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ここに作品タイトル等を記入 更新日:2023/09/30 Sat 19 58 25NEW! タグ一覧 セブンスカラー 「はぁっ、はぁっ」 暗い夜の路地裏を一人の少年が走る。息も絶え絶えになりながらもひたすらに前へ前へと走る彼の後方からドタドタと複数の人間の足音がする。 「逃すなッ!この事が上にバレたら“コト”だぞ!」 「草の根分けてでも探し出せ!」 男の怒号が響く。追跡者のその声を聞いた彼の心臓は更に早鐘のように高鳴り、最早疲れ果て、感覚が鈍くなった脚を無理矢理動かす。 だがずっと走り続けた無茶が祟ったのか、突然ガクン、と少年の脚から力が抜けて、前にあったゴミ箱を巻き込んで派手に音を立てて倒れ込む。 「向こうから音がしたぞ!」 後方から追跡者達の声がする。早く立ち上がらなければ彼らに捕まってしまう。 しかし、いくら力を込めても、彼の脚は震えるだけで、立ち上がる余力は残っていなかった。 さらに運の悪い事に最早顔を上げることすら億劫になった彼の前に誰かが現れる。 もう終わりか、と彼が顔を上げる。しかしそこにいたのは心配そうな瞳でこちらを見下ろす灰色の前髪を額が見えるように上げ、長い黒髪を後ろで纏めている中性的な顔立ちの人物だった。 その人物はこちらを見つめながら、屈んで彼の手を取る。 「大丈夫ですか?その。傷だらけですが。」 その人物が優しく語り掛けてくる。雰囲気からして恐らくこの人は偶然ここを通りがかった一般人だろう。 「──あっ」 巻き込むべきではない。一般人にどうこう出来るような事でもない。 「見つけたぞ!」 「……おいっ、一般人がいるぞ。」 「面倒だな……」 彼を追いかけてきた男達が、二人を見つけ、囲むように陣取る。 どう言う事かと困惑する黒髪の人に彼の口から思わず言葉が漏れる。 「……助け、て。」 その言葉を聞いた黒髪の人の目が見開かれる。そして目の前の少年と、周りの人間を見てスッと目を細めると。 「……この子と、貴方達はどう言う関係ですか。」 「オマエが知る必要は無い。痛い思いをしない内にさっさと渡した方が身の為だぞ。」 一般人なら思わず怯むような強烈な圧を男達にかけられながらも、その人物は全く怯む事なく逆に睨みつけるように彼らを見ると、口に手を添える。 「……成る程。分かりました。」 そしてその人物が手を下ろすと、いつの間にかその口元は鳥の嘴のようなマスクに覆われていた。 「この子を、貴方達に渡す訳にはいかない。」 次の瞬間、彼らの視界が黒に染まる。それと同時に一陣の風が吹く。 その風のあまりの強さに皆が腕を構えて耐える。そして、それが止む頃にはその人物と少年の姿は影も形もなかった。 だが、男達はまるで狐に摘まれたかのように目をパチクリさせながら、互いを見合う。 そう。直接目視したとは言え、それ程までに今目の前で起きた事が信じられなかったのだ。 「な、にが?」 「起きた?」 “目の前の人物から黒い翼が生えたと同時に、羽ばたいて少年を連れて行ってしまった”、など。 道場にて、防具に身を包んだ二人が向かい合う。相手に竹刀を突きつけ向かい合う二人からピンッと張り詰めた空気が漂い、周りの人間は固唾を呑んでそれを見守る。 互いに仕掛けるタイミングを測り、緊張が走る。そしてその緊張の中で一瞬、相手の構えに隙が出来る。 それを見つけた瞬間、一気に踏み込む。 「籠手ェッ!」 叫びと共に電光石火の勢いで放たれる一撃。だが、それは罠。まんまと誘いに乗って仕掛けられた籠手を弾こうと竹刀を振るおうとする。 しかし、籠手へと伸びる一撃は急激にグンッ、と伸びて弾くより速く間合いに侵略する。 その瞬間理解する。相手は誘いに乗ったのではない。乗ったと見せかけた一撃、だが本命は二撃目。その狙いは──。 「面ッ!!」 バチィッンッという音と共に頭の防具を竹刀が叩く乾いた音が道場に響く。 「面あり!勝負アリ!」 その言葉と共に一斉に上がった赤色の旗と審査員の声が響くと、周りからワッと歓声が上がる。 当の一撃を決めた本人は互いに向かい直し、礼をして舞台から出る。 そして面の防具を外し、頭に巻いた手拭いを取ると赤いメッシュの入った長い黒髪が解放され、軽く首を振る少女に皆が駆け寄る。 「嵩原さん。やったね!」 「強豪の松島学園相手に勝つなんて!」 部員達に手放しで褒められる少女、嵩原赤羽はニコリともせず、ふぅと一息つきながら答える。 「…たまたまよ。運が良かっただけ。」 赤羽がそう答えると、部員達の後ろから大柄な一人の筋肉質の男性……剣道部の顧問が何故か目を潤ませながら赤羽に言う。 「いや、良くやったぞ嵩原!これで俺の首が繋がった!お前のお陰で我が部の存続は確定だ!お前は我が部のエースだ!」 「いえ…そんな、勿体無い…。少し疲れたので、ちょっと外の空気を吸ってきます。」 「おう!表彰式までには戻ってくるんだぞ!」 「橋田センセー、めっちゃご機嫌だね。」 「そりゃあ。今の今まで泣かず飛ばずのウチが全国で優勝したのが嬉しいんでしょ。」 「でも、嵩原さんも凄いですね。勝ったのも全然自慢しないですし。」 「あーいうのをクールビューティーって言うんだろうなぁ。」 皆の羨望の眼差しを背で受けながら赤羽は外に出ると、少し小走りで観客席へと向かう。そして、彼女は観客席に座る一人の男性の元へと向かう。彼女に気づいた男性はぱちぱちと拍手をして、赤羽に柔和な笑みを見せる。 「優勝おめでとう赤羽。」 「ありがとう。お父さん。」 男性……父の嵩原から褒められた赤羽は、先程までの部員達の前とは打って変わってニコリと笑うと隣に座る。嵩原は微笑みながら赤羽に言う。 「それにしても、赤羽がこんなに剣道強かったなんて。親バカかもしれないけど赤羽はすごいな。」 「お父さんの指導のおかげだよ。」 赤羽もそう言って微笑みながら返す。 (まぁ、“前の世界”で戦ったアイツらに比べたら、ね。) 内心そう独りごちる彼女の脳内に数々の怪物達が思い浮かぶ。 そう。先日あった大きな戦いで彼女は前の世界の記憶と力を取り戻していた。 勿論その力は一般人相手に使うことはしないが、それでも前の世界で怪物達と戦った記憶と経験を取り戻した彼女には目の前の対戦相手達の動きがかなりスローに見えてしまう。 そんな彼女に一般人達が勝てるハズもない。ちょっとズルなような気がしなくもないが、世界の為に文字通り命を張ったのだ。これくらい許されるだろう。 (……でも、お父さんは前の世界の事を知らないのよね。) 目の前にいる父、嵩原も前の世界では戦士として怪物と戦っていた。しかし、彼は怪物に破れ、無念の内に死んでしまった。 彼女と違い、父には前の世界の記憶はない。しかし、心底嫌だが龍姫に頼めば父も記憶を取り戻せるかもしれない。 (……けど、忘れたままの方が幸せかもしれない。) 自分が死んだ記憶など思い出したくもないだろう。そう赤羽が色々と想いを巡らせていると、嵩原が赤羽に尋ねる。 「赤羽?考え事かい?」 「ううん。なんでもないわ。」 「そうかい?なら、良いんだけど。」 少し怪訝そうな彼を誤魔化すように赤羽は立ち上がると。 「ごめん。もうすぐ表彰式があるから。」 「そうか。行っておいで。」 父の言葉を背に、その場を離れる赤羽。そして彼女が会場へと戻ろうとすると、ピロピロと着信音が鳴る。 「誰かしら?」 懐から携帯を取り出して通知画面を確認する。その通知画面の名前にはかつての戦友“黒鳥飛鳥”の名前があった。 「何かしら?」 赤羽が携帯を操作し、黒鳥からのメッセージを開く。 「……“困った事になった。今すぐ来てほしい”…?」 そこに書いてあったのは短いが、なんとも妙なメッセージだった。 和風の部屋の一室で、黒髪の人物、黒鳥は携帯を片手にメッセージを打ち込み、メッセージの送信を確認すると、ふぅと一息つく。 「……さて。後一応結衣さんにも相談するとして……」 黒鳥はチラリと部屋の隅で蹲り、こちらを睨むように見つめる少年に目を向ける。 薄橙色の短い髪に、どこか猫のように釣り上がった瞳。幼さも相まって少女と言われれば信じてしまいそうな顔立ち。しかし栄養が足りていないのか、痩せこけ、少し骨張った頼りない体つきをしている。 怯えながらも、警戒している彼の不安を解きほぐすために、黒鳥はしゃがみ込むと彼と目線を合わせる。 「まずは、自己紹介からしようか。私の名前は黒鳥。黒鳥飛鳥。そしてここは私の祖母の旅館。……と言っても半ば趣味でやってるようなものだから、あんまりお客さんはいないけど。君の名前は?」 黒鳥が尋ねると、少年は少し躊躇うが、黒鳥を見つめるとか細い声で。 「……尾白。尾白豹一(おしろ ひょういち)。」 「尾白君ね。よろしく。……ところで、君はなんであの人達に追われてたのかな?」 名前を聞き出し、尾白に黒鳥が更なる質問を続ける。しかし、尾白はジッと黒鳥を見つめると、おずおずと尋ねる。 「…あの、黒鳥さんは。……天使、なん、ですか?」 「……え?」 思ってもみない質問に黒鳥は思わず面食らう。 「…なんで、そう思ったのかな?」 黒鳥が尋ねると、尾白は。 「だ、だって……黒鳥さん、背中から翼を出して、空を、飛んだから……」 「あぁ……。」 尾白の言葉に合点がいったのか、黒鳥は少し苦笑する。 まぁ、新月に所属していたせいで感覚が麻痺していたが、普通は翼を生やして飛ぶ人間は普通ではない。 あまりに初々しい反応に何となく黒鳥の中に悪戯心が芽生える。黒鳥はスッと口元にマスクをつけると、背中からバサっと漆黒の翼を展開させる。 「わっ、あ。」 「……良く分かったね。実は私。天使なんだ。……だから、君の事、教えて欲しいな。」 黒鳥はそう言いながら、彼の顎に指をやり、翼で彼の背を軽く撫でる。 黒鳥としては、少し揶揄うつもりでやったのだが、彼に黒鳥の翼に触れると、ポロポロと涙が溢れ出す。 「うぅ、ぐすっ」 「ええっ!?ど、どうしたの?何処か痛いの?」 突然泣き出した彼にまたもや黒鳥は面食らい、慌てて尋ねる。もしかしたら無意識のうちに翼を硬化させてたかも…なんて考えていると、辿々しく、彼は話し出す。 「ち、違うんです。……お母さんが、よく言っていたんです。いつでも神様は私達を見ていて、信じる人が本当に辛い時は天使様を通して助けて、下さるって。天使様って、 ホントにいたんだ…って。」 彼の言葉に黒鳥は黙って聞く。子供を躾ける際に親が使う良くある話だ。 「……僕、二年前まで普通に暮らしてたんだけど、いきなり変な人達に連れ去られて。その後その施設にずっといて……昨日、たまたま外に出る機会があって、周りの人は移送のため、とか言ってたけど。僕はこれが最後のチャンスだ、と思って。一瞬の隙をついて逃げ出して、追いつかれそうになった時に。あなたが……」 そこまで言うと、彼の目に涙が浮かび、言葉に詰まる。そんな彼を、黒鳥はそっと抱き寄せる。 「そう。…君は、勇気を振り絞って……頑張ったんだね。」 黒鳥は彼の背を軽くトントンと叩いて落ち着かせる。そのお陰で落ち着いたのか、少年はすぅすぅと寝息を立てて意識を手放していた。 「……とんでもない拾い物しちゃったな。」 黒鳥はそう呟くと、布団を敷いて彼を横にさせる。 「取り敢えず、起きるまでに何かご飯、作っておこうかな。」 そう言って立ち上がると、黒鳥はトトトと台所へと向かった。 「貴様ら!!どう責任を取るつもりだバカどもが!!」 室内に小太りの男、貝塚の怒号が響く。目の前にいる筋骨隆々の兵士達がその怒号を浴びせられるのを、貝塚の横にいる無気力そうなウェーブをかけた長い茶髪の女性、塩田が欠伸混じりに眺めている。 「はっ、面目しだいもございません。」 「あのガキにどれ程の価値があったと思っている!仮に警察にでも保護されてみろ!面倒なことになるぞ!」 「申し訳ございません。」 「謝罪する暇があったらさっさと探しに行け!馬鹿どもが!」 貝塚の怒号を受けた兵士達は頭を下げると、すぐさま回れ右して部屋を後にする。 