約 768,056 件
https://w.atwiki.jp/tokyograil/pages/62.html
ジオット・セヴェルス&アサシン ◆devil5UFgA ビスケットが砕ける。 『生き残るのは本当に強いものだけでいい。 豊かな家族や国に生まれただけでクズが幸福な人生を送り、そうじゃない子供は空腹や寒さで震えているような世界。 そんな世界こそが、そもそも間違いなんだ』 目の前の男は、ビスケットを食べられる。 『幸福とは、その人間の能力だけで得られるべきなんだ!』 僕たちは、ビスケットを食べられない。 『お前は、弱いものには生きている価値がないと言うのか?』 そんなの、間違っている。 『まさに!その通り!』 弱者は死ななければいけない。 弱者は、生きていてはならないんだ。 『例えば――――――――――――――――『君』の妹さんのように?』 ◆ ◆ ◆ 「お帰りなさい」 男がドアを開けると、そこには一人の少女が居た。 若く、美しく、艷やかだった。 緑色の野暮ったいジャージを身を包んでも、なお、色っぽい。 色欲の権化のような少女だった。 当然、彼女は通常の少女ではない。 彼女は英霊、アサシンのサーヴァント。 豊満な女躰と、柔らかなブロンドヘアー。 タレ目がちな瞳は母性を感じさせ、その存在に全てを任せればどれだけ幸福に成れるだろうか。 「ただいま」 しかし、男の獣欲をくすぐる媚体を前にしても、男の前に色欲の色はなかった。 お互いに欲望を感じさせないそのやり取りは、新婚としての生活というよりも家族としての生活だった。 兄と妹の、そんな生活だった。 「あら、それ……」 「これ好きでね」 ハハッ、と笑いながら一つ百円程度のハンバーガーを口にする。 ジオット・セヴェルス。 この紅い月に導かれる前に着込んでいた高級スーツはすでに路銀に変えた。 特別なものではなかった。 少なくとも、ジオットはそう思っていた。 今の彼は日々の生活を日々の仕事で賄うフリーター、住処を得た風来坊だ。 「いつもお疲れ様です」 「いやぁ、でも日雇いのほうが楽だよ」 かつて、誇張なく世界を支配した大グループ『ジャッジメント』の会長だ。 ナノマシンを使って微弱なウイルスをばら撒いて、その年の流行病を仕立てあげて製薬業界をコントロールする。 そんなことばかり続けていた。 後は、順番を待つだけだった男。 なのに、誰も自分の前に立ってくれなかった男。 「世界を支配するのも大変だったよ。 ウイルスばら撒いて、その年の病気を起こして、イレギュラーが起こらないようにしたり。 その病気のワクチンがきちんと無駄にならないように在庫を掃けさしたり。 まだ出来立ての世界支配だから、逆らう奴とかもいるし」 二個目のハンバーガーに手を伸ばしながら、アルバイト求人誌を床に置く。 あまりにも自分勝手な『悪』が世界を支配するための理論に、しかし、アサシンはニコニコとしたままだった。 アサシンは卓袱台へと食事を運んだ。 もやしだけを炒めたもやし炒めであった。 「マスターも大変ですね。 私も『悪い人』でしたが、どちらかと言えば兵隊さんでしたので」 「いやぁ、君たちも君たちで大変だろう?」 「マスターほどではありませんわ」 アサシンは豊満な胸を揺らしながら、微笑んだ。 それでも、目の前の料理に伸ばす手を止めない。 卑しいまでの姿は、しかし、アサシンに染み付いた貧困の習慣だった。 「友達だけど、その心は決して消えませんでしたわ。 彼女は友達だけど、私は線の外側に居た」 「線?」 「テレビに映る側と、テレビを見る側ですわ」 「あー、なるほどね」 得心したように、ジオットは頷いた。 ようは、そういうものだ。 現実のはずなのに、フィクションに映る。 そんな本来存在しないはずの線の『内側』と『外側』だ。 「聖杯はどうなさいますの? 使いますか? それとも、使いませんか?」 「使わない理由なんてないよ。遣わないなんて言うやつは、所詮『酸っぱい葡萄』だろう? 人間が自分自身の力で奇跡を起こせないから、暴力的なまでになんでも叶える奇跡を『いけないもの』だとする」 なんてこともなく呟きながら、ジオットは六畳一間の安アパートの畳に腰を下ろす。 尻もちをついて座ることは慣れていた。 幼少時代では、椅子に座れる機会のほうが圧倒的に少なかったからだ。 そして、コンビニで買ってきたワンカップ酒を、別のカップに注ぎ込む。 聖杯。 「僕らに注げるものが酒で、神様に注げるものが奇跡だってだけ。 別に、おかしなことじゃないさ」 そう言いながら、グイッ、と日本酒を煽った。 安っぽい甘さがジオットの喉を通り過ぎた。 嬉しそうに顔を綻ばせる。 「使っていいって言うならもらおうよ、やっぱり便利だろうしさ。 遊んでもいいし、本当に欲しいものをもらってもいいなぁ」 ただ、その言葉だけは、どこか演技がかったものだった。 心の奥底から願うものが、容易く手に入ってしまう可能性に嫌悪している感情を隠そうとしているものだった。 アサシンは何も言わなかった。 己の中で処理できないものは、確かにある。 それを暴力的なまでに解決してしまう、自らよりも『恵まれたもの』に対する嫌悪はアサシンの中にもある。 「マスターは、ここに来る前は何をしていたんですか?」 「僕は、まあ、列に並んでてね」 「列?」 「その列に並んでて、ついに僕の順番が来たかと思ったら…… なんだか、順番じゃなかったみたいで、ヒーローに追い返されちゃった。 でも、列に戻る気もなくなってね」 「……列とは、なんですか?」 その比喩表現が上手く掴みとれず、アサシンは問いかけた。 ジオットは言葉を続ける。 どこか優しい瞳をしていた。 その瞳が、自分を誰かに重ねていることにアサシンは気づいた。 恐らく、ジオットは自身を妹に重ねている。 「誰かに牙を向けるってことは、列に並ぶってことなんだよ。 いつかは、自分の順番が来る」 ジオットは笑いながら言った。 フォークで、もやし炒めに舌鼓を打つ。 悪くはない味だった。 丁寧に調理されているが、しかし、安っぽさが消えない。 チープな味はジオットの舌が好むものだった。 「マスターの言う『列』とは違いますが、列ならば、私も並んだことが有ります」 「へぇ」 「きっと、次は私の番だ。きっと、次は私達の番だ。 そう考えて、待って、待って、待って――――結局、列なんてないことにやっと気づきました」 アサシン――――悪忍・詠は嘲笑ってみせた。 己を嘲笑う笑みだった。 「私の居た時代、マスターの居た時代。 人は皆、モニター越しに映る幸福と悲劇を知っています。 しかし、それは現実ではないのです。 私達がモニターに映る裕福な生活を現実だと信じられなかったように、富裕層もモニターに映る貧困層を現実だと思えなかった。 だから、遠くにある貧困へと支援はしても、近くにいる私達にはなにもされなかった。 世界に見捨てられ気分になり、それは違うことに気づきました」 「そうだね、それは違うよ」 ジオットの言葉に、アサシンは笑った。 かつての嘲笑うように、あるいは、慰めるように。 「施しを待っていてどうなりますか、自らで掴むしかありません。 『存在してほしい』施しを存在させるためには、自らが誰かに施しを授けるしかない。 フィクションをどうにかして実在させるしかない」 そう言った後、アサシンは少し表情を歪めた。 苦痛を耐えすぎたゆえの笑みだった。 「そうわかってもなお、憎しみは消えません。 富裕への憎しみは、決して消えません。 救ってくれなかった、『善』への憎しみは消えません。 友情を抱いても、心に染み付いた憎しみは消えません」 詠はジオットの目を見据えた。 ジオットは笑っている。 世界から隔絶された笑みだった。 どこかで止まらなければいけないのに、誰も止めてくれない笑みだった。 「例え、結末がどうなろうとも、私もサーヴァント。 貴方の『悪』の誇りに舞い殉じましょう」 「誇りだなんて、そんな大層なものじゃないけどね」 ジオットは笑う。 ひとまず、やるべきことは見つかった。 捧げる願いはないが、手段と目的はわかった。 ならば、その後に願おう。 「願いを叶えるってことを簡単に勘違いしている奴らを殴るのは楽しいね」 ◆ ◆ ◆ 誰もが、現実に不満を持っていても世界を変えようとしない。 自らがフィクションを持ってきてやっても、人々は現実を望んだ。 何かが違っているような気がした。 ただ、敗北して、終わることは分かっていたことだ。 納得はできずとも、構わなかった。 赤い男が迫る。 「――――」 そして、そのまま立ち去った。 赤い男はジオットを殺さなかった。 復讐を成し遂げた時から並んだ、復讐されるための列の順番が来たと思ったのに。 敗北したジオットは呼ばれた。 願いもわからなくなったまま、誘われた。 フィクションが消えた後で、なお、紅い月が輝いていた。 ふと、あるオカルトを思い出した。 『どうしても叶わない願いを叶えてくれる、紅い月が存在する』と。 ――――願いを叶えるために現れたというヒーローを、『赤い男』を、連想させた。 【クラス】 アサシン 【真名】 詠@閃乱カグラ 【パラメーター】 筋力B 耐久D+ 敏捷E 魔力D 幸運E 宝具D 【属性】 中立・悪 【クラススキル】 気配遮断:C サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 【保有スキル】 悪忍:B 政府公認ではなく、私企業などの依頼も受けて忍としての任務を行う者。 詠は高いスキルランクを誇っており、周囲を忍以外から隔絶する忍結界を使用することが出来る。 また、忍転身を用いることで、一瞬で衣服を忍び装束へと変化させることが出来る。 貧者の英雄:B その名の通り、貧しき英雄。 もちろん、例外は存在するが、詠は根本的な部分で富裕層と分かり合うことができない。 恵まれた資金を持つマスターと契約を結ぶと、そのステータスを1ランクをダウンさせる。 しかし、貧者との契約であると筋力・耐久・敏捷を1ランクアップさせる 自己暗示:E 自身にかける暗示。通常は精神攻撃に対する耐性を上げるスキル。 自らは空腹でないと思うことで、通常では考えられない期間無食で過ごすことが出来る。 【宝具】 『裂隙、氷下の国より(ニブルヘイム)』 ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:10人 詠が全身に仕込んだ宝具を一挙に解放させる。 両腕のボウガンと大砲を次々に発射し、忍び衣装の中に隠した爆弾を炸裂させる。 『神よ、何処に行かれたのですか(ラグナロク)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2~20 最大捕捉:20人 詠が背負う、身の丈はある大剣の宝具。 ただでさえ巨大な大剣は真名を解放させることで、さらに巨大な大剣へと姿を変える。 身の丈の倍はあるラグナロクを振るい、全てを一刀に断つ。 【weapon】 両腕に籠手のように装着したボウガンと大砲、及び爆弾。 そして、背に備えた自らの身の丈ほどもある大剣。 【人物背景】 選抜クラス所属の秘立蛇女子学院2年。 お嬢様のような見た目と口調だが、実は恵まれた育ちではなく入学後も日々の食事にも困るほど困窮している。 裕福な生活を送っているお嬢様である斑鳩にはそんな事情から憎悪の感情を抱いている。 好物は安価な食材として知られるもやし。 かつて、貧困で飢えていた時に街頭テレビで自国の富裕層が海外の貧困層への支援を行う会見を目にしてしまう。 【マスター】 ジオット・セヴェルス@パワプロクンポケット14 【マスターとしての願い】 まだ決めていない。 【weapon】 これといって武術の心得などは無いが、2年前にNOZAKI社で回収した『ヒーロー』の遺体を改造し「変身スーツ」として使用している。 これにより生身での戦闘が可能になるほか、光線兵器に対する防御力が極限まで高まる。 【能力・技能】 特殊な能力は技能を持たないが、高いカリスマ性と辛抱強い執着を持っている。 【人物背景】 『ジャジメントグループ』会長。 人間の望みや恐れの具現化を促す装置「ドリームマシン」を用いて人為的にカタストロフを起こし、地球を強者のみが生き残る世界に作り変えようとした。 幼少期を紛争地域で過ごして妹以外の家族を失った後、国際的な支援を受けられない(「戦争で悪者にされた側」の国だった為)環境で極貧生活を送る。 しかし幼少期にその家族共々、旧支配者グループを構成する欧州の巨大財閥『カエサリオン』の一族に踏み躙られ弟を失う。 残った妹も心臓移植のために殺害された過去がある。 守るべきものが無くなって以降はカエサリオンへの復讐のみを生きる糧とし、過激な手段で裏社会をのし上がっていった。 その憎しみはカエサリオンを滅ぼしても消える事はなく、捕獲したカエサリオン一族を殺すことなく苦痛を与えながら「飼育」している。 その様子は、脳髄のみを培養液に漬け込み管理する、といったあまりにも非人道的なものであり彼の狂気を象徴している。 また、強大なカエサリオンに復讐するには人外の存在の力に頼らざるを得ず、妻との合意の上で彼女を生け贄に捧げ、亡霊を呼び出し契約する。 しかし、その後に妻が子供を身篭っていたこと、自分の復讐への決意を鈍らせない為に妊娠を黙秘していた事を知ってしまう。 失ったもののあまりの大きさに、以後の彼は立ち止まるという事をしなくなる。 ハンバーガーを好むのは、彼が生き抜いた地域で最も豪華とされた食べ物だったことに起因する。 現在も奢侈な新作ハンバーガーは好まず、質素なハンバーガーを食べ続けている。 一番好きな食べ物は「母の手製のスープ」だが、既に色も味も記憶の彼方にあり、大好きだったということだけを今でも覚えている。 「カタストロフ」の際は乗り込んできた赤いヒーローと一対一の決闘になるが、カタストロフの頓挫を目の当たりにして戦意を喪失。 赤いヒーローがその場を去った後、ひとり残った自分を呼ぶかのように出現した紅い月に誘われ、この世から姿を消す。 【方針】 世界を壊す。
