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ほぼすべての農産物がND(検出基準以下)であること。 http //www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/69.html 上記ページでも言及していますが、実は事故後から一部の例外を除き、ほとんど農産物がNDだったのです。つまり検査で検出されないぐらい(ほぼゼロ)の結果しか出ていませんでした。 NDの意味 NDというのは、放射性物質検査を行ったときに検出基準以下を表す言葉です。ゼロもしくは極微量であると同義と思っていいでしょう。(その検査機器と設定次第となるので必ずしも何ベクレル以下という意味ではありません。検査結果にはNDが何ベクレル以下であるかを表示してることもあるので確認してください) *
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https://w.atwiki.jp/llnj_ss/pages/344.html
元スレURL 栞子「>>2さん、あなたには>>4の適性があります」 概要 安価で堕天使とモデルの風評被害を掘り下げろ! タグ ^三船栞子 ^津島善子 ^朝香果林 ^短編 ^安価 ^コメディ 名前 コメント
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紬「ほら早くしなさい!!澪ちゃんが起きちゃうわ!!」 唯「あの…」 紬「なんなら実演しても良いわよ!そこの澪ちゃんに!!」 澪「ぐ…ムギ!」 紬「っせいッ!!!」(ガキン!!) 澪「うあッッ!?」 唯「澪ちゃん!??」 紬「今のはナックルアローよ!今みたいな感じで澪ちゃんに!ほらはやく!!」 澪「~~~~~~~ッッッッ!!!」 唯「さすがに澪ちゃんのおっぱい掴んだり、お股のとこに手を入れたりなんて出来ないよ!!////」 紬「ダラッシャアアアアアアアアアアアア!!!!」 唯「ムギちゃん!?」 律「────……………………おーい」 澪「~~~~~~~~ッッッ」 梓「澪先輩は悶えてるし…」 紬「……………………………………」 梓「ムギ先輩は血の海の中でダウン……どこからこんなに出したんでしょうか…」 梓「でもすごい幸せそうな顔ですね」 律「これは一体どういう状況だ…?」 唯「なんかプロレスの話してたらムギちゃんが興奮しちゃって…」 紬「唯ちゃん、それはプロレスなんかじゃないのよ!」 唯「ムギちゃん!大丈夫!?」 澪「バカ~~~~!////言うなムギ////」 律「おいおい何だよ、澪」 梓「そうですよ、落ち着いてください」 澪「だからプロレスしてたんだって!////夕べ憂ちゃんと!////」 唯「澪ちゃんずるいよね!せっかく泊まりに来てくれたと思ったら憂だけとあんなに仲良く…」 澪「それは!その…別に唯の事をほっといた訳じゃなくって…ゴニョゴニョ…////」 律「なんだやきもちか!唯はやっぱり子供だなw」 唯「ぶー!」 紬「唯ちゃんは澪ちゃんとプロレスしたかったの?」 唯「え?………うん……憂ともしたいよ」 澪(!!!////) 紬「ほう////」 梓「何もそんな危ない遊びしなくても…」 唯「うーん、でも一緒にお風呂入りたかったし…」 律「風呂?風呂でプロレス?」 澪「そ!そう!////別に変な事はしてないぞ!////プロレスだ!!////」 律「……なあムギ…それってプロレスじゃないだろ////」 紬「うふふふふふふ////」 澪(うわああああああ////) 紬「そうだ!」 紬「唯ちゃんがプロレスしたいみたいだから皆でしましょ!」 澪「ええ!?ダメだ!唯は私の////」 紬「へぇ~~~~まさか澪ちゃんと憂ちゃんがねぇ~~////」 紬「唯ちゃん聞いて、澪ちゃんはプロレスをしてたんじゃ」 澪「わーーーー////」 澪(くそーorz) 澪「律もなんか言ってよ!プロレスなんて危ないだろ!」 律(これはアレだよな、つまりレズリングで何も知らない唯にあんなこととか出来ちゃうんだよな…) 律(澪にもwwwwwwwwwww) 律(だったらムギにあわせるべきだよなwwwwwww) 律「ま、まあ唯がしたいって言うならしょうがないよ!うん!」 律「部長として付き合ってやる!!」 澪「律!?」 紬「梓ちゃんはどうかしら?」 梓「え?…怪我したらどうするんですか!危ないですよ!」 澪「そうだよな梓!ほら!梓もこう言ってるんだし!」 紬(梓ちゃん、プロレスごっこしたら唯ちゃんがたくさん抱きついてれるんじゃないかしら?) 梓「!!!!!!」 梓「もう!////今回だけは付き合ってあげます!////」 梓「まったく唯先輩は子供なんだから!////」 澪「梓!??」 紬「決まりね!」 紬「じゃあ早速唯ちゃん、脱いで!」 唯「え?今から?わ、私は良いよ…」 紬・律・梓「!!!????」 澪「危ないじゃないか全く!唯が怪我したらどうするんだよ!」 唯「澪ちゃん…!」 澪「大丈夫だぞ、唯!お前を危ない目には遭わせないからな!」 唯「みおちゃぁん…////」(ジーン…) 律「澪の野郎!抜け駆けする気か!」 梓「澪先輩空気読んで下さい!」 