全員がいなくなったのを見送ると、どっかりと革張りの椅子に沈み込むように貝塚が座る。 「全く…!!雑な仕事をしおってからに…!」 未だ怒りが鎮まらないのか、貝塚はグチグチと文句を溢す。 「困りましたね。彼という実験材料を失うのもそうですが、彼を確保した手段が警察に知られるのは不味いです。」 塩田の言葉に貝塚が眼をクワッと見開くと。 「そんなの分かっておるわいっ!!そもそもあの親供がワシの提示した条件に素直に従っておればこんな事せずに済んだと言うのに…!」 「まぁ、今更言っても仕方ありません。まずは彼を確保するのが最優先かと。」 「えぇい。あの無能軍人崩れ共、これで確保出来なかったら一人残らず契約破棄してくれるわ…!」 貝塚がそう独りごちたその時。 「やぁやぁ、お困りのようね。」 そう言いながら、目元に涙ホクロ、野心に溢れた吊り目に黒縁の眼鏡をかけ、白衣に身を包んだ一人の女性が入ってくる。少し跳ねた長い青白い髪を掻きながら、こちらを見つめる女性に貝塚は少し嫌そうな顔をしながら。 「……何だね氷室君。今、我々は手が離せない状況なのだが?」 「見れば分かるわ。スポンサーが困ってそうだから、お手伝いしてあげようかと思ってね。」 彼女、氷室がそう言うと、その背後に二人の人物が並び立つ。一人は赤のシャツに黒のスーツを見に纏った銀髪に青のメッシュが入った前髪で右目を隠した女性、もう一人は赤色のマスクにゴーグルをつけ、これまた赤色のローブとコートを羽織り、丁寧にグローブまでしている素肌一つ見せない、男か女かも分からない長身の人物だ。 「……なんだね、その二人は。」 貝塚が尋ねると、氷室はフフッと笑い。 「良くぞ聞いてくれました。こっちの白髪の子が“灰被姫(アッシュグレイ)”、そしてこっちが“赤ずきん(ブラッドローブ)”よ。」 「ご紹介に預かりました“灰被姫”です。以後、お見知り置きを。」 「………“赤ずきん”です。」 “灰被姫”の方は朗らかに笑いながら、頭を下げる。“赤ずきん”は小声で答えると、フイッと他所を向く。 二人を品定めするように貝塚は見つめながら、塩田に尋ねる。 「…氷室君が連れて来たと言うことはあれかね。この二人が……。」 「はい。先日抜けてしまった“白雪姫”と同じ“グリムワール”計画のバイオソルジャー達です。」 塩田がサラッと答える。 「そうかね。普段なら諸手をあげて喜ぶところだが、今はそんな余裕はなくてね。あのガキを捕まえなくては、組織の存続すら……」 「その少年の居場所が既に私は掴んでいる、と仰れば、どうです?」 氷室の言葉に、貝塚が眼を見開く。 「なんだと?」 「現代社会と言うのは監視社会です。そこに“灰被姫”の力が加われば、子供の一人見つける事は造作もない。」 氷室の言葉に、“灰被姫”がニヤリと笑う。 探していた子供の居場所が掴めていたのは朗報だが、氷室と長い付き合いの貝塚は彼女の魂胆を何となく察してしまう。 「……分かった。何が望みだね?」 「あら、察しが良くて助かるわ。……その子供奪還に二人を派遣させて欲しいのよ。」 「何?」 予想外の氷室の言葉に、貝塚がまたもや眼を丸くする。 「ただの一般人が保護したなら、私も二人を派遣しないわ。どうせ碌なデータ取れないでしょうし。」 氷室はそう言いながら、取り出したタブレットを操作すると、一枚の写真を見せる。 それを見た貝塚が、忌々しげに顔を歪める。 「…もしかして、あの傭兵どもが言ってた事を真に受けたのかね?」 「私だって最初は幼稚な嘘かと思ったけど……この映像を見たらね。それに、二人の試験運用には丁度いいじゃない。」 氷室が見せたタブレットの写真。そこには黒い翼を翻し、月夜を背中に飛翔する人影があった。 「正体不明の鳥人間なんて。ゾクゾクしちゃう。」 「……ん。」 ぱっちりと眼を覚ました尾白の鼻腔を香ばしい香りがくすぐる。 いつの間にかかけられていた上布団を退けて、立ち上がると、匂いの元へと向かう。 その匂いの元と思しき部屋に入ると、そこにはエプロン姿で台所に立っている黒鳥の姿があった。 「……あの、黒鳥さん。」 「ん。起きたのね。テーブルに座って。もうちょっとで出来るから。」 黒鳥に言われるがままに、尾白はおずおずと席に座る。そして、しばらくすると黒鳥がお盆を持って彼の元に現れる。 「お腹、空いたでしょ。簡単なものだけど、どうぞ。」 そう言って黒鳥が持って来たお盆には、美味しそうに、温かな湯気をあげるおにぎりと、味噌汁、そして卵焼きが並んでいた。 尾白は並べられた食事と黒鳥を交互に見つめる。黒鳥はそんな彼に微笑みかけると。 「良いのよ。遠慮せず、食べて。」 黒鳥がそう言うと、尾白はしばらく逡巡した後。 「…い、いただきます。」 そう言うと、ぱくっとおにぎりに口をつける。その瞬間、彼の脳裏に思い出が過ぎる。 研究所の何もない白い空間で毎日決まった時間に出される味気ない、パサパサとした食事。……そして、最早忘れかけていた、二年前まで自分が当たり前に食べる事が出来ていた、家族と食卓を囲んで食べた温かい食事を。 「………たい。」 目頭にと胸に熱いものが込み上げてくる。止めようと思っても止まらない。頬を温かい液体が伝う。 「家に……帰り……たい……。」 ボロボロと泣いて、嗚咽を漏らしながらも、食事を続ける彼を見て、黒鳥も酷く胸を痛める。 黒鳥はそんな彼の頬に手を添える。 「……任せて。私が、必ず貴方をお家へ返してあげる。」 「……天使、様……」 彼はもう、堪えきれなくなったのか、黒鳥の胸に飛び込むと、大声で泣き始める。 黒鳥はそんな彼の頭を撫でながら、それを受け入れる。 「……よしよし…。」 黒鳥がそう言って彼が泣き止むまで、抱きしめようとしたその時。 ドサッ、と何かが落ちる音がする。音がした方に眼を向けると、そこには眼を見開いて、呆然とこちらを見つめる黒髪の少女……赤羽の姿があった。 「あ…。」 「……あ、アンタ。ま、マジでやってたのね……」 「へ?」 「そ、その。趣味嗜好は人の自由だし、別に、私は、それを否定するつもりはないけど……犯罪は、よくないと思うわ……。」 泣いている少年を抱きしめている黒鳥、という絵面を見てどうやら何か勘違いしているのか、ドン引きした様子の赤羽に、黒鳥が慌てて弁明する。 「ち、違う!!赤羽!貴方は今とてつもない勘違いをしてる!」 「いやアンタ、その状態からどうやって言い訳するつもりよ。」 赤羽が黒鳥を訝しげに見つめていると、赤羽に気づいた尾白が声を上げる。 「お姉さん。天使様を信じてあげて。」 「……天使様?」 尾白の言葉に赤羽の黒鳥を見る眼がさらにジトッと鋭くなり、黒鳥の背筋を冷や汗がダラダラと流れ出す。 「……アンタ、まさかそこまでマニアックな……」 「いや、違っ!これには色々事情があって…!」 黒鳥が赤羽に弁明しようとしたその時。二人の直感がピクリ、と反応する。 常人では分かるはずもない微かな気配。だが、過去の世界において過酷な戦いを繰り広げた二人は気づく。 「赤羽。」 「えぇ。一旦この話の追求はしないでおいてあげる。」 「だから違うんだって…。」 そう言いながらも赤羽の右目に三つの瞳が一体化したような仮面“サダルメリクの瞳”を装着し、それと同時に身体の左半身と手足を覆うように翠色の装甲“雨四光”が装備される。 同じく黒鳥も蜘蛛を模したマスクを装着すると同時に腕に蜘蛛の牙を模した手甲が装着される。 そして黒鳥が手甲を床につけると、透明で細い糸が床に沿うように射出され、建物の隅々まで張り巡らされていく。 黒鳥は眼を閉じ、張り巡らせた糸に神経を集中させる。 「……相手は一回の勝手口から入ってこっちに向かって来てる。」 「そう。便利ね、それ。」 「中々使う機会は無かったけどね。」 張り巡らせた糸の振動によって敵の位置を把握した黒鳥の情報を元に赤羽が動く。 黒鳥は不安そうにこちらを見つめる尾白に微笑みかけると。 「部屋に隠れてて。すぐに終わらせるから。」 そう言うと尾白はコクコクと頷くと、部屋に戻る。だが、その部屋に入る直前。彼は黒鳥に。 「あの……お気をつけて。」 そう言って部屋に入りこちらを不安げに見つめる彼に、黒鳥は力強く頷いて返した。 「任せて。」 扉を開け、静かに、そして機械のように正確な動きで部屋をクリアリングしていく黒ずくめの集団が旅館の中を進む。 大の大人が二人並ぶのがやっとな細い通路を綺麗な縦一列で素早く進む彼らを見つけた赤羽は舌打ちする。 「…ただの泥棒、って訳じゃなさそうね。」 赤羽がそう言うと“サダルメリクの瞳”がキラリと輝く。 「……人様の家に土足で上がり込んだんだから、痛い目に会っても文句はナシよ。」 旅館を進む彼らの前に一人の少女が躍り出る。三つの瞳を模した仮面を右目につけ、日本刀を持った黒髪の少女と言う現実離れした姿を見た先頭の隊員は虚を突かれ、動きが止まる。 「何をしている!?」 反応が遅れた彼を守るために、隊長と思しき男が先頭の彼を後ろへと引っ張り、腰から警棒を引き抜いて、応戦しようとする。 今にも振り下ろされんとする刀を警棒で受け止めようとしたその瞬間。スッと。 まるで霞のように振り下ろされた刀は警棒をすり抜け、隊長の身体へと差し込まれる。 「ッ……!?斬られ……?」 しかし、その刀はスッと、警棒と同じように隊長の身体をすり抜け、それどころか少女自体が彼の身体をすり抜ける。 「こ、れは……!?」 謎の現象に隊長を含め、全員が目の前で起こった出来事に困惑したその時。 横から風の如く現れた“本物の赤羽”が逆刃に構えた刀で隊長の男の首を激しく打ち据える。 「おごっ…!?」 死角からの強烈な不意打ちにより、隊長の意識は一瞬で刈り取らられる。 「なっ」 突然の襲撃者に驚く隊員達の内、一番目の前にいた隊員の顎を赤羽がハイキックで蹴り抜く。 顎に衝撃を受け、脳を揺らされた隊員が倒れると、混乱していた他の隊員達もすぐに状況を理解し、反撃の構えを取る。 「このガキッ」 隊員の一人が消音器の着いた拳銃を赤羽に向けた、その次の瞬間。 何処からともなく飛んできた糸の塊が隊員達を吹き飛ばすと同時に壁に叩きつけて、そのままベッタリと隊員を拘束するように壁に張り付く。 糸が飛んで来た方を赤羽が振り向くと、そこにへ黒鳥の姿があった。 「邪魔だった?」 そう聞く彼女に赤羽はフンッと鼻を鳴らすと。 「別に。それよりも、他にもまだいるかしら?」 「いや。糸の感知に反応は無いから、多分今のところこれで全部。」 黒鳥がそう言うと、赤羽はそう、とだけ答え、壁に貼り付けられ、呻く隊員の首筋に刀を突き付ける。 「さて。んじゃあ吐いてもらおうかしら。“なんのためにこの家に侵入したのか”。」 刀を突きつけられ、青ざめる隊員に赤羽が尋問しようとしたその時。 ドゴォンッという音と共に壁が破壊され、粉塵と破片がその場にいた全員を襲う。 「きゃっ」 「!」 咄嗟に赤羽を守るべく、黒鳥は翼を出現させ、その身の丈程もある大きなそれで瓦礫から自分と彼女を守る。 「……ありがと、助かったわ。」 「礼には及ばない。それよりも、一体何が……」 パラパラと破片は落ちる音が響く中、ザッと、誰かが爆発で開いた穴から入ってくる音がする。 「おーおー。通信繋いどいて良かったなぁオタクら。」 入り口から剽軽そうにせせら笑う声が聞こえる。二人が目をやると、そこには黒のスーツに身を包み、青のメッシュの入った銀髪の女性がいた。 だが、何よりも異様なのはその手には彼女の背丈に届かんと思う程長身の刀を握っている事だ。 「“灰被姫”様が助けに来てやったぜぇ?」 女性はそう言いながらキョロキョロと辺りを見回し、黒鳥と赤羽を視界に捉える。 すると一瞬目を丸くしたかと思うと、二人に尋ねる。 「……アンタらがやったのか?」 「ええ。だとしたら何?」 赤羽が得体の知れない乱入者に敵意を剥き出しにしながらそう答えると、彼女はククッと醜悪な笑みを浮かべる。 「はーっ。なっさけねぇっ!大の大人がガキ二人に負けたってことか!情けねぇ情けねぇなぁ。だが安心しな嬢ちゃん。」 “灰被姫”の目が一瞬細くなったかと思った次の瞬間、彼女は迅雷の如き踏み込みで、一瞬にして距離をゼロにすると同時に刀を振りかぶっていた。 