約 1,840,028 件
https://w.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/pages/504.html
【ティア】 【作品名】デモンズクラッシュ 【ジャンル】ライトノベル 【名前】ティア 【属性】魔王の1/2・癒しの力 【大きさ】少女並み 【攻撃力】特殊能力参照 ドラゴンに殴られ、吹き飛ばされても平気なキャラの体を素手で貫く事ができる 【防御力】少女並み 常人なら即死する、魔力吸収をしばらく食らっても平気な魔力量 【素早さ】飛行魔法を使うことで、飛行可能(ただし精神状態から使用不可か) 目を閉じた一瞬の間に地平線の果ての、小さな点になる速度 常人では見えない斬撃を避ける兄に攻撃を当てることができる 【特殊能力】癒しの力の暴走が、光になって溢れている 光を浴びると生命を過剰促進させ終には死に至る、 木の陰に隠れるぐらいでは防げないことから光は副産物か 一瞬で森が育ち一瞬で滅び去った(ただしこの一瞬は数秒の比ゆ表現と思われる) 不滅の存在で無い限り滅びるのは避けられないらしい 死ぬまでに気絶しかねない激痛が襲う、魔法障壁で軽減可能 範囲は瞬間的に森を覆い尽くす光量、最終的には大陸を飲み込むと思われる(台詞よりの推測) なおこの光の中、たいていの傷は瞬間的に治る アンデット、ゴースト等には普段の癒し(非攻撃目的のもの) だけでも滅びるとの事、光の中では生存できないと思われる 力が解放されている状態であり本人の意思で発動しているわけではない 【長所】瞬間発動する能力 【短所】即死しない 【参考】親友を殺されての暴走状態、止め様とした兄を殺しかけた 5スレ目 373 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/08/19(日) 15 33 42 ティア考察 一言の壁から考察 T-XとT-1000に分けが続くが あとは朱鷺宮神依にまでは勝てる 朱鷺宮神依>ティア>クラウザー
https://w.atwiki.jp/rozensenkiact1/pages/150.html
このイベントから第2部に突入、皆様お待ちかねの水銀燈が登場。 真紅の機転で?????から逃れ、nのフィールドを漂う主人公。紫色の光に引っ張られて着いた先はどこかの書庫。水銀燈を目覚めさせた後で入り口を2回調べれば、レザード出現 → 銀様との契約イベントと続き、レザードとの戦闘に突入する。 +vsレザード レザード・ヴァレス ステータス HP 820 SP 999 攻撃力 60 防御力 80 精神力 180 敏捷性 60 使用スキル ファイアランス 味方1人に炎属性ダメージ クールダンセル 味方1人に冷気属性ダメージ ライトニングボルト 味方1人に雷属性ダメージ カラミティブラスト 味方全体に炎属性ダメージ デルタストライク 味方全体に冷気属性ダメージ ブルーティッシュボルト 味方全体に雷属性ダメージ コンセントレイト レザードの精神力上昇 獲得経験値 5000 獲得金額 なし 獲得アイテム 水銀燈ボイス目覚まし時計水銀燈抱き枕 初めて「大魔法」を使って攻撃してくる敵。 大魔法は1ターン使っての溜めがあるが、防御しても削り殺されかねないほど威力が高い。 主人公と水銀燈に、属性耐性の付く防具を装備させ、大魔法の詠唱で攻撃属性を判断し、その属性に応じた耐性防具を持つキャラを戦闘メンバーに入れ防御するという戦法がベター。 大魔法を撃ち終わった後は、相手は1ターン休みになるので、その隙に回復と攻撃をするといい。 負けても話は進むので、属性耐性防具が無い場合は諦めてもいいが、水銀燈グッズが手に入るので、党員ならば是が非でも倒したいところ。 戦闘終了後、レザードは改めて二人を捕えようとするが、そこになのはスバル・ティアナのスターズ小隊が到着、更にはレナスがKを連れて登場、レザードが対なのは用に召喚したヤコンとの戦闘になる。 なお、この戦闘は回避することができるが、チート級キャラのレナスがいるので参加しても特に問題はない。また、第1部で言葉を仲間にした場合、Kはヤコン戦には参加しない。 +vsヤコン ヤコン ステータス HP 600 SP 0 攻撃力 140 防御力 70 精神力 50 敏捷性 100 使用スキル 獲得経験値 3000 獲得金額 2500万円 獲得アイテム 活力の源、力の源 ヤコンに関しては特に書くべきところはない。レナスに任せてしまえばカタが付いてしまうからだ。 第1部で言葉を仲間にしなかった場合、ヤコン戦終了直後にKを仲間にするかどうかの選択肢が現れる。 この後は、機動六課でのなのはの説明 → スバルかティアナのどちらを仲間にするかの選択肢 → 通信機の入手 と続き、一番東の部屋にある大鏡からnのフィールドに入れば、イベント終了となる。 なお、ここでスバル・ティアナのいずれも仲間にしなかった場合、主人公らの魔導師ランクをリインから参考程度に聞ける。 1周目では2部開始時点までにLv21以上であっても強制的にLv20に引き下げられるため、判定はA+ランクに固定される。 2周目以降はここでのLv制限が撤廃されるため、主人公(実質、水銀燈)のレベルに応じてA+~SSランクまで変化する。 ~Lv24までがA+、Lv25~34がAA、Lv35~49がオーバーS、Lv50以上になるとSSは軽い、とそれぞれ評されるようになる。
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/531.html
1 運命子「う、えぐっ、ひぐっ…ヒドいです…最低ですよマスター…」 なのは「シン、デス子はちょっと…いくらなんでもかわいそうだよ」 ティアナ「女の子の名前って感じじゃないわね」 はやて「なんかどっかの掲示板のハンネみたいやな…」 シン「そ、そうですか?いい名前だと思ったんですけど……あ!だったら!」 はやて「なんや?何か他にいい名前思いついたん?」 シン「はい!運命(デスティニー)を運(デス)と命(ティニー)で分けるんです!デス子がだめなら漢字の方を当てて運k」 なのは「スタァーライトォ!ブレイカァァァー!!!」 2 (シン、運命と融合) シン「何か、体がスースーするな。」 運命『マスターが「動き易い格好にしてくれ」って言ったからそうしたんですよ?』 シン「だからってこんな格好は無いだろ。」 その時のシンの姿は、上は運命の装甲の様な服に両腕に運命の肩と手の装甲がついているだけであり、 下半身はスパッツを履いているだけであった・・・余談だが、背には運命の翼と武装がついている スバル「シン、可愛いな~」 はやて・ティアナ「ぶはぁぁっ!!」(いきなり、鼻血を出して倒れる。) エリオ「はわわわ、部隊長とティアナさん、倒れちゃいましたよ。」 