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■深界の客 世界樹の迷宮3のミッション。 深都からの指令で、フカビトの脅威を冒険者達に知って貰うためB10Fにある断罪の間へ赴け、というミッション。 扉に近づくだけで強制戦闘イベント発生。地形ダメージはこまめに回復しておこう。 オランヴィア゙ザァ-ン!!ナズェミテルンディス!! ↑注:別に酒場のママが喋っている訳ではありません。 アンドロでブリッツリッターだ!!ロケットジャンプ後に出来ればいいのに ダメージ床の消耗+強制戦闘。戦闘後の対応をミスれば再戦闘。かなりいやらしいミッションだと言える。 ↑しかもテントを使わせてもらえないという嫌がらせもある。 このミッションを考えるとオランピアさんはいまだにボウケンシャーに死んで欲しいと思っているとしか思えない PC「ま・・・まさか・・・あんた・・・。フカビトに勝てる能力がないからっておれを見殺しにするってことはないよなあ・・・。深都にきて おれはまだ一ミッション目・・・。ちょっとおどかして気合い入れてからあとで本当は助けてくれんだろ?テントとかでさあ」オランピア「・・・・・・」PC「う!」オランピア「・・・・・・。(クルリ)」PC「あ・・・あの女の目・・・。勝利の塔の大王ペンギンをみるかのような冷たい目だ。冷徹な目だ・・・。 『かわいそうだけどあしたの朝にはネイピアさんの店先にならぶ運命なのね』ってかんじの!」 ↑2 まぁ、オランピアさんがどう考えてたかは謎だが、深王様は死んでも死ななくてもいいと思ってたよね。死ななければフカビトと戦う戦力にして、死んだら死んだで魔を知る者が減るからOK。 海都ルートの場合これは最初で最後の深都発令ミッションになる フカップルに辛うじて勝利→斬りかかって連戦hageは誰もが通る道 フカップルに普通にやられたぞ!!アイシクル使ってくるあたり壊弱点なんだろうけど、相性悪かったんだろうなー。3色ガード育てなかった弊害がここに!でも久々にhageて何故かホッとしてる。シファパゾモで挑んで、最後シノ1人、HP1TP1で終わったからな(ネクタル忘れた)。うーん世界樹! このクエストのせいで、いまだに深都側への心象が悪く感じる人もいると思う。停戦しようと言われた矢先にこれなのだから、喧嘩売ってんのかこいつらって思ったよ。 世界樹にしては珍しく、ミッションを無視してもかなり先まで進められるが、サブクラスを習得しないまま3層に突入することになるので特にメリットはない。ちなみにB10F中盤でオランピアさんに呆れた口調で「ミッションを受けろ」と通せんぼされる コメント
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登録日:2011/10/11 Tue 18 41 34 更新日:2023/02/23 Thu 16 45 58NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アンドロ ネオ皇帝 ネタバレ項目 ラスボス 不死たる機械の王 世界樹の迷宮 世界樹の迷宮Ⅲ 世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者 星の来訪者 残念なイケメン 深王 深都 王 褐色肌 記憶喪失 深王とは、「世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者」に登場する深都の王である。 褐色肌で藍色の髪に冠を被っている若々しい青年のような風貌をしているが、喋りの言い回しが見た目と違って老成している。 世界樹の第二階層と第三階層の間に位置する「深都」を治めている。都民からの支持は絶大であり、優れた王と言えよう。 また、世界樹の言葉を聴くことができ、地上では見られない独自の技術を用いている。 例えば、深王の腹心であるオランピアのような機兵アンドロを作成したり、冒険者にサブクラスの能力を付加させる技術等がそれに該当する。 しかし、地上から来た冒険者や海都の人間に対しては一定の距離を取っており、心を開く様子はあまり無い。 その理由は、世界樹と敵対している「魔」が人間の恐怖を糧とし強くなる為、海都の人間が恐怖し戦いの邪魔になると考えている為である。 (この考えが地上の人間との軋轢を生み出していることを深王は知るよしも無い。) 王としては優秀だが人としては疑問符が残る、そんな人物である。 以下ネタバレ 彼の正体はかつて海都アーモロードを治めていた王ザイフリートであり、百年前に魔に対抗する為に海都の一部とともに世界樹に潜っていた。 その途中に記憶と人として体を失い、以後は世界樹に仕える機械の王となった。 その為、人間としての情が多少欠如しており、目的の邪魔となると判断すればたとえ冒険者であろうと容赦無く切り捨てる面も見せる。 最終的に深都と敵対し、海都に味方をする「海都ルート」では、オランピアとコンビを組み、ストーリー上でラスボスとなり「不死たる機械の王」として冒険者と戦うことになる。 基本データ 不死たる機械の王 HP 7760 攻撃 55 防御 51 ドロップアイテム 機械王の刃翼 耐性 斬突壊 スキル一覧 ブランディッシュ 前一列に斬属性のダメージ+腕封じ付与の腕技 グラスプアーム 単体に壊属性のダメージ+麻痺付与・腕技 リベレイション 単体にTEC依存の無属性のダメージ+受けた相手の強化効果打ち消し、打ち消された強化の種類数が多いほどダメージが上昇し、(打ち消された強化の種類数+1)倍のダメージを与える。 プリンス/プリンセスのリセットウェポンのようなもの。 バニッシュメント ランダムな対象に対して、斬属性の2〜6回連続攻撃・腕技 渦雷 ランダムな対象に対して、雷属性の3〜6回連続攻撃 6の倍数のターンにオランピアと協力して発動するスキル リミットスキルの渦雷と同じ効果 世界樹の迷宮で初めて、2体同時に戦うラスボス。 隣にいるオランピアもそうだが、どこに収納していたかわからないほど巨大な機械翼を右手に持つ。 さらに他のアンドロと同じ様に核をもち、完全なる機械の体となっており、独自に尻尾も生えている。 2体同時戦闘なので手数が多く、オランピアの補佐も相まってかなり手ごわい。 しかし、オランピアを倒せばだいぶ楽になる為、いかに早くタイマン(冒険者は多勢)に持ち込むかが重要である(因みに深王を先に倒すとオランピアは自爆してしまいドロップアイテムを落とさなくなる) 深王1人にしても、バニッシュメントによるランダム攻撃やリベレイションによる(場合によるが)カンストダメージがある為、最後まで油断せずに戦おう。 ドロップアイテムからはデュランダルが作成できる 因みにこの深王、なんと 即死技が有効 というラスボスにあるまじきステータスである為、 剣虎でうっかりぽっくり逝ってしまったりする (その後、オランピアさんも自爆する) 最期には記憶を取り戻し、海都に置いてきてしまった妹に謝りたいといい残し消えていってしまった。 重要なことを言い忘れていたが、実はザイフリートには妹である、海都の姫グートルーネがいたのだ。 そのグートルーネは兄に出会う為に四苦八苦していたのだが、それはまた別の話… 以下余談 このようにゲーム本編ではシリアス一辺倒なキャラクターだが、真ルートクリア後は冒険者や国をほったらかして 妹とバカンス に行ったりしてしまうような浮世離れっぷりを披露していることが災いして、スタッフやプレイヤーからは若干というか’’かなり残念な’’キャラクターとして扱われている。 それが顕著に表れている文章が設定画集のコメント欄に書かれている。 そのコメントがこちら(おそらく日向悠二氏によるもの)↓ シスコンで ロリコン ・ フィギュア作りが趣味 で 話相手はクジラと世界樹とアンドロしかいない 。 世界を救うために犠牲となった悲劇の王子…とかいって自分に酔ってる ちょっと痛い子 かわいそう。 ↑ここまでがコメント というように散々な言われようである。 確かに色んな人(宿屋の娘、オランピア、グートルーネ、ネイピア妹、フローディア)にモテモテのリア充でそれに一向になびかない、典型的なエロゲ主人公な感じで、好感を持てないことには同意せざるを得ないが、あまりにもひどい言い草である。 世界樹に記憶を弄られていなければ、こんなに残念にならなかったのに… と思いきや、オランピアのコメント欄にこんな文章があった↓ 世界樹より得た技術で兄王が 亡き妹を模して 造りあげたアンドロ。 フカビトとの長い戦いのせいでボディはボロボロだが実は換装用の美少女ボディがすでに複数用意されている。 兄王なので。 周囲の目が気になってなかなか換装できないでいる。 兄王だし。 ↑ここまでコメント(誤字があるが原文ママ) 「妹を模した」ということは記憶がある時点でオランピアを作成していたようだ。 そこまでは良いが、彼女を一番を側近にし、あろうことか美少女ボディを複数換装させるあたり、世界樹が記憶を弄る以前の問題だったようである。 …一応彼の名誉の為に言っておくと、上述のコメントは全て 「開発開始時の古い設定や、日向氏からのアイデア提案」という注釈がなされた上でのものである。 君たちはこれらのコメントを初期設定だと切り捨ててもいいし、裏設定として受け入れてもいい。 でも生みの親の一人であるひむかいさんにこう思われてた時点でどうしようもない気も(ry シスコンでロリコン、フィギュア作りが趣味で話相手が親と二次元とフィギュアしかいない人、追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] いや、あれだけ頑張ったんだから妹とバカンスくらいいいじゃないか… どの道人間やめちゃってるんだし、むしろ妹婚したっていいくらいだよ。祝福するよ。 -- 名無しさん (2014-11-02 12 55 17) ↑いやせめてボウケンシャーが禍つ神を滅ぼすまで協力なり見守るなりしろと。兄妹のいざこざも解消し、今まさに全ての元凶である存在の下に行こうとしてるボウケンシャーを見送りもせずバカンスとか突っ込まれても仕方ないやろ。新3が出たらこの辺はなんとかしてほしいな。 -- 名無しさん (2014-11-02 15 39 54) PQでゼウスの設定が生えたけど、裏ボス級の性能を持ってた、あいつを流用してこれってのが…… -- 名無しさん (2017-06-26 05 43 13) 名前 コメント
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第2幕 オランピア 物理学者の豪華な書斎 入口がタペストリーで閉じられている客間に続いている 横の戸口もカーテンで閉ざされている 舞台はろうそくに照らされている シェーナ A 【スパランツァーニ】 (彼は右手のカーテンを上げたままにする) さあ!…ぐっすり眠りなさい (彼は手を擦り合わせながら舞台の前に出る) よし!よし!賢くて 慎ましく そして美人だ! わしは取り戻せるぞ この娘によって 五百デュカを あの破産した ユダヤ人エリアスがわしに損させおった! 残るはコッペリウスだ あの二枚舌め わしからいくらかの金を得ようと この娘の親権を主張主張するやも知れぬ 悪魔野郎め!だが奴はここにはおらん 幸いにも! (ホフマン登場) 【スパランツァーニ】 (ホフマンへ) ああ!ボンジュール!秀才君! 【ホフマン】 早く来過ぎたのではないですか もしかして? 【スパランツァーニ】 気にするな 弟子よ! 【ホフマン】 不肖の弟子ですよ 師匠の! 【スパランツァーニ】 謙遜が過ぎるぞ 全く! 詩などよりも 音楽よりも 君はなれるであろうぞ 物理学において 教授にな 大学の! 君に紹介するとしよう わしの娘を 天使のような笑顔の! (真顔で) 物理学がすべてなんだよ 君ぃ! オランピアは大変な値打ちなのだ! 【ホフマン】 (独白) 何の関係があるのだろう 物理学が 彼の娘と? 【スパランツァーニ】 (呼びかける) こら!おい!コシニーユ! (コシニーユに) 灯りを全部つけてくれ! 【コシニーユ】 (現れて) で…シ …シャンパンは? 【スパランツァーニ】 待て わしについて来い (ホフマンへ) 失礼 君 戻ってくるぞ すぐにな (スパランツァーニとコシニーユは出て行く) N° 7. レシタティーヴォとロマンス 【ホフマン】 さあ!勇気と自信だ 私はなるのだ 科学の泉に 回って行かねば 風に合わせて ふさわしくなれるように 愛する人に 見つけるのだ 自分自身で 科学者の資質を 彼女はあそこだな…思い切って!… (彼は右手のカーテンをそっと持ち上げる) あれが彼女だ!彼女は眠ってる! 彼女は眠ってる!なんて美しいのだろう! ああ!生きるんだ 二人で 一つの希望を持って 同じ思い出を! 分かち合って 喜びを 分かち合って 苦しみを 分かち合って 苦しみを そうだ 苦しみを 分かち合うのだ 未来を! 願う 願うのだ 私の炎が あなたの中に光を注ぐことを ああ!願うのだ 広がることを あなたの魂に この愛のきらめきが! 願うのだ 広がることを あなたの魂に この愛のきらめきが! 神の家!太陽よ その熱狂が私たちを貫き そして私たちを燃え立たせる! 言いようのない陶酔を人は感じたとき 自らの すべてで あるいはすべての みずからの存在のうちに それは溶けて行くのだ くちづけの中に 願う 願うのだ 私の炎が あなたの中に光を注ぐことを ああ!願うのだ 広がることを あなたの魂に この愛のきらめきが 願うのだ 広がることを あなたの魂に この愛のきらめきが (彼は再びカーテンを持ち上げる:ニクラウスが現れる) N° 8. シェーナとクープレ 【ニクラウス】 (奥に現れて) やっぱりな!ぼくは予想してたよ ここで見つけられると! 【ホフマン】 (カーテンを急いで落とし) シーッ! 【ニクラウス】 なぜさ?あそこはあの美しいオランピアが呼吸してる場所だろ! 行けよ!君 じっくりと見るんだ! 【ホフマン】 あれは天使さ そう 私は彼女を愛してる! 【ニクラウス】 待てよ 彼女のことをもっとよく知るまで 【ホフマン】 あの魂は愛する者には簡単に分かるのさ 【ニクラウス】 (からかうように) 何だって!一目見ただけでかい あの窓から? 【ホフマン】 一目で十分さ 天を抱きしめるには! 【ニクラウス】 なんて熱情だ! 少なくとも彼女は知ってるのかい 君が彼女を愛してることを? 【ホフマン】 いいや! 【ニクラウス】 手紙を書けよ! 【ホフマン】 とでもできない 【ニクラウス】 哀れな子羊よ!…告白したらいい! 【ホフマン】 危険なことは同じさ 【ニクラウス】 それじゃ歌えよ 馬鹿野郎!こんな泥沼から抜け出すために 【ホフマン】 ムッシュー・スパランツァーニは好きじゃないんだ 音楽が 【ニクラウス】 (笑って) ああ 知ってるよ すべては物理学のため 物理学のためなんだ! 人形が エナメルの目をして 扇子を目一杯動かしてる 銅でできた小さな雄鶏と 二人で一緒に歌ってた 声を合わせて 実に見事なやり方で 踊って 喋って まるで生きてるようだった 【ホフマン】 何だって?どうしてそんな歌を? 【ニクラウス】 ああ! 小さな雄鶏 ぴかぴか光って もったいぶった様子で 三度回った ひとりでに 精巧な歯車で 人形は目をくりくりさせ ため息ついて言ったのさ:あなたを愛してるわ!って シェーナ B (コッペリウスが入ってくる) 【コッペリウス】 (小声で) 吾輩だ コッペリウスだ…そっと! 気をつけて! (ホフマンに気付いて) 誰かおるぞ… 【ニクラウス】 (振り向いて) おや! 【コッペリウス】 …ありゃ誰だ?この男 何を見ておるのか? (ホフマンの肩越しに覗き込んで) 吾輩たちのオランピアか!結構! 【ニクラウス】 (独白) こいつらのオランピアって! 【コッペリウス】 (声を上げて、ホフマンに) お若いの! おい!ムッシュー! 何も聞いとらん (そっと肩を叩いて) ムッシュー! (強めに叩いて) ムッシュー! 【ホフマン】 (振り向いて) 何だ? 【コッペリウス】 吾輩の名はコッペリウス 友人である ムッシュー・スパランツァーニの (ホフマンはお辞儀する) ご覧あれ この気圧計を 湿度計を 温度計を お安くしておくぞ ただし現金でだが ご覧あれ 満足いただけよう! (遠眼鏡や眼鏡 オペラグラスなどがいっぱい入ったバッグをぶちまける) これらの眼鏡のそれぞれは 物を黒玉のように黒く見せたり あるいは白く見せたりするのだ ミンクのように ミンクのように 暗くしたり 暗くしたり 明るくしたり! 吾輩は持っておる 目を 本物の目を 生きている目を 炎の目を 素晴らしい目を それは届くのだ まっすぐ魂の奥底に さらには多くの場合 それは 貸し与えることができる その力を それを持たぬ者に 吾輩は持っておる 目を 本物の目を 生きておる 炎の目を 吾輩は持っておる 目を 美しい目を そうだ! 君は見てみたいか 女性の心を? それが清純か それとも汚れておるのかを? それともお望みかね 見ることを それを真っ白く 本当は真っ黒であっても? お取りなさい 君は見られるぞ 君が望むものを お取りなさい 吾輩の目を 吾輩の生きた目を 吾輩の炎の目を 吾輩の目を 魂を貫く お取りなさい 吾輩の目を! 【ホフマン】 本当のことを言ってるのか? 【コッペリウス】 見てみなさい! 【ホフマン】 貰おう! 【コッペリウス】 3デュカじゃ! 【ホフマン】 (カーテンを持ち上げて覗く) 凄いぞ!全能の神よ!なんという優美さが 照らしているのだ 彼女の顔を! 【コッペリウス】 (繰り返して) 3デュカじゃ! 【ホフマン】 愛しき天使よ あなたなのか? 【コッペリウス】 3デュカじゃ! (ニクラウスはコッペリウスのところに行き彼に金を与える) 【ホフマン】 ああ!なぜ私から奪うのだ あの姿を 幸せと愛の? (スパランツァーニが手をこすりながら入って来る) 【スパランツァーニ】 (コッペリウスを見て) おや!お前は? 【コッペリウス】 親愛なる師匠! 【スパランツァーニ】 なぜだ!合意はできてるはず… 【コッペリウス】 何も記録はありませんぞ 【スパランツァーニ】 しかし… 【コッペリウス】 とぼけてますな! 金があなたの上に雨と降るんですぞ 吾輩はすべて山分けしたいのです 【スパランツァーニ】 わしが父親ではないのかね オランピアの? 【コッペリウス】 失敬!彼女は持っているのですぞ 吾輩の目を 【スパランツァーニ】 (ほとんど話すように) 小声で…小声で…小声で! (独白) こやつの目か!…こやつに都合が良いことに わしは知らんのだ こやつの秘密を しかし待てよ!そうだ! (声を上げて) お前はさらに欲しくないかね 五百デュカを? 【コッペリウス】 欲しいですとも 五百デュカなら! 【スパランツァーニ】 書面でわしに譲り渡してくれるかね この娘の目を 体全体と同じように そうすればここにお前の金がある ユダヤ人エリアスの 【コッペリウス】 エリアス? 【スパランツァーニ】 確かな実業家だよ 【ホフマン】 (小声で ニクラウスに) 何の取引を彼らはしてるんだろう? 【コッペリウス】 いいでしょう 言われた通りで! (彼は自分の書類に書き込み 彼らは互いの文書を交換する) 【スパランツァーニ】 結構 結構 (彼らはお互いに抱き合う) 【スパランツァーニ コッペリウス】 親愛なる友よ! 【スパランツァーニ】 (独白) 行け とっとと 行って金を払ってもらえ! 【コッペリウス】 ところで いいアイデアが! 結婚させましょう オランピアを! (ホフマンを指して) あそこの若い恋狂いが あなたにそれをお願いしとりませんでしたかな? (彼らは再びお互いに抱き合う) 【スパランツァーニ コッペリウス】 親愛なる友よ! (コッペリウスは奥に下がる) 【コッペリウス】 (冷笑しながら去って行く) ハ!ハ!ハ!ハ!ハ!ハ! 【スパランツァーニ】 (ホフマンへ) 物理学だよ 君ぃ! 【ホフマン】 (当惑し 独白) ああ!こりゃマニアックだ! 【コシニーユ】 (奥に現れて) ムッシュー あち ららに み みな さん 揃って! N° 9. コーラス シェーナとクープレ 【ゲストたちのコーラス】 いや どんなホストでも 全くのところ できませんよ 本当に これほどの豪華なもてなしは 良い趣味で この方の家は輝いていますぞ この方の家は輝いていますぞ あらゆるものがここに あらゆるものがここにあります さあ ムッシュー・スパランツァーニ ああ!さあ ムッシュー さあ ムッシュー・スパランツァーニ ご紹介ください あなたのお嬢さまを みな言っていますよ とても素敵な方だと やさしくて 完全無欠だと 私たちは食事も楽しみですよ お嬢さまを拝見したあとの いや どんなホストでも 全くのところ できませんよ 本当に これほどの豪華なもてなしは 良い趣味で この方の家は輝いていますぞ この方の家は輝いていますぞ あらゆるものがここに あらゆるものがここにあります あらゆるものがここに 本当に あらゆるものがここにあります 【スパランツァーニ】 ご満足いただけましょう みなさま 一瞬ののちに (彼はコシニーユについて来るように合図して一緒に出て行く ゲストたちはスパランツァーニの家を賞賛しながらグループでそぞろ歩く) 【ニクラウス】 (ホフマンに近づいて) やっとぼくらにも見られるんだね あの奇蹟が あの奇蹟が 比類のない! 【ホフマン】 静かに!彼女があそこに! (スパランツァーニがオランピアを連れて入ってくる コシニーユが彼らに従う 全員興味を引かれる) 【スパランツァーニ】 紳士淑女のみなさん ご紹介しましょう わが娘 オランピアを 【ゲストたちのコーラス】 素敵だ!素敵だ! 素敵だ!素敵だ! 彼女はとても美しい目をしているぞ そのプロポーションもばっちりだ ご覧 あの着こなしを まったく欠けているところがない 彼女はとても美しい目をしているぞ そのプロポーションもばっちりだ ご覧 あの着こなしを 本当に 彼女はとても素晴らしい! 【ホフマン】 (オランピアを見つめて) ああ!彼女はなんて愛らしいんだ 【ニクラウス】 チャーミングだな!例えようないほどに! 【スパランツァーニ】 (オランピアへ) 大したものだぞ お前は! 【ニクラウス】 本当に 彼女はとても素晴らしい! 【ゲストたちのコーラス】 彼女はとても美しい目をしているぞ そのプロポーションもばっちりだ ご覧 あの着こなしを まったく欠けているところがない 本当に 本当に 彼女はとても素晴らしい! 本当に 本当に 彼女はとても素晴らしい!彼女はとても素晴らしい! 彼女はとても素晴らしい!彼女はとても素晴らしい! とても素晴らしい! 【スパランツァーニ】 紳士淑女のみなさん 誇りとしまして 皆様方の歓呼に なおもいっそう熱烈なる 新しい賞賛を勝ち得ますために わが娘は 応じますぞ あなた方のあらゆる気まぐれに さあ よろしければ… 【ニクラウス】 (独白) 新しい趣向に移るんだな! 【スパランツァーニ】 あなた方に素晴らしいアリアを歌います 合わせて見せましょう この声は 類い稀なる才能で クラブサンでも ギターでも またはハープでも お好みのままに 【コシニーユ】 (舞台の奥から 裏声で) ハープで! 【声】 (舞台裏からコシニーユの声に答えて) ハープで! 【スパランツァーニ】 結構! コシニーユ 行って取って来なさい ハープを ハープを わが娘の 【ホフマン】 (独白) 彼女の声が聞けるんだ おお 喜びよ! 【ニクラウス】 (独白) おお 狂った情熱よ! 【スパランツァーニ】 (オランピアへ) うまくコントロールしなさい お前の感情を わが子よ! (彼は彼女の肩に触れる) 【オランピア】 ウィ ウィ 【コシニーユ】 (ハープを持って来る) こ こちらに! 【スパランツァーニ】 (オランピアの隣に座って 彼女のハープを自分の前に置く) 皆さま方 ご注目を! 【コシニーユ】 ご ご注目! 【ゲストたちのコーラス】 注目!注目! (スパランツァーニはハープで伴奏する) 【オランピア】 コトリ タチ ハ モリ ノ ナカ デス ソラ ニハ キョウ ノ オヒサマ ミンナ ハナシ カケルノ デス オトメ ニ ミンナ ハナシ カケルノ デス オトメ ニ アイ ヲ! アア! ミンナ ハナシ カケルノ デス アイ ヲ! アア!コレ ガ シャンソン ナノ デス ステキ ナ シャンソン ナノ デス オランピア ノ!オランピア ノ! アア!…アア!… アア!…アア!…アア!…アア!…アア! (コシニーユはオランピアの肩に触れる:ぜんまいの音) コレ ガ シャンソン ナノ デス ステキ ナ シャンソン ナノ デス オランピア ノ!オランピア ノ! アア!…アア!