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※注意 現代ゆっくりモノ。 てんこかわいいよてんこ。 オリジナル設定あり。 若干の愛で要素を含む。 変なところに着陸しました。 たまの休みに家でごろごろしていたら、午後になっていた。 寝すぎて頭が痛いので、縁側に出て一服することにする。 夏の盛り。 陽射しは激しいが、吹き込む風は気持ちいい。部屋の淀んだ空気を散らしてくれる。 煙草を一本、灰にし終える頃には頭痛は引き、動き出そうという気分になってきた。 ところでさっきから気になっていたんだが、 おれの庭でちょこまかしているあいつは何だ。 『虐待お兄さんとてんこ』 俺の家は和風の一軒家だ。 家そのものよりも庭のほうが広い。 これは俺の趣味だが、実益も兼ねている。 正門を開けておけば、ゆっくりが迷い込んでくるからだ。 俺はゆっくりの虐待を趣味にしている。 特に、家屋のっとりを制裁する名目での虐待が好きだ。 別に善良なゆっくりをなぶるのも嫌いじゃないが、気分のノリが違う。 今日も遊び相手にありつけた事を喜びながらしめしめと近寄ってみると、どうも様子がおかしい。 普段ならゆっくりれいむかまりさあたり、まれにぱちゅりーかちぇんが混ざる程度なのだが。 庭に迷い込んでいるそいつには胴体があった。 胴付きといえばゆっくりれみりゃだが、国家を挙げて絶賛根絶中のあれが街中を歩けるわけがない。 ではどういうことだろう。俺は注意しながらそいつの背中に忍び寄った。 そいつは、「おいィ……、おいィ……」と呟きながら、なにやらしゃがみこんでいる。 「おい」 俺が呼びかけると、そのゆっくりは驚きに体を震わせた。 ゆっくりとこちらを向く。 ぱっと見は普通の幼女に見える。 つば付きの帽子に桃の飾り。エプロンドレスにも似た服装。 しめ縄の巻かれた岩を模したと思われるポシェットを下げている。 ただ特徴的な面構えと、冗談のような頭身が、そいつがゆっくりであると告げていた。 そいつはドレスの前掛け部分を両手で握って、なにやら戸惑っている様子だったが、 思い直したように絶壁の胸を張ると、短い腕をぱたぱたいわせつつ不機嫌そうに顔を歪めて威嚇してきた。 「なにいきなりはなしかけてきてるわけ?」 生意気な口を利く。 俺は腕を組んで高圧的に見下してみた。 そいつは片手をこちらに向け、ぶんぶんと上下させながら啖呵を切る。 「ふいだまとかあまりにもひきょうすぎるでしょう? じぜんにおどかされるとわかっていれば こいきにたいしょできますが、 わからないばあいびっくりするんですわ? お?」 何言ってんだこいつ……。 見たことのないゆっくりだが、順当にむかついてきたぞ。 こちらが黙っていると、ゆっくりは慌てた様子で言葉を続けた。 腕を上下させるのはしゃべるときの癖らしい。 「てんこがおもうに、てんこはおこっているのではないか? ここですなおにしゃざいできるやつはほんのうてきにちょうじゅたいぷ。 はやくあやまっテ!!」 俺は右足を高々と振り上げると、 殺すつもりで奴の脳天に踵を打ち下ろした。 ゴムのような感触。奴は一度地面に叩きつけられ、反動で跳ね上がった。 「おいィィィィィィィィィ!!!」 そのまま仰向きに地に落ちる。 くぼんだ頭を短い両手で押さえるようにして、足先をぴんとのばして痙攣中。 よい泣きっ面だ。 「てんこの うちょうてんが ちめいてきなんだが……」 てんこ。 聞かない名だ。希少種か? もしかしたら学会にも報告されていない新種かも……。 でもゆっくりの学名に名前残してもなー。 俺が考え事をしているうちに、てんこは元通りになり、立ち上がっていた。 おいィ! おいィ! とわめきながら、俺を手で突いてくる。 てんこの体長は50センチぐらいだし、力はないようでまるで効かないが瑞々しい敵意は感じられた。 とりあえず詰問する。 「お前ここで何をやっていた?」 「おいィ! お……、いィ……」 てんこはおとなしくなった。 前掛けを握ってそっぽを向く。 俺はてんこのしゃがみこんでいたあたりを注意して調べてみた。 何か、もじゃっとしたものが地面から生えている。 掘り起こしてみるとそれは雑草だった。 そこらへんに生えていた草を引き抜き、上下逆にして植え直したらしい。 庭の広範囲にわたって土から根っこが飛び出している光景は、控えめに見てもキモイ。 俺は振り返りざまのローキックを見舞った。 側転→側頭部痛打→仰向けに転倒→短い手で頭を押さえて号泣、と美しい経緯を辿るてんこ。 俺は庭を戻すように言い添えて、家へと戻った。 苦々しいものだ。 虐待家として、いたずらをしたゆっくりを見逃すというのは。 だが体付きを殺るのは気が引けるというか、人っぽさが強くて尻込みしてしまった。 くそぅ。 縁側から家に上がり、ちゃんと後始末をしているか振り向いた。 「おいィ……っ、おいィ……っ」 てんこはすぐそこ、縁側の板にしがみつき、片足を高く上げて縁側にかけ、よじ登ろうとしていた。 俺はてんこを蹴り落とした。 「おいィィィィィィィィ!!」 無常にも落下するてんこ。視界から消える。 立ち上がり、再び視界に入ったてんこは泣きながら地団太を踏んだ。 「たかだいはめとかはずかしくないの? きたないさすがひゅーまんきたない!! はやくあやまって! ほとけのかおがさんどまでというめいせりふをしらないのかよ!? まじでおやのおくばのけっこんゆびわのねっくれすをゆびにはめてひそうひひそうけんでばらばらにひきさいてやろうか!!」 すごい剣幕で縁側をバンバン叩きだす。 相当トサカに来たらしく、たどたどしい滑舌で憤怒の長台詞を矢継ぎ早にまくし立てていた。 「びょういんでえいようしょくをたべるはめになりたくなければわびのひとつもいれるひつようがあるのはかくていてきにあきらか!」 だいたい次の台詞が想像できたので、俺は居間からお菓子を取ってきた。 てんこはしめしめ顔になり、俺に向かって短い両手を差し出していた。 「せいじろうねぎとろでいい」 「ごめん。ナチョスしかねーや」 そういって三角形のチップスとソースの皿を差し出してみる。 てんこはそれを払いのけた。 「おい!」 「なちょすとかてんこのたべものじゃないんだが?」 「!! 終わったぞテメェ!!」 けして踏み荒らしてはならない聖域に土足で踏み込んだてんこの頭をわしづかみにして持ち上げる。 おいィ! おいィ! と暴れまくるてんこを吊ったまま地下の虐待室へ向かう。 無名といえど『ゆ・即・惨』の理念に集いしゆっくり虐待士の一員。 ここまでコケにされて黙っていられるかよ! ※ 完敗だった。 ゆっくりてんこ。 別名『死なないてんこ』 桃まんで出来た体は極端な弾力性を餅、打撃は通用しない。 刃物ならば比較的容易に切断できるものの、れみりゃ顔負けの再生能力が瞬く間に傷を癒してしまう。 中身が白餡であることを確認するのがやっとだった。 ならばと精神的虐待に切り替えてみれば、再び壁にぶつかることになる。 ゆっくりてんこは、究極の「かまってちゃん」なのだ。 それがコミュニケーションであれば、プラスでもマイナスでも構わない。 怒りも悲しみも痛みも、喜びも楽しみも快感も同じ。数値が大きければ大きいほど良い。 そのときは苦しんでいるようでも、まるで懲りたようすもなく接してくる。むしろ懐いている。 ドMに対して虐待はあまりにも無力だった。 不毛な虐待の最中、てんこ種が悪戯を好むことを発見した。 悪戯は極めて些細な、子供の悪戯にも満たないものだ。 それをとがめると逆切れして、謝罪と賠償を要求するのがパターンらしい。 だが、そこで反応してしまっては相手の思う壺。 やつが真に求めるものは、コミュニケーションなのだ。 夏が終わりに差し掛かった頃、俺はゆっくりてんこをリリースした。 打つ手を失ったためである。 それでも、てんこは俺の家にたびたび訪れた。 かまってくれるおじさんと認識されたためか、足元にいる事が多くなった。 蹴り飛ばせば「おいィ!」が聞けるが、すぐ機嫌を直して戻ってくる。 つかず離れずの距離をぐるぐる走り回っていたり、隙を見せたこちらの股下をくぐっていくこともある。 時には小脇にタッパーを抱えてやってくることもあった。 タッパーには肉じゃがだったり、芥子レンコンだったり、おかずが入っていた。 てんこの差し入れだ。どうやって調達したのかはわからない。 なめるんじゃねぇ、と叩き落とすと、 「おまえにてんこの辛子煮のなにがわかるっていうんだよ!」 といって地団駄を踏みつつ示談に持ち込もうとする。 「ほうぎょくでいい」 蹴った。 もういろいろと限界だった。 「おいィィィィィィィ!」が耳から離れずに寝不足になった。 縁側で茶を啜りながら、俺は知人のゆっくり虐待の名士にてんこを引き取ってもらおうと考え始めていた。 俺の庭を我が物顔で歩き回るてんこ。 忸怩たる思いでそれをにらみつける。 てんこはどこからか調達してきたゆっくりをししおどしの下に固定しようと試行錯誤している。 同類という意識はないらしい。「やめてね! やめてね!」の哀願もどこ吹く風だ。 ゆっくりを固定する道具をさがして、庭をうろつきまわる。 てんこは植木台のそばを通り過ぎる際、大げさなほどに遠回りをした。 思わず立ち上がり、湯飲みを落とした。 愛用の湯飲みが割れたが、そんな事はどうでもいい。 天啓が舞い降りた。 ゆっくり虐待神は俺を見捨てはしなかったのだ。 汗ばむ掌を強く握りこみ、はやる気持ちを押さえ込んで再び座る。 てんこが何事かと俺を見て、おいィ……? と呻いた。 見ていろ。 俺のゆっくり虐待人生の集大成ともいえる虐待をお前に味あわせてやる! ※ 数日後の昼過ぎ。 俺が息を潜めて待っていると、おいィ、おいィ、と呻きながらてんこが現れた。 てんこはてくてくと家のほうに向かって庭を横切り、その途中であるものを見つけた。 庭の地面から縦に生えた丸太の上に、普通はゆっくりの監禁に使う透明ボックス。 その中には、ねぎとろの軍艦巻き。 そう。 『せいじろうねぎとろ』である。 「おいィィィィィィィ!? おいィィィィィィィ!?」 駆け寄るてんこ。透明な箱をカリカリしてなかのネギトロを手に入れようとする。 その動きが止まった。 注意書きに気づいたようだ。 『てんこへ おたんじょうびおめでとう これはおじさんからのぷれぜんとだよ でもおじさんがかえってくるまでさわらないでね やくそくだよ』 あそこにはそう書かれている。 ゆっくりに誕生日があるかどうかはしらないが、どうでもいいことだ。 さあ、さっさとあけてトラップを発動させるがいい……! 多少ためらうかとも思っていたのだが、 てんこは右、左、右と周囲を確認すると、何の躊躇もなく箱を取った。 かたん。 透明箱に仕掛けられていた罠が発動した。 てんこはネギトロの箱を抱え、何とかあけようと四苦八苦している。 