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もう戻れませんよWWWWW そこの君残念でしたWWW 【閉じる】押しても戻らないかもよWWW by りたりた
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239: ○○ :2017/04/02(日) 00 27 19 ID w.nH59wk ○○が「他に好きな人が出来たんだ」なんて嘘ついたら大惨事になる事間違い無し 241: ○○ :2017/04/02(日) 09 51 11 ID p8amFIYE 239 本当だったとしても「今日はエイプリルフールだから」で嘘にされてしまいそう 咲夜「うわぁぁぁぁぁぁ!!」ナイフシャキン ○○「ぁぁぁぁぁぁ!!」 咲夜「ア゛ァ゛ァァァァァァァァ!!」サクサクサクサクサクサクサクサクサクサクヤ ○○「ガァァァァァァァァァァ!!」プシャー 咲夜「あなたがいけないのよ…私を受け入れてくれないから…」 ○○「あ…あぁ…死ぬ前に…富士の峰から見える風景を…拝んでみたかった…」ガクッ ○○「…」 咲夜「…」 ○○「なかなか死なないんですけど」ムクッ 咲夜「いや、マジックナイフだから」ヒョコヒョコ ※マジックナイフ…刃の部分が引っ込むおもちゃ、凝った物になると血糊が出るものもある ○○「マジで刺したかと思ったわ!!」 咲夜「嘘でも『好きな人ができた』とか言うから…」 ○○「嘘じゃないって言ったら?」 咲夜「本当でもあなたと付き合ってくれるような奇特なおんなは私ぐらいしかいないのでセーフ」 ○○「(´;ω;`)」ブワッ 咲夜「まぁもし『いい仲』だったんだとしても、私がその分あなたにアプローチすればいい話じゃない?」
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「チルノちゃーん!」 「あっ、大ちゃーん!」 紅魔館の近くにある湖。そこは妖精の遊び場として有名な場所である。 声をかけられた青髪の妖精、名前はチルノ。声をかけたのは、彼女の友達である。同じく妖精の大妖精。チルノは大ちゃんと呼んで親しんでいる。 「今日もレティさんの所に行くの?」 「うん!暑い季節にレティの所に氷を作るのはアタイの役目だからな!」 「じゃあ私たちここにいるからー!」 大妖精の言葉にチルノは「分かったー!作ったらすぐに行くー!」と元気に返事をした。 レティとは、レティ・ホワイトロックの事である。彼女は冬の妖怪で、チルノとは仲が良い。 レティは冬の妖怪であると言う特性上、冬以外の季節。特に夏場は命にも関わりかねない天敵ともいえる季節だ。 その為冬以外の季節は。比較的涼しい、洞窟の奥深くにこもると言う生活をしている。 それでも、真夏の暑さは洞窟の奥でも辛い。 その為このチルノという。冷気を操る事のできる妖精が頻繁にレティの住処を訪ね、気温を低く抑える為の氷を作っている。 「そーっと・・・そーっと。レティを起こしちゃ悪いからな」 忍び足を立てながらチルノは洞窟の奥深くへともぐる。 本当なら挨拶はもちろんの事。可能ならば大妖精達を連れて、一緒に皆で遊びたい。 でもチルノは、レティの体の事を考え。出来るだけ彼女を起こさないように氷を作り、立ち去る事にしている。 いつもならば。一番奥の場所ではレティはぐっすりと眠っている。 たまにうすく目が覚めている事もあるが。そういう時もチルノは小声で一言声をかけて早々に立ち去る事にしている。 少なくとも、今までのチルノの経験では。この時期に、チルノの氷で温度がかなり低く抑えられているとは言え。 レティが起き上がるような事は一度も無かった。 「レティ!寝てなきゃ駄目じゃないか!」 その姿にチルノは大変驚いている。そもそも、うす起き事態が珍しい事なのに。 今のレティは、前来た時に作った氷柱を背もたれ代わりにしているとは言え。完全に起き上がっていた。 「大丈夫よチルノ、無駄に動いたりしなければそれほど苦しくは無いわ」 「だからって起きてて良いわけないじゃないか! 「心配しないで、そう長い間起きているつもりは無いから・・・ねぇチルノ一つ頼まれてくれないかしら?」 とにかくレティを早く寝かさないと。まさかの事態に直面したチルノはその事ばかりを考えていた。 「アタイにできる事なら何でも言ってくれ。レティは安心して寝てていいからさ!」 「ありがとう、チルノ」 「で、頼みごとって何なんだ?レティ」 「○○の家がある場所は知ってるでしょう?」 チルノの頭によく一緒に遊んでくれる、○○と言う男の姿が思い浮かんだ。 冬になったらレティも一緒になって更によく遊んでくれる。 たまに大ちゃんが「二人きりにしてあげよう」と言って、レティと○○を置いて行くが。チルノはその事がよく分からなかった。 「○○がどうかしたのか?」 「そろそろ限界だと思うの、だから迎えに行ってあげて」 「ここまで連れてくるときは、ちゃんと冷やしてあげてね。相当辛いと思うから」 限界?チルノはレティの言っている言葉の意味がよく分からなかった。 ○○は人間だ。人間でもこの暑さは大変らしくよく「限界だ」と里の人間が言っているのは何度か聞いた事がある。 でもそれは、レティの口から出る「限界」とは全く重みが違う事は理解していた。 レティの言う暑さの限界は、自分自身の命に関わる問題だ。 だから人間である○○が、レティほどの限界に達しているとは少し考えにくかった。 「○○を連れてきてくれたら。心配の種が無くなって、また眠れるようになるわ」 「わ、分かった!アタイが○○を連れてくるから、レティは寝てろ!」 それでも今はレティをゆっくりと寝かせる事が今は一番大事だ。 そう思い。チルノは大急ぎで洞窟を飛び出し、里に向かった。 「変だな・・・・」 里にいる○○は自身の体の不調が信じられずにいた。 朝起きたときから、体が思うように動いてくれない。 いや、それより以前から。ちょうど気温が上がるのと平行して、段々と体の自由が利かなくなることには気づいていた。 最初は早い夏バテと思ったが、これは明らかに違う。医者にかかろうとはほんの少し思った。 だが行かなかった。何故か?思い当たる節があったのだ、自身の体の変化を起こした原因に。 恐らくこの手の話は博麗の巫女の方が適役だ。だが巫女にも相談には行かなかった。 そうして、この日の朝。○○の体は限界を迎えた。 朝起きてすぐに水分を取った。しかしそれも殆ど効果が無かった。 どんなに水を飲んでも、一向に立ち上がる元気すら沸いてこない。 そして体温は上昇していくばかりだった。体温計などを使わなくても分かるくらいに彼の体は熱くなっていった。 汗と一緒に体の塩分なども抜ける。その事を思い出し、這いずりながら塩を保管してある場所へ向かい。塩をなめたりもした。 ――熱中症の方がまだマシだな。塩を舐めながら思う ○○の中ではもう予測が付いていたが。塩を舐めるのも効果が無い。とうに瓶の中の水は底をつき。指も動かない為、塩すら舐めれない。 意識が遠のくのを感じた。 「○○!?」 いよいよ意識が完全に途絶えようかと言うとき。自分の名を呼ぶ声が聞こえた。 視界もおぼろげだが、その声の主の姿形はすぐに思い出せた。 しかし、その者がチルノという名前である事は中々思い出せなかった。それくらいに疲弊していた。 「○○!アタイのことが分かるか!?チルノだ!」 「チルノ・・・・・・熱い・・・熱いんだ・・・・・・」 「え、熱い?うわっ!」 ○○の体に触れたチルノは飛び上がった。自分の知っている人間はこんなに熱くない。 ○○の身に何か起こっている。すぐに何とかしなければ。 「とにかく冷やさないと!」 チルノは自身の能力を使い、○○の体を冷やしていった。