「そこの奴らと違って私は退屈させねぇからよ。」 「……ッ!!」 振り抜かれた刀を黒鳥と赤羽は屈みながら回避する。屈んだ彼女達のそのすぐ真上からガリガリ!!と壁を削る音がする。 二人が冷や汗を流す中、“灰被姫”は楽しそうに口角を釣り上げたまま、二人へと刀を構える。 「ほう。今のに反応するたぁっ、少なくとも嬢ちゃん達、パンピーじゃねぇなっ。」 「そう言うアンタはマトモじゃなさそうねっ!」 反撃と言わんばかりに赤羽が突き出した刀を、“灰被姫”はヒュゥと口笛を吹きながら、バックステップで回避する。 「殺気に飲まれず反撃まで!面白れぇなぁ、面白れぇなぁっ!こりゃ久々に楽しめそうだ!」 楽しそうに笑う彼女に、赤羽が刀を構えて対峙していたその時。 さらにドォンッという音が上の階から響き、それに混じって尾白の悲鳴が聞こえて来る。 「尾白君ッ!?」 「おっ、“赤ずきん”の奴かな?」 どうやらもう一人刺客がいたらしい。それにいち早く反応した黒鳥が上の階へと向かおうとする。 「行かせるか、っての。」 上の階へと向かおうとする黒鳥に、“灰被姫”が妨害のため投げナイフを取り出そうとしたその瞬間。 「させるかっ!」 赤羽が大腿部のホルスターから針のような武器、投擲貫通炸裂弾“椿”を彼女目掛けて投げる。 「おおっと。」 投げられた針を、“灰被姫”は身を反らして、回避する。だが、当たりこそしなかったが、その隙に黒鳥を上の階へと向かわせる事には成功する。 「へぇ。やるじゃない。」 「アンタの相手は私よ。」 赤羽はそう言って、刀の切先を彼女に突き付ける。 「ボコボコにして、警察に突き出してやるから覚悟しなさいクソ野郎。」 黒鳥は階段を駆け上がると、すぐさま尾白がいる部屋の襖を勢いよく開ける。 パァンッと襖を開けるけたたましい音が響く。 果たして、そこには今にも赤いローブを被り、全身を、顔までもマスクで覆った一人の人物が、意識を失っているであろう彼を抱えていた。 「尾白君!」 黒鳥がそう叫ぶと、ローブの人物、“赤ずきん”も黒鳥に気づき、窓へと向かう。 「逃すかっ!」 その人物を追いかけ、黒鳥が走り出そうとした瞬間、“赤ずきん”はポイッと何か黒色の球体を地面に転がせる。 その球体はコロコロと地面を転がりながら、黒鳥に向かっていき、彼女に近づいたその次の瞬間。 ドォンッと音を立てて激しい爆発起こる。爆発よりもいち早く開けた穴から飛び出ていた“赤ずきん”は腕からワイヤーを射出すると、それを使って旅館から素早く離れる。 「……こちら“赤ずきん”目標は確保した。今より帰投する。」 “赤ずきん”が通信機にそう言った瞬間。ゾクリ、とその背に突き刺すような視線を感じる。 「…!」 “赤ずきん”はすぐさま視線が飛んで来た方に振り返る。すると未だ爆煙に包まれた部屋で、何かが一瞬動いたように見えた次の瞬間。 爆煙を切り裂き、巨大な四枚の黒翼と、蜘蛛の顔のような形状の爪、蛇のような尻尾を生やした怪物と化した黒鳥が飛び出して来る。黒鳥は一直線に高速で、“赤ずきん”目掛けて突っ込んでくる。 「なんだと!?」 見たこともない怪物の出現に“赤ずきん”から思わず声が漏れる。 黒鳥はそのまま“赤ずきん”に掴みかかると、そのまま地面へと急降下する。 「まずいっ…!」 黒鳥の意図に気づいた“赤ずきん”は咄嗟に腰のホルスターから拳銃を引き抜くと、怪物へと向ける。 「!」 拳銃の引き金が引かれるよる先に黒鳥は“赤ずきん”を掴んでいる腕を離し、放たれた弾丸を避ける。 「チィッ……!」 拘束から逃れた“赤ずきん”は受け身を取ろうとする。しかし、黒鳥は彼女に向けて両手から糸を射出する。粘性のある糸はべちゃりと、尾白にくっつく。 「彼は返してもらう!」 黒鳥はそう言うと、糸を引っ張り、“赤ずきん”から尾白を取り戻す。 「しまった…!」 “赤ずきん”はマスク越しに顔を歪めると、地面に着地する寸前に身体を丸め、受け身を取ることで落下の衝撃を最低限度のダメージで済ませる。 「化け物がッ!」 “赤ずきん”はそう叫ぶと黒鳥に向けて発砲する。放たれた銃弾は黒鳥の手甲に弾かれる。 彼を腕の中に抱えた黒鳥はすぐに彼が怪我をしていないか確認する。 見たところ、彼に外傷はない。 「良かった……」 そう言って彼女がホッと胸を撫で下ろした瞬間。いきなりドスンッ!と彼女の身体に衝撃が走る。 「がっ……!?」 突然の衝撃に彼女は呻き、体勢を崩し、尾白を手放してしまう。 見れば彼女の身体に銀色の鳥のような機械がめり込んでいた。機械はそのまま加速し、黒鳥を連れて行くと、近くの空きビルの外壁と彼女を叩きつけた。 落ちて行く尾白の身体にワイヤーが巻きつけられ、“赤ずきん”がその身柄を確保する。 「チッ……まさか使わんと思ってた“ハンター”を使う羽目になるとは。」 “赤ずきん”は確保した彼を、合流した別部隊の傭兵の一人に渡す。 「この子を連れて行きなさい。くれぐれも丁重に。」 「は。」 「さて…あれでくたばってくれていれば良いんだけど…。」 “赤ずきん”がそう呟いた瞬間。衝突で穴の空いた空きビルの外壁から金属を潰すような凄まじい音が響いたかと思うと、そこからぐしゃぐしゃにひしゃげたドローン兵器“ハンター”が無造作に投げ捨てられ、それと同時にこちらを睨みつけながら黒鳥がその姿を表す。 「アレでくたばってはくれないか。」 そう言うと“赤ずきん”は傭兵に先に行くよう指示を出すと、拳銃を黒鳥に向けて構え直す。 「さて、怪物退治といきましょうか。」 「はははっ!ははははははっ!」 「うるさいわねぇっ!」 “灰被姫”の振るう長身の刀を避けながら、赤羽は悪態を突く。 目の前にいる女の驚嘆すべき所は自分の背丈ほどもある刀を、自在に振り回すその膂力だ。振るわれる巨大な刀を見る度、赤羽の脳裏には、この一撃を受けてはならない、と警告が飛ぶ。 (まともに受けたら、こっちの刀が折れる!受け流すか、かわすしかないっ!) (ほほぅ。この嬢ちゃん、よく見てやがる。度胸だけじゃない。斬り合いの経験までアリ、か。) “灰被姫”は懐に手を突っ込むとそこから取り出した何かを赤羽に向けて、バッ!と振り撒く。 それは黒い粉状の何か、だった。 (……粉?) 「コイツは見たことあるかい!?」 “灰被姫”はさらに何か銀色の物を取り出す。彼女がそれのネジの部分を擦ると火花が散る。 そしてそれを粉に向かって投擲した次の瞬間。 一瞬にして粉に火花の火が燃え移り、凄まじい破裂音と共に爆発が起こる。 「!!?」 突然目の前で起きた爆発に赤羽は大きく吹き飛ばされて床に叩きつけられる。 「がっ……!?」 床に叩きつけられ、肺から空気が漏れ、背中に痛みが走る。 爆発のダメージを受けた赤羽を見ながら、“灰被姫”は嗤う。 「はははっ。どうだコイツは?結構効くだろう?粉塵爆発って奴だ。」 「ぐっ……」 「その様子じゃ、結構気に入って貰えたみたいだなぁ!」 壁に持たれながら立ち上がる赤羽を見て、“灰被姫”は再び懐から黒い粉をばら撒く。 「させるか!」 だが、赤羽は彼女が火種を撒くより先に“椿”を投擲して、牽制する。 「おっと。対応が若いねぇ。」 赤羽の牽制に“灰被姫”の動きが一拍遅れる。そしてその隙に彼女は駆け出していた。 赤羽は刀を構えて、爆発的な加速で“灰被姫”に一気に近づく。だが彼女はニヤリと笑うと、今度は後ろのベルトポーチに手を突っ込む。 「気分転換にコイツはどうだい!?」 そう言うと彼女は今度はポーチから灰色の粉をばら撒く。ばら撒かれた粉を、赤羽は“サダルメリクの瞳”を通して見て、気づく。 (これは、石灰──!!) そう、“灰被姫”がばら撒いたのは石灰……目に入れば失明の危機がある、危険な代物だ。 旅館の狭い廊下では左右に避けてかわすことは出来ず、石灰を被るまいと赤羽の脚が止まる。 それを見た“灰被姫”はニヤリと笑うと。 「おいおい。立ち止まっていいのかい?」 そう言うといつの間にか持っていた火種を赤羽に向けて投げつける。 ──いや、正しくは赤羽の周りに漂う引火する粉に、だ。 「しまっ」 赤羽が防御するより速く、粉に引火し、暴力的な炎が赤羽に襲いかかる、爆煙が一瞬にして彼女を包み込む。 もくもくと煙が充満する中、“灰被姫”が笑う。 「ま、ガキにしちゃ、中々やるようだったけど……これで終わり、だねぇ。」 確実に彼女を始末したと確信した“灰被姫”が刀を納めようとしたその時。 「まだ終わってないわよ。」 三つの瞳を輝かせ、爆煙を切り裂いて赤羽が躍り出る。その身に多少の傷や、服に焦げがあるものの健在の彼女を見た“灰被姫”の目が驚愕のあまり大きく見開かれる。 「──なっ」 確実に仕留めたハズ。あの距離の爆発で少し服が焦げた程度などありえない。 その動揺は致命的な隙を生む。赤羽の刀が唸りをあげて振るわれ、“灰被姫”を酷く打ち据える。 「ごっ……!?」 勢いそのまま彼女は吹っ飛んで壁に叩きつけられる。だが、赤羽の目はまだ警戒を解いていない。 (チッ。今の一瞬で右手を間に挟んだ!) 動揺しても、本能が彼女を動かしたのか、赤羽が意識を刈り取るつもりで放った首筋に向けての逆刃の一撃を、“灰被姫”は寸前に右腕で防御するように差し込んだ事で、致命の一撃をギリギリで回避したのだ。 逆刃とはいえ、下手をすれば腕を失うような、思い切った防御のお陰で彼女は意識を失わず、ギロリと赤羽を睨みつける。 「うおぅらぁああっ!」 追撃を仕掛けようとする赤羽を無理矢理追い払うように“灰被姫”は刀を振るう。 「チッ。」 狭い通路では左右にかわすことは出来ないため、赤羽はバックステップで回避する。 「何でテメェ、生きてんだ……!?」 「あの程度の火遊びで私を仕留められると思ったら大間違いよ。」 忌々しそうにこちら睨む“灰被姫”に赤羽は飄々とした態度で言うが。 (……まさか、人間相手に奥の手を使わされるなんてね。) そう。爆発の瞬間、赤羽は奥の手──数秒だけ自身を幻とする事であらゆる攻撃をすり抜ける“酔生夢死”を使用し、直撃を避けたのだ。 勿論、奥の手に見合うだけの体力を消耗する、おいそれと使えない技ではある。 現に、冷静こそ装っているが、赤羽の息は上がり、長期戦は厳しい状態だ。 “灰被姫”は刀を赤羽に突きつけたまま、呻きながら体勢を立て直す。 彼女も彼女で、先程赤羽の一撃を受け止めた右腕が痛みでジンジンと痺れる。 (チッ……こりゃ骨にヒビが入ったか…?白兵戦はキツイ。粉で仕留めるか…?) じり……と二人が睨み合ったまま間合いを測っていたその時。何処からともなくサイレンの音が聞こえ、それはどうやらこちらへと向かってくるようだ。 「タイムオーバーか。ま、派手に暴れ過ぎたしな。」 爆発音を聞きつけた誰かが通報したのだろう。迫るサイレンを聞いた“灰被姫”は撤退しようとする。 「人の家荒らしといて何帰ろうとしてんのよ。」 赤羽が逃げようとした“灰被姫”に追撃しようとするが、それを遮るように彼女は腰のホルダーから黒い塊……爆弾を取り出すと床に投擲する。 「ッ!」 「悪いが、俺は残業しない主義でね!」 ボォンッと音を立てて、閃光と煙が一面に広がる。あまりに強い光に赤羽が怯んで立ち止まったその隙に、“灰被姫”はその場を後にする。 「ははは!あばよ!」 「待て…ッ!」 赤羽の視界が開けた頃には、彼女の姿は影も形もなかった。 「逃げたか……。」 ひとまず脅威が去った事を確認すると、赤羽は刀を納める。 そして赤羽は携帯を取り出すと、ある人物に電話をかける。 「もしもし。ちょっとアンタに頼みたい事があるんだけど。」 横槍を入れてきたドローンを握りつぶした黒鳥が顔を出すと、こちらを見る“赤ずきん”と、尾白を抱えてこの場から離脱しようとする傭兵姿があった。 「!逃がさない……!!」 黒鳥が翼を翻し、傭兵を追おうとしたその時。 パァンと破裂音がし、黒鳥が咄嗟に防御の姿勢を取ると、構えた手甲に当たり、弾丸が弾かれる。 見れば彼女に向けて拳銃を構えて発砲する“赤ずきん”の姿があった。 「あの子の所へは行かせないッ!」 