はやて「あははは~ははは~~♪」(鼻血出しながら目を回している。) ティアナ「シン、かぁいいな~♪」(はやてと同じく・・・) なのは「し、シン・・・お願いだから早く戻って。」(手で鼻元を抑えている。) フェイト「うん・・・うん・・・」(なのはと同じく、鼻元を抑える。) キャロ「(皆さん、何を想像しているんでしょうか?)」 シン「・・・運命、戻してくれ。」 運命『了解です。』(シンの姿はいつもの服装に戻る。) 3 デス子「マスター! マスター、見てください!」 シン「ん?」 デス子「中国人の女の人がこれくれました! 似合いますか!?」 つGNドライブ シン「……返してきなさい」 デス子「えー」 シン「いいから返して来い」 5 バル娘「というわけよ!あんたたちより私の方が旦那様の適正に合ってるのよ」 ADA「私とシンの適正は120%いや400%です。血迷ったセリフはよしてください」 デス娘「ちょっと!貴方達は御主人様の異次元同位体がマスターでしょうが! 早く自分達の次元へ帰ってください!」 バル娘「いやよ!一斉射撃で消し屑にするわよ!」 ADA「いやです、ベクターキャノンで塵になりますか?」 デス娘「キィーーーー」 コア娘「・・・・」(くいっくいっ) シン「はいはい、肩車なー」 ヴィヴィオ「パパ、私も、私も!」 シン「はいはい、順番なー」 6 で、でたー! あのデス子のなりきりセットが つ い に とうじょ~い! わ~、かっわい~。かっこいい~ 胸にタッチすると色んなメッセージが再生されるよ! 『マスターは私が守ります!』 『マスター、ご飯はまだですか?』 その他数種のオプションも駆使して、あなたもデス子になりきろ~う! SSJコーポレーション、「デス子なりきり変身セット」! おしゃべりシンもよろしくね♪ デス子「という訳でマスター、さっそくこれで私とお揃いにしましょう!さあ!」 シン「何が、という訳で、だよっ!?ふざけんなバカデス子! なんだよこの以前聞いた某初音のネットラジオみたいなCMは! 大体いつの間に俺のおしゃべり人形なんか作ってたんだあああああっ!!」 さくら「まあまあシン君、落ち着きなよ」 シン「落ち着いてられるわけ…ってさくら、何だよその格好は!?」 さくらの格好はデス子と同じ、つまりなりきりセット着用っす。 さくら「にゃはは、どうかなシン君。似合ってる?」 シン「え?いやまあ、似合ってるんじゃないか…って違う、そういう話じゃ─」 デス子「隙ありいいいいいっ!!」(シンの腰に抱き付く) シン「なっ!?しまった腰に!?」 デス子「ぐへへ…さあマスター、観念して下さいね♪ちょ~っと私と同じ格好するだけですから…」 シン「やっやめろ!さくら、傍観してないで助けろ!」 さくら「うにゃ、もう何度も女装してきたんだし今更気にする事ないんじゃないかな? それにボクとしてもこの格好のシン君を見てみたいしね♪」 シン「そ、そんなぁ…止めろデス子押し倒すな!さくらも服脱がそうとするなぁ! や、やめ…アッー!」 擬人化小ネタ-08へ戻る 擬人化小ネタ-10へ進む 一覧へ
https://w.atwiki.jp/vreport/pages/19.html
ボランティア体験談~これからボランティアに参加する人は考えてほしい~(atsushinオプティー号) [http //minkara.carview.co.jp/userid/237711/blog/21770531/] 阪神淡路大震災の際、友人達10名で名古屋から神戸へといった一日間のボランティア体験。現地に入る際の渋滞や現地で求められていたものなど。記事執筆は2011年3月11日で、過去の体験を振り返り、これからボランティアをしようと思っている人達へのアドバイスをしている。 昔から人が生活するために必要な「衣」「食」「住」の言葉がありますが、被災地でまず最優先に要求されるのは「食」です。これから救援物資のほとんどが食料が送られてきます。その後、「衣」の需用が多くなり、衣類や雑貨類が必要され始めます。最終的には「住」が必要になり、長期の避難場所生活のストレスから仮設住宅などの要求が問題となっていきます。 阪神大震災では、被災後の時間経過ともに必要とされる救援物資の内容がが変わっていきました。また、市街地、過疎地域など地域によって避難されている年齢層にも違いがあります。1ヶ月以上経つと救援物資の支給が潤い始め、食料の必要性は徐々に緩和されやすくなり、食以外の雑貨類などの必要性、被災者の人数によっては屋外避難所設置に伴いテントなどの必要性も出てきます。
https://w.atwiki.jp/trpg_rasen/pages/97.html
ティア (てぃあ) 【更新時刻】 2003/10/24 02 02 46 【分類】 [NPC] 【参照URL】 【関連語】 【意味】 (→意味追加) (1) 12歳/女 目指せ経営家な翼の一族 ティトの実妹。無口で板切れでこみゅにけする。 態度は小さいが文は偉そう。 本名ティアラ・ルゴー。自立希望中。 好きなものはお金。どっちかというと、ティトを兄と認めるなら リクのがまだいいと思っている。でも言わない。(書く(笑)) 板がない状態でどう喋るかは機会があった時に。 [さのや]
https://w.atwiki.jp/mugenshoko/pages/51.html
「秋だねぇ」 2008/10/13(月) 「秋だねぇ」 JS事件も解決し、季節はいつの間にか秋。 茹だるような暑さも消え、肌寒さすら感じる風が吹くようになった。 現在は担当する事件もなく、機動六課は絶賛待機中。……要するに暇だった。 朝の訓練も終わり、部隊長とスターズ、ライトニングは食後のお茶をゆったりと味わっていた。 「涼しくなって過ごしやすくなったよね」 「そうやねぇ。……秋と言えば、食欲の秋かなぁ」 唐突な物言いに新人達は目を丸くする。 その視線に、ミッドにはそういった言葉はなかったなと苦笑を漏らした。 「ああ、わたしらの出身世界はな。秋になると色んな食材が旬を迎える上に暑さで減退した食欲も回復するから、秋=オレサマ オマエ マルカジリっていうイメージがあるんよ」 それはまた物騒なイメージですねと思いながら、他二人の隊長をチラリと見るフォワード陣。 「栗、柿、葡萄、梨……」 「秋刀魚……お芋やお米……秋鮭……」 食べ物を妄想して涎を垂らさんばかりな顔、というかフェイトそんちょっとアウト。 「大概の食材はミッドでも同じ物が手に入るんやけど、一つだけ手に入らんのがあってな」 隊長に釣られてスバルとエリオが夢見る顔になった頃、少し真剣な顔ではやてが語りだす。 「秋の味覚の王様みたいなもんやけど、地球では滅法高い。わたしらは高給取りやけど、それでも頑張った自分へのご褒美に、年に数えるほどしか食べられへん。