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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/上琴の戦い 上琴VS通行止め 2回戦 ・ファミレスにて 上条「こないだはテメーのせいで大変だったんだからな…」 一方「なンで俺だけなンだよ。コイツもタックルしただろうがよォ。」 上条「作戦立てたのお前だろ!美琴は漏電するわ男の客に追い掛け回されるわ…」 打ち「ごめんごめん!ってミサカはミサカは謝ってみたり!」 美琴「なんか謝られてるかんじしないわね…」 一方「ここおごってやンからそれで勘弁しろ。」 上条「ファミレスでおごってもらってもな…まあ上条さん的には助かりますが…」 打ち「おおーこのエビフライ美味しい!ってミサカはミサカは絶賛してみたり!」 美琴「(ねぇ当麻…作戦通りいくわよ。)」ヒソヒソ 上条「(わかってるって美琴。)なあお前らって一緒に住んでるんだろ?」 一方「まあそうだが黄泉川と芳川に番外個体もいンぞ。」 美琴「それって全員女よね?…ハーレムじゃない。アンタ女好きだったのね。」 一方「…なンでそうなンだよ。たまたま同じ部屋に住ンでるだけだからなァ。」 上条「じゃあさ、お前らの関係ってどこまで進んでるんだ?」ニヤニヤ 一方「関係だァ?」 美琴「一緒に住んでて何もないってことはないでしょ。」ニヤニヤ 打ち「それならこの人とは一緒にお風呂に入ったりしてるよ!ってミサカはミサカは答えてみる!」 上琴「「お風呂!?」」 打ち「あとはたまにだけど同じベッドで寝てるよってミサカはミサカは補足してみる!」 上琴「「一緒に寝てる!?」」 上条「一方通行……お前そこまでロリコンだったのか!!」 美琴「こんな小さな子に手をだすってアンタ人としてどうなの!?」 一方「……お前ら何勘違いしてンだ。」ニヤニヤ 上琴「「……え?」」 一方「俺は保護者として風呂に入ってコイツを寝かせるために一緒に寝てるだけだぞ。」 上琴「「!?」」 一方「全く…お前らが毎日やってることと一緒にすンなよなァ。」ニヤニヤ 上条「ち、違う!!誤解だ!!」アセアセ 一方「違わねェし誤解でもねェだろ。」 打ち「2人も一緒にお風呂に入って一緒に寝てるんだー!ってミサカはミサカは2人のラブラブっぷりに驚いてみたり!」 美琴「ちょ、ちょっとそれをこんなとこで大声で言わないでよ!!」アセアセ 一方「さてとォ、バカップルの相手してるほど俺は暇じゃねェからもう行くぞォ。金はおいとくからなァ。」 打ち「2人ともじゃーねー!ってミサカはミサカはお別れの挨拶をしてみたり!(それにしても……)」 打ち「(すべてあなたの予想した通りの展開になったね!ってミサカはミサカは驚いてみたり!)」ヒソヒソ 一方「(当たり前だ。第1位の頭なめンじゃねェぞ。)」ヒソヒソ アリガトーゴザイマシター 上条「またしてもやられた……」 美琴「周りの視線が……」 WINNER:通行止め 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/上琴の戦い
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一方さんの授業風景 南雲慶一郎「…つまり、この表現はさっき言った所から西の地方だと…」 一方通行『それにしてもよォ…この学校にはフツウの授業ってもンがねェのか?』 南雲「始めて行った時にはそれで……少々面倒な事になってな」 一方『まァフツウの授業なンて受けた事ァねェんだけどな…って今の〝間〟は何なンだよ!』 南雲「間違っても絶対使うなよ? ウチの校長や理事長達は外国だろうと宇宙空間だろうと平気で後始末に向かわせるからな…正直、面倒くさい」 一方『正直すぎだろォがッ! っていうか何でこンなに現地でしか役に立たねェ英語教えてンだよ…こォいうのは逆じゃねェのかっ!? しかも授業中に突然…』 南雲「むっ…すまん、これから自習だ」 一方『これだ、全くこの学校は…なーンなーンですかァ?』 CAST 召喚教師リアルバウトハイスクール 南雲慶一郎 とある魔術の禁書目録 一方通行
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【種別】 魔術 【元ネタ】 Wikipedia「グレゴリオ聖歌」 【初出】 二巻 【解説】 ローマ正教の最終兵器たる魔術。 ステイル曰く、別名『真・聖歌隊(グレゴリオ=クアイア)』。 3333人にも及ぶ修道士達をバチカンという世界最高の霊地に建てられた聖堂に集め、 聖呪(いのり)を集積することにより魔術の威力を激増させて放つことで、 天上より何千何百にも束ねられた赤き火花が融合した強大な紅蓮の神槍が振り落ち貫いたモノを破壊し尽くす。 ランスロットの言葉によると、「世界のどんな場所でも正確に灰燼に帰すことができる」らしい。 アンテナ役の騎士が常に必要かどうかは不明である。 アウレオルスの居城たる三沢塾を爆撃したが、 黄金練成の「元に戻れ」で攻撃は遥か遠くの術者へと反射され壊滅、使用不能になった。 ヨハネ黙示録第八章第七節より抜粋――― 第一の御使、その手に持つ滅びの管楽器の音をここに再現せよ!
