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目の前で金色の粒子に崩れ、呆けた表情を浮かべながら消えていった斥候めいた服装の男。 どうやらサーヴァントという奴は、力で崩しても残骸が残らないらしい。 さんざっぱら痛め付けられて身体中が痛むが、青年はぎょろりとその双眸で残ったもう一人の"敵"を捉えた。 身体をがたがたと恐慌に震わせ、這うようにして逃げていく男。 サーヴァントが居る間はえらく居丈高な態度を取っていたが、今となっては見る影もなかった。 「おいおい……駄目だろ。 人に暴力振るっといて、ちょっとやり返されたら尻尾巻くなんて」 待て、だとか。やめろ、だとか。 何なんだお前は、だとか。ありえない、だとか。 何やら色々喚き散らしていたが、耳は貸しても足は止めない。 「大人なんだからさ……自分のやったことにはきちんと責任持とうぜ」 腰が抜けているのかまともに立てない様子の獲物に追いつくのは実に容易かった。 虫でも潰すように上から踏み付けて、地面に縫い止め身動きを封じる。 もはや喚く声は、本当に言葉としての意味を一切持たない雑音に変わっていた。 辛うじて助けて、やめて、という音が聞き取れた気もするが――どうでもいいことだ。 主従共々油断して、丸腰のマスターが相手と舐めた結果、まんまとサーヴァントを殺された愚かな男。 その背中に、青年は彼の英霊に対してそうしたように五指で触れる。 それで、もうすべて終わりだった。ぼろぼろと形を失って崩れ、末期の叫びもあげられずに男は泥や砂の仲間入りを果たす。 後に残った残骸も、夜風が一陣びゅうと吹けば簡単に吹き散らされ、そこに人間が居た痕跡は完全に消滅した。 たかだか一マスターの身で、相手の油断があったとはいえ英霊に頼らず一つの主従を脱落させた。 その快挙を誇るでもなく、マスターの青年は廃墟の床へと座り込む。 「人が久々に気持ち良く寝てたってのに……邪魔しやがって」 ――異様な風体の青年だった。 黒いコートを羽織り、身体の随所に人間の手を装着している。 顔立ちは端正だが、しかし老人のように深い皺と乾きで醜く彩られていた。 見る者を不安にし不吉な予感を抱かせる、"凶兆"という概念が人の像を結んだかのような青年。 サーヴァント不在の身で敵と遭遇し殺されかけながらも、それを逆に殺し返した負の可能性の器。 社会を憎み、敵(ヴィラン)と呼ばれ、同じ名で呼ばれる犯罪者たちが集まった"連合"を率いていた若き大悪。 最悪の魔王の寵愛を恣にした彼の名を――死柄木弔、といった。 「身体が痛え。疲れが抜けねえ。率直に言って最悪の気分なんだが……」 張り裂けそうに乾いた唇。 そこから紡がれる声は嗄れ、とてもではないが二十歳の若者のそれとは思えない。 そしてどうやら、その言葉は単なる手慰みの独り言ではないようだった。 「とりあえず言い訳してみろよ、サーヴァント。 どうせあんたがけしかけたんだろ? さっきの連中」 「けしかけた、とは失敬だなァマイマスター。 大意としては間違っちゃいないが、もっと含蓄のある言い方をして欲しいところだ」 一体、いつからそこに居たのか。 或いは、今この瞬間まで本当に存在していなかったのか。 定かではないが――老獪な笑みを浮かべて笑うその老紳士は、今死柄木弔の前方に立っていた。 「そう不貞腐れないでくれたまえよ。 君がもし本当に殺されそうになったなら、その時はちゃんと助太刀に入るつもりだったとも。 私にとってもこれほど大きな混沌に立ち会えるのは稀有なんだ、投げ捨てるのは些か惜しいのでネ」 混沌、というのは言わずもがなこの舞台そのもののことなのだろう。 死柄木は彼の婉曲な言い回しを鬱陶しく思っていたが、そのくらいは理解できた。 聖杯戦争。万能の願望器、界聖杯を巡るルール無用のバトルロワイアル。 なるほど確かに混沌(カオス)だ。死柄木の望む形の混沌とは、また少々異なっていたが。 「そんな事ぁ分かってる。あんたは自殺するような殊勝なタイプには見えねえ」 「無論、やるからには最後に笑えるよう立ち回るつもりサ。 しかしそれならそれで、共犯者の能力がどの程度なのかは把握しておかねばならんだろう?」 眼鏡の奥から死柄木を見つめる眼光は、紳士然とした身なりとは裏腹の剣呑さを帯びていた。 そこにあるのは、"悪"のハイエンドを知る死柄木をして息の詰まりそうな感覚を覚えるほどの――悪の輝き。 社会を、人を、主義を、主張を、差別を、格差を、富を、力を、罪を、罰を。 それら全てを、あまねく手のひらで転がす支配者の光。これによく似たものを、死柄木は過去に見た覚えがあった。 「テストしたってことかよ。最近の年寄りはどいつもこいつも若者を試すのが好きで困るぜ」 「ととと年寄りちゃうわ! 私はまだアラフィフだよアラフィフ。ようやく魅力が円熟してくる頃合いだとも!」 「……で? その赤ペン先生の目から見て、俺はどうだったんだよ」 「結論から言えば――期待通りだよ」 一瞬緩んだ空気が、次の瞬間すぐに冷え締まる。 柔和な微笑を浮かべ、髭を指先で弄びながら、続けた。 「信じて貰えないかもしれないがね、私は君を一目見た時実に興味深いと感じた。 君の瞳は滅びを呼ぶ者のそれだ。追及することはしないが、余程悲惨な人生を送ってきたのだと推察する」 「まァ……間違っちゃいない」 「洗練されてはいないが、開花しつつある――と言ったところかな。 師に恵まれたネ、死柄木弔。君からは大きな、とても大きな悪の気配を感じるよ」 「――そういうあんたは、俺の"先生"とよく似てる。 やけに舌がよく回るし、ナチュラルに上から講釈垂れてくるところなんかそっくりだ」 「はっはっは、そうかなー? 私としては、どうにも君の先生殿とは音楽性が合わない予感がしてるんだが……、おっと、話が逸れてしまった。元に戻そう」 コホン、と咳払いを一つする。 老境に差し掛かり始めた者特有の、乾いた咳だった。 「これは私の持論だがね。聖杯というのは実に巨大な力だが、それ単体ではただ大きいだけだ。 重要なのは変数――"X"の値なのだよ。私は件の界聖杯とやらに対して知見が深いわけではないが、あれもこの論の例外ではないと思っている。 そしてだ、死柄木弔。君は間違いなく、聖杯を掴むに足る規格外の変数であると保証しよう」 「回りくどいな……何が言いたい」 「私は、君が聖杯を手にした未来を見てみたい」 その、意味合いは――。 死柄木弔という人間の悪性、その内に眠る凶暴性を垣間見た者であれば誰もが理解できるだろう。 死柄木はただのありふれた犯罪者、テロリストではない。 彼がその程度の器でしかなかったなら、この犯罪王に並ぶ闇の支配者であるかの者が見初めることもなかった。 彼の進む道に付き従う同胞ができることもなければ、こうして聖杯戦争の舞台に辿り着き、そして邪智を極めた犯罪王を呼び寄せることもなかったはずなのだ。 死柄木の進む先には破壊と、破滅しかない。 それを確信した上で、尚も"悪"は彼へと尋ねた。 さながら、そうすることに意味がある、とでも言うかのように。 「聞かせてくれたまえ、我がマスター。 君は――かの界聖杯を手にし、何を願う?」 「……力」 数拍置いて死柄木が口にした答えに、紳士はピクリと眉を動かした。 「あんたは勘違いしてるのかもしれねェが……俺は別に、聖杯の力で願いを叶えたいなんて思っちゃいない。 俺の願いを叶えるのはあくまで俺だ――俺は俺の手で、何もかもをぶっ壊すんだよ」 死柄木弔の憎悪は、もはや単純な結果の提供だけで収まるものではない。 聖杯を用いて破壊衝動を叶えることは簡単だろう。 願いを告げればただそれだけで、人も草木も全てが滅んだ死の荒野が出来上がるはずだ。 だが、それでは意味がない。願って叶ってはい終わりなどという簡単なプロセスで満たされるほど、彼の心に眠るその衝動は軽くないのだから。 「聖杯は……所詮、ただのガソリンだ。 俺にありったけ力を渡してくれりゃ、別に願いは叶えてくれなくてもいい――ああ、いや……これが"願い"になるのかな」 死柄木は、自分が未だ不完全な存在であることを自覚している。 だが聖杯の力があれば、社会の破局を齎せるだけの領域に上り詰める道中を全て無視できる。 あらゆる願いを叶える力とやらに希って手に入れる力は、さぞかし強大なのだろう。 先生の持つどの"個性"よりも強く。 ドクターの唱えるどの理論よりも早く。 怪物・ギガントマキアさえも瞬時に平伏させ、忌々しいヒーロー共さえ鎧袖一触に蹴散らせる究極の力。 想像しただけで心が躍る。笑みを堪えられなくなって、くつくつと笑い声が溢れていく。 その邪悪極まりない笑顔に――犯罪界のナポレオンと呼ばれた男さえもが、一瞬怖気を覚えた。 そして思う。ああ、間違いない。彼こそは、この己が教え導くに足る変数であると。地平線上の全てを破局と滅亡に追いやる、破滅の子であると。 「素晴らしい。さっきは期待通りだと言ったがね、あれは訂正させて貰おう。君は――期待以上だ」 脳内に過ぎったのは、彼を悪の道に踏み入らせた原点(オリジン)。 星を砕く空論は、ついぞこの身で実現させるには至れなかったが。 今目の前にあるのは、それを追い求めていた時の情熱をすら思い起こさせる"可能性"だった。 「君の魔道にお供しよう、死柄木弔」 「もっと早くそう決めてくれてたら、俺はモブ共にボコられないで済んだんだけどな」 「はっはっはっは、過ぎたことは気にしないのが楽しい人生のコツだぞ死柄木君。 この私が――ジェームズ・モリアーティが、君に知恵を貸すと決めた。 その傷の慰謝料としてはお釣りが来るくらいの誠意だと思うぞう?」 「……やっぱり、あんたは先生に似てるよ」 うんざりしたように嘆息して、会話を打ち切る青年。 彼はこの時、まだそのことを知らないが。 彼の肉体は、後に魔王の器となることが確定していた。 しかしその野望は、界聖杯による可能性蒐集というイレギュラーによって阻まれ。 代わりに死柄木弔は、別世界の大悪と手を組んだ。 無限の悪意を持ち、世に蔓延り続ける闇の支配者。 至上の叡智を持ち、蜘蛛の糸を垂らして事件を起こす邪智のカリスマ。 果たしてどちらと組んだ未来が、世界に対してより深い爪痕を刻み込むのか。 その答えは、未だ――地平線の彼方に。 【クラス】アーチャー 【真名】ジェームズ・モリアーティ 【出典】Fate/Grand Order 【性別】男性 【属性】混沌・悪 【パラメーター】 筋力:C 耐久:D 敏捷:A 魔力:B 幸運:A 宝具:C 【クラススキル】 対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 単独行動:A+ マスターからの魔力供給なしで活動できるスキル。 ランクが高いほどサーヴァント単体で活動できる時間が延びる。 A+のランクではマスターが不在でも支障なく行動可能である。 【保有スキル】 魔弾の射手:EX 歌劇「魔弾の射手」の幻霊より取り込んだ能力。その魔弾は狙った獲物を必ず仕留める。 蜘蛛糸の果て:A++ 邪悪を画策する能力。 秩序を破壊し、善を穢し、しかして自分に対して因縁や罰を向かわせない。 蜘蛛が作った網のように相手を取り込み、貶める。 邪智のカリスマ:A 国家を運営するのではなく、悪の組織の頂点としてのみ絶大なカリスマを有する。 モリアーティの悪性カリスマはA、英国だけでなく世界全土を影から支配することも可能なランク。 【宝具】 『終局的犯罪(ザ・ダイナミクス・オブ・アン・アステロイド)』 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大補足:100人 モリアーティが目指す"惑星破壊"を具現化した宝具。 サーヴァントとして召喚されたため、"対軍"程度の規模に留まっているが、力を増幅させれば「対都市」「対国」と範囲が広がっていく。 モリアーティが目標としている、窮極の破壊。 【weapon】 超過剰武装多目的棺桶、銃の仕込まれた杖 【人物背景】 飄々とした五十がらみの壮年男性。 親しみやすいが大変に胡散臭く、当人も自身を「悪人」と推定している。 しかしながら途轍もない頭脳を有しており、僅かばかりの手掛かりからサーヴァントの真名を的中させ、手にした情報から間違いない最善策を講じてみせる。 真名――ジェームズ・モリアーティ。 本来の性格は冷静、冷徹、理路整然とした厳粛な紳士。 遠慮深謀を突きつめた完全犯罪を画策し、華麗な手口で遂行"させる"最凶の策士。 常に余裕と気品を以て他者と相対し、その人物の性質を卓越した頭脳で明確に分析してみせる知略の怪物。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯以上に、死柄木弔という"悪"の羽化に強い興味。 【マスター】 死柄木弔@僕のヒーローアカデミア 【マスターとしての願い】 全てを破壊する。 そのために、界聖杯から力を絞り出す。 【能力・技能】 個性"崩壊" 五本の指で触れた人や物を崩壊させる。対象は触れられた部分から徐々に崩れていき最終的には跡形もなく崩壊する。 五指すべてが対象に触れることで個性が発動するが、死柄木自身にもオンオフを切り換える事はできず、条件を満たせば強制的に発動してしまう。 不安定なメンタルが影響し、無意識の内に力にセーブがかかっており、本来は崩壊したものと接触したものまでもが崩壊していく、極めて広範囲の破壊を可能とする個性である。 【人物背景】 "個性"を悪用する犯罪者集団・敵連合のリーダーを務める、病的な痩身の青年。 作中最大の大悪に"次の自分になりうる歪みを持って生まれた男"と称される、恐るべき可能性の器。 当初は短絡的で幼稚な人物として描かれていたが、様々な経験から多くのことを学び、悪の指導者として日々成長を遂げている。 本企画では師の従者・ギガントマキアを"認めさせる"為の戦いを繰り広げている最中からの参戦とする。 【方針】 普段と何も変わらない。 敵連合のトップとして、一人の敵(ヴィラン)として、悪の限りを尽くす。
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じくりと心が痛んだ。 これで何度目なのだろうかと男は自身に問いかける。 至って平凡なサラリーマンをしていたはずだった。 そう、そのはずだった。 なのに何故か、ここ最近になって謎の鈍痛が心から離れてくれないのだ。 ベビーカーの中で眠る赤子を、それを押しながら慈母の笑みで赤子の寝顔を見つめる母を。 公園のベンチで周りなど気にせずに泣き叫ぶ赤子を、それを両手で持ち上げながら変な顔を作ってあやす母を。 ヒモでおぶられ、無邪気に手足を動かす赤子を、時折当たる手足に苦笑いをしながらも買い物を続ける母を。 満足気な顔で哺乳瓶よりミルクを飲む赤子を、腕の中にいるその体を空いた手で撫でる母を。 そして母と父に囲まれ、惜しみない愛を注がれながら無垢な顔で眠る赤子を。 街で見かけるたびに心に得も言えぬ痛みが滲み出てくるのだ。 何が原因かは彼も分かっていない。 親にトラウマがあったわけではない、齢26で結婚に焦る歳でもない。 カップルを見てもこの痛みが湧き上がらないことから、『赤子』というキーワードが関わっているのは分かった。 分かったが、そこで終わりである。 今も道を歩いてる最中で偶然見つけた親子に対して思わず胸を抑えてしまいそうな痛みが走った。 「僕は……どうなってしまっているんだ?」 最初は違和感程度だった痛み。 それが徐々に徐々に増してゆき、今となっては肉体に影響を及ばさんばかりに膨れ上がってしまっている。 深呼吸を数度して落ち着いた彼の目に、またしても乳母車の影が見えた。 またかと彼は少しだけウンザリしたような表情を浮かべる。 赤子は嫌いではない、むしろ好きな方だ。 しかし、何度も精神を絞るような痛みを与えられると疎ましく思う気持ちが浮かぶのも事実。 出来る限り関わらないようにして通りすぎよう。 わずかに早足となった彼。 父と母に囲まれたてはしゃぐ赤子を極力目に入れにように両親の脇を通り過ぎ―――― 「清子ったら本当に元気なんだからなぁ」 父親の朗らかな声が耳に飛び込む 「ッッ!ウウウウウゥゥゥゥ」 その瞬間彼を襲ったのはやはり痛みだった。 しかし、今までのものとは違う、頭が割れんばかりの痛みが彼を襲う。 心臓ははち切れんばかりに鼓動を打ち、脂汗が顔中に滲み、唸り声が漏れだす。 そしてフラッシュバックする光景。 ―――清子といいます。清い子と書きます。 自分の声で、自分の口調で、誰かが喋る。 その声色は嬉しげで、楽しげで、そして慈しみがあった。 まるで、我が子を思う父のように。 