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“新地上暦65年、地下都市から再び地上に戻った人類を待ち受けていたのは 、戦火だった――地上環境を人類繁栄以前の自然豊かなものにしようと唱える『 ナチュラリスツ』と、地上をかつてのように人間のための都市で埋めつくそうと いう『ヒューマニスツ』との間に起こった、人型機動兵器『AACV』を用いた 戦いが泥沼化して、既に半世紀以上が経っていた。そんな中、疲弊した人々の間 にある噂が流れる――『グラウンド・ゼロには平和がある』――果たして、『グ ラウンド・ゼロ』とは?噂は本当なのか?今、君の戦争が始まる……。” ――と、これがロボットアクションゲーム『グラウンド・ゼロ』のプロローグ だ。 プレイヤーは『ナチュラリスツ』か『ヒューマニスツ』のどちらかを選択し、 『AACV』を操って任務をこなしていく。 プレイヤーはその戦績によってAからEまでのクラスに分けられ、それが強さ の目安にもなっていた。 マコトはかつて現役だったころはBクラス(平均よりは少し上だが、Aクラスに は及ばない程度のクラス。一番プレイヤーが多い)だったが、今久しぶりに触れて みると、Cクラス程度まで腕が落ちているな、と感じていた。 白いカプセル型の筐体から這い出し、手のひらにかいた汗をズボンで拭く。 マコトのその様子を離れたところで見ていたコラージュは、彼に近づいた。 「勘は取り戻せたかい?」 「一応は」 マコトは頷いた。 「もう、いつでもいけます。」 すると、コラージュは満足げにうなずいて「わかった」と言った。 「ところで、ユウスケは?」 マコトは辺りを見渡した。 グラウンド・ゼロの大きく白い、カプセル型の筐体がいくつも並んだトレーニ ングルームには、ユウスケの姿は無かった。 彼とはマコトが参加を決め、コラージュにこの部屋に案内される時に別れてい たのだった。 「コバヤシくんは観客席に行くって。アマギくんの戦いを見守りたいみたいだ。 」 「そうですか。」 「それじゃ、会場に行っても?」 「わかりました。」 正直腕前に不安はあるが、初めてだし、勝っても負けても5万は保証されてい るんだ。とりあえずこの『タルタロス』がどんなものか、確かめる感じでいこう 。マコトはそう思いながら、指の曲げ伸ばしをしていた。 マコトの側に立ったコラージュは、どこから出したのか、金属製のトレイを差 し出した。 「じゃあ、細かい荷物――携帯電話とか、武器になるものを預かるよ。」 『武器になるもの』という言い回しにどこかひっかかるものを感じつつも、マ コトは指示に従う。 トレイに全て出し終わると、コラージュは指を鳴らした。すると部屋に別の人 間が入ってきて、コラージュからそのトレイを受けとる。 「それじゃあ、行こうか。」 コラージュがマコトに背を向け、部屋の出口に向かう。マコトも上着の襟を正 しながらついていった。 部屋を出て、廊下をコラージュの後についていく。長い下り階段へさしかかっ た。 「そういえば」 無言に耐えかねたマコトが言う。 「どうして『グラウンド・ゼロ』なんです?」 コラージュが歩きながら横目で一瞬、マコトに視線を送る。 「それは……『他にも人気な対戦ゲームはたくさんあるのに、なぜわざわざそれ を選んだのか』という意味で?」 「はい」 コラージュはすると肩をすくめた。 「アマギくんも見たよね、エントランスに居る、ここのお客様たちを。あまりい い客層じゃない。……まぁ、商売上仕方ないのかもしれないけど。」 マコトはエレベーターから降りた直後の光景を思い出した。たしかに、あまり 健全な人間が立ち入るような場所ではない。 「アマギくんは去年の『金眼事件』を覚えてるよね?」 ……正直、あんまり覚えていない。 しかし、ここで話を遮ってしまうのも悪い気がしたので、マコトは頷いた。 「テロリストたちに暴露された国家機密の数々……その中には、『グラウンド・ ゼロを利用したAACVパイロットの選出』というものがあった。」 「それが理由?」 「――のひとつだね。『グラウンド・ゼロ』はその後回収されちゃったけど、人 気はそれからさらに高まった。こういうキナ臭いエピソードは、悪ガキたちの心 を惹き付けるんだね。」 コラージュはどこか楽しげに笑う。 その声が、マコトには耳障りだった。 直後、階段を下りきり、コラージュは立ち止まった。 マコトが彼の背後から先を覗くと、数メートル先に大きな両開きの扉が見える 。そしてその扉の向こうからは大勢の人間のいる気配と、声が聞こえていた。 「あのドアの向こうが会場だよ。出たら目の前にゲーム機があるから」 「……はい。」 マコトは唾を飲み込んだ。さっき拭いた手汗がまたじわり、しみだしている。 コラージュはマコトのそんな様子を見てとって、微笑んだ。 「そんな緊張しなくていいよ。……あ、そうだ」 コラージュは思い出したようにマコトに向き直る。 「緊張しないおまじない。手のひらに3回『人』って書いて、食べるんだ。」 そう説明したことをマコトの目の前で得意気にやってみせるコラージュ。マコ トは少し可笑しくなって、頬が緩んだ。 「……知ってますよ。」 「あれ?」 「でも、ありがとうございます。」 マコトは改めて扉を見据える。 手汗はどこかに行ってしまった。 「……じゃあ、がんばってね。」 コラージュはそう言ってひらひらと手を振った。 マコトは頷いて、歩きだす。 扉まではすぐ。手をかけると、ドアノブは驚くほど冷たい。 ひとつ、深く呼吸をして、思い切り扉を開いた。 マコトを出迎えたのは、むせかえるようなタバコの臭いと、雄叫びにも似た分 厚い歓声だった。 広い地下室はどうやらすでに満員のようで、聞こえてくるのは口汚い罵声や奇 声、何か金属質の固いものがぶつかる音、リズミカルに踏み鳴らされる足音、下 品な笑い声、そして、「Kill」コール……。 マコトは威圧されて、踏み出した足を引っ込めかけたが、観客たちと自分とが 金網で遮られているのを知って、すぐに落ち着いた。 前を見る。向こう――この部屋の中央――に、少し上がった舞台のようなもの があった。マコトが入ってきた扉からそこまでの道と、その舞台は金網で囲われ ている。その外観はまるで―― (『檻』みたいだ……) そう感じながら、マコトは舞台へと向かう。 観客が金網に飛び付き、激しく揺らして音を立てる。