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【検索用 しんきょうExclamation 登録タグ 2014年 AO VOCALOID し やいり 初音ミク 曲 曲さ 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:やいり 作曲:やいり 編曲:やいり イラスト・動画:AO 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『神教⇒Exclamation!』(しんきょう⇒エクスクラメーション!) やいり氏の16作目。 全然関係ないんですけどこの曲を作っているときに偶然にもとある勧誘の方がいらっしゃいました。幸せになるにはお金と毎日のお祈りとお金が必要だそうです。幸せになるのって大変ですね。(作者コメ転載) 歌い手の S!N氏 の初アルバム『SNiSN』書き下ろし曲。 S!N氏 による「歌ってみた」はこちらから。 歌詞 君が今望んでいる願い事を 何でも叶えてやる この壷(つぼ)さえ買えばね ちょっと犠牲伴(ともな)うけど仕方ないでしょ? 個数に限りあります 早い者勝ち 嘘かな でも本当かな 心の隙間を狙い撃ち 「あなたこそ唯一の神様」と 言え 言え 言え そして真実のダンス 僕と踊って どうしようもない君と心中して 心臓溶かすほど回って 入信してよ 安心して 信仰心 僕が今望んでいる 願い事を 何でも叶えてくれ 御代(おだい)はツケで夜露死苦(よろしく)。 怪しいな 胡散臭(うさんくさ)いな 疑惑の種が育っていく 慢心は 大きな怪我の元 そして神聖なダンス 一人踊ったら 心頭火も また涼しくて 心臓溶かしたら死んじゃうから 身心ともに過信してる 嗚呼 あなたが全てだよ そう 愛してるよ 決して 嘘など 無いから 信じて・・・ 分身 慢心 渾身 関心 迷信 方針 伝心 前進 送信 救心 投身 重心 意味深 御乱心 そして神聖なダンス 一人踊ったら 心頭火は やはり熱くて 心臓溶かしたら死んじゃうでしょ 心身ともに過信してる 真実のダンス 僕と踊って どうしようもない君と心中して 信じたら手を叩いて 入信したら 安心するよ 身と心 コメント 追加おつ! -- 名無しさん (2014-08-07 22 38 54) 早いですねww乙です! -- 幽葉 (2014-08-08 19 11 27) 乙っす!! -- 名無しさん (2014-08-09 13 49 56) はっやwwwwww -- 名無しさん (2014-08-09 13 55 48) 最後の罪とS!Nは歌詞じゃないの? -- 名無しさん (2014-08-09 21 56 54) S!Nさん版と動画が違うのか!男女逆! -- 名無しさん (2014-08-09 22 01 13) 歌詞待ってました!追加乙です -- 名無し (2014-08-09 22 51 24) やいりさんver.もステキです! -- 名無しさん (2014-08-10 17 32 32) 言え 言え YEAH じゃない? -- 名無しさん (2014-08-11 10 03 10) かっこいい!! -- 名無しさん (2014-08-11 13 57 39) 追加乙です!もはや僕のなかで中毒化してるよ、この曲ww -- 名無しさん (2014-08-12 09 43 19) はやwwwwwwwwwwwwwww -- (2014-08-12 12 55 40) ↑4 ミク版は「言え 言え 言え」で合ってると思うよ。 -- 名無しさん (2014-08-13 11 37 38) S!Nさんはアレンジして歌ってるからミク姉のとは少しちがうみたいですね -- 琉璃囮 (2014-08-14 21 56 14) 罪とS!Nもミク版にはないから、これでいい -- 名無しさん (2014-08-15 18 12 19) 追加おつです\(^o^)/まじ神 -- まぁ (2014-08-17 19 44 40) もーかっこよすぎ -- 名無しさん (2014-09-09 07 33 01) S!N教⇒Exclamationだわ(・∀・) -- にょっき (2014-10-08 01 40 13) 何回も聞いてます -- ゆう (2014-11-01 17 24 06) 中毒性がありすぎますので、注意して聞きましょう。 -- 池坂 (2015-01-03 19 10 07) この歌大好きなんです -- 神呑末 (2016-04-11 18 33 00) 1月に某ライブで聞きました!初音ちゃんのもいいですね! -- ヒライースゥ (2016-05-28 15 43 09) 仕事早いすっね -- ガトーショコラ (2016-06-25 21 07 56) 最後の間奏でカエルの合唱が入れられてるのがちょっと面白い -- 名無しさん (2016-06-26 09 58 59) 一回でハマった! -- 名無しさん (2016-07-27 01 59 26) かっこいい!毎日、聞いてます!! -- ふりっ (2016-09-04 11 42 26) ルカ姉歌ってくんねぇかな(願望) -- チェリーハント聴きたい (2017-02-28 16 42 55) とにかくカッケェ -- もう虜です。 (2017-03-15 20 35 54) かっこよ過ぎるw -- 萌 (2017-09-03 19 07 26) サビだけでめちゃくちゃ「しん」って入ってんのすごいな… -- 名無しさん (2021-11-19 19 15 59) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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どんぐりーーーーーカシ・クヌギ・ナラなどの、わん形のからで半ば包まれている実。 Oxford Languagesより引用 1章 どんぐりの可能性A どんぐりころころ、どんぶりこ~~~~~♪ 「ふっざけないでくださいよ!本当に!!!」 怒りが収まらない少女は天に叫ぶ。 声の主は七草にちか。 アイドルになったどんぐり。 「ようやく……掴んだですよッ!」 