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「れいむ、赤ちゃんが欲しくないか?」 ボール遊びをしていたれいむが、こちらを向く。 俺の飼っている、ゆっくり霊夢だ。 「ゆ?」 ぴょんぴょんと跳ね寄り、俺の足元までやってきた。 質問の意図がよく分からないようだ。 「お前ももう大人だし、赤ちゃん産んでも死なないだろ」 「ゆ!あかちゃん!」 ようやく理解したのか、眼をキランキランと輝かせて俺を見上げている。 ああ!れいむ可愛いよぉおお!! 「赤ちゃん産んでも、ウチで飼えるから大丈夫だぞ」 「ゆー!!れいむ、あかちゃんとゆっくりしたいよ!」 今まで家ではいつも独りだったれいむ。 きっとさびしい思いをしていたに違いない。 飼育に慣れ、2匹以上のゆっくりを飼う余裕がでてきたので、そんなことを提案したのだ。 「ゆ?でも、れいむはゆっくりできるゆっくりがいないよ!?」 「ああ、それなら安心しろ。お隣のまりさちゃんがいるだろ?」 隣人はゆっくり魔理沙を飼っている。 大きさもれいむと同じくらいの大きさ。 赤ゆっくりの頃から、何度か庭で一緒に遊ばせていた。 「ゆ・・・!まりさ!・・・ゆっ・・・ゆふぅ~ん♪」 ぽっと顔を赤くしたところから察するに、れいむはまりさをお気に入りだったようだ。 もともと、隣人からの提案だったのでまりさも受け入れバッチリなはず。 「それじゃ、今週の土曜日にまりさと赤ちゃん作ろうね」 「ゆっくりりかいしたよ!」 そんなわけで今週の土曜日。 隣人宅に招かれた俺とれいむは、フローリングの部屋でお見合いをしていた。 「ゆっゆ!れれっれいむ!まりさは・・・れいむとっ!ゆっゆっくり・・・・ゆっくりしたいよ!!」 「れいむもまりさとゆっくりしたいよ・・・。いっしょにゆっくりしていってね!」 その場でプロポーズまで決まってしまった。 ああ、あんなにちっちゃかったれいむがこんなに大きくなって・・・! でも泣かない。 だって、別に嫁に出すわけじゃない。 れいむだってそれは理解している。 いままで通り、れいむは俺の家で、まりさはここで飼われる。 結婚が目的ではなく、赤ちゃんゆっくりを産むのが目的なので新婚早々別居だ。 「まりさ、良かったね!これでれいむちゃんと赤ちゃんが作れるよ!」 「ゆゆ~おねーさんのおかげだよぉ!まりさとってもゆっくりできそうだよ!」 「れいむも良かったな。可愛い赤ちゃんを作るんだぞ」 「ゆ!おにーさんにかわいいあかちゃんみせてあげるね!」 れいむもまりさも、目がとろーんとしている。 幸せな未来を思い描いているのだろうか。 ふと、まりさがれいむに近寄り、すりすりをはじめる。 最初はいつもと同じすりすりに思えた。 しかし、だんだんとねっとりした擦りつけに変わっていく。 顔が紅潮したところで、れいむは飼い主である俺達の存在を思い出したようだ。 「ゆひっ!お、おにいさん・・・ちょっと、まりさとゆっくりするから、あっちいっててね!」 それにまりさも同調する。 「ゆ・・・おねーさんも、おねがいだよ!れいむとのゆっくりタイムをじゃましないでね!」 交尾を見られるのは恥ずかしいようだ。 しかし、俺も隣人のおねーさんも動かない。 「おっ、おねがいだよ!おにーさん、おねーさん!れいむゆっくりしたいのぉお!!」 「いじわるしないで、ゆっくりさせてねっ!ゆひっ!まりさ、すっき・・・ゆっくりしたいの!」 もちろん、動かない。 なぜなら俺達は飼い主だから。 「ダメだよまりさ。ゆっくりの交尾は、とーっても危険なんだから!」 「れいむ。もしすっきりしすぎて死んじゃったらどうするんだ。ちゃんと俺達が見てないと、何度もすっきりしちゃうかもしれないぞ!」 もう2匹は止まらない。 スイッチが入ったのに、すっきりせずに終わることは「ゆっくりできないこと」なのだ。 「おねがいいぃい!!おにーざんみないでぇえええっ!!れいむのえっぢなトコみないでぇええっ!!!」 「おねーざんもやべでぇええっ!!ごんなんじゃずっぎりでぎないぃいい!!」 ぬちょぬちょした汁と、涙、ヨダレをまき散らしながらよがり狂う2匹。 まあ人間にもこういうプレイもあるし、別にいいよね。 「ゆほぉっ!ゆふっ!!す、すっきりじじゃうよぉおお!!!」 「れいむぅうっ!!んほっ!!ほうぅっ!!ずっ!!じゅっぎりじじゃうぅう!!!」 「ずっぎりぃいいい!!!」 2匹とも、なんだか納得しない顔ですっきりした。 終わり。 作:ユユー このSSに感想を付ける
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自称ks勢の、れいむちゃんについて つくっといたダケー ご自由に編集どうぞ
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『俺のペットのれいむちゃん』 7KB 虐待 現代 あとひとつで1週間連続更新……ふふふ ふふふ……あと一日で……1週間連続更新…… 「だから、生物上絶対に無理なんだって……」 「いや、絶対そんなことないだろ……」 俺は友人とあることについて1時間にもわたって議論している。 俺もこいつも、「それ」が好きで好きでたまらないのだ。 いや、まあ、うん。愛し方は人それぞれだけどね。 とにかく、それは愚かで馬鹿でどうしようもない、すばらしく愛らしい生き物。 誰が呼んだか、それとも自称したか。 人はそいつを、「ゆっくり」と呼ぶ。 「無理、絶対無理無理ムリムリかたつむりだ! ゆっくりをペットになんて、構造上不可能だ!」 「いや、できる!どうしてそこで諦めるんだ!もっとゆっくりしろよ!」 議論のテーマは、「ゆっくりは本当にペットとして成り立つのか」ということ。 たしかに飼いゆっくりというのは十分にメジャーな存在だが、問題が山積みだ。 権利の問題や、義務の問題。 ちょっとしたきっかけで、いやきっかけがなくともゲス化する。 去勢していても自分の子供を欲しがり、そして何かしらの問題を起こす。 とにかくゆっくりしたがる。 その問題を完全に排除し、完全にペットとして成立させることが本当に出来るのか。 俺は、「できる」と思う。 「よーしわかった!だったら俺がやってやる! 1週間後にまた来て下さい、本当のゆっくりをお見せしますよ!」 「ああ、やれるもんならやってみろ!」 俺は怒って席を立つ。 絶対に、俺が正しいことを証明してやる! 「……よしよし、準備完了」 俺は家に帰り、いろんな道具を揃えた。 これに加え、あとひとつで完全に準備が終わる。 俺はビニール袋の中から無造作にそれをほうり出した。 「ゆべえっ!」 「い、いたいんだぜええええ!!」 「ゆびびっ!」 帰路で無理やり捕まえたゆっくりの一家だ。 「れいむはしんぐるまざーなんだよ!あまあまよこしてしんでね!」 「ちんでにぇ!」 「ぷきゅー!」 おっと、いきなり威嚇をされてしまった。 ここは誤解を解き、俺になついて貰わないと。 「お前らは、今日から俺のペットとして頑張ってもらう。立派な飼いゆっくりになれよ!」 言葉を聞いた親れいむ、子まりさ、子れいむの3匹は、うねうねと謎のダンスを踊りだした。 「ゆ……ゆふふ、れいむのつよさとおちびちゃんのかわいさにおそれいったんだね!かわいくってごめんねっ!」 「「きゃわいきゅっちぇ、ぎょめんにぇぇぇーーー!!」」 ああもう。 ほんとにゆっくりって奴らは、潰したいほど可愛いな。 俺は子れいむをつまみ上げる。 「おしょらをとんでるみちゃーい!」 「ゆ?くそどれいがれいむのおちびちゃんにきやすくさわらないでね!せいっさいするよ!!」 この子れいむの嬉しがる顔、親れいむの威嚇する顔。燃やしたくなるよねぇ。 でも殺しちゃ駄目。少なくとも1週間後まで。 「まあとりあえず、ゆっくりペット化計画いってみよー!」 「はなしをきけええええええええええ!!」 まずは飼いゆっくりの基本、去勢だ。 「ぎゃああああああああ!!あづいいいいいいいいい!!」 「お、おきゃあしゃああああああああん!!」 れいむのまむまむ、それと額に根性焼きをする。 焼きごてがなかったので、仕方なく熱したフライパンで代用する。 フライパンの先っぽ部分をれいむのまむまむと額にくっつけ、焦げさせる。 人間ですら確実に泣き叫ぶ衝撃だ。ゆっくりからしたらショック死ギリギリのラインだろう。 「これで、もうれいむは死ぬまでおちびちゃんは作れないね!」 「ど、どぼじで……」 「だからこの子れいむのことを大事にしてあげてね!あ、でも今は預かっておくから。 逆らったらこいつを殺すからね!」 「や、やべろおおおおお!!がえぜええええええ!!」 「おっとぉ、いきなり逆らったね。じゃあ殺すね!」 俺は言うが早いか、子まりさを親れいむの目の前で握りつぶした。 「とりあえず子まりさの方を潰してと……」 子まりさをティッシュでくるんで握りつぶす。 手のひらの中でうねうねと動く感触がまた可愛い。 でも潰す。やったー! 「きゃわいいまりちゃにあみゃあみゃをもっちぇゆびゅうううううう!!」 ああ、死に際の悲鳴マジ可愛い……。 一方その頃親れいむと子れいむは、( ゚д゚)←こんな顔をして凍っていた。 「お、おぢびぢゃんがあああああああああ!!」 子まりさをいっときの躊躇もなく殺したことで、親に「人間の残酷さ」を植えつける。 「ぼ、ぼうゆるぜないいいい!!ぜいっざいしてやるううううううう!!」 当然のごとく向かってくるれいむを、俺は寝転んだまま右手一本で受け止める。 「や、やっやべりょっ!ぢゅっぢゅっぢゅぶれりゅうううううう!!」 そのまま握力で潰すが、もちろんそれでは終わらない。 「オラオラオラオラオラオラァ!」 「い、いだいいいいいいいい!!で、でもぎもぢいいいいいい!!どぼじでええええええ!?」 れいむは痛みを感じながら快感を感じている。 痛みを通り越して快感に変わるゥ、というやつだ。 と、ここでネタばらし。実はこのれいむ、前もっててんこ因子を注射しておいたのだ。 餡子の中に直接てんこの桃をぶち込む。 そのうち餡子に変換されはするが、口から食べたものではないので、うんうんとして放出されることはない。 「ゆ、ゆふふ……も、もっどいじめでねええええ!!たくさんでいいよおおおおお!!」 おお……きもいきもい。 ここは黙らせないと。 道具の中から、瞬間接着剤を取り出し、れいむの口の中にぶち込む。 「…………!!」 見事に喋れなくなったようだ。 「じゃあ、今日はここまでな。おやすみー」 れいむを加工所製品の「とうめいなぼうおんばこ」に入れて眠る。 レコーダーと一緒に。 リピート再生ボタンを押し、蓋を閉める。 ちなみに、録音されている音声は俺の声だ。 俺の声で、ある言葉を録音してある。 「れいむはこそだてができないからおちびちゃんはほしくありません、 れいむはこそだてができないからおちびちゃんはほしくありません、 れいむはこそだてができないからおちびちゃんはほしくありません、 れいむはこそだてができないからおちびちゃんはほしくありません、 れいむは……」 レコーダーから延々発信される音声に、れいむはぶりんぶりんと尻を振り、顔を歪ませていた。 狭い箱の中なのでよく響くだろう。 喋れないから、自分の声で打ち消すこともできない。 (ゆがああああああああああああ!!うるさいいいいいいいい!!ねむれないいいいいいいい!!) ゆっくりおやすみ、れいむ。 そうして、1週間がたった。 「で、これか。お前の答えというのは」 「ああ、これだ。これこそが、完璧な飼いゆっくりさ!!」 ゆっくりをペットには決してできないと言った友人の目の前には―― 俺の命令はなんでも聞き、 おちびちゃんを欲しいと言うこともなく、 人間に文句を言うこともなく、 それでいて、俺に心から懐いているれいむがいた。 「……どうやって作ったんだ?」 「ふふふ、それはな」 初日以来、俺はれいむを徹底的にいじめてあげた。 てんこ因子を持っているれいむからしたら、軽い痛みは快感だ。 れいむはだんだんと、俺を「いじめてくれるご主人様」と思うようになった。 しかし、ここで問題が発生する。 てんこ自体を飼う時によく起こる問題なのだが、わざと悪いことをし、お仕置きを欲しがるのだ。 それを見越して俺は子れいむを残しておいた。 「お前、この失敗はわざとだな。だからお前ではなく、子れいむにお仕置きをする」 てんこ因子を持っていない子れいむは心底苦痛を感じ、それを見ている親れいむはれいむ特有のぼせいから心底悲しむ。 ゆっくりがするわざとの失敗と本気の失敗を見分けられないほどに、人間は馬鹿ではない。 喋れない親ゆっくりは否定することもできないから、人間側に間違いがあったとしても、れいむはただわざと失敗しないようにしようとするしかできない。 れいむにとって本来上下関係の象徴であるお仕置きこそが、上下関係をわきまえた時にもらえるご褒美であった。 「……で、こうなったのか。飯はどうすんだ?」 「オレンジジュースを口元の上あたりから口内に直接注射する。ゆっくりは元々空腹とか全部気のせいだから問題ない。 ほら、れいむ、3回回ってジャンプしろ」 れいむは俺の言いつけ通り、3回回ってジャンプした。 口で感情を表すことはできないが、目で笑っている。 「よしよしよく出来た、ビンタしてやるぞー」 「……なんかなあ、こう見てるとお前HEN……いや、なんでもない」 何か友人が言いかけたが、途中でやめた。 なんだ、俺のこの完璧な結果を見て何が言いたいんだ。 「……で、ところで俺にはものすごく言いたいことがあるんだが」 「ん?何だ?」 「……これ、もうゆっくりじゃなくね?」 ……たしかに。 It s a happy end !! 終正あきでした。 感想などあればこちらに…… http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1297751802/l50