前を通るときにちらりと 見たその顔は狂気じみていた。クスリでもやっているのかもしれない。 金網があってよかった。 心から、そう思った。 舞台に上がる。そんな高くないはずだが、世界が一変して見えた。 視線を巡らせる。自分の腰くらいの高さまでしか騒ぐことができない観客たち がずいぶんと小さく見えた。彼らへの恐怖は薄れ、マコトは胸を張って顔をあげ る。 マコトの目の前には『グラウンド・ゼロ』の筐体の、カプセル部分が外された 、機械とシートだけのものがあり、それは2枚の金網を挟んでもう1基、対戦相 手が使う同じものと向かい合って設置されていた。 その傍らに、少年が居る。 彼はメガネをした、『いかにもゲーマー』な少年で、緊張しているのか、落ち 着きがない。向こうも初めてなのだろうか、とマコトは思った。 そしてマコトが筐体に近づいたとき、突然その声は会場内に響いた。 「ウェルカムトゥザ『タルタロス』!!今週もこの日がやってきた!」 一斉に沸く観客たち。 マコトは辺りを見渡し、その声が高い位置にあるスピーカーから出ていること に気づいた。 「今回はルーキー同士の対戦!しょっぱい展開でも勘弁な!この『口だけ男』が 精一杯盛り上げてやるからよ!」 『口だけ男』らしき人物の姿は見えない。なるほど。 「先ずは制服着たなんかリア充っぽい顔のヤツから紹介するぜ!『マコト・アマ ギ』!現役時はBクラスだったらしいが、ブランク1年の実力未知数!倍率1. 22倍!」 倍率って、『賭け』の倍率のことか、とマコトはすぐに理解した。 「反対側のオタクくせーヤツは『タケシ・ナカジマ』!こっちも現役時はBクラ ス!倍率1.10倍!こっちの方がやや有利か!?」 マジか。なんか腹立つ。 ちらりと『ナカジマ』を見ると、どうやら向こうもこっちを見ていたらしく、 視線を外すのが見えた。 その態度が勘に障り、マコトは胸の奥に何か激しいものがこみ上げるのを感じ た。 「そんじゃあ2人とも!さっさと準備しな!」 『口だけ男』のその言葉に従い、マコトはシートに座った。シートベルトをし て、画面を見る。すでに画面は使用機体を選択する画面になっていた。 『グラウンド・ゼロ』は『AACV』という人型ロボット兵器を操って戦うア クションゲームだが、その『AACV』にはいくつかのタイプがある。 それらは大きく、スピードに特化した『高機動型』、汎用性を重視した『中量 型』、一瞬の攻撃力を追求した『重装型』の3タイプに分けられ、プレイヤーは まずこれらの中から自分の使用する機体を選ぶことになる。 それぞれに一長一短があり、勝負はこの時から始まっていると言っても過言で はないのだが、大抵のプレイヤーは、毎回自分の得意なタイプを選ぶ。マコトも そうだった。 カーソルを動かす。選ぶのは、『重装型』だ。 重装型AACVが画面に大きく表示される。 他の2タイプよりも大きい、まるっこいシルエットの体は、いかにも分厚そう な装甲を身に纏っている。中でも右腕は特徴的で、腕と近接戦闘用の大剣が一体 化している。その威力は驚異的で、まともに食らえばヒットポイントが半分以上 ぶっ飛ぶ、という代物だ。マコトはその豪快さが好きだった。 「アマギは重装型!オイオイごり押し戦法だけは勘弁だぜ!?対するナカジマは ぁ、……中量型!こいつは上級者くせー!期待できるかもな!」 相手は中量型か。中量型はオールラウンダータイプで、それ故か愛用するのは 上級者が多い。特化した性能は無いが、そのためにプレイヤーのテクニックがモ ロに出て、一度有利に立たれたらなかなか逆転できないことが多い。逆も然りだ が。 やり易くは無いが、やりにくいこともあまりない、久しぶりの対人戦にはベス トかな、とマコトは思った。 機体選択の次は、武器選択画面になる。武器の種類は山ほどあるので、いちい ち挙げられないが、これで大体の戦法が決まる。 マコトは基本中の基本の武器であるアサルトライフルを選んだ。ただし、重装 型のみが使える大型で強力なものだが。 相手が何を装備しているのか、まではマコトの画面には表示されない。実際バ トルの段になってから判るのが、また緊張感を煽るのだ。 すべての設定を終え、『準備完了』のボタンを押す。 「待ちくたびれたぜこの野郎!両者準備完了!まもなくバトルスタートだ!」 口だけ男が叫び、観客たちが雄叫びをあげる。 マコトは胸に手を当て、息を吐いた。 このヒリヒリするような感覚、悪くない。 マコトの口端はつり上がっていた。
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特徴コスチューム 技リスト□ボタン △ボタン ○ボタン スーパーアタック 投げ 特殊技 戦術 コンボ 特徴 •SCEのPS3ゲームソフト「inFAMOUS」シリーズの主人公。 ジャンプ後、ジャンプボタン押しっぱなしでゆっくり降下できる。 基本的にコール(善)と同じであるが一部の技が異なっている。SAもLv2、Lv3は異なる。 ひろし コスチューム アンロック条件 詳細 1 (初期から) 2 ランク10に達成 3 初回特典 技リスト □ボタン コマンド 技名 AP 詳細 □ アンプコンボ 5(+5+30) +□+□の追加入力可 相手をまっすぐ吹き飛ばす稀に3回目がひざつきダウンになりAPダメージ20にコンボ途中で入れると3回目が斜め上に飛ぶ。ダウンは発生しない (空中)□ 5(+20) +□の追加入力可2回目ヒットすると地面にたたきつけダウン □+↑ アンプエクスプロージョン 20 上方の相手を攻撃 □+→ インダクショングラインド 床を高速で滑っていく。下の追加入力が可能一定距離進むと強制停止 (グラインド中)□ ギガワットブレードコンボ 5+20 相手を上へ吹き飛ばす (グラインド中)△ ショルダータックル 20 斜め上へ相手を持ち上げながらタックル (グラインド中)○ インダクショングラインド停止 グラインドを停止 (空中)□+→ ライトニングワイヤー 5 □+↓ サンダードロップ 20 正面の相手にダメージ。モーション中に前で距離を微調整可 20 小ジャンプ以上の距離から落下すると前後の範囲攻撃になる △ボタン コマンド 技名 AP 詳細 △ ライトニングボルト 5 溜めてる間撃ち続ける連続で5回当てると最後にAP33得る。隙大方向で斜め上下に撃ち分け可能 △+↑ トリップワイヤーロケット 20(+20?) △+→ ダブルグレネード 10 前方に火球を放り投げる。