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【種別】 人名 【元ネタ】 北欧神話の神ウルの『デンマーク人の事績』における名前、オレルス[Ollerus]。 同文献の中で、オレルスはオーディン(オティヌス)に神々の王の座を奪われている。 Wikipedia-ウル 【初出】 SS2巻 【CV】 島崎 信長 【概要】 【能力・スキル】 【作中での行動】 【アニメ版にて】 【概要】 魔術師の中でも魔術を極め、『魔神』の域に踏み込みかけた男。 通称「半分魔神」。外見は金髪に緑眼の青年。 長身だがどこか陰気で、人生か世界かのどちらかに失望したような顔つきをしている。 魔神になるための一万年に一度あるかないかの希少なチャンスを、 子猫を助けるため棒に振ってしまい、魔神の座を隻眼のオティヌスに奪われてしまった。 しかしそれは決して完全な善意と迷いの無さで振り切ったものではなく、今でも当時を悔やんで夜な夜な泣いているという。 オティヌスに関しても、もはや『魔神』の座には興味はなく、 かつて自分が目指したものが、どこかの誰かに悪用されるのが許せず、 それを止める為ならば、自身の『魔神』の力を捨てる事など惜しくはない、とまで語っている。 「殺せるものならとうに殺しているさ」 という台詞から見るに、オティヌスとは因縁浅からぬ間柄のようである。 トール曰く、元からの性質なのか、魔神に近づくとそうなってしまうのかは分からないが、 オッレルス自身は基本的に博愛的で、目の前で困っている人間の為ならどんな力も振るうが、そのせいで周りが見えなくなるらしい。 平たく言えば「見知らぬ子供一人を助ける為に百万人の軍勢を皆殺しにするような人間」との事。 実際『グレムリン』潜入中に『船の墓場』に接近する学園都市の航空機に対し、 冷静に『力不足』と判断した上で躊躇なくモックルカールヴィに撃墜を命じている。 地の文でも「どこか歪んでいる」と表されている事から、トールの言は的を射ているものと思われる。 聖人であるシルビアとは夫婦の間柄。 しかし生活面では彼女の方が強く、恐妻家であると言える。 当然彼女も事情は把握しており、 彼のことを埃まみれの没落貴族、完璧でない感情的とも言うべき大馬鹿野郎と罵倒している。 【能力・スキル】 その力の大きさ故に魔術サイド全体に追われる身だが、それらの追っ手全てを撃破してきた実力者。 数多くの魔道書の『原典』の知識を実用化し、 『北欧王座』を利用して魔神としての力を振るう。 他にも身体欠損を瞬時に回復したり、知覚不能の瞬間移動を行なったり、 他者に服も含めて変身したりと、様々な能力を有する。 魔神であるオティヌスにもある程度相対する事もできるが、 「魔神になるはず」で止まっている存在であり、完全な魔神ほどの力は持っていない。 しかし、不完全で在るが故に、魔神が持つはずの「無限の可能性」という弱点も無い。 単純な力の総量で魔神オティヌスとは比べるまでもないために、彼女と正面から戦っても勝てないことを自覚している。 また、どこぞのツンツン頭よろしく何度か腕を失っている。 一度目はトールとして潜入中にフロイラインの一件での償いで、 二度目はオティヌスから受けた爆撃で、 三度目はシルビアとブリュンヒルドの攻撃を受け流した際に。 しかしどの攻撃を受けた時も、表情に1ミリも変化がなかったりする。全く恐ろしい人物である。 【作中での行動】 ふらりとミラノに寄った際、人身売買組織を丸ごと一つぶっ潰し、百人近い子供を保護。 五月第ニ金曜日にはシルビアの待つ家に子供達を預けに戻り、またどこかへ旅立った。 その数人が『リスト』と一致したため、行動を起こしたようだ。 その後の十月第ニ金曜日、 世界中の原石達を回収した学園都市に対し、 原石達の身の安全について武力を使った交渉を行うため、削板軍覇を狙い単身学園都市に乗り込む。 