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アマネセル 特徴 搭載 COST SIZE 捕獲 HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 4x1 28600 2L 5 23800 107 36 15 7 5 A - - - - 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI LOCK 備考 対空レーザー砲 1500 10 0 周囲2マス 連射 85 20 8 連装ビーム砲×4 2000 36 0 前方直線型 射撃BEAM2 55 5 4 連装主砲×3 2300 40 0 前方直線型 射撃BEAM3 55 5 3 援護射撃 2500 25 0 前方直線型 射撃BEAM3 90 0 - アビリティ 名前 効果 備考 形状 名前 形状 備考 アマネセル 01 - 02 03 04 05 06 07 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15
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アマネってどんなキャラ? どんな性能?ドライブ 長所 弱点/短所 総合個人差のある魅力 コマンド表 アマネってどんなキャラ? 体力10000 「クロノ・ファンタズマ」で追加された完全新規のプレイアブルキャラクター。 ゲーム中では、布を駆使した独特な演舞を用いて戦う。 どんな性能? 相手が反撃できない状況からちくちくと体力を削り取る、嫌らしい戦法を得意とするキャラ。 「削り」で体力を奪うエキスパート。近距離における「崩し」が強力なキャラが多いBBの中では極めて異端。 ドライブ 身体に巻いている布をドリルに変化させて攻撃する。ドリルは「削りダメージが大きい」(ヘタすればヒット時よりも)という特性を持ち、いかにこれをガードさせるかが重要となってくる。 長所 6A・5Bによる、安定した対空能力が持ち味。遠目の距離で飛んだ相手も、6Cなどで迎撃しやすい。 C系やD系による攻撃範囲が広く、遠距離・中距離への牽制能力が高い。 コンボが安定して繋がる。地上では超重連撃「雷舞」で、空中からは天葬落撃「篭勢」に繋げることで安定してコンボにいけ、そのまま得意距離である遠距離へ間合いを戻せる。 ゼットウによるトリッキーな挙動で機動力はそれなりに高め。空中で動きを変えやすいため、奇襲やフェイントで相手を揺さぶりやすい。 スパイラルゲージが溜まってからの5Dなどによる削りダメージが超強力。崩すまでもなく相手にダメージを与えられるため、触ることさえできれば安定したリターンを得ることができる。 弱点/短所 体力が少なく、近距離戦で有用な技にも乏しいため攻め込まれると脆い。C系統の技は近距離にいる相手に当たらず、強気に前に出てこられると空振ることもしばしば。 頼みの綱であるDDも、スパイラルゲージを捨てるリスクを抱える。 コンボ自体の火力は低め。始動にもよるが、ノーゲージでは2000あたり。 ドライブをコンボに組み込みづらく、組み込んでもダメージが伸びにくい。 総合 切り返しが乏しいことを除けばほとんどの間合いで戦えるキャラなので、相手の苦手な間合いを維持することが重要。 牽制・対空の技性能やドライブによる削りの性能は強力で、じりじりと体力を奪っていく能力の高さは本物。反面、一挙に体力を奪おうとすると壁に当たりやすい。スパイラルゲージが溜まってからは強気にドリルをガードさせにいきたいが、ドリルを使用しすぎるとオーバーヒートしてドリルが使用不可になってまうリスクを伴うジレンマ。 とにかく「自分の間合いを常に維持する」「効果的にドライブをガードしてもらう」のが重要なキャラ。 個人差のある魅力 どう見ても女性にしか見えない美麗な外見の持ち主にも関わらず、セリフや声が男前。CV:石田彰 コマンド表 名前 コメント すべてのコメントを見る
