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急行みよしとは日本の日本国有鉄道の優等列車の名前である。運行開始は1985年3月14日。運行終了は2007年7月1日。約22年間、運行されていた。後継は快速みよしライナー、通勤急行みよし。広島駅-三次駅間を結ぶ。
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佐伯かよの 代表作「燁姫(あきひ)」「緋の稜線」「星恋華」 http //www.kayono.jp/ 作品リスト 愛は時空を越えて 闇夜に口づけを カテゴリ サ行
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土岐 柚綺子 いあきゃら 名前 土岐 柚綺子 (トキ ユキコ) 職業 図書館司書 年齢 26歳 性別 女性 身長 178cm 体重 68kg 出身 日本 一人称 私(わたし) 誕生日 7/2 カラーコード #FFF787 ステータス STR CON POW DEX APP SIZ INT EDU 8 13 15 6 15 16 14 17 HP MP SAN IDE 幸運 知識 15 15 72 70 75 80 技能 組み付き75/こぶし(パンチ)66/隠す60 聞き耳63/図書館85/目星78 線香花火39/絵本作り65/ナビゲート65 クトゥルフ神話1/イラスト65/心理学77 天文学26 キャラクターメモ 小学校で図書館司書をしている、何もかもが大きいお姉さん。 性格はおっとりとしていて、常にマイペースでゆっくりな柚綺子だが、周りまでもそのペースに巻き込んでしまうことがしばしば。 少し天然なところもあり、手先も器用ではなく、機械などを壊しそうで心配なので常に誰かが柚綺子を見守らないといけない、というルールが生徒の中でひそかにある。 鈍臭いと言えばそうだが、それが最大の彼女の魅力である。 色々と大きすぎて、子供の教育に悪いのではないかとPTAの一部が動きかけた。 手先は不器用だが、絵本作りだけは昔から趣味で作っている。 ページの組みが甘すぎてすぐ落丁したりするが、内容はとても良いと評判がある。 通過シナリオ + 「タイトル」 「タイトル」 23/05/27 ゆるし卓 + 雨桜許桜 雨桜許桜 23/06/18 KPレス + その花は貴方に相応しい? その花は貴方に相応しい? 23/06/18 KPレス + SANPLE SANPLE 23/06/18 KPレス + 壁からエビフライが生えているんだが 壁からエビフライが生えているんだが 23/07/20 ゆるし卓 なかよしきょうし KPC + 謎肉食べ食べ委員会 謎肉食べ食べ委員会 23/07/24 ゆるし卓 なかよしきょうし KPC + タコパしようぜ! タコパしようぜ! 23/08/16 ゆるし卓 なかよしきょうし KPC + 花火がしたいのはわかったから落ち着け!そのライターを置いてくれ! 花火がしたいのはわかったから落ち着け!そのライターを置いてくれ! 23/08/17 ゆるし卓 なかよしきょうし KPC
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まりさの誕生 3の続きです もう自分に存在価値はなくなってしまった 屑な人間を殺す、そのことだけを考えて今まで生きていたはずなのに… 自分が殺すべき屑はゆっくりだった なんとかショックから立ち直ろうろうとしてよろよろと動き出す なんとか森のみんなにぱちゅりーとちぇんが死んだことを伝える ちぇんの家族にちぇんを守れなかったことを詫びる 「ちぇんもぱちゅりーを守っていったならきっとぱちゅりーとゆっくりできるよー!!ちぇんにはわかる、わかるよー!!!」 ちぇんの親は変異まりさを責めなかった むしろまりさを手伝い、最期までぱちゅリーを守ろうとした自分の子供を誇りに思うっと言ってくれた もしこのちぇんが他のことを言ったら変異まりさは森中のゆっくりを皆殺しにしたかもしれない。 だが、このちぇんの言葉がまりさの考えを変えた、新しい存在意義を生み出した ゆっくりは所詮屑だ、でもこの森のゆっくりだけは自分を慕ってくれる 子供達も自分がゆっくりできない気がするのは巨体ゆえの「おぅら」か何かだと理解してくれた 彼らのために何かできることはないか もし、まりさがぱちゅりーの最後の言葉を聞いていたら結果は違ったものになっただろう。 まりさは人間に会いに行くことにした 殺すためではない、人間のルールを学ぶためだ 自分が人間のもとで学び、その結果を森に持ち帰る その結果この森のゆっくりは人間と共に暮らせるはずだ 少なくとも人間に迷惑をかけない、そうであれば人間に殺される理由はなくなる まりさはなんとかこの森の屑を、屑だけど自分が愛する仲間を屑から脱出させようとした。 次の日、変異まりさは人間に会いに行くことにした 殺したいほどに憎んだ相手、その相手に頭を下げるのである ほんの少し気に食わなかった、だがそれ以上にうまくいったときの利益は大きい 森のゆっくりは止めようとした 人間にあっても殺されるだけだと、変異まりさの次に頭のいいありすは反対した れいむはいかないでと嘆いた この変異まりさがいたため今年は例年より捕食されるゆっくりが減ったのだ れみりゃの群れ相手に一歩も退かず、野犬すら一撃で気絶させるこのゆっくりがいなければ捕食種が現れる 「ゆっ、まりさはなんといわれてもにんげんにあいにいくよ!!」 「どうしてもやめないの?まりさ」 「いつまでもゆっくりここにいてよ!まりさがいないとみんなゆっくりできないよ!!!」 「れいむ、ありす、まりさがいないあいだはすこしゆっくりしにくくなるとおもうけど…でも、まりさがいかないとみんなゆっくりできなくなるんだ!!!」 このまま自分も森の仲間も屑になるのはいやだった 「みんなひとつだけやくそくしてね!!!にんげんにあったらだめだよ!もりからでたらだめだよ!」 変異まりさは今ここでもっと詳しいことを伝えたかった だが、彼女らの餡子脳はきっとそれを理解できない だから人間に近づく可能性が減るように釘をさしておくことしかできなかった。 ぱちゅりーは人間についてはあまりまりさに教えようとしなかった ぱちゅりー自身人間を近くで見たことがなかったからだ 昼は里を一望できる丘から観察し、人間の子供が集まっていた場所に夜になってから向かった 夜になれば人間の多くは巣に帰ることは知っていた 人間の生活はわからないがぱちゅりーみたいな知恵袋がいるはずだ そう考え、まりさはあたりを警戒しながら、人通りの少ない路地裏を通りながら子供のいた建物へ近づいて行った 途中でヤツメウナギの屋台を見つけ、食べようと思ったがやめておいた あれは明らかに人間の作ったもの、迂闊に手を出してはいけない 人間のものにゆっくりのルールで手を出して 「むーしゃ♪むーしゃ♪しあわせー!!」