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か行 【け】 ☆原作版セーラームーン ☆劇場版セーラームーン ☆ケンカ ☆劇中の歌
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24 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/15(日) 22 14 44.33 ID zvIQTYheo ~遊園地・ゲート前~ ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「……」ソワソワ 京太郎「(須賀京太郎です。俺は今、遊園地に来ています)」 京太郎「(もちろん一人じゃない。そして二人でもない)」 京太郎「(なんと、千里山のレギュラー五人と待ち合わせている最中なのだ!)」 京太郎「(インハイで頑張ったご褒美にマネージャーの俺まで同行させてもらっているのだ)」 京太郎「(ありがとうございます監督。新学期から雑用二倍でも嬉しいです)」 京太郎「(そんなこんなで、竜華先輩達を待っているわけだが……)」 京太郎「(おせぇ)」 京太郎「……」チラッ 京太郎「(待ち合わせ時間はもう過ぎてる)」 京太郎「(待ち合わせ場所はここで間違いないし)」 京太郎「(もしかして、何か事故に巻き込まれて――)」 ♪カガヤイテー ココイチバーン ジブンノチョッカンヲシンジテー 京太郎「!」 ピッ 京太郎「もしもし!?」 『………………後ろや』 25 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/15(日) 22 22 06.23 ID zvIQTYheo 京太郎「へ? 後ろ?」クルッ < _ / ヽ フ / / ヽ / ;/ / / / / \ / / /\_ハ l ハ \ \ ∠―フ l /fァミミ l ト LLレ ! ト ヽ  ̄ / レ i 辷ソ ∨‐ァミハ / { ` / /j "" 、 (z/ソ 〉 /V j ヽ 「よ、よー……///」 レ { _ ""´ /;イ ./ /\ ゝ \ ヽつ u -イ ∧ / rァァ―ミ..┬ T´ < レ' /// /'┘ / z彡ミ\ /〈〈 /⌒フ´ ///⌒Y ハ / \ ' / // / } i / / iヽレ イ i / ! ヘ / i _ 小< ∨ V ヘ く\/ . ノY\ .ヽ /___ノ! ヘ \!⌒´ ´ ヽ _. 〈____ノー―' l/ / / / / / ※AAはイメージです 33 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/15(日) 22 47 07.89 ID zvIQTYheo 京太郎「うわぁ!? セーラせんぱ……………………………………………………い?」パチクリ セーラ「その間はなんやねん……」 京太郎「だって、目の前にいる美少女が本当にセーラ先輩なのか疑わしくて」 セーラ「う、うっさい阿呆ぉ! こっち見んな!///」カァッ 京太郎「いやいや見ちゃいますって。なんすかそのハイパー乙女モード」 セーラ「~~~~~~~~~~っ」ピ、ポ、パ prrrr... ズイッ 京太郎「え、ケータイ?」 セーラ「ん!」 京太郎「出ろってことですか?」 セーラ「んっ!」 京太郎「わ、分かりました、出ますってば……もしもし?」 竜華『あ、もしもしー京太郎くーん?』 京太郎「竜華先輩?」 35 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/15(日) 23 11 05.97 ID zvIQTYheo 竜華『そやでー。セーラのケータイから電話してきたっちゅーことは、そこにセーラがおるんやな?」 京太郎「はい」 竜華『頭のてっぺんからつま先までおめかししたセーラが』 京太郎「はい。何事ですか」 フナQ『そこからは私が説明するわ』 京太郎「フナQ先輩?」 フナQ『フナQ先輩や』 京太郎「なんで二人が一緒に……今どこです? いつ来るんすか?」 フナQ『来ません』 京太郎「は?」 フナQ『私も清水谷部長も、園城寺先輩も泉も来ません。来れません』 京太郎「はぁ!? なんすかそれ、理由は?」 フナQ『風邪です』 京太郎「四人とも!?」 怜『ごほっごほっ。あかんわ京太郎、咳が止まらへーん。ごほっ』 京太郎「痛恨のキャスティングミス!!」 38 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/15(日) 23 50 32.09 ID zvIQTYheo フナQ『そんな訳でやな、私らが行けへん分まで江口先輩を全力で魔改造してみたんやけど、どないや?』 京太郎「魔改造って言っちゃってるんですがそれは……」チラッ セーラ「!」 京太郎「……」ジロジロ セーラ「っ……ぅう……///」モジモジ 京太郎「この世界が嫉妬する髪は?」 竜華『それうちー! ちなみにちょっと丁寧に櫛通しただけやで。メゲるわぁ』 京太郎「(あなたが言いますか)じゃあ、このお嬢様みたいなキャミの白ワンピは?」 怜『私私。手持ちで一番乙女チックなん貸したったわ』 京太郎「(鬼かアンタ)あ、先輩うっすら化粧してますね。これは?」 竜華『それもうちやで。申し訳程度やけど、せっかくやし』 京太郎「……後ろ手に持ってる麦わら帽子は?」 怜『私やな。遊園地には邪魔かと思たけど、まあええかなって』 京太郎「………………フナQ先輩」 フナQ『なんや?』 京太郎「俺の記憶が確かなら、ウチにはもう一人レギュラーがいた筈ですが……」 フナQ『ああ、泉は髪型も服装もアレですんでこのプロジェクトからは外れてもらいました』ズバァッ 京太郎「辛辣ゥー!」 泉『ヤベース』 京太郎「でもいるんだ!!」 41 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/16(月) 00 23 32.65 ID MRC/9XO7o フナQ『てなわけで、我ら千里山高校麻雀部レギュラーの女子力の粋を集めたビルド江口セーラ・フルパッケージがそちらです』 京太郎「ネーミングに女子力が微塵も感じられませんね」 怜『私らの分まで二人っきりで楽しんでやー』 京太郎「ちょ、本気で来ないつもりですか!?」 泉『ヤベース』 京太郎「お前はもう休め」 竜華『京太郎くん』 京太郎「竜華さん?」 竜華『あんな、お願いがあるんやけど』 京太郎「お願い……?」 竜華『セーラのこと、めいっぱいお姫様扱いしてあげて』 京太郎「へ」 竜華『そんだけっ。ほななー』 怜『ほなな~』 フナQ『メガネ根金際』 泉『ヤベース』 ピッ 44 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/16(月) 00 56 04.90 ID MRC/9XO7o 京太郎「切れた……最後、完全に意味の分からない言葉のオンパレードだった……」 セーラ「きょ、京太郎」 京太郎「はい? あ、ケータイお返ししますね」スッ セーラ「おー……」 京太郎「で、どうします?」 セーラ「どうって、何がや?」 京太郎「いや、セーラ先輩は今の話に納得してるのかなーって」 セーラ「な、納得してるわけないやろ!?」ガァッ 京太郎「ですよねー」 セーラ「俺は嫌や言うてんのに、みんな寄って集って俺を裸にして、あちこち弄くり回して……///」 京太郎「」ムラッ セーラ「挙句に散々写メ撮られて、「遊園地行かへんかったら部員全員に一斉送信すんで」ってフナQが……」プルプル 京太郎「流石フナQ先輩だ! 一生ついていきます!(なんて卑劣なんだ! 俺、そういうの許せねえっすよ!)」 セーラ「本音の方が声に出てるで」 京太郎「しまった」 48 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/16(月) 01 25 10.22 ID MRC/9XO7o セーラ「京太郎までフナQの味方するんか……」ドヨーン 京太郎「さ、サーセン! サーセンっした!」ペコペコ セーラ「」プイッ 京太郎「……あのー、帰りますか?」 セーラ「」ピクッ 京太郎「そんなに恥ずかしがってる先輩を連れ回すのは気が引けますし……」 京太郎「俺が口裏を合わせればフナQ先輩達にもバレずに済みますよ、きっと」 京太郎「だから――」 セーラ「アカン」 京太郎「ひょ?」 セーラ「ここで引き下がったら負けや!」 京太郎「いつのまに勝負に……」 セーラ「こうなったら意地でも遊び倒したる! 行くで京太郎!」グイッ 京太郎「わっ、セーラ先輩!?」 セーラ「いざ出陣や!!」バスガデルデー 81 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/16(月) 21 51 05.86 ID MRC/9XO7o 《ジェットコースター》 セーラ「遊園地と言ったらコレやろ!」 京太郎「い、いきなりっすか」 セーラ「嫌なん?」 京太郎「嫌じゃないですけど……」 セーラ「ならええやん! 行こ!」 ~ジェットコースター乗り場~ 京太郎「ふんふむ、立ち乗りと座り乗りがあるんですね」 セーラ「俺立ち乗りがええ!」 京太郎「座り乗りにしときません?」 セーラ「なんや京太郎、ビビってんのかー?」ニシシ 京太郎「いえ、俺じゃなくてセーラ先輩が」 セーラ「俺が?」 京太郎「その格好で立ち乗りしたらまずいんじゃないかなーと」 セーラ「……」 セーラ「ッ!?」バッ 京太郎「今日のところは座り乗りにしときましょうね」 セーラ「う゛ぅ~……やっぱ嫌いや、こんなヒラヒラ……」グスン 84 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/16(月) 22 36 34.86 ID MRC/9XO7o 《回るやつ》 京太郎「ま、まさか同じアトラクションを五周するとは……」ヨロヨロ セーラ「次何にする? 