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大好きな家族がいて、親友がいて、時には笑い、時には泣く、そんなどこにでもある日常。 見滝原中学校に通う、普通の中学二年生・鹿目まどかも、そんな日常の中で暮らす一人。 ある日、彼女に不思議な出会いが訪れる。 この出会いは偶然なのか、必然なのか、彼女はまだ知らない。 それは、彼女の運命を変えてしまうような出会い- それは、新たなる魔法少女物語の始まり- 魔法少女まどか☆マギカ画像検索 魔法少女まどか☆マギカ動画検索 魔法少女まどか☆マギカクチコミ #bf 魔法少女まどか☆マギカ関連ブログ検索1 #blogsearch 魔法少女まどか☆マギカ関連ブログ検索2 #blogsearch2 名前 コメント
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【ベレッタM92】 暁美ほむらに支給。 米軍の正式採用銃。 装弾数は9mmパラベラム弾15発。 反動が小さいことと、利き手を問わない操作性が特徴。 まどかマギカ8話でほむらがキュゥべえを撃った銃は、デザインから判断するにこの銃だと思われる。 【魔女図鑑】 ブルーに支給。 見滝原市に出没した魔女の姿を図入りで紹介した冊子。 内容は、まどか公式サイトの魔女図鑑とほぼ同じもの。 ……メタアイテム? 非リレーだしってことで、勘弁してください。 【大量のお菓子】 神楽に支給。 佐倉杏子がホテルに溜めこんでいた菓子袋の中の一つ。 うんまい棒の他にも、ロッキーやポテトチップスなど色々と入っている。 【シャルロッテのグリーフシード】 ゴールドに支給。 お菓子の魔女シャルロッテを倒した際に出現したグリーフシード。 ソウルジェムと触れ合わせることでジェムのけがれを吸いとり、魔力を回復させることができる。 使用制限があり、使いすぎると魔女が孵化する(?)らしい。 【ゲートルードのグリーフシード】 月島亮史に支給。 まどか☆マギカ2話で巴マミが魔女ゲートルードを退治して手に入れたグリーフシード。 マミの話だと、これひとつでだいたい2回分、ジェムを回復させることができるらしい。
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魔法少女まどか☆マギカ 2011年8月26日発売。 BEFORE:俺の妹がこんなに可愛いわけがない NEXT:WORKING!! 第11弾。2011年冬アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のカードを収録。 全126種。スターターデッキと同時発売。 2011年3月5日に開かれたプレメモパーティ2011 in OSAKAで発表された。 カードナンバーは赤→青→黄→緑の順で振られている。 新要素として除外が登場。 コスト6のカードが初登場。 収録カードリスト ()はサインカードのレアリティ。 ☆はパラレルあり。 ※はスターターにのみ収録。 キャラクタカード ナンバー カード名 色 C S AP DP 星 01-001 《鹿目 まどか》☆ 赤 4 1 40 40 4 01-002 《鹿目 まどか》☆ 3 1 30 40 1 01-003 《鹿目 まどか》☆ 3 2 30 30 3 01-004 《鹿目 まどか》※ 4 2 40 40 3 01-005 《鹿目 まどか&キュゥべえ》☆ 3 1 20 40 3 01-006 《鹿目 まどか&キュゥべえ》☆ 1 2 - - 3 01-007 《暁美 ほむら》☆ 3 2 0 0 3 01-008 《暁美 ほむら&鹿目 まどか》☆ 4 1 40 40 3 01-009 《暁美 ほむら&鹿目 まどか》☆ 3 2 30 30 3 01-010 《美樹 さやか》☆ 2 2 10 20 1 01-011 《佐倉 杏子》※ 4 2 40 20 3 01-012 《鹿目 まどか》 2 2 20 20 1 01-013 《鹿目 まどか&キュゥべえ》 0 2 - - 2 01-014 《鹿目 まどか》 1 2 0 10 2 01-015 《鹿目 まどか》 2 1 10 20 2 01-016 《鹿目 まどか》 2 2 20 30 2 01-017 《鹿目 まどか》 2 2 20 30 2 01-018 《暁美 ほむら》 2 2 10 20 2 01-019 《佐倉 杏子》 2 1 30 20 2 01-020 《佐倉 杏子》 1 2 40 20 2 01-021 《佐倉 杏子》 2 2 30 10 2 01-022 《暁美 ほむら》☆ 青 4 2 20 40 4 01-023 《暁美 ほむら》☆ 3 2 30 30 3 01-024 《暁美 ほむら》☆ 2 2 20 30 3 01-025 《暁美 ほむら》☆ 3 2 20 40 1 01-026 《暁美 ほむら》☆ 2 2 10 20 1 01-027 《暁美 ほむら》※ 4 2 20 40 3 01-028 《暁美 ほむら》☆ 0 1 - - 3 01-029 《暁美 ほむら》☆ 3 2 20 40 3 01-030 《暁美 ほむら》☆ 3 2 30 30 1 01-031 《暁美 ほむら&キュゥべえ》☆ 4 2 30 40 3 01-032 《キュゥべえ》☆ 2 2 - - 4(5) 01-033 《鹿目 まどか》☆ 2 2 20 30 4(5) 01-034 《暁美 ほむら》☆ 4 2 30 30 4(5) 01-035 《美樹 さやか》☆ 3 2 40 20 4(5) 01-036 《巴 マミ》☆ 3 2 20 40 4(5) 01-037 《佐倉 杏子》☆ 3 1 40 20 4(5) 01-038 《志筑 仁美》☆ 1 2 10 20 1 01-039 《暁美 ほむら&鹿目 まどか》☆ 2 1 30 30 3 01-040 《暁美 ほむら》 2 2 20 20 2 01-041 《暁美 ほむら》 1 2 30 10 1 01-042 《暁美 ほむら》 2 2 10 20 1 01-043 《暁美 ほむら》 1 2 0 10 2 01-044 《暁美 ほむら》 2 2 0 20 2 01-045 《暁美 ほむら》 4 2 20 40 1 01-046 《キュゥべえ》 0 1 - - 2 01-047 《キュゥべえ》 0 1 - - 2 01-048 《美樹 さやか》☆ 黄 4 1 40 30 4 01-049 《美樹 さやか》☆ 3 2 30 30 3 01-050 《美樹 さやか》☆ 3 2 40 10 3 01-051 《美樹 さやか》※ 4 2 40 30 3 01-052 《美樹 さやか&佐倉 杏子》☆ 4 1 40 20 3 01-053 《佐倉 杏子》☆ 3 2 40 10 3 01-054 《キュゥべえ》☆ 4 1 - - 1 01-055 《鹿目 まどか》☆ 2 2 20 20 3 01-056 《美樹 さやか》☆ 3 2 30 30 1 01-057 《志筑 仁美》☆ 1 2 20 20 1 01-058 《暁美 ほむら》 3 2 0 0 2 01-059 《美樹 さやか》 0 2 - - 2 01-060 《美樹 さやか》 2 2 30 10 2 01-061 《美樹 さやか》 1 2 20 10 1 01-062 《美樹 さやか》 2 2 30 10 2 01-063 《美樹 さやか》 2 1 20 20 2 01-064 《美樹 さやか》 2 2 30 20 1 01-065 《佐倉 杏子》 2 1 30 0 2 01-066 《佐倉 杏子》 3 2 40 20 2 01-067 《佐倉 杏子》 1 2 20 10 2 01-068 《佐倉 杏子》 3 2 40 20 2 01-069 《キュゥべえ》 0 2 - - 2 01-070 《巴 マミ》☆ 緑 4 2 20 40 4 01-071 《巴 マミ》☆ 2 2 20 30 3 01-072 《巴 マミ》※ 4 2 20 40 3 01-073 《美樹 さやか&巴 マミ》☆ 2 2 20 30 3 01-074 《志筑 仁美》☆ 0 1 - - 1 01-075 《鹿目 詢子》☆ 2 2 - - 1 01-076 《早乙女 和子》☆ 0 1 - - 1 01-077 《鹿目 まどか》 1 2 0 30 2 01-078 《鹿目 まどか》 0 2 - - 1 01-079 《巴 マミ》 2 2 10 30 2 01-080 《巴 マミ》 2 2 10 20 1 01-081 《巴 マミ》 1 2 20 10 1 01-082 《巴 マミ》 0 2 - - 2 01-083 《巴 マミ》 2 2 10 30 2 01-084 《巴 マミ》 2 2 20 30 1 01-085 《巴 マミ》 3 2 20 40 2 01-086 《佐倉 杏子》 2 2 10 30 2 01-087 《佐倉 杏子》 3 2 40 20 2 01-088 《上条 恭介》 1 1 - - 1 01-089 《鹿目 知久》 0 2 - - 1 01-090 《鹿目 タツヤ》 0 1 - - 1 イベントカード ナンバー カード名 色 C S 星 01-091 《彼女らの見つめる先は》☆ 赤 0 1 1 01-092 《まどかとほむら》☆ 0 1 1 01-093 《魔法少女まどか☆マギカ》☆ 4 2 3 01-094 《もう一人のわたし》☆ 0 2 1 01-095 《運命に抗う少女たち》☆ 1 2 1 01-096 《二人の魔法少女》☆ 0 2 3 01-097 《私の大切な家族》☆ 2 2 1 01-098 《魔女を狩る者たち》☆ 2 2 1 01-099 《終わりなき戦い》☆ 0 1 1 01-100 《交錯する想い》☆ 青 0 1 1 01-101 《サマーバケーション》☆ 0 2 3 01-102 《この街を守る少女たち》☆ 0 1 1 01-103 《ワルプルギスの夜》 6 2 3 01-104 《勧誘》 2 2 2 01-105 《不覚》☆ 3 2 1 01-106 《契約の重み》 2 2 1 01-107 《インキュベーター》☆ 0 1 3 01-108 《歴史の真実》☆ 0 1 1 01-109 《円環の理》 0 1 2 01-110 《魔法少女への憧れ》☆ 黄 0 2 1 01-111 《複雑な関係》☆ 2 2 1 01-112 《体育祭》☆ 0 2 1 01-113 《ティロ・フィナーレ》 3 2 3 01-114 《武器の召喚》 0 1 2 01-115 《悲壮》 1 2 2 01-116 《絶望の輪廻》 0 1 2 01-117 《一つの結末》 1 1 1 01-118 《彼女らが集う場所》☆ 緑 0 1 3 01-119 《魔法少女たちの休息》☆ 2 2 1 01-120 《パジャマパーティ》☆ 1 2 3 01-121 《ほむらちゃん、ありがとう》☆ 0 2 3 01-122 《うたた寝》 0 2 1 01-123 《少女の追想》 0 1 1 01-124 《最後の祈り》☆ 0 1 3 01-125 《私の願い》☆ 0 1 3 サポートカード ナンバー カード名 色 C S 星 01-126 《ソウルジェム》☆ 青 0 2 1 関連項目 『魔法少女まどか☆マギカ』 魔法少女まどか☆マギカスペシャルパック 魔法少女まどか☆マギカスペシャルパックPart2 編集