となってはいけない それは自分も屑だったと認めることになる この日は晴れだと思っていたまりさの予想は完全に外れた 夜は雲が見えないため、予想の精度が半減するのだ 上白沢慧音は人里の中心部に近い寺子屋に住んでいる 正確には家の一角を寺子屋として利用しているのだが、寺子屋部分がほとんどを占めているためさっきの表現の方が似合う そんな彼女はついさっき風呂に入り、寝間着に着替え、今は明日の授業の計画を立てていた (雨が強くなってきたな) そんなことを考えていた時、家の戸をたたく音が聞こえた 音からして大人だ、おそらく里の有力者だろう でもこんな時間に何の用だろう、まさか人間が妖怪に襲われたのだろうか? そんな不安を感じながら急いで戸に向かう 戸をあけたとき慧音は面食らった、ずっと里の男が来ると思ったのに、自分の目の前には黒い三角しかなかった それは雨に濡れた変異まりさの帽子だった 「ゆっ!夜にゆっくりきてごめんね!!!おねえさんは、ぱちゅりー?」 今こいつは何て言った?私のことをぱちゅりーだと? 来る場所が違うと突っ込みたくなった が、人間でいう「夜分遅くにすいません」を言ってきたこの巨大ゆっくりに慧音は好意を覚えたのかもしれない 「ちがう、私は上白沢慧音、パチュリー・ノーレッジじゃないぞ」 「ゆゆっ、ちがうの、おねえさんはゆっくりぱちゅりーみたいなひと?」 ゆっくりぱちゅりーみたいとゆっくりの基準でいえば二つある ひとつは病弱で、餌もろくに取れない役立たず、群れの中の嫌われ者 もう一つは知恵袋、群れの子供たちの教育係を務め、群れの頭脳として皆がゆっくりできるように尽力する きっと後者だろう、そう慧音は結論付けた 「ああ、たぶん似たような物だ、私は先生だがな」 「ゆゆっ!!おねーさん、よければまりさにゆっくりにんげんのゆっくりをおしえてね!!!」 ゆっくりに敬語と遠慮という概念はない たまに使うゆっくりが居るがそれらは人間のペットだったものがほとんどだ だから慧音はこのおおきなまりさが「よければ~してほしい」という すこしだけ遠慮しようとしたのだ とりあえず慧音はまりさを玄関に入れた、まりさはまだ耐えているがずっと立ち話をしていれば溶けてしまう それにわざわざ人里にきて、自分を訪ねたゆっくりなんて初めてだ、少しは言葉が通じるようだから話だけでも聞いてやろう そんなことを思いながら洗面所にタオルを取りに行った やはり人間と話して正解だったと変異まりさは思った この人はやっぱりぱちゅりーに近いものだった たしか…かみしらさわ・けーね・せんせー といったか? 人間には名前があるとぱちゅりーにきいたことがある 不便なことだ、ゆっくりは目の前に100匹のれいむがいても「れいむ」の一言で区別できるのに そんなことを考えているとけーねが戻ってきた 雨に濡れた体をよくわからないふわふわしたもので拭いてくれた よくわからない二つの柔らかいものを感じたが、なぜか昔自分を舐めてくれた母を思い出した ゆっくりにはこんな膨らみは無いのに、母を思い出しながらまりさは涙を流した 慧音はゆっくりを居間に上げた こんなに大きいなら相当重いだろう、床が沈み込まないだろうかと思ったが接地面積も大きい分そんなことはなかった まりさは慧音にこれまでのことを話した 一時間たてば食べ物以外は忘れると聞いたのに、どうやらこいつは一年前のことも覚えているらしい そしてまりさにお茶を出してどうしてここに来たのかを聞いてみた とりあえずここまで頭にいゆっくりだ、お茶ぐらい出してもいいだろう… 10分後、慧音は唖然としていた、開いた口が塞がらないとはこのことか まりさの話ではない、いや、確かにまりさの話も興味深かった 人間に復讐しようと思ったがそれでは解決しないと悟り、人間のルールを学び共存しようとする ゆっくりの常識を超えたその考えは慧音を感動させるに足るものだったがそれ以上の衝撃 まさか飲めないだろうと思って出したお茶、まりさはそれをこぼさずに飲んだ 頬をうまく使い、湯呑を挟み、お茶を飲む、そのシュールな光景は慧音の動きを止めるに十分だった とりあえず大体の話はまとまった、決まったことは大体この5つ 1 ゆっくりは慧音の家に居候する 物置の一つをまりさの部屋にする 2 ある程度人間のルールを覚えるまでの間は慧音の許可無しにまりさの部屋から出ない これは授業中に子供たちに目撃され無用なトラブルを起こさせないためである 3 変異まりさの出身地である森にゆっくり狩り目的で人を向かわせない 畑を荒らしたゆっくりはどうすればいいと聞いたら 「そんなくずはゆっくりおしおきしてね!!!」と答えた 4 まりさは慧音の命令を聞くこと 5 慧音は可能な限りまりさの要望を聞く事 慧音はまりさの要望を拒否することができる まさかゆっくりがこのすべてを記憶し守ってくれるのかという不安はあった ためしに寝る前に聞いたところ一字一句間違わずに答えたのでその日は安心して眠った 次の日、寺子屋の授業が終わった後慧音は里の集会に参加した まりさとの約束の一つを果たすためである 森でゆっくり狩りをしないことを決めようとしたら里の男は反対したが その森以外のゆっくり狩りは今までどうり可 悪いことをした制裁は今までどうり可 ということで納得してもらった 帰りになんとかビーンズとかいう団体の幹部に 「慧音様もゆっくりの素晴らしさがわかってくださいましたか!!」 「ゆっくりは素晴らしいものです!!彼らが跳ねれば飛び散る泥は天使の福音となる…」 とかいって団体加入を進めてきたので断った 慧音は虐待派でも保護派でもない、意味もなく虐めるのは嫌いだが制裁はやむなしと思っている それに幹部会員の山の巫女が急いで脱会するほどのゆっくり新興宗教と化した団体に入る気はなかった それからしばらくの間朝食事をした後は慧音は授業 まりさは部屋で慧音の買ってくれた絵本を読み漁った まりさにとって森の仲間がゆっくりするのに最大の障害、それは己の習性だ 他人の家に上がりこみそこに主人がいたとしても 「ここはれーむたちのおうちだよ!!」 と、かたくなに人間の家であることを認めない また、明らかに人の家であってもぱっと見で誰もいなかったらすぐ空家だと思ってしまう 事実自分も何回か慧音に 「ここはまりさのおうちだよ!!!けいねもいっしょにゆっくりしようね!!」 とか言いそうになった。 自分でさえこれなのだから森のゆっくりがこの習性を捨てきることはたぶんできない だが、この本、(絵である程度内容は理解した)文字があればすべて変わる 森のゆっくり全員が文字を読めるようになれば 人間が家や畑に「このばしょはにんげんのばしょです」 と書いてくれれば人間とゆっくりの無用な衝突を回避できる ある程度人間のルールを覚えたら真っ先に文字を覚えよう。 