『北欧王座』を使い、武装した妹達九人と軍覇を軽々と打ち破ってみせるなど、実力の程がうかがえる。 ニ十二巻にて、シルビアと共に、アレイスターに敗れて瀕死となったフィアンマに接触した。 アレイスターを追っている立場にいると思われる。 新約六巻ではトールと交渉し入れ替わりを成功させ、『グレムリン』へ潜入。 その際、フロイラインの一件での失態にオティヌスに右腕を切断されるが、 涼しい顔でなんらかの魔術を使い、淡い光とともに腕の断面を接続していた。 新約八巻では機を見てモックルカールヴィを破壊、フィアンマとの連携で腕を一本犠牲にしてオティヌスに『妖精化』を打ち込む事に成功。 勝敗は決したと思われたが、オティヌスは『妖精化』術式を利用した『失敗100%』によって『成功100%』を手に入れてしまう。 これにより、オティヌスは『無限の可能性』のデメリットに縛られない完全な『魔神』となった。 結果的にオティヌスから返す刀で『妖精化』を受けた並以下の魔術師にまで落とされてしまい、 オティヌスによって息をしているかどうかも分からない程に叩きのめされてしまった。 新約十巻では、力を失っているにもかかわらず、上条を狙ったブリュンヒルドとシルビアの二人の聖人の攻撃を受け流し、 それぞれにぶつける事で、二人の聖人を撃破。 地の文では「足りないものは、意思の力で補った」とされているが、攻撃を受け流した両腕は骨折の域を超えた破壊を受けた。 上条当麻がオティヌスの現在の理解者なら、オッレルスは謎に包まれたオティヌスの過去の悪行を良く知る人物である。 しかし、『魔神』の座と体の中に残っていた特別な力と人生の全てを二度も奪われたが、 新約十巻で『聖人』二人の攻撃から庇い、その後も見送っている。 それに加えて作者のあとがきを見ると、既にオティヌスを許しているようである。 とはいえ、同種の力を振るいながら敵対する事しかできず、『理解者』になれなかった彼は、どこか寂しげにも見える。 【アニメ版にて】 アニメ『禁書目録Ⅲ』では原作SS2巻の内容がカットされたため、シルビア共々アニメでの初登場は最終話ラスト(旧約ニ十二巻ラストに相当)となった。
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第一章 空き地のカミキリムシ +... ア行 空き地のカミキリムシ 空き地のスプレー女 アツシ オメガフラワー カ行 カミキリムシ 高温補助式シザー ゴミ置き場のカタツムリ サ行 殺人トンネル 佐天涙子の都市伝説 ナ行 ナオヤ 入眠能力 ハ行 硲舎佳茄(はざまやかな) マ行 実生好子(みよしよしこ) ラ行 リエ A~Z RU-77K 第二章 制裁指導 +... ア行 イーコ イシガキミホ 芋煮プリン(激甘味) うわさ話専科・ザラシュストラ エコミチ社 エコミチ暴走事件 エンタメカーソル カ行 香椎坂中学(かしいざかちゅうがく) 鏑木由美(かぶらぎゆみ) クルハドリンクの怪 サ行 制裁指導(せいさいしどう) タ行 第一五学区 常盤台の超電磁砲とその一味に何を聞かれても答えてはいけない ナ行 ネコミチの呪い ノリコ ハ行 人食いダルマ マ行 迷彩指導 ヤ行 山科(やましな) A~Z Z点結晶 第三章 死神カキコ +... ア行 逢辰千余(あたつちよ) 一澤暁子(いちざわあきこ) カ行 喫茶・サバンナ サ行 死神カキコ ハ行 八段階目の赤 フォークボール 二石香車(ふたいしきょうしゃ) 第四章 第一級警報(コードレッド) +... ア行 相園美央(あいぞのみお) エンバイロメンタルサウンドキャンセラー カ行 黒いゲートウェイ 軍事級避難所 第一級警報(コードレッド) サ行 西東颯太(さいとうそうた) 鈴木 タ行 第一八学区 ナ行 長点上機学園(ながてんじょうきがくえん) ハ行 橋田 マ行 地球旋回加速式磁気照準砲(マグネティックデブリキャノン) 