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デスバイク(Deathbike) ※画像はアポカリプス仕様。 デスバイク(Deathbike)詳細データ 解説 入手場所、出現場所オフライン オンライン 改造費用ブースト ボディワーク アーマー ブレーキ エンジン ライト ボディーペイント 損害/窃盗の阻止 名前 トランスミッション ターボ 垂直ジャンプ 武器 画像 参考 詳細 データ 種類 メーカー 和名 日本語訳 ドア 乗車定員 駆動 ギア バイク ウェスタン デスバイク 死のバイク ドア 2人 FR 速 モデル ラジオ 主な選局 洗車 インディアン 101 スカウト 有り 不可 プラットフォーム カスタム カラー デフォルトホイールタイプ オンライン専用 PS4 / Xbox One / PC限定 可 メイン/サブ プラットフォーム 価格 売却額 保険料 オンライン専用 PS4 / Xbox One / PC限定 $1,269,000 $ $ プラットフォーム ガレージ保管 オンライン専用 自宅物件ガレージ アリーナガレージ PS4 / Xbox One / PC限定 可 可 解説 「アリーナウォーズアップデート」で追加されたバイク。 アポカリプス、宇宙都市、ナイトメアの3つのバリエーションが存在する。 アリーナワークショップでガーゴイルをアップグレードすることで本車両になる。アップグレード後、他のバリエーションに変更することはできないので注意。 アポカリプスやナイトメアではマッドマックスに登場しそうな外見となり、宇宙都市では元がガーゴイルだと初見では分からないほどにイメージが変わる。 また、宇宙都市ではタイヤ全体が覆われ、搭載されているマシンガンがレーザーになる。通常のマシンガンと違うのは見た目だけで、性能に補正はない。 アップグレードを施すことでブレードを装着することができる。生身の相手を即死させたりタイヤをパンクさせることができるようになるが、曲がる時に段差に引っ掛かるようになってしまうため装着する場合はよく考えよう。 バイクとしての性能は普通なのだが、アリーナでは凶悪なほどの性能を誇る。 というのも、アリーナではバイクから落ちにくくなるように補正がかかる上、強度はアーマーさえ強化していれば大型車とさほど変わらず、火力に関してもマシンガン2丁と優秀で、そもそも的が小さく小回りが効くので回避も優秀という優遇っぷり。 デフォルト車両でもスパイクが標準装備されてるためか体当たりでふっ飛ばすことこそできないもののダメージはしっかり与えられるうえ、バイクという特性上他の車両よりも体当たりをした際のバランスが崩れにくく、立ち直りも素早い。 天敵と言えるのは同じデスバイクかドローンくらいで、大型車相手であれば一切射線に入ることなく一方的な攻撃が可能。 終盤残ったのがお互いデスバイクで、お互いに中々攻撃が当たらないので決着がつかず…なんてことも日常茶飯事である。 流石にサスカッチの体当たりを喰らったり、サスカッチ以外の車両でもシャントブーストで壁際に挟まれればタダでは済まないが、不意打ちでもない限り回避は容易だろう。ただし、サスカッチのキネティックグレネードや地雷には注意。一撃でやられてしまう。 現状、「バイクが多いチームが勝つ」とまで言われるほど環境にマッチしている。 あまり使い道はないものの、破壊、修羅場、ブザービーターでは近接攻撃が可能。ブザービーターにおいてはパイプレンチか警棒も支給される。相手がデスバイクであれば当たり所によっては一撃で相手を仕留めることができるものの、的が小さく小回りが利くデスバイクに近接攻撃をするには相当な技術が必要な上、隣接すれば相手のデスバイクも近接攻撃ができるため反撃を食らうリスクもある。デスバイク以外の車両にも使えなくはないがダメージは微々たるものなうえ、削りきって相手を破壊すると、高確率で破壊した車両の爆風に道連れにされてしまう。 入手場所、出現場所 オフライン 入手不可 オンライン アリーナワークショップでアップグレード アリーナウォーズ【3種】 費用 オンライン専用 デスバイク(アポカリプス) $1,269,000 デスバイク(宇宙都市) $1,269,00 デスバイク(ナイトメア) $1,269,00 改造費用 「宇宙都市」では、ショータローのように車体の一部が発光し、バイクで唯一ネオンライトの項目が出現する。 光の色はこのネオンライトの項目に対応している。 アリーナウォーズキャリアとは割引価格のこと。スポンサー階級で解除される。なお解除項目はランダム。 ブースト ()内アリーナウォーズキャリア価格 ブースト 【3種】 費用 オンライン専用 ブースト強化20% $100,000($50,000) ブースト強化60% $230,00($11,500) ブースト強化100% $400,000($200,000) ボディワーク スパイク 【1種】 費用 オンライン専用 $ ブレード 【1種】 費用 オンライン専用 スピニングプレート $145,00 アーマープレート 【3種】 費用 オンライン専用 軽量アーマー $110,000 強化アーマー $175,000 重量アーマー $300,000 アーマー アーマー 【6種】 費用 オンライン専用 なし $1,000 アーマー強化20% $7,500 アーマー強化40% $12,000 アーマー強化60% $20,000 アーマー強化80% $35,000 アーマー強化100% $50,000 ブレーキ ブレーキ 【4種】 費用 オンライン専用 ブレーキ(標準装備) $1,000 ストリート・ブレーキ $20,000 スポーツ・ブレーキ $27,000 レース・ブレーキ $35,000 エンジン エンジン 【4種】 費用 オンライン専用 EMSアップグレード:レベル1 $9,000 EMSアップグレード:レベル2 $12,500 EMSアップグレード:レベル3 $18,000 EMSアップグレード:レベル4 $33,500 ライト ライト 【2種】 費用 オンライン専用 ライト(標準装備) $600 HIDライト $7,500 ボディーペイント ブースト 【3種】 費用 オンライン専用 $ $ $ 損害/窃盗の阻止 損害/窃盗の阻止 【2種】 費用 オンライン専用 トラッカー $ フル補償プラン $ 名前 トランスミッション トランスミッション 【4種】 費用 オンライン専用 トランスミッション(標準装備) $1,000 ストリート・トランスミッション $29,500 スポーツ・トランスミッション $32,500 レース・トランスミッション $40,000 ターボ ターボ 【2種】 費用 オンライン専用 なし $5,000 ターボチューニング $50,000 垂直ジャンプ ブースト 【3種】 費用 オンライン専用 $ $ $ 武器 ブースト 【3種】 費用 オンライン専用 $ $ $ ※爆発物、クラクション、ナンバープレート、ペイント、ホイール、ウィンドウの改造費用は全車種共通。 詳細は乗り物 カスタマイズのページを参照。 画像 参考
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【名前】 マッハライドウォッチ 【読み方】 まっはらいどうぉっち 【登場作品】 劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer仮面ライダージオウ など 【登場話】 LAST「2019:アポカリプス」 【分類】 ライドウォッチ 【表示年代】 2014 【使用者】 なし 【詳細】 仮面ライダーマッハの力を秘めるライドウォッチ。 ライダーアーマーとなるかは不明。 2019年の詩島剛から生みだされたと推測されるもの。 劇場版でドライブライドウォッチと共に常磐ソウゴが入手した。 仮面ライダーゲイツマジェスティ時は力の源として左腿の部分に装着している。 【ジオウ】 本編未登場。 LASTでは2019年の常磐ソウゴが変身したオーマジオウに力の1つとして吸収された。