そうこのまりさは誓った 慧音にとってこのまりさは最初は「厄介なやつが来たな」程度の認識だった だが今ではこのゆっくりは子どもたち以上に熱心に自分の授業を聞いてくれる そして涎を出さないように舌を使いひらがなの読み書きをマスターした もっともまりさの書く文字はどせいさんなみの汚さで慧音が解読するのに時間はかかったが そしてまりさが希望した農耕については慧音が里人に頼み込んだ結果 作物の収穫だけだが手伝わせてもらうこと、農家の人に農耕の話を聞くことができた 最初男は後悔した、いくら尊敬する慧音先生の頼みでもこんなやつを畑に入れていいのだろうか? その悩みはすぐに吹っ飛んだ、確かに細かい作業、道具を使う作業は苦手だった だがそれ以上に重い荷物の運搬にかけて、人間以上の仕事をしたのだ 雪が降りしきるその日、変異まりさは農家にもらった種と慧音の絵本を持って森に帰った ぱちゅリーの後を継いだありすに農耕と読み書きを広めてもらうためだ 冬ごもりの寸前に現れた訪問者にありすは驚いた が、まりさの話を聞いて春が来たときにすぐ皆に広めると約束してくれた これが成功すればこの森は安泰だ この森だけは屑ゆっくりの森からいいゆっくりの森になるのだ 変異まりさは今幸せを謳歌していた 慧音は怒らせると怖いが優しい たまに来る妹紅も最初は自分を嫌っていたが今ではいい友達になった あの姉が引き裂いた絵に描かれた人もたまに自分の餡子を取って行くがお礼としてお菓子をくれるので大好きだ 子どもたちにも受け入れられた、最初は自分のことを怖がっていたが今では慧音の次に自分を頼ってくれる 里にも受け入れられた、慧音先生のとこのゆっくりとして、みんな自分の事を好いてくれる 森のありすが農耕とひらがなを広めてくれるか心配だったが…今は冬ごもり中だ、心配してもしょうがない もしだめなら春にでも帰って自分が教えればいい 今この変異まりさは、あのぱちゅりーよりも幸せだった だが忘れないでほしい。 ここは虐めスレだ いじめには二つ理由がある 意味もなく虐めるというのと、意味があって虐める 前者は「ただなんとなく」とか「うざい」という理由で起こるいじめ 後者は「異質な物への恐怖」や「自分より優れた者への嫉妬」がある どちらも現実には許されることではないだろう だが後者には少しだけ同情の余地はあるかもしれない 変異まりさはゆっくりから見ても人間から見ても異質 しかも天気予報や簡単な物理法則にかけては平均的な人間の大人をも上回る まりさの幸せは半年しかもたなかった 続く あとがき どうも、セインと名乗ることに決めた作者です 他のBBSとかネトゲにも同じ名前でいることが多いので見かけても無視してください 少し長くなったためラストは次回まで持ち越し、許せ ごめん、たぶん次回で完結 (ドス)まりさの幸せ 4 7月28日 1706 宿題ほっといてこんなSS書いてる セイン このSSに感想を付ける
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『たかいたかい』 「ゆ!ゆ!ゆ!」 「たきゃいたきゃ~い♪」 「ちゅぎはれいみゅのばんだよ!」 ある日野原でゆっくり家族がハイキングに来ていた。親まりさと子れいむ、赤れいむ2匹と赤まりさ1匹だ。番の親れいむは巣でお留守番だ。 「ゆ!ゆ!ゆ!」 「おしょらをとんでるみちゃいだよ!」 「ゆゆゆうううう…」 「れいみゅおねえしゃんどうしたの?」 「ううん…なんでもないよ」 先程からこの家族は「たかいたかい」というものをしていた。「たかいたかい」とは何であろう? 赤ゆっくりが親まりさの帽子に乗り親まりさがジャンプするだけのことである。だが赤ゆっくりにとってはまるで空を飛んでいるかのような 気分でありとても楽しいお遊びになるのだ。 「れいむどうしたの?」 はしゃぐ赤ゆっくりとは対照的に子れいむは少し暗い。親まりさは子れいむに話しかけた。 「もしかしたられいむもたかいたかいしたいの?」 「ゆ…うん…。でもれいむはもうおおきいよ。だから…」 子れいむは妹達と同様に「たかいたかい」をしてほしかったがもう赤ん坊ではないため重くて無理だろうと諦めていたのだ。 「だいじょうぶだよ!おかあさんはもっとおおきいからしんぱいしないでね!」 「ほ…ほんとう?」 「まかせてね。おぼうしさんにのぼっていいよ」 子れいむは嬉しそうに親まりさの帽子に登った。 「じゃあいくよ!たかいたかーい!!」 「ゆ!ゆ!ゆ!おそらをとんでるみた~い♪」 「おねえしゃんすごいたかくちょんでるよ!」 「ちゅぎはまりしゃのばんだよ!」 微笑ましい光景である。そこへ虐待お兄ちゃんが野原にやって来た。 「へぇ…結構器用なもんだな」 彼はそんな光景を眺めそう呟いた。 「やるねぇ、まりさ。器用じゃないか」 「ゆ!にんげんさん!!」 「ゆ…ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」」」 「今のはなんて遊びなんだい?」 「たかいたかいっていうんだよ!」 「ちょっちぇもゆっきゅりできりゅんだよ!」 「おきゃあしゃんはしゅごいんだよ!」 「ほぉ…たかいたかい…ね」 彼はそう呟くと1匹の赤れいむを掴み親まりさから少し離れた。 「ゆ!なにするの!!!!おちびちゃんをかえしでえええ!!!」 「はなちてね!!!はなちぇええ!!」 「落ち着け。誤解してるよ。…ほれ、まりさはそこでじっとしてな」 彼はそう言うと赤れいむを優しく親まりさの帽子に乗せるように投げた。 「ゆ!!!!……ゆ!…おじさん!!!いきなりおちびちゃんをなげないでね!!あぶないでしょ!!」 赤れいむを帽子に着地させ怒る親まりさとは対照的に投げられた赤れいむは喜んでいた。 「す…すごいよ!!!れいみゅいまおしょらをとんでたよ!!」 「「「ゆ!!!!」」」 他の赤ゆっくりと子れいむはそれを聞き親まりさの帽子から降りてきた赤れいむのもとに集まった。 「すごかったよ!!!ほんちょうにおしょらをとんでたんだよ!!!」 「そりぇってゆっきゅりできりゅの?」 「まるでとりしゃんになっちゃみちゃいだったよ!」 「おにいしゃん!!!まりしゃもにゃげてえ」 「れいみゅも!れいみゅも!」 「れいむもおそらをとびたいよ!」 赤ゆっくりと子れいむは彼の足元に走って行った。 「というわけだ。まりさ、子供が喜んでるんだ。ほれ、もういっちょいくぞ」 「ゆ!!!……いいよ!まりさがうけとめるよ!!」 最初は危ないと思っていたが予想以上に子供達が喜んでいるため彼に子供達を投げさせた。 「それ!」 「ゆ~ん…おしょらをとんでりゅよ!」 「ゆ!」 「ちゅぎはまりしゃだよ!」 「そらよ!」 「ゆゆ~ん…しゅごいよ!おしょらをとんでりゅうう♪」 「ゆ!!」 彼が投げ親まりさが帽子で受け止める。そんな事を何回か繰り返した。 「れいむはだいじょうぶ?」 「大丈夫だろ。遠慮するな。おい!まりさ、この子はどうする?」 「だいじょうぶだよ!!れいむもこっちにおいで!!」 