさらに非力なタブンネが目をつけられるのも、当然だったと言えよう。 「もっと力を入れろーっ!心を込めて引くんだーっ!」 「ミイッ!ミギィ!」 聖帝軍の兵士が容赦なく鞭を振るい、タブンネ達を打ち据える。 疲れ果て、ピンク色の毛皮も薄汚れ、栄養失調でタブンネ達はフラフラだ。 しかし逆らえば殺されるだけだ。タブンネ達は巨大な石材を引っ張って運び続ける。 その石材の向かう先は聖帝タブンネ陵。将来、聖帝サウザーが眠るとされる場所だ。 この聖帝タブンネ陵さえ完成すれば解放するという約束だけを心の頼りとして、 タブンネ達は地獄の労働に耐え抜いている。 遠くから、バイクと車の爆音が響いてきた。緊張感を顔に浮かべた現場監督が叫ぶ。 「作業やめーい!聖帝様のご視察である。タブンネ共は整列して土下座せよ!」 一時でも作業から解放され、ほっとした表情を浮かべながら、タブンネ達はわらわらと 道の両側に並んで土下座した。 日頃威張り散らしている兵士達も、緊張の面持ちで直立不動の姿勢を取る。 そしてバイクの一団が、ゆっくりした速度でその出迎えの道に入ってきた。 一団の中央の三輪バイクには、豪華に装飾された玉座風のシートが据えつけられており、 そこに鎮座する男こそが聖帝サウザーであった。 感情を読み取る能力に長けるタブンネ達には、即座に感じ取ることが出来た。 静かながら底知れぬ恐ろしいものを持つ、この人間には絶対に逆らってはならないのだと。 ところが、一斉にひれ伏すタブンネ達の中から、1匹の子タブンネがよちよちと歩み出てきた。 「ミッ!ミイッ!(ぼ、坊や!大人しくしてて!)」 その後を追ってママンネが飛び出してきて、子タブンネを抱き締める。 先頭を進むバイクがブレーキをかけ、それに続いて一団は停止せざるを得なかった。 「チィ、チィチィ」と無邪気な鳴き声を上げる子タブンネを、行列を先導していた護衛隊員が、 怒りの形相で睨みつけた。 「貴様ーっ!聖帝様のお進みになる道を汚しおって!汚物は消毒だーっ!!」 護衛隊員は、手にした火炎放射器のノズルをひねった。ごうっと炎が吹き上がる。 「ミミイ!ミィミミィ!!(お願いです!この子だけは!!)」 ママンネの命乞いなど聞き入れず、護衛隊員は火力を最大にし、母子目がけて炎を浴びせた。 「ミギィィィィ!!ピギャァァァァァ!!」「ピィィィィィ!」 母子タブンネはたちまち火だるまになる。絶叫を上げながらのた打ち回るが、 護衛隊員は容赦なく追い討ちの炎をかける。 「この不埒者めが!念入りに消毒しなくては!」 炎の匂いがあたりに充満し、力尽きたママンネはバタリと倒れて、子タブンネを取り落とす。 いや、さっきまで子ダブンネだった消し炭と言った方が正確か。 ママンネはまだ息があるらしく、炎に包まれ息絶え絶えながら、その遺骸に手を伸ばそうとする。 恐るべき生命力であった。ちょっとやそっとの虐待では死なず、回復力にも優れる。 これがタブンネを労働力に選んだ理由の一つでもあった。 「ミギィ!」「ミィミィ!」(も、もう我慢できない!)(仲間の仇!) この惨劇に耐えられなくなったのか、数匹のタブンネが飛び出した。 サウザーの鎮座するバイクが近づくのを待って、元凶であるサウザーを襲おうとしたのだ。 「はいーっ!」 しかしその短足で近づく前に、奇妙な気合の声を上げた男が、タブンネ達の前に立ちはだかった。 「はいーっ!」 同じ声が後方からも聞こえた。振り向くと、前方の男と風体が似た男が立っている。 二人の男に挟まれ、サウザーに近づくことも、逃げることもできなくなったタブンネ達は、 怯えて身を寄せ合った。 二人の男達が、両手に持った短剣を振りかざすと、見守っていた兵士達から低いどよめきが起こる。 「おお、南斗双斬拳のベジとギジ!」 