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ある日の午後、ウッソがほんの少しだが思いつめた顔をして、カミーユのもとにやって きた。カミーユ兄さんには悪いけれど、本当は他の年長の兄弟がよかったなぁ。でも、ア ムロ兄さんやロラン兄さんは忙しそうだし、それにこういう事はカミーユ兄さんのほうが 気が利くってこともあるかもしれない。 ウッソ「カミーユ兄さん、シャクティのことでちょっと相談があるんだ。この頃今ぐらい の時間になると、シャクティがいつもどこかに出かけてるんだ。たいしたことな いかもしれないけど、僕、何だか心配で……それで今日、シャクティの後を付け てみようと思うんだけど、ついてきてくれないかな。」 カミーユ「心配なのは分かるけどさ、付けるなんて良くないんじゃないか。」 ウッソ「だからさ、やましい気持ちじゃないって証明のためにも、カミーユ兄さんについ てきてほしいんだよ。」 カミーユ「うーん、まぁ、いいけどさ。今日暇だし。」 ウッソ「ありがとう。シャクティ、いったい何してるんだろ。」 と、そこにジュドーが口を挟んだ。 ジュドー「なんか面白そうだな、俺もついてこうっと。」 ウッソ「僕は真剣なんですよ。シャクティに悪い虫がついてたらどうしようとか。」 カミーユ「いいじゃないか、ウッソ。ジュドーだってお前を手伝ってやりたいんだよ。」 そんな会話の結果、シャクティの後を付けることになった3人は、シャクティが家を出 た後を慎重に尾行した。シャクティは20分ほど歩いたのち、ある建物の中に消えていった。 兄弟たちは建物の表札に目をやった。 ウッソ「『保育所ジュピトリス』?……ジュピター……木星……木星帰りの男!」 カミーユ「この感じ……間違いない、シロッコだ。」 シャクティが中に消えた建物、それは「保育所ジュピトリス」という表札を掲げていた。 ウッソ「シロッコさんが保育所をやってる?そしてそこにシャクティが入っていったの?」 カミーユ「シロッコが保育所なんて普通にやってるわけがない!あんなこととか、こんな こととか、色々やってるんだ!」 ジュドー「色々ってなんだよ、カミーユ兄。エッチなんだからさ~」 保育所の門の前でそんなことを兄弟達が話していると、中から子供達の声が聞こえて来 た。それは兄弟達にも聞き覚えのある声だった。 プル「プルプルプルプルプルプルプルプルプルプル~~~~」 プルツー「やめろ、プル!はずかしいだろうが!」 ジュドー「今の声はプルにプルツー!この中にいるのか?二人がシロッコのところいるって、 なんか心配だ~~~」 そう叫ぶやいなや、ジュドーは保育所の建物に全速力で走っていった。追いかけながら カミーユが呟く。 カミーユ「妹っぽい女の子に弱いよな、ジュドーは。」 ウッソ「自分だって、サラさんとかレコアさんが心配なくせに。ファさんとかフォウさん とかのこと真面目に考えてるの?」 カミーユ「お前が言うなよ。普段は年上の女の人を追っかけまわしてるくせに、こんな時 だけシャクティの心配しやがって。」 結局ウチの兄弟はこんな感じなのが多いよな。気が多いんだよ。それはともかく、サラ とレコアさんが心配だ。シロッコの奴、ふたりになにやらせてるんだ。 ジュドー、ウッソ、カミーユが保育所の建物の中に飛び込むと、そこには幼い子供をあ やすシャクティと、エプロンを身に着けて保母さんそのものの格好をしたサラとレコアが いた。ふたりともやはり幼い子供の面倒を見ている。 ウッソ「シャクティ、こんなところで何してるのさ。」 シャクティ「何って、この保育所に預けられた子供達の面倒を見てるのよ。ウッソこそいきなり飛び 込んできてどうしたの?」 カミーユ「サラもレコアさんも、保母さんにでもなったんですか?何でこんなことやってるんです!」 レコア「カミーユ!私が保母をやってるのはシロッコが望んだからよ。資格も取ったわ。」 サラ「私はお手伝いだけどね。パプティマス様の理想を実現するためにやってるのよ。」 ジュドー「理想?何か裏でもあるのか、見たところ普通の保育所だけど。」 そこまで話したところで、ジュドーはいきなり少女に抱きつかれた。ジュドーにとって 知っている香りがする。う、俺、これじゃあなんか変態っぽいよ。 プル「ジュド~、私と遊んでよ~!」 そういうなりプルはジュドーにまとわりついて離れない。ジュドーのほうも困った顔は しているものの、なんだかんだでプルとじゃれあっている。その光景をみたプルツーは唇を 尖らせた。 プルツー「よせ、プル!そんな子供っぽいの恥ずかしくないのか。」 プル「だって子供だも~ん。ね、ジュドー。」 ジュドー「ああ、そうだな。でもそろそろ離れなさい、プル。」 プル「え~、もっとジュドーと遊ぶ~」 プルツーは、じゃれあっているジュドーとプルを恨めしそうに一瞥すると、部屋の外に 出ようとした。するとそこにちょうどシロッコがやってきた。手にはチェスの道具を抱えている。 シロッコ「どうした、プルツー。怒ったような顔をしているが。」 プルツー「あんたには関係ないよ、パプティマス・シロッコ。」 シロッコ「そうか。ところで退屈しているようだが、チェスでもやらないか?」 プルツー「チェスなんてつまらない遊びだろ。」 シロッコ「そうだな。そして相手がいないとできない遊びだ。お前とやりたいと思っているのだが、嫌か?」 プルツー「……あんたがそんなに頼むんなら相手してやってもいいよ。ありがたく思うんだな。」 シロッコ「ああ、感謝しているよ、プルツー。」 そう言うとシロッコはチェスの準備をし始めた。プルツーは表情こそ怒ったままだが、 先ほどの言葉とは裏腹に、瞳を輝かせてチェスの駒を並べている。