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※フルネームだと横幅が恐ろしいことになるので一部ファーストネームのみ、および略称を使用しています ※『◇◇(△△)』と表記されている場合は『表向きのマスター(召喚者)』です 【1st season】 【2nd season】 【虎聖杯戦争】 【1st season】 剣 槍 弓 騎 魔 暗 狂 第一次 ランスロット ヴラド三世 エミヤ ゲオルギウス ナーサリーライム ハサン(四次) ジャック ワカメ(桜) 初代 遠坂凛 ルヴィア ありす 衛宮切嗣 間桐桜 第二次 -- -- -- -- -- セミラミス -- -- -- -- -- -- ワカメ(桜) -- 第三次 ガウェイン クー・フーリン ギルガメッシュ アストルフォ メディア ハサン(四次) ランスロット レオ 遠坂凛 イリヤ 言峰綺礼 間桐雁夜 三代目 ワカメ(桜) 第四次 ネロ ディルムッド アタランテ アストルフォ 玉藻の前 小次郎 坂田金時 衛宮士郎 雨生龍之介 イリヤ ウェイバー 四代目 遠坂凛 ワカメ(桜) 第五次 アルトリア カルナ エミヤ メドゥーサ ジル・ド・レェ ジャック フランケン 衛宮士郎 言峰綺礼 遠坂凛 五代目 ルヴィア ワカメ(桜) イリヤ 第六次 ガウェイン ディルムッド ギルガメッシュ イスカンダル メディア ハサン(五次) 呂布 レオ ?? 遠坂凛 イリヤ 衛宮士郎 ワカメ(桜) 間桐雁夜 第七次 ネロ 武蔵坊弁慶 ロビンフッド ドレイク ナーサリーライム 小次郎 ヘラクレス 衛宮士郎 間桐雁夜 ケイネス 遠坂凛 イリヤ 七代目 ワカメ(桜) 第八次 -- クー・フーリン -- アストルフォ ジル・ド・レェ -- ヘラクレス -- ダン -- 八代目 ワカメ -- 遠坂凛 第九次 アルトリア カルナ 答えエミヤ イスカンダル 玉藻の前 小次郎 ランスロット 衛宮士郎 バゼット 九代目 遠坂時臣 間桐臓硯 イリヤ 言峰綺礼 第十次 -- -- エミヤ -- -- ジャック フランケン -- -- アイリ -- -- ソラウ 十代目 第十次´ ネロ -- -- イスカンダル ジル・ド・レェ -- -- 十代目 -- -- アイリ ランルーくん -- -- 第十一次 ネロ -- アタランテ アストルフォ ジル・ド・レェ -- -- ?? -- ロード 三代目 アイリ -- -- 第十二次 ガウェイン ヴラド三世 エミヤ ドレイク シェイクスピア 両儀式 ランスロット 白野(女) 間桐雁夜 ダン ルヴィア 雨生龍之介 イリヤ 遠坂凛 第十三次 リリィ カルナ アタランテ イスカンダル 玉藻の前 ハサン(四次) ランスロット 白野(女) ワカメ(桜) 言峰綺礼 衛宮切嗣 ラニ=VIII 十二代目 衛宮士郎 第十四次 オルタ ディルムッド ギルガメッシュ イスカンダル 玉藻の前 ハサン(四次) スパルタクス 十三代目 遠坂時臣 六導玲霞 間桐臓硯 雨生龍之介 衛宮切嗣 ケイネス 第十四次´ オルタ ディルムッド ロビンフッド ドレイク メディア ジャック アルクェイド 十三代目 臓硯(ロリ桜) 六導玲霞 ケイネス 衛宮切嗣 ダン レオ 第十五次 ガウェイン ヴラド三世 アタランテ ゲオルギウス ナーサリーライム ジャック ランスロット イリヤ 遠坂時臣 白野(男) ユリウス 臓硯(ロリ桜) ロリ凛 言峰綺礼 第十六次 ネロ ディルムッド ダビデ ゲオルギウス ジル・ド・レェ ジャック 呂布 ウェイバー ロリ凛 イリヤ 白野(女) 十五代目 六導玲霞 雁夜(ロリ桜) 【2nd season】 剣 槍 弓 騎 魔 暗 狂 第一次 アルトリア クー・フーリン ロビンフッド ドレイク シェイクスピア 小次郎 アルクェイド ケイネス 雨生龍之介 初代 遠坂時臣 臥籐門司 衛宮切嗣 トワイス 第二次 ガウェイン ?? エミヤ イスカンダル ?? 小次郎 ?? 二代目 ダン 間桐桜 六道玲霞 アイリ 遠坂凛 間桐雁夜 第二次´ ?? ?? エミヤ ?? ?? ?? ?? 衛宮切嗣 言峰綺礼 二代目 ユリウス 白野(男) ダン レオ 第三次 リリィ カルナ ギルガメッシュ メドゥーサ メディア フランケン ルヴィア 三代目 言峰綺礼 ケイネス ありす ラニ=VIII 遠坂凛 第四次 ネロ クー・フーリン アタランテ ドレイク シェイクスピア ジャック ランスロット 四代目 ケイネス ワカメ(桜) ラニ=VIII 衛宮切嗣 言峰綺礼 イリヤ 第五次 剣 槍 弓 騎 魔 暗 狂 第一次 アルトリア クー・フーリン エミヤ ??? メディア 佐々木小次郎 ランスロット 衛宮切嗣 貴女 イリヤ 遠坂凛 間桐雁夜 ケイネス 衛宮士郎 -- 【虎聖杯戦争】 虎聖杯戦争 主人公 一戦目 二戦目 三戦目 四戦目 五戦目 六戦目 第一次 十代目 衛宮士郎 七代目 初代 ワカメ 四代目 -- 玉藻の前→ネロ 衛宮切嗣 五代目 カルナ 久宇舞弥 玉藻の前 --
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実際に読む(リンク) シリーズ:ギルガメッシュの夜 前話『Last Dance 5/西方英雄夜』 次話ΧΧ/ΧΧ 『━━━━━━/━━━━━』 概要 登場キャラ 登場 ギルガメシユー エンキドゥー 神の浮き船 ダシガラ 元ネタ解説
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魔法少女リリカルなのはStrikerSの参加者の支給品の経過と消費 スバル・ナカジマ ×ロイの発火布の手袋@鋼の錬金術師 →【マース・ヒューズ@鋼の錬金術師】→【F-5/商店街・布団屋の中】→【ロイ・マスタング@鋼の錬金術師】消滅 ・アンチ・シズマ管@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日- →【ヴィラル@天元突破グレンラガン】→【スカー(傷の男)@鋼の錬金術師】→【ジン@王ドロボウJING】[3等分] ティアナ・ランスター ・コルトガバメント(弾数7)@現実[1発消費] →【ジェット・ブラック@カウボーイビバップ】[3発消費]→【ビシャス@カウボーイビバップ】→【C-5/地下に通じる大穴の側】に放置 →【ニコラス・D・ウルフウッド@トライガン】[3発消費]→【B-5南西/卸売り市場】に放置全弾消費 エリオ・モンディアル ・暗視双眼鏡@現実 →【D-6/病院内の一室】→【ランサー@Fate/stay night】→【藤乃静留@舞-HiME】 →【ラッド・ルッソ@BACCAN0 バッカーノ!】→【柊かがみ@らき☆すた】 →【ジン@王ドロボウJING】→【スパイク・スピーゲル@カウボーイビバップ】 ・偽・螺旋剣@Fate/stay night →【D-6/病院内の一室】→【ランサー@Fate/stay night】→【藤乃静留@舞-HiME】 →【ギルガメッシュ@Fate/stay night】→【ジン@王ドロボウJING】 ・防水性の紙(10枚)@現実 →【D-6/病院内の一室】→【ランサー@Fate/stay night】→【藤乃静留@舞-HiME】 →【ラッド・ルッソ@BACCAN0 バッカーノ!】→【柊かがみ@らき☆すた】 →【ジン@王ドロボウJING】 キャロ・ル・ルシエ ×DG細胞@機動武闘伝Gガンダム →【クアットロ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】→【ロイ・マスタング@鋼の錬金術師】→【E-6/デパート】消滅 ・ゼオンのマント@金色のガッシュベル!! →【クアットロ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】→【F-4/住宅地・川沿い】 →【シャマル@魔法少女リリカルなのはStrikerS】→【スカー(傷の男)@鋼の錬金術師】→【ガッシュ・ベル@金色のガッシュベル!!】 ・ゲート・オブ・バビロン@Fate/stay night →【クアットロ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】→【ギルガメッシュ@Fate/stay night】 →【衝撃のアルベルト@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-】→【柊かがみ@らき☆すた】 →【ジン@王ドロボウJING】→【ギルガメッシュ@Fate/stay night】→【ジン@王ドロボウJING】 八神はやて ×レイン・ミカムラ着用のネオドイツのマスク@機動武闘伝Gガンダム消滅 シャマル ・ゲイ・ボルグ@Fate/stay night →【カミナ@天元突破グレンラガン】→【ドモン・カッシュ@機動武闘伝Gガンダム】→【E-6/デパート跡の瓦礫の下】 →【ジン@王ドロボウJING】→【鴇羽舞衣@舞-HiME】 ・ケリュケイオン@魔法少女リリカルなのはStrikerS →【スカー(傷の男)@鋼の錬金術師】→【シャマル@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 ×魔鏡のかけら@金色のガッシュベル!! →【スカー(傷の男)@鋼の錬金術師】→【ジン@王ドロボウJING】→【ギルガメッシュ@Fate/stay night】[復元]砕ける クアットロ ・レミントンM700(弾数5)@現実[2発消費] →【C-5/映画館近くの路地裏の茂みの中】→【明智健悟@金田一少年の事件簿】→【B-7/刑務所跡】に放置 ・暗視用スコープ@現実 →【F-4/住宅地・川沿い】→【シャマル@魔法少女リリカルなのはStrikerS】→【スカー(傷の男)@鋼の錬金術師】
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シュヴァルツサイド Fate/stay night [Unlimited Blade Works]Vol.II カードリスト ブースター プロモーションカード 総評 ブースター カード種類数:全100種(RR:8種/R:20種/U:28種/C:32種/CR:4種/CC:8種)+パラレル18種(SP:4種/RRR:6種/SR:8種)+BOX封入特典5種 番号 種類 レアリティ 色 カード名 レベル/コスト スペック 特徴 FS/S36-001 キャラ RR RRR 黄 “投影開始”士郎 0/0 1500/1/0 《マスター》? 《武器》? FS/S36-002 キャラ RR SP 黄 “約束された勝利の剣”セイバー 3/2 9000/2/1 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-003 キャラ RR RRR 黄 “無限の剣製”士郎 3/2 9500/2/1 《マスター》? 《武器》? FS/S36-004 キャラ R SR 黄 “令呪による召喚”士郎 0/0 500/1/0 《マスター》? 《武器》? FS/S36-005 キャラ R 黄 “契約完了”セイバー 0/0 1500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-006 キャラ R 黄 “王の自尊心”ギルガメッシュ 0/0 4000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-007 キャラ R SR 黄 “屈強な力”セイバー 1/0 5000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-008 キャラ R SR 黄 “王の財宝”ギルガメッシュ 2/1 7500/1/1 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-009 キャラ R 黄 “本気の強襲”士郎 2/1 8000/1/1 《マスター》? 《武器》? FS/S36-010 キャラ U 黄 “交わらぬ理想”士郎&アーチャー 0/0 1500/1/0 《マスター》? 《武器》? FS/S36-011 キャラ U 黄 “神造兵装”セイバー 0/0 2000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-012 キャラ U 黄 “純白のドレス”セイバー 0/0 3500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-013 キャラ U 黄 “最優のサーヴァント”セイバー 1/0 4000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-014 キャラ U 黄 “令呪の使用”士郎 1/0 5000/1/0 《マスター》? 《武器》? FS/S36-015 キャラ U 黄 “怒りの拳”士郎 2/1 5000/1/1 《マスター》? 