見覚えがない光景があたかも自分のものであるかのように流れこむ感覚。 「……じょうぶ、大丈夫ですか!」 遠くなる意識が急に呼び起こされた。 霞む視界が徐々に鮮明になってゆく内に見えたのは、今しがたすれ違ったばかりの父親の顔。 「すみません……立ちくらみがしたもので」 何度も安静にしているように呼びかけてくる彼を静止し、覚束ぬ足取りで歩き始める。 目的地は分かっている。 行かねばならぬ場所は分かっている。 何故そこに行かねばならないかは分かっていないが、行かなくてはならないという使命感だけは存在していた。 一向に良くならぬ体調に、足を引っ張られながらも彼は一度も休むことなく歩き続けた。 そして辿り着いたのは街の外れに存在している倉庫。 周囲には背の高い草が生い茂り、壁面のペンキは所々が剥げている粗末なモノ。 敷地への入り口に置かれたフェンスを乗り越え、扉に架かっていた鍵を近くに落ちていたブロックで無理やり破壊し、彼は倉庫の中へと入ってゆく。 「あ、あぁ……」 そこにあった物を見た瞬間、彼は全てを思い出した。 「そうか、僕は」 残してきた妻子、容赦なく命を奪いにくる戦場、臆病者と呼ばれようとも生き残ることを選んだ自分。 教え子たち、見捨ててきた同胞達、そして最後の決意、特攻という名の黄泉路へと飛び立っていったこと。 全てを、そう、全てを彼は思い出した。 零戦二一型。 最期を共にすると思われた戦闘機の姿を彼はただ呆然と眺めていた。 いつまでそうしていたのだろう。 時間が経つのも忘れて呆然としていた彼は、半ば衝動的に戦闘機のコクピットへと乗り込んでいた。 「なぜ……なぜ、俺は死ねなかった」 彼を知るものなら誰もが驚愕するであろう言葉が彼の口から漏れだした。 生きて家族の元へ帰る信念を持ち続けていた彼が初めて死を仄めかす言葉を吐いた。 そう言ったきり彼は操縦桿へと突っ伏し、またしても動きを止める。 またしても時が流れてゆく。 薄暗い倉庫は静寂に包まれ、時が止まったかのような様相を見せている。 「原寸大の零戦ですか、とても懐かしいものを見ました」 落ち着いた声が止まった時を動かし始めた。 宮部が顔をあげると、1人の少女が倉庫の入り口に立っていた。 「航空母艦、赤城です。空母機動部隊を編成するなら……じゃなくって。 貴方が私の提督(マスター)なのでしょうか?」 「赤城……だって?」 道着に赤い袴、胸当て。そして手にした弓と矢筒。 記憶とともに聖杯戦争の知識を得た宮部にはそれがアーチャーのサーヴァントであることが一目で分かった。 しかし、そんなものは彼にとってはどうでもよかった。 問題なのは彼女の名乗った「航空母艦赤城」という名、そして肩に備え付けられた見覚えのある甲鈑の姿。 「はい、一航戦赤城です!」 「すみません、僕が知っている赤城は人ではなく船だったはずなのですが?」 二度目の名乗りを経ても事態が飲み込めぬ宮部。 当の赤城はというと、それもそうでしたねと得心の行ったように手を叩き、自己紹介を始めた。 曰く、彼女は艦娘という艦艇が転生して生まれた存在であること。 曰く、彼女たちはあくまでも艦船が転生した存在であり見た目は少女なれど中身は人にあらざるものであること。 曰く、彼女たちが存在しているのは大東亜戦争が終戦してから遥か未来であること。 曰く、彼女たちは深海棲艦と呼ばれる異形と日時戦っていること。 「そうでしたか、あなたは今も戦っているのですね」 全てを聞き終えた宮部は、静かに声を出した。 彼女の話を疑う様子はない。 聖杯戦争に巻き込まれた今、空母が少女の姿をしていてもおかしくないのでは、そう思えたのだ。 「あの、見当違いでいたらすみません。もしかしてあなたは私の―――」 「申し遅れ失礼致しました。私、航空母艦赤城の元乗組員……宮部久蔵少尉であります」 宮部の口ぶりから感じるものがあった赤城は抱いた疑念を率直に話す。 彼女の予想は正しかった。宮部は赤城の艦載機のパイロットとして真珠湾攻撃からミッドウェー海戦までを戦ってきたのだ。 綺麗な敬礼をする彼がかつての戦友であったことを知り、彼女の胸に何か感慨のようなものが生まれる。 「あんまり堅苦しくならないでも大丈夫です、マスター。 それにしても、不思議な感覚ですね。私を看取った人と今、こうして同じ戦場で再会するとは」 「そうですね、私もそう思っております」 両者の口元に小さな笑みが浮かんだ。 楽しい話ではない。 辛いことも共有している2人。 それでも彼らは思い出話に花を咲かせた。 しばしの間、彼らの歓談は続き、ミッドウェー海戦の直前で終わる。 看取ったものと看取られて者という関係上、触れにくいのだろう。 宮部の気遣いを感じ取った赤城は、話を変えることにした。 別段当時の話を避けたいわけでもないが、厚意を無駄にするのも忍びないと思ったのだ。 そして、彼女が口にするのは当然の疑問。 聖杯戦争に赴いた人間には必ず尋ねられるであろう話題。 赤城は何気なく口にした。 「伺ってもよろしいでしょうかマスター、あなたは何を望みこの聖杯戦争に挑むのでしょう?」 空気が凍りついた。 その時宮部が浮かべた表情を見た赤城は、何故こんな質問をしてしまったのだろうかと後悔した。 元同僚、同じ戦場で戦った人間。 そんな彼が何を抱えて聖杯戦争に赴いたのかなど、分かるはずだった。 たとえ詳細は分からずとも、理解できるものはあったはずだった。 赤城の悔いを知ってか知らずか、宮部は言葉を発した。 「分からない……」 「分からない、ですか?」 分からない、そう呟いた宮部が小さくなって行く。 元々持っていた柔らかなそれが完全に消えてゆき、空虚さが生まれ出た。 赤城が咄嗟に聞き返した言葉に対し、宮部はポツポツと語り始める。 「私には一つだけ願いが有りました。 臆病者と周りからなじられようとも、これだけは絶対に果たさねばならない願い」 宮部久蔵は周囲より臆病者であると嘲笑われていた。 少しでも劣勢になるとすぐに戦場から離脱する臆病者。 あまつさえ、周囲にまで誇りでなく命を惜しめと吹聴して回る始末。 戦闘機乗りとしての実力だけは誰もが認めるものであれど、彼は物腰の柔らかさと、その事から周囲に軽んじられていた。 それでも宮部は周囲の言葉に耳を貸さずに自身のスタンスを貫き続けていた。 たったひとつの約束を守り抜くために。 「私は生きて家族の元へと帰りたかったのです。 松乃、妻とも必ず帰ると約束を交わしていました。 清子、娘を腕に抱いた瞬間、その望みはより強くなりました。」 軍人失格ですね、彼は自嘲気な笑みを浮かべた。 赤城は喉元まで込み上げてきた『そんなことはない』という言葉を飲み込む。 話の全てを聞かずに軽々しく否定できるものではない。 彼の背負っているものを知らずに答えが出せるものではない。 赤城の心情も他所に、張り付いた笑みを消し再び空虚さを纏い始めた彼が話を続ける。 「赤城さん、特攻隊というものを知っていますか?」 赤城の心臓が掴みあげられたかのように大きく跳ねた。 艦娘として現界してから、けじめとして先の大戦を調べている時に見つけた存在。 記述を読んで思わず本を取り落とすまでに手が震えた作戦。 まさか。 そんな考えも出ず、疑念を通り越して確信となった。 「私は、特攻隊の一員として出撃した直後にここに呼ばれたのです」 宮部の言葉は、赤城の予測を上回ることも下回ることもなかった。 当たっていてほしくない。彼女は心の底からそう思っていた。 そんな願望は脆くも崩れ去ることとなってしまう。 僅かに狼狽した赤城に構うことなどなく、宮部は言葉を紡いでゆく。 「実を言うと、生き残る好機はあったのです。 あの時、私はあの機体の故障に気がついていました。 きっと、このまま出撃すれば途中で着陸せねばならないことになると。 私はただそ知らぬ顔で故障した機体に乗り込めばよかったのです。 敵艦に体当たりをせず、翌日以降に希望を繋ぐことができると知りながら、私はその選択をしなかった。 私は最期には家族と生きる権利を手放したのです」 軽く息継ぎをし、彼は続けた。 「私は教え子の大石少尉に生きる権利を譲ったのです。死ぬ覚悟を決めてしまったのです」 なぜ、その選択をしたのかは語ることはない。 赤城にとって、それは理解できることであり、理解できないことでもあった。 全てを聞いてもきっとその答えは分からないのだろう。そんな確信もあった。 「家族は大石少尉に託しました。心配はありません。 彼は約束を果たしてくれる、そんな男だと知っています」 彼がようやく、自嘲ではない笑みを見せた。 しかし、そこにあるのは純粋な喜びや安堵でもない。 色々な感情をまぜこぜにして、それを表に出したら笑みになった。 そう形容するしか相応しくない表情であった。 「ならば、僕は何を願えばいいのでしょう? 僕に家族の元へ帰る権利があるのでしょうか、見殺しにした僚機に償いをしなくてもよいのでしょうか。 私が生きるための犠牲となった教え子を救わなくてもよいのでしょうか。 生還して特攻を成功させなければならないのでしょうか。 初めから大東亜戦争をなかったとこにする、それは許されることなのでしょうか? そもそも僕に生きる資格があるのでしょうか。 分からない……僕には分からないのです……」 分からない。 またしても彼はその言葉を呟く。 願いは確かにある。 願いはあるのだが、彼にはどうしてよいのかが分からなかったのだ。 必然、赤城にも彼が本当に望むことが分かるはずもない。 「大石少尉に別れを告げた時、私は確かに覚悟を決めていました。 最期に時に至るまで心は静かに澄みきり、微笑みすら浮かべられるのではないか、そんな心持であったのです」 あの時の彼は確かに覚悟を決めていた。 自身の気持ちはともかく、『いく』という意思だけはあった。 ですが、と血を吐くように彼は呟く。 「私は生き延びてしまった」 彼の覚悟は宙ぶらりんとなってしまった。 生き延び、あまつさえは何でも願いが叶うと言われる。 そのような状態で彼は何もかもを見失っていた。 いっそ、死の際に立った方が自身の本当の願いが浮き彫りになるのではないか。 そう思うほどに彼の心は擂り潰されていた。 「赤城さん。貴女は何故戦えるのですか? 僕は零戦から貴女が死んでゆく姿を見ました。 炎に囲まれ、爆風に巻かれ、そんな無残な姿を上空から見届けていました。 だから疑問に思わずにはいられないのです。 深海で静かに眠っていられたら、そうは思わないのですか」 「……私は"そういうもの"として生まれましたから。 民の、戦友の、大切なモノのために戦う、空母であった頃から艦娘になるまで抱き続けた不変の信念です。 それが私の矜持であるとも言えるでしょうね」 赤城は、いや艦娘はその一点でぶれることがない。 信念のもと戦い続ける。 宮部にとって彼女は太陽であった。 あまりに眩しく、近づこうとすると妬け死んでしまいそうな存在。 「その大切なモノを失い続けたとしても?」 宮部の質問に、赤城は僅かな躊躇すら見せず首を縦に振る。 「ええ、全てを失うまでは。いえ、全てを失ったとしても」 彼女は幾度も喪い続けてきた。 艦船だった頃の乗務員、僚機達、守るべきだった国民。 艦娘になってからの仲間。 喪った命を悼みながらも、彼女は戦うという行為を決してやめようとしない。 羨ましいですね。宮部がポツリと呟いた。 「そうやって信念を貫くことができない、できなかった――――」 「僕は……どうすればいいのでしょう?」 赤城はついに彼の苦悩に応えることができなかった。 彼女と共に戦った乗組員は、艦娘は強い意思を持って戦っていた。 彼もきっとそのそうな人間だったのだろう、赤城にもそれは分かる。 故に、その信念が崩された今、どうすればいいのか分からなくなっているのだろう。 それも理解できる。 だが、彼にかける言葉が見つからなかった。 彼女の前で弱音を吐く人間や艦娘が居ないわけではなかった。 が、彼ら彼女らが見せる弱みは断末魔の囁き。 赤城にも聞かぬことにする情けが、慰めの言葉と共に看取る優しさが無いわけではなかった。 そんな彼女でも、眼前に居る男に何を言うべきなのか分からなかった。 これからの存在している生きた屍にどのような言葉を掛けるべきなのか答えを出せなかった。 彼女は自分の無力さに臍を噛む。 「赤城さん、僕は――――」 【出典】艦隊これくしょん -艦これ- 【CLASS】アーチャー 【マスター】宮部久蔵 【真名】赤城 【性別】女性 【属性】秩序・善 【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具E 【クラス別スキル】 対魔力:E 魔術に対する守り。 無効化は出来ない。ダメージ数値を多少削減する。 近代の英雄である赤城は魔力に対する耐性を持たない。 艦娘が英霊に近似した存在であるといえども、魔術の無い世界の英霊は魔力への耐性を持ち得なかった。 単独行動:B マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 艦娘は人の手から独立し、自身の意思で動き始めた艦船であるため、そこそこの単独行動スキルを得ている。 【固有スキル】 艦娘:A 軍艦より転生した存在であることを示すスキル。 その存在故に宝具でありながら英霊であるという特異な性質を持っている。 外見は少女ながら、その身体能力は人間とは比べ物にならない。 また、高速修復材(ここでは魔力で代用する)などを用いることで瞬時に回復することも可能。 奇襲 B 真珠湾攻撃に加わっていた史実より。 初撃時のみに同ランクの気配遮断と同程度の気配遮断能力を得る。 逆に通常時などには能力を発揮することがない。 なお、真珠湾攻撃が奇襲になったのは幾つかの要因が重なったゆえの結果的なものであり、赤城自身はこのスキルを好いていない。 水上戦:A 彼女たちは本来は海上で戦うために生まれた存在であり、故に水上戦ではランクが1上昇する。 自己改造:B 本来ならば、自身の肉体に別の肉体を付属・融合させるスキルであるが、空母である彼女は肉体ではなく資材を自身の体に融合させる。 それによって改造や近代化改修を行い、ステータスを上げることができる。 【宝具】 『正規空母 赤城』 ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:10-99 最大捕捉:100人 艦娘としての特性ゆえに彼女自身が宝具として扱われている。 空母である彼女は艦載機を飛ばすことによって攻撃や索敵を行うことができる。 艦載機は人間体となった彼女のサイズに合わせて小型化している。 なお、喪った機体は魔力によって比較的低コストで補充が可能。 彼女の艦載機は『零式艦戦21型×18』『九九式艦爆×18』『九七式艦攻×27』 宮部久蔵の搭乗機であった『零戦二一型』も離陸させることが可能である。 その際にサイズが縮むこともなく、魔力が付加されるためサーヴァントにダメージを与えることも可能。 大破しても魔力で修繕することができるがパイロットは宮部自身となっている。 また、彼女は多大な魔力を消費することで『改造』し赤城改になることができる。 改造を行うとステータスが上昇するが、一般人の宮部の魔力量では不可能であり、令呪によるブーストなどが必須である。 【Weapon】 『無銘』 人間体となった赤城の持っている弓。 赤城はこれにより艦載機を射出している。 【人物背景】 当初は戦艦として製造されたものの、ワシントン海軍軍縮条約を経て空母へと改造される。 1925年4月22日進水。 近代化改修を経て真珠湾攻撃に参加し多大なる戦果を上げる。 が、ミッドウェー海戦において大破炎上。味方艦によって雷撃処分され軍艦としての生涯を終えた。 その後、艦娘として転生し新たな提督の下で深海棲艦と戦い続けている。 性格は温和であるが、慢心しがち。 資材をやたらと食う(実際は彼女以上に資材を要する艦娘もいるが)ことから二次創作では大食いキャラとしてネタにされることもしばしば。 【基本戦術、方針、運用法】 水上戦が真骨頂であるが、聖杯戦争においてその条件をみたすのは厳しいのが辛い。 アウトレンジからの攻撃を得意としているので、艦載機を用いて相手を近づけずに自身の間合いで戦い続けるのが肝か。 【マスター】 宮部久蔵@永遠の0 【参加方法】 何らかの方法で『ゴフェルの木片』を入手。 【マスターとしての願い】 ??? 【weapon】 零戦二一型 【能力・技能】 軍人として日夜鍛え続けた肉体があるが、超人たちには敵わない。 彼の真骨頂は誰もが「エース」と認める程の操縦技術にある。 【人物背景】 第二次世界大戦時の旧大日本帝国軍人。 大体本文で書いたからそっち、欠けてる部分は原作を参照して頂ければ 【方針】 ???
