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青音のライダー リンガール UC 水 (3) クリーチャー:クロス・ライダー/革命軍 3000 ■ブロッカー ■このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚、シールド化する。その後、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、そのS・トリガーは使えない。 突撃のビークル サイノス UC 自然 (4) クリーチャー:クロス・ビークル/侵略者 6000 ■S・バック:クロス ■ガードマン ■このクリーチャーは、プレイヤーを攻撃できない。 突音のクロス リンガノス 水/自然 (7) クロス・クリーチャー:クロス・ライダー/クロス・ビークル/革命軍/侵略者 11000 ■革命クロス召喚:コスト《青音のライダー リンガール》と《突撃のビークル サイノス》 ■ブロッカー ■W・ブレイカー ■このクリーチャーがタップした時、カードを1枚引く。その後、カードを1枚、自分の手札またはマナゾーンから選び、シールド化してもよい。 (ゲーム開始時、クロス・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す) 作者:お出ましだッチ 自己評価 リンガールが地味に強い。サイノスはS・バックしても受け札でも何でもないので注意。あくまでもリンガールとのコンボで出すためのもの。 評価 名前 コメント
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ハンガー ~Hanger~ 基本スペックと定義 全長 50~70cm 重量 1.2~1.5kg 地域 西ヨーロッパ 年代 16~19世紀 | 「ハンガー」は断ち切り用に用いられた歩兵用の軍用刀剣である。 狩猟用・民間用のものを当サイトでは「ハンティング・ハンガー」、軍用として使われたものを「ハンガー」として説明する。 ハンガーの語源はアラビア語の「ナイフ」に当たる「クファンジャル(Khanjair)」に由来している。 元々は民間用として日常的に使われた刀剣=ハンティング・ハンガーで、それを元に軍用として作られたのがハンガーである。 ロングソードで言えば、前期型が狩猟・民間用。後期型が軍用なのである。 当ページでは、後期型に当たる軍用について説明する。 まずハンガーとしての特徴だが、ヒルト部分に貝のような形をしたガードが付いていることが多いことと、木製のグリップがわずかに湾曲していることである。 刀身は片刃であり、場合によってはフォールス・エッジ(擬似刃)になっており、フォールス・エッジの場合は最大で刀身全体の3分の1が擬似刃である事がある。 ハンガーとしての特徴は、貝殻を模したシェル・ガードがついていることである。 ハンティング・ハンガーと違い、このシェル・ガードは手を守るように左右についている。 断ち切り用の緩やかな曲剣であるのだが、その先端は刺突も可能なフォールス・エッジ(擬似刃)であることが多い。 部位別の呼称 1 剣身:ブレイド(Blade) 2 切先:ポイント(Point) 3 血溝(樋):フラー(Fuller) 4 柄:ヒルト(Hilt) 5 鍔:ガード(Guard) 6 貝型護拳:シェル・ガード(Shell Guard) 7 握り:グリップ(Grip) 8 護拳:ナックルガード(Knuckle Guard) 9 柄頭:ポメル(Pommel) 時代背景 元々は狩猟に便利なように作られた刀剣で、狩りに用いられていたのが当初のハンガーである。 一般市民が日用品として使っていたものを、ドイツやロシアが次第に軍用として使うようになったのである。 この軍用のものをドイツでは「ドゥサック」、ロシアでは「テサック」と呼び、マスケット銃や銃剣が使用できなくなった場合における二次的武器として使われた。 流れ的には「ハンティング・ハンガー」→「ハンガー」→「ドゥサック」&「テサック」に変化していったと考えられる。 二次的武器として軍用で使われ始めてからは、だんだんと短くなっていき、場合によっては短剣の部類として扱われるほどだったと言う。 使用用途 主に断ち切り用なのだが、混戦時を考慮した造りをしており、刺突にも優れている。 軍用であり、かなり手元の防御を考慮して考えられているため、かなり対人向きの武器である。 ナックルガードを考慮した武器は多々あるものの、側面の防御まで考えているのは、「レイピア」や「スキアヴォーナ」ぐらいだろう。 個人的意見だが、全体的なデザインもいい武器であるので、この武器はもっと注目されるべきだと筆者は思っている。 2010年 3月13日更新 参考文献 ・ウェブサイト wikipedia ・文献 新紀元社 武器事典 市川定春 著 新紀元社 武器と防具 西洋編 市川定春 著 新紀元社 図解 近接武器 大波篤司 著 新紀元社 武器甲冑図鑑 市川定春 著 ダイヤグラム・グループ 武器―歴史、形、用法、威力 田島優 北村孝一 著 幻冬舎コミックス 図説 武器だもの 武器ドットコム 著
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549 名前:鼠 ◆KYUSO21aFo [sage] 投稿日:04/03/28(日) 11 40 ID ??? ,ィ ! ヽ -― , 、_/i /! i ヽ /ー‐ 、 ` ー―- .,_/ l l l l . ! / 、ヽヽ _ ヽ ` ‐ 、 リ l l リ / ( ̄.i rヽヽ `__ 、 リ ,イ -‐` -ヽ_゙ノ ヽ、__ , ノ ∠-_-レヽ、/ l ヽ`ヽ _, r〉7U リ lヾ/ !!  ̄ ´ ヽ-`=、 ,ノ / ハl ヽ i l ll ヽ _ ノ l l ll , l |l!l、 ∠ニ=ー‐- 、 / l ll!llヽ / l lll l! ヽ ノ l 弓さやか (マジンガーZ) 309 名前:● アーマーゲー ◆//AMG.R64E [ ( ´д`) <こっちにも貼りますよsage] 投稿日:03/08/26(火) 00 47 ID ??? -、ー、_.,r ー 、 ___ / / iー ´ /` ( ,ニ. _ _ i ヽ|ー| ハーヽ ノ `、|/ ノ ._/ _,,,, ゝー i´ `j `-ー 7 -ー --j-、__ _ ,, -,=ー,- _,r 7_ / / `´ ._/_/ |/´ ` v /ー-、 / / ヽ、 /i i / ヽ .レ _ i / ヽ、 _ ,ノ i. i レ ´ `i / ハ / ヽ、 _ _ .ノ /i i __,= 、、 / .}__/_ _ _ ヽ / i ! _,- ´ シ i- ー ー -`、`_ー、. / ヽ / マジンガーZ アフロダイA 309 249 名前:マジンガーZ「汚水処理場」[sage☆漢一匹] 投稿日:03/06/15(日) 11 03 ID ??? 、 `` ‐ 、. (_ ,;;;) `` 、 `` - 、 ,,,... -ー """" -.7ヘ ,,_ `` 、 `` - 、 _ ,,,.. -ー ""´´ _ , , , . . .._ ./ ヘ ` - `` 、 `` "´ _,,,... -‐ "´_,,..r--、 `/ ヘ _,..> .,..、 ,,,....-‐ "´ , 、-‐ " ´ {_i "レ __ __ 、 ミミ|Y-ー "´ _,,..-/i r,_Y´__,,,..r-‐ " ´ `ーニ、-、;. -ニ " ´ ;,> _、_,.r-‐、 ヽ ,,..-ー "ミミ| |ミミ _,,...-‐ "´ _,,..` - ー ヽ、 `ヽ、 _ . .- ニ ‐ -ニ -、;. -‐ニ- " l_i "レ `, | |ミミ,,...-‐ "´ _,,..-‐ "´ .`ヽ、 ` < ; -‐`.-.、` ‐、;,;. .r‐ニ- " `; ; ,.| | ,..-‐ "´ . `ヽ、 ` ´r " ´ _ ゙>r、_<; ., ,r ,. .| | ,.‐ "´ . `ヽ、 `ヽ、‐ニ- ~ ` -ニ - ´ ,.- , | | .`ヽ、 `ヽ、;, ;,,.- " ,.-ニ‐´ l .| | 、 .,.ニヽ、_,,...‐ " ,.- ,ニ- ´ 、....| i \ ` 7iヽ _,.- ,ニ‐ ´ ; | ヽ、.\ , - " _レ ..- ,"- " ,,. ´ l;;_ノ \ ,.-‐ "´ ,..- ニ- "´ ,,... ´ .,. \ ; ; -‐ "´ ,,..-v- "ヘ´ . |- ´ | ., `` ー-..,__,,,... . -‐ "´ _,..- ,"- "ヽ、_,.- .,.. "人 人 ,、_ _,,..-_ニ- " | ,,..- " ノ ヽ ノ ヽ、 `-ニ‐-....__ _,..-‐ ニ- " ,,. 人 .ノ i、\ソ ; ヽ、 `` ー-ニ二ニニ-‐ "´ ,,..|‐ ´ ノ ヽ、 ノy メl \メ ;; \ 251 名前:便乗[sage] 投稿日:03/06/18(水) 15 40 ID ??? . ii ハ ,/"´⌒``ヽ、 γ_, -‐ー‐ー‐- 、ヽ {、, -ー‐‐Tー‐‐-、フ γ`ヽ. | γ´ヽ .ゝ___,) -‐!‐- (ゝ_ノ ______.,;--=ニニ二´rヽ,____、rヽ 二ニニ=-;,__________ ムニニ二ニ=ン ̄ ̄ ̄`ヽ- ヽ- ´ ム=ニ二ニニン  ̄( ̄) ̄)´ ( ( { } )) ( { } )) ( ( ( ) ) ( ) ) ) ( ( ) ) ( ( ) ) ( ( ) ( ) ) ( ) ( ) 252 名前:便乗[sage] 投稿日:03/06/18(水) 15 40 ID ??? }```‐‐ゥ __,ャ ,、 r``ー‐-{ _,/ _,;‐"´/ { ヽォ_,ノ,==---レ-‐メ /´ /´ ,,,;;;;;;;;;;,,, `ヽ、/ト ̄/´ヽ〈 / // 〆´;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ , ,/´ ヽ/\\_ / // ̄;;;;;;;;;;;γ "´⌒ 〆"´\,/´ \/ / r/;;;;;;;;;;;;;;;;;/´ } レ "´/´ ,/´;;;;;;;;;;;;;;;;;r´ ,、 /;;;;;;;r ´ ,/´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;t , - " `ヽー´‐ーi;;;;;;;;;| ,/´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`、 / ィ-ー ´\ |;;;;;;;;;レ´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`、 / ``ヽ、 /.\_, -ー‐´;;;;;ァ‐ー‐‐‐‐‐‐‐‐--;、,___;;;;;;;;;;;;;;;`{ ;;``ヽ 、 {ン‐t;;;;;;;;;;;;;,/´ ``ヽ;、_;;;;`、 ;; ;;;; ;;;``ヽ 、 } {;;;;;;;;,/´ `ヽ、 ;;; ;;; `` ヽ 、 } ヘ / ;;; } `| ___,, -‐ー‐‐‐‐‐‐‐--;、,___ ,}ィ-‐‐| _,.- "´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /´ |_,.- "´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 253 名前:便乗[sage] 投稿日:03/06/18(水) 15 40 ID ??? . {} } { |``ヽ, } { ,〆| | | ,/"⌒``ヽ、 | | | | γ´ ヽ ,| | | |) / ヽ ( | | | || γ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐、 i| | | /| ャ---------------ッ´ || | レ ´ .