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れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!! 8KB ・一応現代設定です。 ・虐待というよりも単なる駆除です。 「れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ! だからやさしくしなくちゃだめなんだよ!!」 と現在男の目の前で男の自宅の玄関先にいるのは典型的なでいぶとこれまた典型的なゲスまりさだ。 親子揃ってろくでなしだ。 玄関先にいるのは強化ガラスの窓を割る事が出来なくて家に侵入出来なかったからだろう。 「きゃわいいまりしゃがおにゃかちゅかちぇてりゅんだよ。はやきゅあみゃあみ ゃもっちぇきちぇね!」 子まりさも男に対して好き勝手言う。 だがお兄さんは何も答えない。 「ききょえないにょ!?はやきゅぎゅじゅぎゅじゅじないであみゃあみゃもっちぇきゅるんだよ!!」 赤まりさが喚いているが無視して親れいむに向き直る。 「そっか…れいむも一人でおちびちゃんを育てなくちゃならなくて大変なんだね …可哀相に…」 「ゆ!そうだよ! だからじじいはこのおうちをれいむにわたしてあまあまをくれたあとゆっくりしんでね!!」 「それじゃあ仕方ないね…」 れいむはその言葉を聞いた途端ほくそ笑んだ。 『れいむにかかればいちころだね。 おちびちゃんとれいむのかわいさがあればにんげんはよろこんでしんでくれるよ!!』と 本気で思い込んでいた。 そして、親れいむはお兄さんがお家を明け渡してくれる一言を待ち、 「一思いに楽にしてあげるよ」 「ゆぇ?」 お兄さんから発せられた言葉を理解出来なかった。 しかし、 「ゆびゃ!?」 隣にいる赤まりさが潰されて我に返らざるえなかった。 「お…ちび…ちゃん…?」 親れいむが赤まりさのいた場所を見る。 そこには餡子の飛沫と潰れた饅頭、赤まりさのものであったひしゃげた帽子があった。 「ゆ゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!?」 親れいむが絶叫を上げて赤まりさの残骸に駆け寄る。 「いちゃ…い…」 もはや助からないダメージであったが不幸にもまだ赤まりさは生きていた。 「おちびちゃんしっかりしてね!いまぺ~ろぺ~ろしてあげるからね!」 勿論そんなので治る訳がない。 そんな希望を打ち砕くため、お兄さんは何度も赤まりさの残骸を踏み締めた。 「ぷぎゅ!?ぎゅびゅ!?げびゅ!?」 「やべろお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 親れいむがお兄さんにタックルして来る。 だがそれに構わずお兄さんはもうそこに赤まりさがいたとわからなくなる位赤まりさの残骸を踏み潰した。 「…これでゆっくりできるね……」 お兄さんは慈しむような笑みを浮かべていた。 「どごがゆ゛っぐり゛でぎる゛の゛お゛お゛お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!! がわ゛い゛い゛お゛ぢびじゃ゛んをがえぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ!! 」 「いいけど…もう死んでるよ」 ほぼ土と同化した赤まりさを親れいむにプレゼントする。 「ゆ゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛じね゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 親れいむのポヨンポヨンと体当たりしてくる。 それに対してお兄さんは、 「すぐ楽にしてあげるからね」 「ゆぐえ!!?」 親れいむを蹴り飛ばした。割と本気で。 「あれ、ごめんね。 一撃で終わらせるつもりだったんだけど意外と丈夫なんだね」 「い゛だい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!?」 コロコロと庭を転がっていき、最終的に絶叫を上げる親れいむ。 「どぼぢでごん゛な゛ごどずる゛の゛ぼお゛お゛お゛お゛ッ!!?」 痛みでもう子供を殺された怒りよりも死への恐怖が勝った親れいむは叫ぶ。 お兄さんはそれに対して微笑みを崩さず、 「れいむが可哀相だからだよ」 「ゆ…?」 と、お兄さんが出した答えに親れいむは理解出来なかった。 どおしてかわいそうだからおちびちゃんをころしたの? かわいそうならゆっくりさせてあげるでしょ?ばかなの?しぬの? お兄さんは親れいむの言いたい事を表情から読み取ったらしく答えてくれた。 「シングルマザーは大変なんだよね。 辛くて苦しくてゆっくり出来ない…」 「ゆ……そうだよ…だから…」 ゆっくりさせてね…そう親れいむが告げる前に宣告された。 「だからせめて一撃で死なせて天国でゆっくりさせてあげようって決めたんだ」 「ゆ?」 親れいむは納得が出来なかった。 どうしてゆっくりできないからしななくちゃならないの? にんげんはれいむたちにあまあまやごはんをくれるはずでしょ? なのになんでれいむがしななくちゃいけないの? れいむの表情から男は何をれいむが言いたいか感じ取ったのだろう。 慈愛に満ちた笑顔で答えた。 「つらくて大変だったんだろう? もうそんな思いはしなくていいんだ。 ここでゆっくり眠ればいいんだよ」 「ゆ?なにするのはなしてね! れいむおうちにかえる!!?」 逃げだそうとするれいむをお兄さんは掴む。 「きだないでででいぶにざわるな゛あ゛ぁ゛ッ!!!はなぜぇッ!!はなじでぇ ッ!!?」 「おちびちゃんがいなくなって辛いでしょ? もう生きててもゆっくり出来ないよね? だからここで死んで天国でゆっくりしていってね!」 「やじゃあ゛!!?じにだぐな゛い゛い゛い゛ッ!!!」 お兄さんは泣き叫ぶれいむの髪を掴んだまま、 「てぇいやッ!!」 「ゆげぶッ!!!」 地面に叩き付けた。 「ゆ…ゆげぇ…」 顔面から叩き付けられ、歯は折れ、目は潰れ、ボタボタと餡子が流れ出る。 「あれぇ、ゴメンね。まだ生きてるなんてかなり頑丈だね」 お兄さんは変わらぬ声でれいむを掴む。 「しょうがない。確実に押し潰すか。少し痛いけど我慢してね」 そう呟いてれいむを手で挟んでぎゅうううと押し付け始める。 「ゆぎゅう゛う゛!!? だずげでえ゛え゛え゛え゛ッ!!?」 両側から来る痛みに泣き叫びながられいむは命乞いをする。 「助けてあげるよ。この世の苦しみから」 お兄さんは笑顔のまま力を込めていく。 段々とひしゃげていくれいむ。 一息に潰れないのはれいむが必死に抵抗しているからだ。 「やじゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!? れいぶじに゛だぐな゛い゛い゛ッ!!?」 「どうして?生きていても辛いことばっかりだったでしょ? だから一思いに楽になって天国でゆっくりしようよ」 「そんなのやじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!! まじゃまじゃでいぶゆっぐりじだい゛んだよ゛お゛お゛お゛お゛ッ!!!」 「出来るさ、もうすぐ永遠にゆっくりするんだもんね。 大丈夫だよ。 