約 4,186,493 件
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/1249.html
ゴーストバスターズ 機種:FC, C64, SMS, AT26, AP2, ACPC 作曲者:Ray Parker,Jr FC版編曲者 つるおか よしあき、そう ただし 発売元:徳間書店(FC) 発売年:1986年(FC) 概要 同名の映画をゲーム化した作品。 分かりにくいシステムと不条理な連打を求められる階段ステージのせいでクソゲー扱いされる駄作である。 ゲーム中で使用される唯一のBGMは映画の主題歌である「Ghostbusters」をその機種で鳴らしたもの。 マップ画面ではもちろん、ショップ画面でも、階段ステージでも、ボス戦でも、エンディング画面ですらもずっとこの曲である。 当時は映画が原作のゲームでも主題歌が著作権上の理由で使用できない場合も多く(ロッキー、BTTF、ターミネーターなど)そういう意味では貴重である。 ちなみにこのゲームは4つのハードで出ているが出来ることはほぼ同じで使用楽曲もSMS版以外「Ghostbusters」1曲だが、 ハードによって妙にハイテンポだったりかなり音が外れていたりする。 日本版では「りり」というメッセージがあまりにも有名だが、2015年ロム解析によりバグでスタッフロールが出ない事が判明。 スタッフロールを隠すための穴埋めとして「りり」を仕込んだという説もあるが、真相は不明。 海外版ファミコンのNES版ではスタッフロールが流れる(*1)のでNES(FC)版編曲者はそれに倣った。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 Ghostbusters Ray Parker, Jr エンディング SMSのみ ゲームオーバー SMSのみ ショップ SMSのみ りり
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/6332.html
今日 - 合計 - ゴーストバスターズ2の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時14分59秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/5627.html
NEWゴーストバスターズ2 機種:FC 作曲者:石川淳 開発・発売元:HAL研究所 発売年:1990 概要 映画「ゴーストバスターズ2」を原作としたアクションゲーム。製作はHAL研究所。 前作にあたる徳間書店の『ゴーストバスターズ』と比べると見違えるほど良い出来。りりとかも無し。 音楽は後に星のカービィシリーズを担当する石川氏が作曲。 ファンクな感じ音楽が多く原作の雰囲気が良く出ている。もちろん映画の主題歌のアレンジも使われている。 サウンドテストの入り方:タイトル画面で、1PのA、Bを押しながらスタートを押す。 収録曲(曲名は仮称) 曲名 補足 順位 タイトル タイトルBGM/スタッフロールBGM映画版主題歌「Ghostbusters」のアレンジ ROUND 1 裁判所ステージBGM「Ghostbusters」のアレンジ ボス戦 ボス戦BGM ROUND 2 地下鉄ステージBGMGlenn Fley「Flip City」のアレンジ(*1) ROUND 3 アパートステージBGM さらわれる赤ちゃん ROUND 3ラストBGM ROUND 4 下水道ステージBGMBobby Brown「We're Back」のアレンジ(*2) ROUND 5 美術館ステージBGM ROUND CLEAR ステージクリアBGM ラスト前 ラストバトル前通路BGM ラストバトル ビーゴ大公戦BGM
https://w.atwiki.jp/famicomall/pages/1082.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る 開始時間:2008/02/18(月) 01 00 36.32 終了時間:2008/02/18(月) 01 44 19.36 ゴーストバスターズのゲームと言えば86年に徳間書店が出した怪作だが、これは90年にHAL研が出したまともな見下ろし型ACT。 「キングコング2」同様、「ゴーストバスターズ2」のゲームであって「ゴーストバスターズ」の2作目というわけではない。 わざわざ「NEW」って付いてるのはあのksgと違いますよーと念を押すためか!? スタート時にキャラ2人を選び(キャラ間の性能差はない模様?)、Aボタンで一人目がゴーストの動きを止め、Bボタンで二人目が駆逐する。後のルイージマンションである 基本的に全てのゴーストを駆逐しないと先へ進めない。 コンティニューは回数制限あり。一撃死なので慎重に。 ※情報求 エミュだと1面ボスを倒せない? VirtuaNES、NesterJで検証した結果、どちらでも普通に倒せる。 ザコと同じようには倒せないだけ。 アイテムは何らかの条件を満たした場合に出現する物で、クリアには関係が無い。 操作方法 十字ボタン キャラの移動 Aボタン ゴーストを拘束する光線の発射 Bボタン 拘束したゴーストを吸い取る ゴーストに当たった光線は、長押しで出し続けることが出来る。 ずっと拘束していると味方が吸い取れる位置まで自動的に移動してくれる。 主1 とっても良ゲーです。 テンポ良く飽きさせない構成に操作性も良く、あまりストレスは感じないでしょう。 微妙に判定がいやらしかったりスキマに入りづらかったりはしますが。 ラスボス。微妙な雰囲気と強さです。 クリアするとスタッフロールと共にコントが始まります。 終わったらスタートボタンでタイトルへ。
https://w.atwiki.jp/famicomall/pages/473.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る 開始時間:2007/06/04(月) 19 36 03.47 終了時間:2007/06/04(月) 23 17 18.28 謎ACT。 システムの理解が極めて困難。 それさえ乗り切れば後は何とかなる。 裏技でお金の無限増殖があるけど使用しなくてもクリアは楽だと思います。 エンディングは、泣けるほど感動できるので見る価値はあり。お楽しみに。 ラスボスです なんとか撃破 あれ?真っ暗 りり? りり???????????????? 実力でクリアしたのは初めてです (裏技でしかやったことなし 連打機能は見逃して 実機ならレーザーコマンダー使用でw) 「りり」はバグの可能性が高いようです。 一部を修正すると正しくスタッフロールが出る様子。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm26843727 ゴーストバスターズ(FC)の「りり」を解析し正しくスタッフロールを出せるように直してみよう 結論としては4B3Cを01にするだけで修正できます。 http //type-100.hatenablog.com/entry/2016/02/03/001645 で、その記事のどこにも、読者に何かを求めるようなキャンペーンは告知されていなかった。もしかしたら見落としがあるかもしれないので断言はできないが、「徳間書店のキャンペーン説」はデマだと考えていいと思う。 バグを逆手にとって何らかの雑誌のキャンペーンにしていた可能性は否定できませんが、後述のファミマガでは何も行われていないようです。 本スレより りり についての情報 ID oAsMc1E+0氏情報提供乙です ググってみた =========================================== 「りり」って何か教えてあげる。 発売元はファミコン雑誌「ファミリーコンピュータマガジン(ファミマガ)」で当時台頭を誇ってた徳間書店。 その雑誌の中でのプレゼント応募企画のためのパスワードだよ。 しかもソフトの箱内に応募用紙があるなどの告知は全くなし。純粋にファミマガ読んでなければ全く意味がわからない。 プレゼント当選は100名も居なかったと思うが、応募してプレゼント当選した俺が言うんだから間違いない。 しかもそのプレゼントは「ファミマガテレホンカード」という衝撃のセコさ!! =========================================== 徳間書店・・・。 海外版ではきちんとスタッフロールが流れる。 おまけ ビルと聞いてやってきました
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/55754.html
登録日:2024/02/15 Thu 17 45 15 更新日:2024/04/11 Thu 12 38 12NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 SF なっち語 やややケッタイな アイヴァン・ライトマン コメディ ゴーストバスターズ シガニー・ウィーバー ソニー・ピクチャーズ ダン・エイクロイド ニューヨーク ハロルド・ライミス ビル・マーレイ ホラー リック・モラニス レイ・パーカーJr. 不朽の名作 何故かなかなか立たなかった項目 愛すべきバカ達 戸田奈津子 映画 洋画 ややや(If There s Something Strange) ケッタイな(In You re neighborhood) 誰を呼ぼう?(Who You gonna Call) ゴーストバスターズ(GHOST BUSTERS!)を! 『ゴーストバスターズ(原題:GHOST BUSTERS)』は、1984年に公開された、米国のSFホラー・コメディ映画。 製作・監督はアイヴァン・ライトマン。 脚本をダン・エイクロイドとハロルド・ライミスが担当した。 出演はエイクロイドとライミスの他、ビル・マーレイ、シガニー・ウィーバー、リック・モラニス、アーニー・ハドソン等。 既にキャリアを固めていた者も少なくなかった彼等だったが、本作の成功により更に時代を代表する名優、名バイプレーヤーとして活躍していくことになる。 レイ・パーカーJr.によるメインテーマ曲『GHOST BUSTERS』も、その余りのキャッチーさから一度聞いただけで忘れられなくなることは請け合いで、同年の全米ヒットチャート1位を獲得。(日本でも同年のオリコン洋楽ヒット1位。) 世代を経ても色褪せない、映画史に残る名曲中の名曲の一つとして記憶されている。 そして、日本ではお馴染みの戸田奈津子女史による“やややケッタイな”という古風でカオスな和訳歌詞により長年に渡りネタにされると共に親しみを持たれ続けている。 【概要と歴史】 【物語】 【主な装備】■プロトンパック(ビームパック) ■ゴーストトラップ ■ゴースト保管庫 ■PKEメーター ■ゴーグル ■ECTO-1 【主要登場人物】ゴーストバスターズの関係者 その他の人物 ■主なゴースト 【余談】 【概要と歴史】 一つの映画の中にSF&オカルトホラー&コメディの要素を満遍なく詰め込んだ、80年代を代表するエンタメ作品の代表格であり、作品の大ヒットと共に玩具やアニメといった多方面へのメディア展開を遂げて、当時を代表する人気IPとなったことでも知られている。 1981年に公開された、同じくアイヴァン・ライトマン監督作品で、ビル・マーレイとハロルド・ライミスが主演を務めた『パラダイス・アーミー』からの流れを汲む縁から誕生した作品である。 そこに、マーレイ、ライミスと同じくコメディ集団“セカンド・シティ”の出身で、マーレイと共に人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』の出演者として活躍していたダン・エイクロイドが自らの企画を持ち込む形で合流したことが本作の誕生のきっかけとなった。 