手をギュッと握りしめ、唇を噛む。 無理もない。 合わない靴を履き、血反吐を吐く想いで掴んだ憧れのアイドル。 その直後がエロトラップと殺し合いの強要。 いくらなんでもあんまりだ。 「絶対に生きて帰るんだから」 譲れない思いを叶えたのだ。 その選択は至極当然。 【七草にちか@アイドルマスター シャイニーカラーズ】 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本方針:元の世界へ戻る 1:生きて帰り、アイドルとして活動する [備考] 参戦時期はW.I.N.G.優勝後 ☆彡 ☆彡 ☆彡 終章 どんぐりの可能性B どんぐりころころ、どんぶりこ~~~~~♪ 「あ、あははー。アイドルになる夢が破れた私はこれからどうすればいいんですかねー」 浮遊大陸に響く空しい言葉。 言葉の主の名は七草にちか アイドルを目指した、いっちばん普通のどんぐり。 「それにしても……」 にちかの視線にいるのは———————— —————————息絶えた緋田美琴 本来なら、七草にちかとグループを組むはずだったアイドル。 「人ってこんなにもあっけなく死んじゃうんですね……」 美琴の血を吸った包丁を死んだ魚の目でみつめる。 「――どうせルールブックに載ってるから説明不要かもしれないけど、念の為。もしこの絶望と性欲に塗れた殺し合いでたった一人生き残れたのなら、どんな願いでも叶えた上で、副賞として20億円プレゼント!」 それは、夢見たどんぐりに差し伸べられた手。 「……しょうがないじゃないですか」 ————————だって、”アイドル”にもう一度”挑戦する”道は、これしかないんですから 【緋田美琴@アイドルマスター シャイニーカラーズ 死亡確認】 【七草にちか@アイドルマスター シャイニーカラーズ】 [状態]:健康 [装備]:万能包丁@現実 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2 美琴のランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本方針:優勝して、主催の男の願いで”アイドル”にもう一度”挑戦する” 1:私は諦めない。もう一度夢を見る。 [備考] 参戦時期は2次選考で落選した後
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そこはおまえのいすじゃない【登録タグ そ 懐古P 曲 猫村いろは】 作詞:懐古P 作曲:懐古P 編曲:懐古P 唄:猫村いろは 曲紹介 すいません急に思いついたので入れました。 次回作は 「ジェニー・ハニヴァーはご機嫌斜め上」で お会いしましょう(作者コメより転載) サブタイトルは「そこはお前の椅子じゃない」。 歌詞 (動画より書き起こし) そこはお前の椅子じゃない×3 降りるのじゃなきゃそこをどけ×3 そこはお前の椅子じゃない いろは「何でサブタイトルがタイトルと一緒なの。」 コメント 名前 コメント
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池上彰さんの特別番組で韓国についての特集があったそうですね。 私は見ていないのですが、韓国のニュースで、池上さんが酷い事を言ったというようなコメントがありました。 私は、池上さんの人間性をすばらしいと思っているし、韓国の人を悪く言うような事はないと想像しています。 多分、事実を淡々と言った事がそうとられてしまったのかなあ?と思っています。 一方、日本の情報サイトで、池上さんは反日だというようなことが書いてありました。 韓国からも日本からも、批判されて、池上さんは気の毒に思いました。 でも、これで、ますます、彼が、どちらの国を贔屓したのでもなく、ジャーナリストとして、真実を述べたのではないかなあと思っています。 池上さんの番組を見た、一般の韓国人が、「韓国人は日本を嫌いではないということを知ってほしい」と訴えているという記事も見ました。 私は、この一般の韓国人の気持ちがよくわかります。 なぜなら、私がニュージーランド留学で知り合った、韓国人は、みんな親日だったからです。 しかも、戦争を経験した、おばあちゃんの歳のような方にもすごく親切にしてもらいました。 私がキムチが大好きだというと、毎週のように手作りのキムチをくださったり、本当に、優しくしてもらいました。 多分、個人レベルでは日本人と韓国人はすごく仲良くできると私は思っています。 政治上は仲良くできていない2国ですが、どんどん、草の根的に個人が仲良くなっていって最終的には、2国が仲良くなることを望みます。 この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます。 脱毛の副作用で、毛膿炎になってしまったら…
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72 :ハニワ一号:2015/09/25(金) 18 50 06 「現代日本が一夜にして現代大陸日本になりました」 2015年のある日、日本のとある地域に住む青年はネットで発見した無料のフリーゲームをやっていた。 そして今ようやくゲームの完全攻略を達成したのだ。 「ようやく終わった・・・。このゲーム商業で出しても通用するほどの出来だったな。ん、何かが出てきたぞ。」 青年は攻略したばかりのゲームの画面を見る。 するとそこには青年が一番最初にこのゲームを攻略達成したのでご褒美にどんな無茶苦茶な願い事でも叶えますと書かれていたのだ。 「どんな願い事でもか。うーむどうしようかな。どんな無茶苦茶な願い事でもいいのなら今の日本を某サイトで見た面積10倍人口5倍、資源豊富な日本大陸にしてくれと書いちゃおっと。」 長時間のゲームのやり込みで疲労していた青年は深く考えずに適当に思い浮かんだ願い事を書き込んだのだ。 「よろしい。その願い事を叶えてやろう。」 ゲームから願い事を認める声が出ていたが長時間のゲームの疲労で半ば夢の世界の住人となっていた青年には聞こえていなかった。 そのまま布団を用意して布団にもぐりこんだ青年はゲームを達成した充実感を抱きながら眠りに落ちて行った。 目が覚めたとき世界が大きく変わっている事を知らずに・・・・。 