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【参加者名】悪魔のフラグ建築士 【トリップ】◆0O6axtEvXI 【所属ロワ】kskアニメキャラバトルロワイアル 【ロワ内性別】 【外見設定】黒いバリアジャケットに身を包んだ高町なのは@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【特徴その他】 【書き手紹介】 【登場話:話】
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7 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/21 22 02 ID SxiiysuX 現在の状況 *は非選手 <ナゴヤドーム> 川上、井端、小笠原(星野により足を負傷) 音スコアラー*、長谷部ブルペン捕手(星野の殴打により負傷と思われる)* <栄駅構内> 野口、荒木(鈴木平により全身を負傷) <名駅マリオットアソシア> 中村(負傷)、山本昌(重傷)、彦野OB(重傷) <その他> 屋内練習場(BR本部):山田、仁村など幹部 マリオットアソシア非常階段:島野コーチVS橘高審判員 10 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/21 22 11 ID SxiiysuX これまでのあらすじ 日本のまんなか中京に本拠地を構える中日ドラゴンズ選手たちは、ある日突然殺人ゲーム『バトルロワイアル』参加者に選ばれる。 友情と裏切り、血と涙、さまざまな死闘を繰り返したのち、ナゴヤドームにたどり着いた川上憲伸たちは星野仙一との決闘に勝つ。 しかしゲームはそれでは終わらなかった。 かつて同じ戦いに巻き込まれた彦野の出現により、中村と山本昌は、悪の黒幕が高見の見物をする名駅ツインタワーのホテルマリオットアソシアへ挑んでいた。 『老人』の刺客により彦野と山本は瀕死の重傷を負う。 そして老人の待つ部屋へたどり着いた中村の孤独な戦いを、川上たちはナゴヤドームのライブビジョンで目にする…。 19 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/24 18 06 ID ePlt6lVy 「このわしに傷を付けるとは大した奴…さすが中日の正捕手だ、しかしこのわしに勝てると思うなよ!」 そう絶叫に近い言葉を吐き捨てるやいなや、老人は中村めがけて飛びかかってきた。 しかし年老いた身体はあまりに軽く、中村にいともたやすく捉えられてしまう。 体勢を逆転させ、老人を床に叩きつけると鈍い音がして両腕が折れた。 そして中村は、見てはならないものを目にする。 ……球界最大の機密事項を。 20 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/24 18 06 ID ePlt6lVy 東京・大手町。 ものものしい数の警備員が立ち並ぶ読売新聞社会議室に備えられたモニターの前で、原辰徳は驚愕していた。 「んー原君、こんなことも知らなかったのですかー?もっとクレバーにならないといけませんよ?クレバーに。んん?」 そう言って読売ジャイアンツ監督長嶋茂雄は満面の笑みをたたえながら好物のメロンを頬張る。 「し…しかし監督、こんなことがあってもよいのでしょうか」 怯えた顔の原が見つめる先には、読売新聞社社長にして球団オーナー渡辺恒雄の腕から飛び出たチューブやショートする基板が画面に映しだされていた。 「オーナーは今年何歳になると思ってるんです?あの年齢であのパウアーは不思議だと思わないんですか?」 老人が最初の肉体改造、そうだ、読売の大砲清原和博の言う肉体改造ではない、文字どおりの改造手術を受けたのは終戦まもなくのことだという。 それから年月を重ね、身体に不具合が起きるたびに手術を繰り返し、外見は年齢を重ねながらも精神と肉体の若さを保ち続けていたのだ。 「そしてナウ、今のオーナーはですねえ、ブレインだけが生身のヒューマンになっているそうなのですよ?」 恐ろしい。 あの異常なまでのバイタリティはそうして養われていたものなのか。 原はへなへなと床に崩れた。 「いいですか原君、これくらいのことで驚いてはいけませんよ?あのオーナーの最もクレバーなことを教えてあげましょう」 「な、なんですか?」 聞きたくないという表情をして原は顔を上げる。 「オーナーが損をすることを一番嫌っていることは君でもご存じのことでしょう。あのバディーも、そういった考えのもとに造られているのです」 「…え?」 21 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/24 18 07 ID ePlt6lVy 「みすみす負け試合をするほどオーナーはクレイジーではありません。中村君との決戦を望んだのは、勝ち目があったからなのですよ」 「勝ち目?」 「そーーーーーーーーーーうです」 長嶋は指を一本立てて、原の目の前に突き出した。 「あの人の身体は、生命の危機を感じると、爆発するようになっているのです」 「爆発……つまり…死ぬときは自分に襲いかかった相手を巻き添えに……?!」 「そーーーーうです!エクセレント!」 自分はこの球団にいてはいけない。 この世のものとは思えない現実を知っていても全く動じない長嶋を見て、原はそう心に誓った。 それを逃れられない宿命だと知っていながら。 22 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/24 22 10 ID 1+X767BG 「ごめんなさいね。