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https://w.atwiki.jp/kagehime/
退屈お嬢の別荘跡地。 あとちー GWが終わるときに消すと言っていたけど、結局08/05/05に全部消しました。 サイトを@wikiから@wordに乗り返します。新サイト名は「ジャンクール!」です。 アドレスは→http //www3.atword.jp/takatake/ です。 まだリンクの変更をしておられないサイトはリンクの変更をお願いします。 にしてもこのサイトの跡地を何かに使えないだろうか…。 すごい -- hiro (2009-11-02 20 28 57) popopopopopopopopop -- oppopopo (2010-10-17 18 22 00) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shienki/pages/708.html
龍門渕透華さんが入室しました 龍門渕透華:失礼いたしますわ 紫炎姫:(※ネトゲ中) 龍門渕透華:む、のどっちはまだ来ておりませんわね 紫炎姫:(※ネトゲ中) 龍門渕透華:貴女、のどっちがいつ来るかはご存知で? 紫炎姫:(※Drop率50%のアイテムを13回連続で逃してしまいイライラ中) 龍門渕透華:シカトですの? 紫炎姫:(※また入手できなくてキーボードクラッシャー寸前) 龍門渕透華:・・・・・・ 紫炎姫:(※ウ゛ウ゛オ゛ア゛ァーーー!!!!) 龍門渕透華: 紫炎姫:あ 紫炎姫:えっと、ごめん。他の作業してて気付かなかった 龍門渕透華:で、のどっちは? 紫炎姫:分からない。そのうち来ると思う 龍門渕透華:では待たせてもらいますわよ 紫炎姫:・・・・・・うん(※逃げ遅れたあああああああああああと激しく後悔) ~~~ 龍門渕透華:来ませんわね 紫炎姫:まぁ、たまにそういう日もある 龍門渕透華:ぐぬぬぬぬ。こうして待っているだけでは時間がもったいないですわ 紫炎姫:(※じゃあ帰れ、と言いたいが言えない) 龍門渕透華:・・・・・・それにしても。貴女、一体何者ですの? 紫炎姫:え? 龍門渕透華:ずっと気になっておりましたわ。貴女は相当な打ち手のようですわね 紫炎姫:そんなことない 龍門渕透華:私、のどっちとの牌譜は毎日検証しておりますのよ 紫炎姫:・・・・・・へぇ 龍門渕透華:ほとんどの場合、貴女も同卓しておりますでしょう 龍門渕透華:貴女の打ち筋は、まさに私好みのそれですわ 紫炎姫:そう、なんだ 龍門渕透華:ミスが少ないデジタルな打ち筋、相手により戦略を千差万別に変える柔軟性 龍門渕透華:私やのどっちのような堅い面子相手にも、うまく対応できている 龍門渕透華:うちのともきに似た打ち手ですわね。貴女、やはり県予選ではそれなりの成績を? 紫炎姫:それは言えない 龍門渕透華:ふむ 紫炎姫:・・・・・・ 紫炎姫:ねぇ。その、ともきって人なんだけど 龍門渕透華:? 紫炎姫:どんな人? 龍門渕透華:ともき?それを聞いてどうなさるおつもりですの? 紫炎姫:気になっただけ。私に似た打ち手だって言うから 龍門渕透華:打ち筋の話ですわよ 紫炎姫:それは分かってるけど・・・・・・気になって 龍門渕透華:まぁ、一言で言えば引きこもりの変人ですわね 紫炎姫:お前も変人だろうが!!!!!! 龍門渕透華:!? 紫炎姫:あ、いや。今のはコピーしてた文を間違ってペーストしちゃっただけ 龍門渕透華:・・・・・・それをどこで使うおつもりで? 紫炎姫:えっと、ほら、2ちゃんで煽ったりとか 龍門渕透華:ますます似てる・・・・・・ ~~~ 紫炎姫:で、どんな変人なの? 龍門渕透華:学校はサボる、ゲーム浸けの毎日、部屋に引きこもる、毎日入浴しない 龍門渕透華:私が外へ連れ出さないと、服や身の回りの物すらろくに揃えない 龍門渕透華:「透華が選んだ服でいい」だなんて、女性としての何かを捨ててしまっていますわ 紫炎姫:・・・・・・ 龍門渕透華:我が屋敷に来て少しは改善したようですが。ご両親も苦労したに違いありませんわね 紫炎姫:・・・・・・ふーん 龍門渕透華:貴女もネットゲームを嗜む、とか。程々にしておいた方が身のためですわよ 紫炎姫:それは分かってる 紫炎姫:・・・・・・何か、客観的に見ると本当にひどいかも 龍門渕透華:え? 紫炎姫:こっちの話。あとは? 龍門渕透華:・・・・・・とても繊細で、優しい子、ですわね 紫炎姫:え 龍門渕透華:今でも覚えていますわ。ともきが初めて我が龍門渕家に来た時のことを 龍門渕透華:あの子、人知れず部屋で泣いておりましたわ 紫炎姫:見てたの!? 龍門渕透華:は? 紫炎姫:こっちの話! 龍門渕透華:・・・・・・初めて両親と離れ離れになるのは、誰だって辛いこと 龍門渕透華:次の日からは、何事も無かったかのように淡々と業務をこなしておりましたわ 龍門渕透華:周りに心配をかけないように、と。バレバレでしたけれど 紫炎姫:・・・・・・バレバレ、か 龍門渕透華:私は、ご両親からともきをお預かりしている身 龍門渕透華:だからこそ心配ですわ。いつか社会人として自立しなければならないというのに 紫炎姫:ネトゲばっか? 龍門渕透華:それを引っくるめて全てが、ですわ 龍門渕透華:家族の心配をするのは当然のことでしょう 紫炎姫:・・・・・・ 紫炎姫:・・・・・・ごめん 龍門渕透華:何故そこで貴女が謝りますの 紫炎姫:いや、何か長々と話させちゃって 紫炎姫:そこまで心配なら、これからそのともきって人と、ちゃんと話してみたら 龍門渕透華:今頃はPCにかじりついているに違いありませんわ 紫炎姫:だったら、その、お風呂にでも誘って 龍門渕透華:お風呂に? 紫炎姫:一石二鳥でしょ。ちゃんとお風呂に入らないってさっき言ってたから 龍門渕透華:ふむ。悪くありませんわね 龍門渕透華:む、でもその間にのどっちが来たら・・・・・・ 紫炎姫:のどっちが来たら、ちゃんと伝えておく 龍門渕透華:・・・・・・なら、お言葉に甘えて 龍門渕透華さんが退室しました のどっちさんが入室しました のどっち:ようゴミクズ 紫炎姫:使えない子ノシ ちょっと風呂入ってくるからそれまで部屋頼むぞ のどっち:入室早々!? ~入浴中~ 「相変わらず、無駄な脂肪が。まるで原村ですわ」 「原村和の方が大きい・・・・・・」 「(※ともパイをのどパイに投影中)」 「触らないで・・・・・・」 「(※投影中)」 「触らないでっ・・・・・・んっ」 ガラガラ 「とーか、僕も一緒に入・・・・・・る・・・・・・」 ~~~ ~~~ 紫炎姫:あんのセクハラ変態お嬢があああああああああああああああああああああああ のどっち:何があった ステルスモモ:さぁ 紫炎姫:私はのどっちじゃねええええええええええええええええええええええええええ のどっち:? ステルスモモ:? ~ドラゴンズ部屋~ 龍門渕一:・・・・・・ namber:・・・・・・ 龍門渕一:・・・・・・ namber:・・・・・・辛い時は泣いてもいいんですよ、一さん 龍門渕一:・・・・・・何なんだろうね、おっぱいって 何なんでしょう ……んっ -- 名無しさん (2010-05-20 23 25 49) ハギヨシ:(※特殊鋼のトランプで穴だらけの浴室を黙々と修理中) -- 名無しさん (2010-05-21 01 57 54) いい話……と思えば、代用にされるともきーかわいそす。3人で入浴すればハッピー……じゃないか、hrmrさんには。 -- 名無しさん (2010-05-21 02 25 18) 一ちゃんが何かしらの理由で新聞載るのは時間の問題か…… -- 名無しさん (2010-05-21 05 18 14) ? うちの新聞には載せませんわよ -- 名無しさん (2010-05-21 11 39 54) 申し訳ないが龍門淵新聞は咲世界には本当に存在しそうなのでNG。 -- 名無しさん (2010-05-21 18 44 54) メディアまで掌握してるのか龍門渕…となると浴室も屋敷に一つきりとかじゃないんだろうなあ。銭湯イベント発生に期待したんだが -- 名無しさん (2010-05-21 20 25 45) 名前 コメント
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616 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 23 45 56.47 ID WO6WpqX2O お嬢「ブラジャーなんぞ、醜い私にとって不必要ですわ」 男「ワクテカワクテカ」 623 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 00 04 00.81 ID RQc5VjeoO お嬢「ああ…」 男「どうした?そんなオーバーリアクションして」 お嬢「いえ、大変な事が起こりました」 男「どした?」 お嬢「これは最大級の失態を侵しました…駄目ですわ…私…」 男「どうしたんだよ!?」 お嬢「宝…」 男「宝?」 お嬢「宝くじが当たりました」 男「まさか一千万?」 お嬢「はい」 男「すげぇ!」 お嬢「もう…ラスベガス滞在中に暇潰しで買いましたのに…」 男「まさか…$!!!」 625 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 00 13 11.86 ID ycAhA3Ly0 男「購買に急がないと。食堂は改修中だから地獄だ」 嬢「あら、男さんは何を買うおつもり?」 男「コロッケパン。けど出遅れたんだ、贅沢は言えない」 嬢「それはよかった。私に任せて貴方は教室で待ちなさい」 男「何で嬢が俺のパンを買うんだよ! 待て!!」 女「オーホホホ、飲物も差し上げますわ!」 男「奢られてたまるか! くっ……俺より速い!?」 女「これが椅子に腰掛ける貴方と、床が似合う私の差よ!」 男「けど、それなら、おまえの昼食は俺が買う!」 627 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 00 20 43.48 ID ahAsf0tg0 嬢「おーっほっほっほ! 男っ、私のみすぼらしい家に来てみてはいかがです!?」 男「あー、そういえば嬢の家行ったこと無いな。それじゃあ邪魔させて、っていや、行くから。どうせトイレが俺の家並に 広いのは予想つくから、だから行くって言ってるから会話させてくれ。