中心的な活躍をしたライトマン、エイクロイド、ライミス、マーレイ等は、後に“ライトマン一家”と呼ばれるチームとして認識されるまでになる。 本作の大成功によりライトマンはハリウッドにて確固たる地位を築くこととなり、以降はヒットメーカーとして、当時の一番人気俳優であったであろうシュワちゃんのコメディ路線映画にて監督を務めたことでも知られている。 続編として、1989年に『ゴーストバスターズ2』が公開。 ……こちらもヒット作となり更なる続編も期待されていたのだが、複雑な事情もあってか長期間に渡って企画が迷走してしまったことでも(悪い意味で)有名。 そして、遂には絶対に外せない中心人物の一人であるライミスが2014年に逝去してしまったことで、待望されていた“ライトマン一家”が再集結する形での企画の実現はついぞ果たせなかったのを惜しむ声は止まないが、下記の紆余曲折を経て実はシリーズは再起動に成功している。 2016年に複雑な経緯を経て、リブート版『ゴーストバスターズ(2016年版)』が公開。 ……が、オリジナルシリーズの続編を待ち望んでいたファンからは失望の声が挙がり、女性チームにアレンジされたことで色々と面倒な論争まで起きてしまうことに。 その一方で(続編の実現の最大の障害となったと思われていた)ビル・マーレイが特別出演したことがファンの間で大きな話題となった。 そして、2021年にはライトマンが製作総指揮、息子のジェイソン・ライトマンが監督をする形で『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が公開。 此方は、当初に予告されていたリブート版の続編ではなく、オリジナルシリーズである『ゴーストバスターズ2』の続編として製作されるという、完全に途絶えたと思われていた系譜の復活となった。 前作(●●)よりビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、シガニー・ウィーバー、アニー・ポッツというオリジナルキャストが再出演したことで話題となった。 そして、上記『~アフターライフ』の好評から、2024年に『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』が公開されることに。 当初は、前作に引き続きジェイソンが監督をすると予告されていたが、後にジェイソンは製作に回り、共同原作・脚本のギル・キーナンが監督を引き継ぐことが報告された。 ……このように、現在では世代を跨いで“ライトマン一家”が手掛ける『ゴーストバスターズ』が完全復活しているという、ファンにとっては長年の懸念やリブート版公開時の論争が嘘だったかのような恵まれた状況となっている。 ……さて、そうした本国の長期間に渡る熱狂と失望の歴史とは違い、アニメや玩具展開が積極的にはされていなかった日本では“当時の人気映画”止まりの認識と知名度なのだが、例外的に日本でも知られている本作の関連商品としてファミコンソフトがある。 同作は、理不尽な難易度とゲーム自体のつまらなさからクソゲーとして名高く、そっち方面では非常に知名度が高い。 なので、映画を知らない、見たことがないという世代や層にまで知られている程。 現在までには一応のクリア方法は確立されているのだが、設定ミスにより国内版のEDでは“りり”という、謎の二文字のみが表示されてしまうことでも有名である。 【物語】 大都会ニューヨーク……科学文明の発展を謳歌する世界的最先端の都市で、密かにゴースト達の目撃情報が囁かれるようになっていた。 超常現象を専門にしていると嘯き、コロンビア大学にてお情けの研究室を与えられている、 才能はあるが扱う分野がニッチかつ、研究がマニアックすぎて世間には全く認められていない、 ピーター、レイ、イゴンの腐れ縁で結びついた三十路男三人組は、(引き気味のピーターを他所に)今こそ自分達の研究の成果を試す時とばかりにゴーストの目撃情報が出たというニューヨーク公共図書館へと出向き、視認出来る程に実体化していた“それ”と接触することに成功する。 初めての研究成果に掌を返したように大はしゃぎするピーターも交えて、喜び勇んで大学へと戻ってきた三人だったのだが、タイミング悪く待ち構えていた、予てより三人を心良く思っていなかった学部長より唐突に研究の打ち切りを通達されて強引に大学から追い出されてしまうことに……。 落ち込むレイとイゴンに対し、怒り心頭のピーターは自分達の才覚で商売を始めればいいと放言をかまし、先程のゴーストとの接触から得られたデータから幽霊の捕獲すら可能という結論に至っていたレイとイゴンを何とかその気にさせて説得。 遂にはレイに唯一の財産である邸宅を抵当に入れさせる形で軍資金を得ると、装備を開発して世界初の幽霊退治専門業者“ゴーストバスターズ”を開業するのだった。 当初は泣かず飛ばずで、このまま借金の支払いも出来ぬままに首を括るのかと嘆いていた三人だったが、最初の客として近所の高級アパートに住むんディナが自室で起きた怪奇現象の調査の依頼の為に三人の元を訪問する。 ディナに一目惚れしたピーターはディナと親しくなるためにインチキ探査装置を持ってディナ宅を訪問。案の定で異常は見つからなかったものの、強引にディナを口説きまくり、いい意味でも悪い意味でも印象を残すことに成功(?)する。 しかし、タイミング良く(悪く)異常がみつからなかっただけで、ディナの部屋に起きた異変とニューヨークで突如として実体化したゴースト達の目撃情報が増えてきていたことは全てが関連した事象であり必然であった。 ディナからの依頼も不発に終わったとして、最後のなけなしの金で豪華なディナーを楽しんでいた三人だったが、そこへ老舗の高級ホテルからゴーストの出現情報が寄せられ喜び勇んで初出勤していく三人。 何もかもがぶっつけ本番だった初のゴースト退治だったが何とか成功させると、以降は一転してゴーストバスターズは昼夜を問わずに出動を強いられる人気商売に。 世間からの注目も上がりまくりだったが、余りの過酷さから三人は新たに海兵隊上がりの黒人青年ウィンストンを雇い入れるのだった。 そして、忙しい日々の中でも除々に、しかし確実に距離を縮めていくピーターとディナ。 ……しかし、ディナの部屋に起きた異変は遂に形を成し始め、一方ではゴーストバスターズの存在に懐疑的な市のお偉方(環境保護局)のペックが訪問。 ペックの高圧的な態度に腹を立てたピーターが売り言葉に買い言葉で抵抗したこともあってか、完全に睨まれてしまうことに……。 そして、いよいよピーターがディナとの初デートにこぎ着けたタイミングでイゴンが懸念していた、ニューヨークに迫りつつある巨大パイ=古代メソポタミアの邪神ゴーザを復活させようとする門の神と鍵の神はディナとルイスに取り憑く。 そして、プライドが傷つけられて怒り心頭のペックはゴーストバスターズが違法行為を働いているという適当な罪をでっち上げると電力会社と警察を引き連れて本部を急襲……。 強引に容量いっぱいになりかけていたゴースト保管庫をピーターやイゴンが止めるのも聞かずに止めてしまうのだった。 そして、解き放たれたゴースト達がニューヨーク中に混乱を引き起こす中、遂に“審判の日”がやって来る……。 【主な装備】 『ゴーストバスターズ』がヒット作となった要因の一つには、主人公達が使用する魅力的なコスチュームとオリジナリティの高い装備品の数々がある。 コスチュームに関してはぶっちゃければただのツナギなのだが、そこにプロトンビームのバックパックを背負えばゴーストバスターズ以外の何者でも無くなるという強烈な説得力が生まれてしまうのである。 ■プロトンパック(ビームパック) イゴンの理論により完成した、ゴースト捕獲用の陽子(プロトン)ビームを放つトンデモ装備。 普通の物質に向けた場合には危険極まりない破壊光線以外の何物でもないが、実体が存在しない、かつ同じ陽子的な活性化により存在が安定して見えるゴーストに対しては、その霊体を捕らえて動きを封じることが可能(……なので、早くゴーストを捕まえないと作中のように時間がかかるだけ周囲への被害が甚大になる)。 なお、ビームの軌道は真っ直ぐではなく、うねる・たわむ・オマケに反動もあるため狙って当てるのは難しく、余計に周囲への被害が広がりかねない。(*1) 非常に強力だが、更に厄介なのはビーム同士を交錯させると陽子反転が起きてしまうことで、この状態となると接触した物質は陽子崩壊を起こして消滅してしまう畏れがある。……が、最後の戦いでは「他に手はない」として、ゴーザの神殿を四人の合体ビームで強引に消滅させることで勝利している。 何処からこれだけのエネルギーを生み出しているんだ、とツッコミたくもなるが、実は背中に背負ってるバックパック自体が超小型原子炉であり、其処から莫大な電力を生み出しているのである(……寧ろ、そっちで特許を取ったほうが大儲けできるよイゴン……)。 なんなら次回作では「電池は5000年持つはずだよ」とさらっと言われてる。凄くない?(*2) ■ゴーストトラップ ゴーストを捕獲する際に使用する小箱。これを開いて特殊な力場を発生させ、そこにプロトンビームで拘束したゴーストを巻き込み、そのままトラップ内へと呑み込ませることで一連の捕獲作業が完了する。 理論的には陽子的特性(+)を持つゴーストとは反対の電子的特性(-)により脱出不可能にする……というものらしい。 ■ゴースト保管庫 ゴーストバスターズの本部に設置されている、現場から持ち帰ったゴーストをトラップから移して封印状態にしておくための装置。 ……“保管庫”と名付けられていることからも解る通りで、あくまでもゴーストを留め置いておく機能しかない──つまり、強制的に霊体を分解するとか昇天させるとかでは無いため、捕獲したら捕獲した分だけ拡張でもしない限りはいつか限界が訪れるという、中々にリスキーな設備である。 そして、そのせいで映画終盤のゴースト再発生が起きることに。 ■PKEメーター 霊的エネルギー(Psychokinetic Energy)を感知できる装置で、ゴーストバスターズ結成以前からイゴンが自作して冒頭の図書館での調査でも用いていた。 人気のガジェットとして商品化もされている。 ■ゴーグル 特別な名称は付いていないものの、ゴーストバスターズ結成以前からレイが使用していた。 遭遇したゴーストの位置を追跡出来る暗視ならぬ霊視ゴーグル。 ■ECTO-1 古い型の救急車(1959年型キャデラック・コマーシャル・シャーシ)の手頃な中古車をレイが改造したゴーストバスターズの専用車。 事件が発生すると昔懐かしくもけたたましいサイレンを響かせながら発進していく。 ……単なる中古車なのだが、カラーリングやアレンジされたデザイン共に非常にキャッチーで人気が高い。 【主要登場人物】 ゴーストバスターズの関係者 ■ピーター・ヴェンクマン 演:ビル・マーレイ 心理学と超心理学の(自称)権威。 全く学者らしくない位に軽薄だが、それだけに高いコミュニケーション能力を持つゴーストバスターズの対外交渉役。口八丁手八丁で相手を丸め込むさまは下手すりゃ詐欺師レベル。 尚、普段のおちゃらけた態度とは裏腹に本当に危険なことや異常な事態については冷静な学者の目で分析と判断を下す。 ■レイモンド・スタンツ 演:ダン・エイクロイド 物理学者。通称は「レイ」。 高い技術力を誇るゴーストバスターズのリーダー(とピーターに勝手に紹介される)。 超常現象オタクで、様々な超常現象の記録に詳しい。 子供っぽい性格の持ち主で、古い消防署を改装したゴーストバスターズの本部を購入する際もピーターとイゴンが何とかケチを付けて値切ろうとしていたのに、レイがはしゃぎ回っていたせいで言い値で購入する羽目になった。 古い救急車を改造した「ECTO-1」や、ゴースト保管庫の管理と設備を引き受けている。 何かと損な目に合うプチ不幸体質だったり、肝心なところで凡ミスをしでかしてしまうところがあり、そのせいで終盤大変なことに……。 ■イゴン・スペングラー 演:ハロルド・ライミス 物理学者。 レイとはまた別のタイプの超常現象オタクで、徹底した実地調査とサンプル回収に拘るタイプ。 