京太郎に選ばしたるで」 京太郎「そっすね……ちょっと大人しめにコーヒーカップ、いやメリーゴーランドなんてどうです?」 セーラ「却下や」 京太郎「選ばせてくれるって言ったのに!?」 セーラ「メリーゴーランドなんて子供の乗り物やん。俺には似合わんし、もっとスリリングなのがええ」 京太郎「えー、似合わないってことはないと思うけどなぁ。そんな格好してるんですし」 セーラ「か、カッコのことは言うなや! とにかく嫌ったら嫌や!」 京太郎「じゃあコーヒーカップは?」 セーラ「それもイマイチ物足りんな……そや、あれ乗らへん?」ピッ 京太郎「あれ?」クルッ キャー ウワー ギャー 京太郎「………………空中ブランコっすか」 セーラ「どうせ回るなら勢いあった方がおもろいやん! 行こっ!」グイグイ 京太郎「ぁぁぁぁぁ……」ズルズル 87 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/16(月) 22 59 54.69 ID MRC/9XO7o 《シューティングライド》 セーラ「ガンシューや!」 京太郎「トロッコに乗ってターゲットを撃つタイプっすね」 セーラ「トロッコガデルデー!」 ガタンゴトン... セーラ「俺が右をカバーするから京太郎は左な」 京太郎「うっす。頑張りましょうね」 セーラ「あっ京太郎の方にゾンビおるやん死ねオラァ!」バキューンバキューン 京太郎「前言ンンン!!」 セーラ「また出てきた! このっ、このっ!」グイッ フニュッ 京太郎「ファッ!?」 セーラ「コラちゃんと撃たんかい京太郎! なんの為のノッポやねん!」 京太郎「(そんなこと言われてもセーラ先輩の見た目よりふっくらした例のブツが背中に当たって幸せすぎてえええええ)」 セーラ「真面目にやれやー!」ムキー 89 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/16(月) 23 23 49.42 ID MRC/9XO7o 《フリーフォール》 セーラ「やで!」 京太郎「嫌です」 セーラ「なんでや」 京太郎「無理です」 セーラ「せやからなんで」 京太郎「説明は出来ません! けど駄目なんです! こいつだけは!」クワッ セーラ「なんやねん……」 京太郎「ヒュンッってなるから……ヒュンッってなるから……」カタカタ 93 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/16(月) 23 50 12.63 ID MRC/9XO7o 《回るやつリベンジ》 テクテクテク... 京太郎「あ、メリーゴーランドだ。乗って行きませんかセーラ先輩」 セーラ「その今初めて見つけたみたいな芝居やめーや。嫌やって言うたやん」 京太郎「乗ってみてもいいじゃないですか。意外と面白いかもしれませんよ?」 セーラ「いーやーや」 京太郎「そこをなんとか! 俺の顔を立てると思って!」 セーラ「メリーゴーランドに乗ることで立つ顔ってなんなん?」 京太郎「何卒……何卒……」ナンマイダー セーラ「拝むなや!……なら、条件付きで乗ってもええで」 京太郎「ホンマでっか! 条件って!?」 セーラ「………………ばしゃ」 京太郎「馬車?」 セーラ「お、俺が馬車に乗るから、京太郎は馬や! それなら乗ったる、それ以外は認めへん!」 京太郎「……それが条件?」ポカーン セーラ「あかん……?」 京太郎「まさか。全然構いませんよ」 セーラ「そ、そか」ホッ 京太郎「では参りましょう、お姫様?」 セーラ「誰が姫や!///」 99 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 00 29 06.98 ID NbymolMZo 《スプラッシュ》 セーラ「は、はずかった……!///」カァー 京太郎「傍目一人で白馬に跨ってる俺も中々のものでしたよ……」 セーラ「うあぁ、顔赤いの治らん……///」 京太郎「あー、無理言ってすんませんでした」ペッコリン セーラ「……別に無理とかやないけど……」 京太郎「え? なんだって?(難聴)」 セーラ「な、なんでもあらへん! そや、次あれ乗ろあれ!」 京太郎「え……あれって水の上を滑るやつっすよね?」 セーラ「せやで。暑いしちょうどええわ!」 京太郎「いやだからそれはまずいんじゃなああぁあぁぁぁあぁあ」ズルズル バシャーン セーラ「………………///」スケスケー 京太郎「言わんこっちゃねぇ!」 103 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 00 58 46.33 ID NbymolMZo セーラ「ゆーてへんやん! 京太郎のばかぁ!///」プルプル 京太郎「それは先輩が言わせてくれなかったからで……ああもう、とりあえず座りましょう!」 ~園内・ベンチ~ 京太郎「お待たせしました。ハンバーガー買ってきましたよ」 セーラ「……さんきゅ」 京太郎「服、乾きました?」 セーラ「ぼちぼちやな。けど陽射しも強いし、濡れたんも胸元だけやし……って見んな!///」サッ 京太郎「み、見てません!(水色)」 セーラ「ったく……」ガツガツ 京太郎「あ、先輩」クイッ セーラ「ふえっ!?」ドキッ 京太郎「口元にケチャップついてますよ。慌てて食べるから……」フキフキ セーラ「わわわわわ……///」カァーッ 京太郎「よし、綺麗になった。俺もさっさと食べちゃいますね」モグモグ セーラ「ぅ……ぁ……あ゛ーっ!///」ガツガツガツガツ!! 京太郎「尚も!?」 109 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 01 20 45.82 ID NbymolMZo …… ………… ……………… 京太郎「はーっ、むちゃくちゃ遊びましたねー」 セーラ「ん、せやな」 京太郎「時間的に、乗れるアトラクションは後ひとつってとこですかね」 セーラ「せやな」 京太郎「……先輩?」 セーラ「なんや?」 京太郎「いや、なんかテンション低いなって……疲れました?」 セーラ「別に疲れてへんよ。ただ、ちょっと考え事っちゅーか」 京太郎「はあ……」 セーラ「……京太郎」 京太郎「はい?」 セーラ「最後のアトラクション、俺が決めてもええ?」 京太郎「ああ、勿論いいっすよ。締めはやっぱり絶叫系ですか?」 セーラ「……最後のアトラクションは――」 111 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 01 54 42.44 ID NbymolMZo 《観覧車》 ゴゥンゴゥン... 京太郎「」ソワソワ セーラ「どしたん? そないソワソワして」 京太郎「いやぁ、今更ちょっと緊張しちゃって……」 セーラ「緊張?」 京太郎「お洒落したセーラ先輩と二人きりで観覧車なんて、まるでデートみたいだなって」 セーラ「デっ……!///」カァッ 京太郎「あ、な、なんちゃって~!……すんません、浮かれすぎました」ペッコリン セーラ「ゃ、べ、別に……ええけど……」 京太郎「……」 セーラ「……」 112 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 02 08 19.37 ID NbymolMZo 京太郎「………………あー、」 セーラ「京太郎」 京太郎「は、はいッ?」 セーラ「京太郎は、俺とこういうことがしたかったん?」 京太郎「え」 セーラ「せやから……京太郎は俺と、で、デートがしたかったん?」 京太郎「そ、れはその……ええと……」 セーラ「京太郎」 京太郎「……はい」 セーラ「話があんねん」 京太郎「はい」 セーラ「話したいことがな、あんねん」 京太郎「……」 セーラ「この前の、告白の件なんやけど」 113 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 02 37 31.05 ID NbymolMZo 京太郎「は、い」 セーラ「ごめんな、すぐ返事出来へんで」 京太郎「いや、そんな、俺こそすいません」 セーラ「なんで京太郎が謝ってんねん」 京太郎「だって、タイミング悪かったなって自分でも思うし……」 セーラ「あー……まあ、せやな。俺らのインハイが終わったその夜にやもんな」 京太郎「……すんません」 セーラ「ええって。どうあれ先延ばしにしたのは俺やし」 京太郎「そう言ってもらえると……」 セーラ「俺もな、びっくりしてもーてな」 セーラ「男から告られるとか初めてで、しかも相手が京太郎やろ?」 セーラ「ほんまにびっくりしてもーて、つい逃げてもーて」 京太郎「セーラ先輩……」 セーラ「京太郎。もう一度訊くで」 セーラ「京太郎は、俺とこういうことがしたかったん?」 セーラ「京太郎が言うてくれた「好き」は、つまりこういう「好き」なん?」 114 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 02 53 41.78 ID NbymolMZo 京太郎「……」 セーラ「……」 京太郎「先輩、俺は、」 セーラ「うん」 京太郎「先輩と、こういうデート、してみたかったです」 セーラ「……そか」 京太郎「だから今日、すげー嬉しくて。先輩、すげー可愛いし……」 セーラ「そっか」 京太郎「あの、先輩」 セーラ「ん?」 京太郎「もしかして今日のこれって、思い出ってことですか」 セーラ「思い出?」 京太郎「俺とは付き合えないけど、代わりに今日だけは……的な」 セーラ「お前、それはネガティブ過ぎやで……」 116 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 03 38 20.21 ID NbymolMZo 京太郎「じゃ、じゃあオーケーってことですか!?」 セーラ「うわっ! おま、観覧車で急に立つなや!」 京太郎「あ、す、すみません」ストン セーラ「ったく、訊きたいのは俺の方やっちゅーに」 京太郎「、え?」 セーラ「……京太郎が付き合いたいんは、本当に俺なんか?」 京太郎「ちょ、なに言ってんすか。