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バーティカルリミット? パーフェクトワールド バイオハザード バイオハザード2 アポカリプス パトリオット パピヨン バンドオブブラザーズ(海外ドラマ)? パルプフィクション? バンディッツ特別篇 ファインディングニモ? フィフスエレメント ブラッドワーク? ブルース・オールマイティ フルメタルジャケット? 戦争映画としては異色の作品。個人的にはあまり好きでは無いが、ハートマン先任軍曹の暴言は一見の価値有りw Hr ブロウ? 実在の麻薬ディーラー、ジョージ・ユングの半生を元に作られた映画。題材が題材だけに色々と考えさせられる部分はあるが、ラストは素直に同情してしまった。 Hr プロジェクトA 平成狸合戦ぽんぽこ?
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DMO-13-C2「光輔&雷斗編」 収録カード ■収録カード 枚数 ■光文明 《聖天使ブラック・バジキューラ》 2 《聖天使クラウゼ・バルキューラ》 2 《聖天使ペドロギウス》 2 《霊者提督バルフェウス》 2 《聖天使イニシャリア》 2 《雷鳴の使徒ミストス》 4 《粛正の使徒アルト》 2 《雷光の使徒ミール》 2 《鎮圧の使徒サリエス》 4 《光陣の使徒ムルムル》 4 《円舞の使徒ラストル》 2 《アポカリプス・デイ》 2 《スーパー・スパーク》 2 《ライトニング・チャージャー》 2 《ダイヤモンド・ソード》 4 《バリアント・スパーク》 2 参考 エキスパンションリスト 構築済みデッキ DMO-13-C1「烈火&薫編」
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c帖集め ジョーカー 時計地下4F GH騎士団2 彷徨う者 GH城2 エル集め レイドリック GH騎士団1・2 城2 ロリルリ ギョル渓谷 一部固定湧きあり アイスタイタン等 アイスD3F スタラクトゴーレム等 コモド北洞窟 念5属性Mob タナトスの○○系 毒と闇しか通らないので注意 防具集め アイテム名 ドロップする敵 場所 シールド[1] カナトゥス 伊豆3 アーマー[1] インジャスティス 監獄2 マント[1] アポカリプス・執行する者 ユピ2・タナ プレート[1] ラーヴァゴーレム ノーグ1 バックラー[1] コボルト・ゴブリン ゲフェ12・ゲフェ11 ヴァルキリーシールド[1] ランドグリスゴースト オーディン神殿2.3 ヘルム[1] ブラッディナイト・セイレン 騎士団2・生体3 シャープヘッドギア[1] ドッペルゲンガー ゲフェD3・深淵森1
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【NPC名】リーベリア=ジェイク 【所属】『移ろい』の民 【体格】190cm程度 細マッチョ 【年齢】外見年齢40歳程度 おっさん 【性別】男性 【種族】ドゥアン 天翼族 【登場】『ほつれもつれて波なるや』 「神に抗うために、ね。」 「バカみたなこと言いやがって。」 【設定とか背景】 ベテランの風格を漂わせる、壮年のドゥアンの男性。 自らを扉にまつわる一族『移ろい』の民と名乗り、世界各地の扉を探しては正常化や一時的な監視を行なっている…らしい。 体躯こそ一般的なドゥアンだが、発言の端々から研究者気質が感じ取れ、武官というより文官っぽい性格をしている。 アポカリプスのスパイかと思われる行動を取っていたが、実際はアポカリプスを嵌めるために二重スパイをやっていた。(マスターシーンにて) また、その内部事情に関して妙に詳しく、内通者か離反者か、そのような存在であろうことは想像に容易い。 現在も『移ろい』の民として勝手気ままな旅を続けているようで、 旅先で発見した『扉』関連の依頼を寄越してくることが多い。 「オーロが居ると思われる遺跡」を発見したらしい…というのが最新情報。 『ほつれもつれて波なるや』NPC一覧 "あぎと"の冒険者 一般的な4人PTの冒険者だったが、森に迷い込んだ際にウォーリアの1人を遺し全員あぎとの犠牲となってしまった。 魔獣と化した3名はNHKと対峙することとなるが、最期には正気を取り戻し、人間の尊厳を保ったまま死を迎えた。 自らが死んだことよりも、1人だけでも助かったことを喜び、絆の強さを見せつけた。 「俺達3人分の命を上乗せしておいたんだ。 あいつはもうそう簡単には死なねえよ。」 生き残った最後の1人が人生を全うしたならば、彼らはまたPTとして死者の園を往くだろう。ジフェニルのくれた歌を高らかに歌いながら。 ニューゲート社 社長 民間長距離貿易会社 ニューゲート社の社長。 アルディオンとマジェラニカを繋ぐ『扉』の第一発見者であり、こっそり貿易に使っていたのだが、それを『名無し』に嗅ぎつけられ脅迫され、共犯の一端を担うことになってしまった。 現在は心を入れ替えて、昔ながらの経営で信頼回復に努めているよう。 神官 見張り お兄さん 海辺の街のゆるふわ神官さん じふぇにるさんとなかよし 海辺の街のぐうたら見張りさん ゴド作の干し肉の美味しさにカルチャーショックを受ける 海辺の街のやさしいお兄さん りずにゃんにお小遣いとしてメダルをあげる 宿の女将 この街で一番大きな宿を経営する女将。肝っ玉かあさんを絵に描いたような人物像で、海の男達を厳しくも大きな思いやりで包んでいる(自称) 料理の腕は随一で、食べると何故かステータスが上がる。