また、検索好きで様々な故事から必要な物事を調べ上げる能力に長けている。 ゴースト捕獲用の装備はイゴンの理論と開発により製作されている。 朴念仁の変わり者で、初代となる本作では散々にジャニーンにモーションをかけられていたのに全く気付く様子がなかった。 ■ウィンストン・ゼドモア 演:アーニー・ハドソン ゴースト騒ぎで多忙になったため雇った新人隊員。 アフリカ系の黒人青年で敬虔なクリスチャンの模様。 初代では少し影が薄く(*3)、映画本編では語られていないが元海兵隊員という設定がある。本当に初代では影が薄く例のファミコンソフトではハブられている。(*4) とはいえ他三人がどこかズレてたりマイペースだったりなのに対し、唯一世間一般的な目線で物を見ることができる人物でもある。 ■ジャニーン・メルニッツ 演:アニー・ポッツ ゴーストバスターズの秘書で本部の電話番。 当初は閑古鳥が鳴いていた為に暇そうにしていたが、忙しくなってからは忌々しげに電話を見つめていた。 イゴンのことが好きなようで積極的にアプローチしていたのだが、全く相手にされていなかった。 その他の人物 ■ディナ・バレット 演:シガニー・ウィーバー 歴史あるオーケストラに所属する女性チェリスト。 自宅の冷蔵庫の中に空中に浮かぶ神殿を目撃したことからゴーストバスターズに相談を持ちかけたことをきっかけとしてピーターに一目惚れされることに。 当初は袖にしていたが、どんどん有名になっていくピーターを見ている内に気になる存在となっていったようで、経過報告という名のデートを受けたタイミングで“門の神ズール”に取り憑かれてしまう。リプリーのイメージが根強いので意外な気もするが、当時の中の人は普通にか弱い女性も演じていたのだ。 ■ルイス・タリー 演:リック・モラニス ディナの向かいの部屋に住む会計士。 独立して4年目の風采の上がらない小男。 KYで打算的な性格の持ち主で、ディナに気があるものの避けられ続けていた。 自宅に大勢の顧客を招いてパーティを開いていた所で出現した“鍵の神ビンツ”に取り憑かれてしまう。 しかし、そのお陰で念願だったディナと結ばれてゴーザを降臨させることに。 ■ウォルター・ペック 演:ウィリアム・アザートン NY市の環境保護局の第三支局部長。 予てより世間を賑わせていたゴーストバスターズの活躍に懐疑的であったようで、単身での抜き打ち調査を行った際に似た者同士のピーターに侮辱されたと感じたことから、後に実態を調べてもいないのにゴーストバスターズが違法行為をしているとして強制的に営業を停止させようとした。 自身のプライドと思い込みのみで行動する無能であり、ゴースト保管庫を停止させた際の混乱も強引にゴーストバスターズの責任にして勾留させた。 しかし、事態が混迷を深める中で市長により追放されるざまぁな結果を迎え、更に運の悪いことにゴーストバスターズがマシュマロマンを倒した(より正確にはゴーザの神殿を破壊した)時に真下にいたことで大量の溶けたマシュマロを浴びた。 尚、中の人は今度は『ダイ・ハード』『ダイ・ハード2』にて、イエロージャーナリズム全開の無能レポーターという嫌われ役を演じることになるが、本作を含めて映画が大ヒットするのに反比例して、プライベートにて子供から石を投げられたりバーで絡まれたりと辛い目にも遭ってしまったのだとか。 一方で、上述の大量のマシュマロを浴びるシーンでは非常に危険な撮影だったにもかかわらずに快く引き受けている役者魂の持ち主であることはもっと知られてもいい。(最新作『〜フローズン・サマー』でも復活しているぞ!) ■市長 演:デヴィッド・マーギュリーズ NY市長。 ゴーストの解放後の異変について、当事者からの事情としてゴーストバスターズとペックの双方から意見を聞き取り、ペックを追放してゴーストバスターズを釈放する。『2』にも登場。 ■イヴォ・シャンドア 演:無し 破壊の神ゴーザが顕現することになった元凶。既に故人。 オカルティスト兼建築家兼医者という経歴の持ち主だが、イゴンによれば「不必要な手術を行っていた」らしい。 彼の設計したビルはこの世と霊界をつなぐ扉となっている。つまりゴーストを集めるために意図的に建てられたもの。 1920年にゴーザを崇拝する秘密結社を組織し、第一次大戦後に多数の信者たちと共に自身が設計したビル(即ちディナやルイスの住んでる建物)の屋上で儀式を行い、世界の破局を祈ったとのこと。 今作ではレイやイゴンから言及される程度の人物だったが……。 ■主なゴースト ■ライブラリー・ゴースト その名のように、劇中で最初に姿が確認された図書館に取り憑いていた本好きの老女のゴースト。 元から取り憑いていたのかもしれないが、NY全体で霊的エネルギーが高まったことにより姿が見えるほどに実体化・ポルターガイスト現象まで引き起こせるレベルに達したのだと思われる。 強引に捕まえようとした三人組を恐ろしい姿になって追い返した。 ■スライマー 老舗の高級ホテルの12階にて昔から存在が囁かれていたという緑色のブサイクな食いしん坊のゴースト。日本公開時には「オニオンヘッド」という名前が付けられていた。 人間離れしたジャガイモみたいな姿をしているのは余りに幽霊となった期間が長いからか、霊的エネルギーの活性化により完全に人間を止めたからか。 ゴーストバスターズの記念すべき(正式な)初仕事の相手となり、三人組は散々にホテル内を荒らしまくりつつも捕獲に成功した。 そのキモかわいいデザインから、マシュマロマン等と共に『ゴーストバスターズ』シリーズを代表するマスコットとなっている。 モデルとなったのはジョン・ベルーシというコメディアン。エイクロイド等と同じく“セカンド・シティ”の出身で、特にエイクロイドとはプライベートでの関係を反映したかのような『ブルースブラザーズ』に於ける義兄弟にして相棒であり、豪華メンバーを従えたバンドのメインボーカリストとしても知られる。前述の『サタデー・ナイト・ライブ』の伝説的な初期メンバーの中でも、更に別格的な人気を誇った天才的なパフォーマーであった。 彼は本作にも出演を予定されていたが、82年に薬物の過剰摂取で亡くなってしまっている。 ■テラードッグ “門の神”と“鍵の神”のこと。 角の生えた巨大な犬のような怪物の姿をしており、憑依相手として目を付けたディナとルイスを追跡した。 ルイスに取り憑く場面では周囲の人間には視認されていなかった。 一方、ゴーザの復活後はディナとルイスが変身する形で姿を変えているのでこの時には実体化していたと思われるがゴーザが倒されると共に死滅し、中からディナとルイスが救出された。 ■ゴーザ 演:スラビトザ・ジャバン/声:パディ・エドワーズ 古代メソポタミア(ヒッタイト)の伝説に残る破壊の神。 前述のようにイヴォ・シャンドアと彼の率いる邪教集団に信仰されていたらしい。 そして、数十年を経て遂に蓄積された霊的エネルギーの飽和がニューヨーク全体でのゴースト騒ぎと、エネルギーの交差点に位置するディナの部屋とルイスの部屋での配下にしてゴーザを現世に降臨させる力を持つ“門の神(ズール)”と“鍵の神(ビンツ)”の出現と相成ったわけである。 本来は姿を持たないが故に様々な姿で顕現することが可能であり、過去にも敵対する者達の“最も恐れる姿”となって滅亡をもたらしてきた。 ゴーストバスターズの前に姿を現した時には角刈り女の姿だったが、いざ破壊の相を顕す段階にて「お前達(ゴーストバスターズ)に姿を選ばせてやる」と宣告。 意図に気付いたピーターに「頭を空っぽにしろ。何も考えるな」と散々に注意されていたにもかかわらず、うっかりと平和なイメージで誤魔化そうとする→子供時代の思い出を回想してしまう→\(^o^)/……という流れでレイの思い浮かべた巨大な“マシュマロマン”が出現した。(*5) ■マシュマロマン 上述の通りでゴーザがレイの思考を読んで変身した今回の“破壊の相”……余りにファンシーすぎやしませんかね。 その、キャッチーでカワイイが巨大なマスコットがNYを破壊しにかかるというインパクトから人気の高いラスボス。(神殿を破壊した巻き添えで消滅したので実際に戦う訳ではないが) 件のファミコンソフトではどうやって進めていいか解らない内に時間経過と共に出現して街を破壊してゲームオーバーにしたり、苦労して階段を上がって辿り着いたラスボス戦ではゴーザと戦っている間に下から迫ってきて、倒しきれずに屋上まで上がられるとゲームオーバーという仕様なので勘違いされている方もいるかもだが、映画本編ではゴーザ自ら(?)が変身した姿である。 【余談】 主題歌『ゴーストバスターズ』は前述の通りで映画史に残るヒットナンバーとなると同時に、当時の人気グループであるヒューイ・ルイス ザ・ニュースより彼等の楽曲である『アイ・ウォント・ア・ニュードラッグ』に“似ている”として訴訟を起こされている。(1995年に和解が成立するも、2001年には内情を暴露したとしてレイが逆提訴)尚、曲が似てしまったのは配給元のコロンビア映画がヒューイ・ルイスに本作のテーマ曲の製作、及び件の楽曲の使用を打診したがどちらも断られたことからレイ・パーカーJr.に“似た曲を作るように”との指示を出していたからである。尚、翌85年にはヒューイ・ルイス ザ・ニュースは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主題歌『パワー・オブ・ラヴ』を送り出し、こちらも映画史に残るヒットナンバーとして記憶されることになった。 『2』から後の続編企画に於ける最大の障害と見なされていたビル・マーレイだが、授賞式のプレゼンターとしてバスターズのコスチュームで登場したり、特別出演した『ゾンビランド』でもゴーストバスターズのパロディを盛り込ませたりと最も思わせぶりな行動(ファンサービス)を取っていたのもビル・マーレイである。 先に述べている通りで続編を関係者からもファンからも望まれていたが果たせなかった(期間が長くなりすぎた)本作シリーズだが、実は09年にアタリ社から『ゴーストバスターズ・ザ・ビデオゲーム』として、リアルな3Dモデルで見事に世界観を再現したアクションアドベンチャーゲームがPS3やXbox 360といったマルチプラットフォームにて発売されていた。日本では知名度は今ひとつだが、実はオリジナルキャストが(ビル・マーレイも含めて)声優として参加、シナリオも元々は続編の予告として出されていたものに近いということから、ファンの間では実質的な『ゴーストバスターズ3』と呼ばれていた作品である。2019年に再リメイクされており、日本でもSwitchとPS4にてプレイ可能である。 追記修正するなら誰を呼ぶ? ゴーストバスターズを! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今までこの項目が無かったのか… -- 名無しさん (2024-02-15 17 51 05) ゴーストバスターズのメインテーマは、ボンバーマンのメインテーマ(というかステージBGM?)に影響を与えてると個人的に勝手に思っている。 -- 名無しさん (2024-02-15 18 15 24) 初代はウィンストン(黒人)がとりあえず黒人枠を入れました程度の扱いで加入が遅いしシナリオの中でいる意味も正直薄い。2やアフターライフでの扱いはその辺のフォローもあったのかも -- 名無しさん (2024-02-15 18 39 53) キーマスターとゲートキーパーとかいう直球の下ネタ好き -- 名無しさん (2024-02-15 19 01 03) 妖怪ウォッチにこの作品のラスボスのパロディいなかったっけ? -- 名無しさん (2024-02-15 20 04 43) ↑×5俺も思った... -- 名無しさん (2024-02-15 21 05 40) 「門」と「鍵」…そう言うことか… -- 名無しさん (2024-02-15 22 07 30) 映画を見た事の無い人でも、あのテーマソングと通行止めの標識みたいなロゴマークは当時はみんな知っていた、そんな懐かしの映画。 -- 名無しさん (2024-02-16 00 05 04) ゴーストの説明も欲しい -- 名無しさん (2024-02-16 08 45 03) ↑×5めちゃくちゃパロってたしなんならBGMも寄せてた -- 名無しさん (2024-02-16 08 58 30) ↑6 ウィスマロマンだね。ウィスパー+マシュマロマンのボス妖怪で、登場作品もこの作品のパロディだったりする。 -- 名無しさん (2024-02-16 09 06 54) 因みにダイハードでの主要人物がちょい役で出演している -- 名無しさん (2024-02-16 09 47 04) ↑ペック以外でね -- 名無しさん (2024-02-16 09 47 57) ↑×10リアルタイムで観たけどこれでポリコレを初めて意識したわ -- 名無しさん (2024-02-16 09 50 45) まだ見たことないなあ。見てみるか -- 名無しさん (2024-02-17 23 47 58) 元がコメディ寄りなので戸田奈津子の和訳がハマってるという珍しい例 -- 名無しさん (2024-02-18 02 18 00) 緑のアレってアグリー・リトル・スパッドじゃなかったか?と思ったらこっちは正式名称でスライマーは愛称らしい。 -- 名無しさん (2024-02-26 11 31 53) 一作目から思うんだけど、幽霊を捕獲してるのにバスターズなのは何でだろうか... -- 名無しさん (2024-04-11 12 38 12) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3445.html
