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Hさくや No.216 タイプ:はがね/ことわり 特性:しゅうちゅう(自分の命中率が1.3倍される) ガードアーマー(技を急所に受けない) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 80 75 110 75 110 80 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) おばけ/あんこく/だいち/ほのお/こころ いまひとつ(1/2) ひこう/はがね/しんとう/ことわり いまひとつ(1/4) --- こうかなし しょうき コスト:100(コスト技の威力:80) Hさくや 解説 覚える技レベルアップ タマゴ技 技マシン 解説 受けとしてはちょっぴり高めの素早さと、物理でも特殊でも受けられる堅牢さが特長の紅魔館の侍女長 もとより主役を立てるサポートが得意なさくや系の中でももっとも補助関連で出来る事が広い 味方の回復こそ出来ないものの、場の構築が非常に得意。さくや三形態で唯一天候操作とバトンタッチが可能である事から、雨パや晴れパのサポーターとしてもいい 特性は集中かガードアーマー。咲夜の世界を使う気が無いなら後者を取って安定性を強化しよう スカルプチュアはあるものの、A/C75の為攻撃能力はほとんど無い。もみじやようむを後出しされると相手が安定して積めてしまうので要注意 覚える技 レベルアップ ちびさくや Hさくや 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 1 - ナイフなげ 50 100 鋼 物理 25 5 - にらみつける - 100 幻 変化 30 9 - にどげり 40 100 夢 物理 30 14 - みやぶる - 100 理 変化 40 18 - みきり - - 夢 変化 10 23 - トリック - 100 理 変化 10 27 - マジックナイフ 25 95 理 物理 15 32 - メタルクロー 75 100 鋼 物理 20 - 1 ミラーコート - 100 心 変化 20 - 1 クイック 30 100 幻 物理 10 - 1 ヒートクロー Cost 100 獣 物理 20 - 1 カウンター - 100 夢 物理 20 - 1 れいとうパンチ 75 100 氷 物理 15 - 1 まきびし - - 地 変化 20 - 1 てっぺき - - 鋼 変化 15 - 1 つるぎのまい - - 鋼 変化 30 - 1 じこあんじ - - 理 変化 10 - 1 バトンタッチ - - 心 変化 40 - 1 さくやのせかい 40 55 氷 特殊 5 - 37 れんぞくぎり 40 90 鋼 物理 20 - 40 とびげり 85 90 夢 物理 25 - 43 つるぎのまい - - 鋼 変化 30 - 46 まきびし - - 地 変化 20 - 50 スカルプチュア 95 必中 鋼 物理 10 - 54 じこあんじ - - 理 変化 10 - 58 バトンタッチ - - 心 変化 40 - 62 さくやのせかい - 55 氷 特殊 5 タマゴ技 技 威力 命中 タイプ 分類 PP クロスポイズン 70 100 瘴 物理 20 シャドーダンス 120 100 化 物理 15 まわしげり 80 90 夢 物理 15 ハートブレイク 80 100 暗 物理 15 ねこだまし 40 100 心 物理 10 いちゃもん - 100 暗 変化 20 こおりのつぶて 40 100 氷 物理 30 技マシン 技マシン 威力 命中 タイプ 分類 PP 06 どくどく - 85 瘴 変化 10 11 にほんばれ - - 炎 変化 5 12 ちょうはつ - 100 暗 変化 20 13 れいとうビーム 90 100 氷 特殊 10 14 ふぶき 120 75 氷 特殊 5 15 ソニックブーム 80 100 鋼 特殊 10 16 ひかりのかべ - - 神 変化 30 17 みきり - - 夢 変化 10 18 あまごい - - 水 変化 5 27 おんがえし 102 100 幻 物理 20 29 マナバースト 90 100 理 特殊 10 31 かわらわり 75 100 夢 物理 15 32 かげぶんしん - - 幻 変化 15 33 リフレクター - - 夢 変化 30 37 サイコカッター 70 100 理 物理 20 42 からげんき 75 100 幻 物理 15 43 ひみつのちから 70 100 幻 特殊 20 44 ねむる - - 幻 変化 10 45 メロメロ - 100 心 変化 15 46 どろぼう 40 100 暗 物理 20 49 よこどり - 100 暗 変化 10 50 マインドボム Cost 100 心 物理 20 秘01 いあいぎり 60 必中 鋼 物理 20 秘06 いわくだき 50 100 夢 物理 20
