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◆基本情報◆ レアリティ R コスト 5 属性:黒 配置 全て 制限 なし 能力 なし 分類 その他 進化前 なし 進化先 なし 限界突破回数 10回 ◆カードイラスト◆ +画像を表示 イラストレーター/イトウヨウイチ ◆ステータス◆ LV 1 10 20 30 40 HP 120 133 150 165 180 AT 32 35 40 44 48 AG 23 23 23 23 23 限界突破 LV 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 HP AT AG ◆カード説明◆ ロシアの伝承に伝わるとされる黒い姿をしたドラゴン。知能がとても高く、ありとあらゆる魔法に精通していることから魔法の神としても考えられている。そのことから「魔術に精通する者」という意味を名前に持つほどであったが、後世にこれらの文献だけでなく「ツィルニトラ」の存在自体が全て捏造であったとされる。 ◆ダンジョンアビリティ◆ 攻撃力7%減少 敵の攻撃力を7%下げる。(ボス討伐時は一定の確率で発動) ◆行動◆ 特技:極わまりし龍魔術(ゲージ:5) 敵全体に効果対象のキャラのATが30以下になった場合にAT分のダメージを与えるバースト効果を与え(3ターン)、ATをAT×0.3ダウンさせる(3ターン) 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 ■■■ ■■■ ■■■ 効果2属性:無 効果2範囲:絶対 攻撃範囲 ■■■ ■■■ ■■■ 前列:黒龍光弾 敵全体で一番ATの高いキャラに効果対象のキャラのAGが10以下になった場合にAT×0.3のダメージを与えるバーストの効果を与え(3ターン)、一番ATが高いキャラのATとAGをAT×0.25ダウンさせる(2ターン) (Lv30~) 敵全体で一番ATの高いキャラに効果対象のキャラのAGが10以下になった場合にAT×0.3のダメージを与えるバーストの効果を与え(3ターン)、一番ATが高いキャラのATとAGをAT×0.3ダウンさせる(2ターン) (Lv35~) 敵全体で一番ATの高いキャラに効果対象のキャラのAGが20以下になった場合にAT×0.3のダメージを与えるバーストの効果を与え(3ターン)、一番ATが高いキャラのATとAGをAT×0.3ダウンさせる(2ターン) 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 ■■■ 100% ×0.30 ■■■ ■■■ 効果2属性:無 効果2範囲:絶対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 (Lv30~) ■■■ 65% ×0.25 ×0.30 ■■■ 25% ×0.30 ×0.36 ■■■ 10% ×0.40 ×0.45 中列:束縛する方陣 範囲内の敵で一番ATが高いキャラのATをAT×0.4ダウンさせ(2ターン)、一番AGが高いキャラのAGをAT×0.4ダウンさせる(2ターン) 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 ■■□ 65% ×0.40 ■■□ 25% ×0.48 ■■□ 10% ×0.60 効果2属性:無 効果2範囲:絶対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 ■■□ 65% ×0.40 ■■□ 25% ×0.48 ■■□ 10% ×0.60 後列:黒炎の龍魔術 範囲内の敵にAT×0.6のダメージを与え、一番HPが低いキャラに効果対象のキャラのHPが80以下になった場合にAT×0.25のダメージを与えるバーストの効果を与える(2ターン) (Lv40~) 範囲内の敵にAT×0.6のダメージを与え、一番HPが低いキャラに効果対象のキャラのHPが80以下になった場合にAT×0.3のダメージを与えるバーストの効果を与える(2ターン) 発動確率:100% 効果1属性:黒 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 □■□ 65% ×0.60 □■□ 25% ×0.72 □■□ 10% ×0.90 効果2属性:無 効果2範囲:絶対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 (Lv40~) □■□ 100% ×0.25 ×0.30 □■□ □■□ 考察 関連カード 第9弾 スラヴ 天地讃頌 コメント コメント すべてのコメントを見る
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じりじりと太陽に焼かれている。 雲は見えない。島々と飛鳥人だけが今日の空を飛んでいる。 まばらに草が生え石が転がるばかりの荒野、そこを一列になって行くものたち。 素朴な歌が聞こえる。 這い鳥人たち100人ばかしが、歌い、袋を背負い歩く。 人と同じくらいの重さの袋には、種籾がぎっしりと詰められていた。 袋が積んである場所。 そこへ先頭を行く這い鳥人が背負った袋を下ろし、「おぅい、おろせよぅ」と声を出す。 後ろに続く這い鳥人たちが袋を下ろしていく。 「よっこらせ」「重いわーーー」「あれなんだっけあれ」「鍛え方が足りんなあ」「ふぅ…」「腰いてえ」 息と気を抜いて、雑談が漏れ出る。 「お、」 一人の這い鳥人が、上を見上げた。 ♪ 天空から歌声が落ちてくる。 ♪ ラ♪ ラ・ラ・ラ♪ ラ・ラ・ラ―――ララ――ラララララララ♪ 十人の飛鳥人がくるくるくると複雑に螺旋を描いて地上に墜落する、 直前にひらり舞い上がる。歌声のリズムが変化する。 瞬間、ズドーンと土柱が上がった。一塊になって舞う飛鳥人たちを捕まえようと。 轟っ、円陣を組む飛鳥人の中心で風が爆発する。歌いながら吹き飛ぶ。 土柱はぷるぷると震え、諦めて、崩れ落ちる。大音が響き、もうもうと土煙が舞う。 飛鳥人たちの歌声は途切れない。集まり拡散し、跳ねるように舞飛ぶ。 土柱がいくつも爆音と立ち昇る。吹きすさぶ風は竜巻に。 飛鳥人たちはその災害から逃げては寄り添い、歌い踊る。 次々に昇る土柱の轟音が歌に合わせてリズムをとっていた。 竜巻が飛鳥人たちと踊り、歌を拡大して広げている。 飛鳥人たちがひときわ高く昇り、ひときわ高く鳴いた。 四方八方から土柱が登り、崩れた。 竜巻が這い鳥たちが積んだ袋を巻き上げる。這い鳥たちはすでに遠く離れたところにいる。 うなる竜巻の中に袋は千切れ、種籾が中空に舞う。 竜巻が弾けた。種籾がよく耕された大地にふりそそいだ。 これにて、種まきは終わりである。 今後、這い鳥たちは石取りや雑草取りや収穫などを行い、 飛鳥人たちは大水を中空で弾けさせたり轟風で脱穀を行う。 飛鳥が切り出し這い鳥が整える。オルニトの基本的な産業の姿だ。 オルニトはやっぱり歌だなー。