Newゴーストバスターズ2 【にゅーごーすとばすたーずつー】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 2MbitROMカートリッジ 発売・開発元 HAL研究所 発売日 1990年12月26日 定価 5,900円(税別) 判定 良作 ポイント 前作の汚名返上 ゴーストバスターズシリーズ1984 (FC) / The Real (1987) / 2 (New2) / 1990 / The Real (1993) /Extreme初代 / Zap the Ghosts! / Creativity Center / Code Ecto-1 / The Ultimate Invasion /The Video Game (Remastered) / Sanctum of Slime / 2016 / Spirits Unleashed / Rise of the Ghost Lord 概要 システム 評価点 問題点 総評 余談 概要 映画『ゴーストバスターズ2』が題材のHAL研究所による見下ろし型アクションゲーム。 タイトルのせいで以前徳間書店から出された『ゴーストバスターズ』の2作目であるかのように思えてしまうが、同じシリーズを原作にしているというだけでゲームの内容は全くの別物。 システム 主人公と相棒(CPU)の二人一組でステージを回ってお化けを発見して、主人公がビームでお化けを動けなくした後、主人公について行動するCPUの相棒がトラップで吸う。そうしてステージのお化けを全て倒すと矢印が出てくるのでその方向に進むと次のステージとなり、最終的にはラウンドごとの中ボスを倒すという単純だが深みのあるゲームシステム。 またアクションは自由度が結構高く、主人公はビームでお化けを動けなくしながら四方向に歩くことや壁越しにお化けを吸うことも可能。 評価点 アクションがシンプルで軽快さに長けており楽しい印象があり、何より説明書がなくてもルールがすぐ分かる。 移動とビーム、トラップだけの単純さゆえに遊びやすい。また、スライム下水道・美術館等の後半パートはとても厳しくボードゲームのオセロにも似たもどかしさが一層ゲーム性を引き立たせている。 キャラクター性が立っている。 主人公と相棒はそれぞれピーター、レイ、イゴン、ウィンストン、ルイスの五人から選ぶ事が可能。 良質なBGM BGMは映画で使用されたもののアレンジ+オリジナルでどれも聞き応えがある。 タイトル画面でAボタンとBボタンを押しながらスタートを押すとオプション画面になるので、そこで自由に聴くことが可能。 サウンド担当は後に星のカービィシリーズを手掛ける石川淳氏。 高画質なグラフィック ファミコン後期のソフトで、国内でスーパーファミコンが発売されたのと同じ年に発売された。だが丹念に描き込まれたグラフィックはスーファミのそれと何ら遜色はない。 原作に登場したお化けが登場する。 ザコ敵では緑の食いしん坊やジョギング・ゴースト等が、ボスではスコレーリ兄弟やミンクス等が登場。 そしてラストでは原作にも登場した16世紀ハンガリーの暴君ヴィーゴと戦えるため、映画を見たことのある人なら感嘆する事うけあい。 問題点 一部の敵は斜めに移動できるが、主人公は斜めに移動できない。 ただ、ビームでお化けを固めながら四方向に移動できるためそれなりの自由度はある。 五人のキャラクターの性能差がない。 1面のバスタブや3面の広間などお化けが突然出現してミスとなる場所がある。 いちおう、殆どのお化けは現れる前に点滅するため、事前によけることが可能なのだが、いきなり自機に重なるように出現されると、どうしようもない。 4面のスライム下水道ではステージの行き方を誤るとクリア困難になる。 総評 シンプルで分かりやすく面白いアクションゲームになっており、『ゴーストバスターズ』シリーズを題材にしたゲームとしては初めて良作と言える出来になった。 原作(映画)の知名度とは裏腹にあまり見かけないゲームのため入手するのは簡単ではないが、HAL研究所ならではの『ゴーストバスターズ』らしいゲームが楽しめるだろう。 余談 このゲームは一応、日本の他にヨーロッパでも発売された。 が、一部ステージやBGMが違ってそれに伴いゲーム性も変化しており、良作とは言いがたいものになっている。 その後のゲーム化。 その後、セガが1990年にMD用ソフト(*1)を出し、1993年にKEMCOがアニメ作品である『The Real GhostBusters』のゲームをGBで出して(*2)以降は長らくゲームが出ず、近い例として2001年と2010年に藤商事からパチンコ化された。だがどちらも全くと言っていいほど人気がなかった(*3)。 そして、2009年にTPSである『Ghostbusters The Video Game』(Atari/Termnal Reality、PS3/Xbox/Win/PS2/PSP/Wii/DS)が海外で発売された。内容は映画版Part2の続編にあたり、ゲームの脚本をダン・エイクロイド(*4)とハロルド・ライミス(*5)が手掛けている。主要キャラの声優も一部を除き映画版キャストが演じている。更に2019年10月にはPS4/XboxOne/Win/SwitchにてHDリマスター版(『Ghostbusters The Video Game Remastered』)も発売された。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/55780.html
登録日:2024/02/19 (月) 17 08 13 更新日:2024/04/07 Sun 23 39 29NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 GHOST BUSTERS アイヴァン・ライトマン アフターライフへ続く ゴーストバスターズ ゴーストバスターズ2 シガニー・ウィーバー ソニー・ピクチャーズ ダン・エイクロイド ニューヨーク ハロルド・ライミス ビル・マーレイ 映画 洋画 続編 自由の女神 ややや(If There s Something Strange) ケッタイな(In You re neighborhood) 誰を呼ぼう?(Who You gonna Call) ゴーストバスターズを!(GHOST BUSTERS!) 『ゴーストバスターズ2(原題:GHOST BUSTERS Ⅱ)』は、1989年に公開された米国のSFホラー・コメディ映画。 84年に公開された『ゴーストバスターズ』の続編。 前作と同じく、製作・監督はアイヴァン・ライトマン。 原作・脚本はダン・エイクロイドとハロルド・ライミス。 また、主要なキャストも前作から引き継ぎと、ファンにとっても期待通りの続編となった。 ……実際に、初公開時には北米興行収入で第一位を獲得する話題作となったのだが、たった一週間でワーナー渾身の『バットマン』に記録を塗り替えられてしまったという、哀しい逸話がある。 興行的には成功したものの、上述の通りで殆ど間を置かずに公開された『バットマン』に話題を奪われてしまったこと等も重なってか売上は前作を下回り、作品その物の評価も前作には及ばなかった。 とはいえ、既に映画以外にも人気が波及し広くメディア展開していた都合もあってか、ファンからは十分に満足出来る内容だったし、更なる続編を望まれると共に(本作の出来に不満があったビル・マーレイ以外の)製作側も続編への意欲を見せていたのだが、以降は20年以上に渡る紆余曲折と嘘か真かのいざこざが起こり、続編企画の始動が出来ない状況が続いた……ということでも知られてしまっている。 【物語】 【ゴーストバスターズの装備】■プロトンパック ■ゴーストトラップ ■スライム噴射機(仮称) ■ECTO-1 【主要登場人物】ゴーストバスターズ関係者 その他の人物 主なゴースト 【物語】 ━━破壊の神ゴーザとの戦いから5年。 ニューヨークを救った英雄となった筈のゴーストバスターズであったが、ゴーザを倒す=ニューヨーク全体で飽和する程に高まっていた霊的エネルギーが消え去るということでもあった為に、事件後はゴーストの出現情報もぱったりと止んでしまい、事件の検証も当事者達の曖昧な証言ばかりでまともに出来なくなる……という超常現象あるあるの末に、最後の決戦の舞台となった高層アパートやその他の施設の破壊といった諸々の責任を押し付けられてしまい、遂には市と郡に訴えられて破産に追い込まれ、結果ゴーストバスターズは解散。以降は、連絡を取り合いつつも各々が別の道へと進み、平凡だが退屈、そして人々に擦られる日々を過ごしていた。 そんな中、ピーターと恋仲となるもゴタゴタの中で破局し、別の男性と結婚して子供を得るも結局は別れてシングルマザーとなっていたディナの周辺で、再び異変が起き始める。 今ではピーターを介さずとも気心の知れた友人となっていたイゴンの下を訪れたディナは、愛息オスカーを乗せた乳母車が突如として走り出した後に道路の真ん中でピタリと止まった件についての調査を依頼。 ディナはイゴンに「レイに相談するのはいいがピーターに知らせるのはNG」と釘を刺していたが、タイミング良く(悪く)訪問したピーターに目敏く察知されてしまい、ピーターも強引に調査に参加することに。 こうして調査を開始した三人だったが、久々の本物の心霊現象に盛り上がった末に、届け出も無しに工事業者を扮って道路の真ん中に穴を空けてしまい、パトロール中の警官に目を付けられてしまうことに。 更にはタイミング悪く警官に詰められてる途中で、スライムに襲われたレイがパニックを起こして送電線を切断してしまい、広範囲での停電を引き起こしてしまう。 現場を押さえられた三人は裁判所に出廷させられると、オカルト否定論者の裁判長より今回の事故のついでに、過去のゴーストバスターズの活動の全てがインチキだったとして詰められ重罪を課されそうになるが、証拠品として提出していた“人の感情に呼応して活性する”スライムが裁判長の怒りのボルテージに合わせて急活性化。 このことで、かつて裁判長が死刑判決を下して電気椅子送りにしたことで恨み骨髄だった殺人犯スコレーリ兄弟の霊がゴーストとなって出現。法廷を荒らしまくる。 