そうだって今――」 セーラ「俺はスカートが嫌いや!」 京太郎「は?」 セーラ「普段は髪もボサボサやし、化粧だってせーへん!」 京太郎「せ、先輩?」 セーラ「そんで年中ズボンやで? スカートなんて頼まれても穿かんで!?」 京太郎「あの、一体なんの話を」 セーラ「せやから! お洒落で可愛い子が好きなら怜とか竜華と付き合うたらええやんけ!!」 京太郎「」 117 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 03 53 51.44 ID NbymolMZo セーラ「」プイッ 京太郎「………………先輩?」 セーラ「なんや」ムスー 京太郎「一体全体どーしたらそんな結論に行き着くのでしょうか」 セーラ「……さっき言うたよな。こういうデートがしたかったって」 京太郎「はい、言いましたけど……」 セーラ「俺と付き合っても無理やで。こんなん今日だけや」ツーン 京太郎「だから他を当たれと?」 セーラ「せや。今日の俺は、こんなん俺やないし」ツンツーン 京太郎「だから、俺が好きなのはセーラ先輩ではないと?」 セーラ「せや!」ツンツツーン 京太郎「先輩!」 セーラ「なんや!」クルッ 京太郎「だが好きだああああああああああっっっ!!!」ダキッ セーラ「ひゃあああああああああああああああっっっ!!?」 119 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 04 19 23.16 ID NbymolMZo グラグラ セーラ「ちょっ、揺れっ、抱きっ!?」アワワ 京太郎「ああチクショウやわらけえ! すっげーいい匂いするッ!」ギュー セーラ「んなぁっ!? や、やめっ、離れ」 京太郎「ません! セーラ先輩が俺の気持ちを理解するまで離しません!」 セーラ「き、気持ち?」 京太郎「好きなんですよ! 着飾っていてもいなくても、俺は江口セーラを愛しています!」 セーラ「っ……~~~~~~~~~~ッ!?///」ボフンッ 京太郎「確かに今日の先輩は飛び切り可愛いです。最高ですよ。でもね、だからって普段の先輩が可愛くないとは言ってないでしょうが!」 セーラ「あ、あの、きょうたろ、」 京太郎「そりゃ俺だって浮かれちゃいましたけどね、そんなの先輩が可愛いからいけないんですよ! ギャップ萌えも立派な魅力だってんですよ!!」 セーラ「かわっ!?///」 京太郎「大体なんすか他の誰でもない自分が告られておきながら竜華先輩や怜先輩を引き合いに出すとかそれがもう可愛いってのが分からないんですかね!? ねえ!?」 セーラ「ごめん……ゆるしてぇ……///」プルプル 121 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 04 38 25.91 ID NbymolMZo 京太郎「まあこの件に関してはひとまず置いておきましょう」 セーラ「ハイ……アリガトウゴザイマス……」 京太郎「……」 セーラ「……」 京太郎「で、セーラ先輩は俺のこと好きなんですか?」 セーラ「ふぇっ!?」 京太郎「どうなんです?」 セーラ「そそそ、そんなん……決まってるやん……」 京太郎「まだ決まってませんよ。まだ、先輩の口から答えを聞いてません」 セーラ「っ……」 京太郎「……」 セーラ「……いや、やっぱ決まってるで」 京太郎「え?」 セーラ「あのなぁ、俺が好きでもない男の為にこんな格好で遊園地まで来ると思うか?」 京太郎「……思いませんね」 セーラ「せやろ? せやから、答えは最初っから決まってたんやろな」 京太郎「聞かせてもらえますか、セーラ先輩」 セーラ「ああ――」 122 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 04 39 37.12 ID NbymolMZo | / } / | }i ゚。 ト _ _ ` …‐- _ _ ト .,_  ̄ `ヽ/ / ハ | ゚。 / ..|―/― / / \ | // ! | _,. .| ゚。 / -| / /__/ィ′ \ | //,.斗|'"´ j | ∧. /. -‐…| / |/ | . イ¨んィi ≧=ュ、 !ハ //´ j八 ハ !--== 、 ´ ̄ ∨ { | ./ { | . {lilノ . /∧ j′| /斗 f斤「㍉} / || { ∨{ ∧ } / 乂 jソ │ / んィilノ / /.| / .. .リ 、 , ∨ ハ ″ `¨¨´ |/ { ソ / . | / ハ .i| \ 〉 \__ `¨¨´ / .. . |/ | Ⅵ \ /ニリ / ヽ . . ' ' ' . 、 /⌒ , .l リ \ /ニニr}/ \ . ' ' ' . /\ ∨ .′ ィニニニ∧ 、 `ー-- .,,__ /.| ヽ ∨ / /二ニニニニ∧ \ >=} } } ∧ 乂/ 「俺も大好きやで、京太郎っ!」. /ニニニニニニ=∧ 丶 <二二// ∧. /二二二ニニニニニ∧ / > -- <二二二二// \/ニニニニニニニニニニ∧ / }ニニニニニニ// | <二二ニニニニニニニニ∧__ / |二二二ニニ// / |ニ> <ニニニニニニニニ∧ ` /|ニニニニ/イ / \ 124 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 04 55 07.84 ID NbymolMZo 京太郎「っ……ぃやっ、たぁぁぁーーーーーっ!!!」ギューッ セーラ「痛っ、ちょ、痛いわ! いつまで抱き締めてんねん!」 京太郎「いつまでもっすよ! もう離しませんから!」ギュッ セーラ「……ばか」ギュッ 京太郎「セーラ先輩」 セーラ「ん? な――んむっ」 京太郎「――」 セーラ「っ……ふ、ぅ……ん」 京太郎「、……どうですか?」 セーラ「……魔法みたいや」 京太郎「魔法?」 セーラ「髪も服も綺麗になって、京太郎とキスして……」 京太郎「気分はシンデレラですか。先輩もやっぱり女の子ですね」 セーラ「俺も驚いてる……まだ実感ないわ」 京太郎「じゃあ、実感出来るようになるまで何回でも」ズイッ セーラ「あ、あほっ。そんなん有り難みがなくなるやんか……」 京太郎「言葉の割に、拒む素振りが見えませんけど?」 セーラ「……いじわる」 125 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 04 59 59.37 ID NbymolMZo 京太郎「はは、ごめんなさい。じゃあお詫びもかねて……目、閉じてください」 セーラ「……ん。ん――」 ガチャッ | . . .| . . . . . . . . . .| | l八{\ . . . . / ___ ∨ . . . . . . \ . . . . . . . . . . | | . . .l . | . . . . . . . .lノ } \_  ̄ ̄ ̄ ∨ . 、 . . . . .| . . . . . . . . . . | | . . .l . | . . . .. .//_' ´ ̄ ∨ . \ . . | . . . . . . . . . . | | . . .l l l\// ´ =芋 苧苧芋= ∨ . . . ┴ 、 . . . . . . . | | . . .l从  ̄ /〉 .| ( ) | } ∨ / ∨ . . . . / 八. . . . . . /..ベ 乂 ノ / }/ | . . . . / 「お客さーん時間ですゥ」 \ . . . . =彳 ( ハ. .==、 ¨¨´ / 八 . / \∧ 乂 } } .ー―― / . . ./ {\ . ¨¨´ノ ' )`ヽ 〈___/ . . . ′ \ .__ //ノ /「 . . . . . . . .| / ´ .イ . | . . . . . . . . | | __ -‐ , | .| . . . . . . . . | | . 、 `¨´ / .| .| . . . . . . . . 乂__ノ . / | .| . . . . . . . . . . . . . . . . . 个 ... / | . 乂 . . . . . . . . . . . . . . . 127 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 05 14 52.52 ID NbymolMZo 京太郎「なっ……フナQ先輩!?」 セーラ「フナQ!?」パチッ フナQ「おーおー、すっかり雌の顔になってるやんけ」パシャッ パシャッ セーラ「うわぁ!? と、撮んなよ!///」 竜華「わぁー……観覧車でキスとか、大胆やねぇ……///」カァー 怜「最近の若者は進んでんなぁ。なー泉?」 泉「ヤベース」 京太郎「み、みんな揃って何やってんすか!?」 フナQ「信じて送り出した江口先輩がマネージャーの後輩の熱烈アプローチに陥落してメス顔晒すのを観察しようと思いまして」 京太郎「趣味悪ッ!」 雅枝「まあ折角の遊園地やしな。行かな損やろ」 京太郎「監督まで……ていうか、え? もしかして今日のデート……全部?」 怜「三巡先までバッチリ見守ってたで」エッヘン 竜華「ごめんなー京太郎くん。どうしてもセーラが心配で」 京太郎「」 セーラ「」 セーラ「」 129 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/12/17(火) 05 31 38.43 ID NbymolMZo フナQ「お陰様で貴重なデータがぎょうさん採れましたわ。ごちそうさんです」ゲスゥ... 京太郎「うわゲスっ! この特徴からフナQ先輩は別名『妖怪データ啜り』と呼ばれているんだ!」 怜「相変わらず長野人にしておくにはもったいないツッコミやなー」 セーラ「ぁ……ぁ……ぁ……///」カァーーーッ 竜華「セーラ?」 セーラ「うわぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!!///」 京太郎「ああっ!? セーラせんぱーい!!」 雅枝「走ってんなぁ」 フナQ「こら捕まえるのは骨が折れそうや」 京太郎「完全に他人事だよこの人達!」 怜「そら他人事やし」 竜華「お姫様を追いかけるのは王子様の役目やでっ」 京太郎「ああ、そーいえばそーいう話でしたねぇ……」 泉「須賀くん。これ先輩が脱ぎ捨てていったサンダルです」スッ 京太郎「泉お前いきなり言葉を」 雅枝「戻ったら旨いモン食いに連れてったるさかい、はような」 京太郎「……分かりましたよ。行けばいいんでしょ行けば!」ダッ 京太郎「せんぱあああああい!! 好きだああああああああああ!!!」ドヒューン セーラ「うるせええええええええええええええええええええ!!!///」ドヒューン 【THE END】
