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梅の伏線。 梅(うめ)は古い日本語で「むめ」と発音。 これは母音の前に子音の「M」を置くため。 これをエレン達に当てはめる。 ■M・エレン→メレン ・片仮名のメ=「目、芽、女(雌、牝)、馬、召、米」 ・片仮名のメ=×(バツ) ・韓国版キリスト教=通称ウリスト教は「東日本大震災は神が日本のちょっとした罰を与えたのだ」と言って死者を冒涜。 ■M・アルミン→マルミン ・マル=○(マル) ■ミカサは最初からMが付いている ・M・イカサ ・ミカサ=漢数字の「三(サン。SUN(太陽、日))」+カ+サのはみ出した部分を切ると「ク」=△(サンカク) ○△×と言えば、SONYのゲーム機プレイステーションのゲーム・コントローラーです。 これは私のゲーム説にも合致します。 と言うことは□(シカク)もあるのではないか。 □は視覚に通じる。 ミカサだけ特殊。 宇宙人と関係があるから、宇宙イカという存在が有るのではないか。
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12巻で、エレン、ミカサ、アルミンが直列して無垢の巨人を操作。 「天→木→アルミン(涙、(泪、波だ、浪だ))→ミカサ(涙と口)→エレン(涙)→エレンの修復中の右手→ダイナの左手→ダイナ→ダイナの切られた右手→大地→無垢(ムク、椋、69=逆さ、韓国の太極旗、巴(ともえ。友へ:君へ))の巨人」まで一列につながった(惑星直列)。 アルミン、ミカサ、エレンの三人(3人)で「トリプル」。 「進撃の巨人」の「進」という漢字の”つくり”は「隹(ふるとり)」という。 「ふるとり」を逆さにして「とりふる」→鳥FULL→「トリプル」。 つまり、アルミン、ミカサ、エレンの3人で1体の巨人。 トリプル・ブーストすると無垢の巨人を操作できる。 アルミンは頭脳。 白頭山血統、革命血統成分。 白頭(はくとう)→白桃(はくとう)で、西遊記の蟠桃会(ばんとうえ)と西王母(セイオウボ)と蟠桃園(蟠=虫偏に番) 西王母の桃を食べると寿命が延びる(不老不死)。 不死(ふし)→父子(ふし)というシャレ。 西王母の誕生日は3月3日。 日本では桃の節句。 桃の節句は江戸時代に徳川幕府が定めた。 人日(正月7日)・端午(5月5日)・七夕(7月7日)・重陽(9月9日)をあわせて五節句とした。 季節の節目に厄を祓い、無病息災を祈って神様に季節の食物を供えたことに由来する。 食べると不老長寿を得るものは、西遊記では桃のほかにもう一つある。 何度も転生(ループ)して徳を積んだ高僧の人肉である。 その高僧が、西遊記の三蔵法師である。 三蔵法師は9回転生して、なおかつ、9回の人生で一度も射精をした事がない。 つまり姦淫の罪を犯した事のない聖人(星人というシャレ)である。 ミカサは神経。 すでに考察したように、アッカーマン=ウィッカーマンなので、頭脳と人をつなぐ力。 エレンは細胞の統括役で心臓。 実際に細胞である無垢の巨人に自分の意志(石というシャレ)を感染させる。 「進」は11画。 つまり、「進」は日本人とユダヤ人に対する人種差別用語「イレブン(11)」を示す言葉。 今までの考察通り、「進撃」は、戦争や兵器(武器)、科学(化学)、文化・文明など人間(生物)の進化を表している。
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グリシャの妻でエレンの母、ミカサの母親代わり。 845年のライナーたちによるウォール・マリア破壊工作で死亡したと見られている。 1巻第2話「その日」において、超大型巨人=ベルトルトの破壊した壁の破片で破壊された家の下敷きとなり、駆け付けたハンネスにエレンとミカサの保護を依頼し、自身は動けぬまま巨人に食われる。 エレンの記憶映像では自分の注射をしようとする父のグリシャに「父さんは母さんが死んでおかしくなったんだ!!」と叫んでいるため、グリシャはカルラが死んだのでエレンを巨人能力者にしたようにも見える。 ※グリシャはフリーダの夫だった?妻の体と記憶と能力を何者かに奪われたので、それを取り返しに行った? つまり、エレンを巨人化させなくてはならないほど、カルラは重要だったという事になる。 カルラのセリフを”命令”だという前提で、1巻第1話「二千年後の君へ」および第2話「その日」を読み直してみると、新しい発見があるかもしれない。 ポイントは「誰がカルラの”命令”に従い、誰がカルラの”命令”に従っていないか」である。 また、15巻第63話「鎖」のロッド・レイス卿の回想映像では、グリシャ巨人とフリーダ巨人の戦いにおいて、フリーダ自身の死の瞬間や死体は描かれていない。 フリーダ巨人の首と延髄(背骨も少し付随)がグリシャ巨人に噛みちぎられた描写だけであり、グリシャ巨人の口は閉じている。 女型の巨人=アニや鎧の巨人=ライナーがエレンを誘拐した時と同じく、グリシャ巨人の口の中にフリーダが隠されているのかもしれず、誘拐されたフリーダがカルラやカルラの能力と関係している可能性もある。 たとえば、カルラは先代のエレンだったのではないだろうか? 以下、エレンがカルラになったと仮定して、考えられるカルラ誕生の手順を想像してみる。 ①グリシャがフリーダを誘拐し、フリーダに巨人化の注射をして巨人にする。 ②フリーダ巨人がエレンを食べる。 ③エレンの精神がフリーダ巨人を乗っ取る。 ④巨人の体内でエレンとフリーダの遺伝子が合体し、2人の特徴を合わせ持つ新人間が再生される。 ⑤肉体年齢や性別は女性優先? (仮に男エレン10歳、女フリーダ20歳とすると、新人間は女で20歳前後になる) ⑥巨人化を解除すれば、フリーダの記憶を持つ女「カルラ」が誕生。 エレンとミカサを抱えて逃げるハンネスの背中に「行かないで」とつぶやくが、その声が3人(おそらくハンネス)に聞こえないよう、自分で口を押さえている。 自分の”命令”にハンネスが従ってしまうことを知っていたのだろう。 逆にエレンが自分のミカサを連れて逃げろという”命令”に従わない事には、「どうしていつも母さんの言うこと聞かないの! 最後くらい言うこと聞いてよ!!」と叫んでいる。 エレンがカルラの言う事を聞かないのは、エレンが人間だからではないだろうか? 実はカルラは人造人間の女王で、人造人間には本能的に女王の言うことに服従する本能が組み込まれている、ということなのかもしれない。 自分の能力を知っているという事は、カルラは世界の秘密や自分の能力を知っていた可能性が高い。 それも、カルラが「エレンとフリーダの結合体」だとすれば説明がつく。 また、疑問が残るのはエレンの記憶映像とロッド・レイス卿の回想映像には大きな違いがある点である。 この2つの映像は別の事件ではないだろうか。
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登録日:2011/05/20 Fri 14 43 59 更新日:2024/04/30 Tue 13 03 17NEW! 所要時間:約 18 分で読めます ▽タグ-リスト 一覧 9つの巨人 あの日の少年 エルディア人 エレン エレンゲリオン エレンレクイエム エレン・イェーガー ダークヒーロー プロフェッショナル出演 ラスボス ラスボス系主人公 不屈 不撓不屈 世界の敵 主人公 主人公→ラスボス 九つの巨人 人類の敵 人類種の天敵 初志貫徹 加害者にして被害者 哀しき悪役 地鳴らし 大量殺人鬼 奴隷 始祖の巨人 巨人化能力者 必要悪 悪魔 悪魔に成り果てた男 悲劇の主人公 戦鎚の巨人 最後の巨人 有言実行 梶裕貴 死に急ぎ野郎 涙腺崩壊 熱血 狂人 童貞 第104期訓練兵 紅蓮の弓矢 終尾の巨人 自己犠牲 自由 自由の奴隷 自由を知りたかった少年 調査兵団 超大型巨人 進み続ける者 進撃の巨人 馬鹿 駆逐系男子 「駆逐してやる!!この世から…一匹…残らず!!」 漫画「進撃の巨人」(別冊少年マガジン)の主人公。 CV 梶裕貴 誕生日 3月30日 年齢 15歳→19歳 身長 170cm→183cm 体重 63kg→82kg ●目次 ●概要 ●本編での軌跡調査兵団入団 VS 女型の巨人 VS 鎧の巨人 超大型巨人 王政編 ウォール・マリア最終奪還作戦 4年後 進撃の記憶 進行する超大型巨人と対抗する人々 ●余談 ●台詞 ●概要 ウォール・マリア南端のシガンシナ地区出身。町医者グリシャ、その妻カルラの一人息子。 ある事情で同い年の少女ともに暮らし、幼馴染の影響で、危険だが可能性に満ちた壁外への関心を持つ。 10歳のときに超大型巨人の襲来を目の当たりにし、巨人に蹂躙されるシガンシナ区から逃げる際に、 母親が喰われるのを目にしたことで巨人に深い憎悪を抱いた彼は12歳でウォール・ローゼ南端トロスト地区の訓練兵団に入団し、厳しい訓練の中で巨人を殺すための力を身に着けてゆく。 虐められている友人を身を挺して助ける、初対面の少女を助けるために自分より大きな大人に立ち向かうなど、同世代の訓練兵との衝突を繰り返しながらもその強靭な精神力を評価され、15歳時に第5位の成績で訓練兵団を卒業。 しかしその翌日、トロスト区にて固定砲整備を行っていたところに突如として超大型巨人が出現し、開閉門を破壊される。 壁内へ続々と侵入した巨人を殺すために奮起するも、新兵である彼らと巨人との力量差は絶望的であり、 仲間が喰われる中で自身も片脚を喰いちぎられてしまう。 戦意を喪失し、今にも巨人に喰われる寸前であったアルミンを助けるために片腕を残して呑み込まれ、壮絶な戦死を遂げた… …と思いきや、その巨人の体内で図らずも15m級の巨人に変身したエレンは結果的に20体の巨人を屠り去る。 人間として培った格闘技術は健在だが、精神が凶暴化しているようで当初は全く制御できず、かなりの体力の消耗を強いられる上に自力で元に戻ることは出来なかった(*1)。 この巨人体(通称・エレンゲリオン(*2))に変身する能力が覚醒してからは失った四肢が元通りに再生するなど、異常な回復能力が備わるなどといった変化が見られる。 その後、「巨人になる化け物」として処刑を求める勢力から逃れつつ、 彼は「人類の希望」として巨人たちとの戦いに身を投じるようになる… ●本編での軌跡 調査兵団入団 前述の通り、最初の巨人化後は彼を恐れる兵士たちに囲まれて殺されそうになっていたが、アルミンの決死の時間稼ぎによって難を逃れる。 直後のトロスト区奪還作戦にて、高さ10mはあろうかという大岩を運んで壁の穴を塞ぎ、ウォール・ローゼ陥落という最悪の事態は防がれた。 その後、エレンを団員として迎え入れようとする調査兵団と、彼の生体解剖を求める憲兵団が衝突する裁判が開廷される。 