https://w.atwiki.jp/ljksscenario/pages/177.html
聖杯戦争。 それはどんな願いも叶える事が出来る聖杯を掛けた殺し合いである。 参加者に選ばれた者はマスターとなり、聖杯から遣わされたサーヴァントと共に殺し合いに臨むことになる。 サーヴァントとは英霊である。 英雄として生き、人々に信仰された存在である。 そう。 サーヴァントとは、光り輝く道を歩いたであろう英雄なのだ。 ▼ 「汚らわしいッ! 汚らわしいぞ聖杯ッ!!」 1人の男が怒っている。 彼の名はリンゴォ・ロードアゲイン。アメリカのガンマンであり、この聖杯戦争のマスターに選ばれた男だ。 リンゴォが記憶を取り戻したのは朝の事だ。 アメリカ生まれのフリーの殺し屋。 そんな設定でこの東京に暮らしていたが、元々住んでいた国や時代とのギャップからかあっさり元の記憶を取り戻した。 そして彼はこの状況を何らかのスタンド攻撃だと考え、打破するために東京を歩き回っていたのだが手がかりひとつ見つからず、仕方ないので公園で一休みすることにした。 その公園で彼のサーヴァントが現れ、聖杯戦争について告げたのだ。 最初は真剣に聞いている訳では無かった。 信じていないのではなく、興味がわかないのだ。 リンゴォには叶えてもらいたい願いなど無い。 殺し合いに怒りを覚えるほど正義感がある訳でもなく、かと言って願いの為に殺し合う気もない。 そんな中途半端な状態が彼に真剣さを与えなかった。 だが話がサーヴァントについてとなったとき、リンゴォの態度は一変した。 サーヴァントが過去もしくは異世界の英雄だと聞いて一変した。 英雄というからには素晴らしい存在なのだろう。 光り輝く道を歩いていた尊敬すべき存在なのだろう。 少なくとも目の前に居る自身のサーヴァントはそういう存在だと見ればわかる。 それほどの存在を何故ッ! 何故こんな下らない戦いの駒にする!! 何故こんなたまたま巻き込まれただけの人間の従者とするッ!! ――それも俺のような未熟者の従者とするッ!! リンゴォは自身を未熟者だと思っている。 だからこそ尊敬すべき存在を、自分の従者とすることに耐えられない。 自身のサーヴァントの価値を汚しているような気がしてならない。 「なあ俺のサーヴァント、お前はこの状況に怒りを覚えないのか」 「殺し合いを他者に強いる事なら怒りを覚えている」 あと俺はアサシンだ、と付け加えつつリンゴォの質問に答えるアサシン。 そんなアサシンの様子を見てリンゴォは不思議がる、正直自分に不満を持たれてもおかしくないとおかしくないと考えていたからだ。 それを知ってか知らずかアサシンは続ける。 「だが俺は少なくともお前をマスターに持つことに不満は無い」 「何故だ?」 それはリンゴォにとって一番不思議な回答だ。 そんな思いが思わず口に出る。 「例え正義感でなかったとしてもお前は聖杯に怒りをぶつけた」 「それだけか?」 「それと卑劣さを感じなかった。お前の態度に、言葉にそんな物は一欠片もなかった」 「……」 『男の世界』にそんなものは無い、あってはならない。 それが分かるアサシンはやはり素晴らしい男だ。 「それとマスター、俺からも1ついいか」 「……何だ?」 「マスターの名前を聞かせてくれ」 そう言えば俺は聖杯戦争に関する説明を受けただけで、俺達は自己紹介の1つもしていなかった。 リンゴォは少々バツの悪さを覚えながら自己紹介を始めた。 「名はリンゴォ・ロードアゲイン。3年ほど前にスタンドと呼ばれる超能力を身に付けた」 「超能力?」 「能力名はマンダム。きっかり6秒だけ時を戻すことができる」 「何?」 思わず怪訝な顔をするアサシン。 リンゴォからすればそれも無理はないと理解は出来るがあまりいい気はしない。 だがアサシンも嘘は無いと理解したのかそれ以上は何も言わなかった。 「……俺は自己紹介をしたぞ」 「そうだな」 そう言ってアサシンは自己紹介を始める。 正直に言えばアサシンがどういう人間なのかリンゴォは気になっていた。 アサシンから感じられる『漆黒の意志』は相当なものだ。 どんな環境で育ち、どんな人生を送ればそうなるのかリンゴォは気になっていた。 「俺はアサシンのサーヴァント、ケンシロウ。1800年続く一子相伝の暗殺拳北斗神拳伝承者だ」 「北斗神拳?」 「それは外で説明するには少々長い話になる」 そう言ってアサシンは歩き出した。 それを見たリンゴォは呼び止めて一言。 「……よろしくお願い申し上げます」 それは普段ならば果し合いを申し込む相手に使う言葉、決闘の申し込み。 だが今だけは違う、今だけは共に戦う物に対する礼儀として使う。 「ああ」 そしてアサシンは快くそれを受け取った。 【クラス】 アサシン 【真名】 ケンシロウ@北斗の拳 【パラメーター】 筋力B 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具EX 【属性】 秩序・善 【クラススキル】 気配遮断:A+ 自身の気配を消す能力。 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 北斗神拳:EX 1800年に渡って受け継がれている一子相伝の暗殺拳。正式な伝承者であるケンシロウはEXランクとなる。 矢などの飛び道具や様々な武器に対する返し技や、ある程度の自然治癒なども備えている。 サーヴァントが秘孔を突かれた際、秘孔を解除する技術がなければ判定は対魔力によって決定する。 南斗聖拳:E 「陰」の北斗神拳に対応する「陽」の拳法。流派が非常に多い。 北斗神拳奥義水影心により一度見た相手の技をコピーすることができ、南斗聖拳伝承者の技をコピーしている。 があくまでコピーであり、一部の技を使えるというだけなのでEランク。 【宝具】 『北斗百烈拳』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1 北斗神拳の奥義の1つ。 数多の拳を持って相手の肉体の数ある秘孔を狙い無数の突きを繰り出す。 そして秘孔を突かれた数秒後には、無数の断片と化す技。 『天破活殺』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1-20 最大補足:1 北斗神拳秘奥義「天破の構え」から放たれる、北斗神拳の奥義の一つ。 指先から闘気を鳥羽市、相手の肉体に直接触れず秘孔を突くことができる。 北斗神拳にある数少ない遠距離技。 『無想転生』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1 哀しみを背負う事で習得できる北斗神拳の究極奥義。 あらゆる敵の攻撃に対して無想にして適切な反撃を行い、また敵にとっては無想故に予測不能な攻撃を仕掛ける技。 歪んだ空間を作るなどをして、動きを制限すると本体の居場所を看破することもできる。 【weapon】 なし 【人物背景】 北斗神拳第64代継承者。 性格は基本的には心優しい。 弱者や子供に対しては愛を注ぎ、強敵(とも)には愛と哀しみ拳にこめ、情で見送る。 一方、救いのない外道に対しては非情な面を見せる。 【サーヴァントとしての願い】 殺し合いを生む聖杯を破壊する。 【基本戦術、方針、運用法】 アサシンらしくマスター狙いしても良し、真っ向勝負しても良しのサーヴァント。 ただし、遠距離技に乏しく範囲攻撃の手段もないので複数戦や乱戦に若干弱いかも。(雑魚ならともかく相手は一騎当千の英雄なので) 早めにキャスターやアーチャーなどを同盟相手にするのが吉。 【備考】 外伝などの設定は採用せず、本編設定のみ採用しています。 【マスター】 リンゴォ・ロードアゲイン@ジョジョの奇妙な冒険 【マスターとしての願い】 『男の価値』を汚す聖杯を破壊する。 【weapon】 拳銃 【能力・技能】 スタンド『マンダム』 きっかり6秒だけ時を戻すことができる能力。 能力発動の際は時計の針を戻す。 また、一度能力を使うと6秒のインターバルが必要となる。 【人物背景】 公正な果し合いにより自身を生長させようとするガンマン。 受け身の『対応者』を嫌い、『漆黒の意志』を持つ者との果し合いを望む。 【方針】 聖杯を破壊する。 場合によっては誰かと共闘も考える。 【備考】 NPCとして与えられた役割はフリーの殺し屋です。 今のところ雇い主はいません。 候補作投下順 Back 宮うつつ&ライダー Next アサシンxアサシン
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/15077.html
APO/S53-083 カード名:“二つ重ねて”黒のアサシン カテゴリ:キャラ 色:青 レベル:2 コスト:2 トリガー:1 パワー:8500 ソウル:2 特徴:《サーヴァント》・《霧》 【永】 このカードの下のマーカー1枚につき、このカードのパワーを+5000。 【起】[手札を2枚控え室に置き、あなたのレベル置場の表向きのカードを2枚裏向きにする] あなたは自分の山札を上から1枚見て、このカードの下にマーカーとして裏向きに置く。 玲霞「『私がいなくても』『あなたは大丈夫』」 レアリティ:U Fate/Apocrypha収録 18/05/21 今日のカード
https://w.atwiki.jp/compe/pages/193.html