しかし。 「熱い・・・・チルノ、お願いだ。もっと冷やしてくれ」 自分が考える、人間が耐えれるような。人間にとって心地いいと思えるような冷気では○○の体を冷ます事ができなかった。 結局、レティのいる場所で使うような勢いの冷気で。ようやく○○の体を冷ます事ができた。 「チルノ・・・ありがとう。チルノが来てくれなかったら・・・危なかった」 「レティに言われてきたんだ、○○が限界だからとか連れてきてほしいとか」 「あぁ・・・やっぱり」レティに言われてきた事を伝えると、○○は小さくそう呟いた。 「何がやっぱりなんだ○○?」 チルノは○○の言っている意味がよく分からなかった。 「何でもないよ・・・それよりチルノ。レティの所に案内してくれない」 「・・・?うん、それも頼まれてるから連れて行ってやるけど」 分からない事だらけだった。 ただ、「これから俺、レティと一緒に暮らす事になりそうだ」 その言葉を言った時の○○の顔は、アタイ達と遊んでくれるときの顔と同じで。とても優しかった。 チルノは一つ分かった事があった。○○の体に何かが起こったんだと言う事が。 レティのいる洞窟に連れて行くまで。○○は何度も倒れそうになった。 ○○は常時チルノの作る冷気に当たりながらでなければ、外を歩けなかった。 木の陰などの少しだけ涼しい場所なら、日陰よりはマシとは言っていたが。それでも苦しそうだった。 レティのいる洞窟に付いた頃には○○は焦燥しきった雰囲気をかもし出していた。 「○○!」洞窟の奥で姿を見たレティはすぐに彼を抱き寄せた。 「ごめんなさい・・・こんなやり方で」そして開口一番謝罪の言葉を口にした事がチルノの頭を混乱させた。 「大丈夫だよ。分かってて俺は、レティと一緒に居たんだから」 「里の人達にも言われたよ。寝床を共にして・・・同族にしてしまう方法もあるんだって」 「それを分かってて誘いに応じたんだ。悔いは無い」 「でも・・・ほんとに死に掛けたんだからね」 「チルノ、ありがとうね。○○を連れてきてくれて」 「ごめんなチルノ。次に一緒に遊ぶのは冬になりそうだ」 そう言って2人は洞窟の一番奥に引っ込んでいった。 そのときの2人の様子を、チルノは大妖精に話した。 そうすると「絶対に天狗の新聞屋には言っちゃ駄目だよ」と念を押された。
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俺「」つ ウィッチ総帥「俺君、本当にこれでいいのね……?」 俺「」コクコク ミーナ「今までみたいに行かなくなってしまうかもしれないわよ?」 俺「……」コクコク 偉い人「ぼく、よーくわかってるじゃないか」 偉い人「うんうん。これで人類は安泰だ」 偉い人「ならまずは一回研究所に……」 俺「!」フルフル 偉い人「何?研究所には行きたくないと?」 俺「」コクコク 偉い人「世界の為になるんだろう?」 俺「」コクコク 偉い人「なら、研究所でその力の解明をして、有効活用……」 俺「」フルフル 偉い人「ええいまどろっこしい。こい!」 俺「」フルフルフルフル ミーナ「嫌がっているでしょう!無理やり連れて行くなんて大人のすることじゃないわ」 偉い人「世界のためになるといいながら、駄々をこねる子供はこの位してやるのが丁度いい。しつけだよしつけ」 俺「」フルフルフルフル 偉い人「ええい!いつまで駄々をこねている。かくなるうえは……」 俺「!?」 わんわんお「わんっ!」」 偉い人「うわっ!?」 わんわんお「ぐるるるるる……」 偉い人「ガキがガキなら使い魔も使い魔ということか!」 偉い人「兵士を連れてこい。無理やりつれていく。ああ、数は多いほうがいい」 俺「!」キョロキョロ わんわんお「がるるるる……」 偉い人「逃げられると思うなよ?」 偉い人「襲いかかってこようなんて思うなよ……?」 ミーナ「俺君、逃げてしまいなさい!」 俺「!」 わんわんお「ご主人、逃げるのも手です」 俺「」ウーン 兵士達「」ワラワラ 俺「!」 偉い人「大人しくしていれば悪いようにはしないぞ……?」 偉い人「何を勘違いしてるかわからないが。研究室といっても毎日おやつを食べているだけの簡単なお仕事だよ?」 俺「!!」 わんわんお「嘘にきまってます。落ち着いてくださいご主人」 ウィッチ総帥「……そこまでです。俺君こっちへいらっしゃい?」 俺「?」トコトコ ウィッチ総帥「俺君は世界の為に何かをするのよね?」 俺「」コクコク ウィッチ総帥「それなら、あのおじさん達に俺君がどうやって世界の為になるつもりなのか説明してあげて?なんだかあのおじさん達は勘違いしているようだから」 俺「」コクコク 俺「」カキカキ。ハイ! ウィッチ総帥「ふふ、そういうことだったのね?確かに今の俺君ならそれができるわね」 偉い人達「総帥。一体どんな事をすると?」 ウィッチ総帥「これを見れば判るわよ?」 偉い人達「ええと……何と書いてあるんだ?」 偉い人達「多分こうだろう。これからずーっとねうろいがあらわれたらぼくがぜんぶやっつける」 偉い人達「これからずーっと?」 俺「」コクコク 偉い人達「これからずーっとっていうことは、1年先、5年先、10年先、50年先とネウロイが発生したら倒していくのか?」 俺「」コクコク 偉い人達「ははっ、それは無茶だろう。50年先になったら君はもうおじいさんだ」 俺「」フルフル 偉い人達「そうだろう?50年たったらきみは57歳だ」 俺「」フルフルフルフル ウィッチ総帥「きっと俺君はずーっとこのままか、大人の姿のまま永遠に生き続けて人類をネウロイから護るつもり……」 俺「」コクコク 偉い人達「そのような事が……?」 ミーナ「はい。完全に覚醒した俺君ならできるでしょう……でも」 俺「?」 ミーナ「俺君はいいの?これから先、私達はずっと一緒には居られないわよ?そのうち俺君は一人ぼっちに……」 俺「」コクコク ミーナ「ひとりぼっちでも頑張るつもりなのね……?」 俺「」コクコク ウィッチ総帥「これからまたネウロイが発生しても今までみたいな恐怖におびえる事がなくなる。これで十分世界の役に立つでしょう」 偉い人達「……本当にそうなるのでしたら」 偉い人達「だが覚えておけ?この先ダメだとこちら側が判断したときは……わかるな?」 俺「」コクコク ウィッチ総帥「そうしたら、こっちも色々準備をしなくてはいけないわね」 俺「?」 ミーナ「準備ですか?」 ウィッチ総帥「ええ。これから先、俺君が生活するための場所や制度他いろいろをね」 ミーナ「俺君、本当に一人で頑張れるの?」 俺「……」コクコク ミーナ「私達が俺君と一緒にいられるのはせいぜい数十年よ……」 俺「」コクコク ウィッチ総帥「俺君は……一人で頑張るの?きっとミーナ中佐達ならお願いすればきっとずっと助けてくれるわよ?」 俺「……」コク… ミーナ「それはどういう意味でしょうか?」 ウィッチ総帥「俺君は魔法を使って永遠に生き続けるつもりなのはわかっていますよね?」 ミーナ「ええ」 ウィッチ総帥「俺君がその気になれば、自分以外の人にも同じ事を……」 ミーナ「私もその気になれば永遠に生き続けられるわけね?」 俺「……」 ウィッチ総帥「俺君がその気になれば……だけどね」 ミーナ「俺君、私にも同じ事をして頂戴?」 俺「!?」フルフルフルフル ミーナ「俺君を一人にしておけないわ。多分トゥルーデとかも同じ事をすると思うわ」 ウィッチ総帥「俺君、みんなはあなたと一緒に居てくれるみたいよ?」 俺「」フルフルフル ミーナ「どうしてそこまで拒否するのかしら?」 俺「」シュン…… ウィッチ総帥「俺君にも何か思うところがあるみたいね。明日もういちど訊いてみたらどうかしらね」 ミーナ「そうしてみます。