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カセキホリダー ムゲンギア 【かせきほりだー むげんぎあ】 ジャンル RPG 対応機種 ニンテンドー3DS 発売元 任天堂 開発元 レッド・エンタテインメントスパイク・チュンソフト 発売日 2014年2月27日 定価 5,300円(税込) プレイ人数 1人 セーブデータ 1個 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし カセキホリダーシリーズぼくらはカセキホリダー / スーパーカセキホリダー / カセキホリダー ムゲンギア 概要 ストーリー 変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 カセキホリダーシリーズの1作で「スーパーカセキホリダー」から4年ぶりの続編。前作のアートデインクとM2に代わり、スパイク・チュンソフトが新たに開発を担当した。 ハードを3DSに移し、システムもシンプルなものに変更された。 ストーリー Rキーパーズ。 それは世界中にあるRカセキパークの平和と安全を守る正義の組織である。 Rカセキパークでは、「カセキモービル」という車に乗り、ドライブ、カセキの発掘、バトルを楽しむことができる。 カセキから復活した恐竜は「リバイバー」と呼ばれ、さまざまな力を秘めていた。 だが、その力ゆえに悪用する者が絶えず、トラブルも起こっていた。 そのトラブルを解決するのが、Rキーパーズの任務である。 そんなRキーパーズに憧れる若者は多く、毎年、厳しい適性審査をくぐり抜けた少年少女たちが、テストを受けるため、Rキーパーズ本部を訪れていた。 今日もまた、Rキーパーズになることを夢見る一人の少年が、Rキーパーズ本部を訪れた……。 (公式ガイドブックより引用) 変更点 バトル アタックエリア(AA)とサポートエリア(SA)などのフォーメーションは廃止。 また、ほぼ全てのリバイバーに何かしらのスキルが与えられている。 体勢の追加 新たに体勢システムが実装された。攻撃することで自身や相手の体勢を変えることができる。リバイバーごとに得意な体勢と苦手な体勢が決まっていて、得意な体勢ならダメージが減り、逆に苦手な体勢なら増える。 例外として翼竜のリバイバーは上向きの体勢になるとダメージは減らないが回避率が大幅に上がりワザが当たりにくくなる。ただし、その状態でもワザ情報に「よくりゅう:〇」とついているワザは当たりやすくなっている。 新たにサポートガンが追加。最大4種類まで装備でき、特定の回数ストックして味方リバイバーに撃つことでステータス強化や体力回復が可能。 新たにホリトモが追加された。ホリトモごとに使用するリバイバーやサポートガンは決まっており、2人のホリトモと組んでチームを作り戦うことになる。また発掘してダブったカセキも彼らに渡すことで強化が可能。 前作のデシロボのように一度発掘に成功したカセキの発掘を任せることも出来る。ホリトモごとにはっくつレベルが違い、レベルが高い方がカセキのポイントが多くなる。 クリア後にサブクエストをこなすことでスーパーホリトモに強化することができ、新たなリバイバーが使えるようになるほか、使用するサポートガンの種類が増える。 攻撃をするごとにブーストゲージが貯まり、最大まで貯めるとブーストワザを放つことが出来る。 本作では発掘した部位に対応したワザを覚えるようになった。それに伴い頭以外のカセキだけでもリバイブが可能になった。 さらに、レアカセキをチャージすることで新たなワザを覚えることができるようになった。ただし、同じ部位の通常のカセキで覚えるワザと入れ替えることになるので、戦闘で使えるワザは4種類までである。 本作では発掘したカセキのポイントに応じてワザの消費KPが下がるようになった。100ptのカセキは50ptのカセキと比べて消費KPが30%少なくなる。 前作から属性相性が変更されている。 本作:水は火に強く、火は風に強く、風は土に強く、土は水に強い 前作:水は火に強く、火は土に強く、土は風に強く、風は水に強い リバイバーのランクの上限が20から30に上がった。 通信対戦も実装されていて、近くの人と2チームに分かれて対戦する「ローカルマッチ」と、インターネットを使って遠くのプレイヤーと対戦する「ネットバトル」がある。 発掘 本作での化石発掘パートは3Dで表現されたフィールド上で行い、レーダーに反応した化石を取得しに行く形となった。 発掘はカセキモービルと言われる車を使って発掘を行う。モービルは、マップ上にあるエネボールを取ることで速度が上がる。バトルはシンボルエンカウントとなり、イベントではモービルを使ってタイムアタックレースをすることも。またエンジンなどのパーツをお金(ゴロリ)を使い強化することで、いけなかった場所に行けるようになる。 新たな発掘アイテムとしてチゼルが登場。ハンマーを使いチゼルを打ち込むことで一気に岩を剥がすことができる。 発掘場には野生化したリバイバー(通称ノライバー)がうろついており、接触するとカセキバトルになる。ホリダーがいないのでサポートガンは使ってこないが、仲間を呼ぶことがある。 本作ではほとんどのレアカセキがチャレンジルートという特別な場所で発掘することになった。チャレンジルートにはレアカセキをかじってしまうカジリノライバーが存在しており、かじられる前に倒すか発掘する必要がある。 中には前作の巨大なカセキ岩のように全身のカセキがまとめて入っているものもある。 ローカル通信をすることで、近くのプレイヤーと最大3人でチームを組んで発掘場に行くこともできる。仲間の車に連結することで、一緒に発掘やバトルができる。 その他 リバイバーは1種類につき1体しか所持できなくなり、初代と同じシステムに戻った。 ストーリー序盤で主人公の相棒リバイバー「ガジロー」が加入する。ストーリーを進めると姿が変化し、ワザも大幅に強化される。 評価点 グラフィックが良い 恐竜のグラフィックのクオリティは相変わらず高い。 シンプルでわかりやすいバトル 基本的には攻撃して相手の体力を0にすれば勝ちというシンプルな内容だが、相手が苦手な体勢になるワザで攻撃したり、倒されないようにサポートガンで調整したりといった駆け引きもある。 リバイブの難易度の低下 前作ではカセキにキズを付けるとポイントが大きく減っていたが、本作では減少量は控えめになっている。それにより、ハンマーで強引に岩を砕いてポイントを稼ぐことも可能となっている。最初からある程度むき出しになっているカセキも多いので、リバイブの難易度は確実に下がっている。