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すっきりーっ!したりするよっ! 8KB 小ネタ 悲劇 自業自得 ツガイ 自然界 人間なし 独自設定 うんしー ぺにまむ 短いお話 寒い冬の季節。 もう一月過ぎれば暖かい春が訪れるだろう。 しかし、山に少し早い春の息吹が訪れた。 「…ゆゆゆっ!? ゆきさんがとけてるよっ!」 「ぽーかぽーかでゆっくりできるねっ!」 盛り上がった土を掻き分けて、丸い顔を地表に出した二体のゆっくり達。 このツガイは外の様子を見に来たらしい。 まりさとれいむは、待ち侘びた春の光景に顔が緩んでいく。 「ふゆさんさよーならっ!」 「ごはんさん、いっぱいはえてきてねっ! まりさたちが、むーしゃむーしゃしてあげるよっ!」 最高の笑顔で勝手な事を叫んだツガイ達は、 久しぶりのお日様を浴びながら、ご飯さんが生えるのを待つことにした。 「「 わーくわーくっ! 」」 口でわくわくと叫びながら2体のゆっくり達がひたすらに待機。 時間が経つにつれて、眉は下がり、口が不満を訴えるかのように細く尖っていった。 「ごはんさん、ゆっくりせずにはえてきてね?」 「すこし、ゆっくりしすぎだよ! …げ~っぷ!」 まりさは大きなゲップをしながら文句を口にしていた。 待ち時間に雪解け水を大量に飲んでしまったようだ。 俗に言う水っぱら状態。 下半身がたぷたぷになっていた。 「…まりさは、しーしーをしてくるよ」 「ゆんっ。ゆんっ! どうしてはえてこないのっ? もう、ふゆさんはおわったんだよっ!」 物影にまりさが消えた後も、れいむは怒りっぱなしだった。 とてもお腹が空いていたので、何かを食べてしあわせに浸りたかったのだ。 しかし、不味そうに枯れた小さな草が生えているのみで、美味しそうな食べ物は手に届く所には存在しない。 れいむは空腹に耐え切れずに、小さな草を口の中に放り込んで租借した。 「ゆっげ~っ! ……ふしあわぜーっ!」 舌をピロピロと動かしながら食べた事を後悔した。 とても不味くて不味いっ! 大事なことなので2度書きました。 「これだと、しあわせーっ!に、なれないよ…」 「ゆ~んっ! まりさもおなかへったよ! むーしゃむーしゃっ! ……おぼえぇええっ゛ふじあわぜー~っ!?」 トイレから帰還した爽やかまりさは、れいむの目の前にあった不味い草を食べて吐き出した。 「おくちのなかが、にがにがするよっ! あまいきのみさんがたべたいんだぜっ!」 「ゆ~ん。なにもはえてないよ~」 キョロキョロと体を回転させながら周囲を探索。 しかし、満足出来る食べ物は一つも無さそうだ。 そうこうしているうちに、さっきまで顔を出していた太陽は厚い雲に隠れてしまう。 直後に冷たい風がまりさ達の全身目掛けて吹き付けてきた。 「ゆっくりせずにおうちにはいるよっ!」 「ぶるぶるっ! かぜさんはゆっくりできないよっ!」 あっという間に日向ぼっこで得た温もりを失ったツガイ達。 それを補うかのように体を密着させながら、互いの体温でゆっくりと暖めあった。 「ゆ~ん…。ふゆさんは、さよならしたんでしょ? どうして、ゆっくりしているれいむたちに、かぜさんはひどいことするの?」 「…わからないんだぜ」 風に文句を言い始めるツガイ達。 傍から見ていると末期患者のようだが、これは正常である。 ゆっくりしている自分達に酷い事をするのは、ゆっくり出来ない存在。 そういう考えを持っているゆっくり達は多いのだ。 「あたたかくなったら、あかちゃんつくろうって、まりさとやくそくしたのに…」 「……れぇいむぅ」 れいむは地面を見ながらうな垂れた。 涙を瞳に潤ませながら、去年の約束を呟き始める。 「れいむ。あかちゃんつくろうよ!」 「ゆっ!? でも……、ごはんさんがないからつくれないよぉ」 「だいじょうぶだよっ! ごはんさんは、ちょっとゆっくりしすぎているだけだよっ! すぐに、いーっぱいはえてくるんだぜっ!」 「ほんと?」 「ゆんっ! かりめいじんのまりさをしんじてねっ! ゆっへんっ!」 自信満々に言い放つまりさと、それを見上げる涙目れいむ。 れいむの表情は、少しずつ笑顔に変化していく。 そのまま、" ガッシーン! " と、ぶつかり稽古のようにまりさと正面衝突。 がっぷり四つに組んだ饅頭体形のまりさ達は、狭い巣穴の中をごろごろと転がり始めた。 今から、すーぱーすっきりタイムだっ! 「ゆっふーんっ! れいむのまむまむ、とってもしまるよおおおおっ゛!」 「まりさのぺにぺに、おっきくてとってもきもちいいよほおおおおっ゛!」 まりさが上になり、仰向けのれいむを責め始める。 どちらも恍惚の表情で快楽を貪っていた。 まるで、冬篭りの鬱憤を晴らすかのように、激しく腰(?)を振りまくる。 「れいむすっきりしちゃうよおおおっ゛! すっきりさせてぇえええっ゛!」 「まりさもいくよぉおおおっ゛! すっきりしちゃうよおおおおおおっ゛!?」 涎をベロンベロンと垂らしながら、快楽に身を委ねるまりさ達。 このまま最後までいけば、とてもかわいい赤ちゃんが出来ることだろう。 しかし、その授かった赤ゆを育てあげる可能性は限りなく低い。 何故なら、ご承知の通り、春はまだまだ先の話なのだ。 植物性妊娠だろうと、動物性妊娠だろうと関係ない。 どちらも親の食料として消える運命が見える。 だが、どうやら不幸な赤ゆは生まれてこないらしい。 「すっきりするよぉおお……ゆんっ!?」 「ゆっほおおおおんっ゛! まりざぁああああっ゛まりぃいっ゛……まりさ?」 まりさはビクンと体を大きく弾かせながら緊急停止。 絶頂寸前だったれいむは頬を膨らませながら文句を言おうと口を開いた。 「…ゆっゆっゆっゆっ!」 「まじ…ゆっ? ゆゆっ! ゆゆゆっ!?」 しかし、れいむの文句は途中で止まる。 先程の獣のような激しい動きから、細かい振動を使うまりさに魅了されたからだ。 「ゆっゆゆゆっゆゆゆゆっ!? だめえええええっれいむすっきりしちゃあああうっ゛! まりさああああああっ! すごいよぉおおおおおおおっ゛!?」 れいむはアホみたいな大声をあげながら身悶える。 そのれいむとは対照的に、不気味なほど静かに直立しているまりさ。 少し時間が経った後、まりさは両目を" カッ! "と開いて、満面の笑みで叫んだ。 「すてきなまりさは、しーしーするよっ!」 しーしー宣言を受けたれいむは硬直状態に移行。 まりさの素敵な発言で、今まであった快楽は何処か飛んでいってしまったらしい。 「ええええええええええええええええええええっ゛!?」 れいむは声のあらん限り叫ぶ。 まあ、当然と言えば当然の行為だった。 まむまむの中にしーしーを入れられる。 そんな奇跡体験などしたことが無いのだから。 「まりさは、しーしーするよっ! ゆゆゆゆゆゆっ!」 「やべでねええええっ゛! やべでええええええええええっ゛!」 まりさは目を瞑って下腹部に力を込める。 先程、お外でしーしーをしたのだが、その後にまた水を飲んでしまったのだ。 大量に飲まなかったので直ぐには排出せずに、巣穴の中にお水をテイクアウト。 そして、まりさは最悪のタイミングでお水を返品しようとしていた。 「しーしーさんは、ゆっくりできないいいいいいいっ゛!?」 「そんなこというれいむは、ゆっくりできないねっ! しーしーさんはとってもゆっくりできるんだよ!」 「ぺにぺにさんを、れいむからぬいでねええええええっ゛!?」 「まりさは、がまんのげんっかいっ!だ…よ……」 「いやあああぁぁぁっ゛!? やべでええええええええっ゛!」 ぶるりと震えたまりさは、大量のしーしーをれいむに放つ。 れいむの胎内にジャボジャボと流れて行く。 「(しーしーして)すっきりーっ!」 「だべえええええええええええええっ゛!?」 出口が無いれいむの中に水分が溜り、 唯一の排出口であるまむまむとぺにぺにが繋がっている箇所から、滴るように外部へと溢れ出す。 最高の笑顔ですっきりを迎えたまりさ。 すっきりをさせられたのに、すっきりさえも出来なかったれいむ。 「ゆっ!? しーしーくさいれいむは、ゆっくりできないんだぜっ!」 「まじざがわるいんでじょおおおおおおおおおおっ゛!? なめでんのおおおおおっ゛!」 完全に切れたれいむは、まりさへと怒号を放つ。 離婚も視野に入れなければならない。 その際、この巣穴はれいむの財産に分等されるはずだから、まりさはゆっくり出て行ってねっ!? みたいな事を、れいむは考えていた。 「ゆ~っ…。おこらないでほしいよ~っ」 まりさはバツ悪そうに、まむまむからぺにぺにを抜こうと体を後ろへと引いた。 しかし、何かが引っかかる感触の後に、強烈な激痛がまりさを襲う。 「ゆっ? いだっ! いだあああああああああいっ゛!?」 「ゆっあっ゛! あああああああっ! ひっばらないでえええええええっ゛!?」 れいむも同様に悲鳴をあげた。 まりさと変わらない激痛を不意打ち気味に受けたのだ。 しーしーを体の中に入れられて、いわれの無い激痛もその身に宿す。 まさに、最悪の極みだった。 「どぼじでぺにぺにざんが、ぬげないのおおおおおおっ゛!?」 「あああああっ゛!? れいむ、おがじぐなっじゃうううううううっ!(激痛で)」 れいむの胎内に入れられた、あたたか~いしーしーは、 まりさのぺにぺにと、れいむのまむまむを少し溶かした後、複雑に絡めてしまったのだ。 無理矢理に引っ張れば、どちらかは助かるかもしれない。 まだ、すっきり出来る機能を保てる可能性はある。 しかし、激痛が死ぬほど嫌なまりさ達は、動くことも考えることも出来なくなっていた。 「はなれでえええええっ゛! ぺにぺにさんがら、はなれでよおおおおおおっ゛!?」 「どいてぇえええええっ゛! まむまむさんから、どいでよおおおおおおおっ゛!?」 わんわんと泣きながら事態の好転を相手に委ねるまりさ達。 互いにピクリともその場から動かない。 …そんな悠長な時間は残されていませんぜ? 胎内に入っている過剰なしーしーは、今もれいむの体に少しずつ吸収されていく。 グチャグチャに緩んだれいむの胎内は、まりさのぺにぺにへと纏わりついた後、 水分を失いつつ、硬い餡子へと徐々に姿を変えていった。 つまり……、 まりさ達は、このままだと、" くっつくよっ! " 的な運命を辿ることになる。 泣き喚くまりさ達は、そんな残酷な未来を迎えるなど夢にも思っていないだろう。 そして、れいむの" 暖かくなったらかわいい赤ちゃんを生む。" と、いう夢は、どうやら永久に叶いそうに無い。 直ぐに訪れる寒波により、ぺにとまむをくっつけた情けない姿のまま、巣穴の奥で冷凍される事だろう。 ・少し違うすっきりをするお話 うんうんはちょっと…、そういう人にも安心なしーしー仕様 ……だったらいいな 暴露あきの過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 994 飼い主の責任と義務 ふたば系ゆっくりいじめ 972 すーりすーりっ!したりするよっ! ・他、たくさん 挿絵 by車田あき 暴露あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る wwwwwwwwww -- 2016-01-08 17 23 47 ちょっと。。。これは。。。。 -- 2010-12-19 05 42 13 どうなったも何も寒波で冷凍されたんだろ? 離れてないって事は他ゆが来たわけでもないし人間が介入してもないんだろ 口悪く罵り合ってでも痛いのは嫌でジッとする→死 を想像しときゃいい、ぶっちゃけ省いても問題無い -- 2010-09-16 18 45 00 ↓んなこと分かり切ってるだろ。客でもないんだから楽しませてもらうこと前提にしないでちょっとは自分でも理解する努力をしろよ。 -- 2010-09-04 23 28 11 結局どうなったんだよ。中途半端すぎるだろ -- 2010-07-29 18 00 47 きもい -- 2010-06-20 11 26 16
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『ほーけい!かわかむり!』 5KB ギャグ 小ネタ 実験 改造 日常模様 野良ゆ れいぱー 独自設定 ぺにまむ 人を選ぶかもしれません ↓はミスです、間違えてエンターキーを押してしまいました 注意 ネタがかなり下いです、それでもいいという方のみどうぞ やはり散歩は良いものだ。適度な運動に爽やかな風、日差しはポカポカと暖かく 今日はまさに散歩日和と言えるに相応しい日だ。鼻歌でも一つ歌いたい気分だ 「んほぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!びれいむのきつきつまむまむんぎもっちいいわぁぁぁあ!!!」 「やべろぉぉぉぉ!すっぎりじだぐないいいいいい!ぢゅうごのまむまむじゃあまりさをづれないでしょおおおお!!!!」 この一般人からすると見苦しいと言われること間違い無しの景観も俺にとっては心地よい散歩日和を構成する重要なパーツの一つであり、やはりでいぶの悲鳴というのは心地よいものだ 番がいない事から察するにこいつの両親が唯一心の支えとなる子ゆっくりをあまりにも甘やかしすぎた結果がこれなのだろう 「そろそろふぃにっしゅだわぁぁぁあああ!!ありすのあいをうけとめてぇぇぇええええ!!!」 「いやだぁぁぁああ!!れいぱーのこなんてうみだぐないいいいいいい!!!!」 その光景を見て、ふとあることを思いついた。でいぶのことは特に関係ないけど 「「すっきりいぃぃぃぃ―――!!!」」 どうやら行為も終わったみたいだ。でいぶの額からニャキニョキと蔓が生え、その蔓には5つほどの小さな丸い実のような物が出来上がっていた 俗に言われる植物型妊娠である、れいぽぅで出来上がった実ゆは非常に成長が速い。原理はいまだによく分かっていない 「だいにらうん『チョオオォォォォット、待ったァァァァアアア!!!』どぼぢでじんぜいなありずのずっきりをじゃまするのぉぉぉぉ!!!!」 「どうしてだって? そりゃあおまえがすっきりしてる相手がゆっくりできていないからだよ、見るからに嫌そうじゃないか」 本音を言うと面白い事を思いついたからである、そもそも俺はでいぶのためにわざわざれいぽぅを中断するような人間じゃない。というかそんな人間見た事無い 「そんなことないわぁぁぁあああ!!きっとつんでれなのよぉぉぉおお!!」 「いいや違うね、そのれいむは心の底から嫌がっていることぐらい俺にはお見通しさ。何故なら俺はその原因を知っているからだ」 ユッ? ジジイハレイムヲタスケテクレタンダネ! ユフゥーン、ジジイハトクベツニレイムノドレイニスルヨ!! シカモレイムノセンゾクドレイダヨ!!! コウエイデショウ! ワカッタラハヤクアマアマヲモッテキテネ!! カンダイナレイムハトウキョウドームサンバイブンデユルシテアゲルヨ!! 「んほぉぉおお!!ならばはやくおしえなさい!!ありすはすべてのゆっくりをすっきりでゆっくりさせるあいのでんどうしなのよぉぉぉ!!! びゆっくりだけれどいなかもののれいむにもとかいはなあいをつたえなきゃいけないのよぉぉぉおおおお!!!!!」 びちゃびちゃと濃い目の砂糖液を撒き散らし、れいぱー特有のにやけ顔を湛えたままにじり寄ってくる。子供だったら泣いて逃げ出すようなクリーチャーだろう、俺も逃げ出したい ドボヂデムジズルノォォォオーーー!! レイムヲオコラセタナァァァァアア!!! セイッサイスルヨ!!! シネッ!シネッ! ドボヂデヨケルノォォォォォ!!!!!! うっとおしいでいぶにはラムネ水をつかって黙らせる事にした。今回のターゲットはこのれいぱーである、少しばかり惜しいがこいつは今回の思い付きには必要ない 「ちょっとこっちに来てくれるかな、あまり人前で教えられるものでもないからね」 近くにあった比較的大きめの手ごろな茂みの中に潜り込みありすを手招きする あっ……くっつき虫付いちゃった。くそう、取るの大変なんだよなぁ…… 「んほぉぉぉおおお!!はやくしてねぇぇええええ!!!」 ありすがその後にホイホイついて行く、なぁに悪いようにはしないさ 「何故お前がれいむをンギッモッチイイー!!と言わせられなかったかを教えてやろう」 「じらさないでねぇぇええええ!!!んほぉぉぉぉおおお!!!」 うわっ、ちょっと砂糖水かかった。べたべたしてきったねぇ…… 「それはお前のぺにぺにが田舎者のぺにぺにだからさ。(ゴソゴソ)都会派なぺにぺにはこんな風になっていてだな……」 「んほぉぉぉぉおお!!!とってもすてきなぺにぺにねぇぇええええええ!!!とかいはだわぁあああああ!!!」 「でもお前のぺにぺにはこんなふうにはなってないだろ、そんなぺにぺには田舎者のぺにぺにさ」 「んほぉぉぉおお!!どうやったらそんなにとかいはなぺにぺにになるのぉぉぉおお!!はやくおしえてねぇぇぇええええええ!!!」 「………剥け!」 「む、むむむ、むけですってぇええええ!!」 「そうだ!剥いて剥いて村興しだ!!田舎の村からビッグシティへと進化するんだ!!剥けばその道が切り開かれる!」 「やっ、やってみるわぁ……」 そう言うと踏ん張ってぺにぺにに力を入れるありす。その顔は出産する時のれいむとダブってかなりイラッとするがここは我慢我慢、ここで潰しては俺の思いつきもパーだ 「んほぉぉぉぉ!!いたいわぁあああああ!!でもまけない!とかいはなぺにぺににするためにぃぃぃぃいい!!!」 ありすのぺにぺにの先端からちろちろと赤い物が見え始めてきた。まさか本当に出てくるとは……、思い込みの力マジパネェ 「いだいいいいいいいいい!!!!!もらしたしーしがしみるわぁぁああああああ!!!!!!!」 「諦めんなよ!どうしてそこで諦めんだよ!諦めたらそこで試合終了だろ!まだ諦めんなよ!!」 「んほぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!(ぬぽーん)」 今まで一度たりとも外したことが無かった装備を捨てたありすのぺにぺにはもはやぺにぺにと呼べるようなお粗末な物ではない以前のぺにぺにより格段に大きくなっている ご丁寧にもナニの際どいところはしっかりと刻み海苔によって隠されており、メンドクサイ法律も敵には回らない………お前は一体どこでそんなことを知ったんだと小一時間問い詰めたい 「これでとかいはなあいをつたえられるわぁぁあああああ!!!!!!ありがとねぇぇぇえええええおにいさああああああん!!!!」 ギャー! レイパーダァァァアア!! ナニコレェェェェマムマムガエグラレルヨウデ………ンギモッチイイーーーー!!!!!! スッキリー!! スッキリィィー!! スッキ(ry 更にさっきのれいぱーのぺにぺにの情報の中で一番重大な事をもう一つ 「…………負けた……ゆっくりなんぞに………」 その日、俺は枕を涙で濡らすことになったのは言うまでも無い。チクショオオオ――――――!!!!! 今まで書いたもの anko3147 たった一つのシンプルな質問
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『熱い夜』 26KB ギャグ パロディ 変態 日常模様 群れ 自然界 現代 人間なし ぺにまむ お目汚し失礼します。 とても酷く、汚い下ネタの、最低なお話なので、苦手な方は特にご注意ください。 人の分け入らぬ山深い森の中。 大きめのゆっくりの群があった。 その群れは、長のぱちゅりーを中心に、それなりに成熟した社会を形成している。 その日も長ぱちゅりーを議長に、群の方針などについての定例会議が開かれていた。 「むきゅん!それじゃきょうもかいぎさんをはじめるわ!ゆっくりせきについてね!」 「「「「「ゆっくりりかいしたよ!」」」」」 その会議には、長ぱちゅりーを始めとして、幹部ゆっくりの面々と、年配のゆっくり数名に、若いゆっくりも数名、 更に自警団からも数名と、色々な立場のゆっくりが集まっている。 幅広い意見を集め、協議に生かすためである。 まずは前回の会議で出た反省点の改善状況から始まり、発生した群れのトラブルに対しての解決方法と今後の基本姿勢、 自警団からの報告、注意喚起などへ続く。 一通り終わった後、自由に意見を述べる時間が持たれる。 若手ゆっくりによる、ともすればわがままな要望であったり、それをたしなめる年配ゆっくりのお説教。 幹部ゆっくりの愚痴など、大小さまざまな意見が交わされる。 それらのやり取りが尽きかけた頃に長ぱちゅりーが眉間に皺を寄せながら発言する。 「むきゅう さいきんきになることがふたつあるの…」 「ゆん?おさ?いったいなにがきになるの?」 幹部のありすが気遣わしげに長ぱちゅりーに尋ねる。 長ぱちゅりーは軽く溜息をつき、話し始める。 「むきゅっ ひとつはぱちぇがひらいているがっこうさんにかよってくるこゆっくりのかずがへってきてるけんなの…」 長はぱちゅりー種とはいえ、数をたくさん数えられる訳ではない。 以前までは、学校を開いている広場がいっぱいになるほど、子ゆっくりがたくさんいたのに、 現在は、その広場に隙間が目立つ程だ。 そのことから、長ぱちゅりーは子ゆっくりが減ったと判断した。 「ゆ~ それはがっこうさんがたいくつだからさぼっているだけなんじゃないのぜ~ がっこうさんにいくよりあそんでいるほうがたのしいのぜ~」 空気の読めない幹部のまりさが、長ぱちゅりーの開く授業がつまらないからだと、悪びれずに言う。 長ぱちゅりーは、幹部まりさは空気は読めないが悪意はないことを、承知しているので、特に気にも留めずに続ける。 「むきゅぅ…でもしらべてみるとむれのほとんどのこゆっくりはがっこうさんにかよってきてるのよ…」 「ゆん♪ おさのがっこうさんはおちびちゃんがた~くさんあつまるからみんなたのしいんだわ~とかいはね♪」 長ぱちゅりーを尊敬している幹部ありすはフォローを入れる。 「ゆ~ それならなんでおちびちゃんはへっているのぜ~? よるのうちにれみりゃがとってくったりしてるのぜ~? じけいだんのけいびさんはざるなのぜ~?」 幹部まりさは、会議に参加している自警団長のみょんに、目をやりながら長ぱちゅりーに尋ねる。 自警団長のみょんは肩(?)をすくめるだけで何も言わない。 長ぱちゅりーは、仮定だけれど、と前置きする。 「むきゅふぅ…なぜかはわからないけれど むれのこゆっくりがへってきているのかもしれないわ…」 長ぱちゅりーの溜息まじりのつぶやきに、会議参加ゆ達は特に返す言葉もなく、沈黙がおりる。 