約 675,481 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1319.html
『おうち宣言!』 一、 ようやく家に帰りついた。今日も長かった一日が終わった。俺はアパートのちょっと急な階段を一段一段登りながら、 明日の仕事の内容を頭の中で整理していた。社会人二年目。少しは世の中のなんたるかがわかったような、わからないよ うな…とにもかくにも、退屈な日々の繰り返しに少しだけ飽きながらも、部屋と職場を往復する日々。 「なんか面白いことねーかなぁ…」 大学時代の友人がよく言っていたセリフを真似てみる。こんなことを呟くと、すぐに大学時代の楽しかった日々を思い 出し、少しばかりセンチメンタルな気分になる。まぁ、感情のアップダウンをあえて楽しむのも、人生を楽しく生きるコ ツだと言い聞かせて、俺は部屋のカギを回した。 簡素な作りのドアのカギを外して、一歩足を踏み入れる。やはり、自分の部屋はいい。落ち着く。一人暮らしだとは言 え、なんとなくほっとするものだ。俺はとりあえず、手に持っていたカバンを置いて、部屋の電気を点けた。 「ゆゆっ!」 何か、聞こえた。俺は、とっさに身構えた。俺は、今、カギを開けて部屋に入ってきた。そのはずなのに、部屋の奥か ら声が聞こえてくる。 (おいおい…シャレになんねーぞ…) とりあえず、深呼吸。部屋のドアは全開にしといて、靴も履いたまま音を立てないように一歩踏み出す。 「ゆぅ…まぶしくてゆっくちできにゃいよ…」 今のセリフを聞いて確信した。ゆっくりだ。ゆっくりがいる。 (~~~~~ってことは何か?!) 俺は、ばたばたと部屋の奥へと走っていき、窓ガラスの状態を確認した。案の定、下のほうが割れている。そのとき。 俺の足になんか柔らかいものがぶつかってきた。俺は、そいつを見下ろした。 大きさにしてバスケットボール。人を馬鹿にしてるかのような、生意気そうな目つきと口元。さらさらの金髪には、左 にだけおさげがぶら下がっており、黒くて小さなリボンが結われている。…まりさ種だ。大きな黒い帽子をかぶっている。 まりさは、俺を見上げて“ゆふふん”と何か得意気な表情をしている。 「ゆっくりしていってね!!!」 まりさが俺に挨拶をしてきた。俺は、とりあえずまりさを蹴り飛ばした。 「ゆんぐっ?!」 まりさは一直線に飛んでいき、洗濯機の側面に叩きつけられて、床に落ちた。すると、どうだろう。ベッドの下に隠れ ていたのか、同じような大きさのれいむ種と、その間に生まれたガキ共と思われるピンポン玉ほどの赤れいむと赤まりさ がぞろぞろと出てきて、親まりさの元に集結した。親れいむは、親まりさの顔を舌でぺろぺろと舐めながら、 「ま…まりさっ!ゆっくりしてねっ!ゆっくりしてねっ!!!」 何か必死に声を掛けている。赤ゆたちは………四、五、六…七。多いな。七匹も赤ゆを連れてよく今まで生きてこれた もんだ…。俺は素直に感心しながら、その九匹家族のれいむ一家を見下ろしていた。それに気付いた赤れいむが、俺の方 を見上げ、揉み上げをわさわささせながら、 「にんげんしゃんっ!れーみゅ、おこっちぇりゅよっ!!!」 なんか喋ってきた。それを聞いた残りの赤ゆたちが、同じような角度で俺を見上げ、一様に頬に空気を溜め始める。 「おかーしゃんにひじょいこちょしゅりゅ、げしゅなにんげんしゃんはゆっくちしにゃいでしんじぇにぇっ!!」 おお、おお、口が悪いこと。このサイズの赤ゆでもうそんな言葉遣いなら、将来が思いやられるな…。 「ゆ…にんげんさんっ!!!」 さっきまで痛みに呻いていたまりさが、ようやく顔を上げた。涙目じゃねーか。何、睨みつけてんだこいつ…。 「ここは…まりさたちのおうちだよっ!!ゆっくりできないにんげんさんはすぐにでていってね!!!」 「でちぇいっちぇにぇっ!!!」 「ゆっくちぃ!!!ゆっくちぃっ!!!!」 「おきゃーしゃんはちゅよいんだよっ!!!」 「あやまりゅなら、いまにょうちだよっ!!!ゆっへん!!!」 ゆっくりによる、おうち宣言。話にはよく聞くが、実際にされたのは初めてだ。まぁ、そうだろうな。そうしょっちゅ う、ゆっくりが部屋に侵入してくるわけなんてないし…。おうち宣言はいいんだが、なんでこの赤ゆ共はこんなに偉そう なだろうなぁ…。遠まわしに謝れ、みたいなことも言われてるし…。 親れいむは、割と賢いのか怖いのか、とにかく警戒して口を一文字につぐんでいる。何も言わないだけマシだが、なん かその眉毛がうざい。俺はなんとなくその親れいむを両手で持ち上げた。 「ゆっ?!や…やめてねっ!ゆっくりできないよっ!おろしてねっ!ぷんぷんっ!!!」 ゆっくりの顔、初めて手で触ってみたが思ったより柔らかい。俺は、そのまま親れいむの口の端に両手の親指を引っ掛 けて、広げてみた。親れいむの口が伸びる。 「ゆ゛ぅぅぅぅぅっ!!!!!」 親れいむのウザ眉毛がハの字に折れ、情けない表情で目に涙を浮かべた。泣くの早いな、こいつ…。まだなんにもして ないんだが…。親まりさが再び俺の足に体当たりをしてきた。今度は、数匹の赤ゆたちも一緒にぽむぽむ俺にぶつかって くる。 俺はそいつらを無視して、この中では一番まともに話ができそうな親れいむに話しかけた。 「ここは、俺の家だ」 親れいむは、口を広げられているため、喋ることはできないが顔を横に振った。…違う、とでも言いたいのだろうか。 「お前らの家なのか?」 今度は顔を縦に振る。…ふぅむ…こいつならまだわかってくれると思っていたんだが…。とりあえず、親れいむを降ろ してやる。親れいむは、親まりさの元にあんよを這わせて泣きついている。 「まりさぁ…こわかったよぅ…!!ゆぅん…ゆぅん…!!!」 どうやら、こいつらは俺の部屋を完全に自分たちのものにしたと思いこんでいるらしい。実にゆっくりらしい。後でゴ ミ袋にでも詰めて捨てるか…明日、燃えるゴミの日だし…。なんてことを考えてて、今の今まで気付かなかったが本棚の 本が根こそぎ床に落ちている。そして、それはなぜかびりびりに破られている。 (え…?) 俺は慌てて、本を拾い上げる。これも…これも…これもかっ?!馬鹿なっ!!!俺の『ゆうかにゃんの秘密の花園』ま でが…っ!!!!俺は呆然としながら、後ろにいるであろうゆっくりたちに問いかけた。 「お前らが…やったのか…?」 「しゅっごくたのしかっちゃよっ!!!」 「またびーりびーりさしぇちぇにぇっ!!!」 …赤ゆ共の仕業か…。 「びーりびーりしてるときのちびちゃんたち、すっごくゆっくりしてたよ。にんげんさんにもこんどみせてあげるね!」 今度はねーよ、この馬鹿饅頭共が…っ。『ゆうかにゃんの(ry』はともかく…俺の持ってる本ってのは大体、需要が なくて基本的にお値段高めの本ばっかりだって言うのに…それを…ここまでやってくれるとは…。…ああ、転職しろ、っ ていう神の思し召しなのかねぇ…。 深いため息を吐く。横目でちらっとゆっくり一家を見る。なんで、そんな楽しそうな顔してるんだこいつら…。 ゆっくりから、コタツの上に置いてあったノートパソコンに視線を移した時、俺は思わず声を上げた。俺の声に驚いた のか、親れいむが親まりさの頬に自分の頬をくっつけていたが、それはどうでもいい。 「ぱ…パソコンが………」 十中八九、というか間違いなくこいつらの仕業には違いないのだが…開きっぱなしだったとはいえ、ディスプレイやら キーボードやらが壊れてるのはなぜだ…っ?!! 「ゆゆっ!!!おちびちゃんたちがそのうえでころがってあそんでたよっ!!!」 「ころがりゅとじめんしゃんがへこんじぇ、しゅっごくたのちかっちゃんだよっ!!!」 地面さん…、とやらはキーボードのことか。確かにこの上を転がればキーボードを押していくような感じで凹んで行く わな…。 「おちびちゃんがあんまりたのしそうだったから、れいむもそのうえにのってあそんだよっ!!!」 最終的には破壊したのはお前か…親れいむ…っ!!!! ふぅ…被害状況の確認だ。とりあえず、ガラスが割られている。本棚の本がほぼ全滅。ノートパソコンもおじゃん…と。 「よし。お前ら死ね」 二、 「どぼじでぞんな゛ごどい゛う゛の゛ぉ゛ぉ゛??!!!」 親れいむと親まりさが本当にショックそうな顔をしてるのはなんでだ?ああ、死ね、って言われたからか。でも、死ね。 俺は親まりさのお下げをわざと荒々しく掴んで、親まりさを宙にぶら下げた。 「ゆ゛ぎい゛い゛い゛い゛ぃ゛…っ!!い…い゛だい…よぅ…っ!!!!」 当然だろう。この細いお下げがバスケットボールぐらいもある、親まりさの全体重を支えているんだ。今にも引きちぎ れんばかりの勢いだ。俺は、その状態のまま、もう一度親まりさに問いかけた。 「ここは誰の家だ?」 「ここは…まりさたちのおうちだよっ」 こんな状態でよくそんな口が聞けたもんだ…。俺は親まりさを床に叩きつけてやった。 「びゅべっ!!!!」 「ぴぎゅっ!!!!!!」 親まりさは、床に叩きつけられたときに餡子を吐き出した。しかし、悲鳴は二つ聞こえた。親まりさは、自分の下腹部(?) あたりを見て、真っ青になっている。どうやら、親まりさの下敷きになった赤ゆがいるらしい。親まりさはそこを動こう とはしない。俺は、そんな親まりさの頭頂部の髪を掴んで持ち上げた。 「ゆ…ゆ゛あ゛っ…」 親まりさの口の下あたりに、紙みたいになってへばりついてる赤ゆがいた。髪の色からして赤れいむだろう。ど根性ガ エルみたいな状態になっている。 「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!れいむ゛の…かわいいちびちゃんがああああああ!!!!」 真っ先に悲鳴を上げたのは親れいむだった。確か、れいむ種は精神的にもろい。直接的なダメージを与えるよりも、精 神的に苦しめた方がこたえる…っていうのを何かのブログで見た記憶があるな。親れいむは、がたがた震えていた。赤ゆ 共も姉妹の変わり果てた姿を見て、完全に硬直している。 俺は、親まりさを持ち上げたまま、何度も何度もグーで殴りつけた。どうしたものか。拳にめり込む親まりさの皮が柔 らかくて大変心地よい。親まりさはというと、当たり前だが殴られるたびに、短く“ゆ゛っ!”と声を漏らした。親まり さの顔の形がちょっとずつ変わっていく。殴るときの衝撃で張り付いていた赤ゆが床にぺしゃりと音を立てて落ちた。 「も…もうやべでぇぇぇぇぇ!!!まりさが…ゆっくりできなくなっちゃうよぉぉぉぉぉぉ!!!!」 「まりしゃおきゃーしゃんを…いじめりゅにゃああああ!!!!」 姉妹を殺された恐怖を乗り越えでもしたのか、忘れたのか、赤ゆ共が数匹俺の足にぶつかってくる。戯れにそのうちの 一匹を踏みつぶしてやった。これまた何とも言えない感覚が足の裏にじんわりと広がる。踏みつぶされたのは赤まりさだ ったが、なんという素晴らしい弾力。新世代のプチプチとして世に送りたいぐらいの気分だ。 「ぴっぎゅああああああ!!!!」 目の前で赤まりさを潰された、赤れいむが涙、涎、汗、しーしーと、脱水症状になるんじゃないかと思うぐらいに水分 をぶちまけて叫び声を上げる。 「ち…ちびちゃあああああああん!!!!!」 続いて親れいむが絶叫した。親まりさはそんな一連のやり取りに反応する余裕がない。 「かひゅっ…こひゅっ…」 切れ切れに呼吸をするので精一杯だ。まぁ、確かに執拗に殴ったけども。途中から反応しなくなってきたしな。 さて、これで、親まりさは瀕死。親れいむはまだ元気だけど発狂寸前。赤れいむが三匹。赤まりさが二匹。七匹家族に なりました…っと。 俺はもうボロボロになっている親まりさを床に放り投げると、今度は一番近くにいた赤れいむをリボンの部分を親指と 人差し指でつまみあげた。 「ゆっ!おしゃらをとんでりゅみちゃいっ!!!!」 涙を浮かべながら、そのセリフを吐く根性には素直に感心するところだ。俺は、チャッカマンを取り出し、定番のあん よ焼きを…あえてしない。代わりにチャッカマンを赤れいむの口の中にねじこんでやった。 「…っ!!!…っ!!!」 赤れいむが悲鳴を上げようとするが、チャッカマンの先端で口を塞がれているため、声にならない。無視していたが、 親れいむが俺にずっと体当たりを続けている。ちょうどいい足のマッサージ機だ。 俺は、赤れいむを見つめた。赤れいむは、ぼろぼろと涙を流しながら俺を見つめている。声には出せないが、表情で大 体何を言ってるかわかるな。 “やめちぇ” だ。俺は、チャッカマンのトリガーに人差し指を引っ掛けて、ためらいなくそれを引いた。ガスの量はあえてのマイナ スだ。口の中で火がついたのか、赤れいむは目玉が飛び出さんばかりの勢いで目を見開き、しーしーを漏らし始めた。顔 が真っ赤だ。よほど苦しいんだろう。当然だが。 揉み上げがすごいスピードで動く。れいむの揉み上げぴこぴこ選手権みたいなのがあったら、こいつは優勝するんじゃ ないだろうかと思うぐらいの速さだ。親れいむは、俺と赤れいむを不安そうに見上げている。親れいむにはわからないの だろう。今、赤れいむがどういう状態になっているか。赤れいむが叫べないから。でも、表情から察するにゆっくりでき てない、っていうのだけはわかるようだ。 「や…やめてねっ!!!にんげんさんっ!!!!ちびちゃんがいやがってるよっ!!!ゆっくりおろしてあげてねっ!!」 じっくり約一分。顔の内側から焼かれるのはさぞかし熱くて痛くて苦しかったことだろう。俺は、赤れいむをようやく 解放した。真っ逆さまに落下する赤れいむは顔面から床に落ちて動かなくなった。親れいむは気づいていないだろうが、 赤れいむは既に死んでいる。途中から揉み上げが動かなくなったからな…。 親れいむがすぐさま赤れいむの元に駆け寄る。 「ちびちゃん…ゆっくりなおってね…っ!ぺーろぺーろ…!!!」 もう動かない赤れいむを舌で舐める。親れいむは舌で器用に赤れいむを仰向け(?)に起こした。 「ゆ゛…あ゛…ああ゛……」 赤れいむの凄惨な姿を目の当たりにし、親れいむは思わず後ずさった。当然だろう。焼かれた過程で体中の水分が蒸発 し、目玉は飛び出かけている。だらりと垂れ下がった黒ずんだ舌は、そこを重点的に炙られた証だ。後頭部からは髪で隠 れてわからなかったのだろうが、赤れいむはほぼ炭化している。そこにかつての面影などはない。 精神的に弱い親れいむは、顔をくしゃくしゃにしていた。目に涙を浮かべている。泣きたいけど、恐ろしくて涙も流せ ない…みたいな状態なのだろうか。しかし、親れいむ自体はまだノーダメージだ。 さて、これで赤れいむ二匹と赤まりさ二匹。分かりやすい数字になって何よりだ。その赤ゆ共はどこに行ったかと部屋 見回すと…いた。部屋の角に四匹が身を寄せ合って、ぶるぶる震えている。奥にいる二匹は俺に対して背中を向けている。 目の前で起こる出来事を視界に入れたくないんだろうな。手前の二匹は、逆に俺のことを怯えた目で見上げている。俺と 目が合うと、手前の二匹はぎゅっと目を閉じた。 俺はあえて、奥でを向けていた赤れいむを掴んだ。 「ゆゆっ?!!」 するとどうだ。この赤れいむ、赤まりさの髪の毛に噛みついて抵抗しようとしている。しかし、それはどう考えても無 駄な行為なわけで結局、赤れいむと一緒に、赤まりさも巻き添えを食らって持ち上げられた。赤まりさは、 「ゆんやああ!!!れーみゅ、はなちちぇぇ!!!!」 赤れいむは、必死に赤まりさの髪を掴んで離さない。俺は、棚の奥に眠っていたジューサーミキサーを取り出すと、そ の中に二匹を投げ込んだ。上の蓋を閉める。ガラス越しに、赤れいむと赤まりさが必死になって叫んでいるが、声は聞こ えてこない。親れいむはすでに大粒の涙を流しながら、 「にんげんさん…おねがいだよっ!!!ちびちゃんたちをだしてあげてねっ!!!」 俺は、親れいむの訴えは無視して、プラグをコンセントに差し込んだ。そして、ミキサーをコタツの上に置く。 「そういえば…お前ら、びーりびーりするのが楽しい、って言ってたよな…?」 「ゆゆっ!そうだよっ!おちびちゃんたちにびーりびーりさせてあげてねっ!!!すごくかわいいよっ!!!」 気が動転してるのか、その可愛い赤ゆ共を見れば許してもらえるとでも思っているのか…。なんか期待した目をしてい るから恐らく後者なのだろう。 「じゃ、俺もびーりびーりするわ」 そう言って、ミキサーのスイッチを一瞬だけ入れた。