民間級避難所 A~Z HsMDC-01 第五章 八段階目の赤 +... サ行 念動能力(サイコキネシス) 西東先生のその後 ハ行 白鰐部隊(ホワイトアリゲーター) マ行 油性兵装(ミリタリーオイル) A~Z PC13-N911 とある科学の超電磁砲SS 蛇足、またはとある事件の終幕 +... ア行 愛島瞳美(あいしまひとみ) アイレリア=モードマン イレーニャ=サジレスカ 烏麗順(オリョスン) カ行 カウンセリング施設を半壊させた謎の青白い閃光 川面柳眉(かわもりゅうび) キャサリン=ハードクラス 下水処理施設大爆破 巨天原(コチョンウォン) 此花弥生(このはなやよい) サ行 西東颯太の行方 西東先生のその後 坂状友莉(さかさまゆり) 白壁蓮歌(しろかべれんか) 鈴生夕陽(すずなりゆうひ) 世情藍科(せじょうあいか) ハ行 兵藤真紀(ひょうどうまき) フランシスカ=オビドス 白鰐部隊(ホワイトアリゲーター) マ行 丸岩胡桃(まるいわくるみ) 複合手順加算式直射弾道砲(マルチフェイズストレートハンマー) 魅晶由比(みしょうゆい) ヤ行 夢崎彩尾(ゆめさきさいび) 夜明細魚(よあけさより) 寄木美郷(よせぎみさと) ラ行 雷同優子(らいどうゆうこ) ワ・ヲ・ン 和軸小雛(わじくこびな)
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【種別】 魔術結社 【初出】 とある魔術と科学の群奏活劇 【解説】 インド神話系魔術結社。 「人間の肉体の限界を超えた鍛錬によって限界を肉体を手に入れる」事を目的とした組織であり、 宇宙や天文に関しても関係しているらしい。 また、神々の特性を象徴する力や武器を作成する技術を持ち、それらすべてを『アストラ』と呼称している。 規模は50人程度で、幹部は6人。 ステイル=マグヌスには「規模は小さいが、それゆえに妥協を誘うのが難しい相当危険な組織」と評された。 かつて組織力の強化を目指して『アストラの再編』と呼ばれる計画を実行したが、 計画の参加者15人のうちウレアパディー=エキシカ(未編集)を除いて精神が肉体に適合できなくなり死亡。 生き残ったウレアパディーも重傷を負うこととなった。 組織の上層部は生き残ったウレアパディーの力の強さを危惧して計画を凍結したため、 ウレアパディーの心に禍根を残す一因となった。 9月10日前後、表向きは 『楽をして力を手に入れる学園都市の科学的なトレーニング法は卑怯であり、自身らの思想に反する』 という名目で、ソーズティ=エキシカを始めとする二十人ほどが学園都市に侵入。 第二三学区への侵攻を最終目標としており、 その手段として『アグニの祭火』を用いた学園都市を丸ごと焼き尽くす計画を実行した。 しかしイギリス清教や学園都市には事前の動きを察知されており、 ステイルや上条当麻達に追撃を受けて阻止されてしまう。 作戦の中核だったソーズティが囮として時間を稼いでいる間に再起を図ろうとしたが、 そのタイミングで機会を狙っていたウレアパディーが組織を裏切り、構成員は全滅。 幹部6人は一度は逃走に成功するものの、すぐに捕捉されて倒された。 その際、ウレアパディーの口から『アストラの再編』を凍結した事への禍根から、 『ブラフマーアストラ』を完成させるために組織の方針を彼女のいいように誘導・利用していた事が語られた。 なお、「批判するのは学園都市の在り方なのに、何故『第二三学区』という特定区域を標的にするのか?」 という点に関しては末端までは説明されていなかった。 後に判ったことだが、上層部(及びウレアパディー)は『エンデュミオン』のことを知っていたらしく、 全ての黒幕たる魔術師・パンタグルエル(未編集)に誘いを受けたことからも、 真の目的はエンデュミオンを破壊することだったと推測される。 9/12の『エンデュミオン』前での決闘の結果、組織は壊滅。 生き残ったソーズティやウレアパディーは『必要悪の教会』に移送されることとなった。