紬「そうよ澪ちゃん!唯ちゃんをこっちに渡しなさい!(ハァハァ」 澪(こいつらやばい!?) 澪「唯!逃げるぞ!」 唯「あ!ええ!?お姫様抱っこ!?////」 澪「喋ると舌をかむぞ!!」 ダダダダダ… 梓「ああ!!唯先輩!」 紬「追いかけましょう!!」 澪「唯!大丈夫だからな!しっかりつかまってろ!」 唯(澪ちゃんかっこいい////) 和「あら?あれって澪と唯?」 澪「ごめん和!どいてくれ!!」 和「へ?ええ?!きゃ!」 和「なんなのよ一体………大体何で私の唯を抱えて…」 律「くそー!待て澪!!」 和「今度は何!?」 律「和!澪を捕まえてくれ!」 和「律!あなたたちも!廊下を走るんじゃない!」 律「唯が澪にさらわれたんだ!!」 梓「このままじゃ唯先輩が何されるか!!」 和「なななななななんですってええええ!!!?????」ビキビキビキ 律「え…」 紬「う…」 梓「ひ…」 和「許さないわ待ちなさい!!」ドヒューン!! 律「こええ…」 紬「速い…」 梓「自分は走るなって言ったくせに…」 紬「りっちゃん!見失っちゃうわ!」 律「そうだった!私たちも追いかけよう!」 …… 澪「────ハァハァ…律たちは…撒いたか…………」 唯「澪ちゃん大丈夫?」 唯「いきなり抱っこされてドキドキしちゃったぁ////」 澪「!////」 澪「ごめん唯!いきなり////」 唯「ううん////澪ちゃんなら…」 和「そこね!!!!!」 唯「和ちゃん!?」 和「澪!!唯を渡しなさい!!!」 澪「まって和!私は律達に襲われそうな唯をひぃ!!?」 澪(ビーム!!??) 唯「和ちゃん眼鏡取らないで!危ないよ!!」 澪「ええ!?」 唯「和ちゃんは生まれつき目からビームが出る体質なの!!」 唯「ほっといたら周りが焦土になっちゃうからビームが外に漏れないように眼鏡をかけてるの!!」 澪「ななな!それやばいじゃないか!」 唯「うん!だから本気で怒った時にしか眼鏡外さないんだよ!」 澪「ええ!??じゃあなんで本気で怒って!?」 和「唯を渡しなさい!!」 澪「お前もかあああああ!!」 澪「待て和!律達が唯を襲おうとしたから私が助けたんだ!」 和「律たちも!?本当なの?!」 律「こっちだ!観念しろ澪!!」 澪「くっ!唯!逃げるぞ!」 唯「ひゃ////」 和「く!これじゃ唯にもビームが当たるじゃない!卑怯よ!」 律「和!澪を追ってくうわあ!?」 紬「床が溶けて一階が見えてる!!」 梓「なななななんでビームが!!」 和「聞いたわよ!あなた達が私の唯を襲うつもりだって!!」 和「許さないわよ!焼き殺してあげる!!!」 律「まままって!」 和「問答無用!!」 紬「待ちなさい!学校を壊すなんてあなたそれでも生徒会役員!?」 和「!!」 梓「生徒会に携わるくせに学校を壊すなんて最低です!!」 和「!!??」 和「は!そうだわ!私ったらなんて事を!」 和「そうね、ビームなんて設定は無かった事にしましょう!!」 律「ほ…」 和「でもそれとこれとは別の話よ!」 和「私ですら結婚するまで唯への悪戯は我慢してると言うのにあなた達は!!!」 和「私の戦闘力は53万よ!!」(ドキャ!!) 梓「ひー!コンクリの壁が!!」 律「わー!待て待て!」 律「今は唯を取り戻す方が先決だろ!」 紬「そうよ!今頃澪ちゃんにどんないやらしい悪戯…あんな事とかこんな事////」 紬「やんやん////」 梓「まーたはじまった」 和「そ、そうね…たしかに今は唯を助ける方が先決だわ」 和「…澪………許さない」ギリギリギリ… 律「和…口から血が…」 梓(怖いよこの人…) …… 澪「体育倉庫…ここまで来たら…ハァハァ………さすがに………あいつらも」 唯「澪ちゃん大丈夫!?お水汲んでくるよ!」 澪「唯…ハァ…ハァ……危ないから…良いよ…」 唯「でも…」 澪「そうだな………唯のが飲みたい…////」 唯「へ?」 澪「唯の…おしっこ////」 唯「ええ!?////」 澪「冗談だよ////」 唯「澪ちゃんなら…いいよ////」 澪「うえ!?////」 澪「いいよそんなの!////」 唯「で、でも…辛そうだよ」 澪「ふふ…唯が傍にいれば私は……辛くない…////」 唯「澪ちゃん////」 紬「─────あ、ちょっと待ってりっちゃん!」 紬「ぴぽぽぱぽぴぽ………プルルルル…プルルルル…ガチャ、あ、私よ斉藤!」 紬「半コールで出なさいっていつも言ってるじゃない!」 紬「え?今は良いわ!後でお仕置きだから!」 紬「はぁ?なに喜んでるの!?それじゃお仕置きにならないじゃない!この犬!!豚以下!!!」 律「………………」 紬「アレの用意をして!はぁ?なんでわからないの!?」 紬「とにかくアレと言ったらアレよ!早くしなさい!」 梓「…………………律先輩、ムギ先輩って…」 律「ああ…かもな…」 紬「みんな、アレの用意をさせたからもう大丈夫よ!」 ─────体育倉庫 澪「…………………唯////」 唯「…………澪ちゃん…////」 唯「なんだかドキドキするね////」 澪「うん////」 澪(今唯とすごい密着してる////) 唯(澪ちゃんにドキドキが聞こえちゃうよ////) 唯「あのね澪ちゃん」 澪「?」 唯「夕べ憂とお風呂でしてた事…プロレスなんかじゃないんだよね」 澪「え!?