|.{ γ‐ンヽ |;; γγー、 }.|\,| | { λ__ノ) ). .|; ( (___丿 } | , - ´`rュo==‐‐‐イィ.---.┴----- ‐‐‐==O rfー-;,_ ,/´ } } `` ̄t二fー-.!-‐‐t__f ̄ ̄"´ //;;;;;;;;;;;;ヽ、, ノ } } { (.) } { (.) } // 〉 キ } } ゝ 丿 ゝ ノ // / キ .} }、__ v v __,;/// / キ } };;;;λ 丿;;;;;;// / キ } };;;;;;λ ,ノ;;;;;;;// / キ ,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;トト;;;;;;;ヽ ノ;;;;;;;イイ;;;;;;;;;;,,,,, / キ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ;;;;;;;ヽ ノ;;;;,,イイ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,,,,,/ 64 名前:鼠 ◆KYUSO21aFo [sage] 投稿日:04/06/11(金) 01 41 ID ??? _,.. - ― - ._ , ‐ ´ `丶、 / , -  ̄ ̄ `ヽ、 , /-‐  ̄ `丶、 ヽ / \ l / , - 、 /_/ ィ ヽ / / l リ / __ヽ、// ィ i / l ! j l / ィ´/ ( ハ ヽ、_// l l / l ヽ/ ! 、..ヾ- ′ -_‐ 、 / l ,. ー/ | r 7 cハ 、_ / __ -― ´ i ! lヽー / l _ ゝ - 、 _ ゝ / /  ̄! 、_`ヽ´ / / ∧ \ _,. ´ / / ヽ ` ,ー T / ∧ \_ _/, | / / ヽ / / ! / / \ / _ ∧ l / / l ヽ l ィ / / | ヽl / l /! i l ハ / 〃 l l ! l l / l . / // l l l i V / / イ/ l l | l , / - ノl l l l ! l ヽ `ヽj l | , , \ l , i 弓さやか (マジンガーZ) 6 名前:鼠 ◆KYUSO21aFo [sage] 投稿日:04/04/17 23 04 ID ??? , ィ ,. -ー ,ニ=- ‐ ー- .. / レ ´ ´ `ヽ、 /!/ `ー_- _,ィ , l  ̄ー-- ― " / ! / ト l /イ ,`ヽ ィ , ヽ、_ , ノl , ィ / ヽ l,ィ ヽニ -ri‐ク_‐ ´ノ-‐ _ .= ‐_,ニヽヽ、_ / ! l _ヾヽ ヾィr"、-く ` ! , -、 / ヾ lo }゙ヽ lO リ _j | ./,- ! / l `´ノ  ̄ j //ヽ ! , - ´ l l _, _ _,. _ク‐ ′ノ / ー/ ヽ= 、 ` -- ―  ̄ ,ィ、_,/_-_‐ ´ \ ‐ ,. ´ lー‐ ´ 丶 _ ,. -‐ ´ !-,、 ,.| _,. - ´ l l ー-― "´ ヽ、_ ,. ‐1 , - ` ‐ 、 ,. -‐ " ヽ _ __,. -‐ " `` ‐ 、 /  ̄ ̄ ,. -― - \ 兜甲児 (マジンガーZ) 70 名前:(*゚Д゚)さん[sage] 投稿日:2006/05/03(水) 15 56 39 ID Uqu+qwGw ? __ _ r 「 | | ハ | | !_ 」__j _ ! ヽ ヽ´, - -イ 人 `´!ー… ´ . , ,、 ,、 ヽ .i 〈ヽf二ソ、〉 ヽ. / ,-ヘ弐」=Y=- ト- -、-ト{j]]イハ /7 _/二 , \ _ノ ヽ\_T > /_ L」--、} ! ノ \_| i |_/ ! .}、/l Lニ.ノ `i ´ ; -- 、 V /. ` ーイ \ ./ Y\{、 / | _ - 、|  ̄ j/. ヽ / , --、 | {, -- 、/ | マジンガーZ (マジンガーZ)
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決着-フーケ暗躍 負傷したギーシュは、『治癒』の呪文で治療された。 そのための秘薬の代金は、全額ルイズが出すことになった。 ベイダー卿にはこの星で通用する貨幣の持ち合わせが無い。 それに、ルイズ曰く、「使い魔の不始末は主人の責任」なのだそうだ。 ベイダー卿自身は大した「不始末」とは考えていないのだが。 「どうしてあそこまでやる必要があったのよ!」 目を覚ましたルイズの第一声がこれだった。 「仕掛けてきたのは向こうだ」 「あんたが挑発したんじゃない! それに、ゴーレムを倒した時に決着はついてたでしょ!」 「あれはいわゆる「過激な交渉」だ。もう二度と平民を奴隷扱いしないことを約束させるための、な。 君らのおかげで目的は果たせなかったが」 「過激な交渉って何よ?」 「つまりはライトセイバーを使った交渉だ」 「……意味がわからない」 残念なことに、彼のコルサント仕込みのユーモアは、ルイズには通用しないようだ。 ルイズの態度が、以前に比べてずいぶん尊大になってきている。 自分がベイダーを止めたのだ、という自負が働いているのかもしれない。 少なくとも必要以上に怖れることはなくなった。 (まあ、それならそれでかまわないが) そう感じてしまう自分に、ベイダーは戸惑っていた。 以前の自分なら、気絶寸前までフォース・グリップの刑に処していたところだ。 やはり変だ。何かおかしい。 やけにここが心地よくなってゆく。 「ライトセイバーって、あんたが使ってた剣ね。あれ、危ないから使うのやめなさいよ」 見ていてハラハラする武器だ。殺傷力が強すぎる。 「…誰かのせいで紛失したわけだが。オビ=ワンに殺される」 「そう、よかったわ。その「誰かさん」に感謝することね」 ルイズはそう言い、しばらくおとがいに手を当てて考え込んだ後、宣言した。 「あんたに、剣、買ってあげる」 「コーホー」 その翌日は虚無の曜日で授業は一切なかった。 