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part2 513 投下します。エレン×ミカサです。 時系列としては女型戦敗北後の夜で、8巻の回想で女型捕縛作戦を練ってるあたりです。 強引系といえなくもないですがラブラブだと思います。エロ度は抑え目です。 ――アニが女型の巨人かもしれない。 いくら常に冷静で、状況を正確に分析できる自分の親友が割り出した答えだとはいっても、 その「仮定」は今のエレンにとってはあまりに過酷なものであった。 一月もの時間をかけてようやく信頼を得ることができた、と実感したまさにその直後の先輩兵士達の無惨な死に様は、 エレンの心の奥底に鉄の塊のように重くのしかかっていた。 もう引き返せない、戦わなければならない。そうすべきだということは明らかだ。 とはいえ、苦汁の三年間をともに過ごした同期の仲間を相手にするなど、エレンには考えられなかった。 何度も何度も彼女独特の格闘術を真正面からくらい、悶絶した日々がエレンの頭の中でフラッシュバックする。 しかし、それらの日常は確実にエレンを成長に導いていた。 共に技を磨き合い、兵士としての自覚を共有しあった日々を、簡単になかったことにはできそうにない。 「なのに、どうして、あいつらは…」 なぜ、同じく同期であるはずの自分の幼なじみ二人は、平気な顔で作戦を実行することができるのだろうか。 仲間であるはずのアニに対する彼らの冷徹ともいえる判断は、無性にエレンを苛立たせていた。 それとも、多くの兵と敬愛していた先輩を失ってなおここまで葛藤する自分が女々しいのか。 自分の部屋として与えられたいつもの地下室のベッドに横たわり、エレンは天井を見上げた。ふう、と勝手にため息が漏れ出る。 たった一日の間で、エレンの心を乱すには充分なほど色々なことが起こりすぎた。 作戦が実行に移されるのは明後日だ。あと二晩寝た後は嫌でも決意しなければならない。 そう考えると全く眠りにつける気がしなかった。 眠気が少しも襲ってこないまま、薄汚れた居城の天井のシミを湿ったベッドの上でぼんやりと眺めていると、 コンコン、と扉をノックする音がした。 のそのそと身体を起こし、部屋の入り口へ向かう。 (リヴァイ兵長か?エルヴィン団長達はもう帰ったはずなのに…) エレンは不審に思いながら扉を開けた。 掲げられたランプの薄暗い光の中に、思いもよらない人物の姿が映し出され、思わずエレンは目を見開いた。 「ミカサ!お前、団長やアルミン達と宿舎に戻ったんじゃ…」 予想外の来訪者に驚きを露わにするエレンをよそに、ミカサは無言のままつかつかと室内に足を踏み入れた。 何がなんだかよく分からないが、神経質なリヴァイに見つかれば確実に青筋を立てられる。エレンは慌てて錠をかけた。 「お、おいなんでここにいるんだよ?勝手な行動したら厳罰が…」 「大丈夫。なにかあればアルミンが上手くごまかしてくれるから」 「…なんだよそれ…」 幼なじみの意味不明な言動にエレンは頭を抱える。 ミカサは何事もなかったかのようにランプを机に置き、椅子に腰掛けた。仕方なくエレンも自分のベッドの上に戻る。 エレンは、幽かな光に照らされるミカサの顔をまじまじと見つめた。 リヴァイ班に監視される立場となり、この古城で暮らすようになってからは、 彼女とまともに向き合って会話を交わすのはかなり久しぶりだ。 「…で、結局お前は何しにここに来たんだよ」 「私は…」 ミカサは一旦言葉を区切り、目をそらした。 「エレンが…心配だったから」 (心配?) ミカサの言葉を心の中で反芻してみると、かすかな反抗心がエレンの中で沸き起こった。 確かに自分はこの日さまざまな不幸に立ち合った。 悲しみ、悔しさ、怒り、戸惑い。 あらゆる種類の感情が複雑に混ざり合って胸のうちをぐるぐるとしつこく巡回し、 自分でもどうすればいいのか判らないほどの混乱がエレンを支配しているのは事実であった。 しかし、だからといって―― (ミカサ…お前に何が判るってんだ?) 『アニが女型の巨人である可能性がある』という衝撃的な仮説を聞かされた際の彼女の、 まるで他人事と言わんばかりの冷静な表情と態度は、あまりにエレンの心情とは相反するものであり、 それが余計にエレンの苛立ちを促進させていたのだった。 ミカサの言動を理解できない。 エレンは怒りを抑えきれずにミカサに言い放った。 「一緒に血反吐を吐いて苦労してきた仲間が疑われているんだぞ!それなのに、お前は…何も感じないっていうのかよ!?」 「……」 ミカサは表情一つ変えずに口を開いた。 「私は…ただあなたを守りたいだけ。あなたを守るためなら誰が相手だろうと容赦はしない」 「また守る守るってなぁ…」 耳にタコのできそうなくらい聞いた相変わらずの台詞にエレンは心底うんざりした。 頭の中がグラグラ煮えたぎるのを抑えきれない。エレンは激昂していた。 「いっつもいつもそうやって偉そうな顔して上から目線でよぉ…いい加減ムカつくんだよ!!」 「!」 エレンは鬱憤を発散するかのように勢いよくベッドの上から跳ね上がり、つかつかとミカサの元に近づく。 激情に任せ、ミカサのジャケットの襟元を強い力で掴みあげた。 「ぐッ!!」 そのまま今さっきまで自分がいたベッドの上に女を力いっぱい投げ飛ばし、上に乗り上げてギリギリと組み伏せる。 突然の狼藉に驚いたのか、ミカサは何が起こったのかわからないと言わんばかりの顔でぽかんとエレンの顔を見上げた。 普段ならば、自分以上に対人格闘術に長ける彼女の強烈な巴投げを喰らって終わりだろう。 しかし、意外なことにミカサは何の動きも見せることはなかった。 ミカサはただひたすら、驚きを隠す気配もないままエレンの凶暴な目を見つめている。 「――っ…!?」 無防備な表情のミカサと目が合った瞬間、エレンの心臓が、ドクン、と激しい音を立てて隆起した。 激しい衝動に体中が燃え滾り、股間に勢いよく血が巡っていくのを感じる。 自分の中のミカサに対する怒りの感情が、劣情と嗜虐心へと無意識に昇華された。 エレンは、初めて抱いた残忍な衝動に身を任せられずにはいられなかった。 「っ!?エ、エレン!?」 さすがにミカサも尋常でないエレンの様子を悟り、わずかばかりの抵抗を試みたが、もう遅かった。 そんな彼女の腕を今にも千切れそうなほどの力で握り締め、ベッドに縫い止める。 そのまま、歯がぶつかるのも気にせず無理やり唇を合わせた。 「ぅんッ」 まだ青く経験もないエレンは、手加減の仕方など知らない。優しさなど微塵も感じられない口付けだった。 抵抗する余裕もなく、すぐにミカサの咥内にエレンの燃えるように熱い舌が進入してくる。 鉄の味がした。おそらく強引すぎるキスの衝撃で歯が当たり、どちらかの唇が切れてしまったのだろう。 激しく舌を絡ませる度に、かすかに血の味が混じった唾液がエレンの口内を潤す。 この鉄臭い味が、エレンにとっては非常に甘美な媚薬のように感じられ、さらに興奮を掻き立てていた。 ぴちゃ、ぴちゃと敏感な粘膜が接触するいやらしい水音が聞こえると、ミカサの身体は羞恥で身がすくんだ。 「……ッ…、んむぅ、…はッ……」 ミカサの吐息が徐々に熱を帯びてきているのをエレンは感じていた。それでもなお執拗に舌と舌を擦り合わせる。 長い時間をかけてミカサの甘い唇を堪能し、ようやくエレンは唇を離した。 はあっ、はあっと、両者共に目いっぱい息を吸い込む。 慣れない口付けに熱中するあまり満足に息継ぎもできず、 一方的に蹂躙されたミカサと同様エレンも、きつい訓練を終えた後のごとく息が激しく乱れていた。 呼吸を適当に整えたあと、改めて身体の下に組み伏せるミカサの表情を眺めた。 ミカサの顔は耳まですっかり紅潮し、はぁはぁと息を短く弾ませながら潤んだ目でエレンを見上げている。 見たことのない彼女の艶かしい表情に、ごくり、とエレンは生唾を飲み込んだ。 人間の常識にあてはまらないほどの強さを誇るこの少女にこんな表情をさせたのは、おそらく自分一人だけだろう。 その事実は、エレンの苛虐心を満たすには充分だった。ますます彼の身体は熱くなった。 しかし、それと同時にかすかな違和感のようなものが頭のどこかの部分をちくりと刺す。 どうして―― (どうしてこいつは、抵抗してこねえんだよ…) いざとなれば、ライナーのような屈強な大男すら失神させるほどの強烈な格闘術を披露するミカサが、 ここまで従順な態度を見せるのはエレンにとって想定外の出来事であった。 ミカサの考えがまるでわからない。そして、自分の気持ちにもさらなる混乱が生じてきた。 ミカサと自分の同期に対する思いの相反による苛立ち、突然沸き起こった肉欲、そして現在のミカサのしおらしい態度への戸惑い。 (なんなんだよこれは…) ちっ、と心の中で舌打ちする。 面倒くさい。エレンは考えることを放棄し、目の前の幼なじみを陵辱するのに集中することにした。 彼女のトレードマークでもある、かつては自分の所有物だったマフラーに乱雑に手を掛けて、ミカサの首元から無理やり剥ぎ取る。 「…あ……」 ミカサは酷く寂しそうな顔をして、ただの長い布と化したそれが空中に流れるのを必死に目で追った。 彼女の珍しく見せたその痛ましげな表情に、またしてもエレンの心はちくりとした痛みに苛まれた。 (もう、どうでもいい) 自分の中でかすかに叫ぶ違和感を払拭するかのように、乱暴な手つきでミカサの両腕を頭上に一纏めにし、 今取り払ったマフラーで両手首を縛って拘束する。 ミカサの顎に流れる、先刻の激しいキスで飲み込みきれなかったらしい唾液をペロリと舐め取って、 そのまま曝け出された首筋に舌を這わせた。 「あ、やっ」 得体の知れないくすぐったさにミカサが身を捩った。ギシ、とベッドが音を立てる。 「……、ん…、くぅッ、……ふ…」 首筋を舐る間に時折ぴく、とミカサの身体がわずかに跳ねる。 そんな彼女の様子を面白がって、エレンはミカサが反応を見せた部分に執拗に舌を動かした。 ねっとりとした動きでひたすら敏感な箇所を舐められ、ミカサは熱を帯びたような声で何度も呻いた。 勝手に変な声が漏れる。とにかく恥ずかしい。必死に顔を片方の二の腕に埋め、唇を当てて声が出ないように耐える。 大人以上の働きができるといえども、まだたった15歳の少女でしかないミカサは、 こういう時どんな声を出せばいいのか知らなかった。 そして、そんなミカサの一挙一動が、エレンの劣情をさらに掻き立てていることも知るよしもなかった。 エレンは衝動に身を任せるまま、自由の翼のエンブレムが縫われたミカサの上着をぐいっと大きく肌蹴させ、 胸元の立体機動用固定ベルトをガチャガチャと音を立てて乱雑に外した。 そして、高まる興奮にはぁはぁと息を弾ませながら、思いきり力をこめてミカサのシャツの前合わせを横に引っ張った。 「――っ!!」 カツン、カツンと、下の方から乾いた音が聞こえる。 おそらくちぎれたボタンが床に散らばった音だろうが、エレンの耳にはそれがだいぶ遠くで聞こえた感じがした。 それと同時にエレンの目の前に、ミカサの胸元が露わになった。 ミカサの身体は先ほどの愛撫で昂ぶり、首から胸に掛けてほんのりと紅が差している。 肌蹴たシャツからちらりとのぞく、ツンと上を向いた赤く染まった乳首に、エレンの視線は釘付けになった。 ごくり、と思わず唾を飲み込んで、初めて目にする美しい女の肉体をじっくりと見つめる。 ミカサは男の熱い視線に耐えられず、目を瞑って顔をそらした。 子供の頃は家族として一緒に風呂に入ったり着替えたりで、当たり前のようにこの少女の裸を見てきた。 でももうそんな遠い昔とは違う。ずっと近くにいたはずの幼なじみの身体は、気づかぬうちに女のそれへと変化を遂げていた。 エレンは衝動的に手を伸ばし、ふいにガシッと片方の胸の膨らみを掴んだ。 「痛ッ!」 突然の痛みにミカサはびくりと身体を強張らせ、思わず鋭い抗議の声を上げた。 「!」 いきなり発せられた少女の叫びは、エレンに突如正気を呼び戻させた。 