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終末研究員 マリア・オレンジ C 火 3 クリーチャー:アポカリプス・スナッチャー 3000 ■自分のクリーチャーの攻撃がブロックされた場合、自分は、バトルを行わないことを選んでも良い。ただし、両クリーチャーはタップしたままである。 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンのカードが7枚以上タップされており、バトルゾーンにパワー7000以上のクリーチャーが1体でも居れば、全てのクリーチャーを破壊する。 作者:有余 フレーバーテキスト 世界がもうすぐ終わるってのに、しょーもない争いしてる場合じゃないでしょ!? −終末研究員 マリア・オレンジ 収録エキスパンション 評価 名前 コメント
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789: 弥次郎 :2022/06/10(金) 23 04 04 HOST softbank060146109143.bbtec.net 憂鬱SRW アポカリプス 星暦恒星戦役編SS「鶸たちの囀り」6 星暦恒星系星暦惑星 ノイリャナルセ聖教国 聖都 ノイ=セレ聖殿 ラウンジ ノイリャナルセ聖教国には、将棋と似たルールのボードゲームが存在する。 どこが似ているか、と言えば、その駒の扱いにあるのだ。 即ち、殺生や流血を忌避するノイリャ聖教の教えに従い、確保した駒はとったプレイヤーの駒となるのである。 無論、それは民間に普及しているものの場合の話であり、神戟がたしなむものはチェス同様容赦なく排除され、再利用は不可能だ。 そしてそのボードゲームを挟んで相対するのは、地球連合軍のドナルド・ベクター少将と神戟のヒェメルナーデ・レェゼ聖二将。 ルールは聞いたばかりとは言えこの手のゲームに対する造詣が深いドナルドと、ルールを知っていても場数の少ないヒェルナ、盤面は拮抗していた。 聖教府の号令の元、開催される会議に出席するためにここノイ=セレ聖殿という場に来たヒェルナだが、何の因果かドナルドに捕まった。 そしてそのままボードゲームの相手をしてほしいと頼まれることとなり、こうして勝負をしている。 このラウンジで、このタイミングでということは、何らかの意味があることをヒェルナは理解していた。 恐らく、ドナルドが会議を前にして何か伝えたいことや確認したいことがあるのであろうと。 「……手ごわい」 「ベクター少将こそ」 実力的にはぎりぎり拮抗。天秤としては微妙にドナルドの方に傾いている、というべきか。 しかし、両者は何も盤面だけに集中しているわけではない。その盤面をにらみながらの会話に、重きが置かれていた。 「今回の聖議……各軍団の長や神戟までもが集められたと聞きます」 「そうでしょうな」 「……ベクター少将、貴方はそれを何かご存じなのでは?」 その言葉とともに、ヒェルナの動かした騎馬兵の駒が、ドナルドの敷いた陣地に踏み込む。 聖議。それは、ノイリャナルセ聖教国におけるトップランクに重要な話し合いの場だ。 地の姫神の名の元に、虚偽や偽りを許すことのない場で、重要な事項を話し合うという最高会議。 その権威と決定力に関しては聖教国の制度上最大のものとなる。これを覆すには同じ聖議でしか認められないほどに。 それ故に慎重さが求められ、またやすやすと意志決定をするわけでもないのが事実だ。 「……知らない、と言えばウソとなりますな。ですが、知らないことになっております」 ドナルドはそう答えつつ、戦車兵の駒を動かす。騎馬兵の動きを封じるように、重くその戦車兵は配置を変える。 ドナルドの敷いた防衛陣は堅牢だ。のっそりと、しかし確実に侵攻しながら盤面を制圧していく。 ヒェルナも果敢に攻撃を仕掛けてはいるのだが、つたないながらも他のボードゲームで鍛えたドナルドの手管にはまだ敵わない。 「聖議とはそういうものではあります。しかし、ここまで秘匿されるのは異例というものです」 「故に、私に?」 それでも、突破口はどこかにあるモノだ。何しろ、ドナルドはこのボードゲームの素人なのだから。 だから、ヒェルナはあきらめずに攻勢に出ているのである。 それを受け、一つドナルドは息を吐き出した。 790: 弥次郎 :2022/06/10(金) 23 05 00 HOST softbank060146109143.bbtec.net これは別に隠せと言われていることではないことだ。ただ、余計な混乱や根回しなどを避けるための措置でもあった。 直前となった今ならば問題はないのだが、言うことには少しばかりためらいがある。 第二機甲軍団を率いるトトゥカは受け入れてはくれた。それでも反発する心がなかったわけではないとも言われたのだ。 まして、これを事実として訳ありだった彼女に、ヒェルナに聞かせることは忌避感が付きまとったのだ。 だが、遅かれ早かれである。 「レェゼ聖二将は駒とプレイヤーの視点のどちらを知っておりますかな?」 「?」 ドナルドの動かした槍兵が、迂闊に飛び出たヒェルナの側の剣士を刈り取る。 戦場ならば、血が流れ、命が奪われたであろう現象。それが、ボード上に縮図となって表現されている。 「人ではなく、神々の武器。民の手を血で汚さぬために使わされた神戟。 ですが、それはこの駒のようにただ動くだけではない、感情も意思もある、確固たる存在であることは確かです」 ドナルドは、刈り取った兵士の駒を視線の高さに持ち上げる。 「ゲームのルール、貴方方のノイリャ聖教においては地の姫神の定めた通りに神戟は盤面に布陣。 戦えない人々の代わりに、聖教府(プレイヤー)の意志に従う形で、駒(神戟)が動き、戦う。 しかし---」 レギオンはそうではない、ドナルドは断言する。 そして、自分がとったヒェルナの駒だったものを、次々と盤面上に置いていく。 「あ、あの、ちょっと……」 「このように、着実にレギオンの数は増え、補充され、新しい駒を生み出して追い詰めてくるのです」 気が付けば、盤面上はドナルド側の駒で埋め尽くされてしまった。 反撃をするにしても、ヒェルナ側の駒の数は少なく、そして動ける余地も小さいままだ。 「尚且つ、ルールは先手必勝。