その背後で、ネギトロ台になっていた丸太が垂直に持ち上がっていく。 高く、ゆっくりと、3メートルほど持ち上がり、丸太は停止した。 てんこが、影に気づいて顔を上げた。 いつの間にかそびえ立つ丸太に首をかしげる。 「おいィ?」 その間に、丸太はゆっくりと倒れていった。 てんことは逆の方向へ。 そこには植木鉢の並んだ台があった。 「おいィィィィィィィィィィィィィィ!!?」 慌てて止めに入ろうとするてんこ。 その目の前で、丸太が植木台を真っ二つに叩き折る。 けたたましい破壊音と共に、弾丸のように打ち出される植木鉢。 多くは家屋敷のほうへ。 「おいィ! おいィィィィィ!!」 今度は鉢を追うてんこ。 間に合うはずもなく、植木の砲弾は直線、あるいは放物線を描いて家屋に着弾した。 ある鉢は引き戸を打ち砕いてガラス片を撒き散らし、 ある鉢は壁面をしたたかに打ち据えて砕け散り、 またある鉢は屋根を抜いて室内へ。 「おいィィィ! このままではてんこのじゅみょうがすとれすでまっはなんだがあああああああ!?」 てんこはすでに泣きが入り、顔面蒼白で帽子をかきむしっている。 だが崩壊の連鎖は終わらない。 ガラスが割られたことで防犯装置が働き、大音量の警報が鳴り響いた。 警報は庭中に響き渡り、塀の外にも聴こえているはずだ。 「おいィィィィィ……。おいィィィィィィィィ……ィィ……」 てんこは過呼吸をおこし、家を前に膝から崩れ落ちる。 瓦が一つ、滑り落ちた。 それを皮切りに、植木鉢の着弾を受けた周辺の瓦が雪崩を打って滑りだした。 「おいィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!」 瓦の集団投身自殺。 機関銃のような連続的な破壊音。 地に落ち、砕け散った残骸が砂利の如く敷き詰められる。 「あ……、ああ……。おじさんのおうちがぁぁぁ……」 『てんこ……』 俺の声が響き渡り、てんこは身を震わせた。 事前に録音しておいた台詞がスピーカーから流れ出す。 『残念だよ。言いつけを守れなかったんだね……』 『そんな悪い子には、プレゼントはあげられない』 ぷしゅん、と空気音がして、てんこの持っていた透明箱が開いた。 ネギトロが、 空へと。 「おいィ……」 透明箱から打ち出されたネギトロの皿が、 昼過ぎの黄色がかった青空を飛んでいく。 きれいに、くるくる回りながら。 「あっ、あっ…………」 てんこは操られるように立ち上がり、空を見上げたまま数歩、歩いた。 その視線の先で、空を駆けるネギトロの皿がゆっくりと傾いていき、 バランスを崩した皿は急激に失速して高度を落とし、 その動きによって皿から離れたネギトロは風圧に負け、空中分解した。 遠くで皿が割れる音がした。 立ち尽くしていたてんこは頭を抱え、 糸が切れたように、 「あーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」 絶叫を残して、そのまま後ろに倒れこんだ。 「いいいよっしゃああああああああああああああああ!!」 俺もまた叫んだ。 しげみから飛び出し、学生時代ぶりの全速力でてんこの元に駆けつけた。 地面に転がるてんこを指差して、思い切り笑った。 てんこは足先を痙攣させ、口からはネクターの泡を吹き出していた。 傑作だった。 膝を叩いて笑い、のけぞって笑い、最終的には地面を転がりまわって笑った。 やったのだ。 あの強敵を、ゆっくりてんこに文字通り一泡吹かせた。 『てんこのささいな悪戯を、大事に発展させる。』 俺が思いついた対てんこ用の虐待だった。 ちゃちな悪戯でびくびくしているてんこの小胆さを突く作戦。 極めて痛みを伴うやり方ではあったが、効果は抜群だ。 ゆっくり虐待士としての俺の手腕も捨てたものではなかった。 俺はかすかに感じる後味の悪さを押し流すために必要以上にはしゃぎまわった。 一生分笑ってすっきりした俺は、てんこを起こしにかかった。 俺には考えがあった。 こいつを、ゆっくり虐待の助手にしようと考えていた。 ゆっくりてんこは他のゆっくりほど悪さを働くわけではないし、ペットのように世話をしなくてもいい。 虐めていれば懐くのだ。こんなに扱いやすいやつはいない。おれによし、おまえによし、だ。 世にも珍しい、ゆっくりてんこをつれた気鋭のゆっくり虐待士。 そのイメージに胸を膨らませながら起きないてんこの頬を叩いた。 てんこは死んでいた。 ※ たまの休みに家でごろごろしていたら、午後になっていた。 寝すぎて頭が痛いので、縁側に出て一服することにする。 夕陽に染まる秋の雲。 庭の木々も紅葉し、一面の秋模様だ。 もう少しすると落ち葉の始末に追われることになる。 そうなったら焼イモでもするか。 集めた落ち葉にホイルで包んださつま芋を仕込み、火をつけるさまを思い浮かべる。 俺はそこに、あのてんこの姿を幻視した。 てんこの死因はショック死だった。 些細な悪戯を好んだてんこだが、それは本人にとってはギリギリのスリルだったらしい。 意に反して深刻化した悪戯の被害に、限界を著しく超えたストレスを受けてしまい、寿命がマッハだった。 そういうことのようだ。 あの後、駆けつけてきたセコムの人にゆっくりの悪戯だと説明したが、 てんこの遺体を回収しようとしたので、あわてて嘘をついた。 こいつは自分の飼いゆっくりなんです、と。 軽く怒られたが、てんこを持っていかれずにすんだ。 しばらく待っても生き返らなかったので庭の隅に埋葬した。 「ゆ! とってもいいおにわだね! ここをれいむたちのゆっくりプレイスにしようね!」 「しゅごいしゅごい! れいみゅたちゆっくりできるね!」 開けっ放しにしていた正門から、野良ゆっくりが庭に入り込んだ。 俺はゆっくり用ごみ袋を持って近寄った。 「ゆ? おじさんだれ? ここはれいむたちのゆっくりぷれいすだからね! さっさとでていってよね!」 「うしぇろ♪ うしぇろ♪」 ニヤニヤしているゆっくり親子をゴミ袋に放り込むと、袋の上から踏み潰す。 「いやめでえええぇぇぇぇぇぇぇぇ! どうじでごんだごど!」 「むぎぃ! ぷぎょい! いだいいいい!!!」 「もっどゆっぐりじだがっだよおおおおおおお!!」 透明な袋の中、角の部分に追い詰められた赤ゆっくりがひしゃげていくのを見る。 ほんの少し、心が晴れた気がした。ずいぶん久しぶりな感情。 ――てんこを埋葬してからというもの、とんと虐待欲が湧かなかった。 どうやら俺は、てんこを失ったことが少しだけショックだったらしい。 なにも死ぬ事はなかった。 そう思わせる何かが、てんこにはあったのだろう。 煙草の灰が落ちて、我に返った。 どうしてしまったんだ俺は。 いまさら悔やんでも仕方がない。ゆっくりに負わされた傷はゆっくりに癒してもらうことにしよう。 袋の中で生きていた子ゆっくりを手に取る。家族の餡子にまみれて酷い様だ。 俺に対して見当違いの恨み言をまくし立てるそいつを、死なない程度に握り締める。 こみ上げる餡子を吐き出すまいと、泣き顔を赤黒くして耐える様はなんとも滑稽で、 それでも俺は、どこか楽しみきれないでいた。 ふいに夕陽が赤みを増す。 西の空を仰げば遠く、山の端に太陽が沈むところで。 鮮やかな夕映えの中に、ゆっくりのうめき声がささやかに響いていた。 <愛憎のゆっくりてんこ 終> このSSに感想を付ける
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するてんこちゃん 携帯画像 都道府県 新潟県 肩書き するてんPRキャラクター 解説 上越地方のご当地グルメ「するてん(するめの天ぷら)」をPRするために誕生したキャラクター。 攻略難易度 ★★★★★難。上越のイベントで会えるかな? 名刺の有無 ? 狙い目イベント イベント情報
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てんこあいしてる 「いじめられっぱなしじゃ気にくわないわ!私だって強くなる!!」 天子さんは旅に出る。終わらない無限ステージの旅へ! (ドスデパミ。バイオレンスレーベル公式ホームページより引用) 旅する天子の1000回以上遊べる終わりのないSTG。 ブラウザ上で起動する作品。 主なシステム ショップ ステージをクリアしたときにもらえるポイントを使い、天子を強くすることができる。 ライフとショット、ボムの強化ができる。 ステージ攻略 ショップ
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てんこちゃんの解説ページです。 Q.Pet Tenshiってなに? AUやランクスレで疲れた心を癒す清涼剤です。 Qどうやって遊ぶの? 石を投げて天子ちゃんにぶつける?ゲームです。 ドラッグして石を上に投げることにより、左上のCHARGEが溜まります。 溜めることによって高く飛んだり天子ちゃんが弾んだりします。 名称 条件 TO THE HEAVENS 高度4000到達 CRITICAL IMPACT 速度70以上で天子に当ててみよう MIDGETIZER 岩を投げて天子を潰してみよう MAY I HAVE ANOTHER? 5コンボ達成 LITTLE MISS PERFECT 天子の頭の上に岩を安定させてみよう SELF-SERVED 天子自身に岩を投げさせて自分にHIT ULTIMATE REBOUND 壁で10回以上バウンドした岩を地面に付く前に天子に当てる BAKUSAI TENKETSU!! HITカウント1000OVER SKY S SPIRITUAL STONE 地面でバウンドして高度350以上になった岩を壁に当てることなく天子に当てる METEOR CATCH 高度1000まで飛ばした岩を天子の頭の上に落として安定させる IT S OVER 9000!! 高度9000達成