https://w.atwiki.jp/prdj/pages/1775.html
アーケイン・アーチャー 深緑の監視者 CR8 Green Warden XP 4,800 エルフ、5レベル・ファイター 召喚術士 2 アーケイン・アーチャー 2レベル 真なる中立/中型サイズの人型生物(エルフ) イニシアチブ +5;感覚 夜目;〈知覚〉+14 防御 AC 19、接触15、立ちすくみ14(+5【敏】、+4鎧) HP 51 (5d10+2d6+2d10) 頑健 +7、反応 +9、意志 +10;心術に対して+2、恐怖に対して+1 防御能力 武勇+1;DR 10/魔法(遠隔武器による攻撃のみ;30ポイント);完全耐性 睡眠 攻撃 移動速度 30フィート 近接 +2ショート・ソード=+14/+9(1d6+4/19~20) 遠隔 高品質のコンポジット・ロングボウ=+18/+13(1d8+5/×3) 特殊攻撃 アロー強化(魔法)、呪文の矢、武器修練(弓+1) 召喚術士の擬似呪文能力 (術者レベル3;精神集中+4) 4回/日―酸の矢 準備済みの召喚術士呪文 (術者レベル3;精神集中+4;秘術呪文失敗確率15%) 2レベル―ウェブ(DC13)、グリッターダスト(DC13) 1レベル―カラー・スプレー(2、DC12)、バーニング・ハンズ(2、DC12) 0レベル(回数無制限)―ゴースト・サウンド(DC11)、ダンシング・ライツ、ブリード(DC11)、メイジ・ハンド 対立系統 死霊術、占術 戦術 戦闘前 このアーケイン・アーチャーは到達しづらい場所(高い樹木の枝、傾斜の厳しい高台など)で戦闘を開始しようと試みる。巻物よりヒロイズムおよびプロテクション・フロム・アローズを発動する。 戦闘中 このアーチャーは距離を取り、最初に魔法の矢を使う。彼は接近する敵を遅くするためにグリッターダストとウェブ を発動し、必要あらばそのような呪文の距離を増やすために矢にしみこませる。各ラウンドに《秘術使いの鎧訓練》を使用する。 基本データ ヒロイズムおよびプロテクション・フロム・アローズを除いた、このアーチャーの基本データは 感覚 〈知覚〉+12;頑健 +5、 反応 +7、 意志 +8;DR なし;近接 +2ショート・ソード=+12/+7(1d6+4/19~20);遠隔 高品質のコンポジット・ロングボウ=+16/+11(1d8+5/×3);技能 〈登攀〉+8、〈知識〉(神秘学、自然)+7、〈知覚〉+12、〈呪文学〉+7(魔法のアイテムの特性を識別する+9)、〈隠密〉+12、〈水泳〉+8。 一般データ 【筋】14、【敏】21、【耐】10、【知】12、【判】13、【魅】8 基本攻撃 +8;CMB +10;CMD 25 特技 《近距離射撃》、《精密射撃》、《速射》、《束ね射ち》、《鋼の意志》、《秘術使いの鎧訓練》、《武器開眼:ロングボウ》、《武器熟練:ロングボウ》、《巻物作成》 技能 〈隠密〉+14、〈呪文学〉+9(魔法のアイテムの識別+11)、〈水泳〉+10、〈知覚〉+14、〈知識:神秘学、自然〉+9、〈登攀〉+10 言語 エルフ語、共通語、ゴブリン語 その他の特殊能力 エルフの魔法、召喚者の魅力(1ラウンド)、秘術の絆(高品質のコンポジット・ロングボウ)、武器精通、鎧修練1 戦闘用装備 +1フロスト・アロー(5)、+1ヒューマン・ベイン・アロー(5)、+1ショック・アロー(5)、ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、スクロール・オヴ・ヒロイズム、スクロール・オヴ・インヴィジビリティ(2)、スクロール・オヴ・プロテクション・フロム・アローズ;その他の装備 +1スタデッド・レザー、+2ショート・ソード、高品質のコンポジット・ロングボウとアロー50本、ベルト・オヴ・インクレディブル・デクスタリティ+2、呪文構成要素ポーチ、呪文書、165GP 森の守り主として、深緑の監視者は木の天蓋から殺害のための魔法の矢を使い、彼らの森の家を敵の侵略から守ると誓った。 競技会の覇者 CR12 Tournament Champion XP 19,200 ハーフエルフ、7レベル・バード ソーサラー 2 アーケイン・アーチャー 4レベル 真なる中立/中型サイズの人型生物(エルフ、人間) イニシアチブ +7;感覚 夜目;〈知覚〉+25 防御 AC 21、接触15、立ちすくみ17(+1反発、+4【敏】、+6鎧) HP 86 (7d8+2d6+4d10+22) 頑健 +6、反応 +15、意志 +11;心術に対して+2、バードの呪芸、[言語依存]、および[音波]に対して+4 攻撃 移動速度 30フィート 近接 高品質のレイピア=+11/+6(1d6/18~20) 遠隔 +2ロングボウ=+21/+16(1d8+2/×3) 特殊攻撃 アロー強化(精霊、魔法)、呪芸19ラウンド/日(移動アクション;打ち消しの調べ、散逸の演技、恍惚の呪芸、自信鼓舞の呪芸+3、勇気鼓舞の呪芸+2、示唆の詞)、呪文の矢、敵追いの矢(1回/日) 修得済みのバード呪文 (術者レベル10;精神集中+13) 4レベル(1回/日)―グレーター・インヴィジビリティ、シャウト(DC17) 3レベル(4回/日)―キュア・シリアス・ウーンズ(DC16)、クラッシング・ディスペア(DC16)、チャーム・モンスター(DC16)、ディープ・スランバー(DC16) 2レベル(5回/日)―イーグルズ・スプレンダー、インヴィジビリティ、キャッツ・グレイス、サイレンス(DC15)、シャター 1レベル(6回/日)―アンシーン・サーヴァント、グリース、レッサー・コンフュージョン(DC14)、チャーム・パースン(DC14)、フェザー・フォール 0レベル(回数無制限)―ダンシング・ライツ、ディテクト・マジック、フレア(DC13)、プレスティディジテイション、メイジ・ハンド、メンディング 修得済みのソーサラー呪文 (術者レベル2;精神集中+5;秘術呪文失敗確率20%) 1レベル(5回/日)―トゥルー・ストライク、マジック・ミサイル 0レベル(回数無制限)―アーケイン・マーク、オープン/クローズ、ゴースト・サウンド(DC13)、デイズ(DC13)、リード・マジック 血脈 秘術 戦術 戦闘前 このアーケイン・アーチャーは、キャッツ・グレイスを発動し、自分のポーション・オヴ・ヘイストを飲む。通常は自分のアロー強化の能力を使用してショック・アローを準備する。 戦闘中 このアーチャーの大好きな戦術は、グレーター・インヴィジビリティを発動し、トゥルー・ストライクを使い遠くから撃つことである。 基本データ キャッツ・グレイスを除いた、このアーケイン・アーチャーのデータは イニシアチブ +5;反応 +13;遠隔 +2ロングボウ+19/+14(1d8+2/×3);【敏】 20;CMD 26。 一般データ 【筋】10、【敏】24、【耐】13、【知】8、【判】12、【魅】16 基本攻撃 +10;CMB +10;CMD 28 特技 《遠射》、《技能熟練:知覚》、《近距離射撃》、《精密射撃》、《速射》、《束ね射ち》、《致命的な狙い》、《武器熟練:ロングボウ》、《物質要素省略》 技能 〈芸能:朗誦、歌唱〉+19、〈呪文学〉+3、〈水泳〉+0、〈知覚〉+25、〈知識:地域、貴族〉+8、〈知識:地理〉+6、〈魔法装置使用〉+7 言語 エルフ語、共通語 その他の特殊能力 エルフの血、血脈の秘法(呪文レベルを上昇させる呪文修正特技を用いて強化した呪文のDCに+1)、バードの知識+3、博識1回/日、万能なる芸(朗誦、歌唱)、秘術の絆(+2ロングボウ) 戦闘用装備 +1ヒューマン・ベイン・アロー(2)、+1マジカル・ビースト・ベイン・アロー(4)、ポーション・オヴ・ヘイスト;その他の装備 +2チェイン・シャツ、+2ロングボウとアロー40本、高品質のレイピア、ベルト・オヴ・インクレディブル・デクスタリティ+2、クローク・オヴ・レジスタンス+1、レッサー・ブレイサーズ・オヴ・アーチェリー、リング・オヴ・プロテクション+1、309GP これらのハーフエルフは縁日から縁日へと旅し、弓矢の才能、秘術の派手さ、そして叙事詩のバラードで面白い群衆を楽しませる。 クレイリアン・アローソング Clairian Arrowsong 一組の研究者の娘、クレイリアン・アローソングは両親が薦める勉学の仕事に興味を持った事がない。2つの「趣味」についての彼女の両親の不安にも拘わらず、クレイリアンは早い時期から優れたアーチャーとバードとしての将来性を示した。彼女が孤独に研究していることになっていた時間では、都市の大学の外に集まった演説者たちとバードたちの話を聞くために彼女は逃げていた。しかし、初めてアーチェリーのトーナメントを見るまで、彼女は本当の情熱を見つけてはいなかった。若き女性として、トーナメントの興業の占い師を務めたソーサラーと彼女が駆け落ちしたとき、彼女の両親以外は誰も驚かなかった。 戦闘遭遇:追加のコインと冒険のために、クレイリアンは地元の小君主、強盗の長、盗賊ギルドへ射手として雇われる。腕の立つ雇われ人だが、彼女は別の者の大義の為に死ぬより降伏を選ぶ。 ロールプレイの指針:歌と笑いが早いクレイリアンは、あまり真面目に他人の窮地を受け取らない。彼女は支配者や義務に縛られるより、良い生活を送って楽しみたい。 亡者破り CR16 Undead Bane XP 76,800 人間、9レベル・レンジャー ソーサラー 1 アーケイン・アーチャー 7レベル 真なる中立/中型サイズの人型生物(人間) イニシアチブ +9;感覚 〈知覚〉+22 防御 AC 26、接触17、立ちすくみ21(+1回避、+3外皮、+1洞察、+1反発、+4【敏】、+6鎧) HP 138 (9d10+1d6+7d10+43) 頑健 +16、反応 +17、意志 +11 防御能力 身かわし 攻撃 移動速度 30フィート 近接 +1ショート・ソード=+17/+12/+7/+2(1d6+1/19~20) 遠隔 +2フレイミング・ショック・ショートボウ=+24/+19/+14/+9(1d6+2/×3加えて1d6[雷撃]および1d6[火炎]) 特殊攻撃 アロー強化(ディスタンス、エレメンタル、エレメンタル・バースト、魔法)、壁抜けの矢(1回/日)、呪文の矢、敵追いの矢(2回/日)、得意な敵(人間+2、アンデッド+4) 血脈の擬似呪文能力 (術者レベル6;精神集中+8) 5回/日―運命の接触 準備済みのレンジャー呪文 (術者レベル6;精神集中+8) 2レベル―スネア、バークスキン 1レベル―アラーム、エンタングル、レジスト・エナジー 修得済みのソーサラー呪文 (術者レベル6;精神集中+8;秘術呪文失敗確率20%) 3レベル(3回/日)―スロー(DC15) 2レベル(6回/日)―フォールス・ライフ、ミラー・イメージ 1レベル(7回/日)―サイレント・イメージ(DC13)、ディテクト・アンデッド、トゥルー・ストライク、バーニング・ハンズ(DC13) 0レベル(回数無制限)―アシッド・スプラッシュ、オープン/クローズ、ディスラプト・アンデッド、メイジ・ハンド、メッセージ、ライト、レジスタンス 血脈 運命の子 戦術 戦闘前 このアーケイン・アーチャーは、バークスキンを発動し、自分のワンド・オヴ・シールドを使用する。アロー強化の能力を使用してフロスト・バースト・アローを準備する。 戦闘中 強力な敵の間合いと視線から離れるのを好み、アーケイン・アーチャーは自身にフライとグレーター・インヴィジビリティを発動し、逃走して、相対的に安全なところから敵に矢を放つ。 基本データ バークスキンを除いた、このアーケイン・アーチャーのデータは AC 24、接触17、立ちすくみ19 一般データ 【筋】10、【敏】20、【耐】14、【知】8、【判】14、【魅】14 基本攻撃 +16;CMB +16;CMD 34 特技 《イニシアチブ強化》、《回避》、《頑健無比》、《近距離射撃》、《渾身の一打》、《渾身の一打強化》、《持久力》、《上級渾身の一打》、《精密射撃》、《速射》、《束ね射ち》、《致命的な狙い》、《武器熟練:ショートボウ》、《物質要素省略》 技能 〈威圧〉+12、〈隠密〉+17、〈水泳〉+12、〈生存〉+15、〈知覚〉+22、〈知識:宗教〉+9、〈治療〉+15、〈登攀〉+12 言語 共通語 その他の特殊能力 狩人の絆(動物の相棒)、血脈の秘法(距離が「自身」の呪文の発動時にセーヴに幸運ボーナスを得る)、迅速なる追跡、追跡+4、得意な地形(森林+2、地下+4)、身かわし、森渡り、野生動物との共感+11 戦闘用装備 +1ゴースト・タッチ・アロー(10)、+1アンデッド・ベイン・アロー(10)、ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、ポーション・オヴ・キュア・シリアス・ウーンズ、ポーション・オヴ・レッサー・レストレーション、ポーション・オヴ・リムーヴ・ディジーズ、スクロール・オヴ・グレーター・インヴィジビリティ(2)、スクロール・オヴ・インヴィジビリティ(2)、ワンド・オヴ・フライ(10チャージ)、ワンド・オヴ・シールド(20チャージ)、聖水(10);その他の装備 +2チェイン・シャツ、+2フレイミング・ショック・ショートボウとアロー20本、+1ショート・ソード、アミュレット・オヴ・ナチュラル・アーマー+1、ベルト・オヴ・フィジカル・マイト+2(【敏】、【耐】)、クローク・オヴ・レジスタンス+2、くすんだ薔薇色の三角柱のアイウーン・ストーン、エフィシャント・クウィヴァー、リング・オヴ・フェザー・フォール、リング・オヴ・プロテクション+1、238GP これらのアーチャーは主にアンデッドを狩るが、彼らは如何なるクリーチャーにとっても危険な敵である。 ソリナ・カルソリン Sorina Kalthorin ソリナは非死は一掃さなければならない災いと腐敗であると思っている。アンデッドが彼らの汚物を広げる限り、他の全ての道徳的疑問には議論の余地がある。彼女は出くわすアンデッド全ての破壊を神聖な義務とみなしている。この目的の為に彼女は嫌われている敵を隠す地下墓地と遺跡を絶えず探している。 混沌の矢 CR19 Chaos Arrow XP 204,800 ノーム、6レベル・ローグ ソーサラー 4 アーケイン・アーチャー 10レベル 混沌にして悪/小型サイズの人型生物(ノーム) イニシアチブ +11;感覚 シー・インヴィジビリティ、夜目;〈知覚〉+26 防御 AC 31、接触21、立ちすくみ24(+1回避、+3外皮、+1サイズ、+3反発、+6【敏】、+7鎧) HP 140 (6d8+4d6+10d10+40) 頑健 +13、反応 +21、意志 +13;幻術に対して+2 防御能力 直感回避、防衛訓練(巨人に対するACに+4回避ボーナス)、身かわし、罠感知+2 攻撃 移動速度 20フィート 近接 ダガー=+17/+12/+7/+2(1d3/19~20) 遠隔 +2フロスト・ショック・ショートボウ=+27/+22/+17/+12(1d4+2/×3加えて1d6[氷雪]および1d6[雷撃]) 特殊攻撃 アロー強化(属性、ディスタンス、エレメンタル、エレメンタル・バースト、魔法)、壁抜けの矢(3回/日)、急所攻撃+3d6、ゴブリン類および爬虫類の人型生物に対する攻撃ロールに+1、呪文の矢、敵追いの矢(4回/日)、必殺の矢 ノームの擬似呪文能力 (術者レベル20;精神集中+24) 1回/日―ゴースト・サウンド、スピーク・ウィズ・アニマルズ、ダンシング・ライツ、プレスティディジテイション 血脈の擬似呪文能力 (術者レベル11;精神集中+15) 7回/日―笑いの接触 修得済みのソーサラー呪文 (術者レベル11;精神集中+15;秘術呪文失敗確率10%) 5レベル(4回/日)―クラウドキル(DC19)、テレポート 4レベル(7回/日)―グレーター・インヴィジビリティ、コンフュージョン(DC20)、シャウト(DC18) 3レベル(7回/日)―エクスプローシヴ・ルーンズ、スティンキング・クラウド(DC17)、ヒロイズム、ヘイスト 2レベル(7回/日)―ウェブ(DC16)、グリッターダスト(DC16)、シー・インヴィジビリティ、ダークヴィジョン、ロープ・トリック 1レベル(7回/日)―エクスペディシャス・リトリート、エンタングル(DC15)、カラー・スプレー(DC16)、トゥルー・ストライク、マジック・ミサイル、リデュース・パースン(DC15) 0レベル(回数無制限)―ディテクト・マジック、ブリード(DC14)、フレア(DC14)、プレスティディジテイション、メイジ・ハンド、メッセージ、ライト、リード・マジック、レイ・オヴ・フロスト 血脈 フェイ 戦術 戦闘前 このアーケイン・アーチャーは、シー・インヴィジビリティおよびヘイストを発動する。自分のアロー強化の能力を使用しフレイミング・バースト・アローを準備する。 戦闘中 アーケイン・アーチャーは、クラウドキル、スティンキング・クラウド、および エンタングルを遠方より放つために呪文の矢を使用する。 