黒鳥は放たれる弾丸を手甲で防ぎながら、飛び立つと“赤ずきん”の目の前に降り立ち、怪物形態から手甲のみを残して翼と尻尾を引っ込める。 (人間相手に“キメラ”は強すぎる…“スパイダー”で無力化する!) 「このっ!」 黒鳥が手甲を突き出し、放たれた糸が“赤ずきん”へと向かう。 しかし、“赤ずきん”はその攻撃を身を翻して回避する。だがそれも黒鳥も織り込み済みのようで、避けた隙をついて距離を詰める。 「チィッ」 “赤ずきん”が向かってくる黒鳥に対して銃を撃つが、彼女は手甲でガッチリと防御を固めると放たれた銃弾を全て防ぎながら足を止める事なく前進する。 「…!」 「せいっ!」 完全に距離を詰めた黒鳥の繰り出すハイキックが“赤ずきん”の拳銃を蹴り上げる。 「くっ」 得物を失った“赤ずきん”に黒鳥が手甲を振るう。しかし彼女もすぐさま反応し、身を屈めてその攻撃をかわす。 さらに反撃と言わんばかりにポケットから取り出したナイフを黒鳥へと向ける。 「!」 黒鳥は向けられた腕を掴み、その凶刃を止める。しかし“赤ずきん”が柄のスイッチを押し込むカチリ、という音が響く。 次の瞬間ナイフから彼女目掛けて刃が射出される。 「!!?」 仕込みナイフ“スペツナズナイフ”に度肝を抜かれた黒鳥の反応が一瞬遅れる。 その一瞬が致命的だった。放たれた刃は黒鳥の目の上を切り裂き、傷口から大量の血が溢れ、流れた血で黒鳥の右眼の視界が塞がる。 「うあっ…!?」 「油断したな!」 “赤ずきん”の鋭い蹴りが黒鳥の腹部を捉える。ブーツに鉄でも仕込んでいるのか、普通の蹴りでは鳴るはずのない硬いものがぶつかる鈍い音が黒鳥から響く。 「ぐっ……!!」 予想外の衝撃に黒鳥が体勢を崩れる。その隙に“赤ずきん”はさらに縄の先に刃物がついた“縄ヒョウ”を取り出すと、それを蹴り上げて彼女へと放つ。 「!」 彼女がすぐさま反応し、身を翻して避けようとする。 「……!?」 だが次の瞬間ガクッと、黒鳥の足から力が抜け、全身が痺れるような感覚が走る。 そのせいで満足な回避が出来ず、黒鳥は咄嗟に手甲で急所を隠し、防御を固める。 「──シッ!」 だがそれを見た“赤ずきん”が縄に指を這わせ、動かすと縄は黒鳥の防御をすり抜け、下に落ちて太ももに突き刺さる。 「うぅっ!!」 「どうだ。ナイフに塗ってあった筋肉弛緩剤のお味は。」 “赤ずきん”がそう言って“縄ヒョウ”を引き抜こうと力を込める。だが黒鳥は痛みで呻きながらも縄を掴んで回収を防ぐと同時にもう片方の腕の手甲から糸を射出する。 「!」 “赤ずきん”はすぐさま“縄ヒョウ”を手放し、糸の攻撃を避けつつ脚のホルスターからナイフを引き抜き、逆手に構える。 「くっ……いった……!」 黒鳥は刺さった“縄ヒョウ”を抜き取り、相手を睨む。毒で上手く力が入らず、震えながらも黒鳥はマスクに触れる。 すると、蜘蛛を模したマスクが蛇の顔を模した物に変わり、その腰から大蛇のような尾が生える。 それを見た“赤ずきん”はナイフを構えながら少し呆れたように言う。 「おいおい。なんなんだその手品は…」 「貴方程芸達者じゃないけどね…!」 黒鳥はそう返すとジッと睨み返す。だが“赤ずきん”はナイフを持っていないもう片方の手で懐から苦無を取り出す。 「悪いがさっさとケリをつけさせてもらう!」 彼はそう叫ぶと苦無を黒鳥に向けて投擲する。 「!」 投げつけられた苦無を黒鳥は尻尾を振るって弾く。だが投げたと同時に駆け出した“赤ずきん”はその隙に彼女をナイフの射程圏内に入れる。 (毒でまともに動けんコイツを狩る事など…!) 筋肉弛緩剤の影響で満足に動けない目の前の獲物を狩る事など容易い…これで決着が着く……“そのハズだった。” だが“赤ずきん”が突き出したナイフを持つ腕を黒鳥は横から素早く叩く事で華麗に受け流す。 「なッ」 「フッ!」 黒鳥はさらに“赤ずきん”に組み付くとその腹部に膝蹴りを叩き込む。 よろめいた彼にさらに素早く尻尾による痛烈な殴打を浴びせかける。 「うごっ…!」 “赤ずきん”が地面を転がる。だが“赤ずきん”はすぐさま立ち上がり、黒鳥と対峙する。 (……手応えを感じなかった。当たる寸前で後ろへ跳んで勢いを相殺した…!) “赤ずきん”は黒鳥の睨み合いながら思考を巡らせる。 (…馬鹿な。毒は効いていたハズ。こんな短時間で治るハズがない。どんな絡繰を使った…!?) “赤ずきん”が見る限り、彼女は今、毒を喰らう前の様に動けている。少量でも入れれば大の大人でも半日は痺れが取れない代物であるのに、だ。 一方の黒鳥も目の前の相手に思考を巡らせる。 (……この“蛇”で解毒出来たのは良いけど……“蜘蛛”の様に簡単に無力化は出来ない。) 黒鳥の力は全力を出せば、簡単に人を殺せてしまう。だが人殺しは黒鳥の望む所ではない。 出来る事であれば無力化が望ましいのだが、目の前の相手はそれが出来る様な相手ではない。 だが、目の前の相手に黒鳥はどうしても言いたい事があった。 「…貴方達、なんであの子に執着するの?親元から引き剥がして!酷い事をしているって思わないの!?」 黒鳥が叫ぶ。それは黒鳥がずっと思っている事だった。彼は泣いていた。親元に帰りたいと。それを引き剥がし、望まない実験に付き合せていた事に黒鳥は憤りを抑える事が出来なかった。 だが、それを聞いた“赤ずきん”は少し顔を俯かせると、絞り出す様に言う。 「……貴方には分からない。あの子は、普通の社会で生きていけない。」 「……え。」 “赤ずきん”の言葉に黒鳥が一瞬戸惑う。その隙を“赤ずきん”は見逃さなかった。 「表層しか見ていない貴方が首を突っ込む問題ではない!」 そう叫ぶと“赤ずきん”は筒状の何かを黒鳥に投げつける。 「しまっ」 黒鳥の反応が一拍遅れる。彼女が何か行動を起こすより先に筒状の何かは空中で強烈な光と猛烈な音を撒き散らす。 「ぐっ──!」 黒鳥の視界がホワイトアウトし、鼓膜と共に脳が揺さぶられ、平衡感覚が曖昧になり、立っていられなくなる。 大半の感覚器官をやられた黒鳥は咄嗟の勘で、マスクに触れる。 「トドメだ!」 黒鳥に向けて放った“赤ずきん”の爆弾が黒鳥に炸裂する。爆発が起き、黒鳥は爆炎に呑まれ、空に黒煙が昇っていく。 「……馬鹿な奴め。」 辺りに拡がる爆煙を眺めながら“赤ずきん”はそう呟くと、その場を後にする。 もうもうと煙が立ち込めていたが、煙が晴れると黒い塊があった。 “それ”が身震いするように動くと、バサっ!と大きな音と共に閉じていた翼を拡げて、突風と共に煙を切り裂き、黒鳥が姿を現す。 多少服が焦げ、擦り傷があちらこちらに見受けられるが、咄嗟に“烏”のマスクに触れ、背から生やした硬質化させた翼で防御した黒鳥は健在だった。 閃光弾によって乱された感覚にふらつきながらも、黒鳥は先程まで“赤ずきん”がいた場所を睨む。 「……このままじゃ、終わらせない。」 黒鳥のその言葉に呼応するように、一羽の烏が空へと飛び立った。 To be continued…
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シーズンイベント Loop to 12/31~繰り返される大晦日~ お正月の遊び 偽きりん現る!初詣クライシス 七草創作記 ヒューマンVSオーガ~節分大戦争~ 鬼襲来 7人の勇者達 Valentine Wars 極上の素材を求めて!バレンタイン大冒険 進撃のチョコレート 雛祭戦記 桜の伝説~君に会いたい……~ 戦乱の七夕伝説 謎の幽霊船を追え! サマーバカンス 解放軍の夏休み 恐怖!夏休みの宿題 逢魔が時の夏祭り 月からの侵略者 月からのSOS ハロウィンハザード ハロウィンリベリオン!~お菓子達の革命~ クリスマス特別任務(スペシャルミッション) ZEDΩサンタのメリークリスマス! 聖夜の楽園 B.B.暴走……!? Bloody Xmas 紅白第七波動合戦 笑ってはいけないAL24時
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オウカ(焦): GVは、最近街で起こっている神隠し事件をご存知ですか? …実は、私のクラスのお友達も行方不明なんです… 例の神隠しじゃないかとウワサされていて… GV: …それは心配だね。判った。ボクのほうでも調べてみるよ 月下(ビースト) 月下の洋館は来る者拒まず、去る者許さず 出迎えるのは仮面の召使いと残忍な罠 恐怖はない…ただおぞましい予感に心が逸る ―[STRIKE]― 街で立て続けに起こる神隠し事件… シャオ独自の情報網で調査したところ、この洋館の存在が浮かび上がった GV: 協力してくれてありがとう、シャオ シャオ: 気にしないで。オウカのクラスメイトも被害にあってるんでしょ? ボクも放っておけないよ (最初のダガー兵付近) GV: エデンの兵士…!? シャオ: まさか神隠しはエデンのしわざ?でも何のために… GV: 判らないけど…とにかく先に進もう (ゾンビ) シャオ: うわ! こいつ、なに? 人…? いや、これは… 姿は全く似ていないが、ボクの脳裏に、かつて戦ったゾンビの姿がよぎる―― …嫌な予感がする (ザコラッシュ) シャオ: 持ち主不在のはずの洋館に警備システムなんて… ヤツら、ここでいったい何を…? (アイアンメイデン) GV: あれは…? シャオ: どうも前を通った人間を捕縛する罠みたいだね… GV: ただの悪趣味なインテリアじゃないってことか ジャンプかダッシュで避けられるな (アイアンメイデンに引っかかる) シャオ: GV! 雷撃鱗を張りながら振りほどくんだ! (棘地帯を抜けて縦穴) GV: 連れ去られた人達…どこにも見当たらないな シャオ: あくまでこの洋館があやしいってだけで確証はないんだ でも、もしここに連れ去られたのだとしたら、きっともう… (ゲートモノリス) シャオ: GV、ゲートモノリスを破壊して、もっと奥まで調べてみよう 青エデン兵: ジブリール様! 侵入者…ガンヴォルトです! ?(ジブリール): ンン? バレちまったのか? 乙女の秘密を覗きにくるたぁ、ふてぇ野郎だ いいさ! 手ずからオレが処刑してやる! それまで時間をかせいでな! (ゾンビが出るメイデン) GV: 飛び出してくるか! シャオ: 何だろうね“そいつ”… GV: 前に見たゾンビも、第七波動(セブンス)によって作り出されたものだった… シャオ: えっ!? GV!ゾンビを見たことあるの? …その話、後で詳しくね (丸ノコトラップ) シャオ: これまた趣味の悪いトラップだね GV: トラップ起動前なら、雷撃鱗バリアで破壊できるはずだ (偽ゲートモノリス) ゲートモノリス…この奥に何が待ち構えているのか (アイアンメイデン地帯) シャオ: 薄気味悪い場所だね… シアン: うぅ…もうやだ…なんなのここ… GV: シアン? シアン…さっきからずっと話さないと思っていたら、 怖くて口がきけなかったのか… (吼雷降) スキル「吼雷降」を会得! なんだ…? この懐かしい感覚はいったい…? ボクの中で新しい力が覚醒(めざ)める── この場所は…? (ジブリール出現) GV: 小さな…女の子…? もしかして、この館に連れ去られてきたのか…? ジブリール: “小さな”女の子…だァ? テメェ…言っちゃいけねぇコトを言ったみてーだな (ジブリール変身) GV: …G7だったのか! こんな所で、何をしている! ジブリール: ここは攫(パク)ってきた無能力者(ゴミ)どもから生命力(ライフエナジー)を抜き取って、 このオレ、ジブリール様の第七波動(セブンス)に変える実験場… これも、パンテーラが持ち帰った皇神(スメラギ)の技術ってヤツの一つだ GV: ……! ジブリール: ンなコトよりも、テメェ さっき、オレの身長をバカにしやがったよな…? 許さねぇ…テメェは極刑だッ!むごたらしくかっさばいてやるッ! ―[STRIKE]― GV: …! まさか洋館内にいた“彼ら”は… ジブリール: 生命力(エナジー)を抜き取ったヌケガラを、金属を操るオレの第七波動(セブンス)── “メタリカ”でシモベにしてやったのさ! 脈に流れる“鉄分”を操ってな? 能力者(オレら)をコケにしてきたゴミどもがかしずくザマは痛快だったぜ GV: 非道な…! ジブリール: ゴミをリサイクルしてやったんだ。ヤツらも泣いて悦んでるだろうよ もっとも、ヌケガラは涙なんて流しゃしねぇがな! (ジブリール第二形態) GV: 姿が変わった…!? 獣のような、そのフォルム─これも皇神(スメラギ)から奪った技術の成果だというのか? ジブリール(獣): イヤらしい目でジロジロ見やがって…!ヘンタイか、テメェは? こんな野郎に痛めつけられるなんて…! オレこそが痛めつける側なんだッ!それを思い知らせてやる!! ミクロの果てまで刻み尽くしてやるッ!!! 正体を…失っている? (ジブリール第三形態) ジブリール(獣): オレをここまで痛めつけたのはお前が初めてだ! いいぜ、見せてやる! 全身で全霊の!全力の、全快をッ!! この体、もう、どうなっても知りやしねェッ!!! (ジブリール撃破) シャオ: GV、連れ去られた人達は… 館の様子からして、そうかもしれないとは思っていた… GV: ジブリール…彼女の口ぶりからして、きっともう… 連れ去られたオウカのクラスメイトも恐らくは…… ボクは、オウカに伝えるべき言葉が見つからなかった… ―[CLEAR]―