廃墟と墓地が並ぶ、不気味な雰囲気を漂わせる場所 この島の北西にあるホーンテッド・ヒルズにも参加者はいる。 「これが因果応報って奴か。」 西側の廃墟の階段に腰掛けながら、 立派なリーゼントを整える一人の男性。 鍛えられた肉体は服越しでも十分すぎるほど伝わる。 彼は殺し屋集団『ナイトレイド』の一人、ブラート。 帝具と言ったとんでも技術が確立する世界でもあり、 だからこの状況にもさほど困惑することはなかった。 とは言え、気になるところは一つあるのだが。 「問題は…俺をどうやって生き返らせたかだな。」 ブラートは既に死んだ身だ。船上で嘗ての上官との死闘の末に。 死者を蘇らせる帝具が存在する? 否、それはあり得ない。 タツミが友の復活の希望を見出した時もきっぱりと否定した。 あるのなら、そもそも始皇帝が生きながらえてるのだから。 命は一つだけ…だからこそ大事にしている。 「ま、普通に地獄と思うのが普通だよな。」 櫛をしまい、決まったリーゼントを撫でるブラート。 腐敗した帝国を早く終わらせるべく武器を取ったが、 究極のところナイトレイドがしてたのは、ただの人殺し。 天国に行けるような高尚な身ではない自覚はあったし、 いつかは報いを受けると覚悟もして、現に死んでいる。 だが、死んでも殺し殺されの関係を要求されるとは。 地獄の沙汰も金次第ならぬ地獄の沙汰も殺し合い次第らしい。 「後のことはタツミなら心配はいらねえが…どうするか。」 弟分のタツミに全てを託したのに生き返って戻るってのは、 男らしくないのもあるし、自分以上に生き返りたがってる人もいる筈。 帝国に理不尽を受けたのは自分に限らず大勢いるだろう。 自分が生き返るよりは、そういう人達に譲ってあげたくもある。 「となれば、俺のやることは変わらずだな。」 とは言え此処が地獄の時点でそうはいない筈。 寧ろ、優勝の為に弱者を虐げる悪党も必ずいる。 つまるところ、目的はいつも通り『悪を斬る』と言うことだ。 インクルシオはないが、百人以上を一人で切り伏せた実績もある。 武器さえあればどうとでもなるので、適当に支給品を漁っていく。 「お、これは使えそうだな。」 出てきたのは白の長剣と黒の長剣。 インクルシオの鍵は長剣である以上、ブラートも扱っている。 予備もあると言うのは非常に助かり、白い方を構えて軽く振るう。 熟練の戦士らしい剣捌きは、常人ではとても見切れない。 「大剣ってわけでもないが、すぐになれそうだ。」 十分に使いこなせるとわかると、 残ったもう一本はしまった後に動き出す。 目的は決めてない。近くの街から誰かと接触しよう。 少し軽いノリで彼は歩みだした。 ほんのちょっぴりだけ期待してることがある。 もしかしたら、先立った嘗ての仲間…シェーレはいるのだろうかと。 最悪ここでもリヴァ将軍と戦うことになるのだろうかと言う不安もあるが。 「地獄ってのも、案外俗っぽいことをするんだな。」 ブラートのいたところから離れた崖に佇む、 蜘蛛の巣の糸のようなラインが施されたスーツの男が一人。 今の状況下については、彼と同じぐらい冷静な状態だ。 当然と言えば当然だ。彼の名前はプロシュート。 イタリアのギャングにしてスタンド使いなのだから。 特にプロシュートは暗殺チームに所属しており、 空間に関するスタンド能力は身内にもいるため身近な存在だ。 「優勝すれば何でも…か。」 そんな美味しい話あるわけねえだろ。 と一蹴したいが、そもそも彼も既に死んでいる身。 死人に口なし…何もできないよりかはマシではあるだろうし、 報酬も本物であれば、ボスからのなけなしの金よりはずっと大きい。 それが本物と言う確証、本当に叶えてくれるのかという保障。 この二つが確約できれば動き出すべきかと考えている。 お互い地獄の民。殺して殺された連中のたまり場。 だったら既に覚悟はできてると言うことに他ならない。 もっとも、あくまで確実だと分かればの話。 分かるまでは必要な行動は取らないでおく。 確かな情報なしに動いて徒労に終わってた可能性は、 列車に乗り込む際にあったかもしれない状況だからだ。 あの時は余裕がなかったから勢いで行動したが、 今は冷静だ。此処では余裕を持って行動する。 「ついでだ…探すとするか。」 此処は死者が集う最期の場所。 となれば、いるはずだ───ペッシが。 確かにペッシは成長した。あの短時間で、 あれほど覚悟を決めて戦ったのは褒めたくもある。 『オレはもう死ぬんだぜ…何やったって損はねえ…だろ? オメーの心に部下を失ったという『絶望』を残してくたばれるんなら…オレは喜んでやるぜ…』 だが最後の最後だけは許せなかった。 トリッシュを出したまでは別にいい。それが正しい。 だが、最期はチームの為じゃなくてただの憂さ晴らし。 それだけの為に亀を投げ捨てようとしていた。 列車から這い出てでも言ってやりたかったが、 それも叶うことなく途中で力尽きて今に至る。 もっと言えば、亀を持っていたこと自体がおかしくもある。 ブチャラティに襲われた時も亀の連中を優先するように言ったはず。 自分が落とされた時点でもう助かる見込みはなかったのだ。 チームが栄光を掴めればそれでよかった彼にとって、死を恐れない。 なのに、ペッシは亀を持っていた…列車を止める前に始末できたはずだ。 これが何を意味するか。つまりプロシュートのことを優先したということ。 もう助からないとペッシも分かっていたはず…それでも列車を止めてしまった。 心の弱さが問題なんだと指摘したのに、自分への依存…心の弱さが直結している。 あの時は激励の言葉を呟いたし嘘ではないが、同時に忘れてはならない。 チームではなく私欲を優先したペッシには、一発殴っただけでは気が済まない。 (俺自身も過保護だった気はするが。) 私欲を優先してしまったのは、 自分の存在がペッシにとって大きすぎたのもある。 全てがペッシのせいかと言われると、そうとも言い切れない。 その辺の反省も踏まえて、改めてペッシに出会うとしよう。 それに、もしかしたら他のメンバー…二年前のソルベとジェラートは怪しくとも 一日の間でなくなったホルマジオとイルーゾォ辺りはいるかもしれない。 合流出来たらできたでどうするかは、今は考えてないが。 (列車の時とは違う。こういうのにも頼る必要があるな。) 彼のスタンドは狭い場所で逃げられないときほど効果が発揮できる。 だが此処はどう見ても広い。この先閉所での戦いは少なくなるはず。 スタンド能力が頼れるのは接近戦か長期戦の二択になるだろう。 だから、支給品の中に紛れ込んでいた短機関銃。これを頼る必要がある。 スーツ姿に銃は、ある意味ギャングのテンプレートな姿だ。 ギャングが握る銃にしては、少し長物すぎるところもあるが。 「…」 プロシュートの位置からそこそこ離れた、 ホーンテッド・ヒルズにしては廃墟らしからぬ小屋。 そこにはヘルメットをかぶり、胸に七つの傷を持った男が寝転がる。 ヘルメットで顔を隠しているが、その奥の瞳は堅気の顔ではない。 実際にカタギではない。北斗神拳の伝承者争いに敗れた男、ジャギだ。 最早言う必要もないだろうが、彼も死人である。 ケンシロウにトキとラオウの存在を教えながら死んでいった身。 ならばケンシロウに恨みつらみがある彼を知る人なら誰もが乘ると思うだろう。 優勝、願い。これに縋るのがジャギ…だが、今の彼は違う。 「ハッ、勝手にやってろ。」 もうどうでもよかった。 奴は生きていようとどのみち地獄が目に見える。 今更優勝してケンシロウ以上の腕になれたとして、 ケンシロウの言葉を借りるならば、お前はもう死んでいる。 生き返りはしないんだから、この腕を誰にも見せられない。 では生き返るか? 生き返ったところで結局は実力不足。 上の兄に甘んじて日陰者としての未来しか待っていないだろう。 そんな結末しかないであろう世紀末に戻って何をすると? 何もない。 勝っても一体何の意味があるのか。此処での殺し合いで成長するのか。 しないだろう。そんなので済むのならあの世界でとうに成長している。 何よりも踏んだり蹴ったりの人生だ。願いなんてものもどうせ嘘だろ。 一つも願っても叶わなかった男が死んだ後も今度こそなんて、もう考えない。 「…」 雑に支給品を探ってみる。 出てきたのは歪んだ短剣…使えなくはないが得意でもない。 やはり運はない。優勝できるならいいものが引けるだろうに。 ショットガンでも引ければ多少はやる気が出ているのに。 「はぁ…」 溜め息を吐きながら、ジャギは短剣をしまう。 やっぱうまくいかねえ。いつもの俺らしくて笑えてくる。 とりあえず身を起こし、地図を広げてどこへ向かうかを決めておこう。 殺し合いは勝手にやってろだが、自決もあっさり殺されるのも癪だ。 一先ずは生存を目指して生き延びてみることにした。 墓所に集いし三人の死者。 各々はそれぞれの思いを胸に抱き、 このバトルロワイアルへと巻き込まれる。 【ブラート@アカメが斬る!】 [状態]:健康 [装備]:無銘勝利剣・光の方@Fateシリーズ [道具]:基本支給品、無銘勝利剣・闇の方@Fateシリーズ ランダム支給品×1(確認済)、櫛@アカメが斬る! [思考・状況]基本行動方針:悪党の優勝を避ける。話はそれから 1:シェーレや将軍はいるんだろうか。 [備考] ※参戦時期は死亡後からです。 ※この殺し合いを地獄に墜ちた人同士で行うものと思ってます。 【プロシュート@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]:ペッシに対する怒り(特大)、 [装備]:弾丸と銃@Fateシリーズ [道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~2(確認済み) [思考・状況]基本行動方針:乗るかどうかは保留。 1:仲間がいるか調べてみる。 2:ペッシに出会ったときはとりあえずまず殴る。 [備考] ※参戦時期は死亡後からです。 ※この殺し合いを地獄に墜ちた人同士で行うものと思ってます。 ※スタンドの制限は現時点では不明です。 【ジャギ@北斗の拳】 [状態]:無気力、不信 [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~2(未確認)、破戒すべき全ての符@Fateシリーズ [思考・状況]基本行動方針:どうでもいい。 1:好きにやっててくれ。 2:暫くは生き延びてやる。 [備考] ※参戦時期は死亡後から。 ※この殺し合いを地獄に墜ちた人同士で行うものと思ってます。 ※極悪ノ華は一応踏襲していませんが、 具体的なとこは語ってないので後付けできます。 実は、もう一人いる。 三人の姿を、辺りで一番高い建造物から眺める少女がいた。 ゴスロリの服に身を包み、マントにシルクハットはさながら怪盗と言うべきか。 しかし彼女は怪盗ではない。同時にまっとうな職業でもないのだが。 彼女―――アンジェはスパイだ。それも、スパイ養成所では成績はトップの。 アルビオン共和国の情報組織『コントロール』に属したスパイのエースだ。 (便利なものね。) 殆ど見えない夜間の中、周囲の参加者を見渡して一考する。 何十メートルと離れた相手を視認できるような驚異的な視力は彼女にはない。 彼女が額に着けている、緑の瞳が埋め込まれたバンダナがその理由だ。 五視万能スペクテッド。装着した者は五視と言う様々な効果を齎す帝具。 参加者の視認はそのうちの一つ『遠視』で、夜間でも霧でも関係なく見通せる。 説明書を見たとき本当かと訝ったが、使ってみればその効果は事実だった。 Cボールと言った非科学的なものに縁はあるので、適応は結構早い。 (でも全ては使えない。) 本来ならば相手の表情や思考を読み取る洞視、 筋肉の動きなどで攻撃を予測できる未来視等もある。 だが帝具には相性があり、使用者によっては十全な発揮はできない。 アンジェが明確に当てにできるのは今のところ遠視と透視の二つだけ。 思考を読み取る二つは本当に機能するかどうかどうかはまだ分からず、 幻視に至っては相手に使わなければ効果自体が不明だ。 現状ではこの二つだけでやりくりしていくほかないが、 少なくともこれだけでもアドバンテージがある。 情報戦はこの手の戦いにおいて極めて戦況を有利へと持ち込む。 これだけ多いと参加者同士での戦いが勃発する可能性がある。 その中で誰と手を組むべきか…そこを考えなければならない。 彼女は現状どうするべきかを決めかねていた。 願いをかなえる力は、おおよそあるとは確信はある。 仕事中の自分を何の脈絡もなく招くことができているのだから、 少なくとも自分たちの技術を超えたものを持っているのだろう。 ノルマンディー公もこの技術から関わっている線は薄いのも、 行動をそこまで消極的にしなくてもよくて地味にありがたい。 確かに願いはある。彼女…プリンセスを王女にしたいと言う願いを。 だが、それをこの屍の山で築いたもので叶えたいものではない。 手を汚すのを忌避するわけではない。スパイの仕事をしてる以上今更な話だ。 彼女が殺し合いに乗らないのは、それがプリンセスの行動を否定するからだ。 あの革命の時に入れ替わってから、彼女は自分が別人だと気づかれないように あらゆる方面においてプリンセスと偽る為に、血の滲む程の努力をして今に至る。 ただのスリが貴族として振舞えるように、誰の手も借りれず一人で戦い続けてきた。 誰よりも彼女を想うアンジェが、努力を全て否定するような願いを叶えはしない。 だからと言って優勝しないで脱出できる算段も不明だ。 