基本データ シー・インヴィジビリティを除いた、このアーケイン・アーチャーのデータは 感覚 夜目;〈知覚〉+26。 一般データ 【筋】10、【敏】24、【耐】14、【知】10、【判】13、【魅】18 基本攻撃 +16;CMB +15;CMD 36 特技 《イニシアチブ強化》、《回避》、《機動射撃》、《強行突破》、《近距離射撃》、《渾身の一打》、《精密射撃》、《速射》、《致命的な狙い》、《針の目を通す狙い》、《武器熟練:ショートボウ》、《物質要素省略》 技能 〈隠密〉+34、〈呪文学〉+8、〈水泳〉+8、〈製作:弓〉+8、〈知覚〉+26、〈知識:地域、自然〉+8、〈はったり〉+27、〈変装〉+13、〈魔法装置使用〉+12 言語 共通語、ノーム語 その他の特殊能力 血脈の秘法((強制)の呪文のDC+2)、森渡り、ローグの技(出血攻撃+3、戦闘技術、不意討ち攻撃)、罠探し+3 戦闘用装備 +1ドワーフ・ベイン・アロー(10)、+1エルフ・ベイン・アロー(10)、+1ヒューマン・ベイン・アロー(10)、+1ホーリィ・アロー(5)、+1アンホーリィ・アロー(5)、ダスト・オヴ・イリュージョン、ポーション・オヴ・キュア・シリアス・ウーンズ(3);その他の装備 +3ミスラル製チェイン・シャツ、+2フロスト・ショック・ショートボウとアロー20本、ダガー(3)、アミュレット・オヴ・ナチュラル・アーマー+3、ベルト・オヴ・フィジカル・マイト+4(【敏】、【耐】)、クローク・オヴ・レジスタンス+3、デック・オヴ・イリュージョンズ、エフィシャント・クウィヴァー、ハット・オヴ・ディスガイズ、ヘッドバンド・オヴ・アリュアリング・カリズマ+2、リング・オヴ・プロテクション+3、ロープ・オヴ・クライミング、621GP 破壊においてしばしば気まぐれである混沌の矢は彼ら自身の捻くれた面白さのために最も容赦のない悪戯をして世界を歩き回る。 トライス・ダークジェスター Tris Darkjester トライスと不意に出会ったデーモンでさえ、彼女から自分たちの嗜好においての少々過剰な悪意を見出す者は皆無だと言われている。このノームの変わった外見は、彼女の気まぐれで嗜虐的な殺人者の心を隠している。彼女は他のクリーチャーが死に、秘術の火で焼かれたり、彼女の危険なボウのエネルギーによって音を立て凍りつくのを見て楽しむ。 戦闘遭遇:トライスははっきりした理由や目的なしに攻撃をする。病的な遊び心を楽しませるか、殺人の新しい方法を見つけられたかを見極めるためにそうする。 ロールプレイの指針:そうするのは好きではないが、トライスは忍耐強い。彼女は時折、彼女を見破る前に数人のメンバーに死を少々もたらせるやり方を見極めてから悠々と殺害する為だけに、何らかの探求中の冒険者の一団に加わる。
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弓の扱いを得意とする職業として知られているが、監獄城では敵に近付くのを恐れた卑怯で臆病な者の職業として定着している。 もちろん全てのアーチャが臆病なのではなく、遠く離れたターゲットを一発で射抜く本物の技術を持つ者もいる。 職解説 スキルツリー 必要累計SBP 3265 名称 種別 消費SP 対象 必要SBP 効果 備考 ■風読み┃ アクティブ 8 使用者 50 一定時間、打攻&射攻アップ(中) ┗スタン ┃ アクティブ 15 敵単体 50 対象をスタン状態にすることがある ┗イーグルアイ ┃ アクティブ 25 敵単体 250 大ダメージ&吹き飛ばし 【必須:弓】 ┗レイングリーフ ┃ アクティブ 55 敵全体 465 敵全体に小ダメージ&毒の効果 【必須:弓】 ┗アサルトキラー パッシブ - 使用者 1700 HP+300、打攻+40+、射攻+40、物防+30 ■応急手当┃ アクティブ 8 使用者 65 HPを少し回復&解毒 ┗エスケイプ ┃ アクティブ 5 味方全体 200 ガンドゥーム監獄前へ帰還 【キャンプメニュー専用】 ┗最大SP+200 パッシブ - 使用者 400 SP+200 ■マーキング┃ アクティブ 8 味方単体 35 敵から狙われやすくなる ┗スーパーステルス パッシブ - 使用者 50 敵から狙われにくくなる ■狙撃王の証 パッシブ - 使用者 - HP+500、射攻+100 【スキルマスター】
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【検索用 てぃーちゃーてぃーちゃー 登録タグ 2020年 IA VOCALOID て ナナホシ管弦楽団 亞野日奈乃 曲 曲た 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ナナホシ管弦楽団 作曲:ナナホシ管弦楽団 編曲:ナナホシ管弦楽団 イラスト:亞野日奈乃 唄:IA 曲紹介 先生のお仕事は。 曲名:『ティーチャーティーチャー』 歌詞 (dropboxより転載) 先生のお仕事はみんなを見捨てないことだけど 先生、ねえ 青春の落ちこぼれは 救ってくれますか? 先生はいつだって 間違ったら教えてくれるけど 先生、ねえ 本当は 忘れたって嘘だよ わかるでしょ 放課後 隠れて 鍵を待つの 閉じ込められているから こじ開けて ねえ ティーチャーティーチャー 戻れない 暗くなってしまうわ 帰さないで ティーチャーティーチャー 踊らない? 混ざり合ってスティール 捕まえて ティーチャーティーチャー 触れない? 求めあってしまえば許すのに? ねえ ティーチャーティーチャー 叶わない恋は どうやって覚えるの 先生のお仕事はみんなを助けることだけど 先生のことは 誰が助けてあげるのかな? 先生はいつだって 消えちゃった子がいたら探すけど 先生ねえ 本当は 何処へだって消えてしまいたいよ 教科書 ふやけた ページの隅 どこでもいいです ペラペラめくりなさい ねえ ティーチャーティーチャー 眠れない 朝になってしまうわ 返事をして ティーチャーティーチャー 逃がさない のらくらってしているフリをして ティーチャーティーチャー わからない? 夢になってしまえば覚めればいい ねえ ティーチャーティーチャー 敵わない 勉強もうちょっとしなきゃかも ねえ ティーチャーティーチャー 戻れない 暗くなってしまうわ 帰さないで ティーチャーティーチャー 踊らない? 混ざり合ってスティール 捕まえて ティーチャーティーチャー バカみたい 傷になってしまえば痛むのに ねえ ティーチャーティーチャー 叶わない恋は こうやって刻むのね 先生のお仕事はみんなを見守ることだけど 先生、ねえ 本当は コメント このリズム…癖になる…… -- 名無しさん (2021-02-04 01 02 44) 好きです。もうしばらくは、知る人ぞ知る曲でいて欲しい -- 名無しさん (2021-03-04 20 36 02) 大好き。有名になって欲しいけど有名になって欲しくないなあ -- GODななしさん (2021-07-07 07 41 14) 最後の「先生、ねえ 本当は」で歌詞が途切れるのがすごく好き(語彙力) -- ななし (2023-06-22 16 45 21) この曲の考察がもしあれば教えてほしいです。 -- 名無し (2023-06-22 16 46 46) もっと有名になってほしい、、、、 -- えちる (2023-07-07 13 28 57) 個人的にはサビより、最初のところが好きなんだよな…早く有名になってほしい…考察もほすぅい… -- あーる (2024-02-19 18 00 01) 最後の『先生ねえ本当は』が生徒視点なのか先生視点なのかでだいぶ話が変わってくるな… -- 名無しさん (2024-03-11 00 33 16) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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出展元:人類は衰退しました(わたし) スレ内での呼称:わたしアーチャー、わたし、さとりアーチャー 真名候補 備考 登場回 登場回(回想) AAまたは、声のみ DATA更新 [] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][]. ,.' / / i . , ' , ' イ/ ' , .. / / イイ ! 、 ' , .. □CLASS ー アーチャー /イ イ | ` `、 . -=二イ´ / /|. |. ∧ | ', ..ー ├─ □真名:アメンヘテプ2世. ,' i ; i. | ; ', | ', . ;. | i ; i. |. ; ',. ! ; .. ├─ □性別:女. | !. | i_____ ;_____| ;|. , i i.. | i. |} |‐一 ', | ;ー一|. ;. ! ,' |. !. └─ □属性:中立・善 ! ', ', ',.|. ',. !. !. |/ ! イ | ! ',. |. ', iィf笊斥ミ.', | リィf笊斥ミ ,'. ,' □ステータス. ! ', ', ',、 ',匁辷ソ ヽ | 匁辷ソ / ;. . , ', ', ヽ \ヾ `ー--‐ / / / ///. . └─筋力 ■■■□□ C ; ' ,\ \ヽ、 / .イ// /i// . 耐久 ■■□□□ D. / !\_ ヽ_\ ' イ/イ / / i ... 敏捷 ■■■□□ C / | |ー / !ノ/ !. \ . 魔力 ■■■■■ A ,.' ,' / ! ノト _ _ イ. ! i ヽ 幸運 ■■■■□ B ,. / / !/ > <ヽ. | ', k .. 宝具 ■■■■■ A. ,.'. / / | イ´ / , ≧---≦ ; '.,. ' ,i ',. ',ヽ . , '. ,-/ / |. /. ', ,' ', ', ', ',_ ',. ', .. / / ./. ; | / ', ,' ',. '., ', ' , \ ; ', . / .|. ,' ', i / ' , ' , ヽ ', ', ;. .[] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] _____/ \ \ _....___----‐-77. \. / _...- 二........-‐彡-/ { □クラススキル .- ./ _.- / ..-‐''゙゙_ ‐'´ ハ / ハ / ....\ ノ' / .L==---、 l | i ヽ. | ├─ □対魔力:B+. /  ̄` 、 _../ _____..ノ | i |l |. | | 魔術発動の詠唱が三節以下のものを無効化する。 イ \... \ _/∨ i | ∨ \|. | i 大魔術、儀礼呪法等であっても傷つけるのは難しい。 \ \__ ヘ ̄ ̄ |芹芋ミ l |芹芋ミ i / / 神霊からの加護があるため瞬間的にブーストできる。 `ヽ-7-二_ヽ、 / | {. J刈 \__| {. J刈 /. / / i/ \ヽ / l | 乂_ツ 乂_ツ// /. /.. ├─ □単独行動:B / ヽ /リヘl.\___| ' / / /. マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。 / ∨=ノ / ヽ ヽ  ̄/ /.. Bならば、マスターを失っても二日間現界可能。 '´ / __/_ ヽ ヽ 、 ノ /. / /__/ \ i |\ .// /` - _. / ` 、 ヘ l. | | l` __ イ 〉l | /--、 / ヽ.|/ ハ i. / |. | / \ . . / i i \ l‐-、. _- / | | / \ / / /\. \ ´ / /l. |/ \ [] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] __ _,. ´_ `ヽト、__ ア `ヽ `ヽ / / ゚。 ′ {__Α Α | } ゚ □固有スキル { { { o ,_____{ oリ ′ } 乂ゝ._ / / ,ノ ├─ □千里眼:C ′ | { \ィ__,ィ ´{ 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、 / |入 ^ ノ | ゝ ノ) 動体視力の向上。 / .| ≧=---=≦,′ ′\ `¨¨¨¨´/ アーチャーの狙撃に補正をつける。 ; | |rv' }{ ̄ト/ / . \_/ | / / ∧ │ . ゞY/ / / } . ゚。 | / / ハ {ー‐o}--{ ′|\ ゚ ├─ □神々の加護:A |/ / . i . ^ヾ . ./、 . .^ヽ{ . .| ヽ | 危機的な局面において優先的に /ィ _j/ . /xノx\ . . . \ハ .. ゚。 ,′ 幸運を呼び寄せる能力。 / | 弋 / V. ヽ /\ . . . . } . ゚./ 。 ∧ ∨ } / / ー'’ . ゚. それ以外にも宝具のサポートも行なう。 ゚ 。 ∧ ∨ゞ. / }、 } 太陽神の名を冠するアーチャーならではのスキル \/ 〉'⌒i⌒ヾ \ ' } /[] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] .| / ヘ |、 | | | / .ヘ |ヘ .| | | | ヘ | ヘ | | | ├─ □魔力放出(炎):B+ヘ .ハ | ー---- \ | \ .| / ./ 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、.lヘ .リ .| \| \ | / ./ 放出することによって能力を向上させる。.ヘヘ | ヘ | \ | / .ハ 太陽神ラーの加護により自身の武器ならば、 ヘ ヘ | ヘ | \| / / ヘ 手元から離れても使用できる。 \| \ | \| _______ / / / / ヘ \___|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /./ ./ / ヘ └─ □陣地作成:A (A+) .// / / ヘ 魔術師として、有利な陣地を作り上げる。 // / / .| ヘ “工房”を上回る“神殿”を形成する事が可能。 /_/_/ | .ヘ / | ヘ “大神殿”も形成可能だが、クラス適正で ' し / .| | ヘ 劣化している。 ./ .| | ヘ 宝具のサポートがあれば即座に形成可能。 / | .| | ―――――――― / | .| | `ー..__ ___ ‐´ / .| | |  ̄ ̄"´ / | | |[] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] -‐… /ィ'⌒¨~ `ヽ ′(_ (乂__) ノ 「 ヽ 乂__,,. `¨ニ´ -‐…‐-┘.,,L..,,_ □宝具 '⌒¨ `フ / / '⌒; r‐-ミ マ´ ├─ 『融け堕ちる日輪の天(ミン・ラー)』 ′/ ′ 厂 ` ⌒ / 乂_,,ノ ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:300 最大捕捉:300 / {/ l 斗 ミ 、 ト、j \ ′ | | -‐‐-ミ } しイ)rう 乂)人,伝ミ У } }´ 豊穣神ミンより授かった神弓。 〉 l | 乂ツ ) 爪_) ノ人 f¨~~)ヽ その弓自体が強大な破壊と膨大な神秘に帯びており、 /⌒ヽ,,人 r 、''┴〈/}l [,,_彡 . ー'' ノ 魔力消費無しで無限に狙撃できる神の武器でもある。 -‐==‐ ''"_ ,, r「ヽ,__> 乂_,,ノ__,,. イノイ { `¨´ ( (_~¨¨´┌「[`¨(‐┴―( { `ヽ / 乂 真名解放を宣言すると同時に太陽神ラーの焔を纏わせ、 '⌒¨~^ヽヽ 乂_{o。├――t_乂_,ノイ ,,. イ `¨^_,,二.~¨´ 巨大な焔矢となり破壊力が倍増する。 ノノ / `¨´ -‐=ァ''"´っ人 _/⌒〉 '⌒ヾ ヽ 矢は“太陽”を意味しており、レンジ内の撃ち終えた弓が [,,_ ( `¨Z,,___,,. (__/ r‐=ァ ノ 増える程周囲の焔の量が増大し強化される。 ⌒Y(____`¨^"フ厶 )ー'⌒フ ,ノ / ノ '⌒) `¨TT'7¨~´ {__,,ノ 〈 ノ /´ '⌒¨´ アーチャーが持ち主である弓総てが同等の加護を得る。 { ノリ ′ 厶イ( 宝具を失ったとしてもアーチャーが弓を持てば、 乂ー-‐_彡イ { イ { { (⌒; その弓自体が再び宝具と化する。 `¨ └t,,_ _,,. ''" 乂__,,ノ 太陽は再び登る…… `¨¨ ''¨「 } )ーヲ `¨[] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] ヽ ヽ、 _ | ,', /`ヽ、 _..‐'' ,/ \ ` ̄i ,' \. _..