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科学戦隊ぞんび 概要 メンバー Vo.シュシュ Gt.ふっく Gt.プテラ Ba.サーフ Key.ぼたん Dr.ガンダム 出演LIVE 2012年 10月20日 葡萄祭一日目 2013年 03月08日 追いコン二日目 持ち曲
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登録日:2021/08/09 Mon 18 38 10 更新日:2023/09/10 Sun 19 39 53NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 お局編から株が上がる漢 やられ役 クズ友認定された漢 チビ ヘタレ→漢 メカクレ ヤマダ 主人公 合法ショタ 図々しい 墓穴掘りの天才 奇病 女難 小柄 常識人 患者 愛すべきヘタレ 搾精病棟 早漏 最悪な童貞卒業を迎えた男 漢 竿役 精子脳 遅漏 骨折 (現実はエロ漫画のようにいかないのか!) ヤマダは『搾精病棟』の主人公。 ●目次 概要 人物 作中での活躍 ノベライズ版 コミカライズ版 アニメ版 余談 概要 R-18作品の竿役らしく、目元が隠れる髪型をした青年。 看護師達と比べても明らかに小柄で言動もやや子供っぽい(*1)が、飲酒しているらしきシーンがあるためおそらく成人。学生らしいので大学か専門学校に通っているものと思われる。 小柄なのは恐らく後述の奇病の仕組みのせいだろう。 容姿のレベルに関してはっきりしないが、何だかんだろくでもない女達にモテていたり、女友達が多いような描写もあるため悪くない方なのだろう。ちなみにゲーム版、エロ漫画版では原作準拠のメカクレ少年として描かれているが、アニメ版・全年齢版ではヨシダに近い雰囲気の美少年として描かれている。 生まれつき3時間おきに射精しないと睾丸に激痛が走る奇病を患っているにもかかわらず、 両手を骨折してしまったため入院先の病院で看護師に抜いてもらうこととなる。 しかしナース達は知ったことかとばかりにぞんざいに扱う上ヤマダ本人も骨折していることを忘れるレベルで手を酷使するせいかいつまで経っても治る気配がない。 人物 ひどい扱いを受けてメソメソ泣き出してしまうような軟弱者で周囲に流されやすい性格だが、低姿勢ながら毎回ナースにおかわりを要求するなど搾精処置が絡む場面では割と図々しい。 本番では早漏だがそれ以外では遅漏で、しかも一度慣れてしまうと同じプレイでは出づらくなってしまうなど難儀な体質でもある。 また性経験や恋愛に関する考え方もかなり童貞臭く(*2)、ナース達に制裁を食らっている最中唐突に「 夢の中で嫌いじゃないって言われたから 現実でも同じように好きになってほしい」などと相当気持ち悪いことを言い出してタチバナにドン引きされたりしている。 そんな性格もあってか毎回何かしらの形でナース達の逆鱗に触れ、虫の息になるまでなぶりものにされてしまう。毎度毎度心身共にボロボロにされてベッドの上で大の字になる姿はもはや様式美と言ってもいい。 一応重症患者なのに。 反面ぶっ飛んだ連中だらけの院内では比較的常識的な感性の持ち主でもあり、時折とんでもない蛮行を働くナース達にキレ味鋭いツッコミを入れることも。 心根は優しく、オナニー癖がばれてしまったモチヅキに似たような悩みを持つ身として寄り添ったり、クロカワには一方的にクズ友認定され散々嫌な思いをさせられていながら、彼女が酷い目に遭わされた際には「一応友達」と言って彼女を気遣うなど、搾精が絡まない場面では他人を思いやれる人物でもある。 また気弱ではあるものの全くの意気地なしというわけではなく、ナースからのあまりに理不尽な仕打ちやお局達の横暴に対してははっきりと怒る。 ヘタレで厚かましいのも確かだがそればかりではなく、過酷な入院生活を経て大きく成長した終盤には初期とは別人のような勇敢さを見せている。 ナース達の中では童貞を奪われた相手ということでタチバナに好意を持っており、彼女にはなるべく嫌われるまいとしている。 しかし基本的にタチバナの側からは嫌われる一方であり、そのことでヤマダは何度となく打ちひしがれることになる。 後半には過労に倒れた彼女を看病したことでかなり関係は改善されるも、この時はその後にある光景を見てしまったことでかえって深く絶望することになってしまった。 厳密にはヤマダの方が間に入っている側ではあるのだが。 作中での活躍 当初は心身ともにひ弱で子供っぽく、ナース達に厚かましいお願いをして不興を買ったり、逆に理不尽な八つ当たりや暴走に巻き込まれたりして虐げられるばかりで、我が身の不幸を嘆くことしかできずにいた。 しかし入院中散々な目に合わされる中で精神的に成長し、中盤あたりからは悩み多いナース達を気遣ったり横暴なお局達に怒ったりと優しさや意地を見せる場面が増えてくる。 当初はヤマダを厄介者扱いして見下していた若手ナース達とも院内で長く過ごすうちに打ち解け、友達のように見なされるようになっていく。 病院の闇が明るみに出てくる中、お局達に反抗はするもののすぐ押さえ込まれ無力感に苛まれるばかりのヤマダだったが、 実は例の奇病が 栄養のほとんどが精液を作るために使われてしまう というとんでもない大病だった上、 精液の成分がアマミヤ先生の作ろうとしている薬物の原料として最適だと発覚したことで状況が一変。 看護師長一派にはドラッグの原料を無尽蔵に搾り出せる家畜として身柄を狙われる一方で、彼女達の悪行を察して院内に潜入していた捜査官のアイザワには捜査への協力を依頼される。 ただ怪我して入院しただけなのにとんでもない陰謀に巻き込まれてしまったヤマダは流石に困惑するものの、ナース達の本心に触れて病院を変えることを決意しアイザワへの協力を承諾。 命懸けで看護師長一派を摘発する決め手となる証拠を掴むという大金星を上げ、約束通りに病院を変えてみせた。 ついでにあってないような扱いを受けていた両手の骨折も最終決戦では重要な意味合いを持つこととなった。 ただし大の字になるのだけは最後まできっちりやらされた。 + 以下ネタバレ・ヤマダのその後 退院後はアイザワの口利きで刑事になることを目指しており、試験は独力で突破しなければならないため勉強に励んでいる。 若手のナース達からは揃って好意を向けられており、想いを寄せていたタチバナも看護師長への昇進時のいざこざでミコシバと別れてしまったこともあり、満更でもなさそうな態度を取られるようになっている。 一転してハーレムの中心に据えられることとなったが、ヒロインレースの先頭を走っているのがクズあのクロカワで、さらに塀の中からリベンジを誓っているやべーやつらもいる辺り、恐らく彼の苦労が絶えることはないだろう。 ノベライズ版 おおよそ本編と印象は変わらないが、ナース側の主観描写が増えたことで(特にタチバナ編では)相対的に厚かましさや女々しい部分が強調されており、かえって株が下がってしまっている。 本格的に彼が男を見せるようになるのはまだノベライズされていない⑥以降のためそこは致し方ないか。 ちなみにタチバナに執着しているのは彼女に童貞を奪われたためとのこと。 また、精液に関しては、出さないと死ぬのでなりふり構っていられないという、若干深刻な背景が明かされた。 コミカライズ版 ノベライズ版同様概ね本編通りの描写となっているが、コミカライズにあたって絵がFランではなくなり細かい描写が増えたためナース達に追い詰められていく姿がかなり生々しくなっている。 両手骨折でオナニーができないと聞かされた際にはこの世の終わりのような表情でガタガタ震えており、医師にすら自分の病状を信じてもらえずまともに取り合ってもらえないなど、ノベライズ版とは対照的に置かれている状況の悲惨さが強調されている。 アニメ版 本編とさほど変わらないが、声がついた事でヤマグチ編での絶叫が凄い。 余談 ヤマダのような症例の患者が実際に存在した場合、病院側は看護師に処置させるのではなく、近隣の風俗業者に搾精業務委託するのが現実的な対処法と考えられる。 退院する頃には治療費がトンでもないことになっていそうだが……保険も利かないだろうし。 追記・修正は両手を骨折して若いナースが沢山いる病院に入院したことがある人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 全年齢版だとショタ化して可愛くなってる -- 名無しさん (2022-04-10 21 07 02) コミカライズ版はただのいじめみたいで見てて不快だった、逆レにも愛がなければ興奮しない -- 名無しさん (2022-12-02 23 01 40) 全年齢版は扱いが難しいのか話が進む度に出番が減っていっていつの間にか出てこなくなったな -- 名無しさん (2023-03-11 08 08 06) 一人称は僕だが、タチバナに奇病を嘲笑された際は「うるせぇ!」と口汚くキレるなど漢として片鱗はこの時点であった。 -- 名無しさん (2023-08-12 23 41 00) 名前 コメント
