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作品名:『クアルンゲの牛捕り』、『アイフェの一人息子の最期』 使用者:クー・フーリン、スカアハの認めた英雄 別呼称:ガイ・ボルガ、ガエ・ボルガ、ゲ・ボルガ、ガイ・ブールガ、ゲ・ブルガ ケルト神話・伝承のアルスターサイクルで登場する武器。 英雄クー・フーリンの所有する魔法の槍とされる。 ただし、槍ではなく投擲法、術などの解釈もある。 海の怪物の骨から作られ、影の国の女王スカアハから使用者へ与えられた。 無数の鏃が飛び出し、刺されば傷口を増やす能力、水中でしか使えない制限を持つ。 また、多くの伝承に足を使って投げると伝えられている。 名前は「雷の投擲」、「蛇腹状の投げ槍」、「原槍」の意を持つ。 武器についての詳細無数の鏃が飛び出す能力 刺されば傷口を増やす能力 関連項目 関連タグ リンク 武器についての詳細 無数の鏃が飛び出す能力 八住利雄 『アイルランドの神話伝説〔I〕』(1929/1981)より ゲー・ボルグの使い方というのは次のようにするのだった。その槍はまず、足をもって敵に投げつけるのだった。そして投げつけられた槍は敵軍の中にはいっていく。するとその槍から無数の鏃がとび出して、敵軍の一人残らずにつき刺さるのであった。 井村君江 『ケルトの神話』(1983/1990)より ゲイ・ボルグの槍は、すごい重さで、敵の陣地に投げられると、無数の矢じりが飛び出して、敵軍をやっつけるという不思議な魔法の槍ですが、ク・ホリンは死ぬときまで、この槍を手に戦うことになります。 槍先から鏃が飛び出す。 無数の鏃が飛び出す(相手の傷を増やす場合は30と記載される伝承が多い) 刺されば傷口を増やす能力 八住利雄 『アイルランドの神話伝説〔I〕』(1929/1981)より 不思議な手練によって投げつけられた魔槍は、ファーディアが身につけていた鉄製のエプロンを突き破った。そしてファーディアの身体を守護していた磨石をも突き破った。魔槍ゲー・ボルグは、かくしてファーディアの身体の深くに突き刺さった。そしてそのあらゆる細胞の間隔へ、毒がまき散らされた。 井村君江 『ケルトの神話』(1983/1990)より 槍はあやまたず、鉄製の鎧を突き破り、ファーディアの身体に刺さってはじけ、中から出た三〇の矢じりはすべての細胞をひき裂いたのでした。 コットレル 『ヴィジュアル版 世界の神話百科』(1996原著/1999蔵持訳)より それは敵を突き刺した時点では単なる傷を負わせるだけだが、ひとたびその体内まで入ると、30もの棘(とげ)が開いて、敵の胃をずたずたにするのだった。 どの伝承にも30という数が出てくる。 体内から30の鏃、穂先が飛び出したりや傷が開いたり、毒などで細胞を殺すなどの伝承がある。どの伝承にも細胞を破壊する、内蔵をズタズタにするなどの内部損傷の説明がしてあり、外傷について触れている伝承が少ない。 関連項目 関連タグ アルスターサイクル ケルト神話・伝承 傷害悪化 悪性攻撃 槍 武器 水中限定 鏃 魔槍 リンク 幻想の武器博物館 ガイ・ボルガ
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ハイ・ブラジル
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登録日:2016/08/28 (日曜日) 22 47 00 更新日:2023/08/05 Sat 09 20 07NEW! 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 お前の血は何色だ だいたいこいつのせい アイルランド グラーニア ケルト悲恋物語 ケルト男児の天敵 ケルト神話 ディルムッドの真の敵 ディルムッド・オディナ ディルムッド絶対陥れるウーマン トラブルメーカー フィニアンサイクル 一人勝ち 地雷←むしろ追尾ミサイル 外道 姫 悪女 神話 美人 醜悪 駆け落ち ケルト神話におけるフィニアンサイクルの登場人物。 エリン(アイルランド)の上王コルマク・マッカートの娘。 グラーニャ、グローニャ、グラーネ、グラーニェとも呼ばれる。 ケルト神話でよく知られる若い男女と老いた男性の三角関係を描いた物語の中心人物として登場する。 グラーニアは当時のエリンで最も美しいと言われる程の年若い黒髪の美女で、内面についてもエリンの乙女達の中で教養、話し方、作法、どれをとっても一番とされています。 反面、奔放で我儘、気難しい一面も。 総合してみれば、短所もあるけど、それを補って余りあるくらい聡明で美しい姫君と言えるでしょう。 …………設定上はね。 しかし、実際の彼女はケルト神話の中でも屈指のトラブルメーカーであることは、「ディルムッドとグラーニア」の物語を知る人ならば周知の事実。 詳しいことは下記で。 逃避行までの大まかな経緯 ある時、フィアナ騎士団団長フィン・マックールは新しい花嫁を迎えることになり、その花嫁に選ばれたのがグラーニア姫でした。 しかし、姫はこの結婚には大いに不満を抱いていました。何故ならフィンは既に老齢に差し掛かっており、 若く美しいグラーニアとは歳が離れすぎていたのです。 なのでグラーニアは、 「どうして私があのような年老いた殿方と結婚しなければならないのかしら。その息子のオシーン様ならまだ分かるけれど」 といった具合にぶつくさ文句を言っていました。 なのでフィンがチラチラと度々視線を送ろうとも、当の本人は年上の花婿には見向きもしません。 やがてグラーニアは結婚の宴の席に招かれたフィアナ騎士達の面々について、隣に座っていたフィンのドルイド僧の一人に尋ねるのでした。 「あの隻眼の方はどなたかしら?」 「モーナ一族の長、ゴル・マックモーナです」 「あのお若い方はどなた?」 「オシーンの息子のオスカです」 「あの体つきが立派な方は?」 「俊足のキールタ・マックローナンです」 「その隣に居る黒い巻き毛の方はどなたかしら。優しく、ハンサムでとっても男らしいお顔立ち。それに話しぶりもなんてお優しいのでしょう。 うふふ、あの殿方の名前を教えて下さいな」 他の面子の反応とは明らかに差のある某コピペを彷彿とさせるような、この突然の捲くし立てっぷり。 この時点で早くも嫌な予感がすることを否めません。 そして、その殿方の名前がディルムッド・オディナであることを知ったグラーニアは、侍女に酒の入った杯を渡すと、 名指しで酒を飲ませたい相手を指定しフィンや上王など宴に集まったほとんどの者達を深い眠りにつかせてしまうのでした。 この時点で割とまずいことやってません? この姫様。 これからやることの下準備を終えたグラーニアは、早速行動に移ります。 しかし、姫君はディルムッドの元ではなく、何故かフィンの息子のオシーンの元へ行って彼を口説きにかかるのでした。 が、グラーニアの「自分と駆け落ちしてほしい」という願いは、オシーンの持つ「父の女を奪わない」という何ともピンポイントなゲッシュにより、 届くことはありませんでした。(ゲッシュの説明は後述) 姫はその返事を聞くと、それ以上彼にはこだわらず今度はディルムッドの元で同じように駆け落ちを迫ります。 そして、ディルムッドを愛するようになってしまった理由として、 「過去にあなたがハーリングの試合で味方が劣勢に陥る中、途中から試合に加わり見事な活躍でチームを勝利に導いたその姿に目も心も奪われたのです。 