自警団長のみょんが沈黙を破り、長ぱちゅりーに質問する。 「みょん ふたつめのきになることってなんだみょん?」 「むきゅん そうだったわ ふたつめはただのうわさをこみみ(?)にはさんだだけなのだけど… よるおそくにもりのどこかできみょんなうたげがひらかれているらしい というものなの そのうたげにさんかしたゆっくりはべつゆんのようになってしまうとか… なんだかゆっくりしてないうわさだけどじっさいにみたゆっくりはいないらしいし… だんちょーのみょんはなにかきいてないかしら?」 歯切れの悪い長ぱちゅりーに、自警団長のみょんもさっぱりといった感じに顔を振り、 「みょん… そのうわさはみょんもずいぶんまえからきいたことはあったみょん… でもうわさだけでとくにじけんもおきてないみょん じけいだんとしてはなんともいえないみょん…」 少し申し訳なさそうに答える。 何かと抱え込みがちな長ぱちゅりーを元気づけようと、幹部ありすは言う。 「ゆん!げんきだして!おさ!そんなこわいうたげさんがあるならきっととかいはじゃないじけんがおきてるわ! べつゆんのようになったゆっくりのはなしなんてきいたこともないし きっとしんぱいいらないわ!」 「むきゅぅ ありす…ありがとう でもちゅういするにこしたことはないから… みんな!このけんにかんしてなにかわかったらいつでもほうこくにきてね!」 長ぱちゅりーは幹部ありすの気遣いに感謝しながら皆に呼びかける。 会議はこれでお開きとなった。 「ゆわぁ~あっと や~っとおわったんだぜ~ おさのはなしはな~がいんだぜ~」 会議に参加していた、若手ゆっくりの中でも成体になり立てのまりさは、の~びの~びして凝った餡子をほぐした。 同じく会議に参加していたまりさと同じ年のれいむは、まりさの愚痴に少し笑いながら、 「ゆふふ…でもまりさはおさをそんっけいっ!してるんだよねっ」 からかい気味に言う。 まりさは照れ隠しのためか、 「ゆっ/// の~びの~び///」 などと、体をほぐし続けた。 れいむはそんなまりさに笑みを深くしつつ告げる。 「じゃあれいむはいくねっ れいむはごきんじょのおちびちゃんたちと おはなさんをみにいくやくそくをしているんだよっ ゆっくりたのしみ~」 「ゆゆっれいむ!」 まりさは慌ててれいむを引き留める。 「ゆ?」 れいむは可愛らしく小首をかしげる。 本当はまりさは、このあとれいむを誘って遊びに行こう、と考えていた。 しかしれいむには既に予定があるようだ。 思わず引き留めてしまったまりさは、苦し紛れに言った。 「れいむ!おさのいっていたうわさのこともあるし おでかけにはちゅういするんだぜ! へんなゆっくりがいたらすぐににげるんだぜ!」 れいむはきょとんとしてから笑った。 ぱっと花が咲くような笑顔に、まりさは少し顔が赤くなるのを感じる。 「しんぱいしてくれてありがとうっまりさっ でもだいじょうぶだよっ うたげさんはよるおそくだっておさはいってたよ ただのうわさだっていってたし それにおちびちゃんたちもいっしょだよっ あとおはなさんはそんなにとおくないよっ ゆっくりしていってねっまりさっ」 れいむはまりさにお礼を言うと駆け出す。 少し離れたところでれいむは振り返り、まりさに向かってもみあげを小さく振る。 まりさもおさげを振り返し、誰に言うともなくつぶやく。 「ゆっくりしていってね…」 まりさはれいむに惚れている。 れいむは、美ゆっくりという程、容姿が整っているわけではない。 だがその元気いっぱいの笑顔や面倒見の良さ、周りをゆっくり笑顔にする活発な仕草に群れでの評判は良い。 一緒に育ったまりさがれいむに惚れるのも無理からぬことである。 「すきなんだねーわかるよー」 まりさは背後から軽く体当たりされ、つんのめる。 まりさ達と同じく会議に参加していた、自警団員のちぇんが、からかってまりさを軽く小突いたのだ。 そしてまりさの横に並び、人間が肩を組むように、しっぽをまりさの背に回す。 「たしかにれいむはみりょくてきなんだねーわかるよー でもみりょくてきだからこそ らいばるもおおいんだよーわかれよー」 ちぇんはニヤニヤと薄笑いを浮かべながらまりさを焚き付ける。 「…!…っ!…!」 動揺の余り、まりさはうまく言葉を紡げない。 顔を真っ赤にしたまりさは、おさげでちぇんのしっぽを振り払い、お家に帰ってしまった。 後に残されたちぇんは 「おおこわいこわい なんだねー」 などと薄笑いのまま頷いていた。 今夜は満月。 心なしか、いつもより虫の声も少ない、静かな夜。 まりさは尿意を催したので、用を足すためにお家から這い出てきた。 独り立ちして、まだ番を作ってはいないので、お家にはまりさひとりだ。 「ゆーすっきりーだぜー」 排尿を済ませて、ぷるるっと体を震わせる。 「んゆーゆっくりー…ゆわぁ~あふぅ…」 寝ぼけ眼をおさげでこすりながら、欠伸をして辺りを見回す。 月明りで案外遠くまで見通せる。 群れが住んでいるこの辺りの森は、木々がまばらなので、地面まで光が届くようだ。 月明りの元、まりさは視界の端に妙なものを捉えた。 良く見えた訳ではなく、何か動いたような気がする、という程度だが、そちらの方向を注視する。 「ゆー………れいむ…?」 はっきりとはわからないが、れいむのように見える。 それもまりさの惚れている、同い年のれいむだ。 「れい…む…?こんなじかんに…?どうして…?」 まりさは、何となく声を掛けるのがためらわれて、そっと後をつける。 時々見失うが、紅白の特徴的なリボンのおかげで、すぐに見つけられる。 れいむの方は、何かを警戒しているのか、時折立ち止まって振り返り、辺りを見回している。 その様子にまりさは、尋常ではない何かを感じて、じっと息を殺してやり過ごす。 まりさは、れいむの秘密を探るようで、後ろめたいものを感じつつも、 かといっていつもと様子の違うれいむに、気安く声も掛けられず、そのまま後をつけ続けた。 やがて、れいむは少し開けた場所に辿り着いた。 あんな場所でれみりゃなどに捕まらないのだろうか、とまりさは心配になったが、すぐに他のことに意識を向けた。 れいむの先に誰かいる。 まりさの餡子脳裏に“密会”という言葉が浮かぶ。 そんな、まさか、れいむに限って、そんな、そんなはずは…、まりさの餡子脳に色々な感情が駆け巡り、まともな思考ができない。 しかもそんなまりさの混乱を更に助長するように、目の前の事態が動く。 その広場には、どうやら何体ものゆっくりが集まっているようなのだ。 「なんで…?どうして…?なにがおきているんだぜ…?」 まりさの動揺をよそに、続々とゆっくりたちがその広場に集まってくる。 皆、それほど話をしてはいないみたいだが、何となく楽しげな、しかしある種異様な雰囲気が伝わってくる。 「ゆゆ…なんだかへんなかんじなんだぜ しずかなのになんだかおまつりのような…うたげのような…ゆっ!?」 まりさは自分の”うたげ”という言葉で昼間の会議のことを思い出した。 長が言っていた、夜更けに奇妙な宴が開かれているという噂のことだ。 まさか、まさかまさかまさかまさか、れいむが?うたげ、うわさ?いま、めのまえ、うたげ…。 まりさの思考はまとまらない。 そのため、物陰から身をほとんど晒してしまっていて、周囲から丸見えの状態になっていることに、まりさは気づかない。 まりさが背後の気配に気づいた時にはもう遅かった。 まりさは、背中に硬いものを押し付けられ、静かな声を耳(?)にする。 「…みょん ここでなにをしているみょん?」 「こここっここのこえは…じけいだんちょーのみょん?」 だとすれば、今背中に押し当てられているのはみょんのろーかんけん…。 自警団長のみょんが今までに、数々の狂暴化したゲスゆっくりやれみりゃを斬り伏せているのを、まりさも見ている。 下手を打てばここでみょんに斬り捨てられる…。 まりさは、何か言い訳をしようにも、まともなセリフが言えない。 「ままっまりさはっなにもしてないよっ なにもみみみてないよっ まりっまりさはっれれっれいむに…」 「れいむ?ああ、れいむについてきたのかみょん そういえばまりさはあのれいむとなかがよかったみょん こんなところにつったってないでさっさといくみょん」 自警団長のみょんは得心がいったようで、いつもの声色に戻り、まりさに広場へ行くよう促す。 まりさは、何が何だかわからないが、命は助かったのだと思い、促されるまま広場へ向かう。 「みょん まさかまりさにもみょんたちとおなじしゅみがあったとはおもわなかったみょん れいむとなかがよいのもうなずけるみょん なかまはおおいほうがたのしいみょん」 「ゆ…?しゅみ…?なかま…?」 まりさは、次から次へ変わる事態を前に、餡子脳では処理が追いつかず、半ばやけくそになりつつ広場へと歩を進める。 「みょん まえのうたげのときにまりさはいなかったはずだからきょうがはじめてみょん? さいきんはどんどんなかまがふえてるみょん みんなこのたのしみがわかってきたんだみょん きっとまりさもたのしめるみょん」 まりさの後ろから、普段は冷静な団長のみょんが、心なしか興奮気味に、まりさに話しかけてくる。 やがて月明りに照らされた広場が見えてきた。 手前の茂みをくぐり、広場にはいると、視界が開ける。 「ゆわわわぁぁ~」 まりさの目に映るのは大勢のゆっくり。 どのゆっくりも見覚えがあるので、皆群れのゆっくりなのだろう。 しかし何かがおかしい、何がおかしいって… 「みょん!うたげのかいっさいっ!だみょん!まりさもいっしょにいうみょん!」 「ゆ?いうって?なんだz『『『『『 ぺっ に ぺっ に カ ー ニ バ ル はっ じ まっ る よ―――――! ! ! 』』』』』 『『『 わ ぁ い ! 』』』 『『『 ゆ っ く り ぃ - ! 』』』 「ゆゆ―――――――っ!???」 よくわからない。 混乱したまりさを置いて、広場に集まるゆっくり達は、はち切れんばかりに屹立したぺにぺに同士を、こすりあっている。 自警団長のみょんも、手近なゆっくりと、軽い挨拶とばかりに、ぺにぺにをぶつけ合う。 「「かんぱーい!」」 乾杯、のつもりだろうか、そもそも意味をはき違えているが当の本ゆん達は知る由もない。 そこでまりさは気づく。気づいてしまう。 「みょんだんちょー…?まるごし…?ろー…かんけんは…?」 団長のみょんはまりさに ニコッ と微笑む。いい笑顔だ。 「 ニコッ じゃないでしょーーー!!!? までぃさのっまでぃさのせなかにっせなっ」 まりさの正気が限界に近い。 ガクガクと震えるまりさに、聞きなれた声がかかる。 「まりさっ!」 「ゆふっ!?そのこえは…れいむ!??」 すがる様な気持ちで、まりさは声のする方向へ振り向く。 もうむりっまりしゃむりっ1ぺにー2ぺにー3ぺにーどうすればいいの、まりさの思考は千々に乱れながらもれいむの姿を探す。 「まりさっれいむはここだよっまりさのめのまえにいるよっ」 れいむは、いつものように愛らしくもみあげをぴこぴこと振り、まりさに自分の姿をアピールする。 まりさにはとうに見えている。 れいむの姿が。 見えているけど、見えていない。 あれは、多分れいむじゃない。 だって、なに?あの、なに? あの、おっきなぺにぺには。 あの、ごりっぱなぺにぺには。 ぺにぺにがまりさなのかまりさがぺにぺになのか れいむはおとめなまりさにまりさはれいむでぺにぺにがまりさで… まりさは意識を手放しました。 まりさは目を覚ます。 悪い夢を見たような気分で目を覚まし、身を起こす。 そう、悪い夢だ。 目の前でゆっくりたちがぺにぺにでおしくらまんじゅうをしているなど、きっと悪い夢だ。 「ゆめだけど ゆめじゃなかった…」 「ゆっ?まりさ?めがさめた?」 目を覚ましたまりさに、れいむが声を掛ける。 まりさは、れいむの方を見ないように、返事をする。 「ゆっ…れいむ…このうたげさんは…」 「ゆーまりさにははなしてなかったね このうたげさんはね おつきさまがまんまるでと~ってもゆっくりしているよるにおこなわれるんだよ こんなよるにはれみりゃとかがでてくるけど あんしんしてねっ このあたりにはちかづかないように みょんだんちょーたちじけいだんが ふだんからがんばってくれてるんだよ みょんだんちょーたちにかんしゃだねっ」 「れいむ…そういうことじゃないんだぜ…おさがいっていたうたげってこれのことなんだぜ? れいむも みょんだんちょーも おさがあんなになやんでいたのにしらないふりをしていたんだぜ?」 まりさは、目の前の光景をなるべく考えないように、れいむを問い質す。 れいむがいる側の視界の端で、何か大きなものが揺れているが、餡子脳が認識をカットしている。 以外に便利だ餡子脳。 「まりさ…このうたげはかなりまえからおこなわれていたみたいなんだよ…」 れいむはこの漢らしい宴について語り始めた。 事の起こりは、みょん団長が平の団員だったころのこと。 当時の団長たちが、団員の根性を確かめるため、度胸をつけるために、 ぺにぺにをぶつけ合うというなんとも漢らしい儀式を、自警団に導入したのだそうな。 そもそもなぜ、ぺにぺにをぶつけ合う、という漢らしい行為が、自警団の儀式となったか。 当時、平団員だったみょん団長が言うには、 最初は、当時のまりさ団長とありす副長が、この漢らしい儀式を、漢らしく始めたのだという。 ある夜、みょん(団長)が見回りをしていると、途切れ途切れに声が聞こえる。 「…!ゆはぁー……!ゆはっゆはっ…あり…のぺ…ぺ…んぎもぢぃぃ……!…いだ…」 「!!……ゆふっ…!……!あっ…!とか…ばっ!ま…さの…!…にぺ…!お…!…!」 みょん(団長)は声がする茂みを覗いてみると、そこではまりさ団長と、ありす副長がお互いのぺにぺにをこすり合っていた。 「「あっーーー!ありすぅぅぅ「まりさぁぁぁ」すっきりぃぃぃー…」」 白い液体が迸る。 この時はまだ、あまり性知識のないみょん(団長)は事態を飲み込めないが、 そのまま通り過ぎる気にもならず、とりあえず団長達に声をかける。 「みょん… だんちょう ふくちょう なにをやってるみょん…?」 「「ゆ゛ゆ゛っ!!?? み゛ょん!?」」 酷く狼狽するまりさ団長とありす副長。 両ゆっくりは、慌てて身繕いをしてみょん(団長)へと向き直り、しかつめらしく話し始める。 咳払いも忘れない。 「ゆっゆん!これは………お おたがいのぺにぺにを…ぶつけあうことで…どきょうをたしかめあっているのぜ… ぺにぺにをぶつけるなんて なみたいていのどきょうでできることじゃあないのぜ?」 ありす副長も同調する。 「そ そうよ!よわいぶぶんをぶつけあって おたがいをたかめあい そしてゆうじょうをはぐくむのよ! とってもとかいはだわ!」 両ゆんともキリッとした顔で、もう何もはばかるところがない様子だ。 みょんは、よく理解はできないが、弱点を克服する、という点に心を打たれた。 「みょん!まりさだんちょー!ありすふくちょー!すばらしいみょん!」 「「ゆっへん!」」 両ゆんとも賞賛されたことで、ぺにぺにをこすり合うことが、おかしいことではないような気になってきた。 「ゆんっ!これからはじけいだんいんぜんいんでこのぎしきをはじめるのぜ!」 「ゆー!とかいはだわー!これでごうっほうっ!てきに(ベシッ!)ゆがっ…」 ありす副長は、まりさ団長に、おさげで叩かれた。 こうしてぺにぺにをぶつけ合う儀式は、自警団内の公然の秘密として、受け継がれてきたが、 いつの頃からか、自警団員以外のゆっくり達も参加し始めて、現在のような宴へとハッテンしてきたのである。 「ちなみにあそこで わかいじけいだんいんのぺにぺにをしごいてるのが おーびーとなったとうじのまりさだんちょーとありすふくちょーだよっ しんいりさんはだらしないっ! ってしどうしているんだよっ! きょーいくねっしんだねっ!」 れいむは、ぺにぺにで新入り自警団員が整列している所を、指し示す。 まりさは、れいむのぺにぺにでフリーズしかかりながらも、自警団OBの両ゆっくりを白い目で見た。 れいむは続ける。 「ゆっ はなしがすこしそれたね うたげさんはおさがいうようなあやしいぎしきではないんだよっ それにほんらいはじけいだんいんだけのぎしきだからねっ だからほうこくしなかったんだよっ」 「ゆー…」 それで良いのだろうか?、とりあえず長ぱちゅりーを安心させるために、ある程度の報告はすべきではないか? 度胸試しというけれど、みょん団長は趣味とか仲間とか言っていたような。 と、まりさは思うけれど、宴の嫌な熱気にあてられて、餡子脳がうまく回らない。 「それにほらっ!このうたげさんのおかげでれいむのぺにぺにもこぉ~んなにおっきくなったんだよっ! しかもずぅっとぎんっぎんっだよ!れいむ ぜつっりんっ! でごめんねっ!」 ムキッ!と人間が腕で力こぶをつくるかのように、れいむはぺにぺにを上反らせる。 まりさは泣く。 れいむを返して、あの乙女なれいむを返して。 誇らしげにぺにぺにを上反らせるれいむを見て、はらはらと泣いているまりさ。 もうこの光景にまりさ自身わけがわからない。 「ゆん!まりさもうたげさんにさんかすればきっとよさがわかるよっ!いっしょにうたげさんでゆっくりしようね!」 れいむのもみあげに引かれてまりさは宴へと身を投じる。 「はっけゆ~い…のこった!!」 土を盛った舞台の上で二体のゆっくりがぺにぺにを、意地と誇りを激突させる! 西のゆっくりが、相手目がけてぺにぺにを勢いよく突き出せば、 東のゆっくりは、己がぺにぺにでいなし、返す刀、横殴りにぺにぺにを振り抜く。 西は、それを読んでいたのか、頭を屈めて東のぺにぺにをかわす。 更に、いなされた勢いそのままにぺにぺにを振り回して一回転。 ぺにぺにを振り抜いて隙だらけな東を打ち据える! 「ほら!まりさ!おすもうさんだよっ!がっこうでもよくやったねっ!」 「なにいってるのぉぉぉぉ!!ちがうよっ!ぜったいちがうよねっ! あんなおすもうさんやったこともみたこともないよっ!だぜっ!」 申し訳程度にだぜ口調をつけるまりさ。 「あっ!しょうぶがきまるよっ!」 周りの観客共々、白熱したれいむには、まりさのツッコミも届かない。 「きまりては~はたきおとし~はたきおとし~」 どうやら少し押され気味だった東のゆっくりが勝ったようだ。 行司ゆっくりから差し出された懸賞代わりの野イチゴを、東のゆっくりは、手刀のようにぺにぺにで“心”の字を切り、受け取る。 「ゆふーまりさっすごかったねぇ~こんなおおしょうぶひさびさだよ~ まりさっ ちぇんにこえをかけなくていいの?」 「ゆっ?ちぇん?」 何故ここでちぇんの名前がでてくるのか、まりさは訝る。 「ほらっ おすもうさんでかったほうのりきしさんだよ! じけいだんいんのちぇんだよ! まけちゃったほうはかんぶのまりさだよっ」 「 ゆんゆん↑ ゆんゆゆゆん↓ゆん↑ゆん↓ ゆん ゆんゆゆゆん… 」 まりさの精神防御力がゼロに近い。 当のちぇんがこちらに気づき近寄ってくる。 「まりさーうたげにきたんだねーわかるよー」 ちぇんは、またもや肩を組むように、しっぽをまりさの背中に回す。 そしてれいむをチラ見しながら、 「うまくいったんだねーわかるよーうらやましいんだねー」 嫌らしい薄笑いを浮かべる。 れいむの方はなんのことかわからず、小首をかしげる。一物も揺れる。 うむ、可愛い、れいむ可愛いよ、とまりさは現実と闘わない。 まりさの枯れた老木のような精神は、視界に入る一物に、へし折られそうだ。 何とか明るい材料を探さんと。 『『『『『ゆ~っしょい!ゆ~っしょい!』』』』』 『『『『『ゆ~っしょい!ゆ~っしょい!』』』』』 『『『『『ゆ~っしょい!ゆ~っしょい!』』』』』 「みてみてまりさ!おみこしっ!だよ!むれのおまつりっ!でもやったよねっ!」 れいむは、はしゃぎながらまりさをおみこしっ!に誘う。 まりさはおみこしっ!を眺める。 ゆっくり達が集まって、ぺにぺにを真上に突き出し、その上にひとりのゆっくりが乗って、音頭を取っているようだ。 そのおみこしっ!がもう一組あり、お互いがぶつかり合っている。 「…まりさはもうつっこまないよれいむ…」 この辺りは、甘ったるい砂糖水の汗の匂いが一際濃く、むせ返るようだ。 ゲンナリしているまりさにおみこしっ!の上から大きな声がかかる。 「ゆん!!まりさじゃない!あなたもうたげにきたのねっ!いいこころがけねっ!とかいはだわぁっ!!」 幹部のありすだ。 「ごのむれどうなっっでるの゛ぉぉぉぉ!!!」 前言をアッサリ翻すまりさ。 幹部ありすは、担がれて実に嬉しそうだ。 まりさは幹部ありすのあんな顔を見たことがない。 「まりさっ まりさもおみこしっ!にさんかしてみようね!きっとゆっくりできるよ! ほらまりさのぺにぺにさんこんにちは!ゆっくりしていってね!」 まりさは、れいむに体を揺すられ、容易くぺにぺにを隆起させる。 「れれれれれいむむむ…こんなてくををいいぃつのまににに…」 あの清純なれいむがなぜこんなテクニックを…、と軽くナーバスになるまりさ。 「ゆゆーん まりさ!れいむもさいしょはちいさかったよ! でもひといちばいぺにp…とっくんして! ごはんさんをたべて! とっくんして! そしたらこんなにおっきくなれたんだよ! まりさだってすぐにおっきくなれるよ!」 まりさのぺにぺには、ゆっくりとしては標準的な大きさだ。 しかしおみこしっ!を担いでいるゆっくりよりは小さい。 あんな変態どもより小さいことに、まりさはヘコむ。 れいむの励ましに、まりさはそんな励ましいらないと、思いながらも、 やけくそなまりさは、ぺにぺにをぶつけるようにおみこしっ!に参加した。 『『『『『ゆ~っしょい!ゆ~っしょい!』』』』』 「…ゆーっしょい…ゆー…ょい」 『『『『『ゆ~っしょい!ゆ~っしょい!』』』』』 「ゆん!みんな!あっちのおみこしにおされてるわよ!とかいはなきあいをいれるのよ!」 音頭をとっている、幹部ありすが、担いでいるゆっくり達を煽る。 『『『『『ゆ~っしょい!ゆ~っしょい!』』』』』 「ゆ…しょい…」 『『『『『ゆ~っしょい!ゆ~っしょい!』』』』』 まりさは、自分は何をやっているんだろう、と思いつつ、おみこしっ!の輪の外に視線を流す。 すると一物が、一物じゃない、れいむが、期待を込めた目で、まりさを見ている。 まりさは思う。 こんなアホなこと、どうでもいい。 どうでもいいけど、だけど、 一もt、れいむに、小さな頃からずっと一緒だったれいむに! 