《武器》? FS/S36-016 キャラ C 黄 “敗北の末路”ギルガメッシュ 0/0 1500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-017 キャラ C 黄 “神話の対決”ギルガメッシュ 0/0 2500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-018 キャラ C 黄 “最大の天敵”ギルガメッシュ 0/0 3000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-019 キャラ C 黄 “無限の剣”ギルガメッシュ 1/0 4500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-020 キャラ C 黄 “最上級の宝具”ギルガメッシュ 1/0 5000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-021 キャラ C 黄 “くじけぬ心”士郎 1/1 6500/1/0 《マスター》? 《武器》? FS/S36-022 キャラ C 黄 “新たなる契約”セイバー 1/1 7000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-023 キャラ C 黄 “清楚な佇まい”セイバー 2/1 2000/1/1 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-024 キャラ C 黄 “王への挑戦”ギルガメッシュ 2/1 8000/1/1 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-025 キャラ C 黄 “究極の斬撃”セイバー 2/2 8000/2/1 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-026 イベント U 黄 反撃の狼煙 1/1 EV FS/S36-027 イベント U 黄 理想の末路 2/0 EV FS/S36-028 クライマックス CR SR 黄 “無限の剣製” CX 1・炎 FS/S36-029 クライマックス CC 黄 “王の財宝” CX 2 FS/S36-030 クライマックス CC 黄 “約束された勝利の剣” CX 1・風 FS/S36-031 キャラ RR RRR 緑 “戦闘モード”ライダー 3/2 9500/2/1 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-032 キャラ R 緑 “献身的な後輩”桜 0/0 2000/1/0 《スポーツ》? FS/S36-033 キャラ R 緑 “冷酷かつ非情”ライダー 1/0 6000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-034 キャラ R SR 緑 “刺し穿つ死棘の槍”ランサー 2/1 7000/1/1 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-035 キャラ U 緑 “突き穿つ死翔の槍”ランサー 0/0 2500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-036 キャラ U 緑 “必殺必中の一撃”ランサー 1/0 5000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-037 キャラ U 緑 “穏やかな性格”桜 2/1 7500/1/1 《スポーツ》? FS/S36-038 キャラ C 緑 “戦闘続行”ランサー 0/0 2000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-039 キャラ C 緑 “護身術の授業”ルヴィア 0/0 2000/1/0 《宝石》? 《令嬢》? FS/S36-040 キャラ C 緑 “複雑な想い”桜 0/0 3500/1/0 《スポーツ》? FS/S36-041 キャラ C 緑 “不安が心をよぎる”桜 1/0 1500/1/0 《スポーツ》? FS/S36-042 キャラ C 緑 “共同戦線”ランサー 1/0 5500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-043 キャラ C 緑 “拠点侵入”慎二 2/1 2000/1/1 《本》? 《スポーツ》? FS/S36-044 イベント U 緑 動揺 1/0 EV FS/S36-045 イベント U 緑 最後の別れ 3/0 EV FS/S36-046 クライマックス CC 緑 “刺し穿つ死棘の槍” CX 宝 FS/S36-047 クライマックス CC 緑 毎日のお見舞い CX 2 FS/S36-048 キャラ RR SP 赤 “ロンドンへの誘い”凛 1/0 4500/1/0 《マスター》? 《宝石》? FS/S36-049 キャラ RR SP 赤 “理想の絶望”アーチャー 2/1 3000/1/1 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-050 キャラ RR RRR 赤 “主と従者”凛&アーチャー 3/2 10000/2/1 《マスター》? 《サーヴァント》? FS/S36-051 キャラ R RRR 赤 “超一級の魔術師”凛 0/0 500/1/0 《マスター》? 《宝石》? FS/S36-052 キャラ R 赤 “遠坂の継承者”凛 0/0 1500/1/0 《マスター》? 《宝石》? FS/S36-053 キャラ R 赤 “反撃の嵐”アーチャー 0/0 1500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-054 キャラ R 赤 “偽・螺旋剣”アーチャー 0/0 1500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-055 キャラ R 赤 “援護射撃”アーチャー 1/0 4000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-056 キャラ R 赤 “才色兼備の優等生”凛 1/1 6500/1/0 《マスター》? 《宝石》? FS/S36-057 キャラ R SR 赤 “二刀使い”アーチャー 3/2 9500/2/1 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-058 キャラ U 赤 “理想の存在”アーチャー 0/0 500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-059 キャラ U 赤 “宝石魔術”凛 0/0 2500/1/0 《マスター》? 《宝石》? FS/S36-060 キャラ U 赤 “複雑な想い”凛 1/0 2500/1/0 《マスター》? 《宝石》? FS/S36-061 キャラ U 赤 “さらなる追撃”アーチャー 1/0 3500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-062 キャラ U 赤 “戦いの果て”アーチャー 1/0 5000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-063 キャラ U 赤 “全力投球”凛 2/1 1000/1/1 《マスター》? 《宝石》? FS/S36-064 キャラ C 赤 “別れの時”凛 0/0 3000/1/0 《マスター》? 《宝石》? FS/S36-065 キャラ C 赤 “正面突破”凛 2/1 7500/1/1 《マスター》? 《宝石》? FS/S36-066 キャラ C 赤 “葛藤の中”アーチャー 2/2 8500/2/1 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-067 イベント U 赤 “偽・螺旋剣” 1/0 EV FS/S36-068 イベント U 赤 戦いの終わり 2/1 EV FS/S36-069 クライマックス CR SR 赤 “熾天覆う七つの円環” CX 2 FS/S36-070 クライマックス CR 赤 最後の言葉 CX 扉 FS/S36-071 クライマックス CC 赤 いたずらな微笑み CX 2 FS/S36-072 キャラ RR SP 青 “雪の妖精”イリヤ 1/0 5000/1/0 《マスター》? 《ホムンクルス》? FS/S36-073 キャラ R SR 青 “開戦の狼煙”イリヤ 0/0 1000/1/0 《マスター》? 《ホムンクルス》? FS/S36-074 キャラ R 青 “神代の魔術師”キャスター 1/0 5000/1/0 《サーヴァント》? 《マスター》? FS/S36-075 キャラ R 青 “悲劇の魔術師”キャスター 2/1 7500/1/1 《サーヴァント》? 《マスター》? FS/S36-076 キャラ R RRR 青 “信頼の関係”イリヤ&バーサーカー 3/2 9000/2/1 《マスター》? 《サーヴァント》? FS/S36-077 キャラ U 青 “強固な絆”イリヤ 0/0 500/1/0 《マスター》? 《ホムンクルス》? FS/S36-078 キャラ U 青 “最強の戦士”バーサーカー 0/0 2000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-079 キャラ U 青 “王との対峙”イリヤ 1/0 1000/1/0 《マスター》? 《ホムンクルス》? FS/S36-080 キャラ U 青 “神話の対決”イリヤ 2/1 5000/1/1 《マスター》? 《ホムンクルス》? FS/S36-081 キャラ U 青 “強靭な意思”バーサーカー 2/1 7500/1/1 《サーヴェント》? 《武器》? FS/S36-082 キャラ C 青 “さらなる攻撃”葛木 宗一郎 0/0 500/1/0 《マスター》? 《先生》? FS/S36-083 キャラ C 青 “大魔術”キャスター 0/0 500/1/0 《サーヴァント》? 《マスター》? FS/S36-084 キャラ C 青 “魔術戦”キャスター 0/0 2500/1/0 《サーヴァント》? 《マスター》? FS/S36-085 キャラ C 青 “燕返し”アサシン 0/0 2500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-086 キャラ C 青 “繰り出す追撃”葛木 宗一郎 0/0 3500/1/0 《マスター》? 《先生》? FS/S36-087 キャラ C 青 “束の間の休息”イリヤ 0/0 4000/1/0 《マスター》? 《ホムンクルス》? FS/S36-088 キャラ C 青 “屈強なサーヴァント”バーサーカー 1/0 4500/1/0 《サーヴェント》? 《武器》? FS/S36-089 キャラ C 青 “架空の英霊”アサシン 1/0 5000/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-090 キャラ C 青 “最終試験の途中”イリヤ 1/0 5500/1/0 《マスター》? 《ホムンクルス》? FS/S36-091 キャラ C 青 “望みを果たす”葛木 宗一郎 1/0 5500/1/0 《マスター》? 《先生》? FS/S36-092 キャラ C 青 “来客の訪れ”イリヤ 2/1 8000/1/1 《マスター》? 《ホムンクルス》? FS/S36-093 キャラ C 青 “冬木教会の神父”綺礼 2/1 9500/1/1 《マスター》? 《武器》? FS/S36-094 キャラ C 青 “敗北の余韻”アサシン 2/2 8500/2/1 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-095 イベント U 青 雨の日の出会い 1/0 EV FS/S36-096 イベント U 青 バーサーカーの意思? 2/0 EV FS/S36-097 クライマックス CR 青 出会いと絆 CX 本 FS/S36-098 クライマックス CC 青 正式契約 CX 2 FS/S36-099 クライマックス CC 青 叶っていた望み CX 1・門 FS/S36-100 クライマックス CC 青 燕返し CX 2 プロモーションカード 番号 種類 レアリティ 色 カード名 レベル/コスト スペック 特徴 FS/S36-101 キャラ PR 黄 ぷちギルガメッシュ 0/0 1500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-102 キャラ PR 黄 ぷちセイバー 0/0 2500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-103 キャラ PR 緑 ぷちランサー 2/1 2500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-104 キャラ PR 赤 ぷち凛 1/0 6500/1/0 《マスター》? 《宝石》? FS/S36-105 キャラ PR 青 ぷちイリヤ 0/0 1500/1/0 《マスター》? 《ホムンクルス》? FS/S36-P01 キャラ PR 赤 “クリスマスパーティー”セイバー&凛 0/0 500/1/0 《マスター》? 《サーヴァント》? FS/S36-P02 キャラ PR 赤 “犬猿の仲”アーチャー&ランサー 0/0 1500/1/0 《サーヴァント》? 《武器》? FS/S36-P03 キャラ PR 赤 “闇夜の巡回”凛&アーチャー 2/1 8000/1/1 《マスター》? 《サーヴァント》?
