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「ミッミッ!ミィミィミッ…」 クチャクチャと音を立てて木の実を食べるタブンネ。 タブンネが食べているきのみは農家から奪ったきのみである。 幸せそうな表情、とてもかわいい。 しかし、そんな幸せもいつか終わりが来て、いつもの地獄の日々が始まる…。 タブンネ達が巣に戻ると、巣が荒らされていた、恐らく野生のピッピの仕業だろう。 人の農地を荒らした罰である。 冬の飢えを凌ぐための食料や木の枝、布などは全て無くなり、残っていたのはピッピの足跡と人里から持ってきたであろうゴミだけだった…。 途方に暮れるタブンネ達、子タブンネは泣き叫び、その鳴き声だけが巣に響きわたる。 絶望した表情で巣からタブンネは出ると小さなヨーテリーが可愛らしい鳴き声を上げた。 「クウーン」 タブンネは今日を生きるためにヨーテリーを補食することにした。 「ミッミッ!」 タブンネはヨーテリーにすてみタックルを当てに行った、しかしヨーテリーは俊敏で鈍足なタブンネでは攻撃を当てることが出来なかった。 「キュウーン」 ヨーテリーは草むらの中に逃げていってしまった。 更に落ち込むタブンネ、その表情はいつものかわいい顔とは違い絶望の表情である。 タブンネは世間からは可愛らしい妖精のようなアイドルポケモンのイメージが有るが、それは大きな間違いである。 肥えた腹部に短足単腕鈍足、そのくせ食い意地ポケ一倍、そのせいかポケモンの生態系の底辺である。 並外れた繁殖力のおかげで数は大量でまともな食事にありつけるのはごく一部、大半のタブンネは食糧難から農家などを荒らして生活しているのである。 またタブンネは経験値が高いことで有名であり、経験値目的のトレーナーから襲撃をよく受けることがある。 イッシュ政府は並外れた繁殖力のせいで被害が出ているためタブンネ狩りを公式的に公認しており、イッシュで唯一保護法が適用されていないポケモンである。 しかしそれでも被害と生息数は年々増えており、可愛さゆえに餌付けをしてしまう人間がいるために政府は頭を悩ませている。 またタブンネの繁殖が進んでいる原因にはもう一つある。 それは大手マスコミによるタブンネの印象操作である。 今イッシュではタブンネによる被害も増えているが人気も凄まじく、まさに空前絶後のタブンネブームなのだ 。 マスコミはタブンネ愛護団体ミィーシェパードから献金を受け取りタブンネの印象操作を日々行っている。 タブンネの被害や悪事をテレビの前で告発したジャーナリストが手厳しいバッシングを受け、一家共々行方不明になったこともあるという。 それほどにタブンネの人気はイッシュを盛り上げているのである。 今は保護法が適用されていないタブンネだが、最近はタブンネ愛護団体ミィーシェパードがマスコミを使ってイッシュ政府に対して圧力をかけ始めた。 その結果、1ヶ月後にはタブンネ特別保護法が制定される予定である。 タブンネ特別保護法の中身は酷い物であり、タブンネを虐待した者は無期懲役を課せられるとの噂もある。 他にもミィーシェパードによるタブンネの生活を脅かしているポケモンの駆除も検討されているらしい。 先ほどのピッピなども駆除される恐れがある。 ミィーシェパードの勢力は凄まじく、イッシュだけでなくカントーやジョウト、ホウエンシンオウにも近々支部を置く予定である。 ある日、とあるジャーナリストたちはミィーシェパードがタブンネを別の地方に売買している様子を目撃した。 「ミィミィミィ!」「ミッミッ!」 檻の中に入れられた無数のタブンネたち、可愛らしい鳴き声を上げて船に積まれていく。 「しかし随分かわいいポケモンですね~」 「これがイッシュに生息するタブンネというポケモンか」 カントー地方の船乗りは感心していた。 「絶 対 に 大切にしてあげて下さいね」 ミィーシェパードのメンバーは念を押して車でその場を去っていった。 ちなみに車は高級な外車でタブンネマネーで買った車だそうだ。 ミィーシェパードはこうしてタブンネを様々な地方に売り飛ばし、大量のマネーを得る。 果たして売り飛ばされたタブンネ達の運命やいかに…。 「あのイッシュのアイドルタブンネちゃんがカントーにやってきた!」カントー地方のテレビではこのニュースが連日連夜放送されていた。 恐らくミィーシェパードがテレビ局に圧力をかけたのだろうか、タブンネはすっかり国宝扱いされていた。(マスコミが勝手に) カントー政府はまず入国してきたタブンネたちを最大級のもてなしで歓迎した。 「ミッミッ!」 すっかりアイドル気取りのタブンネたち、その人気がミィーシェパードとマスコミによって作られたものだとも知らずに。 その後カントー政府はタブンネをカントー図鑑のNo152番に制定し、大量のタブンネたちを野に放った。 そしてタブンネ特別保護法を制定してしまった。 こうしてカントー地方はすっかりミィーシェパードの支配下についた…。 一年後には予想を上回るペースで繁殖し、その生息圏を広げていった。 ミィーシェパードの企みは成功し、ジョウトやホウエンも同じ様にマスコミを使った印象操作でタブンネは他地方での繁殖を次々に続けていった。 しかし、ただ一つ、シンオウ地方だけは状況が違っていた…。 ミィーシェパードはシンオウ地方にもタブンネを送り込み、そしてミィーシェパードの圧力でマスコミを操りシンオウ地方も征服を企んでいた。 