そもそも、プリンセスが参加してる可能性だってある。 下手な行動をとってプリンセスに危害が及ぶことがあれば余計に。 リーゼント、スーツ、仮面の男がそれぞれどのような思考を持つのか。 スペクテッドがちゃんと発揮できないのがもどかしくもある。 仮にプリンセスがいないとしても、これまた悩む。 現状脱出の目処も可能性もこの広い地図の中から見つけるのは至難。 制限時間もいつまであるのかが、よく分かっているわけでもない。 この曖昧さを考えると、余り悠長なことは言ってられないだろう。 誰と手を組むかを、今のうちに決めなければならない。 実は彼女も気づいてないが、 この三人にとってアンジェは鍵になるやもしれない存在だ。 アンジェだけは三人と違って、死者の身ではないれっきとした生者。 生者が参加者として存在する。それはこの場にいる三人にとって極めて重要だ。 ブラートに出会えば、今も生きてる無辜の民も巻き添えの事実を知ることになる。 プロシュートに出会えば、自分が死者なのに蘇生する力があることが事実になる。 ジャギに出会えば、自分は生き返った存在だと証明することになる。 どれも彼らの行動方針を決定づけたり変える可能性が非常に高いのだ。 アンジェが選ぶ選択肢次第で、三人の死者の道を変えていく。 それがいい方向か悪い方向か。彼女が選んだ相手は─── 【アンジェ@プリンセス・プリンシパル】 [状態]:健康 [装備]:五視万能スペクテッド@アカメが斬る! [道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~2(確認済み) [思考・状況]基本行動方針:生存 1:プリンセスの安否。ほかのメンバーもいる? 2:参加者の誰と接触するべきか…初対面相手に全員選ぶのは危険。 [備考] ※参戦時期は少なくともメンバー五人が揃ったCase7以降 またスパイとしての仕事中 【無銘勝利剣(ひみつカリバー)@Fateシリーズ】 アサシンの謎のヒロインXの宝具。光と闇の相反する属性らしい 身も蓋もないことを言ってしまうと、ライトセーバー 剣から噴き出るエネルギーをジェットエンジン代わりにして突撃できるが、 流石のブラートでも厳しいだろうし、そもそも一本しか使ってない 一応アルトリア特効はあると思うが、多分機能する相手が少ないと思う 【弾丸と銃@Fateシリーズ】 アサシンのエミヤがバレンタインに送る礼装 …とは言うが、ぶっちゃけると短機関銃とその予備の弾 弾の予備は多くはない 【破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)@Fateシリーズ】 アサシン…のマスターだったキャスターメディアの宝具 あらゆる魔術を初期化すると言う魔術においては最強の宝具 人一人殺せないナマクラとは本人の言葉だが、普通に凶器レベルに切れる 【五視万能スペクテッド@アカメが斬る!】 首切りザンクが獄長から奪った、始皇帝が作り出した帝具 再現不可能なトンデモ技術が組み込まれた道具で、例にもれずオーバーテクノロジー 額に装備することで五視の効果を齎し、環境の関係なしに遠くが見える遠視、 相手の表情や思考を読み取る洞視、筋肉の動きなどで攻撃を予測できる未来視、 衣服を透かす透視、相手が最も愛するものの姿を浮かび上がらせる幻視の五つを持つ ただし帝具の適正(ブラート曰く第一印象)が存在しており、 彼女の場合は洞視、未来視、幻視の三つは正確性がない状態になる ただタツミと違って眩暈を起こすほどのものではない このSSが面白かったなら……\ポチッと/ 感想/ 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/fateservant/pages/73.html
身長:161cm 体重:44kg スリーサイズ:B79/W56/H78 属性:混沌・悪 性別:女性 CV:折笠富美子 レア度:R 初期HP/最大HP:1809/9951 初期ATK/最大ATK:1098/6111 「暗殺者」のサーヴァント。杖を持った清楚な美女。 真名は鉄輪の女。能「鉄輪」に登場する彼女は、自分を捨てた男とその後妻を呪うべく儀式を行う。しかし陰陽師の邪魔が入り、その目的は達せられずに終わる。 宝具は「怨恨一擲・丑夜呪詛杖(えんこんいってき・ちゅうやじゅそじょう)」。 パラメータ:筋力:E 耐久:D 敏捷:A 魔力:A+ 幸運:E 宝具:A 保有スキル:気配遮断:B+ 呪詛:EX 丑夜の女帝:A+ 変化:A
https://w.atwiki.jp/fateservant/pages/78.html
身長:181cm 体重:74kg 属性:秩序・悪 性別:男性 CV:大川透 レア度:R 初期HP/最大HP:1644/9233 初期ATK/最大ATK:1452/6874 「暗殺者」のサーヴァント。短剣を手にした男。 真名はブルートゥス。カエサル暗殺の首謀者として広く知られている。 宝具は「傲慢なる君よ、我が手の中で薨去れ(エットゥー・ブルーテ)」。 パラメータ:筋力:C 耐久:D 敏捷:B 魔力:D 幸運:A 宝具:C 保有スキル:気配遮断:C+ 黄金律:C+ 一番駆け:A+
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/2128.html
var KeepedOpenClose = { Key koc_ , GetID function(elem) { var id = elem.attr( id ); if (id.indexOf(this.Key) == -1) { return null; } if (/pages\/(\d+)\.html/.test(location.toString())) { return id + @ + RegExp.$1; } return null; }, Expand function(elem) { var id = this.GetID(elem); if (id != null) { elem.children( * not( first) ).show(); localStorage.removeItem(id); } }, Collapse function(elem) { var id = this.GetID(elem); if (id != null) { elem.children( * not( first) ).hide(); localStorage[id] = 1 ; } }, Toggle function(elem) { var parent = elem.parent(); if (parent.children( * not( first) ).css( display ) == none ) this.Expand(parent); else this.Collapse(parent); }, Exist function(elem) { return localStorage[this.GetID(elem)]; }, Init function() { var self = this; $( div[id^= koc_ ] ).each(function() { var button = $( ).append($( ).attr( href , # ).text( ▼表示/非表示 ).click(function() { self.Toggle($(this).parent()); return false; })); $(this).prepend(button); if (self.Exist($(this))) { self.Collapse($(this)); } }); } }; document.addEventListener( DOMContentLoaded , function() { // #divid(koc_abc123) { 折りたたみ要素 } // 初期値は開いた状態、一度閉じたら記憶して次回から閉じた状態にする KeepedOpenClose.Init(); }); // idx0-6はC以下「少しアップ」に変更 var Passives = [ [ 騎乗 , 自身のQuickカードの性能をアップ ], [ 陣地作成 , 自身のArtsカードの性能をアップ ], [ 狂化 , 自身のBusterカードの性能をアップ ], [ 単独行動 , 自身のクリティカル威力をアップ ], [ 気配遮断 , 自身のスター発生率をアップ ], [ 道具作成 , 自身の弱体付与成功率をアップ ], [ 対魔力 , 自身の弱体耐性をアップ ], [ 神性 , 自身に与ダメージプラス状態を付与 ], [ 女神の神核 , 自身に与ダメージプラス状態を付与&弱体耐性アップ ], [ コスモリアクター , 自身のスター発生率をアップ ], [ 単独顕現 , 自身のクリティカル威力をアップ&即死耐性をアップ&精神異常耐性をアップ ], [ 根源接続 , 自身のBusterカードの性能をアップ&Artsカードの性能をアップ&Quickカードの性能をアップ ], [ 自己回復(魔力) , 自身に毎ターンNP獲得状態を付与 ], [ サーフィン , 自身のArtsカード性能をアップ&スター発生率をアップ ], [ 境界にて , 自身に即死無効状態を付与&強力な魅了耐性を付与&通常攻撃時に極低確率で即死効果が発生する状態を付与 ], [ 混血 , 自身に毎ターンNP獲得状態を付与 ], [ オルトリアクター , 自身の弱体耐性をアップ ], [ 獣の権能 , 自身のクリティカル威力をアップ ], [ ロゴスイーター , 自身の〔人型〕の敵からの攻撃に対する防御力をアップ ], [ ネガ・セイヴァー , 自身に〔ルーラー〕クラスへの特攻状態を付与 ], [ ハイ・サーヴァント , 効果なし ], [ ダブルクラス , 効果なし ], [ 気配遮断(陰) , 自身のスター発生率をアップ&弱体耐性をダウン【デメリット】 ], [ 道具作成(偽) , 自身の弱体付与成功率をアップ ], [ 道具作成(奇) , 自身のHP回復量をアップ ], [ 復讐者 , 自身の被ダメージ時に獲得するNPアップ&自身を除く味方全体の弱体耐性をダウン【デメリット】 ], [ 忘却補正 , 自身のクリティカル威力をアップ ], [ 無限の魔力供給 , 自身に毎ターンNP獲得状態を付与 ], [ 無頼漢 , 自身のQuickカード性能をアップ&クリティカル威力をアップ ], [ 領域外の生命 , 自身に毎ターンスター2個獲得状態を付与&弱体耐性をアップ ], [ 狂気 , 自身のBusterカードの性能をアップ ] ]; var isScrolling = 0; // jQueryだと要素端でtouchイベントは発生せずmouseenterだけ発生するおかしな挙動をするので(↓にclickを加えた時も同様の挙動をした) function regEvent(tgt, func) { tgt.addEventListener( touchstart , func, { passive true}); tgt.addEventListener( touchend , func, { passive false}); tgt.addEventListener( mouseenter , func, { passive true}); tgt.addEventListener( mouseleave , func, { passive true}); tgt.addEventListener( touchcancel , func, { passive false}); } function TapOrClickListener(e, callback) { if (e.type== mouseleave || e.type== touchend || e.type== touchcancel ) { e.target.removeEventListener( click , callback, { passive false}); if (e.type == touchend && $(e.target).hasClass( tap ) && !isScrolling) { callback(e); } } else if (e.type== mouseenter ) { e.target.addEventListener( click , callback, { passive false}); } else if (e.type== touchstart ) { //// ダブルタップならこっち // var tapcount = parseInt($(e.target).attr( data-tapcount )) || 0; // if (!