「だとさ。心配するな」 彼は子れいむを優しく投げた。 「ほんとだぁ!!れいむおそらをとんでるよぉ!!!!」 「ゆう!!!!!……ゆっゆっゆ、れいむはちょっとおもいけどだいじょうぶだったよ!」 ……え、このまま終わっちゃうの? 「まっさか。これからだよ」 「おにいさん!だれとおはなししているの?」 「何でもないよ」 「「「おにいしゃんおにいしゃん!」」」 赤ゆっくり達が彼の足元ではしゃぎながらこう言った。 「「「もっちょたきゃくちょびたいよ!!!」」」 「そうこなくっちゃね!!よし、みんなちょっと集まれ!!!」 彼は家族を近くに呼び寄せるとポケットからチョコレートを取り出した。 「ゆ!あみゃあみゃしゃん!!」 「おにいしゃん、まりしゃにちょうだいねぇ~」 「まぁ待てって。今から話すから」 はしゃぐゆっくり達を落ち着かせ話した。 「お前らもっと高く飛んでみたくないかい?」 「とびちゃい!とびちゃい!」 「どれくらいたかいの?」 「そうだな~。お星様に届いちゃうくらいに」 「おほししゃまに!!!」 「ゆゆ~ん…ゆっきゅりぃ~」 「だがな、それには親まりさの協力が必要だ」 「ゆ!!!」 急に指名されて親まりさは驚いた。 「今からすることはとっても大変なことなんだ。だから親まりさも頑張ってくれないと高くは飛べないなあ」 「ゆ…ゆ…ゆ」 少々困惑する親まりさ。 「おきゃあしゃん!ぎゃんばっちぇね!」 「だいじょうぶだよ!おかあさんなら!!」 「まりしゃたきゃいたきゃいしちゃいよ」 「おほししゃまにあいちゃいよ~」 子供達にこう期待されてしまうと中々断るわけにはいかない。 「結構大変だからね、だから成功したらこのチョコレートをあげよう」 これが押しの一手となった。 「ゆ!やるよ!!!まりさにまかせてね!!!あまあまさんもてにいれるよ!!」 「そうこなくっちゃね!!」 「「「やっちゃね!!!」」」 「おかあさんがんばってね!!」 彼は赤ゆっくりと子れいむを手に乗せると親まりさから数m離れた。 「じゃあいくよ!!まずはれいむだ!!!」 赤れいむを掴む。 「おきゃあしゃん!!!がんばっちぇね!!」 「まかせてね!!!!おにいさん!!!おもいっきりたかくなげてあげてね!!!!」 「あいよ。思いっきりいくぜ!!……そらっ!!!!!!!」 彼は赤れいむを思いっきり頭上に投げ上げた。 「ゆ!!!ゆゆゆ!!!!!???」 視界から赤れいむの姿が無くなり慌てる親まりさ。 「お…おにいさん!!!!あかちゃんは!!???あかちゃんがいなくなっちゃったよ!!!!!」 「目を離すな。そろそろ落ちてくるぞ」 「ゆぅ?ゆゆぅ?どこなのぉ…」 おろおろする親まりさの目の前に何かが落ちてきた。 「ゆううううう!!!!!!……ゆぶtt……!!!」 「ゆ?」 親まりさの顔に何か黒いものが飛び散った。 「な…なに…いまの…」 反射的に顔に付いたものを舐めてみた。……甘い…。そういえば目の前にどこかで見たことがある紅いリボンが……。あれ?これって… 「ゆ!!!!ゆ!!!あ…あかちゃん?…まりさとれいむの……」 「あーあ」 「ゆ!!??」 「だから目を離すなって言っただろ。お前がちゃんと見てなかったかられいむは死んじゃったよ。それれいむだよ」 「ぞ…ぞんなああ!!!!!でいぶううう!!!めをあげでよおおおお!!!!」 赤れいむは着地した衝撃で全身から餡子をぶちまけ原形を留めていなかった。 「ゆえぇえぇえええん!!!!!ごべんねえええ!!!!あがじゃんごべんねえええ!!!!」 泣き喚く親まりさ。それとは対照的に赤ゆっくり達は早く投げてくれと催促していた。 「にゃんでおきゃあしゃんにゃいちぇるの?」 「わきゃらにゃいよ」 赤ゆっくり達はわいわい騒いでいたため今の光景を見ていなかったのだ。 「おにいしゃん!!こんどはまりしゃのばんだよ!」 「おお。じゃあ…逝こうか」 赤まりさを掴む。 「だ…だべだよおおお!!!お…おにいいざん!!!ちょこれーといらないから!!!あかじゃんもぉ…がえろうよおおお!!!」 「ほお」 普通のゆっくりなら子供が失われてもお菓子に釣られて挑戦していただろう。このまりさは中々頭がいい。一番正解な行動だ。しかし 「にゃんでしょんなこどいうのおおおお!!!!!!まりしゃはおほししゃまにあいにいくんだよ!!!!」 「だべええええ!!!!おねがいだがらがばんじでえええ!!!!」 「じゅりゅいよ!!!!!れいみゅはおしょらをちょんだのににゃんでまりしゃはだみぇなの?」 「おきゃあしゃんのびゃかあああ!!!!れいみゅはまだちょんでないよおおお!!!!」 「おがあざん!!!!どうじでぞんなごどいうのおおお!!!!ちょこれーとたべだいよおお!!!」 赤まりさに次の番を待っていた赤れいむや子れいむも親まりさに文句を言い始めた。妹が死んでるのに気付いていないのだろう。 それ以前に妹の存在を忘れているのでは。 「で…でぼお…だめだよおおお!!!!」 「どうするんだ?早く決めてくれ。大体まりさがちゃんと子供を見ていればよかっただろ」 「ゆゆゆう……」 「目を離さなければ大丈夫だって。なぁまりさ」 「しょうだよ!!おきゃあしゃんならできりゅよ!」 「わ…わがっだよお…おがあざんがんばるよ…」 親まりさは子供達を説得できなかった。母性(笑)が強いのが裏目に出たようだ。 「いくよ…それっ!!!!!」 先程と同じように空高く赤まりさが飛び上がった。 「いいにゃあ…」 「す…すごいよ!!」 残った赤れいむと子れいむは空を見上げながら呟いた。 「ゆゆゆううう!!!!!ゆうううううう!!!!」 親まりさは必死に赤まりさを目で追った。しかしゆっくり程度の眼力ではすぐに見失ってしまう。 「ど…どこおおおお…あがじゃぁん…へんじじでええ…」 泣きながらおろおろする親まりさ。 「そろそろだよ」 空を見上げながら彼は言う。 「ゆ!!!ゆううう!!!!」 親まりさは目を瞑って前に屈んだ。多分さっき自分の目の前に落ちてきたため同じように目の前に落ちてくると予想したのだろう。 「ゆうううううう!!!!!!!!ゆびぇ!!!!!!!」 しかし残念ながら赤まりさは親まりさの前ではなく後ろに落っこちた。 「あーあ…今屈んでなかったら丁度帽子の上に乗っかってたのに…」 「ゆ?…」 「後ろ見てごらん」 「ゆ…あが…じゃん…」 恐る恐る親まりさは振り向いた。 「ゆぎゃあああああ!!!!!あがじゃんがああああああ!!!!!!どぼじでええええ!!!」 泣き喚く親まりさを見て待機していた赤れいむと子れいむも泣き出した。 「ま…まりしゃがああ!!!!どびょじでええええ!!!」 「でいぶのいもうとがああ!!!!!いもうどがじんじゃっだよおおおおお!!!!!」 「………」 彼は別のことを考えていた。多分これで終わっちゃうんだろうなあと。さて次はどう虐めてやろうかと考えていた。 「きょのきゅず!!!!!ゆっきゅりごろじ!!!!」 「え?」 