と、そこにヴァイオリ ンを抱えた少女がやってきた。 ミネバ「パプティマス・シロッコ。わらわのヴァイオリンを聴いておくれ。」 プルツー「今チェスを始めるとこなんだよ。あっち行ってろ。」 ミネバ「パプティマスはわらわに忠誠を誓ったのだから、わらわのヴァイオリンを聴くの だ。お前こそどこかに行くがよい。」 シロッコ「ふたりとも仲良くしてほしいものだな。チェスをやりながらでもヴァイオリン は聴けるだろう。ミネバ様、プルツーにも聞かせて上げればよいのでは。」 ミネバ「パプティマスがそう言うから、特別にお前にも聞かせてやる。」 プルツー「えらそーに。おい始めるぞ、パプティマス。」 カミーユはシロッコがこの部屋に入ってきたときからずっと、彼のことを観察していた。 カミーユ「……シロッコだよな、あれ。何か企んでるのか。それに何でプルやミネバがこ こにいるんだよ。」 サラ「パプティマス様はお優しい方。それに理想を実現なさろうとしているだけよ。」 理想?シロッコの奴、真性のロリコンにでもなったのか?カミーユにはシロッコの考え がさっぱり分からなかった。 カミーユは直接シロッコに問いただすことにした。チェスをやりながらヴァイオリンを 聴いているところに乱入すると、当然プルツーとミネバから非難の声が上がる。それを抑えてシロッコはカミーユの話にも耳を傾けた。 シロッコ「なんだ、カミーユ。いきなり私の保育所に乗り込んでくるとは、相変わらず品性の ないやつだ。ほお、プルツー、なかなかいい手だな。」 プルツー「へん、どうだ。返せるものなら返してみな。」 カミーユ「何を企んでいるんだ、シロッコ。お前が保育所なんておかしいんだよ!」 シロッコ「私は何も企んでいないよ。私はただ自らの理想に基づいて行動しているだけだ。」 カミーユ「理想だと?」 シロッコ「そう、私は常々言っているはずだ。これからの世界を動かしていくのは女性だ と。それはディアナ・ソレルが月を治めていることや、リリ・ボルジャーノの 活躍によって証明されている。」 カミーユ「それとお前が保育所をやってることと何の関わりがあるんだ。」 シロッコ「女性は今まで家事や子供の世話に追われてきた。しかし今、家庭の外で働きた がっている女性がたくさんいる。時代は変わったのだよ。そしてここで問題が 起こった。女性達に変わって家事や育児をするものがいないということだ。共 働きの家庭も多く、シングルマザーの女性も少なくない。ならば、世界を女性 が導く手助けとして、このパプティマス・シロッコがせめて彼女たちの育児の 負担を減らすために、保育所を開いているということだ。」 ミネバ「ハマーンも仕事が忙しいからわらわを預けていったのだ。ヴァイオリン、聴いて くれる雰囲気ではないではないか。」 シロッコ「すみません、ミネバ様。あとでゆっくり聴かせていただきたく存じます。」 ミネバ「そうか、絶対だぞ。それとパプティマス、わらわはお前が気に入ったから敬語を 使わずともよい。他の子供達の示しもあろう。」 ミネバに微笑みかけながら、シロッコはふっと部屋の奥にある時計を見やった。 シロッコ「もうこんな時間か、奴が来るな。サラ、レコア、警戒しておけよ。シャクティ、 君は隠れていろ。奴の狙いは君の可能性が高い。」 シロッコがカミーユに対して、保育所を開いた理由を偉そうに開陳している間、ウッソ はシャクティに何故ここで働いているのか尋ねていた。 ウッソ「シャクティ、何でこんなところで働いてるんだよ。」 シャクティ「ウッソ。だって生活費が必要だし、たまにはまともにお金を稼ぐことにした のよ。」 ウッソ「それは立派な心がけだけど、シャクティはまだ小さいじゃないか。働くなんてお かしいよ!労働基準法違反とかそういうやつだよ。」 シャクティ「そうよ、だからどこも私を雇ってくれないのよ。ここでお手伝いしてるのが 一番なの。シロッコさんは色々優しいの。ご飯奢ってくれるから食費が浮く し、服だってプレゼントしてくれるからお金がかからないし。お給料だって ちゃんとくれるのよ。」 ウッソ「ご飯ぐらいウチで食べればいいだろ。それに僕だってなんかプレゼントするよ。」 シャクティ「ウッソのおうちだって苦しいでしょ。ギンガナムさんだって居ついちゃって。 それにウッソがプレゼントする相手は、綺麗なお姉さんでしょ。綺麗な女の 人を見るとすぐ幸せになるじゃない。」 ウッソ「それはそうだけど、いや、そうじゃなくて……」 ウッソとシャクティがそうやって痴話げんかをしていると、シロッコのシャクティは隠れ ていろという指示が飛び込んできた。 ウッソ「どうしてかくれてなきゃならないのさ、シャクティ?」 シャクティ「あの人が来たのよ、通常の三倍ロリコンでマザコンのあの人が。」 保育所か、盲点だったな。そうして幼女と母性本能豊かな女性を集めればよかったのか。 しかしレコアは向いてないからな、こういうことは。よほどストレスをためているだろう。 もしかしたら幼女に当り散らしているかもしれん。それは許せんな、む、出てきたなシロッコ。 わざわざ庭で待ち構えているのはわけがあるのだよ。 シロッコ「もうどうしようもないほど道を誤ったな、シャア!貴様のような大人の成り損な いは粛清される運命なのだよ!」 言ってくれる。相変わらずムカつく男だ。しかしそれも今日までだ。まだ幼いのに私の母 になってくれるかもしれない女性、シャクティを頂き、ついでにプルもプルツーもミネバも、 お前のお気に入りのサラももらっていってやる。レコアは要らん。新しい時代をつくるのは 老人ではないからな。 それにしてもまだか、カツが行動を起こすのは。