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アニメ会社(五十音順) 検索するアニメ会社の頭文字を下記の五十音順からクリックして下さい。()の数字はアニメ会社の数です。 あ行(15) か行(6) さ行(13) た行(9) な行(1) は行(10) ま行(3) や行(0) ら行(2) わ行(0)
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登録日:2010/06/07 Mon 16 15 20 更新日:2022/10/25 Tue 12 15 49NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ぶっ飛び演出 アイキャッチ アニメ アニメ会社 エンドカード カラフル シャフト シャフ度 ハイセンス フェティッシュなポーズ 企業 会社 信者VSアンチのテンプレ化 原作大改変 変化していくOP・ED 大ヒットor黒歴史 実写 富士山 新房昭之 杉並区 東京都 爆発オチ 現実の企業 紙芝居 静止画 黒板ネタ SHAFT Inc. 日本のアニメ制作会社。本社所在地は東京都杉並区。 1975年、虫プロダクション出身者が中心となって設立された。 設立当時はグロス請けの様な下請けが多かったが、仕上げ中心から制作全般へ事業を拡大していき、『夢から、さめない』が初の自社元請制作作品となる。 そのため初代機動戦士ガンダムの制作にも携わっている。 作風としては、実験の様な物やスタッフの遊びにしか見えないものが多く、中には素人が手掛けたとしか思えないほどの手抜きもある。 そのため黒歴史率が高く、シャフト製作=死亡フラグと言われる事も少なくない。 しかし、本気を出すと想像の斜め上を行く奇抜な演出で(一部の)視聴者の心を掴み、人気アニメ会社としての地位を築いていった。 とりあえず アニメ化決定! ↓ ファン「よっしゃー!んで制作会社は?」 ↓ 制作…シャフト ↓ ファン「!?」 はアニヲタ的にはよくある光景。 近年は鬼才新房昭之監督の活躍もあって、化物語、魔法少女まどか☆マギカなどヒット作、話題作を連発している。 が、劇場版魔法先生ネギま!で……。 同じ声優をよく起用する(新谷良子や沢城みゆき、斎藤千和、神谷浩史など。別名:シャフトお抱え声優)。 よくも悪くも注目を集める制作会社である。 作品リスト この醜くも美しい世界(ガイナックスと共作) これが私の御主人様 ★月詠 -MOON PHASE- ★ぱにぽにだっしゅ! ★ひだまりスケッチシリーズ ★さよなら絶望先生シリーズ ef - a tale of memories. ef - a tale of melodies. ★まりあ†ほりっくシリーズ ★夏のあらし!シリーズ ★物語シリーズ ★ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド ★荒川アンダー ザ ブリッジシリーズ ★ネギま!? ★それでも町は廻っている ★魔法少女まどか☆マギカ ★電波女と青春男 ★かってに改蔵 ★新・光神話パルテナの鏡 ★ニセコイシリーズ ★メカクシティアクターズ(カゲロウプロジェクトのアニメ化作品) MAG・ネット(OPのみ) ★幸腹グラフィティ まじかるすいーとプリズム・ナナ THE ANIMATION ★劇場版 傷物語 ★3月のライオン ★クビキリサイクル ★Fate/EXTRA Last Encore ★打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか? ※「★」マークのついている作品は、新房昭之監督作品 ○主なスタッフ 新房昭之 大沼心 尾石達也 滝沢いずみ 東富耶子 龍輪直征 宮本幸裕 板村智之 八瀬祐樹 武内宣之 追記・修正はシャフ度でお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 良い意味でも悪い意味でも、似たような演出ばかりで違う作品見てる気がしない。 -- 名無しさん (2013-12-05 23 19 25) ↑ジブリの数々の作品も「似た様な絵ばかり」で切り捨ててしまいかねない…様式美として世間に定着してくれれば「使いまわし」という声も減ると思う。少なくとも新房監督は他の自主性を重んじているだけ、他も期待できそう。 -- 名無しさん (2013-12-06 11 53 29) そこはアニメスタジオごとの個性だとでも思っておけばいい。東映とかボンズとかも着彩や演出が似たようなのばっかりだし -- 名無しさん (2013-12-25 17 47 55) なんか「アニメ会社」というより「劇団」っぽく感じてしまう -- 名無しさん (2014-02-03 04 50 06) よくもわるくも自色を出せるスタジオだと思う。一目見て「シャフトじゃんこれwww」ってわかるのはスゴいよね。 -- 名無しさん (2014-02-03 05 21 03) 荒川アンダーザブリッジは面白かった。 -- 名無しさん (2014-02-03 10 02 54) ニセコイはシャフトじゃなきゃインパクト薄かったから良かったのかも。 他は知らんが -- 名無しさん (2014-04-08 21 41 10) ↑3 逆に原作と全くの別物として見たほうがいいよ。中には余りにも原作通りにしすぎて叩かれた某超高校級アニメがあってだな -- 名無しさん (2014-05-06 19 07 29) あの演出は予算削減のためでもあるらしい。あと手抜きのように見えて、普通のアニメより多くのカットを書かなきゃいけないらしいから、実は手間はかかってる。だが他の方面で遊び過ぎて間に合わなかったり原作と全く別物のものに変えているは褒められない所 -- 名無しさん (2014-05-20 08 03 43) 化物メカクシまりほり絶望はやりたい放題やってる印象。ネギまは最初から原作クラッシュするつもりでいたらしいしアレ。荒川それ町ひだまりニセコイは原作の雰囲気を尊重してあれでもかなり抑えてる -- 名無しさん (2014-05-20 08 06 05) 初めて名前を見た時、黒いレイバー作ってる会社みたいだと思った。 -- 名無しさん (2014-05-20 08 19 14) 最近はシャフトに任せれば売れると思っているアニメも多いな。* -- 名無しさん (2014-06-07 11 26 03) ef二作は本当にシャフトの本気と呼ぶに相応しい。OP、EDも含めて。 -- 名無しさん (2014-06-07 11 32 07) 大沼抜けてから劣化してないか? ぱにぽにやefも大沼が深く関わってたんだよな、そういや -- 名無しさん (2014-06-09 05 28 28) ↑×5 そーゆーネタやめて。笑ってしまう。 -- 名無しさん (2014-08-10 20 41 08) いまだにefが最高傑作だと思ってる -- 名無しさん (2014-08-10 20 54 14) ここ老舗だったのか…近年の深夜アニメに代表作が多いから最近の会社だと思ってた -- 名無しさん (2014-08-10 21 13 05) ↑老舗って何?老舗って言ったら創業100年以上を刺すんだが -- 名無しさん (2014-08-10 21 45 29) とりあえず納期は守ろう -- 名無しさん (2014-08-10 21 52 49) 憑物語の演出は従来とはやや違ってた感じだった -- 名無しさん (2015-01-07 10 22 18) イメージとしてはOP、EDに全力を注ぐ会社www -- 名無しさん (2015-01-07 12 53 33) なんだかんだ売れてる作品も多いのに、何で嫌う人多いの? -- 名無しさん (2015-01-09 09 28 57) 癖の強い味は人を選ぶ、というだけのこと 明らかに万人受けする作風じゃないから嫌われる人にはとことん嫌われる -- 名無しさん (2015-01-09 09 50 46) 演出は個人の好き嫌いだからともかく、未完成品を堂々と上映する根性は流石にいかがなものかと -- 名無しさん (2015-02-10 06 55 01) 絶望先生との親和性は異常 -- 名無しさん (2015-02-23 12 23 38) 今年のエイプリルフールネタはニセコイ 物語シリーズか -- 名無しさん (2015-04-01 10 20 17) 龍輪直征監督の作品 絶望先生、荒川UB、改蔵、ニセコイ、それ町、ささみさん、幸腹。 あっ……(察し) -- 名無しさん (2015-07-05 18 58 23) ニセコイの校舎は見てて不安になる。在学中病みそう -- 名無しさん (2015-12-22 23 38 21) 仕事受けすぎて不安。案の定クビキリOADで落としてるし…。このへんはufoにも通じる。 -- 名無しさん (2016-12-09 12 22 29) ↑本当にそう思う -- 名無しさん (2016-12-11 18 07 56) 報告にあったコメントをリセットしました -- 名無しさん (2017-06-02 20 30 49) 三次元の世界でシャフ度を使いこなす仮面ライダーがいるらしい -- 名無しさん (2017-07-31 13 21 53) シャフト特有の校舎、居心地悪そう… -- 名無しさん (2018-06-04 00 34 50) アニマックスで放送されていたカオスアニメ「ドッとKONIちゃん」もシャフトだと知った時は驚いた。このアニメにもシャフ度ってあったんだろうか? -- 名無しさん (2021-06-28 14 57 55) 名前 コメント
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登録日:2010/06/14 Mon 22 02 00 更新日:2023/10/11 Wed 11 54 45NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 BONESと混同されがち GONZO おまいGONZO アニメ アニメ会社 オリジナルは良作 ガメラ ゴンゾ 企業 会社 原作クラッシャー 杉並区 東京都 犠牲になったのだ・・・ 現実の企業 株式会社ゴンゾ(GONZO) アニメーションの企画・製作・開発をする日本の会社のひとつ。 本社所在地は東京都杉並区。 会社組織としては、1992年にガイナックスを退社した前田真宏・山口宏・樋口真嗣・村濱章司によって設立されたが、本格的にアニメ製作を開始したのは2000年頃。 名前の由来は、イタリア語で「馬鹿」を意味する単語「Gonzo」より。 作品の完成度は非常にムラが激しい。 しかし、一方でオリジナルアニメは良作が多く、原作有りの作品とは比べものにならないくらい程の圧倒的なクオリティを見せつけたりする。 また、原作有りアニメ作品でも、思い出した様に良作になったり、 「良い意味で」設定を無視する「原作クラッシュ」もあり、視聴者を「良い意味で」裏切ったりもする。 ■作品リスト ◇テレビアニメ 咲-saki- シャングリ・ラ 鉄のラインバレル ストライクウィッチーズ(一期のみ) BLASSREITER ドルアーガの塔シリーズ ロザリオとバンパイアシリーズ ドラゴノーツ もえたん アフロサムライ(北米向け) ぼくらの フルメタル・パニック! 最終兵器彼女 風のスティグマ ロミオ×ジュリエット 月面兎兵器ミーナ RED GARDEN N・H・Kにようこそ! ウィッチブレイド BLACK CAT トリニティ・ブラッド SPEED GRAPHER バジリスク~甲賀忍法帖~ トランスフォーマー ギャラクシーフォース 厳窟王 砂ぼうず SAMURAI 7 GANTZ 爆裂天使 クロノクルセイド PEACE MAKER鐵 デジガールPOP! LAST EXILE カレイドスター GAD GUARD キディ・グレイド 超重神グラヴィオンシリーズ FF U ~ファイナルファンタジー:アンリミテッド~ HELLSING SAMURAI GIRL リアルバウトハイスクール ゲートキーパーズ ヴァンドレットシリーズ AKIBA S TRIP -THE ANIMATION- ◇テレビアニメ(共同制作) ▽AIC SoltyRei パンプキン・シザーズ 瀬戸の花嫁(プロデュースのみ アニメ制作はほぼAIC) S・A~スペシャル・エー~ ▽GK Entertainment アラド戦記〜スラップアップパーティ〜 ▽サテライト ガラスの艦隊 ◇一部制作協力 銀魂(制作元請サンライズ) 天元突破グレンラガン(ガイナックス) もえたん(アクタス) もやしもん(白組・テレコム・アニメーションフィルム) ハヤテのごとく!第一期(シナジーSP) 絶対可憐チルドレン(〃) 鉄腕バーディDECODE02(A-1 Pictures)・咲 ‐Saki‐(15話以降) ◇映画 ブレイブストーリー 銀色の髪のアギト キディ・グレイド アフロサムライ ◇OVA 瀬戸の花嫁 仁・義(AICと共同制作) デッドガールズ ストライクウィッチーズ 爆裂天使‐インフィニティ‐ カレイドスター 戦闘妖精雪風 ゲートキーパーズ21 メルティランサー 青の6号 ◇実写作品 ガメラシリーズ 悪夢探偵シリーズ ゲゲゲの鬼太郎 携帯彼氏 電車男(オープニングアニメ) 2009/7/30、経営不振により上場廃止となる。 2010/6月の株主総会で、国内向けアニメ一本の製作を開始したと発表。 最近になってタイトルが判明。高評価を得たLAST EXILEの新作ラストエグザイル -銀翼のファム- 頑張って経営を立て直してほしいです… 追記修正よろしく。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 嫌なら記憶しかねえよこの会社。ハガレンとヘルシングなんかトラウマだわ。 -- 名無しさん (2013-10-19 18 35 20) 実写鬼太郎もここだったか。納得。 -- 名無しさん (2013-10-19 18 40 59) ウィッチブレイドやカレイドスターは素晴らしいアニメだった だがブレイブストーリーは許さん -- 名無しさん (2013-11-01 02 14 27) ↑3ハガレンはボンズじゃね? -- 名無しさん (2013-11-01 08 21 59) ↑2003はゴンゾ、FAがボンズ。FAは好き。 -- 名無しさん (2013-11-01 09 22 04) ↑調べたけどやっぱ2003年のもボンズだぞ -- 名無しさん (2013-11-01 12 15 06) ↑おや、そうだったか。悪いこっちの勘違いだった。 -- 名無しさん (2013-11-01 13 05 32) 瀬戸嫁は最高だったな なおアニメは面白くても原作は… -- 名無しさん (2013-11-01 14 15 47) 「原作付きはクソ、オリジナルは良作」との定評だが逆もあるもよう バジリスクとか…ドラゴノーツとか… -- 名無しさん (2013-11-01 14 22 06) ギャラクシーフォースは面白かったな -- 名無しさん (2013-12-01 01 34 47) 砂ぼは原作付きにも関わらず結構再現できてた印象 -- 名無しさん (2014-02-03 04 53 58) バジリスクは神がかった出来だったな。良作とそうじゃないのの違いは何なんだ -- 名無しさん (2014-02-03 05 38 03) ヘルシングは仕方ないだろ。どこのアニメ会社でも改変されてる可能性大だった。あれはODAでこそ輝く -- 名無しさん (2014-05-20 08 22 11) 爆裂天使は説明不足なのが難点 -- 名無しさん (2014-09-21 23 58 06) 「ロザリオとバンパイア」、「犬とハサミは使いよう」は見事に原作クラッシュしてるのに面白かったなぁ -- 名無しさん (2015-07-06 17 51 57) いろんな意味で00年代の混沌を象徴するような会社、CG技術はスタッフが腕利き揃いなのか今見ても見劣りしない -- 名無しさん (2021-03-25 15 41 50) TrinityBloodは原作者が亡くなっている事もあって惨憺たる出来だった。原作ファンだからDVD全巻買ったけど、永久に許さない。 -- 名無しさん (2022-04-23 09 58 54) ニンジャスレイヤーがアニメ化発表された時の第一報ビジュアルもGONZOが手がけたんだよね。実際の制作はTRIGGERだったけど。 -- 名無しさん (2022-06-22 18 56 54) 名前 コメント
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登録日:2015/12/20 Sun 17 37 04 更新日:2024/05/03 Fri 19 17 05NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 ICHI アニメ会社 チャージマン研! ナック ナッククオリティ 予算不足 企業 伊東市 会社 低予算 作画崩壊 全ての元凶 東京都 現実の企業 練馬区 超展開 静岡県 ナック(KnacK)とは、日本に存在して“いた”アニメスタジオである。 概要 作風 主な作品 概要 設立されたのは1967年。社長は西野聖市→吉野晴亮(2017年以降)。あら西野君まだ早いですよ? 2008年には「株式会社ICHI(イチ)」に社名変更しており、主力事業は実写映画にシフトしているという。 ……しかし、後述する「チャージマン研!」にまつわる一連の体たらくにより、現在は版権を売り出したグッズ展開には積極的だがICHI自身は仕事らしい仕事は全くしていないというのがナックファンの見解である。 東京都練馬区に自社ビルがあったが、社名変更後の2017年に静岡県伊東市に移転している。 アニメ制作に参入したのは1970年の「いじわるばあさん」。 その後も1996年の「ルナティックナイト」まで活動を続けていたが、アニメ会社としての知名度はマイナーな部類であった。今もだって? 気にするな! しかし、後年ネットを中心に「チャージマン研!」がブレイクした事によって、クソアニメ会社として有名になった。 (少なくとも現在の)企業態度はいい加減で、チャー研の全話収録DVD-BOXは話数の順番がバラバラだったほか、 にわかに起きたブームに便乗して立ち上げられた「チャージマン研!」公式ホームページとTwitterも、 まず公式Twitterが数回ほどグッズ関連の告知をした後、たったの3ヶ月余りで更新停止。(*1) その後、ホームページの方はいつまでたっても「チャー研を見る」というページだけ公開されない状態でしばらく存続していたが、 2014年3月にいきなりサイトがリンク切れになり、しばらく経って復活したかと思いきやドメインを買収されアダルトサイトになるというあんまりな結末を迎えた。 しかも、社員の証言によれば当の“公式”サイトの設立にICHIの社員は一切関与していなかった上、前述の“公式”Twitterアカウントもサイト設立スタッフが勝手に作った代物だったらしい。 公式とはいったい……なお現在は有志制作のミラーサイトが現存している。 2017年にようやく本物のICHI公式Twitterアカウントが取得された。 しかし、なぜかアカウント名に(チャー研の会社)と併記するわ、元社長・西野氏の名前を呼び捨てにするわと、先の偽公式もびっくりのフランクっぷりで、 問い合わせに社員が回答するまで誰一人として本物の公式アカウントだと信じなかったという。 同2017年、公式Twitterに続いて公式YouTubeチャンネルを開設。 2020年に行われた「チャー研アーカイブ化クラウドファンディング」(*2)では、目標額の600万円を大幅に越える約880万円が集まり、綺麗な映像でチャー研を見れることとなった。ちゃんと陰毛は残っているのでご安心を これによって上記の公式YouTubeチャンネルでの配信や、Blu-ray版の発売といった事象に繋がっている。 偽公式サイトの方も、アフィ広告貼りまくりな上YouTubeに違法アップロードされていた自社作品の動画を「プロモーション動画」と称してホームページ上で普通に紹介し、しかもそれらが後日つべの運営に削除されるというムチャクチャな事態が発生していた。版権はいったいどこにあるんだ。 しかしチャー研公式サイトが消えた一方で、チャー研DVD-BOX及びサントラを発売したりカラオケでの楽曲配信をしたり、 公式YouTubeチャンネルでの全話配信企画や漫画版の単行本刊行、LINEスタンプの販売に踏み切ったり、 40周年を記念してコラボカフェ企画を2年遅れで開催したりオーケストラを招いてサウンドトラックのコンサートを行う等、看板作品としての自覚は一応あるようで現在でも細々とした活動は行われている。 他の作品にもスポットが当たるのか、今後の動向にも期待しよう。 また、子供向けアニメのイメージが強い会社であるが、他にはあの「グラップラー刃牙」の初アニメ(OVA)や、「オカマ白書」といったニッチなアダルト向けアニメも制作していたりする。 作風 タツノコプロのアニメを見よう見まねでなぞったかのような暴力描写と、残念な作画による自重しないお色気描写、そして確かなセンスを感じさせるクオリティの高い主題歌に定評がある。 だが肝心の作画技術の方は割と残念な部類に入り、同じく作画の悪さに定評がある国際映画社とセットで語られることも多い。 とりわけ酷い物は「ナッククオリティ」と呼ばれてネタにされている。「KnacK(技巧)」という社名なのにknackが無いとはこれ如何に ただ、最も会社の資金繰りが厳しかった時期の作品であるチャー研の印象が強すぎるせいで、こんな評判が定着してしまった感じがあり、実のところ平均以上の完成度を誇る作品もきちんとある。 