手足が作業に向いていない種族は精霊に手伝い頼むのがセオリーなのかな -- (としあき) 2013-05-28 16 37 47 種蒔きにそこまでやるんですか!?と突っ込みたくなるほどファンタスティック -- (名無しさん) 2014-05-13 22 44 16 豪快で大雑把で終わりよかろうなのでとりあえずよし。オルニトのスタンダードが垣間見えた -- (名無しさん) 2014-07-24 22 15 17 古き良き昔の農作業の風景に異世界が合わさったようなやさしい活力を感じました -- (名無しさん) 2016-11-06 17 48 31 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ここはオルニトの独自設定<設定・その他>を集約しています。 使用上の注意 ※国別・項目別に仕分けています。他国の設定については人物・用語目録から該当国家のページを開き追加してください。 ※可能な限り、作者自身で項目作成していただくようお願いします。五十音順に並んでるので、それに沿っていただけると助かります。 ※この項目は「確定事項」ではありません。利用するもしないも、設定的に齟齬が出る内容でも確定事項に反しない限り原則問題ありません。 項目凡例 【項目の名称】 項目の内容 (初出:[[初出のSS名]] または ネタ提示スレの日時・本数) 【帰還祭】 【葬儀】 【空裂く三本の槍】 【ハピカトルの落し物】 【雛鳥】 【オルニトグーグーサボテン】 【竜の空域】 【帰還祭】 数年に一度、世界中を旅する鳥人たちが一斉にオルニトに帰郷して行われる民族的祝祭。 本来は祖霊祭(日本の盆に該当)だが、死者に生者の魂を送るとがいう側面から、毎回、生贄の儀式が執り行われている。 また、世界中に散った各種族の鳥人たちが一同に会するので、併せて王の選定(王の進退を決める派閥会議)や若人のお見合い祭が行われるのが通例である。 しかし、近年は帰還祭期間中に王の選定が終了せず、結果としてオルニト王位は空位が続いている状態である。 なお、帰還祭は、飛行可能な鳥人(「翼ある者」)によって行われるものであり、飛べない鳥人(「地を這う者」)は排除されている。 (初出:20110730スレ1本目、2本目) 【葬儀】 鳥人たちは、天空に誇りと尊崇がある。 ゆえに、死した後の肉体を天に、という考えを持つようになったのだろう。 火葬場よりどこまでも昇っていく煙は、鳥人たちの祈りそのものの姿だ。 (スレ120314,110813) 【空裂く三本の槍】 古オルニトにて軍の主幹となった三人をそう称する。 交替などはあったが、大きく変わったのは過去のオルニトのマセ・バズーク侵攻の後である。 (登場【神よ、願い届くのならば 1】) 【ハピカトルの落し物】 ときおりハピカトルが落とす謎の物体。 理解を絶する作用や構造を有する。危険なものもある。 オルニトの大図書館に保管されている。 (初出:【HELIX】) 【雛鳥】 白痴、ゆえに心は幼子のよう。巣に集められ延々とさえずりつづける。以上をもって"雛鳥"と呼ぶ。 ハピカトルに神力を与えられた巫女であり、壊れた精神で奇妙な歌を囀り続ける。 その歌には奇妙な知識を含んでいることが、時に確認されてきた。 未来の予言、深淵の知識、日常の知恵などと様々であり、その禍福玉石の混合は甚だしい。 ハピカトルの手掛かりとして、神官に厳重に管理され発言を記録されている。 (初出:2011/11/6 1,2スレ ) 【オルニトグーグーサボテン】 オルニトで新しく注目されている食材。 調理方法は塩素系漂白剤とスク水、丸のままのオルニトグーグーサボテンを一緒に煮込むだけ。 そして、良く煮えたところでグーグーサボテンを取り出してスクール水着を食べるのだ! …ちなみにオルニトグーグーサボテンの食べ方はこれ一つしかない。 (初出:2012/12/19 1スレ ) 【竜の空域】 オルニトの最果て未踏破の近くの大森林。 一定の高さで手折られているのは、そこを竜が飛び回るから。 (初出:2012/02/20 2スレ)
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ここはオルニトの画像を展示するページです。 画像を追加するには、右上の《編集》を選択し《このページへファイルをアップロードする》をクリック。 この際に、アップした画像の名前をコピーしておいてください。忘れた場合も名前はページ下にあるのでご安心を。 項目凡例 | blankimg(画像の名前)|概要、詳細など| 迷宮の前で blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 概要、詳細など
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ここはオルニトの独自設定<人名・人種>を集約しています。 使用上の注意 ※国別・項目別に仕分けています。他国の設定については人物・用語目録から該当国家のページを開き追加してください。 ※可能な限り、作者自身で項目作成していただくようお願いします。五十音順に並んでるので、それに沿っていただけると助かります。 ※この項目は「確定事項」ではありません。利用するもしないも、設定的に齟齬が出る内容でも確定事項に反しない限り原則問題ありません。 項目凡例 【項目の名称】 項目の内容 (初出:[[初出のSS名]] または ネタ提示スレの日時・本数) 【イブライト】 【須賀洋人】 【セニサ】 【鮮血の大神官ヒュアキュゴアル】 【大王キュアカァコール】 【ハウラ】 【ヴィクター・ヴィルヘルム・フォン・ヴェルルギュリウス】 【マハ】 【イブライト】 満身創痍のままハピカトルから吐き出されたディエルを家に泊め看護した、神官職の鷹人男性。 思慮深く様々な意見に耳を傾ける器量を持ち、見識を広めるために翼を持たない人種との交流も積極的に行っている。 後にハピカトルの生態に関する一考察が買われ神官長職に就き、後進の指導に当たっている。 (初出:【神官、神狩る剣を求めて】) 【須賀洋人】 ゲート出現直後にまつわる伝説を追ってオルニトへ来た、ポジティブな性格の地球人。 真面目な古代史から胡散臭いオカルト話まで、幅広く伝説の舞台になった場所を見に行く事と酸っぱい食べ物が好きで、地球での冒険技術は豊富。 (初出:【浮遊島群のあまぐも】) 【セニサ】 オルニト山岳地帯の片田舎で生まれ育った、おとなしい性格の灰羽の鳥人。 村では畑仕事の手伝いや、周囲の精霊の面倒を見ていた。 外国(オルニト以外の異世界国家)のロマンチックな物語を読む事と辛い料理が好きで、精霊術が得意。 (初出:【浮遊島群のあまぐも】) 【鮮血の大神官ヒュアキュゴアル】 オルニトを陰で支配する、翼を真紅に染めたコンドルの鳥人。 嵐神ではなく太陽神を信奉し、神殿の改築などを密かに進めている。 太陽神の歓心を買うために、新鮮な生贄の血を捧げ続けている。 (初出:20110723-24スレ2本目) 【大王キュアカァコール】 今生大王。威厳溢れるアルバトロス(アホウドリ)の鳥人。 