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アマネサク 日本の民話に登場する妖怪。 囲炉裏の灰に引きずりこまれる。 岩手県に伝わる。
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設定踊りが得意、嫌いな物が引きこもり キャラクター原案 技名 外見 セリフ勝利セリフ AH使用時 設定 踊りが得意、嫌いな物が引きこもり 「天の岩戸に引きこもったアマテラスを楽しげな踊りで誘い出した」というアメノウズメ? 名前もなんとなくそれっぽい。ちなみに、アメノウズメは女神です。 キャラクター原案 ラグナ役の杉田智和さんが一枚噛んでいる。「ぶるらじH」第1話にて解説。森Pと新キャラ話を話している時に「GGXXの闇慈」(アマネと同じく舞をテーマにしたキャラ)をネタにしたのがきっかけで生まれた? 技名 すべて戦隊ヒーローが元となっている 忍布穿撃『刃離剣』=忍風戦隊ハリケンジャー 縦拳堕撃『激恋』=獣拳戦隊ゲキレンジャー 超重連撃『雷舞』=超獣戦隊ライブマン 天葬落撃『篭勢』=天装戦隊ゴセイジャー 跳陣回避『絶逃』=鳥人戦隊ジェットマン 凶龍特攻『聖獣煉槍脚』=恐竜戦隊ジュウレンジャー、星獣戦隊ギンガマン 界続穿孔『豪快螺旋連破』=海賊戦隊ゴーカイジャー 若得命華『業破抱擁』=特命戦隊ゴーバスターズ 外見 追加カラー#11GGのチップ? 追加カラー#14ライチとカラー交換 追加カラー#15ペルソナ3の男性主人公(通称「キタロー」)カラー。 P4Uには参戦していないが、アマネとは中の人繋がり。 セリフ 勝利セリフ 同キャラ勝利「~ただ残念だがその美しさは2番目だな。1番目は誰かって?俺だよ!」特撮「快傑ズバット」から「お前さん、日本じゃあ二番目だ」からか? AH使用時 「乾坤九星八卦良し、遠からんものは音に聞け、近からんものは目にも見よ」前半は漫画「宵闇眩燈草紙」に登場する「飛烏龍」の見栄・名乗りの一節、後半は「平家物語」における「景清」という人物の名乗りの一節。どちらも、歌舞伎十八番からの引用? 「出て包め、全ての業を捨ててきな、我が線はすべてを包む愚の抱擁、これにて終幕」 『我が線はすべてを包む愚の抱擁』 ⇒我が扇はすべてを包む舞の抱擁 舞と武と布をかけてるんじゃないかと -- (名無しさん) 2013-08-24 21 48 38 別に東方厨ってわけではないが、東方のキャラで永江衣玖ってのがいる、服をドリルに、ふわふわした衣装、削り、と共通点がかなり。元ネタはこっちじゃないかな? -- (名無しさん) 2013-12-26 01 21 54 11番カラーはGG2のイズナさんじゃないですかね -- (名無しさん) 2014-01-23 22 26 10 服をドリルは衣玖の元ネタのローズ(更にはその元ネタのリサリサ先生)じゃ) -- (名無しさん) 2014-02-01 13 59 42 東方厨キメェ 湧いてくんな -- (名無しさん) 2014-02-26 18 15 08 完全に衣玖さん -- (名無しさん) 2014-05-03 09 34 01 東方とかあり得んから… マジきめぇ -- (名無しさん) 2014-12-25 02 24 16 東方の話題は出すと荒れるからやめてやれ 叩いてる奴も黙ってスルーしとけよ 東方アンチは荒らしにしか見えないんだよ自重しろ -- (名無しさん) 2015-02-08 18 25 16 東映公式の表記と食い違ってたので変更。…タイムレンジャーからもう15年くらいになるのか… -- (名無しさん) 2015-02-17 08 54 02 九生じゃなくて九星だks -- (名無しさん) 2015-04-24 11 38 16 名前 コメント すべてのコメントを見る