しかしシンオウ地方には新興宗教ギンガ教というシンオウ最大級の団体があり、シンオウのマスコミを支配下に置いているのもギンガ教だったからだ。 ミィーシェパードはギンガ教を潰そうとしたが、シンオウの住民の九割がギンガ教を信仰しており、とてもではなく支配下に置けるものではなかった。 それでも一応タブンネを大量に送り込むことは成功したが、元々経験値の塊であり、トレーナーに次々に狩られてあまり繁殖は進まなかった。 ミィーシェパードのシンオウ征服は成功しなかったのである。 ミィーシェパードはシンオウ征服が進まないことに苛立ち、イッシュ政府はシンオウ地方に戦争を仕掛ける体制をとることを決めた。 イッシュの政権はミィミィ党が一党独裁状体である。 またミィミィ党はカントー、ジョウト、ホウエンにも協力を求めた。 もちろんそれらの地方はそれを承諾し、シンオウ地方との戦争に突入していった。 シンオウ地方はガブリアス部隊を国境近くに配備、数は少ないが有事の際には頼りになるエリート部隊である。 対するミィーシェパード率いる連合軍はもちろん数でごり押しのタブンネ部隊。 しかも人間に甘やかされたタブンネ達なので戦力になるかは疑問だが。 それでも強力なわざマシンを使い強化されたタブンネ達はミィーシェパードには頼もしく見えたという。 そしてある日、カントー前線基地から出撃したタブンネ部隊はシンオウ征服へ乗り出した…。 国境近くに近づいたタブンネ達、向こう側にはガブリアスがタブンネ達を睨みつけている。 「ミィィ!」 一匹のタブンネがガブリアスにれいとうビームを放った、戦争開始だ。 「ウキ!」 タブンネがガブリアスにれいとうビームを放った時それを草むらから飛び出してきたゴウカザルが受け止めた。 「ウキィィィ!」 草むらから大量のゴウカザルが飛び出し、タブンネ達に火炎放射を浴びせた。 「ミギャァァ!」「ミィィ!ミッミィィィ!」 瞬く間に燃えていくタブンネ達、燃えたタブンネ達にゴウカザル達の容赦ない追撃が始まりました。 「ミブォファ!」「ミギャウェ!クェェ!」「ブヒィィ!」 焼き爛れた体に突き刺さるインファイト、ドラゴンクロー、血が血を洗い流し国境の土地は汚れた体液で覆い尽くされた。 「ミィィィ!」 生き残っていたタブンネは逃走を図ったがガブリアスに追いつかれ、補食されてしまった。 この戦闘をきっかけに、シンオウ軍はカントーに進行を始めた。 カントーに進行を進めるシンオウ軍、中でも大惨事がおこったのがタマムシシティ、ヤマブキシティである。 この街はミィーシェパードによって街の人間は全て退去させられ、タブンネの植民地になっていた。 街は糞尿にまみれ、異常な臭気を発していた。 さらにタブンネの繁殖力のせいで街はタブンネまみれになり、与えられた食料の奪い合いになることが多い。 そのためタブンネ達による共食いが多発、タブンネの残骸が街にしばしば見られるらしい。 そんな街にシンオウ軍が攻撃を仕掛けた。 軍が街にやってきた途端、タブンネ達は人間が食料を持ってきたと勘違いしたのかミィミィと媚びた声で鳴き始めた。 媚びた表情で軍に近づくタブンネ達、そんなタブンネを軍隊は火炎放射器で焼き払った。 「汚物は消毒だ~!」 軍人がそう言うと、タブンネ達の掃討作戦が始まった。 「ヒャッハー!この街は人間が居ないから好きに暴れられるぜぇ!」「豚祭りだぁ!」「満足させてくれよ!」 軍人たちは狂喜の表情でタブンネ達を焼き払っていく。 「ミィ!ミィィィィィ!」「ミッミッ!ミッミッ!」 我先にと地獄の業火から逃れようとゲートから街の外へ逃げようとするタブンネ達、しかし空から空気の振動がタブンネの体を引き裂いていきました。 「ミブォ!?」 空からトゲキッスがエアスラッシュでタブンネ達を攻撃しています。 どこにも逃げ場が無くなったタブンネは絶望の表情で刈り尽くされてしまったようだ。 こうしてカントー、ジョウトは1ヶ月で焼け野原となり、特にタブンネの個体数は大幅に減少した。 また、カントーを中心にミィーシェパードに対する不信感が強まり、住民はタブンネたちを迫害し始めた。 タブンネたちは草むらや街を歩く度に住民からお前のせいだと石を投げつけられたそうだ。 こうしてようやく害獣タブンネの駆除に乗り出したカントー、ジョウト地方。 ミィーシェパードは当然抗議、弾圧をしたが、戦争によって勢力や資金が衰えていたため、徐々にその影響力は薄れていった。 また、イッシュ地方にも新しい風が吹き始めていた。 ミィーシェパードの本拠地であるイッシュ地方は影響力が物凄く、タブンネを虐めようものなら最悪極刑も有り得る狂気の地方だが、そんな中タブンネ虐待派が陰に隠れて活動を始めた。 特にイッシュ地方の様々な街で行われたタブンネミキサーショーは大好評だったという。 日々タブンネ虐待派はその勢力を増していき、初めこそはミィーシェパードによる厳しい弾圧が入ったが、タブンネ虐待に目覚めたミィーシェパード会員の裏切りもあり、ついにはミィーシェパードと同等以上の勢力を持つようになっていた。 こうなるとイッシュを動かすのはミィーシェパードでは無くタブンネ虐待派となった。 タブンネ虐待派はマスコミも支配下に置き、タブンネ虐待グッズの販売も始めた。 