青年がやったゲームは単なるゲームではなかった。 デウス・エクス・マキナな超越的な力を持つ神様が趣味で作ったゲームだったのだ。 そして目覚めた青年は日本が日本大陸になっていた事を知って大混乱になるのだった。 それは日本や世界も同様だった。 何しろある日突然に日本列島が10倍の大陸となってしかも人口が5倍になったのだから大混乱するなというのが無茶苦茶であった。 幸いな事に日本列島を日本大陸に成長させ日本人の人口を5倍にしたデウス・エクス・マキナな神はしっかりと突然に10倍の面積と5倍の人口になっても問題なくやっていけるように例として政府機関や会社組織の規模や数が大きくなったり増えたりするなどの様々な対策を施したので日本での混乱は驚くほど短期間に終息して日本人たちは剣牙虎や蝦夷象が存在し日本が10倍の面積と人口5倍が当たり前の日常に適応していく事になる。 73 :ハニワ一号:2015/09/25(金) 18 50 38 そして政府機関の規模や数が増えるという事は当然のことながら自衛隊も5倍の規模になっている事を意味したのだった。 (海自) 通常動力型潜水艦80隻、護衛艦240隻、機雷艦艇145隻、哨戒艦艇30隻、輸送艦艇55隻、補助艦艇155隻航空機は、哨戒ヘリコプター、哨戒機、電子戦機を約1250機保有する。 ひゅうが型護衛艦10隻、いずも型護衛艦10隻、イージス艦30隻(こんごう型20隻、あたご型10隻)、そうりゅう型潜水艦30隻、おやしお型50隻、おおすみ型輸送艦15隻、P-3C505機そしてP-3Cの後継機であるP-1の調達予定数400機となっている。 (空自) 主要装備は戦闘機がF-15J 1005機、F-2 485機、F-4約320機、合計1800機余。偵察機でRF-4偵察機約65機余。早期警戒機がE-2 65機、E-767 20機、合計85機余。空中給油機がKC-767 20機、KC-130H 5機、合計25機余。電子戦機がEC-1(電子戦訓練機)5機、YS-11EB(電子情報収集機)20機、YS-11EA(電子戦訓練機)10機、合計35機余。輸送機がC-1 130機、C-130 80機、合計210機余。ヘリコプターがCH-47J 75機、UH-60J 225機合計300機余を保有している。また600基のパトリオットが配備されている。 (陸自) 兵力75万人以上、74式戦車1400両90式戦車1705両10式戦車265両の合計3370両以上、戦車3700両、装甲車4850両、高射機関砲250両、ロケット弾発射機など300両、野戦砲(各種榴弾砲)2500門、迫撃砲5350門、無反動砲13550門である 同盟国である米国はともかく日本の大陸化した国力の増大、特に自衛隊の軍事力が一夜にして5倍になった事実に自衛隊に対抗する軍備を用意しなければならない露中韓や北朝鮮では発狂したりや卒倒した政治家や軍人、民間人たちが続出することになる。 これからの世界はある青年の思い浮かんだ願い事から一夜にして日本大陸という豊富な資源や10倍の面積、5倍の人口、5倍のGDP、5倍の自衛隊を抱える巨大な大陸国家となってしまった日本国にその巨大さゆえに世界や日本国自身も振り回される日々を送ることになるのである。 74 :ハニワ一号:2015/09/25(金) 18 51 10 あとがき 現代日本が大陸化して自衛隊も5倍化した世界を観測したかったので強引ですがデウス・エクス・マキナな神様を登場させて現代日本を大陸化して人口の方も何とかしてもらいました。 作中で日本大陸版自衛隊の装備数はわかりやすくするために単純に5倍化していますが実際には大陸化に合わせた兵器体系や現実的な兵器数に変更されていると思います。 例えばひゅうが型、いずも型の艦艇数が減る代わりに空母を大陸日本海自は保有しているとか。
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第一話『やーい、お前の母ちゃんマーグーロー!』 ――1945年 第501統合戦闘航空団ロマーニャ基地 ミーナ率いるストライクウィッチーズに救出された一家は、基地内の一室へと通された。 立派な調度品が揃った部屋には、既に11人の少女とが集っている。 しかし、一家はその輪から外れ、何やら話し合っており、彼女達はその話し合いが終わるのを待っているようでいた。 私「聞いた話から察するに、私達はパラレルワールドの、それも過去に来てしまったらしい」 俺「えー、俺は時間の流れは一方通行で逆行できないという解釈を押したいと思います」 母「私は好きだぞ。パラレルワールドの設定」 私「少しは真面目に聞いてくれ。というより、事実として目の前で起こっていることを受け入れてくれ」 俺「ふざくんな。日朝のスーパーヒーロータイムを楽しめない現実なんて受け入れられる筈がない」 私「もうちょっとマシな理由はないのか!?」 母「しっかし、ネウロイっつー化物ねぇ。日本は扶桑、アメリカもリベリオン? ああ、キリストもいないんだっけ?」 俺「あと中東諸国と中国もねぇなぁ。ま、いいんじゃない? しょっちゅう聖戦とか言ってあっちこっちに戦争と弾圧とテロしてるウォーモンガー共がいなくなっただけだ」 私「おい、危ない言い方は止めろ」 俺「いいんですぅ。だって、俺は関係ないし」 俺「それよか、どうやってこんなとこに来たかだ」 私「一番可能性が高いのは、ネウロイだろうな。コイツ等、訳の分からん技術を多数有しているらしい」 母「空間転移か瞬間移動みたいなもんもあるみたいだな。あのお嬢ちゃん達が話してるの聞こえたぜ」 私「その内の一つが時空間にまで作用したのか……。だが、私達である理由がない。あるとしても……」 言葉を区切ると母と私は黙って俺に視線を向けた。 そこにどんな理由が込められていたかを知る者は、彼等家族にしか分からない。 俺「はいはい、俺のせい俺のせい。ポストが赤いのも、カルト国家の核実験も、核施設の相次ぐ不始末も」 母「誰もそこまで言ってない言ってない」 私「…………ともあれ、私達は過去に来た。身の振り方を考えねばならない」 俺「はー? どーせパラレルワールドだぜ? 仮に世界が滅びたって、滅びた世界と滅びなかった世界に分岐するだけだろ?」 