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vs アマネ【アマネ基本ステータス】 【アマネ戦基本戦術】 【注意するべき技】 ★立ち回り★【開幕】 【遠距離】 【中距離】 【近距離】 ★状況別★【空対空】 【空対地】 【地対空】 【固め】 【被固め】 【起き攻め】 【被起き攻め】 【端背負い】 ★ピンポイント攻略★【直ガ割り込みポイント】 【バースト確定ポイント】 ★その他★スレまとめ コメントフォーム vs アマネ 【アマネ基本ステータス】 ドライブ:珠波衣羅盧(スパイラル) オーバードライブ:砕躯龍(サイクロン) ダッシュタイプ:ダッシュキャラ HP: FC対応技: 下段技:3C 中段技: 空中ガード不能技: ガード不能技: 【アマネ戦基本戦術】 【注意するべき技】 ★立ち回り★ 【開幕】 要注意技: 【遠距離】 要注意技: 【中距離】 要注意技: 【近距離】 要注意技: ★状況別★ 【空対空】 要注意技: 【空対地】 要注意技: 【地対空】 要注意技: 【固め】 要注意技: 【被固め】 要注意技: 【起き攻め】 要注意技: 【被起き攻め】 要注意技: 【端背負い】 要注意技: ★ピンポイント攻略★ 【直ガ割り込みポイント】 【バースト確定ポイント】 ★その他★ スレまとめ コメントフォーム 名前 コメント すべてのコメントを見る
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アマネセル 禁忌の胎動 UNIT U-X79 茶 1-4-2 U 艦船 補給(4) (自動A):このカードの部隊の、このカード以外の全てのユニットは、+2/±0/±0を得る。この効果は重複しない。 宇宙 [*][3][4] 高い戦闘力と補給の値に加え、格闘力アップの効果を持つ艦船。 先頭のユニットさえいれば、単純計算で[*][5][4]となる。片適性とはいえこの数値はかなり高めである。補給の数値ももはや不必要なほど大きい。指定国力も低いので、混色でも使い道は多くある。
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壱 弐 参 極 名前 アマネサク (あまねさく) セリフ 壱 「おいコラ!今、灰をいじくり回したろ?」 弐 「無作法な輩にゃ、容赦しないぜ!」 参 「あー、そんなビビんなくてもいいんじゃね?」 極 「要はだな、大人しくキチンと暮らせってこった」 解説 囲炉裏の灰の中に棲み、灰をいじると現れるという妖怪。その他、言う事を聞かなかったり、我侭な行動をすると現れて、取って食われてしまうなどと云われている。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 壱 SR 17 3030 2730 2560 弐 3280 2950 2770 参 3540 3190 2990 極 3900 3510 3290 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:イマシメる! 火 7 敵単体の攻防ダウン お邪魔戦術式 発動率 HPアップ 低 備考:
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大型戦艦 アマネセル 性能 搭載 COST SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 4×2 245800 3×7 36500 150 49 22 18 7 A - - - - 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI LOCK 備考 対空レーザー砲 1500 10 0 1~2 連射 80% 25% 6 連装ビーム砲 3700 25 0 1~16 BEAM射撃 60% 5% 3 中心1ラインの無い前方2マス幅長方形 連装主砲 4500 35 0 1~16 貫通BEAM 60% 5% 3 3マス幅の前方長方形 援護射撃 2000 25 0 1~16 貫通BEAM 80% 0% - アビリティ 名前 効果 備考 なし 備考 登場作品『機動新世紀ガンダムX』 新連邦軍の大型戦艦。フロスト兄弟にハメられて撃沈した青い方。 ひと通りの武装は揃っており、宇宙A移動力7と移動面も十分。