俺君、もし迷惑がかかるとか、巻き込む訳にはいかないって思っているなら気にしなくていいのよ?」 俺「」 ○翌日・基地○ ミーナ「ただ今みんな」 俺「」トコトコ バルクホルン「俺ええええ!無事だったか?偉い人達に何かされていないか?怖い思いはしなかったか?」 俺「」コクコク エーリカ「トゥルーデは大げさなんだよー。ミーナだっているんだからそんな事起こるわけないじゃん」 バルクホルン「もしかしたらの事があるだろう!」 ミーナ「おちついてトゥルーデ。俺君はこの通りピンピンしてるから大丈夫よ」 俺「」コクコク 坂本「それで、俺はこれからどうなることになったんだ?」 ミーナ「それについて、話さないといけない事があるから、みんなをブリーフィングルームに集めて頂戴」 坂本「わかった」 俺「?」 ミーナ「俺君はしばらく一人で遊んでてね?」 俺「」コクコク。トテテテテー … … ○ブリーフィングルーム○ ミーナ「それでは……俺君のこれからについての話を始めます」 バルクホルン「無事に戻ってきたという事は、俺はこれからもここに居るんだな?」 ミーナ「いいえ。俺君は別の所に一人で住むことになるわ。もちろん身の回りの世話をする係はつくみたいだけど……」 バルクホルン「なんだと……一人で住む事になるだと!もう俺とは会えなくなるのか!?」 ミーナ「会おうと思えばいつでも会えるわ。私達が生きている間はね」 バルクホルン「そうかそうか…………ん?」 坂本「どういうことだ?生きている間というのは」 ミーナ「俺君が選んだ自分の未来は……世界の為になる事。これから永遠の時を生き続けて世界の守護者になる道を選んだわ」 <!? バルクホルン「なんだと……」 シャーリー「だから一人で暮らすってわけかー」 坂本「なるほどな……常に監視下に置かれはするが、生活には何不自由なく過ごせるわけか」 宮藤「なんだか飼われてるみたい……」 エイラ「子犬だからナ」 サーニャ「エイラ……?」 エイラ「冗談だよサーニャァ……」 エーリカ「だけどそれは俺が決めた事なんでしょ?」 ミーナ「ええ、そうよ」 804 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 21 34 30.20 ID pucZEY0M0 [2/18] 予約の時間だし開始 前回はウィッチーズがこれからどうしようかって話し合いの所まで書いたような気がするから、その続きから 最終話Aはさくっと終わります 812 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 21 39 20.58 ID pucZEY0M0 [3/18] ミーナ「それで、私達はどうしましょうか」 坂本「どうするか?」 ミーナ「ええ。俺君に協力するか、しないかよ」 バルクホルン「勿論、私は協力するぞ!」 エーリカ「そういうと思ったよー。別に私もいいよー?」 ミーナ「二人ともよーく考えるのよ?これからずーっと、何年も何十年も何百年も俺君と戦い続けなくてはいけないのよ?」 バルクホルン「それでも私は協力するぞ」 エーリカ「トゥルーデの抑え役も必要でしょー?」 ミーナ「あなたたち……」 シャーリー「あたしも手伝ってやるよー?」 ルッキーニ「シャーリーがやるならあたしもやるー!」 817 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 21 45 20.18 ID pucZEY0M0 [4/18] 坂本「ミーナ、一つ疑問なんだ。これから何百年もどうやって共に戦い続けるんだ?」 ミーナ「俺君に頼めば私達もこのままの体で維持していけるはずよ。俺君がしてくれれば、の話ではあるわね」 坂本「そうか……私はまだウィッチで居られるのだな?」 ミーナ「ええ、多分よ」 坂本「ならば私も協力しよう」 ペリーヌ「少佐が協力するのであれば、わたくしも協力しますわ」 エイラ「面倒そうダナ」 サーニャ「なら、エイラは協力しなければいいのよ。ミーナ中佐、私も協力します」 エイラ「サーニャ!?サーニャが協力するなら私だって協力するぞ」 リーネ「芳佳ちゃん、どうしよう」 宮藤「私もどうしようって考えてたけど……」 819 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 21 51 22.54 ID pucZEY0M0 [5/18] リーネ「無茶だよね?何百年も戦える訳……」 宮藤「私は協力するよ!少しでもみんなの役にたてるんだもん。私はやるけど、リーネちゃんは無理する必要なんてないよ」 リーネ「でもみんな俺君に協力するんだよね」 宮藤「うん。考えは色々だけどみんな俺君の為になろうとしてる」 リーネ「……私も協力します。何が出来るかわからないけど出来る事を頑張ります」 ペリーヌ「リーネさんは俺君のお守りにぴったりではありませんか」 宮藤「確かに!」 リーネ「えええっ!?」 エイラ「シャーリー大尉とリーネに任せておけば安泰ダナ」 ミーナ「みなさんは俺君に協力する……という意見でいいのね?」 10人「はい!」 ミーナ「わかりました。俺君、入ってらっしゃい」 俺「」トコトコトコ 823 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 21 56 33.33 ID pucZEY0M0 [6/18] ミーナ「俺君、みんなは俺君に協力してくれるみたいよ?」 俺「」フルフル ミーナ「どうして?もしかしてみんなを巻き込みたくないの?」 俺「」コクコク バルクホルン「俺!私は全然巻き込まれたなんて思わないぞ!寧ろずっと俺と一緒に居れてうれしい」 シャーリー「これからずっと生きていけるなんて面白そうじゃないか、いつか音速を超えて光速の域にまで達するものに触れられるかもしれないしなー」 俺「」フルフル…… サーニャ「一人は絶対に寂しいわ……?」 エイラ「サーニャの好意を素直に受け入れるんだな」 俺「」グスッ…… ルッキーニ「うじゅー、うじゅじゅうじゅー」 ペリーヌ「仕方ないから付き合ってあげるだけですわ。坂本少佐が居なかったら協力なんてしませんですわ」 俺「?」グスッ…… 824 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 22 01 29.14 ID pucZEY0M0 [7/18] エーリカ「これからどうなるかわからないけど、まあいいやー」 坂本「そういうことだ。俺、私達も一緒に居られるようにしてくれ」 俺「」グスゥッ……ウワーーーーン ミーナ「もう、泣かないの。俺君だって一人じゃ寂しいでしょう?これからずっと一人ぼっちなんて耐えられないはずよ?」 俺「」グスッ…… ミーナ「私達がもう付いていけないと思った時には魔法を解いてもらってもかまわないから、ね?」 俺「」 ミーナ「もうやめたいと思ったらすぐに言うから、しばらくは俺君と一緒に居させてもらえないかしら?」 俺「」コク ミーナ「それじゃあお願い。私達も俺君と永遠の時を生きられるように……」 俺「」スッ 『Time Ruler』 827 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 22 07 20.30 ID pucZEY0M0 [8/18] ○20XX年○ 教諭「で、あるからして近代では1960年頃からネウロイが再度あらわれ、また1990年頃にもまたネウロイがあらわれそのたびに、ストライクウィッチーズが掃討に出てこれらを打ち倒したわけだ」 「その中で特に活躍したのが、おr……」 キーンコーンカーンコーン……キーンコーンカーンコーン 教諭「おっと、ここまでか次回ここからだな。