駒を一つずつしか動かしてはならないなどというルールは存在しません」 次々とドナルド側の駒が動かされ、ヒェルナの駒は追いやられていく。 そして、最後には。 「残るのは、何もありません」 残ったのは、チェスで言うところのキング。その駒のみが、包囲のど真ん中にポツンと一人いるのみだった。 「これは……」 「プレイヤーとしては不満があるでしょう。 そして、もし駒たちに感情があるとすれば、同じくたまったものではない。 同時にこうも思うでしょう。なぜ自分たちを動かしたプレイヤーはこうなのだと」 それは、例え話だ。このノイリャ聖教というものが柱となっているノイリャナルセ聖教国の現状を端的に表した。 792: 弥次郎 :2022/06/10(金) 23 05 48 HOST softbank060146109143.bbtec.net 「ご存じのはずです、レェゼ聖二将。神戟の数はすり減っており、このままでは戦う力を失うと。 神戟---いえ、ノイリャ聖教というシステムそのものが、その問題を生み出してしまっているのだと」 「……」 突如として始まるその言葉に、一瞬ヒェルナは身を固くした。 その間に、ドナルドは手持ちの端末を操作し、地球連合が集めたデータを見せてやる。 「我々とて、目や耳がないわけではない。協同している相手のことを調べることくらいはやります。 貴国がそうであるように、我々もまた同様に」 「そう、でしょうね」 「まだ実態としては余裕がある、けれど、遠からず破綻する。 神戟の残りの数は減り続け、やがては次世代を担う子供までもが投じられるかもしれない。それは本望やもしれません。 しかし、神戟がいなくなった後でもこの国は残り続ける」 そう、それは事実。神戟=国ではない。国における軍事を担う組織であり一族が神戟であるだけだ。 仮に神戟が滅んだとしても、文字通り最後の一人が死んだとしても、国家としてはまだ残り続けるだろう。 「それでもなお、レギオンはそこにあり続ける。 その時、身を守れなくなった教徒に、生きるために選択をしろと言うのは果たして間違いでありましょうか?」 そもそも、ノイリャ聖教における教徒と言えども、教義に従う敬虔な信徒であろうとも、生存本能までは捨ててはいない。 それに関しては聖者たちの集まりである聖教府もまた然りであり、 神戟はそういうものであるという覚悟があり、それを何代にもわたって引き継いできて、今もなお戦う血族や家門。 戦いと共にあり、人々を流血や殺人から守ることを誇りとし、矜持の一つと捉え、長年に研鑽を積み重ね、戦場では危険に立ち向かう。 それはそういう役目だからという覚悟と精神的主柱のあってのこと。神戟の滅びは国の滅びにあらずである。 「それは……教義に反するものですわ」 「ほう」 「それを失えば、もはやそれはノイリャ聖教を屋台骨とするノイリャナルセ聖教国はあり得ない。 国としての在り方を貫くならば、いっそ滅びるのも地の姫神の導きでありましょう」 「なるほど」 迷いのない言葉に、ドナルドは頷いた。まさしくノイリャ聖教に殉じる信徒の在り方であり、神戟の在り方そのものだ。 しかし、ドナルドは知っているのだ。彼女の言葉と意志とは逆に、聖教府や聖者たちは教義の解釈を変えようとしているのだと。 同時に、これが彼女にとっての特大の地雷、それも核地雷というか次元作用地雷というレベルで危うい案件であることも知っている。 だが、容赦なくドナルドはそこに突っ込んだ。 「ですが、聖教府や聖者たちはそうは思っていないようですよ」 「……」 沈黙は、すなわち、彼女も少なからず知っていたということだ。 何もお飾りではない。彼女の率いる軍団は強い連帯を以て彼女に従っている。それに彼女独自の情報網もあるだろう。 「解釈を変更することによる徴兵の実施。 神戟だけでは補いきれない兵力を、地球連合から供与される無人機で補う。そういう計画が提案されています」 ドナルドが言い終わらぬうちに、ダン、と力強く彼女の全力を以て、テーブルが叩かれた。 そして、彼女の感情が決壊した。 「聖教府がそれをあなた方から私に伝えろと? 教義を反故とし、我々に死と戦いを押し付けておいて、この期に及んで!」 ヒェルナの叫びは、まさしく血を吐くようなものだった。 怒り、悲しみ、憎しみ、あるいは---もっと別な感情か。 卓上に置かれたボードゲームは、すでに衝撃で床に吹っ飛ばされていた。駒もバラバラに飛び散っている。 それは、今の現実であった。象徴的過ぎる、今の両者のぶつかり合いの結果だった。 793: 弥次郎 :2022/06/10(金) 23 06 22 HOST softbank060146109143.bbtec.net 「家族や同胞のみならず、戦うことさえ奪うと、そういうことですか! 都合の良い相手がいるからと、これまでの行いも忘れ、我々の献身を忘れて!」 「これは聖教府や聖者たちの提案ですよ、レェゼ聖二将。 神戟もまたこれに対し意見を述べ、反対することも許可されております」 「ですが……!」 あふれる感情は止まらない。 無感情にいるドナルドに対し、ヒェルナの言葉はとどまらない。 「……この私に、戦地に赴いた家族が死ぬ様を見せつけられ、旗頭として仕立て上げられた私に、これ以上の道化となれと!?」 「……」 それは、事実だった。 ヒェルナの両親などは彼女よりも早くにレギオンとの戦いに従軍した。 そも、彼女が10歳と少しという年齢で他の軍隊で言うところの中将となり、軍団を率いているのは、レェゼの一族に彼女以外の適格者がいないことを意味する。 多くの神戟が神戟としてレギオンとの戦いの中で戦死してしまったのだ。だからこそ、彼女が幼いながらも重要なポストを務めている。 その様は、いっそ清々しいほどにできすぎであり、プロパガンダ的であり、戦いの象徴となるものであった。 そんなものが仕込まれたことであることを知らないほどヒェルナは愚かではない。今でも鮮明に覚えているのだ。 