////プロレスだよ////」 唯「私気付いたの…普通お風呂であんな事しないもん////」 唯「その………えっちなことだよね////」 澪「……………うん………………ごめん、唯………」 唯「ううん、いいの」 唯「憂と澪ちゃんが仲良くしてくれるなら凄く嬉しい!」 唯「相手が憂なら我慢出来るって思ってた!」 唯「でも…やっぱり澪ちゃん取られちゃうのいやだよ(ぐす)」 澪(え??え!?うそ!唯が私のこと!?////) 澪「まって唯!私達女の子同士だよ////」 唯「澪ちゃんはいや?」 澪「いやなわけない!」 唯「みおちゃあん…(うるうる)」 澪「で、でも私唯のパンツおかずにオナニーしちゃうような人間なんだよ!?」 唯「そんなの!私だって澪ちゃんの生パンツがほしかったからお泊り誘ったんだよ!////」 唯「この間MMRの人達が来たでしょ?」 澪「ああ、そういえばそんな事もあったな…」 唯「キバヤシさんが最後に言ってくれた事、諦めるのはまだ早いって!」 唯「だから私、諦めない!澪ちゃん!」 唯「私は澪ちゃんが大好きです!」 唯「………澪ちゃん?」 澪「 」 唯「み…お…………ちゃん?」 澪「 」 唯「うそ!いやあ!澪ちゃああああああああん!!!」 澪「zzz」 唯「澪ちゃん!どうして!!」 澪「zzz」 紬「そこにいたのね唯ちゃん!」 律「もう逃がさないぜ」 梓「先輩…観念してください////私とぷろれす////」 和「さ、唯、大人しくこっちへくるのよ」 唯「!!」 唯「澪ちゃんをどうしたの!?」 紬「ふふ…アレを使ったの」 紬「油断したわね!そっちにもう見方はいないわ」 唯「酷いよムギちゃん!どうして澪ちゃんを!」 紬「どうして?そんなの邪魔だからに決まってるからよ」 律「さあプロレズをするぞ!wwwww」 唯「!…こないで!」 和「行くわよ!!」 ??「そうはさせない!」 ガキン! 和「く!?」 律「何者だ!!」 唯「憂!!」 憂「えへへ!お姉ちゃんごめん!遅くなっちゃった!」 唯「ういいいい!!!(ボロボロ)」 憂「お姉ちゃん!澪さんを連れて逃げて!」 唯「でも!澪ちゃん死んじゃったよ!」 憂「大丈夫!寝てるだけ!」 澪「zzz」 唯「ありゃ…ほんとだ…」 唯(と言う事は私の告白も…) 3
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玄宗姉弟とTさん達 調査結果と朝比奈 マドカ 玄宗姉弟とTさん達・情報交換 から ● 舞が天使――ハニエルに淹れてもらった紅茶を自棄気味に飲んでいる。給仕をしているハニエルはやけに嬉しそうだ。そんな光景を見てTさんは苦笑し、 ……さて。 思考を切り替え、舞と己の天使を興味深げに眺めている直希へと問いかけた。 「この情報は黒服さんには?」 「彼にもまた話すつもりだが」 それがどうしたのだろうか? そう言いたげな直希に「いや、ならまた詳しくは青年の口から言ってくれ。聞きたい事があったのでついでに伝えておこうと思っただけだ」と言いながら、「失礼」と携帯を取り出す。 数秒の呼び出し音の後、黒服が出た。 「……黒服さん、≪コーク・ロア≫の件、新たに一人加担しているモノの正体が分かった」 『能力なども?』 「ああ、契約しているのは≪セイレーン≫、遭遇者は≪光輝の書≫の契約者の姉だ。どうやらその歌声で相手を支配できるらしいが、これがどこまで効くのかは分からない。少なくとも彼女には効かなかったようだ。 詳しいことは彼女本人に聞くといい。彼女は精度の高い似顔絵も描く」 Tさんが話していると直希が怪訝な顔をした。 自分がまた話すのになぜそんなことを話すのかと言いたげな表情だ。Tさんはその表情を見て苦笑する。 最初の話題は呼び水だ。 「……それと」 一呼吸、 「調査結果は出ただろうか?」 彼の周囲の状況的にいきなり訊くには躊躇われる事柄で、しかしTさんにとってはここからが本題だった。 『はい、翼の元クラスメイトたちの≪悪魔の囁き≫の調査は終わってますよ』 「情報を流してもらっても構わないか?」 気になる情報ではあるが、彼が≪組織≫としてその情報を流せないと言うのなら無理に聞く気も無かった。 『ええ、構いませんよ』 返事は当然のように情報を渡そうとするもので、ありがたいとしか言いようがない。 『翼の高校の同級生たちからは≪悪魔の囁き≫は発見されませんでした』 「そうか……彼の、母親については?」 『……反応はありませんでした』 「そうか……わかった」 やはり彼にしては珍しく明らかな嫌悪が感じられる声だ。 Tさんはそう思いながら電話口に礼を言う。 「すまない、ありがとう」 『いえ、では私はこれで』 ああ、と応えて電話を切った。 得た情報を頭の中で簡単に整理し、 「青年、一ついいだろうか?」 直希に声をかけた。 「なんだい?」 気になっていた事がある。 「≪日焼けマシーンで人間ステーキ≫の青年の苗字、あれはこの町にある旧家のそれだろうか?」 舞が呻きながら机に伏せていた顔を上げた。 「チャラい兄ちゃんの苗字?」 「日景の事か。――確かにそうだが。翼はたしかそこの当主の孫にあたる」 「とーしゅ?」 「家で一番偉い奴のこったな。……え? なに? チャラい兄ちゃん実はいいとこの人間か?」 