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ゆっくりてんこはMだと言われている。 事実、開口一番「もっとぶって!」と叫び、実際に痛めつけると法悦とした表情で打ち震え、快感に浸っている様子はMにしか見えない。 しかしてんこが心から望んでいるものは、快楽とは少し違っている。 その言葉の通り、ずっと自分に構っていて欲しい──。 てんこは、ゆっくりの中でも特に寂しがり屋な種族だった。 「もっとぶってね! もっとぶってね!」 テーブルの上に乗せられたてんこが飛び跳ねてはしゃぎ回る。 さっきまで通りかがる誰に声をかけても相手にされず、落ち込んでいた所を拾って貰え、心は有頂天だ。早く構って欲しいと、大声で拾ってくれた男に呼び掛ける。 果たして、男はてんこへ手を伸ばすと、そのまま頬を抓り始めた。 「ゆゆゆゆっ!!」 とろけそうな心地よさと気持ちよさに、だらしなく開いた口から涎を垂らして喜んでいる。ようやく希望が叶い、ご満悦な様子だ。 その様子に、男は手を放さずさらに抓り続ける。 渾身の力を込め、腕には血管が浮き出ていた。 「……ゆゆ゛ゆ゛っ」 次第にてんこの表情に陰りが見える。 「ゆぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐっ!!」 気がつけば涙を浮かべ、痛みから顔が歪んでいた。 Mといっても、全ての痛みが快感になるわけではない。痛いものは痛く、抓られている頬の痛みはてんこの許容範囲を既に超えていた。 「ゆっぐりざぜでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛っ!!」 途端、男は力を抜き、手を放した。 「ああああああああああああ……」 痛む頬に涙を流しながら耐えるてんこ。抓られた皮は赤くなり、窪みとなって残った手の跡が、その痛みを伝えてくる。 やがて痛みが治まり、ようやく気持ちが落ち着いた頃。 男は、てんこから遠く離れた場所で椅子に座り、本を読んでいた。 「……ゆっ?」 様子を伺うように体を左右に動かすが、男はまるで反応せず、静かに読みふけっている。 近づこうにも、てんこにとって乗っているテーブルの高さから降りるのは、飛び降り自殺に等しい。 孤独からあふれ出る涙を止めることは出来ず、次第にてんこの目が滲み始めた。 「もっとぶって! もっとぶってよおおおおっ!!」 ぱたんと。 ハードカバーの閉じる音がした。 ゆっくりと近づいてくる男に、笑顔で向かえるてんこ。 その笑顔も、また男の手が伸びると苦悶の表情に変わっていた。 「うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ! うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!」 抓るだけでなく、今度はそこから更に引っ張り、てんこの頬は捻れながら大きく広がっている。 皮の伸びていく感触に心地よさを覚えながら、男は更に力を込めた。 「いだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」 ミチミチと、皮の引きちぎれていく感触が手に伝わっていく。 もうじき千切れるかというその瞬間、てんこの絶叫が部屋に響いた。 「ゆっぐりざぜでよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ!!」 男の腕から力が抜けていく。 頬から伝わる激痛にてんこはまた泣きじゃくるも、男はまるで気に止めず、また本を読みに椅子へと戻っていく。 痛みが引いていき冷静になると、てんこはまた自分が独りぼっちであることに気がついた。 「ゆっ! ゆゆゆ……っ!!」 はしゃいでも、声を上げても変わらず、先ほどのように無視されてしまう。 てんこは思い出す。男が動いたのはなんと言った時だったかを。 同時に、傷ついた頬が熱を持って訴えていた。 「ゆ……」 また訴えれば構ってもらえる。でももう痛いのは嫌だ。あんな思いはしたくない……。 てんこは、寂しさに耐えられるように下を向き、男を見ないように心がけた。 部屋に置かれた時計の針が秒を刻む。 男の手が一枚、ページを捲っていく。 やがて、特徴的な桃付きの帽子が揺れ始め、テーブルの鳴る音が響く。 次にてんこが顔を上げた時、その目からは滝のような涙が流れていた。 「もっとぶってっ! もっとぶってよおおおおおおっ!!」 男の腰が上がる。 近づいてくる男に気づいて、涙を流すてんこの口元に笑顔が浮かんだ。 てんこは思う。どれだけ痛い目に遭わされても、我慢さえしていれば男は自分に構ってくれるだろう。 だから、我慢しよう。 どれだけ痛くても、もう独りぼっちにはなりたくない。 そしてまた伸びてきた男の手に、てんこは覚悟を決め、歯を噛みしめる。 その我慢を試したのか。 男は頬を掴むと、躊躇せずそのまま引き千切った。 「みぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」 今日一番の声が、響き渡った。 我慢していれば構ってもらえる。てんこがそう思って我慢するようになってから、男の攻めは激しさを増していった。 頬を千切られ、紙ヤスリで削られ、帽子を引き裂かれ、髪を剃られ、足を弱火でじっくり焼かれ、爪楊枝で何度も突き刺される。 残酷な攻めに我慢できず、何度もてんこの口は助けを求めた。 「おねがいもうやめでえ゛え゛え゛え゛え゛っ!! ゆっぐりじだい゛い゛い゛い゛い゛ い゛い゛い゛っ!!」 しかし男がその場を去ろうとすると、慌てて訴えてくる。 「ごめんなざい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛っ!! もっど、もっどぶっでぐだ ざい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛っ!!」 そしてまた、てんこの体は傷つけられていく。 やがて、てんこだと判別できなくなった饅頭が、その体を一回り削られ、小さくなる頃には。 てんこはまともに、悲鳴さえも上げられなくなっていた。 「あ……うあ……っ」 息も絶え絶えなてんこに、男はまた紙ヤスリで削ってみる。 皮のささくれる感触に体が痙攣するが、悲鳴は上がらない。 充血した目を見開いたまま、テーブルに力なく倒れ込んでいた。 「……」 その様子に心が冷めたのか、男は使っていた道具をそのまま置いて踵を返す。治療する事もなく、また本を読もうと歩いていく。 しかし、男の足は途中で止まっていた。 「……ま、まっで……」 男は振り返る。先ほどと変わらず穴だらけの体を横たわらせたまま、しかしてんこは訴えていた。 「……さげびまずがら……がまん……じまずから」 男がまた動き始める。 「だから……もっど……ぶっでぐだざい……」 訴えかける、てんこの元へ。 目の前に戻ってきた男を見て、てんこは心は歓喜でいっぱいだった。 独りぼっちじゃないよ……嬉しいよ……。 てんこの口が開く。 「も……もっど……ぶって……」 男の手に握られているのはナイフ。そのナイフが近づいてくるのを、むしろてんこは興奮しながら刺されるのを待ちわびている。 気づけばてんこは、奉仕の心を男に対して抱いていた。 がんばってひめいをあげたら……よろこんでくれるよね。 ……もっともっと、構ってくれるよね……。 ナイフはそのまま、眼球へと突き刺さる。 「ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」 どこにそんな力が残っていたのか、今までの様子が嘘のように、てんこは縦横無尽に暴れ回る。 その様子に、これまで1度も笑っていなかった男の顔に初めて笑みが浮かんだ。 まだ弄り甲斐がある。そんな歪んだ笑みが。 きっとこれから死ぬまで、てんこは弄られ続けるだろう。 しかしてんこにとって、これほど充実した人生はない。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」 変わらず、てんこは叫び続ける。 しかしその心は、きっと桃色に染まっていた。 End Mを虐待してどMにしてみた。 by 762 から改名して ちゃわんむし このSSに感想を付ける
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名前 てんこ森 ちずけき() 出身地 てんこ森王国 誕生日 1950年7月22日 (73歳) 転入日 2023年6月12日 (0年243日) 職業 無職 プレイヤー てんこ森ちずけき 告知等 Twitter 配信場所 Twitch / YouTube + 目次を開く 閉じる プロフィール てんこ森王国とは? 2024年2月4日のできごと 日別エピソード2024年2月のエピソード アーカイブ2024年2月のアーカイブ プロフィール てんこ森王国の皇太子 74年前に生まれたが、なぜか姿も中身も13歳の少年のままで止まっている 行く末を憂いた国民の総意のもと、年相応の立派な王様になるため国費でロスサントスへ修行に出された 真面目だが、おっちょこちょい オレンジ色や黄色が好き てんこ森王国とは? 南極とニュージーランドとチリの真ん中、南太平洋『ポイント・ネモ』付近の小さな島国 公用語は船場言葉。通貨は円 なぜか国民全員が若々しく長寿 王位継承者は代々黄色いフードを被る慣わしがある 近海に古代都市の遺跡が沈んでいるという言い伝えがあるが…… 2024年2月4日のできごと 島開きの頃からごみ収集会社に籍を置き、優しい住民さんたちに囲まれのんびりまったり過ごしてきたちずけき ———だがしかし、大改革当日 住民たちで賑わうパレト市からの帰り道、謎の霧に巻き込まれたちずけきは激しい頭痛に襲われ、記憶があやふやになってしまう 見慣れた街並みが崩壊していく…… 「あたまがいたい」 街が閉じる直前、Twixにそう書き残し、ちずけきはベッドに倒れ込んだ——— 日別エピソード 2024年2月のエピソード - 開く 2/4 #0 さよならロスサントス 前・中・後編 + 開く エピソードを記述 アーカイブ 2024年2月のアーカイブ - 開く 配信日 # 配信タイトル 備考 2024/2/4 0 さよならロスサントス 🔝ページTOPへ
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DS/WPR-P01 カード名:おてんこ娘 ひまり カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:2500 ソウル:1 特徴:《帽子》? 【永】 他のあなたのキャラがいないなら、このカードのパワーを+2000。 この子は“めです”。わたしの唯ぃ……じゃなくて!たくさんのお友達の一人よ レアリティ:PR 「D.S. -Dal Segno-」 初回限定版特典