復習と予習を忘れるなよー?」 「きりーつ、れーい」 … … 生徒「んー!つかれたー」 生徒「そうだねー。ストライクウィッチーズってたしか最初は第二次の頃に結成されたんだよね」 生徒「その筈ー」 828 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 22 13 01.59 ID pucZEY0M0 [9/18] 生徒「もう50年以上も前なのに、まだ現役なの?」 生徒「あんた、何今まで聞いてたのよー」 生徒「不思議な魔法でみんな年を取らないって先生いってたじゃない」 生徒「あ、そうだっけー」 生徒「そうよ。でも一回でいいからこの俺君って子に会ってみたいかも」 生徒「でも50過ぎたじじいじゃん」 生徒「でも見た目はすっごく可愛いわよ?年も取らないみたいだからまだ7つの男の子よ?」 生徒「そうだけどさー」 生徒「でも、本当にいるのかなー」 生徒「TVとかでよくみるでしょ?この間だって、1日を密着!って番組あったじゃない」 生徒「一応この付近に住んでるみたいだけど、見た事ないわよねー」 生徒「監視がきつくて、めったな事じゃ会う事なんてできないわよ」 831 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 22 16 46.00 ID pucZEY0M0 [10/18] ぴょこぴょこ 生徒「だよねー」 生徒「ねえ、今何か動いてなかった?」 生徒「尻尾?犬じゃないの?」 俺「」トコトコトコ 生徒「……」 生徒「……あれってもしかして」 生徒「ちっちゃな男の子で、耳と尻尾を生やして……」 俺「」キョロキョロ。ペタン 生徒「あのしぐさ……まさか」 生徒達「本物の俺君!?」 きゃあきゃあきゃあきゃあ 俺「?」 生徒「ねえねえ、もしかしてボクって俺君?」ナデナデ 生徒「やーん、実物だともっとかわいー」ナデナデ 833 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 22 20 09.24 ID pucZEY0M0 [11/18] 俺「♪」パタパタ 生徒「尻尾をふりふりしてるー」 生徒「もう、私にもなでさせてよー」 俺「……」 たゆんたゆんたゆんたゆん 俺「」ウズウズ 生徒「あれ?俺君どうしちゃったの?」 生徒「もしかして、撫ですぎて機嫌損ねちゃったのかな」 生徒「どうするのよ!俺君に何かあったら私達ただじゃすまないわよ……」 生徒「どうしようどうしよう」 たゆんたゆんたゆんたゆん 俺「」うず うず うず うず うず うず うず うず 生徒「?」 839 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 22 25 09.77 ID pucZEY0M0 [12/18] 俺「」ピョーン 生徒「きゃっ、飛びついてきた~」 生徒「撫でられてうれしかったのかなぁ」 俺「」パタパタ 生徒「そうみたい」 生徒「よかったねー」 生徒「うんうん」 俺「」キュピーン きゃ~~~~~~~~~ ミーナ「女の子の悲鳴!?きっと俺君はあっちよ」 バルクホルン「まったく、ちょっと目を離した隙にどこかに行ってしまう癖は直してほしいものだ」 リーネ「急いでいかないとまた逃げられてしまいます」 シャーリー「あたしに任せておけよー!」 842 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 22 30 24.32 ID pucZEY0M0 [13/18] 俺「♪」モミパフタユン 生徒「もうダメ……」 生徒「じゃれられただけなのに……」 生徒「すごい……」 俺「」ホクホク シャーリー「俺ーー!」 俺「!」 生徒「あれって……SWの」 生徒「たしか、グラマラスシャーリー?」 生徒「はうう……」 シャーリー「すごく探したんだぞー?勝手にどっかいっちゃだめじゃないかー。あと知らない人に襲いかかったらだめだろ?」 俺「」フルフル シャーリー「襲いかかってない?じゃれついただけだって?」 俺「」コクコク 844 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 22 36 25.61 ID pucZEY0M0 [14/18] シャーリー「それも駄目ってミーナ中佐がいってただろー?やるならあたしかリーネにしろって言われてたじゃないか」 俺「」シュン…… シャーリー「あー……そこの学生さん大丈夫かー?」 生徒「大丈夫でーす」 生徒「もう大丈夫です」 生徒「もう一回……」 シャーリー「大丈夫みたいだな」 ミーナ「ようやく見つけたわよー?」 俺「」シュン ミーナ「ネウロイが現れたって言われたのにどこかいったらだめでしょう?ネウロイを倒してからじゃないと……」 俺「」コクコク 生徒「あのー……ネウロイが現れたんですか!?」 生徒「また戦争が……?」 ミーナ「大丈夫よ、瞬殺するわ。ね、俺君?」 俺「」コクコク 846 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 22 41 26.74 ID pucZEY0M0 [15/18] 坂本「ミーナ、新型のストライカーユニットを持ってきたぞ」 ミーナ「美緒、ナイスタイミングよ。俺君、ネウロイから人類を護って頂戴」 俺「」コクコク 坂本「なんだか、今回のMK:Vはえぐい事になってるからと言って……」 俺「」トテテテテ……ピョコン! 坂本「最後まで説明は聞くわけないか」 ミーナ「きっと大丈夫よ、俺君だもの」 バルクホルン「流石私の弟だ、また世界を護ってしまうんだな!」 リーネ「がんばってね、俺君」 俺「」コクコク 848 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 22 45 05.69 ID pucZEY0M0 [16/18] ネウロイ(JSの生脚prprしにいくかー) ネウロイ(JSとかサイテーだな。JKウィッチにきまってんだろー) ネウロイ(JKとかBBAじゃん) ネウロイ(BBAprpr) 俺「」チャージチャージチャージチャージ ネウロイ達(まさか、あれが噂に聞いた……既にチャージ済みじゃないですかー!) 俺「」ブンッ! 俺達の戦いはまだ始まったばかりだ!END お し ま い 849 自分:わんこ最終話A[sage] 投稿日:2012/03/26(月) 22 47 44.21 ID pucZEY0M0 [17/18] 途中でめんどくさくなってきたのは内緒 今まで支援thx B・Cの残りは気が向いた時に、しばらくはもう一個の方を先に終わらせる準備 戻る 携帯用戻る
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地上へ永琳に面会しに降下した守護者二人。 そしたら何だか自分の師匠が地上の民(♂)を自室に監禁してました。 様子を見たら泣きながら「何で蓬莱人になる事へ同意してくれないの」と良いながらのたうち回ってました。 のたうち回ってたかと思えば回収した衣服をくんかしたり、食べ残しの食事を興奮しながら食い散らしてたり。 果てには自分の肝を取り出し、○○が何時か食べてくれる時を願って夕食万歳していました。 ドン引きした二人ですが、師匠を崇拝してた所為か、原因を地上の民……○○と決めつけました。 あの汚らわしい地上の民、○○が師匠を誑かしているのではないか。 この男を引き離せば師匠がかつてのような聡明な師に戻るのではないかと。 そして二人は輝夜ではなく○○を掠い、月へと帰還したのです。 殺さなかったのは引き離して駄目だった場合に解決策を講ずる為の研究用です。 これで師が正気を取り戻してくれれば……そう願いつつ、○○の入った葛籠を担いで二人は帰還しました。 暫しの後、○○の行き先を突き止めた永琳は夜叉の面持ちで月の都に戻りました。 「必死と書いて必ず死なす」そんな殺気全開の彼女が姉妹の屋敷で見たもの。 それは上半身と下半身が良い具合に泣き別れながらも蓬莱の力で生きている○○と。 扇子と刀が頭に突き刺さり倒れている姉妹の姿でした。 ミイラ取りがミイラになる。 月の守護者達も女の情に目覚めれば愚かになる。 深すぎる情愛は痴情を産み、堅固だった姉妹の絆さえ引き裂いたのです。