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"影の魔女"の結界の中。 感情を爆発させ、時折狂った様な笑い声をあげながら、さやかは既に息絶えた魔女を滅多切りにする。(注1) やがて結界にヒビが入り、崩壊。 さやか「…やり方さえ分かっちゃえば簡単なモンだね…」 それまでの戦いで受けた傷が、魔力により瞬時に治癒していく。 さやか「これなら負ける気がしないわ…!」 結界が消滅し、3人は建設中のビルの上に。 さやかは足元のグリーフシードを拾い、杏子に投げて渡す。 さやか「あげるよ。そいつが目当てなんでしょ?」 杏子「おい…」 2人に歩み寄るさやか。 さやか「あんたに借りは作らないから。これでチャラ。いいわね?」 さやかは杏子の傍を通り過ぎ、まどかの方へ。 それを黙って見つめる杏子。 さやか「さあ帰ろう、まどか」 まどか「…さやかちゃん…」 まどかの表情は悲しげだった。 変身を解いた途端、さやかはぐったりと前のめりに倒れ… さやか「…」 まどか「?」 まどかにしがみ付く。 先の戦いでの魔力消耗は凄まじく、立つのがやっとな程だった。 さやか「…ごめん…」 振り返る杏子。 杏子「…」 さやか「…ちょっと疲れちゃった…」 まどかは即座にさやかに駆け寄り、肩を掴む。 まどか「無理しないで、捕まって…」 さやかを連れて去っていくまどか。 それを杏子はグリーフシードを握り締めながら、やるせない表情で見つめていた… 杏子「…あのバカ…!」 魔法少女まどか☆マギカ 第8話 あたしって、ほんとバカ その後、見滝原市には雷を伴った雨が降っていた。 まどかとさやかは、既に最終便の過ぎたバス停で雨宿りしていた。 まどか「さやかちゃん…あんな戦い方、ないよ……」 瞳に涙を溜め込み… まどか「痛くないなんて嘘だよ…見てるだけで痛かったもん…感じないから傷付いてもいいなんて、そんなのダメだよ…」 さやか「……ああでもしなきゃ勝てないんだよ…あたし才能ないからさ…」 まどか「あんなやり方で戦ってたら、勝てたとしても、さやかちゃんの為にならないよ…」 さやか「あたしの為にって何よ…」 まどか「?」 さやかは急に立ち上がり、掌にソウルジェムを出してまどかに見せる。 さやか「こんな姿にされた後で、何があたしの為になるって言うの?」 魔法少女にとって今の身体は抜け殻でしかない。ソウルジェムこそが本体なのだ。 まどか「さやかちゃん…」 さやか「今のあたしはね、魔女を殺す、ただそれだけしか意味のない、石ころなのよ…死んだ身体を動かして生きてるフリをしてるだけ…そんなあたしの為に、誰が何をしてくれるって言うの? 考えるだけ無意味じゃん」 まどか「でもわたしは、どうすればさやかちゃんが幸せになれるかって…」 怒りの表情でソウルジェムを突き出すさやかのイメージ。 さやか「だったらあんたが戦ってよ」 まどか「…?」 沈黙の後… さやか「キュゥべえから聞いたわよ。あんた誰よりも才能あるんでしょ? あたしみたいな苦労しなくても、簡単に魔女をやっつけられるんでしょ?」 まどか「わたしは……そんな…」 一瞬驚き、そして俯くまどか。 さやか「あたしの為に何かしようって言うんなら、まずあたしと同じ立場になってみなさいよ。無理でしょ。当然だよね…」 自動ドアの方まで歩いて立ち止まり、ドアが開く。 さやか「ただの同情で人間辞められる訳ないもんね!!」 まどか「同情なんて、そんな…」 凄まじい形相でまどかを睨みつけるさやか。 さやか「…何でも出来る癖に、何もしないあんたの代わりに、あたしがこんな目に遭ってるの。それを棚に上げて、知った様な事言わないで!」 立ち去ろうとするさやかを追おうと立ち上がるまどか。 2人は傘もないままバス停の外に出た。 まどか「さやかちゃん…」 さやか「…ついて来ないで…!」 まどか「ぇ…?」 走り去っていくさやかを、まどかは呆然と見送る事しか出来なかった。 そしてさやかは、訳も分からず街中を走っていた。 さやか「……バカだよあたし…何て事言ってんのよ…! もう救い様がないよ…!!」 自己嫌悪に陥り、ソウルジェムの中に黒い淀みが浮かび上がる。 暁美家。 ほむらは杏子を自分の部屋に招いていた。 杏子は割り箸を銜えて割り、カップラーメンを食べる。 テーブルの上の地図を指差すほむら。 ほむら「…"ワルプルギスの夜"の出現予測は、この範囲」 杏子「…根拠は何だい?」 ほむら「統計よ」 杏子「統計?」 麺をすすりきって… 杏子「以前にもこの街にワルプルギスが来たなんて話は聞いてないよ? 一体何をどう統計したってのさ?」 黙ったままのほむら。 杏子「…はぁ…お互い信用しろだなんて言える柄でもないけどさ、もうちょっと手の内を見せてくれたっていいんじゃない?」 「それは是非僕からもお願いしたいね…暁美ほむら」 何時の間にか入り込んでいたキュゥべえを、ほむらは冷ややかに見つめる。 杏子「どの面下げて出て来やがったテメエ…!」 ソウルジェムから槍を出し、キュゥべえに突きつける。 キュゥべえ「やれやれ、招かれざる客って訳かい? 今夜は君達にとって、重要なはずの情報を知らせに来たんだけどね」 杏子「はあ?」 キュゥべえ「美樹さやかの消耗が予想以上に早い。魔力を使うだけでなく、彼女自身が呪いを生み始めた」 杏子「誰の所為だと思ってんのさ?」 キュゥべえ「このままだと、ワルプルギスの夜が来るより先に、厄介な事になるかも知れない。注意しておいた方がいいよ」 杏子「何だそりゃ? どういう意味だ?」 キュゥべえ「僕じゃなくて、彼女に聞いてみたらどうだい? 君なら既に知っているんじゃないかな? 暁美ほむら」 何も答えない。 キュゥべえ「…やっぱりね。何処でその知識を手に入れたのか、僕はとても興味深い…君は…」 ほむら「…聞くだけの事は聞いたわ。消えなさい」 大人しく部屋を後にするキュゥべえ。 杏子は槍をしまう。 杏子「放っとくのかよあいつ」 ほむら「あれを殺したところで、何の解決にもならないわ」 杏子「…それよりも美樹さやかだ。あいつの言ってた厄介事ってのは何なんだ?」 ほむら「…彼女のソウルジェムは、穢れを溜め込み過ぎたのよ。早く浄化しないと、取り返しのつかない事になる」 翌日。見滝原中学校。 まどかのクラスは英語の授業中だった。 和子「mustという助動詞には、『これこれしなければならない』といった様な義務の意味があるのですが、have toだと、どちらかと言…」 学校にさやかは来ていなかった。 昨晩の事を思い出すまどか。 和子「一般的な義務の助動詞があって、一方のmustの場合、個人的な責任感…」 まどか「(…あの時、追いかけなきゃダメだったのに…)」 さやかの八つ当たり混じりの痛烈な言葉にただ気圧され、何も出来なかった。 魔法少女である彼女に対して、覚悟も決められない傍観者のままの自分…そんな立場の違いは、長年築いてきた友情さえ壊してしまったのだろうか。(注2) 放課後。公園。 恭介と仁美が一緒に下校している。 その途中、2人は立ち止まり… 恭介「…でもさ、志筑さんって帰る方角はこっちなんだっけ? 今まで帰り道に見かけた事ってない様な…」 仁美「ええ。本当は全然逆方向ですわ」 恭介「え…じゃあ、今日はどうして?」 少しだけ歩く仁美。 仁美「…上条くんに…」 恭介「…!」 振り返って… 仁美「お話ししたい事がありますの」 一方その頃… まどか「え? 帰ってないんですか? 昨日から…そんな…はい…えっと…分かりました。はい。失礼します」 美樹家を訪れていたまどかは、さやかの両親と思しい人物と話をしている。 その道すがらにも、思い当たる場所を捜し回っていた。 しかし、結局会う事はなく、美樹家のあるマンションの入口前で立ち止まっていた。 まどか「(…さやかちゃん…捜さなきゃ…!)」 公園。ベンチで仲睦まじく会話を交わす恭介と仁美。 遠くの柱の陰からそれを眺めているさやか。 今の彼女は、もう2人に近づく事さえ出来ない。 嫉妬や後悔に囚われるまま、その心は海の底よりも深く暗く沈み、閉ざされていく。 そして… さやか「ぅあああぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」 怒り、悲しみ、悔恨、劣等感、自己嫌悪…あらゆる感情が入り混じった絶叫を結界に響かせながら、さやかは使い魔と戦っていた。(注3) 使い魔に逃げられ、振り下ろした剣が地面に当たって砕ける。 マントで顔を覆い、それを広げて両手に剣を持ち、片方が折れても尚、使い魔を切り伏せていく。 やがて使い魔は全滅。結界が消滅し、変身が解ける。 そこは立体駐車場の通路の真ん中だった。 さやか「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ……」 左手に握り締めたソウルジェムは、自暴自棄な戦いの影響でかなり濁っていた。 さやか「!?」 足音に振り返ると、背後からほむらが歩いて来る。 さやか「…!」 険しい表情でそれを見つめる。 ほむら「どうして分からないの? ただでさえ余裕がないのだから、魔女だけを狙いなさい」 さやか「うるさい…大きなお世話よ…!」 ほむら「もうソウルジェムも限界の筈よ。今すぐ浄化しないと…使いなさい」 ほむらはさやかの足元にグリーフシードを投げ捨てる。(注4) しかし、さやかはそれを踵で後に蹴飛ばしてしまう。 ほむら「…」 さやか「今度は何を企んでるのさ!?」 ほむらは驚き、そして唇を噛み締める。 ほむら「いい加減にして…もう人を疑ってる場合じゃないでしょう。 そんなに助けられるのが嫌なの?」 さやか「あんた達とは違う魔法少女になる…あたしはそう決めたんだ。誰かを見捨てるのも、利用するのも、そんな事をする奴等とつるむのも嫌だ…見返りなんていらない。あたしだけは絶対自分の為に魔法を使ったりしない」 ほむら「あなた…死ぬわよ」 さやか「あたしが死ぬとしたら、それは魔女を殺せなくなった時だけだよ…それってつまり用済みって事じゃん…ならいいんだよ…」 立っているのも辛くなったのか、さやかはその場に膝をつく。 さやか「…魔女に勝てないあたしなんて、この世界にはいらないよ…」 ほむら「…ねえどうして? あなたを助けたいだけなのに。どうして信じてくれないの?」 さやか「どうしてかなぁ…ただ何となく分かっちゃうんだよね…あんたが嘘つきだって事。あんた、何もかも諦めた目をしてる。いつも空っぽの言葉を喋ってる。今だってそう。あたしの為とか言いながら、ほんとは全然別の事考えてるんでしょ…誤魔化し切れるモンじゃないよ。そういうの」 ほむら「そうやって…あなたは益々まどかを苦しめるのね」 さやか「まどかは…関係ないでしょ」 ほむら「いいえ…何もかもあの子の為よ」 ほむらが変身。 ほむら「…あなたって鋭いわ。ええ。図星よ。私はあなたを助けたい訳じゃない。あなたが破滅していく姿を、まどかに見せたくないだけ」 歩み寄りながら… ほむら「ここで私を拒むなら、どうせあなたは死ぬしかない。これ以上、まどかを悲しませる位なら…」 両者の会話の場に走り寄る影。 ほむら「いっそ私が…この手で…」 左手を差し出し… ほむら「今すぐ殺してあげるわ…美樹さやか…!」 身を引くさやか。 ほむらが彼女に手をかけようとした瞬間、背後から何かに絡め取られる。 さやか「!!」 倒れるさやか。 ほむらを捕らえたのは、多節棍状に変形した杏子の槍だった。 杏子「おーい!! さっさと逃げろ!!」 さやか「…」 さやかは立ち上がり、ゆっくり歩いて去っていく。 ほむらは黙ってそれを見届けていた。 杏子「正気かテメエは!? あいつを助けるんじゃなかったのかよ?」 ほむら「離して…」 杏子「!…ふん、成程ね。こんな風にとっ捕まったままだと、あの妙な技も使えないって訳か」 ほむらは左腕の盾を作動させて時間を止め、同時に手榴弾を出す。 杏子「な…」 手榴弾のピンを銜えるほむら。 即座にそれに反応していた杏子は後に跳ぶ。 杏子「!」 ほむらはピンを引き抜き、杏子が槍をしまった直後に再度時間を停止させ、空中に手榴弾を置く。 そこから手を離すと同時に手榴弾が爆発。 直撃を免れた杏子。起き上がった時、既にそこにほむらはいなかった。 杏子「………クソっ…!」 上空から見た線路。 行き交う電車。 さやかは電車の座席で、手すりにもたれかかっていた。 同乗している男2人が、何か話をしている。 男A「言い訳とかさせちゃダメっしょ。稼いできた分はきっちり全額貢がせないと。女ってバカだからさ、ちょっと金持たせとくとすぐくっだらねえ事に使っちまうからね~」 男B「いや~ほんと、女は人間扱いしちゃダメっすね。犬かなんかだと思って躾けないとね。あいつもそれで喜んでる訳だし。顔殴るぞって脅せば、まず大抵は黙りますもんね」 男A「ケッ。ちょっと油断すると、すぐ付け上がって籍入れたいとか言い出すからさ。甘やかすの禁物よ。ったく、てめえみてえなキャバ嬢が、10年後も同じ額稼げるかってえの。身の程弁えろってんだ。な?」 男B「捨てる時がさ~ほんとうざいっすよね~。その辺ショウさん巧いから、羨ましいっすよ。俺も見習わないと…?」 男達はホストの様だ。 両者の会話に割り込む様に、さやかが立ちはだかる。 さやか「ねえ、その人の事聞かせてよ」 ホストA「…はい?」 さやか「今あんた達が話してた女の人の事…もっとよく聞かせてよ」 ホストB「お嬢ちゃん中学生? 夜遊びは良くないぞ」 さやか「…その人、あんたの事が大事で、喜ばせたくて頑張ってたんでしょ? あんたにもそれが分かってたんでしょ? なのに犬と同じなの? 『ありがと』って言わないの? 役に立たなきゃ捨てちゃうの?」 ホストA「何こいつ、知り合い?」 ホストB「いや…」 電車のブレーキが作動。 ホスト達の会話は、心身共にズタズタに荒み切ったさやかにとって、止めとしか言い様のない苦痛だった。 女性が散々利用され、挙句捨てられようとしている姿が、恭介と結ばれる事が叶わなかった自分に重なり、求めなかった筈の見返りを本当は求めていた…という事に気付かせてしまったのだから。 しかし、それは『他人の為に戦う』『マミの様な正義の味方』という、自身の信念や存在意義を否定するに等しかった。 さやか「ねえ…この世界って守る価値あるの? あたし何の為に戦ってたの? 