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『逆噴射てんこ.TXT』 9KB 愛で 虐待 ギャグ 自業自得 日常模様 飼いゆ 希少種 現代 愛護人間 虐待人間 独自設定 うんしー 3作目 『逆噴射てんこ』 「せんがくひさいなにんげんさんにしては、きがきくね。」 「これ、たべてもいいのじぇ?」 親のれいむと子のまりしゃが、一人の男が話しをしている。 「もちろん、遠慮なく食べてね。」 男は笑顔で答える。ただよく見ると目は笑っていない。 「ゆっふん!しかたないね。むーしゃむーしゃしてあげるよ。」 「すーぱーむっちゃむっちゃたーいっむ!はじまるよう!」 れいむ親子が、すぐ前に転がっている白い飴玉を食べてゆく。 バーゲンセールに群がる奥様方を連想させるがっつきようだ。 ガリボリ音を立て咀嚼する。 そして小さなバケツ一杯分はあったその飴を食べつくすと 「ぽんぽんいぴゃいで」「しやわせー」 と声を合わせ叫び、ぴょこんと飛び跳ねた。 「にんげんさん、またちょうだいね。こんどはケーキでいいよ!」 「げぴゅう。ちょとかたかったんだじぇ。もうちょと き をきかせるんだじぇ。」 れいむ親子は男に注文をつける。 男は礼をせず、注文をつけるれいむ親子に特に怒るそぶりを見せず、 「わかったよ。次があったら考えるよ。」 と答える。 男の瞳はオニキスの様に黒い。感情を感じさせない眼をしていた。 一分ほど経ったころだろううか。 れいむ親子がじっとりと汗をかき出した。 「ぽんぽんが、なんだがいたいよ。」 「ゆ?ゆぴぃ。」 れいむ親子のにやけた顔が、苦痛に歪みだす。 「うんうんしたくなってきたよ。」 「きたじぇ。」 心なしかれいむ親子の体が膨らんできたように見える。いや、確実に飴を食べ終わった時よりも一回り大きい。 男はやさしい声で 「うんうんすればいいんじゃない。」 と話しかける。 顔がにやけていた。 「な・・ん・だが、ゆっくりで・・きない・・きが・するよ。」 本能?的になにかを感じているのか、親のれいむは便意を必死に我慢している。 しかし、子のまりしゃは 「ゆんぴょぉう!でりゅ!もうれつに!」 ボブフュウとまりしゃのあにゃるから、うんうんが噴出す。 そして空気が抜ける風船のように縮みながら飛んでゆく。 ぽこてんと地面に落ちたときには、中身を失い絶命していた。 「れいむのろうごをやしなうおちびちゃんがーーー。!」 れいむが絶叫する。 あにゃるも絶叫した。 「おうふ!」 うんうんを撒き散らしれいむも空を飛び、そのうんうんみたいな命も散らした。 さて、男はというと、れいむの命のうんうんをもろに浴びていた。 ほかほかと湯気がたっている。なんたってできたてホヤホヤ一番捻りである。 男はしゃがみ、顔を両手で押さえ、2、3分ほどぷるぷる震えた後、何事も無かったかのように立ち上がり、傍らに置いてあったリュックサックを持ち、公園から立ち去ろうとしていた。 「まっまってね。おにいさん!」 男は驚いて立ち止まる。 桃のついた帽子に金バッチ、ひらひらと飾りのついた服、青い髪、幼児のような小さい体・・・・ ゆっくりてんこが男の前に立っていた。 「おにいさん。おねがい、そのおくすりをてんこにください。」 てんこは真剣な眼差しで男に懇願する。 「ふ・・む・・・。」 男は少しばかり考え込んだ後、にちゃりと笑い、リュックサックの中から大きめの紙袋を取り出して、てんこに渡した。 「分量に気をつけるんだよ。」 男はそういい残し、てんこの頭を軽くなぜた後、何処かへ立ち去って行った。 さて、なぜてんこが、この下剤のような飴を欲しがったのか説明しなければいけないだろう。 この日、てんこは公園に散歩に来ていた。 飼い主のおにーさんが親戚の子供を家に泊めることになり、その迎えの為少し遠くへいく事になり、留守番するのも退屈なので、散歩をしようと思いついたのだ。 ちなみに飼い主は、普通の人であり、虐待鬼意参でもHENTAIでもない。 しかし、てんこはマゾである。いじめられたい。 ただ、てんこもさすがに金バッチなのでその辺はわきまえており、飼い主の見ていないところで 全力壁ヘッドバット 二階からの自由落下 わっかの付いたロープに首だけでぶら下がってみる アメリカのデスソースを個人輸入し一気飲み などをして満足している。 それで今日は、公園に来たときにちょうどうんうんがしたくなったことから 限界までうんうんを我慢する というプレイをして楽しもうと思っていたのだ。 そうして便意を我慢し 「うう・・くるしいわ。でも、このあとのうんうんは、ゆんせいさいこうのうんうんになるはずよ。そくばくのあとのかいほう、くつうのあとのかいらく、くるしみのないゆんせいなんて、しおのきていないおにぎりみたいなものだわ。」 と楽しんでいたところ、先ほどの男がれいむ親子に下剤を食べさせるのを見てしまった。 「すごいわ。きょうれつだわ。えくせれんと。もしあのあめさんをたべてしまったら、てんこのぽんぽんが・・・あうん!」 と更に一段階上の被虐を求め、体がうずきだし堪らず男に声を掛けたのだった。 早速てんこは、下剤を飲んだ。 かなりの量があったが、てんこは妥協しない。全部飲みきった。 「こっ、これで・・あうううぅ!」 強烈な便意がてんこを襲う。お腹の中でだんじり祭りが始まる。 お腹の中身が急激動き、膨れて行くのを感じる。 あにゃるを引き締める。 じっとりと嫌な汗が全身から噴出す。 予想を超える便意に 「こんなに・・すっ・・う・ああ」 うまく言葉がでない。 頭の中はクライマックス、お腹の中はクライシス。 てんこはもうそろそろ出さないと危険だと判断し、公園のトイレへ向かう。 てんこは金バッチであり、それに誇りを感じている。 だから野良と同じく野外で出すなんて考えられない。 飼い主に命令されれば別だろうが、それとは話が別である。 だからてんこは、トイレへ向かう。いい男がよく利用すると評判のトイレへ向かう。 脂汗を垂らしながら、やっとのことでトイレに付いた。 「もうすこし・・・」 てんこは勝利を確信した。何の勝利で、何と戦っていたかは知らないが。 そしてトイレには「故障中につき閉鎖します。」と張り紙が付いていた。 てんこの長い戦いが、今幕を開けた。 「・・・・・っっ!」 もう声が出せなかった。 汗が途絶えることなく噴出し、滴り落ちる。 公園のトイレの張り紙を見た後、てんこは覚悟を決めて帰ることにした。 (だいちょうぶ。まにあうわ。まにあわせてみせる。) 若干後悔の念はあったが、自分自身を奮い立たせ、一歩一歩足を踏み出す。 時々お腹の中でビッグウェーブが起こる。 飲みこまれれば、一巻の終わりである。 歯をくいしばり、ゆっくりと歩く。 いつもは10分ちょっと歩けばついてしまう家が、いまはとてつもなく遠い。 歩く 歩く 歩く 出そうになる また歩く 歩く てんこは、もうかなり後悔し始めてきた。 (なぜ・・こんな・・・・ばかな・・・・・ありえない・・だめ・・・。) それでも、もらしはしないとの決意は固い。それだけがてんこを支えていた。 てんこが、唸りながら道を歩いていると1匹の野良れいむがいた。 れいむは笑顔で 「かわいいれいむが、うんうんするよ。たべてもいいよ。とくもりだよ!」 と大声をあげながら、もりゅんと道端でうんうんをひり出した。 「すっきりー。ゆゆ!いろ、つや、におい、これはげいじゅつさくひんだよ!きのうたべたとうもろこしさんのとっぴんぐが、じつにざんしんだよ。てんさいはだでごめんね!」 れいむは大声で誰も聞きたくないことを叫んでいた。 てんこは、頭の中で火花が散るのを感じた。 そして、そこら辺に落ちている小石を拾い集め、れいむの口の中に入れてロシアンフックを叩き込んだ。 殴られた衝撃で、れいむの口の中の小石が歯を砕き、口内を引き裂く。 「ごへえぇぇぇえぅ!いはいぃぃぃ! ・・ほへ、なんへほんなほこ・・」 泣き叫ぶれいむをてんこは、先ほどのうんうんに顔面からぶつける。 ピポ てんこの下着の中から不思議な音が聞こえた。 びぐんぶぐん痙攣するれいむを意識の外に追いやり、てんこは帰宅を急ぐことにした。 「はぁ・・・はぁ・・・」呼吸が荒い。限界が近かった。 (まだよ・・。まだ、あわてるようなじかんじゃない。) いや、時間です。 てんこは、頑張った。 時々下着の中から ポピ という不思議な音が聞こえてくるが、気にせず歩き、とうとう家に着いたのだ。 てんこがお腹を押さえながら家に入ろうとすると、玄関横の庭先から 「おっ、てんこお帰り。この子が親戚のとしあき君で、俺が今抱いているのが、としあきくんのゆっくりでさなえちゃんだ。」 と飼い主のお兄さん声を掛けられた。 「てんこだ。かわいい。」 「さなえです。よろしくです。」 と、としあきとさなえも続いて話しかける。 てんこは引きつった笑顔を浮かべながら 「よろしくね・・。」 とかろうじて返事をする。 はっきりいって今はそれどころじゃない。 「いまな。さなえをこうやって高い高いして遊んでたんだ。最近てんことあんまり遊んでやれなくてごめんな。よし!てんこも高い高いしてやろう。」 お兄さんが笑顔で話しかける。 (他界しちゃう!) てんこは、なんとか逃れようと 「い・・いまはいいわ・・。そのじきがわるいとおもうの・・・その、ほしのめぐりとか?」 と言うが、切羽詰りすぎて意味不明である。 「何言ってんだよ。それ。おっ、もしかして太った?」 もうほとんど動けないてんこは、あっさりと捕まってしまう。 そして 「いくぞ!それ!」 おにいさんは、てんこを持ち上げ、軽く上に投げる。 「おそらをとんでるみたい!」 てんこは、最高の開放感を感じた。 ポンピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!! 「ウあああああああああああああああぁあああああぁぁあ!」 「ゆんやぁぁぁぁ!これ、うんうんですうぅ!」 「すげー。ペットボトルミサイルみたいだ。」 てんこは飛んだ。 てんこは空を飛んだ。高く高く。 てんこは飛んだ。いろんなものを撒き散らしながら。 てんこは飛んだ。星になりたいと願いながら。 その後、てんこは生来の頑丈さと、胴つきゆえの中身の多さのために死ぬことはなかった。 ただ、お兄さんには死ぬほど叱られた。 そして、 「ねぇねぇ、どうやってそらをとんだんですか?じぶんであんなことしたんですか?おにいさんにぶっかけするのがしゅみなんですか?ねぇねぇ?おしえてくださいよ。どうしてだまってるんですか?ねぇねぇ。」 さなえに質問されて、涙ぐみ歯軋りしながら黙り込むてんこ。 このさなえ色々分かった上でわざと質問している。邪悪な魂を持っているさなえである。 こうして、てんこは自らの愚かな行いのため、としあき君が帰るまでの1週間、性格の悪いさなえにいじられることになったとさ。 おしまい 作品 anko2679 野良のゆうかにゃん.TXT anko2681 夜の悩み.TXT ※なぜか拡張子がはずせない。ごめんなさい。 挿絵:
