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「ここはまりさたちのおうちだよ!ばかなにんげんさんはゆっくりでていってね!」 「そうだよ!ここはれいむたちのゆっくりぷれいすなんだよ!」 「「「「ゆっきゅりでていっちぇね!」」」」 「え、お前ら・・・こんな便所みたいな狭いおうちでいいのか?」 「ゆゆっ!?べんじょじゃないよ!ここはまりさたちのゆっくりぷれいすだよ!」 「いや、別にお前達のおうちで構わないさ。俺はこんな狭くて汚くてゆっくり出来ない場所には住まないし」 「ちがうよ!ここはゆっくりぷれいすだよ!」 「ああ、そうだろうな。お前らみたいなゆっくり出来ない馬鹿にはここで十分だよな!」 「「「「ばきゃじゃにゃいもん、ぴゅんぴゅん!」」」」 「んじゃ、俺はもっとずっとゆっくり出来る場所に行くから、お前らはここでゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!」」 「「「「ゆっきゅりちていっちぇね!」」」」 「「・・・おきゃーしゃん、れーみゅにゃんだかゆっきゅちできにゃいよー」」 「「まりしゃもゆっきゅちできないよ!」」 「ゆゆっ!どうしてそんなこというの!?」 「しゃっきのにんげんしゃんがいってちゃよ!もっちょゆっきゅちできりゅばしょがあるって・・・」 「どうちてばきゃなにんげんしゃんがまりしゃたちよりゆっきゅりしゅるの?」 「しょうだよ!おかちいよ、ぴゅんぴゅん!」 「いいことかんがえたよ!もっとゆっくりできるばしょをまりさたちのおうちにするんだよ!」 「「ゆゆっ!ゆっきゅりできりゅの?」」 「そうだね、まりさ!にんげんさんなんかよりもれいむたちがすんであげたほうがゆっくりしたおうちさんもゆっくりできるよ!」 「「やっちゃあ!こりぇでゆっきゅちできりゅよ!」」 「それじゃあ、ゆっくりいそいでさっきのにんげんさんをおいかけるよ!」 「ゆっくりいそぐよ!」 「「「「ゆっきゅちいしょぐよ!」」」」 「にんげんさん、ゆっくりまってね!」 「・・・・・・よし、行ったな。って、あの建物加工所なんだけどなぁ・・・」 ‐‐‐あとがき‐‐‐ 人間は物陰に隠れて様子を見守っていました。 まあ、「れいむたちはここでじゅうぶんだよ!」って言われたらおしまいだけどな! あと、対策がなされていないとやっぱり家具なんかに被害が出るわけで・・・ byゆっくりボールマン
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「ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言/コメントログ」 あんこのう…すげぇ -- 2010-06-16 04 49 39 この人・・・いい人だな・・・。 -- 2010-06-18 01 00 31 赤ゆの「ちょーらいにぇ!」だけビキィときた -- 2010-06-26 11 44 20 赤ゆはしっかりわかってるというのに、、 -- 2010-08-06 23 44 25 お兄さんが、鬼威山じゃなくてよかったね(あとニーズあるよ -- 2010-08-14 16 21 52 和んだ そこまで付きぬけたゲスじゃないから成立する話なんじゃない? 徹底したゲスなら初日で詰んでるw -- 2010-09-24 05 59 26 赤ちゃん作って巣立ちを見送れるなんて、下手なより幸せそうだなこいつら 最後に巣立ちする奴等が「おとーさん、おかーさん、おにーさん、ゆっくりいってきます!!!」 っておにーさんをちゃんと認識してたのが和んだw -- 2010-10-03 19 55 08 凄ましい虐待系かと思ってたらほのぼの系だったでござる -- 2010-11-02 18 42 23 何と言うかこのお兄さんノリいいなぁ…こんな感じの人は面白いw -- 2010-12-30 02 54 44 まず一番最初におにーさん二話しかけた時点からw -- 2011-05-29 11 29 49 愛でSSはまどマギでいうグリーフシード的な?みたいな? -- 2011-08-22 10 42 29 俺は虐待からのハッピーエンドとかハッピーエンドからの虐待が好きかな -- 2011-10-01 20 25 50 お兄さん懐広いのねwww -- 2011-10-15 22 56 57 虐を読みに来てるのにこんな和む話なんて需要が・・・あるに決まってるじゃないか! エロ目的でエロ漫画買ってた筈なのに、気が付いたら一番後ろのエロなしギャグ漫画を 読むのが目的になってたような・・・上手く言えないが需要大有り、俺得過ぎるといわざるを得ない。 -- 2011-12-16 05 42 12 このゆっくりは喧嘩腰も上から目線控え目だから成立するんだろ、 いつものゆっくりだと即全滅だろ -- 2011-12-26 09 27 10 なんか…ゆ虐じゃないこーゆーほうがいいかも -- 2012-01-23 08 20 51 ↓↓同感。デスノートの本編読まずに最後の4コマ読んだ。なんであれ続かなかったんだろうか・・・ -- 2012-01-28 22 34 26 ゆマーズ法wwwwww -- 2012-07-07 21 14 04 ふつうにほのぼのけいできつねにつままれたきぶんだぜ・・・ でもわるいきぶんじゃないのぜ -- 2012-10-03 00 34 18 今さら?w/w -- 2013-04-29 11 27 28 全くゆっくりできないよ! -- 2013-07-08 21 41 43 たまにはこういう愛でもいいね ゆっくりしたよ! -- 2013-07-17 12 32 03 ↓×8 同感 -- 2013-10-08 22 30 43 20分でこれとは…さすがD. O だ!!そこに痺れるゥ!!憧れるゥ!! -- 2014-01-19 21 10 57 ↓×10 俺はToらぶる見ようとおもって青エクよんじまう(立ち読みSQ) -- 2014-01-19 21 13 32 D,Oさんはゆっくりできるね -- 2014-02-12 12 10 30 オチで吹いたwwww -- 2014-06-05 16 13 33 ゆっくりは死ねばいい。 愛など必要ない。 ゆっくりなんてただのストレス発散のための ものだろ。 -- 2014-06-13 22 05 53 ゆっくりはバカだがそこがいい -- 2014-06-28 10 02 28 アホかwwww ほっこりしたわwwww -- 2014-07-30 22 36 16 期待したオレは一体... -- 2014-08-18 03 00 53 虐待設定が強すぎてただのいじめssになってない? -- 2014-11-19 01 57 33 自分としてはゆ虐作品中の箸休め的な作品として大いに需要ありだわ ほのぼのした -- 2016-07-27 09 21 49 虐待も好きだがこれもいいな気休めになったぞ。 -- 2018-07-16 17 45 56 作者さんと同感 -- 2021-08-18 11 36 43 O☆B☆A☆K☆A☆ -- 2023-02-15 17 14 32 オチが最高すぎるww -- 2023-08-10 14 50 15
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『おうち宣言その攻防別の家編+その後』 11KB 虐待 制裁 お家宣言 あっさり潰してお終いの予定が、虐待にまで発展してしまいました 番外編の別の家編+書き足し版 即興で前二つを上げまして、その後が書き足しになります 家の庭でペットと遊んでいると、饅頭が現れて れいむ「ゆふ、ここをれいむの、ゆっくりぷれすにするよ!」言い放った 「おい、ゆっくりぷれすにするよも何も、ここは俺の家だぞ、既に占有済みだ」 れいむ「ゆ、じゃあにんげんさんは、あまあまおいてでていってね、いますぐでいいよ」 ハイそうですかと出て行く人間どころか、生物すら存在しないだろう しかも、れいむ一匹だけ?何をどう考えたら、こんな行動出来るんだろう ゆっくりのなかで見ても稀に見るアホだなコイツ 「それじゃまず、このリウの相手をしてもらおうか、これすら出来ないんじゃ話にならんぞ」 「ゆゆ、こんなおちびちゃんを、あいてにさせるなんて、にんげんさん、げすだね」 誰がゲスだ誰が、丁度小型犬位の大きさだが、パワーはそれなりにあるぞ れいむ「ゆっくりかくごしてね、にんげんさんをうらんでね!」リウ「ぷきー」 サイズ差があるから丁度いい攻防になって、リウが楽しそうだ この週末数日続いたが、リウはともかく俺が嫌になってきた 「おい、毎日来るがこんな事していていいのか?冬越す事考えてないだろ」 れいむ「ゆん!このゆっくりぷれすを、てにいれればいいだけだよ」 「リウさえ攻略出来ないのに、何言ってんだ?リウの次は、俺だぞ?」 れいむ「ゆ?このおちびちゃんをたおせば、ゆっくりぷれすは、れいむのものだよ」 「アホ、誰がそんな事で家を明け渡すと思っているんだ、大体家の持ち主は俺だ」 れいむ「ゆゆゆ、ゆぎょわぁぁぁ~」考え込んで停止した所に、リウの渾身のタックルが決まった! れいむ「ひきようだよ!れいむがおはなししているとちゅうなのに」 「戦闘中に会話に全力投入する方が悪いと思うぞ、で、大丈夫なのか? 早くしないと、他のゆっくりに餌取られるぞ、越冬できなくなるぞ」 れいむ「・・・こんかいは、このくらいでゆるしてあげるよ!ゆっくりありがたくおもってね」 餌の確保を選んだか、アホにしては正しい判断だ そして、れいむは帰っていった「れいむの、むしゃむしゃさん、ゆっくりまっててねー」と叫びながら 年が開け過ごし安く成って来た日の事、リウと庭でまったりしてると 「ゆ、ここだよ」「ここなのかぜ?ゆん、いいゆっくりぷれすなのぜ」まさか・・・ まりさ「ここをまりさたちの、ゆっくりぷれすにするのぜ!げすなにんげんさんはでていくのぜ!」 れいむ「ゆふ、ここでおちびちゃんをつくって、しあわせ~してあげるよ!」 「なんでまた来たんだ、アホなら忘ろ、まりさまで連れてきて何のつもりなんだよ」 れいむ「まりさは、れいむのおむこさんなんだよ、つよいんだよ」まりさ「そーなのぜ、むてきなのぜ!」 「あ~はいはい、そうだね、じゃ、リウに勝てたら相手してやるよ」 れいむ「あんなおちびちゃん、まりさとれいむのてきじゃないよ」2匹掛りかよ、いいけどね まりさ「どいつなのぜ、まりさがとくべつに、あいてしてやるのぜ」 「りう、玩具が来たぞ」りう「ピギッ」前足で土を掻いて、戦闘モード れいむ「なんなのそれは~」まりさ「はなしちがうのぜ、おちびちゃんじゃないのぜ~」 「成長するに決まっているだろ、お前らだって成長するだろ、猪だって同じだ行けリウ」 れいむ・まりさ「いやーこないでねーゆっくりしていていいよー」 「ほらほら、まりさは強いんだろ?無敵なんだろ?