あと飲み物いらないから、爺やも困ってるから、ほら」 630 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 00 24 07.43 ID +3evM05FO お嬢『あら…こんな所に男様の体操服が…』ぎゅっ お嬢『…あぁ…男様の良い香りがしますわ…』 ぎゅーっ お嬢『…ッ!?わ…私とした事がなんて事を!!男様の高貴な体操服を手に取り、その上抱き締め、挙げ句の果てに私のような下賤な者の匂いを擦り付けるなんてっ!?今すぐ洗わなくてはいけませんわっ!!』 お嬢『洗濯機を準備したものの、返すためにもまた私が手に取らなくてはいけませんわ…一体どうすれば…』 男『いや、洗わなくていいから早く返してくれませんかね?俺の体操服、つうかこの洗濯機はどこから持ってきた』 632 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 00 24 31.82 ID ahAsf0tg0 メイド十数名「「「「おかえりなさいませ、お嬢様」」」」 男「うわ、だだっ広い庭も驚いたけど、使用人がズラリと並んで挨拶もかよ……本当に漫画みたいな、って嬉々として飲み物を 小脇に挟んで配るな、困ってるからほらっ、爺やもう三個目だからっ!」 635 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 00 29 20.48 ID ahAsf0tg0 爺「お飲み物ご用意させて頂きますが、ご希望はございますか?」 男「あ、じゃあコーヒーで……それで、嬢は?」 爺「お嬢様でしたらただ今ご自分の部屋で着替えておられます」 男「はあ」 「いけませんお嬢様! 庭の手入れなら庭師がおりますから! ほっかむりだけはやめてくださいいいいいい!!!」 男「……大変ですね」 爺や「失礼いたしました」 637 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 00 34 34.02 ID ahAsf0tg0 男「そもそもここの主なんだから、ゲストを歓待するのが本来の務めじゃないのか?」 嬢「も、申し訳ありませんわ、だから私は生きてる価値も……ここは私が責任を取って罰をっ」 男「おいおい」 嬢「そうですわね……鞭で百叩き、ローソク責め、熱した鉄棒でハァハァ……」 男「おいっ、て爺やも用意すんな! 俺に渡すな!!」 641 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 00 40 08.77 ID ahAsf0tg0 嬢「おーっほっほっほ! どうぞ、はしたない犬の餌のようなものですが食事も用意しましたわ!!」 男「コック長らしき人がものっそい顔してるけど、いただきます」 嬢「そうですわ! 私のような下賎な者と一緒に食事だなんて男に失礼ですわ! ここは犬と同じように地面で!」 男「おいおい、ちょ……」 爺「今、ワンワンプレイ思い浮かべまs 男「いいから一緒に座って食べようぜ! HAHAHA!! うまそーな飯じゃねーか!!」 642 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 00 42 58.69 ID ahAsf0tg0 大浴場 男「当然のように俺の家の敷地面積よりデカイ風呂で俺1人なわけだけど、嬢が背中流すって言い出した時の爺やさん含め 使用人たちの眼光がトラウマになりそうです。ええ」 カポーン 646 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 00 49 10.57 ID ahAsf0tg0 俺「そしてほんのちょっと期待して、頼もうとか口走った俺へのあてつけですか?」 寝袋一つ 647 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 00 49 15.06 ID j5fq6u5PO 嬢「私のような下賎な者には勿体ないお言葉…」 男「いやいや俺の方がよっぽど惨めで(ry」 嬢「そんな事ないですわ!私の方が余程(ry」 以下、エンドレス 649 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 00 53 25.12 ID ahAsf0tg0 朝 「ですからお嬢様!! 朝刊は私共が取りに行きますから!! 割烹着は勘弁してくださいいいいい!!」 男「……おはようございます」 652 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 01 05 56.28 ID uXGUZrek0 男「なんで、豆腐買い忘れたからってなんで俺が使いパッシリなんて。 あれ、公園でブランコに乗ってるのって、もしかして嬢か?」 嬢「シクシク」 男「泣いてる?おい、嬢!」 嬢「あ、男様」 男「なんかあったのか?よかったら俺が相談に乗るけど」 嬢「下を見てください」 男「下って蟻がいるだけだけど」 嬢「蟻様が一生懸命生きてるのに私なんかがこんなに暢気に生きてるなんて」 男「……」 662 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 01 28 16.50 ID VxdrQRdsO メイド・お嬢様観察日記その11 14 24 この3階にある教室から車まで引いた赤絨毯が全てお嬢様に片付けられたと報告が入る。 ………追伸・準備を引き受けたメイド達が泣き崩れています。 ………返信・その涙は明日への糧にしろ。 14 25 お嬢様が教室に戻られた。………両腕にゴミ袋持って。 同刻 女「あ、男君て今日空いてるー?皆でカラオケ行くんだ~」誰か忘れたが、良くやったクラスメイト! 男「あ、悪い。俺今週掃除当番だわ」知らねーよ。 お嬢「あら、男様方!貴方様方が教室掃除など100年無駄ですわ。ここはこの存在価値すら見出せない私にお譲り下さいませんこと?」………お嬢さまぁ…。 14 27 ………何故クラス総出で教室掃除をしているのだろうか。………あぁ、お嬢様が輝いている。 14 32 終了。……恐らく世界一綺麗な教室だと思われる。……お嬢様、そのワックスとガラスクリーナーを何処から出したんですか………。 691 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 02 32 31.25 ID O6hfm2x5O 嬢「明日の朝食の仕込みをしませんと」 ガチャ 嬢「―――!?」 694 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 02 38 43.97 ID +3evM05FO メイド『んん~!っふぅ、三時か…流石のお嬢様もこの時間にはまだ寝てますよね…さぁ今日こそは掃除をさせて貰いまs… コンコン 誰ですか?』 お嬢『あら、起きてましたの?いつもならまだ寝ているのに今日は早起きですのね、残る掃除場所はここだけですわ、掃除はこの下賤な私に任せて貴女はもう少し寝ていなさい』ふきふき メイド『どうりで最近妙に部屋が綺麗だと思ったら…っじゃなくって!!お嬢様!掃除は私がやりますからっ!お願いですからお嬢様はお部屋にお戻りくださいませ!』 お嬢『何を言ってるのかしら?私のような下賤な輩に住まれてこの家もさぞ迷惑でしょう?だからせめて朝晩の掃除位は私が…』 メイド『そんなこといいながらいつもいつも掃除してるじゃないですかっ!その雑巾を私にくださいませっ!御手が汚れてしまいますっ!(お嬢様が拭いた窓に曇り一つ無いっ!?)』 お嬢『良いから貴女は寝ていなさいっ!私の唯一の償う方法を奪わないでっ!!』ふきふき メイド『何に償ってるんですかぁっ!お嬢様!お願いです!私に仕事をさせてくださいませ!(私に邪魔をされながら拭いていてさえも曇り一つないなんてっ!?)』 お嬢『だったらいつもの時間まで眠っていなさい!それが貴女の仕事よっ』ふきふき メイド『そんなの仕事じゃないですよっ!お嬢様~っ!』 お嬢『……!!』 メイド『……!…!』 お嬢『……!』 爺『今日も平和ですなぁ…ううっ』 695 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 02 43 42.18 ID ycAhA3Ly0 女生徒「似顔絵……ムズイなあ」 嬢「もう仕上げたのね。地上の亀にも劣る私には眩い仕事振りよ。では見せてくださいな」 女「え、ちょっとダメ! ごめんなさい! 今回は自信がないの!」 嬢「素晴らしいわ。貴女は私を描くためにこれほどの熱意を注いでくれたのね」 女「や、自信がないわけでもないというか、嬢の目は綺麗だな~と思って気合入れてみたんだけど」 嬢「けれど私は……嬉しいけれどあ、あまり美化されては困るわ!」 女「えっと、照れ隠し? そうだ、嬢の絵も見せてよ。途中でもいいから」 嬢「うぅ……わ、私ごときでは貴女を表現できないわ。きっと気分を悪くされるでしょう」 女「下手でも気にしないって! ほらほら早く……って逃げた!?」 男「嬢が描いた絵はこれか、凄いな。おまえの顔知らない奴はもうこの学校にいないと思う」 女「嬢はいつも気合入りすぎ! しかも廊下に張り出しってどんな羞恥プレイ!?」 696 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 02 46 20.34 ID IPKpU0CEO 男「嬢、いれるぞ」 嬢「おーほっほ、私のような不潔な人間の処女を奪ってしまうなんて一生の恥になりま」 男「ならないから!」 698 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 02 47 48.06 ID s9U0i2XA0 嬢「あら申し訳ありません。朝から私目のような醜いものをお目にかけ。。。」 男「親からもらった大事な身体をそんなに卑下するんじゃない」 デュクシデュクシデュクシ