私と同時に動けといってあるはずだが。 む、あの無性に苛立つ声はカツのものか。 カツ「サラ、君はシロッコに騙されているんだよ!僕と一緒においでよ!さぁ、ハァハァ」 相変わらず気持ち悪い口説き方をする。あれでは落ちるものも落ちんな。第一サラはお前 にはやらないのだが。せいぜいタダ働きしてくれよ、ジャガイモ。 サラ「私はあなたより先にパプティマス様に出会ったのよ。それにパプティマス様は優しい わ。……色々と。」 色々と、か。やはり侮れん男だ、パプティマス・シロッコ。 カツ「僕だって優しいさ。それに本やビデオなんかで勉強もしたよ。さぁ、サラ僕と一緒に、 一緒にィイイーーハァハァハァアア」 最低だ、どうして私はあんな奴を協力者に選んだのだろう。認めたくないものだな、自分自身 の若さゆえの過ちというものを。 シロッコ「シャア、小ざかしい真似を!サラ、大丈夫か!?」 シャア「よし、隙が出来たなシロッコ!NTとしての力の差が、戦力の決定的差ではないことを 教えてやる!」 叫ぶなりシャアは懐から携帯用催眠ガスボンベを取り出し、シロッコの顔に躊躇なく 吹き付けた。 シロッコ「シャ、シャア、貴様……」 シロッコは呻きと共に昏倒した。満足げな表情でそれを見下すシャア。 シャア「ふっ、戦いは非情さ。これぐらいのことは考えてある。」 シャアがわざわざシロッコを庭におびき出したのは、何かが間違って、彼の愛する少女 や幼女に被害が及ばないようにするためだった。一気に保育所の中に飛び込む。ここまで は計画どおりだ。一番の強敵はすでに眠りの世界へ旅立っている。 しかし順調だったシャアの潜入はいきなり頓挫した。カミーユ、ジュドー、ウッソ。アムロ の弟たちが保育所の中にいたからだ。いきなり飛び込んできたシャアに懐疑の視線を 向けている。ええぃ、一芝居打たなくてはな。幸い兄弟の連中はこの事態を上手く飲み込めて いない。 シャア「カミーユ、カツを取り押さえろ!様子がおかしいから後を追ってきてみればこれ だ!」 カツ「そんな、あんたから話を持ちかけてきたんじゃないか!」 カミーユ「黙れ、この変態!サラから離れろ!ジュドー、ウッソも手伝え!」 シャアの計略にはまり、カツに飛びつく兄弟達。サラ、カツ、3人の兄弟が揉みくちゃ になっている。その隙にシャアはシャクティの姿を捜し求めた。あの兄弟がいるという予 想外の事態にあえば、連れ出すのは彼女だけにするほうが懸命だ。すばやくあたりを見回 すが見当たらない。どこだ、シロッコめ、隠したな。その時、シャアの前に因縁浅からぬ 女性が立ちふさがった。 レコア「シャクティを探しているのでしょう、シャア。あなたには渡せないわね。」 シャア「レコア、幼いうえに男を包んでくれる大いなる母性を持ったシャクティこそ、我 が父ジオンの言った人類の核心、本当のニュータイプなのだ!私はただそれを誤 った方向に持っていきたくないだけだ!」 レコア「都合のいいことを!それは単にあなたの趣味でしょう!」 シャア「ええぃ、レコア、そこをどけ!」 シャアは素早くレコアの後ろに回りこみ、彼女の延髄に手刀を打ち込んだ。少々手荒だが 時間がないのだ。崩れ落ちるレコアは完全に視界から除外して、シャアの鋭い眼はシャク ティの居場所だけを追いかけた。 シャア「私とてニュータイプのはずだ。シャクティの気配を感じ取れれば……そこか!」 手近にあるクローゼットを思いきり押し開く。するとそこには怯えるプルやプルツーを 庇いながら震えているシャクティの姿があった。恐怖に身をすくませている少女ふたり、 そしてそれを健気に庇っている少女もまだ幼い。 そのような彼にとって素晴らしすぎる光景を見たシャアは、一瞬事態を忘れて、生まれて 初めて神とこの地上のありとあらゆる生命に感謝した。 おっと、感激している場合ではないな。ここからはスマートかつジェントルに行かなけ ればな。そうなるとあの言葉しかあるまい。 シャア「シャクティ……来るかい?」 幾多の障害を乗り越えてついにシャクティのもとにたどり着いたシャアは、必殺の口説 き文句(自称)、来るかい?をシャクティの可憐な耳に投げかけた。これでシャクティは私 の母になってくれる。冷静を装うシャアの胸は、柄にもなく高鳴っていた。 やがてシャクティは意を決したように顔を上げた。その瞬間、シャアは自らの勝利を確 信した。心臓の鼓動が一段と大きくなる。 シャクティ「来るかいって、私にあなたと一緒に来てくれってことですか?」 シャア「ああ、そうしてくれると嬉しい。」 シャクティ「では、いくつか聞かせてほしいことがあるのですが。」 シャア「今は時間がないのでな。後でいくらでも答えてあげるよ。」 シャクティ「いいえ、今じゃないと駄目なんです。手短にまとめましたから大丈夫です。 まず、貯金はどれくらいあるんですか? それと資産総額はおいくらですか? ギャンブルとかで浪費してしまう癖はありませんよね? 大口の生命保険に入ってらっしゃいますか?これから入るおつもりですよね? 私があなたについていった場合は生命保険の受取人はもちろん私でしょう? これぐらいです。時間がないのでしたら、早くお答えください。」 ええぃ、私にプレッシャーをかけるこの少女はいったい何者なんだ?先ほどまでの胸の 高鳴りは消え、シャアは背中に冷たい汗を感じた。あの可愛らしい唇からこんな恐ろしい 質問が飛び出してくるとは……冗談ではない! シャアがシャクティの言葉に戸惑っているその時、そこには確かな隙が生まれていた。 プルとプルツーは目ざとくそれを見抜くと、瞳を見合わせて頷き、二人同時に思いっきり シャアに体をぶつけた。