だったら問題ないだろうに」 体格は中型犬位にまで成長しているし、体毛も瓜毛から黒く生え替えあっているから ゆっくりでは話にならない戦闘力の差になっている 「ゆぎゃーこっぢぐるなー」「ゆぐぐっ、ゆっぐりしないで、にげるよ」 リウは去年を思い出したかの様に、二匹のゆっくりを、ど突き回している 二匹がバラバラに動いているので、ある程度ど突き倒して 視界にもう一方が入ると、目標変更してど付くの繰り返し 既に二匹とも、空気の抜けたバスケットボールの様に転げ回るだけの物体、五月蝿いけど 対抗しようという気力も体力も無いらしい まりさ「ど、どおじで、こんなごとに・・・」 「そりゃ決まっている、人間の住処を奪おうとなんて考えるからだ」 まりさ「あのいのししさんは、どーなの、ここにすんでいるでしょ~」 「リウは、俺が飼っているんだ、ここに居ることを許しているの、住み家を与えているの 見方を変えると、俺が此処に縛っているんだがね お前たちは違うだろ、俺の家を奪いに来たんだろうが、ほら今度はお前らしいぞ」 リウが突進して来て、そのまますくい投げ「ゆあぁぁぁ~」 れいむが逃げているつもりで俺の方へ移動して来るが、足元で来てやっと俺に気付いた れいむ「どーしてこんなことするの、れいむがなにしたの、なにもしてないでしょ」 「もう忘れているのか、お前たちは自分の家を奪いに来た奴に、快く明け渡すのか?」 れいむ「おいえうばうのは、げすのすることだよ、げすはせーさいだよ」 「今お前の言った通りだよ、俺の家を奪いに来たお前達を、制裁しているだけだろう」 れいむ「そんなのしらないよ、れいむは、しあわせーにゆっくりしたいだけだよ ばかなじじは、さっさとでてげーあまあまよこせー」 あ、だめだ、こいつら正真正銘のゲスだ、自分の「ゆっくりする」事以外考えていない まだ、こうして話している中で、自分達が何をやったのか分かる様なら 半死半生で許してやろうかとも思っていたんだけど、終わったな 「ゆぎゃぁぁぁ」うん?どうやらリウに踏まれて体が裂けたな、丁度頬の辺りか そのまま突進して、完全に片頬なくなって、口の中剥き出しだ 小突いても余り動かなくなったまりさから、れいむに変更しようとしたが、 れいむをやらせずに、そのまま、まりさに向かわせた まりさ「ごめんばざい、ごめんばざい、ごめんば、ぶごっ」 その後もど突き、踏みつけ、次第に崩れていく、 リウの両足の踏みつけで目が飛び出し、リウはその匂いを嗅ぎ、食べてしまう まりさ「ゆべ、ゆあぁぁぁ~まじだのおべべちゃべないじぇ~」 おいおい、あれって食べても大丈夫なのか? れいむは俺の足元で、恐ろしーしして、事の成り行きを見ている、動けないだけか そのれいむの頭を足で踏みつけ、動かなくする れいむ「ゆぐ、なにするの、きたないあしさんどけてね」と、逃げようと動くが 「五月蝿い、手元が狂う」れいむの片目に指を入れ、くるっと回しながら引き抜く れいむ「ゆがぁぁぁでいむの、ずきどおってぎれいなおめめがー」そうか?ちょっと濁っているぞ 本体は饅頭だが目は・・・ゼリーにしては硬いし寒天なのかこれ?これなら食べても大丈夫か れいむ「がえぜーれいむのおめめがえぜー」そんな面倒な、そのままポイ捨て リウを下がらせてリードに繋いでおく、十分遊んだからか水を飲んで休んでいる さてと、そろそろ終わりかな「無敵のまりさ、どうした?そんな所に転がって」 まりさ「ぎょめんなじゃい、ぎょめんなじゃい、ゆりゅじでぎゅだざい」 「ん~お前は何が悪かったか分かって、謝っているのか?言い聞かせたけどね、覚えてる?」 まりさ「じるが~はやぐたずげろ~」やっぱり駄目か 家から菜箸を持ってきて、一本まりさに突き刺す「ゆぐっ」 次はれいむだな、取り敢えずまりさの所まで移動させるか れいむ「いじゃい、いじゃい、おしゃげしゃん、ひっぱるな~ちぎれる~」 まりさの横まで引っ張ってきて、まりさ同様菜箸を一本突き刺す れいむ「ゆぎょーいちゃいよ、これとってね、いますぐだよ」 ダメージがまりさより小さい分、痛みの感覚もまだ敏感だ さて、これどうするかな~ゲスは居るだけで虫酸が走るし 自分達がして来た行動で、どうしてこんな目に合っているか理解させて潰すのは割と好きだが こいつらネチネチ潰してもそれほど面白そうでもないし、なによりこれ以上やっていると近所迷惑だ あ、そうだ、ちょっとグロイけど試してみるかな 「おい、まりさ、お前助かりたいか?」 まりさ「ぎまっちぇいるじぇじょ、だずげでね、だずげてね、はやぐだじゅげろ~」 「ん~でもお前の体、どうなっているか分かっている?半分近く無くなっているんだぞ」 まりさ「まじざのおめべ、おぐち、おざげじゃん・・・ ゆあぁぁぁ~もどっでぎでね、もどっでぎでね、ゆっぐりしじゃいなで」 「それは無理だろう、その辺のかき集めても元には戻らんよ」 まん丸のまりさと、三角形で半分だけのまりさを書いて説明してやる、そうしないと分からんだろうな 「それにお前がこんな目に合っているのって、誰のせいなのかな?」 まりさ「にんげんざんが・・・」菜箸追加「ゆぎょ、や、やめちぇね・・・」 「お前たちはこの家にどうして来たんだ?うん?」 まりさ「いえ、いえ、・・・いえしゃんを、ゆっぐじぷれずを・・・」 「そうだな、俺の家を奪おうとしたから、こんな目に合っているんだよな じゃぁ、なんで俺の家を奪おうとしたんだ?」 まりさ「でいぶが、いいゆっぐじぷれずがあずがらっで・・・ゆ、でいぶが、でいぶが、でいぶが!」 「うんうん、れいむが誘ったんだよな、そのれいむは、片方の目が無くなっただけだ」 まりさ「ゆが、なんじぇまじざ、じにぞうなのじ、でいぶげんぎなぞ!じね!じね!」 れいむ「ゆ、ゆ、れいむもきずさんだらけだよ、そんなのしらないよ、まりさがぐずだからだよ!」 うん、さすがゲス、相手をいたわるなんて、知った事じゃないね 「そこでだ、まりさの残っている所と、れいむの無くなった目は、丁度同じだから れいむと、まりさ、二つで一つになろうか、番なんだし、これで何時でもいっしょだ」 れいむ「ばかいわないでね、そんなことしたら、れいむじゃなくなっちゃうでしょ、ゆっくりできないでしょ」 「でも、まりさはこのままだと、永遠にゆっくりする事になるだろうね」 まりさ「・・・ぞでじが、まじざだずがらない?ぞうずでば、まじざだずがず?」 「確実にとは言えないが、今のお前のまま治ったとしても、ちゃんと動くことも出来ないだろうから 結局餌も取れないでしぬだろうな、れいむがお前の代わりに餌取って来たりすれば別だろうけど」 まりさ「でいぶ、まじざのがわりじ、ごばんざん、どっでぎでぐれず?」 れいむ「なんでれいむが、えささんとってこなきゃならないの、ばかなの?しぬの?」 あ~あ、最後のチャンスを、自分で捨ててしまうし まりさ「ゆ、ゆぐぅ、ゆびぇ~おでがいじまず、じんげんざん、だずげでぐだざい、でいぶとひどずになじまず」 「よし判った任せろ!ちゃんと二匹とも生きていられる様にしてやる」 れいむ「ばかいわないでね!れいむはれいむだよ!まりさはしね!いますぐしね!」 まずは施術時に五月蝿いので口を焼き付けよう、ガスコンロでお玉を加熱させて「じゅわ~」 れいむ「!”#$%&’」既に何を言っているのか分からんし、ほとんど聞こえない バケツを頭にはめ込ませてひっくり返して、足がうねうね動かない様に徹底的に叩く そしてピク付く位にまで動きが止まったら、足の底の皮を切り取る まりさが移植される側の餡子を掻き出して、まりさの餡子と入れ替えて オレンジジュースを塗って、切った足の皮を戻して蓋をする これで、移動もまりさの意志が働く様に成るかな? まりさは口もボロボロなので、口はれいむを使って他をなるべく移植する 包丁を入れるが、やっぱり饅頭だけあって容易に切れていく、中枢傷付ない様にしなきゃ もちろん暴れるので、目の無い切除する方を、数発殴る着ける ひるんだ隙に、包丁を進めると、硬直してビクビク震えている 中枢を傷付けずに片側に移動するのは、意外と手間がかかったが成功したと思う 二匹のくっ付く切り口に、小麦粉を溶いた物を縦だけ塗って、下はオレンジジュースだけ 表面も溶いた小麦粉を塗っておく、頭が半分づつに別れたらキモイし これで2匹を隔てながら、融合する事が出来るだろう この時点で、二匹とも意識はない様だ当たり前か まりさは虫の息だったし、この施術の負担はれいむだけだ これなら五月蝿くないな、口も切って戻しておくか 治らない内に動いて移植部分や、切った所がズレない様に、紐でぐるぐる固定っと、こんな物かな その後どうしたかといえば、見事に成功して、半分れいむ半分まりさ意外と面白い そしてまだうちに居たりして・・・ 前にゆっくりを、コンポストにするって話を聞いた事があったんで試してみたんだ ぶつぶつ言いながらだが、生ゴミを食べている ほんと、いい加減な作りしているよな、ゆっくりって 後で聞いた話では、ラムネで寝てくれるらしい、もっと早く知りたかった この二個一になった奴、意外と逆らったりはしない、あの体だ、あの出来事を忘れる訳がない 二匹の意見が分かれると、横に間延びしたりして、結構笑える状況になる お飾りは、一応両方共あるが、れいむが、まりさの帽子を拒否したので、両方のお飾りを没収した そして意外だったのが、まりさが従順になった事だ 自分が味わった痛みと絶望からの恐怖と ほぼ死亡確実だったまりさを、こんな形だが助けたと言う事も有るが もしかしたらゲスの中でも、比較的物の分別が付く個体なのかも知れない、無いかこれは 大体まりさが、れいむを止めて(間延び状態)俺に報告して、れいむ側を俺が折檻する だが最近様子がおかしい気がする たまに何かしている最中に動きを止めて、しばらくすると、おもむろに別の行動を取り始める たまに俺に文句を言って来た時も、途中で止めて、「ちがったね、そうじゃないのぜ」とか もしかして、混ざり始めてる?中枢同士の壁は作ったんだがな コンポストから、昇格することなんて、有るんだろうか お終いです、読んで頂きまして、ありがとう御座いました はじめ書き始めた時は、適当にリウにど突かせて、潰してお終いにする予定だったんですが 書いている内に、なぜか制裁が始まって、潰して終わりの予定がフュージョンする事になってしまいました 二匹のフュージョンは独自設定です、同じ餡子ならいけるかな~と思いまして 虐待は成り行きで、初めて書く事になってしまいましたが、ちゃんと書けているのだろうか・・・
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『ポチとおうち宣言ゆっくり』 10KB 制裁 自業自得 飾り お家宣言 野良ゆ ゲス 現代 あっさりした制裁ものです おさげあき おさげあき 24作目 「zzz……」 とある家に一匹のポチという名の雑種犬が飼われていた。 小型犬で室内で飼われているがこれでも立派な番犬だ。 飼い主が仕事で留守をしている間は適当に遊んだり昼寝したりしていた。 もちろんキチンと躾を施されているので部屋を荒らしたりすることも無い。 トイレも特定の場所でするように教育されている。 そんなポチは現在昼寝中だ。 しかしそんな安らかな時間を邪魔するモノがやってきた。 ガシャーン!! 「!!」 窓ガラスの割れる音で瞬時に覚醒し警戒態勢に移るポチ。 音は隣の部屋から聞こえてきた。 ポチは飼い主がポチのために開けていたドアの隙間から隣の部屋へと移動する。 そこにいたのは野良ゆっくりの家族だ。 「ここをまりさたちのおうちにするんだぜ!!」 「やったね!まりさ!」 「これでここはれいみゅたちのおうちだよ!」 「ひろいおうちなのじぇ!まりちゃたちがすむのにふさわしいのじぇ!」 ドヤ顔でおうち宣言する父まりさとふてぶてしい顔でまりさを称える母れいむ。 そして子ゆっくりが2匹だ。 そんな親子がポチに気づいた。 「ゆゆ?なんなんだぜ?このちいさいいぬは?」 「ここはかわいいれいむたちのおうちになったんだよ!だからさっさとでていってね!」 「でていきゃないとぷきゅーしゅるよ!」 「しぇいっしゃい!しゃれたくなきゃったらしゃっしゃときえるのじぇ!」 「「「「ぷくーーーーーーーー!!」」」」 親子揃って頬を膨らませ威嚇するがポチには通じない。 