それは――」 「「松茸!!」」 復活したなのはとフェイトがセリフを奪い、ムッとした顔になるが、はやては新人の様子を窺おうと視線を流す。 スバルはどんな味がするのかなー、と口元に指を近付けている。ティアナは興味が無さそうだ。エリオとキャロはどんなのだろうね、と想像を広げていた。 約一名の食い付きが悪いがそれは計算のうち。興味が膨れ上がった時に解説し、部隊長としての存在感をアピールするのだ。 「ええか、松茸っていうのは――」 「太くって、大きくて、良い匂いがするとっても美味しいキノコなんだよ」 「ちなみにこんな形ね(画:高町なのは)」 不憫長はフェイトとなのはに解説役を取られて部屋の隅に移りました。 マジマジとなのはの絵を眺める四人。 エリオはあまり理解できず、スバルとキャロは何か引っ掛かるものがあるのか、頭の上に大きな?が浮かんでいる。 そしてティアナは、顔を真っ赤に染めてなのはに詰め寄った。 「こ、こんなのが本当にあるんですか!?」 「ど、どうしたのティアナ?」 「こんな……アレみたいなモノをマルカジリだなんて、やっぱりなのはさん達は凄いわ……」 聞こえない声で何事か呟きながら、顔を赤く染めるティアナに代わり、スバルが大きな声で挙手をする。 「なのはさん! あたし、このキノコ知ってます!」 その言葉は食堂の空気を凍結させ、三対の射抜くような視線がスバルを襲う。 「それは、ホンマなんか?」 「嘘はダメだよ?」 「スバル、ちょっと、お話……聞かせて?」 その後、ティアナのトラウマが再発したり、要領を得ないスバルの説明になのはが魔王になりかけたりしたものの、何事もなくお話は終了する。 要約すると、ゲンヤの知人に山を所有する人物がいて、このキノコは市場に出せないから勝手に採っていいと言われていた。 そのため、ナカジマ家では毎年キノコパーティーが開かれているほど大量に手に入るのだとか。 それを聞いた隊長達は山の場所を聞き出すと飛行許可を申請。夕方には持ちきれないほどの松茸を乱獲する。 「……味も匂いも松茸と同じ。ザフィーラに食べさせても中毒は起こった様子はない」 「松茸……だね」 「まさかこんなに簡単に手に入るなんて……」 試しに調理してみたところ、完全に松茸と同じだった。 「スバルを信じなかったわけじゃないけど、何でコレがタダで手に入るのかな?」 「地球のより繁殖しやすいんじゃない? 大量にあると値段が下がるから出荷しないとか」 「まあ、そんな事はどうでもええやん。これだけあれば何でも作れるで」 はやての言葉に、三人はニヤリと怪しい笑みを浮かべる。松茸の前には些細な疑問などどうでもいいのだ。 「何作ろうか。天麩羅、鍋、土瓶蒸し……」 「は、早く作ろう。作りながら考えればいいじゃない」 「……ユーノくんにも作ってあげたいな」 なのはの何気ない呟きに、調理場の空気が張り詰める。 今、三人の頭の中では同じ光景が浮かんでいた。 『松茸? 地球の高級食材だよね。 これを僕に? ありがとう。苦労したよね。お礼にこんな事しかできないけど……』 はにかんだユーノが、彼女達にそっと触れるとそのまま……。 「ユーノくん! それはまだ早いの。でも、ユーノくんなら……」 「あっ、ユーノ。そんなコトまで……」 「ユーノくん、わたし……ええよ?」 妄想タイムが終わると、そこは戦場と化していた。 側にいるのはもはや親友ではなく敵! 輝ける未来を塞ごうという邪魔者にすぎない。ならば打ち砕き先に進むだけ! いざッ、クッキングバトルゥゥ! レディィィ……ゴオゥッッ!! (料理は愛情! わたしのユーノくんへの愛を溢れるだけ流し込むの!) (二人に比べれば不利だけど……私の精一杯を込めるだけッ!) (二人には悪いけど、主婦歴の長いわたしが勝つのは当たり前、当たり前、当たり前ぇっ!!) 「「「心の料理完了!」」」 ほぼ同時に作り終えると、我先にと無限書庫へ駆け出す三人。そして調理場からは誰もいなくなった。 「うっ、もう……ダメ」 「エリオくん、私思い出したの……あのキノコ、ルシエ族に伝わる禁断のキノコ。食べようとすると災いが降りかかるって……ゴメンね、もっと早く思い出してれば……エリオくん、私、エリオくんのこ、と……」 「キャロ! 目を開けてよ! キャローッ!!」 「あれ、みんなどしたの?」 ティアナとキャロが倒れ、エリオも限界を迎えそうな中、スバルだけは平然としていた。 先程から医務室に運ばれる者が増える中、ついにフォワードも倒れてしまう(一名除)。 こんな一大事に隊長達は不在。シャマルと無事な局員が総出で治療にあたっている。 犬の手でも借りたいときに一つの通信が入った。 『シャマルか』 「シグナム! 無事だったの?」 『ああ。だが、倒れている局員を発見した。今、そちらへ向かう』 「わかったわ。ヴィータちゃんは?」 『ザフィーラと原因と思われる場所へ向かってもらった。……そろそろ連絡があるはずだ』 『シグナム、シャマル』 「ヴィータちゃん」 『目的の場所に着いたけど、別に変わった所はねーぜ。いや、こ、これはぁぁぁ』 『どうした!?』 『松茸だ! 松茸がこんなに! ああ、はやてからのメモがある。『ユーノくんの所へ行ってきます。ここに残った料理は好きに食べてええよ』だって。じゃあいただきまー……』 『待てヴィータ! 将を待たずに食事を始めるとは何事だ!』 慌てて通信を切ったシグナムに遅れを取るかと、シャマルも適当な人に後を任すと医務室から走り去った。 フォワード陣は治療途中で投げ出されたまま茫然とする。 「いいなー。あの料理美味しそうだったのに」 「バカ! あんなのの何処がいいのよ」 スバルの呟きに、目を覚ましたティアナがツッコミを入れる。 「気が付いたんだねティア!」 「まあね、でもあのキノコ何なの? 気絶するくらい臭いなんて……」 「えー、いい匂いじゃない」 「あんた嗅覚は犬並みだってのにどうしたの? キャインとか言って倒れると思ったのに」 「ティア、あたしの事どう思ってるの?」 松茸の匂いは日本食に慣れない人には悪臭にしか感じられないと言われる。 日本人を先祖に持つスバルと、はやてにより日本食に慣れてしまったヴォルケンリッターには何の影響もない松茸の香りが、ミッド出身者には毒ガスのように感じてしまった。 今も匂いの発生源である調理場の付近ではガスマスクを装備したグリフィスが「状況ガス! 状況ガス!」と騒いでいる。 隊員達の決死の換気によって匂いは薄れてきたが、この被害で二割の犠牲者を出し、食堂は丸一日封鎖された。 その同日、本局無限書庫で謎の悪臭が発生し、司書長を始め一部の司書が医務室へ運ばれるという事件が発生した。 「ユーノ大丈夫かな……」 「司書さん達もどうしたんだろうね?」 「今度はもっと美味しいもん作ってお見舞いに行かんとな」 おまけ 「あむ……こんなに太いと、リインの口には入らないです」 「見てろ、こうするんだよ。はむっ……チュッ……ん……っ」 「ヴィータちゃんったら、あんなに夢中になっちゃって。小さなお口をあんなに開けて。ふふっ、お汁で顔がベトベトよ」 「ひゃぁ~、すごいです。リインもガンバるです」 「無理すんなよ。あっ、シグナム! ソイツはアタシんだぞ!」 「いいではないか。お前ばかり楽しむんじゃない。一人で何本もくわえこみおって、私だって久しぶりで体が……ん、じゅるっ……」 「シグナムまで……もう! でも、わたしも体が熱くなってきたわね。ザフィーラはもうダウンかしら?」 「お前達のような底無しと一緒にするな。主に何度もさせられては限界がある」 「そう? じゃあわたし達はもっと楽しませてもらうわね」 そうして騎士達は心行くまで松茸を堪能しましたとさ。 61スレ SS なのは はやて フェイト 複数CP