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VS Zero model 【特徴】 【戦法・対策】VS原初セイバー VS原初アーチャー VS原初キャスター VS原初ギルガメッシュ コメント VS Zero model 【特徴】 自分の選んだサーヴァントのコピーと戦う。 戦闘開始時から相手の宝具が解放されているが、宝具は使用してこない。 【戦法・対策】 VS原初セイバー 高確率で1手目にスキルを使用する。無強化の場合強化スキルのいずれか1つか低確率で攻撃スキル、強化スキルがある場合は攻撃スキルが高確率で飛んでくる。 ABGは前の手と連続しない手を多用する傾向にある。確実ではないが2・4・6手目が同じになりやすい。 行動パターン 1 2 3 4 5 6 A A G B A B G A B G A B S1 A B A B A S2 G A G A G S3 B A B G B S3 B G B A B S4 A B A B G S4 A B G A G S4 A G B A G S4 B A B A S5 A B G B A S5 B G B A G S5 B G B G B 名称 効果 発動条件 S1 燃え盛る聖者の泉 自身のATTACKによる攻撃力上昇 S2 傷を拭う聖者の泉 自身のBREAKにHP吸収効果を付与 S3 時を縫う聖者の泉 自身のGUARDにスタン効果を付与 S4 花散る天幕 筋力ダメージ(中) S5 喝采は剣戟の如く 筋力ダメージ(大) S6 三度、落陽を迎えても 自身のHPが尽きた際、一度だけ復帰 瀕死時 VS原初アーチャー 偽・螺旋剣がとにかく痛い。できる限り麻痺を入れつつ、スキルスタンを使っていこう。 投影準備及び構造強化は使用せず、スキルが投影精度に依存しない。鶴翼三連やアイアスは使用してこない? 行動パターン 1 2 3 4 5 6 A B G B B S3 A G A B A G B G A B A G S2 A A G B G S2 G G A G A B B A A G A B G A G G A S2 G G A G A S G B A G A B G B G B B S3 G B G S1 G A G B G S1 G B G G A B A 名称 効果 発動条件 S1 赤原猟犬・腕力低下 筋力ダメージ+筋力ダウン 4手目? S2 赤原猟犬・耐久低下 筋力ダメージ+耐久ダウン 3手目? S3 偽・螺旋剣 筋力貫通ダメージ 瀕死時6手目? VS原初キャスター 各呪相スキルに注意。 HP 23880 経験値:6607 サクラメント:6504 行動パターン 1 2 3 4 5 6 A B A G A G A B A G S2 B A B G A B A A B G A S2 A A B G B G B A G A G A G A G A G B G A G A S3 G B A G B A G B B G A G B A B G A G S2 G B G B A S2 A B G B S3 B G G A B A G A G A B A G B G A B G A G G A B G B G G A B S3 B G G A G A B G G A G B A S1 G B A B A S1 G B G A B S1 G B G B G B 名称 効果 発動条件 S1 呪相・炎天 魔力ダメージ、Bスタン 6手目に使用 S2 呪相・氷天 魔力ダメージ、Aスタン 5手目に使用 S3 呪相・密天 魔力貫通ダメージ、Gスタン 4手目に使用 VS原初ギルガメッシュ 宝具なし、スキルも滅多に使ってこないので 守りを固めるだけで勝てる HP 25537 経験値:7215 サクラメント:8880 行動パターン 1 2 3 4 5 6 A A G G B G A B B B S2 G A B S2 B G G A B A G A S3 A G B G B B A G B G G A B A A G B A B A A G B B B A B G A G B A B A S3 B B A G G B B B A G A A G B B A A A A G A A G B B G B B G A B G B G B A G G G A A B B G G A B A S3 S1 A A A B A S1 A B G A G S1 B A G G B S1 G A B A A S1 G A G B A S3 G B A G A S3 B A A A B 名称 効果 発動条件 S1 エヌルタの灰油 筋力上昇 1手目に使用 S2 風を放つ 筋力ダメージ S3 王の財宝 魔力ダメージ+2手スタン S4 天の鎖 魔力ダメージ+麻痺 コメント 最新の50件を表示しています。情報提供、情報検証などにお役立てください。 もし、原初ギルガメッシュの宝具が解放されていたら... - 名無しさん 2013-05-04 15 43 28 死ぬがな - 名無しさん 2013-05-06 17 25 18 そんなことあったらゲームバランスがとんでもないことになるなw - 名無しさん 2013-05-11 22 28 47 ひたすら宝具スタンかけるしかないな - 名無しさん 2013-05-11 22 59 09 6手目回復とスキルで・・・と思ったが6手目にもスキル使って来る事あるんだよな。 勝てねぇよ - 名無しさん 2013-05-12 02 17 24 ギルさん - 名無しさん 2014-04-19 11 11 16 ギルさん - 名無しさん 2014-04-19 11 19 48 上二つミスギルガメッシュ1たーんaS2?bga確認 - 名無しさん 2014-04-19 11 24 06 ↑s2ではなくs3 - 名無しさん 2014-04-19 11 24 52 ギルガメッシュgabS3bg - 名無しさん 2014-04-19 11 28 22 ギル aggbb - 名無しさん 2014-07-17 17 40 54 ギル ABGS1BB 確認 - 名無しさん 2015-02-19 08 19 47 アーチャー HP31921 - 名無しさん 2015-02-23 14 52 38 アーチャー exp6420 sm6321 - 名無しさん 2015-02-23 15 05 09 アーチャー3ターン目AABBAA確認 - 名無しさん 2017-05-05 13 56 32 名前
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隠しキャラクターリーゼリット:バーサーカーがラスボスのキャラクター(キャスター・アサシン)でアーケードモードをクリア セイバーオルタ:リーゼリット出現状態のとき、ギルガメッシュがラスボスのキャラクター(セイバー・アーチャー・バーサーカー)でアーケードモードをクリア ZEROランサー:セイバーオルタ出現状態のとき、アーケードモード5面終了時点で超必KOが3回以上(2セット先取設定の場合)だと、ZEROランサーに乱入される。その戦いに勝利し、そのままアーケードモードをクリア ギルガメッシュ(私服):ZEROランサー出現状態のとき、ギルガメッシュでアーケードモードをクリア セイバーリリィ:セイバー・セイバーオルタでアーケードモードをクリア 隠しゲームモードサバイバルモード:バゼット・セイバーオルタ・リーゼリットでアーケードモードをクリア サバイバルモード(エンドレス):サバイバルモード(スタンダード)をクリア エクストラモード(ビジュアルコレクション):ビジュアルコレクションに絵が追加される条件を満たす エクストラモード(マテリアルUC):誰でもいいのでアーケードモードをクリア(ランダムキャラを除く) 難易度「ULTIMATE」:誰でもいいのでサバイバルモード(エンドレス)で32連勝 ムービーコレクションコミックマーケット73公開ムービー:アーケードモード総クリア回数が4回 AC版プロモーションムービー:アーケードモード総クリア回数が7回 コミックマーケット74公開ムービー①:アーケードモード総クリア回数が10回 コミックマーケット74公開ムービー②:アーケードモード総クリア回数が14回 PS2プロモーションムービー:アーケードモード総クリア回数が17回 ビジュアルコレクションコンセプトイラスト(2):ZEROランサーでアーケードモードをクリア キャラセレクト用CG:該当キャラでアーケードモードをクリア VS画面用CG:該当キャラでサバイバル(スタンダード)をクリアorサバイバル(エンドレス)を16勝以上 ストーリープロローグ一枚絵:該当キャラでアーケードモードをクリア(※ZEROランサー除く) ストーリーエピローグ一枚絵:該当キャラでアーケードモードをクリア(※ZEROランサー除く) その他システムボイス「イリヤ」:アーケードモードをランダムキャラでクリア ステージセレクト時にBGMセレクト:EXミッション全キャラクリア マテリアルUC「竜牙兵」:キャスターでアーケードモードを2回クリア マテリアルUC「イリヤ」:バーサーカーでアーケードモードを2回クリア
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「橙子さん、大変です!ランサー達がこの工房の周りをうろついています!」 休息をとっていた橙子達に文は焦った声でランサー達のことを告げた。 文は、敵をすぐ発見する為に自分達の居る工房の周りに鴉達を数羽はなっていた。 「くそ、ランサーだと…」 それを聞いた橙子は舌を打った。 ランサーは三騎士の一角である為、程度はわからないがある程度の対魔力を備えている。 その為、自分のサーヴァントであるキャスターとかなり相性が悪い。 更に、あちらにはもう一騎サーヴァントが居ることがわかっている。 「…しょうがない、孫を使うしかないか。」 橙子は後ろに居るヒーローのサーヴァント、悟空を見る。 彼はなにやら考え事をしているようだった。 「悟空、どうしたの?」 その様子が気になり、青子が声をかける。 「いや、それがよう、ちょっと困ったことがあってな。」 すると悟空は困った顔をして振り返った。 「何があったの?」 「実は知ってる奴の気を感じてよう。」 「ちょっと待って。あなたは別の世界から私と姉貴が召喚したのよ?あなたの知り合いがここにいるわけ無いと思うけど?」 「そう何だけどよう、どうもそれがおかしいんだよ。」 悟空は本当に不思議そうな顔をして答える。 「なんかそいつの気の強さが初めて戦った時より、なんだか弱い気がするんだ。」 このssを読んでいる方は、ドラゴンボールで魔人ブウが善と悪に分裂した時のことを知っているだろか。 詳しい説明は今は省くが、魔人ブウが善と悪に分裂した時、善の魔人ブウは悪の魔人ブウに力の大部分をとられていた。 ここでブロリーが初めて出てきたssのことを思い出して欲しい。 ブロリーと南千秋が分裂した時、千秋はスーパーサイヤ人3の状態でブロリーと分裂した。 つまり、ブロリーはこの時、その分の力を千秋に取られたのである。 スーパーサイヤ人の能力の増加は元の能力に比例する。 千秋はスーパーサイヤ人の時にフリーザを倒していた。 魔人ブウ編の悟空やべジータ達ほどの戦闘力はないが、それでも決して軽いものではない。 結果的に、ブロリーはある程度の気を無くしてしまったのである。 「オラが戦ったら多分、あいつはオラのことに気づくと思う。今のあいつなら何とかなるかもしれねぇけど、戦えばこの星がふっ飛んじまう。」 今の悟空はサーヴァントのになっているので、普段より戦闘力があがっている。 もしかしたらブロリーを倒すことができるかも知れないが、二人が戦えばこの星はおそらく吹き飛ぶだろう。 「それが本当なら孫は使えん。だが、奴等と孫抜きで正面から戦うのは不味いな。」 