自らが家族の死を、戦いの中で散っていく様を、役目に殉じて死んでいくのを見て涙するのを、歓喜していた人間がいたのだから。 そんな彼女が、今度は神戟以外の兵力を預けられ、さらには無人機によって補って戦えと命じられて、平常でいられるはずもない。 彼女に残っていたのは神戟として戦うことだけだったのだ。生まれの段階で決められ、そして恣意的に奪われ、ただ一つ残った物。 それがなくなるというならば、教義を歪めようとする聖人や聖教府への怒りが噴火する。 それ以上にこれまで彼女が堪えていたものが噴き出すことに他ならないのだ。 「所詮は……失ったことのない国の戯言でしょう!」 「甘ったれるな、小娘!」 だが、それ以上は言葉とならなかった。今度はドナルドの叫びが、全てをかき消したのだ。 言わせるだけ言わせていた。されども、いつまでも言わせっぱなしではない。 「失ったことのない人間が連合にはいないとでも? 無傷のままにいられたのが地球連合だとでも? その逆だ、多くを失い、多くを失わせ、多くを蹴散らしているのが我々だ。舐め腐るなよ」 「な、なにを……」 ヒェルナは余りにも知らなかった。 地球連合がこれまでどのような歴史をたどり、どのような戦いを経て、今現在に至りついたのか。 最も、まだ幼い彼女にとっては想像さえもできないことであろう。所詮は彼女の世界はこのノイリャナルセ聖教国の内側でしかないのだから。 だからこそ、ドナルドはその外側にある者として、外の世界の現実をぶつけてやることしかできない。 「家族が死んだ?血族が、家門が死んだ?その程度で不幸面をぶら下げるとは大したタマだ。殊更に地球連合の前でな」 「なに、を……」 「テロ組織のせいで多くどころではない人間が路頭に迷い、家族・親族・資産・土地、あらゆるものを失ったこともある。 そんなふざけた連中をぶちのめすために大地を焼き、大陸ひとつの過半が人の住む土地でなくなったこともある。 外宇宙から来たふざけた侵略者共に地球の外の揺り籠を壊されて、報復でぶちのめしたこともある。 惑星内に侵攻を受けたこともある。無防備な後方に侵入され老若男女問わず殺戮され、多くの財産や資産を失ったこともある」 それは未だに記憶に新しく、その戦禍の後も生々しく残り続けている記録であり、事実であった。 地球は、C.E.を年号として、地球連合という国家連合のある母星は、幾度とない戦いに苛まれてきたのだ。 それも単一の勢力相手ではなく、とてつもない数を誇り、さらには多種多様な相手を向こうに回しての生存闘争だった。 一歩間違えば、国が一つ二つ消えるどころではない。大陸も、ひいては惑星も、恒星系も、宇宙さえも消えたかもしれない戦いがあったのだ。 794: 弥次郎 :2022/06/10(金) 23 07 18 HOST softbank060146109143.bbtec.net 「もっとあるぞ? 違う時空の世界とつながって、そこと長い付き合いになって、侵略者共と戦い続けた。 よその世界から来た貴族気取りの連中が宇宙から押し寄せてきて撃退したこともある。 融合することがコミュニケーションな異星人とディスコミュニケーションをして危うく滅びるところだったこともある。 さらに馬鹿な連中がまた集まってクーデターを一斉に起こしたこともあって、これも鎮圧する羽目になった。 恒星系内に出現した巨大惑星内でのドンパチに介入する羽目になったこともある。 そこでは異星人の工事機械に侵略されて滅亡の危機にあり、そのくせ国々はそこから得られた元素ではしゃいでまわって、危うく次元崩壊さえ起こしかけた。 宇宙から降ってきた隕石に含まれていた生命体をリバースエンジニアリングで復活させ他のものとカクテルしてB.O.W.を作った馬鹿共もいた。 とっくに枯れ果てた覇権主義を掲げて全方位の国家に戦争を吹っかけてきた国を囲んで棒で叩いてわからせたこともある。 どこの誰が生み出したのかもわからない敵対的な行動をとる艦艇群とそのAI達と殴り合いで和解したこともある。 その際にはこれまた惑星を容易くひとつ滅ぼせる怪物が生まれて暴れまわる羽目になった。その時の戦場は未だに次元が安定していない。 違う次元との門が開いて、その先でこれまた文明を滅ぼし得る怪物と戦ったこともある。 他の戦線に主力が向いていたので、現地にいた有り合わせの戦力が結集してようやく倒しきった。 そして、今もなおいくつもの侵略者と地球連合は戦い続けている。終わりは見えず、それでも生き残るために戦うしかない」 ドナルドは言う。戦うとは生きることだ。生きるためには戦わなくてはならない。 殊更に、生存や存続を脅かす存在が次々に襲い来るこの世界において、力がないからと、悲劇があったからと足を止めるのは愚かなことだ。 「不幸を自慢するな、その程度で。 たかがレギオン相手に、泣きわめくな。立って戦え。使えるものは何でも使え。 貴様程度の小さな不幸から生じた自殺願望に、この国の、まだ生きようとする、まだ戦おうとする人間たちを全て道連れにするつもりか!?」 「……ッ!それを選ばねば!我々は我々ではなくなる!あり方を、失うのです!」 「ハッ!狭量だな。貴様が許せない世界(国)など滅んでしまえと!それならさっさと自分の始末をつけることだな。 小さい、小さいぞ。まだ小さい身で、何を吠える」 余裕で言い返すドナルドに、しかし、余力をどんどん失うのがヒェルナだった。 彼女の知らぬこと---地球連合のこれまでの戦いと、その中で起こった悲劇や犠牲---を突き付けられたのだ。 「それに、身内の不幸自慢を言い出せば、私など子や孫を半数は失ったぞ」 「え……?」 「大家族が自慢だったが、10人はいた子供は今や4人だ。戦いの中で最初の3人は全員が死んだ。 その子供たちの孫も、あとから作った子供も、その孫たちも、多かれ少なかれ失っている」 「そ、れは…」 「それでも生きている」 795: 弥次郎 :2022/06/10(金) 23 08 19 HOST softbank060146109143.bbtec.net それらは事実だ。