特に人気の商品はタブンネ用ミキサーである、このミキサーはタブンネの肉を綺麗に抉れる用に出来ており、またタブンネの悲鳴がよく聞こえるように出来ているのだとか。 他の人気商品はタブンネホイホイ、特に農家の間で人気だという。 タブンネ虐待グッズはイッシュ地方で飛ぶように売れ、莫大な経済効果を生み出した。 ミィーシェパードが支配していたときよりもイッシュの雰囲気はよくなり始め、タブンネ虐待ビジネスは成功を収めていた。 タブンネ虐待派は虐待ビジネスで稼いだ金をカントー地方やジョウト地方に復興の為に寄付したという。 そのおかげでカントー地方やジョウト地方は徐々に回復の兆しが見え始め、またカントー地方、ジョウト地方に住み着くタブンネは元々その地方にいたポケモンたちに生息圏を取り替えされてしまい、姿を消していった。 また唯一戦争の被害を受けずにすんだホウエン地方はミィーシェパード最後の砦であった。 ミィーシェパードの勢力が衰えたイッシュ地方からミィーシェパード会長はホウエン地方に拠点を移し、ホウエン地方で勢力を立て直そうとしていた。 未だにミィーシェパードの勢力が強いホウエン地方、だがホウエンの港に着いたときにイッシュのミィーシェパード会長は絶句した。 そこでは人間とタブンネ達が本当の意味で笑い合い、友情を築いていた。 本当の意味で人間と対等なタブンネ、ホウエン地方では人間タブンネと無邪気に遊んだり、げしげししたり、冗談混じりでタブンネに軽いいたずらをしたりしていた。 もちろんタブンネは純粋な笑顔であり、嫌がった表情はしていなかった。 「ミィミィ♪」 真の意味で喜びの鳴き声を上げるタブンネ、それを見てミィーシェパードの会長はこう言った。 「私は愚かなことをしていた…タブンネを愛護するだけでタブンネたちと笑い合い、愛する事を忘れていた…」「そう、タブンネを本当の意味で愛していなかった…」 後悔した表情で泣き崩れるミィーシェパード会長。 「私たちはタブンネを過保護にする事に固執し、欲望のままに戦争までしてしまった…」「そんな私たちを許してくれるか?タブンネちゃん…」 そう言うと会長はタブンネの肩をたたいた。 「ミッミッ!」 タブンネは笑って返事をした、どうやら許してくれているらしい。 「そうか…ありがとうタブンネ…」 会長はタブンネに感謝した、その後会長はこう言った。 「あ、あの…後でタブンネちゃんとSMプレイがしたいんだか…いいかな?」 「ミッミッミィ!」タブンネは承諾した、恐らくこのタブンネは真性マゾなのだろう。 「ミッーーー!」 そしてその夜、タブンネの嬉しい悲鳴と鞭の音が夜空に響いた…。 その後会長や会員の改心の結果ミィーシェパードという団体は消滅し、「タブンネちゃんファンクラブ」という団体に生まれ変わった。 タブンネちゃんファンクラブではミィーシェパードとは違い、タブンネの様々な愛し方、虐め方を検討する団体である。 会長の実は隠れた趣味であるタブンネとのsmプレイはホウエン地方で大流行したという。 タブンネ虐待によりホウエン地方で増えすぎたタブンネの生息数も抑えられ、ちょうどいい数になった。 イッシュ、ホウエンは虐待の聖地イッシュ、もふもふなでげしげしの聖地ホウエンと呼ばれるようになり、いろんな需要でのタブンネ目的の観光客が増えていった。 本当の意味でお茶の間の人気者になったタブンネちゃん。 あの頃のような過剰な愛護はなく、虐待アイドルタブンネちゃんとしてタブンネは新たな生き方を始めた。 そう、タブンネへの愛情は様々なのである…。 fin
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とある採石場。 タブ虐愛好会が借りたこの場所に、何組ものタブンネ家族が集められた。 タブンネたちの顔には、不安と決意の両方の感情が浮かんでいる。 そんなタブンネたちの目の前には、大きな岩や、無数の石が転がる急斜面がある。 タブンネたちはここで競争をさせられることになっている。 競技内容は『ヒルクライム』と『ダウンヒル』の2つ。 1位でゴールしたタブンネとその家族には大量の木の実が与えられる。 そして、それ以外のタブンネはその場で即座に殺されることになっている。 競技に参加するタブンネと、そのタブンネの家族たちがそれぞれ所定の位置に誘導されていく。 タブンネたちにとって、過酷にすぎる2つの競技がいよいよ開始される。 ヒルクライム編 ダウンヒル編 名前 コメント すべてのコメントを見る
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バースデイタブンネ ねらいのまと 虐待愛好会会長のお花見 タブンネ絶望力発電 タブンネ絶望力発電(タブンネ視点) 死のなみのり 豚の錬金術師 狩られたタブンネの行方 タブンネ短篇集番外編「タブ屋」 タブンネの心を見てみよう第一弾 ふみん 押し入れの隠し子 タブンネの勘違い タブンネ短篇集「四谷タブンネ」 タブンネ狩り 身欠きタブンネ タブンネそうめん スナッフムービー ワカメッチ タブンネ短篇集「タブンネの皿」 タブンネ虐待愛好会の失敗企画 タブンネQ 溺死ベビンネ 全員平等
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小ネタ集・経験値51ポイント目 白い町の妖精たち タブンネフード生産工場 希望はマボロシの彼方に 幸せな家族 小ネタ集・経験値52ポイント目 晩餐 タブンネ狩り遠征 タブンネの成る木 さいの河原 副葬 タブンネ一家の理想郷 タブ夜の協奏曲