… 【ゲストたちのコーラス】 これがシャンソンなんだ オランピアの シャンソンなんだ オランピアの これがシャンソンなんだ オランピアの 【オランピア】 …アア!…アア!…アア!.. ミンナ ウタウ モノ ヒビク モノ ソシテ タメイキ ツク モノ スベテ ガ ユサブル ノ デス コノ ココロ ヲ フルエテ イル ユサブル ノ デス コノ ココロ ヲ フルエテ イル アイ デ! アア!…アア!… フルエテ イル アイ デ! アア! コレ ガ シャンソン ナノ デス カワイイ シャンソン ナノ デス オランピア ノ!オランピア ノ! アア!…アア!… アア!…アア!… コレ ガ シャンソン ナノ デス カワイイ シャンソン ナノ デス オランピア ノ!オランピア ノ! アア!…アア!… 【ゲストたちのコーラス】 これがシャンソンなんだ オランピアの シャンソンなんだ オランピアの これがシャンソンなんだ オランピアの! 【オランピア】 アア!…アア!…アア!.. 【ホフマン】 ああ!友よ!なんて歌声だろう! 【ニクラウス】 凄い音域だ!凄い音域だ! (コシニーユはハープを持って行く 皆がオランピアに駆け寄る 彼女は感謝の念を左右の手を交互に動かして示す ホフマンは嬉しそうに彼女を見ている 一人の召使がスパランツァーニに一言二言話しかける) 【スパランツァーニ】 さあ みなさん お手をご婦人方に! 晩餐の用意ができました! 【ゲストたちのコーラス】 晩餐!晩餐!晩餐! これはいいぞ! 【スパランツァーニ】 もしお望みでなければですが 最初に踊る方を? 【ゲストたちのコーラス】 いや!いや!晩餐がいいです! それから踊ります 踊ります! 【スパランツァーニ】 ではお望みのように! 【ホフマン】 (オランピアへ近づいて) よろしいですか?… 【スパランツァーニ】 (さえぎって) 彼女は少し疲れておる 待ちたまえ 舞踏会まで (彼はオランピアの肩に触れる) 【オランピア】 ウィ!ウィ! 【スパランツァーニ】 見ての通りだ!それまで 君にお願いしてもいいかね 相手をしてもらうことを わしのオランピアの? 【ホフマン】 おお 幸せ! 【スパランツァーニ】 (独白 笑いながら) 見ものだな こいつが何をささやくか! 【ニクラウス】 (スパランツァーニに) 彼女は食べないのですか? 【スパランツァーニ】 食べんよ! 【ニクラウス】 (独白) 詩的な魂だ! (スパランツァーニは一瞬だけオランピアの後ろを通り過ぎる ばねを巻く音が聞こえる ニクラウスは振り向く) 【ニクラウス】 何だろう? 【スパランツァーニ】 何もない!物理学だよ!ああ!君ぃ! 物理学だ! (彼はオランピアを肘掛け椅子に連れて行き そこに彼女を座らせると ゲストたちと一緒に出て行く) 【コシニーユ】 で できております 晩餐の準備が! 【ゲストたちのコーラス】 晩餐がわれらを待っている われらを待っている! いや どんなホストでも 全くのところ できませんよ 本当に これほどの豪華なもてなしは これほどの豪華な! いや どんなホストでも 全くのところ これほどの豪華なもてなしは これほどの豪華な! N° 10. ロマンス 【ホフマン】 (ひとり) みんなやっと出て行った! ああ!一息つける! やっとだ!やっと二人っきりに! (オランピアへ近づいて) 私はあなたにお話したいことが! おお私のオランピア あなたを讃えさせてください あなたの魅惑のまなざしで 私を酔わせてください! (彼は彼女の肩に触れる) 【オランピア】 ウィ!ウィ! 【ホフマン】 これは夢ではないでしょうか 熱情から生まれた? 私には思えました 見えたように ため息が あなたの唇から洩れるのを! (同じ動作) 【オランピア】 ウィ!ウィ! 【ホフマン】 甘い告白 私たちの愛の誓い! あなたは私のものです! 私たちの心は結ばれたのです 永遠に! ああ!あなたは感じていますか 告げてください この永遠の喜びを 沈黙していた心の? 生きて ひとつの魂になって そして一緒にひとつの翼で 飛び立つのです 天国へと! どうか どうか 私の炎で 注がせてください あなたの中にこの光を! ああ!注がせてください あなたの魂に この愛のきらめきを! 注がせてください あなたの魂に この愛のきらめきを! N° 11. シェーナ (彼は情熱的にオランピアの手を握る すると彼女はまるでばねによって動かされたかのように突然立ち上がり 舞台を違う方向に横切って そして最後に手でタペストリーを除けることもなく奥の戸口から出て行く) 【ホフマン】 (動き出したオランピアを追いかけて) 私から逃げるのですか?何をしたと言うのです? あなたは私に答えてくれないのですか? 話して!私はあなたを怒らせたのですか? ああ!私は追いかけます あなたの後を! (ホフマンがオランピアのあとを追おうとするときニクラウスが現れる) 【ニクラウス】 (ホフマンへ) おい!愚か者!君の情熱を鎮めろよ! ぼくたちに酔えって言うのか 君なしで? 【ホフマン】 (陶酔して) ニクラウス 私は彼女に愛されているんだ! 愛されて!全能の神よ! 【ニクラウス】 全くもう!君が知ったらなあ みんなが何て言ってるかを あの美少女のことを! 【ホフマン】 何て言ってるんだ? 何て? 【ニクラウス】 彼女が死んでいるって 【ホフマン】 そんな馬鹿な! 【ニクラウス】 …少なくとも生きてはいないと! 【ホフマン】 (陶酔して) ニクラウス 私は彼女に愛されているんだ! 愛されて!全能の神よ! (彼は急いで出ていく ニクラウスは彼を追う) 【コッペリウス】 (左側の小さな扉から荒々しく入ってくる) 泥棒め!山賊め!なんたる不面目! エリアスは破産しておったではないか! よし!吾輩は見つけるぞ よい機会を わが復讐のためのな! 騙しおって!騙しおって!吾輩を!殺してやる 誰か! (背景のタペストリーが割れてコッペリウスはオランピアの部屋に忍び込む) N° 12. フィナーレ 【スパランツァーニ】 さあ ワルツの踊り子たちです! 【コシニーユ】 さあ リットルネッロです! 【ホフマン】 (オランピアへ) あれはワルツです 私たちを呼んでいる! 【スパランツァーニ】 (オランピアへ) 取りなさい この人の手を わが子や! (彼は彼女の肩に触れる) さあ! 【オランピア】 ウィ!ウィ! (ホフマンとオランピアはワルツを踊る 彼らはギャラリーの一番奥に消える) 【ゲストたちのコーラス】 彼女は踊ってる リズミカルに それは素晴らしい 驚異的だ! よけろ!よけろ! 彼女が通り過ぎるぞ 彼女は風を切る 閃光のように! 彼女は踊ってる リズミカルに それは素晴らしい 驚異的だ! よけろ!よけろ! 彼女が通り過ぎるぞ 彼女は風を切る 閃光のように! 【ホフマン】 (舞台裏で) オランピア! 【スパランツァーニ】 止めろ!彼らを止めてくれ! 【ゲストたちのコーラス】 われらの誰が止められようか? (ホフマンとオランピアは舞台に再び現れ どんどん速くワルツを踊る ニクラウスが彼らを止めようと駆け寄るが 激しく押しのけられて何度か転げながら椅子の上に倒れ込む) 【ニクラウス】 あの娘はへし折ってしまうぞ 彼の頭を! ええい!この悪魔め! 【ゲストたちのコーラス】 あぶない! 【スパランツァーニ】 (急いで続けて駆け寄り) 止まれ! (彼はオランピアの肩に触れ彼女は突然止まる 気絶したホフマンはソファーに倒れ込む) いいぞ! もういい もういい わが娘よ! (彼は右の方を向くオランピアに触れる) 【オランピア】 ウィ!… 【スパランツァーニ】 もうワルツはだめだ! 【オランピア】 ウィ! 【スパランツァーニ】 もういい もういい わが娘よ! おい コシニーユ 連れて帰れ この娘を! 【コシニーユ】 行き きましょう!行き きましょう!さあ! 【オランピア】 ウィ!アア!…アア!… 【ゲストたちのコーラス】 彼女はとても素晴らしい! (オランピアは右へ去って行く 続いてコシニーユ) 【ニクラウス】 (悲しそうな声でホフマンを見て) 彼は死んでしまったのか? 【スパランツァーニ】 (ホフマンを診て) いいや!簡潔に言えば 彼の眼鏡だけが壊れておる 戻るぞ 意識が 【ゲストたちのコーラス】 哀れな若者だ!哀れな若者だ! 【ニクラウス】 戻るぞ 意識が 【ゲストたちのコーラス】 哀れな若者だ!哀れな若者だ! 【コシニーユ】 (舞台裏で) あっ! (彼は舞台に現れる 動揺した様子である) 【スパランツァーニ】 何ごとだ? 【コシニーユ】 メガネをかけた男が あそこに! 【スパランツァーニ】 何ということだ!オランピア! 【ホフマン】 オランピア! (スパランツァーニは駆け出そうとする 舞台裏でばねが弾け ぶつかる音が聞こえる) 【スパランツァーニ】 ああ!大変だ!彼女が壊れた! 【ホフマン】 (起き上がり それから右手に消える) 壊れた? 【コッペリウス】 (大声で笑いながら登場) ハ!ハ!ハ!ハ!そうだ 粉々にな! 【スパランツァーニ】 悪党! (彼らは襟を掴み合う) 【コッペリウス】 泥棒! 【スパランツァーニ】 山賊! 【コッペリウス】 異端者! 【スパランツァーニ】 無法者! 【コッペリウス】 海賊! (ホフマンが現れる 蒼ざめて怯え 肘掛け椅子に倒れ込む ニクラウスは彼を落ち着かせようとする) 【ホフマン】 自動機械だ!自動機械だ! 【ゲストたちのコーラス】 ハ! ハ! ハ!爆弾が破裂するぞ! 彼は惚れたんだ 自動機械に! 【スパランツァーニ】 哀れな自動機械よ! 【コッペリウス】 ハ!ハ!粉々になった! 【コシニーユ】 哀れな自動機械! 【ゲストたちのコーラス】 爆弾が破裂するぞ! 彼は惚れたんだ 自動機械に 【スパランツァーニ】 ああ!たいへんだ! わしの哀れな自動機械は壊れてしまった! 【コッペリウス】 哀れな自動機械は壊れた! ハ!ハ!ハ!ハ!ハ!ハ!ハ! 【コシニーユ】 爆弾が炸裂する!自動機械の! 【ゲストたちのコーラス】 彼は惚れたんだ 自動機械に 彼は惚れたんだ 自動機械に 【スパランツァーニ】 壊れてしまった!壊れて! 悪党! 異端者!悪党!異端者! 【コッペリウス】 粉々になった!粉々に!粉々に! 泥棒!山賊!泥棒!山賊! 【ゲストたちのコーラス】 彼は惚れたんだ 自動機械に 彼は惚れたんだ 自動機械に!自動機械に! 【スパランツァーニ】 悪党! 異端者! 哀れな自動機械が!哀れな自動機械が! 【コッペリウス】 山賊! ハ!ハ!ハ!ハ!ハ!ハ!ハ! 哀れな自動機械よ! Acte II OLYMPIA Un riche cabinet de Physicien, donnant dans une galerie dont les portes sont closes par des tapisseries; portes latérales fermées également par des portières. Le théâtre est éclairé par des bougies. A Scène SPALANZANI (Il tient la portière de droite soulevée) Là!… dors en paix. (Il vient sur le devant de la scène eu se frottant les mains) Eh! Eh! sage, modeste et belle! Je rentrerai, par elle, dans les cinq-cents ducats que la banqueroute Du juif Elias me coûte! Reste Coppélius dont la duplicité Pour avoir de moi quelque somme, Peut réclamer des droits à la paternité. Diable d’homme! il est loin, par bonheur! (Hoffmann paraît) SPALANZANI (à Hoffmann) Ah! Bonjour! Enchanté! HOFFMANN Je viens trop tôt, peut-être? SPALANZANI Comment donc, un élève! HOFFMANN Indigne de son maître! SPALANZANI Trop modeste, en veritè! Plus de vers, plus de musique, Et vous serez, en physique, Professeur de faculté! Vous connaîtrez ma fille Un sourire angélique! (solennel) La physique est tout, mon cher! Olympia vaut très cher! HOFFMANN (à part) Quel rapport la physique a-t-elle avec sa fille? SPALANZANI (appelant) Holà! Eh! Cochenille! (à Cochenille) Fais allumer partout! COCHENILLE (paraît) Et… le… champagne? SPALANZANI Attends, suis-moi. (à Hoffmann) Pardon, mon cher, je reviens dans l’instant. (Spalanzani et Cochenille sortent) N° 7. Récit et Romance HOFFMANN Allons! courage et confiance, Je deviens un puit de science, Il faut tourner selon le vent Pour mériter celle que j‘aime, Je saurai trouvez en moi-même L’étoffe d’un savant. Elle est là… Si j’osais!… (Il soulève doucement la portière à sa droite) C’est elle! Elle sommeille! Elle sommeille! Qu’elle est belle! Ah! vivre deux, n’avoir qu’une même espérance, Un même souvenir! Partager le bonheur, partager la souffrance, partager la souffrance, oui, la souffrance, Partager l’avenir! Laisse, laisse ma flamme Verser en toi le jour. Ah! Laisse éclore ton âme Aux rayons de l’amour! Laisse éclore ton âme Aux rayons de l’amour. Foyer divin! Soleil dont l’ardeur nous pénètre Et nous vient embraser! Ineffable délire ou l’on sent tout son être, ou l’on sent tout son être oui, tout son être Se fondre en un baiser. Laisse, laisse ma flamme Verser en toi le jour. Ah! Laisse éclore ton âme Aux rayons de l’amour, Laisse éclore ton âme Aux rayons de l’amour. (Il soulève de nouveau la portière Nichlausse paraît) N° 8. Scène et Couplets NICKLAUSSE (paraissant au fond) Par Dieu! j’étais bien sûr de te trouver ici! HOFFMANN (laissant tomber brusquement la portière) Chut! NICKLAUSSE Pourquoi? C’est là que respire la belle Olympia! Va! mon enfant, admire! HOFFMANN C’est un ange, oui, je l’adore! NICKLAUSSE Attends à la connaître mieux. HOFFMANN L’âme qu’on aime est aisée à connaître. NICKLAUSSE (railleur) Quoi! d’un regard, par la fenêtre? HOFFMANN Il suffit d’un regard pour embrasser les cieux! NICKLAUSSE Quelle chaleur! Au moins sait-elle que tu l’aimes? HOFFMANN Non! NICKLAUSSE Écris-lui! HOFFMANN Je n’ose pas. NICKLAUSSE Pauvre agneau!… parle-lui! HOFFMANN Les dangers sont les mêmes. NICKLAUSSE Alors chante, morbleu! pour sortir d’un tel pas. HOFFMANN Monsieur Spalanzani n’aime pas la musique. NICKLAUSSE (riant) Oui, je sais, tout pour la physique, pour la physique! Une poupée aux yeux d’émail Jouait au mieux de l’éventail Auprès d’un petit coq en cuivre. Tous deux chantaient à l’unisson D’une merveilleuse façon, Dansaient, caquetaient, semblaient vivre. HOFFMANN Plait-il? Pourquoi cette chanson? NICKLAUSSE Ah! Le petit coq luisant et vif, Avec un air rébarbatif, Tournait par trois fois sur lui-même. Par un rouage ingénieux La poupée en roulant les yeux, Soupirait et disait Je t’aime! B Scène (Coppélius entre) COPPÉLIUS (à demi-voix) C’est moi, Coppélius… doucement! prenons garde! (apercevant Hoffmann) Quelqu’un… NICKLAUSSE (se retournant) Hein! COPPÉLIUS …que’est-ce donc? que ce monsieur regarde? (regardant par d’essus l’epaule d’Hoffmann) Notre Olympia! fort bien! NICKLAUSSE (à part) Leur Olympia! COPPÉLIUS (élevant la voix; à Hoffmann) Jeune homme! Eh! Monsieur! Il n’entend rien. (lui tapant doucement sur l’épaule) Monsieur! (tapant plus fort) Monsieur! HOFFMANN (se retournant) Plait-il? COPPÉLIUS Je me nomme Coppélius, Un ami de Monsieur Spalanzani (Hoffmann salue) Voyez ces baromètres, Hygromètres, Thermomètres, au rabais, Mais au comptant; Voyez, vous en serez content! (vidant à terre son sac rempli de lorgnons, de lunettes et de lorgnettes) Chacun de ces lorgnons rend noir comme le jais, Ou blanc comme l’hermine, comme l’hermine; Assombrit, assombrit, illumine! J’ai des yeux, de vrais yeux, des yeux vivants, des yeux de flamme, Des yeux merveilleux qui vont jusques au fond de l’âme Et qui même en bien des cas En peuvent prêter une A ceux qui n’en ont pas J’ai des yeux, de vrais yeux vivants, des yeux de flamme, J’ai des yeux, de beaux yeux. Oui! Veux-tu voir le coeur d’une femme! S’il est pur ou s’il est infâme? Ou bien préfères-tu le voir, Le voir tout blanc quand il es noir? Prends et tu verras ce que tu voudras. Prenez mes yeux, mes yeux vivants, mes yeux de flamme, Mes yeux qui percent l’âme, prenez mes yeux! HOFFMANN Dis-tu vrai? COPPÉLIUS Voyez! HOFFMANN Donne! COPPÉLIUS Trois ducats!… HOFFMANN (soulevant la portière et regardant) Juste ciel! Dieu puissant! quelle grâce rayonne sur son front! COPPÉLIUS (continuant) Trois ducats! HOFFMANN Cher ange, est-ce bien toi? COPPÉLIUS Trois ducats! (Nicklausse va vers Coppélius et lui donne les ducats) HOFFMANN Ah! pourquoi me ravir cette image De bonheur et d’amour? (Spalanzani entre en se frottant les mains) SPALANZANI (apercevant Coppélius) Hein! Vous? COPPÉLIUS Ce cher Maître! SPALANZANI Comment! il était convenu… COPPÉLIUS Rien d’écrit. SPALANZANI Mais… COPPÉLIUS Chimère! L’argent sur vous pleuvra dans peu, Je veux tout partager. SPALANZANI Ne suis-je pas le père d’Olympia? COPPÉLIUS Pardon! Elle a mes yeux. SPALANZANI (presque parlé) Plus bas… plus bas… plus bas! (à part) Ses yeux!