今日まで顔しか知りませんでしたが、今日の宴で名前を知ることが出来ました」 と述べました。 (これとは別に、「女蕩かしの名人」としてのディルムッドの伝承では彼には魔法の黒子が存在し、その黒子で女性を魅了してしまうという。 この黒子を見たことで、グラーニアは彼に愛するようになる) え、じゃあ何でオシーンに迫ったの? グラーニアのこの行動についてはよく分かっていないのか説明は多くありませんが、強いて挙げるなら本心を隠す為の行動だと言われています。(要は照れ隠し) エリン一の美人の言葉にはどんな男も胸が躍ってしまうもの。 それはディルムッド・オディナでも例外ではありませんでしたが、彼の忠義心は非常に厚く、 あえて冷たい顔で「主君の花嫁を、私は愛しません」とにべもなく断るのでした。 それから「フィンを愛さないのは不思議だ。誰よりもあなたに相応しい人なのに」や「フィンの手にかかれば、エリンに逃げ場などない」と言って、 何とか説得しようと試みますが、自身の愛を受け入れないディルムッドに業を煮やしたグラーニアはオシーンの時とは打って変わって強気に迫り、 遂に彼にゲッシュを課してしまいます。 「今夜中に私をこの場から連れ出すことをあなたのゲッシュとします。真の英雄ならば決して破れない誓い、これを守り抜けなければ、 一生不名誉の誹りを受けることになるでしょう。さあ、他の者が目を覚まさないうちに私をこの不幸な結婚の運命からお救いください」 ご丁寧にゲッシュを破った際の末路まで説明する手の込みよう、果たして一番不幸なのは一体誰なのか。 お前に逃げ場はないと宣告されているようで、ぶっちゃけ愛の告白というより最早ただの脅迫です。 さて、ここで一旦「ゲッシュ」の説明に移りたいと思います。 ゲッシュとは、ケルト神話の中のアイルランドの伝承で登場するケルトの戦士に課せられる誓約であり、禁制であり、緊縛であり、呪符でもある特別な代物です。 内容は持つ者によって様々ですが、ゲッシュを誓うこと課せられることで強力な加護を得られる反面、破れば運命を狂わせ命取りになったり、グラーニアの言う通り名誉の損失に関わったりします。 この時代に生きる戦士にとって名誉とは何よりも重んじられるものであり、例え自身や家族、親しい友人の命が秤にかけられようとも、 決して誇りの重みには勝てないのでした。 ※例1 フェルディア「クー・フーリンとは絶対戦わない!」 メイヴ「ではこの先、お前を臆病者と言い伝えよう。あと、クー・フーリンがお前の悪口言ってたぞ」 フェルディア「名誉には勝てなかったよ……」 ※例2 クー・フーリン「俺は犬は絶対食わないし、目下のものからの食事の誘いは断らないし、詩人の言うことは絶対に聞くぜ!」 メイヴ「じゃあ目下の者から犬料理に誘って食わせた後、詩人にお前のゲイボルグ没収するよう頼ませるね」 クー・フーリン「グワーッ!?」 メタなことを言うならば、ケルトの戦士たちをシナリオの都合で動かすためのガジェット、或いは彼らを死なせるための弱点、ということになりますか。 話は戻り、それでも何とか説得を試みるディルムッドでしたが、結局グラーニアは歩き去ってしまいました。 さてここで彼に残された選択肢は二つ。 A「ゲッシュを破り、死よりも酷い不名誉を背負う」 B「主君の花嫁と駆け落ちし、裏切りの汚名を負ってエリン中を敵に回す」 どっち選んでも割と詰んでませんかね、これ。 まあそれでも後者の方がほんの僅かに光明があるので普通ならBを選ぶのですが、忠義に厚いディルムッドは深く悩み、 眠りから免れ一部始終を見ていた友人達にこのことを相談するのでした。いやあ、これは苦労を背負い込むタイプですわ。 そして、仲間達の回答は以下の通り。 「君に責任はない。ゲッシュを守ることを優先した方がいい。だが、父の復讐は覚悟することだ」とオシーン。 「ゲッシュを破れば騎士としての名誉は失われる。姫と逃げるべきだ」とオスカ。 「あれではフィンの妻となってもまずいだけだ。だから早く逃げろ。誰だってそうする、俺だってそうする」とキールタ。 「姫と共に行けば君は死ぬことになる。だが、誇りを守ることこそが君の選ぶ道だ。姫と共に行くといい」と何かさらっと重大なことを口走るディアリン。 というかディアリンさんあなた、千里眼でそんな先のことが分かるならフィンにグラーニアを紹介した時にこうなることを予測出来なかったんですかね? まあ昔話にこういった突っ込みは野暮というもんですが。 ともあれ、仲間達の後押しを受けてディルムッドは涙ながらに親しい友人達に別れを告げ、裏口で待つグラーニアの元へと向かいます。 そこで「今戻れば誰にもこのことを知られずに済みます」と最後の説得を試みますが、グラーニアは断固として意志を曲げず、 ディルムッドもとうとう覚悟を決め、二人は夜の内にターラの王宮を後にするのでした。 以下、グラーニア様のアレな所業一覧 そもそも婚約に至るまでの経緯 ある日、フィン・マックールは朝早くから一人で芝生の上に座っていました。 後からやってきたオシーンとディアリンが一人でいる訳を聞くと、 「妻であるマニッサに先立たれてから寂しくて夜も眠れない。だから早く起きて一人でこうしている」 とフィンは言います。 そこで、ディアリンはフィアナ騎士団の団長であるフィンに最も相応しい相手としてグラーニア姫を挙げます。 まあカタログスペックだけなら上記の通り完璧ですから、話の上ではこの上ない相手と言えるでしょう。 話を聞いたフィンは「じゃあお前達で結婚の約束取り付けてきて。駄目だったらそれでいいから」と、まだグラーニアの顔も知らないので駄目元な感じで、2人の騎士を使いとしてターラの王宮に送り出すのでした。 それからしばらくして王宮に辿り着いた2人は、早速上王様にフィンとグラーニアの結婚の話を持ち出すのですが、当の上王はというと辟易とした様子で、 「娘との結婚の話は周辺の国の王侯貴族から何度も来ているが、娘は頑なに断り続けるせいでわしに恨みや非難が集中して辛い。 だから結婚の約束は娘と直接してくれ」 と言われたので二人はグラーニア姫の部屋まで直接赴くことになりました。 上王の話通りなら一筋縄にはいかない案件ですが、当の姫様の返答は意外や意外。 「お父様がその方を義理の息子に相応しいと思うなら、私の夫にも相応しいんじゃないかしら?」 と、かーなーり適当なご返事ながらも一応受け入れています。 こんな雑な返答をした理由として、よく考えもしなかったから(これは酷い)や、 ベルト作りに夢中になっていた(どっちにしろ酷い)というものが挙げられます。 この返答に満足した2人はこのことをフィンに伝える為、王宮を後にするのでした。 さて、月日は流れいよいよフィンとグラーニアの結婚式当日。 2人の結婚式はミコルタ(ターラの大宴会場)にて盛大な宴と共に大勢の客人によって祝われたのでした。 集まったのはエリンの貴族達やフィアナ騎士団の面々。いずれも花嫁と花婿を祝福しながら宴を楽しんでいます。 そんな風景を見渡しながら、グラーニアはぽつりと一言。 「――で、この宴なんなの?」 衝 撃 発 言。 自分が誰と添い遂げるかは勿論のこと、自分がこれから結婚するという事実は愚か、何故宴が催されているのかも知らないというまさかの展開。 幾ら何でもしょっぱなから飛ばし過ぎですよ、姫さん……。