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臨時放送・裏 ◆imaTwclStk 暗く、巨大なモニターだけが目立つ部屋で対峙する二つの影。 向かい合うのは二人の悪魔、「ルカヴィ」と「メルギトス」。 正確にはメルギトスは実体ではなく機械が作り出した幻影なのだが。 「…それでは今回はお引き受けして頂けませんと?」 メルギトス ―今は壮麗な青年の姿『レイム』の状態で― は表面上は にこやかに対応しているが、何の感情も見せぬままに目の前の騎士と向き合っている。 「そういう事だ、次の放送は貴様の子飼いの連中にでもやらせろ」 一方、一応は穏やかに対応しているメルギトスに対して ルカヴィ、『神殿騎士ヴォルマルフ』は椅子に腰掛けたまま嫌悪感を隠さずに言い放つ。 向かい合う二人の悪魔は片方は静かに、もう片方は激情のままに 今にも互いの喉笛を食いちぎらんといった様な殺気を放っている。 事はとある少女が発端だった。 メルギトスより自分に課せられた放送を終えた直後のヴォルマルフに対して、 少女『アルマ』が意外にも接触を試みてきたのである。 少女はヴォルマルフを挑発し、裏にいるであろう ディエルゴ ―今のメルギトスのもう一つの側面― との接触を図ろうとしていた。 ヴォルマルフはそれに対して馬鹿正直に答える義理も無ければ 自分を挑発する少女を生かしておく道理も無く、 その手は少女の首輪の起爆装置へと伸びていた。 それを制止したのが当のメルギトス本人であり、 あろう事か少女の提案を受け入れ、ゲームの設定変更まで行うとヴォルマルフに申し出てきた。 それがヴォルマルフの癪に障った。 それはルカヴィがたった一人の少女に対して手玉に取られたという事実に他ならず、 例えメルギトス側にどのような意図があったとしても許容できる事ではなかった。 かといって、今この場で自分達の協力関係を破棄してまで主催者側で殺し合いを始めるほど、 ヴォルマルフも愚かではない。 それをして喜ぶのはゲームの参加者達のみである。 が、ただメルギトスの提案を受け入れるのもヴォルマルフの面子を潰す事になる。 それゆえヴォルマルフはメルギトスに対して進行役の一時辞退という手段をとった。 進行の担い手が突然変わればゲームの参加者達にも疑惑が広がるだろうが、 そもそも意図的に参加者達の情報制限を行ったりとメルギトスはヴォルマルフを軽んじている節が合った。 それを理解していた上での謂わばヴォルマルフの『嫌がらせ』である。 メルギトス側もその点では非が在る為、ヴォルマルフの一時辞退を受け入れざるを得なかった。 「…分かりました、では次の放送はキュラー達に任せるとします。 私は少し休まなければいけませんので」 メルギトス、『レイム』が困ったような顔をしたままぷつりとその虚像を消した。 モニターの灯りだけが照らす部屋の中で一人残されたヴォルマルフが無言で立ち上がり、 手元で何かを操作して突如として空間を切り取ったかの様に現れた出口へと歩いていく。 「ドチラニ?」 出口に番兵として立っていた機械魔がヴォルマルフに尋ねる。 「居室に戻る、メルギトスにも伝えておけ。 『あまり余計な事はするな』ともついでにな』 背後で「承リマシタ」という機械魔には目もくれず、 要件だけを告げて悠然と歩いていく。 辺りは一見すれば機械を中心とした近代的な造形だが、 一部には蔦が絡まる超自然的な場所もあり、 また一方では札を中心とした様々な呪法すら見受けられる。 その中の一つの扉の前にヴォルマルフが立つと、 僅かな開閉音と共に扉が開かれた。 ヴォルマルフ達の居た世界を再現された西洋風の部屋の中で 既に中に居た3人の人影が立ち上がり、ヴォルマルフを迎える。 部屋の中に入り、近くにあった椅子に腰掛けてヴォルマルフが口を開く。 「バルク」 名前を呼ばれた厳つい騎士が一歩進み出ると その鎧に似つかわしくない腰のホルスターから拳銃を抜き放ち、 先程ヴォルマルフが入ってきた入り口の天上を打ち抜く。 「…ギ…ギギ…」 発砲音と共に天上から虫の様な小さな機械魔が一体墜ち、 それをフードを被った騎士が拾い上げ、ヴォルマルフに差し出した。 「先程言った筈だ、『余計な真似はするな』とな。 お互いに余計な干渉はしない筈だぞ?」 手渡された小さな機械魔に向けてそれだけを言うと、力を込めて握り潰した。 手の中からパラパラと落ちる様々な部品と共に、血とオイルが混じった液体が手を汚す。 それを茶髪の涼しげな表情をした騎士から渡されたハンカチで拭き取りながら ヴォルマルフは三人の騎士に向き直る。 「ローファル、クレティアン、バルク。 報告を始めろ」 短く告げたヴォルマルフに対して、フードを被った騎士『ローファル』が先に口を開いた。 「ハッ! 現在、聖石は全て此処から持ち運ばれています。 恐らくは既にあの会場となっている島に渡ったものと思われます。 如何致しますか?」 ローファルの報告をある程度、予測済みだったのかヴォルマルフの表情は変わらない。 「放っておけ、アレは人を選ぶ。 奴の事だ、アレを何かの付属の如くぞんざいに扱うだろうが必ず誰かの手には渡る。 今はそれだけで良い」 自分達の目的を叶える為の手段である聖石を持ち去られたにしては、 余裕は崩さずにヴォルマルフは手を拭ったハンカチを投げ捨ててあっさりと言い捨てた。 ヴォルマルフの指示を受け、ローファルはそれ以上は何も言わずに引き下がった。 それを確かめると次に厳つい騎士『バルク』が口を開く。 「報告します。 この遺跡は現状では稼働状況は本来の7割に満たない程度だと思われ、 有事の際の最攻略候補である『喚起の門』も現状での稼動は難しいものと思われます」 バルクからの報告に対しては思うところがあったのか、ヴォルマルフは目を細めて含み笑いを漏らす。 「ククク…そういう事か。 奴が何故このゲームの設定を変えてまで拘るのかと思えばそういう事だったとはな。 私にとっての戯れは奴にしてみれば死活問題か」 実に楽しそうな表情のヴォルマルフに対して、バルクは報告を続ける。 「又、メルギトスの核があると思われる間は中心に向かう程、警備が厳しく特定は出来ていません。 ですが、やはり中心部に奴の核があると思って間違いは無いものと思われます」 其処までを受けて、ヴォルマルフの笑いが止まる。 「…分かった。 奴も此方の動きには気づいているだろう。 これからはより慎重に動け」 厳かに告げたヴォルマルフに敬礼を返し、バルクがさがる。 最後に茶髪の騎士『クレティアン』が進み出て報告を始めた。 「現在、我々以外の外部からの干渉は見受けられません。 ですが、今後は有り得ないとも名言は出来ませんね…それと、ですが」 言葉尻を濁すクレティアンにヴォルマルフが続けるように手で促す。 