老化抑制措置を行うことで、70を超えてもなお、ドナルドは現役だ。 大家族であり、子や孫、玄孫までいるのは伊達ではない。それの多くを失ったからこそ、彼は戦うことを選び続けているのだ。 かぶせるように、ドナルドはとどめを刺す。 「生きた人間がやるべきはなんだ?悲観して、諦観して、やけっぱちになって死者を増やすことか? 先に逝った人々が守ったものを、もう価値はないからと焼き捨てることか?」 「……あ、う……」 「……レェゼ聖二将。貴官にも譲れないところはあるだろう。 なれば、言葉を尽くすべきだ。我々は言葉を持ち、耳を持ち、口がある。 我々からすれば、誰も彼も急ぎすぎだ。立ち止まることくらい、出来る余裕はあるだろう」 「……私が」 「?」 「私が、過去を贖わせることも?」 その問いに、ドナルドはわからんと返した。 「それはノイリャナルセ聖教国が判断することだ。 地球連合はあくまでも外側の組織でしかなく、貴国の政治的判断や宗教にまで足を突っ込むことはできない。 というか、やりたくはない。あくまでも提案や提示という形でしか関われない」 「……そんな」 「なればこそ、時間をかけることだ」 「時間を……」 そうだ、とドナルドはヒェルナという名前の少女に道を示した。 「今の制度のままではできないことかもしれない。余裕もない。 けれど、レギオンとの戦いの中で生じたことをいつか清算することになる。 どのような形であれ、その時に、全てを開示できるかもしれない」 「かもしれない、ですか」 「確証はない」 けれども、一つだけ言えることはある。 「今のまま立ち止まったままで出来ることに限りがあるということだ。 もう、レギオンに包囲され、閉じた世界というわけではない。なればこそ、今から動き出せば、可能性はある。 その時には恐らく復讐ではなく----」 そこで、ドナルドは言葉を切った。 そこから先は?と視線でヒェルナが問いかけてくるが、言わなかった。 「その時にはわかる。戦いが終わった時に…」 「戦いの先に、何があるのですか?」 「待て、しかして希望せよ。我々の世界でも有名な復讐者の言葉だ。 いずれ、わかる。この戦いが終わり、この国家がその自らの在り方を変える時が訪れる」 「……そう、ですか」 ならば、とヒェルナはつぶやいた。 「それを見届けねば、なりませんね」 零れ落ちる涙と、しかし、それとは逆の喜びや希望を込めて。 夜明けは、決して遠くはないと、そう思えるだけの証のようだった。 796: 弥次郎 :2022/06/10(金) 23 09 16 HOST softbank060146109143.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 強引にですが、ノイリャナルセ聖教国編の決着と相成ります。 次回より、コーネリア殿下のお話です。 殺伐とした話はちょっとお休みしたい…
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406: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 35 07 HOST softbank126041244105.bbtec.net 憂鬱SRW アポカリプス 星暦恒星戦役編SS「オーバー・ザ・カラー」10 星暦恒星系 星暦惑星 サンマグノリア共和国内 「グラン・ミュール」 第一区 大統領府 閣議室 「地球連合外交使節艦隊より……えー、渉外役の、アンドロイドたちが到着しました」 「よかろう、通せ」 サンマグノリア共和国の大統領府における、重要な会議を行う閣議室。 本来ならば閣僚や大統領やその補佐官といったトップもトップな人員しか入ることを許されない空間。 先に入室した案内役が言葉に迷いながらも報告し、大統領補佐官の一人が入室の許可を出す。 「失礼いたします」 そして、その声とともにモノが入室した。 それは、地球連合という国家連合が生み出し、外交のために派遣してきた、人が生み出したヒトならざるもの。 「---ヒト?」 誰かが、その姿に感嘆を漏らした。 整った、整いすぎた容姿。誰もが振り返るであろう美貌。 難癖をつけ、罵倒を吐き出そうと待ち構えていた人間(白豚)の口を思わず黙らせるほどの美麗なる姿。 その歩くだけの所作でさえも、何ら瑕疵のない、調和のとれたものであると否応なく理解させられてしまう動きだった。 「----」 そして、先頭を歩く一体のアンドロイドが、すっと流し目でサンマグノリア共和国の閣僚たちを見る。 その視線に、思わず誰もが窮屈そうに身をよじらせたり、あるいは視線を背けるなどした。 それが人外であると、人ではないと、白銀種の作ったものではないというのは知っていた。 だからこそ、良からぬ言葉や感情が吐き出されたり、漏れる寸前までいっていたのだった。 だが、全てを見透かされたようで、羞恥を感じてしまったのだ。 それを知ってか知らずか、アンドロイドたちは静かに粛々と入室を完了させる。 その時になって共和国側は気が付いたのだが、入室したアンドロイドたちはその身に似合わないほど多くの荷物を軽々と抱えていた。 単純に人間では数人がかりでも運べない物品を運んでいることも関係しているが、ここでは些事であろう。 ともあれ、入室し、閣議室の空いたスペースに綺麗に整列した彼女らは、揃って綺麗な一礼して名乗った。 「地球連合外交使節艦隊より参りました、渉外補助アンドロイド大統領府派遣隊12名、ここに参上いたしました。 私がこの派遣隊のトップを務めております、『アネモネ』と申します」 アネモネ以下、11名のアンドロイドが個体名を名乗り終えたのち、さっそくアネモネは許可を求める。 「それでは、さっそく準備の方に取り掛からせていただきます。よろしいでしょうか?」 