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曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FREEZE(SHOCK) 折れないハート 高取ヒデアキ DDR2013 激11 190 290/11 激譜面(11) 譜面 動画 http //www.nicovideo.jp/watch/sm21386594 http //www.nicovideo.jp/watch/sm21386594 (x2, Note) 解説 BPMが190と高め・フリーズアロー中の4分・裏拍の同時踏みくらいしか特徴が無く、16分・ビジステが一切登場しない。ノート数も300を切っており、足10はおろか足9でも十分に通用するかなりの逆詐称譜面。 コメント コメント(感想など) 最新の10件を表示しています。コメント過去ログ 足9に入れて「準高速曲の8分入門譜面」という扱いにすればしっくり来る気がする。 - 2013-07-21 01 05 07 人前でこの曲をプレイするには、折れないハートが確かに必要かもしれん。 - 2014-06-23 11 23 34 ほんとに神曲だと思う 遊戯王曲が色んな機種に入るようになって嬉しい - 2014-07-06 14 56 07
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輝夜と妹紅が殴り合ったりしているうちに、事態は意外な方向に動いてくれた。 輝夜は、逸った二人に対して無茶するわねと言ったが、良い方向に動いてくれた事は間違いないし。 何よりも、この二人も想像以上に事態の収拾に焦りを感じてくれてた事が嬉しかった。 なので小言などは何も言うつもりが無かった。 最も、「何を企んでいるんだ!」等と噛みついてくる妹紅の対応に忙殺されていたからと言うのも。理由の半分くらいにはなっていたが。 余りにも暴れる物だから、仕方なくもう一度殴り飛ばしたりして大人しくさせようかと思ったが。 「ちょっと待ってくれないか、お姫様?妹紅と話がしたいのだが」 輝夜が妹紅に馬乗りになって、いよいよ豪打を開始しようかと言う折に。後ろから慧音の声が聞こえてきた。 おまけに肩に乗せられた慧音の手が、輝夜の心拍数を跳ね上げた。不味い所を見られたなとは感じた。 そして肩に乗せられた慧音の手が、爪を立ててくるかもしれないと思うと。心拍数の割に、冷たい汗が流れてくる。 形勢逆転の機を感じたのか、馬乗りにされているのに妹紅はとても不遜な笑顔を見せていた。 「お姫様、悪いが少し席を外してくれないか?」 肩に込められた力が少しばかり強くなった。まだ痛くもなんとも無かったが、輝夜の恐怖を煽るには十分だった。 「ええ・・…分かったわ」体勢が余りにも悪すぎる。ここは大人しく引き下がるしかなかった。 すごすごと引き下がる輝夜に見せる妹紅の笑顔が、余りにも憎たらしかったが。ここで怒ってしまえば、それは妹紅の思惑通りだろう。 姿は見えるが、会話は聞こえない。そんな半端な距離で輝夜は慧音と妹紅を見ていた。 妹紅は輝夜の姿が見える事に、いささか不満気だったが。慧音は気にせずに妹紅に何かを伝えた。 「ちょっと待て!慧音、正気か!?」 慧音が何かを伝えると同時に叫ぶような声と共に、妹紅の顔が悲壮感に満ち溢れた。 「あんな、何を考えているか分からない奴らと!?」 妹紅の叫びで、慧音が伝えた話の中身は大体予想がついた。 どうにも、悪くは無さそうだ。妹紅の様子が心配なので、間に入ろうと思ったが……少し迷ってしまう。 慧音は分からないが、輝夜が近づけば妹紅は間違いなく暴れ出すだろう。 そんな事を考えて、二の足を踏んでいると。 妹紅が泡を吹いて倒れた。 「……そんなに嫌なの?」 無理も無いかなと思いつつも、妹紅が見せた潔癖に近い反応に輝夜は思わずため息が出た。 さっきまで二の足を踏んでいたが、これは流石に間に入らざるを得なかった。 結局その日は、輝夜が妹紅を自宅まで運んでやった。 扉が蝶番(ちょうつがい)事外れてたので、ついでに治す所までも含めて。やってやった。 「妹紅~いる~?」 あれから数日が経った。天狗の新聞が煽るような文面を乗せていたり、彼と木こりの様子を見る限り。悪くは無いようだった。 里の外れも外れで暮らしている木こりはともかく、彼は非常に疲れた様子なのが気がかりだったが。 実際、帰らなければならないとは分かっているようだったが。帰りたくないと何度もぼやいていた。 子供達には会っているようだが、夜は木こりの小屋や。酷い時は、二人そろってわざわざ永遠亭にまで来た。 あの様子だと、自宅では寝ていないようだ。 無論、それも気になる。しかしそれと同じく気に掛かるのが、妹紅の出方だった。 妹紅は輝夜の中で最大の懸案事項だった。彼女の世話と相手は全部輝夜が受け持つことにした。 「妹紅~?入るわよぉ」 確実に成果は出ているのを感じているから。輝夜は比較的上機嫌な面持ちで妹紅の家に入ろうとしたが。 まるで勝手知ったると言う風に、鍵を開けようとしたが。鍵穴が埋められて、鍵が入らなかった。これでは入れない。 泡まで吹いたくせにこう言う所だけはまだ頭が回るし、動けるのか。 妹紅には嫌われていると自覚しているが、こうやって見せつけられると気分が重くなる。折角の上機嫌が何処かに行ってしまった。 仕方ないので、鍵は壊した。後でまた新しい鍵を用立てなければならない。 「妹紅?起きてるなら返事ぐらいしなさいよ。どうせ碌な物食べてないでしょうから、色々持って来たわよ」 無理矢理壊したせいで、扉がしっかりと閉まらずキィキィと言う音が鳴っているが。 家主の妹紅は布団も使わずに、打ち捨てられたかのような雰囲気で、仰向けになって地面に転がっていた。 口元がずっと動いて何かを呟いているようだが、残念ながら耳を近づけても判別がつかなかった。 呆けた顔で天井を見つめ、ブツブツと言葉のような物を呟く妹紅の姿。 しかも周りには酒瓶すら転がっていない。まさか飲まず食わずで、ずっとこんな事を続けていたのだろうか。 酒に呑まれやすい妹紅が、酒すら飲まないで放心状態になっている。 重症だな、と輝夜は思いつつ。 「ほぉら、貴女の好きそうな物も持って来たわよぉ」 それでも何とか復活してくれるように。茶化したり、神経を逆なでる感じで。妹紅の好物を鼻先にチラつかせるが、まるで反応が無かった。 蓬莱人だから死んでいると言う心配は無いが。心の傷は体と違って、リザレクションでも治ってはくれない。 「……あんたねぇ。そんなに慧音が里の人間と仲良くするのが嫌なの?」 少し迷ったが、輝夜は妹紅の一番嫌がりそうな話題を持って来た。 それでも妹紅は起き上がってくれなかった。重症だとは思っていたが、想像以上だった。 唯一の変化は、ブツブツと呟いている言葉が少しばかり大きくなった程度か。しかし期待していた反応とは程遠い。 輝夜の中では、それこそ泣き叫びながら輝夜に殴り掛かってくる。 