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くろにゃんinセブン 名前 コメント
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学園七夕祭り テーマ:七夕 実施日:7/26 概要: 七夕というテーマに沿っていればなんでもあり。 七夕という日のみ現れるラルヴァ、七夕の日に願いを込める生徒たち… 双葉学園の七夕は、いったいどんな日になるのでしょうか? 当日はここに投稿された作品についてまったり語るスレを23時から始めます 参加作品 とある彼女のささやかな願い Vision of Apocalpse 【立浪みくの七夕】 【編入生活@七夕行事】 【女教師の、ちょっと長い一日】 【時計仕掛けのメフイストフェレス 番外編 星に願いを】 【蛇の邂逅】 【醒徒会の七夕】 【放送委員会アーカイブス『七夕大祭カップル100組突撃取材!あんなことこんなことさらさらしちゃいまSHOW!』より】 【セブンス・ギャラクシーデイズ】 ある中華料理店店員の七夕の日 【danger zone 七夕特別編 ~Milkyway NINJA~】 【異能力研究者の夜】
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ローリングバッシュ + 目次 概要 登場作品レイズ 関連リンク派生技 関連技 ネタ 概要 ローリングバッシュとは3つの弾丸を撃ち放ってから敵の背後へ回り込み狭撃する魔鏡技。 初出はレイズの菫色の瞳のエル。 ▲ 登場作品 レイズ 習得者 菫色の瞳のエル 3つの弾丸を撃ち放ってから敵の背後へ回り込み狭撃する魔鏡技 分類 報酬魔鏡 属性 地 HIT数 消費MG 100 基礎威力 750 増加MR 20% 習得条件 魔鏡「分史世界の少女」を入手 発動条件 MG満タンの状態で発動 強化1 ダメージが10%上昇 強化2 敵ののけぞり時間+0.1秒 強化3 ダメージが10%上昇 強化4 敵ののけぞり時間+0.1秒 強化5 ダメージが10%上昇 3つの弾丸を撃ち放ってから敵の背後へ回り込み狭撃する魔鏡技。 カットインはアスタリアのものを使用。 台詞 当ててみせる!ローリングバッシュ!! ▲ 関連リンク 派生技 ▲ 関連技 セブンス・インパクト ▲ ネタ ▲
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+ 目次 ア行蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト 蒼き雷霆ガンヴォルト 爪(ソウ) 蒼き雷霆ガンヴォルト 鎖環(ギブス) 蒼き雷霆(アームドブルー) アキュラ 「アキュラくん」 アンカーネクサス イヴ イクス イクスマーク 大祓(イグナイター) 一般教養 イプシロン インティ・クリエイツ ヴェスパ EX(エクス)ウェポン エグゼブレイカー(EB) 鎮花祭(エグゾシス) エネルギアコア(EC) オートクロム 大鳥こはく オーバードライヴ(OD) オチモフ 「お姉ちゃん」 カ行カゲロウ 神園家(かみぞのけ) ガンヴォルト ガンヴォルト情報局 「管理AI」 キーライフル 鎖環(ギブス) 希望の歌姫 ぎゃる☆がん キョウタ きりん キリン クードス(Kudos) グレイヴピラー クロスシュトローム くろな COGEN(コーゲン) 大鳥こはくと刻の剣 攻略アシスト コハク 小ビット COPEN(コペン) サ行電子の謡精(サイバーディーヴァ) サイレン サメさん ジェイソン・フラドニック 「使命」 白き鋼鉄のX(イクス) THE OUT OF GUNVOLT ジン スパークステラー 皇神(スメラギ)グループ スメラギ スラグ 切断フィニッシュ 第七波動(セブンス) セプティマ 能力者を滅する者(セブンス・スレイヤー) 「創造主」 素体 ソングオブディーヴァ タ行ダークネストリガー Dusk Diver(ダスクダイバー) 2 崑崙靈動(こんろんれいどう) 唯之跳躍(ただのジャンプ) 2DアクションのX(きょくげん) デイサイト 天使 「倒錯」 「討滅」 ドキドキフィールド ナ行「人間」 ヌル ハ行ハイパーガード ハイライト 墓守 ヒーリング Pix(ピックス) ピザカッター ヒッフッハ 物理キー プリュイ ブラスターマスター ゼロ フラッシュフィールド ブリガド ブリッツシフト ブリッツダッシュ ブレイクシフト ブレイクホイール ブレイド ブロック ブロック食 ヘイル ヘヴィバサルト ボーナスパネル 「ぼく」 ホバリング マ行マイナーズ マリア モード・アウェイクニング モード・ダークネス モード・ディーヴァ モード・ヒーリング ヤ行ヤン・ユモ ラ行リコイルダッシュ リニアカタパルト リベリオ リミットブレイク ロメオ(変態のオジサン) RoRo(ロロ) ワ行ワーカー ワームホール 1UP ア行 蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト 白き鋼鉄のXシリーズの先駆けとなった作品。雷撃能力者「ガンヴォルト」を操作し、複数の敵への同時攻撃や広範囲・高火力のSPスキルを使ってステージを駆け回るハイスピードアクションが楽しめる。 本作主人公のアキュラはこの作品で初登場。ガンヴォルトを敵視する第三勢力という位置づけだった。 蒼き雷霆ガンヴォルト 爪(ソウ) 「蒼き雷霆ガンヴォルト」の続編。ガンヴォルトに加えてアキュラも主人公となり、ガンヴォルトをも圧倒する空中機動力を誇る。ロロはこの作品で初登場。 「白き鋼鉄のX」のアキュラはこの作品をもとに設計された。 蒼き雷霆ガンヴォルト 鎖環(ギブス) 蒼き雷霆ガンヴォルトシリーズの3作目。2022年7月28日発売。きりんとガンヴォルトが2人一組の主人公となって戦う。 「白き鋼鉄のX」は爪と鎖環の間を埋めるスピンオフとして開発されたが、気づけばスピンオフの続編(本作)の方が先に出るという不思議な現象が起こっている。 きりんはこの作品で初登場のはずだったが、本作のDLCボスとして先に登場してしまった。 蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルトとアシモフ、ブレイドが持つセブンス。電子を操る能力のため、電子技術が発達した近未来では汎用性が高く、敵味方いずれからも一目置かれていた。 アキュラはこのセブンス因子をもとにEXウェポン「スパークステラー」を開発した。 アキュラ 本作の主人公。マイナーズの生活を守るためにスメラギと戦いを繰り広げていた天才科学者。マイナーズからは「白き鋼鉄のX(イクス)」の異名で知られている。 前作でコハクたちの援助を受けてスメラギの管理AIを破壊することに成功し、ひとときの平和な日々を送っていた。 「アキュラくん」 アキュラの愛称。「くん」をひらがなで表記するのがポイント。本作ではロロやコハクから呼ばれている。 ロロが「アキュラくん」と呼ぶようになったのは、アキュラの妹の影響が多い。 アンカーネクサス 前作から続投しているEXウェポン。発動すると最も近い敵に向かって赤い糸を伸ばし、ブリッツダッシュがその敵に向かって追尾するようになる。 扱いが難しいが、空中でのダメージソースや移動手段として利用できる。 元の能力は前作の翼戦士の一人リベリオが持っていた、編糸細工(クラフトウール)の能力。 イヴ 「ブラスターマスター ゼロ」シリーズのヒロイン。ジェイソンが地底をめぐる旅の途中で保護した少女。戦闘車両「ソフィア」の整備を担当する。 当初は旅の同行者程度の関係でしかなかったが、現在ではジェイソンと深い絆で結ばれている。 イクス アキュラの異名「白き鋼鉄のX(イクス)」のこと。本人は名乗った覚えはないが、マイナーズからは尊敬の念を込めてこのように呼ばれている。 本作ではヌルやジェイソンから呼ばれることがある。 イクスマーク アキュラの装備に描かれている「×」の形をしたマーク。ブリッツダッシュで敵にロックオンするときに刻み込むことで、ホーミングショットが必中するようになる。 ガンヴォルトシリーズの頃からアキュラの勢力を表すマークとして使用されているが、母方の実家である神園家に由来しているのかは定かではない。 なお、イプシロンの装備する盾はアキュラが使用していたものと似ているが、イクスマークの一部が欠けているため「Υ(イプシロン)」の形になっている。 大祓(イグナイター) ガンヴォルト爪・白き鋼鉄のXのアキュラの復活ソング。ソングオブディーヴァ発動時に流れていた。 ガンヴォルト爪ではロロの歌の大半が「モルフォ」の歌のカバーという設定だったため、この曲がロロの唯一のオリジナル曲となっていた。 一般教養 アキュラがトークルームの会話で用いる言葉。 ガンヴォルト爪ではキリンの知識を、前作の白き鋼鉄のXではトマトの知識を披露し、その博識ぶりを称賛された際に「一般教養だろう」と返した。 今作ではドット絵について語ったが、流石に一般教養ではないと判断したようだ。 イプシロン 本作でアキュラをしつこく付け狙うワーカー。戦いの途中でたびたび遭遇することになり、戦うたびに墓守たちの力を得て強くなっていく。 見た目や武装から、どことなく「蒼き雷霆ガンヴォルト」の頃のアキュラを彷彿とさせる。 インティ・クリエイツ 白き鋼鉄のX(イクス)シリーズやガンヴォルトシリーズやぎゃる☆がんシリーズ、ブラスターマスターゼロシリーズなどを独自に企画・開発したゲームメーカー。 受託としてはロックマンゼロシリーズ、クレヨンしんちゃんシリーズなど。 2Dアクション系だけでなくぎゃる☆がんシリーズのような頭がおかしいゲームを作ったりする。ユーザーからは「淫帝」という愛称で呼ばれている。 ヴェスパ 密林ブロックを管理する墓守で、オートクロムの妹。SPスキル「黄昏時のプリュイ」が本人の名前より先に公開されていたため、「プリュイ」の愛称で呼ばれることもある。 コピーできるEXウェポン「スピンチョッパー」はアキュラの身体がでいやーっと浮かび上がるため、二段ジャンプや滞空の手段として使える。厄介なボス戦で重宝する。 EX(エクス)ウェポン セプティマホルダーや墓守を打倒した際に得られるアキュラの新たな力。またの名を特殊武器。 本作ではセプティマホルダー由来はアンカーネクサスのみで、後は墓守から取得した物を使う。 エグゼブレイカー(EB) 大鳥こはくが操る剣。しゃべる。 