そんなチャー研こと「チャージマン研!」のナッククオリティがどれだけ酷かったのかというと…… かなり高頻度で画面端にゴミが映る(通称「陰毛」) 変身バンクはいいとして、戦闘シーンもほぼ毎回同じ絵の使い回し(特にジュラル星人) SEは鳴らない事の方が多い(特に初期の回) 登場人物の言動が敵味方問わず非常識 少ないコマをループさせることが多く、モブが2種類しかいない事などザラ 約5分しか尺がないのに、無駄なシーンを挟んで尺稼ぎを図る にもかかわらず、最後はほぼ例外なく十秒ほど尺が余る 唐突にスタッフの手が映る と、非常に突っ込みどころ溢れる構成になっている。 こうなってしまったのは、とあるパイロット版アニメの売り込みに失敗し、作品に掛けた予算を無駄にしてしまった為にその後の資金繰りが厳しくなってしまった、という事情があったためであるという。 その環境の悪さは「チャージマン研!」の制作当時、スタッフが逃げ出し海に遊びに行ってしまったという逸話がある程である。 しかし「アストロガンガー」のある回でのガンガーが走るシーンは、放送当時を考えるとあり得ないほど安定した作画でヌルヌル動いており、「ナックの本気」と言われている。 主な作品 チャージマン研! 説明不要。詳しくは個別項目を参照。 透明少年探偵アキラ スーパータロム おこれ!!ノンクロ ナックが誇るパイロット版アニメ御三家。パイロット版なので全て本放送はされていない。「のら犬ペスの冒険」? 知らんな チャー研と同じDVDに収録されているため、まとめてチャー研シリーズとして扱われることが多い。 特に「スーパータロム」は、その後のナックの(というかチャー研の?)運命を決定づけた作品でもある。 さらに現在配信されている公式LINEスタンプ(ボイス付き)には、「アキラ」と「タロム」のスタンプが含まれていたため、この2作品はチャー研シリーズとして公式にも認められたという事になる。ノンクロは怒っていい。 タロムはチャー研よりすこし前、アキラはほぼ同時期、ノンクロは後の80年代に制作されたという説が有力。 アストロガンガー かの「マジンガーZ」の2ヶ月前に放映された日本初のカラー放送のロボットアニメ。 生きている金属から生まれたロボット「ガンガー」と少年「星カンタロー」は融合し、侵略者ブラスター星人と戦う。 その放送時期と当時としては異例かつ先見性のある設定から、コアなロボットマニアの間では時々話題になる作品である。 また、YouTubeでチャー研が配信された時、投票で他のナックアニメも配信という企画が行われたが、結果は本作が1位を獲得し全話配信が決まった。 ちなみにとある回では「ボルガ式解決法」をやってのけている。チャー研ファンは是非見て欲しい。 二次創作のMADムービーでは前述の「走るガンガー」ネタが有名であり、公式でも本家の映像を使い、配信宣伝用の「走るガンガー」のショート動画をアップしている。 グロイザーX これまたロボットアニメ。原作は永井豪が率いるダイナミックプロのコミック作品を多く手掛けてきた桜多吾作氏。 主人公機は「空爆ロボ」であり、爆撃機形態ばかりでロボットになかなか変形しなかったり、泉研よろしくチート級の性能だったりとネタ要素が多いが、本筋は割とシリアスであり、作画こそ壊滅的であるが見るべき点は多く、全体的な評価はむしろ高い方。 ちなみに主人公の海阪 譲は古谷徹が演じており、古谷氏自ら「スーパーロボット大戦シリーズ」への参戦を熱望していたのだが、後の「真マジンガー 衝撃! Z編」に本機をモチーフとした敵ロボットが出ており、その敵は後年スパロボにも出た。こんな形で初参戦することになろうとは…。 「キチガイレコードのアレ」など、一部チャー研と同じBGMが使われている。 サイコアーマーゴーバリアン またまたロボットアニメ。 80年代の作品であるため、上記ふたつに比べると少し垢抜けた作風になり、特に主題歌は神曲として永らく語り継がれていた。その割には2009年になるまでCD化されなかったりと不遇だったが… しかし、新時代を見据えつつあった永井豪&ダイナミックプロに「主役ロボットはマジンガーみたいなやつにして」という安易な依頼をしたせいでパチモンみたいなロボットが出来上がってしまい、さらに低予算による技術力の低さも相まって、同時代の他のロボットアニメに比べると前時代的な印象は拭えない。 しかし、シナリオなど見るべき点も無いわけではなく、監督が同じということもあって「ダンクーガのプロトタイプ」と見る向きもあるとか。 アタッカーYOU! 80年代に製作された少女向けバレーボールアニメ。実話を基にしたという触れ込みで、漫画・アニメが並行してメディアミックス展開されていた。 あまりにもお転婆すぎる主人公と、ナック製アニメの中でも一際自重していないお色気が特徴だが、やっぱり作画は悪い。 しかし、実はイタリアで大人気だったことがあり、イタリアでプロバレーボールチームが誕生するきっかけとしてこのアニメの存在が挙げられるなど、決して小さくない貢献を果たしている。 が、せっかくの功績も日本のメディアからは「アタックNo.1のおかげ」と認識されていたり、主題歌は割と名曲なのにやはり2008年になるまでCD化されなかったりとこちらも結構な不遇。 しかしイタリア、グレンダイザーといいジーグといい、マイナーアニメ好きすぎでは…… まんが水戸黄門 文字通り国民的ドラマ「水戸黄門」の漫画…じゃなくてアニメ化。まさかのまさかである。 某番組で紹介されるまでは水戸黄門ファンの間でも知られてなかったとか。 アニメ化にあたって色々とアレンジが加えられているが、 助さんはチャンバラの達人であり、「葵三つ葉返し」とか「流星十文字斬」とかいった技を使う 格さんが黄門様から受け取った「力襷」なるものを腕に巻くと怪力を発揮する 原作に居ない少年をレギュラーに据える 途中から妖怪などとの戦いがメインになってくる お供のインパクトに押され、黄門様が空気キャラに ……と、独創的な作品に仕上がった。 おまけに、オープニングは原作の荘厳さを欠片も感じさせないロック曲「ザ・チャンバラ」。一応、曲単体での評価は高い。 が、エンディングの方がさらにミスマッチな曲だったりする。しかも映像の方は設定資料などを写しただけという手抜きっぷり。 こんな作品だが、なんと視聴率10%以上を叩き出しており(TVアニメなら6%もあったらヒットの類)放映時期がSFアニメ全盛でも十分成果を残していた事も評価すべきところである。 星の王子さま プチ☆プランス 1978年7月~1979年3月放映。 同名の文学作品のアニメ化。「ナックの本気」と言われる程の完成度を誇る傑作。 演出、声優、音楽のいずれも豪華であり、「文化庁こども向けテレビ用優秀賞」なるものを受賞した実績があるほどの作品。声優・松野太紀のデビュー作(当時10歳、本名の「松野達也」名義)でもある。 が、ナッククオリティによるフィルム管理がアダとなって原版が紛失し、一時期は幻の作品と化していた。 再放送があってもエンディング曲は全て特定話の使い回しで、次回予告も一切なかったほど。 現在は捜索により行方不明になっていた原版が無事に発見され、きちんと各話ED・次回予告を収録したDVDが発売されているほか、アストロガンガーに続いてYouTubeでも配信されている。 グラップラー刃牙 1994年製作、同名漫画のOVA化作品。何気に刃牙初のアニメでもある。 刃牙役に山口勝平、独歩役に飯塚昭三などの豪華声優陣に加え、原作者の板垣恵介や格闘家(当時)の佐竹雅昭などゲスト声優の顔ぶれも充実。 作画も当時の絵柄を忠実に再現しており、目立った作画崩壊も無く安定した出来と言える。逆に言えばネタ要素は少なく、刃牙としてもナック作品としても地味。 内容は神心会空手トーナメントでの末堂戦、地下闘技場での鎬昂昇戦の抜粋で、短縮こそされたものの皆大好き炭酸抜きコーラもちょっとだけ登場する。 MAD動画などで、ご機嫌でコーラを振る古い絵柄の刃牙が出てきたら多分この作品が出展。 ちなみに公式Twitterによると、本作の作画が丁寧な理由は、原画製作を担当したスタジオコックピットがたまたま暇な時期だったかららしい。 星の子ポロン ただ単に狂気っぷりがチャー研と似ているだけで、上記の作品はおろかナックとすら無関係 ……と思われていたが、実は同作の制作会社はナックの社員が独立して設立したものだったりする。 他の作品はWikipediaやチャージマン研!@wikiなども参照のこと。 海に泳ぎに行ってしまったスタッフの代わりに追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 桃太郎伝説のアニメもナック製作 -- 名無しさん (2015-12-20 19 32 06) 今さらながらクオリティの低さが逆にネタになるアニメ会社なんて、そうそうないよなあ -- 名無しさん (2015-12-20 19 39 40) サイコアーマーゴーバリアンは結構好きよ -- 名無しさん (2015-12-20 19 42 13) ロボットアニメ結構作ってるけどチャー研公式の杜撰さとか見た感じスパロボ参戦は厳しそうだなぁ…。グロイザーは真マジンガー出てたけどあれって権利関係どうなってるんだろう? -- 名無しさん (2015-12-20 19 54 25) 元凶 -- 名無しさん (2015-12-20 20 29 30) 何気にグラップラー刃牙のOVAも制作してたりする -- 名無しさん (2015-12-20 20 53 09) 実写製作のノウハウも持ち合わせているからか、旧劇場版エヴァンゲリオンの製作にも協力していたらしいね。 -- 名無しさん (2015-12-20 21 19 14) 月光仮面のアニメ版もナックの本気だと思う そしてナックどころか日本のアニメで再放送が一番難しそうないじわるばあさん…(原作者の意向により) -- 名無しさん (2015-12-20 21 25 24) ダメおやじはテレ東(当時は東京12チャンネルだけど)アニメ第一号だったんだよな -- 名無しさん (2015-12-20 21 41 28) ↑4オイオイオイ 死ぬわアイツがカットされてるんだよね… -- 名無しさん (2015-12-21 00 31 23) 「桃太郎伝説」のアニメ版や「アタッカーYOU」もナックだったりする -- 名無しさん (2015-12-21 11 07 05) ↑……ってごめん、先に書かれてたわ(;´Д`) あと特撮として「バトルホーク」 -- 名無しさん (2015-12-21 11 09 02) 平成ウルトラシリーズの制作にも長年にわたって協力してたらしいな -- 名無しさん (2015-12-21 16 03 35) FFの常連アイテム力だすきはまんが水戸黄門が元ネタという話があるのよね。 -- 名無しさん (2015-12-22 13 06 54) アダルトアニメも結構作ってる -- 名無しさん (2015-12-22 16 15 16) 刃牙のOVAについての記述はないのか -- 名無しさん (2016-01-09 00 05 22) んん…何回見てもグラップラー刃牙はまさに傑作だY! -- 名無しさん (2016-01-25 07 00 59) こないだ超ウルトラ8兄弟を観てたら最後のクレジットにナックって出てきたけど、まさかこのナックじゃあるまいな… -- 名無しさん (2017-05-01 15 00 15) 月光仮面がない…だと… -- 名無しさん (2017-05-01 15 03 49) 記事内でもサラッと触れてるけど最近できた公式垢がひどい(褒めてない) -- 名無しさん (2017-05-02 22 32 09) ちなみにグロイザーXは古谷徹さんがスパロボに出演してほしいと言ったが「誰も知らないでしょ」と却下されたらしいな。マイナーな作品も出る今なら大丈夫そうだが -- 名無しさん (2018-02-01 21 01 30) 「やる気まんまん」という成人向け漫画がナックでアニメ化された。声優は緒方賢一さんや島田敏さんといった豪華なキャスト。 -- 名無しさん (2018-02-02 18 01 08) アストロガンガーめちゃくちゃ好き -- 名無しさん (2018-10-17 13 15 09) ゴーバリアン大好きだったのでスパロボ参戦してほしい!! -- 名無しさん (2019-01-29 09 56 41) ↑そのためにはZERO様を説得しなくては・・・ -- 名無しさん (2019-01-29 12 41 51) ドラえもんのねじ巻き都市や旧エヴァに制作協力してて驚いた -- 名無しさん (2019-02-20 23 46 28) あとそれと高橋ヒロシの「クローズ」のOVAもここで作ってたなぁ。普通に作画良くて、ヌルヌル動いてたから笑ったわw -- 名無しさん (2020-07-16 17 27 56) チャー研で持ってる会社 -- 名無しさん (2021-01-31 09 36 23) 平成ウルトラマンに出てくるナックはこのナックではなく撮影用機材を扱う同名会社と思われ -- 名無しさん (2021-06-21 14 04 49) 一時期の作品管理の適当さが嘘のような最近の精力的なフィルムのリマスター活動 Youtube公式配信はいいと思うけど、そのYoutubeで「他社のコンテンツの利用」を理由に収益化止められててやっぱりナッククオリティ -- 名無しさん (2021-07-06 21 56 48) ナックの名誉のためにも『まんが水戸黄門』は決してカルトな怪作などではなく視聴率10%以上を叩き出していた(TVアニメなら6%もあったらヒットの類)ナック最大のヒット作であることを付け加えておくべきだろう。 -- 名無しさん (2021-09-05 00 30 28) ツイートで判明したツイッターの中の人の労働環境が過酷すぎる -- 名無しさん (2022-05-19 10 49 25) ↑×2 そんなまんが水戸黄門が今時代劇専門チャンネルにて月〜金の平日お昼12時半という時間で放映中ですよ。 -- 名無しさん (2024-03-23 15 17 26) バトルホエヴァの旧劇場版の実写パートはここが担当してたり。 -- 名無しさん (2024-03-23 23 39 38) 名前 コメント
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アニメ会社紹介(作オタ視点) 作オタによるアニメ会社紹介のページです。 更新が少ないため、記載されてる情報が古い可能性もあります。ご注意ください。 所属アニメタ欄記載のアニメーターには、継続的にその会社に席を置いているフリーアニメーターも含まれています。 輩出アニメタ欄に関しても、他社へ移籍した動画からの生え抜きや社員アニメーターに加えて、他社へ席を移したフリーも含めての記載となっています。 社内に席があるフリーか、外注のフリーか不明な場合は関連アニメタ欄に記載お願いします。 ・あ~さ行 ・す〜そ ・た~わ行
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海外のアニメーション制作会社に、どんなものがあるのか知らなかったので 例としていくつかの企業を、自分用メモがてらに以下に記します。 スタジオ名 作品例 備考 ウィリアムズ・ストリート FishCenter LiveCarl s Stone Cold Lock of the Century of the WeekAqua Teen Hunger Force カートゥーンネットワークスタジオ ビリー マンディチャウダーレギュラーSHOW 〜コリない2人〜 ティットマウス The OsbournesMegas XLRAvatar The Last Airbender レネゲード・アニメーション ハイ!ハイ! パフィー・アミユミベン10スラッカーキャッツザ・ミスターメン ショー ハンナバーベラ・プロダクション チキチキマシン猛レース森のスマーフ原始家族フリントストーンパワーパフガールズデクスターズラボ 2001年消滅 .
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アニメ会社紹介作オタによるアニメ会社紹介のページです。 順不同です。記載されてる情報が古い可能性もありますよ。 ■東映アニメーション(旧・東映動画) ・略して東映。業界最大手の制作会社。 ・上手い人も結構いるが、大規模な会社なので分散されていて出来はまちまちなのが多い。 ・かつては3000枚縛りが鉄則であったが、どうしても止まっている絵が多くなってしまうので、一部作品では3500枚になる。 (上記は、逆にちゃんと動かすことを目的とした枚数の増加である) ・3500枚の場合は大体300カット、3500枚、背景は200~230枚。(清水慎治・談) ・上記の通り枚数を豪勢に使う事は出来ないので、東映で上手い人は必然的にタイミングが上手い人が多い。 ・たまに凄いサプライズ回もある(ガイキング13話、化猫、祝!ビックリマン29話など。 ・一人原画アニメーターが多い。業界内の一人原画アニメーターの殆どが東映で仕事をしている。 ・ペロちゃんマーク。マスコットキャラクターのペロちゃん。良い作画にはペロちゃんマーク進呈。 所属アニメタ:山下高明、舘直樹、冨田与四一、林祐己、小泉昇、山室直儀、青山充、八島善孝、横山健次、出口としお 輩出アニメタ:濱洲英喜、新井浩一、中鶴勝祥、福田道生、細田守、森やすじ、大塚康生、宮崎駿、小田部羊一、小林治(旧)、長谷川眞也、西田達三 関連アニメタ:馬越嘉彦、中澤一登、すしお、橋本敬史、森久司■TOEI ANIMATION PHILS ・略してTAP。 ・フィリピンにある東映の子会社。 ・劇場作品への参加も多い。 所属アニメタ:フランシス・カネダ、ポール・アンニョヌエポ、ノエル・アンニョヌエボ、レジー・マナバット、 レム・バレンシア、ビクター・バラノン、アリス・ナリオ、アルフレッド・レイエス■アニメアール ・略してアール。 ・大阪にある作画スタジオ。スタジオ・ムーとは姉妹関係。 ・80年代の黄金期は最強のスタジオ。現在も全盛期ほどではないが、グロス回は安定する。 所属アニメタ:谷口守泰、加瀬政広、吉田徹、津熊健徳、中澤勇一、橋本貴吉、中本尚子、小松温、能地清、森田岳士、高井浩一 輩出アニメタ:沖浦啓之、逢坂浩司、毛利和昭、小森高博、濱川修二郎(Shuzilow.HA)、木村貴宏、柳沢まさひで、糸島雅彦、黄瀬和哉、村中博美、山本佐和子、西田亜沙子、中谷誠一、原田大基、光田史亮、海堂(吉田)浩幸■ガイナックス ・略してガイナ。 ・1984年設立。 ・殆どの作品が他社との共同制作という形をとっており2000年前半までは作画協力に近い体制であったが、トップをねらえ2!の制作を期に単独制作できる環境を整えた。 ・「オールドガイナ」などと称される設立時代からのスタッフと、グレンラガンを作った若手スタッフがだいたい綺麗に分かれる。 ・設立時代からのスタッフと現在の主流である若手は、いずれも上手いのは上手いが方向性に若干違いがある。 ・全体的にリアル系ではなく大暴れ系である。初心者にもオススメ。 ・同人・公式などで原画集を出すほか、サイト上で作画の鬼という厳選したカットを原撮で紹介するコーナーを作ったりと、作オタ的には美味しいところ。 所属アニメタ:吉成曜、今石洋之、平松禎史、すしお、久保田誓、雨宮哲、柴田由香、錦織淳史、貞方希久子、鶴巻和哉、高村和宏、中村章子、芳垣祐介、林明美、小島大和、山口智 関連アニメタ:庵野秀明、貞本義行、摩砂雪、前田真宏、窪岡俊之、鈴木俊二、飯田史雄、今掛勇、本田雄、増尾昭一、 丸山友、板垣伸、平田雄三 輩出アニメタ:、高橋タクロヲ、井上香織、末冨慎治、佐々木浩之、本村晃一、日下部智津子、小林幸洋■XEBEC ・1995年5月設立。 ・近年は有能な若手アニメタが増えている(菊田、北田、近岡、岡、藤宮など。 ・グループ会社であるI.GがTV作品へ進出するまでは同社の若手スタッフがXEBEC作品に参加していた。 ・スタジオジャイアンツのグロスを使えるのも作画的にはかなりの強み。 ・社内に3DCG班があり、2Dと3Dの融合には定評がある。 ・黒歴史ネギまなんかじゃへこたれません!(あれはXEBEC M2の仕事で、本家は後半のテコ入れから参加して尻拭いまでしたってのに… 所属アニメタ:羽原信義、高見明男、石原満、前田明寿、山岡信一、加藤はつえ、堀たえ子、竹谷今日子、足立慎吾、加藤雅之、松村拓哉、世良悠子、近岡直、岡勇一、乘田拓茂、北田勝彦、平牧大輔、菊田幸一 輩出アニメタ:うのまこと、坂崎忠、久保田誓、茂木信二郎、高品有桂、湯本佳典、押山清高、川元まりこ■XEBEC M2 ・XEBECのもう一つのラインスタジオ。 ・スタジオZ5が改組される形で設立された。演出家には亀垣氏に代わり西森氏が参加。 ・M2のみで作品を請ける能力があるが、親のXEBECにグロスで参加することも。 ・優秀なアニメーターが多く、本隊回は良作画の傾向。しかしグロス回がいまいちなことも… ・ネギま一期の失敗からグロス回にもレイアウト作監を置くなどしている。 ・かつてのZ5系アニメーターにコネがあり、ホスト部M2回では西澤晋がレイアウトで参加するというサプライズもあった。 ・2008年10月末、XEBECに吸収される形で解体され、同時に本橋秀之も退社した。 関連アニメタ:本橋秀之、古田誠、長屋侑利子、大浪太、崎山北斗■J.C.STAFF ・1986年設立。 ・堅実な作画が多いが、許容範囲は広いためサプライズ回に期待できる。 ・作画監督の負担の比重が大きく、作監、作監補含めると5人以上になることも。 ・撮影班は優秀で仕事がめちゃくちゃ速いらしい。 ・所属アニメーターは女性が多いことでも有名。 ・最近3DCGスタッフを強化したようだ。 ・制作ラインは3つ(柏田、田部谷、大橋)で、柏田、大橋ラインにそれぞれ別班がある。 