私「かも、しれん……」 俺「んで、そうでなかったとして世界が滅びてもよくないか? どうせその時にゃ俺等も一緒に死んでるだろうし」 私「かもな。……だが、私達が原因で人死にを増やす訳には、いかないだろう……?」 俺「そうかー? どうでもいい誰かが死んだって、関係ないだろ。俺は痛くも痒くもない」 私「お前は、どうでもいいことはホントどうでもいいって性格を直せ!」 俺「むりー」 俺は相も変わらず気の抜けたまま、胸の前で腕を交差させ、×マークを作って見せた。 俺「大体よ、良かれと思ってやったことが必ずしも良い方向へ向かうとは限んねーだろ」 母「ま、そりゃそうだわな」 私「………………」 俺「俺等が来た時点で、どうあがいても歴史は改変されてんだ。人が大勢死ぬか、助かるかは別にしてよ」 私「だとしても、良い方向へ転ぶように努力するべきだ。そうしないのなら、せめて極力歴史に干渉するべきじゃない」 俺「お人好しだねぇ」 私「いやか? だったら見捨てればいいだろう?」 俺「アホか。お前はどうでもよくねぇよ」 私「ともかく、この世界へ来た原因を探り、帰る方法を見つけよう。それが不可能なら……」 俺「そっちはおいおい決めようぜ。先のことは分からんねーしさ。だが、俺達について知っておいて貰った方がいいだろ」 私「だが、それでは……」 俺「仮にそれで歴史が変わったとしても、外部に漏らした奴が悪い。更には俺達を利用しようとする奴が悪い。つーか、心配し過ぎだ。歴史を変える大仰な力、俺等にはねーよ」 私「そうはいうがな……というより、お前がいうな」 俺「まあ、それは置いておくとして、俺等の世界に戻るには何かと後ろ盾はあった方がいいのは事実だ。違うか?」 母「確かにな。0から始めるのは面倒だからなぁ」 私「一番確実かは別として、情報源やコネにはなるか……」 母「ところで、お前達……」 私「母さん、何か……?」 母「こんなシリアスで大丈夫か?」 俺「大丈夫じゃない。問題だ。一番いいボケを頼む」 私「少しは真面目にやってくれていると思った私が馬鹿だった……!」ガクッ 俺「つーか、さっきから後頭部にすげー殺気を感じるんだが」 ミーナ「<●> <●>」ジーッ 私「お前の責任だ。自分で何とかしろ」 母「ヒューッ! 流石は俺、あんな美少女に熱視線を送られるなんて、世界で一番可愛くて馬鹿な息子だぜ!」 私「母さん、お静かに」 母「あ、いや、お前も男前だからな。だから機嫌直せよぉ!」 私「そういう意味で言ってるんじゃない!」 俺「しゃーねー。ちょっとおちょく、もといご機嫌取りするか。俺の」 私「言い換えた意味がない!? 少しは人の気持ちを慮ったらどうだ!」 俺「………………」プッ ミーナ「………………」イラ 俺「………………」プギャー! ミーナ(落ち着きなさい、ミーナ。ちょっとからかわれたくらいで! こんなもの、上層部の嫌味に比べれば……!) 俺「………………………………………BBA」ボソ ミーナ「…………ッ!」ガタッ! 坂本「落ち着けミーナ。あの手合いに何を言っても無駄だ。」 私「お前も、からかうのは止めろ!」 俺「いやー、生真面目な奴をからかうのはこれだから止めらねぇや」 母「そういう割に、相変わらずの無表情な俺であった」 俺「それが俺……鎮西八郎・ルーデル・ヘイヘ・ロンメル・船坂弘の人生よ」 私「そのネタ、何時まで引っ張るつもりだ」 俺「無論、死ぬまで」 私「無駄にカッコいい返事だな!?」 坂本「その様子を見ると落ち着いたと思ってもいいか?」 母「ああ。まあ、ちょっとした家族会議だよ。時間を設けてもらって悪いね、お嬢ちゃん?」 坂本「お嬢ちゃんは止めてください。私は坂本 美緒。階級は少佐です」 母「あー、はいはい、美緒ちゃんね。ま、肩肘張らずにやろうぜ」 坂本(この年で、名前にちゃん付けで呼ばれるのは、少々きついものがあるな……) 母「まあ、詳しいことは自慢のバカ息子二人に聞いてくれ。あたしは待ってるよ」 坂本「いえ、しかし……」 母「いいのいいの。親の助けが必要な年でもないしよ。あたしの仕事は尻拭いだけさ」 後のことは俺と私に任せるのようで、母はソファから動く様子はなかった。 そんな母の様子と態度はいつものことなのか、二人は何も言わずにミーナの座る対面のソファに腰を下ろす。 ミーナ「それで、貴方たちが何者なのか、どうしてあのような場所に居たのか。教えて頂けますね?」 俺「県境のトンネルを抜けると、そこは空の上でした、以上!」 私「お前は黙ってろ。……どこまで信じて貰えるかは分からないが、出来る限りは話しておこう」 私は大きな溜息を吐き、明朗な語り口で自身の境遇を語っていく。考察や心当たりを一切語らず、真実のみを伝えていった。 バルクホルン「何を馬鹿な! 未来だの平行世界だのと信じられる訳がないだろう!」 私「では、一つ聞きたい。あの空域、あの時間に輸送機は飛んでいたか? 恐らくはないだろう。人類の敵が出現する空域を悠々と飛んで車と人間を投下する馬鹿はいないと思うが?」 ミーナ「確かにそうね。貴方達は突然、あそこに現れた。そうとしか思えなかった」 バルクホルン「ミーナッ! こんな正体も目的も分からん連中の戯言を信じるのか!?」 ミーナ「バルクホルン大尉、落ち着きなさい。彼等の言い分を全て鵜呑みにする訳ではないけれど、あの空域に航空機が居なかったのは事実よ。私の固有魔法は知っているでしょう?」 ミーナの固有魔法は三次元空間把握。 その感覚が及ぶ空間であるのならば、目標の数や種類、位置を知ることができる感知系に分類される魔法である。 彼女ならば、一家の出現が如何に不自然であったかは理解できている。 坂本「……そうだな。では、仮に未来から来たと言うのなら、それを証明できるものはあるか?」 私「証明、ね。ウチの車の破片やら我々の荷物をサルベージしてくれるのがいいかもしれんが、この時代に海の底を浚うのは無理か」 俺「うわぁぁぁぁぁぁ! オレの機種変したばっかのスマホががががッ!!」ガーン! 私「お前な、いい加減にふざけるのは止めたらどうだ。それに携帯なんて……ああ、その手があったか」 俺「ふざけてねぇよ。おい、どうすんだクソが。最新型だぞ、ファック!」 私「そんな声を荒げるのは勝手だがな、せめて表情を変えろ。口調と表情が一致していないのは地味に怖いぞ」 俺「残念だが、これが鎮西八郎・ルーデル・ヘイヘ・ロン――」 私「もうテンドンはうんざりだ」 俺「いや、このネタには利用価値が……! まだだ、まだ終わらんよ!」 