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マ:『半日程度ならまぁ、なんとかな・・・。 しかし何で俺に頼むんだ? ・・・そうか。 うう~む。わかった。それじゃまたな。』 俺は電話を切った。 マ:「ふぅ。」 軽く息を吐き居間に戻る。 蒼星石は居間のソファの上で本を読んでいた。料理の本だ。 俺は蒼星石の後ろに回り本を覗く。 チンジャオロースの作り方のページだった。 いつか作ってくれるんかな。これは楽しみですな。 マ:「なぁ、蒼星石。」 俺はそのまま後ろから呼びかける。 蒼:「なに、マスター?」 蒼星石は本から目を離し、振り返ってくれた。 マ:「赤ちゃん好きか?」 蒼:「え?」 俺は黙って蒼星石の顔を覗き込む。 蒼:「あ、うん。赤ちゃん、好きだけど・・・。」 俺の急な問いかけに蒼星石は困惑気味のようだ。 マ:「そりゃ、良かった。」 俺はそう言うとソファに座ってテレビを点ける。 蒼星石はますます訳がわからないといった表情になる。 蒼:「マスター、赤ちゃんがどうかしたの・・・?」 マ:「実はなぁ、ベビーシッターを頼まれちゃったんだよ。」 蒼:「ベビーシッター・・・?」 マ:「俺の友人の赤ちゃんなんだが、その友人の都合で今度の土曜にウチで預かることになってなぁ。」 蒼:「赤ちゃんを・・・?」 マ:「まぁ、預かるのは半日だけだから。」 蒼:「赤ちゃんが、ウチにくるの?」 マ:「ああ。」 蒼:「赤ちゃん・・・。」 蒼星石の表情が綻び、目が輝きだした。 どうやら赤ちゃん、本当に好きみたいだな。引き受けて良かった。 マ:「蒼星石は赤ちゃんのお世話したことあるか? 俺は無いんだが。」 蒼:「赤ちゃんのお世話は、僕もないなぁ・・・。」 マ:「さよか。じゃあちょっと色々と調べたりとかしないとな。」 蒼:「うんっ。」 蒼星石が張り切っている。 蒼:「あ、あの、マスター。」 マ:「どした?」 蒼:「恥ずかしいんだけど・・・僕・・・。」 マ:「我慢してくれ。ほ~らよ~しよし。」 蒼:「うう・・・。」 蒼星石を赤ん坊に見立てて抱っこしてゆする俺。 マ:「ベロベロバ~!」 蒼:「うう、僕は赤ちゃんじゃないよぉ・・・。」 マ:「わかってるって。あくまで『練習』な。」 蒼星石はその大きさから赤ん坊役にぴったりだ。 蒼:「うう・・。」 俺は引き続き蒼星石をあやす。 こんな感じかな、抱き方は。 マ:「じゃ、次はオシメ取り替えましょうね~。」 蒼:「えぇ!?」 テーブルの上に蒼星石を仰向けに寝かせる俺。 蒼:「だ、駄目! マスター!」 蒼星石が目をつぶりながら激しくイヤイヤをする。 俺は蒼星石から手を離し、一歩下がる。 蒼:「いやだ! ぼ、僕はちゃんと・・・!」 俺はさらに離れてジ~っと蒼星石を見やる。 蒼:「こ、心の準備とかもできてないし・・・!」 ・・・・。 俺が何もせず、ただ眺めているだけなのに全く気付かない蒼星石。 マ:「あの~。」 蒼:「あ、あれ・・・?」 蒼星石がやっと俺の呆れ顔に気付いた。 マ:「おいおい、本当にやるわけないだろ。 軽い冗談のつもりだったんだけど。」 蒼:「あ、あぅぅ・・。」 もう蒼星石の顔は真っ赤っかだ。 マ:「心の準備、できるの?」 蒼:「ばかぁ!」 この後、蒼星石の機嫌を直すのに追われ、二度と赤ちゃん役はしてくれなかった。 んで、土曜日、朝の自宅前にて。 マ:「んじゃ、いってらっしゃい。気をつけてな~。」 赤ん坊とオムツやら何やらを託され、俺は友人を見送った。 俺は腕の中の赤ん坊を見やる。生後七ヶ月の元気な女の子だ。 友人曰く、全く人見知りしないらしい。 赤ん坊はキャッキャと何が面白いのか喜んでる。 本当に人見知りしない子だな・・・。 俺は玄関の扉を開ける。 マ:「蒼星石~、 赤ちゃんだぞ~。」 朝から赤ちゃんに会いたくてウズウズしてたからな。 蒼星石が俺の元に駆け寄ってきた。 俺は屈んで蒼星石に赤ん坊がよく見えるようにする。 蒼:「あいちゃん、いらっしゃい。初めましてっ。」 赤ん坊に挨拶する蒼星石。赤ん坊の名前は事前に伝えていた。 あ:「ぶ、ばぶっぶ。」 あいちゃんも蒼星石に挨拶しているようだ。 蒼:「か、可愛いね、マスター。」 赤ん坊の仕草に蒼星石は興奮気味だ。 マ:「居間に移動しよう。」 居間に移り、俺はあいちゃんを赤ん坊用の籠に横たえる。 蒼:「可愛いなぁ・・・。」 ・・・・・。 俺と蒼星石は赤ん坊の顔をしげしげと長いこと眺める。 マ:「赤ん坊の顔は見飽きないっていうけど本当だな。」 蒼:「うん。」 マ:「蒼星石、赤ちゃん、抱っこしてみるか?」 蒼:「僕が・・・? 大丈夫かな。」 身長80cmほどの蒼星石にとっては確かに不安があるかもしれない。 マ:「俺も手伝うから大丈夫だよ。」 蒼:「でも、抱っこって、どうすればいいのかな?」 いつも抱っこされる側の蒼星石は、抱っこする側の心得が無いらしい。 マ:「ん~、首に負担を掛けないように注意かな。本に書いてあった通りに抱けば大丈夫だよ。」 蒼:「う、うん。」 マ:「緊張せず、リラックスしてな。 抱いてる側がリラックスしてないと赤ちゃんもリラックスできないって本に書いてたし。」 蒼:「うん。」 そして、俺は蒼星石にそうっと赤ん坊を託す。 蒼:「・・・。」 リラックスしろと言ったのだが、蒼星石は真剣な表情だった。 蒼星石は赤ん坊を抱きかかえる。 あ:「ばぶぶ・・・。」 俺は赤ん坊がずり落ちないよう両手で補助をしたが 蒼:「あ、やっぱりちょっと怖いや。落としちゃいそう、マスター。」 蒼星石が俺に無理だと目でも訴えかける。 俺は蒼星石から赤ん坊を受け取った。 マ:「ふむ・・・。」 蒼:「僕、やっぱり、小さいからうまく抱っこできないよ・・・。」 う~む。 マ:「じゃあ蒼星石、座りながら抱っこしてみよう。 ソファーの背もたれまで腰掛けて。」 蒼:「え? うん。」 蒼星石は言われた通りソファーの背もたれまで深く腰掛ける。 マ:「じゃ、膝に赤ちゃん乗せるからな。」 これなら赤ん坊を落とす心配もない。 俺はそうっと赤ちゃんを蒼星石の膝に乗せる。 蒼:「・・・・。」 再び緊張の面持ちになる蒼星石。 マ:「そんな強張らないでいいから、リラックスして・・。」 それでも蒼星石は恐る恐る赤ん坊を抱き抱える。 マ:「重くない? 大丈夫か?」 蒼:「ちょっと重たいけど、今度は大丈夫。」 ついに蒼星石は赤ん坊を抱っこすることができた。 蒼:「柔らかい・・・。あと、とてもいい匂いがする・・・。」 赤ん坊特有の乳臭さだな。 あいちゃんは蒼星石の腕の中で大人しくしてくれている。 蒼:「・・・・。」 蒼星石は感無量といった感じだ。もう緊張もしてないようだ。 やがて、赤ん坊を抱く蒼星石の表情がとても穏やかで、目は優しいものになっていることに気がついた。 まるで、聖母のような・・・。 蒼星石のこんな表情を見るのは初めてだった。 俺は、何か神聖なものを見ているような気がした。 マ:「・・・・。」 蒼:「・・・赤ちゃんを抱っこできて、とても嬉しい。僕、憧れてたから。ありがとう、マスター。」 マ:「え、あ、うん。」 我に返る俺。 蒼:「赤ちゃんがくたびれるといけないから、そろそろ籠に戻そうよ。」 マ:「あ。ああ、そうだな。」 友人から渡されたメモに目を走らす。そろそろ授乳の時間だ。 マ:「蒼星石、粉ミルクからミルク作れる?」 蒼:「うん、一応作り方調べたけど。」 マ:「作ってみたい?」 蒼:「うん。」 マ:「んじゃ、任せるよ。」 蒼星石はさっそく用意に取り掛かった。 蒼:「どうかな? マスター。」 マ:「どれどれ。」 俺は哺乳瓶を受け取り、育児の本に目を通しながら確認する。 哺乳瓶の消毒は済ませてある。 粉ミルクも完全に溶けてるな。 ミルクを少し垂らして温度を確認。うむ、適温だ。 マ:「OKですな。」 蒼:「ふぅ、真紅の飲む紅茶を淹れるときよりも数倍神経を使ったよ。」 マ:「はは、お疲れ様。」 俺は赤ん坊を膝に抱えミルクを飲ませる。 ゴク、ゴク、ゴク・・・ 蒼:「わぁ、よく飲んでるね。」 蒼星石も自分の作ったミルクを美味しそうに飲む赤ん坊を見て嬉しそうだ。 マ:「お腹空いてたんだな。」 授乳が終わり、げっぷをさせようとするが マ:「なかなかげっぷしないな・・・。」 俺は赤ん坊の背中をさする。 しないときは無理にさせず、寝かせておいてもいいそうだが・・・。 あ:「けぷ・・・。」 蒼:「あ、今したね。」 マ:「ふむ。」 やがて、オシメの交換になった。 俺がオシメを取り除くと蒼星石が汚れをふき取る。 マ:「え~と、こうか?」 新しいオシメを履かせたいのだが、うまい具合にいかない。 うう~む、ここを留めるのかな? なかなか難しい。 蒼:「こうじゃないかな?」 マ:「あ、そうだ。よく知ってるな、蒼星石。」 蒼:「ふふ、勉強したからね。」 その後も俺と蒼星石は甲斐甲斐しく世話を焼いた。 それから一時間後。 赤ん坊は敷き布団の上ですやすやと眠っている。 赤ん坊の寝顔も蒼星石には興味津々のようで、飽きることなくそれを眺めていた。 そして、さらにしばらくした後、蒼星石が俺の元にくる。 蒼:「あいちゃん、あと少しで帰っちゃうんだよね。」 俺は時計を見る。 マ:「ああ、あと30分もすれば迎えがくるな。」 蒼:「そう・・。」 マ:「淋しいか?」 蒼:「うん・・・。」 すっかり情が移ってしまったようだな。 その時、玄関のチャイムが鳴った。 マ:「む。」 インターホンに出ると、赤ん坊を預けた友人だった。 予定より早く帰れたらしい。 マ:「蒼星石、赤ん坊の迎えきちゃったよ。」 蒼:「・・・・。」 突然の、予定より早い赤ん坊とのお別れに蒼星石は少しショックのようだ。 俺は友人に少しだけ待っててもらうようインターホンで頼んだ。 俺と蒼星石は赤ん坊の方へ向かう。 赤ん坊は先ほどと少しも変わらず眠っていた。 蒼:「・・・・。」 蒼星石は食い入るように赤ん坊を見つめる。 マ:「もう、いいかい?」 蒼:「うん・・・。」 俺は赤ん坊を起こさないよう、そうっと抱き上げた。 蒼:「マスター、あの・・。」 マ:「ん?」 蒼:「ううん、なんでもない・・。」 マ:「・・・・。」 俺は赤ん坊を抱いたまま蒼星石の前でゆっくり両膝を床に着き、姿勢を低くした。 マ:「蒼星石、両手を差し出して。」 蒼:「僕は、ソファーに座りながらじゃないと抱っこできないよ?」 マ:「大丈夫だから。」 俺が力強く言うと、蒼星石は両手を差し出した。 俺は蒼星石の両腕に赤ん坊を乗せる。 もちろん蒼星石だけでは支えきれないから俺はそのまま手を離さない。 マ:「もっと、寄り添って。」 俺と蒼星石が両手で赤ん坊を支え、挟んでいる形になる。 マ:「短い時間だったけど、この子は俺と蒼星石に育てられたわけだな。俺達の子供だ。」 友人に聞かれたらどう思うだろう。まぁ、あいつならわかってくれるさ。 蒼:「僕たちの子供・・・?」 マ:「ああ。でももう本当のお父さんお母さんの所へ帰っちゃうけどな。 でも俺達が育てた事実は消えない。俺達の子供だ。」 蒼:「・・・。」 蒼星石は赤ん坊を見つめる。そして、俺に顔を向ける。 蒼:「わかったよ、マスター。」 そう言いながら蒼星石がふっと笑ってくれた。 俺の突拍子のないタワゴトを笑ってくれたんだろうか、それとも・・・。 蒼:「・・・マスター、はやくしないとお友達の人が待ってるよ。」 マ:「そうだな。」 そうして、あいちゃんは親御さんのところへ帰っていった。 