カセキの位置はマップごとに決まっているのでリトライも容易。 もちろん、満点を狙う場合は一筋縄ではいかなくなるが。 育成効率の向上 曜日ごとに異なる大会が開催されている。それぞれ5つのランク設定がされていて、優勝すると次のランクに挑めるようになっているため、優勝賞品や賞金を入手しつつ経験値を多く貯められるようになっている。また、1日1回限定だが、リバイバージムでは戦闘をせずに経験値を取得できるため、レベルの低いリバイバーの強化もできる。 上述の通りホリトモにカセキを上げることで強化できるのも大きく、ダブったカセキも無駄になりにくい。 シナリオ シナリオは相変わらず評価が高い、本作でも無印のような戦いなど熱いシーンや泣けるシーンなど名場面が多数。 個性的なホリトモたち ホリトモはどいつもこいつもクセが強く、仲間としていっしょに戦うため、愛着を持ちやすくなっている。 賛否両論点 リバイバーのデザイン変更 ほとんどのリバイバーが前作からデザインが変更されており、前作プレイヤーは違和感を感じることも。とはいえ、本作のデザインがおかしいということはなく、前作プレイヤーでも本作のデザインの方が好みという者も一定数いる。 マイクを使った機能の削除 前作まではドリルで岩を削ったときにでてくる細かいクズをマイクに息を吹きかけて飛ばす必要があったのだが、本作ではそもそもクズが出ないようになっている。 発掘が楽になったため改善点と言えるのだが、雰囲気作りに一役買っていたためなくなってしまって寂しいという声も多い。 問題点 ラスボスが強すぎる ラスボスはサポートガンも使わず第二形態も無いが、ステータスも高い上、攻撃も強力なものが多くはっきり言ってガチ育成が必須レベルで強い。 調整不足なバトルシステム 本作ではホリトモと組んでバトルすることになったが、ホリトモの行動はこちらから指示することはできないため、あまり戦略を立てることができない。さらに、ホリトモのAIはお世辞にもいいとは言えず、弱いワザばかり使ったりサポートガンを使ってくれないことがよくある。 本作から登場したサポートガンだが、同じサポートガンを重ねがけすることで効果が上がる仕様になっているので、基本的に攻撃アップを積みまくって一撃で倒すのが最適解になりやすい。かといって攻撃アップを使わない場合はLP回復の手段が少ないのもあってどれだけLP回復のサポートガンがあるかの勝負になりがち。 クリア前に仲間にできるホリトモのリバイバーの属性が少し偏っている。具体的には水と風のリバイバーが多く、火と土と無のリバイバーが少ない。そのため、特定の属性で固めたいときにはパーティメンバーの自由度が低くなる。 ただし、クリア後にはホリトモの数も増えるためパーティメンバーの自由度はかなり高くなる。 発掘したカセキのポイントに応じてワザの消費KPが下がるようになったのだが、救済措置が存在せず、発掘をホリトモに任せてもせいぜい70pt程度なので、発掘の腕前が直接バトルに影響を与える仕様になってしまっている。 一部のリバイバーの削除 その数は100以下と前作の半分以下になってしまっている。特に水棲動物(*1)及び無脊椎動物や新生代及び哺乳網のリバイバーは全て削除されてしまった。古生代も「エダフォ」「ディメロン」だけ。増量版でも追加されない。 「外見は他のリバイバーの色と大きさを変えただけのようなもの」のリバイバーもいる(*2)ため、余計に少なく感じてしまう。 後述の増量版では多少改善されているが、それでも少ないと言わざるをえない。 面倒な発掘場 カセキを発掘している間に近くのノライバーが襲ってくることがあり、そうなると強制的にバトルに突入し発掘中のカセキが壊れてしまう。一応前もってノライバーを倒しておくこともできるが、時間経過でまた登場する事があるのであまり落ち着いて発掘できない。発掘に失敗したカセキは一度街に帰るとまた掘れるようになるのだが、ノライバーも復活するのでまた倒す必要がある。さらに、ノライバーはバトル中に仲間を呼ぶことがあり、そうなると次のターンに敵が追加されることになるので速攻で倒さないと時間がかかる。 一応、発掘中にノライバーが近づくと警告サインが出るようにはなっている。ただ、近くにいるだけで襲ってこないノライバーも存在し、襲ってくる場合は警告があっても間に合わないことが多い。 発掘場ではセーブが出来ない。ポーズ画面のようなものもなく、メニューを開いてもノライバーが襲ってくるため面倒。発掘中もスタートボタンから発掘をやめることは出来るが、その画面になってもタイマーは止まらないので休憩したいときはそのままスリープする以外の方法がなく不便。 前述のチャレンジルートでは、出現するレアカセキが2〜4種類からランダムに選ばれるようになっており、一度街に戻るまで同じものしか出ないため、目当てのリバイバーのカセキが出るまで時間がかかることが多い。また、カセキレーダーのレベルによって出現するレアカセキの部位が変わるようになっているのだが、装備の変更は街に戻らないと出来ないため、全ての部位のレアカセキを発掘するには目当てのリバイバーが出るまで街とチャレンジルートを何度も往復する必要があり手間と時間がかかる。 チャレンジルートを出入りすれば同じレアカセキがまた出現するため、目当てのカセキが出た場合はありがたい仕様ではあるのだが。 シリーズお馴染みの要素となっているウンコのカセキは、本作だととあるサブイベントでホリトモを仲間にするためのものとなったのだが、イベント終了後も発掘場に残り続けるため邪魔。 発掘の制限時間は装備を整えることで増える仕様になっているのだが、序盤は60秒しかないため時間が足らずに失敗してしまうことが多発する。残り時間が少なくなってもアラームが鳴ったりするわけではないので、そもそも時間がないことに気づかないことが多い。 UIが不便 メニュー画面からリバイバー一覧が確認できなくなった。確認するにはピットにいって使用リバイバーの選択画面に行く必要がある。カセキをその場で掘るようになったこともあり、発掘したカセキのポイントの確認も面倒になっている。 一部イベントの難易度 ストーリー終盤にキーパーズカップという大会があるのだが、そこではホリトモが味方のときのステータスのままで敵として登場する。つまり、ホリトモを鍛えていればいる程そのまま強敵として現れることになり難易度が上がることになる。その上、こちらが選べるホリトモはサブクエストをこなしても6人しかいないので、彼らをあまり育てていないと苦戦を強いられることになる。 また、クリア後にも似たようなイベントが存在しており、そちらは前述のスーパーホリトモになった際に使えるようになるリバイバーが相手になるため、せっかく新しく使えるようになったリバイバーを強化すると難易度が上がることになってしまう。 