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お茶会inロワイアル ◆wNr9KR0bsc 「まーったくついてねぇよなぁ…いきなり連れて来られて殺しあえっつわれてもねぇ」 青年、君島邦彦は頭をかきむしりながら一人呟き、バッグに入っていた奇妙な四角の物体を見つめる。 その四角の物体に刺さっている妙な線の先にある突起から音楽が聞こえてくる。 「本土の人間の趣味ってーのはわかんねぇなぁ」 その四角の物体をガチャガチャと弄繰り回し、溜息をつく。 自分のカバンに入っていたのはこの奇妙な物体一つ、銃はおろか武器になりそうなものは一切入っていない。 まさに今の君島はどうぞ殺してくださいと言わんばかりの格好である。 「駅にはなんかあっかなぁ?」 武器、願わくば銃が欲しいところだが易々とそういうものは置いていないだろう。 せめて武器になりえる物を手に入れるために、目先についた施設へ足を進める。 「カズマァ…どこにいんだよォッ!」 何時のときでも、全てに抗いつづけた最高の相棒は今何処に? 彼は走る、たった一人の男に、救いを求める為に。 「っとまぁ、あっという間に着いたな」 地図に書いてある駅に来てみたが君島本人は電車自体には乗った事が無い。 ただ、車並に早くて多くの人数を運べる乗り物だということだけは記憶している。 上を見上げれば時計とよく分からない数字が羅列された表がぶら下がっている。 「時間になったら電車が来るって感じ、だな」 時刻表を見ると2、6、10、14、18、22のところに30という数字が一つ有るだけ。 電車の行く先は?地図を指でたどっていくと地図の中心部にもう一つ駅があった。 「中心にもーひとつって所か…こんな場所より中心の方が人も居るかもしれないな、かなみちゃんも、そして…カズマも」 然し、電車が来るまでにはまだまだ時間がある。 古ぼけた看板に「←駅長室」と薄くかかれている、なんかしらの武器が有る気がする。 気を引き締めて左のへと向かい、ドアの少し前で足を止める。 誰かが居る、証拠には僅かに聞こえる足音。 その音と足に意識を集中しながらゆっくりと、ドアへと向かい…。 ドアは半開きだったことに気がついていれば、少し変わったのかもしれない。 木が軋む嫌な音と共にゆっくりとドアが開いていく。 「誰ですか?」 ドアの置くから落ち着いた声が聞こえる、どうやら女性のようだ。 闘って勝てるかもしれない、だが自分の武器はほぼ素手。 カズマのように武闘経験があるわけでもないし、相手が女性とは言え武道の熟練者かもしれない。 さぁ君島邦彦、俺が取るべき行動は…! 「オーケイ、俺の降参だ」 荷物を足元に落とし、手を上げて中に入っていく。 「アンタがやる気なら、なんとでもするがいいさ。俺に抗うすべは無いからな」 というのは半分嘘である、もし相手が直接攻撃に移れば、足元にあるデイパックを思い切り蹴り飛ばす。 それが君島邦彦の最終的な考え、逃げる。 「はぁ、そうですか。それならば安心ですわ」 「…は?」 予想だにしない一言に君島は目を丸くする。目の前の少女は瞬く間に警戒を解き笑顔を振り撒いている。 「人を殺すことなんて、したくありませんから」 呆気に取られた君島は両手をぶら下げ目の前の少女を見ている。 「それよりいっしょにお茶にしませんか?私のバッグに入っていたんです。どうですか?」 「は、はぁ。いい、です、けど…」 街でヤクザの肩にぶつかった時に何故か相手のほうから謝られる、正にそんな気分。 予想外中の予想外、1%の考えも持たなかったケースである。 小さな事務机の前に並ぶカップに入った紅茶が二つ。テーブルを挟むように座る両者。 まじまじとカップの中身の紅茶を見つめる君島。 「安心してください、毒なんか入っていませんわ」 「は、はぁ。い、ただきます」 カップを持ち、温かい紅茶を口の中へ流し込んでいく。 ほのかな香りが鼻腔を通り抜け、風味が瞬く間に広がっていく。上物中の上物…だろう。 「ところで、お名前は?」 「ん、ああ。君島、君島邦彦って言うんだ。アンタは?」 「風です、鳳凰寺風。よろしく御願いしますね、君島さん」 目の前の少女、風は常に笑っている。 純粋で、とても透き通った。まるでカズマが帰ってきたかなみのように。 「ところで、どうして俺が襲ってこないってわかったんだい? ひょっとしたら、さっきのヤツだってハッタリだったかもしれないんだぜ?」 風は顎に手を置き、一寸の間考えた。答えはすぐに笑顔で返ってきた。 「本当に殺しにかかってくる方でしたら、ドアを開けてしまうなんてミスはしないと思いますし。 バッグを落とすということもしないと思いましたから…大丈夫だと思ったんですわ」 自身のミスが相手の警戒を解いた、思いもしなかったことが起こっていた。 「中に居たのがアンタで本当に良かったよ。そうだ、ここに来てから俺みたいなちょっと髪の毛の赤い男と、小さな女の子を見なかったかい?」 カズマ、そしてかなみのことを風に聞く。 「いえ、気がついたらここに居ましたから。紅茶を入れるためにお湯を沸かしていたのでここからは出ていませんわ」 「アンタ、真っ先に紅茶入れることを考えたのか?」 君島の疑問は勿論、笑顔で返ってくる。 「ええ、そんなに人が入ってくるわけも無いと思いましたし、バッグの中にこんな素晴らしい紅茶が入っていましたから。 とりあえず落ち着くために作ろうと思ったんですわ」 二度目の驚愕、全く予想できない行動をやってのける。 それが目の前の人物、鳳凰寺風なのだろうか。 「ところで、君島さんは私の知り合いに会いませんでしたか? 赤い髪で背の小さい光さんと、青くて長い髪の海さんの二人なんですが…」 「いや、ここに来てから人にあったのはアンタが初めてだ、誰にも会ってないな」 そうですか、と少し暗くなった表情を一瞬だけ見せる。 「そうだ、電車に乗ろうぜ!電車に乗ったら歩くよりかは圧倒的に早く中心部にいける! 危険ッちゃあ危険かもしれないけど人は多いと思う!」 地図を机の上に開き中心部を指差す君島。 確かにここから当ても無く歩くよりは確実に人に会えるルートではある。 だが人に会ってもその人間が安全かどうかは分の悪い賭けとなる。 遭遇した人間が知り合いであっても、例外ではない。 「そうですね、確かに危険ですが。光さんや海さんに会えるかもしれない確率は高いですわ。 ここに居るより、ここから歩くよりかは確実ですし、乗りましょう、電車に」 「ああ、つってもあと一時間以上有るんだよなぁ。 そうだ、ここにある役に立ちそうなものを探せば少し時間は潰れるんじゃねえかな?」 まだそんなに探索していないこの狭い部屋、二人はここを細かく探索し始めた。 「スパナ、包帯、ロープ、コレはバール……か?」 「ですわね、とりあえず武器になりそうなものはその二つですわ」 見つかったものを机に並べ、風はスパナ、君島はバールのようなものを取る。 「もうちょっといい物が欲しかったが、贅沢言ってもしゃーないわな。 っつってもまだ時間あるなぁ…あ、そうだお互い来た場所がなんか違うみたいだし、互いの場所の話をしないか?」 君島の一言から、互いの話は始まる。 君島の世界のこと、カズマや劉鳳、アルター、HOLY、ロストグラウンドのこと。 風の世界のこと、現実世界とエメロード、光と海、自分の武器エスクードのこと。 二人の情報交換と会話は長く続く、電車が来るまで後―――――――――― 【F-1の駅 駅長室・1日目 深夜】 【君島邦彦@スクライド】 [状態]:健康 [装備]:バールのようなもの [道具]:ロープ、iPod(電池満タン、中身は不明、使い方が分からない) [思考・状況] 1:カズマ、かなみと合流。劉鳳とはできるだけ会いたくない。 2:なんでもいいから銃が欲しい。 【鳳凰寺風@魔法騎士レイアース】 [状態]:健康 [装備]:スパナ [道具]:紅茶セット(残り10パック)、猫のきぐるみ、包帯(残り6mぐらい)、時刻表 [思考・状況] 1:自分の武器を取り戻したい 2:光、海と合流 [共通思考] 1:電車がくるまでここ(駅長室)で待機しながら会話、情報交換。 2:電車に乗って中心部へ 3:この場所から脱出 時系列順で読む Back 海より深い父の愛 Next 喋る豚!ぶりぶりざえモン! 投下順で読む Back 海より深い父の愛 Next 喋る豚!ぶりぶりざえモン! 君島邦彦 69 ギーガ鉄道の夜 鳳凰寺風 69 ギーガ鉄道の夜
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草案 キャラクター キングドラ:エイム ハッサム:バトン 赤い剣士のイメージ スピアー:セキ シュバルゴ:カズマ プラスル:コウガ マイナン:アイガ ガラガラ:コクウ -- (ユリス) 2015-06-21 09 04 10
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野比のび太 「ドラえもん」のもう一人の主人公。メガネをかけた小学生。CVは大原めぐみ。 国民的ヘタレ。頭も悪く、のろまだが、射撃の腕とあやとりと秘密道具の悪用に関しては超一流のセンスを持つ。 また、いざというときはやることは、映画(大長編ドラえもん)で証明されている。 【能力】 身体能力は、おそらくしんのすけとドールたちを含めても参加者中最下位。 しかし射撃の腕前は上級戦闘員並み。 たった一人で、禁酒法時代のギャング団を壊滅させたこともある(もちろんドラえもんの道具による補正の無い状態で) また、戦闘では使うことは無いだろうが、あや取りと早寝も天才レベル(後者は0.3秒という記録あり) 一人称は「僕」。 【関連人物への一人称】 ドラえもん→ドラえもん 剛田武→ジャイアン 骨川スネ夫→スネ夫 先生→先生 [本編での動向] 熱きヘタレ。 殺し合いの真っ最中だというのに大声を出していたところを、平賀=キートン・太一に保護される。 しずかの死を目の当たりにして、主催のギガゾンビへの怒りはかなり深くなっていた。 アレクサンド・アンデルセンの襲撃を受けるも、キートンの命を賭けた行動により逃がされる。 着いた先の病院で銭形警部、八神はやてと出会い、骨川スネ夫と再会する。 その後追撃してきたアンデルセンと交戦になり、持ち前の射撃の腕を持って善戦するも最終的には銭形の犠牲によって逃がされる。 しかし逃げた先で今度ははやての死体を発見し、いよいよ茫然自失。 頼っていた大人たちを失い、荷物をも全て失い、もはや隣のスネ夫が一縷の望みといった状態である。 ――が、そのスネ夫も、カレイドルビー化した遠坂凛と水銀燈と合流直後に急襲してきたシグナムに殺されてしまう。 出会った矢先にその人々が死んでゆく……そんな状況の中、のび太は何を思うのか。 放送を聞いて改めて落ち込み動かなくなってしまうが、凛達の励ましにより何とか立ち直る。 その後。ドラえもんと再会しカズマ、八神太一と共に、主人公チームを結成し、 再び病院へと向かう。 病院についた後のび太は、はやて、銭形、アンデルセンの墓を掘りながらギガゾンビへの怒りを滾らせる。 だが、全く対抗手段が思いつかないことに絶望を感じ、ドラえもんに対抗手段を教えてくれと懇願する。 のび太の必死の願いは、ドラえもんを動かした。 その夜、カズマ、八神太一と共にドラえもんから現状についての説明を受ける。 だが所詮は野比のび太。まったく理解できずにウキーっとなるのが関の山であった。 もっとも、そのトンチンカンな返答によりドラえもんが推論を組み立てることに成功したわけであるから これは怪我の功名といえるのではないだろうか。 団結を深め、ちゃんとまともな夕食(ドラえもんカレー)を取り、指針も決まり、4人は明日への希望を胸に 眠りについたことだろう。 だが夜はこれで終わらなかった。 のび太達らしいといえばらしいのだが、無用心にも堂々と灯りをつけて会議をしていたために、 その灯りをトラックで通りかかった涼宮ハルヒ、アルルゥ、石田ヤマト、に目撃されてしまい、 結果、ハルヒの病院内への侵入という事態を招いてしまう。 この時、盗聴に夢中になりすぎたあまりのび太達との接触の機会を逸した峰不二子が潜んでいたことが 全員にとっての不幸の始まりであった。 まずハルヒと不二子は、交戦状態になり、その際にハルヒの使った着せ替えカメラにより不二子は真っ裸にされてしまう。 そしてこれを目撃したのび太が大声を上げたことで事態はこじれていく。 ハルヒを人質にして病院に立てこもった不二子は、ハルヒをクスリで眠らせ、銭形の格好をして他人を装い、 のび太達を欺こうとする。 もっともこの行為は単に不二子が悪人に見られることを恐れた故であり、この時点で終わっていれば 後の悲劇は避けられたかもしれない。 銭形のロワでの活動時間は短く、本来不二子の策は問題はないはずであった。 だが、その数少ない活動時間に接触した人間がいたのだ。誰であろう? のび太その人である。 のび太の指摘により事態はいきなり緊迫。カズマのシェルブリッドが炸裂し、間一髪で逃れた不二子が逃走した先には、 戻らぬ団長を心配してかけつけたアルルゥと石田ヤマトがいた。 アルルゥの決死のタックルによってハルヒを奪い返された不二子は、代わりにヤマトを拘束し、銃をつきつける。 のび太の早撃ちならば事態を打開できた可能性はあったのだが、踏ん切りがつかないうちに事態は転がっていく。 極悪人街道まっしぐらの不二子は、ついに開き直り、のび太達に向かって支給品を寄越せと要求。 首尾よく支給品を手に入れた不二子だが、ドラえもんを青ダヌキ呼ばわりしたことでドラえもんを激怒させ、 猛烈なタックルを見舞われ、拳銃を取り落とす。 これを見たカズマが間髪いれずにシェルブリットバーストを炸裂させ、病院の正面玄関を破壊。 濛々と立ち込める粉塵の中、逃走を図った不二子は人質としてヤマトを連れ出そうとするが、太一に阻止されそうになり 反射的に太一を撃ってしまう。 不二子の不運もここに極まったか、銃弾は太一の急所を貫いた。 瀕死の状態にありながら、それでもヤマトを捜しに行こうと歩き出す太一をまずカズマが支え、のび太もそれに加わった。 そしてのび太の目の前で、最後まで八神太一は『勇気』の紋章を持つにふさわしい決意を示し、死んでいった。 病院内に戻り、その中で水銀燈と接触することになる。当初のび太は疑っていたものの、まんまと騙されてしまう。 それより少し後のことだった。よくのび太をいびっていたが、無二の親友でもあった剛田武の死を知り、悲しみのどん底に落とされてしまう。 そのやり場のないジャイアンの死に対する怒りをハルヒにぶつけてしまう。そして結局、ハルヒと決裂するような形になってしまう。 しかし、誰を信じていいかという疑心暗鬼状態に陥りかけてしまっている。そこはなんとかドラえもんの慰めでなんとかなっている。 彼が最後にたどり着いた結論はひとつ。「水銀燈の言っていることは本当。セラスと劉鳳は殺し合いがしたいだけ。」 そのため、劉鳳とセラスを恐れてのび太はドラえもんをつれて逃げる。 ちょうどその時に近くを歩いていたセイバーに対し、二人は全く対照的な行動を見せた。 ドラえもんはセイバーの行動を知っているため、すぐに離れるも、 のび太は助けを求めて彼女にすがろうとした。 ドラえもんがとめるのもかなわず、彼は不可視の剣で首を狩り落とされ、 不運にもマーダーや主催者の手の上で踊らされた人生を終えることとなってしまった。 支給品はワルサーP38、バルーンガム@ルパン三世 名前 コメント