情けないところは!見せられないっ! 「ゆ゛あぁぁっっじょい゛っっっ!!!!ゆ゛うぅぅあぁっじょい゛っっっ!!!!!」 『『『『『ゆゆぅっ!!??』』』』』 「ゆ゛ぅばあぁぁっじょい゛っっ!!!!ゆ゛わあぁぁぁっっじゃい゛っっっ!!!!!」 『『『『『ゆゆゆ…ゆ~っっしょいっ!!!ゆ~っしょいっっ!!!!!』』』』』 まりさの発奮に、まわりのゆっくり達もつられて気合を入れる。 するとどうだ。 押され気味だった、幹部ありすの乗るおみこしっ!が、相手のおみこしっ!を、押し返し始める。 「ゆ゛あぁぁあっしゃぁぁぁぁぁっ!!!」 とうとう相手のおみこしっ!を弾き飛ばし、幹部ありすの乗る、まりさが参加した、おみこしっ!が勝利した。 「まりさぁっ!!すっごかったよまりさぁ すごくよかったよぉ」 れいむが息せき切ってまりさに駆け寄ってくる。 「ゆはぁ…ゆはぁ…ゆはぁ…」 まりさは肩(?)で息をする。 ぺにぺにが擦れて痛い。 よくわからない汁まみれだ。 でも、でも、あれ? いま ちょっと 楽しかった 。 「れいむ…」 まりさはすがる様な目でれいむを見る。 れいむは、軽く頷き、微笑む。 ああ…この愛くるしい笑顔。 まりさの憧れる、少しはにかむ様な、この可憐な笑顔。 全てを知ってしまった今では、この笑顔に、何か歪なものを感じる。 それでもまりさには、この笑顔が、れいむがいないと生きていけない。 「さぁ まりさ いこっ?」 れいむはまりさにもみあげを差し伸べる。 まりさは…、そのもみあげに、おさげを重ねた。 そして二人は次の催し物に駆けていく。 「みょん!!あつまってくれたみんな!こんやのうたげもそろそろおわりみょん! さいごにいつものようにわになっておどるみょん!!!」 自警団長のみょんが皆に呼び掛ける。 宴の参加ゆ達は輪を作り始める。 まりさは、この異様な宴の締め括りとしては案外普通だな、と拍子抜け、いや、安堵する。 「まりさっ れいむたちもわになっておどろうねっ!ゆふふっ」 れいむは何だか嬉しそうだ。 れいむに促されるままに、まりさ達も輪の中に入っていく。 輪が出来上がり、みょん団長が号令を出す。 「みょん!みんな!おつかれみょん!うたげもなかまがふえてみょんはうれしいみょん! つぎのうたげをたのしみにしていてほしいみょん! じゃあはじめるみょん! ゆっくりしていってね!!!」 『『『『『ゆっくりしていってね!!!』』』』』 さあ締めのダンスの始まりだ。 なんだかんだでまりさも楽しくなってきている。 「まりさ!みんなでみぎのほうをむくんだよ!」 「ゆ!ゆっくりりかいしたよ!」 どうやら反時計回りに回るようだ。 まりさは、群れのおまつりっ!でも行われる、皆で踊るダンスが好きだ。 皆が一緒になって楽しく踊る。 こんなにゆっくりできることはなかなかない。 「まりさっ!からだのちからをゆっくりぬいてねっ!」 「ゆ?ゆっくりりかいしたよ!」 よくわからないが、踊るにはリラックスしな なんだかお尻の辺りがむずm ズ ン ッ ! ! 「おぎゃーーーーーーーーっっっ!!!!!」 まりさは絶叫する。 その叫び声もなんだかおかしい。 生まれ変わったのだろうか。 「いぎっゆぎっれ゛い゛む゛ぅぅぅだに゛ずるの゛ぉぉぉ」 「ゆゆ~んまりさのあなるいいぐあいだよ~ ほらっ!まりさもまえのゆんのあなるにぺにぺにをそうっ!にゅうっ!しなきゃ!」 「だでぃいっでるの゛ぉぉぉ」 まりさは、自分のあなるがミチリミヂリと音を立てて、一物のれいむを、じゃなかった、れいむの一物を飲み込んでいるのを自覚しつつ、 血走った目で辺りの様子を、なんとかうかがう。 なんと、輪になったゆっくり達が、後ろのゆっくりからぺにぺにをあなるに挿入されつつ、前のゆっくりのあなるにぺにぺにを挿入している。 みんな繋がっている。 みんな輪になって踊っている。 今、この場にいるゆっくり全てが、同じ物を見、同じ事を感じ、同じ思いを共有する。 なんという一体感。 これが究極のゆっくりなのか。 まりさの前にいるゆっくりは、いつまでも喘いでいるまりさに、仕方ない、といった感で、 まりさのぺにぺにを自分のあなるにあてがい、挿入させる。 これでみんなが輪にった! みんながひとつになった! ゆっくり達が歌い始める。 ♪ゆ~ゆゆ~さあ輪にな(自主規制) 宴は終わった。 変な汁まみれで寝転がっているまりさの顔を、同じく変な汁まみれのれいむとみょん団長が、覗き込む。 「まりさ…このあとおさにほうこくするの? このうたげさんは…どきょうをきたえるためのうたげさんだけど… おさはけっぺきっ!なところがあるから…このうたげさんのことをきいたら…たおれちゃうよ?」 れいむは、優しく諭すように、まりさに語りかける。 「みょん ほうこくするというならとめはしないみょん みょんたちはけっしていかがわしいことはしていないみょん このうたげをとおしてじけいだんはつよくなっているみょん ただみょんたちはむれのためをおもえばこそみょん」 みょん団長も、いつものように静かに話しかける。 まりさは…息を整え、話す。 「まりさも…きもちよk…おさがしんぱいだからほうこくはしないんだぜ… でもまりさも…むれのために れいむのためにつよくなりたいんだぜ… だからつぎのうたげさんにもまぜてほしいんだぜ」 「まりさ…」 れいむはもみあげで口を抑えて感激している。 「みょん!よくいったみょん!それでこそむれのいちいんだみょん!」 みょん団長は強く頷く。 まりさは二人の笑顔を見る。 なんとなくゆっくりしていない笑顔に見える。 何に使うのか、二匹が背中に棒切れのようなものを隠しているのが少し見えたりもする。 でもまりさは大好きなれいむと一緒にいられる、 それだけで十分ゆっくりできるような気がしていた。 山深い森の中、大きめのゆっくりの群があった。 その群れは、長のぱちゅりーを中心に、それなりに成熟した社会を形成していた。 この群は、どういうわけかその数を徐々に減らし続け、やがては一匹残らずいなくなったのだそうな。 終 以前に投稿した作品です。 anko4161 初めての正義の味方
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俺のBlogの時代か!! うにさん山田体験記 あらすじ ブログ編集中のssがうp ヲチャ凸 中の人が気付いて山田駆除開始 ブログにお礼文 スレに降臨 自ら体験談を記す ブログ編集中のssがうp ヲチャ凸 突然のコメント失礼します。 信じてもらえるかどうかわかりませんが、事実をお伝えします。 現在、あなたのPCに「山田ウィルス」が存在している可能性があります。 なぜそれがわかるのか、対処法などについては下記のリンクに記されています。 一度目を通してみてください。 ここ何のスレ?(´・ω・) カワイソス 山田ヲチスレ 119 http //tmp5.2ch.net/test/read.cgi/download/1118376954/ kawaisosu @Wiki http //www2.atwiki.jp/kawaisosu/ ニュイルス日記 http //blog.livedoor.jp/antiny_virus/ Posted by (´・ω・) カワイソス at 2005年06月11日 08 28 http //yamada.tank.jp/xxx/src/kawaisosu0698.jpg (´・ω・) ス Posted by (´・ω・) ス at 2005年06月11日 08 36 (´・ω・) カワイソス Posted by (´・ω・) カワイソス at 2005年06月11日 08 40 (´・ω・) カワイソス Posted by ス at 2005年06月11日 09 04 (´・ω・)カワイソス Posted by (´・ω・) at 2005年06月11日 09 30 http //tmp5.2ch.net/test/read.cgi/download/1118376954/ ここに書き込みするべき(´・ω・) ス 山田ウイルスはウイルス対策ソフトで対処できない場合が多いです。 また、表向き処理できたようで処理できていない場合もあります。 みんな貴方を助ける為に待っています。 最初は怖いかもしれませんが一度書き込みしてみてください。 ココに書き込みした事でウイルスの脅威から解放された方が沢山います。 Posted by (´・ω・) at 2005年06月11日 10 19 まとめを読めば大体自分で対応出来ると思いますが スレの方になんか反応いただけたら 凸したスレ住民も報われるかと… 延々ヲチし続けて晒し者にする事も出来るのに 態々教えに来た( ´・ω・) カワイソスピリッツをどうかご理解下さればと存じます また今後も( ´・ω・) カワイソス砲が続くやもしれませんが それも皆ヲチャ達の愛ですので まとめにある一部の被害者例みたいに逆上して証拠隠滅など謀らず 己が山田に感染した事実をしっかり受け止め 友人知人等にも注意を呼びかけると良いでしょう それでぁ ヲチスレ住民一同お越しをお待ちしております (´・ω・)ノ マッテルス Posted by (´・ω・)カワイソス at 2005年06月11日 10 56 (´・ω・)カワイソス Posted by (´・ω・)カワイソス at 2005年06月11日 12 25 補足:凸=突撃 Posted by (´・ω・)カワイソス at 2005年06月11日 12 49 (´・ω・) カワイソス Posted by (´・ω・) カワイソス at 2005年06月11日 13 34 中の人が気付いて山田駆除開始 チェック中の様子がまとめトップに貼られる 「スレに誘導しようとして貼った 悪気はなかった」犯人談 ブログにお礼文 2005年06月11日ご迷惑をおかけしました ウイルスに感染してしまい2ch等にSSが張られてしまうという状態になってしまいました 他人の個人情報などはパソコンに保存していないので大丈夫だとは思いますがこの場を借りて謝罪したします 本当にご迷惑おかけしました 現在はOSを一から入れなおしたのでウイルスに関しては大丈夫だと思います そして山田ヲチスレの皆様の書き込みがなければずっとウイルスを飼い続けていたかもしれません 本当にありがとうございました スレに降臨 http //tmp5.2ch.net/test/read.cgi/download/1118464871/328- 自ら体験談を記す 515 名前: うにの中の人 投稿日: 2005/06/11(土) 18 18 36 ID TX7uTVbU0 体験談を書かせていただく(´・ω・) ス おそらく感染原因はnyで落としたファイルで間違いなさそうです ファイルの解凍時間とSS張られた時間が大体同じなので その時は何もわからないままPCを落としました 翌日PCで漫画を読み終わり自分のBlogを覗いてみると夜からカウンタが300ほど上昇 俺のBlogの時代か!!とアホなこと思っているとコメントが10件あることに気がつきました おや?なんだろうと思って見てみると 突然のコメント失礼します。 信じてもらえるかどうかわかりませんが、事実をお伝えします。 現在、あなたのPCに「山田ウィルス」が存在している可能性があります。 なぜそれがわかるのか、対処法などについては下記のリンクに記されています。 一度目を通してみてください。 とのコメントと(´・ω・) カワイソススレへの誘導が 怪しい・・・が最初の印象でした おそらくこの書き込みだけだったらウイルスを飼い続けていたかもしれません 他のコメントを見てみるとJPGへのURLがありこれなら最悪変な画像見せられるだけだろうと思いクリック そこにあったのは間違いなく自分のデスクトップでした すぐに山田ウイルスについて検索し対処法をみました 対処法のページをあらかた開き終わったらLANを抜き作業にはいりましたが最近PCの調子がおかしいこともありOSを入れなおしを決意 そして(´・ω・) カワイソススレの皆さんにお礼をし幕を閉じました 長文失礼しました(´・ω・) ス
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「旦那さんだってすっきりしたいんだよ」 普通サイズだと貧相なゆっくりまりさのぺにぺにだが デカまりさのぺにぺにだと人間の標準サイズを超えることもある そして俺はそんなデカまりさにサイズで負け、あろうことか妻を寝取られてしまった。 表面上は普段と変わらない生活をしているが、妻の俺に対する扱いがぞんざいだし、 デカまりさに対して妙に優しいし、俺がデカまりさに暴力を振ろうとするとすかさず妻の平手が飛んでくる。 今では妻とデカまりさが母屋で寝起きし、俺は離れで寂しく暮らしている 挙句の果てに母屋の近くまで忍び寄るとデカまりさと妻の喘ぎ声が聞こえるのだから、もうどう考えても末期である。 ここはデカまりさを懲らしめ、夫の座を取り戻すべく立ち上がらねばならない。 そこで妻が用向きでしばらく不在となる間に、復讐を遂げることにした。 といっても直接虐待するわけではない。 妻から「デカまりさに何かあったらあなたを家から追い出します」といわれてしまった手前、 婿養子である俺にはゆっくりを虐待することが出来ない。 だが俺には秘策が有る。 そもそもただぺにぺにを千切ったりするだけでは俺の腹の虫が収まらないではないか。 「おじさんはやくごはんもってきてね!」 「あ゛?」 「なにメンチきってるの!まりさはこのおうちのしゅじんなんだからあたりまえでしょ!」 …我慢だ、我慢しろ俺。ここで殺したら俺は妻に捨てられる。 妻から指定されている餌(俺の飯よりも豪勢だ)をデカまりさに与え、 その後もデカまりさのわがままに付き合ってやる。そう、我慢我慢…… 「ゆぅ……ゆぅ……むにゃむにゃ~」 俺は気づかれないように眠るデカまりさのぺにぺにを毎晩霧吹きで湿らせ、少しずつ形を変えていった。 傷をつけるとさすがに目が覚めて気づかれるので、傷つけないように細く長く伸ばしていく。 1メートルを超えたぐらいで、ようやくデカまりさもぺにぺにの異常に気がついたようだ。 普段自分の巨体に隠れて見えないはずのぺにぺにが見えているので、さすがのデカまりさも気づくわな。 「ゆゆっ!まりさのぺにぺにが大きくなってるよ!」 バカが。長くなってるだけで体積は変わってねえよ。 「ゆっ♪これでおねえさんももっと喜んでくれるね♪」 ……ちょん切りてえ…今すぐハサミ持ってきてちょん切りてえ……! そして頃合を見計らって次のステップへと移る。 「まっ、まっまりざあああぁあ!!がわいいよおおぉぉおぉお!!」 加工所から買ってきた「受け」側のありすだ。大きさは通常サイズである。 受けありすをデカまりさと同じ部屋に放り込むと、 しばらくすっきりしていなかったのでいろいろ溜まっていたのだろうか デカまりさはありすの振動ですぐに発情した。 「まりざのっどっでもおおぎいよほおおおぉおお!」 「ゆっゆっゆっ~♪」 長いぺにぺにでありすを突く。 多分ありすの最奥まで届いてるんだろうが、ぺにぺにが長すぎて先っぽまでしか入っていない。 今、デカまりさとありすの間には1メートル弱の距離が開いており、その間に細長いぺにぺにが橋のように渡っている。 思わず瓦割の要領でチョップしたくなったが、すんでのところで我慢する。 ――そう、俺が手を下すまでも無い。 今、不自然なまでに細長くなっていたデカまりさのぺにぺはとても硬くなっている。 その先にありすが刺さり、まるで左右が不釣合いなダンベルのようになっている。 「んほおおおぉおぉおぉぉぉ!」 「ゆゆゆゆゆゆっ!」 ラストスパートに入ったのだろう、ストロークが短くなり、デカまりさの姿勢がだんだんのけ反ってくる。 …ところで皆さんはモーメントという概念をご存知だろうか。簡単に言うとテコの原理と似たようなものである。 支点と力点の距離が長ければ長いほど作用点にかかる力、つまり曲げモーメントは大きくなる。 この場合の支点はデカまりさのぺにぺにの根元であり、力点はありす、そして作用点はぺにぺにの根元なのだ。 「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ………」 絶頂寸前のデカまりさは今まで以上に勢いよくのけ反る。 ――――――ギシッ……… お、そろそろかな? 「ゆゆゆゆっゆゆゆゆゆっ!ゆゆゆ―――」 ――――――ボキィィィィッ! 「ゆぐがぁぁぁァァ?!」 根元付近からぽっきりと折れた。うわ、痛そー…… 「シテンリキテンサヨウテーン♪」 だが俺はすっきりしたので、痛みにのた打ち回るデカまりさを尻目に歌いながら踊ってみる。俺うぜえw 一通り踊り終えて気が済んだ後、再びデカまりさへと向き直る。 「ゆぅぅぅぅぅぅ!」 デカまりさはまだ転がり続けていた。 いつのまにかありすが轢かれて死んだりしているが、全く気づいていない。 「おい!だいじょうぶか!」 しらじらしく俺は今更気づいたかのように声をかけ、デカまりさの手当てを始める。 加工所で買った薬を患部に塗ると、傷はすぐに塞がった。 その後、「お前のぺにぺにを折ったありすはおじさんがやっつけてあげたよ」と言うと 「ゆゆゆ!わるいありすはしんでとうぜんだよ!おじさんほめてあげるね!」と簡単に騙された。 これで妻への告げ口は心配無用である。馬鹿め。 しかし根元から折れたとはいえ、まだデカまりさのぺにぺにはそれなりに大きい。 俺は、デカまりさの傷が完全に癒えてから、また毎晩じっくりと細長くしてさっきの方法で何回も折ることを心に誓った。 そして数週間後――― 「やった!俺は勝った!」 しかしそれを祝ってくれる声は無い。勝利とは時に虚しいものなのだ。 でも一人だけで盛り上がるのもつまらないので、しばらくしてから酒場で友人達に話してみることにした 「ってことでよ、そのデカまりさのぺにぺには今じゃ チビまりさのぺにぺにより細くて短いんだぜwww 嫁さんもデカまりさに飽きたみたいでそろそろ捨てるんじゃねーかなw」 「ちょ、陰茎骨折繰り返すとか一息に千切るよりも酷いww」 「通りで最近、奥さんを誘ってもこなかったわけd「バカ、それは禁句!」ごめんごめんなにもないよ」 「ってーか、いくらデカまりさっつってもそんなでかくねえだろw」 「いやいや、それがデカイやつでさー。恥ずかしながら俺よりでかかったんだぜ?すごいだろ?」 下世話な話だが俺はナニの大きさに関しては自信がある。 何せ子供の頃から俺の逸物を見た奴は俺のことを「信じられない」とでも言いたそうな顔で見ていたし、 その後「皆のも見せてくれ」と提案しても皆が必死で断ったぐらいなのだ。 しかもあやかりたいのだろうか、そいつらはなにかと俺を優遇してくれる。 「あ…そ、そうだよなーなあ五作?」 「そうだな!どう思う与助どん?!」 「え、あ、ちょ、後生だから俺に話を振らないで!?」 でもなんかダチの様子がおかしいわけよ それで俺がしつこく絡んでると―― 「…あー…その、言いづらいんだけどさあ…」 「…さすがにデカさだけじゃ寝取れないだろ?」 「いや、そもそもデカさの方もお前の場合…いや、なんでもねえよ気にするな」 「……え?ちょ、どういうこと?!」 その後、俺のナニのサイズが人間的に見て病的に小さいこと、しかも俺のテクがひとりよがりだったこと、 妻はデカまりさに寝取られる前から俺では満足できず、里の男衆の下に通っていたこと その他もろもろが発覚するわけだが…ここから先は俺が可愛そうなので割愛する。 そんな俺も今ではゆっくりファッカーです本当にありがとうございました。 あるゆっくり強姦魔の生い立ちを書いてみた。 ゆっくりの産道にフィットするナニって人間相当で細いんじゃないかな、とか思った。 ゆっくり強姦愛好者にはすまないことをしたと思う。だが私は謝らない。 ちなみにぺにぺにを折った方法ですが、これは厳密にはテコの原理ではありません。 よって「支点力点作用点」という言葉は間違いです。 某プリッツも公式に「これで憶えると0点だよ!」と発表しております。 このSSに感想を付ける