… Bien lui prend que j’ignore son secret. Mais j’y pense! oui! (haut) Voulez-vous ancore cinq-cents ducats? COPPÉLIUS Je veux bien cinq-cent ducats! SPALANZANI Qu’un écrit de vous m’abandonne Ses yeux ainsi qua toute sa personne, Et voici votre argent, sur le juif Elías. COPPÉLIUS Elias? SPALANZANI Une maison sûre. HOFFMANN (bas, à Nicklausse) Quel marché peuvent-ils conclure? COPPÉLIUS Allons, c’est dit! (Il écrit sur ses tablettes; ils échangent leurs papiers) SPALANZANI Donnat, donnat. (Ils s’embrassent) SPALANZANI, COPPÉLIUS Ce cher ami! SPALANZANI (à part) Va, maintenant, va te faire payer! COPPÉLIUS A propos, une idée! Marier donc Olympia! (montrant Hoffmann) Le jeune fou qua voilà Ne vous l’a donc pas demandée? (Ils s’embrassent encore) SPALANZANI, COPPÉLIUS Ce cher ami! (Coppélius se dirige vers le fond) COPPÉLIUS (sort en ricanant) Ah! ah! ah! ah! ah! ah! SPALANZANI (à Hoffmann) La physique, mon cher! HOFFMANN (désorienté, à part) Ah! c’est une manie! COCHENILLE (paraissant au fond) Monsieur, voi-oi-là tou-oute la compagnie! N° 9. Chœurs, Scène et Couplets LE CHŒUR DES INVITÉS Non aucun hôte vraiment, non, mais vraiment Ne reçoit plus richement, Par le goût sa maison brille, sa maison brille; Tout s’y trouve, tout s’y trouve réuni. Ca, monsieur Spalanzani, Ah! ça, monsieur, ça monsieur Spalanzani, présentez-nous votre fille. On la dit faite à ravir, Aimable, exempt de vices; Nous comptons nous rafraîchir Après quelques exercices Non, aucun hôte vraiment, Non mais vraiment. Ne reçoit plus richement Par le goût sa maison brille, sa maison brille; Tout s’y trouve, tout s’y trouve réuni Tout s’y trouve, réuni, tout s’y trouve réuni. SPALANZANI Vous serez satisfaits, messieurs, dans un moment. (Il fait signe à Cochenille de le suivre et sort avec lui. Les invités se proménent par groupes en admirant la demeure de Spalanzani) NICKLAUSSE (s’approchant d’Hoffmann) Enfin nous allons voir de près cette merveille, Cette merveille sans pareille! HOFFMANN Silence! la voici! (Entrée de Spalanzani conduisant Olympia. Cochenille les suit. Curiosité générale) SPALANZANI Mesdames et messieurs, je vous présente Ma fille Olympia. LE CHŒUR DES INVITÉS Charmante! charmante! charmante! charmante! Elle a de très beaux yeux; Sa taille est fort bien prise; Voyez comme elle est mise, Il ne lui manque rien. Elle a de très beaux yeux, Sa taille est fort bien prise; Voyez comme elle est mise, Vraiment, elle est très bien! HOFFMANN (contemplant Olympia) Ah! qu’elle est adorable! NICKLAUSSE Charmante! incomparable! SPALANZANI (à Olympia) Quel succès est la tien! NICKLAUSSE Vraiment elle est très bien! LE CHŒUR DES INVITÉS Elle a de très beaux jeux, Sa taille est fort bien prise, Voyez comme elle est mise, Il ne lui manque rien. Vraiment, vraiment. Elle est très bien! Vraiment, vraiment. Elle est très bien! elle est très bien! Elle est très bien! elle est très bien! Très bien! SPALANZANI Mesdames et messieurs, fière de vos bravos, Et surtout impatiente D’en conquérir de nouveaux, Ma fille, obéissant à vos moindres caprices, Va s’il vous plaît… NICKLAUSSE (à part) Passer à d’autres exercices! SPALANZANI Vous chanter un grand air En suivant de la voix, Talent rare, Le clavecin ou la guitare, Ou la harpe, à votre choix. COCHENILLE (au fond du théâtre, en voix de fausset) La harpe! Une voix (répond dans la coulisse à la voix de Cochenille) La harpe! SPALANZANI Fort bien! Cochenille, va vite nous chercher la harpe, la harpe de ma fille. HOFFMANN (à part) Je vais l’entendre, Ô joie! NICKLAUSSE (à part) Ô folle passion! SPALANZANI (à Olympia) Maitrîse ton émotion, mon enfant! (Il lui touche l’épaule) OLYMPIA Oui, oui. COCHENILLE (apporte la harpe) Voi-oil-là! SPALANZANI (s’asseyant auprès d’Olympia et plaçant sa harpe devant lui) Messieurs attention! COCHENILLE Attention! LE CHŒUR DES INVITÉS Attention! Attention! (Spalanzani accompagnant sur la harpe) OLYMPIA Les oiseaux dans la charmille, Dans les cieux l’ astre du jour, Tout parle à la jeune fille, Tout parle à la jeune fille D’amour! Ah! Tout parle d’amour! Ah! voilà la chanson gentille, La chanson d’Olympia! d’Olimpia! Ah!… ah!… Ah!… ah!… ah!… ah!… ah! (Cochenille touche l’épaule d’Olympia bruit d’un ressort) Voilà la chanson gentille, La-chanson d’Olympia, d’Olimpia! Ah!… ah!… LE CHŒUR DES INVITÉS C’est la chanson d’Olympia, La chanson d’Olympia, C’est la chanson d’Olympia. OLYMPIA …Ah!… ah!… ah!… Tout ce qui chante et résonne, Et soupire tour à tour, Émeut son coeur qui frissonne, Émeut son coeur qui frissonne D’amour! Ah!… ah!… Frissonne d’amour! Ah! Voilà la chanson mignonne, La chanson d’Olympia, d’Olympia! Ah!… ah!… Ah!… ah!… Voilà la chanson mignonne, La chanson d’Olympia, d’Olympia! Ah!… ah!… LE CHŒUR DES INVITÉS C’est la chanson d’Olympia, La chanson d’Olympia, C’est la chanson d’Olympia! OLYMPIA Ah!… ah!… ah!… HOFFMANN Ah! mon ami! quel accent! NICKLAUSSE Quelles gammes! quelles gammes! (Cochenille a enlevé la harpe et tout le monde s’est empressé autour d’Olympia qui remercie tour à tour de la main droite et de la main gauche. Hoffmann la contemple avec ravissement. Un laquais vient dire quelques mots à Spalanzani) SPALANZANI Allons, messieurs, La main aux dames! Le souper nous attend! LE CHŒUR DES INVITÉS Le souper! le souper! le souper! bon cela! SPALANZANI À moins qu’on ne préfère danser d’abord? LE CHŒUR DES INVITÉS Non! non! le souper bonne affaire! Ensuite on dansera, on dansera! SPALANZANI Comme il vous plaira! HOFFMANN (s’approchant à Olympia) Oserai-je?… SPALANZANI (intervenant) Elle est un peu lasse; attendez le bal. (Il touche l’épaule d’Olympia) OLYMPIA Oui! oui! SPALANZANI Vous voyez! jusque-là Voulez-vous me faire la grâce De tenir compagnie à mon Olympia? HOFFMANN Ô bonheur! SPALANZANI (à part, en riant) Nous verrons ce qu’il lui chantera! NICKLAUSSE (à Spalanzani) Elle no soupe pas? SPALANZANI Non! NICKLAUSSE (à part) Âme poétique! (Spalanzani passe un moment derrière Olympia. On entend de nouveau le bruit d’un ressort qu’on remonte. Nicklausse se retourne) NICKLAUSSE Plaît-il? SPALANZANI Rien! la physique! ah! monsieur! La physique! (Il conduit Olympia à un fauteuil et l’y fait asseoir, puis il sort avec les invités) COCHENILLE Lee souper vouous attend! LE CHŒUR DES INVITÉS Le souper nous attend, nous attend! Non, aucun hôte vraiment, Non mais vraiment. Ne reçoit plus richement, plus richement! Non, aucun hôte vraiment, Ne reçoit plus richement, plus richement! N° 10. Romance HOFFMANN (seul) Ils se sont éloignés enfin! ah! je respire! Seuls! seuls tous deux! (s’approchant à Olympia) Que j’ai de choses à te dire! O mon Olympia, laisse-moi t’admirer! De ton regard charmant laisse-moi m’enivrer! (Il lui touche l’épaule) OLYMPIA Oui! oui! HOFFMANN N’est-ce pas un rêve enfanté par la fièvre? J’ai cru voir un soupir s’échapper de ta lèvre! (Même jeu) OLYMPIA Oui! oui! HOFFMANN Doux aveu, gage de nos amours! Tu m’appartiens! Nos coeurs sont unis pour toujours! Ah! comprends-tu, dis-moi, Cette joie éternelle Des coeurs silencieux? Vivants, n’être qu’une âme Et du même coup d’aile nous élancer aux cieux! Laisse, laisse ma flamme verser en toi le jour! Ah! laisse éclore ton âme aux rayons de l’amour! Laisse éclore ton âme aux rayons de l’amour! N° 11. Scène (Il presse la main d’Olympia avec passion; celle-ci, comme si elle était mue par un ressort, se lève aussitôt, parcourt la scène en différents sens et sort enfin par une des portes du fond, sans se servir de ses mains pour écarter la tapisserie) HOFFMANN (suit Olympia dans ses évolutions) Tu me fuis? qu’aije-fait? Tu ne me réponds pas? Parle! t’ai-je irritée? Ah! je suivrai tes pas! (Au moment où Hoffmann va s’éloigner à la suite d’Olympia, Nicklausse paraît) NICKLAUSSE (à Hoffmann) Eh! morbleu! modère ton zèle! Veux-tu qu’on se grise sans toi? HOFFMANN (avec ivresse) Nicklausse, je suis aimé d’elle! Aimé! Dieu puissant! NICKLAUSSE Par ma foi! si tu savais ce qu’on dit de ta belle! HOFFMANN Que peut-on dire? quoi? NICKLAUSSE Qu’elle est morte… HOFFMANN Dieu juste! NICKLAUSSE …ou ne fut pas en vie! HOFFMANN (avec ivresse) Nicklausse, je suis aimé d’elle! Aimé! Dieu puissant! (Il sort rapidement. Nicklausse le suit) COPPÉLIUS (entrant furieux par la petite porte de gauche) Voleur! brigand! quelle déroute! Elias a fait banqueroute! Va! je saurai trouver le moment opportun Pour me venger! Volé! volé! moi! je tuerai quelqu’un! (Les tapisseries du fond s’écartent. Coppélius se glisse dans la chambre d’Olympia) N° 12. Finale SPALANZANI Voici les valseurs! COCHENILLE Voici la a ritournelle! HOFFMANN (à Olympia) C’est la valse qui nous appelle! SPALANZANI (à Olympia) Prends la man de monsieur, mon enfant! (Il lui touche l’épaule) Allons! OLYMPIA Oui! oui! (Hoffmann et Olympia valsent; ils disparaissent ensuite dans le fond de la galerie) LE CHŒUR DES INVITÉS Elle danse En cadence, C’est merveilleux, Prodigieux! Place! place! Elle passe, Elle fend l’air Comme un éclair! Elle danse, En cadence, C’est merveilleux, Prodigieux! Place! place! Elle passe, Elle fend l’air Comme un éclair! HOFFMANN (dans la coulisse) Olympia! SPALANZANI Qu’on les arrête! qu’on les arrête! LE CHŒUR DES INVITÉS Qui de nous les arrêtera? (Hoffmann et Olympia reparaissent et descendent en scène en valsant de plus en plus vite. Nicklausse s’élance pour les arrêter, mais il est violemment bousculé et va tomber sur un fauteuil en tournant plusieurs fois sur lui-même) NICKLAUSSE Elle va lui casser la tête! Eh! mille diables! LE CHŒUR DES INVITÉS Patatra! SPALANZANI (s’élançant à son tour) Halte-là! (Il touche Olympia à l’épaule. Elle s’arrête subitement. Hoffmann étourdi va tomber sur un canapé) Voilà! Assez, assez, ma fille! (Il touche Olympia qui se tourne vers la droite) OLYMPIA Oui!… SPALANZANI Il ne faut plus valser! OLYMPIA Oui! SPALANZANI Assez, assez, ma fille; Toi, Cochenille, Reconduis la! COCHENILLE Va-a donc! va-a donc! va! OLYMPIA Oui! Ah!… Ah!… LE CHŒUR DES INVITÉS Elle est très bien! (Olympia sort par la droite, suivie de Cochenille) NICKLAUSSE (d’une voix dolente en regardant Hoffmann) Est-il mort? SPALANZANI (examinant Hoffmann) Non! en somme son lorgnon seul est en débris. Il reprend ses esprits. LE CHŒUR DES INVITÉS Pauvre jeune homme! Pauvre jeune homme! NICKLAUSSE Il reprend ses esprits. LE CHŒUR DES INVITÉS Pauvre jeune homme! Pauvre jeune homme! COCHENILLE (dans la coulisse) Ah! (Il entre en scène, la figure bouleversée) SPALANZANI Quoi? COCHENILLE L’homme aux lunettes, là! SPALANZANI Miséricorde! Olympia! HOFFMANN Olympia! (Spalanzani va pour s’élancer; on entend dans la coulisse un bruit de ressorts qui se brisent avec fracas) SPALANZANI Ah! terre et cieux! elle est cassée! HOFFMANN (se levant, puis disparaissant par la droite) Cassée? COPPÉLIUS (entrant en riant aux éclats) Ha! ha! ha! ha! oui, fracassée! SPALANZANI Gredin! (ils se prennent au collet) COPPÉLIUS Voleur! SPALANZANI Brigand! COPPÉLIUS Païen! SPALANZANI Bandit! COPPÉLIUS Pirate! (Hoffmann paraît, pâle et épouvanté. Il se laisse tomber sur un fauteuil. Nicklausse cherche à le calmer. Éclat de rire général) HOFFMANN Un automate! Un automate! LE CHŒUR DES INVITÉS Ha! ha! ha! la bombe éclate! Il aimait un automate! SPALANZANI Mon automate! COPPÉLIUS Ah! ah! Il est fracassè! fracassè! COCHENILLE Pauvre automate! LE CHŒUR DES INVITÉS La bombe éclate! Il aimait un automate! SPALANZANI Ah! terre et cieux! Mon pauvre automate est cassé! COPPÉLIUS Pauvre automate fracassé! Ah! ah! ah! ah! ah! ah! ah! COCHENILLE La bombe éclate! Un automate! LE CHŒUR DES INVITÉS Il aimait un automate, il aimait un automate. SPALANZANI Il est cassé! cassé! Gredin! Paien! Gredin! Paien! COPPÉLIUS Il est fracassè! fracassè! fracassé! Voleur! brigand! voleur! brigand! LE CHŒUR DES INVITÉS Il aimait un automate, Il aimait un automate! un automate! SPALANZANI Gredin! Paien! Pauvre automate! pauvre automate! COPPÉLIUS brigand! Ah! ah! ah! ah! ah! ah! ah! Pauvre automate! この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@ 藤井宏行 Offenbach,Jacques/Les Contes d Hoffmann/III+