最終的に調査兵団のリヴァイ兵長預かりの身となり、調査兵団特別作戦班、通称「リヴァイ班」に編成された。 エレン本人のおぼろげな記憶によれば、巨人化できるのは行方不明の父親に打たれた薬が原因と推察されており、 シガンシナ区の自宅地下室、そして彼が肌身離さず身に着けている「鍵」にその秘密が隠されているらしい。 今後、エレン、ミカサ、アルミンを含む調査兵団の面々は、その秘密を探るために壁の外へ出て行くこととなる。 VS 女型の巨人 彼らにとって初の壁外調査となる第57回壁外調査で女型の巨人の襲撃を受け、リヴァイ班員4名の死に激昂し、自身も巨人化して対抗する。 しかし、女型の巨人の技量はエレンの上にあり、巨人体の首を刎ねられ口内に捕らえられてしまうが、ミカサとリヴァイによって助け出された。 惨敗とも呼べるこの調査結果によって今度こそエレンの身柄は憲兵団預かりとなる寸前であったが、アルミンによって女型の巨人の正体が判明した後、再び彼女と交戦。ミカサとの連携で生け捕りに成功するが、彼女は巨人の能力で全身を硬質化させて自らを封印し、何も聞けずに終わった。 VS 鎧の巨人 超大型巨人 突如ウォール・ローゼ地区に巨人が出現した際には巨人化せずに戦闘に参加。ウトガルド城で窮地に陥っていた仲間を救出した。 しかし、その直後に鎧の巨人と超大型巨人の正体が判明。その裏切りに激怒し、巨人化して交戦。鎧をあと一歩のところまで追いつめるが、壁から落下してきた超大型に激突し敗北。四肢を切断され、ユミルと共に壁の外へと連れ去られてしまう。 その後、彼らに拘束されてウォール・マリアよりも外にある「どこか」へ連れ去られるところであったが、そこに調査兵団が突入。 エルヴィン団長の捨て身の攻撃によって二人から解放される。 開放されてなお危機去らぬ中、自らの戦いの始まりである怨敵、かつて目の前で母を喰い殺した巨人が現れた。 体力の消耗により未だ巨人化できないエレン、負傷して動けないミカサ、周囲の巨人に手一杯の他団員、 そして、あの日と同じように目の前で喰い殺されるハンネス。 「自分は結局何もできないままだ」と絶望のあまり発狂するエレン。地獄を体現したような戦況の中、エレンにミカサは「マフラーを巻いてくれてありがとう」と今までの感謝を告げる。 その言葉を聞いたエレンの両腕は急速に再生していき、 「そんなもん(マフラー) 何度でも巻いてやる」 「これからもずっと オレが何度でも」 「アアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」 人間体のまま素手で殴りかかるエレン。当然通じるはずも無く、ペチン…というなんともしょぼい音が鳴り響いた次の瞬間。 突如周囲の巨人が一斉にその巨人に襲いかかり始めた。 巨人が巨人を喰うという異常な状況の中、鎧の巨人は血相を変えたようにエレンに襲い掛かる。 だが、 「来るんじゃねぇ!! てめえら!!クソ!!ぶっ殺してやる!!」 まるでエレンの意思に従うようにすべての巨人は鎧に標的を変え、エレン達はその混乱に乗じて撤退することに成功した。 王政編 曰く「座標」とされる能力の奪取を目論む地方貴族、ロッド・レイスを筆頭とした勢力に拉致され、レイス領にある礼拝堂の地下に監禁される。 そして、それとは違う巨人の力を有していた父、グリシャ・イェーガーが5年前にレイス家の人間を惨殺してその力を奪い、 自身の巨人化能力が父を捕食して得たものであることを知る。 その重過ぎる事実にエレンはクリスタことヒストリア・レイスが自身を喰い、その力を以て人類を救うように頼んだが、 フリーダとユミルの約束を思い出したヒストリアに激励され、この世界の真実に立ち向かう決意を固めることとなった。 その際にロッドが所持していた「ヨロイ」と書かれた小瓶を噛み砕き、全身の硬質化能力を獲得している。 計画が破綻したロッドは悪あがきにと砕けた注射器の残骸を舐め取り、超大型巨人の2倍以上の体躯を持つ異形の巨人に変身する。(*3) ロッドの巨人化による崩落を硬質化能力で免れ、レイス領脱出後はウォール・シーナ壁上にてロッド巨人を迎え撃つ。 開きっぱなしの口に大量の榴弾を突っ込んで弱点のうなじごと爆破し、撃破に貢献した。 ウォール・マリア最終奪還作戦 ヒストリアの女王即位から3か月、シリアスな展開続きだった中で比較的安穏に日々を過ごす。 この間に、グリシャの旧知であったキースによる過去の話を聞き、カルラの残した「この世に生まれてきたことの偉大さ」を噛み締める。 硬質化能力による巨人処刑台の実現など、いよいよウォール・マリア奪還が現実味を帯びてきた。 世論は調査兵団を大きく支持するようになり、多くの新兵を迎えるなど今までになく希望が見えてきたが、 ライナー、ベルトルト、そして獣の巨人。敵勢力の生存を許していては人類の勝利はあり得ない。 「次は殺す」という意思を絶やさず、決戦の日を待った。 奪還作戦の夜に行われた宴席ではジャンと微笑ましくどつき合い「ワッサッ」、 かつてアルミンが話した「海」を見に行くことを誓った。 翌日早朝、シガンシナ区に到着し、壁の穴を塞ぐことに成功。その後、姿を現した巨人一派と交戦する。 硬質化を拳に集中させることで鎧の巨人の防御を易々と貫き、新兵器「雷槍」の導入もあって圧勝する。 だが、ギリギリで死を逃れたライナー(*4)の「合図」によってベルトルトが乱入。 超大型巨人への変身による大爆発によってライナーの近くにいた兵士は皆殺しになり、わずか6人でライナーとベルトルトを仕留めなければならなくなった。 一気に窮地に陥ったが、アルミンがエレンと2人でベルトルトを仕留める算段を立てる。 それは、エレンが囮の巨人を全身硬質化で生成し、そこから脱出してうなじを斬る。それまでにアルミンが超大型の蒸気を消耗させ、時間を稼ぐというものであった。実際にこの作戦は成功し、ベルトルトの四肢を切り落としてうなじから引きずり出した。 全身を黒焦げに焼き尽くされたアルミンをよそに。 この直後、車力の巨人に乗り撤退中だった獣の巨人の変身者と遭遇し意味深な言葉を投げかけられ、変身者の顔に父の面影を重ねてしまう。 そして獣の追撃にあったリヴァイと合流し、息も絶え絶えのアルミンに巨人化の注射を使い、ベルトルトを喰わせるよう急ぐ。 だが、獣の投石によって瀕死の重傷を負ったエルヴィンが新調査兵であるフロックにより運び込まれ、エレン、ミカサとリヴァイ、フロックによる殺し合い寸前の対立に至る。後に駆け付けたハンジがミカサを宥め、エルヴィンの助命という結論が下された… 「アルミンが言うんです… この壁の向こうにある海を…いつか見に行こうって…」 「でもそんな…ガキの頃の夢は… オレはとっくに忘れてて…」 「母さんの仇とか…巨人を殺すこととか… 何かを憎むことしか頭になくて…」 「でも…こいつは違うんです…」 「アルミンは戦うだけじゃない 夢を見ている!!」 「人類を救うのはオレでも団長でもない!! アルミンだ!!」 ベルトルトが目を覚ますと、1体の巨人が彼を襲う。 手も足も出せず、助けを求める声さえ誰にも届かない彼が喰われて間もなく、巨人のうなじから人が現れる。 リヴァイは、最後にアルミンを選ぶことを選択した。 エレンの懇願、育ての親であるケニーの遺言、奪還作戦の夜にこっそり聴いていた「海」、 そして、世界の真実を知るというエルヴィンの「夢」を諦めさせたこと。 彼の胸中に去来したものが何であれ、リヴァイの悔いなき選択よってアルミンは命を繋ぐに至ったのである。 エルヴィンは既に息を引き取っており、超大型巨人の力はアルミンに引き継がれた。 戦いが終結して4時間後、アルミンとサシャの無事を確認し、エレン、ミカサ、リヴァイ、ハンジは 「世界の真実」が記された3冊の手記と1枚の「写真」を発見する。 グリシャの生い立ちと壁の外の「世界」 そこには壁内の人間を「ユミルの民」「悪魔の末裔」と呼び迫害する別の民族が存在することが記されており、 グリシャはライナー達「戦士」を送り込んだ国、「マーレ」の生まれであることが判明した。 マーレは「戦士」が持つ特別な巨人「9つの巨人」のうち7つを手中に収め、約100年間に渡りエルディア人を支配下に置いていた。 グリシャは元々マーレ国内のエルディア人収容所で育ち、ある日飛行船への興味から8歳の妹、フェイ・イェーガーを連れて収容所の外へ駆け出した。 しかし、マーレの軍人二人にすぐに見つかってしまい、一人の長身の男に制裁として膝蹴りを腹に受ける。 また、もう一人いた小太りの男がフェイを家まで送り届けるとして別れた。 「クルーガー」と呼ばれる長身の男は、煙草をふかしながら「せっかくだから飛行船を見ていけ」と呼びかけた。 この日が、グリシャが見た最後のフェイであった。 家に帰っても妹はおらず、翌日、妹は川で発見された。 小太りの男は、お遊びでフェイを犬に喰い殺させていたのだ。 男は子供を無惨に殺したことなど微塵も悔いておらず、そればかりかグリシャ一家を捲し立てるばかり。 この男に、そしてそれにへりくだる父に、何より世界の現実を知らずに妹を連れ出した自分の愚かさを呪った。 この経験からグリシャはマーレに強い憎悪を抱き、18になって父の診療所を継ぐ頃にエルディアの復権、マーレの打倒を目指す「エルディア復権派」に所属し、復権派の筆頭として音頭を取ることとなる。うおおおおおおおおお! 復権派として活動する中、復権派に協力する内通者「フクロウ」によって遣わされた女性「ダイナ・フリッツ」と出会う。 彼女の情報により、全ての巨人の頂点たる「始祖の巨人」が145代フリッツ王(初代レイス王)に持ち逃げされたことが判明する。 翌年、彼女と結ばれ、1人の男児を授かる。その名はジーク。 それから5年以上過ぎ、マーレは巨人の力を継承する「戦士」の募集を開始。 マーレは軍事力の低下から「パラディ島」に逃げ込んだフリッツ王の持つ始祖の巨人の力、島の地下に眠る未知の化石燃料を手に入れる必要に迫られていた。 エルディア復権派も始祖の力が必要であり、グリシャは幼いジークに一方的な洗脳教育を施し、エルディア復権派のスパイとして「戦士」に選ばれる様に躍起になる。 そして、ジークが7つになる頃、息子の密告によりグリシャ達復権派は逮捕された。 子を自らの思想に染め上げんとする、自分が呪っていた愚かな父の姿に、そして「ジーク」という我が子に一度でも向き合うことは出来なかった。 これによりエルディア復権派は壊滅、「フクロウ」が誰かを知るためにグリシャは指を切り落とされるなど苛烈な拷問にかけられ、 巨人となりパラディ島を永遠に彷徨う「楽園送り」の為、パラディ島の海岸に連れてこられた。 そこで、彼は再会する。あの日飛行船を共に眺めたクルーガーと呼ばれていた男に、妹を犬に喰わせた、仇敵に。 