あまりの事態に裁判長自身からこの場でのゴースト退治の依頼を受けた三人は、この混乱に乗じて過去に出されていた活動停止命令の却下も含めた無罪を勝ち取ると、5年ぶりにプロトンパックに電源を入れてゴースト退治に成功。外で待機していたマスコミ陣に対し、高らかにゴーストバスターズの復活を宣言するのだった。 こうして再びの霊的エネルギーの高まりによりゴースト退治に大忙しとなる四人だったが、これはまたもやニューヨークに危機が迫っている証明でもあった。 今回の異変の元凶は、ディナが子育ての為に一時的な職として就いていた美術館のヤノシュ博士の美術品修復工房に運び込まれていた肖像画に宿る、東欧の独裁者にして魔術師のヴィーゴ大公の亡霊。 ヴィーゴの強大な魔力により、ニューヨーク地下の廃線となった地下鉄線に負の感情のエネルギーが物質化したスライムの大河が形成され、それがニューヨーク全体の霊的エネルギーの高まりを呼び込み、ヴィーゴの現世復活の為の下準備となっていたのだ。 そして、ヴィーゴは新たなる肉体としてオスカーを狙っていた。 現地調査と、遂に自宅のバスタブで襲われたディナの証言もあり、美術館に乗り込んだゴーストバスターズはヴィーゴが生きていることを確認して今回の敵を見定める。 そしてヴィーゴが自らの復活の日と予告していた年の変わり目(12月31日深夜)を目前に控えた日。ディナとの食事に出かけたピーターを除く三人は、かつてレイが地下に降ろされた際に目撃したスライムの大河の実地調査へと出かけ、その大河がヴィーゴの居る美術館に流れ着いていることを確認する。 もう帰宅を待っている時間は無いとピーターとディナが食事をする高級レストランへと乗り込んだ三人は地下であったことをピーターに伝えるが、その異様さから警察に通報されてしまい、巻き添えでピーターも含めて逮捕されてしまった。 それでも市長に再びニューヨークに危機が迫っていることを知らせようとするが、上手く説明出来ない内にゴーストバスターズに反感を持つ市長の秘書のジャックにより、精神病院送りにされてしまうのだった。 ……そして、オスカーがヴィーゴに拐われてしまい、5年前を超えるレベルのゴーストの大量発生でニューヨークは大混乱。 ゴーストバスターズはオスカーとニューヨークを救うことが出来るのか? 【ゴーストバスターズの装備】 ■プロトンパック ■ゴーストトラップ 前作の項目を参照。 裁判所で急遽動かすことになった時にはピーターから「何年も使ってなかったけどちゃんと動くかな?」と心配されたが、(作劇上の都合もあって)何の問題もなく動いた。「電池は5000年持つはずだよ」発言もこの場面。アークリアクターかな? なお、レイもイゴンもメンテナンスしてたかどうかについては特に触れていない。おいおい……。 そんなオーバーテクノロジーの産物を前作の段階で4つも製作していたが、今作ではさらにもう1つ(予備として)製作している。 異常なエンジニアリングの高さだが、「ゴースト退治のため」に製作したのであって「お金儲けのため」に製作したのではないというのがイゴンらしいっちゃらしいところ。そりゃ柳田理科雄先生も「本当に天才です!」って絶賛するわな。 そのせいで子や孫世代が金銭面で苦労することになったのだから物悲しいが……。 ■スライム噴射機(仮称) 今作のゴーストバスターズの切り札。正のエネルギーで満たしたスライムを噴射する装置。 プロトンビームが効かない巨大スライムやヴィーゴにも効果があり、洗脳されたヤノシュやレイを無傷かつ瞬時に正気に戻してしまう等、圧倒的な効果を発揮した。 ……ただまあ、そうは言ってもスライムをぶっかけるだけなので、ヌルヌルのベチャベチャになりながら気分はハッピーになってるヤノシュとレイは果たして正気と言っていいのかだいぶ怪しいものがある。 プロトンパックよりもはるかに大型で動き辛そう。さしずめハイドラント。 ■ECTO-1 ゴーストバスターズの専用車。 基本仕様は前作と同じだと思われるが、救急ランプ部分に電光掲示板が設置されておりメッセージが出るようになっている。 【主要登場人物】 ゴーストバスターズ関係者 前作で基本的な設定や世界観を描いていたためか、今作では個々人の掘り下げが濃密になっている。 尚、揃って前作でも密かに貫かれていた「自分達の言いたいことを優先して話すために説明が下手」という悪癖が今回も出ており、相変わらず事情を知らない外部の人間からの理解を得られ難いという天丼芸が繰り返されている。 ■ピーター・ヴェンクマン 演:ビル・マーレイ (自称)心理学と超心理学の権威だが、ゴーストバスターズの解散後は口の上手さと知名度を活かして、時にはペテン師と批判されつつも、TVで超常現象関連のレギュラー番組を持つ三流タレントに転身していた。 前回の事件で関わりを持ったディナとは本心から惹かれ合っていたものの、ここ数年の間のゴタゴタ(大半はプレイボーイなピーターの不実さ故の自業自得)が原因で別れてしまい、挙げ句にその僅かな隙でディナが別の相手と結婚してしまったことにショックを受け、レイやイゴン達以外とは連絡を取らない、本心を開かない……と、気楽に見えて孤独な生活を続けてきたのが窺える。何度も言うが自業自得だけど。 そんな中、偶さかに訪れたタイミングでレイとイゴンがディナからの依頼を受けて調査に出ようとしているのに同行し、すったもんだの末に見事にゴーストバスターズを復活させることに成功する。 かつて手放してしまったディナのことはやっぱり想い続けていたようで、危険を察知したディナが自身のアパートに逃げ込んだ後には男寡婦の生活ぶりに呆れられながらも、今度は真摯に距離を深めていこうとする。 口下手揃いのバスターズの中では例外的に喋りが上手く(だが、すぐに相手をおちょくる挑発をするために説明はやっぱり上手くない)、滅茶苦茶なことを言っているのに法廷では傍聴人を味方に付けかけた程。 ■レイモンド(レイ)・スタンツ 演:ダン・エイクロイド ゴーストバスターズの解散後は趣味と実益を活かしたオカルト関連本&グッズ販売の店舗を経営しつつ、ウィンストンを相方にゴーストバスターズの装備とコスチュームを利用したパーティ芸人としても活動していた。 付き合ってくれているウィンストンからすらも「ゴーストバスターズは過去の栄光」と言われてしまうも、それでも5年前の活躍を忘れられない……という様子だったが、ディナからの調査を受けたことがきっかけでゴーストバスターズの復活に成功する。 今回も、前作で触れられていた土壇場でのやらかしは健在で、地下調査の際にはピーターとイゴンに無言で地下に降ろされる役を押し付けられた上に、スライムに襲われて慌てていたせいで送電線を壊してしまった。簡単に壊れるぐらい老朽化していた可能性も否めないが。 挙げ句にヴィーゴの肖像画の調査に向かった際に精神汚染を受けて、密かにヤノシュに続く傀儡候補とまでされて最後の最後で憑依されたのだが、極めて冷静なピーターや他のメンバーには通じずにあっさりとあしらわれてしまった。 ■イゴン・スペングラー 演:ハロルド・ライミス ゴーストバスターズの解散後は一人だけ大学に戻り研究室を与えられており、実質的にレイとの共同研究となる「人の感情がエネルギーとなる」実験を行っていた。 そして、正に研究内容と合致する人の感情が物質化したスライムを利用して力を得ようとするヴィーゴとの戦いに於いてはその知識が突破口となり、スライムが負の感情のみならず正の感情でも活性化することを発見していたことが逆転の一手となった。 教育に厳しいか貧しい家庭で育ったのか、ディナの部屋の調査に赴いた際には恵まれた発育環境を整えてもらっているオスカーの境遇に対して、自身の寂しい幼少時代を吐露する場面も。 ■ウィンストン・ゼドモア 演:アーニー・ハドソン 前作では“給料が良いから”と入社してきた素人だったが、今や学者三人組とは同志にして固い絆で結ばれた親友となっており、大した稼ぎも得られないのに文句を言いつつもレイのドサ回りにも付き合っており、三人が法廷に突き出された際にも友人として見守りに来ていた。スコレーリ兄弟のゴーストが現れた時は姿が見えないが、傍聴人らの避難を優先したんだろうか?(*1) 解散後の職業は不明(*2)だが、ゴーストバスターズが復活してからは当然のように隊員として復帰。 今回は自社CMにも出演したり、心霊調査にも同行する等、変人集団とも調子を合わせられるまでになっている。 映画での出番が増えたのに伴い、無かったことにされていた前作の『りり』とは違い、ハル研究所が開発したファミコンソフト『NEWゴーストバスターズ2』にはハブられずに登場。 ■ルイス・タリー 演:リック・モラニス 前回の事件に巻き込まれた会計士で、弁護士資格も持っていたことからゴーストバスターズの弁護士として出廷した。実は夜学で取った資格だったらしく、事実を知った三人をいきなり失望させた。苦学しただろうに、色々と報われない男である。 しかも「刑事罰は専門外」と言っていた通りの体たらくで、刑の軽減を請願する陳述では全く希望を伝えることが出来ず、挙げ句にはピーターが口にした言い訳を一言一句オウム返しのように伝え始めた為に「誘導尋問」を取られてしまう等、たった1回の法廷で敗訴間近まで追い込まれる。 だが、スコレーリ兄弟のゴースト出現が“何よりのバスターズの正当性の証明”となったことで初の法廷での勝利(●●●●●●●●)を勝ち取ることに。 ゴーストバスターズの復活後は専門である会計士として雇われ、経理関連の仕事を一手に引き受けていた。 また、今作では同僚となったジャニーンに惚れたようで、不器用なアプローチながらも何だかんだで関係を深めることに成功。 終盤には、ジャニーンに装備を着せてもらい出動し、まさかの大金星を挙げて(実際には何の役にも立っていないのだが、中でピーター達が事件を解決したタイミングで外に居たルイスが美術館に取り付いていたスライムを払ったと勘違いされて)人々の称賛を浴びる。 ハル研の『ゴーストバスターズ2』でもハブられていない。ウィンストン「俺だって最初からハル研製なら…」 ■ジャニーン・メルニッツ 演:アニー・ポッツ ゴーストバスターズの秘書兼本部の電話番で、解散後の動向は不明だが、営業再開と共に何事もなかったかのように戻ってきていた。 前作は普通の格好だったのだが、今作からは赤髪のマッシュルームに異常に派手な服装と一気にキャラが濃くなっている。 ピーターよりディナとのデートの為にオスカーのベビーシッターを任されると、食事に誘ってくれたルイスを巻き込んだ事で急接近。ピーターとディナが居ない間に盛り上がる程の仲に。 終盤にはルイスに装備を与え、熱烈なキスと共に5人目のバスターズとして送り出す。 その他の人物 ■ディナ・バレット 演:シガニー・ウィーバー 前作に引き続きヒロインとして登場。因みに、惑星LV-426帰りである。 本来の職業はチェリストだが、この5年の間にピーターと破局→別の男性と結婚・出産→離婚してシングルマザーに……という目まぐるしい環境の変化もあってか、特に子育てに時間を割くために一次的にヤノシュの美術品修復アトリエでの仕事に就いている。 元夫が誰かは明確にはされていないものの、話を聞く限りは前作のイケメンバイオリニストがお相手だったか。 今作でも異変の元凶となる存在に狙われてしまっており、愛息オスカーに起きた異変についてイゴンに相談したことで物語が始まっていく。 また、前作のルイス(それにピーター)に続いて、今作はヤノシュとまたも変な奴に惚れられた。男運が良いんだか悪いんだか……。 ■オスカー 演:ウィル・デュッチェンドーフ/ハンク・デュッチェンドーフ ディナの愛息。ヴィーゴに現世での新たな肉体として狙われることに。 尚、続編企画が推移していた頃のインタビューにてシガニー・ウィーバーは「オスカーがゴーストバスターズになる」案を出していた。 ■ヤノシュ・ポーハ博士 演:ピーター・マクニコル 美術館にて美術品の修復アトリエを任されている、キャリアはあるが自惚れ屋の風采の上がらない小男。 自分のアトリエにやって来たディナにベタ惚れしていたが、全く相手にされていなかった。 