https://w.atwiki.jp/monmas_x/pages/2364.html
ディアナ 種族 タイプ 属性 レア コスト HP 攻撃 魔力 防御 素早 パッシブスキル名 パッシブスキル(最大時) 神 魔法 光 ★5 35 2021 874 2625 1062 1037 月光の使者 【全】光属性攻撃2.5倍+ダメージ限界値20%UP+【族】HP1.5倍 ★6 55 2829 918 3806 1221 1193 月灯りの狩猟 【全】光属性攻撃3倍+ダメージ限界値30%UP+【族】HP2倍 詳細 覚醒 70 月女神の聖剣 【全】光属性攻撃3.5倍+ダメージ限界値50%UP+【族】HP2倍+【個】光属性攻撃1.5倍
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/235.html
「……やっぱ冷え立てが一番だ」 乾巧は自分の部屋で手打ちうどんをすすっていた、ずるずるずる・・・啜る音が部屋に響く。 一般的に言えば茹で立てが一番上手いのだろうが史上に残る猫舌である巧には未知の世界なのだ。 一口、また一口とすする度に笑顔になる巧。冷たい物を口にすると途端に上機嫌になる 「ん~~! 冷えたうどんもおいしーーい!」 「こらちょっとスバル! あんたちょっと食べ過ぎよ。」 「だっておいしいんだもん、ティアだってわたしがたくさん食べるの知ってるでしょ?」 「さっき食堂でご飯食べたばかりでしょうが」 一人旅が長かったため数多くのバイトをこなして来た巧なので出来ることは結構多い。 ちなみにある程度の料理ならできることは真理にも啓太郎にも伝えていない 理由は至極単純で……もしそのことを知らされたら頻繁に料理当番を任されると思ったのだ。 なんでわざわざ他人の分まで作らなきゃいけないんだ、めんどいんだよ。 第一自分は冷えているものしか食べられないため冷たい物以外を作るつもりは毛頭なかった。 もっともそれが「アイスピック事件」に発展するとは思っていなかったわけだが…… 「だって・・・つゆもおいしいし、ティアだって食べるペース速いじゃない」 「まあそれは……たしかにそうかもしれないけど」 「あーもううるせえな! なんでお前らまで食ってるんだよ! え!?」 テーブルを囲むように座っている巧とスバルとティアナがそれぞれ笊に乗っているうどんを食している。 うどんを食べている時にスバルが匂いを嗅ぎ付けたと思ったら自分の部屋に上がりこんできて…… 大量のうどんがあることを知ったことで友達まで誘ってきて食べているという。 満面の笑みを浮かべて食べているスバルと基本的には黙ってるが箸の進みがいつもより速いティアナ。 伊達に草加雅人に「おまえの料理は美味いから、すぐに飽きる」と口にしたわけではなかった。 「まぁまぁいいじゃん、それに助けてあげたんだから気にしない気にしない」 「……まったくスバルも物好きよね、こいつに何されたと思ってるのよ」 「だからそれは誤解だって、さっき説明したじゃん?」 「まぁあんたが言うならそうなんだろうけど……他の皆はそう思っていないみたいよ」 スバルが話を持ちかけた時はティアナはあっさりついてきたがそれは巧の本心を知るため。 ライトニングのキャロとエリオは確実に巧に対して怒りを募らせている。 あの後巧がなのは達に言い放った言葉を聞いた瞬間は血の気が引いた。 エリオとキャロはどういう事情があろうとまだ子供だ、親とも呼べる人間を大切にしている。 ……その親の大切な友達を悪く言われたとあれば怒るのも当然だが 特にエリオのほうは並々ならない感情が沸き上がっている……憎しみとも呼べるような これはなんか拙そうだと思ったティアナは理由を乾巧に問い質すべきだと思った。 こういうときはフォローしなければならない、スバルの時からもう身体に染み付いている。 自分は新人フォワードの中で一番年上だからなおさらだ。 「構わないぜ、俺は別にあいつらと仲良くなりたいわけじゃない」 「そうなの? ……あんたって本当にわかんないやつよね」 「でも悪い人じゃないことはわかるよ」 「まぁそれは……そうだけど」 初任務のレリック回収事件で彼の戦い方を見ていたら悪いとは一概に言えない。 危険すぎることを命を掛けてまでやり遂げようとしたその姿勢にだけは敬意を表している。 ……他にやりようはなかったのかと聞きたかったがその時は時間もなかった。 改めて巧に聞いてみたが「考えられるような状況か」と言われては黙らざるを得なかった。 「……少なくとも頭は悪いみたいね」 「あ、それは……そうだね」 「殴られたいのかおまえらは」 「それはそうとファイズ……乾巧、でいいんだっけ? ちょっと聞きたいんだけど」 「なんだよ」 「あんたなのはさんのこと嫌いでしょ」 「ああ、それがどうした?」 あっさりと口にする巧に答えを予感していながらも2人は唖然としていた。 普通嫌いかと尋ねられるとお茶を濁すような回答を出すのが普通ではないのか? 嫌いという気持ちがまるで当たり前であるかのような態度はいったい…… 「どうして?」 「なんとなくな」 「見え透いた嘘つくと為にならないわよ」 「なんでそう思うんだ?」 無愛想のままに巧にティアナは溜め息をつきながらだがわずかだが胸を張って答える 「あたしは幻術使い、騙すのが仕事よ? 単純そうなあんたの嘘くらい見抜けなくてどうすんの」 「……で? 単純過ぎる俺の嘘がわかってそんなに嬉しいか?」 「そういう話をしてるんじゃないんだけどね」 「あ、あのティア? 巧君もちょっと落ちついて……」 挑発を交えた言葉には引っ掛からない……あの2人に比べたら遥かに冷静だと巧は感じる。 少し空気が険悪になったと感じたスバルは話題を変えようとしたが そこに突然割り込んできた第三者の声がそれを許さない。 