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【種別】 魔術 【初出】 十二巻。詳細は十三巻。 【解説】 ヴェントが使用する、術者に対し悪意や敵意を抱いた者を、距離・場所を問わずに問答無用で昏倒させる魔術。 科学的な分析によれば、酸欠により人工的に仮死を誘発し、 その状態を正体不明の『力』によって維持している。 インデックスによると「何処の誰だろうが、神様に唾吐くものは許さない」という理屈によるものらしい。 ヴェントがやたらと攻撃的な言動・風貌をしているのは、相手に敵意・悪意を抱かせやすくするための撒き餌である。 舌につけている鎖と十字架の霊装と、神の右席として持つ神の火の性質があって初めて使用することができる、 本来人間が扱える魔術の域を越えた大魔術である。 特に後遺症も無く無条件で大量の敵を無力化でき、大規模制圧には非常に理想的な術式。 一度でもヴェントの姿を認識してしまえば、 時間が経過してから思い返して敵意を向けた場合でも影響下に入り昏倒してしまう。 特に学園都市のように情報網が発達した社会では、写真や映像などを通して敵意が伝染していき、 集団全体があっというまに無力化されることとなる。 例を挙げると、ボンヤリした映像で姿を見ただけの初春や、輪郭のぼやけた写真を見ただけの黄泉川など。 インデックスの推測によれば、 向けられた敵意に応じて段階があり、意識を奪う、肉体を縛る、外部からの干渉を封じる等があるようだ。 広すぎる範囲と強力な効果にはデメリットもあり、 「何処の誰だろうが許さない」、つまり対象・範囲の指定を行うことはできないという側面を持つ。 場合によっては味方側であるバチカンにまで被害が及ぶ可能性もあったらしい。 作中では日本を越え海外にまで被害が及んでいる。 全身に干渉するという特性がまずかったのか、 上条当麻には幻想殺しによって完全に防がれる。 また、「敵意」「悪意」に反応するため、 それを持たずに「殺意」のみを向けて攻撃を指示した木原数多にも効果は無かった。 学園都市における戦闘で鎖十字架を破壊されたため、現在は使用不能。
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【種別】 人名 【初出】 八巻 案内人としては六巻で出ている 【CV】 櫻井浩美 【解説】 【人物】 【能力・スキル】 【作中での行動】 【余談】 【解説】 霧ヶ丘女学院二年生の少女。 能力はレベル4の空間移動能力『座標移動(ムーブポイント)』。 希少な空間系能力であり、かつてはその能力を生かして窓のないビルの『案内人』を務めていた。 【人物】 お下げのように後ろで二つに束ねた長い茶髪が特徴的。 (作中では結われた髪の先は細長く尖っているように描かれている) 上半身は桃色のサラシを巻いて上にブレザーを羽織り、下は冬服のミニスカートに金属ベルトという露出度の高い格好をしている。 アレイスターの命令で、イギリス清教のエージェントであるステイル、多重スパイである土御門など、 VIP連中を窓のないビルの内部に運ぶ『案内人』を務めており、その関係で『プラン』に関わる情報も幾つか知っていた。 十九巻においては、グループの他のメンバーからあからさまなショタコン女呼ばわりされ、かなり慌てふためいていた。 超電磁砲第73.5話には本格的にそういった描写があり、 男子小学生に自らの保有するランドセルを背負わせようとしたり、 自宅に誘って宿泊させようとしたりとかなりアレな人。 また、このシーンの結標の表情は漫画版禁書目録の11巻での表情に寄せるというファンサービスがなされている。 食事に関してはヘルシー志向らしく、高級サラダを口にしているシーンが何度かある。 