意外なことに赤れいむは親を責めていた。 「おきゃあしゃんはひどいね!!!!!にゃんでうけちょめてくりゃにゃかったにょ?」 「おがあざんのばがああああ!!!!!!」 「どぼじでぞんなごどいうのおおおお!!!!!…おにいざんが…たがずぎるんだよおおおおおお!!!」 彼はニヤリとすると赤れいむと子れいむにそっと囁いた。 「(きっとチョコレートを独り占めする気なんだ)」 「ゆ!」 「ゆゆ!!」 2匹は親まりさを睨み罵声をあげた。 「きょのあぐま!!!!ゆっぎゅりごろじ!!!!」 「ちょこれーとひとりじめなんてゆっくりできないね!!!!さいていなおやだね!!!!」 「ち…ぢがうよおおおお!!!ちょこれーとなんていらないよおおおお!!!!ぼうがえろうよおおおお!!!!」 わんわん泣きながら叫ぶ親まりさ。ああ…結構マシなゆっくりなんだろうなぁ…。 「まりさ」 「ゆん?」 「お空を飛びたくないかい?飛んだらチョコレートが待ってるぞ」 「ちょびちゃいよ!!!あみゃあみゃしゃんもたべちゃいよ!!!だげど…あいづが…」 もう親を「アイツ」呼ばわりである。ひどいもんだ。 「まりさ!!!この子が飛びたいってさ。次は受け止めてやれよ。そうしたら仲直りできるかもしれないぞ」 「だ…だべだよおおおお!!!ぼういいよ!!!がえろうよおおおお!!」 「やじゃよ!!!まりしゃはおしょらをとびゅんだよ!!!ちょこもたびぇりゅんだよ!!!!」 「わ…わがっだよお…おにいさん…ごんどは…たがくなげないでね…」 「…ああ……」 ちなみにさっきの2匹はたまたま親まりさの近くに落ちただけだった。彼が野球を趣味にしているとはいえ器用なマネはそうできない。 (さて弱ったな…高くないなら今度はまりさの頬を掠らせてみたいんだけど…) ゆっくりの背はそこまで大きくない。頬をあたりを掠らせるのは難しい。 (どうしよ…アンダーで投げたこと無いよ。上から投げたらはるか頭上越えそうだな…) 「お…おにいさん!!ゆっくりしないでね!!!」 「わ…わかった」 (ええい。こうなったら叩きつける気で投げよう!どうせコイツも殺すんだし) 「おらよ!!!!」 彼は赤れいむを投げた。運良くまりさ目掛けて飛んでいった。 「ゆゆ!!!ゆうう??」 一方親まりさは目線を空に向けていた。目を離さないように予め空を見ていたのだ。 「おしょらをちょんでるううううう!!!!ゆびぃいいいいい!!!!」 「ゆ!!…ゆうううう!!あがじゃんがあああああ!!!!どぼじでえええ!!!!」 赤れいむは親まりさの数cm斜め前で潰れていた。 「でいぶうううう!!!!じっがりじでえええ!!」 「い…じゃ…」 「でいぶ!!!!でいぶううう!!!ゆっぐりじようね!!!ゆっぐりいいいい!!!!」 (コイツが空見ててよかった) 彼はそう思いながら目の前の光景を見ていた。赤れいむは一言だけ喋ると死んだようだ。 「ゆぇえええぇえん!!!!!どぼじでええええ!!!!」 「高くは投げてないでしょ」 「そ…ぞうだけどおおお…みえながっだよおおおおお!!!!ゆっぐりなげでよおおおお!!!」 「あんま高くなくてゆっくりね。分かったよ。じゃあコイツで最後だ」 彼は子れいむを握っていた。 「やだあああ!!!!れいむはじにだぐないよおおおおお!!!!!」 「おにいざん!!!!そのこをはなじでええ!!!!」 「ラストなんだちゃんと受け止めろよ」 「おろじでえええ!!!!れいむはゆっくりじだいよおおおお!!!!!」 「やべでええ!!!!」 「リクエスト通りに投げるよ。そらっ」 彼は子れいむを軽くそして少しだけ高く投げた。 「ゆええぇえ!!!!!!……ゆ?だ…だいじょうぶだよ!これなら!!」 泣き叫んでいた親まりさもこれくらいなら大丈夫だと、泣き止みゆっくりと着地点に入った。 「お…お…おがあざん!!ぢゃんどうげどめでえ!!!」 「だいじょうぶだよ!!!」 子れいむは親まりさの帽子の上に着地した……と思いきやそのまま地面に落ちてしまった。 「ゆぎゃん!!!ゆびぇえええ!!!」 「どぼじでええええ!!!!ぢゃんどおぼうじざんにのっがっだのにいいいいい!!!!」 「そりゃあ無理な話だよなあ…」 親まりさの帽子の耐久力はそうでもない。子れいむほどの重さのものが高いところから落ちてきて薄っぺらい親まりさの帽子で受け止めきれるはずが無い。 (もっとも最初の赤ゆっくりの時点で帽子の上に乗せられるはずもないがね) 彼はそう思いつつ親まりさの元へ向かった。 「でいぶうう!!!!!!ゆっぐりじでね!!!!ゆっぐり!!!!ゆっぐりいいい!!!」 「ごの…ゆっぐりでなし…どぼじで…どぼじで…うげどめでぐれながっだの…」 「ごべんねえええ!!!!!ばがなおがあざんをゆるじでえええ!!!!!」 「ゆっぐりごろじのおがあざんなんか…じね!!!じねえええ!!!!」 「ゆえぇええぇええん!!!!!!」 「ぢょご…だべだがっだ……ぼっど…ゆ…っぐり…」 「でいぶうううう!!!!じんじゃだべえええ!!!!」 子れいむも死んでしまった。 「あがじゃんがああ!!!!おちびじゃんぼおおおお!!!!ごべんなざいいい!!!!ごべんなざいいい!!!」 「じゃあ最後にお前もたかいたかいしようか」 「ゆ?たかいたかいはぼう…でぎないよ…みんな…じんじゃっだよ…ゆ…ぐううう」 「俺に任せなって」 彼はまりさをいきなり踏み潰した。 「ゆぎゃあああ!!!いだいい!!!!やべでえええ!!!!!」 彼はまりさの帽子を取り髪を乱暴に毟り数発殴った。 「ゆびぇえええ!!!!あんごがぼれるうううう!!!!!だずげでえええ!!!!やべでえええ!!!」 散々痛めつけられ親まりさも死んでしまった。 「ぼ…っど…ゆっぐりじだがっだ…」 「ふぅ」 彼はこう締めくくった。 「ね、まりさも"他界他界"だよ」 お後が宜しいようで by 虐亭おにいちゃん 物を投げないでください。物を投げないでください