教えてよ…今すぐあんたが教えてよ…でないとあたし…」 ホストA「…!」 ホストB「…!」 さやかの左中指から、不気味な模様が全身を侵食する様に広がっていき、最後に侵された左目が見開く。 何事もなかったかの様に走る電車。(注5) 「さやかちゃん、何処?」 まどかはさやかを捜して、公園を彷徨っていた。 ベンチの傍で立ち止まり… 「君も僕の事を恨んでいるのかな?」 電灯の陰にキュゥべえがいる。 まどか「あなたを恨んだら、さやかちゃんを元に戻してくれる?」 キュゥべえ「無理だ。それは僕の力の及ぶ事じゃない」 ベンチに座るまどか。 キュゥべえも彼女に走り寄り、隣に座り込む。 まどか「ねえ…いつか言ってた、わたしが凄い魔法少女になれるって話。あれは…本当なの?」 キュゥべえ「凄いなんていうのは控えめな表現だ。君は途方もない魔法少女になるよ。恐らくこの世界で最強の…」 まどか「わたしが引き受けてたら、さやかちゃんは魔法少女にならずに済んだのかな…」 キュゥべえ「さやかは彼女の願いを遂げた。その点について、まどかは何の関係もない」 まどか「……どうしてわたしなんかが…」 キュゥべえ「僕にも分からない。はっきり言って、君が秘めている潜在能力は、理論的にはあり得ない規模のものだ…誰かに説明して欲しいのは、僕だって一緒さ」 まどか「そうなの?」 キュゥべえ「君が力を解放すれば、奇跡を起こすどころか、宇宙の法則を捻じ曲げる事だって可能だろう。何故君1人だけが、それ程の素質を備えているのか、理由は未だに分からない」 まどか「わたしは、自分なんて何の取り得もない人間だと思ってた。ずっとこのまま、誰の為になる事も、何の役に立つ事も出来ずに、最後までただ何となく生きていくだけなのかなって…それは悔しいし、寂しい事だけど、でも仕方ないよねって、思ってたの…」 キュゥべえ「現実は随分と違ったね…まどか。君は、望むなら、万能の神にだってなれるかも知れないよ?」 まどか「わたしなら…キュゥべえに出来ない事でも、わたしなら出来るのかな…」 キュゥべえ「と言うと?」 まどか「わたしがあなたと契約したら、さやかちゃんの身体を元に戻せる?」 キュゥべえ「その程度、きっと造作もないだろうね。その願いは君にとって、魂を差し出すに足るものかい?」 まどか「さやかちゃんの為なら、いいよ…わたし、魔法少女に…」 今まさに契約しようとした瞬間、時間が止まり、キュゥべえの全身が何かに撃ち抜かれ、穴が開く。 力なく崩れ落ちるキュゥべえ。 まどか「…?」 その背後にいたほむら。 持っていた拳銃を落としてしまう。 まどか「…!?」 ほむらが近づいてくる。 ほむら「…」 怒りと悲しみの入り混じった表情で立ち尽くすほむら。 まどか「ひ…酷いよ…何も殺さなくても…」 ほむら「あなたは…何であなたは、何時だって…そうやって自分を犠牲にして……」 まどか「…え?」 ほむら「役に立たないとか、意味がないとか、勝手に自分を粗末にしないで…! あなたを大切に想う人の事も考えて! いい加減にしてよ!!」 まどかの両肩を掴む。 ほむら「あなたを失えば、それを悲しむ人がいるって、どうしてそれに気付かないの!? あなたを守ろうとしてた人はどうなるの!?」 何時になく感情的なほむら。 言葉遣いも、声色も、まどかの知っている"冷静な暁美ほむら"と違っていた。(注6) そしてまどかから手を離し、膝をつく。 まどか「ほむらちゃん…」 駆け寄ろうとしたその時、まどかの脳裏に砂嵐のイメージがよぎる。 まどか「わたし達は、何処かで…」 ほむら「…」 まどか「何処かで会った事あるの? わたしと…」 ほむら「それは……」 まどか「…ごめん…」 鞄を取り… まどか「わたし、さやかちゃんを捜さないと…」 ほむら「待って…美樹さやかは、もう…」 まどか「ごめんね…」 走り去るまどか。 ほむら「待って…っ!」 立ち上がって追いかけようとするが、足がもつれてしまう。 ほむら「まどかぁっ!!」 追えなかった。止められなかった。 悲しみに囚われ、ほむらはただ泣くしかなかった。 「無駄な事だって知ってる癖に。懲りないんだなぁ、君も」 フェンスの上に立つ影は、殺した筈のキュゥべえだった。 顔を起こすほむら。 キュゥべえ「代わりはいくらでもあるけど、無意味に潰されるのは困るんだよね。勿体無いじゃないか」 別個体のキュゥべえが、先程殺されたキュゥべえの残骸に駆け寄り、何とそれを食べて始末する。 キュゥべえ「……キュップぃ」(注7) 立ち上がり、髪をかき上げるほむら。 キュゥべえ「君に殺されたのはこれで2度目だけれど、お陰で攻撃の特性も見えてきた」(注8) ベンチの上で猫の様に転げ回るキュゥべえ。 キュゥべえ「時間操作の魔術だろ? さっきのは」 能力を看破されたほむらに衝撃が走る。 キュゥべえ「…やっぱりね。何となく察しはついてたけれど、君はこの時間軸の人間じゃない(・・・・・・・・・・・・)ね?」 ほむら「お前の正体も企みも、私は全て知ってるわ」 言葉遣いと声色は、冷静なほむらのそれに戻っていた。 キュゥべえ「成程ね。だからこんなにしつこく僕の邪魔をする訳だ。そうまでして、鹿目まどかの運命を変えたいのかい?」 ほむら「ええ…絶対にお前の思い通りにはさせない…キュゥべえ……いいえ、"インキュベーター"…!」 見滝原駅。 ホームのベンチで1人佇むさやかの元に、彼女を捜し続けていた杏子が来る。 杏子「やっと見つけた…」 杏子はさやかの隣に座り、上着のポケットからポテトチップスを出して封を開け… 杏子「あんたさ、何時まで強情張ってるわけ?」 一気食いする。 さやか「…悪いね。手間かけさせちゃって」 杏子「何だよ。らしくないじゃんかよ」 さやか「…うん…別にもう…どうでも良くなっちゃったからね…結局あたしは、一体何が大切で、何を守ろうとしてたのか、もう何もかも、訳分かんなくなっちゃった…」 杏子「おい…」 既に限界まで穢れてしまった掌の上のソウルジェム。 深青色に黒と緑の入り混じった不気味な色に染まり、その中で、まるで何かが生まれる前兆(・・・・・・・・・)の様に泡が立っている。 杏子「…!」 それを見て驚く杏子。 さやか「希望と絶望のバランスは差し引きゼロだって…」 杏子「…」 さやか「何時だったか、あんた言ってたよね…今ならそれ、よく分かるよ…確かにあたしは、何人か救いもしたけどさ…だけどその分、心には、妬みや恨みが溜まって…一番大切な友達さえ傷つけて…」 杏子「さやか、あんたまさか…」 さやか「誰かの幸せを祈った分、他の誰かを呪わずにはいられない…あたし達魔法少女って、そういう仕組みだったんだね…」 流れる涙。 そして滴となってこぼれ落ちる。 さやか「…あたしって…ほんとバカ」 ソウルジェムに落ちる涙。 恭介への恋慕を象徴する様に、幼少時のさやかと楽団の群れがオーバーラップする。 さやかの影の足元に映る別の存在の影。 そして… 杏子「!!」 爆発的なエネルギーが放出され、吹き飛ばされる杏子。 ひび割れ、砕け散るソウルジェム。 その下から現れたのは、何とグリーフシードだった。 命…ソウルジェムを失ったさやかの身体(ぬけがら)は、ベンチから糸の切れた人形の様に崩れ落ち、エネルギーに吹き飛ばされる。 現れる不気味な影…それはまさしく、魔女誕生の決定的瞬間だった。 杏子「さやかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 杏子は駅の外に飛ばされない様に、フェンスにしがみ付いていた。 「この国では、成長途中の女性の事を、少女って呼ぶんだろ? だったら、やがて魔女になる君達の事は、魔法少女と呼ぶべきだよね」 建造中の高層ビルのクレーンの上で独り言を呟くキュゥべえ。 見滝原駅から、凄まじいエネルギー放出の様子が見える。 彼も遠くから一部始終を見届けていた… "他人の為に戦う事"。 "正義の味方"。 そんな想いを掲げ、頑固なまでに自分であり続けようとした、魔法少女としてのさやかの人生。 マミに指摘され、自分も躊躇った筈の"祈りの先にあるもの"を捨て切れず、理想と現実に振り回された。 誰の言葉にも耳を貸さず、まどかとの友情が壊れ、信念に矛盾が生じて自分への言い訳になっても、脇目も振らず走り続けた。 手遅れになって初めてその意味を悟った、かつて杏子が味わった運命の裏切りに…それを凌駕する真の絶望に堕ちるその瞬間まで。 例え、プライド故に同じ生き方を選ばなかった事が間違いだったとしても、彼女はただひたむきで、そして悲しい程に一途だった── 続く この続きは魔法少女まどか☆マギカの第9話をご覧下さい。 ─脚注─ (注1)影の魔女"Elsa Maria"。その性質は独善。跪いて祈りを捧げる女性を象った影の姿をしている。背中から触手又は木の枝の様に腕を伸ばして絡め取ったり、間断なく分裂させて攻撃する。さやかの痛覚遮断と治癒魔法を併用した自分を省みない攻撃の前に倒された。 (注2)まどかとさやかの出会いは本編開始以前の小学校入学時で、その頃からの親友であり、幼馴染とも言える。又、さやかがタツヤを「タッくん」と呼んだり(第6話)、詢子からもちゃん付けで呼ばれていたり(第11話)と、家族との付き合いも断片的にだが読み取れる。 (注3)このシーンに登場するのは犬の魔女の手下"Bartels"。役割はインテリア。紙粘土で作ったマネキンの様な姿で、意思を持たない。 産みの親である「犬」の魔女とその性質「渇望」、及び作品公式サイト等の解説にある「誰からも愛されなかった」というワードは、その後のシーンにおけるさやかの境遇に重なるものがある。 (注4)この時渡したグリーフシードは、本編に登場しなかったオランダの魔女のもの。 (注5)電車内のシーンの結末については、脚本上では「決めていないからお客さんに任せる」(虚淵玄(脚本)談)と視聴者の想像に委ね、映像上ではさやかはホストを「殺していない」(新房昭之(監督)談)というスタンスがとられている。 尚、ホスト達の会話は虚淵氏が満員電車の中で聞いた会話が元ネタである(本当は更に酷い内容だったが、尺の都合でカットした)。 (注6)感極まって、それまで隠し通していた地の(素顔の)自分を晒してしまったほむら。この回では他にも行動目的や能力が明かされたが、彼女の冷静且つ冷徹な人間像が形成される様子は、第10話及び劇場版後編で描写される。 尚、彼女が魔法で作り出した盾は、時間操作だけでなくあらゆる物を収納出来る機能があり、戦闘に使用する拳銃等を暴力団事務所や軍事基地から盗んで入れていた(契約して間もない頃は、ゴルフクラブやインターネットで得た知識で自作した爆弾を使っていた)。 (注7)ゲップの声。第6話にもある。表記はインタビューの記事でのそれに倣ったものだが、「きゅっぷい」と表記される事が多い。これは台本ではアドリブと指示されており、加藤英美里(キュゥべえ役の声優)としては「けっぷ」と発音したつもりだったとの事。 (注8)その時点では描写されなかったが、最初にキュゥべえがほむらに殺されたのは第1話。第10話終盤(及び劇場版後編の同部分)にてその伏線が明かされ、第1話のショッピングモールでのまどかとほむらのやりとりに繋がっていく。
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MADOGATARI展 Madoka Magica Concept Movie考察 幸せって何かしら それは5月の柔らかな日射し それは暖かな家族 それは朝ごはんの目玉焼き けれど、そのどれもが天国にはないものです。 まどか神話の模索する幸せですね。 バレリーナまどかが素敵です。 幸せって何かしら それは、誰かに名前を呼ばれること それは、誰かの名前を呼ぶこと それは、誰かが自分を思ってくれること それは、何一つ、神様にはないものでした。 トカゲの女の子は、神様のことがとても可哀想に思えてきました。 こうしてトカゲの女の子は、神様のことをまっぷたつにひきさいて、 その片方を、天国から地上へと連れ去ってしまったのです。 叛逆の物語を回顧しています。 ほむらのシンボルとしての「トカゲ」については、叛逆の物語の考察を参照。 シンボリズム:とかげ/蛇/竜の意匠の意味 蜥蜴(lizard)はヘビ(serpent)や竜(dragon)とほぼ同じシンボリズムをもつ。 悪魔、親切、再生、啓蒙、魔女、大地の使い、予言の守護者、変化、神々の使者、永久の死を告げる役 (イメージ・シンボル事典より) トカゲの女の子、ほむらについてのシンボリズムでした。 その残確なまでに優しい輝き 闇の中で願うには、まぶしすぎる。 ほむらのコメントですね。叛逆後の世界における感想でしょうか。 最近猫が多いねえ、 死んだ猫が混じっているんだって 死んだ猫はどうやって見分けるの? 猫はおそらく魔法少女、ほむらの世界改変で生き返った魔法少女がいるということを示している。 なぎさ、など。 あたしが許せねえのはな、そういう訳わかんねぇ理由で、他人にやっぱを向ける奴だよ 嘘でしょ?どういうこと?なんであたしにこの文字が読めるの? まどか文字は「えいえんにして」「永遠にして女性的なるもの」はファウストの句。 それはきっと口止めされているのですわ 魔法のご利益って内緒にしておかないと効き目が消えてしまうものでしょう。 「永遠にして魔法なる理のもとに、この者の自由と愛を奪う」 これは何やら陰謀のにおいがするのです。 どうして僕が?それこそ何のメリットもないじゃないか。 あなたとあなたで、誰と一緒の時も、隠し事ばっかりね。 私の邪魔をしようっていうの? もう誰もうらまなくていいの。 あなたは、わたしが! 「浄化する」が省略されていると思われる。 まどかが新コスチュームで駆けてゆく。妖精まどか?胸に大きなリボン、お尻にも大きなリボン。 助けてくれるの? あなたたちも、妖精さん? 「も」なので、まどかも「妖精」であることが示唆されている。 おそらくソウルジェムや魔女を浄化する妖精だと思われます。