かつての栄華色褪せぬ太陽の玉座にて日がな奴隷戦士の決闘を眺めあそばす。 気性穏やかにて寛大なる支配者たるも、大国を動かす指導力には欠ける暗愚な王。 ただし真に暗愚だったのか、先が見え過ぎて時代の流れに逆らう気にならなかったのか、真相は誰にも分らない。 (初出:20110723-24スレ2本目) 【ハウラ】 オルニト大図書館に長く勤めてきた神官。 が、図書館の夜警の当直にあたったある夜、一人の「雛鳥」とともに出奔し姿を晦ます。 当日は満月の晩であり、厳重に締め切られていた窓の一つが開け放たれていたとの証言から「月神に魅入られた」との見方が強まっている。 出奔時に相当量の血酒を持ち出した上、各地に残された遺留品から逃避行の中で追っ手の元同僚を含む多数の人間を「雛鳥」の餌として血酒に変えて殺害しているとみられる。 しかしある森に「雛鳥」共々入ったところでその足取りはふっつりと消える。 同時期にその森を縄張りとする野盗の集団が消息を絶っており、関連が疑われる。 (初出:【ある神官の恋】) 【ヴィクター・ヴィルヘルム・フォン・ヴェルルギュリウス】 盲目公記におけるヴェルルギュリウス伯の前身。 オルニトの考古学者であり、特にモルテや不死に関する歴史を研究していた。 サミュラに異世界の知識を与え、不死者が支配する理想国家着想の切っ掛けを作った人物。 (登場:【盲目公記】) 【マハ】 大図書館の地下保護施設で厳重に保護されていた「雛鳥」の一人。 満月の夜、同図書館に勤務する神官ハウラとともに保護施設から姿を晦ます。 マハというのは目撃者への聞き込みから判明した呼称で、おそらくハウラのつけた名前であろう。 ハウラ同様、逃避行の中ある森に入った時点からその足取りが消えている。 この事件はいくつも不可解な点が残っており、現在もほとんどが判明していない。 そもそも神官ハウラは「雛鳥」保護施設の担当には入っておらず、ハウラの知るはずのない場所で厳重に保管されている施設の鍵はいずれも移動した形跡がなかった。 一体彼女とハウラの失踪は誰の意思で行われたものなのか、真相はハピカトルの風の中である。 (初出:【ある神官の恋】)
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ここはオルニトの独自設定<地名・施設名>を集約しています。 使用上の注意 ※国別・項目別に仕分けています。他国の設定については人物・用語目録から該当国家のページを開き追加してください。 ※可能な限り、作者自身で項目作成していただくようお願いします。五十音順に並んでるので、それに沿っていただけると助かります。 ※この項目は「確定事項」ではありません。利用するもしないも、設定的に齟齬が出る内容でも確定事項に反しない限り原則問題ありません。 項目凡例 【項目の名称】 項目の内容 (初出:[[初出のSS名]] または ネタ提示スレの日時・本数) 【大図書館】 【ヴィカ・タサウ】 【大図書館】 オルニトの英知が集約されている場所 国内外を問わずあらゆる記録や書物が収蔵されているが一般開放されているのはその一部だと言われる またその他にも【ハピカトルの落し物】と呼ばれる得意なアーティファクトの収集解析や【ハピカトルの雛鳥】達の記録解析作業などが図書館詰めの神官達によって行われている。 【ヴィカ・タサウ】 オルニトの王都。 都市が地下、地上、その上の浮島がまた下層、中層、上層の5段構成になっている。 (登場:【盲目公記】)
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空から地に落ちてみると、意外と青を見上げ続ける生活も悪くは無い。悲観しても前を向いても明日はやってくるのなら前を向いて生きていこうじゃないか。 地上に生きる鳥人からそんな雰囲気を感じた -- (名無しさん) 2012-03-25 21 41 26 乾いた空気感がオルニトらしい。イラストも作品に合ってる。あと翼竜設定は膨らませ甲斐のある設定だと思った。 -- (名無しさん) 2012-03-26 22 41 38 話が飛び飛びじゃない? -- (名無しさん) 2012-03-27 03 48 45 立場の弱い方が割り切って前向きに生きていけるのかなと深く考えてしまいました。挿絵も合わせてそれまでに色々あった国と住民に興味がわいてきました。 -- (名無しさん) 2012-05-05 19 39 57 オルニトの壮大な景色が浮かぶのとその下で生活している様々な人に旅の醍醐味を感じました。空に浮かぶ島など多くの歴史などがありそうですね -- (ROM) 2013-02-13 20 17 58 静かに老いていくオルニトと新天地に旅立った飛べない鳥人たちが対照的。長い長い旅物語の序章のようなお話 -- (名無しさん) 2013-03-09 19 48 13 鳥人のどことなく不思議ちゃんな思考と寂れた片田舎の空気が哀愁漂うオルニトという国で絶妙に混ざり合う。過去より多くが去ったのであろうオルニトで今から起こるのは何? -- (名無しさん) 2016-08-17 16 20 12
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イレヴンズゲートSSでオルニトのキャラのシェアについての要点をまとめるページです。 【オルニトの人名・人種】ページ(人物・用語目録 内)はこちら 下記の名称など(青文字)をクリックすると詳細が展開します。 新しい記載は五十音順に、下記のテンプレをコピーして 貼り付け、中身を記入して下さい。 特に必須記載項目などは決まってはいませんが、 【名前】【シェアでの留意点】が記されているとシェアの判断も やり易くなると思います。 シェアの可否は【シェア可否】にてお願いします。 以下、テンプレと作例です。 テンプレート↓ キャラ名 キャラ名() シェア可否 シェアでの留意点 種族 性別 性格 年齢 年代 特徴 備考 代表作SS[[]] 【人物・用語目録はココ】 目録へのリンクは記載があれば参考のために添付をば。 編集は の後に目録内の項目クリック後に出るページのurlをコピペして下さい。 キャラシェアテンプレートの内容詳細と作成例↓ ここにキャラ名を記載 キャラ名を記載(別称や仇名などはこの括弧内に) シェア可否 可/不可を記載 シェアでの留意点 留意点を記述例)死亡はさせんといてくれい 種族 種族を記載例)狗人 性別 性別を記載例)男 性格 性格を記載例)口は悪いがお人好し 年齢 年齢を記載例)30歳前後 年代 シェア可能な年代を記載例)ゲート解放直後:異邦人を敵視した10代。今現在:丸くなった30代。 特徴 特徴を記載例)狼のような風貌と刀に近い剣を携帯。剣術よりも噛みついた方が強い。 備考 キャラを使用するうえで注意すべきことなどを記載例)一人称は「俺」。二人称が「手前」と若干古臭い台詞を多用。また狗人にしては珍しく主となるケンタウロスを持たない。 