主人、もうすぐ帰ってくると思うんですけど」 橘高との死闘を繰り広げていた島野は、ツインタワー屋上で赤々と点滅を始めたエマージェンシーランプによってその闘いの中断を余儀なくされ、間一髪で乗用車に滑り込み、西へ向かって走っていた。 思い出すのは、星野夫人との日々。 星野の側近として長く仕えていた島野は、星野の自宅を訪れることもしばしばあり、必然的に夫人と顔を合わせることが多くなっていた。 控えめながら世話好きな夫人の姿に、島野はいつしか淡い恋心を抱いていた。 リビングのソファに座り星野の帰りを待つ島野に、星野夫人は日本茶を勧める。 その日、島野はこらえきれなくなったあまり、思わず夫人の手を握りしめていた。 「奥さん…!」 「!…いけません…!!」 その日以来、島野は気まずくなって星野の自宅を訪れることはなくなり、夫人とも疎遠になっていた。 月日は流れ、島野がやつれ果てた夫人と再会したのは、星野に連れられて見舞いに病室を訪れたときたっだ。 星野が花瓶の水を取り替えに立ったとき、星野夫人は島野の手を取って懇願した。 …お願いします。 …どうか、どうか夫を、星野仙一を、あなたの力で胴上げしてください。 「奥さん…、あなたの願い、叶えてみせますよ」 車は小牧で名神自動車道に入る。 目指すは、甲子園。 24 名前: 代打名無し 投稿日: 02/06/25 00 10 ID 5PKZjg/W 中村の目の前で電流が散っていた。 「道連れだ」 いつもよりしわがれた老人の声。 剥き出しの機械の腕に、逃げる間も無く両の足首を掴まれた。 人間の力ではない。下手に動けば骨が折れるだろう。 鳴り響く警報が五月蝿い。 どこかでランプが光っているらしく、部屋の中が赤い色の光に満ちていた。 「どうした、命乞いの一つもしないのか」 「何故?俺はあなたを殺しに来たんですよ。 あなたが死にさえすればいいんです」 言葉が思うより先に口から滑り出す。 自分が、恐ろしいほど落ち着いているのがわかった。 「…理解できん」 「川上たちはもう一人前ですからね。 俺たち年寄りなんか居なくても、 もう立派にペナントを戦い抜いてくれる…」 「だから、死んでもいいというのか?何故だ? 死んでしまえば全ては終わりだ! わしの権力も財力も、全て消えてなくなってしまう…」 中村は嘆息した。哀れな老人だ。 これが人を信じなかった報いか。 不意に、足首を掴んでいた力が弱まった。 「ち、力が入らん…わしは死ぬのか…し、死ぬのは嫌だ、死ぬのは」 この老人の小さな体が弾けるのに、もう幾許も無いらしい。 「…さようなら」 振り向くことなく中村は部屋を出た。 老人は尚も何かを言っていたが、聞いてやる義理も時間もない。 これほど派手に警報が鳴り響いているということは、 かなりの範囲が爆風で吹き飛ぶのだろう。逃げることは適うまい。 …ただ、自分の死に場所はここではないと思った。 26 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/25 11 24 ID H3RGnSII 「昭和33年、栄光の巨人軍に入団以来今日まで17年間、巨人軍ならびに長嶋茂雄のために絶大なるご支援をいただきまして…」 ホテルのフロア中に、野球人はもちろん誰もが聞き覚えのあるあの一節が流れ始めた。 もはや五感をほとんど無くした彦野と山本の耳にも、それはかすかに届いていた。 …ああ、武志、これで終わるんだな。 山本は笑っていた。 不意に、誰かに抱き起こされる感覚がわかった。あれだけの傷を受けて、まだ触覚は残っているらしい。 …武志か? …そうですよ、昌さん。 声に出すことはなくとも、二人の間で伝わる言葉。 「…私は今日、引退しますが、我が巨人軍は永久に不滅です。…」 …終わるのか? …ええ、全て終わりますよ。 …もう、苦しむことはありません。あとは、全て憲伸達に任せましょう。 「…長い間、皆さん、本当にありがとうございました。」 …お前と一緒でよかったよ。 …俺もですよ、昌さん。 …昌、武志、お前らは最高のバッテリーだよ。 「では、そろそろ行きましょうか。」 閃光……………………! 27 名前: 代打名無し 投稿日: 02/06/25 17 43 ID MlVSNaJS 俺たち、とても幸せだったよ。 こんなに長い間、野球の選手でいられたんだ。 この球団に入ったこと、一度も後悔なんかしていない。 だから。 川上、井端、小笠原、荒木、野口。 後のこと、任せたぞ。 お前らなら、きっと掴める。 俺たちも触れたことのない、日本一の称号を… きっと… 28 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/25 18 18 ID H3RGnSII 「あ…!」 荒木の頬に涙が伝うのを野口は目にした。 「どうした、荒木?」 荒木は自らのことなのに不思議そうな表情をしてみせる。 「わかりません…、でも、今、なんだか、ものすごく井端さんに会いたい。行かなきゃ」 苦痛に顔をしかめながらも、荒木は野口に寄りかかり立ち上がった。 今きっと何かが終わったのだと、野口も荒木も気づいていた。 だから、薄暗い地下鉄の線路なんて歩かない。いつしか、雨はあがっていた。 30 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/25 21 36 ID vvaAMNt6 ツインタワーの爆発とともに巨大画面から巻き起こった爆風が落ち着きを見せると、画面は再びノイズがかった映像を映し始めた。 「お疲れ様でしたー」 CBC加藤小百合アナウンサーの声とともに、見覚えのある場所が現れる。 