私「勝手にやってろ。まあ、これを見てくれ。一応、証明にはなるんじゃないか?」 学ランの内側から取り出したのは、折り畳み式の携帯電話。尤も、この世界の人間にはそれが何かは理解できないだろう。 耐水性らしく、携帯が問題なく動くことを確認すると、成れた手つきでカメラを起動させる。 ピロリン、と携帯から音が洩れると、怪訝な表情をする一同であったが、私の差し出した画面を見て驚愕した。 宮藤「これって、ミーナさん!?」 エーリカ「うわー……」 サーニャ「すごい……」 坂本「驚いたな。これは、写真……なのか?」 私「原理は全く異なるがね。少なくとも、この時代の技術力で作り出すのは不可能だ」 ペリーヌ「確かに通常のカメラでは不可能、ですわね。暗室や薬液が必要ですし……」 ミーナ「………………」 俺「ねぇねぇ、今どんな気持ち? 俺達が未来から来たって確定しちゃいそうだけど、今どんな気持ち?」 バルクホルン「…………こ……のぉ」プルプル 俺「何を馬鹿な! 未来だの平行世界だのと信じられる訳がないだろう!(キリリッ だってよ」ブフォッ! バルクホルン「ウガァァァァァァ!!!」ドッカーン! エーリカ「うわあ! トゥルーデが! トゥルーデが本気で怒ったーー!」ヒィッ! 俺「うわ、煽り耐性0かよコイツ。こわいわー、現代っ子じゃないけどキレやすい若者こわいわー」ヤレヤレ バルクホルン「誰のせいだ貴様ぁぁぁぁッ!!」 俺「あん? 俺のせいだけど、なにか?」 私「………………………」プツン 俺「あ、ヤッベ。こっちもキレた」 私「いい加減にしろぉぉぉぉぉぉ」グオッ! 俺「兄弟からのまさかのエルボッ!!」ドサァ…… 私「ぐッ!? クソ……これだけの運動と怒りで……」ガク バルクホルン「お、おい! どうした、大丈夫か!?」 私「問題がない訳ではないが、まあいつものことでね。しかし、悪かったな。ウチの馬鹿が……」 バルクホルン「あ、ああ。怪我でもしているのか……?」 私「いや、心臓に欠陥があってね。ちょっとした後遺症だよ」 バルクホルン「それなら宮藤の治癒魔法が……」 私「どういう原理の魔法かは知らんが、恐らく無理だろう。俺の心臓はあらゆる負荷に耐えられん。治療であっても負荷は負荷だからな」 バルクホルン「………………」 私「同情なんてするな。私の身体だ、上手く付き合っていくさ」 俺「何やら堅物同士の空気が良い件について」ムク シャーリー「うぉッ、もう起きた! 大丈夫なのか……?」 坂本「いや、どう見ても完全にクリーンヒットだったんだが……」 俺「あー、これくらい俺等にゃ日常日常。垂直落下式ブレーンバスターに比べればどうってことないや。あ、いや、やっぱアレだ。奥歯折れた」ペッ ミーナ「ま、まあ、無事ならそれでいいわ。それから折れた歯をそこらへんに吐くのは止めてちょうだい」ハア 俺「へーへー、すんませーん」 私「おい、お前が居ると話が進まん。母さんとでも話していろ」 俺「ちッ、俺はいらない子だってよ。私がいじめるー、マミー慰めてくれ、女だろ?」 エイラ「……どう考えても、実の母親に向かっていう台詞じゃないゾ」ドンビキ 俺「実の母親でもなんでもねーけどな、俺と私は単なる養子だし。因みに俺と私も血の繋がりはありません」 リーネ「えぇッ!? そんな大事なこと話ちゃっていいんですか!?」 俺「いんじゃね? 別に隠してもないし」ケロッ 母「だな。あたしの知り合いにも周知の事実だ」ケロッ 私「二人ともそんな重大な話を軽い調子で流さないでくれ。普通の人は引くから」イガイタクナッテキタ…… 母「んだよー、確かに腹を痛めて、股をおっぴろげて生んだ子じゃないけど愛してるんだぜ!」 俺「俺もだよ、マミーと私のためなら世界を敵に回すわ。つーか、俺の家族の為に世界が生贄になれ」 私「愛が重い! あと女が股とか言わないでくれ母さん!」 俺「何言ってんだ、マミーくらいの年なら男の一人にでも股開いてんだろ」 ミーナ「そ、そういうことを人前で言わないで……////」 バルクホルン「貴様は、少しは恥というものがないのか! ////」 俺「ねぇよ、そんなもん。そもそもそんな恥ずかしいことでもなくね? 有史以来の当然の営みだろ。父ちゃんと母ちゃんがベッドの上でギシギシアンアンやっておめー等が生まれてきたんだよぉ」 エーリカ「流石に、あけすけすぎるんじゃないかなー。サーニャんも関係ないのに真っ赤になっちゃって……」 サーニャ「…………/////////」 エイラ「お、お前等、サーニャをイジメんナー!!////」 俺「そういうお前も、顔が赤いのであった。若いねー」 母「………………おい、俺。一つだけ訂正しろ」 俺「あれ? マミーなんで怒ってんの? 訂正するとこ何もなくね?」 母「私はマグロだ! よってギシギシアンアンじゃない! ギシギシだけだ!」ドヤァァァァッッ! 全員「」 私「…………oh」 俺「マミーがドヤ顔で自分をマグロとカミングアウトするような女だった。死にたい」 私「おい、他の連中が硬直してるぞ。どうするんだ、これ。私も反応に困るんだが……」 俺「知るか。………………やーい! お前の母ちゃんマーグーロー!」 私「お前の母親でもあるだろうが!?」 俺「……………………ハッ!?」 私「気付いてなかったのか!?」
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第0章 最終戦役・そして新たなる道行き パワー・ライン。 この地球を一個の生命と考えた場合、他のあらゆる生命と同じく、 エネルギーを循環させるための管が存在する。 地球独自のエネルギー伝達経路―――――エネルギー・ライン、レイ・ラインなどとも 呼ばれるそれは、時として地上にそのエネルギーを噴出させるスポットを生み、 そこに居る人間の誰かを『選ぶ』事がある。 ラインに選ばれた人間は、その力を受取る事で一種のスーパーマンと化すのだ。 古来より、このパワー・ラインを巡って熾烈な争いが繰り返されてきた。 200×年、日本・富士山麓で起こった戦いもまた、パワー・ラインをめぐる戦いの一つであった。 ただし、この戦いを引き起こした者の望みは、栄光でも支配でもなかったが。 ―――――『反キリスト』 聖者ライアン・グレコ師の中に生まれた『反なる聖』。 