妹を犬に喰わせた男、「グロス」は明らかに処刑に慣れており、グリシャの仲間に注射を施し巨人化させた後、巨人化させなかった一人を落として追いかけ回される様子を楽しんでいた。 処刑は進み、かつてのグリシャの妻、ダイナも巨人化させられた。 壁が壊された日、カルラを喰い殺したあの巨人が。 グロスはエルディア人を人間ではなく人の皮を被っただけの怪物、化け物だと嘲り、 グリシャを巨人化させずに先ほど巨人にした3~4m級に喰わせようとする。 しかし、グロスはクルーガーに突き落とされ、自業自得とばかりに巨人に食い殺された。 このクルーガーこそ復権派に情報を内通する「フクロウ」であり、所在不明の9つの巨人のひとつを有していた。 クルーガーは巨人の力を開放してマーレから移動に使われた移送舟を真っ二つにへし折り、乗船していたマーレ当局員を皆殺しにした。 その際にクルーガーはグリシャに自分が持つ「巨人」の力を託し、「壁の中の王から始祖の巨人の力を奪い、その力でエルディア人を救ってくれ」と頼んでおり、グリシャはエルディア人を救うために「始祖の巨人」をレイス家から奪い、息子であるエレンに託していた。 ちなみにその記憶がフラッシュバックした際、無意識のうちにカッコつけたポーズで呟いていたため、リヴァイに中2扱いされた。 その事実や寿命の残りを知り、父の記憶をも夢見たエレンは、同時に母の仇の正体が父の先妻で王家の末裔だったこと、そして座標の力を使う方法として王家のヒストリアを巨人化させ自分が触れるという非道なやり方がある可能性に気づいて慄きつつも、 1年後の壁外調査でパラディ島沿岸部に到達した際は念願の海を見る事よりも、広大な海原の先に存在する新たな敵に思いを馳せるのであった。 以下、23巻以降・アニメ版The Final Seasonの更なるネタバレ 4年後 「クルーガー」と名乗り、自ら目を潰し、足を切り落として負傷兵として本拠地マーレに潜入。 仲良くなった少年ファルコ(*5)の引き合わせによりレベリオ収容区でライナーと4年ぶりの再会を果たし、マーレでの生活や今までの心情を互いにさらけ出す事となる。 そして 「多分…生まれた時からこうなんだ」 「オレは進み続ける」 「敵を駆逐するまで」 ヴィリー・タイバーのエレン達に対しての宣戦布告を聞いた後に巨人化し、マーレ軍幹部を全滅させた(後にエレンはハンジにマーレ軍幹部を全滅させたことを報告している)。呼応するかの如く、エレンはマーレに対して宣戦布告を果す。 その場にいた軍人と住民を巻き込んだ戦闘で「戦鎚の巨人」を倒し能力を継承する。 帰還後、一連の独断専行による行為で地下牢に監禁されるが脱獄し、王家の末裔(=座標起動の鍵)でもあるジークの居場所の特定に乗り出した。 寿命は3年僅かで、過去に比べて仲間達と距離を取っていたりと独断で強行とも呼べる彼の行動には何かあるのかもしれない。 なおエレンの豹変ぶりにはサシャの死もあるが104期生の仲間達すら不信感を持たれ、あのミカサですら強く庇えない程であった。 だが、マーレに潜入する前のエレンは104期生の仲間達に他の誰よりも大切で長生きしてほしいとも語っており、サシャの死を聞いた際は笑って見せたと同時に誰にも気取られないよう悲痛の表情を隠していた。 さらにはアルミンと喧嘩し殴りつけ、ミカサには、アッカーマンの特性を語り、大嫌いだったと言った。 そしてシガンシナ区に大挙して奇襲しに来たマーレ軍との戦いの中で再び鎧の巨人と交戦。 ライナーからは「お前は1人なら脅威じゃない」と言われるが、新たに獲得した戦鎚の巨人の能力も使い、兄ジークの加勢もあって圧倒。 しかしそんな中、巨人化を解除しジークの元へ急ぐ途中に、怒りに燃えるガビ(ライナーのいとこ)に対巨人用ライフルで首を撃たれて、頭を吹っ飛ばされてしまうが…。 進撃の記憶 すべてのエルディア人を…安楽死させる こんなふざけた計画オレは到底受け入れられない 悪いが兄さん オレはここに来るために あんたに話を合わせていただけだ ガビによって首を吹っ飛ばされたエレンだが、事切れる前にジークと接触。 王家の血を引くジークが始祖の巨人を継承したエレンとの接触を果たしたことにより、エレンはすべての道が交わる「座標」へと導かれた。 二人は始祖の巨人の力を手にすることに成功したのである。 しかし、ジークは『不戦の契り』の鎖に繋がれており、この「座標」にて始祖ユミルに命じることが出来るのは始祖の巨人を継承したエレンのみと語る。 ボロボロの服を着た金髪の少女、『始祖ユミル』に命令する様にジークは言うが、エレンはジークから離反。 最初から、彼の馬鹿げた願いである「エルディア人安楽死計画」を止め、自身の願いを叶えるために利用していたのである。 が、始祖の力の主導権は始めから王家の血を引くジークにあった。 ジークの『不戦の契り』の鎖は偽物で、エレンの本音を知ると逆にエレンを鎖で拘束する。 ジークは『フリッツ王の思想』も『不戦の契り』も既に無効化し、エレンの本音を確かめるために芝居を打ったのだ。 エレンの本音から、ジークはエレンがグリシャに洗脳されたと思い、エレンにグリシャの記憶を見せることでその洗脳を解こうとした。 しかし、いくら記憶を見てもグリシャはエレンを洗脳する様子はない。 エレンは最初からエレンのままだった。 場面は進み、フリーダから始祖の巨人を奪うシーンになる。 グリシャはここで自身の持つ「進撃の巨人」の特性、『未来の継承者との記憶の共有』を明らかにし、未来の記憶に従い子供を殺そうとしたが…… グリシャはメスを落として、子供を殺せないとその場に崩れ落ちてしまう。 間違った過去を見ているのかと困惑するジークをよそに、エレンは父親にが話しかけた。 何をしてる 立てよ 父さん これは 父さんが始めた物語だろ エレンはグリシャに操られていた訳ではなかった。 真相は真逆、グリシャがエレンに操られていたのだ。 「進撃の巨人」の特性、『未来の継承者との記憶の共有』により、グリシャに都合のいい記憶だけを見せ操っていたのだ。 エレンこそがグリシャ、壁の王、そして世界と戦うように仕向けた元凶だった。 感謝してるよ兄さん あんたがオレを親父の記憶に連れ込んだおかげで 今の道がある あれを見たのは4年前… オレは親父の記憶から 未来の自分の記憶を見た あの景色を… グリシャは記憶の中で何かを見て、ジークにエレンを止める様言った。何かは分からないが、少なくとも大災害が起こることは確定した。 が、始祖についての主導権は未だジークにある。 エレンの目的を阻止するべく、そして自らの願いを叶えるべく全てのユミルの民から生殖能力を奪う安楽死計画の発動をユミルに命じた。 しかし、エレンは座標に向かうユミルを抱きしめ、ただの少女として彼女に訴えかける。 終わりだ! オレがこの世を終わらせてやる オレに力を貸せ! お前は奴隷じゃない 神でもない ただの人だ 誰にも従わなくていい お前が決めていい 決めるのはお前だ お前が選べ 永久にここにいるのか 終わらせるかだ オレをここまで導いたのはお前なのか? 待っていたんだろ ずっと 二千年前から 誰かを そして現実世界に戻ると、ジークのキャッチしていたエレンの首から何かが生えて胴体と繋がり超大型よりさらに巨大な身体を形成していく。 ユミルはエレンに従うことを選んだのだ。 ついに地ならしが発動し、全ての壁の硬質化が解かれ、大量の超大型巨人が姿を現した。 シガンシナ区に集まったマーレ兵を一掃するためではない。 世界から自由を簒奪するために。 オレの名はエレン・イェーガー 始祖の巨人の力を介し、すべてのユミルの民に話しかけている。 パラディ島にあるすべての壁の硬質化が解かれ その中に埋められていた全ての巨人は歩み始めた オレの目的は オレが生まれ育ったパラディ島の人々を守ることにある しかし世界は パラディ島の人々が死滅することを望み 永い時間をかけて膨れ上がった憎悪はこの島のみならず すべてのユミルの民が殺され尽くすまで止まらないだろう オレはその望みを拒む 壁の巨人はこの島の外にある全ての地表を踏み鳴らす そこにある生命を この世から駆逐するまで そして、パラディ島を除く全生命の滅亡を宣告したエレンは、この物語のラスボスとして君臨することとなる。 進行する超大型巨人と対抗する人々 エレンの巨人体姿はそれまでとは大きく変貌しており、数百対に及ぶ肋骨を引き摺り軸にしながらひたすら進み続ける異形の巨人へと変化。(*6) 特筆すべきはその巨躯であり、ページ、あるいは画面に収まらないあまりの大きさゆえに確定されていないが、 50mを超える超大型巨人を見下ろすほどの体高、そして1000mを優に超すであろう体長を持つ。 そしてその周囲を守るように無数の超大型巨人がひしめき、あらゆるものを踏みつぶすべく行進していく。 かつて壁内人類の守護という未来へと進撃した巨人は、壁外人類の死滅という終末のために進撃する「終尾の巨人」へと変わり果てたのだった。 攻撃目標は現状最も軍事力の高いマーレ大陸であり、海上に集まった世界連合艦隊を一瞬で壊滅させる。 続いてかつて訪れたマーレの街、自分が昔助けた難民キャンプの子供たちもまとめて踏み潰し、焼き殺し、ただ進んでいく。 もはやエレンを止める手立てはない様に思えたが、それでもアルミン達はエレンを止める為に動いていた。 アルミンは全てのエルディア人と巨人を支配できるエレンの影響を特に受けていないことに気付き、 レベリオ襲撃の直前の対話を含め、ライナーはエレンが「自分を止めてほしい」かもしれないという心理を推察する。 しかし、「道」を通じてエレンはアルミン達に、自身を止めたいなら戦えと告げる。 オレを止めたいのなら オレの息の根を止めてみろ 要するにエレンは「アルミン達が自分を(殺してでも)止めること」を邪魔する気がないのである。 これ程の大事を引き起こしながらそれを完遂できなくても良いのか? と矛盾に思うかもしれないが、元々エレンは主観と客観を分けて考えられるタイプである。 その価値観を簡潔に言えば 「客観的な正解(神の視点から見た最前手)など誰にもわからない。自分を含め、誰の意見も、その人の主観でしかない。誰を信じても正解である保証などないのなら、自分は自分の主観を信じる」と表現できるだろうか。 この価値観は以前「エルヴィンとアルミン、どちらを救命するべきか」でリヴァイやフロックと対立した際にも表れており、エレンは「アルミンを救うべき」という主観に従いつつも「エルヴィンを救うべきだった」という主観そのものは否定していない。 今回もエレンは「パラディ島と世界が共存するのは不可能」と信じてそれに殉じるつもりでいるが、同時にそれが自分の主観的な結論であることも理解しており、「自分が正しくてアルミン達が間違っている」と決めつけてはいないのだ。 