代表作SS 初登場あるいはキャラの特徴が把握しやすいSSをリンクで記載 [あ行] イブライト [イブライト] シェア可否 シェアでの留意点 種族 性別 性格 年齢 年代 特徴 備考 代表作SS 【神官、神狩る剣を求めて】 【人物・用語目録はココ】 [か行] 大王キュアカァコール [大王キュアカァコール] シェア可否 スレ初出:可 シェアでの留意点 種族 性別 性格 年齢 年代 特徴 備考 代表作SS [[]] 【人物・用語目録はココ】 [さ行] [た行] [な行] [は行] ハーピーの二人組み [ハーピーの二人組み] シェア可否 可 シェアでの留意点 モブ・背景キャラ 種族 ハーピー 性別 女性 性格 どちらも従順だが好奇心旺盛 年齢 18歳前後 年代 2012年 特徴 一般的なハーピーで物忘れも激しいトリ脳味噌。 身長160cm程 備考 オルニト以外でも出没。 二人ともボケでツッコミ不在。 特に名前は考えていなかったのでキャラ活用する人がいるのであれば如何様にも扱って下さい 代表作SSS 【大ゲ祭オルニト・高山出店街道】 ハウラ [ハウラ] シェア可否 可 シェアでの留意点 死亡はほぼ確定してるので出番は過去話のみになると思う 種族 鳥人 性別 男 性格 事件前までは実直だった 逃避行中は冷静なシリアルキラータイプ 年齢 若手 年代 2012年、逃避行の末消息不明になる 特徴 オルニト大図書館に勤めていた神官。夜警のシフトに入っていた日、「鍵の所在を知らないはずの」大図書館内「雛鳥」保護施設からひとりの「雛鳥」を連れて行方をくらまし、食料調達という名の殺人を繰り返しながら逃避行を続けた。その後、野盗の根城になっているある森に潜伏したところでその消息はふっつりと途絶えている。 備考 その最期は「雛鳥」マハの食料となることを選んで果てたのは確定事項。事件前のヒラ神官時代か、ボニー&クライド状態の時の噂なり目撃情報としての登場はあり得る。理屈さえつけば「某神のきまぐれで普通には死なせてもらえなかった」ルートを作ってもいいのよ。 代表作SS 【ある神官の恋】 【人物・用語目録はココ】 ヒュアキュアゴアル [ヒュアキュアゴアル] シェア可否 スレ初出:可 シェアでの留意点 種族 性別 性格 年齢 年代 特徴 備考 代表作SS [[]] 【人物・用語目録はココ】 [ま行] マハ [マハ] シェア可否 可 シェアでの留意点 生死を問わず 種族 ハーピー 性別 女 性格 「雛鳥」 SAN値直葬 年齢 若い 年代 2012年現在も所在不明 特徴 大図書館勤務の神官ハウラとともに保護施設から失踪した「雛鳥」。正気の有無はともかく美しい娘だったと大図書館の記録には残っている。 備考 道中追っ手や旅人を“食料に変えながら”逃避行を続けていたが、ある森の中に入って以降の消息が完全に途絶える。順当に考えれば、何らかのトラブルによるパートナーの死とともに食料である「ハピカトルの血酒」の調達が不可能になり餓死したとみるべきだが… 代表作SS 【ある神官の恋】 【人物・用語目録はココ】 [や行] [ら行] [わ行] [英文字・記号行] マハはハピカトルの影響を受けてハーピーという枠を越えたキャラになったと解釈してもいいですか? -- (名無しさん) 2013-07-06 22 07 56 雛鳥の時点でハピカトルの影響下であるし、そこにもうひとつくらいイレギュラーが入ってるかもという感じで使いたいように解釈してくださるといいかと思います -- (作者) 2013-07-06 23 01 06 過去の栄光があるからかオルニトは過去のキャラが多いのかな -- (名無しさん) 2013-07-12 21 19 01 名前 コメント すべてのコメントを見る
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1991年1月16日。 突如として光の柱が出現した。 地球の各地に合計11本。 やがてその光が消え、残されたのは巨大な『穴』であった。 目には見えない空間の揺らぎ。 地面の下ではないどこかへと通じる、巨大な穴。 あらゆる物理法則も当てはまらない、奇跡の存在。 それは来たるべき世紀末を告げる恐怖の使者か? はたまた新時代の夜明けを知ろしめす希望の光か? 世界の反応は様々だった。 崇める人。恐れる人。 解明を試みる国。攻撃を企てる国。 いずれの『穴』にも分厚いバリケードと厳重な警備が施された。 人が近寄らぬように。そして中から何も出てこないように。 そんな『穴』の中へ今、一人の人間が足を踏み入れる。 どこかへ落ちていく。 無限に広がる真っ白な空間で上か下かも分からない。 いや、本当に落下しているのだろうか。 そう思った時には、音も風も重力もない空間にただ自分だけが漂っていた。 不意に背後から圧迫されるような気配がして振り返る。 天体のように巨大な眼球があった。 驚く声も出ない。 顔も瞼もない、純白の真円。 血よりも紅い虹彩の煌きと、闇より黒い瞳孔。 眼差しは何も語らずただこちらを見ている。 その押しつぶされそうなほどの視線に、意識はむしろ吸い込まれていく。 ガクン。 突如として足元が抜けるような感覚が、体に意識を引き戻す。 あっと声を上げた時にはまたどこかへ落下していた。 巨大な眼球が急速に遠ざかっていく。 だがその深淵から放たれる眼差しはいつまでも残っていた。 「うわぁぁぁぁっ!」 背中に食い込む荷物。 気が付くと真っ白な無重力空間ではなく、平らな地面の上で仰向けになっていた。 体を支配する重力と地面の感覚に安堵する。 見上げる空は地球と同じく青く澄み切っていた。 雲一つない快晴。 そんな頭上に巨大な岩。 圧倒的な質量に思わず身構えたが、それは落ちてくることなく、ただ悠然と空に浮いていた。 浮遊島だ。 しかも一つや二つではなく、いくつも空にあった。 更には視界の端、地上のどこかから伸びる巨大な鎖が青空の中心へ向かって伸びている。 光の柱が生み出したのは『ゲート』だった。 そしてその先には『異世界』があった。 エルフやドワーフ、獣人の国があり、ドラゴンが住まう世界。 そして意思を持つ物理法則、『神』が存在する。 11のゲートはそれぞれ異世界各地の11の大国に繋がっていて、その国を支配する大神の力が開いたものであった。 そう発表されたのは光の柱が現れてからしばらく経っての事だった。 ゲートが出現した地球とゲート向こうの『異世界』国家は、ゲートを通じて極秘裏に対話と交渉を重ねていた。 そのプロセスの多くは国家機密であり、どれだけの苦労があったかは分からない。 だが彼らはとうとう互いにゲートを超えた国交を結んだ。 少しずつ人や物の交流が始まり、やがてゲートは一般解放された。 時は流れて2012年。 今や一般人でもバックパック1つで異世界へ行ける、異世界交流の時代。 「起き上がれますか?」 力強い眼光。 シャープな流線形の嘴。茶褐色のシュッとした羽毛の頭。 人ほどもある鷹の顔がこちらをのぞきこんでいた。 いや、鷹の様な人の顔と言うべきだったか。 ここは鳥人の国『オルニト』。 逆巻く嵐神住まうアステカ風神権国家。 この国の主神にしてゲートの審査者は、眼球の付いた乱雲『ハピカトル』。 先程ゲートで見たのがおそらくそうだったのだろう。 