「“奴”の姿が見受けられません」 クレティアンの報告の他の二者は驚いてクレティアンに向き直るが、 ヴォルマルフは「そうか」と一言返しただけだった。 「宜しいのですか? “奴”は我々と違い唯の人間です。 いつ我々を裏切るとも限りません。 探し出して始末するべきでは?」 一向に焦る様子の無いヴォルマルフに対して逆に焦りを覚えたのかクレティアンが 焦燥感のままに続ける。 「口を慎め、クレティアン!」 ローファルが取り乱し始めたクレティアンを咎めるが、それをヴォルマルフが制止する。 「構わん。 “奴”は敢えて見逃している。 何、あそこにはラムザが居る。 “奴”はあの小僧を見捨てて動くことは出来ない。 だから今は“奴”は我々を裏切れん」 ヴォルマルフに其処まで言われ、返す事も出来ずに黙ってクレティアンは引き下がる。 「それに時に人間は我々の予想を超えた動きを見せる事がある。 “奴”はこちらのメルギトス達への切り札でもあるのだからな」 椅子に腰掛けたまま、ヴォルマルフは含み笑いを再度浮かべ、 三騎士は彼に跪き、頭を下げる。 悪魔はその思惑を秘めたまま、静かに蠢いて行く。 【不明/1日目・夕方(放送後)】 【ヴォルマルフ・ティンジェル@FFT】 【ローファル・ウォドリング@FFT】 【クレティアン・ドロワ@FFT】 【バルク・フェンゾル@FFT】 093 臭いと芝居と色々と 投下順 095 セキガンのアクマ 092 夕日の下の苦悩 時系列順 098 ハイ・プレッシャー 094 Trisection ヴォルマルフ 107 選ばれし者達 ローファル クレティアン バルク ??? 117 killing me softly with her love
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真夜中に、カサコソ、コリコリと音がすると、それはムカデと蜘蛛の大喧嘩だ。 注意深くちり取りに乗せて外に離してやると、二匹とも落ち着いて喧嘩を止めてどこかへ消えていく。 春先に、ムカデとともに入ってくるのがアシダカグモ。 全長最大15センチという化け物だが、性格は臆病で人は襲わず、大抵はすぐに物陰に隠れてしまう。 もちろん、私は此奴だけは現れるとすぐに部屋に招き入れていた。 私がここに越してきて4年にもなると私が家に居ようとお構いなしに床、壁を歩き回る。 もちろん、自分の立場が分かっているようで私が眺めるとそそくさと陰に隠れるのだが・・・ さて、先日私はムカデに襲われた。 以来、窓を閉め切って寝るようにして吸精されるのを防いできた。 もちろん、彼女はベランダで 「ねぇ~開けてよ~♪こ・ん・や・も・ね♪」 などと戯言を抜かすわけだが、さすがに彼女を引き入れたが最後、彼女の淫液で翌日は足腰が動かず自主休講せざる終えない。 それが毎晩ともなると、逆に悪夢だった。 そして一週間目、私はついに根負けして窓を開け、網戸だけで床についた。 彼女が来るのが楽しみでもあったが、体が激しく休息を欲していた為、うつらうつらと夢の住人になりかけていた・・・ カサコソ、コリコリ、カタンカタン・・・ 耳慣れない音で夢から引き戻されベッドの中から床を見たその時だった。 大ムカデVS巨大蜘蛛 蜘蛛の方はうちに住み着いたアシダカさん(仮)。 もう一方は私の精を目当てにした阿婆擦れムカデだ。 お互いがっぷり四つで床中が彼女たちの戦場となり、これはさすがに仲裁に入らねばどちらかが殺されるであろう状況だった。 そこで私はゆっくりと彼女たちに気付かれることなくベッドから這い出し、机の上に置いてあった千枚通しでムカデの頭をつついた。 すると、ムカデは素早くアシダカさんを振り解くと女体へと変化し私に飛びついてきた。 その一方で、アシダカさんは驚いたようにベッドの下に逃げ込んでしまった。 「七日ぶりの貴方のせ・い♪」 そう言うと片牙の美女は私の飛びつくと身動きが出来ないようにがっちりと羽交い締めにした。 「今までつれなかった分、たっぷりご・奉・仕してあ・げ・る♪」 相変わらず私はもがくが、このムカデの馬鹿力にはあきれかえる。 カモシカのような脚が脇の下から首にかけてクロスするようにまとわりついた。 しして、今宵の狙いとしてまず私の菊門に淫液を注ごうと淫牙を突き立てようとしたまさにその時だった。 「・・・だめ・・・許さない。これは私のもの。そして私のつがいになる人。」 ベッドの下からか細いが、しかし烈々な意志を込めた声がした。 よもやとは思ったが・・・私はどうも、虫に縁があるようだ。出来れば人間の方が良いのだが・・・・ 褐色の肌、ボブカットの似合う元気溌剌とした顔の瞳には今にも泣き出しそうに潤んでいた。 「4年間、私を守ってくれた大切な人。だから返して。百姫。」 「駄目よぉ~高妃。先に手を出したのは私♪だからつがうのは私だけ♪貴方はお邪魔だから森にお帰り♪」 限りになく陽気に振る舞うムカデさん。どうやら虫の世界にも名前があるようだ。 アシダカさんは高妃、このムカデは百姫いずれにしろ早いところこの修羅場を何とか・・・ 「貴方はいつも此処に来るとこの人から追い出される。でも私は違う。」 この子、人見知りが激しいのか必要な事しか言わないんだな・・・ そう思いながら、褐色の彼女の方に目を向けると、すでに彼女の唇が私を蹂躙していた・・・ 「んん・・・ぴちゅっ・・・じゅりゅる・・・ぷはっ!」 「あーーーっ!何やってんのっ!」 「キス。私は、いつもこの人から食べ物を貰った。寒い日は暖めて貰った。だから此処までになれた。だから、つがう。恩返し。」 「何言ってるのさッ!これはねぇ、私の物なのっ!人間は普段の醜い姿を見たら即殺すんだけど、彼は逃がしてくれたの、それも何度も!それに・・・」 あの独占欲の強い百妃らしからぬ、焦る声色。そして・・・ 「幾ら恩を返したいからこの姿になったとしても、毒牙があると愛し合えなかったの・・・だから折れたとき、やっとつがえると思った・・・」 声を震わせて百姫は言った。自分の思いを、最愛の男を褐色の娘に取られたくない一心で声を詰まらせながら・・・・ 長い静寂。 「・・・そう。貴方もなのね・・・こう考えればいいわ。種が違えば、幾らつがう雌がいても問題ない。」 とんでもない一言が高妃から発せられた。 傲慢な百姫が乗るはずがないとは思うが、乗ってしまったら本当にまずい。 毎日この2匹に搾り取られることを考えると周囲は幸せというかもしれないが当の本人は地獄ダッ! 頼むからこの案に乗ってくれるなよ・・・・ 「・・・たしかに・・・でも・・・」 「そうすれば楽になる。窓は、私が開けておくわ。冬になったら森で眠らずに此処にいればいいの。そして、毎日つがえるの。良い取引でしょう?」 さらにとんでもない、そして私の意志をないがしろにした意見をさらりと言う高妃。 そして私はあきらめた。もうすでに私は妖艶なムカデ娘と同じくこの蜘蛛娘の手に落ちてしまっているのだと・・・ 「分かったわ。そのかわり・・・」 「貴方は七日前にまぐわった。私は4年間まぐわってないの。今夜だけは私が独占。明日からは仲良くしましょう。」 「仕方ないわね・・・じゃぁ、気を取り直して、淫液注入~♪」 「アッーーーーー!!!」 シリアスな雰囲気を台無しにしていつもの陽気差を取り戻した百姫は前戯すらしていない菊門に牙を突き立て、淫液を大量に注入したっ! もちろん、私の肉竿も即反応し隆々と反り返った。 「これ、以前見てたのよりすごい。もう準備できてるから入れるね。」 そう言うと高妃が身じろぎ一つ出来ない私の上に跨り、自らの肉穴に凶悪な男性器を突き立てたっ! ブツリ・・・・ 一気に腰を落とした他と同時に感じた感触は、彼女が始めてであると言うことを物語っていた。 「ちょっと、痛い・・・・でもやっと一つ。つがえた。」 そう言うと、一筋の涙が頬を伝う。 「感傷的になってるのは悪いんだけどさぁ~、縛り付けてる方は大変なのよね。だから、あんたも淫液で一気に逝っちゃえっ!」 この様子をじっと見ていた百姫は、さすがに耐えかねたのかぞんざいな物言いとともに高姫のアナルに淫牙を突き刺し、淫液を一気に注入した。 