【能力・スキル】 空間移動系最高の能力『座標移動』を持ち、直接戦闘から味方のバックアップまで幅広くこなす。 自由度の高すぎる能力に基準をつけるため、 能力を使用する際は警棒兼用の軍用懐中電灯を照らして軽く振るい、照準を定めている。 超能力者認定されてもおかしくない強大極まる能力だが、 二年前のカリキュラムにおいて転移座標の計算ミスにより片足が壁にめり込み、 それを不用意に引き抜いてしまったことで密着していた足の皮膚が削り取られるという大怪我を負った。 この事故がトラウマとなり、それ以来自分自身を転移させると体調が狂うほどの激しい精神的消耗を受けるようになっている。 そんなトラウマを抱えながらも、初春はやりようによってはレベル5とも戦えそうと見ている辺り、元の強さがうかがえる。 なお、10月9日の少年院の件でトラウマを完全に乗り越えた結果 10月17日時点では自身の転移も軽々と行うまでになっており、 現在ではレベル5の認定を受けてもおかしくない状態になっている。 【作中での行動】 望むままに人を傷付けることすらできる強大な能力から、過去には力に怯えていたこともある。 それでも自分が力を得る必要性が何かあったのだろうと我慢していたが、 量産能力者(レディオノイズ)である妹達たちの結果を知って、 人以外にも能力が宿る可能性がありうることを知り、 「何故自分にこんな力があるのか」「何故自分である必要性が」 という疑問を共に抱いた仲間の能力者達と共に、 『樹形図の設計者』を再構築して 「人間以外が能力を持つことが可能かどうか」の演算を行うことを計画し、 学園都市外部の組織と接触していた。 “残骸”争奪戦の中心人物だったが、白井黒子との戦いの中で、 『自分が人を傷つけてしまうのは能力のせい』という自分の根幹を 『己の不幸を能力のせいにして安心しているだけ』と否定される。 最後には黒子を能力ではなく銃で止めを刺したことから 『今まで人を傷つけてきたのは能力ではなく自分自身』だということを悟り、自分で否定してしまったことで精神が不安定になり能力が暴走。 もはや本来の目的を失い、外部組織に残骸を渡すことだけを目的とし自我を保っていたが 外部組織も警備員に壊滅され、 路頭に迷っているところを騒ぎに乱入して来た一方通行に倒される。 その後、彼女の後を追ってきた上条の手により救急車で病院に搬送されている。 なお、この際に一方的に蹴散らされたことが新たなトラウマになり、 低周波振動治療器の補助がなければ制御できなくなるほどに能力が不安定化している。 残骸の件以降、共に事件を起こした結標本人以外の能力者の仲間たちは 少年院の特殊房に入れられたため、事実上学園都市に人質を取られている状態となっており、 彼らを救う為に特殊な器具を用いることで不安定な能力を“補強”し、グループの一員として暗躍中。 十五巻ではアレイスターの殺害を目論んだブロックに、 『案内人』である結標とその交渉材料として仲間たちが狙われた。 しかし守るべき仲間を救うためにAIMジャマーの影響下であるにもかかわらず補助器具を引き剥がし、 照準用の懐中電灯も放り捨て、自身のトラウマをも乗越えて能力を行使し、手塩との戦闘に勝利する。 そして、その時に起きた事実と芽生えた感情を強く心に刻みつけ、 必ず仲間を救い出す決意をし、グループと共に再び動き出す。 第三次世界大戦以後、一方通行と学園都市上層部との取引により暗部が解体されたことを受け、 彼女の仲間たちは解放され、彼女自身も暗部を抜けて今は一介の女学生に戻っている。 ちなみに霧ヶ丘女学院からは留学扱いとされ、現在はどういう経緯か小萌先生の家に厄介になっている。 暗部こそ抜けたものの、オペレーション・ハンドカフス発令時には『壊滅手配』に指定されていたらしく、 第二三学区で今後の立ち回りを考えているところで浜面達とすれ違っている。 その後は死体安置所の冷凍ロッカーに隠れ、オペレーション終了まで逃げ延びた。 【余談】 旧約十九巻にて、小萌先生のもとで野菜炒めのレベルから料理を教わっている描写がある。 このシーンの影響で、二次創作では「料理・家事ができない」「生活能力がない」という設定が付けられることが多く、 コメディ寄りのものでは「メシマズ」という極端な設定が付けられているものもある。