審査らしい審査を受けた記憶はないが、こうして異世界にいるのは審査に通ったという事か。 威厳に満ちた鳥人の顔が怪訝そうな表情に変わる。 「あの、聞こえていますか?」 「あー…いや、大丈夫。今起きる」 そう言うとその鳥人は少し安心したようだ。 「ふむ、翻訳の加護はちゃんと授かっているようですね」 そういえば彼の喋る言葉が日本語のように理解できていた。 ゲートで神様の審査を受けた旅行者は翻訳の加護なるものを授かる。 今こうして聞いている事も言っている事も、全て神様が翻訳してくれているらしい。 もっとも対話も通じぬハピカトルや、鬼族の国『ドニー・ドニー』の戦神ウルサがそんな事をしている訳がない、一人一人に翻訳の精霊が付いているのだ、という意見もある。 起き上がって見ると、周囲は神殿のような石造りの建物に覆われていた。 鳥人の男性は見事な刺繍のローブの下からこれまた立派な翼を広げ、神殿への入り口を指す。 「入国審査の受付はあちらです」 「あ、どうも」 異世界といえど国家で、ここが国境である事に変わりはない。 地球で出国審査を受け、ゲートで神の審査を受けて異世界へ着いた者は、今度は異世界国家の入国審査を受けることとなる。 ふと振り返ると自分が出てきた『ゲート』があった。 目には見えない揺らぎの向こうで、今まさにゲートに入らんとする人影が見えた。 入国審査と出国審査のために建てられたという神殿の中は、朝から自分と同じような旅行者でごった返していた。 黒人、白人、アジア人。 ケンタウロス、ホビット、魚人。 ありとあらゆる地球人と異世界人が入国審査を受けるための列を作っていた。 本来、このオルニトゲートにはペルーのナスカを通って来る必要がある。 だが毎年6月は大ゲート祭期間として、大ゲート同士が繋がっているのだ。 普段は鱗人の国『ミズハミシマ』と通じている日本のゲートからでも、オルニトに行くことができる。 逆にオルニトのゲートからイギリスや北極のゲートへ出ることも可能だ。 大ゲートの神々が一般交流が始まった最初の6月を記念して、特別にやっているらしい。 そういう大ゲート間の移動をしてきた者は、許可証としてブルーリボンを身に着けている。 「ハイコンニチワ!ホホウ、これまた荷物が多いね!これ背負うと飛ぶ時大変じゃない?」 入国審査の窓口にいたのはさっきの厳かな鷹人とは対照的に、陽気でよく喋るインコ人の神官だった。 「ホウホウ、これは何?…テント!キャンプするの?動植物の持ち込みはないよね?」 持ち込んだ荷物の事から何の関係もなさそうな地球の話まで、あれやこれやと聞かれる。 「あ、そうそう動物と言えば。地球のドラゴンは翼がないって聞いたんだけど…え!?ドラゴンはいない?ホントに?」 ただでさえ大勢の旅行者がいる上に、この調子でおしゃべりをするので、審査を終えて開放された頃には昼が近づいていた。 神殿から出ようとした時、ちょうど最初に出会った鷹人の神官がいた。 「やあ、さっきはどうも」 「お困りのことはありませんか?例えばミズハミシマへ行くつもりがオルニトへ来てしまった、とか」 とんでもない例えだが、この世界ではそんなこともあるのだろう。 「いや、それは大丈夫。それよりオススメの食事ができる所を教えてくれないか?向こうの出国審査とこっちの入国審査で、すっかり腹ペコなんだ」 「申し訳ないのですが、周辺の事には不案内なのです。なにぶん今日は他の神殿から来たものですから」 「そっか…」 「しかし外に出れば屋台が一杯出ていますから、きっと食べる物には困らないでしょう」 「へぇ、それは楽しみだ」 それから彼は整えられた羽を震わせて掲げた。 「あなたがいずこに向かわれるにせよ、ハピカトルがそのゆくてをさえぎることがありませんように」 祈りのようなものだろう。手を振って返す。 「ありがとう、良い一日を」 ゲート神殿を出ると、また浮遊島の見える青空が広がっていた。 聞いていた通り、オルニトのゲートは山の上に墜落した浮遊島の上にあった。 神殿の外では様々な屋台や土産物屋、そして観光ガイドが旅行者を待ち構えている。 大ゲート祭という事もあってか熱気に溢れていたが、近くに街らしい住居や泊まる場所は見当たらなかった。 「アミーゴ、アミーゴ!」 何かの客引きだろうか、威勢のいい声が聞こえてくる。 周辺の案内図が書かれた大きな看板を見ると、周辺にはいくつか最寄りの街があるらしい。 大きな街もあれば小さな村もある。 さて、どこに行ったものか。 「アミーゴ!」 巨大な猛禽類の顔。 「うおっ!?」 いつの間にかすぐ隣に大きな鳥人がいた。 「アミーゴ、そうアナタね」 おそらく中年ぐらいのトンビが、派手な腰布を巻いて立っている。 さっきから聞こえていた声はこちらに呼び掛けていたらしい。 「ああ、そうだったのか。何か用かい?」 「お客さん、浮遊島へ行くつもりなら巨鳥の大籠は行っちゃったばかりヨ」 翼が指す先には浮遊島の縁へと斜めに伸びる石畳の滑走路があった。 「なるほど」 離着陸しているのは飛行機ではなく、鳥人達だ。 「しかしお客さん運が良い。今ならミーが特別に浮遊島へ連れてってあげられる。それも一番高い王都島まで!」 彼がそう言って翼で示したのは、地上から鎖が伸びた先にある浮遊島だった。 オルニトの浮遊大地は行くのも大変、出るのも大変と聞いて準備もしてきたのだが、こことは別の事らしい。 「それで、どれくらいかかるんだ?」 彼が鉤爪の付いた鳥脚を上げて提示したのは、オルニトの銀貨で8枚。 地球で換金してきたが、決して安くはない額だ。 それでも見上げた大空に浮かぶ島々とは比べるべくもない。 「よし乗った」 「毎度あり!ミーの名前はラノケー、よろしくアミーゴ」 前金で半分渡すと、ラノケーは立派な嘴の隙間から耳をつんざくような口笛を鳴らした。 それから何とも調子外れな唄を歌いだす。 聞いた事もない曲調で、上手いのか上手くないのか分からない。 1曲丸々歌い終わった頃だろうか、どこからともなく風が吹いてきた。 「ふぅ、やっと来たネ」 風と共にやってきたのは、無数の翼が生えた透明な球体。 「これが精霊か」 この異世界ではエネルギーもまた意思を持ち、『精霊』と呼ばれている。 彼らに働きかけることで、魔法のように自然現象を意図的に起こせるのだとか。 これはさしずめ風精霊といったところだろう。 「もしかして、これで空を飛べたりするのか?」 そう聞くと彼はケラケラと笑った。 「駄目駄目。アミーゴの体格と荷物、この程度の風精霊ではピクリともしないヨ」 それから先端の羽が放射状に分かれた裂翼を広げて見せた。 「それに風精霊の力がないと飛べないの、オルニトじゃ飛べる内に入らない。自分の翼だけで飛べないと」 飛べると言っても色々あるらしい。翼を持つ種族ならではの誇りだろうか。 「それじゃこの精霊はどうするんだ?」 「それは…こうするネ!」 彼は広げたまま翼で大きく羽ばたき、風精霊を吹き飛ばした。 飛んできた精霊の無数の翼がほどけるように伸び、幾重にも顔にまとわりつく。 「これで良し。手人は空を飛ぶと体調が悪くなる。だからこうして風精霊の加護が要るヨ」 そう言われると見えない空気の層が頭を覆っている、ような気がする。 