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318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 08 09 07.97 ID udJ61EAeO 渡辺「あれれぇ~?私のジュースが10本にふえてるよぉ~?」 323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 08 27 39.65 ID 8yWjkVvEO 嬢「男様、おはようございます」 男「お、おはようさん。嬢」 嬢「清々しい初夏の清澄なる朝に、私からお声をかけてしまい、申し訳ありませんわ」 男「朝っぱらから相変わらずだな?」 嬢「ももももも申し訳ありません!やはり下水処理場の汚泥のような私が声をおかけするなんて、出すぎた真似をしました!」 男「そんなこt…待てよ? そうだな。よし、その汚泥に罰を与えないといかんな」 嬢「ははははい!なにとぞ!この卑しい汚泥に罰をお与えください!」 男「うむ。お前への罰は、今日1日、高貴で神々しい俺のような立ち居振る舞いをしろ」 嬢「そそそれは!!なりませぬ!そのようなこt」 男「黙れ!これは罰だ。今日一日、お前は高貴な人間の真似事をして苦しめばいい。わかったな?」 嬢「はははいぃ!」 男「よし、んじゃ車から降りろ、一緒にいこうぜ?」嬢「は、はいぃ…」 執事「男殿、GJですぞ!」 326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 08 40 35.40 ID HTRf7yBJO 嬢「お―っほほほほ!私のような卑しい者と今日も顔を合わせる事になるなんて、不幸な方ですわね!」 男「…」 嬢「私のような宇宙塵とは口もききたくないですわよね…!」 男「…ああ、嬢は本当に最低だ」 メイド「なんだとこのクソ男が!!!死にさらせ!!!!!」 嬢「いいえ、男の言うとおりですわ…」 男「いつもいつも俺の好きな奴を蔑むんだからな」 嬢「え!?私のようなゾウリムシがいつそのような最低な行いを…!?」 男「…今もだよ」 嬢「え…?」 328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 08 41 37.39 ID WO6WpqX2O お嬢「すいません…すいません…」 男「誰に謝ってるんだ? 誰もいないぞ?」 お嬢「蚊に謝ってますの」 男「蚊?」 お嬢「私のような汚れた血を飲むなんて、失礼ですわ。だから謝らないと…」 男「いや、蚊ぐらい…別にいいだろ…」 お嬢「何を言いますの!?蚊さんに失礼ではありませんか!?たとえ男さんでも許しませんよ!」 男「分かったよ。勝手にやってくれ」 お嬢「しかも、私はO型なんです」 男「知らんよ…」 339 名前:ガメオベラ投稿日:2007/07/27(金) 08 55 17.04 ID WO6WpqX2O それから一年経った、メイドは… メイド「お嬢、ジュース買って来て~お掃除して~肩凝ったから揉んで~」 お嬢「はい、かしこまりました!!!」 執事「コラッ!メイド!だらけるんじゃない!」 メイド「やだぷー」 執事「ウゼェ…」 のちの意味不メイドの始まりである… 344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 09 25 30.95 ID HTRf7yBJO メイド「私、つい男に少しばかりキツい事を言ってしまいました…」 爺「そう気にしなくて良いでしょう。 お嬢様のためなら男がどうなろうが知ったことじゃないですぞ。」 執事「私はお嬢様が幸せになってくれればそれで…」 運転手「私はお嬢様がロールスをゴキブリと言わないようになってくれれば…」 354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 10 37 21.81 ID hvtMyOq80 男「おー、すげぇな、やっぱり嬢レベルになるとその国の料理はその国の形式にのっとって食べるんだな」 嬢「おーほっほっ!私のような下衆をお褒め下さるなんてやはり男様の優しさは海より広く空より澄み渡っておりますのねっ」 男「いや・・・でもやっぱりカレーを手で食べるって本格的ですげーよ」 嬢「あら?これは私のごとき下賤のものが食事のときにスプーンなどという高貴な方にしか扱えないものを使っては罰が当たってしまうと…」 男「(こいつの自己批判もここまで来るか…)じゃあ、高貴な人ならスプーンを使ってもいいんだな」 嬢「?ええ、そうですわ」 男「・・・よし、ほれ、あーんしろあーん。手で食べてたら手が汚れちゃうだろ」 嬢「ふぇ?・・・///・・・そっ、そんな・・・わ、私ごとき下賤のものが男様に食べさせていただくなど///」 男「その高貴な俺が食べて欲しいんだよ。ほれ、あーん」 嬢「/////////・・・ぁ、ぁーん///」 361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 11 07 15.43 ID KDKxRLVgO メイド・お嬢様観察日記その1 前書き いつもいつもいつもいつも、仕事を悉く取られてしまっている私ですが、この度からお嬢様の情報を事細かに分析して、お嬢様から仕事を取り戻したいと思います。 爺・この案件、了承しました なお、コレを書くに際して、旦那様の了承は得ているものの、お嬢様の性格から考え、気付かれないように細心の注意を払う事を厳命とする メイド・承知……… 363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 11 09 52.18 ID hvtMyOq80 男「くぁー!ただ浸かってるだけのプールのこの気持ちよさ・・・外で持久走してる女子の殺意を含んだ視線は困るが・・・って嬢!」 嬢「あら?男様、水も滴るいい男とは正に男様にあるようなものですわね、それに比べて私など汗と泥にまみれ・・・」 男「いやいや、そんなことよりなんでお前の体操着そ、そんなにぴっちぴちなんだ?その、下ハーパンじゃなくてホットパンツみたくなってるぞ///」 嬢「おーほっほっ、これは私のような下賤のものが布を多く使うなど笑止と思いましてSSサイズを・・・」 男「(・・・ナイス嬢の自己卑下精神・・・てか当たり前のようにナイスバディだな・・・)」 364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 11 18 09.28 ID KDKxRLVgO メイド・お嬢様観察日記その2 5 30 私、起床。 5 35 お嬢様の部屋を確認。蛻の空だった。 5 43 お嬢様が見つからないので担当である玄関前を掃除しに向かう。 5 49 お嬢様発見 5 59 お嬢様から箒を取り上げる事に成功。なれど、掃除はほぼ完了した後であった。無念。 6 02 掃除道具を片付ける。それだけであったが、とても懐かしい思いで胸が一杯だ。 6 04 朝食の準備に調理場へ向かう。 6 07 調理場の入り口前でコックが泣いているのを発見。哀れ。 6 08 調理場に入る。下ごしらえが全てされていた。………いつの間に。 6 12 コックを慰め、後は焼くだけ、煮込むだけ…と料理を再開させる。長いこと包丁触ってないなぁ、と言う呟きが痛く耳に残った。 6 18 取り敢えず、ここまでを爺に報告。執事がお嬢様の行動ルートを追尾しているハズなので、検討を試みる事にする。 370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 11 40 42.42 ID hdQwc8iZ0 嬢「わたくしのようなものが人並みの睡眠時間だなんてそんな恐れ多い」 372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 11 42 29.00 ID KDKxRLVgO メイド・お嬢様観察日記その3 6 25 自身の主ながら、驚愕する。まさか、執事を撒く勢いで事を運ぶとは………。監視カメラの増設を提案。 6 30 食堂で朝食を食べる。 6 31 コックが泣きながら入室。またお嬢様はパンの耳だけ持って立ち去ったそうだ。このコック、本気で可哀想だ。 6 38 朝食終了。各員持ち場に戻る前に必ず食器は自分で洗う。………本当に仕事ないからなぁ。 6 40 お嬢様の登校まで、あと20分。なんとしても見つけねば! 6 47 ………私の部屋でシーツを整えているお嬢様発見。かなり泣きたくなった。 6 48 学校の準備を、とお嬢様を誘導する。チラッと見たベッドメイクは私よりも上手に見えた。………何故か視界が滲んで見えた。 6 55 常に私の後ろを歩こうとするお嬢様の後ろを死守しながら玄関まで移動。 7 01 玄関を出る。待っていました、と私達が頭を下げる前にお嬢様に下げられた。………もう、何連敗か忘れちゃったよ……。 7 05 執事と爺はお嬢様を送りに同乗して行ったので、私達で情報整理を試みる。………この時の皆の笑顔は多分忘れられない。 379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 12 02 34.62 ID KDKxRLVgO メイド・お嬢様観察日記その4 7 42 爺、執事帰宅。運転手の目が赤かったのは見なかったことにする。 7 45 制服に着替えて学校へ向かう。……毎度ながらギリギリだ。 8 05 学校到着。今日もお嬢様にバレない様に気を付けねば。 8 09 教室到着。お嬢様の席は窓際の一番後ろ、私はその横。 8 15 お嬢様と野郎…もとい男さま…男でいいや……男が戻ってきた。お嬢様はゴミの詰まったゴミ袋を持っていた。笑顔が痛いくらい眩しい。 8 18 男の必死の説得でお嬢様を席に座らせることに成功。取り敢えず誉めてやる。………脳内でな。 8 20 渡辺「きりーつだよぉ?」授業開始。毎度ながら気が抜ける。 8 27 入試とはどのようなものか!と言う教師の力説の後、センター試験の過去問を渡される。………現国か。 8 57 取り敢えず出来た所まで自己採点するらしい。常考30分でどこまで出来ると!? 388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 12 19 22.08 ID WO6WpqX2O 男「(こんなに低姿勢なのは過去に何かあったのか?)」 男「(聞いてみるか)」 男「お嬢」 お嬢「男さん、何ですか?飲み物ですか?パンですか?」 男「いや、違う。聞くけど昔のお嬢はどんな感じだったんだ?」 お嬢「私の過去ですか?」 男「うん」 お嬢「良いでしょう。私の汚れて醜い過去を教えましょう」 男「……」 お嬢「あれは3才の時、アリに謝って…」 男「ああ、もういいや…」 お嬢「え?」 395 名前:ガメオベラ 投稿日:2007/07/27(金) 12 25 18.62 ID WO6WpqX2O お嬢「最初に覚えた言葉は『産まれて来てごめんなさい』でした」 男「そうか…」 お嬢「でも、お母様は泣いていました。こんな私に抱き締めてくれました」 男「…(んなこと言われたら…もう…)」 400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 12 38 32.81 ID WO6WpqX2O お嬢「貧乏神、疫病神、三振王は私の所に来なさい」