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382 名前:カズマ誘拐凌辱4-1[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 01 15 53 ID ??? カメラの前にすべてを曝け出し、カタカタと震えだす佳主馬を宥めるように、 後ろから抱えた男が内腿をさする。 徐々に遠慮もなくなり、柔らかい太腿の感触を楽しむように、 痛いくらいの力で揉み始めた。 今の佳主馬には、それを咎めることも出来ない。 その手が佳主馬の中心に触れるか触れないかのギリギリにまでつうと伸び、 ぎくりと身を強張らせる佳主馬の反応を周りの男たちがにやにやと笑いながら見守っていた。 「大丈夫だよ、痛いことはしないからね」 この状況では、男の優しげな言葉は滑稽なほど場違いだった。 それでも佳主馬は、得体の知れないこの男の言葉に縋るしかないのだ。 窺うように男を見上げると、どうやら男は微笑んだようだった。 「君をただ、気持ちよくしてあげたいだけなんだ」 「余計なお世話だよ!」 佳主馬の裏返った声が合図だったかのように、 男は佳主馬の中心に優しく触れた。 383 名前:カズマ誘拐凌辱4-2[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 01 16 55 ID ??? 「……っ!」 物心ついてから、そこを他人に触られたことなどない。 湿った手のひらに大事な部分を包まれる感触に、佳主馬はひくりと息を詰めた。 「ここを誰かに触らせたことは…ないみたいだね」 佳主馬の初々しい反応に、男たちは喜んだようだった。 「ふむ」 男はしばらく形を確かめるようになぞっていたかと思うと、指先で優しくこすり出した。 この状況に怯えて縮こまっていた可哀想な性器は、男の太い指に挟んで緩くしごかれ、 徐々に反応を見せ始める。 「…っう、ン、……っ」 無理やりに足を開かされ感じさせられるのはどうにも癪で、 佳主馬は歯を食いしばってはいたが、この状況はあまりにも不利だった。 巧みな指先に裏筋をそうと辿られ、背中を知らない感覚がゾクゾクと走る。 指の動きは的確で、どう堪えようとしても熱い吐息が漏れてしまう。 覚え始めの拙い自慰しか知らない佳主馬が、 男の手から与えられる刺激に抗うのは難しかった。 「あ、はぁっ……、う、くぅ…っ、」 「我慢しないで気持ちよくなっていいんだよ、佳主馬くん」 「だ、れが…っ、あ、あっ!」 男の指先が、わずかに露出した先端の粘膜をくりくりとこすりたてる。 佳主馬のものはみるみる内に、すっかり固く勃ち上がっていた。 意地やプライドは、強制的に与えられる快感の前に、あまりに無力だった。 384 名前:カズマ誘拐凌辱4-3[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 01 17 54 ID ??? 堪え切れなかった先走りが溢れ、男の指を濡らしてくちゅくちゅと水音を立てる。 淫らなその音も自分の口から零れる高い声も聞きたくなくて、 いやいやと頭を振っても執拗な指は許してくれない。 息を潜めて佳主馬の姿態を見守る男たちの熱い溜め息で、肌が湿るようだった。 待ち切れなかったのか、気の早い男がごそごそと取り出した自らのものをしごき出したが、 幸いにも自分のことで精いっぱいな佳主馬がそれに気付くことはなかった。 「はあ、あ、あ、…っく、うう…っ」 ふと、男の手が離れた。 とろりとした透明な糸が、佳主馬の先端から男の指まで伝っている。 ぱた、とマットに垂れて染みになるのを見て、 佳主馬はまるで自分が粗相をしたような、情けない気持ちになった。 「他人にしてもらうのは、自分の手でするよりも気持ちいいかな?」 そんなことない、と言ってやりたかった。 けれど今、足の間で確かに反応を見せているものがある。 先走りを零して、他人に与えられる刺激にびくびくと震えているものが。 目を閉じても感じるような、男たちの刺すような視線。 自分の未熟な性器が男の手によって勃起しているところを 見られているんだと思うと、堪らなかった。 385 名前:カズマ誘拐凌辱4-4[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 01 19 11 ID ??? 悔しげに唇を噛んで顔を背ける佳主馬の反応に小さく笑って、 男は再び佳主馬の足の間に手を伸ばした。 「…じゃあそろそろ、可愛くイクところを見せてもらおうかな…」 「…っや、…」 抵抗にもならないと分かりつつ、佳主馬は男の手から逃れるように必死で身を引いた。 尻に当たる後ろの男のものが固く勃起していることになど、まったく気付かなかった。 男の手が再び佳主馬の性器を優しく包み、丁寧にしごき出した。 先走りを絡ませた指で、既に覚えた佳主馬の弱いところをぬるぬるとこすり立てる。 髪を振り乱し、下腹に力を入れてなんとか我慢しようと思っても、 体は佳主馬の意思を裏切って急速に昇りつめようとする。 やだ、絶対にいやだ。 人前でなんか、他人の手でなんか、イキたくない。 絶対に、いやなのに。 「っいや、だぁっ、……っ!!」 爪先がぴんと宙を蹴り、ぶるぶると戦慄く。 とぷ、と溢れた精液が男の手を汚す。 そのすべてを、余すところなくカメラが捉えていた。 386 名前:カズマ誘拐凌辱4-5[sage] 投稿日:2009/08/30(日) 01 20 24 ID ??? 体中が射精の余韻にふるふると震えている。 「は…っ、はあ……、」 今までに経験したことがないような深い快感の波が押し寄せ、 佳主馬はしばらく後ろの男にくったりと体を預けていたが、 心の中は絶望感でいっぱいだった。 他人の手で無理やり射精させられるという生まれて初めての経験は、最悪だった。 まだ熱い体とは逆に、心の裡がすうと冷えていく。 とろとろと震えながら精液を零し続ける自身を見ても、 嫌悪と悔しさしか沸いて来なかった。 けれど、これで終わったんだ、と頭のどこかで自分を慰めようとする。 「も、いいでしょ…」 佳主馬はぐすっと鼻を啜った。 こんな屈辱は未だかつて受けたことがない。 今の状況は、佳主馬の想像を既に遥かに超えていた。 キングだ救世主だと言われていても、 現実の佳主馬は13歳の少年でしかなかった。 …だから、これ以上に酷い辱めが起こり得るなんて、 考えられなかったのだ。
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強さの在処、心の在処 ◆MeiOuuUxlY 「それでも♪ 一体この僕に♪ 何が出来るっていうんだ♪」 悲しげな歌詞の内容にそぐわぬ、楽しげな表情で渚カヲルは歌を口ずさむ。 歌い続ける彼を乗せてラーゼフォンは海上を行く。 その眼下に映るのは奇妙な光景だった。 海の上に直線状の壁がそそり立っているのだ。 壁はオーロラのごとき幻想的な七色の光でできているが、近くに寄ってもそれが揺らぐことはない。 質量を持っているかのように光の壁は確固たる存在としてそこにある。 「これは……なんだろうね?」 変わらず、楽しげにカヲルは呟く。応えるものはいない。 機体には地図と参加者名簿がインプットされていた。 確認すると、ここは地図の南端だと解る。そういえばこのフィールドの端がどうなっているかは聞いていなかった。 自分たちを殺し合わせることが目的なら、そう簡単に逃げ出せるような仕掛けにはしていないだろう。 機体をぐるりとその場で回転させ、周囲を見渡す。 地図で見た南端の直線に合わせて光の壁は途切れなく続いている。 見あげれば天高くまで壁はそびえ立ち、その頂点は見ることが出来ない。成層圏の彼方まで続いていそうな気がする。 そういえば、この地図に宇宙らしき場所が表示されている。高度を上げればそこに行き着くのだろうか。 「空間歪曲かな……? そうだね……もう少し探ってみようか、ラーゼフォン」 途中で巨大な格納庫らしき施設があった。 誰もいないようなのでひとまず無視したが、そこにも何らかの空間歪曲を感じ取ることができた。 どうやらそういった仕掛けはあちこちにあるようだ。 「そろそろ誰かに会いたいな……シンジ君、君はどうしてるんだい? 僕は……寂しいよ」 針路を東へ。 巨大な翼を羽ばたかせて白い巨神が飛んでいく。 ◇ ◇ ◇ ぎぎぎぎぎ……と、きしみの音を上げて重い扉が開いていく。 その奥の空間は薄暗い。 疲労の極みにあった肉体の悲鳴をなだめつつ、息を整えながらゆっくりとカズマは歩を進めていく。 「おーい……お邪魔しまーす……誰もいないかな」 かなり広い空間のようだ。カズマの発する声の語尾が微かな残響音となって後を引いた。 慎重に一歩一歩踏みしめながら周囲を見渡すと、そこは裕福な人間が住まうような館の外見にそぐわぬ機能的な施設で埋め尽くされている。 カズマには判断が付かないが、巨大なモニターやいくつものデスクにそれぞれ取り付けられたコンソール類、レーダーらしき機器など。 なんとなくではあるが、戦艦ヴァルストークのブリッジに雰囲気が似ているような気がした。 「なんだこりゃ……秘密基地ってか? えーっと、どうやるんだこれ」 機械類のスイッチはすでに入っており、電子音を上げて各種のモニターが何かを映し出していた。 スペースマンとしての、戦闘ロボットのパイロットとしての知識と経験を頼りに、カズマはなんとか始めて見る機器を操ろうと試みる。 適当に弄ってみるとモニターに地図が表示された。そこに描かれた地形図には数字とアルファベットが区切られたエリアごとに割り振られている。 「これ……そうだっ! 支給された食料水名簿地図!」 心あたりがある地図といえばこれしかない。 ヴィンデルという男がルール説明と称して一方的に言い放った通告がカズマの記憶から掘り起こされる。 刀とともに渡された荷物の中身を慌ててひっくり返した。 予想通り、容器に入った水と食料、そして……、 「名簿、地図っ!」 やはりだ。 この地形図は支給された地図と同一のもの。 そしてモニターに映る方の図では、ある地点にカーソルが固定されている。 森の中にぽつんと立った一軒の家。つまりここがそうだということだ。 座標は地図に従って表記すればE-2。 さらにカズマはコンソールを叩きつづける。 「こいつは……」 モニターのカーソルは地図上の四つの光点を指し示している。 位置はB-1、A-6、G-7。 空間転移装置。それが指し示す場所にあるという。 『空間転移装置使用者へ。空間転移装置は、宇宙と地上の特定の位置同士をつなぐ装置である。 時間にラグなどは起こらないかわり、行先は初期設定された場所にしか飛べない。 宇宙の任意の場所に移動したのであれば、別ブロックに存在するシャトルを利用すること』 コンピューターから合成された声が発せられた。 いきなりの電子音声に思わず間抜けな叫びをあげるものの、即座に気を取り直して内容の理解に努める。 つまり、ワープ装置ということか。 そして別ブロックのシャトルとは地図右上の基地らしき施設にそれがあるということらしい。 こんなところにいきなり拉致して転移させる技術を持つあたり、シャドウミラーという組織の力はおそるべきものと言えるだろう。 しかしまさかこんな技術が実用化されていたとは、ヴァルホークやヴァルストークといった謎の技術に触れていたカズマですらにわかには信じがたい。 いや、信じるに足る根拠がひとつだけカズマにはあった。 父の仇……「あの聖バレンタインの光」で心に焼き付いた死の極光。 未知の技術を持つ恐るべき敵。 あいつらがもしこの殺し合いの黒幕だとしたら、カズマは絶対に思い通りになってやるわけにはいかない。 かみしめた歯がきしみ、拳に力が入る。 握ったペンがみしりと悲鳴を上げて折れそうになることに気づき、そこでカズマは気を取り直して確認の作業を再開した。 「えーと……転移先はB-1がa-1コロニーで、A-6がa-3の資源衛星、G-7がc-3コロニーに繋がってるのか」 支給された筆記用具で地図に矢印を付け加えていく。 有益な情報は手に入った。 だが問題はそこからどうするかだ。 ここで得た情報を頼りに宇宙に逃げてもどうにもならない。 かといってあの戦場に戻っても、今のままではあの少女を止めることも出来ないし、助けてくれた紅い機体の足手まといにしかならない。 「トレイラー心得、『使えるものは親でも使え、値打ちものなら尚更だ』! ええい、なんかねえのか何か!」 ホールはさらに奥へと続いている。 そこは大きく、なだらかなスロープだった。 スイッチを探して明かりをつけカズマは躊躇うこと無く進んでいく。 森を駆け抜けた際の疲労はひとまず回復した。 当面の状況を即座に改善するものではなかったにせよ、情報も入手できたことでだいぶ気持ちが上向きになっていた。 無鉄砲とも言える前向きさがこの少年の本来の性格なのだ。 「はぁ、はぁ……ここは……?」 地下はホールよりもさらに巨大なスペースになっていた。 いくつかのの巨大な柱を中心に、機動兵器が何体かまとめてすっぽり収まる広さだ。 カズマが入ってきたのとは別に、外へとつながる通路がある。 これも機動兵器が出入りできる広さになっていた。 それ以外にめぼしい機材、施設は存在しない。 「機動兵器……くそっ、なんで俺には何も無いんだよ!?」 殺し合うために全員に支給すると言ったのはあの男だ。 無論、カズマにはそんなことをするつもりはないが、このままでは身を守ることすらままならない。 与えられたものといえば、この剣一振り――、 「……まさか実はロボットもぶった斬れる魔剣……とか……?」 ゴクリとのどを鳴らす。 まさかとは思うが、この剣こそが機動兵器の代わりであるというなら辻褄は合う。 カズマの脳裏にむかし流行ったファンタジーもののアニメ映像が浮かんだ。 刀身がビームのように伸びて巨大な敵を真っ二つにする剣士に自分の姿を重ねる。 ……悪くない。というか、むしろイイ! 「どうやって使うんだ! 封印を解くキーワードとか、そうだマニュアルは!」 慌てて荷物をひっくり返す。 たしかさっき地図を取り出したときに冊子みたいなものがあった気がする。 それが予想通りなら、使い方が書かれているはずだ。 「これだ! なになに、ダン・オブ・サーズデイ……? ロボットを召喚!?」 