ギュウゥン…!!!!という音が一瞬だけ響く。 「ゆあああああああ!!!!!!!!」 それだけでも十分だ。まだ原形をとどめている状態で顔を半壊させられているので、苦悶の表情もしっかり見て取れる。 砕けた皮や餡子、髪の毛がミキサーのガラスにべっとりと張り付いており、当の赤ゆたちはあまりの痛みに滅茶苦茶に暴 れ続けている。中身が飛び出すだけだというのに…。 「やべでぇ!!ちびちゃ…ゆげぇっ!!ゆべぇっ…しんじゃ…ちびちゃん…しんじゃうっ!!!!」 もう、半分死んでいるようなものだが、まだ助かるとでも思っているのだろうか。俺は、もう一度ミキサーのスイッチ を入れた。中が回転を始める。ガラスが飛び出した餡子で真っ黒に染まっている。中を確認することはできない。親れい むは音を立て続けるミキサーを見ながら、がたがた震えている。ていうか、こいつ、結構精神的にタフだな…。 「ちび…ちゃ…」 ようやく回転が止まった。しかし、そこには何もない。俺はミキサーの蓋を開けて中身を親れいむに見せてやった。 「ん゛ぐっ……ゆ゛ぅ゛…ゆ゛げぇっ!ゆ゛げぇっ!!!!」 俺には、ただの餡子にしか見えないんだが、親れいむには相当なグロい映像が映っているのだろう…。まぁ、スプラッ タ状態にされた自分の子供を見せられると思えば当然の反応、か…。俺が中身を見て、この中にゆっくりがいたというこ とが分かる判断材料は、赤れいむのリボンの切れっぱしがあることぐらいかな…。 「ゆ゛っ…ゆ゛っ…」 おお、おお…とうとう壊れたか…。この親れいむ。壊れるまで赤ゆ五匹分とはなかなか頑張った方だと思うのは俺だけ だろうか。 「ゆっぐり…じねぇ…っ!!!」 ようやくお目覚め、か。親まりさ。何、泣きながらぷくーしてんの?何もできない、ってわかってるのに向かってくる 勇気だけは褒めてやろうかな…。俺は、親まりさを再び掴み上げる。抵抗する力は残ってないのだろう。しつこいようだ が、俺はもう一度だけ尋ねてみた。 「ここは誰の家?」 「まりさたt」 言い終わる前に左頬を殴ってやった。親まりさが力なくうなだれる。俺は、二匹になっても同じ場所でがたがた震えて いる赤ゆのうちの一匹…赤まりさをつまみあげると、それを親まりさの口の中に放り込んだ。親まりさは、千載一遇のチ ャンスとでも言わんばかりの表情を浮かべ、口を固く閉じた。中では急に強気になった赤まりさが、くぐもった声で、 「まりしゃおきゃーしゃんのおくちのにゃかにいれば、あんっしんっ!だにぇっ!もうきょわくにゃいよっ!!!」 親まりさも、なんかもう勝った、みたいな表情を浮かべている。俺は、親まりさの口を無理矢理こじ開けた。親まりさ が苦しそうな表情を浮かべる。中では一転して赤まりさががたがた震えていた。最強と思っていた鎧があっさりこじ開け られてしまったせいか絶句している。俺は、親まりさの口を開いたまま、親まりさを傾けた。赤まりさが転がってくる。 親まりさの舌に噛みつき、口から出ないようにしている。俺はニヤリと笑った。 「はい噛む!!!」 ちょっとハイになってきた。俺は、口の入り口あたりで汚い尻をぷりんぷりんと振っていた赤まりさの位置を確認して、 親まりさの口を勢いよく閉じた。ガチィッ!!!と親まりさの歯と歯がぶつかる音がする。そのときの衝撃で、親まりさ の歯は何本か折れてしまったようだ。もう一度、親まりさの口をこじ開ける。口の中から親まりさの歯によって、切断さ れた赤まりさの下半身がぽろりと落ちてきた。 「~~~~~~~~~~~~~~!!!!!」 親れいむもそれに気付いたのだろう。俺は、親まりさを親れいむの前に持って行き、 「噛む!噛む!噛む!噛む!」 何度も何度も親まりさの口を開いたり閉じたりした。もう親まりさの歯はぼろぼろだ。痛みに耐えかね、餡子も少量吐 いている。口の中の赤まりさは、ただのふやけた皮になってしまっている。変わり果てた赤まりさの姿を見て、親れいむ が声にならない悲鳴を上げる。親まりさはただただ、泣いていた。俺は辛気臭い二匹の親ゆを放置して、最後の赤れいむ をつまみあげた。 「ゆっくちやめちぇにぇっ!!おろしちぇにぇっ!!!!」 じたじたと顔を振る。既に、涙もしーしーも全開だ。俺は、その赤れいむをトイレに持って行くと、 「しーしーは…トイレでするもんだ」 と、だけ言って、赤れいむを便器の水の溜まってる場所に投げ込んだ。ボチャンという音と共に、赤れいむが水の中で もがき始めた。溺れている。 「た…たちゅけ…ゆぼっ…ぐぼっ…ゆっくち…さしぇ…ゆぐっ…」 俺は、トイレのレバーを引いた。便器の中が一斉に大量の水で流される。俺は、赤れいむが完全に流されたのを見届け… 「た…ちゅ………け…」 流されていなかった…。水圧が弱かったのだろうか。赤れいむは体の半分以上が溶けており、中の餡子が水面に漏れ出 している。俺は、力なく見上げる赤れいむを見下ろし、もう一度レバーを引いた。 「………っ!!!!!」 今度こそ、赤れいむが便器の底に消えた。 三、 部屋に残ったのは、親れいむと親まりさだけだ。親まりさはいつ死んでもおかしくない状態だ。親れいむは虚ろな視線 を宙に向けている。赤ゆ共が全滅したおかげで静かになった。 親まりさは、たまにびくんっ、と痙攣を起こしているがもうほとんど死んだようなものだろう。俺は、親れいむに尋ねた。 「ここは誰の家?」 「………………」 親れいむは答えない。俺は親れいむの頬を平手で打った。それでも何も喋らない。 (反応ナシか…つまらんな…) 俺は、死にかけの親まりさと放心状態の親れいむを掴むと、ベランダから外に放り投げた。そして、このとき、大変な ことに気がついた。 「おい……ここ、2階なんだが…どうやってこいつらは部屋に入ってきたんだ…?」 俺は一瞬だけ、背筋が震えた。だが、ゆっくり相手に常識など求めるだけ無駄だと思いなおし、再び部屋に戻る。 静かだ。これから部屋の片づけをしなければならないと思うと鬱にもなるが…感情のアップダウンも人生を楽しむコツ さ、と言い聞かせて…まずは破られた本を一冊、ゴミ箱の中に投げ入れた。 おわり 日常起こりうるゆっくりたちの悲劇をこよなく愛する余白あきでした。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1462.html
おうち宣言成立理由 28KB 虐待-普通 制裁 考証 理不尽 自業自得 差別・格差 駆除 野良ゆ 赤子・子供 都会 現代 虐待人間 独自設定 うんしー 設定考察話 by触発あき ※独自設定垂れ流し ※「ふたば系ゆっくりいじめ 691 おうち宣言!」に触発されて書きました ※このSS上では倫理的に明らかに間違ったことが主張されていますが、 あくまでこのSS内でしか通用しないフィクションです 「ゆっくりを滅ぼす手伝いをしてくれ、か……」 大学からの薄暗い帰り道。歩くうちに、ため息とともにそんな呟きがこぼれた。 高校以来のちょっと変わり者だった友人は、大学に入ってからこともあろうに「ゆっくり 生態学」なんて言うキワモノを学び始めた。 それだけならまだいいのだが、最近言ってくるのだ。ゆっくりを滅ぼす手伝いをしてくれ、 なんてばかげたことを。 まったく勘弁してほしいものだ。 俺個人としては、ゆっくりは好きでも嫌いでもない。 登場当時はその存在の不思議さに世間を騒がせた不思議生首饅頭ナマモノ、ゆっくり。だ が、人はどんな不思議も日常にあればやがて慣れる。今やゆっくりもすっかりありふれて おり、別に不思議でも何でもない。 ゆっくりは作物に被害を及ぼしたり人家に侵入したりするという。農家の人やゆっくりご ときの侵入を許すマヌケにとっては憎むべき汚物かもしれないが、あいにく俺はどちらで もない。あいつらの被害というのはどこか遠い、よく耳にするニュースのひとつに過ぎな い。 だから俺にとって、ゆっくりは好きでも嫌いでもないナマモノなのだ。 「ただいま~……って言っても誰もいないか」 一人住まいのアパートに到着。すっかり習慣になってしまった返事のかえってこない帰宅 の言葉は、しかし、 「ゆうう……?」 今日は違った。 声が返ってきた。 「!」 緊張に身をこわばらせる。誰か、いる……? 薄明かりの中、アパートの床の上をうごめく何か。 意を決して、俺は電気をつけた。 「ゆ! ゆゆっ!? もうあさ~?」 「ゆううん、れいむ、まだねむいよ」 そこには、紅白のリボンをつけた黒髪の生首饅頭と、黒い鍔広の魔女帽をかぶった金髪生 首饅頭――すなわち、ゆっくりれいむとゆっくりまりさがいた。 おうち宣言成立理由 「な、なんじゃこりゃあああ!?」 まず、第一声がそれだった。 バスケットボール大の、ゆっくりまりさとゆっくりれいむ。これは知っている。見たこと がある。町中の野良や人につれられた飼いゆっくりはよく見かけるし、テレビのコマーシ ャルでゆっくりが使われるのも最近でも珍しくない。 それはいい。 だが、この惨状はなんだ。 俺はあまりものを持たない主義で、男の一人暮らしとしては並以上に綺麗にしている自信 があった。 それが、ひどいありさまだった。 部屋の隅に綺麗に積んでおいたはずの雑誌は散らかされ、あまつさえページはビリビリに ちぎられ散らばっている。 ちょっと暮らしに潤いを、なんて気まぐれで買ってきた観葉植物の鉢植えは倒され、床の 上に土をぶちまけている。肝心の植物は根本の茎だけしかない。その茎についた歯形から すると、こいつら、喰いやがったのか。 タンスにしまうのを後回しにしていたタオルや衣服はことごとく泥まみれで部屋中に散ら かり、その一部はやつらの下に敷かれている。昨日真っ白に洗ったばかりのタオルは泥ま みれの布団もどきとして活用されていた。 どこから入ってきたかと見れば、出窓が開いている。そこを開けてやってきたらしい。鍵 を閉めたつもりだったが……その記憶がどうにもおぼろだ。 俺は今まで、ゆっくりに家宅侵入を許すような奴はマヌケなだけだと思っていた。だが、 なんてこった。俺こそがそのマヌケだったのだ。 「ゆゆ!? まりさ、にんげんさんがいるよ!?」 「ゆ! ここはまりさとれいむのゆっくりぷれいすだよ! ばかなじじいはさっさとでて いってね!」 出た。ゆっくりの「おうち宣言」。 ゆっくりは人のいない家に侵入して自分のものと思い込むと言う。 噂には聞いていた。だが、それを生で、それも自分のアパートで聞くことになるとは夢に も思わなかった。情けなくって涙も出ない。 「きいてるの!? まりさとれいむはゆっくりしたいんだよ! だからとっととどっかに いってね!」 「ゆゆ~ん、まりさ、かっこいいよ! とってもゆっくりしてるよ!」 「ゆんゆん! れいむのまりさはとってもゆっくりしたゆっくりだから、とうぜんだよ!」 キリッとした目でイラッとする表情を作り俺に言葉を投げるまりさに、うっとりとしなだ れかかるれいむ。 ああ、俺は今までまともにゆっくりを見る機会はなかったが、こんなにもいらつくものだ ったのか。 「はいはい、ゆっくりゆっくり」 俺はとりあわないことにした。 「おうち宣言」はゆっくりの習性みたいなもので、言い聞かせても無駄だと聞いている。 だが、取り合わないと言っても見逃すつもりはない。これだけ部屋を荒らしたのだ。しか るべき罰を与えたい。でもそれは部屋の片づけをして落ち着いてからにしたかった。 ゆっくりを閉じこめるには透明な箱を使うのが定番と聞いたことがあるが、あいにく俺は そんなものを持ち合わせてはいない。 「まりさのいうこときいてるの!? まりさおこるよ! ぷくうううう!」 「ゆうう! まりさすごいぷくうぅだよ! まりさがかっこよすぎて、うれしーしーとお そろしーしーがいっしょにでちゃったよ!」 うわ、れいむのやつ漏らしやがった。砂糖水って拭きとるの大変なんだぞ、くそ。 その元凶のまりさは、空気を吸い込んで大きく膨らみ、その状態で器用にも得意げな笑み まで浮かべてやがる。赤くなった頬、丸くなったその姿はゆでだこを彷彿とさせた。 「ゆでる……そうか、あそこがいいか」 俺は両手それぞれにまりさとれいむの髪をひっつかんで持ち上げた。ゆっくりの持ち方な んて知らないが、これでいいだろう。 「いだい! やべでね!」 「れいむのきれいなかみさんひっぱらないでえええ!」 どうやら間違った持ち方ではなかったらしい。実にいい声を上げてくれる。 そして、俺はユニットバスへ向かうとゆっくり二匹を放り込んだ。ゆだるようなフロでゆ でだこに、という連想で風呂場を思いついたのだ。あいにくと湯ははっていないが、こい つらをしばらく閉じ込めるにはちょうどいいだろう。 「ゆべ!?」 「ゆぶうう!」 受け身もとれず――手も足もないのだから当然だが――顔面からユニットバスにダイブす るゆっくりども。うん、いい案配だ。 「おまえらそこでゆっくり反省してろ。あとでお仕置きしてやる」 「なにするのおお!」 「やめてね! だしてね! ここはなんだかゆっくりできないよ!」 ぴょんぴょん跳ねるまりさとれいむ。思ったより高く跳ぶ。放っておいたら脱出してしま うかもしれない。 「……そういやこいつらって、水が苦手だったな」 思い立ったら即実行。俺はユニットバスの底の栓を閉めると、シャワーでゆっくりどもに 冷水を浴びせかけてやった。 「ゆぶぶぶ、ちゅべたいいいい!」 「やべでええええ! おみずさんはゆっくりできないいいい!」 逃げまどうゆっくりども。だが、水に濡れたユニットバスの底は滑る。先ほどのように高 く跳ぶこともできず、みっともなく転がり回るばかり。なかなか愉快な眺めだ。 そうやって遊んでいると、ユニットバスには水がたまってきた。俺にとってはくるぶしが 水に浸かるぐらいの深さ。ゆっくりどもにとっては口がぎりぎり出る程度だ。 「ゆああああ! とけちゃううう! おみずさんはゆっくりできないいい!」 もがくれいむ。暴れるから水が皮に染み込み溶ける速度を余計にあげている。 「ゆ! まりさはおぼうしさんにのるよ!」 あ、しまった。ゆっくりまりさってやつはぼうしで水に浮かぶんだった。あわてて帽子を 取り上げようとし……。 「ゆうう!? どぼじでおぼうしさんうかないのおおおお!?」 だが、その必要がなかった。水深が浅すぎる。まりさのぼうしは水に浮かばずにユニット バスの底についてつぶれ、水を防ぐ役に立たなかった。 「ゆああああ! おぼうじざん! おぼうじざん! まりさのおぼうじざんんん!」 水に濡れ、みっともなくつぶれた帽子を前に嘆くまりさ。まったくマヌケなナマモノだ。 「よしよし、おとなしくしてろよ。あとできっちり罰を与えてやるからな」 そして、俺はバスルームを後にした。 「ゆああああ! とけちゃう! とけちゃう! れいむのすてきなあんよがああああ!」 「おぼうしさん! まりさをたすけてね! いじわるしないでぷーかぷーかしてね! お みずさんはゆっくりできないいいい!」 ゆっくりの声は甲高くて耳障りだ。だが、部屋を散らかしたあいつ等の苦しむ悲鳴は悪く ない。それにバスルームの扉一枚隔てたおかげでその悲鳴も絶妙にマイルドでいい感じだ。 俺はちょっとだけ気分を良くして部屋の片づけをした。 そして、ようやく部屋を片づけ終え、お茶で一服。気分も落ち着いた。 バスルームからは声は聞こえない。あいつらもいい加減、少しは反省したのだろうか。そ れならこのまま帰してやってもいいかもしれない。 そんな仏心を出しながら、バスルームで俺を待っていたのは、餡子でべっとりの浴槽だっ た。 「ああ、あいつら暴れまくって、結局完全に溶けちまったのか」 俺は二つのことを理解した。 ひとつはゆっくりが意外と早く水に溶けてしまうということ。もうひとつは……今日は部 屋の片づけどころかフロ掃除までやらなくてはならないということだった。 ・ ・ ・ 「聞いたよ! ゆっくりに『おうち宣言』されたんだってね!?」 翌日、大学の食堂。ゆっくりなんぞを研究している、物好きな友人がやってきた。 通学中に別の友人に昨日の出来事をグチったのを早速聞きつけたのだろう。迂闊だった。 「うるせーな。そうだよ、俺は『おうち宣言』されたマヌケだよ」 「そうイジケないでよ! それより、ゆっくりの恐ろしさを知っただろう? やつらは滅 ぼさなきゃいけないんだよ!」 