「あ、ああ……」 アネモネは、事前の情報に基づいて、サンマグノリア共和国首脳部が自分たちに何か言うつもりであったことを見抜いていた。 だが、予想外すぎて、あるいはアンドロイドという未知のものに対して攻撃的な言葉が出てこなくなったのだろうとも。 まあ、全ては些事にすぎない。 アネモネたちは淡々と、この大統領府と外交官のいるネェル・ユーロンを結ぶ通信インフラを構築するのである。 そして、30分と経つことなく、彼女らの仕事は完了した。 巨大なモニターも含めた通信インフラ、各自が閲覧しやすいようにした資料、各種サンプルなどが用意されたのである。 改めてサンマグノリア共和国首脳部に一声がかけられ、モニターに光がともる。 『初めまして、サンマグノリア共和国の皆様。 今回、サンマグノリア共和国との交渉を担当させていただきます、地球連合外交使節艦隊渉外役の藤山と申します。 こうしてようやく、直接顔を合わせることができまして何よりです』 そうして、藤山は一つ礼をした。それに応じて大統領が口を開こうとしたとき、割って入る声があった。 「なんだ、やはり極東黒種の豚か。優良種たる白銀種の前に出たならば、頭を垂れろ」 それは、閣僚の一人が吐き出した言葉。大洋連合から地球連合に出向している藤山を見るなり、その暴言が、いきなり飛び出したのであった。 407: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 35 38 HOST softbank126041244105.bbtec.net 星暦惑星 サンマグノリア共和国内 「グラン・ミュール」 上空 地球連合外交使節艦隊旗艦「ネェル・アーガマ」級ネェル・ユーロン格納庫 地球連合の外交使節艦隊を構成する各艦の格納庫は、喧騒に包まれていた。 戦場に出場していた百以上の有人機、そしてそれ以上の無人機が一斉に帰投を開始したためだ。 レギオンの襲来に備えて哨戒に出ていたり、あるいはレギオンの残骸の回収などを行っているグループも存在している。 殊更、レギオンには破壊された個体や戦場での「収穫物」を回収する回収輸送型がいることから、再利用を防ぐためにも警戒と回収は必須であった。 とはいえ、基本的には高高度を維持し、その高さを利用して光学監視やレーダーの使える航空艦艇が存在するのだ。 レギオンが動けば、それこそすぐにでも対応ができる体制が整っていた。 そして、戦闘行動を終え、順次帰投していく機体群もまた存在した。 SFSによりネェル・ユーロンに帰還した、クインローゼスⅡらにより構成されるコーネリア隊もその一つだ。 SFSから降り、順次固定用ハンガーへと向かって機体を預け、整備班へと引継ぎを行うのだ。 クインローゼスⅡは高級機であるが、そうであるがゆえにちゃんとしたバックアップなしに運用することは極めて難しい。 まして、立場が少将という高い地位にあるコーネリアの乗機ともなればなおさらのことであった。 そのコーネリアは、機体を預けた後はアフターコンバットケアを受け、戦場に身を置いていた火照りを冷ましていた。 相手としては弱いものであったが、それでも戦闘による負荷は少なからず発生するものだ。 殊更に第九世代以上の化け物を操り、さらには特殊個体を弔うという使命感を持って戦っていたのだから、心身両方に疲労がでるものである。 「ふぅ……私も、だいぶ年を食ったか」 「お戯れを姫様。此度の戦いも見事でありました」 帰投からおよそ1時間後、ケア施設から出てきたコーネリアは部下であるギルフォードらの迎えを受けた。 麾下の部隊の敬礼に返礼しつつも、コーネリアはギルフォードの言葉に、そういう意味ではないと答える。 「いつもならば、戦いが終わっても、いつでもまた動けるようにと体が動いたものであるが、今となってはこの身にはつらいものがある」 「姫様は、肉体強化などをなさっておられませんでしたか」 コーネリアは無言でうなずく。 地球連合の傘下に収まることになったブリタニア帝国は医療も非常に進歩している。 無論、先を行く地球連合には及ばないにしても、肉体の強化や機械化などを行うだけの技術を有しているのだ。 やろうと思えば、コーネリアは老化抑制措置や肉体の外科的な施術を行っての改造などを行うことができる立場にあったのである。 だが、コーネリアはあえてそれらを受けることなく、自らの肉体を鍛えることでカバーしようとしていたのだった。 それはコーネリアの肉体が全盛期を迎えつつあった、ということもあるが、どうしても忌避感を抱いてしまったというのもある。 「日々鍛錬すれば何とでもなる、とは思ったが、そうやすやすとはいかないものだ。 だが、簡単に自分の体を他者に委ねるのも、少し、な」 正直古い価値観であると自覚はしているところはある。 KMFが戦場を支配していた時代はとうに終わっており、より大型の、より性能の高い機動兵器が幅を利かせている時代になっている。 騎士階級などというのはもはや時代遅れになりつつあり、英雄的な戦力に求められるハードルは高くなり、それ以外は物量と火力により置換された。 その中で選ばれているのが肉体強化施術であり、あるいは乗機の転科訓練などであった。 地球連合軍に対して戦力の供出を行っているブリタニアでもその流れは少しずつ大きくなっている。 とはいえ、未だにその手の方向性に忌避感を抱く層が残っているのも事実だった。 「自分の体をいじる人間はきちんと調査や心理診断などを受けた医者や技術者のみだ。 しかし、その医者や技術者を調査する立場にあるのも、所詮は人間でしかない」 「どこかでミスが起こるかもしれないと疑いだせばきりがない、ですか」 「言い訳に過ぎないがな」 そう言い切ると、さて、と話題を変える。 「我々が戦場に出ている間に、少しは政治で動きがあったのだろうな?」 「はい。決して愉快とは言い難いものではありますが……こちらへ」 コーネリアの予想通り、交渉はいきなりうまくいかなかったようだ。 苦々しさを隠そうともしないギルフォードら部下たちの顔を見れば、訪ねるまでもない。 