ただマヌケ面の汚いナマモノが意味不明な事をしているという認識でしかなかった。 「ゆぷぷ!ちびはまりさたちのぷくーでびびってこえもでないのぜ!」 「しかたないよ!かわいいれいむたちはつよいからね!」 「ちゅよくってごめんにぇ!」 「むちぇきでごめんなのじぇ!」 勘違いして自分達の強さに酔いしれる家族だがポチには関係ない。 「グウゥゥゥゥゥ!!」 こいつらは自分と飼い主の男の家に侵入した敵だ。 ポチは低いうなり声を上げてゆっくり家族を威嚇する。 「ゆ?もしかしてまりさたちにけんかをうるつもりなのかだぜ? ゆひゃひゃひゃひゃ!みのほどしらずのちびなのぜ!おまえみたいなちびにびびるとほんきでおもってるのかだぜ? いのちしらずのちびなのぜ!さいっきょう!のまりさがほんきになるまえにさっさときえることをおすすめするのぜ!」 「そうだよ!おまえみたいなちびがまりさにかてるはずないでしょ!?ばかなの?しぬの?」 「おちょうしゃんのちゅよさをりかいできにゃいくじゅはちんでいいよ!」 「ゆっぷぅぅぅぅぅ!こんなちびはまりちゃでじゅうぶんなのじぇ!しゃあ!まりちゃのぷきゅーでちぬのじぇ!」 「ワン!!」 「「「「ゆひぃぃぃぃぃぃ!?」」」」 ポチが大声で吠えるとゆっくり家族は一斉に驚き、揃っておそろしーしーを漏らした。 「ゆ……ゆふん!そのていどでまりさたちがびびるとおもうなだぜ!そんなものぜんぜんきかないのぜ!」 無様に小便を垂れ流しながら虚勢を張る父まりさ。 「ま……まりさ!もうこんなちびになにをいってもむだだよ!さっさとせいっさい!してね!」 「わかってるのぜ!まりさもいまそうしようとおもってたのぜ!さあくそちび!さいっきょう!のまりさのたいあたりで……ぶげぇぇぇぇぇ!!」 「ま……まりさぁぁぁぁぁぁ!?」 「「おちょうしゃぁぁぁぁぁぁん!?」」 吠えて威嚇しても出て行かなかったから実力行使に出たポチ。 まりさ達の会話なんて聞いちゃいないし関係ない、ただ敵を排除するだけだ。 まずはやたらデカイ声でぎゃーぎゃー叫ぶ父まりさに体当たりする。 「いだいぃぃぃぃぃ!!ばでぃざのだんでぃーでりりじいがおがぁぁぁぁぁぁぁ!!」 小型犬とはいえ敵と認識した相手への攻撃は相当なものだ。 特に痛みに弱いゆっくりには耐えられない痛みだろう。 父まりさは無様にしーしーを垂れ流しながら痛みで悶絶している。 「は……はんっそく!だよ!いきなりこうげきするなんてゆっくりしてないちびだよ!せいせいどうどうとたたかえないの!?」 これは試合ではない、そんなルールなど存在しないし通用しないのだ。 ポチはそんな無意味な抗議をする母れいむに噛み付いた。 「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!がわいいでいぶのつやつやのおはだがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!やべでぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「「お……おきゃあしゃぁぁぁぁぁぁん!?」」 目の前で絶叫を上げつつ餡子を漏らす母れいむの惨状に子ゆっくり達はおそろしーしーを漏らしながら悲鳴を上げた。 すると今度は子ゆっくりに視線を移すポチ。 「「ゆっひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」」 今度は自分達の番だと理解した子ゆっくり達はその場から逃げた。 だが子ゆっくりの速度など犬から見れば止まって見える。 ポチは母れいむを開放すると子ゆっくり達の前に立ちはだかった。 「や……やめちぇ……きゃわいいれいみゅを……ゆるちてにぇ……」 ブチャ ポチは前足で子れいむを踏み潰した。 子ゆっくりの体は脆い。 小型犬でも簡単に潰せるのだ。 「れ……れいみゅぅぅぅぅぅぅ!?どぼぢでぇぇぇぇぇぇ!どぼぢでぞんなごどずるんだじぇ……ぶぎゅ!!」 妹だった子れいむの死に悲しむ暇もなく子まりさもすぐに地獄へと旅立った。 「お……おちびちゃんがぁぁぁぁぁぁぁぁ!かわいいれいむのおちびちゃんがぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 我が子の死に泣き叫ぶ母れいむ、一応最低限の母性(笑)はあったようだ。 だが『かわいいおちびちゃん』ではなく『かわいいれいむのおちびちゃん』と言ってる時点で子への愛情など無いに等しいのが分かる。 そんな母れいむに再び噛み付くポチ。 「いだいいだいいだいいだいだいぃぃぃぃぃぃ!やべでぇぇぇぇぇぇぇ!がわいいでいぶをいじめないでぇぇぇぇぇぇ!」 母れいむは自分のもみあげでペチンペチンとポチの顔を叩くがゆっくりごときの力では痛みなど無くただ鬱陶しいだけの行為だ。 その鬱陶しい行為をやめさせるべくポチは母れいむのもみあげに噛み付いた。 「ゆゆぅぅぅぅぅ!?かわいいれいむのきゅーとでうつくしく、ぜんせかいがひざまずくもみあげさんをどうするのぉぉぉぉぉ!?」 ブチン 「ゆ?」 ポチはウザイもみあげを力任せに引きちぎった。 「ゆ……」 れいむはジンジンと痛んで少量の餡子を漏らすもみあげのあった部分を見た。 「ゆっ……ゆっ……ゆっ……」 何が起きたのか理解したくない、だが現実は過酷だ。 れいむは自分の身に起こった事を理解せざるおえなかった。 「がわいいでいぶのぼびあげざんがぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーー!!」 ブチン もみあげを失った悲しみで絶叫を上げた瞬間、もう片方のもみあげも引きちぎられる母れいむ。 「あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃーーーーーーーーーーーーー!?」 立て続けに起きたゆっくり出来ない出来事に母れいむの精神はあっさり壊れた。 まだリボンが残っているとはいえれいむ種にとってもみあげはリボンと同等かそれ以上のチャームポイントだからだ。 感情を表現する時にももみあげをぴこぴこ動かすし物を掴んだりも出来る。 れいむ種にとってもみあげとは自分そのものと言っていいほど大切な宝物なのだ。 それを失ったれいむ種などゴミ同然、他のゆっくりからバカにされるしお飾りを失ったゆっくりとしてリンチもされるだろう。 そんな未来を想像した母れいむが精神崩壊するのも仕方ない事だ。 奇声を上げるだけとなった母れいむを部屋の隅に後ろ足で蹴り飛ばすと残った父まりさを探すポチ。 「そろーり……そろーり……」 父まりさはゆっくりと割れた窓ガラスへと這っていた。 最初の一撃で自分には勝てないと理解して家族を見捨てて逃げようとしているのだ。 だが最初のポチの攻撃が当たり所が悪かったらしく跳ねる事が出来ないようだ。 必死に外へ逃げようとする父まりさだがポチは逃がすつもりはない。 ここで逃がせばまたやってくるかもしれないから。 ガブ 「ゆんぎいぃぃぃぃぃぃぃ!?」 だからポチは無言のまま父まりさの頭に噛み付いた。 「やべでぇぇぇぇぇぇぇ!ばでぃざがわるがっだでずぅぅぅぅぅぅ!ぼうおうぢぜんげんなんでじばぜんがらゆるじでぐだざいぃぃぃぃぃ!」 ビリビリビリィ!! 「ゆゆぅぅぅぅぅぅ!?ばでぃざのずでぎなおぼうじがぁぁぁぁぁぁぁぁ!?どぼじでぇぇぇぇぇぇぇ!?」 大きい帽子が鬱陶しかったらしく帽子に何度も噛み付いてはビリビリに引き裂いていく。 自分の大切な帽子がバラバラになっていく所を涙を流しながら見る事しかできない父まりさ。 邪魔な帽子をバラバラにして気が晴れたのか再び父まりさの頭に噛み付いた。 「やべでやべでやべでやべでやべでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!ばでぃざをごろざないでぇぇぇぇぇぇぇ!おでがいじばずぅぅぅぅぅぅ!!」 父まりさの悲鳴を無視しひたすら何度も噛み付くポチ。 裂けた皮から餡子がボタボタ流れ出る。 「ぼんどにじんじゃいばずぅぅぅぅぅ!ばでぃざはばだいぎでいだいんでずぅぅぅぅぅぅ!おでがいでずがらみのがじでぇぇぇぇぇ!!」 よせばいいのに父まりさは母れいむと同様におさげでポチをペチンペチンと叩いた。 そしてやはりおさげの動きが鬱陶しかったポチはおさげをブチンと引き抜く。 「ゆんぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ばでぃざのえいっごう!をづがむおざげざんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」 ぎゃーぎゃー泣き叫ぶ父まりさを黙らせるべく噛み付き、体当たり、後ろ足蹴りなど様々な攻撃をするが一向に黙る気配はない。 しぶとい奴だと思ったポチは今度は本気で父まりさの体を噛み千切ってバラバラにしてやろうとゆっくりと父まりさに近づく。 「ゆひぃぃぃぃぃぃ!やべでよぉぉぉぉぉ!どぼじでごんなごどずるのぉぉぉぉぉ!? ゆっぐりだっていぎでるんだよぉぉぉぉぉ!?がげがえのないいのぢなんだよぉぉぉぉぉぉぉ!? いのぢはだいぜづなんだよぉぉぉぉぉぉ!?いぬざんにだっでだいぜづながぞぐがいるでじょぉぉぉぉぉぉ!? ばでぃざだぢだっでぞうだよぉぉぉぉぉぉ!ばでぃざはながまをだいぜづにずるやざじいゆっぐりなんだよぉぉぉぉぉ! いぬざんにはばでぃざのぎぼぢがわがるはずだよぉぉぉぉぉぉぉ!だからゆるじでぇぇぇぇぇぇぇ!いのぢだげばぁぁぁぁぁぁ!!」 ガブ 「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!どぼじでどぼじでどぼじでどぼじでどぼじでぇぇぇぇぇぇぇぇ! ごれだげいっでるのになんでわがっでぐれないのぉぉぉぉぉぉぉ!?がげがえのないいのぢなのにぃぃぃぃぃぃぃ!」 父まりさは一つ大切な事を忘れている。 それは犬にはゆっくりの言葉、つまり人の言葉が分からないという事を。 『行け』『待て』『お座り』などの単語なら理解出来るがこんな長ったらしい言葉を話されても分かるはずもない。 そんな相手に命の尊さを訴えたりしても無駄なのだ。 仮に言葉が通じてもポチにとってこいつらは自分達のテリトリーを犯した敵だ。 容赦する必要などない。 そもそも仲間同士であってもお飾りがない、弱い、ゆっくりしてないなど様々な理由を付けて命を粗末にする饅頭に命の尊さを訴える権利などない。 いかにゆっくりが口だけの饅頭かよく分かる個体だ。 「うぞでずぅぅぅぅぅぅぅ!ばでぃざはいのぢをぞまづにするげすでずぅぅぅぅぅぅぅ!なまいぎなごどいっでずびばぜんでじだぁぁぁぁぁ! ごんなごろずがぢもないごみぐずなんがむじじでいぬざんもゆっぐりじでぐだざいぃぃぃぃぃぃ!だがらだずげでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 ブチッ グチャ グチョ 当然父まりさの言葉などポチに理解できるはずも無く、父まりさは地獄の苦しみを味わいながら死んでいった。 -夜- 「……」 「ハッハッ!」 仕事から帰宅した男は自分の足にじゃれついてくるポチを見ながら部屋の惨状を見て呆然としていた。 部屋中に餡子が飛び散り小さい饅頭の潰れた死骸、そして部屋の隅で両目が真っ白になって死んでいる母れいむ。 そして父まりさはグチャグチャになっていてその面影を残すのは金髪とバラバラの帽子だけだ。 「野良ゆっくりに侵入されたか……まあそれは仕方ない……そしてポチが敵を排除したのもよくやったと褒めるべきだろう」 「クゥゥゥゥゥン♪」 男はポチの頭を撫でながら呟く。 「部屋を散らかさずに野良ゆっくりを排除しろってのはさすがに贅沢だよなぁ、世の中には侵入者に尻尾を振るアホ犬も居るし…… それに比べりゃうちのポチは番犬として優秀だ、今日の飯は奮発してやろう」 自分の足に体をこすり付けて甘えるポチを見ながら後片付けが大変だなぁと思う男だった。 END