「それは私もちょっと聞きたかったんだよね」 「シャーリーさん……」 「申し訳ありません、盗み聞きをするつもりはなかったのですが」 「グリフィス準陸尉も、どうしてここへ?」 「マッハキャリバーの修理が終わったから探してたのよ、グリフィス君にも手伝って貰って」 いきなりの来客に姿勢を正して敬礼するスバルとティアナだが巧は食べるのをやめないどころか あろうことから麺をすすり続けながら横目で少し見た程度ですぐに視線を麺に戻し 「なんだ、眼鏡1号と2号かよ。言っとくけどこれはやらねえからな」 まるで『用が済んだらさっさとどっかにいけ』と言いたげなぞんざいな対応と態度で追い返そうとした。 今は取り込み中なのだからその反応はある意味自然なのかもしれないが言い方がまずい。 ついいつものように対応してしまっただけなのだがそれがシャーリーの怒りを少し買ってしまった 「……ファイズ君? それが自分のデバイスを修理してくれた人に対して言うことなのかなぁ?」 「何言ってんだ、元々おまえが模擬戦をやれって言ったのがきっかけだろ? 責任ぐらい自分で取れよ」 「な……! 何なのその態度!? あなたね、そんな態度じゃ女の子にももてないわよ!?」 「ああ!? ちょっと待て、関係ねえだろそれは!」 「き、騎士ファイズ・・・シャーリー、もうそれくらいにしたほうが」 見るに見かねたグリフィスが止めに入ろうとしたが2人の毒舌合戦はもう止められない。 ストラーダに加えマッハキャリバーとファイズメモリーの修理で疲れていたシャーリーもだが 先程まで文字通り命がなくなる寸前の戦いをしていた巧のストレスも爆発寸前だった。 「関係あるわよ! 何なのあなた、なのはさん達へのあの態度は?」 「あんな人で無しにはあれぐらいの態度でいいんだよ!」 「人で無し…あなたね! なのはさんのこと何も知らないくせに!」 「ああ知らねえな! でもわかるんだよ、ああいうやつが腹の中で何考えてるかぐらいはな!」 口調が激しくなっていくにつれシャーリーの目も座っていき巧の眉間には遠くでもわかるほど皺が寄る。 売り言葉に買い言葉、その繰り返しで部屋の空気が張り詰めていくことに 耐えられなくなったスバルが強引に巧を引き剥がして言い争いを中断させる。 「巧君、ちょっと待って! シャーリーさんも落ちついてください!」 「あ……ごめんねスバル、私は」 「おい、俺は最初から落ち着いてるぞ」 巧の言葉に再び言い返そうとしたシャーリーだが今度はグリフィスに止められてしまった。 シャーリーが一先ず深呼吸して心を落ち着かせ、改めて巧に詰め寄った。 今度はなぜ詳しい事情を聞く必要があるのか一通り話してからで 「ファイズ君? よく聞いて、あなたは今非常にまずい状況にいるのよ」 そして巧は正直あまり聞きたくもない他人の自慢話としか聞こえない話を聞かされることとなった。 管理局の戦技教導官にして『不屈のエース・オブ・エース』とも呼ばれる 若手トップエリート魔導師の一人である高町なのは一等空尉。 今はリミッターを付けてるとはいえ空戦S+ランクを誇る実力。 機動六課の戦技教官でありスバル・ナカジマの憧れの人で命の恩人、 優しくて面倒見がよくて上司からは信頼され後輩や同僚からは慕われている・・・ 「一応聞いておくけどそれ冗談なのか? 胡散臭過ぎて笑え……がっ!?」 思わず率直な感想を漏らしていた巧の背中をティアナが見様見真似のシューティングアーツで殴った。 巧が思わず罵声を浴びせようとしたがその前に念話での忠告で止められる。 〔スバルに殴られないだけマシと思いなさい、なのはさんはあの子の憧れなんだからね?〕 〔……ああ、知ってるよ。けどそれにしたってありえねえだろそんな話〕 〔有り得ない? 何がよ?〕 〔綺麗事ばっかり並べ立ててるが、そんな人間がいると本気で思ってんのか〕 〔少なくともこの機動六課にいる人達はそう信じてるわよ〕 〔…………〕 背中の変わりに頭が痛くなってきた、あの後結局逃げてなかったスバルに叩き起こされ 前に比べればたいしたことない傷を負いながら連れられて帰ってきた時に どうも周囲からの視線がさらにきつくなっていると思ったがそういうことか。 ……それほどまでに高町なのはの影響力は強いことがわかる、なぜだ? ただの戦技教官なのに。 「高町なのは戦技教官、フェイト・T・ハラオウン執務官、そして八神はやて部隊長……」 どうやらその理由はこの機動六課隊長陣の関係に直結していると巧はシャーリーからの説明で理解した。 要約すると10年前に高町とフェイトがある事件で知り合ってその後友達となり また別の事件で八神はやてと知り合い3人はそれ以来ずっと一緒にいた所謂幼なじみだというもの。 その後は3人揃って管理局に入り皆一線で活躍してきたそうで…… 10年来の親友が今ここで再び揃って夢を叶えようとしている、確かにいい話といえばいい話だ。 しかし・・・逆に考えればこの組織はその3人の思うがままということになるかもしれない。 高町なのはとフェイトに逆らったらそれは八神部隊長とやらにすぐ届いて…… 上に立つものが公私混同するとは思いたくはないがその相手が 相手が10年来の仲良し幼なじみともなると善悪の判断が冷静にできるかどうか怪しい。 現に園田真理はあの草加雅人を拒むことができなかったのだから。 (なんだよ、たったの19歳で部隊のトップって……いったいどんな反則技使いやがったんだ?) 有り得ないことだらけの世界に飛ばされたことを巧は思わず笑いたくなるほどに後悔した。 それ以前にまず年端もいかない子供を平然と働かせる管理局の常識から疑ってしまう。 どちらかといえばオルフェノクが平然と暮らしてる世界のほうがマシだとさえ感じる。 しかも不思議なことにその認識が間違っているとはどうしても思えない。 「ねえファイズ君、あなたいったい何が気に入らないの?」 「……気に入るわけないだろ、あんなことしやがって」 「あんなこと・・・?」 「………」 怒りを隠さない巧の表情に驚いたのはシャーリーだけではなく、スバルとティアナも唖然としていた。 特にスバルは先程巧の優しい表情を見ていただけにその表情に恐怖を感じる しかし巧の目からは憎しみは感じられない……ただ純粋に怒っていただけだと思う。 怖いけど……しかしその反面で彼の感情に人間っぽさを感じられて嬉しく思うのはいけないことだろうか? (もしかしたら、巧君もいろいろ悩みながら生きてるのかもしれないな……) 「あのねファイズ君、そんな言葉で納得・・・」 「する必要ねえだろ。もういいから帰れ」 「シャーリー、ちょっと待ってくれ」 スバルがそんなことを考えてる間にもシャーリーがしつこく聞き出そうとしていたが 突然に前に出てきたグリフィスの取った行動に動揺を隠せない巧。 巧だけでなくスバルやティアナは勿論、幼なじみのシャーリーですら驚いていた。 「グリフィス君……!?」 「騎士ファイズ、本当のことを教えてください。