美しい形ながらも初々しい乳房はまだ硬さが残っている。 いくら女としてある程度の成長を終えたとはいえ、まだ成熟しきれていないミカサの肉体は少女の名残を隠しきれていなかった。 今のところ抵抗らしい抵抗はないものの、ミカサの身体はカタカタと小さく震えていた。 初めて冷静な視点を取り戻したエレンは、酷く怯えたような彼女の表情にようやく気づいた。胸がズキリと痛む。 「―――…」 (何やってんだ、オレは) 突然、今まで自分を支配していた凶暴な感情がすうっと覚めていくのをエレンは感じた。 組み敷いていたミカサの肢体からそっと身を起こす。 ミカサはそれを見て、またビクッと肩を跳ねさせた。 まだ自分が何かするのを恐れているのだろう。彼女のその様子を見て、エレンは思わずふっと苦笑した。 先刻とは違う相手を気遣うような手つきで腕の拘束を解き、肌蹴させた軍服ジャケットを胸元で掻き合わせてやる。 ミカサはぽかんとした表情でエレンの動向を眺めたまま動かない。ギシ、とベッドが軋む音がした。エレンが移動したらしい。 エレンは戸惑うミカサに背を向ける形でベッドの端に腰を掛けて、静かに呟いた。 「ミカサ……」 「……」 「ごめん、オレ、どうかしてた」 「……」 ミカサは無言のまま、エレンの背中の方へゆっくりと顔を向けた。 「オレ、本気でお前にムカついてたよ。いくらオレの命が引き換えになるっつっても、 平気で仲間を陥れようとするなんて…はっきり言って理解できねえと思った。 でも、だからといって…その…こんなことするなんて…最低だな、オレ」 エレンは頭をぐしゃぐしゃと掻き毟り、俯いた。沈黙が流れる。 しかし、後ろで再びギシ、という音が聞こえ、静寂が破られた。 「…エレン」 「……?」 ふいに、温かい感触で背中が覆われる。頬に滑らかな黒髪が触れた。すぐに、ミカサが身体を寄せてきたのだと気づいた。 それと同時にエレンは重大な事実にも気づいた。 自分がボタンを引きちぎったせいでミカサのシャツの前合わせが全開になっているため、 露わになった彼女の二つの膨らみが直にエレンの背中に触れている。 それに気づいたエレンはつい再び股間を熱くしそうになり、いくら自業自得とはいえ顔を真赤にして慌てふためいた。 「お…おい何してんだよ!今そんなことしたらオレはまたお前を酷い目に――」 「別に構わない」 エレンの身体から離れようともせず、ミカサはきっぱりと言い放った。 「な、何言って…」 「私の身体も心も…エレンがいなかったら存在し得なかったから。エレンが望むなら、好きなようにしていい」 エレンはあんぐりと口を開けた。そして頭を抱え、ぐにゃりと俯いた。 「…そんな言い方すんなよ。お前の身体はお前のモンだ。もっと大事にしろよ」 「……」 「それともオレを、あんときの強盗魔とか奴等が売っ払おうとしてた地下街の変態野郎共と同レベルにしたいのかよ?」 「…別に、そんなつもりじゃ」 ミカサは曖昧に首を振った。再び会話が途切れる。 「……」 「……」 ふう、とため息がこぼれる。重い空気を振り切るように、エレンはミカサに促した。 「さ、お前は大事にならないうちに宿舎に帰れ。明後日には重大任務も控えてんだからな」 「帰らない。ここで寝る」 ミカサの即答にエレンはぎょっと目を見張った。 「な…馬鹿かお前は!?そんなに独房にぶち込まれたいのかよ…?」 「さっきも言ったけどその点についてはアルミンに任せたから大丈夫だって」 「そういう問題じゃねえだろ!…そもそも、あんなことした相手と同じ部屋で寝るなんて、狂気の沙汰もいいとこ…」 「エレンはこんな状態の私に向かって平気で外に出ろなんて言えるの?」 「……」 エレンは、ミカサの上半身に目をやって思わず押し黙った。 彼女が今羽織っている、ボタンが吹っ飛んでただの布切れと化したシャツの残骸は、間違いなく自分の過ちの証だ。 そのミカサの姿は妙に艶かしく、否が応にも先ほどの行為を思い出させ、エレンは思わず火照る顔を逸らした。 いくら兵士として逸材と言わしめる実力を持つ者とはいえ、ミカサが女性であることに変わりはない。 こんな姿のまま外に放り出すのが確かに危険だということは、回転の鈍くなった今のエレンの頭でも判断できた。 エレンはおもむろに立ち上がった。箪笥を開けて適当に中を物色し、比較的ミカサのものに似たYシャツを探し出す。 そしてミカサと目も合わせないまま、彼女に向かってそれをぞんざいに投げつけた。 「…オレの代えのシャツを貸してやる。それ着て帰れ。 なんでオレの服着てんのかバレたら、馬に小便ひっかけられたとかなんとか言ってごまかしとけ」 エレンは赤い顔のまま背を向けた。 「とっとと着替えろ…」 「……」 数秒の沈黙ののち、背後でカチャカチャと固定ベルトをはずす音が聞こえてきたのを認めた。 ミカサが自分の提案を受け入れてくれたのだろうと、エレンはひとまず安心する。 女が着替える間、エレンは無機質な壁を凝視しながら、まだ完全に治まりきれない昂ぶりをなんとか宥めようと努力した。 自分のすぐ後ろでは、先刻目に焼き付けた綺麗な身体がまた曝け出されているのだろう。 着替えるミカサが立てている衣擦れの音を聞かぬ振りして、エレンはともすれば火照りそうになる顔と身体を必死に諌めた。 「終わった。エレン、こっち向いていい」 ミカサが声をかける。エレンはおそるおそる背後を振り返った。 「ハッ!?」 彼女の姿を見て、エレンは思わず情けない喚き声を発した。 確かに自分のシャツに着替えてくれてはいる。しかし、予想外なことにミカサは兵士の装備を全てはずしていた。 エレンは慌てた声で抗議する。 「オイ、なんで立体機動の装備まで脱いでんだよ!ほぼ私服で夜道を帰るとか、自殺行為だぞ!」 「ここで寝るってさっきから言ってる」 「ハァ!?話が違うだろ!」 「寝る」 「…だからよぉ……」 当然のように言い張るミカサに反論する気力もなく、再びエレンは頭を抱えた。 ミカサが頑固なのは昔からの長い付き合いでよく知っている。 自分自身もその部類のなかではトップクラスに入ると自負しているが、彼女の頑固さには今までほぼ勝ったためしがなかった。 (こっちの気も知らないで…) 額に手を当て、呆れたようにため息をつく。 エレンはこれ以上の説得は無理だと早々に諦め、幼なじみのわがままを少々戸惑いながらも聞き入れることにした。 「…わかったよ。オレが床で寝る。お前はベッドで寝ろ」 「ダメ。エレンがベッドで寝て。今日のあなたはたくさん力を使ってすごく疲れてる」 「女を床に寝せられるかよ」 「絶対ダメ」 「……」 相変わらずの頑固さにエレンは閉口した。 「…わかった。毛布貸してやるからお前が下で寝ろ。椅子とかも自由に使っていいから」 床にバサッと毛布と枕を投げ捨て、エレンは自分のベッドの上に身を投げ出した。 そしてミカサの姿ができるだけ目に入らないように、すぐに壁の方を向いて頭からシーツを被った。 エレンの脳裏にはまだ、先刻のミカサの痴態と初めて目にした瑞々しい女の肉体が焼きついている。 その姿を見せた張本人が同じ部屋のすぐ後ろにいるという事実に、エレンの心臓が強く脈打っていた。 未だ落ち着かず高鳴る胸をどうにかして無視しながら、ぎゅっと硬く目を瞑って無理やり眠りにつこうと試みた。 しかし、そんなエレンの努力も虚しい徒労に終わった。 「…ッ!?」 ベッドの端でうずくまっているエレンのシーツが突然めくり上げられた。 それと同時に、湿っぽいシーツの中が温かなぬくもりで満たされる。びくりとエレンの身体が驚きで跳ね上がった。 床で寝るということで話がついたはずのミカサが、何故かエレンのベッドに侵入してきたのだ。 ミカサは男の背中にぴたりと密着し、心地よさそうにすうっと息を吸い込んだ。 エレンは思わず身体を反転させて、彼にとって言えば暴挙ともとれるミカサの行動に強く異議を唱えた。 「な、なんでベッドに入ってきてんだよ!話が違うだろ!」 激しくうろたえるエレンの表情とは対照的に、ミカサは静かにじっとエレンの目を見つめている。 ミカサの穏やかな視線を受けたエレンは、少したじろいだ。 「いいでしょう、たまには。子供の頃はよくこうやって、一緒の布団で寝てた」 「ガキの頃と今じゃ全然状況が違うんだよ!…だいたいさっきオレが何したか、忘れたわけじゃ…」 「…もう、そんなのいいから。…私は…ただ、エレンの…そ…ばに……」 「……」 言い終わらないうちに、ミカサの目蓋がゆっくりと閉じていく。 「…寝たのか」 すう、と寝息が限りなく近くで聞こえた。 (そんなに疲れてたのか…) すやすやと子供のように安心した表情で眠る幼なじみの顔をぼんやりと眺める。 そうしていると、ついさっきの自分の激情も肉欲も、すべてどうでもいいことのように感じられた。 考えてみれば、ミカサにとっても今日は大変な一日だったはずだ。 暴走して女型巨人に喰われた自分を助けるために、必死に死闘を繰り広げたと聞いた。 その時、自らの失態でリヴァイを負傷させたことも、彼女にとっては大きなショックだったに違いない。 自分のことでいっぱいで、その場の感情に身を委ねて大事な少女を傷つけかけたことをエレンは猛省した。 ふと無意識に腕を伸ばし、ミカサの頬に掌を当てる。 「…ん…、エレン…」 (夢の中でもオレのことか) ミカサの寝言を聞いて、エレンはふっと苦笑いした。子供のときからいつもこうだ。 ――まあいい。幸せだった少年時代に戻って眠るのも悪くはない。 何よりも、いつもほとんど笑わない幼なじみの眠る表情があまりにも幸せそうで、楽しかったあの頃を思い出させた。 泣いても笑っても、明後日は運命の作戦決行の日だ。 眠れぬ夜、すぐ隣にいる思わぬ来訪者が運んできてくれた穏やかな眠りに、エレンは久方ぶりに身を任せた。 了
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part2 501 朝食堂にて 「今日は人少ねーな」 「久々の連休だから、みんな家に帰ってるらしいよ」 朝食を口にいれながらエレンは辺りを見回す。 アルミンの言う通り、多数の仲間達の姿が見えない。実家が無事であるものはほとんどが帰宅しているのだ。 「人数が少ないのにパンが余らないなんて…」 項垂れながら食い意地を張るサシャ 「お前は帰らないのか?」 「えぇ帰ってくるなと言われてますから…ジャンこそ帰らないのですか?」 「あぁ、この前親には会ったからな。のんびりすんのも悪くねぇし」 ジャンは横のテーブルのミカサをチラチラと見ながらそう答えた。 本当の所、ミカサに会いたくて残ったのだ。 当の本人は一切そんな事に気づく事はない。 「僕達の部屋も人数が少なくて寂しく感じるよ」 「大の字で寝れるけどな」 「エレン、お腹出して寝たらダメ」 「わかってるよ」 「ミカサの所も少ないんだろ?サシャとアニと…」 「クリスタとユミルもいる。なのでそんなに変わらない」 エレン、ミカサ、アルミンの幼なじみ三人は帰る家は無い。なので、必然的に残る組に入るのだ。 そんな他愛ない会話を終え日中は各々自由に過ごし、夜になった。 「なぁエレン、寝る場所変わってくれねぇ?」 帰省組が多くがらがらの部屋で何やらジャンが提案してきた。 「なんで?」 「たまには気分変えて寝るのもいいんじゃね?」 「んーまぁいいけど、枕は自分の使うからな!」 「あぁじゃあ俺んとこ下だから」 上段に上がるジャン。自分の枕を抱え下段に降りるエレンと、エレンに合わせて一緒に降りるアルミン。 「アルミンも下で寝るのか?」 「こういうの楽しそうだなって思って」 「だよなっ」 エレンとアルミンは笑顔で下段の布団に入り込んだ。 上段のジャンはにやけながら布団に潜った。 ジャンは日中ミカサに聞かれた事を思いだしていた。 「ジャン、エレンはどこで寝ているの?」 「…どこって?」 「夜中にエレンが布団を蹴飛ばして風邪を引いたら大変…だから布団をかけに行きたい」 「は?!