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『てんこあいしてる』 27KB 愛で 虐待 制裁 愛情 変態 日常模様 共食い 飼いゆ 野良ゆ ゲス れいぱー 希少種 現代 愛護人間 独自設定 ぺにまむ 初投稿です。読んで頂けたら幸いです 前言い訳 初投稿、及び初SSです 登場人物が情緒不安定に感じられたらそれは書いた奴のが感染っています 内容はてんこと繰り広げる爽やかなラブストーリーを目指しています HENTAI描写があります 希少種、胴付の虐待(殺戮?)があります 書いた奴に都合のいい展開があります どこかで見たような展開があるかもしれません(書いた奴は自分で考えたと思い込んでいます) それでも読んでいただける方に感謝の意を表します 以下本文↓↓↓ 青い空、その青さをそのまま写す透明な湖。 湖岸には花が咲き乱れ、周囲には人工物がほとんど存在しない。 見るだけで心が洗われるような、人によっては日本で一番綺麗な場所と答えるかもしれない、そんな場所に彼女はいる。 黒い、頂上に丸みを帯び、桃の飾りを付けた帽子を被り、その下にはこの空のように青いストレートの髪が伸びている。 顔の輪郭は丸く、人間とは似ているが所々が違う。 何より人間ならあるはずの顔の下の部位が存在しない。 彼女の名前はてんこ。種族はゆっくり。 「きれいなところだみょん」 「てんこもそうおもうわ」 彼女に話しかけたのは同じゆっくりであるみょん。 白い髪に黒いリボンを付けたゆっくり。 旅ゆっくりであろうか。ところどころに傷があり、いくつか修羅場をくぐり抜けたような表情だ。 「ここはてんこのゆっくりぷれいすみょん?」 「ううん、ここは、なんだろ。しいていえばおもいでぷれいすよ!」 「おもいでぷれいす・・・か、みょん。てんこはだれかをまってるみょん?」 「そうよ。てんこがとってもだいすきなおにいさんをまってるの」 「おにいさん・・・にんげんさんかみょん・・・」 「ええ・・・」 「・・・」 しばらくの間その場でゆっくりしていた二匹だが、その内みょんが 「そろそろみょんはいくみょん!みょんはみょんのゆっくりぷれいすをさがすたびをつづけるみょん!」 と、出発の宣言をする。 「そうなの、きをつけてね!」 「ありがとうだみょん!てんこもおにいさんとやらにあえるといいみょん!!」 「ありがとう!」 「「ゆっくりしていってね!!!」」 みょんが去った後もてんこはそこで待ち続ける。 てんこが愛したおにいさんが迎えに来るのを待ち続ける。 ************************* 【てんこあいしてる】 僕は愛で派のお兄さん。どこにでもいる一般人だ。 ちょっと普通の人と違うところは飼っているゆっくりが胴付のてんこであるというところだろう。 この間までは普通のゆっくりだったが、少し前に旅行に行った時泊まった旅館(ゆっくりOK)で朝起きたら胴付になっていた。 いつの間に布団に入り込んできたのかわからなかったが、起きたら目の前に女の子が寝ていたものだからかなり驚いた。 自分は寝てる間に少女を誘拐する変質者だったのかと軽くパニックを起こしかけた(冷静になって顔を見たらすぐにてんこだとわかったけど)。 本ゆんに聞いたら「おにいさんがとってもゆっくりさせてくれたおかげ」とか言ってたけど、僕にはよくわからない。 まぁ、兄弟のいない僕にとっては妹ができたような気分で純粋に嬉しかった。 ああ、言い忘れてたけど僕のてんこは「めすぶた」タイプではなく、「かまって」タイプだ。 胴なしのころはしょっちゅう僕にくっついて甘えてきて、家にいる時はいつも膝の上に乗ってきていた。 そしてその名残が今でもあるのか、テレビゲームをやる時なんか昔からやっていたのと同じ要領で座ってくる。 以前は位置的にあまり意識してなかったけど、今それをやられると桃の香りがほのかにして、ちょっとドキドキしてしまう。 相手はペットで、それもゆっくりなのに。 てんこもてんこで体がある、ということを自覚してほしい。 胴付になってからも一緒にお風呂に入りたがっているけどそのお願いは一度も叶えてない。 一緒に布団で寝ることでさえ女の子であることを意識してしまうのに、そんなことをしたら僕がどうなるかわかったもんじゃない。 自慢ではないが僕は恋愛なんて一度もしたことがないシャイボーイなのだ。 この生活に慣れるまでは少し時間が必要なのだ。 と、そろそろ家に到着するころだ。いつもより早く帰ってきたからてんこも喜んでくれるだろう。 『ただいまー・・・?』 いつもならドアが開いて僕のことを確認するとすぐに駆け寄ってくるてんこの姿がない。 『寝てるのかな?まあいいや、うがい手洗いっと』 抱きついてくるてんこを受け止めるために心構えをしていたので拍子抜けした気分だったがすぐに切り替えて洗面所へと向かう。 僕の目に一糸まとわぬてんこの姿が飛び込んできた。 白く、柔らかそうな肌、まっすぐ伸びる青い髪、成長期の少女のような膨らみかけの胸とその先端の薄いピンク色。 そして太ももの付け根の部分まぁ、すなわち性器のところには、スジが一本。当然ながら(?)なにも生えていなかった。 「おにいさん!おかえりなさい!!」 立ったまま気絶しているかのように固まっている僕のところへいつものようにてんこが抱きついてくる。 『あ、あぁ、た、ただいま・・・』 そして僕もついいつものようにてんこを抱きしめてしまい、手のひらに自分のものとはまったく違う滑らかで触り心地のいい肌の感触を得た。 『じゃなくて、てんこはどうして服を着ていないんだい?』 慌てて手を離した僕はつい間抜けな質問をしてしまった。 「なんで、っててんこはこれからおふろにはいるんだもの。おそうじしてたらあせかいちゃって・・・ あ!そうよ!てんこひとりでおそうじしてたのよ!おにいさんほめてほめて!!」 うちは洗面所に風呂の扉があるので当然そこは脱衣所でもある。 考えなくてもわかるようなことを質問するあたり僕は相当焦ってる。 『そ、そうか、あ、掃除してくれたんだね、ありがとうてんこ。よしよし。じゃあ今夜はてんこの好きなパスタを作ってあげるからゆっくりお風呂に入ってていいよ』 頭をなでた後、手洗いうがいをするのも忘れて逃げるように洗面所を出た。 「ごちそうさまでした!おにいさんのごはんさん、きょうもとってもおいしかったわ!」 『お粗末さま。そうだね、てんこがうちに来てから料理を作るようになったからもう大分上達したかもね』 「てんこはおにいさんのつくるごはんさんはさいしょからおいしかったわよ!いっしょうけんめいつくってくれたんだもの!」 『最初は卵焼きだっけ?本当に覚えてるのかな、てんこは?』 「しつれいしちゃうわ!おにいさんとのおもいではぜーんぶおぼえてるわ!」 いつも通りの会話をする僕とてんこだったがてんこの方を見るたびに僕の頭には先ほどの姿がちらついてくる。 ダメだ、いくら女の子みたいな見た目でも相手はゆっくりだ!僕は普通の愛でお兄さんでHENTAIじゃない!! こんな時はさっさと寝てしまうのが一番だ。ちょっと早いけどもうベッドで横になろう! 『それじゃあそろそろ僕は寝るよ。てんこも遅くならないうちにおやすみ』 「えー、おにいさんもうねちゃうの?てんこまだねむくないのに・・・」 『今日はもう疲れちゃったんだ(精神的にね)。ごめんねてんこ』 「ぶー、じゃあてんこももうねるわ。でもおにいさんといっしょのべっどでねるから!」 気持ちを落ち着かせるために早めに寝るっていうのにこれじゃ意味がないじゃないか。ダメダメ、許さないよ。 『うん、じゃあ久しぶりに一緒に寝ようか』 言ってしまった。上目遣いでこっちを見てくるてんこが可愛くてつい頷いてしまった。 『・・・』 「ねぇ、おにいさん」 『なんだい、てんこ?』 「こっちをむいてくれないの?」 『・・・・・・』 一緒のベッドに寝てはいるものの、僕はてんこに背を向けたままだった。 普段僕の背中を見る機会があまりないためか、てんこも最初は背中をなでたり抱きついたりしていたがやはり飽きてきたらしい。 人の気も知らないで。 『はい、これでいいかい?』 くるりと向きを変えてんこと向かい合う。 「えへへー」 とびっきりの笑顔でぎゅっと抱きしめてくるてんこ。目の前に香る甘い甘い桃の匂い。 そしてさっきからずっと頭に浮かぶ裸のてんこ。どんどん大きくなる僕の劣情。 あぁ、もう、いいや――― 「?おにいさ、んむっ!」 こちらからもてんこを抱き寄せその口を塞ぐ。 僕のファーストキスはピーチ味だった。 そのまま何度もキスを繰り返し、てんこの口の中へ舌を侵入させる。甘い。 「んっ、はむ、はぁっ」 左手で背中を押さえ、右手は下へとずらしていき、そのままパジャマのズボンと下着の中へと滑り込ませる。 滑らかで柔らかく、心地よいお尻の感触をしばらく堪能した後、いったんてんこを解放して上着のパジャマのボタンへと手をかける。 「ハァっ・・・ん、ぱじゃまさん・・・」 わずかばかりの抵抗を見せるてんこだが、所詮それは人間の力に敵うものではない。 上着と同様にズボンも下着ごとすんなりと脱がす。 僕の目の前にあるのは洗面台で見た時と同様の生まれたまま(ゆっくりにとっては若干違うかもしれないが)のてんこの姿だった。 「なんか・・・、はずかしい・・・」 先程と違う点を挙げるなら、頬が朱く染まっていること、その表情が恥じらいを浮かべていることだった。 そしてそれは僕の中に残った一欠片程の理性を砕く程度の威力を持っていた。 てんこの小さな胸を片手で揉みしだき、空いてる方の胸に舌を伸ばし胸の先端を刺激する。 程なくしてその硬さを感じられるくらいになり、続いて下半身を愛撫する。 そこはぴっちりと閉じてはいたものの、露が滲み出ているのがわかった。 「あっ、そこ、はっ・・・だめぇ、しーしーするところなのにぃ・・・んあっ!」 粘り気のある汁を舌で一掬いすると、想像していた以上の甘さだった。 あまあまを目の前にした赤ゆっくりの様に夢中になっててんこのふくよかな谷を貪る。 てんこは両手でより真っ赤になった顔を抑えている 「いあぁっ!だめぇ!!あん、てんこ・・・すっきりしちゃぅ!!あっ・・・?」 絶頂に達する前に愛撫を止め、僕は自分の服を脱ぎ捨ててんこと同じ格好になる。 そして先程からずっと滾っている熱い塊を魅せつけるようにあてがう。 「お・・・、おにい、さん・・・、てんこちょっとこわいの、だから・・・」 大丈夫だよ、僕も初めてだから一緒だよ。保証はできないけど優しくしてあげるから。 再び軽くキスをし、ゆっくりと、できるだけ慎重にてんこの中へと僕の"モノ"を侵入させる。 そんな浅い挿入を何度か繰り返し、いよいよてんこの谷底へと最後まで突き入れる。 「うあぁぁ!!お、おにいさんの、ぜんぶはいっちゃった・・・いたいけど、しあわせー・・・」 少し涙ぐんでいるてんこがギュッと抱きしめてくる。 僕もそれに応えて抱きしめ返し、そして優しくキスをした。 僕とてんこは一つになった。 ――――――――― ―――――― ――― 『・・・甘い』 『ホント君は不思議生物(ナマモノ)だね』 事が終わり、ぐったりとしているてんこの汗を舐めてみたらやはり甘かった。 それは彼女が人間でなくゆっくりであるということを否応無しに認識させられてしまうものであったが、不思議と僕はスッキリしていた。 