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プロローグ とある朝いつもより早く目が冴えてしまった。というより、あまり眠れていないと言ったほうが近いのだろう。 「あァ、こんなンでいいのかァ…」 学園都市第一位『一方通行』は考える。 自分が光を求め手にした今の生活しかし… 今まで研究とはいえ散々な殺しを続けてきた自分が 今更光を求めるなど… 「本当に今が求めていた最高なンで「おっはよーうってミサカはミサフゲェェ」 「うるせェーンだよ。部屋入る時は、ノックしろって言ってンだろうがァ」 「ふぉめんなふぁいっふぇミふぁふぁふぁミふぁふぁふぁあやふぁってふぃふ」 「なンなンですか?飯なンですか?ごはンなァーンですか?」 「せいかーい!!ってミサカはミサカはテンション高めで言ってみたり!!ところで毎度毎度ノックするのはメンドーイって ミサカはミサカは抗議してみる。」 「あン…それはだn「あぁそっか!男の子だもんね!朝はつらい時もあ、る、よね、って鬼の形相の、アナタを、みつ、めてみ、る…」 「どォーこォーでェーそんな事をならったんですかァ?打ち止めちャァーン」 「えと…テレビかな?ってミサカはミサカは逃げに転じて猛ダッシュ!!」 「チッ、後でお仕置きだn!!」 不意に口を閉じる。 こんな悪党が日常でこんなにもナマ温くなってしまったのかと… 「ハァ…コーヒー飲むかァ…」 一方通行は思う。あの時にもし考え方を変えていられたらと。 一方通行は嘆く。なぜあんなことをしたのかと。 一方通行は考える。なにかあの時に戻れる。そんな方法はないのかと。 パート2 「あるんだよ」 「あァ?」 「だからあるんだよ」 白い修道女『禁書目録』ことインデックスは言う。 ・ ・ ・ 最近、一方通行はライバルであった『幻想殺し』を持つレベル0上条当麻と 親しい(?)友好関係を築いていた。もちろん妹達の事も許していた。 今は、互いの居候について話し合ったりしている。まるで公園で話し合う母親たちのようだ。 しかし、今上条はいない。先程、学園都市第三位『超電磁砲』の御坂美琴に 「勝負よ!!今日こそ勝つからね!!覚悟しなさい!!」ビリビリ 「ゲッ、ビリビリ!えぇ…もう知りません…なんだかもう日常的になって不幸とも思えなくなってきましたよ」 「じゃーいーじゃないの!勝負よ!勝負!!」 「そもそもなんで上条さんにばっかつきまとうんだよ!!いくら上条さんが生死の堺をさまよったってラブコメに繋がらないの! あ~泣けてきた…不幸だ…」 「・・・・る・もし・・ない・・いじゃ・・いの」 「なに?聞こえねぇよビリビリ?」 「繋がるかもしれないじゃないのってぇいってんのぉぉぉ!!」 「バカ!!超電磁砲乱発すんなぁぁぁ!!」 「少しは、あたりなさいよぉぉ!」 「あァーー平和ァですねェー平和ァ」 「おぃぃぃ!!一方通行!!これを見て平和だっていうならお前の眼は節穴だぁぁぁ」 「三下ァ、俺が超電磁砲に加勢しないだけありたがく思いやがれェ」 「ふぅぅこぉぉうぅぅだぁぁぁぁぁぁ~~~~」 と言い人混みの中へ(というより人込みをかき分けて)進んでいった。 今は、打ち止めもいない。 お昼寝を寮でしている。決して口ぐせが面倒だから登場させないわけではない。 従って今は、一方通行と白いシスターしかいない。 「空気なんだよ」 「おわァ!いたのかァ、まっシスター…」 「むぅー、その名前にはあなたには言われたくなかったかも。