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台詞職人さんGJ 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 叛逆の物語 [部分編集] 第1話 「仕方ないよ。彼女一人では荷が重すぎた」 「でも、彼女も覚悟の上だろう」 「諦めたらそれまでだ」 「でも、君なら運命を変えられる」 「避けようのない滅びも、嘆きも、全て君が覆せばいい」 「そのための力が、君には備わっているんだから」 「もちろんさ。だから僕と契約して、魔法少女になってよ!」 「助けて!」 「助けて! まどか!」 「僕を、助けて」 「助けて・・・」 「助けて・・・」 「助けて・・・」 「ありがとうマミ、助かったよ」 「どうもありがとう。僕の名前はキュゥべえ」 「そうだよ、鹿目まどか、それと美樹さやか」 「僕、君たちにお願いがあって来たんだ」 「僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ」 第2話 「僕は、君たちの願いごとをなんでもひとつ叶えてあげる」 「なんだってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ」 「でも、それと引き換えに出来上がるのがソウルジェム」 「この石を手にしたものは、魔女と戦う使命を課されるんだ」 「願いから産まれるのが魔法少女だとすれば、魔女は呪いから産まれた存在なんだ」 「魔法少女が希望を振りまくように、魔女は絶望を蒔き散らす」 「しかもその姿は、普通の人間には見えないから性質が悪い」 「不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ、そういう災いの種を世界にもたらしているんだ」 「魔女は常に結界の奥に隠れ潜んで、決して人前には姿を現さないからね」 「さっき君たちが迷い込んだ迷路のような場所がそうだよ」 「おはよう、さやか」 「いやいや、今はまだ僕が間で中継しているだけ。でも内緒話には便利でしょう?」 「どうして?」 「むしろ、学校の方が安全だと思うな。マミもいるし」 「この程度の距離なら、テレパシーの圏内だよ」 「彼女が狙ってたのは僕だよ。新しい魔法少女が産まれることを、阻止しようとしてたんだろうね」 「意外だなあ。大抵の子は二つ返事なんだけど」 「頑張って。もうすぐ結界の最深部だ」 「大丈夫、その状態では安全だよ。むしろ役に立つ貴重なものだ」 第3話 「今のは魔女から分裂した使い魔でしかないからね。グリーフシードは持ってないよ」 「別に契約者自身が願い事の対象になる必然性はないんだけどね。前例も無い訳じゃないし」 「僕としては、早ければ早い程いいんだけど」 「僕の立場で急かすわけにはいかないしね。助言するのもルール違反だし」 「まどかは、力そのものに憧れているのかい?」 「まどかが魔法少女になれば、マミよりずっと強くなれるよ」 「もちろん、どんな願い事で契約するかにもよるけれど」 「まどかが産み出すかもしれないソウルジェムの大きさは、僕には測定しきれない。これだけの資質を持つ子と出会ったのは初めてだ」 「いや」 「グリーフシードだ! 孵化しかかってる!」 「マズいよ、早く逃げないと! もうすぐ結界が出来上がる!」 「無茶だよ! 中の魔女が出てくるまでにはまだ時間があるけど、結界が閉じたら君は外に出られなくなる。マミの助けが間に合うかどうか・・・」 「まどか、先に行ってくれ。さやかには僕が付いてる」 「マミならここまで来れば、テレパシーで僕の位置が分かる」 「ここでさやかと一緒にグリーフシードを見張っていれば、最短距離で結界を抜けられるよう、マミを誘導できるから」 「怖いかい? さやか」 「願い事さえ決めてくれれば、今この場で君を魔法少女にしてあげることも出来るんだけど・・・」 「まだ大丈夫。すぐに孵化する様子はないよ」 「むしろ、迂闊に大きな魔力を使って卵を刺激する方がマズい。急がなくていいから、なるべく静かに来てくれるかい?」 「マミ! グリーフシードが動き始めた! 孵化が始まる、急いで!」 「気をつけて! 出て来るよ!」 「二人とも! 今すぐ僕と契約を!」 「まどか! さやか!」 「願い事を決めるんだ、早く!」 「ハッ」 第4話 「ん?」 「長らくここはマミのテリトリーだったけど、空席になれば他の魔法少女が黙ってないよ」 「すぐにも他の子が魔女狩りのためにやってくる」 「確かにマミみたいなタイプは珍しかった。普通はちゃんと損得を考えるよ」 「誰だって報酬は欲しいさ」 「でも、それを非難できるとしたら、それは同じ魔法少女としての運命を背負った子だけじゃないかな」 「君たちの気持ちは分かった。残念だけど、僕だって無理強いはできない」 「お別れだね。僕はまた、僕との契約を必要としてる子を探しに行かないと」 「こっちこそ。巻き込んで済まなかった」 「短い間だったけど、ありがとう。一緒にいて楽しかったよ、まどか」 「まさか君が来るとはね」 「悪いけど、この土地にはもう新しい魔法少女がいるんだ。ついさっき契約したばかりだけどね」 「どうするつもりだい? 杏子」 第5話 「大丈夫、君の祈りは間違いなく遂げられる」 「じゃあ、いいんだね?」 「さあ、受け取るといい。それが君の運命だ」 「本当に彼女と事を構える気かい?」 「すべて君の思い通りに行くとは限らないよ。この街にはもう一人、魔法少女がいるからね」 「僕にもよく分からない」 「そうとも言えるし、違うとも言える」 「あの子は極めつけのイレギュラーだ。どういう行動に出るか、僕にも予想できない」 「緊張してるのかい?」 「危険は承知の上なんだね?」 「そっか。うん、考えがあっての事ならいいんだ」 (君にも君の考えがあるんだろう? まどか) (さやかを守りたい君の気持ちは分かる) (実際、君が隣に居てくれるだけで、最悪の事態に備えた切り札を一つだけ用意できるしね) (今は何も言わなくていい。さやかもきっと反対するだろうし) (ただ、もし君が心を決める時が来たら、僕の準備は、いつでも整ってるからね) 「この結界は、多分魔女じゃなくて使い魔のものだね」 「油断は禁物だよ」 「彼女は癒しの祈りを契約にして魔法少女になったからね。ダメージの回復力は人一倍だ」 「まどか、近づいたら危険だ」 「どうしようもない。お互い譲る気なんてまるでないよ」 「僕にはどうしようもない」 「でも、どうしても力づくでも止めたいのなら、方法がないわけじゃないよ」 「この戦いに割り込むには、同じ魔法少女じゃなきゃダメだ」 「でも君にならその資格がある。本当にそれを望むならね」 第6話 「大丈夫、気絶しているだけだ」 「何にせよ、彼女が何かを企んでいるのは確かだ。くれぐれも、気をつけて」 「暁美ほむら。君は、まさか……」 「これでまた暫くは、大丈夫だ」 「もう、危険だね。これ以上の穢れを吸ったら、魔女が孵化するかもしれない」 「大丈夫、貸して」 「これでもう安全だ」 「これもまた、僕の役目の一つだからね」 「でも、また次にソウルジェムを浄化するためには、早く新しいグリーフシードを手に入れないと」 「佐倉杏子は強かっただろう?」 「余分なソウルジェムがあれば、魔法を出し惜しみせずに、無駄使いすることだって出来る。それが杏子の強みだ」 「魔力を使えば使うほど、ソウルジェムには穢れが溜まるんだ」 「さやか、君がグリーフシードを集められない限り、杏子と戦っても、勝ち目は無いと思っていい」 「確かにそれは事実だね」 「こればっかりは仕方ないよ。杏子は素質がある上にベテランだし」 「逆に、全く経験が無くても、才能だけで杏子以上の魔法少女になれる天才だっている」 「鹿目まどかさ」 「ああ、だからもし、どうしても杏子に対抗する戦力が欲しいなら、いっそまどかに頼んでみるのも手だよ。彼女が僕と契約すれば……」 「ダメだ。時間が経ち過ぎている。昨夜(ゆうべ)の使い魔を追う手がかりは無さそうだ」 「僕から言わせて貰えるのは、無謀過ぎるってことだけだ」 「今のさやかじゃ、暁美ほむらにも、佐倉杏子にも、勝ち目はない」 「でもね、さやかは、聞き届けてくれないよ」 (まどか、まどか! 急いで、さやかが危ない! ついてきて!) 「今のはマズかったよ、まどか」 「よりにもよって、友達を放り投げるなんて、どうかしてるよ」 「君たち魔法少女が身体をコントロールできるのは、せいぜい100m圏内が限度だからね」 「普段は当然肌身離さず持ち歩いてるんだから、こういう事故は滅多にあることじゃないんだけど」 「はあ・・・まどか、そっちはさやかじゃなくて、ただの抜け殻なんだって」 「さやかはさっき、君が投げて捨てちゃったじゃないか」 「ただの人間と同じ、壊れやすい身体のままで、魔女と戦ってくれなんて、とてもお願い出来ないよ」 「君たち魔法少女にとって、元の身体なんていうのは、外付けのハードウェアでしかないんだ」 「君たちの本体としての魂には、魔力をより効率よく運用できる、コンパクトで、安全な姿が与えられているんだ」 「魔法少女との契約を取り結ぶ、僕の役目はね。君たちの魂を抜き取って、ソウルジェムに変える事なのさ」 「むしろ便利だろう?」 「心臓が破れても、ありったけの血を抜かれても、その身体は魔力で修理すれば、すぐまた動くようになる」 「ソウルジェムさえ砕かれない限り、君たちは無敵だよ」 「弱点だらけの人体よりも、余程戦いでは有利じゃないか」 「君たちはいつもそうだね。事実をありのままに伝えると、決まって同じ反応をする」 「訳が分からないよ。どうして人間はそんなに、魂の在処にこだわるんだい?」 第7話 「僕は魔法少女になってくれって、きちんとお願いしたはずだよ?」 「実際の姿がどういうものか、説明を省略したけれど」 「訊かれなかったからさ。知らなければ知らないままで、何の不都合もないからね」 「事実、あのマミでさえ最後まで気づかなかった」 「そもそも君たち人間は、魂の存在なんて、最初から自覚できてないんだろう?」 「そこは神経細胞の集まりでしかないし、そこは、循環器系の中枢があるだけだ」 「そのくせ、生命が維持できなくなると、人間は精神まで消滅してしまう」 「そうならないよう、僕は君たちの魂を実体化し、手に取ってきちんと守れる形にしてあげた」 「少しでも安全に、魔女と戦えるようにね」 「君は戦いという物を甘く考え過ぎだよ」 「例えば、お腹に槍が刺さった場合、肉体の痛覚がどれだけの刺激を受けるかって言うとね」 「これが本来の痛みだよ。ただの一発でも、動けやしないだろう?」 「君が杏子との戦いで最後まで立っていられたのは、強過ぎる苦痛がセーブされていたからさ」 「君の意識が肉体と直結していないからこそ可能なことだ」 「おかげで君は、あの戦闘を生き延びることができた」 「慣れてくれば、完全に痛みを遮断することもできるよ」 「もっとも、それはそれで動きが鈍るから、あまりオススメはしないけど」 「戦いの運命を受け入れてまで、君には叶えたい望みがあったんだろう?」 「それは間違いなく実現したじゃないか」 第8話 「それはぜひ僕からもお願いしたいね。暁美ほむら」 「やれやれ、招かれざる客ってわけかい?」 「今夜は君たちにとって、重要なはずの情報を知らせに来たんだけどね」 「美樹さやかの消耗が予想以上に早い。魔力を使うだけでなく、彼女自身が呪いを生み始めた」 「このままだと、ワルプルギスの夜が来るより先に、厄介なことになるかもしれない」 「注意しておいた方がいいよ」 「僕じゃなくて、彼女に訊いてみたらどうだい?」 「君なら既に知っているんじゃないかな? 暁美ほむら」 「やっぱりね。どこでその知識を手に入れたのか、僕はとても興味深い。君は……」 「君も僕のことを恨んでいるのかな?」 「無理だ。それは僕の力の及ぶことじゃない」 「凄いなんていうのは控えめな表現だ。君は途方もない魔法少女になるよ」 「恐らくこの世界で最強の」 「さやかは彼女の願いを遂げた。その点について、まどかは何の関係もない」 「僕にも分からない」 「はっきり言って君が秘めている潜在能力は、理論的にはあり得ない規模のものだ」 「誰かに説明して欲しいのは、僕だって一緒さ」 「君が力を開放すれば、奇跡を起こすどころか、宇宙の法則をねじ曲げることだって可能だろう」 「なぜ君一人だけが、それほどの素質を備えているのか。理由は未だにわからない」 「現実は随分と違ったね」 「まどか。君は、望むなら、万能の神にだってなれるかもしれないよ」 「というと?」 「その程度、きっと造作もないだろうね」 「その願いは君にとって、魂を差し出すに足る物かい?」 「無駄な事だって知ってるくせに。懲りないんだなあ、君も」 「代わりはいくらでもあるけど、無意味に潰されるのは困るんだよね」 「勿体ないじゃないか」 「君に殺されたのは、これで二度目だけれど、おかげで攻撃の特性も見えてきた」 「時間操作の魔術だろう? さっきのは」 「やっぱりね。何となく察しはついてたけれど、君はこの時間軸の人間じゃないね」 「なるほどね」 「だからこんなにしつこく僕の邪魔をするわけだ」 「そうまでして、鹿目まどかの運命を変えたいのかい?」 「この国では、成長途中の女性のことを、少女って呼ぶんだろう?」 「だったら、やがて魔女になる君たちのことは、魔法少女と呼ぶべきだよね」 第9話 「入っていいかい? 