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時間 死亡者 殺害者 死亡話 死亡状況 凶器 早朝 森永優也 河野史奈 002:澱んだ路地裏 頭を撃ち抜かれ死亡 マウザーC96 愛餓夫 加藤字佑輔 004:うまたんダイヤモンドカッター 頭部を縦に切られ惨殺 チップカットソー 長谷川泰三 十三階段ベム 007:どみそ 胴体を銃撃され死亡 S W M56オート 鈴木フグ夫 テト 009:ねこねこ血みどろ日和 身体中を激しく殴打されショック死 洞爺湖の木刀 岡山琴美 壱里塚徳人 011:秘密のルームナンバー 胴体を銃撃され死亡 コルトM1917 イラリオン 長谷川春香 013:スーパー・カルマ 頭を撃ち抜かれ死亡 スタームルガー スーパーレッドホークアラスカン 小倉敦子 長谷川春香 心臓を撃ち抜かれ死亡 スタームルガー スーパーレッドホークアラスカン ゼルマ 吉良邑子 014:こんなの絶対おかしいよ 首を切断され死亡 ピアノ線 瀬戸正行 土井津仁 017:星印 感電し死亡 スタンガン(違法改造済) 土井津仁 瀬戸正行 頭を撃ち抜かれ死亡 ベレッタM92FS エーリアル 銀鏖院水晶 021:運命なんて匙加減でずっと変わり続けるさ 中毒死 ガソリン入り注射器 朝 井田亮太 テト 023:煉獄炎 発火させられ焼死 神の力 へレーネ テト 発火させられ焼死 神の力 細田英里佳 加藤字佑輔 026:私って、ほんとバカ ボールペンで後頭部を刺され死亡 ボールペン(調達品) 加藤字佑輔 十三階段ベム 頭を撃ち抜かれ死亡 コルトM1903 西川のり子 十三階段ベム 頭を撃ち抜かれ死亡 コルトM1903 十三階段ベム 十三階段ベム 頭を撃ち抜き自害 コルトM1903 仲販遥 河野史奈 030:ああ直哉君フォーエバー 胴体を銃撃され死亡 マウザーC96 河野史奈 関直哉 首の骨をへし折られ死亡 牙と顎 春巻龍 長谷川春香 031:思うがままに勧善懲悪さ 散弾を腹に撃ち込まれ死亡 レミントンM870 銀鏖院水晶 長谷川春香 長谷川春香と散弾銃で撃ち合い、相討ちになる レミントンM870 長谷川春香 銀鏖院水晶 銀鏖院水晶と散弾銃で撃ち合い、相討ちになる ブローニングオート5 沖田総悟 テト 032:かつて夢見た美しき 胴体を銃撃され死亡 イングラムM10 ノーチラス テト 胴体を銃撃され失血死 イングラムM10 【以上24人、残り24人】 【おまけ】 名前 最期の言葉 森永優也 「あぁあ、血ぃ、出てる…やべぇよこれ……」 愛餓夫 「*********ア*********ェ*****――――――」 長谷川泰三 「う…そ……だろ……?」 鈴木フグ夫 「キャプ、チュー…」 岡山琴美 「がぁ……!」 イラリオン 「が……あ……た、助けてく、」 小倉敦子 「嘘っ、やだ――――」 ゼルマ こんなの絶対、おかしいよ…。 瀬戸正行 「あああぁああごのおおおガぁああキいいいいいがあああああぁあああああああ」 土井津仁 「あっ」 エーリアル 「ウ、ガ、アアアァァアアアァッ、ア、ア゛ーーーーーーーーーーーーーー」 井田亮太 「うわああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 へレーネ 「きゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!?」 細田英里佳 「どうしてこんな所でそんな事してるんですか…?」 加藤字佑輔 「祈っとけよ…自分が早く、生まれ変われるように」 西川のり子 「…十三階段、どうしたん、何か言って――――」 十三階段ベム 「――――私は、大馬鹿者だ」 仲販遥 「あっ…」 河野史奈 「きゃっ…!」 春巻龍 「ごぼっ…死にたく…ない……ぢょ……ぉ」 銀鏖院水晶 「…向こう行ってみようか」 長谷川春香 「!」 沖田総悟 (へっ、ざまァねェ…ここで終わりとはなァ…万事屋の旦那、新八君、チャイナ娘…あんたらはどうか、生きて帰ってくれよ……) ノーチラス 「……今度は、前よりマシな死に方…じゃねぇけど……冥途の土産には良いな……テトの…裸……」 【殺害数ランキング】 順位 人数 該当者 被害者 生死 スタンス 1位 5人 テト 鈴木フグ夫、井田亮太、へレーネ、沖田総悟、ノーチラス 生存 無差別 2位 4人 十三階段ベム 長谷川泰三、加藤字佑輔、西川のり子、十三階段ベム 死亡 無差別→??? 長谷川春香 イラリオン、小倉敦子、春巻龍、銀鏖院水晶 死亡 無差別 3位 2人 加藤字佑輔 愛餓夫、細田英里佳 死亡 無差別 河野史奈 森永優也、仲販遥 死亡 無差別 銀鏖院水晶 エーリアル、長谷川春香 死亡 無差別 4位 1人 壱里塚徳人 岡山琴美 生存 無差別(獣人優先) 吉良邑子 ゼルマ 生存 無差別 土井津仁 瀬戸正行 死亡 対主催 瀬戸正行 土井津仁 死亡 狂化暴走 関直哉 河野史奈 生存 対主催
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【妄想属性】オリジナル 【作品名】インサニティにいな 【名前】小田原新菜(おだぎりにいな) 【属性】女子中学生退魔師 【大きさ】女子中学生並み 【攻撃力】スティンガー:自衛隊でも使用されている地対空ロケット砲。 最大射程8000メートル、最大射程高3200メートル、速度マッハ2・2 イングラムM10:サブマシンガン。一分間に1000発程の脅威的連射力を 誇る一方で有効射程が25メートルと短め。 うさぎのぬいぐるみ:一見ただの取っ手付きうさぎのぬいぐるみだが 背中にジッパーがあり中に物が入れられるので鉄アレイを 入れて鈍器として使用する事もあり。 【防御力】女子中学生並み 【素早さ】自分で撃ったスティンガーの弾丸を走って追い越せる 【特殊能力】無し 【長所】いつだって前向き。 【短所】報酬のほとんどが不始末の処理(弁償等)に当てられる事もある。 ◆考察記録--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 330 名前:格無しさん 投稿日:2006/05/09(火) 23 09 11 小田原新菜・・・・火器が多いので安田の下か。 539 名前:格無しさん 投稿日:2006/11/07(火) 01 05 56 小田原新菜低すぎね? こいつマッハ2でうごけてミサイルもちだぜ 540 名前:格無しさん 投稿日:2006/11/07(火) 01 07 02 539 移動は速いが反応は大した事ない。 反応される前に即死レベルの攻撃を当てられれば勝てる。
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良く使う名前 ほぼ麺の名前orz 年齢 (゚Д゚)現役だゴルァ! 性別 (゚Д゚)乙女だゴルァ! 住んでる地域 THE 神奈川。 趣味 過激な人間観察w バトロワ歴 たぶん1年ぐらい。 通常優勝/グラチャン優勝 5回/0回 よく出現するside side-E バトロワプレイ頻度 最近やってないw 好きな武器 手提げ鞄w壊れる前のワクワク感がw 自力派or協力派 基本自力派。 使用機種 ドコモ。 優勝する為の秘訣 「絶対生きてやる!」って思う事w 休息中は何してる よっぽど暇な時はLIVE見ながらフリの練習w 好きなゲーム テイルズとかバイオとかw 自分のプレイスタイル とりあえずいつも必死です。 今まで一番楽しかった戦い なんか知らないけど新規登録してすぐに誰か倒したらいきなり200万ぐらい手に入れた時w プレイ中に萎える時 「こいつうっざー!!」って独り言を言ってた自分に気づいた時w この人は強すぎる 完全犯罪さん。 協力してみたいプレイヤー 薔薇水晶さん。 復活して欲しいプレイヤー ライコネンさんw ガチで戦ってみたいプレイヤー シドー、シードー。マオじゃなくてマイの方ーw あるある!バトロワプレイ中のこんな出来事 独り言を言うw こんな武器があったら イングラムM10サブマシンガン。もち桐山様のw 一度は入手してみたい隠し武器 ロトのつるぎ。 バトロワ目標 特にありませんw 他のプレイヤー達へ一言 あんまりやってないけどよろしくwこの子のも見てあげてw→http //www42.atwiki.jp/batorowa-genjo/pages/275.html 管理人げんじょーへ一言 頑張って下さい。 プレイヤー辞典 今日 - 人 昨日 - 人 合計 - 人
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あきれてしまうかもしれませんが、先週の月曜日に、お天気も良かったのでよく知っているゴルフの練習場に愛用のクラブ持参で出かけてみました。 趣味といえばゴルフです。でも、費用が掛かるのが問題です。まるでゴルフ中毒です。どうしてこんなに楽しいのか不思議なくらいです。 我ながら悔しいのは、当日はなかなか思うようなスイングが出来ないのが現状です。 表現するのが難しいのですが、次回は宿泊旅行であこがれのまじめにゴルフスイングの練習は毎日庭で素振りを繰り返しているのに不思議です。 私の場合、前半は好調でも後半に崩れてしまうことが多いのです。集中力が続きません。 アドバイスしてくれる人の中には、もっとゆっくりとスイングしたほうがよいという発言も耳にします。けれど、よく理解できません。 本当のところはきまぐれゴルファーですが、夢かもしれませんが次はドライブがてらあこがれの真剣にゴルフスイングのセオリー的な部分から本当に見直したほうが絶対に自分のためになるでしょう。近いうちにやってみます。でも、ゴルフフォームの改善は大変です。時間を作ってやってみます。基本のゴルフフォームをマスターしたいです。 時間が取れたら次回はあこがれの北海道 深川カントリー倶楽部に新幹線を使って気心の知れた知り合いと一緒に出向きたいかな。