着弾地点から垂直にもう一発火球が出る(10) △+↓ ナイトメアウェーブ 30 まっすぐ貫通する波動を出す 30 斜め下方向に貫通する波動を出す(空中) ○ボタン コマンド 技名 AP 詳細 ○ ギガパンチ 10 溜め対応 10 ○+↑ ヘルファイヤロケット 5 5 (空中) ○+→ フェニックスストライク 30 30 ○+↓ オイルスパイク 10 トラップ技 10 (空中) スーパーアタック 技名 詳細 レベル1 ヒューマンバレット 周囲の相手を持ち上げ斜め前方方向に投げつけキルする。当たった相手もキル。(必要AP125) レベル2 プラズマ吸電 (必要AP325) レベル3 ビーストの目覚め (必要AP750) 投げ コマンド 技名 R↑ アンプローンチ R→ ボディトス R↓ アンプスラム 特殊技 浮遊 空中で×押し続けでゆっくり落下 壁張りつき ×押しながら壁方向にスティックを倒す。その後方向を押し続けている間張りつき続ける(最大5秒)方向+攻撃ボタンでライトニングボルトを出すことが出来る 戦術 コンボ コールからコピペしました。修正お願いします。 -- 名無しさん (2013-02-17 03 29 42) 名前 コメント
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画面は格納庫の内部に移る。マコトの視点はAACVのコクピットの高さにあ り、かなり高い。足下ではCGの隊員たちがマコト機の発進をサポートしてくれ ている。 目の前のゲートが開くとその向こう側には真っ白な雲海が広がっていた。 カタパルトにAACVの足が乗せられる。その軽い衝撃をシートが振動して、 再現する。 懐かしいな、このムービー。 マコトの耳にはもう周りの歓声は聞こえなくなっていた。 カタパルトから自機が発進する。視界が雲海に埋もれたところでムービーは終 わった。 「さぁいよいよ始まった『グラウンド・ゼロ』!今回のステージはぁ――!?」 口だけ男の実況の直後、ロードが終わって視界が開ける。 上空から投下された自機の足下から迫るのは―― 「――『グランドキャニオン』だ!」 茶色い荒野に完全に着陸するまえにスラスターを吹かし、衝撃を殺す。基本テ クだ。 「こいつはクセのあるステージだぜぇ!かつての北米の地形を再現したココは、 高低差がハンパねぇ!おまけに風が強くて砂埃で視界はわりーし、機体もブレる !まずは自分に有利なポジションをとることから勝負が始まるぜ!」 口だけ男の解説は的確だ。たしかにこのステージはかなりの高低差があり、自 らに有利な位置をとることから勝負が始まる。 だがしかしその前に、やることが。 マコトは素早くボタンを押し、画面左下に表示されているレーダーの範囲を最 大にまで拡大した。 すると、遥か前方に移動する光点がある。敵は、これか。 確認して、次にマコトは辺りを見渡す。自分が着陸した場所は、階段のように 段々になっている崖のちょうど半ばのところだった。 レーダーを見ると、敵は自機より高い場所をこちらに向かって移動している。 ならば、とペダルを踏んで、AACVの両肩と腰に装備されたスラスターでグン と上昇する。 崖の一番上まで上がると、まずは周囲を見渡した。 崖の上は視界を遮る切り立った岩山が乱立しているが、さらにその岩山の上に 行こうとするとエリアオーバーになり、その時点で負けになってしまう。 ということはつまり、その岩山を背にすれば背後をとられることはない。 マコトは手近な岩山に、機体をそのように密着させた。 「おおっと、いきなりチキン戦法かぁ!?」 実況は無視して、マコトはレーダーを注視する。光点は消えていた。動体が映 るこのレーダーから消えている、ということは相手はどこかで静止しているのだ ろう。 ……ん?だけどちょっと待て。まだ自機までかなり距離があるはずなのに立ち 止まってるってことは……。 危険を直感して、マコトは勢いよくペダルを踏み込んだ。シートが振動して急 加速のGを再現する。 レバーを倒し、機体を敵機が居るであろう方向に向けて、視界を上方に向けた 。 舞い上がった砂ぼこりの向こう、抜けるような青空を背景に小さく黒点となっ て見えたのは、マコトの予想通りのものだった。 それは高速でまっすぐにこちらに飛んできている。 ロックオンサイトがそれを捉えた。 「先に仕掛けたのはナカジマ!こいつは予想外だろうぜぇ!」 まったくだよ!マコトは口に出さず叫んだ。 空から接近するそれに急いでライフルを向け、乱射する。一発でもいい、当た れ――! 直後、被弾したその黒点――飛来していた大型ミサイル――が大爆発を起こし 、空に小さな太陽を作り出す。真下にあった岩山の一部が崩れ、爆風に耐えるた めに両足を踏ん張っていたマコト機の上にゴロゴロとした岩が降り注ぐ。 連続するシートの振動に耐えながら、マコトは実況を聞いていた。 「ナカジマが装備していたのは『核ミサ』ァッ!攻撃力と範囲はトップクラスだ が、装弾数4っつーロマン溢れるウェポンだ!タイマン勝負でこいつを選ぶとか 、アホかっつーの!」 「本当だよ!」 今度は声に出す。 大型ミサイル――通称『核ミサ』は本来ならチーム戦で使用する武器だ。他の 味方に気をとられている敵に対して、不意討ち的にぶちかますのが王道なのだが 、それを1対1で持ち出してくるなんて、よほど腕に自信があるか、状況に合わ せた武器選択もできない初心者かのどちらかだ。おそらく相手は前者だろう。 岩石の落下も落ち着いて、視界は砂煙に覆われる。 自機のHPを確認すると、爆風と岩石で2割ほどが失われてしまっていた。 舌打ちして、気づく。 動体レーダーには光点が映っていた。しかもその距離はかなり近い――遅かっ た。 自機の側面から立ちこめる砂煙を切り裂いて現れたのは、敵機だった。 マコトはスラスターを噴射し、逃れようと試みるが間に合わない。 マコト機の胸部装甲に大きな、白熱する切り傷がついた。 「これは強ッ烈ッ!ナカジマは予想以上にテクニシャンだったぁ!」 口だけ男が叫ぶ。 「核ミサは相手の動きを止め、視界をふさぐためだけに使い、そこから相手が立 ち直る前に死角から接近しての、強力な超高熱ナタによる一撃ッ!シビレるぜぇ !」 マコトはそんな解説は聞いていなかった。 ペダルを目一杯に踏み込み、なんとか視界を確保しようと、ライフルを撃ちつ つ空中に後退する。 