れいむならきっとおちびちゃんと天国のゆっくりプレイスで幸せに暮らせるさ」 「ぞんなのゆっぐりじゃない゛よ゛ぼお゛お゛お゛お゛お゛ッ!!!」 れいむの口から餡子が飛び出る。 視界が歪み、痛みで流していた涙に餡子が混ざり始める。 口は閉じる事が出来ずにだらし無く開かれ、よだれが溢れ出る。 「どうじでえ!!? どうじでがわいいでいぶがこんなめにぃッ!!!?」 れいむは叫ぶ。 どうしてこんな事になったかわからない。 れいむは今まで辛いゆん生を送ってきた。 元飼いゆっくりの子に生まれ、家族は自分以外烏に食われ、命からがら逃げ延び、 公園で暮らしていたら銀バッジの美まりさと出会った。 すぐにすっきりしてれいむの頭に茎が伸び、赤ちゃんが出来た。 しかし、まりさはその赤ちゃんのいる茎を引きちぎろうとした。 まりさはただすっきりしたいだけでれいむはただ近くにいて、野良だから選ばれただけだった。 当然れいむは抵抗した。 その結果根本のまりさ以外とれてしまったのだ。 その拍子にれいむは後ろに転がり、その勢いを使ってまりさから逃げた。 このままじゃまりさに殺されるのはわかりきっていたから。 逃げ延びた後、不幸中の幸いとして、数匹に行き渡るはずだった栄養は根本のまりさに全ていき、 まりさが通常より早く生まれた為、れいむはすぐに狩りに行け るようになった。 だが赤ゆっくり一匹を放って狩りに行けば赤ゆっくりがどうなるかわからない。 しかし赤ゆっくりを守りながら採れる餌等たかが知れている。 貧窮するのも時間の問題だった。 その結果、しんぐるまざーとして人間の前に現れたのだ。 「いやだぁああ!!まだぜんぜんゆっぐぢじでばいの゛い゛い゛い゛い゛い゛! !? ごんな゛どごろ゛でじに゛だぶな゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!! ?」 もはやれいむの目玉は男の圧迫に耐え切れず飛び出し、もはやゆっくりとは言え ないゴミへと変わっていた。 れいむは叫ぶ、生への渇望を。 「やだぁ!!?でいぶずっどゆっぐりでぎながっだあああ!! だがらごれがらずう゛ぅ゛っどずう゛ぅっどゆっぐりずる゛のお゛お゛お゛お゛ お゛ッ!!? ごんな゛どごでじに゛だぐばい゛い゛い゛い゛ッ!!!」 「ばいばい、れいむ」 「もっど…ゆぴゃあ゛!!?」 男はれいむの慟哭に全く聞く耳を持たず、渾身の力でれいむを押し潰したのだった。 散乱するれいむの皮や餡子。 それを庭のホースで手に付いた餡子と共に洗い流す。 「じゃあな、れいむ。 天国でおちびちゃんと仲良くな」 そう言いながら家に入って行った。 お兄さんは本気だった。 本気で善意だけでれいむ達を殺したのだ。 生きていてもゆっくりがゆっくり出来る確率なんて飼いゆっくりでもない限り万に一つだ。 それは街に住む人間なら誰しも知っている事だ。 飼いゆっくりにしたくてもお兄さんも一人暮らしでそんな余裕はない。 だから、せめて苦しまずに殺して楽にしてあげよう、とお兄さんは考えていた。 こうしてお兄さんに殺されたゆっくりは数知れない。 これからも、様々なゆっくりが殺され続けるだろう…。 お兄さんの優しさによって…。 END あとがき 優しくするだけが優しさじゃないと思うよね! 前作「きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!!」が思ったよりも容量が大きくなっ てしまった為コンパクト化に再チャレンジ。 だけどコンパクト化にこだわりすぎたせいか何か前作と似通ってしまった&急ぎ 足になってしまった気がします。 前作「きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!!」に対してたくさんの御感想ありがとうございます。 皆様の考え通り、あのお兄さんは天然です。 マジでゆっくりの為を思ってやってます。 本人的には鬼意山の自覚すらありません。 純粋な善意は時に純然たる悪意より始末が悪いと思いました。 それでは最後に、今回このSSを読んでいただき誠にありがとうございました。 過去に作ったSS 『ふたば系ゆっくりいじめ 293 おかざりがないとゆっくりできないよ!』 『ふたば系ゆっくりいじめ 311 きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!!』 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る お兄さんはブッダ -- 2019-08-20 22 01 45 お兄さんすごく優しくていい人 -- 2019-04-01 23 53 31 優しさという名の狂気 -- 2018-09-04 20 03 52 お兄さん…優しすぎる!www -- 2016-06-02 16 08 42 れいむの思考回路残念すぎるだろ… -- 2016-05-22 14 30 36 ペインキラー -- 2013-03-17 16 14 52 やさしいお兄さんに胸がQNQNするぜ -- 2013-01-19 09 01 46 善意だな。境遇は同情するがまあゲスだから諦めてくれ -- 2012-10-13 16 30 52 い い は な し だねえ -- 2012-07-08 18 48 23 てか、ゆっくりって馬鹿極まりないな だってさ、つがいを殺された奴と同じ種族の前にわざわざ出てきて、あまあまと家よこせなんてほざいてるんだぜ? 俺らがライオンに友人を殺されて、しばらくしてからライオンの前に出て肉を渡せ。そしてこの家を譲って死ねって言ってるようなもんだぞ。 れいむ種はシングルマザーになると一気にだめになるな。何もしてないでおとなしくしてたら、 つがいのまりさも殺されずにすんだだろうし、自分と子供も殺されなくても良かったんだな。 -- 2012-02-28 16 50 31 なんて優しいお兄さんだ -- 2011-05-11 22 59 32 一瞬で殺しきれずにすごく苦しませてるところが良いな 最終的には死という救済を与えているけど、それまでにおかした罪の罰は与える的な -- 2011-03-20 21 19 33 れいむはもっとゆっくり(笑)するんだぁ~☆ -- 2011-03-20 20 29 48 糞饅頭にすら慈悲をむけるのか お兄さん優しすぎw -- 2010-10-17 14 15 55 何と言う労わりと友愛の心… -- 2010-10-06 20 10 42 ふむ、私はしんぐるまざーで苦労してるなら、子供を殺して解決! だと思ったんだが… 色々有るなぁww -- 2010-10-06 19 25 04 いろいろ苦労はしてるが人間の恐さは知らなかったんだな 致命的w -- 2010-09-25 03 23 00 お兄さん優しいね -- 2010-09-14 17 36 22 虐待せずに殺すだけ。お兄さん、あんた優しすぎるわ。 -- 2010-08-21 01 54 22 改悛の余地のないゲスゆっくりがこれ以上罪を重ねる前に殺してあげるという真の慈悲ですね -- 2010-08-04 23 30 45
