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【初音ミク】みくみくにしてあげる♪【してやんよ】 ika氏作詞作曲の初音ミクオリジナル楽曲。タイトルは2ちゃんねるでよく使われるAA「○○?ぼこぼこにしてやるよ」をもじったもの。2008年5月現在再生数・マイリスト数トップ(マイリストは唯一の10万越え)。9月投稿というやや遅めのスタートを切ったもののその後曲の持つ驚異的な中毒性から抜けられない人が続出。あっという間に陰陽師を抜きニコニコ動画の頂点に君臨した。現在も再生数・マイリスト数は伸び続けており、他の追随を許さない唯一無二の動画となっている。 2月8日に組曲『ニコニコ動画』と共に謎の権利者削除が行われたがその日の午後に組曲と一緒に復活。 JASRAC騒動 12月某日、「みくみくにしてあげる♪」がJASRACに登録されたというニュースが飛び交い「もう自由に二次創作はできないのか」という声が飛び交った(ここで言う二次創作はPV等の曲を題材にした作品)。そしてその後すぐにドワンゴが歌手名義を「ika feat.初音ミク」では無く間違って「初音ミク」のみで登録していたことが判明。作曲者に一切お金が入らないという異常事態になりニコニコ内で大問題となった。その後の12月25日にクリプトン社と共同声明を発表、名義は変更され一応事なきを得たが今後のミクに限らずVOCALOIDオリジナル曲に対する対応に大きな課題を残すこととなった。 関連サイト みくみく登録問題まとめ ドワンゴによる初音ミクオリジナル曲登録問題まとめ(β)
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【配線】皆の愛機の中を晒してね Part34【電飾】 808 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/16(土) 23 39 05 ID ISHgi1E8 【CPU】 Core2Duo E8400 【クーラー】 風神鍛 【M/B】 P5K-E 【Mem】 銀馬2G*2 【HDD】 HDT722520DLA380 HDT725032VLA360 【VGA】 銀河7900GS-Z 【サウンド】 SB X-Fi DA 【光学ドライブ】 Pioneer DVR-212D 【PCIe】 クロシコGbE-PCIe 【ケース】 Solo White 【電源】 SSー600HM 5インチベイのカオスな状況をなんとかしたいのですが… 結構限界かもしれないです みなさんどうやって隠してるんですか? 812 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/16(土) 23 46 43 ID cmNO0pBT 昨日組んだBOINC専用機 【CPU】 Core2Quad Q6600 【クーラー】 SCYTHE SHURIKEN 【M/B】 GA-G31M-S2L 【Mem】 SP002GBLRU800O22 【HDD】 OEM80-72AS(Seagate) 【VGA】 onboard 【サウンド】 onboard 【ケース】 Antec NSK1380 【電源】 ケース付属 350W 【その他】 FP-15BM(メッシュパネル) 【その他】 XFAN RDM8025S エアフロー優先仕様 リモート接続操作のため接続コネクタは2つ 829 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/17(日) 01 41 03 ID nf2tQTr0 Vcore1.55Vのガチエンコ機 【CPU】 Core 2 Quad Q6600 G0 【クーラー】 Apogee-GTX 【M/B】 GA-P35-DS3P Rev2.0 【Mem】 Team Xtreem Dark DDR2-1066 1GB*2 【HDD】 HDT725032VLA380*2 ICH9R RAID0 【VGA】 WinFast PX8400GS TDH 【光学ドライブ】 忘れた 【ケース】 P180 【電源】 SS-500HM 853 名前:694[sage] 投稿日:2008/02/17(日) 14 28 10 ID bK+lzW2e 穴空け追加&SATA電源ケーブル再挑戦しました。 切り口保護はビニールテープで。 マザーボードの裏にケーブル通すのは初で不安でしたが、それなりの成果はありました。 上部に電源8pinとFANケーブルが通っていないだけでずいぶん幸せになりましたw 一昨日の仮組状態で使っててHDDの温度に感動したので、サーバー機から延命したいHDDも急遽移設 871 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/17(日) 21 04 19 ID T/0kjTKW 電源を換えてみたが配線が・・・ 誰かアドバイスを 【CPU】 E8500@4.28 【クーラー】innovatek XX-Flow 【M/B】 P5E3DX WiFi 【Mem】 CORSAIR TWIN3X2048-1800C7DFG 【HDD1】Rapter 74G 【HDD2】WD5000AAKS 【VGA】 MSI 8800GTX 【サウンド】SB X-Fi XG 【光学ドライブ】LGのSATA 【ファンコン】風升 【ケース】900 【電源】ODIN GT 800W 今まで晒した順に → → → 中身 正面 全体 余りパーツで適当に組んだファイル鯖 【CPU】 Celeron 440 【クーラー】MaxOrb 【M/B】 P5K Pro 【Mem】 CORSAIR DDR2 800 1G X2 バルク DDR667 512M X2 【HDD】HGST 400G 【VGA】 X1550 【ケース】900 【電源】Antec TP3 550W 【OS】Windows Home Server 892 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/17(日) 23 19 25 ID N16wmlCK 以前、鯖予定機として晒したPCですが 運用開始直前にHDD2機とファンコンを 増設したらカオスに・・・・orz 運用開始前 運用中 896 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/17(日) 23 26 39 ID m2vg5pEH 【CPU】Athlon64 X2 5000+BE 【クーラー】NINJA Mini ファンレス 【M/B】K9AGM3-FIH 【Mem】CFD 襟草 DDR2 800 1GB*2 【HDD1】HDP725050GLA360 500GB 【HDD2】HDC-U250 250GB 【VGA】ELSA GLADIAC 786 GT V2.0 256MB 【サウンド】オンボード 【光学ドライブ】LG GSA-4163B 【ケース】NSK2480 【電源】Seasonic SS-430HB 914 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/18(月) 00 41 46 ID 5ebv6Hc6 【CPU】Athlon 64 X2 5000+ Black Edition 【クーラー】風神鍛 【M/B】M3A 【Mem】Patriot PSD24G800KH 【HDD】HDP725050GLA360 【FDD】FA404MX 【VGA】Radeon HD3850 Ultimate 【サウンド】ENVY24HTS-PCI 【光学ドライブ】PX-810SA 【PCIe】Intel PRO/1000PT 【ケース】Centurion 5(Silver) CAC-T05-UW 【電源】SS-500HM 【その他】船橋商店 スロットプロテクターキット 【その他】親和産業 SATAスマートケーブル 1式 【その他】静音ファン 一式 過去に自作したのが4年前で、浦島太郎状態から作成。 自分の血液型がA型だからか乱雑な配線が気になったので、 アルミパイプのガイド棒を縦に準備して配線を集約させてみました。 ガイド棒の材料費500円でこれは(・∀・)オトク!! 939 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/18(月) 18 15 26 ID RO9stM4U 【CPU】C2D E4300 【クーラー】SI-128 【M/B】G31M-S2L 【Mem】馬2G 【HDD】i-ram 【光学ドライブ】LG マルチ 【ケース】stacker 黒 【電源 antec 500w 225だけどこのPCは初晒し スイッチが押し辛いんで交換した 後ほどUSBとかも追加したい 中 前 電源ボタン おまけ CPUクーラーをVanessa-Lからninjaに交換したんでついでに 【CPU】E2160 【クーラー】NINJA 【M/B】変態 【Mem】馬2G 【HDD】i-ram 【VGA】 【光学ドライブ】LG マルチ 【ケース】stacker 【電源】ENERMAX 495W stackerはまだ2台は未開封でストックしてある 830も買ったが剛性が悪かった(単にハズレかも)んで即オクに出した うさぎを飼ってるがUPは自重します 945 名前:694[sage] 投稿日:2008/02/18(月) 18 38 13 ID HTvL3XWF メインマシンがp182から900に模様替えでp182が余ったので サーバー機を星野のやつからp182に移し替え 【CPU】 Athlon X2 4200+ 【クーラー】 NINJA Rev.B 【M/B】 MSI SLI PLATINUM 【Mem】 虎 512MB*2 【HDD】 Seagate 250GB,300GB +スマドラ 【VGA】 Gigabyte 8600 GTS 【キャプチャ】 MTVX 2005 【ケース】 p182 【電源】 Antec NeoPower 430W 内部 スカスカ・・ 窒息 室温20度アイドル3時間でcpu 35度、hdd 35度、gpu 45度 意外と行けそう 900ABと 一般的にはこの角度なんでしょうが、 このスレ的にはこの角度でしょうw 968 名前:Socket774[] 投稿日:2008/02/19(火) 11 27 24 ID ngWOrwCi 〔OS〕Vista Ultimate 〔CPU〕Core 2 Duo E8500 〔M/B〕Striker II Formula 〔mem〕TX1200QLJ-2GK DDR2 PC2-9600 1GB*2 〔HDD〕HDS721616PLA380*6(RAID0) 〔VGA〕EN8800GT/G/HTDP/512M R2 *2 SLI 〔SC〕 prodigy 7.1 〔ドライブ〕光学バルク 〔電源〕OP650 〔ケース〕SST-TJ07B-W