-''',´ .' ´ \ ', ./ `''''"´ ./ ' , ー´ ___ / ├─ 『集い揃える月夜の地(ヘジュ・ウル)』________.ヽ _ / ', /i 、____-----、 ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1000 最大捕捉:300 | ̄ ̄ ` / ` ヽ..、 { ノ ノ.___ ヽ ヽ i / \ー/. . ゛ヽ......\ | ', アーチャーの“300の弓に弦を張った”という逸話。 ', i_______,,,,...--''''´ ヽ .',.__ノ / | ノ_ 空間を歪曲する事で最大300まで弓を好きな場所から '., // i ||lノ/lノ /.〈 放つ事が出来る。 \ / | ./ .', i´ ,'--..、./W ', ゝ∠ .i ., ' ○ .',、 .,-i ̄―― 事前の兆候は一切存在しない為に察知と回避は困難。i ゝ ,/ '、 , ' _| i / | 近い位置からの狙撃を防がなければならない。l|/` ̄,/ . l ハ ヽ---- ´ /l ,、 .i / i 本来ならば非常に凶悪な宝具であるが…… ,ノ | . l ヽ 、 |} ', ○ , /.// | --__ ,' 発射場所の設置の精度が荒く命中率が悪い。 l L__ヽ `',l .', ハ |}/ / ノ´  ̄_ -ゝ,' | ヽ、\ ', V ', ― .; / / / ., '" ただの弓であるこの宝具は零距離でなければ、__ i ', `..、、 ', i '., ./ ,.....'.,、 /_ ' ´ 防ぐ事はサーヴァントであれば充分に可能である。/ヽノ \ `‐ __',___ヽ__/_ -.. ´ | .ヽ / ランクも低く凡庸性も少なく神秘としての強度も高くない。//{ ヽ、 | /ー´ ///i ヽ`ヽ、 | .,' なお、弓は発射され次第、“誰か”が装填し直す……?////ハ ', `ー ノ i/////.\ .ヽ ` ̄ ̄ ̄ ̄ |[] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] | | | | ―― ∨.| | | 、 ● ′ / ヽ ∨゚. | | \ / / '. ハ □解説 ハ\ ハ ー― ′ / ;. ∧ \ ハ { } / .| ├─ □聖杯への願い ∧ \} ● / / |. ∧ \ / / .| 偉大なる父の栄光に呑まれた自らの人生を、. ∧ ー―‐ / | | 自らの手と意思でやり直したい。 ∧ / │ /| | .ハ\____\ / | / , |/│ 父が最大の領地と繁栄を獲得した事で \ | | / ′ / j/ それを維持し豊かにした事で満足できていない。 \ | ./ / , ゝ} 、 | / ,. ′ ′ 偉大過ぎる父がいる故に、それを誇りに思っているが、 ゚ 。 \ | _ / イ , 同時に負担にもなっている。. ,' , . i! . . . l. . . . . . . . . l、 ├─ □触媒:なし i i! . . .i ! . . . . i . .lヘ . . . . . . . . . . . . . . | ヽ l !i. . . . . . .i__、 . 、 . . . .l.i .l.._ヘ. . . . . . . . . . . . i. . . . . . . . . ! ` マスターであるさとりの両親への愛、故の依存。. ', ',ヘ. . . . . i、 i''''ヽヾ . . . ..、ヘヾ'''''ヽヘ . . . . . .i. . . . . . ,' . . . . . . . . / アーチャーの偉大なる父王への誇り、故の依存。. ', ', ヽ. . . . .ヘヾ、 ヾ \ . .ヾ、 ヾ\ . .i . . . . . ./ ./ . . . ,' ./、 ヾ、 `,,_ . . . ヘ==  ̄ === . ' . . . . ./ィ' ! . . .,', ' . . . 共に親の事を愛して大切に思いながらも、 ' ヽ、、、ゝ 彡 . . . . ' . . i . ! . , " . . .. . . 心の何処かで抱きついている依存状態。 i! 'ヘ ' '"i. . .,' . ! . . . . . . . . . . . i.!. 人 u .,' . ,' . . .!. . . . . . . . . . . . 寄りかかるのは悪い事ではない。 ,' ! ヽ. '、ニ二二⊃ _./ ./ . . . . ! . . . . . . . . . . . だが、依存という形まで肥大化すると、 / .i . . .iヽ. _. </ /_ . . . . . ヘ . . . . . . . . . . それは前に進む時の邪魔となり障害となる。 , ' .,' . . ∧ ` -,< / / ヘ ,`ヽ、 . ヘ. . . . . . . . . / _.,' . . / _ / /! / , ' / .` '._ . . . . . . 人物のパーソナリティの多くを占める存在は、. /,と'¨ / . . /´ . / / / // > ._ 善くも悪くも影響が非常に大きいのだ。 / Ⅹ / . . / 7 , ' ,'´ / 特に幼い時から側に居る家族などは……[] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] ├─ □宝具の性質 武器のAクラス対人宝具化と武器複数用意する多人数用宝具。 この2つが合わさり、300もの高位対人宝具を任意の場所から放てるという、 恐ろしい性能になっている。 対軍勢では無双クラスの能力であり、対個人戦でも優秀である。 陣地作成スキルや魔力放出スキルでさらなる強化も可能であり、 燃費も良く、威力も高く、如何なる場面でも仕える便利な宝具である。 だが、しかし……自身より圧倒的に焔の扱いに優位な存在がいた。 それを責めるのは余りにも酷であろう…… ヘ ヘ | /`ー_ ーニニ ̄‐‐‐‐ー\ | | ヘ ヘ | / `ー,‐‐,―‐一 | | ヘ ヘ |/ 、__////_-ー-- 、 | | ヘ ヘ l//| | \ | /| / \ \ \| .ヘ ―\ .| | | /\ \ \ \ \゜ \ `l | // / \ \\ 、 \ \|\___| | / // / | \ \\\ \ \_ | / // / / | | \ \\` ‐ ‐ .`ー´ //l // /l / |、 ト----\ \ ` / / .///|____/ |,ヽ イ .\ 〉 // / 〉´|  ̄ ̄l ,....--ニ‐-.. / / \\ \ /_.----- ` ‐- __/ /\ \ ヽ|/ | \ / \ \| | ,\ /| ヽ 、 \ \゜ ,、 \\ |l.______ \\`´ .| | `‐、 `‐\_| , | \ |[] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] ゝ.. |. .l .| | l l | /l/ |/レ\| //| └─ □人格 / ヘ / ヘ 父と同じ功績を得る為に奮闘中。 / /. ヘ 余りにも大きく偉大で、英雄で、王であった父。 / / ヘ / /. ヘ それに迫る武勇を得る為に好戦的である。 / // ヘ そうでなければ、ならなかった。 / / / ヘ そうでなければ、英雄ではなかった。 / ./ ./ ハ .ヘ そうでなければ、王ではなかった。 |./ / | .ハ |l .| |.| | | | ハ. || . | アーチャーはただ親の背に追いつきたかっただけであった。 \ヽ | ハ .ハ. |l . | その小さなマスターの手を引きながら。 \ ヘ ハ ハ /. / \ ヘ ハ ハ / マスターの為に常に行動するが凶運が重なる。 // \ ヘ / /ヾ それでもなお、ひたすらにマスターに献身を捧げ、 / ヽ__| \ / / \\ 自らの力のなさに悔いながら、謝りながら消滅した。 |_/ | \ / // / ー-- ヘ / ---- ´ ヘ /. | | ハ /--‐´ ヘ. ヘ /. | レ ヽ / ヘ ヘ[] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] [][] 出展元:人類は衰退しました(わたし) スレ内での呼称:わたしアーチャー、わたし、さとりアーチャー 真名候補 すでに真名確定:アメンヘテプ2世 備考 1回戦で最強の300人の軍勢持ちのレオニダス1世(映画「300」で有名なスパルタの王)を撃破。 2回戦で、安牌のはずのゼパールと対戦したが、切り番安価の影響で令呪3画ブースとされ、思わぬ苦戦を強いられた。 対人、対軍宝具、二つの組み合わせの相性が抜群で、低燃費の範囲攻撃を連発できる。 アンジェリアの攻撃からマスターを守りきれずに身を隠したが、更にエレガントに襲撃され、奮戦するも敗れる。 間に合わなかったが、さとりを助けに来たきらきーを見て「さとりが孤独では無かった事」を知り笑顔で消えていった。 史実では、父はエジプト史上最大の帝国を築いたトトメス3世。アメンヘテプ2世もその後を継ぎ広大な帝国を維持できており、ファラオとしての力量はかなりのものである。 名前 コメント ドッペルの最期もこんな感じになるのかね -- 名無しさん (2014-08-04 09 37 28) 名前 コメント 登場回 2回戦:3日目:- 覚 少女の憂鬱 2回戦:5日目:昼 管理者特権 2回戦:5日目:昼(2) 読心少女との淑女の企み 2回戦:- 太陽の弓手と心の覚 2回戦:- 太陽の弓手と心の覚 その2 3回戦:2日目:昼 死滅する心 3回戦:3日目:昼過ぎ 幼き心 3回戦:3日目:夕方 絶望より溢れる最悪 その4 登場回(回想) AAまたは、声のみ 3回戦:3日目:夕方 絶望より溢れる最悪 3回戦:6日目:夕方 戸惑いの凱旋 その3 DATA更新 2回戦:5日目:昼 管理者特権 3回戦:3日目:夜 カウント・ラブ
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第82話 逃走しよう、そうしよう 【I-06】氷川村 民家の一室で、レオンは歓喜の表情を浮かべていた。彼が散策を開始してから約二時間後のことだ。 ここまでに調べた民家の数は二桁に上り、諦めかけてたとこで、ついに探していた物が手に入ったのだ。 ケースに収納された小型のドライバーが数種類。 当たり前のことだが、首輪を詳しく調べるにはドライバー以外にも必要となる道具があるだろう。 だが、ドライバーだけでも大きな収穫と言える。何故なら、これのお陰で民家に工具があることを証明出来たからだ。 (良し、取り敢えず道具探しては中断だ。次はプリシスや信頼出来る人を探して……いや、首輪のサンプルも必要だ) レオンはデイパックから一降りの剣を取り出す。 そうなのだ、首輪を外すには、その仕組みを調べるために使うサンプルが必要なのだ。 流石にプリシスも、どのような仕組みになっているかも解らない首輪を、いきなり外すことは出来ないだろう。 入手するには、他参加者の首と胴を切り離す必要があるが、少年はそれを行う覚悟をとうに済ませてある。 (誰かがやらなきゃ駄目なんだ) そう自分に言い聞かせながら立ち上がり、剣を持ったまま玄関へ向かう。 ここにはもう用はない。次の目的地は『二時間前に少女が呼び掛けを行った場所』だ。 あれから二時間も経っている。もう危険ではないだろう。そこなら高確率で死体が転がっているはずだ。 運が良ければ、道中又は『呼び掛けの場所』で信頼出来る人に出会えるかもしれない。 (プリシスに会えるのがベストだけど……そんなうまくはいかないだろうなぁ) 自らの甘い考えに苦笑しながら、少年はドアノブを回して、外へ一歩踏み出す。 ちょうどそのとき―― 「着るか! 着ねえよ! 絶対着ねえからなっ!」 割りと近くから、妙な声が聞こえてきた。 意味はよく解らないが、レオンには誰かに向かって不満を述べているように聞こえた。 (同行者がいるなら危険じゃない……かな?) レオンはここまで、他の参加者と一切遭遇していない。出来れば、他の参加者と情報交換を行っておきたかった。 それに、 (もしかしたら、僕の知り合いがいる可能性も有るかもね) 少年は、声のした方へ向かい歩き出す。この判断が間違いだと気付かずに。 (あれ? 一人だけ?) 数分後、レオンが見つけたのはプリンのような髪色の男。 曲がり角の向こう側にいるその男は、レオンの存在に気付いていないのか、こちらに背を向けた状態で立ち止まっている。 (どうしようかなぁ) 脱出のためには、自分は絶対に死ぬわけにはいかない。危険は避けるべきだ。 だけど、情報交換は行っておきたい。だが、あの男は明らかに自分の知り合いではない。 レオンが考え込んでいると、 「おい」 不意に声を掛けられる。その声に反応して顔を向けると同時に、レオンの表情が凍りつく。 目に飛込んできたのは、いつの間にか自分の直ぐ側まで近寄っていた男の姿。だが、レオンが驚愕した理由はそこではない。 男の表情。どことなく不自然で、気味の悪い笑みを浮かべていたのだ。 「あ……あ……」 (やばい、やばい、やばい、この人はやばい) レオンは思わず後退る。 「餓鬼」 男は喋りながら一歩踏み出す。 「その剣なんだ……」 レオンは男の言葉を最後まで聞かない内に、回れ右して一目散に走り出す。 僅か一言で理解出来た。あの男の狙いは自分の持つ剣――セイクリッドティアだ。 これはクロードの剣だ。絶対に渡すわけにはいかない。何より、渡したら最後、真っ先に斬られるのは自分だろう。 だから少年は逃げ出した。脇目も振らず。がむしゃらに。 ■ 【I-06】数分前 氷川村 (ふん……また阿呆が来やがったか) アルベルがその気配に気付いたねは、ちょうどメイド服をしまい終えたときだった。 出所は自身の背後。距離は近い。メイド服に気を取られていたので、何時からそこにいたのかは解らない。 (まあいい……退屈しなくて済むってのはいいことだ) 木材を直ぐにデイパックから出せるようにしてから、気配のする方へゆっくりと近づく。 気配の主は、予想道理直ぐ近くにいた。そいつの姿を確認した瞬間、アルベルは内心歓喜の声を上げる。 (!? 最高だ、俺にもやっと運が回ってきたな!) 気配の主は、ローブを纏った猫耳の少年。少年の手には一降りの長剣。 武器を探している最中に、自分が得意とする得物を持った奴が現れたのだ。これは喜ばずにはいられない。 この少年、体格や服装から判断して、理系で肉体労働は得意ではないタイプと見た。 そんな奴に剣は必要ないだろうし、襲ってきても難無く返り討ちに出来るだろう。まさに鴨が葱を背負ってきた。 逸る気持ちをそのままに、少年に声を掛けようとするが、すんでのところで思い止まる。 ――――ここでアルベルを見た人達の反応を思い出してもらいたい。 殺人者と認識して逃走。顔を見るなり短剣を構え出す。何もしてないのに脅え出す。 彼は必要以上に警戒される運命にあるようだ。最初のは近くに死体があったから仕方がないとはいえ、後の二つは弁解出来ない。 今回も、ただ声を掛けただけで警戒されてしまうだろう―――― (ちッ……コイツがゲームに乗った阿呆ってなら、何の問題もねえんだが。そうじゃねえとすると面倒だな) 自分に脅えて逃げられでもしたら困る。剣はここで確実に入手しておきたい。 ゲームに乗ってようがいまいが、奪い取るのが一番手っ取り早いが、それは何と無く気が引ける。 (……閃いた) 時間にして二秒ほど悩んだ後、アルベルの表情が突然笑顔になる。 答えは実に簡単なものだった。ようは脅えさせないように接すればいいだけの話だ。 アルベルは笑顔のまま少年に歩み寄り、声を掛ける。 「おい」 少年が振り向く。アルベルの出した答え、それは、 「餓鬼」 決して笑顔を絶やさず、フレンドリーに接すること。 「その剣なんだが、少し見せてく……あん?」 ここで想定外の自体が起きた。剣のことを口にした瞬間、目の前の少年は凄い勢いで逃げていったのだ。 「何故だ? ……って、まてコラクソむしぃぃぃぃ!」 アルベルは、少しの間呆然と立ち尽くしていたが、直ぐに気を取りなおして少年を追い掛ける。 結論を言うと、彼の作り笑いは怪しい人以外の何者でもなかった。 ■ 【I-06】北部 氷川村付近の草原 氷川村の目と鼻の先で、一人の青年が荒い息をしながら立ち止まっている。 「はぁ、はぁ……やぁっと着いたぁ」 彼の名はアシュトン、安息の地を求めてここまで走ってきたのだ。 彼が安息の地として選んだのが氷川村。選んだ理由は、こういう場所ならば、休憩後直ぐに獲物を見付けられる可能性が高いから。 そして、どうせならその辺の地べたより、ベットで休みたかったからだ。 疲労した状態で村へ行くのは危険ではあるが、そこは“保険”があるから大丈夫との判断だ。 「ギャフー(まったく! 休むなら先程の場所ども良かっただろ。無駄な体力使いやがって)」 「フギャ?