さようなら愛で派の皆さん、こんにちはHENTAI紳士達。大人の階段を登った今日から僕も仲間です。 ************************* 僕はHENTAIお兄さん。どこにでもいる紳士だ。 ペットのてんこと一線を超えて以来、夜な夜なHENTAI行為に励んでいる。 いや、最近だと昼間でも 「お、にいさん、はぁはぁ・・・、おちゃ、んっいれてきたわ」 『ありがとうてんこ。あれ?床に何か零れてるよ。もしかしておもらししちゃったのかい?全くいけない子だね』 「ちがっ、だってぇ、おにいさんが、あんっ、ぶるぶるさんをってんこに、つけて・・・ひゃぁん!」 『言い訳は聞かないよ。ほら、こっちへおいで。"オシオキ"してあげるから』 「ふぁ、はぁぃ、おにいさん・・・」 などとローターを体に着けたまま生活させたりしていて充実したせいせいかつっ!を送っている。 今やてんこは僕専用の「ゆく便器」だ。 昔感じていたドキドキ感はただの性欲だったわけだ。決して恋をしたわけじゃない。 さっさとこうしていれば良かったんだ。 『ゆっくり専用媚薬ねぇ、そんなのもあったんだな。こんなの使ったらすぐ発情するうちのてんこはどうなるんだろうか』 今僕は大人のゆっくりショップ「SUKKIRI!」に来ている。 理由は当然てんこの新たなプレイの開発のための道具を買うためだ。 店の中には胴付ゆっくりそのものも売っている。 「おにいさん!まりさをかってすっきりしてほしいんだぜ!」 「そんなまりさよりれいむのまむまむのほうがすっきりできるよ!だかられいむをかってね!」 「ちんぽだいすき!」 「ありすのとかいはなてくにっくでおにいさんもめろめろよおお!!」 決して安い値段ではないが礼儀などをきちんと躾けていないためか、普通のゆっくりショップで売っている胴付よりはいくらか値段は低い。 まぁうちにはてんこがいるし、てんこ以外のゆっくりを飼うつもりもないからコーナーは素通りする。 『ありがとうございあしたー』 結局今回買ったのは媚薬だけだ。若干やる気のない店員の声に見送られて店を出る。 家までの帰り道で通った公園で、視界に野良のゆっくりまりさ、それも胴付の姿が入った。 最近ちょくちょくそういう野良を見かけるようになった。 『あのまりさも店で買われたすっきり用ペットだったりしてね』 先程の店で売っていた胴付だが、意外と需要は高いようで、買っていく人間は結構いるらしい。 だがその反面、飽きて捨てるという人も存在する。 個人的には人の迷惑や使ったお金を考えるとそんなことはできないと思うけど。 そしてふと考える。「僕はてんこに飽きる時が来るのだろうか、飽きた時どうするのだろうか」と。 今はそれは有り得ない。あったとしても捨てるなんてことはしないだろう。 最近てんことすっきりした時にも「あいしてるわおにいさん」などと言われるくらいペットに愛されてるんだから責任はとってやる。 胴付ゆっくりの寿命がどれだけだか知らないけど少なくとも死ぬまでは大事にしてやろうと思っている。 やっぱり「飼い主」として「ペット」は大切だからね。 と、そろそろ家に到着するころだ。帰ったら早速てんこに媚薬を使ってやるか。 『ただいまー・・・?』 いつもならドアが開いて僕のことを確認するとすぐに顔を朱くしながら駆け寄ってくるてんこの姿がない。 『寝てるのかな?それともまた風呂に入る直前だったりし・・・』 「・・・ねっ!!し・・・・・・!!」 「・・・ほぉぉぉ・・・!!・・・・・・こうのま・・・・・・む・・・お!!」 「・・・・・・っ!めっち・・・・・・め!!」 聞きなれない声がして急激に僕の胸が高まった。 てんこは!?てんこ!! 声が聞こえた居間の方へ急いで駆けつける。 ドアを開けると、そこにてんこは「いなかった」。 「しねぇ!!しねぇ!!!にんげんのてしたのくずはしねぇ!!!」 「さいっこうのまむまむねぇぇぇぇ!!いいわああああ!!」 「うっめ!!このうでめっちゃうっめ!!!し、し、し、しあわせええええええええええ!!」 ガラスが割られ、洗濯物がぐちゃぐちゃに汚され、棚の物はひっくり返され、その中で狂ったように暴れ、食らい、犯す三匹の胴付ゆっくりがいた。 被害に合っているのは「てんこによく似た服を着ている胴付ゆっくり」だった。 頭らしき部分は執拗なまでに錆びたバット(どこから拾ってきたのか、恐らくこれでガラスを割ったのだろう)でまりさに殴られ続け 腕らしき部分はぐっちゃぐっちゃと残骸をまき散らせながられいむに食われ 上半身と離れた下半身は愛情を一切感じさせない乱暴な動きでありすに犯されていた。 当然もう死んでいる。 『こんな残酷な事がゆっくりにも出来るんだな。あの子も可哀想に。"てんこがいなくて"良かったよ。こんなところ見せられない。 ああ、そういえば野良ゆ保険入ってたっけ?今回のこの被害、効くのかな?』 「!!にんげん!?なあぁにをぶつぶついってるんだぜえええ!!??もしかしてこいつのかいぬしかなんだぜえええ!?? こいつはばかなんだぜえ!くそにんげんをあいっしてる!!なんていってたのぜええげらげらげらげら!!! ちょうどいいんだぜ!!いまからこいつにしたみたいにおまえをせいっさいしてやるんだぜえええええええ!! まりささまをすてたにんげんへのふくっしゅうのだいっいちのぎせいしゃにしてやるんだゆぶぇ!!」 『とりあえずこいつらは"駆除"しないと。バットは危ないから取り上げてっと、ハイどいて!』 何か訳のわからないことを喚くまりさからバットを取り上げ殴りつける。 こいつは後で処理するとして、まずはさっきから食べかすを撒き散らす行儀の悪いれいむからだ。 『やぁ、れいむ』 れいむの肩に手を置く。 「ゆっ!?くそにんげんにはれいぶのしょくじのじゃまはさせないよ!!」 『あぁ、邪魔なんてしないよ。それどころか手伝ってあげようと思ってね。』 「なかなかきがきくど『ブチリ!』ゆっっっっぎゃあああああああああああああああ!!!??でいぶのきゅーとなうでさんがああああああああああああ!!!」 『ほら、たくっさんおたべ、餡子がたくさん詰まってておいしいだろう』 「なにいぶぎゅごばばっばばがっがががが!!!????」 『はい、どんどん行くよ。次は左腕『ブヂュ!』』 「んんんんむ”ううううううううううううううううううう!!!」 『早く食べないと。まだ両足が残ってるだろう?ああ!そうだ、だったら直接お腹の中に入れればいいんだね!』 「ぷっ~~~~むううぅぅぅぅぅうううううううううぷっぴっっぴ!!! 」 れいむの右腕、左腕を根元からちぎり、強引に口の中へと突っ込んでやる。 そして両足も同様に引きちぎりお腹を掻っ捌いて両方共いっぺんに突っ込んでやる。 砂糖水の涙を流しながら両目をカメレオンのようにぐりんぐりんと動かすれいむ。 少しばかり気持ち悪くなったので最後は頭ももいで同様にお腹に突っ込んでやった。 さて、次は未だに死体に腰を振り続けている色情狂いのありすかな。 『ありす』 死姦され続けているゆっくりの死体からありすを引き剥がす。 「んほおおおおおおおおおお!!!らすとすぱーといくわよおおおおお!!すっき・・・なによ! しんっせいなあいのいとなみのじゃまをするっていうの!?このいなかもの!!」 『いやいや、そんなわけないじゃないか。それより君は女の子だろう?そんな真似をしても本当に気持ちよくはならないさ。やっぱり女の子は入れられる方がとかいはだよ』 「え?もしかしてありすのまむまむをつかいたいっていうのかしら?しょたいめんのにんげんですらみりょうしてしまうなんてありすはつみなとかいはねええええええ!」 『はっはっは・・・、ハッ!!』 「んんぎゃあああああああああああああ!!!??あでぃずのまむまむがああああ!!!!!?」 手を貫手の形にしてありすの下半身へ思いっきり突き刺し、中でぐちゃぐちゃにかき混ぜる。 『あんまり使ったことがないのかな、キツキツだね。これでちゃんと入れられるかな?』 「いだいばああああああああ!!いまいだいがらまだぺにぺにさんいれないでえええええ!!!」 『あぁ、勘違いしないでほしいな。別に僕が使うわけじゃないよ』 「だっだら、なにを、『ミチミチィ!』うううんがあが!!『ブチチッ!』があああああ!がががあやべてあでぃずのおながぢぎらないべええええええ!!!!『ブチブチブチブチ』」 『はい、これで上半身と下半身がさようならだよ!でも安心してね、すぐに仲直りさせてあげるから』 「ああああああああああああああだずげ、ぶごっぐぐむぐぐぐううぐうぐうぐぐぐ~~~~・・・」 『すかるふぁっくさんだよ!!』 ムリヤリありすの上半身と下半身を引きちぎり(さっきから引きちぎってばっかりだな)、両足を掴んで先程開いたその根元をありすの頭に当てる。 そのまま足を引っ張って下半身の断面からありすの顔が見えるくらいまでめり込ませる。 上半身と下半身が逆になった新種の胴付ゆっくりの誕生だ! ま、もっとも生まれた瞬間死んでいるけど。 『ふぅ・・・さて、まりさ?』 「ゆっゆっぴいいいいいいいいいいいいいいいい!!!???」 既に餡子とカスタードに塗れて全身から甘い甘い匂いを発していてとってもゆっくり出来るはずの僕を見てなぜかまりさは震えている。 よく見るとしーしーと、さらにうんうんも漏らしていたのできっと嬉しすぎて体が動かないのだろう。 「ごべんだざいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!ゆづぢてぐだざいいいいいいいいいいい!!!!」 涙と汗としーしーとうんうんとあらゆるものを垂れ流しながら土下座して僕に許しを乞いてくるまりさ。 『なにが?』 「でんごをごろぢでじばいばじだああああああああああ!!ばでぃざががわりぢなりばずうううううううううううう!!どうがいのぢだげはああああああああ!!!」 『あぁ、そうか、この子もてんこだったんだ。生きてたら僕のてんこと仲良くしてくれたかな?』 「えっ?ぞではおにいざんの・・・」 『それに君はお呼びじゃないよ、僕にはてんこだけいればいい。君は殺すよ!うちの窓を割って部屋をめちゃくちゃにしてくれたからね。こんな危険な存在は排除しないとね!!』 まりさの言葉を途中で遮った僕は最後の「駆除」を行うことにした。 『ちょうど君がこんなものを持っていたからね。これで速やかに止めをさしてあげるよ!手元が狂ってうまく出来なかったらごめんね!』 「いやじゃああああああああああああじにだぐないいいいいいいいいいい!!!ゆべっ!」 もう言葉は要らない。まりさを転ばし、逃げられないように足で踏んで固定する。 そこへまりさが持っていた、あの「てんこ」を殺したバットを振り下ろす。 まりさがやっていたように何度も何度も執拗に振り下ろす。 「いだいっ!!やべっ!!ゆるじっ!!」 