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17: 弥次郎 :2022/04/27(水) 21 25 17 HOST softbank126041244105.bbtec.net 憂鬱SRW アポカリプス 星暦恒星戦役編SS「オーバー・ザ・カラー」8 星暦恒星系 星暦惑星 サンマグノリア共和国内 「グラン・ミュール」上空 地球連合外交使節艦隊旗艦「ネェル・アーガマ級ネェル・ユーロン」 ついにその事実に触れたか、と艦橋はある種の緊張感にあふれていた。 それは、地球連合でも最新の情報だった。 地球連合は何も、サンマグノリア共和国とだけ接触したわけではない。 他国---ギアーデ連邦やヴァルト盟約同盟、ロア=グレキア連合王国、レグキード征海船団国群、ノイリャナルセ聖教国と接触している。 現在進行形で他国でも交渉や折衝は続けられており、情報共有なども順調に進んでいるのだ。 その中で交換された情報には当然のことながらレギオンの情報も含まれている。 その設計や開発、誕生までの経緯、あるいは如何にして戦ってきたのかを含めて。 そして、その事実を教えられたのだ。レギオンは人の死体を、殊更に頭を回収し、それを模した中央処理装置を作っていると。 各国はその事実におおむね気が付いていた。撃破し、回収したレギオンを分析する中で、中央処理装置の構造が違うタイプが存在すると。 そう、元々帝国が用いていた動物などの哺乳類をベースとしたものよりも、より複雑で、より高性能で、尚且つ人類にとって見慣れていた構造。 即ち---人間の脳構造。 それを搭載しているレギオンが他と違う挙動を示すことも、納得できる話だ。霊長類などと名乗るように、人間の脳の構造は他の生物を超えている。 それ以上に厄介なのは、その自前で製造された中央処理装置には帝国が設計した時には組み込まれていたリミッターが存在しないことだ。 即ち、変更不可のタイムリミッターとプログラムが存在せず、レギオンの活動限界を超えても動き続ける、ということだった。 無論のこと、今の段階ではそこまで多く含まれているわけではないというのが調査の結果だ。 恐らくであるが、今の段階ではコピーするのが限界であり、コピー元の数に律速されているのだろうと。 だが、それでも、そんな適応を示したレギオンが、いずれはそんな中央処理装置の量産を成功させるかもしれない可能性が出た。 つまり、いつまでもレギオンは行動を止めることなく、人類は否応なく戦争の続行を強いられるということである。 故にこそ、各国では可能な限りの兵士たちの介錯が行われていた。 レギオンの回収型により回収されて脳構造をコピーされる前に、とどめを刺し、コピーを不可能としてやること。 これは所詮は延命処置にすぎないことかもしれない。すでにレギオンの進化は始まっているのであるし。 だが、それを少しでも遅らせることは必要だったのだ。 (だが、それを事実上やっていないのがサンマグノリア共和国) パレス艦長は、目の前の端末に表示されている報告に目を通しながら、そう思う。 存在しない86区のエイティシックス達の証言---死体の回収も墓地の作成も一切許されない戦場---これは言うまでもなく、危険だ。 つまり、サンマグノリア共和国は各国が行っているレギオンの分析も回収も行うこともなく、レギオンの変化にも気が付かず、ただただ惰性で戦っている。 強制収容所にいるエイティシックス達から毎年損耗した分だけ徴兵が行われ、最前線へと放り込まれていく。 彼らが使うことを強要されている装脚戦車「M1A4 ジャガーノート」は傍から見るにスペックの低い、棺桶以下の存在。 そんなもので戦場に出てレギオンと戦えば自然と死んでいくのは明白だ。 (そして、その死体などはまとめて回収されてしまう) つまり、中央処理装置のコピー元を事実上レギオンに対して提供していると、そういうことになる。 勿論他国から回収される数が決して0ではないにしても、何の対策も打っていないサンマグノリア共和国からの割合が多いのは確実だろう。 無論、その数については証明しきれない。ただし、そういった個体が他国で確認されている以上、それなりに『収穫』はあるということになる。 これらの事実を、壁の中に籠っていた彼らは知る由もないだろう。果たして、どのような反応を示すか。 殊更に、この地獄を事実上演出している、サンマグノリア共和国政府はどう受け取るであろうか。 パレスは、半ば予想がついていた。彼らは、白銀種たちは責任も義務も何もかもを投げ捨て、押し付けた存在。 そんな無責任極まりない人間たちがその事実をつきつけられたら、とる反応など火を見るよりも明らか。 果たして、その典型パターンに捕らわれるかどうか。パレスはそうなる方にかけざるを得なかった。 18: 弥次郎 :2022/04/27(水) 21 26 04 HOST softbank126041244105.bbtec.net しばらくの沈黙---あるいは、思考停止の時間を経て、藤山の交渉相手であるレーナは再起動を果たした。 とはいえ、そのショックは余りにも大きすぎた。動きも、吐息も、言葉も、暫くは何も出てこなかった。 『……あ、え……う……っ、ど、どうい、うこと……』 「ああ、落ち着いてください。焦ることはありません。深く呼吸を。どうか落ち着いて」 だが、予想通り再起動を果たしたレーナは、混乱をしていることが窺えた。 それは衝撃的過ぎる事実だっただろう。殊更、軍人としてレギオンと対峙している軍人であるレーナにとっては決して他人事ではない。 「これは……あなただけの問題ではありません。これを聞いているであろう、貴国政府や軍にも関わることです。どうか、落ち着いて」 呼びかける藤山は、混乱する子供に接する親のようですらあった。 パレスは、無理もないと思う。まだ幼いながら大尉を預かる少女がいきなり背負うには、大きすぎる問題なのだから。 同時に、憤るのだ。なぜ、共和国政府や軍は何もしないのかと。一切をレーナに押し付け、傍らで聞くばかりで、一切意志を示そうともしない。 途中で交渉を打ち切れといきなり主張してきたと思ったら、こちらがちょっと脅しをかければすごすごと引き下がる。 まるで相手の意図が読めないのだ。これには専門家ではないパレスも困惑するしかない。 (相手は、サンマグノリア共和国は何を考えている……?) だが、それを確かめるすべはない。現在のところコンタクトが繋がっているのはレーナの所だけでしかない。 そして、相手はそれを共有して聞いているだけであり、こちらから直接会話や状況を確認することができないのだ。 今のところは渉外官である藤山に任せるしかないのが、なんとも歯がゆい。 (まあ、こちらはこちらの仕事をするべきか) 本命はこちらだ、と意識を戦場へと、後方において展開されているレギオンとの戦闘に意識を向ける。 100㎞以上の距離の向こう側、明らかにこちらへの追撃を意図したであろうレギオンの攻勢は、見事に阻止されている。 サンマグノリア共和国はエイティシックスたちに対処しろと命じているようであるが、生憎と彼らには待機してもらっている。 何しろ、ジャガーノートとこちらの兵器の差がひどく、戦場で轡を並べることさえ難しいような、そんな有様なのだ。 陣頭指揮をコーネリアが行ってくれている状態であるので、艦長としてやるべき仕事は少数で済んでいるのはありがたいところ。 (まあ、苦戦するはずもなし、か) 丁度、戦場はレギオンをこちらのフィールドに誘い込み、包囲を完成させたところだった。 あとはこのまま包囲を閉じるようにして攻勢に出ればほぼほぼ殲滅できるだろう。 典型的な鎚と鉄床戦術。レギオンが膨大な数を叩きつけても、執拗に航空艦艇を狙おうと、それらがすべて無意味にできる戦術だ。 今回は陸戦の相手が主体であり、尚且つ指揮官がコーネリアであったことも影響している選択と行動だ。 だが、その選択は決して間違いではなかった。 分析や解析の結果として、レギオンはあくまでも星暦惑星の兵器を相手にすることを前提としている。 つまり、装脚兵器ではあるが、本質的には通常兵科の戦車や装甲車などと何ら変わるところはないのだ。 だからこそ、機動兵器たるMSやACなどとは勝負にならないことの方が圧倒的に多いわけである。 そして、パレスは一つ手を打って指示を飛ばした。 「包囲は完成した。前線の少将に連絡を。こちらはいつでも行けると」 レギオンとの戦いはいよいよ終盤を迎える。 それを終えたとき、果たして交渉はどこまで進んでいるだろうか。 不明瞭な態度を示す共和国はどこまで動き、どのような反応を示すであろうか。 なぜだか、悪い予感は止まらなかった。 19: 弥次郎 :2022/04/27(水) 21 27 23 HOST softbank126041244105.bbtec.net サンマグノリア共和国内 「グラン・ミュール」 第一区 ブランジューヌ宮殿 国軍本部 プロセッサー指揮管制室 一人きりの指揮管制室。