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2018年10月04日21時12分のバトル キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数 ビヨーン団 Donald-2nd-R 10 スピード 1 1 しぃ 四退王SINON 10 堅守高速 1 0 タソラソラーリ星人 Donald-2nd-R 15 スピード 1 0 りおん 四退王SINON 18 堅守高速 1 0 第23727回D-BR杯がスタートです! 前回優勝したのはビヨーン団です! 果たしてタイトルを防衛できるでしょうか!? ビヨーン団の攻撃!(命中率95%/会心率5%)ビヨーン団 「このバトロイは、我々ビョーン団がいただいた!! 」りおんに3のダメージをあたえた!! りおん 「きゃっ!まぶしいわ!」 残り体力( ビヨーン団 10 , しぃ 10 , タソラソラーリ星人 15 , りおん 15 ) しぃの攻撃!(命中率95%/会心率5%)しぃ 「落としてみせる!」りおんに2のダメージをあたえた!! りおん 「きゃっ!まぶしいわ!」 残り体力( ビヨーン団 10 , しぃ 10 , タソラソラーリ星人 15 , りおん 13 ) タソラソラーリ星人の攻撃!(命中率95%/会心率5%)タソラソラーリ星人 「タソラソラーリ。りおんの大事なお前、いただくのだー!!」 りおんはギリギリかわした。りおん 「ピュアピュアガードしちゃう!」 残り体力( ビヨーン団 10 , しぃ 10 , タソラソラーリ星人 15 , りおん 13 ) りおんの攻撃!(命中率82%/会心率5%)りおん 「可愛いと思ったら大間違えよねっ!」ビヨーン団に4のダメージをあたえた!! ビヨーン団 「しゃぁーっ!!」 残り体力( ビヨーン団 6 , しぃ 10 , タソラソラーリ星人 15 , りおん 13 ) ビヨーン団の攻撃!(命中率95%/会心率10%)ビヨーン団 「このバトロイは、我々ビョーン団がいただいた!! 」りおんに4のダメージをあたえた!! りおん 「きゃっ!まぶしいわ!」 残り体力( ビヨーン団 6 , しぃ 10 , タソラソラーリ星人 15 , りおん 9 ) しぃの攻撃!(命中率95%/会心率12%)しぃ 「落としてみせる!」りおんに1のダメージをあたえた!! りおん 「きゃっ!まぶしいわ!」 残り体力( ビヨーン団 6 , しぃ 10 , タソラソラーリ星人 15 , りおん 8 ) タソラソラーリ星人の攻撃!(命中率95%/会心率7%)タソラソラーリ星人、会心の一撃!!!タソラソラーリ星人 「そうは問屋さんが下ろさないのだー!!ビヨーン団「あぁぁぁれぇぇぇぇ」ビヨーン団に20のダメージをあたえた!! 残り体力( ビヨーン団 -14 , しぃ 10 , タソラソラーリ星人 15 , りおん 8 )ビヨーン団のLIFEは0になった!ビヨーン団はやられた・・・おい!!裏切り行為すな!!ビヨーン団 「どあああああ!!」 りおんの攻撃!(命中率86%/会心率16%)りおん、会心の一撃!!!りおん 「これで終わりよ!ピュアピュアハート!」タソラソラーリ星人に20のダメージをあたえた!! 残り体力( しぃ 10 , タソラソラーリ星人 -5 , りおん 8 )タソラソラーリ星人のLIFEは0になった!タソラソラーリ星人はやられた・・・なにこの二人清掃プリキュアごっこされたタソラソラーリ星人 「ひ、光にな・・・ りおん「れえええ!!!」 しぃの攻撃!(命中率95%/会心率18%)しぃ 「落としてみせる!」りおんに2のダメージをあたえた!! りおん 「きゃっ!まぶしいわ!」 残り体力( しぃ 10 , りおん 6 ) りおんの攻撃!(命中率88%/会心率20%)りおん 「可愛いと思ったら大間違えよねっ!」しぃに2のダメージをあたえた!! しぃ 「まだだ、まだやられんよ!」 残り体力( しぃ 8 , りおん 6 ) しぃの攻撃!(命中率95%/会心率22%)しぃ、会心の一撃!!!しぃ 「君に恨みはないが、君の父上がいけないのだよ!」りおんに21のダメージをあたえた!! 残り体力( しぃ 8 , りおん -15 )りおんのLIFEは0になった!りおんはやられた・・・りおん 「負けちゃったよ。」 勝ち残ったのはしぃです!しぃが見事にD-BR杯を制覇しました!しぃ 「認めたくないものだな、若さゆえのあやまちとは。」 一抜け二抜けでばいばいばい maimaiしてておみくじアプリで凶引くからそうなるんだよーーーーーーーーーーん 怪人二人清掃っておとなしく寝てな二人ども!!っていうことなのですか by.Donald-2nd-R(ビヨーン団とタそらソラーリ星人の人)
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/4056.html
次の日 学校 3年教室 姫子「お、お金…?」 唯「うん!欲しい服がいっぱいあるんだー。3万円でいいから貸してよー」 姫子「…ちょっと今月苦しいからまた今度に…」 唯「は?」 姫子「え?」 唯「…私がこんなに頼んでるのに断るんだー」 姫子「…」 唯「ねえ聞いてるの?」ペッ! ビチャッ 姫子「…」 唯「…死ねばいいのに。姫子ちゃんなんか。はぁー」 姫子「か、貸すから!お金貸すから許して!」 唯「え?本当!?」 姫子「…3万、貸しちゃったよ…」 信代「姫子も貸しちゃったの?…私も同じように唯が怖くて5万貸しちゃったよ…」 いちご「私も、8万貸しちゃった」 エリ「私も2万貸した。…唯ってめったに怒らないから。なんか怒った唯見たら凄く怖くて…」 信代「うん。その辺のヤクザより怖かった」 姫子「唯、これからずっとあんななのかな…」ビクビク 律「…」 澪「…」 紬「ゆ、唯ちゃん…何てことを…」ビクビク 和「…唯がああなった理由、知ってそうね。そこの3人」 紬「え?」 律「…」 澪「…」 和「…律と澪が包帯まみれで無言なのも唯がああなったのと関係ありそうね。ちょっと人のいないトイレで全部話してくれないかしら?」 律「…ああ。わかったよ」 女子トイレ 和「…へえ。唯がキレたところを見てみたい…か」 律「つい遊び心でやった事なんだよ…」 澪「まさかこんな事態になるなんて思わなかった…」ビクビク 和「唯はね、キレさせてはいけない人物なのよ。あなた達は知らなかっただろうけど」 律「そっか。和は唯と幼なじみだから唯のキレた所を知ってるのか」 澪「くっ!なんで最初から和に相談しなかったんだ!」 紬「もう遅いわよ…」 和「そうね。こうなってしまったのは仕方ないわね…」 3年教室 唯「は?私に何か文句があるの?さわちゃん」 さわ子「あ、あの…クラスのみんなが迷惑してるみたいだし…(なんで!?なんであの唯ちゃんがこんなに怖いのよ!)」 唯「ふーん。さわちゃんに告げ口したクズは誰かな?」 クラスメート「ひっ!」 さわ子「ゆ、唯ちゃん…落ち着いて」 唯「ペッ!」 ビチャッ さわ子「…」 唯「文句あるんなら堂々と言いなよ」 さわ子「…無いわ」 スタスタ 律「さわちゃんでもダメなのか…」 澪「なんて事だ…」 紬「唯ちゃん…元に戻らないの…?」ビクビク 和「…元に戻る方法、あるかもしれないわ」 律「え?」 澪「何か思いついたのか!?」 和「律!澪!紬!あなた達が最初に唯にした事をやるのよ!」 律「え」 数分後 律「唯~」 唯「ん?包帯まみれでどうしたのりっちゃん」 律「あ!足が滑った!」 ガッ ドタッ 唯「うう…」 律「悪いなー唯。でもそこに突っ立てたお前が悪いんだぜ」 唯「…殺されたいの?