お願いします」 「・・・よせ、なんでそこまでする必要があるんだよ」 「あなたを憎みたくないからです」 騒動の原因となっている人間に向かって頭を下げている。その光景に面食らってた巧は かろうじて言葉を出すことしかできずにいた、いつもの言動はそこにはない。 ただ驚いている。誰かに頭を下げられた記憶がない巧にとっては異様だったのだ。 いつまで経っても頭を上げようとしないグリフィスに巧は観念するべきかどうか迷った。 向こうが諦めるまで粘ると言う手もあるがこういう実直なやつほど頑固な人間が大半である。 どうすればいいのかしばらく考えたが……やがて観念したのか巧が溜め息をつく。 「あーもうわかった、わかったから頭上げろ。頼むから上げてくれ、シャーリーが睨んでるんだよ」 「え? シャーリー?」 「違うって! 私は別にファイズ君を睨んでなんかいないって」 「冗談だよ……ったく、こうでもしねえと頭上げないだろうがロウランの奴は」 巧の言葉に釣られて頭を上げてしまうグリフィスを見てまた溜め息をつくが別に怒ってはいない ……むしろ悔しいと思う、熱い茶碗蒸しを食べたことでで口の熱さと共に罵詈雑言を吐き出しつづけ 真理の怒りを買いすべての料理を凍った状態で出されても謝らずにアイスピックで砕いて食べ続けた日々を。 あの気持ち悪い食感と戦い続け我慢したというのに我慢比べで負けてしまったことが悔しい。 しかし言い出してしまったことは仕方がない、とにかくグリフィスとシャーリーをベッドに座らせた。 「……で、俺は何を話せばいいんだよ」 「とにかく洗いざらい白状したら? 全部吐いちゃえばスッキリするかもよ」 「ちょっとティアそんな言い方……」 「それもそうだな、じゃあ何がいいんだ」 「やっぱりあなたがなのはさんを嫌ってる理由から」 またもや溜め息を付きながら『やっぱりおまえもそれか』といった感じの態度を見せる巧だが どうやら本当に観念しているらしく実にあっさりと話し始めた。 実際はもう隠すのもだんだん面倒くさくなっていたというのもあるだろうが。 しかし口を開いた巧の最初の言葉は、意外にもスバルとティアナへの質問だった。 「スバルに……ランスターだっけか? おまえらはこの前レリック回収任務の時あのヘリの中にいたんだろ」 「へ? うん、もちろん。それが初出撃で……先になのはさんが出撃して制空権を確保」 「実際はフェイト執務官やあんたが大半を倒しちゃってたみたいだけどね」 スバルとティアナも答えを返すのを見て肯く巧、グリフィスとシャーリーもそれは認めている。 しかし初遭遇の時はロングアーチ全員が何が起こっているのか理解していなかった。 現場にたまたま居合せた魔導師がガジェットと戦っているものだと考えたが 通信がまるで繋がらない事にようやく事の異常を知ったのだから。 まあそれは到着したライトニング1ごとフェイトと聖王教会からの連絡で味方だとわかったのだが。 「……それでだ、なんつったっけな? あの桃髪の子供と俺を怒鳴ってた素早しっこいガキ。」 「それっとエリオとキャロのこと?」 「俺がお前らと一緒にあのでかいのを倒す前に、そいつらが落ちていった時のことだよ」 「え? ……それが、あんたがなのはさんを嫌う理由?」 その言葉に頷く巧。ライトニング3と4、エリオとキャロのことがなのはを嫌う理由に繋がっている? ティアナの質問には答えず巧はさらにスバルに向かって詳しい事を聞き出していた。 隊舎に帰る途中に散々聞かされた高町なのはのことをもう一度だけ確認。 「おいスバル、あの高町がヘリの中でチビ2人になんて言ってたのかもう一度教えてくれ」 「え? あ、うん……わたしが覚えてる限りじゃたしか……」 『離れてても通信で繋がってる、一人じゃないからピンチの時は助け合えるし キャロの魔法は皆を護ってあげられる優しくて強い力なんだから』 「あー合ってる合ってる、確かにキャロに向かってそんなこと言ってたわね」 「けどそれがどうしてなのはさんを嫌う理由に……」 「あのチビ2人と竜が落ちていった時、あいつは言ったんだよ」 『発生源から離れればAMFは弱くなる、使えるよ……フルパフォーマンスの魔法が!』 スバルを逃がし大型ガジェットとの戦いで苦しめられていた時に見た光景が目に焼き付いている 放り投げられた男の子を追って飛び降りていった女の子を見た時は心が冷えた あそこで竜が巨大化して二人を乗せて飛んでたからいいようなものを…… 「何が助け合えるだよ、ふざけやがって……もし飛べなかったらどうする気だったんだあいつは」 「でもキャロがフリードの本当の姿を引き出すのをわかってたなら……?」 「先のことなんてわかるわけねえだろ!!」 「っ!?」 「しかもあいつ……あの2人が落ちていった時、笑ってやがった。嬉しそうにな!」 「巧君…」 「あの女は助けにもいかないで、敵がいなくなった空でただ笑ってやがった」 最後に「許せるかよ、これが……!」とだけ口にしてそれから後は押し黙ってしまった。 これらが『高町なのはを嫌う理由のすべて』だが巧の気持ちは伝わったのかどうかはわからない。 なのはの考えを巧が知ることのないように、きっと巧の気持ちを六課の人間が知ることはないだろう。 まったくの他人の言葉よりも『誰もが認める無敵のエース』が取った行動を信じるはずだ。 “死ぬ”ということが実際どういうことなのか、たぶんこの世界の魔導師たちにはわからない。 非殺傷設定などという馬鹿らしいものがあることから多少は理解していた。 災害で死ぬのならともかく誰かを殺そうとしたり殺されそうになるなんてことはきっと想像したこともない。 すべての希望を奪われて、闇の中で死んでいった……自分が殺した木場勇治。 そのギターの才能を妬まれ、他の学生たちから腕を切り裂かれた海堂直也。 そして巧も実際人としての生があんなことで終わってしまうなんて想像もしていなかった。 「……どうだ、これで満足か? 全部話したからもういいだろ」 この気持ちを誰かに理解されようなんて思っていない。中途半端に理解されるよりかは誤解されたほうがいい。 これでまた周りの人間は巧から離れ続けるだろう、それも構わない、もう慣れた。 最初から最後までずっと一人……それは今まで他人を避けてきたころと変わらない。 だから敵を倒してさっさとここから離れて元の世界に帰ること、それだけを優先させる。 呆気に取られた表情を見せるグリフィスと冷やかな目で見つめるだけのシャーリー 何かを深く考え込んでいるかのように視線を落とすティアナそして悲しそうな目で見つめるスバル。 そのすべての視線が突き刺さっても、今の巧には痛くも痒くもない。 かつて勇治が迷い込んだ光の見えない闇の中でも、巧は戦うことを止めるつもりはなかった。 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/unchainbladesrexx/pages/2.html