カズマの予想とは違ったが、そこには現状を打破するための機動兵器を呼び出す方法が書かれていた。 つまりこの剣はその鍵というわけだ。 それがわかればこんなところで燻っている道理はない。 すぐさまとって返して逃がしてくれた恩人を助け、あの少女を止めなくてはならない。 「いくぜ……」 カズマが握りしめた蛮刀の形が変化を始める。 大小様々な大きさの穴が剣の表面に現れ、その穴が星座を描く星々のように刀身全体へと広がっていく。 青白い光が切っ先から迸る。まるでカズマ自身と刀がその火花を媒介に繋がっているようだった。 そして、この状態で刀を高速で薙ぐ際に発する高周波によってその機体は召喚される。 これが惑星エンドレスイリュージョンの監視者、オリジナルセブンのひとつ――ダン・オブ・サーズデイを呼び寄せるための合図だ。 「魔剣よ、カズマ・アーディガンの名において命ずる……きやがれ!」 ちなみに彼の姉妹あたりが聞いたら眉をしかめそうな、微妙に寒いこのセリフは単なる趣味である。 ロボットを呼び出すために必要な行程とは何の関係もない。 「――ダン・オブ・サーズデイ!! カムヒァァァァァァァァッ!!!!」 握ったその手で力いっぱい振り下ろし、そしてはね上げる。 刀の切っ先が青く輝き、それがVの字の軌跡を描いた。 ダン・オブ・サーズデイ――天空より来たる剣の巨人。 召喚に応じ、その担い手を守るべく真っ直ぐにその元へと降り墜ちる。 地下にいるカズマのもとへ、その頭上に位置する館の天井をぶち破って。 「……へ?」 カズマの目には、己の頭上から巨大な剣が膨大な質量の瓦礫とともに降ってくる瞬間がスローモーションのように映っていた。 ◇ ◇ ◇ 舗装された道路が途切れ、それとともにビルや住宅の姿も無くなった。 ここはA-5西端、全体地図の西端でもある。 そこで三機の機動兵器がその巨体を鎮座させていた。 「なるほど、いきなり襲われるとはね。冷静さを失っているだけと思いたいが、こりゃ予想以上に困った事態になってるみたいだ」 「ああ、ぼやぼやしてたらいつ襲われてもおかしくない状況だ。君はどうするつもりだ?」 「とりあえず俺たちでチームを組みませんか? 互いの事情はともかく、まずは身を守ることが先決だと思うんです」 「そうだな……三人寄れば文殊の知恵という言葉もある。色々と話し合うべきこともあるだろう」 それらに乗り込んだまま、そのパイロットたちは今後の方策について話しあっていた。 白を基調としたカラーリングに双眼、二本の角。この機体はガンダムと呼ばれるものだ。 細部に違いはあるが、そのガンダムが二体ともう一機、明らかにサイズがふたまわりほども違う巨大ロボットが一体で合計三機。 「それにしてもガンダムねえ……聞いた事ないな」 「おいおい、どこに住んでいたんだ君は。それこそ俺もメガノイドなんて聞いたことはないぞ」 「それなら俺だって聞いたことはないですよ、ガンダムもメガノイドも」 まず話し合いで明らかになったのは互いの世界観の齟齬だった。 メガノイド、ガンダム、オーラバトラー……互いの説明する用語は当人にとっては常識とも言えるはずの事柄なのだが、その他の二人は全く知らないという。 そこで三人のうち、ショウという若者がある仮説を立てた。 「バイストンウェル?」 「そうです、そこには以前の俺には全く想像すら付かない異世界が存在していた。 信じられないのも仕方ないです、俺だってそうでしたから」 「あのヴィンデルたちが異世界から僕等を召喚か……。バニング大尉でしたか、あなたは信じられますか?」 「にわかには無理だがな。だが俺はショウ君に生命を救われた身だ。彼が言うなら一考の価値はあると思っている」 ふむ――と破嵐万丈は考える。 先刻、遭遇したこの二人組は基本的に実直な性格であるようだ。 初対面で判断材料は少ないが、ある程度は信用に値する人間であると言える。 積極的に殺し合う気はなく、ここに来る前に早くも戦闘に巻き込まれたらしい。 表面上はへらへらしてるように見えて、万丈はクールな思考もできる男だ。 そうでなくてはギャリソンたちを率いてメガノイドたちと戦うことなど出来ない。 異世界からの召喚という可能性は、一見突拍子もないと思えるにせよ一応の辻褄は合う。 身をまもるためにチームを組むという発想も現実的。万丈としても一人で出来ることに限界がある以上、人手が増えるのは好都合だ。 死ぬわけにはいかないし、死ぬつもりもない。そのためにはまず生き延びることが先決。 「よし……とにかく問題はこれからどうするかだ。意見を――」 「ちょっと待ってください、あれを!」 「な……」 ショウの機体が万丈の背後を指さした。 そこは海側、さらにその向こうは地図の端になっている場所で、長大な光の壁となっている。 どうやらこれによって集められた人間を閉じ込めているようで、元々万丈はこの地図の端がどうなっているのか確かめにここに来たのだ。 さて、もう少し近づいて調べてみるかと思ったところで、襲われて逃げてきたバニングとショウの二人組にであった訳である。 「壁の向こうから……腕……!?」 巨大な壁は七色の光をぼんやりと発し、その向こう側は見えない。 その向こう側から巨大な何かがせり出してきた。 まず腕。大きさは万丈の機体のそれとほぼ同じくらいか。 平面であった光の壁が人型に盛り上がり、それにそって反射光が歪んだ。 壁の中から這いずるように出てきたそれは白い巨人だった。 額のあたりからその身の丈ほどの翼を生やし、それを羽ばたかせて飛び上がる。 烈風が真下の海面を叩き、波紋のような波が巻き起こった。 「近づいてくるぞ……警戒態勢をとれ!」 バニングの声。 職業軍人だと言っていたが、こういった態度を見てもそれは嘘ではないだろう。 しかもずいぶんと慣れているようで、その様子はまったく違和感がない。 歴戦の軍人――これでそういう人種にありがちな頭の硬いところがなけりゃ有用な人材だな、と万丈は心のなかで値踏みした。 「やあ……初めまして。君たちは何を話しているのかな?」 穏やかな若い声だった。 機体のモニターに映る画像はその声の通りの顔立ち。 赤い瞳と白い髪という外見の異様ささえ目をつぶれば、普通の少年とかわりない。 だが、壁の向こうから現れたと言う事実、そしてこの状況でやけに落ち着いているのが逆に不自然だ。 警戒態勢を解かず、バニングが逆に問い詰める。 「すまんが、こちらは襲撃を受けたばかりなので警戒せざるを得ない。 だからまずはこちらの質問に答えてはもらえないだろうか?」 「ああ……そうか、殺し合えって言われてるんだっけ。それにしてもその襲った人、せっかちだね」 その答えを受けて万丈は違和感を感じる。見れば他の二人も同様だったようだ。 危機感が抜け落ちているのだ。まるで生命などどうでもいいというように。 「質問するがいいか? 君はその壁から飛び出してきたように見えたが、一体何をした?」 「さてねえ……あの壁に触ったら通り抜けられそうだったんでやってみたら、まったく別の場所に出た。 そういうことになるのかな? 僕にも何が何だかわからないよ。ここはどこなんだい?」 少年の話を聞いて三人はお互い顔を見合わせた。 閉じ込めるためかと思った壁が、実はまったく違う役割を果たすものだという事実。 「ちょっと待ってくれ……ああ、君。名前は――」 「カヲル。渚カヲルさ。カヲルと呼んでくれて構わないよ」 「そうか、私はサウス・バニングというものだ。こちらがショウ・ザマ君、破嵐万丈君だ」 「よろしく、皆さん。会えて嬉しいよ」 カヲルと名乗った少年はそう言ってフフッと笑った。 壁の向こうからやってきたという異常さに加え、警戒心の欠片もない言動。 彼はひょっとして自分達とは違う立場の人間なのだろうか。そんな可能性を考えてしまう。 例えばシャドウミラーの手のものであるなど――、 「ああ、よろしく。ところでカヲル君、君のその首輪は僕たちと同じ境遇だという印と見ていいのかな? あのヴィンデルという――」 「そうだね。僕たちは拉致され、ここで殺しあうようにと強要されている」 やはり自分達と同じ立場であるらしい。 最初に見せられた首輪の爆発。そして殺し合えと言われ、実際それに従う人間がいるという事実を聞いてもこの有様だ。 明らかに不自然――もっとも彼が嘘をついているという可能性もあるのだが。 「なるほど、それを確認した上でもう一度聞こう。君はどこから来た?」 「……それはどういう意味?」 「君が通り抜けてきたあの壁の向こうがどこかということさ。その後でここが何処か教えようじゃないか」 「ああ、そういうこと……地図でいう南の端あたりかな? ここと同じように光の壁が延々続いていてね。 ひとまずそれに沿って東に移動してみたんだけど……」 話によると、その先は巨大な行き止まりだったらしい。 東に延々と横たわる壁が直角に折れ曲がり、北へと続いていた。 どうやらこの地図の外周は全てこの壁に囲まれているようだ。 「そこからもう少し北へ進んでみたんだけど、誰もいないし景色に代わり映えはないしでつまらなくってね。 じゃあ壁を調べてみようと触ったら、何の抵抗もなく突き抜けちゃったのさ」 「そしてここへ出たってわけか……妙だな。ここは地図の西端、地形からしておそらくA-5あたりのはずだ」 「へえ、僕はずっと東に突き進んできたのに西の端っこに出たのか。面白いねえ」 「ちょっと待ってください。じゃあこの地図の端にあたる場所は正反対の端に繋がってるという事ですか?」 おそらくショウの推測のとおりなのだろう。 北の端から突き抜ければ南へ出る。その逆も然り。 なるほど、これならば自分達を閉じ込める役割も果たせる。 「む……どうやら地上に逃げ場はないか……ならば宇宙はどうだ?」 「この分だと同じく何らかの細工はされてるでしょうね。けど、地上からどうやっていくんだか」 貴重な情報が手に入った。 まずこれからどうするのか考えなければならないが、その検討にあたってこれは重要な判断材料となる。 このカヲルという少年も、少々妙なところはあるがその友好的な態度を見る限り、敵対ということにはならないはずだ。 こう考え、そして協力を申し出ようと万丈が言い出そうとした矢先だった。 「ねえ」 にこやかに語り掛ける渚カヲルの言葉。 「君達はこの殺し合いを止めようとしているの?」 一見、至極まっとうな問いかけに何故か胸騒ぎがした。 「そうだな……わざわざ奴等の言いなりになって殺し合いしてやる義理はないからね。 諦めるにしたって、色々と試してからでもいいだろう」 「それが駄目だったら?」 「また別の方法を試すさ」 「ははは、それじゃ結局殺し合いはしないってことじゃない?」 そういうことになるかな、と万丈は軽い口調で言った。 見ればショウやバニングも頷いている。 どんな時でも万丈は万丈だ。 快男児に暗い苦悩は似合わない。 そんな万丈に対して渚カヲルは変わらず、うっすらと笑みを張り付かせたままで口を開いた。 「だけどね――滅びの時を免れ、未来を与えられる生命体は一つしか選ばれないんだ。 こんな殺し合いなんかには関係なくね」 「――!?」 轟――――烈風が吹く。 白い巨人の翼がはばたくことで大気を強く叩き、それによって小さな嵐が巻き起こった。 ショウやバニングのガンダムがバーニアを噴射させて距離を取る。 万丈はトライダーを進め、カヲルの機体の前へと立ちはだかった。 あの機体のサイズに見合うのは万丈のものだけだ。他の二人では前衛となるには軽すぎる。 向かい合う二機の間に不穏を通り越して殺気とも言える緊張感が生まれ始めた。 「どういうことかな……いや、君は何者だい?」 「僕は渚カヲル。最後の使徒。人類に滅びをもたらす最後のシ者さ」 この場の全員がすでに戦闘態勢を取っている。 なおも問いかけながら、万丈は確信していた。 バニングたちもそうだろう。嫌な胸騒ぎはもはや間違いないものとなった。 彼は――危険だ! 「使徒というものが何なのか僕らには分からない。なんせ僕らは違う世界から集められたかもしれないらしくてね。 少なくとも僕の世界では使徒なんてモノが世界を滅ぼしたりはしない。だが……!」 「へえ……でもね、それでも僕が生き続けることは運命なんだ。例え人を滅ぼしてもね」 白い巨人がふわりと浮遊するように舞い上がった。 重力から解放された刹那、身を乗り出したかと思えば猛スピードでトライダーへと突進する! 「人を滅ぼすというなら相手になってやる! この破嵐万丈とトライダーを恐れぬのならばかかってこい!!」 「つまり…………敵ってことさ!!」 ――巨人たちが、激突する! ◇ ◇ ◇ 激突の轟音は大気を打つ衝撃となり、そして地響きとなって炸裂した。 お互い50メートルを越える超重質量の激突だ。 離れて見守るバニングやショウですらコックピットまでビリビリと振動が伝わるほど。 トライダーが踏みしめる大地には蜘蛛の巣のような無数のヒビが発生していた。 「トライダージャベリン!」 真っ向から相手の突撃を受け止め、脚部から取り出した槍を掴むトライダーG7。 そのまま力任せに突き放すようにして距離をとったのち、手に握った得物を一振りして構え直す。 「いくぞ!」 反撃のターン。5700万馬力のパワーが唸りを上げる。 足裏のジェットが火を吹き、一気に距離を詰めた。 袈裟懸けにするように相手の肩口に向かって巨大なジャベリンが振り下ろされる。 「――いくよ、ラーゼフォン」 渚カヲルの様子は変わらない。 超弩級の一撃を眼前にしても変わらず、涼し気な笑みを浮かべたままで。 そして見えない壁に、その槍が阻まれる! 「なんだと!?」 「バリア!?」 バニングとショウの驚愕に満ちた声。 見えない何かにその軌道が阻まれて勢いを失った万丈の初撃を、ラーゼフォンなる巨人は左腕のシールド装甲で弾き、受け流す。 態勢が流れて隙を見せたトライダーに、間髪入れず残った右拳が叩き込まれた。 「ぐうっ!!」 「万丈さん!」 「ショウ、撃てっ! 援護するんだ!」 ストライクノワールとX3の援護射撃がトライダーへの追撃を阻んだ。 大口径のレールガン二門と内蔵ビームガンの一斉射撃を敵はまともに食らう。 連続する爆発音がその破壊力を語るまでも無く示している。 だが音はそうでも、目に映る光景はそれとは違っていた。 「無傷……!?」 X3のビームガンは見えない壁に容易く弾かれ、レールガンはその更に下のシールド防御を破ることが出来ないまま威力を打ち消された。 バリアとシールド、ひとつずつでも堅牢を誇る防御を二重にかさねた壁を打ち破らねば、ダメージを与えることすら叶わない。 「二人は援護に徹してくれ! ここはトライダーが引き受ける!」 ダメージを与えられずとも動きは止めた。 万丈は彼らの働きに感謝しつつ、再びジャベリンを構えたトライダーを立ち上がらせる。 「無茶だ、その槍でも駄目だったのに!」 「まだまだやりようはあるさ、この破嵐万丈を舐めないでいただこうか!!」 脚部から新たな武器。 