$(e.target).hasClass( doubletap )) { // $(e.target).addClass( doubletap ); // setTimeout(function() { // $(e.target).removeClass( doubletap ); // }, 300); // } else { // callback(e); // } $(e.target).addClass( tap ); setTimeout(function() { $(e.target).removeClass( tap ); }, 300); } } // クリックイベントでアイテムページにジャンプ function ItemClickCallback(e) { if ($(e.target).children( a ).length 0) { $(e.target).children( a )[0].click(); } } function ItemIconCallback(e) { TapOrClickListener(e, ItemClickCallback); if (e.cancelable && (e.type== touchend || e.type== touchcancel )) { e.preventDefault(); } if (e.type== mouseleave || e.type== touchend || e.type== touchcancel ) { $(e.target).removeClass( touchstart_itemicon ); } else if (e.type== mouseenter || e.type== touchstart ) { $(e.target).addClass( touchstart_itemicon ); } } function SkillIconCallback(e) { if (e.cancelable && e.type== touchend || e.type== touchcancel ) { e.preventDefault(); } if (e.type== mouseleave || e.type== touchend || e.type== touchcancel ) { $(e.target).children( span.flavorpopup ).removeClass( touchstart_skillicon ); } else if (e.type== mouseenter || e.type== touchstart ) { $(e.target).children( span.flavorpopup ).addClass( touchstart_skillicon ); } } document.addEventListener( DOMContentLoaded , function() { var scrollTimeout; $(window).scroll(function() { isScrolling = 1; clearTimeout(scrollTimeout); scrollTimeout = setTimeout(function() { isScrolling = 0; }, 500); }); var itemapi = https //w.atwiki.jp/f_go?cmd=upload&act=open&pageid=1857&file= ; var item2api = https //w.atwiki.jp/f_go?cmd=upload&act=open&pageid=2101&file= ; var skillapi = https //w.atwiki.jp/f_go?cmd=upload&act=open&pageid=2096&file= ; var buffapi = https //w.atwiki.jp/f_go?cmd=upload&act=open&pageid=2124&file= ; function GetImageURL(api, name) { return url( + encodeURI(api + name + .png ) + ) ; } //var redirectList = [[ アサシンピース , 1804 ],[ アサシンモニュメント , 1805 ],[ アーチャーピース , 1802 ],[ アーチャーモニュメント , 1803 ],[ キャスターピース , 1806 ],[ キャスターモニュメント , 1807 ],[ ゴーストランタン , 1808 ],[ セイバーピース , 1809 ],[ セイバーモニュメント , 1810 ],[ バーサーカーピース , 1811 ],[ バーサーカーモニュメント , 1812 ],[ ホムンクルスベビー , 1814 ],[ ライダーピース , 1816 ],[ ライダーモニュメント , 1817 ],[ ランサーピース , 1818 ],[ ランサーモニュメント , 1819 ],[ 万死の毒針 , 1679 ],[ 世界樹の種 , 1838 ],[ 伝承結晶 , 1843 ],[ 八連双晶 , 1844 ],[ 凶骨 , 1826 ],[ 剣の秘石 , 1781 ],[ 剣の輝石 , 1829 ],[ 剣の魔石 , 1830 ],[ 原初の産毛 , 1662 ],[ 呪獣胆石 , 1667 ],[ 大騎士勲章 , 1732 ],[ 奇奇神酒 , 2944 ],[ 宵哭きの鉄杭 , 3292 ],[ 封魔のランプ , 1738 ],[ 弓の秘石 , 1771 ],[ 弓の輝石 , 1823 ],[ 弓の魔石 , 1824 ],[ 愚者の鎖 , 1709 ],[ 戦馬の幼角 , 1730 ],[ 智慧のスカラベ , 1734 ],[ 枯淡勾玉 , 4649 ],[ 槍の秘石 , 1792 ],[ 槍の輝石 , 1841 ],[ 槍の魔石 , 1842 ],[ 殺の秘石 , 1786 ],[ 殺の輝石 , 1833 ],[ 殺の魔石 , 1834 ],[ 永遠結氷 , 4557 ],[ 混沌の爪 , 1832 ],[ 無間の歯車 , 1847 ],[ 狂の秘石 , 1773 ],[ 狂の輝石 , 1827 ],[ 狂の魔石 , 1774 ],[ 禁断の頁 , 1828 ],[ 竜の牙 , 1848 ],[ 竜の逆鱗 , 1849 ],[ 精霊根 , 1726 ],[ 聖杯 , 1840 ],[ 英雄の証 , 1820 ],[ 虚影の塵 , 1825 ],[ 蛇の宝玉 , 1835 ],[ 蛮神の心臓 , 1845 ],[ 血の涙石 , 1778 ],[ 術の秘石 , 1788 ],[ 術の輝石 , 1836 ],[ 術の魔石 , 1837 ],[ 追憶の貝殻 , 4723 ],[ 隕蹄鉄 , 1851 ],[ 騎の秘石 , 1769 ],[ 騎の輝石 , 1821 ],[ 騎の魔石 , 1822 ],[ 魔術髄液 , 1678 ],[ 鳳凰の羽根 , 1846 ],[ 黒獣脂 , 1782 ],[ 励振火薬 , 4556 ],[ QP , 3269 ]]; function GetItemImageURL(name, noframe) { // iOS mobile safariでキャッシュしたアイコン画像が読み込めない場合がある為APIではなくリダイレクト先を指定してみる //var redirect = redirectList.filter(function(o){ return o[0] === name; }); //if (0 redirect.length) { // return url( https //img.atwikiimg.com/www9.atwiki.jp/f_go/attach/1857/ +redirect[0][1]+ / +encodeURI(redirect[0][0])+ .png ) ; //} return GetImageURL(noframe ? item2api itemapi, name); } let nopagelist = [ ピース , モニュメント , の輝石 , の魔石 , の秘石 ]; function GetItemURL(name) { for (let i = 0; i nopagelist.length; i++) { if (name.indexOf(nopagelist[i]) != -1) { name = アイテム ; break; } } let uri = location.toString().split( / ); uri.splice(-2); return encodeURI(uri.join( / ) + /?page= + name); } function GetClassShort(itemname) { var clsChange = [[ 全 , 剣 , 弓 , 槍 , 騎 , 術 , 殺 , 狂 , 盾 , 裁 , 讐 , 月 , 分 , 降 ], [ オール , セイバー , アーチャー , ランサー , ライダー , キャスター , アサシン , バーサーカー , シールダー , ルーラー , アヴェンジャー , ムーンキャンサー , アルターエゴ , フォーリナー ]]; var clshelp = ; var n = itemname.lastIndexOf( モニュメント ); if (n == -1) { n = itemname.lastIndexOf( ピース ); } if (n != -1) { n = clsChange[1].indexOf(itemname.substring(0, n)); if (n != -1) { clshelp = clsChange[0][n]; } } else if (itemname.indexOf( 叡智の ) == 0 && (n = itemname.lastIndexOf( 〕 )) != -1 && clsChange[0].indexOf(itemname[n-1]) != -1) { clshelp = itemname[n-1]; } else if (clsChange[0].indexOf(itemname[0]) != -1 && itemname[1] == の ) { clshelp = itemname[0]; } return clshelp; } //重複チェック function DupCheck(element) { var nostyle = typeof $(element).attr( style ); return nostyle !== typeof undefined && nostyle !