所属アニメタ:藤井昌宏、川田剛、岩倉和憲、中山由美、大木良一、桜美かつし、長谷川眞也、川上哲也、木本茂樹、大塚舞、冷水由紀絵、井本由紀、野村芙沙子、松浦麻衣 関連アニメタ:竹内哲也、櫻井親良、橘秀樹、岩瀧智、冨岡寛、矢向宏志、下谷智之、田中雄一、松田宗一郎、兵渡勝、島村秀一、山下祐 輩出アニメタ:和田崇、枡田邦彰、矢上孝一、高橋裕一、夏目真悟■サンライズ ・1972年設立。 ・業界屈指の作画ライン。 ・基本、社員アニメーターはおらず全員フリー契約。 ・社は未経験者・動画マンは原則として採らず、動画やメインの生産ラインは中村プロやst.ダブなどに下請けさしている。 中村プロやダブはサンライズの用紙を使っていたり、サンライズ作品のキャラデ作監がそういったスタジオ出身だったりする。 ・単価は安く、中には現場が悲壮なスタジオもあり業界内での評判は一概に良いとは言いがたい。 所属アニメタ 1スタ:菱沼義仁、戸部敦夫、しんごーやすし(「犬夜叉」「焼きじゃぱ」「結界師」。サンデー連載漫画はまかせろなスタジオ。現在は「テイルズ オブ ジ アビス」制作中。 2スタ:90年代サンライズ最強の作画ライン。98年南雅彦Pが独立しボンズに。近年は「キングゲイナー」「リーンの翼」「プラネテス」など 3スタ:「ガンダムOO」。 4Aスタ:谷口班。「コードギアス」 4Bスタ: 4Cスタ:「うる星やつら」(高橋留美子イベント上映用) 5スタ:「銀魂」制作中。 6スタ:「ケロロ」制作中。(Pが独立しブリッジを設立、実制作はそちらに移った) 7スタ:「勇者シリーズ」「スクライド」「劇場Z」。作画アニメならここ。現在は「ボトムズ」制作中 8スタ:「舞HiME」「アイマス」スケジュールが良、このスタジオ作品の花火バチバチ系メカ作画を8スタ作画と呼ぶ人もいる。現在は「宇宙をかける少女」制作中。 9スタ:過去には「ガサラキ」「無限のリヴァイアス」「ガンダムSEED」など。現在は「バトルスピリッツ少年突破バシン」制作中。 10スタ:長生中。(「恐竜キング」) 11スタ:最近新しく新設されたスタジオ。現在は「黒神」制作中。 輩出アニメタ(過去に所属していたアニメタ):合田浩章、小林利充、嘉手苅睦、山岸正和■Production I.G ・安定して高いクォリティを発揮し、海外での評価も高い。その一方でシンエイ動画の下請けを20年も続けるなど、知る人ぞ知るという作品履歴も。 ・1987年12月15日、有限会社アイジータツノコとして設立。1993年9月、Production I.Gに社名を変更する。 ・3DCGを駆使した「レイアウトシステム」に代表されるように、近年はガチガチに硬い作画をしがちで、その辺の評判は悪い。 ・現在10の制作スタジオがありそのうちの半分が制作ラインである、また呼び方は攻殻にちなみ○課と呼ばれている。(2008年現在) 1課:作画スタジオ、後藤隆幸氏がチーフ 所属アニメタ:浅野恭司、永島明子、大久保徹、窪田康高、矢萩利幸、松本圭太 2課:作画スタジオ、黄瀬和哉氏がチーフ 所属アニメタ:いずみひろよ、植田実、中村光宣 3課(ING):制作の中心的スタジオ 4課:ゲームムービー、プロモーション、IGPXなど 5課:HOLiC、神霊狩、スカイクロラなど 6課:シュヴァリエ、RD、BASARAなど 7課:仕上専門スタジオ 8課:BLOOD+、現在はプロデュース班として押井守作品準備中 9課:攻殻、精霊、図書館戦争、エデンなど Ⅹ課:4課から分割? REIDEEN、WD、ツバサOVAなど ・上記以外に新潟分室がある。クレジットはアイジー新潟。 所属アニメタ:黄瀬和哉、後藤隆幸、小村方宏治、新野量太、森田史、関川成人、佐藤仁実 関連アニメタ(フリー契約含む):沖浦啓之、西尾鉄也、石井明治、塩谷直義、海谷敏久、樋口善法、中村悟、佐々木啓吾、井川麗奈 輩出アニメタ:荒川真嗣(荒川眞嗣)、谷津美弥子、関口雅浩、佐藤雅弘、大田和寛、中村章子、菊池勝也、柴山智隆、関口可奈味 アイジー新潟輩出アニメタ:竹内哲也、石川健朝、近藤圭一、加藤恵子■京都アニメーション ・1981年設立。 ・その昔、タツノコプロやぴえろ、シンエイ動画を中心とした制作会社の下請けとして活動し、安定したスケジュール管理による丁寧な作画に定評があった。 ・自社元請けに一本化してからは『クレヨンしんちゃん』を除く他社作品で名前を見ることは稀になった。(最近はサンライズ作品の動画を下請けするケースがある) ・早くからデジタル撮影を取り入れており、現状ではJ.C.STAFFと双璧をなす実力を持つ。 ・社員契約が多く、大阪にある子会社「アニメーションDo」の社員も京アニ社員として数えられる事が多い。 ・山本寛が設立した制作会社「Ordet」に何名かスタッフを持ってかれた模様。 所属アニメタ:木上益治、石原立也、北之原孝将、高橋博行、武本康弘、米田光良、池田晶子、荒谷朋恵、浦田芳憲、坂本一也、植野千世子、石立太一、西屋太志、堀口悠紀子、高雄統子、秋竹斉一、内藤直 輩出アニメタ:児玉健二、日下岳史、森本真嗣、菊地智子、萩野良明、上宇都辰夫、渡邊政治、門脇聡、松尾祐輔、小松麻美、高田謡子 アニDo所属アニメタ:池田和美、牧田昌也、牟田亮平、河浪栄作、高橋真梨子 アニDo輩出アニメタ:上野真理子、吉岡忍、中野良一■BONES ・1998年設立。ボンズ。 ・ビバップを製作していたサンライズ第2スタジオのメンバーが独立(と言うか南Pが主力メンバーを引き抜いた)。 ・手堅く安定した作画に定評があり、アクションやサンライズからの流れでメカ作画が得意。特にエウレカセブンでは一年の長編ものを高水準で安定させ驚かせた。 ・撮影部のちゃっぴぃ氏は鈴木典光の描いたEDの撮影を専門的に行っていた。今も違う人ながらBONES撮影部に発注が続いている。 ・ここのデータを基にした表がネット上で公にされ、未発表作品の情報や有名アニメータの個人情報が漏れたこともある。Aスタ:「WOLF S RAIN」「クラウ」「妖奇士」。現在は「ヒーローマン(仮)」を制作中。Bスタ:「ビバップ劇場版(サンライズと共同)」「ラーゼフォン」「エウレカ」「ストレンヂア」「ザムド」。メカもの中心。 Cスタ:「鋼の錬金術師」「ホスト部」「DTB」「ソウルイーター」。Dスタ:「鋼FA」用に新設、スタッフはBスタ関連の人が多い模様。 キネマシトラス:「劇場版エウレカ」を期に独立?現在は共同で「東京マグニチュード8.0」を制作中。 所属アニメタ:逢坂浩司、川元利浩、小森高博、堀川耕一、菅野宏紀、中村豊、富岡隆司、斎藤恒徳、水畑健二、甲斐泰之、ねこまたや、倉島亜由美、工藤糸織、岩長幸一、竹内旭 関連アニメタ:伊藤嘉之、村木靖、柴田淳、柿田英樹、寺東克己、鈴木典光、入江泰浩、吉田健一、稲留和美、高橋久美子、川口隆、長谷部敦志 輩出アニメタ:野崎温子■マッドハウス ・通称マッド。MADHOUSEとアルファベットでのクレジットもある 。 ・1972年10月設立。 ・シリーズ丸々他社に投げてしまうことが非常に多く、現在は経営権を一部取得したDRを筆頭に手塚プロ、イマジン、ライブ、ムークに丸投げしてしまうことが多い。そのようなことから作画に関しては作品によってかなりピンキリ。 ・マッド本体での制作でも一部を除けばグロス回の多さが目立つ。・有能な監督を多く抱えている。 ・全体を通して作画クオリティが高い作品には「マッドの本気」という造語もあり頻繁に使われる。しかしそういうアニメは外部からのアニメーターの功績が大きかったり。 所属アニメタ:川尻義昭、梅原隆弘、桜井邦彦、濱田邦彦、藤田しげる、兼森義則、鈴木美千代、田崎聡、阿部恒 関連アニメタ:吉松孝博、神志那弘志、鈴木典光、三原三千夫 輩出アニメタ:福島敦子、仲澤崇仁■スタジオジブリ ・1985年設立。 ・おそらく日本で一番有名なアニメスタジオ。 ・アクションから地味な芝居まで並ぶものなき、おそらく世界一の商業アニメスタジオ。 ・劇場ばかりと誤解されがちだが、暇なときは普通にTVアニメの下請をやってたりする。しかしながらグロス請けに関しては非常に稀である。 ・作画スピードは、1人1週間で4秒分程度と言われる。(TVアニメではあり得ない時間のかけ方) ・鈴木Pが「ジブリは宮崎と高畑の会社」と言うように、後継者が居ないという大きな問題がある(喜文さんが居れば…) ・輩出したアニメーターの多くはサンライズやボンズ作品に参加への参加率が高い。 ・最近ようやく後進をマジメに育てる気になったらしく、愛知県の新スタジオ(西ジブリ)で20人ほどの新人アニメーターを囲って養成しているらしい。 所属アニメタ:宮崎駿、百瀬義之 関連アニメタ:大塚伸治、金田伊功、高坂希太郎、大平晋也、近藤勝也、森田宏幸 輩出アニメタ:村田俊治、安藤雅司、佐藤好春、吉田健一、笹木信作、小西賢一、奥村正志、室井康雄、近藤喜文、桑名郁郎■シンエイ動画 ・旧Aプロ。1976年設立。 ・藤子作品をはじめ、多くのファミリー向け作品を制作している老舗スタジオ。ここ数年新作のテレビシリーズを手がけていないため、若いアニメファンの話題にはのぼらないが、堅実な仕事をしている。 ・シンエイの制作はかなり優秀らしく、アニメーターからの評判がいい。テレビシリーズもドラ班を除いて、余裕のストックを作っている。 ・映画「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」での作画は語られやすい。 ・社員アニメーターは非常に少ないが実力派が多い。またネームバリューもあるので、最高の作画ラインを作りやすい。 所属アニメタ:中村英一、渡辺歩、金子志津枝、大塚正実、夏目真悟、牧原亮太郎 関連アニメタ:佐々木政勝、末吉裕一郎、湯浅政明、小西賢一、釘宮洋、高倉佳彦、林静香、神村幸子、平川哲生、霜山朋久 輩出アニメタ:田中敦子、木上益治、柳野龍男■アニメインターナショナルカンパニー (通称 A.I.C) ・80年代にOVAブームを巻き起こしたことで有名。 ・現在も美少女モノを中心にコアなオタ向け作品量産中。なんだかんだで作画アニメ暦も長い。大運動会とか。 ・80年代にビーボォ出身者が活躍したことの影響で、AIC調(ちょっと立体的で、なおかつデザイン化されている作画)が今も受け継がれている。 ・2000年代以降はGONZOと共同で制作することも。 ・宝塚に分室がある。クレジットはAIC宝塚。本隊やA.S.T.Aのグロスをやっている。 所属アニメタ:北爪宏幸、北島信幸、梶島正樹、越智博之、日下部智津子 関連アニメタ:平野俊貴、奥田淳、合田浩章、松原秀典、菅沼栄治、中澤一登、小船井充、 渡辺浩二、恩田尚之、村田俊治 輩出アニメタ:細田直人、立石聖、山田正樹、村木靖、山下宏幸■AIC スピリッツ ・AICの独立スタジオ ・決して人数が多くないので、企画を動かすときはフリーを雇う形跡。 ・作画的にも牧野氏を始め期待できるメンツが集まることが多いので要チェック。 所属アニメタ:牧野竜一、山本碧、栗田新一■AIC ASTA ・AICの独立スタジオ。”あすた”と読む。 ・本隊と同じく美少女モノで稼いでいる。内部情報がキンタマで流出したのはココ。 ・「AIC PLUS+」の制作部はここにある。 関連アニメタ:まさひろ山根、木村貴宏、久城りおん■ビーボォー ・80年代に活躍し、さまざまな意味で伝説となったスタジオ。 ・現在は解散したが、輩出したアニメーターは様々な役職で活躍している。 輩出アニメタ:湖川友謙、板野一郎、平野俊貴、垣野内成美、大森英敏、北爪宏幸、窪岡俊之、遠藤栄一、越智博之、 筱雅律、南伸一郎、山下明彦、寺東克己、矢木正之、恩田尚之、仲盛文、山形厚史、ところともかず、まさひろ山根、 宇佐美皓一、中村悟、小曽根正美、わたなべぢゅんいち■テレコム・アニメーションフィルム ・ジブリと並ぶ東映動画初期の技術エッセンスを受け継ぐ名門スタジオ。 ・海外合作が多かったが近年は国内作品中心。 ・もやしもんで久々に気を吐く。テレコムは枯れず! ・同社は作画をタブレットで行う完全デジタル化を行っているが評判は良くない。 所属アニメタ:友永和秀、横堀久雄、滝口禎一、矢野雄一郎、古俣太一 関連アニメタ:大塚康生、田中敦子、工藤正明 輩出アニメタ:宮崎駿、近藤喜文、月岡貞夫、うつのみや理、田中達之、青山浩行、橋本晋治、大木賢一、丹内司、西見祥示郎、八崎健二、川口隆、増田敏彦、板垣伸、秦綾子、柴田由香、上田峰子、牧原亮太郎、中路景子■ufotable ・枚数を使った暴走気味の作画と、巧みなレイアウトがウリ。ちなみに同社作品は必ずEDがクレイアニメ。 ・元AICのアニメーターが多い。 ・若手のフリーアニメーターに対して、広い人脈を持つ。 ・社の方針として作家意識が高く、オリジナルでない作品に別名義を使ったり、オリジナル作品の漫画版を放映に先駆けて連載したりしている。 ・本社ビル1Fにはファンとの交流を目的としたカフェ・「ufotable cafe」があり、制作に使われた資料の複製が拝める。 所属アニメタ:須藤友徳、小笠原篤、下司晃生、國弘昌之、木村豪 関連アニメタ:高橋タクロヲ、小林利充、小船井充、外崎春雄、松島晃、竹内哲也、板垣敦、小島大和、松田宗一郎、崎山北斗、笹嶋啓一、小林冬至生、野中卓也、嘉手苅睦、三浦貴博、寺東克己、南伸一郎、平尾隆之、立石聖 元関連アニメタ:柴田淳、沼田誠也 ■SHAFT・ガイナックスと共同で制作していた過去もある会社で、割と社内志向の強い会社。パストラルのグロス率高し。 ・作画面は紙芝居アニメとも揶揄されることもあるが、反面使う所にはかなり枚数を使う傾向。 ・しかしながらネギま!?とひだまりスケッチをダブルで請けた際、社内志向が祟ってスケジュール不足が露呈。同作品はPDが「3話までは真面目に作ってます」と発言したらしい。 ・作画よりも独特の演出が注目されがちな会社である。 ・新房作品では撮影がてんてこまい。(最近はそうでもないらしい) ・制作班として絶望先生、まりあ†ほりっくなどを作った絶望班とひだまりスケッチなどを作ったひだまり班があるとのこと。 所属アニメタ:阿部厳一朗、綾部美穂、村山公輔、伊藤良明、三上純代、潮月一也、龍輪直征、杉山延寛、中本和樹、今村亮、田中穣 輩出アニメタ:小原充、大塚舞、森田宏幸、渡辺とおる、木野下澄江(相澤澄江)、浜津武広、米田光宏 関連アニメタ:大田和寛、守岡英行、実原登、亀谷響子、大梶博之、萩尾圭太■サテライト ・設立当初は札幌を拠点としていたが、2006年に東京スタジオに本社を移した。 ・「本社とそれ以外のスタジオ(2st、3st)では大きく実力に差が有る」と噂が有ったがどうやら各スタジオで独立採算制を引いているらしく。 特徴としては。 1st:良質なCG、作画(ノエイン、アクエリオン、マクロスFなど)。現エイトビット。 2st:堅実な作画、安定したスケジュール管理(アンジェリーク、しゅごキャラなど)。 3st:人の集まりが悪い(監督、アニメタ逃亡)、スケジュール管理が甘い(キスダム、ガラスの艦隊、ヘルシング、バスカッシュなど)。海外制作班と同一? 4st:下請け会社(ルーンボックスなどに丸投げ)。 と 作画の出来は作品によって非常に波がある。 ・他に名古屋に分室がある、また過去には札幌、大阪にもスタジオがあった。 名古屋スタジオ:現在は主に3st、海外制作班の下請けを担当。 旧札幌スタジオ:2007年閉鎖、元スタジオのスタッフはDebris札幌を設立、主にJ.C.STAFF作品に参加。 旧大阪スタジオ:初期メンバーは元ワンパ所属者中心で当時はしゅご、アンジェリークなどの各話作画を担当。2008年Gohandsとして独立。 ・スケジュール管理が甘く、作画が優れた作品(ノエイン、アクエリオン)ですら最終的なスケジュールはぎりぎりであるほど。 ・制作される3DCGのクォリティは業界屈指。 所属アニメタ:藤川太、大久保宏、小美野雅彦、仁保知行、山下浩史、江畑諒真、小林慎吾、崔ふみひで、エディ・メホン、藤本悟、若山政志、杉村友和 関連アニメタ:うつのみや理、岸田隆宏、結城信輝、りょーちも、中屋了、神戸洋行、高橋裕一、岡崎洋美、大塚八愛、米澤優、山崎秀樹、関口雅浩、安彦守、鷲田敏弥、雨宮英雄、松本憲生、ロマン・トマ■ブレインズ・ベース ・制作される作品は監督やキャラデの人脈に頼る部分が大きい。(「続 夏目友人帳」と同時期に放送された「アキカン!」が顕著) ・1話は作画アニメになることが多いが、1話以降失速してしまい、1クールクォリティが保てないことも。 ・ここも3DCGを取り入れようとがんばってるが、使いこなすに至っていない。というかぶっちゃけちゃちい。 所属アニメタ:佐野隆雄、奥野治男、川西才治、佐藤浩雅、松本健太郎 関連アニメタ:竹内哲也、藪野浩二、千葉崇洋、長町英樹、川添政和、倉狩真吾、柴山智隆、阿部航、田中良、本田敬一、鈴木大、岸友洋、石川準、飯島傑、三浦一樹、青山まさのり■スタジオコクピット ・90年代、数多くのアニメのグロス、作画を担当し、その度に高い評価を得てきた、信頼の厚い下請け有限会社である。 ・タフなメンバーが揃い、オールラウンドな作画ができる人が多い。個人のフットワークも軽いが、現在は総作画監督・キャラデザを担当する割合が比較的高い。 ・個々のスケジュールが合わないためか、2000年以降,社単位でまる一話分の作画を担当する機会が極端に減った。近年のアニメ作品の増加の影響か、拘束されているアニメーターが非常に多いのが現状である。 所属アニメタ:池平千里、岩根雅明、馬越嘉彦、香川久、佐藤雅将、杉本功、高橋英吉、玉川達文、玉川明洋、西尾公伯 元所属アニメタ:増永計介、加々美高浩、森山雄治、板野一郎 輩出アニメタ:中田正彦、馬場充子、西位輝実■feel. ・美少女アニメ専門スタジオ、ゼクシズとは姉妹関係にあたる。 ・演出家不足が深刻らしい。 ・J.C.STAFFから流れてきたアニメーターが多い。 ↓所属アニメタ欄に乗っているホワイトフォックスメンバーはホワイトフォックスのスタジオが動き始めたので既に机を移した可能性有り。 所属アニメタ:立田眞一、湯本佳典、住本悦子、枡田邦彰、島沢ノリコ、杉山了蔵、鈴木豪、丸山隆 関連アニメタ:細田直人、名和宗則、高品有桂、松原一之、田村勝之、鵜池一馬、中村和久 輩出アニメタ:大田和寛、赤井俊文、二宮壮史■スタジオディーン ・1975年設立 ・歴史と伝統あるスタジオ。 ・ディーンラインという言葉があるように、ディーン作品のキャラクターデザインは線が少ない物が多い。輩出アニメタ欄を見ればなんとなくわかると思います。 ・古参だけに人脈は期待できる。 所属アニメタ:石原惠(治)、石川洋一、清水博明、水村良男、田頭しのぶ 関連アニメタ:村田俊治、西田亜沙子、番由紀子、江森真理子、岡真里子、岡戸智凱、斎藤哲人、沼田誠也、なかじまちゅうじ 輩出アニメタ:松本憲生、若林厚史、松竹徳幸、鈴木博文、藤井まき、土屋圭、田畑壽之■亜細亜堂 ・Aプロの流れをくみ1977年設立。 ・『まんが日本昔ばなし』『ちびまる子ちゃん』『忍たま乱太郎』等こども向けの良心的な作品中心。 ・派手な作ヲタ的うまみのある作画は少ないが堅実で安定感がある。 ・芝山、小林、河内、須田ら名アニメーター達は作画を卒業し監督業。 所属アニメタ:芝山努、小林治、山田みちしろ、河内日出夫、須田裕美子、柳田義明、藤森雅也、浦中利浩、中島裕一、船越英之、浅野文彰、西岡夕樹、芳川弥生 三浦悦子 輩出アニメタ:湯浅政明、重国勇二、海谷敏久、浜名孝行、西村博之■中村プロダクション ・虫プロの流れをくみ1974年設立。 ・サンライズ中心だが幅広く他社制作作品を受け持つ。ただし、サンライズとのつながりはきわめて強い。 ・本家サンライズと同じく堅い印象。一定のレベルを保つもいまいちはじけることが少ない。 ・作打ちに原画マンを参加させない(作監と演出のみ)。社長の方針。 ・ロボ作画には定評あり。 所属アニメタ:しんぼたくろう、米山浩平、池田有、高瀬健一、松永晃、高橋真一、中島達央、山田哲郎、森本修次、島袋智和、田島智之etc.. 輩出アニメタ:藤田一己、村瀬修功、北久保弘之、平松禎史、平井久司、奥野浩行、松田宗一郎、柳沢テツヤ、山崎理、久行宏和、実原登、千葉道徳、深澤学、大塚健、田島直、中田栄治、橋本誠一、森寛之、橋本裕之、星野真澄、稲吉智重、稲吉朝子■ゴンゾ ・1992年ガイナを退社したスタッフによって設立、一時期ゴンゾ・ディジメーションという社名だった(ディジメーションを吸収合併した)。 ・2006年にGDH(現ゴンゾ)の子会社として韓国にGK Entertainmentが設立され、「アラド戦記」でゴンゾと共同で初の元請け制作を行うまでになった。 ・近年まで社内に動画班をもっていなかった、そのため以前は韓国、中国のスタジオが動仕を殆ど担当していた。 ・上記のように海外下請けが多いが、国内のスタジオではアール、牙鳴との繋がりが深い。 ・設立当時はデジタル技術に特化し3DCGには定評があったが、サンジゲンの独立までという説あり。なお3DCG部門は2009年に売却されている。 ・同社の撮影部門のスタッフは演出へと転向するケースが多かった。 ・2007年にdavid production(梶田)、エンカレッジフィルムズ(池田)、2009年にはLAMBDA FILM(村濱)と同社を退社したPが立て続けに会社を設立した。 ・経営難から2008年に4つのうち3つのラインをリストラ。2009年デジタル映像部門を売却、社名をゴンゾに変更した。 ・「ストライク・ウィッチーズ」を機に第5スタジオを新設した、なおクレジットでスタジオ名を表記しているのは第5スタジオのみである。 所属アニメタ:前田真宏 関連アニメタ:後藤圭二、奥野浩行、うのまこと、石浜真史、後藤雅巳、夏目真吾、小川完、濱川修二郎、追崎史敏、川畑えるきん、祝浩司、山川宏治、村松尚雄、海老原雅夫、朝来昭子■スタジオへらくれす ・略称「へらスタ」。「スタへら」ではない、決して。 ・制作会社ではなく、フリーのアニメーターの集団。 ・所属しているアニメーターは全員相当の実力を持つ。 ・彼らが原画に居る回はそれだけで作画回を意味する。OPやバンクなどに登用されることも多い。 所属アニメタ:渡部圭祐、石野聡、木崎文智、大塚健、斉藤久、千葉道徳、深澤学、小船井充 輩出アニメタ:山田誠、紺野直幸、石川慎亮■イマスタ(仮) ・2007年立ち上げ、半年もたたずにスタジオ解散。 ・なんでもこいの暴走アニメーター集団 ・パース話と初音ミクの合間に作画。 ・スタジオの代表的存在であるいまざきさんは度々作画スレに降臨しては作オタ共にウレシイ情報を提供してくれる貴重な存在。 所属アニメタ:いまざきいつき、新井淳、崎山北斗■スタジオライブ・1976年設立・代表者の芦田豊雄はJAniCA(日本アニメーター・演出協会)の発足人の一人。 ・サムシング吉松の所属スタジオ、キャラクターデザイナー経験者が非常に多い。 ・中村プロと同じくサンライズ系の色が強いが、中村プロほど堅くも無い。・玉川達文氏が自身のブログで若手を解説してました。是非。 所属アニメタ:芦田豊雄、吉松孝博、井上英紀、渡辺敦子、吉田大輔、海老沢幸男、神志那弘志、山内則康、藤沢俊幸、倉田綾子、大島美和 輩出アニメタ:とみながまり、岡真里子、川畑えるきん■ハルフィルムメーカー・略称はHAL、1993年設立。 ・元はプリプロ専門会社だったが、ジュニオのスタッフを引き継ぐ形で元請制作を開始。元ジュニオ関連の会社や人間との関わりが深い。 ・アール、ワンパック、Ordetなど関西の作画スタジオに作画グロスを任せることがある。 ・シノミン、イワサキなどカタカナ4文字のクレジット表記がよく見られた。 ・ARIA終了後は制作&作画がサテライトへ移籍、関連アニメタの作品参加も減った。 ・上記の関係もありスタッフの流出が進んでおり、2009年にはゆめ太に吸収合併されTYOアニメーションズとなることが決まっている。 所属アニメタ:羽生貴之、谷口明弘、畑智司、伊東克修、熊谷勝弘、橋本和紀 元所属アニメタ:小林明美、丹羽恭利、若山政志(ワカヤマ)、岩崎光洋(イワサキ)、新井俊行、小林幸洋、シノミン、川元まりこ 輩出アニメタ:滝本祥子、小川みほ、杉村友和、坂本俊太、宮本あゆみ、鈴木彩史 関連アニメタ:熊谷哲矢、竹田逸子、千葉道徳、宇佐美皓一、楠本祐子、赤田信人、早川淳一、伊藤郁子、杉本功、玉川達文、後藤圭二、門之園恵美、古賀誠、吉川美貴、相澤澄江、細居美恵子、谷川亮介、藤本さとる、上田幸一郎、海堂ひろゆき■ぎゃろっぷ(旧・スタジオぎゃろっぷ)・1979年設立。 ・1994年、韓国の制作会社「Dong Woo Animetion(同友アニメーション)」と提携を結ぶ。 ・長く続く作品が多く、作画崩壊を起こしてしまうこともしばしば。 ・反面おじゃる丸に関しては常に安定しており、今でも一人作監・原画の回が多い。また同友に制作を任せた作品(レジェンズ・遊戯王GX)も安定する傾向がある。 ・ゆめ太カンパニーとの繋がりが強く、長期作品ではいつもグロス請けを委託している。 ・顔芸・エフェクトに特徴のあるアニメタが揃うことが多い。 所属アニメタ:丹内司、小林一幸、山内昇寿郎、原憲一、時永宜幸、広江克己、吉田光昭、小川純平、加藤寛崇、丸山修二 関連アニメタ:音地正行、工藤裕加、奈須川充、香川久、加藤剣、和田高明、室井康雄、石田慶一、徳田夢之介 輩出アニメタ:渡辺はじめ、板津匡覧、ふくだのりゆき■Ordet(オース)・2007年設立。 ・ヤマカンこと山本寛がアニメーションDOから独立後設立、現在の所OP&EDなどが多い。 ・多くが京アニ出身者で構成されている、基本的には半フリーの立場で参加するようだ。 ・設立当初は各原画マンのクレジット表記が変名と思われ確認が困難。かんなぎで松尾、渡邊氏らが本名で参加。 ・ドクロちゃん2でのグロス以来ハルフィルムでの仕事が多く、各話グロスでの参加もしている。 ・ペンネームと思われるのは以下のとおり。 三間カケル、拙者五郎、花ひな子→吉野宏、佐古カズヤ、賀丘史靖→吉岡忍?、木野小太郎→松尾祐輔?、角田充、愛咲るい、純山きあ→小松麻美 関連アニメタ:吉岡忍、門脇聡、松尾祐輔、渡邊政治、中野良一、小松麻美、高田謡子、山下浩、大嶋博之、大田美佳■スタジオワンパック・1993年設立。 ・関西の作画スタジオで一時期は100人を越す規模だったこともある、輩出したアニメーターも多い。 ・某社には「ワンパックは全修」との張り紙があるほど、グロス時の低調な作画で有名。 ・しかし、中にはうまい人もおり、レンタルマギカワンパック回のように本社回よりいい作画をする場合もある。 ・現在は第二作画部、朱雀班、山崎班の三つに仕切られている。 ・2006年前後からAIC宝塚、サテライト大阪、トイボックス、バンビーノと立て続けにスタッフが引き抜かれた。 ・2008年の黒塚においてはその年の新人が作監をするという出来事もあった(動画からわずか半年程度とみられる)。 所属アニメタ:若野哲也、澤田貴秋、山崎正和、玉置典彦(モエモエ)、宮井加奈、山村俊了 輩出アニメタ:中井準、鷲北恭太、石川慎亮、番由紀子、石井ゆみこ、有澤寛、松川哲也、岩崎光洋(イワサキ)、谷川亮介、井元一彰、佐藤天昭■Oh! プロダクション・1970年5月、塩山紀生、村田耕一、小松原一男、米川功真によって、設立された作画の下請けプロダクション。 ・オープロダクション、ともクレジットされる。 ・長い歴史があり業界の重鎮との関係も深い。 所属アニメーター:才田俊次、石之博和、辻繁人、田村晃、四野見謙治、いとうまりこ 輩出アニメーター:小松原一男、丹内司、沼尻東、友永和秀、山内昇寿郎、高坂希太郎、安藤正浩、黒柳トシマサ■画房雅・「がぼうみやび」フリーアニメーター集団。 ・全員揃って同じ仕事をする事はまず無い。 所属アニメタ:柳沢まさひで、高橋しんや、外丸達也、桂憲一郎、糸島雅彦、津野田勝敏 元所属アニメタ:橋本敬史、小森高博、入江泰浩■スタジオ4℃・1986年設立 ・読み方は「すたじお よんどしー」 ・独特な作画のアニメをよく制作する(マインドゲーム、鉄コン筋クリート、Genius Praty等) ・TVアニメでお目にかかることはかなり稀少。 所属アニメタ:森本晃司、二村秀樹、西見祥二郎、芦野芳晴、清水保行、千葉ゆみ 関連アニメーター:福島敦子、田中達之、青木康浩、久保まさひこ、伊東伸高、浦谷千恵、中山大輔、野村和也■スタジオジャイアンツ・1975年に角谷哲生が安東信悦らと原画作業を行なうスタジオとして設立。。 ・1976年に動画部門をスタジオライオンズ(雷音頭)とした。 ・土田プロダクションとその後身のスタジオコメット、葦プロダクション、後にXEBECの仕事を主とする ・社長の角谷哲生が東京デザイナー学院の講師だった関係で同校出身者が多い。 輩出アニメタ:摩砂雪、高橋ナオヒト(音無竜之介)、志田正博(志田ただし、広田正志)、深沢幸司、池上太郎、亀井治、日下直義、安東信悦、木崎文智、千羽由利子、石野聡、江上夏樹、増尾昭一、斉藤英子、新羽高一浪(伊藤岳史)、武藤公春、武内宣之、都留稔幸、関野昌弘、鶴巻和哉、鈴木俊二、入好さとる、新岡浩美、大坪幸麿、龍輪直征■A-1 Pictures・2005年にアニプレックス傘下の会社として設立。 ・上記の理由から基本的にはアニプレックス系の作品のみの制作。 ・会社に専属の監督、脚本家、美術系の人間がおらず部署も無い。 ・よってその部署を作品ごとに外部の人間を使うという完全な作画系ワンマンの会社。■OLM ・オリエンタルライト&マジックの略。最近は略称しか使っていない。 ・パステル(一石、松原etc)とジャイアンツ(高橋、深沢、千羽etc)の人材が合流し、ぎゃろっぷの制作を引き抜いて1994年に設立。 ・一般的にはポケモンの制作で有名。90年代後半から01年にかけては高橋・千羽コンビが精力的に作品を送り出した。 ・当初は社内でチームごとに仕事をまわす独自のスタイルをとっていたが、現在は深夜アニメ中心の2ラインを減らし、子供向けアニメ・3DCG・実写にシフトしつつあり、全盛期のような編成はあまり見られない。 TEAM IGUCHI(井口):TV版ポケモン。 TEAM KOITABASHI(小板橋):ポケモン劇場班。 TEAM WASAKI(和崎):イナズマイレブン制作中。 TEAM KAMEI(亀井):劇場班、小板橋班から分割。レイトン制作中 かつて存在したチーム。 TEAM OTA(太田):たまごっち後廃止。 TEAM IWASA(岩佐):WHITE FOXとして独立。 ・設立時以来コクピットと関係が続いている。 ・動画マンの昇格基準が厳しく原画に上がったアニメーターは他社に比べると少ない。 関連アニメタ:一石小百合、松原徳弘、高橋ナオヒト、井ノ上ユウ子、山田俊也、毛利和昭、湯山邦彦 輩出アニメタ:千羽由利子、深沢幸司、斎藤英子、二宮壮史、板垣敦、海老原雅夫、板村智幸■トムス・エンタテインメント(旧 東京ムービー) ・1964年設立の老舗アニメ制作会社。他業種の会社との吸収合併等を経て、2000年に現在の社名に変更。 ・ルパン・アンパンマン・コナン等、日テレ系列の名物アニメの制作会社としても有名。 ・当初はAプロダクションが実制作を担っていたため、両社の繋がりは非常に深かった。 ・制作ラインは、第一から第十制作チームまである(2009年時点)。 ・テレコム・アニメーションフィルムは、当時の社長だった藤岡豊が海外合作アニメの制作を目的に設立した子会社。 関連アニメタ:鍋島修、亀垣一、本橋秀之、平山智、越智一裕、須藤昌朋、高谷浩利、東出太、増田敏彦、川口隆、牟田清司、清水義治、岩佐裕子、とみながまり、青木雄三 輩出アニメタ:湖川友謙、北原健雄、こだま兼嗣、神村幸子
https://w.atwiki.jp/anipicbook/pages/106.html
[部分編集] 【****】 会社情報 リンク 【****が制作した作品】 「****」をタグに含むページは1つもありません。
https://w.atwiki.jp/enshutsu/pages/414.html
アニメーション制作会社紹介 (五十音順) ※監督を1作品担当していても、その会社との監督品のみ参加の場合と、特に関係が深い場合があるので深い場合、関連演出家の欄にも入れてください。(リンクは上の欄のみ) ※シリーズものの監督はまとめてカウントします。OVA、webアニメ、短編アニメは除外します。 ※演出家になる以前の所属歴が複数ある場合、ダブってもかまいません。 ※出身演出家は初演出順に並べてあります。わからない場合は適当に並べてもかまいません。(演出になる前に移籍した場合は→で動きを示す) 元請け経験会社 ■アームス 本来は、18禁OVAの制作とぴえろのグロス請け業務が目的で、1996年にスタジオ旗艦(現ぴえろプラス)より分社化された会社。 2004年前後に18禁OVAに見切りをつけ、テレビアニメの制作を開始。 制作作品はやはり胸を強調したお色気路線の作品が多い。 ぴえろプラスとの交流は盛んで、演出家も相互共有している。 監督:影山楙倫(杜野幼青)(3)、梅津泰臣(2)、よしもときんじ(2)、久城りおん(2)、ふじもとよしたか、静野孔文、大畑晃一、神戸守、高橋丈夫、今泉賢一、岩永彰、金子ひらく 関連演出家:影山楙倫、よしもときんじ、草川啓造、川西泰二、宮澤努 ■アクタス 1998年に葦プロから独立した会社。(創業者の加藤博はタツノコプロ出身) 「銀盤カレイドスコープ」における作画崩壊の連発や、「ガールズ パンツァー」の制作の遅延など制作上の問題が何度も起こっている。 「 D.C.III ~ダ・カーポIII~」は制作デスク・制作進行などにアクタス所属の人がほとんどで、監督の石倉賢一も同社と関係があるためクレジットされていないが実質制作していると思われる。 監督:川越淳(2)、藤本義孝(2)、うえだひでひと(2)、吉原達矢、登坂晋、川口敬一郎、高松信司、水島努、日巻裕二、佐野隆史、小林哲也、佐藤豊(共同制作含む) 関連演出家:川口敬一郎、石倉賢一、中村憲由 出身演出家(動画):中野英明、吉原達矢 ■亜細亜堂 出身演出家(動画):河内日出夫、本郷みつる、原博、望月智充、須田裕美子、もりたけし、数井浩子、久米一成、山崎たかし、佐藤真人、荒川真嗣(→IG)、藤森雅也、矢野篤、岩崎知子、湯浅政明、根岸宏樹、浜名孝行、岸誠二、柳瀬雄之、大杉宜弘 出身演出家(制作):水谷貴哉(演出助手)、小林常夫、佐々木和宏、佐藤竜雄 ■アスリード サンシャインコーポレーションの作画出身の平松巨規がXEBECの制作を経て2003年に設立。 当初はXEBECの下請けを中心に活動。 意外にも初元請け作品は2004年の新海誠作品「雲のむこう、約束の場所」。余談だがこの作品以降の全新海作品に、アスリードで監督作最多の細田直人が参加している スタジオの作品傾向では、バトル・血なまぐさい展開が得意で、タイプの違う「みなみけシリーズ」を担当した時にも影響が見て取れた。 監督:細田直人(3)、新海誠、あおきえい、及川啓、よしもときんじ、鎌仲史陽(共同制作含む) 関連演出家:細田直人、小林浩輔 出身演出家(制作):星野真 ■アニメインターナショナルカンパニー(通称 AIC) 80年代にOVAブームを巻き起こしたことで有名、現在も美少女モノを中心にコアなオタ向けTV作品を量産していた。 かつてはデジタルビルの近くに「アネックス」「サウス(スタジオ九魔が母体)」の各スタジオを設けていたが、2000年初頭に経営が悪化し、九魔を元鞘に戻して規模を縮小した。 その後、経営を立て直し、2003年に制作系統を「デジタル」「スピリッツ」「ASTA」に再編。2006年頃には「宝塚」「PLUS+」、2010年に「Build」、2011年には「Claasic(Spritsに近い)」、2012年には「フロンティア」が新たに稼動。 しかし2014年に再び経営が悪化。制作系統をほぼすべて閉鎖し規模を縮小、現在は下請けメイン。 その前後にプロダクションアイムズやTROYCAなど、所属Pが次々と独立・起業した。 「ASTA」はティルドーン所属の岸誠二、スタジオへらくれす所属の斎藤久を監督にすることが多かった。 AICでは他社でいう撮影監督をコンポジットディレクター(直訳すれば合成監督)と呼ぶ。"撮影"はセル制作の名残で現在行っていないのでデジタル制作の場合こちらの実態の方が実態に合っていると思われる。2002年頃から青木武が使っている。(RADIXはより以前から使っていた) 監督:岸誠二(5)、あおきえい(3)、斎藤久(3)、高本宣弘(3)、元永慶太郎(2)、喜多幡徹(2) 、平池芳正(2)、桜井弘明(2)、阿部雅司(2)(2004年以降、TVシリーズの複数担当者のみ、共同制作含む) 関連演出家:岸誠二、斎藤久、あおきえい、喜多幡徹、鈴木薫、神戸洋行、古川順康、井出安軌、別所誠人、唐戸光博 出身演出家(動画):八谷賢一、別所誠人、林宏樹、桜美かつし、野中卓也、及川啓、細田直人 出身演出家(制作、その他):あおきえい、飯村正之(→スタジオコメット)、遠藤広隆、岩田義彦、仁昌寺義人、瀬藤健嗣(撮影)、丸山由太、田口智久、川越崇弘(→WHITE FOX) ■アニメーションスタジオ・ アートランド ジャパン・アート・ビューロ(JAB)出身のアニメーション監督、アニメーターの石黒昇が寝泊まりの場所として、1978年に設立。 監督:大地丙太郎(2)、そ~とめこういちろう(2)、渡部高志(2)、今泉賢一(2)、森脇真琴、石黒昇、真野玲、花井信也、長濱博史、原博、矢吹勉(共同制作含む) 所属演出家:花井信也、そ~とめこういちろう(五月女浩一朗)、石黒昇(会長のまま逝去) 関連演出家:板野一郎、よこた和、安藤健、なかの★陽、中野英明、又野弘道、宮下新平、高柳哲司 出身演出家(動画):そ~とめこういちろう、工藤昌史、今泉賢一、阿保孝雄 出身演出家(制作、その他):西森章(演出助手)、北川正人(仕上げ→色指定)、金田貞徳(制作→撮影)、宮田亮、池田重隆 ■イマジン スタジオ・ライブ所属のアニメーター酒井明雄が1992年に設立した作画スタジオ。翌年にグロス請けを開始。 マッドハウス制作作品を実質制作することが多かった。 しかし、所属の迫井政行が2009年に監督した「NEEDLESS」以降アニメに関わっていない。現在はスマホアプリの制作が中心。 18禁アニメを制作していたゑにっく、エイ・ワン・シー(a1c、某社と紛らわしい)を子会社に持つ。 韓国法人ANIKが動画に関わっていた。 監督:迫井政行(4)、松村康弘(3)、高橋丈夫(2)、宍戸淳(2)(マッドハウスなどの下請けでイマジン所属者が監督をつとめた場合を含む) 関連演出家:松村康弘、郷敏治、川久保圭史 出身演出家(動画):高橋丈夫、宍戸淳、迫井政行、臼井文明、古川博之、サトウ光敏、松田清、大谷肇、三浦貴博 ■エイトビット サテライトのCG出身のプロデューサー葛西励がサテライト第1スタジオのスタッフを伴って2008年に設立した。現在もサテライトと共同制作、又は下請けを担当したりと関係は強い。 メカ・美少女を組み合わせたアニメが多い。 監督:山本裕介(3)、菊地康仁(3)、天衝(2)、金﨑貴臣、中山敦史(共同制作含む) 関連演出家:菊地康仁、松田清、大野和寿、祝浩司 ■A-1 Pictures アニメーション企画、販売メーカーでソニー・ミュージック傘下のアニプレックスが2005年に設立したアニメスタジオ。 初の30分アニメシリーズ「おおきく振りかぶって」の時点で新人の制作は1/3以下だった。強力な親会社をバックに持ち、資金が潤沢なことから演出家に関しても様々なスタジオから集まってきている。 会社に専属の監督、脚本家、演出の人間がおらず部署も無い、よってその部署を作品ごとに外部の人間を使う作画ワンマン会社。 そのため各話演出家は基本監督、キャラデザ、プロデューサーや制作が以前所属していた会社の人脈を頼ることが多い。 近年制作ラインを急速に増やしている。 アニメーションプロデューサーは次の通り。(2015年11月現在) 植田益朗(社長)、岩田幹宏(以上サンライズ出身)、大松裕(Production I.G出身)、加藤淳、五十嵐守(以上J.C.STAFF出身)、清水暁(テレコム・アニメーションフィルム出身)、外崎真(シンエイ動画出身)、福島祐一(GONZO出身)、山田賢志郎(旭プロダクション出身)、清田穣二、賀部匠美(以上自社出身) 監督:伊藤智彦(4)、岡村天斎(3)、亀井幹太(3)、紅優(2)、松本淳(2)、山本寛(2)、山本靖貴(2)、神戸守(2)、渡辺歩(2)、イシグロキョウヘイ(2)、伊藤祐毅(2)(TVシリーズの複数担当者のみ) 関連演出家:伊藤智彦、藤原佳幸、藤森カズマ、高雄統子、長井龍雪、タムラコータロー、岡村天斎、松林唯人、ヤマトナオミチ ■オー・エル・エム(OLM) ■GAINAX 1984年設立。略してガイナ。 2000年前半までは殆どの作品がJ.CやI.G,シャフトなど他社との共同制作という形であったが、トップをねらえ2!の制作を期に単独元請できる環境を整えた。 その一方でヱヴァ新劇場版のため庵野秀明など設立時代からのスタッフが2006年にカラーを設立し移籍、代わって旧エヴァ当時動画マンであったアニメーターらが中心となり「天元突破グレンラガン」などを制作する。 しかしそのスタッフ陣も2011年にTRIGGERを設立すると主要スタッフがほとんどガイナを去りトリガーやカラーへ移籍、現在はなまる幼稚園・ダンタリアンの書架スタッフの一部が残留またはフリーで関わっている。 絵コンテなどを担当するスタッフはほとんどが同社のアニメーターであり、それ以外の場合は人脈によるところも大きい。 ■キネマシトラス Production I.G出身の小笠原宗紀、松家雄一郎らが2008年3月に設立。 CGをオレンジに任せることが多い。 監督:橘正紀(2)、入江泰浩(2)、かおり、小島正幸、橋本裕之、阿保孝雄、松田清(共同制作含む) 関連演出家:橘正紀、かおり、荒川眞嗣、池畠博史、松田清 出身演出家(制作):飯野慎也 ■ぎゃろっぷ 虫プロ→アニメフィルムの撮影出身の若菜章夫が1978年に撮影会社として設立。その後、テレコムやトップクラフトのスタッフが加わり制作を開始した。 「りぼん」「ジャンプ」原作のアニメや一般・ファミリー向けの作品が中心で、深夜アニメを手掛けることは極めて少ない。 初代社長と虫プロ時代からの友人ということから高橋良輔がクレジットされている役職以外にも監督の選出などに大きく関わっている。 作画は外部のスタッフへの依存率の高さからムラが激しい。 各話ローテコンテマンは監督の人脈による部分が大きい。 監督:大地丙太郎(4)、高本宣弘(4)、小野勝巳(4)、辻初樹(3)、なみきまさと(2)、高松信司(2)、湯山邦彦、葛岡博、早川啓二、渡部高志、山田雄三、石蔵武、やすみ哲夫、三沢伸、鴫野彰、関田修、古橋一浩、杉島邦久、高橋良輔、西田正義、西本由紀夫、本郷みつる、桑原智(TVシリーズのメイン担当者のみ、共同含む) 関連演出家:高橋良輔、早川啓二、大地丙太郎、桜井弘明、鶴田寛、まついひとゆき、牛草健、奈須川充、赤城博昭、菱川直樹、飯島正勝、小野勝巳 出身演出家(作画):佐藤雄三、辻初樹、横山彰利、渡部高志 出身演出家(制作、その他):池端隆史(撮影) 、高本宣弘(制作)、下司泰弘(制作)、加藤敏幸(制作) ■京都アニメーション 1981年設立。旧虫プロの仕上げ出身の八田陽子が近所の主婦とタツノコやサンライズの仕上げの下請けを行った。後に業界未経験の夫、英明を社長に据えた。 現所属演出家は全てアニメーター出身で(過去には撮影出身の山本寛のみ)、制作進行から演出になった人はいない。 自社と韓国の協力会社(Ani Village→ST BLUE)で音響・編集を除いたすべての工程をおこなえるのが強みとされている。(過去の自社作品でのグロスはふもっふ?のタツノコグロスのみ、下請けはアールやワンパ、タツノコが一時期作画に入ったことがある) 社員契約が多く、大阪にある子会社「アニメーションDo」の社員も京アニ社員として数えられる事が多い。 