片手に槍を構えたままで、先端に錨を取り付けた鎖をもう片方の腕に掴み、振り回す。 「トライダーチェーン!」 直線状に撃ち出された鎖の先端が敵に迫る。 だが、大気を震わせる甲高い反射音。バリアで勢いが弱まり、そしてシールドで弾かれる。 ――その瞬間に鎖の先が変化。 万丈の操作によって鎖が軌道を変え、相手の腕に絡みついた。 「捕まえた!」 「――ッ」 超重量級の機動兵器同士がパワー全開で綱引を行う態勢になる。 みしみしときしむ音が聞こえるが、ガーバルニウムと呼ばれる異星の合金は二体のロボットの力を受けてもちぎれる様子はない。 シールドは封じた。仕掛けるならばここだ。 「もういっちょ、トライダージャベリン!」 ここで槍を投擲。 ラーゼフォンの顔面へ猛烈な勢いで飛来するも、シールドは封じられている。 バリアだけで防げるほどトライダーの武装とパワーは甘いものではない。 このままならばその頭部が串刺しになる。 それを防ぐために――、 「くっ!」 ラーゼフォンの右腕から光の剣が飛び出してはたき落とす。 その動きで否が応にも鎖を引く力が弱まってしまうがゆえに、万丈はそこを突いた。 無敵ロボ・トライダーG7、パワー全開。 いかに踏ん張ろうとも一旦崩れた均衡をトライダー相手に引き戻すことは至難だ。 体ごと引きずられた白い巨人の踏みしめた大地が、その足の形に沿って轍を作る。 このまま引きずり回して動きを止める――そのつもりだった万丈だが、相手はなんとそこで自ら飛ぶ。 「なんとっ!」 「ラーゼフォンッ!」 主の声に応え、白い翼を羽ばたかせながら掌から光を放つ。 トライダーはたわんだ鎖を捨てて迎え撃とうと槍を構える。が、間に合わない。 強烈な光弾の輝きが万丈の視界を埋め、それとともに強烈な衝撃が襲いかかった。 「ぐあ!」 その衝撃で視界が大きく揺れ、シェイクされた五感が外部の情報を取り入れようとする脳に拒絶反応を起こす。 一瞬のパニック状態。だがその一瞬の遅れが致命的な隙となる。 眼前には今にもとどめの一撃を叩き込もうとする敵がいるはずなのに、今の状態では認識出来ない。 できることといえば、めくら滅法に槍を振り回すことぐらいだ。 だが黙ってやられるつもりもない。一撃耐えられるなら、その攻撃が来た方向へ向けてぶちかましてやるつもりだった。 トライダーの装甲に賭けた捨て身の相打ち作戦だ。 本来の愛機ダイターンならばできるとは思うが、今の状態では賭けだった。 さあ来い――覚悟を決めて身構える。全ては一瞬の判断。 だが、とどめの一撃はこなかった。 来たのは声。 裂帛の気合。 それは万丈がつい先刻知り合ったばかりの仮初めの味方のものだった。 「――はあああああああああああああああああああああああああああッッ!!!!」 ◇ ◇ ◇ 戦う万丈に加勢するために、ショウ・ザマに出来ることは限られていた。 まず火力が足りない。 あの防御を突き崩すことが出来るのは敵と同じサイズの、破嵐万丈が駆るトライダーだけだ。 第二に同士討ちの可能性。 この危険が今の状況ではとことんついてまわる。 繰り返すがカヲルと万丈が駆る機体は上へ下へと入り乱れる肉弾戦の真っ最中だ。 迂闊に手を出して、誤って万丈に攻撃を加えてしまう可能性をショウは恐れた。 更に言うならば、カヲルの防御を打ち破るほどの攻撃を万丈の機体に誤って撃ちこめば、それで致命傷にもなりかねない。 実際のところ、崩すことが出来る手段はあった。だがこの状況で迂闊に出来ることではなかった。 そのためにはまず近距離戦に持ち込まなければならない。 大きさにして約三倍はあるロボットが二体。全力の肉弾戦を行う真っ只中に突っ込むなどミキサーに手を突っ込むようなもの。 どちらかの流れ弾をかわしそこねれば即死である。 それをこなしてさらに正確な攻撃を行わなくてはならない。 あの鉄壁を打ち崩すほどの破壊力を、万が一にも誤爆すれば味方の生命を奪う可能性が高いのだから。 ゆえにこれらのミッションをやってのけるパイロットに超絶の技巧が必要となるのだ。 課題は三つ。 1:カヲルの防御を打ち破るほどの破壊力。 2:この乱戦で万が一にも万丈を攻撃しないような精密攻撃を行う技量。 3:失敗が許されない仕掛けに踏み切る決断力。 この全てをクリアできるか。 その技量をショウ・ザマは持っているのか。 答えるならば、それはイエスだ。 彼こそは最強の聖戦士。 地上より召喚され、数多のオーラバトラーを屠り、バイストンウェルの隅々にまで名を轟かせたビルバインのショウ・ザマならばできる。 だが今はそれでも足りない。「できる」ではなく、「かならずできる」でなくてはならない。 そうでなければ万丈の生命が危うい。 必要なのは機だ。 神業を行うために自身を後押しする天の利を見極め、逃さぬこと。 まさしくチャンスは一瞬――、 「――なんとっ!」 「ラーゼフォンッ!」 敵の光弾に万丈の機体が弾き飛ばされ、態勢を崩すのを見た。 数え切れぬ激戦をくぐり、養った己の勘がこの先の戦況を読む。 ――敵はすかさず追撃するだろう。軌道は直線。阻むものがない以上は当然。 かくして白い巨人は間髪入れず万丈に襲いかかる。 乱戦で動きが読めないなら軌道が読める状況を狙えばいい。 ――ここだ! 「いきます! リミット解除!」 「まずい、援護を――ショウ君!?」 万丈の窮地を見て援護射撃に入ろうとするバニングの声が最後まで聞こえることはなかった。 全開で噴射したX3のバーニアの爆発がそれをかき消したのだ。 すでにショウとその相棒たるガンダムは宙空へと飛び出していた。 手にはライフルともサーベルとも付かない奇妙な形のギミック。 剣で言う鍔のあたりに髑髏が描かれたそれはX3の固有武装、十四連装ビームザンバー内蔵マルチウェポンユニット。 その名を――――ムラマサブラスター。 刀身が爆発した。 否、そう見えた。 剣の縁に沿って配置された14連の粒子発生器がビームを発生させ、その光が華開くように輝いた。 それと同時に着弾音。 見なくとも解る。 バニングのレールガンによる援護射撃が敵の動きを止めた。 これで外しはしない。 「――はあああああああああああああああああああああああああああッッ!!!!」 待ちに待った好機を狙った、正に乾坤一擲の一撃。 巨大な敵を覆う見えないバリアに刀身が激突。 バチバチと火花が飛び散り、網膜に白い輝きが焼き付く。 多少の抵抗を感じるが問題ないと確信出来る。 これならば一気に切り裂ける――! 「おおおおおお――――ッ!」 全身のパワーで叩き込むように振り切った。 ビーム粒子の膨大な熱量とガンダムのパワーとスピードが合わさり、剣閃の軌跡が大気に水蒸気爆発を生む。 正に爆烈とも呼べる一撃でついに白い巨人のシールド装甲がはじけ飛ぶ。 「……!」 「やった、届いた……!」 まだだ。 バニングの感嘆混じりの声をショウは内心で否定した。 喜んではいられない。未だに敵はカスリ傷程度でまだまだ健在だ。 もう一撃。 袈裟懸けの返しの動きで逆袈裟での切り上げ。 狙いは胴体だ。この期に及んで手加減など出来る相手ではない。 全力で撃つ。運が良ければパイロットは生き残るだろう。 「――南無三!!」 ――剣は、届かなかった。 ◇ ◇ ◇ 「強いね……君たちは」 少年は呟く。 まるで眼前の光景など何事ほどのことでもないというように。 髑髏を額に刻んだガンダムの一撃は、謎の障壁によってその勢いを完全に阻まれ停止していた。 それはオレンジ色の光だった。 六角形の形に結ばれた帯を幾重にも重ねたような形の光が壁となってラーゼフォンを守った。 「またバリアだと……!?」 立ち上がった万丈の声。 ラーゼフォンの防御は三つあった。 ひとつは機体の持つ特殊能力である音障壁。 もうひとつはその武装。両腕の甲を変形させたシールドの防御。 さらにもうひとつ。これは機体の武装ではない。 搭乗者である渚カヲルの能力。 何人にも侵されざる聖なる領域。 誰もが持っている心の光。心の壁。 使徒の力――――それはA.T.FIELD。 「君たちは強いね。本当に強い……。人間は常に孤独だ。だから常に心に痛みを抱えている。 そしてその痛みから逃れられるものなど誰もいない。人は独りだからね」 「なんだ……何を言っている!?」 「独りだから寂しさを忘れることができず、人を求める。 だけど他人を知るということは、裏切られることや互いに傷つくことと同義でもある。 だから……人は忘れることでそれを誤魔化して生きていく」 ショウの乗るクロスボーンX3は、自身の三倍もある相手に下から逆袈裟に切り上げる態勢のままで動けない。 音障壁はムラマサブラスターで切り裂けた。だがA.T.フィールドは切り裂けない。 「離れろ、ショウ! 早くッ!!」 このままでは危険だとバニングが声を張り上げて指示を飛ばした。 だがショウは動けない。あのフィールドが上から完全に押さえ込み、動きを封じている。 バーニアの噴射で抵抗しているが、それを止めて他の動きをしようとすればたちまち押し潰されるだろう。 「君たちは強い。多分それでも人を愛することを恐れず、失ったものを忘れて前に進むだろう。 僕をここで倒して、そしてその死を忘れて前に進んでいくのだろうね……」 「く……あ、あ」 「ショウッ!!」 潰される――、 「ヒトの希望は……………………悲しみに綴られているね」 大地とオレンジ色の障壁にサンドイッチされたガンダムの爆発は――爆風すら潰されて、拍子抜けするような鈍い音を響かせた。 「ショォオオオオオオオオオオオオオオオウ!!!!」 【ショウ・ザマ 死亡】 【破嵐万丈 搭乗機体:トライダーG7(無敵ロボ トライダーG7) パイロット状況:怒り、敵への恐れ 機体状況:良好 現在位置:A-5 海岸 第一行動方針:渚カヲルに対処する。 第二行動方針:弱きを助け強きを挫く。ま、悪党がいたら成敗しときますかね。 最終行動方針:ヴィンデル・マウザーの野望を打ち砕く。】 ※地上マップのループに気付きました。また異世界からの召喚の可能性について聞かされました。 【サウス・バニング 搭乗機体:ストライクノワール@機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER パイロット状況:怒り、敵への恐れ 機体状況:良好 EN70% 現在位置:A-5 海岸 第1行動方針:渚カヲルに対処する 第2行動方針:コウ・ウラキを捜索する 第3行動方針:アナベル・ガトー、イネス・フレサンジュ、遠見真矢を警戒 最終行動方針:シャドウミラーを打倒する】 ※地上マップのループに気付きました。また異世界からの召喚の可能性について聞かされました。 【渚カヲル 搭乗機体:ラーゼフォン パイロット状態:良好 機体状態:左腕の装甲破損 現在位置:A-5 海岸 第一行動方針:殺し合いに乗り人を滅ぼす 最終行動方針:殺し合いに乗り人を滅ぼす】 ※地上マップのループに気付きました。また異世界からの召喚の可能性について聞かされました。 ◇ ◇ ◇ ――そのころ上空。 「ちくしょう、降ろせダン! 降りろっていってんだろ! ええい、マニュアルは――!」 間一髪ダン・オブ・サーズデイに乗り込んで生き埋めを脱したものの、オートパイロットを発動させて飛び出してしまったカズマがコクピットの中で右往左往していた。 【カズマ・アーディガン 搭乗機体:ダン・オブ・サーズデイ剣形態@ガン×ソード パイロット状況:背中に打撲、疲労(大)、ヴァンの蛮刀を所持 現在位置:A-5 上空飛行中 第一行動方針:とにかく降りる! 第二行動方針:どうにかプルを止めたい 最終行動方針:殺し合いには乗らずに主催者を打倒する ※宇宙へ転移する装置の情報を得ました。転移装置の正確な場所は他の書き手さんに任せます。 B-1がa-1コロニーで、A-6がa-3の資源衛星、G-7がc-3コロニーに繋がっています。 また主催者の影にデータベースがいるかもしれないと考えています ※参戦時期は第二部、カイト以後です。 ※E-2の館はダン召喚の余波で破壊されました。 【一日目 8 00】 BACK NEXT 051 悪意の捻転 投下順 053 GUN×KICK 044 3+14=?? 時系列順 054 理由~ねがい BACK 登場キャラ NEXT 027 そういう時は、身を隠すんだ! ショウ・ザマ 017 僕は僕、君はG7 破嵐万丈 062 使徒と軍人と快男子 027 そういう時は、身を隠すんだ! サウス・バニング 062 使徒と軍人と快男子 006 シ者と奏者 渚カヲル 062 使徒と軍人と快男子 021 振り向かずに走れ! カズマ・アーディガン 070 ユウキあるチカイ
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孔明がベキスレ関係の資料的な物を書き綴った物。適当。 今見たら怪文書でしかない(21年度見た感想) 「真」ベキスレ住民表 (孔明の記憶に基づいて作成) 現ベキスレ住民(2012年4月現在) A雑(現在ここが本拠地、多分) 漆(うるしね、うるせえ) 蒼ジル かな ゲベリン こたつ 皇族(殿下) 孔明(クンミン、めーこー) ジャイアン(わふー、鷹羽) 大根(キモウサ) 党首 麻雀師都 メディア(めぢあ、パチェ) 凛 不正請求 ベホイミ(ベホママ) ユニーク(ex.隊長) VIP(ほぼ壊滅) 翠星石(緑、グリーン) メガティー →VIP残留。本人曰くA雑移住はしないとのこと じょるのんどこー 鏡(シェイミ) →規制中 メロン ??? コテ助・魔少年 →住人では無い。コテベキの取り巻き?的存在 レベッカ宮本 ◆BeckyIsBIA →酉割れ後、失踪。その後ましスレやラウンジで目撃情報あり。 黒ベキ ビオフェルミンinthesky ◆.houndhzzM →現在もA雑在住(と思う)。住民かどうかは不明 旧ベキスレ住民(主にA雑、他スレ移住、行方不明または引退した住人) 姉 一条さん 犬 →大根曰く「汁さんに消された」らしい 浦(さとこ) →A雑移住後、不明 大阪(おーさか) 苛性ソーダ(ソーダ) カズマ(カツヤ、カズヤ) キバヤシ くまんげ コー 痔悪化 (先生) じぇすた(プロニート) じじい ジョルノ ステフ(ステフェン) 芹 豆腐(羊羹) 遠坂 →隠居したという噂 ハルフ ぱちゅ ぴここ →2007年以降、行方不明。10月頃大阪が探してた記憶がある ヒメ 変態 鰤 莉雨 さらみ 竹(チクリン) 長兄(菱形) →引退 …etc 系列スレ(昔ベキスレと友好関係だったスレとか、この辺あんまり知らない) 大根 ??? MMR キラーズ 似非キバヤシ◆Sa5ESEKIBA エビフライ (関係ないけどユニーク、あと姉とかカズマとか羊羹もMMR団員でした) …etc この他にも沢山いたような気がするが…忘れた