話があるんだ」 「訂正するほど間違ってはいないね」 「勘違いしないで欲しいんだが、僕らは何も、人類に対して悪意を持っている訳じゃない」 「全ては、この宇宙の寿命を伸ばすためなんだ」 「まどか、君はエントロピーっていう言葉を知ってるかい?」 「簡単に例えると、焚き火で得られる熱エネルギーは、木を育てる労力と釣り合わないってことさ」 「エネルギーは形を変換する毎にロスが生じる」 「宇宙全体のエネルギーは、目減りしていく一方なんだ」 「だから僕たちは、熱力学の法則に縛られないエネルギーを探し求めて来た」 「そうして見つけたのが、魔法少女の魔力だよ」 「僕たちの文明は、知的生命体の感情を、エネルギーに変換するテクノロジーを発明した」 「ところが生憎、当の僕らが感情というものを持ち合わせていなかった」 「そこで、この宇宙の様々な異種族を調査し、君たち人類を見出したんだ」 「人類の個体数と繁殖力を鑑みれば、一人の人間が生み出す感情エネルギーは、その個体が誕生し、成長するまでに要したエネルギーを凌駕する」 「君たちの魂は、エントロピーを覆す、エネルギー源たりうるんだよ」 「とりわけ最も効率がいいのは、第二次性徴期の少女の、希望と絶望の相転移だ」 「ソウルジェムになった君たちの魂は、燃え尽きてグリーフシードへと変わるその瞬間に、膨大なエネルギーを発生させる」 「それを回収するのが、僕たち、インキュベーターの役割だ」 「この宇宙にどれだけの文明がひしめき合い、一瞬ごとにどれ程のエネルギーを消耗しているのか分かるかい?」 「君たち人類だって、いずれはこの星を離れて、僕たちの仲間入りをするだろう」 「その時になって、枯れ果てた宇宙を引き渡されても困るよね?」 「長い目で見れば、これは君たちにとっても、得になる取引のはずだよ?」 「僕たちはあくまで君たちの合意を前提に契約しているんだよ?」 「それだけでも充分に良心的なはずなんだが」 「騙すという行為自体、僕たちには理解できない」 「認識の相違から生じた判断ミスを後悔する時、何故か人間は、他者を憎悪するんだよね」 「君たち人類の価値基準こそ、僕らは理解に苦しむなあ」 「今現在で69億人、しかも、4秒に10人づつ増え続けている君たちが、どうして単一個体の生き死ににそこまで大騒ぎするんだい?」 「これでも弁解に来たつもりだったんだよ?」 「君たちの犠牲が、どれだけ素晴らしい物をもたらすか、理解して貰いたかったんだが、どうやら無理みたいだね」 「まどか。いつか君は、最高の魔法少女になり、そして最悪の魔女になるだろう」 「その時僕らは、かつて無い程大量のエネルギーを手に入れるはずだ」 「この宇宙のために死んでくれる気になったら、いつでも声をかけて。待ってるからね」 「そうまでして死体の鮮度を保って、一体どうするつもりだい?」 「僕の知る限りでは、無いね」 「魔法少女は条理を覆す存在だ。君たちがどれ程の不条理を成し遂げたとしても、驚くには値しない」 「前例はないね。だから僕にも方法は分からない」 「生憎だが、助言のしようがないよ」 「まさか、そんなの不可能に決まってるじゃないか」 「もちろん、無駄な犠牲だったら止めただろうさ」 「でも今回、彼女の脱落には、大きな意味があったからね」 「これでもうワルプルギスの夜に立ち向かえる魔法少女は、君だけしか居なくなった」 「もちろん、一人では勝ち目なんてない」 「この街を守るためには、まどかが魔法少女になるしかない訳だ」 第10話 「彼女たちは、魔法少女。魔女を狩る者たちさ」 「その言葉は本当かい?暁美ほむら。君のその祈りの為に、魂を賭けられるかい? 戦いの定めを受け入れてまで、叶えたい望みがあるなら、僕が力になってあげられるよ」 「そうとも。君にはその資格がありそうだ。教えてごらん。君はどんな祈りで、ソウルジェムを輝かせるのかい?」 「契約は成立だ。君の祈りは、エントロピーを凌駕した。さあ、解き放ってごらん。その新しい力を!」 「仕方ないよ。彼女一人では荷が重すぎた」 「諦めたらそれまでだ。でも、君なら運命を変えられる。避けようのない滅びも、嘆きも、全て君が覆せばいい。 その為の力が、君には備わっているんだから」 「もちろんさ。だから、僕と契約して、魔法少女になってよ!」 「本当にもの凄かったね、変身したまどかは。彼女なら、最強の魔法少女になるだろうと予測していたけれど…。 まさかあのワルプルギスの夜を、一撃で倒すとはね」 「遅かれ早かれ、結末は一緒だよ。彼女は最強の魔法少女として、最大の敵を倒してしまったんだ。 もちろん後は、最悪の魔女になるしかない。今のまどかなら、おそらく十日かそこいらで、この星を壊滅させてしまうんじゃないかな? ま、後は君たち人類の問題だ。僕らのエネルギー回収ノルマは、おおむね達成できたしね」 「あ……戦わないのかい?」 「暁美ほむら…君は…」 「ひっ」 第11話 「時間遡行者・暁美ほむら」 「過去の可能性を切り替えることで、幾多の並行世界を横断し、君が望む結末を求めて、この一ヶ月間を繰り返してきたんだね」 「君の存在が、一つの疑問に答えを出してくれた――『何故、鹿目まどかが、魔法少女として、あれほど破格の素質を備えていたのか』」 「今なら納得いく仮説が立てられる」 「魔法少女としての潜在力はね、背負い込んだ因果の量で決まってくる」 「一国の女王や救世主なら兎も角、ごく平凡な人生だけを与えられてきたまどかに、どうしてあれほど膨大な因果の糸が集中してしまったのか不可解だった」 「だが――ねえ、ほむら」 「ひょっとしてまどかは、君が同じ時間を繰り返す毎に、強力な魔法少女になっていったんじゃないのかい」 「やっぱりね」 「原因は君にあったんだ」 「正しくは、君の魔法の副作用――と言うべきかな」 「君が時間を巻き戻してきた理由はただ一つ――鹿目まどかの安否だ」 「同じ理由と目的で、何度も時間を遡るうちに、君は幾つもの並行世界を、螺旋状に束ねてしまったんだろう――鹿目まどかの存在を中心軸にしてね」 「その結果、決して絡まるはずのなかった平行世界の因果線が、全て今の時間軸のまどかに連結されてしまったとしたら、彼女の、あの途方もない魔力係数にも納得がいく」 「君が繰り返してきた時間――その中で循環した因果の全てが、巡り巡って、鹿目まどかに繋がってしまったんだ」 「あらゆる出来事の元凶としてね」 「お手柄だよ、ほむら」 「君がまどかを最強の魔女に育ててくれたんだ」 「意外な展開ではないよ」 「予兆は随分前からあった」 「はあ」 「例えば君は、家畜に対して引け目を感じたりするかい?」 「彼らがどういうプロセスで、君たちの食卓に並ぶのか」 「その反応は理不尽だ」 「この光景を残酷と思うなら、君には本質が全く見えていない」 「彼らは人間の糧になることを前提に、生存競争から保護され、淘汰されることなく繁殖している」 「牛も豚も鶏(とり)も、他の野生動物に比べれば、種としての繁殖ぶりは圧倒的だ」 「君たちは皆(みな)、理想的な共栄関係にあるじゃないか」 「寧ろ僕らは、人類が家畜を扱うよりも、ずっと君たちに対して譲歩しているよ?」 「曲がりなりにも、知的生命体と認めた上で交渉しているんだしね」 「信じられないのかい?」 「それなら、見せてあげようか――インキュベーターと人類が、共に歩んできた歴史を」 「僕たちはね、有史以前から君たちの文明に干渉してきた」 「数え切れないほど大勢の少女が、インキュベーターと契約し、希望を叶え、そして絶望に身を委ねていった」 「祈りから始まり、呪いで終わる――これまで、数多の魔法少女たちが繰り返してきたサイクルだ」 「中には、歴史に転機をもたらし、社会を新しいステージへと導いた娘(こ)もいた」 「彼女たちを裏切ったのは僕たちではなく、寧ろ自分自身の祈りだよ」 「どんな希望も、それが条理にそぐわないものである限り、必ず何らかの歪みを生み出すことになる」 「やがてそこから災厄が生じるのは当然の節理だ」 「そんな当たり前の結末を裏切りだと言うなら、そもそも、願い事なんてすること自体が間違いなのさ」 「でも、愚かとは言わないよ」 「彼女たちの犠牲によって、人の歴史が紡がれてきたことも、また事実だし」 「そうやって過去に流された全ての涙を礎にして、今の君たちの暮らしは成り立っているんだよ」 「それを正しく認識するなら、どうして今更、たかだか数人の運命だけを特別視できるんだい?」 「それが僕たちに理解できたなら、わざわざこんな惑星(ほし)まで来なくても済んだんだけどね」 「僕たちの文明では、感情という現象は、極めて稀な精神疾患でしかなかった」 「だから君たち人類を発見した時は驚いたよ」 「全ての個体が、別個に感情を持ちながら共存している世界なんて、想像だにしなかったからね」 「君たちは今でも、裸で洞穴(ほらあな)に住んでたんじゃないかな」 「それを否定したとして、君は僕の言葉を信じるかい?」 「今更言葉にして説くまでもない」 「その目で見届けてあげるといい――『ワルプルギス』を前にして、暁美ほむらがどこまでやれるか」 「彼女がまだ、希望を求めているからさ」 「いざとなれば、この時間軸もまた無為にして、ほむらは戦い続けるだろう」 「何度でも性懲りもなく、この無意味な連鎖を繰り返すんだろうね」 「最早今の彼女にとって、立ち止まることと、諦めることは同義だ」 「何もかもが無駄だった、と――決してまどかの運命を変えられないと確信したその瞬間に、暁美ほむらは絶望に負けて、グリーフシードへと変わるだろう」 「彼女自身も分かってるんだ」 「だから選択肢なんてない」 「勝ち目のあるなしにかかわらず、ほむらは戦うしかないんだよ」 「そうさ」 「過去の全ての魔法少女たちと同じだよ」 「まどか、君だって一緒に視(み)ただろう?」 第12話 「数多の世界の運命を束ね、因果の特異点となった君なら、どんな途方もない望みだろうと、叶えられるだろう」 「さあ、鹿目まどか――その魂を代価にして、君は何を願う?」 「――!」 「その祈りは――そんな祈りが叶うとすれば、それは時間干渉なんてレベルじゃない!」 「因果律そのものに対する反逆だ!」 「はっ」 「――君は、本当に神になるつもりかい?」 「まどかがもたらした新しい法則に基づいて、宇宙が再編されているんだよ」 「そうか――君もまた、時間を越える魔法の使い手だったね」 「じゃあ一緒に見届けようか――鹿目まどかという、存在の結末を」 「あれが、彼女の祈りがもたらしたソウルジェムだ」 「その壮大過ぎる祈りを叶えた対価に、まどかが背負うことになる呪いの量が分かるかい?」 「一つの宇宙を作り出すに等しい希望が遂げられた」 「それは即ち、一つの宇宙を終わらせるほどの絶望をもたらすことを意味する」 「当然だよね?」 「まどか」 「これで君の人生は――始まりも、終わりもなくなった」 「この世界に生きた証も、その記憶も、もう何処にも残されていない」 「君という存在は、一つ上の領域にシフトして、ただの概念に成り果ててしまった」 「もう誰も君を認識できないし、君もまた、誰にも干渉できない」 「君はこの宇宙の一員では、なくなった」 「ふうん――なるほどね」 「確かに君の話は、一つの仮説としては成り立つね」 「だとしても、証明しようがないよ」 「君が言うように、宇宙のルールが書き換えられてしまったのだとすれば、今の僕らにそれを確かめる手段なんてない訳だし」 「君だけがその記憶を持ち越しているのだとしても――それは、君の頭の中にしかない夢物語と区別がつかない」 「まあ確かに、浄化しきれなくなったソウルジェムが、何故消滅してしまうのか――その原理は僕たちでも解明できてない」 「その点、君の話にあった『魔女』の概念は、中々興味深くはある」 「人間の感情エネルギーを収集する方法としては、確かに魅力的だ」 「そんな上手い方法があるなら、僕たちインキュベイターの戦略も、もっと違ったものになっただろうね」 「君が言う、『魔女』のいた世界では、今僕らが戦っているような魔獣なんて、存在しなかったんだろう?」 「呪いを集める方法としては、余程手っ取り早いじゃないか」 「ふうん――」 「やっぱり理解できないなあ、人間の価値観は」 「今夜はつくづく瘴気が濃いね」 「魔獣どもも、次から次へと湧いてくる――幾ら倒してもキリがない」 叛逆の物語 「きゅ?きゅ~」 「きゅ~きゅ、きゅ」 「きゅ~、きゅ~」 「きゅ、きゅ~!」 「きゅ~!」 「きゅ~」 「真実なんて知りたくもないはずなのに、それでも追い求めずにはいられないなんて、つくづく人間の好奇心というものは、理不尽だね」 「まあ、君ならいずれはきっと、答えにたどり着くだろうとは思っていたよ、暁美ほむら」 「残る疑問は、君の命と魂が、今どこにあるのかだよね?その答えは、僕が教えてあげる」 「これがこの偽物の見滝原市の外側、現実世界の君の姿だよ」 「僕たちの作り出した干渉遮断フィールドが、君のソウルジェムを包んでいる。すでに限界まで濁りきっていたソウルジェムを、外からの影響力が一切及ばない環境に閉じ込めた時、何が起こるのか」 「魔法少女を浄化し、消滅させる力。君たちが“円環の理”と呼んでいる現象から隔離された時、ソウルジェムはどうなるのか?確かに興味深い結果を観察させてもらったよ。独自の法則に支配された閉鎖空間の形成と、外部の犠牲者の誘導、捕獲。これこそまさしく、いつか君が説明してくれた、魔女とやらの能力、そのものだよね」 「遮断フィールドに保護されたソウルジェムが、まだ砕けていない以上、君は完全な形で、魔女に変化できたわけでもない。