空気の薄い上空へ急上昇して、高山病になるのを防ぐためか。 「ハイ、じゃあ次はコレ付けて」 今度はロープの付いたねじれたベルトのような物を渡された。 言われた通り、タスキ掛けのようにそれを背負う。両肩からロープを結んだ取っ手が突き出していた。 「これでいいかい?」 リュックを背負い直して振り返ると、いつの間にかラノケーの隣に同じくらい大きな鳥人が立っていて、ロープは左右それぞれ彼らの足に繋がっていた。 二人の鳥人がバッサバッサと音を立てて走ってくる。 「さぁ走った走った!」 「へ?」 広げた翼の威圧感に押されて、思わず走り出す。 追い立てられる内に、いつの間にか滑走路へ入って真っすぐ走っていた。 平らな地面を頭上越しに影が駆け抜ける。 一瞬遅れて両肩の紐がピンと伸び、体が一気に宙へ引き上げられた。 そのまま放り出されるようにして浮遊島の外へ飛び出す。 「おおおぉぉぉ!?」 体がふわりと浮く感覚と、眼下に広がる硝石の丘。 その時ようやくラノケーと相方の鳥人が頭上を飛び、繋がれたロープで体が引っ張り上げられている事を理解した。 やがて落下が始まり、空気抵抗の風が吹きつけてくる。 頭上に広がる二対の翼は前に向かって滑空していたが、次第に右へ旋回しだした。 空気抵抗だけじゃなく、吹いている風の向きも変わってきた気がする。 いつの間にか先程飛び出した浮遊島の周りを回るように、大きく弧を描いて飛んでいた。 「上昇している…?」 右上からラノケーの返事が聞こえてくる。 「そうヨ!これがオルニト王都島群の上昇帯、この辺で上に向かって飛ぶならこの風に乗るネ!」 この一帯は地上から空高く王都島まで、浮遊島群を包むように緩やかな竜巻が吹き続けている。 上へ飛ぶ場合は時計回りの上昇気流に乗り、下へ降りる場合は内側か、あるいは更に外側を飛ぶのがここの航空ルールだ。 長年に渡って鳥人たちが弧を描いて飛び、それに風精霊たちが風を吹かせる内に、いつしかここには絶えず風が吹き続けるようになったらしい。 自分が出てきたゲート神殿も遠のいてきた。 その屋根の上には槍のような長い棒を片足で構えた神官兵が何人も立っていた。 ゲートの周囲四方は神殿の高い壁で覆われていたが、空を飛べる鳥人ならこうして軽々と飛び越えられるはずだ。 きっと彼らは神殿で審査を受けずにゲートを出入りしようとする輩がいないか、見張っているのだろう。 鳥人たちの祝福の歌が聞こえてくる結婚式場やら浮遊島をいくつか超えた辺りで、ラノケーが休憩と称して焼き鳥の屋台が建てられた小さな島に着陸する。 「「いらっしゃいませー」」 屋台の左右から鳥人の少女が出てきて、ちょこちょこと走り寄ってくる。 「ねぇねぇ、焼き鳥はいかが?」 「アツアツ、焼き鳥はいかが?」 可愛らしい双子のハーピーが翼で器用に持った焼き鳥の串を売り込む。 「ねぇねぇ、こっちからも買ってね」 「どうどう?こっちからも買ってよ」 全く同じ見た目、同じ声の二人が、こちらを取り囲むようにくるくると歩き回る。 「分かった分かった…待った、入れ替わらないでくれ」 「ふへへ」 「えへへ」 地球人のような頭部を持つハーピーだが、これではどっちがどっちか見分けがつかない。 結局4本買うことになり、ラノケーと相方の鳥人に分けた。 店主の鳥人と親しげに話す様子を見るに、ここに観光客を立ち寄らせているのだろう。 普通であれば客は途中で降りられないのだから、上手い商売だ。 ラノケーのサービスで浮遊島の近くの、天と地を繋ぐ巨大な鎖の輪に腰掛ける。 人間よりも太く大きな鋼鉄のリングは、人ひとり乗ったところでびくともしない。 悠久の刻を感じさせる、年季の入った表面に触れながら、出来たての焼き鳥にかじりつく。 上の輪に立ったラノケーの話を聞くに、地球人が思うほど、鳥人は鳥類に対してシンパシーを抱いてないらしい。 一方で、空を飛ぶ者に対しては一定の敬意があるらしく、鳥類に限らず翼の部位を食べるのは忌避しているようだ。 串を口に近づけると、モモ肉から出る湯気がゆらりと渦を巻く。 頭に覆い被さった風精霊も肉の焼けた匂いを楽しんでいる。 唐辛子ベースのスパイシーな味付けを堪能していると、どこからともなく管楽器の音が聞こえてきた。 「アミーゴ、本当にラッキーね。『にわとり号』が来たヨ」 音のする方を見ると、透明な回転翼を付けた船が空を飛んでいた。 赤銅色に輝く船体の周囲で無数のプロペラと大小様々な三角帆が、風を受けてフル稼働している。 その船体を包む、目には見えない賑やかな雰囲気。 「まさか、アレは風精霊の力で飛んでるのか?」 甲板では大勢の乗組員が楽器を奏でたり、何かを周囲にバラまいたり、歌うように喋りかけたり大忙しだった。 「まぁネ。でもあれくらいやらないと、精霊の力では飛べない」 「はー、凄いなぁ」 飛空艇『にわとり号』は心地よい旋律と爽やかな追い風を残して、浮遊島群から去っていった。 再び上昇気流に乗り、大図書館の島や様々な浮遊島を超え、とうとう一番高い島に近づく。 鎖の繋がれた底面だけが見えていた浮遊島の上に、石造りの見事な大神殿が見えてきた。 神殿の周囲には大小様々な塔で彩られた街が広がり、鳥人が飛び交う。 「ここがオルニトの王都島、『天空の島』。この国で一番高い島ヨ」 島の周りには衛星のようにいくつかの浮遊島があった。 「周りの島は何て言うんだい?」 「手前にあるのが『太陽の島』で、奥にあるのが『月の島』ネ。どっちも神官や貴族の住む島、案内は出来ないヨ」 「へぇ」 足元に広がる『太陽の島』にも立派な神殿が建てられているようだが、残念ながら工事中のシートで覆われていた。 最も高いこの島を天に見立て、その周辺の島を太陽や月とする所に、オルニトの宇宙観が垣間見える。 彼らにとって信仰の中心にあるのは太陽でも月でもなく、『空』そのものなのだろう。 地球人を一人ぶら下げて、二人並んで飛んでいるにも関わらず、ラノケーたちは丁寧に減速しながら滑走路へ近づく。 おかげで観覧車から降りるくらい簡単に着陸することができた。 滑走路の表面には地球のルーン文字にも似た記号が彫り込まれている。 神様の加護でも翻訳されないのは、おそらくこれが精霊と意思疎通するための記号だからに違いない。 頭を覆っていた風精霊はいつの間にかいなくなっていた。 しかし島全体が同じような空気に覆われているようで、息苦しさは感じない。 縁から少し身を乗り出すと、真下に無人の浮遊島が見える。 これは都合がよさそうだ。 鳥人飛び交う滑走路から、旅行者でごった返す正面広場へ移動する。 ラノケーに報酬を渡し、そこから彼が相方に分け前を払っていると、猛禽の鳥人がやって来た。 「よう、兄さん。ここまでの長旅で空腹じゃないかね?」 「へ?」 友好的な音色で話しかけてきた彼を追い払うようにラノケーが翼を広げる。 「ダメよイーファス。この人ミーのお客さんネ」 「なんだ、先約がいたか。がっつり食いたいならいい店紹介するから、またここへ来てくれよ!」 そう言い残すと猛禽の鳥人は雑踏の中へ消えた。 「鳥人はお喋り。嘴の上手い人間が一杯いるから何でもすぐ鵜呑みにしちゃダメ」 「ああ、それはオルニトに来てすぐに学んだよ」 無口だったのはラノケーの相方くらいで、彼は分け前を確認するとどこかへ飛んで行ってしまった。 