男部屋に来る気かよ危ないだろ」 「大丈夫、エレンはどの辺にいるか教えて」 「…」 ジャンは素直にエレンの場所を教えてしまった。少し後悔してから悪知恵が働いたのだ。エレンと場所を交換したらミカサが布団をかけてくれるのではないかと。 皆が寝静まった頃、ジャンは期待を胸に布団に入っていた。 扉が小さな振動を立て開いた。人が少ないせいで音が大きく聞こえ、鼓動が早くなる。 暗闇の中、階段を上がり、気配が近付いてきた。 頭まで布団に潜っているので顔は確認出来ないが、確かに覗き込まれる気配を感じる。 足元の布団を掴み丁寧に布団を整える動作に、ミカサだと確信した。 布団を直し帰っていくと思われたが、ミカサは布団に潜り込んできた。 月明かりも無い暗闇の中、ミカサの温もりを感じた。 「エレン…」 ミカサは小声で呟くと、あろう事かジャンの体を跨ぎ、体重をかけないよう上に被さってきた。 混乱するジャン。そんなジャンをエレンと間違えているミカサは、指でジャンの唇をなぞり自分の唇を近付けてきた。 「?!」 唇が合わさる寸前にミカサの動きが止まった。 ジャンの手がミカサの服に入り込んだのだった。 「エレン…起き…」 「…エレンじゃなくて悪ぃな…」 小声で答えるジャン。 「ジャン…?!」 声で判断し、体を離すミカサの腕をジャンは掴んだ。 「…夜這いかよ」 「…間違えた。私はエレンに…」 「…エレンとナニするつもりだったんだよ」 嫉妬心が強くなる。ミカサの口からエレンの名前が出る度にミカサの腕を掴む力が強くなる。 そしてこんな状況だと言うのに冷静な口調のミカサに腹が立った。自分の身にかかりそうな危険をなんとも思っていなそうだからだ。確かにミカサは強い。 力だけでは勝てない。この腕も彼女が本気を出せば簡単に振りほどけるだろう。 …ならば弱味を握るしかない。 「今お前がここにいる事をエレンや他の皆が知ったらマズイんじゃねぇの?」 「…」 「お前エレンに嫌われるかもな」 「ジャン、それは困る。私がここにいる事は秘密に…」 相当エレンに嫌われたくないのか、ミカサはジャンに訴えかける。 ジャンの予想通りミカサはエレンの布団に潜り込む気だったものの、エレンを起こす気は無かったようだ。日頃のエレンとミカサを見ていれば、ミカサの一方的な想いであり、エレンにはそれが少々お節介と感じているようだった。 体重をかけずに覆い被さったのもそのせいだろう。 エレンは一度寝たら隣の仲間に蹴られても起きない程眠りが深い。ミカサは恐らくエレンの唇を奪い温もりを感じて帰るつもりだったのだ。 「いや、今皆に知らせる。そもそも俺は昼間止めたハズだぜ?」 「…ジャン、本当に困る。今回は見逃して」 「いいやダメだ。ミカサ、お前はわかってない。エレンはともかく他の男は、女にこんな事をされてはいそうですかとは言えないもんだ」 ミカサの腕を引き、体を近付ける。 「…黙っててやる…その代わり…」 「…」 ミカサは黙って頷いた。 ジャンはミカサを組敷くと、布団を深く被った。 途中で誰かに気付かれて困るのはミカサだけではないのだ。 ミカサの唇に唇を合わせた。 強気な発言をしたものの、ジャンには経験もなく、好きな女の前で正気を保つのに必死だった。 本で見た通りに舌を差し込むと、生暖かく、体に熱がこもる。 ミカサが苦しそうに顔をしかめるが、夢中で唇を貪った。 両手はミカサの服に入り込み両胸の膨らみに触れる。けして大きくないが、その触感は想像以上だった。 「や…柔らけぇ…」 服をめくりじっくり観察する。布団の中は真っ暗だが目が慣れると膨らみは判断出来た。 そっと先端に触れてみると、ミカサが身をよじった。感じていると言うよりくすぐったそうだった。 舌を這わしてみると、無味であるはずの場所なのに甘く感じた。 ミカサのよく鍛えられた太ももに手を滑らすと、未知の領域に触れた。 少なくめの毛に守られた溝は、しっとりと湿りを帯びていた。ショーツをずらすと、布団の中に淫靡な匂いが広がった。 ミカサも抵抗を見せるものの、力はそんなに込められていない。 ミカサの手を自分のショーツに導き、すっかり硬くなったそれを握らせた。 ミカサは何も言わず、ジャンの手に合わせるように手を上下に動かした。 ミカサの吐息も荒くなり、ジャンは蒸れる布団内で既に汗だくだった。 二人は布団から上半身を出し、唇を合わせた。 「…ミカサ…やった事あるか?」 好きな女には優しくしたいジャン。 ミカサに確認を取る。余裕がある素振りを見せるが、既に先走る程必死だった。 「…無い…」 聞いてはみたものの恐らくエレンと既に経験してるだろうと思っていたジャン。 「お、おう…や優しくする…」 想定外の反応に嬉しかったのだろう、声が裏返った。 ミカサの額に口付けて、初めてなのにしっかりと濡れたミカサの秘部に硬くなった自身をくっつけた。 初めて同士なので場所もわからず、手際よく挿入する事は出来なかったが、何度目かで、ゆっくりとミカサの中に入っていった。 異物感にミカサに力が入ると、狭い膣内は必要以上にジャンを締め付け、進む事を許さない。 「お前…っ力抜けよっ…」 「ジャン…これ以上は」 痛みに顔をしかめるミカサ。常に無表情でいるミカサが魅せる隙に、ジャンの興奮は覚めない。 動きはしなくても中で動く感触に痛み以上の感覚が沸き始める。 次第にゆっくりとジャンをのみ込むようにミカサから力が抜け、深く繋がった。ほっとしてミカサを見れば目に涙が溜まり汗が額から流れでる。ジャンも体の芯から沸き出る熱に汗が滴り落ちている。 「ミカサ…動かすからな」 ミカサの返事を待たずに腰を動かす。 「ぁんっ…」 動きに合わせてミカサの吐息と声が漏れ、ギシギシとベッドが鳴る。肌を打ち合う音が興奮を増していく。 「うぁっミカサっでるっ」 昇りつめる感覚にジャンは自身を引き抜くと、ミカサの腹に精を放った。 二人は肩で息をしながら、唇を軽く合わせた。 呼吸が整ってから、ジャンは後片付けをし、ミカサは部屋へ戻った。 なんとも言えない幸福感に包まれながら、ジャンは眠りについた。 翌朝。 皆より少し遅れて目を覚ましたジャンは食堂へ向かった。 ミカサを見つけると、普段以上にドキドキしてしまった。 ミカサは普段と変わらずエレンの横に座り、世話を焼いていた。 「ジャンおはようございます」 テーブルに着くと、横にいたサシャが元気に挨拶してきた。 「お、おぉ」 食事をしながらミカサをチラチラ見ると、ドキドキしているのは自分だけなのかと思う程普段通りで、切なくなった。 食事が済み、皆が食堂から出る時、ジャンはミカサを呼びつけた。 「先行ってるからな」 「…」 それをエレンは気にも止めない。 アルミンはジャンと目が合うとすぐに反らし、頬を染めてエレンの後を追った。 「ジャン、何か用?」 「いや…体…大丈夫かよ…」 ミカサの体を気遣うジャン。気恥ずかしくてミカサの顔が見れない。 「…大丈夫。それよりジャン」 「なんだ?」 ミカサに話題を振られたのが嬉しくて、パッと顔をあげる。 「…約束は守って」 ミカサは無表情だった。 「…あ…あぁ」 ジャンの返事を聞いて、ミカサは向きを変え、エレンの後を追った。 「…わかってたけどよ…こんなのって…」 立ち尽くすジャンの頬を涙が伝った。 「エレン、アルミン」 「もう話終わったのか?」 二人に追い付いたミカサ。エレンの問いに頷く。 「…」 朝からアルミンはミカサと目を合わせていない。 アルミンは昨夜話し声に目を覚まし、一部始終を聞いてしまったのだ。 お互いの名前を呼ぶ声で誰と誰なのか、そしてジャンが寝る場所を変えてくれと言った理由、全てがアルミンの中ではひとつになった。 幼なじみをそういう目で見た事はなかったが、押し殺すようなミカサの喘ぎ声にアルミンも刺激され、それが頭から離れないのだ。 もちろん横にいたエレンは起きた気配はなかった。 「アルミン?」 ミカサがアルミンの肩に触れるとアルミンは体を固くした。 そんなアルミンの様子にエレンは気づく様子もない。 なんとなく気付いたミカサも、エレンには話さないと踏んでアルミンには何も言わなかった。 その日の夕方には帰省組みが戻り始め、いつも通りの賑やかさを取り戻しつつあった。
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part1 76 No.1 849年。 ミカサ・アッカーマンは、自室……といっても 他に何人も居る大部屋だが……の、ベッドの中で寝転がっていた。 早いもので訓練兵としての期間も来年で終了だ。 二年前から見れば、エレンも随分と成長した。体つきも、 身のこなしも、気迫も。 危なっかしいのは変わらないけれど。 私を大事にしてくれるのも、変わらないけれど。 目を閉じて思い出すのは、今日の夕飯時のこと。 「おい、ちょっとそこどけよ」 「おう、悪い悪…っとぉ」 テーブルとテーブルの間。余所見をしながら歩いていた誰かが、 向こうから歩いてきた誰かとすれ違おうとしてバランスを崩した。 見えていたけど。 分かっていたけど。 通路の幅と体格差からしてかわせないタイミングだった。 後ろにはエレンも居ることだし、とにかく食べ物だけ守って、 体でとめるしかないか……と思考を終えたとき。 顔の横を、エレンの温かさとやさしい匂いが通り過ぎていった。 「あぶねーな、こんな所でこけるなよ」 トレイを持ったままの私を助けるために、エレンが腕を伸ばして 私を助けてくれたのだ。 私を、かっこよくもやさしく包み込むような愛情を原動力とした 反射神経でもって助けてくれたのだ。 「ありがとう…エレン」 「おぅ」 本当はその腕にほお擦りでもしたかった。 でもエレンも、こんな所でされても困るだろうから、我慢した。 回想を終えると、私はため息をついた。 「ふぅ……」 体が熱い。 最近、エレンが格好よすぎて困る。 なんだか私に熱い視線を向けてくることが多くなったし。 ――エレンもミカサに勝ちたくて必死なんだよ。 アルミンはそんなことを言うけれど、そんなはずない。 確かに格闘術も空中機動もその他もろもろも私のほうが 成績はいいだろう。でも、戦ったらエレンが勝つ。 多分、勝って死ぬ。死んで勝つ。 私はただ、エレンを死なせたくないのであって…… エレンが何かと戦ったら、勝つのは当然なのだ。 「エレン…」 誰にも聞かれないようにつぶやいて、私は衣擦れの音 を一切外部に漏らさないように寝巻きの下を下ろし、 同時に尻の下にタオルを敷く。 まあ、要するにオナニーだ。 ルームメイトたちはそれぞれ片思いだったり両思いだったり、 やれエッチしただのキスしただのとかしましいが、 話のオチの定番として 「ミカサはそういうことしなさそう… っていうか想像できないわ…」 というのがあるが。 私だって人並みに興味もある。 ……実は経験だって、あるのだ。 今日のよき日に、久しぶりに昂ぶってしまった体を その思い出を振り返って鎮めるとしよう。 あの思い出すのも忌まわしい巨人の進行があるまで、 私の人生は現時点ではそこが絶頂だったかもしれない。 実の両親には申し訳ないが、取り立てて何の心配事もなく エレンと、父さんと母さんと一つ屋根の下で暮らせたあの日を 取り戻せるならば、私はたいていのことはやってのけるだろう。 当時、私は……今やったら興奮しすぎて一睡も出来ないと 思うが……エレンと一緒のベッドで寝ていた頃があった。 あの頃はむしろ、エレンの暖かさを感じながら眠るのが とてもうれしくて。 寝つきのいい子だと、思われていた。 寝るのが惜しかったから、実態は割りとそうでもなかった。 あの日は、確か。 エレンとアルミンが二人だけで遊んで、私は二人を…… 優先順位的には申し訳ないがエレンを探しながら歩いていた。 そして、見た。 目を見開いて立ち尽くす、エレンとアルミンの二人を。 その先に、妙齢の女性が顔を赤らめながら小走りに 立ち去っていく姿を。 「もう… いきなり突風があるなんて… あぁ、恥ずかしい」 つぶやきもはっきりと聞こえた。 