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401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/27(金) 12 41 19.66 ID hdQwc8iZ0 疫病神「あんたには付き合いきれないよ!」 貧乏神「実家に帰らせていただきます。・゚・(ノД`)・゚・。」 嬢「貧乏神や厄病神にまで愛想をつかされてしまうなんて…わたくしに生きる価値があるのかしら?」 403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/27(金) 12 44 11.96 ID KDKxRLVgO メイド・お嬢様観察日記その5 9 00 ………我が主は化物らしい。全問解いた上に正解とか……。 9 01 嬢「この様な低脳極まりない私の為に敢えて簡単な問題を選ばれるとは……。先生様!私、歓迎致しました!」 同刻 12点の私に痛恨の一撃。クラスの大半が机に突っ伏してますね。………うん、私は普通。これが普通。 9 10 渡辺「きり(ry」授業終了。……男が来た。 9 11 男は13点らしい………。抹殺point +8 現在、通算5328995point 9 20 渡辺「(ry」授業開始。………数学か。 9 37 男、バルキスの定義発動。ざまぁ。 9 42 お嬢様が何かしている事に気が付く。………青チャート? 10 10 渡(ry 授業終了 10 11 突如お嬢様が掃除を開始する。……もはや何も言うまい。 404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 12 44 12.66 ID X0V2KG5IO お嬢「抱き締めたのですよ?こんな醜く汚らわしい私を・・・」 男「そ、そんなこと・・・」 お嬢「そして私は言いました 『お母様、なぜこんな汚らわしい私を抱いて下さるのですか? 産まれない方がよかったのかもしれない私を・・・』」 男「・・・」 お嬢「するとお母様はこう仰いましたわ 『何を言っているのお嬢、下種で金の亡者、 おまけに貴方以上に心も体も遥かに汚らわしく完全に母親失格の私なんかより 立派な子よ。だから自信を持ちなさい』と」男「母親もかよwwwwww」 409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 12 50 39.74 ID WO6WpqX2O お嬢「そして、それを見てお父様は言いました」 男「んあ?」 お嬢「『感謝感激だぜ!!!家族幸せバンザーイ!!!』と…」 男「とりあえずお嬢はお母様似だな。遺伝以上で」 419 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 12 56 41.83 ID pZOi4hElO 嬢「おーっほっほっほ!私には相応しくないほど爽やかな昼下がりですわ!」 子供「わぁい」 コケッ 嬢「あら、大丈夫かしら?」 子供「わーん!!」 嬢「ほら見せてみなさい?・・膝を擦りむいたのね、このハンカチで・・」 子供「ヒック そんなたかそうなハンカチ・・よごれちゃうよ?」 嬢「そ、そうですわね!こんな小汚い布切れでは傷口にばい菌が入ってしまいますわね!」 子供「え?ち、ちがうよ」 嬢「でもゴメンナサイね、今はこれしかないの・・・よしっと」 子供「あ、ありがとうおねえちゃん」 嬢「さ、家はどこに?送っていって差し上げますわ!さ、背中におのりなさい!」 執「お嬢様!お車がございますが?」 嬢「ダメよ!この子がゴキブリ菌に感染したらどうするの!?」 執「いえしかし・・あー行ってしまわれた」 422 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 13 11 25.48 ID X0V2KG5IO お嬢「ところがまだ続きがありますの」 男「え?まだあんの?」 ↓以下お嬢の回想 父「・・・と言いたい所だが、 こんな屑も同然の私がただ一人喜んだって虚しいだけだ・・・ どうか私を蔑んでくれ、軽蔑の眼差しで見られた方がましだ」 母「そ、そんなことありませんわ!私は貴方に感謝したい気分です、 この世のまさにごみ屑、下等生物中の下等生物である私と 結婚してくださったのですもの・・・」 お嬢「お父様!お母様!こうなったのも全て私が産まれてきたせいですわ、 お父様もお母様ももっと天使のような子を望んできたことでしょう・・・ なのにこんなゴキブリのような汚らわしい私でごめんなさい! 産まれてきてごめんなさい!」 母「もうこんな私は生きるべきではありませんわ・・・」 父「私には生きていく価値など無い・・・ああ、私は貝になりたい」 お嬢「産まれてきてごめんなさい、産まれてきてごめんなさい・・・」 メイド&執事「お、おやめください!!旦那様、奥様、お嬢様ーーーっ!!!」 お嬢「こうして私たちはメイドや執事の方々に救われました」 男「お前らどんな家族だよwwwwwwwww」 434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 14 03 00.61 ID KDKxRLVgO メイド・お嬢様観察日記その6 10 12 クラス全員黙って掃除に取り掛かる。なんなんですかね、この一体感。 10 19 掃除終了。………やっぱり掃除っていいですね……。いえ、本当に………。 10 20 英語。イギリス人とのハーフにして帰国子女である私には余裕の時間ですね。 10 57 なんでこのお嬢様は私よりも流暢に話せるんですか………。 10 58 教師聞き取れてないな。南無。 10 59 あ、お嬢様が下落モードに入った。 同刻 お嬢「ごめんなさい。私のような者の発音では皆様方のお耳汚しにしかなりませんわね。いっそのこと喋ることすら出来なければ……」 11 01 不味いですね。久しぶりにかなり落ちてます…………緊急事態と認定。奥義・首ちょっぷ!!………成功。 追記 教師……今月の給料は覚悟しやがれ。 438 名前:遺産相続1投稿日:2007/07/27(金) 14 24 09.37 ID GD4YnFFd0 前回――米国在住の大富豪R氏は遺言書に、彼がスイス銀行の口座に集めた個人資産の 半分を嬢に残すと記していた。彼と嬢は遠い親戚の間柄だが疎遠であり、関係者は驚いた。 しかしR氏は生前複数の大企業に保有していた株を既に譲渡や売却の形で処分して いたため、混乱を招くことはなかった…… 戚「R氏がスイス銀行に開いた口座の総額は一族にも知らされていない。 遺産の分配割合が確定した時点で公開されることになっている」 弁「遺産相続を巡る争いが起きる懸念があると?」 戚「より重要なのは富そのものよりも、富を生むシステムの構築と支配なんだ。 それに窮乏したお人好しの親戚を助けるということで皆も納得した」 弁「なるほど。では私を招いた理由は別にあるのだな?」 戚「うむ……これから話すことは他言無用だ。口外すれば君の命に関わる」 弁「同期のよしみだ。それに財団幹部との契約は私の財産になる」 戚「ありがとう。実は……D氏は"G"に仕事を依頼したことがあるんだ」 弁「何だって! あの"G"だと言うのか!?」 戚「知っていたか。説明の手間が省けて助かる」 戚「君には話しておくが、D氏の暗殺も"G"の仕業だ。しかし私は依頼主への報復を"G"に依頼しない」 弁「賢明だな。D氏ほどの大物の死には、必ず複数の機関が関わっている」 戚「そして彼らもまた"G"の脅威に怯えている。既にD氏の執事Bが当局に身柄を拘束された」 戚「D氏の口座に事件の真相が眠っているかもしれない。もし"G"への連絡方法も残されていたら……」 弁「しかし遺産の相続人は虫にも奉仕する稀代のお人好しなんだろう? 両親もD氏とは疎遠だと聞いているし、遺産を受け取れば文句は出るまい」 戚「彼らが恐れているのは、"G"へアクセスできる人物を増やしてしまうことなんだ」 弁「そうか。つまり俺の仕事は、そのお人好しに遺産相続を諦めさせることだな」 戚「口座の総額が非公開であることが幸いした。相続権を放棄する代償に無償で援助するし、 ご両親には財団幹部の椅子を用意しよう。その条件で説得してくれ」 弁「楽な仕事だ。没落富豪のお嬢様を丸め込むくらい朝飯前だが、君の望み通りにしよう」 439 名前:遺産相続2投稿日:2007/07/27(金) 14 28 38.99 ID GD4YnFFd0 嬢「お断りいたします」 弁「え? 失礼、聞き間違えてしまったようです。もう一度仰っていただけませんか」 嬢「ですからお断りすると申し上げたのです。もちろん遺産の相続権も放棄いたしますわ」 弁「何故ですか!? 失礼ながらご家族は困窮されておられる。元の生活に戻りたいはずだ!」 嬢「両親は既に受け入れていますし、私のような蛆虫が豊かに暮らすなんて、人類に申し訳ありませんわ」 弁「は、はあ……ですが元使用人の中には、以前の生活に戻りたいと望む者も多いでしょう?」 嬢「それは……そうだわ、戚さんに彼らの雇用を約束していただきましょう! 愚かな私を守り抜いた有能な方々ですもの、最高の待遇をお願いしますわ」 弁「分かりました。私は戚氏の友人でもありますし、お約束しましょう」 弁「――というわけだ。交通費を払っただけで仕事は成功した。笑いが止まらないな」 戚『だが一族から脱落者を出しては当家の誇りが傷つく。いずれはこちらへ移住してもらおう』 弁「それがいい。あのお嬢さん別嬪だし、酷い天然だったからな。悪い狼たちに狙われていたぞ」 戚『ではすぐに手配しよう。当家の一員として相応しい相手も見つけてやるつもりだ』 弁「政略結婚というやつか。君達は優しいんだか冷酷なんだか、俺にも分からない時がある」 戚『それが世界を動かす者の条件だよ。だから彼女の性格は矯正しておく必要がある』 弁「書類はコピーを用意して、君が用意したルートで2枚、俺のルートで1枚運ぶ」 戚『うむ、報酬は君の口座に振り込んでおいた。土産話を楽しみにしているよ』 弁「君の後ろ盾も安眠できるというわけだ。