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私はタブンネ。 人間のトレーナーさんといっしょに暮らしているの。 トレーナーさんはポケモンとバトルするのがお仕事なんだって。 私たちはトレーナーさんためにほかのポケモンと戦うの。 とても痛くて怖いんだけど、トレーナーさんのためにがんばってるの。 トレーナーさんは私に『えいちえすぶい』って名前をつけてくれたのよ。 私のことをわかりやすく表現した名前なんだって。 私のために考えてくれたかと思うと、自然と笑顔になっちゃう。 うれしいなぁ。 トレーナーさんは最近、お仕事をおやすみしているの。 なんでかって? それは、私がタマゴをあたためているから。 この前お見合いしたトゲチックさんとの間にできたタマゴ。 トレーナーさんの知り合いの人のポケモンだからいっしょには暮らせないんだって。 トゲチックさん、とてもたくましくて素敵だったからいっしょに暮らしたかったな。 何日かタマゴをあたためているとタマゴにヒビが入ったの。 みんなが見守る中、どんどんヒビが大きくなって…あっ! タマゴが割れてちっちゃなタブンネが生まれたの。 かわいいかわいい女の子。 チィチィ鳴いてお母さんのことを呼んでるよ。 …そっか。私、お母さんになったんだ! トレーナーさんは赤ちゃんに『えいちしーでぃーえすぶい』って名前をつけてくれたの。 私の名前に似るようにトレーナーさんが考えてくれたんだよ。 おっぱいをたくさん飲んで、赤ちゃんはすくすく育っていったの。 いまでは自分で歩き回ることもできるし、木の実だって食べれるよ。 もう赤ちゃんとはいえないね。まだまだ、ちっちゃいからチビちゃんかな。 あ、ライチュウさんが抱っこしてくれてる。ミィミィって楽しそうに笑ってる。 マリルリさんの体にのぼろうとしてる。マリルリさんは落ちないように支えてくれてるの。 エルフーンさんにぶつかっちゃった。くすぐったかったのか小さなクシャミが聞こえるね。 みんな笑ってる。みんな、チビちゃんのことが大好きなんだね。 私、とっても幸せだよ。 ある日、トレーナーさんがチビちゃんを貸してほしいって言ってきたの。大事な用事なんだって。 チビちゃんが私から離れるのは不安だけど、トレーナーさんといっしょなら安心かな。 トレーナーさんにどうぞってしたら、ありがとうって言って私の頭をなでてくれたの。 チビちゃんはしっぽをパタパタさせてよろこんでる。すっかりトレーナーさんになついてるね。 トレーナーさんはチビちゃんといっしょにお出かけしていったの。…やっぱり少し不安だな。 だって、トレーナーさん、チビちゃん以外にオニゴーリさんといっしょにお出かけしちゃったんだもん。 オニゴーリさんは悪いポケモンじゃないとは思うけど、顔は大きくて怖いし、何を考えてるかよくわからないのよね。 チビちゃんを怖がらせてないといいんだけど。 ライチュウさんたちとお話ししてたらあっという間に夕方になっちゃった。トレーナーさん遅いなぁ。 あっ! トレーナーさんの足音が聞こえる! 私は急いで玄関にお迎えに行ったの。笑顔でただいまって言うトレーナーさんの後ろには…… ものすごく不機嫌そうなオニゴーリさんと、なんだか落ち込んだ様子のチビちゃん。 チビちゃんどうしたの!? オニゴーリさんにいじめられたの!? あれからチビちゃんを抱きしめるとチビちゃんはくうくう寝息を立てて眠り始めたの。 なんだ落ち込んでたんじゃなくて疲れてただけなんだね。安心した。 トレーナーさんはチビちゃんにポケモンバトルを見学させたって教えてくれたの。 ポケモン同士が戦うの初めて見たからビックリしちゃったんだろうって。 そっか、オニゴーリさんにいじめられたわけじゃないんだね。 オニゴーリさんが不機嫌そうなのはオニゴーリさんも疲れたからなのかな? それから何日かして、トレーナーさんはお仕事を再開したの。 戦うのは嫌だったけど、トレーナーさんがお仕事をしないと私たちが生活できなくなっちゃうって言われたらしょうがないよね。 それに、私のかっこいいところをチビちゃんに見せてあげることができると思うとやる気が出てきたの。 お仕事を再開して最初のバトル。 ライチュウさんが相手の1匹目をあっという間にたおしてしまった。 