メニュー トップページ メニュー よくある質問 編集練習用ページ 攻略 キャラクターファング ティアナ ルシアス シルヴィ マリー ヘクトール ラピス ニコ ダンジョン試しの神殿 ダリスのティターン トルトゥガのティターン フォロワー 装備 アイテム クエスト 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2577.html
第9話 超重神再び ゴッドグラヴィオンが超重剣を手に入れてから数ヶ月、ゼラバイアのミッドチルダ侵攻は止んでいた。 その間に地上本部では兼ねてより計画されていたものを実行に移しており、その計画はほとんど最終段階へと入っていた。 その計画とは数ヶ月前にレジアスが発表したグラヴィオンに変わる対ゼラバイアのロボット計画である。 計画によって作り出されたロボットは5機。現在はその作られた5機のテスト運転をしていた。 「なかなかいい動きだな」 「ああそうだね。素晴らしいよ、ウーノ」 「お褒めの言葉ありがとうございます。ドクター」 スカリエッティの助手であるウーノは頭を下げて褒め言葉を受け取る。 「ですが、あれはまだ完成はしておりません」 「わかってるよ。だがそれでもなかなかのものだよ。後はグラヴィオンの完全なデータがあれば完成だね」 「しかしお前達が選んだパイロットは本当に大丈夫なのか?」 「ええ、大丈夫ですよ。皆優秀なものです。それは中将、あなた自身もわかっているはずですよ」 レジアスがスカリエッティとウーノと話していると、テスト運転で飛んでいたロボット達が全機、3人の近くに降り立ち、 そのうちの隊長機と思われる機体から赤い髪で赤い服を着た小さな女の子がコックピットから降りる。 少女の見た目はリインより少し年上くらいだが生意気そうな顔をした少女がウーノのところに駆け寄る。 「なかなかのものだったわね」 「当たりめえだ。オメエら、あたし達を何のために呼んだんだ?」 その少女は見た目どおりな生意気な口でウーノに話す。 「もちろん、このグラントルーパーに乗ってもらうためだよ。ヴィータ」 「ふん、とりあえず少し休憩に入る。いいな」 「ああ、構わないよ」 ヴィータは機嫌が悪そうにその場を後にする。 ヴィータの態度にレジアスが少々怒りを顕わにしたようにスカリエッティとウーノに尋ねる。 「何故あんなのをパイロットにした?」 「それは彼女が優秀だからですよ」 「それに彼女には何か秘密があるみたいなんですよ」 「秘密だと?」 「ええ……。私達もよくわからない秘密が……」 その一方聖王教会では、ここ数ヶ月ゼラバイアの襲撃がないので穏やかな日常を過ごしていたというとそうでもない。 ゼラバイアがいつ現れるかわからないのでグランナイツは訓練は欠かしていない。しかしグランナイツの面々は今は訓練をしておらず、何をしているのかと言うと……。 「スバル~~」 「ごめんね、ティア」 怒って詰め寄るティアナに必死に謝るスバル。 「ごめんね、じゃないでしょ! 何であんたの事であたし達が巻き込まれなきゃいけないのよ!」 「ひい~~~~~~~~!! ごめんなひゃ~~~~~い」 「まあまあ、ティアナ」 「とりあえず落ち着いて……」 フェイトとなのはがスバルのほっぺを引っ張るティアナをなだめようとするがティアナはやめない。 「さすがに落ち着けませんよ! スバルのせいであたし達こんな格好してるんですよ!」 ティアナが言う「こんな格好」、それはスバルやティアナ、フェイトになのは、それにリインを含むグランナイツの面々全員が聖王教会のシスターの格好をしていたのだ。 (ドゥーエは戦闘以外はほとんどシスター服を着ているので、ドゥーエはカウントしない) ちなみに何でこんな事になったのかと言うと話は数時間ほど前に上る。 数時間前、スバルはシャーリー、アルト、ルキノととあるゲームをしていた。それは『ポーカー』と呼ばれるトランプを使うゲームで役が一番弱かった人が服を一枚ずつ脱ぐというルールの下でやっていたのだ。 ゲームはスバルの完敗であり、スバルは身包みを剥がされ、もう何も着てない状態で勝負を挑む際、もし自分が負けたら「グランナイツ全員がその日はずっとシスターの格好をする」と言ってしまい結果スバルは敗北しこうなったのだ。 そして今は訓練ではなく、いつも他のシスター職員が行っているシスター業務をしているのだ。 「そんなに怒る事じゃないよ」 「それにこの格好も慣れると結構着心地いいしね」 「はい、リインは気に入ったです!」 「ぼ、僕はさすがに……」 ユーノはフェレットの姿をしながらも、リインの遊び心のために少しだけシスターぽくされてしまったのだ。(ユーノは男です) 「まあ、確かにユーノはね……」 「でもなのはママもフェイトママも似合ってるよ」 「「ありがとう、ヴィヴィオ」」 「へへ」 ヴィヴィオはなのはとフェイトが自分とお揃いのシスター服を着て嬉しいのだ。 それから数十分後、ティアナはふと思ったことをクロノに尋ねる。 「ねえクロノさん」 「何だ?」 「ヴェロッサさんはどこに行ったのですか?」 「そう言えば、最近姿見てないね」 なのはやフェイト、スバルにリインにドゥーエもティアナの言葉を聞いてふと思い出す。 ヴェロッサは数週間前から姿を現しておらず、なのは達は何故いなくなったのかの理由を聞いていないのだ。 「ああ、彼なら……」 クロノがヴェロッサの事を思い出している同時刻、時空管理局の本局ではヴェロッサが護衛のシグナムとシャマルと共に色々な部署を回っていた。 「視察、ご苦労様です」 「はい、ありがとうございます」 局員がヴェロッサに敬礼をし、ヴェロッサも敬礼し返す。 「しかし、大変だったな。ザフィーラ」 「何、このくらい問題ない」 ザフィーラと呼ばれる犬、いや狼はシグナムの返事に答える。 「ザフィーラ、お疲れさま。でもヴェロッサさんもこの数週間で最近やってなかった視察をしてるのですもんね」 「それが時空管理局の査察官である僕の務めだよ」 そう、ヴェロッサ・アコースの時空管理局での職務とは査察官だったのだ。 ヴェロッサは数年前から査察官としての仕事をザフィーラや部下や同僚達に任せて、 自身はグラヴィオンのパイロットの教育に専念していたのだが、ここ数ヶ月ゼラバイアが出現しないのを見て、久々の査察官業務をしていたのだ。 しかし査察官としての視察だけがヴェロッサの目的ではない。もう一つ、いや本当の目的と言うべきものがあるのだ。 「しかし、何故ヴィータが未だに見つからないのでしょうか?」 真の目的、それはヴィータを見つける事だ。 「わからん。あいつが地上部隊に転属したという情報は掴んだのだが、それ以降がわからないんだ」 「ヴィータちゃんどうしてるのかしら……」 三人は今ヴィータがレジアスお抱えの特殊部隊に移ったことを知らない。