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『まりさは飼われゆっくり10完』 45KB 虐待 共食い 飼いゆ 子ゆ れいぱー 現代 虐待人間 調教 解説編 続けて失礼します *「anko4363 まりさは飼われゆっくり9」の続きです。anko4266, 4272, 4273, 4286, 4287, 4326, 4327, 4330と続けて読んでいただけると幸いです。 *若干のHENTAI的要素と、胴付きへの痛い痛いが少しあります。苦手な方はご遠慮ください。 *今更だけど、あんまりオチとか期待しないでね。まりちゃ、きょわいのじぇ…… 「おいで、まりさ」 「ゆひっ……」 反応を確かめるように、しばらくの間じぃっとこちらを見つめていたお兄さんが立ち上がる。 すっとこちらに近付いてきて、そのしなやかな腕を伸ばし、所在なさげに膝に置かれていたまりさの手を取る。 虐待人間さんにやられたときとはまるで違う、柔らかく優しい握り方。 前と変わらないぽーかぽーかな温もり。 それなのに、何故かその手に伝染してくるようなゆっくりできない感覚を感じ、まりさは小さく悲鳴を上げた。 お兄さんはそんなまりさの反応を気にしていないのか、そっとまりさを促し、椅子から立ち上がらせる。 まりさは導かれるままにお兄さんに付いて歩いていった。 リビングを出て玄関の方、その脇。 まりさの歩幅に合わせてゆっくりと歩むお兄さんは、そのまま2階へ続く階段さんに足をかけた。 まりさの不安がどくんと一段階高くなる。 今まで行くことを禁じられていたはずの地下室と2階。 お兄さんがまだ自分に見せていない領域に一体何があるのか、今のまりさには、「ゆわわーい! あまあまー?」などと無垢な楽観的予測や反応はとても出来なかった。 「震えているね、まりさ」 「ゆ、ゆぅ……!!」 お兄さんに手を引かれるまま、一歩一歩階段を昇っていく。 昇りきった先に見えたのは、取り立てて1階部分と変わらない廊下といくつかの扉、見慣れた風景。 ふぅとひとまず安心したまりさは、再び導かれるままにお兄さんと一緒にその部屋の一つに入る。 お兄さんがまりさの手を離し、扉に手をかけて、それをゆっくりと閉じていく。 パタリ と、完全に扉が閉められた瞬間、まりさはぞわりと凍りついた。 ミンミンジィジィと五月蝿かったセミの声がピタッと止む、いや聞こえなくなる。 代わりに、小さいながらも絶え間なく、カタカタカタカタと固い音が浮かび上がるように聞こえてくる。 時が止まったかのような白い部屋に明かりが付けられ、窓から差し込んでくる光の陰になっていた部分が露わになった。 ゆっくりと部屋の奥、ポツンと置かれた粗末な丸椅子の方にお兄さんが歩いていく。 扉の近くで固まったまま、張り付いたかのような目線でそれを追ったまりさは、先ほどまで陰になっていた壁にたくさんの”まりさ”の写真が貼り付けてあるのに否応無く気付いた。 丸椅子に座り、脚を前に放り出して組むお兄さんの後ろには、目張りされた大小さまざまな”箱”。 この箱のいくつかがカタカタと音を立てて震えていた。 それらすべてからゆっくりできない気配が強烈に伝わってくる。 恐怖のために目に涙が溢れ、ゆっぐゆっぐと嗚咽を始めたまりさを満足そうに眺めて、お兄さんは語り始めた。 「さて、まりさ。その反応を見るに、君はかなりいいところまで深く深く、色々学んできたようだね。 その苦労に報じて、僕、そして君のこれまでのゆん生について、ゆっくり種明かしをしてあげよう――」 「まず君が怖がっている通り、僕は本当はいわゆる虐待お兄さん…… そして道楽でブリーダーごっこをしてる、代々の君たちの”飼い主”さんだよ。 君が産まれ育ったゆっくり牧場から、君専用の教育メニューを施させたゆっくりショップまで、 ブリーダーとしての僕はかなり手広く、色々介入しているんだ」 震えて動けないまりさを真っ直ぐに見つめつつ、お兄さんは言葉を紡いでいく。 それはまりさには及びも付かない領域の、きっとまりさが生まれるより前の過去の話。 ゆっくりという種族について淡々と語るお兄さんの声は、記憶にある通り穏やかであり、それでいてゆっくりできない冷たさを孕んでいた。 「ゆぅぅぅ……!!」 胸に両手を当ててぎゅぅぅと押さえつけ、崩れ落ちそうな膝を内股になって必死に支える。 そうしてぶるぶると震えている自分を、お兄さんは見ているようでもあり、見ていないようでもあり…… 「経験させたり教えたりすればマナーやルールを理解できるだけの知能、それに実を伴わせる身体の能力―― おちびちゃんを無尽蔵に作りたい意欲の、餡統調整による減衰―― 人間という他種族を無根拠に見下さず、どういう意図にせよ、一緒にいられるだけの社交性の獲得―― 飼いゆっくりと飼い主がいい関係を築くために、ここまで来るのだって本当に大変だった。 でも、君たちは本当、予想を超えてどうしようもなく難儀なナマモノでね。 長期的に飼われゆっくりをやってもらうに当たっては、道楽ながらに解決したい問題がまだまだ残っていた…… まりさ、君はあの自然公園で並みの飼いゆっくりに触れてきて、”ゆっくりできない”と感じなかったかい?」 「ゆ……」 まりさの脳裏に、飼いゆ専用ゆっくりプレイスでの記憶が蘇る。 あそこに来ていた飼いゆっくりたちは、そう、確かに”ゆっくりできない”子たちが多かった。 飼い主の人間さんに逆らいもせず、自分のおちびちゃんを虐待もせず、呼ばれれば素直に駆けていくような良い子たちだったが…… 群れのおちびちゃんたち、汚れた野良ゆっくりに対しては、すぐに罵倒の文句を並べ、意地悪してきたのだから。 野良おちびちゃんに対してだけではない。 いつか特別いじわるなゲス飼いまりさの一家に絡まれたときは、自分に負けて泣いてしまったゲス飼いまりさを、その家族やおちびちゃんたちは「ざこゆっくり」だと罵倒し、馬鹿にしていた。 「思い当たる節があるといいんだけど…… 人間さんとの関係を良くしても、ゆっくりはね、ゆっくり同士で互いを見比べ合い、醜いゲスさを晒す。 皆が横並びに極貧生活している野生の群れならそうでもないんだけど……人間の領域には至る所、格差がある。 野良ゆっくりに対する態度が分かりやすいね。ゆぷぷ、ゆっくりできないゆっくりがいるよっ! ってね。 こういうのは飼いゆ同士でも起こってくる。 自分よりゆっくりしてないゆっくりは馬鹿にしてゆっくりする。 自分より幸せなゆっくりには嫉妬して塞ぎ込み、世界一のゆっくりを与えない飼い主を罵倒する。 僕はゆっくりは皆でしあわせー!してる姿こそが美しいと思うからさ、そういうの止めて欲しいんだよ」 それは、つまり……どういう、こと………? まりさは野良のみんなを馬鹿にしたりしない、いいこのゆっくりだよ…… まりさはいいこなのに、なんでお兄さんは……? お兄さんの口から発せられる言葉に漠然と納得し、納得するが故に、足元が覚束なくなり、崩れ落ちるような恐怖をじわじわと感じる。 べとべとな砂糖水の汗が額に浮かび、まりさは息を呑んで次の言葉を待った。 「そこで、君たち……正確には君のお父さんのお父さんのそのまたずーっとお父さんの、出番だ。 野生の群れの中でとりわけ他ゆんのために行動でき、頭も良く身体も丈夫、そして思いやり、 即ち他ゆんへの感情移入能力の高いゆっくり……”英ゆんまりさ”の餡統に注目した。 野生の英ゆんをゲットして牧場に送り、多少子孫の厳選を重ねたら……効果はまさにバクグン! 他ゆんのしあわせを自分のことのように喜ぶことができ、必死に尽くす。 相手とのゆっくりの差に関わらず、どんなゆっくりともゆっくりできる理想の飼われゆっくりが誕生した―― かに思えたんけど、いざ牧場を出て一般家庭の環境で飼ってみると、新たな問題さんが生えてきた。 さて、君、そして君たちの、一体何がいけなかったか……」 同じ高さの目線からまりさの方を真っ直ぐ見ていたお兄さんが、その視線をすっと壁の方に移す。 まりさはそれに誘導されるように、壁に貼られた数々の”まりさ”の写真に、震えるその目を向けた。 人間には感知できないお帽子の微妙な違いから、まりさにはそれが何ゆんもの違う”まりさ”であること、その新旧までもが分かる。 写真は大体、それぞれの”まりさ”について、時間の流れに沿って並べられているようだった。 かつての自分自身のような、ゆわわーいと何も考えてない無邪気な笑顔を晒し、ゆっくりしている”まりさ”。 それがお口とお下げで洗濯物さんを畳もうとしていたり、雑巾さんの上に乗ってお掃除しようとしていたり、お兄さんのおうちのお仕事を手伝うようになる。 あるいは別の”まりさ”は、野良と思しき汚れたゆっくりに寄り添い、ぺーろぺーろと舐めてあげている様子が写されている。 何枚かそういう写真、”まりさ”が必死に他人や他ゆんの役に立とうとしている写真が続く。 それが時を下るに連れて、どの”まりさ”も目の輝きが無くなり、頬がやつれてくる。 べたべたの砂糖水塗れになった廊下と、そこに湧いたアリさんの列を涙目になりながら制裁している様子。 全身真っ黒なゆカビに侵され苦悶の表情で果てている野良ゆっくりの隣で、わんわんと泣き喚いている様子。 そして”まりさ”の目が完全に死んだ後、一番最後の写真は……一番最後の写真は……ッ まりさはお兄さんの方をキッと向き直した。 それはゆっくりできないお兄さんを責めるためだったか、単純に怖い怖いから目を背けるためだったか、まりさ自身にも分からない。 ただ、目からは依然涙が溢れてうるうるになり、あんよは震えたままその場から動けなかった。 お兄さん相手に、人間さん相手に、ゆっくりのまりさが何を言うことができ、何を抗うことが出来るのか。 生まれたことも、育ったことも、今まで暮らしてきたことも、ゆっくりできたことも、ゆっくりできなかったことも、すべては人間さん、すべてはお兄さんの手のひらの上でのこと。 自分は英ゆんなんかではなく、皮の一枚から餡の髄までただの愛玩用ゆっくり…… 無力な”飼われゆっくり”なのだ。 「いいね。今回はちょっと冒険してみたけど、大体上手く分かってくれてるみたいだ。 そう、君たちは野生ではきっと英ゆんなんだけど、人間の管理下では所詮無力なお饅頭…… 満たされなくなった事物への効力感、空虚な英雄欲が、ただ愛玩されるべきオモチャに相応しくない、奇妙な不和を生むんだよ。 君の場合なら…… 街中や公園やお庭で見る野良ゆっくりをゆっくりさせてあげられなくて、ゆっくりできなくなる。 おちびちゃんに対して立派な父親として振舞うことができなくて、ゆっくりできなくなる。 そうして、いつかの君みたいな不貞腐れたニートさんの廃ゆん饅頭になってしまう……と。 自分自身の身の回りの世話ぐらいなら喜んで受けるようになってくれたのは、大きな前進だけどね。 ”飼われ英ゆん”はまだまだ未完成。まだ多くの代、多くの教育を必要としている。 しあわせに埋もれさせたのも、善良な野良ゆに触れさせたのも、おちびちゃんを作らせてあげたのも、 胴付きになるよう仕向け、仮初の最強気分で野良生活してもらったのも、全部そのためなんだよ。 言って聞かせるだけじゃ、君たちは卓越した妄想力で都合よく何でも解釈してしまうからね。 期待・想像するあらゆる場面で実際に英ゆんになれないと経験させ、分からせる必要があったんだ。 次代の贄となる君には自分の無力さをもっと自覚してもらわないといけない、もっと慣れてもらわないといけない――」 密閉された部屋の中で、カタカタと箱が奏でる不気味なリズムを背景に、お兄さんの声は奇妙に反響せず届いた。 --------------------------------------------------------- ガタリと音を立ててお兄さんが椅子から立ち上がる。 震えるまりさはその動作にビクッ!と恐怖し、わずかにおそろしーしーを漏らした。 「ホント、バランスって難しいよね。あっちを立てればこっちが立たずといった感じでさ。 かといってぬるい処置じゃあ、遺餡子にまで結果を引き継がせることが出来ないからね…… さて、今日のために準備もしたし、教育してあげよう。本当の飼われゆっくりが、どうあるべきかを」 ガタンッ!! カタカタと音を立てて震えていた箱のひとつをお兄さんが持ち上げ、乱暴に引っくり返した。 「あ゛……がぁっ……!!」 「びょげっ……!」 横向きに倒れたその箱の中から、ドロドロの黒い流動体と共に、大きいのと小さいの、ふたつの塊が飛び出してくる。 オレンジ色のスポイトがいくつも刺さったそれらは、一瞬箱から出たことに戸惑うようにぶるりと震えた後、奇声を上げてあらぬ方向に飛び跳ねた。 「びゃひっ!? ゆげぁい!! ゆんやびゃああっ!!」 「みょびぃいいい!!!」 ひとつはまだらに禿げた頭に赤黒いおリボンを埋め込まれるように縫い付けられた、大きな黒髪カビ饅頭。 もうひとつは黒い布の切れ端を噛み千切るようにギリギリと口に咥えた、小さな金髪カビ饅頭。 跳ねるたび、身体に付着していた黒いドロドロがまき散らかされ、ゆっくりできない臭いを漂わせる。 よく見ると、全身が黒ずんだままピクピクと震えて動かない、もうひとつの小さな塊も箱の傍に落ちていた。 これは……この動くものたちはっ……!! 「ゆ、ゆひっ! ゆひぃぃいい゛い゛……!!!」 「懐かしいだろう。こんなになっちゃったけど、あの日お庭に来た野良ゆっくりの一家だよ。分かってねー。 さあ、まりさ。今の君の目に、彼女らはどう映る。ゆっくりさせてあげたいかい?」 でたらめに跳ねて壁際にぶつかった饅頭たちは、もうその目に何も見えていないかのように、構わず壁に突進し続ける。 「……げぎぇっ!? ゆっべばっ!?」 「ゆぁ゛!! ゆああ゛あ゛あ!! こないぢぇぇえ!! あっぢ いっでぇえ゛ええ゛!!」 壁際に沿って転がってきた饅頭たちがまりさにぶつかり、そのグロテスクな顔面を向け、意味不明な鳴き声を発する。 まりさは裂けるかと思うほどに強烈に背筋がぞぞぞと震え上がり、咄嗟にその大きな饅頭を跳ね除け、自分自身は扉に向かって駆け出した。 ドアノブをお兄さんがやっていた様に見よう見まねでガチャガチャガチャと右に左に回し、ぐいぐい引き、押す。 「あかだいぃい!! あかないよぉお゛お゛!!! ゆひぃいい!!」 「いいね。”野良ゆは可哀想だけど、関わってもろくなことにならない”……君の子孫にはきっとそんな情報が受け継がれるよ。 でも、まりさ。君、初代の餡が薄れてきたのか、ちょっと臆病だね。それはそれで可愛いけど」 「おにぃーざん゛っ!! ごごをあげでねぇえっ!! ばりざ、こわ゛いこわ゛いで しんじゃうよぉおお!!」 「大丈夫大丈夫、恐怖だけでゆっくりは死なない。人語を叫んでるうちは大丈夫さ。 あとそれ、一度閉めるとね、上の方にあるテンキーでパス入力しないと開かないから」 上方を見上げたまりさは扉の横の壁に何か機械めいたものがあるのを発見し、そこを目掛けて恥も外見も構わずぴょんぴょんと跳ねた。 胴無しの自分だったら宇宙にまで跳ね上がったと思い込むほどの高さでなお、そのテンキーさんには届かない。 「ゆっぐぢっ!! ゆっぐぢ、びょんびょんっ!! ゆぇぇええ……!!!」 「「「「ゆびぇぇええ゛ええ゛ん゛ん゛っ!!!」」」」 「ゆ゛っ!!?」 後方で響いた黄色い泣き声に、まりさはぴょんぴょんを止め、バッと振り返った。 不敵なゆっくりしていない笑顔をしたお兄さんが、箱のフタを手にしてこちらを見る。 その足元に置かれた、先ほどのものよりも幅広で底の浅い箱には、可愛い可愛い、まりさのおちびちゃんたちが入れられていた! 「いじめりゅ……おにーしゃんが、いじめりゅぅぅ……!!」 「ごみぇんなざい、ごみぇんなざい、ごみぇんなざい―― もう げしゅっていいましぇん……!! いいごになりましゅっ……おにーしゃ、おとーしゃ……!!」 「れーみゅ、はんぜいじばじだぁぁ……ぼう ゆるぢでぇぇ……!! ゆっぐぢざぜでぇぇ……!!」 「おどーじゃ……まりぢゃを みしゅてないぢぇ……!! むがえにぎで……」 「ゆぁぁあ゛あ゛っ!! お、おどーじゃっ!! おどーしゃんぢゃあああ!!! ゆぇええっ!! まりぢゃは きょきょだよぉおお゛お゛!! きょきょに いりゅよぉおお!!! ば、ばりぢゃが まちがっでまじだのじぇえ……!! ばりぢゃが、やぐにだだない、う゛んうんげしゅゆっぐぢだったのじぇえ!!」 「ゆるじでぐだじゃいっ、だずげでぐだざいぃぃ!! きょきょから だしちぇぇええ!! また、ぺーりょぺーりょしちぇほちいよぉおお……!! しゅーりしゅーり、しちゃいよぉおお!!」 箱の中で蠢き、弱弱しくぴょこぴょこと跳ねるおちびちゃんたち。 別れてからかなり日にちが経っているはずなのに、十分なご飯さんさえもらえなかったのか、以前と変わらない程度の野球ボール大の大きさのまま。 それどころか、もっちり球形だった身体は今やほっぺがヤツれて楕円形に潰れている。 何日もきれいきれいしてもらってないかのように、全身は古い小麦粉の垢だらけで、べっとりとうんうんが塗りたくられている。 ボロボロにされたちっちゃなお飾りを惨めったらしく付けている様子には、胸がきゅぅぅと締め上げられるようだ。 「お、おちびぢゃ……ばりざの かわいい、おちびちゃんだち……!!」 「ちょっと放置プレイしただけなんだけど、なかなかいい子になったでしょ。流石サラブレッドさんだね。 さてと、まずはこの子たちかな」 「ゆぎゅぅっ!! でーびゅ、どりじゃんっ!! おどーじゃ、たじゅげぢぇ……」 「びゃぁあ!! ちゅ、ちゅぶれりゅうう!!」 お兄さんが箱の中に片手を突っ込み、子れいみゅと子まりちゃを握りつぶすようにして取り出した。 ヒュンッ―― ビタンッ、ビタンッ!! 「ゆぁっ゛……!!?」 それらがまりさの足元に乱暴に投げ付けられる。 目では確かに追えても、やめるよう懇願するための口も、受け止めるべく屈み込むはずだった膝も、全く間に合わない。 まりさは悔しさに涙が溢れ、砂糖細工の歯を割れるほど噛み締めた。 よろよろとへたり込んで手に取ったおちびちゃんたちは、床に激突した衝撃で目も虚ろにひゅーひゅーと喘いでいる。 それだけでなく、子れいみゅの方は底部が真っ黒に焦がされており、子まりちゃの方は金髪を溶かし込まれて上部がヌメヌメと光るハゲ饅頭にされていた。 どぼじでごんなひどいこと……!!! おちびちゃんだぢ、おにーざんのことが だいすきだったんだよっ……!!? まりさはお兄さんに縋るような、あるいは理不尽な暴虐を責め立てるような、ぐしゃぐしゃの顔を向けた。 大図書館で反逆を行ったとき以上に感情は混乱し、記憶と現状の対立によって訳が分からなくなっている。 「上出来だ。いいね、その”ゆっくりさせてあげたいよぉ”って顔。完全に他ゆんを見捨ててもダメだからねぇ。 さてさて、おとーさん。僕、ちょっと間違ってそのおちびちゃんたちに怪我させちゃった。 君がいつもお世話に失敗して、おちびちゃんを虐めてたみたいにね。 僕の可愛いまりさ……胴付きになった英ゆんの、何でも出来ちゃうまりさ。飼い主さんを助けると思って、その子たちを治してあげてよ」 「ゆっぐ、ゆぇぇぇ……おち、おちびぢゃんだぢぃ……!! ゆんっ」 ぺーろぺーろ・・・ぺーろ、ぺーろ・・・・・・ 「ゆぅぅ、ぺーろぺーろ、ぺーろぺーろぉ……!! ゆっくぢ、じでいっでぇぇ……!!」 手に取ったおちびちゃんたちを口元に持ってきて、代わる代わる患部を舐めていく。 真っ黒ちりちりに焦がされた子れいみゅのあんよ。 金褐色のデロデロさんになってしまった子まりちゃのおつむり。 愛しい我が子のそんな惨状にまりさが差し向けて上げられるのは、小さなプツプツのオムツかぶれさんすら治せなかったぺーろぺーろのみ。 「おちょーしゃ、ありがちょ……ゆぁぁ」 「ゆゆん、まりちゃのきんぱつしゃんっ……ひーりひーりしなく、なっちぇきちゃよ…… ゆっくち、なおっちぇきちぇりゅみたいなのじぇ……! また、おしょろいの さらさらへあーに……」 「おちびぢゃんだぢぃっ!! ゆっぐぢ、ゆっぐぢぃぃ……!! ぺーろぺーろ、ぺーろぺーろぉ……!!」 意識を取り戻したおちびちゃんたちが、弱弱しい目をまりさに向け、あれほど望んでいた感謝の言葉を口にしてくれる。 まりさの胸はきゅぅぅう!と締め付けられ、目から大粒の涙がこぼれた。 ごめんね、ごめんねぇぇ……!!! おちびちゃんたちの気持ちに応えるよう、頭では分かっている無意味なぺーろぺーろをひたすら繰り返す。 浮かんでくる様々な強い感情を打ち消すように、ぺーろぺーろ、ぺーろぺーろと…… やがて、まりさの舌は完全に乾き、口の中もカサカサになり、それでも口をあけて舌を伸ばそうとして嗚咽が混じる。 酷使した舌がついにまともに動かなくなり、まりさはよろよろと力無くその場に這いつくばり、ゆっぐゆっぐと咽び泣いた。 「ぴょん、ぴょん……ゆぇぇぇ、れーみゅのあんよしゃん、ゆっくちうごいちぇにぇ……!! おちょーしゃが、ぺーろぺーろ しちぇくれちゃでちょ……? いじわりゅ、しにゃいで……」 「まりしゃ、さらさらへあーしゃんになっちゃ……? にぇえ、おとーしゃ……おしょろいの さらさらへあー……」 床に置いたおちびちゃんたちが、もぞもぞと蠢く。 そのいじらしく何も分かってない言葉に、自分の無力感はむしろ際立たされ、まりさはおちびちゃんに憎しみに近い憐憫を覚えた。 お兄さんがガタリと立ち上がる音が聞こえる。 「あーあ、またダメだったかー、まりさ。”自分ではおちびちゃんをゆっくりさせてあげられない”。 それは仕方ないことなんだよ、ゆっくり理解してね。ほら、お兄さんに貸してみなさい」 「ゆ、ゆぁっ!! や、やめて――」 お兄さんはまりさの手からおちびちゃんふたりを拾い上げ、すっと椅子の方に戻っていく。 それを反射的に追いかけようとしたまりさは、力の入らない膝がガクリと崩れて転び、ドテッと再びその場に倒れた。 お兄さんが脇に置いてあった小箱の中から、道具を取り出す。 「さーて、おちびちゃんたち。お兄さんがゆっくりしないで治してあげるからね。 ほら、見てっ! ゆっくりできる、タワシさんでしょっ」 「ゆ、ゆぁ゛……! やぢゃ、それ やぢゃぁ……!! なんだか、ゆっくぢできにゃいのじぇぇ!!」 「やめちぇにぇ、やめちぇにぇええ!! おにーしゃんは きらいぢゃよっ!! おちょーしゃっ、たしゅけちぇええ!!」 「悲しいこと言わないでねっ。はい、いくよー。治療、開始ぃ」 ごしごしごしごしごしごしごし 「ゆ゛んっびゃあぁ゛ぁ゛ああ゛ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃばぁぁ゛あああ゛!!」 「びょぎぇぎぇぎぇゆっびぃいいい!!! いぢゃしゅぎりゅでしょぉおおぉお!!? れーみゅ!じんじゃうぅう゛う゛!!!」 「ゆぁぁああああ!!! やめでね、やめでねえええ!! いだがっでるよぉ゛おお゛お゛!!!! ぎゃぐっだい!なら、ばりざにじでぇえええ!!! おちびぢゃんはぁ、おちびぢゃんだけはぁあああ!!」 まりさが這いつくばりながら必死に叫ぶのを気にも留めず、お兄さんは手に持ったふたりを同時に激しくごしごししていく。 おちびちゃんたちの絶叫と共に、小麦粉の皮や餡子の細かい残骸がボロボロと辺りに散る。 「あ、あぁ゛……!!」とまりさの口から声にならない声が漏れた。 大事なおちびちゃんたちが、あんよから頭からボロボロに崩されていってしまう。 おちびちゃんだけは、何とか助けてあげたかったのに。 絶対に治らない傷を癒してあげることは出来ずとも、ゆっくりさせてあげたかったのに。 目の前で理不尽な虐待を受け、壮絶な痛い痛いに絶叫するおちびちゃんの身代わりになら、どんなに愚鈍な自分でもなれるだろう。 そんな殊勝な心から何度も「やめてあげて!!」と絶叫するが、お兄さんは聞いてくれない。 しばらくして、言ったとおり「ゆっくりせず」にごしごしタイムを終えたお兄さんは、箱から新しく道具を取り出した。 冷蔵庫さんにいつも入れられていたオレンジジュースさんが何本か。 それに、まりさがお風呂にしていたタライさん。 豪快にオレンジジュースさんがタライさんにぶちまけられ、おちびちゃんたちがその中にぽーいと放り込まれる。 いつかお庭でおちびちゃんたちを治療したときと違い、なみなみと注がれたオレンジジュースの中でおちびちゃんたちがもるもると溺れている。 あんよの動かない子れいみゅが必死に動かす頭とリボンによって、ゆらゆらと小波が出来るところを、お兄さんが指で転がして虐める。 子まりちゃがタライの底を蹴ってか、わずかに頭や顔をぷかりと出しては同じ速度ですぐに沈んでいくのを、これまたお兄さんが指で押さえつけて虐める。 