すると次はカイリューさんが出てきたの。ライチュウさん大丈夫かなと思っていたら交代で私の出番がきたの。 チビちゃん見てて。お母さん、がんばっちゃうから。 痛い、痛いよ! 私が交代で出た瞬間、カイリューさんが暴れながら襲いかかってきた。 暴れまわるカイリューさんの足や尻尾が、私のからだに容赦なくたたきつけられる。 めちゃくちゃに殴られて自分の体力がどんどんなくなっていくのがわかる。 痛いよ。怖いよ。もう倒れてしまおうか。 ……チビちゃんが見てるんだから、しっかりしないと! 持っていたオボンの実を食べてなんとか気力をふりしぼる。 とにかく痛くないようにリフレクターをはろうとしたら、その前にカイリューさんが攻撃してきたの。 何もできずにカイリューさんにかみつかれ、殴られ、投げ飛ばされ、私の視界はどんどん暗くなっていく。 私まだ何もしてないよ。痛いよ。痛いよ。…助けてよ。 結局、そのバトルは負けちゃったみたい。しょうがないよね、相手が強かったんだから。 でも、チビちゃんががっかりしたような顔で私を見てるのはイヤだなぁ。 見てて! 次こそはかっこいいところを見せてあげるんだから! そのあとも何度か私の出番はあったけど、何もできなかったの。 最後にはバトルに出してもらうこともなくなっちゃった。 うぅ……チビちゃんの私を見る目が冷たい気がするよ。しかも、ライチュウさんといっしょに寝てるよ。 確かに今日のライチュウさんは大活躍だったけど、お母さんだってがんばったんだよ。 痛いのも怖いのもがまんして戦ったんだよ。 いいんだ。明日がんばればチビちゃんも私のこと見直すよね。 よし! それなら明日のために今日はもう寝ないとね。 おやすみチビちゃん。 それから何度も何度もバトルに参加したの。 だけど全然活躍できなかったの。 何度も何度も失敗して、ぜんぜん上手にできなくて、どんどんチビちゃんが私から離れて行ってるような気がするの。 体も心もズキズキするの。もうイヤだよ。 ある日、トレーナーさんが戦うのは好きって聞いてきたの。 戦うのは痛いし怖い。嫌い、もう戦いたくないって答えたの。 そしたら、もう戦わなくていいよって頭をなでながら言ってくれたの。 そっか、もう戦わなくていいんだね。 痛い思いも怖い思いもすることがないし、 かっこわるいとこ見せることもないからチビちゃんもわたしのこと好きになってくれるよ。 それから私はずっとお留守番。 みんながお仕事に行ってるあいだ、ボーっとしてみんなが帰ってくるのを待ってるの。 帰ってきたみんなはボロボロだけど、すごく充実した顔をしてる。チビちゃんもにこにこしてる。 チビちゃんが楽しそうでよかった。 でも、ご飯の時間になると、みんな浮かない表情になる。こんな空気だとご飯がおいしくないよ。 そんなことが何日か続いて、トレーナーさんから私だけ別の場所でご飯を食べるように言われたの。 あんな空気の中でご飯を食べてもおいしくないもんね。私に気を使ってくれてるのかな? うれしいんだけど、1匹で食べても楽しくないよ。みんなといっしょに食べたいな。 そしたら、バトルの反省と対策を考えるから、関係ないポケモンにはいないほうがいいって言われたの。 関係ない。その言葉がすこしチクリとしたけど、私はもう戦わないんだからしょうがないよね。 1匹でご飯を食べるようになってずいぶんと時間がたったある日。 お出かけしよう。 トレーナーさんにそう言われて久しぶりに外に出たの。 少しの間に季節はすっかり変わっていたよ。 トレーナーさんの自転車に乗せられて、知らない人のところに連れてこられた。 この人は、私が覚えてる技を忘れさせることができるらしいの。 その人が私の頭に手を置くと、どんどん技を忘れていくのがわかった。。 トレーナーさんといっしょに戦った思い出も消えていくみたいで少し悲しくなっちゃった。 家に帰るといつも1匹でご飯を食べている部屋に連れて行かれたの。 ……えっ? 今日はオボンを食べていいの!? いつもはカリカリのポケモンフーズしか食べられないからうれしいなぁ。 ……おかわりもしていいの? 今日は好きなだけ食べていいんだって。やったね。 おなかいっぱいになるまで食べるとすぐに眠くなっちゃった。 横になるとトレーナーさんが私の体をやさしくなでてくれるの。気持ちいいよ。 そういえば『サイゴノバンサン』って言ってたけどどういう意味だったんだろう? 体を揺らされて目を開けるとトレーナーさんがいたの。 部屋の中が薄暗いってことはまだお日様がのぼってないのよね。こんな時間にどうしたのかしら? トレーナーさんの後をついていくとよく知ってる場所に出たの。 ここはトレーニングルーム。実際に戦うことで私たちを鍛える場所。 