(まあまあ、落ち着きなよギョロ。お前だって、ふかふかなベットで休みたいと思わないか?)」 「ギャフン……(それは確にそうだけど……)」 「フギャア(なら、今更ぐだぐだ言うなよ。それより、早く村へ行こうぜアシュトン)」 ある程度呼吸を整え、再び村に向かって歩き出す。が、 「フギャッ(おい、アシュトン)」 「何? 敵かい?」 その歩みは直ぐに止まった。双龍が敵の気配を察知したのだ。 「ギャッ!(気配の数は二つ。気を付けろ!)」 「えー、二人は厳しいなぁ。仕方がない、逃げるよ二人と「ギャ!(待て!)」え?」 ギョロに言われるまま暫くその場で待っていると、アシュトンも相手が誰なのか確認出来た。 「……レオンか」 こちらに向かってくる者の一人は、紛れもなく彼の仲間である猫耳の少年だった。 「アシュトンお兄ちゃゃぁあん!」 「やあ! 無事だったんだねレオン」 必死の形相で駆け寄ってくるレオンに対し、アシュトンは静かに微笑んだ。 レオンはそんなアシュトンの後ろに回り込む。 「どうしたんだいレオン? ……ああ、追われてたのか」 アシュトンはレオンより僅かに遅れてやってきた男――アルベルに剣を向ける。 (しくじった……こいつらあの二人がいってた奴らじゃねえか) 目の前の二人を、主にアシュトンを眺めながら、アルベルは思わず頭を抱えたい衝動に駆られた。 猫耳の少年と双龍を背負った青年――レオンとアシュトン。 この二人のことは聞いている。そう、数十分前に彼と情報交換を行った男女――ディアスとレナが探していた仲間の内二人だ。 なんということだろう。猫耳の少年を見たときに気付いていれば、こんな状況にはならなかったかもしれないのだ。 (まぁ今更悔やんでも仕方ない。まずはこの状況を何とかしねえとな。取り敢えずあの二人の名前を出して……) 「そんなことよりレオン、君に伝えなきゃならないことがあるんだ」 「え?」 (ん?) 剣先はアルベルに向けられたままだが、アシュトンはアルベルの対処よりレオンとの会話を優先させるようだ。 (一体なんだってんだ) この状況で、不審者の対処より優先させる話。アルベルはそれに興味を持ち、取り敢えず静観することにする。 「僕ね、プリシスに会ったよ」 「!? 本当なのアシュトンお兄ちゃん!」 この言葉を聞いた少年は、一瞬驚いた後、凄くいい笑顔を浮かべた。 (プリシス……ああ、その名前も聞いてたな。で、そいつはそんなに重要なのか?) そんな疑問が浮かぶが、口にはせず静観を続ける。 「それで! お姉ちゃんは!」 「プリシスは……生き残るために、僕達を皆殺しにするつもりなんだって」 「えっ……う、嘘、だ」 今度は、少年の顔から絶望が伺える。 「ごめんねレオン、本当のことなんだ。だから僕はプリシスを……」 (ふん、殺したってわけか。よくある話じゃねえか。くだらねぇ) 「僕はプリシスを……手伝わなければならないんだ」 その言葉を口にすると同時に、アシュトンはアルベルに背を向けていた。勿論剣先も、すでに彼に向けられていない。 さらにほぼ同時に、レオンの体がアルベルから見て左の方向へ吹き飛んでいく。 いや、吹き飛んだのは体だけではない。少年のデイパック、少年の持っていた剣、そして―――― 少年から吹き出た血飛沫、少年の体から切り離された左腕。 「おかしいなぁ、首を狙ったつもりなんだけどなぁ。う~ん、疲れてるから手元が狂ったのかな?」 アシュトンはアルベルの方へ向き直る。 「あれ、まだいたんだ。実は、僕は今すっごく疲れてるんだ。だから、退いてくれると有り難いんだけど……駄目かな?」 (ちっ、こいつもゲームに乗った阿呆か) アルベルは、デイパックから木材を三本取りだすと、その内二本を足下に落とし、残った一本を正眼に構える。 「駄目だな。ちょうど暴れたかったところなんだ……相手をしてくれよクソ虫」 相手が構えるのを見ると、アシュトンは溜め息を吐き、 「しょうがないなぁ」 「フギャア!」 「大丈夫だよ。見たところ大した武器持ってないようだし、僕も無理をするつもりはないからね」 構えを取る。 一瞬の沈黙の後、先に動いたのはアルベル。手にした木材を、力任せに上空へぶん投げる。恐らく牽制だろう。 直ぐに足下の木材を拾い上げ、次の動作へ移る。 「空破斬ッ!」 木材を振るって衝撃波を飛ばす。間髪入れずに木材を取り替え、アシュトンに向かって駆ける。 「そんな子ども騙しな手に引っ掛かるとでも?」 「思っちゃいねえよそんなこと」 アシュトンは空破斬を軽く避けると、アルベルの姿を目で追う。牽制の木材など初めから見ていない。 迫り来るアルベルを、横へなぎ払うように斬りつける。アルベルは姿勢を低くしてこれを避ける。 それを見て、今度は縦に斬りつける。 もしアシュトンの体調が万全であり、扱いなれた得物による二刀流であれば、ここで勝負は決まっていたかもしれない。 だが、今の彼は激しく疲労し、得物も使いなれたものではない。今度も避けられてしまう。 「おせぇよ阿呆!」 アルベルは、空振りによって発生した隙をついて木材を打ち込む。 「痛っ」 とっさに出した右腕で木材による一撃を防ぐ。右腕に痛みが走るが、骨は折れていないようだ。 「このっ!」 直ぐに左腕一本で剣を振るい、牽制を行う。だが、片腕で振るうには、アヴクールは些か大きすぎた。スウィングスピードが遅い。 それを見逃すアルベルではない。すかさず相手の懐へ潜り込み、木材を叩き込もうとして……先程の攻撃で折れていたことに気付く。 だが、そんなことは問題にならない。 (得物は無くても、攻撃は出来んだよぉッ!) 「ぐぅ……がっ!」 ボディブローを一発、続けて頭突きをお見舞い。よろけるアシュトンに更に攻撃を加えようとするが、 「ギャフゥッ!」 赤き龍がそれを許さない。アシュトンの背から身を乗り出したギョロは、アルベルの喉を咬み千切らんと迫り来る。 タイミング、スピード共に良し。予め来ることを予測していない限り、避けられるはずのない攻撃だった。だった。 鮮血が舞う。 しかし、ギョロが噛みついた場所は喉ではなかった。左肩。では、アルベルはこの攻撃を読んでいたのだろうか? いや、違った。 今彼の右手には、先程まで持っていなかったはずの木材が握られている。初めに放り投げた木材だ。 攻撃を避けるためではなく、落下してきたそれをキャッチするために右へ移動していたのだ。それが勝負を分けることとなった。 「吹き飛べッ!」 至近距離から放たれた衝撃波が、アシュトンを言葉道理吹き飛ばす。 「ギャッフ!」 「いてて……。ああ、大丈夫だよ二人共。それより敵は?」 アルベルの姿を探す。てっきり追撃してくると思っていたが、それはなかった。では何処へ行ったのだろうか? その姿を見つけたとき、一人と二匹は突然焦り出す。 「ギャフ!」 「フギャ!」 「っ……! い、言われなくても分かってるよ!」 アルベルが立っている場所。それはレオンの直ぐ側。そして、彼の右手にはセイクリッドティアが握られていた。 (この光沢、この重量感、やはり得物はこえでないとな) 数回素振りを行い、感触を確かめた後、 (これで思う存分、ぶった斬れる!) その切っ先をアシュトンに向けながら叫ぶ。 「行くぜクソ虫……お楽しみはこれからだッ!」 「……って、なんだこりゃ!」 アルベルが剣を向けた先、そこは人影すら確認出来ない状況だった。 目の前には、いつの間に発生したのだろうか、真っ白な霧が立ち込めていた。 「盛り上がってるところを悪いね。悔しいけど、ここは退かせてもらうよ」 霧の中から声が聞こえてくる。アシュトンの声だ。 「ふざけるな! 逃げるのかこのクソ虫ッ!」 「残念だけどね。でも安心して、次に会ったときはちゃんと殺してあげるから」 その言葉を最後に、アシュトンの声は聞こえなくなる。 そして霧が晴れた頃には、すでにアシュトンの姿は何処にもなかった。 「ちッ……どいつもこいつも逃げ足だけは立派だな」 敵がいなくなったのを確認すると、悪態を吐きながら剣を鞘に納める。 そのまま振り替えって、足下に目をやる。その目には、横たわったまま動かない少年の姿が映った。 「悪いな餓鬼。お前の剣は俺が有効活用させてもらう。だから安心して眠……!?」 勝手なことを言いながら少年を見下ろしていると、あることに気が付いた。 少年の胸が僅かに動いていることに。 ■ 【I-06】H-06との境界付近の木陰 「ぜぇ…はぁ、ぜぇ、はぁ…お、追っ…てきて…な…いよね?」 「フギャァ(大丈夫だ。取り敢えず水でも飲んで落ち着け)」 言われた通り、デイパックから水を取り出して、一気に飲み干す。 まとも武器を手にしてしまったあの敵には、今の自分のコンディションでは勝てない。 そう判断したアシュトンは、マジックミストを利用してここまで逃げて来たのだ。無論全力疾走で。 マジックミスト――もともとノートンに支給された逃走補助の道具。これこそアシュトンの持つ“保険”の正体だ。 「ギャフフン(しかし、ウルルンの言った通り、早く逃げておくべきだったな)」 「そうだね。疲れたし、右腕は痛いし、レオンの首輪は手に入らないし、もう散々だよ」 「フギャ(これに懲りたら、こんな無謀な戦いに応じるのはこれっきりにしてくれよ)」 「ごめんね、本当に悪かったと思ってるよ」 アシュトンは心から申し訳なさそうに謝る。 「ギャフ(解ればいい。それと、休息はもうこの場所で取れ。村には先程の男がいる可能性が高いからな)」 「うん、残念だけど仕方ないか。僕が寝てる間、見張りは頼んだよ」 「ギャフン(任せておけ。何かあったら直ぐに叩き起こしてやるさ)」 【I-6/夕方】 【アシュトン・アンカース】[MP残量:50%(最大130%)] [状態:睡眠中、疲労特大、体のところどころに傷・左腕に軽い火傷・右腕にかすり傷(応急処置済み)、右腕打撲] [装備:アヴクール@RS、ルナタブレット、マジックミスト] [道具:無稼働銃、???←もともとネルの支給品一つ、首輪×3、荷物一式×2] [行動方針:プリシスの望むまま首輪を狩り集める] [思考1:ZZz...] [思考2:敵との交戦は今のところ控える] [思考3:回復しだい目的に移る] [現在地:H-06との境界付近の木陰] ■ 【I-06】町中 アルベルは氷川村内を駆ける。肩に少年を担ぎながら駆け抜ける。 「三つ目の女に龍を背負った阿呆、プリシスって奴もか? お前のお仲間はホント頼もしい奴ばかりだな」 レオンに皮肉の混じった言葉を掛けるが、答えは返ってこない。 少年の胴と左腕があった場所には、先程まで彼が着ていた白衣が、包帯の代わりに巻き付けられている。 「いいか餓鬼。お前を治療してやったのは、俺の治療のついでだ」 そう言うアルベルの左肩には、レオン同様白衣が少々荒っぽく巻かれている。 「今運んでやってんのは、この剣の礼だ」 アルベルは、ディアス達が向かった方へ移動している。ただのお荷物でしかないレオンを彼等に押し付けるために。 「だから勘違いするなよ。俺は別に、お前に同情してるわけじゃねえからなッ!」 アルベルの叫びは虚しく響き渡る。 彼の目に映る夕日は、何故か妙に眩しかった。 【I-6/夕方】 【アルベル・ノックス】[MP残量:80%] [状態:疲労、左手首に深い切り傷(応急処置済みだが戦闘に支障があり)、左肩に咬み傷(応急処置済み)、レオンを担いでいる] [装備:セイクリッドティア@SO2] [道具:木材×2、メイド服(スフレ4Pver)、荷物一式 レオンのデイパック(幻衣ミラージュ・ローブ、どーじん、裏に考察の書かれた地図、ボールペン、小型ドライバーセット、荷物一式)] [行動方針:ルシファーの野郎をぶちのめす! 方法? 知るか!] [思考1:レオンをレナとディアスに押し付ける] [現在地:I-06 町中] ※木材は本体1.5m程の細い物です。耐久力は低く、負荷がかかる技などを使うと折れます 【レオン・D・S・ゲーステ】[MP残量:100%] [状態:気絶、左腕切断・左脇腹裂傷(応急処置済み)、アルベルに担がれている] [装備:無し] [道具:無し] [行動方針:首輪を解除しルシファーを倒す] [思考:?] [備考1:首輪に関する複数の考察をしていますが、いずれも確信が持ててないうえ、ひとつに絞り込めていません] [備考2:白衣は包帯の代わりとして使用したので着ていません] [現在地:I-06 町中] ※一応止血はしてありますが、早くちゃんとした治療を受けないと死に至る可能性があります。 ※レオンの左腕はI-06(北部)に放置されています。 【残り36人】 第81話← 戻る →第83話 前へ キャラ追跡表 次へ 第71話 アシュトン 第97話 第66話 アルベル 第87話 第62話 レオン 第87話
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MHP:7,250 種族:Devil サイズ:中 属性:闇2 アクティブ 遠距離 DEF:45 MDEF:15 出現場所: 取得中です。 Dropアイテム: エル塊 ブリガン s3クロスボウ s1弓用の指貫 s2連弩 レイドリックアーチャーカード
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マジックアーチャー ジョブ概要基本説明魔道弓に適用される効果 ◆黒呪島では スキル解説ダガースキル 杖スキル 魔道弓スキル スキルの運用例 データステータス成長率 ダガースキル習得表 杖スキル習得表 魔道弓スキル習得表 ノーマルスキル習得表 アビリティ習得表 ▼ 情報提供はこちら ジョブ概要 ストライダーとメイジの混成上級職。覚者専用でLv10から転職可能。製作陣曰く、『最強のジョブ』。 ダガーと杖に加え、様々な属性の魔法矢を放つ専用武器「魔道弓」を装備できる。 魔道弓による遠距離戦を中心に、近距離戦や探索ではダガースキル・アビリティによる機敏な立ち回りも可能。 杖スキルはほぼメイジと共用の下位魔法(ギフト系、回復・治癒系を除く)のみだが、独自スキルとして敵を弱体化する「スポイルゾーン」を持つ。 サンプルモデル① ② 装備可能武具→〔ダガー・杖・魔道弓〕 〔布•革製等の軽装具〕 基本説明 魔道弓、ダガー、杖には各3種のカスタムスキルをセットできる。 最大の特徴である魔道弓は、敵を自動追尾する魔法矢を放つ武器。構えると円形のサイトが表示され、放たれた矢はサイトに捉えた敵や部位を追尾する。これは魔道弓の各射撃スキルでも同様。魔法であるため、攻撃スキルのダメージは使用者と武器の魔攻に依存する。また、弓に矢をつがえた状態での詠唱がある。 最大ダメージが出る適正距離は15m以内で、それより離れるにつれて下がる。 魔法矢はやや低速だが、アビリティ「強追魔弓」でスピードアップできる。 サイトに敵を捉えると表示が変わるため、背景に紛れている敵や透明化している敵の検知にも使える。 魔道弓による攻撃は射撃でも魔法でもあるためか、アビリティ等の適用がやや特殊な仕様になっている。後述の「魔道弓に適用される効果」を参照。 味方をターゲットにして悪性状態異常耐性を付与する「帯魔防」、よろけ耐性を付与する「帯魔剛」といった支援スキルもある。 攻撃スキルはそれ自体が五大属性のいずれかを持ち、単独で敵の弱点を突ける。スキルごとに用途が異なるので、弱点だけ考えればいい訳でもないが。 ダガースキルはストライダーと共用の基本的なものに加えて、魔法属性付きの独自スキルが使用可能。攻撃系だけでなく、強化スキルや敵の足止めスキルもある。「百裂斬り」や「かまいたち」は物攻依存だが、独自スキルは魔攻依存の比重が高くなっている。ダガーには物攻しか持たないものと物魔混合のものがあるため、多用するスキルに合わせて選びたい。ちなみに、炎を纏って近接した敵にダメージを与える「火炎衣」は何故か物攻に大きく依存している。火炎衣を発動して百裂斬りで切り刻む戦法が強力だが、この用途には物攻特化のダガーが向いている。 強化スキルの「魔導護身陣」は、ランク2で味方の魔防・魔攻を強化でき、さらに4回まで効果が重複する。これを重ね掛けして安全な位置からの射撃で仕留めるのは代表的な戦法の一つ。 杖スキルではメイジと共用の下位魔法と、独自スキルの「スポイルゾーン」を使える。スポイルゾーンは範囲内の敵に呪い状態(物攻・魔攻・物防・魔防が各-40%、被ダメージ+60%)を付与するスキル。呪いが通る相手であれば大幅に弱体化できる。 スポイルゾーン以外はほぼ攻撃魔法なので、魔道弓スキルとは異なる属性のものをセットしておくと対応力が増す。 ノーマルスキル「転身」や「弐段跳躍」、「フローティング」を使えるため機動力が高く、探索時の快適性も高い。小技として、ジャンプ動作を含むダガースキル「昇炎斬り」は「構え直し」で空中キャンセルでき、再発動で高く跳べる。「弐段跳躍」と組み合わせて疑似4段ジャンプも可能。 そのためだけにスキル枠を割くかは考えどころだが、「帯魔防」は面倒な水濡れも防止でき、場所によっては探索がかなり快適になる。 ステータス成長は防御寄りのバランスタイプ。主に魔攻、戦法によっては物攻も必要になるが、どちらも伸びが悪い部類。魔道弓の火力を突き詰めたいなら、魔攻成長が高いソーサラーでの下積みを考えるといいだろう。 