リカちゃんへ言葉を教えながら舞はTさんへと疑問符の浮かんだ顔を向けた。Tさんは思案顔で頷く。 「の、ようだな」 日景、学校町ではわりと古くからある家の家名のようだ。 「それがどうかしたのだろうか?」 「いや、以前小耳に挟んだことがあって、気になってな」 秋祭りが終わった直後、無理を通して秋祭りの運営を乗っ取った≪赤い靴≫の少女の父親に文句を言ってきた者たちがいたようだ。その文句を言ってきた者の中に日景の姓の者がいたという話を聞いた憶えがある。 ≪赤い靴≫の父親がその時愚痴交じりに言っていた話によると、 「たしか、政治家なども出していて各界に影響力を持っている家のはずだな」 「その通りだ。どうも翼自身はそのことを把握していないようだが」 「そうか」 「自分の家の事なのになー」 「ねー」 「翼にもいろいろあるんだ」 直希の困ったような言葉にTさんは無言で頷く。 ……家の関係で狙われている線もあるわけだ。 せめて犯行声明でも出てこれば黒服さんも仕事が楽だろうにと思う。 ふと気づくとハニエルが紅茶のポットを手に持って笑顔で横に居た。見ると、カップの中身が空になっている。 「ああ……すまんな」 表情を緩めると天使へとカップを差し出した。 ● 「じゃーん!」 なんかよく分かんねえが難しいってことはよく分かる会話をしてたTさんと直希の兄ちゃんが醸し出していた空気を盛大にぶち壊す効果音をセルフで発しながら出し抜けに現れた足とかの露出がすげえエリカの姉ちゃんに最速で反応したのはリカちゃんだった。机から飛び上がるとそのまま俺の鞄の中へと潜っていく。 「ああん、待って待ってー! ほら、お洋服作ったんだよープリーズカムバーック!」 姉ちゃんが片膝をついて手に持ったリカちゃんサイズの服をひらひら振りながら叫ぶ。 「およーふく、なの?」 「みたいだぜ」 中身がほとんど入っていない鞄から窺うように出てきたリカちゃんをそのまま取り出してエリカの姉ちゃんに渡す。姉ちゃんはリカちゃんに服を合わせてるけど……。 「すげえ」 この短時間で作り上げたのもすげえけどそれがぴったりと似合うのがまたすげえ。 「おねーさんがんばっちゃったからね!」 ピースサインしてるけどがんばっちゃっただけでロクに寸法も採ってない人形の服をあそこまで完璧に作れるもんなんだろうか? 「すごいの! きれいなのっ!」 確かに可愛いし、リカちゃんも嬉しそうだし、いっか。 「ほら、リカちゃん、お礼は?」 「ありがとうございます! なの」 「ああ、良い……っ!」 恍惚とした表情でなんか別世界にトリップしてる。目が超キラキラしてその視線がリカちゃんをひたと見据えている。 またリカちゃん怖がんねえかな……。 そんなことを考えながら姉ちゃんを見ていると、Tさんが席を立った。 「さて、そろそろお暇するとしようか」 言われて、つと窓の外を見るとそろそろ日が落ちる頃だった。 ありゃ、結構お邪魔してたんだな。 「じゃあ――ってなんかいろいろもらってばっかで悪りぃな」 俺も席を立ってご機嫌なリカちゃんを鞄に戻す。 「いや、こちらも姉さんが迷惑をかけてしまって申し訳ない」 直希の兄ちゃんがエリカの姉ちゃんを見ながら疲れた感じで言う。 「いやいやこんな良いもんもらえたんだし迷惑もくそもねえよ」 な? とTさんとリカちゃんに言うと二人はそれぞれ頷く。 帰ろうと部屋を出ようとすると、Tさんが直希の兄ちゃんを振り向いた。 「ああそうだ、青年」 「む?」 「愛という感情が分からないと言ったな」 「ああ、そうだが」 Tさんは力の抜けた笑みを直希の兄ちゃんに向ける。 「翼や誠、彼らに対する青年の友誼、それも広義には愛だ」 「ふむ……」 なんか難しそなこと考えてそうな顔になった直希の兄ちゃんにTさんは言葉を重ねた。 「青年が知りたい愛とは違うのだろうが、な」 「あれだ。ある時ぱっと気づくこともあるのかも知んねえぞ」 俺がそうだったし。もしかしたら気づいてないだけなのかも知んねえ。 「何か焦っているようだが辞書的な意味を知りたいわけではないのだろう? 自身でゆっくりと、通り一遍の知識ではなく青年の本当の愛を知っていくのが一番だ」 「君は、そうして愛を見つけたのだろうか?」 どうでもいいけどこの男共は愛愛言ってて恥ずかしくねえんだろうか……。 「ああ、俺はそうして幸せを見つけたよ」 そう言って抱き寄せられた。 「――っ!?」 何をっ!? や、ちょっ―― 「まあ少々蓮っ葉だがな」 腕の中で暴れてると笑みを含んだ言葉をかけられて、腕を離される。 直希の兄ちゃんはふむ、なるほどと頷くと、感情が薄い目で俺を見た。 「レディ、もう腕は離されているのに離れないのかい?」 「……」 そっぽを向いて無視してやった。 兄ちゃんは姉ちゃんになんか耳打ちされてふむ、と納得したように頷くと、Tさんに問いかけた。 「僕にも見つけることができるだろうか?」 「できるだろう」 またむやみやたらに断定口調だ。 直希の兄ちゃんは口の端を緩める。 「また、機会があれば話を聞きたい」 「ああ、では」 「いろいろあんがとな! 姉ちゃん、兄ちゃん!」 「ありがとうなの」 挨拶をして、俺たちは玄関へと向かっていった。 前ページ次ページ連載 - Tさん、エピローグに至るまで