そんな直情的な反応でも良いから、激しい変化が欲しかった。だから一番嫌がりそうな話題を出したのだが。 「……つ………の………げつ」 それでも、導き出す事の出来た変化はこの程度が限界であった。 虚ろな目で独り言を呟き続ける友人の姿は、見るに堪えない。 「妹紅ぉ~何喋ってるのよ」 輝夜はグラグラと妹紅の体を揺らすが、それでも彼女は一向に起き上がってくれない。 「……全く」 勢いをつけて、妹紅の体をすっ飛ばしてやろうかとも思ったが。多分そこまでやっても妹紅は何も反応しないだろう。 直感的にそう思えたから、これ以上の事は止めておくことにした。 今でさえ痛々しさが半端じゃないのに、これ以上やっても同じならと思うと。それだけで胸が痛くなりそうだった。 「妹紅。全くさっきから……ブツブツと。そんなんじゃ私に聞かれちゃうわよ」 妹紅を怒らせるのは諦めて、輝夜は妹紅の口元に耳を近づけた。 「悪いけど、聞かせてもらうわよ」 うわ言のように呟く内容如きで、どこまで彼女の心中が計れるかは疑問だったが。何もしないで帰るのも癪だった。 その程度の考えでそば耳を立てていたのだったが…… 「満月……次の満月まで……辛抱すれば……次の満月」 意外なほどに、妹紅が不穏な事を考えているのがありありと見て取る事が出来た。 妹紅の呟くうわ言の内容に固まる輝夜は。体を固まらせながらも、頭ではしっかりと暦を計算していた。 「不味い……二週間を切ってるじゃない」 そして時間の少なさに輝夜は立ち上がり、妹紅の居宅を出ようとした。 出ようとした瞬間、相変わらず仰向けに転がって、ぶつくさと呟いている妹紅が気にかかったが。 輝夜があそこまでやって、何も反応しないなら。多分次の満月まではあの調子だろう。 それに今はまだ日が高い。何かをやるのには少しばかり都合が悪いか。 「妹紅!その食べ物、全部置いて行くから。煮るなり焼くなりして好きに食べて構わないから」 持って来た食べ物は全て妹紅の傍に放置して、輝夜は里へと駆けた。 「もっと腰入れて、全部の体重使って縄を締めるんだ!」 「はい!」 里に……と言うよりは寺子屋に到着した輝夜は。寺子屋の庭で元気よく何かの作業をしている木こりと○○を見た。 「おや、姫さん……何かあったのか?」 木こりと○○は、作業に夢中で気付かなかったが。代わりに近くにいた彼が気づいてくれた。 急いでここまで来たので、意気の上がる輝夜の姿に。彼は何がしかの不穏な空気を感じ取ってしまった。 「まだ何かあると決まった訳じゃ無いけど……慧音はいる?」 「……」緊張した面持ちで、彼は指を指した。 指の方向では、窓から軽く身を乗り出して庭先の作業の様子を見る慧音の姿があった。 少し遠いので、今の機嫌をはっきりと伺い知る事は出来なかった。 「俺も、行った方が良いか?」 「いえ……私だけで行くわ」 「すまん……」 「良いのよ」 流れるような会話だった。妹紅ともこのような感じで会話が出来ればと……今考えてもどうしようもない事を考えてしまう。 「はろぉ?ご機嫌いかがかしら?」 「…………」 慧音からは物凄く訝しげな眼で返されたが、輝夜は特にへこたれると言う事は無かった。 「鬱陶しい?」 「かなりな。本題に入ってくれないか?それともただ様子を見に来ただけか?」 「訳ありよ。お望み通り、普通に話すわ……妹紅が次の満月、次の満月煩かったから」 次の満月と言う言葉を聞いて、慧音は何か合点が行ったような顔をして。 「あれか。そうだな、次の満月までは待ってくれと確かに言ったよ」 やはり、何かをしようと考えているのか?そう思うと、胸の鼓動が跳ねるのが分かった。 「お姫様が思うほど剣呑でもない……あれは妹紅を少し大人しくするための方便に近いからな」 跳ね上がった鼓動は、輝夜の表情にも表れたようで。慧音は輝夜に誤解であると言う旨を伝えてきたが。 輝夜だって、出来ればこの言葉を信じたい。だが素直に信じる事も出来ないのが実情だった。 「信じて良いの?次の満月に、何もやらないのよね?」 しかし、信じたいと言う気持ちが。慧音から確証を聞きたいと言う行動に変わった。 「……一応な」 「一応……か」 輝夜は“一応”と言う濁した表現に少し肩を落としたが、すぐに頭を振った。 「まぁ……たとえ一応でも、何もしない風には考えてはくれてるのよね」 今までで一番良い状態の筈だ。輝夜は自身にそう言い聞かせて、精一杯の笑顔を作った。 「……そうだな」 そんな無理矢理作った気丈な様子。慧音には鼻で笑われたような気がするが、それでも良かった。 「ところで、○○達は何を作ってるの?」 「サッカーに使うゴールだそうだ」 「さっかぁ?ごぉる?」 「外の世界の球技だ。ゴールに球を入れると、点が入るそうだ。球は一つで良いがゴールは相手と自分の二個必要らしい」 サッカーなる球技に、輝夜は残念ながら当たりを付ける事は出来なかったが。 目の敵にしていたはずの存在と○○が、こうやって手を携えて何かを作ろうとしている。 その様子を見ても、慧音は妹紅のように激昂する事は無かった。 それ所か、多少なりとも微笑ましく思う事が出来ているようだった。それは表情を見れば分かった。 「……悪くないと思っても良いの?」 「ああ……良いんじゃないか?私の口から断言はまだできないが、暫くは見てやっても良いとは思っている」 「……十分すぎる言葉よ」 「次の満月……多分、妹紅が煩いと思う……頼んでも良いか?」 少なくとも、次の満月には何もしない。そう言う言葉を輝夜は貰う事が出来た。 こっちをまるで見てくれずに、○○の方ばかりを慧音は見ていたが。この言葉の内容は、輝夜が胸をなで下ろすには十分な内容だった。 「どうした、お姫様。今さら妹紅とやりあうのが怖いと言う訳でもないだろうに?」 「ああ……ごめんなさい。嬉しすぎて思考が飛んでたわ」 「私はまだ心の底からお前達を見てやるつもりはないぞ?」 「いずれ見たくなるようにしてやるわ」 「楽しみにしているよ」 最後の楽しみにしていると言う言葉は、かなり皮肉めいた響きを感じたが。残念ながら、輝夜には全く効かなかった。 来た時とは見違えるような、晴れ晴れとした笑顔で今の輝夜は立っている事が出来た。 「姫さん……その様子だと……」外に出ると、彼が待っていた。中の様子が気になっていたようだが、輝夜の顔を見て少し柔らかい顔になった。 「ええ、悪くは無いわ。次の満月何かやらかしそうで怖かったけど。杞憂だったわ」 「そうか……まだしばらく、何とかする時間がありそうなんだな?」 「ええ」 彼の元気を引っ張り上げるように、輝夜は出来るだけ力強くうなずいた。 目上の者からこういう風に、大丈夫だと言葉と態度で示されれば。大概は安心できる。 彼も、その例に漏れる事は無かったが。 心配そうな表情は、全部が消える事は無かった。 「どうしたの?何かまだ不安な事でもあるの?」 「……木こりだ。あいつ、大分焦ってる」 「……前はその焦りで、慧音から良い返事をもらえたけど。毎回毎回、上手く行くとは限らないわよ」 「ああ、分かってる……」 彼は輝夜の言葉に頷いたが、彼が分かっていても焦りを募らせる木こりも分かるとは限らない。 「俺は年単位で何とかやろうと言ってるんだが……」 「私も同じ意見よ」 「だが……・あいつの焦りが予想以上なんだ……なまじ、前回上手く行ったせいで次も上手く行くと変な自信があるみたいで」 妹紅ほどではないが……また一つ、気にしなければならない事案が芽吹いた瞬間だった。 まるでイタチゴッコ。輝夜は心の中で毒づいた。 満月が綺麗だった。学が無いので風流も風情も殆ど解さない木こりであったが、満月が綺麗な事ぐらいは分かっている。 出来れば、この満月。静かに眺めた方が良いと言う事も、今しがた教えられた所だ。 木こりの住まいは、小高い丘にあるせいだからなのか。時折竹林の方から、色々な物が爆ぜる音が聞こえてくる。 「あの姫さんと、上白沢慧音の友達の藤原妹紅。その二人が戦ってる音だろう」 今日も家に帰りたがらない。いや、帰れなくて木こりの小屋に留まる彼が説明してくれた。聞けば、あのお姫様はやらかしてしまおうと考えている藤原妹紅と言う存在を押し留めてくれているようだ。 「俺達……何も出来なくていいのかな?」 「おい、木こりよ」 焦りを口にすると、彼が少しばかり強い口調で割って入ってきた。 「俺らは、空が飛べるか?光る弾を出す事が出来るか?どっちも出来ないだろう?」 強い口調だったが、彼は木こりに対して懇々と諭すように言葉を続けていた。 「俺達は、戦力と言う点ではむしろ足手まといなんだ。居た堪れないかもしれないが、荒事は全部姫さんに任せよう」 「なぁ、俺達は。里の方を受け持とうや」 「……そうだな」 木こりのその一言に、彼は分かってくれたと思って安心した様な笑みを浮かべた。 だが彼は気づいていなかった。里の方を受け持とうと言う彼の言葉を、木こりが拡大解釈してしまった事を。