卵を割ることができなかったヒナが、殻の中で成長してしまったようなものだね。だから君は、自らの内側に結界を作り出すことになった。まさか、街1つを丸ごと模倣して再現できるとは、驚きだ。ここはね、君のソウルジェムの中にある世界なんだよ」 「そこは僕たちが、(キュゥべえたち)調整してるのさ」 「フィールドの遮断力は、あくまで一方通行だ、外からの干渉ははじくけれど、内側からの誘導で、犠牲者を連れ込むことはできる。魔女としての君が、無意識のうちに求めた標的だけが、この世界に入り込めるんだ。ここまで条件を限定したうえで、なおも“円環の理”なる存在が、あくまで暁美ほむらに接触しようとするならば、その時は、君の結界に招き入れられた、犠牲者という形で、この世界に具現化するしかない。そうなれば、僕たちインキュベーターは、これまで謎だった、魔法少女消滅の原因を、ようやく特定し、観測することができる。実際、君が作った結界には、現実世界にはすでに存在しないキャラクターが、奇妙な形で参加している。とりわけ興味深いのは、過去の記憶にも、未来の可能性にも存在しない、1人の少女だ。この宇宙と一切の因果関系がない存在なのに、彼女は何の違和感もなく君の世界に紛れ込んできた。まあ、そもそも最初から捜す必要さえなかったんだ。手間を省いてくれたのは、君自身なんだよ、暁美ほむら。君は以前から“円環の理”のことを“鹿目まどか”という名前で呼んでいたからね」 「唯一やっかいだったのは…鹿目まどかが、未知の力を発揮するそぶりをまったく見せなかったことだ。結界の主である君の記憶操作は、まどかに対しても作用してしまったみたいだね。彼女は君を救済するという目的だけでなく、自分自身の力と正体さえ見失っていたようだ。これでは手の出しようがない」 「鹿目まどかは、神であることを忘れ、暁美ほむらは、魔女であることを忘れ、おかげで僕らは、こんな無意味な堂々巡りにつきあわされることになった。まあ、気長に待つつもりでいたけれど、君が真相にたどり着いたことで、ようやく均衡も崩れるだろう。さあ、暁美ほむら。まどかに助けを求めるといい。それで彼女も思い出す。自分が何者なのか、何のためにここに来たのかを」 「もちろん、今まで仮説にすぎなかった“円環の理”を、この目で見届けることだよ」 「最終的な目標については否定しないよ。まあ道のりは困難だろう。この現象は、僕たちにとってまったくの謎だった。存在すら確認できないものは、手の出しようがないからね」 「そうだね。観測さえできれば干渉できる。干渉できるなら、制御もできる。いずれ僕たちの研究は“円環の理”を完全に克服するだろう。そうなれば、魔法少女は魔女となり、さらなるエネルギーの回収が期待できるようになる。希望と絶望の相転移、その感情から変換されるエネルギーの総量は、予想以上のものだったよ。やっぱり魔法少女は、無限の可能性を秘めている。君たちは、魔女へと変化することで、その存在を全うするべきだ」 「なぜ怒るんだい?君にはもう関わりのない話だ。暁美ほむらの存在は完結した。君は過酷だった運命の果てに、待ち望んでいた存在と、再会の約束を果たす。これは、幸福なことなんだろう?」 「そんな…自ら呪いを募らせるなんて、何を考えているんだ?浄化が間に合わなくなるよ!」 「君はそんな理由で救済を拒むのかい?このまま、永遠の時を、呪いと共に過ごすつもりなのか?」 「バカな…この遮断フィールドの内側で死ぬことが何を意味するのか分かっているのかい?殻を破ることすら拒んで、卵の中で魔女として完成してしまったら…。君は“円環の理”に感知されることすらなく破滅する。もう誰も、君の魂を絶望から救えない。君は再び、鹿目まどかと巡り会うチャンスを永久に失うんだよ?」 「君にとっても最悪の結末だろうに。まったく、どうして人間の思考は、こうも理不尽なんだい?」 「待ってくれ!あれは暁美ほむらなんだ。君たちは仲間と戦う気かい?」 「まどか、君ならほむらを救えるはずだ。君が持っている本当の力に気づきさえすれば」 「き、君たちは一体…」 「そんな…」 「じゃあ君たちもまた、円環の理…」 「(キュゥべえたち)訳が分からないよ」 「世界が書き換えられていく…この宇宙に、新しい概念が誕生したというのか?」 「何が起きているんだ?暁美ほむら、君は何に干渉しているんだ?何を改ざんしてしまったんだ?」 「信じられない…呪いに染まったソウルジェムが、消え去るはずの君の魂が…なぜ?」 「それじゃあ、いったい…」 「君はいったい、何者なんだ?魔法少女でも魔女でもなく、いったい、どこにたどり着こうとしてるんだ?」 「これではっきりした。君たち人類の感情は、利用するには危険すぎる。こんな途方も無い結末は、僕たちでは制御しきれない」 「うわっ!」
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1周目考察(A説) 1周目考察(B説) 2周目考察(A説) 2周目考察(B説) 3周目考察(A説) 3周目考察(B説) 4周目考察(A説) 4周目考察(B説) 1~9話の世界(5周目?)疑問点 1~9話の世界(5周目?)の考察 そして重要な点は2つ [部分編集] ここではその以前の世界で起きた事象に基づき、このアニメの世界の構造を把握してゆく ループ回数は現時点で少なくとも5回。アニメで描写されていないループがあればそれ以上。 1周目考察(A説) ほむらの転校時には既にまどかは契約していたか否かについて転校時には契約している説ほむらが魔女に襲われた時点で「いきなり秘密がバレちゃったね」「つい先週契約した」とまどかは発言している。 ほむらの転校時点で性格が明るく社交的になっている。 後述のループの起点と転校までの日にちや、後述の4周目以降での描写などから、転校時点で既に契約していたのではないか、という考察が多い。 転校時には契約していない説性格の変化などは本編がおかしな夢のせいで微妙な態度になってしまって、そのまま異界の物語に突入したためそのように見えてしまった、という考察もある ワルプルギスの夜において、マミの死体に大きな損傷が見えないため、ソウルジェムをピンポイントで破壊されて死亡した疑いがある。 ほむらが時間軸への一切の干渉をしなかったためマミは後期まで生き残った、という考察がある。 この時点では魔女化が起きていた様子はないので、さやかのイベントは本編とは違う結末、そもそも発生しなかった、という考察がある。 まどかが「もうワルプルギスの夜を止められるのは私だけしか居ない」と言っている辺り、杏子も既に居ないかそもそも町に来なかったものという推測がある。 1周目考察(B説) ほむらが魔法少女になっていないことが最大の違い。これがすべての始まり。 ほむら視点の「ループ」ではこれが一番最初にたどった道である。 そしてまどかが魔法少女になっている点であるが,「つい一週間前に契約した」とまどかは発言しているが、その発言した日がいつなのかが分かず、また本編での時間経過がきっちりと明記されていないため、事実上無意味なセリフとなる。 またほむらが時間軸への一切の干渉をしない場合、マミは順当に後期まで生き残ることも判明した。 この時点では魔女化が起きていた様子はないので、さやかのイベントは本編とは違う結末、そもそも発生しなかったものと思われる。 まどかが明るく社交的である点について、本編がおかしな夢のせいで微妙な態度になってしまって、そのまま異界の物語に突入したためそのように見えてしまった可能性がある。 まどかの能力は弓、攻撃力は通常であり、「宇宙の法則を突き破る」と呼ばれる超弩級魔法少女の片鱗は垣間見えない。 2周目考察(A説) さやかについては1周目同様描写がなく、この世界でも同様に魔法少女になっていない可能性がある 杏子についても1周目同様に描写がない 2周目考察(B説) ようやく魔法少女システムの全貌が明らかになる。純粋無垢な少女には凄惨苛烈な結末が待っている キュゥべえに騙されていることに気づくが、実際には一周目と大して状況は変わっていない。 まあ、味方の中に「最大の敵」が紛れ込んできることは重要な情報ではある。 3周目考察(A説) 3周目開始時点で、QBの目的は不明のようだ。 さやかがチームの先輩のような言動をしている。 さやかは「何度巻き込まれそうになったか」とほむらと共戦したときの爆弾の不満を述べている。 ほむらが『キュゥべえが隠していた真実』を話しても、仲間たちは現実にそれを目の辺りにするまで信じない。 1~9話での世界において杏子がこの町にやってきたのはキュゥべぇの要請である事を鑑みると、ほむらがキュゥべぇを疑っていた事はある程度キュゥべぇに漏れていた可能性がある さやかはほむらのいうことを信じられず、更には仲間割れを狙っているのではないかと疑う。 さやかは「あの杏子ってのと~」と杏子に対しあまり良感情を持ってないように描かれている。 さやかはほむらに対して「爆弾イヤ」「チームに入れるの反対」「杏子とグルで仲間割れを狙ってるのではないか」など全体的に態度が冷たい。ほむらが魔女化したさやかを倒す際に「美樹さん…ごめん」と謝罪している。(ほむらからさやかへの感情) まどかは、さやかに仲間割れを疑われるほむらにフォローを入れるなど、ほむらへは比較的優しい。 まどかは、さやか魔女に対しては9話同様のセリフを喋り説得を試みている様子(武器も持っていない) 3周目考察(B説) キュゥべえに対する不信感という下地無しでは、真実を話して説得する、キュゥべえに対抗するという選択肢が発生できない この時点でいきなり仲間を頼るという選択肢がほぼ壊滅した事になる。 キュゥべえが隠していた事実を暴露しないと仲間たちは現実を把握せず、把握しきった場合は高確率で自滅や足の引っ張り合いになるしかない。 ほむらは「もう誰にも頼らない」と述べた。 まどかと約束したことによりもう引き返す道は絶たれた 1話のまどかの夢の件からも、ループが魔法少女達の深層心理に影響を与えている可能性あり ひとつだけのグリーフシードでほむら復帰。もうひとつグリーフシードがあればハッピーエンドだったと思われるどうだろう。ソウルジェムが何もしなくても少しずつ穢れるらしいからこの先2人が生き続けている限り、人を犠牲にしてグリーフシードの源である魔女を生み育てなくてはいけない。 4周目考察(A説) この世界ではほむらの目的がハッキリ定まり、その手段を探っている段階。まどかを魔法少女にしないためにほむらが行動したことで、まどかが魔法少女になるタイミングがとても遅くなった。 キュゥべえの9話台詞「君たち人類だって、いずれはこの星を離れて、僕たちの仲間入りをするだろう」「その時になって、枯れ果てた宇宙を引き渡されても困るよね?」というのは仮定の話である。キュゥべえが十分なエネルギーを獲得した後人類が滅亡した場合でも「後は君たち人類の問題だ。僕らのエネルギー回収ノルマは、おおむね達成できたしね」 と言い切る。 ほむらループの際、キュゥべえは「暁美ほむら…君は…」とようやくほむらの能力を悟った模様。 4周目考察(B説) まどかが魔法少女になっていない。 まどかとさやかの魔法少女化を防ぐのが基本的なスタンスのようで、現有魔法少女だけで事態を解決するつもりのようだ。 またキュゥべえの思考が今更ではあるが、これ以上なく明確に判明する。結局ヤツは人類にとって「害悪でしかない存在」だということが確定した。 人類を宇宙の上位知性として迎え入れるのも仮定の話であって、電池として滅亡しても何も問題ないと考えているようだ。 願いの内容によって魔法少女=魔女の強さが激変する仕組みが確定化する。 キュゥべえ、十分なエネルギーを手にいれたので母星に帰るとか言い出す。 しかも此処から先は人類の問題だとか何の罪悪感もなく言い放つ。 1~9話の世界(5周目?) 疑問点 今回は本当に5周目なのか? まどかとほむらの初遭遇時の違い。5周目と1話ではほむらの表情やポーズ、位置取りなどに違いが存在する。 ワルプルギスの夜の違い。10話では1周目と4周目で外見がやや異なっていた。1話アバンのそれは4周目のものと比べ、ワルプルギスの夜のシルエットや背景の曇り空がより暗くなっている、歯車の部分が肥大化している ほむらの攻撃を受けたのかシーンの途中から微妙に破損している。 まどかに対するキュウべぇの台詞のイントネーションなどシーン全体で細かい点に違いが見られる。1話アバンはまどかが夢として見たシーンであり視点が異なる。 魔法少女の死を幾度と無く見て結界内で孤独に死ぬことが殆どやワルプルギスの夜の正確な出現場所を統計したという発言から、1~9話の世界に着くまでにそれだけ多くの経験を積んできている事が解る 疑問点はあるにせよ、大量のループを重ねたにしては不自然な点(恐らくはワルプルギスの夜に負け越しっぱなしなのとか)もあり、もし描写されていない周回があったとしてもそれほど数は多くないと思われる。 1~9話の世界(5周目?)の考察 ほむらがまどかに冷たい、厳しい、そっけない マミに対してもそっけない。 マミが相性の悪い相手と戦闘するときに、マミを止めようとする。 さやかの契約阻止に失敗する。 3話でソウルジェムと肉体の関係が発覚。キュゥべえへの不審。 ワルプルギスの夜キュゥべえは、「佐倉杏子には、本当に美樹さやかを救える望みがあったの?」 という質問に対して「まさか、そんなの不可能に決まってるじゃないか」 と返答する。 キュゥべえは、杏子の脱落について「でも今回、彼女の脱落には、大きな意味があったからね」「これでもうワルプルギスの夜に立ち向かえる魔法少女は、君だけしか居なくなった」 と述べる。 まどかを早期に魔法少女にしない選択が裏目に出た可能性を示唆している。まあ凄まじい魔女になってもすぐに過去に逃げればいいのだが、キュゥべえに美味しい餌をぶら下げる格好になったのは否めない ほむらが時間を移動できる能力を有していることがキュゥべえにバレた 時間がリセットされて最初からやり直しになるのか、パラレルワールドとして枝分かれするのかである。平行世界論では、一瞬々々のクオンティティ(例えば、人の瞬き、蝶の羽ばたき、雫の挙動など)次第で無限に分岐するが、物語世界では(主人公属性を持った)特定存在の思惟履歴を追跡する為に用いられる。虚淵へのインタビュー―――ほむらの能力設定をもう少し詳しく教えてください 虚淵:ほむらの盾に見えている武器が砂時計で、その砂の流れを遮断することで時間をとめているんです。で、砂時計の上部分の砂が全部なくなった時点でひっくり返すと1か月分の時間が戻る。それまでは止める事しかできない。つまり、砂時計の1か月分の砂をやりくりする能力がほむらの特殊能力なんです。まき戻った時間は…そこが主題の作品ではないので厳密には考えていませんが世界は平行して分岐しているのかな、と思っています。 そして重要な点は2つ 未だかつてなくまどかの潜在能力は膨大なものになっているまどかを早期に魔法少女にしない選択が裏目に出た可能性を示唆している。 ほむらが時間を移動できる能力を有していることがキュゥべえにバレた これによりキュゥべえはまどかの秘密に気が付き、ほむらに伝える ほむらは自分がまどかをもっと悪い立場においているという恐怖を持つ 5週目(?)で時間遡行を躊躇し、最悪絶望・・・する直前で