総評 カセキホリダーシリーズ4年ぶりの続編で、ハードの移行に伴いグラフィックも一新した作品。 過去作から正当進化した部分も多いが、ゲームバランス面で難のある部分が目立ち、惜しい出来になってしまっている。とはいえ、好評なシナリオを含め全体的には十分遊べる作品であり、カセキホリダーシリーズ最終作としては悪くない出来となっている。 余談 本作発売に先駆けて月刊コロコロコミック2014年2月号で誌上限定体験版『カセキホリダームゲンギア〜はじまりの章〜』のダウンロード番号が付録として記載された。 また、本作発売から3ヶ月後に発売された月刊コロコロコミック2014年6月号で、特別版となる『カセキホリダー 増量ムゲンギア』が誌上通信販売としてダウンロード販売された。こちらでは新規のリバイバーが10体追加されている。ダウンロード専用なのもあり、現在は入手が困難になっている。また、本作の海外版である「Fossil Fighters Frontier」では増量版で追加されたリバイバーが最初から実装されている。 公式サイトにて特別なリバイバーが手に入るARカードが公開されている。 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』にて本作の主人公がフィギュアに、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に本作に登場したガジローがスピリッツとして登場した。
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スーパーカセキホリダー 【すーぱーかせきほりだー】 ジャンル RPG 対応機種 ニンテンドーDS 発売元 任天堂 開発元 任天堂レッド・エンタテインメントアートディンクM2 発売日 2010年11月18日 定価 4,800円 プレイ人数 1〜4人 セーブデータ 2個 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント 発掘・クリーニング・バトルの面白さがよりパワーアップ「スーパーカセキ」で進化するリバイバー「とくべつ」の存在により図鑑コンプ難易度が上昇 カセキホリダーシリーズぼくらはカセキホリダー / スーパーカセキホリダー / カセキホリダー ムゲンギア 概要 ストーリー 前作からの変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 掘り出したカセキから個性豊かなリバイバー(恐竜)を蘇らせて戦うRPG『ぼくらはカセキホリダー』の続編。 発掘・クリーニング・バトルの3パートからなる中毒性の高いゲーム性はそのままに、様々な要素がグレードアップを果たしている。 ストーリー アウトドア★ジョーによって作られた巨大カセキテーマパーク、それがカルコッツカセキパークだ。そのオープンを記念し、大規模なカセキバトルの大会、カルコッツGPが今開かれる。予選大会を勝ちぬき世界中から集まってくるホリダーたち。その中には、かつてジョーに助けられ、彼との再会を心待ちにする2人、主人公(プレイヤー)とトッチの姿があった。(取扱説明書より引用) 前作からの変更点 基本システムは前作からほぼ変わっていないため、そちらの記事を参照されたし。 発掘・クリーニング リバイバーを更に強化するカセキとして「スーパーカセキ」が登場。 1体のリバイバーに1つだけ通常のカセキとは別にチャージできる特殊なカセキで、下位である「シルバーカセキ」と上位である「ゴールドカセキ」の2種類が存在する。 シルバーカセキは低確率で発掘できる「ふしぎなカセキ岩」に頭・体・手・足のいずれかが入っており、部位によって強化されるパラメータが異なる。 ゴールドカセキは更にレアな「きせきのカセキ岩」に入っている。こちらは頭しか存在しないが、シルバーカセキよりも大きくパラメータが上昇する。 また、一部のリバイバーにゴールドカセキを使用すると「スーパーエボルバー」となり、外見や性能が大きく変化する。発売前から大きくアピールされていた本作の目玉要素である。 カセキ岩に入っている都合上、スーパーカセキもクリーニングが必要。当然、得点が高いほどパラメータの上昇率も高い。 クリーニング難易度が高いが、リバイバー全身分のカセキが入っている「巨大カセキ岩」と「ヘンなカセキ岩」が新たに登場。 巨大カセキ岩はその名の通り1画面に収まりきらない程の大きさを誇り、画面を上下左右にスクロールさせながらクリーニングに臨むことになる。ソロプレイの場合、後述の時間延長アイテムを使わずに高得点を出すのは不可能に近い。 ヘンなカセキ岩は大きさこそ通常のカセキ岩と同じだが、クリーニング中に岩をひっくり返して表と裏の両方をクリーニングする必要がある。 当然これらにも黒カセキ岩(*1)版が存在する。難易度が高い分、高得点を出せた時の達成感もひとしお。 恐竜メダル(*2)を預けられる「メダルバンク」が登場。 前作ではリバイバーは1種類につき1体しか所持できなかったが、今作では既に所持している種類のリバイバーもバンクに預けておけばリバイブができる。 つまり、同じ種類のリバイバーを複数体所持できるようになった。3体全て同じリバイバーでチームを組む…なんてことも可能。 バトル エスケープエリア(EA)が廃止され、アタックエリア(AA)とサポートエリア(SA)が3つずつ円形に並んだバトルフィールドになった。 「交代」が「回転」に置き換わり、以下の2つのフォーメーションを切り替えながら戦う方式になった。 ジュラシックフォーメーション AAに2体、SAに1体のリバイバーを配置したフォーメーション。 サポート効果は50%ずつに分散してしまうが、逆に言うと相手リバイバーのマイナスサポートも分散させることが可能。 カンブリアフォーメーション AAに1体、SAに2体のリバイバーを配置したフォーメーション。 1体のリバイバーを大きく強化でき、前作とほぼ同じ感覚で戦える。 フォーメーションは自分のターン中であれば微量のKPを消費して自由に変更が可能(*3)。 リバイバーのタイプが「近きょりタイプ」「中きょりタイプ」「遠きょりタイプ」の3つに分けられた。それぞれの得意とする距離から攻撃することでより大きなダメージを与えられる。 先攻・後攻は互いの素早さの合計が比べられ、数値の大きい方が先攻を取る方式になった(前作ではLPの合計で決められていた)。 次ターンのダメージを大きく上げる「タメルゼ」、当たれば3ターン後に問答無用で即死させる「ウイルス(*4)」など、新たな効果の技やスーパースキルも登場した。 