今の一撃でかなりのHPが持っていかれた。これ以上のダメージは危険だ。 砂煙から脱し、レーダー範囲を縮小して索敵すると、敵はマコトから離れてい っているようだった。 しかしなぜだ? 今この状況でまたミサイルを打ち込めば、相手はほぼ勝ちが確定するのに。 そこでマコトははっとした。 数秒前、近接武器での一撃をもらったときに一瞬視界の端に見えた敵の姿を思 い出す。確信して、AACVを後退から前進へと転換させた。 この『グラウンド・ゼロ』というゲームはリアリティーをとことんまで追求し たゲームだ。そのため、プレイヤーが操るAACVは部位ごとに細かく当たり判 定や、個別のHPが設定してある。 例えば腕ばかり攻撃されれば腕が破壊されて武器が持てなくなったり、飛行時 の機体バランスが変化するし、頭ばかり攻撃されれば頭が破壊されて、一時的に 行動不能になったりもする。 そしてそういった設定は、AACV本体だけでなく、武器にもあるのだ。上級 プレイヤーはそれを利用して、遠距離から相手の銃を叩き落としたりもする。 今、相手プレイヤーが腕に装備しているはずの大型ミサイルもその例外ではな く、当たり判定が存在する。しかもなんといってもミサイルなので、さっきマコ トが飛来するそれに行ったように、被弾すれば大爆発を起こすようにもなってい る。いわばダイナマイトを腕に巻き付けているようなものだ。 果たして、そんな危険を抱えながら、近接戦闘を行うプレイヤーは普通いるだ ろうか? 答えは、居ない。もしマコトが敵だったら、一度ミサイルをどこかに置いて、 それから接近する。 そして、さっきの敵はそうしていた。 つまり今、敵がこちらに背を向けて逃げているのは―― 「――丸腰だからか!」 マコトは砂煙を抜けた先に、全速で逃げ去ろうとする敵機を見つけて、思わず そう言った。 「おぉーとコレは大ピンチィ!ナカジマは核ミサを置いていたぁ!アマギがナカ ジマの後方からライフルを撃つ!撃つぅー!……あぁっと!ナカジマ機の足から 煙が!」 「よし!」 マコトはガッツポーズをしたくなったが、こらえた。 マコトが撃ったライフル弾はナカジマ機の脚に、装甲の薄い背面から命中し、 そこに装備されているスラスターにダメージを与えたようだった。メインスラス ターは両肩にあるほうで、脚にあるのはサブスラスターだが、それでも、これで かなりの機動力を奪うことができた。 その証拠に、本来マコトの乗る重装型はナカジマの中量型に速度で大幅に劣る のだが、だんだんとその間の距離は詰められている。 マコトはライフルの弾倉を入れ換え、また狙いを定めた。 その気配を感じたのか、ナカジマ機は肩のスラスターの噴射口を上方へ向け、 崖下に飛び込み、進行方向を180度転換してマコトの真下を突っ切るような軌道を とった。 マコトは機体を反転させ、上方から後を追って射撃しようとするが、予想して いた空間に敵機の姿は見当たらない。フェイント――! 慌てて正しい方向に機体を向けると、やはり敵機はまだ逃げていた。が、その 距離はだいぶ離されてしまった。 ライフルを向ける。しかし、ロックオンサイトが現れない。射程距離外だ。ク ソッ! おまけにダメージを受けた状態で全力でスラスターを吹かし続けていたため、 自機の機体温度が危険域に達しているのに気付いて、マコトは追跡を諦め着陸す るしかなかった。 スラスターを切って、自由落下する。 その時だった。 横殴りの突風が吹く。前触れもなしに荒野を吹き抜けたそれはマコト機を煽り 、バランスを崩させた。 そうだ、忘れていた――! 後悔してももう遅い。落下地点は大幅にずれ、マコトは崖下へ。 一瞬だけスラスターを吹かし、衝撃を殺して着地する。それから大地を滑るよ うに、とりあえず移動した。 「マズイぜアマギィ!崖の下は圧倒的に不利なポジションだ!」 わかってる。だがしかし今はスラスターを冷やさないと。 「おまけに相手は核ミサ装備!くるぜくるぜ……キタァ!」 実況を聞いて上を見る。また、空にあの黒点!しかも今度は2つ! (キメに来やがったな……!) マコトはライフルを向ける。高速移動ができないこの状態ではとても避けるこ とはできそうにない。ならば撃ち落とすしかない。 ロックオンする。発砲するが、マコトは違和感を感じていた。 (何故『2発』なんだ?) 敵のミサイルの装弾数は『4』のはずだ。その内すでに1発は使ってしまって いるから、残りは3発のはず。 もし今この状況で3発全弾を撃ち込まれたなら、マコトにはとても対処しきれ ないだろう。撃ち落とすにも間に合わないだろうし、マコトが避けられない状態 であるのは、あのレベルのプレイヤーならマコトが崖下に落下したのを見れば勘 づくはずだ。 なのに、『2発』――? マコトの銃弾が近い方のミサイルに命中する。上空に再び小さな太陽が産まれ る。 直ぐ様もう1発にも狙いを定めるが、やはり遅い。このままでは爆風をもらっ てしまう。もう1発、ミサイルが来てれば、やはり敗北は確実なのに……。 2発目が爆発する。マコトは機体の足を踏んばらせ、爆風に耐えていた。 画面上のHPの数値が勢いよく下がっていく。耐えきれるか―― ――その時、マコトの脳細胞が弾けた。 パズルのピースが嵌まるように、一瞬にして強固な思考が組み上げられる。 と同時に、マコトの指は勝手に動いていた。 爆発の炎と光で画面が埋め尽くされる。 その向こうから飛び出してきたのは―― 「――ナカジマ機ィ!」 口だけ男の絶叫。 炎の向こうから現れたのは敵機だった。その腕には近接戦闘用の超高熱ナタが 握られていて、しかもそれはすでに振りかぶられている。 ――だがそれはマコトも同じだった。 マコトの重装型AACVはしっかりと腋をしめ、大地を踏みしめ、右腕の大型 超振動剣を今にも相手に向けて突き出そうとしていた。 2本の刃が交錯する。先に相手の胸を貫いたのは―― 「大ッ!逆ッ!転~ッ!!」 ――リーチの点で分があったマコトだった。 会場が大きく沸く。 マコトは敵機が爆散するのを見ていた。 そして、画面に『Win』の文字が出ると共に―― 「――っしゃあッ!」と叫んでガッツポーズをする。 それは勝利そのものより、『読み』が当たったことへの喜びによるものだった 。 あの一瞬――マコトの頭が冴えた一瞬――彼の脳内で組み立てられた予測は完 璧だった。 なぜ、敵機が『2発』しかミサイルを撃たなかったのか?