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あくまおうろーどろーらー【登録タグ VOCALOID akutyanP あ 曲 鏡音リン】 作詞:akutyanP 作曲:akutyanP 唄:鏡音リン 曲紹介 オリジナル版は激しめのVOCAROCK、リミックス版はトランス調。 歌詞 走れ、黄色い悪魔ロードローラー バナナが燃料よ♪ 唸れ、あたしの悪魔ロードローラー 皆轢いてあげるわ♪ コメント 悪魔王が降臨なさった -- 名無しさん (2009-03-24 19 32 53) すげー・・バナナ・・・・・・・・・・ -- ロリ誘拐 (2009-07-15 19 41 04) まさか!バナナが燃料なんて! -- 黒猫姫 (2009-07-28 15 09 44) 歌詞短っっ -- 澪 (2009-10-23 21 21 19) ある意味神w -- 凌 (2009-12-22 18 53 58) バナナって……レン? -- 名無しさん (2010-01-25 11 42 39) 戦士 待つ人 -- 名無しさん (2010-01-25 11 47 12) 燃料はレンさんってことなんですかね? -- ルナ (2011-04-30 19 11 48) 名前 コメント
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平成22年4月19日(月曜・晴れ) 下の階に部屋を増築してから雲雀さんは暇つぶしだといって お茶をしていることがたびたびある 今も着物を着せられた俺(女性用)とまたまた着物を着せられた二人(こちらも女の子用) と二人を膝にのせて着物を着ている草壁さん・・・ は雲雀さんがお茶をたてている間正座をしてまっています シャカシャカシャカ 「はい、出来た。どうぞ綱吉」 ありがとうございます 本当に雲雀さんってなんでもできちゃうんだよね 口にすこしお茶を含むとほのかに苦い味がするがとてもおいしい 二人が興味シンシンにみていることにきずいてふたりにも飲ませてあげると・・・ 「にがい!!」 「うぅーー!!にがいよーー」 とゆう反応・・・それを見ていた草壁さんはお茶菓子を渡してやると 二人はすぐに機嫌を取り戻してお茶菓子を食べていたが・・・ やありあんだけ甘いと飽きるのも時間の問題だね 戻る -
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◇ ――皆が皆、お城の舞踏会に行けるわけではないし、 ――お城の舞踏会に行ったところで、王子様の心を射止めることが出来るのは美しい人だけなのよ。 ――だからね、私はシンデレラが嫌いなの。 ――私、シンデレラにはなれないもの。 ――私だってお姫様になりたいのに。 ◇ 掃除に洗濯に炊事、ドタバタ、ドタバタ、ドタバタと――広い洋館の中で、己のサーヴァントはまるで独楽鼠のように忙しく働きまわっている。 何をそこまで働くようなことがあるのだろうか。 何故、掃除機や洗濯機を使わず、頑なに人力で家事を行うのか。 サーヴァントと言っても、彼女が利用していたモノとは違う――そこまで忠実に召使のように振る舞わなくても良いだろう。 テレビを点けると、見たことのない学生モデルが微笑みを浮かべていた。 苛立って、リモコンをテレビに投げつける。 テレビ画面が割れる、画面が消える、しかし――本物のモデルの顔は割れもしないし、消えもしないのだろう。 自分とは違って、だ。 蒼井晶は、顔を撫ぜた。 鏡を見ることは辞めていた。 かつては鏡は一番のファンだった、モデルに選ばれるほどの愛らしい顔と、均整の取れた身体を映して、晶を喜ばせていた。 今は、もう――そうではない。 モデルどころか、人前に出ることも出来ない。 均整の取れた身体も、愛らしい顔も意味が無い。 ――傷がある。 烙印【スティグマ】のように、呪いのように、ヒビのように、 彼女の頬には、獣の爪に抉られたかのような傷があった。 何故そうなったのかと言えば、それがルールであったからとしか言いようが無い。 彼女はある戦いに参加していた、自分の願いを懸けたカードゲーム。 勝利すれば願いが叶い、敗北すれば――その願いは反転して、呪いとなって自らに降り注ぐ。 彼女はカリスマ的な読者モデルだった、けれど一番ではなかった、女王ではなかった。 ――浦添伊緒奈。晶は彼女に勝てなかった。 晶は可愛かったが、伊緒奈はそれよりも美しかった。 晶の家は貧しかったが、伊緒奈の家は裕福だった。 晶は愚かで、伊緒奈は賢かった。 晶は弱く、伊緒奈は強かった。 目を焼きそうなほどに眩しかったから、自分を否定するほどに美しかったから、 ありったけの憎悪を込めて、晶は願った――伊緒奈を蹴落とすことを。 自分が伊緒奈より美しくなろうとも、裕福になろうとも、強くなろうとも、そのコンプレックスは――癒やされないから。 彼女よりも上に立つことではなく、彼女を下に落とすことでしか、勝利の実感は得られないから。 そして、彼女は敗北した。 最後の戦いは相手は、伊緒奈だった。 完膚なきまでに敗北した。 顔に刻み込まれた呪いによって、彼女が唯一自負していたものが失われた。 彼女に直接敗れることで、プライドも打ち砕かれた。 そして、彼女が伊緒奈に勝つ手段も失われた。 十代だった、何もかも失うというにはあまりにも早すぎた。 しかし、彼女は何もかも失ってしまった――彼女が持っていたものはそれだけだった。 全てを失い、しかし憎しみだけは残った。 フードを被る。顔を覆い隠す。ナイフを持つ。 自分と同じ。傷を。刻む。ために。 そして、気づくと、彼女は、冬木にいた。 ◇ 仄かな陽光。 見知らぬ街。 肌寒い風。 白い白い雪。 夢の中にでも迷い込んだかのように、唐突に何の伏線もなく、彼女は冬木市へと辿り着いていた。 夜は朝になり、季節は冬になり、そして――周囲には人がいた。 まるで、意味の分からない状況に、晶はフードを深くかぶり、顔を隠し、走った。 どこへ行けばいいかなどはわからない、しかし顔を見られる訳にはいかない。 人の視線は、刃物よりも鋭く彼女の傷口を抉り抜く。 「ありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえない」 小声で状況を否定し続けながら、走る、走る、走る。 俯いて走るので、何人もの人間にぶつかった。 「ぶつかっておいて――」 「どういう教育を――」 「どこ見て歩いて――」 彼女に文句をつけようとした何人かは、彼女の姿を見て黙りこんだ。 刻み込まれた痛々しい傷よりも、何よりも、その目を――絶望と憎しみに満ちた、汚泥のような目を見て 「黙れ」 走り、走り、走り抜けて――彼女は、辿り着く。 立ち入り禁止。警告色の看板が真っ先に目につく廃墟の洋館。 周囲に人の気配は無い。 施錠されているようだが、ガラスを割れば侵入出来るだろう。 石でガラスを叩き割る。 当然ながら電気は点いていない。 家具は一つも残っておらず、床には絨毯のように埃が敷き積もっている。 だが、晶にとってはちょうど良かった。 埃を適当に払い、部屋の隅に座り俯く。 これからどうすれば良いのだろう。 自分がどこにいるかわからない。 あの戦い――セレクターバトルが原因だとしたら、それは間違っている。 自分にもう戦う資格はないし、罰だというならば、顔にしかと刻み込まれてしまっている。 警察に行って、自分の家に帰って――それで、どうなる。帰りたくない。 食事、寝るところ――いっそ、死んでしまいたい。けれど、死ぬのは嫌だ。自分だけ不幸になるのは嫌だ。 恨みはないけど、誰かを殺して家を乗っ取ってやろうか。何が起こっているのだろう。 寒い。なんで冬なんだろう。ここどこだろう。日本には間違いない。 何故、自分はこんな目にあっているのだろう。 畜生。畜生。畜生。畜生。畜生。畜生。畜生。畜生。畜生。 身体を焼きつくすような怒りが引き金だった。 彼女の下腹部に熱が生じた。 烙印が再び刻み込まれる。 ガラスの靴、かぼちゃの馬車、12時を指す手前の時計。 誰もが知る童話のキーアイテムの3つが――令呪が、彼女の下腹部に生じる。 「アナタが、ボクのマスター?」 晶は声を聞いた。 可憐な声。優しげで――しかし、はっきりと芯を持った声。どこか懐かしいような声。 顔を上げると、そこには継ぎ接ぎのボロ服を着た少女が立っていた。 垢抜けない顔、野暮ったいショートカット、ともすれば少年にも見えかねない。 ――そして、その姿には何故か見覚えがあった。 「……は?マスターって」 少女を叩きだそうとした瞬間、晶の脳に聖杯戦争の情報が刻み込まれた。 瞬間、晶は理解する。 つまり、目の前の少女は自分のサーヴァントで――自分はまだ――再起出来る。 「ふ、ふ、ふ」 「どうしたの……?」 心配そうにこちらの表情を窺うサーヴァント。 ただの田舎娘にしか見えないが、しかし手に入れたのだ。再び自分の顔を取り戻す手段を、伊緒奈に勝利する手段を。 「ほんとに……ほんとに……アキラッキィィィィィィィイェイ!」 ◇ 「はじめまして、ボクはアヴェンジャーの……シンデレラ」 「アヴェンジャー……って、シンちゃんって、皆大好きヒロインちゃんなのに、復讐しちゃうの?こわこわのヤバヤバ~」 晶はまず、確かめなければならなかった。自身のサーヴァントは己の味方なのか、敵なのか。 