「また始まったよ……」 こいつはことあるごとにゆっくりを滅ぼす、なんて言い出す。 そりゃ俺も『おうち宣言』されてゆっくりに対する心証は最悪だ。でも、だからと言って 大量虐殺しようとまでは思わない。 「いや! 君はあいつらの恐ろしさをわかってない! 僕の研究成果をみればきっと……」 「はいはい、ゆっくりゆっくり」 相手にしていても仕方ない。俺は友人の言葉を遮り席を立つ。 「ああ、また僕の話を聞いてくれないのかい!?」 「ばかばかしい。あいつらのどこが恐ろしいって言うんだ。確かに迷惑だけど、弱くても ろくて勝手に死ぬようなやつらじゃないか」 「そんなことないんだよ! だからその証拠を……」 「うるさい! ただでさえ昨日のことでいらついてるんだ。ほっといてくれよ」 友人は悲しげに目を伏せた。 ああくそ、俺が悪いみたいじゃないか。こいつは基本的にはいいやつなんだ。高校までは 仲良くやっていたんだ。こいつがゆっくりの研究なんか始めたりしなけりゃ……。 ――結局、ゆっくりが悪いんだ。あんなやつらがいるから……! 「そうか……しかたない。じゃあひとつだけ忘れないでくれ」 はっとなった。俺、今、なんか極端なこと考えなかったか……? 「けっして『ゆっくりしない』でくれ」 「? なんだそりゃ、どういう意味だ?」 「そのままだよ。『ゆっくりしない』――それを心に刻んでおいてくれたまえ。君の住ん でいるアパートの周囲にはゆっくりが多い。危険なんだ」 「意味がわからねえよ」 俺はそのまま立ち去った。 歩きながら、友人の言ったことを考える。 『ゆっくりしない』? なにをバカな。いつでもアクセクしてろっていうのか? ばかばかしい。やっぱりあいつは変な奴だ。 俺は思いっきりため息を吐いた。 ・ ・ ・ 俺は一度のおうち宣言を許した。だから、あれから一週間。戸締まりには気をつけるよう になったし、今日も出かける前に確認したはずなのだ。 それなのに、 「なんでこうなる……?」 大学から帰った俺を迎えたのは、あのときのように俺のアパートを荒らしに荒らし、我が 物顔でくつろぐゆっくりたちだった。 信じたくはないが、出窓が開いているのは俺が鍵を閉め忘れたためなんだろう。手も足も ないゆっくりにピッキングなんてできるはずもない。 「ゆ! ここはまりさたちのゆっくりぷれいすだよ!」 「れいむたちゆっくりしているんだからじゃましないでね! 『いしゃりょー』としてあ まあまをおいて、とっととどっかへいってね!」 「ゆうう! あみゃあみゃあ!」 「あみゃあみゃはゆっくちできりゅんだじぇ! はやくもってくるんだじぇ!」 バスケットボール大のゆっくりまりさとゆっくりれいむ。ここまでは前回と同じ。今回違 うのは、それに加えてハンドボール大のまりさとれいむがそれぞれ一匹いることだ。 どうやらこいつらは家族らしい。 ふつふつを怒りが沸き上がる。部屋を荒らしたことへの怒り。得意顔で傲慢な要求をして くるクソ饅頭どもへの怒り。なにより、そんんな状況を許してしまった俺自身への、怒り。 「ふざけんなお前らーっ!」 叫びと共に次々とゆっくりどもをひっつかむと、ユニットバスの中にたたき込んだ。 「なにずるんだぜ……ゆぶっ!?」 「かわいいれいむをっ……ゆばぁ!」 「やめちぇね! やめちぇね!……ゆびゅぅ!?」 「だじぇだじぇ……だびぇぇっ!?」 適当に放り投げたのに、ことごとく顔面ダイブするゆっくり一家。せめて「あんよ」とや らから落ちれば痛みも少しはましだろうに、自分からやってるんだろうか。 まあいい。ゆっくりどもが痛みに震えているうちに、ユニットバスに栓をしてシャワーを 浴びせかけてやる。 「おみずさんはゆっくりできないぃぃぃ!!」 逃げまどうゆっくりども。だが前回同様、滑るユニットバスではゆっくりの「あんよ」で はどうしようもない。つるつるおもしろいように滑って転がる。あっちにころころ、こっ ちにころころ。ユニットバスは狭いから、何度も何度もごっつんこ。まるでビリヤードの よう。 愉快な親子の有様に、思わず笑みが漏れてしまう。 前と同様、親ゆっくりどもの口元まで浸かるくらいの水深になったところで水を浴びせる のは止めてやる。 「じじぃ! さっさとだすんだぜぇぇぇ!」 「さむいよ! とけちゃうよ! ゆっくりできないよ! はやくだしてね!」 「ゆぇぇぇん、れいみゅ、わるいことしてにゃいにょにぃぃ! にゃんでこんにゃことす るにょぉぉ!?」 「じじぃはばきゃなんだじぇ! だきゃらわるいことしてりゅのがわからないんだじぇ! いまにゃらゆるしてやりゅかりゃ、さっさとだしてあみゃあみゃもってくるだじぇ!」 水をかけるのと止めたとたんに騒ぎだす饅頭ども。情状酌量の余地なし。 だから俺の次の行動は早かった。 台所から二つの道具を持ってくる。そして、ゆっくりになぞなぞを出してやった。 「上は大火事、下は大水、なーんだ?」 ゆっくりたちは一瞬止まった。だが、すぐにわめき出す。 「なにわけのわからないこといってるんだぜ! まりささまはだせっていってるんだぜ!」 「じじぃはあたまがかわいそうなんだね! あたまがかわいそうでごめんね! なんてゆ るさないからね! はやくここからだしてね!」 「ゆぅぅ……ちゅめたいよぉ……とけちゃうよぉ……だちてよぉ……」 「おとーしゃん! こんなばきゃはどうしようもないんだじぇ! 『しぇいっさい』! してやりゅんだじぇ!」 わめきだすゆっくりども。未だに自分たちのおかれてる状況、こちらとの力の差も理解で きないらしい。 なにより、なぞなぞを出してるんだから答えてほしいものだ。 まあ別に答えなんぞ期待してないが。 解答はとっとと体感してもらうことにしよう。 「答えは、お前らの地獄」 そして、俺は二つの道具を構えた。一つは細長い着火用のライター。もう一つは可燃性の 殺虫スプレー。 それを生意気を抜かす子まりさに向け、 「ファイア!」 スプレーを噴出させると、ライターの火で燃え上がり火線が伸びた。よい子はまねしちゃ いけない簡易火炎放射器だ。 「だっじゃぇぇぇぇぇぇ!?」 おぼうしを燃え上がらせ、熱さに飛び跳ねる子まりさ。その跳躍力はなかなかのもの。も う少しがんばればユニットバスの縁に着きそうなくらいだ。火事場のバカ力ってやつか。 「おちびちゃああああん!?」 「おちびちゃん! おみずにざぶーんだよ! ざぶーんすればきえるよ!」 子まりさはマヌケにも火の熱さに上に飛び跳ねるばかり。水深は子まりさでもどうにか帽 子の上の方は出るくらいだから消えなかった。周りの水ですぐに消せるというのに気がつ かないのがさすが餡子脳といったところか。 「だじぇじぇじぇじぇじぇぇ!」 頭から水に飛び込みようやく鎮火する子まりさ。 頭を水に沈め、おしりをぶりぶり振っている。実に不愉快な眺めだ。 だからそこに火を放ってやった。 「ゆびゃあああああ!?」 跳ねる子まりさ。熱いおしりを水につける。ほっと一息吐いたところで、再び頭にファイ ア。 「ゆびっ!? ゆびゃ! やめるんだじぇ……ゆびゃあああ!」 火で焼かれては水で冷やし、別の場所を焼かれては水で冷やし……その繰り返しで、元気 に飛び跳ねる子まりさ。いや、いいね。元気な子供は見ているだけで心が和むというもの だ。 「や、やめるんだぜ! おちびちゃんがいやがってるんだぜえええ!」 今頃、と言うべきか、ようやく、と言うべきか。 親まりさがやめさせようと火を操る俺の手へと飛びかかってきた。 熱く燃える子まりさへの親心は、熱烈に歓迎してやるべきだろう。 「ファイア!」 「ゆびゃあああ!?」 真っ正面から飛びかかってきた親まりさに、真っ向から火を浴びせてやった。 顔が焦げ、おぼうしは炎上しだした。 「ゆああああ!? まりさのだいじなだいじなおぼうしがああああ!?」 そっちは放っておき、再び子まりさに火を吹きかけてやる。 「あじゅ……あじゅ……やべじぇ……」 先ほどまでは元気に飛び回っていたが……いや、そのせいか。火と水で痛めつけられた皮 はすっかりもろくなり激しい運動で餡子も漏れだしていた。動いている間はよかったが、 一度止まってダメージを自覚してしまい、動けなくなってしまったらしい。 それでもかまわず火を吹きかけると、子まりさはぶるぶると震え、 「おぢょうしゃん……たしゅけちぇぇぇぇ……!」 うめくように叫んだ。だが親はと言えば、 「おぼうし! おぼうし! よかったよぉぉぉ!」 おぼうしの火が消えたことにいたく感動しているご様子。 そんな親を恨めしそうに見ながら、子まりさはけぷっと餡子を吐き出した。それを最後に 動かなくなった。 「おちびちゃん! おかあさんのおくちにはいってね!」 「ゆっくちりかいちたよ!」 惨状を前に固まっていた親れいむと子れいむがようやく動いた。 子れいむをくちにおさめると、親れいむは得意げにほほえむ。 「これでばかなにんげんさんはてをだせないね!」 「ゆっくちできりゅよ!」 見事な親子愛。まったく言葉もない。 だから俺は無言で細長い着火用ライターの先端を親れいむの目と目の間に垂直に突き入れ た。 「ゆ”っ!?」 下に向かってしばらく突き込むと、一瞬手応えが変わった。着火用ライターの先端が口の 中に達したらしい。 だから、ライターのスイッチを入れた。 「ゆうっ!?」 それでも親れいむは口を開けない。大した親子愛。見事なので、ご褒美にライターの火を つけたままグリグリとかき回すように動かした。 三周ほど回した頃、 「ゆぶうう!」 「ゆんやあああ!」 見事親れいむは口を開いた。りぼんを真っ赤に燃やしながら子れいむが再登場。なかなか 華々しい登場だったので、それをさらに盛り上げるべく再び簡易火炎放射器で子れいむを 着飾ってあげた。 「ゆぢゃあああああああ!?」 黒髪までも赤く染める子れいむ。だが、その晴れ姿もほんの一瞬のもの。着水して消えて しまう。もったいない。だから俺は何度も何度も炎を吹きかけてやった。子れいむもまた、 情熱的におしりをぶりぶり振りながら踊ってくれた。 そんなダンスを楽しんでいたのだが、火が止まってしまった。スプレーが切れたらしい。 残念だったが、十分楽しんだ。 「おちびちゃん……?」 呼びかける、親れいむの声にもぴくりともしない。 子れいむはとっくの昔に「永遠にゆっくり」していた。 「どぼじで……どぼじでごんなごどずるのおおおお!?」 目と目の間の傷口から餡子を吹き出しながられいむが問いかける。 どうして、か。 言われてみればわからない。こいつらは「おうち宣言」をし、俺はそのことに対して怒っ た。 だが、それはここまですることのことだっただろうか。 よく、わからない。そんなことはどうでもいいか。だって…… 「ゆびゃああああ!」 こんなに、楽しいのだから。 ライターの火を親れいむの目に押しつけると、実にいい声で鳴いてくれた。もろい寒天の 目は、火に焼かれあっという間にカピカピになる。しかしこいつら、火にも水にも弱すぎ る。まったくもって、愉快な奴らだ。 今の俺はどうしてこんなことをするか、なんて悩むより、次にどうするか考えるのに忙し かった。 殺虫スプレーには買い置きがあったはずだ。細かいことは、まずはもう一つスプレーを持 ってきたから考えよう。そう、疑問もなくごく自然に思った。 ・ ・ ・ 「昨日は大変だったみたいだね」 大学の食堂でぼんやり座っていると、友人が声をかけてきた。いつもの妙なテンションで はなく気遣う様子が感じられていたのだろう。 俺の態度に気がついたのだろう。 俺は、落ち込んでいた。ゆっくりに再び「おうち宣言」を許してしまったマヌケさに。部 屋の片づけの疲れに。 なにより……。 「それで……ゆっくりの虐待は楽しかったかい?」 友人の言葉に思わず席を立つ。 俺が落ち込んでいた最大の理由がそれだったのだ。 ゆっくりを虐待する人間がいるというのは聞いていた。今までなんでそんな残酷なことを するのか理解できなかった。いや、今だってそう思ってる。 それなのに、昨日の俺は違った。ゆっくりを楽しんで虐待したのだ。 そのことについて落ち込んでいたのだ。 ゆっくりに「おうち宣言」されたことは愚痴に漏らした。だが、虐待したことまでは人に は話してなんかいない。 それなのに友人は言い当てたのだ。 友人の目を見た。瞳の奥には確信があった。もう、ごまかせないと思った。 「俺はどうしちまったんだ……俺は、ゆっくりに『おうち宣言』をかまされるほどマヌケ じゃなかったはずだ。ゆっくりを虐待するような趣味だってなかった。そのはずだ。それ なのに……それなのに……!」 俺は、楽しんだ。心の底から。 それが信じられない。許せない。なにより……理解できない。 「僕の研究なら君の疑問に答えてあげられるよ。見ていかないかい?」 いつもは必ず断るであろう友人の誘い。だが、俺は拒否することなんてできなかった。 ・ ・ ・ 友人につれられてきたのは、大学の研究室のひとつだった。俺と友人以外には誰もいない。 「いろいろえらそうに言ったけど、実はまだ仮説の段階でね……」 そんなことを言いながら、友人は部屋にあったパソコンを立ち上げた。そこで、様々な図 表類を広げていく。 「これがこの街のゆっくりの分布図。で、こっちが『おうち宣言』の被害にあった記録」 それぞれ街の地図の上に描かれていた。ゆっくりの分布は色分けされていて、赤に近い色 ほど数が多く、青に近くなるにつれて少ないらしい。 「おうち宣言」の被害の方はいくつもの点で示されていた。 「ふたつを重ねるとこうなる」 「……ゆっくりが多いところがやっぱり多いんだな」 「おうち宣言」された家は、当然ゆっくりが多くいる場所に集中していた。当たり前と言 えば当たり前の結果だった。 それにしてもけっこうな件数だ。だいじょうぶなんだろうか、この街。 「でも、このデータと合わせて見るとちょっとおもしろくなってくる」 続いて友人が見せたのは二本の折れ線グラフ。青い折れ線グラフは上下に揺れながら下降 線を描いており、赤い折れ線グラフは上昇線を描いている。 「これは……?」 「青い方が空き巣の被害件数。年々減少してる。赤い方が『おうち宣言』の被害件数。年 々上昇してる」 「それのどこがおもしろいっていうんだ?」 「ここで問題です。ゆっくりが『おうち宣言』する家はどんな家でしょう?」 「そりゃ、戸締まりがちゃんとしてなかったり、窓ガラスがゆっくりにも割れるほど薄か ったり……あああっ!?」 「気づいた?」 「な、なんでそんな不用心な家が増えてるってのに空き巣が減ってるんだよ!?」 「ゆっくりのおうち宣言」はゆっくりが侵入して初めて成り立つ。すなわち、戸締まりの ちゃんとしていない、隙だらけの家が無かったら発生しない。 そんなねらわれやすい家が増えているというのに空き巣が減っているという。言われてみ れば奇妙な話だった。 「おもしろいよね? この奇妙な傾向。僕はその原因は、ゆっくりの特性にあると思って いる。その研究を進めている。それを、説明してあげるよ」 ごくりとつばを飲み込む。何か、予感があった。きっとそれは、得体の知れない恐ろしい 話なのだ。 だが、その開始は友人ののんびりとした問いだった。 「説明の前に、まず。『ゆっくりオーラ』って知ってる?」 「え、ええ!? ええと、『ゆっくりオーラってあれだろ? ゆっくりといるとリラック スできるとか言う、マイナスイオンみたいなやつ」 かつては「ゆっくりオーラ」と言えば、どすまりさと呼ばれる巨大なゆっくりが使うもの とされていた。その効果は、周囲のゆっくりたちを「ゆっくりさせる」こと。これによっ て野生のゆっくりは秩序を保った群を形成するという。 近年の研究で、普通のゆっくりもこの「ゆっくりオーラ」を発するということがわかった。 一時期、ゆっくりショップは「ゆっくりオーラ」を宣伝文句に一大ブームを巻き起こして いたものだ。もっとも通常種の「ゆっくりオーラ」はどすまりさのそれと比べて遙かに微 弱であり、実質的な効果は疑問視されている……なんてことを、最近テレビで言っていた ように思う。 「最新の研究では、複数のゆっくりが集まることによって『ゆっくりオーラ』の濃度が高 まることがわかったんだ」 「集まると高まる? そりゃ、数が多けりゃその分そのオーラとやらがでるのも増えるん だろうけど……」 「そんな程度じゃないんだ。『ゆっくりオーラ』というのは実は特殊な波形の音波なんだ。 