いや、ここは流石と言うべきか? グラーニアのこの発言には近くに座っていたフィンのドルイド僧も思わず「その発言はおかしい」とか言っちゃう有り様。 まあ、これから結婚する花嫁が口からこんな発言が出れば、当然の反応とも言えますが。 かくして、これから冒頭の逃避行までの経緯に繋がる訳ですが、何より恐ろしいのはこの出来事はこれから起こる惨劇(主にディルムッドのとって)の序章でしかないという点でしょう……。 「くぐれないなら、飛び越えればいいじゃない」 ゲッシュにより小門から王宮に出入り出来ないと言うディルムッドに対して放ったアントワネット的発言。 「真の英雄ならば槍を使って城門を飛び越えることが出来ると聞きました。あなたが騎士団で最も優秀な騎士であることは先刻承知済みです」 と言って歩き去っていく姿には、先程までの考え無しな姫様の姿は無く、若い騎士を陥れる強かな面が垣間見えます。 追手が怖くて泣きだす フィンが差し向けた追手の存在に気が付き恐怖のあまり泣き出すグラーニア。 ここだけ抜き出せば特に違和感のない反応ですが、経緯が経緯なだけに、どうにも納得いかないものが付き纏います。 あなたのすぐ傍に、あなたよりもこの状況に対して泣き出したい人がいるんじゃないですかね……。 一方の災難の渦中に巻き込まれている張本人はというと、義理の息子の危機に文字通り飛んできた愛神オインガスに対して 「どうかグラーニアだけをお連れください。私はこの場を自力で切り抜け、後を追います。もしも私が殺されるようなことがありましたら、 姫を父王の元へと返し、私を夫にしたことで姫の待遇を変えないよう、お伝えください」 と言ったという。イケメンすぎぃ! 「あなたの意気地はこの泥粒以下ねッ!」 一緒に駆け落ちはしてくれたものの、フィンに忠誠を示して一向に自分に手を出さないディルムッドに対して自身の脚に跳ねた泥水を指し示して放った言葉。 ディルムッドを陥れる時だけはやたらアグレッシブになるのはもう疑いようがないでしょう。今回もケルト男児の弱点を的確に突いてきています。 シャーヴァンの受難 フィンの追手から逃避行を続ける2人は、ドゥロスの森に辿り着きます。 その森にはシャーヴァンというダーナ神族の巨人がおり、森の木になるナナカマドの実を守っていました。 何故彼がそんなことをしているのかというと、ドゥロスの森のナナカマドの木は妖精郷から偶然もたらされた物であり、 実を食べれば老人がたちまち若者になれる程の力を持っていた為、人間の手に渡らないようダーナ神族がシャーヴァンを森の番人としたのです。 シャーヴァンは武器で傷付くことはなく、燃やされることも、溺れることもない非常に強大な存在だった為、フィアナ騎士団でもおいそれと手出しは出来ません。 そこでディルムッドはこの森を安住の地として選び、シャーヴァンと交渉してナナカマドの実に手を出さないことを条件に、この地にしばらく腰を落ち着けることとなりました。 さて、ここまで来てようやくディルムッドも一息つけることでしょう。 ――そう思った貴方。甘い、ナナカマドの実よりも甘い考えです。 何故なら理由は簡単、彼のすぐそばにはケルト神話屈指のトラブルメーカーことグラーニア姫が居るからです。 森に住み始めてからしばらくして、彼等の元にはモーナ一族の若者2人が訪れました。 その理由は、ディルムッドの首かドゥロスの森のナナカマドの実をフィンの元に持ち帰り、自分達の地位を復権させるとのことだったので、 2人は早速ディルムッドに勝負を挑むのですが、ものの見事に瞬殺されます。(死んでないけど) 2人纏めて若者を捕縛するディルムッドを見て、グラーニアは実は以前からナナカマドの実を食べたくて仕方なかったという気持ちをカミングアウト。 そして、「1人では無理でも、3人ならあの巨人に勝てるかもしれない」と付け加えます。どうやら彼女にはシャーヴァンに対しての罪悪感は微塵もないようです。 これに対して「この土地に居られるのはシャーヴァンの厚意があればこそ。もし約束を破るようなことがあれば、我等はこの安住の地を失うことになります」とディルムッドはド正論でグラーニアを諭します。 しかし、諦め切れない困ったお姫様は実を口にしなければ死んでしまうと言って、何故か急に死にそうになるのでした。思い込みの力ってすげー。 これにはディルムッドも困り果て、遂に実を手に入れることを決意します。 自分達も協力させてほしいと言う若者2人を「大した助けにはなるまい」とバッサリ切り捨て、シャーヴァンの元へと向かう苦労人。 そこで彼は勝手に実を取ることをよしとせず、最初は眠っている番人を起こして平和的に話し合いで解決しようとしましたが、 例え姫が死のうと自分には関係ないと断固として拒否されてしまいます。 やむを得ず力づくで実を手に入れることになってしまったディルムッドは、激しい戦いの末、不死身に近いシャーヴァンを 唯一倒すことの出来るシャーヴァン自身の持つ棍棒を奪い取り、巨人の頭部に叩き付けることで勝利を収めるのでした。 その後、グラーニアはナナカマドの実を気兼ねなく食べます。 どうやら彼女の中には、罪悪感は愚か自分達を匿ってくれた巨人の存在すら微塵も残っていなさそうです。 一方の気苦労が絶えない色男はというと、心身ともに疲れ果てた体で若者2人に指示して巨人の遺体を埋葬させ、 命を狙われた筈なのにナナカマドの実とダーナ神族の巨人を倒したという手柄を譲り渡し、彼等を送り返すのでした。 う~ん、同じ美形でも、どうしてこれだけ他人への配慮に差があるのか、何とも不思議なものです。 和解、そしてハッピーエンド……? 長い長い逃避行はフィンとの和解で幕を閉じ、ディルムッドとグラーニアは正式に夫婦と認められ、エリンの有力者達からは遠く離れた地に館を建てて、そこで暮らすことになりました。 夫婦は子宝に恵まれ、財産も増え、さあこれからは胃痛に悩まされることのない順風満帆で幸福な日々の幕開けだと思ったのも束の間、 「ねえディルムッド。私達、随分裕福になったと思うけど、他人と全く関わりがないのは如何なものかしら?」 そうは問屋が卸さないのがグラーニアクオリティ。また何か不穏なことを言い出しましたよ、この姫様。 グラーニアの言い分は「エリンで私の父に次いで有力な人物であるフィアナ騎士団のフィン・マックール様がこの館に一度も訪れていないのはおかしいと思うわ」とのことでした。 これに対し、「フィンとは和睦を結んだものの、それは冷たい和解だ。真の和睦とは言えない。だから我等はこうして遠い地に暮らしているんじゃないか」とディルムッドは至極もっともなことを言って妻を諭します。 何か既視感のある光景だな……。 しかし、そんなことを言われたくらいで引き下がるグラーニアではないことは、ここまで読んだ皆さんなら容易く予測出来ることでしょう。 一体何処からそんな自信が沸いてくるのかという調子で、グラーニアは更に言葉を重ねます。 「あれから時間も経っているから、きっと遺恨はなくなっている筈だわ。ここは盛大な宴を開いてフィン様をお招きし、昔の親愛を取り戻すことに 努めるべきではなくて?」 主従の信頼関係をぶち壊した張本人がそれを言うとは恐れいった。 ハッピーエンド(一人勝ち) それからグラーニアの思惑通り宴が開かれた後、様々な不幸が重なり、ディルムッドはフィンによって謀殺されてしまうのでした。 夫の死をグラーニアは嘆き、自分の子供達にフィンのことを父の仇だと教えて育てます。 ――が、しかし、グラーニアの心は悲しみに苛まれながら生きられる程、強くは出来ていませんでした。 時間の経過と共に悲しみは薄れ始め、フィンのグラーニアに対する穏やかな態度も相俟って、彼への激情は日に日に和らいでいきます。 そして、なんとなんと遂にグラーニアは子供達を仇の筈のフィンと和解させ、よりにもよってフィンの花嫁として迎え入れられることが決定するのでした。 この衝撃の出来事に、それまで夫を失ったことに対して同情ムードだったフィアナ騎士達も怒り心頭。 ミコルタでの宴の時とは打って変わり、 「フィン・マックールも分の悪い取引をしたものだ。ディルムッドはあんな女百人よりも価値があったものを」 「ファック! 何て貞節のない女だ! 大将、こいつは鎖で繋いでおいた方が身の為だぜ!」 と祝福の欠片もない言葉で花嫁を迎え入れたのでした。 こうして、あれだけ好き放題やらかした割にグラーニアは幸せな余生を送ることになります。 一説には二度と男をたぶらかさないようにフィンと結婚した後に人目のつかない場所に隔離されたり、夫の死のショックで息絶えたりという話はありますが、 前者は色々やらかした割にはお釣りのくる待遇ですし、後者に関してはぶっちゃけマイナーでしかも夫の後を追って同じ墓に埋葬されるという展開は アルスターサイクルの「ノイシュとディアドラ」の方が有名なのは否めません。 (しかも向こうは2本のイチイの木が墓から生えて結びつき、二度と離せなくなるというおまけ演出付き) さて、ここまでの説明ではグラーニア姫はとんでもない奴という印象しか残りませんが、一応良いところも存在します。 追手を振り切って無事帰ってきたディルムッドを見て、泣いて喜んだり、失神する程舞い上がったりしますし、オインガスの義理の息子への愛情に納得して ディルムッドの遺体を潔く譲り渡したりしています。 更には、フィンの策略で死地に向かおうとするディルムッドに対して的確な助言をすることもありました。(*1) また、某書籍ではこういったグラーニアの姿を純粋でひたむきと評しています。 現代の価値観で見れば「頭、大丈夫?」と言われかねませんが、作中でもディルムッドを殺すことで頭がいっぱいなフィンはともかく、 逃避行の経緯を知る筈のフィアナ騎士達はディルムッドに同情こそすれど、フィンと結婚するまではグラーニアに対しての非難の場面は一切ありませんし、 コルマク上王も和解の時に「娘を連れ去った奴と和解なんてとんでもない話だが」と言っているので(とんでもないのはあなたの娘さんですよ)、 当時の価値観、または神話の中では割と反感を買わない行為なのかもしれません。(逃避行中の所業を彼等が知らないだけとも言えますが……) また、当時のケルト社会では、未亡人が一人で生きていけるほど余裕はなく、再婚する以外に生活していく道がなかったという事情も鑑みるべきでしょう。 ちなみに、このグラ―ニア(Grania)の語源は「Granna(醜い者、醜悪)」という意味だから、悪役として設定されている… という説もあります。『ケルト事典』(ベルンハルト・マイヤー著)が採っている説はこちらです。 しかし、どちらかと言えばこの名前の読みは「Grain(太陽)」に近く、『ケルト文化事典』(ジャン・マルカル著)ではそちらの説をとっています。 冒頭にある結婚式からの逃避行の経緯も、落ち込むフィンを案じた者達がどうにか良い妃を娶らせてフィンの心の傷を癒そうとした挙句、 「フィンの若い息子が結婚の相手だ」とグラ―ニアに嘘をついて連れてきたことが原因、とする逸話もあります。 時代と共に価値観も移り行くため、これだ、と断定するのも難しいものです。 「追記・修正することを貴方のゲッシュとします。これを破れば貴方には死よりも恐ろしい運命が待ち受けることでしょう」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 資料によっては悪女と書かれてるんだっけ -- 名無しさん (2016-08-28 22 49 44) ディアリンさんの千里眼は未来が見えるようなもんじゃないのかも -- 名無しさん (2016-08-28 23 03 13) ↑×2 資料によってバラバラ婚約の件も「そもそもフィンの"息子"が婚約相手だ。という詐欺に遭って連れて来られた」とするものもある -- 名無しさん (2016-08-28 23 25 52) オシーンが話を持ってきたんで、グラニアが勝手にオシーンが結婚を申し込んできたと勘違いしてたってのもあるな。 -- 名無しさん (2016-08-28 23 54 58) ケルトの女は怖い -- 名無しさん (2016-08-29 11 33 43) 素晴らしい記事だったが元の物語を書いた人どういう思考してるんだろう…「こんなの普通じゃ考えられない!」 -- 名無しさん (2016-08-29 12 36 07) ↑本文中にもあるように価値観は移り変わるからしゃーない。たぶん当時は最高にハイセンスだったんだ、現代まで残るくらいだし それにしてもゲッシュがひどい、制約して力を授かる、は分かるけど。はいこれ今からおまえのゲッシュねー破ったら不名誉だぞとかなんの呪いだw -- 名無しさん (2016-08-29 12 48 48) クーフーリンが死んだのもゲッシュ破らされたのが遠因だっけ。制約によって力を授かるってのはH×Hの念能力の設定とか見るに現在の創作にも受け継がれてる発想だけど、ゲッシュはこの記事見る限り他人から押し付け可能っぽく見えて理不尽感が… -- 名無しさん (2016-08-29 13 02 08) 地雷女と言われる女性は数いれど(失礼)、ミサイル女と言われる女性は、この人くらいじゃないのだろうか。 -- 名無しさん (2016-08-29 13 19 09) 常に死や厳しい自然と隣り合わせで、戦いとはまた違う人生を全力で生きるケルトの女って感じかな。 -- 名無しさん (2016-08-29 20 12 27) 逆に、ケルト神話で「いい女」って誰だ。 -- 名無しさん (2016-08-29 20 38 39) 若く美しく、王族として婚姻も受けるが自分の意思を貫く。夫が死んでも子供達の為に仇に嫁ぐ。戦いに生きるケルトの戦士が求める理想の女だな〜(棒 -- 名無しさん (2016-08-29 20 55 50) ↑2クー・フーリンの奥さんのエメル姫とかじゃないかな。最後の最後まで夫と共にあったし、コンラ君が来たときは女のカンで全力で止めにかかったし。 -- 名無しさん (2016-08-29 22 22 40) あくまで敵としてクーフーリンを破滅させたメイヴと比べると・・・確かに「醜悪」だ -- 名無しさん (2016-08-30 00 25 15) ディルムッドの件でフィン、孫のオスカとも関係最悪になってるしな、本当ミサイル級、曰く「ディルムッド見殺しにするならてめぇぶちころすぞ」、(自分が致命傷負った時)「お前なんぞに泣いてもらおうと思わん、どのつら下げて泣いてるの?」てかめたくそ言われてる -- 名無しさん (2016-08-30 04 21 27) ランサーさんは生前から女難だったんだな -- 名無しさん (2016-08-30 05 05 52) 解釈次第で同情の余地はあると思うんじゃが、どうにも劇中の役回りがな……まあ、名前の意味が意味だし、破滅の舞台装置の役割を背負わされたキャラクターな感じ -- 名無しさん (2016-08-31 14 28 46) シャーヴァンとの話はロードスのvs魔神王を思い出した。