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※ちょっとだけグロテスクかもしれないシーンあり とあるゆっくり達がゆっくりと静かに暮らす、ゆっくりの森。 その一角にある、ゆっくりアリスの美容室に、閉店も間際にやってきたのはゆっくりゆかりだった。 律儀に入口から入ってくるわ、特に話しかけてくることもないわ、陰鬱な面持ちで髪を預けてくる。 かえって不安に思いながら注文を聞いた。 「――――”鶯の谷渡り”で」 「………ええっ!!?」 「どうしたの?きこえなかったのかしら? ”鶯の谷渡り”をおねがいね」 しばらく絶句した。 あまりにもらしくない。 ゆかりは確かに奇抜な印象を受ける事はあるが、それは時代に迎合し人口に膾炙し、若年層におもねる 様なセンスとは程遠いと思っていた。 「鶯の谷渡り」など、メジャーぶりを通り越し、そろそろ軟弱者や軽佻浮薄の代名詞となりかけている 最新のスタイル。 実際に、この美容室にもいまだ連日この注文をしに訪れるゆっくりはいるのだが……… 「かしこまりましたー」 しかし仕事は仕事。 驚きながらも、気は進まずとも、注文はこなす。 ややうつむき加減のゆかりの表情を、正確に読み取ることはできなかった。 ―――そして30分後 「こんなところでどう?」 「………ちょっとちがうわね」 「え………」 「ごねんなさいね。今から”獅子舞い絞り”に変更できない?」 声も出なかった。 これはもう、ミーハーだの流行だのの問題ではなく、ゆかりに合わないにも程がある。 安倍川餅に、ココアでも浸すようなものである。 「だから、”獅子舞い絞り”よ! 文句があるなら他のところを…・・・」 「や、やるわよ!!!」 その後も、「雁が首」や「首引恋慕」などにゆかりは注文をつけた。 流石に辟易したが、ありすは怒る気になれなかった。 作業中、うつむき加減のゆかりの目には軽くうるんだものが溜り、結局「こたつかがり」に行き着いた時には、 ポロポロと滴るものがあったのだった。 「どうしたの……」 「これじゃだめね………」 閉店作業を素早く終え、購入したココアを淹れて渡すと、ゆかりは悲しそうに啜った。 人も妖怪も億劫にさせる、寒い夜。しばらく、二人で無言で切り株に座って月を眺めた。 飲み干してやや経ってっから、帽子にしまっていたらしい本を、ゆかりは取り出して見せた。 「ん? どれどれ………」 ――『ゆっくりは見た目が9割』――― 天本裕著(2006.シルバーナイト社) 「古すぎるわ! なんだこんなもん」 バリバリ 「やめて!」 本を破くのには抵抗があったが、そもそも内容自体が薄く、タイトルだけで話題を呼んだにすぎないと悪評ばかりの、 4年も前のベストセラーである。 「結局、見た目が全てなのよ…… イメージだけで、全て判断されるんなら私は何だって……」 「まあ、何に悩んでいたのか大体わかるわね。―――だからって、髪型から下らないブームにおもねるなんて、ぐの骨頂」 「………」 最後にか細く言った。 ―――私より、良い見た目の可愛いゆっくりはたくさんいるだろうに―――と どうにも今日は気弱すぎる。 嘆息しつつ、ぽよぽよと付近を跳ね回りながらありすは言った。 「例えばそう―――れいむが、ゆっくりするばかりで金銭に汚く薄情で周りのゆっくりをゆっくりとも思わず単なる食料 扱いしかしないゆっくりだとしたら、そんな相手とゆっくりしたいと思う?」 「そんなゆっくり相手じゃ、ゆっくりしていられないし、最初から好きにならないわね―――いや、実際れいむはそんな 感じだけど」 「でしょう? 本当に見た目だけで判断してるなら、そんなにれいむの事も気にならないし、テルヨフやもこたん辺りがもっと 圧倒的に人気があってもいいのよ」 「ふむ…」 確かに外見や視覚への訴えは、大きい。 しかし、ゆっくりはそこまで愚かではないのだ。みんな見ていないようで、きちんと見るべきところを見ている 目に見えるものだけがすべてではない。 いや、本当に大切なものは目に見えない 「ありがとう」 「いえいえ。皆悩みは同じね……」 そう言って、ゆかりはありすの店を後にした。 ―――――「こたつかがり」のまま……… 翌日の仕事は順調だった。 相変わらず忙しかったが、てきぱきと片付け、午後9時には早くも帰宅できそうだった。 ゆかりの髪型は「こたつかがり」だったので、相方のれいむも最初は極端にひいていたが、そのうち気にならなくなっていた。 「疲れたわあ……」 「そうだね……」 こてり、と座布団の上で傾いたれいむに、そっとゆかりも寄り添う。 最初は多少驚いて恥ずかしがるれいむだが、抵抗は一切無し。 そして、いつしか全身を預けていた。 「ゆふふ……… ゆかりは何だか暖かくてやわらかくて気持ちがいいね……」 「あらそう。光栄だわ」 何度か言われたことがあったのだ。 こうして、ここまで二人でゆっくりするのは久しぶり。 最後の時は、「おかあさんをおもいだすよ!」と言われたものだ 「何か、匂いもちょっとちがうし………」 「…………この匂いは、嫌い?」 「ううん。いつもよりすきだよ!!! --―何だかおなかまですいてきちゃった」 その言葉だけで、ゆかりは報われた気がした。 そして、改めてありすに心の中で礼を言う。 そして改めて思い出す ――――――外側だけじゃない――― ゆっくりは中身で勝負!!! しかし、その幸せも長くは続かなかった。 「甘い! 甘すぎですよ!! 今からセンター試験でどうにかなると思ってるくらい甘い!」 「何ですって!?」 「結局外側に頼ってるじゃないですか。全く何が中身で勝負ですか。笑ってしまいそうです! あーーーっはっはっはっは!」 戸口に立っていたのは、ゆっくりさなえさんだった。 「わらってるじゃん…………」 「れいむさん、お腹が減ってるって言ってましたね。一口いかがです?」 「え? いいの?」 夕飯はまだ食べていない。 そっと覗き込んださなえさんに、特にためらうことなくれいむはかじりついた。 「どうです?」 「むーしゃ むーしゃ。 ん~…… やっぱり鶯餡はおいしいね!!!」 彩りも美しく、栄養価も高いエメラルドの様な鶯餡。空腹時の甘い物は、多少腹にこたえるが、 何者にも代えがたい満足感を与えてくれる。 さなえさんの中身は、ちょっと珍しい緑の餡子なのだった。 勝ち誇った笑顔で、楽しげなれいむとゆかりを見下すが…… ゆかりは物怖じもしていない。 「れいむ。本当はお仕事が全部終わってからにしようと思っていたけど、私もちょっと食べてみなさい」 「えー」 「あらあらいいんですか? 中身が出ちゃいますよ?」 「いいから。なんならあなたも食べなさいな」 れいむは左側から、さなえさんは右側から、そっとかじりつく。 「むーしゃ むーしゃ…… ゆ…甘い物の後の、辛い物もおいしいよね! ちょっといつもと違う カレーライスだけど…………」 「あら、割とおいしい。納豆……ひき割り納豆ですね! 練梅としらすも入って贅沢な」 「ゆ……ゆゆっ!!?」 「え………?」 別々の中身………? 「そんなはずは……」 もう一口深めに食べて、二人は気が付いた 「こ、これは納豆カレー!!?」 「す、すごい!!!」 「Coco壱番屋でも、店舗によっては不動の一位の人気を誇るという、あの……!」 「ふん。甘いわね。紀州みかんを武器に海軍に戦いを挑むくらい甘いわ。 ちょっと風味と色の違う鶯餡? それだけで一歩先を進んだ気持ちになってるなんてさらさら可笑しいわ 中身が一つだなんて誰が決めたの? カレーか納豆かなんてたいした問題じゃないわ。 結局安直な答えしか出せずに、単純なものに固執して全く何が中身で勝負ですか。笑ってしまいそう! あーーーっはっはっはっは!」 それは勝者の笑顔だった。 しかし、その時 「それは、こちらの中身も試してから言ってもらおうか!!!」 戸口に立っていたのは、ゆっくりれみりあと、ゆっくりふらんだった(なぜか妹は浮かない顔) 「さっきから聞いていれば、鶯餡だの、納豆カレーだのどいつもこいつも単調なことこの上ないな!」 「ど、どういう意味よ!!?」 「肉まん二人が何しにきたの!?」 「うー☆ れいむ、ちょっと食べてみてね!!!」 「むーしゃむーしゃ」 一口かじり、おいしそうなそぶりは見せたが、れいむは首をかしげた。 「おいしいけど……ソフトクリーム?」 「ん?」 「馬鹿な……」 「うぅうー☆ 分からないなら、ふらんも食べてね!!!」 気乗りしないふらんもかじる。 その時、ものすごい音がした! ガリっ! 「「「!!!?」」」 「ゆ……ゆううう! 痛い! 痛いけどおいしい!! かむのってたのしい!!」 「うー そうでしょ!!?」 「こ、これは………」 内部を覗き込むと、そこには…… 「肉まんがをベースに、蓮根・牛蒡・からすみ・金華ハム・ルーチン(鹿のアキレス腱)・押し豆腐……だと!!?」 対して、れみりあも中身は同じ。 なのに、れいむは「ソフトクリーム」と称した 「まさか………」 「そのまさかさ! ふらんは食感をそのままに、わたしはこの千差万別の歯ごたえをもった食材を、全て蒸して 同じ状態にしてある!」 「なんと!」 「どいつもこいつも、ただ食材をちょっと変えて詰め込めばいいと思考停止している愚か者たちよ! さあれいむ! もっとお食べなさい!」 「いや……もうおなかいっぱいになりそう……」 しかし、その時 「ならば私の出番だね!!!」 戸口に立っていたのは、ゆっくりすいか 「鬼せんべいがなにしにきた!」 「緒戦は食材という枠から外れられない連中ばかり。嘆かわしい―――――」 「ど、どういう意味!!?」 「れいむ」 すいかは、齧られることもなく、上下に分離した。そしてそこから出てきたのは……… 「おお、厚手のタオル!」 「いい生地ね………」 「これは………ゆっくりできる……くやしい……」 鬼なら、酒じゃないかと何人かは思ったが、そんなことはこのタオルの心地よさにしてみればどうでもよかった。 れいむが夢中になってタオルと戯れている。 しかし、その時 「即物的ですね……」 戸口に立っていたのは、ゆっくりもみじ 「紅葉饅頭がなにしにきた!」 「それでいいんだったら―――――私だって!!!」 「ど、どういう意味!!?」 もみじは、齧られることもなく、上下に分離した。そしてそこには……… 「おお、なんという精巧な盆栽!」 「盆栽の域じゃないね! これは箱庭…… いや、往年の特撮で見られるミニチュア技術のはるか上を行っている!」 