その心の隙間をヴィーゴに付け込まれて傀儡とされ、クライマックス前には人間でありながら半ばゴースト化して、空中からオスカーを誘拐した。 日本語吹き替え、字幕では何故かオカマ口調となっている。特にソフト版の千葉繁御大はハマり役。 『ソフィーの選択』で若くしてキャリアを掴んだ中の人は、本作の出演にてコミカルな演技に目覚め、続く『アダムス・ファミリー2』でも上客に媚びる嫌味なキャンプ場支配人夫婦の夫を好演。 レギュラー出演した人気ドラマ『アリーmyラブ』ではエミー賞コメディ部門にて助演男優賞に輝いている。 ■ジャック・ハードメイヤー 演:カート・フラー NY市長補佐官。 知事選出馬も見据える市長の腹心として働きつつお零れを狙っており、その邪魔になり得る存在としてゴーストバスターズのことを必要以上に警戒している。要は前作のウォルター・ペックに続く足引っ張り役。 警戒が過ぎて、三人組が法廷に引っ張り出された時にはなるべく大きな罪を課せるようにと堂々と頼み込んでいた程だったが、まんまと失敗。 その後は復活したバスターズの活躍を忸怩たる思いで見ていたが、終盤にバスターズが市長に嘆願にやって来た時には彼等の余りの説明の下手さ(素人には伝わらないレベルの専門的な話を並べ立てる)を利用して精神病院送りにした。 ……が、運悪くその直後からバスターズが言っていた通りのスライムの飽和によるゴーストの大量発生事件が起きてしまい、ゴーストバスターズを頼ろうとした市長に精神病院送りにしたことを告げたことで怒られて、任を解かれて追い出された。 実はその後の展開にてカットされたシーンがあり、スライムに覆われた美術館にバスターズが止めるのも聞かずに入ろうとして取り込まれる→その後にバスターズに救われて和解……という流れがあった。 この経緯がバッサリと無くなっている為、勝利を納めたバスターズが美術館の外に出た際のカットの一つにジャックらしき人物も交ざっていて、敵対していた筈のバスターズを送り出して拍手で讃えていたり、EDの紹介部分では唐突に市民と肩を組んで歌っていたりと、不自然に見えるシーンがある。 ■レニー市長 演:デヴィッド・マーギュリーズ 前作から引き続いて登場のNY市長。 腐れ縁となったゴーストバスターズのことは厄介者と思ってはいるものの、個人的には能力を認めている模様(色々なしがらみもあって他のお偉方や市の役人が“インチキ”呼ばわりするのを止めることも出来ないのだろう)。 最終決戦前には寝室に現れたラガーディア市長(*3)に叱責されたとして事件解決に前向きになっており、会議室に入ってくるなりゴーストバスターズを呼べと言っていたものの、ジャックからバスターズを精神病院送りにしたと聞き激怒。ジャックを追放して、バスターズを自らの権限で解放させた。 事件解決後のEDでは、バスターズとディナの為に授賞式と記念式典を開いている場面が見られる。 スティーヴン・ウェクスラー裁判長 演:ハリス・ユーリン 三人組が起こした停電事件の法廷を裁いた人物。あだ名は“石頭”らしい。 オカルト否定論者らしく、予てよりゴーストバスターズの活動の全てをインチキだと決めつけており、過去の行いも含めてついでとばかりに三人を監獄送りにしようと気張っていた。裁判長なのに私情まみれなのはどうなんですかね。 しかし、それが仇となって証拠として持ち込まれていたスライムに負のエネルギーを与えてしまい、スコレーリ兄弟のゴーストを出現させてしまうことに。 当然のように真っ先に命を狙われたことから、命からがら三人に助けを求め、過去の裁判所命令として出していた活動禁止命令を解いた。 ■ヴィーゴ大公 演:ヴィルヘルム・フォン・ホンブルグ/声:マックス・フォン・シドー 正式な呼び名はヴィーゴ・フォン・ホンブルグ・デュッセルドルフ。(*4) 16世紀の東欧カルパチア(*5)の支配者だったが、魔術師でもあったヴィーゴは民に圧政と血の弾圧を強いた暴君として、生きとし生けるもの全てに憎まれていた。 105歳という長寿だったが、その最期は寿命ではなく遂に蜂起した民達による暗殺であり、毒を盛られた所を寄って集って刺され、更に肉体をバラバラにされて殺されたのだという。しかし、その生首は「必ず蘇る」と予言を残した……という凄まじい逸話を残す。 事実、その伝説が真実であると証明するかの如く、魂は滅び去ってはおらず霊界に於いて君臨。 現世に於いても、ヤヌシュのアトリエに運び込まれた自身の肖像画に宿っており、多くの人々の悪意を集められるニューヨークにて現世への復活・転生の為の準備を開始。 人々の悪意から生み出したスライムをニューヨークの地下に満たしていき、更に人々の悪意を増長させると共に自らの力の糧としていた。 非常に強大な魔力を持つが、霊体の状態では不完全なのか新たな肉体としてオスカーを求めている。 モデルはやはりワラキア公ヴラド3世だろうか。 主なゴースト ■スライマー 前作で老舗ホテルにて捕まった後で解放されて自由となった、緑色でブサイクな食いしん坊のゴースト。 単に物を食い散らかす以上の悪さをしないためか何だかんだで外でも上手くやれるようになっていたらしく、ゴーストバスターズが復活した後は大胆にも本部に食い散らかしに来ていた。 終盤のゴースト大量発生の際には何故か市バスを運転しており、顔馴染みとなったルイスを美術館まで移送してくれた。 というか形状的に足が無いのでアクセルもブレーキも踏めないだろと突っ込みたいところだが……。 当のルイスも「大型免許持ってるの?」と突っ込んでたが、ちゃんと送り届けてるのだから結構いいやつである。(未公開シーンではジャニーンからも「無害だから」と説明されている) ■スコレーリ兄弟 かつて、ウェクスラー裁判長が電気椅子送りにした極悪兄弟のゴースト。 死刑時の再現なのか、電気椅子と合体して電撃を放つ能力で暴れ回ったが復活したゴーストバスターズに退治される。 ■スライム ヴィーゴが人々のネガティブ(負)の感情から生み出したと思われる、半物質・半霊体の特性を持つ粘液状の生命体。 スライム自体は何もしないのだが、人々の感情を受け取ることで更に増殖したり、感情と霊的エネルギーの導電体としての役目を果たす。 また、そのままの状態では全開状態のプロトンビームすら受け付けない。(*6) ニューヨークの地下に大量に満たされていったことで使われなくなった廃線を大河の様に循環するようになり(*7)、地上の人々の間に不和を巻き起こし、再度のゴーストの実体化による大騒動をも頻発させた。タートルズ涙目。 ……しかし、レイとイゴンの調査により感情に反応する=ポジティブ(正)な感情にも反応するということが発見され、レイとイゴンが夜な夜な愛を囁いて浄化されたスライムが逆利用され、自由の女神をも動かすエネルギーとして使われて反撃の狼煙となった。 負のエネルギーで満たされたスライムは赤みがかっているが、正のエネルギーで満たされた場合、ピンク色となる。「かわいい」と言い続けてたらほんとにかわいくなる……かもしれない? ■自由の女神 ニューヨーク湾内のリバティ島に立つ、ピーター曰く「フランスから来た浜ガール」。 本拠地である美術館がスライムで覆われて打つ手がなくなったゴーストバスターズだったが、愛車である「ECTO-1」のナンバープレートにも描かれていた彼女を、不和で満たされたニューヨークでも市民に正義と団結を取り戻させる為のシンボルとして利用することを思いつき、内部を正のスライムで満たし、大音量でハワード・ハンツベリーの『Higher And Higher』を鳴り響かせたことでスライムが活性化して松明が本物の炎となって燃え上がり起動。巨大娘ですね、わかります。 ニューヨークへ上陸すると共に人々の大合唱も加えてヴィーゴの結界を破りバスターズを内部へ侵入させる道を開いた。ところで、事件解決後はまた動かして元の場所に戻したんですかね? エンディングじゃ元通りになってるし。(*8) この他、ゴーストバスターズが廃棄された地下鉄線で遭遇した幽霊列車(*9)、ジョギングしていた人々を驚かせたらランナーのゴースト、シアターから出現したゴースト、マンハッタンのアーチに出現した巨大なゴースト、金持ちの婦人が着ていたミンクのコートが生き返ったゴースト、船体・乗客諸共にゴースト化したタイタニック号……等。 追記修正するなら誰を呼ぶ? ゴーストバスターズを! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 娯楽映画にありがちなくっついたカップルが続編で別れてる現象やめちくり〜 -- 名無しさん (2024-02-19 18 53 26) 自由の女神が動き出すシーンは好きだぜ。 -- 名無しさん (2024-02-19 20 28 40) 名作を継承した2作目としては上出来の部類。対抗馬があまりにも強すぎたのはまぁ仕方ない… -- 名無しさん (2024-02-20 22 30 14) 終盤の多種多様なゴーストが各地にワチャワチャ出現するところのカオス感ほんとすき -- 名無しさん (2024-02-23 19 04 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2611.html
ゴーストバスターズ 【ごーすとばすたーず】 ジャンル アクション 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 320KbitROMカートリッジ 発売元 徳間書店 開発元 Workss 発売日 1986年9月22日 定価 4,500円(税抜) 判定 クソゲー ポイント 名作映画『ゴーストバスターズ』のゲーム化作品マップ上のキャラが映画のロゴマーク道具を店で買う、チームが3人など多数の原作破壊作業、連打、シナリオ皆無とゲーム性も酷いわーい、かったー!りり(後述) ゴーストバスターズシリーズ1984 (FC) / The Real (1987) / 2 (New2) / 1990 / The Real (1993) /Extreme初代 / Zap the Ghosts! / Creativity Center / Code Ecto-1 / The Ultimate Invasion /The Video Game (Remastered) / Sanctum of Slime / 2016 / Spirits Unleashed / Rise of the Ghost Lord 概要 ゲームシステム 特徴(というか問題点) 評価点 総評 エンディングについて その後の展開 余談 概要 1984年に公開され大ヒットした映画『ゴーストバスターズ』のゲーム化作品。元々はPC用ゲームとして製作された海外作品で、本作はそちらの移植版である。 原作のストーリーは、超常現象の専門家である研究者たちが大学をクビにされ、オバケ騒動の多発するニューヨークで退治屋ビジネスを始めるというもの。 映画を原作とするキャラゲーの中でも一二を争う程のクソゲーとされ、当時の『ファミコン通信』をして「もはやゲームになっていない」と言わしめた一品である。 ゲームシステム ゲームをスタートすると、1画面の全体マップが表示される。 中央にラストステージの「ZUUL」ビルがあるが、初期状態で入ることはできない。 画面4隅から発生したゴーストがリアルタイムでZUULビルに集結してくる。ビルに集結したゴーストの数が多いほどラスボスが強化されるため、のんびり稼いでいるとラストで泣きを見るハメに。 集まったゴーストの数は全体マップで表示される「PK ENERGY」で確認できる。 マップには他に「SHOP」ビル「GS」ビル「GBHQ」ビル、そしてそれ以外の名無しビルがある。 SHOPではゴースト捕獲に必要なアイテム(主にBEAMとTRAP)を購入可能。GSはガソリンスタンド。GBHQはゴーストバスターズ本部で、CAPTURE TRAPに捕獲したゴーストを持ち帰るとTRAPからゴーストを吸い出しTRAPが再使用可能になる。ただし……(後述)。 ゲーム開始直後はなんの装備も持っていないため、SHOPに行きBEAMとTRAPを購入する必要がある。