「2本の投剣を投げ合いながら間合いを詰め、逃げられなくなったところで切り刻むんだ」 「「はいーっ!!」」 ベジとギジは同時に声を上げ、1投目の短剣を放った。1匹のタブンネの額と後頭部にブスリと刺さる。 「ミギャアアア!」 その悲鳴もやまぬ内に、ベジとギジは2投目を放つ。別のタブンネの心臓と背中に命中した。 「ピギィィッ!!」 だがそこで微妙な空気になってしまった。南斗双斬拳は相手がかわすことも想定しつつ、 投剣のキャッチボールをしながら、逃げられないよう追い詰めていくのが主眼の拳法である。 こうもあっさり刺さってしまったのでは、普通のナイフ投げと変わらないのであった。 「あーあ」「ま、タブンネ相手じゃかわすことなんて期待できないだろうし」 周囲からクスクスと失笑が漏れる。ベジとギジも苦笑いした。 「ちぇっ、恥かいちまったぜ」「タブンネ用の技じゃないしな」 ベジとギジは照れ隠しのように、短剣の刺さった2匹にとどめを刺し、 無傷だった他の数匹も、普通に抉り、切り刻んで惨殺した。 側近の兵士が膝をつき、サウザーに一礼する。 「ゴミ処理は終わりました。お騒がせいたしまして申し訳ございません」 だがサウザーは微笑を浮かべたまま、事も無げに言う。 「ん、何かあったのか?道端の掃除をした位で、いちいち報告する必要はないぞ」 恐るべき傲岸不遜さである。聖帝を名乗るサウザーにとっては、人間はもちろん、 タブンネの命など物の数にも入らないのであった。 「はっ、失礼いたしました。出発!」その号令で、一団は再び進み始めた。 バイクの群れが、ベジとギジに惨殺されたタブンネ達の死体を轢き潰していく。 「ミ、ミィィ…」ママンネの黒焦げの手は、ようやく子タブンネの遺骸に 触れるところまで来ていたが、その手の上をバイクのタイヤが踏みつけた。 「ミギィッ!」か細い悲鳴を上げるママンネの胴体を、今度は別のバイクが踏み潰し、 ママンネはようやく息絶えた。サウザーの視察団は、聖帝タブンネ陵の方へ去ってゆく。 聖帝タブンネ陵。この巨大な建造物は、どんな弱者の反逆すら許さぬという サウザーの暴君としての証でもあった。 その聖帝タブンネ陵は九分九厘完成し、あとは頂上の聖碑を残すだけとなっていた。 頂上に続く階段には、子タブンネやベビンネがずらりと並べられている。 皆ひきつった表情を浮かべ、チィチィ泣いている者も少なくない。 そしてふもとには、聖帝タブンネ陵の最後のパーツである四角錐状の石材、聖碑が用意され、 傍らには20匹ほどのタブンネが引きずられて来ていた。 「この聖碑を積む事で聖帝タブンネ陵は完成する!心を込めて頂上まで運ぶのだ! 途中で落としでもしてみろ、あのガキ共は皆殺しだ!」 子タブンネを人質に取られたタブンネ達は、力を合わせてよろよろと聖碑を持ち上げ始める。 人間でもかなりの重労働だ。非力なタブンネには20匹がかりでも過酷なものだった。 しかし子供の命には代えられない。なんとか聖碑をかついで、階段を上り始めた。 「ミィィ…」「ミッ、ギィ…」 聖碑の重みに耐えながら、階段をそろそろと上るタブンネ達。 4分の1あたり進んだところで、1匹の子タブンネが飛び出して、ママンネの足にすがりついた。 「ミィミィッ!(ママっ!)」「ミ、ミミィ!(だ、駄目よ出てきちゃ!)」 おそらく母親の姿を見つけた子タブンネが、我慢できずに出てきたのだろう。 しかしそれは思わぬ悲劇を呼んだ。子供に気を取られたママンネは足を滑らせる。 「ミィィッ!?」 ママンネは階段をゴロゴロ転がり落ちてゆく。数十匹の子タブンネがそれに巻き込まれ、 一緒にコロンコロンと転落して行った。次々と地上に叩きつけられる。 幼い子タブンネ達に耐えられる衝撃ではなかった。 「ピギィ!」「チィィ!」「フィィィ!」 