それはこの『タルタ ロス』という会場が関係していた。 マコトの脳裏に閃いたのは、ゲームが始まる前のコラージュの言葉だった。 『重要なのはどう戦うか』 『プロレスと一緒』 さらに、最初の口だけ男の『ルーキー同士』という言葉。ルーキーなら、向こ うも同じ説明を直前にされたはず――。 相手は、ナカジマは、欲をかいたのだ。 『相手不利・自分圧倒的有利』の状況で、『より観客を楽しませた方が報酬が 上がる』のなら、自分の勝利をなるべく派手に演出しようとするのは当然だ。 だからナカジマは、あえてミサイルを3発ではなく2発だけ撃ち、それらをあ えて撃ち落とさせ、巻き起こる爆風の向こう側から剣で相手を貫く、という『カ ッコいい』止めを刺そうしたのだ。 もしそれが完璧に決まっていたなら、特撮ヒーローのフィニッシュのように、 本当に派手な決着だったろう。 だが、マコトはそれを読み切り、一撃必殺の大剣で、見事に返り討ちにしたの だ。 皮肉にもナカジマの演出はマコトを引き立たせることになってしまったが、お かげで会場のテンションは最高潮だった。 鼓膜が痛くなるほどの歓声! 「ウィナアアア!マコト・アマギィイイイッ!」 実況が裏返り気味になっている。 「ワンチャン逃さず一発の逆転を掴んだのはマコト・アマギ!実力か悪運かはワ カンネーが、とにかくサイコーッ!濡れるぜッ!」 マコトはシートベルトを外し、椅子に身を預けた。 目を閉じて息を吐くと、強烈な疲労が痺れた腕から体の中心に染み出してくる のが感じられた。 こんなに集中したのはいつ以来だったか。強烈な緊張感も手伝って、今までの 人生で最高レベルの集中だったかもしれない。 だが、思い出す。 ああそうだ。この感覚が、グラゼロプレイヤーを惹き付けてやまない、魅力だ ったんだ。 懐かしくなって、自然とマコトの頬が緩んだときだった。 「――だがしかし、これで終わりじゃねぇぜ!」 聞いて、頭を持ち上げる。 「ってかむしろこっからが本番っつーか!?これがなきゃ『タルタロス』に来る 意味ねーっつーか!?このためだけに来てる奴らもたくさんいるっつーか!?」 なんだ、何が始まるんだ――? 「とりあえず折角賭けた金を0にされたムカつきを、本人に向けてぶっつけちま いな!」 天井から何か機械が動く音がする。鎖が擦れる音がして、マコトの『檻』の向 かい側にあるナカジマの『檻』が、揺れる。 不安になってマコトは立ち上がり、自分の檻の、ナカジマの檻がよく見える位 置の金網に指をかけた。 どうやらナカジマも理解が追い付いていないらしく、立ち上がってキョロキョ ロと周囲の金網と観客たちを見渡している。 わけがわからないまま、それは始まった。 突然、ナカジマの檻が引き上げられて、ナカジマと観客たちを遮るものが無く なる。とたんに勢いよく観客が舞台に上がってくる。 そして、マコトは見た。 観客たちの先頭にいたスキンヘッドの男。彼が手に持つ金属バットを思い切り 振りかぶり、タケシ・ナカジマの側頭部を捉えたのを。 思ったより、軽い音だな――マコトは、なぜかそんなことを思った。 ナカジマが舞台に倒れる。吹き飛ばされたメガネがグラウンド・ゼロの筐体に 当たった。 倒れたナカジマの背中を誰かが蹴りつけている。雄叫びで頭が痛い。鉄の棒が 腕を叩き伏せる。腕ってあんな方向に曲がるんだ。大きな瓶がナカジマの体で割 られる。中の液体にライターが落とされる。炎が彼の体を包んだ――
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東方自家中毒~Vomiting opposite mirrors. サークル:堕武者グラインド Number Track Name Arranger Original Works Original Tune Length 01 蟲々嗜虐 堕武者グラインド 東方永夜抄 蟲々秋月 [1 19] 02 パッチュリー! 堕武者グラインド 東方紅魔郷 ラクトガール~少女密室 [0 37] 03 三代目西園寺メリー 堕武者グラインド 蓮台野夜行 魔術師メリー [0 58] 04 Behind you 堕武者グラインド 大空魔術 天空のグリニッジ~Royal Greenwich Ovservatory [1 40] 05 ここにいなくてもいいんだ 堕武者グラインド 東方風神録 プレイヤーズスコア [0 30] 06 YxOxUxRxExCxHxExNxG 堕武者グラインド 東方妖々夢 ティアオイエツォン(withered leaf) [10 09] 詳細 東方グラインドコアアレンジCD第3弾(ミニアルバム) コミックマーケット74(2008/08/15)にて頒布 イベント価格:200円 ショップ価格:250円(税込:262円) レビュー 名前 コメント
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事件が終わって、1ヶ月が経ったころ…… 日曜日、マコト・アマギは駅前の喫茶店でコーヒーをすすっていた。 窓の外では多くの人々が行き交っている。自分と同じ高校生、似合わないスーツ姿の若者、 派手な化粧のおばさん、下着が見えそうな服装の女性、恋人、夫婦、独りの老人……赤ん坊を抱えた女性。 平和な光景だった。 こうしてガラス越しに眺めていると、この世には辛いことや苦しいことなんて本当は何もないんじゃないか、 とそういう考えすら浮かぶ。 だがたしかにこの平和な世界の裏側には、蛇と蛇が血溜まりでお互いに喰らいあうような、 そんな世界が広がっているのだ。 頭の中に醜い欲望を隠して、切り貼りの笑顔で自分を守っている……今のマコトには周りの人間が全てそういう風に 見えていた。 それならいっそ、最初から悪意の塊であるような人のほうが信頼できるかもしれない……そう、今しがた 店にやってきた彼女のように。 「ごめんなさい、少し遅れたわね。」 テーブル向かいの席に座ったのはアヤカだった。彼女はシャツとロングスカートの私服姿で、 いつもまとめている長髪を今日は自由にしている。 「お久しぶりです」 マコトは頭を下げる。 今日、会いたいと先に言ってきたのはアヤカのほうだった。 「ごめんなさい。会議が長引いて。えっと、アメリカンひとつ。」 店員に飲み物を注文して、アヤカはマコトに向きなおる。 「改めて、久しぶり。元気だった?」 「精神的には死にそうです」 マコトは苦笑する。