しかし、手の掛からない子だったなぁ。 もしかしたらそれを見越して俺に預けたのかもしれないな。 そんな風に思いながら居間でくつろいでると蒼星石がやってきた。 俺に何かを言いたそうだが、口ごもってる。 んん? マ:「どしたの?」 意を決したように蒼星石は言った。 蒼:「僕は赤ちゃんを産めないけど、マスターは赤ちゃん欲しい、かな?」 俺はドキリとする。 ついにきたか、この質問。いつかされるんではないかとうっすら思っていた。 マ:「いや・・・別に欲しくないよ。」 もし、欲しいって言ったら蒼星石はどう思うだろうか。 ろくでもない結果になりそうな気がする。 蒼:「僕に気を遣ってないかな?」 マ:「遣ってないよ。」 蒼:「本当?」 マ:「本当に本当。」 蒼:「本当に赤ちゃん欲しくないの?」 マ:「欲しくないね~。」 蒼:「マスター、あいちゃんをあんなに抱っこして可愛がってたのに?」 どんなにしつこく聞かれても、怒ってはいけない。これは怒ってはいけない質問だ。 マ:「あらあら、蒼星石さん、赤ちゃんに嫉妬ですか?」 蒼:「え、・・そ、そんなことないよ!」 マ:「しょうがないな~、蒼星石は!」 俺は蒼星石を無理矢理抱っこする。 マ:「ほらほら、よしよしよし。」 蒼:「や、やめてよ。こんな抱っこは嫌いだよ。」 俺の急なリアクションに蒼星石は戸惑った。 俺はそのまま蒼星石の耳元で囁く。 マ:「君がいるだけで俺は充分なんだよ。本当に。」 蒼:「! マスター・・・。」 別に子供を残せなくてもいい。 俺が君の記憶に色んな思い出を残せるならば、俺はそれで充分だ。 マ:「それに、子供は蒼星石一人で手一杯だしな~!」 と俺は急におどけた声を出した。 蒼:「マスター?」 マ:「蒼星石は俺に言わせればまだまだガキンチョだからね~。 だから他に子供なんていらないや。アッハッハ!」 呆気にとられる蒼星石だったが 蒼:「もう、マスター! ・・・マスター、ありがとう・・・。」 永遠の恋人が俺を抱き締め返してくれた。 終わり
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コンセプション 俺の子供を産んでくれ! コンセプション 俺の子供を産んでくれ!ID+ゲーム名所持金Max ハート減らない 巫女選び放題 絆ポイントMAX 巫女全員機嫌MAX 戦闘中ダメージうけない ダメージn倍 戦闘後獲得KP1000 オーバーチェイン即発動 一度の攻撃でOVER CHAINゲージ最大 戦闘回避 高速移動 ニードルトラップ無効化 壁抜け マップ上に敵の位置を強制表示 左下のマップ背景を透過 左下のマップ表示限界範囲拡大 アイテム全部 武器全部 防具全部 アクセサリー全部 アイテム99個 ID+ゲーム名 _S NPJH-50583 _G Conception Ore no Kodomo o Unde Kure 所持金Max _C0 Monay Max _L 0x20489BB0 0x0098967F ハート減らない _C0 Heart 3 _L 0x00489B9D 0x00000003 巫女選び放題 _C0 Miko free choice _L 0x2017870C 0x00000000 ※選択画面でNGになっていても決定可能になる 絆ポイントMAX _C0 KP MAX _L 0x20489BA8 0x447A0000 巫女全員機嫌MAX _C0 miko kigen MAX _L 0x80489BDC 0x000C0018 _L 0x0000000F 0x00000000 戦闘中ダメージうけない _C0 Battle no damage _L 0x200D75C0 0x38810002 _L 0x200D75D0 0x0021980A ダメージn倍 _C0 Damage n bai _L 0x200D74E4 0x0E200400 _L 0x20001000 0x3A250002 _L 0x20001004 0x14A00005 _L 0x20001008 0x8C520000 _L 0x20001010 0x00B20018 _L 0x20001014 0x00002812 _L 0x20001018 0xAC450000 _L 0x2000101C 0x03E00008 _L 0x20001020 0x00409021 _L 0x2000100C 0x3405xxxx xxxxに任意の倍率をそのまま入力 0002=2倍 0003=3倍 000A=10倍 戦闘後獲得KP1000 _C0 Get KP1000 after battle _L 0x10773864 0x000003E8 オーバーチェイン即発動 _C0 Over chain _L 0x00773840 0x00000096 ※敵が攻撃してくれても発動する ミスの時は発動なしでコンボ数は上がらない 一度の攻撃でOVER CHAINゲージ最大 _C0 Once in the Attack of OVER CHAIN MAX _L 0x200D7A34 0x24020096 戦闘回避 _C0 No battle(pushX off) _L 0x2010B6D8 0x10000071 _L 0xD0000000 0x10004000 _L 0x2010B6D8 0x45010071 ※X押したまま敵と接触で戦闘開始 高速移動 _C0 Dash speed up _L 0x20435EF0 0x41C00000 ニードルトラップ無効化 _C0 Avoid spike trap _L 0x20114934 0x10000005 壁抜け _C0 No clip mode _L 0x20105AEC 0x1000001E マップ上に敵の位置を強制表示 _C0 Show enemy on map _L 0x200ED4B8 0x1000FFE1 左下のマップ背景を透過 _C0 Dungeon map transparency _L 0x200ED008 0x00000000 左下のマップ表示限界範囲拡大 _C0 Wide area map _L 0x100ED34C 0x00004400 復元用コード _C0 Wide area map(restore) _L 0x100ED34C 0x00003F00 アイテム全部 _C0 ITEM ALL _L 0x8048CBCE 0x00520002 _L 0x10000001 0x00000001 _L 0x8048CBD0 0x00520002 _L 0x10000060 0x00000000 _L 0x0048CF1C 0x00000052 武器全部 _C0 WEAPON ALL _L 0x8048BCCE 0x003F0002 _L 0x10000001 0x00000001 _L 0x8048BDCA 0x003F0002 _L 0x10000065 0x00000001 _L 0x8048BEC6 0x003F0002 _L 0x100000C9 0x00000001 _L 0x8048BFC2 0x003F0002 _L 0x10000191 0x00000001 _L 0x8048C0BE 0x003F0002 _L 0x100001F5 0x00000001 _L 0x8048C1BA 0x003F0002 _L 0x1000012D 0x00000001 _L 0x8048C2B6 0x003F0002 _L 0x10000259 0x00000001 _L 0x8048C3B2 0x00070002 _L 0x10000295 0x00000001 _L 0x8048BCD0 0x01C00002 _L 0x10000040 0x00000000 _L 0x2048CF10 0x000001C0 防具全部 _C0 ARMOR ALL _L 0x8048C3CE 0x01680002 _L 0x10000001 0x00000001 _L 0x8048C3D0 0x01680002 _L 0x10000040 0x00000000 _L 0x2048CF14 0x00000168 アクセサリー全部 _C0 ACCESSORY ALL _L 0x8048C9CE 0x00800002 _L 0x100000C9 0x00000001 _L 0x8048C9D0 0x00800002 _L 0x10000040 0x00000000 _L 0x2048CF18 0x00000080 アイテム99個 _C0 ITEM99(1) _L 0x1048CBD0 0x00000063 _L 0x1048CBF0 0x00000063 _L 0x1048CBE4 0x00000063 _L 0x1048CC18 0x00000063 _L 0x1048CBEC 0x00000063 _L 0x1048CED4 0x00000063 _L 0x1048CBD8 0x00000063 _L 0x1048CBDC 0x00000063 _L 0x1048CBE0 0x00000063 _L 0x1048CBE4 0x00000063 _L 0x1048CBE8 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_L 0x1048CE60 0x00000063 _L 0x1048CE64 0x00000063 _L 0x1048CE68 0x00000063 _L 0x1048CE6C 0x00000063 _C0 ITEM99(9) _L 0x1048CE70 0x00000063 _L 0x1048CE74 0x00000063 _L 0x1048CE78 0x00000063 _L 0x1048CE7C 0x00000063 _L 0x1048CE80 0x00000063 _L 0x1048CE84 0x00000063 _L 0x1048CE88 0x00000063 _L 0x1048CE8C 0x00000063 _L 0x1048CE90 0x00000063 _L 0x1048CE94 0x00000063 _L 0x1048CE98 0x00000063 _L 0x1048CE9C 0x00000063 _L 0x1048CEA0 0x00000063 _L 0x1048CEA4 0x00000063 _L 0x1048CEA8 0x00000063 _L 0x1048CEAC 0x00000063 _L 0x1048CEB0 0x00000063 _L 0x1048CEB4 0x00000063 _L 0x1048CEB8 0x00000063 _L 0x1048CEBC 0x00000063 _L 0x1048CEC0 0x00000063 _L 0x1048CEC4 0x00000063 _L 0x1048CEC8 0x00000063 _L 0x1048CECC 0x00000063 _L 0x1048CED0 0x00000063 _L 0x1048CED4 0x00000063 _L 0x1048CED8 0x00000063 _L 0x1048CEDC 0x00000063 _C0 ITEM99(10) _L 0x1048CEE0 0x00000063 _L 0x1048CEE4 0x00000063 _L 0x1048CEE8 0x00000063 _L 0x1048CEEC 0x00000063 _L 0x1048CEF0 0x00000063 _L 0x1048CEF4 0x00000063 _L 0x1048CEF8 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https://w.atwiki.jp/sims2mio/pages/112.html