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元スレURL 歩夢「侑ちゃん、寝ちゃやだ…もっとぎゅってして…?」 概要 眠いならお話ししよう? タグ ^上原歩夢 ^高咲侑 ^短編 ^しんみり ^ゆうぽむ 名前 コメント
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元スレURL 部長「あ、彼方」彼方「部長じゃん、やっほ~」ギュー 概要 脳を破壊される側に周った気分はどう? タグ ^桜坂しずく ^近江彼方 ^演劇部部長 ^短編 ^コメディ 名前 コメント
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桃子「見てお兄ちゃん、マイティセーラーのコスプレだよ」 執筆開始日時 2018/09/02 元スレURL http //hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1535860254/ 概要 Chapter 1/3 今年の夏は何故だか蚊に刺されないと思っていたら、どうやら蚊は35℃を上回る気温では活動が鈍るらしい。夏の風物詩でさえ白旗を上げるような暑さに信じられないような人混みが加わり、桃子は自分が少しずつ不機嫌になるのを感じていた。 「ちょっとお兄ちゃん、この暑さと日差しでどうして日傘を持ってきてないわけ?」 「会場は日傘を持ち込めないんだよ。もう少しだけ我慢してくれ桃子」 今日はお兄ちゃんと一緒にコミックマーケットにいる。しかし目的は買い物ではなくむしろその逆。企業ブースでシアター関連グッズの販売があり、アイドルたちは売り子として30分毎に交代でファンの皆さんに挨拶をすることになっていたのである。 タグ ^周防桃子 まとめサイト エレファント速報 SS2chLog wiki内他頁検索用 ミリオンライブ
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ブランド Galette ジャンル 続・妹にぜんぶお世話してもらっちゃうAVG メディア DVD-ROM 原画 カズナリ シナリオ 上遠乃きつぐ/中森南文里/ゆくえしらず/柚月もえな 発売日 2017/09/29 定価 9,504円(税込) 選評 【2017】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 避難所 10本目 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58331/1513991271/ 492: 名無しさん :2018/01/07(日) 21 17 48 ID mHpphegs お兄ちゃん、右手の使用を禁止します!2 ジャンル 続・妹にぜんぶお世話してもらっちゃうADV ブランド Galette 発売日 2017年9月29日(パッケージ版)価格 8,800円(税別) 絵も比較的良質で、無難な声優を起用して抜きゲーとして無難な仕上がりで、2014年萌えゲーアワード金賞を受賞した前作の、正式続編として登場した本作品。 新たに「まなみ」と「ななみ」の二人を追加した6人の妹に囲まれて、南国でバカンスを楽しむといった内容なのだが・・・。 作画について 前作から引き続き登場する「つぐみ」「あかね」「かえで」「ゆき」の四人の立ち絵とイベントCG6枚は前作からの使い回し。 それ以外のイベントCGは顔面崩壊&デッサンの狂いが酷い。 前作の作画担当が関わって居ないようで、レベルの低い別人に発注したのだろう。 +... +... 追加された「まなみ」と「ななみ」は立ち絵、イベントCG共に違和感がないが、それでもクオリティは決して高いとは言えない。 ななみのコスプレHのCGでは、主人公のナニが下着をすり抜けて挿入され、そのまま射精までしている。横にずらすとか破いたなどの差分が用意できなかったようだ。無論テキストでもそんな行動は一切描かれていない。 +... 声優、音声について 事前情報でも明らかだったが、全員総入れ替えされている。 入れ替えだけでも駄目だと思うが、代わりに演じている声優の演技力があまりにも酷すぎる。 やはり、追加された「まなみ」と「ななみ」の声優はまだマシだが、残りの四人、特にあゆかの声優が完全に素人レベルの棒読みを披露してくれる。 しかも、「あゆか」のこの筆舌に尽くしがたい違和感を脳内補完で誤魔化して、どうにか慣れたと錯覚できた矢先のHシーンでは、丸々音声が再生されなくなる。 また、「まなみ」のとあるHシーンではほぼ丸ごと音声がひとつずつズレている。 ほかにも所々音声が再生されないテキストが存在。 設定、テキストについて シナリオの評価についてはあえてどうこう言うつもりはないが、設定や発言と矛盾するものが多い。 まず、主人公の右手は、「まなみ」と「ななみ」を誘拐した犯人のナイフによって「後遺症が残るかも知れない」ほどの重症を負っているはずなのに、包帯を巻いた手が湯船にどっぷり浸かった状態でおっぱい鷲掴みしてたり、そもそも包帯も無く駅弁スタイルでゆきを抱いたり、浜辺で砂の城を作っていたりする。