「COGEN(コーゲン) 大鳥こはくと刻の剣」に登場する、最大で3秒間の時を巻き戻せるシステム「ウロボロスシステム」はこの剣の機能のひとつ。 鎮花祭(エグゾシス) 本作のアキュラの復活ソング。ソングオブディーヴァ発動時に流れる。 PVに3DCGロロのモード・アウェイクニングを採用したため、YouTubeではBAN対策としてロロの体に謎の光が施されることになった。ニコニコ動画では本来の映像が拝める。 エネルギアコア(EC) ステージ中で入手できる結晶。集めると新たなアビリティを開発できる。 ワーカーたちのエネルギー源であり、ワーカー同士の謝礼としても活用される、いわば「食べられるお金」である。 オートクロム ラボブロックを管理する墓守で、ヴェスパの兄。ロックオンタイミングが少ないうえにオチモフの危険もあるため、ダメージを与えづらい厄介な敵。 コピーできるEXウェポン「オプティックラウンド」は非ロックでは四方にレーザーを撃ち、ロック時はロックオンレーザーを撃つ。非ロックではアキュラの周囲にバリアを張るため防御手段としても使える。 大鳥こはく ゲームエンジン「Unity」で使用できる、Unity Technologies Japan提供のキャラクター。愛称は「ユニティちゃん」。 本作では「COGEN(コーゲン) 大鳥こはくと刻の剣」とコラボしており、DLCを適用するとボスとして戦うことが出来る。 手にした剣「エグゼブレイカー」で多彩な剣戟を繰り出し、SPスキル「ウロボロスシステム」でアキュラの勝利を覆してくる。 撃破するとアビリティ「ウロボロスシステムX」が使用可能になる。 白き鋼鉄のXシリーズの「コハク」とは同名だが別人。誤解を避けるため、白き鋼鉄のXシリーズで話題に出すときは「大鳥こはく」とフルネームで表記することを推奨。 オーバードライヴ(OD) クードスが1,000以上の状態のこと。ロロがモード・ディーヴァに変形し、歌で戦いを盛り上げてくれる。 アキュラの性能も変化し、一定時間内に何度でもブリッツダッシュが使えるほか、オーバードライヴ時限定のアビリティが有効になる。 オチモフ ステージ攻略中に穴に落下すること。HP残量にかかわらず即死となる。 過去の生放送にて「アシモフ」役の雪田将司さんが体験プレイ中に落下したことから、「オチモフ」と呼ばれるようになった。 「お姉ちゃん」 コハクの義姉。スメラギとの戦いで死亡したと思われていたが、アキュラに救出された。 現在はコハクやマイナーズの子供たちの庇護者として奔走している。 カ行 カゲロウ 前作までに存在した回避手段。自分に命中したはずの攻撃を残像を使ってノーダメージでやり過ごせる。ただしクードスは減少する可能性がある。 本作では異世界に持参していなかったため使えない。代わりの防御手段としてハイパーガードが使用可能。 神園家(かみぞのけ) アキュラの母方の実家。日本有数の名家とされる退魔の一族で、かつては悪魔退治を生業としていた。 といっても本家は叔母(母の妹)が継いでおり、アキュラの家は分家に当たるため、作中での接点はほとんどない。 アキュラの本名は「神園アキュラ」。またアキュラの父である「神園博士」は「神園」の姓を名乗ってはいるが婿の立場である。 ガンヴォルト 「蒼き雷霆ガンヴォルト」の主人公。愛称は「GV(ジーブイ)」。雷撃を操るアームドブルーの能力者で、皇神からはSSランクの能力者として警戒されている。 アキュラからは能力者ゆえに敵視されており、さらにガンヴォルト爪ではサイバーディーヴァをめぐって浅からぬ因縁があった。 ガンヴォルト情報局 インティ・クリエイツ公式の生放送番組。蒼き雷霆ガンヴォルトシリーズ・白き鋼鉄のXシリーズについての情報が数多く公開されてきた。 「管理AI」 「白き鋼鉄のX」でこの島国を支配していたスメラギの統治者。マイナーズを根絶する政策はこの管理AIによって行われていたが、アキュラによって破壊された。 キーライフル 本作のOPに登場するライフル型情報端末。いつの間にかアキュラの手元にあったもので、この世界にない素材と技術で造られている。 武器として携行するには少し大きいことから、もともとは車輌のようなビークルと連携して運用するものだったと推測されている。 アキュラが改修し小型化することで、本作のメイン武器「ブレイクホイール」に変化した。 鎖環(ギブス) きりんが持つセブンス。他のセブンスを封印することができ、「ガンヴォルト鎖環」のGVに影響を与えている。 本作のアキュラはこの能力をセプティマとして認識しているようだ。 希望の歌姫 ロロのこと。スメラギに迫害されるマイナーズたちのためにネット上で歌を届けていたロロはまさに「希望の歌姫」だった。 本作でも異世界のネット上で歌を届けているようで、ワーカーたちの間でも好評である。 ぎゃる☆がん インティ・クリエイツが発売している、ちょっと頭のおか……恥ずかしい内容の「眼(ガン)シューティング」ゲーム。 MMK(モテてモテて困っちゃう)状態になった主人公が、迫りくる女の子たちを眼力で昇天させ、意中のヒロインを目指す。 現実に発売されているが、ガンヴォルトシリーズの世界でも一部界隈に人気らしい。一方でぎゃる☆がんの作中でもガンヴォルトシリーズのパロディが随所に見られる。 キョウタ コハクが匿っていたマイナーズの少年。マイナーズのヒーローであるイクスを「アニキ」と呼び憧れている。 きりん 2022年7月発売の「蒼き雷霆ガンヴォルト 鎖環」において、GVと対をなす主人公。 「鎖環(ギブス)」のセブンスを持つ戦巫女で、仕込み刀と護符を駆使して戦う。GVと共闘することで、雷霆を纏った斬撃を繰り出せるようになった。 原作に先駆けて、本作でDLC第5弾として登場、ボスとして戦うことが出来る。 本作ではGVが同行しないため、原作とは戦い方が異なる。スキルのカットインも原作とは異なっている。 撃破するとアビリティ「封印の護符」が使用可能になる。 キリン 哺乳類の一種。首が非常に長いことが特徴的。 野生のキリンは木にもたれかかり、立ったまま寝る。といっても長時間寝ていては敵に捕食されるため、睡眠時間は二十分程度しか取らない。 アキュラのテンプレ「一般教養だろう?」の先駆けとして知られている。 クードス(Kudos) ミッション中、画面左側に出る数字。ロロ曰く「カッコよさポイント」。詳しくはスコア・クードスの項目を参照。 敵にブレイクホイールでダメージを与えることで増えるほか、敵をブレイクホイールで素早く連続撃破する「クイックブレイク」や、空中でロックオン状態の敵を倒す「エアリアル」といったボーナスでも増える。 これが1000を超えるとロロがモード・ディーヴァに変身し、ステージBGMを乗っ取る形で歌を披露してくれる。 スキルを使用した際、またはリトライマーカーを取得した際に清算され、その時点のクードスに対応する倍率を掛けた数値がスコアとして加算され、クードスは0に戻る。 グレイヴピラー 本作の舞台となる巨大な塔。この異世界のあらゆる知識が収められているとされ、アキュラたちは元の世界に帰還する方法を求めてこの塔を昇ることになった。 塔の内部には人間の生存環境を再現した「ブロック」がいくつか存在しており、墓守と呼ばれる特別なワーカーが管理している。 クロスシュトローム 本作でアキュラが発動できるSPスキル。前作では制御不可能だったロロのモード・ダークネスの力を安全な範囲で解放し、アキュラとともに画面全体に総攻撃を繰り出す。 発動時にクードスを清算し、これで敵を倒すとイクスブレイクのクードスボーナスが入る。そのためミッション最後のボスをこれで仕留めるのが基本的な使い方になる。 くろな 「ぎゃる☆がん」シリーズのヒロインの一人。悪魔学校中等部に在籍する三年生で、今はまだ落ちこぼれの見習い悪魔。 本作では「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」とコラボしており、DLCを適用するとボスとして戦うことが出来る。 「落ちこぼれ」の名はどこへやら、膨大な潜在魔力による力押しでアキュラに「イタズラ」を仕掛ける。 撃破するとアビリティ「ダークパワー」が使用可能になる。 CVの藤田彩さんは、以前にもガンヴォルト爪のドラマCD「機械仕掛けの儚夢」に出演したことがある。 COGEN(コーゲン) 大鳥こはくと刻の剣 Gemdropsが開発し、白き鋼鉄のX2と同日に発売されたゲーム。大鳥こはくが出演する。 本作のコラボ第一弾として、本作発表と同時に情報が公開された。あちらではDLCでアキュラを操作でき、本作の操作感覚のまま遊べる。 攻略アシスト ハードモードを最後までクリアできるように、アップデートで追加された救済措置。 有効にすると初期残機が大幅に増加し、ヒーリングが使用可能になる。またメドレーズが有効になるため、上級者でも楽しめる。 コハク マイナーズの少女。スメラギから逃れるための隠れ家を作り、そこで生き残りの子供たちを世話していた。スメラギと戦っていたアキュラを匿い、隠れ家を活動拠点として提供したのも彼女。 機械の修理が得意だが、いつもカンで修理しているためアキュラからは止められている。 本作のゲストボスとして登場する「大鳥こはく」とは同名だが別人。「コハク」とカタカナで表記すれば誤解を生みにくい。 小ビット アキュラの周囲を飛び回っているロロの付属パーツ。全部で8個存在し、EXウェポン発動に関わる。 転じて、現実のロロロケ(ライヴ)において会場を盛り上げるダンサーのことを「小ビット」と呼ぶことがある。 特にAyanoさんはガンヴォルト1のエリーゼ役として出演していたが、それとは別にMVの振り付け指導やライヴのダンサーとしても関わっている。 COPEN(コペン) 「アキュラ」の海外版での名前。アキュラとCOPENはともに自動車関連の名称から採られているようで、アキュラはホンダの高級車ブランド、COPENはダイハツの車種が由来と思われる。 サ行 電子の謡精(サイバーディーヴァ) 皇神が研究していたセブンスの一つ。歌声によって他者の精神に干渉する能力で、電子を操るアームドブルーと相性が良い。 ロロが人型の形態に変身する能力は、かつてアキュラがこのセブンスを研究していた際に偶発的に発現したものらしい。 オーバードライヴやソングオブディーヴァの発動にはこのセブンスが深く関係している。 サイレン 一部ステージのザコラッシュ部屋に配置されている警報装置。これを破壊することで、ザコラッシュを強制終了してすぐに先へ進めるようになる。 ただしザコから得られるはずのクードスがなくなるうえ、サイレンには攻撃してもクードスが得られない(スキルフィニッシュのボーナスも入らない)ため、スコアを気にするなら素直にザコを倒す方が良い。 サメさん RoRoの中に保存されていた空を渦舞うサメさんを相手に、電気のこぎりで戦う英雄さまの記録。 元ネタはサメ映画のシャークネードだと思われる。 前作でもあったネタだがインティは別に関係ない。 ジェイソン・フラドニック 「ブラスターマスター ゼロ」の主人公。ロボット工学で名を馳せ、パイロットとしても優秀な腕前を持つ天才少年。 本作では「ブラスターマスター ゼロ3」とコラボしており、DLCを適用するとボスとして戦うことが出来る。 銃撃とカウンターを組み合わせ、手数の多さでアキュラの攻撃を阻んでくる。SPスキルも二段構えと隙が無い。 撃破するとアビリティ「アナザーキーライフル」が使用可能になる。 原作でCVが設定されているのはパッケージ版「トリロジー メタファイトクロニクル」のみ。原作では会話パートのみの収録だったが、本作では戦闘中のボイスも数多く収録されている。 「使命」 それぞれのワーカーに与えられる役目のこと。ワーカーが製造される時点でPixに書き込まれている。 使命の内容は土木作業や工場の運営など一般的なものから、「異名を与える」といったユニークなものまで多岐にわたる。 