シムの赤ちゃん シムの赤ちゃんはアクティブで操作することは出来ず、欲求も知ることは出来ません。赤ちゃんのアイコンの背景色が鮮やかな緑であれば欲求はほぼ満たされていますが、黄色になってくると何かしらの欲求を求めています。基本的に赤ちゃんがいる世帯では十代以上の家族が折を見計らってミルクを飲ませるようにしていますので、赤ちゃんが餓死することはまずありません。もし、そのような状況に万が一陥った場合には社会福祉指導員が赤ちゃんを引き取りに来ますので(をぃ)。赤ちゃんの欲求が著しく落ちる原因の第一はおむつが汚れることです。おむつ交換台を買っている場合にはおむつ交換台でおむつを取り替えればそれで赤ちゃんの衛生の欲求は満たされます。資金不足でやむを得ず買えなかった場合には赤ちゃんをクリックしておむつを取り替えるを実行した後にシンクで赤ちゃんを入浴させてあげましょう。 誕生から2日目の18時を経過すると、1日後に赤ちゃんの誕生日が訪れるメッセージが表示され、バースデーケーキまで連れて来るか、3日目の18時になった時点で赤ちゃんから幼児に成長します。ただし、赤ちゃんの欲求が満たされていない場合には成長できない場合がありますので、誕生パーティを開く場合には細心の注意を払ってください。 なお、フリータイムでは本棚の本でしつけを勉強することにより、赤ちゃんの欲求を知ることが出来るようになります。 赤ちゃんの性格の話 ピカソ家(要 フリータイム)のマシュー&ジェシカ夫婦にめでたく第1子(男の子)が誕生しました。……が、再ロードなしでSimPEでデータをチェックしたら結構すごい性格していました。生まれる前にマシューにジェシカのお腹に話しかけさせたり、ルームメイトの老夫婦のおばあさんにも話しかけさせたのですが。 星座:いて座 きれい好き:1 社交:10 活発:9 遊び好き:10 快活:1 うーん……マシューパパがきれい好き1なので、だらしないのは仕方ないとしても、これが噂の新生児クローニング現象でしょうか? ジェシカは快活7ですし、マシューも快活は5なので快活1なんてあり得ないでしょ? 顔に関してはまだ赤ちゃんの段階なので何とも言えませんが、少なくともオットマス家の双子(前にプレイした時は兄弟の中でトミーが一番ましだった)よりはかわいいとは思うのですが。 再ロードするとか、別のシムをダミーで作成するなどをすれば、この現象(第1子がほぼ確実に男の子で、快活が1になってしまう)を回避できるという話もあります。とりあえず私は、性格と持って生まれた趣味の才能だけをSimPEで修正しました。 修正後の性格 きれい好き:1 社交:6 活発:7 遊び好き:6 快活:7 持って生まれた趣味:ゲームから自然に変更 つまり、快活及び持って生まれた趣味はジェシカママに似せ、きれい好き、社交、活発、遊び好きはマシューパパに似せました。
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CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ! 【こんせぷしょん おれのこどもをうんでくれ!】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 スパイク・チュンソフト 開発元 チャイム 発売日 2012年4月26日 定価 パッケージ 6,279円ダウンロード 5,200円(各税込) レーティング CERO C(15歳以上対象) 廉価版 PSP the Best 2013年4月25日パッケージ 1,890円ダウンロード 1,800円(各税込) 判定 なし ポイント タイトルを迂闊に口に出せない 概要 ストーリー 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 関連作品 概要 スパイク・チュンソフトの合併後初となる完全新作RPG。学園恋愛ADV風の日常パートで女の子と仲良くなり「愛好の儀」を行って「星の子」と呼ばれるキャラを誕生させる。 主人公は最大12人の「星の子」とパーティーを組みダンジョンを攻略していく。 ストーリー 主人公「弓削イツキ(名前変更可能)」はイトコの「粉月マヒル」の家に居候して同じ高校に通う生活を送っていた。 ある日、マヒルの呼び出しで屋上に行くと、空が割れ二人はその中に引き込まれてしまう。 目が覚めるとそこは魔法世界「グランバニア」。 グランバニアには『世界が「ケガレ」により危機に陥った時、異世界から人間が召喚され「マレビト」という救世主となる。 「マレビト」は12星座の巫女と「愛好の儀」を行い「星の子」成す。「マレビト」と「星の子」が世界を救う。』という伝説があった。 イツキは12星座の迷宮から湧く「ケガレ」を封じ、元の世界に戻るべく冒険を始める。 巫女たちよ、世界を救うため「俺の子供を産んでくれ!」 評価点 ギャルゲー要素とRPGのマッチング。 好感度を上げる・主人公のレベルが上がる=星の子の基本性能が高まる。 「星の子」のステータスによって職を選べる。同じ職でチームを組むことでボーナスが得られる。 双子や最初から限界レベルが99の子が生まれたり、隠し職あり。 好感度が上がると「W(ダブル)愛好の儀」という 3P 儀式が可能となり、欠点を埋めた上、総合的に高い能力の「星の子」を誕生させられる。 近年のギャルゲーでも珍しい12人というヒロイン数。 また声優も遠藤綾氏、喜多村英梨氏、藤田咲氏 等。男性も小野友樹氏、平川大輔氏等、かなり豪華。 PSPゲームでは珍しく「実績」を搭載している。 会話は最初からスキップ可能。また、選んだ事のある選択は色が変わって表示される。 オート戦闘がかなり賢く、オートのみで進めた方が楽で早い。 「伝説のマレビト」というスキルで一撃で倒せる程度の弱い雑魚は戦闘せずに倒せる。 月と週が表示されているが、クリアに関して期間は設定されていない。 季節イベントと巫女能力の補正に関わるのみ。 戦闘では敵の4方向を位置取りして攻めるシステムを導入。弱点を攻める・攻撃方向から避けるという戦略を組み入れられる。 敵の弱点方向以外から攻撃することでチェインゲージが貯まり、チェインが発動すると敵を拘束し一方的に攻撃できるシステム。 チェイン発動時に攻撃を加えていくことでコンボ数が上がり、取得経験値にプラスが発生する。 「星の子」1チームがキズナポイントを消費してロボットっぽい外見になり強化される「ガッシン」がある。 キズナポイントは序盤は溜めにくいが、後半は余りがちなため戦闘を早く終わらせる手段としても有効。 データベースが充実しており、起こしたイベントの記録・入手した武器防具・倒した敵の情報などが追加される。 巫女同様に敵のケガレにも星座の設定がある。 賛否両論点 ヒロインは2D絵と3DCGの2パターンのグラフィックが用意されているが、3DCGは若干体が太め。 2D絵は棒立ちではなくFLASHアニメのように動く。また、両方とも乳揺れには非常に力が入っている…。 タッチイベントが用意されているがタッチイベントにする必要性があるのか、また正解に若干違和感を感じるものがある。 戦闘シーンでは早送りが実装されておりテンポを速めて進めることが可能。 しかし、基本がもっさりのため早送りが実質デフォルトになる。それでも遅い感じは受ける。 迷宮の攻略は牡牛座以降、自由に進められるが、夏・秋・冬とも15階中で10階まで進めないと季節イベントが解放されない。 ヒロインの好感度限界も各季節の迷宮のボス一体を倒した時に解放されるため、全迷宮攻略はやりこみ要素になる。 ラストダンジョンも各季節の迷宮一つの攻略で入れる。 隠し職解放条件が迷宮攻略数になっている。 雑魚ケガレの強さがパーティーのレベルで変動するので、レベル1の星の子も気兼ねなく戦闘に参加させられる。 ボスの強さは変わらないので、うっかりボス戦に入ると簡単に全滅する。 レベル限界に到達した星の子は「独り立ち」させる事でグランバニアの街が発展し、キャラが無駄になりにくい。 グランバニアの成長レベル限界が低く、星の子による街の繁栄が早々に終わってしまう。 グランバニア成長後、独り立ちさせた星の子のボーナスとしてお金が入ってくる。しかし、装備は宝箱から、アイテムはドロップアイテムとして潤沢に手に入るため、お金が余るようになり必要性が低い。 「愛好の儀」を行うとヒロイン放置による好感度低下がなくなるので積極的に行う事になるが、ゲームが進むに従って限界レベルの高い最後まで使える「星の子」が生まれるので結局無駄な「星の子」が発生する。 待機キャラ枠をどんどん埋めていくので、レベル1で独り立ちさせるしかない。 問題点 後半の敵のバランスが悪い。 回避率がやけに高くミスを連発する。 攻撃力のインフレでチェインゲージを貯める前に戦闘が終了するので、中盤より取得経験値が少なくなる。 メインヒロインであるはずのマヒルの性格が悪い。 高圧的・主人公を見下す言動・自己中と12人のヒロインの中で抜きんでて印象が悪い。 好感度が上がってもその性格は変わらず、ツンデレでもヤンデレでもない。またサブキャラのナルシステスに気があるような素振りを見せ、一人だけ浮いている。 公式サイトで人気投票が行われたが8位という微妙な位置になった。公式でもマヒルことは失敗だと認識しておりリメイクの際に触れている。 後にPS4リメイク版では言動にも変更が加えられ、より親しみやすいキャラに変更された。 他の11人のヒロインは清純派・元気っ娘・人見知り・二重人格・ツンデレ・お姉さん系・研究一筋などギャルゲーによくある属性である。 異世界感が薄い世界観 異世界という設定であるが、メールのような連絡システムや現実世界から文化を取り入れているため異世界感が薄い。わざわざ異世界設定にする意味が余りに少ない。 「弱い敵は戦闘せずに倒せる」というスキルに関して圧倒的にレベル差がある場合でしか発動せず一概に使えるとは言いにくい。 序盤の育成では有効だが中盤以降は空気スキル。 フリーズ・電源落ちという深刻なバグがいくつか確認されているので要注意。 総評 他メーカーが採用したジョブシステムやキャラクター誕生システムは上手くまとめており挑戦的。 ギャルゲー部分もエロ要素を除けば丁寧な作りで評価できる。 しかし、裏を返せばエロに頼った内容が目立ち、ゲームシステムも粗さが見受けられる。 総合的な出来を見てもギャルゲー好きなら及第点。RPG好きから見ると質は低い。 余談 タイトルや「愛好の儀」(*1)などエロゲーかと思わせる部分があり、手に取りにくい。 話題にはなったが、評判は芳しくなかったのか『2』では露骨なエロ要素は除外された。 発売当時、商品名があまりに直接的なため「商品を購入される方は商品名をレジで言って下さい」というお店でどうこのゲームを買うかネット上でネタになった。 発売後の企画が多くあり、人気投票とそれで上位になったキャラのグッズ販売やキャラクターソング制作および無料配信など意欲的に行われた。 2018年に「CONCEPTION」のタイトルでテレビアニメ化された。 関連作品 2013年8月22日に3DSとVitaで『CONCEPTIONII 七星の導きとマズルの悪夢』が発売された。 2016年8月16日にはPC版がSteamにて配信開始。Steamでの配信タイトルは『Conception II Children of the Seven Stars』と海外版タイトルではあるが字幕/音声/UIは日本語対応。 2019年1月31日にPS4にてリメイク版である『CONCEPTION PLUS 俺の子供を産んでくれ!』が発売された。 それに合わせる形で2018年10月から12月に掛けてTVアニメ版が放送された。 2019年11月6日にはPC版がSteamで配信開始。発売から1週間は早期購入特典としてゲーム内のBGM全57曲が収録されたサウンドトラックが付属していた。尚、PS4版では削除されていた「タッチコミュニケーション機能」がPC版では復活している。
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赤ちゃん連れ温泉デビューの注意点&マナー
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そろそろ新しいものを そろそろ新しい財布が欲しいなと考えています。 近くのお店で可愛い財布を見つけたからなんですが、CA101スカルプエッセンス効果 それが5000円ぐらいの財布なんです。 今の私には大金です。 今の財布は、使い始めて2~3年だと思いますが、見つけた財布のほうが、使いやすそうな感じなんです。 ネコちゃんの絵が描いてあるんですが、マイナチュレ効果 可愛らしいんです。 ある程度の期間で財布は変えていった方がいいみたいですが、今、使ってる財布もまだ使える状態なので、もったいないなとも思ってしまいます。 考えてるうちに売り切れる可能性ありますが、もう少し考えようかな。