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スレ64 728 今日の新製品 ゆっくりはうす「まりさのどうくつ」 飼いゆっくりの営巣本能を刺激し、ストレスを軽減させることができる組み立て素材です。 石、棒、綿、木片、箒(小)のセット。 まりさが好む洞窟型の巣が作れます。 石は発泡スチロール製で軽くて安全です。 土の替わりに綿の小玉を採用。隙間を埋め、ベッドになり、しかも床を汚しません。 おうちは見つける物ではなく、自分で作る物と教えるのにもご使用いただけます。 ※素材は口に咥えて武器になる物もあります。成体の反乱にはご注意ください。 ※完成したおうちでも強度はそこそこです。叩けば分解してしまいます。 ※防水性がありますが、扉はありませんので庭に設置する際は水はけにご注意ください。 ※飼いゆっくり用です。野山の環境では数日で潰れてしまうでしょう。 と言う良くわからない新商品のモニターを押し付けられた私は我が家のちび共これを与えてみた。 もっとも、私の場合家で事実上放し飼いにしているので狭くなるだけの巣に興味を示さないかもしれないが。 「ゆん・・・しょ!ゆん・・・しょ!」 「ゆーえす!ゆーえす!」 「れいむ~、こどもたちとってもがんばってるよ!」 「そうだね、とってみゆっくりがんばってるね!」 と、思っていたのだが・・・意外にも子ゆっくり、特に3匹の子まりさがのりのりで巣を作り始めた。 人間で言うところの自分の部屋が欲しいに通じる感覚なのだろうか?まあ、どうでもいいか。 基本的に1匹で作るもので、成体サイズの使用も想定されているこのグッズは本来ならば作るのに結構時間がかかる。 だが、今回は子ゆっくりとはいえ6匹がかりで作ったこともあってか、朝8時に与えたおうちは2時に帰宅する頃には完成していた。 「ゆえーん!おねーちゃんのばきゃあああああ!」 「ゆえーん!まりさのばきゃああああああ!」 だというのに、せっかく完成したのに巣の周りで泣いてやがる。 放っておく訳にもいかず、どうしたのか尋ねると姉のまりさにおうち宣言されて追い出されてしまったらしい。 他の姉妹が一緒に遊ぼうと言って中に入ろうとしたら猛烈な勢いで攻撃を仕掛けて来るそうな。 子れいむは両親に慰めてもらって既に機嫌を直しているが、同じまりさ種の個体はやっぱりまだ不満らしい。 「なあ、両親のお前らとしてはどうなんだ?」 「ゆぅ、何が?」 「いや、おうち宣言だよ。皆で作ったものを独り占めしてるわけだが・・・」 「まりさたちからはなにもいえないよ!おうちせんげんをするのはじゆうだもん!」 そりゃそうだ。なんだかんだでこいつらも元々は野生のナマモノだし。 しかし、飼い主として他の姉妹を押しのけて努力の成果を独占する行為を見過ごすわけには行かない。 と言うわけで、完成したおうちの中ですやすやと眠っている子まりさをお仕置きすることにした。 もっとも、手間をかけるのは面倒なのでシンプルに、おうちの出入り口を壁に密着させただけなのだが。 子まりさが目を覚ますとおうちの中は真っ暗だった。 寝すぎちゃったかな、とは思ったけど、それにしても真っ暗すぎる。 この家の主人の女性は目を覚ましたとき傍で寝ているゆっくりを潰さないように少しだけ明かりをつけている。 だから、この暗さは少し異常だった。 「ゆぅ・・・どうしてこんなにきゅらいのぉ・・・?」 きょろきょろと辺りを見回すがやっぱり何も見えない。 しかも、少し跳ねるとすぐに壁にぶつかってしまう。 そこで子まりさは「今、自分がおうちの中に居る」ことをようやく思い出した。 「ゆっ!ゆっくりおそとにでるよ!」 と言う訳で入り口目指して跳ねていこうとするのだが・・・暗すぎて入り口がわからない。 それでも何とかおうちから出ようと必死にあって跳ね回るが、どっちに行っても壁にぶつかってしまう。 何度かそれを繰り返しているうちに子まりさはパニックに陥ってしまった。 「ゆううううう!なんでえええええ!どうしてでぐちがないのおおおおお!」 「ゆぎゃああああああ!おそとにでたいよおおおおおおお!」 「かべさん!いじわるしないでおそとにだしてね!」 「もうやだ!おうちかえる!」 どうなる訳でもないのだが、あれやこれやと喚き散らしながらばたばたと巣の中で大暴れする子まりさ。 しかし、やっぱりどうなる訳でもない以上はどうにもならない訳でやがて疲れてきて、暴れるのをやめた。 巣の中に訪れる静寂。それと同時に、巣の外で誰かが話す声が聞こえてきた。 「ゆゆっ!おねーさんのごはんとってもおいしいよ!」 「そうかそうか。で、あのまりさは放っておいていいのか?」 「いいよ!みんなでつくったおうちをひとりじめするまりさなんてれいむのおねーちゃんじゃないよ!」 「おきゃーしゃん、このかぼちゃさんおいちいよ!」 「ゆゆっ!ほんとだね!すごくおいしいね!」 巣の外で滅多に食べられない飼い主の女性の作った料理を楽しそうに食べている家族の声だった。 人間のご飯を食べられる機会は週に1回しかない。それもいい子にしていないと貰えないとっておきのご褒美だ。 自分はずっといい子にしていたのにどうしてご飯が食べられないんだろう。 そう思うと自分の理不尽な境遇が悲しくなってきて、子まりさは泣き出してしまった。 「ゆえーん!ゆえーん!まりぢゃもごはんだべだいよおおおおお!」 「どほぢちぇごはんぢゃべられにゃいのおおおおおおお!?」 しかし、誰も子まりさの泣き声に耳を貸さずに楽しそうにお喋りしながら食事を続けている。 「まあ、そうだね。私だって調子に乗っておうち宣言されたら困るし」 「ゆっへっへ、おねーさんはこまらないでしょ?」 「んあ、ばればれか。そうだねぇ・・・宣言した瞬間に潰してると思うよ?」 「「「「おお、きょわいきょわい!」」」」 その言葉で子まりさは全てを理解した。 自分がこんなつらい思いをしているのは姉妹で作ったおうちを独り占めしているからなんだ、と。 「ゆえーん!ごめんなぢゃいいいいいい!まりぢゃがわるがっだでずううううううう!」 自分の過ちを理解し、涙ながらに謝罪の言葉を口にする子まりさ。 瞬間、閉ざされていたおうちの中に光が差し込み、その中に家族の姿が見えた。 「ゆゆっ!ごごはみんなのおうぢだよ!ゆっぐりぢでいっでね!」 ‐‐‐あとがき‐‐‐ 超即興 それはさて置き、実際うちらの世界のゆっくりがいたら私はこの程度のいぢめが限界だと思う byゆっくりボールマン このSSに感想を付ける
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スレ64 728 今日の新製品 ゆっくりはうす「まりさのどうくつ」 飼いゆっくりの営巣本能を刺激し、ストレスを軽減させることができる組み立て素材です。 石、棒、綿、木片、箒(小)のセット。 まりさが好む洞窟型の巣が作れます。 石は発泡スチロール製で軽くて安全です。 土の替わりに綿の小玉を採用。隙間を埋め、ベッドになり、しかも床を汚しません。 おうちは見つける物ではなく、自分で作る物と教えるのにもご使用いただけます。 ※素材は口に咥えて武器になる物もあります。成体の反乱にはご注意ください。 ※完成したおうちでも強度はそこそこです。叩けば分解してしまいます。 ※防水性がありますが、扉はありませんので庭に設置する際は水はけにご注意ください。 ※飼いゆっくり用です。野山の環境では数日で潰れてしまうでしょう。 と言う良くわからない新商品のモニターを押し付けられた私は我が家のちび共これを与えてみた。 もっとも、私の場合家で事実上放し飼いにしているので狭くなるだけの巣に興味を示さないかもしれないが。 「ゆん・・・しょ!ゆん・・・しょ!」 「ゆーえす!ゆーえす!」 「れいむ~、こどもたちとってもがんばってるよ!」 「そうだね、とってみゆっくりがんばってるね!」 と、思っていたのだが・・・意外にも子ゆっくり、特に3匹の子まりさがのりのりで巣を作り始めた。 人間で言うところの自分の部屋が欲しいに通じる感覚なのだろうか?まあ、どうでもいいか。 基本的に1匹で作るもので、成体サイズの使用も想定されているこのグッズは本来ならば作るのに結構時間がかかる。 だが、今回は子ゆっくりとはいえ6匹がかりで作ったこともあってか、朝8時に与えたおうちは2時に帰宅する頃には完成していた。 「ゆえーん!おねーちゃんのばきゃあああああ!」 「ゆえーん!まりさのばきゃああああああ!」 だというのに、せっかく完成したのに巣の周りで泣いてやがる。 放っておく訳にもいかず、どうしたのか尋ねると姉のまりさにおうち宣言されて追い出されてしまったらしい。 他の姉妹が一緒に遊ぼうと言って中に入ろうとしたら猛烈な勢いで攻撃を仕掛けて来るそうな。 子れいむは両親に慰めてもらって既に機嫌を直しているが、同じまりさ種の個体はやっぱりまだ不満らしい。 「なあ、両親のお前らとしてはどうなんだ?」 「ゆぅ、何が?」 「いや、おうち宣言だよ。皆で作ったものを独り占めしてるわけだが・・・」 「まりさたちからはなにもいえないよ!おうちせんげんをするのはじゆうだもん!」 そりゃそうだ。なんだかんだでこいつらも元々は野生のナマモノだし。 しかし、飼い主として他の姉妹を押しのけて努力の成果を独占する行為を見過ごすわけには行かない。 と言うわけで、完成したおうちの中ですやすやと眠っている子まりさをお仕置きすることにした。 もっとも、手間をかけるのは面倒なのでシンプルに、おうちの出入り口を壁に密着させただけなのだが。 子まりさが目を覚ますとおうちの中は真っ暗だった。 寝すぎちゃったかな、とは思ったけど、それにしても真っ暗すぎる。 この家の主人の女性は目を覚ましたとき傍で寝ているゆっくりを潰さないように少しだけ明かりをつけている。 だから、この暗さは少し異常だった。 「ゆぅ・・・どうしてこんなにきゅらいのぉ・・・?」 きょろきょろと辺りを見回すがやっぱり何も見えない。 しかも、少し跳ねるとすぐに壁にぶつかってしまう。 そこで子まりさは「今、自分がおうちの中に居る」ことをようやく思い出した。 「ゆっ!ゆっくりおそとにでるよ!」 と言う訳で入り口目指して跳ねていこうとするのだが・・・暗すぎて入り口がわからない。 それでも何とかおうちから出ようと必死にあって跳ね回るが、どっちに行っても壁にぶつかってしまう。 何度かそれを繰り返しているうちに子まりさはパニックに陥ってしまった。 「ゆううううう!なんでえええええ!どうしてでぐちがないのおおおおお!」 「ゆぎゃああああああ!おそとにでたいよおおおおおおお!」 「かべさん!いじわるしないでおそとにだしてね!」 「もうやだ!おうちかえる!」 どうなる訳でもないのだが、あれやこれやと喚き散らしながらばたばたと巣の中で大暴れする子まりさ。 しかし、やっぱりどうなる訳でもない以上はどうにもならない訳でやがて疲れてきて、暴れるのをやめた。 巣の中に訪れる静寂。それと同時に、巣の外で誰かが話す声が聞こえてきた。 「ゆゆっ!おねーさんのごはんとってもおいしいよ!」 「そうかそうか。で、あのまりさは放っておいていいのか?」 「いいよ!みんなでつくったおうちをひとりじめするまりさなんてれいむのおねーちゃんじゃないよ!」 「おきゃーしゃん、このかぼちゃさんおいちいよ!」 「ゆゆっ!ほんとだね!すごくおいしいね!」 巣の外で滅多に食べられない飼い主の女性の作った料理を楽しそうに食べている家族の声だった。 人間のご飯を食べられる機会は週に1回しかない。それもいい子にしていないと貰えないとっておきのご褒美だ。 自分はずっといい子にしていたのにどうしてご飯が食べられないんだろう。 そう思うと自分の理不尽な境遇が悲しくなってきて、子まりさは泣き出してしまった。 「ゆえーん!ゆえーん!まりぢゃもごはんだべだいよおおおおお!」 「どほぢちぇごはんぢゃべられにゃいのおおおおおおお!?」 しかし、誰も子まりさの泣き声に耳を貸さずに楽しそうにお喋りしながら食事を続けている。 「まあ、そうだね。私だって調子に乗っておうち宣言されたら困るし」 「ゆっへっへ、おねーさんはこまらないでしょ?」 「んあ、ばればれか。そうだねぇ・・・宣言した瞬間に潰してると思うよ?」 「「「「おお、きょわいきょわい!」」」」 その言葉で子まりさは全てを理解した。 自分がこんなつらい思いをしているのは姉妹で作ったおうちを独り占めしているからなんだ、と。 「ゆえーん!ごめんなぢゃいいいいいい!まりぢゃがわるがっだでずううううううう!」 自分の過ちを理解し、涙ながらに謝罪の言葉を口にする子まりさ。 瞬間、閉ざされていたおうちの中に光が差し込み、その中に家族の姿が見えた。 「ゆゆっ!ごごはみんなのおうぢだよ!ゆっぐりぢでいっでね!」 ‐‐‐あとがき‐‐‐ 超即興 それはさて置き、実際うちらの世界のゆっくりがいたら私はこの程度のいぢめが限界だと思う byゆっくりボールマン このSSに感想を付ける