俺もいよいよ一流の仲間入りだな」 ズキュー―――ン 441 名前:遺産相続3投稿日:2007/07/27(金) 14 34 39.49 ID GD4YnFFd0 戚「弁は事故死ではなく、何者かに殺されただと!?」 部「は、はい……」 戚「書類も全て強奪された……友人を無駄死にさせてしまったか」 部「もしや"彼ら"が……」 戚「その可能性はない。この件は彼らからの依頼だ」 戚(まさか"G"の仕業か……? これは警告だろう。父はあの小娘に何を託したのだ?) 戚(もしかして私は、知らない内に"G"というシステムを侵害していたのだろうか……はっ!?) 戚「私だ、すぐに警備の者を私の部屋に寄越せ! それから准将閣下にも連絡を、うむ!」 戚「彼は敵対者を絶対に許さない……警告でないとしたら、私の命も……!」 ズキュー―――ン 執「戚氏と弁氏が!? うむ……分かった。旦那様と奥様にお話して相続の話を進めていただく。 お嬢様にお知らせしたらまた遺産を放棄すると仰るだろうからな」 B『それが良いだろう。相続を確定しておかないと、また死人が出るかもしれない』 執「資本が常に世界の歴史を動かしてきた。末端の我々も改めて覚悟する必要がある」 B『うむ。ともあれ、おめでとうを言わせてもらおう。これで君の主人も安泰だ』 執「おかげでお嬢様の身柄を狙う不届きな輩を一斉に駆除できる」 442 名前:遺産相続4投稿日:2007/07/27(金) 14 37 14.30 ID GD4YnFFd0 B『ところで……"G"に依頼したのは誰だと思う?』 執「やはり私が真先に疑われるか」 B『これで君も君の主人も元の生活に戻れるのだからな』 執「その通りだ。しかし私ではない。"彼ら"が関係した作戦では、 我々の行動は基地からの監視で筒抜けのはずだ」 B『確かに。それに君の主人を危険に近づけたくない、だろうからな』 執「ともあれ"G"がこの件に関わったことで、"彼ら"や財団も下手に手出しはできまい」 B『彼に感謝することだ。暗号通信を切るぞ。君の祖国は防諜意識が低いからな』 執「うむ。君も引退して悠々自適の身だ。これ以上は深入りするな」 執(私の依頼を、"G"は『依頼内容が重複する』という理由で断った。真の依頼者は誰だ……?) メイド「お嬢様、ベッドメイクは私の仕事です!」 嬢「おーほほほ、高貴な貴女は素直に私の奉仕を受けるのがよろしくてよ」 メイド「外出されるのでしたら服の用意も私が! 執事さんも止めてください!!」 執「お嬢様の御意志を尊重しなさい」 執(誰でもよい……か。お嬢様をお守りするのが私の役目だ。 藪を突付いて蛇を出すような真似をしてはならぬ……) 結 447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 14 54 19.74 ID WO6WpqX2O 父「…なーんてあって堪るかいってんだ!最高最強の夫婦円満に超凄そうぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」 お嬢「と言いました」 男「お嬢のお父様はそんなに落ち込まないだな」 お嬢「ええ…。ただ似たのは…」 男「似たのは?」 お嬢「泣き黒子だけです」 男「………」 449 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 14 59 57.09 ID KDKxRLVgO メイド・お嬢様観察日記その7 11 02 クラス冥度「先生、お嬢さ…もとい、お嬢が倒れましたので、保健室に運びます」 同刻 男「俺も手伝います」ウゼえ。失せろ。 男「俺も保健委員ですから」………そうだった。この私としたことが…… 抹殺point 3倍化 11 08 保健室到着。寝かせておくと男に伝え、追い返す事に成功。 11 10 授業終了の鐘がなる。………今の内に着替えますか。 11 12 冥「お目覚めになられましたか?」お嬢様起床。 11 17 お嬢様に帰宅を進めるも失敗。せめて安静にとベッドに寝かせようとした所『お嬢「私の様な無能な愚か者には床上で十分でしてよ。お~ほっほっほっ』………止むなく教室に連れ戻ることにする。 11 19 問題発生。お嬢様には誤魔化したが、私が冥度としている以上、制服に着替える時間がない。…………サボるか。早退届けを素早く書く。 11 21 職員室に書類を提出しに向かう。お嬢様にはすぐに戻るので動かないで下さいと懇願した。『メ、メイドったら…私が無駄に生きて資源を浪費する上に酸素を二酸化炭素に変えるだけの……』………今のうち。 11 22 職員室は目と鼻の先なので、取り敢えず書類だけ提出しておいた。保健室に戻ると、お嬢様は先ほどの場所にいるがヤケに部屋が綺麗に感じる………40秒の間に何が? 454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 15 30 49.84 ID GD4YnFFd0 男「どう言えば嬢は素直に受け止めるんだろう?」 メ「貴方には全く関わりのないことでございます」 457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 15 44 07.49 ID KDKxRLVgO メイド・お嬢様観察日記その8 11 29 教室にお嬢様と戻る。冥「ご無沙汰しております。先程クラス冥度様からこれを預かっております」流石に眼鏡・三つ編み・変声機の三コンボの私だとはは見抜けないでしょう。 11 30 教師「ふむ…生理かな?」こ、このハゲオヤジ最悪だ!!? 11 31 お嬢様の後ろに控える。……歴史か。お嬢「ふふ……ちょっと歴史が動いていれば私の様な社会のカスも存在しなくて済んだでしょうに…………」………落ち着け私。ここは学校、今は授業中。 12 10 ハゲ終了。てめえは年金覚悟しやがれ。 12 11 ショートホームルーム開始。お題は文化祭での演劇の劇目。………そう言えば……忘れてましたねぇ。 12 17 あの野郎、こっち見て「メイド物は?」だと……?………お嬢様、賛同しないで下さい。 12 20 昼休み。先の結果は「真デレラ」に決定しました。………なんだそれ。ま、主役はお嬢様ですし、いいですけど。 462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 16 06 34.98 ID xupZqOX+O 嬢「爺もメイドも酷いですわ…ぐすっ」 男「今度はなんだ…?って凄い綺麗な衣装じゃないかw」 嬢「そうでしょう?とても美しいドレス、きっと職人様が丹精込めて仕立て上げたこのドレスを爺達は無理矢理下賤な私に着させたのですわ…ぐすっ」 男「そんなことはない、むしろそのドレスの美しさを引き立てられるのはお嬢だけだ」 嬢「そんな事はありえませんわっ!私が着ることでこのドレスは汚れてしまったので誰も着てくれませんのよ!?…職人様に合わせる顔がありませんわ…ぐすっ」 男「(なんだかなぁ…)」 464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 16 08 47.51 ID rnQI3Aom0 ~体育祭にて~ 男「今年も騎馬戦は下か・・・。」 嬢「おーっほっほっほ、男様は今年も縁の下の力持ちですのね!素晴らしいですわ!」 男「騎馬の下が素晴らしい、、ってお前!なんで朝から玉入れのカゴ支えてるんだよ!」 嬢「おーっほっほっほ、私のような下賎パンpには競技に参加する資格すらありませんことよッ!」 爺(お嬢様・・・ご立派ですぞッ!) 471 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 16 22 07.66 ID KDKxRLVgO メイド・お嬢様観察日記その9 12 22 お嬢様、お嬢様が仕込んで、コックが詰めたお弁当を食べる。せめて、と端に添えられたたんぽぽがヤケに寂しく見える。 12 23 男が近付いて来た。お嬢「あら、男ではありませんか、お茶かしら?パンの方がいいのかしら?」何故そんなに嬉しそうなのですか………。男「いや、いいから」当然だ、タコ。 12 46 お嬢様、お弁当を食べ終わりました。この間の会話は………少々書くに忍び無いので省略とします。…………コック、強く生きてくれ。 12 50 体育館のモップ掛け………。手伝ってさっさと終わらせましょうか♪ふふ、お掃除、お掃除~。 13 02 …………私は一体何を……? 13 07 お嬢様の「後ろ」を歩き、教室まで戻る。次は体育か……。お嬢「うふふ……灼熱の聖なる太陽光に身を焦がされ、疲れ果て屍を晒すにふさわしいのでしてよ。お~ほっほっほっ」何故お嬢様はこんなに機嫌がいいのだろうか………。 491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 17 29 36.55 ID KDKxRLVgO メイド・お嬢様観察日記その10 13 12 持久マラソン開始。私?見学ですよ。メイドですから。ってお嬢様速っ!!? 13 14 お嬢様、マラソン中。 13 30 お嬢様ペース落ちず。 13 50 ………ペースアップ!? 14 00 マラソン終了。 14 01 ………お嬢様、もう息が整ってます……。 14 09 着替え終了。手伝おうとしたのが運の尽き、お嬢「そうですわね。私風情のゴミ溜めに着替え等勿体無いのですわ!そうですわ!いっそのこと素っp……」女子一丸となって説得に成功。皆様、心から感謝致しております。 14 13 廊下のSPにアイコンタクト………完了。お嬢様のお嬢様化計画、実行。 14 20 ホームルーム終了。お嬢様を急かし、廊下に誘導。男「うおっ!?なんで廊下に赤絨毯が!!?」…チッ、なまこ野郎が要らん事を。…………目を離した数秒の間に、お嬢様は絨毯巻きに勤み始めていました。…………計画失敗。って、お嬢様素速いですよ!? 496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 17 50 14.97 ID qPh4qek+O 嬢「私のような下賤で低俗な下等生物が触れたお茶は飲めない… そうおっしゃりたいのですね…。」 男「いやだからさ」 嬢「いいえ!分かっております! 今すぐにこの汚泥は私が責任を持って処分致しますわ!!!」 ダダダッ 男「………」 男「……喉かわいたな…。」