妹にお世話してもらう必要ゼロである。 +... +... +... 青い水着とテキストにはあるが、表示されているのはどう見ても黄色の水着。 めちゃくちゃ過ぎて笑えてくる。 バグについて コンフィグで画面サイズ変更をすると、マウスカーソルを持っていっただけで画面が切り替わる。前作のUIと同じものが使われている筈なのに、前作には無かったバグが発生しているのは何故なんだろう。 メーカーの対応について 2017年11月29日にようやく修正パッチが公開された。 説明には「setup.exeをインストールフォルダのsetup.exeに上書きして下さい」とあるが、そもそもインストールフォルダにsetup.exeが存在しない。 無論、setup.exeを実行しようが、インストールフォルダに入れようがゲームの内容に一切の変化はなく、完全に沈黙したまま年を跨いでしまった。 ダウンロード版は修正パッチ適応済みらしいので、興味があるならそちらを購入したほうが良いらしい。(決して購入自体を進めている訳ではない) 文才無いのでとりあえず、明らかに駄目な部分だけピックアップした。 後は頼んだ。 補足 496: 名無しさん :2018/01/07(日) 21 40 08 ID /P.cPXnY 乙。 某所の書き込みで 「お兄ちゃん・・・?起きてない、よね・・・?」の音声が流れるところで約20分ほどの収録現場の音声が丸々入っています。 声優さんのリテイク声や台本をめくる音など。 これマジ? 以前もどっかで収録現場の音声入ってるとか見たんだけど。 497: 名無しさん :2018/01/07(日) 21 43 14 ID mHpphegs 496 それはマジです。 大体20分くらい収録の様子がそのままノーカットで入ってるよ。 510: 名無しさん :2018/01/07(日) 23 04 07 ID h2Ph.9GE なんか声のNGや収録現場が入ってるのって、わざとやってんじゃないかと最近思う テキストでわざわざ水着の色を書いててCGは違うって状況はほんと意味わからんけど 511: 名無しさん :2018/01/07(日) 23 19 39 ID mHpphegs 510 これな。 +... 523: 名無しさん :2018/01/07(日) 23 57 43 ID mHpphegs ひとつ面白い落ちを提供しよう。 おに禁2の公式HPのトップ絵見てみ? そこにはなんとテキスト通りの青い水着を着たつぐみの姿が!! 本当意味判らんよなぁ。 選評2 【2017】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 避難所 11本目 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58331/1516263724/ 93: おに禁2選評 ◆D2NUIMg9q. :2018/01/23(火) 00 02 07 ID ESM4Cm4o タイトル:お兄ちゃん、右手の使用を禁止します!2 ブランド:Galette ジャンル:続・妹にぜんぶお世話してもらっちゃうAVG 発売日 :2017年9月29日 販売価格:8,800円(パッケージ版・DL版、消費税別) 1.はじめに この選評は『おに禁2』のプレイにより先駆者が明らかにしたクソ要素を、さらに深く細かく検証することを目的として執筆された。そして明らかになった惨状は、控えめに言ってもメーカーが社会人失格レベルの仕事しかしていないことに起因していると言える。以下で詳しく見ていこう。 2.ストーリー 正直なところ、ストーリーはそれほど破綻していない。もっとも、共通ルートにおいても「プライベートビーチで全裸水泳」というトンデモエピソードがあったりするが。あとは概ね公式サイトに載っている通りである。 では、全員のお世話が一通り済んだ後に始まる個別ルートの説明をざっくりとしよう。 (1)つぐみルート 海外にいる間だけ恋人になりたいという願いを叶える。デートもしつつ性的な方では青姦、試着室セックスと斜め上に驀進していく。帰国前夜になって主人公が関係解消を嫌がって逆告白、その後指輪をもらい、その後アナルセックス。エンディングではつぐみに足コキされて終わり。 (2)あゆかルート 控えめな性格なのもあって他の妹たちが積極的に出てくるためスムーズに進まず、一時は修羅場バッドエンドかと錯覚したほど。つぐみルート同様海外にいる間だけ恋人として過ごすが、やはり関係解消を嫌がった主人公から帰国前夜に逆告白の後指輪をもらい、その後アナルセックス(この時点では、全員共通でこの展開だと思ってた)。エンディングでは結婚前提での同棲エンド。 (3)かえでルート つぐみ・あゆかルート同様海外にいる間だけ恋人として過ごす中で、露出や女体盛りといった、つぐみとは異なる方向に変異していくが、一番正統派の恋人ライフを送っていた気がする。帰国前夜の逆告白も2人の姉と同じ。エンディングでは看護師を目指すため遠距離恋愛となった後、週末に戻ってきたかえでとデートするエンド。 (4)ゆきルート 3人の姉同様海外にいる間だけ恋人として過ごすことに。しかし周囲からはごっこ遊びととられる不憫。