頭を打ち、首の骨を折り、死体の山ができる。遅れてママンネも落下してきた。 「ピギャァッ!」 下敷きになった子タブンネが数匹、血みどろで即死する。ママンネの腹部が真っ赤に染まった。 ママンネは呆然としながら、立ち上がろうとしてフラフラと膝をついた。 その時、右膝にぐにゃりとした感覚を感じた。恐る恐る膝を上げてみる。 そこにはグシャグシャに潰れた、我が子の血だらけの死体がくっついていた。 不運なことに、ママンネの転落に巻き込まれた上に、母の膝で蹴り潰されたというわけだ。 「ミギャアアアアアアアア!!」 発狂したような声で叫ぶママンネ。しかしその頭部に、聖帝軍兵士の斧が叩き込まれた。 「ピギャ!!」 頭を真っ二つに割られ即死するママンネを、兵士は忌々しげに罵る。 「馬鹿者めが!心を込めんからこうなるのだ!」 そして火炎放射器を持った兵士を呼び寄せ、ママンネの死体や、息絶えた子タブンネ達、 まだ息のある子タブンネ達を炎で焼き払った。 聖碑を運ぶタブンネ達は、ママンネの脱落でバランスを崩しかけていたが何とか持ち直す。 背後で聞こえる阿鼻叫喚の声にも、もはや振り向くことはできない。 涙を流しながら階段を再び上り始める。子供達のためにも、一刻も早く終わらせなくては…… 30分ほどかけて、タブンネ達はようやく頂上にたどりついた。 聖帝タブンネ陵が完成すれば、タブンネ達も子タブンネ達もみんなみんな解放されるのだ。 目がかすみ、頭がぼうっとする程だが、この聖碑さえ降ろせば作業は終わる。 この聖碑さえ降ろせば……でもどうやって降ろせばいいんだろう…… 頂上で待ち構えていた2人の兵士達は、タブンネの思考を読み取ったかのようにニヤリと笑った。 「ご苦労、お前らにはここで死んでもらう」 「そのまま聖碑の下敷きとなれば、聖帝タブンネ陵の完成だ」 「ミッ、ミィ!(だ、騙したな!)」 怒りに震えるタブンネ達を尻目に、二人の兵士はさっと身を低くした。 それを合図に、地上から弩弓隊が矢を放つ。タブンネ達は次々と串刺しになった。 「ミィッ!」「ピギャァ!」「ミミィッ!」 そして弩弓隊の死角側にいて、矢が当たらなかったタブンネ達は、 二人の兵士によって手足を切り裂かれた。 もう限界だった。力尽きたタブンネ達にはもはや聖碑の重量に耐えられず、下敷きとなる。 「ミギッ!」「ピィ…」 噴き出す血と共に、くぐもった声が聖碑の下からわずかに聞こえてくる。 「チィィィィ!」「ミィミィミィ!」 悲痛な泣き声をあげながら、子タブンネ達がわらわらと血の流れる聖碑に駆け寄ろうとする。 しかし悲しいことに足の短さが幸いし、階段の段差をなかなか上れない。 そうしている内に、流れる血で足を滑らせ、数匹が先ほどと同じように転げ落ちる。 駆け寄ろうと密集していた上に、頂上近辺からの落下のため勢いがついており、 またも大量の子タブンネが巻き添えになって地上目がけて転げ落ちてゆく。まるでタブンネ雪崩だ。 その惨状を遠くから眺め、ほくそ笑んでいたサウザーに、側近が耳打ちする。 「聖帝様、南斗白鷺拳のシュウが聖帝十字陵に向かったとの報告でございます。」 「クク……そうか。あちらも完成寸前だったな。では奴の血で仕上げといくか。」 サウザーは立ち上がる。サウザーが将来、身を横たえるべき本命の墓・聖帝十字陵は別に建造させていた。 この聖帝タブンネ陵は、聖帝の威光を世に示す為だけのものであり、いわば余興に過ぎなかったのである。 「行くぞ、豚を相手にするのももう飽きた。あれはもう取り壊してよい。 作業が全て終わった後は、タブンネ共を1匹残らず生き埋めにするのも忘れるなよ」 (終わり)