ほぼ不死身の巨人を倒すとかすごいが、そこ褒められもディルさん嬉しくないだろうなぁ -- 名無しさん (2016-08-31 15 39 52) 基本HIDOI話なんだけど、皮肉とユーモア混じる書き方でどこか楽しく読める良記事 -- 名無しさん (2016-10-23 22 23 39) 同情の余地がなくもない部分はいくつかあるが…同情の余地が全くない部分もまた多数あるからな… -- 名無しさん (2016-10-23 22 36 00) 名前の所に書籍名あるの地味にありがたい -- 名無しさん (2017-01-06 19 15 38) メイヴさんクラスのスーパーケルトビッチじゃないでスカやダー -- 名無しさん (2017-02-23 00 16 16) フィンと再婚した際の団員たちの暴言が、Fate世界のクー・フー・リンとエルメロイII世が再現ドラマでそういう台詞を言っているようにしか思えないのは何故だろう?w -- 名無しさん (2017-05-07 05 28 26) 最終的には一人勝ちしてる当たり頭はいいと思う。倫理観は薄いけど女を武器に利益を求めれる悪い賢女だったのではないかという妄想 -- 名無しさん (2017-06-22 14 24 16) とりあえずディルムッドがイケメンすぎることが分かった。 -- 名無しさん (2017-06-22 15 45 30) ライブアライブのアリシアを思い出した -- 名無しさん (2017-09-14 05 42 30) メイヴは報い受けてるからまだいいけどこいつはなぁ・・・ -- 名無しさん (2017-09-14 10 02 05) 「醜い」と「太陽」……つまり『どす黒く燃える太陽』的キャラか! -- 名無しさん (2018-06-21 09 11 04) 「純粋でひたむき」それ一番あかんヤツぅ!(ポル・ポト方面を見ながら) -- 名無しさん (2018-06-21 12 45 59) コルマク上王が和解の時に「娘を連れ去った奴と和解なんてとんでもない話だが」って言っているのはよく事情を知らなくてディルムッドが主犯だと思っいこんでいたからじゃないか? -- 名無しさん (2018-06-21 19 00 02) ある意味メイヴよりひどい、核ミサイル女 -- 名無しさん (2020-12-17 20 34 52) 名前 コメント
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ケルト歴 ドルイドたちが作ったと言われているケルトの暦。 月の動きをもとにして、それぞれの月に樹木(守護樹)の名前をつけたもの。 また、生まれた月にあたる木の性質から性格を占う「木の占い」がある。 基本となる4つの守護樹 ・ナラ(Quercus)3月21日 生命力のシンボル ・白樺(Betula) 6月24日 秘技を伝える者達の灯火 ・オリーブ(Olea) 9月23日 英知の友 ・ブナ(Fagus) 12月22日 大器晩成 2つの特殊な木 ・イチイ(Taxus)11月3日〜11月11日 死の木(※後にケルト歴から外された木) ・ポプラ(Populus)下記*参照 迷いに打ち勝った者 16の守護樹(赤色以外) 3月22日〜3月31日 ハシバミ(1番を望む人) 4月1日〜4月10日 ナナカマド(鳥達の喜び) 4月11日〜4月20日 楓(好戦的な天使) 4月21日〜4月30日 クルミ(祖国を求めて) 5月1日〜5月14日 *ポプラ(迷いに打ち勝ったもの) 5月15日〜5月24日 栗(本当の自分を求めて) 5月25日〜6月3日 トネリコ(志は常に高く) 6月4日〜6月13日 クマシデ(熱い忠誠心) 6月14日〜6月23日 イチジク(思いやりそのもの) 6月24日 白樺(秘技を伝える者達の灯火) 6月25日〜7月4日 林檎(愛を貫き自分を極める) 7月5日〜7月14日 モミ(あらゆる誕生を見守る) 7月15日〜7月25日 楡(堂々とした木) 7月26日〜8月4日 糸杉(復活をたたえる木) 8月5日〜8月13日 *ポプラ(迷いに打ち勝ったもの) 8月14日〜8月23日 ヒマラヤ杉(道徳の大切さを象徴する木) 8月24日〜9月2日 松(知の友) 9月3日〜9月12日 柳(誕生と死を司る月の神の木) 9月13日〜9月22日 西洋科の木(ナラの庇護者) 9月23日 オリーブ(英知の友) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 9月24日〜10月3日 ハシバミ(1番を望む人) 10月4日〜10月13日 ナナカマド(鳥達の喜び) 10月14日〜10月23日 楓(好戦的な天使) 10月24日〜11月11日 クルミ(祖国を求めて) 11月12日〜11月21日 栗(本当の自分を求めて) 11月22日〜12月1日 トネリコ(志は常に高く) 12月2日〜12月11日 クマシデ(熱い忠誠心) 12月12日〜12月21日 イチジク(思いやりそのもの) 12月22日 ブナ (大器晩成) 12月23日〜1月1日 林檎(愛を貫き自分を極める) 1月2日〜1月11日 モミ(あらゆる誕生を見守る) 1月12日〜1月24日 楡(堂々とした木) 1月25日〜2月3日 糸杉(復活をたたえる木) 2月4日〜2月8日 *ポプラ(迷いに打ち勝ったもの) 2月9日〜2月18日 ヒマラヤ杉(道徳の大切さを象徴する木) 2月19日〜2月29日 松(知の友) 3月1日〜3月10日 柳(誕生と死を司る月の神の木) 3月11日〜3月20日 西洋科の木(ナラの庇護者) 3月21日 ナラ(生命力のシンボル) ※地域によって守護樹の組み合わせが変わり、春分・夏至・秋分・冬至などが加わった別のヴァージョンもある。 参考文献「ケルト木の占い」
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ケルト神話神の従者 -ケルヌンノス級- ケルト神話神の従者 -テウタヌス級- ケルト神話神の従者 -スケッルス級- ケルト神話神の従者 -ケルヌンノス級- 敵リスト ラウンド1 ラウンド2 ラウンド3 スルクス(初6T後3T/攻撃500/HP2000)レッドドラコ ブルードラコ グリーンドラコ(初1~3T後2T/攻撃768/HP8000)フレイムドラコ レインドラコ グロウドラコ(初1~3T後3T/攻撃1358/HP8000)デクシス フルキュ オビー(初2~4T後2T/攻撃967/HP10000)デクストン フルキュル オービン(初2~4T後3T/攻撃1358/HP10000)※いずれか3体 スルクス×3(初6T後3T/攻撃500/HP2000) ケルヌンノス(初3T後3T/攻撃6217/HP45000) 消費スタミナ 獲得EXP 獲得コイン Wantedモンスター Wanted報酬 -50 13,500 スルクス クォーツ×250 ケルト神話神の従者 -テウタヌス級- 敵リスト ラウンド1 ラウンド2 ラウンド3 スタチュ(初6T後3T/攻撃500/HP2000)レッドドラコ ブルードラコ グリーンドラコ(初1~3T後2T/攻撃768/HP8000)フレイムドラコ レインドラコ グロウドラコ(初1~3T後3T/攻撃1358/HP8000)デクシス