複数集まると共振によってその波形は指数関数的に強くなる。特に、都会の野良ゆっくり は厳しい生活故にゆっくりしたいという思いが強く、元の『ゆっくりオーラ』の量は少な いのに複数集まったときの増幅度が極端に高いんだ」 「なんか難しい話になってきたけど……『ゆっくりオーラ』ってゆっくりできるってこと だろ? 別に害があるわけでもないし、強けりゃ強いほどいいんじゃないか?」 すると、突然友人は立ち上がった。 目を見開き、 「『ゆっくりしない』!」 突然叫ぶものだから、俺は「うわ」と情けない声を上げてイスから転げ落ちてしまった。 「ごめんごめん。驚かしちゃったね」 「びっくりしたぜ……」 友人の手につかまり、椅子に座りなおす。友人もまた対面の椅子に座った。 「でも、忘れないでって言ったよね。『ゆっくりしない』でって」 確か、最初に「おうち宣言」をくらった翌日に、こいつはそんなことを言っていたような 気がする。すっかり忘れていた。 「ねえ、『ゆっくりがゆっくりする』ってどんなことだとおもう?」 「ええ? そりゃ、しずかに、おだやかに、のんびりと……そんな感じでいることだろ?」 「それは『人間にとってのゆっくり』。『ゆっくりにとってのゆっくり』は違う」 「違うのか?」 「基本的にはおんなじだけど……そうだね、ゆっくりってどんなナマモノだと思う?」 「そりゃ、バカで愚かでマヌケでグズで、身の程知らずで……」 「そう。救いようもなく下等な存在。『ゆっくりにとってのゆっくり』っていうのは、人 間から見てそこまで身を堕とさなくては至れない境地なんだ」 「……なんだそりゃ。わけがわからない」 「その通り。わけがわからない。そして、『ゆっくりオーラ』がもたらす『ゆっくり』は、 そんな『ゆっくりにとってのゆっくり』なんだ」 「なっ!?」 一瞬、恐ろしい想像が脳裏をよぎった。 ゆっくりのようにふてぶてしく笑いながら「ゆっくりにとってのゆっくり」を満喫する自 分の姿。 あまりにもおぞましい想像に、背筋に怖気が走る。 「ば、ばかな。そんなことがあるわけがない。テレビでも言っていたぞ、『ゆっくりオー ラ』はヒーリング効果があって……」 「薬も過ぎれば毒になる。高濃度の『ゆっくりオーラ』は人間の思考を限りなく餡子脳に 近づける……いや、餡子脳だからこそ、ゆっくりできるって言った方が適切かな」 「そんなバカな……」 「そんなバカなことを、君は二回も実際に体験したはずだ」 言葉に詰まった。 そうだ。俺は二回もゆっくりに「おうち宣言」されているのだ。まさに餡子脳と言うほか ない、マヌケこの上ない失態だ。 パソコンのモニタに目を移した。そこにはまだ、ゆっくりの分布とおうち宣言をされた場 所が表示されている。 俺のアパートの周囲には、大量のゆっくりがいる。 「さっき空き巣の犯罪件数が減っていただろ? あれはゆっくりが多くなったせいだと思 う。犯罪を犯すにはある程度の覚悟が必要。『ゆっくりオーラ』はその決意を鈍らせる」 「な、なんだよおどかすなよ。いいこともあるんじゃないか?」 「いいこと? とんでもない。確かに犯罪が減るのはいいことだけど、実際には悪影響の 方が確実に多いはずさ。僕がたまたま調べた目に見える数が空き巣の件数ってだけ。ゆっ くりが数を増やし『ゆっくりオーラ』の濃度を増せば、人間は餡子脳に限りなく近い思考 になってしまうかもしれない。そうなったら確実に社会は崩壊する。人間が人間たり得な くなる」 「や、やめろよ。おどかすなよ。ゆっくりはそんな怖いモノじゃないだろ? 簡単に殺せ るし、ほっとけば勝手に死ぬし……」 「これがこの街のゆっくりの頭数を表したグラフだ」 俺の逃げ道を塞ぐように友人は新たなグラフを表示させた。 変化の激しい折れ線グラフだった。 基本的には増加傾向。途中、何度も極端に下に落ち込んでいる場所がある。しかし、その 後には必ず前より増えている。 「ゆっくりの大規模な駆除は何度も行われている。にも関わらず、ゆっくりは増え続ける。 何度減らしてもすぐに前以上の数になる」 「そんなバカな……でも……でも……」 「やれやれ、まだ認められないのかい。君は本当はとっくに理解しているくせに」 「な、なんのことだ?」 「ゆっくりの虐待は楽しかっただろう?」 「!」 友人は嫌味なほどにうんうんと頷き理解を示す。 そして一転、真剣な目を向けられ、俺は息をのむ。 「いいかい? ゆっくりは人間社会を侵略している。ゆるやかに、だれにも気づかれない よう、ゆっくりと。人間とゆっくりは決して相容れない。決して相容れない存在に対して、 人間はどうするか知ってるかい?」 「わ、わからない……」 「理性ではそうだろうね。でも本能ではわかっているはずだ。君も体験したんだからね。 理性で理解するには、歴史をひもといてみればいい。古今東西、人間が異物を排除すると きすることは決まってる。宗教戦争、異民族弾圧。例に事欠かない」 「なにをするっていうんだ!?」 「貶めて、殺す」 あまりにシンプルな言葉に、俺は息を飲み絶句した。 「相容れないものなんて否定しなくちゃいけない。だから、地に落とし、泥にまみれさせ、 その上にクソをかぶせて……徹底的に貶めた上で、無価値なものとして存在を消す。君の やった虐待は、人間にとってとても自然な行いだよ。自然な行いをするってのは、たいて い気持ちがよくて楽しいものなんだよ」 俺は友人の言葉になにも言い返せなかった。 倫理に反している。道徳を忘れている。人としてこんなことは絶対に否定しなくてはいけ ない。 それはわかってる。でも。 「虐待したとき、ゆっくりは悲鳴をあげただろう? 君の部屋はそんなに防音がきくはず もない。でも、誰も怒鳴り込んでこなかったはずだ。誰もが本当はゆっくりを受け入れな い。だからゆっくりの悲鳴は多くの場合、無視されるんだ」 それなのに、ああ、それなのに。 なんてことだろう。 俺はどこかで納得しているのだ。 愕然とする俺に、友人はやけに優しく微笑む。 「ねえ? あらためて誘うよ。僕と一緒に、ゆっくりを滅ぼす研究をしないかい? 君は とっても向いていると思うんだ。ぜひ僕を手伝って欲しい」 「こ、このタイミングでそれを聞くのかよっ!?」 「このタイミングだからこそ、さ」 俺は立ち上がった。もう耐えられなかった。 「帰る!」 去ろうとする俺を、友人は止めなかった。 ふと振り返ると、友人は微笑んでいた。とてもムカつく微笑みだった。 俺はもう二度と振り返るものかと、足を早めた。 ・ ・ ・ 「ゆ! ここはまりさとれいむのゆっくりぷれいすだよ!」 「ゆっくりしていってね!」 家に帰るとゆっくりたちがいた。 ああ、俺は。またしてもゆっくりに「おうち宣言」を許してしまっていた。 だが、どうだろうか。 俺は「ゆっくりオーラ」とやらで「ゆっくりにとってのゆっくり」に染まってしまったか ら隙を生じさせてしまったのか。 それとも……。 俺が帰り道の買い物ですっかり重くなってしまったカバンをごとりと置くと、ゆっくりた ちが色めきたった。 「ゆゆ! それはゆっくりできるもの?」 「ゆっくりー!」 カバンの中にはキリにライター、ハエたたきにピーラー、ノコギリにカンナにマチ針にタ バスコと種々様々、それでいて単一の目的の物ばかりが収まっている。 「そうだ。とってもゆっくりできるものだ」 そういうと、ゆっくりたちは微笑んだ。 俺も微笑んだ。きっと今、俺は別れ際の友人と同じ微笑みを浮かべているに違いない。 チクショウめ、いいだろう。のってやるよ。あいつを手伝ってやる。 だが今、この部屋は俺の物。俺の時間。俺が意図的に戸締まりをせず誘い込んだ、俺の俺 による俺のためのゆっくりたちだ。 「ゆっくりしていってね!」 笑顔でゆっくりどもに呼びかけ、俺は許されざる「人間として自然な行い」を始めた。 了 by触発あき ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 163 バトルゆ虐! ふたば系ゆっくりいじめ 172 とてもゆっくりした蛇口 ふたば系ゆっくりいじめ 180 ゆっくりばけてでるよ! ふたば系ゆっくりいじめ 181 ゆっくりばけてでるよ!後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 199 ゆっくりたねをまいてね! ふたば系ゆっくりいじめ 201 ゆっくりはじけてね! ふたば系ゆっくりいじめ 204 餡小話の感想れいむ・その後 ふたば系ゆっくりいじめ 211 むかしなつかしゆーどろ遊び ふたば系ゆっくりいじめ 213 制裁は誰がために ふたば系ゆっくりいじめ 233 どすらりー ふたば系ゆっくりいじめ 465 おぼうしをおいかけて ふたば系ゆっくりいじめ 469 おぼうしをぶん投げて ふたば系ゆっくりいじめ 478 おぼうしのなかにあったもの ふたば系ゆっくりいじめ 513 ネリアン ふたば系ゆっくりいじめ 534 ラストれいむロストホープ ふたば系ゆっくりいじめ 537 地べたを這いずる饅頭の瞳に映る世界 ふたば系ゆっくりいじめ 574 けがれなきゆっくりパーク ふたば系ゆっくりいじめ 596 復讐の為の人生なんて ふたば系ゆっくりいじめ 611 とくべつなあまあま ふたば系ゆっくりいじめ 656 かなう願いかなわぬ望み nue010 anko705のあの人の人生 上記より前の過去作品一覧は下記作品に収録 ふたば系ゆっくりいじめ 151 ゆっくりみわけてね! 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る やべぇ俺も餡子脳になりかけてんのかな…全く理論がわかんないようで理解できる -- 2012-10-30 08 57 31 設定がいい 俺は虐待をしたいなどをおよぼすゆっくりオーラに さからいたい -- 2012-07-24 22 17 04 お兄さんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こっ怖いーーーーーーーーーーーーーーーーーーー -- 2012-07-24 18 10 13 ゆっくり達は、音波で人間達を餡子脳にしていってるのか…こわいいい!この設定怖すぎる(;; 人間が本能でゆっくりを虐待する、か。深い設定だと思ったよー -- 2010-10-26 21 38 13 透明な箱に入れられたゆっくりを馬鹿にしたりしながら、居座ってるだけじゃないかな あるいは同胞を救助しようとする個体もいるかもしれないけど、結局他人の家に侵入して自分のものにしようとする意思で動いてる以上、最終的には先客を排除する方向だろう もし透明な箱から救助、あるいは自力で脱出したならおそらくお互いが家の所有権を主張して殺し合いが始まる 大体よく使われる設定だとこういう感じになるんじゃね? -- 2010-09-30 06 31 36 最初に入ってたゆっくりの口とあんよを焼いて透明な箱にぶち込んで置いといたらどうなるんだ? また新しいゆっくりが来てるのかね? -- 2010-09-15 21 58 12 ↓二重の意味を持った深いコメントだな・・・ けど、良いお話だった、しかも人間が本能でゆっくりを駆除するって言う所が深い設定だなぁ、と感じたよ -- 2010-07-28 23 57 13 本当に怖いのは、現実世界にはゆっくりなんていないのに、 餡子脳な人間はたくさん存在しているってことだよなぁ。 -- 2010-06-25 17 28 17 すごくゆっくりできたよ!!! -- 2010-06-16 09 29 34
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4014.html
『おうち宣言を歓迎するよっ!』 23KB 虐待 自業自得 お家宣言 野良ゆ 現代 虐待人間 寒いのは気温だけじゃないんだよという話 気ままあき なんというか……今の俺はもう色々と限界だった。 崖っぷちに立たされた気分とはこの事か。 これからどうすんべえ……と憂鬱な気分で疲れきった体を引きずりながら俺はアパートへと帰ってきた。 そして部屋のドアを開けるとそこには…… 「ゆっ!なんでここにくそにんげんがいるのぜ!?おうちせんげんしたんだから、ここはもうまりさのおうちなんだぜ!」 「ここはれいむとまりさのゆっくりぷれいすだよ!くそにんげんがきやすくはいっていいばしょじゃないんだよ!」 「くそじじいはゆっくりしてないで、さっさとでていくんだぜぇぇぇっ!」 「でもでていくまえにめいわくりょうとして、あまあまをちょうだいね!とくもりでいいよ!」 「ゆっくちできにゃいくちょじじいはでていきぇ~!」 「はやくでていかないちょ、さいきょうっのまりちゃちゃまがぷくーっちゅるのじぇぇっ!ぷくくーっ!」 ……汚い野良ゆっくりの一家が俺をご丁寧にもお出迎えときたもんだ。 まりさにれいむの番とそのチビどもが各一匹づつ。 最近の急激な寒さに耐えられず人間の住居を乗っとろうとするアホな野良が近頃急増しているとは聞いたが…… まさか俺の部屋に来るとは。それにしてもこいつらどこから部屋に入ってきたんだろうな? 「なにだまってるんだぜ?このくそじじいはまりさのことばがわからないのかぜぇぇぇぇっ!」 「とっととでていけっていってるでしょぉぉぉぉっ!?もうここはくそにんげんのおうちじゃないんだよぉぉぉっ!」 「れいみゅのおうちからでていかにゃいくそじじいをれいみゅがせいさいっしゅるよ!」 「さいきょうっのまりちゃちゃまの、さいきょうっのたいあたりさんをきゅらうんだじぇぇぇぇっ!」 俺がこの状況を分析している僅かな時間ですらもこいつらゆっくりは我慢できないらしい。 すぐに出て行け、一秒でも早くここからいなくなれと唾を飛ばして俺に向かって矢継ぎ早に怒鳴ってくる。 チビはもっと短気で、制裁すると叫びつつ俺の足に体当たりをしてきた。 まあ確かに外はこの時期にしてはかなりの寒さで、ダンボール箱ごときじゃとても凌げないほどだし、 苦労してようやく入り込めたこの部屋を奪われたくないという気持ちは分からんでもないが…… しかし野良ゆっくりというのは名前に反して本当にゆっくりしてないな。 誰だこいつらにゆっくりなんて名前をつけた奴は。 「ゆがぁぁぁぁっ!もうがまんできないのぜ!ゆっくりできないあんこのうっなくそじじいは いっかのだいこくばしらであるまりささまが、じきじきっにせいさいっしてやるのぜぇぇぇぇっ!」 「ゆっ!ゆっ!おとうしゃん!くそじじいはれいみゅのせいさいっ!でもうむしのいきさんりゃよ!」 「まりしゃとおとうしゃんのだぶるあたっくっしゃんでいっきにきめりゅのじぇ!」 「ゆゆっ!もうじじいをせいさいっしているとは、さすがまりさのりりしいおちびどもなのぜ! かぞくいちがんとなってくそじじいをこのおうちからおいだすのぜぇぇぇっ!」 「えいっ!えいっ!ゆ―――――っ!」 「れいむおかあさんはうしろでゆっくりおうえんしてるよ! まりさとおちびちゃんたちは、はやくそのくそじじいをころしてゆっくりできなくしてね!」 うーん。なんだろう……この気持ち。 心の底からなにか温かい気持ちが湧きあがってくる。 そうこの気持ちは……そうだ……!感謝……!圧倒的な感謝の気持ち……! そう思った瞬間、俺はついゆっくりどもに挨拶をしてしまった。 「ゆっくりしていってねっ!」 「「「「ゆ……っ?ゆっくりしていってねっ!?」」」」 今まさに殺意剥き出しで俺に飛びかかろうとしていた野良ゆっくりどもが本能でつい挨拶をしかえした。 さらに野良どもは俺の顔を見たとたんにみんな困惑しているようだ。 そりゃそうだろう。なにせ……俺は上機嫌に満面の笑顔を浮かべていたのだから! 「まずは君達に謝らなければいけないね!ゆっくりごめんなさいッッッ!」 「ゆっ?ゆゆっ?」 「確かにここは君達のおうちだよ!お兄さんつい間違えて入ってきちゃったんだ!ごめんね!」 「ゆっ!?こ、ここをま、まりさのおうちだってみとめるのぜ……?」 「なにいってるんだい!おうち宣言はちゃんと済ませたんだろう?ならばもうここは君達のおうちさ!」 始めは俺の意外な言葉にぽかーんと呆け顔をしていた野良ゆっくりどもだった。 が、だんだんと顔がにやけていく。 