その他 主人公の性別を男女から選択可能になった。どちらを選んでもストーリーに変化はない。 リバイバーのランク上限が12から20に上がった。 ランク上げの手間が増したように思えるかもしれないが、バトルで得られるポイントも相応にインフレしているので、実際はあまり変わらない。 リバイバーに自分で名前を付けられるようになった。 クリアデータから所持リバイバー等のデータを引き継いでストーリーを最初からプレイできる、所謂「強くてニューゲーム」機能が追加された。 ただし、ゴロリ(お金)や強化したツール等引き継がれないものもあるので要注意。 キャラクターデザインがカートゥーン的だった前作と異なり、日本人にも親しみやすいものとなった。 オプションから走りの操作を選択できるようになった。 「ふつう」はBボタンを押している間のみ走り、離している間は歩くという普通の操作。「はやい」はその逆でBボタンを離している間だけ走る。 一見地味な設定項目に見えるが、「はやい」モードの操作性は侮れないほどプレイを快適にしてくれる。 評価点 前作のほぼ全てのリバイバー(*5)に加え、新たに40種以上のリバイバーが参戦。 オオツノジカがモデルの「オオツノ」、シーラカンスがモデルの「シーラン」、アノマロカリスがモデルの「アノマーロ」など、恐竜とは時代も生物学上の分類も全然違うリバイバーも大幅追加。見た目的にも性能的にも、よりバラエティに富んだリバイバー達を収集・育成する楽しみが増えた。 恐竜の中でも知名度のわりに前作で登場しなかった「アルバートサウルス」「カスモサウルス」「チンタオサウルス」を元にしたリバイバーも追加された。 システムの変化やリバイバーのタイプ分けによって、バトルの戦略性が増した。 リバイバーの配置が前作と比べて重要になっており、状況に合わせてフォーメーションを変える、逆に一部技の効果で相手の陣形を崩すといった戦略がバトルのカギを握る。 やや過度シビアだったクリーニングにいくつかの救済措置が設けられた。 店売りのアイテムを使用することで制限時間の延長が可能になった。 1つにつき30秒で最大9個まで所持できるため、最長で270秒もの延長ができる。 カセキ岩の弱点である「バスターポイント」をハンマーで叩くと岩の大部分が綺麗に取り除かれ、クリーニングの手間が大幅に削減される「ストーンバスター」システム。 バスターポイントがどこかは叩いてみるまで判別できないが、これも店売りのアイテムで見破ることが可能。 ただしバスターポイントがないカセキ岩も存在する。筋形状の岩など通常のクリーニングが高難易度のカセキ岩には大体バスターポイントが存在せず、難関として存在し続けている。 前作では終盤お金を持て余しがちになっていたが、今作ではこれらのアイテム購入のため、無駄に余るという事はなくなった。 スーパーカセキのクリーニング難易度は、意外なことにかなり低く設定されている。 カセキ岩が柔らかくドリルで簡単に削り出せるので、80〜90ptを容易に取ることが可能。 クリーニングで高得点が出せなくてもバトルポイントで代替が利く通常のカセキと違い、スーパーカセキはクリーニングの得点がそのまま強化値に直結するため、クリーニングが苦手なプレイヤーに配慮しているものと思われる。 そうでなくても、対戦をやり込む場合は数多のスーパーカセキをクリーニングすることになるので、手間がかからないのは非常に助かる。 ただし、カセキ岩だけではなくカセキ自体も柔らかいので簡単に傷が付いてしまうため、高得点は容易でも100ptとなるとなかなかの難易度。とはいっても理不尽なほどではない。 発掘がより快適になった。 発掘場のマップを確認できる機能が追加。前作に見られた「だだっ広く代わり映えしないような発掘場エリア」がほとんど無くなったのもあり、自分の位置を把握しやすくなった。 特定の場所を掘ると井戸を掘り当てることができ、これを使って発掘場内で近道が可能。 一部のマスク(*6)には、特定の部位や属性のカセキしか掘れなくなるという特殊効果がある。これにより狙ったリバイバーのカセキを掘り出しやすくなった。 ホウセキ石(換金用アイテムが出る岩)を掘り当てても、モブのカセキホリダーからそれを賭けてのバトルを挑まれなくなった。金策しやすくなっただけでなく掘り当てた際の煩わしさも解消。 また、バトルを求められるカセキ岩はレーダーで区別が付くようになった(チップ強化が条件)。 ストーリーは前作と同じくライトノベル作家の阿智太郎氏が担当。 様々な悩みや弱さを抱えた少年少女達が大会を通じて成長し、友情を深めていく様は王道ながら熱いものがある。 メインキャラだけでなく、サブキャラや敵組織のメンバーもしっかりと個性付けがなされている。終盤にはこれまでの前提をひっくり返すような意外な展開が待ち受けており、最後までプレイヤーを飽きさせない。 なお、前作のストーリーとは直接的な繋がりは無いが、ごく一部のイベントで前作のキャラが登場することがあり、時系列的には前作からそう遠くない未来が舞台のようだ。 随所で挿入される3DムービーはDSソフトとしてはクオリティが高く、ストーリーを更に盛り上げてくれる。 やりこみ要素が豊富。 「じょうほう屋」ではNPCからの依頼、いわゆるサブクエストを確認することができ、ストーリーの進行に合わせ数が充実していく。戦闘やアイテム回収、クイズなど要求される内容も様々。 クリア後には新たな発掘場の解放に加え、各地で強化されたメインキャラとの再戦が可能。さらに再びカルコッツGPが開催され、これに挑戦することができる。 相手が強くなっただけでなく新たにトーナメントによって出場リバイバーが制限されるようになり(*7)、より白熱した戦いが楽しめる。 とことんクリーニングのお題をこなし続ける施設も存在し、様々な楽しみ方ができる。 通信プレイ機能が更に充実。 Wi-Fi対戦に対応しており、全国のプレイヤーと対戦が可能だった。 バトルの他には、クリーニングを最大4人で協力して行える。 こちらはワイヤレス通信のみの対応だが、参加したプレイヤー全員がクリーニングしたカセキを入手できる。また、本作を持っていないプレイヤーでもダウンロードプレイで参加が可能。 DS本体が2台あれば、前作『ぼくらはカセキホリダー』からカセキ岩を送ることもできる(*8)。 今作では入手が難しいリバイバーも、この方法を使えば楽に手に入る場合もある。 賛否両論点 相変わらずの下ネタのノリ。メインの年齢層を意識したものなのだろうが、人によってはかなり不快に感じる。 最たるものは「岩クジラ」関連のシナリオ。