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※この作品は善良な飼いゆっくりが、社会的にも悪い人間によって虐待されます。 ヒャッハー分はあれども気分を害する事もありますので お読み頂く場合はご注意ください。 ・作中の登場人物が犯罪行為を働き、それにより他者が精神的・金銭的被害を被るシーンがありますが 本作、及び作者にそのような行為を推奨する意図はありません ・人間虐めになりますか? ========== ~ 12月25日 AM2時 ~ 時々遠くから車の走る音が聞こえてくるだけの、静まり返った夜の住宅街。 家々の多くは寝静まり、明かりが漏れる窓はちらほらとしか見えない。 仄暗い街灯と、所々の家に飾られたイルミネーションに照らされながら、薄暗い夜道を歩く一つの人影があった。 真っ赤な色の上下の服、服と同じ色の長靴と、頭にはこれまた同じ色の三角帽子。 歩くたびに恰幅の良いお腹と真っ白な長い顎鬚が揺れる。 柔らかな微笑みを浮かべた温和な目の周りに大小の深い皺が刻まれているのが、彼が老人である事を物語っている。 その背中に担がれているのは大きな袋。 この季節になると街のいたるところに溢れかえるお馴染みの姿。 老人が歩いていく先の道端、ゴミ集積所と思しき電柱の傍に、ゴミ袋を抱いて道路の上に座り込んでいる人影があった。 これまた、この季節になるとよく見かける風体の、赤ら顔の中年サラリーマン。 老人の姿に気づき、空になったワンカップの日本酒の瓶を掲げて呼びかけてくる。 「メッリィークリィスマァス!! うぃ~…ヒック…!」 「ふぉっふぉっふぉっ、メリークリスマス」 老人が穏やかな声で返事をすると、 酔漢は「お仕事ぉ~ごっくろうさまっですっ!!」と叫んで敬礼の真似事をしてから、そのまま鼾をかき始めた。 足を止めた老人は、少し何かを考えるような素振りを見せてから眠りこけているサラリーマンに近づく。 その足下に屈み込み、ゴソゴソと物音を立てて何かをした後、再び歩き始めた。 やがて辿り付いたのは、一軒の新しめのアパートの前。 二階へと続く階段を上り、ある部屋のドアの前で足を止めた。 背中に背負った袋を下ろし、その中から2リットルのペットボトルぐらいの大きさのボンベを取り出す。 そして、ボンベのノズル部にゴムチューブを取り付け、チューブのもう一方の端をドアの郵便受けに差し込んだ。 そのままその場に佇み、時折、腕時計で時間を確認する。 数分が経過した後、チューブごとボンベを袋の中にしまうと、今度はまた別の道具を取り出す。 それからすぐにガチャリと音を立ててドアが開き、 老人は玄関口に引っかかる大きな袋に苦労しながらも、なんとか部屋の中へと入り込んだ。 靴を脱がず、土足のまま。 ========== 「………」 部屋に入り込んだ老人は、ベッドの横で佇んでいた。 ベッドの上では、この部屋の主と思わしき若い女性が眠っている。 家電製品のスタンバイ電源のランプだけに照らされていた室内が仄かに明るくなる。 老人が、左手に持ったランタン型のライトに明かりを灯したのだった。 「ふぉっふぉっふぉっ」 女性の顔の真上にライトを掲げ、 照らされた女性がピクリともせずに、少し開いた寝間着の胸元を規則的正しく上下させているのを確認すると、 笑みを絶やさない顔が満足そうに頷いて笑い声を漏らした。 それから、視線を枕元に移す。 そこに置かれていたのは、籐製の小さなバスケット。 バスケットの中には、何かの動物の毛皮らしい毛足の長いマフラーが丸めて入れられていた。 そのマフラーに包み込まれるようにして、何かが顔を覗かせている。 「ゆぴー…ゆぴぴぴ…ゆぴー……」 それは、小さな寝息を立てている一匹のゆっくり、テニスボール大の赤れいむだった。 赤れいむが眠るバスケットのすぐ横には、綺麗なリボンと包装紙で包まれた小さな四角い箱。 プレゼントなのだろうか、「れいむちゃんへ」と書かれたメッセージカードがリボンに挟まっていた。 シャリィィン…… 「ゆぴー…ゆ…ん……ゆぅ…?」 老人が服のポケットからクリスマスベルを取り出し、赤れいむのすぐ真上で振る。 ベルの音に誘われ、赤れいむはゆっくりと目を開いた。 「ゆ…もうあしゃさん…?……ゆ…?……おじしゃん…だりぇ…? ゆっくちできりゅひちょ?」 「ふぉっふぉっふぉっ、メリークリスマス」 寝ぼけまなこで問いかけた赤れいむに、老人が穏やかな声でそう告げる。 すると、突如として、赤れいむの目がキラキラと輝きながら見開かれた。 「ゆ…ゆわあぁぁぁ…! しゃんたしゃん!? しゃんたくろーちゅしゃん!?」 「そうじゃよ」 この部屋の主…恐らくは飼い主、から教えられていたのか、赤れいむが老人の外見から連想される名前を口にする。 老人がその言葉に肯定の答えを返すと、赤れいむは歓喜の表情を浮かべて小さなもみあげをワサワサと動かした。 「やっちゃああぁ! しゃんたしゃん! ゆっくちちていっちぇね! ゆっくちちていっちぇね! ゆっ! ゆっ! あ、あにょね! れいみゅね! れいみゅね! きゃわ…」 「ふぉっふぉっふぉっ、わかっておるよ。可愛いお洋服が欲しいんじゃよな?」 赤れいむの言葉を遮った老人の言葉に、赤れいむは益々興奮の色を濃くすると、 暖かなマフラーの中から飛び出してぴょんぴょんと飛び跳ね始める。 「ゆゆぅ! しょうにゃの! しょうにゃの! れいみゅ…ゆ? なにしゅ…」 赤れいむの言葉が終わらない内に、老人の手が赤れいむの小さな体を鷲づかみにする。 もう一方の手はバスケットの横に置かれていたプレゼントの箱を手に取り、ベッド脇のゴミ箱に無造作に放り捨てた。 それから、赤れいむを握る手に僅かに力を籠める。 「ゆっ…? ゆゆっ…!? しゃ、しゃんたしゃん…!? れ、れいみゅ ちょっとくるちいよ! ゆっくちはなちてね!?」 赤れいむの抗議の声を無視し、床に置いた袋の中をゴソゴソと探り、一枚の黒い靴下を取り出す。 それは先程のサラリーマンが履いていた靴下だった。 その靴下の履き口を開き……おもむろに赤れいむの体を押し込んだ。 「ゆっ?! ゆべえぇぇえぇ…! くちゃいぃいぃぃ! やめちぇっ! しゃんたしゃんやめちぇ! れいみゅゆっくちできにゃいよ!? ゆげっ! ゆげえぇっ! くちゃいよおぉぉ!!」 老人の手からぶら下げられた靴下が、泣き声を上げながらバタバタと暴れる。 その泣き声には構わず、老人は靴下を絞るようにして、膨らんでいる箇所を靴下の一番奥、爪先の方へと押し込んで行く。 「だ、だちてっ! しゃんたしゃん! くちゃいよぉ! どーちてれーみゅにこんにゃ バシン! ゆべっ!!」 爪先の膨らんだ靴下が、いきなり壁に叩きつけられた。 「ゆ…い、いちゃああいっ! や、やめちぇ…! やめちぇね…! いちゃいよぉぉ! きゃわいいれいみゅに いちゃいことち… バシン! ゆべぢっ!?」 再び壁に叩きつけられる。 「ゆぎ… や、やめちぇえぇぇ! ぎゅべっ?! しゃ、しゃんたしゃんきょわいよぉぉ! おねえしゃあぁぁあん!! たちけちぇええぇぇ!! ゆぶっ!! た、たちけちぇ…ゆぎゅっ!! ゆんやあぁぁあぁ!! ゆびいっ!!」 靴下が壁に叩きつけられるたびに、赤れいむの怯えた泣き声は大きくなって行く。 にも関わらず、目と鼻の先で眠っている飼い主は、静かに寝息を立てたまま、ピクリとも反応しない。 どうやら薬か何かで眠らされているようだった。 部屋のドアの前で使っていたボンベの中に麻酔ガスの類でも入っていたのだろうか? 赤れいむがすぐに目を覚ました事を鑑みるに、ゆっくりには効果が無いようだが。 赤れいむが虚しく飼い主に助けを求めている間にも、靴下は何度も壁に叩きつけられる。 壁にぶつかるときの音が、弾力を持った物体が弾む音から、徐々にグチャッ、グチャッと湿った音へと変質して行き、 靴下の中の丸い膨らみも潰れた形へと変わって行く。 赤れいむが中で垂れ流した物か、靴下の爪先に染みが広がり、 繊維の隙間からは、靴下に染み付いた臭いと入り交じった何とも醜悪な臭いを放つ餡子が滲みだしてくる。 靴下が一回叩きつけられる度に、壁面にも餡子色の染みが一つずつ増えて行く。 ……… 「ゆ゛っ……ゆ゛っ…………ゆ゛っ………」 「ふぉっふぉっふぉっ、新しいお洋服は気に入ってもらえたようじゃの」 老人が痙攣する靴下をバスケットケースの中にそっと戻しながら囁く。 シックな黒のお洋服をプレゼントしてもらった赤れいむは、ただ「ゆ゛」の音を繰り返すばかりで何も答えない。 顎髭を一撫でして満足そうに頷いた老人は、床に置いていた袋を背負い直し、部屋のドアへと向かった。 そして、ドアの前で一度振り返り、赤れいむに向かって祝福の言葉を投げかけた。 「メリークリスマス」 ========== アパートを出た老人は、再び深夜の住宅街を歩き続ける。 数分ほど歩いた後、不意にその足が止まる。 「やあ、儂は虐待サンタさん。何処にでもいる、至って普通の虐待サンタクロースじゃ」 老人、いや、"サンタ"は道端に転がっていた空き缶に向かってそう話しかけ、暫く沈黙した後でまた夜道を歩き始める。 サンタが次に向かったのは、とある一戸建ての家。 鍵のかかった玄関の扉を易々と開き、足音を忍ばせて中に入り込む。 そして、ある一室の前で、先程のアパートの時と同じく、ボンベを取り出した。 数分後、ボンベの中身を流し込んだ部屋、その隣にある部屋の扉を開けて中に入り、後ろ手に扉を閉める。 その部屋の中央には小さ目のクリスマスツリーが飾られていた。 ツリーに取り付けられたチカチカと点滅するイルミネーションが部屋の中を照らしている。 賑やかな色の光に照らされた部屋の隅には、上半分を切り取った段ボール箱が一つ。 その箱の中で、暖かそうな毛布にくるまってハンドボール大の子まりさが眠っていた。 更によく見ると、クリスマスツリーのすぐ下にも何かが置かれている。 不格好な縦結びになったリボンを巻かれた、子ゆっくり用のすぃーだった。 シャリィィン…… シャリィィン…… ランタン型のライトを灯した後、サンタがクリスマスベルを鳴らす。 「ゆぴー! ゆぴー! (パチン!) ゆんっ!?」 鼻?提灯が割れる音と共に子まりさが目を覚まし、目の前に立っている人物に気付く。 「ゆ…? おにい…しゃん……? まだよるしゃんだよ…まりしゃまだねむ…ゆ?! ゆゆぅぅぅ!!」 喜びの叫びを上げて跳ね起きる子まりさ。 「さんたしゃん! さんたしゃんだぁぁ!! ゆわあぁぁあぁ~!! ま、ま、まりしゃね! まりしゃいいこにしてたよ! いいこにしてれば、さんたしゃんに ぷれぜんともらえるんだよね!? ね?!」 「ふぉっふぉっふぉっ、そうじゃよ。良い子のまりさちゃんが一番欲しがってたプレゼントをあげようかのう」 「ゆうぅぅ~ん!! さんたしゃん! まりしゃのおてがみ、みてくれたの?! まりしゃね! まりしゃね! おにいしゃんにおねがいして、さんたしゃんにおてがみだしてもらったの! まりしゃがほしいのはね…!」 「わかっておるよ。まりさちゃんは、カッコイイすぃーが欲しいんじゃったな」 そう言って、サンタが子まりさの頭を撫でると、子まりさは両の目を輝かせて、こくこくと頷く。 「ほれ、アレを見てごらん」 サンタが指さした方向は、クリスマスツリーがある方向だった。 「ゆ…ゆわ…ゆわわあぁぁぁ…! すぃーだあぁぁぁぁぁあぁぁ!!!」 子まりさが、床の上をコロコロと転がり、クリスマスツリーの下に置かれたすぃーに突進して行く。 そして、すぃーの前でぽいんぽいんと飛び跳ねてはしゃぎ回る。 「ゆっ! ゆっ! さんたしゃん! ゆっくりありがちょう!」 「ふぉっふぉっふぉっ、礼などいいんじゃよ」 「ゆ~ん♪ さんたしゃん! まりしゃ、すぃーにのってもいい!?」 サンタが黙って頷くと、子まりさは奇声とも言えそうな歓喜の声を上げて、すぃーの周りを跳ね回る。 跳ね回りすぎて、ゆひぃゆひぃと息が切れかかって来るとようやく動きを止め、 興奮の面もちで、いよいよすぃーに飛び乗ろうとする。 その瞬間 ゴシャアッ!! サンタが振り下ろした土木工事用のハンマーによって、すぃーはバラバラになった。 「………ゆ………?」 まだ口元を笑顔の形にしたまま、子まりさが不思議そうに小首を傾げ、バラバラに壊れたすぃーを見つめる。 しかし、時間の経過と共に、少しずつ、少しずつ、口元の笑顔の形は崩れ、その目がうるうると潤み始めてきた。 「ゆ……ゆ…え………ゆえ……ゆえっ……ゆえええ……ゆえええええええぇえぇぇえん!!! まりしゃのすぃーがああぁあぁぁぁあ!! おにいしゃああぁあぁん!!!!」 とうとう火がついたように泣き出し始め、いつも自分を可愛がってくれている大好きな飼い主のお兄さんを呼ぶ。 だが、隣室で寝ているお兄さんが姿を現す気配は一向にない。 「ふぉっふぉっふぉっ」 サンタの笑い声に導かれるようにして、サンタが手にしたハンマーを見た子まりさは、 ようやくその破壊がサンタの手によって行われた物だと理解する。 