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今日 - 合計 - セガエイジス2500 Vol.9 ゲイングランドの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 12時56分57秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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24代目スレ 2008/05/19(月) ゼラド「アーオーラーー!!また私のとっといたオヤツ食べたわね!」 アオラ「ルルたちが遊びに来たんだもん!食い意地ばっか張ってるくせにいつまでも食べないのが悪いじゃんか!」 ゼラド「今日ルナと一緒に食べるつもりだったの!地球のお菓子はよく知らないって言ってたから食べさせてあげようと思ってたのに!」 ルナ「そこまで腹を立てることでも・・・ アオラ「ルナお姉ちゃんごめんなさい」 ルナ「い、いや私は別に気にしておらんぞ」 ゼラド「私には謝らないの!?」 アオラ「謝ってくださいって頭下げたら謝ったげるよーだ」 ゼラド「なんですってェ!」 ルナ「まあまあゼラド、落ち着け(ゼラドが声を荒げるとは珍しいこともあるものだな・・・)」 アオラ「べー」 ゼラド「もう!近頃ますます生意気なんだから!」 ルナ「ふふ、可愛いではないか」 ゼラド「絶対可愛くないよ!」 ルナ「喧嘩するほど仲が良いというしな」 ゼラド「ハァ・・・ルナだったらきっといいお姉ちゃんになれるんだろうけど」 ルナ「ゼラドでは少し姉としての威厳が足りぬか?」 ゼラド「ひ、ひどい!」 ルナ「冗談だwしかし・・・弟妹か・・・私にもいたら、きっと可愛がるだろうな」 ゼラド「お兄ちゃんがよくいってるよ。私たちの世界とはちょっとずつ違う世界が数限りなくあるって。その中にはルナに妹や弟の居る世界もあるのかな?」 ルナ「だとしたら・・・少し羨ましいな」 翌日 アルマナ「来ちゃいましたw」 ルナ「ちょっっ!母様!?」 アルマナ「ルナ、相変わらず可愛いですよ」(抱き) ルナ「や、やめてください人の見てる前で!」(///) ゼラド「アルマナさん!」 アルマナ「お久しぶりですね、ゼラドちゃん。元気にしてましたか?」 ゼラド「はいwアルマナさんも相変わらず若くて綺麗です」 レイナ「(むしろちょっと気味悪いくらいに若い・・・)」 アルマナ「ふふ、どうもありがとうw」 ルナ「それよりなぜここにいるのですか!」 アルマナ「一言で言うと息抜きに。あ、公務なら今日の分の予定は昨日こなしておきました」 ルナ「で、ですが ハザリア「なんだ騒々し・・・陛下!?」 アルマナ「あらハザリア。・・・顔色がよくありませんよ?不摂生な生活をしていませんか?」 ハザリア「勿論です!」 マリ「お前が敬語使うと気色が悪いな」 リトゥ「さすがに自分の国のトップにタメ口は聞けないんだね」 ハザリア「(黙れ!黙れよ!俺は権威を利用して上り詰めるタイプの天才なのだ!)」 マリ「ふーん。ところで携帯鳴ってるぞ?」 ハザリア「あー・・・もしもし?母上!?」 アルマナ「!?」 ハザリア「・・・アルマナ陛下がここにいないかと・・・?」 アルマナ「(じー・・・)」 ハザリア「い、いえ!ここにはおられません!どこほっつき歩いてるか?・・・さ、さあ?」 アルマナ「w」 マリ「臆病鶏め」 リトゥ「ハザリア君にも怖いものがあったんだ・・・」 ハザリア「だ、黙れ!黙れよ!!」 ルナ「しかもなぜこの学園にいるのですか!?参観日でも保護者面談でもないですよ!」 アルマナ「ではちょっと年の離れた姉妹ということで」 ルナ「そういう問題ではありません!というかそれは無茶です!」 アルマナ「無茶ではありません!」 ルナ「!?」 アルマナ「なぜなら!私は新生ゼ・バルマリィ帝国女王だからです!!」 ルナ「・・・母様、また寝てませんね?」 アルマナ「寝てたら二日分の仕事は片付きません。テンションあげてないと今すぐ寝ちゃいそうですけどw」 ルナ「・・・・・・orz」 クリス「シュウヤシュウヤ!なんかゴージャスな人がいるですよ!」 シュウヤ「ククク・・・ルナ君、お姉さんがいらしたのですね。よく似ていらっしゃる」 アルマナ「まあwあなた、バルマーで働いてみる気はありませんか?我が国は能力が高ければ多少人格に問題があっても重用しますよw」 クリス「シュウヤにぴったりの就職口ですよ!」 シュウヤ「ククク・・・私の人格のどこに問題があるのでしょうか・・・?」 レイナ「ねえ」 ゼラド「?」 レイナ「アルマナさんってああいう人だっけ?」 ゼラド「うん。割と最初から」 レイナ「・・・あ、そう」 アルマナ「楽しいところですねwここは」 ゼラド「はい!」 ルナ「頭が痛い・・・」 ???「お母さん!?こんなところで何してるの!?」 アルマナ「?」 ゼラド「??」 ルナ「???」 ???「あ、ゼラド先輩!おはようございます!」 ゼラド「おはようーw」 ルナ「(・・・誰だ?見慣れぬ顔だが・・・)」 アルマナ「こんにちわ。あなたはルナたちの後輩の子ですか?」 ???「・・・何言ってるの?お母さん、というか何その恰好?」 アルマナ「・・・え?」 ルナ「!!??」 アルマナ「・・ええと・・・あなたは、どなたです?」 ???「ど、どなたって・・・どうしちゃったのお母さん!?私だよ!マナだよ!」 ルナ「か、母様・・・?」 アルマナ「何かの間違いじゃないですか?私はアルマナ・ティクヴァーといって ???「だからアルマナ・ティクヴァーなら私のお母さんでしょ!?」 ルナ「まて!そなた、いったい何者だ!?」 ???「あ、あなたこそさっきから誰なんですか!?私はマナ・カノウ!アルマナ・ティクヴァーの娘です!」 ルナ「なっ!?」 ゼラド「ええ!?」 アルマナ「ええと・・・」 ルナ「母・・様・・・そんな・・・」(じわっ) アルマナ「ル、ルナ?」 ルナ「!!」(走り去る) アルマナ「待ちなさいルナ!これは何かの間違いです!」 マナ「間違い・・・?お母さん・・・私がいるのを、間違いだって言うの・・・?」 アルマナ「え!?いえそういう意味では・・・だ、だれかなんとかしてください!!」 ゼラド「もしもし?お兄ちゃん?」 クォヴレー「アルマナ・・・」 アルマナ「クォヴレー!?あのですね」 クォヴレー「事情は聞いた」 アルマナ「そ、そうですか」 クォヴレー「・・・お前を一人にさせすぎた。俺に、責める資格など無い」 アルマナ「・・・え?」 クォヴレー「だがあの子の・・・ルナのことだけは考えてやるべきだった」 アルマナ「誤解です!あなたは誤解してます!」 マナ「(先輩、誰ですか?あのカッコイイ人?)」 ゼラド「(・・・え?お兄ちゃんのこと知らないの?この街じゃ結構有名なんだけど)」 マナ「(私、ずっとこの街に住んでますけど・・・)」 ゼラド「(ええ?)」 イングラム『おい、久保』 クォヴレー「今取込み中だ。黙っていろ」 イングラム『落ち着け。さっきからいるこの娘だが、この世界の者じゃない』 クォヴレー「大事な話をしていると・・・・なんだと?」 マナ「(せ、先輩。あの人何もない空間と会話してますよ?あ、こっち向いた!)」 ゼラド「(幽霊みたいな相棒と会話してるんだよ)」 クォヴレー「俺はクォヴレー・ゴードンという。すまないがお前とお前の両親の名を教えてくれないか?」 マナ「は、はい!私、マナ・カノウっていいます!お母さんはアルマナ・ティクヴァー、お父さんはトウマ・カノウ。です!」 アルマナ「・・・カノウさん?ルナのクラスにいる双子の男の子のお父さん、ですよね?私、カノウさんと子供を作ったんですか?・・・なんで?」 マナ「あの!ゴードンさん!?さっきからお母さんが変なんです!何か知ってるなら教えてください!」 クォヴレー「・・・信じられないかもしれないが、この世界はお前の知っている世界とは違う」 マナ「・・・へ?」 説明中 クォヴレー「・・・ということだ」 アルマナ「ということだそうです」 ゼラド「んー・・・不思議だなぁ」 マナ「あー・・・・・つまり、この世界にはもともと私はいないし、お母さんはお父さんと知り合ってもいなくてしかもバルマーで女王様をやってて・・・」 クォヴレー「信じられないかもしれないが事実だ」 マナ「・・・それが事実だとして、私どうすればいいんでしょうか・・・?」 イングラム『・・・何が原因かは想像がつく。心配しなくてもじきに元の世界に引き戻されるだろう。一時的な神隠しだ、俺たちが関与するまでもないだろう』 クォヴレー「・・・じきに元の世界に戻れる。心配はいらない」 マナ「は、はい!」(///) ゼラド「(・・・何で顔赤くしてるの?)」 ルナ「(さっきは動揺してしまったが・・・きっと何か理由が・・・そうだ、母様がその様なことするはずがない)」 クォヴレー「・・・ルナ」 ルナ「父様!?」 クォヴレー「落ち着け、今説明する」 説明中 ルナ「そう・・・だったのですか・・・母様!すみません!さっきは私!」 アルマナ「いいのですよ、ルナ。誰だってさっきのような時動揺します」 クォヴレー「ああ、俺もそうだった」 ルナ「父様が・・・?」 アルマナ「・・・それは、ひょっとして少しは妬いたという意味ですか?」 クォヴレー「わからない。そうかもしれないな」 アルマナ「w」 イングラム『(だ、だめだこいつらはやくなんとか(ry)』 ルナ「・・・・・・」 マナ「・・・・・・」 ルナ「そ、そのだな」 マナ「あのですね!」 ルナ「!?いや、そなたから言ってくれ!」 マナ「は、はい!あの・・・名前、なんていうんですか?」 ルナ「私は・・・ルナ!私の名はルナ・ティクヴァーだ!」 マナ「ルナ・・・お姉さん・・・なんでしょうか?私、別世界の人間らしいですけど」 ルナ「お姉さん・・・?私が・・・?」 マナ「ご、ごめんなさい!迷惑ですよねそんなの!」 ルナ「そんなことはない!その・・・なんだ・・・その呼び方、気に入ったぞ。マ、マナ」 マナ「はい!」 トウキ「ん?」 ミナト「誰だ?ルナとしゃべってるあの子・・・あんな後輩いたっけ?」 トウキ「しかし・・・」 ミナト「ああ・・・大物だな」 トウキ「ゼラドやルナほどじゃないが・・・Dはあるな」 マナ「あ、お兄ちゃん」 トウキ&ミナト「「な、なんだってーーーー!?」」 ミナト「(兄貴!今あの子俺見て「お兄ちゃん」っていったぞ!こは何事!?新しい告白の形か!?)」 トウキ「(俺を見ていったんだろ!大体お前お兄ちゃんってあれだぞ!風呂入ろうとしたら脱衣場で着替え中で!!)」 ミナト「(ヤダー!お兄ちゃんのエッチー!