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最初からバッドエンドが決まっている物語。 それは、朱鷲戸沙耶の行ってきた『戦い』そのものであった。 戦地を駆け巡り、青春を謳歌することさえできずに悲劇の死を遂げた。その事実に抗うために、いや、目を背けるために『闇の執行部』と戦う。 永い、終わりがあるのかも分からない孤独な戦いは、沙耶のリプレイする意志のみが繋ぎ止めている希薄な存在。それがつい先日に終わりを告げた。 それは奇しくも、沙耶の自害という形で。 だが、物語は続いていた。殺し合いの場に死んだはずの沙耶が召喚されたのだ。 直枝理樹。名簿にあった一人の名前が、沙耶の行動を決定付けた。 理樹くんを守る。この殺し合いを終わらせるためにも。 直枝理樹になら、この殺し合いを終わらせることができる。 あの少年は、沙耶の希望だったのだから。 行き着く先は自らの死だとしても、彼女は止まらない。革命を起こすまでは。 ◆ 谷口慶太は、追い詰められていた。 相手は高校生くらいの狐獣人なのだが、その手にあるのはナックルダスター。 一発もらえば大変なことになるという危惧が、彼の動きを鈍らせていた。 手元に有るのはレミントンM119なのだが、引き金を引くことさえ恐怖だった。 さすがにまずい。八方塞がりの状況下で、彼を助けたのは乱入者である。 ダァン!という破裂音の後、襲撃者の右の太股に穴が開いていた。 「説得は無理そうだから、逃げるわよ」 「お、おい、あんたは」 話は後だ、と沙耶と谷口は走る。 ◆ 「成程な。沙耶は一度…いや二度は死んでる筈って訳か」 谷口の状況理解能力は高かった。 沙耶の話を一度で聞き取り、理解していたのだから。 まずは仲間を探すために、二人は闇雲ではあるが歩きだした。 【朱鷲戸沙耶】 基本:理樹くんを守る。 1:殺しはなるべくしたくないが、襲われたなら容赦しない 2:時風瞬が殺し合いに関わっている可能性を危惧。 ※沙耶ルート終了後からの参加です 【谷口慶太】 基本:死にたくない。 1:沙耶と行動するが、都合が悪くなったら切る ◆ 「くっ…逃げられましたか」 片足を引きずりながら歩く狐の少女ーーーペリーヌは苦々しげに吐き捨てる。 殺し合いに乗る。しかし彼女は知らなかった。彼女の近くには、最悪の食人狼が居ることを。 【ペリーヌ】 基本:殺し合いに乗る。 【谷口慶太】 21歳の東大生。かなりのヘタレで、差別意識が強い。 【ペリーヌ】 18歳の狐獣人。日頃からクラスメイトを騙して金をせしめている悪人 『FB』 投下順 救済の余地は無い GAME START 朱鷲戸沙耶 [[]] GAME START 谷口慶太 [[]] GAME START ペリーヌ [[]]
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大学の時にいつも行っていたお店があるんです。 そこのトンカツがとっても美味しかったんです。 上に特製のソースがかかってるんだけど、 それが何か全然わからないんです。 トマトのようなクリームのような、でも トマトソースとクリームソースを混ぜても その味にはならないんです。
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唯「なんでかな」 純「なんででしょうね」 律「おーす、唯」 唯「あ、りっちゃん!おはよう」 澪「おはよう」 唯「澪ちゃんもおはよう」 純「おはようございます、澪先輩!」 律「…なにやってんだ?唯」 唯「えへへー」 澪「唯がダッコちゃんみたいになってる」 純「重いです…」 唯「あのね、さっき校門の前で純ちゃんに会ってね」 唯「それで『あ、純ちゃんだ』と思って抱きついたらくっついて離れなくなっちゃいました!」 律「なるほど。わからん」 純「先輩、重いから離れてくださいよお!」 唯「だめだよ、だってくっついちゃってるもん」 純「えー…」 律「ほどほどにしろよ」 澪「私達、先に教室行くからな」 純「助けてくださーい!」 唯「とりあえず靴履こう?」 純「はい…」 純「うう、いろんな人がこっち見てるよ」 唯「んしょ、けっこう難しいねこれ」 純「先輩、どうしても離れられませんか」 唯「がんばってるんだけどねー」 純「そうですか」 純「とりあえず教室来てみたけど…」 憂「純ちゃん、おはよう」 唯「やっほー、憂」 梓「えっ、唯先輩!?」 唯「あずにゃん、おいっす!」 梓「おいっすって…唯先輩、なにやってるんですか?」 純「あずさあ、助けてよお」 憂「お姉ちゃん、純ちゃんにくっついて教室までついて来ちゃったの?」 唯「そうなんです」フンス 純「なんとかしてよこれ」 唯「純ちゃん、先輩に対してコレとか言っちゃだめなんだよ」 純「あ、すいません」 唯「純ちゃんは憂のマブダチだから許すけどね。かわいいし」 純「ありがとうございます。ってそうじゃなくて」 憂「そろそろ自分の教室帰らないとダメだよ」 唯「それがー、かくかくしかじかでー」 梓「なんですかそれ」 憂「それなら仕方がないかも」 梓「」 憂「うーん、純ちゃんにあんまり迷惑かけないようにね?」 唯「かけてません」 純「現在進行形でめちゃくちゃ迷惑かかってますよ!!」 唯「」ショボーン 純「あっ」 唯「ごめんね、私、迷惑だよね…」 唯「いつもいつも、憂にも、軽音部のみんなにも迷惑かけてばっかりで…」ふるふる 唯「そのうえ今日は純ちゃんにまで……うええええええ」 憂「お、お姉ちゃん」 梓「ちょっと、純!」 純「えっ、なにこれ、私が悪いの」 唯「うううああああん」ボロボロ ざわざわ 純(やばい、ますます注目されてる) 純「べつに唯先輩の存在が迷惑とかじゃないですから!」 唯「ひっく…ほんと?」 純「ちょっと恥ずかしいなあと思っただけです!」 梓(ちょっとどころの騒ぎじゃないと思うけど) 憂(けっこう恥ずかしいよね) 純「で、でも、こんな寒い日にくっつけてむしろラッキーかなあとかも思ったりして」 唯「あ、そう?えへへ、うれしいなあ」 純「わあ、立ち直り早いっすね!」 唯「とりあえず座ろうよ。純ちゃんの席どこかな」 純「先輩、本気でここで授業受けてく気ですか。絶対先生に怒られますって」 唯「大丈夫、話せば分かってくれるよ。昔の人も言ってたよ、話せば分かるって」 純「それ言った人は撃たれて死んだんですよ」 純「……狭いですね」 唯「一人用の椅子だからね」 純「もう少しだけそっち詰めてもらえますか」 唯「ごめんね、私のお尻が大きいから」 純「いえ、そんなことないと思いますけど」 唯「ねえ、純ちゃん」 純「なんですか」 唯「さっきから私のおっぱいが当たってると思うんだけど」 純「ぶっ」 唯「どう思う?」 