そこで、レーナは淡々と告げられる事実と対面していた。 人の気配は一人分で、モニターの光だけが輝いている、全体として薄暗い部屋。 そんな蠱毒の空間で、あまりにも重たいものを、彼らのつかんだ事実というものを突き付けられていた。 レギオンに設けられた中央処理装置の限界。それは知っていたことで、共和国内でも共通見解としていることだ。 ギアーデ帝国がレギオンを設計・開発・生産した時に中央処理装置へと盛り込んだタイムリミッター。 およそあと3年を以て、レギオンは解除不可能なリミッターとプログラムにより、活動を停止する。 これはギアーデ帝国の通信を傍受したことによってある種の希望となっていた事実だ。 どれだけつらい戦いがあろうが、苦境に追い込まれようが、その期限さえ乗り越えれば最終的な勝利を勝ち取れる。 だが、そんな希望は、あっけないほど簡単に砕け散った。 中央処理装置の代替として、レギオンが目につけたのは人間の脳みそ。 元々レギオンの中央処理装置の構造はナノマシンなどで構成された、大型哺乳類を模したものだ。 それは、単純なコンピューターではなく、磨かれた生物の思考能力が必要なほど制御が複雑だったことに由来する。 この自律判断・自己決定を行う中央処理装置の開発に失敗したからこそ、サンマグノリア共和国はプロセッサーを使っている。 発想自体は同じだ。回収された人間の脳みそを参考にして自前の中央処理装置を製造する。 無論、人間の肉体は活動停止から徐々に腐敗するから完全なコピーとまではならない。 あくまでも構造を参考にするだけであり、腐敗し、使えなくなれば恐らく破棄しているだろうことは確定だ。 それでも、状態の良いものは、例えば脳は無事でも体が重傷で動けない人間など発生しやすい。 さらには、レギオンには破壊された個体を回収する為の回収特化型もいるのだ。人間を回収するなど容易いだろう。 そして、他国が行っている死体の回収や破棄などを徹底全く行わないのがサンマグノリア共和国だ。 エイティシックスたちの死はなかったことにされ、あらゆる記録や死体は残ることはない。 おまけに、レギオンの斥候型相手にさえ命がけというレベルの弱小な戦力で大量に送り出すのが共和国だ。 それは、直接操縦しているわけではないレーナでさえも、その職務上理解していることだ。 これらを統合した場合、このサンマグノリア共和国はレギオンにとっては理想的過ぎる「供給源」だ。 『故にこそ、貴国は利敵行為を働き、レギオンに対して手助けをしていると判断しております』 言葉が、出ない。 歯の根が合わない。 呼吸が乱れ、心臓の拍動がうるさいほど。 動悸も激しい。 世界が、地面が、自分自身が、とてつもなく揺れる。 真っ白になったレーナの頭の中に、藤山の言葉だけが飛び込んできて、否応なく事実を突きつける。 『いずれはレギオンは、いわば寿命限界がなく、また人間の脳構造を利用した高度な自己判断能力を持つレギオンの開発に成功するかもしれません。 そうなった場合、最後の個体を排除するまで、レギオンとの戦争は続くことになりかねません』 知らずのうちに、レーナは椅子の上で体を守るように抱いていた。捩るようにして、足もたたんでしまっている。 寒いから?怖いから?それとも、糾弾されることから逃れようとして?自分でさえもわからない。 気が付けば、身体がそのように反応していたのだ。 「そ、れは」 『?』 「それは、明確な証拠などが、あるのでしょう、か……」 レーナができたことは、現実だと認めたくない最後の抵抗の意思が絞り出した言葉を何とか絞り出すことだった。 そうだ、何かの間違いではないかと。レギオンがそのようなことができるのかと、そう思えた。かすかな希望にすがろうとした。 20: 弥次郎 :2022/04/27(水) 21 28 55 HOST softbank126041244105.bbtec.net だが、その希望は、藤山の無情な言葉により、あっけなく砕け散った。 『いえ。すでにこれは他国では既に確認され、対策がなされていることであります。 我々もまた、人間の脳構造を模した中央処理装置と、そうではない従来の中央処理装置の両方を鹵獲、確認しております』 「……そ、んな」 『必要でしたら、サンプルと資料をお送りできます。 エイティシックスたちの証言によれば、そういったレギオンの回収などを貴国は行っていないそうですから、ご存じなかったのでしょう』 その善意さえ、とてつもなく痛い。 そうだ。グラン・ミュールの内側に籠り、必要な武器弾薬や食料などは送り届けても、ごく少数の手続きなどを除けば何一つ交流を行っていない。 レギオンの回収などやっていない。そもそもグラン・ミュールから出ていくものは多くとも、内側に入ってくるものなどとても少ない。 考えてみれば、共和国軍にはレギオンの研究や解析を行っている部署があるなど聞いたことがない。情報も、開戦初期に得られたものばかりだ。 「えっ……あ、う……あ」 『繰り返しになりますが、これはミリーゼ大尉、貴方の罪ではありません。 貴方はおそらくは一介の指揮管制官にすぎないのでしょうから、貴官がすべてを背負う必要など全くありません』 励ます言葉をかけられ、思わずレーナはそれにすがりたくなる。 この交渉が始まってから、もう感情はぐちゃぐちゃだ。常識が、信じていたものが、これまでの基盤が悉く砕けるのを感じている。 『この利敵行為もあって、貴国に対する地球連合の心証などはよくありません。はっきり言ってしまえば、とても国家とみなせません。 我々とて、脛に傷がないなど言い張るつもりはありません。無謬などとは思ってもおりませんし、そこまで綺麗な身などとはみじんも思っておりません』 然れども、と藤山は言う。 『それでも、これだけは言えます。 貴国を救援することは我々の矜持と意志にかけてやるべきものである。 されども---それが無ければ助けようとも思わない。むしろ、積極的に貴国へと敵意を向けるであろうと』 そして、と真摯な祈りをこめて、藤山はつづけた。 『すでに述べました通り、この惑星にも宇宙怪獣やそのほかの脅威が迫っているかもしれないのです。 「多少」のことで、たかがレギオン程度で、あるいは人種程度で躓いている余裕など全くありません。 我々としましては、貴国の賢明な判断を期待する次第です』 「それは……」 とても重たいです、とレーナは力なく思った。 自分と大差ないであろう共和国の政府や市民が、これらを受け入れることができるだろうかと思えた。 それだけ重たい問題であり、これまで共和国が目を背けていたことでもあるからだ。ひょっとすると、この共和国が受け止めたら砕け散るのではと思えるほど。 『さて、我々としては、おおむねのところは伝え終えました。 サンマグノリア共和国政府、そして軍の皆様は、いかがお考えでしょうか?』 そんなレーナを置き去りに、藤山はこれまで沈黙していた人々へと、意思決定にかかわるサンマグノリア共和国の政府や軍に呼び掛けた。 『いい加減、反応を示していただきたいのです。 貴国の態度や反応など、とてもではありませんが、他国と接するものとは思えません。 この期に及んでこちらの呼びかけにも声にも、ミリーゼ大尉を除いてほとんど応じないとはもはや国辱とさえとらえております。 レギオンとの戦い以上にひっ迫した、貴国の未来もかかっているのです。どうか、声をあげてはいただけませんか?』 それは、強い言葉も含まれていた。批難めいた、抗議も含んでいる。 それでも、我慢強く呼びかけることも忘れない。争うため、他者を害するために来たのではないという教示を守るため。 果たして、彼らは何らかの反応を示すのか。藤山は、静かに待つ選択をしたのだった。 21: 弥次郎 :2022/04/27(水) 21 30 12 HOST softbank126041244105.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 とりあえず地雷の爆破処理はしましたが…まだまだあるんだよなぁ… まともに外交できる姿を想像できない共和国ってやべぇでござる(白目 あと1話か2話で接触編は完結し、次のフェイズに移る予定です。 23: 弥次郎 :2022/04/27(水) 21 38 27 HOST softbank126041244105.bbtec.net 誤字修正をお願いします 17 ×そう、元々帝国が用いていた動物などの哺乳類をベースとしたものよりも、より複雑で、より高性能で、尚且つ人類にとってみ慣れていた構造。 〇そう、元々帝国が用いていた動物などの哺乳類をベースとしたものよりも、より複雑で、より高性能で、尚且つ人類にとって見慣れていた構造。 18 ×同時に、憤るのだ。なぜ、共和国政府や軍は何もしないのかと。一切をレーナに押し付け、傍らで効くばかりで、一切意志を示そうともしない。 〇同時に、憤るのだ。なぜ、共和国政府や軍は何もしないのかと。一切をレーナに押し付け、傍らで聞くばかりで、一切意志を示そうともしない。 25: 弥次郎 :2022/04/27(水) 21 40 07 HOST softbank126041244105.bbtec.net 追加で誤字修正を 20 ×それは、強い言葉も含まれていた。批難めいた、講義も含んでいる。 〇それは、強い言葉も含まれていた。批難めいた、抗議も含んでいる。