りっちゃんさあ」 律「…(こ、怖い!だがまだ諦めるわけには!)」 澪「やあ唯」 唯「あ?」 澪「そんな怖い顔するなよ」ペッ! ビチャッ 唯「…」 紬「あら唯ちゃん」ペッ! ビチャッ 唯「…」 澪「ごめん~。ツバかかちゃったよー」 紬「ごめんね~」 唯「…」スッ 澪「(律!ムギ!全速力で逃げるぞ!)」 律「うおおおおおお」 スタタタタタ 唯「…逃がさないよ」 スタタタタタ 紬「ゆ、唯ちゃん追ってくるわよ!」 律「澪!どこに向かってるんだ!?」 澪「2年の教室!梓の教室だ!」 紬「梓ちゃん!?」 澪「梓にも嫌がらせをして貰えば唯はもっと怒る!」 律「そ、そうか!」 2年教室 梓「あ。先輩方」 憂「律さんに澪さん…どうしたんですか!?包帯まみれで」 梓「あ。まあそれはいろいろあって…」 純「ってか汗だくじゃないですか。どうしたんです?」 律「まあ…全速力で走ってきたからな…」 紬「怒りが貯まってる唯ちゃんがここに来るわ」 憂「え!?お姉ちゃんが!?」 梓「何やってるんですか!?澪先輩達はバカですか!?」 澪「まあ話を聞いてくれ…」 唯「…ん?あずにゃん」 梓「ゆ、唯先輩の…唯先輩の…池沼ー!!!」 唯「…」ブチッ! 憂「お、お姉ちゃんのバカー!」 純「唯先輩の歌は下手くそだー!」 唯「…」ガシッ 純「え!?なんで私の胸ぐらを!?」 唯「一番近くにいたからだよ…」 梓「純!ありがとう!」 憂「ごめんね純ちゃん!」 純「え!?ちょっーーー!」 唯「モップのくせに…私をバカにするなああああああ!」 ドビブガドカァァァァ 律「おお梓!憂ちゃん!唯の様子はどうだ!?」 梓「唯先輩…かなりキレてますよ…」 憂「あんなお姉ちゃん見たことない…」 澪「でもこれが唯のためなんだ…」 紬「…!唯ちゃんが来たわ!」 唯「うう…」イライライライライライライライラ 律「うわっ。めちゃくちゃキレてるし…」 梓「だから言ったでしょうー!」 唯「はー…」イライライライラ スウッー 律「…!」 澪「みんな!耳を塞げ!!」 梓「は、はい!」 唯「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」 唯「……」フラフラ 唯「うう…」ドサ 澪「倒れた!」 梓「これって…」 紬「成功よ!」 憂「和さんの言ってた通りなんですね!」 律「ああ!和の読みは当たった!」 ー回想ー 律「え。…私達が唯に最初にした事って嫌がらせじゃないか!」 澪「余計に唯を怒らせるだけだろ!」 和「それでいいのよ。…唯みたいな単純な人間は、怒りが貯まりすぎて怒りが爆発すると叫ぶのよ」 紬「叫ぶ?」 和「とにかくストレスを解消したくてね。そして叫び疲れて倒れて…怒りというのが全て消えて元の唯に戻る」 澪「…本当なのか!?」 律「…ええい!もう一か八かでやってやるよ~!」 数時間後 保健室 唯「…う、うう」 梓「あ!目が覚めましたよ!」 唯「ここは…」 紬「保健室よ!唯ちゃん!」 純「」 唯「あれ…純ちゃんが隣のベッドで包帯まみれで寝てる」 澪「(キレてた時の事を忘れてる!)」 和「(成功ね…)」 律「うう…唯~!よく帰って来てくれた~」ダキッ 唯「え?りっちゃんどうしたの?あはは~」 憂「お姉ちゃんが元に戻った」ウルウル 唯「どうしたの憂。お姉ちゃんは元からこうだよ!」 律「(しかしキレてた時の記憶が消えたってどういう事だ?)」 和「(叫んだショックで記憶が飛んだとかじゃないかしら)」 紬「唯ちゃんが帰ってきた記念のパーティーをやりましょう!」 梓「そうですね!」 律「唯~」ペッ! ビチャッ 唯「りっちゃん何するの~もう~。あはは~」 律「元の唯だ~」 澪「ツバかけられても怒らないぞー」ペッ! ビチャッ 唯「…ッチ」 澪「え」 おわり 読んでくれた人ありがとう 後半、おかしくなったとか思った人はすまんね 戻る
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/2260.html
【6】 それは会場の端。波が打ち寄せる、地図で言えばH-2エリアの海岸。 「改めて聞くぞ。お前はこの女を斬るつもりか?」 「その女が、危険だというのなら」 頬に傷のある赤毛の侍が、銀髪の少女を斬るべきか迷っていた。 銀髪の少女は、人を殺して血まみれになっていた。 蝶々仮面の男は、知りあったばかりの少女を侍の斬撃から護ろうとしていた。 少し離れた場所で、茶髪の女子高生が、この状況に責任を感じていた。 【1】 一ノ瀬弓子クリスティーナは、憔悴していた。 突然のことだった。 白いスーツの男は、殺し合いをしろと言った。 本来なら正義感の強い弓子も、この時ばかりは思った。 何でもいいから、早く帰してほしい。 眼の前で小さな女の子が理不尽に殺されたというのに、そんなことを同時進行で考えてしまった。 そんな、らしくない己の醜悪さに気がついて、自己嫌悪に沈むうちに、どこかの海岸に転移させられていた。 これは罰なのだろうかとぼんやり考えた。 危険な魔法の杖を、少し魔法に精通したからといって使いこなせた気になっていたから、罰が当たったのだろうか。 でも、『人を殺した罰』として『殺し合え』というのも奇妙なことだと思った。 それから、やっと気がついた 帰ってもどうせ、あの現場には“間に合わない”。 今から帰っても、あの人を助けることはできない。 彼女が返りたかったのは、東京の六本木だった。 彼女は、ここに来るまで、そこにいた。 血まみれで、砕けたコンクリートの破片で埃まみれになって、ひどい格好で、そこにいた。 その格好のまま、ここに来た。 ライバルの、でも親しい仲の、友達の師匠を、姉原美鎖を、魔力の暴走で瀕死にしてきたところだった。 殺意があったわけではなかった。 しかし、それが何の言いわけになるのか。 気を緩めたとたんに、ケリュケイオンの杖が自動反応した。 自動で生成された光の剣が、喧嘩相手の体を貫いた。 首に穴があいていた。 血が大量に流れていた。 処置をしなければ、そのまま死んでしまう傷だった。 違う。 この期に及んで、逃げようとしている。 弓子は、卑怯な楽観視を訂正した。 姉原美鎖は、あの時点で死んでいた。 首に致命傷を負っていた。 心臓がとまっていた。 ちゃんと、脈拍がとまっているのを確認した。 弓子は、人を殺したのだ。 人殺しになったから、だからこそ弓子は、こんな場所に呼ばれたのかもしれない。 でも、それなら、何も悪くないこよみたちが呼ばれているのもおかしな話だと気づいた。 参加者名簿に、姉原美鎖の名前はなかった。 彼女のライバルである弓子がいるにも関わらず、彼女の弟子である森下こよみがいるにも関わらず、美鎖はこの場にいない。 弓子が負っていた傷や魔力は全て回復させられているのに、姉原美鎖は回復して参加者に呼ばれていない。 それは、つまり姉原美鎖はどうしても呼べないということで、つまり、やはり彼女はもう――。 一ノ瀬弓子クリスティーナは、意志の強い少女だった。 死んでいる姉原美鎖を見た時も、それでもまだ心は折れなかった。 姉原美鎖の遺体が転移してしまった時も、責任を持ってその行方を確認しようと決意していた。 人を殺してしまったのだと理解しても、その罪を自覚し、せめて自分のなすべきことをやろうとしていた。 責任感から、その心を支えていた。 しかしその決意も冷めぬ間に、六本木から相当に遠いだろうこの地に呼ばれた。 姉原美鎖の行方を、確認できなくなった。 