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データ紹介 概要 外観 データ紹介 敵名 ペドラン 英名 Pedran 全長 6.3m 移動 2足歩行 魔法 拡散ビームキャノン×1ビームソード/ビームグリーフシード×2ライフルキャノン(尾)×1 概要 初期の主力型の敵。魔法少女本人に似たパワーが特徴。尾を除いた全身を見ると、甲冑を纏った騎士のように見える。「ドラゴン型」と言う、翼付きの獣に擬態することができる。背中に発達した翼を広げると、脚部の爪先が鳥脚状になり、頭部の角が展開する。凶暴さはアントニーに近い。ザドスやドランはドラゴン型ではあるが両足の形状が異なり、ザナディオンもドラゴン型ではあるが系列が無関係になっている。 本体は青色だが、ペドラン(紫カラー)、ペドラン(赤カラー)、ペドラン(緑カラー)、ペドラン(茶カラー)、ペドラン(黒カラー)、ペドラン(白カラー)、ペドラン(桃カラー)、ペドラン(橙カラー)、ペドラン(黄カラー)、ペドラン(灰カラー)と言った変り種も存在する。 外観 『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する、最初の敵。ドラゴンのような姿をした恐ろしい者だ! 魔女がドラゴンに見えたから。 -- 波田竜馬 (2016-06-05 06 54 59) ドラゴンの形態で登場。 -- 波田竜馬 (2016-06-16 07 09 05) 名前 コメント
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Sebastian s ぜばすてぃあんず 影の魔女の手下。その役割は妄信。 影の魔女によって平等に救われてしまった命達の集合体。彼らは同胞を求めている。 概要 第7話で美樹さやか・佐倉杏子と戦った魔女・Elsamariaの使い魔。 触手状の体でさやかを迎え撃つが、彼女の剣により切り落とされる。 先端は動物の形をしているが、よくみると十二支がモチーフになっていることがわかる。 ちなみに魔女の背中からも樹の枝のようなものが出ているが、こちらは魔女本体の一部であり、使い魔ではない。 魔法少女まどか☆マギカポータブルではスペックの関係からか龍型の頭部しか登場しない。 名前 Sebastianという名の由来はおそらくキリスト教の聖人である聖セバスティアヌスから。 キリスト教徒であることがばれて矢を浴びせられるが、奇跡によって全て急所を外れる。 その後改めて信仰を告白したため結局殺される。手下たちの場合は「殉教者たち」というほどの意味か。 ポータブルでのドロップアイテム 通常はDEX強化ポイント、3層以降:AGI強化ポイントをドロップし、サハスラブジャもDEX強化ポイントを落とす。 間違っても黒光りする虫と呼んではいけない。 名前 コメント
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ビッグボーナス:バトル告知 特徴 ねんどろいどもとい二等身のデフォルメまどかがお菓子の魔女の結界を探索。残り8G(表示上は7G)にシャルロッテとのバトルに突入して勝敗でほむら図柄(マギカラッシュ)当選を告知するタイプ。 音楽は劇場版挿入歌の「未来」で、マミさんのテーマこと「Credens justitiam」に日本語歌詞をつけてKalafinaが歌っている。 7割くらいはチャンス告知と同じだが、ほむら揃い当選時に一切の告知がない。強いて言うならほむら図柄当選時は画面に「第1停止が左の」順押しリプレイとして表示される。 チャンス告知でいう「狙ってほしいんだ」がこちらではキャラ発見となっており、キャラが降りてくる時に上記のリプレイが揃っていればほむら図柄当選の期待ができる。なお、ほむらが降りてきた場合は勝利が確定する。 ほむら図柄を揃える必要がないので目押しができない場合でも安心して消化できる。ただし複数の当選回数やシングル/ダブルほむらの判別は不可能な点に注意。 高確率に当選した場合はチャンス告知同様に最大4ゲームの前兆を伴う。宝箱から登場したりピョートル(使い魔)を倒して告知される。 チャンス告知では文字が「高確率中」だったがこちらだと「チャンス中」となる。 ちなみにユニメモ中は宝箱から現在のキャラのアイテムが登場するのでアイテム集めをしたい場合にはオススメ。 その他あれこれ 文字の色 キャラが降りてくる時の文字が赤色(魔女が近づいてるよー など)だと勝利が確定する。また、ほむらが下りてくるときは必ず金文字で「おめでとう」と表示される。 (未確定)ほむらが他のキャラと一緒に降りてきた場合は2回以上揃い確定? バトル時のキャラ数による勝率 まどか…4% さやか…18% マミ…20% 杏子…85% ほむら…100% ※確定のほむら以外は過度な期待はしないように。 対戦時の状態 シャルロッテ変身前のままバトル突入は勝利確定滅多におきないがあの姿で戦うシャルを一回はみておきたい。 攻撃味方が先制タメが入ってからまどかが攻撃した場合は若干チャンス 他のキャラも攻撃に参加した場合は若干チャンス 敵の先制カウンターして反撃すればチャンス 2回の攻撃タイミングでカウンターなど含めてこちらの攻撃回数が多いほどチャンス 勝敗バトルのラストで「押して!」とボタンのマークがでるとチャンス。 なおボタンマークに×がついて「押さないで!」となるパターンがあり、この場合は(他の機種のパターンからしておそらく)勝利が確定する。(未確認)押してしまった場合も勝利は確定するが特殊ボイスが流れる?(他の機種のパターンからしておそらく) 復活演出 バトルの勝敗は突入時に判定されるため突入前にほむら揃いを引けていない場合は敗北する。 この時バトル中に小役ラッシュなどで当選した場合などは最終ゲームにほむらが登場し、逆転勝利となる。まどほむキマシタワー
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新ギレンの野望 機体データ 連邦系 ヤ行 ・例アッシマー
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「随分無茶をするんだねキミは。たしかにソウルジェムの秘密に気がついた子が居なかったわけじゃないけれど、自分から投げ捨てるような真似をするのは初めてみたよ、暁美ほむら」 ほむらの呼びかけに応じる形で、屋上の入り口の一番近くに居たマミの側に、蜃気楼が立ち込めるように白いぬいぐるみが現れる 「うぉ!?・・・キュゥべえ、あんたいきなり現れないでよ。つーかその登場の仕方、怪しすぎなんだけど」 「キュゥべえ・・・一体これはどういうことなの?」 現れた『大事なお友達』に、怪訝な表情を浮べて問い質すマミ 「どういうことも何も見た通りさ。彼女の言っていたように、ソウルジェムは魔法少女の魂で肉体は外付けのハードウェア。だからさっきみたいに本体から離れすぎるとコントロールが利かなくなってしまうのさ」 「そんな!・・・そんなこと、聞いてないわ」 「知らなくても何の不都合もないからね。普段は当然肌身離さず持ち歩いてるんだから、こういう事故は滅多にあることじゃないんだ。それにキミはデメリットばかりに目が行っているようだけど、 むしろメリットの方が遥かに大きいんだよ?魔力をより効率的に運用できるし、ソウルジェムが砕かれない限り、肉体が死のうと魔法少女としての死には繋がらないからね」 「・・・だからってこんなの・・・誰も頼んでないわよ!」 裏切られたような表情を浮かべ、キュゥべえをみつめるマミ その様子はまどかやさやかが今まで見たことがない、優しい先輩とはかけ離れたものだった 「マミさん・・・」 (巴さん・・・やっぱりショックは隠しきれないか。まさかアイツの弁護をするはめになるとはね) 「落ち着いて巴さん。そいつの言う通り、この事は私たち魔法少女にとっては有利に働くことの方が多い。痛覚を制御したり・・・あの時まどかを庇った私がああやって立っていられたのは・・・いいえ、 そもそも傷を負いながらまどかを庇い続けられたのも、魂が肉体から分離できていたお陰です。そうじゃなかったら、きっと最初の一撃で痛みの余り気を失っていたか、まどかを離していたでしょうね」 マミの両肩に手を置き、静かに諭すほむら 「でも!・・・これじゃあ私たちは・・・」 「それに私の祈りは・・・肉体をズタズタにされた程度のことで立ち止まってはいられないんです」 どこか遠くを見るような目で語るほむらと、その表情を見上げて言葉を失うマミ そんな二人の心中も知らず、淡々と続けるキュゥべえ 「たしかに痛覚を制御出来るのも大きなメリットだね。でも完全に痛みを消してしまうと動作が鈍るからお勧めはしないよ。それにそもそも、交通事故で死に掛っていたマミに選択の余地なんて無かったじゃないか。 あのまま死んでしまうよりずっとマシだったはずだろう?それに暁美ほむらに至っては、ボクは契約した覚えすらないんだけど。それで文句を言われるのは納得がいかないよ」 「キュゥべえアンタ・・・ほむらが力づくでもまどかや私に近づけまいとした訳が、ちょっとわかる気がしてきたわ。お前・・・他にも魔法少女について私たちに隠してることがあるんじゃないでしょうね?」 かつてのマスコットに対するような態度とは一転させて、鋭い目つきで問い質すさやか 「そんなことを言われても、ボクが知っていて君たちが知らない知識なんてたくさんありすぎてどれを指しているのやら。具体的に指摘してもらわないとわからないよ。 さしあたって知らないと困るような事は、全て教えているつもりだけね」 ほむらはそんなことをのたまう白い小動物を一瞥すると、静かに言い放つ 「・・・聞くだけのことは聞いたわ。消えなさい」 「やれやれ・・・君たちはいつもそうだね。事実をありのままに伝えると、決まって同じ反応をする」 キュゥべえは首を左右に軽く振ると、出てきた時と同じく霞のように消えてしまった 結局、その後は三人で付き添ってマミを自宅まで送り届けることになった 思い思いに慰めの言葉をかけるさやかとまどかと、静かにマミの右手を握り続けたほむら 別れ際にはなんとか平静を取り戻したようには見受けられたが・・・ 更にその後、三人で途中まで帰宅する間に、まどかとさやかに釘を差すほむら 「ああいう事はなってしまった後だから言えるのよ。貴女たちが魔法少女に対して変な幻想を抱くのはやめなさい」 「・・・上げたり落したり、アンタも苦労性ね。んー?あれかー?転校生はツンデレキャラってやつか?・・・そう考えると、なんかアンタのやってた事が可愛く思えてくるわね」 「? 何を言っているの?美樹さやか」 「あんた実は良いヤツだから、今までごめんねって言ってんの」 そんなセリフをまくし立てながら、照れ隠しにほむらに抱きついて腰周りに手を伸ばすさやか 「な、貴女何をしているの?」 「んー?スキンシップ?悔しいけどアンタ容姿は最高だもんね、性格はちょっと捻くれてるけど。なんならさやかちゃんの嫁にしてやってもいいんだよ?へへっ」 「もー!さやかちゃんほむらちゃんに変なことしちゃだめだよ。今まであれだけ意地悪言ってたくせに、調子良いんだから」 呆れ顔で物申すまどかに黒髪の少女の腰を抱いたまま近づくと、空いた左手で抱き寄せるさやか 「ジェラシーかぁ?心配しなくても本妻はまどかだから安心しなって。あー、それかこの場合はむしろアタシに嫉妬してるのか?