宣言したとおり「手元が狂った」のでなかなか楽に殺してやれない。 結局少しずつまりさの体を削っていってしまった。 つま先、足、足首、脛、膝、太腿、指先、手、手首、前腕、肘、二の腕、肩 「あぎゃ!!ぐぎゃ!!ぴぎぃ!!」 腹部、胸部、首 「ぼう・・・ごろぢ・・・」 最終的に頭だけとなり、道端でよく見る普通のゆっくりまりさのような姿になっていた。 その顔にそこまでの損傷はないものの表情はまるで自分の体を少しずつ削られたかのように苦悶を浮かべていた。 そんなまりさを見て何を思ったのか、つい、言ってしまった。 『ゆっくりしていってね!!!』 「ゆっ『グチャ!』 駆除が終わったあと僕は「僕のじゃないてんこ」に声をかけた。 『君も災難だったね。おつかれさま。おやすみ。じゃあね』 なんとなくそのてんこの中身を指で一掬いして舐めてみた。 『・・・・・・甘い』 結論から言うと、家の中には僕のてんこはいなかった。 今まで勝手に外に出るなんて一度もなかったのに、反抗期だろうか。 シャワーで汚れを落としてる場合じゃなかったな。早く探しに行かないと。早く、早く。 飼い主の僕を心配させるなんてペット失格だよ、君は。 無事に見付け出したらなんて言ってやろうか、君は今日から僕のペットじゃないよ!かな そうだよ、もうペットなんかにしてやらない。 ペットじゃなくて・・・・・・ どこへ目的地があるというわけではないのに僕は走る。 ああもう!早く見つけてやらないと行けないのに、なんでこんなに人間が歩いてるんだよ、邪魔だな! ?なんか立ち止まってるな、道はあいてるじゃないか!なんで止まってるの?馬鹿なの?死ぬの? 僕はお前らみたいにゆっくりしてる場合じゃないんだよ!『おい兄ちゃん!!赤信号・・・』なんだよ!僕の邪魔をするなよ!『キキキキッ!ドンッ!!』 何がドンッ!だよ!海賊王か!!『キャー!!』ああ、うるさいうるさい、僕を囲むなよ、見下ろすなよ! 早く見つけてあげなきゃてんこが寂しくて泣いてるかもしれないじゃないか、だから僕は・・・・・・ あ、体が動かない。視界が赤い。・・・車?あ、轢かれたんだ。赤信号じゃん、当たり前じゃん。え?死ぬ?死んだらてんこに会えるかな。 なんで?てんこは死んでないよ。いや、もう死んだんだ。そう、死んだ。あの生意気にも糞に胴がついた動く饅頭もどきに殺されたんだ。 あいつら百回殺しても殺し足りない。てんこを食べていいのも、犯していいのも僕だけだ、殺していいのは僕だけだ! そうだよ、僕がてんこを見間違えるわけがない。あんなに好きだったのに、あんなに・・・・・・ あ、なんか、よくわからなくなって・・・てんこ・・・最後に君に・・・言いたいことが・・・・・・・・・・・・ ――――――――― ―――――― ――― 『あ』 目が覚めた。 うちの天井じゃない。 匂いとそれまでの状況からして病院だろうか。 頭に何か巻いてあるのは包帯かな、足はなんか吊り下げられてる。 というか生きてたんだ、僕は。人間って丈夫だね。ゆっくりとは違うな。 看護師のお姉さんが僕を見て慌てて部屋を出ていった。 なんだ?いやらしいことでもしようとしてたのか?別に大歓迎ですよ、なんて。 馬鹿な事を考えていると病室に人が二人入ってきた。 『目が覚めたのか!』 『よかった・・・!あんたが事故にあったって聞いて・・・死んだかと・・・!』 『お父さん、お母さん・・・』 久しぶりに見る両親の顔がそこにあった。 どうやら面会時間が終わってちょうど部屋を出た直後に僕が目を覚ましたらしい。 看護師のお姉さんが慌てたのはそういう理由か、別に残念じゃないけど。これは本当だ。 『思いっきり車に轢かれてよく足の骨折と頭がちょっと割れただけですんだな!さすがは俺の息子だ。はっはっは!』 『うん、丈夫に産んでくれてありがとう、お母さん』 『この子ったらもう。お父さんが一番心配してたんだからね!』 まぁ、あなた達の息子は丈夫かつHENTAIに育ってしまいましたけどね。 そうだ、せっかく遠いところから来てくれたんだし伝えることも伝えてしまおう。 『・・・・・・僕、好きな子がいるんだ』 『?』 『?』 キョトンとしている。 唐突過ぎたかな。 いきなり息子が事故に合ったと聞いて慌ててやってきて目が覚めたと思ったら急にそんなことを言うなんて僕じゃなくてもそうなるか。 『ちょっと・・・今は会えないけど、僕は、その子のことがとても好きなんだ・・・もしかしたら孫の顔とか見せられないかもしれないけど、そしたらごめん』 事故の時に自覚したけど、多分僕はてんこが一番好きで、今後てんこ以上に好きな人はできないと思う。 もし出来たとしてもそれは時間がかかるだろうから、そのことについては謝っておかないとね。 『?よくわからんが、今はお前が無事でいることが一番だ』 『そうよぉ、あたし達のことよりまずは自分のことよ!頑張りなさい!』 『ははは、そうだね』 面会時間も既に過ぎているので早々に両親は帰っていった。 余談ではあるが、事故の時の車の運転手は相当の金持ちだったらしい。 明らかにあの時赤信号で飛び出した僕の不注意なのに多額の慰謝料が支払われるそうだ。はは、ついてるね・・・ 残された僕はやることもなく、なんとなく独り言をつぶやいた。 『てんこ・・・君がいないこの世界で僕はまた笑えるかな・・・?』 あまりにも恥ずかしいセリフに直後顔を真っ赤にして枕に頭を埋めて足をバタバタさせた際に激痛が走ってナースコールしたのはこれまた恥ずかしい思い出になるだろう。 その夜、僕は夢を見た。 「おにいさんっ!」 『てんこ!また会えたね!・・・あれ?』 僕はてんこを抱きしめるが感覚がない。 「だってこれはおにいさんのゆめだもの。とうっぜんだわ」 『なんだ夢か。ならこんな幸せな夢は起きた時に悲しくなるから僕は寝るよ、オヤスミ!』 「ばかっ!ねないでよ!せっかくおにいさんにいいことおしえてあげようとおもってきたのよ!」 『へー、てんこが生き返るとかそんな情報かい?』 「そうよ!おにいさんよくわかったわね!」 『そりゃあ僕の夢だからね、僕に都合のいい展開で当たり前だろう』 「もう、わかってないじゃない!でもてんこもあえてうれしい。ぎゅってしていい?」 『好きなだけどうぞ。僕には感覚がないからわからないけど』 「えへへー。てんこね、おにいさんといてずっとしあわせだったの。」 僕の胸に顔を埋めながらてんこは続ける。 「だからあのときえいえんにゆっくりさせられそうになったときいのったの。もっとずっとおにいさんといたい!って」 更に続ける。 「きがついたらてんこはうまれかわってたの。どうはついてなかったけどまたてんこよ!」 『そんな出鱈目なことがあるのかい?』 「だっておにいさんもいってたじゃない?てんこたちは"ふしぎなまもの"って」 『じゃあ、また君に会えるってことなのかな?』 声が震えてきた、泣いてるかもしれない。 「それはおにいさんしだいよ。てんこはいまとおいところにいるの。ひんとさんはてんこたちのおもいでぷれいすよ!さがしてくれるかしら?」 『思い出の場所か、うん、すぐに迎えに行くよ!絶対に行くから、待っててくれるかい!?』 「なんかいうまれかわっても、なんじゅうねんだってまってるわ!」 ************************* 僕はてんこのお兄さん。唯一無二、オンリーワンの存在だ。今かなりテンションが高い。 いよいよ退院する日が来た。 この日をどんなに待ちわびたことだろうか。 入院していた期間ほど時間が流れるのが遅く感じたことは未だかつてなかった。 あの日見て以来、てんこが夢に出てくることはなかったし、実際ただ僕の願望がそのまま夢になっただけかもしれない。 それでも僕はもう一度てんこに会えるならどんな可能性でもすがるつもりでいた。 家に着くと手早く出かける準備を始める。 ちなみに部屋は両親に頼んでハウスクリーニングを呼んでもらったので問題ない。 両親は餡子とカスタード塗れの様子を見て僕の入院先を精神病院に変えることを検討したらしいが。 部屋にインパクトを受けたのか、放置してあった媚薬については何も言われなかったのは助かった。 準備を終えるとすぐに家を飛び出した。目的地は、てんこと一緒に行った旅行先だ。 てんこを抱えて出発し、てんこと手をつないで帰ってきたあの場所。 「思い出プレイス」という単語ですぐに浮かんだのがそこだった。 綺麗な自然が残る湖のほとり、初めててんこに好きだと伝えたところ。 以前新幹線に乗って同じ場所に向かった時はてんこと一緒に景色を楽しんでいたが今回はそんな余裕もなかった。 ただひたすら早く着くことだけを考えていた。 そして新幹線を降り、さらに電車、バスを乗り継いでようやくそこにたどり着いた。 胸が高まる。 所詮夢の中の出来事で信憑性のかけらもないはずなのになぜか僕はここにてんこがいることを確信した。 早速あの湖へと向かう。 病み上がりだが関係ない、全力疾走だ。 いた、てんこだ!遠くからでも胴が付いてなくてもわかる、また君に会えた! 僕は駆け寄る。 てんこもこちらに気がついて嬉しそうに跳ねてくる。 ああ、最初に君になんて伝えようか!決まってる、あの言葉しかない。 君のことを好きよりももっともっと好きなんだから・・・! ************************* 青い空、その青さをそのまま写す透明な湖。 湖岸には花が咲き乱れ、周囲には人工物がほとんど存在しない。 見るだけで心が洗われるような、人によっては日本で一番綺麗な場所と答えるかもしれないそんな場所で二人は再び出会った。 今度は飼い主とペットではなく、一人の青年と一人の少女として。 おしまい 以上本文↑↑↑ 後言い訳 最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました! 正直ここを書いている今も緊張でドキドキしています。 幾千ものゆっくりSSに感銘を受け、自分でも書いてみようと思い立ち、ついに上げることができました。(内容はともかく) 何を書こうかと悩んでいたところ、タイトルにもなっているあの言葉が頭に浮かび、このSSを書くきっかけとなりました。 構想二週間、執筆時間12時間超です(ドヤキリィ! 恥ずかしかったですが何度か見直したので、誤字脱字は大分なくなっていると思います。 普段書くものといえば日記か反省文くらいしかない自分にとって、これだけのものでも作成するのに苦労の連続でした。 文章の言い回し、話の進め方、あとHENTAIパートとか。 改めてSS作家の方々に敬意を表します。 なんとか上手く伝えられればと気をつけて書きましたが、もしよければその、感想やらアドバイスやらを・・・頂けたら嬉しいなと! それでは、またいつか私の文が皆様の目に触れた際にはよろしくお願いします。 本文だけでなくここも読んで下さり、ありがとうございました!!