フルキュ オビー(初2~4T後2T/攻撃967/HP10000)デクストン フルキュル オービン(初2~4T後3T/攻撃1358/HP10000)※いずれか3体 スタチュ×3(初6T後3T/攻撃500/HP2000) テウタヌス(初3T後3T/攻撃6217/HP45000) 消費スタミナ 獲得EXP 獲得コイン Wantedモンスター Wanted報酬 -50 13,500 スタチュ クォーツ×250 ケルト神話神の従者 -スケッルス級- 敵リスト ラウンド1 ラウンド2 ラウンド3 スヌーク(初6T後3T/攻撃500/HP2000)レッドドラコ ブルードラコ グリーンドラコ(初1~3T後2T/攻撃768/HP8000)フレイムドラコ レインドラコ グロウドラコ(初1~3T後3T/攻撃1358/HP8000)デクシス フルキュ オビー(初2~4T後2T/攻撃967/HP10000)デクストン フルキュル オービン(初2~4T後3T/攻撃1358/HP10000)※いずれか3体 スヌーク×3(初6T後3T/攻撃500/HP2000) スケッルス(初3T後3T/攻撃6217/HP45000) 消費スタミナ 獲得EXP 獲得コイン Wantedモンスター Wanted報酬 -50 13,500 スヌーク クォーツ×250
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ティル・ナ・ノーグ (チル・ナ・ノグ) Tír inna n-Óc ,Tir na nOg 「常若の国」=ケルト神話における、西方にある歳を取らない永遠に若くいられる地上の楽園。 時間の流れがこの世とは違い、もし死んでも次の日には生き返っている。 「りんご」の木がたわわに実り、食べても生き返る「豚」、飲んでも尽きない「エール」があるとされる。日本の浦島太郎の竜宮城伝説とよく似ている。 「たのしき郷(マグ・メル)」「喜びケ原(メグ・メル)」「至福の島(イ・ブラゼル)」とも呼ばれる。 ダーナ神族が、後からやってきたミレー一族に破れた後、地下に逃れて石塚の下や、土砦、塚、丘(シー)の下に美しい宮殿を建てこのような楽園を作り、神々は今でもそこに生き続けていると信じられている。 地上だけなく地下にもティルナノーグのような国はあると言われ、海神マナナーン・マクリールがマン島の海に美しい宮殿を持っている。ダグダ神はボイン河の丘(ニュー・クレンジ)に宮殿を持っている。 またティルナノーグを”楽園”とするなら、地獄と言える場所もあり、アイルランドではク・ホリンが訪れた「スカノハ」の住む国であり、『マビノギオン』の中でキルフーフが訪れた巨人の国アスバザデンである。 ティルナノーグに行き帰ってきた英雄オシーン、詩人トマスなどがみたこの楽園の話が沢山残っているが、共通点は、地下の場合には細い道をたどり、陽や月のない薄暗いところをとおり、水や流れをわたると緑の草原、花が咲き果物が実り、鳥が謡い、つねに夏で、死も老いも争いも無く、歌声あふれる。ざくろ石や黒石や水晶などさまざまな宝石で豪華に飾られた宮殿のルビーの光が溢れる広間で楽しい響宴が催されている。オルフェオ王が行った地下の国では「ガラスの塔、水晶の銃眼、尖塔は金と美しい宝石で飾られ、あたりに光を投げかけていた」と描写されている。フェバルの息子ブランが海の彼方のティルナノーグに行った話では、ある日ブランが丘を歩いていると、心地よい音楽の調べにまどろみ、覚めてみると白いりんごの花が咲く銀の枝が手にあり、城に帰ると美しい乙女が現れ、海の彼方の楽しい国へ行きましょうと誘いかけた。「冬も貧しさも悲しみもない、海神マナナーンの金の馬が岸辺をかけ、遊びやゲームが飽きることなく続けられているところ」で一緒に暮らしましょう。と言う。27人の仲間と船に乗り、海に出たブランは途中で馬車に乗った海神マナナーンに会い、マナナーンは枝をふり海を花咲く野に変え、魚の群れを羊の群れに、鮭を牛に変えた。ふしぎな島に到着し、そこは色とりどりの豊かな島で、女性しか住んでおらず、尽きることのない美味しい食べ物に囲まれ、楽しい日を送っているうちに、故郷が恋しくなりアイルランドへ帰るることにする。港に着き、ブランという名をつげると、数百年前にブランの航海の話は聞いているという答えがかえってくる。ブランは女達の言いつけどおりに、土地のものには触れぬよう、常若の国について話したのちに、去って行ったが、下船した仲間は岸に足をつけたとたんに灰となって崩れさってしまった。 ゲーム 『ティル・ナ・ノーグ』 システムソフト が開発したコンピューターゲームに同名のRPGがある。 シナリオジェネレーターシステムで常に違う設定のフィールドでプレイできる。 PS2,PSP版
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☸参考文献 (その他)☸ 図説ケルト(東京書籍) 眠れないほど面白い事典 妖精・天使(知的生きかた文庫) 妖精の誕生―フェアリー神話学 (現代教養文庫) 神話世界の旅人たち〈ケルト・北欧篇〉 ケルトの残照―ブルターニュ、ハルシュタット、ラ・テーヌ心象紀行
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参考文献(ちくま文庫) ケルトの神話 ケルトの薄明 ケルト妖精物語 ケルト民話集 (ちくま文庫)
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登録日:2014/09/14 (日曜日) 20 38 00 更新日:2024/04/01 Mon 22 27 11NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 アイルランド ケルト神話 フィアナ騎士団 フィニアンサイクル 公務員 架空の組織 狩人 神話 組織 職業軍人 英雄 騎士 騎士団 全ての者の心に真実があり、腕に勇猛があり、口にしたことは必ず実行した。 ケルト神話において、フィニアンサイクルに登場する戦闘集団。 フィアナとは戦士や狩人を意味するフィアンの複数形である。 英雄の元に勇者達が集う様は、後のシャルルマーニュ十二勇士やアーサー王率いる円卓の騎士の原型になったとされている。 媒体によってフィオナ騎士団、フィアンナ騎士団、フェーナ騎士団などと呼ばれる。 概要 フィニアンサイクルの約三百年前に当たるアルスターサイクルで活躍した赤枝の騎士団が、アルスターの王コンホヴォル・マク・ネッサ直属の 部隊であったのに対し、フィアナ騎士団は王家の権力に縛られない独立部隊である。 エリン(アイルランドの古い呼称)にはアルスター、マンスター、レンスター、コナハト、ミースの五つの小王国が存在し、 それぞれの国に一つづつフィアナ騎士団が配置されていた。 それぞれの国のフィアナ騎士団には隊長が居たが、全てを統括するのは騎士団長の役目であり、フィアナ騎士達が真に忠誠を誓うのは所属する 国の王でも自分の隊の隊長でもなく、騎士団長とミースにあるターラの王宮で運命の石に右足を置いて玉座に座るエリンの上王に忠義を尽くす。 フィアナ騎士団の設立は1世紀頃だと言われているが、騎士団が最盛期を迎えたのは「百人力のコン」の孫コルマク・マッカートがエリンの上王で、 フィン・マックールが騎士団長を務めた3世紀頃である。 