「ゆうぅぅ…!? さんたしゃぁあん! なんじぇええぇ!? どじでぇえぇ?! まりしゃ、いいこにしてたよおぉ!? おにいしゃんのおてつだい、いっぱいしたよぉぉ!?」 バチン! 「!?…ゆ…?!…いぢゃいいぃぃ!! さんたしゃんがぶっだあぁぁ!! バチン! ぴぎっ!?」 「!?!?…い…いぢゃいよぉぉ! やめでええぇぇ! ゆびぇええん! ゆっくちしゃしぇてえぇぇ!」 突如として、サンタが子まりさの右頬を平手で打ち、打たれた饅頭皮が赤くなる。 泣き声を益々ヒートアップさせた子まりさに、更に追い打ちの左頬への平手打ちが入る。 完全に恐慌を来した子まりさは、サンタから逃れようと部屋の出口へと懸命に跳ねて行く。 「ゆっぐ…! さんたしゃんやめでえぇぇ! どうしてまりしゃにこんなことするのぉぉ?! ゆっぐ…! ゆっぐ…! まりしゃいいこだよぉぉ! わるいこじゃないよぉぉ!? ゆびええぇぇ!」 ゆぐゆぐと泣き喚き、時折よろけて転びそうになりながらも、死にものぐるいで跳ねて、ようやくドアの前に辿り着く。 だが、無情にもドアは閉ざされていた。 怯えた表情で後ろを振り返る子まりさの瞳に、悠々と近づいてくるサンタの姿が映る。 「ゆぅぅ!! ゆぅぅ!! どあさんあいてよおぉぉ!? どおしてまりしゃにいじわるするのぉ!? たしゅけてえぇぇ! おにいしゃあぁぁん! おにいしゃぁああん!! さんたしゃんがぐるよおぉぉ!! さんたしゃんごあいよぉぉ!!!」 ゆっくりにドアを開けることはできず、涙ながらに小さな歯でドアをかりかりと囓るが、それでどうにかなる訳もない。 そして、遂に追いついたサンタの手が子まりさの髪の毛を掴んで持ち上げた。 「ゆびゃああぁぁぁ!? おしょらいやああぁぁ!! はなしてえぇぇ! やめちぇえぇぇ! まりしゃにひどいこちょちないでえぇぇえ!! ゆんやあぁ!! ゆんや ゆんぐぐっ?!」 子まりさは、暫くの間、宙に浮いて尻をぷりんぷりんと振り、大声で泣き叫びながら暴れていたが、 サンタが口を塞ぐ形で子まりさの体を鷲掴みにしたため、 遂には叫び声を上げることすらもできなくなってしまった。 「ふぉっふぉっふぉっ、まりさちゃんにはもっとカッコイイすぃーをあげようかのう」 恐怖に震える子まりさを自分の顔の高さに掲げ、その目を覗き込みながらサンタが語りかける。 子まりさが漏らしたおそろしーしーがサンタの手にかかるが、一切気にする様子を見せない。 持参してきた袋を背負い直すと、部屋のサッシ窓を開いて庭に出て、そのまま庭を抜けて家の外へと向かう。 十二月の寒風に晒され、恐怖の上に更に寒さが加わったことで子まりさの体の震えがより激しくなる。 震える子まりさを握ったまま、サンタは黙々と歩き続け、5分ほどして近くの国道まで出る。 そして、更にもうしばらく歩いて、一軒のラーメン屋の前で立ち止まった。 「あれがいいかの」 そう呟き、店の前に止められている箱形の荷台のついた大型トラックに近づく。 店内を覗き込み、トラックの運転手と思しき男が、店主と談笑しながらラーメンを啜っている姿を確認すると、 老人とは思えぬ軽い身のこなしで、トラックの荷台の上によじ上った。 ガチャッ ガチャッ ガチャッ ガチャッ ガチャッ 凍てつくような夜空の下で、ホチキスの針を止める音が響く。 滝のように涙を流し、いやいやをしている子まりさのお口をサンタが縫い止めているのだ。 それが終わると、子まりさの底部にたっぷりと瞬間接着剤を塗りたくり、トラックの荷台の屋根に固定した。 「ふぉっふぉっふぉっ、どうじゃ? とても大きくてカッコイイすぃーじゃろ? あんなすぃーよりも、もっと速くびゅーんびゅーんと走るんじゃぞ。たっぷりドライブを楽しんでおいで」 それだけ言い残すと、サンタは子まりさに背を向けて荷台から降りて行く。 残された子まりさは、ガタガタ、ブルブルと震えながら、サンタの背中に向かってその目で懸命に語りかけていた。 (寒いよ…! 寒いよ…! まりしゃを置いてかないで…! まりしゃ、寒くて死んじゃうよ…! おねがい…! さんたしゃん…! まりしゃを置いてかないでぇ…!! まりしゃ死にたくないいぃぃぃ!! お兄しゃんのおうちに帰らせてえぇぇ!!) その無言の語りかけに、サンタの背中が答える事はなかった。 ……… 「ごっそさーん!」 「まいど!」 ラーメンを食べ終えたトラックの運転手が店を後にする。 「これから帰るんだろ! 気ぃつけて運転してきなよ!」 「あいよぉー!」 店の中から声をかけた店主に答えながら、運転手がトラックに乗り込む。 「おーさぶさぶ…! 東京もだいぶ寒くなってきたなぁ…!」 白い息を吐きながら、そう言ってブルッと震えた後、トラックのエンジンをかけた。 トラックはラーメン屋の駐車場を出て国道を走り始めた。 しかし、すぐに近くの交差点で赤信号に引っかかり、再び停止する。 「ん…? なんかの呼び込みか…? こんな時間に…?」 運転手が目の前の横断歩道を渡るサンタの衣装を着た人物を目にして、怪訝そうに呟く。 だが、サンタが横断歩道を渡り切ったところで信号が青に変わったので、それ以上の詮索は止めて再びトラックを走らせ始めた。 走り去って行く青森ナンバーのトラックを穏やかな微笑みで見送りながら、サンタが祝福の言葉を投げかけた。 「メリークリスマス」 ========== また、別の家。 床に置かれたランタン型ライトの明かりが、壁にサンタの影を大きく映し出している。 ほどよくエアコンの効いた室内、そこに敷かれたホットカーペットの上で互いに寄り添って眠っているのは、 成体のゆっくりまりさとゆっくりれいむ。 そして、その二匹に身を預けて眠っている、一匹の子れいむ。 恐らくこのゆっくり達は親子であろう。 親まりさの頭の上には、黒い帽子の上に重ねて赤いサンタ帽が、親れいむの頭の上には、クリスマスリースが乗せられている。 子れいむはと見れば、頭上には小さな赤いサンタ帽、そして、小さな鼻眼鏡までかけているではないか。 昨夜は楽しいクリスマスパーティーでもあったのだろうか。 ゆっくり達から少し離れたところに皿が置かれ、食べかけのクリスマスケーキにラップが被せられている。 シャリィィン…… サンタが親ゆっくり達を起こさないよう、そっと子れいむを抱え上げ、 親ゆっくり達から少し離れてから、子れいむの頭上でクリスマスベルを鳴らす。 「ゆ~ん………? …おじいしゃん…ゆっくり…おはようございま……ゆ?」 「ふぉっふぉっふぉっ、おはようれいむちゃん。メリークリスマス」 「ゆわあぁぁぁぁぁ!?」 ビックリした子れいむのもみあげがピコン!と跳ね上がり、 もみあげに紐で括り付けられていた鼻眼鏡も一緒に跳ね上がって子れいむの頭上に乗っかった。 「さんたしゃん!? さんたしゃんがきたあぁぁ!! ぱぴゃぁ! まみゃぁ! さんたしゃんがきてくれ…」 「しー…」 親達に向かって大声を上げようとした子れいむの唇の前にサンタの人差し指が差し出され、子れいむが口をつぐむ。 「パパとママが寝ている間に素敵なプレゼントをあげようかのう。 れいむちゃんが一番欲しい物はなにかのう? なんでも好きな物を言ってごらん」 サンタの問いに子れいむが明るい笑顔を浮かべる。 「ゆっ! れいみゅね…! れいみゅがほしいのはね…! ……ゆ……れいみゅ、おいしくてあまあまなけーきさんがほしいよ!」 「ふぉっふぉっふぉっ、それはれいむちゃんが二番目に欲しいものじゃろ? 儂はれいむちゃんが一番欲しい物、ちゃあんとわかっておるよ。…………じゃろ?」 何故か途中から少し笑顔を曇らせて答えた子れいむだったが、 サンタに耳元で囁かれた言葉に、先程まで以上の明るい笑顔を浮かべた。 期待に満ちた目で子れいむが見守る中、 サンタが大きな袋の中をゴソゴソと探り、リボンと包装紙で飾られた大きな箱を取り出す。 1メートル四方もある大きくて平べったい箱。高さは30~40センチ程度か。 その箱の上に、子れいむを乗せた。 「開けてごらん。れいむちゃんの一番欲しかった物が入っておるよ」 「ゆん!」 子れいむが嬉々として、箱を包んでいたリボンを口に咥えて引っ張って解く。 リボンが解けると包装紙に小さな歯を立て、苦労して少し破き、そこから包装紙を咥えてビリビリと破っていく。 ビリッ ビリッ ビリッ ビリッ ビリッ 「さんたしゃん! ゆっくりありがとう! れいみゅずっとほしかったのぉ! でも、ぱぴゃも、まみゃも、おにいしゃんもだめってぇ…」 「ふぉっふぉっふぉっ」 包装紙を破る作業の口を止め、子れいむが箱の上で飛び跳ねてサンタにお礼の言葉を述べる。 それからまた、作業に没頭する。 ビリッ ビリッ ビリッ ビリッ ビリッ 「ゆうぅぅ! いまあけてあげるからね!! まっててね!!」 断続的に響く包装紙を破る音と子れいむの歓喜の声が、親ゆっくり達を徐々に眠りから覚めさせて行く。 いや、眠りから覚めていたのは、親ゆっくり達だけではなかったが。 「ゆ~……なにこのおと……?」 「れいむぅ……どうしたのぜ……?」 親ゆっくり達の声に、子れいむがサンタから言われた事も忘れ、箱の上で跳ねながら嬉しそうに親達に呼びかける。 「ぱぴゃあ! まみゃあ! みてみてぇ!! さんたしゃんがくれたのぉ!! ゆわわぁっ?!」 ぽてん! 上面の包装紙を粗方剥がされた箱が、急にガタガタと震え始めたかと思うと、 パカン!と蓋が跳ね上がり、上にいた子れいむが転がり落ちた。 「ゆ?! おちびちゃんだいじょうぶ?!」 親れいむが心配そうに声をかけるが、子れいむはすぐに笑顔で起きあがる。 「ゆっ! だいじょうぶだよ! それよりみてみて! さんたしゃんがれいみゅにくれたんだよ!! れいみゅがずっとほしかった───」 「れいみゅのいもうちょっ!!」 「「「「「「「「んほおおぉおおぉおぉおお!! やっとでれだわああぁぁぁ!!!」」」」」」」」 ……… 「んほおおおぉぉ!! とおっでもとかいはなまりさねええぇぇ!!」 「まりさああぁぁ! ありすのあいをうげどっでええぇぇ! ありずがらのとかいはなぷれぜんとよおおぉぉ!!」 「だずげでええぇぇ! ばりざぼうずっぎりだめえぇぇ!! さんだざんだずげでえぇぇ!! おにいざんだずげでえぇぇ!! どうじでだずげでぐれないのおおぉぉ?!?! ずずずっ、ずっぎりいぃぃぃ!! ずぎっりいいいぃぃぃぃぃ!!」 「こっちのれいむもびゆっくりだわあぁぁ!! なんてすべすべなおはだなのおぉ!! ありずぱるぱるしちゃうわあぁぁ!!」 「れいむうぅぅ! すでぎよおぉぉ! おちびぢゃんがでてきたれいむのまむまむさんさいごうだわぁあぁぁ!!」 「いやああぁぁああぁ! やべでえぇえぇぇ!! れいぱーはいやああぁぁ!! おぢびぢゃんにげでええぇぇ!! ゆやああぁぁ! ぎぢゃうぅ!! ずっぎりぎぢゃうぅ!! ずっ! ずっずっ、ずぎっりいいいぃぃ!!!」 「んほおおおぉおぉ?! おぢびぢゃんのまむまむさん!! とってもきつきつでさいこおよおおぉ!!」 「おねえさんたちからぜんぶしぼりとるぎなのねえぇぇ!! いいわああぁぁ! うけてたつわああぁぁ!!」 「ゆにゃああぁあぁぁぁ! きもちわりゅいいぃぃ!! れいぱーきょわいよおおぉぉ! やめちぇえぇぇえぇ! れいみゅまだこどもなにょぉぉ! すっきりしちゃだめなにょぉぉ!! たしゅけちぇええぇえぇ! ぱぁぴゃああぁぁ…!! まぁみゃああぁぁ…!! さんたしゃああぁぁん…!! ゆやああぁぁ…!! しゅっきりいいぃぃぃ!! しゅっきりいいいいぃぃぃぃ…!!!」 何体ものれいぱーに囲まれている親ゆっくり達の額から次々と茎が生えて来る。 もちろん、子れいむの額からも。 「ふぉっふぉっふぉっ、やったのうれいむちゃん。欲しかった妹が一杯できたのう」 タプンとしたお腹を揺すりながらサンタが笑い声を上げ、大きな袋を背中に担ぐと部屋の扉を開ける。 最後に喜びの声をあげるゆっくり家族を一度だけ振り返り、サンタが祝福の言葉を投げかけた。 「メリークリスマス」 ========== 「無粋な時代になったもんじゃのぉ…」 一軒の家の塀の前でサンタが呟く。 その家も一戸建ての家であったが、今までに訪ねた家々とは大きさが異なっていた。 裕福な家なのだろう。 高い塀に囲まれた広い庭には、よく手入れされた植木や池があり、車が数台入りそうな広いガレージもついている。 勿論、家屋自体も幾つも広い部屋があるであろう立派な物だ。 サンタは左腕で小型のノートPCを抱え、右腕二本で器用にキーボードを操作する。 PCからは、何本かのケーブルが伸び、頭上の電柱から引いた線と連結されている。 何度かキー入力を行い、最後にエンターキーを叩いてから、ノートPCを閉じる。 