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『たかいたかい』 「ゆ!ゆ!ゆ!」 「たきゃいたきゃ~い♪」 「ちゅぎはれいみゅのばんだよ!」 ある日野原でゆっくり家族がハイキングに来ていた。親まりさと子れいむ、赤れいむ2匹と赤まりさ1匹だ。番の親れいむは巣でお留守番だ。 「ゆ!ゆ!ゆ!」 「おしょらをとんでるみちゃいだよ!」 「ゆゆゆうううう…」 「れいみゅおねえしゃんどうしたの?」 「ううん…なんでもないよ」 先程からこの家族は「たかいたかい」というものをしていた。「たかいたかい」とは何であろう? 赤ゆっくりが親まりさの帽子に乗り親まりさがジャンプするだけのことである。だが赤ゆっくりにとってはまるで空を飛んでいるかのような 気分でありとても楽しいお遊びになるのだ。 「れいむどうしたの?」 はしゃぐ赤ゆっくりとは対照的に子れいむは少し暗い。親まりさは子れいむに話しかけた。 「もしかしたられいむもたかいたかいしたいの?」 「ゆ…うん…。でもれいむはもうおおきいよ。だから…」 子れいむは妹達と同様に「たかいたかい」をしてほしかったがもう赤ん坊ではないため重くて無理だろうと諦めていたのだ。 「だいじょうぶだよ!おかあさんはもっとおおきいからしんぱいしないでね!」 「ほ…ほんとう?」 「まかせてね。おぼうしさんにのぼっていいよ」 子れいむは嬉しそうに親まりさの帽子に登った。 「じゃあいくよ!たかいたかーい!!」 「ゆ!ゆ!ゆ!おそらをとんでるみた~い♪」 「おねえしゃんすごいたかくちょんでるよ!」 「ちゅぎはまりしゃのばんだよ!」 微笑ましい光景である。そこへ虐待お兄ちゃんが野原にやって来た。 「へぇ…結構器用なもんだな」 彼はそんな光景を眺めそう呟いた。 「やるねぇ、まりさ。器用じゃないか」 「ゆ!にんげんさん!!」 「ゆ…ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」」」 「今のはなんて遊びなんだい?」 「たかいたかいっていうんだよ!」 「ちょっちぇもゆっきゅりできりゅんだよ!」 「おきゃあしゃんはしゅごいんだよ!」 「ほぉ…たかいたかい…ね」 彼はそう呟くと1匹の赤れいむを掴み親まりさから少し離れた。 「ゆ!なにするの!!!!おちびちゃんをかえしでえええ!!!」 「はなちてね!!!はなちぇええ!!」 「落ち着け。誤解してるよ。…ほれ、まりさはそこでじっとしてな」 彼はそう言うと赤れいむを優しく親まりさの帽子に乗せるように投げた。 「ゆ!!!!……ゆ!…おじさん!!!いきなりおちびちゃんをなげないでね!!あぶないでしょ!!」 赤れいむを帽子に着地させ怒る親まりさとは対照的に投げられた赤れいむは喜んでいた。 「す…すごいよ!!!れいみゅいまおしょらをとんでたよ!!」 「「「ゆ!!!!」」」 他の赤ゆっくりと子れいむはそれを聞き親まりさの帽子から降りてきた赤れいむのもとに集まった。 「すごかったよ!!!ほんちょうにおしょらをとんでたんだよ!!!」 「そりぇってゆっきゅりできりゅの?」 「まるでとりしゃんになっちゃみちゃいだったよ!」 「おにいしゃん!!!まりしゃもにゃげてえ」 「れいみゅも!れいみゅも!」 「れいむもおそらをとびたいよ!」 赤ゆっくりと子れいむは彼の足元に走って行った。 「というわけだ。まりさ、子供が喜んでるんだ。ほれ、もういっちょいくぞ」 「ゆ!!!……いいよ!まりさがうけとめるよ!!」 最初は危ないと思っていたが予想以上に子供達が喜んでいるため彼に子供達を投げさせた。 「それ!」 「ゆ~ん…おしょらをとんでりゅよ!」 「ゆ!」 「ちゅぎはまりしゃだよ!」 「そらよ!」 「ゆゆ~ん…しゅごいよ!おしょらをとんでりゅうう♪」 「ゆ!!」 彼が投げ親まりさが帽子で受け止める。そんな事を何回か繰り返した。 「れいむはだいじょうぶ?」 「大丈夫だろ。遠慮するな。おい!まりさ、この子はどうする?」 「だいじょうぶだよ!!れいむもこっちにおいで!!」 「だとさ。心配するな」 彼は子れいむを優しく投げた。 「ほんとだぁ!!れいむおそらをとんでるよぉ!!!!」 「ゆう!!!!!……ゆっゆっゆ、れいむはちょっとおもいけどだいじょうぶだったよ!」 ……え、このまま終わっちゃうの? 「まっさか。これからだよ」 「おにいさん!だれとおはなししているの?」 「何でもないよ」 「「「おにいしゃんおにいしゃん!」」」 赤ゆっくり達が彼の足元ではしゃぎながらこう言った。 「「「もっちょたきゃくちょびたいよ!!!」」」 「そうこなくっちゃね!!よし、みんなちょっと集まれ!!!」 彼は家族を近くに呼び寄せるとポケットからチョコレートを取り出した。 「ゆ!あみゃあみゃしゃん!!」 「おにいしゃん、まりしゃにちょうだいねぇ~」 「まぁ待てって。今から話すから」 はしゃぐゆっくり達を落ち着かせ話した。 「お前らもっと高く飛んでみたくないかい?」 「とびちゃい!とびちゃい!」 「どれくらいたかいの?」 「そうだな~。お星様に届いちゃうくらいに」 「おほししゃまに!!!」 「ゆゆ~ん…ゆっきゅりぃ~」 「だがな、それには親まりさの協力が必要だ」 「ゆ!!!」 急に指名されて親まりさは驚いた。 「今からすることはとっても大変なことなんだ。だから親まりさも頑張ってくれないと高くは飛べないなあ」 「ゆ…ゆ…ゆ」 少々困惑する親まりさ。 「おきゃあしゃん!ぎゃんばっちぇね!」 「だいじょうぶだよ!おかあさんなら!!」 「まりしゃたきゃいたきゃいしちゃいよ」 「おほししゃまにあいちゃいよ~」 子供達にこう期待されてしまうと中々断るわけにはいかない。 「結構大変だからね、だから成功したらこのチョコレートをあげよう」 これが押しの一手となった。 「ゆ!やるよ!!!まりさにまかせてね!!!あまあまさんもてにいれるよ!!」 「そうこなくっちゃね!!」 「「「やっちゃね!!!」」」 「おかあさんがんばってね!!」 彼は赤ゆっくりと子れいむを手に乗せると親まりさから数m離れた。 「じゃあいくよ!!まずはれいむだ!!!」 赤れいむを掴む。 「おきゃあしゃん!!!がんばっちぇね!!」 「まかせてね!!!!おにいさん!!!おもいっきりたかくなげてあげてね!!!!」 「あいよ。思いっきりいくぜ!!……そらっ!!!!!!!」 彼は赤れいむを思いっきり頭上に投げ上げた。 「ゆ!!!ゆゆゆ!!!!!???」 視界から赤れいむの姿が無くなり慌てる親まりさ。 「お…おにいさん!!!!あかちゃんは!!???あかちゃんがいなくなっちゃったよ!!!!!」 「目を離すな。そろそろ落ちてくるぞ」 「ゆぅ?ゆゆぅ?どこなのぉ…」 おろおろする親まりさの目の前に何かが落ちてきた。 「ゆううううう!!!!!!……ゆぶtt……!!!」 「ゆ?」 親まりさの顔に何か黒いものが飛び散った。 「な…なに…いまの…」 反射的に顔に付いたものを舐めてみた。……甘い…。そういえば目の前にどこかで見たことがある紅いリボンが……。あれ?これって… 「ゆ!!!!ゆ!!!あ…あかちゃん?…まりさとれいむの……」 「あーあ」 「ゆ!!??」 「だから目を離すなって言っただろ。お前がちゃんと見てなかったかられいむは死んじゃったよ。それれいむだよ」 「ぞ…ぞんなああ!!!!!でいぶううう!!!めをあげでよおおおお!!!!」 赤れいむは着地した衝撃で全身から餡子をぶちまけ原形を留めていなかった。 「ゆえぇえぇえええん!!!!!ごべんねえええ!!!!あがじゃんごべんねえええ!!!!」 泣き喚く親まりさ。それとは対照的に赤ゆっくり達は早く投げてくれと催促していた。 「にゃんでおきゃあしゃんにゃいちぇるの?」 「わきゃらにゃいよ」 赤ゆっくり達はわいわい騒いでいたため今の光景を見ていなかったのだ。 「おにいしゃん!!こんどはまりしゃのばんだよ!」 「おお。じゃあ…逝こうか」 赤まりさを掴む。 