三人が廊下を歩きながら考えていると突然ヴェロッサの方にクロノからの通信が入る! 「ロッサ、ゼラバイアがミッドチルダに現れた!!」 「何!?」 「嘘!?」 「そうか……」 シグナムとシャマルの驚きとまったく違い、ヴェロッサは至って冷静に対応する。 「クロノ、僕がミッドチルダに戻るまで、グランナイツの諸君の指揮を頼む」 「…わかった」 クロノは通信を切る。ヴェロッサはシグナムとシャマルを従えて走る。 「急いで戻るよ」 「「はい!」」 聖王教会では、スバル達がクロノの指示に従って各グランディーヴァに乗る。 「お前達、今度はその格好のままでやる気か?」 クロノが呆れたようにスバル達の格好を見てスバル達に聞く。 スバル達の姿は前の水着姿のようにバリアジャケットの姿ではなく、罰ゲームで着ていたシスター服のままであった。 「だって……」 「『今日一日はシスター服でいる』その罰ゲームは守らないとね………」 「と言うことで行きます!」 スバル達の勢いに負けてクロノはしぶしぶ発進許可を出す。 「仕方ない……。よし、グランナイツ全員発進だ!」 『了解!!!』 グランカイザー、Gアタッカー、Gストライカー、Gドリラー、Gシャドウは各発進口から飛んでいく。 ゼラバイアがやって来た都市では、久々のゼラバイアの出現により避難が遅れてしまい、逃げ遅れた人々が逃げ惑う。 その逃げ惑う人々に向かって、ゼラバイアは攻撃をしようとする。その時! 「おりゃーーーーーーーーーーーー!!」 グランカイザーに乗るスバルがゼラバイアに向かって飛び蹴りを喰らわす。 しかしゼラバイアは飛び蹴りをまともに喰らったと思いきや厚い装甲で身を固めてグランカイザーの蹴りのショックを和らげた。 グランカイザーはすぐに後ろに飛んで体勢を立て直す。 「さあ、早く逃げてください!」 スバルは逃げる人々を先導して避難所に人々を逃がす。逃がし終えるとスバルは先ほど蹴ったゼラバイアを見る。 「何か嫌な感じのゼラバイアだね……」 そのゼラバイアは最初に来たのと姿はあまり変わらないが違う所があるのは、そのゼラバイアの真ん中にはドクロのレリーフみたいなものが、 半分に分かれていて、ゼラバイアの左右にくっついているのだ。先ほどの装甲はそのドクロのレリーフを一つにして固めたようなものだ。 「明らかに印象が悪いわね…」 「敵の装甲は攻撃を拡散させて背後に逃がす結晶構造になっています」 「やはり単体では無理か……」 クロノがルキノの報告を聞いて複雑そうに悩む。 「よーし、じゃあだったら早速合神……」 「合神は無理よ」 スバルが合神をしようとするとドゥーエが無理と答える。 「え? 何でですか?」 「それはね……」 「ロッサがいないからだ」 ドゥーエが答えようとするとクロノが通信に割り込んで答える。 「それってどういうことですか?」 「グラヴィオンに合神するにはロッサの承認がいる。今まではロッサの承認を経てグラヴィオンに合神していたが、今はそのロッサが承認をしていない。だからダメなんだ……」 「だったら早く承認を……」 「ロッサと通信が出来ないのにか?」 「う……」 クロノの回答を聞いてグランナイツの面々は一瞬凍りついたように止まる。 確かにヴェロッサと連絡が取れない以上承認を得るのは難しい。 「だったら根性で補うんです!」 アルトのとんでもない発言にシャーリーが突っ込む。 「アルト、そんな非科学的な発言でスバル達を惑わせちゃダメでしょ!」 「は~い」 「でも根性がダメなら勇気ね」 「「へ?」」 シャーリーの言葉にアルトとルキノは一瞬きょとんとした。 「根性がダメなら勇気で補うのよ!」 「あのシャーリー…さん……」 「よく言うじゃない。最後に勝つのは勇気ある者だってね」 「その通りだね」 突然通信に割り込むものが現れた。その割り込んだ人間はヴェロッサだった。 「ヴェロッサさん、今どこに!?」 「今そっちに向かっているのさ。まあ、そんな事より合神だね」 ヴェロッサはグランフォートレスの艦橋の上につまり外に出ており、自身の持っていたケースを空け、杖を取り出す。 「さあ、目覚めよ超重神! 今こそ、邪悪を砕く牙となれ!」 ヴェロッサは杖を勢いよく振り回し、左手をVサインしながら自分の額に近づけ、杖を持つ右手を前に出し杖を前に突き出す。 「グランナイツの諸君、合神せよ!」 『了解!』 「よっしゃーーーーーーーーー! ファイナル! っじゃなくて………。エルゴ、フォーーーーーーーーーーーム!!」 スバルは思わず掛け声を間違えかけるがすぐにエルゴフォームと呼びなおし、グランカイザーからGフィールドが広がりグランディーヴァが集まっていく。 「超重合神!」 スバルは目の前のパネルを押す。そしてグランディーヴァはグランカイザーと合神し、数ヶ月ぶりにゴッドグラヴィオンが姿を現した。 「ゴッドグラヴィオン……、なのは……」 その様子を訓練場のモニターで見ていたヴィータは人知れずそうつぶやいた。 グラヴィオンは地面についたと同時に両足からアンカー出す。 「ティア、フェイトさん。ダブルグラヴィトンプレッシャーパンチいきます!」 「「OK!!」」 二人の了解と共にグラヴィオンの両腕が高速に回り始め、スバルは敵ゼラバイアにターゲットを絞る。 「ターゲットロックオン、ダブルプレッシャー…」 「「パーーーーーーーーンチ!!」」 ティアナとフェイトが掛け声をあわせ、二つの手がゼラバイアに向かって飛んで行き、ゼラバイアはそれを防ごうと身を固めるも、 二つのパンチを完全には防ぎきれず装甲にひびが入る。 「グラヴィトン、アーーーーーーーク!!」 スバルは間髪いれずにグラヴィトンアークを発射させ、ゼラバイアはボロボロになる。 「今だ!」 ヴェロッサはグランフォートレスの艦橋の中にある超重剣を呼び出す装置を展開させ、自身の持つ杖のクリスタルをとり、装置のくぼみにはめ込む。 グラヴィオンは戻ってきた両腕で空から降りてきた超重剣の柄を握り締め、そしてゼラバイアに向かって振り下ろす。 「超重、ざーーーーーーーーん!!」 ゼラバイアは超重剣により体を斜めに真っ二つに割れた。 「エルゴ、エーーーーーーーンド!!」 スバルの最後の言葉と同時にゼラバイアは爆散する。 すべてが終わり夜明けが来るとスバルはつぶやく。 「また戦いが始まったんですね」 「うん」 スバルのつぶやきになのはが答えた。 ミッドチルダとは違う別の異世界ではとある女性が一人でチェスをしながらつぶやいてた。 「美しいわね。あなたもそう思わない? はやて……」 はやてと呼ばれた女性はチェスをしている女性の元に近づき、答える。 「私もそう思うよ。カリム……」 「今こそあの世界にデュエルの時が……、ふふふ」 それからカリムとはやては不気味な笑いをしばらく続けているのだった。 前へ 目次へ 次へ