故に、かつての戦いでも散々に行ったように――相手の精神を揺さぶる。 もう、かつての戦いのように、相手の願いを読むことは出来ない。 しかし、散々に行ったように――相手の弱みを揺さぶる方法は知っている。 そして、晶が――シンデレラという誰でも知るサーヴァントのマスターであることも幸運だった。 シンデレラがアヴェンジャー【復讐者】であると、そのようなことは――絵本に出てくるような彼女ならば有り得ない。 有り得ないからこそ、そこは隙になる。 「ねぇ、どうなの~?」 シンデレラのことはよく知っている。 しかし、サーヴァントである目の前の少女のことは何もわからない。 相手を精神的に追い詰めて、情報を引きずり出す。 晶は絶対にこの戦いに勝たなければならない。 だから、中途半端な味方はいらない――完全な下僕がいる。 「う~ん、意地悪なママとお姉ちゃんの目を抉りたいから、アヴェンジャーとして召喚されちゃったのかなぁ?ボク、わかんな~い」 「真面目に答えろよ」 とぼけるアヴェンジャーに対し、晶はドスの利いた声で応える。 相手の弱点と思われる部分ならば、徹底的に抉り抜く。 追い詰めるだけ、追い詰めてやらなければならない。 「えーっと、じゃあ……クイズ!じゃじゃーん!シンデレラを輝かせるものってなんでしょう? ハイ、解答時間は10秒!チッチッチッチッチッチッチッチッチッチ」 「魔法だろ、魔法……いいから質問に答えろよ!」 相手の弱点を見誤ったか、適当に回答しながらも、ドスを利かせながらも、晶は相手に対し主導権を握ることだけを考え続けていた。 「はい、正解は!シンデレラになれなかった女の子たちの死体です!残念!」 「は?」 「シンデレラっていうのは、女の子の憧れ。 けど……王子様は一人だけ、王子様と一緒に踊れるのも一人だけ。 み~んな、シンデレラ!み~んな、ともだち!っていうのは出来ないわけ。 沢山のシンデレラになれなかった女の子たちの死体があるから、 舞踏会にも行けない、王子様に相手にされない、ガラスの靴も残せない女の子がいるから、シンデレラっていう一握りの尊い奇跡が輝くわけ! くすくすくす、マスターみたいな醜い女の子は、綺麗なドレスを着ても、王子様は踊ってくれないねぇ」 そう言って、アヴェンジャーは笑いながら、優しく、愛おしく、晶の傷を撫ぜた。 「バカにしてんのかあああああああああああああ!?」 怒りと痛みで、晶は叫んだ。 相手の傷口に触れようとして、これ以上と無く自分の傷を抉られた。 勢いのままに、アヴェンジャーの首を締める。 この痛みを苦しみを怒りをわからせようと、万力のように力を込める。 しかし、アヴェンジャーは笑っていた。 「ボクは、意地悪なママでも、お姉ちゃんでもないよ。だから、アナタをいじめるつもりは無い。 ただ、アナタにボクという存在をわからせてあげたくてね。 ボクはね、シンデレラだけど……王子様で優しい魔法使いのおばあさんなんだ。 アナタに魔法をかけてあげるよ……素敵な素敵な魔法をね」 首を締められながら、アヴェンジャーは平然と言葉を続けてみせる。言葉は脳内に響き渡る。 成程、これが念話というものなのだろう。 「顔の傷を治してあげる、アナタに綺麗なドレスを着せて、舞踏会に連れて行ってあげる、意地悪な継母と義姉だって、殺してあげる。 アナタがこの戦いでシンデレラになるの……ボクがそうなったように、そうなりたかったように」 『十二時に解ける魔法、十二時に消える幸福(ビビディ・バビディ・ブー)』 急激に、力が抜けていく。 刻み込まれた知識にあった宝具――その真名開放か。 だが、何故このタイミングで――マスターを殺すつもりか。 晶の中で思考が渦巻く。 しかし、考えは纏まらなかった。 首を締める力が緩まる、立っているだけの力が抜けて、その場に座り込む。 「うん、やっぱりこの姿じゃないとねぇ」 ◇ アヴェンジャーはまるで水晶のような透明感のあるドレスを着て、 陶器のような白い白い足でガラスの靴を履いて、その場所に美しく佇んでいました。 その近くでは、まるで、マスコットキャラクターのように魔女の服を着た鳥が飛んでいました。 金色の髪は、星の川が流れるかのようにさらさらと美しく靡き、 その顔は、ただ目を合わせただけで恋に堕ちてしまいそうな――天使のように中性的な顔をしていました。 「さぁ、マスター。魔法使いのおばあさんを呼んであげたよ。アナタの美しい顔に走る醜い傷を消してあげる。お願い、魔法使いのおばあさん」 「ビビディ・バビディ・ブー」 魔女の服を着た鳥が呪文を唱えると、晶の顔の傷は嘘みたいにすっかり消えてしまって、晶は元の可憐な顔を取り戻していました。 「さぁ、マスター顔を撫ぜてみて」 「……あれ」 晶が顔を撫ぜると、あの皮膚にある歪んだ感触が――すっかりと消えて無くなっていました。 「ああ、マスター……この家には鏡が無いね、だからアナタは自分の美しい顔が見られない。 でも安心して、ボクの目の中に、アナタの美しい顔はしっかりと映っているんだよ?」 そう言って、アヴェンジャーは晶の顔をしっかりと覗き込みました。 晶がアヴェンジャーの瞳を見ると、その中にはかつての可憐だった自分の顔がしっかりと映っていました。 「……嘘でしょ」 「さぁ、マスター……踊りましょう?」 座り込んだ晶の手を無理矢理に取って、アヴェンジャーは晶を立たせました。 そして、王子様のように、アヴェンジャーは晶を踊りに誘いました。 不思議です、晶は踊り方なんて全く知らなかったのに、アヴェンジャーに身体を任せると、まるで羽根のように身体が軽く踊るのです。 「美しいよ、ボクのシンデレラ……大丈夫、アナタはきっと王子様と結婚できるよ」 「王子様と結婚したいわけじゃない……から」 二人の体は船のようにゆらゆらと揺れ、寂れた廃墟の洋館はすっかりと二人のためのダンスホールに変わっていました。 「アナタは幸せになるよ、アナタがそう願ったように、ボクがそう願ったように」 綺麗な髪ね、そう言ってアヴェンジャーは晶のふわふわとした栗色の髪の毛を撫ぜて、五本の指で櫛のように、彼女の髪を梳かしました。 「愛しているよ、シンデレラ。王子様よりも、魔法使いのおばあさんよりも、死んだお母様よりも、お父様よりも。自分のように、アナタを愛しているよ。 絶対にこの聖杯戦争で優勝しよう。アナタの魔法はすぐに解けてしまうから……だから、アナタのための聖杯【ガラスのクツ】を、絶対に勝ち取ろう」 アヴェンジャーの瞳の中に晶の姿が映っています。 可愛らしい姿が映っています。 「ああ、魔法が解けてしまう」 アヴェンジャーのドレスは元のボロに戻ってしまいました。 あの美しさもどうしたことでしょう、すっかりと元に戻ってしまいました。 しかし、ガラスの靴だけはその場に残されました。 そして――アヴェンジャーの瞳の中に映る晶には、以前のように、大きな傷が刻まれていました。 ◇ 悲鳴を上げる晶を見ながら、アヴェンジャーは笑う。 これでいい。十二時には早過ぎるけれど、魔法が解けるにはちょうどいい。 彼女は幸福にならなければならない、しかし――幸福になるためには不幸でなければならない。 ――アヴェンジャー……って、シンちゃんって、皆大好きヒロインちゃんなのに、復讐しちゃうの?こわこわのヤバヤバ~ 先の晶の問いが蘇る。 だが、継母や義姉への復讐は――それこそ、キャスターとして召喚された魔女のシンデレラが行えばいいことだ。ボクには関係ない。 ボクが復讐したいのは、運命だ。 誰もが皆、シンデレラになりたい。 けれど、皆が皆、シンデレラになれるわけじゃない。 誰もが皆舞踏会に呼ばれるわけじゃない。 誰もが皆舞踏会で王子様の心を射止められるほど美しい訳じゃない。 誰もが皆舞踏会で王子様と結婚出来るだけの身分を持っているわけじゃない。 だから、ボクが生まれた。 継母や義姉にいじめ殺されるような、舞踏会に行けないような、 王子様と踊れないような、王子様と結婚できないような、 物語をめでたしめでたしで終わらせることの出来ない――シンデレラに憧れた女性たちが見た夢。 シンデレラという器に注ぎ込まれた、敗北者達の――祈り。 シンデレラで、魔法使いで、王子様。 ボクが聖杯を手に入れたら、世界はどうなるのだろう? きっと、魔法にかけられたように――幸せで包まれるはずだろうね。 幸福にしてあげるよ、マスター。 ボクはアナタのことをボクのように大切に思っているのだから。 【クラス】 アヴェンジャー 【真名】 シンデレラ 【出典】 童話 【性別】 女 【属性】 中立・中庸 【ステータス】 筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:A 宝具:EX 【クラススキル】 灰被り:A スキル復讐者とスキル自己回復(魔力)を兼ね揃えた特殊スキル。 シンデレラに憧れながらも、決してそうなることは出来ない女性たちの運命に対する憎悪。 アヴェンジャー自身はあくまでも、その女性たちの思いを受け止める器でしかないため、その憎悪はマスターに依存する。 マスターが憎しみを重ねれば重ねるほどに、魔力を増幅させる。 忘却補正:E++ シンデレラを忘れるものは誰ひとりとしていない、だが――シンデレラに憧れる名も無き女性はいともたやすく忘れられる。 女性を不幸にした逸話のある者はアヴェンジャーに対して油断し、最初の攻撃の際のクリティカルの確率が増加する。 【保有スキル】 魅了:E 魔法使いを味方にした美しい心、王子の心を射止めた美しい容姿、女性の憧れとして語られる美しい運命。 シンデレラと相対したものは、その心と容姿、そしてその運命に対し、三回の精神判定を行う。 失敗するごとにシンデレラへの敵対の意思が薄れ、女性ならば憧憬、男性ならば思慕の感情を抱く。 ただし、通常状態のシンデレラはあくまでも灰被り。有効な判定を得ることは難しい。 硝子靴の幸福:E 時間が来れば、魔法は解ける。幸福な時間は強制的に取り上げられる。 しかし、彼女はガラスの靴を残した。魔法が解けても、彼女は幸福を諦めなかった。 彼女の状態如何に関わらず、確率によって強制的にスキル仕切り直しが発動する。 仕切り直しが発動した際、確率によって相手の進行ラインに罠を作成し、相手の戦力、精神値にダメージを与える。 