「だ…だべだよおおお!!!お…おにいいざん!!!ちょこれーといらないから!!!あかじゃんもぉ…がえろうよおおお!!!」 「ほお」 普通のゆっくりなら子供が失われてもお菓子に釣られて挑戦していただろう。このまりさは中々頭がいい。一番正解な行動だ。しかし 「にゃんでしょんなこどいうのおおおお!!!!!!まりしゃはおほししゃまにあいにいくんだよ!!!!」 「だべええええ!!!!おねがいだがらがばんじでえええ!!!!」 「じゅりゅいよ!!!!!れいみゅはおしょらをちょんだのににゃんでまりしゃはだみぇなの?」 「おきゃあしゃんのびゃかあああ!!!!れいみゅはまだちょんでないよおおお!!!!」 「おがあざん!!!!どうじでぞんなごどいうのおおお!!!!ちょこれーとたべだいよおお!!!」 赤まりさに次の番を待っていた赤れいむや子れいむも親まりさに文句を言い始めた。妹が死んでるのに気付いていないのだろう。 それ以前に妹の存在を忘れているのでは。 「で…でぼお…だめだよおおお!!!!」 「どうするんだ?早く決めてくれ。大体まりさがちゃんと子供を見ていればよかっただろ」 「ゆゆゆう……」 「目を離さなければ大丈夫だって。なぁまりさ」 「しょうだよ!!おきゃあしゃんならできりゅよ!」 「わ…わがっだよお…おがあざんがんばるよ…」 親まりさは子供達を説得できなかった。母性(笑)が強いのが裏目に出たようだ。 「いくよ…それっ!!!!!」 先程と同じように空高く赤まりさが飛び上がった。 「いいにゃあ…」 「す…すごいよ!!」 残った赤れいむと子れいむは空を見上げながら呟いた。 「ゆゆゆううう!!!!!ゆうううううう!!!!」 親まりさは必死に赤まりさを目で追った。しかしゆっくり程度の眼力ではすぐに見失ってしまう。 「ど…どこおおおお…あがじゃぁん…へんじじでええ…」 泣きながらおろおろする親まりさ。 「そろそろだよ」 空を見上げながら彼は言う。 「ゆ!!!ゆううう!!!!」 親まりさは目を瞑って前に屈んだ。多分さっき自分の目の前に落ちてきたため同じように目の前に落ちてくると予想したのだろう。 「ゆうううううう!!!!!!!!ゆびぇ!!!!!!!」 しかし残念ながら赤まりさは親まりさの前ではなく後ろに落っこちた。 「あーあ…今屈んでなかったら丁度帽子の上に乗っかってたのに…」 「ゆ?…」 「後ろ見てごらん」 「ゆ…あが…じゃん…」 恐る恐る親まりさは振り向いた。 「ゆぎゃあああああ!!!!!あがじゃんがああああああ!!!!!!どぼじでええええ!!!」 泣き喚く親まりさを見て待機していた赤れいむと子れいむも泣き出した。 「ま…まりしゃがああ!!!!どびょじでええええ!!!」 「でいぶのいもうとがああ!!!!!いもうどがじんじゃっだよおおおおお!!!!!」 「………」 彼は別のことを考えていた。多分これで終わっちゃうんだろうなあと。さて次はどう虐めてやろうかと考えていた。 「きょのきゅず!!!!!ゆっきゅりごろじ!!!!」 「え?」 意外なことに赤れいむは親を責めていた。 「おきゃあしゃんはひどいね!!!!!にゃんでうけちょめてくりゃにゃかったにょ?」 「おがあざんのばがああああ!!!!!!」 「どぼじでぞんなごどいうのおおおお!!!!!…おにいざんが…たがずぎるんだよおおおおおお!!!」 彼はニヤリとすると赤れいむと子れいむにそっと囁いた。 「(きっとチョコレートを独り占めする気なんだ)」 「ゆ!」 「ゆゆ!!」 2匹は親まりさを睨み罵声をあげた。 「きょのあぐま!!!!ゆっぎゅりごろじ!!!!」 「ちょこれーとひとりじめなんてゆっくりできないね!!!!さいていなおやだね!!!!」 「ち…ぢがうよおおおお!!!ちょこれーとなんていらないよおおおお!!!!ぼうがえろうよおおおお!!!!」 わんわん泣きながら叫ぶ親まりさ。ああ…結構マシなゆっくりなんだろうなぁ…。 「まりさ」 「ゆん?」 「お空を飛びたくないかい?飛んだらチョコレートが待ってるぞ」 「ちょびちゃいよ!!!あみゃあみゃしゃんもたべちゃいよ!!!だげど…あいづが…」 もう親を「アイツ」呼ばわりである。ひどいもんだ。 「まりさ!!!この子が飛びたいってさ。次は受け止めてやれよ。そうしたら仲直りできるかもしれないぞ」 「だ…だべだよおおおお!!!ぼういいよ!!!がえろうよおおおお!!」 「やじゃよ!!!まりしゃはおしょらをとびゅんだよ!!!ちょこもたびぇりゅんだよ!!!!」 「わ…わがっだよお…おにいさん…ごんどは…たがくなげないでね…」 「…ああ……」 ちなみにさっきの2匹はたまたま親まりさの近くに落ちただけだった。彼が野球を趣味にしているとはいえ器用なマネはそうできない。 (さて弱ったな…高くないなら今度はまりさの頬を掠らせてみたいんだけど…) ゆっくりの背はそこまで大きくない。頬をあたりを掠らせるのは難しい。 (どうしよ…アンダーで投げたこと無いよ。上から投げたらはるか頭上越えそうだな…) 「お…おにいさん!!ゆっくりしないでね!!!」 「わ…わかった」 (ええい。こうなったら叩きつける気で投げよう!どうせコイツも殺すんだし) 「おらよ!!!!」 彼は赤れいむを投げた。運良くまりさ目掛けて飛んでいった。 「ゆゆ!!!ゆうう??」 一方親まりさは目線を空に向けていた。目を離さないように予め空を見ていたのだ。 「おしょらをちょんでるううううう!!!!ゆびぃいいいいい!!!!」 「ゆ!!…ゆうううう!!あがじゃんがあああああ!!!!どぼじでえええ!!!!」 赤れいむは親まりさの数cm斜め前で潰れていた。 「でいぶうううう!!!!じっがりじでえええ!!」 「い…じゃ…」 「でいぶ!!!!でいぶううう!!!ゆっぐりじようね!!!ゆっぐりいいいい!!!!」 (コイツが空見ててよかった) 彼はそう思いながら目の前の光景を見ていた。赤れいむは一言だけ喋ると死んだようだ。 「ゆぇえええぇえん!!!!!どぼじでええええ!!!!」 「高くは投げてないでしょ」 「そ…ぞうだけどおおお…みえながっだよおおおおお!!!!ゆっぐりなげでよおおおお!!!」 「あんま高くなくてゆっくりね。分かったよ。じゃあコイツで最後だ」 彼は子れいむを握っていた。 「やだあああ!!!!れいむはじにだぐないよおおおおお!!!!!」 「おにいざん!!!!そのこをはなじでええ!!!!」 「ラストなんだちゃんと受け止めろよ」 「おろじでえええ!!!!れいむはゆっくりじだいよおおおお!!!!!」 「やべでええ!!!!」 「リクエスト通りに投げるよ。そらっ」 彼は子れいむを軽くそして少しだけ高く投げた。 「ゆええぇえ!!!!!!……ゆ?だ…だいじょうぶだよ!これなら!!」 泣き叫んでいた親まりさもこれくらいなら大丈夫だと、泣き止みゆっくりと着地点に入った。 「お…お…おがあざん!!ぢゃんどうげどめでえ!!!」 「だいじょうぶだよ!!!」 