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起き攻めについて注意事項 5D締め 3C締め ゴセイ締め中央 画面端 ゲキレン締め中央 画面端 起き攻めについて 注意事項 アマネはコンボ火力はあまり伸びないが、コンボ後に有利状況を取りやすい技が多い。このため、アマネの長所である「ドライブでの削り」を活かして立ちまわっていきたい。 各種ドリルを相手の前転、後転、その場受け身に合わせることで、相手の動きを潰したり、攻め継続ができる。例:「『画面端ダウン+前転しても裏周りされない距離』の場合、6Dを重ねて、相手のジャンプ逃げを抑止しつつガードを強制して固め開始」という流れ。 5D締め 膝くずれなので動きを取りづらい。前ゼットウから固めに向かったり。Bハリケン重ねを狙ってみたり。 3C締め ハリケン重ねを狙ったり。ハリキャンから移動起き上がりを刈ったり。 ゴセイ締め 中央 画面端 ゲキレン締め 中央 画面端 低空J2B相手の前転を咎めつつ、その場起き上がりならば有利フレームがとれ、 無敵技ならばガードが間に合ったりする。強力。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ある男が盆踊りの帰り道、名呑浜へ行った。 おかしい。 打ち寄せる波間から手が招いている。 おいで、おいで。 男はそれにつられて海に入り、魂を抜かれて帰ってくることができなかった。 という名呑町に伝わる民話のせいか、八月下旬の名呑浜には人影がないかった。カナメ一家の一軒家から徒歩五分の場所。 その海辺をコカゲが歩いていた。砂浜に残る足跡はサンダル底のジグザグ模様。八歳の男子にしては小さかった。 「どこー、ウミネネー」 声を出すたび、後ろに結んだ長い黒髪が揺れる。岩場の上をひょいひょいと跳び、周囲を見渡す。足元のフナムシがわらわらと散っていく。コカゲは近くの入江にウミネネの姿を見つけた。 「父さん、ウミネネおった」 カナメは潮風を寒がりながら、後ろをついて来ていた。身体を抱えて縮こまっている。 「ああ、じゃあ呼んできてくれ。そろそろ夕食な。俺、家に戻って魚焼いてるから」 コカゲは頷き、入江へ向かった。暗い穴へ入ると天井が低く、呼吸音すら響く。 「ウミネネ、帰ろうや」 背中に話しかける。奥にいたウミネネは、大人サイズのTシャツに膝まで入れて小さくしゃがんでいた。 「やだ」 口をへの字にして、声をあげて泣きそうになるのを防いでいる。何かを隠すように動こうとしない。肩までの茶色がかった黒髪が震える。 「なんで」 コカゲのイライラした強い口調で、更に涙目になる。ウミネネは手を引かれ、無理やり立たされた。 「あまねおか」 アマネオはお母さん、お母さんと言ってコカゲの膝に白い身体を擦り寄せる。離れて見れば這いまわるトカゲのようだが、足と頭が違った。白い胴から黄緑色 の太い触手が四肢のように生え、頭部はのっぺらぼう。小さな頭はぶよぶよと柔らかく、声を出す度に線が入るように裂けて口が出てくる。 「父さんに禁止されたろ。また同調したんか」 ウミネネはアマネオを着ると、ほとんど覚えていない母親の記憶を思い出してしまうことがあった。 コカゲはそれを、「お母さん」と鳴き続けるアマネオに影響されてしまう「同調」と理解していた。しかしコカゲが母親の記憶を思い出そうとしてアマネオを着ても、「同調」らしきものは起きなかった ウミネネだけ特別扱いされているようで不愉快だった。 「だってお母さんが守ってくれた」 コカゲは粘液を足に絡ませてくるアマネオを蹴飛ばした。糸を引きながら吹っ飛んでいった。 「母さんが何なん? 父さんがおるやろうが」 ウミネネが泣き出した。 「すぐ泣くし。ほんとに同い年なんかね」 アマネオはゆっくりと再びコカゲに近づくが、足で払われた。 「ほら行くよ。もうあまねおはおいてきな」 泣き続けるウミネネの前で、背中を見せて膝をついた。ウミネネは甘えん坊で、背負われるのが好き。コカゲはそれを知っている。ウミネネは泣きながらおぶさる。コカゲは体重が同程度の彼女を根性で持ち上げる。