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501 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 18 05 37.30 ID 0IFS3MBH0 女友3「男くん…あの、今日の放課後 暇ですか?」 嬢「…!(これ以上はノンですわ!)」 男「とくには無いかな」 女友3「そしたら! あの…その…」 男「あっ、そういや掃除当番だったっけ ごめん、やっぱダメかも」 嬢「わ、わたくしが男の、か、かわりに掃除を!」 男「嬢? そんな悪いよ」 嬢「いいえ! 掃除なぞで男を煩わせるわけにはいきませんわ! 全てわたくしに任せて どうぞお二人で行ってくださいまし!」 男「はぁ…」 女友3「嬢さん! ありがとう! 男くん 校門の前で待ってるから!」 嬢「あっ…」 並んで歩いてく二人を、教室の窓から見つめながら 嬢「…爺」 爺「ここにおります」 嬢「…夕日がキレイですわね」 518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 19 17 31.66 ID LbVh0i6pO お嬢様「容姿端麗でその上~成績優秀ですの~♪オッホホ・・・わたくしが~クラス委員長♪」 執事「・・・というくらい自信満々なお嬢様が見たいですね・・・」 爺や「そうだな・・・」 お嬢様「爺や、わたくしの容姿は薄汚い雑巾にも劣る・・・ふぐっ」 執事「・・・はぁ・・・(お嬢様の口を抑えながら落胆)」 528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 19 51 33.71 ID WO6WpqX2O お嬢「ふぅ…。完璧ね」 男「湘南の海岸全体を掃除しやがった…」 お嬢「さて、これも捨てるか…(シュル)」 男「な、何。水着とってるんだ?」 お嬢「これは汚れているからです!(しゅるしゅる)」 男「らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!(小声)」 540 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 20 37 28.92 ID WO6WpqX2O メイド「お嬢様!」 お嬢「何かしら?」 メイド「いい加減に働かせて下さい。これでは労働基準法に問題が起こります」 お嬢「それは出来ないわ。私は貴方より下に居るべき人間だから」 メイド「だからって、何もしないなんて…あんまりですよ…」 お嬢「………」 メイド「もっとお嬢様をご奉仕したいのに…ひぐっ…うぐ…」 お嬢「泣かないでよ。こんな私に…あら、染が出来たわ。洗ってもいい?」 メイド「うわああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 545 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 20 54 56.34 ID MKjwyjXb0 男「嬢って水泳得意だよな」 嬢「おーっほっほっほ。その通りですわ男様。 もしもの事があったとき、私のような下賎なものは自分で身を守らなくてはいけないのですわ。 私めなどを助けるために高貴な方々のお手を煩わすことは出来ませんもの」 男「…そうか。そしたら海とかにもよく行くのか?」 嬢「夏休みは毎年、南太平洋のプライベートリゾートで過ごすことになっておりますわ。」 男「SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!」 嬢「いえいえ私などは人気のないビーチで一人寂しく過ごすのが似合いなのです。 私のせいで他人様のバカンスを台無しにするわけには参りませんから。 私などが人並みに休暇を楽しもうと考えること自体、お笑い種なのですわ…」 爺「不憫なお嬢様…(´;ω;`)ブワッ 」 男「そうか…。そしたらさ、今週末にでも俺と海に行かないか?」 546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 20 55 38.90 ID MKjwyjXb0 嬢「!………。 な、何をおっしゃるんですの? わ、私が男様と一緒に海などにいける身分だと思いまして?」 男「うん…つーかそれは普通こっちのセリフだろうw」 嬢「さっきから何を仰っているのか」 男「嬢と海に行きたい」 嬢「それは…私ごときが男様とご一緒できる訳が…」 男(ダメかっ……!?) 嬢「で、でも私っ、自分が男様のお誘いを断ることが出来るほどの大層な身分だと自惚れている訳じゃなくってよ! いいわ!ご一緒してさし上げても!」 男「よっしゃおk!じゃあ次の日曜な!」 547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 20 56 19.23 ID WO6WpqX2O その夜… 男「友達の家で遊んでいたら、すっかり夜になってしまった。母さん怒ってるんだろな…」 男「ん?なんか聞き覚えある声がするぞ」 メイド「とっつあ~ん。酒持ってこ~い!」 店長「お客さん…もうやめた方がいいですよ」 メイド「うるせぇ~。私は飲むんだ!飲んで飲んで飲んで回って回って回って回って行きたいだ~」 店長「………」 メイド「んぐっんぐっ。ぷはぁっ!ひっく…くそぉ…お嬢様のばか野郎…」 男「………」 549 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 21 00 30.12 ID 7FlVicKi0 男「お嬢 今度の休みなんだが一緒に映画でも見に行かないか?」 お嬢「男さん、言葉遣いには気を使われたほうがよろしくてよ」 男「・・・すまん、今度の休みなのですg」 お嬢「私の様な家畜の意志など確認なされずとも」 男「ごめん、やっぱいいわ」 553 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 21 06 24.85 ID WO6WpqX2O 男「あの…メイドさん?」 メイド「おっ!男さんじゃねぇか…ひっく…一緒に飲まないか?」 男「いえ、結構です。どうかしました?」 メイド「お前見たいな。ヘタレポンチには私の気持ちなんてこれっぽっちも…ひっく…分からないよ…」 男「そんな事は…」 メイド「なら黙って、私の酒に付き合え!!」 男「嫌です」 メイド「ちくしょう…ばーろぅ…お嬢様なんか…お嬢様なんか……うっ…うわああぁぁぁぁんん!!!」 男「ちょっと!店の中で泣かないで下さい!他のお客さんに迷惑でしょ」 メイド「うわああぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁぁんんん!!!!」 男「ひとまず、店を出ましょうよ… あ、お代これで…」メイド「ううぅぅぅ…」 560 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 21 23 58.86 ID iOnAHau10 男 「あー……買い物に来たのはいいが、一人で街中ってのも泣けるなぁ」 ぷぁーん ぷっぷー 男 「車の往来も激しいし、ビル高いなぁ……空も青い。あー」 おーっほっほっほっほ 男 「こ、この声はお嬢か!?」 おーっほっほっほっほ 通行A「な、何だこの声は!? 何だかとてもお嬢様チック! 上か!」 通行B「それでいて高貴で澄んだ声! 上か!」 通行C「そして高飛車ぁぁぁな声!! 上か!?」 男 「……出て来い」 がこん 嬢 「おーっほっほっほ! このような日曜日に出会うなんて男もとんだ不幸ですこと!」 男 「だから何でお前は下水道を歩いてるんだ」 通行(下ーーーーっ!!!?) 563 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 21 31 22.11 ID y0vzjp9a0 嬢「爺や、爺や」 爺「お呼びでございますかお嬢様」 嬢「私の部屋までわざわざご足労いただいて誠に恐縮のいt」 爺「お嬢様、土下座はおやめください。なにか爺が仰せ仕ることはございますか」 嬢「ええ、明日のお昼ごはんのことなんだけど」 爺「(お嬢様がお命じくださるとは!)・・・なんなりとお好きなものを仰せ付けくださいませ!」 嬢「そうねぇ、前菜はフォアグラのテリーヌ、スープはじゃがいものヴィシソワーズ・・・」 爺「シェフも張り切ることでしょう!なにせ久々の仕事ですし・・・」 嬢「・・・がメインで、デザートはクランベリーのグラスね。シェフに伝えていただける?」 爺「お嬢さま、爺は嬉しくて涙が止まりません・・・」 嬢「あら大げさね。まあいいわ、今のメニュー、全部作っといたから。チンして食べてね」 爺「・・・・!」 嬢「私は、パンの耳を分けていただいたから大丈夫ですわ。私には過ぎたごちそうですが・・・」 爺「お嬢さま・・・(涙」 嬢「まぁ、そんなに嬉しいの?いい加減泣くのはおよしなさいな」 566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 21 36 52.59 ID iOnAHau10 男 「……また街中に来てしまった訳だが」 どん 通行女「あっ、すいません」 男 「いえこちらこそ。あっ! 落としましたよハンカチ」 通行女「あーすいません」 おーっほっほっほ 通行A「な、何だこの声は!? 何だかとてもお嬢様チック! 上か!」 通行B「それでいて高貴で澄んだ声! 上か!」 通行C「そして高飛車ぁぁぁな声!! 上か!?」 男 「あのな、下水道で高笑いするな。通行人が首を痛めるぞ」 嬢 「おーっほっほっほ! 底笑いですわ。デート中お邪魔して申し訳ありません」 男 「意味が判らんが……デートってハンカチ拾っただけじゃ」 嬢 「おーっほっほっほ! このような日曜日に私と出会うなんて男もとんだ不幸ですこと!」 男 「あの」 嬢 「おーっほ、ほほ。そして私も……男のデート現場を目撃出来て、やっと諦める身不相応な想いから」 男 「下水道で泣くな、拾ってやりたくなるじゃねーか」 嬢 「わ、私のお馬鹿ぁぁぁ!!!」 男 「そこは『男の馬鹿ー』だろうが!」 568 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 21 44 02.34 ID iOnAHau10 男 「……」 爺 「どうかなさいましたか?」 