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スレ64 728 今日の新製品 ゆっくりはうす「まりさのどうくつ」 飼いゆっくりの営巣本能を刺激し、ストレスを軽減させることができる組み立て素材です。 石、棒、綿、木片、箒(小)のセット。 まりさが好む洞窟型の巣が作れます。 石は発泡スチロール製で軽くて安全です。 土の替わりに綿の小玉を採用。隙間を埋め、ベッドになり、しかも床を汚しません。 おうちは見つける物ではなく、自分で作る物と教えるのにもご使用いただけます。 ※素材は口に咥えて武器になる物もあります。成体の反乱にはご注意ください。 ※完成したおうちでも強度はそこそこです。叩けば分解してしまいます。 ※防水性がありますが、扉はありませんので庭に設置する際は水はけにご注意ください。 ※飼いゆっくり用です。野山の環境では数日で潰れてしまうでしょう。 と言う良くわからない新商品のモニターを押し付けられた私は我が家のちび共これを与えてみた。 もっとも、私の場合家で事実上放し飼いにしているので狭くなるだけの巣に興味を示さないかもしれないが。 「ゆん・・・しょ!ゆん・・・しょ!」 「ゆーえす!ゆーえす!」 「れいむ~、こどもたちとってもがんばってるよ!」 「そうだね、とってみゆっくりがんばってるね!」 と、思っていたのだが・・・意外にも子ゆっくり、特に3匹の子まりさがのりのりで巣を作り始めた。 人間で言うところの自分の部屋が欲しいに通じる感覚なのだろうか?まあ、どうでもいいか。 基本的に1匹で作るもので、成体サイズの使用も想定されているこのグッズは本来ならば作るのに結構時間がかかる。 だが、今回は子ゆっくりとはいえ6匹がかりで作ったこともあってか、朝8時に与えたおうちは2時に帰宅する頃には完成していた。 「ゆえーん!おねーちゃんのばきゃあああああ!」 「ゆえーん!まりさのばきゃああああああ!」 だというのに、せっかく完成したのに巣の周りで泣いてやがる。 放っておく訳にもいかず、どうしたのか尋ねると姉のまりさにおうち宣言されて追い出されてしまったらしい。 他の姉妹が一緒に遊ぼうと言って中に入ろうとしたら猛烈な勢いで攻撃を仕掛けて来るそうな。 子れいむは両親に慰めてもらって既に機嫌を直しているが、同じまりさ種の個体はやっぱりまだ不満らしい。 「なあ、両親のお前らとしてはどうなんだ?」 「ゆぅ、何が?」 「いや、おうち宣言だよ。皆で作ったものを独り占めしてるわけだが・・・」 「まりさたちからはなにもいえないよ!おうちせんげんをするのはじゆうだもん!」 そりゃそうだ。なんだかんだでこいつらも元々は野生のナマモノだし。 しかし、飼い主として他の姉妹を押しのけて努力の成果を独占する行為を見過ごすわけには行かない。 と言うわけで、完成したおうちの中ですやすやと眠っている子まりさをお仕置きすることにした。 もっとも、手間をかけるのは面倒なのでシンプルに、おうちの出入り口を壁に密着させただけなのだが。 子まりさが目を覚ますとおうちの中は真っ暗だった。 寝すぎちゃったかな、とは思ったけど、それにしても真っ暗すぎる。 この家の主人の女性は目を覚ましたとき傍で寝ているゆっくりを潰さないように少しだけ明かりをつけている。 だから、この暗さは少し異常だった。 「ゆぅ・・・どうしてこんなにきゅらいのぉ・・・?」 きょろきょろと辺りを見回すがやっぱり何も見えない。 しかも、少し跳ねるとすぐに壁にぶつかってしまう。 そこで子まりさは「今、自分がおうちの中に居る」ことをようやく思い出した。 「ゆっ!ゆっくりおそとにでるよ!」 と言う訳で入り口目指して跳ねていこうとするのだが・・・暗すぎて入り口がわからない。 それでも何とかおうちから出ようと必死にあって跳ね回るが、どっちに行っても壁にぶつかってしまう。 何度かそれを繰り返しているうちに子まりさはパニックに陥ってしまった。 「ゆううううう!なんでえええええ!どうしてでぐちがないのおおおおお!」 「ゆぎゃああああああ!おそとにでたいよおおおおおおお!」 「かべさん!いじわるしないでおそとにだしてね!」 「もうやだ!おうちかえる!」 どうなる訳でもないのだが、あれやこれやと喚き散らしながらばたばたと巣の中で大暴れする子まりさ。 しかし、やっぱりどうなる訳でもない以上はどうにもならない訳でやがて疲れてきて、暴れるのをやめた。 巣の中に訪れる静寂。それと同時に、巣の外で誰かが話す声が聞こえてきた。 「ゆゆっ!おねーさんのごはんとってもおいしいよ!」 「そうかそうか。で、あのまりさは放っておいていいのか?」 「いいよ!みんなでつくったおうちをひとりじめするまりさなんてれいむのおねーちゃんじゃないよ!」 「おきゃーしゃん、このかぼちゃさんおいちいよ!」 「ゆゆっ!ほんとだね!すごくおいしいね!」 巣の外で滅多に食べられない飼い主の女性の作った料理を楽しそうに食べている家族の声だった。 人間のご飯を食べられる機会は週に1回しかない。それもいい子にしていないと貰えないとっておきのご褒美だ。 自分はずっといい子にしていたのにどうしてご飯が食べられないんだろう。 そう思うと自分の理不尽な境遇が悲しくなってきて、子まりさは泣き出してしまった。 「ゆえーん!ゆえーん!まりぢゃもごはんだべだいよおおおおお!」 「どほぢちぇごはんぢゃべられにゃいのおおおおおおお!?」 しかし、誰も子まりさの泣き声に耳を貸さずに楽しそうにお喋りしながら食事を続けている。 「まあ、そうだね。私だって調子に乗っておうち宣言されたら困るし」 「ゆっへっへ、おねーさんはこまらないでしょ?」 「んあ、ばればれか。そうだねぇ・・・宣言した瞬間に潰してると思うよ?」 「「「「おお、きょわいきょわい!」」」」 その言葉で子まりさは全てを理解した。 自分がこんなつらい思いをしているのは姉妹で作ったおうちを独り占めしているからなんだ、と。 「ゆえーん!ごめんなぢゃいいいいいい!まりぢゃがわるがっだでずううううううう!」 自分の過ちを理解し、涙ながらに謝罪の言葉を口にする子まりさ。 瞬間、閉ざされていたおうちの中に光が差し込み、その中に家族の姿が見えた。 「ゆゆっ!ごごはみんなのおうぢだよ!ゆっぐりぢでいっでね!」 ‐‐‐あとがき‐‐‐ 超即興 それはさて置き、実際うちらの世界のゆっくりがいたら私はこの程度のいぢめが限界だと思う byゆっくりボールマン このSSに感想を付ける0
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実況解説風ゆっくりSS 9KB 制裁 ギャグ 小ネタ 自業自得 日常模様 駆除 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ 現代 虐待人間 独自設定 実況は盛りたての華 「実況解説風ゆっくりSS」 羽付きあき ・台詞過多注意 ・制裁物(?)です ・超小ネタ 「何故街ゆっくりはあえて火中の栗を拾うがごとくガラスの向こうへと突っ込み"おうち宣言"をするのでしょうか。それは街ゆっくりが"ゆっくりする"と言う衝動の果てに行きつく物なのでしょうか?そこに一つの感動があると思えてなりません。」 「今日も数多のゆっくり達が"おうち宣言"を行うために集結しています!早速解説員の皆さまの情報が上がってまいりした!解説の鬼意山!様子はどうでしょうか」 (鬼)「はい。今回はでいぶ化したれいむが見ものですね。一体どのような"おうち宣言をするのか・・・昨年のおうち宣言を彷彿とさせるおうち宣言を披露するでしょう」 「さあ、始まってまいりました!おうち宣言!一斉に横並びになった!右から、一番 れいむ 二番 まりさ 三番 子まりさ 四番 子れいむ そして五番と六番に あずき豆ゆっくりである赤れいむが二体並んでおります!今始まるおうち宣言!どのゆっくりが一番槍を成し遂げられるのか!?今スタートだぁっ!」 「ああっと!?まりさがインに差し込んだ!れいむを抜いた!れいむを抜いたぞーっ!?」 (鬼)「やった!まりさがやりました!セオリー無視のスタートダッシュ!」 「まりさ先頭!まりさ先頭!その後ろにれいむ、子れいむ、子まりさ、赤れいむ、赤れいむと続いております!解説の鬼意山!どうですか!?」 (鬼)「う~ん・・・ここは意表をついたまりさの作戦勝ちと言ったところでしょうか?」 「まずまずのスタートでしょうか?」 (鬼)「そうですね。後続のゆっくり達に大きなミスはありませんでしたから巻き返しのチャンスはありますね。ここからは気持ちの勝負ですよ!」 「さあ、見えてまいりました!幾多のゆっくり達を阻むまさに無色透明の壁ェェ!スピードは落とさない!凄い!凄い!弾丸の様に突っ込んで行くぅぅーーーッ!」 「おおっと!?いきなりいった!いったか!?いったぞ!いった!いった!いったーっ!まりさが石でたたき割った!後続が続いて行くーっ!」 (鬼)「ここからは気持ちの勝負ですよ!」 「"ここをまりさとれいむのおうちにするよっ!"出た―っ!おうち宣言!まさに傍若無人!言語道断!慇懃無礼!唯我独尊!電光石火!風林火山ンンン!このゆっくり達にはブレーキが付いていないのか~っ!?」 "む~しゃむ~しゃ!しあわせええええええ!" "おはなしゃんをちゃべりゅよ!" "ゆっきゅち!ゆっきゅち!" 「いったーっ!決めたっ!見事に決めたーっ!れいむ、テーブルの上の小物を弾き飛ばしバナナに貪りついたーっ!子れいむと子まりさが観賞植物の花や草を食いちぎる~~~~!赤れいむ達が泥のついた小麦粉の体で辺りを跳ねまわっているぞ~!?まだ動く!まだ動く!?まだ動いている~~~~~!無尽蔵のスタミナだ~~~~~!まさに動くスタミナァァァ!」 (鬼)「やはり(おうち宣言後の)インの方がれいむ種と言うのは強みがありますね!ここからは気持ちの勝負ですよ!」 "うんうんしゅりゅんだじぇ!ゆ!ゆ!ちゅっきりー!" 「おおっとぉ!?いきなりか!いきなりかぁ~!?激し過ぎる嵐!まさにゆっくりの嵐だぁ!解説の鬼意山どうですか?」 (鬼)「まずまずの出だしと言ったところでしょうか。しかしまりさもここからが勝負ですよ!ここからは気持ちの勝負ですよ!」 「あっという間に辺りの物が散乱して言っている~~~~っ!まるで台風の様だぁぁぁ!!」 「さあ、出だしは好調!問題はここからであります!」 (鬼)「やはり問題はここからですね。いかにして"どれいせんげん"を成し遂げられるかで大きくポイントに関わってきますね。ここからは気持ちの勝負ですよ!」 「おおっと!ゆっくり達の後ろから仁王立ちの影が来たァァ!」 (鬼)「ああ!危ない!危ないぞ!」 「おお!?まりさとれいむが気付いた!出るか!?出るか!?」 "ゆゆ!くそじじい!ここはれいむとまりさのおうちなんだぜ!さっさとでていくんだぜ!" "れいむおこるよ!" 「出たぁ~~~~~~~!!!出ました必殺"ぷくー"ッ!大きく膨れて迎え撃つゥゥ!まさに聳え立つドスまりさの様だァァァァ!!」 (鬼)「ああ!危ない!危ない!」 「危ない!?一体どういう事でしょうか・・・ああーーーーーっとおおおおおおお!!家主のトゥーキックがまりさの下膨れの顔に突き刺さったぁぁ~~~~!!まりさが飛んだァァァアアアア!!大丈夫か!?大丈夫なのかぁぁ!?」 (鬼)「1mは飛びましたね・・・これはかなりダメージが残っていますよ」 「まりさが突っ伏したまま起き上がらないィィ!!ダウンだ!これはダウンだァァ!スリップではありませんンンン!」 "ゆ”・・・!ゆ”・・・いだいぃぃ・・・!までぃざのおがおがぁぁ・・・!" "までぃざああああ!ゆがっ!ばなぜぐぞじじいいいい!!" 「追撃の手を緩めなぃぃ!れいむのぴこぴこを持って持ち上げるか!この体制は!でるか!?とうとう出てしまうのか!?高々と上げたぁぁぁ~~~~!!」 (鬼)「いやぁ~凄い!」 "ばなぜぇぇ!!ゆぎっ!ゆっがあああああ!!いだいいいいいいいい!!」 「出ました伝家の宝刀ぴこぴこを持ったまま叩きつける!これは技術でもテクニックでも無いっ!ただおのれのパワーと闘志で叩きつける!故に回避不能!故に一撃必殺!まさにドスまりさのドススパークとも言うべき絶対勝利の必殺技!れいむは大丈夫なんでしょうか!?解説の鬼意山!」 (鬼)「砂糖細工の歯が割れていますね。しかしまだ大丈夫だと・・・ああ!」 「おおっとぉぉおおおお!!小麦粉の体がぐったりと項垂れたァァ!餡子が底部から出ているこれは・・・あ、餡子だぁぁ!!裂けたのか!?裂けてしまったのか~~~~!?」 (鬼)「うんうんが漏れ出していますね!完全にダウンだ・・・ああ・・・脱落かもしれない!」 「なんという事でしょう!もっとも体力の温存が重要なこのタイミングでぇぇ!!子ゆっくり達茫然室!トップ2!まさかのリタイア!」 「むむむむ!?あーっ!ラッシュをかけたぁー!凄まじい!まるで嵐の様に打撃が飛ぶゥゥゥ!!」 "ゆがっ!ゆばっ!ゆっぎぃいいい!ゆるじでぐざいいいいいあばっ!?" "までぃざがわるがっだでずううううう!ゆがっ!ゆぶっ!ゆごぇぇ!!ゆ”!ゆ”!" 「おおーーー!激しい攻撃だぁ!まるで小麦粉を水で練るかのようにまりさとれいむのかたちが代わっていくゥゥーーー!!まさに全身凶器!存在自体が鬼意山!この世紀の一戦を目に焼き付けろと言わんばかりの一進一退の攻防!攻める家主!守るまりさとれいむ!飛び散る餡子!雄叫び!凄い!凄いぞー!」 (鬼)「まさに手に汗握る攻防ですね!ここからは気持ちの勝負ですよ!」 "もっどゆっぐりじだがっだ・・・" 「ああああああああーーーー!!れいむとまりさ!まさかのKO負けェェェ!!押し切られたぁぁ~~~!!れいむ&まりさ!"ゲスゆブラザーズ"!で無念のコースアウトォォォォォっ!!!」 (鬼)「あー惜しい!」 "ゆっきゅちにげりゅんだじぇ!" "ゆびぇぇん!きょわいよぉぉ!" "ゆっきゅちちちぇぇぇ!!" 「おおっと!子ゆっくり達が一斉にスタートを切った!先頭は子まりさ!さらにそこから子れいむ、赤れいむ、赤れいむ、家主と続いております!」 "ゆっきゅちにげりゅんだじぇ・・・ゆぎぃっ!!」 「ああぁぁぁ~~~~!!先頭の子まりさがクラッシュしたァァ!バランスを崩した所に割れたガラスの破片が下膨れの顔に深々と突き刺さったァァ!無念のリタイアァァァアアア!!」 (鬼)「今年のおうち宣言はトラブル続きですね!しかしここからは気持ちの勝負ですよ!」 「ここまで波乱に満ちたおうち宣言は今まであったでしょうか!"おうち宣言には魔物が棲む"と言わんばかりのトラブル続きィィィ!」 「さあ最終コーナーを回った!先頭は子れいむ!さらにその後ろに赤れいむ、赤れいむ、家主と続いている!ああっとぉぉ!矢の様に加速する黒い影!?家主!家主だぁぁ!」 (鬼)「ここからの巻き返しに定評がありますからねえ!コンディションがいい時の末脚は国内でもトップクラスと言われていますよ!しかしかなり離れています!ここからは気持ちの勝負ですよ!」 "ゆぴぃっ!" "ゆっきゅちちちゃいぃぃぃゆびゅっ!" 「赤れいむ!赤れいむ!が抜かれたァァァ!!脱落ゥゥゥ!しかし子れいむにはまだ届かないその差は5ゆ身から6ゆ身も離れている!如何に凄まじい末脚を誇ると言えどもやはり無理なのか!?・・・んんっ!?ああっとォォォォ!?また加速した!また加速したぞォォォ!!一体何段のギアを隠し持っているんだぁぁぁ!?まさに走る超特急!日本列島を貫く新幹線ンンンンンンンンンン!!超高性能トランスMT鬼意山だあああああああ!!」 「早い!先頭は子れいむ、子れいむ、子れいむ!しかし後ろから猛然と迫りくる家主!距離がどんどん縮まってゆくゥゥゥ~~~~!!3ゆ身!2ゆ身!・・・1ゆ身に迫ったああああああ!!手に汗握るドッグファイト!まさに地上でランデブウウウウウウウウ!!」 (鬼)「やはりここからは気持ちの勝負ですよ!」 「来た!来たァァァ!先頭は子れいむか!?子れいむか!いや!家主だ!家主!子れいむ!家主!子れいむ!家主!家主ィィィ!!」 「大 外 周 り で ェ ェ ! 弾 丸 の 様 な 末 脚 が 貫 い た ぁ ァ ァ ァ ア ア ア ! ! ! 」 "ゆ!ゆ!ゆびぇっ!" (鬼)「ナイスキック!」 「ゴオオオオオオオオオル!!今ゴールゥ!ゴール!ゴール!ゴール!ゴール!ゴール!ゴール!ゴール!ゴォォォオオオオオオルッ!!ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオル!!」 「まさに大番狂わせ!世紀の大番狂わせェェェ!凄い!これほどの感動はもう会う事は無いでしょう!ありがとうっ!ありがとオオオオオオ!!」 (鬼)「本当に・・・!すばらしい・・・!素晴らしい"おうち宣言"でした!感動!まさに感動・・・!感動をありがとオオオオオオ!」 「「ありがとおおおおおおおおおおおおお!!!!」」 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ X月X日 虹裏市――― 多くの歓声と、喧騒の中でそのゆっくり達は静かにほほ笑んだように映った。 それらのゆっくり達は"おうち宣言"に挑み、戦い、そして敗れていくゆっくり達も数多い。 本当のゆっくりプレイスを探すもの、自らに挑むもの、"おうち宣言"の中に自らを見出そうとするもの・・・ゆっくり達がおうち宣言をする理由は様々だ。 だがそこに、栄光と挫折の歴史の中にこそ、感動と言う物が存在するのではないかと私は考える。 当然「おうち宣言」に批判的な地域ゆっくり達もいるだろう。 挑み、戦い、そして敗れる。勝ったゆっくり達以外にもその表情、その挙動。全てが美しく見えた。 ・・・そして今日もゆっくり達は往く。己を試すために、おうち宣言の中で己の答えを見つけるまで。 おうち宣言の果てに見える答えなど、偽物かもしれない。 しかし、その間に多く流した砂糖水の涙、砂糖水の汗がその偽物を本物に変える物だと私は信じている。 おうち宣言を往くゆっくり達。それらは飽くなき挑戦者(饅頭)である。 おうち宣言が如何に無意味なものかわかっていても、それに全てを駆ける。 そして今日もゆっくり達は往く。己を試すために、おうち宣言の中で己の答えを見つけるまで――― ~都会のゆっくりとその顛末~より「熱きおうち宣言に賭けるゆっくり達」
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『屁理屈』 9KB いじめ 小ネタ 家族崩壊 野良ゆ 都会 虐待人間 小ネタ 人間がムカつく態度です ※屁理屈満載です。おそらく大抵の人は気分を悪くします。 ※人間が最高にウザいです。 ※人間は著者の投影です。 ※つまり著者は屁理屈をこねるのが大好きな最高に気分の悪い人間です。てへへっ。 「屁理屈」 必殺引篭り人 「ここをれいむのゆっくりぷれいすにするよっ!」 「ぷれいちゅにしゅりゅよっ!」 れいむ親子のおうち宣言。テンプレ通りのしんぐるまざー(笑)、そしてテンプレ通りの行動。 何が違うかといえば、そこが『言葉攻め属 屁理屈目 揚げ足取り科』に属する鬼威惨のおうちのお庭だということだ。 「ダメだよ。ここは鬼威惨のお家だからね。」 「なにいってるのぉぉぉー!?れいむのゆっくりぷれいすだよぉぉぉー!?ばかなの!?しぬの!?」 「ちにゅのぉぉ!?」 「最初から僕はここに居たよ。おうち宣言ってだれもいないところでやるもんでしょ。」 「うるざいぃぃぃ!!れいむがおうちせんっげんっ!したんだからそれにしたがうのが あたりまえでしょぉぉぉ!!」 「しょーだしょーだ!おきゃーしゃんにしちゃがえー!」 「君が言っているのはつまり、ゆっくりの掟に従え、ってこと?」 「あたりまでしょぉぉ!?こんなかんたんなことがわからないなんてばかなの!?しぬの!?」 「ちにゅの!?」 「…じゃあ僕も同じ事を主張するよ。人間の掟ではおうち宣言なんて認められない。 だから君たちは人間の掟にしたがって、おうち宣言を撤回してね。」 「…はぁぁぁぁ!?なにいってるのぉぉぉ!?」 「あれ、意味、わからなかった?人間の掟だとおうち宣言って無効なの。無意味なの。 だから君はゆっくりしないでおうち宣言をナシにしてね。」 「ふふふふざけないでねぇぇぇ!?それのどこが『おなじこと』なのぉぉ!?れいむは おうちせんっげんっ!したんだよぉぉぉ!?ぜんぜんちがうでしょぉぉぉ!」 「ちぎゃうでちょぉぉ!?」 「いや、同じだよ。君は『ゆっくりの掟に従え』って言ってる。僕は『人間の掟に従え』って 言ってる。言ってることの構造は同じだよ。どちらも自分の掟に相手を従わせる、ってこと。」 「どうでもいいでしょそんなことぉぉ!!れいむにしたがぇぇぇ!!」 「ちたぎゃえぇぇぇ!!」 「嫌だよ。なんで君みたいな泥饅頭に従わないといけないの?」 「「どろまんじゅうじゃないぃぃぃ!!」」 「…じゃ、こうしようか。君が僕の言ったことを受け入れてくれたら、僕も君の言う事を 受け入れるよ。」 「ゆっ!?れいむにしたがうってこと!?」 「うん、君が僕の言った事を受け入れてくれたらね。」 「ゆゆんっ!さいしょからそういえばいいんだよ!れいむはかんだいっ!だからね! ゆるしてあげなくもないよっ!」 「にゃいよっ!」 「じゃあ僕は君が言った事、つまりゆっくりの掟であるおうち宣言を認めるよ。」 「ゆふんっ!やっとみとめたね!じゃあここはれいむのゆっくりぷれいすだから さっさとでていって…。」 