橙子は考え込む。 こちらで戦闘が出来る者は幹也を除いて八人。 だが、今悟空を戦闘させるわけにはいかないので実質七人である。 数だけではこちらが上回っているが、向こうの三人の内、一人は神で、一人は人類最古の英雄王である。 よくても半分は死に、最悪全滅もありえる。 「くそ、工房におびき寄せても工房が吹き飛ぶだろうな。それに孫や黒桐も巻き込まれる。」 「…ちょっと待ってください。黒桐さん、聞きたいことがあるんですけど。」 「ん、何?」 全員がどうするか考えていた時、不意に02が声をあげた。 「黒桐さん、主催者がいる場所はわかりますか?」 「うん。でも、場所はわかっても何があるか解らないよ?」 「だったら大丈夫です。俺の考えを聞いてくれませんか?」 「む、阿部、マラー。」 「ふむ、解っておるよ。わざわざ向こうから出向いてくるとはのう。探す手間が省けたわい。」 阿部とマラー様、ギルガメッシュが振り向くとそこには蒼崎姉妹と両儀式が立っていた。 「自分から現れるとはな。何のようだ雑種共。」 「何、たいした用ではないよ。ただお前達と話がしたいだけだ。」 ギルガメッシュの問いに橙子が答える。 「何のようだ。我は女に興味はないが、聖杯を手に入れないといけないのでな。貴様達はここで殺す。」 「話を聞け。私達は戦いに来たわけではないよ。英雄王、お前はこの聖杯戦争についてどう思う?」 いきなり質問されギルガメッシュは考え込む。 「…確かに前回の聖杯戦争と比べてもおかしいな。いくらなんでもサーヴァントが多すぎる。そもそも、存在しないクラスすらある。」 「ご名答。では、今回の聖杯戦争、いったい何処に聖杯はあるんだろうな。」 言われてみて気づき、ギルガメッシュは考える。 今回の聖杯戦争は全世界での殺し合いと同時に行われている。 自分達も例外ではなく首輪がはめられている。 そのときギルガメッシュはあることに気づいた。 「貴様等、首輪はどうした?」 「いろいろあってな。とりあえず、今は質問に答えて欲しいのだが。」 ギルガメッシュは舌を打った。 普段ならば即殺すところだが、今は聞くことがあるためすぐに殺すわけにはいかない。 「…なるほどな。そういうことか。」 ギルガメッシュの呟きに橙子はにやり笑う。 「おいおい、一体どういうことだ。」 意味が解らず阿部はギルガメッシュに尋ねる。 「阿部、今の状況を思い出してみろ。この聖杯戦争と同時に何が行われている?」 そう聞かれて阿部は考える。 聖杯戦争と同時に行われていること、つまり、 「…あ。」 「解ったな。聖杯はおそらく織田信長が持っている。」 そもそもこんな状況で聖杯戦争など行えるもの、それは殺し合いの主催者ぐらいのものだ。 「おそらく奴等は最後の一組になった時点で首輪を爆破するつもりだろう。聖杯なんてものが参加者の手に渡れば、不味いことになるだろうからな。」 「だが、なんでわざわざこんな事をする必要があるんだ?マスターとサーヴァントの首輪を爆破したら聖杯はすぐ完成するぜ?」 阿部は当たり前の事を口にする。 わざわざ戦いが終わるのを待つ必要はない。 聖杯を完成させたいならば、首輪を爆破させサーヴァント達を全員殺せばいい。 「余興のつもりだろうよ。」 その問いにギルガメッシュは心底不機嫌そうに答える。 そもそも信長は全世界での殺し合いをさせるような男だ。 この聖杯戦争を暇つぶし程度に開催してもなにもおかしくない。 「だが、それがどうした?例え聖杯がどこにあろうと貴様等を殺さない理由にはならん。」 ギルガメッシュの言う通り、聖杯を完成させるためにはサーヴァントを殺す必要がある。 まだ半分程のサーヴァントしか脱落しておらず、完成は程遠い。 「聖杯が一つならそうだろう。では、もし聖杯が二つ以上あったらどうなる?」 「…まさか。」 橙子の言いたいことが解り、ギルガメッシュは呟く。 「そう。あくまで私の仮説だが、今回の聖杯戦争はサーヴァントの数が多いのではない。複数の聖杯戦争が同時に起きている可能性がある。」 「…証拠は何処にある。」 「証拠はない。聖杯が二つ以上あることは私の知り合いが調べたことだ。一応そいつもサーヴァントなのでな。信頼はできる。」 橙子は嘘をついていない。 実際に聖杯が二つあることは黒桐を通じて解っている。 ただ、彼女は聖杯は二つしか確認しておらず、それがこの星にあることを言っていないだけである。 「だがそれはあくまで仮説だ。信用などできぬ。」 「そう、これはあくまで仮説だ。だが、奴等が聖杯を創ったとしたらどうする?既に脱落したサーヴァントは九騎だ。その魂を一つの聖杯に移せば聖杯は間違いなく完成する。」 これは本当にありえると橙子は思っている。 確かに聖杯はこの星にあるが、それを回収して一つの聖杯に移し、聖杯を完成させる可能性はある。 もっとも、主催者は何も動いていないのでその可能性は低いと思っているが。 「…貴様、何を企んでいる?」 「何、お前達に主催者の所に行って欲しいだけだ。私達の目的は主催者を殺すことなのでな。正直、聖杯なんてどうでもいいんだ。」 これは嘘偽りのない橙子の本心である。 彼女は青子と組まされたことに対しての聖杯戦争の主催者に対する殺意しかないのである。 「信用できんな。聖杯を手に入れればどのような望みでも叶う。貴様が欲しないわけなどない。」 「なら、証拠を見せようか。」 そういうと彼女は後ろに居た式に視線を移す。 「わかった。」 式はそう言うと、一瞬の間に目の前の三人の首輪の綻びを衝いた。 綻びを衝かれた首輪は消滅した。 「これが証拠だ。あくまで私達は主催者を殺せればいい。お前達の首輪を壊したのはそのためだ。」 いきなりの事で三人は固まっている。 「…何が望みだ。」 最初に口を開けたのはギルガメッシュだった。 その言葉を聞き、橙子は続ける。 「私達は主催者の本拠地が何処にあるのか解っている。お前達にはそこに行って主催者を殺して欲しい。」 「何故貴様等は其処に行かぬのだ。そんなに奴を殺したいのならば自分で奴等を殺しに行けばよかろう。」 「主催者が奴等だけならな。全世界で殺し合いが行われているんだ。主催者が一人とは限らん。私達は他に主催者がいないのか調べないといけない。」 「…いいだろう。雑種、貴様の言うとおり、主催者のもとに行ってやる。ただ…」 ギルガメッシュは鋭い殺気を持って橙子達を睨む。 「貴様の言うとおりに動いてやるのはこれが最初で最後だ。間違えるなよ雑種、我達は貴様等と手を組むつもりなどない。」 「いいよ。こっちもお前達に頼むのはこれで最後だ。…青子。孫を呼べ。そろそろ終わっているだろうしな。」 「来て、悟空。」 青子の腕の令呪がい一つ輝き消える。 そこには一人の男が立っていた。 『うほっ、いい男…』 その男を見てギルガメッシュ達は呟く。 「悟空、準備は終わった?」 「ああ。後はあいつ等を連れて行けばいいんだろ。」 「ええ。じゃあ、頼んだわよ、悟空。」 青子と少し会話と話して悟空は振り向く。 「お前等、オラの背中を…どこ触ろうとしてんだ。」 すると三人は悟空の股間付近を触ろうとしていた。 「…すまぬ。お前がなかなかいい男だったのでな。それより、一回我等とやらないか?さすがにいきなりは無粋すぎたな。」 「…」 その後悟空が式と文のように三人を気絶させたのは言うまでも無い。 橙子達がギルガメッシュ達と出会う前、悟空は一人、幹也が教えてくれた安土城から少し離れた場所にいた。 「ここでいいな。」 一度幹也と文が書いてくれた文文。新聞号外を見て安土城か確認し悟空は呟く。 「さてと。」 悟空は安土城に向かって手を出す。 「…気の色を緑にして…。よし。」 悟空は集中し、気を練り始める。 「はっ!」 そして気が溜まった後、悟空にとっては弱めの、だが普通に見たら規格外の気を打ち出す。 そしてその気は安土城に向かって飛び、 「くそ。やっぱりこの程度じゃだめか。」 安土城の周りに展開したバリヤーに防がれた。 「でも、これでよし。…丁度青子が呼んで来たな。よし、行くか。」 そして悟空は自分の主の下に瞬間移動した。 そして悟空が気を出した直後、 「む。カカロットの気…?」 月跡周辺にいたカーネル・ブロリー・サンダースは空を見上げる。 確かに彼は今さっき、悟空の気を感じた。 「カカロットォォォォ!!!」 ならば、カーネル・ブロリー・サンダースが行かない理由は無い。 彼は気を感じた場所に飛び立った。 安土城の近くに一人の破壊人形と三人の漢達が現れた。 主催者も謎の攻撃には気づいていたが、彼等のことには気づいておらず、三人の漢達は気絶していた。 すると、破壊人形は手に緑の気弾を集める。 そして気はどんどん大きくなっていき… 「カカロットォォォォ!!!」 パロロワ史上最高規模の戦いを告げる緑の気弾は放たれ… 【二日目・午前8時10分/安土城】 【織田信長@戦国時代】(マスター※) 【状態】不明 【装備】不明 【道具】不明 【思考】 (本来の人格) 0:なにごとだ!? 1:ああああ復活を阻止する 2:イナバ物置破壊法が知りたい 3:鏡音リンから、ボーカロイドたちのことについて聞き出す (ああああに操られた人格) 1:聖杯戦争で優勝し、ああああの肉体を復活させる※ああああに操られた人格のみがイチローのマスターです 【ああああ@主人公に命名可能な全てのRPG】 【状態】怨霊、肉体無し、Lv99、全パラメータMAX あらゆるRPGのあらゆる魔法と技を習得している 【装備】不明 【道具】不明 【思考】1:信長を聖杯戦争で優勝させ、自分の肉体を復活させる 2:とにかく強敵と闘いたい 【カーネル・ブロリー・サンダース@ケンタとかマクドとかDB劇場版とか】 【状態】全裸 【装備】筋肉隆々の肉体 【道具】支給品一式×2、不明支給品×2 【思考(ブロリー)】 基本:全てを破壊し尽くすだけだぁ!! 1:ここにカカロットが… 2:カカロットォォォォォォォォォォォ!!!!! 3:ドナルドォォォォォォォォォォォ!!!!! 【思考(カーネル)】 1:より楽しい方法でドナルドを殺す 2:ドナルドの元へと向かう 3:ハンバーグラーはもう、ダメでしょうな…… 【思考(ハンバーグラー)】 0:…………(絶賛精神崩壊中) 【阿部高和@くそみそテクニック】(マスター) 【状態】健康 気絶中 首輪無し 【装備】股間のジャッカル 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】基本:やらないか 1:織田信長から聖杯を奪う 2:ギルのために性杯戦争に優勝する 3:あいつ(悟空)もなかなか… 【マーラ様@女神転生シリーズ】(サーヴァント・ランサー) 【状態】健康 気絶中 首輪無し 【装備】己のご立派様 【道具】支給品一式、レミリアのパンツ 【宝具】ゲイボルグ(己の肉体) 【思考】基本:老若男女問わず美人とヤりまくる 1:織田信長から聖杯を奪う 2:天の鎖にまた縛られたい 3:できればパンツの主とヤりたい 【ギルガメッシュ@Fate/stay night】(サーヴァント・ガチホモ) 【状態】やおいが死んだショックで錯乱 気絶中 首輪無し 【装備】黄金の鎧 【道具】支給品一式 【宝具】王の財宝(ゲート・オブ・バビロン) 【思考】基本 聖杯を手に入れてやおいを生き返らせるために皆殺し 1:阿部と協力して聖杯を手に入れる 2:織田信長から聖杯を奪う 3:キュスター達はとりあえず放置 4:あいつ(悟空)もなかなか… 同じく橙子達がギルガメッシュ達と出会う前、PADちょ…失礼、咲夜さん達はマーラー様達を追っていた。 すると彼女の前に一人の少女が飛んできた。 「おはようございます、咲夜さん。」 現れた少女、射命丸文は幻想郷にいた頃と同じように話かけてきた。 「…文?何でここに?」 「いやいや、ちょっと咲夜さんに教えておきたいことがありまして。」 「…怪しいわね。なによ?」 文はある方角を指で指す。 「あそこに行ってみるといいことがあると思います。」 「…ますます怪しいわね。