普通の日常に戻ってからもタルタロスのあの緊張感がなかなか抜けず、 神経の無駄な疲労が多い日々を彼は送っていた。 「そう……もし続くようなら医者に行ったほうがいいかもね。いい医者を知ってるわ」 「ありがとうございます。コンドウさんは最近は?」 「タルタロスの甘い汁を吸っていた上層部のお偉いさんがいなくなったからね……庁内は大混乱よ。」 「やっぱりそんな感じですか」 「それもそろそろ落ち着いてきているけどね。」 「タナトスとコラージュは見つかりましたか?」 マコトの質問にアヤカは首を振る。 「どっちも見つかってないわ。」 「そうですか……」 マコトは少しだけがっかりする。アヤカはそのことに気づいたが、あえて気づかないふりをした。 「復讐を達成した気分はどうだった?」 アヤカはマコトに訊く。マコトは目を伏せた。 「虚しいだけ……ですね。たくさん苦労したのに、達成感が無い。」 「そう……残念ね。」 「『残念』……なのかな。」 「残念よ。復讐なんて所詮ただの自己満足だわ。そのために努力して、 達成したのに満足できないんじゃ、はっきりいって無駄よ。時間の無駄。」 マコトは胸の奧が痛くなった。俺のこの数週間は、本当に無駄だったのか? 「……アヤカさんの『復讐』は、どうなりましたか。」 「それはもう……」 彼女は満面の笑みで答える。 「最高だったわ。私から何もかもを奪った相手に、それ以上のものをプレゼントできた」 「どういう意味ですか?」 「君は知らなくていいこと」 ちょうどその時、アヤカの注文したコーヒーが運ばれてきて会話が途切れた。 マコトはまた視線を街にやり、長いため息をつく。 「1ヶ月経っても、まだわからないことだらけだ……あの犬のマスクの正体もわからないし。」 「……今ごろ南国でバカンスでもしてるんじゃないかしら」 「はい?」 「いえ、なんでもないわ。ところで、勉強はどう?」 「勉強……ですか」 「浮かない顔してるわね。」 「コンドウさん。」 マコトはアヤカをまっすぐに見た。 「俺でも、警官ってなれますかね?」 「あら、意外。」 アヤカはコーヒーを口にする。 「警官を目指すの?」 「はい」 「またどうして?」 「タルタロスを経験して、気づいたんです。」 マコトは言った。 「この世は、戦いなんだって。」 「へぇ……」 「生きることは戦いで、力の無いやつは負けるしかないんだって。」 「なるほど?」 アヤカの赤い唇の端が僅かにつり上がる。 「この世を生きるには力が必要で、だけどその力を、俺は人を泣かすためには使いたくないんです」 「だから警察?」 「……変、でしょうか。」 「そんなことないわ、素晴らしい。」 うつむくマコトを励ますようにアヤカは明るい声で言う。 「『人生は戦いである』。まったくその通り。私たちの生きるこの社会は他人を蹴落とし、 引きずり落とし、自分の居場所を守るための広大な戦場よ。」 黙り込むマコト。 「そうね、今思うとタルタロスはその縮図だったわね。敗者は引きずり落とされ、 勝者はサポーターとともに栄光を手にする……興味深いわ。」 「でも、タルタロスと社会じゃ違う部分がある」 「それは?」 「『力の使い道』……タルタロスじゃ、相手を殺すためにしか、力をふるえなかった。」 「そうね。それも正しい。他人のために力を使えないのがタルタロスと現実の決定的な違いね。」 アヤカはコーヒーをすする。コーヒー豆の落ち着く香りが鼻をくすぐった。 「……このコーヒー1杯のために、地球の裏側で何人の貧しい労働者がムチをうたれているか。」 「……コンドウさん、俺にはこの街が、死者の国よりも残酷な世界に見えます。」 「現代では、人は都市で生活するだけで自覚のない大量殺人者でありうるのよ。 ……世界中の皆が、君みたいに、少しでもその力を、力の無い人に積極的に分け与えようとする日が来たら、 世界は平和になるのかもね。」 「そのときが、本当のタルタロスとの決着なのかもしれないですね……」 マコトはコーヒーを飲み干す。強い苦味があとに残った。 ……時間は戻って、タルタロス壊滅の日……。 床の血痕は徐々に小さくなってきている……。それは刺された傷が回復している証拠だが、 コラージュはそれを素直に喜べなかった。 傷が回復しているということは、自分を生かしている高級ナノマシンを消費しているということだからだ。 タルタロスが無くなった今、その資金を確保するのも難しい。 コラージュは暗い隠し通路からハシゴを上って、冷気に満ちた部屋へと侵入した。 そこはタナトスの自宅地下、スーパーコンピュータ『ヘカトンケイル』が設置されている部屋で、 コラージュはタナトスに万一があった場合、ここへ来るように言われていたのだった。 しかしコラージュにはこれからどうすればいいのかわからない。 とりあえず、刺された胸を押さえながら、モニターの前に座ってみた。 ……しばらくすると、画面に文字が表示される―― 『User Hekatoncheir-1 よりの信号途絶』 『マニュアルにより AI Hekatoncheir-2 AI Hekatoncheir-3 をネットワーク上へ解放します』 『この操作によりこれらの人工知能は以後完全な自由意思により行動します 承認するならば』 コラージュは全ての文章が表示されるまえにエンターキーを押し込んでいた。 その口元には歪んだ笑みが浮かんでいる。 「そうか……タナトス」 凍えるような寒さのなか、彼の身体は喜びで震えていた。 「タルタロスは無くなったけど、何も終わったわけじゃないんだね……!」 彼のその言葉に反応するように、また画面に文字が現れる……。 『そうだよ コラージュ』 彼ははっとする。 『この世にヒトが生きるかぎり 死神の仕事は無くならない。』 俺たちはいつでもタルタロスで死神と戦っている。 打ち勝つ方法はただひとつだ―― グラインドハウス おわり
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (fブラインド.png)ブラインド【ぶらいんど】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ブラインド.png) 暗闇魔法が具現化された、目隠しアホ毛のショタ。 サイレンスの兄として登場する事が多い。 視力の有無や、目隠しの下の美醜は作品ごとに色々。 関連キャラ サイレンス:相方、妹 カテゴリ:魔法具現化