主人公ら3人組と敵幹部3人組が突如巨大なクジラに食われてしまい、クジラの体内を探索する羽目になるが… 体内の様子が妙にリアルで、人によっては気持ち悪さを感じる。さらに食われた事に絶望したヒロイン枠のキャラクターがウンコ発言。 岩クジラの体内の長「ノドチー」。言うまでもないがその正体はクジラの口蓋垂でなぜか本体とは別に意識がある。見た目が気持ち悪く動きもブヨブヨしており、苦手な人にはとことんキツい。 ウンコのカセキネタは前作から相変わらず。今回もウンコとアイテムを交換してくれるキャラクターがいるが、そのアイテムの中にはウンコのプレイヤーマークやウンコのマスクなど誰得なものもありなかなか悪趣味である。 一応前作と違って、報酬が最高のものになっても個数制限なしで交換してくれる。ただし、その後は「キセキのカセキ岩」としか交換してくれないが。 ホネホネ団が使うリバイバー「ホネンバー」の扱い おどろおどろしげな見た目のわりにHPが低く設定されていて、この点では拍子抜けする。変わりにサポート効果がそこそこ高いが… 一応「骨だけなので撃たれ弱い」と解説がされてはいる。 「ホネベーオ」「ホネヤラ」に限り風属性・火属性と属性が変更されている。通常版はそれぞれ火属性と無属性。 他のホネンバーは通常版と属性が同じ。 土属性のホネンバーがいない。 なぜか装盾亜目のホネンバーがいない。首長竜のホネンバーはおり、翼竜は2種もいるが。 問題点 より奥が深くなったバトルだが、詰めの甘い部分も存在する。 一部戦法が強力すぎる。特に有名なのは「弱肉強食(*9)」を開始直後に使って「ラストパワー(*10)」を発動させ全体攻撃で速攻を狙う、通称「弱肉ラストパワー」。 所謂ワンキルというやつであり、駆け引きの余地もなく一瞬で勝負が決まってしまうこの戦法を嫌う人は多い。逆に言うとランク上げの際には便利だったりするのだが。 そういった速攻戦略をとらないのであれば状態異常がどれもいやらしく、非常に強力。対人戦ではこれを上手く扱えるかどうかが勝利の鍵となるといっても過言ではない。特にダメージを割合で与える「毒」と技を勝手に使ってしまう「混乱」が強力。 混乱の影響で「命のバトン(*11)」や弱肉ラストパワーを狙わない際の「弱肉強食」が持っているだけでデメリット扱いされる不遇技と化している点も変わらず。 味方の攻撃の後にランダムで追加攻撃が発動するスーパースキル「れんけい」は、持っている技のうち一番弱いもので追撃するものの、KPを一切消費せず、さらには重複して発動する事もあり非常に強力。 相手のKPを奪う効果の技は素早さや命中に関わらず必中するというバグが存在する。 このせいでKP奪取技を得意とするエボルバー「ヘルサタン」がかなりいやらしいリバイバーになってしまっている。 ただしこれらの戦法及びバグは戦闘環境そのものを破壊するほど凶悪なものではなく、バトルバランスはおおむね良好にまとまっている。少なくともストーリー攻略において簡単すぎ、難しすぎと感じることはほとんど無いだろう。 スーパーエボルバーは到底「強化」とはいえない。ゲーム内ではキセキのカセキ岩を「泣いて喜ぶ」と言及しているが、そこまで嬉しくは無い。後先考えずスーパーエボルバーにしてガッカリした人も多かろう。 「技の消費KPが増える(*12)」、「パラメーターが極端に偏る」と全体的にクセのある性能のものが多く、「相対的な強さは変わらない」「スーパーエボルバーにすると相対的に弱体化に扱いづらくなる」事も珍しくない。 特にチームワザはKPの上限の関係上、ホリダーランクを最高まで上げない(*13)とKPが必要分貯められないスーパーエボルバーも多い。 全てスーパースキルがない。元々あってもスーパーエボルバーにするとなくなる。 そういったリバイバーをスーパーエボルバーにしないまま使いたい場合、強化値の見劣りするシルバーカセキをチャージせざるを得ず、リバイバー間でパラメータの格差が生じてしまう。前述の「バンク」を使えば、スーパーエボルバーとそうでないリバイバーを同時に所持することができるのが救い。 きせきのカセキやシルバーカセキは、他のカセキ岩と一緒にコンテナに保管される。チャージせずに温存しようとするとスペースを圧迫してしまうのがやや難点。 知名度の割にスーパーエボルバーがないリバイバーもいる。「カルカーロ(カルカロドントサウルス)」「バリオン(バリオニクス)」「ペンタゴン(ペンタケラトプス)」「ケントロン(ケントロサウルス)」「パラサーン(パラサウロロフス)」「ディロン(ディロフォサウルス)」「プテラン(プテラノドン)」「クロノス(クロノサウルス)」などが相当。新生代・無脊椎動物、魚、鳥、獣は皆無。 もっとも、あってもイマイチ嬉しくないかもしれないが。 また、古生物である故に「進化」という言い方も好ましくはない。実際の「進化」との混同も招かきねない。 もっとも、突然変異ではあるが…世代交代や繁殖とは無関係である。 外見のデザインに関してネガティブな感想も一部ある。ゴジラを太らせたような「ヘルロード」を始め、全体的にいまいち原型を留めていなくて現実離れした怪物の姿に変貌するものが多い。古代生物の化石が主な題材であるカセキホリダーを、このような大怪獣バトルに意味させる意味があったか疑う意見あり。 「種」どころか「網」から違う動物のような姿のスーパーエボルバーもいる。 スーパーエボルバー間で外見の違いが色しかない種がかなり多く、全30種の中で固有の外見を持つものはたった2種しかいない。 より詳しくは折り畳み内を参照。 + スーパーエボルバーについての詳細(ネタバレ率高め) ヘルロード、ヘルサタン、ヘルキング 平たく言ってゴジラ型。 そのゴジラも恐竜(*14)が突然変異を起こした怪物である為似寄ったのかもしれないが「リバイバー」として本シリーズ独自のデフォルメがなされた動物に比べてやはり現実離れしており、浮いたデザインに見えてしまう。 同型が3種類となるので使い回し感も強い。 「ティラノ(ティラノサウルス)」から進化する「ヘルロード」が代表。公式サイトやパッケージ裏でも姿が見られる。 「ヘルキング」は「マプルス(マプサウルス)」のスーパーエボルバーなので大型肉食恐竜からと思いきや、小型雑食恐竜の「オビラプ(オビラプトル)」から進化する「ヘルサタン」もこの型。 ギガロン、ギガンティス、ギガラージャ 「アロン(アロサウルス)」「アルティス(ベクレスピナクス)」「ラジャール(ラジャサウルス)」のスーパーエボルバー。「ヘルロード」らと同じく怪獣的なデザインだが、あちらよりも太ましく、鉱石質の棘や後方に向けて角が生えているのが特徴。