一体何を企んで…」 そのとき、咲夜さんの変態せんs…もといメイドの直感があることを告げた。 「お嬢様ぁぁぁぁあああ!!」 「ちょ、咲夜さん!?」 凄い勢いで走りだした咲夜さんをマラ氏は急いで追った。 「あ、咲夜だ。」 「え、メイド!?」 「お嬢様ぁぁぁぁあああ!!」 様子を伺っていたレミリヤ達二人と一本は見た。 凄い勢いで走りよってきたメイド長を。 「お嬢様かわいいぃぃぃぃいいい!!」 そして着ぐるみを着たレミリヤの姿を見て吐血した。 『おいぃぃぃぃいいい!!?』 そこにいた全員は驚きの叫びをあげた。 【二日目・8時10分/新惑星・工房周辺】 【レミリア・スカーレット@東方Project】 【状態】健康、カリスマブレイク、やけっぱち 【装備】きぐるみ(≠モケーレムベンベ)黒竜号 【道具】支給品一式 その他不明 製図用の鉛筆×2,000本 印付きの地図 【思考】 基本:イナバ製作所で働く 1:おいぃぃぃぃいいい!!? 2:イナバ製作所社長に従う 3:囚われのイナバ製作所の社員を救い出す 4:イナバ製作所紅魔館チームのリーダーとして行動する 5:パンツを取り返す ※若干二次創作色が強いです。 ※イナバ製作所に就職しました。 ※何故かきぐるみを着ています。(きぐるみはイナバ製なので着ている時に日光に当たっても大・丈・夫!) ※工房周辺をうろついている(阿部高和、マーラ様、ギルガメッシュ、ビリー・ヘリントン、ソウマ、マーラ様の人)を危険人物と判断しました。 【藤原妹紅@東方Project】 【状態】健康 【装備】黒いSS用万年筆(10/) 黒竜号 【道具】支給品一式、蜆×3 米の苗 将棋セット一式 ゾフィー直筆のサイン色紙 【思考】 基本:戦いを止めたい 『生きる』 1:おいぃぃぃぃいいい!!? 2:KAITOとルカに若干の疑念 3:輝夜のことはとりあえず保留 ※工房周辺をうろついている(阿部高和、マーラ様、ギルガメッシュ、ビリー・ヘリントン、ソウマ、マーラ様の人)を危険人物と判断しました。 【10/の思考】 1:おいぃぃぃぃいいい!!? 2:妹紅と行動する。 3:……◆nkOrxPVn9c氏…… ※何故か支給品化しました。一応喋れます。 ※何かを思い出しました。 ※装備者に10の力が宿るようです。 ※工房周辺をうろついている(阿部高和、マーラ様、ギルガメッシュ、ビリー・ヘリントン、ソウマ、マーラ様の人)を危険人物と判断しました。 【十六夜咲夜@東方project】 【状態】健康 PAD長 絶賛吐血中 【装備】投げナイフ@モンスターハンター、PAD 【道具】支給品一式 【宝具】不明 【思考】 基本:レミリアお嬢様を保護及び優勝させる 1:お嬢様ぁぁぁぁあああ!! 2:PADの秘密を知った者はただじゃおかないわよ 3:マーラ様の人をこき使う ※若干二次創作色が強いです。 【マーラ様の人@カオスロワ書き手】 【状態】尻から出血 【装備】拳銃、メイド服 【道具】ノートPC、支給品一式 【思考】 基本:カオスロワを存続させるために殺し合いを終わらせない 1:おいぃぃぃぃいいい!!? 2:死にたくないので咲夜さんに協力せざるを得ない 3:6/のレプリカたちの戦いを監視するはずだったけど仕方ねぇな 4:咲夜さんのPAD疑惑って本当だったのか…… ※6/のレプリカの作成を考えたのは彼です 02の作戦、それは敵同士を戦わせ、こちらに対する注意を逸らすことだった。 確かにその作戦は成功した。 ただ、一つ誤算が起きた。 それは、安土城で戦う者たちがあまりにも強すぎたこと。 そのため、あの戦いの結果は、サーチャーの予測能力を持っても分からない。 ただ、あの戦いにより、大規模な被害を全員が負う事。 ただそれだけは確かなことだった。 「ふう、これで動けるな。」 一仕事を終え、橙子は煙草を吸っていた。 「橙子さん、監督役の人がいる場所が分かりました。」 「…もう調べたのか。まったく、私達が外に出た時に頼んだというのに。」 彼女は溜め息をつきつつ、幹也の渡されたファイルを見る。 「なっ…。」 すると彼女は目を見開き、吸っていた煙草を床に落とした。 「どうしたのよ姉貴、…コイツは・・・」 橙子の様子を不審に思い、青子もファイルを見る。 すると彼女も橙子と同じように目を見開いた。 「あの、知り合いですか、その人?」 「…面識はないが、私達はコイツの事を知っている。…くそ、聖杯を破壊するにのは無理か…」 橙子は不機嫌そうに舌を打つ。 「黒桐、コイツがいる場所の周りも調べろ。コイツのことはその後話す。」 「はぁ、わかりました。」 幹也は不思議そうに文と式のもとに戻った。 「…まさかコイツが絡んでいるとはな。…私達も盤の上の駒ということか、最高位の投影使い。」 【二日目・6時/新惑星・工房内】 【◆02GOODMe2.@書き手】 【状態】健康 直死の魔眼 首輪なし 【装備】ナイフ 【道具】なし 【思考】基本:かがみ達の為に、自分を犠牲にしてでも多くの人を救う(殺し合いに乗っている者には容赦しない。) 1:橙子たちを手伝う 2:作戦が成功してよかった 3:永琳達が無事で安心 4:かがみ…みんな… ※平行世界の◆02GOODMe2.と会話しました。 ※「ドナルド」の記憶の一部を見ました。 (一部欠損あり) ※ここが地球ではないことを知りました。 ※永琳と情報交換をしました。 ※体内にわずかに吸血鬼の血が流れていますが、相当薄い為、なんの効果もありません。 【八意永琳@東方project】 (クラス・アーチャー) 【状態】健康 首輪なし 【装備】無し 【道具】支給品一式、不明支給品 【宝具】不明 【思考】 基本::マスター(輝夜)に絶対の忠誠 1:聖杯の入手 2:02が生きててひとまず安心 3:ライダーとも再会したい 4:アーチャー(エミヤ)に助けた理由を聞く 5:キャスター達と協力はするがあくまで目的は聖杯の入手 6:02を殺した奴は必ず殺す。 ※02と情報交換をしました。よって打者の存在を知りました ※ここが地球ではないことを知りました 【蓬莱山輝夜@東方project】 (マスター) 【状態】健康 、首輪なし 【装備】ジャージ@現実 【道具】支給品一式、不明支給品 漫画たくさん 【思考】 1:聖杯の入手 2:キャスター達と協力はするがあくまで目的は聖杯の入手 3:02が生きててひとまず安心 ※ここが地球ではないことを知りました 【蒼崎橙子@空の境界】(マスター) 【状態】健康、首輪無し 【装備】無し 【道具】支給品一式、人形の入ったホイポイカプセル、人形創りの道具、煙草(この二つは支給品ではありません。) 【思考】 基本: 主催者を殺し、その後に青子を殺す(それまでは取り合えず協力し合う) 1:まさか奴が… 2:この聖杯戦争、主催者の意図について調べるがチャンスが来るまで動かない 3:アーチャー達と協力するがあくまで目的は聖杯戦争の破壊 4:協力者を集める。弱者は一応保護 5:この状況を鮮花が見たらどうなることやら 【蒼崎青子@月姫】(マスター) (クラス・キャスター) 【状態】健康、首輪無し 【装備】透明マント 【道具】支給品一式 【思考】 基本: 主催者を殺し、その後に橙子を殺す(それまでは取り合えず協力し合う) 1:まさか奴が… 2:この聖杯戦争について調べるがチャンスが来るまで動かない 3:アーチャー達と協力するがあくまで目的は聖杯戦争の破壊 4:とりあえず襲ってき奴は軽く蹴散らす ※橙子の令呪は効きません(意地)。 孫悟空のマスターです。 【孫悟空@ドラゴンボールZ】(クラス・ヒーロー) 【状態】健康、首輪無し 【装備】無し 【道具】無し 【思考】 基本: 主催者を倒し、元の世界に戻る。 1:青子と橙子を手伝う。 2:サーヴァントは腹へらねぇのかぁ。 3:しっかし女ばかりだなぁ。 ※主催者に存在を気づかれていないようです。そのため首輪と支給品はありません。 この世界の人間ではないので宝具は持っておりません。 参戦時期は本編終了後です。 【射命丸文@東方project】(マスター) 【状態】健康、首輪無し 【装備】手帳@現実 【道具】不明 【思考】 基本 真実を新聞にして客観的に皆に伝える 1 知り合いに会えてよかった 2 この聖杯戦争を生き延びる 3 元の世界に皆で帰る方法を探す 4 式には負けない(何についてかは自覚していない) 5 咲夜さんってあんな人だっけ… 【黒桐幹也@空の境界】(クラス・サーチャー) 【状態】健康、首輪無し 【装備】エーテライト 【道具】不明 【宝具】此の者想いし最愛の人(両儀式) 【思考】 1 鮮花やその他の知り合いを捜す 2 文を手伝う 3 橙子達も手伝う 4 式に会えて嬉しい 5 橙子から頼まれたことを調べる 【両儀式@空の境界】 【状態】健康、首輪無し 【装備】不明 【道具】支給品一式。 【思考】 1.幹也を許(はな)さない
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柊かがみの憂鬱 Ⅱ ◆tu4bghlMIw ▽ 《……絶対に、絶対に許さない――鴇羽舞衣》 一部ボロボロになったコンクリートの海。 市街地の一角、綺麗に舗装された道路の上でかがみと舞衣達は数メートルの距離を開けて対峙していた。 「殺、した?」 舞衣の唇がまるでソレ自体が命を持っているかのようにぎこちない動作で歪む。 顔面の筋肉が硬直しているようだった。何も考えられない。全てが憎い。辛い……悲しい。 (嘘だッ……嘘だッ……嘘だッ……!!) 鬼のような、般若のような。憎しみと絶望と憤怒が混ざり合った凄まじい怒りの表出だった。 マーブル模様を描きながらに様々な感情が一つの結論を目指す。 舞衣の心はいまだ〝かがみ〟が言い放った台詞の意味を理解出来ないでいる。 「んーあぁ、殺したぜ? おっと、もしかして俺の口からじゃなくて次の放送で聞きたかったか。そいつぁ悪い事をしたなぁ」 「な、んで……」 「何で? あらあら、おかしな事聞くのね……」 白と紫の女が嘲るように言う。柊かがみの口調の次はラッド・ルッソ。 自身で否定したスイッチを切り替えるような言葉の変化を難なく〝かがみ〟はやってのける。 まるで様々な人格が一つの身体の中に同居している乖離性人格障害患者のようだ。 彼女(あるいは彼)は遊んでいるのだろうか。それとも…………? 「そりゃあ、タァカヤ君が考えちまったからに決まってんじゃねぇかよぉ!? すっかりおびえきった顔の普通の女の子につよーいつよーい宇宙人の自分が殺される訳ねぇってよ!!」 「――ッ! そ、そんな……」 瞳を見開き、唇を震わせ、拳を握り締める舞衣とは対照的にゆたかが小さな悲鳴を漏らす。 だが絶望の淵にいる所をDボゥイに救われた舞衣と違い、ゆたかがDボゥイに抱いている気持ちは別の色合いを持っている。 それは、春の空のような爽やかな憧れにも似た一途な想い。 自分に自信が持てない少女が覚えた「好き」や「愛してる」には届かない憧れのようなもの。 「……る……さない」 だが、一方で舞衣がこの世界へとやって来た状況は極めて限定的なモノだった。 彼女はほんの数刻前に何よりも大切な自分の弟を失った状態で殺し合いに参加させられていた。 加えて、それに付随する環境も最低最悪のモノだ。 尾久崎晶のチャイルド、ゲンナイが美袋命に倒された事によって鴇羽巧海は命を落とした。 そして、怒りに支配された舞衣は命を自身のチャイルドであるカグツチによって殺した――と思っている。 舞衣には救いもなく、同時に心の底から大切だと思える相手もいなかった。 いや、想う事を許された相手がいなかった、と表現するべきだろうか。 彼女が想いを寄せた相手――楯祐一は幼馴染である宗像詩帆を選んだ。 だから、舞衣は自身が楯を大切な人であると思う事に抵抗を感じていたのだ。 結果として――その想いの矛先は、相羽タカヤという一人の寡黙で不器用な男へと向けられた。 しかし、 「……何? よく、聞こえなかったんだけど。質問する時は大きな声でハッキリと発音よく。 学校で教わらなかったのかしら? そう、それでね。