窓の向こうに名古屋城を臨むこの部屋は、監督クラスの人間のインタビューでよく使われるキャッスルホテルだ。 三脚を畳むADの姿が映り、どうやら取材が終わったところなのだと想像がつく。 次に現れたのは、ソファから立ち上がるスーツ姿の星野の姿。 「で、監督。さっきの質問、答えてくださいよ」 小百合アナが立ち去ろうとする星野を追いかける。 「いやあ、女性にそんな風に言われるとなあ、参ったな」 星野の顔がとろけそうに崩れている。頭を掻く。 「これはオフレコにしておきますから。ね?監督。監督が後継者にしたい投手って、いったい誰のことなんですか?」 「んーーーー、まあ、なあ。内緒だぞ?」 「はぁい!」 小百合の喜ぶ様子を見て、ますます表情がゆるむ。そしてゆっくりと口を開く。 「俺はなあ…。憲伸に後を継いでほしいんだよ」 「川上投手にですか?」 ライブビジョンをじっと見上げていた川上は思わず当たりを見回した。井端と、小笠原と、目が合った。 「ああ…。だがな、どうもあいつはあと一歩のところで、思い切りが足りないんだよ」 「思い切り、ですか?」 「そうなんだよ…、押しが弱いというかな。だから…」 星野の言葉が一瞬止まり、川上は息を飲んだ。 「いっそ、俺を倒して踏み越えてゆく男になってほしいんだ」 「倒す!きゃあ、スゴイですね!」 「まあ、例え話だがな。人気だけじゃなくて実力でエースの名を掴み取る、それくらいの男になってほしいんだ、憲伸には…。」 映像はそこで途切れた。 31 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/25 21 37 ID vvaAMNt6 川上はマウンドに横たえられた星野の遺体を見た。 だから、弾切れの銃を俺に向けたんだ。 本気で立ち向かう勇気のない俺を、本物のエースにするために。 この人は、死ぬまで星野仙一だった。ドラゴンズファンに最も愛された男であり、ドラゴンズを最も愛した男だった。 不意に小笠原がベンチの奥に走っていった。タオルを手にして戻ってくる。 川上は、手渡されたそのタオルを、星野の身体にそっと掛けた。 『HARD PLAY HARD』 闘将・星野にふさわしいスローガンが、プリントされていた。 32 名前: 代打名無し 投稿日: 02/06/26 00 47 ID I/HYbtUy 「試合終了、だな」 山田がサイレンのスイッチを押した。 同時に、巨大なモニターから 首輪の位置を示す光点と会場の地図が消えていく。 それに代わり、細い枠に囲まれた文章がゆっくりと浮かび上がった。 十八時二十一分 監督死亡/ゲーム終了 生存者: 2 11 43 47 48 「さて。これからが忙しいぞ」 再び本部にざわめきが戻ってくる。 仁村はどこかぼんやりとその様を見ていた。 全てが終わったのだ。 この球界から「プログラム」が消える。 二人の人間の命と引き換えに… 「そう言えば」 山田がぽつりと言った。 「島野はどうしたかな。死んではいないだろうが」 仁村はそうですね、と生返事をした。 33 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/26 11 51 ID eBRgOg6J 名古屋中にとどろくけたたましいサイレンの音に、誰もが安堵の色を浮かべた。 「これから、どこへ行くんですか」 歩を進めようとしていた音に、井端が問う。 スタッフでありながら戦いに巻き込まれて傷ついたブルペン捕手を自分の寺で介抱するのだという。 『壁』さながらの巨体を背負い、音はどこかへと消えていった。 「行こうか、俺達も」 ドームの重い扉を開けた。流れ込む外気が心地良い。 辺りはすっかり暗くなり、今までの惨劇とは不釣り合いに平和な夜空が広がっていた。 気が付くと、向こう側から近づいてくる人影が見える。 あちらもこちらの様子を確認できたのか、大きく手を振っているのが見えた。 「あれ、荒木じゃないか?野口さんもいるぞ」 川上に促され、井端は駆けだした。 間違いない、野口に支えられているのは満面の笑みの荒木だ。 「荒木!」 「井端さーーーん!はは…、すみません、走らせちゃって」 もう何年も会ってないかのような。そんな感覚だった。 井端が目の前にたどり着くと、野口は仕草で肩を貸せと言い、荒木の身体を預ける。 「ちょっ…、おい荒木、重っ…」 「ははは…、井端さん、やっぱり生きてた…」 「バカ、お前みたいなのほっといて死ねるか」 ようやく、選手達に笑顔が戻った。 34 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/26 12 04 ID eBRgOg6J それからの球団復興作業は、山田と野口を中心に急ピッチで進められた。 捕手として初のメジャーリーグ行きに挑戦するも敢えなく夢破れた横浜の谷繁。 巨人からは、ユーティリティピッチャー前田幸長亡きあとの補強として平松を。 イチロー放出後に収益が激減したオリックスが選手を大量解雇したと聞けば、山田の縁故で藤立、木村、栗山を採用した。 そして運命のドラフト会議。 山田は過去に類を見ない、上位二名に捕手を選択するという斬新な策に出た。 不況による廃部で急遽ドラフト対象になった河合楽器の若手ツートップも無事に確保。 新生ドラゴンズの誕生は順調に進んでいた。 もちろん、慌ただしさから他球団の動向を調査する十分な余裕はなく、阪神球団に流れ着いた島野が中心となって極秘裏に進めている『星野蘇生計画』など、知る由もないことである。 37 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/26 16 36 ID eBRgOg6J 2001年・冬。 