そして、すぐさまコーネリアはネェル・ユーロン内のブリーフィングルームへと案内されることとなったのだった。 408: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 36 12 HOST softbank126041244105.bbtec.net 「ネェル・アーガマ」級ネェル・ユーロン 第1ブリーフィングルーム 「---以上が、サンマグノリア共和国首脳部との第一回の折衝の結果となります」 「物別れにはなりませんでしたが、限りなくそれに近い状態。 相手側からすれば、我々地球連合という組織は、劣等種の集まりにすぎないとみなされたということになります」 藤山とその補佐官の報告は、大多数に呆れを以て受け入れられることとなった。 86区のエイティシックス達からかき集めた情報や証言から推測されたものと、大差のない結果だったということだ。 報告の要点については各員の手元にある端末やブリーフィングルーム前方のモニターなどに表示されている。 そのいずれもが、とてもではないが正気の話し合いの結果とは思えないものである。 「地球連合のサンマグノリア共和国への服属、戦力の譲与、あらぬ風評被害や欺瞞への謝罪……よくもまあ、これだけ言い出せたものだな」 コーネリアもまた端末でサンマグノリア共和国からの要求に呆れかえっているばかりであった。 自分が、かつては覇道的覇権的な強硬政策を打っていたブリタニアに属していた自分が言うのもアレだが、アホらしい。 これで何かしらの交渉材料や武力などを背景としたものならばまだ理解できるが、それらも一切なしの上なのだから、門外漢であるコーネリアでさえ無茶苦茶とわかる。 「無論、これらはすべて跳ね除けております。 あちらからは武力での恫喝もされましたが、何ら脅威ともならないと判断されております」 藤山はあくまでも冷静に報告を続ける。 「現在のところ、グラン・ミュールの内側に人員派遣や大使館の設置などは認められず、連絡室が置かれるにとどまっております。 中に入ることが許されるのも、アンドロイドのみであり、その行動には監視が付くとのこと。 尋常な外交は期待できそうにはありません」 「では、このままではサンマグノリア共和国に対する任務を続行することが難しいのでは……?」 「交渉自体は今後も続けられます。あちらの要求について、その根拠を示せと挑発しましたので。 また、グランミュール内での活動は限定されましたが、86区での行動はほぼ自由にしてよいと言質を取っております」 そこに関して、藤山は抜かりはなかった。 宇宙怪獣やその他の侵略者よりも喫緊の問題であるレギオンについての対処を行うのに、現地勢力の一応の承認は必要だったのだ。 幸い、多少言葉遊びをしてやれば、連合が行動するのに問題のない言葉を引き出すことはできたので問題はないということ。 「よって、エイティシックス達との共同戦線を張ることで、犠牲者を減らし、またレギオンの漸減を行うことを当面の目標とします。 また、エイティシックス達に対して戦力の供与や訓練、あるいは間接的なモノを含めた支援も展開できます」 「なるほど、あくまでも自分の領域でなければいい、というわけか」 「劣等種同士が手を組もうが問題ないと考えているだけだろうな……生殺与奪はこちらが握っているというのに」 何人かの武官から声が漏れた。 それらは実際に正しい。相手からも言質を引き出したならば、その言葉の通りに行動するのが良いことは確実だ。 「一対一の交渉ならばともかく、他国を交えての交渉の場を設け、今後はサンマグノリア共和国に圧力をかけていく予定となっております。 サンマグノリア共和国がいつまで強硬な姿勢を貫けるか……エイティシックス達が離反した時、本当に抗えるのかも含め、詰めていく予定です」 それは、言外に手段を択ばないということも暗示していた。 戦争とは外交の一手段。最悪、軍事によるわかりやすい恫喝を仕掛けることも、藤山にとっては十分に選択肢の一つであった。 409: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 36 45 HOST softbank126041244105.bbtec.net また、と藤山は続ける。 「また、サンマグノリア共和国の有志……今回の交渉で橋渡し役となってくれたミリーゼ大尉については、こちらから今後も接触を行う旨を伝えております」 「バックドアか」 そのつぶやきに応えたのは、出席していた医療関係のスタッフからだった。 「はい。彼女の言動や行動を分析にかけましたが、何らかの指示や誘導によるものはないと判断。 性格的傾向からすれば、やや潔癖症で夢想的な傾向もみられはしますが、彼女の年齢などから勘案すれば、許容範囲内と言えるでしょう」 つまり、彼女の行動は完全なる彼女個人の意思によるもの。 危うさこそあるが、それでも他から見れば天と地ほどの差が存在している、ということだった。 「彼女につきましては、4名のアンドロイドを常に張り付け、警護や連絡体制を構築することとしました。 サンマグノリア共和国の大多数がこちらを拒絶しても、未だに無視しえないと考える少数派とつながる貴重な相手と判断しましたので」 引き継ぐ形で藤山は断言した。 「最悪のケースに備えた言い訳にもなると、渉外役としては判断できます。 今回のこの恒星系は比較的余裕がある状況であり、強硬手段としなくてもよい可能性もあります。 サンマグノリア共和国の自助努力---あるかどうかは怪しく、足りないかもしれませんが、そちらに期待する次第です」 以上です、と藤山は報告を終えた。 では次に、と司会進行役は話題を転換する。 「現地戦力---エイティシックス達に供与する戦力や教導について、軍事担当者の方から。 あと、エイティシックス達らが一切弔いなどを受けていないことについて本国からの至急の連絡が届いていますので、併せてお願いします」 そうして、ネェル・ユーロンでの会議は続く。 