「それともう一つ…オルニトでは頭上に気を付けることネ」 「頭上…うおっ!?」 迫る鳥脚。 間一髪で転げるように回避すると、大きな鳥人が華麗に着地した。 「おお、地面ではなかったのか。上から顔が見えぬと人か地面か分からんのだ」 飛行に特化したフォルムの鳥人が美しい翼をたたむと、首をひねる。 「ところで、我は何故ここに着陸したのだろう?」 続いて着陸したオウム人がうやうやしく答える。 「『忘れ物をした』とおっしゃっていましたよ、ご主人様」 「そうであったか、我が秘書よ。その事を忘れておったわ」 そう聞くと思い出したかのように、すたすた去っていった。 「ご主人様、ご主人様、お待ちくださいぃ…!」 その後ろを侍従服を着た鳥人の少女がパタパタと追いかけていく。 「ネ、だから言ったヨ」 「こういう事ね…」 「それにホラ、今から軍の飛行ショーが見られるヨ」 空高く浮かぶこの浮遊島の、更に上空を3人の鳥人が編隊を組んで飛んでいた。 浮遊島の近くを飛ぶ連中とは一線を画す、戦闘機のような飛びっぷりだ。 V字編成の左側を担うのは、威厳に満ちたコンドル人。 「あれは太陽の島で神官を束ねてる大神官ヒュアキュゴアル」 首回りの羽毛は鮮血のように赤く、威厳の中に何かを滾らせているかのようだった。 右側を担う鷹のように精悍な鳥人は、がっしりと大柄で白い神官の衣装を着ている。 「あっちが月の島で有力なファルコ。最近神官界でも勢力を広げてて、地上で色々やってるみたいヨ。ミーは太陽の島出身だから、月の島の事は詳しくないけどネ」 彼の力強い羽ばたきもまた、研ぎ澄ました野心を匂わせる。 「で、何といっても真ん中にいるのが大王キュアカァコール」 オルニトでは国王も空を飛ぶ。 一際大きな阿呆鳥(アルバトロス)人の飛行は圧巻の一言に尽きる。 戦闘機のごとく空を駆け抜けたかと思うと、蝶が舞うようなターンで戻ってきた。 左右に随伴する猛禽類の大神官すら置き去りにしそうだ。 その飛行は威厳や野心を振り切った無我の境地、まさしく『空』そのものだった。 「王様ってあんなに飛べるのか」 「当たり前ネ。オルニトの王様はトラトアニ言って、一番飛ぶのが上手い人。『帰還祭』で皆で決める」 「王様って飛行能力で選ばれてるの?」 「そうヨ、王様決めるのに飛ぶのが上手い以外に何かある?」 鳥人は飛行能力が社会的地位に直結しているという。 その理屈で言えば、最も飛行能力が高い者が王様という事になるのか。 「我々の王選びには理由があるのです」 背後から声がしてラノケーがビクッとする。 そこにいたのは、若い鷹人の神官だった。 鳥人の年齢はイマイチ分からないが、ゲートで会った鷹人やラノケーに比べると大分若々しい気がする。 「何だイブライトか。驚かさないで欲しいネ」 イブライトと呼ばれた神官が答える。 「この時期は大図書館もこの島の大神殿も一般開放されていますからね、ラノケーさん。我々も浮遊島間の公共交通手段を増やしているのですが、観光客を許可なく浮遊島へ連れてきて、法外な報酬を請求する人がいないか、見回る必要があるのです」 「もちろんミーは大神殿から許可を貰ってやってるネ。適正価格ヨ?」 同意を求めるようにラノケーはこっちを見て言う。 「まあね」 若き鷹人が端正な翼を差し出してきた。 「ようこそオルニトへ。この世界を代表して歓迎しましょう」 「これは丁寧にどうも」 出された翼と握手を交わす。異世界でも握手は通じるのだろうか。 ラノケーがエンガチョと言いたげな顔で見ていたが、イブライトは「先程の話ですが」と続ける。 「貴方は『亜神』という言葉をご存じですか?」 前にニュースで聞いた記憶がある。 「確か、ミズハの乙姫様がそんな事を言っていたような…」 「そうです。ミズハミシマの首長・オトヒメ様のように神の加護ではなく、神の御力そのものを授かった方々を亜神と言います。龍神シマハミスサノタツミノミコトの寵愛を受けた彼女の拳は、島を割り海を穿つとも言われています」 ここが異世界といっても、人間が自力で魔法や超能力を使える訳ではない。 どうやら亜神とはとんでもない存在のようだ。 「亜神はただ人を超えた力をふるうだけではなく、神の御声の代弁者でもあります。オトヒメ様や、スラヴィアの吸血姫サミュラ様のように、国を治められるのはごく自然なこと」 「ふむふむ」 「しかしこのオルニトではそうはいかないのです。あなたもゲートで会ったなら分かるかと思いますが、我らが主神ハピカトル様の言葉をまともに聞いた者も、聞いてなお正気のままでいられた者もそうそうおりません」 「あー、確かにそうかも」 ゲートの中で見たあの眼球が喋る姿は、想像も付かない。 「ハピカトル様がこの国に亜神を御遣わし下さっているのか、そもそもハピカトル様の御力を授かって正気を保った亜神など存在しうるのか、我々は知るべくもありません。ゆえに今は最も空の声を聞き、風に乗る事に長けた者を我らが嵐神の代弁者、大王(トラトアニ)としているのが実情なのです」 そこまで言ったところでラノケーが口、というより嘴を挟む。 「ハピカトルのやる事なんか考えるだけ無駄ヨ。オジサンが神官時代に学んで役に立った言葉は『真理などなかったのだ』の一つだけネ」 「ええ、それは確かに過去の神官が残した言葉です」 「そんな事より『落とし物』や『雛鳥』の管理をちゃんとして欲しいネ。この間だってあんな事件があったのに」 「もちろんそれについては再発防止に取り組んでいます。しかし、あの出来事にもハピカトル様の何らかの思し召しがあるのではないかと…」 「それは神官の仕事、オジサンにも地球から来たアミーゴにもそんな暇はないヨ。それじゃあネ」 話を強引に切り上げたラノケーの翼に背中を押されて、広場を後にする。 「そうですね…せっかく地球から来たのですから、これ以上の嵐神論は控えましょう。ともかく気を付けてオルニトを楽しんでください」 「ああ、色々教えてくれてありがとう」 後ろから聞こえるイブライトの声に、手を振って返した。 王都島の外周沿いに伸びる道を、道なりに進む。 「強引に行っちゃったけど、良かったのか?」 足元は地上のようにしっかり舗装された道だが、色とりどりの塔の隙間からは青空が見える。 「いいネいいネ。ハピカトルの事なんか考えてても天気は良くならないヨ」 天気とはオルニトらしい言い回しだ。 この島はそこらの雨雲よりよっぽど上空にあるので、天気が悪くなることも滅多になさそうだが。 地面に視線を戻すと、歩道の先が用水路のような溝で分断されていた。 車道くらいに幅がある溝の中には、水も川底もない。 一歩踏み外せば下の青空へ真っ逆さまだ。 近くにモノリスのような一枚岩で、手すりもない石橋が掛かっている。 「おっと、そっちは色々と危ないから行っちゃ駄目ヨ」 ラノケーが島の内側へ迂回する道を示した。 彼に払ったのはこの島へ来るまでの分なので、こうして島の中を案内しているのはサービスだという。 だが、地面をくり抜くように作られた開放的な円形劇場が見えてくると、ラノケーが黄色い鳥脚を止めた。 「おっと、ここまで来たアミーゴにとっておきの話。そろそろここでハルピュイアの女の子のショーが始まるネ」 合点がいった。 