男 「お嬢って、皆に好かれてますよね」 爺 「もちろんですとも」 男 「お嬢さまっぽく無いけど、口調と見た目以外は」 爺 「ほっほっほ、私めはもう少し仕事させてもらえれば、不満などありませんよ」 男 「……本当に好かれてますね」 爺 「若いのに人を見る目がおありのようで」 男 「いや」 爺 「?」 男 「すれ違うメイド全員にわき腹を、その」 メイド「……横を失礼しま、すっ!」 男 「がぅっ! ほ、本当に好かれている……」 579 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 22 13 52.99 ID y0vzjp9a0 男「ふぃ~。膀胱が破裂寸前だったぜ」 嬢「男」 男「ぅうわっ!・・・ちょ、便器の横てw」 嬢「下賤にして野卑な私には便所すらなまぬるい」 男「お嬢。ここは男子便所だ。せめて隣の女子便所に居ろ」 嬢「でも」 男「いいから立て。便器の横にうずくまるなw」 嬢「わたくしは便器のシミほどにも価値のない人間・・・」 男「・・・なんかあったのか?ちょw寝ころぶなwwwww」 嬢「わたくしは陰毛の先ほども価値のない人間・・・」 男「おいw人が来るからww」 580 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 22 23 02.47 ID GD4YnFFd0 嬢「掃除など私一人で十分ですわ」 男「当番の皆でやるから、嬢は帰れよ」 嬢「そうはいきませんわ。むしろ埃塗れになるべきなのはこの私なのですから!」 男「申し出はありがたいけど、ホントに手伝わせることは何もないんだ」 嬢「私には掃除も任せられないと仰るのですね」 男「えっと……じゃあ箒持って。俺ら机動かすから」 586 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 22 37 50.73 ID GD4YnFFd0 男「黒板消しの粉が取れないな。機械の調子が悪いのか」 パンッパンッ 嬢「コホッコホッ!」 男「あ、ごめん! ベランダにいたのか」 嬢「お気になさらないで。私もこの星の無数の塵の一つに過ぎないのですから」 596 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/27(金) 22 52 04.82 ID EdO4prWf0 新入りメイド「さて、皿洗いのあとはお屋敷の掃除・・・」 嬢「あら、新しく就かれたメイドの方ね。及ばずながらお手伝いさせていただいたわ!」 新入りメイド「・・・も、もうしわけありあせん!(嘘だ!チリ一つ無い!ありえない!)」 嬢「おほほほ。赤子にも及ばない出来栄えですけど。さて、学校へいっていますわ!(たたた)」 新入りメイド「お気をつけて行ってらっしゃいませ!・・・あれ、10kmはあるはず」 運転手「(涙)」 ロールスロイス「(涙)」 新入りメイド「(呆然)・・・はっ、そうだお洗濯!」 新入りメイド「・・・乾いてる。」 爺「そのうち慣れます。粗茶ですが一杯いかがですかな?」 メイド「爺・・・伝染ってますって(涙)」
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704 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 03 12 48.81 ID VxdrQRdsO メイド・お嬢様観察日記その12 14 33 取り敢えず下校時間。お嬢「皆様が歩かれる廊下など私が一緒に歩けるとお思いかしら?」と言って窓に手を掛けたので羽交い締めにして廊下に連れ出す。………教室の雰囲気からして何度かした事がある模様。厳重注意。 14 37 廊下まで引き擦り出すことに成功。………長い4分間だった。 14 47 玄関口に到着。お嬢様は教室を出てから上級同級下級男女教師阿倍と全員に隔たりなく丁寧に挨拶をしていた。………土下座は阻止した。 14 48 靴箱に男が居やがった。………何?傘忘れた?あ、本当に雨降ってる………。お嬢「傘が無ければ合羽を着ればいいんじゃなくて?」………うわお嬢様、本気で言ってる。あ、爺さん。 14 49 爺「お嬢様、お迎えに上がりました」 お嬢「そうね……この雨は地を進み川に出て海へと流れ、また水蒸気として空へ舞い上がり雲となってまた雨となる………。 この様な素晴らしい世界の連鎖に私のような薄汚れた者に触れた雨が混ざれば、世界対戦の引き金になりかねませんわね。爺、ありがt」 爺「お嬢様、雨に濡れますので土下座は……」羽交い締めって結構疲れますね。 14 53 玄関前まで車を寄せた。お、新車か。そういえば、運転手が喜びながら泣いてたな。『運転手「流石ベンツ!実に美しい輝きだな!……自分の手で…磨きたかった………」』南無過ぎる。 14 54 男「お、途中まで乗せてくれるのか」訳がないだろ。 お嬢「なりません!この様な黒光したチャバネGの様な下賎な車に男様が乗って良いハズがございません!!」泣くな運転手。今夜は飲み明かそう………。 728 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 05 31 31.15 ID Z59BrLtt0 男 「ふぅ…。 補習がこんな時間までかかるとは…。」 嬢 「おーっほっほっほ。男様、こんな時間まで御苦労さま…お勉強ですか?」 男 「ひいっ! な、何でこんな時間に掃除してるんだ!」 嬢 「ふふ、わたくしのような下賤なものが人目に多く触れたら皆様がかわいそうでございますわっ!」 男 「そ、そうか? …もうだいぶ遅いし一人歩きは危険だろうから家まで送ろうか?」 嬢 「そんな!勿体ないお言葉ですわ!わたくしのような下賎なものと一緒に帰ったらどんな噂をたてられてしまうか…、 それにわたくし、新しい交通手段を開拓いたしましたの。」 男 「はい?」 嬢 「 わたくしのような下賎なものはこのハエの様なヘリで人目を避けて通学するのがお似合いですわっ!」 男 「うわ!? ブラックホーク!?!!!!!!!!!!1!!!!?」 嬢 「おーっほっほっほ! それでは、失礼いたしますわ! ごきげんよう!」 男 「あ、ああ」 嬢 「さあ爺や、急いで下さる? ディナーの仕込みが待っておりますのよ。」 男 (レベルアップしてるなぁ…いろいろと…) 742 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 07 36 42.44 ID O6hfm2x5O 嬢「無様で醜く視覚毒の一種としか言いようのない私に何かご用かしら?」 746 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 07 52 46.71 ID O6hfm2x5O 嬢「みなさん、おはようございます」 嬢「私の地域は今日がもえるゴミの日なので出してきますわ」 754 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 08 36 02.92 ID K7kT0wdlO 厨房にて 嬢「さて、今日も皆様のために朝食の準備でも」 バサッ 嬢「ひゃっ!?」 シェフ・メイド「はっはっは!!引っ掛かりましたねお嬢様!今日こそは絶対朝食を作ってやろうと罠を仕掛けさせていただいたんですよ! お嬢様はどうかそこで見ていて下さいませ!!」 爺「おい、お前ら」 759 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 09 20 54.93 ID w87iuqrv0 登校中 男「ん?あれはお嬢」 お嬢「おーっほっほっほ。私などが歩いたらこの綺麗な道が穢れてしまいますわ」 男「道路に雑巾がけしてる・・!!!」 761 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 09 35 21.51 ID 4zzSQvGtO 穣「イヤーッ! なんて事ですの!?私とした事がこんな時間に起きるなんて…」 メイド「1年ぶりに仕事が出来ましたね」 爺「清々しい日ですな」 762 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 09 40 33.58 ID lzuvAkqO0 男「なぁ、やっぱ嬢は回転寿司とかじゃなくて、おやっさんが握ってくれる寿司しかいかないのか?」 嬢「おーほっほっ!私のような、前世から社会悪のような稀代の悪女であった私がカウンター寿司などへそで茶を沸かしかねない所業です事よ!」 男「(なぜ勝ち誇ったように・・・)じゃ、じゃあ小象寿司とか、kappa寿司とかいくのか?」 嬢「ええ、しかも私のようなものが他の方が食べたかったかもしれないお皿を取るなど笑止千万ですので、食べるのはガリとお茶だけですわっ!」 男「そ、そうか・・・(それもしかしてすげー迷惑な客なんじゃ)」 763 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 09 47 11.03 ID lzuvAkqO0 男「そういや、嬢って好きな食べ物とかあるのか?」 嬢「おーほっほっ、私のような下賤のものが食事のえり好みなど片腹痛しですが・・・///」 男「ですが?」 嬢「これは・・・その・・・私のような・・・ごにょごにょ///」 男「な、なにそんなに照れてんだ?好物くらいだれだってあるだろ?」 嬢「わ、私・・・こ、こんぺいとうが・・・好き、ですの・・・」 男「こ、これまたノスタルジックな・・・なんで?」 嬢「で、ですから・・・こんぺいとうのように小さなお菓子でしたら、わ、私のようなものがこっそり一粒くらい食べても お天道様がお許しになってくださるかなぁ・・・と///」 765 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 09 49 00.47 ID w87iuqrv0 授業中 先生「じゃあこのプリントを後ろに回してくれー」 お嬢「先生!私の触ったプリントなど汚くて読めたものではありませんわ!」 先生「あ、ああ・・仕方ない。男は印刷室行ってこい」 男「はい・・」 お嬢「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめ・・」 771 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 10 33 44.75 ID VxdrQRdsO メイド・お嬢様観察日記その13 14 58 運転手なだめて出発。男?