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グラインダー【アイテム 精錬アイテム】ぐらいんだー 精錬アイテムのひとつ。 (ver.4.12以前)装備品の斬り攻撃力が2~4上昇する。デメリットは、装備品自身が消滅する可能性があることと、合成に成功しても最大耐久度・硬度が減少すること。 (ver.4.20以前)装備品の斬り攻撃力が-4,-3,+3,+4される。最大耐久度・硬度が3低下する可能性がある。 元々斬り攻撃力がなかったり、合成回数MAXだったりする場合は使用できない。 ミスティックソードのレアドロップである。 ↓関連 ストラップ 砥石 スラッシュラインカード ハイスラッシュラインカード ロードスラッシュラインカード クリムゾンスラッシュラインカード ロイヤルカード
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ディグライン ギンガリンの別名。
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Own the Spot攻略 とりあえず最低限Killed itに必要なポイントを出す方法を列挙。 説明文にあるスタート地点とはチャレンジマップから移動した際の開始地点を指す。 Rock The Gap(ロック・ザ・ギャップ) No Need For Speed(ノー・ニード・フォー・スピード) Mini-Mega Redux(ミニメガ・リターン) Lilypads(リリーパッド) Thrice the Hubba(トリプル・ザ・ハバ) The Wall(ザ・ウォール) Off Street(オフ・ストリート) Books(ブックス) Glass Awning(グラス・ウォーニング) By The Bridge(バイ・ザ・ブリッジ) Alphabet(アルファベット) Razor's Edge(レイザーズ・エッジ) Swiss Cheese Moon(スイス・チーズ・ムーン) Welcome Hut(ウェルカム・ロッジ) Poop Deck Pool(プープ・デッキ・プール) Bus Stop(バス・ストップ) Winged Bench(ウィング・ベンチ) Manny Hop Set(マニュアル・ホップダウン) The Statue(ザ・スタチュー) Urban Curves(アーバン・カーブ) Getting Technical(テクニカル) Stink Pit(スティング・ピット) グラインドやエアなど各プレイヤーごとに得意なトリックがあると思われるので 攻略法はひとつに限定せず、2種類程度の案が出されるのが理想。 Rock The Gap(ロック・ザ・ギャップ) まずは正確に飛び、着地することが大前提となる。 スタート地点にマーカーを設置し、繰り返し飛んで滞空時間等を把握する。 空中でエアトリックを正確に入力し着地に成功すれば最低でも2000点は出せる。 No Need For Speed(ノー・ニード・フォー・スピード) スタート地点から加速し、フリップで矢印位置にあるレールに乗ってグラインド。 グラインドの終点からフリップで飛び、エアトリックを入力して着地する。 最後のエアトリックさえ上手くいけば2700点程度は軽く出るはず。 Mini-Mega Redux(ミニメガ・リターン) 見たまんま、坂を滑り降りてエアトリックで競うスポット。 道路にオブジェクトを置いて自動車をせき止め、歩行者や自動車を飛び越えるとポイントが高い。 滞空時間さえ稼げればエアトリックだけでも2500点程度までは出せる。 Lilypads(リリーパッド) 正攻法でやるならマニュアル必須。 池の小島に向かうように周囲にあるベンチをいくつか並べて、 そこでグラインド フリップトリックしてから行けば多少楽になる。 中央の小島のフチでグラインドとフリップを繰り返すことでもクリアできるが難易度は高い。 どうしてもクリアできない人は、小島の上で右スティックをマニュアルになる状態で固定し 左スティックを左右どちらかの方向で固定したまま数分放置しておけばポイントが貯まる。 Thrice the Hubba(トリプル・ザ・ハバ) 使用するのはスタート地点から見て一番左のレッジだけでOK。 変に左スティックを入力しなければ放っておいても3連続グラインドになる。 The Wall(ザ・ウォール) 目標地点までつながる、右側にある曲がった長いレッジがヒント。 スタート地点から加速してフリップで右側のレッジに乗り、長いグラインドで稼ぐ。 飛び乗る際にレッジの上にある金網に衝突しやすいので要練習。 グラインドの終点でちゃんとフリップトリックを入れて降りるのを忘れずに。 Off Street(オフ・ストリート) いかにグラインドで稼げるかがポイントとなるスポット。 スタート地点から加速してフリップし、柵に着地してひたすらグラインドを繰り返す。 鉄柵から降りるときにフリップで加算することになるが、付近に障害物が多いので要注意。 Books(ブックス) スタート地点から加速し、矢印地点のレールでグラインドする。 なくても問題ないが近くにある片足のピクニックテーブルを設置すると飛び乗りやすくなる。 飛び乗るときと降りるときにトリックを追加すれば1200点は出せる。 降りる側に余分なオブジェクトを配置しておけばポイントの水増しにもなる。 Glass Awning(グラス・ウォーニング) スタート地点ほどの長い助走距離は実は必要なく、 目標の屋根手前にある小さな段差の上からだけでも十分な加速を得られる。 フリップトリックで屋根の端に乗ってグラインド、グラインドからフリップで落下して着地。 By The Bridge(バイ・ザ・ブリッジ) スタート地点後方にある案内マップあたりにマーカーを設置する。 階段最上部から踏み切り、踊り場から前方左端に伸びるレッジを狙う。 無事レッジに着地できたらグラインド距離を伸ばし、適当なところでフリップで降りればOK。 Alphabet(アルファベット) 手摺りが欠けた部分を飛び越える為には高いフリップが必須となる。 あとは空中で正確にエアトリックを入力し、「A」の斜面に着地するだけ。 飛び出し位置にレールを置いてグラインドを入れると更にポイントが期待できる。 