どうしてこんなところに? あ! チビちゃんが向こうにいる! うわぁ、大きくなったねぇ。もう立派なタブンネだね。お母さん、嬉しいよ! 私が喜んでいるとチビちゃんが向こうで何か動いたのが見えたの。 何をして……キャアアアアッ! 何これ!? 急に体がしびれて動けなくなってしまった。チビちゃんがこれを? どうして? チビちゃんの方を見るとチビちゃんの前に大きなエネルギーがたまっているのが見えたの。 その技は… チビちゃんのはかいこうせんが何度も何度も私の体に飛んでくる。 耳は片方なくなっちゃったし、目もほとんど開けられない。 私の体はすっかりボロボロ。もう動くこともできない。 痛くて痛くて、訳が分からなくて、どんどん涙があふれてくる。 チビちゃん、なんでこんなことをするの? ママだよ。忘れちゃったの? 「トレーナーさんの言ったとおりね」 チビちゃんはそう言うと床に転がる私を見下ろしてきた。 その目は私が知ってるチビちゃんじゃなかったの。 とっても冷たくて、とっても怖い目。 そんなのチビちゃんじゃないよ。思い出してよ。みんなで楽しく遊んでたあの時を。 お願い! 「バトルでは何の役にも立たず、みんなの足を引っ張る。 役に立ってないくせにご飯だけは当たり前のように食べる。 こんな状態になっても現状を理解できないほど頭は悪い。 その上、目の前の敵に立ち向かおうともしないで命乞いをする」 チビちゃん何を言ってるの。 お願いだから、昔のかわいかったチビちゃんに戻ってよ。 お母さん、チビちゃんのこと大好きなんだよ。 「情けなくて、格好悪くて 何もできないあなたのことが 昔から…そして今も、大嫌い」 大嫌い… そっか、わたしはチビちゃんに嫌われてたんだね。 情けないから。格好悪いから。 嫌われて当然だよね。 チビちゃんは私に向かって最後のはかいこうせんを撃とうとしてる。 もうよけようとも思わないよ。 チビちゃんに嫌われちゃったら私が生きている理由はないから。 さよなら、チビちゃん… (おわり) チビちゃんは可愛いなぁ -- (名無しさん) 2013-09-07 09 18 45 しかしそんなチビちゃんも所詮は無能なタブンネである。いつの日かママンネと同じ運命を辿るとは想像もしていないだろうね -- (名無しさん) 2013-09-14 00 55 59 タブンネにしとくにはもったいない個体値だな -- (名無しさん) 2013-10-15 18 04 20 文字数制限と思ったけどひらがなでさえ理解できたらすごいクソンネがhsVとか覚えられる分けねーか -- (名無しさん) 2018-06-03 15 44 49 チビちゃんのあの性格からだと最期のときも納得して死んでいくな -- (名無しさん) 2018-06-27 21 19 43 名前 コメント すべてのコメントを見る
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望月杏奈「杏奈がんばる」 執筆開始日時 2020/05/30 元スレURL https //wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1590844109/ 概要 望月杏奈(百合子さんから電話……?)ピッ 七尾百合子『もしもし杏奈ちゃん?』 杏奈「はい……杏奈、です……どうしたの?」 百合子『あのね……』 百合子『今日のラジオだけど、間に合わないかも』 杏奈「何か、あったの?」 百合子『目の前で踏切事故が起きて……あ、私もプロデューサーさんも怪我はないから』 杏奈「それは……運がよかったね」 百合子『うん。でも、そのせいで車も電車も完全にストップしちゃって……そっちにいつ着くかわからないみたい』 杏奈「……そうなんだ」 タグ ^望月杏奈 ^七尾百合子 まとめサイト えすえすゲー速報 プロデューサーさんっ!SSですよ、SS! ポチッとSS!! SSまとめ SSでレッツゴー SSびより SS 森きのこ! SS2chLog wiki内他頁検索用 コメディ ミリオンライブ 望月杏奈
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うわぁあ ギリギリ(まだ時間あるけど)更新。だはー。 明日から冬休み!楽しみでしょうがないですよ。 友達とクリスマスパーティするんですよおぉお!! プレゼント何がいいかなぁ・・・? 手ごろなのはキーホルダーか・・・?うぬぬ・・・。 クリスマスかぁ・・・。あとたったの3日でくるのかぁ・・。 部活あったらどーしようかなぁ・・・。 聖なる夜に部活とか。無理です、よ。 がんばるかぁ!