おそらくは、故郷の山の風景なのだろう。 麓の川、森、そして周辺の人家まで、相当緻密な再現がされている事が分かる。 大きさは合わないが、中央にはかわいらしいあしらいの、にとりが将棋盤の前に座っている風景も再現されている 「これは………ゆっくりできる……くやしい……」 「何てことだ……… ゆっくりの中身は無限大……!」 全員もみじの中身から目が離せない。 れいむは、タオルも忘れて夢中になっている。 しかし、その時 「お前らひっこんでいろ!」 戸口に立っていたのは、ゆっくりてんこ 「なにしにきた!」 「―――――おまえらはぬるすぐる」 「ど、どういう意味!!?」 てんこは、齧られることもなく、上下に分離した。そしてそこには……… 「あ、買ったんだ」 「うん」 「すげー BOXで」 「ゲゲゲの女房」のDVDボックスだった。 「見るよね?」 「もー仕事なんてどうでもいいよ」 「冷蔵庫にキリンフリーだけあった」 「あーでも、プレイヤーがないわ」 しかし、その時 「そんなこともあろうかと」 戸口に立っていたのは、ゆっくりらんしゃま 「なにしにきた!」 「DVDだけじゃ、ただの円盤ですよ」 「ど、どういう意味!!?」 もみじは、齧られることもなく、上下に分離した。そしてそこにはポータブルプレイヤーが!!! すいかがまき散らしたタオルをクッション代わりに―――――キリンフリーを飲みながら、西麻布の深夜のオフィスで、 ゆっくり達はのんびりと「ゲゲゲの女房」の鑑賞を楽しみました。 そして、皆確信したのだった。 ――――――― ゆっくりは、中身こそ命!!! ――――――― 一か月後、れいむはらんしゃまと婚約しました。 理由は、しっぽがいろいろいい感じだから 終り 繰り返しギャグにやられましたwどんどんカオスになっていくというか、中身がDVDプレイヤーの饅頭って最早何なんですかー!! そして最後のオチが酷いw -- 名無しさん (2010-11-24 13 13 05) もう饅頭じゃねーよ!なんなのこれ!面白いわ! -- 名無しさん (2010-11-26 19 24 20) 最後のが饅頭と言うより最早ロボットとしか思えない仕様に吹いたwww -- 名無しさん (2010-12-02 01 37 27) 名前 コメント
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戦略家にして大提督(タクティカル・アドミラル)「ナノ・ブレーム」 VR 火/水文明 (7) 進化クリーチャー:スプラッシュ・クイーン/デジタイザーズ 11000 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■マナ武装5:相手の呪文の効果または相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、自分のマナゾーンに水のカードが5枚以上あれば、墓地に置くかわりに自分のバトルゾーンに置いてもよい。 ■デッキ進化-自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがクリーチャーであれば、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。そのカードがクリーチャー以外であれば、このクリーチャーを自分の手札に戻す。 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚を表向きにする。その中にあるすべてのレイドボスとレイダースを自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 ■W・ブレイカー 作者:宇和島 フレーバーテキスト あのプレイヤー、俺たちの獲物である巨大なボスを手懐けているぞ。どういうことだ…!?———聖遊者 ドッチハッチ 収録 DMTend-06 「サイバーランド戦記 第2章 プレミアム・ストーム」 評価 名前 コメント
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【ケーブル】皆の愛機の中を晒してね Part45 【縦ロール】 810 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/16(火) 19 43 16 ID WKDjS5qy 【CPU】 Intel Core2Duo E8500 【クーラー】 TRue Black 120 【M/B】 GIGABYTE GA-EP35-DS3 Rev.2.1 【Mem】 UMAX Pulsar 2GBx4 【HDD 1】 ST3250410AS Barracuda 7200.10 【HDD 2】 ST3250823A Barracuda 7200.8 【HDD 3】 WDC WD3200AAKS-00B3A0 【VGA】 PowerColor HD4870 512MB GDDR5 【サウンド】 玄人志向 CMI8738-6CHLP 【光学ドライブ】 PIONEER DVR-216DBK 【FDD】 玄人志向の 【ケース】 NineHundred 【電源】 M12 SS-600HM 【その他】KAZE-MASTER*2 題を命名するとすれば『水冷マニアがひたすらチューブを増設するならば』 出来る限り裏側にケーブルをしまったのだが、このスレの水準で評すればごちゃごちゃに分類されるだろうか 自分はデジカメを持っておらず、所有の携帯ではこれ以上見やすい解像度と画質にできない。そこ許してほしいあるね オマケもといおばか 815 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/16(火) 20 40 59 ID l3379uxD ずいぶん構成変わったので久々に晒し 【CPU】 Athlon64 3700+ →Phenom9950 BE 【クーラー】 峰+紳士12cm/1850rpm →ANDY+芯12cm/2400@1600rpm 【M/B】 Aopen A9RD480Adv →Jetway HA-07Ultra 【Mem】 DDR400 1GB(256×4) サムスン →DDR2 6400 2G×2 CFD ELIXIR 【HDD】 MAXTOR 80GB ATA133 →WD3200AAKS×2 HDP725050GLA360×1 【VGA】 玄人 GeForce7600GS →オンボード 【サウンド】 SE-200PCI →SE-200PCI LTD 【キャプチャ】 ELSA 700TV →牛DT-H50/PCIE 【光学ドライブ】 AOpen コンボドライブ →TOSHIBA SD-R5002 【ケース】 AOpen A600 →同じ 【電源】AOpen 350W →SeaSonic SS650-HT 5月末との比較なんだけど、結構いろいろ買ったなあ 「軒下からマシンが生えてくる」とはよく言ったもんだわ…w Before After 822 名前:Socket774[] 投稿日:2008/09/17(水) 01 45 54 ID YDrF+IWU 【CPU】 AMD Phenom X4 9150e 【クーラー】 りてーる 【M/B】 Jetway HA07-Ultra 【Mem】 DDR2 800 10GB 【HDD】 WD Raptor WD360ADFD 【VGA】 おんぼ 【ODD】 PIONEER DVR-212BK 【PCI】 WLI2-PCI-G54S 【ケース】 Lian Li PC-A01B 【電源】 FILCO PLS180 【FANコン】KAZE-MASTER CPUクーラーを替えたいが選択肢はかなり狭い とりあえず付けたらぷたんをSSDとかに変更したら完成かな びふぉー あふたー 825 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/17(水) 15 55 43 ID bS0r56sf 【CPU】 Q9550 【クーラー】 3R IceAge 【M/B】 MSI P35Neo-F 【Mem】 A-DATAらしい2G×2 【HDD】 HGST320G + WD1T + WD80G + WD80G + Seagate80G + IBM120G 【VGA】 MSI NX8800GTS T2D512E 【サウンド】 オンボ + デジポートとかいうUSBの奴 【光学ドライブ】 オプティアークの銀色 【PCIEx】 クロシコLAN 【ケース】 Aerocool Zero 【電源】 Enermax 赤兎馬 500W CPUクーラー変えたらサイドパネルの扇風機にぐっさりいったので、 サイドパネルを浮かせてみた。 それと、クラマスのガチャコンを手に入れたついでに、転がってたHDDをありったけ 詰め込んでみた。 とりあえずWindowsのなんちゃってRAIDで繋げてみたけど、特に使い道がなかったw 中身 割とカオスな裏 タイラップ祭り開催中のファンコン周辺 顔面 斜め上から 1cm浮かせた 833 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/17(水) 19 15 01 ID PG0NT1HB 解体する気力がない 848 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/17(水) 22 05 35 ID 78ShCUee 【CPU】Athlon X2 4850e 【クーラー】リテール 【M/B】UMAX Castor LoDDR2-2GB-800-R1 【Mem】Jetway NC62K 【HDD】OCZSSD2-1C32G 【ケース】scythe BM639 【電源】ケース付属 【ファン】SL8026LL12-6-P サブマシンがとりあえず完成したのでうpします。 小さいと配線難しい。