生徒たちは街に出かけるなり、自室でのんびり過ごすなり、思い思いの休日を満喫する。 ちなみにギーシュはまだベッドから起き上がれないらしい。 ルイズが部屋で出かける準備をしていると、扉の向こうからためらいがちなノックの音がした。 「誰?」 「え、ええと、わたし、ここの食堂でご奉公させていただいているメイドのシエスタと申しますが、 少しよろしいでしょうか、ミス・ヴァリエール?」 ルイズは眉根を寄せた。 忙しいのに、朝っぱらから平民が何の用だろう。 ドア越しではなんなのでとりあえず開けてやろうとしたが、ルイズが戸口にたどり着くより先に ノブが回り、シエスタと名乗る少女の姿が現れた。 一瞬ぎょっとする。 シエスタが許可を得ずに勝手にドアを開けるはずがない。 言わずと知れたベイダー卿の仕業だ。 「コーホー」 この部屋だけ室温が違う――シエスタはなぜだかそう感じた。 貴族の部屋に入るのはいつでも勇気を要したが、この空間の持っている威圧感やや趣を異にする。 原因は一つ。 ルイズの後ろに腕組みをして控えている黒ずくめの人影だ。 だけど、今日シエスタが訪ねてきたのは、他ならぬその人影に用があったからだ。 「申し訳ありません、ミス・ヴァリエール。わたしがいたらないばっかりに、使い魔さんを騒動に巻き込んで、 おまけに貴族と決闘までさせてしまって…!」 深々とお辞儀をする。 元の姿勢に直ると、ルイズが困惑したような顔をしてしいた。 「あ、いいのいいの。どうせこいつが勝手にやったんだし。ていうか、学院の中ではどんな話になってるの?」 その言葉に、シエスタはやや安堵した。 とりあえず、ベイダーに怪我はないようだ。 「それが、平民の私が聞いても、みなさん教えてくれなくて。決闘の結果になるとみなさんお茶を濁すんです。 何人かの貴族の方は、あからさまに厭そうな顔をしてらっしゃいましたし。わたし、ミス・ヴァリエールの使い魔さんが 殺されてしまったんじゃないかと不安になって……」 (なるほどね) ルイズは思った。 正式な報告はともかく、結末を目撃した人間は数えるほどしかいない。 ギーシュとベイダーの後を追っかけようだなんて考える輩は皆無だった。 平民に貴族があそこまでやられたことを喧伝しようとする生徒はいなかったろうし、 二人がどうなったかを聞いても、二人の後を追う勇気が無かったことを認める者も いなかったに違いない。 平民であるベイダー卿が撒き散らした恐怖は、疑いようもなくその場にいた貴族全員を 飲み込んでいたのだ。 「ミスタ・グラモンのお友達は、わたしが話しかけると逃げてしまわれましたし…」 ギーシュはシエスタにちょっかいをかけてベイダーと戦う羽目になったのである。 この反応も無理からぬことであるかもしれない。 「使い魔、さん…」 シエスタは今度はベイダー卿を見上げた。 「ベイダーと呼ぶといい」 「じゃあ、ベイダーさん。あの……、すいません。あのとき、逃げ出してしまって」 食堂でギーシュといざこざが起こったとき、彼女は怖がって逃げ出してしまった。 それを言っているのだろう。 「恐怖は暗黒面につながる。気をつけることだ」 「ほんとに、すいません。じゃあ、わたし、ミスタ・グラモンにも謝ってきます」 シエスタはもう一度深く頭を下げると、部屋から退出しようとした。 ルイズは慌てて止めた。 今シエスタが訪ねていったら、ギーシュがそれこそパニックでも起こしかねない。 「あ、いい、いいのよ! あんなキザほっとけば!」 「でも、そういうわけにもいきません。遅れたら遅れた分だけ、後でどんなお咎めが 待っているかと思うと…」 平民はやはり貴族をひどく怖れているのだ。 なおも止めようとするルイズだが、その背後でベイダーが軽く手を振った。 「謝りにいく必要はない」 「…ほっといてもいいですよね、あんなキザ」 拍子抜けするルイズの前でシエスタはペコリとお辞儀すると、階段の方に向かって去っていった。 部屋にはまた、ルイズとベイダー卿の二人だけが残された。 「……便利ね、それ」 「頼りすぎると身を滅ぼすことになる。特にマスターのような者は」 「…そう言えばあんた、あのメイドには『卿をつけろ』って言わなかったわね」 「コーホー」 『雪風』のタバサにとって、虚無の曜日は大切な日だ。 誰にも邪魔をされることなく、好きな読書に没頭できる。 今日も彼女は午前中から本の活字に目を晒していた。 いつか来る戦いのために、常に知識を蓄えなければならない。 それに、タバサは単純に本が好きでもあった。 だが、そんなタバサの唯一の楽しみは、ノックもなしに突然ドアを開けて飛び込んできた 赤毛の女生徒によって中断させられた。 入ってきたのはキュルケだった。振り向いたタバサの手から、いきなり本を取り上げる。 本来ならこんな無礼者は『ウィンド・ブレイク』でも唱えて部屋からたたき出してやるところだが、 彼女は数少ないタバサの親友である。 それに、キュルケの目は真剣そのものだった。 話くらいは聞いておいてもいいだろう。 「今から出かけるわよ、タバサ! 早く仕度をしてちょうだい!」 ――まずはまともに話をさせることから始めなければならないようだ。 読書を諦めるタバサだった。 使い魔シルフィードの背の上で、ようやくタバサは事情を聞くことができた。 ルイズが例の使い魔と二人で出かけたらしい。 「別にヴァリエールがどうなろうが知ったこっちゃないけど、何かあったらまたわたしたちが 面倒ごとに巻き込まれちゃうでしょ?」 だそうだ。 「心配」 「だから違うってば。……でもタバサ、あんた今日はやけに物分りがいいじゃない」 普段ならこんな事情で動く人間ではない。 タバサは再び開いた本のページに注いだ視線を上げることなく、答えた。 「興味ある」 「はぁ?」 「あの平民」 「ええっ!?」 トリステインの城下町を、ルイズとベイダーは歩いていた。 魔法学院からここまで乗ってきた馬は町の門のそばにある駅に預けてある。 「あんた、乗馬もできるのね」 「フォースによる動物の制御は得意だ。ジオノーシスの闘技場では巨大なリークを止めたこともある」 「…へぇ、そうなの。