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私はタブンネ。 人間のトレーナーさんといっしょに暮らしているの。 トレーナーさんはポケモンとバトルするのがお仕事なんだって。 私たちはトレーナーさんためにほかのポケモンと戦うの。 とても痛くて怖いんだけど、トレーナーさんのためにがんばってるの。 トレーナーさんは私に『えいちえすぶい』って名前をつけてくれたのよ。 私のことをわかりやすく表現した名前なんだって。 私のために考えてくれたかと思うと、自然と笑顔になっちゃう。 うれしいなぁ。 トレーナーさんは最近、お仕事をおやすみしているの。 なんでかって? それは、私がタマゴをあたためているから。 この前お見合いしたトゲチックさんとの間にできたタマゴ。 トレーナーさんの知り合いの人のポケモンだからいっしょには暮らせないんだって。 トゲチックさん、とてもたくましくて素敵だったからいっしょに暮らしたかったな。 何日かタマゴをあたためているとタマゴにヒビが入ったの。 みんなが見守る中、どんどんヒビが大きくなって…あっ! タマゴが割れてちっちゃなタブンネが生まれたの。 かわいいかわいい女の子。 チィチィ鳴いてお母さんのことを呼んでるよ。 …そっか。私、お母さんになったんだ! トレーナーさんは赤ちゃんに『えいちしーでぃーえすぶい』って名前をつけてくれたの。 私の名前に似るようにトレーナーさんが考えてくれたんだよ。 おっぱいをたくさん飲んで、赤ちゃんはすくすく育っていったの。 いまでは自分で歩き回ることもできるし、木の実だって食べれるよ。 もう赤ちゃんとはいえないね。まだまだ、ちっちゃいからチビちゃんかな。 あ、ライチュウさんが抱っこしてくれてる。ミィミィって楽しそうに笑ってる。 マリルリさんの体にのぼろうとしてる。マリルリさんは落ちないように支えてくれてるの。 エルフーンさんにぶつかっちゃった。くすぐったかったのか小さなクシャミが聞こえるね。 みんな笑ってる。みんな、チビちゃんのことが大好きなんだね。 私、とっても幸せだよ。 ある日、トレーナーさんがチビちゃんを貸してほしいって言ってきたの。大事な用事なんだって。 チビちゃんが私から離れるのは不安だけど、トレーナーさんといっしょなら安心かな。 トレーナーさんにどうぞってしたら、ありがとうって言って私の頭をなでてくれたの。 チビちゃんはしっぽをパタパタさせてよろこんでる。すっかりトレーナーさんになついてるね。 トレーナーさんはチビちゃんといっしょにお出かけしていったの。…やっぱり少し不安だな。 だって、トレーナーさん、チビちゃん以外にオニゴーリさんといっしょにお出かけしちゃったんだもん。 オニゴーリさんは悪いポケモンじゃないとは思うけど、顔は大きくて怖いし、何を考えてるかよくわからないのよね。 チビちゃんを怖がらせてないといいんだけど。 ライチュウさんたちとお話ししてたらあっという間に夕方になっちゃった。トレーナーさん遅いなぁ。 あっ! トレーナーさんの足音が聞こえる! 私は急いで玄関にお迎えに行ったの。笑顔でただいまって言うトレーナーさんの後ろには…… ものすごく不機嫌そうなオニゴーリさんと、なんだか落ち込んだ様子のチビちゃん。 チビちゃんどうしたの!? オニゴーリさんにいじめられたの!? あれからチビちゃんを抱きしめるとチビちゃんはくうくう寝息を立てて眠り始めたの。 なんだ落ち込んでたんじゃなくて疲れてただけなんだね。安心した。 トレーナーさんはチビちゃんにポケモンバトルを見学させたって教えてくれたの。 ポケモン同士が戦うの初めて見たからビックリしちゃったんだろうって。 そっか、オニゴーリさんにいじめられたわけじゃないんだね。 オニゴーリさんが不機嫌そうなのはオニゴーリさんも疲れたからなのかな? それから何日かして、トレーナーさんはお仕事を再開したの。 