名古屋の街の復興は着々と進み、『バトルに加えるほどの面白みもない』として伊良湖にキャンプ名目で送られたファームの選手達も続々と戻ってきた。 破壊された中日ビルの改装のため自宅兼球団事務所仮庁舎となった昇龍館のリビングで、野口は井端とともにノートパソコンを睨んでいた。 選手会長と副会長、書記に会計がまとめていなくなったものだから忙しい。 会計にはまめな男を選んでいてよかった、幸いにして正津の遺品には大学ノートの表紙に『こづかい帳』とマジックで書かれた選手会費帳簿が残っていた。 ピンポーン。 玄関先で、来客を知らせるチャイムが鳴る。 野口はパタパタとスリッパの音を立てて向かう。 「今日から中日ドラゴンズに入団することとなりました、中京大中京高校三年、前田章宏です!よろしくお願いします!!」 最敬礼を通り越して何というのだろう、ブレザー姿にサブバッグと枕を抱えた少年が、膝に着くまで深々と頭を下げていた。 見上げるほどの身の丈にいい体格をしているが、表情はまだまだあどけない。汚れを知らない顔である。 自分たちがなくしてしまったものを、野口は見たような気がした。 そして、彼や新しくこのチームに足を踏み入れる者達の瞳を、自分たちが味わったような惨劇で汚してはならない。 固く心に誓いながら、野口は両の手で、前田と名乗った少年の手を握った。 「ようこそ、中日ドラゴンズへ。」 42 名前: 代打名無し 投稿日: 02/06/26 22 12 ID I/HYbtUy 新しい年が始まって暫く経つ。 川上は、ナゴヤドームの一番ゲート前に来ていた。 シーズン中は人の溢れ返るここも、今は人影もなく閑散としている。 プログラム終了直後は、花を携え泣きながら現れるファンも 少なくなかったが… 直にキャンプも始まろうかというこの季節、 人々は次第に悲しみを忘れていっているようだった。 風が冷たい。 あれから色々な事があった。 沢山の死を埋め合わせる為のあらゆる作業。 名古屋のそこここで葬儀が行われ、 川上たちは必ずそれに参列した。 山本と中村、彦野の三人の死体は見つからなかった。 あの爆発でばらばらに吹き飛んでしまったのだろう。 ただ、焼け焦げた、誰の物とも知れぬ帽子が一つだけ 瓦礫の下から発見された。 遺族の了解を得、その帽子は現在川上の所有物となっている。 これは山本の帽子だったのか、中村の帽子だったのか。 川上は右手に持っていたそれを、そっと己の頭に乗せてみた。 焦げた臭いが鼻を突いたが、大して気にはならない。 ガラス越しにゲートの中を覗き込む。 濃紺の石で作られた慰霊碑が、薄暗い中に浮かび上がっているのが見えた。 犠牲になった選手の名前と球団のロゴが刻み付けられた碑だ。 なんて多くの名前が刻み付けられているんだろう… 見つめている内、だんだんと、その石の輪郭がぼやけて滲んでいく。 川上はガラスに額を押し付け、泣いていた。 46 名前: 代打名無し 投稿日: 02/06/26 23 01 ID I/HYbtUy 投手は川上。 遊撃に井端、二塁に荒木。 それ以外は無名選手ばかりの開幕戦。 山田は黙ってベンチで腕組みをしていた。 ヘッドコーチとなった仁村が、何やら 打撃コーチの佐々木と話し込んでいる。 島野はあれきり戻らなかった。 噂によると大阪にいるというが、もうそんな事はどうでもいい。 橘高も何食わぬ顔で審判を続けている。 もういつまでも過去の事は考えていられないのだ。 これから、ペナントレースという名の生き残り競争が始まるのだから… ドームには沢山のファンが詰め掛けていた。 もうすぐ、試合が始まる。 証明がいつもより眩しく感じられた。 47 名前: 代打名無し 投稿日: 02/06/26 23 02 ID I/HYbtUy 2002、プロ野球セ・リーグペナントレース。 中日はあまりに少ない戦力で精一杯戦い抜いたが、 五位以上に二十近いゲーム差をつけられての 最下位に終わった。 しかし、リーダーとしてチームを引っ張った川上の 焼け焦げた野球帽は 多くの野球ファンの心に残り 以後、彼のトレードマークとして長く親しまれることとなった。 彼らが日本一の称号を掴み、慰霊碑に 優勝旗を捧げるのは、まだ少し先の話である。 50 名前: 代打名無し 投稿日: 02/06/26 23 07 ID tAPZNBxY ∧ ∧ ∧ ∧ /⌒~~~⌒\ [ー山ー] (´昌` ) / ( `〟Щ〟´ )y─┛~~ ~(___ノ ~(___ノ ,γ_ (_ ノγ U ∩_∩) THANK YOU WRITERS ┌───────┐ \ α___J _J and .(| … … | ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄\ GOOD-BYE CDBR WORLD! /.| .┌▽▽▽▽┐ .|____|__||_| )) / Φ Φ 、 ( ┤ .| | .| ´ ` ) |Y Y \ またどこかで会おうね \. .└△△△△┘ .| J |) |.| | . ▼ | | \あ\ | 髭 ノ | \/ _人|∧∧∩゛ ∧__∧ . | \り.\ . | - ′ | _/)/)/[ ^_^]/ ( ゚ー´ ).ヽ(`ε´ )ノ .\が\ | ) \ / 〔/\〕 U / ∩∩ ( ) (___) \と.\ .|/ | | | c[ー。ー] | |ヽ(・w・)ノ | | | | |~ /\.\う\| (‐_‐) (__)_) UUUU /∪∪ (___)(_(__) ◎ ̄ ̄◎─┘ .└──┘(∩∩) 91 名前: ◆xYQkNOZE 投稿日: 02/06/29 00 25 ID Meu2ZvK2 「そーれ音重鎮…か。」 現役時代の応援歌をつぶやくように歌ったあと、音は目の前の真新しいユニホームに溜め息をついた。 