そんな惨状を為すすべなく倒れて見ていたまりさの餡子脳が狂ってしまう前、存外すぐに、おちびちゃんたちはオレンジジュースの海から拾い上げられ、床に無造作に置かれた。 「げほっ、げぼ……ゆ、ゆっくちぃ……!!」 「げぼげぼしゃん、ゆっくぢぃい!! ……ゆ、ゆゆ?」 「ゆ、ゆぁああ!! おちびぢゃんだぢっ!!」 取り出されたおちびちゃんたちは、オレンジジュースに濡れていながら、目の輝きを取り戻している。 不安そうな顔をしていた子れいみゅが、自分のあんよをゆっくりと見つめ、ぴょんぴょんと跳ぶ。 子まりちゃは、その頭に再生した皮とわずかに生えてきた髪の毛をお兄さんにいじられ、ゆっちゆっちと嫌がりながらも確かな髪の毛の存在に涙を浮かべている。 お兄さんは言うとおりにおちびちゃんたちを治してくれた! 興奮し朦朧としたまりさは前後の因果関係など考慮に入らず、嬉しさに体に力が戻り、ゆん!と立ち上がっておちびちゃんを迎えにいこうとした。 ダンッ!! ベチャリ 「ゆびゅっ!!!」 「ゆがっ……!!!?」 お兄さんの手が振り下ろされ、それに叩き潰された子れいみゅが黒い餡子を周囲に撒き散らす。 「おっと、うっかりしちゃった。まりさ、ごめんねっ。 でも、これにも慣れてね。”人間さんは故意なり事故なり都合なりで、ゆっくりの生殺与奪に関与する”。 人間にとってすらうざい子ゆっくりなんか特に……あらゆる場面で、君たちにとってはいくらでも理不尽にね」 「ぁ・・・あぁ、ゆぁあ゛・・・!!」 床に手を付いて立ち上がろうとしていた姿勢のまま、まりさは固まる。 視線はお兄さんの手元とそこからはみ出る餡子塊に向けられたまま、その端に同じように恐慌して伸び上がるように驚いている子まりちゃが映る。 お兄さんはわけの分からないことを語りながら、平たい箱の方に再び手を伸ばし、中から新たにおちびちゃんをつまみ上げた。 「「おしょら゛っ!! れいみゅは とりしゃぁあ゛あん゛っ゛!!」」 「さっきのれいみゅちゃんは残念だったけど、大丈夫大丈夫。 君のおちびちゃんは、この通りまだまだ ”たくさん”いるからね。 ほら、ひとーり、ふたーり、それでそこのまりちゃ君を入れれば、たくさーん!だ。 良かったね、まりさ。全ゆんいるねっ!」 「ゆぎぎぎぎぃ……!!」 箱から新たにおちびちゃんが取り出され、子まりちゃの横に置かれる。 声をかけてきたお兄さんの方を見上げ、まりさは唇を噛み締めた。 後ろの方の平たい箱からは、他のおちびちゃんの声が変わらずゆんやゆんや!!と響き、わずかに頭をぴょこぴょこと覗かせている。 お兄さん、お兄さん、お兄さんっ……!! 見下ろしてくるお兄さんに対する憎しみが膨れ上がり、まりさはゆっくりしていない目でお兄さんを睨みつけた。 「やあやあ、ぼーっとしてちゃダメだよ、おとーさん。早く迎えに行ってあげなきゃ」 ガタンッ!! 四つん這いのままのまりさを促すように笑ったお兄さんが、残った最後の大きな箱に手をかけ、横に倒す。 フタを開けたその箱の中からは、崩れ出るかのように、何ゆんかの成体ゆっくりが重なり飛び出てきた。 れいむ……まりさ、ありす……そして、最後にのそのそと出てきたのは、ぱちゅりー。 全部でたくさんのゆっくりたち、その顔はどれも卑屈に笑って歪み、ゆっくりしていない目をしていた。 まりさの目がキッときつくなり、体がビクリと一瞬硬直する。 お飾りから判別が付く、いつか会ったゆっくりたち。 こいつらは、おちびちゃんを作ってから度々お庭にやって来ていた、ゲス野良ゆっくりたちだ! 「むっきゅ、やっとだっしゅつ!できたわっ! さすが ぱちぇは けんじゃねっ!! さあみんな! こんどこそ、にんげんをせいっさい!するのよっ!!」 「ゆゆん、まりささまは おなかが すいたんだぜっ! ゆゆっ! あそこにいる おちびを むーしゃむーしゃするのぜえ!!」 「はやくでいぶを ゆっくりさせてね! くそちびたちっ! れいむのおくちにはいってね! すぐでいいよっ!」 「んほぉぉお!! んっほぉおおお!! ひさしぶりのおそとだわぁあ!! たぎるわああああ!!!」 「ゆわぁぁ……!! げしゅゆっくちにゃのじぇぇえ!! きょわいきょわい、どうぞくぐいゆっくちにゃのじぇえええ!!!」 「にゃんで げしゅゆっくちしゃん、まだいりゅにょおお!!? おにーしゃんが、くじょっ!したんじゃ なかったにょおおお!!?」 「ゆっくちできにゃいぃいい!!!」 平たい箱の内外にいるおちびちゃんたちが、現れたゲスゆっくりを見て泣き叫ぶ。 「ゆぁーん、げんきいっぱい、おいしそーなおちびなのぜえ!! ぺろんっ!!」 「ゆんやああぁぁぁっぷ――」 「や、やめてねえええええええ!!!」 飛び跳ねたゲスまりさが、逃げようとしていた子まりちゃを一口にぺろりと舌に巻き、飲み込んでしまう。 まりさは胴付きの身体を以ってして負けずにバッと飛び起き、胴無しならば数跳ねかかるだろう距離を一気に詰め、ゲスまりさに飛び掛った。 「だしてねっ! ぺっ!してえええええ!! すぐだよ、いますぐでいいよぉおお!!! はやくうう!!」 「なんなのぜえっ!! ……ゆぁ~ん、おまえは あのときの ざこゆっくりなのぜ?」 「ゆぷぷっ!! ざこゆっくりまりさは、れいむのだーりんのぷくぅ!でしんでねっ!! また、しーしーもらしていいよっ!!」 「ゆぐっ……!!!」 まりさが抱えてぶんぶん振り回したゲスまりさが、ゲスなしかめっ面を向けて吼えたてる。 確かにまりさは胴無しだった時分、ゲス野良ゆっくりの強靭なぷくぅ!に毎度泣かされ、お兄さんに代わりに退治・駆除してもらっていた。 そのお兄さんは今、すぐ横で丸椅子にゆったりと腰掛け、微笑むようにしてまりさたちを見ている。 ゲスまりさが叫ぶたびに、口の奥から丸呑みにされたおちびちゃんの「――んやああ!! おちょーしゃ――」といった悲鳴が聞こえる。 まりさは焦りと憎しみ、手のひらの上でいい様に弄ばれている無力感といった様々な感情に苛まれ、ずきずきと痛む頭を振った。 「んほぉおおおおおお!!」 「ゆゆ゛っ゛!!?」 平たい箱の方に嬌声が響く。 もるもる暴れるゲスまりさを抱えたまま振り返ると、ぺにぺにをぎんぎんに勃てたれいぱーありすが、成ゆんの大きさならば乗り越えられる壁を越え、箱の中に入っていこうとしていた。 箱の中のおちびちゃんたちは、反対側の壁に寄り集まって逃げ、ぴょんぴょんと跳ねて何とか逃げ出そうとしていたり、ぷきゅう!!と威嚇していたり、箱の隅に頭を押し付けて尻を振り、必死に隠れようとしているようだった。 「んほぉ!? そこのまりちゃは、ありすをさそってるのねえええ!!? そんなに もりゅんもりゅん あぴーるしちゃってぇええ!! ちっちゃのに、やるきまんまんねえええ!!!」 「ゆぴぃぃいい!!! ちぎゃうのじぇえええ!! まりちゃなんて、いにゃいのじぇえ!! さそってもいにゃいのじぇええ!!!」 箱に侵入したありすが長い舌を伸ばし、隅にいた子まりちゃを絡め取る。 ありすの足元に引き寄せられた子まりちゃは、挿入すれば確実に裂けるであろうびっぐまぐなむをお尻に当てられ、それを擦るかのようにもるもるもるうう!!と暴れた。 「ゆひっ!! んほっ!! このまりちゃ、なかなかてくにしゃんよぉおお!! んほおおお!!!」 「ゆぇえええ!!! れいぱーは ちぬのじぇええ!! あっちいけえええ!! もりゅもりゅうう!!!」 「ゆ、ゆぁ……!! まりさのおちびちゃんが……!! ゆぇ、ゆぅぅぅうう!!」 まりさは変わらずに吼え立ててくる手元のゲスまりさと、いよいよ膨らんできたぺにぺにを突き立てて子まりちゃを貫こうとしているれいぱーありすを交互に見やった。 どっちだ。一体先にどちらを助ければいい。 一度に二つのことが出来ない自分。 そもそも一つのことすら満足にこなせず、いつまでもまーごまーごしている自分。 改めて湧き上がってくる無力感に苦しめられたまりさは、犯されかけている子まりちゃが「ちゅぶれりゅのじぇえええ!!」と叫んだところで、やっと動いた。 ゲスまりさを離して、れいぱーありすの元へ。 床さんに墜落したゲスまりさが「ゆびぇえ!!」と鳴く。 胴付きの俊足を活かして一瞬で平たい箱に到達したまりさは、れいぱーありすをひょいと抱え上げた。 「んっほぉおおお!!? どうつきさんが あいてしてくれるのねええ!! とかいはだわぁああ!!」 「ゆぅぅぅう!! やめてね、やめてねえっ!! れいぱーありすは おとなしくしてねっ!! せ、せいっさい!しちゃうよ!?」 「どうつきさんは つんでれねぇえええ!! ありす、もりあがっちゃうわぁああ!! もう げんっかい!! うっ!!」 どぴゅうっ 「ゆびゃあああ!! きもちわりゅいのじぇえええれえれえれ!!!」 「ゆゆ゛ーっ!! まりざの おちびぢゃんがぁああ!!」 ありすから発射された黄ばんだ白色の精子餡が、下にいたおちびちゃんにかかる。 ドロリとした精子餡を全身に浴びた子まりちゃは、その気持ち悪さに吐餡すると同時に、額からにょきにょきと茎を生やし、急速に身体を萎ませていく。 「ゆっへっへぇ!! にがさないのぜえ!! ぺろんぺろーんっ!!」 「ゆんやぁあ!! れーみゅ、おいちくにゃいいぃいんっぴぃい、ぴゅっ――」 「おにぇーちゃあああ!!! ゆんやあああ!!!」 後ろからは、ゲスまりさが新たに外に出されていた子れいみゅたちを追いかけ、そのうちひとりをまた飲み込んだらしい音と悲鳴が聞こえる。 「ゆっ……!! ゆゆ゛っ……!! ゆぅぅ゛ぅう゛う゛!!!」 目の前の子まりちゃが「もっ……」とだけ呟いて黒ずんでいくのを涙を溜めながら為すすべなく見ていたまりさは、れいぱーありすを抱えたまま、ゲスまりさの方に走っていった。 そのままゲスまりさの上にありすごと圧し掛かるようにして押さえ込む。 ひとまず、残った子れいみゅがゲスまりさの舌に絡め取られる前に、動きを止めることが出来た。 「やめるのぜ! まりささまのうえに のってるんじゃないのぜええええ!!!」 「んっほ、んっほぉ!! まりさは れいむのだーりんだけど……たまには ねとるのもいいわぁああ!! んほぉおお!!」 「ゆぇぇええ!! ゆっぐ、ど、どうしたらいいのぉぉ……!!? ゆぅぅぅ……し、しんでねっ!! げすまりさと、れいぱーありすは、ゆっくりしないで、しんでねぇええ!!」 今まで一度も使ったことが無い「死ね」という強い単語を口に出すまりさ。 れいぱーありすを持ち上げては、どーん!とゲスまりさの上に叩き下ろし、それを何回も繰り返す。 「ゆべっ、やめるのぜっ!! ゆぶっ、なにするのぜえ!!?」 「んっほぉ!! んぐ……んほぉおお!! んべぇ、んひぃいい!! じらしぷれいなのねええええ!!」 「は、はやくぅう!! はやく、ゆぅぅ……こ、こうっさん!してねっ!! はんっせい!してねええ!!」 「ゆぁ~……このなかに、あまあまおちびが はいってるんだねっ!! れいむ、まちくたびれたよっ!!」 「ゆぁ゛っ!!?」 加減が分からずぬるい無意味な攻撃を繰り返していたまりさの後方、平たい箱の方で、再びゲスゆっくりの声がする。 振り返ったそこには、先ほどのありすと同じようにして壁を乗り越え、でっぷりした身体で箱の中に入ろうとしているれいむの姿が見えた。 箱の中のおちびちゃんが絶望的な叫び声を上げる。 まりさの下にいるふたりのゲスゆっくりたちは、いつまでも反省せず、興奮したり罵倒したりしてくる。 ゲスまりさに食べられてしまったふたりのおちびちゃんを助け出す手段も未だ思いつかない。 れいぱーの精子餡にやられてしまったおちびちゃんを救命する手段も分からない。 胴付きの身体になり、ゲスゆっくりに対して戦えるようになって尚、何もろくな対処が出来ていない自分に、どうしようもない情けなさと怒り、救いがたいゆっくりできなさを感じ、身体が沸騰して爆発するように熱くなる。 今、ゲスれいむがのそのそとおちびちゃんに近寄っている様をスローモーションの視界に捉え、まりさはついに叫んだ。 「おに゛ぃぃーざぁあんっ!!! だ、だすげでえ゛え!! おちびぢゃんだぢを、だすげでぐだざいぃ!! のらゆっぐぢさんだぢを、くじょっ!!してぐだざいぃいい!!!」 「うん、いいよ。よく言えました。いい子だね、まりさ」 あっさりと承諾の返事を返したお兄さんが、颯爽と丸椅子から立ち上がる。 「たった数匹の胴無しからおちびちゃんを守ることすら出来ない弱さを知る。 おちびちゃんを守るためとはいえ、上から目線の制裁、ゆっくり殺しまでは犯せない優しさを保つ。 でも、そんな”野良ゆっくりが飼い主さんに潰されるのは止む無し”……と。 いい進歩だ。以前の君は野良ゆを加工所に送るって言っただけで塞ぎこんだからねぇ」 しなやかにゆったりとした、それでいて素早く無駄の無い動作でおちびちゃんの入った平たい箱に近寄り、ゲスれいむをひょいと持ち上げる。 その舌の上に乗っていた子れいみゅが転げ落ちるのを、華麗に片手で空中キャッチし、静かに床に下ろす。 「ねーじねーじ」 「ちゅ、ちゅびゅれりゅうううう!!! でいぶのほっぺさんが、ねじねじぃいいんぎぃぃいああぶぁああ!!」 そして、次の瞬間には手に持っていたれいむを両側からぎゅぅぅと捻り上げ、一瞬でその肌をミチミチと破り、ぐしゃぐしゃにして絶命させた。 雑巾を絞ったかのように、ねじねじになったれいむの原型を留めていない身体から、ボトボトと餡子が漏れ、下にいるおちびちゃんたちに降り注いだ。 「次は、まりさ君ねー」 まりさやおちびちゃんたちが唖然としてそれを見ている間に、ずいずいと近付いてきたお兄さんが、まりさが圧し掛かっている下からゲスまりさを引っ張り出す。 お兄さんに掴まれて尚、もるんもるんと全身をくねらせて暴れるゲスまりさを物ともしない。 笑顔のままのお兄さんは、汚い罵倒の文句を並べ立てるゲスまりさの口に容赦なく両手を突っ込んだ。 「おごぉお!!! ばりぢゃざまの おぐぢざんっ!! なにひゅるのぜぇえ!!」 「おちびちゃんを助けてー!って言うからさ、一応探してるんだよ。どこかな、どこかなー……っと!」 「びゅぎぇええぇえぶびゅぶぶぅぅ……!!!」 突っ込んだ両手首を返すようにし、お兄さんはゲスまりさを内側から引き裂いた。 まともな言葉を吐くことも出来ずにズタボロの破れ饅頭になったゲスまりさの内側から、内臓たる餡子に混じって、小さなお帽子と小さなおりぼんが落ちる。 それは目を飛び出させてぺしゃんこに潰れ、苦悶の表情で既に息絶えていた。 「あぁ、ダメだったね、まりさ。っていうか、これは君が潰したのかもしれないね」 「ゆぅぅぅ……!!!? そ、そんなことぉぉ……!!!」 「まあ助けを呼ぶのが遅くて間に合わなかったのは同じ、君が死なせたのは同じだから、どっちでもいいよ。 さてさて、次はありすちゃんかー」 まりさの胸に、お兄さんのそんな短い言葉が突き刺さる。 まりさがどんなに悲しんでいるか、どんなに悔しいかなんて知ったことでないという風に、お兄さんはまりさの手かられいぱーありすをもぎ取った。 「んほぉおお!! こんどは、にんげんさんが おあいてなのぉお!!? きょうは、ごうかすぎるわぁああ!! ぺにぺに かーにばるの かいっまく!よぉおおお!!! んっほぉおおお!!!」 「君は随分幸せなゆっくりだね。羨ましくはないけど、その一途さは憧れるなぁ……ピキィ!と来るほどにね」 ブチンッ 「んっびょぉおおお!!? あ、ありずのぉお、ぺにぺに、さん……? ぺーにぺーに…… ゆひぃいい!!! ありすのぺにぺにさんが、ないわぁあああ!!! もう んほおおできだいぃい!!」 お兄さんの片腕に抱きかかえられたありすが、ぺにぺにをもぎ取られて絶叫し、ぶるぶると暴れる。 極太のぺにぺにが付いていた跡からは、白い精子餡と中身のカスタードがぴゅぴゅっと漏れ出ていた。 お兄さんがありすを丸椅子の上に乗せ、自分はその前に屈みこんで目線を合わせる。 「大丈夫大丈夫。探せばまた生えてくるよ、多分」 ずぼぉ!! 「んぎぃいい!!!」 お兄さんの指がぺにぺにの跡に突っ込まれる。 「ぺにぺにさん、出てきてねっ! いじわるしないでねっ!」 「ぎょびぇええええいっぢゃぁああああ!! やめぢぇええ!! べにべにざん、いらだいがらぁあああ!!」 「何言ってるの。諦めちゃダメだ。最後まで誇り高きれいぱーでいるんだ、ありす。ほら、んほおお!」 「ん、んぼぉお゛お゛!! んっびょぉおぉいぐぅ!! あでぃずぅ、いぐわぁあああばばばびぇべぶぅ……!!」 ぺにぺにの跡から中身のカスタードを掻き出され、下半身を裂かれるようにして絶命した。 丸椅子にありすを乗せたままにしてお兄さんが再びすっと立ち上がる。 くるりと体の向きを変えたお兄さんが見つめる先には、部屋の隅、大きな箱の陰で震えているぱちゅりーがいる。 まりさには反対側を向いているお兄さんの顔が見えない。 だが、きっとぱちゅりーに見えているお兄さんの顔は、まさしく悪魔のそれだろうと想像でき、まりさは震え上がった。 「むっきゅぅぅうっぷ!! ぱ、ぱちぇは なんにも わるいことしてないわっ!! そいつらが かってにぃい!!」 「んんー、んっんんー……んっんんー、んんっんんー……」 「ににににいいんげんしゃんっ! やめちぇやめちぇええ!! ぶぶぅぅう、ぱちぇに ひどいこちょ しにゃいぢぇ! いじめにゃいでええ!!」 「んっんんーんん、んっんんーんん……」 「こないぢぇ、こないぢぇええ!! むっひぃいいいい!!!」 「んんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!」 「む゛っ゛ぎぇぇええ゛えれえべえ゛べべべれ゛べべぇ゛……!!!」 ゆっくりと近付いていったお兄さんが、最後の一歩でぐっと顔を寄せて脅かしただけで、ぱちゅりーは辛うじて塞いでいた口から盛大に中身を吹き出し、勢いそのまま潰れ饅頭になるまで嘔吐して、永遠にゆっくりした。 顔に緩い生クリームの掛かったお兄さんが、天井を仰ぎ、はぁぁぁと長く息を吐く。 壁際では、依然あの変わり果てた野良れいむと野良まりちゃが黒い身体をべたりべたりと擦りつけ、奇声を上げてのたうち回っている。 子れいみゅを抱えて他のおちびちゃんのいる平たい箱の傍にへたり込み、一緒になってガタガタと震えていたまりさは、もう何も考えられなかった。 --------------------------------------------------------- 顔に掛かったぱちゅりーの生クリームを手で拭い、お兄さんが一歩二歩とこちらに近付いてくる。 丁度いい位置とでもいうのか、追われれば一歩も逃げることなど出来そうになく、かといって極度に近すぎもしないところでお兄さんは立ち止まり、まりさを真っ直ぐに見つめて言った。 「さて、ここからが重要だ。今回のテーマ、乗り越えるべき”飼われゆっくり”の次の壁は、ここにある。 まりさは今、僕が怖いだろう。さっきも言ったけどゆっくりに対する教育は、過度にしないといけないし。 本来自由意志を持ったゆっくりを無理やり”飼い”にすること、飼うのに相応しい”飼われ”にすること…… その意義や過程は大なり小なり、取りも直さず人間のゆっくりに対する暴力的な介入、支配に過ぎないからね。 まりさ。僕の可愛いまりさ。 君は今、僕と一緒にゆっくりしたいかい? 仲良く一緒に暮らして、可愛らしい滑稽な姿を見せてくれるかい。 ご飯は僕が狩って来てあげよう。 おうちも寝床も楽しいオモチャも僕が用意しよう。 お洋服を脱がせ、お帽子を手入れし、きれいきれいも僕がしてあげよう。 だけど、”一緒にゆっくりしたい”のは君の意志じゃないといけない。そうでないと”飼われ”とは言えない。 今すぐに心の底からでなくてもいいし、何だったら僕とでなくてもいい。 余裕があればおちびちゃんを育てたり、可能な範囲で野良ゆっくりを助けてあげたりしてもいいだろう。 さあ、まりさ。オーダーを」 「ゆ、ゆぅぅぅぅう……!!」 まとまらない思考の中で、まりさは必死に考える。 理解できない言葉だらけのお兄さんの話の中に聞こえた、かつての黄昏の日々を思い起こさせる様々な甘い文句。 そして、「一緒にゆっくりしたいかい?」という問いかけ。 正直、目の前にいるお兄さんは、まさにその通り、怖い。 今のお兄さんはゆっくりの中身にまみれ、不気味な微笑を湛えながら、ゆっくりできない臭いと雰囲気に包まれている。 野良ゆの家族やおちびちゃんたちに酷いことをし、ゲス野良ゆっくりも今ここで惨殺した。 自分が今まで経験してきた様々なゆっくりできない経験も含め、お兄さんがまりさに注ぎ込んだゆっくりできなさは、到底簡単に許し、和解できるものではない。 しかしその一方で、お兄さんと一緒にゆっくりしないとしたら、どうするのか。 ゆっくり牧場で生まれてから、ブリーダーお姉さんの元を経て、お兄さんのおうちにやって来てしばらくまでの、とてもゆっくりできた記憶が蘇る。 逆にお兄さんや人間さんたちの元を離れた後、あのお山の自然公園での生活は英ゆんとして舞い上がっていた補正なしには、とてもゆっくりしていたとは思えない。 げろまずのご飯さんに、硬いベッドさん。 昼間は暑く、夜は寒い。 何より思い出されるのはあの群れでの虐殺劇と自分を呪う怨嗟の声、長ぱちゅりーたちの死に様、れいむやおちびちゃんの最期に、自身が受けた虐待。 ゆっくりっていうのはね……!! にんげんざんから はなれだら、どんなにがんばっでも、どんなにぐるじいのに たえでも……!! つがいがいても、おちびちゃんがいても、なかまがいてもぉぉ……!! どう゛やっ゛でも゛、ゆ゛っぐりなん゛が、できだい゛ん゛だよぉ゛ぉお゛!!!! あの賢明なれいむが感情を露わにして叫んでいた言葉が蘇り、罪悪感に胸が締め付けられる。 人間さんは強大であり、自分たちゆっくりは無力すぎる。 ゆっくりできることに関してもゆっくりできないことに関しても、圧倒的に自分たちの領分の上を行く人間さんたち。 その人間さんたちが、あの虐待お兄さんのように「虐めてやるぞ」と襲い掛かってくるなら、まさしく長ぱちゅりーたちが行い、れいむがそうしようとしたように、ゆっくりという弱小種族に出来る抵抗は「死ぬこと」だけなのだろう。 だが、人間さんたちが「一緒にゆっくりしよう」「お兄さんが守ってあげる」と手を差し伸べてきたら…… そんなの、従うしか、ないではないか。 ゆっくりは、ゆっくりしたい生き物なのだから。ゆっくりするために、生まれてきたのだから。 目の前の憎く愛しいお兄さんが、じぃとまりさの方を見つめたまま動かず、ゆっくりと答えを待っている。 