戦うのは嫌だったけど、トレーナーさんがお仕事をしないと私たちが生活できなくなっちゃうって言われたらしょうがないよね。 それに、私のかっこいいところをチビちゃんに見せてあげることができると思うとやる気が出てきたの。 お仕事を再開して最初のバトル。 ライチュウさんが相手の1匹目をあっという間にたおしてしまった。 すると次はカイリューさんが出てきたの。ライチュウさん大丈夫かなと思っていたら交代で私の出番がきたの。 チビちゃん見てて。お母さん、がんばっちゃうから。 痛い、痛いよ! 私が交代で出た瞬間、カイリューさんが暴れながら襲いかかってきた。 暴れまわるカイリューさんの足や尻尾が、私のからだに容赦なくたたきつけられる。 めちゃくちゃに殴られて自分の体力がどんどんなくなっていくのがわかる。 痛いよ。怖いよ。もう倒れてしまおうか。 ……チビちゃんが見てるんだから、しっかりしないと! 持っていたオボンの実を食べてなんとか気力をふりしぼる。 とにかく痛くないようにリフレクターをはろうとしたら、その前にカイリューさんが攻撃してきたの。 何もできずにカイリューさんにかみつかれ、殴られ、投げ飛ばされ、私の視界はどんどん暗くなっていく。 私まだ何もしてないよ。痛いよ。痛いよ。…助けてよ。 結局、そのバトルは負けちゃったみたい。しょうがないよね、相手が強かったんだから。 でも、チビちゃんががっかりしたような顔で私を見てるのはイヤだなぁ。 見てて! 次こそはかっこいいところを見せてあげるんだから! そのあとも何度か私の出番はあったけど、何もできなかったの。 最後にはバトルに出してもらうこともなくなっちゃった。 うぅ……チビちゃんの私を見る目が冷たい気がするよ。しかも、ライチュウさんといっしょに寝てるよ。 確かに今日のライチュウさんは大活躍だったけど、お母さんだってがんばったんだよ。 痛いのも怖いのもがまんして戦ったんだよ。 いいんだ。明日がんばればチビちゃんも私のこと見直すよね。 よし! それなら明日のために今日はもう寝ないとね。 おやすみチビちゃん。 それから何度も何度もバトルに参加したの。 だけど全然活躍できなかったの。 何度も何度も失敗して、ぜんぜん上手にできなくて、どんどんチビちゃんが私から離れて行ってるような気がするの。 体も心もズキズキするの。もうイヤだよ。 ある日、トレーナーさんが戦うのは好きって聞いてきたの。 戦うのは痛いし怖い。嫌い、もう戦いたくないって答えたの。 そしたら、もう戦わなくていいよって頭をなでながら言ってくれたの。 そっか、もう戦わなくていいんだね。 痛い思いも怖い思いもすることがないし、 かっこわるいとこ見せることもないからチビちゃんもわたしのこと好きになってくれるよ。 それから私はずっとお留守番。 みんながお仕事に行ってるあいだ、ボーっとしてみんなが帰ってくるのを待ってるの。 帰ってきたみんなはボロボロだけど、すごく充実した顔をしてる。チビちゃんもにこにこしてる。 チビちゃんが楽しそうでよかった。 でも、ご飯の時間になると、みんな浮かない表情になる。こんな空気だとご飯がおいしくないよ。 そんなことが何日か続いて、トレーナーさんから私だけ別の場所でご飯を食べるように言われたの。 あんな空気の中でご飯を食べてもおいしくないもんね。私に気を使ってくれてるのかな? うれしいんだけど、1匹で食べても楽しくないよ。みんなといっしょに食べたいな。 そしたら、バトルの反省と対策を考えるから、関係ないポケモンにはいないほうがいいって言われたの。 関係ない。その言葉がすこしチクリとしたけど、私はもう戦わないんだからしょうがないよね。 1匹でご飯を食べるようになってずいぶんと時間がたったある日。 お出かけしよう。 トレーナーさんにそう言われて久しぶりに外に出たの。 少しの間に季節はすっかり変わっていたよ。 