予期していなかった二人の阿吽の呼吸による反撃に、シャアの体 が大きくよろめく。 プルとプルツーはシャアがよろめいた間隙を縫って、シャクティを引っ張って狭いクロ ーゼットから抜け出した。それをカミーユやジュドーたちが迎える。カミーユ、ジュドー、 ウッソは顔を怒りに染めてシャアと向き合った。 カミーユ「クワトロ、いやシャア・アズナブル、これはいったいどういうことなんです!」 ジュドー「ぜ~んぶそこのジャガイモ君から聞いちゃったもんね~」 ウッソ「シャクティがあなたの母親をやってくれるって考えるのは、おかしいんだよ!」 シャアから見て兄弟達の向こう側に、カツのはずだった物体が転がっている。相当修正 されたようだ。よってたかって殴られてしまったものだから、顔面がまるでいびつな小惑 星みたいになってしまっている。ルナツーだな、あれは。今度からカツじゃなくてルナツ ーと呼ぼう。もともとジャガイモ顔だしピッタリだな。しかし、このままでは私の端正な 顔立ちも小惑星にされてしまう。それだけは避けなければならん。シャアの心臓は今や、 先ほどとは違った理由で大きな鼓動を刻んでいた。 私は今追いつめられている。それは認めよう。だがこの私を簡単に捕らえられると思って もらっては困る。必ずここを無傷で脱出してみせる。 シャア「まだだ、まだ終わらんよ!」 カミーユはシャアの行動を注意深く見守っていた。何をする気なんだ。この人の逃げ足 は、いや、逃げ足だけは侮れないからな。ん、動いた! シャア「悪く思うなよ、カミーユ!」 そういうなりシャアは懐に手をやったが、それきり服の内ポケットを必死でまさぐって いる。もしやと思い、カミーユがシャアから右に3メートルほど離れたところの床に目を やると、案の定、携帯用の催眠ガスボンベが転がっている。さっきのプルたちの体当たり で落としたようだ。自分達の中でボンベに最も近いのはサラだ。カミーユは叫んだ。 カミーユ「サラ、そのボンベを拾うんだ、はやく!」 シャア「そこか、やらせん!私のほうが近い!」 しかしシャアとサラがボンベに飛びつこうとしたその時、シャアの行動は無邪気な小さ な手によって阻害された。 ミネバ「シャア・アズナブルだろ。遊んでくれたの、おぼえているよ。」 ジュドーとウッソが、危ないというように慌ててミネバを引き寄せる。しかしこのミネバ の行動こそが、彼らの勝敗を決めた。 シャアはミネバに気を取られたほんの少しの間、動きを止めてしまった。そのため彼が 手に出来るはずだったボンベは今、サラによって拾い上げられようとしている。焦ったシ ャアが目を見開きながら手を伸ばしたその瞬間、サラはすばやくボンベを持ち替え、シャ アの顔面に思いっきり吹き付けた。 サラ「パプティマス様の仇!」 至近距離から思いっきりガスを浴びせられたシャアは呻き声ひとつ立てずに突っ伏した。 そんなシャアを見てカミーユは先ほどまでの怒りよりも、哀れみを感じていた。保育所に 侵入してきた挙句、自分の持ってきたガスで捕まえられてしまうなんて。やっぱりシャア・ アズナブルは馬鹿な人なんだな。 カミーユはシャアに哀れみを感じたが、今回の行動を許すかどうかは、また別の話だ。 ジュドーの提案により、シャアはアムロの勤めている会社の正面玄関に全裸で吊るされる ことになった。 これはライバルが全裸で吊るされていたら、アムロやブライトがどんな顔をするか見て みたいという、ジュドーやカミーユのいたずら心がもたらした結論だった。 カミーユ「どうせこのまま寝続けるんだろうし、深夜になったら計画実行だな。」 ジュドー「やっぱりついてきてよかったな。面白くなってきた~」 プル「ねぇ、ジュドー、私も仲間にいれてよ~」 ジュドー「だめ、子供は帰って寝なさい。グレミーが迎えに来るんだろ。」 プルツー「よく言うよ、自分だって子供の癖にさ。」 サラは眠ってしまっているシロッコに膝枕をしてやっている。それをみたカミーユは胸 のうちに苦々しいものを感じた。嫉妬しているというより、基本的にシロッコがいい目に 会っているのが気に食わないのだ。つい、サラに対して嫌なことを言ってしまう。 カミーユ「カツじゃないけどさ、サラは騙されているんだよ。」 それには答えず、サラはシロッコの髪をなでながら、カミーユを見つめて言った。 サラ「パプティマス様はいつも自信に満ちている様に見えるけど、それなりに傷つくこと だってあるのよ。今日だってそうなると思う。シャアにやられてしまったから。」 カミーユ「ほっとけばいいだろ、そんな奴。」 サラ「そうはいかないわ。レコアは基本的にパプティマス様に依存してるだけだし、私が 支えてあげなきゃならないのよ。」 サラの言葉を聞きながら、正直カミーユはこりゃ重症だな、と思った。俺がシロッコの ことを嫌いだからそう思うのかもしれない。サラはシロッコを理解しているのかもしれな い。でも俺には騙されて泥沼にはまっているようにしか見えないよ。 カミーユはさすがにそこまでは口に出さなかった。鮮やかな夕日を眺めながら、胸のも やもやを吹き飛ばすため、ルナツーになってしまったカツもシャアの横に全裸で吊るすこ とに決めた。 終わり。アムロやブライトのリアクションはご想像におまかせします。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ カミ―ユ・ビダン サラ・ザビアロフ シャクティ・カリン ジュピトリス パプテマス・シロッコ レコア・ロンド