まりさは依然全身が恐怖に震え、涙としーしーを垂らしながら、嗚咽にまみれた声で答えた。 「ゆべぇぇ゛……!! ゆっぐぢ、じだいっ!! なんでぼいいがら、っぶぅ、ばでぃざっ!! ゆっぐぢじだいよぉお゛お゛!!」 「いいね。まあ合格っ」 「ゆ゛っ……!!」 すっと近付いてきたお兄さんが、まりさの両脇を抱えて、ひょいと持ち上げる。 「可哀想だなぁ、ゆっくり。世界に呪われたかのような、そのどうしようもない心身の脆弱さ、不合理さ。 お外じゃ君たちが一度知ってしまった極上のゆっくりなんて、全然手に入らないだろう。 野良でゆっくりできないとなれば、人間の元に戻るしかないよねぇ……例え人間がどんなに怖い悪魔さんでも」 「ゆっ! ゆわぁぁあ……!! ゆぅぅうううっ!!」 お兄さんが子ども大のまりさをゆさゆさと前後上下に揺さぶる。 おそろしーしーで僅かに濡れたまりさのどろわーずさん、白いフリフリの付いたエプロンさんとスカートさんをぐいぐい持ち上げ、ぺにぺにが勃ってくる。 餡統調節によって性への奔放さを失っているまりさは、羞恥に顔を真っ赤に紅潮させ、すぐ目の前で顔を合わせるお兄さんから目を逸らした。 しばらくして下に降ろされたまりさは、恥ずかしがるようにお洋服の上からぺにぺにを押さえたが、一度昂ぶらされてしまった本能的な興奮は簡単には冷めてくれない。 何故こんなことをするのか。 縋るような目で、まりさはお兄さんの方を見た。 「ゆ、ゆぇ……!? おに゛ーざん、なに……じでるの……!?」 「んー、何ってそりゃあ」 オレンジジュースやタライが入っていた道具箱から、お兄さんが新たに何かを取り出し、床に置く。 その”何か”に、まりさは幸か不幸か見覚えがあった。 透明な丸い小さな筒。中には何も入っていないが、その先端には、ぷーすぷーすさんが付いている。 お兄さんがその筒――注射器さん――を持ち、まりさの方に腕を伸ばして、あの写真、壁に貼られた”まりさ”たちの最後の写真のように…… 「ゆ、ゆわぁぁあ゛ああ゛!!! やだやだぁああ!! それ、やだぁああ゛あ゛あ゛!!! ちーくちーくさんは、いたいいたいぃい゛い゛!! ゆっくぢできだいぃぃいい!!!」 「おっと暴れないでね」 お兄さんがまりさの腕を掴んでガッと引き倒す。 素早い動作でろくに暴れることも出来ないまま組み伏せられてしまう。 「ゆんやぁああ!! ゆゆんやぁああ゛あ゛!! どーじで、そんなごとずるのぉお!!? おに゛ーざん、ばでぃざを ゆっぐぢざぜでくれるんぢゃ、ながっだのぉお゛おお゛!!?」 「まりさ、我慢してね。言ったでしょ? 君は次代の贄あるいは礎になる”飼われ英ゆんまりさ”。 いや、今はまだまだ”飼い英ゆん”程度かなぁ……それはともかく、精子餡を取らせてねっ」 「やだやだやだぁあ゛ああ゛!! いだいの やだぁああ!!! ゆっぐぢじだいぃい!! ゆっぐぢじだいよぉおお!! ばでぃざが こんなに、おねがいじでるんだよぉお゛お゛!!!?」 仰向けに倒されたまりさの胴の上に、背中を向けて圧し掛かるお兄さん。 その背中を手でバシバシと叩いたり、必死にあんよを動かそうとするが、どちらも何の効果も無い。 お腹が圧迫されて苦しい。 あんよの付け根、腿の辺りもお兄さんの脚で組み敷かれているのか、強く床に押し付けられている。 まりさのぺにぺにがお洋服の上から握られ、その先端に狙いを定めるように、ぷーすぷーすさんの先端がそっと添えられる。 ツー…… 「や゛だぁあ゛あぁぁ゛あああ゛あ゛!! ゆんっっっ゛っ゛……ぎゃぁああ゛ああ゛あ゛、あ゛あ゛!!」 「はいはい、ちーくちーくね。おちびちゃん作ったときと同じはずなんだけど、ホント怖がりなんだから。 それに、さっきの台詞……あれはいただけないね。状況的に気持ちはすごく分かるんだけど…… 無条件にゆっくりさせてもらえると考えるのは、初段階の危険兆候だ。念のため、矯正しておかないと」 注射器のシリンジが引かれ、まりさのぺにぺにの中に集まってきていた精子餡が抜かれる。 皮膚を突き破るちーくちーくの痛み、ぺにぺにの中の餡子がゆっくりと抜かれていくおぞましい感触に、まりさは痙攣し、暴れることも出来なかった。 「ゆぐぇぇええ……!! ゆぇえええ……!! ひ、ひどぃい……おにーざんが、ぎゃっぐだい!ずるぅぅ」 ぷーすぷーすさんがぺにぺにから抜かれてしばらくしても、お兄さんはまりさの上からどいてくれない。 早くゆっくりしたい。早くゆっくりしたい。早くゆっくりしたい。 そうひたすらに願うまりさを嘲笑うかのように、くるりと振り返ったお兄さん。 チラリと肩越しに見せたその手には、タワシさんが握られていた。 ごしごしごしごしごしごしごし 「ゆんっびゃびゃばばぁっぎぃいい゛い゛!!! な、なんでぇええ!!? なんでなんでぇえ゛え゛!!? どぼじで、まぢゃ いじべりゅのぉおお!!? いだいぃい!! いだいよぉお゛お゛!!!」 ひっ!と悲鳴を上げる間もなく、再び向こう側を向いたお兄さんが服の上からまりさのぺにぺにを擦り上げる。 砂糖細工のお洋服が破れ、どろわーずさんが破れ、露わになったぺにぺに本体が直接蹂躙され、まりさは絶叫した。 「ゆびぃ゛い゛いい゛い゛!!! がぁっ……!!! あぎゃぁ……!!」 「よしよし、こんなものかな」 お兄さんがまりさの上から立ち上がる。 ずきずきとした痛みがぺにぺにから響いてくる。 痙攣する手でよろよろとそれに触り、ぺにぺに部分の小麦粉の皮がボロボロにされ、中に残った僅かな餡子が露出しているのが分かった。 排泄器としても重要な身体の一部、おとーさんたるまりさの大事なぺにぺにさん。 それが半壊させられてしまっているのを認識し、まりさは恐怖に取り込まれ、ゆひぃい!!と飛び起きた。 ぺにぺにを押さえたまま、お兄さんが使っていた道具箱の傍、オレンジジュースが注がれたタライに向かって走る。 飛び掛るようにしてタライにぺにぺにを突っ込む。 「なおっでね、なおっでねえ゛!! ばりざの ぺにぺにざんっ!! ゆっぐぢ なおっで……!!」 「止めてね。はしたないよっ」 ドガッ!! ――ガランッ 「ゆぎゃぁ!!?」 近付いてきたお兄さんがタライを蹴っ飛ばし、中のオレンジジュースが床にぶちまけられる。 「ゆひぃいいいいいいい!!!」 まりさは狂乱し、その零れたオレンジジュースに、必死にぺにぺにを擦り付けた。 「ゆひっ、ゆひぃい!! ぺにぺにざぁんっ!! ばでぃざの ゆっぐぢじだ ぺにぺにざん、ゆっぐぢぃい!! ゆっぐぢ、ゆっぐぢだよぉおお!!! ゆっぐりゆっぐりゆっぐりぃぃいい!!!」 壊れた機械のように鳴き声を上げるまりさ。 その傍では平たい箱の中から、互いに寄り添う生き残りのおちびちゃんたちが、虚ろな目を送っていた。 「ゆぅぅぅぅ……おとーしゃ……!!」 「にゃんなにょ、ありぇ……!? ゆっくち、できにゃい……にゃにも、ゆっくちできにゃいぃぃ……!!」 「れーみゅたち、にゃんなにょ……? どりぇいにゃの? おにーしゃんの、おもちゃゆっくちにゃにょ……!?」 「ゆぎゅぅ……おもぢゃでも、いいのじぇ……!! まりぢゃ、ゆっぐぢ……ゆっぐぢじだい……!! おにーじゃっ! ばりぢゃだぢを、ゆっぐぢざぜぢぇにぇえ……!! いいごにじまじゅがらぁあぁ……」 「うん、まりちゃ君、そしてまりさ、聞こえているかい。当然、いい子にしてたらゆっくりさせてあげる。 そうだね。まりさが次回嫌だ嫌だと暴れないで精子餡を提供してくれたら、あまあまあげるよ。 ギブアンドテイクが飼いゆっくりと飼い主さんの関係だ。卑屈にならず、胸を張ってゆっくりすればいい。 けど、今日はこのままゆっくりさせてあげなーい。まりさの床オナが気持ち悪いしね。僕も疲れちゃったよ」 まりさが必死にオレンジジュースに下半身を擦り付けている中、お兄さんが扉の方へ歩いていく。 それを呆然と眺める子ゆっくりたち。 未だ僅かに奇声を漏らしながら、もぞもぞと蠢いているカビ饅頭たち。 ピッピッと音が鳴り、テンキーで入力が為された扉がカチャリと開く。 部屋の電気が消され、扉がゆっくりと閉められていく。 バタン―― 夕暮れの赤い斜光が僅かに差し込む中、暗い部屋に、飼われゆっくりだけが残された。 『まりさは飼われゆっくり』終わり --------------------------------------------------------- ここまで読んでくださいまして、ありがとうございます。 思いつく限りやりたい要素を入れた結果としてまさか300kb超えるとは思いませんでしたが、 ひとまずこれでおしまいとなります。 分かりにくいところ、まとまってないところが多かったと思います。ご容赦ください。 ご感想・ご指摘などいただければ幸いです。 挿絵:
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「旦那さんだってすっきりしたいんだよ」 普通サイズだと貧相なゆっくりまりさのぺにぺにだが デカまりさのぺにぺにだと人間の標準サイズを超えることもある そして俺はそんなデカまりさにサイズで負け、あろうことか妻を寝取られてしまった。 表面上は普段と変わらない生活をしているが、妻の俺に対する扱いがぞんざいだし、 デカまりさに対して妙に優しいし、俺がデカまりさに暴力を振ろうとするとすかさず妻の平手が飛んでくる。 今では妻とデカまりさが母屋で寝起きし、俺は離れで寂しく暮らしている 挙句の果てに母屋の近くまで忍び寄るとデカまりさと妻の喘ぎ声が聞こえるのだから、もうどう考えても末期である。 ここはデカまりさを懲らしめ、夫の座を取り戻すべく立ち上がらねばならない。 そこで妻が用向きでしばらく不在となる間に、復讐を遂げることにした。 といっても直接虐待するわけではない。 妻から「デカまりさに何かあったらあなたを家から追い出します」といわれてしまった手前、 婿養子である俺にはゆっくりを虐待することが出来ない。 だが俺には秘策が有る。 そもそもただぺにぺにを千切ったりするだけでは俺の腹の虫が収まらないではないか。 「おじさんはやくごはんもってきてね!」 「あ゛?」 「なにメンチきってるの!まりさはこのおうちのしゅじんなんだからあたりまえでしょ!」 …我慢だ、我慢しろ俺。ここで殺したら俺は妻に捨てられる。 妻から指定されている餌(俺の飯よりも豪勢だ)をデカまりさに与え、 その後もデカまりさのわがままに付き合ってやる。そう、我慢我慢…… 「ゆぅ……ゆぅ……むにゃむにゃ~」 俺は気づかれないように眠るデカまりさのぺにぺにを毎晩霧吹きで湿らせ、少しずつ形を変えていった。 傷をつけるとさすがに目が覚めて気づかれるので、傷つけないように細く長く伸ばしていく。 1メートルを超えたぐらいで、ようやくデカまりさもぺにぺにの異常に気がついたようだ。 普段自分の巨体に隠れて見えないはずのぺにぺにが見えているので、さすがのデカまりさも気づくわな。 「ゆゆっ!まりさのぺにぺにが大きくなってるよ!」 バカが。長くなってるだけで体積は変わってねえよ。 「ゆっ♪これでおねえさんももっと喜んでくれるね♪」 ……ちょん切りてえ…今すぐハサミ持ってきてちょん切りてえ……! そして頃合を見計らって次のステップへと移る。 「まっ、まっまりざあああぁあ!!がわいいよおおぉぉおぉお!!」 加工所から買ってきた「受け」側のありすだ。大きさは通常サイズである。 受けありすをデカまりさと同じ部屋に放り込むと、 しばらくすっきりしていなかったのでいろいろ溜まっていたのだろうか デカまりさはありすの振動ですぐに発情した。 「まりざのっどっでもおおぎいよほおおおぉおお!」 「ゆっゆっゆっ~♪」 長いぺにぺにでありすを突く。 多分ありすの最奥まで届いてるんだろうが、ぺにぺにが長すぎて先っぽまでしか入っていない。 今、デカまりさとありすの間には1メートル弱の距離が開いており、その間に細長いぺにぺにが橋のように渡っている。 思わず瓦割の要領でチョップしたくなったが、すんでのところで我慢する。 ――そう、俺が手を下すまでも無い。 今、不自然なまでに細長くなっていたデカまりさのぺにぺはとても硬くなっている。 その先にありすが刺さり、まるで左右が不釣合いなダンベルのようになっている。 「んほおおおぉおぉおぉぉぉ!」 「ゆゆゆゆゆゆっ!」 ラストスパートに入ったのだろう、ストロークが短くなり、デカまりさの姿勢がだんだんのけ反ってくる。 …ところで皆さんはモーメントという概念をご存知だろうか。簡単に言うとテコの原理と似たようなものである。 支点と力点の距離が長ければ長いほど作用点にかかる力、つまり曲げモーメントは大きくなる。 この場合の支点はデカまりさのぺにぺにの根元であり、力点はありす、そして作用点はぺにぺにの根元なのだ。 「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ………」 絶頂寸前のデカまりさは今まで以上に勢いよくのけ反る。 ――――――ギシッ……… お、そろそろかな? 「ゆゆゆゆっゆゆゆゆゆっ!ゆゆゆ―――」 ――――――ボキィィィィッ! 「ゆぐがぁぁぁァァ?!」 根元付近からぽっきりと折れた。うわ、痛そー…… 「シテンリキテンサヨウテーン♪」 だが俺はすっきりしたので、痛みにのた打ち回るデカまりさを尻目に歌いながら踊ってみる。俺うぜえw 一通り踊り終えて気が済んだ後、再びデカまりさへと向き直る。 「ゆぅぅぅぅぅぅ!」 デカまりさはまだ転がり続けていた。 いつのまにかありすが轢かれて死んだりしているが、全く気づいていない。 「おい!だいじょうぶか!」 しらじらしく俺は今更気づいたかのように声をかけ、デカまりさの手当てを始める。 加工所で買った薬を患部に塗ると、傷はすぐに塞がった。 その後、「お前のぺにぺにを折ったありすはおじさんがやっつけてあげたよ」と言うと 「ゆゆゆ!わるいありすはしんでとうぜんだよ!おじさんほめてあげるね!」と簡単に騙された。 これで妻への告げ口は心配無用である。馬鹿め。 しかし根元から折れたとはいえ、まだデカまりさのぺにぺにはそれなりに大きい。 俺は、デカまりさの傷が完全に癒えてから、また毎晩じっくりと細長くしてさっきの方法で何回も折ることを心に誓った。 そして数週間後――― 「やった!俺は勝った!」 しかしそれを祝ってくれる声は無い。勝利とは時に虚しいものなのだ。 でも一人だけで盛り上がるのもつまらないので、しばらくしてから酒場で友人達に話してみることにした 「ってことでよ、そのデカまりさのぺにぺには今じゃ チビまりさのぺにぺにより細くて短いんだぜwww 嫁さんもデカまりさに飽きたみたいでそろそろ捨てるんじゃねーかなw」 「ちょ、陰茎骨折繰り返すとか一息に千切るよりも酷いww」 「通りで最近、奥さんを誘ってもこなかったわけd「バカ、それは禁句!」ごめんごめんなにもないよ」 「ってーか、いくらデカまりさっつってもそんなでかくねえだろw」 「いやいや、それがデカイやつでさー。恥ずかしながら俺よりでかかったんだぜ?すごいだろ?」 下世話な話だが俺はナニの大きさに関しては自信がある。 何せ子供の頃から俺の逸物を見た奴は俺のことを「信じられない」とでも言いたそうな顔で見ていたし、 その後「皆のも見せてくれ」と提案しても皆が必死で断ったぐらいなのだ。 しかもあやかりたいのだろうか、そいつらはなにかと俺を優遇してくれる。 「あ…そ、そうだよなーなあ五作?」 「そうだな!どう思う与助どん?!」 「え、あ、ちょ、後生だから俺に話を振らないで!?」 でもなんかダチの様子がおかしいわけよ それで俺がしつこく絡んでると―― 「…あー…その、言いづらいんだけどさあ…」 「…さすがにデカさだけじゃ寝取れないだろ?」 「いや、そもそもデカさの方もお前の場合…いや、なんでもねえよ気にするな」 「……え?ちょ、どういうこと?!」 その後、俺のナニのサイズが人間的に見て病的に小さいこと、しかも俺のテクがひとりよがりだったこと、 妻はデカまりさに寝取られる前から俺では満足できず、里の男衆の下に通っていたこと その他もろもろが発覚するわけだが…ここから先は俺が可愛そうなので割愛する。 そんな俺も今ではゆっくりファッカーです本当にありがとうございました。 あるゆっくり強姦魔の生い立ちを書いてみた。 ゆっくりの産道にフィットするナニって人間相当で細いんじゃないかな、とか思った。 ゆっくり強姦愛好者にはすまないことをしたと思う。だが私は謝らない。 ちなみにぺにぺにを折った方法ですが、これは厳密にはテコの原理ではありません。 よって「支点力点作用点」という言葉は間違いです。 某プリッツも公式に「これで憶えると0点だよ!」と発表しております。 このSSに感想を付ける
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オレ設定に注意 ぺにぺにネタ注意 ぺにぺに饅頭 虐待お兄さんは悩んでいた 昨日はゆっくり虐待、今日もゆっくり虐待、明日もゆっくり虐待 日常=ゆっくり虐待であるお兄さんは最近ゆっくりの虐待がマンネリ化している事に気づいてしまった お兄さんの虐待は中級者程度の代物だ そこまでになると赤ゆっくりであっても拷問染みた虐待を可能とし、人によってはドMのてんこすら虐待できる しかし心の奥から満たされる虐待をお兄さんは望んでいた (もっと…ゆっくりを虐め抜き、苦しめる方法はないか…) そんな考えをしつつも手に持つ子供ゆっくりを生かさず殺さずに虐待できるのは職人芸とも言うべきか ふと、ゆっくり製造マシーンである箱に入ったハゲ饅頭となったまりさとれいむが目に入る (そういえば奴らはぺにぺにを出すよな…) 饅頭であるゆっくりは交尾をする際に「ぺにぺに」と「まむまむ」呼ばれる生殖器を出すことがある 通常の交尾ならばすりすりとして「すっきりー」をすれば子供が生まれる しかしそれは植物型と呼ばれる繁殖であり、胎生型の子供を生むには「ぺにぺに」と「まむまむ」を使う必要がある 無論、快楽を求めてすりすりより「すっきりー」が出来る「ぺにぺに」「まむまむ」で植物型で子供を実らせるケースもある お兄さんは頭で電球が閃いたのか子供ゆっくりを握りつぶすと同時に外に出た 行き先はゆっくりの住まう山 これからの事を想像するとニヤリとするお兄さんは近所の子供に見られ気味悪がれた 山に入るお兄さんの持ち物は背中に背負う程の大きな籠だ 今回の虐待には少々ゆっくりの数が必要になる それも子供や赤ゆっくりではなく、「ぺにぺに」を生やせる成体サイズが欲しい お兄さんは山を登っていくと一匹のゆっくりを見つけた 黒髪に赤いリボンを付けたゆっくり。れいむである れいむは餌を集めているのか口の中にたくさんの食べ物をハムスターのように詰め込んでいる お兄さんは細く笑む 本来ゆっくりは餌となる草や花、虫などを見つけるとその場その場で食べてしまう しかし家族や群れなどのゆっくりは食料を集める習性があるらしい れいむが帰ろうとしてお兄さんはその後を気づかれないように尾行する 餌が体に入って重いのだろうか、なかなか進むまない。30分ほどしただろうか ゆっくりとしていたれいむは群れらしき集落についたのだ (ビンゴッ!家族じゃなくて群れなのがついてるな) もし家族だった場合、成体ゆっくりは最低1匹。最悪れいむしか成体を捕まえる事しか出来なかった 群れならば別だ 数多くの成体、もしくはそれに近いサイズがいるのでお兄さんの目的には十分の数が揃えられるのだ (ひい、ふぅ、みぃ…だいたい20匹ちょいか。あとは小さい奴だな) 成体サイズを確認するとお兄さんは隠れるのをやめて集落に姿を現す ゆっくり達は突然の人間がやってきたのに驚いた 「ゆ!にんげんさんがいるよ!ゆっくりしていってね!」 「おにいさん、ゆっくりできる?できたらゆっくりしようね!!」 「とつべつにゆっくりさせてあげるわ!ありがたくおもいなさい!」 「ゆっきゅりしちぇいってね!」 人間の怖さを知らないのか、それとも好奇心旺盛なのか 叩き潰したい衝動に駆られるもお兄さんは案内してくれたれいむを捕まえると籠に入れる 「ゆゆ!!おにいさんなにしてるの!ゆっくりだしてね!」 「そうだよ!れいむをだしてね!」 「ゆうかいなんだねー、わかるよー」 「おきゃぁちゃーん!」 「ゆっきゅりできにゃいおじちゃんをたおちゅよ!」 騒ぎ始める饅頭達に気にせずお兄さんは黙々と成体サイズのゆっくりを籠に入れられていく 子ゆっくりや赤ゆっくりが無謀にもお兄さんに攻撃しようとするが次々と踏み潰され、死んでいく 人間の干渉の無かったゆっくりプレイスは一人の虐待お兄さんによって壊されたのだ 20匹近いゆっくりを入れた籠はかなり重い 動かれると面倒なお兄さんは籠の中に睡眠スプレーを振掛ける するとさっきまで「ゆっくりだすんだぜ、じじい!」など「はやくだしてね、れいむのおねがいだよ!」だの 騒ぎ立てていたゆっくりはすやすやと夢の国に旅立った 「せーの…おも!?」 成体サイズになるとそれなりの重量になり、それが20匹もあるとさすがに重く感じるお兄さん それでもなんとか山から下りて家に付くとお兄さんはさっそく虐待用の道具を揃える まずはヤゴコロ印のビンに入ったゆっくり専用の媚薬の水を注射器に入れると籠から出して揃えたゆっくりに目を向ける 安らかな寝顔はいい夢を見ているのかとてもゆっくりとした顔をしている 虐待お兄さんは殺意の波動に目覚めながらもそれを押さえ、最初のありすに狙いをつける 「えーと、だいたいこのへんか…」 ありすの顎より少し上の部分を掴むと注射器を掴んだ皮に注入する すると寝ているありすの頬と瞑っている目が潤んできた するとどうだろうか お兄さんの掴んでいた皮はぷるぷると震えだすと少しずつ大きくなってく 上向きに聳え立つのは通常のゆっくりより大きい。人間の親指ほどのあるそれはゆっくりの生殖器である「ぺにぺに」であった 媚薬を直接ぺにぺにの部分に注入することで普通より大きい「ぺにぺに」にさせる事が出来る お兄さんは他のゆっくりにも丁寧に同じを事をしていく 5分もすると19匹のゆっくりが寝たままぺにぺにを露出している状態になった 「さて、次はと」 最後の一匹はお兄さんに「じじい」と発言したまりさ。