どうやら俺が、こいつらのおうち宣言を認める旨の発言をたっぷり1分間かけてようやく理解したらしい。 俺には即座の理解を求めるくせに、当の野良ゆっくりどもは理解が遅いんだなまったく。 「や……やっだぁぁぁぁぁっ!ぐぞにんげんがっ!ぐぞにんげんがおうちせんげんっをみとめたのぜぇぇぇぇっ!」 「ばりざやっだねぇぇぇっ!もうこうえんさんでさむいさむいなおもいをしなくてすむよぉぉぉぉぉっ!」 「ぞうだよれいぶぅぅぅっ!ぽーかぽーかなこのおうちでみんないっしょにゆっぐじずるんだぜぇぇぇっ!」 「ゆふんっ!このおうちがまりしゃのものだにゃんちぇ、しょんにゃのあたりまえのことなのじぇ! そんなこちょもすぐにりかいできないなんてまっちゃく、くそじじいはりかいがおそすぎるのじぇ!」 「みのほどをしっただけでもしゅこしはみどころがあるじじいだにぇえ!れいみゅのどれいにしちぇやっちぇもいいよ!」 いきなり号泣する親まりさと親れいむ。 この喜びようから察するに、今までよほど外の寒さが身にこたえていたのだろう。 野良で生きてきたがゆえに人間の家でおうち宣言する事の危険度も承知していたに違いない。 俺が思うにこの番は、まさに決死の覚悟で俺の部屋に侵入したんじゃないかな? あの不自然なまでの攻撃的な態度や口ぶりはこの快適なおうちを絶対に死守したいという、 今までみじめな野良人生を送ってきた負け犬ゆっくりどもの必死な気持ちの現れだったのかもしれない。 そんな親どもに引き換えチビどもの方にはゲス特有の余裕が見られる。 きっと今まで親どもほどには野良として苦労をしてないからだろうな。 人間の家でおうち宣言をするという事がどういう事なのかもまったく理解していないんだろう。 ゆっくりと人間との力の差もまったく理解していないに違いない。 「それじゃあここはまりさ達のおうちだから、お兄さんはゆっくりしないで出て行くよ!」 「ゆっ?ゆゆっ?と…とうぜんっなんだぜ!くそじじい…はさっさとまりさのおうちからでていくのぜ!」 「と、とっととでていってね!おねがいだからこころがわりしないでね!いますぐでていっていいからね!」 「あ……でも」 そこで俺はわざと躊躇するふりをした。深い意味はない単なる意地悪だ。 だがそれだけで親まりさとれいむはドキッとして冷や汗たらたらである。 「な、なんなのぜっ!」 「さっきれいむが言っていた迷惑料のあまあまだけどさ……俺はいま甘い物はなにも持っていないんだ。どうしたものかなあ?」 「ゆゆっ!?し……しょうがいないから……あ、あまあまはかんべんしてあげるよ!」 「まりさもかんだいにゆるしてやるのぜ!だ、だからはやくでていくんだぜぇぇぇっ!」 「えーでもそれじゃあなんか悪いなあ……なんだったら今からあまあまを買ってこようか?」 「そんなのいいからぁぁぁっ!はやくでていってっていっでるでしょぉぉぉぉっ!」 親れいむは一刻もはやく俺をここから追い出したくて仕方がないようだ。 まあそりゃそうだろう。おうち宣言成功という野良ゆっくりにとって信じられないほどの幸運に恵まれたのだ。 今はとにかく早く俺に出ていってもらいたい一心しかないはず。 なぜなら俺が思い直して、やっぱおうち宣言認めるのやめたと心変わりされたら親れいむ達にとって大いに困るから。 だがそんな親の心を知らない子がここにいるわけで…… 「ゆっ!れいみゅ、あみゃあみゃたべちゃいよ!くちょじじいはゆっくちちないではやきゅもっちぇきちぇにぇえ!」 「まりちゃもあみゃあみゃをむーちゃむーちゃちたいんだじぇ!おいっくちょどれい!あみゃあみゃもっちぇきょい!」 「お、おちびちゃん……!?い、いまはそんなこといってるばあいじゃないでしょぉっ!」 「そうだぜ!いまはいちびょうでもはやく、このじじいをおいだすのがせんけつっなんだぜぇ!」 「ゆゆっ?なにいっちぇるにょ?きょのじじいはれいみゅにおうちをけんじょうっちたどれいでしょ?」 「どれいをおいだちたら、あみゃあみゃをもってこさせられないのじぇ?おきゃあしゃんたちはしょんなことも わきゃらにゃいのじぇ?ばかにゃの?ちぬの?」 「どぼじてぞんなごというのぉぉぉぉっ!ちがうでしょぉぉぉっ!いまはあまあまよりおうちでしょぉぉぉぉっ!?」 「ど、どれいはあとでまたみつければいいのぜ?だからいまは……」 「いやりゃよ!れいみゅはいましゅぐあみゃあみゃがたべちゃいよ!」 「おいどりぇい!いいきゃらしゃっしゃとまりちゃちゃまのために、あみゃあみゃしゃんをかっちぇきょいっ!」 「ゆんやあああああああああああっ!やべでぇぇぇぇぇぇっ!」」 ゲス気質丸出しで俺を奴隷扱いして命令するれいみゅとまりちゃ。 それに引き換え親まりさどもはあたふたして右往左往するばかりだ。 「じ、じじいはいつまでそごにいるのぉぉぉっ!あ、あまあまはいいからさっさとここからでていってね!」 「しゃっしゃとあみゃあみゃもっちぇきょい!くしょじじいっ!」 「ちびどもはだまってろぉぉぉっ!はやくここからきえるんだぜっ!あまあまはかんべんしてやるんだぜ!」 「どぼじてれいみゅがあみゃあみゃをたべりゅのをじゃましゅるにょぉぉぉっ!?」 「うるさいんだぜぇぇぇぇっ!じょうきょうっがなにもわかってないくそちびはだまっでろぉぉぉぉっ!」 「ゆびゃぁぁぁんっ!おとうしゃんがきゃわいいれいみゅをいじべるぅぅぅぅっ!」 「ま、まりさ……それはちょっといいすぎだよぉ……」 「くちでいってもわからないばかちびはだまらせるしかないんだぜ!れいぶもそれくらい……」 ぽよん。ぺち。ぽよん。ぺち。ぽよん。ぺち…… ……と、その時なにか頼りない音と、自分の体になにかがぶつかっている感触を感じた親まりさと親れいむ。 ふと音がする方を向いて見ると……なんとれいみゅとまりちゃが親二匹に対して頬を膨らませながら体当たりをしていた。 「……おちび?なにをしているのぜ……?」 「かしこいれいみゅはゆっくちりきゃいちたんだよ!おとうしゃんはれいみゅのあみゃあみゃを よこどりしようとしゅるげしゅだったんだってこちょがっ!」 「まりさにのおちびちゃん……?どうしてれいぶにたいあたりさんをしているの……?」 「げしゅはせいさいっ!なんだじぇ!げしゅはさいきょうっのまりちゃちゃまの たいあたりしゃんをくらっちぇゆっくちちねえ!ゆっ!ゆっ!やせがまんしゅるんじゃないのじぇぇぇっ!」 「……」 「……」 もちろん子ゆっくりの体当たりごとき成体ゆっくりにはまるで効いていない。 だが親どもにとっては身体的ダメージより精神的ダメージの方が深刻だろう。 なにせ我が子が親である自分をゲス呼ばわりして本気で殺しにかかっているのだから…… なんか面白くなりそうなので俺はちょっと黙って様子を伺うことにした。 (なんでまりざがおちびにこうげきっされてるのぜ?まりさはかぞくのためにおうちをてにいれようとしてるのに…) (どぼじてかぞくおもいのれいぶが、おちびちゃんたちにげすってよばれなきゃいけないの?) 茫然自失状態の親まりさと親れいむに得意げに大して効きもしない体当たりを繰り返すまりちゃとれいみゅ。 それにしてもこいつらゲス呼ばわりした親どもにまったくダメージを与えていないんだが、 それでも優越感とゲスっぷりだけは天井知らずに高まっていくものらしい。 「ゆぷぷ!やっぱりおもっちゃとおりりゃよまりちゃ!このげすおやども、 つよーいれいみゅたちにてもあしもだせにゃいよ!」 「きょんなのがさいきょうっのまりちゃちゃまのおやだなんてはじゅかしすぎるのじぇ! よわよわなおやなんちぇもういらないのじぇ!まりちゃのゆんせいのおてんは、まりちゃがじぶんのてでけすのじぇ!」 「いままでさみゅいさみゅいおうちにすまわせて、あみゃあみゃもくれずにれいみゅをゆっくちしゃせなかったげすおやは きよくきゃわいいれいみゅがゆっくちころすよ!」 「ゆっくちしーね♪ゆっくちしーね♪げしゅおやはゆっくちちないではやきゅちーねー♪」 「「…………ゆっ……ぐぎぎぎぎ……!」」 おーおー茫然自失だった親どもがだんだん我に返ってきたぞ。 子供たちの為に毎日命がけで頑張って狩りをして、今また人間の家にまで忍び込んだというのになあ。 愛情をそそいで育ててきた子供から罵倒され、殺す気で攻撃されるのは一体どんな気分なんだろうな? 親どもの表情を見れば感情の推移が一発で分かるというものだ。 まず最初にちびどもの言動行動に対する困惑や疑問ときて、次にちびどもに罵倒されて愕然、呆然…… さらにその次はちびどもに対する焦燥……もうこの辺でちびどもを見捨てかかってるな。 そして今浮かべている表情は……憤怒。ここまで来ると次にくる行動とくればひとつしかないわけで。 「ゆがああああああっ!このおんしらずのげすちびどもめぇぇぇぇっ!おばえらがじねぇぇぇぇぇっ!」 「しーね♪しー……ゆぶぅっ!?ゆぶぶぶぶぅぅぅぅぅぅっ!?」 突然、親まりさがまりちゃの上にのしかかり潰しにかかった。 そのせいでまりちゃは口から少量の餡子を吐き出している。 「にゃ、にゃにするの……じぇぇぇ……よわよわなげすおやのぐぜに……ゆぶぅぅぅぅっ!?」 「いままでそだててやっだおんもわずれておやにじねっでなんだぁぁぁぁっ!ふざげるなぁぁぁぁっ!」 「ちゅ……ちゅぶれ……まりちゃ…ちゅ、ちゅぶれじゃうのじぇぇ……」 「さいきょうっなんだろぉぉぉぉっ!だっだらじぶんのちがらでなんどかしてみろぉぉぉっ! ごのよわよわでおんしらずのげすちびがぁぁぁっ!」 「ぎょ、ぎょめんなちゃ……おとうしゃ……ま、まりちゃ……ちょうしごい……でっ!?」 ぶちゅっ! 「ゆふー……ゆふー……おちびはげすだったのぜ……げすになったちびはもうもとにはもどらないんだぜ…… だからせいさいっするしかながっだんだぜぇぇ……だがらばりざはわるぐないんだぜぇぇぇ……」 こうしてあわれゲスまりちゃは必死の命乞いすらまったく聞き入れられずに親まりさに潰されてしまいましたとさ。 まあ確かにゲス化したゆっくりの矯正はプロのブリーダーでも難しいらしいが…… さてれいみゅの方がどうなった? 「ゆびぃっ!」 「わるいこにはおしおきだよぉぉぉっ!げすなおちびちゃんはゆっくじはんせいっじでねっ!」 「ゆびゃぁぁぁっげしゅおかーしゃんが、きゃわいいれいみゅをいじべるぅぅぅぅっ!」 「げすはおちびちゃんのほうだよっ!これはせいさいっでもいじめでもないよ!しつけなんだよっ! こそだてじょうずっできよくただしいれいむの、ぼせいあふれるあいのむちっなんだよぉぉぉぉぉぉっっ!」 れいみゅは親れいむのお仕置きとやらを受けて泣き喚いていた。 お仕置きといっても親れいむが両方のもみあげでれいみゅを叩いているだけだ。 叩かれるたびにれいみゅは「おそらとんで(以下略」と言う暇もないくらいふっとばされている。 よほど強い力で叩いているのだろう。いるよねー躾といいつつ虐待レベルの暴力を子供に振るうアホな母親って。 「おちびちゃんはゆっくりはんせいっしてね!」 「や、やべろげしゅぅぅぅっ!……ゆぴゃぁぁぁっ!」 「おちびちゃんはおかあさんにひどいことをしたのをゆっくりもうせいっしてね!」 「ゆぴぃっ!ゆびゃぁぁぁっ!ゆんやああああっ!ぷりちーなれいみゅにしっとじたおきゃあしゃんが れいみゅをいじべるぅぅぅぅっ!?」 「おちびちゃんはじぶんのつみをゆっくりつぐなってねっっっ!」 「や、やべ……れいみゅ…しんじゃ……ゆ……ゆっ……ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ……」 「げすなおちびちゃんはつみをはんせいっしながらゆっくりしないでさっさとしんでね!」 「ゆぼぉっ!?……も、もっちょ……ゆっくちちたか………」 親れいむの容赦が一切ない激しいもみあげの連打でボコボコにされたれいみゅは 痛みによるストレスのせいかあっというまに致死量の餡子を吐き出して死んだ。 まりちゃとれいみゅをそれぞれ殺した親ゆっくりどもは、 さすがに自分の手で子供を殺した罪悪感を感じているのか暗い顔をしてうつむいている。 それじゃ面白いものも見れたし俺もそろそろお暇するかな。 「えーと、そんじゃあまあまはいらないでいいの?いいっていうのなら俺そろそろ出ていくけど」 「……いらないっていってるでしょ……いいからじじいはさっさとでていってね……」 「まだいたのかぜ……?くそじじいはまりさのおうちからはやくきえるんだぜ……」 「はいはい邪魔なじじいはゆっくり消えますよ~。それじゃあまりさにれいむ、ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね……」」 おーおーなんとも力のない返事だこと。 まあ5分もすれば自分の都合のいいように記憶を改竄してすぐに立ち直るんだろうけどさ。 さーて俺はこれからどうすっかなー。とりあえず今日はダチの家に泊めてもらうかなあ。 どうせ一日限りだこんなことは。明日になれば…… ピンポーン! 「うっ……?ま、まさか…」 「鬼意さーん、いらっしゃいますかー?ちょっとお話があるんですけれどー」 「うえっ!?あ、はいはい!すぐ開けますっ!」 俺は慌てて部屋のドアを開けた。外の廊下に立っていた人は……今日は会いたくなかった…… 誰あろうこのアパートの大家さんである。 「な、なにか……?」 「なにかじゃありませんよ。今日はお家賃の支払い日です。今月分ちゃんと払ってくださいね」 「そ、それはその……ですね……ええっと」 まずい。俺はこの人が苦手だ。 それに今の俺は……ええいままよ!俺はとっさに覚悟を決めた。 「か、管理人さん!こいつらを見てくださいっ」 「……ゆっ?」 「あら……野良ゆっくりですか?いけませんねえ鬼意さん……戸締りはちゃんとしないと。おうち宣言されてしまいますよ?」 「そう!それです!それなんです!」 「は?」 「実はこの野良ゆっくりどもにおうち宣言されてしまいましてね!もうこの部屋はこいつらのものなんですよ!」 「あ、あの……それはどういう」 「ですので家賃をとるなら……この野良どもからどうぞ!この部屋は現在こいつらのゆっくりプレイスだそうなのでっ!」 「……はあ?」 「ゆっ……?なんなんだぜこのばばあは?」 「れいむはいま、たいせつなおちびちゃんをうしなってかなしみにくれてるんだよ!かわいそうなんだよ! いきおくれのあらさーばばあは、かわいそうなれいむにあまあまをちょうだいね!そしたらしんでね!すぐでいいよ!」 「ゆん!そうだぜ!まりさにもあまあまをもってくるんだぜ!はやくしろっこのくそばばあ!」 お、お前らなんということをっ!?俺は……その、あまりの恐ろしさに身動きができなかった。 管理人さんに向かってババアだのアラサーだのと言い放つとは、こいつらはなんという命知らずのナマモノだ。 ああ、こんなことなら子殺しの現場なんて見物せずにさっさと部屋をでていけばよかった。そうしとけば今頃は…… 恐れおののく俺をよそに管理人さんはしばらく無表情で黙っていた……が、急ににっこり笑った。 「ゆっ……ゆっ……」 「ど……どぼじでぇ……どぼじでごんなぁぁぁ………」 「ずみません……ずみまぜん……もうしないのでかんべんじでくだざいぃぃぃぃ……」 数分後。そこには死なない程度に全身ボコボコにされて泣いている野良まりさとれいむ…… と、管理人さんにビンタされまくって両頬が脹れまくって泣いている俺の姿があった。 ちなみに最後に謝罪を繰り返している台詞は俺のものだ。 「はい今月分のお家賃はきっちり頂きました♪今後はこういうふざけた言い訳しないできっちり払ってくださいね♪」 「はい……ずみまぜんでじた……」 「それでは鬼意さん、よいお年を~♪」 そういうと野良ゆっくりどもにババア呼ばわりされた管理人のお姉さん(若い風貌だが年齢は不詳)は 暴言を吐いた野良どもに制裁をやるだけやって、おまけに今月分の家賃もきっちり回収して笑顔で帰っていった。 やはり恐い笑顔になったときの恐子さんはこわいなあ……普段は優しい人で虐待なんかめったにしないんだが。 「な、なんでばりざがこんなめにあわなきゃいげないんだぜぇぇ……」 「れいぶはかわいそうなのにぃぃぃ……やさしくしなきゃだめなのにぃぃぃぃ……どぼじてぇぇぇ……」 「はあ~……」 俺は深い溜め息をつくと野良まりさとれいむの元へと向かった。 「ゆゆっ……?なんでじじいがまだここにいるんだぜ?」 「いいかげんにしてね……れいむとまりざのおうちからはやくでてっていってるでしょ?