とかっていうあれか!あと添い寝とか!?)」 トウキ「・・・・」 ミナト「・・・・」 トウキ&ミナト「「ぬふぅ!」」 ヴィレアム「お前ら正直キモイぞ」 トウキ「そ、その場のノリってやつだ!」 ミナト「っーかあの子、いったい誰なんだ?」 ゼラド「それはね」 説明中 トウキ「へー・・・並行世界なあ」 ミナト「まあこの辺では特別珍しくもないよな」 マナ「そ、そうなの?」 トウキ「ソ、ソウデスヨ?」 マナ「・・・お兄ちゃん何でそんな他人行儀なの・・・?あ、私の知ってるお兄ちゃんとは違うんだった」 ミナト「(つかマジ可愛いし・・・これで親父の血引いてんの?ありえねえ・・・。そういやこの子の世界じゃうちの親父が久保さん状態なのか?ご近所の英雄なのか?モッテモテなのか?)」 トウキ「別にかまわないぞ?お前の呼びやすい呼び方で!な!ミナト!」 ミナト「勿論だ!本当の兄と思ってくれ!」 マナ「うん!お兄ちゃんw」 トウキ「(・・・・・ミナト、なんだろうな。胸が熱いぜ)」 ミナト「(ああ・・・俺もだ兄貴)」 ハザリア「フハハハハハ!別世界から妙なのが紛れ込んできたというのは本当か!」 マリ「お前が他人を妙って言っていいのか?」 リトゥ「高笑いしながら登場するのもかなり妙だよ?」 ルナ「口を慎め!マナは「妙なの」などではない!」 ハザリア「な、なぜ貴様が怒るのだ・・・?」 ルナ「マナを侮辱するのは許さんぞ」 マナ「お姉さん・・・」 ゼラド「ルナちゃん、嬉しそう・・・」 アルマナ「あの二人、随分仲良くなっていますね。ルナは人見知りするほうなのに・・・」 クォヴレー「マナがここに来たのも何らかの理由があるのだろう。お互い惹かれあっているのかもしれない」 ゼラド「ほんとの姉妹みたいに見えるもんねw」 イングラム『まあそれこそ理由なんだがな』 ゼラド「?」 イングラム『なんでもない』 ルナ「む、マナ。タイが曲がっておるぞ?」 マナ「あ、ありがとうございます、お姉様w」 ミナト「しかし・・・良いよなマナちゃん」 トウキ「巨乳だしな」 クリハ「ト・ウ・キ君?」(キリキリ) トウキ「誤解だ!これはそう!妹の健やかな成長を喜ぶ兄の心境イデデデデデ耳引っ張らないで!!」 ミナト「いいよなぁ、別世界の俺。あんな子に毎日お兄ちゃんおにいちゃん呼ばれてんのか」 マナ「そんなことないよ」 ミナト「へ?」 マナ「だってお兄ちゃん・・・あ、私の世界のね、彼女の相手で忙しいとか言ってて」 ミナト「なん・・・だと・・・?」 トウキ「うそ・・・だろ・・・?」 ミナト「ちょっ!ちょっと待ってくれ!俺の彼女っていったい マナ「ア ハザリア「ええいそんなことはどーでもいい!!」 ミナト「どーでもよくねえ!」 ハザリア「マナとやら!!聞かせるがいい!貴様の世界のハザリア・カイツをな!!たとえ別世界とはいえこの溢れんばかりの才能を存分に発揮しているか!!」 マナ「えと・・・一言で言うと『修羅場』です」 ハザリア「フハハハハハハ!!そーだろうそーだろう!・・・・・まて!修羅場とはどういうことだ!?」 マナ「ネット上でハザリア死ねが流行ってたり、むしろ今この瞬間にも先輩刺されて死んでたりするかも・・・むしろ土壇場?」 ハザリア「ぶぅぁああかなぁぁぁぁああ!!」(若本声) マリ「あっはっはっは!別世界のお前は正しく悪行の報いを受けてるようだなwまあお前の場合存在自体が悪行だが」 リトゥ「も、もうちょっと詳しく教えてくれない!?」 マナ「え・・・?」 ヴィレアム「なあ、君の世界には久保さんはいないんだろ?」 マナ「久保さん・・・?あ、さっきの素敵な人ですねwはい、いません」 ヴィレアム「俺とゼラド・・・どうなってる?」 マナ「先輩達、仲の良い『友達』ですよ」 ヴィレアム「orz」 マナ「?」 レイナ「ズバリ聞くわ!! マナ「ハイ!」 レイナ「あんたの世界でのスレイチェル先輩の性別は!?」 マナ「不明です!!」 レイナ「・・・あたしとさっきの純情野郎、どんな感じ?」 マナ「からかってるようで実は振り向いてほしいけど、かなりそっけなくあしらわれてます」 レイナ「そこまで正確に把握されてんの!?」 ゼフィア「すまないがお前の世界の俺は レモン「私ってやっぱり天才? アーク「彼女いんの?俺彼女いるの!?ミナトがいるんだろ!?むしろ付き合ってくれ! スレイチェル「実にヴィルベルなのだが レラ「・・つ・・・・・の・ 咲美「地味とか言われてない?割と深刻な問題なんだけど アクア「・・・私、ここより幸せですか?不幸ですか? ルナ「そなたらいい加減にせよ!マナが困って居るでは・・・・!?」 マナ「・・・・え?何これ・・・?体が・・・」 ゼラド「マナちゃんが薄らいでる・・・?」 ヴィレアム「・・・いるんだろ?いい加減出てきたらどうだ?」 イングレッタ「・・・私のこと?」 ゼラド「グレちゃん・・・」 マナ「?」 ルナ「釣り目女!マナに何をした!?」 イングレッタ「人聞きの悪い・・・私は何もしてないわ。時間が来ただけよ」 ゼラド「時間?」 イングレッタ「さっきクォヴレーが言っていたでしょう?じきに元の世界に引き戻されるって」 マナ「もう・・・」 ルナ「もう少し、ここにいることはできないのか・・・?」 イングレッタ「無理ね。私もよく経験しているけど、これは抗いようがない。たとえタイムダイバーでもね」 ルナ「・・・そなたの力でもか?」 イングレッタ「私にできるのは・・・まあ無事に戻れるよう誘導するくらいね」 マナ「あの・・・この人は?」 ルナ「神出鬼没の釣り目女、イングレッタだ。鼻持ちならんが信用はできる」 イングレッタ「ご紹介ありがとう」 マナ「お別れ・・・なんですね」 ルナ「・・・・・・」 マナ「お姉さん・・・」 ルナ「そんな顔をするな!」 マナ「!」 ルナ「きっとまた会える!この町は奇跡にだけは事欠かない町なのだ」 マナ「・・・じゃあ、さよならとは言いませんから!」 ルナ「ああ!」 マナ「また会いましょう!いたかもしれない、私の・・・お姉・・さん・・・・」 ルナ「・・・今度はもっとゆっくり話そう、いたかもしれない、私の妹・・・」 イングレッタ「なんだか、嫌な役回りね・・・」 アストラ「こぼすな、お嬢」 ルナ「行ってしまったか・・・」 ゼラド「ルナ、悲しい?」 ルナ「何をばかな・・・また会えるに決まっているのだ。むしろ再開が待ち遠しい」 ゼラド「そっか・・・よかった・・・」 ルナ「ゼラド?どうした?」 ゼラド「んー・・・?なんだろ?なんか眠い・・・あとお腹減った・・・」 ルナ「後者はいつものことではないか」 ゼラド「ひ、ひどい・・・・」 深夜 ヴィレアム「・・・・・・・・・・?」 イングレッタ「こんばんわ」 ヴィレアム「久々というかなんというか・・・また夢の中か」 イングレッタ「そうね」 ヴィレアム「マナだっけ・・?ちゃんと送り届けたのか?」 イングレッタ「簡単な仕事よ」 ヴィレアム「じゃあなんで俺にわざわざ報告しに来るんだ」 イングレッタ「あれからゼラドに何か変わった様子は?」 ヴィレアム「ゼラドが・・・やけに眠そうにしてたが・・・別に変ったところはなかったぞ?」 イングレッタ「・・・・・」 ヴィレアム「・・・おい。まさか」 イングレッタ「なに?」 ヴィレアム「マナがこの世界に来たのはゼラドが原因だとかいうんじゃないだろうな」 イングレッタ「勿論ゼラドが原因よ?」 ヴィレアム「冗談だろ!?」 イングレッタ「私も冗談と思いたいけど、どうやら本気らしいわね。別宇宙から人一人をこちらの宇宙に引っ張り込むとはね・・・宇宙そのものを相手にした綱引きみたいなものなんだけど」 ヴィレアム「マナがこっちにいた間は、ゼラドが勝ってたって言うのか?」 イングレッタ「さすがに限界もあるんでしょうね。そのリスクも眠くなってお腹がすく程度だというんだから、本当に冗談みたいな事実ね」 ヴィレアム「・・・・・・」 イングレッタ「怖気づいた?」 ヴィレアム「馬鹿言え」 イングレッタ「そう。もう話はすんだわ。お休みなさい」 ヴィレアム「・・・・・・・・・・。ああ」 なぜかマーズがやけに気にしてるカノウ家妹についてなんとなく・・・ 途中からアルマナ様とかいろいろ放置になっちまったorz
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それは一瞬の事だった。 機械翼のスラスターを全開にし、一瞬で踏み込んできたジャンヌはそのままライフルブレードを振りかぶり彩女に襲い掛かる。 すんでの所で鞘ごとブレードを受け止めるが衝撃は殺しきれず彩女はそのまま弾き飛ばされた。 ハウは飛ばされた彩女には目もくれずに両手のイングラムを連射する。しかしジャンヌの機械翼に阻まれ彼女には届かない。 「狗め」 ジャンヌはそう呟くと翼で長椅子をハウに向かって飛ばす。 重いはずの長椅子は軽々と宙を舞いハウに迫るが、弾き飛ばされた衝撃から立ち直った彩女が長椅子を両断する。そのまま身を低くし長椅子の下を潜りジャンヌに迫る。 しかしジャンヌは翼をはためかせ急上昇するとライフルブレードのセレクターを切り替え、レーザーを連射してきた。 「―――――――!」 彩女はなすすべも無くそれを回避し続ける。 と、爆音と共にジャンヌの体が僅かに傾いだ。 その隙に彩女は支柱の一つに身を隠す。見るとハウがカンプピストルを構えていた。 「成る程。大した威力だ」 だが、だがしかしジャンヌは愚か翼にも傷一つ無い。 ゆっくりと、地上へと降り立ちながらジャンヌは不適に笑う。 「だが ――――――狗では我を倒せない」 ホワイトファング・ハウリングソウル 第二十七話 『月下~7th moon~』 「―――――この!」 カンプピストルをホルスターに戻しハウは左手のイングラムを連射する。 しかし何発撃とうともジャンヌには届かず、全て翼に阻まれる。 ジャンヌは翼で銃弾を防ぎながらゆっくりと近寄ってくる。急ぐ様子は無く、むしろ余裕すら感じられる。 「―――――――――破ッ!」 彩女は一足でジャンヌの背後に踏み込み抜刀する。が、それは即座に背後に回されたライフルブレードで防がれる。 ジャンヌは器用にそのまま力を込め彩女を弾き飛ばし、腰にマウントされたサーベルで斬りかかって来た。 「くっ!」 咄嗟に鞘を使い左手でサーベルを受け止める。 右手はそのままライフルブレードを押さえていた。 「やるではないか・・・それでこそ我が宿敵よッ!!」 