その夜。 「なあ、ミカサ… 寝たか?」 私は答えなかった。 予感がしたから。 「さすがに、寝たよな… ゴクッ…」 ベッドに入って目を閉じてから、ずっと。 私の顔に、首筋に、胸元に。 エレンの熱い視線を感じていた。 眠れるわけがなかった。 「ち、近くで見ると、やっぱ綺麗だよなコイツ」 たとえそのとき巨人が襲撃していたとしても、私は 歓喜の涙を流しながらエレンを守って死んだだろう。 顔と顔をぎりぎりまで近づけて、エレンが見つめている。 体温と息遣いを感じて、よっぽど唇を重ねたいと言う衝動に 駆られたが……今はそのときではないはずだと、抑えた。 これもエレンからもらった力だ。 しばらくエレンは私の顔を……特に唇辺りを見つめていたが、 そこに手を出してくるのはやめたようで、ごそごそと布団にもぐっていく。 キス位、いくらでもすれば良いのに。舌くらい……いや、 むしろ舌で私の唇を舐ってくれればいいのに。 まあ、これくらいは前菜のはずだ。 次にエレンは、私の襟元からおずおずと手を差し入れてきた。 夜の外気に触れ、ほんの少しひんやりしたエレンの手に触れられた瞬間、 頭の中に電撃が奔る。 抗いがたい甘い官能に、反射的に股間の潤いが増すのを知覚し、 その反応を必死に遮断する。 ぎこちない手つきでエレンの指が私の服の中にもぐりこむたび、 とろけるような甘い火花が脳裏ではじける。 その感触を味わいながらも、私はただ眠ってる体を貫き続けた。 だが、一番敏感な箇所……乳首を、おっかなびっくりながらも 無造作に強くはじかれたとき、火花どころか爆発が起こった。 内腿と股間の痙攣を、ゼロに出来ない。 人生初の、性的絶頂を、エレンの手で迎えた瞬間だった。 エレンは乳首の存在に気づいたのか、しばらく指の腹で やさしく転がしていたが…… 満足したように、するりと腕を抜いた。 すんすん、と指の匂いをかいでいる気配がして、 さっきとは別種の、ゾクゾクとした陶酔が沸き起こってくる。 「なんでミカサは、こんな良いにおいがすんだろうな…」 その言葉をそっくり返したい。エレンのマフラーも、 うっとりするほどいいにおいだったから。 幸いにしてエレンはこれで終るつもりはないらしく、 次はついに私の腰、衣服の上下から手を差し入れるつもりのようだった。 先ほどの絶頂の後だから、タヌキ寝入りがばれないか心配だが。 まあばれないだろう。エレンが人生初めて触る女性の生殖器は 私のものなのだから。 ああ、こんなことなら、いい子ぶってないでパジャマのすそを 入れたりしなければよかった。そうしたらエレンの手を煩わせずにすんだのに。 後悔先に立たず。 次からはエレンと寝るときは胸元を開けて、すそは出すことにする。 エレンは慎重にも、強引にすそごと進入したりはせず、 ずらすように少しずつすそを出してから手を差し入れようと しているようだった。 協力してあげたいのは山々だが、寝言や寝返りを少しでも 見せれば、エレンの行為を中断させてしまうかも、と思うと 動くに動けない。 仕方がないので期待して待つと、ほどなく私のパジャマの すそは前面が出て、おなかがひんやりとした空気に触れる。 すそがあった空間には、まさに手のひらの厚みくらいの 間隙ができ、まるで私の心を代弁するかのようにエレンを 誘っている。 エレンの荒い息遣いを耳元に感じる。 エレンが硬くつばを飲んだ気配がする。 エレンの手が、パジャマの下、さらに下着の下を、 する、する、と這い進む。 さすがに、鼓動の高鳴りを禁じえない。 やがて、一際やわらかい肉に行き当たり。 急激なカーブを描いて、その指が私の肉の間に進み…… ぬるり。 エレンならフリーパスで通してあげたい粘膜で、ついに エレンの指を迎え入れたとき。またしても震えを止められなかった。 「!!!」 鋭く息を呑む音とともに、エレンの手が、私になるべく 衝撃を感じさせない滑らかさで素早く引き抜かれた。 そのままエレンは私に背を向けて、小刻みに震えながら ふー、ふー、と荒い息を整えつつ横目に私のほうを伺っていたが…… 反応がないことを十分に確認すると、 ちゅ、と指先を口に含んだ。 三度、とめられない震えを経験した。 「ふぅ…」 回想を終えると、タオルで股間をぬぐって着衣を正し タオルを引き抜くというまでを無音でこなした。 あの日々は、もう戻ってこないけれど。 私をはじめて絶頂に導いたのも。 「私」にはじめて触れたのも。 私の味をはじめて知ったのも。 エレンであるという事実は揺るがない。 まだまだエレンには、色々とはじめてを捧げてきたが…… 今日はもう眠ろう。 明日も、エレンと共にすごせますように。
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ミカサ・アッカーマン(Mikasa Ackerman) 15歳/身長170cm/体重68kg/2月10日生まれ (CV:石川由依) 本作のヒロイン。エレンの幼馴染で常に彼と行動を共にしている。美少女だが表情が乏しく口数が少ない。 (作品世界では)ほぼ絶滅した東洋人の血を引いており、ミカサの母が最後の純血の東洋人とされていた。 幼少時に母親によって一族が受け継ぐ刻印を右手首に付けられている。 (アニメ版では刺繍で模様を縫う形で受け継がれることに置き換えられている。倫理的な問題からの変更か) 超大型巨人出現の1年前(844年)、希少な血筋から三人組の強盗に目をつけられて両親を殺され、 助けに現れたエレンと共に強盗たちを皆殺しにした後、イェーガー家に引き取られた。 その経験から合理的な思考と情熱的な志向を併せ持つ両極的な性格が形成され、対外的には冷徹で恬淡である一方、 個人的な情愛、特にエレンに対するそれに関して、度合いが篤い余りに見境がつかなくなり暴走する危うさもある。 特に「家族」というものに強い思い入れを抱き、恩人であり家族でもあるエレンを半ば盲目的に慕い続けており、 状況や境遇を問わず彼の傍で守ることに強い執着を示している。 それゆえ、私情を優先し命令違反をも厭わないその過剰なまでの庇護欲に対し、 エレンからは純粋な兵士として「てめえの勝手な都合を押しつけるな」と叱咤され、 ジャンからも「誰もがお前のようにエレンに命を捧げられるわけじゃない」と諭されるなど、 自らが兵士であるという責任感や協調性が欠落している部分があるため、 エレンや周囲の人間との間には思考の格差・少なからずの温度差が生じている。 恋愛的な疎通においては奥手で、感情もあまり出さないが、 エレンに危害を加えるものに対しては激しい憤怒の表情を露わにする。 それが仮に共に戦う仲間や上官であっても躊躇を見せない。 エレンに暴力を振るったリヴァイを「チビ」、エレンに気があると思い込んでいるアニを「あの女」と呼ばわりしている。 人買いから助けられた時にエレンにもらったマフラーを現在も愛用し、よく身に着けている。 おまけページの作者のインタビューによると「暑いときには付けていない」らしく、 また兵法会議時など公的な場でも外している。 過去の事件で覚醒したことで身体能力が活性化され、喧嘩も強く、格闘技に長けるアニからも「猛獣」と称されるほど。 エレンやアルミンと共に入団した訓練兵団を首席で卒業し、初陣から特例で駐屯兵団精鋭部隊に編入された時も 単独で巨人数体を倒し「1人で100人の平凡な兵士に匹敵する」と称される。 エレンからは待遇の良い憲兵団への入団を薦められるが、本人はエレンと共に行動するため調査兵団へ入団する。 第57回壁外調査においてはコニー達と同じ班に配属され、女型の巨人に捕縛されたエレンを救出に向かうが、 女型巨人の討伐を優先させるあまり判断ミスを犯し、一時絶体絶命の状態に陥る。 駆け付けたリヴァイが女型巨人を行動不能に追い詰めたことにより難を逃れエレンも救出されるが、 身代わりに女型巨人の攻撃を受けたリヴァイが負傷するという結果となってしまった。 女型の巨人の正体であるアニの生け捕り作戦が失敗、いち早くアニの巨人化に気づき地下道に逃げ込む。 戦いを躊躇するエレンを叱咤して戦意を取り戻させ、巨人化した彼と連携を取る。 アルミンの作戦により壁をよじ登って逃げようとしたアニの指を切り落として墜落させ、 エレンに拘束させることに成功するが、その際に壊れた壁の内部に巨人が存在することを確認する。 壁の内部に突如出現した巨人群をエレン達と共に一掃し、ウトガルト城址に孤立していた同期の面々を救出した後、 ウォール・ローゼの壁上でライナーとベルトルトが自らの正体をエレンに明かす会話を漏れ聞く。 そのためエレンを拉致しようとした2人に斬りかかるが、同期と戦うことに躊躇してしまったことで反撃を受け、巨人化を許してしまう。 (アニのときに戸惑いがなかったのは、彼女に対して嫉妬心など他の要素があったからか?) 鎧の巨人と交戦するエレンをサポートし、硬化がされていない膝の裏を切断することに成功するが、 直後に超大型巨人の発した熱と風圧に吹き飛ばされて気絶してしまい、エレンは連れ去られる。 5時間後に覚醒し、未だに捜索隊が派遣されないことを聞いて絶望しかけるが、 ハンネスに励まされ、仲間と共に再びエレン奪還へと向かう。 名前の由来は日露戦争時の旧日本帝国海軍旗艦の戦艦「三笠」からなんだとか。
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エレン・イェーガー(Eren Yeager) 15歳/身長170cm/体重63kg/3月30日生まれ (CV:梶裕貴) 本作の主人公。ウォール・マリア南端突出地区シガンシナ出身。 ≫幼少期 将来は壁の外に出て、世界中を探検する夢を抱いていた。 アルミンの祖父の所持品であるという外の世界について書かれた本がその原点である。 この頃は「外の世界が見てみたい」という単純な好奇心が大きかったように思われる。 壁外調査から戻った、絶望に満ちた表情の調査兵団を目の当たりにしてもその考えが変わらなかった。 調査兵団に入りたいことをミカサに告げ口され、母親から強く反対されてもその意志は変わらなかった。 巨人の恐ろしさをまだ知らなかったからだろう。 ※アニメ版では嘘をつくと耳が赤くなる癖があり、両親とミカサにすぐバレてしまうという設定が追加されている。 アルミンをいじめっ子から守ったり(ただしミカサが後方に立ち睨みをきかせていた)、 ミカサの両親を殺した人買いと正面から戦って2人の大人を殺害するなど、 理不尽な世界にも怯まない勇気と強い意志を備えている。 845年の巨人侵攻によって目の前で母親が巨人に殺されてしまう。 その時に自分に力がないことを思い知る。巨人と戦うすべを身に着けるため、兵士になることを決意。 ≫訓練兵時代 シガンシナ区に住んでいた時はアルミンやミカサしか友達がいなかった。 (ただしミカサはエレンのことを家族、もしくはそれ以上の存在と思っている) 入団直後も友人は多くなかったが「ベルトの金具の破損」をきっかけにライナー、ベルトルトと親しくなる。 アニともライナーを通じて知り合い、初対面で得意の格闘術によりボコボコにされるが、 以来、彼女から対人格闘術を教わることになり、エレンの武器の1つとなる。 我の強い性格ゆえに直球で猪突猛進な言動が多く、他者の指示にも容易に従わない面が強いが、 兵団に入ってからは様々な仲間たちとの交流や競い合いを通じて、客観的で度量のある思考も身に着ける。 基本的に他人の短所よりも長所を、懐疑よりも信義を重視する傾向にあり、仲間意識も高い。 ゆえに理想家で、現実における負の面への耐性がやや弱く、良くも悪くも非情になりきれない所がある。 カッとなりやすい性格でもあり、興奮すると思考を放棄し激情に任せた行動に走る傾向がある。 巨人化したときは特にそんな感じがする。 徒手格闘術に優れ、訓練兵団ではミカサに次ぐ対人格闘成績を修めていた(2位)。 