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エカルラート・ジュピトリス・セントピリア〔えかるらーと・じゅぴとりす・せんとぴりあ〕 作品名:イクシオンサーガDT 作者名:としあきA 投稿日:2012年12月6日 画像情報:640×480px サイズ:117,070 byte ジャンル:[[]] キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2012年12月6日 としあきA イクシオンサーガDT 個別え
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ボリノーク・サマーン ┣メッサーラ(4) ┃┣ボリノーク・サマーン(4) ┃┣パラス・アテネ(4) ┃┗ジ・O(6) ┃ ┣パラス・アテネ(4) ┃┣ボリノーク・サマーン(4) ┃┣メッサーラ(4) ┃┗ジ・O(6) ┃ ┗ジ・O(6) ┣ボリノーク・サマーン(3) ┣パラス・アテネ(3) ┣メッサーラ(3) ┗タイタニア(5) ┗ジ・O(3) 戻る
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| |│ | | | | | | | \∨/ / | |│ |_|__|___| | | |二二{{ ∧ ⌒T⌒¨¨¨`\ / `¨¨¨⌒T' | /{{ / /}} ∧ 千ー┬ ┬┬ ‐┬ ┬┬千| |//{{ / }} | .ハ人 弋ノ ノ 弋ノ ノ ノ | |/ 〃 {{ | `ー一 ー一 │ |^∨{{/ /}} | 八 、 | |) } }} / / \ _ __| |.ノ {{/ }} |/ _, イ≦∨ 〃 / {≧=r‐===≦⌒⌒¨ア {{ /∠ ≫={}=========彡ヘ }} / }} 名前:エカルラート・ジュピトリス・セントピリア 性別:女 原作:イクシオンサーガDT あ行-い-イクシオン サーガ DT.mlt セントピリア帝国第36皇女。 愛称「ヒメ」 8歳にして内戦回避のため結婚をすることになり、しかもそのための道中で命を狙われるなど割とハードな経歴をもつ。 が、このアニメは「DT」……30歳まで保つと魔法使いになるっていうアレだよアレ!を ネタにしまくるようなクッソギャグいアニメである。 そんな作品のヒロインであるので、体格は小柄で華奢だがか弱いお姫様キャラというより 破天荒な部類に所属するだろう。 でもデレは必見。かわいいぞ。 Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 運用法 AAは差分込み14枚。 ジト目が多くむちゃくちゃな行動の多い召喚勇者である地球人の主人公にツッコミを入れていることも結構あるので、 ツッコミ役の少女などに採用できると思われる。
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パプティマス・シロッコ。天才と称える人がいる。ペテン師と侮蔑する人がいる。 カリスマと崇める人がいる。ただのジゴロだと断ずる人がいる。 世間的にはジュピトリス・メタル・カンパニー(JMC)の経営者として知られる。 それは世を忍ぶ仮の姿で、実は悪の秘密結社だと信じる人がいる。 彼の本質がいずれにせよ、一挙一動が注目され、大きな影響を与えている人物だというのは間違いない。 ある日彼は町のゲームセンターに現れた。普段こういう所に来る人ではない。 シロッコ「ここがゲームセンターか。…ふむ、あの席、私を呼んでいるのか」 シロッコの中の人(仕事かったるいからここで時間つぶそっと。…あの席しか空いてないじゃないか) 彼が席に着いたのはMSの対戦シミュレーターゲームだった。無論、ただのゲームなので、操作は極めてシンプルだ。 シロッコ「初めて見るタイプだが、ここで鍛えても悪くあるまい」 シロッコの中の人(やったことないのに、どうする。どうするよ俺!) 座ってちょっと後悔しているシロッコと裏腹に、周囲のざわめきは大きくなっていた。 客1「おい、MSシミュレーターの挑戦者、あれシロッコさんじゃないか?」 客2「本当だシロッコさんだ」 客3「あの人ならカミーユの野郎の50人抜きを阻止してくれるぞ」 シロッコ「ふっ。あの賢しい少年か。私のジ・オの力を見せてやる。いくぞ」 シロッコの中の人(って、49人抜きの強者にすかしてる場合じゃないって!ジ・オを使うとして、操作は…えーい、このスイッチだ!) カミーユ「賢くて悪いか!…なにぃ?!」 対戦者席のカミーユは絶句した。ジ・オはいきなり股間の位置にある隠し腕を起動させたのだ。 シロッコ「来い、少年!貴様にはこれで十分だ!」 シロッコの中の人、略してシ中人(他にライフルとかあるはずだが、このゲームの武器の使い方知らないぞ) 客1「うおぉぉぉ!シロッコさん、いきなり股間のチ○ポサーベルで挑発だ!」 シ中人(うわあ、やっぱり隠し腕のことチ○ポだって言われてるよ。酔っ払って設計図にふざけて描いたばっかりに…) 客2「さすがシロッコさん、男の力を象徴するマシンに乗る異常性欲者なだけあって、性別も機械の体も関係なし!!」 シ中人(何でそういう話になるんだ?!いつからそういうアブノーマルな人間になってるんだ?!)) シロッコ「降参するならよし、このまま戦うなら皆の前で恥をかくことになるぞ」 客1「うおぉぉ、シロッコさん公開陵辱宣言だ!まさに悪魔!木星から来た悪魔!」 客2「俺たちにゃ言えないことをあっさり言ってのける大胆不敵さ!そこにしびれるあこがれるぅ!」 他の熱狂した客「悪魔!悪魔!悪魔!JMCの魔王!」 シ中人、さらに略して沖人(しつこいよお前ら) カミーユ「お前ら黙れぇぇぇー!!」 