機械翼のスラスターを使い更に強く刃を押しやるジャンヌ。既に彩女は押され始め、ジャンヌが右手に持ったサーベルの切先が喉元に触れている。 「・・・この位・・・やれなくては駄目でしょう・・・ッ!」 そういうと彩女は両腕を渾身の力を込めて上へと押し上げ、自分は足を開き地に伏せる。彩女の突然の行動にバランスを崩し、ジャンヌはそのまま前へと転び支柱の一つにぶち当たった。 と、ジャンヌの足元に手榴弾が転がり煙を撒き散らす。すぐに彼女の姿は煙に阻まれ見えなくなった。 「こっちだ!!」 見ると礼拝堂の奥の扉の前にハウがいた。一旦退こうと言う事らしい。 彩女は一目散にハウの元へと駆け寄る。 「ハウ様、助かりました」 「ハウでいいよ。それよりも急ごう! ここなら狭くて追ってこれないはずだ」 ハウは彩女の手を掴むとそのまま教会の奥へと走る。 「・・・噂には聞いてたけど本当に化物だね。まさかグレネードで傷一つつかないとは思って無かったよ」 「ご存知かと思いますが、彼女爆発の中でも大してダメージ受けませんよ。以前の時も結構な大爆発だったのに煤けただけでしたし」 ハウに手を引かれながら彩女は走る。 彼女は一体どこまで行くつもりなのだろう。 「まいったなぁ・・・マスターとも連絡取れないし。ここは僕たちだけでどうにかするしか・・・」 走りながら、同時に考えながらハウは呟く。 撃てば弾かれる。斬れば防がれる。そんな相手に一体どうやってダメージを負わせられるのか。 「・・・以前、斬り合った時は刃が通りました。ようするに厄介なのはあの翼でしょう」 流石に疲れたのか、少し息切れしながら彩女が言う。 「となると・・・僕が撃ちまくってその隙に彩女さんが斬る・・・とか。撃たれ続ければ翼を防御に回すだろうし、そうすれば彩女さんの刀が届く・・・」 ここなら大丈夫と思ったのか、ハウは走るのを止めようやく彩女の手を離した。 「呼び捨てで結構です。・・・しかし一番問題なのは彼女が剣の名手であるという事でしょう。例え翼を封じてもあの重量の剣を受け続ける自信は無い・・・彼女の剣は、受けねば両断されますが受け続けることが出来ない。衝撃の強さで弾き飛ばされますし、手がしびれてしまいます」 彩女は壁に身を預けながら自身の右手を見やる。彩女とジャンヌでは、そもそもの素体の出力がまるで違う。 万物を技で斬り通すのが彩女の体ならば、万物を力で斬り開くのがジャンヌの体である。 これは別に素体のデフォルトの性能差ではない。ただ単に“そういう風”に二人の体が鍛え上げられたというだけだ。 「・・・ハウ様・・・いやハウ。あの翼、撃ち抜くための何か妙案は御座いますか」 彩女の言葉にハウは自らの体を見やる。 今の彼女の装備はイングラム二挺、カンプピストル一挺にグレネードが三つにハンドガン二挺。どう考えてもジャンヌの翼を抜くだけの装備は無い。 「・・・無いね。せめて50口径のライフルがあればいいんだけど」 そういって帽子を直すハウ。 何も、策は無い。 「そうですか。・・・・・・・あれ、ちょっと待って下さい。攻撃が効かないのは向こうが防御をしているからでしたね」 「え、うん。そうだけど・・・どうかしたの?」 「・・・・・・あの、頭を疑われるかもしれませんが・・・奇策を一つ、思いついてしまいました・・・」 「・・・・・・・・・・・・・正気?」 「・・・やっぱりそう思いますよね」 彩女が始めて考えた奇策は・・・お世辞にも策とすら呼べないような、それこそ行き当りばったりな代物だった。 記四季ならもっと頭のいい策を立てるだろう。彩女は自分の学のなさを痛感していた。 「・・・でも、それしかないなら・・・賭けて見る価値はあるか・・・」 「でしたら下は私が引き受けます。ハウはとりあえず上を」 「・・・いや、僕が下だよ。切り札の彩女さ・・・彩女の手が痺れてたらそれこそ負けちゃう」 「・・・承知しました」 ハウの言葉に彩女は肯くと、刀に手をかける。そのまま礼拝堂の階段の方へと走り去った。 「・・・彩女、か」 その姿が角を曲がり消えるまで、見送るとハウはイングラムの残弾と予備マグの数を確認する。 「カスタムメーカー製とはいえ、一応同じハウリンなんだよね。・・・でも同じハウリンでも剣と銃・・・なんか面白いな」 ハウはそういうと、礼拝堂に向かってゆっくりと歩き出した。 途中、壁にかけられていた赤いコートを拝借し着る。 サブウェポンのハンドガンの位置を調整し、クイックドロウに最適な位置にする。手榴弾やイングラムのマガジンも同様に。 そうして彼女は礼拝堂へと続く扉の前に立った。 「・・・それじゃ、天使と踊ろうか」 そうして扉を蹴り開く。 「―――――何じゃ、狗か。大神はどうした?」 薄暗く荒れ果てた礼拝堂の長椅子に、詰まらなさそうにジャンヌが座っていた。 「彩女は逃げたよ。・・・悪いけど僕と踊ってくれないかな、お嬢さん」 帽子のつばを人差し指で直しながら、なるべく気取ってハウは言う。 その仕草がおかしかったのか、ジャンヌはまるで少女のように吹き出した。 「ふふ・・・ダンスの誘いが下手だな、狗よ。四つ足の獣に人の踊りが踊れるかな?」 ジャンヌは笑いながらも椅子から立ち上がり、その大きな翼を一度だけ強くはためかせる。 これで・・・ジャンヌはハウを敵と認識した。 「―――――!」 ハウは両手のイングラムをフルオートで連射しながら走る。 しかしジャンヌには傷一つつかず、全て彼女の白い機械翼に弾かれる。 「こそばゆいぞ」 ジャンヌは器用に羽の隙間からライフルブレードを構え、ハウに向かって連射するが、ハウはほんの少し身を捻ることでその全てを回避する。 彼女が、殆ど素体に近い武装をしている理由がここにある。 通常のハウリンの武装や拡張スペーサーを使用した武装、装甲の類ではどうしても体の動きに干渉する。普通は干渉しないような動きを覚えるが、それでは有事の際にすばやく動くことが出来ない。 故にハウは何も装備しない。 トレードマークの帽子とブーツ、そしてホルスター以外は一切身につけないことで俊敏性をあげているのだ。 「ふん。ちょこまかと・・・・ん?」 と、ジャンヌの足元からスモークグレネードによる煙が一斉に撒き散らされた。 それはすぐにジャンヌの視界を覆い、ハウの姿を見失わせる。 「―――――――――はっ・・・は・・・ふぅ・・・」 ハウは柱の一つに身を潜め、息を整えつつマガジンを交換する。 先ほど少し休んでしまったからだろうか。蓄積された疲労とダメージが、一気に来ていた。 「あは・・・参ったな。こんなに辛いのは久しぶりだ」 そういいながら柱の影から煙のむこうを見る。もちろん見えるわけは無いが・・・ジャンヌの翼の大きさなら煙から出ればすぐに判別がつくだろう。 右手でイングラムを構えつつ、ゆっくりとハウは柱から身を乗り出す。何か動きがあれば、すぐにでも飛び出せるように警戒していた。 警戒、していたのだ。 「――――――――――――え?」 何かが飛んできた。 それを知覚することも無く、ハウの右手は後方へと強く引っ張られ壁に叩きつけられた。 「は――――――が ―――!」 何が起きたのか理解できずに右手を動かす。しかしその瞬間激痛がハウを襲った。 「・・・嘘、でしょ・・・っ!」 ハウの右手が、サーベルで壁に串刺しにされていた。 刀身の半ばまで食い込んだそれはもはや引き抜くことすら出来そうにもない。 「・・・・汝は侮りすぎていた。天使型のヘッドセンサーの感度をな」 煙の中からブレードライフルを肩に担いだジャンヌが姿を現す。 急ぐことなく、ゆっくりと。 「・・・・まさか・・・サーベル投げてくるとは・・・ね」 ハウは力尽きたように項垂れる。 左手は動くが、もし動かせば一撃で倒されるだろう。これ以上の抵抗は無意味だし、そもそも出来ない。 完全な積みだった。 「よくぞここまで戦った。狗にしては上出来だ」 気がつくと、ジャンヌがすぐ目の前にいた。 既にハウの喉元にはブレードライフルの切先が突きつけられている。そのまま突き刺そうが引き金を引こうがハウには対抗する術は無い。 ・・・と、ハウの耳が礼拝堂の上の方で小さな音を捉える。 それは本当に小さな音だが、確かにハウの耳には届いていた。 「最後に聞いておこう。墓にはなんと書けば良い?」 目の前のハウに集中しているためか、ジャンヌは気づかない。 その様を見てハウは少し笑う。 「・・・何が可笑しい?」 不機嫌そうでも無く。本当に不思議そうな顔でジャンヌは小首をかしげる。 「真打は・・・」 「む?」 「・・・遅れてくるのが、メキシコ式らしいよ?」 ハウのその言葉を理解できずにジャンヌはますます首をかしげる。その瞬間 「―――――――――な!?」 突如として天井から瓦礫と共に落下してきた彩女に、右翼を切断されていた。 銀の髪をなびかせ、地に舞い降りた紅の狼はその勢いのまま天使の左翼も喰い千切る。 ジャンヌが回避行動をとったのはスラスターを内蔵した翼以外を切断されたあとだった。 「・・・もう、遅いよ」 「・・・申し訳ありません。楽しそうに舞っておられましたので、なかなか入りづらく」 彩女はそういいながらハウの右手を磔にしているサーベルを斬る。ハウはそのままついでとばかりに、左のイングラムをジャンヌに向けてフルオートで連射した。 「―――――クッ!?」 翼で防ぐことが出来ず、ライフルブレードで防ぎながらジャンヌは礼拝堂の外に扉を破って飛び出した。二発くらいは当たったかもしれない。 「大丈夫・・・ではないようですね」 「うん。・・・おとり役も大変だ。・・・これなら初めから僕が天井に上ればよかったよ」 彩女は肩を貸しハウを立ち上がらせる。 そのまま長椅子の一つにハウを寝かせると 「・・・では、少々お待ちを。彼女を倒してまいりますので」 優しく微笑んで、そういった。 彩女は腰の刀に手をかけながら、外へと続く礼拝堂の扉を潜る。 そこには大草原が広がり、少し先には森の入り口も見える。・・・そして 「来たか。・・・ふふ・・・まさか翼を捥がれるとは、思わなんだ」 翼を捥がれた天使がいた。 「いえ、私もまさか、最後に貴方が出てくるとは思っていませんでしたよ」 油断無く隙を見ながら彩女はジャンヌに近づく。 月明かりに浮かび上がるジャンヌの白い身体は、ダメージを負っているにも拘らず気高さを失っていない。 互いに浅くない傷を負い、片や彩女の体力は消耗している。 