何言ってるのかわからないけど」 (だけど腰の痛みはどうしようもないな…) 痛みを悟られぬようルイズの後ろを歩きながら、ベイダーは街の様子を観察した。 この星の中では栄えている方なのだろうが、規模自体は彼が育ったタトゥイーンの モス・エスパと大して変わらないようだ。 もっとも、砂漠がなくてエイリアンがいない分、いくぶんか清潔見えるが。 人口は20万程と聞いた。 無論、星全体が一つの都市であるコルサントとは比較にならない。 それでも高層住宅がまったく普及していないので、市域はなかなかに広い。 ジェダイもシスも、とにかく未知の星で活動することが多い。 周囲をすばやく観察して洞察力を働かせることは、もはや彼らの職業病とも言えた。 最初の幾つかの通りを歩いたところで、ベイダー卿はトリステインの大体の構造と雰囲気を 掴んでいた。 商店の軒先には、その店が商っている商品を象徴する意匠の入った銅の看板が下がっている。 つまり、庶民の識字率はさして高くはないということである。 汚くて狭い路地をいくつか折れると、剣の形をした看板をさげた店が見つかった。 「あそこに武器を売る店があるようだが」 「あ! そう、あれよ、あれ!」 どうやらそこが、目的の店であったようだ。 ベイダーとルイズは中に入った。 店の中ではちょっとした騒動が持ち上がっていた。 「エキュー金貨で二千なんて、森つきの立派な屋敷が買えるじゃないの!」 一通り店を見て回ったルイズだったが、ベイダーの体躯と腕力に見合うような大きくて太い剣は 見あたらなかった。 そこで主人に言って出させたこの店一番の大業物という大剣は、たしかに立派で迫力があり、 どこかしら気品すら具えていたのだが、目玉が飛び出るような高価な代物だったのである。 「マスター、ここは僕が」 それまで入り口付近で待機していたベイダーが一歩前に出ようとするのを、ルイズは片手で制した。 「あんたは引っ込んでて。それから、あの変な力を使ったりしないように。貴族には貴族らしい、 『外交的解決』ってものがあるんだからね」 そう言われてしまうと、ベイダー卿も口をつぐまざるをえない。 それに、ルイズが買い与える剣には大して興味がなかった。 彼にはフォースがあるし、そこらの剣を持ってきても、失ったライトセイバーの代わりにはならない。 工具代わりのフュージョンカッターでもあればと思ったが、店先にこれ見よがしに展示されているのは、 最も原始的な形式の銃だけであった。 (それにしても――) さっき街中を歩き回って観察した範囲の相場の知識だが、ルイズは明らかにふっかけられている。 高名なゲルマニアの錬金魔術師シュペー卿が鍛えた逸品だかなんだか知らないが、そこまでの価値があるものとも思えない。 しかもルイズの「外交」の手腕もお粗末だ。世間知らずの貴族なだけはある。 あっという間に財布の中身をばらし、さらに足元を見られている。 子供時代のベイダーの方が、よほどうまく交渉できたはずだ。 それでもルイズがその大剣にこだわるのは、なんでも一番じゃなければ気がすまない貴族の性だろう。 「マスター」 「うるさいわね! あんたが大怪我させたギーシュの治療のために、秘薬の代金がいくらかかったと 思ってるのよ!」 「コーホー」 ベイダーは手近にあった一本のレイピアを適当のひっつかむと、ルイズに差し出した。 「これでいい」 ルイズは先ほどの大剣とベイダーが持ってきたレイピアを見比べた。 ずいぶんと華奢な剣だ。長さは1メイルを少し超える程度。 シュペー卿の大業物に比べると、大人と子供くらいの差がある。 ベイダーが腰に差すには、ちょっと不釣合いかもしれない。 「こんなんでいいの? もっと立派なのがいいでしょ? わたしの交渉術を見くびってない?」 「これでいい。ライトセイバーと長さも重さもあまり差がない」 「……そう。あんたがそう言うならいいけど…」 メイジである貴族にとって、剣は半ば飾り物だ。 実際的な性能はともかく、綺麗で立派な剣とそれを操る従者を抱えているということ自体が、 一種の示威的効果を発揮する。 だけどまあ、ベイダー卿が傍らに控えているということだけで、威圧感は十分かもしれない。 「店主、これにするわ」 ルイズたちが去った武器屋の中。 「おい、デル公。今日はずいぶん静かだったじゃねえか。いつもは客が来るたびにギャアギャア うるさいのによ」 武器屋の主人が話しかけてる相手は一振りの剣だった。 別に主人がおかしくなったわけではない。 その証拠に、話しかけられた当の剣が憎まれ口を返した。 「あんなおっかねえ使い手はこっちからごめんこうむるぜ」 剣の名前はデルフリンガー。 意志を持った剣、『インテリジェンスソード』である。 大きさだけなら先ほどの大剣に劣らないが、その表面には錆が浮き、 お世辞にも綺麗な剣とは言えない。 「剣が一丁前に使い手を選ぼうとするんじゃねえよ。お前みたいなボロ剣を 使ってくれる人が奇特な奴がいればだけどな」 「おめえの方こそ、吹っかけすぎてカモに逃げられて残念だったな」 「言ったな。てめえみたいな性悪のボロ剣は、次の客に二束三文で売り払ってやらあ」 「おう、やってみやがれ! こんな店は飽き飽きだ!」 口汚く罵り合う一人の人間と一振りの剣。 その間に割って入ったのは、一人の小柄な少女であった。 ちっちゃなその掌には、2エキューと3スゥが載せられている。 「それ」 感情を感じさせない視線が、大剣デルフリンガーを指していた。 「へ、へぇ。毎度あり」 「どうするのよ、タバサ。こんなボロ剣買って」 呆れたようなキュルケの声。 この親友の考えていることは、相変わらず不可解だ。 キュルケとタバサは、ルイズたちが武器屋に入っていったのを見て、横道に隠れて様子を窺っていた。 ところが、二人が武器屋から出てきたのを見計らって、止める間もなくタバサがとてとてと店の中に 入っていき、またあっという間に出てきた時には『レビテーション』で浮かべた大剣を携えていたのだ。 「インテリジェンスソード」 ポツリとそれだけを言って、タバサは歩き出す。 キュルケは慌ててその後を追った。 「きっと役に立つ」 タバサの脳裡には、つい先日戦った一本のインテリジェンスナイフの形姿が浮かんでいた。 