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大きな陶器の器の中で行水をする赤ちゃんタブンネたち ぱちゃぱちゃと気持ちよさそうに水遊びをしている その様子を母親タブンネが優しい笑顔で見守っている そこにいきなり赤くなるまで熱した石を投入! 一瞬にして水はゴーッと沸騰し小さなタブンネ達はピィィ!ピィィィィ!(赤ちゃんだから声が甲高い) と絶叫しながら壁に向かって小さくピョンピョンとジャンプして器から逃げ出そうとする、 しかし縁にこってりと塗られた油と味噌で滑ってまた熱湯にドボン やがてミッ…ミッ・・・と悲鳴もか細い物となり、青い目は白く濁り、完全に息絶えたようだ 母親タブンネは慌てて鍋に手を入れて子供を上げようとしたが、 洗ってない手で鍋に手を入れるのはいけないので、石熱し役のバシャーモからおしおきの顔面飛び膝蹴りを受けて 鼻血ブーでぶったおれてしまったようだ そして楽しい夕飯のじかん、今日のメニューはタブンネの石焼き土手鍋だ バシャーモが何個か肉を食べていると、生焼けであったのか嘴で咥えた瞬間に 「ピィィィィ!ピィィィィ!と騒ぎ始めた、 生だといけないので鍋に戻そうとした時、泣き声で眼が覚めたのかタブンネが強奪していった バシャーモはちょっとムッとしたが、「一個ぐらいあげてもいいかな」と思ったのか見逃してやったようだ(優しいね!) 翌朝、タブンネを見ると昨日の肉をいつまでも抱きかかえていて、腐るといけないので取り上げて生ごみのゴミ箱に捨てた もうそろそろ鍋の季節か -- (名無しさん) 2012-11-03 22 23 52 ママンネちゃんたらいけないなあ鍋から取ったらはすぐに食べなきゃ -- (名無しさん) 2013-01-07 20 48 29 名前 コメント すべてのコメントを見る
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俺は、ヒウンシティ郊外を一人歩いていた。 その数日前、バトルカンパニーをクビになり、俺は無職になった。 「もういっそ、死のう。」 俺はそう思い、スカイヤローブリッジを越え、やぐるまの森へ向かった。 やぐるまの森はひっそりとしていて、まるで夜のようだった。 木にロープをくくりつけていると、ふと気付いた。 草むらが揺れているのだ。 数日前までビジネスマンの身だ。 これが意味することを知らなかったのも無理はない。 俺は訳も分からず草むらに突っこんだ。 すると、 ピンク色の何かが… お察しの通り、糞豚―タブンネ―が出てきたのである。 俺は、本能に基づいてその糞豚を蹴りまわした。 その糞豚恨みがあるわけではない。 ただ、本能のまま、蹴りまわし、殴り、あるいは刺し、 いや、その時俺は頭がどうかしていたのかもしれない。 ふきだし、そして体にかかる血、 俺はやがてそれに快感を覚えた。 はじめの糞豚は気が付いたら息絶えていた。 それからもやぐるまの森で虐殺を繰り返した。 「こんなものでは物足りない。」 いつしかそんな感情さえ芽生えた。 俺は、この糞豚どもをより多く天へ導く。 それを目的に人生を再起させた。 そしてある施設を立ち上げた。 「タブンネ保護施設『タブンネ園』」だ。 もちろんタブンネ保護など表向きだ。 実際はタブンネ達が惨殺されているただの地獄でしかなかった… やさしい人、この続き作ってください。 なんでタブンネ? -- (多分) 2012-08-20 02 27 58 ↑媚びた外見をしていたからだろう -- (名無しさん) 2012-11-30 18 59 32 名前 コメント すべてのコメントを見る
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「……チィッ! ……チィッ!」 静かな森の中に幼いタブンネの声が響きます。 必死に助けを呼んでいるのです。 声の主である子タブンネは、体をロープで巻かれて木から吊るされています。 自身の力だけではどうすることもできずに、こうやって助けを呼ぶことしかできません。 そんな子タブンネの声がどうやら届いたようです。 1匹のタブンネがガサガサと音を立てながら、茂みの中から顔を覗かせます。 このタブンネ、宙づりになっている子タブンネを見つけると、あわてて駆け寄ります。 木の根元から子タブンネを見上げ、どうやって助けようかと考え始めました。 そのときです。 「いけっ、マッハパンチだ!」 タブンネが声の方に振り向いた瞬間、格闘ポケモンの拳がタブンネの顔を襲います。 「ミキャッ!?」と声を上げて転がっていくタブンネ。 タブンネは手で鼻を押さえながら立ち上がりますが、短い指の隙間から大量の血がこぼれています。 タブンネの視線の先には、1人の人間と、1匹の格闘ポケモンがいます。 何が起こったのかわからずに混乱するタブンネでしたが、考える時間は与えてもらえません。 格闘ポケモンは、タブンネの全身を何度も何度も殴りつけます。 そして、大した時間もかからずにタブンネは力尽き、ボロボロになって地面に横たわっています。 「おー、一気に3もレベルが上がった」 タブンネのことなど気にもかけず、人間は自分のポケモンのレベルが上がったことを喜びます。 