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もしも、学校が…!? 毎週金曜20 00~20 54(TBS) 視聴率はビデオリサーチ調べ(関東地区) 【表組】 # サブタイトル 放送日 視聴率 01 指令1・屋上にピラミッドをたてろ 1985/08/09 15.3% 02 指令2・バクダン池の謎をとけ 1985/08/23 12.2% 03 指令3・アジトの秘密をまもれ 1985/08/30 12.4% 04 指令4・校長室のマイコンをねらえ 1985/09/06 10.8% 05 指令5・UFOからの暗号をとけ 1985/09/13 9.7% 06 指令6・エスパー抹殺計画に負けるな 1985/09/20 11.4% 07 最終指令・ハレルヤ!学校が消える日 1985/09/27 9.5% 平均視聴率 11.61% 最高視聴率 15.3% #01…1985/08/09放送 最低視聴率 9.5% #07…1985/09/27放送 視聴率一覧へ戻る トップページへ戻る
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罰ゲーム執行当日朝7時50分。ライトノベル学園正門前に、3人の少年が集まっていた。 「おはようございまーす」 平賀才人が挨拶し、 「「おはようございまーす」」 上条当麻・草壁桜の両名が返す。三人とも少し元気がない。これからのことを考えれば当然とも言えるが。 「というわけで、後もう少しで罰ゲームが始まるわけだけど」 「ちょっと待て平賀。何で普通に始めてる。というかなんでここにいるんだ」 上条の突っ込みに、 「昨日の説明会で言ってなかったっけ? 俺も覗きの罰としてこの企画に参加することになったの。進行役として。 俺だけじゃなく覗きに参加したやつらは何かしらここで働かされてるよ」 「そうか。……何でお前らは叩かれなくて済んで無実の罪で俺が叩かれるんだよ! おかしいだろ! お前らもこっちに来い!!」 「上条。今のはルール上アウトになるから気をつけろ」 「なっ!?」 「ハァ……」 桜のため息が朝の空気に溶ける。平賀が最後の説明を始める。 「もう一回簡単にルール説明をするぞ。一つ、君たち二人はこれから24時間の間俺や放送の指示に従って生活してもらう。 二つ、その間、何が起こっても絶対に反応してはならない。三つ、もし反応したら、その場でキツい罰が執行される。以上。」 「ああ、昨日散々聞かされたぞ」 投げやりな上条。だが、 「昨日連絡し忘れたってことだったけど、この罰ゲーム、録画されるから」 「はあっ!?」 「ええっ!?」 この言葉には上条も桜も驚いた。 「えっ、ちょ、ちょっとなんでですか!?」 食いつく桜に、平賀は彼自身も嫌そうに返す。 「俺だって嫌なんだけどさ。これを映像化され公開することでさらし者にする、ということらしい。上条がさっき 文句言ってたけど、さらし者にされるってことでは俺たちも一緒なんだよ。覗き組じゃない仕掛け人もいるけど。 もうこのシーンもどこからか気づかれないように録画されてると思う」 「だからって納得はできねぇぞ。俺らが特に痛い目にあうのは変わらねーんだから」 上条の突っ込みに、平賀が答える。 「あ、もう始まるから、スタート位置に立って」 「お前無視スンナ裏切りか!?」 上条の叫びは無視された。 スタート地点に立った二人。 「罰ゲーム、……スタート!」 平賀の言葉とともに学園に時計台の針が八時ちょうどを指し示した。24時間の罰ゲームの始まりである。 「始まった……。行くぞ桜」 「ええ、もう行くしかないんです、よね」 二人は顔を見合わせ、最初の一歩を踏み出し、正門をくぐった。 同時に、物凄い爆発音がして、校旗が掲げられていた掲揚塔が、ロケットになって飛んで行った。 「……………………」 デデ~ン♪ と、判定音が鳴る。 