このような考え方は作中において「女型の巨人VSリヴァイ班」や「礼拝堂地下での硬質化能力発現」といった事件を経て徐々に形成されてきたものであり、それを考えればエレンの無抵抗にも違和感は抱かないであろう。 ちなみにエレンにはまだ隠された真意があるのだが、それを踏まえても「パラディ島と世界が共存するのは不可能(どちらかが滅ぶまで戦うしかない)」と信じていたこと、それでもアルミンを否定しなかったことについては一貫している。 自由を手にするべく世界から自由を奪うために大地を進み続ける悪魔と、世界を救うために空を駆け巡る調査兵団達。最後の一瞬まで戦い続ける天地鳴動の最終決戦が今、幕を開けた…。 天と地の戦い 調査兵団とマーレの戦士が手を取り合い、マーレの生き残りが集結するスラトア要塞にて始まった最終決戦。 戦いは、始祖ユミルを味方につけた事で歴代の9つの巨人の生成を可能とし、なおかつそれを無尽蔵に戦力を補給し続けられるエレンが終始有利に進む。 開始直後、切り札であるアルミンの巨人化を封じ、残るメンバーを歴代の巨人で攻撃する。 ミカサら6人を数分で追い込み、窮地に飛んできたファルコ、アニ、ガビをも圧倒し、もはやこれまでかと思われた… しかし、「道」に到達したアルミンがジークの説得に成功したことにより、ベルトルトら歴代の継承者が一行に協力し、戦況は逆転。 さらに王家の血を引くジークが自らリヴァイに首を差し出したことで座標に干渉する力は失われ、遂に地鳴らしが停止する。 この隙を逃さず、ジャンに爆弾で首を吹き飛ばされたことによって巨人化能力の元凶たる"光るムカデ"との接続も切られる。 そしてアルミンが超大型巨人になる際の爆風を受ければ、流石にひとたまりもなかった。 さよなら…エレン しかしながら、コレで死ぬようなラスボス(エレン)ではない。 始祖の力の一部を使ってか、残った首から下にアルミンの超大型巨人と同様の巨人体を生成。 砂の雪原を踏みしめながら、2人は最後の殴り合い勝負に出る。 最期 エレンが超大型巨人の肉体を生成した傍ら、首から飛び出た"光るムカデ"にも動きが見られる。 これは… ラガコ村と… 同じやり方なんじゃ… コニーは突如、光るムカデから発せられた謎のガスから最悪の可能性を予感する。 ユミルに寄生して以降、2000年もの時を生きたこの生物がただ殺されるのを良しとするはずもない。 最後の足掻きに、ユミルの民を巨人化させるガスをまき散らしたのだ。 これにより、要塞頂上に集まっていた全てのエルディア人が無垢の巨人に変貌。ジャン、コニー、ガビも事実上の死を遂げる。 巨人継承者とアッカーマン一族は辛くもその影響から脱することが出来たが、ライナー達にはかつての面影のある彼らを殺すことなど出来ず、絶望だけが渦巻く最終局面に至る。 アルミン、ミカサ、リヴァイ、ファルコの4人しかエレンの対処が出来ない状況に陥り、 ここに来てミカサの頭痛が耐えきれないまでに悪化。そして… 突如、「道」によって再現された世界に送られる。 そこでは、レベリオ襲撃以前にエレンとミカサが逃避行を完遂した世界が映し出されていた。 ユミルの呪いによってあと4年しか生きられないエレンは、最後の時まで穏やかな日々を送るという2人だけの誓いを思い返しながら、ミカサにもう一つの「約束」を告げる。 オレが死んだらこのマフラーを捨ててくれ… お前はこの先も長生きするんだから… オレのことは忘れて… 自由になってくれ… ごめん できない 地獄の如き惨劇が広がる最中、ミカサは遂に自分の意思でエレンを殺すことを決意する。 残された命を救うため、愛しきエレンの、呪われたその人生を他の誰でもない自分が断ち切るために。 しっかり持っていたマフラーを自ら巻き、4人で最後の攻撃に出る。 本体の首は巨人体の口内に隠れており、アルミンが動きを封じている内にファルコがギリギリまで接近し、 飛散する瓦礫を回避しながらリヴァイが雷槍で歯の一本を粉砕し、遂にミカサが口内に侵入。 迷いなくその首を一刀に切り落とされ、エレンは死亡する。 彼の眼が最期に捉えたのは、怒りも憎しみもない、自分を生涯愛してくれたミカサの微笑み。 ゆっくりと目を閉じ、最初で最後の口付けを交わした。 自由を知りたかった少年よ…さようなら。 結末 (アニメ版における改変描写を軸に記述しています。原作既読者もネタバレ注意。) 天と地の戦いが始まる前、エレンはアルミンに隠していた本来の目的を「座標」を通じて告げていた。(*7) その目的は「愛」を以て自身を殺す選択に至ったミカサがもたらす結末に導くことと、アルミン達に世界の敵となった自身を討ち取らせ、英雄として以降の日々を安穏に過ごさせることにあった。 特に前者は「愛する者を、愛ゆえに自らの手で殺す」というミカサの決断こそが始祖ユミルにとっての「救い」であり、フリッツ王にただ尽くすことでしか愛を示せなかった彼女が2000年に渡って求め続けていたものの正体である。(*8) ただ尽くすことに終わらない「愛」の在り方を見届けた始祖ユミルは、 「進撃の巨人の能力で2000年前の自分自身にこの結末を垣間見せ、正史では自身の死によって家族との喰い合いを迫られた娘達を守るためにフリッツ王を見殺しにすることで巨人の力がユミルで途絶えた」と推察される限定的な過去改変を為す。 それによってユミルの民から巨人化の特性が消え去り、既に巨人と化してしまったジャン、コニー、ガビといった面々もただの人間になって生き残った。 また「地鳴らし」についても、マーレを含めた壁外世界に大打撃を与える事でパラディ島への報復・進攻をすぐにはできない様にするのが本当の狙いであり、全滅させることまでは本意ではなかった様である。 だが、壁の向こうにアルミンの見せてくれた「夢」だけでなく、「人」という敵がそれこそ無数にいたこと── すなわち幼い頃に夢見た「誰も見た事のない自由な世界」が現実には存在しなかった事が我慢ならなかったようで、世界情勢抜きにしても、「何をしてでもやった」だろうと述懐している。 そしてエレンのこの選択は、結果的に壁外人類の約8割を踏み殺すという前代未聞の大虐殺行為へと繋がり、それを成し遂げた「悪魔」を討ち倒させる事で「島の悪魔」であるアルミンたちの安全をもたらすという、あまりにも哀しすぎる結末へと至ったのだ。 もっとも、エレンにとってもこの結末は不本意極まりないモノだった。 エレン自身はミカサやアルミン、調査兵団の仲間たちと共に生きたい、生き続けたいと思っていた。 だが、受け継いだ「進撃の巨人」の能力は「エレンが人類を大虐殺し、ミカサに討たれる事で巨人の力をこの世から消し去る」という結末を、否応なく彼に見せつけた。 それをどれ程否定しようとも、行く先々で見るもの全てと能力を通じて垣間見た景色が一致しているという現実は、最終的にエレンを「進む先すべての敵を駆逐していく」という絶望的な戦いの道へと進む決心を抱かせた。 たとえそれが、「自由を求めて進む」という彼、そして「進撃の巨人」の性質とはあまりにかけ離れた道であったとしても。 この「未来の記憶」が彼にもたらした絶望、そして地鳴らしを引き起こした真の要因についてアニメ版では特に大きく補完されている。 彼自身、死ぬまでの未来を知っていながらすべては仲間たちを守るために大虐殺を引き起こすのだとずっと思い込んでいたが、 独断専行が切っ掛けでサシャが凶弾に斃れ、始祖の力を掌握しても歩みを止められないままにハンジは燃え尽き、 フロックら同期とも思想が反するというだけで壮絶な殺し合いをさせた。 そして、この未来を知りつつもどうにか仲間を死なせないように立ち回ることを道の世界で何度も繰り返したらしいが、それでわかったことは自分が知る範囲の未来の記憶は寸分違わず実現するという事実だけであった。 サシャとハンジ達が何度も同じ死を迎えたことを見せつけられ、すべての世界線でアルミン達と殺し合いになり、 ミカサと逃げた世界線ですら結局人類の8割を踏み殺し、ミカサに愛を以て殺された。 一つとして変わることの無い未来、そして自分に心底失望し、その有様をアルミンの言った通り「自由の奴隷」だと自嘲した。 地鳴らしによって死に絶えた亡骸が海に沈み、地平線の先に広がる血の海を見せられたことで激昂したアルミンもこれには絶句し、エレンは続ける。 どうしてこんな結末を迎えることしか出来なかったのか。それは、どこにでもいるありふれたバカが絶大な力を得てしまったからだ、と。 彼の少年期から見られた「気に入らないものを力ずくで消してしまいたい」という反社会的な欲求を抱え込みながら、安穏な解決法に至るほどの知啓を持たない、欲求と理性に折り合いを付けられない少年が神にも等しい力を得てしまい、「自由」という言葉で自分を虚飾したまま自分に向き合おうとせず、力に飲み込まれた。そういったエレンの心の弱さと愚かさが、この結末を招いたのである。 ここに来てそのことを痛感し、悔いるエレンにアルミンが続ける。 「わかるよ… この世から人を消し去ってしまいたいと思ったことなら 僕にもある」 あの穏やかなアルミンに同調されるとは思っていなかったのか、そんなのは嘘だと返すが… 「でも…エレンに外の世界の本を見せてたのは… 僕だ」 「誰もいない自由な世界をエレンに想像させたのは 僕だ」 壁に囲まれた仮初めの平和に生きていた2人。エレンはいじめられていたアルミンに手を差し伸べ、すぐに友達になった。 ある日、アルミンと一緒に見た外の世界の本から、エレンは初めて「自由に満ちた未知の世界」と「囚われる自分の不自由さ」を知った。 いつしか未知の世界を冒険する夢を抱き、巨人への憎悪がその夢を塗り潰し、外の世界の現実を知り、夢が終わる。 夢への憧れも、夢への失望も、すべてはアルミンが見せた本の世界から始まった。 だから、 「ありがとう… エレン 僕に壁の向こう側 この景色を見せてくれて」 「これは僕たちがやったことだ」 「だから、これからはずっと一緒だね…」 「8割の人類を殺した罪を受けて苦しむんだ」 「二人で」 アルミンはこの大虐殺を引き起こしたエレンに寄り添い、エレンの共犯者として地獄に堕ちることを誓う。 お互いを抱きしめ合い、遂に二人の時間は終わりを迎えようとしていた。 ここで過ごした記憶はすべてが終わるまで消されること、次は殺し合いになることを互いに了承し、二人は別れる。 あるかもわからない地獄で巡り合うその時まで。 死が広がる赤い海に照らし出された、途方もなく続く青い空の下で。 アニメ版のこのシーンは原作と大きく構成が変わっており、 特にアルミンの「殺戮者になってくれてありがとう」というセリフは受け手次第で「虐殺を肯定している」「まるで他人事のように聞こえる」とも取られかねなかった。