星暦惑星軌道上のファントムビーイングの星暦惑星派遣群の総司令部とも話し合いながら、今後の戦略について、深く深く。 壁の中での偽りの安寧を貪ろうとするサンマグノリア共和国と、それに対し、叩き起こしにかかる地球連合。 その丁々発止の戦いは、まだまだ幕を開けたばかり。戦いは短く終わるとは限らない。時間をかけ、ゆっくりと穿っていくのも肝要なのだ。 その意志を以て、地球連合の派遣艦隊はその日も夜遅くまで動き続けていくのだった。 410: 弥次郎 :2022/04/29(金) 20 37 15 HOST softbank126041244105.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 やっと接触編完了しました… 次は接触後の動きについて、あちこちの様子を描いていこうかなと思います。 原作キャラもどんどん出す予定ですし、忙しくなりそうですねぇ。 ちなみにですが、亡国のアキトの青盤第一巻をゲットしましたので、時間があるときに履修しようかなと思っております。 ゴールデンウィークですしね。
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ヴォーパルネイチャー C 自然文明 (3) クリーチャー:エメラルド・モンスター 1000 ■このクリーチャーが呪文の効果以外でバトルゾーンを離れるとき、かわりにとどまる。 作者:はんむらび 強力な除去耐性を持つエメラルド・モンスター。 でも除去呪文にだけはめっぽう弱い。 除去を呪文に頼る相手にはめっぽう弱い。 そもそもこんなウィニーが生き残っても仕方がないところがあるので…… 呪文以外の効果では自分でもバトルゾーンにとどまる。革命チェンジとかで場から離すことはできないが《アポカリプス・デイ》には巻き込まれて死ぬ。 フレーバーテキスト うおー!俺は聖なる呪文を受けると死ぬぞー!-ヴォーパルネイチャー 評価 名前 コメント
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天中殺 R 光文明 (3) 呪文 ■S・トリガー ■自分の山札の上から5枚を表向きにする。それらのコストの合計が32以上だったら、すべてのクリーチャーを破壊する。その後、表向きにしたカードを好きな順で自分の山札の一番下に戻す。 コストが3と手打ちしやすいサイズではあるが、不確定要素がある全体除去。 全体的にコストの高いカードが入っているデッキに入る想定ではあるが、 ギュウジン丸やゲンムエンペラーといったコストが猛烈に高いカードが入っているデッキでワンチャンを狙うというやり方もあるか。 32の基準は「殺(サツ)=32」から。 作者:仙人掌 関連カード 《アポカリプス・デイ》 評価 名前 コメント
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セイバー GRM社 武器名 ランク 必要Lv 攻撃 命中 備考 セイバー C 1 45 28 ブランド C 5 67 40 バスター C 10 86 51 パラッシュ B 15 125 74 デュランダル B 20 158 94 ファルシオン B 30 192 113 ジートシーン A 40 259 153 レイピア A 50 305 180 バッカニア A 354 209 クリムゾン S 443 261 睡眠Lv2【入手】・Fミッション「草原の支配者S」コルトバRa? ブラックハーツ S ? アポカリプス S クレアセイバー ? ? ディーガ・ラガン ? ? ヨウメイ社 武器名 ランク 必要Lv 攻撃 命中 備考 サベラ C 1 46 30 バルネラ C 5 62 42 ペアスタラ C 10 82 53 パラスラ B 15 120 77 デラデイラ B 20 152 98 ハルシオラ B 30 184 119 クレアサベラ A ムラサメラ A 248 160 マサムネラ A クサナギラ A テノラ・ワークス社 武器名 ランク 必要Lv 攻撃 命中 備考 セバラ C 1 50 26 セバ・ブラッタ C 5 70 36 セバ・サッタ C 10 90 46 セバ・パラッサ B 15 130 67 セバ・デラダ B 20 165 85 セバ・ファルサン B 30 200 102 セバ・クレッサ A セバ・ボンガ A 270 138 セバ・ボルガ A 318 163 セバ・ボレガ A 369 189 クバラ製 武器名 ランク 必要Lv 攻撃 命中 備考 イグザム C 1 100 150 凍結Lv1【入手】前作のデータをインポート 怒れる焼きマシュマロ B 20 252 163 燃焼Lv1コラボアイテム ミクのセイバー B 20 222 180 混乱Lv5コラボアイテム ハリセン C 15 140 83 麻痺Lv2【入手】・交換ミッション フライパン A 40 230 166 【入手】・交換ミッション ケイコウトウ C 5 80 47 感電Lv1【入手】・交換ミッション ブーケ B 202 119 魅了Lv2【入手】・交換ミッション デルジャバナー A 298 198 セイバック B ジートシーク A クリムゾック S ブラックハーツック ? ? アポカリプスック ? ? サベラック C 279 185 セバラック C 289 172 ムラサメラック C 321 213 デュランダル・レプカ A DBの剣 A 371 235 ヤシャ S ティーガ・ラガック ? ? 節子おばさんのフライパン ? ? セバクック C 332 197 ビフテイバー・レア B ビフテイバー・ミディアム A ビフテイバー・ウェルダン B ラヴィス・カノン ? ? エレクディストーション ? ? ゲッカビジン S ? シップウジンライ S