可愛いやつめ~うりうり」 左腕に抱えたまどかと右腕に抱えたほむらをまとめて抱きしめる 「さ、さやかちゃん・・・何言ってるの?(あわわ、ほむらちゃんの顔がこんな近くに・・・)」 (この子なりにまどかを心配して空気を明るくしようとしてくれているのかしら・・・) さやかのハグから抜け出すと、軽く髪を整えて、静かに呟くほむら 「お陰さまでさっきまでの気まずさはなくなったわ。ありがとう、美樹さん」 「へ!? ・・・なんのことやら?ははは・・・。んじゃ、私はここで別れるわ。ちょっと寄るところがあるし。ほむらはこの子を家まで送ってやって?じゃーねー」 「・・・さやかちゃんったら、ほんと一方的なんだもん・・・ごめんねほむらちゃん。あはは」 逃げるように去っていくさやかを見送って、苦笑を浮べるまどか 「彼女・・・やっぱりお見舞いに行くのかしら」 「え・・・多分そうだと思うけど。よく知ってるね」 「・・・奇跡には重い対価が付き物なの。変な事を考えなければ良いけれど」 小さくなっていくさやかの背中を見送りながら、まどかには聞こえない小さな声で呟いた 「それであの・・・さやかちゃんのごめんなさいついでなんだけど。さっきはあんな生意気なことを言ってごめんね?」 通学鞄の紐を両手で弄って歩きながら、少し俯いて語りかけるまどか 「? どれのことかしら」 「えっと・・・屋上でその・・・ほむらちゃんがさやかちゃんと仲直りしたくて計算してやったことなのに、取り乱して・・・その」 「その事なら気にしなくて良いわ。あんな方法しか浮かばなかった私に非があるし。・・・それに、ああいう風に言ってもらえて嬉しかったから・・・。きっとあの言葉も巴さんには慰めになったでしょうね」 「それなら良いんだけど・・・それじゃあ、さやかちゃんと仲直りしてくれてありがとうね」 「・・・どう致しまして。正直、私も少しほっとしたわ」 「うん・・・あ、それとまたマミさんの事も慰めてあげてね?私たちから言うより、ほむらちゃんからの方がマミさんも嬉しいだろうから・・・」 浮べた笑顔を一転、少し曇らせながら呟くまどか 「そうね。私と彼女はこの町で二人きりの魔法少女だから・・・。でもきっと大丈夫よ。彼女は強いもの」 「・・・そうだほむらちゃん。あのね、今から時間ある?」 「ええ、まだ明るいし少しなら大丈夫だけれど」 「あのね、今まで何度も助けてもらったお礼に、ケーキをごちそうしたいの。ちょっと通り過ぎちゃったけど、美味しいケーキ屋さんまで付き合ってもらえないかな?」 (これ以上まどかと親しくするべきではないけれど・・・) この後立ち寄るであろう、マミの部屋でのやり取りを考えると気が重く、またまどかのささやかな願いを断るほどの強い意志は、今のほむらには残されていなかった 「そう・・・ありがとう。お言葉に甘えるわ」 「だめね、開かないわ・・・」 変身したほむらは薄暗く狭いエレベーターの中で、分厚い扉を開けようと中央の隙間に両手を掛けて左右に懸命に引くも、びくともせずに大きく息を吐いた 「どうしよう・・・まさか閉じ込められちゃうなんて」 ショッピングモールのカフェでケーキを楽しんだ後、帰宅するために1Fへと続くエレベーターに乗り、閉じ込められてしまった二人 (重火器や爆弾を使えば開けれなくはないけれど・・・それだとまどかに危害が及ぶ上に、あとでやっかいなことになりかねないわ・・・お手上げね) 「ごめんなさい、私の魔法少女としての力が足りないせいだわ。きっと巴さんや他の子なら、これくらい難なく脱出出来るんでしょうけど・・・」 変身を解いて、念の為にもう一度非常回線のインターホンを確認しながら呟くほむら (私は無力ね・・・こんな些細な事からもまどかを守れない・・・) 「そんな、ほむらちゃんのせいじゃないよ。・・・だめだ、携帯も電波が通じないや」 「・・・かすかに使い魔の気配を感じたから、おそらくこのエレベーターの周りが結界に取り込まれたんでしょうね。電気も電波も通じてないし」 「どうにかならないの?マミさんにテレパシーで助けを呼ぶとか・・・」 「さすがにここから巴さんのマンションまでは届かないわね。普段の彼女なら、使い魔の気配に気が付いて助けに来てくれるでしょうけど・・・」 別れ際の覇気の無いマミの表情を思い浮かべ、ため息をつく (魔法少女の気配に気付かずに結界に巻き込むような使い魔じゃ、あっちから出向いてきてくれることもないか。・・・これは長引くかもしれないわね) 「うん、きっとマミさんが助けに来てくれるよね・・・」 「今私たちに出来る事は・・・極力何もしない事ね。じっとして、助けを待ちましょう」 壁際の床に通学鞄を置くと、その上に体育座りで腰掛けるほむらとそれに習うまどか 『なるべく喋らないようにして、呼吸をする回数も減らしましょう。長時間閉じ込められれば窒息する可能性も出てくる。喋れないのは辛いし、こうしてテレパシーで話しかけてくれてかまわないから』 『うん・・・ありがとうほむらちゃん』 右に寄り添って座るまどかの不安を和らげようと、髪を優しく撫で、その小さな左手を握って魔力で意思を伝えるほむら そんな黒髪の美少女に甘えるように、寄りかかるまどか そしてその体温に触れた時に、鼓動が不自然なほど遅い事に気が付いてしまう 『ほむらちゃん?なんだかほむらちゃんの身体が冷たくなってるような・・・それに心臓も遅くない・・・?』 『・・・ええ、酸素の消費を抑えるために身体の機能を最低限を残してカットしているから。それでも息苦しくなってきたら言って。完全にOFFにして10分に1回ほど魔力を送って動かすようにするわ』 『それってまさか・・・また』 『大丈夫よ。仮死状態にするだけだし、意識はソウルジェムの方で管理するから話すことは出来る』 「だめだよ!また私のせいでほむらちゃんがあんな風になるなんて・・・そんなの絶対だめっ!」 屋上で瞳孔を開いたまま冷たくなって動かない、変わり果てたほむらの姿を思い出し、思わず声を上げてしまうまどか 『落ち着いて。待機電力を節約するために、テレビのコンセントを抜くようなものよ。動かそうと思えばすぐに動かせるから』 『でも・・・』 『これは自分を粗末にするわけじゃないわ、貴女を守るために必要なことなの。それに巴さんにあんなえらそうなことを言っておいて、ここから出られないのもまたまどかを巻き込んでしまったのも、私の力が及ばないせいだから』 『ほむらちゃん・・・』 ほむらに大きく寄りかかったまどかは、腕の中に顔を埋めてその華奢な身体を強く抱きしめる まるで冷たくなっていく愛しい人の体温を、少しでも温めようとするかのように しばらくそうして抱き合ってから、かすかに聞こえるやさしい鼓動とほのかに甘い香りに包まれて、心を落ち着けたまどかは 冷静になって胸に顔を埋めるような体勢を取っている事に気が付き、赤面して距離を取った 『ご、ごめんね。ずっとあんな体勢で重かったよね?』 『平気よ、身体の感覚は殆どカットしていたから重さも感じないもの。夜になって冷えてきたのね、寒いならこの身体は貴女の好きに使ってくれてかまわないわ』 『え・・・あはは、女の子がそんなこと言っちゃだめだよ、ほむらちゃん』 ほむらの言い回しにドキっとしたまどかは、苦笑しながら雑念を払うも、肌の感触が恋しくなって左手を繋ぎなおす 『あのねほむらちゃん・・・どうして出合ったばかりの私にこんなに優しくしてくれるの?』 『・・・別にやさしくしているつもりはないのだけれど。魔法少女である私が一般人の貴女を守るのが、そこまで不自然かしら?』 (まるで巴さんみたいな正義の魔法少女のセリフね。・・・私なんかが) でも学校では他の子に話しかけたりしないよね・・・と続けようとして、まどか自身もほむらから話しかけられる事は殆どなかった事に気が付く (・・・そっか、そうだよね。ほむらちゃんはやさしいベテラン魔法少女だもんね。私だけ特別なわけないよね・・・) そしてマミに対してだけ時折見せる、打ち解けた表情を思い出して言葉を紡ぐ 『でもマミさんとは仲直りしてから親しげだよね?・・・まるで昔からの知り合いだったみたいに見えたもん』 『・・・気のせいよ。彼女とは利害の一致から組んでいるに過ぎない』 『えぇ・・・そんなことないよ。マミさんも、ほむらちゃんの事を話すときは嬉しそうだったし』 『・・・彼女はずっと一人でこの街を守ってきて、魔法少女の仲間が欲しかったのよ。パートナーを組めるなら誰が相手でも喜んだでしょうね』 かつてマミが契約したまどかと楽しげにしていたことを、同じように羨ましく思っていた事が頭をよぎる 『・・・どうしてそんな冷たいことを言うの?』 『私はきっと、貴女が思っているよりずっと卑怯で醜い人間よ・・・』 『そんなことないよ・・・ほむらちゃんは・・・』 そんな時、遠くからかすかに幼児が叫ぶような声が聞こえ、薄暗かった密室の電灯が点滅し、緊急停止していたエレベーターに電気が通い始める 「あれ・・・動き出した」 状況の変化を確認すると、停止させていた肉体に意識を戻し、立ち上がって軽く伸びをすると、1Fのボタンを押すほむら 活動を再開したエレベーターは静かな機械音と共に動き出し、チーンと到着を告げる音がしてあっさりと外界への扉が開かれた 「出られたわね・・・使い魔が移動したのかしら」 外に出ると周囲の様子を注意深く確認し、不自然なほど人気を感じない町並みを見渡す すると、学校へと続く道路の方から見慣れた羽帽子と黄色い衣装が目に映った 『巴さん、来てくれたんですね・・・助かりました』 『あら、貴女たち・・・』 少し離れた場所から魔力で視力を強化した瞳で、遠ざかっていく使い魔の結界とエレベーターの中から顔を覗かせるまどか、それを守るように立つほむらを見つけ、 薄々事情を察したマミが駆け寄ってくる 「マミさんやっぱり助けに来てくれたんですね、ありがとうございます」 「私は使い魔を追ってここにたどり着いただけよ。何匹かは倒したんだけど、数が多くて半分くらいは逃げられてしまったわ。追わないと」 「じゃあほむらちゃん、私の事は良いからマミさんを手伝ってあげて?」 「でも使い魔は鹿目さんの家の方角へ逃げたのよ・・・今一人で帰るのは危険ね」 マミの状況説明を聞いて、少し思案したほむらはまどかの小さな身体を抱き上げた 「わっ!?・・・ほむらちゃん?」 「使い魔を追うついでに送るわ。どうせ向かう方向は一緒だもの。しっかり捕まってなさい」 「あらあら、お姫様抱っこで追いかけっこだなんて、まるで映画みたいで素敵ね?鹿目さん」 「あははは・・・」 今日はよく抱きしめたり抱きしめられたりする日だな、なんて場違いな感想を浮べて頬を染めるまどかであった 「大丈夫暁美さん?・・・本当にごめんなさい。完全に私のミスだわ・・・」 使い魔の群を追いかけ、追い詰めたほむらたち そしてまどかをマミの結界で守りつつ、互いに背を預けて空中から飛びかかる使い魔を相手にしていた しかしギャラリーが居た為か、昼間の屋上での一件が尾を引いていたのか、どこか集中を欠いていたマミは側面から襲い掛かる一匹の使い魔に気がつけなかった 四方を油断無く見張っていたほむらは、咄嗟にそんなマミを突き飛ばして庇うも、身代わりにわき腹を貫かれてしまったのであった 使い魔を倒し終わった後、傷を案じるまどかを帰らせるのに苦労したのは言うまでも無かった 「いえ、私の判断も悪かったですから・・・気になさらないでください。それに怪我も治していただきましたし」 治癒魔法による治療が終わり、捲った服の裾を戻しながら答えるほむら 「そんなの・・・私のせいなんだから当然よ。力になるどころか足を引っ張って貴女に怪我まで負わせてしまうなんて・・・これじゃパートナー失格ね」 「どうせ私の身体なんて魔女を殺すための道具に過ぎないんですから。魔力が尽きない限り勝手に治るんだし、気に病む必要はないです」 そんな不器用な後輩らしい慰めの言葉を聞いて、その華奢な身体を改めてまじまじと見つめるマミ 「・・・私にはそんな風には割り切れないわ。暁美さんはとっても綺麗ですもの」 「ふふ、ありがとうございます。そういう巴さんこそとても素敵だと思います。ですから、昼間の事なら気になさらないでください。結局考え方一つだと思いますから。 巴さんは今までこの街を守るために頑張ってこられたんでしょう?それなら何も後悔するようなことはないはずです」 その言葉に弱々しい笑みを返すマミ 「・・・そんな風に慰めてもらえるなんて・・・なんだか調子が狂うわね。今までずっと一人だったから・・・」 「はい、巴さんはもう一人じゃありません。だから私のせいにしてくれてかまわないんですよ?あんなエレベーターに閉じ込められて何やってるの!って」 「ふふっ、そうね。まさか暁美さんほどの魔法少女がエレベーターに閉じ込められて出られないなんて思わなかったわ」 「言ったでしょう?私より巴さんの方がずっと強いって」 ソファーに腰掛けて不器用に笑顔を浮べるほむらの胸に額をこつんとつけると、小さくささやくマミ 「そんな風にやさしくされたら・・・縋ってしまいそう。・・・信じていいの?暁美さん」 そんなマミの問い掛けに、少しの間をおいてから耳元で囁き返す 「・・・えぇ、二人でこの街を守りましょう、巴さん」 (・・・もっと大事な秘密を隠したまま、都合のいい言葉を並べて巴さんに付け入って・・・やっぱり私は最低ね、まどか・・・) その返事に思わず顔を見上げたマミの目からは、ほむらの表情が寂しげで今にも泣きそうに見えた 「・・・暁美さん、今夜はもう遅いから。泊まっていくと良いわ・・・」 そう呟くと、マミは黒髪の少女の背中に両手を回して抱きしめた・・・ To Be Continued