その他目立った特徴は無いが、強い目的意識のもと他の科目でも努力を重ね、第104期訓練兵団を5番で卒業。 かつては「外の世界への憧れ」だった思いは、母親が殺されて以来「巨人の駆逐」になってはいるが、 一貫して外の世界への憧れは持ったままである。 同期の前で自分の夢「巨人を全て駆逐してから、外の世界を探検する」を語り、心を動かされた人も存在する。 基本的な行動原理は「巨人の駆逐」であり、その意志の強さの表れなのか 訓練兵時代も人一倍努力をすることで成績を伸ばしてきた。(教官も認めるほど) 訓練兵時代からも巨人を最も多く殺すことができる調査兵団への入団を希望しており、 自分から死地に飛び込もうとする姿は同期の中でもかなり浮いていた模様。 その結果ついたあだ名は「死に急ぎ野郎」 ≫ウォール・ローゼ南部のトロスト区防衛戦 アルミンを助けようとして巨人に捕食されるてしまうが、 巨人の胃袋の中で怒りを爆発させ、巨人化能力が覚醒。力尽きるまでに20体の巨人を倒している。 アルミンの機転やピクシス司令の信頼(?)を得て、トロスト区に開けられた穴を塞ぐことに成功するも、 その能力への恐怖や疑念などが権力者たちの間で渦巻き、兵法会議にかけられる。 憲兵団と調査兵団のどちらにその身が委ねられるか審議した結果、調査兵団に迎えられることになった。 ≫調査兵団入団後 入団後はリヴァイ兵士長が班長を務める特別作戦班に配属される。 エレンを囲う場として調査兵団の旧本部が与えられ、長年使われておらず埃まみれだったため掃除に取り掛かる。 (全然がなっていないとリヴァイからやり直しを命じられた) ハンジの巨人話一晩中付き合わされるという失敗談もある。 巨人化について少しでも知るために実験を行うが、思ったように巨人化できなかった。 その後、意図せず部分的に巨人化させてしまい同班のメンバーからも懐疑的な視線を向けられたが、 ハンジの検証により「巨人化に必要なのは自傷行為+明確な目的が必要なのではないか」という推論に至る。 許可なく巨人化したわけではなかったことが判明し、エレンへの謝罪として自傷行為を行ったメンバーに胸を打たれ、 徐々に信頼関係を築いていった。 ≫第57回壁外調査 女型の巨人に殺されていく仲間を前にして、感情に任せて彼らを助けようとする。 リヴァイに「お前は間違っていない。せいぜい後悔しないほうを選べ」と言われ、葛藤の末そのまま進むことを決意。 (このとき、リヴァイからは「本物の化け物だ」と言われている) 結果、エルヴィンが仕掛けたポイントまで女型の巨人を誘導することに成功する。 だが、エルヴィンらが取り逃がした女型の巨人の襲撃を受け、自分を逃がすために戦った 特別作戦班のメンバーの死を目の当たりにし、激昂して巨人化してしまう。 女型の巨人と交戦するも敗北して身柄を奪われる。 しかし、駆けつけたリヴァイに救出され辛くも帰還したが、 壁の中で、子供らにキラキラと輝く視線を向けられたことに戸惑いを見せた。 (その子の姿がかつての自分の姿と重なったのかもしれない) ≫アニ捕獲作戦 女型の巨人の正体がアニであることがほぼ断定されると(エレンはこのときまだ信じていない)、 生け捕り作戦の囮としてミカサとアルミンと共に(巨人に変身することが出来ない)地下道へと誘い込もうと試みる。 しかし、罠であることを薄々察知していたアニに巨人に変身されてしまう。 アニが正体を自ら暴露するまで半信半疑のままだったエレンは最初戦うことを躊躇するが、 感情を抑え任務を遂行しようとするアルミンとミカサに叱咤され、覚悟を決めて巨人化。 (このときはある程度の意識を保って巨人の力を行使できるようになっていた) 劣勢に立たされながらも、エレンの捕獲を諦めて逃走に入ったアニをミカサとの連携で倒し、拘束に成功する。 ≫ウォール・ローゼ内部に巨人群が出現 ウトガルド城跡にてハンジの制止を無視して巨人達と交戦し、巨人を一体殺して人間として初戦果を上げた。 (ただし勝手な行動をするなと怒られている) その後、ウォール・ローゼの壁上でライナーから自身とベルトルトの正体を唐突に明かされ、同行を求められる。 突然の告白と事前にハンジから二人への疑惑を聞かされていたことから、まともに取り合わず拒否するが、 強硬手段に出たライナーが変身した「鎧の巨人」に一度は捕まってしまう。 心を許した戦友の裏切りに涙を流して激昂し、巨人に変身して交戦。 訓練兵時代にアニに教わった投げ技と関節技を駆使して「鎧の巨人」を追い詰めるが、 ライナーと「超大型巨人」と化したベルトルトの連携に気づかず、 壁の上から落下して来た「超大型巨人」の発した熱と風圧に打ち倒され敗北し、ユミルと共に連れ去られる。 ≫巨大樹の森 数時間後、巨大樹の森で目覚めるが、鎧の巨人にうなじごと齧り取られた際に両腕を失っており、 その再生に力を使っているため巨人化はしばらくの間不可能であるとライナーから説明を受ける。 今争っても良い結果は得られない。溢れ出る感情をどうにか押し殺し、力が戻るまで情報収集を試みるが、 その時初めてライナーの精神が分裂しかけていることを知る。 ベルトルトに対し、自らの行為によって母が死んだことについてどう思うのかと詰問したが、 「あの時は気の毒だと思った」と他人事のような感想を述べられ、 二人を「兵士でも戦士でもない、ただの大量殺人鬼」と罵った。
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登録日:2011/05/20(金) 19 05 21 更新日:2023/11/15 Wed 13 39 22NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 LOST GIRLS ミカサ外伝 おっぱいのついたイケメン お母さん アッカーマン イケメン エレンの婿 クーデレ スピンオフ主役 バトルヒロイン ヒロイン マニッシュ マフラー ミカサ ミカサ・アッカーマン ヤンデレ?←実は奥手 一騎当百 剣士 変な前髪 女子力(物理) 幼なじみ 御坂にあらず 新リヴァイ班 無口 石川由依 第104期訓練兵 美乳 腹筋 腹筋系アイドルみかりん 調査兵団 趣味:エレン 進撃の巨人 逸材 長身美女 首席 「この世界は残酷だ…そして…とても美しい」 漫画「進撃の巨人」(別冊少年マガジン)の登場人物。 CV.石川由依 ■概要 クールな黒髪美少女。見ただけで「あ、ミカサだ」とわかる、頬まで届くほど長い独特の前髪が特徴。マフラーをしていることが多い。 ウォールローゼ南端のシガンシナ地区出身。訳あって主人公エレン・イェーガーの家で家族同然に暮らしていた。 10歳のとき、幼馴染のエレン、アルミンらとともに超大型巨人の襲来を目撃している。 母を食い殺されたエレンが巨人を倒すため訓練兵団に入ったのを追い、自分も訓練兵団に入る。 15歳の訓練生卒業時には、同期の中の1位として名を呼ばれた。 実際、その後も「並みの兵士100と等価」「歴代に類のない逸材」といわれたり、一人で巨人を次々に刻んだりとチートな性能を見せ付けている。 170㎝とかなり大柄で、顔に合わない筋肉を持っており、特に腹筋はバッキバキに割れているということがわかった。 アニメ版ではスタッフの趣味なのか透き通った瞳、長い睫毛、つややかな唇と、非常に女性的な整った顔立ちをしている他、胸も原作より大きめ。 (さすがにやりすぎたと思ったのか、出番が激減する第3期以降からは原作に近い容貌になっている。…なっておかしくない経歴ではあるが) ■エレン厨 クールで綺麗で能力も高いミカサだが、ひとつ難点がある。 それはエレンが好きすぎるということである。 一応理由があるのだが(後述)、普段とのギャップも激しく、その強すぎる好意から非常識な言動をすることもある。 単行本2巻では「あなたがいれば私はなんでもできる」なんていう素敵なことをいってくれる。 しかし市街地戦で兵団員二人が初めて巨人化したエレンを見た時には、訳もわからず取り合えず身構えた彼らを見て何かしたら殺そうと考えていたり、 エレンを食べた女型の巨人に対しては単機で突っ込んで行ったり(結果としてリヴァイが負傷した)かなり危ない行動も取る。 終始そういった感じなのでミカサはエレン以外はどうでもいいと思っていると誤解されがちだがそんな事はない。 アルミンや第104期訓練兵団の仲間たちには情もあるし、平時は言葉数は少ないながらも周りにも気も配っている。 実際、ベルトルトとライナーが自身の正体を告白したシーンで、二人が巨人化する前に始末しようと攻撃をしたが、無意識の内に手心を加えてしまい巨人化する隙を与えてしまっていた。 (本人も二人が敵と分かっていながらも仲間であった相手を殺す事を内心で躊躇してしまったと自覚していた) あくまで緊急時にはエレンを最優先とした行動をとる、というだけである。 本人の言では 「私が尊重できる命には限りがある」「そして・・・その相手は6年前から決まっている」 との事。 なお、(エレンの命の為とはいえ彼に暴行をふるった)リヴァイ兵長との関係は険悪ではないかと思われがちだが、 実際のところは上記のセリフ以外は特に反抗的な態度は見られず、リヴァイに至ってはミカサに対してそもそも敵意を抱く理由すらない。 ミカサ自身頭が冷えさえすればリヴァイのエレンへの仕打ちの真意を察せないほど馬鹿ではないし、事実作中では幾度と共闘している。 …ちなみに、後にリヴァイの母がアッカーマン家「本家」の女性だったと判明しており、2人の戦闘力の強さは偶然ではなかったことも明かされている。 以下ネタバレ ■エレンへの恩 ミカサはもともと、街中ではなく山にある家で両親と共に暮らしていた。 母親は、壁の中では絶滅したといわれている東洋人であり、ミカサの容姿にもその特徴は受け継がれている。 ミカサが9歳のとき、珍しい人種の親子を狙って人攫いが家に押し入り、両親を刺殺してミカサを連れ去った。 絶望して死んだように横たわるミカサを助けに来たのが、当時同じく9歳のエレンだった。 エレンは迫真の演技で人攫いABを騙し討ちにし、ミカサの拘束を解いた。しかし別室にいた人攫いCに不意をつかれ、締め上げられる。 苦しい息の中でエレンはミカサに「戦え!戦わなければ勝てない!」と訴える。 この世界が弱肉強食であることを悟ったミカサは人攫いCをナイフで一突きにした。 母親から「逃げろ」と言われても「逃げたところでどうすれば良いか分からない」と何もできなかったミカサを動かしたのは「戦え」と叫んだ見知らぬ少年だったのである。 二人は救出され、親を亡くしたミカサはひとまずイェーガー家に身を寄せることになった。 未だ暗い目で「寒い…」と言うミカサに、エレンは自分のマフラーを巻いてやる。 「早く帰ろうぜ オレ達の家に」 それ以来ずっとミカサはエレンから貰ったマフラーを巻くようになる。 ミカサは後にこの件についてこう言っている。 「一度死んだ私を 再び生き返らせた恩は忘れない」 ■小ネタ ミカサの名は、日本海海戦で世界の海軍史に伝説を作った戦艦「三笠」から取られている。 これは過去の名作たちの軍艦由来の名を持つヒロイン達にあやかってのこと。 ちなみに「三笠」は現在神奈川県横須賀市で保存・公開されており、先行作品のヒロイン達のモデル戦艦より古い世代ながら、平和な時代に引退し記念碑となったせいか途中で盛大に荒らされたがそれらより長生きしている。 そして某ゲームで戦艦三笠の擬人化キャラが登場した際、石川氏が既に同作の別キャラ担当(こっちも長生きした船がモデル)なのを嘆く声が出たとか出なかったとか キャラクターソングが2曲あるが、いずれも本編での戦闘力とは打って変わって「生き急ぐ彼に置いて行かれることへの恐れと、エレンを失いたくないという願い」を歌ったバラードになっている。 No matter where you are(作詞:藤林直子 作曲:澤野弘之) アニメ版シーズン2時に発売されたキャラクターソングシリーズの一作。 