ゲームスタート直後には$10000の資金があるのだが、SHOPにたどり着いた時点で全額残っていることはまれである(後述)。 ビルへの移動時には車を運転するドライビングパートが始まる。 画面縦に伸びる4車線の道路を走行する。前進(画面上部へ移動)すると加速、後退(画面下部へ移動)すると減速が可能で、対向車はおらず車線変更(左右移動)は自由に行える。 ガソリンの概念が存在し、ドライブ中の時間経過に応じて減少していく(走行スピードは減少量に影響しない)。 道中にはガソリン回復アイテムのドラム缶、SHOPでGHOST VACUUMを購入していると捕獲できるゴースト、飲酒運転で蛇行しているグレーの車が出現する。グレーの車に接触すると資金を数百ドル没収されてしまう。 このドライビングパートが本作最大の問題点(詳細は後述)。 全体マップをうろついていると、名無しビルのうちどこかが赤く点滅する。赤く点滅したビルにはゴーストが発生しており、該当ビルまで移動すると幽霊退治パートに切り替わる。 ただし、いずれかのBEAMと使用可能なCAPTURE TRAPかSUPER TRAPを所持していないと幽霊退治パートに入れず追い出される。 初期状態ではゴーストが発生しているビルの側に行かないと点滅が起こらないが、あるアイテムを購入することでマップ全体の点滅するビルが見える様になる。 移動先を決定してからドライビングパートで走る距離は、全体マップで移動した距離に応じる。そのため、ゴーストが発生しているビルがわからなく長時間うろつくとドライビングパートでかなりの距離を走ることになる。GHOST VACUUMがあれば道中のゴースト捕獲で資金を稼げるが、そのアイテムを持っていない場合は資金を失うリスクが大きい。 無事ゴーストのいるビルにたどり着くと、サイドビューの幽霊退治パートに切り替わる。 AボタンでTRAPを地面に設置し、そのTRAPをはさみ右側と左側を2名のバスターズで分担し、CAPTURE BEAMを上方向に展開する。十字キー左右で操作中のバスターズを左右に移動。上下キー入力でBEAMの角度変更。Bボタンで操作するバスターズを切り替える。 CAPTURE BEAMにゴーストが触れるとキャッチされた状態になる。そのままTRAPの上までゴーストを持っていき、Aボタンを押すとTRAPから捕獲ビームが発射されゴーストにビームが当たると捕獲成功。捕獲した数に応じて資金が増える。 CAPTURE BEAMでキャッチしていない状態のゴーストも、TRAPの捕獲ビームに直接当てれば捕獲できる。バスターズのビームが届かない高さにいるゴーストは捕獲ビーム直撃が必至。 ただし、左右のバスターズのBEAMが交錯するとその時点でミスとなり、幽霊退治パートは終了(獲得済み資金は減らない)。そのため、ゴーストが寄っていない側の隊員とBEAMは先に遠ざけておくことが重要。 SHOPでHYPER BEAMを購入するとBEAMが長くなり捕獲が楽になるが、BEAMが交錯するリスクが上がることになるので操作には注意。 ある条件(後述)を満たすと、中央のZUULビルに入るようにメッセージが表示される。 メッセージが表示されてからZUULビルに移動すると、サイドビュー・縦スクロールのビル階段上りステージになる。 十字キーもしくはAボタンを押すと「一歩」進む。つまりはひたすら十字キーとAキーを連打して上に向かって進むステージ。 ランダムに動くゴーストに接触されるとダメージ。通常状態で2-3回接触されると先頭のバスターズが脱落。3人全員が倒れるとゲームオーバー。道中にある扉を開けることでランダムでバスターズが登場し残機が回復する。 SHOPでANTI-GHOST SUITを買っておくと接触5-7回まで耐えられるが、その前にリアルSHOPで連射パッドを買っておくとプレイヤーの指が耐えられる様になるのでお勧めである。 22階まで上ると屋上に到達。最終ボス戦となる。 上下2画面のトップビューシューティング。 上画面でテラードッグの攻撃を避けつつゴーザを倒せばクリア。 下画面では何故かマシュマロマンがZUULビルを登ってきており(*1)、彼が屋上までたどり着くとゲームオーバー。 実は、全体マップで蓄積したPK ENERGYが多いほどマシュマロマンが上の方からスタートする(後述する裏技で最終戦にたどり着く人が多いためあまり知られていないが)。 マシュマロマンを撃つと少し下の階に追い落とすことができるが、落とす度に登ってくる速度がどんどんアップするため、基本的にかまうのは得策ではない。 前ステージで上りきったバスターズの人数に応じて、ラスボス戦での攻撃力が変わる。屋上まで1人しかたどり着かなかった場合、2人以上でたどり着いた時の半分の火力になるのでかなりキツい。 特徴(というか問題点) タイトル画面でスタートを押すと、早くもクソを予感させるボイスが流れる。「わーい、かったー!」 実際には「ゴーストバスターズ」と言っている。あくまでインターネットで広まった空耳であり、そのように聞こえないという意見もある。ファミコンにおいての合成音なのでこう聞こえてしまうレベルでも仕方はないと言えなくもない。 プレイヤーがマップ画面で操作するバスターズは映画のロゴ。そこら中に幽霊が徘徊する町を映画のロゴがうろつくカオスな光景。 BGMは映画のテーマ曲が使われており、原曲に忠実なアレンジとなっているが……本作のBGMはその1曲しかなく、最初からエンディングまで全く同じ曲。同期に発売されたゲームが少なくとも3、4曲はあったのを考えると少なすぎると言わざるを得ない。 音楽つながりで言えば、時々「シュウッ…シュウッ…」という変な効果音が流れて耳障り。本体によっては鳴らない事もあるが、ずっと鳴っている事もある。 基本的にはロゴを操作して点滅する建物を探し、ドライブで向かい、幽霊を捕まえ、金を稼ぐ…の繰り返し。 ドライブはありきたりな避けゲーだが、妨害役のグレーの車はとてもかわせるものではなく、ビルに着いた頃には大抵金欠に陥る。 「そもそも取り締まる対象が違う」というツッコミは通じない。 1台を何とかやり過ごしても数秒すればまた別の1台が襲い掛かってくる。プレイヤーにとってはゴーストよりこれらの車のほうがよほど凶悪である。 加速すると車が画面上に寄ってしまうので余計に飲酒運転車にぶつかりやすくなる。 しかし時間経過に応じてガソリンが減少していくシステムのため、のろのろ運転だと目的地に着く前にガス欠になりかねず、金もガソリンも節約するには必然的に危険覚悟で加速しなければならないという八方塞りに近いバランス。ドラム缶は確実に回収したい。 ガス欠になるとバスターズが車から出てきてスタンドまで車を押していく。その体たらくもさることながら、(真上視点であることを差し引いても)グラフィックが人間とは思えないほど貧相。 幽霊退治には罠が必要だが、通常の罠はビルごとに使いまわせず、使用の都度ゴーストバスターズ本部で処分しなければならない。しかし本部に移動するだけでも上記ドライビングパートを突破しなければならず、その分だけ所持金を失うリスクがつきまとう。すなわちランニングコスト面では本部に戻らず再使用可能なSUPER TRAPを使ったほうがお得であり、通常の罠はまさに安物買いの銭失い。 必要な罠を買えない状態で文無しになると詰み確定。ガス欠になるとゲームオーバーになるのでそれを待つしかない。 最終目的はメッセージに従い「ズールのビル」に入る事だが、突入できる条件が説明されない。 TASVideosのページによると$15,000以上稼ぐことが条件とのこと。海外のサイトだが、国内版の仕様について書かれているページなので間違いない。 全体マップのGHOSTを放置してPK ENERGYが特定値(=9000)を超えることでもZUULに移動可能となる。なお、それを無視してPK ENERGYが10000になるとその時点で強制ゲームオーバーとなる。 PK ENERGYの条件で最終ステージにたどり着くとマシュマロマンがかなり上からスタートするが、正直なところラスボスのHPは大したことがなくよっぽど手間取らない限りマシュマロマンが登りきる前に倒せるため、初手でビル上りの装備を購入し(連射パッドがあればSHOPに立ち寄らなくとも楽勝) ZUULの前でPK ENERGYが溜まるまで放置して直接突入するのが手っ取り早い攻略である。 ズールのビル内階段パートで用いるアイテムは、幽霊を捕まえるパートで使うアイテムとは別物。アイテム欄は4つと限られているので、手持ちを入れ替える必要がある。 しかし上述の条件は一度達成しても継続しており、買い物で所持金が$15,000を切るとフラグが消滅してしまう。$15,000を下回らないようにしっかり計算して買い物しなければ、通常アイテム再購入のうえで幽霊ハントからやり直す羽目になる。 ビルは総フロア22階と無駄に長い上、移動は上記のようにボタン連打。連射パッドは必須だろう。 幽霊退治パートとは打って変わり、階段パートではなぜか攻撃ができず、幽霊を避けながら登ることになる。補助アイテムも、無いよりマシというレベル。お前らは「ゴーストバスターズ」じゃないのか…? 餌…置いておくと幽霊をそちらに引きつけることができるが、プレイヤーが上階に進むと画面がスクロールしていく仕様上最終的に画面外に追いやられ、その瞬間に効果が失われてしまう。 「幽霊は画面外に消えることはなく、スクロールに合わせてついてくる」という仕様も相まって、本来期待される足止めの役割を殆ど果たしてくれない。 バリア…ダメージを軽減するらしいが、焼け石に水。 騒音発生器…法外な値段なので正規手段では入手が厳しく、しかも見合う効果が無い地雷アイテム。 ゴーストの動きを遅くする効果を持つ。それだけ。 最上階に辿り着いた途端、今までのトロさが嘘の様な高速ダッシュを見せるバスターズ。連射パッドがなければ「最初からその速度で操作させてくれ」と思うこと必至。 しかもきちっとフロアに足をつけているのは先頭の1人だけで、後ろの2人は階段上から走り出すという手抜き描写のため、3人が連結しているかのようなシュールな見た目になる。 日本版でのみ、「ゴーストアラーム」というアイテムが販売価格($2,000)<買取価格($3,000)のため、購入・売却を繰り返すだけで簡単に金が稼げるというゲーム性崩壊必至の裏技が存在する。上記の騒音発生器の入手はもちろん、ラスボス戦到達も容易に行える。設定ミスか? また、あまり知られていないが、ドライビングパートで連続して資金が減らされるとオーバーフローを起こし、資金がカンストまで増えるバグがある。 手動で連続体当たりする程度では遅く(衝突時にノックバックが発生するため)、壁と敵車に挟まれる勢いが必要。 原作を再現できていない 武器・罠等のアイテムはなぜか店で買う。 原作ではゴースト捕獲用のアイテムはバスターズが自前で作っていたものであり、設定が崩壊している。 そもそも、オバケを捕獲するアイテムを売っている店とは何なのか。 このようなシステムを取り入れるにしても、SHOPでの購入ではなく開発(SHOPのシステムをそのままバスターズ本部に移し、入手に必要な金額を「開発費用」として提示する等)という形式にでもすれば違和感がなかったはずである。 バスターズのキャラ立ちが皆無で、4人揃う場面もない。最大人数もビルの階段パートの3人まで。グラフィックを見る限りではみんな白人で、原作の黒人キャラであるウィンストンらしき人物は見当たらない。なお説明書には「ニューヨークの街で、おちこぼれ3人組が不思議な商売を始めた。」(原文ママ)という記述からもともと本作のバスターズは3人だけのようだ。 いちおう映画のストーリーでも、先述のウィンストンは少し遅れて加入したメンバーなのでバスターズを「始めた」のは3人で間違いではない。とはいえゲーム内容的にはウィンストン加入後の場面である。彼のみSHOP経営でも始めたのだろうか? 最終ステージのビルの名前が「ズール」。 