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本編SS目次(時系列順) 第一回放送まで 第二回放送まで 第三回放送まで 第四回放送まで 第五回放送まで 最終回まで 第三回放送までの本編SS 【一日目日中】――12:00~14:00 NO. タイトル 作者 登場人物 備考 123 追うもの、追われるもの ◆ew5bR2RQj. 後藤、志々雄真実、三村信史 124 消せない罪 ◆.WX8NmkbZ6 アイゼル・ワイマール、ジェレミア・ゴットバルト、ストレイト・クーガー、柊つかさ 125 How many miles to the police station? 上田次郎、由詑かなみ、L、南光太郎、泉こなた、枢木スザク、桐山和雄、カズマ、蒼星石 126 鬼さんこちら 石川五ェ門、北岡秀一、園崎詩音 128 Blood teller ◆ew5bR2RQj. ヴァン、C.C.、シャドームーン 130 運命の分かれ道 ◆.WX8NmkbZ6 ルパン三世、夜神月、田村玲子、水銀燈 【一日目午後】――14:00~16:00 NO. タイトル 作者 登場人物 備考 127 死せる者達の物語――Everything is crying死せる者達の物語――Don t be afraid of shade死せる者達の物語――I continue to fight ◆.WX8NmkbZ6 アイゼル・ワイマール、ジェレミア・ゴットバルト、ストレイト・クーガー、柊つかさ、後藤、志々雄真実、三村信史、ロロ・ランペルージ 129 月光 シャドームーン 131 DEAD END(前編)DEAD END(中編)DEAD END(後編) ◆ew5bR2RQj. L、泉こなた、上田次郎、由詑かなみ、杉下右京、岩崎みなみ、城戸真司、翠星石、桐山和雄、蒼星石、浅倉威、カズマ、南光太郎 132 茶会 ◆.WX8NmkbZ6 V.V.、鷹野三四、ラプラスの魔 136 急転直下 ヴァン、C.C.、ルパン三世、雪代縁 138 It was end of world(前編)It was end of world(後編) ◆ew5bR2RQj. 蒼嶋駿朔、石川五ェ門、北岡秀一、枢木スザク、園崎詩音、狭間偉出夫、竜宮レナ 【一日目夕方】――16:00~18:00 NO. タイトル 作者 登場人物 備考 133 1/5 ◆.WX8NmkbZ6 志々雄真実、三村信史 134 それぞれの行く先 L、上田次郎、岩崎みなみ、城戸真司、翠星石、カズマ、南光太郎 135 飢える魂 浅倉威 137 寄生獣 ◆ew5bR2RQj. 田村玲子、後藤、シャナ 139 0/1(いちぶんのぜろ) ◆.WX8NmkbZ6 北岡秀一、枢木スザク、ジェレミア・ゴットバルト、狭間偉出夫、柊つかさ、竜宮レナ 140 寄り添い生きる獣たち ◆EboujAWlRA 田村玲子、後藤、シャナ 141 苛立ちで忍耐力が持たん時が来ているのだ ◆KKid85tGwY 城戸真司、シャナ、翠星石、ストレイト・クーガー 142 dlrow fo dne saw tI ◆ew5bR2RQj. V.V.、鷹野三四、ラプラスの魔、古手梨花 143 夢見るように目覚めて ヴァン、C.C.、雪代縁 144 銀の邂逅 月の相克(前編)銀の邂逅 月の相克(中編)銀の邂逅 月の相克(後編) ◆KKid85tGwY シャドームーン、水銀燈、夜神月 【第三回放送】――18 00 NO. タイトル 作者 登場人物 備考 145 第三回放送 ◆.WX8NmkbZ6 V.V.、鷹野三四、ラプラスの魔、古手梨花 ▲
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コメントログです ここには以前いただいた応援メッセージを保管しています。これだけの応援メッセージをくださり、ありがとうございます。 以後の感想はこちらでお願いします。 テストです。 -- 無名 (2009-03-14 22 36 38) ついさっき一話二話と通して読みました。 うん、絶対こいつは(OwO)だ。短気なところとか。セリフがやたらリアルに脳内再生できましたw これからも楽しみにしてます! -- 名無しさん (2009-03-19 13 32 00) カズマ、記憶喪失 闘争本能ってことは… (OwO) ウェェェェェェイ!!!! が聞けるのか!? 楽しみにしてます -- 名無しさん (2009-03-19 13 37 40) このカズマはすでにジョーカーになってるのか、 それが気になるな。あとあのデバイスの正体。 最後はブレイバックル持ってないはずだし。 これからも楽しみにしてます -- 名無しさん (2009-03-19 20 47 19) >カズマ、記憶喪失、闘争本能 他にも「一本角の昆虫仮面」「ブルー基調」「手足に長方形を組み合わせたアーマー」でライダー特定余裕でした。 とりあえず血が流れたら時期も特定できるかな。今後の展開が楽しみっす! -- 名無しさん (2009-03-20 00 41 01) 次は模擬戦……(OMO)を思い出すフラグですかw -- 名無しさん (2009-04-06 14 23 25) 仮面ライダーレンゲルの上城睦月のファンです。出来ることなら出してください( V )。 -- 名無しさん (2009-04-07 22 52 37) 感想ありがとうございます。 ちなみにレンゲルの登場予定は今のところありませんors ギャレンは出す予定です。 -- 無名(返信レス) (2009-04-25 12 55 55) 仮面ライダー剣のクロス、読んでみたら面白かったです!何故、記憶喪失なのか。その謎も想像しながら更新楽しみにしてますね!ギャレン大好きですから登場は嬉しい。いつ頃かな〜 -- ジャックオブキング (2009-04-26 19 43 34) カズマのキャラに違和感なかったです。 戦闘シーンもカッコイイし、ティアナ戦が楽しみでしょうがない! -- 下駄 (2009-04-28 12 59 36) 皆様感想ありがとうございます。 記憶喪失については徐々に解けていきます。しかし真相はずっと先になるので気長にお待ちください(苦笑)。 下駄様、お待ちしておりました(笑)。高評価をいただけて感謝感激です。現在、鋭意ティアナ戦を執筆中(バトル自体は書き終えましたが)です。もう少しお待ちください。 -- 無名(返信レス) (2009-04-28 16 57 58) ティアナがやたら剣崎(?)を犯罪者呼ばわりしてきましたが それをいったら隊長陣の半分はどうだという話になりませんかw -- Raven (2009-05-15 19 07 31) リリカル×ライダー四話乙です! でもティアナがクソ女に思えて仕方ないです、先生(w)。 Ravenさんが仰る通り、前歴持ちだらけの機動六課なんですけどねえ。 もう一度、頭を冷やすべき展開を期待したいです(w)。 -- 名無しさん (2009-05-15 22 31 33) なのはさんはやらせないとティアナが納得しないと言って戦わせましたが、終盤を見るにとても納得できたようには思えないのですが……。 この辺、なのはさんやティアナの内心がもっと知りたいと思ったり。 -- 答えが出てないような…… (2009-05-16 22 57 21) すみません、やはりティアナについては突っ込まれてしまいましたね。少々、やり過ぎたなー、とは自分も思ってました。ですが次話である程度解決しますので安心してください。 -- 無名(返信レス) (2009-05-19 16 03 28) もし、十五年前の失踪者がカズマなら間違いなく緑の血ですね…うわめっちゃ興奮してきましたwwにしてもなのははいったいヴィータになに吹き込んだんだろうか -- 名無しさん (2009-05-24 01 59 24) 無名さんお疲れ様です。 うん、バックルの使い方とかに違和感あるのは仕方なしだよカズマ。というかヴィータよ、騙されたとはいえ殺る気満々だったね。次は「覚醒」…ジョーカーに?ライダーに?続きが気になる〜。 -- 双刃 (2009-05-24 20 58 48) …ごめん、一気に読んだけど涙でた。 ありがとう -- 名無しさん (2009-05-24 23 57 33) カズマはジョーカーになった後でしたか…確かにジョーカーは普通の人から見たら化け物以外の何者でもないのでばれれば心ない人間に弾かれるのは想像が簡単ですね -- 名無しさん (2009-06-04 00 03 03) やはりジョーカーだったんだ……。けど何故にアンデットが?全部封印したんじゃないのか? 次回を待ちます。 -- 双刃 (2009-06-04 09 37 11) はい、ジョーカーでした。これでほぼ正体がバレてしまいましたね。 何故アンデッドが? という疑問はおいおい説明していく予定ですが、すでに分かりやすいヒントがありますので読み返して頂ければ幸いです。 -- 無名(返信レス) (2009-06-05 21 10 31) おそらく解放したのは天王路でしょうね。 -- プービー (2009-06-05 23 09 54) 確かに封印しないとバックルが閉じて活動を再開するけど、そんなに直ぐには復活できない、ギラファに虎姉さんがやられた時も時間掛かったし。 -- 名無しさん (2009-06-06 02 14 50) 誤記? らしき場所を。6話のクロスミラージュの科白は in ではなく on this floor かと。 -- 名無しさん (2009-06-11 00 21 00) わかりました。後程訂正させていただきます。ありがとうございました。 それとアンデッドの再生力についてはちゃんと考えていますが、本編中に出せるかは分かりません。出来うる限り出す予定ですが。 -- 無名(返信コメント) (2009-06-11 12 30 44) 七話更新。 -- 無名(足跡) (2009-06-14 17 39 59) 小説読みました!小説の中のカズマはカズマらしくていいと思います。 カズマも幸せになれる世界があればいいですよね。 -- キリン (2009-06-15 07 13 02) ……Σ[OHO] -- 名無しさん (2009-06-15 08 32 50) やはりカズマはジョーカーとなっていたわけですね。 どうやって立ち直るのかが腕の見せ所? そういえば早くも飛んでますね、ブレイド。 フロートドラゴンフライ泣かせですね。 飛べなくても元々出番なさそうですけどw そしてギャレンの前に(OHO)きたよ(OHO) 。 危ない奴に危ない物が渡っちゃったぜ。 変身者が激しく気になるところです。 ではでは~。 -- 下駄 (2009-06-16 20 57 44) 感想ありがとうございます、下駄さん。 アレの登場はリクエストから慌てて捩じ込みました(笑)。とはいえストーリーは曲げていませんが。 ギャレンについては今しばらくお待ちください。 -- 無名(返信コメント) (2009-06-16 23 40 14) よりにもよってクローバーのあれがあいつのもとに、何かしでかすレベルじゃなさそう。 あとカズマなぜにジョーカーで倒す?封印のカードがないからか?忘れてるのか? -- 双刃 (2009-06-19 06 13 49) 双刃さん、いつも感想ありがとうございます。 カズマは小説中でも語ったようにアンデッドとバトルファイトのこと"しか"思い出せていません。だから最初の時にモノリスが現れなかったので自力で封印しているのです。 モノリス云々のカズマの考察は次話で話します。ご期待ください。 -- 無名(返信コメント) (2009-06-19 10 14 28) 何故にクローバースートとあのバックルが?BOARDで保存されていなかった?それとも時空管理局となにか関係が?謎だ… -- 名無しさん (2009-06-22 18 47 26) 初めまして。読みました。カズマいいですw これからスカリエッティとどう絡むか期待ですw -- 流星の射手 (2009-06-26 18 51 06) 八話更新 -- 無名(足跡) (2009-06-27 11 04 11) 八話読みました、面白かったです。 次も楽しみにしています -- 名無しさん (2009-06-27 14 45 16) 8話も楽しませて頂きました。 一つ、ミスらしき箇所の報告です。7話ラストの次回予告と8話のサブタイトルが違っています。 -- 名無しさん (2009-06-28 07 49 06) 返信ありがとうございます。いつも励みにしております。 ミスは修正しておきました。ありがとうございます。 クローバースートのラウズカードについては過度の期待をせずにお待ちください(汗)。 -- 無名(返信コメント) (2009-06-28 16 32 18) 読みましたよ〜。 魔法では効果があまりないんだアンデット、スペードのエースどこだ〜って持ってたっけ? なのはに知られたがどうなるの!? ギャレンがきたがこんな人だっけ?(ブレイド殆どわすれてて誰だかわからなくなってきた) 次の「仮面」楽しみにしています〜。 -- 双刃 (2009-06-29 12 57 17) 双刃さん、いつも感想ありがとうございます。 おっしゃる通り、ギャレンこと橘さんはこんな喋り方はしません。では何故か? いずれ分かりますので、お待ちください。 -- 無名(返信コメント) (2009-07-02 11 14 09) キングや金居、嶋さんや鎌田、志村達は出るんだろうか… 皆いいキャラしてるアンデッドだから出て来たら嬉しいな -- 名無しさん (2009-07-03 10 41 28) ばれちゃったよ…ジョーカーは人間からみたら本人がどんなに優しい奴でも化け物だからなあ…なのははどうするんだろうか -- 名無しさん (2009-07-03 14 47 47) 何この皮肉。゜・((つД`) -- 名無しさん (2009-07-05 09 05 37) 九話更新。 -- 無名(足跡) (2009-07-13 21 52 44) 在り来りのツッコミですが、役不足は褒め言葉です。だってその人には、演じる役の方が不足しているって意味ですから。 -- 名無しさん (2009-07-14 00 20 41) ずっと今までセットアップした姿がブレイドだと思っていた俺は------------ -- 負け組みだ (2009-07-14 10 14 47) ……(OMO)!? -- 名無しさん (2009-07-14 17 40 02) いいところで区切られたから今日の授業に集中出来なくなるとは…ブレイド…悪魔め(違 -- 名無しさん (2009-07-14 18 00 00) 改めて変身した!? というかバックルが裏返しだった!? 意表を突かれつつ次回を楽しみにしています。 高原さんナニヤッテンダアンタイッタイ -- 名無しさん (2009-07-14 18 53 20) 感想ありがとうございます。本スレにはない分、とても励みになっています。 >ずっと今までセットアップした姿がブレイドだと思っていた ちょっと紛らわしかったかもしれませんね。ただ魔導士モードは不完全なブレイド(スペードのマークが不自然に消されている、ブレイラウザーからカードホルダーが消失しているなど)なので、間違ってはいません。一応、きちんと文章にしたつもりだったんですが・・・すみません。 >いいところで区切られたから今日の授業に集中出来なくなるとは すみません、わざとです(笑)。 今後も批評、感想お待ちしています。 -- 無名(返信コメント) (2009-07-14 21 14 41) 読みましたよ〜。 やっと自分が「仮面ライダー」ということに思い出し変身したカズマ、色々謎なままではあるし相手は上級だし今の手持ちのカードで対抗出来るかはわからないが…… 切り札はキミの中…研ぎ澄まされた勇気にしてBLADE BLADE! -- 双刃 (2009-07-14 21 43 15) すいません冷めてみたら感想バカっぽかったです… -- 双刃 (2009-07-21 19 25 56) 更新分読ませていただきました。 上級アンデットが人間化していたのはそういう理由だったのか! 知らなかったor完全に忘れてました。 ついにターンアップktkr。 やっぱり剣崎はジョーカーよりもブレイドだなぁ。 でもフロート持っていたっけ? さぁついにブレイドでのバトルファイトINクラナガンが始まるわけですね。 地球の覇権を争いを余所でやるって、よく考えればものすごい迷惑な話ですねw -- 下駄 (2009-07-21 21 04 59) いえ、そんなことないですよ。いつもありがとうございます双刃さん。コメ欄が盛り上がりますw それと感想ありがとうございます下駄さん。 ちなみに上級アンデッドの擬態については自分の妄想です(爆)。一応、違和感ないように考えたんですけどね。 フロートはもちろん持っていません。そもそも今の剣崎はサンダーすら持っていませんから(笑)。戦闘は安直な方法で解決します(汗)。 >地球の覇権を争いを余所でやるって、よく考えればものすごい迷惑な話ですねw ホントそうですねw ただイーグルアンデッドはカリスとの再戦という妄執に駆られているだけですし、剣崎は止めてるだけなので厳密には違いますが、迷惑なことには変わりありませんね(笑)。 それでは今後も感想お待ちしております。感想はもちろん、批評、応援コメントなど、言いにくいことや感想って難しいと気後れしている人も遠慮せず何でも書いてください。 誹謗中傷は容赦なく消しますが(爆)。 -- 無名(返信コメント) (2009-07-22 21 24 32) 十話更新。 -- 無名(足跡) (2009-07-26 16 27 30) はやく剣崎にサンダーのカードをwwwwww 大技があった方が戦闘も盛り上がると思いますし…… -- 名無しさん (2009-07-26 17 32 52) 姿が、醜悪なだけで、悪と決め付けるとは、ヴォルケンだって人間に似せて造られているだけで、実態はアンデッドと大して変わんないのに。 -- 名無しさん (2009-07-27 15 08 29) 読ませてもらいました。とても面白くて、今後の展開が非常に楽しみです。 それと、上に同じく私もこう言いたいです。 剣崎にサンだーのカードをwwwwwww -- 剣剣 (2009-07-27 15 44 30) 剣崎の必殺技がサンダーつながりだから、一刻も速くサンダーのカードを剣崎にwwwww 上と同じこといってごめんなさい。 -- 名無しさん (2009-07-27 18 10 13) 小説読みました!! めちゃくちゃ面白かったです。 見ている限りではサンダーすら持ってないけど早くキングフォーム→ロイヤルストレートフラッシュが見てみたいです! -- 名無しさん (2009-07-28 07 44 53) 感想ありがとうございます。 >はやく剣崎にサンダーのカードをwwwwww イーグルアンデッドをコンボ無しで倒したかったのでサンダーを手に入れさせませんでした。ですが、まもなく登場予定です。なのでご心配なくw >姿が、醜悪なだけで、悪と決め付けるとは アンデッドは多くの殺人を行っていますから、ヴォルケンとは違います。詳細は次話をお待ちください。 皆様の感想はとても励みになっています。今後も感想、批評を受け付けておりますので、よろしくお願いします。 -- 無名(返信コメント) (2009-07-29 00 05 34) >アンデッドは多くの殺人を行っていますから、ヴォルケンとは違います。 …揚げ足取りかつあいまいな記憶ですが過去においては闇の書完成のためにヴォルケンも多くの殺人をしていたのでは? -- 名無しさん (2009-07-29 02 52 11) >過去のヴォルケン まあそこは、主に恵まれなかったんでしょうねぇ。 とりあえずサンダー取得の際の(OMO)の雪山落下に期待w -- 名無しさん (2009-07-29 07 17 31) でも主の命令に絶対の拘束力が無いのは、他ならぬ、はやてが証明しちゃったジャン。 -- 名無しさん (2009-07-29 14 22 02) 単純にどう見ても明らかに化け物なアンデッドの方が本能的に恐怖心を煽られるだろ。 この時点ではヴォルケンも既に味方だし現在進行形で殺人繰り返してるアンデッドに恐怖心を抱くのは普通だと思う。 -- 名無しさん (2009-07-29 15 06 14) 謎の声の主も気になるなぁ。 上級アンデットだと嶋さんしか該当者がいないけど誰だろう? -- 名無しさん (2009-07-29 16 36 56) >この時点ではヴォルケンも既に味方だし現在進行形で殺人繰り返してるアンデッドに恐怖心を抱くのは普通だと思う。 しかしなのはもヴィータに初見で半殺しにされたのに(殺すつもりは無いとか初見ではわからないだろうし) その後も説得しようとしてたが見た目はやはり重視されるんだなぁ…。それとも年齢による考えの変化か? -- 名無しさん (2009-07-30 00 36 21) 見た目かなぁ。さらに言えば「言葉が通じそうか否か」が分かれ目かも。 上級アンデッドは人間の姿になったり人語を話せたりするけど、アンデッドの10/13は唸るか鳴くか吼えるかだし。 >拘束力 まあ、SSによるとヴォルケンも苦労してたみたいだから -- 名無しさん (2009-07-30 01 25 38) もし俺がなのはと同じ境遇でヴォルケンと知り合ったとしても、いきなりアンデッド見たらそりゃビビるわ。 しかも殺人繰り返してる得体の知れない化け物と似たような姿の奴が自分の隊に入ってたら警戒するのも当然。 寧ろ何の警戒もしない方がおかしいと思う。何かやらかされてからじゃ遅いんだし。 まぁその辺の誤解も追々作中で解かれて行くんだろうし、続きを待とうや。 こういう誤解から絆を築き上げて行くのも王道だし、寧ろいきなりするっと受け入れらる方が展開的にはつまらないと思うぞ。 -- 名無しさん (2009-07-30 01 45 06) ヴォルケン→何かを背負って戦っている。ファイズみたいな。 アンデット→何も背負わず、ただ生物の頂点に立つためだけに戦っている。 これでお分かりいただけるだろうか? -- 名無しさん (2009-07-30 12 44 01) 一つ上の者です。自分の書き込みを改めて見てみたら、なんだか自分の考えを押しつけているみたいに見えるのでやはりこの書き込みは無かったことにして下さい(;´-ω-`) -- 名無しさん (2009-07-30 12 49 18) ……いつの間にか議論が展開されてて焦りました。喜んでいいのやら叱ったらいいのやら。 とはいえ自分はこういった議論が展開されても構いません。誹謗中傷などと言った悪質なコメントでない限り構いません。 ちなみにネタバレをしない上での一つの回答ですが、ヴォルケンは多くの人間を傷付けていますが、殺人ははやてが主の時はやっていません。 そのためかつてのなのはは助けようとしたのだと思います。また立場もかつては曖昧でしたから制約や抱えているものも少なかったですし。 また、今のなのはがかつてとは違うのもありますし、ヴォルケンが女の子で一方のカズマが人間から異形の怪人に変わった特例だというのもありますし。それと声の人についてはすでにヒントがいくつかあります。 まぁ、次回にはなのはの方は一定の結論が出ますので、期待半分不安半分で見守ってください。 -- 無名(返信コメント) (2009-07-30 22 43 29) 議論しても構わないというのなら上のコメント同士の会話お断りという一言を消してはいかがですか? 出過ぎた真似と言われてしまえばそれまでですが、傍から見れば氏自身もコメントへの解答という形で会話に参加しているように見えますので、矛盾を避ける為にもそういった処置は必要かと -- 名無しさん (2009-07-31 02 21 30) いつの間にか更新されてたな〜 上の議論はおいといて感想を 記憶がかなり戻ってきたカズマ、後は約一名と和解出来たら問題なくなりそうだ。 戦闘に関しては昔よりカードの力が増してますか? さすがにキック単体で倒せるとは予想外でした。 魔法の影響受けた?それともアイツが言うように人だからか。解釈色々出来ますね。 次を楽しみにしております。 -- 双刃 (2009-07-31 06 52 04) 見た目で相手を判断しちゃいけませんって幼稚園で習う事だけどな。 -- コルタタ (2009-07-31 14 39 28) そして第一印象の八割は見た目で決まる って言うのが社会へ出る時に学ぶことですね。 -- 名無しさん (2009-07-31 17 21 45) 感想ありがとうございます。報告もセットでさせていただきます。 >議論しても構わないというのなら上のコメント同士の会話お断りという一言を消してはいかがですか? 修正しました。指摘してくださってありがとうございます。 >戦闘に関しては昔よりカードの力が増してますか? 本編中でも怒りや決意によって融合係数が上がり、本来以上の力が発揮される描写があったので、同じことをやってみました。 参考例としてはコーカサスアンデッド戦です。あの時は全てのカードを失っていたとはいえ、カテゴリーエースのカードは使っていたと解釈できると思いましたので。 ただし、ブレイドJフォームがコンボを使った際、「四体のアンデッドと融合している!?」と驚かれてましたので、おそらく剣崎のみとは思います。 >見た目で相手を判断しちゃいけませんって幼稚園で習う事だけどな。 実際はたいてい見た目である程度は判断すると思います。 例えば自分達も外見から不良などの避けた方がいい人は見た目から判断します。 見た目で判断しないのは素晴らしい考え方です。しかし実際は難しいです。ですから自分はなのは達を等身大のキャラクターとして描くためにそこら辺を重視しました。 もし不快に感じられたようでしたら申し訳ありません。これが無名流なのだと思ってください。 -- 無名(返信コメント) (2009-07-31 17 39 05) あ〜…杖突き付けちゃったか…まぁ確かに化け物が人を殺してるという情報とジョーカーの姿みたらその思考に走っても不思議じゃないなぁ…と言いつつもこの展開にワクワクしている自分がいる -- 名無しさん (2009-08-13 10 31 35) ワクワクしてくださり、ありがとうございますw 更新が遅れ気味になっていますが、頑張って完結させたいと思っています。 -- 無名(返信コメント) (2009-08-15 23 27 20) 十一話更新。 -- 無名(足跡) (2009-08-16 00 28 54) アンタがボドボドかよw -- 名無しさん (2009-08-16 05 56 18) そういえばアンデット解放されてるなら嶋さんも解放されてるんでしょうか? 橘さんのクローン…性格怖いな… 来週のディケイドに剣崎本人がでるために溢れる仮面ライダーへの愛が押さえられないww -- 名無しさん (2009-08-16 09 29 51) 小夜子役が誰になるか心配です、オデノカラダハボドボドダァ! そしてアロハの男…一体何者なんだ 始は出番がいつ来るんでしょうか?ゆっくり待ってます -- ( 0M0) (2009-08-16 13 21 27) ディケイド映画でのブレイドって武器扱い… そしてディケイドのゲームでクウガをmyキャラにしたかったが何故だかブレイドがmyキャラになった双刃がいますよ〜。 誤解が二人解けたと同時にサンダー入手。これでコンボ可能に あの橘さんプロジェクトFの被害者か、てことは記憶も複写してあるから話きけ……るわけないか〜。 確かに上級アンデットも人格も復活してるから嶋さんいるかな〜、何気に好きだし。 最後にアロハシャツ?丸メガネ?誰だ?また謎が。 続き頑張ってください。 -- 双刃 (2009-08-16 18 34 21) 皆さん感想ありがとうございます。わたくし、感動しておりますww >そういえばアンデット解放されてるなら嶋さんも解放されてるんでしょうか? ヒントは今まで登場しているアンデッドのスートです。それで分かります。 >小夜子役が誰になるか心配です、オデノカラダハボドボドダァ! 小夜子役はおりませんw バーニングザヨコー!はあるかもしれませんwww >そしてアロハの男…一体何者なんだ ヒントは上級アンデッドです。 >始は出番がいつ来るんでしょうか?ゆっくり待ってます あー・・・すみません。彼の出番はターミネーター4のシュワちゃん並みしかないと思います。 >誤解が二人解けたと同時にサンダー入手。これでコンボ可能に 双刃さん、感想ありがとうございます。誤解は……実はまだ解けておりません。よく読んでいただければ気付いてもらえるかと思います。 サンダーは橘さんや今後の敵に対抗するために手に入れさせました。お楽しみにw 皆様の感想は自分の執筆のエネルギーになっています。本当に毎回感謝しております。 今後も皆様に楽しんでいただける作品が書ければと思っています。 -- 無名(返信コメント) (2009-08-16 22 00 46) 一真は誰よりも人間だよ!? 無意識の内に手を払いやがって・・・。 なのは・・・・許さん・・・・。 -- 名無しさん (2009-08-17 00 57 59) なのはが偽善者に見えたのは私だけだろうか。 -- 名無しさん (2009-08-17 01 03 38) >なのはが偽善者に見えたのは私だけだろうか。 偽善者というよりも以前、無明様が言ったような(2009-07-31 17 39 05) 「世間一般の良識」を口で言うだけで行動は違う、矛盾している行動を しているだけの「等身大の人間」なだけでは。 -- 名無しさん (2009-08-17 03 10 53) …しかし、なのはも助けられたその後にデバイス突きつけ直すし、 「剣崎が嘘をついているかも」という思考には至らないし、 言ってることとやってることが違うし、むちゃくちゃだなぁ… -- 名無しさん (2009-08-17 03 14 49) まぁ、人間一度思い込めば考えを修正することは簡単じゃいし、「等身大な人間」としては正しいと思う。 アロハシャツにサングラスの男 ヒントは上級アンデット まさか……フォォォォォォォォウ!!なあの上級アンデットですかな!? -- 名無しさん (2009-08-17 07 37 09) 素直に触るなバケモノとでも言えば良いものを、善人ぶりやがって。 -- LCS (2009-08-17 22 32 35) 疑ってる間は敵は見つけられるかも知れねぇが、信じてみなけりゃ、仲間は見つけられねぇじゃねぇか -- 滝和也 (2009-08-17 22 57 09) なのはの無意識の反応は………仕方ないと思う。今までが精神的な意味でぬるま湯みたいな戦いだったから。………仮面ライダーとクロスすると嫌でも殺伐とした話しになるな。 -- 名無しさん (2009-08-18 14 56 54) 一真がやっと報われた気がするラストでした。まさかのフラグ?フェイト………あんた女神や………。 -- 名無しさん (2009-08-18 20 19 24) 一人でも一人でも守る守る俺は 仮面ライダー…………か。 仮面ライダーは永遠に孤独なヒーローなのかな………。 -- 名無しさん (2009-08-18 20 27 07) 凄く面白いです。先が読めなくて剣崎がとても彼らしくて凄くよかったです。 他のキャラも皆らしさが出てました。 橘さんはまたボドボドですかww何だ、クローンでもいつも通りの橘さんじゃないですかwww ちょっと気になったんですが剣崎の掛け声は「ウェ――イ!!」または「ウェイ!」のはずでは? 声が違うガンバライドやクライマックスヒーローズでも「ウェイ!」と言ってましたし。 -- 鎌田アビゾドン (2009-08-26 13 04 55) 鎌田アビゾドンさん、感想ありがとうございます。 >クローンでもいつも通りの橘さんじゃないですかwww いつも通りって……あれでいつも通りでいいのか橘さん!? >剣崎の掛け声は「ウェ――イ!!」または「ウェイ!」のはずでは? これにはかなり迷いましたが、いくつかの理由があります。 まずは本編中での彼の叫びがそう聞こえなかったからです。もちろん”自分は”ですが、実際ネットでもネタとしての側面が強いのは事実ですし、そこから普通の、かつ剣崎がやりそうな叫びにアレンジしてみました。 もうひとつは「ウェ――イ!!」が小説だと文章として栄えないからです。見ててショボく感じるでしょう?ww 今後も感想や疑問に思ったことはたくさん質問してください。出来る限りお答えしたいと思っています。また批評なども受け付けております。 これからも最後までよろしくお願いします。 -- 無名(返信コメント) (2009-08-27 19 42 02) 「ウェ――イ!」は中の人の椿さんが頑張ってつけた個性なのにッッ!! 当時のインタビューでそういうやり取りあったんです。 -- 名無しさん (2009-08-29 12 46 43) うーん、でもやっぱり難しいですね。今のが迫力あるとは口が裂けても言えませんが、「ウェーーイ!」に比べれば文章的にはマシかな、と思っているので。 ファンの方には大変申し訳ありませんm(_ _)m -- 無名(返信コメント) (2009-08-29 14 29 25) まあ、ブレイド自体シリアスなストーリーだからウェーイは無いほうが文面のレベルはたもてるんじゃないかな。 そもそもネタだし。 -- 名無しさん (2009-08-29 22 35 58) 十二話、更新。 -- 無名(足跡) (2009-09-01 22 37 00) 本スレの感想に対してのコメントです。 >マッハのカードとQを取得、何でライトニングソニック使わなかったんですか? 手に入れたばかりだったことと、次回のために取っておきたかったことが理由ですね。特別深い理由があるわけではないですが、手に入れたばかりでその記憶はまだ混乱していたという理由は一応あります。 >何故かBJですが、決闘の時はしっかりギャレンになると嬉しいです BJモードは詰まる所カードを使わない変身形態です。見た目の変化は各部のダイヤのマークが増加装甲で塗り潰されているくらいです。 本来の変身にはオリジナルのカードが必要ですが、それが出てくるかは今後を見てのお楽しみです。 >それとダディの言ってる戦う時ってJフォームになれる時ですか、どうせならキングで戦って欲しかったな ふふふ、これについてはお楽しみにしておいてください。ちゃんと考えていますので。 感想ありがとうございました。今後も応援していただければ幸いです。 -- 無名(返信コメント) (2009-09-01 22 43 31) ディケイドでは何故か悪役ぽくなっていましたがやっぱり剣崎はこういう風な超弩級の正義感溢れるお人よしでないと ダディもどきの発言…私の軽いトラウマであるGKBRもどきがこの世界にもでてくると…? -- 名無しさん (2009-09-01 23 24 44) 久しぶりに見たら更新されてる〜。 しかし感想書くにも時間かかるようになったな。たくさん見てもらってる証拠やね。 あれはクイーンだったのか自分がはっきり覚えてるのはジャックフォームでたとこくらいだから覚えがないわけだ。 はやては白兵戦苦手なのに上級アンデット相手に良くやったよ〜リィンナイス! よく考えたらリィンって結構おいしいトコ取ってくなぁ。(落ちるカズマ助けたり今回もだし) 次はあの橘さん(クローン)と戦うのか。 ラウズアブソーバーだっけ?(ジャックやキングフォームになれるやつ)はやく持ってきて〜。 -- 双刃 (2009-09-06 11 29 49) べ、別にあんたのためにブルースペイダー届けに来たわけじゃないんだからね!(挨拶) お久しぶりな感想ですが、相変わらずレベル高いなぁとw フェイト良い子だよフェイト! それにしてもフェイトのスポーツカーはよくネタにされるなぁww 唯一の野郎クイーンktkr けっこう強いはずなのに、はやてに何度も足元すくわれているあたりキャラの特徴が出てますねww 上級なのに布石のために使われているし。 なんだかんだでしょっちゅう無断で消えて、いつもすぐ帰ってくる剣崎ww むしろ動き回っている分だけ、余計な混乱を広げているような気がしないでもないです。 そして剣崎は必殺技用のカードも段々整ってきて、あのコンボはまだかとか、わくわくしてしまいますね! 思いきり降格されている姐さんやら、妨害行動の犯人やらの謎もありますが、もうすぐ本格的にダディさんのお出番ですな。 噛まなくてもボロボロだで条件反射的に吹いてしまうわ、発言がツンデレっぽいわ、このダディはいるだけで美味しいなぁwww なんにせよ、二人の激突は否応無しにテンション上げられますぜ! -- 下駄 (2009-09-14 18 26 06) 下駄さん感想ありがとうございます! >べ、別にあんたのためにブルースペイダー届けに来たわけじゃないんだからね!(挨拶) ……大いに笑わせていただきました(笑)。 >相変わらずレベル高いなぁとw ありがとうございます。最近(といっても昨日くらいですがw)自信を失ってたので、おかげで意欲がまた出てきましたww >フェイト良い子だよフェイト! >それにしてもフェイトのスポーツカーはよくネタにされるなぁww 今回は母性本能を意識してフェイトは描いてみました。良い子というより、カズマに良い子良い子してるといった方が正しいwww 正直カッコ良くないですからね、あの車(笑)。 >けっこう強いはずなのに、はやてに何度も足元すくわれているあたりキャラの特徴が出てますねww そうです、本当は強いはずなんです。なのでたびたび追いつめられる感を出しつつ、何度も反撃させましたwww カズマ来てからは瞬殺ですしね。 >なんだかんだでしょっちゅう無断で消えて、いつもすぐ帰ってくる剣崎ww はやては空気読んで黙ってますww まぁ、今は居残り組として暇してますから抜けても特に問題はないんですよね。 >思いきり降格されている姐さんやら、妨害行動の犯人やらの謎もありますが、もうすぐ本格的にダディさんのお出番ですな。 ……誰か降格しましたっけ?(汗) この犯人の名前自体はすでに出てますが、本格的にはまだ登場してはいません。お楽しみに。 橘さん(偽)は次回が花ですね。短い間になるべく印象付くようにはしたつもりですが、どうでしょうか? 彼は何気にゴールへの鍵だったりするんですが……。 >噛まなくてもボロボロだで条件反射的に吹いてしまうわ、発言がツンデレっぽいわ、このダディはいるだけで美味しいなぁwww 哀れなのに笑えるキャラですよねww 今回は本物にやっぱり似てします感じを出すためにこんなネタを盛り込みました。決して笑いを取るためじゃないですよ?(笑) 次回から後半戦に突入です。これからもよろしくお願いします! -- 無名(返信コメント) (2009-09-15 17 44 58) 順番が逆になりましたが、双刃さん感想ありがとうございます! >しかし感想書くにも時間かかるようになったな。たくさん見てもらってる証拠やね。 本当、これには感謝してもしきれません。皆様の応援によってリリライは成り立っているんだなぁと痛感しました。 >はやては白兵戦苦手なのに上級アンデット相手に良くやったよ〜リィンナイス! >よく考えたらリィンって結構おいしいトコ取ってくなぁ。(落ちるカズマ助けたり今回もだし) はやてには今回頑張ってもらいました。実は次回作への布石なんですが、次回作自体が未定なので意味なかったりww リィンはけっこう都合の良いキャラ扱いですwww でも良いとこ持って行かせてるんだから言いっこなし!(笑) ではでは、これからも応援よろしくお願いします。 -- 無名(返信コメント) (2009-09-15 17 50 03) どうも、僕です。 足跡ありがとうございます! 踏み返しにきました(爆) これから少しずつ読ませていただきます。 ではではー -- 武御雷 (2009-09-22 18 48 27) ぐふっww 踏み返しありがとうございます(笑)。最近はテストなどの影響で更新が滞りぎみですが、終わり次第再開するつもりです。感想はいつも確認しておりますので、書き込みお待ちしております。 -- 無名(返信コメント) (2009-09-24 07 45 29) 初めまして。ここまで一気に読ませていただきました。剣もなのはもいい味が出ていて面白いです。 ただ、ラウザカードのコンボはスートの低いほうからラウズするというルールが守られていないのが残念でした。 続編期待しています。 -- XERO (2009-09-25 22 34 05) え、そうなの!? すいません、知りませんでした。後日加筆修正しておきます。 すでに次話は書き上がっているのですが、忙しくてPCに手を付けられない状態です。来月の最初の週には片付くと思いますので、そのときに更新しようと思っています。 XEROさん、感想ありがとうございました! -- 無名(返信コメント) (2009-09-26 12 31 20) 十三話、更新。 -- 無名(足跡) (2009-10-03 19 48 28) 13話見ても何もなかったんですが、携帯からじゃ見れないんですか? -- 名無しさん (2009-10-03 21 40 14) ↑の者です、やはり普通に見れました。どうもすみません -- 名無しさん (2009-10-03 21 49 47) 歌の歌詞を使うと何か熱くなるのを感じる双刃です。 橘さんとの闘いでカズマが頭を使った! 昔だと剣とカード使って特攻でもしそうなのに、成長した事がわかる戦法だった。 あの橘さんもやはり橘さんだ。 最初は割れなかったバリアを次は簡単に叩き割るし(ジャックになってたとはいえ)。 そして戦う理由を思い出し仲間の後押しでジャックフォームになるカズマ。戦闘内容はかなり熱かったですよ。 そしてリイン……またあなた凄い時においしいところをwww まあこういう時に活躍する君に好感度上がりまくる自分がいるけど。 もっと活躍させてあげて下さいm(_ _)m んで、スカリエッティーーーーーーーーーーーー!! あんた何スンダ!(怒) 橘さんがーーー!(泣) この後どうなるのか楽しみです。 ディケイドに出てきた剣崎よりやっぱり熱いカズマが大好きですぜ。 -- 双刃 (2009-10-06 19 53 16) 双刃さん、いつも感想ありがとうございます。今回は投下が前回からずいぶん遅れてしまい、申し訳ありませんでした。今後も読んでいただけると幸いです。 >歌の歌詞を使うと何か熱くなるのを感じる双刃です。 書いてるこっちが何故か熱くなりましたwww >橘さんとの闘いでカズマが頭を使った! 伊達に十五年過ごしていたわけではないという描写です。もともと剣崎は頭が良い設定もありましたし、ここはスタイルをアレンジすることにしました。 >そしてリイン……またあなた凄い時においしいところをwww リィンは執筆当時、活躍させる予定がほぼありませんでした。しかし最近は何故かガンガン増えちゃって……。まぁ、いっかwww >橘さんがーーー!(泣) 戦力バランスの崩壊を阻止するために死んでもらいました(笑)。 ちなみに今回のスカリエッティはナンバーズこそ4名に減っていますが、全体的に大幅にパワーアップさせました。特にスカリエッティはあのベルトが持つ本来の力を発揮させます(独自解釈ですが)。お楽しみください。 >ディケイドに出てきた剣崎よりやっぱり熱いカズマが大好きですぜ。 顔はカッコいいんですけどね(苦笑)。少なくとも最終話でディケイドの救援に来た時は良かったです。まぁ、映画版に期待ですね。 たくさんの感想ありがとうございます。これからもリリライを末永くよろしくお願いしますm(_ _)m -- 無名(返信コメント) (2009-10-06 22 22 37) 13話読みました。劇中にないJフォームでのライトニングソニック、バーニングディバイドですが文面を読んだだけで光景が浮かんでくるようでした(笑) -- XERO (2009-10-09 21 41 40) XEROさん、感想ありがとうございます! >劇中にないJフォームでのライトニングソニック、バーニングディバイドですが せっかくですから、三連コンボとJフォームを同時放出しました。今後はなかなか強化されない状況が続くでしょうし、ここでカズマを限界まで強くしておきたかった理由もあります。 感想本当にありがとうございます。ようやく半分まで話が進みましたが、最後までよろしくお願いします。 -- 無名(返信コメント) (2009-10-10 15 23 42) キングフォームマダー? -- 名無しさん (2009-10-10 16 46 33) ケルベロスライダー登場? 早く14話読みたいです!! -- 名無し (2009-10-25 14 36 34) 更新が遅れてしまい、大変申し訳ありません。最近どうも執筆速度が上がらず、切迫した状況だったりします。 しかしこうした感想を頂けた以上、頑張らなければいけませんね。更新急がせていただきます。感想ありがとうございました。 -- 無名(返信コメント) (2009-10-27 21 51 23) ページに戻る TOPページへ