道中の屋台のように、ここを紹介するのが目的だったようだ。 「そう来たか…」 すり鉢状の観客席には、様々な種族の観客がひしめいていた。 「大丈夫大丈夫、ホラ同じようなお客さんもいっぱいいる。今ならミーの紹介で特別に安く入れるヨ」 自分と同じようにここへ連れてこられたのか、地球人もちらほら座っている。 「そうそう、ハルピュイアをハーピーと呼ぶ手人も多いけど、ちゃんとハルピュイアと呼ぶ方が女の子の好感度も高いネ」 こういう事を教えてくれる分にはとてもありがたい。 「やっぱり野郎が飛んでるトコ見るより、女の子の歌と踊りを見る方が楽しい。それに今日はアミーゴの世界の人も大好きなハルピュイアの踊りヨ?」 それも確かだ。 だが。 「いいや、折角だけどまた今度にするよ。他にやっておきたい事もあるしね」 「そう?イブライトもうるさいから無理にとは言わないネ」 ラノケーの反応は意外にもあっさりしていた。 他のお客さんもいるし、ダメなら他に切り替えるということだろうか。 「ここまでありがとうな。初日から浮遊島に来られるとは思ってもなかったよ」 「また後でネ。ここへ来てくれたら帰りや泊まりも案内するヨ」 「ああ、また今度」 周囲でタダ見できないよう人払いが始まったので、残ってステージを見ていくラノケーと別れる。 終わった後も、連れてきた観光客相手に何か商売があるのだろう。 再び島をぐるっと回って、最初に着陸した滑走路へ戻ってきた。 上空でも軍の飛行ショーが繰り広げられている事もあってか、鳥人の離着陸はまばらだった。 やはり準備をしておいて良かった。 背中の荷物からメットと防風のゴーグルを取り出し、全身にハーネスを装着する。 ハーネスの首元と繋がった袋をリュックの上に固定した。 メットとゴーグルを被り、滑走路から身を乗り出して真下の浮遊島を見定めておく。 近すぎず遠すぎず、ちょうどいい高さだ。 周囲にぶつかる人がいない事を確かめながら、滑走路に沿って縁から十分な距離を取る。 「ふーっ…」 深呼吸をして顔を上げた。 鳥人を誘導する地面の白線が、足元から青空へ向かって伸びている。 今だ。 滑走路を駆け出す。 近くで見ていた鳥人がアッと叫んだ気がする。 ぐんぐんと手足のストライドを広げると、地面を走る白線が加速する。 あっという間に大地の終わり。 最高速度でそのまま断崖から飛び出した。 青空へ真っ逆さま。 飛び交う鳥人たちの間を大の字ですり抜ける。 視界に飛び込む浮遊島群と、その先遥か彼方の地表。 極限の自由落下。 ゲートのような無重力の感覚。 そんな気の迷いを振り払い、肩のコードを引く。 リュックに取り付けた袋から飛び出した布が風を受けて長方形に広がり、首元から離れて一枚のパラシュートになる。 短い落下距離で開傘し、飛び立った浮遊島にも引っかからないよう、短距離のベースジャンプ用から表面積を切り詰めたキャノピー。 全身のハーネスが重力と空気抵抗で締め上げられ、ぐるんと脚から落下する姿勢へ変わる。 パラシュートとハーネスを繋ぐラインを調節しながら、真下の浮遊島目指して降下していく。 脚先を通して見る岩塊は恐ろしく小さかったが、ギリギリ冷静を保ってその中心を狙う。 そのまま勢いよく着地した。10点満点だ。 人ひとり飛び乗った所で浮遊島はびくともしない。 「っー…!」 小さくして開きやすくした分、空気抵抗による減速が少ないので、服の下にプロテクターを付けて受け身を取っても結構な衝撃だ。 空気抵抗がなくなると、パラシュートの中央を通るセンターラインがするする巻き取られて、地面から首元に戻ってきた。 しまう手間を減らし、浮遊島群を次々に飛び降りることができるよう改造したおかげだ。 立ち上がると二枚の長いマフラーのようになびく。 風を受けても広がらないよう、首元で固定する留め具を掛ける。 「これでよし、と」 オルニトの浮遊大地は行くのも大変、出るのも大変と地球で聞いていた。 だから、せめて自力で浮遊島から出られるように準備をしてきた。 異世界交流によって、地球の文化と科学技術も飛躍的に進歩を遂げたと言われている。 これも異世界から様々な知識や人材が来なければ、きっと作れなかったはずだ。 軍の鳥人飛行ショーやハルピュイアの舞もそれなりに興味がある。 一般開放されている大神殿や大図書館も魅力的だろう。 だが、今一番に見たいものではない。 首元の留め具を外し、まずは地上を目指して次の浮遊島へ飛び降りる。 そして冒険は【浮遊島群のあまぐも】へ続く… 本作は2012年6月の大ゲート祭を舞台としておりますが、オルニトや鳥人について投稿時点での公式設定に独自解釈を加えて書かれています。 全部が公式設定という訳ではありません。 またシェアさせていただいた各作品についても、本作における記述はあくまで独自解釈となります。 ご了承ください。 異世界行きの見本のようなゲート移動と入国は正に今の今まで幾度となく瞼の裏に浮かんだ光景。そして強烈な存在感を持つ反面、行動理解不能の神of神のハピカトル -- (名無しさん) 2020-05-01 00 57 36 オルニトに降りると?大自然の中の旅行と牧歌的なオルニト民と触れ合う印象がありますが、やはりランダムかつ突発イベントハピカトルは心のどこかで準備しておかないといけませんね -- (名無しさん) 2020-05-01 03 09 56 1回目の加筆。様々なSSで培われたハピカトルの存在感は強烈ですね。後日、もう一度加筆して完成予定です。 -- (書いた人) 2020-05-10 06 06 23 加筆完了。今回はオルニトを形作る魅力的な作品の数々を少しでも紹介できればと、キャラクターの直接登場含めて多数シェアさせていただきました。改めてオルニトやイレゲを作り上げてきた先人の皆様にこの場を借りて感謝したいと思います。ありがとうございました。 -- (書いた人) 2020-06-13 23 46 04 接客・名所・道具・手法などなど交流が前に進んでいくのと一緒に色々生まれたり発見されたり現在進行形なんだなぁと感慨深くなっちゃう -- (名無しさん) 2020-06-16 01 28 00 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ストルティオミムス 孵化費用が安く、環境の条件も緩い草食恐竜です。 お手軽に恐竜の種類と数を増やせます。 心地よさの閾値 10% 必要な草原の広さ 2500 ㎡ 必要な森林の広さ 1200 ㎡ 理想的な仲間の数 0~20 理想的な個体の数 0~25 ガリミムス とてもすばしっこい草食恐竜です。 環境をあまり気にしなくてもいいので飼育が楽です。 心地よさの閾値 15% 必要な草原の広さ㎡ 3700㎡ 必要な森林の広さ㎡ 1400㎡ 理想的な仲間の数 0~18 理想的な個体の数 0~23 アーケオルニトミムス ミムスと名のつく恐竜では最大級の草食恐竜です。 他のミムスよりちょっとだけ広い土地が必要です。 心地よさの閾値 15% 必要な草原の広さ㎡ 4800㎡ 必要な森林の広さ㎡ 1600㎡ 理想的な仲間の数 0~16 理想的な個体の数 0~21