「え、嫌だよ。」 「…なにいってるのぉぉぉ!?じじいはれいむのおうちせんっげんっ!をみとめたでしょぉぉぉ!?」 「うん。でもれいむは僕の言った『人間の掟ではおうち宣言を認めない』を受け入れたでしょ? だかられいむにはおうち宣言はできないよ。やってもいいけど、人間の掟では無意味だから なんの効果もないよ?」 「はぁぁぁぁー!?だってじじいはれいむのおうちせんっげんっ!を…。」 「うん、僕はゆっくりの掟であるおうち宣言を認めるよ。それは受け入れた。 でもれいむは人間の掟を受け入れるって言ったよね?だかられいむのおうち宣言は無駄。」 「れいむはにんげんなんかのおきてにはしたがわないよっ!あたりまえでしょ!?」 「でちょ!?」 「え、じゃあ僕もゆっくりの掟には従わないよ。」 「「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉー!?!?」」 「だってれいむが従わないんだもの。僕も従わないよ。ほら、れいむと同じ事を僕は言ってる。 同じ事を言ってるんだから、文句はないよね?」 「だめにきまってるでしょぉぉぉー!?れいむはしたがわないけど、じじいはしたがえぇぇぇぇ!!」 「君は従わないけど僕は従え、なんてそんなのズルじゃない?じゃあ僕も同じ事を 言うよ。僕はゆっくりの掟には従わなくていいけど、君はダメ。人間の掟に従いなさい。」 「ぞんなのゆっぐりでぎないでじょぉぉぉー!?」 「れいむと同じ事を僕は言ってるだけだよ。自分は OK で相手はダメ。ね?同じ構造を 言ってるだけ。」 「なにわげのわがらないごどいっでるんだぁぁぁーー!ごごはれいぶのおうぢだぁぁぁ!!」 「違うよ。ここは僕の家だよ。」 「みどめない!みどめないよぉぉぉ!!」 「じゃあ僕もれいむの言う事を認めないよ。ほら、僕は君と同じ事を言ってる。 同じ事を言ってるんだから、もちろん受け入れてくれるよね?」 「うげいれるがぁぁぁ!!」 鬼威惨は楽しそうに、そして親れいむは怒り狂って言い合う。その横で、静かに考える子れいむが いた。 子れいむはそのゆん生で最大の思考を行っていたのだ。 「…じじいはれいみゅとおにゃじきょとをいうんだにぇ?」 「ああ、そうだよ。でも君のお母さんはなかなか理解してくれないねぇ。」 鬼威惨はニコニコと答えた。 …さっきまでじじいはおきゃーしゃんとはんたいっ!のことをいってちゃよ。 …たしきゃ、こーぞーがおにゃじ、ちょかよきゅわきゃらないこちょもいっちぇちゃけど…。 …でも、はんたいっ!のことをいうのはまちぎゃいにゃいよ! …れいみゅたちのゆっくちぷれいしゅだっていったら、じじいはじじいのゆっくちぷれいしゅだって いっちゃよ。 …しょりぇにゃら…。 「じじい!きょきょはじじいのゆっくちぷれいしゅだよ!」 キリっ!とした顔で子れいむが言う。親れいむはその爆弾発言に呆然と固まっている。 「だいじょうびゅだよおきゃーしゃん!じじいはしゃっききゃらはんたいっ!のこちょを いっちぇくりゅよ!だきゃらこういえばじじは『きょきょはれいみゅたちのゆっくちぷれいしゅ』 っていっちぇりゅよ!」 「ゆ、ゆゆぅー…?そ、そうなのかな…?れいむ、よくわからないよ…。」 「しゃあじじい!じじいのこちゃえをいっちぇね!れいみゅたちはしょれをうけいれりゅよ! だきゃらじじいもれいみゅのいっちゃことをうけいりぇちぇね!」 その言葉が聞きたかった。 そう言いたそうなほどの満面の笑みを浮かべ、鬼威惨は言った。 「ああ、僕も君と同じ事をいうよ。ここは僕のゆっくりプレイスだ。」 「「………ゆ゛っ!?」」 「君は言ったよね?『ここはじじいのゆっくりプレイス』って。じじいって僕のことでしょ? だから『君と全く同じ事』を僕は言うよ。ここは僕のゆっくりプレイスだよ。」 「……ふ、ふふふじゃけりゅにゃー!!!じじいははんちゃい!のこちょをいえー!!」 「え、なんで反対のこと言わないといけないの?」 「しゃっきまぢぇはんちゃい!のこちょ、いっちぇちゃでちょー!?!?」 「ああ、あれ?あれは反対じゃないよ。詳しく言うと人名や人代名詞、つまりじじいとかれいむ とかだね。そこを人称代名詞、私とか君、あなたなどに置き換えた文をそのまま返してるんだ。 泥饅頭で頭が悪いどころの騒ぎじゃないれいみゅちゃんには難しいすぎるだろうけど、 文そのものは全然変えてないんだよ?おんなじ文章だ。」 「わけのわきゃらにゃいこちょをいうにゃーー!!」 「うん、やっぱりバカだねれいみゅちゃんは。」 「ばきゃじゃにゃいーーーー!!」 「自分が考えた文章でしか同一性を判断できない、これをバカと言わずしてなんと言えばいいの? 人称代名詞に変えただけで、それが同一文章だって理解できないんだもの。バカって大変だね。 世の中が自分の思ったとおりじゃないとわかっただけで頭が大混乱だものね。 生きるの、辛いね。地獄だね。」 「れいみゅはばきゃじゃにゃい!ばきゃじゃにゃいもんんんーーーー!!」 「バカだよ。バカしかないでしょ?ね?バカのれいみゅちゃん?生きるの辛いでしょ?バカだから。」 「ちぎゃうもん!れいみゅはばきゃじゃにゃいもん!れいみゅはてんっしゃいっにゃんだもん!!」 「ああ、バカになる天才ってこと?だとしたられいみゅちゃんは大天才だよ!こんなにバカなんだもん。」 「ちぎゃうぅぅぅーーーー!!!」 子れいむを思う存分いじれて、鬼威惨は満足そうだ。 「ところでバカの大天才、れいむちゃん…。」 「ばきゃじゃにゃいっちぇいっちゃるでちょぉぉぉ!?ばきゃにゃの!?ちにゅの!?」 「…君のお母さん、もういっぱいいっぱいみたいだけど?」 「ゆ?」 ぶぎゅる!飛び上がった母れいむが子れいむを押しつぶした。 「ふざけるなぁぁぁぁ!!おまえのせいでじじいにゆっくりぷれいすをとられちゃったでしょぉぉぉ!?!?」 「ぶひゃっ!?や、やめちぇぇぇぇ!?!?!?!?」 母れいむはそんな子れいむの言葉に耳を貸すこともなくストンピングをつづける。 「なにがだいじょうぶだぁぁぁ!!おまえがへんなこというからとられたんだぁぁぁ!しね!しねっ!!」 「ぶ、ぶぎゅぉぉぉ!!??も、もっちょ…ゆっく…。」 荒い息を吐く足元で、子れいむは永遠にゆっくりした。 「ゆふんっ!れいむをだますげすはせいっさいっ!だよ!まったくげすはどうしようもないね!」 すでに自分の子であることは記憶の彼方のようだ。さすがしんぐるまざー(笑)はひと味違う。 「うんどうしたらおなかがすいたよ!さっそくこうえんのゆっくりたちにごはんをもらいにいくよ!」 当初の目的を忘れ、母れいむ、ではなくただのれいむは鬼威惨の庭から飛び出していった。 鬼威惨は家に入るとおもむろに電話をかけ始めた。 「…あ、加工所さんですか?近所の公園の一斉駆除をお願いします。…ええ、たぶんれいむ種が 暴れてると思いますので簡単に捕まえられると思います。 …いえいえ、一市民として公園の衛生改善のお手伝いをするのは当然のことですよ。…はい、 それじゃあお願いします。」 ガチャン。 しばらくすると、騒がしい音がどこからか聞こえてきた。 鬼威惨はとても満足そうに笑っていた。 感想はこちらまで。 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1274853162/ 過去作品 anko2655 駆除なんて簡単だ 実践編 anko2012 加熱 anko1870 駆除なんて簡単だ anko1597 きっかけは小さな事 anko1526 初心者お兄さんのコンポスト anko926 鬼威惨の、目指せ金バッジ! anko755 れいぱー対策 anko711 不良品の証 anko670 エコを目指す加工所 anko658 真実を知るということ anko650 モチモチを生かして anko611 おかされいむ anko565 ゆ身売買 anko478 れいむはよげんしゃ anko334 ゆっくりできない理由 anko301 子まりさの反乱 anko265 どすすぱーくをうつよ! anko260 人間の畑だと説得してみよう anko227 陰口 anko181 効率化の道
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『かけがえのない命』 12KB 制裁 自業自得 お家宣言 同族殺し 飼いゆ 野良ゆ 現代 独自設定 毎年この時期になると命について考えさせられますな 気ままあき 「ゆぴゃぁぁぁっ!」 潰されていく。 「もういやじゃぁぁぁぁっ!まりしゃおうちきゃえりゅぅぅぅぅっ!?」 れいむのおちびちゃんが人間さんに無残に潰されていく。 「おかあしゃぁぁぁんっ!きゃわいいれいみゅをはやくたちゅけちぇえええええええっ!」 どうして?どうしてこんな酷いことをするの? 番のまりさが死んでかられいむはずっとひとりでたくさんのおちびちゃんを必死に育ててきたのに! おちびちゃんたちを不幸な事故(実際は親れいむの無能による餓死)で次々と失いながらも けなげに生きてきたんだよ!ゆんっ!れいむタンポポさんのような控えめでけなげで慎ましい良妻賢母でごめんねっ! そしてそして……苦労してやっと新しいおうちに引越しして、さあこれからゆっくりとした新しい生活が始まるよ! と思っていたら突然あとから凶暴な人間さんがやってきたよ! 「ここはれいむたちのおうちだよ!にんげんさんがきやすくはいっていいばしょじゃないよ!」 「はやくでていくのじぇ!でていかないとまりしゃがきょわいきょわいぷきゅーをするのじぇ!」 「でみょあみゃあみゃをもっちぇきちゃら、ふほうっしんにゅうっしたきょとをとくべちゅにゆるちてあげちぇもいいよ!」 「ゆゆ~ん♪れいむのおちびちゃんたちはかんだいっすぎるよ~。こころやさしいてんしさんだね!」 「ゆーん!しょれほどでもありゅよ~♪」 「しゃあ!わかっちゃらちゃっちゃとあみゃあみゃをもっちぇくりゅんだじぇ!そちたりゃくそにんげんはちぬんだじぇ!」 「「「さっさとしんでね!すぐでいいよっ!」」」 れいむたちは当然の要求をしたはずだよ! おうち宣言はすでに完璧にしているよ!名実共にこの家はれいむたち親子の所有物になったはずだよ! そのおうちに無礼にも不法侵入した人間さんの方が全部悪いに決まってるよ! だから家主のれいむ達にお詫びとしてあまあまを献上するのは当たり前のことだよ! さらに人間はゆっくりの常識としてゆっくりできないよ!なら死ぬのは当たり前の話だよ! ゆっくりできない生き物はこの世に存在する資格はないんだよ!なのに…… 「ゆんやああああっ!ちゅぶっ!ちゅぶれりゅぅぅぅぅっ!」 「や、やべてね!やべであげてねっ!?おちびちゃんがいたがってるよぉぉぉぉっ!」 人間さんはその足でれいむのおちびちゃんのまりしゃを踏み潰そうとしているよ! じっくりと時間をかけてたくさんたくさん苦しめて残酷に……ひどいよ!どうしてこんな酷いことができるの!? れいむもすでに人間さんに蹴られたよ!殴られたよ!痛くて痛くて動くこともできないよ! れいむはただ泣きながらおちびちゃん達が痛い痛いなことをされる光景を見ているだけしかできないよ! ひどい……ひどすぎるよ!どぼじて……!どぼじでっ!どぼじてぇぇぇぇっ! あまりのゆっくりできない光景に親れいむは思わず叫んだ。 あらん限りの声で!我が子を虐め殺さんとする人間に向かって! 「どぼじてぇぇぇぇっ!?どぼじてこんなひどいごとずるのぉぉぉぉっ!れいぶたちだっていきてるんだよぉぉぉぉっ! せかいにひとつだけのかけがえのないいのちっ!なんだよぉぉぉぉっ!? いのちはちきゅうよりもおもいんだよぉぉぉぉっ!