タカヤ君との約束があるのよ。 聞きたい? そりゃあ聞きたいわよねぇ? でも残念だけど遺言とかじゃないのよね。 そう、私とタカヤ君との約束ってはね……舞衣ちゃんとゆたかちゃんをぶっ殺してあげるって事! どう、素敵でしょ?」 目の前の少女の姿をした怪物が、彼を殺したと笑いながらに言うのだ。 ニコニコと〝かがみ〟が口元を綻ばる。 まるで学校の友人達と他愛のない話で盛り上がっている時のような和やかな表情だ。 ダンサーがステップを踏むように、コンダクターが楽隊のリズムを合わせるように。 〝かがみ〟はボコボコになったアスファルトの道路をコンコンと爪先で叩く。 放っておけば鼻唄でも歌い出してしまいそうなご機嫌具合だった。 そう〝かがみ〟はまるで辛い事など何一つ存在しないとでも言いたげに、殺戮の武勇伝を語るのだ。 (Dボゥイが死んだ? Dボゥイが殺された? なんで? こいつに? こんな奴に?) 舞衣は心の中で自問自答を繰り返していた。 こころの迷宮に足を踏み入れては、右も左も分からないような永久の闇の中で頭を抱える。 全てを、忘れてしまった訳ではない。 力がなかったから自分は守れなかった。足手纏いになる事しか出来なかった。 無力な自分が大嫌いだった。巧海を守れる力が欲しかった。 相手を倒す力ではなくて「大切な人」を守れる力。もう誰にも悲しい思いをさせたくなかったから…… だけど、あの時舞衣はラッド・ルッソを「殺すための力」が欲しいと願ってしまった。 チャイルドを呼び出す事の出来ない舞衣は極めて無力だ。 彼女のエレメントはただひたすら「守る事」に特化している。攻撃としての力の行使はほとんど行った事がない。 だから、舞衣は心の底からカグツチが現れてくれる事を願った。 カグツチは最強無比の力を持った強力なチャイルドだ。 大空を翔ける炎の翼、口から吐き出す天壌の劫火は森を焼き、山を消滅させる神如き破壊力を秘めている。 (でも、もうカグツチはいない。カグツチはやられてしまった……エレメントも出せない…… 憎い……この柊かがみの姿をしたラッド・ルッソが憎くて堪らない……) カグツチは、藤乃静留との戦いによって消滅してしまった。 姫舞闘におけるルールの一つとして、チャイルドがやられた場合、HiMEはHiMEとしての力を失ってしまう。 そして「大切な人」も緑色の光になって消えてしまうのだ。 勝ち続けるしかない。誰かを守るための力は崩壊した瞬間にその持ち主を喰らい尽くすのだから。 「……絶対に、絶対に許さない」 「ああ? 別に許して欲しくなんてねーよ。懺悔してる訳じゃねぇんだから――」 ラッドはヘラヘラと、そしてニヤニヤと。 言葉が変われば表情も変わる。 だがどちらの〝かがみ〟も周囲に強烈な不快と絶望を撒き散らす存在である事だけは同義だ。 (憎い……っ、憎いっ……!!) どんな言葉を重ねようとも舞衣には目の前の少女がラッド・ルッソにしか見えなかった。 口調もクルクルと変わるし、姿は彼女の仲間である小早川ゆたかの先輩である柊かがみのモノだ。 だが、根本的に舞衣は『本来の柊かがみ』という人間を知らない。 ラッド・ルッソと混ざり合った不純物としての〝柊かがみ〟としか顔を合わせた経験がない。 舞衣は決して聖母のような心を持った全ての罪を赦せるような人間ではなかった。 彼女は極めて普通の、どこにでもいるような女の子だ。 人間がどれだけ可能性に満ちた生き物であったとしても、十やそこらしか生きていない若者に賢者のような理性が備わっているだろうか。 柊かがみに対する思い入れが正直な話、舞衣はそれほど濃い訳ではない。 ゆたかの生き残った唯一の知り合いだ。出来るなら助けてあげたいと思う。しかし、 (私には、あの〝柊かがみ〟が――ラッド・ルッソに憑りつかれた、ただの抜け殻にしか見えない。 なんて……私は…………最低、なんだろう……) 彼女がラッド・ルッソの口調を、仕草を示すたびに、舞衣の胸はキリキリと締め付けられるのだ。 死んだはずのラッドが何故か生き返って、そしてDボゥイを殺したと――そんな穿った視点でしか、柊かがみについて考える事が出来なくて。 吹き付ける生温い風と燃えるような太陽にまでとばっちりが行きそうなくらい、舞衣の心は荒れ狂っていた。 「とりあえず、舞衣ちゃん達がまだ殺し合う気がないなら……少しだけお話でもしましょうか。 どれくらいタカヤ君がボロボロになって、無様に惨めに血だらけになって死んでいったとか――興味深いでしょ?」 「こ、いつ……っ!!!」 「おい、馬鹿! 待て不用意に飛び出すんじゃねぇ!」 「放してよスパイクっ!! こいつは、Dボゥイを……!」 限界だった。 しかし、武器も持たずに〝かがみ〟に向かって行こうとした舞衣がスパイクに後ろから羽交い絞めにされた。 必死にその手を振り払おうとしても、隻腕のはずの彼の拘束から抜け出せない。 腕一本なのにしっかりと身体をロックされてしまっている。 カグツチの名前を呼ぼうとも、エレメントを出してみようとも思わなかった。 どうせ何も起こらない事は分かっている。だけど、ジッとして見ている事なんて出来る訳がなくて…… 「おうおう、スパイクさんよぉ。舞衣ちゃんは俺と戦いたがってるんだから好きにさせた方がいいんじゃねぇか。 俺達大人だって、時にはガキの自主性を尊重するべきだしなぁ!」 「その口で大人を語るってかい。俺には好き勝手生きてるアンタが一番子供っぽく見えるがねぇ」 「……ふぅん。〝私〟の番だけに反論出来ないのが残念だけど……ま、どっちにしてもあなた達は戦って殺し合うしかないの。 だって、ね。あなた達……この前私に負けたばかりでしょ。しかも懲りずにまるで同じ面子。 流石に二度目はないわよ? 今回はそっちの白い龍もしっかり相手してあげるから……」 「……痛い所突くもんだ」 顔面を苦渋の色に染めながら、スパイクが苦し紛れに言った。 スパイク、ジン、舞衣、奈緒、そしてゆたか。 メンバーはかがみが〝かがみ〟へと変貌した時と変わっていない。 今回は「柊かがみを救う」という意志が強く存在するものの、奥の手が存在している訳ではない。 「さぁさぁ、いったい誰から俺の相手をしてくれるのかねぇ!? ああ、何なら全員一気に掛かって来てくれてもいいんだぜ。 殲滅戦、電撃戦、打撃戦、防御戦、包囲戦、突破戦、退却戦、掃討戦、撤退戦、どれだって構わねぇしよ!」 〝かがみ〟が腹の底から己の戦いに対する思いをぶちまけた。 舞衣達は彼女の放つ強烈な威圧感に気圧される。絶対的な一手などそう簡単に見つかる訳がない。 本当に〝かがみ〟を殺すつもりで戦わなければ逆にこちらがやられてしまうだろう。 しかし、それでは意味がない。柊かがみを救い、皆で帰らなくては意味がない――舞衣がそう思った時だった。 天に金色の光を放つ『影』が現れたのは。 ▽ 《痴れ者が……その程度の力で我に敵うと思ったのか?――ギルガメッシュ》 「ふむ。そこまで戦いに執着するとは呆れた戦闘狂、いや殺人狂だな」 どこかの国の国家金庫から盗み出してきた金塊から抽出したような見事なまでの黄金色の髪。 金色のフルアーマータイプの頑強な鎧。溜息が出るほど端正な容姿と、全てを射抜くような紅の瞳。 突如大空から弾丸のような速度で飛来したのは――英雄王ギルガメッシュ、その人だった。 装備したインテリジェントデバイスマッハキャリバーを用い移動用魔法、ウイングロードを行使。 帯状魔法陣を展開し、そこをカタパルトのようにして移動する戦術は音もなく敵に接近する事に何よりも優れている。 完全にギルガメッシュはかがみの虚を突き、背後から攻撃範囲へと近づく事に成功した。 「ギ、ギルガメッシュ!?」 「なっ――」 いち早くギルガメッシュの接近に気付いた奈緒が大声で彼を呼んだ。 ほぼ同時に〝かがみ〟が振り向くも時既に遅し。 それどころか、タイミングよく『顔だけを後ろに向けた』事は〝かがみ〟に更なる災禍を呼び込む事になる。 ギルガメッシュは〝かがみ〟へと突っ込みながら、無遠慮に右腕を伸ばした。 そして、ガッチリと彼女の顔面を鷲掴みにする。 五指が頬骨からこめかみ、額と彼女の皮膚に食い込む。その拘束は完璧。ソレこそ指を切断でもしない限り外れる事はない。 マッハキャリバーの高い機動性でもって〝かがみ〟へと突撃して来た彼はそのままゴツゴツとしたアスファルトに着地。 機動性をフルドライブさせて自身に更にスピードを加算する。 そして、 「テメェ、何しやが――」 「――笑いたくば、心ゆくまで笑え。その減らず口がどこまで利けるか、我が試してくれよう。 貴様の言葉に合わせてやるとすれば……そう『持久戦』という奴だ」 「や、やめなさいっ! なにするつも――ガ、ガァアアアアアアアアアアッ!!!」 〝かがみ〟の顔面を思い切り地面へと叩き付けた。 そしてマッハキャリバーを加速させる――当然、かがみの顔は道路へと押し付けたままだ。 「ガ、ガ、ア、ガガ、ガガア、ガガ、ガガ、ガア、アッガ――」 ズタズタに引き裂かれた〝かがみ〟の口から言葉にならない呻き声が漏れる。 ギルガメッシュは更にスピードを上げる。彼と〝かがみ〟が通った後に残るのは真っ赤な道。 そして擦り潰されミンチにされた肉。 皮膚が裂け、歯が砕かれ、肉に食い込み、神経は断裂し、小石が口腔に吸い込まれ嚥下、そして食道までも犯される。 濃いねずみ色の車道に紅が混じり、屠殺された家畜のように両手足も引き摺られるままに擦り切れる。 ズルズルに擦り剥けた皮膚が簾のように垂れ下がる。 白く真新しかったタキシードは待ち望んだ返り血ではなく、顔面から吐き出すように零れる血液で汚される。 ビクンビクンと彼女の身体が痙攣する。実験で電気を流される蛙のように筋肉だけが意味の無い動作を繰り返す。 (あ、あ、あ……) そんな光景を、ゆたかは顔を真っ青にしながらも脳へと強制的に流し込まれた。 眼を瞑る事など考えもしなかった。いや、恐怖のあまり身体が硬直して瞳を閉じるよう思考する事さえ出来なかったのだ。 英雄王のその蛮行自体が数秒の間に行われた行為だった。 しかし、スローモーションのように全てが再生される。見たくない筈の現実まで、全てを水晶の瞳は映してしまう。 だから、ゆたかは呆然としながら見つめる事しか出来なかった。 叫び声を上げる事も、悲惨な光景に卒倒して倒れる事も出来ない。 大切な大切な先輩が血液を噴出しながら、削られ、潰され、摩り下ろされ、壊されるのを黙って見ているだけ。 〝かがみ〟の頭部がどんどん減っていく。 舗装された道路といえど、鏡のように磨かれた完全な平面という訳ではないのだ。 当然、そこには微細な起伏があり突起がある。 そんな場所を人間が身体を、しかも顔から引き摺られたとしたら――? 生きて、いられる訳がない。 それが例え人形のように整った容姿の持ち主であったとしても、その美は完全に凌辱され破壊されるだろう。 残骸として残るのは、化物のような血と肉と骨が無様に飛び出した物言わぬ死体だけ。 そう――普通ならば。 「痴れ者が……その程度の力で我に敵うと思ったのか?」 〝かがみ〟の顔を紅葉おろしにする事に飽きたのか、ギルガメッシュが彼女の身体を勢いよく空高く放り投げた。 五、六メートルほど、天高く打ち上げられた〝かがみ〟は辺りに黒く濁った血液を撒き散らしながら落下。 重力に抗う翼を持たぬ者の宿命に逆らう事は出来ず、出来の悪い球体間接人形――ジャンク――のように両脚膝脹脛をへし折りながら大地へ叩き付けられた。 (かがみ……センパイ……私が……何も出来ないから、こんな事に……?) ▽ 《ねぇ、ひとつ質問なんだけど…………どうして今すぐにでも死なないの?――結城奈緒》 「しかし、妙だな。その低俗で熱苦しい喋り方は例の狂犬であろう。だが奴は死んだはずだ。 加えて身体は〝衝撃〟と一緒にいた小娘か? こちらはまだ放送で名前を呼ばれていないな。 が、この右手に残る妙な感触は何だ……? 押し殺した細胞がすぐさま産声をあげているようだ。 殺しても殺しても再生する、という事か。ふむ、なるほど。