近いイメージとしては『モンスターハンター』シリーズの「ラオシャンロン」や、『地球防衛軍』シリーズの「アーケルス」の首と腕を短くして丸っこくしたような体形。 こちらも「リバイバー」としてデフォルメされた恐竜達に比べると現実離れしており、浮いたデザインになっている印象が否めない。3種類いることによる使い回し感も同様。 キラークロー、デスクロー 前傾姿勢の恐竜型。スーパーエボルバーの中では珍しく現実味を保ったまま、デザインも洗練されている。 「ベロキー(ヴェロキラプトル)」から進化する前者は順当なデザインだが、後者は「スピノ(スピノサウルス)」から進化して特徴の背びれがなくなり、他のスピノサウルス科の恐竜のような体型になる為違和感もある。 ライデン、シェンリュー 雷竜の「ブラキオン(ブラキオサウルス)」「アルルス(アルゼンチノサウルス)」のスーパーエボルバー。自然な体形となっており、良く言えば通常のリバイバーに混ざっていても違和感がない。悪く言えば変化が少なく導入する意味が乏しい。 オミアシ、イダテン 雷竜の「アマルガー(アマルガサウルス)」「トバルン(タンバティタニス(*15))」のスーパーエボルバーだが、こちらはどう見ても「馬」。角があるのでユニコーンか。 バルバロス、ダイダオン それぞれ剣竜である「ステゴ(ステゴサウルス)」と「ファンヤン(ファヤンゴサウルス)」のスーパーエボルバーだが、何故かアンキロサウルス科のような姿。そしてその鎧竜はこれと別の型のスーパーエボルバーになる。 ガルガロン、ザスナーノ それぞれ鎧竜である「アンキロ(アンキロサウルス)」と「サウロン(サウロペルタ)」のスーパーエボルバー。襟巻状の盾のような意匠が追加されており、尻尾もやや派手に。 良くも悪くも装飾が追加された感じで、「ポケットモンスター」のメガシンカ程度の変化。 ヒビゴン、ブルゴン 鳥脚亜目の「イグアン(イグアノドン)」と「チンタオ(チンタオサウルス)」のスーパーエボルバー。ぬいぐるみのような感じでSD化した直立歩行型恐竜。「スーパーマリオ」のミニヨッシーや「テレビアニメ版古代王者 恐竜キング」のティラノのデフォルメ形態のような体型。 体格も小さくなっており、それ相応に体力が低い。その代わりサポート効果が大きい。 何かのマスコットキャラのような雰囲気も醸しているが、そのような扱われ方はされなかった。 パピゴン、テフラー 二足歩行の恐竜をベースに、アゲハ蝶の羽が首周りと腰から生えるという異色のデザイン。 「アナトン(エドモントサウルス)」「エアロン(エアロステオン)」のスーパーエボルバーで一貫性が無い。この2種は別に近縁でないどころか、分類は「恐竜」までしか共通していない。 ヘラクレーター、トツゲキング 角竜カスモサウルス亜科である「トリケラ(トリケラトプス)」「カスモス(カスモサウルス)」のスーパーエボルバー。外見は一言で言って「モグラ」。一応、角はあるが口を覆ってしまうほどの一本角となっていて角竜の原型はほとんど無く、角も鼻とほぼ一体化している。 ブルドルガー 貴重な固有グラフィックを持つ1体。 角竜である「パキン(パキリノサウルス)」のスーパーエボルバー。こちらは角や襟巻きといった意匠が残っており、順当な進化系となっている。 ディル・エース、ニクト・エース 翼竜の「ディモル(ディモルフォドン)」と「ニクトン(ニクトサウルス)」のスーパーエボルバー。「コウモリ」や「ワイバーン」と言うべき姿となっている。ほっそりとした顔、どっしりとした下半身と尻尾を持っており、翼竜の面影は無い。 『ポケモンUSUM』の「ウルトラネクロズマ」の翼が一対になったような体型と言うのが一番近いかもしれない。 モモピー、マロピー ぬいぐるみのような感じでSD化した首長竜で「フタスズ(フタバサウルス)」「プレシオ(プレシオサウルス)」のスーパーエボルバー。ヒビゴンとブルゴンの首長竜バージョン。 ワダツミ 貴重な固有グラフィックを持つ1体。 首長竜である「エラース(エラスモサウルス)」のスーパーエボルバー。 デザインはいわゆる「龍神」、もしくは『FF』シリーズの「リヴァイアサン」。格好良いが作品的にはやはり浮いて見える。 ラグビム、ゼネシー それぞれ「ディメロン(ディメトロドン)」、「エダフォン(エダフォサウルス)」のスーパーエボルバー。少しサンショウウオっぽくなるが、概ね元の雰囲気を保っており不自然な変化ではない。 爬虫綱以外のスーパーエボルバーはこの2種だけ。古生代もこの2種だけ。 進化元のモデルとなった両者の外見は似ているが、種としては遠く、収斂進化の結果と考えられている。本作内でも両者のデザインには差別化が図られているのだが、スーパーエボルバー化すると違いが色だけになる。 「とくべつ」なリバイバーについて 一部のリバイバーは、レーダーを最大まで強化していると発掘場内の特定エリアで、低確率で頭のカセキだけが発掘できるという仕様になっている。これらのリバイバーはずかんの発掘場所に「とくべつ」という表記がされている。 とにかくこれらのカセキ岩の発掘確率が低い。酷いと数時間やっても全く見つからない。該当するリバイバーの数も、後述の「海ていどうくつ」で発掘できるものを含め全部で18体とやたら多く、無駄に手間がかかる。 無脊椎動物リバイバーはそもそも全身丸ごと見つかるため「頭以外の化石でのバトルポイント稼ぎ」が一切できないが、そこまで確率は低くない。全身丸ごと見つかる脊椎動物の「巨大なカセキ岩」も同様。 また、頭以外のカセキは通常プレイでは入手不可能。前作に登場するリバイバーであれば通信で送るという手もあるが、本作が初登場かつ「とくべつ」なリバイバーである「エオラプ」と「アルルス」の頭以外のカセキはどうあがいても入手不可能。 前作と違い、バトルポイントだけでレベル上げをしても全ての技を習得できるようになっているので、バトルで使う上での問題はない。 シナリオ後半で訪れる「海ていどうくつ」は非常に短いマップで、対戦を終えるとそのデータでは二度と入れなくなるのだが、困ったことにここで発掘できるリバイバーは全て上記の「とくべつ」に該当する(*16)上、6種も存在する。 頭のカセキだけは他のマップでも発掘できるので図鑑コンプ不可能という事態にはならないが、全身を揃えたい場合はストーリーの進行を止めて発掘をしなければならない。戦闘の前に確認メッセージが出るのが救いか。 Wi-Fi配信限定のサブイベントやリバイバーが存在する。 当然、インターネット環境の無いプレイヤーはこれらをダウンロードできない。 前作にも配信リバイバーは存在したが、そちらは通常プレイでも(条件こそ非常に厳しいものの)入手は可能であった。 現在はDSのWi-Fiサービス自体が終了しており、正規の手段での完全コンプリートは不可能になっている。