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戦いは、すでに始まっていた。 アンデッドとこの世界の住人の初戦闘。だが、やはりアンデッドに勝てはしないだろう。 アンデッドは死なない。封印能力を持つジョーカーかライダー、または統制者の力が無ければアンデッドは決して止められないのだ。 案の定、あの守護獣はものの見事に打ち倒されていた。 そしてあの獣人を受け止める二人の女性ににじりよるアンデッド。 そこに、ようやく奴は現れた。 「遅いぞ、剣崎ぃ!」 思わず歓喜の叫びが漏れる。そうだ、今こそ奴の力を解放するときだ。俺が倒すべき力を。仮面の力を! 俺は煙幕を兼ねたステルス結界を展開しながら、奴の元に接近していった。 リリカル×ライダー 第十話『ライダー』 「俺は、『仮面ライダー』だ!」 カズマから溢れ出す力。封印されていた力が解放され、細胞の一片までも余すところ無く活性化される。 銀色に光るアーマーの各部に穿たれたスペードの刻印、ハンドガード部に展開式のカードホルダーが設けられたことで本来の状態に戻った醒剣ブレイラウザー。 ライダーシステム二号機、ブレイド。 これこそが、カズマの刃だった。 「そうだ、それだ! その力こそ僕が打倒したかったものだ!」 イーグルアンデッドは空から地上の煙幕越しにカズマを見つめる。その鋭い瞳は、最高の獲物を見つけたことによって輝いていた。 カズマは空を見上げる。未だ煙幕は濃く、視界には白い煙しか映らない。だが彼の視線は正確にイーグルアンデッドに向けられていた。 そんなときだった。 『久しぶりだな、剣崎君』 「えっ!?」 突然チェンジデバイスから声が発生する。 その声が、台詞が、カズマの様々な記憶を揺さぶる。 (剣崎……そうだ、俺の名字だ。そうだ、俺はこんなもので仮面ライダーに変身したりはしなかった。何故? それにこの男は……) 『剣崎君、今は目の前のことに集中したまえ』 その台詞にはっとする。そうだ、今はこの上級アンデッドの封印が先決だ。 『手短に説明するが、そのチェンジデバイスには魔導師モードとライダーモードがある。 今はライダーモードを起動しているが、ライダーモードは全機能を解放するモードだからその状態でも魔法は使用可能だ。すぐに飛行魔法を使用したまえ』 「待て、アンタは一体――」 『君の恩人であり、君を苦しめる者。忘れているだけだよ、君は。さぁ、急げ。剣崎君』 それきりチェンジデバイスは何の反応もしなくなった。 カズマは嘆息をつきながら両脚に力を込める。そう、今はそんな瑣末なことを気にしてはいられない。戻った力を使って、目の前の脅威を振り払わなければならない。 「フライブースター!」 『Fly booster』 力強く地面を蹴り上げ、カズマは飛翔する。 イーグルアンデッドの待つ、蒼空へと。 ・・・ ついに憎きライダーが本来の力を取り戻した。 欠けていた刻印とカードも戻り、かつて戦ったときと同じ姿になった。ベルトだけは違うが、それはどうでもいいことだ。 そう、これでかつての雪辱を晴らすことができる……! 「ライダーァァァッ!」 「うあぁぁぁあぁっ!」 俺は鉤爪を振るい、奴は醒剣を奮う。 激しい摩擦音と火花。 パワーは同じだが、技のキレは増している。やはり記憶も連動して戻っているのだろう。前回の野獣そのものの戦い方とは別人のようだ。 互いに力を入れて相手を吹き飛ばし合いながら一旦間合いを取る。 そして僕は自らの鉤爪を遠心力がかかるように振り回しながら奴に叩き付ける! 「ぐっ!?」 だが奴はそれを剣で受け流し、あまつさえ反撃としてこちらの腹を蹴飛ばした。 「うあぁぁぁっ!」 更なる連撃。 こちらが怯んだ隙を突くように斬撃を放ってくる。それは滝のような激しさと流麗さ。 「調子に乗るなっ!」 僕はそれを鉤爪で受け止めつつお返しに奴のヘルメットを左手で殴り飛ばす。 勝負は全くつかない。 僕は戦術を変えるために翼を羽ばたかせ、高度を一気に上げた。 「食らえ!」 奴の上空から羽根を展開し、奴に撃ち込む。数十の魔弾はそれぞれが独自の軌道を描きつつ、ライダーを射抜かんと迫る。 『――SLASH』 「でやあっ!」 同時に奴は剣の側面にあるカードリーダーにカードをスラッシュさせ、アンデッドの力を引き出す。 互いの渾身の一撃がぶつかり合い――その余波が僕を襲撃する。 「何っ!?」 両翼を畳んで盾としながら何とか防ぐ。 信じられなかった。 いくら奴がアンデッドの力を操る能力を持っているとしても、上級アンデッドが放つ精魂の一撃を容易く破れるはずがない。 (何故、だ……?) 奴を見る。 その無機質な仮面に付いた複眼からは、今までとは違う澄んだ力が感じられる。そう、目の輝きが以前より増している。 だがそんなことはどうでもいい。僕は、勝たねばならないんだ! 「ライダァァァアァァァッ!」 奴に向かって突撃する。己の信じる得物に全てを託し、身体中の細胞を躍動させ、自らの全てを懸けて。 『――KICK』 奴はカードをスラッシュさせた後、足元に魔法陣を展開させ、その上で独特の構えを取りつつ剣を魔法陣に突き刺す。 「僕は、カリスと決着をつけるんだ!」 「俺は皆を、全ての人々を守るんだ!」 互いが誇る最強の攻撃。 僕の突きと奴の蹴り。 原始的で単純で、それ故に最強足り得る攻撃が衝突する――! 「……が、はっ」 結果、アンデッドの力を纏ったライダーの蹴りは僕の腹に直撃し、僕の突きは奴の剣によって受け止められた。 「がほっ、ごっ」 身体から力が抜けていく。敗者の証明として、アンデッドバックルが開かれる。 たかが低級アンデッドの力を纏っただけの、人間の一撃。しかしそれはこの僕を確実に貫いた。 (これが、奴の――人間の、力……) ――人間は弱い。けれど強い。 過去が一瞬フラッシュバックする。 カリスと決闘の約束を交わした後、残ったアンデッドの掃討をしている時の記憶。 ――僕らには、守るべき者がいるから。 そう、自分を倒した存在。カリスではないただの下級アンデッド。 ヒューマンアンデッドの記憶。 (そう、か。奴には……) それを理解した数瞬後、僕は一枚の紙切れに吸収されていく自分を感じた。 ・・・ 「ようやく、ここまで来たな。剣崎君」 広大な広間に広がる機械群。空中に展開される無数のモニター群。たった一人の人間には広すぎるはずの空間は、それらによって狭くすら感じる場所となっていた。 その一枚には、緑の光になりながら一枚のカードに封印されていく一体の上級アンデッドが映っていた。 それを封印するのはブルーのインナースーツにスペードの刻印があしらわれた銀色の装甲に身を包む仮面の戦士。 「いよいよ奴も、そして橘君も動き始めたようだし、これから忙しくなるよ」 一人の男がデスクに腰を下ろしてコンピューターを操作する。壮年の皺が入った頬を引き締め、紫の短髪をかき揚げながら彼は機械を操作し続ける。 「頼むよ、剣崎君。あの偽物を追い詰めてくれたまえ。私があの男を殺すために。そう、過去に清算を付けるために」 モニターに四人の女性に囲まれた白衣を着た長髪の男が映る。その画面を注視しながら、男はキーボードを力強く叩いた。 そこに映し出されるのは膨大な量の文章。正確には一つの物語。 だがそれは彼が書いたものではない。周辺のモニターに映る数値に合わせて更新されている、いわば計画書。 「これは、私のケジメなのだからな」 男は静かに、画面に映る白衣の男を睨み付けた。 ・・・ 結局、煙幕もとい妨害結界のせいで戦いの一部始終を見ることは叶わなかった。 後方支援部隊のロングアーチも妨害によって今回の戦闘を記録することができなかったと報告している。指揮官自ら戦場に出向いたのもミスだったかもしれない。 「しかしどうやってあの怪物を倒したんやろう……」 最後に見た緑の閃光を発しながら消えていく怪人の姿が思い出される。あの現象が何なのかも分かっていない。 すでに染み付きつつあるため息を漏らす。まだ19歳なのにどないしよー、となのはちゃんやフェイトちゃんに相談する始末だ。せめて皺などは入らないようにしなければ。 閑話休題。 「フェイトちゃんとティアナが帰ってきてくれて良かったわ」 ちょうど戦闘が終了した一時間後に二人は捜査を終えて帰ってきていた。ザフィーラが重傷を負った時だったので心強い限りだ。お陰で六課の防衛は二人に任せることができる。 なのはちゃん達はまだ二日ほど帰ってこられないのもあって、二人の存在は想像以上に六課の皆を安心させている。というより、私が安心しているのだが。 かつてJS事件のときに一度隊舎を破壊されたことがあるので、その安心感は何よりも欲していたものだ。私は広域殲滅魔法が専門だから迎撃などは向いていないし。 「カズマ君も元気みたいやしな」 あの戦闘後、今までとは打って変わって明るく元気になったカズマ君は、今はフェイトちゃん達と夕食を取っている。 本当は私も行きたかったのだが、今回の事後処理にザフィーラの通院申請と、やることが山ほどあったので諦めた。 「私はいつも退け者やぁ……」 独り言が増えたのは内緒だ。 ・・・ 高い天井と広さを兼ね備えた部屋を橙色の灯りが照らし出す。 ホテルのロビーのように整っている部屋は、しかしホテルのように誰かを迎え入れるようには作られていない。 そこは作戦室。 または闘技場。 円形のそこは、そのような用途で作られていた。 そこに現れる影が二つ。 片方は以前と比べてさっぱりした薄紫の髪と白衣が特徴の男、ジェイル・スカリエッティ。 もう一人は彼の秘書にして、戦闘機人――スカリエッティの生み出した一種のサイボーグ――でもある妙齢の美女、ウーノ。 スカリエッティは単に広い場所を求めてここに来ただけらしく、大量の機材をカプセルのような外見をしたガジェットⅠ型に運ばせてきていた。ウーノは彼についてきただけのようだ。 スカリエッティはある装置の上に以前手に入れた緑を基調に金の装飾の入った箱を置く。装置を起動させると、いくつものモニターが空間に浮かび上がった。 「やはり、偽物だな」 「……はい?」 突如呟くスカリエッティに、ウーノが戸惑いながらも問いかける。 スカリエッティが思い付きや考えなしに独り言を言い出すのは今に始まったことではないのだが、ウーノがいちいちご丁寧に反応するのも今に始まったことではない。 「ウーノ。これはね、オリジナルを元に誰かが作り出した贋作なのだよ」 「は、はぁ」 ウーノとて頭は悪くはない。いやむしろ秀才とすら言っていいほど彼女の頭脳は優れている。戦闘機人故にそれはコンピューターそのものとすら言えるほどだ。 しかし彼女には柔軟性という人間として決定的なものが欠けていた。 「カードの方も偽物だ」 憎々しげに吐き捨てる。そう言いながらカードもしっかりと手放さずに握りしめているのだが。 「オリジナルはおそらく何らかの不死生命体のようなものから力を汲み出す装置のようなものだったんだろうが、これは魔力を通せば特定の効果が発動するだけの、ただのデバイスだ」 デバイスカードといったところか、と漏らすスカリエッティ。 ウーノにはやっぱりついていけなかった。 「これもレンゲルクロスという名前らしいことは分かったんだがね……」 偽物なのが残念だ、と言いながら弄り回す。しかし何だかんだ言いながら、スカリエッティはそれをいたくお気に召しているらしかった。 彼の顔に張り付いた笑みが、それを証明していた。 「失礼します」 そこに現れる新たな影。 「どうしたんだね、セッテ」 影の正体は、薄桃色の可愛らしいストレートヘアに似合わない無表情を浮かべた少女だった。 彼女、セッテはスカリエッティ奪還には参加せずに秘密基地の確保に向かったナンバーズであり、彼女を含めた四名が今スカリエッティの元に残ったナンバーズである。本来は12名もいたため、今は三分の一に戦力が低下していた。 「ラボのシステムが完全に復旧しました。これで全ての部屋に動力が供給されます」 「御苦労、休んでいてくれたまえ。これからまた忙しくなるからな」 「ドクター、これから何かなさるのですか?」 その言葉に、ウーノが素早く反応した。 「当然だ。良い玩具も手に入ったことだし、ゲームでも始めようと思ってね。機動六課には借りがあるんだし、もうすぐ解散するそうだから、いっそのこと”消してしまえばいい”と思ってね」 ウーノの言葉に顔を醜く歪めながら答えるスカリエッティ。だが彼の視線はウーノにではなく、レンゲルクロスの横のカプセルに注がれていた。 そう、レンゲルクロスに似た、三つの機械に。 「ドクター……。いえ、わかりました」 ウーノは答える。そう、彼女は決してスカリエッティには逆らわない。彼女は他の愛し方を知らないのだから。 ・・・ 久しぶりに会ったフェイトとティアナとの夕食。それが終わった俺は、外に出て空を眺めていた。 記憶。 そう、俺は、重要な記憶をいくつか思い出していた。 まずは本名。剣崎一真という己の名。 そして自らの正体、正確には仕事。それが、仮面ライダー。 最後に、俺が戦う理由。 それは、イーグルアンデッドとの戦いが思い出させてくれた。 (そうだ。俺は、母さんや父さんの時みたいに後悔したくない) 脳裏に過る灼熱の業火。明るく弾ける我が家と、光に押し潰される両親。何も出来ずに打ちひしがれるだけだった幼い過去の自分。 ようやく思い出せた、自らの存在意義。 (俺が例え何者であろうと、人々を守らない理由にはならない) それが、ようやく分かった。 まだジョーカーとして活動していた頃やライダーとして戦っていた頃の記憶は曖昧だが、今はこれで十分だ。アンデッドが発生している原因を突き止め、この世界の人々を守る。それを決意することができたのだから。 そうして自分の気持ちに整理をつけ、隊舎に戻ろうとした刹那―― 「――動かないで」 凛とした声が、俺を押し止めた。 ・・・ ついに本来の力を取り戻したカズマだが、そんな彼に彼女が戦杖を突き付ける。 そして二人の前にあの男が立ちはだかる――! 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完全に憶測だが。謎というか語られていない部分で、坂本一家の父=先生だったんじゃないだろうか?カズマがパスワードを知っていたのもその為では? -- (名無しさん) 2009-09-15 19 57 37