歌詞では一途にエレンを案じる様子が描かれている。 13の冬(作詞・作曲:Revo) Linked Horizonのシングル『真実への進撃』に収録された楽曲。アニメ映像を再編集したPVが制作され、2019年6月29日に放送された『アニソン!プレミアム!夏の生放送SP!』では石川氏がLinked Horizonと共に生歌を披露した。 タイトルはリンホラの楽曲「2か月後の君へ」歌詞内の単語…ひいてはエレンとアルミンの余命宣告というミカサにとって受け入れがたい真実から。 内容は同時収録されたシーズン3パート2OP『憧憬と屍の道』(少年の夢の果て)と対になる「少女から見た憧憬」や、アニメ以降の原作展開におけるミカサの憂いを歌っている。 その後、2023年に発表されたアニメ版のラストソング『二千年... 若しくは... 二万年後の君へ・・・』では前半でこの曲のメロディが引用されたが、そこで歌われているミカサの想いは… 以下さらなるネタバレ 彼女の母方の先祖は、島の外にある国の一つ「ヒィズル国」の将軍家の一族。 100年ほど前、エルディア帝国と同盟を結んでいた頃、当時の将軍家の子息がパラディ島に逗留していたが、 大戦が終わり、フリッツ王が多数のエルディア人と島の中に閉じこもった際に一緒に取り残されてしまう。 ミカサの右手首につけられた模様は将軍家の家紋。 あなたが項目を追記するなら私もそうしよう。 あなたが項目を修正するなら私もそうしよう。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 好きすぎるwww -- 名無しさん (2013-05-23 16 29 04) なおこの娘の身長体重を現実にすると色気よりも男気が溢れ出るムキムキマッチョマンになるという。 -- 名無しさん (2013-06-23 10 42 00) ↑ホントにマッシブ娘なんだな。ゴチッ!! -- 名無しさん (2013-06-23 16 10 45) 腹筋系アイドルw -- 名無しさん (2013-06-30 04 36 17) 身長体重はもう骨くらいしかいじるところねーんじゃねえのw -- 名無しさん (2013-07-26 06 20 28) 実際骨のせいで重くなってる設定だったはず。何でも筋肉のリミッタ―を外した際に身体にかかる負荷に耐えるためらしい -- 名無しさん (2013-07-26 07 47 22) もう一般兵400人分くらいまで進化してそうだな -- 名無しさん (2013-07-31 22 21 50) 要するに平和島静雄みたいな身体になってるってことか。この子も自販機ぶんなげたりガードレール引っこ抜けたりするんだろうか -- 名無しさん (2013-07-31 22 23 39) ↑そこがいいんじゃねーかわかってねーなー -- 名無しさん (2013-08-02 01 43 43) ミカサは無口で冷静な子だが、エレンになると、恋してる普通の 女の子だよねー -- 中身マン (2013-08-05 12 54 42) 女の子が困っているときに、助けにくる男は惚れるよな -- 斜め (2013-08-05 12 58 04) 制服姿のミカサ可愛すぎるww「起きて江連。遅刻する」 -- ジョニィ (2013-08-16 08 08 59) ヤンデレって言うけど普通に仲間思いだしエレン絡みでなければ割と冷静なのよね -- 名無しさん (2013-08-16 21 22 00) 目のハイライトのおかげでアニメでは可愛いな。原作ではイケメン -- 名無しさん (2013-08-17 00 16 18) 11巻で泣いてる姿がめっちゃ可愛かった -- 名無しさん (2013-08-17 10 29 11) ヤンデレはこの娘には必要ないんじゃ・・。 -- 名無しさん (2013-08-23 13 46 59) 正直アニの時の目が怖すぎてヤンデレでも間違えてないような気がする -- 名無しさん (2013-08-23 13 51 21) エレン→犯らせろよ!たまってるんだよ!ミカサ→エレンが望むなら・・・って普通になりそうな勢いやな!まぁミカサの怪力にエレン覚醒して巨人化しそうやけどな! -- ぎちゅー (2013-08-23 14 48 20) 同期の仲間は大切。ただし最優先はエレン。そしてアルミン。 -- 名無しさん (2013-08-24 18 01 05) ミカサの薄い本という薄い本みんなしっかり腹筋書いてあるwww流石変態紳士の皆さんwww -- 名無しさん (2013-08-24 18 18 15) 筋骨隆々のすごい女。 -- ななあ (2013-08-24 23 08 08) 最初、ミカサとエレンの体重が逆だと -- 名無しさん (2013-09-03 20 27 41) 途切れた↑続き)だと思ってた思ってた。まあ、現実の女性スポーツ選手でも身長170代で体重も70代の人がいるから、兵士である事を考えればそこまで驚く事でもないんだろうが…それでも芋女やユミルと比べたら重いか -- 名無しさん (2013-09-03 20 33 06) ミカサのヒロイン力が最近やばいんだが。 -- 名無しさん (2013-10-09 13 30 45) 最近やっとヒロインし始めたな。 -- 名無しさん (2013-10-11 08 27 04) ↑×8 逆パターンなら割とゴロゴロ存在するよ。あと(理由はエレンの時とは違えど)まれにアルミンも餌食になることも… -- 名無しさん (2013-11-04 10 50 12) 確か身長体重が長友と同じなんだっけかw -- 名無しさん (2013-11-04 12 07 24) ミカサに対して否定的なコメントだけ消すとか気持ち悪い -- 名無しさん (2013-11-04 12 35 02) ミラ・アッカーマン…ではない。まぁ似たようなところは名前の他にもちょっとだけあるけど。 -- DCD (2013-11-04 21 53 17) 命を助けてくれた相手にただ守られるだけでなく全力で立ち向かっていく姿に好感がもてる。 -- 名無しさん (2013-11-04 22 02 29) こいつ大嫌い、身構えただけで殺そうとするとかマジ●チかよ -- 名無しさん (2013-11-07 18 54 26) アニメからしか知らんが、訓練所を出なくて良くなったエレンの独白とは真逆の解釈してたのを見てどんな娘か理解した。 ……結果は同じとはいえ。 -- 名無しさん (2013-11-11 14 32 22) 「エレンは私がいないと早死にする」←これあながち間違ってないと思うの俺だけ? -- 名無しさん (2013-11-11 17 39 22) ↑大丈夫。自分も思ってるから。・・・まあ逆にも言えることだと思うが・・・。 -- 名無しさん (2013-11-11 17 46 29) エレンを守ることしか考えてない底の浅い奴にしか思えないんだが -- 名無しさん (2013-12-17 00 11 55) ↑12巻読んでたらそんなこと言えないはずだけどな。ミカサはあくまで優先順位の一位がぶっちぎりでエレンなだけ。他の仲間をないがしろにしてるわけじゃない -- 名無しさん (2013-12-17 01 28 58) かわいい。ひたすらかわいい -- 名無しさん (2013-12-17 07 01 11) 最初は綾波系かと思ったけど全然違った エレン以外のこともちゃんと考えてたりこういうキャラのテンプレから外れてるのが好印象 -- 名無しさん (2013-12-17 15 36 51) 実写版の役が剛力って……地雷臭しかしねえ -- 名無しさん (2013-12-17 16 56 18) ↑剛力だったら、っていう話だよね? -- 名無しさん (2013-12-18 14 14 19) いや、どうもマジらしいんだよな… -- 名無しさん (2013-12-18 17 00 24) ええ〜……まあ実写なんて最初から期待してないけどさぁ… -- 名無しさん (2013-12-18 17 02 54) ビブリア~の悪夢を忘れたのか…… -- 名無しさん (2013-12-18 19 39 48) 多分作中唯一エレンが巨人化する秘密を知っているであろう人物。処置をされた現場にい会わされ、何らかの情報をエレンの父親に教えられている可能性はある。なのでエレンだけじゃなく彼女ももしかしたら…。 話は変わるが甲斐甲斐しさが半端じゃない。エレンに小言は言いつつも必ず意思を尊重し、拓けてる道を全てかなぐり捨ててでもエレンについていこうとするなど不器用過ぎる行動を差し引いても昨今のヒロインキャラのなかでは尽くす女性として群を抜いて奥ゆかしい。あぁ、あの腹筋たまらん。 -- 名無しさん (2014-02-22 11 10 41) ↑落ち着けww -- 名無しさん (2014-02-22 11 18 25) ミカサのこと悪く言うやつは肉を削ぎ落とす。同級生の男の子が「ミカサとかどーでもいーしwwwエレンにくっつきすぎキモスwww」とか言ってたからそいつ殺すために何時もカッター持ってる。 -- 三笠 (2014-02-22 11 43 50) ↑おいジャン何してんだよ帰るぞ -- 名無しさん (2014-02-22 11 47 50) アニメ作画の唇がエロス -- 名無しさん (2014-02-22 12 43 46) 腹筋いぇいいぇーい!腹筋いぇいいぇーい! -- 兄水 (2014-02-27 03 46 41) ヤンデレとかオワコン -- 名無しさん (2014-04-20 19 26 16) まぁ良くも悪くもエレンと恐らくアルミンが最優先なのだろうな -- 名無しさん (2014-05-23 02 18 05) この人が好きリヴァイ兵長も好きだけどこの人も大好きなのよ!!エレン爆発しろ! -- 名無しさん (2014-05-23 09 09 27) 単純なヤンデレっつーか、素直クールにちょっとヤンデレ足した感じだと思う -- 名無しさん (2014-05-23 12 27 20) 「ミカサを嫌いになる人も多い」って書き方、もちろんそんなつもりはないだろうけどファンとしてはミカサがアンチが多いキャラって言われてるみたいで少し複雑だな…… -- 名無しさん (2014-05-25 00 24 43) 「私と離れずに済んで安心してる…」って今でも信じてるんだろうか -- 名無しさん (2014-05-25 00 29 41) 良いキャラしてると思う、ってミカサはミカサは率直に好きだと言ってみたり -- 名無しさん (2014-06-02 08 17 49) TOAの主人公とほぼ変わらないBMIだったことに衝撃を受けたのは俺だけではないと信じている…。 -- 名無しさん (2014-06-02 09 36 47) ↑4ミカサアンチはほっておきましょう。 -- 名無しさん (2014-06-02 09 39 43) 男だったらイケメンだろうなぁ…と女が言ってみる。まぁ好きだけど。 -- 名無しさん (2014-07-08 22 53 44) もうそろそろエレン不足が限界に達してそう… -- 名無しさん (2014-08-20 23 12 46) 東洋人ということでさらわれそうになったわけだけど「東洋人」というのも伏線みたいだね。 -- 名無しさん (2014-08-20 23 28 17) そもそも東洋ってどこよ -- 名無しさん (2014-08-29 02 13 11) 二次創作で言われるほどリヴァイと険悪って訳でもないよな、むしろ名コンビになりつつある -- 名無しさん (2014-09-03 01 32 28) ↑最強コンビじゃない? -- 名無しさん (2014-09-03 09 08 59) 嫌いじゃないけど「私と離れずに済んで安心している」は正直引いた。 -- 名無しさん (2014-09-20 20 55 16) 寧ろエレンがいないと生きていけないのはこの娘のほうじゃ? -- 名無しさん (2014-09-21 17 49 23) まぁ家族を二度も失ってるしな。グリシャまで行方不明になってるんだからそりゃ最後の家族であるエレンに執着するのは当然とはいえる。それが恋愛感情かは別にして -- 名無しさん (2014-09-21 19 56 49) 描写見る限りアルミンはエレンと同じくらい大切に想っていると思うんだが… エレンとアルミンの扱いに超えられない壁は感じないけどなぁ -- 名無しさん (2014-10-27 21 29 40) 同じパワー系ヒロインでも、主人公に対して無意味に厳しいよりはこっちの方が好きだな。 -- 名無しさん (2015-01-01 19 43 52) 正直言うと、立体機動装置の件で「ここが壊れるなど聞いたことがない」の台詞を見た時、「私と離れずに済んで安心してる…」って言い出すまでエレンを戦いから遠ざけるためにミカサが細工をしたものだと疑っていた。 -- 名無しさん (2015-06-20 18 35 32) きっと教官に対して「なぜもっと細工してくれなかった?」と思っているに違いなひ -- 名無しさん (2015-07-18 18 19 20) エレンはやっぱこの子とくっついて欲しい -- 名無しさん (2016-06-04 12 28 04) ↑5エレンとアルミンが崖から落ちそうな状況が100回あります。二人とも立体機動は装着しておらず、エレンは巨人化できません。さて、ミカサがアルミンを優先して助けることは何回くらいあると思いますか? -- 名無しさん (2016-08-06 00 41 48) ↑ 答え:[3]現実は非常である -- 名無しさん (2017-09-06 12 09 09) ↑ミカサはアルミンやベルトさんも大事な仲間と思っていたからね! -- 名無しさん (2018-01-19 07 38 26) なんか「エレンだけ居ればいい。その他は全部滅んでも構わない」ほど極端じゃないからね!ssとかで勘違いされやすいけどさ! -- 名無しさん (2018-01-19 08 35 25) ↑でもミカサって「自分の傍で安全に生きるのがベスト」ていう子離れできない母親の愛みたいな感じがする。自由を夢見るエレン自身の幸せとは乖離してるというか -- 名無しさん (2018-03-10 21 16 20) 新キャラソン決定はいいが、題名が縁起でもなさすぎるぞ…。 -- 名無しさん (2019-05-17 21 23 52) みんなが求めてたのは初期の路線なんだよなぁ -- 名無しさん (2021-01-11 02 46 33) 真実 ミカサは始祖ユミルと同じく愛の奴隷 -- 名無しさん (2021-04-09 10 25 28) あの結末から生涯を独身で過ごしそう。エレン「10年は引きずって欲しいなぁと思ったけど、誰かと結婚して子供作って幸せになって…」 -- 名無しさん (2021-04-11 01 44 20) 現状新たな出会いでも無い限りは生涯独身になる可能性が一番高いからなぁ…ジャンが頑張ればワンチャンあるかってくらいか -- 名無しさん (2021-04-11 01 49 01) ↑かろうじてワンチャンあるのはジャンくらいだろうねえ。 -- 名無しさん (2021-04-11 11 31 42) 最終回を読んだエレミカ復権派の私「うおおおおおおお!!」 -- 名無しさん (2021-04-11 16 06 04) 老衰迎える位にエレンが見送りに来るまでは読めた -- 名無しさん (2021-04-11 16 11 38) 私はエレミカを信じている!なぜなら私は始祖ユミルだからだ!! -- 名無しさん (2021-04-26 10 12 12) リヴァイ推しだったが最終回でミカサが1番好きなキャラになった -- 名無しさん (2021-05-19 20 00 13) 同じファンタジー主人公で無口筋肉ヒロインのモルジアナさんみたいに梶と結婚できなかったか -- 名無しさん (2021-05-19 20 01 16) 最終回のミカサには感動させられた -- 名無しさん (2021-05-19 20 01 48) 一緒にエレンの事を引きずってくれる男性がいれば10年が5年になりそうな気はする。アルミンはアニっぽいのでジャンとコニーしか選択肢ないけど… -- 名無しさん (2021-07-29 20 13 54) ミカサを可愛く作画してる時はエレンのフィルター掛かって書いてるってのホントすごいな……。 -- 名無しさん (2021-10-17 04 07 09) 最終話のミカサと結婚してた男は、ジャンなのだろうか? -- 名無しさん (2022-05-29 17 19 12) 名前 コメント
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最終回となる予定の第139話の展開を考えます。 最初、私にはキヨミの背中の家紋がバイオハザードマークに見えました。 ミカサにそのマークが付いているということは、ミカサは何らかのバイオハザードの感染源や毒にあたるものを継承していると考えられます。 実際に、私は以前からミカサは口からフェロモンを出して周囲の人間を操っていると考えています。 そこでミカサの毒やウイルス、あるいは逆にワクチンでらずボスが殺されたり病気が治療されるという展開を考えます。 ミカサがエレンの生首にキスをして、その毒に感染した生首を光るムカデに投げる。 すると「ムカデは反射的にエレンの首と体を繋ぐ」ので、ムカデと本体(大地)は毒に感染して死ぬ。 ムカデの正体は粘菌やカビなどの菌類。 感染した者に自我を芽生えさせ、知を与える。 知(チ)は血(チ)や大地(ダイチ)とダジャレになっている。 地下の水に潜み、木の根を通じて地上の人間に感染し、その意識を乗っ取る。 つまり「神が乗り移る」「神がかり」になるのである。 乗っ取りやすいのは「脳が若く新鮮で、意識槍性が弱い人類」すなわち「眠っている子ども、赤ん坊」である。 これも以前から指摘しているように、大気中に巨人の細胞・微粒子が充満して世界を包んでいるというのが私の仮説。 巨人化能力者の血が大気に触れると、血の中の微粒子が周囲の浮遊微粒子を支配して集め、粘土のように巨人体を創造する。 うなじを切られると、たちまち巨人体は支配から解放され、自由となり、元のようにバラバラの浮遊微粒子に戻る。 この微粒子はムカデの目と耳でありミクロの情報収集端末、マイクロ・ドローン、ナノマシンである。 水を通じてあらゆるものの内に潜み、人類や鳥の目を借りて全人類の行動を観察し、発言を聞いている。 死んだらその記憶を記録し、上空に上がって雲となる。 雲は雷の原理で発電し、思考するクラウド・コンピュータであり、全人類が住む天国(ヘブン)でもある。 やがて雨となり、再び地上に降り注ぐ。 雨や霧は、古来より「天地の結婚」になぞらえられる。 ムカデは「全人類の膨大な知識と記憶を持つ赤ん坊」であり、人類の発言や行動を見て「連想」する。 検索ツールのように「似た言語や意味を連想」して、世界を変化させる。 ムカデの正体は 「宇宙人」(宇宙や並行世界を渡る鳥、ウルトラマン) 「元は人類の理想世界を創るための社会管理ソフトで、人類の望みを全力で実現しようとしているだけだが、人類の発言を機械的に実現しようとするので、「死にたい」「もういやだ」「退屈だから何か大事件が起きないかな」などネガティブな発言まで世界に反映させてしまう」 「自動で物語を創るアプリケーションであり、”言葉や活字の世界”なので、一つの言葉からアプリが様々な連想をして言葉を実体化させてしまう。ライナーやユミルが独り言でも真実を言わなかったのは、下手な事を言うとその言葉を聞いたアプリが何を連想するか分からないから。ユミルが12巻で「私にも都合がある」と慎重に言葉を選んでいるのは、「自分にとって都合の悪い事を連想されるような言葉を不用意に使えない」だめであり、ユミルとライナーたちにとっての都合が異なることを指している」。 ※アニメ第1話冒頭でまな板の上で魚が跳ねる映像が挿入されるが、これは魚が言葉を表すシンボルだから。 あるいは最終手段として「漫画家の脳内」。これは万能で、「漫画家がマンガのアイディアを考えているときの脳内が仮想空間化した世界」なので、アイディア出しで言葉から連想するのも当然だし、何が起こっても不思議ではない。ただしその仕組みをSF的に「全人類の脳を繋いで創った世界。中心となる脳が座標。初代ユミルの”光の樹”は脳幹であり、枝状のものは脳につながる血管や神経で、光っているのは光るムカデの微粒子。脳を繋いだ線が「道」。中心になっているのが日本人マンガ家なので、全人類あるいは日本人の記憶と、彼らの覚えている世界中の物語が一つにまじりあった世界。日本人だからマツリをする」。その漫画家が諌山創というオチ。 ムカデの微粒子は全世界を包んでいる。 ムカデの意識は大気中の微粒子を次々に伝って「一番近くにいて、できれば眠っている適合者(エルディア人)の赤ん坊」に憑りつく。 全人類と世界中がムカデのネットワークでつながっている状態なので、世界中どこでも瞬時にハッキングできる。 これが距離に関係なく赤ん坊に継承される理由。 「ミカサの唾液は命令フェロモン。命令内容はミカサとエレンの共通の願いによって決定される」。 この世界は物語の世界なので、「英雄譚のハッピーエンドを再現した終わり方でなくてはならない」。 読者を納得させなければならないからだ。 そして、エレンが何らかの物語のラストをなぞって死ぬ瞬間に、「竜・鬼殺しの英雄=ミカサ」と「竜・鬼・閻魔=エレン」とが”瞬間、心合わせて”同じことを強く願わなくてはならない。 これが「結婚」である。 酒と食材の相性を指す「マリアージュ」でもある。 光るムカデはいわば子機で、地下の光る鉱石は人の血の中で育ったムカデの細胞が染み込んで変化したもの。 しかし、ムカデと本体が世界と人類を復活させていたので、ムカデを失った人類は復活できなくなる。 人類は自由と引き換えに楽園を喪失したのだ。 ムカデが生きている限り、人類は何度でも復活できる。 しかし、そのたびに人類は地獄の苦しみと恐怖を味わって全滅しなければならない。 ヒストリアの母の「こいつを殺す勇気が私にあれば」というセリフの意味が、これ。 ムカデを殺せば苦しみはなくなる。 しかし復活できなくなる。 ムカデを失えば、死んだらそれでお終いなのだ。 このカラクリを知っている者は、「死にたくないので必ず死ぬ運命を受け入れ、全人類が餌となる家畜となる事を選び、無残に殺されることを容認している罪人」であり、贖罪意識を持っている。 贖罪は食材とダジャレになっている。 だからニック司祭のように宗教に走る者もいるが、彼らは「全人類が必ず復活できるように」絶対に秘密を洩らさない。 真実を知れば、ムカデを殺そうとする者が必ず現れるからだ。 ニック司祭たちは「全人類を守っている」のだ。 そしてドット・ピクシス司令のように、巨人の恐怖を知った人間を大量に殺してでも人類を守る者もいる。 トロスト区の作戦でピクシス司令は最初からエレンおよび巨人の恐怖を知り、微粒子入りの外気に接触した人間を全滅させようとした。 だから撤退や作戦中止を絶対に認めなかった。 だから作戦が成功した時、漫画での表情を良く見ると、ピクシス司令が青ざめて焦っているように描かれている事に気づく。