「これでよし、じゃ」 また一人呟くと、ケーブルが繋がったままのノートPCをゴミ袋の中に入れて電柱の脇に置く。 一見すると、放置されたゴミのようにしか見えない。 それから、門柱に貼られた警備会社のステッカーをベリッと剥がしてから、高い門を易々と乗り越えて中に侵入した。 ……… ひた、ひた、と静かな足音を立てて、サンタが暗くて広い廊下を進む。 目的地は、この廊下の先にあるリビング。 だが、廊下の中程で不意にサンタの足が止まった。前方の暗闇から聞こえてきた声のために。 「…サンタさん…?」 その問いには答えず、サンタが沈黙を守っていると、更に暗闇の中の声の主が言葉を続けてきた。 「サンタさん…サンタさんなんだね…! まりさ、待ってたよ! ずっと待ってたんだよ…!」 沸き上がる喜びを抑えきれないと言わんばかりの興奮した声が廊下に響く。 サンタがランタン型ライトを灯して床に置き、暗闇に包まれていた廊下が仄明るくなる。 「やっぱりサンタさんだぁ~♪ ねえ、サンタさん、まりさの事覚えてる?」 「ふぉっふぉっふぉっ、もちろん、覚えとるよ。 "食べきれないぐらいたくさんのあまあまが欲しい"とお願いした、食いしん坊のまりさちゃんじゃろ。 十年ぶりかの。おーきくなったのぉ…」 サンタが、久しぶりに再会した親戚が口にするような言葉をまりさに投げかける。 サンタの前方に見えるリビングの入り口。 両開きの扉がついた広い入り口は、今はその扉が大きく開け放たれている。 その入り口の向こう側に、まりさの顔があった。 高さ2mを越える入り口、その一番上の方に辛うじてまりさ種特有の黒いお帽子のつばが見て取れる。 入り口の四角い枠の中に見えるのは、まりさのあんよから帽子のつばまで。 横方向も、目までは辛うじて全体が見えているが、ほっぺは一部見切れている。 まりさは、ドスまりさなのであった。 ドスまりさが満面の笑みを浮かべながら、また言葉を続ける。 「良かった…! ちゃんと覚えててくれたんだね、サンタさん…!」 「ふぉっふぉっふぉっ、忘れやせんとも。 お腹がはち切れそうになるぐらいにあまあまをむーしゃむーしゃしてたからのぉ… よくもあんなに食えるもんじゃと感心しておったよ」 ニコニコと笑顔を浮かべたままのドスまりさ。 だが、笑顔の形こそ崩していないものの、段々と、その目に幾筋もの赤い線が走って行く。 「そうだったね……! サンタさんが殺したドスまりさ…まりさのお母さんの餡子… まりさにいっぱい、いっぱい…食べさせてくれたんだよねっ…!! まりさもずっと覚えてたよ…! 一日たりとも忘れたことなんかなかったよっ…!!!」 「ふぉっふぉっふぉっ、こーんなにちみっちゃかったまりさちゃんがのぉ…」 感慨深げに言いながら、サンタが両手でハンドボールぐらいの輪っかを作る。 「サンタさん…まりさ…あれからずっと良い子にしてたんだよ…! 良い子にしてないと、サンタさんが来てくれないからね…! やっと…やっとお願い聞いてくれたんだね…! まりさのお願い…なんだかわかるよね…?!」 「ふぉっふぉっふぉっ、まりさちゃんのお願いは、『もう一度、サンタさんに会いたい』じゃろ?」 ドスまりさの体が小刻みに震え始める。恐怖でも、寒さでもなく、興奮で。 「そうだよ! まりさ、ずっと、ずっと待ってたんだよ! 毎年、クリスマスの夜は一晩中寝ないで、ずっとずっとサンタさんが来てくれるの待ってたんだよ!! 夜更かしはしちゃダメって、飼い主のお兄さんとお姉さんには言われてたけど、 クリスマスの日だけは、まりさ悪い子になって約束破っちゃった! だからサンタさんなかなか来てくれなかったの?」 「ふぉっふぉっふぉっ、そんなことはありゃせんぞ…まりさちゃんは心配性じゃのお… サンタクロースはクリスマスを祝ってくれる、全ての者のところにやって来るんじゃよ」 「サンタさんひどいよおぉぉ…!! だったらもっと早く来てよおぉぉ…!! まりさ、サンタさんに会いたくて会いたくて仕方なかったのにいぃぃぃぃ…!!!」 「ふぉっふぉっふぉっ、まあ忙しい身じゃからの、なかなか行けないときもあるんじゃよ。堪忍しておくれ」 「もおぉぉぉ!! まりさこんなに会いたかったんだから、他の子より早く会いにきてくれてもいいでしょおぉぉ! …でもやっと会えて嬉しいよ…! これで…! これでっ……! ようやくっ………!!」 サンタが静かに次の言葉を待つ中、ブルブルと感極まったように、ドスまりさが震える。 それから、すぅぅと大きく息を吸い……… 「おばえをぶぢごろじで おがあざんの がだぎをうっであげられるよ゛おぉぉぉっっっ!!!!!」 ドスらしい理性を欠片ほども感じさせない濁った絶叫を放った。 それでもドスまりさの顔は笑顔を保ったままだった。その瞳には狂気じみた怒りの色が満ちてはいたが。 ドスまりさが舌を横に伸ばし、廊下からは見えないリビングの入り口脇に置いてあったドススパーク用きのこを引き寄せる。 全部で五本。 それを一気に口に含んで噛み砕いた。 「どずううぅぅぅぅぅぅ………!!!!」 大きく開いた口の前に、光が球体状に収束し始める。 ドススパークを一発撃つために必要なスパークきのこは一本。 だが、消費するきのこの本数を増やせば、きのこの本数倍とまではいかないが、スパークの威力は上昇する。 ただし、高威力のスパークを撃つと餡子内のエネルギーを一度に激しく消耗し、その後の行動に支障を来す。 それを、五本。 このままドススパークを撃てば、暫くは再びドススパークを撃つ事はおろか、まともに跳ねる事すらできなくなるだろう。 仇敵がいるのは、逃げ場のない一直線の廊下。 最大のチャンス。そこに、最大最強の攻撃。 ドスまりさは、この捨て身の一撃に全てを賭けたのだった。 収束した光から放射される熱で、廊下の建材がブスブスと焼け始めて煙が立ち上る。 ドスまりさ自身も、既に歯が熱で溶け始め、唇付近の饅頭皮が焦げ始めている。 熱源から離れていても、それだけの熱量を有する攻撃。直撃させれば、倒せぬ人間などいはしない。 そして遂に、ドスまりさが裂帛の気合いと共に最大最強の技を放つ。 「ずばああぁぁあああああぁぁぁぁぁぐっ!!!」 咆吼と共に、眩いばかりの白い光条が広い廊下一杯に広がった。 「ふぉっふぉっふぉっ」 一方、凄まじい威力の熱線が己に向けられようとしているのを目にしても、 サンタは穏やかな笑みを崩すことなく、ただ、わずかに腰を屈めただけだった。 グパァ… サンタの口が、顎の関節が無くなって下顎が落ちたのかと見紛う程に大きく開かれる。 その口腔の中からは、赤黒い色をした妖しい光が溢れ出していた。 その大きく開いたままの口で、果たしてどのように発声した物なのか、 いや、そもそも口から発声された物なのかすら定かではないが、 地の底から響いてくるような"声"が廊下に響き渡った。 『 サ ン タ ス パ ァ ァ ァ ク 』 「?!」 ドススパークを照射しているドスまりさの目が驚愕に見開かれる。 ドススパークがサンタを直撃するかと思われた瞬間、サンタの口から放たれた赤黒い光がドススパークとぶつかり、 その場で拮抗する様子を目にしたからだった。 それでも、スパークの照射を続けようとしたドスまりさは、更に大きく目を見開くことになる。 力が拮抗したと見えたのは刹那の事にすぎず、 サンタから放たれた赤黒い光が、ドススパークを押し返しながら自分に向かって迫ってきたのだ。 (そんな…………!!!!) 絶望に心を折られそうになりながらも、懸命に力を振り絞り、スパーク照射を続けるドスまりさ。 だが、そんなドスまりさを嘲笑うかのように、 赤黒い光はドススパークの白い光を浸食しながらドスまりさに向かって一直線に突き進んで来た。 「ゆぎいいぃいぃ?!?!」 悲鳴と共に、ドスまりさの巨体がリビングの床に倒れ伏し、家の中がグラグラと揺れる。 横転したドスまりさの顔からは、先程までの笑みも、怒りの感情も消え失せていた。 残るのは驚愕と恐怖の表情のみ。 「ゆ……!? ゆ……!? ば、ばりざの…! ばりざのスパークがぁぁ…!? ぞんな…! ぞんなぁ…?! ど、どおじで…!? どおじで人間さんが…スパークを!? どぼじでえぇぇ?!」 「ふぉっふぉっふぉっ、何を言うておるんじゃ。儂は…"サンタクロース"じゃろ…?」 いつの間にか口を閉じ、いつもの穏やかな笑みを浮かべていたサンタが静かに答えると、 ドスまりさの表情からは更に驚愕までもが消え去り、純粋なる恐怖だけが残った。 「あ゛…や゛…やだ……! やだやだ…! こ、こっち…来ないでぇぇ…! やだあぁぁ! サンタさんこわいよぉぉ! ばりざは逃げるよぉぉ!! ゆんしょ!! ゆんしょ!! ゆゆっ!? うごげないよおぉ!? どぼじでぇ………ゆぎゃあああぁぁあぁ!? ばりざのあんよざんがああぁぁっ?!」 悲鳴を上げるドスまりさの視線が向く先、 そこにあった筈のドスまりさの巨大なあんよが見当たらなくなっていた。 ゆっくりの口の下、下顎にあたる部分が下から三分の二程度、ゴッソリと無くなっていたのだった。 サンタから放たれた光線が直撃する寸前、恐怖に駆られたドスまりさは身を捩って回避しようとした。 だが、スパークの照射を止めた途端に一気に押し寄せた光線から逃げ切ることはできず、底部を攻撃に晒してしまっていた。 しかし、サンタが放った光は、一体何だったのか? ドスまりさの消えた下顎。 その消えた部分に相当する筈の大量の餡子や饅頭皮がどこにも見当たらない。 まるで、巨大な顎でバックリと食い千切られて飲み込まれたかのように、綺麗にどこかに消え失せていた。 その上、"食い千切られた"下顎の、饅頭皮の切り口部分は黒く変色していた。 まるでドススパークを喰らったかのような、熱による焼け焦げ……ではない。 傷口からは、炎も煙も湯気も上がっていない。 小麦粉の皮は腐敗して黒くなっていたのだ。 饐えた臭いを放ち、ネチャネチャとした黒い糸を引きながら。 そして断面部の餡子も、また同様に、ボコボコと沸き立つ黒い泡から腐敗した臭気を放っていた。 「いだいいいぃぃっ!! あんよいだいいいぃぃ!! ばりざのあんよがなぐなっぢゃっだよぉぉ!! ゆぎいいぃっ!! あんよがへんになっぢゃっだあぁあぁぁ!!! ばりざゆっぐりでぎないいぃぃ!!」 ダメージを自覚した途端に襲ってきた痛みに、ドスまりさは床に横たわったまま、グネングネンと体を振る。 サンタが相変わらずの微笑みを浮かべながら、そんなドスまりさに向かってゆっくりと歩き始める。 その姿を、涙を流すドスまりさの目が視界の端に捉えた。 「あ゛っ…! あ゛っ…! やぢゃ…! サンタさんきちゃう…! サンタざんがぎちゃうよおぉ!!」 ポッカリと開いた傷口からボトボトと餡子をこぼしている事に気付いているのかいないのか、 近づいて来るサンタから逃がれようと、底部の断面をサンタに向けて、半狂乱になって巨体をグネらせる。 だが、横倒しになったままでは這い進むことすらできず、虚しくその場でウネウネとのたうつのみだ。 頭を曲げて後ろを振り返っては、前よりもサンタが近づいてきているのを目にして、更に目に涙を溜めて行く。 サンタが廊下を抜け、リビングにまで入ってきた。 ドスまりさの恐慌が加速する。 剥き出しの餡子、その中のしーしーの通り道があるであろう辺りから、 ヂョロロロ…と黒いぬるま湯が漏れ出して床を汚して行く。 「ゆやああぁぁあぁ! さんたしゃんきょわいよおぉぉ!! みゃみゃあぁぁ! まりちゃをたしゅけちぇええぇ! さんたしゃんこっちきょないぢぇえぇぇ!? みゃみゃあぁぁ! まりちゃうごけにゃいよおぉぉ!! あんよしゃんいちゃいよおぉぉ! ぺーりょぺーりょちてぇぇ!! さんたしゃんやめちぇぇ! やめちぇよおおぉ! まりちゃ もうたべられにゃいよぉ!! ぽんぽんやぶれちゃうよおぉぉ!! もうみゃみゃをたべるのはやあぁぁぁ!! ぽんぽんくりゅちいよぉぉ! みゃみゃがちんじゃうよおぉぉ!! みゃみゃあぁぁ!! みゃみゃあぁぁ!!!!」 「おお、そうじゃ。忘れるとこじゃったわい。まりさちゃんには特別にもう一つのお願いも聞いてあげよう」 サンタが背負っていた袋を逆さまにして無造作に振る。 袋の中から、色とりどりのリボンと包装紙で飾られた大小様々な箱が次々にボトボトと落ちて来る。 ほどなくプレゼントの箱の山が積み上がり、袋の中は空っぽになった。 サンタは、そのプレゼントの山の中から、何も選ばずに、 ドスまりさへの"プレゼント"を裏返しにして横たわるドスまりさの目の前に放り投げた。 「ほれ。まりさちゃんが欲しかったのはコレじゃろ?」 「ゆ……? ゆんやあああああああぁぁぁあぁぁぁぁぁ!?!? みゃあみゃああああぁぁ!?!?」 