翼による防御がなくなったとはいえジャンヌのブレードライフルはまだ生きている。 誰がどう見ても分が悪い。にも拘らず彩女は一足で踏み込みジャンヌに向けて抜刀した。 その神速の刃は呆気なくジャンヌのブレードライフルに防がれる。 「・・・何じゃ、この程度か?」 「・・・いいえ?」 彩女はそういうと刃を戻し、わざと隙だらけの姿勢で後ろに跳ぶ。 踏み込んで斬ろうと思えば素人にも斬れる動き、にも拘らずジャンヌは追わない。 二人の距離が、開いた。 「やはり、翼を捥がれては間合いを詰めることすら難儀ですか」 下段の構えを崩さずに彩女は言う。 そう、ハウと彩女がまずジャンヌの羽を捥いだ理由がこれだ。 ジャンヌの翼は何も防御用の盾ではない。姿勢制御や気流の制御、そして加速時のブレーキにも用いられる。それを奪われた彼女は、間合いを詰めるために加速でもしようものなら止まることができない。 つまり彼女は今、最大の武器である加速を利用した斬撃を奪われたのだ 「猪突猛進では汝に斬られるであろう?」 にも拘らず彼女は笑っている。 余裕の表れなどではなく、今の状況が心底楽しくて仕方ないという無垢な笑顔。 「・・・まぁ、羽ばたくための翼を失った今では、こんなものは重りにしかならぬか」 そういうとジャンヌはバックパックを切り離す。 天使は今、その翼を捨てた。 「さて大神よ。そんな遠くでは踊れぬ。もっと近くに来てはくれぬかや?」 「承知。・・・終わりにしましょう。この宴の夜を」 彩女はジャンヌに向けて歩き出す。 そのまま互いの得物の間合いにまで無言で歩き、止まる。 空には蒼い月が昇り、二人の様子を眺めていた。 「・・・嗚呼良い月じゃ。大神よ、遠吠えなどはしないのかや?」 「主の命無しにはしません。この身は爪の先から銀の耳まで、余すところ無く我が主のものなれば」 迷うこと無くそういいきる。 彩女の目には一片の曇りも無かった。 「・・・そうか。では、始めるとしよう。大神よ、倒して見せよ。この身に貴様の刃を突き立てて見せよ。あの時のように、この我を倒して見せよ」 「語るに、及ばず」 その言葉を最後に二人の間を静かな殺気が奔る。 既に二人は得物を構え、睨み合ったまま動かない。 と、一陣の風が吹き木の葉が舞う。 その葉はゆっくりと宙を舞い、二人の間に落ちた。 「―――――ッ!」 「――――――!」 彩女とジャンヌは互いに抜刀し示し合わせたかのようにお互いの刃が重なり合う。 即座に引き戻しまた刃を振るうも結果は同じ。 彩女は相打ち覚悟で防御など一切せずに刀を振るう。その刃は僅かにジャンヌの胸部装甲を抉ったに過ぎず、その一瞬で彩女は肩の鎧を破壊されていた。今度は袈裟切りにしようとするもジャンヌはそれを防ごうともせず逆に攻撃してくる。結果、彩女は腹部を深く切り裂かれジャンヌは肩から胸にかけて深く切られた。しかしまだ死ぬような傷ではない。そこからの速度はもう目では終えなくなった。 ただひたすらに白銀の光が踊るようにも見えるその幻想的な光景は、実のところ命を賭した舞踏である。 ――――――紅の大神が銀の髪をなびかせ白銀の刃を振るえば、純白の天使が金の髪をなびかせ断罪の刃を振るう。 二人の間にもはや彼我の距離などは無く、また二人以外の存在など無いかのように剣舞は加速していく。 互いに互いを傷つけあい、互いに致命傷など無く、ただひたすらに剣を振るう。 互いの身体は既に満身創痍。何時倒れようともおかしくはない。 にも拘らず二人は笑っていた。 それはもはや彼女達の本能。 戦いに焦がれ、戦いを求め、戦いに歓喜する咆哮する魂。 ――――――彼女達の剣舞は、ひたすらに加速していく。 一体どこに辿り着くつもりなのか。まるで千の彼方、万の彼方、億の彼方兆の彼方京の彼方の楽園に辿り着かんとするほどの加速。否、それが例え那由他の彼方であろうとも彼女らには近すぎる。 ただひたすらに前へ。ただ我武者羅に前へ。ただ無茶苦茶に前へ。ただ無理矢理に前へ。ただただ戦い続けるためだけに前へ。無限に続くその道をひたすら走り続けていく。 知らず知らずのうちに彼女達は咆哮していた。 その咆哮は力強く、それでいてたおやかな美しさを備えた戦乙女だけが持つ可憐なそれ。 もはや誰にも止めることは出来ない。どちらかが力尽き果てるまで、この舞踏は続くだろう。 しかし、終わりは唐突にやってくる。 「なっ ――――――――!?」 度重なる酷使のせいか、彩女の膝が音を立てて折れ曲がりバランスを崩す。 その隙を逃さずジャンヌはブレードライフルを大きく振りかぶる。その目はとても名残惜しそうで、この月夜の宴を終わらせるのが忍びないと語っていた。 彩女の目には、ブレードライフルが振り下ろされるのが酷く緩慢に映っていた。 自分はもはや、前には進めないのだろうか。 ――――――否、断じて否。 いつだってこの足で進んできた。今も昔もこれからも。 ――――――ならば、進めぬ通りはない。 彩女は折れた足でジャンヌの懐に踏み込む。仮想現実とはいえ痛みがあることに変わりはないが、今の彼女はそんなものでは止まらない。 踏み込んだ足は音を立てて壊れていく。激痛が走るが今はそれすらも前へと進む推進力にし、彩女は右腕に全身系を集中させる。 「――――――奥義」 一瞬よりも尚速い。零の瞬きをその刃に乗せて 「零閃 ――――――――!!」 彩女は、刃を振りぬいた。 「・・・まさか、二度も地に足をつこうとはな」 草原に、ジャンヌが寝転がっていた。その腹部には亀裂が走り紫電が奔っている。 その横には彩女がうつ伏せで倒れている。 こちらは赤い鎧もボロボロでそこいら中に傷があるが、右足以外に特に目立った外傷は無い。 「・・・私は・・・二度もこんなに苦戦するとは思ってませんでしたけどね。・・・なんでサラ様との対戦で貴女と戦うのですか」 「それは・・・あの女に言え。都とかいったか・・・あの女、ただネイキッド共がいるだけではつまらないだろうと、我等をここに来させたのだ。・・・いやまぁ・・・報酬は出ているから不満は無いが」 ジャンヌはそういって笑う。 笑うたびに残された時間が早まるが彼女は気にしない。 「・・・なぁ、大神よ。汝の名はなんという?」 「・・・彩女と申します。そちらは?」 「ジャンヌだ。百年戦争の際にオルレアンを開放し、シャルル七世をフランスで戴冠させたオルレアンの聖女、ジャンヌダルクと同じ名だ。・・・考えてみれば、互いの名も知らなかったのだな」 「・・・そうですね。何だかもう知り合いというか・・・友達みたいな感覚でした」 そういって彩女は苦労しながら仰向けになる。 雲ひとつない満天の星空に、蒼い月が美しく浮かんでいた。 「友か。それも悪くない。・・・さて、偽りの夜はこれにて閉幕。仮想の現実は真実へと還らせて貰おう」 彩女が横を見ると、ジャンヌの身体がデータの塵になって消えようとしていた。 敗北した神姫はこうやって戦場から去っていく。 「なに、我を倒したその時点でこの遊戯は終わりだ。じきに汝らも帰れるだろうよ。・・・・・・では、な」 ジャンヌは、そう少女のように微笑んで光となって消えた。 あとに残された彩女は天上に浮かぶ月を眺める。 「・・・そういえばハウは大丈夫でしょうか。・・・あぁなんかもう疲れてそれどころじゃない・・・」 彩女は月を眺めながら、少しづつ眠くなっていくのを感じていた。 単に疲れのせいかバッテリーが足りないのかは判らない。 「・・・主・・・聞こえていますか・・・・」 天壌の月に右手を伸ばし、掴み取る。 「・・・彩女は、勝ちましたよ・・・・・・・・」 彩女のその言葉を最後に、この偽りの夜の宴は閉幕した。 前・・・次
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おすすめ選手一覧 能力 長所 総合能力が非常に高い。 FW能力が高く、バランスも非常に良い。 パス能力が高い。 短所 特に無し。 総合評価 9.5 点 / 10点 解説 ジェラード(ユーザー投稿イングランド)と比較するとDF能力は若干落ちるが、ボディバランスとスピードの面で優れている分、局面によっては同選手よりも扱い易さで上回る。 トップクラスのFW並の能力を持ちながら更にパス能力は収録選手中最高レベルと言う、非常に強力なオフェンス能力を持った選手である。
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登録日:2017/09/10 (日) 22 23 16 更新日:2023/06/12 Mon 21 48 06NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 SRW αシリーズ それも私だ エアロゲイター ガンエデン サルファ スパロボ スパロボOG スパロボα スパロボオリジナル敵組織 スーパーロボット大戦 ズフィルード ズフィルード・クリスタル ゼ・バルマリィ帝国 ネビーイーム バルシェム バルマー 一覧項目 十二支族 国家 帝国 帝国監察軍 新スパ 星間国家 架空の国家 第3次スパロボα スーパーロボット大戦シリーズに登場する勢力の一つ。 ●目次 ◆概要 ◆関連人物霊帝 巫女 ゴッツォ家 ドバン家 カイツ家 トーラー家 その他 バルシェム ◆関連兵器・メギロート ・イルメヤ ・ミシュレイ ・ヨエラ ・ゼカリア ・エスリム ・ハバクク ・ハーガイ ・エゼキエル ・シュムエル ・ガデル ・ヴァルク・バアル、ヴァルク・イシャー、ヴァルク・ベン ・アンティノラ ・ジュデッカ ・ヴァイクル ・ヴァイクラン ・ディバリウム ・ベミドバン ・ジュモーラ ・ズフィルード ・セプタギン ・ヘルモーズ ・フーレ ・ネビーイーム ・R-GUNリヴァーレ ・アストラナガン ・ベルグバウ ・ディス・アストラナガン ・ガリルナガン ・アダマトロン ・ゲベル・ガンエデン ・ケイサル・エフェス ◆関連用語・十二支族 ・帝国監察軍 ・ゴラー・ゴレム隊 ・霊帝近衛師団 ・シケム ・カルケリア・パルス・ティルゲム ・ズフィルード・クリスタル ◆余談 ◆概要 αシリーズで初登場した星間国家。 支配者である霊帝に対する信仰を元とする強い結束力を誇り、科学技術や軍事技術も非常に優れている。 その圧倒的な国力によって多数の他星を武力制圧し配下に置くことで勢力を更に拡大していた。 