ルイズとベイダー卿、それに二人を上空から監視していたキュルケとタバサが魔法学院に辿り着いた頃には、 時刻は既にたそがれ時を迎えていた。 何しろ馬で片道3時間の道のりだ。 動物の制御は得意だと豪語していたベイダー卿もさすがに疲れたようで、ルイズに馬を押し付けてさっさと 部屋に戻ってしまった。 機械の体に似つかわしくない、なにやらぎこちない歩き方だった。 「まったく。ご主人様をなんだと思ってるのよ…ブツブツ……」 文句たらたらながらルイズは地面を注意深く見渡していた。 馬を厩舎に戻した後、しばらく様子を窺っていたが、ベイダーが戻ってくる様子はなかった。 眠ってしまったのだろうか。 そのまま日没を向かえ、本格的な夜がきた。 ベイダーは結局部屋から出てこなかった。 ルイズは厨房で借りたランプで地面を照らしてみたが、目的の物が見つかる可能性はあまり 高くはなさそうだった。 それでもなお探索を続けること数時間。 「何やってんの、ルイズ」 その背に声をかけたのは、寄宿舎の方からやってきたキュルケだった。 当然、その傍らにはタバサもいる。 「別に。ちょっと探し物よ」 「財布でも落としたの? 相変わらず貧乏ったらしいわね、ヴァリエール」 キュルケが勝ち誇ったように嘲る。キュルケの実家のツェルプストー家は資産家で有名なのだ。 「そんなんじゃないわよ。もう、どっか行きなさいよ」 シッシッ! と、犬でも追い払うかのような手振り。 相手にしてらんない、そう言いたげだった。 ルイズはそこでわずかに顔を上げた。 その視線の先には、闇の中に黒々とそびえる、本塔の影。 それを見逃さなかったタバサが、ポツリと呟いた。 「剣」 「え?」 「光の剣」 「あ!」 キュルケもそこでようやく、ルイズの探し物に思い至ったようだ。 ルイズは本塔の窓から飛んでいった、ベイダー卿のライトセイバーを探していたのである。 「ルイズ、あんた何考えてるのよ! あんな危ない武器を、あいつのために探してやるだなんて!」 「でも、わたしのせいで失くしたんだし」 キュルケの疑問はもっともだが、ライトセイバーを紛失したベイダーがわずかに見せた困った様子が、 ルイズの胸にわだかまっていたのである。 それに、初めてあの剣を抜いた時に、ベイダーは何と言っていたか。 命を預けるべき武器はこれだけだ――そう言ってはいなかったか。 立派な剣を買い与えてやることで自責の念を晴らそうと思っていたが、残念ながらそれも無理だった。 安くてどこにでもあるようなレイピア一本で、あの武器の埋め合わせができるとは思えない。 キュルケはもちろんルイズの言葉に納得してはいなかった。 「それはあの使い魔の自業自得よ。本当に能天気ね、あんたは。また暴れたらどうするわけ?」 「……うまく説明できないけど、もうあんな大暴れすることはないんじゃないかと思う」 それは偽らざる本心だった。 ルーンの刻まれたグローブを着脱するたびに、少しずつベイダーの物腰が柔らかくなってきている。 まだ自分のことを暗黒卿だのダークサイドだの言ってるが、ベイダー本人が一番戸惑っているのは 今日一日行動を共にしてよくわかった。 「あんたのおつむの軽さには呆れるわ。今日あいつに剣買ってやったんでしょ? もうそれでいいじゃない」 「……なんで知ってるの?」 キュルケがハッとして口元に手を当て、返答に窮した顔を浮かべた刹那、タバサが身構えた。 「何か来る」 その言葉を合図にしたかのように、地面が盛り上がり、巨大な土のゴーレムが出現した。 フーケは巨大な土のゴーレムの肩の上で、薄ら笑いを浮かべていた。 足元で逃げ惑う数人の生徒が見えるが、気にしない。 フーケは頭からすっぽりと黒いローブに身を包んでいる。 その下の自分の顔さえ見られなければ、問題はない。 ゴーレムが軽く拳をぶつけただけで、本塔五階の窓に打ち付けられた急ごしらえの板は 吹き飛んだ。 フーケはその腕を伝い、五階の廊下に飛び込んだ。 宝物庫を守る扉の前に立つその口から漏れたのは、『錬金』の呪文。 完成すると同時に扉に向かって杖を振る。 驚くべきことが起こった。 頑丈な鉄造りの扉の一部が、ただの土くれに変わり、ボロボロと崩れてゆくではないか。 『土くれ』という二つ名の元になった、フーケの盗みの常套手段であった。 だが、分厚い扉の半分程度で、その効果は失われた。 もう一度『錬金』をかけても、今度は効力が弾かれる。 どうやらルイズの爆発が及ばなかった、スクウェアメイジの『固定化』に守られた箇所に 差し掛かったようだ。 「やっぱりこれ以上は無理か。でも、ここまで崩せれば…」 フーケは魔法の杖をしまうと、代わりに円筒状の道具を取り出した。 両手でそれを保持し、構える。その威力は確認済みだ。 閉鎖された廊下の闇を、赤い光が引き裂いた。 主たるメイジを回収した巨大な土のゴーレムは、学院の城壁をひとまたぎで乗り越えて逃亡した。 その先の草原をしばらく歩いていたが、シルフィードに乗って追跡していたルイズたちの目の前で 突如崩れ、文字通りただの土くれに戻った。 そこに、黒ローブのメイジの姿はなかった。 翌朝、魔法学院は臨時休校となり、蜂の巣をつついたような大騒ぎになっていた。 『破壊の杖、確かに領収いたしました。土くれのフーケ』 宝物庫の壁にはフーケの犯行声明刻まれ、その言葉通り、学院が王室から預かって秘蔵してきた 『破壊の杖』が消失していたのである。 前のページへ / 次のページへ