余裕の表情を演じて一歩一歩進んで外に出る。 「あまねお、んじゃな」 アマネオに挨拶をするが、もう姿は無かった。左右を見て探すと、海水が出入りする穴が見つかった。 「こっから来たり帰ったりしよったんか」 外に出ると、水平線近くまで夕陽が落ちていた。湿り気を帯びた潮風が二人の髪を揺らす。 「ウミネネ、あんまお母さんお母さん言うなよ」 背中で泣き続けるウミネネを揺する。さくさく歩くが、腕が痺れてくるのを感じる。 「どうして。お母さんに会いたいもん。みんなお母さんいなくてかわいそうって言ってるよ」 橙色の砂浜に二人のかたまった影が伸びる。ひょろ長い紐状の影も伸びているが、コカゲは気付かない。 「カワイソウって言われても、自分をカワイソウだと思うなって父さんが言ってたろ」 ウミネネはよくわからずに首を傾げた。その頭にはアマネオが乗っている。 「ウミネネ、父さん好きだろ」 「うん」 コカゲは黙った。打ち寄せた波に足が触れたが、気にしていない。 「母さんとかおらんでも大丈夫って言わんと、頑張ってる父さんの立場がない」 二人が揃って海を見た。遠くから声がしたのだ。 「コカゲくん、ウミネネちゃん!」 豆粒に見えるのは近所のラーメン屋店主、朝倉だった。彼はよくボートを出して夜釣りにいくのだった。今日も釣竿を抱えていた。 「相変わらず仲がいいね」 言われた途端、コカゲは手を離してウミネネをどすんと落とした。不機嫌そうな仏頂面になる。ウミネネは尻餅をついたが、アマネオが下敷きになってたいした痛みはなかった。 「おじちゃん! 今日は釣れた?」 「いんやあ今からさあ。そういえば、四年くらいずっと閉鎖してた水族館に最近明かりがついてる時があるが、どうだい。ちょっと行って――」 ボートの背後に波が立ち、そこから無数の手が見えた。波間から伸びて朝倉の全身に絡みつき、海へと引きずりこんだ。静かになり、空のボートだけが残った。二人は呆然と見ていた。 「どうしよう」 ウミネネが尋ねたが、返事はない。 「ねえ、どうしようコカゲ」 コカゲは嫌な汗が吹き出すのを感じながら、何も上がってこない水面を見ている。突如、砂を踏んで走り出した。 「早く父さんに知らせんと!」 コカゲの大声に弾かれたようにウミネネは立ち上がった。 「ウミネネはアマネオ連れて来て。っていうかおったんか。じゃあアマネオに」 言い終わる前にウミネネは服を脱ぎだしている。頭からアマネオをかぶるように飲み込まれていく。 ウミネネの体表面を薄く伸びたアマネオは、細胞を溶かして一体化する。小さなゼラチン質の塊――クラゲの死骸のようになったが、そこから成型してニメー トル近い大きさのアマネオになった。半透明の中で、溶けずに残されていたウミネネの脳が引き延ばされ、局在する内臓と全身の赤い神経系と繋がる。 四つん這いになって砂浜を駆け出し、海に入っていく。エラができ、四肢の触手が変形して翼状になり水をかきわける。 ボートにつき中を覗くと、そこには切断された釣竿がある。アマネオは両腕部から一斉に触手を出して海中を探る。長いものでは十メートルほどもあるが、何も感じない。 エプロン姿のカナメが砂浜にやってきた。コカゲも後から続く。 「どんな奴だった」 「なんか、たくさんの手みたいな。硬そうな」 コカゲは言い澱んだ。父親から水棲生物の話はいくつも聞いていたが、そんなものはいなかったからだ。 「でかい甲殻類か。いや、名呑の海は何がいてもおかしくないんだよ。で、触手じゃなかったか」 カナメの脳裏に、以前深海でナツを襲った生物がよぎった。 「ううん、なんか虫の足みたいなやつ。でも人間の手みたいな色しとって、それで」 「胸脚か?」 カナメは海上のアマネオに向かって指示を出す。 「ウミネネッ! そこにいるのは多分カニかエビだ!」 アマネオは波の動きと水中の匂いを触手から感じとり、そちらへと伸ばす。しかしふと気づく。 ――カニ。エビ。ということは。 アマネオの触手が数本切断された。しゅるる、と一気に縮めて戻らせる。 アマネオは夕陽が消えた暗い海に潜った。空気の泡が頭上に消えていく。ゴツゴツした岩に何度もぶつかる。 オオクチホシエソの目を作り出す。