== false; } // アイテムアイコン 引数 (アイコン名[, テキスト[, 置換アイテム名][, フレームなし]) $( span.item,span.item2 ).each(function(){ if (DupCheck(this)) { return true; } var prm = $.map($(this).text().replace(/\\,/g, @@@ ).split( , ), $.trim); if (!prm[0]) { $(this).css( color , red ).text( アイテム名がありません!! ); return true; } $(this).empty(); var ft = prm.length 2 ? prm[2] prm[0]; var nofrm = prm.length 3 && prm[3] != 0 ; var ct = GetClassShort(ft); if (ct != ) { $(this).append($( ).addClass( clstext ).text(ct)); } $(this).css( background-image , GetItemImageURL(prm[0], nofrm)) .attr( data-itemicon , ft || ) .append($( ).addClass( itemnum ).text((prm[1] || ).replace(/@@@/g, , ))); if (ft && ft.length 0) { $(this).append($( , { href GetItemURL(ft)}).text(ft).css( display , none )); } regEvent(this, ItemIconCallback); // .on( touchstart touchend mouseenter mouseleave touchcancel click , ItemIconCallback); }); // スキルアイコン 引数 (アイコン名[, Rank[, スキル名, チャージターン数, フレーバーテキスト]]) $( span.skill ).each(function(){ if (DupCheck(this)) { return true; } var prm = $.map($(this).text().split( , ), $.trim); if (!prm[0]) { $(this).css( color , red ).text( スキル名がありません!! ); return true; } var popup = ; var pidx = -1; for (var i = 0; i Passives.length; i++) { if (Passives[i][0] === prm[0]) { pidx = i; break; } } if (prm[2] || pidx != -1) { if (pidx != -1 && !prm[2]) { prm[2] = Passives[pidx][0]; prm[4] = Passives[pidx][1]; if (pidx 70) ? lv - (lv % 10) lv; }, // HP算出 calcHP function(level, grow, rare, statBase, statMax, fou) { var stat = parseInt(this._calcStat(level, grow, rare, statBase, statMax)); return isNaN(stat) ? stat stat + parseInt(fou || 0); }, // ATK算出 (classNameを書くとクラス補正あり calcATK function(level, grow, rare, statBase, statMax, fou, className) { if (typeof(className) === undefined ) className = ; var stat = parseInt(this._calcStat(level, grow, rare, statBase, statMax)); if (isNaN(stat)) return stat; stat += parseInt(fou || 0); return className ? this._calcClassFix(className, stat) stat; }, // レアリティによってテーブルを調整する(個別ページ用,初回のみ推奨) adjustTableByRarity function() { var self = this; var rare = parseInt($( span#rare ).text().trim()) if (isNaN(rare)) return; $( span#rareHead ).parent( td ).attr( colspan , rare = 4) { $( span[class^= calcHPas8 ],span[class^= calcATKas8 ],span[class^= calcSUMas8 ],span[class^= calcANYas8 ] ).parent( td ).hide(); } if (rare = 5) { $( span[class^= calcHPas7 ],span[class^= calcATKas7 ],span[class^= calcSUMas7 ],span[class^= calcANYas7 ] ).parent( td ).hide(); } $( span[class^= calcHEADas ] ).each(function() { var trFlag, prm = ($(this).attr( class ) || ).match(/^calcHEADas(\d+)(? fix|tr)?$/), prm = parseInt(RegExp.$1), trFlag = RegExp.$2 == tr ; if ((rare = 3 && prm == 9) || (rare = 4 && prm == 8) || (rare = 5 && prm == 7)) { if (trFlag) $(this).parent( td ).parent( tr ).hide(); else $(this).parent( td ).hide(); return true; } if (isNaN(prm)) return true; $(this).text( Lv. + self.getAscensionMaxLevel(rare, prm-1)); }); $( span[class^= calcHEADlv ] ).each(function() { var trFlag, prm = ($(this).attr( class ) || ).match(/^calcHEADlv(\d+)(? fix|tr)?$/), lv = parseInt(RegExp.$1), trFlag = RegExp.$2 == tr ; if (isNaN(lv)) return true; $(this).text( Lv. + lv); }); }, // spanclassプラグインを全て置き換える。必要な引数は全てspanidプラグインで指定する (個別ページ用) replaceAll function(parent, growId, rareId, hpBaseId, hpMaxId, atkBaseId, atkMaxId, classNameId, fouId) { var growId = (growId !== undefined) ? growId grow ; var rareId = (rareId !== undefined) ? rareId rare ; var hpBaseId = (hpBaseId !== undefined) ? hpBaseId hpbase ; var hpMaxId = (hpMaxId !== undefined) ? hpMaxId hpmax ; var atkBaseId = (atkBaseId !== undefined) ? atkBaseId atkbase ; var atkMaxId = (atkMaxId !== undefined) ? atkMaxId atkmax ; var classNameId = (classNameId !== undefined) ? classNameId classname ; var fouId = (fouId !== undefined) ? fouId fou ; var self = this; var multi_num = /grow(\d*)/.test(growId) && RegExp.$1 || ; var grow = $( span# +growId).text().trim(); var rare = $( span# +rareId).text().trim(); var hpBase = $( span# +hpBaseId).text().trim(); var hpMax = $( span# +hpMaxId).text().trim(); var atkBase= $( span# +atkBaseId).text().trim(); var atkMax = $( span# +atkMaxId).text().trim(); var className = $( span# +classNameId).text().trim(); var fou = $( input# +fouId); fou = parseInt(fou.val() || 0); if (grow == || rare == || hpBase == || hpMax == || atkBase == || atkMax == || className == ) return; // ◆該当する数値に&spanclass(calcATKas8fix)のように繋げて書く // calcHP|calcATK|calcSUM|calcHEAD|calcANY HEADとANYはこのメソッドでは使用しないが、HEADは Lv.100 のようなHEAD行出力、ANYはなにもせずテーブル調整のみ // as8|lv90 テーブル整理機能付きのasX as0=初期MaxLV, as1-4=霊基再臨MaxLv, as5-9=聖杯再臨MaxLv(10刻み), as10-=Lv110以上の10刻み, 又は 計算だけの lvXX // fix|tr fix=クラス補正する(省略可), tr=行消し用 $( span[class^= calc ] , parent).each(function() { if (multi_num.length 0 && (!parent || parent.attr( class ) != ( csub +multi_num))) return true; var prm = ($(this).attr( class ) || ).match(/^(calc(? HP|ATK|SUM|HEAD|ANY))((? as|lv)\d+)(fix)?$/), prm = [RegExp.$1, RegExp.$2, RegExp.