orz 上 後 851 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/17(水) 22 29 25 ID Hqiyce2c 前に自作PCのある部屋晒しスレとかいうので晒したけど そろそろ限界が来たのでケースに組み込んでみた かなり快適になりました ビフォー アフター 855 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/17(水) 22 42 03 ID u2dI8ERC 【CPU】Q9450 3.2G 【クーラー】水冷 【M/B】ASUS P5Q寺 【Mem】DD2-PC64002G*2 【HDD】S-ATA ST3500320AS 500G 【VGA】GeForce8800GTS 【サウンド】SB-X-Fi DA 【ケース】COSMOS 【電源】GIGABYTE 800W 水冷化したのでUP グラボは交換予定なので未水冷 水冷化前 アフター 863 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/18(木) 15 41 17 ID 6pDioSan 【CPU】Atlon64X2 5600+(65w 【クーラー】ANDY SAMURAI MASTER 【M/B】GIGABYTE GA-MA78G-DS3H 【Mem】DD2-800 2G*2 【HDD】Hitachi HDP725050GLA360 (500.1GB) Maxtor 7Y250M0 (251.0GB) Maxtor 6L200M0 (200.0GB) 【VGA】 WinFast PX8800GTS-TDH 【サウンド】 ONKYO SF-90PCI 【キャプチャ】無し 【光学ドライブ】HL-DT-ST DVDRAM GSA-4167B 【ケース】 COOLER MASTER CM690 【電源】 PC POWER COOLING Silencer 750 Quad (Black) ここ見てて配線取り回しが気になったので、少々弄ってみたのでさらして見ます。 使用後撮影後にIDEケーブル挿し忘れたことに気が付いた・・・orz ちなみにIDEケーブルは挿した後に使用後2枚目のスペースにぶっこんである。 使用前 使用後 876 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/18(木) 21 59 48 ID 25pWrqYT 【CPU】 PentiumIII-S 1.26GHz 【クーラー】 ファン撤去した刀 【M/B】 Biostar M6VLQ 【Mem】 謎の256M×2(多分PC133) 【HDD】 火の玉30G + WDの1T 【VGA】 オンボ 【サウンド】 オンボ 【光学ドライブ】無し 【PCI】 使えません^^ 【ケース】 ドスパラBTOのドンガラを力業アレンジ 【電源】 Silentking3っぽい 指紋がおしゃれなストリーミング用PCにすることにした。 わかっちゃいたけどFireballおっせー&暑ッ、Blade3D超おっせーwwwww 879 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/18(木) 23 51 53 ID pi6uVPtb Ttのラジエータを安く買ったので、無理やりつけてみた。 【CPU】 Core2Extreme QX9650 【クーラー】 GIGABYTE GH-WIU02 + Tt TMG1 + Tt TMG2 【M/B】 ASUS P5E 【Mem】 Corsair TWIN2X2048-8500C5D + CMX-AF1 【HDD】 WesternDigital WD740ADFD 【VGA】 玄人志向 RH3870X2-E1GHW x2 CFX 【サウンド】 P5E付属 Supreme FXⅡ 【光学ドライブ】 LG GSA-H44N 【ケース】 Antec NSK-6500 【電源】 Silverstone SST-DA1200 before Part44-5 919 after 888 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/19(金) 19 45 25 ID g2d+vOqV ケースをTJ09から変更したので。初投稿です。 【CPU】QX9650 【クーラー】リテール 【M/B】ASUS Maximus Extreme 【Mem】Patriot Viper DDR3-1333 【HDD】HGST 160G+320G 【VGA】XFX GTX280 【サウンド】SupremeFX II 【光学ドライブ】IODATA DVR-ST18GB 【ケース】Lian-Li PC-X2000 【電源】Antec Signature SG650 変更前 変更後正面 変更後内部 変更後背面 911 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/20(土) 19 32 08 ID kZSr+78o 何度か晒しているけどマシン新しく組んだので。 【CPU】Q9650 【クーラー】 DangerDen TDX 【M/B】 Blackops 【Mem】 G.Skill DDR3-1600 2GB 【HDD】 Cheetah15k.6(146GB) MSD-S3035016NA ST3320613AS*3(RAID0) ST3320620AS 【VGA】 Leadtek 280GTX 【サウンド】 Xnoar 【光学ドライブ】 ASUS 【ケース】 ケースなぞいらねぇ 【電源】 Galaxy1000W もはやケースに入れるのもめんどいということで、M/B付属のまな板に載っけただけです。 配線は、これからまとめます。 予定です。 たぶん無理。 930 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/20(土) 22 31 09 ID i1KWt9yq 【CPU】 Core2DuoE6850 【クーラー】 GIGABYTE G-Power 2 PRO 【M/B】 P5E 【Mem】 UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800 【HDD】 WDと海門 【VGA】 HIS H485QS512P 【サウンド】ASUS Xonar D2X 【光学ドライブ】 PIONEER DVR-S15J-BK 【ケース】 Antec Nine Hundred 【電源】 GIGABYTE ODIN GT 550W ケースに穴空けたりパーツ交換したりして裏配線仕様にしたので再晒し 青LEDを軸に組んでみたけどあまり下品になりすぎないように注意してみたつもり IceQにもう少し光が入ってくれると思ったけど想像通りにいかなかった HDD周りはもう少し改善できそうですが何かアドバイスあったらお願いします 970 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/09/21(日) 01 10 02 ID FHl2hBtO 【CPU】 Q9450 @3.2Ghz 【クーラー】 水冷(CPU+GPU+メモリ+Mosfet) 【M/B】 Asus P5Q3寺 【Mem】 CFD襟草 DDR3-1333@DDR3-1600(1 2) 【HDD】 WDAAKS-B3A*2 WDの500*1 RBラック*1 【VGA】 HD3850(24インチ*1,17インチ*1) 【サウンド】 Sound Blaster X-Fi Titanium PA(PCIex1) 【キャプチャ】 Friio白*1黒*1 【光学ドライブ】 Blue-Rayドライブ(SW5583相当) DVDスーパーマルチ(SonyOpt?) 【PCIe】 SATA2I2-PCIe(ホットプラグ化) 【ケース】 OWL-PCOX22-BB(裏配線化挫折) 【電源】 江成自由525W 裏配線使用と思って、ハンドドリルで1穴空けて気づいた・・・・裏のスペースがない。 ケーブル径より隙間の方が狭いという罠。 それでもなんとかケーブルをまとめて水冷化。 水冷にすると手を付けにくいので空き5インチベイには 電源とSATAケーブルを配置済み。 ラジエータのファンは1-3+2の組み合わせでファンコン制御。 Before After
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澪「やめろよー!!律ー!!」 律「傑作だったよなwwww」 唯「ねえねえ、何の話、何の話?」 律「あぁ、唯、あのさぁ…」 澪「いちいち説明しなくていい!!」 梓「私も気になります」 澪「って梓、お前までのってくるなよ!」 紬「みんなー、お茶が入ったわよー」 紬「お茶菓子もあるわよ」 唯「あ、ムギちゃん、ありがとー」 律「おっ!!いっただきーっ!!」 梓「ありがとうございます、ムギ先輩」 澪「あ…ああ、いつもすまないな」 ゴクゴク 律「ぷはーっ、で、話の続きなんだけどさぁ!」 澪「ブッ!!続くのかよ!!」 紬「まあ何の話?私も気になるわ」 律「ほらほら、オーディエンスの意見は満場一致みたいだぜ?」 律「これに答えなきゃあ、真のエンターテイナーとは言えないっしょ!!」 澪「……もういい、好きにしろ……」 唯「ごめんねー、澪ちゃん。でもここまできたら誰だって気になるよ」 律「いや、つってもたいした話じゃないんだけどさー。昔の話だよ、昔のはなし」 唯「昔?去年とか一昨年のコト?」 律「ん?いや、そーじゃなくて、小学校のころの話だよ」 梓「そういえば…先輩二人は小学校から一緒なんでしたっけ」 律「そそ。えっと、あーれは何年生のころだったけなぁ…?あんまり細かい年まではおぼえて無いんだけど」 律「ほら、そろそろ運動会の季節じゃん?それで思い出したんだよ、その年の運動会のコトを」 律「私と澪はそんとき同じクラスでさ、んで同じ競技に出たわけよ」 紬「同じ競技?リレーとか?」 律「うんや。借り物競争」 梓「…借り物競争…なんでだか分からないけど律先輩にはすごく似合ってる気がします…」 律「なんでだよ梓!いや、まぁ確かに私はソツなくこなしたんだけどな」 唯「『私は』ってことは…」 澪「……」 律「まぁ、お察しのとおりっつーか、私の後が澪の番でさ」 律「借り物をとりに行くトコまでは問題なかったんだよな。よくあるもんだったし」 唯「澪ちゃん足速いしねー」 紬「借り物はなんだったの?澪ちゃん」 澪「……メガネ」 梓「普通ですね」 律「まあ、そのへんは見物客の中から適当に見つけたワケだ。問題はその後」 律「コイツ変に真面目なのか、わざわざ借りたメガネをしっかりその場で掛けちゃってさー、視力いいのに」 律「んでしかもそれがオッサンの掛けてたかなり度が強いヤツだったんだよ」 梓「なんだか読めますね…」 律「ま、そういうこと。急に澪、千鳥足になってさぁ!ゴールとは反対側のウチらにむかって突っ込んできたんだよ!」 澪「…」プルプル 律「しかも借りたメガネがどうやら老眼鏡だったみたいで、すっげーでかい涙目の澪がパニックになってて!」 澪「も、もういいだろ!!だれにだって失敗のひとつやふたつくらいあるだろうが!!」 