つまりは小娘、貴様――」 金色の手甲に付着した血液を払いながら、ギルガメシュが口元を歪める。 「――不死者、という生の地獄に縛られた畜生か?」 英雄王が確信に到った瞬間、倒れ伏していた〝かがみ〟が突然、頭を上げた。 そして蒼の瞳だけを爬虫類のようにギョロつかせながら、 「……アハ、ハハハハハハッ!! き、効いたわよ……今のは……!! 本当に……本当に! 死ぬかと……思ったわ」 「ふん、どうも削り足りなかったようだな。イマイチ加減が分からんな。我には不向きの無粋な戯れだったようだ」 冷徹な瞳でギルガメッシュは全身の骨を軋ませながら起き上がろうとする〝かがみ〟を見下ろす。 彼女の修復速度は異常だった。特に斬撃系統のダメージを多く受けていたため、顔面の傷はみるみる内に治っていく。 とはいえ、額から顎までほぼ全ての皮膚をこそぎ落されていたに近い状態だ。 特に完璧なまでに破壊された口周りなどは未だ赤い肉が腐り堕ちた果実のように充血し、屍人のような様相を見せていた。 「……いやいや、まさか君が来てくれるなんてね」 「〝王ドロボウ〟よ。これは、失態だな。あのような屍人一匹すら撃滅出来んとは」 「君が怒るのも分かるんだけどね……ま、こっちにも色々事情があって」 問い詰めるような視線に射抜かれたジンだが、ギルガメッシュに威圧される気配は微塵もない。 肩を竦め、飄々と応じるその様は同じ『王』の呼び名を持つ者として、英雄王に決して見劣りはしない。 親しげな雰囲気を保ちつつ破顔一笑。とはいえ、柊かがみの動きへの警戒は解かない。 「……ギルガメッシュ」 ギルガメッシュの名を親しげに呼ぶ少女の声――結城奈緒だ。 最後に出会った時に比べ、彼女の身体がズタボロになっている事を見咎めギルガメッシュは僅かに眉を顰めた。 だが、すぐに表情を戻すと奈緒を一瞥しながら、 「ナオよ、一つ聞いておこう。あの狗はどうした?」 「狗……ああ、ドモンの事? あいつなら一度会って、それからすぐに別れちゃったけど」 「……伝令もまともにこなせんとは。やはり、奴に王を名乗る資格はないな」 頭を押さえ、ギルガメッシュは落胆の声を漏らした。 元々低かった期待値が更に下がった格好になる。このままでは最安値も間近だ。 奈緒はそんな彼を見て小さく笑った。 そう、こういう傲岸不遜で自己中心的で他人を虫けら程度にしか思ってないのがギルガメッシュなのだ。 久しぶりに出会えた安堵か――いやいやいや、何だソレは。 何故あたしがそんなモノを金ぴかに感じなければならないのだ。 まぁ確かに、かなり頼りになる事だけは事実だけど(というか、そこを除いたら何も残らない) しかし、金ぴかの登場はあたし達にとってかなりの好機と言えるだろう。これなら…… 「とにかく! そんな事はどうでもいいからさ、手を貸してよ金ぴか。 いい? 不死の酒ってのを飲んだ柊かがみがラッドをね……なんか食べ……いや、違うな。 何ていうか、あまりにファンタジー過ぎて説明しにくいんだけど吸収しちゃったみたいなの。それで――」 「我と出会えた感動のあまり口数が増えるのは分かるが、そこまででよい。事情は察しているつもりだ」 うんうん、と頷きながらギルガメッシュが言った。が、言われた方は納得しかねる。 会っただけで感動なんてする訳がない。 それこそ動物園にパンダでも見に行った方がよっぽど胸が躍るだろう。 「いや、全然ないからソレ。まぁでも……分かってるなら話は早い、かな」 「照れずともよい。何、久しぶりに会った臣下の頼みだ。加えて我はそこそこ機嫌が良いのだ。 容易い事よ――――柊かがみを我に殺せ、と言いたいのであろう?」 自身に満ちた表情で、ギルガメッシュは奈緒に堂々と宣言した。 ――うん、訂正しよう。やっぱりこいつは全然分かっていなかった。 いや、一瞬でも「さすが金ぴか、無駄に頭の回転が速い」とか思ってしまったあたしが悪いのだ。 そもそもよくよく考えてみれば、あたし達が柊かがみを助けたいと願っている事をこのゴールデンバカが知り得る訳がない。 コイツにそういう、人間らしい慈愛の心とか他人を救いたいと思う心が存在する訳がないのは重々承知していた筈なのに。 ゆたかの大切な人を守りたい、暗黒の世界から救い出したい!なんて純粋な気持ちを理解出来るよう、頭が出来ていないのだろう。 「…………違うって。アイツの身体からラッド・ルッソを追い出して、本物の柊かがみを取り戻したいの。 小憎たらしい相手だけど、ゆたかの……大事な先輩だから」 ちょっと投げやりな感じで奈緒は自分達の目的をギルガメッシュに告げた。しかし、 「意味が分からんな。何故、そんな回りくどい道を歩まねばならんのだ? 我が進む道は全てが王道。至高へと到る覇道よ。あのような小汚い畜生は今すぐにでも塵に還した方がよいとは思わんか?」 帰ってきた解答はあまりにもギルガメッシュらしいの一言に尽きた。 奈緒は気が気でなかった。何しろ、この会話を奈緒達にかがみを救って欲しいと頼んだゆたかも聞いているのだ。 妙な方向に話が進んだら、ギルガメッシュがゆたかを恫喝し始める可能性だって捨て切れない。 「おい奈緒、ジン」 その時、傍らのスパイクが咎めるような口調で二人の名前を呼んだ。 「……何」 「あまり……聞きたくない話題かもね」 「〝コレ〟がお前らの言っていた偉そうで傲慢だけどその代わり何だって出来る英雄王サマか?」 「……残念ながら、そう」 「まぁ、一応……そうだね」 「ったく、マジかよ……」 ちょっとシュンとしながら、奈緒とジンがスパイクの問い掛けにしぶしぶと答えた。 二人とも、まさかギルガメッシュが出会って早々こんな大ボケをかましてくれるとは夢にも思っていなかったのだ。 仲間達に彼の事を美化して伝え過ぎた事を微妙に悔いる。 「待て、聞き捨てならんな。そこの雑種よ――我を愚弄する気か? 余程命が惜しくないと見える」 「いや、今の戦闘見ただけでもあんたの実力はそれなりに理解したよ。 とはいえ人間誰にでも欠点はある。俺はそういうのは大して気にしない性質でね。安心してくれ」 「――欠点、だと?」 「……っと、失言だったか」 スパイクの言葉にギルガメッシュが更に苛立ちを募らせる。 欠点、などという単語は天上天下唯我独尊完全無欠を自負する彼にとっては存在する筈のない言葉だ。 「おいおいおいっ! 俺の事を忘れてお喋りしてもらっちゃ困るねぇ、ギルちゃんよぉ!! アンタは俺の最高の餌だっつーの! あん時は殺し損ねたけどよぉ、見ろよ今はまだ俺はピンピンしてるぜぇ! 俺の中から〝ラッド・ルッソ〟だけを取り出して柊かがみを救い出す!? おぅ、やれるモンならやってみろっつー話だぜ! 絶対死なねぇと慢心しきったお前を俺はぶち殺す!!」 立ち上がった〝かがみ〟の視線は真っ直ぐギルガメッシュへと注がれる。 既に全身の再生は終了。 砕けた両足の骨も、引き摺られ擦り切れた皮膚も身体ベースである柊かがみの健康状態へと至った。 顔面の傷口もほぼ完治に近い状態と言えるだろう。 飛び散った血液すら綺麗に傷口に吸い込まれて元通りだ。所々ズタボロになったタキシードだけが唯一の爪痕と言えるかも知れない。 ……なるほど。 実際、金ぴかが現れた以上〝かがみ〟の関心がアイツに向けられるのは分かる気がする。 映画館での無茶苦茶なバトルの際、ラッド・ルッソはギルガメッシュを第一のターゲットに定めていた。 柊かがみの意思が沈み、ラッドっぽい人格がメインとなっている今〝かがみ〟が金ぴかを狙うのはある意味道理に適っている。 ラッド・ルッソの殺人の定義は『絶対に自分が死なないと思っているような生温い奴を殺して殺して殺しまくる』だ。 金ぴかは見れば分かるが、自分が死ぬとか負けるとかやられるとか微塵も思っていない。 まさに絶好の獲物という奴だろう。〝かがみ〟の中のラッドっぽい部分がそう考えるのも不思議では…… ――ん? その時、奈緒の頭の中にとある不思議な疑問が浮かび上がった。 そうだ。当たり前に考えていけば、これはどう考えても変だ。 あれ……何だ、コレ。どうなってんの……? 「貴様、何か勘違いをしているようだな」 「はぁ? まさかこの期に及んで、まだ私とは戦う気になれないとでも言うつもり?」 「だから貴様は愚図だというのだ……そろそろ、その悪趣味なごっこ遊びは止めにしたらどうだ」 尊大に、ギルガメッシュが言い放った。 「ごっこ……遊び、だと?」 「そうだ――ナオ、お前も核心に至っているはずだ。 いや、我を除けばこの場にいる人間で、その真理にたどり着ける人間は貴様しかおるまい」 ギルガメッシュが突然、奈緒に話を振った。 スパイクやゆたかなどはギルガメッシュの言葉の意図を掴めず首を傾げている。 やっぱり、金ぴかは全てを見抜いていたようだった。 理知的な推理力や理詰めの論理構成。そういう分野はギルガメッシュの専門外かもしれない。 だけど、彼の最大の武器はその『化け物じみた全てを見抜く超眼力』だ。 過程を全てすっ飛ばして結論へと至る魔法のような能力。だから、分かっている筈なのだ。 「アンタさ、誰?」 ――何が正しくて、何が歪なのかも全て。 「……つれないわね。結城奈緒ちゃん? 私とあなたが何回戦ったと思ってるのよ。 それにラッドとだってあなた、会ってるじゃない。かがみがラッドを喰う瞬間にも立ち会っていたし……」 一瞬、面食らった表情を浮かべた〝かがみ〟が笑いながら答える。 確かにあたしはかがみとラッドには会った事がある。 ぶっちゃけ、不死身の柊かがみに関して言うなら誰よりも険悪でムカつく因縁がある自負もある。 ラッドだってあの馬鹿騒ぎを何とか生き延びて再会した時は、それなりに話もした。 だけど、 「違うよ。だって――アンタはラッドでもかがみでもないでしょ?」 〝かがみ〟はそのどちらとも違う。まったく、別の……存在だ。 「……ああ、そういう事か! 確かに、混ざっちまったからなぁ! いくらメインは俺だとしても、かがみからの影響も少なからずあるのは当然――」 「だから、違うって」 〝かがみ〟を見ていると一つだけ、気になる事がある。 それは、コイツが自分自身をどういう感じで認識しているのか、って事。 〝かがみ〟は気付かない、いや、気付けないのかもしれない。 でも、コイツがラッドでもかがみでもないと、あたしは胸を張って断言出来る。 ところが、この〝かがみ〟は自身を『ラッド・ルッソ』と呼んだ。 つまり、意識していないのだろう。 忘れてしまったのだろう。ラッドにとって、一番大切だったモノを。 きっと、自分が――ラッドのおっさんであるのだと思い込もうとしているのだ。 自分が自分でなくなる感覚なんて、あたしは一度も味わった事はない。 催眠術も変な洗脳もトンと縁がないのだ。 ずっとあたしはあたし、結城奈緒として今まで生きてきた。 そりゃあ周りの人間が誰一人として信じられない時期もあった。 というか、つい最近までずっとそうだったんだけど。 だけど、もし――その自分を失ってしまったとしたら? それは人なのだろうか。不死者という死なない化物になったとしても、心は裸の人間のままだ。 少なくとも、あたしが出会った〝不死身の柊かがみ〟はそうだった。 人だからこそ夢を持つ。人だからこそ過去を捨て切れない。人だからこそ――神を目指した。 「本当に、気付いてないの?」 「だから……何をよ。私はラッドだって言ってるでしょ? あ、もしかして柊かがみの口調を使うのがおかしいって事?」 「違う。ここまで言って分からないなら……アンタは、すごく可哀想な人だよ」 「可哀想? おいおい同情してくれんのかぁ? まったく奈緒ちゃんは優しいねぇ、ヒャハハハハハハハハッ!! ついでにその辺で顔ボコボコにしてくたばってるタカヤ君に十字でも切りに行くかぁ!?」 笑い声は空虚。荒れ果てた廃墟に木霊する夕焼けのノイズみたいだ。 全然不愉快じゃない。ただただ、哀れに思うだけ。 アイツが意図してるのとはまるで違う意味で胸の奥が痛くなるだけ。 でも、本物の【ラッド・ルッソ】と【柊かがみ】を知らない人間にとって……これはきっと全く違う光景に見えている筈だ。 「ラッドッ!!」 