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ZIPPOライター 魔法少女まどか☆マギカ ZIPPOライター 鹿目まどか 魔法少女まどか☆マギカ ZIPPOライター 暁美ほむら 魔法少女まどか☆マギカ ZIPPOライター 巴マミ 魔法少女☆まどかマギカ ZIPPOライター 美樹さやか 魔法少女まどか☆マギカ ZIPPOライター 佐倉杏子
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まどかはあたしの嫁になるのだ 10月30日 01:20:00 ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ [[ここに投票コードを入力]] 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ 美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ 合同 「まどかはあたしの嫁になるのだ」ラシ 改変用テンプレ┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃!@´ `@. /@!´`⌒@ . ┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻ .{ i{ノハ从k}/゚ l((( ノノリ从从ゝ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ //!.ヽ!l|*゚ ヮ゚ノリノ /!ゞ(リ*゚ ヮ゚ノリ!.ノ [[ここに投票コードを入力]] / ⊂{ミ}fー@!{ミ}づ⊂{ミ}fー@!{ミ}づ ┏━━━━┓ 鹿目まどか 美樹さやか _ /゚。介ヾ。 /゚。介ヾ。 .┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ `ー./,,゚,,。ノ,j,゚。,ゝー./,,゚,,。ノ,j,゚。,ゝ .┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ Lv1用 ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛/ / / /{ i i ゙, ヘ ! , ' i i ヽ ∨ /i i i ィ⌒i ト、 i i _i_ i ハ ゙、 / / i { i ゙、 _ \/ i i i ム斗云ミ\iヽ}、∧ヽ } i. / { ,斗 i i ト、 ` l ! / i i〃然(_, j/ミx ノ i -=彡;' i ∧ ゙、 ト、 x丐ミx、 l j/{ i i!{;;じミj fl|(j }} / } j/ /i λ jx発、ト、 ! \{_)戔心 ̄K-i i ゙、 ゙、 i弋;;;ノ {Jタ j / i j / / i i ヽ{{iJ琺 ヽi 弋'じヾj i i ^ii i `、゙、 iつ /`''ー- ゙''゙ ハ i i j! {/ λト、 i弋Jリ `='"i !j__ソⅥヾ\ \ i、 乂__ ノ ⊂ノ iノ} j / j/ i l ト}つ ⊂⊃i i j-‐''" ∨ \トミ 、i^く≧┬rr ''サ~∨ ! / !i j ト ...__ ` ''"__...x≦ 从ノ. ζ/⌒''ー`~'フュ j/ リ/j/ __..フ7''θ''7⌒ヽ> //⌒/''"⌒`ヾ~ヽ { /-、_,.-ノ \ // /) ノ ={{ fof 廴f∠_ノ / \ ヽミ==''"゙ii~! 〈ム、ii ioj く__ } /,..- ''" / 、ノノ 、ー :ji {、 .l i!joi / /゙"/ __[[ここに投票コードを入力]] 投票キャラ名 ┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ /,イ | ハ小 ト、 ヽ. \\ . . ’ [[ここに投票コードを入力]] __ . -‐…‐ァ/7 l ir‐i八.| ト卞寸、|`ヽ .ァ \ i 「ム ' / i | i | |小 ヽ x云トハヽ ヒア ヽ ヾ、 ャ===ェュイ/ / | ヽ ヽ l ト、j,利 ` 以リ 灯| 爪 | 、 トヽ、 投票キャラ名 寸マイ/ | | . | . ト屮、 弋ソ jハ . |ソ小i ハjヽ /久∨ / || ハ| j 、.八"" r―‐ 、 """ _小 |〔リハル r-‐ュ_ィ/イ | || l i ト、 l├ ト、{> ぇ、 ノ ィfユィハj ̄ミ、 `フ¨, /' l.小. V⌒l ヽ ヽ|ソヽハオミ. ∧ト丁ト<ィ´ ー‐ぅ ノ, イ/|l , ||{ ト,x_|ュ '"¨ソ/ jュlリ ハjУ ><¨ ̄`くト\ /j 乂人ト、ミt V"` 、 ""イ/} ムイ//¨ヾv`ヽ \ 、ヽ\__ ムク' 'ヘVXヘ`"" r‐ 7 ' ィ /ムァタ ノ’ ,イ ヒ≦圭圭入 {乂 // ≧=う‐≦ァ/イ r< 、ノ ̄¨ー ムィ Ⅵ圭入マ掛、 ´`|/ r歩ラュへヽマノ" ァク´ ` , 辷ネ¨ ヽ Ⅷ圭圭Xく㌧、 ムへ、{i j リ/rヲ' / / /  ̄ 、 ⅧⅨ少圭圭圭t、 \ ヾヘ ' { 入 . ィ、 _ __ . Ⅷ㌧圭圭圭圭圭 ┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ /イ....|....|.........|.../ | ........... | .......|..............〈〈/⌒ ⌒\ ヽ /\ | ...|....| ... /|/-孑|.........∧ .....|............|/ / 〃⌒∨ 》 | . |....|..../ィテミ |∧.......|`ヘー|、.....// / / / {{ /⌒ ー‐《. i.八...Ⅳ トィ i \| ィテミ∨.../ ./ //_ ノ| / | {{ /`ヽ | i......N Vソ トィ i リ.../ /|斗=ミ/ | ∧; | ハ ∨ , |.......| /Vl/ , Vソ/....' 〃 んi } / ハ\ ./ / 八 ......{\ /Vl/ .....i / Vソ ∨斗=ミ∧ / i |\ \.∨..> c っ ィ../..从 /Vl んiハ. | / / | ∧ | _, ヘ∨ ┴=≧=- <∧ |∧/|... 、 ' V ソ八/ /}/| /. / ∨ / \\\ `弌ノ⌒} { |/ \ t 、 /Vl/ . ∠ ノ |/| / { \〈⌒\{{ {/ rヘ下¨} \_┘__ //ト、\ | /l/ /{ く ヽ {^} }/ー |/│ ≫==≦∠ }} } j/ / \} レく丁{/〉 / 厶 ∨ \__ノ イ { ノ { /| | Ⅵ(ノ / ∧}| _/  ̄ ̄()ハ[[ここに投票コードを入力(1970Byte容量注意)]] 投票キャラ名 ┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ , 、_,..-‐ - -.....、 ,ィj} / { v y j ハ /ヘ v.......................゛`"‐''... . '/ l ∧ ト __Vヘ ' }⊃ l. _,.-‐ 、〃.......l }...../..........入....ハ........ミ=‐- /ィ レ-‐V !\!`ヽY / jl⊃ ' jr ⌒ ヘへ....j }../.....-‐.ナ¨`.....ヘ´..v..\ l jテト ヽ! テぅxy / /llll ! ト、 {{ / .............V/.....{....!.../,x-‐V....ト、.ヽ...ヘ ' |{リ lr'j } /y'} ! lヽ_,.ィ................ .....|`ー...Vレ'〃r'ハ`\l f{ヽ}\} | j ! , ¨ l /f'ノ レ′ |...l.... ..... l j/ V........l ″ Vノ 、V レ V j _ l /r' lV |./! ..... |yへV......l 〉 V > 、_` .ィ /ノ/}/lノ l' V 八ミ_r'V....| 、..ァ ∧ ,,_Vレヘ/〉` lll´ l/¨{ VY イへ`=ヽヘ ! ... __ /ヽj /v'j !j「l´ lll __` =-,r - 、. }/ }/  ̄,_}_` 〈、 〃/`'`'V⌒>‐<こ¨`7 ハ }` ー=¬r'}、、_ j' ′、 Y イ」、 / / _ ェ< ` ヽ_ |!'_,.==,ヽ {,ノ v レv'/=ヘ\ _ノ 〈 / \ 「 `j]、 { `=¬ ∥ / // ヘ V ヽ[[ここに投票コードを入力(容量注意)]] 投票キャラ名 ┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ // . . | | .. . . i i| -‐ \ノ `1 . . ト辷ラ' . . |. /イ .;' . . | l .. . . . i| y==ミ . . i |⌒ヽ j 〃 l i .N | / / l .i . .! .jjてつぇ と) j ! } .../../′ | ! . | l / /} / | . .! {{。 ゚} . .リ-‐ァ' . /{| ; . ! | /}/-‐. /} ー .l . .i ii ′ /,..二. ヽ / . ../ V川 ; . i l | / / '´ //∨Ⅵ . j . ぃ rr‐=¬ } l . / {/ `Yト! l { . リ ∨、_,..‐ 、___,. { |∧ . ヽ> `ー‐'´ <厂` ∨ 从 V j ∨ トl...iiハう¨´ 、 `てフ! } ヽ . }、 . `7E丘{i r'′ V__ _ ∨ 八 { |..ii.....|''' '''ン′/ /}ノ >ー' 、__」」 | V¬| ヽノ }人l..}}.....| ー‐ /⌒\ / } { ーヘ VY! |八....}≧ー--‐ '/ / { >、 ヽ ∧ | }∨T^7"⌒7 / . 〉 / }  ̄ ∧_/ V r<二..._ }/ -‐¬ . ,′ `¬='´ /! { ヽ[[ここに投票コードを入力(容量注意)]] 投票キャラ名 ┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛[[ここに投票コードを入力]] 。※※。 + 。※※。 /@´ `@. /@!´`⌒@. i 私たち結婚しました + /゚ .{ i{ノハ从k}/゚ l((( ノノリ从从ゝ + //!.ヽ!l|*゚ ヮ゚ノリノ /!ゞ(リ*゚ ヮ゚ノリ!.ノ / ⊂{ミ}fー@!{ミ}づ⊂{ミ}fー@!{ミ}づ _ /゚。介ヾ。 /゚。介ヾ。 + `ー./,,゚,,。ノ,j,゚。,ゝー./,,゚,,。ノ,j,゚。,ゝ 投票キャラ名 ┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛[[ここに投票コードを入力]] 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ V _____ v ミl 川 川 l彡 ミ 川 川 川 彡 ´ /》ヽ___ ミ 彡 ミ 彡 / j{⌒≫'"´ 《 \三 想 そ 三 三 さ 三i 《./ ヘ\、二 像 ん 二 二. ┬ や 二i // ∨ 二 し な 二 二 ‐┴ か 二 7 ' / | |\ | 二. て と 二 二 ツ ち 二 厶! i iムイ∧ ト--ヽ. |/ 二 た こ 二 二 イ ゃ 二 i |│ ハf庁 \レ庁抃∨_,,二 な ま 二 二  ̄厂 ん .