墓守たちはグレイヴピラーの管理と防衛という特別な使命を与えられているためか、墓暴きに来たアキュラの要求を呑む気は一切ないようだ。 白き鋼鉄のX(イクス) THE OUT OF GUNVOLT 前作。「2DアクションのX(きょくげん)を、見せてやる。」のキャッチコピーで発売された。 主人公のアキュラが、非常に高い空中機動力でザコ敵やボスを蹂躙するハイスピードアクションを楽しめる。コハクはこの作品で初登場。 ジン コハクが匿っていたマイナーズの少年。イクスの武装に興味を示す博識家であり、ロロの隠れファンでもある。 スパークステラー 前作まで初期装備だったEXウェポン。アームドブルーのセブンス因子をもとに開発された。今作では残念ながら使えない。 皇神(スメラギ)グループ 「蒼き雷霆ガンヴォルト」で登場した敵組織。電力会社を中心として成り立っている巨大複合企業体(コングロマリット)。 アームドブルーやサイバーディーヴァをはじめ、様々なセブンスの研究で世界の先端をリードしている。しかし実態は能力者に対する迫害や非道な人体実験を積極的に行っている企業でもあり、ガンヴォルトもその被害者の一人であった。 またアキュラの父「神園博士」は皇神でセブンスを研究していた第一人者であったが、アキュラはその父を皇神に殺されたと思い込んでおり、恨みを募らせていた。 スメラギ 「白き鋼鉄のX」で登場した敵組織。正式名称は「人類進化推進機構スメラギ」。 皇神グループと同じ名前ではあるが似て非なるものであり、管理AIが統治者としてこの島国を統治している。 マイナーズに対しては見つかり次第殺処分するという非道な政策を取り、セプティマホルダーに対しては家族などを人質に取ってでも言いなりにさせて使いつぶしていた。そのためこの島国はセプティマホルダー・マイナーズどちらにとっても苦しい環境になっていた。 前作でアキュラが管理AIを破壊し、現在はブレイドが代わりにスメラギのトップとして統治しているため、どちらも迫害されない環境が実現している。 スラグ 宇宙ブロックを管理する墓守。シノビのような戦闘スタイルをとる。意図的にかなり強くなるように設計されており、素早い動きに翻弄されやすい難敵。 コピーできるEXウェポン「ラピッドリッパー」は連射力と燃費が優秀で、ロックオン時は連続ヒットするのでエアリアルEXも狙える。離れたアイテムも回収できる。 切断フィニッシュ 雑魚やボスに一部の攻撃手段でとどめを刺し、敵を真っ二つにすること。非ロックのブレイクホイール・スピンチョッパー・ラピッドリッパー・クロスシュトロームが該当。 ごく一部の切断不可なボスを除けば、たとえ女性型の墓守であるヴェスパやヘイルであっても切断できてしまう。倒錯者が増える これまでのシリーズ作品ではボスのほぼ全員が人間だったために(表現規制の面で)不可能だったが、本作は敵全員が機械なので実現できたと言える。 なお、ボスを切断フィニッシュで倒す実績がある。詳しくはやりこみ要素を参照。 第七波動(セブンス) ガンヴォルトシリーズの世界に存在する異能。セブンスを持つ者を「能力者」、持たない者を「無能力者」と呼ぶ。 血筋などに関係なく生まれつき発現したりしなかったりするため、能力者と無能力者の間で軋轢が激しく、特に能力者は迫害や差別の対象になっていた。 近年になって突然発見されたため、各国の研究開発競争が激しい分野でもある。 セプティマ 白き鋼鉄のXシリーズの世界に存在する異能。セプティマを持つ者を「セプティマホルダー」、持たない者を「マイナーズ」と呼ぶ。 「セプティマ」は蒼き雷霆ガンヴォルトの「セブンス」の海外版での名称に由来しており、前作「白き鋼鉄のX」で用語の統一がなされた。 その流れを汲み、本作ではセプティマとセブンスはほぼ同義の用語として扱われている。 能力者を滅する者(セブンス・スレイヤー) ガンヴォルトシリーズにおけるアキュラの異名。 白き鋼鉄のXシリーズが展開されている現在では想像しづらいが、かつてのアキュラは全ての能力者に対して憎悪をむき出しにしていた。 それは敵を同じくするガンヴォルトに対しても例外ではなかった。 「創造主」 この異世界のワーカーたちやグレイヴピラーを生み出したとされる人間。現在は消息を絶っているという。 素体 ワーカーを構成するベース。ほぼすべてのワーカーで共通の素体が使用されており、Pixの違いで個体差が出るようになっている。 墓守たちも撃破時に共通の素体を露出する。 ソングオブディーヴァ 同名のアビリティを装備することで発動するスキル。アキュラのHPが0になった時、またはオチモフした時に、まれにアキュラが復活する。 復活後のアキュラは「覚醒」状態になり、オーバードライヴに加えて、空中で何度でもブリッツダッシュが可能になる。 ただしあくまで救済措置なので、発動するとクードスは一切貯まらなくなり、ミッションクリア時は必ずスコア0・ランクCになる。 なお今作では覚醒中にクロスシュトロームを発動可能。つまりモード・アウェイクニングとモード・ダークネスの両立が可能になった。 タ行 ダークネストリガー 前作でブレイドからコピーしたEXウェポン。アームドブルーによる雷撃能力ではなく、ロロを暴走状態「モード・ダークネス」にするという特殊なウェポン。 発動するとウェポンゲージが無限となり、ロロがロックオンした敵に対して自動でEXウェポンによる攻撃を行ってくれる。 代わりにロックオンしていない状態が続くとアキュラのHPが削られてしまうという、諸刃の剣ともいえる武器。スコアアタックは難しいが、一つのアクセントとして楽しめた。 本作では使用できないが、モード・ダークネスはクロスシュトロームの演出として姿を見ることが出来る。またDLCで得られるアビリティ「ダークパワー」でも見た目だけ再現することが可能。 Dusk Diver(ダスクダイバー) 2 崑崙靈動(こんろんれいどう) Justdan Internationalが発売するゲーム。ヤン・ユモが出演する。 本作のコラボ第二弾として発表された。あちらでは「白き鋼鉄のX2」のDLC要素の後日談が語られ、RoRoが「Dusk Diver 2」のシナリオに関わる。 唯之跳躍(ただのジャンプ) ただのジャンプ。ガンヴォルト爪のボス「テンジアン」が戦闘中にとる行動で、単にジャンプしながら移動するだけ。 だが一度の被弾でクードスを失う(クードスモードの設定にもよる)ガンヴォルトシリーズにおいて、前触れなく突然距離を詰めてくる行動は常に脅威であり、さらに床が凍っているせいでうまく回避できずに接触する可能性が高くなっている。 彼が四字熟語を多用することを踏まえて、この行動自体が通称「唯之跳躍(ただのジャンプ)」という一つの技として警戒されていた。 2DアクションのX(きょくげん) 白き鋼鉄のXシリーズのキャッチコピーに使われる言葉。前作で見せつけられたが、本作で突破(ブレイク)された。 デイサイト 火山ブロックを管理する墓守。炎を纏った近接攻撃が得意で、墓暴きに来たアキュラに闘争心を沸き立たせている。 コピーできるEXウェポン「メギドバースト」はチャージすることでより強力になり、一部の障害物を燃やすことが可能。 天使 ガンヴォルトシリーズにおいて、「天使」とは「ガンヴォルト」を指すことが多い。初出はガンヴォルト1のOPイベント。 「倒錯」 ガンヴォルトシリーズにおいて、特定の性的嗜好を持つ者を指して呼ぶことが多い。とあるボスに対するガンヴォルトのセリフ「……倒錯しているのか!」が元ネタ。 転じて、よく訓練されたインティ社員やインティ作品のプレイヤーを指して呼ぶこともある。余計なトラブルを招く可能性もあるので濫用はほどほどに。 白き鋼鉄のXシリーズでは、明確に「倒錯」した描写のある登場人物は少ない。 「討滅」 アキュラの口癖で、敵を滅ぼすこと。ただ本作では割と軽いノリでこの言葉を口にするため、前作までのアキュラに比べると少し違和感がある。 ガンヴォルト爪では能力者の大半を「バケモノ」呼ばわりしてこの言葉を投げかけていたが、前作「白き鋼鉄のX」ではとある因縁の深い人物にしかこの言葉を使っていない。 ドキドキフィールド ぎゃる☆がんシリーズに登場する、主人公が使える能力。画面内の女の子全員を巻き込んで昇天させ、同時に主人公のパラメータを変動させるため、使いどころが肝心。 ブラスターマスターゼロでは天使「えころ」の能力として登場し、画面全体をスローにしたうえで画面内の任意の場所を攻撃できる。 のちに、ブラスターマスターゼロ2のイヴが類似した能力「アンチェインD.D.F」を発現した。 ナ行 「人間」 この異世界にもかつて生息していた存在。元の世界のように「セプティマホルダー」や「マイナーズ」といった区別はなく、単に「人間」と呼ばれる。 現在では絶滅してしまったようだが、新天地を求めてさらなる異世界へ渡ったとも噂されている。 ヌル 本作のヒロインで、異世界の住人である「ワーカー」のひとり。 異世界に飛ばされてしまったアキュラ・ロロ・コハクを保護した。今回のグレイヴピラーを昇る旅にも同行している。 異名は「無垢なる聖者」。純粋無垢な性格、そして立派な胸部装甲を備えている。 ハ行 ハイパーガード アビリティのひとつ。地上で立ち止まっている間、あらゆる攻撃のダメージを1にしてしまう。 前作までのカゲロウに比べると発動条件の制限は多いが、ボス戦を乗り越えるための手段として重宝する。 ハイライト キャラの立ち絵において表現される瞳の光のこと。ガンヴォルトシリーズより一貫して、敵対勢力にはハイライトを入れないというのが慣習になっている。(ブレイドだけは例外的な扱い) 初登場時は第三勢力、つまりGVにとっては敵だったアキュラも例外ではなく、GVより出演回数が増えた現在でも、アキュラはハイライトの入っていない姿が公式に描かれ続けている。 しかし本作とコラボした「COGEN 大鳥こはくと刻の剣」において、ハイライトの入ったアキュラが公式に描かれてしまった。COGENの世界観に合わせたものと思われるが、ガンヴォルトシリーズのキャラとしては少し不自然、というよりはかわいい感じに見えてしまう。 墓守 本作の舞台「グレイヴピラー」において、上層部に進むための物理キーを管理している6人の特別なワーカーのこと。 彼らを倒すことでEXウェポンと物理キーを拝借できる。 ヒーリング ガンヴォルト爪以来久々に復活したスキル。クードスが清算される代わりに、HPをいつでもどこでも何度でも完全回復する。 Pix(ピックス) ワーカーを構成するプログラム粒子。墓守含めどのワーカーも素体は共通であり、このPixの違いによって個体差が生まれる。 墓守たちを撃破した際、周囲に飛散する。 ピザカッター ブレイクホイールの近接攻撃がそう見えてしまうことや、お世辞にも高いとは言えない攻撃力から名付けられたネタ。 ピザカッターというよりかは道路工事にとかで使われるコンクリートカッターとかエンジンカッターとかの方が近いのだが… ヒッフッハ インティ・クリエイツ作品の3段切りの通称。元ネタはロックマンX6、ゼロのセイバー3段切り時のかけ声。 ロックマンゼロのファンが多用するので誤解されがちだが、ロクゼロ内でのかけ声ではない。 物理キー グレイヴピラーの階層を隔てる扉を開けるために必要なキー。これを集めなければ上層部に進むことが出来ない。 各ブロックの墓守たちが管理しており、彼らを倒すことで拝借できる。 プリュイ ヴェスパのこと。SPスキル「黄昏時のプリュイ」が本人の名前よりも先に公開されていたため、「プリュイ」が名前として定着してしまった。公式生放送でも呼び間違えられている。 ブラスターマスター ゼロ サンソフトの「超惑星戦記メタファイト」を原作としてインティ・クリエイツが製作したシリーズ。全3作が発売された。 戦闘車両「ソフィア」に乗って戦うサイドビューと、パイロットがキーライフルを使って戦うトップビューの、2つの戦闘スタイルが用意されている探索アクションゲーム。 