【宝具】 『十二時に解ける魔法、十二時に消える幸福(ビビディ・バビディ・ブー)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人 誰もが知る魔法。アヴェンジャーはドレスとガラスの靴を身に纏う。 アヴェンジャーの筋力値、耐久値、敏捷値はBランクまで強化され、魅了と硝子靴の幸福スキルはAランクにまで強化される。 Aランクの硝子靴の幸福の発動による罠は、ガラスの靴である。 ガラスの靴を発見した者は、精神判定を行い、 失敗した場合は、ガラスの靴の持ち主に対する魅了、あるいは足を切り取ってしまってでも、ガラスの靴を履きたいという衝動に襲われる。 また、道具作成:A 魔術:Dを持った魔女の格好をした鳥の使い魔を召喚する。 この宝具は魔力切れのみならず、時間が十二時を迎えること、仕切り直しスキルの発動によって強制的に解除される。 『白と紅の薔薇のように、二人は楽しく幸福でありました(ハピリー・エヴァー・アフター)』 ランク:EX 種別:対運命宝具 レンジ:∞ 最大補足:- アヴェンジャーが心の底から望みながらも、終ぞたどり着くことが出来なかった完全無欠のハッピーエンド。 この宝具を発動することによって、アヴェンジャーは王子様と幸せな結婚をしていつまでもいつまでも仲睦まじく暮らすことが出来る。 あくまでもアヴェンジャーに託されたものであるこの宝具の完全発動は令呪によるものであろうとも、聖杯戦争中には不可能である。 ただし、幸福な結末のための意地悪な継母と姉の目を抉り取る鳩の召喚だけは、限定的に行うとが出来る。 【人物背景】 神につながる心持つ 世にも可憐なシンデレラ 雨風つよくあたるとも 心の花は散りもせず。 魔法の杖の一振に たちまち清き麗姿 四輪の馬車に運ばれて 夢のお城へいそいそと。 時計の音におどろいて 踊る王子のそば離れ あわてて帰るその時に 脱げたガラスの靴ひとつ。 靴は謎とく鍵の役 捜し出されたシンデレラ お城に迎え入れられて 心の花ぞかがやきぬ。 その正体はシンデレラに憧れつつも、 シンデレラにはなれなかった女性たちの祈りがシンデレラという器を取って、召喚された者。 幸福になれない運命に対する復讐を果たすため、彼女はアヴェンジャーとして召喚される。 彼女はシンデレラであり、魔法使いであり、王子様である。 【特徴】 通常時は、少年だか少女だかわからないような野暮ったい中性的な感じなんですよ。 でもなんか、こうたまにあるんすよね、あっこいつかわいいなみたいな時がね。 で、宝具発動時なんですけど、まぁ魔法少女みたいな感じで。 天使のように中性的な魔法少女。 ボクっ娘なんだけど、本質的には女性的みたいな。 でも時折、見せる王子様的な面がね、ほんとエロい。 美少女の男装ってほんと好きなんですよね。 【願い】 全世界に向けた彼女の宝具の完全発動。 【マスター】 蒼井晶@selector infected WIXOSS 【人物背景】 カリスマ的な人気を誇る読者モデル。 明るい言動で傍目にはフランクな性格に見えるが、実はかなり陰湿かつ偏執的、そして悪辣。 セレクターバトルという願いを懸けて行うカードゲーム(WIXOSS)で敗北し、顔に大きな傷を負う。 めちゃくちゃおもしろいのでアニメ見たほうがいいですよ。 【マスターとしての願い】 顔の傷を治し、伊緒奈達を痛い目に遭わせる。
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なんかやってみたかった色の塗り方ですコレw こんなリデ嬢にお兄様っていってもらったらどーでしょー的なノリで描いた絵ですww -- 月凪 渚(元Riku. (2008-10-23 20 52 36) わわぁっと、この前の人形風フェリ嬢←に後からコメくれた方ありがとーでしたっ★ -- 月凪 渚(元Riku. (2008-10-23 20 55 42) わあぁぁっ☆らいだーさんかわいいよvv鉛筆塗りとっても綺麗だよん☆服もかわえぇなぁもうっvv(何だよ)こんなんでサタン様お兄様ってアセンションしてしまうな(笑)この漫才デモかわいくて大好きだったり~vv長文すいません;; -- グミ騎士団 (2008-10-23 21 01 41) リデル可愛いー♪色塗り綺麗ですね! -- ayana (2008-10-23 21 34 56) 色の塗り方が凄くて可愛いと思いますww そういえばこんな漫才デモがありましたよね!可愛いですw -- なお (2008-10-23 21 46 28) コメント感謝ですww ぐみぐみ>かわいいありがとw鉛筆塗り頑張ってみましたにゃん★←服はセーラー服大好きだから着せてみたのw私もこの漫才デモ大好きだよw ayana様>色塗り素敵だなんて・・、本当にありがとうございます!とっても嬉しいですww なお様>ありがとうございます★ ありましたよwお兄様ぁ~ww(何 可愛いだなんて嬉しすぎです>< コメありがとでしたw -- 月凪 渚(元Riku. (2008-10-23 21 53 14) 名前 コメント
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なんと言うかその場の成り行きで、降って湧いたようにはじまってしまった神原との情事に、僕ってハメられちゃったのかなぁとか、 戦場ヶ原に何て言やいいんだろうとか、この場合、喰われる側は神原なんだろうか、それとも僕なんだろうかなどと、いろいろな考えが 頭の中を駆け巡っていたのだが、それらの漠然とした考えは、目の前に横たわった、超高級セクサドールのように少しのたるみもない 流線型の肉体が放つ圧倒的な存在感によって、霧のように掻き消されていった。 いつもガン見していた後輩の股間を、ここぞとばかりに指でまさぐりながら、僕は言った。 「神原の腰つきって、スッゲーいやらしいよな」 現役アスリートでもある、神原の鍛えられた下半身は、細く見えるのに肉付きが良くて、見るからに締まりが良さそうだった。 「ええっ…」 このきれいな脚を、これから思う存分、揉んだり撫でたり、開いたり閉じたりして、そんでもって舐めたり啜ったり呑んだりしちゃうんだ、僕。 「体育会系の女子って、アソコの締まりとか、やっぱスゲーんだろうな」 「先輩ったら… 後輩の女子を… そーゆー目で見てたんだ」 「…と言っても、お前だけだけどな」 その人並み外れたスポーツの才能から、たちまち直江津高校のアイドルになった神原は、ルックスだって本モノのアイドル顔負けだ。 そんな健康的なナイスバディの持ち主とエッチするという状況に僕は、ちょっとニュアンスは違うが、あの凄惨な戦いの晩、悪魔の待つ 真っ暗な教室へ入っていったときと同じくらいガクブルしていた。 まるでグラビアから抜け出たようなお椀型の美乳にむしゃぶりつく。 「うあっ… 阿良々木先輩ッ…」 鮮やかなピンク色の乳首がみるみる尖っていく。 おっぱいの縁の急な立ち上がりを舌でなぞりながら、柔らかくて張りのある乳肉に頬を擦りつけ、揉みあやしてゆく。 そして、さらに下へ下へと、ゆっくりと舌を這わせていった。 「うあぁっ!」 だんだんと激しくなる呼吸に合わせて、乳房がぷるぷると震え、引き締まった腹部が波打つように上下した。 つるつるした下腹に顔をうずめて舐めまわすと、あたたかくじっとりした神原の吐息が、ぴんと立った僕のアホ毛を揺らしながら、 僕の髪の毛を湿らせていった。 「阿良々木先輩ッ、そこはダメだッ、きたない…」 16才の秘めやかな場所は、初々しいピンク色をしていた。 ゴクリッ、と自分が生唾を呑み込む音が、僕の耳に大きく響いた。 「いつも見せつけてたくせに、少しぐらい舐めさせてくれたっていーじゃん」 すでに蜜穴は、じっとり濡れて、なまめかしい光を放っている。 頬を真っ赤に染めて、神原が弱々しい声で否定する。 「べつに見せつけてるわけじゃ…」 その弱々しい声は、ピンクの花びらを舐め啜る、ぴちゃぴちゃという猥雑な音に掻き消された。 「あうううっっっ!」 長い腿とすらりとしたふくらはぎが、ピィーンと伸びて、張り詰めた筋肉でぱっつんぱっつんになる。 僕は口をすぼめて、ひだの奥から肉芽を吸い出して、舌先で転がすようにした。 「はうっ!!」 乳房を大きくバウンドさせながら神原は仰け反り、腰をくねらせて喘いだ。 引き締まったお尻に続いて、みごとな脚線美を両手で撫で回すようにすると、なめらかに張った筋肉が僕の指をやんわりと押し返す。 ピンクの肉裂から口を離さずに、僕は言った。 「レロレロレロ… あれだ神原、ウォーミングアップだよ」 「ううううんっ」 ショートカットの髪を、まるでいやいやをするように激しく振り乱しながら、昂まりゆく快感に耐えようとする神原。 花びらが開ききって、秘孔がぱっくりと口を開けたのを確認して、僕は言った。 「ウォームアップはこんくらいでいいだろう」 僕は神原のうえにのしかかって、さっきまで舌で舐め回していた彼女自身にペニスの先をあてがった。 「それじゃあ神原、行っくぜーッ」 「あふぁっ!!」 僕の身体のしたで、彼女の全身の筋肉がきゅっと張り詰め、まるで波打つように動いた。 そのまま、狭くなった肉の輪を一気にくぐり抜ける。 神原の股はやわらかく、ぜい肉がまったくないことも加わって、より深いところまで挿入することができた。 ペニスの先に何やらこりこりした突起が当たる。…どうやら最初の一突きで、子宮口まで軽々と到達してしまったらしい。 「スッゲー気持ち良い… 最後はちゃんと外に出すから」 鍛えられて二つに割れた背中を強く抱き締めながら、僕は腰を使い始めた。 彼女のなかはじっとりと湿ってあたたかく、あまりの気持ち良さに僕は、最初の数ストロークで果ててしまいそうになった。 ぐんぐんと膨らんでゆく射精感をなんとか堪えながら、無我夢中で腰を振った。 「せんぱぁい、阿良々木先輩ィーッ」 「かんばるッ、かんばるッー!」 荒々しく突き込むたびに、つるりとした下腹部やすべすべした内腿がぺたぺたと音を立てて僕の下腹部に押し当たる。 「せんぱぁいーッ!」 「かんばるうぅーッ!」 