そして絶対読者は、私がいなかったと思っているかも!!」 「作者に言えェ…作者にィ・・・」 しばし沈黙が生まれる。 沈黙を破ったのはインデックスだった。 「あくせられーたーは、変えたい過去ってある?」 一方通行の体がビクンと跳ね上がった。一瞬このまっシスターが記憶操作系の超能力者と錯覚するくらいだった。 「なンでだァ…」 「神の声が聞こえた気がしたからだよ」 「(やっぱタダもンじゃァねェのかァ?)そんな都合のいいもンねェだろ」 「あるんだよ」 「あァ?」 「だからあるんだよ」 その言葉に一方通行は体を強張らせ、少しばかりの希望を抱いた。
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【種別】 区分 【初出】 八巻? 【解説】 一学区を丸ごと航空・宇宙開発分野のために占有させている、一般学生立入禁止の特殊な学区。 スタンプのような丸い枠の中にいくつかの四角形を重ねた図形が学区エンブレム。 民間機の他に、学園都市の制空権を守る為の戦闘機や無人ヘリなどの開発も行われている。 そのため学園都市の中でも機密度が高く、荷物を送るときにも学区名以降を記さない厳重さである。 大覇星祭期間中の警備体制は学園都市内トップクラス。 駅は学区の出入り口であるターミナル駅一つだけで、全線をかき集めたその駅は国際空港並みの広さと複雑さを持っている。 また、研究者の多い学区の為か、駅のコインロッカーは完全密閉で冷凍と冷蔵の機能が備わっているが、 上条曰く利用料は普通じゃ無い程高価であるらしい。 特殊な学区の為か、車の制限速度も甘く100キロまでOKとの事。 隣接する第一一学区との境をまたぐように、外部に搬出するゴミの山の巨大な一時保管庫が設けられており、 都市鉱山を始めとする電子系のゴミを拾って換金する人の出入りも多いらしい。 先述のように一般学生立入禁止のはずなのだが、駅の地下通路経由で立ち入ることは難しくないようだ。 【作中での登場】 人の出入りが少なく、また学園都市の空の玄関口という事情もあり、戦闘の舞台となる事も多い。 八巻で起きた『残骸』事件では残骸を積んだ機体の帰還港のある場所として登場。 十巻ではオリアナが囮として待ち構え、上条たちと激突した。 十一巻ではイタリアに、十四巻でもフランスに向かう為に上条達がここの国際空港を使用した。 十五巻では、駅が一方通行VS査楽の舞台となった。 十九巻では戦闘機試験場で浜面が麦野と戦い、滝壺と共に超音速旅客機で脱出した。 新約十三巻ではアローヘッド彗星を調査するためにパラサテライト01を発射する場として登場…したかと思いきや、上条と美琴が僧正の撒き散らす被害を抑えるべく利用。 マスドライバーへ僧正を誘導して大気圏外まで打ち上げることに成功し、結果としてはかなり間接的ながら僧正の撃破に一役買った。 超電磁砲第三十三話では、樹形図の設計者ハッキングのため美琴が通信施設に潜入した。 とある魔術と科学の群奏活劇ではかなり重要な役割を持っており、金星探査プロジェクトレースのためにロケットを飛ばしているほか、 桜坂風雅(未編集)の最終潜伏場所、上条とウレアパディー(未編集)の決戦、 パンタグルエル(未編集)の銀の星(未編集)発動場所として登場する。 劇場版のエンデュミオンの奇蹟では三年前にオリオン号が不時着し、タイトルにもなっている宇宙エレベーターエンデュミオンがあるため決戦の場所でもある。 【登場している地名・施設名】 空港:鉄身航空技術研究所付属実験空港(専門:短距離における離滑走路開発) 通信施設:樹形図の設計者情報送受信センター(『樹形図の設計者』との交信を行う唯一の施設) 宇宙エレベーター:エンデュミオン(ロケットやシャトルを使わずに宇宙まで行ける施設。巨大すぎる建造物のため魔術的な意味合いを帯びてしまっている。)