キリストの処刑より2000年―――――噂のみは処刑直後から存在したそれは、 現代において聖者の体を苗床とし、ついに降臨したのだった。 その目的は―――――『反キリスト』の言葉を使うなら―――――『救い』。 人類全体を、生者から死者へと変え、遙かな宇宙の果てまで旅立たせる事が、その目的であった。 アジアを走るパワー・ラインを変質させ、一地点に集合させる。 変質したエネルギーはもはや命を育む聖なるものではない。 死して生きる存在を生み出す呪われたエネルギーなのだ。 後は、このエネルギーを解き放ち暴走させれば、津波より速く 世界を駆け巡ったエネルギーが、全人類を不死化させるであろう。 そして―――――不死となった死者たちは宇宙を行く。億千光年の彼方までも。 宇宙にある全ての生命をも巻き込みながら。 それは『救い』の名を借りた完全なる破滅でしかなかった。 許されるべき事ではない。 だが『神』の力に対して、人間が出来る事など何がある? 何も出来はしない。 そう―――――ただの人間には。 南雲秋人―――――生体強化兵士(バイオニック・ソルジャー) 瓜生義龍―――――生ける死者 彼らはこの魔戦に身を投じ、戦い続けた。 決して人類の為などではない。己の望みを・・・・『復讐』を叶えるために。 たった3人の、しかしすべての生命ある者の行く末を決定する戦いは、 富士山麓に収束し、噴出したパワー・ラインの内部において終結しようとしていた。 目もくらむようなエネルギーの奔流の中を、グレコ師が行く。 踏みしめる場所も、上下の区別もつかぬ流れを飛ぶように移動する姿は、 大空を舞う鷲を思わせた。 それを追いかける2羽の大鷹のような影。 南雲秋人と―――――そして瓜生義龍。 と―――――2人はもつれあうように動いた。南雲の右手が、義龍の喉を掴んだのだ。 次の瞬間、義龍はビクリと体を震わせ、口から大量の血を吐いた。 血の色は―――――青い。死人の血であった。 だが全身を痙攣させながら義龍は、ニィ・・・と唇を歪めた。 ―――――平凡な死こそ、この決して死なぬ死人の望みであったのだ。 南雲は更に加速した。右手に義龍を掴んだまま、グレコ師へと左手を伸ばす。 右手に掴んだ美貌の死人。左手の先に居るグレコ―――――『反キリスト』。 この2人を殺す。殺しつくす。 それが、南雲秋人の望み。望む復讐。 見れば南雲の全身から、青白い炎とも見えるエネルギーが噴き上がっている。 それは、膨大なエネルギー中にあって尚、他をを圧倒する力に満ち溢れていた。 死なぬ死人を今まさに死の淵まで追いやり、 破壊神たる『反キリスト』にすら悲鳴を上げさせた未知なる力。 神に対抗するもの―――――それは神以外には有り得ない。 言語を絶する魔戦の中で南雲に宿ったのはいかなる神か。 追いすがる南雲に対し、グレコ師が―――――『反キリスト』が向き直る。 南雲を見据えたその血色の瞳よ、迎え撃たんとするその容貌よ。 あまねく全てに呪われた生を与えんとする者よ。 人知を超えた戦いの果て、その決着は―――――!? ―――――決着は、つかなかった。 突如として3人の進む先に現れた巨大な『鏡』。 それが輝いた次の瞬間―――――南雲も、義龍も、『反キリスト』も、忽然と消え失せていた。 『鏡』自身も、自らの役目は終えたとばかりにゆっくりと消えてゆき――――― 後には、太古より連綿と続くパワー・ラインの流れが残るのみであった。 第0章―――――了
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40ページ目 ギャル2「……頑固者」 男「そっちこそ……!」 ギャル2「何なのよあんた!?私にそんなに恥かかせたい!?」 男「いや、そういうつもりじゃ……!」 ギャル2「友達をすべて失って、お詫びしようとして、それを受け取ってもらえないで……私、どうしたらいいのよ……」グスン 男「結局僕はそのお金を返すことはできなかった」 男「春がきて、学校をやめた今も、引き出しの奥に入れてある」 男「あれ以来ギャル2とは話していない」 男「ギリギリの生活にも慣れてきた。なんてことはない。むしろ、少しずつ貯金もできている」 男「妹は今年中3年になった」 男「そして僕は、とある店で働き始めた」 物語はここで終わっている・・・ トップへ
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49. ◆XFKJOt0a3Y 2014/05/11(日) 17 54 47.45 ID mtMijjDlo http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351334821/ 913を診てもらえると良いかも 亡国の王子処刑から十数年後 第六次聖杯戦争 勃発 勝者 第八のサーヴァント 貴方は、旭光を浴びながら、薄れゆく自分の身体を確認する 万能の願望器である聖杯が無ければ、 本来、霊体である自分の身体を保つことが出来ないであろう 貴方の直ぐ傍で、少女が涙を流しながら手を繋いでいる 初めは、とても頼りないマスターだと、貴方は思った 彼の国の生き残り、きっとその縁が貴方を呼び寄せたのだろう 自分に自信を持てず、誰かの後ろに隠れていないと何も出来ない そうしてしまったのは、彼の国を焼いた自分に責がある だから、この戦いに勝利は出来ずとも、この少女は守らなければ… そう思っていた だが、その予想はどこで狂ったのだろうか この弱くて、涙もろくて、小心者なマスターには、誰にも負けない勇気があった 死に掛け貴方分を救うために、奔走した勇気があった 絶望的な戦いの中で、諦めずに涙を拭いて立ち向かう勇気があった 万能の願望器が、世界を呪うモノだと知った時、迷わず破壊という決断をする勇気があった 彼女は、弱くなど無かった それが、貴方には何よりも誇り高いものであった マスター「やだ…やだよ…いなくなっちゃやだ…」 マスターは貴方に手を離さずしがみついて泣いていた 貴方は、そんな彼女に苦笑し、そして頭を撫でる 何度の奇跡があって此処にこれたかは解らない それでも、彼女を守る事が出来た それが、なによりも安堵であった 50. ◆XFKJOt0a3Y 2014/05/11(日) 17 55 59.11 ID mtMijjDlo 貴方のマスター…彼女にとって、貴方の存在そのものが奇跡だった 彼女は、彼の国の難民キャンプで生まれた そんな彼女はいつも不満に満ちていた 何故、こんな貧しい暮らししか出来ないのか どうして、自分には穏やかに過ごせる国が無いのか だが、それを言うと爺やも母も叱るのだった ―――儂等には地に足を付ける国は無くても ―――その志もその遺志も、あの国と王と共にある そんなものは嘘だ。