ニ i |人.∧ Vリ Vソ 仏 /二 ん で 二 二 : .二 i |/| //////| 厶三 て 三 三.(⌒⌒) ミ、/ニ\八l 介 _Vフ_,. イ |/ 彡 : ミ 彡 \/ ,ミ () ∨^⌒ー午r冖オ⌒\v彡l 川 川 ミ .彡 川 川 川 ミ/ ∨ / 广∨/ /)⌒! v v v /⌒ 、/⌒ 、 〈 人 〉ヘ / ̄\) v┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ | | | ' / ' [[ここに投票コードを入力]] |、 | | | /| |、 _ \\ . |、\ ,j j ,斗 '"/¨「` | \´ |` |ヘ⌒` , |{\ノノ// l / 八 | \ ! | ハ ヽ l ||\ l / |/ \ | ァミx、|\ | .. |、 lハ| || |/ ,ィ テ" ` { ハ l} ,' ヘ} |ハ| 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ |ヘ | 〃 ハ {r'゚ノ ! l ト、 ’ |ゝヘ | 《 Vr' ノ `´ | | | ゙/ (じ~~~っ) |`ーヘ | ` ´ 丶 ```ノ | | | rⅥ、 ```` .ィ 从!゙| | ノ⌒ヽ、≧- .._ ´’ . <‐-レ゙ |、"\ `ー- ,,_/_ァ'ヘ ハ | ヾ 、\ |/ 〉-‐.、 | | Ⅵ _,, 斗-r'" } j | |\ ||,... '" ノ--、,,斗-; リ /八┏━┓┏━┓ / .┏┓,,, | |〈 ハ, ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ フ _彡イ / / .彡´ \ [[ここに投票コードを入力]]/ / ̄ ̄/ ', 「 ̄` / ト | . ヽ/. / / | | ./} / / . | 八 . |レ ., イ /// イ _/_|」斗/-‐‘. .. | \ー‐--= , . |\\) | ハ/ //| / | / _ \ .. | \ ト、 . }、 ト、 . | \〉 | 'イ/ //| / ,|ィ爪_ぅ \ | えミぇ、∧ /.}. . | ヽ. } | / | /从| / 〃..i じ | | じ | ㍉ ハ | ノハ .N V | /. | ∧. 乂cノ 乂cノ ′/レ′V |/ |∧ '. . . . . . . . . . . . . . . . . / / 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ ─ - ' く ̄ ヽ ,′ ヾ > _ . _ . <i/ ‘, .′ |il \. ≧ ─ ≦ ノ lii| . _|il__\_|_|_|_/_lii| / 、┏━┓┏━┓ .∨/┏┓///|//|//////// ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ ー=イ / , | | y ⌒ヽー、// [[ここに投票コードを入力]] / / / /l. .ハ | |γ ヽ ./ イ. /, / l ./ ! .l | |' .ハ // / / -≠‐- | .∧ .l | l V! ', / l , '′ l. /_ 」 _ ト、 | | /l ', //l/ __ ! ./´ | /ヾ\ ! ! ./ l | ', / |"⌒ヾ l/ |/ ヾ! ./ /イ, .| ト ゝ l l . .. __ | ./、 | .| | 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ | /ヽ , "⌒ヾ リ ./ .}ノ.! l | | |/ l \ ... / / / | l ! | |八 \ ゝァ ./ /´ | ハ ト . | ヽ{ `ー ┬ =ニ二/ /ー- .、 |ハ| ∨ / ヽ _ ィ| ̄ ̄ ̄./ ′ハ ヽ ./ /  ̄`丶、 .ムイ / l' 、 ヽ / / \ ー‐ ´ ./ \. }/┏━┓┏━┓ ┏┓ 、 / l ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ / ./ /| .. ... { ...... | ..ヽ\ヽ .ヽ .....ヽ [[ここに投票コードを入力]] / .. .. ,i / i i ... .乂 __ト_ ..ト ..ヽi .....∨ ..‘, / . ′/{/___乂.. .. ..ト.丁x=ミ、.. i!.. .. ..iう) .. ,′ |... |l ,ァ=ミ ∧{ .. { 'f. うi}ト、|.. .. ...i)) ....{ まどかはあたしの嫁になるのだー! /イ 八 { { ん .1 \} ヒ..ソ | .. ...| .八 .、 /´ |.八 ..ド ヒツ ' / /i ハ| .. ...「i .i . ト\ | .. ト\/i/ | .. ...|ノ | ..| 美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ ... | { __ . ≦ `i | ′ ..};⌒} }r‐y _ r‐ ミ... 込. ‘廴 ノ j{ .. .../ /7 ム=、 〈 v`{__ノ ヽヽ { > .. . イハ|r<トイ (_/ノ ム r―廴} __}_ ト、 { . ir≧i‐_ ...斗≦}八 __入 ( イノ ノ > ._) ( __,.. ヽ≧八¨¨}}r― ´ 人r乂 ‘ァ' 〈 Y、 / ハ>‐‐ミ }}}_,. ≦ ̄ ̄ 〉{ \下 ==イハ ヽノ \ _ , ィチ 〉......... ={ .. }- ............. 〈八 了不´ | { `廴_ / {............ . .廴「` .............. } / // } { {、┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ / { ハ ヽ ヽ ヽ ヘ ハ [[ここに投票コードを入力]]. / | ,' ' { | ',ヽ ヽ ', ! }7 ハ | / /! { ', ! ',ヽ ', \ ', ヽ| }7 } } | | |/ | | ,!ヽ ', \ }_,ィ_ヽ}、 | | |ゝ さては、ママからモテる秘訣を教わったな? | { | ≧ミ_,{ \{ `¨Vイ c、ヽヽ| | ! |\. / ! ヘ ', 〃r'c、` ゛ { i ハ | | | ! けしからーん! /, イ ト、 ト、{'{ i i } 弋_少 | ,'| | | 〃ヽ/ | ヘ ',\ 弋少 /i/ハヽ | , } | ! { V | \ヽ、/i/ハ ' | , ,i /!リ 美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ ヘ ヽ、、 人` __. - ≦} イ ,! /|/ |′ ゝ、 `ヽ、 l { > . ゝ _ ノ イリ!ハ // ノ、 ヽー ヒ‐-、 Vヽ> . _ . イハル′/// // } } r―‐ ヽ }ヽ7 \ `ー _ イ /、.( .〈 | ヽ ー- __レ }`丶、 //_ イ `}ヽー-- 、 ヽ ヽ )ヽ_ )ー´ / ヘ ヽ、_//, -‐――' '-, / ハ┏━┓┏━┓ / ヘ┏┓y' }_ / / ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ . ,ィ/ / / / ;イ / 、 [[ここに投票コードを入力]] / / / / ///// / / /,-y' / / /⌒/ ! / ! / ! / / { ^ /| /テ勹ヽ | / | メ!、 l | /イ ∨ |/ んク |/ |/'/ ; ト{ { ,' / ゝ-′ zx/ / /¨ヽ/ ゝ ∨| | / ~^` /v´}/ / } И| /\ ' └′/ 丨 / 美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ /⌒\jハ/ \丶 ` - ~^ハ/'| { / 、 ヾ 、 \_`_┐ ―┬ 升 / } ヽ, -‐´ } 「⌒` 、 || {/レ'| /r‐く__/ , ヘ|\ | } `ヽ‐、 ='^| /人_ノ/ {| \ { { ` ノ'\{ (_ / }| ヽ ; ∟__,ィイ¨ヽ // λ_ (_/ !| ` ノ ┗// ━ | lヽ} | ハ`ヽ(_/ /┏━┓┏━┓ //┏┓| ! | / \_r‐'"〉 ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ } ,' | .. .. /__i | ヽ\j_ l .ト.\ [[ここに投票コードを入力]] | l . .i | .. ./⌒l | ヽ ..\ . i } `ヽ | | . .| | ./ ,x= リ ,ィぅ、i .| | | . .| |ィf)うハ jr' } l .| リ i .| . . |'^| l | .トr' i ヒシ l .| /} | .| . . |ヘl l | 弋ツ ´、、.} . .| /八 i 八 . . ト、} l | 、、、、 ′ 八 .| i人 . . ヽ .. .',∧ . .l 八 ー ' .ィ ./ } | 美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ \ . \ .ヽ', . V ∧ 、 / j / iリ ヽト.\∧ .V、 ', ≧ ´ ノ / ̄ \!ヽ\-、ノ / 丶 `l _ノ´ ̄ ̄`ヽ、 ̄≧トi、_ __/ V\r‐─-、ヽ / }. ヽ .`Y^ヽ┏━┓┏━┓ー-- ┏┓ / ∨ j 〉. ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ / 二二二ニ= 、 ヽ / / ` ヽ 鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ / 、 、 ヘ ヘ [[AST1130-bICdqHRA-BN]]-00226 / / l l l l 、ミ V 、 l っ / l l ト ト \ \ ヽヘ l Nl ヽ っ な… .l / l トlVノ ヾ \ ,ミニk l トl ) なんなんですか? c |/ l Vl-ィ=-、 ` ィ弋U jリ |⌒, l ここ、どこですか? c l l;;;;;;|弋cア , ― 、( ヒっ)lヘ l ノ ノへ なんでわたし (まどさやラシなのに) l ト トゝ=' ' ,. ̄,,,l/ Y ト 貼られたんですか? V|/ l'''; _ ;'' | ; ト―- l-、 ノ ヽ へ 、 ` イ /―-- .、 l l 、 t ` - '' ノ l// / .ヽ トヘ .>( / .\\/ ヘvr' ノ._ l ヽ ) )_ ( ( / / ̄ヽ_/ l l ヘ ) l .| ( . .) l l ト、),┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛[[AST1130-zmIhKfPA-Av]]-00204 ヽ }} _.. - ― ‐ 、_ ,〃 /XZ´ ,  ̄ \ /'Y´ ̄ / /ハ. \ヽ /Yト、._ 二ニ./ /./ } |lヽ l ヽ ハlN\ `ヽ / / /_/__,ハ |! ト、 〉 トv'{ ヽ.ヽ. ,ry′/イt¬=、`'| || |.j/ ト 仆、.\ l / ,' ヽ{; | jイ '´ __,.」⊥l Y ./{ `′ r 'ニ-‐'´ィ个 、 {/ /!| -、/ __.. -- ''} / / .| ` |{ / |l / _.. -‐ '' ´__.. -- '' ´`y''´,r'⌒ '' ‐-'/ | ! {,__|!_ト―‐.' ,厂⌒ヽ、___,... ..,,___ ,. '´ _.. -‐ ' ´ _ /,/ . . . . . `ヽl√ ̄`l 「フ''^゙了´了´了 / _,r< ̄,入..<_/ /,r¬`_,.イ __..⊥-、_; ィ/ / / o { o { o / __,r'^Y \ ト、┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓ アーサー王と円卓の騎士 ┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ |i || |i まど _ _ ||_||_|i / | | | | || || ||// __| レヘ. _| |_| / 〔 ,.