慰霊祭での読経を終えた音は、監督室まで来るよう山田からの呼び出しを受けていた。 慰霊も済んだしどうにでも好きにしろ、と丸腰で向かった音に山田が伝えたことは、非常に拍子抜けするものであった。 スコアラーから二軍コーチへの異動。 「そんなに選手が大事なら、現場へ戻ったらいい」 山田は事務的にそれだけ伝えると、ユニホーム一式を手渡して無言で部屋を追い出した。 あの外様監督は私に何を望んでいるのだろうか。 それを推し量れるほど、ピッチャー出身の山田と外野育ちの音には繋がりがなかった。 けれども、これもまた運命。 落合の魂は、無事に昇天しただろうか。 『83』の背番号を受けた音は、今、天を仰いで再びユニホームに袖を通す。 ************************ ↑皆の魂が浮かばれますように。と思っての小ネタ。
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No. タイトル 登場人物 000 漆黒の宴は飛沫と共に アイリスフィール・フォン・アインツベルン、言峰綺礼、野田 No. タイトル 登場人物 001 002 003
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4話 【浅井きらら】 017 背中刺す刃 ◆Hades.lnSM 相川友、浅井きらら、リーヴァイ 057 四人集まれば、いろんな思惑 ◆ymCx/I3enU 切磋琢磨、一ノ瀬進、浅井きらら、相川友 063 Bad∞End∞Night ◆jZCpcbFowc 浅井きらら、相川友、一ノ瀬進、切磋琢磨、瀬戸麗華、氷室勝好 Crazy∞Night 081 THE WOMAN FROM HELL ◆ymCx/I3enU リーヴァイ、柳詩織、浅井きらら、瀬戸麗華 3話 【浅井政喜】 026 一番楽な方法 ◆VxAX.uhVsM 浅井政喜、伊賀榛名 047 誰かのためなら悪くはないけれど ◆jZCpcbFowc 浅井政喜、佐原裕二、神谷茜 067 されど罪人は狼と踊る ◆9n1Os0Si9I 佐々木竜也、行木団平、長谷川智美、浅井政喜 4話 【額賀甲子太郎】 022 リーチの差なんて Pt.2 ◆6LQfwU/9.M 額賀甲子太郎、緑川美紗子 044 少年少女、時々老人 ◆9n1Os0Si9I 河田遥、相川友、額賀甲子太郎 052 犯物語~しかみアリス~ ◆jZCpcbFowc 山本良勝、額賀甲子太郎、死神舞凪、佐々木竜也、河田遥 074 A WAYS AWAY ◆ymCx/I3enU 山本良勝、死神舞凪、額賀甲子太郎、河田遥 5話 【小神さくら】 006 打ち疲れたこの鼓動は、無力で儚いもの ◆Hades.lnSM 早野正昭、小神さくら、丹羽雄二、大塚英哉 036 DEAD OR ALIVE ◆9n1Os0Si9I 須藤凛、飯島遥光、小神さくら、一刀両断 068 疾走する思春期のパラベラム『みんな大好き戦争』 ◆xR8DbSLW.w 加藤清正、璃神妹花、須藤凜、飯島遥光、銀丘白影、一刀両断、小神さくら、須牙襲禅、丹羽雄二、天王寺深雪 疾走する思春期のパラベラム『アーキタイプ・ブレイカー』 疾走する思春期のパラベラム『ブラインド・ジャスティス』 疾走する思春期のパラベラム『灰色領域の少女』 疾走する思春期のパラベラム『デンジャラス・ラビット』 070 失踪する思春期のパラベラム『ブリリアント・カタルシス』 ◆xR8DbSLW.w 加藤清正、璃神妹花、須藤凜、銀丘白影、一刀両断、小神さくら、丹羽雄二、天王寺深雪、浅倉翔、稲垣葉月、狭山雪子、東奔西走、早野正昭、被験体01号 失踪する思春期のパラベラム『心的爆撃』 失踪する思春期のパラベラム『デイドリーム』 失踪する思春期のパラベラム『君に愛を、心に銃を』 失踪する思春期のパラベラム『バーンアウト』 078 四字熟語VS生体兵器 ◆jZCpcbFowc 小神さくら、東奔西走
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拡声器 声を広範囲に響かせるバトルロワイアル・パロディの名物アイテム。 主な用途が“仲間や殺し合いに反対する人達を集める”で、主な結末が“呼びかけを聞いてやってきた殺し合いに乗った者に殺される”なため最強の死亡フラグとして認知されている。 果たしてこのロワでの拡声器は伝統という名の呪縛から逃れるのだろうか……? ※以下、ロワ内でのネタバレ +【アイテム追跡メモ】 【アイテム追跡メモ】 [支給された参加者] アーチェ [所有者] アーチェ(8話、23話、42話、53話、71話(前)(後)、84話、92話) ↓ ブレア(第109話) ↓ ロキ(109話、114話、119話、122話) ↓ ルシオ(122話、129話(前)(中)(後)、131話(前)(後)、133話) [メモ] アーチェの初期支給品だが初登場は53話。 92話でデイパックごと地面に落とす。 109話でクロード、ブレア組に拾われブレアが持つ事になるが、同話でブレアがロキに襲われ、デイパックごと奪われる。 以降、122話までロキが所持。 122話でロキの死体からルシオが回収。 支給品一覧に戻る