彼女こそが今回のメインディッシュだ お兄さんはナイフを手に取ると露出されたゆっくりの「ぺにぺに」を根元から丁寧に切り取りだす 睡眠スプレーをしているゆっくり達はそれに気づかない なぜならお兄さんはその巧みの腕を使って痛みの無いように「ぺにぺに」を切り取っているのだ 伊達や酔狂でゆっくり虐待をしているわけではないのだ どうすればより苦しむのか どうすれば痛みを感じさせぬまま改造が出来るか 何年も続く虐待魂はわずか数分という速さでぺにぺにを切り取られたゆっくりの成れの果てしか残らなかった もう彼女は子供を作る事も生む事もできないだろう 「ぺにぺに」と「まむまむ」は二つで一つだ。「ぺにぺに」が使えなくては「まむまむ」も使えず、逆もまた然り しかもすりすりですら子供も作る事すらできなくなったのだ いらなくなった「ぺにぺに」のないゆっくりを窓から思いっきり投げ捨てる 「さあ、本題に移るぜ…」 19本のぺにぺにを皿に入れるとまりさの方に手をかけ始める 小さい円形状の形で皮を切り取るとそこに切り取った「ぺにぺに」を付け、小麦粉と水で補強する こうしないと最悪、ぺにぺにが壊死する危険性があるので念のためである 10分程時間が流れていただろうか 全てのぺにぺにを付け終えたお兄さんの顔はとても満足していた それは一つの芸術を完遂した男の姿であった 「ほら、起きろ」 お兄さんはまりさを叩き、目覚めさせようとする すると眠たそうなまりさはゆっくりと目を開ける 「ゆ!おじさん、ゆっくりしていってなんだぜ!」 どうやらお兄さんが誘拐したのは既に忘れているようである 素晴らしきかな、餡子脳 お兄さんは鏡を取り出すとまりさに突き出す 「ほら、これにまりさが映ってるよ。ゆっくり見てみなよ」 「ゆ?しかたないんだぜ。ゆっくりみるからあとでたべものをもってくるん…だ…ぜ?」 まりさは目を疑った 目の前にいるのは何だ? 体中からぺにぺにを生やした化け物 ゆっくりできない ゆっくりできない化け物だ 「ゆああぁぁぁぁぁぁぁ!おじさん、ここにばけものがいるんだぜ!ゆっくりできないんだぜ!」 「ナニを言ってるんだい。どう見てもまりさじゃないか」 「ちがうんだぜ!まりさはもっときゅーとではんさむなんだぜ!!こんなぺにぺにをいっぱい生やしたのとはちがうんだぜ!!」 まりさは必死に否定する こんなのが自分であるはずがない 体中からぺにぺにを生やしてるなんてゆっくりできない! 「いやいや、もっとゆっくり見てごらん。帽子とかで普通に自分だと判るだろ?お前はまりさだよ、ぺにぺにまりさ(笑)」 「ゆ゛があ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛?!!」 ゆっくりは帽子やリボンなどの飾りで判別する不思議なナマモノだ だからこそ判ってしまった 自分はまりさで、鏡を映るのもまりさで、「ぺにぺに」が生やしているのもまりさだと言う事に 「ゆ゛っぐり゛でき゛な゛い゛ん゛だぜぇ゛!?ま゛り゛ざを゛ばや゛ぐだずげる゛んだぜ!」 「んん?折角かっこよくなっているのにそれを戻すなんてとんでもない!今すぐ山に返してやるから他のゆっくりに自慢しような?」 ノリノリのお兄さんにもはや止める術はない ああ、この感じだ。これがゆっくりをゆっくりさせない虐待なんだ お兄さんは久しぶりに満たされていた まりさのゆっくりできていない狼狽っぷりと滑稽さに笑ってしまう そう、こんなに楽しいから虐待は止められない、止まらない! 「い゛や゛な゛ん゛だぜえ゛ぇ゛!ゆっぐり゛じだい゛ん゛だぜぇ゛!!」 「HAHAHAHA、そんなに喜んでくれて幸いだよ さぁ、山に逝こうか」 ぺにぺにまりさを山に連れて行くとお兄さんはマッハのスピードで置いていく 当然、無駄に「ぺにぺに」を生やしたまりさは十分に動けるはずなく、人間のお兄さんの走りに追いつく事ができない 思いつく限りの罵詈をお兄さんに言うが所詮負け犬の遠吠えに過ぎない とぼとぼと潰された群れのあるゆっくりプレイスに帰ろうとするが… 「ゆ!ゆっくりできないのがいるよ!」 「な゛に゛あ゛れ゛ぇ゛!?ぺにぺにのばけものだぁ!」 「わからないよー!なんなのあれー!」 道中の同属から凄まじい虐めにあってしまった 避けられ、石を投げられ、罵詈を言われる。まりさである事を証明しようとしても嘘吐き呼ばわりされてより虐められる やがて太陽が沈みかけ、ゆっくりは夜が近いからかぺにぺにまりさからすぐに離れる勢いで何処かに行ってしまう ボロボロになるまりさだったが「ぺにぺに」は未だに聳え立っているままである ヤゴコロ印の媚薬はそのまま使えば少量でも病弱なぱちゅりーですらレイパーありすに匹敵する程の性欲を促せる代物だ それを注射器一本丸々を一匹一匹の「ぺにぺに」に使っているため萎えるという文字はないのだ 「ま゛り゛ざあ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!そんなにぺにぺにをはやしてざぞっでる゛の゛ぉお゛ぉぉぉぉ゛!!」 「すっきりしたいのね!ま、まりさじゃなかったらすっきりしないんだからね!」 「そんなにぺにぺにをはやすなんていんらんなのね!たっぷりすっきりしまいしょうね!」 やってきたのはありすの群れ 目が色々と危ないそれは性欲のタガが外れたレイパーありす、ぺにぺにの匂いに嗅ぎついたそれはまりさを見つけ出してしまった 「うほぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!いっぱいたくさんすっきりしましょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 「こんなたくましいのをいっぱいはやすなんてさすがまりさね!ありすのあんこがフットーしそうだよぉぉぉぉぉぉぉ」 「い゛や゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁも゛っどゆ゛っぐりじだい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」 まりさの叫びは闇の空に響いていく その後に残ったのは萎れた「ぺにぺに」を何十個もある黒ずみ枯れた茎をいくつも生やした饅頭であった (おわり) 今まで書いたもの のうかりんランド①、② このSSに感想を付ける
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『れいむはすーぱーおかん:発動編』 19KB 虐待 自業自得 飾り 野良ゆ 透明な箱 愛護人間 うんしー ぺにまむ 暇つぶしにどうぞ ・気が付いたら、れいむ愛で仕様になっていました。どぼじでこうなったのぉぉ!? れいむというだけビキィ! とくる鬼威惨は、他の作家さんのSSですっきりー! してね。 ・結局まとまりきらなくて二部に分かれてしまいました。接触編から始まり、発動編で完結です。 接触編は観察パート、発動編は虐待パートという仕様です。 愛でのみがいい、虐待のみがいい、という読者さんは、他の作家さんのSSで(ry ・どこかしら後味が残る話を目指しました。特に悪い方に。ひねくれ者でゴメンね! 特に発動編終盤は、自分以外の誰得仕様です。 ・その他ネタ被り、独自設定、意味不明な箇所など書き捨て御免ということで。 ・それでも読んでみる方は暇つぶしにどうぞ。話のネタにしてくれたら幸いです。 れいむはすーぱーおかん:発動編 強まりさと弱ありすがれいむに勘当された日のことだ。 俺は強まりさと弱ありすを抱え、急な階段を上ってステレオ試聴用の屋根裏部屋に赴いた。 俺の両親は親父の海外出向で当分帰ってこない。だからこの一軒家を気兼ねなく使える。 防音機能を持った扉を開けると、中から悲鳴が溢れ出てきた。 「ゆ゛あ゛あ゛あ゛っ! ばでいざのずべじゃるなおがざりざんがぁぁぁぁっっ!!」 薄暗い部屋の中、透明な箱の中でゆっくりしてないゆっくりが一点を見て泣き叫んでいた。 驚いて目を見開いてるチビ達の口を塞いでいたガムテープを外してやる。 まりさとありすは俺に抗議する事も忘れ、目の前の光景に慄いていた。 「ゆぇぇぇ。ものすごくゆっくりできないゆっくりなのぜ」 「こ、こわいわぁぁ。ゆひっく」 そのゆっくりは帽子が無いが、金髪と片側だけのお下げでまりさ種だというのは判別できる。 髪も肌もボロボロで、とてもお近づきになりたくない様だった。 「つくづく薄情だな。じゃあ、お前らもこれを見てみろ」 俺達は透明な箱のまりさが見つめていた、点けっぱなしのモニターが見える位置に移動する。 画面はDVDの繰り返し動作の為に暗転しており、背後の悲鳴は咽び泣きに変わっていた。 一寸間を置くと、帽子をかぶったまりさ種の姿が映った。 音声はカットしてあり、罵るような仕草がモニターの中で無音のまま繰り広げられる。 「チビ共、この画面に映るまりさが誰か解らないのか?」 「ゆ? まりさは、おぼえていないのぜ。でも、みたことがあるようななのぜ」 「すごくいなかくさいまりさだわ。でも、どこかであったかしら」 「いままで随分とゆっくりしたおかげで、自分の父親のことも忘れてしまったようだな」 「「ゆっ!? お、おとーしゃん……?」」 俺とれいむの前に野良の一家が現れた、あの日の事。 「俺のバカ!」 「ゆげぇぇっ!?」 「バカバカッ!」 「いだぃぃっ!!」 「不注意にも程がある!」 「ゆぎゃぁぁぁぁっっ!!」 庭を見れば、れいむは野良の子ゆっくり達と共に、呑気に歌を歌っている。 れいむにも子ゆ達にも、部屋の中で痛めつけられた父まりさの悲鳴は聞こえなかったのだろうか? 聞こえないならその方が都合がいい。 思えば、れいむのあんなにゆっくりした表情は見た事が無かった。 一計を案じてみても、いいかもしれない。 俺はれいむ達に見つからぬよう、父まりさを連れて屋根裏部屋に入った。 まりさの言い分を聞いては見たが、実に野良らしい身勝手な大義名分に、詳細を記す事も憚られる。 その態度に許しがたい憤りを感じた俺は、父まりさに報いを与える事を決意し、今日に至った。 編集されたDVD映像は間もなくして変化が訪れた。 画面外から伸びた手が、父まりさの帽子のお飾りを奪い取ったのだ。 その途端、背後で絶叫が再開した。 「ゆんやぁぁぁぁ!! まりさのおぼうちさん、とらないでぇぇぇぇぇぇっっ!!」 画面は切り替わり、無造作に置かれた帽子にライターの火が近づけられる。 俺の腕に抱えられたチビ共は、ゆっくりできない表情で画面に釘付けとなっていた。 いよいよライターの火が帽子に触れると、火はあっという間に燃え広がった。 「ばでいざの、えぐぜれんどなおがざりざんがぁぁぁぁっ!! だれがびをげじでぇぇぇぇ!!」 「「ま、ましゃか、うしろのゆっくりできないゆっくりは……」」 「ようやく察したか。あれがおまえらの父親だよ」 「ゆ゛あ゛あ゛あ゛っ! ばでいざのずべじゃるなおがざりざんがぁぁぁぁっっ!!」 父まりさには俺がいない間、自らのお飾りが灰になるこの映像を繰り返し見せてやった。 繰り返すたびに全く同じ悲鳴を上げる父まりさに、芸が無いものだと呆れたものだ。 まあ、今日からレパートリーが増えるんだけどね。退屈はさせないよ。 俺は一旦DVDの再生を中断し、抱えていたチビ共を、父まりさの隣の透明な箱に入れてやる。 「お、おとーしゃんなのぜ? まりさはまりさなのぜ。ゆっくりできないけど、ゆっくりしていってね」 「おとーしゃん? ありすはありすよ。ゆっくりできないけど、ゆっくりしていってね」 「ゆぐっ! ゆぐっ! もしかしてまりさのおちびなのぜ? ゆっくりしていってね!! どうしてここにいるのぜ? かいゆっくりになったからまりさをたすけてくれるのぜ?」 「それはない。このチビ共は母親であるれいむに飼いゆっくり失格だと勘当された。 さすが親子だと思ったよ。お前がほざいた、あの言葉をそっくり言うんだからな」 俺は手早く機器の準備を進めつつ、親子の会話に言葉を挟んだ。 放っておくと、ひたすら自分の都合のいい方に話を進めるからな。ていうか既に勘違いしてるし。 「ど、どぼじでぇぇ!? かいゆっくりになってまりさをたすけてくれるんじゃなかったのぉぉぉ!?」 「おとーしゃんこそ、かってにどこいってたのぉぉぉ!? いうとおりにしたけど、かいゆっくりになれなかったでしょぉぉぉ!?」 「ゆわぁぁん! このいなかおやじ! どうしてくれるのよぉぉ!!」 責任転嫁も甚だしい。さて準備はできた。 俺はチビ達のお飾りをむしり取ると、部屋中央に据え置いた透明な箱に放り込む。 その際に、まりさのお飾りは半分に引き裂いて片方は取っておいた。 「ゆんやぁぁぁ!! まりささまのおかざりさんが、おがざりざんがあ゛あ゛あ゛っ!!」 「ありすのとかいはなおかざりさん、がえっでぎでぇぇぇ!!」 チビ達は悲痛な叫びを上げる。その目の前で、オイルライターを着火してやった。 ユラユラと揺れる小さな火の姿を呆然と見つめるチビ達。 そのうち、この火が示す意味に、ゆっくりとたどり着いたのか、チビ達は揃って顔色を失った。 「ご、ごべんなざいぃぃ!! まりささまがわるかったです! にどとじまぜんでずぅぅ!!」 「ご、ごべんなざいぃぃ!! ありすのとかいはなおかざりさん、もやざないでぇぇぇ!!」 「お前達、誰に許し乞いてるつもりなんだ?」 「「お、おにーさん、ゆるしてくださぃぃっっ!! おにーさんっっ!!」」 「謝る相手が違うだろうが」 チビ達の謝罪を無視し、俺は透明な箱の中のお飾りにライターで火をつける。 耐火能力も万全なこの透明な箱なら、火遊びも何ら問題は無い。 「ばでいざざまの、ぐぅれぃどなおがざりざんがぁぁぁぁっ!! びをげじでぐだざいぃぃぃ!!」 「ありずの、ざいっごうにどがいばなおがざりざんがぁぁっ!! ゆ゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」 「やめてね! おちびちゃんのおかざり、ゆっくりしないでたすけてね!!」 チビ達は、お飾りを燃やしてやった父まりさそっくりに泣き悶えた。 そのまま俺は、父まりさの方に頭を向け、宣言する。 「これで終わりじゃないのは知っているだろう、まりさ? 父親のお前と同じようにしてやるからな」 「ゆ? ゆぁぁぁ!! やめてね! おにーさん、おちびたちにあついあついしないでぇぇ!!」 「ダメだ。こいつらはお前と同じように、れいむを自分がゆっくりするための道具、と罵った。 母親であろうとしたれいむを裏切った事を、俺の家族を道具、と罵ったことを、俺は絶対に許さない」 俺は泣き叫ぶチビ達を両手に掴み上げると、お飾りが燃える透明の箱の前に用意した、 加熱済みの大型ホットプレートの上に、チビ達を押さえつけやった。 ジュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッ!!! 「「ゆぎゃぁっぁっぁぁぁぁあぁっぁぁっぁっぁぁっぁぁっぁあっぁぁっっ!!!!」」 「やべでぇぇぇ!! おぢびだぢをだずげでぇぇぇぇっ!!」 「お飾りが焼かれる痛みをあんよに感じる気分はどうだ? 目を見開いて、たっぷりと味わえ」 お飾りが灰になる頃には、チビ達は泡を吹きながら白目をむいて痙攣していた。 チビ達を元の透明な箱に戻して、オレンジジュースを浴びせる。 そう簡単に永遠にゆっくりさせるつもりは無い。必ず後悔させてやる。 父まりさが「ぺーろぺーろ」しようとして舌を伸ばすが、透明な壁に阻まれて意味を成さない。 その無様を見ながら、俺はノートパソコンを駆使して、新たにDVDを焼き上げた。 「出来たての新作だ。今日は特別にオールナイト上映してやる。親子で楽しむんだな」 早速DVDプレイヤーで新作を流してやる。 父まりさのお飾りが焼かれる映像に次いで、チビ達のお飾りが焼かれる映像が繰り返し画面に写る。 野良親子の悲鳴が繰り返されるのを確認して、俺は屋根裏部屋を後にした。 引き裂いた帽子の半分を使って、弱まりさの帽子を直してやったら、跳び上がって喜んでくれた。 さすが姉妹のお飾りだ。完璧に一体化していた。 「今日はれいむの子供達が金バッジ試験に合格した。あいつらは飼いゆっくりになったんだ」 「どぼじでぇぇ!? まりささまをおいて、ひきょうなのぜぇぇ!!」 「あのいなかものたちがなれるわけないでしょぉぉ!? ありすをだしてよぉぉ!!」 「ゆがぁぁぁぁっ!! おとーさんをさしおいて、ゆるせないのぜぇぇ!!」 れいむの自慢の子供達の経過を報告すると、野良の親子は一斉に文句をまくし立てる。 さっきまで疲れ果てていたのに、全く元気な奴らだ。可愛そうなぐらいに。 ここで強まりさと弱ありすを、子まりさと子ありすに呼び変えることにする。 「それじゃあ、れいむの子供達と同じようにしてやるよ」 「ほ、ほんとなのぜぇぇぇ!? かいゆっくりになれるのぜぇぇ!!?」 妄想に暮れる野良の親子を無視して、子ありすが入っている透明な箱の上蓋を開く。 今や透明な箱は3個並んでおり、中央の父まりさの両脇にチビを配する格好だ。 「ゆ? おにーさん、とかいはなありすをだしてくれるの? とかいはにあつかいなさいね」 「いやいや、それには及ばない」 俺は手に持った、AV御用達の電動マッサージ機、略して電マをありすに押し当てた。 スイッチを入れてやれば、細かい振動がありすの身体に伝わり、性欲を刺激する。 ゆっくりは小刻みな振動によって発情し、特にありす種は性欲に対して抑えが利かなくなる。 「な、なにかとかいはじゃないわ! んっ! んっ! んほぉぉぉぉぉぉっっ!!」 「「ゆぎゃぁぁぁぁ!! ありすがれいぱーになったのぜぇぇぇ!!」」 近親れいぽぅをさせるのも悪くないが、報いは平等に、だ。 子ありすの生殖器である「ぺにぺに」が十分に露出したのを確認すると、 俺はありすの「ぺにぺに」を押しつけた。透明な箱の底に細長く垂らした耐水瞬間接着剤に。 「んほぉぉっっ!! ……どぼじでありすのぺにぺにさん、うごかないのぉぉぉ!?」 子ありすは身悶えするが、「ぺにぺに」を磔にされた格好では思うように身動きが取れなかった。 次に移ろう。隣の父まりさの箱を開く。子ありすの様を見ていた父まりさは驚いて目を剥く。 「ま、まさか、なのぜ?」 「報いは平等に、だ」 「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 さて、準備はできた。 親子3頭の「ぺにぺに」を耐水瞬間接着剤で磔にしたところで、俺は誰ともなく話しかける。 「れいむの子供達は、バッジを得ると同時に、去勢処置を受けた。ぺにぺにを切り取るんだ。 あの子たちは偉いよ。大事なものを失うと言うのに、自分で決めたのだから」 「そ、そんな、まさかなのぜ!!」 「んほぉぉぉぉっ!! ありすのぺにぺに、きらないでぇぇぇぇっっ!!」 親子は一様に悶絶する。固定された「ぺにぺに」を中心に悶えるので無様な事極まりない。 俺はポットから、マグカップにオレンジジュースを注いだ。 「お前達も、切るか切らないかは、自分で決めろ」 そう言うと同時に、子ありすの「ぺにぺに」に向けて、煮立ったオレンジジュースを垂らす。 高温を保った橙色の液体は、白い蒸気を帯びてありすの「ぺにぺに」を直撃する。 「んほおfdlfpろjふぉjfでおpkgk@rgk、w;あdjんほいうcっ!!!!」 言葉にならない悲鳴を上げてジタバタ悶絶するありすの様に、俺の股座がキュンと縮む。 熱いだろうなぁ、そうだろうなぁ。自分では絶対試そうとは思わない。 先の順番通り、父まりさと子まりさの「ぺにぺに」に、沸騰したオレンジジュースをかけていった。 「「ゆぎゃぁjftづぢおfbkfjdsgjbmbにdysl;ghkjbyっ!!!!」」 オレンジジュースはゆっくりの特効薬として有名だが、沸騰した物をかけてやればどうなるか。 かけられた個所は焼かれる様な苦痛を味わうが、爛れた患部はたちどころに再生していく。 つまり、同じ個所に何度でも、強烈な苦痛を与える事が出来るのだ。 3周する頃には、野良の親子共はすっかりオレンジジュースを怖がるようになっていた。 「これから毎日アツアツのオレンジジュースをゴチソウするからな。嬉しいだろう? ああ、去勢してほしかったら何時でも言ってくれ。根元からブッツリ切ってやるから」 野良親子の去勢が済んだのは、5日後だった。 俺はこいつらの「うんうん」は処理しない。 「うんうん」があれば生ゴミすら出さないことにしてあったので、飢えに耐えきれない奴から 自らの「うんうん」を食べる事も厭わなくなっていた。ついでだから「アレ」も処理させよう。 親子共が疲労で眠ったのを見計らって、「アレ」を均等に入れてやる。 「こ、これはうんうんなのぜ。うんうんは、さっきたべたばかりのはずなのぜ……ゆっぷ」 「気のせいだろう? うんうんが残ってると飯はやらない決まりだ。 今日はせっかく、あまあまを用意したのにな」 3頭の目の前にそれぞれプリンを並べてやると、揃って色めき立った。 ダラダラと涎を垂らしながら透明な壁面に張り付いた様は、不気味な抽象芸術のようだ。 「あまあま!! まりさにあまあまをよこせぇぇぇぇっ!!!」 「そんなにあまあまが欲しいか? じゃあ、箱の中をキレイにするんだな」 「ゆぅぇぇ! ……ぢぐじょぉぉぉぉっ!! ゆぅっぷ!! ゆぅっぐ!!」 「ちゃんと味わって食べろよ。そうだ、最近あれを見てないなぁ。 むーしゃむーしゃ、しあわせ~って出来たら、すぐにあまあまをやるよ」 「ひどすぎるわぁぁ!! むーしゃ、むーしゃ……しあわ、せぇぇ。ゆぅぅぅっっぷ!!」 「しあわせ、ぇぇぇっぷ!! こ、これでどうなのぜ! あまあまよこすんだぜ!」 「久しぶりに見せてもらったよ。ところで俺も見せたいものがあるんだ」 俺はDVDプレイヤーに新作を突っ込み、再生してやる。 そこに移ったのは、れいむの部屋のトイレだった。 『ゆーん、ゆーん、すっきりー! きょうもれいむはかいべんさんなんだよ!』 『うわぁぁ! やまもりでたのぜぇぇ! おにーさーん、どうしよぉぉ! おかーさーん!』 『ゆぅーん、すっきりしあわせー! きぶんそうっかい! だわ!』 モニターには代わる代わるれいむ達の排便シーンが流れて行く。 飼いゆの調査の為だと適当言って撮ったんだが、今さら罪悪感が込み上げる。ゴメン。 そして、俺は幸いにしてHENTAIロードに目覚める事は無かった。 話を戻そう。野良親子は、モニターを注視したまま動きが固まっていた。顔色がすごく悪い。 「飼いゆっくりのうんうんの味は、一味違うだろう?」 「「「ゆっげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ゛っっ!!!」」」 