律「いやぁもうそんときの澪の顔が目に焼きついて忘れらんなくてさー!!」ゲラゲラ 澪「あー、もーせっかく私は忘れていたのに!律ーーーー!!」 梓「トラウマになってたんでしょうね」 紬「うふふ、たしかに場面を想像したらちょっとおかしいかも」 唯「…でもちょっとりっちゃん笑いすぎじゃないー?ほら澪ちゃん今も涙目だし」 律「はははははは…、あぁ、…わりぃわりぃ澪」クスクス 澪「……いいよ、もう」グズッ 律「……いや、ただ、たしかそんとき澪泣きながら『りつー』ってわたしのこと呼んでてさ」 澪「ん…!」 律「あー私けっこー信頼されてんだなぁって思ってすぐ駆け寄ったの、そういうコトも含めてよく憶えてんだけどね」 澪「…そうだったか?私はそんなこと言ったおぼえはないけどなっ…」 紬「あらあらあらあら」ポワワワ 梓(!?ムギ先輩かがやいてる!?) 唯「なーんだ、やっぱり二人は昔からなかよしさんなんだねえ」ニヤニヤ 澪「…別にそんなんじゃないよ、ま、まったく」 梓「でも確かに、そんな昔から思い出を共有してるのは、ちょっとうらやましいかもです」 唯「…あれあれ、あずにゃん、さびしがってる?」 梓「へっ?いえ、そういうつもりじゃ…」 唯「あずにゃん!なにもうらやましがることはないんだよ!」 唯「私たちもこれから負けないくらいの思い出を作っていけばいいじゃないかー!」ギュッ 梓「にゃっ!!?ちょ、ちょっと、急にひっつかないでくださいっ!!」 唯「なになに、てれるな、てれるなー」ピトピト 梓「ちがいます照れてるんじゃありませんっ!」ゴロゴロ 紬「あらあらうふふ」ポワワンヌ 澪(なんかムギの様子が…) 律「…まあ、実際なんだかんだでこの5人になってからはまだ1,2年しかたってないもんな」 唯「みんなでもっともっと思い出をつくっていけたらいいね!」 澪「…なんかクサいぞ、唯」 唯「ええ!!わたしクサい!?ちゃんとお風呂入ったんだけどなー」クンクン 澪「いやそうじゃなくて…」 律「でもそうだなー、うちらすでに結構いろんなことやってきたよなー」 紬「そうね、いろんなところにも行ったものね」 梓「私はやっぱり最初に見たみなさんのライブが忘れられないです」 律「あー、えと、なんの曲やったんだっけ、ふわふわ時間か?」 梓「ちがいます、ホッチキスです」 律「あー、そかそか、たしか唯が歌の入り飛ばしちゃったんだよな」 唯「あったねえ、そんなことも」 紬「あの時は澪ちゃんがフォローしてくれたのよね」 澪「唯のやつ、完全に 歌詞忘れた! って顔してたからな」 唯「リフに集中しすぎてねえー、でへへ、そのせつはお世話になりやした」 律「あったなー、そんなアクシデントも」 律「でも、アクシデントつったらやっぱあれだろ、澪の」 澪「おい…」 ※ 律「なー、澪はおぼえてるかー?」ニヤニヤ 澪「…さぁな、なにがだ?」 律「パンツ」 澪「なっ…!」 梓「急にどうしたんですか、律さん」 唯「そうだよ律ちゃん、はしたないよー」 紬「一応食事中よー?」 梓「っていうかどういう意味なんですか、いきなり口をついたらパンツって」 梓「…ん、澪さん?」 澪「…///」シューーーー 梓(煙吹いてる…) 律「あれ?梓は知らないんだっけ」 紬「たしか、一番最初の学園祭のライブの時だったんじゃないかしら」 唯「てことは、あずにゃんはまだ入部してないころかー」 唯「あ!思い出した。私が声出せなくなっちゃって、それで澪ちゃんがボーカルやってくれたんだよね」 律「そうそう!そんときそんとき」 梓「ん…なんだか録画された映像は見たことがあるような気もしますけど…」 梓「あっ…、なんだかわかったような…前も律さん話してた…」 梓「…思い出しました。…てことは、また澪さんが恥ずかしがる話じゃないですか…」ジトッ 澪「そうだぞ…さっきの運動会の話をまたするし…律なんてだいきらいだっ!!」キッ 律「いやいや!そんな目でみんなよ!ほほえましい思い出話じゃん!」 律「ほらほらこれこれ、最近部屋掃除してたら出てきたんだよ」ゴソゴソ 唯「あ!生徒会の活動記録!」 紬「そっか律ちゃんの家にあったんだ」 澪「いまさら出してくんなよそんなもの!!」 律「おいおい、そんなコト言うなよー、私たちの青春の大事な記録じゃん?」 律「あとで誰かんちで見て、盛大に懐かしもうぜぇー!ひさびさに全員そろってるんるんだし!」 唯「澪ちゃんにはわるいかもだけど、たしかにすっごく見たい」 紬「私もー」 澪「……まあな、懐かしいのは確かだ…他の映像なら私も見たいし…」 澪「ただし、あのシーン絶対とばすぞ!!」 律「はーいはい、わかってますーって」 澪(ホントかなぁ…) 梓「律さんはほんと澪さんをからかうの好きですよね…」 律「ん?なんか言ったか」 梓「いえなにも」 唯「あ、ポテト来た」 律「お、ほんとだほんとだー、食おうぜ」 澪「何人分だ、コレ?」 紬「一応追加で五人分頼んでおいたわ」 澪「ちょっと多くないか」 律「いーじゃん細かいことは、みんなで食おうぜ」ザバッ 唯「あ、その食べ方なつかしー!」 紬「ほんとだぁ」 澪「学生時代を思い出すな」 律「まぁ、いまとなっちゃ遠い思い出だなー」 律「誰かとファーストフードなんて最近はめったに来ないし」 紬「でも私は初めて律ちゃんと澪ちゃんと一緒に食べたときのこと、よく憶えてるわ」 澪「けいおん部結成のころか」 律「おーあったなーそんなころもー」バクバク 澪「…お前はちっとも変わってないけどな」 梓「でも、よくこうやって部のメンバーでご飯たべましたよね」 唯「部活帰りなんかにねぇ」バクバク 紬「毎日部室でお茶もしてたのにね」バクバク 梓「今にして思うと、私たち食べてばっかりだったかもしれませんね」バクバク 澪(過去形…?) 梓「……ただ、あのころはそれが当たり前で…なんだかずっと続くような気がしてました」 律「……なんだよー梓ー、ちょっぴりおセンチか?」 梓「い、いえっ、ちがいます」 唯「…あずにゃん」 唯「あっ、そういえばムギちゃん、トンちゃんは元気?」 唯「最近会ってなかったからさ、今度会ったときに聞こうって思ってたんだ」 紬「ああ…それが…」 紬「…最近ちょっと元気がないみたいなの」 梓「えっ!大丈夫なんですか?」 紬「うん…、別に病気とかってわけじゃないんだけど…お医者さまが言うには寿命だろうって…」 唯「寿命!?」 澪「…そっか」 律「うーむ…悲しいが…そうだな、よく考えたらもうだいぶトシだもんなぁ…トンちゃんも」 唯「そんな!!亀は一万年生きるんじゃ!?」 唯「…ハッ!、ってことは私たちが出会ったあの時点でトンちゃん既に9990歳ってこと!?」 梓「センパイ…」 唯「あずにゃんよりも先輩だったんだ…トンさん…」 唯「ううー…でもトンさん死んじゃうのやだよー…」ボロボロ 律「…こいつもこいつで全然かわんねーな…」 梓「同感です…」 紬「…あのね、みんな、これから家に来れない?」 唯「えっ!」 澪「いいのか?ムギ」 紬「うん、トンちゃんにみんなの顔見せてあげたいし…」 律「そうだな、梓にとっては唯一の後輩だもんなー」 梓「そ、それは……でもそうですね、私もトンちゃんの顔見たいです」 澪「確かにトンちゃんとこのままサヨナラするのは嫌だしな…」 律「まぁ、最初から誰かんちで晩飯の予定だったからムギさえ良けりゃさ」 律「…行くんなら、しめっぽくなってもしょうがねーし、ちゃんと明るい顔みせてやろーぜっ!」 唯「わっ、なんだか部長っぽい」 律「んで晩御飯はおいしいものをご馳走になる、と」 紬「それはまかせて、りっちゃん!」ニコ 梓「…さすが律先輩」ジト 律「なんだよ文句あんのかよー」 唯「まっててねっ、トンちゃんっ、あずにゃんも、ほら笑顔っ」キリッ 澪「もう、みんな騒がしいな…」 澪(…でも、なんだか学生時代に戻ったみたいだな…) 律「ま、たまにしか会えないんだし、しっかりと楽しもうぜ!」 ※ 律「しっかし、食べた食べた」 唯「満腹…もう、はいらない」 澪「私もだ…また呼んでくれた上にこんなご馳走まで、あらためてありがとう、紬」 紬「ううん、私もまたみんなと楽しい時が過ごせて嬉しいわ」 紬「トンちゃんもみんなの顔が見れるって喜んでくれてると思うし」 梓「そうだと嬉しいですね」 律「だな」 澪「…でもそういえばどうしてトンちゃんをこっちに連れてきたんだ?」 紬「ああ、それは…スッポンモドキってウミガメみたいな姿をしているでしょう?」 紬「だから生きているうちに本物の海を見せてあげたいなって思って、あの年の夏に連れてきたの」 唯「そっか…トンちゃん最後は幸せだったのかな」 梓「紬さんみたいな人にこんないい所で面倒見てもらえたんだから、幸せに決まってますよ」 唯「うん、確かにそうだね」 律「腹がこなれたら、みんなで一緒に墓参り行ってやろうな」 澪「ああ」 唯「うん…あれ?」 紬「どうしたの?」 唯「ムギちゃん、そういえばあのガレージって確か」 紬「ん?…ああ、そうよ。最後みんなで合宿で来たのときの練習場」 紬「といっても私一人ではほとんど使わないから、もう20年近くそのままになってるけど」 唯「今でも使えるの?」 紬「ええ、私は使わなくても係りの人が最低限の整備はしてるし、楽器や機材も一通りそろっているはずよ」 澪「ひょっとして、いつでも使えるようにしてくれていたのか?」 紬「うーん…特に意識していたわけではないけど…でもそうね、今日みたいな日をなんとなく期待していたのかもね」 紬「使いたいときに使えなくちゃ、って」 律「結局みんな卒業してからは、今回みたいに一緒に旅行する暇なんて無かったからな」 唯「じゃ、ちょっとお邪魔するだけしてもいいかな。ほら、あずにゃんも一緒に」 梓「あ、はいっ」 律「じゃー、私たちも」 澪「見学させてもらうか」 紬「じゃあ、開けてもらってくるわね」 ガラガラ 律「思っていた以上に物が多いな、倉庫みたい」 澪「でも、確かに楽器の位置なんかはあの日のままだ」 梓「なんとなく憶えてます、私も」 紬「スペアの楽器は棚のケースの中よ」 唯「わっ、こんなにたくさん…しかも結構なお値段の…」 澪「見てるだけでも楽しいな」 律「さすがにドラムは一セットだけかぁ…」 ゴソゴソ カツッ 梓「ん?…これって」 2