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■注意書き? このページはこのゲームの世界観などをまとめたものです。 非公式であり筆者の考えや考察などがあるため、気分を害す場合はページを変えて下さい。 ページ内の情報は徐々に更新していく予定です。 ■セントレア大陸? 物語の舞台となる大陸であり、様々な国が存在している。 1000年前、人々は幻獣によって世界の僻地に追いやられていたが、 幻獣戦役と呼ばれる戦いにて、多くの犠牲を出したが英雄たちの活躍によって 人間の幻獣に抗する意思を明確にした(ストーリーの栞:黎明の記憶 参照)。 ギルザニア初代皇帝ギルザも人間を主導した英雄の一人。 この戦いにより多くの国々が生まれたと考えられる。 ギルザニア帝国、ヴァルハーゲン、ドール、ボウラキアなどの国が確認されている。 多くの人々が暮らし、幻獣による被害に苦しんでいるのは点は各国で共通しており、 各国の軍隊や幻獣を討伐、研究する組織であるアルケミスト達が奮闘している。 また、かつての英雄の名を継ぐ者が存在していることが確認されている。 セリポス島のアテナ、砂の大地の三女神(ラー、イシス、アヌビス)、神宿りの森ユグドラシル、 トウドのヤオヨロズ、光と闇の双子神ミトラとグノシス、 大陸名について ヒロインオブセントレアガチャから判明 ■ギルザニア帝国? プレイヤーである領主が住み、メインストーリーの舞台となる国。 長年続く大国であり、外交関係ではドールと同盟を結んでいる。 現王の子供として第一皇子アストリア、第二皇子ハウザー、第三皇子フィリックス、第一皇女フローゼが確認されている。 近年ではボウラキアの侵攻に手を焼いており、ハウザーはボウラキアの急激な国力増大を危険視している。 軍としてはギルザレギオンという実力者達で構成される部隊を保持しており、国内における信頼度は非常に高い。 所属ユニット アストリア、ハウザー、フィリックス、フローゼ、アレクシア、メディ、初代皇帝ギルザ、等々 領主領(仮) 領主(プレイヤー)が治める領地であるが、幻獣アポカリプスによって多大な損害を受ける。 領主は幻獣アポカリプスに復讐するため、被害を受けた仲間と共に旅立つ。 しかし、領主とその秘書官であるリズがいないため、現状どうなっているかは不明。 所属ユニット リズ 領主 プレイヤー。ストーリーを見る限りは配下の者達からの信頼も厚く、 秘書官であるリズにも憎からず思われている模様。 領主となるが、幻獣アポカリプスによって領土を蹂躙され、 その復讐のため仲間を引き連れ幻獣を追う。 魔女ナディアの助けにより、幻獣アポカリプスを倒すことに成功するが、 その後、ギルザニア帝国の内乱に巻き込まれることとなる。 ストーリー序盤では仲間を率いる指揮官のような立ち位置だが、 後半ではミゲルバッハと共に幻獣に立ち向かい(ストーリー5章参照)、 暗殺者の攻撃の中でもリズと共に生き残っており(ストーリー5章参照)、相応の実力を持っていると推測される。 似たような立ち位置のキャラはルーベルク魔術学院を設立したウォルター・グレーフェンベルクが挙げられる。 彼も領主となり、領土を幻獣の被害を受ける。また、ナディアとの交流もある点もプレイヤーと同じである。 リズ プレイヤーの秘書官。 ストーリーでは語り部を務め、彼女の視点で物語が進行していく。 領主の期待に応えるために精一杯頑張っているが、 熱に当てられ倒れるなど身体は丈夫な方ではない模様(ストーリー1章参照)。 ユニットでは補助魔法が使えるため、ルーベルク魔術学院を卒業している可能性が高い。 また、幻獣契約で非常に強力なアタッカーへと化けることはある程度進めたプレイヤーには周知の事実である。 ギルザレギオン ギルザニア帝国が誇る精鋭騎士団(ストリー第2章より)。 その仕事は皇帝の護衛や幻獣の討伐など多岐にわたる。 部隊長は度々変わっており、確認できる範囲ではアストリアとミゲルバッハが務めている。 しかし、幻獣アポカリプスとの激闘、ハウザーの反乱によって多くの者がその尊き命を散らしている。 また、もとここの所属者なども多く、傭兵メルセスカエッジのメルセスカもここの出身である。 失った戦力もカイルなどの新戦力を迎え、それが育つまではミゲルバッハが支えている。 所属ユニット アストリア、アレクシア、ミゲルバッハ、(元所属)メルセスカ、カイル ミゲルバッハ 傭兵から帝国の将軍へと昇りつめたギルザニア帝国の英雄。 民やギルザレギオンの仲間達、そして現皇帝の信頼も厚い。 一方、成り上がりの将軍とみている政敵もいる。 ストーリーでは序盤から領主と絡む展開も多く、 多くの戦いを通じて信頼しあった仲となる。 ユニットとしては★4から★6まで成長可能な火ユニット、 若き傭兵時代の光ユニットが存在する。 ■ヴァルハーゲン? ストーリー中盤の舞台となる場所でその地は常に雪が降り積もっている。 その関係で生産力が低く、軍事国家として国体を保っている。 ギルザニア帝国とのパワーバランスを保つため、家族を人質に取り、サシャを暗躍させている。 そういった国家の成り立ちのゆえか、そこに住む住人は誇りを大事にしており、 ヴァルハーゲン出身のカトレアはリーダースキルや台詞の端から伺うことができる。 また、この国特有の気候はこの地に封印されている幻獣ヴァーレンハイトによるものである。 所属ユニット サシャ、カトレア、等々 ■ドール? ストーリーではヴァルハーゲンでサシャと決着をつけた後に訪れる国。 鉱山都市であり、ヴァルハーゲンとは違って温暖な気候な模様。 キャラクターの服装からも見て取ることができる。 ヴァルハーゲン出身のカトレアやサシャが厚着しているのに対し、 レイレイは肌を見せるチャイナ服を着ているといったような点である。 ストーリーの数十年前は独立しており、ギルザニア帝国によって併合された。 武力によって併合されてはいるが両国の関係は良好のようである。 ギルザニア皇帝ルシウスとドール王との努力の賜物により、閉鎖的で気難しい職人が多く集うドールはその世界有数といわれる技術力を国外に向けれるようになった。 その技術は世界に広まり、モンスターや幻獣対策の都市建設技術は弱い人々の大いなる助けとなっている。 ルシウスは年に1度必ずドールの地に視察に訪れており、恒例行事となっているがそれが仇となり、命を落とす。 (ストーリー:鉱山都市ドール1Quest参照) 所属ユニット レイレイ、等々 所属不明 特定の国や地域に所属していないメンバー ナディア 領主達の前に姿を現した謎の魔女。 度々領主達の前に姿を現しては助言を与えては姿を消す。 数々のストーリーや列伝に関わっており、作中のキーポイントキャラ。 東の魔女と呼ばれており、作中ではそれなりに知られた人物であると思われる。 約束を守ることを信条としており、領主達の前に現れたのは現ギルザニア皇帝との約束を守るため。 約束は基本的には先にしたものから優先される様子である。 また、ウォルター達を守るために間接的ではあるが魔法を使ってしまった時に落ち込んでいた。 判明している約束は次の通り。()内は約束した人物。 ナディアを認識できなくなったデセスポワを倒すこと(デセスポワ) 幻獣を倒す魔法を使わないこと(不明) ルーベルク魔術学院を見守っていくこと(ウォルター) 幻獣の討伐の手伝いをしてもらうこと(ルシウス) その実力は未知数でありながら相当なものであることが窺える。 デセスポワを単独で倒す。 ウォルター達と協力して幻獣に挑むも土煙にまみれた様子もない。 水の幻獣ダンタリオンを軽くあしらう。 ユニットとしては闇、火、水の3属性出ており、カイルやハピネスイーターなどの特殊な事例を除けば 属性の種類ではトップクラスに位置する。性能も闇を除けば飛びぬけて優秀である。 闇のユニットは幻獣契約2のスピード型が便利である。 火ユニットの幻獣契約は回復戦闘ユニットとしてはトップクラスで進化状態ではかなりのスピードを誇る。 水ユニットは2回行動を持って非常に優秀なユニットであり、進化と幻獣契約では特色が大きく異なる。 ■その他