じじいはばかなの?し…」 「うっせえぇぇぇんだよぉぉぉっ!オラァァァァッ!」 「ゆごぉっ!?」 俺はへらず口を叩こうとしたれいむに蹴りを入れた。 蹴られたれいむはふっとんでいって壁に激突する。 「ゆ……ゆんぎゃあああああ!い、いだいぃぃぃっ!おもにぜんしんがいだいぃぃぃっ!? どぼじてごんなごとずるのぉぉぉぉっ!」 「やっかましいィィィ!せっかくナイスアイデアで今月乗り切れそうだったのにお前らのせいで全部台無しだあ! 命まではとらんからさっさと出て行けこのカスっ」 「じ、じじいはなにをいっているのぜ?もうこのおうちはまりさとれいむのゆっくりぷれいすなのぜ! そのことはじじいもさっきみとめたのぜっ!?」 「俺が認めた?バーカ!そんなの無効に決まってんだろこの糞饅頭がぁっ!」 「ゆべしっ!?」 俺は続けてまりさの顔面にサッカーボールキックをかました。 まりさはれいむと同じようにふっとび、蹴られた時に折れた黄ばんだ歯がキラキラと汚ねえ花火のように舞っていく。 そしてまりさはれいむと同じように盛大にタンスに激突した。 「ゆぎゃああああああっ!」 「ば、ばりざぁぁぁっ!ゆっくじ!ゆっくじじでえぇぇぇぇっ!」 「ど、どぼ……じで……どぼじで……おうち……ばりざの………」 どうして、か……まあ気持ちはわからんでもないがね。 俺が奇跡的に譲渡してこの部屋を手に入れたと思ったら、何故か自分の子供に暴言を吐かれ、勢いで我が子を殺し、 突然現れた管理人さんにボコボコにされ、今また俺におうち譲渡は無効だよと言われている。 そりゃどうして?と言いたくもなるよな。しかし…… 「そりゃ話は簡単だ。ここの部屋……おうちは俺の持ち物じゃないからさ」 「ゆっ……?ぞ、ぞうだぜ……ごのおうちはばりざの」 「この部屋の持ち主はさっきの女の人だ。お前らがアラサーだのババアだのと呼んだあの人のもんだよ」 「は……はああああああああああっ!?な、なにぞれぇぇぇぇっ!」 「ど、どぼいうごとなのぉぉぉぉっ!?」 「だから、このアパートはさっきの女の人のおうちなの!俺は彼女と賃貸契約を結んでここを借りて住んでいるだけなの! 俺がここは野良どものおうちでいいよーって言っても意味ないの!だってそんな決定権なんて俺にはないんだから!」 「ぞ、ぞんな……ぞんなぁぁぁっ!れいぶにさんざんきたいさせといて、いまさらぞんなのってないでしょぉぉぉっ!?」 「ならなんでじじいはここがばりざのおうちだなんていったんだぜぇぇぇぇっ!?」 「え?いやー……年末で忘年会やらなにやら出費だらけでさあ。現在手持ちがほとんどなくてなあ…… まあ今月の家賃払えないこともなかったんだけど、払ったら3日後の給料日まで完全に素寒貧になっちまうんだわ俺」 「は、はぁぁぁっ?れ、れいぶにもわがるようにいっでねぇぇぇぇっ!」」 「まあ要するにだ。お前らがこの部屋を自分のおうちだと主張すんのならちょうどいい、 お前らに今月の家賃を払ってもらおうかなーとそう思ったわけ」 「な、なんでばりざが、やちんさんなんかはらわなくちゃいけないんだぜぇぇぇっ!?」 「でなきゃ恐子さんに虐待されて死んでくれ。あの人はああ見えて昔は熟練の虐待お姉さんだったしさ。 お前らの屁理屈に怒って、思う存分虐待してくれれば家賃のことをあっさり忘れてたかも…… あの人忘れやすい性格してるし」 「じんだらゆっくじでぎないでしょぉぉぉぉっ!じじいはばかなのっ!じぬのぉぉぉぉぉっ!?」 「と、いうことを俺は密かに画策していたわけよ……やはり無理だったけどな」 うん。貧すれば鈍するという奴で我ながらバカな考えだったという自覚はあるんだ。 いやでも野良に入り込まれて部屋を荒らされ、それを俺が明日あたりに帰宅したとき はじめて知ったーとショックを受けた振りをすればもしかしたら管理人さんが同情してくれて せめて来月まで家賃まってくれるかなーと思ったのも事実であり……まあそれはともかくとして。 「ともあれ給料日まであと3日……食い物もほとんどない状況でどうやって生きぬけってんだ畜生…」 「ゆっ……?ゆゆっ?このおうちにはごはんさんがないの……ぜ?」 「ああ。まったく」 「そ、そんなわけないでしょぉぉぉ?にんげんのおうちにはあまあまやごはんさんがいっぱいおちてるんだよぉぉぉっ!?」 「じゃあお前らはこの部屋でなにか食べたってのか?冷蔵庫なんかほとんどからっぽなのに」 「ゆぐぅぅぅっ!?」 「だからさ。仮にお前らがこの部屋を手に入れたとしても食料がまったくないんだからどのみちゆっくりなんかできん! 遅かれ早かれ一家揃って餓死してたってことだ。残念だったな!」 「ぞ、ぞんなぁぁぁぁっ!?」 「さんざんぐろうしてこのおうちをみつけたのにぃぃぃっ!ぞんなのっでないよぉぉぉぉっ!」 砂糖水の涙をちょちょぎらせてわんわん泣き始める野良まりさと野良れいむ。 家さえ奪えば後はどうとでもなる……といういきあたりばったりな考え方はまさに餡子脳の極みといえる……が。 ん?食べ物か……そうだ。そうだよな? 「なんだ食い物なら目の前にあるじゃん」 「ゆゆっ!?ど、どこ?どこにごはんさんがあるんだぜっ!」 「ゆっくりしないでごはんさんをたくさんちょうだいね!あまあまおおもりでいいよ!」 「今はない。だってこれからお前達に作ってもらうんだからな!」 「……ゆっ?」 そして翌日…… ブチッ! 「そんじゃいっただっきまーす、と」 「ゆんっ!れいみゅはてんしのちゅばしゃをてにいりぇ……ゆびゃぁぁぁぁっ!?」 「んー甘いは甘いけど小さいし食いでがないなー」 「やべでええええええっ!れいぶのあかちゃんたべないでぇぇぇぇぇっ!」 「く、くそじじい……もうゆるざないの……ぜぇぇぇぇ……まりさがせいさいじでぇぇぇ………!」 「はいはい。弱りきった姿で俺を睨んでもちっとも恐くなんかないぞ。いいからお前は生ゴミを食ってろ。ほれ」 「ゆぼごぉぉぉぉっ!?い、いやらぁ!もうなまごみざんはたべだくな……ゆぶぶぶぶっ!」 結局、俺は給料日まで生き延びるために野良まりさと野良れいむに協力してもらうことにした。 よくある手でゆさぶって強制的にすっきりーをさせて、出来た赤ゆっくりを俺が食うって奴だ。 胎生妊娠だと赤ゆっくりが出来上がるまで時間がかかりすぎるので当然植物妊娠をさせて、 茎になった赤ゆをもぎとって食べている。 こういうのをやる場合すっきりーで野良まりさ達が消耗した体力の回復や、 非ゆっくり症を発病させない為にオレンジジュースが必要なのだが貧乏からっけつな俺にそんな贅沢品はない。 よって俺はこいつらに生ゴミを無理矢理食わせて無理矢理延命させている。 なにか口に入れさせとけば、すべて餡子に変換してくれるから基本死なないので楽なもんだ。 非ゆっくり病?狂っても赤ゆっくりは作れるだろ問題はない。 「とりあえずお兄さんの給料日までゆっくりお前らの赤ちゃんを食べさせてくれよな!汚ねえ野良であるお前らを このおうちにいさせてあげてるんだから、赤ちゃんをお兄さんに渡すのは家賃みたいなもんだよ!」 「もうごんなとこいやだぁぁぁっ!れいぶおうちかえるぅぅぅぅっ!」 「ごんなごとならこうえんさんでくらしてたほうが、まだましだったのぜぇぇぇぇっ!」 「君たちのおうち宣言を歓迎するよ!これであさってまでなんとか生き延びられそうだしね! せいぜいお兄さんのお腹の足しになるモノをじゃんじゃんこしらえていってね!いっぱいでいいよ!」 「「ゆんやぁぁぁぁっ!ゆっぐじざぜでよぉぉぉぉぉっ!」」
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4002.html
『ゆっくり大勝利!?おうち宣言成功!!』 2KB 小ネタ お家宣言 現代 どうしようもない小ネタ ゆっくり大勝利!?おうち宣言成功!! 『まりさぁ・・・ほんとにうまくいくのぉ?』 『だいじょうぶなのぜ!さいっきょう!のまりささまにかかればせいこうはかくっじつ!なのぜ!』 『おちょーしゃんはさいきょーだにぇ!!』 『ゆっくち!ゆっくち!』 一軒の家を物陰から覗くゆっくり一家。 どうやらお家宣言を狙っているようですね・・・。果たしてうまくいくのかな? きょろきょろと周りを見渡す親まりさ。 『・・・いまなのぜ!!いくのぜれいむっ!おちびたちっ!』 『『『ゆっくりー(ゆっきゅちー)!!!』』』 まりさの掛け声で一斉に飛び出すゆっくり一家。100メートルの距離をなんと10分で駆け抜けた!しゅんっそくっ!でごめんね!! ともかくたどりついた一家は入り口をすばやく30分ほどで探し出し入り込んだ。 周囲を見渡すが人影はおろか、ゆっくりの姿もない。 ゆっくり一家は大きく息を吸い込み大声で叫んだ。 『『『『ここをまりさ(れいむ)たちのゆっくりぷれいすにするよっ!!!』』』』 しんっせいっ!なおうち宣言を邪魔する声はいくら待ってもやってこない。つまりこのおうちは完全にゆっくり一家の物になったのである。 『やった・・・やっだよぉぉおおお!!まりざはなしとげたのぜえええええええ!!!』 『ゆううううううん!!!さすがれいむのいとしのだーりんだよおおおおおお!!!しあわせすぎてごめんねええええええええ!!!』 『やっちゃのじぇえええええ!!このしゅんかんまりちゃのしゃくしぇすろーどがはじまっちゃのじぇえええええええ!!!』 『ゆゆゆ!!!とーじぇんだにぇ!!やっちょきゃわいいれいみゅにふしゃわちいゆっきゅちぷれいちゅがてにはいいちゃよ!!きゃわいくっちぇごめんにぇええええ!!!』 おうち宣言は成功!邪魔するものは誰もいない。ゆっくりの勝利!!ゆっくり家族大勝利!! ここからゆっくり家族の真のゆっくりは始まるのだ!奮起せよゆっくり達!今新たなるゆっくりの夜明け・・・っ!! -------------------------------------------------- 「・・・なぁ、今またゆっくりが入っていったみたいなんだが。」 「またかよ・・・今日までに何匹叩き潰したと思ってんだクソが。あいつらゴキブリよりよっぽどたちが悪ぃな。」 「潰しとく?」 「あぁん?・・・いいだろ、どうせ明日にゃこのボロ家取り壊しなんだから、ほっとけほっとけ。」 ゆっくりたちは気づかない。やけに閑散とした家の中を、家の前に張られた建て替えの看板を、ゴミ袋に詰められた大量の餡子と飾りを。 そしてゆっくり家族は翌日まで思う存分ゆっくりしましたとさ。 めでたし、めでたし。 「「「「ちっどもめでたくないでじょおおおおおおおおおおおお!!!ゆぎゃあああああああああああああああああ!!!!」」」」
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1961.html
* 困ったことに虐成分はありません。 * 虐待ばかりだと心がすさんでくるもんで、やっつけの愛でSSで回復を図ります。 『ここはみんなのおうち宣言』 D.O 「ここはまりさたちのおうちだぜ!ゆっくりしていってね!」 まりさは森からやってきた生粋の野生ゆっくりだ。 残念なことに、最近寒くなってきたためか、 群れのゆっくりプレイスが食糧不足となってしまったため森から出てきた。 ちなみにここは、4LDK新築の、人間さんのおうち。 おうち宣言を許してしまっていることからわかるように、留守中である。 「ゆーん、まりさ。ひろくてすてきなおうちだね! おちびちゃんたちもゆっくりうまれてくれるね!」 「まりさにかかったらこんなもんなんだぜ!ゆっくりできるのぜ!」 まりさが割った窓ガラスの穴から、モソモソと侵入してきたのはゆっくりれいむ。 秋も終わり、季節は冬に入ったというのに、見事に膨らんだれいむのぽんぽんは、 彼女たちが無計画にすっきり―した証である。 だが、れいむもまりさも新しい命の誕生を間近に控えて、ゆっくりと喜んでいた。 「ゆぅん。あたらしいおうちはゆっくりできるね。」 「とってもあったかいんだぜ。 でも、おちびちゃんのためには、ごはんが「うーい、ただいまっと。まぁ誰もいねえけどねぇ。」ゆ?」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「なんでにんげんさんがいるのぜぇ。」 「ゆあーん。まりさぁ、こわいよぉぉぉおおお。」 「うおっ!窓が割れてやがる!おいおい、泥棒かよ。それともゆっくりか?」 「ゆっ!ちがうんだぜ!とうめいなかべさんは、かぜさんがとばしたいしさんがあたってわれたのぜ!」 「あぁ、そうかぁ。運ねえなあ、俺。足りねえのは女運だけで十分だってのに。」 「ゆぅ。なんとかごまかせたんだぜ。でも、このおうちは、にんげんさんもすんでるみたいなのぜ。」 「ゆがーん!にんげんさんはゆっくりできないよ。はやくにげようよ。」 「・・・だいじょうぶなんだぜ。おうちはとってもひろいのぜ。 このおにーさんひとりなら、かくれてここにすめるんだぜ。おそとはさむくてゆっくりできないから、もうおうちさがしはできないんだぜ。」 「ゆーん。だいじょうぶなの?」 「まりさにまかせるんだぜ!」 「おにーさん!ききたいことがあるんだぜ!」 「んぁ、何だ?」 「おにーさんは、ここにひとりですんでるかだぜ?」 「残念なことに一人だよ。当分結婚・・・ずっとゆっくりする相手はいないな。」 「よかったんだぜ。これなら、おにーさんにみつからずにせいかつできるんだぜ!」 「ゆぅ、しんぱいだよぉ。」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− れいむとまりさは、危険な人間さんのいるリビングを離れ、1階北側の部屋の押入れに住むことにした。 やはり、このおうち全体は広すぎて落ち着かないのだ。 木の洞やら小動物の巣穴跡に住むゆっくりに、人間さんのおうちなど、宝の持ち腐れである。 「ゆーし!まずはれいむとおちびちゃんのためにおふとんをつくるのぜ!」 「タオル・・・ふわふわさんならそっちのかごに入ってるぞ。」 「ゆっくりりかいしたのぜ!ゆゆっ、すごいのぜ!おふとんにぴったりなのぜ!」 「さすがれいむのまりさだね!おふとんさんすっごくゆっくりしてるよ!」 「ゆーん。ゆ・・・、まりさもぽんぽんがすいたのぜ。ゆっくりごはんにするのぜ!」 「でも、ごはんさんがみつからないからここまできたんだよ?もうれいむたち、ごはんさんないよ。」 「まりさにまかせるのぜ!」 人間さんは、絵が動く箱さんを見ながら、せんべいをむーしゃむーしゃしていた。 「ゆっ!おいしそうだぜ!おにーさん、ゆっくりできるのぜ?」 「ん?ああ、せんべいはゆっくり出来るな。」 「ゆーし!おにーさんにばれないようにゆっくりいただくよ!そろーり!!そろーり!!」 まりさの命をかけた狩りの成果は、せんべい3枚。 その味は、森で食べたどんな草さんや虫さんよりもゆっくりしていた。 「まりさはかりのてんさいだね!」 「おばかなにんげんさんからいただいてきたんだぜ!これならおちびちゃんもゆっくりさせれるのぜ!」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 数日後、ついにれいむは産気づいた。 「う゜は゜れ゜る゜う゜う゜う゜!!!」 「ゆああああぁぁぁぁぁああああ!!!どどどどどうしよどうしよどうしよっっっ!! れいむののあがぢゃんがうまれるよおおぉぉぉおおおお!!!」 「赤ちゃんが生まれてくるんだからしっかり受け止めてあげなきゃ駄目だろ。」 「ゆ゜っゆ゜っゆ゜ーっ!ゆ゜っゆ゜っゆ゜ーっ!」 「ほらほら、れいむは冷静にゆマーズ法でがんばってるんだから・・・」 「ゆあああ!!!おかおがみえでぎだよおおおぉぉぉおおお!!!ゆうううーーー!!!ゆぎひぃ・・・。」 「れいむの周りで目ぇ回しててもしょうがないだろ。 おちびちゃんが飛び出してくるんだから、このクッションでしっかり受け止めてやれ。」 「あ゜か゜ち゜ゃ゜ん゜う゜は゜れ゜る゜う゜う゜う!!!」 「ゆーーーーっ!!!ゆげぇ・・・。」 「あ、気絶した。」 すぽーーーん。「ほい、キャッチ。赤ちゃんまりさだ。返すぞー、れいむ。」 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ!!!」 「ゆーん。ゆっくりしていってね!ゆっくりしたおちびちゃんだよぉ。 おにーさんもゆっくりできたらおちびちゃんにあまあまちょうだいね!」 「ちょーらいにぇ!!!」 「あまあまはねぇから、この花でも食っとけ。さて、DVDの続き見よ。」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 春。 この家で生まれた赤ゆもすっかり成体となり、巣立ちの時を迎えた。 「おとーさん、おかーさん。まりさはゆっくりいくよ!」 「ゆーん。おちびちゃんのせいちょうはうれしいけど、やっぱりさびしくなるのぜ。」 「おちびちゃん。ゆっくりおうちとかわいいけっこんっあいてがみつかったら、おかーさんにもしょーかいしてね!」 「ゆっ!それじゃ、ゆっくりさよならだよ!おとーさん、おかーさん、おにーさん、ゆっくりいってきます!!!」 「「ゆっくりしていってね!!!」」 「おうっ、またな。」 「「・・・なんでにんげんさんにみつかってるのぉぉぉおおおお!!!」」 「今さら?」 作成時間20分。 シリーズ物・読者リクエスト物については、書いてて楽しいかわりに結構頭を使います。 こういうのもたまには書かないと、ガス抜きにならないんですよ。ニーズはないと思うけど。 あと、お気づきだと思いますが、私は虐待設定・愛で派です。 ゆっくりを虐待したり、虐殺したりなんてとてもできません。 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業 ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね
https://w.atwiki.jp/spellyukkuri04457/pages/11.html
ゆっくり虐待小説 「勝手なおうち宣言」 この世界では数十年前に「ゆっくり」と言う生物(なまもの)が発見された。 一時期はペットや愛玩用に人気が出たゆっくりであったが、次第に人気は落ちていき、今では野良による被害が後を絶たない為今やゆっくりは喋る糞饅頭として多くの人から嫌われ者となっていた。 そしてここにもゆっくりによる被害を被った人間がいた。 「ここをれいむたちのゆっくりぷれいすにするよ!」 「そうなんだぜ!げすなにんげんはまりさたちのどれいさんにしてやってもいいのぜ!」 どうしたもんか…… 男はそう言って頭を抱えた 男は虐待鬼意惨では無いが、愛で派でもなかった。 「取り敢えずここは俺の家だから出ていけ」 そう言ったが、効果がないのはわかり切っていた 「ここはれいむたちのゆっくりぷれいすだからくそじじいはゆっくりしんでね!はやくしないとまりさがせいっさい!するよ!」 れいむとまりさの番に赤ゆが二匹ずつか…ありがちな家族(笑)だが大方あまあまとやらが無くなったんだろう 「わかったならくそどれいははやくあまあまいっぱいたくさんちょうだいね!すぐでいいよ!」 「そうなんだじぇ!じじいはまりちゃのどれいなのじぇ!」 「だが断る」 「「「「「「どぼじでぞんなごどいうの!!」」」」」」 お決まりのセリフを受け流し、言葉で反撃しようとしたその時思いもよらない言葉を班出て吐かれた 「!!まりさはわかったんだぜ!くそじじいはあたまがかわいそうだからおうちせんげんをしらないのぜ!」 「くじょじじいはばかなんだね!おおあわれあわれ」 「は?」 ブチッ 男の中の何かが音を立てて切れた 「そんなあたまがかわいそうなくそじじいもかんだいなれいむはどれいにしてあげるんだよ!ゆぷぷかんしゃしてね」 「くっしょどっれい!くっしょどっれい!」 思えばこいつらは所詮饅頭、殺してもいいんだ…… 取り敢えず近くで俺を罵っている赤れいむを掴む 「ゆゆっ!おそらをギャピッ」 握っただけでれいむはもはや餡子になっていた れいむたちのおちびちゃんに何が起きたのか、考えるも所詮餡子脳、そして当時に叫んだ 「「ゆんやー!おちびちゃんがー!どぼじでごんなごどずるのー!」」 「くそ饅頭だからね、仕方ないね」 「まりちゃはゆっくりにげ……」 グチャッ! 「お、おねえ…」 ベチャッ 「ふふん まりさはつよいからみのがしたのじぇ、ゆっくりにげるよ!そろーりそろーり」 グサッ! 「もっと…「それ以上言わせん」」 「ゆ、が、」まりちゃは息絶えた 「え?え?どうして?れいむたちは何もしてないよ?」 二匹の成ゆっくりを捕まえて水槽に入れる 「ゆっくり虐待って楽しいな」 「それはゆっくりできないんだぜ」 男は……いや鬼意惨はハエたたきを取り出した 「いや、僕はゆっくり出来るよ」 「「ゆんやー!」」 その後二ゆは叩かれ死にそうになればオレンジジュースで回復させられ、死ぬことが出来なくなった。更に無理矢理すっきりーさせられできてしまった子供を目の前で殺されたりなどと虐待は続いた そしてその男はゆ虐界の生ける伝説となるのであった。END 拙い文章で申し訳 ゆ虐初めてなんで サイナラ!spell
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2548.html
『おうち宣言その攻防』 9KB お家宣言 潰さない方向でゆっくりの対応してみました ダンダン!ダンダン!誰かが玄関の戸を叩いてる様だな なんで呼び鈴押すなりしないんだろう?「は~い、今行きます~」 あれ?誰居ない?ピンポンダッシュならぬ、ダンダンダッシュ?んなアホな まりさ「ゆ!どこみてるのぜ、こっちなのぜ」れいむ「ゆふふ、ぐずなにんげんさんなんだよ」 下から声?・・・え?ゆっくり? まりさ「いまからここは、まりさたちの、ゆっくりぷれすにしるのぜ! ぐずなにんげんさんは、いますぐでていくのぜ!」 れいむ「あまあまおいていってね、いっぱいでいいよ!」 これがお家宣言ってやつか、宣言されちゃったよ、でもね 「まにあってます」ピシャ ダンダン!ダンダン!五月蝿いやっぱり帰る訳ないか まりさ「なんでしめちゃうの~このくそじじーせーさいするよ!」 れいむ「まりさはつおいんだよ!むれでいちばんなんだよ!」 まりさ「ゆふふ~そーなのぜ、まりさにかてるやつは、いないのぜ!」 「う~むそれじゃ、うちのヌーイに勝てたら相手になってやるヌーイは俺に服従姿勢をする つまり俺より弱いって事だ、俺より弱い奴を倒せないんじゃ話にならないだろ?」 まりさ「ふん、いいのぜ、にんげんさより、よわいやつなんて、てきじゃないのぜ」 れいむ「まりさには、じゅんびうんどうだよ」 それじゃヌーイにマスクをさせてと、これで食ったりできないっと、こんなもん食わせる訳にはいかないからね 「ぬーいは、どいつなのぜ!」「わん!」「ゆ~いぬさんだよー」「まりさと、しょうぶするんだぜ」 ・・・「わんわん(喜)」「ゆあ~こっちこないでね」「ゆっくりしないで、にげるよ」 コーギーは、ああ見えて牧畜犬だからな~ ダンダン!ダンダン!また来たのか、別の家に行けよ まりさ「しょうぶなのぜ、おうちよこすのぜ」「やだよ」 まりさ「ど~してそんのこというの~」 「当たり前だろ?お前はそんな事言われて、素直に渡すのか?」 まりさ「わたすわけないのぜ、ばかなの?」 プチッときちゃうよ「ヌーイはどうした倒したのか?倒したら相手に成るって言ったよな?」 まりさ「いぬさんは、おやすみなのぜ、よかったのじぇ」 寝ているか仕方がない「待ってろ、ヌーイの代わりを連れてきてやる」 使わなくなった中華鍋と、ビンゴゲームで当たったぬいぐるみを固定してと、よしいい感じだ 「こいつが代理のマークだ、こいつはタフだぞ、攻撃力は殆ど無いがな」 まりさ「よわそうなのぜ、しゅんさつなのぜ!しぬのぜ!」ドカッ、ごろん、ドカッ、ごろん・・・ まりさ「ぜ~ぜ~ぜ~なんどもおきあがってくるのぜ、きょうはこのくらいかんべんしてやるのぜ」 そりゃ原理は起き上がり小法師だからね、きょうはだって?また来るきかよ ドカッ、ごろん、ドカッ、べちん、「ゆあ~よくもやったのぜ」「がんばってね、まりさならできるよ!」 よくも飽きずにくるな、でもマークは流石にボロくなって来てるからな 「ゆあぁぁぁ~あめさんだ~ゆっくりできないー」うん?雨降ってきたのか ダンダン!ダンダン!「ゆっくりしてないで、あけてね」「あめさん、ふってきたよ!」 「戸を叩くんじゃない、何なんだ、雨が降って来た事ぐらいわかるって」 戸を開けると、いきなり入り込もうとしたので足を突き出す「ぐべっ」顔面にクリーンヒット 「何入ってこようとしているんだ、まったく、ゆっくりできなきゃ帰れ」 「あめさんあたると、とけちゃうのぜ」「ぐずぐずしないでそこどいてね、いますぐでいいよ」 ピシャ、ダンダン!「なにしめてるの~」ダンダン!「あけてね、すぐだよ」ダンダン!「あけろー」 ダンダン、「おねぇがいじまず、あげでぐだざい」ダンダン、「ゆっゆっあけちぇくだじゃい」 「雨が止むまでだぞ、五月蝿くてかなわない」まりさ・れいむ「ありがどうごじゃいまず~」 家の中まで入り込もうとしたので、2匹のおさげをきゃっち、まりさ・れいむ「ゆぎゃ」 「だれが家に上がって良いと言った、ここまでだ、上に上がったら即放り出すからな」 小一時間して、雨は上がったので、たたき出した 「ゆあー」ドカッ、ぷち、カランカラン「やったのぜ!かったのぜ!」 ダンダン!「あけるぜ、しょうぶするのぜ!」「ゆふ、こわくてでてこれないんだね」 Zzzz・・・「でてこないぜ」「ゆ、こっちのけっかいさん、あいてるよ」「ゆ、いぬさんもねてるのぜ」 「いたのぜ、たおれてるのぜ?」「いまだよ、いえさんのっとるよ」「とうめいな、けっかいさん、やぶるのぜ!」 Zzzz・・・ボゴン!「うわぁぁぁ、なんだ?ゆっくり庭に?あ、柵締め忘れていたか」 まりさ「ゆ?このけっかいさん、いしさんでこわれないのぜ?」 残念だったな、以前お前ら同様ガラス割られてから、アクリルパネルに交換済みだ あの時はひどかった、事切れるまで制裁したが、色々漏らすし、甘い匂い立ち籠めるし あの動く餡子ども見た跡しばらくは餡子菓子食えなかったし 散らかった部屋と、潰れた饅頭の後片付して、生ゴミに出すのも一家だったから重かった 「おまえら人の安眠を妨害するとは良い度胸だ、覚悟は完了しているんだろうな」 まりさ「かくごするのは、にんげんさんなのぜ」れいむ「きょうでおしまいだよ」 「ちなみに今の気分はこんな感じだ」マークを持ってきて首をブチッ、体を裂いて中が出てくる まりさ「・・・きょうはつかれたから、かんべんするのじぇ」れいむ「ゆっくりしないで、かえるよ!」 効果有ったみたいだな、ゆっかりが勝てるかどうかって、なんで分からないんだろう それとヌーイ、いくら慣れたからって、こういう時は起きろよ 「おや、今日も来ているのか」うちに入り浸っている黒猫なのだが 餌をねだる訳でもなく、垣根の下で昼寝して行ったり、俺にかまってもらって、気が済むと帰る 首輪しているから、どこかの飼い猫なんだろうが、どこの子か知らない そんな感じで、首から顎の下耳、体や腹なでたりしていると「おうちよこすのじぇ!」 一目見る「・・・ほらほら、ここか~ほんと毛並みいいよな、お前」 れいむ「むししないでね!せーいさいするよ!」 まりさ「そーなのぜ、むしするなんて、さいっていなのじぇ」 「五月蝿いよ、見て分からんのか?今手が塞がっているんだよ、お前らの相手している隙なし」 まりさ「それなら、そのままでいいのぜ、おうちもらうよ!」 れいむ「ゆふふ、まりさがこわくて、なにもできないよ」 あ~おまえら、ヌーイが居る事忘れているだろ、と、思った時 俺が撫で回していた、黒美猫(別にこの名前で呼んでいる訳ではないです)さんが すくっと立ち上がり、すぅっとゆっくりに近づき一閃、毛が逆立ち「フシュァァァー」 れいむ「ゆやぁぁぁ~れいむの、びはださんが~」 まりさ「なにするのぜ!せーさいけっていなのぜ!」縦一閃「ゆぎゃーまりしゃのびがんがー」 「フゥゥゥー」まりさ・れいむ「にげるよ、ゆっくりできないよ!」 バカ二匹が立ち去ると、喉をゴロゴロ言わせながら、しばらく俺に擦り付いて帰っていった 黒美猫さん、アレの相手しなくてすんで助かりました あ、ヌーイとの関係は壊滅的です、なので滅多に泣かないし、ヌーイの視界に入らない様にしている 家に帰ると玄関先が五月蝿い、また来ているよと思ったが、何か様子がおかしい 「いぬさん、こっちこないでね」「ウゥゥゥ~」「ねこさん、あっちくのぜ」「フゥゥゥー」 見てみると、ヌーイと黒美猫さんに挟まれて、ゆっくりが震えている ヌーイと美黒猫さんは、どっちに威嚇しているのか、分からないけどね 「なにやってんだ、おまえら、何処かに失せろ」 ヌーイ「クゥ~ン、ワンワン!」「ただいま、ヌーイ」美黒猫「フシャー」 「お前も、なに怒っているだ?」と美黒猫さんの頭を撫でる 美黒猫「ミヤァ~ゴロゴロ」ヌーイ「バァウッ、バァウッウゥゥゥ~」 まりさ「ゆっくりしてないで、ぐずなにんげんさんは、はやくたすけるんだぜ!」 れいむ「そうだよ、れいむたちこまっているんだよ、ゆっくりしないでね!」 「なんで俺がお前らを助けなきゃ成らならんの、お前らなんてどうでもいいんだよ」 まりさ・れいむ「どーじで、ぞんなごというの~」正直な気持ちを言っただけだよ でもまぁ、この饅頭はともかく、ヌーイと美黒猫さん、どうにかしないとな 一度家に入って中から庭に出て、ヌーイを呼んで奥に繋ぎかえる 玄関に行って見ると、黒美猫さんが標的をゆっくりに完全移行していた まりさ「こっこっちにくるじゃないのじぇ、まっまりさを、ぜんりょくでみのがすのじぇ」 れいむ「びはだでかわいいれいむを、きずものにしないでね」 道を見て安全を確認する、当然ゆっくりの安全ではなく、通行人や車のである 「助けて欲しいか?」れいむ「おねぎゃいします、はやぐちてね!」早くねぇ 「どんな方法でもいいなら、助けよう」まりさ「なんでもいいでず、たじゅけて」商談成立 黒美猫さんの頭を撫でてから、まりさを掴んで「ゆゆ、おそらをとんで・」 Fullパワー遠投「・いるみじゃぁぁぁ~ぶげ」よし、一匹目救助完了 つづいて、れいむを「なげないでね、ゆっくりたすけてね」掴んで 「ああ、遠くになんて投げないでやるよ、しかもゆっくりしないで助けよう」 腕を下からバックスイングさせて、黒い三角ピン目掛けてフルパワーで転がす! 「ゆきょわぁぁぁ~」二匹「ゆぎゃー」おお見事にヒット、おし帰って行くな その後、しばらく黒美猫さんの相手をしたら、満足気に帰っていった ヌーイの機嫌がちょっと悪かったが、相手をしてご飯をやったら落ち着いた様だ これに懲りて、来なくなれば良いんだけどね 良い物が手に入ったな~今夜はご馳走だ、ヒレを取って、口の周りの皮を切って少し剥いでと まりさ「おうちを、わたすのぜ!」れいむ「ゆっくりしてないで、でていってね、あまあまはおいていってね」 「なんだまた来たのか、今日は駄目だ手が離せない、忙しいんだよ」 まりさ「ゆ?なにやっているのぜ」れいむ「ぶらさがっているのなに?ゆっくりできないかたちだよ」 「今晩のメインディッシュだ、今さばいているんから、帰れ」 言いながら、口の切れ目から皮を持って下へ、めちめちめちめち、おお、綺麗に剥げたな まりさ「ゆあわわわ」れいむ「ゆひ~」肝を取り出して~と、いい大きさだ まりさ「そ、それ、たべるのぜ?」れいむ「ゆげ、ゆげ、しんじられないよ、にんげんさん、げすだね」 「誰がゲスだって全く、なに言ってやがる、この肝なんて最高じゃないか、湯引きした皮も美味いぞ」 肝と、皮を、交互に見せてやるが、徐々に後ずさっている、すると まりさ「も、もうこないのじぇ、だ、だからみのがしちぇくぢゃしゃいー」 れいむ「れ、れ、れ、れいむ、たべてもおいしくないよ!ほんとうだよ!」そう叫びながら逃げ出した ゆっくりって、あんなに早く動けるんだ、で、だれが何を食べるって?失礼な、野良ゆっくりなんて食うかよ さて半身づつ鍋と唐揚げで、皮や胃なんかは湯引きで酢和え、肝蒸しは定番だな鮟鱇は ゆっくりも追い払う事が出来たみたいだし、いい酒飲めそうだな ここまで、呼んで頂きましてありがとう御座いました 犬は以前買っていた事があります雑種ですけど 猫も本当に来ていたりします、真っ白なメス猫でほとんど鳴きませんし、餌もねだらない ゆっくりを潰さないで終わらせようと考えたら、こんな終わり方になってしまいました この設定って無理があるかな?