Razor s Edge(レイザーズ・エッジ) 水を抜いておくのが大前提。 スタート地点から坂を下って加速し、フリップトリックでエッジに乗ってグラインドでさかのぼる。 いかに速度を稼いでグラインド距離を伸ばすかにかかっている。 Swiss Cheese Moon(スイス・チーズ・ムーン) スタート地点からムーン内部を下り、加速して反対側のフチにフリップで乗る。 そこでグラインドポイントを稼いでからフリップで飛び降り、ムーン中央のレールに乗る。 あとはレールから落ちないようにグラインドで往復するように調整する。 または、スタート地点からムーン内部を下った勢いで反対側のフチからムーンの外側へ飛び出し エアやレイトフリップを織り交ぜて地面に着地する手段もある。 Welcome Hut(ウェルカム・ロッジ) 本来はグラインドでポイントを稼ぐタイプのスポットだが、エアの方法も紹介。 このスポットはNPCスケーターが多いので、ランプを設置したら「マーカーに追加」を選択すること。 まずスタート地点の後方にある坂の上(停止線があるあたり)にマーカーをセットする。 次に、小屋の近くにあるランプをターゲットの土台(白色のブロック)先端の傾斜部分に 重ねて乗せる感じで設置する。これでかなりキツめのランプが完成。 マーカー位置から加速してランプで飛べば、ターゲットの屋根を軽々と越えるエアを出せる。 特に複雑なトリックを入れなくても速度やグラスギャップだけで1200点程度出すことができる。 Poop Deck Pool(プープ・デッキ・プール) 普通に飛んでプールに着地するだけでは厳しいので、プールの縁などに一旦着地(グラインド)して そこからさらにフリップトリックへ繋げて加点すれば良い。 スタート地点正面に用意されているビーチチェアを調整し、エアで段差の下にあるベンチを 飛び越えられるように調整しておくとベンチ+人のポイントが追加されるようになる。 着地は中央のくぼみではなく周囲のレール上。 あとはグラインドで稼いでフリップで外に下りれば高低差のポイントも追加される。 Bus Stop(バス・ストップ) バス停の近くにあるランプを、車道を挟んで反対側の歩道にある駐車メーターの脇に置く。 次にベンチを車道に置いて自動車を渋滞させる。 バス停と自動車、ランプが直線状に並んだら、路地の奥にある坂道から加速して飛ぶ。 着地時にバス停にうまく接触できればエアトリックだけで1500点ぐらい出せる。 正攻法でいくならバス停前にランプを設置し、スタート地点から加速して飛ぶことになる。 もしくはバス停のふたつのベンチで連続グラインドをキメる必要がある。 いずれにせよ高度なテクニックを要求される上に歩行者が多く、難易度は高い。 Winged Bench(ウィング・ベンチ) まずスポットの向こう側の車道で渋滞を起こしておき、ウィング型オブジェのグラインドから 向こうの広場へフリップして飛べば、特に難しいトリックやスピンも必要無くクリア出来る。 Manny Hop Set(マニュアル・ホップダウン) マニュアルと付くスポット名だが、階段の右側にあるレッジをグラインドするだけでもクリア可能なので、 マニュアルに自信が無ければこっちでグラインド フリップトリックする方が簡単。 もしくは坂を下ってスタート地点から2番目に遠い矢印地点でフリップ エア。 正面の階段に着地してグラインドで加算すれば1300点程度出る。 The Statue(ザ・スタチュー) スタチューの周囲にある傾斜のうち、茶色の傾斜を利用するとグラインドで稼ぎやすい。 つまりスタート地点から見て横方向から攻めるということ。 茶色の傾斜からフリップしてレッジでグラインド、グラインドからフリップで着地という感じ。 慣れないうちはスタチューに吸われて転倒しやすい。 Urban Curves(アーバン・カーブ) スタート地点から加速して階段ギャップを成功させるだけでも1200点程度は出るので あとはレッジに着地してグラインドで加算すれば2000点超えも可能。 グラインドが得意ならレッジ上で複数のグラインドコンボをキメるだけでもいい。 速度自体はそんなに必要ないので助走距離は縮めてもかまわない。 Getting Technical(テクニカル) まずは周辺を探索し、片足のピクニックテーブルを見つける。 設置する場所はスタート地点から遠い方の矢印の手前(登り階段とスロープが交差する角)。 その下のハーフパイプのようになっている通路にも余分なオブジェクトを置いて通路を塞ぎ オブジェクトに加えて、オブジェクトで転倒したスケーターを飛び越えるとポイントが高くなる。 コツはピクニックテーブルから飛ぶとき、高く飛び過ぎないこと。 溜めて飛ぶと確実に着地失敗する。 毎回確実に高得点を取れるわけではなく、かなり運の要素が強いと言える。 http //www.youtube.com/watch?v=WBpek0lVyLA http //www.youtube.com/watch?v=39bGiT71V7s グラインド フリップトリックに自信があるなら、 スタート地点から正面に見える壁の下にあるとても長いレッジでクリア可能。 両端がランプになっているので、そこでスピードを稼げば反対側の端まで保つ。 Stink Pit(スティング・ピット) まずはハーフパイプを利用して高く飛べるように加速する。 540~720のエア中にグラブとヒネリを入れられれば必要な得点を出せる。
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【登録タグ 曖昧さ回避】 曖昧さ回避のためのページ よやの曲ブラインド/よや PIPPOの曲ブラインド/PIPPO wotakuの曲ブラインド/wotaku 曖昧さ回避について 曖昧さ回避は、同名のページが複数存在してしまう場合にのみ行います。同名のページは同時に存在できないため、当該名は「曖昧さ回避」という入口にして個々のページはページ名を少し変えて両立させることになります。 【既存のページ】は「ページ名の変更」で移動してください。曖昧さ回避を【既存のページ】に上書きするのはやめてください。「〇〇」という曲のページを「〇〇/作り手」等に移動する場合にコピペはしないでください。 曖昧さ回避作成時は「曖昧さ回避の追加の仕方」を参照してください。 曖昧さ回避依頼はこちら→修正依頼/曖昧さ回避追加依頼