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バイオハザードII アポカリプス ■概要 2004年にアメリカで制作されたホラーアクション映画。 カプコンのゲーム 「バイオハザード」 シリーズを原案とする一連の映画シリーズの第2弾。 今作ではゲーム 「バイオハザード3」 との類似点も目立つが、 ストーリーや設定などは映画独自の要素が強い。 ■あらすじ アンブレラ社の地下秘密研究所「ハイブ」でバイオハザード事故が起きて数日後、 「ハイブ」の真上にあるラクーンシティでは 街中にアンデッド(ゾンビ)が溢れ出し、壊滅状態になった。 事件の隠蔽を図るアンブレラ社は、 CSA(アンブレラ社中央警備局 Umbrella Corporation Central Security Administration) を派遣してラクーンシティを封鎖。 アンブレラ特殊部隊U.B.C.S.のカルロス・オリヴェイラは、 ビル屋上でアンデッドに追われる女性を助けようと ヘリコプターから降り立って助けるが、 女性は既にアンデッドに噛まれた後であり、絶望から飛び降り自殺してしまう。 一方、町に取り残された人々の中には ラクーンシティ警察署(以降、「R.P.D.」)特殊部隊「S.T.A.R.S.」に所属する ジル・バレンタインの姿があった。 ジルはアンデッドの襲撃に備え、同僚の警官や一般市民を連れて街の教会へ辿り着く。 だが、教会の中には既に何匹ものリッカーが待ち構えていた。 何とか反撃を試みるものの、動きの速いリッカーに翻弄されて絶体絶命の窮地を迎えた時、 女性の乗った1台のバイクが教会のステンドグラスを割って飛び込んでくる。 女性は背負った散弾銃を手に、素早い身のこなしで瞬時にリッカーを殲滅してみせた。 女性の名は、アリス・アバーナシー。 この事態の原因となった地下研究所「ハイブ」から生還した1人であった。 その頃、町の外れにあるアンブレラ社の仮設テントでは、 今回の事件の発端となったT-ウィルスを開発した博士チャールズ・アシュフォードが ノートパソコンを使って街のメインコンピュータの監視システムに侵入し、 一人娘アンジェラ・アシュフォードの姿を探していた。 アンジェラはアンブレラ社によってここへ連れてこられる最中に交通事故に遭い、 町中で行方不明となっていたのだ。 「アンジェラを救うには、半身不随で車椅子による移動を余儀なくされている 自分に代わって動ける生存者を探す必要がある」と考えたチャールズは、 町中を彷徨うアリスたちにコンタクトを取ろうとしていた。 ■関連項目 [亜]バイオハザード ディジェネレーション [洋]バイオハザード [洋]バイオハザードIII ■リンク 公式サイト バイオハザードII アポカリプス - Wikipedia 名前 コメント
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終末研究員 ケント・ビリジアン C 自然 4 クリーチャー:アポカリプス・スナッチャー 2000 ■相手のクリーチャーが攻撃もしくは進化する時、自分の山札の上から1枚を選びマナゾーンに置くか、自分のマナゾーンからクリーチャー1体を選び、自分の手札に戻して良い。 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンのカードが7枚以上タップされており、自分のマナゾーンにクリーチャーが5体以上いれば、全てのクリーチャーを破壊する。 作者:有余 フレーバーテキスト 間違いなく世界は終わる。それは変わらない。残念だけど。 −終末研究員 ケント・ビリジアン 収録エキスパンション 評価 名前 コメント
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406: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 35 07 HOST softbank126041244105.bbtec.net 憂鬱SRW アポカリプス 星暦恒星戦役編SS「オーバー・ザ・カラー」10 星暦恒星系 星暦惑星 サンマグノリア共和国内 「グラン・ミュール」 第一区 大統領府 閣議室 「地球連合外交使節艦隊より……えー、渉外役の、アンドロイドたちが到着しました」 「よかろう、通せ」 サンマグノリア共和国の大統領府における、重要な会議を行う閣議室。 本来ならば閣僚や大統領やその補佐官といったトップもトップな人員しか入ることを許されない空間。 先に入室した案内役が言葉に迷いながらも報告し、大統領補佐官の一人が入室の許可を出す。 「失礼いたします」 そして、その声とともにモノが入室した。 それは、地球連合という国家連合が生み出し、外交のために派遣してきた、人が生み出したヒトならざるもの。 「---ヒト?」 誰かが、その姿に感嘆を漏らした。 整った、整いすぎた容姿。誰もが振り返るであろう美貌。 難癖をつけ、罵倒を吐き出そうと待ち構えていた人間(白豚)の口を思わず黙らせるほどの美麗なる姿。 その歩くだけの所作でさえも、何ら瑕疵のない、調和のとれたものであると否応なく理解させられてしまう動きだった。 「----」 そして、先頭を歩く一体のアンドロイドが、すっと流し目でサンマグノリア共和国の閣僚たちを見る。 その視線に、思わず誰もが窮屈そうに身をよじらせたり、あるいは視線を背けるなどした。 それが人外であると、人ではないと、白銀種の作ったものではないというのは知っていた。 だからこそ、良からぬ言葉や感情が吐き出されたり、漏れる寸前までいっていたのだった。 だが、全てを見透かされたようで、羞恥を感じてしまったのだ。 それを知ってか知らずか、アンドロイドたちは静かに粛々と入室を完了させる。 その時になって共和国側は気が付いたのだが、入室したアンドロイドたちはその身に似合わないほど多くの荷物を軽々と抱えていた。 単純に人間では数人がかりでも運べない物品を運んでいることも関係しているが、ここでは些事であろう。 ともあれ、入室し、閣議室の空いたスペースに綺麗に整列した彼女らは、揃って綺麗な一礼して名乗った。 「地球連合外交使節艦隊より参りました、渉外補助アンドロイド大統領府派遣隊12名、ここに参上いたしました。 私がこの派遣隊のトップを務めております、『アネモネ』と申します」 アネモネ以下、11名のアンドロイドが個体名を名乗り終えたのち、さっそくアネモネは許可を求める。 「それでは、さっそく準備の方に取り掛からせていただきます。よろしいでしょうか?」 「あ、ああ……」 アネモネは、事前の情報に基づいて、サンマグノリア共和国首脳部が自分たちに何か言うつもりであったことを見抜いていた。 だが、予想外すぎて、あるいはアンドロイドという未知のものに対して攻撃的な言葉が出てこなくなったのだろうとも。 まあ、全ては些事にすぎない。 アネモネたちは淡々と、この大統領府と外交官のいるネェル・ユーロンを結ぶ通信インフラを構築するのである。 そして、30分と経つことなく、彼女らの仕事は完了した。 巨大なモニターも含めた通信インフラ、各自が閲覧しやすいようにした資料、各種サンプルなどが用意されたのである。 改めてサンマグノリア共和国首脳部に一声がかけられ、モニターに光がともる。 『初めまして、サンマグノリア共和国の皆様。 今回、サンマグノリア共和国との交渉を担当させていただきます、地球連合外交使節艦隊渉外役の藤山と申します。 こうしてようやく、直接顔を合わせることができまして何よりです』 そうして、藤山は一つ礼をした。それに応じて大統領が口を開こうとしたとき、割って入る声があった。 「なんだ、やはり極東黒種の豚か。優良種たる白銀種の前に出たならば、頭を垂れろ」 それは、閣僚の一人が吐き出した言葉。大洋連合から地球連合に出向している藤山を見るなり、その暴言が、いきなり飛び出したのであった。 