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「草薙くんっ!! 愛たくて愛にきたわっ!!」 最新話 あらすじ 医者を目指すてんこちゃんが草薙くんに愛のアプローチをしまくる青春ラブコメディ。 優しい父と母、頼りになる友人や知人に囲まれて、彼女は今日も元気に草薙くんへ愛の言葉を叫びます。 しかし一人の少女の来訪を皮切りに平和な日常は徐々に姿を変えていくことになるのでした・・・ 解説 登場人物の八割は変態である。もしくは頭のネジが数本吹っ飛んでいる。 そのため会話は暴走気味、ギリギリな発言も多い。 たまに出てくるマトモな思考回路のキャラは苦労しているようだ。 この動画は『愛と絆』がテーマになっております。 よく色々とおかしくなる場合がありますが、基本はシリアスなストーリーです でもキャラ達はカオスな行動や発言をすることが多いです。特に主人公が自重してくれません この動画には変態はまだ出てきてません(出る可能性もあります) ・・・ところで変態って『蛹を破り蝶は舞う』とかそんな感じの意味ですよね? (第五話の説明文より) しかし上記の説明のようにストーリー自体はシリアスな内容になっている。 変態パートにより、かなり軽減されているが結構重い内容のようだ。 シリアスパートの時は変態達もシリアスキャラに変化する。 簡単にシリアスと変態の境界を飛び越えるので視聴者には不意打ちになることが多い。 またうp主曰く『鬱展開になる可能性があるので注意』とのこと。 全体的にメタ発言は少なめ、その代わりにうp主のここぁがあとがきに登場して説明している。 登場人物にそっくりさんが出てくるがあくまで別人らしい ※四十三話のあとがきからイメチェンにより、そっくりさんではなくっている 第二十七話より『八雲編』が開始されたようだ 登場人物 + ... 主人公 てんこちゃん 草薙京 八意病院の優秀な医師 ファウスト先生 永琳先生 越前先生 赤屍先生 ゲーニッツ教会+α レアス みすぴー(パープル・マーミナー) 美しき兄妹愛 K スーラ 芸術家とその弟子 ムカイさん ジャギ 割とヤバそうな警察 『署長』 ミルドレッド 『幕末課』 鷲塚慶一郎 御名方守矢 『聖騎士課』 フィオナ ソル 謎の組織『月夜』 吸血鬼霊夢 マガキさん 廿楽冴姫 山本無頼 服部半蔵(飛竜) 八雲カンパニー ゼロ 八雲藍 霊烏路空 クリザリッド バレッタ バーンシュタイン家 アーデルハイド・バーンシュタイン ローズ・バーンシュタイン 両儀組 Mr.BIG 山崎竜二 ジョニー ブリジッド 夢瑠 【ちょっと危険な商店街】 上海人形館 マガトロさん 両儀式 リーゼロッテ 喫茶『Little Devil』 自称店員実質店長 公務員のバイトは禁止です 『獅子王雑貨店』 真・獅子王(真・店長) 獅子王(パチモン店長) アンナ(バイト) 『九朔書店』 九朔 ミスティア 紅一 紅ニ 紅三 『古明地ペットショップ』 古明地さとり 志々雄真実 【冥界】 学園長 愛乃はぁと&パルティニアス 草薙柴舟 ルガール・バーンシュタイン 八雲紫 西行寺幽々子 【所属不明】 神様? ??? 外の神様? シュマゴラス 沙耶 どこかの組織の人 イングリッド ズィルバー デュオロン ロリペドな殺し屋 朔 未分類 トキ ディズィー 回想? ジェダ 小悪魔 うp主担当&店員担当&後書き担当&本人担当 小悪魔 コメント(ネタバレ注意) + ... つくってみた、修正その他あればお願いします -- 名無しさん (2008-12-04 09 18 47) まともなのがジャギだけってすげえな・・・ -- 名無しさん (2008-12-04 10 11 37) 作成乙。ここのてんこは普通に可愛いよ。ドMだけど一途だし変態だけどいい子だし -- 名無しさん (2008-12-04 11 18 06) 原作ゲームでは周りが世紀末で、ここでは周りが変態ぞろいなジャギ様がかわいそうです>< -- 名無しさん (2008-12-04 12 37 01) 変態動画かと思ったら意外とガチもあってびっくりしたよ -- 名無しさん (2008-12-04 20 07 45) ネタバレ回避にコメ覧を閉じれるようにしてみました -- 名無しさん (2008-12-05 09 35 28) 一応スーラもまともな部類・・・? -- 名無しさん (2008-12-05 14 44 16) 今回はシリア・・・ス?だった -- 名無しさん (2008-12-06 17 42 27) つうかマチョリーだったのかあいつ。 -- 名無しさん (2008-12-06 20 56 24) 喘息で魔法が使えないというか魔法いらないだろww -- 名無しさん (2008-12-07 13 54 32) まさかのシリアスwww -- 名無しさん (2008-12-18 01 11 00) オチないとは予想できなかった・・・w -- 名無しさん (2008-12-18 15 58 43) 気になる台詞もそれなりにあったからなあ。今後に期待だな。 -- 名無しさん (2008-12-20 02 52 53) マガトロさん・・・素敵過ぎる -- 名無しさん (2008-12-23 00 21 11) 七話の最後不覚にも感動してしまったよ。てんこちゃん良い子だ…… -- 名無しさん (2009-02-08 23 06 11) もっと評価されるべき 以後のガチシリアス展開に期待します。 -- 名無しさん (2009-03-07 19 09 19) 登場人物を更新しようとしたら、拒否られた・・・誰か頼む -- 名無しさん (2009-03-16 20 36 07) なんという変態の皮を被ったシリアス・・・コメディ分類は違うだろう -- 名無しさん (2009-03-23 22 13 47) 十三話の二人のやり取りで鳥肌立ったぜ・・・。↑たしかにコメディの所にあるのが気になってたw 分類はドラマティックあたりか? -- 名無しさん (2009-03-25 05 58 35) 十三話まで登場人物更新してみた。十四話はネタバレになるから自重するぜ -- 名無しさん (2009-03-28 12 54 08) しかしドラマティックに分類するのは変態が多すぎだろうw -- 名無しさん (2009-03-28 18 49 39) 解説を修正しました。さらなる修正あればお願いします -- 名無しさん (2009-03-29 17 10 20) いつの間にかドラマティック分類になってるな、しかし分類の難しい動画だw -- 名無しさん (2009-04-04 16 46 25) バラエティに変わってた・・・てうか変態部分にリンクいれたの誰だwww -- 名無しさん (2009-04-11 03 45 18) それと紅三は表に出るべき・・・ -- 名無しさん (2009-04-11 03 46 26) 十六話・・・まさかのあとがきBGMwww -- 名無しさん (2009-04-20 00 10 03) 十七話のてんこちゃんは天子だろ! いや意味はわかりませんが・・・ -- 名無しさん (2009-05-31 22 03 23) なんだか東方KOFって感じになってるな -- 名無しさん (2009-08-07 11 44 04) 変態が多すぎるwwwwwwwそしてこの世界で死にたくねぇwwwwww -- 名無しさん (2009-08-31 12 36 26) 死後の世界がお役所仕事過ぎて吹いたww -- 名無しさん (2009-09-03 02 14 36) みすぴーに公開処刑フラグが立ったようです -- 名無しさん (2009-10-03 14 37 35) ん」「 -- 名無しさん (2009-10-23 03 16 27) N日に似てるとは思えんのだがな。 -- 名無しさん (2009-10-23 03 17 04) 貴重なまともキャラが・・・スーラが壊れた・・・ -- 名無しさん (2009-12-31 21 54 37) 一気に動画を見てきました。今後の展開が気になる。てんこちゃん最終話で幸せにな~れ。 -- 名無しさん (2010-07-29 03 24 45) BBA本編登場フラグきた! これで勝つる!! -- 名無しさん (2010-09-19 23 27 13) 更新ktkr! -- 名無しさん (2011-03-19 17 24 26) 名前 コメント マイリスト