一人しか帰れないと言われた。 その帰る方法とは、他者を殺すことだと言われた。 数十人を蹴落として生き延びろ、と命令された。 もっと罪を重ねなければ、生き残れないことになった。 弦が、とんだ。 張り詰めて張り詰めて、切れないように耐えていた糸が、それまでの強さが嘘のように容易く切れてしまった。 ちょっと喧嘩しただけで人を殺してしまった弓子が、果たして命がけの戦いで人を殺さずにいられるか? あの時、弓子がケリュケイオンを制御できなかったのは、全力の姉原美鎖を相手に余裕を失っていたからだ。 この実験の参加者が、皆、美鎖のような実力者ばかりではないだろう。 だが、決して少なくないはずの参加者が殺し合いに乗り、生きる為に、あるいは誰かを生かす為に、 殺意と覚悟を持って弓子に襲いかかってくることだろう。 それに、この殺し合いでは役に立つ武器が支給されているという話だった。 魔法使いである弓子だって生身の人間だ。 銃器などで急所を撃たれれば致命傷になるし、それらを警戒しながらの行動となると緊張を強いられる。 弓子のスタミナとて無限ではない。連戦を重ねれば、いずれ追い詰められる時も来るだろう。 つまり、弓子に殺意はなくとも、余裕をなくして戦う状況は遠からずやって来る。 そうなった時に、また禍ちを犯さずにいられるだろうか。 暴走した原因となったケリュケイオンの魔杖は、手元にない。 しかし、ケリュケイオンの杖が主催者に奪われているとなれば、なおいっそう事態は酷い。 ケリュケイオンの杖には、伝説の魔女の遺産が封印されている。 中世のヨーロッパで十万人を呪い殺した幾万もの魔法コードが、その杖に眠っている。 弓子自身はその杖を制御できなかったが、だからといって見知らぬ誰かに譲渡していいものではないのだ。 ましてや、殺し合いを企画するような極悪人の手に渡ればどうなるか。 弓子の失態だった。 ケリュケイオンの杖を使って人を殺してしまったのも弓子の責任なら、いつのまにか拉致されてしまったことも、 危険物の杖を奪われてしまったことも弓子の力のなさが招いたことだ。 杖を手に入れた者が、杖の力で災厄を起こしたら弓子のせいだ。 それ以前に、また弓子と関わった人が、巻き添えで傷ついてしまったらそれも弓子のせいだ。 今の弓子には暴走する魔法の杖はないけれど、杖と一緒に自信と気力も失ってしまった。 安定した魔法コードの生成には、安定した精神と集中力が不可欠。 対象物、環境、明度、使い手の体調、それらが変化するだけでもコードは微妙に変わる。 ましてや、使い手の心が折れていればどうなるか。 今、誰かが剣のコードで弓子を攻撃でもすれば、防性コードを貼る間もなく刺殺されてしまうだろう。 逆に、弓子が剣のコードを組んだとしてもそれが武器として形を成すかどうか。 剣を呼んだつもりが、別の、もっと壊滅的な呪いを呼んでしまうことにもなる。 切れてしまった弦は、響かない。 「あ……」 懐中電灯の光が、弓子を包んだ。 いつから、そこにいたのだろうか。 顔を上げると、目が合った。 人がいた。 弓子と同じように、似あわぬディパックを背負っていた。 茶髪の、どこかの学校の制服を着た女の子だった。 どこにでもいる女子高生に見えた。 少女は、弓子を見て怖がっているようだった。 そう言えば、弓子は血まみれなのだった。 殺人現場からそのまま帰って来たように見えなくもない。 銀色の髪と紫の瞳をした弓子は、奇異の目で見られることに慣れていた。 しかし、今は。 今の弓子は血まみれで、 汚れていて、人を殺していて、また誰かを傷つけるかもしれなくて、 少女は、そんな弓子にかける言葉を迷っていて、 弓子は少女を怖がらせていて、 弓子は口を開いた。 何かを言わなければと思った。 しかし、 誰とも会いたくない、と思った。 「わたくしに近づかないでください。またわたくしの“呪い”が、誰かを殺してしまうかもしれませんから……」 【3】 蝶々仮面の男、パピヨンは腹を立てていた。 理由のひとつは、参加者名簿の彼の名前が、『蝶野攻爵』と表記されていたことにある。 彼は既に『パピヨン』という名で新たな生を生きている。 その名を覚えていていいのは、たった一人だけだ。 もうひとつは、支給品がどれもイマイチなものだったことにある。 一つ目は、長い鉄棒だった。 先端に輪っかのような突起がついており、ホムンクルスであるパピヨンの怪力をもって振り回せばそれなりの破壊力を発揮するだろう。 しかし、普段からは大きくかけ離れた戦い方になるだけに、不安もある。 彼の戦いの本領はニアデスハピネスの汎用性とホムンクルスの身体能力、再生力を組み合わせたトリッキーな戦法にある。 棒術はむしろ、武藤カズキの得意分野だった。 二つ目は、テディベアだった。ひとかかえもある、ずいぶんくたびれたぬいぐるみだ。 論外。 ただ三つ目については、有用性は別として興味をひくものだった。 それは携帯電話だった。 説明書がついていた。 わざわざ説明書など付けなくとも、携帯電話の使い方など昨今は誰でも知っている。 しかしその携帯電話は、説明を要するだけの機能を備えたものだった 『ジオイドの魔法コードがアプリとして保存されています。 実行すると半径10メートル以内のジオイド面を任意で捜査することができます。』 ジオイド面の意味は、地学や物理をかじっていれば誰でも分かる。 現代で、アプリの使い方を知らない日本人はそういないだろう。 しかし、『魔法コード』とは何なのか。 パピヨンのあくなき探究心と向上心をくすぐるのに、それは充分なものだった。 ちなみに、アプリの配布先のHPのサーバーなどは全て聞いたことのないものだった。 支給品ひとつの為に、一から会場内限定ネットワークをつくったのだとしたら大変な手間だ。 おそらく、ネット環境を利用した支給品が他にも複数あると思われる。 脱線した。 機嫌を悪くした最大の理由は、勝手な都合で『殺し合い』を強制されたことにある。 パピヨンは他者に利用されるのが大嫌いだったし、この実験に乗って得になることなど一つもなかったからだ。 あの『清隆』と名乗った男は、生き残れば『願い』を叶えてやると言っていた。 しかしパピヨンは、今の生におおむね満足しており、特に叶えたい願いもない。 否、たとえ願いがあったとしても、それはパピヨン自身の力で叶えてこそのものだ。 以前は、世界を丸ごと滅ぼしてやりたいと願ったこともあった。 しかし、宿敵武藤カズキと決着を付けたあの夜、パピヨンは自覚させられた。 もう、そんな憎悪はパピヨンの中から消えていることを。 それにもし安易な殺人を働けば、同じくこの会場にいる武藤カズキと津村斗貴子が黙ってはいないだろう。 別に敵をつくることを恐れはしなかったが、貴重な張り合い相手からつむじを曲げられてしまうのは望ましくない。 ホムンクルスと錬金戦団の長きにわたる戦いが終わり、切望していた武藤カズキとの決着を着け、パピヨンは半永久的に生きることを余儀なくされた。 しかし、新しい人生もパピヨンは悪くないと思っていた。 血沸く戦いと臨死の恍惚こそないが、思いがけない発見も、貴重な張り合い相手もいる。 大勢の人間が、愛をこめて「パピヨン」という名前を呼んでくれる世界。 退屈ではあったが、満ち足りている世界。 だからパピヨンには、殺し合いに乗る理由などなかった。 ただ、その“願いを叶える”技術自体には、心魅かれた。 しかしそれは、あの白スーツをどうにか陥落させて聞き出せばいいことだ。 