トレーナーさんの自転車に乗せられて、知らない人のところに連れてこられた。 この人は、私が覚えてる技を忘れさせることができるらしいの。 その人が私の頭に手を置くと、どんどん技を忘れていくのがわかった。。 トレーナーさんといっしょに戦った思い出も消えていくみたいで少し悲しくなっちゃった。 家に帰るといつも1匹でご飯を食べている部屋に連れて行かれたの。 ……えっ? 今日はオボンを食べていいの!? いつもはカリカリのポケモンフーズしか食べられないからうれしいなぁ。 ……おかわりもしていいの? 今日は好きなだけ食べていいんだって。やったね。 おなかいっぱいになるまで食べるとすぐに眠くなっちゃった。 横になるとトレーナーさんが私の体をやさしくなでてくれるの。気持ちいいよ。 そういえば『サイゴノバンサン』って言ってたけどどういう意味だったんだろう? 体を揺らされて目を開けるとトレーナーさんがいたの。 部屋の中が薄暗いってことはまだお日様がのぼってないのよね。こんな時間にどうしたのかしら? トレーナーさんの後をついていくとよく知ってる場所に出たの。 ここはトレーニングルーム。実際に戦うことで私たちを鍛える場所。 どうしてこんなところに? あ! チビちゃんが向こうにいる! うわぁ、大きくなったねぇ。もう立派なタブンネだね。お母さん、嬉しいよ! 私が喜んでいるとチビちゃんが向こうで何か動いたのが見えたの。 何をして……キャアアアアッ! 何これ!? 急に体がしびれて動けなくなってしまった。チビちゃんがこれを? どうして? チビちゃんの方を見るとチビちゃんの前に大きなエネルギーがたまっているのが見えたの。 その技は… チビちゃんのはかいこうせんが何度も何度も私の体に飛んでくる。 耳は片方なくなっちゃったし、目もほとんど開けられない。 私の体はすっかりボロボロ。もう動くこともできない。 痛くて痛くて、訳が分からなくて、どんどん涙があふれてくる。 チビちゃん、なんでこんなことをするの? ママだよ。忘れちゃったの? 「トレーナーさんの言ったとおりね」 チビちゃんはそう言うと床に転がる私を見下ろしてきた。 その目は私が知ってるチビちゃんじゃなかったの。 とっても冷たくて、とっても怖い目。 そんなのチビちゃんじゃないよ。思い出してよ。みんなで楽しく遊んでたあの時を。 お願い! 「バトルでは何の役にも立たず、みんなの足を引っ張る。 役に立ってないくせにご飯だけは当たり前のように食べる。 こんな状態になっても現状を理解できないほど頭は悪い。 その上、目の前の敵に立ち向かおうともしないで命乞いをする」 チビちゃん何を言ってるの。 お願いだから、昔のかわいかったチビちゃんに戻ってよ。 お母さん、チビちゃんのこと大好きなんだよ。 「情けなくて、格好悪くて 何もできないあなたのことが 昔から…そして今も、大嫌い」 大嫌い… そっか、わたしはチビちゃんに嫌われてたんだね。 情けないから。格好悪いから。 嫌われて当然だよね。 チビちゃんは私に向かって最後のはかいこうせんを撃とうとしてる。 もうよけようとも思わないよ。 チビちゃんに嫌われちゃったら私が生きている理由はないから。 さよなら、チビちゃん… (おわり) 哀れなママンネだな -- (名無しさん) 2017-05-15 07 42 14 哀れだな -- (名無しさん) 2017-06-14 06 44 02 名前 コメント すべてのコメントを見る