トップの霊帝と各分野それぞれで能力を発揮する貴族階級の十二支族を中心に国家運営が成されており、 一般市民は堕落防止の目的で娯楽文化などにも制限があるなど地球人的感覚で考えれば何かと窮屈そうなイメージもあるが、 それでも大半の市民や軍人が厚く霊帝を崇拝している辺り、その信仰心や結束は本物なのであろう。 まあ肝心の霊帝が小物臭全開の影武者の上、真の霊帝はとっくの昔にバルマーを見限っているんだけど。 ただ、その力故に「バルマーこそが絶対の支配者」といった如何にもな選民思想を抱いている人物も数多く、侵攻対象の一つであった地球と地球人に対してもそれは変わらずである。 しかしゼ・バルマリィ帝国はそもそも太古の昔に銀河の大崩壊と称されるアポカリュプシスによって地球が壊滅的ダメージを受けた際、 太鼓の地球人が星の守護神たる2体のガンエデンを作り上げ、流浪の末に見つけ出し作り上げた新天地で興した国が始まりである。 率直に言うなら地球人とバルマー人のルーツは同じということである。(*1) この辺りの真実はシリーズ最終作である第3次αにて明らかにされる。 初登場の初代αでは帝国の一戦力である帝国監察軍の第7艦隊が襲来。 コン・バトラーVのキャンベル星、ボルテスVのボアザン星、更にはVガンダムのザンスカール帝国や、 個人的協力者としてダンクーガのシャピロ、Ζガンダムのシロッコといった多くの版権敵勢力を配下に置くという、 正にスケールの違う巨大勢力として登場した。 この頃は相当の軍事力があったのか、真の意味で底無しの物量を誇るトップをねらえ!のSTMCこと、宇宙怪獣にすらも唯一対抗可能な勢力という言われ方までされていたほど。 最終的にはロンド・ベル隊、SDF艦隊の尽力によって艦隊の司令、副指令であるラオデキヤ、ユーゼスの両名が戦死したことにより、 バルマーとの戦いは一先ず終わりを告げることになるのだが、ユーゼスの今際の言葉にもあったように、 地球側が総力戦によって漸く倒した軍勢すら、7つ存在する艦隊の一つでしかないということもあり、 自軍部隊とプレイヤーに帝国の底知れなさを植えつける結果にもなったのである。 そんなこんなでα外伝、第2次αとシリーズが進み、完結作となる第3次αで再び登場。 初代αを知るプレイヤーからすれば帝国本隊の力はどんだけ無理ゲーなのやらと期待と不安を入り混じらせていただろう。 ところが、初代αにおける第7艦隊の敗北と地球と同様に他星系の軍事力を甘く見すぎていたことなどが重なり、 第2次α時点で一度は屈服させたボアザンやキャンベルには離反、 第3次α時点でのバルマーは各地での敗走と配下勢力の反乱の積み重ねより、見る影も無い程に弱体化してしまっていたのである。 それでいて尚、支配者たる霊帝は各地への武力侵攻を繰り返し続けて国力は疲弊する一方の上、 十二支族の一つであるゴッツォ家当主のシヴァーが内部での反乱を企てて暗躍していたことなども重なり、実質この時期のバルマーは内外双方からゆっくりと滅びへと向けて歩んでいたに等しい。 最終的に本星本隊を除いて殆どの戦力を失ったばかりか、地球圏最強の部隊であるαナンバーズとの交渉も霊帝ルアフが蹴ったため決裂した上に、 「自分さえ生き残れば民はいくらでも創り出せる」と国民すら見捨てる発言をした事でルアフの醜い本性に失望した一部の忠臣達も造反。 本星におけるαナンバーズとの決戦とゴタゴタによって中心人物であるルアフとシヴァーが死亡。 更には本星そのものもアポカリュプシスが引き起こした隕石群の衝突によって完全消滅してしまうという踏んだり蹴ったりな結果に。 だがそれでも全く希望が残らなかったわけではなく、シヴァーの事前準備によって本星を脱出した民たちが生き残っており、 ルアフに反旗を翻してαナンバーズと共闘したバランとルリアはそのまま銀河中心殴り込み艦隊に参加してアポカリュプシスの阻止に貢献。 全てが終わった後はアルマナ姫を中心として新天地を探すべく銀河へと旅立っていった。 OGシリーズでも初代から早速登場しているものの、 地球に襲来してきたのはネビーイームを根城にした洗脳兵士と無人兵器を中心とした部隊であり、 GBA版の時点ではバルマー本星の状況やその他勢力の現況についてはαシリーズ以上に不明な点が多かった。 (ヴィレッタが「ネビーイームの創造者達がどこにいるか、今も存在しているかどうか不明」とOGのEDで発言していたため、人によっては実はもう滅んでるんじゃ?なんて予想する人もいたとか) アニメ版のディバイン・ウォーズやPS2版リメイクのOGSにおいて徐々に情報が補完されていき、 第2次OGでは初代αの黒幕でお馴染みユーゼス・ゴッツォも再登場。 更にムーン・デュエラーズでは作中人物が度々名を挙げている他、 第3次αに登場したシヴァー直属の特殊部隊であるゴラー・ゴレムもサプライズ出演。 αシリーズと同様の背景が徐々に明らかになってきており、続編での活躍が期待されている。 ◆関連人物 個別に項目があるキャラについてはそちらも参照されたし。 霊帝 ルアフ・ガンエデン 黙れよ、虫ケラ。お前達の生死など知ったことではないと言っただろうが。 ゼ・バルマリィ帝国のトップに君臨する霊帝、帝国創生よりの永き時を行き続ける創生神。 ……と、見せかけて表向きはそうなっているだけの500年程度生きてるだけの影武者でしかない。 その割には悪い意味で神らしい傲慢そのものな性格をしており、守るべき臣民たちも彼にとってはいくらでも代替可能な駒でしかなかった。 αナンバーズとの激闘で力を使い果たし、長年恨みを募らせてきたシヴァーの手で葬られるという呆気ない最期を遂げる。 ケイサル・エフェス 我はまつろわぬ霊の王にして、あまねく世界の楔を解き放つ者なり。 ゼ・バルマリィ帝国の影に潜むもの、因果律を乱す存在でありまつろわぬ神であり、真の霊帝にして全ての元凶。 元はガンエデンに内包されたファースト・サイコドライバーの1人であったが、 アポカリュプシスによる死と新生を乗り越えるという名目の下、その鎧を脱ぎ捨て負の無限力と同一化。 運命を乗り越えた戦士達であるαナンバーズの前に正真正銘最後の敵として姿を現す。 巫女 アルマナ・ティクヴァー この銀河に生きているのはゼ・バルマリィの民だけではありません! 百数十年ぶりに神託が下りズフィルードの巫女として選出された17歳の少女。 彼女自身もまた強大な念動力者であり、そのことを栄誉と思っているため創世神にその身を捧げることに抵抗は無い。 1年の期限付きで外の世界を見て回っており、その最中で地球へ来訪、そこでの出会いが彼女の運命を大きく変えることになる。 高貴に見えて中身は意外と年相応。トウマにはフラグを立てたがクォヴレーはポッキリ。 ゴッツォ家 ユーゼス・ゴッツォ それも私だ。 ゼ・バルマリィ帝国……というよりスパロボオリジナルを語る上では最早外せない、 みんな大好き永遠のウルトラマンマニア。 αシリーズでは第7艦隊副官としてラオデキヤに付き従う形で登場するも、実際は真の黒幕にしてラスボス。 科学分野に秀でたゴッツォ家の出身ということもあり、類稀なる才能を発揮して天才。 一転してOGシリーズでは運頼みの計画をドヤ顔披露して結局負けるネタキャラになってしまっていたり。 ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ 今よりズフィルードの神罰が、汝らに下る……!! 帝国監察軍の一つ、第7艦隊の司令を務める銀髪のイケメン。 が、作中で登場したのはユーゼスが自分に有利に事を進めるために挿げ替えたデッドコピーであった。 最終的にはユーゼスが用意していた予備体が大量に登場するなど散々な扱われ方に。 ところがどっこい、DC版αの追加ルートだと更なる追加設定により完全にユーゼスと立場が逆転する形になったりもする。 なお、初登場の新ではラスボスのくせにヘルモーズの主砲にトドメ刺されたり、スーパーロボットスピリッツでは黒幕を張っていたりと立ち位置の浮き沈みが激しすぎるキャラだったりする。 ハザル・ゴッツォ 寝起きのガラクタを倒したぐらいでいい気になるなよ! 地球人ごときが! ゴッツォ家の一員にして父親シヴァー直属のゴラー・ゴレム隊の総司令。 登場当初こそあのSRX相手に完勝するなど高い実力を見せたが、性格の方は傲慢且つ小物でとても指揮官が務まる器ではない。 周囲からの人望も皆無な上に最終的には自軍部隊に完全敗北した挙げ句、衝撃の事実が明らかとなる…… 帰ってきたウルトラマンにして極度の合体ロボマニア。おかげでユーゼスに次ぐネタキャラとして認知されている。 エイス・ゴッツォ ヴァイクランから降りろ。その機体は俺のものだ ゴッツォ家の一員でありハザル・ゴッツォの副官。 色々と性格に難があるハザルに代わってシヴァーからの任務伝達などを請け負っており、実質彼が部隊の指揮を担っている。 ゴッツォ家に共通する仮面を常に被っているため、その素顔は基本的に窺い知れないのだが…… 因みにコイツは名前のまんまでウルトラマンエース。 エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ 絶望せよ、αナンバーズ……。汝らには今より神罰が下る! 地球圏に新たにやってきた帝国監察軍の一つ、第1艦隊の司令官でその外見はラオデキヤに瓜二つ。 七大艦隊の司令の中でも群を抜いての忠将として名高いらしく、必要であるなら自らが捨て駒になることも躊躇しない。 実を言うと七大艦隊の司令はジュデッカ・ゴッツォタイプの人造人間が担っているという事情があったり。 終盤での決着シナリオにおいても最後まで霊帝への忠誠心を崩さず、壮絶な戦死を遂げた。 サルデス・ジュデッカ・ゴッツォ ヒラデルヒア・ジュデッカ・ゴッツォ バラン様……! いや、バラン・ドバン……そうはいかん!」 我らには陛下をお守りする義務がある……! それぞれ帝国監察軍、第5艦隊、第6艦隊の司令を務めるジュデッカ・ゴッツォタイプの人造人間。 国力衰退に伴い本国防衛の戦力として呼び戻されていた。 性格もラオデキヤやエペソと同じで、帝国に絶対の忠誠を誓っている。 最終的にはバルマーの生き残りとしてアルマナ姫と共に銀河を放浪する身となる。 シヴァー・ゴッツォ バラン……若き日の誓い、俺は果たしたぞ……この手でな! 十二支族の一つ、ゴッツォ家の当主を務める人物で、その他多くのポストで敏腕を振るう帝国随一の頭脳の持ち主。 