ヘ、 、‐-、 、‐- 、 ト、 `7 イ [] []ゝヘ [ r―っ。。〃 ∠ ___ | / 、___} 厶ヘ、 / . / ト、| [] [] | >‐ 、 r-┐ _/≠っ ノ イ 「 .| | ̄| | r--ヘ、___|斗-‐ァ⌒ ヽ.-┐ ┌┐ 〉 / _/ 厶イ iト | ┌ ┐ |〃}厂} }_,フ厶イY´{ (__ 彡 ┤├┤ | | | `フ∠、ヽ.,.イ | 厶イ ,゙ / |/ イ゛| | |  ̄| | ̄ ヽ' ノ〃フ'⌒メく ー┘ _丿,八 | | | |/⌒ヽY | .| __ //_/ /´ -=| |= 、 | | | | `¨ 彡^′ 〃 /ヽ._) |_| | ( oー'ノ 、  ̄__) / )__/ 〃 | | }L  ̄. | |┌―――――――――‐ヽ(――  ̄ ̄ ̄―‐ ̄―――――――――――f三{O) | | (○). | | ] [ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄弌¨ ゙Y 厂 ゙Y└――┘The World God Madoka Only Knows ┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ , 、_,..-‐ - -.....、 ,ィj} | 」.ィ ┴――┴‐- L / { v y j ハ /ヘ v.......................゛`"‐''... |´ | , -‐ 、 ‐- 、| `. '/ l ∧ ト __Vヘ ' }⊃ l _,.-‐ 、〃.......l }...../..........入....ハ........ミ=|{ じ じ /ィ レ-‐V !\!`ヽY / jl⊃ 'jr ⌒ ヘへ....j }../.....-‐.ナ¨`.....ヘ´..v..\ | ー ー | i l jテト ヽ! テぅxy / /llll ! ト、{{ / .............V/.....{....!.../,x-‐V....ト、.ヽ...ヘ| u ' jイ ' |{リ lr'j } /y'} ! lヽ_,.ィ................ .....|`ー...Vレ'〃r'ハ`\l f{ヽ}\ . ^TTIト .イ/ | j ! , ¨ l /f'ノ レ′|...l.... ..... l j/ V........l ″ Vノ 、V | ヾ ィ>イl川´}∨∠レ V j _ l /r' lV|./! ..... |yへV......l 〉_.. ヘ ヽ 川||/ ハー- V > 、_` .ィ /ノ/}/lノ' V 八ミ_r'V....| 、..ァ ∧ } ンrtく { ,,_Vレヘ/〉` lll´ l/¨{ VY イへ`=ヽヘ ! ... __ /ヽj、\ {_/ |o| \_} /v'j !j「l´ lll __` =-,r - 、 }/ }/  ̄,_}_` 〈、、 l --\ |o| 〃/`'`'V⌒>‐<こ¨`7 ハ }` ー=¬r'}、、_} / _二ヽ \ Ll j' ′、 Y イ」、 / / _ ェ< ` ヽ_ |!'_,.==,ヽ -- 、ン‐ヘ {,ノ v レv'/=ヘ\ _ノ 〈 / \ 「 `j]、 { `=¬一'’_¨二\二二∥ / // ヘ V ヽ┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛ /. | / \.\/ノ/ ヽ{ / | | _/____ノ \_ヽ. Y 〈\ ( / . 八 ,. -| / ´ |(_人ノr┘ \ /⌒7 ∨⌒| 厶ィチ圷 ィぅ坏、│ | ヽ ∨ | | i〃トイ//ji| トィ/ii| )) | \ ヽ、 /. 八 │ i 小 弋辷ク Vニソ / リ \ 7 ⌒\ \| |八 ー \\\\\ー 厶イ /∨\ ) 丶、 | | ヽ / | |/ ) / / / \ 八 | 、_ _, . | /_ノ / ` ^⌒\ | \ . イ| リ . ⌒´ / 私とハクアの分まで頑張ってください / }ヘ 丶、 <二| | // /\ _;, -―…‐-/ | マニ=-- `_,ァ≦/)(\| |/7 ( / ̄ /⌒\ | 〈`ー---レ'´/| \ \{ ヽ )┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃ ┃ ┃┃ ┃ ━ ┃┗┛┃┗┛┃ ┗┓ ┏┛ ┣━━ ┃ ━ ┣┓ ┃ ━ ┃┗━┻┻━┻━━┻━━┻━━┛ ┗━┛ ┗━━━━┻━━┛┗━┻━━┛| i! i! i! i!|` リ V|ー∨ l . ! !|| i! i! i! i!| l! rゞl ゝ ! . | リ| i! i! i! i!|ヽ ゝ , -――-、! j| i! i! i! i!| | У l .'| i! i! i! i!| l==={ | ,′| i! i! i! i!|ノ ゝ | /| i! i! i! i!| ' ` ー- --‐'ノ / 美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ | i! i! i! i!| / | /| i! i! i! i!| -‐ ‐ / '"´| i! i! i! i!| '゙ ,. イ 「・・・・・・・。」| i! i! i! i!| , イ/| / [[AST1130-.XYNiEAU-AL]]-00218┏━┓┏━┓ ┏┓ ┏━━━━┓┃ ┗┛ ┣━━┳━┛┣━━┓ ┏━┳━┓ ┃ ━━╋━━┳━┳┳━━┓┃ ┣━ ┃┏┓┃┏┓┃ ┃ ┃ ┃ ┣━ ┃ ┃┣━ ┃
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目次 BD/DVD[Blu-ray] [DVD] CD ゲーム 書籍コミック フィルムコミック 小説 設定集・資料集KEY ANIMATION NOTE 評論 攻略本等 フィギュアねんどろいど スケールフィギュア ビーチクイーン figma カラコレ キューティーフィギュア ピュアニーモキャラクターシリーズ キュゥべえ トレーディングカードプレシャスメモリーズ ヴァイスシュヴァルツ カレンダー BD/DVD [Blu-ray] 魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 魔法少女まどか☆マギカ 2 【完全生産限定版】 魔法少女まどか☆マギカ 3 【完全生産限定版】 魔法少女まどか☆マギカ 4 【完全生産限定版】 魔法少女まどか☆マギカ 5 【完全生産限定版】 魔法少女まどか☆マギカ 6 【完全生産限定版】 [DVD] 魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 魔法少女まどか☆マギカ 2 【完全生産限定版】 魔法少女まどか☆マギカ 3 【完全生産限定版】 魔法少女まどか☆マギカ 4 【完全生産限定版】 魔法少女まどか☆マギカ 5 【完全生産限定版】 魔法少女まどか☆マギカ 6 【完全生産限定版】 CD コネクト(アニメ盤) Magia(アニメ盤) ゲーム 魔法少女まどか☆マギカ ポータブル (完全受注限定生産版) 「限定契約BOX」 特典 生フィルムコマ 特製カスタムテーマセット付き 魔法少女まどか☆マギカ ポータブル (通常版) 「通常契約パック」 特典 生フィルムコマ 特製カスタムテーマセット付き 魔法少女まどか☆マギカ ポータブル “メモリースティック PRO デュオ" (Mark2) 4GB (「キュゥべえ」カスタムテーマDLコード同梱) 書籍 コミック 魔法少女まどか☆マギカ (1) 魔法少女まどか☆マギカ (2) 魔法少女まどか☆マギカ (3) 魔法少女おりこ☆マギカ (1) 魔法少女おりこ☆マギカ (2) 魔法少女かずみ☆マギカ ~The innocent malice~ (1) 魔法少女かずみ☆マギカ ~The innocent malice~ (2) 魔法少女かずみ☆マギカ ~The innocent malice~ (3) 魔法少女まどか☆マギカ アンソロジーコミック (1) 魔法少女まどか☆マギカ アンソロジーコミック (2) フィルムコミック 魔法少女まどか☆マギカ film memories 小説 小説版-魔法少女まどか☆マギカ-初回限定版- 小説 魔法少女まどか☆マギカ (まんがタイムKRノベルス)(ソフトカバー) 設定集・資料集 魔法少女まどか☆マギカ 設定資料集 魔法少女まどか☆マギカ公式ガイドブック you are not alone. 魔法少女まどか☆マギカ プロダクションノート 魔法少女まどか☆マギカ The Beginning Story KEY ANIMATION NOTE 魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.1 魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.2 魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.3 魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.4 魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.5 魔法少女まどか☆マギカ KEY ANIMATION NOTE vol.6 評論 成熟という檻 『魔法少女まどか☆マギカ』論 超解読まどかマギカ 100人がしゃべり倒す! 「魔法少女まどか☆マギカ」 攻略本等 魔法少女まどか☆マギカポータブル ザ・コンプリートガイド 魔法少女まどか☆マギカ プレシャスメモリーズ コンプリートカードコレクション フィギュア ねんどろいど 魔法少女まどか☆マギカ ねんどろいど 鹿目まどか 魔法少女まどか☆マギカ ねんどろいど 暁美ほむら 魔法少女まどか☆マギカ ねんどろいど 巴マミ 魔法少女まどか☆マギカ ねんどろいど 美樹さやか 魔法少女まどか☆マギカ ねんどろいど 佐倉杏子 ねんどろいどぷち 魔法少女まどか☆マギカ BOX スケールフィギュア 魔法少女まどか☆マギカ 鹿目まどか (1/8スケール PVC塗装済み完成品) 魔法少女まどか☆マギカ 暁美ほむら (1/8スケール PVC塗装済み完成品) 魔法少女まどか☆マギカ 巴マミ (1/8スケール PVC塗装済み完成品) 魔法少女まどか☆マギカ 美樹さやか (1/8スケール PVC塗装済み完成品) 魔法少女まどか☆マギカ 佐倉杏子 (1/8スケール PVC塗装済み完成品) 魔法少女まどか☆マギカ アルティメットまどか (1/8スケール PVC製塗装済み完成品) ビーチクイーン 魔法少女まどか☆マギカ 鹿目 まどか (1/10スケール PVC塗装済み完成品) 魔法少女まどか☆マギカ 暁美 ほむら (1/10スケール PVC塗装済み完成品) 魔法少女まどか☆マギカ 巴 マミ (1/10スケール PVC塗装済み完成品) 魔法少女まどか☆マギカ 美樹 さやか (1/10スケール PVC塗装済み完成品) 魔法少女まどか☆マギカ 佐倉 杏子 (1/10スケール PVC塗装済み完成品) figma figma 鹿目まどか figma 暁美ほむら figma 巴マミ figma 美樹さやか figma 佐倉杏子 カラコレ 魔法少女まどか☆マギカ カラコレ (トレーディングマスコット) BOX カラコレ 魔法少女まどか☆マギカ 魔女コレクション BOX キューティーフィギュア キューティーフィギュアマスコット 魔法少女まどか☆マギカ BOX ピュアニーモキャラクターシリーズ 魔法少女まどか☆マギカ ピュアニーモキャラクターシリーズ 鹿目まどか 制服Ver. (TBS&MBS別注版) ピュアニーモキャラクターシリーズ 魔法少女まどか☆マギカ 鹿目まどか 制服Ver. ピュアニーモキャラクターシリーズ 魔法少女まどか☆マギカ 暁美ほむら 制服Ver. ピュアニーモキャラクターシリーズ 魔法少女まどか☆マギカ 巴マミ 制服Ver. ピュアニーモキャラクターシリーズ 魔法少女まどか☆マギカ 美樹さやか 制服Ver. キュゥべえ キュゥべえ (ノンスケール 塗装済みソフビフィギュア) キュゥべぇ PLUSH キュウべぇ くたくたぬいぐるみ キュゥべえ でかモフ抱きまくら 陶器製 キュゥべえ BANK トレーディングカード プレシャスメモリーズ プレシャスメモリーズ 魔法少女まどか☆マギカ スペシャルパック BOX BOX 「魔法少女まどか☆マギカ」 トレーディングカード BOX 「プレシャスメモリーズ 魔法少女まどか☆マギカ スターターデッキ 「プレシャスメモリーズ 魔法少女まどか☆マギカ ブースターパック BOX ヴァイスシュヴァルツ ヴァイスシュヴァルツ トライアルデッキ 魔法少女まどか☆マギカ ヴァイスシュヴァルツ ブースターパック 魔法少女まどか☆マギカ BOX カレンダー 魔法少女まどか☆マギカ 2012年 カレンダー 卓上魔法少女まどか☆マギカ 2012年 カレンダー