純「なんなんですか急に!先輩なにが狙いなんですか!?」 唯「憂と比べてどう?」 純「…憂のおっぱいに詳しくないんでわかりません」 唯「やっぱり憂の方が大きいかなあ」 純「どうでもいいですよ、そんなの」 唯「どうでもよくないよっ」 唯「おっぱいは大事だよ、大切なものなんだよっ」 唯「いきなり空気が抜けるようにして縮んじゃったりしたら大変だよ!」 純「そりゃ大変ですけど、そんなことありえませんから」 唯「純ちゃんも結構大きいね」 純「そうですか?やめてください、わざとさわらないでください!ちょっ、やめ」 唯「うう、先輩なのに負けてるかも…」 純「大丈夫ですよ、梓はもっと小さいですかr あ痛てっ!」 唯「鉛筆が飛んできた!あずにゃん、めっ!」 …… 先生「加藤ー」 「はい」 先生「安藤」 純(結局HRの時間になってしまった) 先生「鈴木」 純「あっ」 唯「はい!はい!」 先生「はいは一回だぞ」 純「」 唯「でへへ」 純「…なんで先輩が答えるんですか」 唯「今の平沢唯は純ちゃんの一部なんだよ」 純「一部ですか」 唯「むしろ、鈴木唯と言ってもいいよ」 純「それは色々おかしいです」 唯「? 平沢純の方がよかった?」 純「そういうことじゃないです。むしろ悪化してます」 純「そんなキョトンとした顔されても…」 純「だって、なんか、それじゃアレみたいじゃないですか」 唯「あれ?」 純「アレはアレです」 唯「私達が結婚するみたいっておもった?」 純「なんでいっちゃうんですか」 唯「純ちゃん…」ムフフ 純「なんですかそのいやな笑い」 唯「もしかして照れてらっしゃる」 純「……」 唯「無視しないでー」 先生「鈴木は後で職員室な」 純「えっ、私が怒られる流れなの」 ~授業中~ 唯「じゅーんちゃん」 純「…………」 唯「純ちゃん、怒ってる…?」 純「…………」 唯「ごめんね」 純「怒ってない」 唯「怒った顔の純ちゃん可愛い」 純「怒ってないですってば。授業中なんだから静かにしてください」 唯「はーい」 純「私の一部なんだったらちゃんと授業聞いててよ」 唯「そっか。でも純ちゃんってあんまり真面目に授業受けるタイプじゃないよね」 純「私のなにがわかるんですか。実際そうですけど……」 唯「それにしても今の2年生は進んでるね!全然授業の内容がわからないよ」 純「たぶん去年と変わらないです」 唯「ええー、私こんなの習ったかなあ」 純「先輩ほんとに受験生ですか」 唯「そうだよ、カッコイイでしょ」 純「あんまり」 唯「がーん」 純「むしろカッコ悪いです」 唯「しどい……」 唯「」すやすや 純(静かになったと思ったら寝てる) 純(子どもみたいな人だ。ていうか赤ちゃん?) 唯「むにゃ……うい、アイス…」 純(寝言まで言ってるし。大丈夫なのかなこの人は) 純(でもちょっと可愛い……………なんて思ったり絶対にしないぞ私は!!) 憂「お姉ちゃんお姉ちゃん寝てるお姉ちゃんかわいいお姉ちゃんお姉ちゃん」ブツブツ 純(なんか異様な視線を感じる)ぞわ ~昼休み!~ 純「あー、なんかいつもの倍疲れた!」 唯「お疲れさまです」 純「唯先輩のせいなんですからね」 唯「お詫びにマッサージを……!」むぎゅうう 純「ぐわ!やめっ、ひい!セクハラ!ちょちょちょちょちょっ、助けてうい!!」 憂「くすっ、もうすっかり仲良くなったね」 純「どこが!?なに『あらあらうふふ』って顔で温かく見守ってるのさ」 梓「純、お疲れ」 純「ねぎらいはいいから助けて!」 純「うう…汚された」 唯「ふんす!」 憂「それじゃご飯食べよっか」 純「もうやだこの姉妹」 唯「あっ」 梓「どうしました、唯先輩?」 唯「私ご飯食べれないや。手が」 憂「抱きついたまんまじゃ、ちょっと無理かもしれないね」 純「絶対無理だよ」 唯「どうしよー…」 純「離れてください」 唯「うーん、思ったんだけどさ、純ちゃんが私に食べさせてくれればいいんじゃないかな、ご飯」 純「ヤです。はーなーしーてくださーい!」 唯「それはできないんだよ」 憂「それなら仕方がないか」 純「おかしいよね」 梓「もうしょうがないんじゃない」 純「梓まで。くそう、他人事だと思って……」 唯「ご飯ー」 純「知りません。もう購買行きますから」ガタッ 憂「……」 梓「……」 純「……先輩、立ってください。先輩が立ってくれないと私が歩けないんですけど」 唯「おなか空いて力がでないよお」 純「そんなアンパンマンみたいな言い訳通らないです」グイッ 唯「ああんっ、やめてえ!ご無体をお」 純「変な声出すな」グイグイ 梓「純、もうあきらめた方がいいよ」 純「私のお昼どうするのさ!」 唯「私のお弁当をお食べよー」 純「アンパンマンみたいなこと言わないでください。それじゃ先輩はどうするんですか」 唯「私は純ちゃんの顔を食べるから」 純「カバおだった!」 唯「あはは、純ちゃん面白い!」 純「私はおもしろくないです!」 憂「ごめんね、私のお弁当も分けるから……」 純「ええー…もう」 梓「いいなあ、憂のお弁当」 純「いいと思うならこの立場を代わってよ」 梓「」ソソクサ 純「無言で離れるな」 純「はあ、やれやれ」モグモグ 唯「あーん」 純「」モグモグ 唯「じーっ」 純「憂って料理上手だね」 唯「じじーっ」 憂「そ、そんなことないよお」 唯「うぃんくっ」ぱちくり、ぱちくり 純「……なんですか」 唯「ご飯」 純「……梓もよくお弁当もってくるよね。自分で作ってるの」 唯「じゅんちゃーん?」 梓「お母さんに作ってもらってる」 純「だと思った」 唯「おーい」ぎゅ 梓「なんか感じ悪いなあ」 憂「あはは」 唯「………」さわさわ 純「ひゃん!」 唯「おお、へんな声でた!」 純「な、なんなの!さっきから!」 唯「だからご飯ってばー、私食べられないよ?」 純「知らないよそんなの!憂に食べさせてもらえばいいでしょ!」 梓「敬語、敬語」 唯「純ちゃんに食べさせて貰いたいよー」 憂「そういうことだから。ねっ、お願い」 純「うう…」 純「はいはい、わかりましたよ……なんで私が、梓でもいいじゃん…」 唯「わーい」ばんざーい 純「はいこれ」サッ 唯「」 憂「緑色の仕切り……」 梓「黒い…」 純「どうぞ」 唯「モグモグ」 純「ほんとに食べた」 唯「純ちゃんが食べさせてくれるなら、なんでも美味しいよお」 憂「お姉ちゃん……」 純「いやいや」 唯「ちょっと味ないけど…」 純「私が悪かったです!ぺっ して下さい!ちゃんと食べさせてあげますから!」 唯「うまい、うまいよ純ちゃん」 純「作ったのあなたの妹さんですよ」 唯「そうだけどお、純ちゃんが食べさせてくれるから美味しいんだよ」 純「さっきも聞きました、それ」 唯「何度でも言いたいよ」 唯「純ちゃん美味しいよ。美味しいよ純ちゃん」 純「私が美味しいみたいになってるからそれ」 梓「純、敬語」 唯「純ちゃんを食べたら美味しそう、じゅるり」 純「よこしまな目で見ないでくださいよ」 唯「美味しそうって言ったらなんでよこしまなの?」 純「くっ……ういー…」 憂「お姉ちゃん、あんまり純ちゃんを困らせないで」 唯「ほーい」 純「疲れる」 唯「はーっ、満腹満腹!」 純「……結局お弁当で昼休み全部使っちゃった」 唯「食べさせてくれてありがとう」 純「いいですよ……」 唯「純ちゃん、元気ない」 純「疲れてるんです」 唯「そっか。ねえねえところでさ」 純「何?」 唯「これ言うの恥ずかしいんだけどさ、さっきのお弁当……私達間接キッスだったよね////」 純「なんでそういうこといっちゃうの!?」 梓「純、敬語敬語」 純「うるさい、席戻れはやく!」 2 戻る