407: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 35 38 HOST softbank126041244105.bbtec.net 星暦惑星 サンマグノリア共和国内 「グラン・ミュール」 上空 地球連合外交使節艦隊旗艦「ネェル・アーガマ」級ネェル・ユーロン格納庫 地球連合の外交使節艦隊を構成する各艦の格納庫は、喧騒に包まれていた。 戦場に出場していた百以上の有人機、そしてそれ以上の無人機が一斉に帰投を開始したためだ。 レギオンの襲来に備えて哨戒に出ていたり、あるいはレギオンの残骸の回収などを行っているグループも存在している。 殊更、レギオンには破壊された個体や戦場での「収穫物」を回収する回収輸送型がいることから、再利用を防ぐためにも警戒と回収は必須であった。 とはいえ、基本的には高高度を維持し、その高さを利用して光学監視やレーダーの使える航空艦艇が存在するのだ。 レギオンが動けば、それこそすぐにでも対応ができる体制が整っていた。 そして、戦闘行動を終え、順次帰投していく機体群もまた存在した。 SFSによりネェル・ユーロンに帰還した、クインローゼスⅡらにより構成されるコーネリア隊もその一つだ。 SFSから降り、順次固定用ハンガーへと向かって機体を預け、整備班へと引継ぎを行うのだ。 クインローゼスⅡは高級機であるが、そうであるがゆえにちゃんとしたバックアップなしに運用することは極めて難しい。 まして、立場が少将という高い地位にあるコーネリアの乗機ともなればなおさらのことであった。 そのコーネリアは、機体を預けた後はアフターコンバットケアを受け、戦場に身を置いていた火照りを冷ましていた。 相手としては弱いものであったが、それでも戦闘による負荷は少なからず発生するものだ。 殊更に第九世代以上の化け物を操り、さらには特殊個体を弔うという使命感を持って戦っていたのだから、心身両方に疲労がでるものである。 「ふぅ……私も、だいぶ年を食ったか」 「お戯れを姫様。此度の戦いも見事でありました」 帰投からおよそ1時間後、ケア施設から出てきたコーネリアは部下であるギルフォードらの迎えを受けた。 麾下の部隊の敬礼に返礼しつつも、コーネリアはギルフォードの言葉に、そういう意味ではないと答える。 「いつもならば、戦いが終わっても、いつでもまた動けるようにと体が動いたものであるが、今となってはこの身にはつらいものがある」 「姫様は、肉体強化などをなさっておられませんでしたか」 コーネリアは無言でうなずく。 地球連合の傘下に収まることになったブリタニア帝国は医療も非常に進歩している。 無論、先を行く地球連合には及ばないにしても、肉体の強化や機械化などを行うだけの技術を有しているのだ。 やろうと思えば、コーネリアは老化抑制措置や肉体の外科的な施術を行っての改造などを行うことができる立場にあったのである。 だが、コーネリアはあえてそれらを受けることなく、自らの肉体を鍛えることでカバーしようとしていたのだった。 それはコーネリアの肉体が全盛期を迎えつつあった、ということもあるが、どうしても忌避感を抱いてしまったというのもある。 「日々鍛錬すれば何とでもなる、とは思ったが、そうやすやすとはいかないものだ。 だが、簡単に自分の体を他者に委ねるのも、少し、な」 正直古い価値観であると自覚はしているところはある。 KMFが戦場を支配していた時代はとうに終わっており、より大型の、より性能の高い機動兵器が幅を利かせている時代になっている。 騎士階級などというのはもはや時代遅れになりつつあり、英雄的な戦力に求められるハードルは高くなり、それ以外は物量と火力により置換された。 その中で選ばれているのが肉体強化施術であり、あるいは乗機の転科訓練などであった。 地球連合軍に対して戦力の供出を行っているブリタニアでもその流れは少しずつ大きくなっている。 とはいえ、未だにその手の方向性に忌避感を抱く層が残っているのも事実だった。 「自分の体をいじる人間はきちんと調査や心理診断などを受けた医者や技術者のみだ。 しかし、その医者や技術者を調査する立場にあるのも、所詮は人間でしかない」 「どこかでミスが起こるかもしれないと疑いだせばきりがない、ですか」 「言い訳に過ぎないがな」 そう言い切ると、さて、と話題を変える。 「我々が戦場に出ている間に、少しは政治で動きがあったのだろうな?」 「はい。決して愉快とは言い難いものではありますが……こちらへ」 コーネリアの予想通り、交渉はいきなりうまくいかなかったようだ。 苦々しさを隠そうともしないギルフォードら部下たちの顔を見れば、訪ねるまでもない。 そして、すぐさまコーネリアはネェル・ユーロン内のブリーフィングルームへと案内されることとなったのだった。 408: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 36 12 HOST softbank126041244105.bbtec.net 「ネェル・アーガマ」級ネェル・ユーロン 第1ブリーフィングルーム 「---以上が、サンマグノリア共和国首脳部との第一回の折衝の結果となります」 「物別れにはなりませんでしたが、限りなくそれに近い状態。 相手側からすれば、我々地球連合という組織は、劣等種の集まりにすぎないとみなされたということになります」 藤山とその補佐官の報告は、大多数に呆れを以て受け入れられることとなった。 86区のエイティシックス達からかき集めた情報や証言から推測されたものと、大差のない結果だったということだ。 報告の要点については各員の手元にある端末やブリーフィングルーム前方のモニターなどに表示されている。 そのいずれもが、とてもではないが正気の話し合いの結果とは思えないものである。 「地球連合のサンマグノリア共和国への服属、戦力の譲与、あらぬ風評被害や欺瞞への謝罪……よくもまあ、これだけ言い出せたものだな」 コーネリアもまた端末でサンマグノリア共和国からの要求に呆れかえっているばかりであった。 自分が、かつては覇道的覇権的な強硬政策を打っていたブリタニアに属していた自分が言うのもアレだが、アホらしい。 これで何かしらの交渉材料や武力などを背景としたものならばまだ理解できるが、それらも一切なしの上なのだから、門外漢であるコーネリアでさえ無茶苦茶とわかる。 「無論、これらはすべて跳ね除けております。 あちらからは武力での恫喝もされましたが、何ら脅威ともならないと判断されております」 藤山はあくまでも冷静に報告を続ける。 「現在のところ、グラン・ミュールの内側に人員派遣や大使館の設置などは認められず、連絡室が置かれるにとどまっております。 中に入ることが許されるのも、アンドロイドのみであり、その行動には監視が付くとのこと。 尋常な外交は期待できそうにはありません」 「では、このままではサンマグノリア共和国に対する任務を続行することが難しいのでは……?」 「交渉自体は今後も続けられます。あちらの要求について、その根拠を示せと挑発しましたので。 また、グランミュール内での活動は限定されましたが、86区での行動はほぼ自由にしてよいと言質を取っております」 そこに関して、藤山は抜かりはなかった。 宇宙怪獣やその他の侵略者よりも喫緊の問題であるレギオンについての対処を行うのに、現地勢力の一応の承認は必要だったのだ。 幸い、多少言葉遊びをしてやれば、連合が行動するのに問題のない言葉を引き出すことはできたので問題はないということ。 「よって、エイティシックス達との共同戦線を張ることで、犠牲者を減らし、またレギオンの漸減を行うことを当面の目標とします。 また、エイティシックス達に対して戦力の供与や訓練、あるいは間接的なモノを含めた支援も展開できます」 「なるほど、あくまでも自分の領域でなければいい、というわけか」 「劣等種同士が手を組もうが問題ないと考えているだけだろうな……生殺与奪はこちらが握っているというのに」 何人かの武官から声が漏れた。 それらは実際に正しい。相手からも言質を引き出したならば、その言葉の通りに行動するのが良いことは確実だ。 「一対一の交渉ならばともかく、他国を交えての交渉の場を設け、今後はサンマグノリア共和国に圧力をかけていく予定となっております。 サンマグノリア共和国がいつまで強硬な姿勢を貫けるか……エイティシックス達が離反した時、本当に抗えるのかも含め、詰めていく予定です」 それは、言外に手段を択ばないということも暗示していた。 戦争とは外交の一手段。最悪、軍事によるわかりやすい恫喝を仕掛けることも、藤山にとっては十分に選択肢の一つであった。 