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話数 サブタイトル 粗筋 第1話 記憶喪失
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792 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 02 38 37.63 ID J7edeTcfo ━???━ まどか「っはぁ……はぁ……っ……はぁ……!」 まどか「はっ……!はぁ……っ……!っはぁ……!」 まどか「……!」 ―――ガチャン!! まどか「―――!!」 796 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 02 41 08.97 ID J7edeTcfo ; む ; a「ッ……ぁあ……っ……!!」 ???「ウフフフフフ―――――ハハハハハハ――――――――!!」 まどか「……ひどい……っ!」 キ; ;ゥ ; ; え「仕方ないよ。彼女一人では荷が重すぎた」 キ; ;ゥ ; ; え「でも、彼女も覚悟の上だろう」 ; む ; a「―――ぁあああああ!」 まどか「そんな…あんまりだよ、こんなのってないよ!」 798 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 02 42 36.51 ID J7edeTcfo キ; ;ゥ ; ; え「諦めたらそれまでだ」 キ; ;ゥ ; ; え「でも、君なら運命を変えられる」 キ; ;ゥ ; ; え「避けようのない滅びも、嘆きも、全て君が覆せばいい」 キ; ;ゥ ; ; え「そのための力が、君には備わっているんだから」 ; む ; a「――――――――――――――!!!」 まどか「本当なの?」 まどか「私なんかでも、本当に何かできるの?こんな結末を変えられるの?」 ; む ; a「――――!! ―――――!!!」 800 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 02 43 02.86 ID J7edeTcfo キ; ;ゥ ; ; え「もちろんさ!だから僕と契約して……」 キ; ;ゥ ; ; え「魔法少女になってよ!」 812 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 20 12 40.73 ID 6gCkoG6oo ━自宅/25 (金)・朝━ ……どうにか寝れた。 今日はいよいよ昼に授業が始まる。 見滝原ローカルのテレビで授業が放送されると言う形だ。 評判をチラ見したところ、某国営放送のよりも内容が進んでいるらしい。 どうなってるんだ見滝原の学校教育は。 1・メール 2・電話 3・コンビニ 4・魔女さがし 5・携帯で掲示板を見る 6・クックパ○ド 7・勉強 8・空手のサイトを見る 9・魔術鍛錬(-20%消費) 10・自由安価 下2レス 814 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 20 14 38.07 ID pfFPpURUo 4 816 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 20 15 22.21 ID 6gCkoG6oo 魔女を探そう。 ……何処を? 1・廃ビル 2・公園 3・廃工場 4・ショッピングモール 5・美国邸 6・病院 7・立体駐車場 8・自由安価 下2レス 818 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 20 17 15.36 ID eiGYqQ+Go 4 819 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 20 18 47.19 ID 6gCkoG6oo ━ショッピングモール・改装準備エリア━ ショッピングモールとは言え、改装フロアに人気は無い。 携帯『~♪』 ……こんな時に電話か。 相手は……さやかだ。 1・出る 2・放って魔女探す。 下2レスレスコンマ秒数判定→「結界発見」01~25 821 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 20 19 41.72 ID eiGYqQ+Go 1 822 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 20 20 54.16 ID 6gCkoG6oo ……出よう。 ――ピッ さやか『あ、もしもし……葉子?』 ……ヒソヒソ声のさやかだった。 さやか『ちょっと聞きたいんだけど……』 さやか『……暁美ほむらって奴、知ってる?』 自由安価 下2レス 824 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 20 23 28.03 ID eiGYqQ+Go ああ、私が病院で見かけたミステリアスな長い黒髪の女の子がその名前だった。それがどうした? 832 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 21 04 33.44 ID 6gCkoG6oo ああ、私が病院で見かけたミステリアスな長い黒髪の女の子がその名前だった。 それがどうしたのだろうか? さやか『……居るんだよ……』 ……は? さやか『あんたとまどかの言ってた黒髪ミステリアスにばっちり当て嵌まる奴が……』 さやか『あたし等のとこに転校してきたんだよ……!あのストーカーが!』 自由安価 下2レス 833 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 21 07 05.24 ID uowh+q0Vo 中学生の転校なんて自由が聞くもんじゃない、ストーカーの件とは関係ないだろう 836 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 21 10 45.53 ID 6gCkoG6oo 中学生の転校なんて自由が利くもんじゃない ストーカーの件とは関係ないだろう。 さやか『けど出来過ぎてない!?偶然じゃオカシイでしょ!』 さやか『なんでよりにもよってまどかの所……』 さやか『!?』 ん? さやかの言葉が詰まった。 さやか『……あのストーカー転校生、こっち来た……!』 さやか『ちょっと待って!切るね!』 ―ガチャ ……。 839 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 21 13 59.47 ID 6gCkoG6oo ……どうしろと。 と言うかもうすぐ昼か。 1・マミ宅 2・魔女探し 3・家に帰って通信教育 4・マミに電話 5・自由安価 下2レス 841 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 21 14 48.37 ID eiGYqQ+Go 4 842 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 21 17 17.97 ID 6gCkoG6oo マミさんに電話しよう。 ――ガチャ マミ『あ、井上さん?』 マミ『今学校なのだけれど……』 ……今日は登校出来たのか。 マミ『えぇ……、何時までも休んでいる訳にはいかないから……』 自由安価 下2レス 843 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 21 20 06.00 ID pfFPpURUo ほむらが友人の教室に転校してきたことを話す 846 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 21 23 17.84 ID 6gCkoG6oo 私の友人の教室に、暁美ほむらが転校してきたことを話す。 マミ『……』 マミ『……今日登校して来て良かった……』 マミ『……電話ありがとう。ちょっと動向を探ってみるわ』 自由安価 下2レス 848 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 21 25 15.13 ID rRdcTtsko 何かあったら連絡ください。すぐ駆けつけます 852 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 21 27 25.17 ID 6gCkoG6oo すぐ駆けつけるから、何かあったら連絡くれる様頼んだ。 マミ『えぇ、こちらからもお願いするわね』 ―ガチャ ……それにしても、何で今日に限ってこうもイベントが起こる? こちらとら通信教育始まるんだぞ…… 1・マミ宅 2・魔女探し 3・家に帰って通信教育 4・コンビニ 5・自由安価 下2レス 853 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 21 30 16.07 ID eiGYqQ+Go 5 さやかにメール 念のため、帰宅時のまどかの護衛に付き合うよ。 放課後、見滝原中の校門で待ち合わせしない? 858 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 21 34 11.18 ID 6gCkoG6oo さやかにメールをする。 『念のため、帰宅時のまどかの護衛に付き合うよ。 放課後、見滝原中の校門で待ち合わせしない?』 ……送信。 ……相変わらずのさやか、速く返信が来る。 『ありがとう。じゃあ校門で待ってるね!』 『葉子も武術使える仁美も居るからこれで百人力だよ!』 『今日お稽古無いんだってさ!』 ……へぇ、仁美が。 これは珍しい。 1・マミ宅 2・魔女探し 3・家に帰って通信教育 4・コンビニ 5・自由安価 下2レス 860 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 21 34 44.71 ID pfFPpURUo 3 863 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 21 39 50.98 ID 6gCkoG6oo そろそろ見滝原通信学校講座が始まる時間だ。 家に帰らないと。 ━自宅・夕方━ 授業を終えた。 二教科学習。 噂通り、やはり平均的な中学生の学習範囲よりも進んだものだった。 ……さて、さやか達の所へ行こう。 864 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 21 44 18.40 ID 6gCkoG6oo ━見滝原中学校門━ ……既に校門に三人とも居る様だ。 暁美ほむらの方は……と。 ……今の所確認できない、が マミさんの姿は確認できた。 屋上から動向を探ってる所か。 ……さやか達と合流しよう。 自由安価 下2レス 866 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 21 45 12.02 ID pfFPpURUo 3人に挨拶 870 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 21 48 04.37 ID 6gCkoG6oo 3人に挨拶した。 さやか「おっす」 まどか「こんにちはっ」 仁美「ごきげんよう」 今日の護衛のプランについてどうなってるか? さやか「……何時ものバーガー屋で作戦会議しようよ」ヒソヒソ さやか「人がいっぱい居る所じゃ、あいつも馬鹿な事は出来ないだろうし」ヒソヒソ 自由安価 下2レス 872 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 21 50 56.84 ID XW/Ywblgo 「まあそれは置いといてまどかは私の嫁な」 876 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 21 56 10.68 ID 6gCkoG6oo 葉子「まあそれは置いといてまどかは私の嫁な」 さやか「!?」 まどか「!?」 仁美「!?」 さやか「……」 さやか「……あっ」 ……お? さやか「なにおー!?まどかはあたしの嫁なんだからね!!」 さやか「こうなったらバーガー屋で白黒つけようじゃない!!」 さやか「……」パチパチ さやかが高速で目を瞬きしてる。 1・アイコンタクトの一環だろう。バーガー屋に行く 2・目が痛いのだろう。薬屋をすすめる 3・眼科をおすすめする。 4・ゲーセンに行こう 5・他の場所を提案する 6・自由安価 下2レス 877 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 21 57 27.10 ID eiGYqQ+Go マミさんにテレパシーでバーガー屋に行くことを伝えつつ アイコンタクトの一環だろう。