DLCキャラとして「ガンヴォルト」(ガンヴォルト爪仕様)や「アキュラ」(白き鋼鉄のX仕様)もゲスト出演している。 フラッシュフィールド 以前の作品に存在したアキュラの武装の一つ。EXウェポンゲージが満タンの状態に発動し、アキュラの周囲に自動的にバリアを張って実弾系の飛び道具を防ぐ。 本作では使用できないが、代わりにブレイクホイールの3段目や非ロックのオプティックラウンドで飛び道具を打ち消すことが出来る。タイムフリーザーの画面全体ダメージで着弾前に破壊することも可能。 フラッシュフィールドを前提とした立ち回りが不要なので、本作はEXウェポンを積極的に使いやすい環境になったと言える。 ブリガド 工場ブロックを管理する墓守で、デイサイトの部下。拡張装備であるヘヴィバサルトに乗り込んでいることが多いが、本人は白兵戦重視。また、一部スキルの名称が大げさな名前になっているのが特徴。 コピーできるEXウェポン「ガトリングスコール」は射程が長く、合計火力が高め。発動までに時間がかかるのが難点。 ブリッツシフト アキュラの空中特化形態。ガンヴォルト爪や白き鋼鉄のXのアキュラに近い姿になる。 ブリッツダッシュを発動すると自動でこちらの形態に切り替わる。ブレイクホイールとホーミングショットが水色になるのが特徴的。 クロスシュトローム発動時もこちらの形態に切り替わる。 ブリッツダッシュ 空中ダッシュのこと。ぶつかった敵にイクスマークを刻み、ホーミングショットやEXウェポンが必中するようになる。 本作では空中で1回しか使えない代わりに、リロードの必要はなくなった。またオーバードライヴ中なら一定時間中に何度でも使用可能。 ブリッツとは弾丸のこと。以前の作品では弾丸状のバッテリーを消費して空中ダッシュを行っていたため、この名がついた。 ブレイクシフト アキュラの地上特化形態。ジャケットの各部に赤色のパーツが追加されているのが特徴的。 地上でのダッシュはリコイルダッシュとなり、敵や障害物を弾き飛ばすことが可能。どことなくガンヴォルト1のアキュラや、本作のイプシロンに近い戦法になる。 アキュラによれば、ヌルやワーカーたちから提供されたデータを使ってこの装備を完成させたらしい。 ブレイクホイール 本作のアキュラのメイン武器。壊れたキーライフルを修理することで武器として使えるようになった。 地上では火力の高い三段斬りで敵を破壊し、空中ではロックオンからのホーミングショットで遠距離攻撃ができる。 ブレイド スメラギに所属していたセプティマホルダー。管理AIに次ぐNo.2の地位にあった。 前作では管理AIに操られていたようだがアキュラの手で解放され、現在はスメラギの新たな統治者としてまともな治世をしている。 ブロック 本作の舞台であるグレイヴピラーの内部に存在する区画。「火山ブロック」や「密林ブロック」など、特定の環境を再現した空間が広がっている。 グレイヴピラーの外見からは想像もつかないほどの広さを誇るブロックもあるため、別の空間につながっている可能性も指摘されている。 作中ではそれぞれのブロックを一つのステージとして攻略し、奥に待ち受ける墓守を倒すことでクリアとなる。 ブロック食 異世界に用意されていた人間用の食料。コハクが口にしている。 見た目はただのブロック食だが、創造主の残した技術で製造されている。 これ一つで人間に必要な栄養素を確保でき、食感も不思議と食べ飽きないらしい。さらに半永久的に保存が可能。 ヘイル 寒冷地ブロックを管理する墓守。アキュラを凍結状態にする攻撃が多いためダメージが蓄積しやすく、攻撃範囲も全体的に広い。 コピーできるEXウェポン「タイムフリーザー」は周囲の時の流れを遅くする。色々とズルいことができてしまう武器だが、代わりに燃費が非常に悪く、ゲージの回復速度も意図的に遅く設定されている。 ヘヴィバサルト 墓守の一人「ブリガド」が操縦する拡張装備。戦車型のライドアーマーもしくは陸戦型アームドベースというべき風貌。 ボーナスパネル 各ステージに4つずつ配置されているアイテム。入手すると1つにつきクードスが500上がるため、スコアアタックではこれの全回収は必須となる。 一部ボーナスパネルは入手に特定のEXウェポンが必要なものや、仕掛けを起動しないと取れないものなどがある。 「ぼく」 ロロの一人称。ひらがなで表記するのがポイント。 「ボク」とカタカナで表記すると、主にガンヴォルトの一人称になってしまう。 ホバリング アキュラの装備のひとつ。空中でジャンプボタンを押すことで発動し、落下がゆっくりになる。 コンフィグで「オートホバー」をオンにしていると、ブリッツダッシュやロックオンの直後に自動で発動する。オフにもできるのでお好みで。 初出のガンヴォルト爪ではブリッツダッシュやロックオンの直後のみ発動、かつ時間制限付きだったが、前作から現行の仕様に変化した。 ブラスターマスターゼロ3のジェイソンが使えるホバリングは、アキュラのものを参考にしたらしい。 ジェイソンは生身の人間ゆえに高所から落下すると即死してしまう仕様があったため、安全に着地できるホバリングが攻略の大きな助けになった。 マ行 マイナーズ セプティマを持たない人間のこと。ガンヴォルトシリーズの「無能力者」と同義。 「白き鋼鉄のX」ではスメラギによって見つかり次第殺処分されていたが、アキュラが管理AIを破壊したことでその心配はなくなった。 コハクもマイナーズの一人であり、年長者として同じマイナーズの子供たちの世話をしている。 マリア コハクが匿っていたマイナーズの少女。両親から贈られたぬいぐるみを今も大切にしている。 モード・アウェイクニング ロロの変身形態の一つ。蓮の華を背負った天女の様な姿。アキュラのHPが0になった時に確率で発動する「ソングオブディーヴァ」で見ることが出来る。 アビリティ「ソングオブディーヴァ」を無効にしている場合は発動せず、強制的にリトライとなる。縛りプレイやスコアアタックでは無効にするとよい。 モード・ダークネス ロロの変身形態の一つ。禍々しい羽根に爪を生やした姿。クロスシュトローム使用時に見ることが出来る。 前作ではEXウェポン「ダークネストリガー」使用時に見ることが出来た。前作ではロロが制御不可能になりアキュラにも攻撃が及んでいたが、本作では制御可能な範囲で解放しているらしい。 モード・ディーヴァ ロロの変身形態の一つ。不死鳥をイメージした歌姫の姿。クードスが1000以上になると見ることが出来る。 モード・ヒーリング ロロの変身形態の一つ。回復魔法を使う魔法使いみたいな恰好をする癒し系モード。ヒーリングを使う際に見ることが出来る。 シリーズ経験者でも初見プレイの場合はダメージが蓄積しやすいため、目にする機会は多いだろう。 ヤ行 ヤン・ユモ 「Dusk Diver」シリーズの主人公。ひょんなことから手に入れた変身能力を駆使して、「厄禍(わざわい)」退治を生業とする女性。 本作では「Dusk Diver(ダスクダイバー) 2 崑崙靈動(こんろんれいどう)」とコラボしており、DLCを適用するとボスとして戦うことが出来る。 電撃を纏った体術を使い、近距離の連続攻撃を得意とする。 撃破するとアビリティ「Dバースト」が使用可能になる。 なお本作とのコラボでは、あえて原語版のCV(穆宣名さん)が起用されている。そのためアキュラとは言語が通じていない。 ラ行 リコイルダッシュ 地上ダッシュのこと。本作では破壊力が増しており、ぶつかった敵や障害物を弾き飛ばすことが可能。 リニアカタパルト 特殊コーティングされた荷物を射出運搬する装置。「上層への通路」などに設置されており、アキュラが触れることで空中を高速移動することができる。 トゲの敷かれた通路や、足場が一切ない空間を安全に通行できるが、逆に触れると後ろ側に射出されてしまうカタパルトも配置されており、方向を確認してから触れないとタイムロスになることも。 初出のガンヴォルト1ではトゲに向かって射出する罠カタパルトも配置されていたが、本作ではカゲロウを使用できない分、さすがに意地悪な配置は減っている。 リベリオ 前作のボスの一人。編糸細工(クラフトウール)のセプティマホルダーで、本作で初期装備のEXウェポン「アンカーネクサス」のコピー元である。 リミットブレイク アビリティのひとつ。オーバードライヴ時にホイールの威力が上がるが、代わりに発動中に被弾するとクードスが0になるというデメリットが発生する。 前作までのクードスモード「レックレス」と同じ仕様になる。 ロメオ(変態のオジサン) 「蒼き雷霆ガンヴォルト」に登場した人物。皇神の幹部のひとりで、ゲーム開始直後にGVを電磁ムチでいたぶりながら登場し、プレイヤーに強烈な第一印象を植え付けた。 ガンヴォルトシリーズの作品の方向性(変態的な意味で)を示す存在として、モブキャラでありながら今でも語り継がれている。 RoRo(ロロ) アキュラが開発したバトルポット。アームドブルーをもとに開発した動力源「ABドライヴ」を内蔵し、アキュラのジャケットの動力供給とEXウェポン発動を担当している。 さらにサイバーディーヴァの能力により、モード・ディーヴァはじめ人型の形態に変身することもできる。 ワ行 ワーカー 本作の舞台となる異世界の住人のことで、いわゆるロボット。ヌルやイプシロン、墓守たちもワーカーに分類される。 一般のワーカーはどちらかと言えばアキュラたちに協力的で、グレイヴピラーに乗り込むための武装の開発や、コハクの食料の確保を手伝ってくれていた。ロロの歌姫としての活動も彼らに人気らしい。 ワームホール 異なる世界同士をつなぐ空間。OPで壊れたキーライフルから発生し、アキュラたちを異世界へ飛ばしてしまった。 ガンヴォルト1で登場したセブンス「亜空孔(ワームホール)」とは関係ない。 1UP 取得するとアキュラくんの残り人数が増える懐かしいアイテム。 ハードモード限定。
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爆裂 マントルセブン 火文明 (7) クリーチャー:フレイム・コマンド 7000 ■W・ブレイカー ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のコスト7のクリーチャーの数まで、相手のコスト7ではないクリーチャーを破壊する。 作者:ウタ フレーバーテキスト 「七英の前に立った事、不運と思え」 収録 DMU-00 「ドリーム・エピソード0 未収録カード」 評価 名前 コメント
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セブン=フォートレス Blue of Sky~空の蒼~ 管理人 テルス素材区分 P 備考
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七罪竜 怠惰のベルフェアーケ 8(5)/緑/滅龍・樹魔 1 Lv1 8000 3 Lv2 13000 6 Lv3 20000 このカードは疲労状態で召喚する。 Lv1・Lv2・Lv3【大罪教典(セブンス・テスタメント):怠惰】相手はスピリット/アルティメットを召喚/《煌臨》するとき、疲労状態で召喚/《煌臨》する。 Lv2・Lv3『お互いのアタックステップ』このスピリットはアタック/ブロックできない。さらに、相手は疲労状態のスピリット/アルティメットのコアを取り除けない。 Lv3『お互いのアタックステップ』ステップ終了時、このスピリットが回復状態なら、疲労状態の相手のスピリット/アルティメット2体につき、相手のライフのコア1個をボイドに置く。 シンボル:緑 フレーバーテキスト:怠惰を司る七罪竜。すべてが眠りについた世界で、嗤う王はただ一人――― 作者:一般通過魔界狂人 評価 選択肢 投票 壊れ (0) 優秀 (0) 普通 (0) 微妙 (0) コメント 名前 コメント