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ルーファウスとサンパー( 38)の前に突然ワルサーP38をもった雪○いづみが現れた。 「Do you know 南無妙法蓮華経?」 そう言いながらサンパー( 38)の頭を撃ち抜いたいづみはまたしても一瞬で消えた。 「なに!?え?どういうことだ!!?」 あまりの事に混乱するルーファウス。すると首輪から警告音が鳴り…… ルーファウスを中心に大爆発が起こった。 そしてその爆発に巻き込まれて野比玉子が死んだ。 ルーファウス爆死地点から少し離れたところにどこでもドアが出現した。 その中から二人の女性が出てくる。 「嫌になってきて、初めてですよ 、バトルロワイアルをやらせてくださいって言っちゃったんですね」 「仕事がないって言われた時に……じゃあバトルロワイアルできるじゃないってね、クンツォ」 【一日目・1時/富山/天候・嵐】 【雪○いづみ@創○学会】 【状態】健康 【装備】ワルサーP38 【道具】支給品一式 【思考】基本:Do you know 南無妙法蓮華経? 【斉藤ふさ子@創価○会】 【状態】健康 【装備】どこでもドア@ドラえもん 【道具】支給品一式 【思考】基本:じゃあバトルロワイアルできるじゃない! 【サンパー( 38)@現実】 死亡確認 【ルーファウス@テラカオスバトルロワイアル】 死亡確認 【野比玉子@カオスロワ】 死亡確認
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【ハ行】 •バッファローマン •火口卿介 •ヒソカ •ピッコロ •緋村剣心 •日向小次郎 バッファローマン 【作品】キン肉マン 【登場回数】8話 【移動経路】青森県→山形県 【死因】失血死 【スタンス】対主催 【初期支給品】世直しマンの鎧@とっても!ラッキーマン 【接触】キン肉マン(同郷)、ラーメンマン(同郷)、ウォーズマン(同郷)、世直しマン(仲間)、 ピッコロ(殺害される)、ボンチュー(仲間)、ルキア(仲間)、ルフィ(仲間)、イヴ(仲間)、フレイザード(敵対) 0041話「(無題)」にて初登場。世直しマンと遭遇するも、お互いゲームに乗る意思は無かったため仲間になる。 支給品であった鎧を世直しマンにあげ、お互い殴り合いの末互いを認め合っていると、近くで爆発音が響いたためそちらへ移動する。 そこではボンチューとピッコロが戦闘をしていた。 世直しマンの案でボンチューを回収して離脱する二人。 少し離れた小屋でボンチューを休ませ世直しマンに北海道から来るであろう参加者を探させたバッファローマンの元に来たのは気を失ったルキアを担いだ世直しマンだった。 ルキアとボンチューの間にいざこざがあったものの、仲間として迎える二人。 仲間を失い落ち込むルキアを彼らなりに励ました一行は関東方面へ向かう。 しかし、道中山形県の山間部でフレイザード&ピッコロの悪のパーティーとそれと対峙するルフィ&イヴと遭遇。 正義超人としてピッコロに戦いを挑むバッファローマンとヒーローとして戦いを挑む世直しマン。 二人の好連携もあり優勢に戦いを進める二人だったが、ピッコロが奥の手である前世の実を口にしたことで形勢は逆転。 悪のパーティーを何とか撃退に成功した彼らだったが、その代償は大きかった。 瀕死の傷を負ったバッファローマンは後を世直しマンたちに任せようとしたのだが、ルフィの激励を受ける。 その姿に彼らがこのゲームをつぶしてくれると確信し、永遠の眠りについたのだった。 ≪称号≫優しさも1千万パワー 火口卿介 【作品】DEATH NOTE 【登場回数】3話 【移動経路】兵庫県(姫路駅→姫路付近の廃屋→山陽自動車道SA→死亡) 【死因】撲殺 【スタンス】マーダ― 【初期支給品】竜崎桜乃のテニスラケット@テニスの王子様 【接触】L(同郷)、弥海砂(同郷)、夜神月(同郷)、稲葉郷子(殺害)、 越前リョーマ(敵対)、志村新八(殺害される) 009話「震え」にて初登場。原作の小悪党ぶりをいかんなく発揮(?)し、駅構内で震えていた小学生(稲葉郷子)を石で撲殺。支給品のテニスラケットに加え、郷子の支給品である斬魄刀を獲得。 最期の一人になり、主催者から褒美として権力をもらうという野望を抱えて付近の廃屋で夜を明かす。…異能者がうろつく中、剣道五段程度の腕で優勝することの困難さに気付かないあたり、さすが火口(一般人含むほとんどの参加者はそれに気づいたぞ)。 夜明け前に廃屋を出て、山陽自動車道を北上。SAから出てくる越前リョーマに気づき、また楽な獲物を見つけたと歓喜。 斬魄刀で斬りかかるも、変態テニスによって培われた越前の動体視力に見切られ、刀身をかわされる。生意気なガキめ、と歯噛みして(火口、その子どもは「まだ」マシな方だ。襲ったのがイヴやキルアだったら瞬殺だぞ)再度襲いかかるが、足をひっかけられ、ポケットのカプセルからラケットを落とす。この時、越前がラケットを見て「竜崎の…」と呟いたため、「越前がLの本名(竜崎)を知っている」と誤解(実際は、竜崎桜乃のラケットを見た越前が彼女の名を呟いただけ)。 「Lの本名が分かる!」と狂喜した正にその瞬間、越前を助けに割って入った新八に椅子で撲殺される。 ちなみにこの時、越前からも「こいつが桜乃を殺した」と誤解されている。 ≪称号≫どこまでも小物 ヒソカ , __, l __ ト、 _,.r / {ヽ、____,._-ニ´ニー-ミ``、 ̄ヽ、 /// ヽ、-_-‐_― ニニヽ丶、ヾ , lハヽ-‐シ ,リ ,r ∠="--ニー ` ヽ-、 ヽ } | ノノ,r ,. く /- 、__,. -‐ _/ フ ̄_二ミ、=ミ `ヽN /ノ/,.==ニ_ヽ 、 \ `ー-= ‐ _ /_,...二ミヽ` ´ ´ = 彡ニ=、`ヽ >≡ニ",.- ´ _,.=_‐ `‐ミヽ`ト` 、 /二ニ二....-ァミ彡 ‐ "二`ヽ、 ミヽ 、}〈 , } / ´/´-=、,ノfrヽY´ -=ァ ;;r-、、` ,,..、、、_ ミ=}}レ′,リ ! / ´ ∠._r{ { ' _ ,ィ `` ` /z,ニ、ヽ.