カミーユは周囲の熱狂的なシロッコの称え方に激高した。彼らに殴りかかりたくなる衝動さえ吹き上がってきたが、 今この対戦シミュレーターでシロッコを倒せば済むことだとその衝動を抑えて、シロッコのジ・オに猛攻撃を仕掛けた。 怒りで我を見失ったカミーユはシロッコの敵ではなかった。 本当はゲームは素人のシロッコの「チ○ポサーベル」に翻弄され、2度3度とみじめに逝かされ、カミーユは真っ白に燃え尽きた。 カミーユ「ふ、ふふ、大きな星が点いたり消えたり…彗星かな?いや彗星ならもっとブァーッと…」 シロッコ「ふっ、これだけ恥をかけば、私に逆らおうとは思うまい」 沖人(うわあ、負けるつもりだったのに勝っちゃった。どうしよう) 熱狂する客たちに囲まれながら、シロッコの中の人(略して沖人)は思わぬ勝利とその騒ぎの収拾に頭を抱え込んだ。 956 名前:ジュピトリス・メタル・カンパニー(JMC)2/2投稿日:2006/08/06(日) 21 48 20 ID ??? ゲームセンターでの騒ぎの翌日のジュピトリス・メタル・カンパニー(JMC)本社。 社長室に男がいる。パプティマス・シロッコだ。 しかし皆が知るパプティマス・シロッコではなかった。顔立ちも紫色の髪も変わらないが、その紫色の髪は短く、特徴的な輪を頭にはめていない。 何より違うのは、周囲を圧倒するオーラがひとかけらも感じられないことだった。 どう見ても社長をやっている男ではなく、むしろ市役所の窓口でやる気のない表情で座っていそうな雰囲気だ。 しかし、これが本当のパプティマス・シロッコ。いわゆる中の人。天才にもカリスマにもペテン師にもジゴロにもなれない普通の男がその正体だ。 沖人「ああ、みんなの期待する目が怖いよ。人類の未来を変えるとか世界を支配するとか、俺はそんな立派な人間なわけないのに…」 頭を抱えるシロッコの中の人(略して沖人)。しかし冷静な秘書の声が会議の開始時間を告げた。行かねばならない。 シロッコはトレードマークの輪っか、木星で発見された未知の物質で作られた輪を頭にはめた。 紫の髪が肩まで伸び、目つきは鋭さを増す。カリスマ性を感じさせるオーラを背負ったおなじみの姿だ。 シロッコ「では、俗人たちに教育してやるか。ふははは」 (おしまい) デトロイト・メタル・シティのパロディっぽくしたかったがうまくいかないorz link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ カミーユ・ビダン ゲームセンター パプテマス・シロッコ
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グレイスフィール領 第二都市 ジュピトリア [解説] ヴェネア湖畔に存在する大都市。 グレイスフィール領の第二都市にあたり、有事の際には副都心として機能するように行政議事堂などが存在する。 シュヴァーケリン家が統治していた時代では、ジュピトリアが第一都市として使われていた。 そのため、グレイスフィール領内でも大きく発展した都市となっていて、活気に溢れている。 施設
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「資源がないので士季号がつくれません」 「よし、なら宇宙に採りに行こう。ついでにマウンテンサイクルを掘り当てるんだ!」 ある日の午後akiharu国で交わされた会話。 恒星間輸送艦の建造、と聞いたakiharu国の面々は思った。 「なんでうちの国にそんな(まともでしかも致命的な)のが生えてくるんだ?」 akiharu国は密林を切り開いて建国された南国人国家である。ドラッガーと泥棒猫を風紀委員が追い掛け回すのが日常風景で、まともなアイドレスはほとんどない。いや、まともなアイドレスもあるにはあったのだがakiharu国の風土に触れると悉く変質してしまうのだ。ホントになんだこの国は。 ともかくそんなわけでakiharu国には恒星間輸送艦を建造しようにもノウハウもなければ技術も無い、そもそも宇宙港も打ち上げ基地もない。でもうちしか作れないならやるしかあるまい、とまさに無謀ともいえる挑戦に踏み切ったのである。共和国には、資源がなかったのだ。 デデデンデンデデンデン デデデンデンデデンデン デデデンデンデデンデ アイドレスシーズン1、にゃんにゃん共和国は重力の井戸から逃れられなかった。 akiharu藩王は宇宙への橋頭塁を築くために国民たちに命じた。 よし、目立てるし恒星間輸送艦作ろう。 これはakiharu国の国民たちの汗と涙とその他もろもろのドラマである。 月資源http //moon.jaxa.jp/ja/qanda/faq/faq6/resource.html 小惑星帯http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F%E5%B8%AF @宇宙における資源 宇宙は資源の宝庫である。 有名どころではアルミニウム、鉄、チタンなどの鉱物資源が豊富な月、凍結した大量の水を保有する火星、水素とヘリウムのガス惑星である木星、最近大量の炭化水素が確認された土星などがある。 だがそれよりも注目したいのが火星と木星の間に存在するメインベルトを代表とする小惑星帯(アステロイドベルト)である。 これらはいわゆる星のなりそこないの集合であり、種類を問わない大量の資源が眠っている可能性が高いとされる。それにそもそも採掘基地を作る余裕など無いのである。 @技術開発 FVB潜入するがかれんちゃんから聞ける。 「・・・いや、まあ理屈としては分かりますし至極現実的な手段であるとは思うのですが・・・本気ですか?」 