いきものはみんなびょうっどうっ!でしょぉぉぉぉっ!? みんなみんなうちゅうせんっちきゅうごうっ!のなかまなんだよぉぉぉっ! だからいじめたりころしたりしちゃだめでしょぉぉぉっ!?」 その絶叫を聞いてまりしゃを踏み潰そうとしていた人間……男の動きが止まった。 男はゆっくりと親れいむの方を振り向く。 親れいむは言いたい事を全部言い切ったことに満足したのかドヤ顔でふんぞり返っていた。 「ゆんっ!ばかなにんげんさんでもなんとかじぶんのあやまちがりかいできたようだね!だったらもうっせいっしてね! そしたらおちびちゃんたちをちりょうしてあげてね!そしたらぐずぐずしないでゆっくりし…」 「うるせえカスッ!」 「ゆぎゃっ!?」 男は好き勝手なことをほざく親れいむを思いっきり蹴飛ばした。 親れいむは戸棚に激突して痛さのあまりさらに泣き叫ぶ。 「い、いたいぃぃぃぃっ!いたいよぉぉぉっ!な、なんでぇぇぇぇぇっ?どぼじてごんなごとずるのぉぉぉっ!? れいぶなにもわるいごとじてないのにぃぃぃぃっ!」 「はあ?悪いことしてないィ?ざけんなよお前……よりにもよってたまたま俺が隣りの部屋にいる時に 俺の家に勝手に入り込みやがってよォ。さんざん家ン中荒らしまくってよォ!どう見ても悪いことだろうがこれはッ」 「れ、れいぶがおうちせんげんしたんだから、ここはれいぶたちのおうちでしょぉぉぉぉっ!?」 「バカかお前?お前らの勝手なおうち宣言なんか通用するわけねーだろうがっ」 親れいむは男の勝手な言い草に思わずカッとなった。 ゆっくりがここを自分の棲家にすると告知する、いわゆるおうち宣言はゆっくりにとって神聖な法律であり儀式である。 そしてこの儀式が成立したということはこの家は法的にれいむ達の所有物となったということだ。 そのおうち宣言を認めないで反故にしようとはなんたるゲス!親れいむはすかさず言い返そうとしたが…… 「大体よォー……この部屋には俺の飼いゆっくりがいたはずなんだけどなァ?」 「ゆっ!?」 「確かおうち宣言は誰かに宣言を邪魔されたら成立しねーんだろォ?」 「ぞ、ぞれは……!」 「でよォ。俺の飼いゆっくりはてめーの宣言中に『だめだよ!ここはまりさとおにーさんのおうちだよ!』って 言ったよなァ?おうち宣言を無効にする異議をちゃーんとお前に申し渡したよなァ!」 「ど、どぼじてじっでるのぉぉぉぉぉっ!?」」 「無駄にでけー声だったから俺がいた隣りの部屋まで全部聞こえてたンだよ。おうち宣言?そもそも成立してねーじゃん ならお前の宣言なんざ通用するわきゃねーだろ?馬鹿なの?死ぬの?」 「ゆ、ゆぐぅぅぅぅぅっ!?」 そう……親れいむはすっかり忘れていたのだ。 網戸をぶち破って男の家に不法侵入し、おちびちゃん達とおうち宣言をしようとしたら ちょうどその場にいた銀バッジのまりさにおうち宣言を邪魔されたことに。 そうなのだおうち宣言は飼いゆのまりさに阻止されていた。その後再度のおうち宣言はまだしていない。 何故ならある事に夢中になっていたのと、その後の男の登場で現在この時に至っているからだ。 「……で?お前さァ俺の飼いゆのまりさをどうしたよ?」 「ゆっ……!?」 「あの後ものすごい大声が聞こえてきたよなァ……確か『おうちを独り占めする糞まりさはゆっくり死ね!』だっけか?」 「ゆっ!?ゆっ、ゆっ、ゆっ……!」 親れいむは体の痛みも忘れてガタガタ震えだした。 そうだ、おうち宣言を邪魔されたことに腹を立てたれいむはおちびちゃん達とともに銀バッジまりさを制裁したのだ。 おうち宣言さえ阻止すれば諦めて帰ってくれるだろうと能天気に思っていたまりさは突然の奇襲にやられてしまった。 まず親れいむは銀バッジまりさに本気の体当たりを喰らわせ、おちびちゃん達も次々とまりさに体あたりをした。 ゆっくりの場合はたったそれだけでもう勝負はついたも同然に等しい。 「てめーの逆ギレ聞いて俺は驚いてさァ。急いで駆けつけたわけだけど……もう遅かったわ どうにも最初の一撃が致命傷だったみたいだなァ」 「だ、だってぞれはっ!あ、あのまりざがおうちをひとりじめにしようとするげすだったがらっ!」 「だから制裁したと?」 「ぞうだよっ!ゆっくりできないげすをせいっさいっするのはただしいことなんだよぉぉぉぉぉっ!? ゆっくじじないでそくざにりかいじでねぇぇぇっ!?」 「殺すことが正しいとお前は言いたいわけ?」 「ぞうだよぉぉぉぉっ!ゆっくりできないげすはころされてとうっぜんっなんだよぉぉぉっ!」 「ほ~……で、お前さっきなんていったんだっけ?」 「ゆっ?」 「確か世界にひとつのかけがえのない命!で、命は地球よりも重くて、生き物はみんな平等なんだってな?ええおい?」 「ゆ……ゆぅぅぅぅぅっ!?」 「どうしてかけがえのない命を奪ったの?地球より重い命なんだろォ?ゲスだろうがクズだろうが ゆっくりできなかろうが生き物はみな平等なんだろォ?だから虐めちゃいけないんだろォ?」 「ぞ、ぞれ……ぞれは……」 「命は大切なんだろォ?じゃあなんで俺のまりさを殺したんだよォ。なァ教えろよれいむさんよォ。なァなァなァ!」 「ゆぎぃっ……ゆ、ゆげぐごぎごぉぉぉぉっ……!」 土壇場で人間に向かって命の尊さを口にするのがゆっくりだが果たして本当に命の重さを理解しているのであろうか? 結論からいえばNOである。ゆっくりに平等だの博愛だのという価値観はない。 その時の気分だけで容易に他ゆんを本気で殺すゆっくりに命の価値などわかろうはずがないではないか。 分かるのはせいぜい「自分が死んだらゆっくりできなくなるよ!」くらいなものだ。 ただその程度の認識なのだ。ゆっくりにとって他ゆんの命は果てしなく軽く、 自分とその身内の命のみが地球に匹敵するほど果てしなく重いのだ。 いや……そもそも価値観どころか恐らく自分が言ったセリフの意味さえ理解していないのかもしれない。 ゆっくりも生きている!かけがえのない命なんだ!とさえ言えばお人よしの人間はゆっくりを虐めるのをやめて反省する、 すなわちゆっくりできる……とただ漠然とそう思ってるだけだから。 多分まだ今ほどゆっくりが迫害されていない頃、愛で派の人間がゆっくりを虐待していた鬼意惨に そういう事をいってゆっくりを虐めから救ったことがあるのではないだろうか? なにせ、いかにも偽善に満ちた台詞だ。恐らくゆっくりんピースとかゆーシェパード等の ゆっくり愛護団体所属の人間あたりの言葉だろう。 その時のゆっくりできた記憶が延々と子孫に受け継がれているのかもしれない。 ゆっくりはゆっくりできない記憶は驚くほど忘れるのが早いが、逆にゆっくりできる記憶は驚くほど忘れないのだ。 そういう記憶は何世代にも渡って延々と受け継がれていく場合がある。 だからいざとなればゆん道的見地から訴えれば、虐待鬼意惨は反省するとゆっくりは狡猾にも思いこんでいる。 本当に狡猾な生き物だ。だがこの手のご大層な台詞というのは言う資格というものがある。 銀バッジまりさを殺した親れいむには当然命がどうこうなどと言う資格はない。 その論理は最初から破綻しているのだ。 「う、うるざぃぃぃぃぃっ!れいぶとっ!れいぶのおちびじゃんだけがかけがえのないいのちっなんだぁぁぁぁっ! あんなくずでげすなくぞばりざのいのちなんかどうでもいいだろぉぉぉぉっ!? くずのいのちがこうきっなれいぶたちとびょうっどうとかあるわげないだろうがぁぁぁぁぁぁっ!?」 「おいおい命は地球より重いんじゃないのかよォ?」 「くずのいのちがおもいわげあるがぁぁぁぁっ!」 「宇宙船地球号の仲間なんだろォ?」 「はぁぁぁぁぁっ?なかまぁぁぁっ!?ふざけないでねぇぇぇぇっ!あんなげすなかまでもなんでもないよぉぉぉっ! どれいとしてならこきつかってやってもいいけどねぇぇぇっ!げらげらげらっ!」 「ふーん……」 男は勝手な言い分を延々と言う親れいむを冷めた目で一瞥すると、親れいむに背を向けてスタスタと歩き出した。 その様子を見て自身の勝利?を確信した親れいむはさらに調子にのる。 「ようやくみのほどをしったかくずぅぅぅぅっ!わがっだらざっざとあばあばをもっでごぃぃぃっ!」 「ああ……よーくわかったよォ」 「まっだぐ!くぞばかなにんげんにこのよのしんりっをおしえるのはつかれ」 「ゆぴっ!」 「ゆぶぅっ!」 「………ゆっ?」 不意に聞きなれた声の悲鳴が聞こえたので思わず親れいむは人間の方を見た。 男は両手になにかを握っていた。見覚えのある小さな黒帽子と紅白リボン……そしてひしゃげた肌色のなにか… 「お……おちびちゃぁぁぁぁぁんっ!?」 「おおっとォ。かけがえのない命とやらを思わず握り潰しちまったよォ~。うっかりしててごめんねェェェ!」 「ふ、ふ、ふ、ふざけるなぁぁぁぁっ!おばえれいぶのおちびじゃんだちをよぐもごろじだなぁぁぁぁっ! あんなにゆっくりとしたおちびじゃんだちだったんだぞぉぉぉぉっ!がえぜぇぇっ! おちびじゃんのいのちをがえぜぇぇぇぇ!いきかえらせろぉぉぉっ!はやくやれごのぐずぅぅぅぅぅっ!」 「ん~?じゃあよォ……お前も俺のまりさの命を返せよォ。聞き分けのいいゆっくりとした飼いゆだったんだぜェ」 「はぁぁぁぁっ!?れいぶにぞんなごとできるわけないだろぉぉぉっ!なにいっでるんだぁぁぁぁぁっっ!」 「なら俺だっておちびちゃんとやらを生き返らせるなんてできねえよォ」 「れいぶのおちびじゃんたちをころじでおいで、なにいっでるんだおばえぇぇぇぇっ!」 「……これが平等って奴だ」 「とにがくぅぅぅっ!くそにんげんはれいぶのおちびじゃ…ゆぎゃっ!」 男は親れいむを踏みつけた。だけでなくじわじわと力を入れて踏み潰そうとする。 「俺は飼いゆのまりさをお前らに殺された。だから俺もお前らを殺す。単純に殺されたから殺し返すだけだ。 それでこそすべての命の価値は平等になるってモンだろ。なァ?」 「ゆぎゅ……や、やべ…」 「お前や俺が殺した命は絶対に返ってこないし、生き返りもしねェんだよォ……だから自分と同じ種族の 生き物を殺すってのはまあ基本的には気軽にやっちゃあいけねえ事なんだなァ」 「わ、わがっだが……らぁ……ご、このあしをどけ」 「別にわかんなくてもいいよォ?どのみち俺は今すぐお前を殺す気だからさァ」 「ゆぐぅぅぅっ!?」 「俺もさァ……お前らと平等とかお仲間なんてまっぴら御免だから。だから死んでくれや」 「ゆ、ゆぶぅぅぅ……ご、ごべんなざ」 「じゃあな」 「ゆべっ!?」 男はそう言うと親れいむを一気に踏み潰した。 もっとゆっくりしたかった、とさえ言わせてもらえずに親れいむは永遠にゆっくりした。 そのあと男はゴミ袋をもってきて野良れいむ親子の死体をポイポイ放り込み後始末をする。 ゴミ袋の口を締めながらふと見ると飼いゆのまりさの死体があったので、 一瞬同じようにゴミ袋に放り込もうとした男だったが……男は少し考えて庭に簡単な墓を作って埋めてやることにした。 このまりさは一人暮らしは何かと寂しく感じるから話し相手が欲しいというだけの理由で 飼っていただけの銀バッジのゆっくりだった。 暮らし始めてまだ半月しかたってなく愛着もなにもまだなかったが、さすがに糞野良と一諸にするのは気が引けたのだ。 そして男は庭の片隅に作った墓の前でしばらく手を合わせていた……が。 やがて祈るのをやめて立ち上がるとやれやれといった顔でボソっと呟いたのだった。 「まあ……なんつーか、殺ゆん者がてめーが殺したゆっくりの死体の横で命が尊いとか抜かしても全然説得力ねえよなァ ああいうの初めて聞いたけど所詮はただの命が惜しいだけの鳴き声だったねェ……やれやれ」 そう言って家の中に戻る男は、野良に破られた網戸の修理はどうするべえとただそれだけを考えて……少し憂鬱になった。