格闘ポケモンの方は、「お前に用はない」とでも言うかのように、倒れたタブンネを遠くの草むらに放り投げます。 人間とポケモンは近くの草むらに身を隠します。 やがて、子タブンネがふたたび「チィチィ」と鳴きはじめました。 そして、その声を聞きつけたタブンネがやってくると、隠れていた格闘ポケモンに倒されます。 これが何度も繰り返されているのです。 これは、子タブンネを餌としたタブンネ狩りです。 タブンネは仲間を想う気持ちが強いポケモンです。 たとえ自分の子どもでなくても、子タブンネが助けを求めていれば助けに来ます。 子タブンネに注意が行っているタブンネはとても無防備です。 タブンネたちは、抵抗することもできないまま狩られてしまいます。 この方法のメリットは、タブンネを探し回る必要がないということです。 タブンネを探して歩き回るより、1ヵ所で待ち伏せをしたほうが楽です。 さらに、タブンネたちは子タブンネの方を見ているため、人間の存在になかなか気づきません。 耐久力のあるタブンネといえど、無警戒で攻撃をもらえば簡単にやられてしまいます。 自分たちに被害を出さずに簡単にタブンネ狩りができるため、中堅のトレーナーにとても人気のある方法です。 そして、最近ではこれを利用してお金儲けをする人が出てきました。 子タブンネのもとにやってきたタブンネを大量に捕まえ、他の人間に提供するのです。 捕獲されたタブンネたちには餌を与えずに、極限まで弱らせます。 一撃で倒されるほどに弱ったタブンネを、他の人間のポケモンに倒させます。 そうすることで、野生のタブンネ狩りを行うより、安全かつ短時間でレベルを上げることができます。 そして、レベルアップと引き換えにお金をもらうことで収入を得るのです。 お金と引き換えに、時間を節約しながら大量の経験値を手に入れることができるこの方法は、 それなりの実力を持つトレーナーたちに高い人気を誇ります。 あるトレーナーは言います。簡単にレベルが上がるのがおもしろい。野生のタブンネを探す手間が省ける。 あるトレーナーは言います。自分のポケモンが一撃で相手を倒す爽快感は、実際のバトルではなかなか味わえない。 人間の糧となるために、今日も子タブンネが木に吊るされ、タブンネたちが狩られていきます。 森の中で「チィチィ」という鳴き声が聞こえても、決して近づいてはいけません。 タブンネの代わりに、あなたが狩られてしまう事故が起こるかもしれませんから。 安全にレベルアップを行いたい方は、お近くのジョインアベニューまで。 (おわり)
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僕はタブンネ愛護団体に所属している。 休日はメンバーと駅前で「タブンネ狩り反対」のビラを配ったり タブンネの素晴らしさを演説している。 一方タブンネの地位向上、社会進出のため ナースタブンネを推進運動やミュージカルやCD発売といった芸能活動も行う。 僕はとにかくタブンネが大好きで、今ではタブンネの言葉も理解できるようになった。 今日もビラ配りを終え、事務所に戻ると大きな段ボールが届いていた。 先輩が中を開けてみると大きな悲鳴をあげたのでのぞいてみると 何とタブンネ一家(パパ・ママ・赤ちゃんのオス・メス)が入っていたのだ。 ただし、彼らは足から目まで全身をガムテープでぐるぐる巻きにされ、 口にもわさびが塗られたゴムボールをつめられていた。 体もやせ細り、ぐったりしていることから 日常的に虐待されていたタブンネに間違いない。 「またか…」「なんてひどい」「タブンネの痛みがわからないのか!」 メンバーは次々に怒りと悲しみをぶちまけている。 虐待されたタブンネが届くのは初めてではなく、 虐待シーンを集めたDVDや死体を送り付けられたことも何度かある。 僕はタブンネにひどいことをする人間が大嫌いだ。 「この子……どうします?」 先輩が薬を使ってガムテープをゆっくりはがしながら聞いている。 虐待されたタブンネは、団体のメンバーがひきとり育てているのだ。 といっても僕はタブンネを引き取ったことはない。 「うちのタブンネ子供産んじゃったからさらに増えると生活水準が下がるんだよね」 「私も5匹育ててるしこれ以上はキツイな~」 愛護団体は企業ではないのでタブンネを育てるのは自分のお金である。 メンバーはみんな身銭をきって頑張って保護しているのである。 先輩たちに苦労ばかりかけたくないし、何よりこの一家を救いたい。 そう思った僕はこのタブンネ一家を保護することにした。 僕はポケモンセンターで一家を治療し、夕食を買ってアパートに戻った。 僕が夕食を食べようとすると一家は目を覚まし、僕の顔を見た。 「君たちはもういじめられないよ。安心してね」 僕は笑顔で彼らに話しかけたが、タブンネはみんな悲鳴をあげながら 部屋のすみでガクガク震えだした。 「オボンのみを用意したんだ。みんなで食べようよ」 僕はパパタブンネの肩に手をおいたらパパタブンネは 「ミギュァ~~!!」と叫びながら部屋中を駆け回っている。 虐待されたせいで人間が触るとパニックをおこすようになったみたいだ。 僕は暴れるパパタブンネを抱きしめ、触覚を僕の心臓に触れさせる。 (僕は君たちの味方だよ。君たちは僕がまもるよ) するとパパタブンネはしだいにおとなしくなり、ミィと鳴きだした。 