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テキスト集トップへ戻る ミニイベント || 第一階層(1) 第一階層(2) 第二階層(1) 第二階層(2) 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層 第二階層 海嶺ノ水林(2) 7FA-1 探索隊とクジュラ B-1 野営地で待つクジュラ D-3 衛兵の忠告 D-5 倒れている衛兵 B-3 慌てた様子の衛兵 B-1 野営地のクジュラへ報告 8FA-2 蒼い岩と珊瑚の壁の抜けた先 A-5 強く気高い気配 A-6 海王 7F A-1 探索隊とクジュラ オランピアの姿を探し、樹海を進む 君たちは、以前に何度か話した クジュラと名乗る青年と出会う。 青年は君たちの存在に気がつくと 冷静な面持ちのまま、ゆっくりと 歩を進め、近付いてくる。 「元老院から伝令は届いている。 お前たちがあの女を追うんだな?」 クジュラは冷たい視線で君たちを見て ゆっくりと樹海の奥を指差す。 「衛兵隊も動員し探索中なんだが… あまり手がかりがつかめていない」 「ただ、何人かの衛兵たちの報告で あの女を発見したが魚どもに邪魔され 追えずに戻ったという情報がある」 「この水林の凶暴な魚どもが敵では 衛兵隊の連中だけでは荷が重い。 (ギルド名)よ、頼むぞ」 そこまで話すと青年は、樹海の南 扉のほうを指さして言う。 「俺はその先の広間、衛兵隊の本陣 となる野営地点で待機する。 何かあれば、報告してくれ」 彼が示した先には、確かに広間に 続くようで魔物の気配も感じない。 計画を練り、その指示を出すには、 うってつけの場所だと言えるだろう。 「俺に報告したいことや、質問などが あれば、俺の所まで来るんだな」 「…あと、探索中の衛兵と出会えたら 新しい情報が入手できるかもしれん。 樹海を注意して歩くんだな」 「俺の話はそれだけだ」そう告げると 男は君たちから視線を外し、樹海の南 野営地点へと歩き始める。 君たちは、ミッションが指示する通り この先へ進み、オランピアを探し 見つけ出さないといけない。 B-1 野営地で待つクジュラ (8Fで海珠入手前まで) 君たちは、樹海の小部屋に入り クジュラへと声をかける。 「…お前たちか。 どうした、何かあったのか?」 青年はいつも通りの冷静な目で 君たちを見つめて問い返す。 何と答えますか? オランピアについて衛兵隊について何でもない オランピアについて 「樹海の奥で冒険者を助ける少女が いるという噂なら聞いていた。 オランピアと名乗る少女だとも…」 青年はそう告げながら、己の手を じっと見つめ、何かを思い出そうと するかのように目を細める。 「…オレが初めてその噂を聞いたのは 10年以上も前のことだ。どこまでが 真実でどこまでが嘘か知らぬがな」 「…何にせよ、その女を捕まえて 聞けば色々解るはずだ。 お前たち、よろしく頼むぞ」 (「何と答えますか?」へ戻る) 衛兵隊について 君たちは、オランピア探索に来ている 衛兵隊について問いかける。青年は 苦笑しながら言葉を返す。 「…元老院のばぁさんも大げさだが それだけ怒ってるんだろうな。 だが、一個中隊は多すぎるだろう」 「オレの独断で一個小隊としたさ」 人数が多すぎても大変だしな…、と 青年は小さく呟く。 「その8割をこの海嶺の水林全域に 向かわせた。あの女を捕まえるのは 無理でも情報くらい集めるだろう」 クジュラはそこまで告げると 君たちを見て言葉を続ける。 「…とはいえ、衛兵たちの力量は お世辞にも高いとはいえん。 連中が危険なら助けてやってくれ」 青年はそう呟きながら頼むと 用は済んだとばかりに視線をそらす。 君たちは、話を続けてもいいし ここから立ち去ってもいい。 (「何と答えますか?」へ戻る) 何でもない 「そうか…。 ならば、あの女の捜索を続けてくれ」 青年はそう呟きながら頼むと 用は済んだとばかりに視線をそらす。 君たちはクジュラの言葉に従って オランピアの行方を探ってもいい。 D-3 衛兵の忠告 (ミッション「海嶺の水林に潜む死の罠を追え!」報告まで) 「この先を右にいっちゃダメだ。 もう10人…、もどらねぇんだ」 そう言って衛兵は逃げるように 走り去る。君たちは忠告を受け止め 慎重に進んでもいい。 D-5 倒れている衛兵 (ミッション「海嶺の水林に潜む死の罠を追え!」報告まで) 君たちが警戒しつつ着実に 歩を進めていると、1人の衛兵が 倒れている姿が見つかった! 駆け寄って確認してみるものの その衛兵に既に息はない。 尋常ではない力だったのだろう 易々とは破れないはずの鎧ごと 一太刀で斬り捨てられていた。 その惨劇の場に立ち竦んでいると 何かを見つけた(キャラ名)が 声を上げた。 そこにはこの衛兵を殺害した者が 浴びた返り血が点々と続いており 直進していったのが分かる。 君たちはその血を追って この道を進んでもいいし 一旦引き返してもいい。 D-5 倒れている衛兵:もう一度調べる 君たちは何か手がかりがないかと 衛兵の遺体を調べることにした。 その内、彼の手に衛兵隊に 入隊すると配られる記章が 握られていることに気が付く。 よほど大事な物なのか 息絶えて尚、それは深く 握り込まれていた。 もしかすれば、その記章があれば この遺体の人物の身元なども 分かるかもしれない。 君たちはその遺体から記章を 取ってもいいし、取らずに そこを立ち去ってもいい。 記章を取りますか? 【 Y E S 】/【 N O 】 YES 君たちは遺体を傷つけないよう 慎重に手から記章を取り出そうと 試みる。 まるでまだ生きているかのように 力強く握られたそれは渾身の力で やっと抜き取ることができた。 君たちは遺体に黙祷を捧げてから その場を去ることにした。 衛兵の記章を手に入れた NO さすがに樹海の中とはいえ 遺体に素人が触るのは不敬に 思える。 君たちは遺体に黙祷を捧げてから その場を去ることにした。 B-3 慌てた様子の衛兵 樹海をゆっくりと進む君たちの前に 慌てた様子の衛兵が現れる。 「い、いたぞ、あの女だ!」衛兵は 君たちを発見すると、安堵の表情を 浮かべながらそう告げる。 「この先の階段を下りていった。 衛兵たちも追っているが…、あんたら (ギルド名)も行ってくれ!」 衛兵はそう話すと、自分はこれから クジュラ様へ報告に向かう、と告げ その場から走り去っていく。 情報が本当だとすると君たちが探す 少女も近いということだ。 警戒しつつ勇敢に進みたまえ。 B-1 野営地のクジュラへ報告 (8Fで海珠入手後) 蒼い樹海の小部屋に傷付いた衛兵を 見守る一人の青年の姿がある。 青年は、君たちに気付くと 近付き声をかけてくる。 「無事だったか、(ギルド名)。 女を追っていったと報告は 受けているが…、どうした?」 君たちが起こったことを手短に話すと クジュラは頷き、言葉を続ける。 「…そうか。当初の目的通りに あの女を捕まえることはできなかった が…、一応の収穫はあったか」 青年は呟くと、衛兵たちに 荷物をまとめるよう指示を出す。 「俺の方でも一つ、発見があった。 互いの情報を持ち帰り、一度 出直すことにしよう」 当初の目的は達してないが クジュラは一度元老院に戻り 報告したほうがいいという。 そして青年は準備を終えた 衛兵たちを率いて、その場から 海都へと戻っていく。 君たちも一度 元老院に戻るのがいいようだ。 8F A-2 蒼い岩と珊瑚の壁の抜けた先 樹海の道なき道の奥、人が未だ 踏み入れていないであろう場所へ 君たちは進んでいく。 蒼い岩と珊瑚の壁を抜けた先で 君たちは探していた女性 オランピアの姿を発見した。 「(ギルド名)…、まだ樹海を 進み深都を目指すつもり」 オランピアはこれまでとは違い 冷たく感情のこもらない口調で 君たちに言葉を投げる。 「…命、惜しくば帰って。 深都を目指すことは死を意味する」 その言葉にあわせて、オランピアは 空に向かって手を上げる。 その動きにあわせて、珊瑚礁の奥から 一匹の魔物が現れ、君たちと 少女の間に割り込んでくる! 「無益な死は望まない。けれど あなたたちは忠告を無視し ここまで来てしまった…」 少女の手が振り下ろされるのと同時に 魔物は勢いよく襲ってくる。さあ剣を 抜き、この戦いを勝ち抜くのだ! (深海の殺戮者と戦闘) 恐ろしい魔物を屠った君たちを オランピアは信じがたい表情で 見つめ続けている…。 「…仕方ない。ならば私が………」 少女が小さく呟いた際、不意に 天空から声が響き始める。 「さがれ、深王の忠実なる僕よ。 汝が役目はそこまでだ。後は私に 任せて深王の下へ戻るのだ」 君たちの脳裏に響く不思議な声は オランピアにも聞こえているらしく 少女は不満げに頷く。 「そして小さき者よ、聞け。 我らが汝らを止めるも、訳がある」 「されど汝らは汝らの都合があろう。 それもまた仕方のないこと」 天より聞こえるその声が ゆっくりと息を吐いたその時 君たちの目の前に青い珠が現れる。 「それはこの水林を操る海珠。 それを用いて、迷宮を抜け そして我が下までくるが良い」 「海王ケトスが汝らを歓迎しよう。 それを乗り越えしとき、汝らの前に 深都が見えるであろう」 深く大きく、そして澄んだ声は ゆっくりと消えていく。 オランピアは声が収まり海珠が 君たちの手に収まったのを見ると 背後の珊瑚礁へと足を進める。 「…では、さよならだ。 (ギルド名)、もう二度と 会うこともないだろう」 言うや否や彼女は珊瑚の木々の間を 人とは思えぬ動きで駆け抜け 君たちの前から姿を消す。 君たちは、海王ケトスの情報と 謎の海珠を手に、クジュラの元へ 報告に戻ってもいい。 海珠を手に入れた A-5 強く気高い気配 君たちは扉の前に立つと、その奥から 今までに感じたことのない圧倒的な 強く気高い気配を感じる! これこそ、君たちに海珠を渡し オランピアに命を下した あの声の持ち主に違いない。 君たちは準備ができていれば 扉を開けてもいいし 一旦街へ戻るのも自由だ。 A-6 海王 「来たか、小さき者よ。 ここまで来るには覚悟もあろう」 蒼く美しい海の底…、その広間には 君たちが今までに見たこともない 巨大な鯨の姿があった! その白い鯨の澄んだ目が君たちを 見つめ、知性の光が瞬くと共に あの声が響いてくる。 「その覚悟は見事なり! されど 汝らの旅はここで終わる。最後の 相手が我であることを喜べ!」 眼前の巨体から裂帛の咆哮が上がる。 それは戦いの叫びであり、君たちは 剣を構え、その声に答えていく! (海王ケトスと戦闘) 君たちは持てる力を振り絞り 強大な相手を打ち倒した。 君たちの目の前にその巨躯は横たわり 今まさに息絶えようとしている…。 「…すまぬ、王よ。 我は約定をまもれなかった…」 弱弱しい声が君たちの頭に響く。 そしてその声は 君たちにも語りかけてくる。 「小さき…、いや、大きな者よ。 もはや止めぬ。先へ進むがいい。 そして…、真実を見ろ」 「深都へ訪れ、深王に会え。 そして、知るが良い。秘するは 秘するだけの訳があることを…」 「願わくばそれを知った汝らが 正しき未来を選び、彼にとっての 救いにならんことを…」 海王はそこまで告げると、目を閉じ 完全に意識を閉ざしてしまった。 君たちはその言葉に従い 先に進んでもいいし 街へ戻ってもいい。 8F階段下った所から9F到達までの一連の流れはミッションにあります。
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対訳 ActⅠ ActⅡ ActⅢ ActⅣ アリアへジャンプ! クラインザックの物語 オランピアの歌 舟歌 オランピアの歌(動画対訳) rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 04a91095.52a5fed9.099b93b6.2566fa26 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId= 0 ;rakuten_size= 200x200 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= off ;rakuten_auto_mode= off ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ;rakuten_ts= 1649370943387 ; 訳者より 今年(2019年)のジャック・オッフェンバック生誕200年には、大好きな彼のオペレッタから何か取り上げたいと思い、「地獄のオルフェ」や「美しきエレーヌ」、「ジェロルスタン女大公」など色々手をつけてみたのですが、ちょっと私の手に余りましたの途中で断念。最後に目をつけたのが「ホフマン物語」でした。このオペラ、未完に終わったこともあり、特に補作するのに素材が足りなかったジュリエッタの幕や最後のエピローグなどは内容的にも薄く、「娼婦なんか愛さないぞ」と強く断言していたホフマンがその直後に何の脈絡もなく娼婦ジュリエッタにメロメロになっていたり、エピローグなどはその音楽のほとんどすべてがそれまでの幕からの使い回しであったりと、完成度の高いオランピアやアントニアの幕とのアンバランスが気になるところです(それもあって当初オランピア→アントニア→ジュリエッタの順にするところ、内容的に弱いジュリエッタの幕を真ん中に持ってきてなんとかバランスを取っているのだとか)。といいつつも、1970年ごろに発見された遺稿によってそれまで上演されていた版(シューダンス版)が大きく見直され、様々な意欲的な新版による上演が1990年頃から増えてきています。この新しい版については安藤元雄さんによる意欲的な対訳があり、私が何を今さら手を出すまでもないですし(補作された部分の著作権も心配)、ここは良い対訳のない古いシューダンス版について、恐らく皆さんも一番耳にする機会が多いであろうゲッダ、デ・アンヘレス、シュワルツコップ、ロンドンなどの有名歌手を揃えたクリュイタンスの新盤のリブレットに合わせて訳して見ることにしました。これですと管理人さんも心置きなく対訳動画が作れるはずですし。 ただ、個人的には私はこのクリュイタンスの新盤、あまり好きな演奏ではありません。大物歌手ばかり揃えたおかげで重厚な音楽となってしまい、オッフェンバックの持ち味である軽妙洒脱さがかなり殺されてしまっているのと、普通メゾ歌手が起用されるホフマンの友人のニクラウス役にここではバリトンが起用されているため、主人公との様々な個所での掛け合いがどうしてもコントラスト不足になってしまって聞こえるのです。 同じクリュイタンスでも、1948年にパリ・オペラコミークと録音したSP録音では、全体に軽い声の歌手を起用していて(あの恐ろしげな悪魔ミラクル博士さえも軽妙な節回しの歌手が歌っている)、速めのテンポもあいまって実に素晴らしいオッフェンバックの世界が広がっています。フランス語の響きもとても奇麗ですので、できればこちらもこの対訳をご活用頂いて聞いてみて頂きたいところです(一部カットがありますがほぼこの対訳のままで追えると思います。他の録音も1970年代前半より古いものは大体このシューダンス版ですのでこれがお使い頂けるるでしょう) この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@ 藤井宏行 Blogs on ホフマン物語 オッフェンバック《ホフマン物語》「オランピアの歌」YouTube動画公開 オッフェンバック《ホフマン物語》対訳完成と「オランピアの歌」YouTube動画公開 → ブログをもっと読む
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世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者 part58-64,65,101~104,120,121,124~126,175~178,204~208,266~267 64 :世界樹の迷宮III:2011/06/24(金) 06 06 42.30 ID R3v5SLfu0 世界樹の迷宮III いきます 「海都」、アーモロード。 南海の中心に位置するこの海洋都市は周辺の国々との交流も盛んに繁栄を極めていた。 しかし、百年前に発生した原因不明の大地震により都市の一部が海底へ水没。 加えて、海流の乱れが周辺国への航路を遮り、海都は大打撃を被ってしまう。 人々が復興を目指す中、海底へと続く謎の大迷宮が発見される。 地下へ地下へと続くそれは豊富な資源と危険な魔物を含む不思議な迷宮だった。 海都を統治する機関『元老院』は迷宮の謎を解明すべく国外全土へ冒険者を求めた。 以来、数多の冒険者が迷宮へと挑むが、これを踏破する者はついに現れなかった。 難関の大迷宮はいつしか「世界樹の迷宮」と畏敬を込めて呼ばれるようになった。 今、プレイヤーは海都を訪れ、新たに『冒険者ギルド』を発足、世界樹の迷宮へ挑戦するのだった… ・元老院 アーモロードにおける権力機関。 詳しい人員構成は不明だが、プレイヤーは専ら院を取り纏める老婆と謁見することになる。 元老院のさらに上には見た目麗しき姫君がいるらしい。 ・冒険者ギルド 世界樹の迷宮へ挑む冒険者たちが組むグループ。 プレイヤーが所属する他にも多くのギルドが存在し、全てが『ギルド長』に管理されている。 ・ギルド長 海都の冒険者ギルドを一手に引き受けるギルド長。 浅黒い肌と髭、アラビア風の衣装を着る中年男性。 自称、凄腕の剣士らしいが、最近はデスクワークばかりで苦労しているらしい。 設定では、樹海を警邏している海都の兵士は彼の私兵らしい。 65 :世界樹の迷宮III:2011/06/24(金) 06 07 44.66 ID R3v5SLfu0 第一階層 垂水ノ樹海 噴水にも似た遺跡が点在するエリア。 水路と花々の垣根によって区切られた空間は迷宮というより庭園といっても違和感がない。 ・謎の男 元老院より樹海に挑むに足る冒険者と認められたプレイヤーギルド。 無事、地下一階の探索を終え地下二階へと進む。そんなプレイヤーの前に一人の男が現れる。 異国を感じさせる紅い服装に剣呑な雰囲気を纏わせる男は、 プレイヤーへ周辺をうろつく危険な魔物について忠告すると姿を消すのだった。 ・オランピア 地下二階を進むプレイヤーはオランピアと名乗る女性と出会う。 海都からの冒険者を支援していると話す彼女は、 その真意はわからぬがアドバイスと共に快くプレイヤーを送り出してくれた。 ・ムロツミ 第一階層の探索を進めるプレイヤーは行く先で二人の少年少女と出会う。 シノビの少年、アガタ。占星術師の少女、カナエ。二人はギルド”ムロツミ”の冒険者だった。 お調子者ながらも樹海の奥へ踏み入る強い意志を見え隠れさせるアガタたちと、 プレイヤーは今後も付き合いを続けてゆくのだろうか。 ・冒険者選別試験! 第一階層の最奥には巨大なナマズの魔物”ナルメル”が生息しているらしい。 元老院は、樹海のさらに奥へと踏み入るだけの実力を冒険者が有しているかどうか ナルメルの討伐を以って確かめているらしい。 その話をクジュラ、以前に地下二階で遭遇した男、から聞いたプレイヤー。 樹海の奥深くへと踏み入るのに避けては通れぬ道ならば、と元老院からミッションを受領する。 ・ナルメル討伐 ナルメルが生息する地下四階に到達したプレイヤー。 同じように元老院の試験に参加しているムロツミと共同戦線を張ることになる。 予めナルメルを調査していたカナエからその生態を聞いたプレイヤーはナルメルへ挑む。 巨体と凶悪な面構えの大ナマズはパワーもさることながら傷つけば戦略的撤退も辞さない知能を持つ強敵だった。 しかし、プレイヤーはチームワークを駆使し、この大ナマズを討ち取ることに成功するのだった。 ムロツミと共に元老院から冒険者としてのさらなる実力を認められたプレイヤーは第二階層へと進む… (ムロツミから持ちかけられる共同戦線は拒否することも可能です。 ゲーム中への実質的な影響は、彼ら自身の出番が削られることだけです) 101 :世界樹の迷宮III:2011/06/25(土) 23 03 06.58 ID OyA6mLpK0 第二階層 海嶺ノ水林 頭上はるかに海面らしきものが見える海底の迷宮。 進行を妨げる水流や、冒険者の行く手を遮るように陣取る魔物など難所は多い。 海中にありながら呼吸や活動に支障が無いのは、今は失われた海都の技術のおかげらしい。 この海底迷宮の行く先にかって水没した海都の一部、『深都』があるというのだが… ・ムロツミの事情 プレイヤーと協力(便乗?)する形で冒険者選別試験を乗り越えたムロツミ。 アガタとカナエ、二人も第ニ階層を探索しておりプレイヤーと再会する。 しかし、何故か二人とも心此処に在らずの様子。 カナエは不安を増大させ樹海に対して恐怖すら感じており、アガタも探索に今ひとつ身が入っていない。 アガタから聞いた話では、この階層で過去に冒険者だったカナエの父親が落命しているらしい。 当時のカナエはその現場に居合わせたがショックで記憶が一部欠落しており ムロツミの二人はカナエの父親がいかなる状況で死に至ったかを知るため樹海を探索するという。 ・オランピアとの再会 水流に苦戦しつつ地下六階を進むプレイヤーはオランピアと再会する。 こちらに気づいた彼女は待ち人来たるとばかりに衝撃の情報をもたらす。 なんと、今自分たちがいる道の先に深都へ通ずる階段が隠されているというのだ。 しかし周辺には手強い古代魚の魔物が多数うろついているため、彼女独りでは直接赴き調べることも難しい。 これまでにも出会った冒険者たちへ同様に頼んできたが、未だ帰ってきた者はいないという。 プレイヤーたちならば、と願うオランピアに応えるべくプレイヤーは古代魚の巣窟へ挑む。 ・深都への道? 