珍しく額に縦線を浮かべてどよーん、とした顔の東西天狐に渡されたのは古びた帽子とスコップと鞭の三点セットであった。 FVBに行って宇宙開発技術教えてもらってきてね、との指令を持ってきた使者(猫士灰菜)が何故か嬉しそうに頷く。FVB、おそらく現在のアイドレス世界で唯一宇宙開発能力を有する藩国である。ただし、所属しているのはにゃんにゃん共和国ではなく、わんわん帝國であった。 東西天狐がこの任務に選ばれたのは理由がある。それは秘宝館の職員としてFVBに何度か出向いたことがあり、知った顔も他の国民に比べて多かったことである。こんなヤバい時にまで炎熱編集の評判が役に立つのは正直ノーサンキューであったが命令は命令である。下っ端の哀しいところである。 そんなこんなで入管では「いつも通り」秘宝館職員の身分証と渡航理由を提示、天領を経由してFVBへ向かうガラガラの定期輸送船に搭乗したのだった。 入管で交わされた会話 「や、どうも。また出張ですか?今度はどちらへ?」 「ええ、わんわんのFVBです。ちょっと締め切りの関係で」 「ははは。編集さんも大変ですネエ」 「いやまったく。相変わらず手を焼かせてくれる物です」 「ははは、良い旅を・・・・・・あのー、ところで」 「はい、どうも・・・・・・なんでしょう」 「イメチェンですか?」 「聞かないでください・・・・・・」 藩王「実は今までいってなかったが、このakiharu国の藩国シップは、 変形する!」 みんな「おお!」 藩王「カマキリに」 キシャー! みんな「なんか鳴いてるよ!」 藩王「ははは、ばかだなあ。宇宙空間で音が響くわけないじゃないか。 ただの精神念波だよ」
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木星帝国 Jupiter empire クラックス・ドゥガチ(機動戦士クロスボーンガンダム) 木星帝国総統にしてジュピトリアン全体、さらにそれを中心とする宇宙反地球同盟軍の盟主。9体製作された自分のコピーを持つ。木星市民を手足のように使い、虫ケラのように始末する卑劣な支配者。表向きは地球征服を企てているように見えるが、実は私怨から地球を消し去ることのみを望んでいる。木星の過酷な生活環境を逆手に取ったマインドコントロールを施行、国民を地球攻撃へと扇動する。 カリスト兄弟(機動戦士クロスボーンガンダム 鋼鉄の七人) クラックス・ドゥガチ亡き後、それに代わり木星帝国の新総統の座に就いた双子の兄弟。兄は「光のカリスト」、弟は「影のカリスト」を名乗り、2人とも自身をサイキッカーであると自称する。色々な意味で、ドゥガチ以上に捻じ曲がった存在と言える。ドゥガチと共に黄泉がえり、再び木星帝国に君臨。ドゥガチ総統の正統後継者たる皇太子兼摂政としての意味で、生前から引き続き新総統の称号を名乗る。 カラス(機動戦士クロスボーンガンダム) ドゥガチ直属の工作員。総統直々の命令でのみ動く、悪魔のような男。 ザビーネ・シャル大尉(機動戦士ガンダムF91/機動戦士クロスボーンガンダム) 元CVの最強部隊ブラック・バンガードの指揮官で、急進派の貴族主義者。XM-X2クロスボーンガンダム2号機の改パイロット。木星帝国に投降した際に疑念から拷問を受けたため精神崩壊、狂った言動が目立つ。 旧クロスボーン・バンガード 鉄仮面/カロッゾ・ロナ(機動戦士ガンダムF91) マイッツァー・ロナの婿養子であり、ベラ・ロナ(セシリー)の実の父親。XMA-01ラフレシアのパイロット。バイオ・コンピューター研究の第一人者であり、鉄仮面を被り自らのエゴを増幅。自分の肉体をも改造した。 ジレ・クリューガー大佐(機動戦士ガンダムF91) 鉄仮面の右腕。 木星船団 Jupiter fleet パプテマス・シロッコ大尉 (機動戦士Ζガンダム) 木星船団の指揮官。木星帰りの男。あらゆる面での天才。人心の掌握にも長けており、ジュピトリアンの実質的な中心人物であり、「君臨すれども統治せず」同然でほとんど実務にタッチしない総統ドゥガチに代わって、事実上木星軍全体を取り仕切る。カリスト兄弟とは実質的に対等ながら微妙な関係。PMX-003ジ・オ (THE-O)パイロット。「戦後は女性が地球を支配する」と発言するが、これは「女性を“象徴”として前面に押し出し、自分は黒幕として立ち回る世界」というのが本心と思われる。ドゥガチの真の目的を知りつつも、全てを計算ずくで(表面上)忠誠を誓う。 サラ・ザビアロフ曹長 (機動戦士Ζガンダム) PMX-002ボリノーク・サマーンのパイロット。シロッコを慕う。 レコア・ロンド少尉 (機動戦士Ζガンダム) PMX-001パラス・アテネのパイロット。元エゥーゴの一員だったが、シロッコに惹かれてその配下に。 ザンスカール帝国 Zanscarl empire フォンセ・カガチ (機動戦士Vガンダム) ザンスカール帝国首相。ガチ党の党首。サイド2・アメリアコロニーにて政権を握ると、反対勢力や汚職官吏をギロチンで処刑。恐怖によってザンスカール帝国を作り上げた。木星船団の出身で、左目は義眼の老人。 ムッターマ・ズガン将軍 (機動戦士Vガンダム) 第一艦隊司令官。カガチの木星船団時代からの盟友にして、ザンスカールではカガチに次ぐ権力を持つ。 火星の後継者 Successor in Mars 草壁春樹中将(機動戦艦ナデシコ/劇場版機動戦艦ナデシコ-the prince of darkness-) 元木連軍優人部隊総司令官。火星の後継者首班。蜥蜴戦争時の木連側の実質的指導者であったが、熱血クーデターにより失脚。