Wi-Fiサービス終了を想定していないのはやむを得なかったかもしれないが… ストーリーの難点。 今作の大筋は「大会を勝ち進みながら、裏で暗躍する悪者を退治」というだけの話である。前作では大会を勝ち進む裏で悪の組織との対峙、伝説のリバイバー、異星人の襲来、重要関係者のタイムスリップ、果ては地球存亡の危機といった壮絶な展開の応酬を最後までやり遂げていただけにどうしてもスケールダウンを感じてしまう。 ラスボスが行おうとしている事もそれ相応に恐ろしいが、カルコッツ諸島しか支配しようとしておらず地球存亡の危機に比べたらちっぽけと言わざるを得ない。 とはいえクオリティ自体が低いという事はない。前作のような派手さが今作には無く、比較した場合の見劣りが激しいというだけである。今作は今作なりに子供たちの成長や黒幕との戦いなどの一場面一場面が丁寧に描かれた良いストーリーに仕上がっている。 黒幕たる存在が何者なのかに繋がる情報はゲーム序盤から描写されており、誰に扮しているかの推理材料も割と露骨に、それも複数示される。 真相もそれら伏線からの捻りはなく、丁寧な伏線と言うより公式ネタバレのような状態となっている。 なお、ラスボスの封印はとある登場人物が解いてしまったのだが、封印されていた場所は一切の罠や防衛システムがない(*17)上に簡単に解けてしまう無防備極まりない部屋で、下手したらちょっとした地震などで解かれてしまいかねない部屋である。実際に解いた人物が「中を知らずに興味本位で開いた」と話す。 一応、封印した側も「いずれ解かれてしまうかもしれない」と自覚していた事がうかがえる。「そのため、対ラスボス用の武器も封印する」と記載されている。しかし、この武器には防衛システムが用意されている。守る場所の優先順位が逆だし、ラスボスと同じ部屋に封印すればよかったのでは? 一応、ラスボスの封印されていた場所は「中から開けるのが不可能な構造」になっている事がわかる。 総評 大幅に追加されたリバイバー、より戦略性の増したバトルなど、前作の良点を損なわずに正当進化させたお手本のような続編。 一部惜しい点は存在するものの、「恐竜」を題材にしたRPGとして、より完成度の高まった一本と言えるだろう。
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ぼくらは信者 歌 影山ヒロノブ 作詞 荒木とよひさ 作曲 つのこうじ 編詞 のぞみ 原曲 こころはタマゴ もしも一索が好きならば 牌にお願い つぶやいて もしか逢いたくなったなら ツモが一索を持ってくる もしかチャンタになったなら そっと4sを切ったまま もしか危険牌だったなら 単騎で聴牌すればいい こころは一索 小さな一索 さいごまで かかえてりゃ 神にもなれる 安牌になれる もしも一索が好きならば もしも一索がいらないなら 一索(神)にゴメンと 切っちゃえば もしもそれが裏目ったなら それを立直に使えばいい もしかノベタンが嫌ならば そっと一索を切ったまま もしも涙が出てきたら 和了で笑顔になればいい こころは一索 不思議な一索 さいごまで かかえてりゃ ジュンチャンになる 清老頭になる もしも一索が好きならば こころは一索大きな一索 さいごまで かかえてりゃ 神にもなれる 国士になれる もしも一索が好きならば 曲目リストへ戻る
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【登録タグ かめりあ ほ 初音ミク 曲】 作詞:かめりあ 作曲:かめりあ 唄:初音ミク 曲紹介 ぼっちの情感をのせたドラムンベース 歌詞 ぼくらはひとりきりで どこかへあるいていくの ころした息が白く 誰にも見えずに消える 疲れ切ったエンベロープ 煮え切って先が見えなくなってる 先読みのコンプレッサー 潰されてるのは僕の方なの モニターばかり見てないで 何もない日々を変えに行けばすぐ変わるのに 不満ばかり言ってないで 寂しい自分は誰のせい? だれもがひとりきりで だれかをさがしているの 見つかるはずの人は そばから姿が消える 濡れ切ったディストーション 吐き切って何も言えなくなってる 後出しのビットクラッシャー 歪んでるのは僕の方なの 自分ばかり見てないで 勝手に増えてく焦燥感はすぐ消せるのに 疑問ばかり言ってないで 目を瞑って明日が見えるかい? ぼくらはひとりきりで どこかへあるいていくの ころした息が白く 誰にも見えずに消える とりのこされているの おいてけぼりになっているの 荒げた声も微か 誰かが一瞥し消える ぼくらはひとりきりで どこかへあるいていくの ころした息が白く 誰にも見えずに消える コメント 音が気持ちいい -- 名無しさん (2011-10-11 20 33 02) ミックンベース気持ち良かったb もっと評価されてほしい -- 名無しさん (2011-10-17 18 17 11) 最初っから良い!もっと評価されるべき -- 名無しさん (2011-10-22 14 25 46) 涙出てきた… -- 名無しさん (2014-01-22 23 39 47) 名前 コメント
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【検索用 ほくらはなまえかない 登録タグ UTAU ほ グロイ・アンダーソン 曲 曲は 重音テト】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:グロイ・アンダーソン 作曲:グロイ・アンダーソン 編曲:グロイ・アンダーソン 唄:重音テト 曲紹介 少し電波なオカソンを、テトちゃんに歌って頂きました。 曲名:『ぼくらは名前がない』(ぼくらはなまえがない) 歌詞解説も投稿されていた。 歌詞 紅白帽に黒ペンで名前を書いておいたのに 青い夜空の星たちがごしごし洗って消えちゃった 給食のカレーこぼしたら染みが落ちなくなったから 僕はお肉を噛みながら鋏でメッタ切り ぼくらは名前がない、体操服にも書いてない 紅白帽は捨てられない、蟻さんが這ってるから アリサンコワイ アリサンキライ テストの解答に黒鉛で名前を書いておいたのに 名無しになって帰ってくる100点とったはずなのに ぼくだけ名前がない、いいやあるけれど…あるはずだけど 名無しのテストは捨てられない、お直しをして再提出だ センセイコワイ イノコリキライ ロウカハサムイ キョウシツイレテ お道具箱の中で蟻さん飼って餌あげる 本当は怖いけどぼくらは出来損ない以下 そもそもぼくは君じゃない、なりきることはできたけど 代わりに名前を失った紛い物のプログラム キカイニナリタクナイ ボクダッテニンゲンサ やだやだーやだー… コメント 名前 コメント