名前を呼びながら突き込む僕に、神原も更に締め付けながら応えた。 少女の美しさと女のいやらしさを同時に持つ、芸術的なまでの肉体が、快楽によってさらに艶やかに輝いてゆく。 じわじわと盛り上がってきた射精感が、一気にスパークして臨界点を超えて、阿良々木先輩は発射の秒読み段階に入った。 スパートをかけると、精液を搾り取ろうとするかのように、肉壷がぐっと引き絞られた。 本能に逆らって一気にペニスを引き抜くと、呆れるほどたくさんに白濁液がぶるんっと弾けるように散って、神原の腹といわず胸や顔にまで べったりと付着した。 二人でシャワーを浴びながら、僕は神原のお腹についた僕の精液を念入りに洗い落とした。 神原は目をつむり、僕に洗われるがままになっている。 (こいつの身体って、全身どこもかも、つるつるのすべすべなんだな…) ふと、現在の混乱した状況について考え、頭の中で整理してみようとした。 (……なんで、こうなっちゃったんだろーな~) さらに、これから予想される危機的状況についても考えてみる。 (戦場ヶ原のこと、ど~すんだよ…) ふと、神原が片目を開けて、僕の顔をちらりと見た。 (僕っていっつもこんな風に、流されてばっかりなんだよな…) でも、今朝の神原の扇情的なヘソ出しルック。 (あんなスゲー格好見せられちまったら、もう止まんねぇよなぁ~) 戦場ヶ原というちゃんとした彼女がいながらも、青春まっただ中の若い盛りである僕はどうしたって、他のキレイな女の子たちの身体にも 興味を持たずにいられない。 そんな僕にとって、今朝の神原の格好はマジで大興奮というか、もの凄くドキドキした。 神原は日頃から、男に媚びるような格好をまったくしない。なのに僕と待ち合わせていた今日、肌もあらわなセックスアピール全開の服装を してきたのだ。 こんなエロイ身体を見せつけて誘惑されたら、男はひとたまりもない。 あの短パンで大胆に強調された健康的な脚線美を見てしまったとき、ひょっとして、もう勝負は着いていたのかもしれない。 取り敢えず、この既成事実を受け入れるしかなかった。 (なんかハメられたような気がするけど、まぁいいか… 戦場ヶ原と付き合うようになったときも、何となく流されてって感じだったし…) 神原はいつもの人懐っこい微笑みを浮かべ、大きな目で僕のことをじっと見ている。 「阿良々木先輩、さっきから、なにを考えているのだ?」 「いや、…これからの身の処し方とか」 「戦場ヶ原先輩のこととか?」 「まぁ… そうだな」 「あんな女のことなんか、わたしは全然気にしてないぞ」 「いや、お前が気にしなくても、僕が気にするんだよ! つーか、戦場ヶ原はお前の愛しい先輩じゃなかったのかよ!」 「わたしの愛しい先輩は、阿良々木暦先輩だ」 「切り替え早ッ!!」 僕が頭を鷲掴みにして、わしゃわしゃと掻き乱してやると、神原はきゃっきゃっと声をあげて嬉しそうに笑った。 …この健康優良児め。 無邪気に笑う神原を見ながら僕も嬉しかった。 あの時ケチョンケチョンのズタボロにされた僕の尊い犠牲は、無駄じゃなかった。 怪異を追っ払って、神原が元のふつうの女の子の身体に戻って、相手はどうあれ、こうして人並みのエッチを体験することができた。それだけでも、 ボロボロになって頑張った甲斐があった。 ひょっとしたら、彼女から肉体関係を誘ってきたのは、お礼の意味もあったのかもしれない。 まぁ、身体を救ってくれたお礼に自分の身体を差し出すというのも、何だか凄く理にかなっているというか、至極まっとうな感じというか、 全然不自然じゃないように思えたので、ここはあれこれ余計なことを考えず、彼女の好意を素直に受け取っておくことにした。 続きます 戻る
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登録日:2010/06/22(火) 21 40 40 更新日:2024/04/03 Wed 23 56 55NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 FE FEヒーローズ かしましいシスター オスティア シスター シスター…? セーラ ツインテール ピンク ピンク髪 ファイアーエムブレム リキア 小澤亜李 烈火の剣 神装英雄 出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS 『ファイアーエムブレム 烈火の剣』のユニット。二つ名は「かしましいシスター」 CV:小澤亜李(FEヒーローズ) 初期値と成長率、CCボーナス シスター Lv 1 HP 17(50)+3 魔力 2(50)+1 技 5(30)+2 速さ 8(40)+1 幸運 6(60) 守備 2(15)+2 魔防 5(55)+2 体格 4+1 属性 雷 武器LV 杖D 仲間にする方法 リン編 5章でリンで話す。 エリウッド・ヘクトル編 13章開始時から。 ピンクのツインテールが特徴の16歳。オスティア家付きのシスター……だが。 その性格は我儘で自己中心的な毒舌家。 周りの者を振り回しており、ヘクトルですら彼女には手を焼いている。 リン編で彼女の護衛になったエルクは、召使いのようにこき使われたことを「思い出したくない記憶」と語っている。 一部イベント(レナートとの初遭遇、終盤のソフィーヤ遺跡)は味方が数種のキャラごとに共通の台詞をしゃべる中、セーラのみ専用台詞。 「正義の味方です!」 シスターとしてはシリーズでも類を見ないタイプの性格だが、愛嬌がありどこか憎めないキャラクターで人気が高い。 実はオスティアの貧しい孤児院出身で、辛い子供時代を、 「自分は本当はエトルリアの伯爵家の娘で、いつか優しい本当の両親が迎えに来てくれる」と思い込むことにより乗り越えていた。 普段から騒がしい言動をとっているのも、その経験の裏返しなのかもしれない。 ユニットとしては幸運を中心に成長率が高い。 CC後は光魔法での攻撃が可能となり司祭の基本の武器レベルが光D/杖Cなのでライトニングだけでなくシャインの魔道書を使用できる。 シャインは重さ8なので攻速-3になるのだが、武器経験値がライトニングより1多く入る。 高位の魔道書を使わせるつもりなら修行用の重りとして買い込んでおくのも良いだろう。 ルセアと比べると同じ元孤児にもかかわらず幸運で圧倒的な差をつけており、回避率に期待できる。 反面、魔力が初期値2で成長率50%とヘタレる可能性があるのと技の低さで必殺が出づらい点、体格差から重い魔道書を使いづらい点では劣る。 特に重さについてはCC後に最も軽いライトニングを持った場合ですら攻速が1落ちてしまう。 CC後の武器レベルでもルセアの方が優遇されている。 下級の杖使いとしても機動力に勝るプリシラの影に隠れがち。 アトス以外で唯一の幸運の高い光魔法使いであり、ヘクトル編ハードではルナドルによる攻撃に最も強い。 ただ実際には杖使いからスタートする彼女をそれまでに育て上げるのは難しいため、攻撃される前に仕留めるという運用になりがち。 評価度外視でキャラの育成にこだわるようなプレイスタイルでないと彼女の潜在能力を生かすのは難しい。 アフアの雫を与えると魔力や技の補強に効果的で火力が上がる。 支援相手はヘクトル、オズイン、マシューらオスティア家の他は、セイン、エルク、ルセア、フロリーナといったリンディス傭兵団時代の仲間ばかり。 なお支援の組み合わせによって1ターン毎の支援ポイントが1~5溜まるのだが、セーラはその独特過ぎる性格のためかセインとルセアが2、他は全員1というダントツの支援成立速度の遅さを誇る。 下級職からの育成過程といい、何かと評価プレイとの相性が悪い…。 ヘクトル、オズイン、ルセア相手だとしおらしいセーラが見れる。 マシュー相手だとひたすらワガママぶりが目立つが、エルクとは一昔前のラブコメのような喧嘩をする。 フロリーナには自分のように振る舞う方法を教え、セインのことはいいように扱う。 本人曰く自分と同じくらいキレイな子とは仲良くしない主義だという。 …つまり、唯一の女性支援相手フロリーナは彼女から見たら… カップルエンドはマシュー、オズイン、エルク。 何故ヘクトルとはないのか マシューの場合は恋人のレイラが殉職したため、騒がしくも常にそばにいるセーラが彼の悲しみを癒やす存在になったという、予想外にまともな内容に。 オズインはオスティアの新体制構築のため忙しく働く中セーラにまとわりつかれるも、彼女の無邪気さに安らげる日も多かったという。 エルク相手だとかすかに芽生えた感情を「気の迷い」で片付けられ、当のセーラはそんなことは知らず「エトルリアで愛に生きる」宣言をし、ヘクトルに快く送り出される。 ちなみにオズインとの年齢差は14歳差。 出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS ファイアーエムブレム ヒーローズでは、稼働初期から実装。杖(無属性)の回復役。 イラストは久杉トク氏。神装版はえいひ氏。 二つ名は原作では「かしましいシスター」だが、こちらでは「かしましシスター」となっている。 おそらくは字数制限の関係と思われる……が、アップデートで改善されたのか後には9文字以上の二つ名のユニットも出てきている。 武器は『アブゾーブ+』。 与えたダメージの50%だけ自身の体力を回復し、更に戦闘中に攻撃していれば自身の周囲2マス内にいる味方のHPも7回復できる。 補助スキルは自身の攻撃の50%+10の値(最低15)だけ味方のHPを回復する『リカバー+』。 奥義は回復の杖使用時に自分以外の味方の速さを+4する『疾風の祝福』、 Cスキルはターン開始時に自身と隣接している味方の攻撃を+4する『攻撃の鼓舞3』。 セーラ自身の攻撃の値は高くないのだが、武器も補助スキルも地味に攻撃に依存する効果のものであり、 また奥義とCスキルも味方の攻撃性能を高めるものという、まさに彼女の性格通りイケイケ気質な構成となっている。 なおステータス傾向としては魔防が高め。 神装は氷の国ニフルの装束。杖使いの神装英雄はセーラが初である。 スカーフなどの紫色だった部分が水色に、雪国らしくファー付きの長袖になっていたりといった変更点がある。 