ヽ}レソ / l! /´ _ニイ ト、ィ `ソ r . ` ゙‐ヽ イ ,r ニ´ ノノハ 、,」 ´ヽ ! ,! // {/,. - ニ ノイ} | | " r 、 /;! , / / ,ニニ-‐ ´/ /, ! ` ー‐- 、_ ` /′ { /r", ヽ  ̄` `` / ` ヽゝ , . \ / ,rー―= -、_ . . . .\._ ,.イ ,. - ′ ``ヽ-、,_ ``¨´ . | _,,..、、. --― く、 ` ‐- 、;;_ト、_ "´ `` ‐ \ 【作品】HUNTER×HUNTER 【登場回数】9話 【移動経路】佐賀県→福岡県 【死因】上半身を吹っ飛ばされる 【スタンス】危険対主催→マーダー 【初期支給品】ゴンの釣竿@HUNTER×HUNTER 【接触】ゴン(同郷)、キルア(同郷)、クロロ(同郷)、パピヨン(仲間)、剣八(敵対) 志々雄(敵対)、跡部(敵対)、ナルト(敵対)、中川(敵対)、玉藻(敵対)、一輝(殺害される) 015話「変態二人」にて初登場。 殺人に対しての抵抗はなかったものの、主催陣が気にくわなかったため対主催となる。 佐賀県でパピヨンと出会い、お互いの利害も一致したため仲間となる。 この際パピヨンの蝶マスクを「とっても素敵」と評しており気に入られている。 道中で志々雄&剣八のチームと出会い剣八と「遊ぶ」もこれ以上は危険と判断されたパピヨンによってこの場を後にする。 その後、福岡で「首輪を解析する」という方針の元参加者を探すもそこで出会ったのは中川に狙撃されている跡部とナルト。 二人から首輪を得ようとしたヒソカだったが、ナルトの螺旋丸&跡部の衝撃貝によってあけられた床の穴から逃げられる。 その後パピヨンといったん別れ、ナルトと跡部を追う。 負傷したナルトをあと一歩で倒せるところまで追い詰めるもそこに現れたのは玉藻。 玉藻によって九尾が覚醒したナルトからいったん離れパピヨンと合流するも、そこで流れた放送でクロロの死を知り動転。 なんとかして誰かを殺そうとする(パピヨンは別)彼が出会ったのは一輝。 一輝の鳳凰幻魔拳をうけゴン、キルア、クロロが自分以外の誰かに殺されるという幻覚を見せられ恐怖するヒソカだったが、本能で血を求め、一輝の心臓に手刀を突き立てた。 しかしそれでも退かない一輝の必殺技、鳳翼天翔をくらい上半身を吹っ飛ばされて死亡した。 ≪称号≫獲物(たべもの)の恨みは怖い 緋村剣心 【作品】るろうに剣心 【登場回数】13話 【移動経路】鹿児島県→宮崎県→福岡県→山口県→鳥取県→岡山県→兵庫県→岡山県→香川県 【死因】刺殺 【スタンス】対主催→危険対主催→対主催 【初期支給品】斎藤一の日本刀@るろうに剣心 【接触】神谷薫(同郷)、斎藤一(同郷)、志々雄真実(同郷→殺害される) 小早川瀬那(仲間)、蛭魔妖一(仲間)、更木剣八(敵対)、石崎了(埋葬) うずまきナルト(仲間→敵対)、L(仲間)、キン肉マン(仲間)、鵺野鳴介(仲間) 乾貞治(仲間)、たけし(敵対→友好) 031話「呪縛」にて初登場。 最終回以降の安定した時期からの参戦だったはずだが、「不殺」を誓った身の上で「殺し合え」と言われ激しく動揺したのか、それとも愛する神谷薫が殺し合いの場に放り込まれた為か、あるいは逆刃刀を没収され、普通の刀を支給されたことに焦ったのか、「バトルロワイアル」という「殺し合い」の中で、以前の「抜刀斎」に戻ってしまうという危惧を大きくする。 原作からして「防衛の為に人を殺せるか」という点で葛藤していたキャラだけに、「人斬り」に戻ってしまうのでは、と開始早々にスレ住民から恐れられる。……「人斬り抜刀斎」は、雇われて殺人をしていただけで、決して対主催を殺すようなマーダーでは無いんだけどなぁ。 そんな道中で出会ったのは、かつて対峙した参號夷腕坊――に乗った一般人二人。蛭魔妖一と小早川瀬那。二人の「未来の時代から来た」という話に戸惑ったりしながらも、それによりいい感じに和まされる。 そんなこんなで情報交換しつつ三人で同行を決めた矢先に、仇敵の志々雄真実(とその仲間の更木)に出くわす。死んだはずの志々雄が生きていることに軽く驚くが、「決着を付ける前から来た」と言われて「違う時間から来たのか」とあっさり納得する。蛭魔たちが未来人だという話をあっさり信じたのといい、余裕がない割に順応性高いなアンタ。 そのままセナ達を守る為に志々雄と二度目の戦いを繰り広げる。剣心は参戦時期の都合上、志々雄の「15分制限」を知っていたこともあり優勢に立つが、志々雄のムラサメブレードの方が得物として優れていたこともあり、刀が折れてピンチに。しかし蛭魔の「夷腕坊」投擲、というナイスアシストもあり、窮地を脱する。そのまま、更木の追手をかわして負傷した蛭魔を担ぐと逃げ切った。 しかし、第二放送で神谷薫の死を知った彼は精神のタガが外れそうなほどの慟哭を上げる。傍にいたセナと蛭魔を守るという目的のおかげでどうにか立ち直るも、内心では「神谷薫を殺した相手だけは殺さずにいられない」という予感を抱えていた。その神谷薫の仇こそが、まさにセナ達と共に探していた姉崎まもりだったのだが、その皮肉を最後まで知らなかったのは恐らく幸運。 その後、岡山で九尾(うずまきナルト)の一人芝居に騙され、襲われて庇護を求めて来たナルトを保護する。しかしナルトのステルスに感づいた蛭魔がナルトと共に四国捜索を提案した為、結果的にステルスマーダーから逃がされる。この後四国ではナルトが本性を表したりヒル魔が死亡したりと只では済まなかったのだが、それを2人が知るのは少し先のこと。 別れた二人は本州の捜索をする過程で、Lやキン肉マンと出会う。待ち合わせの場所にヒル魔たちが現れないことでLと軽いいざこざを経ながらも、剣心は戦闘力を持つキン肉マンにセナを預けた上で、四国へ救援に。 