子れいむは親まりさの帽子の上に着地した……と思いきやそのまま地面に落ちてしまった。 「ゆぎゃん!!!ゆびぇえええ!!!」 「どぼじでええええ!!!!ぢゃんどおぼうじざんにのっがっだのにいいいいい!!!!」 「そりゃあ無理な話だよなあ…」 親まりさの帽子の耐久力はそうでもない。子れいむほどの重さのものが高いところから落ちてきて薄っぺらい親まりさの帽子で受け止めきれるはずが無い。 (もっとも最初の赤ゆっくりの時点で帽子の上に乗せられるはずもないがね) 彼はそう思いつつ親まりさの元へ向かった。 「でいぶうう!!!!!!ゆっぐりじでね!!!!ゆっぐり!!!!ゆっぐりいいい!!!」 「ごの…ゆっぐりでなし…どぼじで…どぼじで…うげどめでぐれながっだの…」 「ごべんねえええ!!!!!ばがなおがあざんをゆるじでえええ!!!!!」 「ゆっぐりごろじのおがあざんなんか…じね!!!じねえええ!!!!」 「ゆえぇええぇええん!!!!!!」 「ぢょご…だべだがっだ……ぼっど…ゆ…っぐり…」 「でいぶうううう!!!!じんじゃだべえええ!!!!」 子れいむも死んでしまった。 「あがじゃんがああ!!!!おちびじゃんぼおおおお!!!!ごべんなざいいい!!!!ごべんなざいいい!!!」 「じゃあ最後にお前もたかいたかいしようか」 「ゆ?たかいたかいはぼう…でぎないよ…みんな…じんじゃっだよ…ゆ…ぐううう」 「俺に任せなって」 彼はまりさをいきなり踏み潰した。 「ゆぎゃあああ!!!いだいい!!!!やべでえええ!!!!!」 彼はまりさの帽子を取り髪を乱暴に毟り数発殴った。 「ゆびぇえええ!!!!あんごがぼれるうううう!!!!!だずげでえええ!!!!やべでえええ!!!」 散々痛めつけられ親まりさも死んでしまった。 「ぼ…っど…ゆっぐりじだがっだ…」 「ふぅ」 彼はこう締めくくった。 「ね、まりさも"他界他界"だよ」 お後が宜しいようで by 虐亭おにいちゃん 物を投げないでください。物を投げないでください
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よしなり ■吉成鋼 みんなに愛されてる兄成 ■吉成曜 吉成といえば基本的にこっち ■斉藤良成 ベルカ式作画
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肩書 年齢 40歳 職業 闇医者 愛称 ダークドクター CV 高塚正也 戦績 ステージ 順位 2023年シブヤステージ 14位/21人 これまでの戦い 怪しい医者。自身で調合した特別な栄養剤を服用し肉体をケアしながら賢くミッションに取り組む。 2023年シブヤステージ ゲーム開始からクロノブレスを使い心拍数や歩数をチェックする一方、ぶりっ子して驚くパンナ・ラヴに惹かれ同行することに。が、同じくパンナに惹かれたダイナ・アレキサンドロスとの取り合いに。 シブラー第2形態撃退ミッションではミッションクリアに向けて動き、丹波博士の居場所に遅れて到着するも、ミッションはトムラ颯也がクリアし貢献ならず。 ハンター2体放出阻止ミッションではボーナス賞金を狙いエターナルメタルを狙おうとするパンナに、「ボーナス賞金獲得=ミッション失敗」であることを諭し止めるがエターナルメタルは獲得できず失敗。さらにミッションも失敗しエリア内に毒ガスが充満。いち早く見切りをつけ逃げたアレキサンドロスに対し毒ガスで苦しむ間にガスの中から現れたハンターにパンナと共に確保された。 解説 ボロボロの帽子と口元をフードで隠す姿に加え、データ放送での解説にも「怪しい医者」ということで一応「闇医者」ということにしているがこれでいいのだろうか… 実際の逃走中と違い水分補給・栄養補給の描写が無く、「スポーツ」ではないためドーピングに問われることも無いとはいえ、栄養剤持ち込み・服用OKというのも中々。 実際の逃走中では医師資格を持つ逃走者はいないが、フジ「ネプリーグ」では女医の西川史子や東大卒の吉田たかよしなど医師資格を持つ解答者もおり不可能ではなさそう。一番可能性があるところで言えば芸人と医師という2足のわらじを履くしゅんしゅんクリニックPだろうか。
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たかし(たかし) 遊戯王ZEXALⅡに登場する、正体不明のデュエリスト。 作中では「TAKASHI」の名で現れる。 突如遊馬の前に現れた謎の少年。 魔法使い族と戦士族によるエクシーズ召喚を主体としたデッキを操るが、その中には遊馬が使用したカードが多く含まれている。 それだけではなく、世界に一枚しかないはずの《No.39 希望皇ホープ》とその進化系《CNo.39 希望皇ホープレイV》を操り、遊馬を敗北へと陥れた。 曰く「初心者」を語っているが、その真意とは? そして彼の裏で暗躍する「OKA-SAN」の正体とは…? というのはネタで、本当はスターターデッキ2013のCMに出演する少年の名前である。 2012では、まさかの中の人出演CMを召喚したKONMAIであるが、今年は実写とアニメをオーバーレイさせてきた。 流れは大体以下の通り。 たかし君の前に現れる遊馬 ↓ たかし「現れろ、希望皇ホープ!」 遊馬「お、俺のカード!?」 ↓ ナレーション「新しいスターターデッキは、遊馬のカード入り!強化パックでパワーアップもできるんです!!」 ↓ たかし「現れろ、希望皇ホープレイV!」 遊馬「うわー負けたー!!」 過去にも実写は遊星デュエルディスク2010版とかで使用されていたが、アニメキャラとやり取りさせたのは去年のみかこしも含め稀なケース。 そのため、あちこちで「たかし君…いったい何者なんだ…」と話題になった。 当然、CMが流れる度に遊馬は負かされてしまう。主人公なのに… そんなたかし君も、お母さんには勝てないようだった。 そして現在、強化パックに封入されているカード(《CNo.39 希望皇ホープレイV》と《RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース》)がベクターによる罠であると発覚したため、 たかし君とお母さんがバリアンに操られやしないかと視聴者は固唾をのんで見守っている…わけないか。 CMの舞台となっている空間はよく見るとバリアンズ・スフィア・フィールドによく似ており、 むしろこの二人こそがバリアン世界の新たなる刺客なのかもしれない……。 ただ、スターターを買った子供たちが「ホープレイVなんてやだ!」とか言って使用を躊躇わないかというのは気になる。 というよりも、twiterによるとすでに強化パックをプレゼントであげたらバリアンの刺客呼ばわりされて、足をけられた被害者がいるとか… 販促アニメのハズなのに…
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