京都産業プロジェクトに参加しており、任天堂に「AIR」のキャラクターデザインをつとめた荒谷朋恵が出向している。 監督:石原立也(9)、武本康弘(8)、木上益治(4)、山田尚子(4)、山本寛 所属演出家(動画):木上益治、石原立也、北之原孝將、武本康弘、荒谷朋恵、石立太一、山田尚子、太田里香、小川太一、雪村愛(マッドハウス→)、藤田春香 出身演出家(動画):大嶋博之、渡邊政治(拙者五郎)、門脇聡、高雄統子、坂本一也 アニメーションDo所属演出家(動画):米田光良、河浪栄作、内海紘子、山村卓也 アニメーションDo出身演出家(動画):吉岡忍 アニメーションDo出身演出家(その他):山本寛(撮影) ■GONZO(ゴンゾ) ■サテライト 1995年ソフトウェア開発会社のCG部門が独立して設立。2008年頃にスタジオを再編。 そのためか、CGを駆使したメカアニメが多い。 制作途中で監督交代がたびたび起こっている。 監督:佐藤英一(4)、安田賢司(4)、赤根和樹(3)、和田純一(3)、河森正治(2)、伊藤達文(2)、石平信司(2)、安藤正臣(2)、佐藤竜雄(2)(TVシリーズの複数担当者のみ、共同制作含む) 関連演出家:伊藤達文、安田賢司、小野勝巳、佐藤英一、山本裕介、榎本守、筑紫大介、阿保孝雄、松田清 出身演出家(制作):八瀬祐樹、江島泰男、江副仁美、玉村仁、間島崇寛 ■サンライズ ■XEBEC 出身演出家(動画):大槻敦史、菊田幸一、竹下良平、平牧大輔、山崎雄太 出身演出家(制作、その他):ウシロシンジ、小林浩輔(サンシャインコーポレーション→)、孫承希、中村里美、高橋秀弥 ■J.C.STAFF 1986年タツノコプロ出身の宮田知行がキティフィルムのプロデューサーを経て設立。 得意分野はライトノベル原作(特に電撃文庫)を含む美少女アニメ(エロ要素は低め)と少女マンガ原作アニメ。 原作を改変することが多く、視聴者から反感をもたれることも多い。 演出、作画、色彩、美術、撮影、3Dと映像制作面のすべてのセクションが存在するが、同時に3-5作品担当することが多いため、美術、撮影を他社が担当することも多い。 手描きの背景制作に拘っていた小林プロダクションは90年代から2011年に解散するまで背景を担当していた。自社にも美術部があるが手描き背景が頻出する作品がある。 厳しいスケジュールを人海戦術でカバーしている制作システムもあって作画監督の負担の比重が大きく、作監、作監補を含めると5人以上になることはしばしば。ちなみに動画検査も4人以上(メインは3人で他は原画へのステップアップ中の動画マン)がデフォルト。 撮影班は優秀で仕事がめちゃくちゃ速いらしい。通称JCフィルターと呼ばれるぼやけで高級感を出している。 監督:岩崎良明(8) 、カサヰケンイチ(7)、渡部高志(7)、桜美かつし(6)、錦織博(5)、長井龍雪(4)、今千秋(4)、山川吉樹(4)、池端隆史(3)、水島努(3)、桜井弘明(3)、木村真一郎(2)、紅優(2)、鈴木洋平(2)(2004年以降、TVシリーズの複数担当者のみ、共同制作含む) 関連演出家:金子伸吾、高田耕一、三浦辰夫、中津環、秋田谷典昭、櫻井親良、神保昌登、橋本裕之、亀井幹太、橘秀樹、上田繁、二瓶勇一、新房昭之、真野玲、神戸守、橋本敏一、柳沢テツヤ、鈴木健太郎、湖山禎崇 出身演出家(動画):高橋亨、山川吉樹、夏目真悟 出身演出家(制作、その他):谷口悟朗、青柳宏宜(→スタジオコメット)、高島大輔、鈴木洋平(撮影)、畑博之(撮影)、永岡智佳、江口大輔(→WHITE FOX→動画工房) ■シャフト 出身演出家(動画):むらた雅彦、鈴木利正、植田洋一、佐々木満 ■SILVER LINK. フロントラインの金子プロデューサーが2007年に立ち上げ。 シャフトから移ってきた大沼心の影響が大きく、パステルカラーや文字の多用がみられる。 監督:大沼心(9)、川面真也(4)、神保昌登(2)、元永慶太郎、川口敬一郎、山本秀世、林直孝、幾原邦彦、松根マサト、河村智之、田村正文、高村和宏 関連演出家:大沼心、ワタナベシンイチ、川面真也、坂本隆、福多潤、山口頼房、斉藤良成、神保昌登、森宮崇佳、笹原嘉文 ■シンエイ動画 ■Studio五組 2010年にGONZO第五スタジオが独立して設立した。 GONZO時代から本体の作風に似合わず「咲-saki-」や「ストライクウィッチーズ」など微エロ萌え系のアニメを手がけていた。独立後もその手の作品を手掛けている。 監督:小野学(2)、名和宗則(2)、熊澤祐嗣、山口祐司、天衝、岩崎良明、岸誠二、イシグロキョウヘイ(共同制作含む) 関連演出家:瀬藤健嗣、池畠博史、イシグロキョウヘイ、天衝、北條史也 ■スタジオコメット ■スタジオディーン サンライズで仕上検査をしていた長谷川洋が1975年に設立。当初は仕上スタジオだった。 90年代から2000年代前半は少年漫画原作が多かった。現在は女性向けがやや多い。 西村純二、古橋一浩、今千秋、山崎みつえ、畠山守(小俣真一)など同社で監督デビューを果たした演出家には後に大物となった人が多い。 監督:わたなべひろし(5)、今千秋(4)、元永慶太郎(3)、山口祐司(3)、古橋一浩(3)、加藤敏幸(3)、西村純二(3)、ボブ白旗(3)、小俣真一(3)、高本宣弘(2)、金﨑貴臣(2)、石平信司(2)(2004年以降、TVシリーズの複数担当者のみ、共同制作含む) 関連演出家:わたなべひろし、古橋一浩、ボブ白旗、今千秋、西村純二、小俣真一、うえだしげる、竹下健一、名村英敏、吉田俊司、斎藤哲人、村田尚樹、須永司 出身演出家(動画):大森貴弘 出身演出家(制作、その他):上田繁(撮影)、浜尾繁光(撮影)、宮繁之、佐藤照雄、平向智子、渡邊哲哉、守岡博、鈴木芳成、上野壮大、秋田谷典昭(スタジオトゥインクル→旭プロダクション→) ■スタジオ雲雀 最近はラルケという班ができ、そちらで元請けを多く行っている。 監督(ラルケ):岸誠二(4)、安藤正臣(2)、元永慶太郎、よしもときんじ、吉原達矢、福岡大生、橋本裕之 関連演出家:木村真一郎、岸誠二、安藤正臣、いとがしんたろー、小林孝志、鎌田祐輔、大橋明代、鈴木芳成 出身演出家(制作):木野目優、野亦則行 ■ZEXCS J.C.STAFFのプロデューサーだった川崎とも子が1998年に設立。 設立初期はハーレム系やライトノベル原作作品が多かったが、最近は女性向けが多い。 監督:川崎逸朗(6)、宮崎なぎさ(2)、山本天志(2)、黒柳トシマサ(2)、橘秀樹、岩崎良明、金﨑貴臣、佐藤順一、ウシロシンジ、ひいろゆきな、名和宗則、元永慶太郎、佐藤卓哉、満仲勧、長濱博史(2004年以降、共同制作含む) 関連演出家:川崎逸朗、山本天志、吉田りさこ、青井小夜 出身演出家(動画):長屋誠志郎 出身演出家(制作):篠原正寛 ■タツノコプロ ■david production 2007年にGONZOから独立して設立。(2nd、3rdスタジオ) 同じGONZO分家のStudio五組やフッズエンタテインメントとは違い、固い作風のものが多い。 監督:津田尚克(2)、本郷みつる、向井雅浩、板垣伸、加藤敏幸、篠原俊哉、加瀬充子(共同制作含む) 関連演出家:加藤敏幸、津田尚克、江副仁美、向井雅浩、ソエジマヤスフミ ■TNK ■ディオメディア 2006年設立。2014年9月に本社を移転し、制作ラインを増強。 代表の小原充はかつてシャフトで人材育成を行っていて、同社の作品でラインプロデューサーを務めた経験もあり、シャフトの作品にグロスとして参加していた。 監督:草川啓造(5)、稲垣隆行(4)、山本靖貴(2)、水島努(2)、井畑翔太(2)、玉木慎吾(2)、山本天志、菅沼栄治、名和宗則、鈴木利正、追崎史敏、三沢伸、高橋順、高松信司、湖山禎崇、水島精二 関連演出家:草川啓造、稲垣隆行、山本靖貴、所俊克、小坂春女、玉木慎吾、本多美乃 出身演出家(制作):三塩天平(→C2C?)、久慈吾郎(→OLM) ■TYOアニメーションズ 広告や映像制作を手がけるTYOグループで、2003年にグループ傘下になったハルフィルムメーカーと2005年にグループ傘下になったゆめ太カンパニーが2009年に合併し、社名を変更して今に至る。 ■手塚プロダクション ■東映アニメーション ■動画工房 1973年設立。他社の下請けが中心だったが、2000年代以降は元請け作品中心へとシフトした。 萌え系からメカ、女性向けなど作風は幅広い。 監督:藤原佳幸(4)、太田雅彦(3)、中西伸彰(2)、岩崎太郎(2)、QZo、下田正美、三原武憲、松尾衡、元永慶太郎、今千秋、山崎みつえ、原口浩、川畑喬、千明孝一、木村泰大、直谷たかし 関連演出家:藤原佳幸、吉川博明、誌村宏明、博多正寿、荒井省吾、矢花馨 出身演出家(動画):中山勝一、金﨑貴臣、神戸洋行、佐藤まさふみ、満仲勧 出身演出家(制作):岩崎太郎、江口大輔(J.C.STAFF→WHITE FOX→)、松村樹里亜 ■童夢 出身演出家(制作):ほしかわたかふみ、米田和博、荒井省吾 ■トムス・エンタテイメント ■日本アニメーション ■ノーマッド ぴえろ、マッドハウス出身の小野達矢が2003年に設立。 監督:黒田やすひろ(4)、松尾衡(2)、高柳滋仁、小林智樹、ウシロシンジ、佐藤光、錦織博、中山岳洋 関連演出家:駒屋健一郎、中山岳洋、佐藤光 出身演出家(制作):山崎みつえ(マッドハウス→)、migmi(→マッドハウス)、矢野孝典 ■P.A.Works タツノコプロ、Production I.G出身の堀川憲司が家族との約束から富山へ戻るにあたり2000年に設立。 比較的原作が無いオリジナルアニメを制作することが多い。 監督:安藤真裕(2)、篠原俊哉(2)、西村純二(2)、水島努(2)、橋本昌和(2)、岸誠二、吉原正行、浅井義之、岡村天斎 関連演出家:安藤真裕、篠原俊哉、吉原正行、西村純二、橋本昌和、浅井義之、安斎剛文、太田知章、許琮、倉川英揚、岡村天斎、湖山禎崇、今泉賢一 出身演出家(動画):菅沼芙実彦 ■ビィートレイン 出身演出家(動画):肥塚正史 出身演出家(制作、その他):山本秀世(IG→)、橋本昌和(IG→)、有江勇樹、川面真也、黒澤雅之(編集)、黒川智之 ■ぴえろ ■ぴえろプラス ■feel. 美少女アニメ専門スタジオ。 ゼクシズとは姉妹関係にあたり、同社と共同制作する作品もある。 監督:名和宗則(5)、川口敬一郎(4)、及川啓(3)、岡本英樹(2)、むらた雅彦(2)、高橋丈夫(2)、高柳滋仁(2)、川崎逸朗、細田直人(共同制作含む) 関連演出家:名和宗則、ウシロシンジ、及川啓、石井丈裕 出身演出家(制作):駒屋健一郎、松下周平 ■ブレインズ・ベース 1996年にトムス・エンタテイメントから独立。 初期は永井豪原作のロボットアニメや子供向けアニメをつくっていたが、最近はスタイリッシュな現代劇を多く手掛けている。 監督:大森貴弘(4)、後藤圭二(3)、吉村愛(3)、日巻裕二(2)、宮繁之(2)、菅原静貴(2)、中野英明(2)(TVシリーズの複数担当者のみ、共同制作含む) 関連演出家:大森貴弘、後藤圭二、寺東克己、大畑清隆、山崎みつえ、金子伸吾、小坂春女、松田清、古谷田順久 出身演出家(制作):菅原静貴、飯田薫久 ■Production I.G 出身演出家(動画):川崎逸朗、浜名孝行(亜細亜堂→)、小松田大全、塩谷直義、菊池勝也、中村章子、矢萩利幸、京極義昭、柴山智隆、石川真理子 出身演出家(制作):山本秀世(→ビィートレイン)、橋本昌和(→ビィートレイン)、筑紫大介、若林漢二、誉田晶子、柿本広大、宇井良和、江崎慎平、小林敦、米林拓、渡邊徹明、須之内佑典 ■プロダクション・リード ■WHITE FOX OLMのPだった岩佐岳が2007年に設立。 作品数は少なく丁寧に作ることを目指す方針で設立された。 監督:元永慶太郎(3)、小林智樹(2)、浜崎博嗣、佐藤卓哉、細田直人、若林漢二、川村賢一、橋本裕之、渡邊政治、迫井政行 関連演出家:小林智樹、小林公二、若林漢二、田中基樹(天衝)、村川健一郎、岩畑剛一、土屋浩幸、おざわかずひろ 出身演出家(制作):川越崇弘(AIC→)、江口大輔(J.C.STAFF→ →動画工房) ■ボンズ(BONES) サンライズ第2スタジオプロデューサーだった南雅彦や、フリーアニメーターの逢坂浩司、川元利浩らが1998年10月に設立。 ロボットアニメのスタジオという印象が強いが、人物アクションものも多数制作している。 監督:五十嵐卓哉(5)、錦織博(3)、水島精二(3)、岡村天斎(2)、増井壮一(2)、入江泰浩(2)、難波日登志(2)、安藤真裕(2)、長崎健司(2)(TVシリーズの複数担当者のみ) 関連演出家:渡辺信一郎、京田知己、村田和也、宮地昌幸、長崎健司、タムラコータロー、浅井義之、佐藤育郎、武井良幸、金子伸吾、大西景介、中村里美、三浦陽、清水久敏、池添隆博、数井浩子、高橋健司、伊藤秀樹、宮原秀二 出身演出家(制作):安川勝、安斎剛文、和田純一、塚田拓郎 ■マッドハウス 1972年10月、虫プロダクション(旧社)の従業員だった丸山正雄、出崎統、りんたろう、川尻善昭らが、同社の経営危機をきっかけに独立して設立。MADHOUSE表記もある。 劇場作品の力の入れ方が半端無いが、その反面TVシリーズに関してはDR MOVIEを筆頭に外国に丸投げしてしまうことが多かったためか作画はピンキリ。 制作:マッドハウスでも制作協力でクレジットされるイマジン、手塚プロダクション、スタジオマトリックス(倒産)、DR MOVIE、スタジオ・ライブなどに丸投げすることも多い。そのため前述の会社のスタッフがマッドハウス制作作品のメインスタッフを多く担当している。 2000年前後を中心に多くの制作進行出身の若手演出家を輩出した。多くの有能な専属といっていい監督、演出家を抱えていたが経営の悪化による制作本数の減少からほぼ同時期に多くの演出家(とくに中堅)が抜けた様子。 経営危機後に名物プロデューサーで元社長の丸山正雄が設立したMAPPA、細田守らが設立したスタジオ地図などが分裂した。 2011年に日本テレビの子会社になった。現社長も日テレ出身。 監督:佐藤雄三(7)、浅香守生(5)、荒木哲郎(4)、神志那弘志(4)、迫井政行(4)、宍戸淳(4)、増原光幸(4)、石山タカ明(3)、湯浅政明(3)、いしづかあつこ(3)(2004年以降、TVシリーズの3作品以上担当者。実制作は他社の作品を含む) 関連演出家:出崎統(故人)、川尻善昭、りんたろう、今敏(故人)、細田守、片渕須直、波多正美、浜崎博嗣、佐藤竜雄、高坂希太郎、湯浅政明、小島正幸、平田敏夫、石山タカ明、芦野芳晴、鎌仲史陽、高柳滋仁、高橋亨、高橋敦史、佐藤雄三、鶴岡耕次郎、室井ふみえ、若林漢二、細川ヒデキ、坂田純一、村野守美(故人)、伊藤尚往、横山彰利、三原三千夫、熊澤祐嗣(イマジン、手塚プロ、スタジオ・ライブの欄も参照) 出身演出家(動画):中村隆太郎(故人)、森本晃司、小池健、岡村天斎、鈴木典光、古屋勝悟、長濱博史、浅野勝也、松村政輝、今井一暁、平川哲生、雪村愛 出身演出家(制作、その他):福島宏之(演出助手)、松村康弘(撮影)、浅香守生(演出助手)、松尾衡、遠藤卓司(故人)、清水一伸、田中洋之、小寺勝之、福島利規、成田歳法、増原光幸、川村賢一、荒木哲郎、中村亮介、山本沙代、平尾隆之、長崎健司、恒松圭、宅野誠起(→サンライズ)、森山洋、城所聖明、伊藤智彦、いしづかあつこ、山崎みつえ(→ノーマッド)、末田宜史、高橋知也、立川譲、許平康、渡邉こと乃、migmi(ノーマッド→)、青木弘安、中山奈緒美、吉野智美、山城智恵、中川淳、村岡朋美(GONZO→)、牛嶋新一郎 ■ufotable グロス中心の会社 ■エー・シー・ジー・ティー(ACGT) ■作楽クリエイト ■スタジオ・ファンタジア ■ベガエンタテイメント ■遊歩堂 既に倒産、又は解散した会社 ■キティフィルム ■グループ・タック ■スタジオジュニオ ■トライアングルスタッフ ■トライネットエンタテイメント ■トランス・アーツ ■マングローブ サンライズのプロデューサーだった小林真一郎や河内山隆らによって2002年設立。 グラフィック・WEBデザイン会社STEREOTYPE(ステロタイプ)がOPEDディレクションに関わっている作品が多く、CGを巧みに使ったポップな映像に仕上げている。 2009年頃までオリジナル作品を中心に制作していたが、2010年以降は週刊少年サンデー原作のものが多い。 2015年9月末に経営破綻。 監督:菅沼栄治(2)、村瀬修功(2)、渡辺信一郎、山本沙代、日高政光、望月智充、高柳滋仁、初見浩一、小森秀人、工藤昌史、五十嵐紫樟、大脊戸聡、大森貴弘 関連演出家:岡佳広、サトウ光敏、恒松圭、望月智充、五十嵐紫樟、さとう陽 出身演出家(制作):出合小都美、曽我準 ■アニメーションスタジオ・ アートランド ■RADIX
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アニメ会社紹介(作オタ視点)/す~そ 作オタによるアニメ会社紹介のページです。 更新が少ないため、記載されてる情報が古い可能性もあります。ご注意ください。 所属アニメタ欄記載のアニメーターには、継続的にその会社に席を置いているフリーアニメーターも含まれています。 輩出アニメタ欄に関しても、他社へ移籍した動画からの生え抜きや社員アニメーターに加えて、他社へ席を移したフリーも含めての記載となっています。 社内に席があるフリーか、外注のフリーか不明な場合は関連アニメタ欄に記載お願いします。 ・アニメ会社紹介(作オタ視点)/あ~さ行 ・アニメ会社紹介(作オタ視点)/た~わ行 ■スタジオ絵夢 ・アニメーター朝倉隆が主宰するアニメスタジオ。主に日本アニメーション制作作品を中心に活動。 ・後述のスタジオ絵夢とは別のスタジオ。設立年はこちらのほうが早い。 ・主な参加作に『ミームいろいろ夢の旅』『宇宙船サジタリウス』『グリム名作劇場』など 関連アニメタ:朝倉隆、野崎温子 ■スタジオ絵夢 ・宇治光夫(宇治昌光)ともう一人のアニメーターがネオメディアから独立して設立。 ・当時ネオメディアの東中野スタジオに在籍していた大城勉、安藤義信も付いていく形で絵夢に移籍した。 ・先述の朝倉隆主宰のスタジオ絵夢とは別のスタジオ。設立年はこちらのほうが遅い。 ・80年代に大城、安藤の両者に代表される、棒状のハイライトを用いたシャープなメカの描写と山下調の暴走作画で頭角を現す。 この時期の代表的な参加作品に『忍者戦士飛影』『マシンロボ クロノスの大逆襲』『マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』 『機甲戦記ドラグナー』『超音戦士ボーグマン』がある。特に『バトルハッカーズ』の参加回(トランス・アーツのグロス回の作画をアニメ浪漫と共同で担当)は必見。 ・ネオメディアの富士見台スタジオに席を置いていた磯光雄は、絵夢のメンバーと交友があったため、絵夢所属ではないものの、絵夢に作業用の机を置いて出入りしていた。 舛舘俊秀がスタジオ座円洞を離れて絵夢に加入した際に、舛舘から座円洞の話を聞いた磯が興味を持ち、ネオメディアから座円洞に移籍した。 ・作画のスタイルに関しても80年代の大城、安藤の作画は磯と近い部分がある。 90年代以降の作品でも大城(特に90年代前半)、安藤や、後に絵夢に加入した黒柳賢治の煙作画は非常に磯のスタイルと近い。 ・絵夢参加回では『桃太郎伝説』や『からくり剣豪伝ムサシロード』といった90年代初期の作品においても磯光雄と似たタイプの煙作画が見られることが多い。 「第135回アニメスタイルイベント 磯光雄の作画を語る!」によれば吉成曜は大城、安藤の両氏の煙作画の影響を受けていたとのこと。 ・『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』1話の北極基地襲撃シーンは磯の手伝いで大城、安藤の両氏が参加している。 ・代表作に『SDガンダム外伝』『夢のマロン社・宇宙の旅』といったSDガンダムのOVAシリーズ、『魔宮戦場2』『絶対無敵ライジンオー』『超特急ヒカリアン』等がある。 ・『ダッシュ!四駆郎』『からくり剣豪伝ムサシロード』では、トランス・アーツのグロス回の作画を前身にあたるネオメディアと共同で担当している。 ネオメディアからは先述の黒柳賢治が絵夢に移籍しており、『疾風!アイアンリーガー』『勇者指令ダグオン』等数多くの作品に安藤らと共に参加している。 ・エルドランシリーズで安藤と共に活躍した近藤高光、菊池晃、城前龍治らとの繋がりが深い。 ・スタジオケルマディック(2017年に活動停止)のグロス回には絵夢のメンバーが参加することが多かった。 ・会社組織ではなくフリー集団である。現在も存在しており、近年では『モンスター娘のいる日常』で水野佳樹がスタジオ絵夢所属としてクレジットされている。 関連アニメタ:宇治光夫(宇治昌光)、安藤義信、大城勉、舛舘俊秀、佐々木真哉、吉木正行、阿部正実、黒柳賢治、水野佳樹 ■スタジオOZ(スタジオとめ) ・過去に存在したフリーアニメーターの集団。 ・プロダクション・ルーズから独立した古川達也(代表)、岸義之、上妻晋作、池上裕之、増子修が1982年に結成。しばらくしてスタジオNo.1を脱退した山下将仁もここに加わる。 ・当初、スタジオ名は決まっていなかったが、喫茶店にあった『オズの魔法使い』のポスターから名前をとって「スタジオOZ」とした。 ・後に仕上げ会社に同名のスタジオOZが発足し、間違い電話が多くかかってきたことからスタジオ名を「スタジオとめ」に変更した。 ・北久保弘之のask.fmによれば、元々「Studio To Me」に変更予定だったものを山下が「とめ」とローマ字読みしたことがスタジオとめの命名の由来だそう。* ・スタジオとめ時代には新房昭之もアニメーターとして在籍していた。