その規模は指揮官150人、兵士4000人を抱えるまで成長し、優れた戦闘能力と土地に縛られない高い機動力を持つフィアナ騎士団は 当時のエリン最高峰の騎士団となった。 フィアナ騎士団内にはフィン・マックール等が属するバスクナ一族とゴル・マックモーナ等が属するモーナ一族という二つの派閥が存在する。 この二つの一族は所謂宿敵同士であり、フィンの父親の代から騎士団長の座を巡って争い合っていたが、フィンが騎士団長になったことで両者は 一旦の和睦を結ぶ。 しかし、物語の終盤この二つの勢力は再び敵対することになる。 そして、どんな英雄譚にも繁栄の物語と破滅の物語があり、このフィアナ騎士団も例外ではない。 コルマク上王の死後、息子のケアブリが王位を継ぎ上王となったが、新たな上王はフィアナ騎士団の強大な力を恐れた。 このケアブリの手により内部分裂が起こり、フィアナ騎士団はフィン派と上王派に二分した。 分裂した二つの軍は最後の戦場ガヴラの地において衝突し、その輝かしい歴史に幕を閉じた。 生活と任務 フィアナ騎士団は特定の住居に長居せず、常にエリン中を旅しながら狩猟生活を送る放浪騎士達である。 彼等は平時、冬の間はそれぞれの家族や族長の館で客人として過ごし、夏の間は訓練の為に集まってきて野外で共同生活を行う。 無論、食料は自分達で調達する為、フィアナ騎士団は戦士としては勿論、狩人としても名高かった。 彼等は時に徒歩で、時には馬に乗って仔牛程の大きさのある猟犬を連れて狩りをする。 しかし、フィアナ騎士達の足は猟犬より速く、一日でエリンの南西端から東海岸まで獲物を追い掛けられたと言われている。 その為、エリン中を駆け巡った証として現在のアイルランドの各地には彼等の生活の名残である「フィアナの炉辺」が残されているという。 また騎士団にとってはエリン中が自分達の領土であり、王を通さず独自に徴税を行っていた。 が、これが後に上王との敵対理由の原因の一つになる。 そんな彼等の主な任務は豊富な緑を持つエリンを外敵から防衛することと、エリン内で起こる諍いを解決することである。 アルスターサイクルの時代と違い国同士の大きな戦争はあまりない為、主に海を越えてやってくる海賊を相手にしたり、 魔法や妖精絡みの事件と関わることが多かった。 なので、フィアナ騎士団は敵を討伐する為の部隊と言うよりも、防衛部隊や治安部隊としての側面が強かったと言えるだろう。 入団試験 フィアナ騎士団は世襲制ではなく、入団する資格は誰にでもあったが、フィアナ騎士になるには以下のような厳しい試験を合格する必要があった。 1. 下半身を地面に埋めてハシバミの枝と盾を持ち、四方八方から攻撃を仕掛ける九人の騎士達を相手に身を守らなければならない。 騎士達の槍が少しでも皮膚を掠めれば不合格。 2. 全裸で髪を二十本の三つ編みに編まれ、森の中を武装した騎士達に一本分の木の長さの距離から駆り立てられる。 怪我をするか捕縛された場合、三つ編みが一束でもほつれた場合、走っている最中に小枝を踏み折って音を立てた場合、 試験が終わって槍を握る手が震えた場合は不合格となる。 3. 自分の背と同じ高さの枝を飛び越え、膝と同じ高さの枝を潜り抜け(または膝と同じ高さに身を屈めて坂を駆け抜ける)、 足裏に刺さった茨の棘を走る速度を落とさず抜かなければならない。 4. 詩篇十二冊とエリンに伝わる古来の物語を二十以上暗記しなければならない。 試験を合格した者には、次の様な誓いを立てさせる。 妻を得るときは持参金を受け取らないこと。 不正に対する報復以外では、他人の牛を略奪しないこと。 助けを乞われたら、誰であろうと拒まないこと。 どれだけ劣勢になっても、仲間が九人居る内は退却しないこと。 エリンの上王と騎士団長に忠誠を誓うこと。 これらを全うして、初めてフィアナ騎士になれるのである。 主な団員 フィン・マックール フィニアンサイクルの主人公にしてフィアナ騎士団を統括する団長。 父親は先々代の騎士団長クール・マックトレンモー、母親は銀の腕のヌァザの孫娘マーナ。 本名はディムナ。フィンとは彼が持つ美しい金髪と白い肌からつけられた愛称である。 性格は極めて寛大で父親の仇を許して仲間にしたり、我が子と赤の他人を裁く時も平等に接したりするなど公平的。 また物惜しみしない性格でもあり、金銀だろうと頼まれれば全て他人に与えてしまう程。 その一方、彼には対極とも言える暗い一面があり、恨みを溜め込んで相手を死ぬまで憎み続けることもあった。 特に妻を呪いで鹿に変えられた挙句に行方不明になった後はさらにその面が強くなっている。 その手には知恵の鮭フィンタンによる知恵の力と癒しの力があり、右手の親指を舐めることで前者、 両手で水をすくうことで後者の力を発揮させた。 晩年の最後の戦では、ケアブリの軍勢を相手に往年の輝かしい英雄たる人格と活躍を見せたが、奮戦の末彼もまた戦死を遂げた。 ゴル・マックモーナ 副団長的立場で、老練な隻眼の戦士。 フィンの一代前の団長であり、その地位はフィンの父クールを倒して団長の証である鶴革の袋を奪い取って手に入れた。 父の仇である自分を許したフィンを団長として認めて忠誠を誓い、以降はフィンの腹心として活躍する。 因みにゴルとは独眼を意味し、本名はエイ(アエドとも)。 コナン・マウル モーナ一族の腕っ節より相手を貶すことを得意とする戦士。 皮肉屋で窮地に陥っているにもかかわらず食べ物をせがむなど、決して人に好かれるような人柄ではないが、 心中にはしっかりとした常識が備わっており、時に的確な助言をするコナンをフィンは自分の近くに置いていたという。 外見は禿頭(マウルは禿頭の意味)で太っており、背中には食い意地が災いして張り付いた黒い羊の毛がある。 コナン・マックリヤ フィアナ騎士団もう一人のコナン。 フィンに父親を殺された為、フィンを付け狙い彼を持ち前の剛腕で拘束するが、後にフィンに忠誠を誓いフィアナ騎士団の一員となる。 上記のコナンと同じ名前の為か、しばしば特徴を上記の彼に統合されてしまう不遇な人物。 キールタ・マックローナン フィアナ騎士団一の俊足で知られる戦士。 フィンの甥であり、フィアナ騎士達が何年も追い掛けながら仕留められなかった猪を仕留めた功績を持つ。 また音楽の才能もあって、仲間達が食後には必ず耳を傾けたくなる程の竪琴の腕前を誇った。 リガン・ルミナ キールタに負けず劣らず足の速い跳躍に優れた戦士。 高跳びのリガンとも呼ばれ、西風を凌ぐ程の跳躍力を持つ彼は心が風の様に軽い時はターラの丘の端から端まで一飛びで跳躍出来たという。 ファーガス・フィンヴェル フィンの頼れる相談役の中で最も知恵深い者の一人。 詩人でもある。 ディアリン・マクドバ 千里眼の持ち主で、目を閉じて頭の中の暗闇を覗けば、遠くの出来事や未来のことを知ることが出来た。 ギィナ・マックルガ フィンの親戚にあたる騎士だが怠け者。 後にフィンの訓戒で改心する。 オシーン フィンとその妻サーバとの間に生まれた妖精族の血を色濃く持つ人物。 その出自から彼の名前は「子鹿」を意味する。 父親譲りの金髪と優れた武勇を持っていたが、彼にはそれ以上に天性とも言える詩と音楽の才能があることで有名だった。 物語の終盤、彼は運命の人二ーヴと出会い常若の国ティル・ナ・ノーグへと旅立つ。 そしてケルト版浦島太郎のような最後を迎えた後、自分達の活躍を言い伝え、伝説の語り部になったとも息絶えたとも言われている。 