「んんんんお”お”お”お”お”っっ!!!」 いきなり注入された淫液のせいで高妃の肉洞が急激に締め付けを始め、肉棒から精を吸い付くさんと脈動を開始した グチュグチュギュチュニチュッ!パンパンパンパンッ!グリニチャァ! いきなりトップギアに入り、もう射精したくてたまらない。幾ら淫液の催淫効果といえど、あのときは此処まで早く来ることはなかったのにっっ! 「あんたも、タマタマ舐めてあげるから早く逝きなさいッ!」 百姫かッ!百姫のせいでこんなのなのかっ! 激しい焦燥感に駆り立てられるように高妃を突き上げようとするが百姫がじゃまをして突き上げられないッ! 「逝きたいッ!でもっ!後チョットッ!百姫、離してッ!」 「次は私って約束する?するなら良いわよ♪」 「するするぅッー!だからッーーーーー!」 「じゃぁ♪」 そう言う友も姫は私の戒めをほどき、ようやく手足の自由が戻った。 早速高姫の腰を掴むとひたすら、がむしゃらに腰を叩きつけるッ! ただ牡の本能にしたがって・・・孕ませるためだけにっ! グチュグチュギュチュニチュッ!ニチャァ! 「私ももうッ!駄目ッ!・・・あぁ良いッ!はらまッ!・・・アラ”マ”ゼテ”ェーーーーーッ!!」 そして、最後の一突きとともに彼女の肉洞の動きは最高潮に達し、私は精を解き放ったっ! 「さぁ、次はわ・た・し♪萎えたって、幾らでも出させちゃうんだから、覚悟はよ・ろ・し・く・て?」 「百姫、終わったら次は私。萎えるのは許さない。萎えたら食べるからね♪」 どうやら、この二匹は私を永久に手放す気など無いようだ・・・ この先、生きていたら彼女たちのその後を記すとしよう。 しかし、取りあえずは、今晩を乗り越えられるかどうかだな。 終わり
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あ行 「あー、芳香剤代わりに部屋に立たせたいわ~」 シャノンさんのOPで、開口一番にリーリア様が言ったセリフ。 部屋だっただけよかったかもしれない。厠とか言われなかっただけ。 リーリア様の素晴らしい性格がのぞくセリフである。 「愛なんてものは基本、身勝手で自分勝手。望むものがかえってこなきゃへそを曲げる、気まぐれ娘みたいなものよ」 エルヴィカのOPで、占い婆様が言ったセリフ。 ある意味では、「メルリース」という物語の 一つの側面を象徴するセリフかもしれない。 「あれ、フェンネル様じゃないの?」「まっさかー」「いやいやいやあの髪と瞳!」「うわあだったらサイン欲しい!」 本編第一回、初めて民草の乗り物、乗合馬車に乗ったフェンネルが 敵意感知したら逆に王室の追っかけと思われる女性たちに キャッキャとされてしまったときの一連の言葉。 サインしてる暇はなかったが、フェンネルは嬉しかった様子。 いちごのチョコレート ヘリオスがグラツィアと一緒にいた二週間の間に持っていた、 グラツィアに関わる大切なもの。 「お腹いっぱい頑張りました」 ミレペダの聖域に50年前に調査に赴いた騎士の一行の命を粗末にしないため、 「食べた」と表現した後のフォロンの言葉。 美味しかったらしい。 人間には味の感想はちょっと生々しいかも! か行 「構え、構ってくれ!」 乗合馬車のある夜、当時はエルヴィカとマユラと 共同でテントを使っていた時のころ。 エルヴィカさんの爆弾発言に対して、 フェンネルが言い放ったセリフ。 結論=女性二人は強い。 金属で体を包んでガッシャンガッシャンしてて、尖った武器持ってて、いかついやつら 「騎士」という意味が解らないフォロンに、マユラが行った説明。 マユラは「騎士」という存在を、このように認識しているらしい。 高貴な人は時々変装のために抵抗なく女装もする ロアにて、身分を隠すためにフェンネルがノリノリで女装も検討していたのを見て、 シャノンが学んだ貴族の風潮。 同義語に、貴族の身売りは性的干渉であることなどが含まれる。 フェンネルの見てきたイリスリードの貴族はかなり退廃的なようだ。 さ行 三銃士ごっこ それぞれの短剣を、三銃士のように三人で掲げ合わせることの通称。 フェンネル、エルヴィカ、シャノンでやったものと グラツィア、アルシス、マユラでやったものでは、 全く違う声が聞こえた。 白鳥の月20日 昼ミレペダに到着し、洞窟でフォロンと出会い、 フェンネルと婚姻を交わし、ミトラーさんが現れて アルシスさんが一行から離脱し、メルリースの神殿と言われるものを探索し、 その奥で謎の少年、エティックと出会った日。 一日とは思えない濃密な出来事が一日で起こった、 物語の真の始まりの一日である。 シルバーブルーの視線 特定の相手(?)に、馬だというのに冷たい視線を放つシルバーブルー。 その視線の冷たさは、さながら「チベットスナギツネ」のようである。 スパイシーホットチャイ 一行がはじめて出会い合流した日、 酒場でグラツィアさんが聞き耳を希望した飲み物。 グラツィアさんのかわいさ爆発の聞き耳であったが、 何故そこに反応したのかはグラツィアさんのみぞ知る。 た行 ダイソン並に殲滅力が変わらないただ一つのGM 第8回、メルリースのかけらが12体出現しますと我らがGMが言ったときの PLがGMを形容した名言過ぎる名言。 変わらないどころか増している。 額に飾って飾りたいなど、 我らがGMに対するPLの見解は決してぶれないのである。 脱皮 フェンネルと出会ったフォロンちゃんが、 今の気持ちを譬えた言葉。 (脱皮したような気持ちです) 間違いなく虫発言してますよ、フォロンちゃん! 「食べますか?(一口大のキツネの生肉を差し出す。血まみれの手で)」 普段は肉食だというフォロンが、フェンネルをもてなすために 「料理」として提供したもの。 フェンネルはそれを受け取って食べようとした。 愛です。 「ちじょとはなんでしょう」 生肉を食べさせてフェンネルを致死させようとしたフォロンに対して マユラがフォロンに対していった「痴女」という言葉に対する反応。 フォロンは登場当初、美女であるが余計に痴女だったかもしれない。 ちんくしゃババア エルヴィカとマユラのOPに出てきた占い婆様を、 マユラが指して呼んだ言葉。 すごい言われようだが、 メルリースに呪いをかけられた身のマユラとしては これでもひかえめないい方だったかもしれない。 「出て行け」(前置きゼロ、笑顔で) キャラのOPの時、フェンネルが開口一番で父であるダリアス陛下に言われた言葉。 天才の思考回路のわからないことの典型だが、フェンネルはかなり動揺した。 実際、冷静に聞くと結構酷いセリフである。 独眼竜シャノン 片目を眼帯で隠すスタイルをとるシャノンに対して マユラが付けた呼び名。 シャノンの眼帯はオッドアイを隠すためのものだが、 きっとそれが余計目立つことに、 シャノンは気づいていないと思われる。 な行 謎言語 一行が遺跡の古代語を書き写して、 それを解読して出来上がった謎言語。 中には王家永遠の汚点も含まれる。 <フェンネルさんが写経した謎言語> 「アホい竜のおもり」 「レンガのおもり」 「アレはバカ。アレは愛のモモ。アレは石のウネを司る互いの天気」 <シャノンさんが写経した謎言語> 「ケツでついNン冷静ココ~ そしよタカおばさんのボディ 寝てる カレは土也と言う 秀は? 運ぶのはいつですか いっぱいです セブン 集まってます寺に 正座して悪いものをなくせたらいいですね」 <グラツィアさんが写経した謎言語> 「決意は消えた 冷えた 縁ももういい そこに美人の裸体 これはいくしかないだろう いこう 命は時計 満タンになった7つの集積地 正義といっしょに邪悪 滅菌しろ」 「生野菜サラダ食べる時、なんて言ってるの…?」 乗合馬車のある夜、フェンネルが、「植物の気持ちが判る」と言ったときのマユラの言葉。 マユラとしては、気になって仕方なかったようだ。 フェンネルの返答は、 「ニンジン大根は悲痛な叫び声を上げる。断末魔みたいなものだ。 