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登録日:2017/11/04 Sat 10 36 27 更新日:2023/12/10 Sun 18 55 56NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 アンヌ ウリンガ ウリー ウルトラセブン ウルトラマンレオ ウルトラ怪獣 モロボシ・ダン レオオリジナル怪獣 宇宙人 捨て子 狐がくれた子 超能力 過ぎし日の青春 「アンヌ!君はアンヌだろう?会えてよかった…」 「私はアンヌじゃありません…」 「しかし…」 「アンヌじゃないんです!」 ウリンガとは『ウルトラマンレオ』29話「運命の再会!ダンとアンヌ」に登場する宇宙人である。 別名:超能力星人 身長:60m 体重:3万9千t 武器:強大な超能力、トゲ、頭部からの緑色の光線 概要 ウリーという宇宙人の捨て子の少年が、その身に宿す超能力のパワーを抑えきれずに変異した姿。 ウリーの時は地球人の子供と大差ない姿だが、変身後は巨大な銀色のどこかウルトラマンを彷彿とさせる姿となる。 関連人物 ◆アンヌに似た女性 演:ひし美ゆり子 ウリーを育てていた女性、着物を着用している。 ウリーが暴れていた現場に駆け付けたダン隊長が出会い、彼女がアンヌだと思い喜ぶが彼女は何故かアンヌであることを否定しており…… 【再会…そして別れ】 自らの超能力パワーを抑えきれずに暴れ続けるウリー、ダンはそんな彼を止めるべくウルトラ念力で対抗する。 だが、変身すらできなくなっているダンに勝ち目はなく、劣勢に立たされる。 そして理性を失い「ママ」であるアンヌにまで危害を加えた挙句、ウリンガへと変身する。 駆け付けたおおとりゲンはウルトラマンレオに変身、ウリンガに戦いを挑む。 だが、超能力を駆使するウリンガに格闘戦主体のレオでは圧倒的に不利、追い詰められる。 しかしレオは、ウリンガが超能力を発動させるのに精神統一が必要だと知り、その隙を突いて接近戦に持ち込む。 こうなるとウリンガに勝ち目はなく、遂に倒れる。 そしてレオはウルトラマントを使い、ウリンガをウリーに戻す。 元に戻ったウリーはママ、アンヌに駆け寄る。 そして、アンヌとウリーはダンの元を去り、レオに連れられ宇宙へ飛び立っていくのだった。 あれはアンヌだったのか、それとも別人だったのか、永久に確かめる術はなくなってしまった…… …とはいえ、アンヌはウリーを「あなた(ダン)のような立派な人に育てたい」と語っていることから、恐らくアンヌ本人だと思われる(なお、脚本ではハッキリと「アンヌ本人」とされている)。 ではなぜ最愛の人であるダンをあそこまで拒絶したのか? 2人の会話を聞いているとダンは「地球に来てから皆に会ったけど、アンヌとだけは連絡がつかなかった」 アンヌは「皆がウリーを育てる事を反対したけど、ほっとけなかった」と話している。 ここでいう皆とは、無論ウルトラ警備隊の仲間達(キリヤマ隊長、ソガ隊員、フルハシ隊員、アマギ隊員、そして最終話で迷惑をかけてしまったV3のクラタ隊長) であることは間違いないだろう。 おそらくアンヌはダン=ウルトラセブンが去った後、ウリーを拾い、皆の反対を押し切って1人彼を育てていたのだろう。 (仲間達が反対したのは、かつてのペガッサ星人のように「いくら悪意が無くても何らかの形で地球に危害を与える可能性」を危惧したからだと思われる) 折角再会したダンを拒絶したのも、彼が再び宇宙人を倒す防衛チームの隊長になっていたからであろう。 しかも『レオ』序盤に登場した宇宙人は等身大で一般市民を無作為に虐殺するような連中ばかりだったので、地球人の宇宙人に対する敵意はより高まっていたことは間違いない。 変身できなくなったことで、愛する地球人へと近づいたダン… 宇宙人を育てたせいで、地球にいられなくなってしまったアンヌ… 出会った時とは逆の立場で別れる事になってしまったのは何という皮肉であろうか… そして年月が経ち、ダン=ウルトラセブンは再び変身能力を取り戻し、宇宙を飛び回れるようになったが、 アンヌと再び会えたかどうかは語られていない(一応、歴史に組み込まれているこの作品のラストなどもあるが)。 もっとも、彼には今色々な宇宙で起こる事件に関わり続ける息子がいるので、それどころでもないのかもしれないが。 なお、ウリーの正体はその息子の幼少期(つまりダンとアンヌの実子)なのでは?という説もあるが、 その当人の項目でも記述されているように今一つ決め手にかける状態であり、与太話程度に受け取っておいた方が良いだろう。 ちなみに今回の話の原作となった「狐がくれた子」は、俗に「信田妻」とも呼ばれる「葛の葉」と言う狐に纏わる話。 彼女は自分を助けてくれた人間の男と夫婦となり、息子を授かることとなる。 その「息子」こそ、あのセブンの息子同様に絶大な人気を誇り、八面六臂の活躍を見せる「安倍晴明」である。 余談 ウリンガが巨大化後に発していた掛け声は初代メフィラス星人の掛け声の流用である。 追記、修正は運命の再会をしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] この話を見て思ったのは、元ネタの話がイマイチ「どんな話だっけ?」な感じなんだよな。あとダン(セブン)からすれば、別れて良かったのでは?と思った。(平成シリーズだとキリヤマ隊長ら旧ウルトラ警備隊は、ノンマルトの一件が露見しないようにカジ参謀辺りに消された感じだし) -- 名無しさん (2017-11-04 12 37 48) なお、平成セブンでは正真正銘のアンヌの実子が登場(しかも名はダン)。 -- 名無しさん (2017-11-04 12 39 27) ちなみに掛け声は初代メフィラス星人の流用 -- 名無しさん (2017-11-04 12 48 21) 色々言われているよねダークロプスゼロのモノアイ顔はウリンガモデルとか ジードのレイトの名前はウリンガモチーフとか -- 名無しさん (2017-11-04 14 53 13) もしウリンガがアイツ本人だとしたら明確に今のM78ワールドが5900年後の未来と明らかになるんだけどね… -- 名無しさん (2017-11-06 09 30 26) CV 宮野真守の阿倍晴明というのは容易に想像できるが、ウルトラマンゼロ/安倍晴明という組み合わせはまったく頭の中で繋がってくれない… -- 名無しさん (2020-01-23 09 20 57) なんかウルトラマンZに出てくる「ウルトロイドゼロ」がウリンガそっくりなんだよなぁ… -- 名無しさん (2020-12-01 20 38 58) 当初から疑問に思っていたが、なぜダンはセブンの正体だった事に触れられずに隊長に就任できたのか?