「とと、馬鹿ジッとしてろ! お前の気持ちも分からなくはねぇがよ……」 「だったら放してよ! あいつは、あいつのせいでっ……!」 Dボゥイという名が出ただけで突如、舞衣が大声で喚き始めた。 スパイクが必死に止めるが、彼も〝かがみ〟に対して、大分業を煮やしているように奈緒には感じられた。 ……確か尾久崎晶が敗退して、アイツの弟君が死んだ時もあれくらい取り乱してたって聞いたっけ。 元々、ヒステリーっぽい気質なのだろうか。それにしても、あの錯乱っぷりは相当なモノだと思うが。 そもそも、鴇羽って楯祐一と付き合ってるんじゃなかったのか。 いつのまにか別れていた? まぁ、あの男なら分からない話でもない。 ただ……それ以外にも、幾つか気になる事はあるのだ。 アイツの態度はまるで、『まだ蝕の祭が終わっていない』ような具合なのである。 そして、それ以上に不思議なのは――アイツ、いつまでチャイルドやエレメントが出せないんだろうか、という事。 「ま、舞衣ちゃん……」 「ゆたか……? ごめん、ごめんね……! でも、あたし……」 柊かがみの中に入った〝かがみ〟の意思は、辺りに不興と厄災を撒き散らす。 個人の認識と主観の食い違い、掛け違えた歯車がぎこちない音を立てて油の切れたロボットのように躍る。 ラッドを知らない者は、〝かがみ〟を見て彼という人間をただの気違いの殺人狂だと判断するだろう。 かがみを知らない者は、〝かがみ〟を見てもイマイチこの現状に実感が持てない筈だ。 目の前のよく喋る殺人鬼のイメージが大き過ぎて、かがみは消えてしまったのではないかと疑い出す。 そしてラッドのイメージも変わっていく。 彼が何のポリシーも流儀も哲学も持たない低俗な快楽主義者に思えてくる――リライトされる。 奈緒は思う。あたし達は人間だ。神様なんかじゃない、と。 だから、そんな全てを見通すような視点で物事を考えている訳がない。 閉じられた小さな世界の中で必死にもがいている。きっと……どんな人間だってそうだ。 あたし以外の奴にはきっとこの〝かがみ〟は本当に異様な存在に見えている筈なのだ。 だけど、 「メインだとか、サブだとか、そういう問題じゃなくてさ。 アンタはそのどっちとも違うって言うか。身体は確かに柊かがみだけど、本当にそれだけ。 頭の中は所詮、劣悪なコピーよ。かがみでもない。ラッドにもなれない。ぶっちゃけ、贋作以下ね」 あたしだけは【柊かがみ】も【ラッド・ルッソ】も知っている。 だからあたしは、二人を……かがみだけではなく、ついでにラッドも救うために頑張らないといけない。 別にあのおっさんを助けたいと心から願っている訳ではない。 というか、これこそ自分の大嫌いな偽善者的行為そのものだとも思う。 だけど――あたしはアイツに借りを返さないといけないのだ。 ラッドは初めて出会った時、あたしを殺さずに見逃した。 気が変わったとか、元々気まぐれな性格だった、とか。 そういう言い訳は山のように思いつくけど、いまいち釈然としない。 あの時のあたしは完全にビビッてた。 背中を向ける事だけはしなかったけど、戦ったら確実に殺されていただろう。 ――もしかして、情けを掛けられたのかもしれない。 だから、この場で逆にあたしがラッドに同情し返してやるのだ。 柊かがみに喰われてしまったラッドを……死人のような眼をして……絶望に顔を染め上げて死んでいった彼へのせめてもの手向けとして。 「な、何ですって……!? コピー? 贋作? 笑わせてくれるわね。私は、私はラッドよ!」 「ハッ――あんたはラッドとかがみの名前に泥を塗る存在でしかないわ。 それだけじゃないわ。あたしは……倒れてて詳しい場面は見てないけど、アルベルトの眼帯、アンタしてたじゃない。 それってつまり、あのおっさんの遺志を継いだって事じゃないの。 BF団とか神になるとか……その辺、全部忘れちゃったみたいだけどさ。ねぇ――――違う?」 〝かがみ〟がここに来て初めて、狼狽の色を覗かせた。 奈緒はあの時、彼女が柊かがみから〝かがみ〟へと変化した時の光景を脳裏に浮かべる。 戦いに敗北した奈緒は暴走し始めた時には気を失っていたが、事の顛末はゆたかやスパイクから聞いていた。 ――柊かがみは眼帯が取れた瞬間、切り替わるように凶暴な人格を露にした。 おそらく、彼女の中には二つのキャラクターが存在するのだろう。 本物のラッド・ルッソがそっくりそのまま、残っている可能性もあるが、ここは考えないでおく。 そしてアレは少なくとも、ラッドではない。 奈緒もそこまでラッド・ルッソと深い交流があった訳ではないが、それでも分かるのだ。 彼は快楽に溺れたシリアルキラーなどではなかったし、己の定義に該当する相手だけを殺す――そういう人間だった。 だが、そもそも今の〝かがみ〟は非常に矛盾に満ちた存在だ。だって…… 「そう、ラッドのおっさんのポリシー……『自分は死なないと思っている人間を殺して殺して殺しまくる』だっけ?」 「ああ、そうだっ! 俺はそういう腑抜けた人間を見てると無性に殺したく――」 「アンタ馬鹿? だって、今のアンタって『不死者』じゃん。誰よりも自分が一番死に遠い人間だよ?」 ピシリと割れる。世界が、ぐにゃりと歪む。 「あ――ははっ! そ、それが違うのよ奈緒ちゃん。確かに私は不死の酒を飲んだけど、ちゃんと死ぬの! この空間には制限ってものがあってね。ほら見て! この首輪が私に制限を……! だから今の私は、私は……不死なんかじゃ……!」 「あのさぁ、制限って――首輪の力じゃないんだけど」 「…………え?」 信じていた全てのものがガラガラと音を立てて壊れていくような。 「でしょ、ジン」 「……まぁ正確にはギルガメッシュの考察なんだけどね。俺達にけったいな枷を嵌めてるのは――天だよ。 遥か大空を覆うドーム状の防護結界……これが能力制限の正体だね。首輪にはね……そんな力はないんだ。 現に舞衣は首輪が取れてるけれど、今でも若干身体能力が抑えられているそうだ」 「う、そ…………だろ?」 殺さなければラッドではない。 だが、自分が安全で死なない不死者になった時点でラッドはその存在理由を失う。 殺しを正当化するための方便は消え〝かがみ〟には『少しだけ死に難い身体』だけが残った。 「殺して人が少なくなればなるほど、アンタは不死者に近づいていく。じゃあ人を殺せる訳がないよね。 あたしはね、絶対に絶対に絶対に……死なないよ。ほら、殺したくなってこない? アンタの大好きな自分が死ぬなんて夢にも思ってない人間だもの! でもね、アンタはあたしを殺せない。 優勝する……なんてのも無駄っぽいよ。 あの髭面のおっさんが約束を守ってくれるって考えられるめでたい頭してんのなら止めないけど。 で、アンタが攻撃して来たら、あたしはこう判断するもの――アンタは結界を破って不死になりたいからあたしを殺そうとしてる、って」 「殺せば殺すほど……私は……死ななくなる? でも、私は……あれ? 殺さないとラッドじゃ……」 「っていうかさ――」 それは終わりのない禅問答。千日手。スリーフォールド・レピティション。 ラッド・ルッソとは己の定めたルールに乗っ取り、欲望のまま殺人を犯す存在だ。 彼ほど死に対して真摯に向かい合った人間はおらず、彼ほど死に対して敬意を払った者も早々いない。 敬虔なる教徒ですらない彼にとって、死とは何よりも身近なモノだった。 常に死と隣り合わせで生きるため、そのためだけにラッドはひたすら殺人を犯していたのだ。 だから、殺せば殺すほど自身が死から遠ざかっていく――そう認識してしまった瞬間に何もかもが破綻を来たす。 〝かがみ〟の中のラッドを模倣していた全てが終幕を迎える。 コンピュータシステムに侵入したクラッキングプログラムがネットワークに多大な損傷を与えるように。 軋み歪み、彼女の中に決定的な矛盾を発生させる。 その揺らぎこそが〝かがみ〟が作り出していた偽りの人格に終焉をもたらすのだ。 そして―― 「ねぇ、ひとつ質問なんだけど…………どうして今すぐにでも死なないの?」 奈緒のこの言葉こそが、全てを崩壊へと誘う最後のトリガー。 何かが壊れたような、そんな静寂が辺りを包み込んだ。 音抜きされた空気はまるで世界の終わりを想起させる。焼き尽くすような光が大地に降り注ぐ。 全ての人間が息を呑んで、事の成り行きを見守っていた。 ギルガメッシュもスパイクも舞衣もゆたかもジンも、まるで一切の言葉を発しようとしない。 奈緒が踏み込んだのは禁じられた領域だ。 そう、それはきっと〝かがみ〟が忘れたくて忘れたくて堪らなかった事実。 「わた、私っは……俺? お、俺が、私……? お、俺は……どうなったんだ? ラッドは……ラッド・ルッソは……? かがみ……俺が……不死者?」 それが終わりの始まりだ。 〝かがみ〟は再生した――不死者である――自身の掌を絶望に染まった眼で見つめる。 ガクガクと彼女の両膝が砕けたように震え始める。 額や首筋には大粒の汗を浮かべ、かがみとラッドの言葉がついに混ざり始める。 幾つもの精神が融合した彼女の身体は非常に不安定だ。 確かに、柊かがみの心は儚く脆弱な年頃の少女のソレだった。 だが、彼女が喰った男の精神はどうだったと言うのだろう。 彼は強いのか。どのような状況にあっても自分自身の流儀を貫き通せる人間なのか。 そしてもしも彼が、その『流儀』を手放したとしたら、それは彼であると言えるのだろうか――? 時系列順に読む Back 柊かがみの憂鬱 Ⅰ Next 柊かがみの憂鬱 Ⅲ 投下順に読む Back 柊かがみの憂鬱 Ⅰ Next 柊かがみの憂鬱 Ⅲ 275 柊かがみの憂鬱 Ⅰ 柊かがみ 275 柊かがみの憂鬱 Ⅲ 275 柊かがみの憂鬱 Ⅰ 小早川ゆたか 275 柊かがみの憂鬱 Ⅲ 275 柊かがみの憂鬱 Ⅰ 鴇羽舞衣 275 柊かがみの憂鬱 Ⅲ 275 柊かがみの憂鬱 Ⅰ スパイク・スピーゲル 275 柊かがみの憂鬱 Ⅲ 275 柊かがみの憂鬱 Ⅰ ジン 275 柊かがみの憂鬱 Ⅲ 275 柊かがみの憂鬱 Ⅰ 結城奈緒 275 柊かがみの憂鬱 Ⅲ 275 柊かがみの憂鬱 Ⅰ ギルガメッシュ 275 柊かがみの憂鬱 Ⅲ
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ズボン 名前 ギルド名 レベル 作成できるもの 魔神皇 聖人家族 80 全部 @chise スターネス 109 災禍ゲートルまで デュラハン スターネス 109 災禍ゲートルまで 中島愛 聖人家族 110 災禍ゲートルまで 製造表 名称 装備LV 製造LV 製造数 精霊のズボン 1 1 1 深海のズボン 15 4 1 海底のゲートル 15 5 1 夜叉のズボン 25 9 1 羅刹のゲートル 25 10 1 暗殺者のズボン 35 16 1 破壊者のゲートル 35 18 1 ワラキアのズボン 50 25 1 ワラキアのゲートル 50 27 1 血騎士のズボン 50 30 1 血騎士のゲートル 50 32 1 アヌの戦士のズボン 60 35 1 アヌの戦士のゲートル 60 38 1 ギルガメッシュのズボン 60 39 1 ギルガメッシュのゲートル 60 40 1 アメンのズボン 70 42 1 アメンのゲートル 70 45 1 亡霊射手のズボン 80 48 1 亡霊武士のゲートル 80 51 1 龍殺者のズボン 90 54 1 龍の心臓のゲートル 90 56 1 黄金龍のズボン 95 58 1 黄金龍のゲートル 95 60 1 征服者のズボン 97 62 1 征服者のゲートル 97 64 1 酷寒のズボン 100 66 1 酷寒のゲートル 100 68 1 光輝のズボン 105 70 1 光輝のゲートル 105 72 1 堕落のズボン 110 74 1 堕落のゲートル 110 76 1 鳳凰のズボン 113 78 1 鳳凰のゲートル 113 80 1 龍神のズボン 121 96 1 龍神のゲートル 121 99 1 災禍のズボン 130 106 1 災禍のゲートル 130 108 1