原作の連載終了以降、最終話のトリとも言えるこのシーンでの反応を受けて諌山先生も後悔が残っていたらしく、おそらくこの部分が原作者によるネーム修正とされる。大殺戮を犯したエレンを糾弾しながら、その責任を自分に認めて受け手の解釈が分かれる余地を無くし、地獄に堕ちてでもエレンを孤独にさせない「親友」としてのアルミンの在り方が強調された。エレンとアルミン、二人の「永遠の友情」を最後の最後に引き出したこの改変は概ね好評を博している。 ちなみに、原作・アニメ共々ミカサについてはデタラメのアッカーマンの性質を挙げて「嫌い」と言い突き放したものの、 座標での対話の中で「こんな女泣かせのことは忘れて幸せになるべき」「案外すぐにいい人見つけてあっさりしてる気もするなあ」とアルミンが煽った際には 「そんなの嫌だ!!ミカサに男ができるなんて!!」 「一生オレだけを想っててほしい!!オレが死んだ後もしばらく…10年以上は引きずっててほしい!!」 といった具合に、本音を引き出そうとしたアルミンですらドン引きするほどの重い恋心をここに来て吐露していた。ラスボスの姿か?これが… やがて記憶が戻ったアルミンは、ミカサに抱きかかえられたエレンの亡骸を見て、枯れるほどに泣き崩れた… 誰よりも自由を渇望し、何よりも仲間と親友、そして愛する人を守り、共に生きたいと願った少年。 しかしてその果ては、自由という名の鳥籠に囚われた姿で、かつて憎んだ相手と手を取り合った仲間たちと殺し合い、そして愛する人の手にかかり、永遠の別れを告げるというあまりにも残酷なものだった。 だが、止まる事無く前に向かって進撃を続けた少年は、「この世から全ての巨人を駆逐する」という幼き日の誓いを、図らずも達成した。 そして、亡骸の首は最愛の人──ミカサに引き取られ、シガンシナ区内のとある丘の木の下に埋葬された。 名を刻まぬ小さな墓石は、幼き日、そこを目指して三人一緒に駆け出した、あの丘の木の下に……… 854 サイアイノ アナタ ココデトワノ イネムリニツク ●余談 作中では人類反撃の希望として見られる巨人化能力だが、肝心の戦績は巨人化2回目以降敗北気味。 勝っても殆ど辛勝に近い。 というのも2回目以降戦った相手がエレンと同じく巨人化能力の持ち主、つまり理性を持った巨人であり しかもその正体がアニ(4位)、ライナー(2位)、ベルトルト(3位)と、揃いも揃ってエレンより成績上位者 さらにアニに至っては「格闘術」という得意分野で上回られている(というかエレンの格闘術はアニの指導の賜物)と相性最悪であるのが大きい。 まあ、それでも善戦したのだが… しかし、ライナーこと鎧の巨人を圧倒することには定評がある。 鎧の巨人との初のタイマン勝負では、「九つの巨人」の中でも弱い部類である進撃の巨人の力しか保有していない状態にもかかわらず、打撃が効かない鎧の巨人(ライナー)に関節技を決めてあと一歩まで追い詰めていた。超大型巨人(ベル…なんとか君)の奇襲のせいで敗北したが。 その後のウォール・マリア最終奪還作戦での二度目となる鎧の巨人とのタイマン勝負では、硬質化能力を応用した硬質化パンチで圧倒。多少の反撃を受けるも、今度は関節技で追い詰め、仲間達が雷槍を打ち込む隙を作った。因みに、この日ライナーは二度負けた。もう帰れお前。 5年後のウォール・マリアでの戦いではライナーから「お前は一人なら脅威じゃない」と言われ、対峙することになったが、当のライナー=鎧の巨人は一方的にボコられるばかりで読者からは「お前は集団でも脅威じゃない」と言われる始末である。 時期やメディアによって容姿に変化があり、アニメ版では少年らしさを強調するように眉が太くなり、24巻で髪を伸ばし、26巻からは結ぶようになっている。 「エレン」という名はトルコでは「聖人」を意味する男性名詞(スペルもトルコ風の「Eren」)。 ネタにされがちだがエレン自体は… 目の前で母を喰われた。 巨人化能力の原因は知らぬ間に父を喰っていた事だった。 母の仇の正体は父の元妻で、しかも彼女は無意識の内に父との最期の約束を守っていた。 父から受け継いだ力の一部は、父が仲間の家族を殺して得たものだった。 力の代償は短命化で、気が付いたら既に余命が削れていた。 瀕死の幼馴染を何とか助けようと請い叶うも、その方法のせいで結果的に彼の寿命も減らしてしまった。 壁の向こうにいた人間が真の敵で、敵方の一人に異母兄(=自分が終わらせた母の仇の息子)がいた。 と無茶苦茶ハードな人生を歩んでいる主人公である。 中の人の梶さんはエレンとの長い付き合いから自分も影響され、どんどん凄みが増したり、なんか機嫌も悪くなったりとエレンそのものになりつつあると語っており、自分がどうなっちゃうのか怖いと語っている。 最終回を前にNHKでは『プロフェッショナル 仕事の流儀』で特集が組まれている。 番組はパラディ島地下牢内でインタビューを受けたという体で進行しており、その中で自身がサウナーであることを明かしている。 そしてその新規セリフの脚本については作者から指名される形で梶裕貴自身が書き下ろし、声を吹き込んでいたと梶裕貴自身が語った。 なお「敵」について同僚のミカサさんは巨人について語っていたが、エレンは上司のリヴァイさんの薫陶もあってか彼と共に「汚れ」について語っている。 ちなみに4期前半が放送された2021年には、別な世界でリヴァイ役の神谷浩史氏や父グリシャ役の土田大氏と同じ「戦隊ヒーロー経験者」なんて共通点が出来、 さらに別な世界では兄ジークと同じ声の参謀と複雑な関係性を持つ戦士を演じていたりする。 ●台詞 「どうしてだって…? そんなの…決まってんだろ… オレが!!この世に生まれたからだ!!」 「オレ達は皆 生まれた時から自由だ それを拒む者がどれだけ強くても 関係ない 炎の水でも氷の大地でも 何でもいい それをも見た者は この世界で一番の自由を手に入れた者だ」 戦え!! そのためなら命なんか惜しくない どれだけ世界が恐ろしくても関係ない どれだけ世界が残酷でも 関係ない 戦え!! 戦え!! 戦え!!」 「大体…あなた方は… 巨人を見たこともないくせに何がそんなに怖いんですか? 力を持ってる人が戦わなくてどうするんですか 生きる為に戦うのが怖いって言うなら力を貸してくださいよ この…腰抜けどもめ… いいから黙って、全部オレに投資しろ!!」 「ライナー…ベルトルト… このッ… 裏切りもんがあぁあああああ!!!」 「あの日…」 「壁が破られ オレの故郷は巨人に蹂躙され」 「目の前で母親が巨人に食われた…」 「あの日から…」 「そんなもん 何度でも巻いてやる。これからもずっと オレが何度でも」 遥か先の未来 エレンがこの世を去ってから幾星霜。 夫婦のように見える男女(*9)と赤ん坊、墓に花を手向ける老夫婦とその家族など、 様々な人間が時間の経過と共に描かれる。 出棺されゆくマフラーを巻いた老女の姿が途中で描かれ、 ミカサ達はエレンの望み通りに天寿を全うするほど長生きしたのだろう。 実質的に世界の覇権を握ったパラディ島は発展し続け、 人物の移り変わりとともに文明の発展を読み取ることが出来る。(*10) だが、いつまでもその平和が続くことは無かった。 「地鳴らし」による憎悪か、それとは無関係にしても止めることが出来なかったのか、 いずれにせよ、生き残るために抗った戦いの歴史も、島の未来を掴んで得た文明も、 すべては人の愚かさが再び招いた争いの下、灰燼に帰す。 それから更に永い時が経つ。 崩れたままの文明の跡地には草木が生い茂り、この島で暮らす者もいなくなったようだ。 ある時、犬を引き連れた少年が既に亡きシガンシナ区の地に辿り着く。 そして、手入れする者のいなくなって久しいエレンの墓がある樹を発見する。 かつて巨人の力の根源が潜んでいた樹に酷似する、異常に成長した樹を。 その大樹の洞に少年と犬が並んで入ろうとするところで、進撃の巨人の物語は終わる。 何事もなくただ樹から出てくるのか。 それとも始祖ユミルのようにこの少年が巨人の力を手にし、再び惨禍が巻き起こるのか、 すっかり荒れ果てた世界を再生させるべく、その力に可能性を見出そうとするのか。 それを識る者は、どこにもいない。 二千年…若しくは…二万年後の君へ・・・ いいから黙って追記・修正しろ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 多分望んだ自由があるのはコラボなんかの世界事情自体が違う状況か巨人中学校みたいなパロ世界くらいなんだろうなあ・・・。 -- 名無しさん (2021-04-12 07 09 40) グラブルコラボあたりの方がハッピーだろうな。コラボイベでよくある異世界転移系じゃなくて「パラディ島自体がグラブル世界の一部」って位置づけなんで、イベント終了後もエレン達はグランサイファーに乗って彼らにとって未知の世界を旅してる(たまにシャークネードと戦ったりする)わけで -- 名無しさん (2021-04-14 08 16 25) 平和でそれなりに自由なスクールカースト世界でも、刺激がなくて無気力状態だからなあ…結局どんな世界でも不満を持つような気もする -- 名無しさん (2021-04-14 18 13 52) エレンって本当に死ねたのかな……何というか、ユミルの代わりにあそこに縛られてるんじゃないかなって不安になってくる -- 名無しさん (2021-04-14 20 59 06) ミカサに激重恋愛感情持ってたみたいだけど、結局最後まで行動起こさなかったんだな…キスしたのも死後ミカサからだし -- 名無しさん (2021-04-14 21 10 34) 最終的に巨人をこの世から一匹残らず駆逐してせしめたとも言えるのかな? -- 名無しさん (2021-04-14 22 34 46) 結果として自分がミカサを不幸にしたことはあの世からでもミカサに土下座して謝るべきだと思うの -- 名無しさん (2021-04-15 00 54 11) あのままだとミカサは一生独身なのがほぼ確定だからな。10年引き摺ってて欲しいとアルミンに吐露したけど、10年なんかじゃ済みそうにないぞエレン -- 名無しさん (2021-04-15 00 59 51) ミサカも一応エレンがこの世に居ないこと自体は受け入れてるし、エレン討伐組と再会を区切りにして別の恋を探したりもするかもしれないし……。 -- 名無しさん (2021-04-15 01 05 21) ブギポ世界なら殺害対象になってた男 -- 名無しさん (2021-04-15 07 06 02) ミカサへの激重感情の隠し方が上手すぎて最終回まで全く気づかなかったよ、参りました -- 名無しさん (2021-04-26 10 33 45) 偶然とは言え、ミストバーン声の兄がいるヒュンケル・またはニンジャブルー声の父を持ちキュアマーチ・パパイヤ声幼馴染がいる戦隊黄色兼ロボとなったのは凄いというか、何でこのタイミングでというか…。 -- 名無しさん (2021-05-19 10 42 28) ↑4 …イヤだ!一生オレだけを思っててほしい!!!!!! -- 名無しさん (2021-05-19 15 16 03) 「自由を知りたかった少年の最期 以下、131~138話以降のネタバレを含みます。」のところいい加減誰か追記しないの? -- 名無しさん (2021-08-04 02 16 19) ログ化しました -- (名無しさん) 2021-08-28 00 29 02 ネタバレの項目が読みにくいんだが。つーかここまで詳細に書く必要あるのか?完全に文字バレレベルなんだけど。 -- (名無しさん) 2022-01-17 14 43 28 こんな読みづらい項目にしたのは何処のどいつだ -- (名無しさん) 2022-01-17 15 25 12 別に女装ネタとかないのに、成長エレンって「女性名のエレン」が似合う美人さんに見えるんだよな。 -- (名無しさん) 2022-01-26 14 16 05 髭のおっさんなんだよなあ -- (名無しさん) 2022-01-26 15 59 48 エレンにとっては王家もまた奴隷で大嫌いだったのだろう。言ってることやばいけどグリシャに王家を皆殺しにさせるシーンは大好き。 -- (名無しさん) 2022-01-28 01 13 29 息子のために使命捨てようとしたのに当の息子に脅されて使命果たすの可哀想だなグリシャ -- (名無しさん) 2022-01-31 18 30 32 若干見やすくなるよう調整してみました。みやすくなったろうか -- (名無しさん) 2022-02-03 11 00 46 マーレ編からのエレンとライナーは色気がやばい。これで二人とも童貞なのどうかしてる -- (名無しさん) 2022-03-06 03 35 19 負傷兵姿は大人の色気があるし、髭剃ったら美人な女性に見える -- (名無しさん) 2022-03-06 03 37 31 読みづら過ぎて何書いてるかさっぱりわからん…こういうページに書くべきあらすじってキャラの一挙手一投足ではないんじゃないか…? -- (名無しさん) 2022-03-28 13 30 55 長くて読みづらい上に、漫画の台詞や描写を書きすぎていて問題になるため、整理します。 -- (名無しさん) 2023-06-27 20 59 14 どうでもいいことを書いてあげよう。15歳時は身長170センチ。19歳〜は身長182センチとかなり伸びてる。ちなみにグリシャも182センチ、兄のジークは183センチ。15歳時は同じ身長だったミカサは176センチ。流石にエレンの方がデカくなったんだねえ -- (名無しさん) 2023-06-28 03 30 34 海見てからのエレン美人すぎる -- (名無しさん) 2023-09-26 01 54 25 共犯者ね… -- (名無しさん) 2023-11-05 02 05 03 エレンとアウラは夫婦しゃない? -- (名無しさん) 2023-11-22 13 54 21 名前 コメント すべてのコメントを見る
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※注意!! このページには『進撃の巨人』最終巻である第34巻のネタバレ感想が書いてあります。第34巻を未読でネタバレされたくない方、ネタバレ自体が嫌いな方は、絶対に以下の内容を読まないで下さい。 最終回でも伏線回収されなかった連載初期の重大な謎についても解説していますので、ネタバレされたくない方は絶対に以下の内容を読まないで下さい。 また、憶測や不確かな情報、連載当時の噂話による考察も書いてありますので、そうした内容が嫌いな方、考察自体が嫌いな方も、絶対に以下の内容を読まないで下さい。 書き下ろし部分 ①ミカサが始祖ユミルに語りかけるシーン ②エピローグ ③巻末に付録のように連載(?)されていたスクールカースト編 セリフの変更部分 ④アルミンのセリフ(太字が変更箇所) 雑 誌:「まぁ…案外すぐに良い人見つけてあっさりしてる気もするなぁ…」 単行本:「まぁ…案外すぐに良い人見つけてあっさりくっつく気もするなぁ…」 では、最終139回の書き下ろし部分について解説します。 最初に、とても重要な事を書いておきます。 「漫画本編は始祖ユミルの望んだ世界です。」 「エピローグはエレンの望んだ世界です。」 これを前提に各要素ごとに解説してゆきます。 都合上、139話や他の回の秘密についても必要に応じて解説します。 ①ミカサが始祖ユミルに語りかけるシーン 状況説明 時間軸では、ミカサがエレンの首を葬るためにパラディ島に戻ろうとして、アルミンと別れた少し後と思われます。 (おそらく、アルミンがキリストの「罪を犯したことの無い者だけが石を投げよ」イベントで、エルディア人を信じられないマーレ兵とミュラー長官を説得している頃) エレンの首を抱えて荒野を歩くミカサの前に、地鳴らし巨人やエレン進撃の巨人の死体から立ち上る煙=雲の中に、始祖ユミルのビジョンが現れます。 始祖ユミルは王をかばって死んだ時の姿で、目が隠れていないため儚げな美人に見えます。 それまで始祖ユミルは、襤褸を着た奴隷の少女の姿で登場し、目は陰で隠れていました。 その目が描かれたのは、エレンに背後から抱きしめられた時と、ミカサがエレンの首とキスをした時。 第138話「長い夢」ラストのキス・シーンはミカサとエレンの結婚式を表現しており、進撃の巨人の口の中は教会、始祖ユミルは神父です。 神父(シンプ)は新婦(シンプ)とのダブルミーニングであり、新婦ミカサと始祖ユミルがいわば同一人物なので、始祖ユミルもミカサと一緒に「新婦として結婚式を挙げて、キスをしたい」という奴隷の少女だったころの夢を叶えることができたということを示しています。 既に指摘したことですが、このラスト・シーンで、始祖ユミルの背後にある穴の形が『鉢かづき姫』の鉢であり、キノコの笠の形になっています。 『鉢かづき姫』は日本版シンデレラとも言われています。 つまり、始祖ユミルは『鉢かづき姫』であり、『シンデレラ』だったわけです。 話を本編に戻します。 ミカサは始祖ユミルに 「自分の頭の中をずっと覗いていたのは始祖ユミルだった事」 「ユミルの愛は長い悪夢だった事」 「奪われた命は帰ってこないが、始祖ユミルが生み出した命があるから私がいる事」 を語りかけます。 ここで29巻第122話「二千年前の君から」の王暗殺のシーンが描かれます。 122話では始祖ユミルは王をかばって槍に貫かれて死亡しますが、この139話の書き下ろしシーンでは始祖ユミルは王をかばわず、王は槍に貫かれて死亡します。 始祖ユミルは三人の娘たちを抱きしめ、「始祖ユミルは王への愛よりも娘たちを選択した」 ここでちょっと、読者が気付きにくい重要ポイントを挙げておきましょう。 単行本を持っている人は、槍に貫かれた死せる王の絵に注目してみてください。 王冠がずれて髪の薄さが強調され、122話よりも老いた感じに描かれていることが分かると思います。 そして、小さい絵なので分かりにくいのですが、王も始祖ユミルと同じように目の周りから影が消えています。 全体的に「座ったまま眠るように死んでいる普通のお爺さん」という絵に見えませんか? 私はこれを、始祖ユミルが愛の呪いから解き放たれた瞬間、王もまた呪縛から解放されたのだと受け取ります。 一つの解釈として、王も自分の死を受け入れ、始祖ユミルと娘たちが死ななかったことに安堵して瞑目したのだと考えられます。 この点については、後でもう少し踏み込んで分析しようかと考えているところです。 こうした細かい描き分けと、自分の意図を表現しようとする意志が、諌山先生の最大の強みであり、『進撃の巨人』の読み解く楽しみを作っていると、私は考えます。 ただし、そうやってせっかく細かく仕込んだ謎や伏線を最終回でほぼすべて無駄にしてしまったから、多くの読者が怒っているわけですし、残念ながら『進撃の巨人』が駄作になってしまった原因でもあります。 そして、ミカサが最後に「おやすみなさい…ユミル」と言うと、始祖ユミルは目を閉じて成仏し、煙とともに消えてゆきます。 その閉じた眼には涙が描かれています。 ここで書き下ろしの①は終了し、雑誌にも掲載された「エレンの首を抱えて戦場を去るミカサ」のコマでこのシーンは終わります。 解説 では、このシーンをひとつずつ解説していきましょう。 (1)全体 まず、このシーンによって、『進撃の巨人』とは一人の少女の怨霊を成仏させる物語だったことが分かります。 スクールカースト編の「マルコの幽霊がそばにいる」話は、「常にそばに始祖ユミルの怨霊がいて世界を操作している」という作品全体の秘密をネタばらししていたのでしょう。 (2)ミカサの頭の中をずっと覗いていたのは始祖ユミル そして、ミカサの頭の中をずっと覗いていたのが始祖ユミルだったという事から、おそらくミカサの頭痛の原因は「始祖ユミルがミカサの頭の中を覗いていたから」だということが類推できます。 さて、ここが問題です。 私は、この点についてすでにいくつか考察してきました。 その自分の考察に基づき、私は「ミカサは始祖ユミルが自分の頭の中を覗いていたと認識しているが、これは正確な認識ではない」と考えます。 連載初期の「ミカサ誘拐事件」最大の謎がこれで解明できたと、私は考えています。 すなわち (3)始祖ユミルが生み出した命があるからミカサがいる 始祖ユミルが生み出した命とは、王との間にもうけた3人の娘の事です。 ユミルの娘たちが生まれたから、始祖ユミルが産んでくれたから、ミカサも