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ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 (2021年12月6日) - エキサイトニュース マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 「Wiki」創設者のPC 競売に - auone.jp 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) サモンズボード攻略wiki - GameWith 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトの評価と性能詳細【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ガーディアンテイルズ】ギルドレイド戦(秘密の研究所)の攻略とおすすめキャラ【ガデテル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? 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発掘レア度について 頭の化石がなかなか出なくてリバイブ出来ない恐竜は何なのか 数値で表せないかと思い「発掘レア度」を設けました 1.コゴエル氷山「んがんが」にレア化石をもらえるよう(それ以降も可)になったら 2.リバイブしていない恐竜を確認(?だったり番号が飛んでたり) 3.その恐竜はカセキ図鑑「レア度」に1ポイント追加する(1なら2だし5なら6に) 4.数が集まれば発掘レア度が分かってくる ご協力お願い致します 有料発掘場出身の恐竜が高くなるかも…
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/353.html
【登録タグ ほ グロイ・アンダーソン 曲 曲は 重音テト】 作詞:グロイ・アンダーソン 作曲:グロイ・アンダーソン 編曲:グロイ・アンダーソン 唄:重音テト 曲紹介 少し電波なオカソンを、テトちゃんに歌って頂きました。 歌詞解説 http //d.hatena.ne.jp/hellear/20090227 歌詞 紅白帽に黒ペンで名前を書いておいたのに 青い夜空の星たちがごしごし洗って消えちゃった 給食のカレーこぼしたら染みが落ちなくなったから 僕はお肉を噛みながら鋏でメッタ切り ぼくらは名前がない、体操服にも書いてない 紅白帽は捨てられない、蟻さんが這ってるから アリサンコワイ アリサンキライ テストの解答に黒鉛で名前を書いておいたのに 名無しになって帰ってくる100点とったはずなのに ぼくだけ名前がない、いいやあるけれど…あるはずだけど 名無しのテストは捨てられない、お直しをして再提出だ センセイコワイ イノコリキライ ロウカハサムイ キョウシツイレテ お道具箱の中で蟻さん飼って餌あげる 本当は怖いけどぼくらは出来損ない以下 そもそもぼくは君じゃない、なりきることはできたけど 代わりに名前を失った紛い物のプログラム キカイニナリタクナイ ボクダッテニンゲンサ やだやだーやだー… コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kaseki/pages/29.html
クリア後キング撃破パーティをここに記す ちなみに「タイムマシンイベント」の再戦じゃなく「仲間イベント」ね 勝者名 AA SA1 SA2 戦法 kllK7E1b イテツク オルトミー コンプソン AAキック→彗星 QIpgJTMM マイアン セイスモー コンプソン AA粘りSA1攻撃 クビナガスキー セイスモー クリオン コンプソン 興奮で縛り毒攻め insgSjf9 ハッスル イテツク コンプソン AA壁SA1攻撃 エール アルティス トロオ コンプソン ハッスル殴り 毒 sona アロン ロキ コンプソン 毒攻め ゆい汰 クロノス コンプソン オルトミー 大津波&弱肉強食 4bAKyXtK ミクロール シノサーロ コンプソン SA2チーム技 hI2rEzz2 セイスモー スミロン ホプロー チーム技×2 cwRoGizj セイスモー ホプロー コエロン AAチーム技 9ANMA8UC スーパース セイスモー グアンロン AAヨコシナサイ uguisu イテツク デュナ ロキ 力と毒で ほんみゃ セイスモー ホプロー コンプソン ロキを殺せばどうにでもなる w6C+WL4x パラサーン マイアン シノサーロ パラサーン→常時カウンター状態保持 マイアン→状況に応じてAA状態異常とLP回復 シノサーロ→相手AAを常に混乱に+サブ回復役 ホリヤ セイスモー ミフネン トロオ セイスモーでデュナ→ロキの順に撃破キングはミフネンを盾に毒殺 んごんご ハッスル カチカチ グアンロン ガジシャッフルでサポートを消し運任せ kenken ギガー ロキ デュナ 興奮させて毒をかける denden ハッスルコア ロキ トロオ パワーと猛毒で撃退 u-5 ハッスルコア トロオ コンプソン 序盤は毒で交代誘発&交代後の猶予で毒攻め一体潰した後は力押し カセキ★ グアンロン シノサーロ イテツク グアンロンとシノサーロは、サポ用で、イテツクの彗星でボコす。 れん スーパース デルター サイカニア セイスモーをスーパースに変えても行ける。ロキからゴリ押し。 セイスモー・ホプロー・コンプソン・No101~No114抜きパーティ募集中 猛者名部分は2chから抜いたので今のところIDだけど 直接追加更新した人は主人公の名前とか書いて下さい
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「変な生き物=んがんが」と遭遇 条件:アチスナ砂漠のオアシスを全て復活させていること コゴエル氷山でカセキを掘っていると、 ぬーぼーみたいな白い生き物が突如出現する。 1度目は逃げてしまう。 歩きまわっている女の子ユキと会話した後 リッチモンドと話すとショップに「ゆきいちご」が売り出されるので買う。 2度目の遭遇の際「ゆきいちご」を渡す。 その後リッチモンドの所へ行くとマスクがもらえる。 3度目からは貰ったマスクを被っていると、そのマップで見つかるカセキのレアがもらえるようになる。(オルトミーなど、例外もある) 14回目以降はダンスを披露するだけで立ち去る。