原作映画では、カルト教団によって「破壊の神ゴーザ」の復活が進められており、これがニューヨークでのオバケ騒動多発の原因になっていた。 「ズール」は魔犬の姿をしたゴーザの従者「門の神ズール」の名であり、対になる「鍵の神ビンツ」と交わることでゴーザが復活するという設定。 原作での決戦の舞台はズールに憑依されたヒロインの自宅マンションなので、本作でのネーミングは間違いとも言えないが、本作でもラスボスはゴーザであるため微妙なところ。 ほとんどのオバケ(実際は4種類しかいないが)がゲームオリジナルで、有害さをまったく感じさせない愛嬌のある姿形。 一応、「捕獲シーンでビームを交差させるとアウト」という点は、ささやかに原作を再現している。 「ビーム同士が接触すると周辺一帯が消し飛ぶほどのエネルギーが発生する」という設定があり、原作でゴーザを倒すために腹を括ったバスターズはこれを利用した。 エンディング 日本版のEDは、ゲームクリアすると何もない黒画面に移り、メインBGMが流れる中30秒ほど待つと「りり」という二文字が下からゆっくり昇ってくるのみ。ある意味、下手なバッドエンドよりも絶望的。スタッフロールなどといったものは当然ない。 評価点 一応、ラスボスのゴーザと戦うパートが一番ゲームらしかったりする。 ちなみにここだけアクションではなくシューティングになる。 画面の構図が『キングスナイト』に似ている。同じ開発元なのでソースを流用した可能性もある。 実はPC版よりもゲーム性が向上している。 移植元となったActivision制作のMSX版(以下、PC版)は、スクロール機能がないためすべて固定画面の構成で、階段上りや最終ステージのシューティングなどのパートは存在しない。ドライビングパート(*2)では左右移動ができるが、GHOST VACUUMを使ったGHOSTの捕獲のみ可能で、ガソリンの概念や罰金要素はない。 ゲームスタート時に「アイテムはギリギリしか載らないが速く移動できる車」や「アイテムを多く載せられるが移動が遅い車」などを選ぶ要素はある。が、前者はTRAPとGHOST VACUUMを満足に持てないため頻繁に本部に戻っている間にPK ENERGYがあっという間に溜まってしまい、ゲーム速度が上がってくる後半では満足に資金稼ぎができない罠である。一応、ゲーム中に車を買い替えることもできるが、後述のスコア稼ぎの意味からも、買い替えるメリットはほぼ無い。 PC版では罰金要素がないため車の表示が大きいことはビジュアル面で利点であったが、FC版でサイズ感そのままにレーシングゲームとしてしまったため、異様に難しくて面倒なドライビングパートが出来上がってしまった。確かに迫力(だけ)はあるのだが。 ゲームのメインはサイドビューの幽霊捕獲パートのみで、ここだけはFC版より戦略が必要となる。 GHOSTがBEAMに触れても押されるだけで固定されないため、左右のバスターズのBEAMでTRAPの上まで誘導して捕獲ビームを撃つ必要がある。さらに、捕獲ビームを撃つと同時にBEAMが消えるため、GHOSTに捕獲ビームを回避されることがある。1発回避されるとそのステージは失敗。 ただ、GHOSTは1匹しかいないため、馴れるとバスターズは操作せず捕獲ビームを直接狙った方が楽になってくる。 PC版の最終ステージは、「ZUULビルの前に陣取ったマシュマロマンの 股をくぐって バスターズ3名のうち2名がビルに入ればクリア」と言う適当なもの。ビルへの突入が成功すると、屋上の祭壇を破壊するデモが流れてEDとなる。 クリア条件は「PK ENERGYが9999になった上でビルに突入成功」であり、EDでは稼いだ総資金が表示されるため、FC版と違いスコアアタックを目的としたゲームであると思われる。しかしPK ENERGYが溜まりきるまでクリアとならず、真面目にプレイすると1周クリアに30分はかかるうえ、毎回入るドライビングパートはほぼ見ているだけ、幽霊捕獲パートも馴れると延々代わり映えしない繰り返し作業のため、やり込むモチベーションが上がるかどうかは微妙である。 総評 原作を顧みない、シナリオが無い、ゲーム性も最悪、謎のエンディングの存在。 元となったPC版より改良された点はあれども、それがゲームの楽しさとして昇華されているかは疑問が残る。 結果として、数多く存在するファミコンのクソゲーの中でも高い知名度を誇る事となった。 エンディングについて 「りり」について いったい「りり」とは何なのか、どういう意味があるのか、長年にわたり多くのプレイヤーに疑問を抱かせることになった。これに関してはゲームソフトが発売されていたのがインターネットが普及するよりもだいぶ前の時代だったこともあり、すぐに検証できず 「真相とされるもの」が二転三転している 。 当初は「 本作の発売元である徳間書店発行のゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine(ファミマガ)』で行われていたプレゼント企画のための応募キーワードだった 」という噂が流れていた。他に有力な説も無く、この説自体もそれなりに説得力があったため、長きに渡ってこれが信じられていた。 しかし2015年ごろ、本作のプログラムを解析した結果、 バグによって本来表示されるべきメッセージが表示されず 、かなりの時間(約30秒)を置いて「 りり」という文字列が表示されることになった、という事実が判明した。そのためプログラムを修正してやると北米版とほぼ同じEDを見ることができる。(参考) この事実により、「ファミマガのプレゼント企画用キーワードという話は何だったんだ?」という話になり、2016年に発売当時前後のファミマガ(1986年6-11月号)を国会図書館で調べたユーザーによれば、誌上にそのような(読者に何かを求めるタイプの)企画は確認できず、 プレゼント企画の話はデマだったと一旦結論付けられた 。(参考) ところがさらなる追加調査により、 件のキャンペーンは「ファミマガの1986年11月7日号に掲載されている」 と判明。(参考)この号は上記のユーザーが国会図書館で調査した範囲に含まれてはいたのだが、この企画はゴーストバスターズの特集ページではなく「ハイスコアルーム」のコーナーに記載されていたため、関係特集コーナーに絞って探していて見落としたのだと思われる。(参考)しかもその賞品もゴーストバスターズと何の関係もない「ファミマガの50度数テレホンカード」(300名)のみと、とても当初から企画していたとは思えない場当たり的なもの(参考)。 以上の事から導かれる結論は、「 お粗末なプログラムミスの結果生まれた不自然な文字列への言い訳をするために、徳間書店が後付けでキャンペーンを無理矢理くっつけた 」のが真相だと現在では考えられている。ソフト内に本来表示されるべきメッセージと思われるものがあってそれが表示されていないのは事実であり、しかも代わりに表示されるメッセージも「りり」ではなく「 りり」と出ていることから、これらが意図した動作であるとは考えにくい。 北米版 北米版はバグが修正されたのかスタッフロールが流れるのだが、その時に出てくるメッセージの誤字が酷い。 CONGLATURATION !!! YOU HAVE COMPLETED A GREAT GAME. AND PROOVED THE JUSTICE OF OUR CULTURE. NOW GO AND REST OUR HEROES! 訳例:おでめと!!!素晴らしいゲームをクリアしましたね。 あとそれから、我々の文化の正義を証う明してくれました。我等のヒーローを休ませろ! 「CONGLATURATION」はスペルのRとLが逆で、最後の「S」が抜けている。 「我々の文化の正義」がどう証明されたのかもさっぱり分からない。そして「PROOVED」はOが一文字多い。 接続詞の使い方として、ピリオドで文を切って最初に「AND」を入れることはできない(そもそも「AND」を入れる必要性はほとんど無い)。 「REST」の後にコンマを入れ、「我らがヒーローよ、安らかに!」とするのが文面的にはふさわしい。 そして「A GREAT GAME(素晴らしいゲーム)」はもはやスペリング以前の明らかな間違いである。たとえ本作が良作だったとしても自画自賛が過ぎているだろう。 英語圏から見ればあり得ないミスだらけだが、これが前述通り日本版の時点で書かれていた(が、日の目を見なかった)とすれば納得できなくはない…かもしれない。 なおこれでも日本版収録のEDメッセージから若干修正されており、そちらではGREATがGRATEになっている。なぜそこしか直さなかったのか? ちなみに「GRATE」には動詞で「(聞いてて)不快感を与える」と言う意味がある。 「YOU HAVE COMPLETED A GRATE GAME.(不快なゲームをやり遂げましたね。)」…むしろこっちが正解なのでは?もっとも、「GRATE」を形容詞で使うことはないので文法的に間違っているし、そもそも「GRATE」自体が音で不快感を与えることに使うので、「GRATING」だったとしても実は意味的には不自然だが。 その後の展開 1990年に映画の続編『ゴーストバスターズ2』を題材にした『Newゴーストバスターズ2』がHAL研究所から発売されたが、こちらは良作である。詳しくはリンク先参照。 更にメガドライブで、本作と同じタイトルの『ゴーストバスターズ』が発売されている。こちらも武器やアイテムを店で購入するシステムがあったりするが、保管装置でゴーストを捕えるなどの原作再現要素があったり、全体的にアクションゲームとしてはなかなかの出来栄え。また、ボスの中には劇場版に登場したドリームゴースト(レイモンドの夢の中に現れた女性ゴーストで、ゲーム中の名称はセイレーン)やマシュマロマンもいたりする。 余談 トクマソフトの第1弾『エグゼドエグゼス』『ロットロット』とも5,200円だったせいか、本作も当初は5,200円と発表されていた。 海外ではマスターシステムやMSX、各種ホビーパソコンに移植されている。 特にマスターシステム版はグラフィックは綺麗になっているのだが、内容についてはいずれもお察し下さい。 発売元発行のゲーム誌である『ファミマガ』では、数回にわたりそれなりの紙面を割いて紹介・攻略記事が載っていた。 一方、概要でも書いてある通り『ファミコン通信(ファミ通)』では「もはやゲームになっていない」と評価でバッサリ切り捨てている。 開発元のWorkssはビッツラボラトリーの前身。同社は本作開発時期に並行して『キングスナイト』の開発も行なっていた。 本作開発中にメインプログラマーが交通事故で入院してしまい、社長がグラフィックと音響とプログラムを兼務することに。 2009年に発売されたアクションアドベンチャーゲームである『GHOSTBUSTERS The Video Game』に、「主人公達が拠点としているゴーストバスターズ本社の2階にあるPCのモニタに本作のエンディング画面が映っている」(*3)という小ネタがある。 ゲームではないがゴーストバスターズは2001年と2010年に藤商事からパチンコ化された。 奇しくもこのゲームをプレイした層がちょうど30歳前後というパチンコ盛りの年齢になっていたこともあり、このゲームのイメージをダブらせた人もいたことだろう。
https://w.atwiki.jp/tasdouga/pages/716.html
タイトル(コピペ用) ゴーストバスターズ1 ジャンル ACT このページを編集 海外タイトル 発売日 1986/09/22 動画を追加 シリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 国内版 ここを編集 記録 01 34.98 追記回数 4058 Player GlitchMan TASVideosページ http //tasvideos.org/2433S.html TASVideosStatus published 転載元 分割リンク マイリスト 備考 Movieファイル 解説 その他 -表示 過去最速 +表示