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さくや 鋼/氷 H115 A100 B85 C60 D90 S95 以下2/4修正前、新Nさくやのページ作ったので良ければそちらも参考にしてください 言わずとしれた強コダマ。分かりやすい強さを挙げるなら次の通り。 高速度からの確定凍結(S64振り前提ならS100族 能力5%up込みNさくや S105族) 凍結の効かない氷には一致鋼、炎にはメタバで大ダメージを狙える 鋼氷タイプによる多くの耐性+毒無効+天候ダメージ無効(妹紅メタバ対策がしにくい) 凍結後or有利な相手に対峙したときの交換読み継続ダメージ そこそこの攻撃力と速さと数の少ない一致氷による氷弱点狩り 手持ちにいるだけで全コダマの能力5%up 特に上3つにより対策が困難で、大抵の場合1体瀕死~2体目ダメージの損害を与えることができる。 一方さくやの弱点はどうだろうか。パッと思いつく限りでは次の通り。 炎相手には多くの場合メタバ以外にやれることがない 耐久は低くはないがそこまで高くもないので後出しして攻撃を受けるとHPが減ってメタバが使いにくくなる 能動的な攻撃性能はそれほど高くない 消費が重い BP振り 先制確定凍結のためのS64は必須 あとは氷弱点を狩ったり、相手が交換せざるを得なくなったときに交代先に負担をかけるためにA64 またはメタバや行動回数のためにH64というのもありかもしれない 相性のいい装備 妹紅カード…メタバを最大限活かす+速度が高いため瀕死状態でもそれなりに動ける 速度up装備…先制確定凍結の範囲を増やすため+速いと色々と便利 状態異常カード、魔理沙カード…相手への交代強制力が強いので、交代先に更なる負担をかけたいなら 永琳カード…麻痺をくらっても治して高速凍結できる。それだけ 対処法 ①凍結平気で補助技、継続、時間差スペル等でメタバをすかしつつ負担をかけれるコダマ(Dひな、りか等) ②凍結平気でメタバを妹紅カードで耐えて瀕死になった後でも仕事ができるコダマ(ADチルノ、Sあや、フラン系統等) ③永琳カードを持った疑似①②コダマを用意する ④消費が重いので1回引っ込んでまた出てきたときにHP削りor状態異常or装備消し等で強みのどれかを封じる これらのうち②③④は不確実あるいは大ダメージを負うことになる対処法というのもおこがましい内容だが 筆者にはこれくらいしか思いつかなかった。そんな対処のしにくさこそが強コダマたる所以なのだろう。 2/4の修正でパーフェクトメイド(メタバ)がパーフェクトスクエアに変更された。 よって炎に対する対抗手段がかなり減った(と言うか無理)のでだいぶ対策が楽になった 足りなかったり間違ってたりする内容があると思った人は修正加筆お願いします。うx
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元スレURL ルビィ「万引きがんばるビィ」 概要 ふとした切欠で万引きの味を覚えてしまったルビィは… タグ ^黒澤ルビィ ^黒澤ダイヤ ^シリアス 名前 コメント
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皆神 さくや(みながみ さくや) 皆神 さくや キャラクターカード 属性:知 使用代償:[白] MHP:500 [武]:100 [敏]:100 [知]:400 [器]:300 [穏]:200 作品名:黄昏のシンセミア 特殊能力1:携帯メール 使用代償:[赤] キャラ1体に知+100穏+100する。 特殊能力2:血の末裔 使用代償:[赤白] 相手ターン中に使用する。 味方キャラ1体を未行動状態にする。未行動状態にした場合、ターン終了時まであなたはそのキャラの特殊能力の使用を宣言することができない。(1ターンに1回まで宣言可能) 「真面目な話をしていたかと思うと……これだから兄さんは 」 「私としてはちょっと……というか、かなり恥ずかしいのですが……」 「全然慌てもしないのが、全てを分かって寛容されてるみたいで少し複雑です」 Version/カード番号 Ver.2.0/0139 レアリティ R/SK/サイン コメント エースにする時は