そんな風に苛立ち七割、期待三割で胸を満たしつつ、パピヨンは浜辺をぶらぶらする。 銀髪の女がいた。 銀髪の服は血だらけだった。しかし怪我はしていなかった。返り血だった 何をする様子でもなく、立っていた。 ただ、海を見ていた。酷く投げやりな目だった。燃え尽き症候群のように見えなくもなかった。 つまり銀髪の女は流血沙汰を含む修羅場にいた可能性が高いということだ。 「おい、そこの女。何があった?」 「……どなた?」 銀髪の女は、パピヨンの一張羅を見て怪訝な顔をする。 「この蝶人パピヨンを知らんのか? この間も東京タワー上空に現れたところだぞ」 「あいにくと、特撮モノには興味がありませんので」 悪の怪人のコスプレだと勘違いされている。 舞踏会に駈けつけられるほど紳士的な格好だというのに。 「あいにくと俺は悪の手先でも正義の味方でもない。この世界を愛し、この世界のあらゆるモノを欲する『蝶・人』さ。 そこでだ。お前の知っていること、ここに至るまでに何が起こったのか全て教えろ。 もし“呪い”や“魔法コード”と言った単語に聞き覚えがあるなら、それも教えろ」 生気のない瞳に、狼狽が横切った。 何かを知っている狼狽だった。 当たり。 パピヨンは口の両端をにまりとつりあげる。 「それは……“魔法コード”に関しては、確かに関係者ですわ」 「そうか。なら全て教えろ」 パピヨンの命令にも、女は気分を害した風ではなかった。 けれど、ひどく濁った眼でパピヨンを見た。 「命が大事なら、関わらないことをお勧めしますわ」 「俺が関わるべきかどうかは、お前が決めることじゃない」 「わたしは、“魔法”を使って人を殺しました。また殺してしまうかもしれません」 それきり女は会話する意思を失った。 パピヨンに背中を向けて、海岸沿いをふらふらと歩く。 目的地があるわけではなく、ただ歩く為に歩いているだけという歩き方だ。 気に入らなかった。 女は、説明する意思がなかった。何でもいいから早く会話を切り上げたそうだった。 パピヨンは誰にどう思われても少しも堪えない。しかし、女はパピヨンを嫌ったわけではなかった。 『透明な存在』でも見るように、どうでもよさそうに無視したのだ。 その、パピヨンを無視したということが、気に入らなかった。 女の、何もかもを諦めたような目が、気に入らなかった。 『人を殺した』からと、それだけで折れてしまったらしいことが気に入らなかった。 現実から逃げているような態度も、気に入らなかった。 眼の前に課題があるのに、自力で何も為そうとしない人間。 己に限界を感じたところで、諦めてしまった人間。 パピヨンの気に入らない人種と、今の彼女は近い態度をしていた。 「俺はどっかの偽善者のように人助けする趣味はない。しかし、お節介はさせてもらうぞ」 だからこそパピヨンは、その女を放置するわけにはいかなかった。 「ここは大きなお世話、小さな親切。情報を聞き出し終えるまではかまってやるとするか。 『魔法』とやらも非常に興味深いしな」 己の欲望に忠実なパピヨンは、気に入った相手に執着する。 そして、気に食わない奴ほど大事にする。 それが好意であれ悪意であれ、暇を潰すものがなければ、パピヨンの長い長い人生はたちまち退屈になってしまうからだ。 何より、この女は貴重な情報源だ。 どうやら女は『魔法で人が殺せる』程度の知識と技術を持っているらしい。 何より女の自棄な態度は、何か己の限界に直面して諦めたような、自信を喪失したような、そんな印象を受けた。 つまり、それだけ深く足を突っ込んでいたらしいということだ。 パピヨンにとって、女と接触を持つメリットはずいぶん高くなっていた。 パピヨンは空中へ大きく跳躍すると、彼女の頭上を飛び越えて先回りする。 「甘いな、女。この『蝶人パピヨン』が、たかだか『人が殺された』ぐらいで臆すると思ったか?」 女は戸惑ったように何かを言いかけ、 「おい、そこの異人の女」 剣を帯びた声に、パピヨンの問答は遮られた。 防砂林から、鋭い目をした赤毛で和装の男が現れた。 【4】 琴吹ななせは、頭が真っ白になっていた。 よくよく考えれば、逃げ出すことはなかったのかもしれない。 異常な格好をしているとはいえ、相手は同年代の女の子だ。 確かに、あの女の子は人を殺したと言っていた。 でも殺し合いに乗っているなら、わざわざ“近づかない方がいい”なんて警告をするのはおかしい。 だいいち、たとえ殺していたとしても、例えば事故とか正当防衛とか、とにかく事情あってのことかもしれないのだ。 それに、最初に近づいたのはななせの方だったのに。 近づくにつれて懐中電灯に照らされた少女の、血まみれの惨状が目に入った。 その、ホラー映画のような格好に、現実感だとか勇気を根こそぎ持っていかれて、話しかけようとしたこともすっかり忘れさっていた。 そういうことを、ななせは走りながら、断片的に思い返していた。 高そうな洋服が、びりびりに裂けていた。 裂けた洋服の右半身に、べっとりと血が染み込んでいた。 右頬から首筋にかけても、同じように血がついていた。 潮の香りとは別に、鉄くさい臭いがした。まだ、血が渇いていなかった。 つい今しがた、ぼろぼろになって返り血を浴びる行為をしてきましたと、その惨状が語っていた。 返り血などホラー映画やドラマでしか見たことのないななせにも、すぐに分かる。 ちょっとやそっとの傷では、あんな返り血はつかない。 それこそ、人一人が失血死するぐらいの血を誰かが流さなければ……。 それに、あの女の子からは、ある種の“ただならぬ感じ”を受けた。 正体の知れない苦しみとか絶望とか妄信とかを発していて、そういう怖いものが血みどろの彼女を武装していた。 そういうモノを発する人間を、ななせは何人か知っている。 そういう人間と相対する恐怖に、ななせは覚えがある。 例えば、“井上ミウ”の名前が出ると、酷く苦しそうな、拒絶するような顔をする井上心葉。 例えば、“天使”という怪人のことを、とりつかれたようにハイになって信仰していた、現在行方不明の親友。 例えば、ここ数日、執拗に呪いのメールを送って来るようになった、“ミウ”という謎の少女。 そういう“闇”にあてられると、自分がとても弱く力を持たない、別世界の人間のように錯覚して、何も言えなくなってしまう。 そう、あの女の子も、確かに“呪い”と言った。 ――またわたくしの“呪い”が、誰かを殺してしまうかもしれませんから…… ――何よそれ。……あんた、人を呪い殺せるとか言うつもり? ――そうですわね。私は、“クリストバルドの呪い”を継いでいますから。 そこで会話を終わらせて、とにかく逃げ出してしまったのは“呪い”という言葉に過敏になっていたからかもしれない。 彼女の得体の知れなさや、ななせの知らないことを知っているという見透かした様子が、 つい数日前から頻繁に届くようになった、メールの送り主を連想させた。 ――心葉に近づくな。泥棒猫。 ――お前は心葉のことを何も知らない。 ――人のものを盗ろうとしたら呪われる ――呪われろ。 ――呪われろ。 ――呪われろ。 ――呪われろ。 始まりはいつだったのだろう。 この間までは、森ちゃんと放課後にクレープを食べたり、夕歌とメールをしたり、井上と一緒に資料整理をしたり、そんな毎日だった。 そんな当たり前の、幸せな毎日だったはずだ。 それが、夕歌が行方不明になって、家は幽霊屋敷になったみたいに荒れ果てていて。 “ミウ”から呪いのメールが来るようになって、井上も何だか苦しい顔をするようになって。 夕歌を探したけれど、どこに行ったのか全然わからなくて、そうしたら、夕歌の家族が一家心中をしていたと聞かされて。 胸が押し潰されそうになって、気づけば家を飛び出し、夜の町をさまよっていた。 夕歌の家に向かっていた。 窓ガラスが破れ、電気もつかなくなり、お化け屋敷のようになった家でうずくまっていた。 謎の“天使”に連れて行かれた夕歌のこと。 “ファントム”から“呪われろ”というメールを送られたこと。 気がつけば、白いスーツの男に拉致されたこと。 “魔女の口づけ”がどうのと言われたこと。殺し合えと言われたこと。 頭を吹き飛ばされた女の子のこと。血まみれで人を殺したという少女のこと。 呪いを持っていると言ったその子のこと。 どこまでが夢で、どこからが現実なのだろう。 「井上、井上、井上っ……」 ここにいない、でもどこかにいる会いたい人の名前が、口をついて出ていた。 もしかして、あたしはとっくに現実の世界を踏み外していたんじゃないか。 踏み外してはいけない、危ない世界に落っこちていたんじゃないか。 だとしたら、帰る方法なんて―― 「そこの人! 何があった?」 「きゃっ……!」 進行方向に、小柄な男が回り込んでななせの逃走を止めた。 (後編)
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元スレURL 希「気がついたら8万が消えてたんよ…頭がおかしくなりそうなんよ」 希「気がついたら8万が消えてたんよ…頭がおかしくなりそうなんよ」 2 概要 1レス1クズパチンカス畜生のんたんがμ’sを巻き込みながら突き進む破道の軌跡 タグ ^東條希 ^μ’s ^コメディ ^カオス 名前 コメント
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■気に食わない相手に対して不満を直接ぶつけずに溜め込んで、後でネット上で悪口を並べる →作家になってからも気に入らない相手に対してやってそう ■高校も大学も中退している、真っ当な努力を最後まで続けられない人間である →ネット工作とかいう性根の曲がった事してそう ■アヒルだとかフェレットだとかを無意味に脅して喜ぶ人間である →ネットで安全な所から他人をいじめて喜んでそう ■ネット上で、素性のわからない相手と議論をしたことがある →匿名コミュニティを積極的に利用しているのはほぼ確定 ■法的にセーフな相手でも、自分が悪だと判断したら私刑で社会的制裁を加えていいと思っている →そのまんま橋本紡相手にそれをやってそう
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「…あたしさぁ、追っかけられてんだよね。」 「……はぁ。」 らっきー☆ちゃんねるの収録前の楽屋で、あきら様はそう言った。 追っかけられてる。 おいかけっこの類いですか、と聞こうとしたが、あきら様の顔が深刻そうなので、止めた。かわいい。 「歩いてたら後ろからついてくるし、止まると足音も止まるんだよね、あれなんだろうね。」 「……ストーカー、ってやつ、ですか?」 「たぶんね。」 飲み終わったジュースの缶を、ぺっこん、ぺっこん、手持ちぶさたにやっている。 あぁかわいい。 「…人の話きいてんの?」 「も、もちろんです!」 でね、と付け加えた。 話が飛んだり長かったりするので、要約すると、こうなる。 ・仕事の後、必ずついてくる ・マネージャーがいるときは、いない ・足音がこつこついう 「…不気味、ですね…」 「でしょ?昨日もそうでさぁ…ふぁ…」 「昨日?お仕事でしたよね、確か…クイズ番組の。」 「あ?あぁ、そうね。」 あきら様は首を傾げる。かわいい。 「あんたに言ったっけ、クイズ番組って。」 「…はりきってたじゃないですか、クイズ番組出るって。賞金とるって。」 「あー、言ったわ、ハワイ行きたいって言ったわ。」 「取れたんですか?」 「OAまで待ってね(きらっ☆)」 ……この格好…!! 「んで、帰ったわけよ。」 あ、話戻った。 「そしたら、こつ、こつこつ、ってついてきて。」 「たまたま同じ方向だったとかじゃないんですか?」 「違うわよ、あんたね、人が話してるのに腰折らないの。」 「はぁ、すいません。」 「で、郵便受けに、これが。」 ひらり、と舞い落ちる花びら。 真赤な薔薇の、花びら。 「これが、ぎっしり。」 「花びらだけ、ですか?」 「そ。」 大変そうだな、花びらだけ入れるって。 まずばらさなきゃならないしね、薔薇だけに。 「で防犯カメラをみたのよ。しっかり写ってたんだけどね、」 「証拠あるんですね、捕まえられるじゃないですか!」 「うん、でもね…」 何か問題でもあるのだろうか。 写っているなら問題はないはずだ。 「その人、メイド服なの。」 「……は?」 メイド服?コスプレによく使われる、あの? 「ピンクのメイド服に化粧して、茶髪のロングのカツラつけててさ、全然顔がわかんないの。」 「それじゃ監視カメラの意味、ないじゃないですか…」 「そうよ、もうまいっちゃってね…」 はぁ、とあきら様はため息をつく。 「あの、じゃぁ、今日、僕と帰りませんか?」 「は?あんたと?なんで。」 「マネージャーさんと一緒の時はいないのであれば、僕はどうなのかな、って。」 「う~ん……」 腕組みをして1分ほどだろうか、ゆっくり考えてから、僕に指を向けて宣言する。 「いいわ、そうしましょ!ただし!」 「ただし?」 ぷい、とあきら様はそっぽをむく。 なにか少し、困ったように、泣きそうな顔で。 「……き、今日は白石の家が良いの。」 「なっ…なんでですか?」 「…帰れない、事情があるのよ。色々ね。」 「は、はぁ…」 多分、これ以上触れてはならないんだろう、僕は勝手にそう考えて、 それ以上の質問は止めた。 それは、僕に対する、罠のひとつに過ぎなかった。 「ここ?」 「えぇ、ちょっと、ぼろっちいですけど…」 「へぇ~、確かにぼろっちいわね」 「うぐ…」 築30年と言われたアパートにたどり着いた。 ここが、僕の住んでいるところ。 2DKだが所々ガタがきているので、そんなに心地良い、とは言えない空間だ。 まぁまだ外見だけだが。 「中もぼろっちいの?」 「まぁ…」 こつこつ、2つのローファーが音をたてて階段を昇る。 僕はその後ろを着いていくだけだ。 そう、着いていくだけ。 「ここ?」 「えぇ。」 僕はあきら様に、鍵を渡す。 「開けてもらえますか?」 「うんっ!」 ドアノブに手をかけて、鍵を回す。 鍵が空いた瞬間。 「……!!」 目の前で、彼女の膝が折れる。 ぐったりした彼女を抱き抱えて、僕はドアを開ける。 彼女が目を覚ますのは、まだ先だろう。 僕はスタンガンを靴箱にしまい、彼女をベッドへと下ろす。 声が漏れる。 笑いが止まらなくなった。 彼女の頬をそっと撫でてはまた、首の白さにみとれていた。 やっと、手に入れたんだ。 僕だけの、貴女を。 「お目覚めですか?あきら様。」 彼女は目をゆっくり開ける。 僕を見上げている。 「じゃ、電気、つけますね、まぶしいかもしれませんけど、我慢、ですよ?」 ぱちり、電気をつける。 「おはようございます、あきら様…」 彼女は自分の置かれた状態に、目を白黒させていた。 それから、抵抗するように、全てを剥がすように、手足をばたつかせる。 縄で机の脚に大の字に繋がれた、その可愛らしい手足を。 