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~回想~ 既に限界まで穢れてしまった、さやかの掌の上のソウルジェム。 杏子「…!」 それを見て驚く杏子。 さやか「誰かの幸せを祈った分、他の誰かを呪わずにはいられない…あたし達魔法少女って、そういう仕組みだったんだね……あたしって…ほんとバカ」 その日の夜、1人の少女が見滝原駅のホームで絶望に身を委ね、魔女という名の化物へと生まれ変わってしまった。 人魚の魔女"Oktavia Von Seckendorff"…その性質は恋慕。(注1) 結界に囚われた杏子。 上空からさやかの遺体が落ちてくる。 杏子「…?」 杏子は遺体を受け止めるべく、即座に変身して突っ込んでいく。 杏子「さやかっ!!」 しかし、そのすぐ前には魔女がいる。 鎮座する台座の下から、無数の線路と車輪が飛び出す。 次々に落ちてくる車輪をかわしながら、杏子は走り… 杏子「!!」 そして、ジャンプして遺体を受け止める。 しかし、眼前には魔女が。 魔女の咆哮が結界に響き渡る。 杏子「何なんだよ…! テメエ一体何なんだ!? さやかに何をしやがった!?」 更に飛び出す線路と車輪。 杏子がそれをかわしながら進んでいると、突然車輪が爆発。 杏子「!!」 「下がって…!」 線路上にほむらがいる。 彼女が一瞬その場から消えたと思うと、次の瞬間魔女の目の前に爆弾が現れ、爆発。 それを見ていた杏子の目の前にほむらが現れ、手を差し延べる。 ほむら「…捕まって」 杏子「何を…」 汽笛が鳴りだし、汽車が線路の上を往く。 ほむら「いいから!」 杏子「…!」 意を決して、杏子はほむらの手を掴む。 それと同時に、ほむらは時間停止を発動させる。 時が完全に停止するまでの間に、魔女はマントを広げて剣を構え、甲冑に包まれた上半身を露にした。 杏子「こいつは…」 ほむら「私から手を離したら、あなたの時間も止まってしまう…気をつけて」 ほむらは杏子を引き連れ、杏子も遺体を担いだまま走り出す。 杏子「どうなってるんだよ! あの魔女は何なんだよ!?」 ほむら「かつて美樹さやかだったモノよ。あなた、見届けたんでしょ?」 杏子「逃げるのか?」 2人は線路を走りながら、結界の外を目指していた。 ほむら「嫌ならその余計な荷物を捨てて、今すぐあの魔女を殺しましょう…出来る?」 杏子「ふざけるな!」 ほむら「今のあなたは足手まといにしかならない…一旦引くわ」 杏子「…!」 やがて線路の先に光が見え、2人は結界を抜け出す。 駅の時計は0時58分から59分に。 杏子は遺体を床に降ろし、ほむらが振り返った途端、結界は消えた。 魔法少女まどか☆マギカ 第9話 そんなの、あたしが許さない 電灯に集る無数の虫。 見滝原駅近辺の線路に響く足音。 2人に遅れてそこに辿り着いたまどか。 まどか「…?」 彼女の前を歩くのは… まどか「!?」 さやかの遺体を抱えた杏子、そしてほむら。 まどか「…さやかちゃん!?」 さやかを見つけ、足を急がせるまどか。 杏子「…」 彼女から目を逸らす杏子。 まどか「さやかちゃん!? どうしたの!?」 黙るほむら。 まどか「ねえ? ソウルジェムは? さやかちゃんはどうしたの!?」 ほむら「彼女のソウルジェムは、グリーフシードに変化した後、魔女を生んで消滅したわ」 まどか「え…」 驚き、膝をつく。 まどか「…嘘…だよね…」 ほむら「事実よ。それがソウルジェムの最後の秘密」 自分のソウルジェムを差し出すほむら。 ほむら「この宝石が濁りきって黒く染まる時、私達はグリーフシードになり、魔女として生まれ変わる…それが、魔法少女になった者の、逃れられない運命」 歯を喰いしばる杏子。 ほむら達の背後から、電車が近づいてくる。 立ち上がり、2人に近づくまどか。 まどか「嘘よ…嘘よね…ねえ…!」 傍を電車が通り過ぎる。 茫然とし、再び膝をつくまどか。 まどか「そんな…どうして…さやかちゃん…魔女から人を守りたいって…正義の味方になりたいって…そう思って魔法少女になったんだよ? …なのに…!」 ほむら「その祈りに見合うだけの呪いを、背負い込んだまでの事。あの子は誰かを救った分だけ、これからは誰かを祟りながら生きていく…」 遺体を地面に降ろす杏子。 沈黙の後、激昂してほむらの襟首を掴む。 杏子「テメエは…何様のつもりだ…! 事情通ですって自慢したいのか!?」 俯くだけのほむら。 杏子は更に肩も掴んで… 杏子「何でそう得意気に喋ってられるんだ!? こいつはさやかの…!」 まどかの方を見る杏子。 彼女は遺体に顔をうずめて泣いていた… 杏子「さやかの親友なんだぞ…!」 ほむらもまどかに視線を遣る。 ほむら「今度こそ理解出来たわね…あなたが憧れていたものの正体が、どういうものか…わざわざ死体を持ってきた以上、扱いには気をつけて」 杏子の手を払いのける。 ほむら「迂闊な場所に置き去りにすると、後々厄介な事になるわ」 杏子「テメエそれでも人間か!?」 ほむら「勿論違うわ…」 後ろ髪をかき上げて… ほむら「あなたもね」 杏子「…!」 去っていくほむら。 まどかの部屋。 既に午前3時を回っている。 まどかは1人ベッドの上でうずくまっていた。 しばらくして、窓際にキュゥべえが現れる。 キュゥべえ「入っていいかい? 話があるんだ」 まどか「生きてたのね…」 キュゥべえは飾られたぬいぐるみの中に混じっている。 まどか「…ほむらちゃんが言ってた事、本当なの?」 キュゥべえ「訂正する程間違ってはいないね」 まどか「…じゃあ、あなたはみんなを魔女にする為に、魔法少女に?」 キュゥべえ「勘違いしないで欲しいんだが、僕等は何も、人類に対して悪意を持っている訳じゃない。全ては、この宇宙の寿命を延ばす為なんだ…まどか、君はエントロピーっていう言葉を知ってるかい?」 答えられないまどか。 キュゥべえ「簡単に例えると、焚き火で得られる熱エネルギーは、木を育てる労力と釣り合わないって事さ。エネルギーは形を変換する毎にロスが生じる。宇宙全体のエネルギーは、目減りしていく一方なんだ。だから僕達は、熱力学の法則に縛られないエネルギーを探し求めてきた。そうして見つけたのが、魔法少女の魔力だよ」 まどか「…あなたは…一体…」 キュゥべえ「僕達の文明は、知的生命体の感情を、エネルギーに変換するテクノロジーを発明した。ところが生憎、当の僕等が感情というものを持ち合わせていなかった。そこで、この宇宙の様々な異種族を調査し、君達人類を見出したんだ」 無造作に並んだいくつもの椅子。 キュゥべえ「人類の個体数と繁殖力を鑑みれば、1人の人間が生み出す感情エネルギーは、その個体が誕生し、成長するまでに要したエネルギーを凌駕する。君達の魂は、エントロピーを覆す、エネルギー源足り得るんだよ」 光を浴びる1つの椅子。 キュゥべえ「とりわけ最も効率がいいのは、第二次成長期の少女の、希望と絶望の相転移だ。ソウルジェムになった君達の魂は、燃え尽きてグリーフシードへと変わるその瞬間に、膨大なエネルギーを発生させる。それを回収するのが、僕達"インキュベーター"の役割だ」 まどか「わたし達…消耗品なの? あなた達の為に、死ねって言うの?」 キュゥべえ「この宇宙にどれだけの文明がひしめき合い、一瞬毎にどれ程のエネルギーを消耗しているのか分かるかい? 君達人類だって、いずれはこの星を離れて、僕達の仲間入りをするだろう。その時になって、枯れ果てた宇宙を引き渡されても困るよね。長い目で見れば、これは君達にとっても、得になる取引の筈だよ?」 まどか「…バカ言わないで…そんな訳の分からない理由で、マミさんが死んで、さやかちゃんがあんな目に遭って…」 泣き出してしまう。 まどか「あんまりだよ…酷すぎるよ…」 キュゥべえ「僕達はあくまで君達の合意を前提に契約しているんだよ? それだけでも十分に良心的な筈なんだが…」 まどか「みんな騙されてただけじゃない!!」 キュゥべえ「騙すという行為自体、僕達には理解出来ない。認識の相違から生じた判断ミスを後悔する時、何故か人間は、他者を憎悪するんだよね」 まどか「あなたの言ってる事、ついて行けない…全然納得出来ない…」 キュゥべえ「君達人類の価値基準こそ、僕等は理解に苦しむなぁ。今現在で69億人、しかも、4秒に10人ずつ増え続けている君達が、どうして単一個体の生き死にでそこまで大騒ぎするんだい?」 まどか「そんな風に思ってるなら…やっぱりあなた、わたし達の敵なんだね…」 キュゥべえ「これでも弁解に来たつもりだったんだよ? 君達の犠牲が、どれだけ素晴らしいものを齎すか、理解して貰いたかったんだが…どうやら無理みたいだね」 まどか「当たり前でしょ?」 キュゥべえ「まどか。いつか君は、最高の魔法少女になり、そして最悪の魔女になるだろう。その時僕等は、かつてない程大量のエネルギーを手に入れる筈だ。この宇宙の為に死んでくれる気になったら、何時でも声をかけて。待ってるからね」 消えていくキュゥべえ。 その感情を持たないが故の非情さに、まどかは悲しみに暮れるしかなかった… 見滝原市内のとあるホテルの一室。 テーブルの上に置かれた菓子、ハンバーガー、ピザ、ドリンク類。(注2) 杏子はソウルジェムの光を、ベッドに横たわるさやかの遺体に当て、魔力を送る。 それを背後から見届けるキュゥべえ。 キュゥべえ「そうまでして死体の鮮度を保って、一体どうするつもりだい?」 杏子「…!」 一旦作業を止め、食料の山からハンバーガーを取り出して食べる。 食料は、ピザ以外壁際に移されていた。 杏子「…こいつのソウルジェムを取り戻す方法は?」 キュゥべえ「僕の知る限りでは、ないね」 杏子「…そいつは…お前が知らない事もあるって意味か?」 キュゥべえ「魔法少女は条理を覆す存在だ。君達がどれ程の不条理を成し遂げたとしても、驚くには値しない」 杏子「出来るんだな?」 キュゥべえ「前例はないね。だから僕にも方法は分からない。生憎だが、助言のしようがないよ」 杏子「……いらねえよ…誰が…テメエの手助けなんか…借りるもんか…!」 ハンバーガーとチキンをガツガツ食いながら話す。 翌日の朝。 まどかは仁美と登校していた。 仁美「まどかさん、今朝は顔色が優れませんわ…大丈夫ですの?」 まどか「うん…ちょっと寝不足でね…」 仁美「それにしても、今日もさやかさんはお休みかしら…後でお見舞いに行くべきでしょうか…でも、私が行っていいのか…今ちょっと、さやかさんとはお話しし辛いんですが…」 まどか「仁美ちゃん…あのね…」 杏子「(昨日の今日で)」 まどか「?」 まどかが続きを言おうとした瞬間、杏子がテレパシーで会話に割り込む。 杏子「(呑気に学校なんて行ってる場合かよ)」 立ち止まって周囲を見渡すまどか。 杏子は遠くのビルの上にいる。 まどかは杏子を見つけ、その方向へ歩く。 仁美「まどかさん?」 杏子「(ちょっと話があるんだ。顔貸してくれる?)」 意を決するまどか。 まどか「仁美ちゃん…ごめん。今日はわたしも、学校お休みするね!」 一目散にその場を去る。 仁美「え…そんな…まどかさん、ちょっと!」 電灯からこぼれた水滴が、水溜りに落ちる。 見滝原市のとある住宅街。 まどかは、ここで自分を待っていた杏子の元に辿り着いた。 まどか「あの…話って…?」 杏子「美樹さやか、助けたいと思わない?」 まどか「? 助けられる…の?」 杏子「助けられないとしたら、放っとくか?」 まどか「…」 杏子「…妙な聞き方しちゃったね。バカと思うかも知れないけど…あたしはね、本当に助けられないのかどうか、それを確かめるまで、諦めたくない」 まどかはまだ緊張が解けない。 杏子「あいつは魔女になっちまったけど、友達の声位は憶えてるかも知れない。呼びかけたら、人間だった頃の記憶を取り戻すかも知れない…それが出来るとしたら…多分、あんただ」 まどか「……上手くいくかな…」 杏子「分かんねえよそんなの」 不安に包まれる。 杏子「…ふふっ、分かんないからやるんだよ。もしかして、あの魔女を真っ二つにしてやったらさ、中からグリーフシードの代わりに、さやかのソウルジェムがポロッと落ちてくるとかさ。そういうモンじゃん? 