マジックアーチャーを目指して物攻重視で育てるかはともかく、物攻重視で育ってきた覚者は、火炎衣+しがみつき百裂による大物狩り性能が高くなる。魔道弓に関しても、攻撃スキル以外は魔攻が低くともあまり影響がない。 魔道弓に適用される効果 魔法詠唱を短縮するソーサラーのアビリティ「速詠」が適用される。同様に特殊アイテム「竜王の指輪」の効果も適用される。一方で、ソーサラーのアビリティ 「制魔」は適用されない 。適用されるという情報が多いが、実際には魔道弓の全スキルに効果がない。 最大射程を伸ばすレンジャーのアビリティ「狙撃」が適用される。が、サイトでロックオンできる距離は変わらないので、実用上さほど恩恵がない。 各射撃スキルはデフォルトで五大魔法属性のいずれかを持っているが、これはエンチャント・ギフト系魔法の属性で上書きされない。通常射撃にはエンチャント・ギフト系魔法の属性が適用される。また、スキルにもエンチャント・ギフト系魔法による魔攻アップの恩恵はある。 ◆黒呪島では 攻防共に安定して立ち回れる。 攻撃面では閉所を生かした[跳弾魔従]が非常に強力。 地形や空間に恵まれればエリミネーターやガルム、エルダーオーガといった強敵を瞬殺する事ができ、デスすらもガリガリ削れる。 小型に対しては[吸魔痕]や[影縫い]で拘束したり、[スポイルゾーン]で弱体化させたりして支援や妨害に回り、大型は[火炎衣]を纏いつつしがみ付く事で、炎属性蓄積で延焼を狙いつつ、攻撃を重ねられる。百烈斬りを織り交ぜれば直良し。 アンデット・ファントム系の魔物相手は[閃魔光]で一網打尽にでき、[魔導護身陣]で魔法火力の底上げも可能。 武器が整ってからは[連魔弾]の威力の伸びが非常に良くなる為、覚醒ダイモーンの様な大型ボス戦も安定する。 防御面では厄介な各種悪性状態異常を帯魔防で処置•事前対策できる。水濡れを防いでランタンの灯りを維持できるのも便利。 スキル解説 ダガースキル 以下スキルはストライダーを参照百裂斬り かまいたち アギト裂き 眩ませ縛り 構え直し 昇炎斬り 【炎属性】ジャンプして地面を叩き付け、火柱を発生させるスキル。 発動後のジャンプはある程度の方向制御が可能。移動入力をしないと1キャラ分ほど前方へ跳ぶが、後退入力をしているとほぼ垂直に跳ぶ。 空中でも発動可能。地上で出した場合とジャンプの高度は変わらないが、飛距離は少し伸ばせる。 着地後の火柱は炎属性魔法攻撃。ダメージのない斬撃属性も持っている。使用者と武器の魔攻のほか、武器の物攻も参照する。武器の物攻は斬撃ダメージとして出力される模様。 炎属性蓄積による延焼と、上方への吹き飛ばしを誘発する。 単体で「弐段跳躍」よりも高い位置に跳べるが、さらに「構え直し」と組み合わせることで、通常は届かない高所への移動手段として使える。「ジャンプ→空中昇炎斬り→上昇中に構え直し→空中ジャンプ→空中昇炎斬り」を素早く行うことで疑似4段ジャンプになる。なお2回目の昇炎斬りは叩き付け後のみキャンセル可能。 攻撃スキルとしてはあまり性能が高くないが、隅々まで探索する際は移動スキルとして便利。回避スキルとしても使えなくはない。 魔斬波 【聖属性】地面に沿って飛ぶ衝撃波を放つスキル。 約3秒の詠唱後、敵を貫通し、小刻みに攻撃判定を発生させながら進む衝撃波を前方に放つ。衝撃波は障害物や段差で消えるが、緩い傾斜なら地面に沿って進む。 衝撃波は聖属性魔法攻撃。使用者と武器の魔攻を参照する。 1ヒット当たりのダメージが小さく、ダウンした大型敵の頭から爪先にかけて撃ち込むような使い方をしないと、あまり威力には期待できない。ダメージソースとして使うなら「魔導護身陣」や「魔神のお守り」を併用したい。 敵に連続でヒットストップを与え、吹き飛ばしも誘発するので、詠唱時間を短縮して連射すれば阻止力は高め。 聖属性蓄積によるHP回復は狙いやすい。 衝撃波を放つ際のダガーを振る動作にも攻撃判定がある。こちらは斬撃属性の物理攻撃で、吹き飛ばしを誘発する。 PC版ではバグなのか仕様なのか、スキルランク1の状態だと右クリックを押してやらないと技が発動しないことがしばしば。 影縫い 【闇属性】約2秒の詠唱後、敵の行動を阻害する魔法陣をその場に設置する。魔法陣の効果時間はスキルランク1で20秒、2で40秒(DA版では30秒)、EXで40秒。 ランクが上がるごとに効果範囲も広くなり、EXにおいては複数体の敵を巻き込んで足止めできる。 最大2つまで設置できる。 魔法陣に踏み込んだ敵は、行動不能またはスロー状態になる。大型敵はスロー化のみで行動不能にならない。 魔道弓スキル「吸魔痕」で魔法陣に吸い寄せると、敵をまとめて弱体化しやすい。 特に小型化においてはコレだけで完封できる。厄介な狼系やゾンビ系に何もできなくさせるので、乱戦にはありがたい。 敵を巻き込んで引き寄せたとして、攻撃を食らっては意味がないので、『速詠』に加え、『竜王の指輪』を所持してちゃっちゃと設置したい。 魔導護身陣 【聖属性】アンデッド系、スケルトン系、ファントム系の敵(以下「アンデッド」)を弱体化し、味方を強化する魔法陣を設置するスキル。 約3秒の詠唱後、その場に20秒間持続する魔法陣を設置する。魔法陣は複数の効果を持ち、ランクアップで効果が増える。魔法陣の効果時間はスキルランク1で60秒、2で90秒。 ランク1でアンデッドの魔防ダウンと味方の魔防アップ、2では加えてアンデッドの魔攻ダウンと味方の魔攻アップが付く。アップ/ダウンの効果量は25%。 魔法陣に踏み込めば上記の効果が付与され、出ても一定時間持続する。エンチャントではないため「霊賛」の効果は適用されない。 4回まで重ね掛けが可能で、ランク2を連続で4回使えば、魔攻・魔防が100%(2倍)まで強化される。魔攻アップは「魔神のお守り」、魔防アップは「魔導士のお守り」と同種の効果で、併用が可能。このスキルを使うヒマがない場合はお守りを使うといった使い分けができる。ただし、お守りの効果量は20%で少し低い。 なお、DA版では能力強化の上限が「アビリティによる強化(上限1.8倍)込みで合計2.5倍まで」になっている。無駄な重ね掛けに注意したい。 蛇足だが、強化が2.5倍に達している状態で強化アイテムやスキルを使うと、最も古い強化が消える。 火炎衣 【炎属性】周囲にダメージを与える炎の衣を発動するスキル。 約2秒の詠唱後、全身に炎の衣を纏う。衣は周囲の敵やオブジェクトに小刻みにダメージを与え、属性蓄積で延焼を与える。発動中も自由に行動できる。 持続時間はスキルランク1で30秒、2で60秒、3で90秒。効果中に再度スキルを使うことで、任意のタイミングで解除できる。 発動中はHPを消費する。スキルランク1で1秒ごとに20HP、2で2秒ごとに20HP、2で3秒ごとに20HP。ランクを問わず、自然終了した場合は580HPを消費する。 このスキルで減少したHPは、全て「ヒーリングスポット」で回復可能な白色の暫定ダメージになる。 ダメージタイプは打撃属性の物理攻撃で、ダメージのない炎属性も持っている。使用者と武器の物攻、武器の魔攻を参照する。武器の魔攻は炎ダメージとして出力される模様。 なお、使用者物攻、武器物攻、武器魔攻の参照割合はいずれも87.5%(解析データより)。概ね、合計値が同程度なら物魔混合より物攻のみのダガーを使った方がダメージが出やすいが、こだわりのある覚者は計算で最適なダガーを選ぶといいだろう。 ゴーレム系のメダルにもダメージを与えられる。 ちなみに、物攻のみのダガーを装備して使った場合はファントム系にダメージを与えられないが、物魔混合ダガーなら与えられる。物攻ダガーではスキル自体の「ダメージなし炎属性」が出力されないためと考えられる。延焼蓄積は炎ダメージとは別処理らしく、物攻ダガーでも燃やせる。 発動しながら他の行動を取れるため、密着やしがみつきからの「百裂斬り」と組み合わせることで、強敵のHPも効率よく削れる。拘束攻撃を受けている、しがみつき中に振り回されているといった行動不能の状態でダメージを与えられるのも利点。大型敵の弱点にしがみつけば、殴れずとも少しずつ追い込むことができる。 HP消費が問題にならないレベルであれば、煩わしいコウモリを焼き落とす、武器を振らずに箱や壺を壊すなど、探索便利スキルとしても使える。黒呪島のマンイーター対策にもそれなりに使える。このスキルでマンイーターの拘束は解けないが、咥えられている間は対象にダメージが与えられる為、そのまま倒せる。 発動中、覚者本人は炎で明るく照らされるが、光が届く範囲が狭いためランタン代わりには使えない。 杖スキル 以下スキルはメイジを参照ファイアボール フリージングゾーン サンダーレイン フレイムウォール フロストスパイク サンダーウィップ スポイルゾーン 【闇属性】呪いの状態異常を与える汚染空間を展開するスキル。ダメージは与えられない。 呪いの効果は「物攻・魔攻・物防・魔防を各-40、被ダメージ+60%」という強力なもの。大型敵に効きが悪いのが惜しいが、黒呪島のエリミネーターやポイズンアンデッド、巨大リザードマンセージといった頑丈な雑魚に効く。 魔法に共通の操作で、敵をターゲットして展開するほか、L3ボタンで任意の位置に展開できる。 錆びた杖、アニール系、ゴールド系の杖で使えば、杖自体が持つ状態異常も与えられる。 魔道弓スキル 連魔弾 【氷属性】氷属性の魔弾を放つスキル。射出すると、まず高速の初弾が放たれ、少し遅れて複数の追撃弾が放たれる。初弾が命中すると、追撃弾が同じ敵や部位を襲う。 魔導弓の通常撃ちと同じ軌道であり、ある程度敵を追尾するので当てやすい。 初弾や追尾弾で敵を倒すと、残った追撃弾は自動で近くの敵を狙う為、範囲攻撃としても優秀。初弾を外すと追撃弾は全て拡散して消えてしまうが。 氷属性が有効な敵だけでなく、一般的な魔道弓技として使用できる。1や2では弓スキルの『連なり射ち』、大弓スキルの『綴れ撃ち』のディレイがあるバージョンといった感覚。 EX版は追尾弾の数が6本から9本に増え、強さがようやく実感できる。魔導弓3種のEXスキルの中では率先して使いたい技。 氷属性蓄積による凍結と、上方への吹き飛ばしを誘発する。ヘルハウンド、ストリゴイ、ドレイクなど、氷属性を弱点とする難敵が出現する本編終盤と黒呪島では特に役に立つ。 閉所での「跳弾魔従」や大型敵への「追魔弾」のように、特定の場面で強力な使い方ができる訳ではないが、状況を問わず安定したダメージを与えられ、弱点狙撃も可能であるのが強み。 追魔弾 【聖属性】マルチロック可能な聖属性の魔弾を放つスキル。 魔弾一発当たりのダメージは低めだが、複数の敵を一度に狙うことができる。2版でも威力は単発撃ちの2/3程度。狙っても必ず当たるわけではないので安定性は低い。 ウサギやカラスなどの環境生物クエスト達成にはありがたい。狼系やハーピー系を一斉駆除できるのも強み。 大型モンスターや攻撃破壊可能部位を持つモンスターは、1体でも複数部位をロックできる。大型敵の複数部位をロックして撃てばそれなりの威力に。特に、聖属性が弱点でロックできる部位が多いカースドラゴンには相性がいい。 連魔弾EXが優秀すぎるので陰に隠れがちだが、大型の敵には連魔弾の聖属性バージョンとして使用できる。 リザードマン系は尻尾が別部位扱いになるなど、小型でも複数に当たる場合がある。 射撃形態は上方へ撃って降らせる形。天井のある場所でも影響は受けない。敵をロックする際は視線が通っている必要があるが、射撃時は障害物に隠れても当てられる。 射出後は障害物に遮られることはないが、高速で移動している敵には外れることがある。 閃魔光 【聖属性】一定範囲に複数の効果を及ぼす聖属性の魔弾を放つスキル。魔弾には以下の効果がある。炸裂して閃光を放ち、一定範囲のアンデッド系、スケルトン系、ファントム系の敵(以下「アンデッド」)に聖属性ダメージ+ダウン+延焼効果を与える。それら以外の小型敵は一瞬怯ませる。 炸裂後はしばらく光を放ち、広範囲を明るく照らす。 2版、EX版は拡散光の持続時間と効果範囲がさらに拡張される。 詠唱完了後にスキルボタンを押すと魔弾を射出し、魔弾は地形や敵に着弾すると炸裂する。射出時、押したスキルボタンをそのまま押し続けてから任意のタイミングで離すと、その離したタイミングで魔弾を空中炸裂させることができる。魔弾を照明として利用したいときに、空中の好きな位置にシャンデリアのように光弾を設置できるので、魔伽藍のように広く天井の高い場所でも効率良く照らすことができる(特にEX版の照らせる範囲は驚異的。)。この長押しコマンドを知らずに通常射出した時、意図せず目の前で炸裂してしまったことがあるかと思うが、これはスキルボタンを離すのが遅いことで「長押しした後すぐに離した」と判定されてしまっているため。仕様を理解し、普段から魔弾の設置位置を常に自分で管理するよう意識して射出すれば、不本意なゼロ距離炸裂は減るだろう。 詠唱時間が長く、怯ませる時間もごく短いので、アンデッド以外の敵への足止めとしてはほぼ機能しない。 ファントム系以外のアンデッドにはダウンを取れる点が強み。起き上がるまでに次弾を用意できる。地上の敵は吹き飛びダウンではなく、その場でゆっくりと倒れる。盾を持つスケルトンロード等も正面からダウンさせられる。 リッチやワイト等の空中にいるアンデッド術士も、強制的にダウンさせて地上に落とせる。 連発でハメ殺しができるが、延焼を含めてもダメージが高いとは言えないため、ダウン中に別の攻撃で畳み掛けた方が早い場合がある。 照明効果は光量、範囲、持続時間のいずれも優秀。ランタンで事足りる要素ではあるが、水濡れが予想される場所に撃っておくと便利かも知れない。 跳弾魔従 【雷属性】障害物や地形で反射する雷属性の魔弾を放つスキル。魔弾は敵を貫通する。障害物や地形に着弾すると敵に向かって反射し、最大飛距離まで反射を繰り返す。その性質上、壁・床・天井に囲まれた閉所で最大の効果を発揮する。 開けた場所では全くダメージが出ず、フィールドでの活躍の場が少なめだが、大半がダンジョン内の閉所である黒呪島では猛威を振るう。 壁に反射させれば自動で敵を狙うので、壁を撃って曲がり角の先などにいる敵に先制ダメージを与える使い方もできる。 雷属性蓄積による感電と、上方への吹き飛ばしを誘発する。1ヒット当たりの威力が低く、ダウンを奪うには何度も当てる必要があるが、場所を選べば連続ヒットストップも掛かるため、大型敵を足止めしつつ封殺することもできる。 狭い道に誘い込めば、エリミネーターやリビングアーマーですら一方的に完封可能。 場所がハマれば黒呪島のデスも大きく削ることができ、逃亡前にHPゲージを数本もぎ取ることも可能。デスに通る唯一の状態異常である感電を誘発するのも強み。 スキルランク1では閉所でもやや威力不足だが、2で射出弾数が1発から3発に増え、大幅に強化される。 吸魔痕 【闇属性】一定範囲の敵を吸引する闇属性の魔弾を放つスキル。ダメージは与えられない。 約3秒の詠唱後、着弾点に周囲の敵を吸引する魔弾を放つ。効果時間はスキルランク1で15秒、2で30秒。一度に複数の設置が可能。 敵が大型であるほど効果は弱くなるが、小型・中型の敵は移動をほぼ封じることができる。空中の敵も吸引するが、高度は保ったままで引き寄せる。 吸引された敵の攻撃までは封じられないが、移動を封じる、敵をまとめるという性質によって、以下のような使い道がある。近接攻撃しか持たない敵を足止めし、魔法ジョブの詠唱時間を稼ぐ。 団子になった敵を範囲攻撃でまとめて叩く。 ダガースキルの「影縫い」と組み合わせて、まとめて行動停止やスローを与える。 敵をロックオンして撃つと、対象の敵自体は吸引できず、その敵が死んだ時点で吸魔痕が消える。地形や障害物に撃ち込むのがベター。が、このスキルはL3ボタンでのフリーエイムができず、敵の近くの障害物等を狙うのは少々やりにくい。 あまり意味はないが敵の死体も吸引する。また、何故か牛はほとんど吸引しない。 爆散魔鋲 【炎属性】敵や障害物、地形に刺さる炎属性の魔弾を放つスキル。魔弾は近接物理攻撃で起爆できる。厳密には、設置された魔弾に近接物理攻撃の判定が触れると爆発する。敵味方どちらの攻撃かは問わない。 弓矢では起爆できない。 魔弾は10発まで設置できる。10発を超えると古いものが消えるため、無駄撃ちに注意。 魔弾自体にもダメージがあるが、ごく微弱なもの。 起爆された魔弾は、炎属性蓄積による延焼と、上方への吹き飛ばしを誘発する。 「自分で撃ち込んで殴る」という二手間を掛けるより、ポーンが殴るだろう敵に撃っておく、または敵の近接攻撃で自爆させるといった工夫をしたい。敵に直接撃ち込んだ場合、後者の使い方はできない。突進攻撃をしてくる敵の進路に撃つなどで可能。 スキルランク2で同時射出数が3発に、EXで5発になる。EXにするには黒呪島産の指輪が必要だが、運よく入手できれば2回の射出で上限まで設置できる。 帯魔防 【聖属性】自身と味方に「正常ステータス維持」を付与する聖属性の魔弾を放つスキル。「正常ステータス維持」は良性状態変化の一つで、悪性状態異常を一定時間予防し、受けている場合は解消する。 約4秒の詠唱後、魔弾を撃ち上げてターゲットした味方に降らせる。