$3]; if (prm[2] == init ) { return true; } // 列調整等の場合計算はしない if (prm[0] != calcHP && prm[0] != calcATK && prm[0] != calcSUM ) { return true; } var func = prm[0] == calcHP ? self.calcHP self.calcATK; var level = prm[1].substring(2); // 再臨段階のMAXレベルを取得する var ascount = prm[1]; if (ascount.indexOf( as ) != -1) { ascount = parseInt(ascount.substring(2)); if (isNaN(ascount)) return true; level = self.getAscensionMaxLevel(rare, ascount-1); } if (isNaN(parseInt(level)) || parseInt(level) 120) return true; var stat = 0; if (prm[0] == calcHP || prm[0] == calcSUM ) stat += self.calcHP(level, grow, rare, hpBase, hpMax, fou); if (prm[0] == calcATK || prm[0] == calcSUM ) stat += self.calcATK(level, grow, rare, atkBase, atkMax, fou, (prm[2] == fix ? className )); if (isNaN(stat)) return true; $(this).text(stat); // フォウ君強化ありならスタイル変更 if (fou 0) { $(this).css({ font-weight bold , }); } else { $(this).css({ font-weight normal , }); } }); }, // [Private] クラス補正(ATKのみ) _calcClassFix function(className, atk) { atk = parseInt(atk); return (className in this.clsTable) ? parseInt(atk * this.clsTable[className]) atk; }, // [Private] ステータス計算 _calcStat function(level, grow, rare, statBase, statMax) { level = parseInt(level); rare = parseInt(rare); if (isNaN(level) || level 真名 サーヴァント属性&特性・バトル補正値 クラス補正 クラス補正 Quick(x0.8) 真名判明後 「光輝の城塞都市」クリア後 Quick(x0.8) 「女帝+」クリア後 Quick(x0.8) 気配遮断 再臨素材/聖杯転臨合計 強化素材合計 強化素材合計 礼装画像&効果 (ネタバレ注意) COST 20 10 HP ATK アンロック条件:「光輝の城塞都市」をクリアすると開放 アンロック条件:「光輝の城塞都市」をクリアすると開放 アンロック条件:「光輝の城塞都市」をクリアすると開放 アンロック条件:「光輝の城塞都市」をクリアすると開放 アンロック条件:「光輝の城塞都市」をクリアすると開放 アンロック条件:「アガルタの女」をクリアすると開放 セリフ一覧 真名判明時 強化クエスト1 ◆ 公式サイト ◆ 過去ログ一覧 召喚の結果報告のみ 過去ログ一覧
https://w.atwiki.jp/asashinopoiera/pages/12.html
アサシン・零(アサシン・ドラキュラ・ディフォルタ)(19) https //1drv.ms/u/s!Avh0SmyFqVXNglebZzsgqn1n3Z1t フォレスト・ルナ(18) https //1drv.ms/u/s!Avh0SmyFqVXNgljpb2yPIZnXyNzR ゼクロス・ドラゴン(19) https //1drv.ms/u/s!Avh0SmyFqVXNgl79scIsnd9W9x4C ナイト・ウルフ(19) シグマ・ギン(17) 雨宮 黒男(19) グレゴリオ・シルヴァ(18) シャクス・アード・ウルフ「金榊」(17) レミリア(16) フラン(14) アリオント・フエルリア・フラルダリウス(16) ザキッド・グール・ベストラ(17) イザベラ・ドラキュラ・ディフォルタ オリジン・ドラキュラ・ディフォルタ スティーブ・アラン・フレスベルク アレックス・ファイアーン・フレスベルク アレックス・デムラ・エーギル
https://w.atwiki.jp/holycon/pages/97.html
『怪奇! 吸血狼男、夜の町に現る』 『切り裂き魔の正体見たり・この顔にピンときたら110番!』 『狼男の恐るべき正体! 遂にその根城を撮った!』 書店に並ぶ週刊誌も、電機屋から流れてくるニュースも。 連日連夜、この冬木市では、得体の知れないオカルティックな噂が、人々の不安を煽っている。 目へ耳へ次々と飛び込んでくる、怪事件のキャッチコピーは、どれもこれもが馬鹿馬鹿しく陳腐だ。 (別に、詳しいわけではないけれど) 記憶の中に僅か残る、おぼろげな平成の町並みを思う。 その頃の報道というものは、今に比べてどうだったのか。 今目と耳で捉えているものを、下らないと思うのは、それが昭和のセンスだからか。 馬鹿馬鹿しい言い回しで飾られたこれらを、当の仕掛け人が目の当たりにしたなら、風情がないと嘆くのだろうか。 (……いや) そもそもあの男にとって、重要なのは事実と効果だ。 それを得るための過程が、いかなる飾られ方をされていようと、望むものが得られるのなら、その在り方には頓着しない。 敷島魅零の知る男は、そういう寛容な人間であったと、彼女は思い出して、思考を止めた。 あるいは、心が広いというよりは、何も意に介さないような、ドライさに基づいていると言う方が近いのだろうが。 「相変わらず、待ち合わせには正確だ」 何よりなことだよという声が、魅零の右側から聞こえる。 腕を組み、背を電柱に預けた姿勢のまま、魅零は視線だけを向けて応じる。 現れたのは、青年だ。少なくとも傍目にはそう見える男だ。 白いスーツに帽子を被り、手には悪趣味な金色の杖。 その手のものには関心はないが、コブラを象った杖の有様は、そんな魅零の目から見ても、明らかに異様なものとして映った。 オールバックにした髪の下では、金の瞳をぎらつかせながら、男が微笑を浮かべている。 顔立ちは悪くなかったのだが、その蛇のような目つきも、正直不快に思っている。 「キャスターの脱落を確認した」 口をつく言葉が短くなるのは、やはり嫌悪感の表れなのだろうか。 もとより不器用で無愛想な身だ。口数はそれほど多くない。 それでも魅零はいつもよりも、より一層淡白な様子で、男に対して報告した。 先ほど追想した仕掛け人というのが、他でないこの白スーツ男だ。 多忙な身の上である彼には、電話もろくに通じない。故にこうして場所を決め、魅零が掴んだ情報を、男へと伝えに出向いている。 長身、金髪、肌は褐色。異様な出で立ちの敷島魅零は、巨大広告代理店の顧問――里見義昭の隣には不釣り合いなのだ。 何のコネクションもないままに、この町へ呼び寄せられて早々、それこそ何でもないことのように、そのポストを拾ってきたのには、正直驚かされたものだったが。 「それは重畳。我が宝具は順調に、力を示しているらしい」 君の様子を見る限り、という言葉を言外に含ませながら、里見はくつくつと笑って言う。 見透かされたような物言いは、やはりどうしても好きにはなれない。 たとえそれが、聖杯戦争とやらを、戦うパートナーのものであったとしてもだ。 先ほど目にした記事にあった、吸血狼男というのは、ライバルの召喚したサーヴァントであった。 自然信仰の部族に由来し、獣の生霊を操るシャーマン――それこそが里見がマスコミを動かし、世に知らしめたキャスターだ。 戦いを魅零によって盗み見られ、情報を持ち逃げされたキャスターは、まんまと里見の術中に嵌まり、夜の闇に消え失せたのである。 「ともあれこれなら、本戦の方でも、勝ちの目を期待することはできるだろう」 恐るべきは対民宝具。人の心こそを操る力。 奇跡をゴシップへ書き直し、あるところにある噂へと貶め、神秘を根こそぎ奪い去る業。 対象の情報を公開し、NPCに流布させることによって、サーヴァントを弱体化させるという、掟破りのユニークスキル。 それが敷島魅零の手にした力だ。 里見義昭という器を得て、遠き追憶の地へはびこった力だ。 「期待じゃない、勝つんだ」 ああ――何とも反吐が出る。 自ら矢面に立つことなく、陰口をばら撒き不幸を押し付け、泥沼の潰し合いを誘う陰険な力も。 それ故に暗闇のフィクサーを気取り、高みから見下すようなその口ぶりで、全てをせせら笑うこの男自身も。 全くもって性に合わない。何故に聖杯とやらは、こんな男を、己へと押し付けたのだろうかと。 「これは失敬した。君には是が非にでも聖杯を獲り、力を得る理由があるのだったな」 肩を竦めながら、里見が言う。 そんな風にして人の望みに、触れられたくはなかったのだが、それでも魅零の事情を思えば、開示せずにはいられないものではあった。 「……抑制剤の方は」 「何しろキャスターではないからな。全く未知のテクノロジーを、無から生み出すのは不可能だ。 故に私の持ちうる知識で、代用品に使えるものを、用意できはしないかと考えている」 だからもうしばらく待てと、里見は魅零へと言った。 今の魅零は独りきりだ。それは里見を頼れないだとか、そんな単純な意味合いではない。 彼女の感染した忌まわしき暴力――A-ウイルスの力を発揮するには、定められたパートナーが必要になる。 そうした存在がいない以上、彼女がこの場で戦うためには、少々無理をする必要がある。 闇の精鋭(ソルジャー)となるために、強引に押し付けられた負の力を、十全に使いこなさねばならなくなる。 体にかかる甚大な負荷に、振り回されることなく戦うためには、里見の「大量生産」スキルによって、抑制剤を獲得する必要があるのだ。 「人体を武器化するA-ウイルス……興味をそそられるものではあるが、今の私にはその力を、詳らかにする手立てがない。 案ずるな、マスター。君らを呪うその鎖は、私が消し去ると約束しよう」 A-ウイルスの根絶によって、感染者(アーム)達を解放すること。 そのために与えられた力こそが、謀殺の魔人(アサシン)・里見義昭。 無理なドライヴでドジを踏み、目覚めてたどり着いたこの場所は、宝の島か、はたまた地獄か。 見るからの禁忌に手を染めた、この行いの代償が、どれほどのものになるかは分からない。 今も抵抗を覚えている、人の命を奪うことすらも、あるいは強いられることになるのかもしれない。 (それでも、やる) だとしても、前に進むと誓った。 可能性があるのだとしたら、どれほどの汚泥にまみれたとしても、願いをその手に掴むと決めた。 ここに彼女がいなかったことは、間違いなく幸運だったと思う。 それでも、まもるべきあの人の顔が見られなかった時、魅零の胸に去来したのは、ほんの一欠片の寂しさだった。 それほどにあの人に対して、心を許し、寄せていたのだ。それは驚くべきことではあったが、歩き出す十分な理由にもなった。 何ゆえに想うのかなど知らない。それでも想いの強さだけは、確実に本物だと言い切れる。 (だからこそ、やれる) 敷島魅零は戦える。 あの人に顔向けできなくてもいい。同じ場所に立てなくてもいい。 今度こそ血に染まった己が、今度ばかりはと否定されても、それでも彼女が救われるのなら、自分はそれで構わない。 聖杯を掴む。悲しみを拭う。 全てのA-ウイルスを痕跡すらなく、悲劇と共に消し去ってみせる。 同じ痛みを胸に抱え、孤独と悲嘆に震えている、監獄島の人々のためにも。 何よりも、愛おしいと、まもりたいと、そう思ったただ一人を、家族のもとへと還すためにも。 ◆ (A-ウイルスは消してみせるさ) 次の定時連絡の日時を、短いやり取りによって取り決め。 雑踏へ消える金髪の背中を、遠目で消えるまで眺めながら、里見義昭は一人思う。 喜ぶがいい、仮初の主人よ。貴殿の願いは見事に叶う。 どれほど嫌悪し蔑もうとも、この里見と同じ道を行く限りは、目指すゴールは必ずや交わる。 (もっともその後の世界で、君達がどうなるのかまでは、私の知ったところではないがね) たとえ敷島魅零がそのゴールテープを、切ることなく目前で果てたとしてもだ。 マスターとサーヴァントの主従など、強制命令権を与えられた、令呪三画のみで成り立つ脆い絆だ。 であるならば、この里見も、わざわざ義理立てをしてやる理由などない。 聖杯を手に入れるのは己だ。魅零は自ら願いを叶えず、己の願いのおこぼれで、偶然救われるに過ぎないのだ。 (知っているか、人吉爾朗。この町が辿りゆく末路を) かつて己を殺した男。 