戦時中からグリムゾングループと接触しており、水面下で武装蜂起の準備を進めていた。かつての部下だった秋山源八郎曰く「正義を愛する熱血漢で、理想のためなら死ねる男。だが問題なのは、自分の理想が他者にとっても理想だと頑なに信じて疑わない」という危険な一面を持つ。ボソンジャンプの技術を独占、地球の現政治体制を覆し、新たな秩序を築くことを狙う。 シンジョウ・アリトモ中佐(劇場版機動戦艦ナデシコ-the prince of darkness-) 元地球連邦軍(連合統合軍)中佐。草壁の右腕的存在。 ヤマサキ・ヨシオ(劇場版機動戦艦ナデシコ-the prince of darkness-) 元コロニー開発公団次官。実は火星の後継者の一員で、ヒサゴプランのメインターミナルコロニー「アマテラス」に潜入していた。ボソンジャンプ研究開発主任を務める科学者である。ひょうひょうとした捉えどころのない人物で、なかなかの曲者である。 北辰(劇場版機動戦艦ナデシコ-the prince of darkness-) 草壁直属の暗殺集団のリーダー。ジュピトリアンの暗部ともいえる存在で、誘拐や暗殺などの汚い仕事を専門に請け負っている。冷酷非情な男で、任務のためなら仲間を殺す事も何とも思わない。ちなみに左目は義眼である。夜天光のパイロット。
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《超神龍ジュピトリアス》 超神龍ジュピトリアス VR 自然文明 (6) 進化クリーチャー:アース・ドラゴン 11000 進化-自分のドラゴン1体の上に置く。 このクリーチャーが破壊された時、コスト7以下の進化ではない自然のクリーチャーを2体まで、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 W・ブレイカー 《超神龍ルナーズベルグ》の自然版。 フレーバーテキスト DMO-17 「覇鏡編(ミラーズ・ワールド)第1弾」 収録セット DMO-17 「覇鏡編(ミラーズ・ワールド)第1弾」 参考 [[]]
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搭載可能艦船一覧表 MAは搭載できる艦できない艦が存在する。その一覧表。ただし搭載能力自体がない艦船はあらかじめ省いてある。全てとなっている場合は航空機、車両において搭載能力をもつもの(コムサイ含む)でも搭載可能。また武装の変化は搭載に影響しないため無視してある。なお、巨大MSであるサイコ、MK-Ⅱ、クィン・マンサはビグ・ラング以外のすべてに搭載可能。 搭載可能艦船一覧表 MAが搭載可能な艦船(NO順) MAが搭載可能な艦船(艦船別) 総論 MAが搭載可能な艦船(NO順) 以下は生産画面でソート:NOで並べた場合の順になっている。 Gデンドロビウム 搭載不可 ノイエ・ジール ヨーツンヘイム・ザンジバル・ザンジバル改・グワジン・グワンザン・グワダン・サダラーン・レウルーラ・ドゴス・ギア・ドロス・ジュピトリス ノイエ・ジールⅡ α・アジール アッザム ヨーツンヘイム・ザンジバル・ザンジバル改・ドロス・ジュピトリス ザクレロ ビグ・ラング除く全て ビグロ ヴァル・ヴァロ ドロス・ジュピトリス グラブロ ヨーツンヘイム・ザンジバル・ザンジバル改・ドロス・ジュピトリス・マッドアングラー ビグ・ザム ドロス・ジュピトリス ビグ・ザム/ZV ゾディ・アック/ゾアン ブラウ・ブロ ヨーツンヘイム・ザンジバル・ザンジバル改・ドロス・ジュピトリス エルメス アプサラス・Ⅱ・Ⅲ 搭載不可 ライノサラス ドロス・ジュピトリス:ただし出撃できない ゼーゴック ヨーツンヘイム・ザンジバル・ザンジバル改・ドロス・ジュピトリス オッゴ 全て ボール・Pタイプ ビグ・ラング除く全て ボール フィッシュアイ MAが搭載可能な艦船(艦船別) 乗れる種類ごとにまとめると以下のようになる 全ての艦船に搭載可能 オッゴ ビグ・ラングを除く全ての艦船に搭載可能 ボール・Pタイプ・ボール・フィッシュアイ・ザクレロ・ビグロ ヨーツンヘイム・ザンジバル・ザンジバル改・グワジン・グワンザン・グワダン・サダラーン・レウルーラ・ドゴス・ギア・ドロス・ジュピトリスに搭載可能 ノイエ・ジール・ノイエ・ジールⅡ・α・アジール ヨーツンヘイム・ザンジバル・ザンジバル改・ドロス・ジュピトリス・マッドアングラーに搭載可能 グラブロ ヨーツンヘイム・ザンジバル・ザンジバル改・ドロス・ジュピトリスに搭載可能 アッザム・ブラウ・ブロ・エルメス・ゼーゴック ドロス・ジュピトリスのみ搭載可能 ヴァル・ヴァロ・ビグ・ザム/ZV・ゾディ・アック/ゾアン・ライノサラス 搭載不可 アプサラス・アプサラスⅡ・アプサラスⅢ・GP-03 総論 大まかに分けると「全てに搭載可能」な機体と「ドロス・ジュピトリスのみに搭載可能」「ヨーツンヘイム・ザンジバル(改)にも搭載可能」「搭載自体が不可能」の4種類に分かれている。全ての例外としてビグ・ラングはオッゴのみが搭載できるため、厳密には全て搭載可能なのはオッゴだけである。ほかの例外としてグラブロだけはマッドアングラーにも搭載でき、ジール系(ノイエはαの原型機としてデザインされた)はグワジン系全てに搭載できる。連邦系はジュピトリスを除けば、艦の大小に限らず「全てに搭載可能」なものしか搭載できない。ただし例外的にドゴス・ギアだけはジール系を搭載可能になっている。赤いからかでかいからかは不明。ついでに言えばヨーツンヘイムは化け物で、ザンジバルに並ぶ搭載力を誇っている。さすがは巨人の国というべきか?