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「ゆっくりしていってね!!! あさだよ!!!」 「れーむ!! れーむ!! あさだよー!!」 朝の神社にゆっくりの声が響く、飼い主はまだ寝ているようだ 秋も終わりに近づき冬の足音も、もうすぐそこ 朝・日中・夕方と気温が変わりやすく、体調を崩しやすい そんな季節の変わり目には用心すべきである 「れーむー!! ゆっくりいそいでね!! さむいよ!!」 「いつもの『ぽかぽか』よういしてね!!」 ぽよぽよと小気味良い音をさせながら跳ねてきたのは飼い主の寝室 寒い朝に耐えかね暖の用意をせがみに来たようだ 「ゆっくりはいるよ? ゆっくりおきてね!!!」 「うー・・・静かにしてよね・・・ズズッ」 「どうしたの? こえがへんだよ!!」 「風邪よ風邪。・・・なんてことないわよ・・・」 「かぜ? ゆっくりせつめいしてね!!」 「頭に響く・・・もうちょっと静かにしてくれる・・・ズズッ」 「ゆっくりりかいしたよ! だからせつめいしてね!」 「アンタのよく言う『ゆっくりできない』状態になったのよ・・・わかった?」 「いやぁぁぁ!!! だめだよぉぉぉ!!! ゆっくりしようよぉぉぉ!!!」 「こんなことで泣かないでよ・・ズズッ・・寝てれば治るわよ」 「そうなの?・・うそつかない?」 「嘘じゃないわよ・・・だからゆっくり寝かせてね」 「ゆっくりりかいしたよ・・・じんじゃはまかせてね!!」 「ああ、はいはい。・・・・えっ?」 そんなわけで霊夢が治るまで『博霊の巫女(代理)』を勤める事になったゆっくりれいむ まず始めたのは境内の掃除。椛の葉があちこちに散っている 霊夢が普段やっているのを思い出しながらの作業だ どうやら箒はもてないので口で集めているようだ 「ゆっくりそうじするよ!!」 「はっぱさんをあつめるよ!! かってにうごかないでね!!!」 「ゆーしょ! ゆーしょ! ゆふー!! ゆゆっ!! かぜさん!! ゆっくりやめてね!!」 「ゆっ! ゆっ! ゆゆっ!! はっぱさんがへらないよ!? どうして!?」 「どうじでであづめだそばがらいなぐなるのぉぉぉ!!! ゆっくりじでねぇぇぇ!!!」 「ようゆっくり、ゆっくりしてるか?」 「までぃざおねーざん!? ゆっぐいじでいっでね!!!」 「こんなところでなにやってんだ? 霊夢は居ないのか?」 突然やってきた魔理沙に状況を説明するれいむ 半べそのゆっくりの言葉は聞き取りづらかったが「霊夢が寝込んでいる」という事は分かったらしく 今日一日霊夢の看病を兼ねて、ゆっくりれいむの面倒も見ることにしたようだ 「・・・というわけで神社は任せるんだぜ!!」 「ゆっくりまかせてね!!!」 「分かったから・・・ゆっくり寝かせて・・・・」 「・・・さてれいむ、とりあえず何するんだぜ?」 「ゆー・・・さっきの続きをやるよ!!」 魔理沙と二人で作業再開 魔理沙が箒で、れいむが塵取。手馴れたものでパパッと片付いてしまった 「ふん♪ふふ~ん♪ふ~ん♪っと、こんなもんかな?」 「ゆっ! ゆっ! ゆふ~!! ゆっくりあつまったよ!!!」 「さて、この葉っぱどうするかな? 焼き芋でもやるか?」 「やきいも!! やきいも!! やるやるー♪」 「んじゃ決まりだな! 私は準備してるから、台所から芋二個くすねてきてくれないか?」 「ゆっくりわかったよ!! ちょっとまっててね!!」 「よし、準備はバッチリだな。火をつけるから少し下がったほうがいいぜ」 「ゆゆっ!! そーろ、そーろ、おねーさんのうしろにかくれるよ!!」 「よっ、と。後は待つだけだな」 「ゆゆ~♪ ゆっくり~♪ ゆっくり~♪」 待つ事半刻ほど、どうやら芋も良い具合に焼け、食べごろのようだ 二人仲良く一つずつ、ちょっと贅沢な休憩である 「おおっ! 良い感じじゃないか。ほら、ゆっくり食べろよ」 「ゆっくりたべるよ!! むーs! あふっ!! むーしゃ! あふふっ! あっついよぉぉ!!!」 「ほら私が冷ましてやるよ。ふー、ふー、これでどうかな?」 「ゆっふいたべるよ!! むーしゃ! むーしゃ! しあわせー!!!」 午後も二人で神社の雑務をこなしていく 雑巾がけ、蜘蛛の巣取り等など そんな時間も過ぎ夜が来た 漆黒の闇、妖怪の支配する世界 魔理沙は神社の戸締りを済ませ、家に帰っており 今は霊夢とれいむの二人だけである 「そーろ、そーろ・・・こっそりー・・・」 そろり、そろりと擬音を口にしつつも霊夢の寝室にゆっくり入っていく、れいむ 暗闇の中布団への侵入を試みているようだ 「もーぞ、もーぞ、ぱかぽか~♪」 「・・・・まだ起きてたの?」 「ゆゆっ!? みつかっちゃったよ!!」 「あんまり近くによると風邪ひくわよ?」 「だいじょうぶだよ!! れいむはつよいから、かぜなんかひかないよ!!」 「そう・・・なら一緒に寝る? 湯たんぽが無いから寒いのよね」 「なられいむが『ゆたんぽ』になってあげるよ!! きっとあったかいよ!!!」 「ならお言葉に甘えさせてもらうわね・・・本当だ、あったかい」 「ゆっくりねてね!! おやすみ!!」 「おやすみ、れいむ・・・・今日はありがとう・・・」 朝、澄んだ空気が心地良い目覚めをくれる季節 巫女の風邪も治り、すべては日常に戻っていった・・・が 『ゆっぐじおあよう!!! いいあざだね!! ジュルジュル!!』 「ほら、また鼻水で出るわよ。はい、チーンして」 『ジーーーン!! じゅっぎりー!!ジュルッ!』 「もう、なんであんたまで風邪引くのよ・・・」 『ゆっぐじなおじでいっでね!! ズズッ』 博霊神社の素敵な巫女と、不思議な饅頭 二人は今日もほのぼの過ごしていく ~おわり~ けなげでおばかなれいむに萌えた -- 名無しさん (2008-11-05 21 35 20) いいね~ほのぼのww -- なんかこう、フツフツと・・・・ (2009-04-17 17 49 35) かわええの 「ゆーしょゆーしょ」 -- 名無しさん (2010-04-14 22 42 39) なんにでもさん付けは媚び過ぎな気がする。それ以外は可愛いと思う -- 名無しさん (2010-04-15 00 36 54) 鼻水はどこから出るんだw -- 名無しさん (2010-12-09 09 30 48) 名前 コメント
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嗚呼。それにしても酒が欲しい…… ◆AZWNjKqIBQ 振るう暴力を裁きの雷と言い放ち、自身を神と名乗る傲岸不遜な男――ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ。 狂王の実験場に落とされて間もなく一つの命を奪い、月の出る夜空に哄笑を響き渡らせる。 そのけたたましい笑い声にか、それとも彼の足下に転がる死体から広がる異臭のせいか、 そこに一人の男が近づいて来ていた。 簡素な着物に赤いスカーフを纏った長身の東洋人。 片方の手にバックを提げ、もう片方の手には水筒を吊ってゆっくりと道を歩いてくる。 様は静かであったが、その細い瞳に映るは剣呑な揺らめき。 その男の名は戴宗。国際警察機構、最強の九大天王が一人――神行太保・戴宗。 自分に酔っていたムスカも、影の中から月明かりの元へと踏み出されればその男に気付く。 「……なんだ東洋人か。私の世界には必要ないな。ここから帰り次第国ごと滅ぼしてやろう」 無礼で挑発的な発言。だが、戴宗はそんな相手の不遜な態度を無視して静かに問うた。 「こいつをやったのはお前さんかい?」 戴宗が指す「こいつ」とは、勿論彼の眼前に横たわる黒焦げた遺体のこと。 細い目が見つめる先には、まだ若かったであろうと思われる小柄な亡骸が薄煙を上げている。 「神に逆らった愚か者の末路だよ」 にへらと笑いながら答えるムスカの眼には、狂気と自信が満ち溢れ爛と輝いている。 一方、そんな彼へと向けられる戴宗の眼は至って静。 ――何時何時此の身が如何なろうと、何処で死のうと誰も悲しまない。だから、如何な任務にも耐えられる。 戴宗が仲間に繰り返し聞かせた言葉であり、また彼自身にとっての矜持でもあり覚悟。 彼は今までこの言葉の通りに生きて来たし、これからもそうであることは変わりはない。 命はすでに国際警察機構に預けた身。例え、死を賭せと命じられても迷いなく殉じる覚悟が彼にはある。 が、しかし! 眼前に横たわる少年はそうではなかったはずだ。いや、ここにいる誰もが! 訳も解らぬままに見知らぬ場所に落とし込み、素性も知らぬ同士を殺し合わせるあの男――螺旋王。 奴も勿論許す事ない大悪。いずれは落とし前ををつけさせなければならぬ! して、目の前の男。神と嘯き、自分勝手な都合で年少の者をいとも容易く殺めたこいつ。 混乱する機に乗じ、跳梁跋扈して己が勝手な願いを達成せんと無辜の者を襲うこいつ。 こんな奴を何と言う? 簡単明瞭! たった一言――外道と言う。 ◆ ◆ ◆ 戴宗は片手に提げたバックを落とす。 続いてもう片手に持った虎柄の水筒から一口取って喉を鳴らすと、それも地面に落とす。 そして、空いた両手を握り締め、ゴキリを音を鳴らすと一歩前へと足を踏み出した。 「このラピュタ神に素手で挑もうというのかね?」 対するムスカは、眼前に迫る相手の心の内に秘めたものが読めぬのか余裕綽々。 相対する者の返事を待たずして手を突き出し、稲妻を走らせた。 ドンッ、と響く音とともに身動き一つ取らなかった戴宗の身体に薄煙が上がる――が、それだけだ。 神を名乗る男はこの時初めて目を見開き、意も介せぬように歩みを止めぬ相手にたじろいだ。 戴宗が一歩前に出れば、一歩下がる。もう一歩前に出れば、もう一歩下がる。 神の雷が通じない。何故か――と、ムスカは困惑する。だが真実はそうではない。 雷だからこそ通じないのだ。 国際警察九大天王。その末席に身を置く神行太保・戴宗。またの名を――『人間発電機』 ピタリと足を止め次いで突き出された戴宗の拳が、ブンという羽虫の様な音と共に薄い光を纏う。 その原理はムスカが背負うエレキテル――電磁誘導装置、それと同じ。 異なる点を挙げるならば、 エレキテルの方はあくまで誘導装置であって蓄電はできても、それ自体では発電することができぬと言うこと。 そして逆に、戴宗の有する特異な能力はその名の通り自らの身体で以って電気を起こす事ができる。 その発電量。例えば目の前の総合病院。それが使用に必要とする量を賄うことも容易い。 戴宗の全身を駆け巡る電流は身体の中で螺旋を描き、強力な電磁力を発生させる。 そして、エレキテル同様に大気を操り戴宗は拳の先に電磁場によって作り上げた気の拳を纏う。 これが人間発電機と呼ばれる戴宗の力。名づけて――噴射拳。 彼は内に巡る膨大な電力を雷として発するのではなく、己が身体を武器とするために操る。 九大天王の中でも単純戦闘に特化した能力で、末席と言えど、こと単一同士の格闘戦となれば一、二位を争う。 仇敵であるBF団の十傑集においても、彼と格闘戦を演じられるのは衝撃のアルベルトのみと言われるぐらいだ。 その有形無形の圧力に、戴宗と対峙するムスカの頬に冷や汗が垂れる。 しかし、彼もまた伊達に神を名乗る男ではない。 一度効かぬなら二度目を。二度目も効かぬなら三度目をと、再び稲妻を空中に奔らせた――が! 彼の目の前で、戴宗が姿を消した。 放たれた稲妻は虚しく宙に霧散し残光だけを残す。 