手動でターゲットする必要があることに注意。混乱状態のポーンは敵扱いでターゲットできなくなる。 スキルランク1で自身を含む味方1人、2で全員をターゲット可能になる。 効果時間はスキルランク1で90秒、2で135秒。エンチャントではないため「霊賛」の効果は適用されない。 相手が動いていると避けられることがある。また、静止していても命中しないことがしばしばある。できるだけ非戦闘時に使いたい。 効果時間が長いため、戦闘前や水場に入る前に使っておくと効果的。黒呪島の水路エリアなどで快適性を大きく高めてくれる。 帯魔剛 【聖属性】自身と味方をよろめき・吹き飛び無効状態にする聖属性の魔弾を放つスキル。格ゲーで言うスーパーアーマー状態になる。ステータスの「よろめき耐性」や「吹き飛び耐性」が上がる訳ではない。 防御力は上がらない。 一部、耐えられない攻撃もある。 約5秒の詠唱後、魔弾を撃ち上げてターゲットした味方に降らせる。手動でターゲットする必要があることに注意。混乱状態のポーンは敵扱いでターゲットできなくなる。 スキルランク1で自身を含む味方1人、2で全員をターゲット可能になる。 効果時間はスキルランクを問わず180秒。エンチャントではないため「霊賛」の効果は適用されない。 相手が動いていると避けられることがある。また、静止していても命中しないことがしばしばある。できるだけ非戦闘時に使いたい。「帯魔防」とは異なり、良性ステータス変化のアイコンが付かず、効いているかを確認しにくい。 魔法詠唱や一部物理スキルの溜めを妨害されにくくなるが、防御力が上がる訳ではないことに注意したい。吹き飛ばないことでダメージが嵩む場合もある。 挺身魔槍 【闇属性】ポーン1人のロストと引き換えに、特大ダメージを持つ闇属性の魔弾を放つスキル。 詠唱を開始するとポーンがダウンし、完了するとダウンしたポーンがロストする。ダウンする順番はメイン→サブ1→サブ2。 DA版では仕様変更あり(後述)。 1人分の戦力を失うだけに、ダメージは非常に大きい。大抵の攻撃スキルは基礎威力が2~3桁だが、このスキルでは魔弾本体が9990、着弾時の衝撃波が19990(スキルランク2で24990)と、正に桁違いの値になっている。蛇足だが全スキルトップの基礎威力である。次点はウォリアーの最大溜め「退魔剣聖斬」で、斬撃14339+衝撃波6229。 以下はDA版での仕様。詠唱の中断が可能で、ポーンのダウン→ロストは詠唱完了時にまとめて行われる。 犠牲になるポーンはランダムに選ばれる。 ポーンがダウンした直後、自分以外の時間経過が遅くなり、以降は1秒毎に約160のスタミナを消費する。発射・キャンセル・スタミナ切れで低速化が解除される。 破格の威力を持つが、「弾」を一度に3発しか持てず、相手によっては一撃必殺にも程遠いため、使い所は難しい。 魔道弓スキルとしては唯一、ゴーレムのメダルにダメージを与えられる。衝撃波が無属性であるためらしい。 スキルの運用例 火炎衣+百裂斬りしがみ付く事が出来る大型の魔物敵に対して有効。 [よろめかせ力]が高いと敵はよろけ続ける事になる。 [火炎衣]、[百裂斬り]共に燃費が良いが、HPが減る点には注意。 アビリティで物理攻撃力上昇や密着力を補強しておきたい。 影縫い+吸魔痕小型の敵に有効。[影縫い]セット→[吸魔痕]で吸引のコンボで問答無用に無力化。 [吸魔痕]の方が若干範囲が広いので[影縫い]の少し後ろに設置すると良い。 空を飛ぶ敵も引き寄せる事は出来るが拘束は出来ない。吹き飛ばしダウンさせる等で[影縫い]魔法陣の上へ落とす必要がある。 雑魚戦回避[吸魔痕]・[閃魔光]等、戦闘を回避する手段が多い。 溜め時間が長いので乱戦では若干使いづらい。但し、溜めながら移動が可能。 ポーン支援特化型[帯魔剛]・[帯魔防]・[魔導護身陣]等、超強力な支援スキルが揃っている。 [ミスティックナイト]の[助勢]等を付けると更に支援に特化出来る。 [メタルゴーレム]対策地上にあるメダルはダガーで破壊出来るが、木の上や空中に有るメダルは破壊が難しい。[メタルゴーレム]を足場にしてジャンプからの小攻撃で破壊も出来るがかなり厳しい。[メタルゴーレム]に[吸魔痕]を当ててやると足場として使いやすくなる。[火炎衣]も併用すると楽 自身の職業を変えて弓・大弓や大魔法(数少ないメダルにダメージが通る攻撃魔法)で壊す、もしくは対[メタルゴーレム]知識を有する弓職ポーンに破壊させるのが一番早い。 [挺身魔槍]で壊す。…但し、魔法攻撃力が1000近く必要な上にポーンが犠牲になるので、余りお勧めは出来ない。 [呪い師の森]の最深部or奥地に居る個体は現地が目標地域のサブクエスト等で戦う相手なので気にしないのなら無視するのも手。 データ ステータス成長率 レベル 11~100 HP ST 物攻 魔攻 物防 魔防 マジックアーチャー 20 20 2 3 3 4 レベル 101~200 HP ST 物攻 魔攻 物防 魔防 マジックアーチャー 10 10 - 1 - 3 レベル 101~200(ダークアリズン仕様) HP ST 物攻 魔攻 物防 魔防 マジックアーチャー 10 10 1 1 - 2 ダガースキル習得表 名称 解放JR 必要JP 詳細 百裂斬り 1 初期 一点集中の素早い連続斬りを繰り出す耐久値の低い敵に連続ダメージを与えられる 百裂斬り2 7 2,000 連撃技“百裂斬り”の上級版攻撃速度が上昇し、攻撃可能回数が増加する 百裂斬りEX 1 指輪 攻撃速度がさらに上昇し、攻撃可能回数も増加する。「短剣極意の指輪」が必要。 かまいたち 200 素早く敵に近づき、すれ違い様に斬りつけるヒット時に追撃可能 かまいたち2 900 突進技“かまいたち”の上級版最大追撃数が増加する かまいたちEX 指輪 突進技“かまいたち”の追強化版最大追撃回数がさらに増加され、移動距離と突進速度も上昇する 昇炎斬り 300 空中を蹴りつつ急落下した後地面に剣を突き刺して魔力を注ぎ込み、自身の目前に火柱を突出させる 昇炎斬り2 1,100 周囲攻撃技“昇炎斬り”の上級版より大きな火柱を突出させる アギト裂き 700 一歩踏み込み、敵を上空へ斬り上げる追加入力で火薬に着火し、爆発ダメージを与える アギト裂き2 5 1,200 打ち上げ技“アギト裂き”の上級版斬り上げ力が増強され、爆発効果が拡大する 魔斬波 3 1,100 ダガーに魔力を溜めた後、力強く斬り上げながら衝撃波を前方に放つ聖属性の蓄積効果により敵の体力を吸収する 魔斬波2 5 2,000 特殊攻撃技“魔斬波”の上級版衝撃波の最大前進距離が延長される 眩ませ縛り 900 カンシャク弾を投げ込み、着弾周辺の敵を足止めする 眩ませ縛り2 7 2,000 特殊捕縛技“眩ませ縛り”の上級版有効範囲が拡張される 構え直し 900 自身を通常待機状態に戻す様々な動作のスキを消すことが可能 構え直し2 7 2,000 特殊技“構え直し”の上級版被攻撃時にも発動可能 影縫い 4 1,500 地面にダガーを突き刺して魔法陣を設置し侵入した敵をその場に停滞させる 影縫い2 6 2,500 設置技“影縫い”の上級版魔法陣の効果範囲と持続時間が拡張される 影縫いEX 4 指輪 魔法陣の効果範囲と持続時間がさらに拡張される。「魔弓士極意の指輪」が必要。 魔導護身陣 5 2,000 地面にダガーを突き刺して魔法陣を設置し侵入した対象に魔法防御力を付加する対アンデッドの魔法防御力低下効果あり 魔導護身陣2 8 4,000 補助技“魔導護身陣”の上級版付与効果に魔法攻撃力増強が追加される対アンデッドの魔法攻撃力低下効果あり 火炎衣 7 3,200 自身の体に炎をまとい敵に触れ、ダメージを与える発動中は体力が減少しつづけるため要注意 火炎衣2 9 5,000 特殊技“火炎衣”の上級版発動中の体力減少値が軽減される 火炎衣EX 7 指輪 発動中の体力減少値がさらに軽減され、持続時間も延長される。「魔弓士極意の指輪」が必要。 杖スキル習得表 名称 解放JR 必要JP 詳細 ファイアボール 1 初期 火炎弾を発射する敵に当たると爆発し、周囲を巻き込む ファイアボール2 3 700 “ファイアボール”の上級版放つ火球弾の数が増加する ファイアボールEX 1 指輪 “ファイアボール”の追強化版放つ火炎弾の数がさらに増加する フリージングゾーン 1 200 自身の前方に冷気を集中発現させ、接触した敵全てに凍結ダメージを与える フリージングゾーン2 3 700 “フリージングゾーン”の上級版発現する冷気の範囲が拡張される サンダーレイン 1 200 敵の頭上から雷撃を食らわせる隠れている敵のあぶり出しに有効 サンダーレイン2 3 700 “サンダーレイン”の上級版雷撃の量が増加する サンダーレインEX 1 指輪 電撃の量がさらに増加する。「杖極意の指輪」が必要。 フレイムウォール 6 1,400 高い炎の壁を作り出す威力はそれなりだが延焼させやすい フレイムウォール2 7 1,800 “フレイムウォール”の上級版作り出せる炎の壁が延長される フロストスパイク 6 1,400 巨大な氷の塊を出現させる足場としても利用可能 フロストスパイク2 7 1,800 “フロストスパイク”の上級版出現する氷の塊の数が増加する サンダーウィップ 6 1,400 攻撃判定を持った雷のムチを発生させ、身にまとう サンダーウィップ2 1,800 雷のムチの効果持続時間が延長される。着弾点に落雷効果。 スポイルゾーン 6 3,500 魔法陣を発生させ、侵入した敵を呪い状態にする スポイルゾーン2 9 7,500 “スポイルゾーン”の上級版魔法陣の効果範囲と持続時間が拡張される 魔道弓スキル習得表 名称 解放JR 必要JP 説明 連魔弾 1 初期 3本の魔法の矢を一点に集中して放つ 連魔弾2 1,500 多弾矢“連魔弾”の上級版放たれる矢が増加する 連魔弾EX 1 指輪 矢の本数がさらに増加する。「魔弓士極意の指輪」「魔道弓極意の指輪」が必要。 追魔弾 300 敵を自動追捕する魔法の矢を放つ最大5体までの対象に照準を合わせることができる 追魔弾2 1,100 複数追尾矢“追魔弾”の上級版同時追尾可能な対象の数が10体に増加する 閃魔光 3 1,100 周囲を照らす効果のある魔法の矢を放つ触れると、敵は強い光に驚いて怯むアンデッドにはダメージ効果あり 閃魔光2 5 2,000 光撃矢“閃魔光”の上級版拡散光の持続時間と効果範囲が伸長される 閃魔光EX 3 指輪 拡散光の持続時間と効果範囲がさらに拡張される。「魔道弓極意の指輪」が必要。 跳弾魔従 4 1,500 壁に反射し、敵を追従する魔法の矢を放つ反射させることで威力が上昇する狭い空間での使用が効果大 跳弾魔従2 6 2,500 反射追尾矢“跳弾魔従”の上級版反射する魔法の矢が3本に増加する 吸魔痕 5 2,000 吸引力を持った魔法の矢を放つ周囲の自重の軽い敵は矢に吸い寄せられる 吸魔痕2 8 4,000 特殊矢“吸魔痕”の上級版吸引効果の範囲と持続時間が拡張される 爆散魔鋲 6 2,500 詠唱により、起爆性の魔法の矢を放つ敵に刺した矢に近接攻撃で起爆させ、ダメージを与える 爆散魔鋲2 8 4,000 特殊設置矢“爆散魔鋲”の上級版着弾矢の起爆猶予時間が延長され、爆発の威力が増加する 爆散魔鋲EX 6 指輪 着弾矢の本数が増加される。「魔道弓極意の指輪」が必要。 帯魔防 7 3,200 仲間1人に対し、耐性効果を付加する特殊な矢を放つ状態異常を一定時間無効にする 帯魔防2 9 5,000 補助矢“帯魔防”の上級版仲間全員に対して、耐性効果を付加できるようになる 帯魔剛 7 3,200 仲間1人に対し、耐性効果を付加する特殊な矢を放つ敵の攻撃に対し一定時間怯まなくなる 帯魔剛2 9 5,000 補助矢“帯魔剛”の上級版仲間全員に対して、耐性効果を付加できるようになる 挺身魔槍 9 5,500 一体のポーンの全体力と引き換えに、究極威力の巨大魔導矢を召喚する狙いをつける間は周囲時間が低速化する 挺身魔槍2 9 7,500 矢の追尾性能、破壊力、召喚中の周囲時間低速効果が強化される。 ノーマルスキル習得表 名称 解放JR 必要JP 説明 連斬撃 800 初期装備スキルの上級版連撃の後に蹴り技を放つ【ダガー】 衝斬舞 600 初期装備スキルの上級版連撃の後に回転突きを放つ【ダガー】 弐段跳躍 1,800 初期装備スキルの上級版空中で再度ジャンプが可能【ダガー】 転身 2,200 前方に身を縮めて転がる回避手段として有効【ダガー】 コレクトショット 6 3,000 初期装備スキルの上級版地上および空中で高威力の魔法弾を発射するエンチャントにより性能変化【杖・大杖】 マジックビット 6 3,000 初期装備スキルの上級版魔球を造り出し、接近対象を攻撃させる地上および空中で発射可能【杖・大杖】 フローティング 2 600 初期装備スキルの上級版魔力によって引力を操り、緩やかな着地が可能になる【杖・大杖】 強追魔弓 4,000 初期装備スキルの上級版魔道弓で放つ矢の追尾性能が強化される【魔道弓】 アビリティ習得表 名称 解放JR 必要JP 説明 詳細 探知 2 1,000 視野が広がり、地図の不明部分を解明しやすくなる 1.5倍広がる 英気 2 1,000 スタミナの上限が上がる 最大スタミナ100増加 体術 6 4,000 落下ダメージが半減する 治癒 8 7,000 体力を少しずつ自然回復させる 3秒で1回復 魅了 8 7,000 ポーン以外の人物(例外あり)にアイテムを渡したときの好感度の上昇量が倍増する(海外wikiによると、バグで効果がないとの情報があるが、普通or好物のどちらも効果がないのかまでは未検証。) 上昇量が2倍になる? 抗体 9 7,500 主要五属性魔法以外の状態異常攻撃を受けた時、蓄積値が軽減される 15%減 魔襲 9 7,500 主要五属性魔法による状態異常攻撃の威力を上げる 蓄積量1.5倍?効果が殆どないとの情報もある ▼ 情報提供はこちら 追記はできないけど、情報提供がしたいという方はこちらへ。 (追記の手順: ページ上部の“ページ編集” → 該当部分をコピペして書き換え → “ページ保存”でOK。簡単です) 不確定情報の議論以外の雑談・質問は Dragon's Dogma wiki BBS でお願いします。 アドバイスありがとうございます。挑戦します - 名無しさん (2022-12-03 20 15 48) デーモンウィング最終強化手前ですが、魔神の爪は10個あり、必要なのは2個なのですがなぜ強化できないのですか?金はもちろんあります。 - 名無しさん (2022-12-04 19 53 20) リムが足りてない、銀強化していない(黒呪での強化は1段階ずつ上げないとダメ)、バグってデータがおかしくなっている、のどれかかね? - 名無しさん (2022-12-05 14 57 18) バランス型のメリットはスタミナも多いので手数も増やせるし、物理攻撃でも火力が出せるから攻撃の幅が広がる。これを弱すぎとか言ってる奴はただのアホ。 - 名無しさん (2023-04-18 14 12 14) 色々な方のマーチャーのステータスを見ますが、魔攻撃3000肥えてる方がほとんどの様な感じがしますが、レベルもMAXで魔道弓もMAXなのに攻撃力は2000もありません。なんでみなさん3000も超えるんですか? - 名無しさん (2023-07-06 07 20 04) まずメイジやウィザードで下積みしてるからじゃない? - 名無しさん (2023-07-06 15 13 15) ウィザード× ソーサラー○ - 名無しさん (2023-07-06 15 17 44) 火炎衣、詠唱時間2秒、効果時間30秒、毎秒20ダメージ、総ダメージ580 - 名無しさん (2023-11-13 10 04 01) レンジャーの狙撃のアビリティが乗り、スキルの射程も増加する。射程は跳弾魔従の火力に直結するためぜひつけたい。 - 名無しさん (2023-11-26 16 06 32) 魔導護身陣の不死系魔物に対する魔法能力低下効果は、状態異常の蓄積によるものだと思われる。またスポット系魔法のように陣内の敵に対して時間経過で蓄積を与えるものではない模様。 - 名無しさん (2023-12-15 13 57 44) 総合連絡所の方に投稿した木主です。枝主さんの投稿は確認してます。こういった編集は良いと思います。ここはwikiなので許可がいらないのは当然ですし、趣旨の報告だけしてもらえれば荒らしかどうか客観的に確認できるので。それと、こちらの方でも護衛クエストその他、変な記述を直す作業をやっていこうと思ってます。 - 名無しさん (2023-12-31 21 43 05) レンジャーアビリティ「狙撃」はロックオン距離は伸びない点に注意。つまり不要 - 名無しさん (2024-01-06 14 36 30) ダイモン戦が火炎衣百裂になるか連魔弾になるかの違いくらいで物理特化でも魔法特化でも楽に黒呪殲滅して回れるのまじで万能職やな - 名無しさん (2024-03-10 23 11 11) 名前 ⇧