「ほら、オボンのみだよ。おいしいよ。」 僕はパパタブンネにオボンのみを渡す。 はじめは不安だったパパタブンネだが、僕の本心がわかると食べ始め、 ようやく僕に天使のような笑顔を見せた。 その笑顔をみたママタブンネと赤ちゃんタブンネも僕に敵意がないとわかったのか 僕のもとへ寄ってきてくれた。 タブンネ一家と住み始めて2週間がすぎた。 タブンネはみんな僕に心を開き、なついてくれる。 このなつきやすさがタブンネの可愛いところなんだよね。 僕は昼間は仕事があるので彼らの面倒は パパとママタブンネに任せることにした。 タブンネ一家は家では積木やボールで遊んでいる。 ただ、それだけでは運動不足になるので 人間に慣れるリハビリもかねて近所の公園で遊ばせるようにしている。 この公園ではポケモンバトルが禁止されているし、管理人もしっかりしているので 彼らをいじめる人間やポケモンはいないはずだ。 また、この一家は歌うことが大好きで、 家でも公園でもよく歌っている。 僕も夜彼らの楽しそうな歌を聴かせてもらっている。 が、ある日の金曜日事件はおきた。 仕事が終わり、家に帰ると家の前にアパートの住人と公園の管理人がいる。 タブンネたちも一緒だ。 ただ、アパートの住人達は怒っているのに対しタブンネは泣いている。 何があったのだろう? 「あんた、ポケモン飼うのはいいけど近所に迷惑かけないでくれる?」 大家さんが口を開いた。 「タブンネの歌がうるさくて、勉強に集中できないんですよ」 右隣に住む浪人生が次に口を開いた。 「昼間家の中でボール遊びしたり騒いだりするからうちの赤ちゃんが眠れないのよ!」 左隣に住む新婚夫婦も怒っている。 ここは音響対策がされていないアパートだからな…… そこまで考えていなかった。 「あとこのガキどもにトイレのしつけさせろよ! うちのドアの前でもらしたことあるんだぞ!」 「そうじゃ!公園の砂場はトイレじゃないんじゃぞ!」 ・ ・ 僕は1時間以上みんなから怒鳴られまくった。 タブンネたちは震えながら泣き出している。 ここではタブンネたちが安心して暮らせないと思った僕は アパートをでることにした。 アパートを出た僕は新しい家を探すことにした。 タブンネたちは住民たちに怒られたのが相当こたえたようで 歌うこともなく沈んでいる。 だけど彼らはやっと生きる喜びを実感しようとしていたところなんだ。 その喜びを奪うことなど許されるはずもない。 僕は絶対にタブンネが幸せになれる家を見つけてみせると誓った。 不動産屋を何件もまわり、僕は新しい家を見つけた。 そのマンションはバクオングが騒いでも音漏れしないという 超高性能防音設備を備えている。 タブンネが夜通し歌ったとしても誰からも苦情はこないのだ。 「ここなら好きなだけ歌えるよ。よかったね、みんな!」 僕がタブンネにそう言ってあげると 彼らの沈んだ顔が天使の笑顔に早変わりし、 さっそく楽しい歌声を部屋中に響かせた。 引っ越しをしてからタブンネ一家は元気を取り戻し、 前のように昼間は公園で遊び、夜は歌を歌って過ごしている。 一方僕は少し疲れている。 引っ越したはいいが新居から職場までは片道2時間もかかるのだ。 タブンネのためとはいえ満員電車に揺られるのはちょっとキツい。 それにマンションの家賃は前のアパートの倍もかかる。 以前の昼休みは同僚たちとラーメン屋めぐりをしていたが 今はひとりでカップラーメンをすする毎日だ。 ポケモンと暮らすのに一番必要なのは愛情だが 愛情だけでは暮らせないとタブンネ一家と暮らすことで分かった。 「ただ~いま~」 僕が帰ると一家総出でミッミッと鳴きながら寄ってきてくれる。 「お~よしよし、いい子にしてたかな~」 僕が子タブンネの頭をなでると「ミィ」と可愛く返事をする。 そして、僕たちは夕食を食べた後、みんなでお風呂に入り、 歌を歌う。 そうしていると仕事の疲れなどすべてふっとんでしまっているのだ。 ある日僕が仕事から帰るとまたもや事件が起きた。 タブンネたちは僕によって来るなり泣き出した。 しかも体中砂だらけである。 「ミィ…ミィ…」パパタブンネが僕に事情を説明する。 最近公園に住み着いた野生のポッポがトレーナーに飼われている自分たちに 敵意をあらわにし、砂を浴びせたらしい。 「ミッミィ~ン」ママタブンネはポッポが怖くて公園にいけないと泣き出す。 タブンネを怖がらせるヤツはポケモンでも許さない!僕が追い出してやる! だが、僕はタブンネ以外ポケモンを持っていないし、 僕が石を投げたところで追い出せると思わない。 癒しの象徴であるタブンネに戦わせるなど論外である。 ここは愛護団体の先輩に相談することにした。 先輩からのアドバイスはポケモンショップで強いポケモンを買って 護衛につけさせることだった。 ポッポに限らず別のポケモン、またはタブンネを狙う悪の組織に 襲われる可能性だってあるしな、今後のことも含めて護衛をつけさせよう。 翌日僕はポケモンショップで高レベルのグラエナを購入した。 「いいかグラエナ、ポッポが襲ってきたら追い返すんだぞ」 僕の指示にグラエナはコクリとうなずいた。 グラエナはリーダーの指示に忠実らしいので安心だ。 一方タブンネ一家は滑り台で遊んでいる。 ポッポの姿は見えない。 人間がいるので手を出せないんだろうか…? そう考えていたら兄タブンネが転がりながら滑り出した。 