最後に愛と勇気が勝つストーリーってのは」 次第に緊張が解け、まどかは杏子の話に聞き入っている。 杏子「…あたしだって、考えてみたら、そういうのに憧れて魔法少女になったんだよね。すっかり忘れてたけど、さやかはそれを思い出させてくれた」 話を聞くうちに、まどかの決意も固まっていく。 杏子「付き合い切れねえってんなら、無理強いはしない。結構、危ない橋を渡る訳だしね。あたしも、絶対何があっても守ってやる、なんて約束は出来ねえし…」 まどか「ううん…手伝う。手伝わせて欲しい」 水滴が再び水溜りに落ちる直前、まどかは杏子に手を差し延べる。 まどか「わたし、鹿目まどか」 緊張も不安もすっかりなくなり、笑顔を見せる。 杏子「…ったくもう、調子狂うよなほんと」 まどか「え?」 杏子「佐倉杏子だ…よろしくね」 杏子は上着のポケットから棒菓子を取り出し、まどかに手渡す。 まどか「…」 それを手に取って見つめる。 見滝原中学校。 まどかのクラスは数学の授業中だった。 その途中、ほむらが… ほむら「…すみません。気分が優れませんので、保健室へ」 数学教師「ん? このクラスの保険委員は誰かね?」 女生徒「鹿目さんは今日お休みです」 ホワイトボードに問題の答えを書いていた女生徒が答える。 数学教師「ふむ。では学級委員が付き添いに…」 1人黙々と教室を出ていくほむら。 夕方。 魔女を捜して、杏子とまどかは橋の下を歩いている。 まどか「ほむらちゃんも、手伝ってくれないかな…」 杏子「あいつはそういうタマじゃないよ」 まどか「友達じゃないの?」 串団子を食べる杏子。 杏子「…違うね…まあ、利害の一致っていうか、お互い1人じゃ倒せない奴と戦う為につるんでるだけさ…あと何日かしたら、この街にワルプルギスの夜が来る…」 再び串団子を食べる。 まどか「ワルプルギス?」 杏子「超ド級の大物魔女だ…」 串団子をさらに一口。 杏子「あたしもあいつも、多分1人じゃ倒せない。だから共同戦線っていうか…まあ要するにそういう仲なのさ」 そして2人は、ビルの工事現場に辿り着いた。 杏子のソウルジェムの輝きが増し、魔女の気配を示す。 杏子「…ここだな」 2人は封鎖された扉のロックを壊し、中へと入っていく。 串団子のうち1本を食べ切る杏子。 そして、階段を上る。 まどか「ほんとにさやかちゃんかな…他の魔女だったりしないかな…」 杏子「魔力のパターンが昨日と一緒だ。間違いなくあいつだよ」 やがて気配の最も強い所に着き、足を止める2人。 杏子は串団子を食べ終え、変身する。 投げ捨てた串が、鉄骨の落書きに突き刺さる。 杏子「…さて、改めて聞くけど…本当に覚悟はいいんだね?」 まどか「何かもう、慣れっこだし。わたし、いつも後からついて行くばっかりで…役に立った事一度もないけど…でもお願い。連れていって」 杏子「…ほんと変な奴だな、あんた。ふっ…」 槍で結界の入り口を切り開く杏子。 その中は、最初に自分が取り込まれた場所と違っていた。 まどか「ねえ、杏子ちゃん」 杏子「ん?」 まどか「誰かにばっかり戦わせて、自分で何もしないわたしって…やっぱり、卑怯なのかな」 杏子「何であんたが魔法少女になる訳さ」 まどか「何でって…」 まどかを睨み付け、立ち止まる杏子。 杏子「ナメんなよ。この仕事はね、誰にだって務まるモンじゃない」 まどか「でも…」 杏子「毎日美味いモン食って、幸せ家族に囲まれて、そんな何不自由ない暮らしをしてる奴がさ、ただの気まぐれで魔法少女になろうとするんなら、そんなのあたしが許さない。いの一番にブッ潰してやるさ」 まどか「……」 言葉を失うまどか。 杏子「命を危険に晒すってのはな、そうするしか他に仕方無い奴だけがやる事さ。そうじゃない奴が首を突っ込むのはただのお遊びだ…おふざけだ」 まどか「そうなのかな…」 杏子「あんただっていつかは、否が応でも命懸けで戦わなきゃならない時が来るかも知れない。その時になって考えればいいんだよ」 まどか「うん…」 狭い道の先の扉を開いて、更に奥へと進む。 何処からともなく音楽が流れ、両側の壁の丸い窓には、さやかの人間だった頃の思い出が映し出されている。 まどか「杏子ちゃんは、どうして…」 その瞬間、扉がひとりでに閉じる。 まどか「!?」 杏子「気付かれた。来るぞ!!」 通路がひとりでに動き出し、次々と扉が開き、2人は吸い込まれる様に結界最奥部に着く。 そこはまるでコンサートホールの様で、使い魔の群れが曲を奏でていた。(注3) まどか「…」 更に中央で魔女が音楽に乗って踊っていた。 杏子「いいな…打ち合わせ通りに」 まどか「う、うん」 壁に手下の影が映る。 まどかは勇気を振り絞って魔女に呼びかける。 まどか「さやかちゃん…わたしだよ。まどかだよ! ねえ…聞こえる? わたしの声が分かる!?」 しかし、魔女は車輪を召喚する。 まどかを庇う様に杏子が前に出る。 杏子「怯むな。呼び続けろ!」 杏子が祈る様に両手を組むと、2人の間に鉄格子の様な赤い鎖の壁が幾重も現れる。 まどか「さやかちゃん、やめて…!」 槍を構える杏子。 まどか「お願い! 思い出して! こんな事、さやかちゃんだって嫌だった筈だよ!! さやかちゃん、正義の味方になるんでしょ!? ねえお願い!! 元のさやかちゃんに戻って!!」 容赦なく襲いかかる車輪を、杏子は切り払う。 杏子「聞き分けがねえにも…程があるぜ! さやか!!」 再び車輪を召喚。 杏子「!?」 魔女が剣を振り下ろすと、車輪が一斉に杏子に襲いかかる。 煙が晴れると、鎖は消えてしまっていた。 まどか「杏子ちゃん!!」 杏子のダメージは大きかった。 車輪を押しのけて… 杏子「大丈夫…この程度、屁でもねえ…! あんたは呼び続けろ…さやかを…!」 再び鎖の壁を作り出す杏子。 魔女も更に車輪を召喚。 まどか「やめて!! もうやめて!! さやかちゃん!! わたし達に気付いて!!」 車輪に打ちのめされる杏子。 杏子「!!」 車輪の猛攻を受けながらも、杏子は耐え続ける。 杏子「…はっ…! いつぞやのお返しかい…そう言えばあたし達…最初は殺し合う仲だったっけね…」 初めて戦った時の事を思い出す。 かつてさやかは、経験の差故に杏子に一太刀たりとも浴びせられなかった。 立場が変わり、今は杏子が魔女=さやかに一方的に押されてしまっている。 まどかは鎖にしがみ付いて泣いていた。 杏子「生温いって…あの時、あたしがもっとブチのめしても、あんたは立ち上がってきたじゃんかよ…!」 青いさやかの影に赤い杏子の影が絡み合い、杏子がさやかに寄り添う。 しかし、さやかは炎と燃えて消えていき、杏子も渦に巻き込まれる様に消える。 杏子「怒ってんだろ? …何もかも許せないんだろ? …分かるよ…」 2つの影は溶け合わない赤と青の模様のまま、杏子の血となって滝の様に流れ落ちる。 杏子「それで気が済んだら、目ェ覚ましなよ…!」 車輪に撥ね飛ばされ、杏子は背後の鎖の壁に叩きつけられる。 杏子「!!」 車輪の体当たりで鎖の壁が砕け散る。 杏子に駆け寄るまどか。 まどか「…!?」 魔女が右腕を伸ばす。 まどかは逃げようとするも… 杏子「!」 掴まれてしまう。 まどか「…ぁぁっ…さやかちゃん…お願いだから…!」 杏子「…さやかっ!!」 槍を拾って飛びかかり、魔女の右腕を切断。 青い血飛沫が舞う。 杏子「あんた…信じてるって言ってたじゃないか!! この力で、人を幸せに出来るって!!」 魔女が振り下ろした剣が、床を切り裂く。 まどかが気を失って倒れている場所が陥没し、床の一部に穴が開く。 そこから落下していく杏子、まどか、そして魔女。 杏子「頼むよ神様…こんな人生だったんだ…せめて一度位…幸せな夢を見させてよ…!」 もうさやかを救う手段がない事を知り、杏子は涙ながらに呟く。 結界の天地が逆転。 手下の1匹が、魔女に背を向けたまま演奏を止めている。 いつの間にかそこに来ていたほむらは、抱きかかえたまどかを床に降ろす。 その直後、彼女の背後で杏子の槍が落ちる音がした。 ほむら「…杏子!」 うずくまっている杏子。 槍が紫の炎を纏って消える。 そして彼女も立ち上がる。 杏子「…よお」 ほむら「…あなた…」 杏子「その子を頼む。あたしのバカに付き合わせちまった」 ほむら「…!?」 杏子はほむらの前に鎖の壁を作る。 杏子「足手まといを連れたまま戦わない主義だろ? …いいんだよ。それが正解さ。ただ1つだけ、守りたいものを最後まで守り通せばいい…はは…何だかな…あたしだって、今までずっとそうしてきた筈だったのに…」 頭のリボンを解くと、髪の下に隠していた父の形見の十字架が飛び出す。 それを受け取り、跪いて祈りを捧げる。 杏子「行きな…こいつはあたしが引き受ける…!」 杏子の全身が紫の炎に包まれ、何本もの大きな槍が床を突き抜ける。 まどかを抱え、急いでその場を離れるほむら。 杏子「心配すんなよさやか…」 祈りの体制のまま、更に巨大な槍に乗っている杏子。 その穂先が開く。 杏子「独りぼっちは、淋しいもんな…」 周りを槍が囲み、向かい合う杏子と魔女。 杏子「いいよ…一緒にいてやるよ…さやか…」 魔女の目に杏子が映る。 杏子はソウルジェムがはめ込まれた十字架に口づけし、放り投げる。 そして槍を構え、全ての魔力を解き放ち、落ちてきた十字架を一突きする。 ソウルジェムは十字架諸共砕け散り、大爆発が杏子を、魔女を、更に結界をも包んでいく。 家族を、家庭を守る為に、父の言葉を真面目に聞いてくれます様にと願った杏子。 しかし、「父の言葉が人の心を操る」という祈りの正体を知られ、平穏が戻った筈の家庭は崩壊してしまい、以来自分勝手に生き続けてきた。 そんな矢先、マミの遺志を継ぐさやかと出会い、敵対した。押し殺した過去の自分を、彼女に重ねていたから。 同じ奇跡を願い、同じ想いで戦った似た者同士の2人は、戦う事がなくなっても、最後まで本当に打ち解けるには至らなかった。 あくまで信念に従い、裏切られ、結果自分が味わった以上の絶望に負けたさやかの死に直面し、杏子は過去の自分にもう一度向き合わせてくれた彼女を救うと決意する。 そして戦いの中、もう救えないと分かっても尚希望を捨てず、心を、命を賭して出した1つの答え…それは、死んでもずっと一緒にいる事だった。 結界の外に出たほむら。 ほむら「…杏子…」 暁美家。 自室で考え事をしているほむらの元にキュゥべえが現れる。 ほむら「佐倉杏子には、本当に美樹さやかを救える望みがあったの?」 キュゥべえ「まさか。そんなの不可能に決まってるじゃないか」 ほむら「なら…どうしてあの子を止めなかったの?」 キュゥべえ「勿論、無駄な犠牲だったら止めただろうさ。でも今回、彼女の脱落には、大きな意味があったからね。これでもうワルプルギスの夜に立ち向かえる魔法少女は、君だけしかいなくなった…勿論、1人では勝ち目なんてない。この街を守る為には、まどかが魔法少女になるしかない訳だ」 ほむら「…やらせないわ…絶対に…!」 送電鉄塔の上、輝く月。 続く ─脚注─ (注1)その名の通り、上半身に甲冑を纏い台座に乗った人魚の姿。さやかに纏わる一連のエピソードも、童話の人魚姫になぞらえたものである。 本編内で魔女に重なったり影として登場していた不気味な物体は、劇団イヌカレー(異空間設計)による設定資料にある甲冑の中のスライム状になったさやか(の様なもの)で、強がりばかりで素直になれず弱い自分を隠し続けた彼女の心理を象徴しているとも言われる。 続く第10話のほむらの過去(3週目の時間軸内)のエピソードにおいても、同様にさやかが魔女化するが、ここでの姿は大本の変化はないものの、下半身やマント等の配色が違う、剣を両手に持つ、結界最奥部のデザインもダンスフロア風、等の変更点がある。 (注2)家族と家庭(佐倉家は元々聖職者の一家だった)を失った過去を持つ杏子の私生活のうち、日々の食料の調達はほぼ万引きで成り立っている。しかし、本編内での直接的描写はなく、第7話でさやかに差し出したリンゴが盗品である事を看破された点から窺える程度。 ホテルに持ち込んだ食料や、まどかに渡した棒菓子も恐らく盗品と思われるが、串団子は小説版では買った事になっている。 この様に杏子の万引きはオブラートに包まれているが、その割に第10話ではほむらが暴力団から銃火器を盗むシーンがある(因みに暴力団の名前は「射太興業」といい、シャフト(アニメーション制作)をもじったもの)。 より具体的な日常描写は、スピンオフ漫画『魔法少女おりこ☆マギカ』及びPSP用ゲーム『魔法少女まどか☆マギカ ポータブル』等で見られる。※万引きは犯罪です。絶対にやってはいけません!! 尚、魔法少女になりたての頃の杏子はマミと師弟・交友関係にあったが、家庭崩壊を機に考え方の相違から決別した。 (注3)人魚の魔女の手下"Holger"。役割は演奏。第10話の過去時間軸では、代わりに仁美に酷似した姿の"Klarissa"が登場しており、役割はバックダンサー。魔女の車輪攻撃に巻き込まれるなど扱いは悪い。