新房の友人の漫画家の高橋和希や、No.1で動画時代の山下の教育係を務めていた高橋朝雄もスタジオに出入りしていた。 ・『うる星やつら』で山下が原画を担当した回には、上妻をはじめとしたOZ(とめ)のメンバーや高橋朝雄が、手伝いで参加(ノンクレジット)することがあった。 関連アニメタ:岸義之、古川達也、池上裕之、増子修、上妻晋作、山下将仁、新房昭之、新坂恵一 ■■スタジオワンパターン(スタジオわんぱたん、スタジオ王破綻) ・スタジオとめが解散した後、1984年に山下、上妻、新房がスタジオワンパターン(後に わんぱたん と改名)を結成。高橋和希も漫画の仕事の合間に出入りしていた。 ・ワンパターン(わんぱたん)には、カナメプロから独立した佐野浩敏、佐野により紹介された松尾慎、国際映画社の経営危機により所属スタジオのP.C.Nが解散し、フリーとなった高橋朝雄らが後に加入した。 ・わんぱたん時代は佐野や、金田伊功の弟子筋の山下、高橋朝雄、佐野や山下に強い影響を受けた松尾といった金田調のアニメーターが在籍していた。 ・演出の浦田保則もわんぱたんに席を置いていた。また瀬尾康博や当時グラビトン所属の合田浩章もわんぱたんに出入りしていたそう。 ・『マシンロボ クロノスの大逆襲』のパイロットフィルム、およびOPにはその場にいたわんぱたんのメンバーほぼ全員が参加している。 関連アニメタ:上妻晋作、山下将仁、新房昭之、芥川義明、佐野浩敏、松尾慎、高橋朝雄、瀬尾康博、金井誠 ■■EDGE ・わんぱたん解散後、佐野浩敏、松尾慎、高見明男、仲盛文らによってフリーアニメーターの集団「EDGE」が結成された。 ・川元利浩、堀川耕一、石田敦子も席を置いていたとのこと。* ・アニメージュ1990年6月号の記事によれば、取材当時のメンバーは佐野、高見、川元の各氏に、中島伸二、演出家の浦田保則を加えた5人。 関連アニメタ:佐野浩敏、松尾慎、金井誠、高見明男、仲盛文、川元利浩、堀川耕一、石田敦子、中島伸二 ■スタジオKAI ・ADKエモーションズの完全子会社として2019年に設立。同年にGONZOから一部アニメ制作事業と知的財産権の管理・運用に関わる権利義務を継承した。 ・設立時よりアニメーター、演出家の正社員登用を推進しているアニメ制作会社。 ・同社に所属するアニメーター、演出家、プロデューサー、制作進行の多くは『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズの主要スタッフ陣であり、同社作品に参加するスタッフもそのシリーズに参加経験のあるスタッフが多い。 ・『ウマ娘 プリティダービー Season2』よりテレビ元請作品の制作を開始した。 ・設立後間もない新鋭の会社だが、上記の通り、サテライトの主力勢が大半を占めるため同社作品の作画品質は比較的高水準な物が多くを占める。 ・制作プロデューサーの増尾将史が担当する作品は、演出、作画監督、原画内製率が高い傾向にある。 ・ちなみに代表取締役の柴田邦彦はアニメプロデュース会社である日本アドシステムズ(通称NAS)の代表でもある。 ・2024年、金子Pを中心として和-NAGOMI―を設立、サテライト移籍組のトップの独立となり人員に大きな変化が予想される。現時点では藤本・今西・ハニューの3名が移籍した。 ・最新作は『ウマ娘 プリティダービー Season3』『キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編』『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』。 所属アニメタ:椛島洋介、式地幸喜、光田史亮、中島順、佃泰佑、小畑賢、井上英紀、長田好弘、坂本俊太、福田佳太、冨永一仁、畑智司、木村和貴、挽本敦子、桐谷真咲、坂友加里、谷口りつ子、寺井佳史、國松聖士、土井田竜健、大森亘、西山優衣、小田悠希恵、米井大稀、森島未紗紀、白濱穂積、木下あすな、舩倉悠羽、山本恭将、福江あゆ、井上和、野津駿兵、田中大地、中島裕樹、亀田捷紀、平山雄都 関連アニメタ:宗圓祐輔、吉田亘良、阿蒜晃士、長森佳容、蛯名秀和、徳田大貴、黒崎隼人、木曽勇太、小松原聖、鈴木光、小谷杏子、福元陽介、伊藤幸、夜桜さくら、芝田千紗、上田彩加、橋口隼人、安達祐輔、坂井久太、豊田暁子、栗西祐輔 輩出アニメタ:藤本さとる、今西亨、ハニュー ■スタジオCAM ・1984年設立のフリーアニメーター集団。元ネオメディアの和田卓也、田村英樹がスタジオMAXから脱退後に結成。 ・和田、田村両氏のスカウトで、当時草間アートに在籍していた菊池通隆もフリーアニメーターとなりCAMのメンバーとなった。 ・80年代の田村英樹、菊池通隆の所属スタジオとしてよく知られている。『北斗の拳』等の作品では和田卓也が濃い目のキャラクター作画で活躍した。 ・スタジオ名の読み方は『マシンロボ クロノスの大逆襲』、『ドリームハンター麗夢 惨夢、甦る死神博士』でのクレジットによれば「スタジオキャム」。命名の由来は和田の好きなタバコの銘柄がキャメルだっとことから。 ・原画マンだけでなく、動画マンも席を置いており動画でクレジットされている作品もある。 ・メンバーが揃って同じ作品に参加することは少なかった。(一部のメンバーがまとまって参加した作品は多数ある) ・主な参加作に『戦国魔神ゴーショーグン 時の異邦人』、『魔法のスター マジカルエミ』、『北斗の拳』、『Mr.ペンペン』、『ガルフォース ETERNAL STORY』、『マシンロボ クロノスの大逆襲』、『マンガ日本経済入門』などがある。 関連アニメタ:和田卓也、田村英樹、菊池通隆、飯島傑、木村光雅、杉浦幸次、大森貴弘 ■スタジオグラビトン ・1984年設立のフリーアニメーター集団。設立時のメンバーは増尾昭一、庵野秀明、西島克彦、伊藤浩二。* ・ガイナックス設立後、庵野は掛け持ちでグラビトンに机を置いていた。その他何名か机を借りに来るアニメーターも居たとのこと。* ・合田浩章がメンバーに加わった後、『プロジェクトA子』を機に、高木弘樹、平田智浩、摩砂雪、窪岡俊之が参加。 ・『ふしぎの海のナディア』への参加を機に摩砂雪が脱退。その欠員を埋める形で鈴木俊二が『新世紀エヴァンゲリオン』の放映前まで席を置いた。* ・庵野秀明がガイナックスと掛け持ちで参加していたため、ガイナックス作品に参加したメンバーも多い。 ・後に参加したメンバーも含め、出身スタジオの垣根を越えて80年代当時の若手実力派アニメーターが在籍していた。 ・メンバーにはアニメ版の『うる星やつら』の原画を担当した経験のあるアニメーターが多い。 ・メンバーが揃って同じ作品に参加することは少なかった。(一部のメンバーがまとまって参加した作品は多数ある) ・代表作は『プロジェクトA子』、『クラッシャージョウ』のOVAシリーズ、『無責任艦長タイラー』など。 ・グラビトンのメンバーがメインのスタッフとなって制作した『プロジェクトA子』は80年代屈指の作画アニメである。 ・『夢幻戦士ヴァリス』のPVはサンライズからグラビトンが請けた仕事で、監督の庵野、キャラクターデザインの西島をはじめ殆どのメンバーが参加している。 ・漫画家のチャーリーにしなか(増尾、摩砂雪とは東デ時代の同期*)も一時期グラビトンに出入りしていた。* ・年を重ねる毎にメンバーの出向が多くなり最終的に閉める事となったとのこと*。2000年代前半までは存続していた模様。 関連アニメタ:増尾昭一、庵野秀明、西島克彦、伊藤浩二、合田浩章、高木弘樹、平田智浩、摩砂雪、窪岡俊之、鈴木俊二、村田峻治、本谷利明 ■スタジオコクピット ・1978年にスタジオエイトから演出と作画が独立して設立されたプロダクション。 ・創設時メンバーは演出の山口秀憲、山吉康夫、川田武範と、作画の高橋英吉、河村信道、松村啓子、加藤良子、上野茂々子、多田康之、三原武憲、椎名繁、多田信の計12名。(アニメージュ1993年11月号より) ・数多くのアニメのグロス・作画を担当した信頼の厚い下請け有限会社である。90年代以後の仕事は特に評価が高い。 ・78年頃、小曽根孝夫、森山雄治、板野一郎ら元スタジオムサシのアニメーター達がコクピットに加入した。 ・前身のスタジオエイトが解散した際に、エイトに在籍していた森利夫、深谷英作、長縄宏美らがコクピットへと合流した。 ・87年頃、スタジオアトンの解散により、アトン所属だった夏目久仁彦らがコクピットに加入している。 ・91年頃、玉川達文、馬越嘉彦、香川久を筆頭にムッシュオニオンから多数のスタッフがコクピットへと移籍した。 ・馬越嘉彦の参加回はスタジオ潮風(馬場、西位、加々美、中村章子)の面子がセットになることが多く、作スレにおいて馬越軍団と呼ばれている。 ・現在は太いパイプを生かして総作画監督・キャラデザを担当するアニメーターが多い。 ・召集がかかると一定期間拘束されるアニメーターも多く、現在はグロスとしてクレジットに載ることは稀である。(『ポケモンBW』以降での岩根玉川案浦回では久々に作画協力コクピットが復活している) ・姉妹会社にスタジオピーコックがある。 ・2016年3月31日をもって解散。4月にはコクピットゆかりの人物の何人かが社屋を訪れた。6月には解散式が執り行われた。 ・岩根氏の掲示板によれば、ポケモングロス班は小規模な新団体「こくぴっと」において引き続きポケモンを担当するとのこと。 ・コクピット解散後のメンバーは、フリーで自宅作業をする者、別の会社に机を借りる者、あるいは数人でマンションを借りてフリー集団として仕事を続ける者など様々だそうである。 ・岩根雅明お絵かきチャンネル(Youtube)にスタジオコクピット関連の動画がアップされている。 関連アニメタ:高橋英吉、河村信道、松村啓子、加藤良子、上野茂々子、多田康之、三原武憲、椎名繁、多田信、小曽根孝夫、浜津守、吉永尚之、森山雄治、板野一郎、清野浩美、南友子、鈴木弥生、飯田浩美、 小野順三、藤岡正宣、森利夫、山崎唯文、深谷英作、増田信博、井上弘子、斉木美恵子、原則子、高橋のり子、北野由美子、鈴木陽子、高田和子、村松尚雄、須藤昌朋、植木貴子、大村まゆみ、杉山典子、長縄宏美、榎本冨士香、小曽根陽子、川端良子、林和男、松下清志、泉都、堰口永子、岩柳恵美子、梨本さつき、栗原一哉、岡野秀彦、水野祥司、村井広宣、吉田雅一、新城真、中尾貴美子、大島明子、河副富美子、気仙美恵子、河原井敦子、坂詰かよ、上野千夏、小沢俊幸、川島由美子、望月頼子、渡辺幸枝、柳原雄一、増永計介、岩根雅明、豊岡督、北野幸広、音泉貴英、桑原幸一、小出茂鐘、木村知英、安留雅弥、杉本功、須藤千夏、小坂裕稀、大橋名緒子、夏目久仁彦、井硲清高、駒井良美、松下敦子、香川久、馬越嘉彦、伊藤(玉川)達文、秋元勇一、池平千里、佐藤美智子、森円美、松本裕一郎、海谷孝男、玉川明洋、吉川美貴、牛来隆行、鈴木晃子、佐藤雅将、大島嘉代、田上志乃、神長春江、高橋博信、清水博明、中田正彦、本館耐、鈴木靖史、高野和史、加々美高浩、浅井義之、金石知也、鈴木洋美、西尾公伯、村松さつき、松本丈寛、西位輝実、相川真理子、吉野満純、甲斐紀子、勝部智道、鵜飼悠紀、森出剛、管綾香、馬場充子、案浦達哉、宮川智恵子、井本良子、山中正博、船本優美、小林由美、北田麻記子、薗部あい子、井野真理恵、田中立子、伊藤典子、須賀美幸、今西亨、跡部美穂、濱口明、池みさき、武田寛子、松野裕衣、酒井裕未、津々木尭史、村田理 ■Studio五組(スタジオごくみ) ・元GONZOの制作プロデューサーであった柴田知典がGONZO第5スタジオの一部スタッフと共に独立する形で2010年5月に設立。 ・主に日常系・萌え系の作品を手掛けており、傾向が同じ動画工房とは比べられる事もしばしば。 ・2021年まではオリジナル作品も頻繁に制作されており、その中でも『結城友奈は勇者である』は名実とともに同社の代表作である。 ・近年は同社の元第2スタジオであるAXsiZとの共同制作が多いが、その場合、五組はあまり関与せずAXsiZ主体で制作される傾向にある。 ・ちなみに同じ敷地内にはufotable東京スタジオ(本社)が隣接している。 所属アニメタ:酒井孝裕、庵奥亮太、田中翼、室井誠、趙禮琳、高村遼太郎、嘉村有一郎、斉藤靖徳、赤坂玲菜 関連アニメタ:谷拓也、世良公太、永山恵、濱崎徹、田邉博、中島大智、小菅洋、安達祐輔、向川原憲、清水博幸、迫江沙羅、栗原基樹 輩出アニメタ:澤田謙治 ■■AXsiZ(アクシズ) ・スタジオ五組第2スタジオが社名を付けた上で、2011年7月7日に設立。 ・設立当初は他社制作の下請け業が主だったが、2016年からはスタジオ五組との共同元請を中心に活動している他、単体での元請作品もある。 所属アニメタ:小関雅、福島健太、ラウホイン、菅谷大輝、髙橋葵、森脇妃菜、新田涼穂 関連アニメタ:竹上貴雄、山内尚樹、鐘文山、田津奈々子、名村英敏 輩出アニメタ:島本勇太、二川剣治、冨田稜介 ■スタジオコロリド ・2011年8月22日に設立。 ・フジテレビの著作権部に所属していた山本幸治Pが代表取締役を務める。 ・コンテンツ企画会社「ツインエンジン」の映像製作会社の一社。 ・石田祐康や新井陽次郎が中心となり、若手の人材が活躍している。 ・TVアニメよりも劇場作品や短編CMやWeb配信型のアニメーションを中心にしている。 ・グロスとして参加した際は、作画的見所のあるアニメーションを提供してくれる。 ・最新作映画は『雨を告げる漂流団地』、最新CMはJRA CM 『今日、わたしの物語が走ります。』。 所属アニメタ:石舘波子、石田祐康、加藤ふみ、栗崎健太朗、坂口歌菜子、篠田貴臣、チョン・インソン、永江彰浩、間崎渓、村山正直、柴山智隆、刈谷仁美、加藤万由子 チームヤマヒツヂ所属アニメタ:川野達朗 チームクロマト所属アニメタ:山下清悟 関連アニメタ:工原しげき 輩出アニメタ:新井陽次郎、水谷汐里、松本さり ■STUDIO G-1 neo ・1993年設立、2000年法人化。 ・大張正己を代表とした制作会社。所属アニメーターは俗に言う大張系と呼ばれる人が多い ・成人向けアニメを手掛けたりしていたが、2010年代以降はスタジオ自体での大きな動きは少ない。 ・主にオープニングアニメーションを制作している。 所属アニメタ:大張正己、大籠之仁、江端里沙、上田真弓、河野さち子、浜崎賢一 輩出アニメタ:山根理宏、高谷浩利、中澤一登、石田敦子、ことぶきつかさ、反田誠二、中山岳洋、宇野真、崔ふみひで、金子ひらく、斉藤良成、椛島洋介、牟田口裕基 ■スタジオジブリ ・1985年設立。 ・アクションから地味な芝居まで並ぶものなき、おそらく日本で一番有名なアニメスタジオ。 ・劇場ばかりと誤解されがちだが、暇なときは普通にTVアニメの下請をやってたりする。しかしながらグロス請けに関しては非常に稀、というか無い。(ジブリ参加として有名なエヴァ11話は原画のみ) ・作画スピードは、1人1週間で4秒分程度と言われる。(TVアニメではあり得ない時間のかけ方) ・近年スタジオを増設し計7スタジオ(ただし≠制作ライン)となり、これにより短編複数+長編2本の平行制作も可能な体制を整えている。 また実写部門である(はずの)スタジオカジノでも百瀬監督によるPVアニメを制作している。 ・輩出したアニメーターや社内作品が動いていない所属者の多くはサンライズやボンズ作品への参加率が高い。 ・愛知県のトヨタ社屋で新スタジオ(西ジブリ)を開設し、20人ほどの新人アニメーターを囲って養成したが、わずか1年半で閉鎖し本社へ合流。 ・2010年、生え抜きである米林宏昌が初めてジブリ作品の監督を務めることになったが、鈴木Pが「ジブリは宮崎と高畑の会社」と言うように、後継者が居ないという大きな問題があり(喜文さんが居れば…)、 成長した研修生の流出や西ジブリの閉鎖、それ以降のスタッフ募集見送りなど人材育成の環境が不安定という弱点を持つ。 ・かぐや姫やマーニーでは外部の人材を中心とした制作が試みられ、長らくジブリを離れていた安藤雅司や笹木信作が久々に参加するなど変化もみられた。 ・2014年、宮崎の長編引退(後に撤回)を切っ掛けに制作部門の解体を発表。 ・解体に伴い所属アニメーターを解雇。他社とは比較にならない予算が掛かる長編制作についてはしばらく休業する見込みのようだ。 ・余談だが制作解体に伴い作画机が一斉に出されスタジオ地図やシグナル・エムディへ渡った。 ・短編アニメ「毛虫のボロ」の制作を挟み、2017年、宮崎駿監督が新作長編『君たちはどう生きるか』の制作準備に入り、事実上、引退を撤回。これに伴い、同年に動画と背景美術のスタッフ募集を行った。 所属アニメタ:宮崎駿、本田雄、井上俊之 関連アニメタ:篠原征子、遠藤正明、二木真希子、田中敦子、賀川愛、金田伊功、前田真宏、庵野秀明、高坂希太郎、丹内司、大塚伸治、河口俊夫、近藤勝也、森友典子、大谷敦子、近藤喜文、山川浩臣、佐藤好春、大平晋也、田辺修、磯光雄、稲村武志、箕輪博子、清水洋、古屋勝悟、山下明彦、森田宏幸、百瀬義行、山田憲一 輩出アニメタ:村田俊治、安藤雅司、吉田健一、笹木信作、桑名郁郎、小西賢一、芳尾英明、山森英司、松瀬勝、米林宏昌、田村篤、大橋実、佐藤雅子、奥村正志、小田剛生、室井康雄、新井陽次郎 ■スタジオジャイアンツ ・1975年に、日動新プロ出身の角谷哲生が安東信悦らと原画作業を行なうスタジオとして設立。 ・1976年に動画部門をスタジオライオンズ(雷音頭)とした。 ・土田プロダクションとその後身のスタジオコメット、葦プロダクション、XEBECの仕事を主としていた。 ・前社長の角谷哲生が東京デザイナー学院の講師だった関係で同校出身者が多い。 ・ちなみにコンテでクレジットされる「土蛇我現」「どじゃがげん」「DOJAG-A-GEN」はジャイアンツのハウスネーム。 ・角谷哲生が急逝した2012年以降は息子の角谷浩が後を継ぎ、現在は作画グロスのみではなく、社長が進行を兼任し制作グロスも行っている。 ・2021年8月31日をもってアニメーション制作事業部を廃止。2022年2月2日付で東京地裁において破産手続きの開始決定を受けた。 ・2021年7月に設立した株式会社エレファントが、同社のアニメーション制作事業を引き継いでいる。 輩出アニメタ:安東信悦、鈴木篤哉(大渡力)、摩砂雪(山口正幸)、高橋ナオヒト(音無竜之介、結城司)、増尾昭一(ぬるちひるこ)、日下直義、志田正博(志田ただし、広田正志、金津賀博)、武藤公春、深沢幸司、入好さとる(入好悟)、新岡浩美(寿限無)、勝亦祥視、鈴木俊二、和田伸一(菜明)、二瓶勇一(椎名真知夫)、鶴巻和哉(八塚ひろし)、都留稔幸、伊藤岳史(新羽高一浪、新羽こういちろう)、佐藤淳、土田一也(池田聡美?、池田好美?)、大坪幸麿、武内宣之、千羽由利子、斉藤英子、牛来隆行、佐藤和巳、松野利晴、井野口有里、奥澤明裕(奥沢明裕)、石野聡、木崎文智、中島里恵、 遠藤省二、松本卓也、高橋照夫、後藤有宏、佐藤陵、段雄一、江上夏樹、西部師経、江森真理子、畑伸幸、亀井治、池上太郎、内田孝、津田崇、小林哲也、桜井正明、藤田和行、新井淳、金田栄二、澤田譲治、清水泰夫、川面恒介、野本正幸、山崎淳、黒田幸生、田中基樹、高橋徳詔、大高雄太、龍輪直征、岩崎安利、藤井辰己、萩原省智、永田全、野田智弘、川村裕哉、滝山真哲、川村幸祐、濱口頌平、有我洋美、重松佐和子、天野由梨恵、佐々木萌、小見川美穂、神谷望夢 ■■エレファント ・スタジオジャイアンツの映像制作事業部廃止につき2021年7月に設立。 所属アニメタ:広瀬佑樹、戸川克洋、近藤未歩、鹿内華怜、夏目琴巳、井上静乃、濱本響 関連アニメタ:勝亦祥視、佐々木萌、小見川美穂 ■スタジオシルバー(SILVER) ・1999年設立。「stシルバー」、「スタジオシルバー」とも表記される。 ・主にアダルトゲームのアニメーション制作を担当している。近年は作画部門のグロス請けでスタッフが参加することが中心であったが、2018年には伊集院いづろ氏がキャラクターデザインとして選ばれた。 ・セブン・アークスとの繋がりがあり、『魔法少女リリカルなのは』シリーズや『WHITE ALBUM』、『セキレイ2期第0話』などではシルバーのアニメーターが多数参加している話数は非常に見所。 ・所属アニメーターが非常に豪華な事でも有名。近年はメンバーに若手のアニメーターも増えている。 1st所属アニメタ:奥田泰弘、佐々木政勝、松竹徳幸、山本浩憲、吉成鋼 2st所属アニメタ:守岡英行、伊藤浩 3st所属アニメタ:磯野智、櫻井祐哉、小堤悠香、苗木陽子、栗原美樹 所属アニメタ:田中佑季、後藤京志郎、安岡連斗、河西睦月、松永颯太、右田愛 輩出アニメタ:伊集院いづろ、山崎玲愛、晶貴孝二 ■スタジオZ ・70年代~80年代の活躍で名を馳せた作画スタジオ。金田伊功の在籍していたスタジオとしても有名。 ・初代とZ5を除くスタジオの系譜には諸説ある。 ・Z5解散以降長きにわたって系譜の途切れたスタジオだったが、2014年1月26日付で亀垣一、飯島正勝、鍋島修、平山智、飯島由紀子の5名の立ち会いのもと、佐藤千春が6代目代表として受け継いだ。 それに伴い、金田伊功の作画資料の保存を目的とした法人「金田伊功ARCHIVE」を設立した。レイアウト、原画、タイムシート等金田氏の資料の所在に心当たりのある方はstudioz-officialページよりご連絡されたし。 ・下記はスタジオZに関連するアニメスタジオ。 ■■初代スタジオZ ・1971年に荒木伸吾が自宅の2階(後に練馬のマンションに移転)を使って作画グループの作業場(初代スタジオZ)を作ったのが設立のきっかけ。(アニメージュ1979年7月号より) この時期に『正義を愛する者 月光仮面』『魔法使いチャッピー』等の制作に参加した。(同上) ・新人時代の金田伊功は、同期の布告文の誘いで東映動画から初代Zに移籍し(動画王vol.1より)、荒木に師事した。 ・絵本の挿絵画家として活動していた貞光紳也(金田と布の専門同期で友人)も初代Zに出入りするようになり、後にメンバーとなった。 ・後に金田達と共に改めてスタジオZを結成する富沢和雄は、当初制作進行のアルバイトとして初代Zで働いていた。(スパロボアニメ支援イラスト集「スパロボでGo!Go!」より) ・1973年春に荒木は初代Zを後にして『キューティーハニー』のキャラ設定を手掛ける。(アニメージュ1979年7月号より) ・「まんだらけZENBU41号」のアベ正己インタビューによれば、先述の荒木の脱退、『ど根性ガエル』のような作品への参加を希望していたアベと、新人の富沢和雄の両氏によるグループ、金田、貞光の両氏が動画工房へ移籍といった形で、3つに分かれる形で初代スタジオZは解散したとのこと。 ・「スパロボでGo!Go!」掲載の富沢によるエッセイにも“「キューティーハニー」の放送開始前、金田くんが数点キャラを描いていたと思いますが―――見たいですネ。 それで初期スタジオZは終わりを告げ、小生たちは冒険の海へ飛び出していく訳です…!!”とある。 関連アニメタ:荒木伸吾、アベ正己(安部正巳)、神宮慧(神宮さとし)、布告文、中村清、金田伊功、貞光紳也、富沢和雄 ■■スタジオNo.1(旧) ・『ミクロイドS』『ドロロンえん魔くん』辺りの時期に野田卓雄と生頼(おうらい)昭憲が、東映動画より独立して設立したスタジオ。(まんだらけZENBU No.52より) ・東映動画の争議やロックアウトの余波で、東映社内で仕事がし辛い雰囲気が出来ていたことが独立の一因である模様。(同上) 労働争議に関しては、「WEBアニメスタイル アニメーション思い出がたり[五味洋子] その42」に当時の状況が記されている。 ・スタジオ名の由来は、設立者の野田と生頼(おうらい)のそれぞれの頭文字NとOの組み合わせである。(同上) ・生頼が絵コンテ、演出を、野田が作画を担当。東映から移籍した新人も原画を担当し、野田がその作監も担当するという役割分担だった。(同上) ・ハウスネームに『大空魔竜ガイキング』『一休さん』で使用された「南波一」がある。No.1(新)でも野田や越智一裕がペンネームとして使用した。 ・『えん魔くん』(1973年10頃)の辺り、野田が金田伊功、貞光紳也に動画を依頼。『ゲッターロボ』からは金田が原画も担当するようになる。(まんが映画家@越智一裕のblog 2009/08/11付の記事より) ・『ゲッターロボG』の最終回辺りもしくは『ガイキング』辺りからは、野田、金田の両氏が2人で一本の作品をほぼ半分づつ描くという形で作画が進められた。(「今だから語れる70年代アニメ秘話~テレビまんがの時代~」より) ・この時期の金田作画に関して“金田くん自身のなかでも、ドンドン才能があふれてきた時期じゃないですかね”と野田がコメントしている。(同上) ・『惑星ロボ ダンガードA』参加後、金田、貞光、鍋島修、飯島正勝が独立。 『ガイキング』で金田の動画を担当した平野俊弘(後にビーボォーの前身へと移籍)はNo.1(旧)に残留した。 ・金田達の独立後には動画マンとして高橋朝雄が加入している。 関連アニメタ:野田卓雄、生頼昭憲、田代和男、小林義輝、小湊昇、飯岡真理子、成川裕子、金田伊功、貞光紳也、田辺由憲、鍋島修、飯島正勝、平野俊貴(平野俊弘)、高橋朝雄 ■■スタジオZ ・1977年の5月ごろに結成。代表は富沢和雄。(ランデヴー第6号 スタジオZ突撃インタビューより) ・各メンバーが元々の所属スタジオを離れフリーになる予定の時期が重なったため、 これを機会にまとまって好き勝手にやろうと考えたのが設立のきっかけとのこと。(同上) ・設立メンバーの中に初代スタジオZのメンバーが多く居たため、スタジオ名を“スタジオZ”とした。(同上) ・概ねこのスタジオZが2代目もしくは3代目とされる。 ・ファンの間で単に「スタジオZ」と呼称されている場合はこのスタジオZのことを指す場合が多い。 ・『無敵超人ザンボット3』『無敵鋼人ダイターン3』でのグロス回では、アニメファン強烈な印象を残した。この2作の金田伊功の作画には業界人にも根強いファンが多い。 ・結城信輝が「WEBアニメスタイル もっとアニメを観よう 第11回 結城信輝・千羽由利子対談」で当時のスタジオZの作画について語っている。 ・『ダイターン』の12話では、初めて(作画では)一切の外注をせずに全ての原動画をスタジオZが担当した。(ランデヴー第6号 スタジオZ突撃インタビューより) ・78年当時はスタジオの中に机が無いメンバーも含めると10数名が在籍。女性のスタッフも4人ほど籍を置いていたそう。(同上) スタジオ内には、富沢、金田、貞光伸也、内山正幸、長崎重信、亀垣一、平山智、佐藤(美代子)、杉村(季見子)が席を置いていた。(同上) ・78年頃は富沢、金田、長崎、貞光、鍋島、飯島が『ダイターン』、内山が布告文と共に『SF西遊記スタージンガー』を担当(後にラストハウスとして独立)するといった体制がとられている。 富沢は同時期に『家なき子』や『宝島』といった東京ムービーの制作作品にも参加した。 ・「月刊OUT1978年9月30日号増刊 ランデヴー第6号」に特集記事「スタジオZ突撃インタビュー」が掲載されている。取材は伊藤秀明と氷川竜介によるもの。 恐らくこの記事がアニメ関係の書籍で金田伊功とその仕事を紹介した最初のものになると思われる。(氷川竜介ブログより) ・『機動戦士ガンダム』の11話以降のスタジオZグロス回は作監として富沢和雄(大泉学)がクレジットされているが実際には作画監督は不在だった。 (機動戦士ガンダム公式Web STAFF思い出コメントより) ・結成から2年後に解散。(金田伊功Specialより) 関連アニメタ:富沢和雄、金田伊功、貞光紳也、内山正幸(白鳥剣)、長崎重信、布告文、鍋島修、飯島正勝、亀垣一、平山智、佐藤美代子、杉村季見子、富田邦、久仁茜子、越智一裕 ■■ラストハウス ・スタジオZより独立した内山正幸が、井内秀治(内山のタイガープロ時代の同僚)、布告文と共に設立したスタジオ。 初期の参加作は『SF西遊記スタージンガー』『銀河鉄道999(TV版)』など。 ・アニメージュ1981年8月号「スタジオZ5の若き獅子たち」、studioz-officialページのプロフィールでは3代目のスタジオZとされている。 ・80年代~90年代にかけては『Dr.スランプ アラレちゃん』『ドラゴンボール』シリーズ、『スーパービックリマン』等の東映動画(東映アニメーション)制作作品を中心に活動した。 ・『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』のグロス回はマニアの間ですこぶる評判が悪いが、一部にコアなファンも存在する。 『ドラゴンボール』シリーズのラストハウス回では小原太一郎、志田直俊といった実力派の原画マンが内山の下で頭角を現した。 ・00年代にも三輪和宏をはじめとした優れたアニメーターを輩出している。 関連アニメタ:内山正幸、布告文、井内秀治、川越淳、高梨光夫、増田清美、白須順子、佐藤和香子、片田亜起夫、金田康宏、小原太一郎、門田英彦、三柴直樹、佐野哲郎、鈴木初枝、志田直俊、水梨ひとみ、望月啓史、中村まゆみ、伊東美奈子、清水博明、松田千織、新井洋子、玉井志保、佐伯哲也、末田久子、石原哲、杉本光司、三島利佳、瀬川みずほ、月岡英明、平山宏美、田中裕治、山本智代、三輪和宏、酒井強至 ■■スタジオNo.1 ・1979年結成。 ・スタジオZ解散後にフリーとなった金田伊功班が、野田卓雄の個人事務所となっていたスタジオNo.1に仕事場を間借りする形で合流して結成された。 ・「スタジオZ5の若き獅子たち」、studioz-officialページのプロフィール、まんが映画家@越智一裕のblogの2009/4/18付の記事では4代目のスタジオZとされている。 ・『太陽の使者 鉄人28号』『六神合体ゴッドマーズ』では鍋島、飯島、越智、山下といった金田の弟子筋が金田調の派手な作画で活躍。 対して金田本人は80年代初頭より『ヤマトよ永遠に』『さよなら銀河鉄道999』『幻魔大戦』等、次第に活動の主軸を劇場作品に移していく。 ・フリーアニメーター集団としての傾向が強く、野田も「あくまで仲間という感じですね。たまたま仕事場が同じということであって、 決してプロダクションというわけじゃないです。もちろんこの中では、金田くんを中心として仕事も遊びも一緒にやってるというのですけど」と、 マイアニメ1982年2月号の特集記事でコメントしている。 ・プロダクションのようなシステムがないため、原則として新人の採用はしていなかった。(マイアニメ1982年2月号より) ・同じくスタジオZから分派したスタジオZ5との関係は良く、『鉄人』『ゴッドマーズ』『ルパン三世 PARTIII』など共同で担当した作品も多い。 ・まんが映画家@越智一裕のblogの2009/05/16付の記事によれば、漫画家の那州雪絵は、 『学園特捜ヒカルオン』辺りの時期、連載の準備をしながらスタジオNo.1に席を置いていた。 関連アニメタ:野田卓雄、金田伊功、貞光紳也、長崎重信、田辺由憲、鍋島修、飯島正勝、松原京子、高橋朝雄、越智一裕、山下将仁、金田牧子、那州雪絵 ■■スタジオZ ・前述のスタジオZ(2or3代目)の解散後に設立された富沢和雄主宰のスタジオZ。 ・アニメージュ2001年11月号「この人に話を聞きたい第37回 本橋秀之 前編」や「アニメポケットデータ2000」では4代目のスタジオZとされている。 ・メンバーは亀垣一と平山智で、後に荒木プロから独立した本橋秀之も加入。当時No.1(新)所属だった金田伊功は在籍していない。(「この人に話を聞きたい第37回 本橋秀之 前編」より) ・本橋の加入の1ヶ月後にこのスタジオZは解散した。(同上) 関連アニメタ:富沢和雄、亀垣一、平山智、本橋秀之 ■■スタジオZ5 ・4代目とされる富沢和雄主宰のスタジオZの解散後、本橋秀之、亀垣一、平山智が結成。(「この人に話を聞きたい第37回 本橋秀之 前編」より) ・スタジオZ5という名称は荒木伸吾の初代スタジオZから数えて5代目のスタジオという意味である。(同上) ・本橋が荒木伸吾調、平山が杉野昭夫調のキャラクター描写を、亀垣が金田調のアクション、メカニックの描写を得意とした。 また、初期の仕事では本橋や平山もメカ修正やメカアクションを担当していることがある。 ・『宇宙戦士バルディオス』の29話(Z5グロス回)の作画は作品ファンからの人気が非常に高い。 ・『六神合体ゴッドマーズ』では本橋がキャラクターデザイン、全話作監を担当し、女性ファンを中心に絶大な支持を得た。 ・Z5はフリー集団でありながら新人の採用を行っていた。(アニメーターとして生きる 「作画スタジオ」ってなんだ?より) ・金田伊功がスタジオZ5在籍だったと勘違いされることもあるが、当時金田はスタジオNo.1(後にスタジオのんまると)所属であり、Z5には在籍していない。 ・金田を始めとしたNo.1のメンバーとは仕事以外の交流もあり、よくNo.1のメンバーがZ5に出入りしていた。(アニメーターとして生きる 【訃報】 金田伊功さんの思い出 【追悼】より) ・Z5が輩出した人材の中には佐藤千春や渡部圭祐といった金田の影響が色濃いアニメーターも存在した。 ・2000年時点では、演出家として西村純二がZ5に席を置いている。(「アニメポケットデータ2000」より) ・2003年、スタジオZ5を改組する形でXEBECの制作スタジオ「XEBEC M2」が設立された。 関連アニメタ:本橋秀之、亀垣一、平山智、中川一郎、伊藤富士子、長屋侑利子(長屋由利子)、佐藤幸一、江山梨恵、長岡康史、奥野元子、佐藤千春、仙波隆綱、細山正樹、今井美和、牟田清司、ふくだのりゆき(福田紀之)、菅原なみ子、中山洋子、飯飼一幸、西澤晋、大倉雅彦、依田正彦、渡部圭祐、大浪太、村上晴美、宮崎なぎさ、中瀬潤、西桜順、鶴田有陵、椛島洋介、森田奈苗、齋藤寛、奥谷周子、清水美友紀、桃原大幸 ■■スタジオのんまると ・90年代に金田伊功ら元スタジオNo.1のアニメーターが在籍していたスタジオ。 ・『うる星やつら』の途中でNo.1を脱退した山下将仁も、スタジオわんぱたん(80年代中盤~後半にかけて山下が所属)解散後に金田の誘いでスタジオのんまるとに加入している。 (WEBアニメスタイル animator interview 山下将仁より) ・のんまるとの所在地は元々STUDIO4℃が入っていた保谷の民家だった。当時STUDIO4℃のメンバーだった黒沢守は、4℃の引越し後もそのままこの民家に残り、のんまるとの一員となった。 (WEBアニメスタイル β運動の岸辺で[片渕須直] 第56回 色々と再出発より) ・『八神くんの家庭の事情』の3話では黒沢守も含めてスタジオNo.1としてクレジットされている。 ・1998年に金田、山下、黒沢が世界初のフル3DCG映画『ファイナルファンタジー』制作のためにハワイのスクウェアUSAに入社。その後のスタジオの動向は不明。 「アニメポケットデータ2000」の鍋島修の項目の所属スタジオ(2000年時点)にはスタジオのんまるとが記載されている。 関連アニメタ:金田伊功、鍋島修、飯島正勝、松原京子、越智一裕、山下将仁、黒沢守 ■スタジオダブ → バンダイナムコピクチャーズいわきスタジオ ・1983年設立。 ・福島県いわき市の本社や東京スタジオの他、関連会社に「ソウルダブ」「上海ダブ」「スタジオダブサイゴン」がある。 ・以前はサンライズ、XEBECの仕事が中心であったが、現在はサンライズから分社したバンダイナムコピクチャーズや、東映アニメーションがメイン。 ・仕事の速さには定評があり、しばしば無茶なローテーションを組まれることも多い。 ・その速さ重視の社風の為、その時の状況でクオリティに差が出る。 ・テレコムなどと同様に早い段階からペンタブレットによるデジタル作画を取り入れており、 クレジット上では2005年の時点で全ての原画をデジタル原画で描かれていた作品もあるようである。現在は全ての原画・動画をタブレットで描いている。 ・2019年10月よりバンダイナムコピクチャーズへの経営権譲渡のため「バンダイナムコピクチャーズいわきスタジオ」になった。*。吸収合併ではないため社名含めて会社としてはそのまま残ってる模様。 所属アニメタ:佐久間信一、榎本勝紀、高橋晃、和田喜彰、藤井芳徳、田中希果、中澤あこ、川島太郎、曽根悠貴、小宮山弥生、遠藤香、志賀祐香 輩出アニメタ:古泉浩司(在籍中に逝去)、西村誠芳、阿部美佐緒、太田克己(高山瑞穂)、山口晋、津幡佳明、伊東伸高、佐光幸恵、橋本英樹、南義昭、外崎春雄、赤尾良太郎、冨永和代、斉藤玲子、石川てつや、西尾公伯、原将治、小野和寛、前田清明、松井章、稲留和美、川久保圭史、佐藤利幸、林直孝、小栗さつき、児玉亮、高原修司、佐々木文恵、武市直子、野澤吉樹、芳賀さより、吉岡彩、河村涼子、菊田史子 ■スタジオ地図 ・2011年4月設立、細田守作品専門スタジオ ・会社の事業内容からジブリ同様劇場制作に特化していると思われる。 所属アニメタ:細田守、山下高明、青山浩行、尾崎和孝、濱田高行 ■スタジオ鐘夢 ・1987年2月1日、『赤い光弾ジリオン』制作のために石川光久が結成したタツノコ制作分室を間借りする形で結成。スタジオ名は「ちゃいむ」と読む。 ・似た名前のスタジオに「スタジオ童夢」「スタジオ待夢」があるが、別の団体である。 ・タツノコ制作分室を間借りする形ではあったが、タツノコプロとはまったく別個の組織であった。 ・『赤い光弾ジリオン』に演出、作画で参加していた他は、『タッチ』『きまぐれオレンジ☆ロード』『エスパー魔美』『めぞん一刻』等のタツノコ制作以外の作品に参加していた。 ・1987年12月15日、『ジリオン』制作終了と共に解散予定だったタツノコ制作分室と鐘夢を統合させる形で、有限会社アイジータツノコ(現・Production I.G)が石川光久と後藤によって設立された。* 関連アニメタ:後藤隆幸、数井浩子、小林哲也、四谷光宏、尾関和彦、華房泰堂、武田一也、谷澤泰史 ■スタジオドリアン ・押山清高が代表取締役となり、設立した作画スタジオ。 ・『フリクリ オルタナ』『フリクリ プログレ』が正式な初仕事となる。 ・2019年、押山監督による短編映画『SHISHIGARI』を公開。 ・『スタジオドリアン添削室』『アトリエドリアン』といったアニメ制作以外の活動も行っている。 所属アニメタ:押山清高 ■スタジオディーン ・1975年設立。創業者はサンライズで仕上げを担当していた長谷川洋。 ・歴史と伝統あるスタジオ。輩出したアニメーターや本スタジオでの活躍で名を上げた人物も多い。 ・ディーンラインという言葉があるように、ディーン作品のキャラクターデザインは線が少ない物が多い。輩出アニメタ欄を見ればなんとなくわかる。 ・制作数は業界トップクラスの大手で、かつては1シーズンに2本以上が常だった。 ・設立してからしばらくは仕上げ会社として活動。アニメージュ1984年9月号によれば昭和57(1982)年より作画・演出・仕上げ部門を設けている。 ・制作部門立ち上げ後は、『パーマン』『銀河漂流バイファム』『うる星やつら』等をグロス請けで担当。 ・制作部門立ち上げ直後はスタジオムサシ(長谷川の兄が社長)とのつながりが強く、ディーンのグロス回をムサシが孫請けすることもあった。 ・アニメージュ1984年9月号によれば『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』を中心となって制作したことによって、制作スタジオとして一本立ちしたとのこと。 ・1980年代~90年代初頭は主にキティ・フィルム作品の実制作やシンエイ動画、サンライズの下請けとして活躍。 シンエイ作品では『プロゴルファー猿』『美味しんぼ』等、サンライズ作品では『機甲警察メタルジャック』といったディーンが実制作を担当した作品もある。 ・1990年代は『逮捕しちゃうぞ』『るろうに剣心』『ハンター×ハンター』等の人気作を手掛けたほか、当時はまだマイナーな存在だった深夜アニメ作品も多数手がけている。 特に『逮捕~』『るろうに~』のOVA作品は非常に完成度が高い事で知られ、作画的見どころも多い。 ・2000年代は幅広い作品を手掛けており、アクション・ラブコメ・SF・美少女もの・ニッチ系などなんでもござれなスタジオだった。 ・2010年代は女性向けアニメを中心に制作(薄桜鬼、世界一初恋、昭和元禄落語心中、純情ロマンチカ、ヘタリア等多数)。男性向けでも『この素晴らしい世界に祝福を!』では、金崎監督の起用、菊田幸一のキャラデザが受け、好調なBlu-ray・DVD売上を叩き出した。 ・近年では『伊藤潤二「コレクション」』『霊剣山シリーズ』等、それまではほとんど無かった他社へ制作を丸投げする例も出てきているなどかつてほどの体力は無いものと思われる。 ・古参だけに横の繋がりが強く、フリーのアニメーターだけでなく声優や作曲家にも強い影響力を持つ。 大手の中でも雇い入れが少ない難関であり、専門学校などではディーンに受かると大題的に宣伝されるほど有名になれる。 ・2023年現在は所属アニメーターが他社作品に参加することがよくある。 所属アニメタ:河南正昭、石原恵(治)、石川洋一、清水博明、水村良男、森本浩文、田頭しのぶ 関連アニメタ:中嶋敦子、わたなべひろし、岡真里子、岡戸智凱、斎藤哲人、小島正士、数井浩子、なかじまちゅうじ、西田亜沙子、番由紀子、江森真理子、菊地洋子、中山岳洋、堀越久美子、ウクレレ善似郎、佐々木政勝、阿部卓司、松本憲生、沼田誠也、坂井久太、門智昭、松島晃、外崎春雄、萩原弘光、菊田幸一、下谷智之、前田明寿、金崎貴臣、吉川知希、高橋しんや、村田俊治 輩出アニメタ:やまざきかずお、叶内孝行、古橋一浩、青木康直、平田智浩、富田悦子、岩永しのぶ、藤川太、門脇孝一、武田和久、関原美奈子、小須田ひろみ、一ノ瀬美鈴、佐藤祐一、川嶋明、米田宏、丹澤学、西島克彦、大久保政雄、三枝直、都築真、荒木英樹、大森貴弘、飯島傑、金子勝典、松竹徳幸、鈴木博文、奥田泰弘、藤井まき、小泉初栄、尾尻進矢、小坂知、平馬浩司、森下昇吾、大河原烈、土屋圭、田畑壽之、富田浩章、中野圭哉、山田歩、小野可奈子、浅利歩惟、本吉晃子、杉田柊、菅原裕幸、澁川大祐、豊田涼 ■スタジオバインド ・『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』のアニメ化にあたり、企画を継続的に進行する体制を設ける為、アニメ制作会社のWHITE FOXとアニメプロデュース会社のEGG FIRMが共同出資し、2018年11月に設立した。 ・『ヤマノススメ』でアニメーションプロデューサーを務めた大友寿也が代表取締役に就任し、そのカリスマ性で各所の優秀なアニメーターを集めている。 ・2023年3月、本社を東京都杉並区荻窪5丁目26番13号 Daiwa荻窪ビル3階に移転した。同階の隣にはCloverWorks荻窪スタジオが運営している。 ・制作実績は『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』『お兄ちゃんはおしまい!』の2作品とまだ少数だが良質なアニメーションを手掛けている。 ・最新作は『無職転生 ~異世界行ったら本気出す~(第2期)』 所属アニメタ:邱家和、新井はるか、和久田晃弘 関連アニメタ:平野宏樹、藤井慎吾、今村亮、濱口明、みやち、島本勇太、萩尾圭太、西野佳佑、田中彩、勝谷遥、中村倫子、反田誠二、世良公太、榊原大河、重原克也、菊池有騎、力徳欽也、内山玄基、重次創汰、田中宏紀、佐藤利幸、三宮昌太、みとん、Kay Yu、西谷衆平、中井杏、太田悌記、二宮奈那子、町野倫大、フクロウP、わた、秋山泰彦、TOMATO、西原大樹、黒崎隼人、ヘイン、沖浅利、髙橋瑞紀、孫弘志、滝本賢児、大田和寛、谷口繁則、五十子忍 元関連アニメタ:高嶋宏之、杉山和隆、松隈勇樹、吉田亘良、彭佩琦、山﨑匠馬 ■スタジオぱっく ・かつて存在したアニメ制作会社。メンバーには元ビーボォー所属のアニメーターが多い。 ・80年台後半に『機動戦士Ζガンダム』、『機動戦士ガンダムΖΖ』や、AICのOVA作品群で活躍。 ・1984年秋に有限会社スタジオぱっくとして設立。社長はビーボォーから同年9月に独立した北爪宏幸。 ・設立して間もない1985年に北爪を中心として『機動戦士Ζガンダム』でメインの作画スタッフを務めた。 ・『機動戦士ガンダムΖΖ』開始時のメンバーは北爪宏幸、わたなべぢゅんいち、仲盛文、越智博之、岩滝智、恩田尚之と、山田浩之、山田真史兄弟に、当時AIC出向中の本猪木浩明(大上浩明)を加えた9人。(B-CLUB4号より) ・北爪がキャラクターデザインを務めた『機動戦士ガンダムΖΖ』の制作時に、ビーボォーから数多くのアニメーターが、ぱっくへと移籍。同年、山田兄弟と本猪木は、ぱっくからスタジオ夢民へと移籍。 関連アニメタ:北爪宏幸、わたなべぢゅんいち(渡邊淳一、渡辺淳一)、仲盛文、越智博之、宮原隆男、もといぎひろあき(本猪木浩明、大上浩明)、岩瀧智(岩滝智)、恩田尚之、山田浩之、山田真史、大森英敏(金剛寺弾)、ところともかず(所知一、所智一)、宇佐美皓一、山下明彦、小曽根正美(水田麻里)、さとうけいいち(佐藤敬一、室井聖人)、山形厚史 ■■アトリエ戯雅 ・1987年3月、スタジオぱっくが社名をアトリエ戯雅と変更し株式会社化。同年3月12日には設立祝賀会が行われた。 ・設立時のメンバーは、北爪宏幸、大森英敏、恩田尚之、わたなべぢゅんいち、ところともかず、宇佐美皓一、仲盛文、越智博之、岩滝智 、山下明彦、小曽根正美、さとうけいいち、山形厚史、高橋陽子に、当時新入社員の小黒晃、後藤圭二、中落功一、中澤欽哉、永谷恒二を合わせた19人。(アニメージュ1987年5月号より) ・大森英敏、山下明彦は第2スタジオにて新入社員の指導にあたった。 ・80年代当時、スタジオMINなどの若手のフリーアニメーター集団が数多く存在したが、若手だけで株式会社を運営するという試みは他に例がなかった。 ・アニメージュ1987年5月号にて設立当時のアトリエ戯雅の特集記事が組まれている。 ・諸事情により戯雅は程なくして解散。元請けとして制作した作品は『レリックアーマーLEGACIAM』のみ。 ・戯雅としては元請けの『LEGACIAM』以外にも、『機甲戦記ドラグナー』、『ブラックマジックM-66』、『プロゴルファー猿』(ぱっく時代から引き続き参加)などの作品に作画として参加している。 ・戯雅としての活動期間は短かったが、オグロアキラ(小黒晃)、後藤圭二、本田雄といったアニメーターを輩出している。 ・戯雅解散後のスタッフは、主にAICやプロジェクトチーム・ムー(後のフェニックス・エンタテインメント)に活動の場を移した。 ・アダルトアニメ『超神伝説うろつき童子』シリーズは代表作の一つ。 関連アニメタ:北爪宏幸、大森英敏(金剛寺弾)、恩田尚之、わたなべぢゅんいち(渡邊淳一、渡辺淳一)、ところともかず(所知一、所智一)、宇佐美皓一、仲盛文、越智博之、岩瀧智(岩滝智)、山下明彦、小曽根正美(水田麻里)、さとうけいいち(佐藤敬一、室井聖人)、山形厚史、高橋陽子、オグロアキラ(小黒晃)、後藤圭二(佐原亜湖)、中落功一、中澤欽哉、永谷恒二、本田雄、内智昭(門智昭?)、岡村正弘 ■スタジオパストラル ・ジャパンヴィステック、アクタスの制作出身である菅野雄二が2004年に設立。 ・シャフトとの関わりが強く、2000年代後半のシャフト作品には必ずと言っていいほどグロス参加していたが、 パストラルが現場として制作していた『劇場版 魔法先生ネギま! ANIME FINAL』でスケジュール崩壊を起こした。 シャフトや有力アニメ会社の協力を得ながらも結局一部未完成のまま公開。それ以降シャフトとの関係は途絶えている。 ・その後はAICやXEBECを取引先とし、2023年現在はJ.C.STFF鈴木班、スタジオエルからのグロス請けが中心。 ・「スタジオパストラル」「パストラル」「stパストラル」の名義で表記され、法人ペンネームとして田園 太郎、田園 幸望を使用することもある。 所属アニメタ:森義博、山内則康、鈴木捺世、服部一郎、牧鮎未、山田朝日 元関連アニメタ:大森英敏、小林利充、中澤勇一、実原登、前田達之、岩永遼太、木下由美子、猿渡聖加 輩出アニメタ:山村洋貴、古川英樹、大久保修、牛島希、小澤和則、井手上義英、石原直也、茂木眞一、左近充杏華 ■スタジオ・ブーメラン ・戸澤稔氏が設立した作画下請け会社。 ・トムス・エンタテインメントの作品のグロス請けが主。 ・歴史は長く『魔法の天使クリィミーマミ』からグロス請けをしており、『フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ』『疾風!アイアンリーガー』『とっとこハム太郎』等を数多くのアニメのグロスを請けてきた。 ・現在は『名探偵コナン』のグロス請けが中心。2010年以降は深夜アニメ作品に関わることは少ない。 ・戸澤氏は代表取締役社長ではあるが、原画として参加することもある。 所属アニメタ:大原淳、柏原英里花、濱啓之、北山創基、久木理恵、髙橋ひとみ、川崎真穂、瀬戸優貴、黒沢裕一、戸澤稔、谷口昌彦、長田秀明 輩出アニメタ:赤尾良太郎、増永麗、鵜池一馬、阿部望、広中千恵美 ■スタジオへらくれす ・略称「へらスタ」。「スタへら」ではない、決して。 ・制作会社ではなく、フリーのアニメーターの集団。 ・結成時のメンバーは渡部圭祐、石野聡、山田誠の3人。(HISTORY OF HERCULES Vol.14より) ・所属しているアニメーターは全員業界でも随一の実力を持つ。全員が揃うことはかなり稀。 ・彼らが原画に居る回はそれだけで作画回を意味する。OPやバンクなどに登用されることも多い。 ・現在のメンバーでコミックマーケットに長年参加しており、彼らが参加した作品の原画集を拝むことが出来る。 所属アニメタ:渡部圭祐、石野聡、木崎文智、大塚健、斉藤久、千葉道徳、深澤学(ふかざわまなぶ)、小船井充 輩出アニメタ:山田誠、紺野直幸、石川慎亮 ■スタジオMIN ・1982年秋に結成されたフリーアニメーター集団。1991年に解散。 ・当時内田順久が結成した「スタジオMAX」を意識して「スタジオMIN」と命名されたのだそう。 ・メンバーには、元々ネオメディアに在籍していたアニメーターが多い。 ・北久保弘之曰く、森山雄治と北久保が共同の仕事場を借りようとしたところに、後乗りで田村英樹、福島喜晴、市川吉幸が参加したことが結成の経緯とのこと。* ・若手時代の磯野智もスタジオMINのメンバーの一人であった。後に川名久美子、二村秀樹、結城信輝、森川定美らもメンバーとして加わった。 ・東京に家がなかった時期の庵野秀明がスタジオMINに居候していたことがある。 ・森山が北久保との思い出として、スタジオ(恐らくスタジオMIN)が新築マンションに引っ越しした時、 パーティ用のスプレーで北久保が壁一面にラムちゃんを描きだしたが、スプレーが壁にくっついて剥がれず、 北久保が雑貨屋で剥離剤を買ってきて無理やり剥がしたというエピソードを挙げている。(アニメージュ1995年10月号より) ・当時のファンの間でも人気が高いスタジオディーン制作期の『うる星やつら』の森山作監回にはMINや元ネオメディアのメンバーが参加することが多かった。 ・フリーアニメーター集団であったため、メンバー個々人での活動が多かったが、 森山がメインスタッフとして関わった『うる星やつら3 リメンバー・マイ・ラブ』や、『プロジェクトA子』シリーズ、『めぞん一刻 完結篇』にはMINのメンバーが多数参加していた。 関連アニメタ:もりやまゆうじ(森山雄治、森山ゆうじ)、福島喜晴、田村英樹、北久保弘之、市川吉幸、川名久美子、磯野智、二村秀樹、結城信輝、森川定美 ■スタジオ4℃ ・1986年設立 ・読み方は「すたじお よんどしー」 ・アーティスティックで独特な作画のアニメを制作する(マインドゲーム、鉄コン筋クリート、Genius Praty等)。それ故、TVシリーズで名前を見かけることは稀。 所属アニメタ:二村秀樹、西見祥二郎、芦野芳晴、清水保行、千葉ゆみ、田中孝弘 関連アニメーター:森本晃司、福島敦子、田中達之、青木康浩、久保まさひこ、伊東伸高、黒沢守、浦谷千恵、中山大輔、野村和也 ■スタジオライブ ・1976年7月17日設立。元々は有限会社であったが1994年に株式会社化。虫プロに所属していた芦田豊雄らが、虫プロ倒産後に有志で結成したグループ「換気船」「もどきプロ」がその前身となっている。 ・初代社長の故・芦田豊雄はJAniCA(日本アニメーター・演出協会)の発起人の一人。現在は、長年ライブでチーフアニメーターを務めた神志那弘志が社長を継いでいる。 ・サムシング吉松の所属スタジオ。キャラクターデザイナー経験者が非常に多い。 ・代表作は『銀河漂流バイファム』、『魔神英雄伝ワタル』シリーズ、『魔動王グランゾート』、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』、『空想科学世界ガリバーボーイ』など。女性のファンも多い。 ・『魔法のプリンセス ミンキーモモ』、『ハイスクール!奇面組』などの作品で担当したグロス回はファンからの人気が高い。 ・元請けから制作を担当した作品に『成恵の世界』、『変身3部作』、『グレネーダー ほほえみの閃士』、『BLACK BLOOD BROTHERS』がある。(他社との共同制作を含む) ・ライブ所属のアニメーターがキャラクターデザインを担当する際、社内の複数のアニメーターでチームを組みキャラクターデザインを分業する体制がとられることが多かった。 『超獣機神ダンクーガ』などのキャラクターデザインを担当した「いんどり小屋」や、『魔神英雄伝ワタル』のゲストキャラデザインなどを担当した「まんどりるくらぶ」がこれにあたる。(メンバーは作品ごとに変わる模様) 日テレ版『HUNTER×HUNTER』でも「いんどり牧場」として複数のアニメーターがキャラクターデザインを共作した。(ライブ在籍者以外がメンバーとして参加することもある) ・『美少女戦士セーラームーン』の21話(ライブグロス回)にはスタジオライブをモチーフにしたアニメスタジオ「スタジオダイブ」や、 松下浩美、只野和子夫妻をもじった松野浩美、只下和子というゲストキャラが登場した。 ・演出家としては、竹下健一が籍を置いている。西村聡をはじめ、アニメーターから演出や絵コンテマンに転向したメンバーも多く在籍している。 ・コクピットと同様に近年戦力が他社へ散っているため主力が集まることは稀。 ・玉川達文が自身のブログで『アイドルマスター XENOGLOSSIA』当時の若手を解説している。是非。 ・公式のニコニコチャンネル(スタジオ・ライブ☆チャンネル)があり、定期的に生放送を行っている。 所属アニメタ:神志那弘志、山内則康、吉松孝博、藤沢俊幸、西村聡、竹内浩志、宮司好文、工藤誉寿治、菅野利之、福士真由美、石渡清美、大島美和、江夏由結、原将治、高橋美香、平山貴章、湯川純、板岡錦、吉川博明、真壁誠、石井舞、中野繭子、博多正寿、森智子、鈴木理彩、唐澤雄一、田中沙希、中島絵理、牧内もも子、川口百合恵(河口千恵)、若狭賢史、坂口実穂、宮島彩、久保山誠士、関口紫織、河野俊希、ノノセ亜里音、鈴木希穂、松本明子 輩出アニメタ:芦田豊雄(在籍中に逝去)、海老沢幸男、白土理徳、楠田悟、野館誠一、酒井明雄、望月敬一郎、野田拓実、谷田部雄次、宍倉敏、高島鉄雄、豊里勝彦、木口準、丸山政次、わたなべひろし、長谷川桂子、新留俊哉、西島克彦、松下浩美、只野和子、齊藤格、臼井孝二、斉藤純一郎、宮嶋堅、近永早苗(小林早苗)、近永健一、松村靖之、戸倉紀元、平岡正幸、相田和彦、矢野淳、とみながまり、下坂英男、上杉恵美子、和田浩一、西川秀明(まみやこまし)、飯田倫也、宮本淳子、三浦辰夫、上野宏治、蛭間大介、山根宰、牛来隆行、吉原正行、青木康浩、井上英紀、菊池愛、倉田綾子、諏訪可奈恵、井ノ上ユウ子(井上優子)、青山孝、谷藤朋子、井上邦彦、阿部達也、岡真里子、佐野恵子、中島健志、木村友美、小泉初栄、薮本陽輔、吉田大輔、吾郷絵美、堺美和、山口真未、竹内杏子、長町英樹、林祐一郎、倉狩真吾、小野田将人、寺尾洋之、矢野和彦、佐野勝、早川加寿子、渡辺敦子、中村諒子、永田亜美、滝澤初美、佐藤智子、渚美帆、佐野誉幸、丹波未樹、馬場証一、杉田建、山田睦、稲垣宏 ■スタジオワンパック ・1993年設立。 ・関西の作画スタジオで一時期は100人を越す規模だったこともある、輩出したアニメーターも多い。 ・発足時のメンバーにはプロジェクトチーム・ムー(ムーフィルム)大阪スタジオ(スタジオムーとは異なる)に在籍していたアニメーターが多い。 ・某社には「ワンパックは全修」との張り紙があるほど、グロス時の低調な作画で有名だった。 ・一時期はA-Line、サンシャイン、神楽などの作画グロスを中心に頑張っていた。 ・過去には第二作画部、朱雀班、山崎班が存在し原画マンを振り分けていた。 ・2006年前後からAIC宝塚、サテライト大阪、バンビーノと立て続けにスタッフが引き抜かれた。その後しばらくAICとサテライトからは仕事を請けなくなっていた。スタジオトイボックスは分家にあたる。 ・2008年の黒塚においてはその年の新人(宮井加奈)が作監をするという出来事もあった(動画マンとしてスタート後わずか半年程度とみられる)。 ・2018年1月2日に代表の山田浩嗣が死去。解散まで法人化はされず、あくまで山田が率いるアニメーターの仕事場であったことから、2月28日をもってスタジオを解散することとなった。 輩出アニメタ:山田浩嗣(在籍中に逝去)、石川慎亮、中井準、鷲北恭太、番由紀子、石田啓一、藤本篤史、別所正直、河野安弘、ハネダヒロシ、牧瀬良裕、 加藤文、名和誉弘、日高真由美、池下博紀、山本善哉、岡田武士、松尾聡美、 本家裕実子、日下部有実、酒井康文、岡本秀康、木下陽方、有澤寛、松川哲也、岡崎伸浩、清水貴子、丸岡功治、西川佳広、桂佳子、石原彩子、荻原康浩、笹原武史、石田賢治、金田康秀、加賀谷次朗、翁ちはる、松浦剛至、谷口伸一、岩崎光洋(イワサキ)、井元一彰、福住崇志、齊藤緑、藤田雄己、寺野勇樹、横峯克昌、足高秀典、金澤英美、甘利高史、中武英雄、金島由衣、中嶌美恵、神山裕子、小島美穂、井上恵美、榊原智次、藤田麗子、佐々木宏、内田孝行、大艸夏美、大倉佑介、大澤和宏、下鶴翼、矢野雄大、大本朋香、杉生祐一、岡島千代、田中梨絵、山口紘子、岡田真奈、谷口健太(ビート)、山田千城、菓子野新一、富家真弓、和田昌子、若野哲也、中村佳史、片山義昭、坂本龍典、仁田野圭介、西川貴史、浅田英一、向井優子、諸正麻実、岩本貴玲、澤田貴秋、河本ひろみ、東野貴臣、中村美幸、上田橋諒子、扇多恵子、間宮幸江、山崎正和、佐藤天昭、小島美穂、谷川亮介、山口昌悟、山村俊了、久保田麻友、吉田真、香川知子、木村興陽、玉置典彦(モエモエ)、荒木裕治、木内千鶴、谷口純基、岡崎玲旺奈、小林美里、寺山晃平、柏純志、田井彰人、荷川取量耶、柿木信人、武田亮、橋本友樹、次橋有紀、石井ゆみこ、池田智美、池田広明、簾畑由実、熊田亜輝、山内亜紀、新子太一、岩田芳美、杉浦圭一、林奈緒子、本多みゆき、山田香央里、岩田紘明、斎藤弘樹、牛ノ濱由惟、江戸春馬、北野久美子、楠木智子、たなかみほ、萩原正人、船越麻友美、星野玲香、松木泰憲、宮井加奈、森下智恵、吉井碧、和泉志郎 、今田茜、室山祥子、早瀬真紀子、逢坂望美、木下由衣、阪本望実、高橋みき、竹本佳子、松浦大樹、岸寛毅、倉谷亮多(DELF)、白石創太郎、曽我部智紗、釣船一美、中重俊祐、中曽根詩織、中谷未樹、西谷駿、野中美希、山田俊太郎、鷲尾侑紀、梶原悠里、川崎沙瑛、久保田美沙、柴田知波、関崎昌也、高良祐里、田中千皓、糠野智加、馬場可奈子、平田彰子、福島陽子、南原孝衣子、山田将司、湯本紗也可、秋泰介、大西麻衣子、高力大地、小牧容子、西道拓哉、佐々木綾、島亜里紗、背戸亜味、高井誠太郎、田原寛之、田中歩美、栃谷早紀、名越淳、新見ちひろ、野崎彩加、藤林美咲、本田毬子、眞鍋和宏、三谷高史、山田まさし、吉田早貴、髙木啓明、松井京介、山田佳奈莉、山本貴則、岩井志菜、槌谷凌雲、中俣由貴乃、橋本コウヘイ、藤原健太、阿部咲夜、石本紗綺、伊藤弘樹、井上翔太、入江充、小田早織、金田菜々美、寒川顕一、北川知子、北村由佳、久保唯奈、小林陽奈、久間みらい、小村柚葉、坂本美樹、鷺島優香、佐藤瞬、瀬川とも子、田中ゆきの、田中美砂、芝軒侑人、畑敦也、花澤友梨、藤本航己、坊農歩実、松尾俊亮、宮崎公輝、宮澤菜緒、村上依理菜、山岡聖、山下世里香、寺本彰、昌山愛、泉尾壮亮、大垣裕基、酒井悠樹、仲座寛世、松本健利、森岡優博、吉澤洸二、青木香菜、内田有紀、白澤佑佳、高橋万帆、鶴田愛香 ■スタジオゑびす ・1989年6月28日設立。舛成孝二をはじめとした国際アニメーション研究所の出身者を中心に結成されたフリー集団。 ・最初期のメンバーは岸田隆宏、菅沼栄治、松原秀典、大河原晴男、竹内敦志、吉田英俊、岩田幸大、石倉敬一、舛成孝二の9人。 ・実力派のアニメーターが揃っており、結成当時(若手時代)から高い作画力を誇った。 ・初期の代表作に『NG騎士ラムネ 40』『機動警察パトレイバー the Movie』『バブルガムクライシス8 SCOOP CHASE』などがある。 ・結成以前からAICのOVA作品や、『夢次元ハンターファンドラPartII デッドランダー編』、『マシンロボクロノスの大逆襲』や『闘将!!拉麺男』のスタジオルック回など、一部のメンバーがまとまって参加している作品が存在する。 ・OVA『ジョジョの奇妙な冒険』旧3話(10話)は必見。 ・初期の舛成孝二演出、監督作品にはメンバーがまとまって参加していることも多い。 ・石浜真史曰く「いや、なんかゑびすの人って全般的に基準違うんですもん。大変って部分を、やって当たり前っていう人ばっかですからね。死ぬほど大変なことを」(漫画版R.O.D2巻巻末の座談会より) ・季刊エス2005年10月号 アニメ原画の世界第6回かみちゅにおいて、舛成が「今ここに入っている若い連中(竹内哲也、藪野浩二など)は、鈴木博文、都留稔幸(『NARUTOのOP演出』)、僕のグループで奪い合ってるんです。僕ら同じスタジオでして」と発言している。 上記の発言中のスタジオがゑびすのことを指しているかどうかは不明だが、鈴木、都留の両氏はスタジオゑびす関連の作品に参加することも多かった。 (「アニメポケットデータ2000」によれば、2000年時点での都留の所属スタジオはゑびすとなっている。) ・『ふしぎの海のナディア』『おたくのビデオ』の終了後、GAINAXを一時期離れた本田雄がゑびすの席を借りていた時期がある。 ・現在は解散している模様。* 元関連アニメタ:岸田隆宏、菅沼栄治、松原秀典、大河原晴男、竹内敦志、竹内志保、吉田英俊、岩田幸大、石倉敬一、舛成孝二、都留稔幸、鈴木博文、合田浩章、本田雄 ■ステイプルエンタテインメント(Staple Entertainment) ・2020年2月、フッズエンタテインメントで制作プロデューサーを務めた植田慎也がフッズの所在地に設立。これに伴い、フッズの活動が停止した。 ・元々フッズで活動していたアニメーターをそのままに、他ゆめ太カンパニーのアニメーターである関崎高明が中心的に活動している。 ・異世界を舞台とするアニメを手掛ける傾向にある。 所属アニメタ:山崎千絵、磯部信人、阿部文雅、小野将、森田さくら、林りこ 関連アニメタ:直谷たかし、立石聖、関崎高明、小美戸幸代、大塚八愛、扇多恵子、小林利充、青野厚司、森悦史、吉岡勝、中林蘭子、古俣拓磨、冨樫彩菜、中曽根詩織、奥野浩行、河村涼子、川上泰斗、粉川剛、小松温、池田佳織、高井浩一、今野博司、小澤和則、佐々木文恵、飯飼一幸、南伸一郎、岡田雅人 輩出アニメタ:飛田裕基、藤田宇円 ■スノードロップ ・2011年10月24日設立。 ・AIC宝塚の閉鎖に伴い、同スタジオの主力アニメーターである日下部智津子とAICデジタルの福家日左夫を中心に設立したアニメ制作会社。代表は福家。同じく兵庫県に本社がある。 ・アナログ作画のみではなくデジタル作画にも注力しているとのこと。 ・作画、仕上げを部門として持っており、パートグロスや1話まるまるの作画グロスを請け負うことも。 ・『やがて君になる』第7話ではすべてデジタル作画(主にCLIP STUDIO)で行ったとのこと。 所属アニメタ:日下部智津子、安藤昂輝、栗原裕明、佐伯直実、境隼人、鳥井聖美、中野友貴、松林志穂美、森下愛美、原野奈津子、伍々葵、辻本健太、眞倉朱里、元木万那未、髙宮平、小林里菜、佐々木輝星、中務汐梨 輩出アニメタ:森本翼、高田浩美、本谷愛、大津りか ■ゼクシズ(ZEXCS) ・J.C.STAFFのプロデューサーを務めた川﨑とも子が1998年1月に設立。 ・あらゆる方向に挑戦的な作画でやや硬派な作品を制作する傾向にある。 ・2015年9月に本社をfeel.とAssez Finaud Fabric.が入居しているパピルスプラザ501に移転した関係により、同社元請作品をその2社の協力のもと、制作することがある。 所属アニメタ:新田靖成、松本翔吾、大久保麻衣、落合祥、細間菜瑠、廣澤治嘉、堀尾鉱 関連アニメタ:酒井智史、光田史亮、島沢ノリコ 輩出アニメタ:忍田雄介、村田陽祐 ■ゼロジー(ZERO-G) ・前身のゼロ・G・ルームから再分離によって設立。設立当初の代表はねぎしひろし。 ・その後、元AICのプロデューサーであった先川幸矢が代表取締役に就任。 ・『バッテリー』にて初の元請けを開始。最新作は『ぼくらのよあけ』。 ・作画的にはスケジュール管理が甘いためか『バッテリー』『DIVE!!』では低調なアニメーションが続く回が多く、作画監督を4~7人投入する回が常にあるという状況だった。 所属アニメタ:草間英興、中原清隆、山下敏成、越智博之、横田和彦 関連アニメタ:植田洋一、桜井正明、谷津美弥子、山根理宏、小川浩、名村英敏 ゼロ・G・ルーム輩出アニメタ:松尾慎、斉藤卓也