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ミカサ・アッカーマンの「アッカーマン」は父方の姓である。 母方の性は不明。何か謎がありそうである。 ここではミカサの両親についての考察も含む。 ◎血の継承 ・『進撃の巨人』では血が重要な役割を持つ。 ・巨人化能力や別の人物の記憶を、注射という形で血液に移植できる。 ・つまり、作品中の登場人物は、むしろ血が本体なのである。 ・要するに、『進撃の巨人』の登場人物は、「器=肉体」と「中身=血液・記憶」が別なのである。 ・たとえば「体はエレンだが記憶はグリシャ」という状態があり得るということ。 ◎アッカーマン家迫害の理由 ・アッカーマン一族?の身体能力が高く、ある日突然覚醒するなどの共通点から見て、特殊な一族の可能性あり。 ・高い身体能力を有する血液を継承する家系ではないか? ・例えば、血を代々継承することから、吸血鬼扱いされたのではないか? ・あるいは、巨人の血を浴びたり輸血した事で超人的な力を得た一族? (3m級巨人の返り血を浴びたサシャは? リヴァイも初登場時に巨人の血が手に着く描写があるが?) ・医学的に人間と巨人を融合させた存在? ・地球人? ◎ミカサ母の反撃が早すぎる ・誘拐犯たちが父親を刺してからのミカサ母の行動にはいくつかの疑問がある。 ・刺された父親の安否を確かめない。(父親の名前も呼ばず、「あなた!?」とも「どうしたの!」とも言わない) ・誘拐犯たちの素性を確かめない。(「誰!?」とも「あなたたちは何者なの!?」とも言わない) ・殺人を咎めない。(何をするの!?」とも「やめて!」とも言わない) ・ということは、ミカサ母は誰かが自分たちを殺しに来ることを予測しており、かつ、彼女にとって父親の安否は優先順位が低いのではないか? ・つまり、ミカサ母は誘拐犯だと考えずに、追手だと考えたのではないか? ・もともとミカサ母は自分たちが狙われている事を知っていたのではないか? ・だから辺境に逃げていたのではないか? ・また、ミカサを命がけで逃がそうとしているため、本当にj狙われていたのはミカサなのではないか? ・ミカサ母の父親に対する態度から、実はミカサ母が主人で、父親はミカサ母の家臣ではないのか? ・つまり、ミカサ母は高貴な身分で、護衛役の家臣とともに逃亡し、追手の目をごまかすために夫婦に偽装して隠れ住んでいたのではないか? ◎ミカサの印 ・ミカサの家系には受け継ぐべき印がある。 ・ミカサ母の印は彼女が殺されてミカサに手を差し伸べる時にかすかに見えるが、判別は困難。 何かの模様? ・メス状の刃物がテーブルに載っているので、手首に刃物で彫り込んでいるか、何かを埋め込んでいるらしい。 このメス状の刃物は、ミカサ母がミカサを守るために誘拐犯に立ち向かった時に使用している。 ・仮説(1)「年号または何代目のミカサか記録している」 ミカサ母は「844」、ミカサは「845」と彫りこんでいる? ・仮説(2)「記号・模様が書いてある」 ・ミカサの家系は誰かを探しており、相手に自分だと知らせる証拠として模様を継承している? たとえば相手にプレゼントされたペンダントの模様、故郷の国旗の模様、など。 ・水戸黄門の印篭のように、王家などの血統の証明? ・エレンはカギを継承し、ミカサは印を継承しているが、この2つは関係しているのではないか? ・ミカサが「座標」でエレンが「カギ」だと仮定し、たとえば大砲のような最終兵器の発動キーがエレンで、攻撃目標の位置座標を保管しているのがミカサだとすれば、他に地図や大砲が存在している事が考えられる。 ・あるいは、エレンが「カギ」でミカサが「鍵穴」の位置座標を保管している。 ・宝の地図のようなものがあって、ミカサが「宝の隠し場所」を右手首に印として刻み込み、エレンがその場所への扉を開く「カギ」。 ・あるいは、エレンの血液や記憶そのものが宝で、ミカサの印はエレンから宝を引き出すための化学式。 ・あるいは、ミカサは「照準器」で、エレンが「弓矢」。エレンが攻撃したい対象にミカサが照準を合わせると、その対象を他の巨人の攻撃対象にできる。 ◎グリシャの往診 ・グリシャは久しぶりにアッカーマン家と会う予定だったと見られる。 ・なぜなら、エレンがミカサを救出した後、グリシャがミカサに「覚えているかい?君がまだ小さい時に何度か会っているんだが…」と語っているからだ。 ・では、なぜ久しぶりに会う事になったのか? ・久しぶりに会うにもかかわらず、両親はグリシャをかなり信頼していたらしい。 ・ミカサ母が病弱そうに見えるので、ミカサ母の主治医として体調管理を担当していた? ・グリシャの往診日にミカサが印を継承しているので、ミカサの印の継承とグリシャは何らかの関係があるのではないか? ◎グリシャの往診 ・グリシャは儀式に必要だった? ・この儀式は印を継承するだけでなく、グリシャがミカサまたはミカサ母に対し、何らかの処置をする必要があったのではないか? ・たとえばミカサに母の血を移植する、ミカサに謎の注射をする、ミカサ母から血液を採取して謎の注射の原液を作る、ミカサ母の血をエレンに移植する、など。 ・エレンを連れて来たのは、エレンもミカサの印の継承に関係があるからではないか? ◎印の継承に使った道具 テーブルの上にあるものを列挙する。 ・メス状のナイフ(ミカサ母が誘拐犯に抵抗する際にも使用) ・ハサミ ・棒のようなもの(断面は四角。単なる棒なのかパイプなのか判別不能) ・同じく棒状のもの(カットによって本数が違う。詳しい形状や材質は不明) ・端が耳かきやヘラのように曲がった棒状の器具(ミカサに近い方においてある。グリシャがドアを開けたラストシーンで2本ほど床に落ちているが詳しい形状は不明) ・紙のようなもの(封筒と手紙? あるいは印の継承のためのマニュアルか? 「お父さんに聞いてみなさい」のコマでは、さらにハンコのようなものが上に乗っているのが確認できる) ・木製の升のような器、大小2個。(大きい方が蓋になるようにも見えるので文箱か? 大と小の間に上記の紙のようなものがあるので、「木製の文箱の中に手紙(マニュアル?)が入っていた」のかもしれない) ・水差し(グリシャがドアを開けたラストシーンでこぼれた中身が透明なので、水が入っていると思われる) ・木の桶(ミカサ父が布巾かタオルと思われる布を絞っているので、水が入っていると思われる。印継承の際にミカサが出血したのを拭いた?) ◎印の継承とは? ・ハサミがあるので、糸を切った? ・右手首を切開して縫い付けた? ・だとすると、手首に何かを埋め込んだ? ・埋め込んだのが「座標」か? ◎想定される当日の経緯 <当日以前> ・ミカサまたはエレンが何らかの条件(年齢?)をクリアしたので印継承が決定。 ・グリシャとミカサの両親が連絡を取り、診療日を決定。 <当日午前> ・グリシャ、エレンを連れてアッカーマン家に出発。 ・アッカーマン家でミカサが印を継承。 ・誘拐犯がアッカーマン夫妻を殺害し、ミカサを誘拐。 ・グリシャとエレンがアッカーマン家に到着。アッカーマン夫妻の死体を発見。ミカサがいない事に気づく。 ※エレンの様子がおかしくなる。 ・グリシャ、エレンに麓で待つように指示して憲兵団にミカサ捜索を要請しに行く。 ※テーブルの上の道具や紙はどこへ? ・エレン、グリシャと別れた後、指示に従わずに一人でミカサ捜索へ。 ~時間経過不明~ <当日夕方?> ・ミカサ、誘拐犯のアジトで目覚める。 ・エレン、誘拐犯のアジトに侵入。 ※エレンはどうやって誘拐犯のアジトを発見したのか? ・エレン、誘拐犯2人を殺害するも、3人目に首を締められる。 ・ミカサ、エレンの命令で覚醒し、床を踏み抜き、ナイフの木製の柄を握りつぶす異常な怪力で3人目の誘拐犯を殺害。 <当日夜> ・グリシャ、憲兵とともにアジトに到着。 ・エレン、ミカサにマフラーを巻く。 ・ミカサ、イェーガー家で暮らす事になる。 ミカサが真の王家? ◎ミカサ母とミカサ父の不自然さ ミカサの回想では、必ずミカサ父が家事をしている。 ミカサ母との会話も、主導権はミカサ母の方にある。 前述のように、2人は本当の夫婦ではなく、主人と従僕、あるいは王女と家来が夫婦を偽装しているだけではないのか。 「少女の見た世界」でのミカサ両親の「子どもはどうしたらできるのか」という会話は、主人であるミカサ母が、夫を演じているだけの家来をからかっていると考えれば納得できる。 ◎ミカサは狙われている? 気になるのはアッカーマンという姓である。 「アッカーマン家は都市部で迫害されていた」というのが、誰かに追われている事を隠すためのものだとすると、誰が何のために追っているのかが問題となる。 今のところ、アッカーマン家と深い関係を持っているのはイェーガー家とレイス家、そしてエルヴィン・スミスである。 エレンはミカサを助け、ミカサと家族になった。 レイス家はケニー・アッカーマンを部下にして、エレンと一緒にヒストリアを手に入れた。 エルヴィンはリヴァイ・アッカーマンを部下にして、エレンも自分の部下にした。 なんだかこの3つの関係は似ていないだろうか? たとえばアッカーマン家は主人に使えるナイトや侍のような存在なのかもしれない。 アッカーマン家の人間は、主人を持った瞬間に、潜在能力を解放できるのかもしれない。 だとすると、エレンの「戦え」という命令でミカサが覚醒したように、ケニーやリヴァイも誰かに命令された時から覚醒したのかもしれない。 現在『進撃の巨人』の単行本についてくるOAD『悔いなき選択』で、エルヴィンとリヴァイの出会いが描かれているので、その中でリヴァイが覚醒した瞬間が描かれると思われる。 そのOADで、リヴァイが誰かから”命令”をもらった瞬間に覚醒するシーンが描かれていれば、この仮説が正しい可能性が高くなる。
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【マスター】 ミカサ・アッカーマン@進撃の巨人 【参加方法】 巨人の体内から現れた謎の木片を回収した際、願いを秘めていたミカサが『所有者』と認められて聖杯戦争に参加させられた。 【マスターとしての願い】 巨人の殲滅 【weapon】 『立体起動装置』 アンカーが付いた二つのワイヤーの射出機が腰ベルトに付けられ、操作装置を兼用する剣の柄部分と繋がっている。 このワイヤーを打ち出し、壁や巨人の体に突き立てて高速で巻き取ることによって、素早い空中移動を可能にする。 カードリッジ式のガスボンベが燃料となっている。 自宅に幾つか予備のガスボンベ補給を所持している。 『剣(スナップブレード)』 前述の立体機動装置と連動している、正確には立体機動装置の操作装置を『柄』として剣を加えたもの。 「柄」は撃鉄、ブレーキレバー(制動操作装置)、二つのトリガー(引鉄)、二つの補助スイッチ(刃のリリースなど)を持ち、操作内容は柄尻から伸びる管を通して各所へ有線で送られている。 接続先は柄からアンカー射出装置基部、そこから別口で後方のガス供給弁の順。 刃の部分には特殊な製法で折れ筋が入れられており、折る刃式カッターナイフの刃を拡大延長したような外見をしている。 高負荷が掛かった際には簡単に折れる仕様で、これにより持ち手や柄の保護を行っている。 【能力・技能】 格闘術やサバイバル技術などの他に、立体機動装置を利用した特殊な移動法を所有している。 『立体機動』 前述の立体機動装置を使用することによって行う移動方法。 ワイヤーの射出と、そのワイヤーの巻き揚げによって行う高速・高所移動。 【人物背景】 繁栄を築き上げた人類は、突如現れた天敵の『巨人』から逃れるために『壁』が築き上げた。 その中で安穏とした日々を百年送り続け、ミカサもそのうちの一人だった。 