「「………えっ?」」 ここで二人はようやく言葉を発した。やっと脳の理解が追いついたのだ。 「上条、草壁、アウト」 「いやちょっとまって! 何あれ!? というかアウトって何!?」 「…うわっ!」 桜が叫び、上条が驚く。いつの間にか後ろに全身黒タイツの影が飛び出してきていたのだ。 次の瞬間、二つの影は棒のようなものを振り上げ、二人の尻を思いっきりシバいた。 「あ痛っ!」「ああっ!」 「えーと、今のは……罰ゲームの始まりを告げる巨大なピストル、……だってさ。」 半ば呆れながら、それでも進行役の仕事として、平賀が解説する。 「痛い、これすっごく痛い!」 「ああ、半端じゃねーぞこれは……」 二人は耳に入っているのかいないのか、お尻をさする。 「んじゃ行くぞ……あ」 平賀が先へ行こうとして立ち止まる。 「この学園、よりよい人材を集めようってことで宣伝用の看板を屋上に設置したんだって。ほら」 屋上を指差す。つられて二人も上を見上げる。 「ようこそライトノベル学園へ」の文字が看板の右側に書かれており、その隣でキースが微笑を浮かべ、なぜか 上半身裸で両手を広げ、受け入れ態勢を取っていた。 「上条、草壁、アウト」 半笑いになりながら桜が叫ぶ。 「ちょっとまって……。あの人確かこの学園の変態四天王に選ばれた人だよねぇ!? 何であの人を起用したの!?」 「それ以前になんで上半身裸なんだよあれじゃますます変態ばっか『バシッ!』あづっ!!」 「キース・ダメージ」から回復し、何とか歩みを再開した二人。と、誰かが後ろから歩いてくる気配があった。 振り返って見ると、一人の女子生徒が登校してきていた。 その女子生徒は、顔がとても険しかった。 その女子生徒は、体の線がとても細かった。針金のように細かった。 その女子生徒は、頭が真っ白――白髪の頭を持っていた。 その女子生徒は、胸に「鈴科」と名札をつけていた。 「彼女はこの学園のマドンナの『鈴科百合子』さんです。……美人、でしょ……」 平賀が「彼女」と目を合わせないようにしながら(いやいや)解説をするが、もう二人の耳には入っていなかった。 「上条、草壁、アウト」 「……ってあの人男でしょ! 僕一回あの人に生身レーザー食らわされたんですよ! なんであんな『バシッ!』あぁおっ!」 「つーかあいつよく許可したよな、っておい!」 『鈴科百合子』に校舎裏へ引きずられていく上条。やがて校舎裏から叫び声が聞こえてきた。 「何、お前が罰執行役!? だからなのか!? おいちょっと待てお前絶対殺す気だろ罰は尻にってルールなんだよ! つーか男にミニスカハイキックされたって嬉しくも何ともねえし正直言って吐きます!」 開始数分で結構なダメージを追った体を引きずりながら校舎へと向かう二人。と、前方で学生たちがもめている のに出くわした。一人がもう一人に絡み、三人目が絡まれてる奴を守っているようだ。 二人は近づいていった。そして気づいた。 …………絡まれている生徒は、この学校での役職がいまだに不明な、大城・一夫氏であった。学ランが全く似合って ない。というか、いつもの怪しさを余計に増している。 必死に顔に力をこめて、なんでもない風をよそおう二人。そんな二人の前で、話は進行する。 一人の生徒が、大城の胸倉をつかみあげ、怒鳴る。 「おい武者小路実篤!! お前最近なんで部活に来ねーんだよ! かつての一所懸命なお前はどこ行ったんだよ!!」 「……プッ」 「…………ハハッ」 「草壁、上条、アウト」 「いや笑いますよ! 何なんですか武者小路実篤って! 役名!? 似合ってなさ過ぎですよそれが狙いですか!?」 「つーか何なんだよこの小芝居……」 ここで三人目が割って入る。 「ちょっと待てよ! 武者小路実篤は、奥さんに先立たれてから、悲しさのあまりエロゲーばっかりやってたんだよ!」 