群れを成して泳ぎ回る古代魚たちを掻き分けプレイヤーは水流の奥、小部屋に辿りつく。 …が、どこか血生臭いその部屋にどこかへ通ずる階段は見当たりそうにない。 それどころか目に入るものは先に足を踏み入れたであろう冒険者の遺品らしきものばかり。 目指す場所を間違えたのか?部屋の入り口に向き直すプレイヤーはこちらへ向かってくる古代魚たちを見る。 これはどういうことか、まるで罠のような事態をオランピアに問うためにもプレイヤーは脱出を試みる。 102 :世界樹の迷宮III:2011/06/25(土) 23 04 07.94 ID OyA6mLpK0 ・オランピアの豹変 命からがら窮地から逃れたプレイヤー。急ぎオランピアの元へ戻り、彼女に事実を確認するが… プレイヤーの生還に対してオランピアはそれまでの明朗快活さを一変、言動に冷徹さを露わにする。 彼女は冒険者、そして元老院による樹海の探索を中止するよう告げると姿を消すのだった。 ・オランピアの捜索 海都へと帰還したプレイヤーは事の次第を元老院へ報告する。 元老院によると以前から不可解な冒険者の失踪はあったらしい。 いくつかの例にはオランピアなる女性の存在も噂されたようだが、しかし中には十年ほど前の件もある。 いったい、オランピアとは何者なのか? 元老院は直ちに将軍である『クジュラ』に衛士隊を率いさせ山狩りならぬ海狩りを開始する。 当事者ということもあり、クジュラのサポートを頼まれたプレイヤーもオランピアを追い再び樹海へ入るのだった。 ・オランピアとケトス 因縁の地下六階を抜け地下七階へ降りるプレイヤー。 先立って追跡に赴いた衛士たちは皆樹海に苦戦し、中には魔物と戦い命を落とした者さえも。 プレイヤーはオランピアの痕跡を追い続け、ついに地下八階の小部屋で本人を発見する。 追い詰められたかに見えたオランピアだが、変わらぬ冷徹さでプレイヤーが探索を続けることを非難する。 もはや言葉では如何ようにもし難いと悟ったか、彼女は魔物を呼び出しプレイヤーへとけしかける! 現れた魔物を撃破し、再びオランピアと対峙するプレイヤー。 一瞬即発かと思われたそのとき、どこからか厳かさを感じさせる不思議な声が響いてきた。 ”ケトス”と名乗るその声はオランピアに退くよう命じると、プレイヤーには自らの元へ来るよう告げるのだった。 声とオランピアが去り、その場を後にするプレイヤーはクジュラへ事態を報告、海都へと帰還する。 103 :世界樹の迷宮III:2011/06/25(土) 23 05 06.85 ID OyA6mLpK0 ・その後のムロツミ オランピアの一件で樹海を奔走するプレイヤー。その道中でムロツミの二人に再会する。 プレイヤーが古代魚の巣窟に立ち入った件をどこからか聞きつけたアガタは カナエの父親が命を落とした現場がまさに其処ではないか、とプレイヤーに詳しい場所を尋ねてくる。 …しかし、プレイヤーは直前にカナエより頼まれている。 「嫌な予感がするので、アガタにはこの件で詳しい話をしないでほしい」と。 アガタの問いに答えるか、否か。どちらにせよアガタはその場を去り、カナエは後を追ってしまう。 所詮は他人事、自分たちの役目を優先すべくその場を去るのも良し。放っておけぬと後を追うのも良し。 ムロツミの行く果ては… ・ケトスとの戦い オランピア、そしてケトス。両者との会話から深都の実在はかなり信憑性が出てきた。 深都発見に並々ならぬ熱意を見せる元老院はプレイヤーにあらためて勅命を発令、深都到達を命じる。 ミッションを受けてプレイヤーは地下八階へと赴く。そして、最奥の大広間でついにケトスと対面する。 ケトスとは人語を解する知性を持った巨大な純白の鯨だった! ケトスは深都の発見に注力するプレイヤーの立場に理解を示しながらも、相容れないとし、決戦が始まった。 ナルメルをも上回るパワーに搦め手を駆使する狡猾さ、強大な敵に間違いないケトスをプレイヤーはついに打ち倒す。 今際の際、深都の王”深王”に会えと言い残すケトス。 オランピアや自分が深都の存在を秘するにはそれだけの理由があることを告げると、ケトスはその目を閉じる。 ケトスの遺言を胸に、プレイヤーは深都に通じるであろう道を進む… 104 :世界樹の迷宮III:2011/06/25(土) 23 14 19.27 ID OyA6mLpK0 ・深都 かって百年前の大地震で海底に没した海都の一部の成れの果て、らしい。 海底迷宮の先にあるものと噂されるが、未だ発見した冒険者はいない。 元老院は深都の発見にかなり力を入れており、また何か事情を隠している様子だが… ・クジュラ 第一階層でも出会った異国の雰囲気を纏わせる男。 歳若いが、元老院に属するショーグンでありかなりのツワモノ。 剣呑さと皮肉げな言動から誤解を招きやすいが、 部下への優しさ、プレイヤーへの親切が垣間見えたり、それなりにいいひと。 (ムロツミの出番は第二階層でおしまいです。 後を追い古代魚の巣に向かうと、結局互いが互いを庇いどちらか一人が落命してしまいます。 回避方法が「ムロツミに関わらない」以外にないのが悲しく残念なところです) 120 :世界樹の迷宮III:2011/06/28(火) 05 36 38.06 ID v9sKvS170 ・深都とオランピア ケトスを倒し海底迷宮のさらなる奥へ進むプレイヤー、その前に捜し求めていたものが現れた。 海中にそびえる巨大な樹、そしてその周りに並ぶ町並み─ 廃墟ではない、灯りを見せ機能するそれは噂に伝え聞く”深都”に間違いないだろう。 さらに足を進め深都は目前とまで迫ったところにオランピアが現れる。 彼女は眼前の都市が深都であることを認めると着ていたローブを脱ぎさった。 ローブの下から現れたのは生身の肉体ではない、無機質な機械?の肉体だった! 自分が人間とは異なる存在だとする彼女は、深都の存在は秘さなければならない旨を語り これまでの実力行使から一転、元老院には深都の実在を報告しないでほしいと頼んできた。 その姿勢は真摯ではあるが… オランピアの真剣さに免じて深都の秘匿を約束するか、 はたまた、深都の発見を夢見て樹海に散った先駆者たちのためにも突っぱねるか、 プレイヤーは判断を迫られる。 どちらにせよ彼女はプレイヤーが深都に足を踏み入れるのを許してはくれない。 彼女に見送られながら、あるいは追い立てられながらプレイヤーは帰途につくのだった。 ・元老院の姫 海都へと帰ったプレイヤーは元老院へと赴く。 果たして深都は存在したのか、迫る勢いで投げかけられた質問にどう答えるか。 オランピアの頼みの通りしらを切るか、自分が見たままを報告するか、 どちらにせよプレイヤーを追跡していたクジュラにより真実は明るみに出る。 ここで初めて元老院を従える海都の姫君、グートルーネ姫が現れプレイヤーに事情を伝える。 深都は百年前の大地震により沈んだ海都の一部が海底で生きながらえたもの、 元は同じ海都で暮らしていた者たち同士、友誼を結びたく深都を探していたのだと。 プレイヤーは姫から深都と海都との橋渡し役を依頼される。 姫はすでに『ネイピア商会』を通じて書簡と贈答品、使者を用意しており、 プレイヤーはそれらを送り届けるため、再び深都を目指すことになった。 ・深王との謁見 深都へと戻ってきたプレイヤーをオランピアは一旦は拒絶するものの 海都王家がじきじきに干渉を望んでいることを伝えると、しぶしぶこれを認め一行を王宮へと導く。 プレイヤーはここで深都を統治する青年、”深王”と出会う。 深王は海都からの贈り物を受け取ると、ひとまずは翌日の再会を約束し 一行が深都の宿で体を休められるように取り計らうのだった。 翌日、プレイヤーと再び面会した深王は海都の申し出を受け入れる旨を答え、そして 深都がこれまで地上との関わりを絶ってきたのはひとえに深海に潜む”魔”と戦うためだと語る。 深王は危険溢れる樹海を越えて深都に辿りついた冒険者の力を貸して欲しいとも語り プレイヤーたちはこれに応え、深都から通ずるさらなる迷宮へと挑むことになった。 121 :世界樹の迷宮III:2011/06/28(火) 05 37 28.96 ID v9sKvS170 ※ネイピア商会 海都における冒険者の装備と道具を一手に取り扱う商会。 店主はアジア風の衣装に身を包んだ女性で、一言目には銭、二言目にはゼニ、の守銭奴。 ちなみに姉妹の姉にあたり、妹は深都に派遣され支店を任されることに。 妹はチャイナドレス風の衣装、姉曰く「態度と胸はデカい」。しかし姉も態度は十分にデカい。 124 :世界樹の迷宮III:2011/06/28(火) 18 38 48.23 ID v9sKvS170 第三階層 光輝ノ石窟 海底のさらに地下に広がる大迷宮。洞窟というオーソドックスなダンジョン。 しかし、至るところに溶岩が溢れ探索する冒険者の体力を奪ってゆく。 迷宮内部も非常に高熱を持っており、夜でも明るいほどに発光している。 熱に強い魔物が多い…、と思ったら熱に弱い地蟲や獣の類も生息している。 住むところを間違えていないだろうか、そう思えてならない。 ・フカビトという魔物 深都が、深王が戦っている魔物、その名を”フカビト”という。 海深くに生息するそれは深都のみならず人類全体にとって恐るべき敵らしい。 灼熱の洞窟の奥、”断罪の間”と呼ばれる牢にかって深王に捕らえられたフカビトがいるという。 「百聞は一見にしかず。フカビトについては多くを聞くより先ず見て接して知るといい」 そう語る深王に促されプレイヤーは断罪の間を目指す。 ・断罪の間にて 溶岩溢れる迷宮をプレイヤーは進む。 行く先々で現れるオランピアに導かるまま地下十階へ下り、断罪の間へと辿りつく。 周囲を溶岩の海に囲まれた、まさに牢といった感のある小部屋には小さな人影がひとつ。 子供のようでいて大人びた表情、真っ白な体表と水棲生物のような各所、これがフカビトなのか。 小さな体躯に似合わない声で語る”それ”はプレイヤーを餌と見なしたようだ─ 直後、それの足元の影から異形の魔物が躍り出てプレイヤーへ襲いかかる! 魔物は生み出した元凶であろうそれと同じく水棲生物の特徴を深く残しながらも兵のように武装している。 これもまたフカビトなのだろうか、プレイヤーは苦戦しつつも魔物を撃退する。 魔物を倒したプレイヤーにそれは興味を示したようだが、「餌ではないなら帰れ」とぶっきらぼうに言い放つ。 これ以上できることもなく、それの血肉はうごめきいつまた魔物へ変ずるともわからない、 プレイヤーはオランピアに連れられ退散を決め込む。 オランピアが語ることによると、”それ”はフカビトの王、”真祖”と呼ばれる存在らしい。 それ本人は「まだ王にはなっていない」と言うが… 百年前に捕らえられたらしいそれと断罪の間を後にしプレイヤーは深都へと帰還する。 125 :世界樹の迷宮III:2011/06/28(火) 18 39 48.85 ID v9sKvS170 ・深都の真相 断罪の間より生還したプレイヤーを深王は迎え、自らの知るところを明らかにする。 全ては百年前、海都王家が祀る神樹”世界樹”の神託に従い都市を沈め長き戦いが始まったこと。 フカビトたちが信奉する存在こそが討つべき”魔”であること。そして魔は人々が感じる恐怖を餌に成長すること。 今以上に魔を成長させないため、深王は深都を秘するものとし百年間戦い続けてきたと語る。 深王自身も世界樹がもたらした叡智によって百年の時を衰えずに過ごしてきたらしいが… 海都と深都の親交が結ばれて以降、多くの冒険者が第三階層へ挑んでいるらしい。 しかし、先に訪れた断罪の間より奥はフカビトを刺激しかねない危険な領域。 もしも、フカビトを、魔を刺激することあれば、今までの深王の配慮が無駄となってしまう。 あくまでも穏便な解決を望む深王は、同じ冒険者であるプレイヤーに彼ら説得し止めてほしいと依頼するのだった。 ・海都の真相 奥に進んだという冒険者を追い、第三階層を下るプレイヤー。 溶岩の面積は増え続け、足場がもはや溶岩に浮かぶ小島となる地下十一階でクジュラと出会う。 どうやら断罪の間より最奥に進んでいるのは彼の仕業らしい。 クジュラはいつもの皮肉げな態度を見せつつもプレイヤーに真実の一端を語る。 曰く、深都とフカビトに関する事実は海都もまた既知であること、 それらを承知でなお迷宮に挑まなければならない理由が海都には、姫にはあるのだと。 今一度、地上に戻り海都と深都、双方の事情を確認するといい。 皮肉げながらもどこか忠告めいた彼の言葉を聞きプレイヤーは元老院へと向かう。 元老院ではグートルーネ姫が海都側の知るところを明かしてくれた。 そもそも魔は世界樹にこそ敵対していた存在であり、深王は世界樹に協力する形で戦っていること。 百年前の大地震は世界樹によるものだが、本当にそれが正しい手段だったのか、 人類全ての敵になりうる存在であれば海都と深都が協力し魔を討つべきではないか。 これが海都の意思であり、戦いを終わらせるため迷宮探索を続けているのだと。 ・対立 プレイヤーは深王に謁見し海都側の意見を伝える。 深王は話に耳を傾けはしたものの、海都側の意見は一蹴してしまう。 それは百年間の戦いから得られた深王の実感でもあった。 魔と戦うには恐怖を抑える強い勇気を持つ者が必要となる、 有象無象の多くの者が挑めば、それは魔を強化するだけに終わり、それこそ人類の敗北につながると。 深王の強い意志は変わらず、プレイヤーは引き下がる他なかった。 やむなく再度クジュラを追い迷宮に潜るプレイヤー。 クジュラは双方にそれぞれの意見があること、それらを知ったプレイヤーには決断の必要があることを語るのだった。 126 :世界樹の迷宮III:2011/06/28(火) 18 40 31.81 ID v9sKvS170 海都ルート プレイヤーはグートルーネ姫の主張に従い、迷宮の奥地を目指すことに。 そのために、深層への到達を阻む門番”ゲートキーパー”の撃破を依頼される。 ・ゲートキーパーとの戦い さらなる深層を目指し第三階層を進むプレイヤー、その前に傷ついたクジュラが現れる。 どうやら独りでゲートキーパーに挑んだ結果らしい。さすがにもう戦えない彼はプレイヤーに後を託す。 お馴染みの皮肉げな態度に似合わない激励に送り出され、プレイヤーは屈強な門番へと挑む。 ゲートキーパーは深都の、世界樹の叡智によって製造された巨大なロボットだった! 分離合体を繰り返しつつ苛烈な攻撃を放つ巨人にプレイヤーは翻弄される。 しかし、合体形態こそ大技を放つ反面守りが疎かになる弱点もあり、辛くも勝利を収めるのだった。 勝利を元老院へ報告し、プレイヤーは深層へと進む。 深都ルート プレイヤーは深王の主張に従い、魔を討つため彼の様々な依頼に応えることに。 先ずは、深層への門番を務める”ゲートキーパー”を冒険者から防衛しなければならない。 ・クジュラの罠 ゲートキーパーを守らなければ!急ぐプレイヤーだが一足遅く、クジュラが門番の間へと入ってゆく。 慌てて後を追うプレイヤーだったが、いざ部屋へ入るとクジュラの姿は無い。 どういうことか?思案する間もなくゲートキーパーが起動、プレイヤーへと向かってくる。 プレイヤーはクジュラの罠にはまってしまったのだ。 生き残るためにも防衛する対象であったゲートキーパーを撃破しなければならない。 プレイヤーは勝利を収めるものの、その勝利は苦いものとなった。 175 :世界樹の迷宮III:2011/07/02(土) 20 05 49.14 ID 56FoeuRl0 第四階層 深洋祭祀殿 深海にそびえる大神殿。深都と同じく百年前の大地震で海に沈んだ建物らしい。 今も都市として機能している深都と違い、人の手を離れフカビトと魔物の巣窟となっている。 内部にもかなり手が加えられており、多くの場所にフカビトを模した飾りが見受けられる。 武装したフカビトと両生類、爬虫類を中心とした魔物が多く出現する。 内部には一箇所、どうしても開かない扉(通路を塞ぐ彫像?)が存在するが… 海都ルート ・朽ちぬ花 巨兵を退け、意気揚々と新たな階層を探索するプレイヤーギルド。 そんなプレイヤーに元老院はひとつのミッションを依頼する。 実はグートルーネ姫の体調は以前から思わしくなく、薬の材料を採集して欲しい、とのこと。 かっては海都で栽培され、今は沈んだ海底神殿に残されたという花、 永遠に色あせず朽ちることない花”アマラントス”を求め、プレイヤーは神殿を行く。 176 :世界樹の迷宮III:2011/07/02(土) 20 06 28.18 ID 56FoeuRl0 ・永遠に生きる姫 フカビトの巣窟から無事、アマラントスを持ち帰ったプレイヤー。 その際、礼と共にグートルーネ姫から新たな事実が明かされた。 なんと姫はアマラントスを材料とした薬を用いて百年の時を老いずに生きてきたらしい。 その目的は生き別れになった兄を救うためだと姫は語る。 今は深王を名乗り、海の底で戦う兄は世界樹に操られているのだと。 続々と事情が明らかになる中、クジュラが報せを携え現れる。 深王とオランピアが海底神殿に侵入したらしい。 どうやら神殿の何処かに隠された”転移装置”なる秘宝を探しているようだが… 転移装置は、姫が療養する地でもある”白亜の森”に通じているという。 深王は何か剣呑な考えを行動に移しているのかもしれない。 事態が悪化しないよう、姫からの依頼もありプレイヤーも後を追い神殿へ向かう。 ・雷獣現る 転移装置を探して神殿の最奥に辿りつくと装置の前にはすでに深王とオランピアが。 フカビトの魔の手から祖国たる海都を救う、と決意を語る深王は転移装置で姿を消す。 残るオランピアはゲートキーパーの一件もあって、こちらを完全に敵とみなし態度に容赦が無い。 睨み合いの中、クジュラが現れオランピアを抑えにかかる。 不利な状況に臆した様子も見せず、オランピアは対フカビト用の雷獣を呼び出しプレイヤーへとけしかけた。 ”キリン”。伝説の神獣を模したそのモンスターは強大な力を持っていた。 身じろぎひとつ許さぬような一挙一動、全てを焼き尽くすかのような業火、 並みのフカビトでは相手にならぬ雷獣をプレイヤーは激闘の末に討ち取る。 雷獣の敗北にオランピアは驚くが、自身も深王を追いその場より離脱する。 プレイヤーは傷つき休憩するクジュラを残し、状況を報告すべく海都へ帰還するのだった。 177 :世界樹の迷宮III:2011/07/02(土) 20 07 21.17 ID 56FoeuRl0 深都ルート ・世界樹の声 クジュラに謀られ、守るべき巨兵を討ってしまったプレイヤー。 しかし、ゲートキーパーは時間さえ経てば再生されると深王は語り、強く責めはしなかった。 それよりも今後の対策を練らねば、と深王は新たなミッションをプレイヤーへ課す。 海底神殿はかって深王が世界樹との交信の儀式に使っていたらしい。 神殿の何処かにある碑文、それを探せばプレイヤーにも世界樹の声が聞けるという。 儀式に必要な道具を受け取り、プレイヤーは神殿に足を踏み入れる。 ・海都の真実 危険を潜り抜け碑文を発見したプレイヤー。 早速、用意された道具”イブン・ガジの粉”を撒くと、不思議な声が脳内に響いてきた! 自らを世界樹である、とするその声はいくつかの事実を告げる。 世界樹、そして”魔”も遠い世界から此処へやって来たこと、 魔の眷属であるフカビトが人間にとり憑き深王と世界樹を葬らんと画策していること、 もうすでに海都のある者がフカビトにとり憑かれていること… 世界樹からもたらされた情報を確認すべく、プレイヤーは深都へと引き返す。 178 :世界樹の迷宮III:2011/07/02(土) 20 08 07.97 ID 56FoeuRl0 ・フカビト討伐作戦 世界樹の声を聞いてきたプレイヤーに深王はさらなる事実をもたらす。 オランピアが、神殿からある花を持ち帰るクジュラを目撃したというのだ。 アマラントスと呼ばれるその花は人間には有毒だが、フカビトには有用な成分になるらしい。 クジュラの主、元老院か姫か、地位ある人物が憑かれているのは間違いない。 海都はかっての生地、その故郷を蹂躙せんとするフカビトを許してはおけない、 そう語る深王はフカビトとフカビトに憑かれた人物を討つための策を講じる。 ”転移装置”。神殿の奥深くに残るそれは海都に隠された王家の森に通じているという。 後に控える討伐作戦を成功に導くためにも、先ずは装置を確保する必要がある。 深王よりミッションを受領したプレイヤーは海都解放のための一歩を踏み出す。 ・恐怖の貝獣 転移装置を探し神殿の奥地へ辿りついたプレイヤー。果たして目的の装置は最奥に安置されていた。 が、装置を目前にして深都の不穏な計画を阻止せんとクジュラが現れる。 さらに深王よりプレイヤーの護衛を命じられたオランピアまでも現れ事態は一瞬即発に。 オランピアがクジュラと睨み合う中、プレイヤーはクジュラがけしかけた幻獣と戦うことに。 元は東の国から持ち込まれたらしいその幻獣は美しい半裸の美女! ─否、目に見える美女は幻、実体は蜃気楼を生み出す蛤のバケモノ”シン(蜃)”だった。 自らを妖しく見せるに止まらず、その幻術はプレイヤーまでをも幻惑へと引きずり込む。 しかし、此処で倒れるわけにはいかない。プレイヤーは苦難の末に幻ごと貝獣を砕く。 シンの敗北を見たクジュラは不利を悟り退散する。オランピアも傷付いたが命に別状は無いようだ。 転移装置の確保に成功したプレイヤーは次なる行動に移るべく深王の元へ帰還する。 204 :世界樹の迷宮III:2011/07/09(土) 14 41 42.10 ID irR1uQOe0 第五階層 白亜ノ森 海都付近に位置する広大な森林地帯。深度的には第一階層と同じくらいだと思われる。 透き通るが如く水面のような床、乱立する鳥居、かなりの和風テイスト。 海都ルート ・グートルーネ姫防衛 深海の転移装置により、深王が白亜ノ森へと侵入した。 その真意は図りかねるものの、森の奥で体を休める姫を害なさんとする可能性は高い。 プレイヤーギルドは元老院から、姫と深王、兄妹の決闘を防いでほしいと頼まれ急行する。 最奥を目指すプレイヤーにオランピアのけしかける魔物たちが襲い掛かる。 しかし、それらを退けなんとか深王たちに先んじることに成功する。 ・深王との戦い 森の最奥に辿りついたプレイヤーを追うように深王とオランピアが現れる。 深王はグートルーネ姫を”フカビトが憑く偽物”と断じ、これを討つ決心の様子。 百年前の彼を知る元老院の者が縋りつくが、深王はそれを払いのけ殺意を露にする。 最早、戦いを避けることはできない。プレイヤーは深王を迎え撃つことに。 深王が百年の時を衰えずにいた理由、それは世界樹の叡智により身体を機械化したがためだった。 首から下を異形と化した深王、付き従うオランピア、二人のコンビネーションはプレイヤーを苦しめる。 だが、激しい死闘の中、オランピアが倒れ、そしてついに深王もまた力尽き斃れるのだった。 今も尚、海都の地底深くに健在する”魔”。自分を道半ばで斃れるが、どうか後を─ 自分を打ち倒したプレイヤーに後を託す、それほどまでに深王は人類の平和を願っているのだ。 最期に、妹への謝罪を口にした深王はその体を砂と変え崩れ落ちてしまった。 ・結末 プレイヤーは姫の暗殺を未然に防ぐことに成功した。 しかし、失われたもの、とり返しのつかないことも多く残ってしまった。 兄との再会を夢見て人ならざる身となってまで百年を耐えてきた姫は、他ならぬその兄を失ってしまった。 深王は、最終的に敵対してしまったものの、その正義と平和を望む心には欠片も嘘は無かった。 海都にはひとまずの平穏が訪れた…、が、これで本当によかったのだろうか? 205 :世界樹の迷宮III:2011/07/09(土) 14 42 35.43 ID irR1uQOe0 深都ルート ・グートルーネ姫暗殺 深海の転移装置を確保したプレイヤーに深王は最終作戦の開始を告げる。 海都の統べる王家の象徴、グートルーネ姫。その姫こそがフカビトに憑かれ人類を滅亡に導かんとする者。 深王は、姫が療養のため身を隠す王家の森への侵入経路を調え、プレイヤーへ全てを託すのだった。 倒すべき姫を探し森を進むプレイヤーの行く手を魔物の襲撃とクジュラの妨害が遮る。 しかし、その勢いは止まらない。ついに姫のいる最奥へと到達するのだった。 ・白亜の姫との戦い 討つべき姫を間近にしたプレイヤーの前にクジュラが立ち塞がる。 思い返せば地下二階の頃からの付き合いとなった彼だがその忠義心は殺し合いも辞さない覚悟を示している。 元老院最強のショーグンであるクジュラの剣は、今や歴戦の冒険者であるプレイヤーをも斬る恐るべし技だ。 しかし、人類の未来が双肩にかかったこの戦いに敗北は許されない。 果たしてプレイヤーの覚悟が勝ったか、クジュラはその身を崩し、姫への道を遮る者はいない。 が、姫はただ討たれるのを待つ身ではない。姫は魔物へと変化し、襲いかかってきた! フカビトと同じく水棲生物の特徴を感じさせながらも、その身はフカビト以上のおぞましさを感じさせる。 フカビトの力を利用したと認めつつも、その意思は人間のそれだと語った姫。 