ピーマンはハードボイルドに自分の天命を受け容れる。 トウモロコシは純粋無垢な子供で、自分の運命が判っていない。 トマトは、無償の愛ですべてを受け容れる。」 だった。 人参、大根のサラダって怖い! にくとみのむし ニュクス(夜)とルミノックス(夜の光)を マユラさんが空耳した結果の言葉。 シャノンさんに冷静にいじり倒されることになった。 「人間と蟻、どちらが上でどちらが下など、なぜ比べられましょう? 」 フォロンちゃんの哲学的思想のうかがえる名言。 多角的なこの価値観は、メルリースの謎解きに関する視野を与えてくれるものかもしれない。 は行 ハイタッチ マユラとエルヴィカの間で交わされる、歓びの仕種、友情の証。 「左手…置いておけば良かった…」 一見、何の問題もない普通の独り言。 しかし、グラツィアの指している「左手」とは、5年前に死んだ人間のそれである。 5年前の「左手」をどうやって保存する気だったのか。 そして、その「左手」はどう処理されたのか。 「グラツィア・ヤンデレ疑惑」が見え隠れする言葉。 フードマンシャノン マユラがシャノンに付けた、何個目かわからないあだ名。 マユラちゃんはシャノンさんの事を構いたくてしょうがないのだと思える 愛に溢れる呼び名とあだ名の多さである。 フクロウ通信 短剣を通じてリーリア様と会話することの通称。 カスケが宿っていたことを考えると、 愛あれど結婚ぞんざいな呼び名ではないのか、リーリア様! ヘリオスミトラー義手覆面ゾンビ あだ名大好きマユラちゃんが、ヘリオスのすべての要素を詰め込んだもの。 本当にこう呼ぶかどうかは謎だが、普通に呼んだ方がはるかに短くて呼びやすいのは確か。 ちなみに、普通によんだときの妥協、はへミ義覆ゾン、からの派生案はヘミゾン。 マユラちゃんのセンスに誰もが噴出した。 ま行 迷うのもまた真なり ギルド長リーリア様からシャノンさんに贈られた言葉。 果たしてその真意は?? ミトラー ヘリオスが一行に最初に名乗った偽名。 太陽神由来の名前にこだわって名付けた。 本名が気になるところ。 メリッサ 王家の紋章として使用されている花。ハーブ。 別名レモンバーム。花言葉は「思いやり」「同情」 何故このひかえめな花が、王家の紋章なのだろうか? メルりん探してます リーリア様がメルリースをさしていった言葉。 のちに、シャノンの頭の中はメルりんに対する謎と悩みでいっぱいになった。 や行 「余のポケットには宝石しか入っていない」 2018年7月1日、突発で行われた番外編のオフセッションで、 夢の中フェル王子がとある少女にお礼しようと思いポケットを探ったときの王子様すぎる衝撃(?)の名言。 王子はその事実に絶望したとか。 ら行 わ行
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アルチュール・ドラテッド 通称 聖剣に選ばれし者(ジ・アーサー) 性別 男 所属 クリストファー・ダイナミクス/エーリクス&ハーベルト カンパニー オラクルボード CDランク:16 認証レメゲトン ビアンカ 搭乗テウルギア エクスカリバー キャラクター概要 認証レメゲトン/ビアンカ 搭乗テウルギア/エクスカリバー機体概要 所持兵装複合式エネルギー兵装内蔵型実体剣『コールブラント』 追加ジェネレーターユニット『聖剣王の冠』(アーサーズ・クラウン) キャラクター概要 "俺はできれば普通に生きたかった。でも俺自身は誰かを守れる、そんな俺になる事を望んでいたんだ。だから今の俺に悔いはないさ" 20代前半ぐらいの若いテウルゴスであり、若く才気に溢れた気持ちのよい青年。 市井の生まれでありながら、奇跡的に企業を背負う「選定の剣」たる機体に選ばれた者であり、事実上E&Hトップのテウルゴスである。 本人は「できれば普通に生きたかった」と嘆いているが、企業を背負う者となったからにはとその責務を果たすために躍起になっている。 テウルゴスとしては接近戦の適性とバランス感覚に優れ、レメトゲンの支援下とはいえ器用な動きを見せる。 特に、彼の場合『コールブランド』の大規模エネルギー兵器形態を剣にように使う事も不可能ではない。 すでに何回か境界紛争へと出向しており、本人の高い近接戦闘能力とそれを機体の殲滅力の高さから白兵戦闘や拠点攻撃などにおける高い評価と主要参画企業であるE&H社の象徴的存在という立場も相まって、オラクルボードに名を連ねている。 余談だが彼は、アーサー王を「本物の聖剣に選ばれた伝説の人」と憧憬を抱いている節があり、L.S.Sとの外交で得られた日本のあるアーサー王のコンテンツを見て、ショックを受け気絶した。その後、見事にそのコンテンツにはまったの事。 +... 彼の出生は確かに市井の生まれである、しかし彼にはハーベルトの血が流れている。 彼はリチャード・ハーベルトが後継者として目をつけられる前に、アルチュールの母にあたる女性と恋に落ち、結ばれた結果生まれた子供である。 その後、本来後継者争いに勝ち目が薄いはずのリチャードは有力な後継者候補を押しのけて後継者として選ばれ、政略結婚としての相手である許嫁との婚約まで決められることとなったため、アルチュールは正式な子供と認知されぬまま市井の子として育ったのである。 もちろん、この出生はトップシークレットであり知るものは一部の親族を除いて存在しない。 認証レメゲトン/ビアンカ "恐怖を無理矢理飲みこみ、置いてきた日常を,口では後悔がないと言いながら悔んで、それでも勇気を以て人の前に立てる。そんなあんただから私は力を貸すって決めたんだ" 少女に羽が生えたような、妖精型のレメトゲン。 人間を「醜い闘争を続けるもの」として嫌っており長らく機体の認証を拒んでいた。 しかし、偶然にも選定に出くわしたアルチュールの「ありきたりだが確かな善性を持つ者」という部分に惹かれ、アルチュールに対して認証を行った。 立場上制約がそれなりに多く、溜息ばかりつくアルチュールに対してはややきつくあたるが、自らが認証した存在でありためぞんざいには扱えないとこがある。 疑似人格の性格は、基本的には苛烈であるが、世話焼きらしい部分もありところどころがだらしないアルチュールをたしなめている。 普段は携帯端末はもちろん、身の回りの家電などにも仕込まれており、世話焼きなのもあり彼のかわりに家電の範囲内で家事を行うこともある。 搭乗テウルギア/エクスカリバー 機体名 エクスカリバー 開発 エーリクス&ハーベルト カンパニー 機体サイズ 15m 武装 ・複合式エネルギー兵装内蔵型実体剣『コールブラント』 特殊装備 ・追加ジェネレーターユニット『聖剣王の冠』(アーサーズ・クラウン) 機体概要 "アルテュール傷受けたるを覚り血汐にまみれたるを見、いたく怒り、蒼ざめ、血の気失せたり、されど前へ進む。" "少しも躊躇ことなく愛剣エクスカリバーを右手に持つ。これぞ度重なる危機を切り抜けし業物なり" 社の象徴として製作されたワンオフ機であり、長らく認証されることのなかった選定のテウルギア。 運動性を特徴としつつも高水準な性能を持つカリバーンにカリバーンⅡの堅牢性を合わせた『カリバーンの系譜の集大成』とも言われる破格の性能を持つ。 武装はビームの投射とビーム刃の展開が可能な複合式エネルギー兵装内蔵型実体『コールブラント』のみであるが、高い性能とテウルゴスであるアルチュールの接近戦適性もあるため苦にならない。 本人の要望・適性に応じた改修として追加のスラスターやスタビライザーが設けられており高度な姿勢制御能力を生かした三次元的な格闘戦を展開する。 また、いくつかの試験的装備の実装も計画されている。 所持兵装 複合式エネルギー兵装内蔵型実体剣『コールブラント』 "王は磨きぬかれた愛剣コルブランドを引き抜き、" "巨人ゴラバス目がけて進み深手を負わせ、その膝をみごと真二つに切断した。" ビームの投射とビーム刃の展開が可能な可変型の両手剣。 