ドスまりさの前に放り投げられたのは、今までサンタが背負っていた袋。裏返された袋。 肌色で、金色の髪が生えていて、目と口の部分を糸で固く縫いつけて塞いである袋。 一体どういう技法で、今まで保存されていたのかはわからない。 わからないが、その袋は、今ここにいるドスまりさ、その母親であるドスまりさの生皮で作られているようだった。 「ふぉっふぉっふぉっ、もう、その袋もだいぶ傷んできたのでな…そろそろ新しいのが欲しかったとこなんじゃ」 サンタがプレゼントの箱の山から長い箱を拾い上げ、バリバリと包装紙を破る。 そして、箱を開けると、中から鈍い光を放つ大きな鉈を取り出した。 「ゆやああぁぁ!? まりちゃいいこになりましゅうぅぅ! もうよふかちなんかちましぇぇぇん!! くりしゅましゅのひもちゃんとおねんねちましゅうぅぅ! だかりゃ…!! だかりゃああぁぁぁ………!!!」 ========== 「すみませーん、ちょっとお話を聞かせてもらってもいいですか?」 夜道を歩いていたサンタが、前方からの声に足を止める。 ドスまりさがいた家からほど近い道路。 そこで二人組の警官に呼び止められたのだ。 「…お孫さんへプレゼントを渡しに行くところですか…?」 警官達が懐中電灯の光を向けながら、サンタに近づいて来る。 顔には薄っぺらい愛想笑いを浮かべているが、その目には、あからさまな警戒の色が浮かんでいる。 「ふぉっふぉっふぉっ、いや、孫ではないがの、サンタさんを待っている子供達にプレゼントを渡しに行くところじゃよ」 「…そうですか…お住まいはこの近くで…?」 「家はサンタの国にあるに決まっておるじゃろ。儂はサンタクロースなんじゃからな」 髭を撫でながらのサンタの返答に、片方の警官の顔から作り笑いが消える。 「……お爺さんね… こっちはこのクソ寒い中、一晩中クリスマスとやらで浮かれたバカップルどもの相手して、いい加減嫌気がさしてんだよ」 「お、おい…やめろって…!」 もう一方の警官が制しようとするが、その手を振り払ってサンタに近づき、肩に手を載せてくる。 「家はどこ? 仕事は何? 名前は? なんか身分証明書ある? こんな時間にこんなとこで何やってんの? なあ、さっさと済ませようや?」 「ふぉっふぉっふぉっ、家はサンタの国、仕事は"夢"を届けること…」 「ナメてんのかあぁっ!! ふざけんのも 「う、うわっ! なんだこれ?!」 思わず警官が怒鳴りつけるが、その声はもう一人の警官の驚きの声によって途中で止められた。 怒鳴りつけた警官が相方の方に目を向け、次いで、相方が手にした懐中電灯が照らす先に目を向けた。 「…!? な、なんだ…?!」 懐中電灯の丸い光が照らし出していたのは、サンタが背負った大きな袋。 その肌色をした袋の表面にはベットリと黒い物がこびりついていた。 「お、おい! なんだこれは…!?」 「これ…この匂い…餡子…?」 「ふぉっふぉっふぉっ」 気色ばんで詰め寄った警官に、サンタはいつもの穏やかな笑みで笑い声を返す。 「…っ! ちょっと一緒に来てもら ズシン… ズル…ズル… …? なんだ?」 何処からか聞こえてきた音に、警官の言葉は途中で疑問の声に変わる。 ズシン… ズル…ズル… また音が聞こえる。何か重い物が落ちるような音と、重い物を引きずるような音。 「い、今の…聞こえたか…?」 「ああ…何の音だ…?」 ズシン… ズル…ズル… ぉぉぉぉぉ…… ズシン… ズル…ズル… ぁぁぁぁぁ…… 音は段々と近づいて来る。 近づくにつれて、何かの呻き声のような物までも聞こえてくる。 その音は、警官達が背中を向けている方向から近づいてきた。 ズシン…! すぐ背後で聞こえた地響きのような音に、警官がゴクリと唾を飲み込む。 そして二人で顔を見合わせてから、懐中電灯を握ったまま恐る恐る振り返った。 「あ…あ……」 「ひっ…!?」 懐中電灯によって照らし出された物は、視界を塞ぐかのような巨大な影。 それは、胴体だけでも象程もある巨大な黒いトナカイだった。 そして、そのトナカイの後ろには、トナカイに引きずられた巨大なソリが鎮座していた。 異様な光景を前にして、一人の警官はへたり込んで尻餅をつき、もう一人は立ち尽くしたまま固まる。 「おお、やっと食事が終わったのか。お前がおらんと捗らんわい。はよう行くぞ」 「ブルルルルル……」 凍り付いたように固まっている警官達の脇を通り抜け、サンタがトナカイの元まで歩いていくと、トナカイが頭を垂れる。 そのトナカイの口の中に何かがいた。 「やべでえぇぇ!! れいむをだべないでえぇぇ!!」 「おかあしゃああぁん!! まりしゃたべりゃれるのやだよぉぉ!!」 「おうまざんやべでぐだざいっ! おねがいでずっ! まりざはどうなっでもいいでずがら、おぢびぢゃんだげはぁぁ!!」 「おねがいいぃぃ! ありずだぢ なんにもわるいごと じてないわあぁぁ! みんなで とがいはな ぐりずまずばーでぃーをじででだげなのよおぉぉ!!」 「むぎゅううぅぅ!! やさしいおじさんが けーきさんを くれたのよおぉぉ!! だがらぱーてーをぉ! ぬすんだんじゃないのぉ! しかさんしんじでぇぇ! ぱちぇたち げずじゃないのよおぉ!! 」 「ゆえぇぇ!! くりしゅましゅしゃんは とっちぇも ときゃいはだっちぇ いっちゃのにいぃぃ!! みゃみゃのうしょちゅきぃぃ! こんにゃのときゃいはじゃにゃいわぁぁ!!」 悲鳴の主達はゆっくりであった。 成体・子ゆ・赤ゆ、合わせて10匹以上のゆっくりが半開きのトナカイの口の中で泣き叫んでいた。 野良ゆっくりなのか、体や飾りの至る所が黒く汚れているが、 更にその汚れの上から餡子やクリームにまみれて、余計に汚らしい姿をしていた。 見ると、トナカイの蹄にも餡子やクリームがベットリとこびりついている。 警官達が呆然とその光景を見つめる中で、トナカイの口が動き始めた。 グチャッグチャッと咀嚼音を立てながら。 「ゆぎゃああぁぁっ!?」 「だ、だべない…ぎゃっ!」 「ゆ゛…が!…ぎょっ!」 「ゆっ…ちべっ……!」 「ぶべっ?!」 「もっどぶぎゅっ!!」 咀嚼音が鳴り響く度に口の中のゆっくり達の悲鳴が小さくなって行き、 それと同時に、今までその悲鳴に掻き消されていた声が聞こえてきた。 「……ゆ……ゆひ……ゆひぃぃ……」 「や……やだ……まりさ……しにたくない……」 「……たしゅけちぇ……たしゅけちぇぇぇ……」 「こ、こんな…とかいはじゃないしにかた…いやぁ……」 トナカイが引いているソリの上には、透明なケースが幾つも積まれていた。 中にいるのは、やはりゆっくり。 それぞれのケースには、中にいるゆっくりの名前や特徴、バッジの有無、そして値段等が書かれた札が貼られている。 それだけではなく、クリスマスツリーや、クリスマスベル、トナカイの引くソリに乗ったサンタなどを模したステッカーと共に、 『X’masセール!』と書かれたシールも貼られている。 おそらく、どこかのペットショップで売られているゆっくり達なのであろう。 そのゆっくり達は、生きながらに喰われる野良ゆ達の姿を見ながら、或いは目を背けながら、 トナカイから少しでも遠ざかろうと、トナカイとは反対方向のケースの壁に体を押しつけてガタガタと震えていた。 「ゆっ!? に、にんげんさん!!」 「むきゅ!? おまわりさんよ!? おまりさんだわ!!」 その内の何匹かが、トナカイの向こう側にいる警官達の姿に気が付く。 「にんげんしゃぁん! たちゅけちぇえぇぇ!! きょわいよおぉぉ!!」 「れいむ、金バッジのゆっぐりでず! ちゃんとバッジもありまず! おねがいじまず! たずげで! たずげでぇぇ!」 「ありすたち、しょっぷで売られてるゆっくりなんでずぅぅ!! となかいさんがいきなり入ってきでぇ…!!」 「まりさだぢをつれでいっだんだよぉぉ! おねがいだずげでぇぇ! だべられぢゃううぅぅ!!!」 「おまわりさぁん! ぱちぇたち誘拐されだんでずぅぅ! となかいさん捕まえでえぇぇ!!」 ゆっくり達が口々に助けを求めて騒ぎ始めるが、警官達の足はその場から一歩も動かない。いや、動けない。 十二月も末だとういのに、グッショリと汗を掻き、ただ呆然とトナカイの姿を見つめている。 だが、一人の警官の腕だけは、意識してか無意識にかはわからないが、ゆっくりと動いていた。 パン! 冷え切った空気の中に乾いた音が響き渡った。 地面にへたり込んでいた警官が、ホルスターから引き抜いた拳銃をトナカイに向けていた。 両手で握られた拳銃の銃口からは白煙が立ち上っている。 別にゆっくり達を助けようとした訳ではない。 そうしなければ、自分が、あのゆっくりと同じ目に遭うのではないかという強迫観念に捕らわれての発砲だった。 白煙を揺らしている拳銃から放たれた弾丸は、トナカイの眉間のほぼ中央に命中していた。 こちらも白煙を上げる銃創から、黒い血がドロリと溢れ出す。 そして、銃創はその次の瞬間には塞がって見えなくなり、トナカイは一声吠えるような嘶きを発した。 「ひ…ひっ…ひいぃぃぃ!?」 「ばっ、ばけものおおぉ…?!」 発砲した警官が震える手からポロリと銃を取り落とし、もう一人も地面にへたり込んで後ずさる。 「ブルルルルル……」 怯えた目で自分を見上げる警官達に向かって、トナカイが蹄の音を立てながら近づいて行く。 そして、生暖かい鼻息が警官にかかるくらいまで巨大な頭を近づけると、警官の顔の前でバカァッと口を開いた。 「や……やめ……やめ……く、喰わないで………!」 「これ、やめんか虐王号。人間は儂らの担当じゃないじゃろう」 穏やかな声で言ったサンタに首筋を撫でられ、トナカイは口を閉じて鼻先をサンタの方に擦り寄せる。 「ふぉっふぉっふぉっ、わかれば良いんじゃ。 儂らの仕事はクリスマスを祝ってくれるゆっくり達に"夢"を届けること。余計な道草を食っておる暇はないぞ」 「ブルルルル……」 白い髭を一撫でして、サンタが悠々とソリに腰掛ける。 「行くぞ。ゆっくり達が待っておる」 トナカイが嘶いて、アスファルトの地面をドカッと蹴りつけると、 トナカイの巨体がふわりと浮き上がり、そのままソリを引いて夜空へと舞い上がって行った。 「ゆあああぁあぁ! おねがいだずげでえぇぇ!! にんげんざあぁぁん!!」 「つれでがないでええぇぇ!! たべないでえぇぇ!! たべないでぐだざいぃぃ!!」 「ゆんやあぁぁぁ!!」 「どおおしてぇー!? どおしてこんなことにいいいぃ!?」 警官達は、悲鳴を上げるゆっくり達を乗せたソリの姿が見えなくなっても、ずっとその場にへたり込んで夜空を見上げていた。 ========== 夜空を舞うソリの上で、ふと聞こえてきた歌声に、サンタが地面に視線を降ろす。 眼下にあったのは、先程のドスまりさが飼われていた家だった。 その庭に面したリビングの暗い窓の内側に、何かがいた。 ゆんぐるべーりゅ… ゆんぐるべーりゅ…♪ すじゅがぁ……なるぅ……♪ きょおはぁ…たのっしい…くりしゅますぅ…ゆん…♪ 歌っていたのは、その何か、巨大な黒い餡子の塊だった。 餡子の塊の中に浮いている歯茎が不気味に開閉を繰り返し、そこから歌が紡がれる。 クリスマスを祝う歌を。 そして、餡子の塊の中に浮かんでいた二つの大きな目玉が夜空を見上げ、サンタが乗ったソリを見つける。 「ゆうぅぅ…! みゃみゃぁ! みちぇみちぇぇ! さんたしゃん! さんたしゃんがきてくれちゃよぉ! まりちゃ、いいこにちてたから、ぷれじぇんともってきちぇくれたにょかなぁ…?! さんたしゃぁぁん! まりちゃここだよぉぉ! ゆっくちちていっちぇねえぇ! ゆゆ~ん♪」 餡子の塊が、床の上に広げられた巨大な饅頭皮の袋に楽しそうに話しかけ、 また再び夜空を見上げてキャッキャッと無邪気な笑い声を上げる。 笑顔で自分に呼びかける餡子の塊に手を振りながら、サンタが穏やかな微笑みを浮かべて祝福の言葉を投げかけた。 「メリークリスマス」 おわり ========== あとがき クリスマスを共に過ごす、全てのつがい達にメリークリスマス by お説教されたいあき これまでに書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 229 たくすぃー ふたば系ゆっくりいじめ 344 ゆっくりで漬け物 ふたば系ゆっくりいじめ 404 ただ一つの ふたば系ゆっくりいじめ 471 えーき様とお義母様 ふたば系ゆっくりいじめ 519 ゆっくりの電車01_02 ふたば系ゆっくりいじめ 640 れいむ、俺の為に赤ちゃん産んでくれ 前 ふたば系ゆっくりいじめ 641 れいむ、俺の為に赤ちゃん産んでくれ 中 ふたば系ゆっくりいじめ 642 れいむ、俺の為に赤ちゃん産んでくれ 後 挿絵:AQNあき