のっぺらぼうのこめかみあたりに目玉が二つとび出て、光線を出して視界を確保した。 海底にエビとカニを混ぜ合わせたような三メートルほどの生物がいる。「それ」は縦長いがウチワエビのように幅が広く、巨大なハサミは鋭い。腹には大量の脚があり、小型のハサミもある。朝倉はそこに捕らえられていた。すでに意識はない。 後ろにいくにつれて、ワタリガニのような平たい脚へと変化して泳ぎやすくなっている。 アマネオは近づいていくが、巨大なハサミは意外と素早かった。「それ」は横移動とバックを使って離れながら様子を見ていた。まるで朝倉を人質にしているように。 アマネオは両腕を変化させて限界本数まで触手を出して朝倉を狙うが、「それ」に全て刈り取られてしまう。さらに頭の上部ごと目玉を切り取られた。 ――早くしないと朝倉のおじちゃんが死んじゃう! 「触手が切られちゃうのか」 カナメの声がした。海上に出しておいた一本の感覚器を伝って届いたのだった。 「だったら相手の隙を作るんだ」 コカゲは横で父親を見ていた。水中で何が起こっているのか、砂浜からではわからないのに察することができている。コカゲにはできない芸当だった。それでも何かしたかった。 隙。隙を作る。 「ウミネネ! 夏休みの自由研究。お前サボっとるよな。僕はやったよ。ザリガニ。ウミネネも見とったやろ!」 アマネオはザリガニの巨大な目を出した。頭部がザリガニに変化し、眼柄(がんぺい)の先には数十万の目がまとまった複眼が二つ。 大量の触手を展開して再び近づく。動きを複眼で追い、ハサミを避けていく。 しかし突然、「それ」は朝倉を解放した。拍子抜けしたアマネオは一瞬反応が遅れた。ハサミが一閃。眼柄の根元からザリガニの目が切断された。アマネオの視界が消えた。 「自由研究、何やったんだ」 砂浜でカナメが息子に聞く。コカゲは、ちょっと可哀相だったんだけどと前置きをして言った。 「アメリカザリガニの異形再生」 アマネオの切断された目の根元から触手が再生された。それはしっかりと朝倉に巻き付いた。全速力で浮上し、ボートの上に朝倉をのせた。押すように泳いで砂浜を目指すが、二人が叫んでいる。 「ウミネネ! うしろうしろ!」 再び波が立ち、無数の手が出てくる。「それ」の影が水柱の中にチラチラと見える。アマネオはボートを押し出すと、まともに「それ」にのしかかられて沈んでいった。 「ウミネネーッ!」 叫びながら、二人は泳いでボートに向かう。ボート上でコカゲはオールを漕ぎ、カナメは朝倉に人工呼吸を施す。 舟が進み出すと、「それ」と絡んだ巨大なタコが水面から跳ねあがった。また沈んだかと思うと、切断されたタコの足が二本浮かんできた。 なんとかボートは砂浜に着き、コカゲは救急車を呼びに走った。カナメが引き続き心臓マッサージと人工呼吸を繰り返している。その背景では死闘が繰り広げられていた。 海面にはそれら互いの破片が散り、波に流されていく。 数十分後、なんとか息を吹き返した朝倉が救急車に運ばれていく。カナメとコカゲ、それにウミネネが見送っていた。 「さてと」 カナメが砂浜にある「それ」の死骸を見る。エビやカニらしさは微塵もなく、かつて深海でナツが襲われた「それ」に近い形に戻っていた。 ――コイツは万能細胞なのか? 今回のは名呑浜の伝説みたいだったが。にしてもコカゲもウミネネも危なかった。まだ目は離しちゃいけないな。反省。 「コカゲ、ありがとう。お前、いつも判断速くて助かるよ。ウミネネが危なかったからな」 コカゲは別に、と言って歩き出す。父親と目を合わせないようにして家に入った。ドアを閉めるとすぐに飛び上がって喜んだ。 「ウミネネ、どさくさで忘れるところだったが、危ないからアマネオとは遊んじゃダメだ。こどもの身体に何が起こるかもわからないんだから」 ウミネネは俯いて不満げな顔だ。 「でも、朝倉のおじさんを助けたのはかっこよかったよ。なかなかできないことだ」 娘は、父親に抱き着いた。カナメは頭を撫でてあげる。 「よし、腹減っただろ。メシ食おう。今日は秋刀魚の塩焼きに味噌とろろ汁、しいたけのニンニク焼き、あとはメシだ」 ウミネネとカナメは競争するように家に入っていった。