俺の一言で、3つの透明な箱の中に嘔吐された餡子がぶちまけられた。 生理的嫌悪に加え、格下と見ていた相手の「うんうん」を食うという精神的嫌悪は相当だったろう。 3頭ともゲロ餡に顔面から突っ伏して、ピクピク悶えていた。 「箱の中をキレイにできたら約束通りあまあまを食べさせてやるよ。早く片付けるんだな」 それから3日程、食べては吐いてを散々繰り返し、3頭がようやくありついたプリンはすでに腐っていた。 以後、れいむ達の「うんうん」はこいつらが処理を担当する事になった。 「ぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽ」 父まりさはとうとう気がふれてしまった。報いの意味を知って後悔したかは、判らなくなった。 痛みにも身体をのけぞらせるだけで、意味不明な言葉の羅列は止まらない。 左右の子供達は四六時中この独唱にさらされ、ストレスも頂点に近づいていた。 いよいよ父まりさには最後の報いを与える時が来たようだ。 「ぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽ」 「ゆぎゃぁぁぁぁっ! ゆっくりできないぃぃ! まりささまをもどせぇぇぇ!!」 「うわぁぁぁん!! ゆっくりぃ! ゆっくりさせてぇぇぇぇ!!」 俺は3頭を透明な箱一つに収めた。 身動きも不自由な狭さの中で、発狂した父親との「すーりすーり」は不愉快極まりないらしい。 「ぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽ」 「これからしばらくの間、俺はここに来ない。食事は入れておいたから。好きにしろ」 「な、なにもはいってないわよぉぉ! どういうことぉぉ!?」 「ていうか、さっさとこのうっとおしいくそおやじをすててこいのだぜぇぇ!!」 「もったいないことを言うな。飢え死にしたいのか?」 チビ達は、俺の言葉を理解するのに、とてもゆっくりと時間を使った。 そして、理解した瞬間、歯をカチカチと鳴らして酷く怯えた。 「ぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽぱぴぷぺぽ」 「「や、やべでぇぇぇ!! だじでっ! だじでっ! ごごがらだじでぇぇぇっっ!!」」 「食うか食われるかはお前達が決めろ。じゃあな」 俺は監視用にカメラを透明な箱に向けて、屋根裏部屋を戸締りした。 ここからは、別室で録画された記録に基づいて、一週間の経過を追うだけでまとめよう。 1日目 父まりさは遠いところを見つめて独唱を繰り返していた。 チビ達は一日中不愉快さに身悶えていた。 2日目 父まりさは遠いところを見つめて独唱を繰り返していた。 チビ達は父まりさの「うんうん」の臭さに身悶えていた。「うんうん」は父まりさが食べた。 3日目 父まりさは遠いところを見つめて独唱を繰り返していた。 チビ達は我慢していた「うんうん」をひり出す。「うんうん」は父まりさと奪い合った。 4日目 父まりさは遠いところを見つめて独唱を繰り返していた。 チビ達は腹を空かした父まりさから必死に逃げ回った。チビ達の身体は歯型だらけになった。 5日目 父まりさは遠いところを見つめて独唱を繰り返していた。 チビ達は父まりさの身体に喰らいつき、空腹を凌いだ。父まりさは身悶えるが、チビ達の成すがままだった。 6日目 父まりさは遠いところを見つめて独唱を繰り返していた。 チビ達は父まりさの身体を半分近く喰らった。中枢餡に達したあたりで、父まりさは動かなくなった。 7日目 父まりさは全てチビ達に食べられた。 気が付いたらチビ達の髪の毛は抜け落ちて無くなっていた。とてもゆっくりできなかったようだ。 季節は巡る。肌寒く、秋の曇り空が印象的な日だった。 「れいむが、永遠にゆっくりしたよ。子供と孫達に囲まれて、とてもゆっくりと逝ったよ」 俺は野良の子供達の前でDVDを再生した。れいむの部屋が映る。 立派に成長したまりさとありす、そしてその子供達が、動く力すら失ったれいむを囲んでいた。 皆が涙を流す中、れいむだけが、中心でゆっくりと微笑んでいた。 『れいむは、とてもしあわせー、だよう。おにーさんと、たくさんのおちびちゃんにかこまれて。 ずっとまえにかんっどう、したおちびちゃんたちも、ここにいてくれたらよかったのにね』 もはやボロボロのデカ饅頭と化していた2頭の目に涙が滲む。 「解るか? れいむはお前達の事を忘れていなかった。信じられん事に。 今日まで一言もお前達のことを言わなかったが、ずっと気にかけていたんだよ。お前たちを」 「「お、おかーしゃん……」」 『これからも、みんな、なかよく、ゆっくりしていってね……』 モニターの中で、れいむはそのまま動かなくなった。周囲の子供達が悲しみにむせび泣く。 そして、れいむのおチビ達だった2頭も、大声で泣き叫んだ。 「「お゛か゛あ゛じゃぁぁぁぁん゛! ごべん゛な゛ざい゛~っ! ごべん゛な゛ざい゛~っっ!! ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛っっ!!」」 「……最初から、心の底から、そう言えば良かったんだよ」 俺は透明な箱の後ろに回り、蓋をそっと開け、2頭の頭上から中心線を狙って包丁を突き下ろした。 2頭は中枢餡を包丁で両断され、亡き母親を偲び泣いたまま永遠にゆっくりした。 包丁を突き下ろした姿勢のままで俺は、肩を震わせて、泣いた。 俺が野良のゆっくり達に報いを与えたのは、義憤の名を借りた自己満足だ。 れいむにそう諭された気がした。 今日も俺は、自己満足で飼っているゆっくりの家族達と、共にゆっくりとした生活を送っていた。 れいむの気質を受け継いだまりさとありすは、子供達を毅然と育てている。 もしかしたら、れいむだったら、あの身勝手なチビ共も立派に育てられたのかもしれない。 俺は余計な事をしたのだろうか? 俺の灰色の気持ちを閻魔様に白黒つけてほしい。 「おにーさん、おかーさんのおはかのところで、なにをしてるのかしら?」 「ああ、ありすか。れいむに勘当されたチビ達な、別の場所で預かってもらってたんだよ。 永遠にゆっくりしたんで引き取ってきて、れいむの墓の隣に墓を作ってやったんだ」 俺にはとても本当の事を言えない。真実はこのゆっくりとした生活を破壊するだろう。 それだけ、今送っているれいむの子供達との生活は満ち足りていたからだ。 「あのこたちも、やっとおかーさんのところにかえってこれたのね。 いまごろ、てんごくでおかーさんととかいはなくらしをしてるわよね」 「ああ、俺もそう思う。あいつらも心の底から謝ったんだからな。れいむも許してくれるさ。 ……本当にゴメンな、れいむ」 「どういうこと? ……おにーさん、ないてるの?」 「汗だ、汗。ああ、こういうのは都会派じゃないよなぁ、もう」 「ゆふふっ。きょうだけありすのこと、おかーさんってよんでもいいわよ」 「調子にのるな、こいつぅ。はっはっはっ」 どかぁぁん! 俺とありすは、家の方で発生した轟音に驚いて背後を振り返る。 ゆっくり用の部屋の縁側から白煙が上がって、まりさとありすの子供達がこちらに跳ねてくる。 「大丈夫か!? みんな無事か!? 何が起こったんだ!?」 「1、2、3、4……みんないるわね。まりさはどうしたの!?」 「お、おとーしゃんが、おとーしゃんが……!」 「まりさがどうしたって!? ……何……だと……」 俺は、白煙をまとって家を破壊しながら出てきたゆっくりした姿に、開いた口が塞がらなかった。 「おに~さ~んっ! まりさ、どすになっちゃったのぜぇ~! どぼじよ~っっ!!」 助けてくれ、れいむッ――!! 完
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「NTRれいむ.3」 「さて、自分の嫁を差し出したクソムしまりさ。楽しいショーがはじまるよ。ゆっくりしていってね」 鬼威さんは告げる。 蓋付きのガラスケースに閉じ込められたまりさへ。 これからおまえの目の前で、れいむは犯されてしまうだろうと。 妻のまむまむへ夫のものではない、別のゆっくりのぺにぺにがとあてがわれる。 れいむはただ欲望のままに遊ばれ、すっきりするための道具として好いように使われることになる。 情交の果てに待っているのは、さらなる絶望だ。 すっきりすれば即妊娠のゆっくりなのだから、子種をその身に受けたれいむのその後は想像するまでもない。 だがまりさ、おまえには止められない。 おまえはゆっくりなのだ。 文字通りに手も足も出ない、どうしようもなく無力な存在なのだ。 まして力無きだけが罪ではなく、妻の窮地の招いたのは、おまえの浅はかな言動が故ではなかったか。 ならばいっそ、その屈辱に甘んじるのが相応しかろうと、鬼威さんはそう告げているのだった。 「……まつのぜ! にんげんさん、ちょっとまつのぜッ!」 まりさは金色の髪の毛を振り乱して鬼威さんを制止する。 ガラスケースの内側からでは、もみあげも舌も鬼威さんには届かない。だから必死になって声を張り上げる。 一向にまりさを見ようとしない鬼威さんの気を引くために、狭いケースの中をびよんびよんと跳ね回り、すっ転んでしたたかに顔面を打ちつけても、帽子のずれた見っとも無い姿のままで声の限りに叫ぶのだ。 「ちがうのぜ! こいつぁまちがってるのぜ!」 内から湧き出る言い様のない焦燥感に焼かれ、まりさは気が狂いそうになっていた。 まりさのお嫁さんが見知らぬゆっくりに犯される。ましてその相手はお飾りなしのゆっくりだという。 耐え難いほどの痛みが、まりさの餡子脳を激しく掻き乱していた。 お飾りのないゆっくりは、ゆっくりできない屑だ。 お飾りで互いを認識しているゆっくりという種にとって、お飾りがないということは、人間で言えば顔のないのっぺらぼうのようなものだ。 誰ともわからない。むしろ誰でもない。 それでいて自分によく似た無貌のモノ。 そんなものは排除すべき異質だ。迫害すべき下等な存在なのだ。 よりにもよって、そんなお飾りなしに大事なれいむが犯されてしまうなんて。 「おかしいのぜ! なっとくいかないのぜ!」 なぜこんなことが起きているのか。いったい何が悪かったというのか。 考えたところで、まりさには何もわからない。わからないが、どうしよもなくゆっくりできない。 ゆっくりできることは正しく、その逆は誤りだ。 だからこれは大いに間違っているのだと、まりさは訴える。 「にんげんさんのくせに、こんなかんたんなことがわからないなんて、どうかしてるのぜ?!」 必死にゆっくりの理屈を説いたところで、人間の鬼威さんには届かない。 何度繰り返しても結果は同じだ。 「……こんなのって、ないんだじぇ……」 いつの間にかまりさの声は弱まり涙に震えていた。 徹底的に無視されることで、まりさの不安は際限なく広がっていき、まりさの許容量を遥かに超えて溢れていた。 もはや半泣きでガラスにへばりつくのが精一杯の状態だ。 このままでは本当にれいむがお飾りなしに犯されてしまうと、その現実を、否応無しに実感させられてしまっていた。 「……にんげんさん、ごめんなしゃい。まりさがばかだったのじぇ。 だから、だからもう、ゆるしてほしいのぜ。 れいむを、たすけってやってほしいのぜ……」 鬼威さんは黙ったまま、何も応えない。 「……おいおい、なんなのぜ、そのたいど。 このまりささまが、こうしてあやまってるのぜ? なんとかいったら、どうなのぜ? にんげんさんには、ぷらいどがないのかだぜ? かー、がっかりなのぜ! 」 鬼威さんは応えない。 「このくそじじぃ! ゆっくりできないにんげんは、しね。ゆっくりしないで、いますぐしね!」 鬼威さんはまりさをどこまでも無視し続ける。 まりさの語彙は底を尽き、口をぱくぱくと開いてみても、それ以上の言葉が出てこない。 「……っ……」 一瞬の静寂の後、 「ぴぎぇぇええええええええええええええええええええええええええええええええ!」 まりさのわずかな理性が砕けた。 「にんげんしゃん、もうやめでぐだざい。ばりざがわるがっだでず。 ごべんなざいしばす。あやま゛るがら、あやま゛るがら! どべて! もう゛そのでを、どべでくだざい! いぢめにゃいで! ばりしゃはもうむりだじぇ! ごれいじょう、ばりしゃをいぢめにゃいでほしいの! ばりざのれいぶをどらないであげで! ばりざのれいぶをだずげでぐだばい! れいぶはにげてぇぇえええええっ!!」 涙と涎を撒き散らして、まりさはケースの中を転げまわる。 癇癪を起こして暴れる姿は、ゆっくりとはいえ子供の親とは思えなぬほどの無様さだ。 針の一本も刺されていないままに、いったいどれほどの苦痛がまりさを苛んでいるのか。 そんなまりさの姿を見下す視線が三つあった。 「にゃ~に、ありぇ~」 「ぷっくすっ、きゃっちょわりゅ!」 「やめちぇよね、れいみゅはじゅかしぃわ」 あわれあわれ、と勝ち誇ったように嘲笑う三匹の赤ちゃんゆっくりたちに、まりさの気持ちなどわかろうはずがなかった。 四本の針に串刺しにされたあかちゃんまりさは、穴という穴から、涙やしょんべんやうんうんを垂れ流しながら「……ゅぎぇ」と小さい悲鳴を吐くのみであった。 そんなまりさたちに背中を向けたまま、鬼威さんは手早く作業を進めていた。 「ゆーん、れいむはおそらのたびでつかれたのー」 ケースの中で目を閉じて寝そべるれいむの傍ら、帽子なしのまりさを片手で鷲掴みにして振り回している。 「……んー、こんぐらい揺すっときゃ十分か」 帽子なしまりさの表情を確認し、鬼威さんがつぶやく。 頬を紅く染めてうっとりと目を細めるその様は、人間で言えば羞恥に身悶える女のそれであった。 ゆっくりには身体を揺らされると性的な興奮を高めるという生態がある。 鬼威さんはゆっくりのこの生態を利用して、帽子なしまりさを発情させていた。 なぜ揺すられると興奮するのかについては、揺れによる振動が擬似的なすーりすーりとして作用するからだいう説がある。 すーりすーりとは、親密なゆっくり同士が「すーりすーり」と口にしながら互いに肌をこすり合わせる行為のことで、これにより親愛の情を表したり、また番の場合は性交渉の前戯とする。 それが相手も無くただ揺すられただけで、すーりーすーりと誤認して反応してしまうのは、しょせん餡子脳であるが故の働きである。 さらに言えばもともと動きが緩慢なゆっくり同士のすーりすーりに比較し、外部から与えられる急激な振動はより強く性的興奮を喚起させる効果があった。 帽子なしまりさの意思など関係なかった。 初めは痛みを恐れて逃げ回り、持ち上げられたら「まりさはおそらをせいふくしたのぜ」と得意になって、揺らされたら全てを忘れて発情する。 こんなお粗末な生き物に感情を与えたもうたのは、果てして神の御業か悪魔の所業か。 「んふっ。んふふ……」 半開きの口から涎を垂らして、帽子なしまりさが熱い吐息をもらす。 手前に突き出された腹とも腰ともつかない表皮の一部が勃起しており、吐く息に合わせて上下している。 これがゆっくりの生殖器である、ぺにぺにだ。 雌雄同体であるゆっくりは、ひとつの個体でぺにぺにとまむまむの両方を有している。 帽子なしまりさが興奮によってぺにぺにを発露させたのは、過去に父親として生活をしていたからか、それともれいむからのメスの臭いを感じ取ったからか。 「ゆふん、なかなかの美れいむなのぜ」 鬼威さんの手を離れた帽子なしまりさは、おろされたケースの中を自分の意思で這い進み、未だ瞳を閉ざしたままのれいむの前に立っていた。 「どれ、ちょっと味見をしてもらおうか、なのぜ」 下卑た笑みをたたえて、帽子なしまりさはそそり立ったぺにぺにをれいむの口へと近づける。 「ゆゆっ?」 夢か現か、半覚醒のままれいむは、覚えのある刺激的な臭いにすぐさま反応した。 そうして唇に触れる固い感触から何かを悟り、意識よりも先にれいむの女だけが目を覚ます。 「……もう、まりさったら。すっきりはあかちゃんたちがもうすこし、おおきくなってからなんだよ。 いつもみたいにおくちでしてあげるから、さいごまですっきりしちゃだめなんだからね」 しかたがないわね、とれいむが舌をのばしてぺにぺに触れる。 「んほっ!」帽子なしまりさがの身体がびくりと跳ねた。 ぺにぺにから伝わる生暖かい感触に気を良くしてか、さらなる刺激を求めてれいむへと押しつける。 「あふぅ。ごーいんだよ、まりさ。 むにゅむにゅ。 あいからず、においがきつよね。まりさのぺにぺにさんは。 んちゅ。 やだっ、きょうはいつもよりも、はむはむしづらいよ。 どうしてこんなにおおきくしてるの?」 れいむは器用に舌先をからめ、ぺにぺにに唾液を擦り付けるように丹念にねぶる。 「んじゅ、ゆっ、んじゅ」 れいむ横たわった体勢のまま、時に音を立てて吸い上げ、時に大胆に根元まで口にふくんで愛撫する。 「んほー、いやらしいのぜ、れいむのしたづかい。 こいつは、そうとうのすきものなのぜ。こんないんらんなゆっくり、みたことないのぜ。 いったいなんぼんのぺにぺにをくわえこんだら、ここまでうまくなるのぜ?」 「おかしなことをいうのね、まりさ。 ぜんぶまりさが、れいむにしこんでくれたんでしょ?」 れいむがぺにぺにから口を離して、上目遣いでまりさを見つめる。 愛しい相手へ媚びる、女の仕草。 だが、そこにいたのは愛しい夫のまりさではなく、忌々しいお飾りのなしのゆっくりだった。 「んふっ!」れいむの視線に気づいた帽子なしまりさが満足げな笑みを返す。 れいむは目を丸くして硬直した後、盛大に口から餡子を吐き出した。 「ゆべぇぇええええええええぇぅぅ、ぅうげぇぇえええええええええええぇー!!」 べしょべしょと、粘ついた音を立てて餡子が溢れ出す。 それは拒絶だった。 狂おしいほどの拒絶。 相手を、お飾りなしのゆっくりを拒み、知らずそのぺにぺにを口にしていたれいむ自身をも拒み、それが現実であったことさえ全身で拒絶した。 発作的な自殺に近い。 いやいやと、子供が駄々を捏ねるのは訴えるその先がいるからだ。 こんなに不満なのになぜ聞き入れられないのかと、その憤りを周りかまわず当たり散らしているようでいて、伝えたい相手というのが必ずいるものだ。 だが、れいむの望みを叶えてくれるの者はいない。 これは違う、現実ではないと誰に言われようとも、れいむ自身が知ってしまっている。 知ってしまったからには、もう戻れない。 でも、どうしても許容できない。認められない。 矛盾を抱えた思考は停止したが、体は勝手に明確に拒絶の意思に反応し、結果自分の身の安全さえ省みないほど大量に餡子を吐き出したのだった。 れいむの口から吐瀉された餡子を浴びながら、帽子なしまりさはイっていた。 顔面にゲロ餡子を受けて、その熱に包まれながら「すっきりー」と恍惚の表情を浮かべる帽子なしまりさもまた、狂っていた。 時を同じくして、まりさも口から餡子を出していた。 こちらはきつく歯をかみ締めすぎたため、飴細工のようにもろい歯が砕け、口の周りの皮を裂いて中の餡子がこぼれだしたのだ。 まりさは見ていた。 れいむの痴態を。 お飾り無しのぺにぺににむしゃぶりつく、自分のお嫁さんを、届かぬ距離からずっと眺め続けていた。 声を出すこともできす、ひょっとしたら息をするのさえ忘れて、血走った目を見開いてただもう食い入るようにれいむの口元を見つめていた。 「……ゅぐぅ」 生唾を飲み込む。 それだけで、何日も狩りに出たのではないかと思えるくらいどっと疲れが襲ってきた。 愛しいれいむが大量の餡子を吐き出している。 あまりに多くの餡子を外へ出したられいむの命まで危険にさらすことになる。 だが、不思議とそれを心配する自分がいない。 まりさの身体を支配しているのは昏い衝動だ。その衝動をなんと呼ぶべきかはわからない。 まりさの下腹部で蠢くそのドス黒い何かは、悔しいとか屈辱的であるとか、そんな感情を押し潰してしまうほどに強烈で、まりさは正直なところ、自分のが何を今想っているのかが全く分からなくなっていた。 それは恋人に向ける愛情でもなければ、家族を守る愛でもない。かけがえのない大切な存在へ向けられている強い感情なのは間違いないが、酷く利己的でおぞましいものであるように思われた。 それが証拠に、帽子なしのまりさより一回り小さいまりさのぺにぺにが、痛いほどに尖って天を突いていることを自覚していたからだ。 「……はぁ、なんぞこれ……」 鬼威さんは渋面を作っている。 虐待鬼威さんの仕事はゆっくりを虐待することだ、そう定義している。 効率的でなくてもいい。効果的な虐待を行うための装置であればいい、それが鬼威さんの鬼威さんとしてのスタンスだ。 屠殺なら機械に任せるのが一番だし、殴って潰したところで、一瞬のものだ。 むしろ放っておいても勝手に自滅するような生き物に、わざわざ手を下す必要があるとすれば、勝手に死なせないことが重要なのだ。 このれいむも放置すれば後わずかで死ぬだろう。だが、まだその時ではないと、鬼威さんは判断した。 「おい、クソムシまりさ。これ没収だ」 まりさの入ったケースの蓋を開けると、鬼威さんはまりさからお飾りを奪った。 素早く帽子を取り上げてまた蓋をすると、餡子まみれですっきりの余韻に浸っているまりさの頭へ帽子をのせた。 次に鬼威さんはれいむ叩いて転がし、上に向けた。だらなしなく開いたれいむの口をさらに大きく広げ、手近な餡子の塊をてきとうに拾ってその口へと押し込みはじめた。 「ゆべっ! ゆぎゅ、ぎゅ、う! ……げぼっ、げぼっ! ゆべぃぃぇえええっ!」 「あ、やっぱり? 吐き戻しちゃうか……」 「ばにずるの、ごのぐぞにんげん!」 れいむが唾と餡子を飛ばしながら鬼威さんに噛みつく。 「お、上等。……ほら、まりさだぜ」 案外丈夫なもんだと内心せせら笑いながら、お飾りをかぶせた帽子なしまりさをれいむの前へ差し出す。 「まりさ! まりさなんだね! よかった、よかったよー。 れいむはね、さっきこわいゆめをみてんだよ? まりさにはいえないような、とってもこわいゆめだったんだよ? れいむ、すっごくかわいそうだったんだから、まりさはれいむをたっぷりなぐさめてよね!」 今しがた見たばかりの悪夢を追い出そうと、れいむが帽子なしまりさへ擦り寄る。 帽子なしまりさはれいむの柔らかい肌の感触に、揺すられまでもなく、しなびたぺにぺに再度活力を満たしていた。 「……好きにゆっくりしてな」 鬼威さんは二匹にそう声をかけ、お飾りを返せと叫ぶまりさの口を押さえに、その場から歩み去っていった。