基本的には射撃をしながら中距離目標へ接近、近接戦闘を行うことを前提とした装備だが、対拠点や要撃殲滅を目的とした最大出力形態を持つ。 最大出力形態の起動には、原則的には円卓参謀であるエレン・M・エーリクスの承認を必要とするが、エレン自身はこれらについては実質放任しており、『レメトゲン・テウルゴス両者の承認によって可能』としている。そのため、どうしても彼が止める必要がある場合を除いては基本的にアルチュール・ビアンカ間での承認によって起動している。 承認後は追加ジェネレーターユニット『聖剣王の冠』(アーサーズ・クラウン)の起動および、反動対策に、脚部固定用パイルバンカーの展開準備シークエンスと姿勢制御スラスターの最大噴射シークエンスが開始し,『コールブラント』も専用の形態にへと変形が行われる。 この形態は形状ゆえに「剣」と「砲塔」の二つ役割を持つが反動的に、もっぱら剣のように振るうのではなく砲として構えて使う物であるが、姿勢制御スラスターと本人の技量により剣としても使用可能である。 なお、一回目で追加ジェネレータが限界を迎え、二回目で焼ききれるため撃てるのは二回。メンテナンスも考えれば、実質一回のみである。 追加ジェネレーターユニット『聖剣王の冠』(アーサーズ・クラウン) 計六基のジェネレーターから成るユニット。六基のジェネレーターが、エクスカリバーを取り囲むように連結している形状からこの名が名付けられた。 六基のジェネレーターから賄われる桁外れのエネルギーにより、テウルギアの最大戦闘距離に等しい長さを誇る光の刃の展開を可能とする。 +機密ファイル パスワードを入力してください pass ****** 認証しました。ファイル、Sequence を開示します セクエンス・プラン 戦略的価値こそあるが、極めてリスクの高い試験兵装『コールブラント』に戦力を依存する、わが社のフラグシップ機エクスカリバーの兵装見直し計画である。 決定的な改修案として円卓部隊および、エクスカリバーの稼働データを元に、一対多および強襲戦闘を目的とした装備群が採用されている。 現時点で設計・開発段階に入ってるのは以下の装備である。 複合戦闘ユニット『セクエンス』 外付けの補助ジェネレータユニット二基、防護光波発振装置一基、背部スラスター一体型バインダーユニット四枚、バインダーを含めた上半身を保護する装甲板、および補助センサーユニットよりなる複合ユニット。 このユニットにより、防御力・機動力・継戦能力などの飛躍的な上昇が見込める。 長距離可変出力レーザー砲『ロンゴミニアド』 ウォーバード腕部のものを再利用した、小型のジェネレータを内蔵する対物ライフル型のレーザー砲。 ジェネレータ内蔵により高い射程と威力と兼ね備えたレーザー砲であり、補助センサーユニットと連動すれば高い精度の砲撃も可能である。 また、セクエンスユニットおよび機体のジェネレータを同時稼働することで、対拠点照射砲としての機能を持つ。 複合式エネルギー兵装内蔵型実体剣『コールブラントⅡ』 コールブラントを再設計、ビームの投射昨日の廃止や武器自体のダウンサイジングなど取り回しを改善させた武装。こちらも、再利用品ではあるがジェネレータを内蔵している。 ジェネレータ内蔵による高い威力と、最大出力形態をベースにした刃の伸長機能を持ち対集団戦において高い戦闘力を誇る。 この装備もまたジェネレータの同時稼働による大出力形態を持ち、コールブラントにはその規模・範囲は大きく及ばないもの。要撃殲滅などにおいて高い効力を誇る。 原案/長田空真様
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■ 英語学習アプリ「鬼桃語り」の攻略サイト■ 鬼桃語り攻略メニューへ戻る かんざし刀 No ★ 武器名 MAX LV 進化用 強化用 124 4 かんざし刀 50 HP ATK DEF HEAL ターン数 42 83 8 5 17 MAX HP MAX ATK MAX DEF MAX HEAL MAXターン数 71 141 13 9 17 SKILL名 SKILL 一切点中 敵単体にダメージ・大 進化素材① 進化素材② 進化素材③ 進化素材④ 進化素材⑤ ? ? ? ? ? 奥義発動条件 -Simplicity is the ultimate sophistication. -シンプルさは究極の洗練である。 -The golden rule is that there are no golden rules. -黄金律はないということが黄金律である。 -Experience is one thing you can t get for nothing. -経験はただで手に入らないものだ。 ■ 英語学習アプリ「鬼桃語り」の攻略サイト■ 鬼桃語り攻略メニューへ戻る
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THのカード。 + カード画像 あまぞんクン
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作者:はちまる 夜が来た。 日が沈みきった瞬間、訪れた闇が一挙に消し飛び、華やかなネオンの光が都市から溢れだす。 ネオンに輝く、無人であるはずのビル群。 それを、見下ろす者があった。 高く空を貫く摩天楼の天辺に、風になびくままに影を晒すその姿。 仮面に覆われたその表情(かお)は窺い知れず、仮面の隙間から漏れる、クツクツと怪しい忍び笑いだけが彼の感情の一片を悟らせるのみだ。 やがて、三日月が鋭く切り裂く空を背に、彼は両足をたわませる。 満を時して、彼は空へ身を投げた。 あまりに直線的な放物線を描き跳ぶ、その影の正体。 それは、夜に蠢く魑魅魍魎か、或いは…… ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「うーん……」 アリスと、その飼い猫たるオパールが現在根城にしている高層マンションの最上階。 彼女が入居するまでは、本当の意味での無人であったにも関わらず、そのマンションは、ゴミのひとつもない、異様に整えられた空間だった。 今でこそ、アリスが住む部屋は、少々魔女っ子アイテムの散らばるお茶目な部屋に変身したが、その苦労は大抵のものではなかった。 閑話休題。 広い間取りの部屋に備え付けられたベッドの上で精一杯のびをしするアリス。 日の光が眩しい。 既に中天に差し掛かった太陽は、やはりどこか無機質で、嘘くささを感じるものだ。 だが、それでも太陽は太陽。 アリスは彼女の枕元で丸くなって寝ているオパールの耳をくすぐるように撫であげると、勢いをつけて立ち上がった。 「よーし、洗濯物を取り込まなくちゃ」 気合いひとつ、アリスは洗濯物を取り込むべくベランダに向かった。 鼻歌交じりに、オレンジの籠に乾いた服を投げ入れていくアリス。 魔法でぱぱーっとできるようになれたらなー、と常々思うアリスだが、操作の魔法はあまり得意ではないのだから仕方ない。 洗濯物も残りわずか、便利な角ハンガーから下着を外していくと。 「あれ?」 パンツの隙間から、真っ白な封筒がひらひらと落ちて来た。 アリス=セレーネ嬢へ 下着ドロ太より 「下着ドロ太?」 聞き覚えのない名前だ。 こちらに飛ばされてから、何人かの人たちと知り合ったが、こんなふざけた名前の人物はいなかったはずである。 アリスは、首を傾げながら封を切った。 “明日の0時、夜に咲き誇る夕顔の如き麗しの魔女どのの身につける、秘所を覆う神秘の衣服を頂戴しに参る。 下着ドロ太” 「……」 もう一度、読み返す。 「………」 更にもう一度、読み返「何よこれーっ!!」した。 哀れ、投げ捨てられる純白の手紙。 なにか音がした気もするが、そんな事気にしてられない。 打ち捨てられた手紙を一瞥し、アリスは高らかに宣言した。 「いいじゃない、受けてたつわ!下着ドロ太!!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー だだだだだ…… コンクリートの階段を踏み抜く勢いで駆け上がる、獣の少女。 