サングラスをかけているので、閃光に視力を奪われたなどということはない。しかし、見失った。 戴宗は何処に? 霞と消えたか。いや、彼はムスカの背後に立っていた――。 戴宗は常に人間発電機と呼ばれはしない。彼を呼ぶものは皆こう呼ぶ――神行太保、と。 神行法。それが今の一瞬の種明かし。 強力な電磁の力を脚へと転じればその脚力は常軌を逸し、駆ける速さは音の速さにも達する。 先に拳へと発した様に、気を足元に置けばその歩み神をも目を見張る。故に神行法。 この能力こそ、文字通り彼の右に立つ者は居ない。故に彼は呼ばれる――神行太保・戴宗、と。 彼がそれに気付くよりも疾く戴宗は拳を突き出し、ムスカに衝撃の一撃を見舞った。 神の鉄槌ならぬ、義憤の鉄拳。喰らったムスカはアスファルトの路上を何度も転がる。 次いで倒れた者を鞭打つように降り注ぐのは、爆散したエレキテルの残骸だ。 車に跳ねられた様な衝撃に、指一本動かせなかったムスカではあったが この期に及んでなお彼の傲慢な姿勢は変わらず、あくまで不敵。その態度は崩さなかった。 「……き、貴様。神に向かって拳を振るうとはこの身の程しらず、め。報いを、受けるぞ」 対する戴宗は一つ嘆息すると、その手をムスカの額へと伸ばす。 「お前さんには、ちぃと眠ってて貰うぜ」 瞬間、電流が戴宗よりムスカへと流れ出し、その衝撃が不敵なムスカの意識を奪った。 「……やーれやれ、だ」 そう一人ごちると、戴宗は気絶したムスカと小さな遺体を抱え上げ目の前の病院へと入り込んだ。 ◆ ◆ ◆ 冷たいコンクリートの床の上。狭くて暗い物置の中にムスカの身体を横たえると 戴宗は彼が持っていた荷物の検分を始めた。 すでに死んでいた少年――エドの遺体はここではなく霊安室へと預けてきている。 そして、外道であるムスカの命を奪わないのは、何も情けからという訳ではない。 いるかどうかは知れぬが、あの少年の身内や仲間がここにいるやも知れない。 ならば、仇は譲るべきだと……そう考えた結果であった。そして、いなければその時こそ自分が討てばよい、とも。 「なんだこりゃあ……」 まず鞄に手を差し込んで最初に出てきたのが、大量のチョコレートだった。 確かにチョコレートはエネルギー豊富で、この様な状況ならばありがたいものかも知れなかった。 だが、大酒呑みの戴宗はどちらかと言えば辛党で、甘いものは好みではない。 「酒でも出てくりゃあ、ありがたいんだがなぁ……」 とは言いながらも、一つ包みを剥がしては口に放り込む。 世界最強候補の一人である戴宗ではあったが、ここに来てより何やら調子が悪い。 腹が減っているわけでもないというのなら、やはり酒抜きのせいかと戴宗は考える。 よもや何らかの術のせいかも知れぬが、そうなると戴宗には手が出ない。戴宗は根っからの武闘派だ。 「……言ってみるもんだな」 と、戴宗がバックから抜き出した手には一本の洋酒の瓶が握られていた。しかし――、 「空っぽかよぉ……」 残念ながら、もうすでに封は開けられており、中身も失われた後だった。 戴宗は他にもないかとバックを漁るがもう出てこず、空になった瓶を逆さに振るも一滴も酒は垂れてこない。 漏れてくるのは僅かに臭う山葡萄の香りのみ……。 「……未練だぜ」 考えれば、あの男はこの酒を飲んでいたのか。しかし、あのような妄言が飛び出すとはどんな悪酔いか。 どうせ碌なものではない――そう考えを切り替え、戴宗は酒瓶への未練を払う。 一通り検め終わると戴宗は曲げていた膝を伸ばし立ち上がる。 その手にはチャラチャラと音を立てる細長い投げナイフが幾本も握られていおり、 「こいつは没収……」という訳で戴宗のバックの方へと収められた。 戴宗は物置部屋を出る際に、床に投げ出されたムスカの方を見やる。 ピクリともしない。死には至らないが相当の電流を流し込まれている。 戴宗の見立てでは、気を取り戻すのに半日。それから身体を動かせるまでにもう半日。そういう按配だ。 それでも、一応と扉に安物の鍵を掛けて戴宗はその場を離れた。 「衝撃の旦那に、十傑集がもう一人。それなのに、こちらときたら俺一人かぁ……」 その上、まだまだ未知の存在が多数いるという……。最初に出会った男が男だっただけに気は滅入る。 せめて一清でもいれば釣合いが取れるのに、と考えても詮無き事。 「……まずは、酒だな」 暗澹たる思いを胸に、戴宗は病院を出て月夜の下を一人歩いていった。 【D-6/総合病院近く/1日目-深夜】 【神行太保・戴宗@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-】 [状態]:若干の疲労 [装備]: [道具]:デイバッグ、支給品一式(食料-[握り飯、3日分][虎柄の水筒(烏龍茶)]) アサシンナイフ@さよなら絶望先生×11本 戴宗に支給された何か(1~3つ)※戴宗は確認しています [思考]: 基本:不義は見逃さず。悪は成敗する 1.どこかで酒を調達したい 2.死んでいた少年の身内や仲間を探す 3.半日ごとぐらいにムスカの様子を見に病院へと戻る 最終:螺旋王ロージェノムを打倒し、元の世界へと帰還する ※登場時期は、アニメの1話開始直前です ◆ ◆ ◆ パタン……と、薄い扉が閉まる音がしてからしばらくのこと。 戴宗に痛めつけられ、ピクリとも動けなかったはずの男が弱々しいながらも身体を起こした。 「よ、よくも……あいつめ。私は神なんだ、ぞ」 サングラスの位置を直すと、男――ムスカは彼を痛めつけた東洋人が去った扉を睨み付ける。 「……しかし、幸運の女神はまだ私を見放してはいないようだ」 何故、ムスカが戴宗の鉄拳や電撃を受けたにも関わらず、こうも早く回復できたのか? 鉄拳の一撃は元よりそれ程の威力は込められてなかった。戴宗の目的はあくまで武器を奪う事だったからだ。 しかし、次の電撃はそうではない。殺しはしないまでもそう簡単には回復できないだけの量を戴宗は込めた。 ムスカは自信の両の手の平を見つめる。エレキテルの力ではあるが、何度かここから雷を放ったのだ。 その雷――何故、ダメージになるのか? 答えは簡単。電気抵抗がそこに熱を生み出すからだ。 電流が全身を駆け巡ることによって発生する熱。それによって、一人の少年は命を失った。 そしてその雷を放ったムスカは、エレキテルのもたらす二次作用として電流に対する抵抗が少ない体質へと 変質していたのだった。 それは、エレキテルを装備し全身に電気を纏う者に対する、エレキテル装置そのものの電磁ガード。 その不可視のフェイルセイフが、あの時エレキテルが破壊された直後も身体に少し残っていたのだ。 結果、ムスカの身体を駆け巡った電流は地に拡散し、戴宗の意図したものよりもはるかに少ないものとなった。 何度か手を握り身体が動く事を確認すると、ムスカはズボンの裾に手を伸ばして、 隠し持っていた1本の投げナイフを取り出した。 僅かながらに焦げが浮いてはいるが、使用に当たっては問題ない。 「待っていろよ。神への反逆は、神罰を持って迎えられる事を貴様に思い知らせてやる」 そう言うと、ムスカは自分の鞄を背負いなおし、ナイフを片手に扉へと立ち向かった。 【D-6/総合病院・物置部屋の中/1日目/黎明】 【ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ(ムスカ大佐)@天空の城ラピュタ】 [状態]:激しく疲労、背中に打撲 [装備]:アサシンナイフ@さよなら絶望先生 [道具]:デイバック、支給品一式(食料-[大量のチョコレート][紅茶])、葡萄酒の空き瓶 [思考]: 基本:すべての生きとし生ける者に、ラピュタ神の力を見せつける 1.まずは、この部屋より脱出する 2.東洋人(戴宗)に復讐する 3.パズーらに復讐する 最終:最後まで生き残り、ロージェノムに神の怒りを与える ※エドワード・エルリック(@鋼の錬金術師)の遺体は病院の霊安室に移動されました ※エドワード・エルリック(@鋼の錬金術師)の荷物は病院の前の道路上に放置されています 時系列順で読む Back 私がみんなを知っている Next 失ったもの/失いたくないもの 投下順で読む Back ラッド・ルッソは大いに語り大いにバトルロワイヤルを楽しむ Next 紙は舞い降りた 神行太保・戴宗 080 紙視点――そして紙は舞い落ちた 007 ラピュタの雷 ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ(ムスカ大佐) 066 蘇れ、ラピュタの神よ
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キーンコーンカンコローン♪ 純 「さて、もう六時間目が始まっちゃったねー・・・」 憂 「あ、わわ・・・ど、どうしよう・・・」オロオロ 純 「今さら慌てても仕方がないし、このままサボっちゃおうか」 憂 「え、えー・・・」 純 「校庭でお弁当を食べててさ。横になって休んでたら、いつの間にか眠っちゃってて。そんで気がついたら下校時間でした!」 憂 「・・・」 純 「なーんてシナリオ。速攻で作ってみました。先生には明日たっぷり絞られるだろうけど、それもまた一興てことで良いんじゃない」 憂 「で、でも・・・」 純 「ここで少し、落ち着いてから帰ろう。どうせ今戻っても、勉強って気分じゃないでしょ?」 憂 「それは・・・そう・・・かも・・・」 純 「普段まじめな憂のことだから、本当に寝ちゃったんだろうって、ね。先生もよけいに疑うことはしないだろうし」 純 「私も憂と一緒って事で、そこまで怒られはしないんじゃないかなーなんて。あははっ。甘いか」 憂 「あはは・・・」 純 「・・・」 憂 「あは・・・は・・・」 シーン 憂 (なんとなく気まずい・・・純ちゃん、やっぱり怒ってるんだよね・・・) 憂 「あ・・・あのね、純ちゃん」 純 「寝よう!」 憂 「え!?」 純 「既成事実、既成事実!今ここで本当に寝ちゃえば、先生にする言い訳も、あながち嘘じゃなくなるもんね?」 憂 「あ・・・う、うん・・・」 純 「てことで、お昼寝ターイム♪」ゴロン 純 「あ、いたっ!」ガバッ 憂 「ど、どうしたの!?」 純 「いや、殴られたところを下にしちゃって・・・えへへ」 憂 「あ・・・ご、ごめんなさい・・・」 純 「だからぁ、今のはたまたまだから。そんな痛くないから。ね、謝らないでよ」 憂 「でも、私のために・・・」 純 「さっきも言ったけど、こんなん唾つけとけば治るから。だから、ね?そんな顔をしなさんなって」 憂 「・・・唾」 憂 「・・・あ」 純 「・・・ん?」 憂 「純ちゃん・・・」スッ 純 「お・・・?私の腕を取って、どうするつも・・・り・・・?」 憂 (ちゅっ) 純 「お・・・お~~~~!?」 