怪物と成り果てながらも、忠義により戦い、斃れたクジュラのために怒りを見せた姫。 本当に姫は海都を滅ぼさんとする存在だったのか、その答えは得られぬまま死闘の末、姫は泡となり消える。 ただ、もう一度だけ、兄に会いたかった。姫は最期まで兄の幻影を追っていたのだろうか… ・結末 姫は討たれ、海都の危機は去った。そう語る深王はプレイヤーへ感謝をよせる。 しかし、姫が本当にフカビトの傀儡になっていたのかどうか。 深王は姫のこと、妹のことは記憶に無いと語るが、もう思い出すことはないのだろうか。 深王の正義に加担し、姫の希望を砕いたこの結末は本当によかったのだろうか? 206 :世界樹の迷宮III:2011/07/09(土) 14 43 23.33 ID irR1uQOe0 真祖ルート 時は第ニ階層探索の頃まで遡る。 ・神話 それは海都に伝わる昔話。 ─後に海都となる島国に蔓延した恐ろしい疫病。老若男女、多くが倒れ絶望が広がった。 生き残りし人々は天へ、神へ救いを求め祈りを捧げた。 すると、空から白く光る雪のようなものが降り、人々はあっさり病を克服してしまった。 喜ぶ人々がふと気づくと、それまで影も形も無かった巨大な”樹”がそびえ立っていた。 ─これが”世界樹”の伝説であり、世界樹が祖先にもたらした”白亜の供物”の伝承である。 プレイヤーは酒場の気さくな吟遊詩人からそんな話を聞くのだった。 ・伝説のアイテム? ついに伝説とされていた深都を発見したプレイヤー。 深都は秘さられなければならないと語るオランピア、深都は本当にあったのかと尋ねる元老院。 プレイヤーは双方にどう応えただろうか。 たとえ八方美人と呼ばれようが、双方に真摯な対応をしただろうか。 誠意ある対処は信頼と変じ、まわりめぐって他者から自身への誠意となるはずだ。 時は流れ、第四階層を探索する頃。 オランピアが、クジュラが、それぞれ言葉にしない願いを託すかのように贈り物を携え現れる。 ”白亜の供物”に深く関係するアイテム、”星海の欠片”、”空の玉碗”。 神話に伝わるこれらは、何か新しい道を拓くカギとなるのだろうか。 207 :世界樹の迷宮III:2011/07/09(土) 14 44 15.57 ID irR1uQOe0 ・ともだち 白亜の供物につながる品を手に入れたプレイヤーだが、その使い方はサッパリわからない。 なにせ海都が成り立つより以前、世界樹がこの地に降臨した頃の話のため、知る者が皆無なのだ。 百年の時を渡り生きている姫や深王、オランピアたちでさえ海都王家が誕生して以降の人間だ。 世界樹か、あるいはそれに相当する年月を過ごし当時を知る者… 、いた! 世界樹とほぼ時を同じくして現れた”魔”、その眷属たるフカビトならば。 プレイヤーは灼熱の第三階層、かって一度訪れた”断罪の間”を再び訪問する。 再び相対するプレイヤーと真祖。彼?は相変わらず興味なさげでそっけない。 しかし、気まぐれだろうか。真祖は何かを思い出すかのようにプレイヤーへ問いかける。 真祖は昔々、ひとりの少女と出会った。人ならざるフカビトを恐れずに接する少女と。 人類とフカビトとは敵対するしかない関係なのか?理解し合い友の間柄にはなれないのか? これまで出会ってきたフカビトに友好的なものはひとりとていなかった、 真祖も自身が襲いかかりこそしないが、その血肉が変化した眷属は凶暴だ、 しかし、此方もまた気まぐれだろうか。プレイヤーは真祖へ友になれる旨を返答する。 その答えを聞いた真祖は何か考えるところがあったのだろうか、 プレイヤーが持つ星海の欠片と空の玉碗を”白亜の供物”へと変化させる。 目論見がひとつ潰れてしまうが、と前置きしつつ真祖はプレイヤーへ供物を託す。 泣き虫の姫と世界樹に憑かれた王、白亜の供物を与えれば事態は好転するだろう、と。 しかし、かって姫へ分け与えた力が戻れば、真祖はフカビトの王にふさわしい存在となるだろう、とも。 後の再会を約束したプレイヤーは、今争わんとする兄妹を目指し急ぐのだった。 ・百年越しの再会 白亜ノ森の最奥に辿りついたプレイヤー。すでに深王も到着しており、姫と一瞬即発のまま相対している。 このままだと起こるであろう悲しい戦いを避けるため、プレイヤーは二人へ真祖からの贈り物を差し出す。 かって海都の祖先を救った白亜の供物は、今その末裔たる二人を再び救うのだった。 姫はフカビトの力を手放し人間の体を取り戻し、深王もまた生身の体と失った記憶を取り戻すだろう。 そうであれば、二人が争う必要も無く、百年前と同じ仲睦まじい兄妹に戻れるはずだ。 再会を果した兄妹をそっと残し、プレイヤーはその場を後にする。 種族の垣根を越えた友情に基づく約束が残っているのだ。 208 :世界樹の迷宮III:2011/07/09(土) 14 45 25.44 ID irR1uQOe0 ・真祖との戦い どこからか脳内に響く真祖の呼び声。それに導かれるようにプレイヤーは第四階層を再訪する。 深洋祭祀殿の奥深く、どうしても開かない謎の扉。その扉が迎え入れるように開いてゆく。 なおも真祖の声が聞こえる。此処はフカビトがその神と交信する儀式の場、 姫に与えた力が戻りし真祖は神の命じるまま人を狩り世界樹を倒さんとするだろう、と。 複雑な感情を抱えながらも、避けえれぬ決戦を予感しプレイヤーは奥へ奥へと足を進める。 扉の奥、瘴気漂う異界と呼んでも差し支えない空間はフカビトの精鋭たちが蠢いていた。 それらを撃破しつつ、最奥へと辿りつくプレイヤーギルド。その前に真祖が現れる。 失った力を取り戻したからだろうか、子供のような体躯は成長し威厳を感じさせる青年のそれとなっている。 姫への思い、海都を支配せんとする目論見、真祖が苦しんだ矛盾をプレイヤーが止めてくれた。 姫は救われ、真祖もまた失って久しい自分を取り戻すことができた。フカビトの父にして母たる自分を。 どこか礼にも聞こえる語りを終えると、真祖はその身を肥大化させ怪物へと変貌し襲いかかってきた! フカビトの王にして、魔に連なる眷族の中で最も強大な真祖。その強さは姫や深王をも越える。 かっての自分を取り戻し、迷いも吹っ切れたのだろうか、その攻め手には容赦の欠片もない。 しかし、友情を予感させた彼?を倒さねば人類に未来は無い。プレイヤーもまた迷いを捨て戦わねばならない。 血で血を洗う死闘の末、真祖はその身を崩し消えてゆく。 最期に、全ての争いに終止符を打ちたいのならば地底の果てに眠る我らの神に会え、と残して… ・結末 真祖は斃れ、フカビトは、”魔”はその力を大きく削がれた。海都にもひとまずの平穏が訪れるだろう。 姫と深王は和解したものの、一度人の身を捨てた二人はそれを悔いてか、ひっそりと海都を旅立った。 プレイヤーは海都を救った英雄として大評判だ。 しかし、真祖の残した言葉はさらなる敵を示している。 プレイヤーギルドの前には未知の階層に通じるであろう道がひとつ… 266 :世界樹の迷宮III:2011/07/15(金) 23 56 53.51 ID /s12nePN0 第六階層 昏き海淵の禍神 海都の地底奥深くに位置する樹海。眼球やら吸盤のついた触手やら有機的なパーツが多い。 落とし穴にダークゾーンに滑る床にダメージ床に回転床に、とワープ以外の罠が勢揃い。 出現する魔物も宇宙怪獣っぽい昆虫やら、宿木やら宿木やら、あと宿木やら。文字通りの人外魔境。 各フロアは巨大な”魔”の表面そのものであり、木々は魔の末端とそれを抑える世界樹の根らしい。 ・昏き海淵の禍神 戦いの中で消えていった人、去っていった人、彼らから”魔”との決着を託されたプレイヤーは魔境へ挑む。 全ての元凶を討つ戦いを、元老院が、オランピアが、残された人々が皆、プレイヤーを応援する。 想像を絶する奇ッ怪な森の最奥には、魔の心臓部たる怪物”昏き海淵の禍神”が待っていた。 宿敵である世界樹の抹殺を狙うこの怪物にとって、プレイヤーを始め人は眼中にないのかもしれない。 しかし、これまでの冒険の中で出会った人々の期待に応えるためにも、 何より冒険者であるプレイヤーの探究心、挑戦に燃える心のため、戦いの火蓋が切って落とされた。 決戦の行方は… (裏ボスにあたる昏き海淵の禍神を倒してもゲーム中の演出はひどくアッサリです。 実際は、ゲームを通してプレイした末のやりこみ、それまでの道程を思い返しての 達成感を味わうためのハードル的存在ではないかと思います) ・一連の流れ すごい昔 宇宙の彼方から”魔”が飛来する。これを追って世界樹も飛来。 地表に降り立った魔を上から押しつぶすように世界樹も着地、両者とも地底奥深くへ沈む。 結果、魔は世界樹の根に押さえつけられ地底から動けず。 世界樹はその頂上付近を地表へ出すに止まり、根を中心とした下半身は地底へ。 世界樹の降臨と時を同じくして高純度のマナが惑星地表に降り注ぐ。 これが後世に”白亜の供物”として伝えられる。 百年前 海都の王、ザイフリートが世界樹との交信の果て、深王となり海底へと身を潜める。 グートルーネ姫、海都付近で真祖と遭遇。 姫を傀儡とし海都を乗っ取る目論見と姫への好意的?感情から、真祖が力の一部を姫へ与える。 力を失った真祖、あたりをふらついていたところを深都により捕らえられる。 現在 ゲーム本編 267 :ゲーム好き名無しさん:2011/07/15(金) 23 59 27.67 ID /s12nePN0 ここまでです。 一連のクエスト、大航海クエスト等、ストーリー本編に関わりの薄い要素は削りました。 【やるのが】【面倒】には反しますが、興味を持ってゲームをプレイしてもらえれば幸いです。
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世界樹の迷宮Ⅲ 星海の来訪者 part58-64,65,101~104,120,121,124~126,175~178,204~208,266~267 64 :世界樹の迷宮III:2011/06/24(金) 06 06 42.30 ID R3v5SLfu0 世界樹の迷宮III いきます 「海都」、アーモロード。 南海の中心に位置するこの海洋都市は周辺の国々との交流も盛んに繁栄を極めていた。 しかし、百年前に発生した原因不明の大地震により都市の一部が海底へ水没。 加えて、海流の乱れが周辺国への航路を遮り、海都は大打撃を被ってしまう。 人々が復興を目指す中、海底へと続く謎の大迷宮が発見される。 地下へ地下へと続くそれは豊富な資源と危険な魔物を含む不思議な迷宮だった。 海都を統治する機関『元老院』は迷宮の謎を解明すべく国外全土へ冒険者を求めた。 以来、数多の冒険者が迷宮へと挑むが、これを踏破する者はついに現れなかった。 難関の大迷宮はいつしか「世界樹の迷宮」と畏敬を込めて呼ばれるようになった。 今、プレイヤーは海都を訪れ、新たに『冒険者ギルド』を発足、世界樹の迷宮へ挑戦するのだった… ・元老院 アーモロードにおける権力機関。 詳しい人員構成は不明だが、プレイヤーは専ら院を取り纏める老婆と謁見することになる。 元老院のさらに上には見た目麗しき姫君がいるらしい。 ・冒険者ギルド 世界樹の迷宮へ挑む冒険者たちが組むグループ。 プレイヤーが所属する他にも多くのギルドが存在し、全てが『ギルド長』に管理されている。 ・ギルド長 海都の冒険者ギルドを一手に引き受けるギルド長。 浅黒い肌と髭、アラビア風の衣装を着る中年男性。 自称、凄腕の剣士らしいが、最近はデスクワークばかりで苦労しているらしい。 設定では、樹海を警邏している海都の兵士は彼の私兵らしい。 65 :世界樹の迷宮III:2011/06/24(金) 06 07 44.66 ID R3v5SLfu0 第一階層 垂水ノ樹海 噴水にも似た遺跡が点在するエリア。 水路と花々の垣根によって区切られた空間は迷宮というより庭園といっても違和感がない。 ・謎の男 元老院より樹海に挑むに足る冒険者と認められたプレイヤーギルド。 無事、地下一階の探索を終え地下二階へと進む。そんなプレイヤーの前に一人の男が現れる。 異国を感じさせる紅い服装に剣呑な雰囲気を纏わせる男は、 プレイヤーへ周辺をうろつく危険な魔物について忠告すると姿を消すのだった。 ・オランピア 地下二階を進むプレイヤーはオランピアと名乗る女性と出会う。 海都からの冒険者を支援していると話す彼女は、 その真意はわからぬがアドバイスと共に快くプレイヤーを送り出してくれた。 ・ムロツミ 第一階層の探索を進めるプレイヤーは行く先で二人の少年少女と出会う。 シノビの少年、アガタ。占星術師の少女、カナエ。二人はギルド”ムロツミ”の冒険者だった。 お調子者ながらも樹海の奥へ踏み入る強い意志を見え隠れさせるアガタたちと、 プレイヤーは今後も付き合いを続けてゆくのだろうか。 ・冒険者選別試験! 第一階層の最奥には巨大なナマズの魔物”ナルメル”が生息しているらしい。 元老院は、樹海のさらに奥へと踏み入るだけの実力を冒険者が有しているかどうか ナルメルの討伐を以って確かめているらしい。 その話をクジュラ、以前に地下二階で遭遇した男、から聞いたプレイヤー。 樹海の奥深くへと踏み入るのに避けては通れぬ道ならば、と元老院からミッションを受領する。 ・ナルメル討伐 ナルメルが生息する地下四階に到達したプレイヤー。 同じように元老院の試験に参加しているムロツミと共同戦線を張ることになる。 予めナルメルを調査していたカナエからその生態を聞いたプレイヤーはナルメルへ挑む。 巨体と凶悪な面構えの大ナマズはパワーもさることながら傷つけば戦略的撤退も辞さない知能を持つ強敵だった。 しかし、プレイヤーはチームワークを駆使し、この大ナマズを討ち取ることに成功するのだった。 ムロツミと共に元老院から冒険者としてのさらなる実力を認められたプレイヤーは第二階層へと進む… (ムロツミから持ちかけられる共同戦線は拒否することも可能です。 ゲーム中への実質的な影響は、彼ら自身の出番が削られることだけです) 101 :世界樹の迷宮III:2011/06/25(土) 23 03 06.58 ID OyA6mLpK0 第二階層 海嶺ノ水林 頭上はるかに海面らしきものが見える海底の迷宮。 進行を妨げる水流や、冒険者の行く手を遮るように陣取る魔物など難所は多い。 海中にありながら呼吸や活動に支障が無いのは、今は失われた海都の技術のおかげらしい。 この海底迷宮の行く先にかって水没した海都の一部、『深都』があるというのだが… ・ムロツミの事情 プレイヤーと協力(便乗?)する形で冒険者選別試験を乗り越えたムロツミ。 アガタとカナエ、二人も第ニ階層を探索しておりプレイヤーと再会する。 しかし、何故か二人とも心此処に在らずの様子。 カナエは不安を増大させ樹海に対して恐怖すら感じており、アガタも探索に今ひとつ身が入っていない。 アガタから聞いた話では、この階層で過去に冒険者だったカナエの父親が落命しているらしい。 当時のカナエはその現場に居合わせたがショックで記憶が一部欠落しており ムロツミの二人はカナエの父親がいかなる状況で死に至ったかを知るため樹海を探索するという。 ・オランピアとの再会 水流に苦戦しつつ地下六階を進むプレイヤーはオランピアと再会する。 こちらに気づいた彼女は待ち人来たるとばかりに衝撃の情報をもたらす。 なんと、今自分たちがいる道の先に深都へ通ずる階段が隠されているというのだ。 しかし周辺には手強い古代魚の魔物が多数うろついているため、彼女独りでは直接赴き調べることも難しい。 これまでにも出会った冒険者たちへ同様に頼んできたが、未だ帰ってきた者はいないという。 プレイヤーたちならば、と願うオランピアに応えるべくプレイヤーは古代魚の巣窟へ挑む。 ・深都への道? 群れを成して泳ぎ回る古代魚たちを掻き分けプレイヤーは水流の奥、小部屋に辿りつく。 …が、どこか血生臭いその部屋にどこかへ通ずる階段は見当たりそうにない。 それどころか目に入るものは先に足を踏み入れたであろう冒険者の遺品らしきものばかり。 目指す場所を間違えたのか?部屋の入り口に向き直すプレイヤーはこちらへ向かってくる古代魚たちを見る。 これはどういうことか、まるで罠のような事態をオランピアに問うためにもプレイヤーは脱出を試みる。 102 :世界樹の迷宮III:2011/06/25(土) 23 04 07.94 ID OyA6mLpK0 ・オランピアの豹変 命からがら窮地から逃れたプレイヤー。急ぎオランピアの元へ戻り、彼女に事実を確認するが… プレイヤーの生還に対してオランピアはそれまでの明朗快活さを一変、言動に冷徹さを露わにする。 彼女は冒険者、そして元老院による樹海の探索を中止するよう告げると姿を消すのだった。 ・オランピアの捜索 海都へと帰還したプレイヤーは事の次第を元老院へ報告する。 元老院によると以前から不可解な冒険者の失踪はあったらしい。 いくつかの例にはオランピアなる女性の存在も噂されたようだが、しかし中には十年ほど前の件もある。 いったい、オランピアとは何者なのか? 元老院は直ちに将軍である『クジュラ』に衛士隊を率いさせ山狩りならぬ海狩りを開始する。 当事者ということもあり、クジュラのサポートを頼まれたプレイヤーもオランピアを追い再び樹海へ入るのだった。 ・オランピアとケトス 因縁の地下六階を抜け地下七階へ降りるプレイヤー。 先立って追跡に赴いた衛士たちは皆樹海に苦戦し、中には魔物と戦い命を落とした者さえも。 プレイヤーはオランピアの痕跡を追い続け、ついに地下八階の小部屋で本人を発見する。 追い詰められたかに見えたオランピアだが、変わらぬ冷徹さでプレイヤーが探索を続けることを非難する。 もはや言葉では如何ようにもし難いと悟ったか、彼女は魔物を呼び出しプレイヤーへとけしかける! 現れた魔物を撃破し、再びオランピアと対峙するプレイヤー。 一瞬即発かと思われたそのとき、どこからか厳かさを感じさせる不思議な声が響いてきた。 ”ケトス”と名乗るその声はオランピアに退くよう命じると、プレイヤーには自らの元へ来るよう告げるのだった。 声とオランピアが去り、その場を後にするプレイヤーはクジュラへ事態を報告、海都へと帰還する。 103 :世界樹の迷宮III:2011/06/25(土) 23 05 06.85 ID OyA6mLpK0 ・その後のムロツミ オランピアの一件で樹海を奔走するプレイヤー。その道中でムロツミの二人に再会する。 プレイヤーが古代魚の巣窟に立ち入った件をどこからか聞きつけたアガタは カナエの父親が命を落とした現場がまさに其処ではないか、とプレイヤーに詳しい場所を尋ねてくる。 …しかし、プレイヤーは直前にカナエより頼まれている。 「嫌な予感がするので、アガタにはこの件で詳しい話をしないでほしい」と。 アガタの問いに答えるか、否か。どちらにせよアガタはその場を去り、カナエは後を追ってしまう。 所詮は他人事、自分たちの役目を優先すべくその場を去るのも良し。放っておけぬと後を追うのも良し。 ムロツミの行く果ては… ・ケトスとの戦い オランピア、そしてケトス。両者との会話から深都の実在はかなり信憑性が出てきた。 深都発見に並々ならぬ熱意を見せる元老院はプレイヤーにあらためて勅命を発令、深都到達を命じる。 ミッションを受けてプレイヤーは地下八階へと赴く。そして、最奥の大広間でついにケトスと対面する。 ケトスとは人語を解する知性を持った巨大な純白の鯨だった! ケトスは深都の発見に注力するプレイヤーの立場に理解を示しながらも、相容れないとし、決戦が始まった。 ナルメルをも上回るパワーに搦め手を駆使する狡猾さ、強大な敵に間違いないケトスをプレイヤーはついに打ち倒す。 今際の際、深都の王”深王”に会えと言い残すケトス。 オランピアや自分が深都の存在を秘するにはそれだけの理由があることを告げると、ケトスはその目を閉じる。 ケトスの遺言を胸に、プレイヤーは深都に通じるであろう道を進む… 104 :世界樹の迷宮III:2011/06/25(土) 23 14 19.27 ID OyA6mLpK0 ・深都 かって百年前の大地震で海底に没した海都の一部の成れの果て、らしい。 海底迷宮の先にあるものと噂されるが、未だ発見した冒険者はいない。 元老院は深都の発見にかなり力を入れており、また何か事情を隠している様子だが… ・クジュラ 第一階層でも出会った異国の雰囲気を纏わせる男。 歳若いが、元老院に属するショーグンでありかなりのツワモノ。 剣呑さと皮肉げな言動から誤解を招きやすいが、 部下への優しさ、プレイヤーへの親切が垣間見えたり、それなりにいいひと。 (ムロツミの出番は第二階層でおしまいです。 後を追い古代魚の巣に向かうと、結局互いが互いを庇いどちらか一人が落命してしまいます。 回避方法が「ムロツミに関わらない」以外にないのが悲しく残念なところです) 120 :世界樹の迷宮III:2011/06/28(火) 05 36 38.06 ID v9sKvS170 ・深都とオランピア ケトスを倒し海底迷宮のさらなる奥へ進むプレイヤー、その前に捜し求めていたものが現れた。 海中にそびえる巨大な樹、そしてその周りに並ぶ町並み─ 廃墟ではない、灯りを見せ機能するそれは噂に伝え聞く”深都”に間違いないだろう。 さらに足を進め深都は目前とまで迫ったところにオランピアが現れる。 彼女は眼前の都市が深都であることを認めると着ていたローブを脱ぎさった。 ローブの下から現れたのは生身の肉体ではない、無機質な機械?の肉体だった! 自分が人間とは異なる存在だとする彼女は、深都の存在は秘さなければならない旨を語り これまでの実力行使から一転、元老院には深都の実在を報告しないでほしいと頼んできた。 その姿勢は真摯ではあるが… オランピアの真剣さに免じて深都の秘匿を約束するか、 はたまた、深都の発見を夢見て樹海に散った先駆者たちのためにも突っぱねるか、 プレイヤーは判断を迫られる。 どちらにせよ彼女はプレイヤーが深都に足を踏み入れるのを許してはくれない。 彼女に見送られながら、あるいは追い立てられながらプレイヤーは帰途につくのだった。 ・元老院の姫 海都へと帰ったプレイヤーは元老院へと赴く。 果たして深都は存在したのか、迫る勢いで投げかけられた質問にどう答えるか。 オランピアの頼みの通りしらを切るか、自分が見たままを報告するか、 どちらにせよプレイヤーを追跡していたクジュラにより真実は明るみに出る。 ここで初めて元老院を従える海都の姫君、グートルーネ姫が現れプレイヤーに事情を伝える。 深都は百年前の大地震により沈んだ海都の一部が海底で生きながらえたもの、 元は同じ海都で暮らしていた者たち同士、友誼を結びたく深都を探していたのだと。 プレイヤーは姫から深都と海都との橋渡し役を依頼される。 姫はすでに『ネイピア商会』を通じて書簡と贈答品、使者を用意しており、 プレイヤーはそれらを送り届けるため、再び深都を目指すことになった。 ・深王との謁見 深都へと戻ってきたプレイヤーをオランピアは一旦は拒絶するものの 海都王家がじきじきに干渉を望んでいることを伝えると、しぶしぶこれを認め一行を王宮へと導く。 プレイヤーはここで深都を統治する青年、”深王”と出会う。 深王は海都からの贈り物を受け取ると、ひとまずは翌日の再会を約束し 一行が深都の宿で体を休められるように取り計らうのだった。 翌日、プレイヤーと再び面会した深王は海都の申し出を受け入れる旨を答え、そして 深都がこれまで地上との関わりを絶ってきたのはひとえに深海に潜む”魔”と戦うためだと語る。 深王は危険溢れる樹海を越えて深都に辿りついた冒険者の力を貸して欲しいとも語り プレイヤーたちはこれに応え、深都から通ずるさらなる迷宮へと挑むことになった。 121 :世界樹の迷宮III:2011/06/28(火) 05 37 28.96 ID v9sKvS170 ※ネイピア商会 海都における冒険者の装備と道具を一手に取り扱う商会。 店主はアジア風の衣装に身を包んだ女性で、一言目には銭、二言目にはゼニ、の守銭奴。 ちなみに姉妹の姉にあたり、妹は深都に派遣され支店を任されることに。 妹はチャイナドレス風の衣装、姉曰く「態度と胸はデカい」。しかし姉も態度は十分にデカい。 124 :世界樹の迷宮III:2011/06/28(火) 18 38 48.23 ID v9sKvS170 第三階層 光輝ノ石窟 海底のさらに地下に広がる大迷宮。洞窟というオーソドックスなダンジョン。 しかし、至るところに溶岩が溢れ探索する冒険者の体力を奪ってゆく。 迷宮内部も非常に高熱を持っており、夜でも明るいほどに発光している。 熱に強い魔物が多い…、と思ったら熱に弱い地蟲や獣の類も生息している。 住むところを間違えていないだろうか、そう思えてならない。 ・フカビトという魔物 深都が、深王が戦っている魔物、その名を”フカビト”という。 海深くに生息するそれは深都のみならず人類全体にとって恐るべき敵らしい。 灼熱の洞窟の奥、”断罪の間”と呼ばれる牢にかって深王に捕らえられたフカビトがいるという。 「百聞は一見にしかず。