一番年下なのに、レストランの机の下でクリームを主人公の息子にかけて舐めるという斜め上の行動が衝撃的。さらに屋上露出放尿セックス、海上セックスなど、お前どうしたのレベルのド変態である。帰国2日前に関係が解消され、エンディングまでに1年が消し飛ぶが、結局は付き合うことになるエンド。 なお、このルートに入った後は主人公の名前が「祐人」と表示される(本来は「裕人」)。お前誰だよ…。 (5)まなみルート 一日だけ日本に帰ってテレビに出た日に、「好きな人」を追いかけるためにアイドル引退を宣言。その後しばらくは、主人公がマネージャーからの言葉を真に受けてまなみを遠ざけ、胸糞エンドを窺わせる展開。だが何だかんだ盛り返し恋人に(他の人と異なり期限を限らない)。部屋の内外でのロールプレイ、街中バイブからの公衆トイレでの放尿セックスなど他の妹に負けず劣らず狂っている。帰国後会えない日が続くが花嫁衣裳のまなみと(真っ暗画面で)キスをしてエンド。 (6)ななみルート 元同級生に絡まれ命の危機にさらされるが、それを助けたこともあり恋人に。同人誌の内容通り廊下で全裸露出プレイ、新品の衣装商材を使ったコスプレセックス、姉妹丼(未遂)など、他の妹たちよりはおとなしい部類。 本作での個別ルートの特徴は「ノーマルプレイが少ない」ことだ。仲を深めるのは個別ルートに入ってからであるが、上記したようなプレイの連続である。主人公の変態性が窺われる。 ちなみに、本作でのルート決定は、10番目の選択肢(風邪の看病を誰に任せるか)にのみ依存していると考えられる。すなわち、そこでどの妹を選ぶかでエンディングが決まるのである。たとえ海外に降り立った時にヒロインAを帰りの飛行機で隣にしたいと選択していても、10番目の選択肢でヒロインBを選べば、何事もなかったかのようにヒロインBのエンドを迎える。その意味でのみ、オーソドックスなADVとは違っている。それ以外の選択肢はCGコンプのためだけに必要で、ダミーの選択肢は選んだとしても「…という妄想だったのさ」とか「…というのはやめておこう」と即座に否定されるため、本当に無意味である。 ついでなのでこのセクションで主人公についても軽く触れよう。妹の事しか考えておらず、自分の将来すらおぼつかないというダメ人間の典型である。その上、可愛い妹6人(人気アイドル・コスプレイヤーを含む)と住んでいるということから日本中で敵視されており、某虎ノ門の弁護士よろしくまとめサイトで無数の殺害予告をされている。ななみルートでは実家へ脅迫状が来ていたり凶器を持った人が2日に1回は来るという状況も判明する。友人は少なく、将来が非常に不安視される。 3.ゲームシステム 本作はRPGやACTがくっついていない、純粋なADVである。もはや枯れた技術と言っても過言ではないほど研究しつくされ、多様なエンジンが作られている。だが本作のエンジンには、コンフィグで表示サイズを変更(ウィンドウサイズ、フルスクリーン)しようとすると決定前に反映されてしまうというバグがある。しかしこれも本作を象徴するほどの不具合ではない。 時々発生したのが、発話者の名前が表示されなくなるバグ。詳しい発生条件は不明のため要検証。だが一度発生するとゲームを終了しなければ改善されず、発生時のセーブデータを使うともれなく再現される。 4.テキスト・サウンド・イラスト (1)テキスト 本作のテキストは、大きく2つの特徴を有している。寒いパロディも出てくるが、非常に些末なので触れてあげないことにする。 第1は、クリックするのがダルくなるほど刻まれているということである。こちらの2枚の画像をご覧いただきたい。 +... +... …ここで切る意味が筆者には見いだせない。この例に代表されるような不必要なテキスト刻みが、本作では頻出する。中には残り3文字で刻んでいるものもあり、何のために表示領域が3行になっているのかと問いただしたくなる。 第2は、誤字・脱字の多さである。とりあえず完成した後に、ノーチェックでリリースしたと言われても不思議ではないほど、本作のテキストはボロボロである。主人公の名前さえも「祐人」「裕二」などと間違われるのだから、チェック体制はほぼ機能していないだろう。ちなみに筆者が全ルートを一周ずつプレイする間に発見された誤字・脱字は50箇所以上に及ぶ。あまりの多さに呆れを通り越して笑いが出て来て、探すことが楽しくなってきた筆者であった。以下はその一例である。 +... +... (2)サウンド 先駆者の選評にもあったように、本作では前作から声優が一新されており、見えている地雷であったと言える。実際に、あゆかのボイスの棒読みっぷりは群を抜いている。 また、既に周知のこととは思うが、パッケージ版には収録スタジオの現場音声が混入しており、パッチを当てることでそれだけは修正できる。だが、それ以外の音声の不具合は一切修正されないのである。パッチ適用後であるはずのダウンロード版においても、テキストだけ表示されてボイスが再生されないというのはザラで、テキストとボイスが1つずつずれることもしばしばあり、エロシーンでもそんな有様なので雰囲気ぶち壊しである。致命傷なのは上記したものとは別のNGボイスが混入したままになっていることである。詳細は以下の通り。 ①帰国前夜につぐみが「私の全てをもらって欲しい」と後ろの穴を差し出し、恋人として一応最後のセッ○スをするシーン。急に咳ばらいをし無言になるヒロイン。雰囲気が台無しである。 ②かえでからの「海外にいる間だけ彼氏になって」というお願いを主人公が了承し、よろしくねというシーン。噛んだ後に少し間をおいて言い直しており、そこで切ればよかったのに全て残っている。 ③まなみと部屋でのロールプレイセックス中、テキストとボイスがズレている上に誰かの咳払いが入っている。 ④ボイスの切り離し忘れ。ななみルートで15個ものセリフが間を空けてくっついたままになっている。しかも台本をめくる音が入っている。 サウンドでほかに気になるのは、時々BGMが流れないシーンがあることだ。特にシリアスなシーンとかそんなのではなく、楽しい日常が無音で流れていくのは実にミスマッチである。 (3)イラスト 先駆者の選評では品質の怪しいイラストや前作からの使い回し等が報告されていた。だが前作のことは分からないし、品質についても致命的というほどではないというのが正直な感想だ。 ロープライス作品では、差分が少ない結果テキストとイラストに食い違いが発生することは珍しくない。一方フルプライス作品では差分が充実する結果そういった不満は解消されると期待されるが、残念ながら本作はそうではなかった。適当にクリックして進めているだけで、探さなくても嫌というほど目に付くのである。その一例がこちら。 +... だがテキストとイラストが食い違った結果、笑いをもたらすこともある。本作で言えばそれは「ブルー(イエロー)の水着」だろう。オープニング画面・テキストがブルーで、イラストがイエローだから、多数決でおそらく正しいのはブルーと思われる(公式サイトにはどっちもある)。どうしてこうなった。 +... 他にもいくつか紹介しよう。まずは「停めてあった郵便カブを盗んで妹の誘拐犯を追いかけている」シーンのものである。あなたはいくつツッコミができるだろうか。 +... +... こんなのもある。 +... +... さらにエロシーンからも。 +... 注目すべきは、作品タイトルを自ら否定するようなイラストが時々出ていることだ。主人公が後遺症が残るレベルで右手にケガをしたから、そのお世話の名目で妹たちと触れ合う作品だったはずなのだが、以下のイラストを見て皆さんはどう考えるだろうか。 +... +... ※ツッコミどころのある画像は他にも多数あるので、希望があればどうぞ。 余談だが、重要と思えるシーンにCGがなく真っ暗、背景が真っ暗で立ち絵だけ、という状況が両手で数えられるくらい見受けられた。特に前者は、妹からの膝枕、妹と花嫁衣裳でキスというような大事なシーンで見られたため非常に興ざめであった。 5.総括 新卒社会人に仕事のやり方を教育する時、よく出てくる単語が「PDCA」だ。計画し、実行し、実行の結果をチェックし、改善する。それを繰り返すことでよりよい成果を生み出す仕事ができる、というのが大体の説明だ。 だが本作に携わるスタッフは、どうやらDで終わっているようだ。いわゆるやりっぱなしである。ずさんというレベルではないチェック体制(そもそもチェックされていないのではないか)のせいで、誤字・脱字、NGボイス混入修正忘れ、その他多くの不具合が残されたまま本作はリリースされてしまった。さらに事後対応も一度姑息なパッチを出しただけでそれ以降は当然のように行われておらず、公式サイトもTwitterも昨年12月以降動きがない。やりっぱなしで成果物に対する責任から逃れようとするのは社会人失格だ。将来の進路を考えることを放棄し妹と楽しむことにした主人公と同レベルと言っていい。 また、本作ではタイトルにもなっている右手の扱いがおざなりだ。後遺症もありうるレベルのケガをしておきながら、包帯があるとはいえ湯船にどっぷり浸けたり、包帯なしで妹を抱きかかえたり、果ては傷口が左手に移動したりする始末で、お世話の必要性が疑われる。時々思い出したように妹たちが「右手をケガしてるんだから…」とお世話をするのも言い訳がましい。「お兄ちゃん、右手の仕様を思い出して!」と叫びたくなるのは筆者だけだろうか。 シナリオの価値は否定されて無に帰しており、ボイスもテキストも壊滅しているとあっては、本作はちょっと品質が怪しくなる画集程度の価値しかないと言えよう。
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担当別 2009/10/14 14 00 現在( 敬称略・順不同 ) 総合リーダー ・隊長17番 アシスタント ・ T-ACT 役目 : 自分がいないときの相談役 企画・システム ・ 隊長17番(リーダー) ・ T-ACT(システムサポート) ・ 古明地 蓮 ・ NAGO(サブ) ・ アイザック(サブ) ・ 古明地 笹葉(サブ) シナリオ ・ 隊長17番(リーダー) ・ T-ACT ・ NAGO ・ アイザック CG ・ ぐれ=GR(ゲスト) ドット絵 ・ なし サウンド ・ Akky(仮リーダー) ・ SHOEI(ゲスト) CV ・ なし プログラム ・ 古明地 蓮(仮リーダー) コメントをどうぞ 名前 コメント