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以前から書いているようにエレンのエレを繋げると「子」。 すなわち「子(ネ)年」「子の刻」「ネズミ」で「根(ネ)」。 ネズミ=マウス:mouse=口(クチ):mouth というダジャレ。 この連想から「エレンは進撃の巨人の口の中」。 エレンは①脳に巣食う植物の根(ネ)、または②芽(メ)。 もう一つの可能性は「鍵(カギ)と鍵穴(カギアナ)」。 ミカサは鍵で、口の中は「鍵穴」「地下室」? 私はエレンとミカサが入れ替わっている可能性も考えています。 1巻のカルラの伏線から、両親もエレンとミカサで同一人物であり、輪廻転生で代々自分を育てているのではないかと予想。 ラストはエレンになったミカサがヒストリアとの子供を抱いている。 エレンは自分を自由だと言っている。 ミカサエレンは再びエレンに会いたい。 赤子がエレンになるように、ミカサエレンは子どもに自由だと呪いをかける。 ンレエサカミ=ニレ(の木)・餌・神 地下室 A basement 月:MONDAY MONTH マンス→マウス(口、ネズミ) 火:TUESDAY チュー→キス 水:WEDNESDAY 木:Thursday THUNDER(雷)、TH/UNDER 金:Friday フリーだ→自由だ、フリーダ・レイス 土:SATURDAY サターン→悪魔 日:SUNDAY 日(13)、太陽 「月」曜日だから「口」の中。 人類全員が心臓 人類全員を殺さないと、巨人が死なない 最終決戦で誰かが生き残ってしまう ラスト「お前は自由だ」悪魔だ
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※ネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。 ※以下の内容を読んだ場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しております。 ※以下の情報は、作品を純粋に楽しむ喜びを損なう危険性が非常に高いと思われます。繰り返し念を押させていただきますが、閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※ネタバレを読みたくない、先入観を持たずに『ワンピース』や『進撃の巨人』を読みたい、楽しみたいという方は、ここから先は読まずに、引き返してください。 ミカサは危機が迫ると涙や口などの体液からフェロモンを発し、周囲の者に自分を守らせます。 ミカサの周囲にいる者は、一部を除いて、ミカサのフェロモンに触れるとミカサを守りたくなってしまいます。 いわば、「ミカサの兵士」になってしまうわけです。 そして、「ミカサの兵士」はミカサのフェロモンに誘導されて、その後を追跡します。 たとえば2巻第6話「少女が見た世界」で、エレンは誘拐犯に監禁された少女のミカサを救出しますが、未だに「エレンがなぜ誘拐犯の小屋にたどり着けたのか」が解明されていません。 仮説の一つは「ループしてシラミ潰しに探した結果、山小屋を発見した」というものです。 テレビゲームで成功するまで何度もリセットしてプレイした状態。 もう一つの仮説が、「ミカサの家でエレンに何か特別な事が起こった。エレンの様子がおかしくなったのはそのため」という説です。 これは様々なパターンが考えられます。 「エレンは家に残っていたミカサの危機フェロモンに反応し、フェロモンを追跡して誘拐犯の家を発見した」 「エレンは家に残っていたミカサの母親の霊に取り憑かれ、その力で誘拐犯の家を発見した」(※両親とされる男女も、実はミカサのフェロモンで操られているだけの他人という可能性もある) 「エレンはこの世界の全てを把握している神のような存在に精神を乗っ取られ、神は誘拐犯の小屋の場所も当然知っていた」 「もともとグリシャがエレンを連れてきたのは、最初からこのためだった」 誘拐犯の小屋では、ループしている事を匂わせる描写が出てきます。 つまり、エレンが、誘拐犯の行動を事前に把握しているように見える描写が続きます。 まずドアを開け、道に迷った子供を演じ、犯人を騙して油断させ、子どものエレンに目線を合わせるために姿勢を低くした瞬間、「もう・・・わかったからさ 死んじゃえよクソ野郎」と言って一撃で首をナイフで切る。 「もうわかった」もループで何度も失敗し、誘拐犯たちが自分たちにどんなひどい事をするのか嫌になるほど経験したというセリフのように見えます。 だから子供のエレンでもひるむことなく、無慈悲に犯人を殺すことができたと考えれば辻褄が合います。 その後、もう一人の誘拐犯を箒とナイフで作った即席の槍で刺し、倒れたところを2本目のナイフでめった刺しにして殺すのも、ループで何度も失敗し、有効な手段を少しずつ編み出していったとも考えられます。 エレンが誘拐犯を指しながら言う「もう起き上がるな!!」というセリフも、犯人たちが何度も起き上がってきた=ループによるリセットを表すセリフとも思えます。 その後のエレンの「こうなって当然だ!!」というセリフも、エレンやミカサがループで何度も誘拐犯たちの虐待を何度も経験しているという意味にも取れます。 その後、エレンは最後の誘拐犯に首を絞められますが、ここでエレンは何度か死んでいると考えられます。 (下手をしたら数万回、数億回死んでいるかもしれません) 実は、ちゃんとその証拠も描かれています。 エレンがミカサに「戦わなければ勝てない・・・」と”命令”し、ミカサが目を見開くコマの次で、ミカサが血に濡れたナイフを「バッ」と掴みます。 (ナイフの血の汚れが「K」にも見えるので、バッという擬音と合わせると「バック」と読めるため、『進撃の巨人』担当編集者のバック氏を表しているのかもしれません) このときの「K」または「M」に見えるナイフの血の形を覚えておいてください! その次のページを開き、ミカサが両手で持つナイフの血の形を見てください。 ナイフの血の形が「E」のような形に変化しています。 これが、この場面でループが起きている証拠です! ナイフの方向にも注意して見てください。 わざわざ、常にナイフの同じ面が見えるように作画されています! この血の形の変化が重要な伏線だと読者に提示するためです。 そして、この血の形の変化が重要な伏線である証拠もあります。 実は、アニメでもナイフの血の形が、ちゃんと変化しているのです!(形は違いますが) このシーンが登場するのは、アニメ第一期、第6話「少女が見た世界 ━トロスト区攻防戦(2)━」です。 先日、再放送されたばかりですね。 並べてみれば一目瞭然、途中で血の形が変わっています! (左から2番目だけ面が違いますが、参考までに掲載しています) ©進撃の巨人/諌山創/講談社 原作では、このように変化しています。 ©進撃の巨人/諌山創/講談社 まず、左の画像から見てみましょう。 「M」のように見えるので、「ミカサ(Mikasa)」を表しているのでしょうか。 曲がった「K」だとすると、「バッ+K=担当バック氏」、または「朝鮮(コリア、KORIA)、韓国(KANKOKU)」を表しているのかもしれません。 その後に出てくるのが、右の画像です。 「E」のように見えるので「エレン(Ellen)」なのかもしれません。 だとすると、「M(ミカサ)」から「E(エレン)」にナイフの血の形が変化しているのは、何を表現しているのでしょうか? 私は、ここでミカサとエレンが交代した、あるいは、ミカサがエレンに感染した(汚染された)のではないかと考えます。 たとえば、エレンが誘拐犯からミカサを救出するミッションを何度もループしたとします。 エレンは「戦え」と”命令”しますが、ミカサは怖くて戦う事ができず、結局エレンは殺されてしまいますが、何らかの条件でその後ループが発生します。 同じシーンを何度も繰り返すうちに、何度も「戦え」と”命令”されることで、ミカサは少しずつ戦う気持ちが強くなってゆきます。 そしてある時点で、ついに臨界点を突破し、ミカサがエレンの命令通り戦うことを選択し、アッカーマンの力を使えるようになったというわけです。 あるいは、エレンは感染源であり、ループによりエレンの「戦う意志」や、エレンの人格そのものがミカサに徐々に感染していった。 ミカサがエレンを受け入れやすい状態になった、という可能性もあります。 たとえば、「ループにより何度も自分を救おうとして死ぬエレン、何度失敗してもあきらめずに命を懸けて自分を救おうとするエレンの姿を何万回、何億回も見続けたために、ミカサはエレンに恋をした」という考え方です。 そして駆けつけたグリシャがエレンと口論をした後、ミカサに話しかけます。 ▼グリシャ「ミカサ 覚えている飼い?君がまだ小さい時に何度か会っているんだが・・・」 この時点で、ミカサはチャームを使っています。 ミカサの口元を見てください。 口から白いものを吐いています。 「気温が低いので息が白い」ように見せかけていますが、実はこの白い雲状のものがミカサのチャーム・フェロモン(に相当するもの)なのです。 そしてミカサはこう言います。 ▼ミカサ「イェーガー先生 ・・・私は ここから・・・どこに向かって 帰ればいいの? 寒い・・・ ・・・・・・ 私には・・・もう・・・ 帰るところがない・・・」 ミカサが「帰るところがない・・・」と言うと、即座にエレンがミカサにマフラーを巻きます。 ▼エレン「やるよ これ あったかいだろ?」 このマフラーの巻き方に注目してください。 実はエレンは、マフラーでミカサの口を塞いでいるのです。 私はこのシーンをこう考えます。 ミカサは強い不安感や危機を感じたため、自分を守らせるために白い雲状の支配フェロモンを発散し始めた。 このフェロモンに触れると、周囲の人間はミカサを守りたいという保護欲が高まり、ミカサに支配されてしまう。 いわば女王アリや女王蜂と、その兵隊の関係となる。 そこでエレンはマフラーを巻いて物理的にフェロモンの拡散を止めるのと同時に、ミカサの不安感を和らげてフェロモンの発散を止めた。 実際に、マフラーを巻いた後はミカサの口から白い雲状のものは出ていません。 同時に、ここでエレンはマフラーを「やるよ」と言っていますが、実はマフラーを”返した”のではないかとも考えられます。 「あったかいだろ?」というセリフは、「かつて自分が巻いてもらったから、実体験としてあったかい事を知っている」という意味なのかもしれません。 するとグリシャがこう言います。 ▼グリシャ「ミカサ 私達の家で一緒に暮らそう」 このグリシャのセリフは、ミカサの「どこに向かって 帰ればいいの?」「帰るところがない・・・」という問いかけへの回答になっています。 しかし、実際はグリシャがミカサのフェロモンに支配されているだけなのかもしれません。
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AOT/S50-061 カード名:“エレンの奪還”ミカサ カテゴリ:キャラ 色:赤 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1000 ソウル:1 特徴:《兵団》・《武器》 【自】[手札のクライマックスを1枚控え室に置く] このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の《兵団》のキャラを1枚選び、手札に戻す。 【自】 絆/「“紅蓮の闘志”エレン」 [手札を1枚控え室に置く] (このカードがプレイされて舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の「“紅蓮の闘志”エレン」を1枚選び、手札に戻す) エレン! レアリティ:U 進撃の巨人 Vol.2収録 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 “紅蓮の闘志”エレン 3/2 9000/2/1 黄 対応カード