フカビトについては多くを聞くより先ず見て接して知るといい」 そう語る深王に促されプレイヤーは断罪の間を目指す。 ・断罪の間にて 溶岩溢れる迷宮をプレイヤーは進む。 行く先々で現れるオランピアに導かるまま地下十階へ下り、断罪の間へと辿りつく。 周囲を溶岩の海に囲まれた、まさに牢といった感のある小部屋には小さな人影がひとつ。 子供のようでいて大人びた表情、真っ白な体表と水棲生物のような各所、これがフカビトなのか。 小さな体躯に似合わない声で語る”それ”はプレイヤーを餌と見なしたようだ─ 直後、それの足元の影から異形の魔物が躍り出てプレイヤーへ襲いかかる! 魔物は生み出した元凶であろうそれと同じく水棲生物の特徴を深く残しながらも兵のように武装している。 これもまたフカビトなのだろうか、プレイヤーは苦戦しつつも魔物を撃退する。 魔物を倒したプレイヤーにそれは興味を示したようだが、「餌ではないなら帰れ」とぶっきらぼうに言い放つ。 これ以上できることもなく、それの血肉はうごめきいつまた魔物へ変ずるともわからない、 プレイヤーはオランピアに連れられ退散を決め込む。 オランピアが語ることによると、”それ”はフカビトの王、”真祖”と呼ばれる存在らしい。 それ本人は「まだ王にはなっていない」と言うが… 百年前に捕らえられたらしいそれと断罪の間を後にしプレイヤーは深都へと帰還する。 125 :世界樹の迷宮III:2011/06/28(火) 18 39 48.85 ID v9sKvS170 ・深都の真相 断罪の間より生還したプレイヤーを深王は迎え、自らの知るところを明らかにする。 全ては百年前、海都王家が祀る神樹”世界樹”の神託に従い都市を沈め長き戦いが始まったこと。 フカビトたちが信奉する存在こそが討つべき”魔”であること。そして魔は人々が感じる恐怖を餌に成長すること。 今以上に魔を成長させないため、深王は深都を秘するものとし百年間戦い続けてきたと語る。 深王自身も世界樹がもたらした叡智によって百年の時を衰えずに過ごしてきたらしいが… 海都と深都の親交が結ばれて以降、多くの冒険者が第三階層へ挑んでいるらしい。 しかし、先に訪れた断罪の間より奥はフカビトを刺激しかねない危険な領域。 もしも、フカビトを、魔を刺激することあれば、今までの深王の配慮が無駄となってしまう。 あくまでも穏便な解決を望む深王は、同じ冒険者であるプレイヤーに彼ら説得し止めてほしいと依頼するのだった。 ・海都の真相 奥に進んだという冒険者を追い、第三階層を下るプレイヤー。 溶岩の面積は増え続け、足場がもはや溶岩に浮かぶ小島となる地下十一階でクジュラと出会う。 どうやら断罪の間より最奥に進んでいるのは彼の仕業らしい。 クジュラはいつもの皮肉げな態度を見せつつもプレイヤーに真実の一端を語る。 曰く、深都とフカビトに関する事実は海都もまた既知であること、 それらを承知でなお迷宮に挑まなければならない理由が海都には、姫にはあるのだと。 今一度、地上に戻り海都と深都、双方の事情を確認するといい。 皮肉げながらもどこか忠告めいた彼の言葉を聞きプレイヤーは元老院へと向かう。 元老院ではグートルーネ姫が海都側の知るところを明かしてくれた。 そもそも魔は世界樹にこそ敵対していた存在であり、深王は世界樹に協力する形で戦っていること。 百年前の大地震は世界樹によるものだが、本当にそれが正しい手段だったのか、 人類全ての敵になりうる存在であれば海都と深都が協力し魔を討つべきではないか。 これが海都の意思であり、戦いを終わらせるため迷宮探索を続けているのだと。 ・対立 プレイヤーは深王に謁見し海都側の意見を伝える。 深王は話に耳を傾けはしたものの、海都側の意見は一蹴してしまう。 それは百年間の戦いから得られた深王の実感でもあった。 魔と戦うには恐怖を抑える強い勇気を持つ者が必要となる、 有象無象の多くの者が挑めば、それは魔を強化するだけに終わり、それこそ人類の敗北につながると。 深王の強い意志は変わらず、プレイヤーは引き下がる他なかった。 やむなく再度クジュラを追い迷宮に潜るプレイヤー。 クジュラは双方にそれぞれの意見があること、それらを知ったプレイヤーには決断の必要があることを語るのだった。 126 :世界樹の迷宮III:2011/06/28(火) 18 40 31.81 ID v9sKvS170 海都ルート プレイヤーはグートルーネ姫の主張に従い、迷宮の奥地を目指すことに。 そのために、深層への到達を阻む門番”ゲートキーパー”の撃破を依頼される。 ・ゲートキーパーとの戦い さらなる深層を目指し第三階層を進むプレイヤー、その前に傷ついたクジュラが現れる。 どうやら独りでゲートキーパーに挑んだ結果らしい。さすがにもう戦えない彼はプレイヤーに後を託す。 お馴染みの皮肉げな態度に似合わない激励に送り出され、プレイヤーは屈強な門番へと挑む。 ゲートキーパーは深都の、世界樹の叡智によって製造された巨大なロボットだった! 分離合体を繰り返しつつ苛烈な攻撃を放つ巨人にプレイヤーは翻弄される。 しかし、合体形態こそ大技を放つ反面守りが疎かになる弱点もあり、辛くも勝利を収めるのだった。 勝利を元老院へ報告し、プレイヤーは深層へと進む。 深都ルート プレイヤーは深王の主張に従い、魔を討つため彼の様々な依頼に応えることに。 先ずは、深層への門番を務める”ゲートキーパー”を冒険者から防衛しなければならない。 ・クジュラの罠 ゲートキーパーを守らなければ!急ぐプレイヤーだが一足遅く、クジュラが門番の間へと入ってゆく。 慌てて後を追うプレイヤーだったが、いざ部屋へ入るとクジュラの姿は無い。 どういうことか?思案する間もなくゲートキーパーが起動、プレイヤーへと向かってくる。 プレイヤーはクジュラの罠にはまってしまったのだ。 生き残るためにも防衛する対象であったゲートキーパーを撃破しなければならない。 プレイヤーは勝利を収めるものの、その勝利は苦いものとなった。 175 :世界樹の迷宮III:2011/07/02(土) 20 05 49.14 ID 56FoeuRl0 第四階層 深洋祭祀殿 深海にそびえる大神殿。深都と同じく百年前の大地震で海に沈んだ建物らしい。 今も都市として機能している深都と違い、人の手を離れフカビトと魔物の巣窟となっている。 内部にもかなり手が加えられており、多くの場所にフカビトを模した飾りが見受けられる。 武装したフカビトと両生類、爬虫類を中心とした魔物が多く出現する。 内部には一箇所、どうしても開かない扉(通路を塞ぐ彫像?)が存在するが… 海都ルート ・朽ちぬ花 巨兵を退け、意気揚々と新たな階層を探索するプレイヤーギルド。 そんなプレイヤーに元老院はひとつのミッションを依頼する。 実はグートルーネ姫の体調は以前から思わしくなく、薬の材料を採集して欲しい、とのこと。 かっては海都で栽培され、今は沈んだ海底神殿に残されたという花、 永遠に色あせず朽ちることない花”アマラントス”を求め、プレイヤーは神殿を行く。 176 :世界樹の迷宮III:2011/07/02(土) 20 06 28.18 ID 56FoeuRl0 ・永遠に生きる姫 フカビトの巣窟から無事、アマラントスを持ち帰ったプレイヤー。 その際、礼と共にグートルーネ姫から新たな事実が明かされた。 なんと姫はアマラントスを材料とした薬を用いて百年の時を老いずに生きてきたらしい。 その目的は生き別れになった兄を救うためだと姫は語る。 今は深王を名乗り、海の底で戦う兄は世界樹に操られているのだと。 続々と事情が明らかになる中、クジュラが報せを携え現れる。 深王とオランピアが海底神殿に侵入したらしい。 どうやら神殿の何処かに隠された”転移装置”なる秘宝を探しているようだが… 転移装置は、姫が療養する地でもある”白亜の森”に通じているという。 深王は何か剣呑な考えを行動に移しているのかもしれない。 事態が悪化しないよう、姫からの依頼もありプレイヤーも後を追い神殿へ向かう。 ・雷獣現る 転移装置を探して神殿の最奥に辿りつくと装置の前にはすでに深王とオランピアが。 フカビトの魔の手から祖国たる海都を救う、と決意を語る深王は転移装置で姿を消す。 残るオランピアはゲートキーパーの一件もあって、こちらを完全に敵とみなし態度に容赦が無い。 睨み合いの中、クジュラが現れオランピアを抑えにかかる。 不利な状況に臆した様子も見せず、オランピアは対フカビト用の雷獣を呼び出しプレイヤーへとけしかけた。 ”キリン”。伝説の神獣を模したそのモンスターは強大な力を持っていた。 身じろぎひとつ許さぬような一挙一動、全てを焼き尽くすかのような業火、 並みのフカビトでは相手にならぬ雷獣をプレイヤーは激闘の末に討ち取る。 雷獣の敗北にオランピアは驚くが、自身も深王を追いその場より離脱する。 プレイヤーは傷つき休憩するクジュラを残し、状況を報告すべく海都へ帰還するのだった。 177 :世界樹の迷宮III:2011/07/02(土) 20 07 21.17 ID 56FoeuRl0 深都ルート ・世界樹の声 クジュラに謀られ、守るべき巨兵を討ってしまったプレイヤー。 しかし、ゲートキーパーは時間さえ経てば再生されると深王は語り、強く責めはしなかった。 それよりも今後の対策を練らねば、と深王は新たなミッションをプレイヤーへ課す。 海底神殿はかって深王が世界樹との交信の儀式に使っていたらしい。 神殿の何処かにある碑文、それを探せばプレイヤーにも世界樹の声が聞けるという。 儀式に必要な道具を受け取り、プレイヤーは神殿に足を踏み入れる。 ・海都の真実 危険を潜り抜け碑文を発見したプレイヤー。 早速、用意された道具”イブン・ガジの粉”を撒くと、不思議な声が脳内に響いてきた! 自らを世界樹である、とするその声はいくつかの事実を告げる。 世界樹、そして”魔”も遠い世界から此処へやって来たこと、 魔の眷属であるフカビトが人間にとり憑き深王と世界樹を葬らんと画策していること、 もうすでに海都のある者がフカビトにとり憑かれていること… 世界樹からもたらされた情報を確認すべく、プレイヤーは深都へと引き返す。 178 :世界樹の迷宮III:2011/07/02(土) 20 08 07.97 ID 56FoeuRl0 ・フカビト討伐作戦 世界樹の声を聞いてきたプレイヤーに深王はさらなる事実をもたらす。 オランピアが、神殿からある花を持ち帰るクジュラを目撃したというのだ。 アマラントスと呼ばれるその花は人間には有毒だが、フカビトには有用な成分になるらしい。 クジュラの主、元老院か姫か、地位ある人物が憑かれているのは間違いない。 海都はかっての生地、その故郷を蹂躙せんとするフカビトを許してはおけない、 そう語る深王はフカビトとフカビトに憑かれた人物を討つための策を講じる。 ”転移装置”。神殿の奥深くに残るそれは海都に隠された王家の森に通じているという。 後に控える討伐作戦を成功に導くためにも、先ずは装置を確保する必要がある。 深王よりミッションを受領したプレイヤーは海都解放のための一歩を踏み出す。 ・恐怖の貝獣 転移装置を探し神殿の奥地へ辿りついたプレイヤー。果たして目的の装置は最奥に安置されていた。 が、装置を目前にして深都の不穏な計画を阻止せんとクジュラが現れる。 さらに深王よりプレイヤーの護衛を命じられたオランピアまでも現れ事態は一瞬即発に。 オランピアがクジュラと睨み合う中、プレイヤーはクジュラがけしかけた幻獣と戦うことに。 元は東の国から持ち込まれたらしいその幻獣は美しい半裸の美女! ─否、目に見える美女は幻、実体は蜃気楼を生み出す蛤のバケモノ”シン(蜃)”だった。 自らを妖しく見せるに止まらず、その幻術はプレイヤーまでをも幻惑へと引きずり込む。 しかし、此処で倒れるわけにはいかない。プレイヤーは苦難の末に幻ごと貝獣を砕く。 シンの敗北を見たクジュラは不利を悟り退散する。オランピアも傷付いたが命に別状は無いようだ。 転移装置の確保に成功したプレイヤーは次なる行動に移るべく深王の元へ帰還する。 204 :世界樹の迷宮III:2011/07/09(土) 14 41 42.10 ID irR1uQOe0 第五階層 白亜ノ森 海都付近に位置する広大な森林地帯。深度的には第一階層と同じくらいだと思われる。 透き通るが如く水面のような床、乱立する鳥居、かなりの和風テイスト。 海都ルート ・グートルーネ姫防衛 深海の転移装置により、深王が白亜ノ森へと侵入した。 その真意は図りかねるものの、森の奥で体を休める姫を害なさんとする可能性は高い。 プレイヤーギルドは元老院から、姫と深王、兄妹の決闘を防いでほしいと頼まれ急行する。 最奥を目指すプレイヤーにオランピアのけしかける魔物たちが襲い掛かる。 しかし、それらを退けなんとか深王たちに先んじることに成功する。 ・深王との戦い 森の最奥に辿りついたプレイヤーを追うように深王とオランピアが現れる。 深王はグートルーネ姫を”フカビトが憑く偽物”と断じ、これを討つ決心の様子。 百年前の彼を知る元老院の者が縋りつくが、深王はそれを払いのけ殺意を露にする。 最早、戦いを避けることはできない。プレイヤーは深王を迎え撃つことに。 深王が百年の時を衰えずにいた理由、それは世界樹の叡智により身体を機械化したがためだった。 首から下を異形と化した深王、付き従うオランピア、二人のコンビネーションはプレイヤーを苦しめる。 だが、激しい死闘の中、オランピアが倒れ、そしてついに深王もまた力尽き斃れるのだった。 今も尚、海都の地底深くに健在する”魔”。自分を道半ばで斃れるが、どうか後を─ 自分を打ち倒したプレイヤーに後を託す、それほどまでに深王は人類の平和を願っているのだ。 最期に、妹への謝罪を口にした深王はその体を砂と変え崩れ落ちてしまった。 ・結末 プレイヤーは姫の暗殺を未然に防ぐことに成功した。 しかし、失われたもの、とり返しのつかないことも多く残ってしまった。 兄との再会を夢見て人ならざる身となってまで百年を耐えてきた姫は、他ならぬその兄を失ってしまった。 深王は、最終的に敵対してしまったものの、その正義と平和を望む心には欠片も嘘は無かった。 海都にはひとまずの平穏が訪れた…、が、これで本当によかったのだろうか? 205 :世界樹の迷宮III:2011/07/09(土) 14 42 35.43 ID irR1uQOe0 深都ルート ・グートルーネ姫暗殺 深海の転移装置を確保したプレイヤーに深王は最終作戦の開始を告げる。 海都の統べる王家の象徴、グートルーネ姫。その姫こそがフカビトに憑かれ人類を滅亡に導かんとする者。 深王は、姫が療養のため身を隠す王家の森への侵入経路を調え、プレイヤーへ全てを託すのだった。 倒すべき姫を探し森を進むプレイヤーの行く手を魔物の襲撃とクジュラの妨害が遮る。 しかし、その勢いは止まらない。ついに姫のいる最奥へと到達するのだった。 ・白亜の姫との戦い 討つべき姫を間近にしたプレイヤーの前にクジュラが立ち塞がる。 思い返せば地下二階の頃からの付き合いとなった彼だがその忠義心は殺し合いも辞さない覚悟を示している。 元老院最強のショーグンであるクジュラの剣は、今や歴戦の冒険者であるプレイヤーをも斬る恐るべし技だ。 しかし、人類の未来が双肩にかかったこの戦いに敗北は許されない。 果たしてプレイヤーの覚悟が勝ったか、クジュラはその身を崩し、姫への道を遮る者はいない。 が、姫はただ討たれるのを待つ身ではない。姫は魔物へと変化し、襲いかかってきた! フカビトと同じく水棲生物の特徴を感じさせながらも、その身はフカビト以上のおぞましさを感じさせる。 フカビトの力を利用したと認めつつも、その意思は人間のそれだと語った姫。 怪物と成り果てながらも、忠義により戦い、斃れたクジュラのために怒りを見せた姫。 本当に姫は海都を滅ぼさんとする存在だったのか、その答えは得られぬまま死闘の末、姫は泡となり消える。 ただ、もう一度だけ、兄に会いたかった。姫は最期まで兄の幻影を追っていたのだろうか… ・結末 姫は討たれ、海都の危機は去った。そう語る深王はプレイヤーへ感謝をよせる。 しかし、姫が本当にフカビトの傀儡になっていたのかどうか。 深王は姫のこと、妹のことは記憶に無いと語るが、もう思い出すことはないのだろうか。 深王の正義に加担し、姫の希望を砕いたこの結末は本当によかったのだろうか? 206 :世界樹の迷宮III:2011/07/09(土) 14 43 23.33 ID irR1uQOe0 真祖ルート 時は第ニ階層探索の頃まで遡る。 ・神話 それは海都に伝わる昔話。 ─後に海都となる島国に蔓延した恐ろしい疫病。老若男女、多くが倒れ絶望が広がった。 生き残りし人々は天へ、神へ救いを求め祈りを捧げた。 すると、空から白く光る雪のようなものが降り、人々はあっさり病を克服してしまった。 喜ぶ人々がふと気づくと、それまで影も形も無かった巨大な”樹”がそびえ立っていた。 ─これが”世界樹”の伝説であり、世界樹が祖先にもたらした”白亜の供物”の伝承である。 プレイヤーは酒場の気さくな吟遊詩人からそんな話を聞くのだった。 ・伝説のアイテム? ついに伝説とされていた深都を発見したプレイヤー。 深都は秘さられなければならないと語るオランピア、深都は本当にあったのかと尋ねる元老院。 プレイヤーは双方にどう応えただろうか。 たとえ八方美人と呼ばれようが、双方に真摯な対応をしただろうか。 誠意ある対処は信頼と変じ、まわりめぐって他者から自身への誠意となるはずだ。 時は流れ、第四階層を探索する頃。 オランピアが、クジュラが、それぞれ言葉にしない願いを託すかのように贈り物を携え現れる。 ”白亜の供物”に深く関係するアイテム、”星海の欠片”、”空の玉碗”。 神話に伝わるこれらは、何か新しい道を拓くカギとなるのだろうか。 207 :世界樹の迷宮III:2011/07/09(土) 14 44 15.57 ID irR1uQOe0 ・ともだち 白亜の供物につながる品を手に入れたプレイヤーだが、その使い方はサッパリわからない。 なにせ海都が成り立つより以前、世界樹がこの地に降臨した頃の話のため、知る者が皆無なのだ。 百年の時を渡り生きている姫や深王、オランピアたちでさえ海都王家が誕生して以降の人間だ。 世界樹か、あるいはそれに相当する年月を過ごし当時を知る者… 、いた! 世界樹とほぼ時を同じくして現れた”魔”、その眷属たるフカビトならば。 プレイヤーは灼熱の第三階層、かって一度訪れた”断罪の間”を再び訪問する。 再び相対するプレイヤーと真祖。彼?は相変わらず興味なさげでそっけない。 しかし、気まぐれだろうか。真祖は何かを思い出すかのようにプレイヤーへ問いかける。 真祖は昔々、ひとりの少女と出会った。人ならざるフカビトを恐れずに接する少女と。 人類とフカビトとは敵対するしかない関係なのか?理解し合い友の間柄にはなれないのか? これまで出会ってきたフカビトに友好的なものはひとりとていなかった、 真祖も自身が襲いかかりこそしないが、その血肉が変化した眷属は凶暴だ、 しかし、此方もまた気まぐれだろうか。プレイヤーは真祖へ友になれる旨を返答する。 その答えを聞いた真祖は何か考えるところがあったのだろうか、 プレイヤーが持つ星海の欠片と空の玉碗を”白亜の供物”へと変化させる。 目論見がひとつ潰れてしまうが、と前置きしつつ真祖はプレイヤーへ供物を託す。 泣き虫の姫と世界樹に憑かれた王、白亜の供物を与えれば事態は好転するだろう、と。 しかし、かって姫へ分け与えた力が戻れば、真祖はフカビトの王にふさわしい存在となるだろう、とも。 後の再会を約束したプレイヤーは、今争わんとする兄妹を目指し急ぐのだった。 ・百年越しの再会 白亜ノ森の最奥に辿りついたプレイヤー。すでに深王も到着しており、姫と一瞬即発のまま相対している。 このままだと起こるであろう悲しい戦いを避けるため、プレイヤーは二人へ真祖からの贈り物を差し出す。 かって海都の祖先を救った白亜の供物は、今その末裔たる二人を再び救うのだった。 姫はフカビトの力を手放し人間の体を取り戻し、深王もまた生身の体と失った記憶を取り戻すだろう。 そうであれば、二人が争う必要も無く、百年前と同じ仲睦まじい兄妹に戻れるはずだ。 再会を果した兄妹をそっと残し、プレイヤーはその場を後にする。 種族の垣根を越えた友情に基づく約束が残っているのだ。 208 :世界樹の迷宮III:2011/07/09(土) 14 45 25.44 ID irR1uQOe0 ・真祖との戦い どこからか脳内に響く真祖の呼び声。それに導かれるようにプレイヤーは第四階層を再訪する。 深洋祭祀殿の奥深く、どうしても開かない謎の扉。その扉が迎え入れるように開いてゆく。 なおも真祖の声が聞こえる。此処はフカビトがその神と交信する儀式の場、 姫に与えた力が戻りし真祖は神の命じるまま人を狩り世界樹を倒さんとするだろう、と。 複雑な感情を抱えながらも、避けえれぬ決戦を予感しプレイヤーは奥へ奥へと足を進める。 扉の奥、瘴気漂う異界と呼んでも差し支えない空間はフカビトの精鋭たちが蠢いていた。 それらを撃破しつつ、最奥へと辿りつくプレイヤーギルド。その前に真祖が現れる。 失った力を取り戻したからだろうか、子供のような体躯は成長し威厳を感じさせる青年のそれとなっている。 姫への思い、海都を支配せんとする目論見、真祖が苦しんだ矛盾をプレイヤーが止めてくれた。 姫は救われ、真祖もまた失って久しい自分を取り戻すことができた。フカビトの父にして母たる自分を。 どこか礼にも聞こえる語りを終えると、真祖はその身を肥大化させ怪物へと変貌し襲いかかってきた! フカビトの王にして、魔に連なる眷族の中で最も強大な真祖。その強さは姫や深王をも越える。 かっての自分を取り戻し、迷いも吹っ切れたのだろうか、その攻め手には容赦の欠片もない。 しかし、友情を予感させた彼?を倒さねば人類に未来は無い。プレイヤーもまた迷いを捨て戦わねばならない。 血で血を洗う死闘の末、真祖はその身を崩し消えてゆく。 最期に、全ての争いに終止符を打ちたいのならば地底の果てに眠る我らの神に会え、と残して… ・結末 真祖は斃れ、フカビトは、”魔”はその力を大きく削がれた。海都にもひとまずの平穏が訪れるだろう。 姫と深王は和解したものの、一度人の身を捨てた二人はそれを悔いてか、ひっそりと海都を旅立った。 プレイヤーは海都を救った英雄として大評判だ。 しかし、真祖の残した言葉はさらなる敵を示している。 プレイヤーギルドの前には未知の階層に通じるであろう道がひとつ… 266 :世界樹の迷宮III:2011/07/15(金) 23 56 53.51 ID /s12nePN0 第六階層 昏き海淵の禍神 海都の地底奥深くに位置する樹海。眼球やら吸盤のついた触手やら有機的なパーツが多い。 落とし穴にダークゾーンに滑る床にダメージ床に回転床に、とワープ以外の罠が勢揃い。 出現する魔物も宇宙怪獣っぽい昆虫やら、宿木やら宿木やら、あと宿木やら。文字通りの人外魔境。 各フロアは巨大な”魔”の表面そのものであり、木々は魔の末端とそれを抑える世界樹の根らしい。 ・昏き海淵の禍神 戦いの中で消えていった人、去っていった人、彼らから”魔”との決着を託されたプレイヤーは魔境へ挑む。 全ての元凶を討つ戦いを、元老院が、オランピアが、残された人々が皆、プレイヤーを応援する。 想像を絶する奇ッ怪な森の最奥には、魔の心臓部たる怪物”昏き海淵の禍神”が待っていた。 宿敵である世界樹の抹殺を狙うこの怪物にとって、プレイヤーを始め人は眼中にないのかもしれない。 しかし、これまでの冒険の中で出会った人々の期待に応えるためにも、 何より冒険者であるプレイヤーの探究心、挑戦に燃える心のため、戦いの火蓋が切って落とされた。 決戦の行方は… (裏ボスにあたる昏き海淵の禍神を倒してもゲーム中の演出はひどくアッサリです。 実際は、ゲームを通してプレイした末のやりこみ、それまでの道程を思い返しての 達成感を味わうためのハードル的存在ではないかと思います) ・一連の流れ すごい昔 宇宙の彼方から”魔”が飛来する。これを追って世界樹も飛来。 地表に降り立った魔を上から押しつぶすように世界樹も着地、両者とも地底奥深くへ沈む。 結果、魔は世界樹の根に押さえつけられ地底から動けず。 世界樹はその頂上付近を地表へ出すに止まり、根を中心とした下半身は地底へ。 世界樹の降臨と時を同じくして高純度のマナが惑星地表に降り注ぐ。 これが後世に”白亜の供物”として伝えられる。 百年前 海都の王、ザイフリートが世界樹との交信の果て、深王となり海底へと身を潜める。 グートルーネ姫、海都付近で真祖と遭遇。 姫を傀儡とし海都を乗っ取る目論見と姫への好意的?感情から、真祖が力の一部を姫へ与える。 力を失った真祖、あたりをふらついていたところを深都により捕らえられる。 現在 ゲーム本編 267 :ゲーム好き名無しさん:2011/07/15(金) 23 59 27.67 ID /s12nePN0 ここまでです。 一連のクエスト、大航海クエスト等、ストーリー本編に関わりの薄い要素は削りました。 【やるのが】【面倒】には反しますが、興味を持ってゲームをプレイしてもらえれば幸いです。