知らん。 15 30 普段よりもゆっくりと屋敷到着。………運転手、車庫では存分に泣いてくれ。 15 33 雨の為、屋敷中にて待機していたメイド達が挨拶……する前にお嬢様に先を越された。………土下座しない? お嬢「お~ほっほっほっ、この様な絨毯引きの部屋では絨毯が私で汚れてしまってよ?」………いや、土下座しないなら……いい…のかな?……何か違う…。 15 39 お嬢様の部屋の前までお送りする。………追跡観察、開始。 16 45 お嬢様が部屋から出てきた。………制服に……エプロン? 16 47 奇跡を見た。エプロンのポケットから雑巾はともかく、バケツとモップが出てきた。………我がご主人様は一体何処へ向かっているのだろう……。 16 49 メイド7人がかりでバケツとモップの回収に成功。 お嬢「わ、私の様な存在価値の低く過ぎる下等生物は、これくらいしかやれる事がないのでしてよ!」 メイド s『お仕事取らないで下さいよぉ~……』泣くな。例え既に掃除が終わっていても………。私達は試合は負けたが勝負には勝ったんだ!…………多分。 16 52 瞬きしたらお嬢様が廊下の端にいた。………100mはあるんですけど……って、見失った!? 783 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 11 34 56.13 ID i8n3HADG0 ある昼下がりの底飛車邸 新人メイド「お嬢様だけでお屋敷を維持できるなら私達いらなく無いですか?」 メイド「……私の様な下賎な者が広大で美しいお屋敷を占領しているなど、世にも許されざる大罪(ボソ」 爺「……路傍の埃にも劣る私の如きなど、ダンボール一枚頂けるなら有難い限りで御座いますわ(ボソ」 メイド「……そして正門に掲げられる『売家』の看板(ボソ」 爺「……数ヵ月後、町にはいきいきと空き缶を集めるお嬢様の姿が(ボソ」 新人メイド「……」 メイド「座ってお茶を飲んでいるのも私達の仕事よ」 爺「ゆめゆめ詰まらぬ事を申すでないぞ」 新人メイド「申し訳ありませんでした」 792 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 12 03 36.18 ID VxdrQRdsO メイド・お嬢様観察日記その14 16 55 最早体裁も構ってられません。お嬢様、お縄頂戴いたします! 16 57 食堂前に到着。コックは倉庫にいた。 コック「………整理する事がないので在庫確認を……今日5回目ですけど……」………あーぁ。 冥度「あれ?昼食はいつもどうしてるんです?」 コック「……皆でサンドイッチ食べてます」 冥度「あはは、やっぱりサンドイッチじゃ満足は出来ませんかw」 コック「………冷蔵庫に……毎日…作ってあるんです………お昼にどうぞ、お嬢…って………」……どんだけー………。 18 03 中央控え室でコックを除くほとんどの者が泣き崩れていた。……この紅茶ですか?…あ、美味しいじゃないですか。……お嬢様が煎れたんですか………。 18 14 そろそろかと調理場を覗く。呆然とするコック発見。視線の先は…………完成済みの夕食が……。あれ、メモ……「粟と麦がありましたので夕食に頂きます。お嬢」………夕食まであと15分、捕まえてせめて席に座らせてみせる!! 795 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。投稿日:2007/07/28(土) 12 30 35.94 ID VxdrQRdsO メイド・お嬢様観察日記その15 18 16 爺さんと執事に連絡し、屋敷の者総出でお嬢様捜索開始。 18 21 風呂掃除しているお嬢様発見。爺さん達に連絡。 18 22 風呂場周辺封鎖完了。お嬢様の捕獲に入ります。 18 24 お嬢「やはり私は、粟ではなく泡を食べる方がお似合いでしてよ。お~ほっほっほっ」捕獲完了。 ○=私達 ●=お嬢様 ↑ ○ ○○○○○ ○○○○○ ○○○○○ ○○○○○ ○○●○○ ○○○○○ ○○○○○ ○○○○○ ○ ○ 18 25 お嬢様を食堂に移送。………逃がしません。 18 29 食堂到着。
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おじょうP【登録タグ 作お 作り手】 【ニコニコ動画】ミクやリンに歌ってもらった自作曲動画作品集 特徴 ALI PROJECTを彷彿とさせるような曲を主に投稿する。 作詞家兼絵師であるサカノウエ氏とのコラボが多い。 アーティスト名はchepp(ちぇっぷ)。 リンク ピアプロ 曲 鬼ノ棲ム森 神騙りの愚者への断罪と懲罰 機械人形 罪薔薇 胸ノ奥、黒百合ハ咲ク ユメニサクハナ 動画 コメント 名前 コメント
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とあるお嬢の中指直立(とあるおじょうのファックですわよ)~~最終話『とあるお嬢の中指直立(とあるおじょうのファックですわよ)』 物語も終わりを迎える。 これは、少女達の戦いの軌跡。 少女は戦う。勝利の美酒に酔いしれるまで。 少女は戦う。敗北という泥を啜ってまでも。 ある者は欲望のため ある者は名誉のため そしてある者は、誰かのため これは、とある少女の物語 =============================== ~~とあるお嬢の中指直立(とあるおじょうのファックですわよ)~~ 最終話『とあるお嬢の中指直立(とあるおじょうのファックですわよ)』 =============================== 勝利を確信したのは、膝に確かな手応えを感じたからだった。 零距離からの膝蹴りが、女王蜂の膝蹴りが。 超時空軽空母『綾鷹』DEATHの顎を撃ち貫いた感覚が確かに残っていたからだ。 「貴方は強く、聡明で。 確かにランカー1位に恥じない方でしたわ」 「それでも……。それでも、”女王”を名乗るには、些かおこがましいのではなくて?」 糸の切れた人形のように力無く崩れ落ちる、超時空軽空母『綾鷹』DEATH。 一瞥も無く彼女に背を向けたのには理由があった。 『綾鷹』に、問いに返答する意思も意識も無い事も理由の一つではあったが――――。 乱れた髪を。 乱れた服を。 乱れた呼吸を整える間も無く。 ――――見知った少女が眼前に立ちふさがっていたからだ。 「おー。シノミヤ。また会ったな」 「……ええ。随分と早い再会でしたわ。鏑木さん」 「ははは。そう言うなって。それじゃ、始めようか? 最強のバカ決定戦だ」 荒い呼吸を隠そうともせずに、眼前の少女は続けた。 乱れた髪。 血で塗れた服。 ひしゃげた岡持ち。 彼女もまた、数多の傷を負っているのだろう。 ――――恐らく自分よりも。 きっと、これが彼女の最後の戦い。 だから、きっと、これが彼女の最後の一撃。 だから、私は、彼女の一撃に真正面から応えなければならない。 「ははは。流石シノミヤ。やっぱりバカだなー。 ……サンキュ」 岡持ちを握る手が。 鞘に納められた足刀が。 僅かな沈黙。 抜かれるは同時。 ぶつかり合うは一瞬。 決着もまた――――。 =============================== 傍らで眠る少女に、僅かばかりに頭を下げる。 気を失っているのだろう。 だが、その顔は満足そうだ。 見入る気持ちを邪魔するかのようにかけられた声は、酷く、 「緒子…………?」 酷く、懐かしく感じられた。 「え……緒子? どうして……?」 「えー、えー。 緒子ですわよー。 緒子ちゃんですわよー」 弾む心を抑え、冷静ぶろうとする自分が、今は怨めしい。 本当は――――。 「まったく。 いつの間にかどこかに行ってるだなんて。 ファックですわ、マジファックですわ」 「あ、あはは……。お、緒子、怒ってる?」 「激おこですわ。全く」 ――――本当は、泣きそうな位に嬉しいのに。 「緒子……。ただいま」 「う”…………」 全く。 こいつは。 可愛い顔して。 女の子みたいな顔して。 でも、強くて。 そこはやっぱり男の子で。 いつの間にかドアをノックしてきて。 いつの間にか心に入り込んできて。 トランプが強くて。 トランプが楽しくて。 一緒に居ると楽しくて。 それでも、一緒に居たいと感じさせて。 それでも――――。 「……約束しましたものね。”守る”って」 「ふふ……。それじゃ、帰りますわよ。もう一つの約束……私達と天奈さん、3人でおにぎりを食べるんでしょう?」 「…………うん!」 そういうと少年は。 子犬のような笑顔で手を差し出してきた。 「……なんですの?」 「えへへ。手、繋いで帰ろう?」 「ふぇっ!? な、何言ってますの!?」 「……だめ?」 お願いだから。 お願いだから、そんな捨て犬のような目で見ないで欲しい。 「……急にそんなこと言われても、あ、いや、ダメって訳では無いのですがそれでも……」 「ふふふ……えいっ!」 胸の前で弄んでいた指を強引に掴まれる。 少年の、その見た目には似つかわしくない強引さで。 「ふぇえっ!」 「嫌だったら、振りほどいてもいいからね」 卑怯だ。 この少年は卑怯だ。 答えなど、分かりきっているくせに。 熱い。 顔がやけに熱い。 こんな顔、見られたくない。 だから。 だから、ふいに投げかけられた言葉は、冷水で顔を洗ったみたいに頭をスッキリさせてくれた。 「せんせー。こっちも手、つなぎますー?」 「この戦いが終わったらね」 ランカー2位。アン・ラクシー。 かつて、緒子に敗北を植え付け。 かつて、緒子の左足を破壊した女医。 「どうやら勝ち残ってるのは私達だけみたいだからね。ラストバトルだ」 震える。 手が震える。 勝てなかった。 勝つことが出来なかった。 「……緒子」 強く。 繋いだ手が、強く握られるのを感じる。 そうだ、今は違う。 今は――――2人だから。 繋がれた手が解かれ。 硬く握られた拳から、真っ直ぐに中指がそそり立つ。 そして、その手を包むように、少年の手もまた、ゆっくりと中指が――――。 これが紫ノ宮 緒子の最後の試合 これが紫ノ宮 緒子の最後の戦い これが最後の―――― 「ファックですわよ!」 ~~これは、とある少女の物語~~ ~~これは、とある少女と少年の物語~~ <完>
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Character Card E.G.O. スチューデント/タレント 3/2/1 ▼/レジスト極星帝国/チャージ1 No.0713 Rarity UC Illustrator 後藤なお Expansion 女教皇の瞳 カード考察