他のタブンネもミィミィ言いながらパニックになっている。 タブンネ自慢の聴力がポッポが近づいてくるのを察知したようだ。 「ポ~~!!」ポッポが砂場で倒れている兄タブンネめがけてやってくる。 その兄タブンネの前にグラエナが立ちはだかり、「ガウ!ガウ!」 と怖い声で吠えだした。 「ポポーッ!!」ポッポはグラエナを恐れて逃げ出した。 「みんな、大丈夫だったか?」 僕は兄タブンネのもとへ行き、起こしてやる。 「もう大丈夫だよ、君たちは僕がまもってあげるからね」 僕が兄タブンネの砂を払ってあげると兄タブンネは僕に抱きつき、泣き出した。 「よ~しよしよし、もう怖がらなくていいんだよ 汚れちゃったからみんな帰ってピカピカに洗ってあげるからね」 ポッポを追い払った僕とタブンネ一家は手をつなぎ、歌いながら家に帰った。 ポッポを追い払ってから一ケ月がたった。 あれからタブンネ一家を襲う敵は現れない。 タブンネ一家は歌に自信をつけたようで ジャンボすべり台の上で癒しの歌をよく歌っている。 今や公園の名物と言ってもいいだろう。 だが僕はもっと大勢の人やポケモンにタブンネの歌を聞いてほしいと思っている。 そうだ、今度愛護団体に老人ホームや孤児院で ボランティアコンサートを提案してみよう。 みんな彼らの歌を聞いて元気が出ること間違いなしだ。 「ピピピピピ!ピピピピピ!」 そう考えていると僕の携帯に緊急アラームがなった。 このアラームはタブンネにもしものことが起こったらなる便利アイテムだ。 彼らに何があったんだ? 僕は会社を飛び出し、大急ぎでタブンネのもとへ向かった。 「みんな、大丈夫か!」 僕はタブンネ達が運ばれたというポケモンセンターに行った。 「ミイイ……」パパタブンネが僕を見て笑顔をつくる。 他の三匹も大ケガをしているが、命に別状はなく眠っているようだ。 タブンネ達がこんなひどい目にあったというのにグラエナは何をしているんだ。 ってグラエナがいないぞ?どこへ行ったんだ? 「ミィ、ミィ」パパタブンネが襲われた時のことを語り始めた。 グラエナはと何のとりえもないタブンネの下で生活すること、 そのタブンネばかり可愛がる僕に我慢できなくなり、 タブンネ一家に何回もかみつき、逃げ去って行ったという。 毎日オレンのみをあげてトイレもかえてやっているというのに 何て恩知らずなダメポケモンなんだろう。 自分の仕事もできないどころかタブンネを傷つけるなんて。 あんな不良ポケモンを売りつけたポケモンショップも訴えてやらなくちゃな。 そのあと僕はドクターにタブンネの症状を確認しに行った。 かみつかれたケガ自体は1~2日で完治するみたいだが みんなノドをかみつかれており、もとの声に戻すには特殊な治療が必要らしい。 その治療には4匹で531000円もかかるが タブンネに歌を歌わせたい僕は治療をすぐに承諾した。 タブンネ一家が入院して3日がたった。 僕は有給をとりつきっきりで看病をする。 もともとの回復力もあってか タブンネ一家はみんな走り回れるくらいに回復した。 しかし声帯の治療は成功はしたものの、 リハビリが必要であった。 僕たちはポケモンセンターの屋上で声のリハビリを開始した。 「「「「ミッ ミッ ミィ~~♪」」」」 タブンネ一家の癒しの歌声がポケモンセンターに響く。 「ミィィ…」が、妹タブンネが泣き出す。 以前のように大きくて澄み切った声がでていないからだ。 「大丈夫だよ、毎日練習すればまた前みたいに歌えるよ。 退院したらみんなでコンサートを開こうね」 僕は妹タブンネによしよししながら話しかけると 「ミッミィ♪」とおしりをふりながらこたえた。 よ~し、じゃあもう一回練習…… 「いや~リハビリご苦労ですな、ご主人」 僕が振り返るとサングラスの男がいた。 「この子たちがあなたご自慢のタブンネたちですか~ みんなかわいいですね~」 男は僕のもとへ近づく、タブンネは僕の後ろにしがみついている。 「何ですか、僕はあなたなんて知りませんよ」 僕はそういうと 「私は借金取りってやつですよ、グラエナの購入費用も 返済できないうちにタブンネの治療費、入院費を借りちゃいましたからね~ ご主人が信用できなくなって来ちゃったんですよ」 男は不敵な笑みを浮かべながらこたえた。 そう、僕はグラエナを買いに行ったが、予想よりはるかに高く、 家賃とタブンネの世話で精いっぱいな僕は金融からお金を借りたのだ。 「まだ給料日じゃないんだ、今日は帰ってくれ、 ちゃんとお金はかえす」 僕はそう言ったが男は 「みんなそう言うんですよね~そのセリフ。信用できませんねえ、 それに、お金ならあなたの後ろにあるじゃないですか」 そういって男はタブンネを指差した。 「ミミミミミ……」タブンネ達はガクガク震えている。 タブンネ達を護れるのは僕しかいないんだ、しっかりしなきゃ。 「この子たちに指一本触れさせない!それにタブンネがお金ってどういうことだ!」 僕は両手を広げ、大声で叫ぶ。 「私がタブンネを買い取るってことですよ。ある層ではタブンネを仕事に 使う人たちがいるんです。そこに紹介してあげるんですよ。 まああなたみたいな可愛がりはしないでしょうがねえ」 「それに親子セットっていうのがまたポイントが高いんですよ。 パパさんとママさんもまだまだ子供を産めそうですしねえ」 こいつに連れて行かれたらきっと虐待生活に逆戻りに違いない。 何としてでも追い返さなきゃ。 「それにタブンネを引き取ることはあなたを救うためでもあるのですよ あなたがお金を借りる原因はこのタブンネ一家でしょう。 タブンネさえいなくなれば楽に返済プランがたてられますよ」 「うるさい!この子たちは僕が好きだし、僕もこの子たちのために 頑張っているんだ!誰にも引き離させないぞ!」 「こんなミィミィ騒ぐだけでバトルも仕事もできない役立たずタブンネなんて あなたに必要ないですよ、さあ、来るんだ」 男は妹タブンネの触覚をつかみ、無理やり引き寄せる。 「やめろ~~!!」 僕は男のサングラスめがけ拳をふるった。