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YouTube 新規追加 2020/09/09 https //egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1598183571/657-658 歌い手名:根本真澄 性別:女 新規追加 or ランク移動:新規追加 チャンネルURL or マイリストURL:https //www.youtube.com/channel/UCx593Pqnb4yFULWep96-xNQ チャンネル登録者数(YouTube):1510人 予想ランク:A 根拠: 【発声】 高性能妹、kaeruらと同じ声楽系歌い手だが、この2人より明らかに発声は良い 高音でも発声は柔らかく、kaeruと違い喉だけで出して無く、高音域の安定感がかなり良い。 また、「魔笛」と「オランピアのアリア」がわかりやすいが、コロラトゥーラの安定感は両名を遥かに上回る 特に「魔笛」の最高音でも綺麗に発声出来ており、kaeruと高性能妹と比べても差は歴然 【音感】 「魔笛」の例の難所は、生歌でも音程が外れてないし最高音もしっかり出ており、高音域のピッチも良い 【リズム感】 「魔笛」でも特段リズムが崩れることはないように感じた 特に根本が歌う「魔笛」は、kaeruや高性能妹が歌うのよりテンポが早いバージョンになってるが、それでも基本テンポ通りついていけているし、例の難所でもスムーズに発声出来ておりもたついていない 「オランピアのアリア」もピアノの伴奏と合わせる部分が難しい難曲だが、リズムはこれも全く問題なく歌えている 加点項目 【テクニック】 コロラトゥーラの安定感がかなり良いし、ビブラートの幅と太さも十分で安定感もあるし、低音から高音まで揺らせられる またピアノとの即興演奏動画もかなりレベルが高いので、十分加点していいと思う 【声域】 最高音:hihiF#(魔笛) 低音は不明 【難曲】 「魔笛」をkaeru高性能妹以上に歌いこなしているし、「オランピアのアリア」も問題なく歌えてる 【総合】 高性能妹とkaeruよりオペラ曲の出来が良いので最低でもB+、さらに生加点もかなり強いので、いよかんの下のAくらいかと思った オペラは全くの素人だから書いてることにおかしいところもあるかもしれないが、ランク自体は問題ないと思う 参考音源: 魔笛(夜の女王のアリア) https //youtu.be/oEGCauAo5tk オランピアのアリア https //youtu.be/Hx6He3pM2CE 踊り明かそう https //youtu.be/Zf7jw0SG4Q4 おまけ 即興演奏 https //youtu.be/6oo6tZyvKKQ 生加点で、102万回再生されたストリートオペラ https //youtu.be/dDLeYiSxUcM また、テクニック&難曲加点で爆速verの魔笛も加点していいと思う https //youtu.be/-qZ8MUTrLjU
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テキスト集トップへ戻る ミニイベント || 第一階層(1) 第一階層(2) 第二階層(1) 第二階層(2) 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層 第五階層 白亜ノ森 17FF-2 結界(海都ルート) B-2 妨害(海都ルート) F-2 結界(深都ルート) B-2 妨害(深都ルート) 18FC-2 再度の妨害(海都ルート) C-2 再度の妨害(深都ルート) 19F 20FE-3 扉の前(海都ルート) E-3(海都ルート) 海都ルートエンディング E-3 扉の前(深都ルート) E-3(深都ルート) 深都ルートエンディング E-3(真ルート) 17F F-2 結界(海都ルート) (ミッション「姫を狙う深都の王を見つけ出せ!」受領前) 君たちが白い森の探索を順調に 進めていると、不意に目の前に 見えない壁に行き当たる。 それに触れてみると進行を拒むように 君たちにぱちりと電気のような痛みを 与えてきている。 これ以上、先に進むためには何か手を 考えなければいけないようだ。ここは 一旦元老院に戻るのがいいだろう。 B-2 妨害(海都ルート) 白亜の森と呼ばれる 白く美しい森を進む君たちの前に 広大な広間が姿を現す。 その広い空間の先で、君たちの 様子を伺う人影を発見する。 「…やはり、来たか」 そう呟くと少女は高い口笛を吹いた後 そのまま背後の森に姿を消す。 それと同時に広間の中心部辺りに 巨大な鎌を持つ魔物が姿を現す! オランピアの妨害を前に 君たちは力で切り抜けてもいいし うまくかわしていくのも自由だ。 F-2 結界(深都ルート) (ミッション「深王の命に従い白亜の姫を討て!」受領前) 君たちが白い森の探索を順調に 進めていると、不意に目の前に 見えない壁に行き当たる。 それに触れてみると進行を拒むように 君たちにぱちりと電気のような痛みを 与えてきている。 これ以上、先に進むためには何か手を 考えなければいけないようだ。ここは 一旦王の元に戻るのがいいだろう。 B-2 妨害(深都ルート) 白亜の森と呼ばれる 白く美しい森を進む君たちの前に 広大な広間が姿を現す。 その広い空間の先で、君たちの 様子を伺う人影を発見する。 「…ここまで来てしまったか」 と、森の奥から呟く声がする。 そこにいた青年は、甲高い笛を 鳴らすとそのまま森へと姿を消す。 それと同時に広間の中心部辺りに 巨大な鎌を持つ魔物が姿を現す! 君たちは、クジュラの妨害を前に 力で切り抜けてもいいし うまくかわしていくのも自由だ。 18F C-2 再度の妨害(海都ルート) 白い森の中、開けた場所を歩く 君たちの前に、不意に 一人の少女が現れる。 「…諦めるつもりはないの?」 口調はいつも通りだが、どこか 哀願するような響きで少女が呟く。 しかし、君たちの様子を見て オランピアも無駄な言葉を 発したことに気付く。 「………これで、お終い」 そう呟くと少女は高い口笛を吹いた後 そのまま背後の森に姿を消す。 それと同時に広間の周囲から 巨大な鎌を持つ魔物が 何体も姿を現す! オランピアの妨害を前に 君たちは力で切り抜けてもいいし うまくかわしていくのも自由だ。 C-2 再度の妨害(深都ルート) 白い森の中、開けた場所を歩く 君たちの前に、不意に 一人の青年が現れる。 「お前たちはどうあっても 先へ進むつもりか?」 最後の確認をするかのように 青年は強く、真剣な口調で そう問いかける。 しかし、君たちの様子を見て クジュラも無駄な言葉を 発したことに気付く。 「愚問のようだな、 …なら森の露と消えろ!」 青年の叫びと同時に広間の周囲から 巨大な鎌を持つ魔物が 何体も姿を現す! 君たちは、クジュラの妨害を前に 力で切り抜けてもいいし うまくかわしていくのも自由だ。 19F (イベントはありません) 20F E-3 扉の前(海都ルート) 白亜の森を進んできた君たちは 遂に森の最深部、姫の休む場所に 到達したようだ。 目の前の扉を開いて、姫を守るため 助力を行ってもいいし、一度休息を とるために街に戻るのも自由だ。 E-3(海都ルート) 君たちが扉を開けた先は、美しい 小さな池が広がり、静かで厳かな 雰囲気をかもしだしている。 周囲を見回す君たちは、そのほとりに 佇む見慣れた老婆の姿を発見する。 (フローディア) 「…到着したようだね、 ご苦労さん、(ギルド名)」 老婆はそう告げると、周囲の森を 見回しながら言葉を続ける。 「あの御方が来る前に 姫さまを別の場所に移したのさ」 「あとはあの御方をあんたらが 止めてくれればいいんだけど…」 老婆と話す君たちの背後から 不意に強烈な殺気が襲う! 振り向き見れば、そこには 見慣れた深都の王と影のように 付き従う少女の姿があった。 (深王) 「やはり卿らはここにいたか…。 海都の危機、フカビトの脅威を 理解できぬとは………」 深王は、深いため息を吐きながら 一歩、また一歩と近付いてくる。 「退け! 卿らを殺したくはない。 …しかし、フカビトを庇うならば 今後は敵と見做す他ない」 冷静な声でそう告げる深王は 君たちの前で足を止めると 周囲へと鋭く視線を向ける。 「卿らが隠すあのモノは…。 邪悪なフカビトが憑いた ニセの王女は何処にいる?」 深王の視線は、君たちから 隣にいる老婆へと向けられる。 老婆は、必死な表情を浮かべると 深王にすがりつくように 手を伸ばし声をかける! (フローディア) 「…王さま! あたしです! フローディアです! 百年も前に 姫さまに仕えていた侍女です!」 「姫さまは…、グートルーネ姫は 貴方様を待ち続け、慕い続け… その為に人を捨てただけです!」 老婆は必死にしがみつくが 深王は眉をひそめ、その手を払う。 (深王) 「…知らぬな。卿のことも そしてその姫とやらも………」 深王はそう告げると、その腕から 大きく鋭い刃を構える。 「フカビトに憑かれた姫は何処だ? 教えぬというなら、卿らを血祭りにし その老婆に答えてもらおう!」 君たちへ向けた明らかな殺気が 放たれると、深王の隣にオランピアが 現れ、彼女も君たちに刃を向ける! もはや言葉を交わす余地はない! 覚悟を決め、襲い掛かる2人に対抗し 自らの運命を掴み取りたまえ! (不死たる機械の王、オランピアと戦闘) 海都ルートエンディング + 閲覧注意 (深王) 「…卿らの、勝ちだ………」 君たちの前、崩れ落ちた深都の王 海都の最後の王はそう呟く。 人であった記憶を失い、 人であった喜びを無くし 人を捨てて目的を追求し、 今、人の証たる死を迎える。 「一つ頼みがある。卿らにしかできぬことだ」 王は語り続ける…。 深都を抱くように立つ世界樹のことだ。 あれは人類の最後の希望である。 海底深くに“魔”を封じ、今も力を蓄え 何れ“魔”を討つ為に動き出すだろう。 その時まで世界樹を護らねばならない…。 「それを卿らに任せたい」 オランピアが我が意思を継ぎ 協力するであろう。 君たちの前で、王であったものは声と共に 砂状の粒へと変化していく…。 「そしてもう一つ…、 妹にすまなかったと伝えてくれ」 最後の言葉と共に 王は完全に白い砂に変わる。 果たして、王を討つことが 本当に正しかったのだろうか? それは今となっては確かめる術はない…。 (世界樹) …深王と名乗りし青年王は 余の言葉に従い、時の終わりを迎えた。 しかし、死は特別なことではない。 彼の死もまた、余の力となり 何れ“魔”を討つための剣となる。 何十年、何百年、何千年… 幾星霜もの時が過ぎ、 余の力が戻りしとき……… 余と“魔”の因縁は終わりを告げる。 深都を抱くように立つ世界樹が 王の死を悲しむように闇に蠢く。 「海都最後の王よ。汝は余の知る中で 最も高貴な王であったぞ」 (白亜の森 夜 フローディア) …ザイフリートさまは姫さまの事を 忘れてしまっていたようだね。 そして私の事も………。 (海都中央広場 夜 クジュラ) かつての王であり、兄であった者を 失った姫様の哀しみは憐れだが 全てはその姫様を守るため…。 (海都 冒険者ギルド) 詳しい話は聞いちゃいねぇよ。 …だが、お前らが最も辛い役目を 引き受けたんだろ? ご苦労様。 (海都 インバーの港) 何、心配はいらぬよ。何があろうと 海都を包む大海が癒してくれる。 悲しみも、辛さもいつの日か…ね。 (海都 アーマンの宿) みなさん、お疲れ様です! 姫さまの命を狙う悪人を倒したって 聞きました、さすがですね! (海都 羽ばたく蝶亭) 長きにわたるオツトメご苦労サマ! 依頼じゃナイカラ報酬は出ないケド 私はアナタ方の無事を祝福するヨ! (海都 ネイピア商会) 天道は是か非か、という言葉もある。 悩む必要はないのじゃ 信じた道を歩むがよいぞ? (白亜の森 朝 グートルーネ) この百年の間、兄様のことだけを 想って生きてきたのに…、私は これからどうすればいいの? クリアデータをセーブしますか? 【 Y E S 】/【 N O 】 YES (セーブ画面の後タイトルに戻り、ロード時にオランピアとの会話が発生します) 海都広場:オランピアの伝令 君たちが白亜の森での一連の出来事を 見てから海都に戻ると、そこには オランピアの姿があった。 「…世界樹からの指令。 あなたたちに伝えろと言われた」 少女は、まるで君たちを 初めて見るかのように 冷たい視線で見つめている。 「白亜の森…、その奥に 転移装置があり、それを使うと “魔”そのものの居場所へ飛ぶ」 「あなたたちがそこに挑むのが 犯した罪の償いとなる…。 …世界樹はそう言っていた」 「伝令はそれだけ…」 そう告げると、オランピアは その場から離れ、姿を消した。 NO (セーブされずにタイトルに戻ります) E-3 扉の前(深都ルート) 白亜の森を進んできた君たちは 遂に森の最深部、姫の休む場所に 到達したようだ。 目の前の扉を開いて、フカビトに 憑かれた姫に挑んでもいいし、一度 街まで戻るのも自由だ。 E-3(深都ルート) 君たちが扉を開けた先は、美しい 小さな池が広がり、静かで厳かな 雰囲気をかもしだしている。 周囲を見回す君たちは、そのほとりに 佇む見慣れた老婆の姿を発見する。 (フローディア) 「…到着したようだね、 ご苦労さん、(ギルド名)」 老婆はそう告げると、周囲の森を 見回しながら言葉を続ける。 「まさか本当にあんたらが敵として ここまで来るだなんてね…。 …考え直す気はないのかい?」 老婆はそういって、君たちの顔を 見ると深くため息をつく。 「…まぁそうだろうねぇ。 わかっちゃいたさ、けどね 念のために聞いただけさ。」 老婆はそう呟くと、大きな声で 青年の名を呼ぶ。 振り向き見れば、そこには君たちも 見知った金髪の青年クジュラと その背に隠れる姫の姿があった。 (グートルーネ) 「…皆さまが私の言葉を信じず こうして白亜の森を荒らしに くるだなんて…、とても残念です」 悲しそうな表情を浮かべた姫は クジュラに軽く何かを呟く。 青年は頷くと、柄に手をかけながら 一歩、また一歩と近付いてくる。 (クジュラ) 「お前たちとは良い関係を築けると 思っていた…、それだけに こんな結果になることが残念だ」 「姫様はただ…、兄王様を見つけて もう一度会いたいと願っただけだ…。 だが、お前たちはその希望すら…」 青年の表情は冷静なままだが その身体からは恐ろしいほど強い 殺気が君たちに向けられている。 その瞬間、背後にいた姫が 再び君たちに向けて声をかける! (グートルーネ) 「…皆さまは兄の言葉を信じ フカビトを討ちにきたのでしょう? でも…、それは一体誰のことです?」 今まで君たちが見たこともない 邪悪な笑みが姫に浮かぶ。 「私はただ…、フカビトの力を借り 不老長寿の力を得ただけです…」 「兄と再び出会い… 幸せに語り合える日を夢見て…」 「それが罪? それを罪だと言うなら 私を討ち取るといい!」 姫の叫び声と同時に、再びクジュラが 君たちの視界に入る。 (クジュラ) 「…姫様を討つ気なら、まずは 当然俺を乗り越えてからにしろ!」 恐ろしいほどの殺気を放ち 青年は2本の刀を抜き構える! もはや言葉は意味を持たない! 覚悟を決め、迫り来る相手に対し 自らの信じる正義を示したまえ! (クジュラと戦闘) 君たちの剣がクジュラを名乗った 青年を打ち負かし、青年の身体が 白い森に崩れ落ちていく…。 それを背後から見ていた少女の姿は 怒りと絶望からか、人のソレから おぞましい魔物へと変貌していく! (グートルーネ) 「…よくもクジュラをっ!」と 叫ぶ姫君は、フカビト以上の 魔物へと姿を変えた! 復讐の怒りに燃える魔の姫君を 君たちは剣を抜き迎え撃つ! (白亜の森の姫君と戦闘) 深都ルートエンディング + 閲覧注意 (グートルーネ) 「…私はただ、兄さまにもう一度、 会いたかっただけなのに………」 君たちの前、崩れ落ちる異形の姫 海都の白亜の姫君はそう呟く。 人としての希望を持ち続け 人としての誇りを抱き 故に人としての身体を失い そして、今、人として死なんとする。 「死は怖くない。ただ………」 あの蒼い海の底に一度、行きたかった…。 全ては消えた兄を追って… けれど、それは叶わぬ夢だった。 フカビトの血を得たことで私は全てを知った。 海底深くに封じられた“魔”と それを封じ監視する“世界樹”と深都。 「私は、フカビトの声を聴いていた…」 永劫の命を得る代償に、 気付けばフカビトと化していた。 兄を支配する“世界樹”と“魔”の 眷属と化した私は 相容れぬ関係になってしまっていたの。 …けれど、それでも、いつか兄と会えるかも。 そう期待して、私は生き続けた。 兄を探し、兄を求め… そして、君たちに出会い、 永劫は終わりを告げた。 果たして、白亜の姫を討つことが 本当に正しかったのだろうか? それは今となっては確かめる術はない…。 真祖の血を得た娘は、人と戻り死を迎えた。 (真祖) 海都を支配する計画は失敗となる。 彼女の死は、その証であり 与えた力が僕に還ることになる。 されどそれも座興に過ぎぬ。 何十年、何百年、何千年… 僕は生き続け、 アノ御方の復活の日を待ち続ける。 海底に立つ世界樹を倒し アノ御方が地上を闊歩する日を夢見て… 「だからサヨナラだ、グートルーネ」 (白亜の森 夜 フローディア) …夢、幻という言葉がある。 これは夢だよね? 姫さまが グートルーネが死ぬだなんて…。 (深都 広場 オランピア) (ギルド名)が成し得たか。 流石、深王さまが見込んだ者たち。 そして、この私も…。 (海都 冒険者ギルド) …おいおい、どういうことだ? 王家の森で何があったんだ? (深都 瞬く恒星亭) よかったです! フカビトの脅威を 海都から取り除いたんですもの。 深王さまもお喜びです! (海都 インバーの港) …真実は隠す程あらわれる。 海都は、これからどうなるのか? みなで考える必要があるな。 (深都 天極殿星御座 オランピア) 深王さまが何故森に…? 失くした記憶が戻ったか? ………だとしたら、私は…。 (白亜の森 朝 ザイフリート) …我の記憶に覚えのない 一人の少女の顔が脳裏に浮かぶ。 何故か、懐かしい気もするが…。 (深都 樹海入口 オランピア) 深王さまは人の身体と共に 記憶の一部を失った。 それが、この悲劇の始まり…。 FIN クリアデータをセーブしますか? 【 Y E S 】/【 N O 】 YES (セーブ画面の後タイトルに戻り、ロード時にオランピアとの会話が発生します) 海都広場:オランピアの伝令 君たちが白亜の森での一連の出来事を 見てから海都に戻ると、そこには オランピアの姿があった。 「深王さまからの伝言がある」 オランピアは君たちを見つめると いつも通りの口調で言葉を告げる。 「すぐに深都まで来て欲しい…」 オランピアはそう告げると 風のようにその場から消える。 君たちはオランピアの言葉に 従ってもいいし従わなくてもいい。 NO (セーブされずにタイトルに戻ります) E-3(真ルート) 君たちが扉を開けた先は、美しい 小さな池が広がり、厳かな 雰囲気をかもしだしている。 その周囲に視線を向ける君たちは 辺で向かい合う深都の王と 海都の姫を発見する! ゆっくりとその場に近付く 君たちの耳に、二人の対話が 風に乗って聞こえてくる。 (グートルーネ) 「…お兄様! 私です! グートルーネです!! ………お兄様、どうして?」 白亜の森の中、海都の姫は 必死の形相で深王に そう語りかけている…。 (深王) 「…我を兄と呼ぶ者なぞ存在しない。 我は海都最後の王、フカビトの力を 借る魔物が妹であるはずもない」 ここまでたどり着いた深王は 怒りに満ちた目で、海都の姫を 睨みつけている…。 君たちは恐らく理解しているだろう。 かの王とかの姫の正体を…。 …しかし、様々な訳あって 深王は記憶をなくし、海都の姫もまた 人としての体をなくしている。 この二人を救うための たった一つの方法は… …いにしえに民衆を癒した幻の光 白亜の供物、それこそが王と姫を かつての状態に戻し救うはずだ。 今にも刃を抜きそうな深王と 姫の間に進む君たちは、真祖から 託された供物を差し出す…。 (グートルーネ) 「…まさか、ソレは、白亜の供物? この世にはないと思ってた…」 呆然と呟く姫に、君たちは 頷き、それを手にするよう促す。 (深王) 「…白亜の供物だと? それが 何であろうと我には必要ない!」 君たちを強く見つめる深王だったが そんな彼の脇からそっと現れた人影が その白い物質を手にとる。 (オランピア) 「…深王さま、どうかコレを…」 どこか悲しげにそう呟き 深王に白亜の供物を差し出す少女。 王は不思議そうにソレを受け取る。 そうして、二人がゆっくりと 白亜の供物を口へ運ぶ…。 これでもう、この二人は 人としての身体、人としての記憶を 取り戻すことであろう。 …しかし、君たちはこの邂逅を 見届けることはできない! 真祖の言葉を思い出せ! 君たちには向かわねばならぬ 場所があるのだ! (20F:E-3(d.4)にワープ) 次の瞬間、君たちは森の手前に 立っていた。何か不思議な力が 君たちを運んだようだ。 不思議に思う君たちは、不意に己の 手に激しい痛みが走るのを感じ取る! 何事かと手の甲を見るとそこには 見たこともない紋様がまるで焼印の ように浮かび上がっていた! 「深洋祭祀殿…、その奥にある 閉ざされたフカビトの扉に来い」 「汝らに渡した異海の印が その奥へと導くであろう…」 そこで声は途切れ、周りに漂っていた 重く圧し掛かるような空気も 霞のように消え去っていく。 君たちは先ほどの声にそのまま 従って行動してもいいし 他の場所へ向かっても構わない。 E-3 再び扉の中に入ろうとする 今は彼らの再会に水を差すのは よくないだろう。君たちは 部屋から離れることにする。
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■III-B6F 海底の小道流るるは猜疑の奔流 世界樹の迷宮III二階層6階。 空気があるのに水流に道を阻まれる不思議な場所。水流とNPCのせいでかなりの遠回りを強いられる。 深海魚の溜まり場があるフロア。プレイヤーの選択次第で、ムロツミの2人の内の一人はここで・・・ オランピアさんの策略により多くの冒険者が葬られたであろうフロア。クジュラも婆さんも恨み言を言っていた。 カーン!「古代魚1に襲われた!」 キーーン!!「古代魚2に襲われた!!」 ドオオオオオン!!!「古代魚3に襲われた!!!」 オランピア「これで万事オッケーだわ」 ナルメル退治の助言を聞いて、直前のフロアの会話まで見ているのに、このフロアの階段付近でのカナエと会話できない。以降のイベント的には見ない方がいいのかもしれんが何故だ 死 亡 フ ラ グ ↑↑私もそうだった。一つ上の階での「嫌な予感が・・・」みたいな会話はあったのに、この階にきたら全くカナエに会えなかった。古代魚も普通にムロツミが出てこないで倒しちゃったし。2週目以降だから? ↑ そりゃ発生が巣を抜けてばーさんにミッションを受領した後だもの プレイヤーギルドが現れるまでの最前線。いくつものギルドがオランピアさんの罠で壊滅しているようだがプレイヤーギルドの時はあっさり脱出可能。今までのギルドが罠に動揺して即時撤退の判断ができなかったのか、オランピアさんがうっかり舐めプしてしまったのか コメント ■関連項目(階層) ◇第一階層 B1F 栄光求めし冒険者が歩を踏み出す場所 B2F 災厄待ち受けし泥濘の大地 B3F 彼岸より理不尽押し寄せる大河 B4F 汚泥より突きつけられし試練の刃 ◇第二階層 B5F 数多の神秘眠りし静寂の海淵 B6F 海底の小道流るるは猜疑の奔流 B7F 暗雲打ち払う真実はいずこや B8F 立ちはだかるは気高き純白の高波 ◇第三階層 B9F 選ばれた者が往く極熱の迷窟 B10F 燃える靴音は不屈の行進曲 B11F 己が選択に悩んだ軌条の上 B12F 赤熱の闘志と鈍色の破壊 ◇第四階層 B13F 囚獣に追われた古の神殿 B14F 逃げること叶わぬ重囲の刑場 B15F 度胸を試された陥穽の道 B16F 風に舞うは誰がための白刃 ◇第五階層 B17F 久遠の蝕みを甘受した白亜の森 B18F 消えた道理に絶望し進んだ道 B19F 唯一つの門を渇望した迷い路 B20F 戦場に響くは永訣の調べ ◇第六階層 B21F 狂気に彩られた脈動の樹海 B22F 不可視の奈落に揺らいだ決意 B23F 苦痛の棘を踏み拉き進んだ道 B24F 己が信念を杖に立つ者たち B25F 永劫すら潰えた冒険の果てに