バーガー屋に行く 880 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 00 55.57 ID 6gCkoG6oo アイコンタクトの一環だろう。バーガー屋についていこう。 さやか「おーし!あんたが最初に食ってたホットドックにシェイクで勝負だからね!」 まどか「えぇ?!」 仁美「……」オエッ と、わいわい騒ぎつつマミさんにテレパシーを送る。 こちらの動向について伝える。 マミ『了解。私もそっちへ向かうわ』 マミ『それで少し離れて監視する』 881 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 02 12.12 ID 6gCkoG6oo ━バーガーショップ━ 店員「いらっしゃいませ!こちらでお召し上がりですか?」 さやか「シェイクに浸すと美味いポテトとホットドックで!」 さやか「葉子もそうだよね?」 1・あれ?メニューは? 2・Take off !!(無駄にネイティブな発音でボケる) 3・シェイクに浸すと美味いポt(ry 4・普通にバーガーとポテトのセット 5・ホットドック 6・フランクフルト 7・スマイル 8・スマイル、テイクアウトで。 9・自由安価 下2レス 883 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22 02 44.85 ID uowh+q0Vo 2 886 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 07 19.12 ID 6gCkoG6oo 葉子「Take Off !!」 店員「えっ」 さやか「えっ」 仁美「えっ」 葉子「……」 店員「……」 さやか「……」 仁美「……」 仁美「ぬ、脱ぐんですの!?飛ぶんですの!?」 さやか「えっ」 店員「えっ」 葉子「……」 店員「……」 さやか「……」 仁美「……」 さやか「お、お持ち帰りすんの!?」 葉子「えっ」 仁美「えっ」 店員「えっ」 葉子「……」 店員「……」 さやか「……」 仁美「……」 自由安価 下2レス 888 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22 08 58.01 ID pfFPpURUo シェイクに浸すと美味いポテトとホットドックで! 889 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 10 26.16 ID 6gCkoG6oo 葉子「……シェイクに浸すと美味いポテトとホットドックで!」 店員「お、お持ち帰りでよろしかったでしょうか……?」 まどか「……」 自由安価 下2レス 890 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22 13 11.84 ID eiGYqQ+Go 店員の手を取り、「お持ち帰りできるんですか?貴女を」 892 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 16 16.48 ID 6gCkoG6oo 店員の手を取り……。 葉子「お持ち帰りできるんですか?貴女を」 店員(女)「!!」 仁美「き、キマシタワー!!」 さやか「おい!!早速浮気か葉子!!まどかと言う物がありながら!!」 まどか「あ、あはは……」 店員「お断りします」 葉子「……」 仁美「……」 さやか「……」 まどか「……」 自由安価 下2レス 894 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22 17 17.84 ID pfFPpURUo ですよねー…すいませんでした えっと、とりあえずここで食べます 895 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 18 42.75 ID 6gCkoG6oo 葉子「ですよねー…すいませんでした」 葉子「えっと、とりあえずここで食べます」 店員「注文を繰り返させて頂きます……」 ……。 さやか「ってか葉子」 さやか「もしかしてあんたってガチで……」 仁美「それは禁断の愛の形ですのよ……!」 自由安価 下2レス 897 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22 20 16.94 ID eiGYqQ+Go 誤解しないで、ノリでやっただけ。私にはそういう性癖はない。 899 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 22 50.16 ID 6gCkoG6oo 誤解するな! ノリでやっただけ。 私にはそういう性癖はない。 さやか「なんだそっかー!あはは……!」 まどか「けどさやかちゃん、何時もわたしをお嫁さんって言ってるよね……」 さやか「あ、んとー。それはだねー……」 ……と、他愛ない話の後……。 ――― ―― ― 900 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 26 49.73 ID 6gCkoG6oo ――― ―― ― 今朝のあの電話の後、まどかのもとに暁美ほむらが来て 保健室を案内してくれる様頼んだらしい。 さやかも付き添い、仁美は少し離れた所から監視。 さやかが言うには、とんでもない電波発言が繰り広げられたとか。 さやか「貴女は自分の人生が、貴いかーとか、家族や友達が大切かーとかさ!」 さやか「なんなのアイツ!文武両道で才色兼備のサイコなストーカーの宗教女!」 さやか「キャラが立ってるってレベルじゃないわよ!」 901 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 29 28.08 ID 6gCkoG6oo 仁美「まどかさん」 まどか「うん?」 仁美「本当にこの前のベランダの件以外では面識が無いんですの?」 まどか「うん……常識的にはそうなんだけど……」 まどか「ベランダのも記憶がぼんやりしてて……」 さやか「何それ」 まどか「あのね……」 まどか「……昨日の夜、あの子と夢の中であった……ような……」 さやか「……何それ……」 仁美「ホラー……ですわね」 自由安価 下2レス 903 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22 30 30.42 ID eiGYqQ+Go マミにテレパシー 904 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 33 08.93 ID 6gCkoG6oo マミさんにテレパシーを送る。 マミ『……えぇ、聞こえてる』 マミ『今、あなた達から少し離れた席に座ってるの』 マミ『聴力強化で聴かせてもらってるわ』 仁美「夢ってどんな夢でしたの……?」 まどか「なんだかよくわかんないんだけど……」 まどか「とにかく変な夢だったの」 自由安価 下2レス 906 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22 34 11.32 ID eiGYqQ+Go 具体的に聞かせてもらえるかな?笑ったりしないから。 その夢ではほむら以外に何か見なかった? 907 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 36 51.64 ID 6gCkoG6oo 具体的に聞かせてもらえないだろうか? 笑ったりしない。 まどか「……笑わないでね?ほんとだよ……?」 その夢ではほむら以外に何か見なかった? まどか「あのね、すっごく大きい化け物?が居てね……?それでね……」 まどか「……これはほんとにぼんやりしてて覚えてないんだけど……」 まどか「白い何かが話しかけてきて……」 まどか「……ごめん、思い出せないよ……」 自由安価 下2レス 909 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22 38 39.12 ID eiGYqQ+Go 化物や白い生物の形は分かるかな?ちょっと絵に書いてほしいんだけど… 910 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 41 18.75 ID 6gCkoG6oo 化物や白い生物の形は分かるだろうか? ちょっと絵にでも書いて欲しいが……。 まどか「う、うん……」 ……そして化け物の方の絵は描き上がった。 全体的には女性?の様な形で 足が歯車で出来ており、逆さを向いた目のついていない女性だった。 これのサイズが凄いデカブツで、宙に浮いていた、との事。 そして白い方は……。 まどか「……ごめん、ほんとにぼんやりとしか覚えてないの……」 描けなかった様だ。 911 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 44 02.19 ID 6gCkoG6oo そして夢の中での暁美ほむらはこのデカブツと死闘を繰り広げていたらしい。 さやか「またなんつーメルヘンな……」 仁美「まどかさん自身は覚えていないつもりでも……」 仁美「深層心理には彼女の印象が残っていて、それが夢に出てきたとか……」 仁美「……だとしたら尚更用心するに越したことがありませんわね」 仁美「憶えてないところで何らかの愛憎を抱かれたとすれば、尚の事……」 自由安価 下2レス 912 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22 45 25.63 ID rRdcTtsko 話はここまでにして雑談 916 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 46 50.73 ID 6gCkoG6oo ……大体の事情は把握した。 ここまでにして雑談に移ってみよう。 振る話題は……。 自由安価 下2レス 918 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/10/23(火) 22 49 10.57 ID gy28L0ZH0 これからどうするか 920 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 51 28.53 ID 6gCkoG6oo これからどうするのか?と言う話。 さやか「うーん……とりあえずCD買ってからまどかん家に泊まろうかな、って」 さやか「この分だと恭介のお見舞いはナシかなぁ……」 仁美「……」 まどか「ごめんね……」 さやか「あぁ、良いって良いって。何か有ってからじゃ遅いし……ね?」 ……今聞き慣れない名前が出たが。 自由安価 下2レス 922 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22 52 09.31 ID pfFPpURUo 恭介について聞く 925 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 54 19.80 ID 6gCkoG6oo その恭介とは誰か。 さやか「あー、その……何て言うか……」 さやか「幼馴染って言うか、腐れ縁ってやつ?」 さやか「クラスメイトなんだけど、ちょっと入院しててね……」 自由安価 下2レス 926 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22 55 43.01 ID eiGYqQ+Go つまり友達以上恋人未満ってやつか? 928 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 22 57 43.80 ID 6gCkoG6oo つまりはアレか。 友達以上恋人未満ってやつか? さやか「ばっ……!恋人ってそんな……!」 さやか「違うから!断じて違うから!」 ……何だこの焦り様。 と言うか恋人"未満"と言ったんだが……。 まどか「さやかちゃん上条くんの事好きなんだよね?」 さやか「まどかまでー!違うってば!」 自由安価 下2レス 930 自分:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 22 59 30.02 ID eiGYqQ+Go 上條恭介か…そう言えばそんな名前を聞いたことある気がする。 何か有名な人なのかな? 932 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 23 01 41.50 ID 6gCkoG6oo 上條恭介か…そう言えばそんな名前を聞いたことある気がする。 何か有名な人なのかな? ……とか言ってみる。 カマかけであって実際聞き覚えが無いのだが。 何せ記憶喪失。 