その必死さは、まるで戦場の只中に身を置いているかのようだ。 「たのもーっ!!」 あからさまに高級感の漂う高層マンションの最上階の扉を、勢いのままノックする少女。 「いいじゃない、受けてたつわ!下着ドロ太!!」 突然扉の向こうから聞こえてきた、耳をつんざくような怒声に、少女はびくりと体を震わせた。 だが、それで平静を取り戻した少女は、今度は落ち着きを払って扉をノックした。 「アリスさん?」 返事がないのをいいことに、チェーンも掛かっていない、不用心な扉を少しだけ開き、少女は内側を覗き見る。 ベランダから決然とした面持ちで出てきたアリスが、少女に気づいたのか歩みを止めた。 ぼふん。 アリスの顔が、煙をたてて真っ赤になった。 「あ、あれ?コウちゃん?もしかして、聞こえてた??」 「うん。ずいぶん大きな声だったね」 ニヤリと意地悪そうに口角を吊り上げる紅。 それはどこか憎めない、愛嬌のある表情で、アリスもつられるように苦笑した。 「いらっしゃい。中に入りなよ」 「うん。お邪魔します」 靴をぞんざいに脱ぎ捨て、紅は魔女的な怪しさ爆裂のアリスの部屋へ上がる。 アリスと部屋のちゃぶ台に対になって座りこむと、紅は急に真面目な顔つきになった。 「あのさ、私、朝起きたら、こんなものを見つけて」 そうして差し出す開封済みの純白の封筒。 それを見て、アリスは息を飲んだ。 「それで、アリスさんも多分、似たようなものがあったんだよね?」 「うん。おんなじの」 頷いて自らの封筒をちゃぶ台の上に置くアリス。 それをジッと見つめて、紅は呟いた。 「どうしようか」 「……どうしようかって、もちろん私の魔法で火だるまにしてあげるつもりだよ?」 「うん。私もそんな変態火だるまにした挙句、八つ裂きにしちゃってもいいくらい。でも、殺すのはやだよ……」 人殺しは嫌だ。 万感の思いがこめられたその言葉は、重い。 アリスは神妙に頷いた。 突然、紅がニヤリと笑った。 「……でも、こういうこと考える人には、お仕置きがいると思うんだ。そうだよね?」 まるで、イタズラ好きな子どものように、彼女は言うのだ。 なら。 「うん。魔女にだって、ルールを犯したらそれなりの制裁があるわ。その悪いひとだって、お仕置きしたほうがいいに決まってる!」 全身全霊をこめて、イタズラを仕掛けてやろう。 そして、乙女たちは額を寄せ合って日が暮れるまで言葉を交わし合った。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 挑戦状4 その日の夜は、新月だった。 この奇妙で不気味な世界の只中にあって、月は変わらず満ち欠けを繰り返す。 相変わらず、辺りが夕闇に包まれると弾けるネオンの明かりに仮面の奥の瞳を眩し気に細め、彼は明かりの隙間へと消えた。 場所はアリス宅。 紅は既に、自分の住処から、下着類のみを全てアリスの部屋に運んでいた。 「アリスさん、準備は?」 「うん、大丈夫!ちょっと疲れて魔法はもう使えないけど、オパールも協力してくれるもんね」 「にゃー」 あんまり乗り気じゃニャいのに、とでも言いた気な、めんどくさそうな返事をかえすが、主人は気にも止めない。 「さあ、早く来なさい。下着ドロ太!」 夜は更けていく……。 路地の闇から姿を表すドロ太。 彼の変態的な嗅覚は、霧崎紅の下着が既に彼女の住処にはない事を直感していた。 ゆえに、彼が狙うのはただひとつ。 アリス=セレーネの部屋のみ。 彼は遂に、彼女の住処たる高層マンションまで辿り着いた。 そして、一歩、マンションの広々としたエントランスホールに、足を踏み入れる。 「!!?」 現れたカボチャを模した魔法陣と、浮遊する無数の小さなカボチャ。 紅蓮に輝く魔法陣から巻き起こる小さな炎の渦の群れが、エントランスホールを薄く照らし出した。 朧に照らされたエントランスホールに浮遊するカボチャたちが、ケタケタと笑う。 「……」 身を低くして、一気に駆け抜ける姿勢を示すドロ太。 そんな彼に向かって、小さなカボチャたちは一斉に突撃を仕掛けてきた。 「……ッ!」 至近距離まで近づくと破裂する、小さなカボチャたちの爆風を彼はするするとすり抜けていく。 彼は、いっそ芸術的なまでに爆風と小さな炎の嵐をかわし続け、階段の下まで辿り着いた。 それから些かの逡巡も見せず、何が待ち受けているかわからない茨の道を、ただ突き進む。 彼にとっての桃源郷は、彼の手の届く距離にあった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ドロ太が最上階まで辿り着くまでに、一体幾つのトラップが仕掛けられていた事か。 だが、ドロ太はその全てを乗り越え、この場所まで到達した。 彼の身を包んでいた衣服は焼け焦げ、もはや見る影もなく、その肉体には、苦難を乗り越えた漢の証が彫り込まれていた。 だが、彼の目的はもうすぐそこにあるのだ。 無機質な蛍光灯に照らされる廊下の突き当たり。 アリス=セレーネの部屋の扉の前に、まるで宝を護る守護獣のように鎮座する少女がいた。 「霧崎紅ですか……、まずは貴女の下着を貰い受けるっ!」 そして、戦いは始まった。 ギンと射竦める、強烈な眼光を放つ紅。 「ぐるぁあーーっっ!!」 その瞳は紅く、彼女の咆哮の共に、灰色とも銀ともつかない短い髪が降り乱された。 接触。 紅の強化された視力を以てして、ドロ太の動きを捉えるのはやっとだ。 その速度は正しく音速。 「ぐ、うぅっ」 体を転がし、なんとかドロ太の魔手からのがれる紅。 だが、追撃は続く。 紅は、下着を盗もうとするドロ太の手をなんとか引っ掴み、怪力のままに床に叩きつけた。 仮面の奥から漏れ出る、呻き声。 しかし、その程度でドロ太の妄執を止めることなどできはしない。 即座に伸ばされた、ドロ太の両足が、鉄棒の前回りでもするかのようにクルリと回り、蹴りを放つ。 紅は咄嗟に手を離し、後ろへ飛びのいだ。 これは好機とばかりに、ドロ太は紅に追いすがる。 ずってん。 ドロ太は何かにズボンの裾を引っ張られて、転んだ。 「にゃあ」 黒猫だ。 くっ、と臍を噛み、ドロ太はめげずに立ち上がろうと足に力を込めた。 が。 その頭を、踏まれた。 「アリスさん!」 「いえっさー!」 テンポのいい掛け声と、体に巻きつく荒縄の感触。 「「捕縛かんりょー!!」」 「にゃー!」 ぱん、と響くハイタッチの音で、ドロ太はようやく自分の置かれた状況を理解した。 後日。 飛ばされた者たちの間で、ネオンの明かりが一際輝くカジノの看板に吊り下げられた、ぱんつ一丁に仮面を着けた変態が度々目撃されたという。 完
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迷宮管理日誌 Side1:迷宮の国の 「……もう春だな。日差しが温い。」 両脇を高い生垣に挟まれた細長い路地で、若い男……ノエリザードは上を向きながら体の中に溜まった煙を吐き出した。 「東側の枳殻はちゃんと根付いたかな……。」 彼の手には繊細な細工の長煙管。着ている服や履いている靴は安っぽくてよれよれなのにその煙管だけが妙にしっかりとして美しい。値の張りそうなそれをかなりぞんざいに扱いながら、足にじゃれついてくる獣に目をやる。 「どうした?……あぁ、そっか。これ以外はいいよ、もう食べても。」 許可を待っていたらしい犬……バウルイーターは、その言葉を聞くなり我先にと彼のそばから散っていく。 やがて聞こえる、ぐちゃぐちゃと内臓を貪る音と赤子の泣き声。 「あ~~、よしよし。お前は食われないから泣き止んでくれ~。」 彼の腕には生後間もない赤ん坊。足元には中身を晒して広がる人間の夫婦と思しき死体。 「……しばらく帰らないですむと思ったのにな……めんどくせ。」 季節は初春。 空は晴天。 赤い地面に……青い空。 ――グリンガイア暦357年 産声の月 22 迷宮深度2レベル3北北東。 石壁破損箇所26、修復済。