アンヌ達がみんなして黙っていたのか? -- 名無しさん (2023-03-06 11 50 06) ↑8あれは秘密に触れたキリヤマ隊長だけ消されたのであって、別に旧ウルトラ警備隊員全員が殺されたわけじゃない ってか、アンヌもフルハシも普通に登場してるシリーズで、よくそんな勘違いができたな ついでに小説版の平成セブンではキリヤマ隊長は監禁されてただけで生きてたぞ -- 名無しさん (2023-06-15 23 48 26) 二見書房のウルトラマンブックではラストで「私はアンヌ、あなた(ダン)の元にいたかった、でも私はこの子を育てないといけない、宇宙のどこかできっとあなたのような立派な人に育てます、さようなら…」と明記されていた。脚本に準じたということなのかね? -- 名無しさん (2023-06-16 00 46 32) ウリンガ=親父の息子の幼少期説は凄く面白いけど公式的には認めづらい説だから、白黒はっきり付けるよう強いても別人と確定して終わりそうな予感がするんだよな。確定させない宙ぶらりん状態のままファンの想像に留めるのが一番幸せかも -- 名無しさん (2023-06-16 01 06 32) 名前 コメント
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No.1~151 No.151~251 No.251~386 No.387~493 ブラック ホワイト 版 ベロリンガ 基本情報 名前 ベロリンガ 進化 前進化なし|次進化ベロベルトころがるを覚えlvアップで進化 タイプ ノーマル とくせい マイペースまたはどんかん ぶんぷ DPt HS BW 種族値 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 経験値 ベロリンガ 110 85 95 80 95 50 193 技 Lv 技 1 したでなめる 5 ちょうおんぱ 9 まるくなる 13 はたきおとす 17 まきつく 21 ふみつけ 25 かなしばり 29 たたきつける 33 ころがる 37 さきどり 41 リフレッシュ 45 いやなおと 49 パワーウィップ 53 しぼりとる ポケモン ブラック ホワイト ハートゴールド ソウルシルバー プラチナ 図鑑 By ポケモン ブラック ホワイト 攻略wiki
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場所 現実世界(ウォーロードダンジョン) 体力 16 防御力 無し 攻撃力 5 ドロップ ノーマル 金塊レア 金の剣 / エメラルド 特性 移動速度が早く、攻撃が当てづらい 概観 ゴブリンはとても小さく、また緑色の移動速度が早い敵対mobです。 特に強いわけではなく、体力16、攻撃力も5しかありませんが、大量に囲まれると厄介です。 日光で焼け死ぬことはありません。 大きさ 大きさは子供ゾンビよりも小さいようです。ですが、シルバーフィッシュよりも大きな個体をエンドポータルを含む山頂(extreme hills?)、要塞で確認する事が出来ます。 場所 彼等はウォーロードダンジョンで確認する事が出来ます。自然スポーンもしますが滅多になく、ほとんどがボス アンデット ウォーロードによってスポーンさせられています。 ドロップ品 ゴブリンを倒した場合、金塊もしくはレアドロップとしてエメラルドを獲得できる場合がある。 (エメラルドは貿易人と交換の際に使う) --- 協力な木製の剣を良く使っています。 あなたがもしゴブリンを即刻消し去りたいと思うなら、溶岩か炎を使わなければいけません。 あなたに出来るのはゴブリンに対してハープの弓(harp bow)を撃つことです。
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ロンガー 南スーダンのナイル川上流に住むディンカ族に伝わる、精霊アイウェルが持つ多色の牡牛の名。全ての牛の色を表している。 ロンガーを所有していたため、アイウェルはアイウェル・ロンガーと呼ばれた。 別の神話ではロンガーは神の長男とされる。全ての人々が川の中に住んでいた時、ロンガーが最初に浮かび出て、全ての生の根源となった。 ジェフリー・パリンダー著/松田幸雄訳『アフリカ神話』青土社
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ゴブリンシャーマン ランク 属性 コスト HP 攻撃 防御 運 魔力 系統 種族 A 闇 9 悪魔 邪鬼族 ※ステータスはLV最大時 リーダースキル … アクティブスキル … 進化 進化前 ホブゴブリン 進化後 関連キーワード:ゴブリンシャーマン ホブゴブリン 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ヴァンガードファイターショウとは、小説投稿サイト「小説家になろう」の二次創作部門、「にじファン」で連載されていたヴァンガードを題材とした小説である。作者はタウバーン。 全国大会常連のチームである「ブレイバーズ」のリーダーである霧島彰吾を中心とした話。 オリジナルの登場人物の他、原作である「カードファイト!! ヴァンガード」のキャラクターも登場する。 内容は斬新な設定、淡々とした会話、説明口調、ご都合主義の数々が中心。ルールを逸脱した行動も見受けられる。 「知らないのか?ボールスの能力を」「ダメージチェック。くそ。負けた」 などの数々の名言を生み出した。 これらの世界観が独特な雰囲気を出しており、カルト的な人気がある。 しかし2012年3月15日、投稿先である「にじファン」を運営する「株式会社ヒナプロジェクト」から二次創作小説の作成禁止原作リストの改訂が発表され、その禁止リストの中に当作品の原作である「カードファイト!! ヴァンガード」も含まれることとなる。 そして同4月8日、作成禁止リストの既存作品の一斉削除により「ヴァンガードファイターショウ」は削除された。 そのため現在では見ることが出来ず、本スレでは現在も復活を望む声が上がることもある。 「小説家になろう」のアカウントに主人公と同姓同名の「霧島 彰吾」が、ニコニコ動画のアカウントに「ヴァンガードファイターショウ」というユーザが存在するが、どちらも関係は不明。