何故なら、自分にはそれがない それに、自分はそんな愚かな王様に会ったことなどない 彼女は、指の腹で髪飾りを弄る その髪飾りは、彼の国に伝わる王家の紋章が象られている 自分が生まれて直ぐに、王様がこれをくれたと爺やは言うが 彼女はそれを一度も信じることが無かった 彼の国の魔術師の家柄であった貴女には魔術が使えた 爺やから魔術の手ほどきを受けながら、貴女は来るべき日を待ち望んだ それは、聖杯戦争 勝利者には、万能の願望器である聖杯を手にすることが出来る そして…かつて、彼の国の王様が挑み、そして手にすることが出来なかった なら、自分がそれを掴んで、今よりずっと裕福な世界で暮らしてやる そう、夢を見ながら、魔術の研鑽に励んでいた 彼女はついに日本へと旅立った 爺やも母ももういない、一人ぼっちとなった少女は聖杯戦争しか行き場が無かった だが、彼女は初めて思い知った。世界の広さに思い知った 難民キャンプの中の世界しか知らない彼女にとって 日本という世界は、全てが魔術なんかよりも夢幻にしか思えなかった 彼女の心は折れていた。一人ぼっちの彼女には聖杯戦争でさえ拠り所にはならなかった ―――誰か…助けて その想いを一心にして、彼女は…英霊となった貴方を呼んだ 51. ◆XFKJOt0a3Y 2014/05/11(日) 18 01 45.72 ID mtMijjDlo 初めは2人して、凸凹した関係であっただろう 小心者で泣き虫のくせに自尊心だけは一人前な彼女 礼儀正しいと思ったら、口達者で天然なくせにいじめっ子な貴方 いつも、何かに付けてはマスターである彼女をからかう貴方 彼女は、自分がマスターなのだから従えと怒るが 貴方は、飄々と屁理屈をこねる ―――私に忠義を示してほしいなら、もう少し、背筋を伸ばしなさい ―――私にモノを言うよりもまず、好き嫌いを直しなさい ―――マスターとしての威厳を保つよりまず、その内弁慶を直しなさい どうして、貴方はそんなに意地悪なのかと彼女は問う 昔はこんな性格ではなかったと貴方は答える 紆余曲折を得て様々な事を学んだと、貴方はいつも微笑んでいた サーヴァントは皆、過去に様々な偉業を達したという 彼女は、よく貴方の逸話を聞きたがっていた 貴方は、苦笑して答えた ―――いえ、私は偉業なんてありません ―――私は願いを叶える為だけに、此処に在るのです 彼女は、その意味を知るのは、もう少し後からだった そう思えば、彼女にとって貴方の存在はとても不思議であった まずは、自分のサーヴァントのくせに、ステータスが何も確認できない 何せクラス名さえ解らない。多分、セイバーだろうと思っている 貴方はその事について彼女をからかった ―――良い男は秘密が多いのです…と 徐々に彼女は貴方の謎を知りたいと思った なにより、貴方が彼女を見つめる目にいつも不思議を思ったから どうして、貴方はいつも…彼女をそんな目で見つめるのか それが知りたかった それは、様々な敵との邂逅で思いを強くしていった ランサー「さぁ!無実無根の自覚はあるか!!」 彼女がランサーのマスターに攫われたとき、深手を負いながらも貴方は彼女を助けた 助けた彼女を強く抱きしめて、何度も自分に言い聞かせるように…良かったと呟いていた その想いは『アーチャー』との戦いで強くなる アーチャー「まさか、英霊になってまで、貴様と顔を合すことになるとはな」 貴方「えぇ、アーチャー…この縁は最早宿命とでも言いましょうか」 両手で持てばガラクタさえも貴方の宝具になる そして、アーチャーの両手にも模倣された宝具がある アーチャー「貴様が行ってきたことは何も解決しない!それがなぜわからない!」 貴方「私が行ったことは確かに、何も解決しない」 貴方「前にも言っただろう、私は知らない誰かの得する顔より、見知った人の笑顔が見たいのです」 その言葉と瞳は、烈火のごとく熱さを持っていた 52. ◆XFKJOt0a3Y 2014/05/11(日) 18 04 08.45 ID mtMijjDlo そして、『セイバー』との戦いで、彼女は貴方を知る事になった セイバー「あの戦いは今も私の心に焼き付いています」 貴方「私もだ、セイバー。あの戦いが在るおかで、私は此処に在る」 黄金の髪と純白の騎士装束を着た…自分の知らないセイバーが貴方に問いかける 貴方「歴史は私を国を燃やされた復讐者であると」 貴方「それでも、構いません。私はあの結末を生み出した張本人として」 貴方「例え、世界と契約を交わしても、私は最後の最期まで見届けたい」 セイバー「そうですか…やはり貴方はあの時から変わらない」 セイバー「皆の未来の可能性を守る為、自分の理想を否定した」 セイバー「私のマスターであった頃から、変わりません」 2人が何を言っているのかわからない セイバーは光輝く黄金の剣を両手に持ち上げる 貴方…アヴェンジャーのサーヴァントである貴方もまた その手に、黒き魔剣を握り締める セイバー「約束された―――」 アヴェンジャー「無毀なる―――」 戦いが終わった後、アヴェンジャーとなった貴方は…話してくれた 自身の真名を…そして、その運命を――― きっと、最初の頃の彼女は信じなかっただろう しかし、貴方との確かな絆を確信した彼女は、信じることが出来た そして――― 貴方「申し訳ありません、マスター。君の願いを叶えてあげられない」 徐々に光と同化していく貴方にしがみつき涙を流す彼女 彼女は幼子の様に涙を流して駄々をこねる いらない、裕福な暮らしも地に足のついた生活も 嫌だ、貴方がいなくなるなんて嫌だ 貴方「一人ぼっちが寂しいのはわかります…ですが…」 違う!一人ぼっちが嫌なんかじゃない 貴方がこのまま幸せになれずに消えてしまうのが嫌なのだ 貴方「…では、そうですね」 貴方「私の望みを一つだけ叶えてくれますか?」 