憂 (ちゅっ ちゅっ ちゅっ) 純 「ふ、ふおおおお!?ちょ、ちょっと憂!?あんた一体なにやってんの!?」 憂 「だって、唾をつければ治るって純ちゃんが・・・これは私のせいなんだから、せめて何かできることをって・・・」 純 「いや、言った!言ったけど、ちょっとこれは・・・あっ///」 憂 (ちゅっ ちゅっ ちゅっ ちゅっ) 純 「う・・・憂・・・」ドキドキ 憂 (ちゅっ ちゅっ ちゅっ ちゅっ ちゅっ) 純 「~~~~~~///」ドキドキドキドキ 憂 (ちゅっ ちゅっ ちゅっ ち 純 「だーーーーーーーーーーっ!」ドーン! 憂 「きゃぁっ」バターン! 純 「ぜはぜは・・・」 憂 「い・・・痛いよ・・・純ちゃんが急に突き飛ばした・・・」 純 「ば・・・バカ憂!なんていうか、もうバカッ!すっごいバカっっ!!!///」 憂 「・・・純ちゃん?」 純 「知らん!もう寝る!本当に寝るから!邪魔しないでね!」ゴロン 憂 「あ・・・う、うん・・・」 純 「・・・」 憂 「・・・」 純 「・・・」 憂 「・・・あ、あの・・・純ちゃん?」 純 (スピースピー) 憂 「あいかわらず、寝つきはやっ!」 憂 「・・・」 憂 「・・・純ちゃん、ありがとう。そして、本当に本当にごめんなさい」ナデナデ 純 「・・・むふ」スピー 純ちゃんの頭を撫でながら、私は明日以降のことを考える。 これでお姉ちゃんへのいじめは無くなるだろうか。 無くならなかったら、次はどうするべきだろう。それに、あいつらが仕返しに来たら・・・ 考えるべきこと、不安になっちゃうことはまだまだ山積。 いや、真の正念場はこれからやって来るのかも知れない。 なんにしても、私はもっとシッカリしなくっちゃ。 だって。 さっきだって、もし純ちゃんが助けに入ってくれなかったら、今ごろ私はどうなっていたか分からない。 もっと最後まで気を張っておくべきだったんだ。油断したから。これで済んだと、気を緩めてしまったから・・・ 純ちゃんに。大好きな友達に、私の代わりに怪我を負わせる羽目になってしまった。 こんな失敗、もう二度と犯しちゃいけないんだ。 憂 「醜い私。成長できなかった私。でも、自分への罰はもう、下したんだ。だから後は・・・」 今度こそ成長しなくちゃ。 失敗に心を縛られて、また自分の殻に閉じこもってしまっては、それこそ同じことの繰り返し。 元の木阿弥だけは避けなくちゃいけない。シッカリする。 それが、過ちを清算し純ちゃんの友情に応える、唯一の道だと信じるから。 純 「むにゃ・・・憂・・・あぶな・・・」スピスピ 憂 「・・・」スッ 眠っている純ちゃんを起こさないように、そっと。彼女の腕を取り・・・ ちゅっ もう一度口付ける。 感謝と友情と、そして早く怪我が治って欲しい。そんな気持ちとを込めて。 憂 「ありがとう、純ちゃん。大好きだよ・・・」 翌朝!二年の教室!! 和 「・・・」 和 (今日も唯は学校に来てない。来れるはずもないか。唯のあの状態じゃ・・・) (唯 「しばらくはそっとしておいて欲しいな。関わらないで欲しい・・・」) 和 「・・・唯」 (唯 「心のね、スイッチを切るの」) 和 「・・・っ」 和 (だめだ、このままじゃ。やらなきゃ。私が行動を起こさなきゃ。唯が安心して学校に来られるようにするために) 和 (だって・・・) (憂 「和ちゃんは。、とっても頼れる、私のもう一人のお姉ちゃん。大好きな・・・お姉ちゃん」) 和 (あんなにも私を信頼してくれていた憂。なのに私は・・・あの子の寄せる想いを裏切ってしまった・・・) 和 (わが身可愛さに大切な親友の心と、幼馴染の信頼を壊してしまった。耐えられないっ) 和 (取り戻す。唯の心も憂の信頼も。でなければ、私は私を許せなくなってしまうもの・・・!) ガラッ! 和 「・・・きたっ、あいつら・・・今日こそは・・・行くわよっ!」ガタッ 和 (怖くない怖くない・・・唯の方がずっと怖かったんだ。私は・・・怖じけない・・・!)ツカツカ 和 「は・・・話があるのっ!」 拓 「ああ・・・?」 和 「唯のことで・・・この前は言えなかったけど、今日こそ・・・は・・・」 不良1 「・・・」ボロ 不良2 「・・・」ボロ 拓 「・・・」ボロボロ 和 「・・・その怪我、どうしたの?」 不良1 「いてて・・・」 不良2 「どうもこうもねぇよ・・・」 拓 「黙ってろ・・・別に真鍋には関係ねぇよ。で、なんだよ話って」 和 「あの・・・余計なお世話かもしれないけど、大丈夫?あちこち腫れてて、かなり酷そうだけど・・・」 拓 「関係ねぇっつってんだろ。用があるならとっとと話しやがれ」 和 「あ、うん・・・唯の・・・平沢さんの事なんだけど」 拓 「・・・」ギロッ 和 「う・・・その・・・」ゴキュリ 和 (負けるな!唯が受けた痛さや怖さに比べたら、こんなのどってことない!怖がるな、私!!) 和 「も、もう・・・!もう彼女をいじめるのは止めてっ!!」 拓 「ああ?」 和 「あの子は私の親友なの!もう見ていられないのよ!こ、これ以上あの子を苦しめるというなら・・・」 不良1 「どうするってんだ?」 不良2 「言ってみろよ」 和 「あ・・・ぐ・・・わ、私はどうなっても、あなた達を・・・」 拓 「良いよ」 和 「・・・え?」 拓 「もう関わんねぇでやるつってんだよ」 和 「は・・・その・・・え?」 不良1 「ちょ、拓クン」 不良2 「いいのかよ・・・」 拓 「ちょうど奴を構うのも飽きてきたところだしな。つか、知るかよあんな奴。暇つぶしにもなりゃしねぇっての」 和 「なっ・・・!」 拓 「あー、白けたな。おい、ふけるぞ。かったるくてオベンキョウなんてやってらんねぇや」 不良1 「あ・・・」 不良2 「ちょっと待ってよ、拓クン!」 拓 「じゃあな、真鍋」ツカツカ 和 「え・・・あ・・・あれ?えーー・・・」ポカーン 廊下! 不良1 「拓クン拓クン、平沢から手を引くって本気かよぉ?」 拓 「ああ・・・」 不良2 「なんでだよ。あの妹に落とし前つけさせるなら、平沢を利用するのが一番だろ?」 拓 「お前ら・・・もう奴らとは関わるなよ」 不良1 「は、なに言ってんの?」 不良2 「まさかビビってるのかよ」プゲラ 拓 「・・・」キッ 不良2 「ご、ごめん・・・」 拓 「・・・良いよ、そーだよ。その通りだ、ビビってんだよ」 不良1 「え・・・な、なんであんな小娘に・・・?昨日のは、不意を突かれただけだろ?」 拓 「・・・お前ら気絶してたから知らないんだろうがな・・・お前らと俺の怪我の程度、見て気がつかねぇのかよ」 不良1 「は?」 拓 「一応よ、お前ら手加減されてるんだよ。あちこち痣だらけだが、急所は外されてるだろ?」 不良2 「そういえば、頭とか腹とか・・・無事だったもんな・・・」 拓 「あのガキ。瞬時にそれだけの事をやってのけてるんだよ。あの状況の中で、おそらく無意識にな」 不良2 「ま・・・まさか・・・」ゾー 不良1 「でも、だったら拓クンは・・・その怪我・・・」 拓 「おお。頭と言わずどこと言わず、滅多打ちよ・・・お前らが気を失った後、俺は奴を本気でキレさせちまったみたいでな・・・」 拓 「その時の奴の目・・・いま思い出しても鳥肌が立つ・・・」 不良1・2 「・・・」 拓 「俺をやたら滅法に打ち据えながらの、あの目・・・まるで本気で俺を殺そうと・・・」ブルッ 不良1 「はは・・・まさか・・・」 拓 「止めに入ってくれた奴がいてな。そいつがいなけりゃ、今ごろ俺は・・・」 不良2 「・・・嘘だろ」 拓 「あれは関わっちゃいけない人間なんだ。それでも仕返ししたいなら、お前らが勝手にやれ。俺はゴメンだ」 不良1 「わ、分かったよ拓クン・・・」 不良2 「拓クンがそこまで言うなら・・・」 拓 「ああ、言うこと聞いといたほうが利巧だぜ・・・」 拓 「・・・いてて・・・くそっ」 その日の午後!平沢家!! 憂 「・・・」 唯の部屋の前! 憂 「・・・お姉ちゃん・・・?」コンコン 憂 「・・・」 しーん 憂 「・・・入る・・・よ・・・」ガチャッ 憂 「おねえ・・・ちゃん・・・?」 唯 「・・・」 憂 「あ、お姉ちゃん。起きてたんだね・・・返事がなかったから、へへ。寝てたのかと思っちゃった・・・」 唯 「・・・」 憂 「・・・ただいま、お姉ちゃん」 お姉ちゃんはあの日以来。 私と和ちゃんの前で「心のスイッチを切る」と宣言したあの日から。 その言葉の通り、なにを話しかけても一切反応をしてくれなくなった。 笑いかけても笑顔が返ってくることもない。まるで目の前にいるのが、精巧にできたお姉ちゃんのお人形のよう・・・ 14
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●ニコニコ公式生放送「ニコラジ」にてVAMPSがゲストで来た回にて誰のパンツが見たいか?という話の内容になり、 アンケートで1.HYDEのパンツ 2.K.A.Zのパンツ 3.やまだのパンツ 4.繚乱のパンツ という選択肢を出した。 「パンツ」は運営NGワードなのでコメント番号がすごい飛びコメントの流れが減った。 公式放送でそんな話してアンケートとるぐらいならそこまで卑猥な言葉でもない「パンツ」はNGを解除するべき。 ●avex公式チャンネルがあるのに「av」がNGだった。 ●ワールドカップ日本戦の裏番組でSODの企画会議放送を公式でやってたのに「av」がNGだった。 ●ニコニコニュースで創価の記事(現在は削除?) ●ニコニコ大百科に創価学会の広告 ●ニコニコのメルマガで「今話題のアニメ、これぞ本当のクソアニメ!『うんこさん』」と送ってくるクセに「うんこ」がNG ●ニコニコニュースでうんこについての記事7件 また、ニコニコニュースでカスで検索すると2011年2月現在435 件の記事が出てくる。 他の言葉も同様に検索するとかなりの数がヒットする。 ●2月7日の時報でhttp //live.nicovideo.jp/gate/lv39217868の放送の宣伝をしたときに堂々とSEXの文字 ●「整形」が運営NGワードなのに「整形」がテーマの運営公式放送 ニコニコ厨会議 http //live.nicovideo.jp/gate/lv39361459 しかもこの放送でNGなのに運営コメで「音声さん殺しのけんちゃん」というコメント。規制してるコメントなのに自分たちは普通に使っています。 ●「パチンコ」がNGに引っかかるのに「パチンコ」がテーマの公式生放送 http //live.nicovideo.jp/watch/lv39309068 ●「風俗」がNGワードなのに「風俗」の話をさせる公式生放送http //live.nicovideo.jp/watch/lv53427801 ●ニコ生ではNGである「おなかすいた」をtwitterで連呼するドワンゴの会長