また、スリーズのものと似た氷の花の髪飾りをつけている。 初期レアリティは3~4で☆5では排出されないが、神装による強化もあるので覚醒でレア度を上げて運用してみてもいいだろう。 ストーリーでは、第1部7-1「烈火の試練」でマシューを従え登場する。 「みんなが私の項目に追記修正してくれますように。 日間通算両ランクで一位をとれますように。 かわいい画像ばかり貼られますように。 それから…」 「…その祈りかどうかよく分からないものは、いったいいつまで続くのだ?」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] セーラが強烈すぎたせいで、次作の聖魔を初プレイしたときナターシャを薄いと感じてしまった しばらくしてからナターシャのが普通のシスターだと思い出した -- 名無しさん (2013-11-26 20 50 49) なんでヘクトルとペアエンドがないのかと不満だったキャラだ -- 名無しさん (2013-11-26 21 37 27) 烈火での魔法使いの中ではエースだったなぁ... -- sonicboy73 (2013-12-01 04 27 52) こいつ、エルク君に生意気な態度をとりやがって大っ嫌い!エルク君にひっつきやがって…あたしと変われ!! -- 名無しさん (2013-12-19 17 20 32) 全ての会話見るのに馬鹿みたいな時間掛った気がする -- 名無しさん (2013-12-22 04 01 42) 「綺麗な女と仲良くしたくない。」って言っているが、はっきり言ってこいつが一番性格ブスだし、そのせいで顔もブスに見える。エルク君に対する態度がクソすぎて最悪。こいつがもしあたしに会ったら、精神と身体にきついダメージを与えてやるわ!!エルク君はあたしが奪ってやるわ。 -- 名無しさん (2014-09-17 15 10 20) 以下性格も顔もブスな↑1を励ます流れになります -- 名無しさん (2014-09-17 15 54 01) 支援がある男の誰とくっついても違和感が無い子。ヘクトルから家族と言われた時に強がりながらも嬉しさを表したり、セインには最終的に気がある素振りをほんのりと見せたり、ルセアともいい感じになるけど、残念ながらペアエンドが無いんだよなー -- 名無しさん (2014-11-11 14 56 51) 公式絵のセーラはスタイル良すぎ -- sonicboy73 (2015-01-24 03 51 45) FEの中でも斬新 -- 名無しさん (2015-05-15 20 53 26) 強いしかわいいし一軍で使ってました。 -- 名無しさん (2015-05-15 22 26 19) 専用グラフィックなのも◎リン編でドーピングもできるし -- 名無しさん (2016-05-15 02 30 23) 遺跡での会話は専用じゃなくファリナと同じだった -- 名無しさん (2016-06-01 10 27 59) HPと守備は最低クラスだがそれ以外が非常に高く強力なユニット。難点は支援会話が私立するまでの必要ターン数がかなりかかること。ルセアとは歩調が合い、そこそこのターン数で成立するので一番支援がつきやすい。 -- 名無しさん (2016-06-01 13 42 14) 「自分と同じくらいキレイな子とは仲良くしない主義」は、ルセアの事をシスターと勘違いしてた時に言ってたという事も考えると、「美しさのレベルが自分と同じぐらいで、役目も被ってる同性は好きではない」という事ではないかなと思う。 ↑ セーラは元々ある程度の付き合いがあるキャラとの方が、成立するのに時間がかかるんだよね -- 名無しさん (2018-05-04 21 31 58) 下級、上級ともに専用グラ、会話のある村訪問時のセリフも専用、前作の流用だが専用BGMありと妙に優遇されてるな。 -- 名無しさん (2020-02-06 23 52 56) シスターのマップ上のユニットアイコンまで専用だった(ナターシャやエレンと違う)。 -- 名無しさん (2020-02-16 07 28 49) 烈火の剣味方枠きっての珍獣だけど、この性格になった経緯は普通にシビアで健気でいじらしいんよな -- 名無しさん (2022-02-20 19 54 32) エルクエンド、お前一体何をしたんだ…手を出したのはどっちだ -- 名無しさん (2022-05-02 08 42 07) 烈火の剣のイラストは、好きではなかった。 -- 名無し (2022-06-24 16 59 07) エルクエンドの場合はパント様の所で修行を続けるエルクの元へ押しかける事になる。クラリーネの性格がああなってしまった原因なんでは?と考えられる。何気にこのルートの場合は子供の頃支えにしていた思い込みがちょっと変わった形で叶ったと言える気がしなくもない。 -- 名無しさん (2022-10-16 15 21 15) プリシラのことは密かにライバル視してそう。名門貴族で美人と自分の理想みたいな存在だし -- 名無しさん (2023-04-05 15 42 19) 懐かしいなー 中学生の頃友人とこいつかしましいシスターやなくてやかましいシスターの間違いやろとか言って笑ってたなー -- 名無しさん (2023-04-24 15 56 25) 彼女がクラスチェンジしたら「こんなのが司祭とか世も末」ってげんなりするオスティア勢がありありと脳裏に浮かぶw -- 名無しさん (2023-11-17 15 49 36) 支援成立速度がオスティア家の昔からの仲間<リン編で出会った面子というのが何とも言えない性格を現している。元から知り合いなのにこんなに時間かかるのは結構珍しいはず。 -- 名無しさん (2024-04-03 23 56 55) 名前 コメント
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「まさかルーラーがもうひとり召喚されていたとはな」 「私もまさか自分が聖杯戦争のルーラーで召喚されるとは思ってなかったわよ」 監督役の神父、言峰綺礼の前にルーラーのサーヴァントが現れた。栗色長髪に榛色の瞳で 白を基調とした赤いラインが入った服を着ている少女。彼女の名前はアスナ。ルーラーのサーヴァントである。 ただルーラーのサーヴァントは既にアルヴィースと呼ばれるサーヴァントがルーラーで召喚されており、彼女は聖杯が今回の聖杯戦争を管理するために保険として召喚したもう一人のルーラーではないかと思われる。 「それで君はこれからどうするんだ?」 綺礼がアスナに質問する。 「他にルーラーがいるなら私は今回の聖杯戦争には関わらないけど、魂食いや無関係な人を襲うサーヴァントがいたらルーラーとして放置はしないわよ。」 それだけ言い残し、アスナは綺礼の前から姿を消す。 【サーヴァント】 【クラス】 ルーラー 【真名】 アスナ『結城明日奈』 【出典】 ソードアート・オンライン 【ステータス】 筋力B 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具A 【属性】 中立・善 【クラス別能力】 対魔力:B 魔術発動における詩唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 真名看破:A ルーラーとして召喚されると、直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。 神明裁決:A ルーラーとしての最高特権。 聖杯戦争に参加した全てのサーヴァントに二回令呪を行使することができる。 他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。 【保有スキル】 カリスマ:A 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。 血盟騎士団の副団長としてギルドを率いた彼女の逸話が昇格したスキル。 戦闘続行:A 大切な人やみんなのために最後まで戦い続けた彼女の逸話が昇格したスキル。 仕切り直し:A 戦闘からの離脱、あるいは状況をリセットする能力。技の条件を初期値に戻し、同時にバットステータスの幾つかを強制的に解除する。 【宝具】 『マザーズ・ロザリオ』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大補足:1人 11連撃のOSS「オリジナルソードスキル」 彼女が大切な親友から託された技である。 『スーパーアカウントO 1・創世神ステイシア』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大補足:50人 アンダーワールドで彼女が使用したスーパーアカウント。創世神ステイシアの姿になれる。無制限地形操作が可能で、地形を丸ごと変える術である。彼女自身も頭痛に苦しむリスクもある。 【人物背景】 『ソードアート・オンライン』のメインヒロイン。 本名は『結城明日奈』。 アスナという名前は仮想空間ゲームで彼女が名乗っていた名前。 エリートコースを歩んできた令嬢。 『ソードアート・オンライン』と呼ばれる仮想空間ゲーム、略称して『SAO』と呼ばれるゲームに参加し、デースゲームに巻き込まれる。そこで主人公のキリトと出会う。時には反発したりしながらも、キリトと絆を深め、恋人になる(ゲームの世界では結婚もしてる)。 『SAO 』の世界では最強のギルド血盟騎士団の副団長を務め、閃光のアスナの異名で呼ばれていた。 『SAO』事件解決後もキリトを支え、お互いに大切な存在になっていった。 ちなみに本当の娘ではないがユイという大切な娘がいる。それと幽霊やオバケが苦手らしい。 【方針】 基本的に聖杯戦争に関わらず、見守るだけにするが、魂食いや無関係な人間を襲うサーヴァントがいたら全力で止める。 【サーヴァントとしての願い】 特になし。聖杯戦争を最後まで見届ける。 【把握媒体】 原作小説及び、アニメシリーズ。