しかし、ちょうど百年後。 ついに巨人によって『壁』の一つが壊され、ミカサは巨人によって親代わりのイェーガー夫妻を『捕食』される。 ミカサはそれ以前にも両親を人身売買を目的とした暴漢達に殺されている。 その際に父の友人であったグリシャ・イェーガーの息子、エレン・イエーガーに救われている。 家族を失った後のエレンの言葉に強く惹かれ、彼のことをかけがえのない『家族』と認識している。 二度家族を失った生い立ちから世界は美しいが、残酷で理不尽なものだということを理解している。 ミカサの世界ではほぼ絶滅されたとされる東洋人のハーフである。 【方針】 いかなる方法を使っても願いを叶える。 魂喰いについては、管理者の存在とそれ自体への忌避感から迷いを抱いている。 登場話一覧 +... No タイトル 登場キャラクター 場所 時間 作者 012 ミカサ・アッカーマン&ランサー ミカサ・アッカーマンランサー(セルベリア・ブレス) ◆FFa.GfzI16 038 母なる海 シャア・アズナブル&アーチャーミカサ・アッカーマン&ランサー A-3/海岸付近 早朝 ◆MQZCGutBfo 071 days/only illusion 間桐桜&キャスターミカサ・アッカーマン&ランサー真玉橋孝一&セイバー C-1/山小屋C-3/月海原学園 午前 ◆Ee.E0P6Y2U 094 蟲のキャスターは餌を撒く 間桐桜&キャスターミカサ・アッカーマン&ランサー C-1/山小屋C-3/月海原学園 午後 ◆OSPfO9RMfA 114 days/bugs disillusiondays/knights of holy lancedays/best friend 暁美ほむら&キャスターミカサ・アッカーマン&ランサーキャスター(シアン・シンジョーネ)シオン・エルトナム・アトラシア&アーチャーケイネス・エルメロイ・アーチボルト&キャスター言峰綺礼&セイバー武智乙哉&アサシン C-3/月海原学園C-4/街中(東) 夕方 ◆Ee.E0P6Y2U
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エレン・イェーガー 年齢:15歳(アニメ公式HPより) 性別:男性 身長:170cm 体重:63kg 家族:父(グリシャ・イェーガー)、母(故/カルラ・イェーガー) 髪:黒 所属:第104期訓練兵団34班→調査兵団 ウォール・マリアの南端、シガンシナ区出身。 訓練兵団卒業成績は、総合5位、対人格闘はミカサに次いで2位。 本編開始以前 アルミン・ミカサとは幼馴染で家族のような存在。(ミカサと出会ったのは9歳当時。アルミンとはそれ以前からの友人) 9歳当時、アッカーマン一家を襲った強盗を殺害している。 アルミンの祖父が隠していた「外の世界の本」の話に影響を受け、壁外を探検したいと願うようになる。 後に目の前で母親が巨人に食われ、以来巨人に対する強い憎悪を抱く。 訓練兵団時代、アニから格闘術を(どの程度の指導だったのかは不明だが)学んでいた。 本編 初陣でアルミンを助ける為に巨人に食われ、巨人化する能力に目覚める。 巨人化能力の原因・要因は作中で明言されていないが、父・グリシャに注射された液体が原因という説が濃厚である。 グリシャに注射された前後の記憶を失っている。 トロスト区防衛戦の際に初の巨人化。能力の制御は出来ておらず、また巨人化中の記憶もなかった。 巨人化が解けた後、人類の敵として殺されそうになるが、アルミン・ミカサの協力とピクシス司令のとりなしにより、トロスト区奪還作戦の要として処刑を免れる。 トロスト区奪還作戦ではやはり能力の制御を失い、ミカサを攻撃したり、巨人体の中で眠りについたりしていた。 最終的には目覚め、ウォール・ローゼに開いた穴を岩で塞ぐ事に成功する。 エレン巨人体 15m級。黒髪。耳が尖っており、口唇がなく歯が剥き出し。 初回及び三回目(トロスト区奪還作戦)の巨人化ではうまく自我を保って体を制御する事が出来なかったが、女型戦以降はかなり制御出来るようになっている。 「お前が」が「オアエア」になるなど、唇や舌を使った発音が不明瞭になるようである。 性格 初陣や審議所での様子を見る限り、非常に頭に血が上りやすい性格である。 良くも悪くも素直で、デリカシーに欠ける・空気の読めない発言が多いが、他人に教えを請うたり、上司の指示に従ったりする事は嫌がらない。 ミカサ・アニ関連のやりとりから、恋愛には関心が薄いものと思われる。(というか、女性キャラクターに“女性扱い”をしない) 母親の仇を取るため巨人に強い復讐を誓う、巨人化して理性を失った状態でもトーマスを食った巨人に激昂するなど、家族や仲間に対する思いが強い。 名前 エレンは綴りによって違うが、Ellenなら女性名、Erenなら男性名。イェーガー(Jäger)といずれもドイツ語。
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2021年2月21日の 元ネタ『バイオレンスジャック』 で、『新劇の巨人』は同作の展開をなぞっているとしました。 2021年3月22日現在の最新話、第138話「長い夢」のラストで、ミカサがエレンの首を切ります。 『バイオレンスジャック』でも、髪の長い美女に見える男、身堂竜馬(ミドウ・タツマ)が、死んだ親友の早乙女門土(サオトメ・モンド)の首を切ります。 実は身堂竜馬は無から有を産み出すことのできる超能力者でした。 彼は早乙女門土の死を認めずに、門土の首から新たな「自分の理想の早乙女門土」を創造します。 ちなみに同じ永井豪先生の『新デビルマン』でも、前作にあたる『デビルマン』で無惨な死を遂げた美樹の首を主人公の不動明が大切に保管しているシーンが描かれています。 そして、私は「菌類の世界説」で、悪魔との合体で、逆に悪魔を支配する者が出現し、それがデビルマン=アッカーマンだと考えています。 『バイオレンスジャック』の世界では、大魔神サタンは世界を破壊したあと「自分の想像出来る範囲だけ」地球を再生しており、そこで起きる事象や登場人物は、すべてサタンの心の動きでした。 進撃の世界もAI、ミカサの心なのかもしれません。 『進撃の巨人』が『バイオレンスジャック』の展開をなぞっているのなら、実は元々エレンは死んでいて、その死を認めないミカサがエレンを蘇らせて、ともに生きることを望んでいるのではないかとも考えられます。 実際に、4巻第16話「必要」で、立体起動の姿勢制御訓練が成功しないエレンに、ミカサは「私は…エレンだけ開拓地に戻れと言ってるんじゃない… その時は私も一緒に行くので… だから… そんなことは心配しなくていい」と言っています。 ただしエレンはミカサの話は聞かずに、アルミンと一緒に既に立ち去っていましたが。 28巻の巻末「進撃のスクールカースト ウィジャボードというもの」では、エレン、ミカサ、アルミン、そしてマルコがウィジャボード(西洋版こっくりさんのようなもの)を使うのですが、実はマルコが幽霊で、他の三人には見えていないという短編が付いています。 「実は主役が最初から死んでました」というのも、ドンデン返しとしてよいかと思います。
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話数 掲載巻 タイトル タイトルの意味 備考 1 1 二千年後の君へ ? 2 1 その日 巨人に支配されていた恐怖を思い出した日 3 1 解散式の夜 104期解散式の夜から始まる 4 1 初陣 エレンが初めて巨人と立体機動戦闘を行う 5 2 絶望の中で鈍く光る ?エレンが光? 6 2 少女が見た世界 「そうだ・・・この世界は・・・残酷なんだ」 7 2 小さな刃 ガスを失い手元に残された短い刃と、幼い時にエレンを救った小さい刃 8 2 咆哮 巨人化エレンの咆哮 9 2 心臓の鼓動が聞こえる 巨人化解除して強制排出されたエレンの心音をミカサが聞く 特別編 3 リヴァイ兵士長 リヴァイ兵士長の活躍 週刊少年マガジン出張掲載 10 3 左腕の行方 巨人に噛み千切られたエレンの左腕 11 3 応える 自分(アルミン)を信頼してくれるエレンとミカサの期待に応える 12 3 偶像 兵士をまとめるためエレンを人間兵器という偶像に仕立て上げる 13 3 傷 ミカサの頬に付いた傷 14 4 原初的欲求 「戦え!」 15 4 個々 104期生それぞれの素質や適性 16 4 必要 ?兵士に必要な物??私は必要とされているというミカサの想い? 17 4 武力幻想 ?巨人に対抗する力を高めるほど巨人から離れる矛盾? 18 4 今、何をすべきか マルコの言葉、ジャンの決意 特別編 5 イルゼの手帳 イルゼ・ラングナーが死の間際に重要な体験を書き留めた手帳 週刊少年マガジン出張掲載 19 5 まだ目を見れない ? 20 5 特別作戦班 通称「リヴァイ班」 21 5 開門 第57回壁外調査出発 22 5 長距離索敵陣形 今回の壁外調査で採用した移動陣形 23 6 女型の巨人 女型の巨人登場 24 6 巨大樹の森 巨大樹の森へ 25 6 噛みつく リヴァイの指示に噛みつく巨人化実験で手に噛みつく 26 6 好都合な道を 「・・・そっちの方が・・・都合がいいから」 27 7 エルヴィン・スミス 団長エルヴィンの策略と想定外 28 7 選択と結果 仲間を信じた選択と全滅した結果 29 7 鉄槌 女型の巨人への一撃 30 7 敗者達 死んだ仲間たち、結果を出せなかった調査兵団 31 8 微笑み 「ニチッ」 32 8 慈悲 「仕方ないでしょ?世界は残酷なんだから」 33 8 壁 壁の巨人 34 8 戦士は踊る ?結晶化したアニ? 35 9 獣の巨人 獣の巨人初登場 別マガ掲載時タイトルは「光り輝く少年の瞳」 36 9 ただいま 「お父さん、ただいま」 37 9 南西へ 南西のエルミハ区へ向かうエレン一行ウォール・ローゼ突破ヶ所探索に南西へ向かうクリスタ一行 38 9 ウトガルド城 キャンプ地 39 10 兵士 立体機動装置を装備した先輩たちの戦闘「普通のことだろ・・・兵士なんだからよ・・・」 40 10 ユミル ユミルの物語 41 10 ヒストリア クリスタの本名 42 10 戦士 ライナー、戦士に戻る 43 未 鎧の巨人 巨人化エレンを圧倒する鎧の巨人ライナー 44 未 打・投・極 アニとの戦闘訓練得で習得した対人格闘術で鎧の巨人を制圧する巨人エレン 45 未 追う者 巨人たちを追う者たち 46 未 開口 開いた口からは冷酷な決断を表す台詞が 47 未 子供達 104期の子供達?ハンネスから見たら子供達?巨人達から見た子供達? ※タイトルは単行本に準じる ※単行本発売前のタイトルは掲載時に準じる