さやか「あぁ、多分音楽関係で聞いたんだと思うよ」 さやか「恭介、天才バイオリニストだったから……」 さやか「……腕、怪我しちゃってね……」 自由安価 下2レス 933 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 23 04 21.77 ID gNfq/4ano それは気の毒に…また時間があれば皆でお見舞いにでも行こう 935 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 23 09 14.89 ID 6gCkoG6oo それは気の毒に……。 また時間があれば皆でお見舞いにでも行こう。 さやか「うん、ありがと」 さやか「恭介もきっと喜ぶと思う」 さやか「葉子ももう分かってると思うけど、クラシックのCDもお見舞いのための物でさ」 あぁ、なるほど。 自由安価 下2レス 937 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 23 17 42.92 ID pfFPpURUo どこの病院に入院しているのか聞いてみる 939 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 23 19 48.61 ID 6gCkoG6oo どこの病院に入院しているのか聞いてみる。 さやか「うん。場所は―――」 ……私と暁美ほむらの居た病院では無かったか。 さやか「んじゃ、そろそろCD屋寄りますか」 まどか「うんっ」 仁美「……えぇ」 ――― ―― ― 940 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 23 21 00.18 ID 6gCkoG6oo ━CD屋━ ……さて、誰と一緒に居よう? 1・まどか 2・さやか 3・仁美 4・離れて様子を見る 5・自由安価 下2レス 942 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 23 21 54.71 ID pfFPpURUo 1 943 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 23 24 08.33 ID 6gCkoG6oo まどかの護衛だ。 まどかと一緒に居よう。 まどか「~♪」 ……聴いてる曲は演歌か。 ……え、演歌? 944 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 23 25 18.03 ID 6gCkoG6oo まどか「……!」 ……おや? まどかの様子が……。 まどか「……?」 ヘッドホンを外した。 ……何だ? 945 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 23 27 32.79 ID 6gCkoG6oo マミ『――井上さん!私のソウルジェムが反応してる!』 マミ『この見慣れない反応、多分魔法少女の物だと思う……!』 まどか「誰……?誰なの……?」 ……まどかの様子がおかしい。 と言うか一人でどこかに行こうとしてる。 1・まどかに着いていく 2・マミの所へ行く 3・単独行動で反応を追う。 4・自由安価 下2レス 947 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 23 28 49.94 ID PoDWbMPso 私が見てくるから、さやかと仁美と一緒にここにいなさい。 949 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 23 32 06.33 ID 6gCkoG6oo 自分が見てくるので、さやかと仁美と共にここに居る様に言う。 まどか「わ、わかった……」 ……さて、反応を追うか。 ━ショッピングモール・改装準備エリア━ ……ここって今朝の―― ―ガシャァアアン! ……多分魔法少女による物だろう。 耳障りな物音がする。 950 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 23 33 32.85 ID 6gCkoG6oo 音のする方へ向かうと、そこには……。 ほむら「くっ……!」 QB「はぁ……!はぁ……っ!はぁ……っ! 追いかけっこをする暁美ほむらとキュゥべえの姿が有った。 それも命がけの鬼ごっこ、と言った所か。 自由安価 下2レス 952 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 23 37 51.88 ID E1rvWEwIO まずはあいさつ 954 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 23 40 37.75 ID 6gCkoG6oo やぁ、こんにち――。 ほむら「っ……!くそ……!」 ――ッターン!!ッターン!! QB「はぁ……!はぁ……!」 ……スルーされた。 みるみる内に彼女等が離れてく。 自由安価 下2レス 956 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 23 48 31.53 ID rRdcTtsko QBを捕まえる 957 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 23 52 09.40 ID 6gCkoG6oo キュゥべえを捕まえてやろう。 だがもう、変身しない事には追いつけない筈だ。 かなり遠くに居る。 スタイル:近接 武器:多節槍 貴女のソウルジェム: □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 1・攻撃 2・スタイルチェンジ(A 近 B 遠 C 治) 3・安価で武具具現 4・新たな魔法が使えないか試みる 5・自由安価 下2レス 959 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 23 56 29.02 ID rRdcTtsko 多節槍でQBを雁字搦めに 960 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/23(火) 23 58 27.29 ID 6gCkoG6oo 多節槍でQBを雁字搦めにしよう。 と言うかこの距離で届くのか……? 下1レスコンマ秒数判定→「捕獲」01~23 961 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/23(火) 23 58 42.04 ID pfFPpURUo 1 963 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/24(水) 00 01 07.48 ID U5bckDL3o ――ジャララッ……! QB「!?」 ほむら「!?多節槍!?」 ――ガシッ!! ……つーかまーえた。 QB「き、君は……!葉子……!」 ほむら「……」 QB「……何を考えているんだい……!?」 自由安価 下2レス 964 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 00 04 10.91 ID udH0C+qHo なんでこの珍獣を追い掛け回してるの? 967 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/24(水) 00 06 33.60 ID U5bckDL3o なんでこの珍獣を追い掛け回してるのか? 暁美ほむら。 ほむら「……そいつはまどかと接触を試みようとしている」 ほむら「彼女だけは、契約させる訳にはいかない……!」 ほむら「だから退いて、そいつ潰せない」 自由安価 下2レス 969 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 00 08 27.96 ID RwxJMH8IO まどかが契約したらまずい理由を聞く 971 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/24(水) 00 12 59.48 ID U5bckDL3o まどかが契約したら不味い理由を聞こう。 ほむら「……っ」 ほむら「……まどか、は……っ……」 ……言葉に詰まっている。 どうした、何か言えない理由でもあるのだろうか? ほむら「……契約させる訳にはいかないわ」 ほむら「まどかは、まどかのままで居れば良い」 ほむら「今まで通り、これからも、普通の女の子として……」 下1レスコンマ秒数判定→「まどか達が来ちゃう」01~50 972 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 00 13 25.89 ID Am6xTkDGo あq 973 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/24(水) 00 15 18.03 ID U5bckDL3o ……まどか達はちゃんと言いつけを守ってくれてる様だ。 来る気配が無い。 しかし暁美ほむらの言う、契約してはならない理由について……。 自由安価 下2レス 975 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 00 15 36.53 ID Am6xTkDGo QBを引き渡す 979 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/24(水) 00 18 38.38 ID U5bckDL3o 彼女にキュゥべえを引き渡す。 放り投げて。 ほむら「……」ガシッ 受け取るその様は、最早生物を相手にする物ではなく 生ゴミを取り扱うかの様な手つきだった。 ほむら「……恩に着るわ。井上葉子」 ……彼女から礼を言われるとは思わなんだ。 下1レスコンマ秒数判定→「マミさんが来る」 51~99or00 980 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 00 19 03.18 ID Am6xTkDGo あ」 982 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/24(水) 00 20 17.18 ID U5bckDL3o 携帯『~♪』 ……電話だ。 相手はさやかから。 ほむら「……」 ……キュゥべえは今動けない。 彼女に首をロックされている。 1・出る 2・出ない 3・自由安価 下2レス 984 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 00 21 27.97 ID 61iHtTilo 2 988 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/24(水) 00 26 31.78 ID U5bckDL3o ……出ないでおこう。 携帯『――』 ……着信音が鳴り止んだ。 QB「……やってくれたね、暁美ほむら」 ほむら「……」グッ... QB「きゅぷ……!」 首を締める力が強まったようだ。 989 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/24(水) 00 28 33.92 ID U5bckDL3o QB「今回、、まどか、を、、、取り逃がしてしまった様、、、だ、、」 あぁ、彼女達はもうここには居ないのか。 ほむら「そう……」 QB「けれど、、、これでは終わらない、、、よ、、、」 QB「これから、、、も、彼女との契約を取ってみせ―――」 ――グチャァッ!! ……キュゥべえの肉体が内側から破裂した。 ……もうこれで、魔法少女が産まれる事は無いのだろうか。 ほむら「……こいつを殺してもゴキブリの様に湧いて出る」 ほむら「まぁ、見てなさい」 991 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/24(水) 00 30 23.33 ID U5bckDL3o QB「……まったく、これで撃たれる殺されるのは2回目だよ」 ……無傷な新たなキュゥべえが現れた。 けどもう、キュゥべえは死んだ筈じゃ……。 QB「代わりはいくらでもあるけど、無意味に潰されるのは困るんだよね」 QB「……」ムシャムシャムシャ ……死体を食べている……。 995 名前: ◆L9VMHigN.k[sage saga] 投稿日:2012/10/24(水) 00 34 17.58 ID U5bckDL3o QB「きゅっぷい」 ……完食した……。 QB「それじゃあ、もう行くね」 QB「ところで、葉子」 ……何だ。 QB「君は僕を拘束した」 QB「それをマミが聞いたら……」 QB「……どう思うだろうね?」 自由安価 下2レス 996 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/10/24(水) 00 34 58.23 ID udH0C+qHo QBがゴキブリの親戚だと知ったらどう思うかな? 次3-1
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