「そうなのか、武者小路実篤」 「…………そうじゃ」 「それなら、仕方ないな。悪かった武者小路実篤。行こう」 走り去って行く三人。遅れる武者小路実篤。 「遅いよ武者小路実篤! 早く来いよ!」 やがて三人は見えなくなった。 「……フフハハハハハハ」 「もーだめ。もー耐えられません」 「草壁、上条、アウト」 「武者小路実篤ってのが、じわじわと来た……」 「つーか、突っ込みどころが多すぎるだろ。何であっさり許してんだよ」 やっと昇降口が見えてきた。と、入り口のすぐ横に見慣れないものがある。何かの銅像のようだ。 こんなものは昨日までなかった。明らかに怪しい。二人は気合を入れてそれに近づき、 そして、見た。 「この銅像は、吉日市を守った変態界の英雄、川平啓太を祭った、その名もズバリ『裸王象』です」 平賀が棒読みであることを隠しもせずに説明したその像は、どう見てもペンキを塗られた川平啓太その人だった。 しかも全裸で。股間には神々しいまでの象さんが 「上条、草壁、アウト」 「お前、本当に何してんの?」 「啓太さん、大丈夫ですか?」 「上条に草壁、だっけ? 何も言うな。ようこにばれたらこうなったんだ。女の子からは総スカンだし。お前らも女と 付き合うんだったらこれくらい覚悟したほうがいいぞ……。つーか早く行ってくれ。そうすりゃ俺は役目終わって帰れるんだ」 「そうか……。じゃあ、な」 「啓太さん……。あなたも大変ですね」 「お前らもガンバレよ」 ライトノベル学園中等部の校舎。 ようやっとの思いで教室にたどり着いた桜。いつもはクラスメイトと話したりするのだが、今日は既に体力を 使いきり、すぐに机に突っ伏した。そのまま朝のSHRも過ごした。そのため、気づかなかった。 一時間目の授業が始まった。 「んじゃ出席を取るぞー」 先生が出席を取り出す。桜は今くらいは起きてようと起き上がり、返事をし、後はボーっとしていた。 そのため、もろに不意を突かれた。 「武者小路実篤」 「はい」 先ほど小芝居を繰り広げていた武者小路実篤(大城・一夫)が、いつの間にか教室にいた。しっかり机と椅子もあった。 「何でいるんですかーーー!!」 そのツッコミはもはや脊髄反射の域であった。 「草壁、アウト」 (これは本気でキツいぞ……。上条君は大丈夫かな?) 一限終了後のライトノベル学園高等部普通科校舎。 上条は廊下の窓から外を見ていた。いや、ボーっとしていた。 授業が頭に入らないのはいつものことだが、今回はそれに加え罰ゲームのことがある。お尻の痛みと次の仕掛けへ の恐怖で、頭は埋め尽くされていた。 (不幸、か……。今まで乱用してたな……。これこそ真の不幸だ! 俺は濡れ衣なんだぞ! フラグだって……) 「ふふふふふんふん、ふふふふふんふん、ふふふふふんふん、ふふふふふんふん……」 思考は鼻歌によって遮られた。女性の声だ。スキップをしながら近づいてくる。上条は何も考えず視線を廊下に移し、 そして、見た。 「いやー、やっぱり高校生活って楽しいわねー! この制服も可愛いー!」 心の底から楽しんでいるとわかる声を上げ、小さめの制服を着た(ボディラインがはっきりと見えることからわかる)、 どう見ても現役ではないムチムチのお姉さんが目の前を通過していった。 「上条、アウト」 上条は断末魔の悲鳴を上げた。 「高須ーー!! お前の母親が来てるぞしかもコスプレしてーー!! 至急取り押さえてくれ頼むーーー!!」 CAST とある魔術の禁書目録 上条当麻 撲殺天使ドクロちゃん 草壁桜 ゼロの使い魔 平賀才人 魔術士オーフェン キース・ロイヤル 本人の名誉のため伏せさせて頂きます 鈴科百合子 終わりのクロニクル 大城・一夫 いぬかみっ! 川平啓太 とらドラ! 高須泰子