409: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 36 45 HOST softbank126041244105.bbtec.net また、と藤山は続ける。 「また、サンマグノリア共和国の有志……今回の交渉で橋渡し役となってくれたミリーゼ大尉については、こちらから今後も接触を行う旨を伝えております」 「バックドアか」 そのつぶやきに応えたのは、出席していた医療関係のスタッフからだった。 「はい。彼女の言動や行動を分析にかけましたが、何らかの指示や誘導によるものはないと判断。 性格的傾向からすれば、やや潔癖症で夢想的な傾向もみられはしますが、彼女の年齢などから勘案すれば、許容範囲内と言えるでしょう」 つまり、彼女の行動は完全なる彼女個人の意思によるもの。 危うさこそあるが、それでも他から見れば天と地ほどの差が存在している、ということだった。 「彼女につきましては、4名のアンドロイドを常に張り付け、警護や連絡体制を構築することとしました。 サンマグノリア共和国の大多数がこちらを拒絶しても、未だに無視しえないと考える少数派とつながる貴重な相手と判断しましたので」 引き継ぐ形で藤山は断言した。 「最悪のケースに備えた言い訳にもなると、渉外役としては判断できます。 今回のこの恒星系は比較的余裕がある状況であり、強硬手段としなくてもよい可能性もあります。 サンマグノリア共和国の自助努力---あるかどうかは怪しく、足りないかもしれませんが、そちらに期待する次第です」 以上です、と藤山は報告を終えた。 では次に、と司会進行役は話題を転換する。 「現地戦力---エイティシックス達に供与する戦力や教導について、軍事担当者の方から。 あと、エイティシックス達らが一切弔いなどを受けていないことについて本国からの至急の連絡が届いていますので、併せてお願いします」 そうして、ネェル・ユーロンでの会議は続く。 星暦惑星軌道上のファントムビーイングの星暦惑星派遣群の総司令部とも話し合いながら、今後の戦略について、深く深く。 壁の中での偽りの安寧を貪ろうとするサンマグノリア共和国と、それに対し、叩き起こしにかかる地球連合。 その丁々発止の戦いは、まだまだ幕を開けたばかり。戦いは短く終わるとは限らない。時間をかけ、ゆっくりと穿っていくのも肝要なのだ。 その意志を以て、地球連合の派遣艦隊はその日も夜遅くまで動き続けていくのだった。 410: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 37 15 HOST softbank126041244105.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 やっと接触編完了しました… 次は接触後の動きについて、あちこちの様子を描いていこうかなと思います。 原作キャラもどんどん出す予定ですし、忙しくなりそうですねぇ。 ちなみにですが、亡国のアキトの青盤第一巻をゲットしましたので、時間があるときに履修しようかなと思っております。 ゴールデンウィークですしね。
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使用セット VI+SH+UL+AP+PLC+LRW (ヴィジョンズ+ストロングホールド+ウルザスレガシー+アポカリプス+次元の混乱+ローウィン) +友好色ペインランド使用可能 《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》 《地底の大河/Underground River》 《硫黄泉/Sulfurous Springs》 《カープルーザンの森/Karplusan Forest》 《低木林地/Brushland》 特殊ルール 無し 禁止カード 《ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter》 《ドリーム・ホール/Dream Halls》 《記憶の壺/Memory Jar》 《厳かなモノリス/Grim Monolith》 《隠遁ドルイド/Hermit Druid》 2007/10/27 20 00~20 45募集 21 00開始 参加者デッキ
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DMO-09-C2「フレイム・リンク」 DMCO-02「Apollon Frame」の安価版。 若干の内容変更あり。 収録カード ■収録カード 枚数 ■火文明 《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》 2 《コッコ・ルピア》 4 《地獄スクラッパー》 4 ■闇文明 《黒神龍グールジェネレイド》 3 《黒神龍ドボルザーク》 2 《ブラッディ・シンバル》 4 《連龍毒》 1 《デーモン・ハンド》 3 《インフェルノ・サイン》 1 《スーサイド・タイフーン》 4 《連龍陣》 3 ■光文明 《天雷龍聖メアリース》 4 《予言者マリエル》 1 《アポカリプス・デイ》 2 ■多色文明 《天使と悪魔の墳墓》 2 参考 エキスパンションリスト 構築済みデッキ DMCPO-02「Apollon Frameプラス」 DMCO-01「Dark Magic」
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303: 弥次郎 :2022/04/18(月) 23 45 17 HOST softbank126041244105.bbtec.net 憂鬱SRW アポカリプス 星暦恒星戦役編設定集【アレクサンドロス、MT、サンダーボルトⅡなど】 アレクサンドロス 開発:ε世界ヨーロピア共和国連合(E.U.) 生産・改修:地球連合 運用:星暦惑星各国 分類:KMF 生産体制:量産機 全高:5.39m 重量:7.83t 装甲:エネルギー転換装甲 防御機構:防御スクリーン 動力機関:MT用プラズマジェネレーター 脱出機構:背部射出式(自走機能付きシートを射出) 武装: メーザーバイブレーション・スラッシュハーケン×2 テールメーザーバイブレーションハーケン MVS(もしくは高周波ブレード) 105㎜ライフル 腕部対装甲高周波スピア 脚部内蔵型高周波ブレード グレネード(通常炸薬・EMP・焼夷弾) 概要: ギアス世界において運用されていたKMFアレクサンダをベースに地球連合が改修を加えたKMF。 星暦惑星における人類の敵であるレギオンに対処することを前提に装備などが選定されている、現地改修型の一つである。 融合惑星に転移したギアス世界で研究されていた技術が惜しみなく投入され、OTMやEOT、地球連合の技術が投入されている。 規格についてはVACのものが盛り込まれており、実質的にVACの一つとしてカテゴライズも可能なほど。 その為、外見はともかくとしても中身は元々のKMFの名残はほとんど残っていないに等しい。 本機はレギオンに対して白兵戦を仕掛けることを想定、その運動性と機動性で少数でも大多数を突破し、強力な戦車型などを狩ることを主眼とする。 その為、装甲をある程度持たせつつも機動力や運動性を優先としており、スラッシュハーケンによる立体機動を含めた突破力に優れる。 その設計上純粋な火器による打ち合いとなるとどうしても不利であるが、敵陣を切り裂く矛としての能力に特化している。 本機は星暦惑星軌道上に展開したソレスタルビーイング級コロニー型外宇宙航行母艦にて製造され、星暦世界各国に供与された。 訓練や教導においてはギアス世界から出向してきた人員が担当しており、各国ごとにある程度のマイナーチェンジも行われた。 しかし、搭乗者保護機能があるとはいえ近接格闘戦はリスクが高いと判断された国が多いのもまた事実であった。 そもそも圧倒的多数のレギオンに対して接近戦、殊更に格闘戦を主眼としている国がほぼほぼなかったのも追い打ちと言える。 フロートシステムやシールドなどのオプション装備も用意されているが、慣熟に時間がかかるため普及しているとは言い難い。 そもそもの時点で人型兵器というものがまだ誕生していないがために、インセクトモードが主軸に使われることも多いようである。 星暦惑星各国の視点で言えば、人型兵器では被弾面積が大きくなり、レギオンからの射撃の的になりやすいと判断されているようである。 とはいえ、各国の兵士の損耗率を大きく下げることに成功しており、一部の熟練者による集団運用などで戦果を挙げている。 