「あぁ…可愛いですよ…その、怯えた目も、僕を軽蔑するような目も、全部…」 声にならない声をあげる。 猿轡のせいで喋れないから、仕方ないのだけれど。 目に涙がたまっていく。 僕はそれをじっと眺める。 最初の涙が落ちたのと同時に、僕はそれを舐めとろうと、唇を近づけた。 顔を、背けられた。 「そんな、避けないでくださいよ、寂しいなぁ…」 彼女が部屋を見渡して、悲鳴をあげる。 「あ、これですか?あきら様の写真、ですよ?」 壁に、机に、ベッドに、至るところに貼り付けた、「あきら様」の写真。 どれも「あきら様」らしい表情を浮かべている。 「あきら様は相当驚いているみたいですね。まぁ1mmの隙間もなく貼られているから、驚くのも無理はないのかもしれないですけど。」 壁の写真を指さして説明する。 「これは1回目前の顔合わせ、これは数学の授業中、これは9回目、これは…4時間目が終わった直後、ですね。」 ぶるぶると、首を横にふる。 僕に対する恐怖? それとも、何? 僕が、おかしい? 「そんなに首ふったら、首が取れちゃいますよ?」 僕は彼女に覆い被さるように、彼女の上に四つん這いになる。 と、右足に感じる違和感。 彼女のポケットの中のものが、当たったらしかった。 それを抜き出す。 <通話中> 秒数はどんどん進んで行く。 また1秒、また1秒。 その通話終了のボタンを押すと、時間が表示された。 <1時間46分34秒> そんな前から録られていたなんて気付きもしなかった。 通話履歴を開ける。 目に飛び込んできた名前に、心臓が、止まりそうになる。 まさか、あなたに筒抜けとはね。 「始めから、解っていたんじゃないですか。」 彼女の猿轡を外す。 それが、唾液でべちゃべちゃになって光っている。 「なにが、よ、」 「僕が、あきら様のこと愛してるって。だから、どれもこれも、僕がやった、と。」 「違う、そんなの、ちゃんとした愛なんかじゃない!」 それを舐める。 彼女の味がして、また舐めたくなる。 「嘘。僕はあきら様のことをこんなに愛してる。」 「違う、違うよ、白石…」 「僕はあきら様だけを見てる。あきら様のことだけ考えてる、だから」 「だからってあたしは」 「だからあきら様にも僕のことを考えて欲しい見て欲しい、僕だけのことしか考えて欲しくない。」 「白石、どうしちゃった、の…?」 「どうして、伝わらない…何故、わからないのですか!!」 涙が、止まらない。 悔しくて、情けなくて。 そして、愛されていないのが嫌で。 愛して欲しくて。 僕を、愛して欲しくて。 階段をかけあがる音。 女性のヒールの音。 こんな下品な音をたてて走る人なんて、他にいない。 僕は、その音が鳴り止む前に。 カッターで彼女を切りつける。 僕の痛みを全部わからないなんて。 わかって貰わなきゃ困る。 これが、憎しみ? 僕にはわからない。 彼女を愛してるのか、 愛しすぎて憎いのか。 「しら、いしっ、痛い…!」 「まだ、まだ軽いじゃないですか。」 「いっ、やだ…痛いよ…」 「大丈夫ですよ、僕はこれ以上痛い思いをあなたにされたんだから。」 カッターを振り上げて 血飛沫。 悲鳴。 「白石…なんで…」 「かはっ…ひ…あき…げほっ」 目の前が真っ赤に染まる。 言葉が、喋れない。 ドアが乱暴に、開く音。 「あきら!白石!」 一足遅い。 遅いよ、ゴットゥーザ様。 僕はニヤリ、彼女に笑いかける。 あきら様、 僕は貴女を、 愛してるから。 誰にも、渡さない。 僕だけを、見ていて…
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赤鬼と呼ばれている赤髪の少女 容姿 なによりもまず赤い垂れ髪が目を引く。 年齢は不明だが、見た目からすると吉備よりは年上。 性格 卑怯や嘘をなによりも嫌う。 面倒見がよい一方で、年相応の子供らしい一面も持つ。姉御というよりもお姉さん気質。 能力 神童・吉備を子供扱いするほどの怪力を持つ。 性格上武器は不得手。特に弓のような繊細で正確な技術を要するものが苦手。
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1 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/08/21(火) 16 32 02.11 ID bLeNm0nz] |こ お 力` 2 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/08/21(火) 16 33 38.94 ID 39aSR3Xd] 「二岡」→「小坂自重しろ」 ↑毎回自演自作としか思えないのだが 8 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/08/21(火) 16 40 40.99 ID SFy2m+bj] しかもサナダムシをソーメンと偽って食べさせる体たらく 9 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/08/21(火) 16 42 46.03 ID G47QWT9j] ムシャムシャ 10 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/08/21(火) 16 44 00.98 ID r+zjmN/I] 小板自重しろ 12 名前:* [2007/08/21(火) 16 48 43.81 ID VRMW6Ck7] 汚いスレだな 26 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/08/21(火) 17 43 53.68 ID xIZj3JLr] 天然ウォシュレット 32 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/08/21(火) 18 31 36.76 ID 8W4ZyPNI] グリーンウェルがこれをやっても 「何か宗教的意味合いがあるのだろう」と 八木あたりは納得しそう 33 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/08/21(火) 18 33 26.14 ID +TlAJWf0] 何かの儀式みたい 34 名前:どうですか解説の名無しさん [2007/08/21(火) 18 36 48.17 ID DGPeFJZs] そうめんも茶そばになるし一石二鳥だな 40 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2007/08/21(火) 19 04 00.51 ID i+yQOswn] ソーメンを肛門の中に流し込みそうのはアイツしかいないが 洗うならニ岡だろうな
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このページはこちらに移転しました 教室でオナラをしたら女子が「美味しそうなにおいがする」と言ってた 作詞/129スレ30 なんかもうね・・・いやなんか 申し訳ないよね うん・・・真実を知ったら ちょっとしたトラウマになるよね なんていうか・・その・・・なんだ・・・ 変な気持ちになるよね オナラのにおいが美味しそうって 申し訳ないよねマジで とりあえず寝た振りした 過去の思い出