その言葉に、彼女は何度も頷いた 消えたくない…そう答えてくれたら彼女はどんなことでもするつもりだった だが、貴方の答えは、彼女の思う全ての答えと違っていた 貴方「貴方の笑顔を見せてください」 貴方は静かに彼女の涙を拭い、頬を撫でた ―――それが、私がこの世界に在る、唯一の望みです 53. ◆XFKJOt0a3Y 2014/05/11(日) 18 08 34.80 ID mtMijjDlo そう、難民キャンプで王家の紋章を彼女に渡した時、貴方はようやく贖罪が見えた あの幼き赤ん坊が、貴方に救いを齎した もし、この赤ん坊が成長して、大きな危機に見舞われたなら 貴方は時空を超えてでも、必ずや駆け付けよう ―――必ず、自分が守ろう、彼女の騎士となって 貴方「マスター、私は貴方の騎士になれましたか?」 彼女は、何度も強く頷いた ずっと、自分を待ってくれた ずっと、自分を導いてくれた 彼女にとって、貴方は何よりも得難いものとなった 貴方「なら、思い残すことは残り一つです」 貴方「どうか、笑って下さい」 貴方「それで、私は救われます」 彼女は何度も涙を拭い去り、貴方に不器用な笑顔を見せた ほとんど泣き笑いのようであったが、それでも貴方には彼女の笑顔を見ることが出来た 貴方「―――これで、私の願いは果たされました」 もう、これで思い残すことは無い あの日、堕天の檻で理想の世界を造らなかったのは、 全て、此の為なのだと思っている 理想の世界など、自分には不相応なのだ そんなものよりも、自分は贖罪を果たせる未来が 彼女の危機を切り伏せる未来が欲しかった 今なら、貴方は強く思うことが出来る あの日、あの時の選択は間違いなんかじゃないと――― そして、貴方は笑顔で彼女を見送り塵となった 真エピローグ:真に果たされた貴方の願い 54. ◆XFKJOt0a3Y 2014/05/11(日) 18 09 10.39 ID mtMijjDlo アースセルオートマトン サービスを休止します
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[Chorus] ギャングスタ・パーティーの始まりだ [Speaking] まったくよ、何てことしてくれたんだ アメリカの二大お尋ね者を 同じ場所に 同時に送り込むなんて正気の沙汰じゃないぜ niggaどもよく聞いとけよ とっておきのシャンパンとコンドームを用意して 俺達の曲に耳を貸しな [2Pac] 未来がハッキリ見える、未来の俺自身を予見できるぜ イイ女達に囲まれてるリッチな俺の姿をさ ダチのスヌープと一緒にドデカいことをやってのけてさ お前のようなniggaなら、ヤツらを喜ばせてやれるだろ [Snoop] 手には銃をしっかり握って、連中のお陰で俺は逃げ回ってるぜ 今じゃこうして法廷の場で判決を待っている niggaどもの望みはひとつ、2パックを釈放しろ けど、連中は今度は俺を捕まえようとしてやがるぜ だから俺は頭を使って、 何とかこの難局を乗り越えなきゃならないのさ 百万人大行進を成功させて、 ギャングスタ・ラップも盛り上げようぜ [2Pac] そこで俺達はこうして一緒にラップしてるってわけだ 二人の億万長者が訴訟を起こしたんだからよ Bitchどもも不測の事態には備えておきな、 何かが起きようとしてるんだ 俺とスヌープで面白いモノを見せつけてやるからな サツにタレ込んだ連中に対しては、絶対容赦しないからな お前も深く関わってるけど、肝心のルールを忘れちゃいないか Niggaどもは俺達のことを野蛮人扱いしてやがる 金はタンマリと稼いでるんだ、 リッチなNiggaにはいい顔しとかなきゃよ [Snoop] 俺はPという名のペット代わりのカワイイ女を飼ってるんだぜ 家はビヴァリーヒルズでチノの家の隣さ 愛車は黒のBMW けど、俺の夢はバグジー・シーガルみたいに イカしたカジノを経営することなんだ もちろん合法的なカジノさ、 そうすりゃ手下になるダチも寄ってくるしな お前だってそんな俺のことが自慢だろ、ベイビー この曲でタンマリ金を稼いでやるぜ、 わかったかMotherfuckerども [2Pac] 俺達のこの曲にしっかりついて来いよ 他の連中なんてクソ食らえだ、 ウエスト・サイド最強コンビのラップだぜ お前を有名にしてやるからな Niggaは何年もどんどん命を落としてるけど、 俺達のせいだってのか 俺は罪の恐怖に苛まれながら生きてるんだ 保釈金積んでムショを出たり入ったりのくり返しさ そのことを自慢すりゃ、また逮捕状が請求されるってわけだ 俺達はアメリカの二大お尋ね者ってこと [Chorus] [2Pac] ギャングスタ・パーティーで盛り上がろうぜ ギャングスタ・パーティーの始まりだ ギャングスタ・パーティーで パーッとやろうぜ [2Pac] 50フィート四方では自由に動けるぜ 俺に必要な空間はこんなちっぽけじゃないんだ、 ストリートに解き放ってくれ 俺に残された可能性を試させてくれ 嫉妬は憂鬱なモノだし、苦痛にも耐えてられないぜ お前ら腰抜けどもが俺様にちょっかい出す気なら覚悟しとけよ 俺に手出しをしようなんて、頭がイカレてんのか? Thugを根絶やし出来る奴なんているのか、そりゃお門違いだぜ とっととここから消え失せるか、さもなければ ボスの俺様にひれ伏すんだな [Snoop] まるで血の海と化した撃ち合いのようだぜ パーティーに集まった連中は誰もがヤクの売買をしてるんだ この世に生まれたからにはタンマリ金を稼げよ 足元がフラつく前に掻っ払いのひとつでもやってみろ そうやって毎日少しずつ仕事ってモノを覚えていくのさ 白髪頭になるまで汗水たらしてせっせと働くんだろ 人生の現実ってモノをお前に教えてやるよ 俺達はガキの頃から銃を持ち歩いて、 銃に生きて銃で死ぬのさ [2Pac] 銃なんか持ち歩くなと周りの連中に言われて そいつは放り投げちまったよ 今じゃ黒のベンツで流して、 1日1回はショウをやろうと努力してるぜ 5発もの銃弾を浴びたというのに、 こうして俺が生きてるのは不思議だろ 俺が住んでる地区のNiggaは丈夫にできてるからよ ヤバイ取引には必ず大金が絡んでるものさ ビジネスを動かすのはハスラーと相場は決まってるわけで、 だから俺達は成功したのさ さてとお前の返答を聞かせてもらおうか、仲間に入るんだろ ダチのスヌープと俺はアメリカの二大お尋ね者ってわけさ [Chorus]