レギオンの側もこの機体を非常に警戒しているようで、戦線投入からしばらく後には発見されると優先的に攻撃が向けられる傾向が観測されている。 その為、あえて囮のように運用したり、秘匿して伏兵として用いるなど、レギオンの傾向に合わせた戦術が考案されている。 304: 弥次郎 :2022/04/18(月) 23 46 10 HOST softbank126041244105.bbtec.net 武装解説: メーザーバイブレーション・スラッシュハーケン 胸部に内蔵されたKMFの標準的な武装の一つ。 名称の通り、通常のスラッシュハーケンとしての機能を持ち、先端部がMVS化されており非常に威力の面で優れている。 ファイターモードおよびインセクトモードの両方で使用可能で、立体的な機動においては不可欠。 テールメーザーバイブレーションハーケン リアスカート部に接続されている尻尾のような武装。 これ自体が一つの近接格闘兵装であり、インセクトモードにおけるスラッシュハーケンの一つとして機能する。 先端部がMVS化されているのが胸部のそれと同じで、大型であることも相まって非常に威力に優れる。 MVS(もしくは高周波ブレード) 主眼たる近接格闘戦で用いられる兵装。レギオンの堅牢な装甲も切断する。 105㎜ライフル VAC系列の技術を流用した実弾ライフル。 信頼性や実績の面で優れており、荒い扱いにも問題なく耐える。 腕部対装甲高周波スピア 腕部に内蔵された射出式格闘兵装。高周波のスピアが飛び出し標的を刺突し、内部を破壊する。 その特性上ほぼ0距離まで接近しなければならないため、あくまでも予備兵装に近い。 脚部内蔵型高周波ブレード 脚部に内蔵された短めの高周波ブレード。 蹴りを強力な斬撃へと変換し、足元に群がる斥候型や近接狩猟型などを蹴散らす。 グレネード(通常炸薬・EMP・焼夷弾) オプションとして装備されるグレネード。投げておけば小型種などは撃破可能。 ナースホルンF234型 製造・販売:企業連 生産体制:量産型機 操縦方式:企業連規格コクピット 機種区分:マッスル・トレーサー カテゴリー:四脚型 装甲材:エネルギー転換装甲 動力機関:高性能バッテリー 搭乗員:1~2名(ガンナー、ドライバー。兼務も可)、もしくはフォーミュラブレイン制御。 武装: 150㎜多目的砲orレーザーキャノン 同軸20㎜機銃 マイクロミサイルポッド×2 対装甲Sマイン発射管 概要: 企業連が製造販売するMTの一つであるナースホルンのバリエーションの一つ。 中距離および長距離での支援砲撃を主眼にしたもので、星暦惑星各国が対レギオンに投じるフェルドレスにもよく似たMTとなっている。 耐久性と機動性の両立、さらには火力も非常に高いということもあり、現地の国家の兵士からは非常に歓迎されている。 ただし、近距離戦闘における能力はどうしても低いために、斥候型や近接狩猟型を排除する機体との連携が必須となっている。 一応の迎撃火器などは用意されているが、あくまでも気休めに近いのものばかりである。 その為数を揃えての砲撃によりそもそも敵を近寄らせないという運用がメインとなっているようである。 武装解説: 150㎜多目的砲 多様な弾丸を発射可能な大型砲。 中長距離での射撃戦を前提にしており、取り回しは少し悪いが威力は非常に高い。 戦車型や重戦車型などに匹敵する火力を叩きこむことも可能である。 対空砲弾も用意されており、自力で阻電攪乱型を排除し、自前のセンサーでの砲撃もできる。 レーザーキャノン 多目的砲と選択式の光学兵器。曲射などができない代わりに、射線さえ通るならば長距離からでもレギオンをまとめて焼き払える。 20㎜機銃 主砲と同軸に据えられた機銃。敵機の接近に備えた装備であり、スポッティングライフルとしても働く。 マイクロミサイルポッド 背部に背負われているミサイルポッド。対地・対空の両方に適合する。 こちらも阻電攪乱型の掃討に非常に適合している。 対装甲Sマイン発射管 各所に内蔵された小型のレギオンを撃破するための跳躍地雷発射装置。 305: 弥次郎 :2022/04/18(月) 23 47 19 HOST softbank126041244105.bbtec.net イーゲルDL型 製造・販売:企業連 生産体制:量産型機 操縦方式:企業連規格コクピット 機種区分:マッスル・トレーサー(AC混合型) カテゴリー:四脚型 装甲材:エネルギー転換装甲 動力機関:高性能バッテリー 搭乗員:1名もしくは2名、あるいはフォーミュラブレイン制御 武装: 下部55㎜機関砲 70㎜ガトリングキャノン×2 グレネードランチャー ブレードアーム 概要: 企業連の製造したMTの一つであるイーゲルを改修したもの。 DL型というのは「Destroy Legion」、レギオン駆逐型の意味であり、砲撃支援を行うMTやフェルドレスに随伴し、近距離での戦闘をこなすことに由来する。 数で押し寄せてくる斥候型および近接狩猟型の排除は、格闘戦に特化しているとは言い難いフェルドレスなどにとっては重要事項であった。 そこで対抗策として、近距離での戦闘を主眼としたMTを用意することとなった。 主兵装としては下部に据えられた55㎜機関砲と上部のガトリングキャノン2門を使用。少数対多数でも、圧倒的な火力で駆逐することが可能である。 また、副腕部には高周波ブレードを内蔵しており、近距離で取り付いてくる近接狩猟型に適応した備えがされている。 武装解説: 下部55㎜機関砲 機体の下部に据えられた機関砲。 発射レートはそこまででもないが、高威力高初速の射撃により、確実にレギオンを駆逐可能。 70㎜ガトリングキャノン 機体上部に据えられているガトリング砲。 圧倒的な弾幕により、地形ごとレギオンの群れを耕す。 グレネードランチャー 胴体に内蔵されたグレネードランチャー。通常炸裂弾のほか、レギオンの電子回路を焼き尽くすEMP弾なども用意されている。 ブレードアーム 副腕に搭載された近接格闘兵装。懐に飛び込まれた場合に稼働して排除する。 サンダーボルトⅡ 設計:ε世界(ギアス世界) 神聖ブリタニア帝国 製造:地球連合・企業連合 生産体制:量産型 区分:防衛砲台型KMF 全高:6.6m 全長:10.9m 動力:MT用プラズマジェネレーター 装甲:エネルギー転換装甲 防御スクリーン 搭乗員:3名(ガンナー、ドライバー、車長) 武装: 大型ハドロン砲(もしくは大型レールキャノン) 75㎜副砲×2 30㎜近接防御機関砲×4 概要: ブリタニア帝国が融合惑星の大西洋戦争において用いていたサンダーボルトの改良型。 上記のMTなどがあくまで戦闘単位としての戦力をメインとしているのに対し、こちらは戦術級のユニットと言える。 その役目としては、観測情報に基づいてレギオンの集団の配置を把握し、その主砲である大型ハドロン砲で大きく数を削ることにある。 出力面や機構自体の強化が行われたこともあり、その火力は原型機を遥かに超えているものがあり、地形ごと吹き飛ばすことも容易い。 反面、それ以外の分野においてからきしであり、その巨体故に移動や展開には時間がかかり、ポジショニングにも気を使わなくてはならない。 まあ、あくまでも重要拠点を防衛するための移動砲台としての面が極めて強いために、そこらへんは妥協されているといえる。 武装解説: 大型ハドロン砲 主兵装となる大型のハドロン砲。 出力は艦艇用のそれにも匹敵し、その火力は非常に高い。 ただ、地形や建造物ごと吹き飛ばしてしまうことから、こちらの防衛線にもダメージを与えるのが難点か。 大型レールキャノン ハドロン砲と選択式のレールキャノン。 出力調整などで曲射も直射も選択できる高威力火器。 75㎜副砲 本体に用意された副砲。中距離における自衛用。 30㎜近接防御機関砲 脚部となるKMFに内蔵されている機関砲。接近してくるレギオンに対する防御的な火器。 306: 弥次郎 :2022/04/18(月) 23 48 52 HOST softbank126041244105.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 とりあえず供与戦力を考えてみましたので。 諸兵科連合みたいな感じですね。 感想返信はちょっと遅れますので悪しからず 310: 弥次郎 :2022/04/19(火) 00 05 39 HOST softbank126041244105.bbtec.net 誤字修正を 305 ×出力面や気候自体の強化が行われたこともあり、 〇出力面や機構自体の強化が行われたこともあり、