瀬戸大橋を渡った現場で、気絶から目覚めた鵺野と合流を果たし、四国の情勢を聞く。ナルトがマーダーだった事実に驚きながらも、ナルトと一人対峙する乾貞治を助けに香川の拠点へと急いだ。 乾から青雲剣を譲り受け、鵺野と協力したこともあって、九尾を一度は抑えられかけたかと思いきや、そこに現れたのは再びの志々雄。そして志々雄に扇動され、剣心を友の仇と勘違いしたたけしだった。 たけしの幼児とは思えぬ力、幼児(一応、ね)を斬るわけにはいかないという葛藤、そして宝貝の青雲剣による消耗が加わり、劣勢に立たされたが、それでもたけしに説得を続け、話を聞いてもらうことに成功した――矢先のことだった。志々雄が持っていた飛刀でたけしを貫く。剣心の、身体ごと。 かつての志々雄戦と似た危機に、志々雄が最期に振り下ろす刀に、剣心はかつての戦いを思い出す。そして、悟った。 あの時とは違って、立てないことを。 何故なら、あの時はあった『生きようとする意思』が失われてしまったから。 こうして、二度目の――志々雄にとっては一度目の――幕末の両雄の戦いは、あまりにもあっけない形で幕を閉じた。 本来の歴史とは違った結末にも関わらず、敗者はかえって安らかな心で、愛した少女に逢いに行く幻を見ながら最期の時を迎えた。 ≪称号≫流れ流されて流浪人 日向小次郎 【作品】キャプテン翼 【登場回数】2話 【移動経路】群馬県→長野県(死亡) 【死因】斬殺 【スタンス】対主催 【初期支給品】ショットガン 【接触】大空翼(同郷)、石崎了(同郷)、若島津健(同郷)、アミバ(敵対) ルフィ(友好?)、エテ吉(友好?)、孫悟空(殺害される) 0029話「天才」にて初登場。晴子を探して疾走する花道を呼びとめたところでアミバに襲われる。花道のサポートで体勢を崩したアミバを、雷獣シュートでKO。 アミバの荷物を地図に至るまで全てかっぱらい(さすがアミバ)、翼たち仲間を探して花道と行動開始。 その後、第一放送後に長野県で悟空と接触。タイミングが悪かった。カカロットの人格で暴走した悟空に、首をとばされて花道ともども殺害される。 ちなみに、サッカー、バスケ、アメフト、テニスとさまざまなスポーツ漫画が選ばれているジャンプロワだが、「異なるスポーツ漫画キャラ同士の接触」は意外と少なく、0415話で仙道彰(バスケ)と越前リョーマ(テニス)が合流するまでは、日向と花道が唯一の「異種スポーツ間チーム」であった(セナとヒル魔は同作キャラなので例外)
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不死の薬 青き鬱のエレメントに支給。 シュリケンボール 出典:忍風戦隊ハリケンジャー 青き鬱のエレメントに支給。
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【参加者名】burront 【トリップ】 【所属ロワ】忍者キャラバトルロワイアル 【ロワ内性別】 【外見設定】 【特徴その他】 【書き手紹介】 【主な作品】 【登場話:話】
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アーチェ・クライン(死亡済) 死因:破砕弾を美味しく頂きました。 状態:上半身爆散 現在地:F-02/平瀬村内北東部 死亡時間:一日目・夜中 初期支給品:拡声器@現実、ボーリング球@現実 最終装備:なし 最終所持道具:ボーリング球・拡声器 【生前に確認できる最後の状態】 現在地:F-03/F-03、F-04、G-03、G-04の4つのエリアが交わる場所の手前 時間:夜 MP残量:100% 状態:絶望感 罪悪感 重度の疑心暗鬼 装備:無し 道具:ボーリング球・拡声器 行動方針:仲間を探す 思考1:!?!? 思考2:チェスターに会いたい 思考3:みんなに会いたい 【動向】 フェイトが捨てていったド根性バーニィ、アシュトンが忘れていったエリクシール(中身はスーパーボトル)と、アレな物ばかり拾ってきた彼女。 今度は馬k……ジャックを拾う。拡声器片手に無謀にも神塚山を目指す。 しかしその道中、放送によりミントの死を知る。悲しみに耐えきれなくなったアーチェはついに拡声器を発動。 それを聞いて駆けつけてきたネルと夢瑠に会うものの、マーダーであるアシュトンもやって来る。 戦闘の結果何とか追い返すが、彼女が装備していたド根性バーニィの作用もあり、結果は惨敗。 夢瑠が殺され、ネルもまた瀕死に陥る。 何とかネルを助けようとエリクシールを使うが、実はその中身はスーパーボトル。飲んだネルは石化してしまう。 自分の手でネルを殺したと思い込んだ彼女は、その場にいられなくなりジャック達から逃走。 さらに疲労でへたりこんでいた所にやって来たクロードをマーダーと勘違いしてさらに逃走。まだまだ彼女の不幸ロードは終わらない。 ジャックに発見されるものの、彼の謝罪と説得により持ち直すかに見えたが……目の前でジャックが爆死。これがバトルロワイアルというものだ! 精神をすり減らしながらも何とかチェスターとクレス(ついでにマリアも)と合流! 体力を回復した方がいいと言われ、チェスターに渡された秘仙丹を口にし、そして―――彼女は、ジャックと同様にその上半身を失った。 殺害数:0 最期の台詞:「ま、チェスターがそこまであたしの事を心配してるんなら仕方ないわね。もらっとくわ」 ロワ内における他キャラとの関係 名前 関係 遭遇状況 【SO2】 【SO3】 【VP】 【VP2】 【RS】 【TOP】 同作品のキャラ 【非参加者】 ルシファー オープニングにて目撃。 ルシフェル オープニングにて目撃。 那々美 オープニングにて目撃。 墓参りに行く 名簿に戻る