オスカ オシーンの息子にしてフィンの孫でもある若く勇猛な戦士。 父親に倣い、その名は「鹿を愛でるもの」を意味する。 「鋼で覆われた曲がった角」の異名を持ち、指揮官としても有能で彼の率いる部隊は敵を一掃することから「恐るべき箒」と呼ばれ 敵から恐れられていた。 ディルムッドの一番の親友であり、作中ではフィンと仲違いしてまでも彼の味方をしている。 騎士団が分裂した後もフィンについてはいたが、ディルムッドを見殺しにした祖父をオスカは決して許さず、 祖父と孫の亀裂は解消しないままオスカは上王ケアブリと相討ちになって息絶えた。 ディルムッド・オディナ フィアナ騎士団最強の戦士にして、悲劇の戦士。 単純な戦闘能力は勿論、槍の投擲の腕前は仲間から「外れたことがない」と言わしめる程。跳躍や軽業にも長けている。 彼の最大の特徴はその美しい容姿で、一目見て恋に落ちなかった女性はいなかったと言われている。 しかし、悲運の騎士としても有名で、彼の持つ魔法の黒子は自分自身を災厄へと導くこととなる。 フォトラ ディルムッドと共に浅瀬を守った若い戦士。 疲れて警護中に居眠りをするなど未熟な面もあるが、戦いにおいて三人の王と戦うディルムッドに他の敵を近付けさせない活躍を見せ、 見事浅瀬を守りきる。 フィクナ フィンの後妻の息子。 罠に掛かったフィンを守る為、浅瀬で裏切り者のミダクの兵達を返り討ちにしてミダクと戦うも、ミダクの死に際の一撃で若い命を散らす。 インサ フィクナの乳兄弟。 フィクナ同様フィンを守る為、敵の族長と戦うも深手を負って命を落とす。 彼の仇は乳兄弟のフィクナによってとられ、遺体は埋葬された。 ミダク 捕虜としてフィアナ騎士団に加わった敵国の王子。 フィンの養子となり実の息子と分け隔てなく育てられたが、心の内にある恨みは消えておらず、 フィンの元から独り立ちした後はナナカマドの呪いの宿を使ってフィン達を罠にはめる。 浅瀬にてフィクナと戦うが応援に来たディルムッドの槍の投擲で致命傷を負うも、最後の力でフィクナを殺害。 その後は虫の息だったところをディルムッドに首を落とされ死亡した。 アーサー ブリテン王の息子だが別に某円卓の王様とは関係ない。 戦士としては優秀だが、強欲な性格の持ち主。 フィンの愛犬ブランとスコローンを盗み出すが、救出隊の活躍によりフィンの元に連行され、以後は改心して再びフィンに忠誠を誓った。 追記・修正は入団試験を合格して忠誠を誓ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] フィアナこそ我が命、フィアナこそ我が宿命 あぁ、まさにその名の如くに -- 名無しさん (2014-09-14 21 26 35) ↑なんか格好いい(皮肉じゃないよ)、なんかの詩編かな? -- 名無しさん (2014-09-14 22 24 52) ↑フィアナ騎士団とは全く関係ないボトムズ赫奕の異端最終話予告だよw -- 名無しさん (2014-09-14 22 25 30) フィンが右手の親指をなめると知恵が浮かぶのはドルイド僧に弟子入りした時に知恵の鮭を捕まえて調理した時に火傷したから -- 名無しさん (2014-09-14 23 00 22) Fateのせいでディルムッドだけやたら有名なイメージがある -- 名無しさん (2014-09-14 23 16 11) まあ、日本じゃあまり見ないしなぁ -- 名無しさん (2014-09-14 23 19 05) よくも悪くもディルムッドの存在感がでかすぎたよな -- (2014-09-14 23 26 47) 追記修正が不可能すぎてワロタ -- 名無しさん (2014-09-14 23 45 55) ↑×4 まぁ、アレの所為でまるで雑魚いかのような、かなり悪印象ついたがな -- 名無しさん (2014-09-14 23 47 05) フィンも子供の頃は隠れている生活に我慢できなくて、おもわず友達作っちゃったり、自分の失敗を素直に師に告白したり、いかにも騎士っていう活躍してたりとちゃんとヒーローやってるのにねぇ -- 名無しさん (2014-09-14 23 50 35) まあ英雄譚は基本的に栄光と悲劇がセットだしね -- 名無しさん (2014-09-15 00 56 53) 過去の失敗ばかり責めてるとフィンに恨み殺されるぞ。 -- 名無しさん (2014-09-15 01 34 23) 聖戦の系譜で見た名前が結構いるなぁ -- 名無しさん (2014-09-15 03 00 00) なんか『魁!!男塾』の天挑五輪に出てきそうな連中だなw -- 名無しさん (2014-09-15 14 01 46) Fateで知ったせいか、フィンのことをディルムッドの嫁さ -- 名無しさん (2014-09-16 11 13 48) Fateで知ったせいか、フィンのことを嫌がるディルムッドの嫁さんを寝取る悪役だと誤解してたわ。知れば知るほど若い頃はちゃんとヒーローしてるんだな -- 名無しさん (2014-09-16 11 14 59) ???「歳はとりたくないものだな。」 -- 名無しさん (2014-10-06 01 20 15) ↑2一応その認識でも間違いではないとは思うけどね。実際ディルムッドとグラニアの逃避行の話のなかでは完全に悪役ポジションやっちゃってるから -- 名無しさん (2014-10-06 01 24 43) ぶっちゃけサーバのトラウマを思い切り踏んだからなディルムッド…… -- 名無しさん (2014-10-07 10 12 54) ↑あれはもう「間が悪かった」としか言いようがないな。 -- 名無しさん (2014-10-25 22 26 10) 最初の口上は凄く格好良いのにな、善いか悪いかは兎も角、自分の信じる真を持ち、口先だけでは無い確かな実力を持ち、決めたからには実行し、その責任を受け入れる度量…此処だけ見れば確かに格好良いんだが… -- 名無しさん (2015-01-20 20 19 16) ↑3 まぁ、正確には踏んだのはグラーニャのほうなわけだが…… -- 名無しさん (2015-01-23 22 37 42) フィンは弱さがあるから魅力的なんだ。クー・ホリンがウルトラマンならフィンが仮面ライダーなヒーロー -- 名無しさん (2015-06-26 19 45 43) ↑6 孫すら今際の台詞が「あんた、どのツラ下げて泣くつもりだ」だもんな、ディルムッドの親友なのもあったけど -- 名無しさん (2015-06-26 21 55 21) バトスピ剣刃編の白デッキがフィアナ騎士団モチーフだったんだよな。フィンに始まってコナンやゴルも出てクーフーリンも出てディルムで終わる。 -- 名無しさん (2015-08-16 10 17 40) 名前 コメント
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エマー ク・ホリンが求婚した女性。フォーガルという領主の娘で、 エマーはケルト女性のすぐれた6つの特性 ・美しい容姿 ・きれいでやさしい声 ・さわやかな受け答え ・針仕事の腕 ・聡明さ ・貞淑 を持っていた。 ク・ホリンからの求婚に対して、いくつかの条件を出したため、 彼は「影の国」へ行きスカサハのもとで修行することとなった。 ク・ホリンとは最後の日まで愛し合い、妻として添い遂げた。