崇めるべき霊帝が偽りだと知り、その打倒のために力を蓄え続けて最終的にその悲願を達成する。 しかし、結局はαナンバーズとは互いに平行線のままとなり、バルマーの行く末を思いながら逝った。 基本個人主義のユーゼスとは違い彼自身はやり方はともかくとして根っからの愛国者であり、その死を惜しむ者も多かった。 ドバン家 バラン・ドバン フハハハ! ワシに砕けぬものなどないわ! バルマー十二支族の一つ、部門を司るドバン家の現当主。 悪役然とした連中ばかりが多い中でいっそ清々しいくらい正々堂々、猪突猛進といった言葉の似合うバルマーの侍。 ゼンガーのライバルとして存在感を如何なく発揮する他、トウマルートでは彼の超えるべき壁として立ちはだかる。 キャラ性、搭乗機体、専用BGMが見事に噛み合い絶大なインパクトを発揮している。 カイツ家 ルリア・カイツ 無礼者! アルマナ姫に対し、馴れ馴れしい口を利くな! バルマー十二支族の一つ、カイツ家の一員。ズフィルードの巫女たるアルマナ姫直属の護衛で凛々しい女騎士。 アルマナの最後のワガママを聞き入れバランと共に地球に来訪、その際にαナンバーズとも矛を交える。 重要人物の護衛を担っているだけあってパイロット、生身双方で高い実力を発揮し、いざという時の備えも完璧に用意してある手際の良さ。 中の人はナッキー、そしてヒイロ・ユイの大ファン。 トーラー家 エツィーラ・トーラー 苦痛も限度を超えると快感になるよ! アハハハハ! バルマー十二支族の一つ、トーラー家の長。元はゲベル・ガンエデンに使える敬虔な神官だが、現在は信仰心をどっかにやって極度のサディスト&マッドサイエンティストに変貌している。そして自身もまた念動力者。 αシリーズで拉致されたマイを洗脳し、レビ・トーラーとして作り変えた張本人。 先のことにはほとんど興味を示さないが、最終話において、変貌の理由がケイサル・エフェスの存在を知ったことだったと判明。 ドヤ顔で真の霊帝についてまくし立てていたが、当の霊帝からウザがられて消し飛ばされた。 その他 レビ・トーラー 私とジュデッカに魅入られたら、終わりだよ…? 第7艦隊戦闘指揮官として登場した女性。 高圧的な性格で専用機ジュデッカを駆り強敵として立ちはだかる。 その正体は過去に生き別れとなっていたSRXチームの一員アヤの妹であるマイ・コバヤシ。 作中で無事に救出され、最終作では新生SRXチームの一員として帝国と戦うことになる。 OGシリーズでも大凡の設定は同じなのだが、リュウセイに惚れると同時に奇病感染まで起こして時折かなりのキャラ崩壊を起こす。 イングラム・プリスケン 時を遡り……お前は無に帰するのだ…… 帝国側のスパイにしてユーゼスの手駒。しかしその真の正体は並行世界の番人にしてデッドエンド教の教祖。 実はシリーズ過去作で登場したスーパーヒーロー作戦の同一人物というとんでもない設定となっている。 ユーゼスはシヴァーから与えられたバルシェムの一号隊をコイツに挿げ替えた結果、後に大量のクローンが誕生することに。 そのユーゼスとは運命共同体とでも呼ぶべき間柄で、どの世界であろうと迎える結末は同じなんだとか。ギャグマンガの「さいこどらいばあず」では生存してたが。 ヴィレッタ・バディム お前の命運は、私の手で尽きることになる! ユーゼスとは別の意味でイングラムとは切っても切れない関係にある彼のクローン。 イングラムとは逆に当初は帝国側の幹部として登場していたが、彼の意思を告ぐ形で新たなSRXチームの隊長となる。 元はイングラムと同じスーパーヒーロー作戦の女主人公だったのだが、向こうと違って裏に壮大な設定は特に持ってはいない。 そして彼女もまたデッドエンド教の一員。 アタッド・シャムラン しょうがないねえ……。じゃあ、地球人とバルマー人の格の違いって奴をみせてやるさね! OGシリーズに登場したエアロゲイターの前線指揮官。 自身の持つ念動力によって拉致した地球人を自勢力の一員として洗脳する役割を担っていた。 地球人を露骨に見下し、生粋のバルマー人であることを誇りにしていた女性であったが、 実は彼女もジェニファー・フォンダという名の洗脳された地球人の1人でしかなかった。 ゲーザ・ハガナー どいつもこいつも血祭りに上げてやるぜ! プチプチ潰してやるぜ!! OGシリーズに登場したエアロゲイターのパイロットの1人。 非常に高圧的且つ残忍な性格をしており、地球人のことはサルと呼んで完全に見下している。 戦いをゲームと称し他者の生き死にには殆ど頓着しない。 その正体はジュネーブで死んだ筈のテンザン・ナカジマその人であり、その最期も自業自得が大半とはいえかなり悲劇的なものであった。 ガルイン・メハベル コノオト……タイプT…… OGシリーズにて登場したエアロゲイターのパイロットの1人。 肉体の大部分がサイボーグの仮面男であり、殆ど言葉を発さないこともあって素性の殆どは謎。 ただ、パイロットとしての実力は圧倒的であり地球側のエースと激闘を繰り広げた。 その正体は爆発事故を起こして行方知れずとなっていた特殊戦技教導隊の元隊長、カーファイ・ラウ。 バルシェム キャリコ・マクレディ 消え失せろ……俺のオリジナルごとな……! シヴァーが製造した人造人間バルシェムシリーズの3号体にして指揮官モデルのギメル・バルシェム。 外見はイングラムに瓜二つであり、彼の影を振り切って新たなオリジナルになる野望を抱いている。 クォヴレールートではライバルとなるも、中盤以降は新生したアストラナガンに完全に食われてしまっている印象が拭えない。 そしてOGMDでまさかのサプライズ参戦。果たして今回は己の運命に抗えるのか? スペクトラ・マクレディ ヴィレッタ……お前も私と同じで、人形に過ぎないのよ シヴァーが製造した人造人間バルシェムシリーズの4号体にして副官モデルのダレット・バルシェム。 キャリコ同様、瓜二つの外見を持つヴィレッタに対抗心を燃やしている他、セレーナの所属するチーム・ジェルバを壊滅に追い込んだりもしている。 その関係もあってセレーナルートではライバル関係となり、相方と異なってこちらでは全うにライバルをやっている。 OGMDでもキャリコ共々登場しほぼ設定だけだったジェルバ壊滅も描写されるも、その所為で特大の死亡フラグが立ってしまったと専らの噂。 クォヴレー・ゴードン そう、それを果たすのも……この俺だ!! 第3次α主人公の1人。発表当初から疑われていた通り、彼もまた人造人間バルシェムシリーズの16号隊で、イングラムクローンの1人。 ストーリー冒頭でイングラムに憑依されて記憶を失い、やがてはクォヴレーという1人の人間としての人格を形成していくことになる。 最終的にイングラムの意志を次いで新たな並行世界の番人となるが、今の所因子が足りないだの仕事しろだのとネタ的な面が強い。 そしてようやく因子が足りてきたのか(アイン・バルシェムとしての登場とはいえ)OGMDにて遂に姿を現す。 イーグレット・イング お前の運命を決めるのは、お前じゃない!! 僕達なんだ!! 第2次OGの主人公。脱走中に鋼龍戦隊によって保護された記憶喪失の少年。 その正体はOG世界のユーゼスが自身の野望のために作り上げたイーグレットシリーズの技術を応用した新種のバルシェム。 自己の存在に悩みながらも戦い続け、ユーゼスの洗脳も跳ね除けて無事に封印戦争を勝ち抜いた。 元はαシリーズの打ち切り外伝漫画の主人公でしかなかった彼がここまでの出世を遂げるとは誰が想像できただろうか。 アーマラ・バートン 唸れ、トロニウム・レヴ! 第2次OGにてイングと共に登場した新キャラクター。 大統領直属の特殊部隊ガイアセイバーズ最強の兵士オメガセイバー。 しかしてその真の正体はユーゼスがイングラムの代役として作り上げたイングと同様のバルシェムシリーズ。 紆余曲折を経て現在はシュウ・シラカワ一行と共に行動中。 ◆関連兵器 ・メギロート 帝国が最も一般的に使用している無人偵察機。 基本的にはこれのみで対象文明の調査や制圧を行えるだけの性能を秘めている。 ・イルメヤ OGシリーズに登場したメギロートの亜種で、地上性能に特化した蜘蛛型偵察機。 移動力を低下させる特殊兵器を装備。 ・ミシュレイ OGシリーズに登場したメギロートの亜種で、空中性能に特化した鳥型偵察機。 脚部の鋭いクローによる格闘戦にも対応。 ・ヨエラ 第3次αで新たに登場したメギロートの亜種で、海中性能に特化した魚型偵察機。 その割には水中で会敵するシチュエーションが皆無だったりするが。 ・ゼカリア 帝国主力の有人兵器の一つ。 長きに渡って愛用されている汎用性に富んだ傑作機。 ・エスリム 帝国主力の有人兵器の一つ。 ゼカリアの後継機として作成され、汎用性重視のコンセプトも継承。 ・ハバクク ゼカリアとセットで運用されることの多い支援用砲撃機。 両肩砲台を展開して放たれるメタリウム・キャノンが強力。 ・ハーガイ こちらもエスリムと同様にハバククの発展機として作られた支援用砲撃機。 ムグタル・キャノンは加速機構を取り入れたことでより強力に。 ・エゼキエル ゼカリアの汎用性にハバククの火力をプラスした指揮官用の上位機体。 兵器としては一つの完成型と言える出来で、カスタムも多数存在。 ・シュムエル エゼキエルのコスト削減を目的に新開発された近距離船特化型機体。 行動不能効果のある射撃や合体攻撃などを搭載した派生機なども存在。 ・ガデル バリア展開を主として開発された防御用の支援機。 小隊全体に効果の及ぶディフレクトフィールドによって味方のダメージを防ぐ。 ・ヴァルク・バアル、ヴァルク・イシャー、ヴァルク・ベン ゴラー・ゴレム隊によって運用されている偵察用高級機の数々。 単独での任務を主軸としている関係で多数の特殊機能が盛り込まれている。 ・アンティノラ 第7艦隊のみに配備されている副官ユーゼスが開発した後述するジュデッカの試作機。 試作ではあるものの、高い基礎能力と豊富な武装を携えた強敵には違いない。 ・ジュデッカ 第7艦隊のレビ、ユーゼスがそれぞれ専用機として扱っている念動力による稼動を主とした大型兵器。 レビ機は白、ユーゼス機は黒。 OGシリーズではネビーイームの中枢機能を司る存在として登場。 ・ヴァイクル OGシリーズに登場した鳥型の大型兵器。 多数の無線誘導ユニットによる多角的且つ広範囲への強力な攻撃が可能。 ・ヴァイクラン ヴァイクルをベースに開発された念動力操作のハザル・ゴッツォ専用兵器。 念を用いた多数の強力な攻撃を持つ他、後述のディバリウムとの合体攻撃まで備えている。 ・ディバリウム エイス・ゴッツォが操るMAP兵器を大量に所持した支援機。 あらゆる方向の敵に一度に対応可能。反面通常の起動兵器戦闘は苦手。 ・ベミドバン ドバン家当主、バラン・ドバンが駆るスーパー系の極地にして漢の機体。 ハンマー一つであらゆる敵を粉砕する。 作られてからなんと300年以上経過している超機人バリの骨董品だが、整備が徹底されているのかいまだに現役。 ・ジュモーラ トーラー家の祭司長、エツィーラ・トーラーの専用機。 ヤギを模した外観をしており、念動力によって多くの呪術的攻撃手段を持つ。 ・ズフィルード 帝国監察軍七大艦隊がそれぞれ所持している切り札にして最強兵器。 敵対文明のデータを蓄積して進化を果たし、圧倒的な性能で戦局を覆す。 ・セプタギン OGシリーズに登場したエアロゲイターが仕込んでいた最終トラップにしてカウンタープログラム。 バルマーの脅威となりうる文明を確実に消去するために全てを結晶の中へと飲み込んでいく。 ・ヘルモーズ 七大艦隊それぞれに旗艦として配備されている全長数十キロの巨大戦艦。 主砲のレギオン・バスターは最大出力ならば一撃で星をも砕く威力を発揮する。 艦隊ごとに名前が違い、劇中では「シシャー」「ハミシャー」「エハッド」が確認されている。 ・フーレ ゼ・バルマリィ帝国が主力として運用している戦艦。 それでも5キロ近い全長を誇り、並の相手ならば単機で戦線を維持できるだけの性能を持つ。 ・ネビーイーム 帝国本星周囲に展開する自動衛星型念動力砲。またの名を「十二の白き守り」。霊帝の念を込めた強力な砲撃は正に神の裁きである。 OGシリーズでも登場するが設定が異なり、インスペクターやシャドウミラーに使いまわされたりアインストに乗っ取られたりと何か散々。 ・R-GUNリヴァーレ OGシリーズで登場したイングラムの乗機。R-GUNを上下反転させたような形状の歪な機体。 性能は元となったR-GUNを遥かに凌駕し、初のHP10万超えの機体としても有名。 ・アストラナガン αシリーズにてイングラムが作り上げた漆黒の堕天使にして、並行世界の番人としての機体。 超性能、超火力、果ては並行世界移動や時間逆行攻撃まで可能とするスパロボ屈指のチートマシン。 ・ベルグバウ アストラナガンの残骸とヴァルク・ベンが融合して新生した機体。 アストラナガンにこそ劣るものの高性能であり、ディーン・レヴという謎の動力機関を持つ。 ・ディス・アストラナガン 鹵獲されたベルグバウをベースにディス・レヴという物騒極まる怨霊エンジンを搭載して完成した新たなアストラナガン。 見た目は最早完全に悪魔そのものであり、時間逆行等のチート機構の数々もアストラナガンから受け継いでいる。 ・ガリルナガン OG世界のユーゼスが開発した凶鳥の亜種にして、アストラナガンの機構も取り入れた合いの子。 武器や関連機構の多くに聞き覚えのある単語が混じっている未だに謎の多い機体。 ・アダマトロン OG世界のユーゼスがガンエデン、クロスゲート、AI1といった存在を取り込んで完成させた兵器。 天使と悪魔双方の翼を持ち蛇のような尻尾を生やした禍々しい外見の新人祖。 ・ゲベル・ガンエデン 霊帝ルアフによって操作されるバルマー側の神の器。創生神ズフィルードとも呼ばれる人造神。 尤も、作中時点では大元たるゲベルの意志が抜け出ている空の器でしかなかったのだが。 ・ケイサル・エフェス ゲベル=ケイサル・エフェスが自身を構築する新たな鎧として作り上げたモノ。 漆黒の人型とボロ布のような翼を翻し、まつろわぬ魂たちを無限に操り相手を絶望へと叩き落す。 ◆関連用語 ・十二支族 帝国における実質的な貴族階級であり、それぞれ異なる分野で力を発揮している。 現在判明しているのはゴッツォ家、ドバン家、トーラー家、カイツ家の4つ。 勘違いされがちだがアルマナの出身であるティクヴァー家は十二支族と明言はされていない。 トーラー家の事例を考えるに、シャムラン家とかハガナー家なんてのもあるのかもしれない。 ・帝国監察軍 αシリーズで帝国が所持する対外的な勢力に対する主力となる軍隊。 その内の一種である辺境銀河方面帝国監察軍は今まで述べてきた七大艦隊によって構成されており、 それぞれ違うタイプのジュデッカ・ゴッツォタイプの指揮官によって率いられる。 黙示録の教会名が艦隊の名前の由来となっており、このことから唯一名称不明の第2艦隊の名前も予想がされている。 ただ、もう一種の外宇宙方面帝国監察軍共々、最終的には殆どが全滅する形になってしまったが。 ・ゴラー・ゴレム隊 帝国監察軍総司令であるシヴァー直属の特殊部隊。トップはシヴァーの息子であるハザル。 構成人員の殆どがイングラムのデータを元に作り上げた人造兵士バルシェムによって構成されている。 作中における主目的はルアフに対抗しうるもう1人のサイコドライバー、イルイの捜索であった。 ・霊帝近衛師団 霊帝を守護する親衛隊らしいのだが詳しい内情は不明。 バランもここに所属している。 ・シケム 十二支族によって運営されている帝国の最高評議会。 ゴッツォ家当主であるシヴァーが議長を務めている。 ・カルケリア・パルス・ティルゲム 念動力を用いる帝国製の機動兵器に広く使用されている念動力増幅装置。 地球製のシステムと違ってリミッターが無いのでより強い力を引き出せる反面、パイロットへの負担も大きい。 ・ズフィルード・クリスタル こちらも帝国製機動兵器の装甲材質として用いられることの多い特殊金属。 自己再生、自己学習、自己進化といった多くの特殊能力を備えているハイテク物質。 この金属の研究によって地球側もマシンセルを始めとした多くの新技術を開発していった。 ◆余談 元は新スーパーロボット大戦に登場した敵勢力であるバルマー帝国。 この頃から版権敵勢力を配下に収めていたり、ズフィルードやヘルモーズといった兵器を有しているという粗方の下地は出来上がっていた。 αシリーズに移行するに辺り設定が整理され、ゼ・バルマリィ帝国という新たな正式名称が与えられたものと思われる。 因みに新スパ時代にバルマー帝国が使っていたオリジナル機体の殆どは何故か再登場していない。 機体の中に某超電磁ロボの分離メカと同じ名前を持つのがいたのがまずかったのだろうか…? というか、寺田プロデューサーは生スパロボチャンネルで「新」に登場したバルマーメカを出す気はなさそうな発言をしている。 ちなみに寺田プロデューサーはバルマーの某超電磁ロボの分離メカと同じ名前を持つメカを物凄く嫌っている(*2)。 追記・修正は創生神ズフィルードに祈りを捧げてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ルリアの中の人が仮面ライダーファムで、カーラの中の人は龍騎のOPを歌ってたな -- 名無しさん (2017-09-10 23 26 10) シヴァーはヘブライ語で7を意味する、また彼のテーマ曲名がZEST SEVENであることからウルトラセブンを意識していると思われる -- 名無しさん (2017-09-11 07 36 46) ちなみにハザルが帰ってきたウルトラマンと書かれているのは、ハザルがヘブライ語で帰るという意味だから -- 名無しさん (2017-09-11 07 40 23) 割りと小物臭い人も多いんだが、とにかく規模がデカい敵勢力なので緩和されてる感じ -- 名無しさん (2017-09-11 12 29 29) バトルクラッシャーさん・・・ -- 名無しさん (2017-09-11 15 00 36) ↑3 まだハザル初登場時には存在しなかったから仕方ないとはいえ、「セブンの息子」でもあるわけだよね……。奇しくもハザルも「セブンの息子」と似たような名乗りを上げていたりする。 -- 名無しさん (2017-09-11 15 17 35) 新&αの頃は得体の知れない絶大な組織だったのにコミカルなおっさんや合体マニア、饅頭のような兵器(戦艦型ズフィルード)を含む変な集団になってしまった…まぁαからしてウルトラマンマニアが指揮してたが -- 名無しさん (2017-10-02 10 27 55) ↑×3 寺田が「おまえふざけた外見しといてなんでバトルクラッシャーやねん!?コンバトラーVバカにしとんのか!?」と嫌うから触れて差し上げるな… -- 名無しさん (2017-10-02 10 29 45) 同じ規模の艦隊はまだ6つもあるんだぜ、と言われてもたった今負けたばかりの奴が6つ来たところで返り討ち必至なのでは・・・と思ってた -- 名無しさん (2018-07-27 23 16 29) ↑F完のゲロ吐くような強さのゲストの次がαのこれだったからな…余りにも弱すぎて本国には…とか言われてもフーンって感じだった -- 名無しさん (2018-07-28 02 38 57) よく見たらなんでジュモーラの記述はあるのにエツィーラの記述は皆無なんだよwww -- 名無しさん (2018-12-26 02 53 06) スペクトラ「どうしてこんなことをさせるんだ!!わたしはわたしのいしにはんしてじさつこういをはかった」 -- 名無しさん (2018-12-26 20 30 33) そのうち地球側との和平を願うコスモスみたいな幹部も出てくるんだろうか? -- 名無しさん (2020-08-16 11 29 35) αシリーズ自体の路線変更の影響モロに受けてるよね。 -- 名無しさん (2020-08-16 11 44 57) スーパーロボットスピリッツとかスーパーヒーロー作戦とか関連作品にもかげをみせたりして、下手すると平行世界またいで侵略してるような勢力だったし。 -- 名無しさん (2020-08-16 11 47 51) その内、歴代ボスの力を借りて機体をパワーアップさせる幹部(オーブ)や、地球との融和を望んでいるが実はめっちゃ強い幹部(コスモス)とか出てきそう -- 名無しさん (2021-02-22 21 34 08) ゲトゥビューム「どうせ私たちなんか…」 -- 名無しさん (2023-05-26 20 26 02) 名前 コメント