一部食い破られた生垣を確認、苗を植え込み補充済。 迷宮深度2レベル2北北東にて、迷い人と思しき乳児を抱いた夫妻に遭遇。 交渉の意思皆無、即時襲撃を受けた為殺害。 乳児は保護。回収した荷物と共に提出する為……一時帰還。 ~・~・~・~・~ 「待たんか、エリザアァアアアァ!!」 とある春うららな昼下がり。 城内に響き渡るむさい中年男性の怒声。そして疾走の足音。 「てめぇがつけたんだからフルネームで呼べって言ってんだろ馬鹿親父!!」 それによく似た怒声で返す若い青年、ノエリザード。そして疾走の足音。 グリンガイア国、王宮内東側の廊下を全力疾走する男が二人。先頭はノエリザード、後から追うのは現国王。 「御出発ですか? ノエリザート様。」 「いってらっしゃいませ。ノエリザード様。」 「出発したいから後ろの馬鹿親父をどうにかしてくれ!」 「親に向かって馬鹿とはなんだ!」 帰還と補充を終えて迷宮内へ戻る準備をした旅装束のノエリザードはともかく、国王は重い礼服に空気抵抗全開のマント。それで24歳の彼と堂速度で走るというのだからなかなか侮れない中年である。 と、使用人達の傍らを駆け抜ける二人に一人の小柄なドワーフが追随した。 「ご機嫌麗しゅう、陛下。エリザ様。」 「馬鹿者。何をどうみたらご機嫌が麗しいのだ。」 「エリザと呼ぶなっていってんだろうが!」 国王と並んで並走を始めたのは教育係のロフリスだ。 「誠に恐れ入りますが、あえて早急に申し上げたい事柄がございます故、進言する無礼をお許しいただきたい。」 「前置きが長い。さっさと言え。」 「……屋外の運動場ならばともかく、廊下にて大声を上げながら疾走されるのはいささかお行儀が悪うございます。」 「今言うようなことかそれは!?」 「廊下じゃなければいいんだな!?」 ノエリザードはそう言うなり廊下を直角に折れて階段を駆け上がった。階段ならいいというわけでも無いだろうが、教育係が突っ込む前に後を追って階段に突入した国王が吼えた。 「ふふふ……前回のように階段で引き離そうという魂胆だろうが、そうはいかんぞ! ――仁風に告ぐ、我が名はヴォルーク、流るる力を欲する者なり。追随せよ大気の流れ―――フォロウ!」 「こんな事に魔法を使うなぁ!」 詠唱を終えると同時に階段に風が吹抜けた。船の帆よろしくマントに風を受けた国王が廊下とまったく変わらぬ速度で階段を駆け上がる。 「陛下。城内での魔法使用はいささか危険かと存じます。」 魔法を使っている彼にまったく遅れを取らずに追随する教育係に少なからず首を傾げたが、国王はしれっとしたまま言葉を返した。 「……戦時特例の敵兵侵入時特別法を適用する。」 「それでしたら構いますまい。」 「職権乱用だ! 納得すんな!」 それ以外にも疑問点は多かったが、鳥のようにマントをはためかせて駆けてくる国王が予想以上の速さで迫っているので、やむなくノエリザードは階段から再び廊下へと飛び出した。舞台は王城東側廊下の4階へと移る。 「……ところでエリザ様ですが、今回は何をやらかしたのでございますか?」 息切れが近いにも関わらず「エリザと呼ぶな!」と叫んだノエリザードの苦情は見事に無視された。 「城内の武器保管庫を迷宮化させおった。」 「子供の可愛い悪戯じゃねぇか!」 「最奥到達に一時間もかかる迷宮のどこが可愛いのだ馬鹿者! 武器庫番が泣きながら酒に溺れておったわ! 今日という今日は元に戻すまで出発させんぞ!」 常に全力疾走しているため、いかに若いノエリザードといえども限界が近い。国王は階段を上る際に魔法で楽をしたのでまだ余裕があった。 だが国王の言葉を聞き終えた直後、ノエリザードの顔に浮かんだのは紛れも無い勝利の笑み。 「そういう台詞は……」 彼は脇目も振らず、窓に向かって直進した。 「地図無しで迷宮歩けるようになってから言いやがれっ!」 そして窓から跳んだ。 「馬鹿っ、ここは4階――」 慌てて身を乗り出す国王の目に映ったのは……窓と同じ位置まで伸びる長い棒と、その棒に結わえ付けられた縄を伝ってするすると降りて行くノエリザードの姿。 棒の先にははためく国旗。 「……ロフリス」 「はい、陛下。」 「あんなところに掲揚塔はあったか?」 「昨夜エリザ様がせっせと建立されておりました。」 「エリザアアアアア!」 「……何、吼えてるんだ親父」 ひょいと顔をだしたのはノエリザードの兄、次期国王。 「またエリザに逃げられたのか。」 「はい。これで通算17勝97敗でございます。ちなみにエリザ様が19歳になられてからは一度も勝利しておりません。」 「もうすぐ敗北回数が3桁だな。」 ふつふつと怒りをたぎらせていた国王は喉の奥から搾り出すような声で呟いた。 「……わしはお前が先に生まれて本当に良かったと思わない日は無いぞ。」 「だろうな。母上に感謝してくれ。」 穏やかな兄と教育係の会話を耳にして興が冷めたらしい。諦めてため息を吐いた国王は肩を落として踵を返した。 「もういい……とりあえず武器庫の地図を作るか……あれはあれで防犯になるかもしれん。」 と、そこにかかる長男の声。 「あ、親父」 「何だ」 「その扉、昨日エリザが埋めて騙し扉にしてたぜ。」 ゴンッ 「新しい通路はあそこの、どうみても壁にしか見えない隠し扉だ。エリザが地図置いてったから見ておいたほうがいいぞ。」 「エリザアアアアアアア!!」 ~・~・~・~・~ 「俺はノエルが良かったんだ!」 荷物満載の荷車をごとごとと引きながらノエリザードは吐き捨てた。 「ノエルザード様、ですか? ……ノエリザード様で慣れ親しんでいるだけに、若干の違和感がありますね。」 隣でその愚痴に反応したのはノエリザードと同じ歳のエルフの青年。彼は国王に選ばれたグリンガイア国宮廷魔術師の一人で、名をジスと言う。 ノエリザードは見送りにのんびりと付いてくるジスに八つ当たるように言葉を続けた。 「後ろのザードはいらねぇ、ノエルだけでいい。」 「……陛下はリザードという響きが好きでノエリザード様と命名された、という逸話を耳にしたことがありますが。」 「だったらなおさらフルネームで呼びやがれ馬鹿親父ぃ! エリザにしたらリザードの前半しかいねぇじゃねぇか!」 頭を掻き毟るノエリザードを見ながらジスはくつくつと笑う。 たまに帰還する度大騒ぎを起こしてすぐ迷宮に戻って行くノエリザードに彼はよくこうしてついてくるのだ。歳が近いので親しみやすいのかもしれない、ノエリザードも独り言を言うよりは会話になっていたほうがいいので冷たくあしらう事も無い。 「エリザなんて女みたいじゃねぇか……」 「お似合いですよ? エリザ様。」 「てめぇ……本気で壊すぞ。」 殺気の篭った視線を軽くいなして、ジスは何かふと思い出したように宙を見上げた。 「名前といえば、先日ノエリザード様が連れ帰った乳児は王妃様がお名前を付けられたんでしたっけ。」 「あぁ、お袋はそういうの好きだからな。確かジリルークだっけか、男だった。」 「愛称はルークになりそうですね。」 「いいなぁ、かっこいい……」 ノエリザードの深すぎる溜息は軽やかに無視された。 「あの子はこれからどうなるのでしょうね。」 「いつもと同じだろ。赤ん坊は教育しやすいから、王族に忠実に育てるんだろうさ。ロフリスだってそうだしな。」 「ふむ……あ、もう関門ですか。ではノエリザード様、私はこれで。」 「おう、じゃーな。」 王族は関門を顔パスだ。迷宮国であるグリンガイアは街中も複雑怪奇な造りだが、ここを潜れば先に広がるのは人を迷わせ陥れる為だけにある悪意の建造物。 丁重な礼で見送る見張りの兵士が背後に消えると、彼は美しい長煙管に火を点けた。 「……やっぱ、こっちのほうが落ち着くな。」 こうしてノエリザードは再び迷宮の中へと帰る。 なんのことはない、どれだけ馬鹿騒ぎをしようと、どれだけ盛大に血と悲しみを撒き散らしても、これがいつもと変わらぬ日常。 うっすらと犠牲が香る迷宮に護られたグリンガイアは、今日も平和だ。 Side2:ほんの少しだけ Side3:歪んだ管理人の話 えんぷてぃメモ