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俺はタブンネ狩り愛好会会員だ。 俺の活動が未だ世間に知られてないので大きな活動をしようと思う。 俺は街に赴き、そこで巨大なプラスチックケースを用意しタブンネを入れる。 通行人に挨拶するタブンネ。タブンネをみるために止まる人々。俺はケースに蓋をし、水を入れてゆく。 俺が何をするのかわかった人はやめろと俺に言ったり、ホースを奪おうとする。 だがパルキアの力でこちらにはこれない。指をくわえてみるだけの人々と状況が飲み込めないタブンネ。 やがて水がタブンネの肩までくるとタブンネは怯え助けを求め出す。 人々は見ていられないと立ち去ろうとするがパルキアの力でゆがんだ空間からでられない。 やがてケースいっぱいに水が溜まりタブンネは悲痛な顔をして死んだ。 俺はさっさと退散した。タブンネの水死体を海に捨て本部へ帰還。 俺は有名になれたかな? 基地外やん -- (名無しさん) 2015-02-09 14 16 06 名前 コメント すべてのコメントを見る
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30年ほど前、とある温泉街にタブンネ達が現れるようになった 最初は温泉に入るタブンネがかわいいと観光客や地元の人に可愛がられていたが 店の食べ物を盗む、観光客に襲いかかる、人間用の温泉を占領し中で糞をして使用不能にするなど タブンネの悪行に頭を悩ませるようになった 困った町の人々が「腕のいいトレーナーを雇って追い払ってもらおう」と考えるようになり始めたころ ある出来事が起こった 赤ちゃんタブンネを抱っこしたタブンネが源泉の中で茹でられている温泉卵をしゃがんで物欲しそうに見ていると 観光客の男が後ろから押してタブンネ親子を温泉の中に落としたのだ その男は「でっぷりとした身体で熱湯を目の前にしゃがみこんでいる姿が、上○竜兵に見えてついやってしまった」と後に語る 男の言う上島○兵でもまず入らない70度の熱湯に頭から突っ込んでしまった親子タブンネは 親の方はバシャバシャと必死にもがきいて上がることが出来たが、子供は泳いで登る事が出来ずにそのまま死んでしまった 数分後、温泉卵の担当が子タブンネの死体を回収すると、なんともいい匂いが漂ってきたという 子供をかえしてという縋りつく母タブンネを尻目に、後ろ脚を引きちぎり皮を剥いて肉を齧ってみると 絶妙な温度で溶かされた脂と皮のゼラチン質が半生の肉と混じり合い、何ともいえぬいい味になっていたという そう、後にこの温泉の名物となる、温泉タブンネの誕生である 温泉街から野生タブンネがいなくなった今では温泉旅館それぞれが出産用のタブンネを飼育している 卵から生まれるや否や、タブンネは十数匹ごとに鉄の籠に集められ、そのまま小型クレーンで70度の源泉に漬けられる その後、板前さんによって刺身にされ、カラシ酢味噌かポン酢でいただく 子タブンネ達は籠の中でもがき苦しみ、お湯からあがって来た時には目を白く濁らせ舌をだらんと垂らして絶命している 宿泊客は希望なら、出来る工程を見物する事も可能だという その他にもタブンネ達による身体を張ったリアクション芸も人気だ 特に人気なのはタブンネちゃんの激辛クラボの実まんじゅうニコニコ食いだという、 泣いたら子供を目の前で天ぷらにされるタブンネちゃんの必死な笑顔が笑いを誘う 「皆さんに笑ってもらえてタブンネ達も喜んでいます 温泉タブンネはここでしか味わえない絶品ですので皆さんもぜひ温泉街にいらして下さい」 と町一番の老舗旅館の女将は笑顔で語る 激辛饅頭のニコニコ食い良いねwあれ…このタブンネちゃん今、泣きそうな顔をしなかった?www -- (名無しさん) 2012-12-11 01 41 25 鉄籠に入れられてからクレーン車で運ばれるまでの子タブンネちゃん達がアトラクション気分でウキウキはしゃいでいるとなお美味しいよね。 -- (名無しさん) 2012-12-11 09 56 58 ↑ミィアドレナリン的にはそれが理想だが生まれたてなのにママ無しお乳無しで鉄籠inでは甘え呼び声が徐々に切羽詰まる様子しか楽しめないな -- (名無しさん) 2012-12-11 17 05 58 生まれてすぐに安堵も知らずに親と引き離され苦痛に満ちた生涯を終える…食材系ベビンネちゃんの運命だな。鉄籠の中でもみくちゃになりながらママあちゅいよおどこにいるのぉってチイチイ可愛く甘え泣く声が次第に濁ったデス声に変わる様は是非とも生で拝見したい。 -- (名無しさん) 2012-12-27 06 34 02 名前 コメント すべてのコメントを見る