手を下したわけではないにせよ、確実に滅びへと導いた男。 嗤う己を悪だと断じ、その在り方を認められないと、否定し打倒した男へと、里見は内心で語りかける。 あるべき昭和の時代には、一つの事件が存在した。 今より未来へ向かうこと6年――昭和61年の世界で、理想は人類を裏切ったのだ。 人吉爾朗のいない世界に、もたらされた神の炎。しかし金の盃は、厳重な管理を整えてなお、滴る毒を下界へと落とした。 結局のところチェルノブイリで、人間はまたしても間違えたのだ。 超人がいなくなったとしても、いいや最初からいなかったとしても、彼らは理想世界を取りこぼすのだ。 「はは……!」 嗤いながら、踵を返す。 もはや敷島魅零ではなく、追憶の存在へと矛先を向けて、蛇は人の愚かさを嗤う。 (やはりあるべき平穏な世界を、創造せしめる人間は) この里見義昭だけが、世界を正しく修正できる。 はびこった超人幻想を、歪と認識することができた、この里見にこそそれが実現できる。 何故ならあるべき自然な世界を、正しく認識できるものもまた、里見だけということになるからだ。 その願いを成就するためなら、聖杯などという神秘も、今は甘んじて利用しよう。 やがてその聖杯ですらも、この世から跡形もなく消し去るためにも。 幻想なるもの、神秘なるものを、全て取り除いた静かな世界を、あるべき形へと導くためにも。 【クラス】アサシン 【真名】里見義昭 【出典】コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 【性別】男性 【属性】秩序・悪 【パラメーター】 筋力:D 耐久:C 敏捷:C 魔力:A 幸運:A 宝具:EX 【クラススキル】 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。 里見の殺人者としての適性は、暗殺ではなく謀殺に特化しているため、このスキルのランクは低い。 【保有スキル】 真名秘匿:A 自らの正体を隠し、暗躍するためのスキル。 Aランクともなると、自身がサーヴァントであることすらも、正体を明かすまでは気づかれなくなる。 里見は老境の域に達するまで、自らの超人としての力をひた隠しにし、力を失った人間のふりをして活動してきた。 こうした逸話から、里見は高いランクでこのスキルを獲得しており、顔と名前を見せびらかしながら、堂々と活動することができる。 大量生産:A 魔術的・非魔術的を問わず、様々なアイテムを開発し、大量に生産することに特化したスキル。 生前の超人騒動に関するアイテムであれば、ほぼ全てを生産ラインに乗せ、量産することが可能である。 ただし、エクウスやレッドジャガーのような、自身の知り得ない時代の技術が用いられたアイテムは、生産することができない。 また、人が搭乗することで動かす奇Χ(ロボット兵器)は、別個に搭乗員を調達する必要がある。 科学者でもあり企業人でもある、里見ならではのスキル。 扇動:B 数多の大衆・市民を導く言葉や身振りの習得。広告屋の顧問を務める里見は、高いスキルランクを有している。 【宝具】 『割れる幻想(にほんだいよげん)』 ランク:EX 種別:対民宝具 レンジ:1~99 最大補足:- 超人幻想の破壊を目指した、里見の広告手腕が宝具化したもの。 宝具名は、彼の起こした最大のプロジェクトである、映画「日本大予言」に由来する。 自身に敵対するサーヴァントの真実を暴き、都合の悪くなる情報を流布することで、 そのサーヴァントの有する神秘性を、著しく低下させることができる。 もっとも、この宝具は、「敵の存在を確認する」「その情報を獲得する」「情報通りの真実を大衆に流布する」という、 3つのプロセスを経て初めて効力を発揮するため、自身が知り得ない敵には、影響を及ぼすことができない。 また、どれだけ婉曲的に表現されたとしても、ある程度の事実が伴っていなければ、効力を発揮することができないため、 ありもしないデタラメをばら撒いても、サーヴァントの弱体化にまでは至らない。 『楽園を嗤う毒蛇の牙(バイオデストロイヤー)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 あらゆる生命体の分子結合を分解する化学薬剤。 ランクこそ低いものの、通りさえすれば、サーヴァントにすらも大きなダメージを与えられる。 またこの宝具は、自らの「大量生産スキル」によって、更に増産させることも可能。 この項目にあるレンジと捕捉人数は、あくまでも、彼が持つ杖に仕込まれたものを示す数値である。 【weapon】 杖 魔術の杖ではなく、歩行の補助とするための短い杖。 悪趣味なコブラの口からは、『楽園を嗤う毒蛇の牙(バイオデストロイヤー)』 が噴射される。 【人物背景】 あるべき世界の歴史において、大破壊をもたらすはずだった隕石が変化し、人の姿を取った特異点。 有り余る宇宙の威力を宿し、超人として生まれた里見だったが、彼は超人が跋扈する世界を、不自然なものだと感じ嫌悪するようになった。 故に自らは超人の力を秘し、世界から超人を根絶することで、平穏な世界を取り戻そうとした男である。 莫大なエネルギーを蓄えた体は、老境の年齢にさしかかりながらも、代謝コントロールにより若い容姿を維持している。 身体能力も非常に高いが、それ以上の力は持たず、あくまでも謀略によって世を動かすことを常としていた。 やがて世界の在り方を嗤い、世界を壊そうとした男は、一人の超人と戦って敗れた。 その身は幽閉され、世界のバランスを保つための養分となり――そして惨めな有様のまま死んだ。 全てのエネルギーを使い果たし、寿命を迎えた里見の魂は、反英霊として世に記録され、サーヴァントを生み出すに至っている。 もはや自分が生きられぬ現世に、それでもなお平穏を求める意志こそ、超人が求めた幻想であることに、里見は未だ気づいていない。 【聖杯にかける願い】 真なる理想的な世界・真なる自然な世界の創造を 【運用】 直接戦う必要が全くない。むしろステータスはそれほど高くないため、直接戦いに行ってはいけない。 情報宝具によってライバルを弱らせ、自らの軍団に始末させたり、あるいはライバル同士の共倒れを狙う。 戦術単位の戦いではなく、戦略単位の戦いこそが、里見の戦い方であると言えるだろう。 余談だが、今回のマスターである魅零は、この運用法を死ぬほど嫌悪している。 【マスター】 敷島魅零@VALKYRIE DRIVE -MERMAID- 【マスターとしての願い】 A-ウイルスの根絶 【weapon】 なし 【能力・技能】 リブレイター 女性のみが感染するウイルス・「A(アームド)-ウイルス」の感染者である。 魅零はリブレイターと呼ばれる特性を有しており、もう一つの感染者の形・エクスターが変化(ドライヴ)した武器を、自在に操ることができる。 しかしこの聖杯戦争の舞台には、彼女がまもるべき少女はいない。 それ故に絆の証たる、このスキルは意味を持たず、後述するスキルの後付として――冷徹な殺戮技能の原動力としてのみ機能する。 ソルジャー A-ウイルス感染者にエンハンス手術を施し、軍事利用する目的で生み出された改造人間。 一流のエージェントとして戦場に送り出すために、優れた身体能力・戦闘技術を与えられている。 更に最大の特徴として、通常の感染者と異なり、自らの意志で肉体を武装化し、異形の戦士へ変貌することができる。 ただし、このドライヴは肉体に多大な負荷をかけるため、事前の抑制剤服用が必須であるとされている。 【人物背景】 世界政府の走狗として、戦闘技術と異形の体を与えられた元ソルジャー。 しかし心までは堕ちることが叶わず、人を殺すに足る冷徹さを身につけられなかったため、存在価値なしと見なされ廃棄処分されてしまう。 研究者の手引きにより、九死に一生を得た魅零だったが、生きていくことに理由を見出だせず、結局人工島・マーメイドへ送られることになった。 その本質はリブレイター能力を駆使した武器戦闘にあるが、徒手空拳での戦闘能力も非常に高い。 また、作戦実行のためのサバイバル知識を有しており、未知の環境でも生き抜くことができる。 普通の体を持てなかったが故に、普通に生きることを諦め、命の理由を見出だせなかった少女。 しかし見知らぬ島で出会った少女に、過去の幻影を見た魅零は、少女をまもるために戦いへと望む。 最初の動機などどうでもよかった。そもそも認識すらしていなかった。 初めて見つけた戦う理由――生きる理由が眩しかった。それ故に魅零は、理由をくれたことそのものを理由に、少女をまもり戦い続ける。 【把握媒体】 アサシン(里見義昭): テレビアニメ全24話。 敷島魅零: テレビアニメ全12話。第8話「ヴァルキリー・エフェクト」終了直後からの参戦
https://w.atwiki.jp/hshorizonl/pages/153.html
「おお、クリスティーヌ。 我が歌姫よ。 共に歩もう。 共に歌おう。 愛しき姫君よ」 貴方は私の『ファントム』ではないけれど。 この醜い願いを叶えるためならば。 私はあなたの『クリスティーヌ』になりましょう。 【クラス】アサシン 【真名】ファントム・オブ・ジ・オペラ 【出典】Fate/Grand Order 【性別】男 【属性】混沌・悪 【パラメーター】 筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:D 幸運:D 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:A 自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 魅惑の美声:B 人を惹き付ける天性の美声。魅了系スキル。 異性に対して魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。対魔力を持っていなくても、抵抗する意思を持っていればある程度は軽減できる。 無辜の怪物:D 生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。 誹謗中傷、あるいは流言飛語からくる、有名人が背負う呪いのようなもの。 小説『オペラ座の怪人』のモデルである彼は作品の影響を受けて素顔と両腕が異形と化している。 精神汚染:A 精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。 【宝具】 『地獄にこそ響け我が愛の唄(クリスティーヌ・クリスティーヌ)』 ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:200人 かつての犠牲者たちの死骸を組み合わせて作成された、パイプオルガンの如き形状の巨大演奏装置。 【weapon】 かぎ爪と化した両腕 【人物背景】 ファントム・オブ・ジ・オペラ。十九世紀を舞台とした小説『オペラ座の怪人』に登場した怪人の、恐らくはそのモデルとなった人物。 とあるオペラ座地下の広大な地下迷宮に棲まい、オペラ座の寄宿生でコーラス・ガールを務めていたクリスティーヌという女性に恋をしたことから彼女を姿を隠して指導。 同時にオペラ座関係者への脅迫や実力行使により彼女を歌姫へと導くも、恋敵の出現や自身への信頼を揺らがせ始めたクリスティーヌの様子から暴走し始め、遂には殺人にまで手を染めた。 【サーヴァントとしての願い】 クリスティーヌの幸福 【マスター】 胡月レオナ@金田一少年の事件簿 【マスターとしての願い】 霧生鋭治を蘇生させ永遠に幸せに暮らす 【能力・技能】 卓越した演技力 【人物背景】 劇団「遊民蜂起」の団員にして舞台女優。20歳。 優れた容姿と高い演技力を兼ね備え、劇団内外にファンが多い。 合宿所の火事に巻き込まれた事から火がトラウマになっている。 この火事で顔にやけどを負いながら自分を救助してくれた霧生鋭治と恋仲となり駆け落ちするも、ある日霧生は行方をくらまし、自身は同じ劇団の三人の役者によって連れ戻されてしまう。 ひょんなことから火事の原因がこの三人の役者であり、彼らに自首を進めていた霧生は彼らによって殺害されたことを知ったレオナは復讐を決意。 不可能犯罪を計画・実行し、彼らを殺害した。 【方針】 聖杯を獲得する。