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1454.html
おうち宣言! 18KB 虐待-普通 制裁 現代 テンプレ展開 『おうち宣言!』 一、 ようやく家に帰りついた。今日も長かった一日が終わった。俺はアパートのちょっと急な階段を一段一段登りながら、 明日の仕事の内容を頭の中で整理していた。社会人二年目。少しは世の中のなんたるかがわかったような、わからないよ うな…とにもかくにも、退屈な日々の繰り返しに少しだけ飽きながらも、部屋と職場を往復する日々。 「なんか面白いことねーかなぁ…」 大学時代の友人がよく言っていたセリフを真似てみる。こんなことを呟くと、すぐに大学時代の楽しかった日々を思い 出し、少しばかりセンチメンタルな気分になる。まぁ、感情のアップダウンをあえて楽しむのも、人生を楽しく生きるコ ツだと言い聞かせて、俺は部屋のカギを回した。 簡素な作りのドアのカギを外して、一歩足を踏み入れる。やはり、自分の部屋はいい。落ち着く。一人暮らしだとは言 え、なんとなくほっとするものだ。俺はとりあえず、手に持っていたカバンを置いて、部屋の電気を点けた。 「ゆゆっ!」 何か、聞こえた。俺は、とっさに身構えた。俺は、今、カギを開けて部屋に入ってきた。そのはずなのに、部屋の奥か ら声が聞こえてくる。 (おいおい…シャレになんねーぞ…) とりあえず、深呼吸。部屋のドアは全開にしといて、靴も履いたまま音を立てないように一歩踏み出す。 「ゆぅ…まぶしくてゆっくちできにゃいよ…」 今のセリフを聞いて確信した。ゆっくりだ。ゆっくりがいる。 (~~~~~ってことは何か?!) 俺は、ばたばたと部屋の奥へと走っていき、窓ガラスの状態を確認した。案の定、下のほうが割れている。そのとき。 俺の足になんか柔らかいものがぶつかってきた。俺は、そいつを見下ろした。 大きさにしてバスケットボール。人を馬鹿にしてるかのような、生意気そうな目つきと口元。さらさらの金髪には、左 にだけおさげがぶら下がっており、黒くて小さなリボンが結われている。…まりさ種だ。大きな黒い帽子をかぶっている。 まりさは、俺を見上げて“ゆふふん”と何か得意気な表情をしている。 「ゆっくりしていってね!!!」 まりさが俺に挨拶をしてきた。俺は、とりあえずまりさを蹴り飛ばした。 「ゆんぐっ?!」 まりさは一直線に飛んでいき、洗濯機の側面に叩きつけられて、床に落ちた。すると、どうだろう。ベッドの下に隠れ ていたのか、同じような大きさのれいむ種と、その間に生まれたガキ共と思われるピンポン玉ほどの赤れいむと赤まりさ がぞろぞろと出てきて、親まりさの元に集結した。親れいむは、親まりさの顔を舌でぺろぺろと舐めながら、 「ま…まりさっ!ゆっくりしてねっ!ゆっくりしてねっ!!!」 何か必死に声を掛けている。赤ゆたちは………四、五、六…七。多いな。七匹も赤ゆを連れてよく今まで生きてこれた もんだ…。俺は素直に感心しながら、その九匹家族のれいむ一家を見下ろしていた。それに気付いた赤れいむが、俺の方 を見上げ、揉み上げをわさわささせながら、 「にんげんしゃんっ!れーみゅ、おこっちぇりゅよっ!!!」 なんか喋ってきた。それを聞いた残りの赤ゆたちが、同じような角度で俺を見上げ、一様に頬に空気を溜め始める。 「おかーしゃんにひじょいこちょしゅりゅ、げしゅなにんげんしゃんはゆっくちしにゃいでしんじぇにぇっ!!」 おお、おお、口が悪いこと。このサイズの赤ゆでもうそんな言葉遣いなら、将来が思いやられるな…。 「ゆ…にんげんさんっ!!!」 さっきまで痛みに呻いていたまりさが、ようやく顔を上げた。涙目じゃねーか。何、睨みつけてんだこいつ…。 「ここは…まりさたちのおうちだよっ!!ゆっくりできないにんげんさんはすぐにでていってね!!!」 「でちぇいっちぇにぇっ!!!」 「ゆっくちぃ!!!ゆっくちぃっ!!!!」 「おきゃーしゃんはちゅよいんだよっ!!!」 「あやまりゅなら、いまにょうちだよっ!!!ゆっへん!!!」 ゆっくりによる、おうち宣言。話にはよく聞くが、実際にされたのは初めてだ。まぁ、そうだろうな。そうしょっちゅ う、ゆっくりが部屋に侵入してくるわけなんてないし…。おうち宣言はいいんだが、なんでこの赤ゆ共はこんなに偉そう なだろうなぁ…。遠まわしに謝れ、みたいなことも言われてるし…。 親れいむは、割と賢いのか怖いのか、とにかく警戒して口を一文字につぐんでいる。何も言わないだけマシだが、なん かその眉毛がうざい。俺はなんとなくその親れいむを両手で持ち上げた。 「ゆっ?!や…やめてねっ!ゆっくりできないよっ!おろしてねっ!ぷんぷんっ!!!」 ゆっくりの顔、初めて手で触ってみたが思ったより柔らかい。俺は、そのまま親れいむの口の端に両手の親指を引っ掛 けて、広げてみた。親れいむの口が伸びる。 「ゆ゛ぅぅぅぅぅっ!!!!!」 親れいむのウザ眉毛がハの字に折れ、情けない表情で目に涙を浮かべた。泣くの早いな、こいつ…。まだなんにもして ないんだが…。親まりさが再び俺の足に体当たりをしてきた。今度は、数匹の赤ゆたちも一緒にぽむぽむ俺にぶつかって くる。 俺はそいつらを無視して、この中では一番まともに話ができそうな親れいむに話しかけた。 「ここは、俺の家だ」 親れいむは、口を広げられているため、喋ることはできないが顔を横に振った。…違う、とでも言いたいのだろうか。 「お前らの家なのか?」 今度は顔を縦に振る。…ふぅむ…こいつならまだわかってくれると思っていたんだが…。とりあえず、親れいむを降ろ してやる。親れいむは、親まりさの元にあんよを這わせて泣きついている。 「まりさぁ…こわかったよぅ…!!ゆぅん…ゆぅん…!!!」 どうやら、こいつらは俺の部屋を完全に自分たちのものにしたと思いこんでいるらしい。実にゆっくりらしい。後でゴ ミ袋にでも詰めて捨てるか…明日、燃えるゴミの日だし…。なんてことを考えてて、今の今まで気付かなかったが本棚の 本が根こそぎ床に落ちている。そして、それはなぜかびりびりに破られている。 (え…?) 俺は慌てて、本を拾い上げる。これも…これも…これもかっ?!馬鹿なっ!!!俺の『ゆうかにゃんの秘密の花園』ま でが…っ!!!!俺は呆然としながら、後ろにいるであろうゆっくりたちに問いかけた。 「お前らが…やったのか…?」 「しゅっごくたのしかっちゃよっ!!!」 「またびーりびーりさしぇちぇにぇっ!!!」 …赤ゆ共の仕業か…。 「びーりびーりしてるときのちびちゃんたち、すっごくゆっくりしてたよ。にんげんさんにもこんどみせてあげるね!」 今度はねーよ、この馬鹿饅頭共が…っ。『ゆうかにゃんの(ry』はともかく…俺の持ってる本ってのは大体、需要が なくて基本的にお値段高めの本ばっかりだって言うのに…それを…ここまでやってくれるとは…。…ああ、転職しろ、っ ていう神の思し召しなのかねぇ…。 深いため息を吐く。横目でちらっとゆっくり一家を見る。なんで、そんな楽しそうな顔してるんだこいつら…。 ゆっくりから、コタツの上に置いてあったノートパソコンに視線を移した時、俺は思わず声を上げた。俺の声に驚いた のか、親れいむが親まりさの頬に自分の頬をくっつけていたが、それはどうでもいい。 「ぱ…パソコンが………」 十中八九、というか間違いなくこいつらの仕業には違いないのだが…開きっぱなしだったとはいえ、ディスプレイやら キーボードやらが壊れてるのはなぜだ…っ?!! 「ゆゆっ!!!おちびちゃんたちがそのうえでころがってあそんでたよっ!!!」 「ころがりゅとじめんしゃんがへこんじぇ、しゅっごくたのちかっちゃんだよっ!!!」 地面さん…、とやらはキーボードのことか。確かにこの上を転がればキーボードを押していくような感じで凹んで行く わな…。 「おちびちゃんがあんまりたのしそうだったから、れいむもそのうえにのってあそんだよっ!!!」 最終的には破壊したのはお前か…親れいむ…っ!!!! ふぅ…被害状況の確認だ。とりあえず、ガラスが割られている。本棚の本がほぼ全滅。ノートパソコンもおじゃん…と。 「よし。お前ら死ね」 二、 「どぼじでぞんな゛ごどい゛う゛の゛ぉ゛ぉ゛??!!!」 親れいむと親まりさが本当にショックそうな顔をしてるのはなんでだ?ああ、死ね、って言われたからか。でも、死ね。 俺は親まりさのお下げをわざと荒々しく掴んで、親まりさを宙にぶら下げた。 「ゆ゛ぎい゛い゛い゛い゛ぃ゛…っ!!い…い゛だい…よぅ…っ!!!!」 当然だろう。この細いお下げがバスケットボールぐらいもある、親まりさの全体重を支えているんだ。今にも引きちぎ れんばかりの勢いだ。俺は、その状態のまま、もう一度親まりさに問いかけた。 「ここは誰の家だ?」 「ここは…まりさたちのおうちだよっ」 こんな状態でよくそんな口が聞けたもんだ…。俺は親まりさを床に叩きつけてやった。 「びゅべっ!!!!」 「ぴぎゅっ!!!!!!」 親まりさは、床に叩きつけられたときに餡子を吐き出した。しかし、悲鳴は二つ聞こえた。親まりさは、自分の下腹部(?) あたりを見て、真っ青になっている。どうやら、親まりさの下敷きになった赤ゆがいるらしい。親まりさはそこを動こう とはしない。俺は、そんな親まりさの頭頂部の髪を掴んで持ち上げた。 「ゆ…ゆ゛あ゛っ…」 親まりさの口の下あたりに、紙みたいになってへばりついてる赤ゆがいた。髪の色からして赤れいむだろう。ど根性ガ エルみたいな状態になっている。 「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!れいむ゛の…かわいいちびちゃんがああああああ!!!!」 真っ先に悲鳴を上げたのは親れいむだった。確か、れいむ種は精神的にもろい。直接的なダメージを与えるよりも、精 神的に苦しめた方がこたえる…っていうのを何かのブログで見た記憶があるな。親れいむは、がたがた震えていた。赤ゆ 共も姉妹の変わり果てた姿を見て、完全に硬直している。 俺は、親まりさを持ち上げたまま、何度も何度もグーで殴りつけた。どうしたものか。拳にめり込む親まりさの皮が柔 らかくて大変心地よい。親まりさはというと、当たり前だが殴られるたびに、短く“ゆ゛っ!”と声を漏らした。親まり さの顔の形がちょっとずつ変わっていく。殴るときの衝撃で張り付いていた赤ゆが床にぺしゃりと音を立てて落ちた。 「も…もうやべでぇぇぇぇぇ!!!まりさが…ゆっくりできなくなっちゃうよぉぉぉぉぉぉ!!!!」 「まりしゃおきゃーしゃんを…いじめりゅにゃああああ!!!!」 姉妹を殺された恐怖を乗り越えでもしたのか、忘れたのか、赤ゆ共が数匹俺の足にぶつかってくる。戯れにそのうちの 一匹を踏みつぶしてやった。これまた何とも言えない感覚が足の裏にじんわりと広がる。踏みつぶされたのは赤まりさだ ったが、なんという素晴らしい弾力。新世代のプチプチとして世に送りたいぐらいの気分だ。 「ぴっぎゅああああああ!!!!」 目の前で赤まりさを潰された、赤れいむが涙、涎、汗、しーしーと、脱水症状になるんじゃないかと思うぐらいに水分 をぶちまけて叫び声を上げる。 「ち…ちびちゃあああああああん!!!!!」 続いて親れいむが絶叫した。親まりさはそんな一連のやり取りに反応する余裕がない。 「かひゅっ…こひゅっ…」 切れ切れに呼吸をするので精一杯だ。まぁ、確かに執拗に殴ったけども。途中から反応しなくなってきたしな。 さて、これで、親まりさは瀕死。親れいむはまだ元気だけど発狂寸前。赤れいむが三匹。赤まりさが二匹。七匹家族に なりました…っと。 俺はもうボロボロになっている親まりさを床に放り投げると、今度は一番近くにいた赤れいむをリボンの部分を親指と 人差し指でつまみあげた。 「ゆっ!おしゃらをとんでりゅみちゃいっ!!!!」 涙を浮かべながら、そのセリフを吐く根性には素直に感心するところだ。俺は、チャッカマンを取り出し、定番のあん よ焼きを…あえてしない。代わりにチャッカマンを赤れいむの口の中にねじこんでやった。 「…っ!!!…っ!!!」 赤れいむが悲鳴を上げようとするが、チャッカマンの先端で口を塞がれているため、声にならない。無視していたが、 親れいむが俺にずっと体当たりを続けている。ちょうどいい足のマッサージ機だ。 俺は、赤れいむを見つめた。赤れいむは、ぼろぼろと涙を流しながら俺を見つめている。声には出せないが、表情で大 体何を言ってるかわかるな。 “やめちぇ” だ。俺は、チャッカマンのトリガーに人差し指を引っ掛けて、ためらいなくそれを引いた。ガスの量はあえてのマイナ スだ。口の中で火がついたのか、赤れいむは目玉が飛び出さんばかりの勢いで目を見開き、しーしーを漏らし始めた。顔 が真っ赤だ。よほど苦しいんだろう。当然だが。 揉み上げがすごいスピードで動く。れいむの揉み上げぴこぴこ選手権みたいなのがあったら、こいつは優勝するんじゃ ないだろうかと思うぐらいの速さだ。親れいむは、俺と赤れいむを不安そうに見上げている。親れいむにはわからないの だろう。今、赤れいむがどういう状態になっているか。赤れいむが叫べないから。でも、表情から察するにゆっくりでき てない、っていうのだけはわかるようだ。 「や…やめてねっ!!!にんげんさんっ!!!!ちびちゃんがいやがってるよっ!!!ゆっくりおろしてあげてねっ!!」 じっくり約一分。顔の内側から焼かれるのはさぞかし熱くて痛くて苦しかったことだろう。俺は、赤れいむをようやく 解放した。真っ逆さまに落下する赤れいむは顔面から床に落ちて動かなくなった。親れいむは気づいていないだろうが、 赤れいむは既に死んでいる。途中から揉み上げが動かなくなったからな…。 親れいむがすぐさま赤れいむの元に駆け寄る。 「ちびちゃん…ゆっくりなおってね…っ!ぺーろぺーろ…!!!」 もう動かない赤れいむを舌で舐める。親れいむは舌で器用に赤れいむを仰向け(?)に起こした。 「ゆ゛…あ゛…ああ゛……」 赤れいむの凄惨な姿を目の当たりにし、親れいむは思わず後ずさった。当然だろう。焼かれた過程で体中の水分が蒸発 し、目玉は飛び出かけている。だらりと垂れ下がった黒ずんだ舌は、そこを重点的に炙られた証だ。後頭部からは髪で隠 れてわからなかったのだろうが、赤れいむはほぼ炭化している。そこにかつての面影などはない。 精神的に弱い親れいむは、顔をくしゃくしゃにしていた。目に涙を浮かべている。泣きたいけど、恐ろしくて涙も流せ ない…みたいな状態なのだろうか。しかし、親れいむ自体はまだノーダメージだ。 さて、これで赤れいむ二匹と赤まりさ二匹。分かりやすい数字になって何よりだ。その赤ゆ共はどこに行ったかと部屋 見回すと…いた。部屋の角に四匹が身を寄せ合って、ぶるぶる震えている。奥にいる二匹は俺に対して背中を向けている。 目の前で起こる出来事を視界に入れたくないんだろうな。手前の二匹は、逆に俺のことを怯えた目で見上げている。俺と 目が合うと、手前の二匹はぎゅっと目を閉じた。 俺はあえて、奥でを向けていた赤れいむを掴んだ。 「ゆゆっ?!!」 するとどうだ。この赤れいむ、赤まりさの髪の毛に噛みついて抵抗しようとしている。しかし、それはどう考えても無 駄な行為なわけで結局、赤れいむと一緒に、赤まりさも巻き添えを食らって持ち上げられた。赤まりさは、 「ゆんやああ!!!れーみゅ、はなちちぇぇ!!!!」 赤れいむは、必死に赤まりさの髪を掴んで離さない。俺は、棚の奥に眠っていたジューサーミキサーを取り出すと、そ の中に二匹を投げ込んだ。上の蓋を閉める。ガラス越しに、赤れいむと赤まりさが必死になって叫んでいるが、声は聞こ えてこない。親れいむはすでに大粒の涙を流しながら、 「にんげんさん…おねがいだよっ!!!ちびちゃんたちをだしてあげてねっ!!!」 俺は、親れいむの訴えは無視して、プラグをコンセントに差し込んだ。そして、ミキサーをコタツの上に置く。 「そういえば…お前ら、びーりびーりするのが楽しい、って言ってたよな…?」 「ゆゆっ!そうだよっ!おちびちゃんたちにびーりびーりさせてあげてねっ!!!すごくかわいいよっ!!!」 気が動転してるのか、その可愛い赤ゆ共を見れば許してもらえるとでも思っているのか…。なんか期待した目をしてい るから恐らく後者なのだろう。 「じゃ、俺もびーりびーりするわ」 そう言って、ミキサーのスイッチを一瞬だけ入れた。ギュウゥン…!!!!という音が一瞬だけ響く。 「ゆあああああああ!!!!!!!!」 それだけでも十分だ。まだ原形をとどめている状態で顔を半壊させられているので、苦悶の表情もしっかり見て取れる。 砕けた皮や餡子、髪の毛がミキサーのガラスにべっとりと張り付いており、当の赤ゆたちはあまりの痛みに滅茶苦茶に暴 れ続けている。中身が飛び出すだけだというのに…。 「やべでぇ!!ちびちゃ…ゆげぇっ!!ゆべぇっ…しんじゃ…ちびちゃん…しんじゃうっ!!!!」 もう、半分死んでいるようなものだが、まだ助かるとでも思っているのだろうか。俺は、もう一度ミキサーのスイッチ を入れた。中が回転を始める。ガラスが飛び出した餡子で真っ黒に染まっている。中を確認することはできない。親れい むは音を立て続けるミキサーを見ながら、がたがた震えている。ていうか、こいつ、結構精神的にタフだな…。 「ちび…ちゃ…」 ようやく回転が止まった。しかし、そこには何もない。俺はミキサーの蓋を開けて中身を親れいむに見せてやった。 「ん゛ぐっ……ゆ゛ぅ゛…ゆ゛げぇっ!ゆ゛げぇっ!!!!」 俺には、ただの餡子にしか見えないんだが、親れいむには相当なグロい映像が映っているのだろう…。まぁ、スプラッ タ状態にされた自分の子供を見せられると思えば当然の反応、か…。俺が中身を見て、この中にゆっくりがいたというこ とが分かる判断材料は、赤れいむのリボンの切れっぱしがあることぐらいかな…。 「ゆ゛っ…ゆ゛っ…」 おお、おお…とうとう壊れたか…。この親れいむ。壊れるまで赤ゆ五匹分とはなかなか頑張った方だと思うのは俺だけ だろうか。 「ゆっぐり…じねぇ…っ!!!」 ようやくお目覚め、か。親まりさ。何、泣きながらぷくーしてんの?何もできない、ってわかってるのに向かってくる 勇気だけは褒めてやろうかな…。俺は、親まりさを再び掴み上げる。抵抗する力は残ってないのだろう。しつこいようだ が、俺はもう一度だけ尋ねてみた。 「ここは誰の家?」 「まりさたt」 言い終わる前に左頬を殴ってやった。親まりさが力なくうなだれる。俺は、二匹になっても同じ場所でがたがた震えて いる赤ゆのうちの一匹…赤まりさをつまみあげると、それを親まりさの口の中に放り込んだ。親まりさは、千載一遇のチ ャンスとでも言わんばかりの表情を浮かべ、口を固く閉じた。中では急に強気になった赤まりさが、くぐもった声で、 「まりしゃおきゃーしゃんのおくちのにゃかにいれば、あんっしんっ!だにぇっ!もうきょわくにゃいよっ!!!」 親まりさも、なんかもう勝った、みたいな表情を浮かべている。俺は、親まりさの口を無理矢理こじ開けた。親まりさ が苦しそうな表情を浮かべる。中では一転して赤まりさががたがた震えていた。最強と思っていた鎧があっさりこじ開け られてしまったせいか絶句している。俺は、親まりさの口を開いたまま、親まりさを傾けた。赤まりさが転がってくる。 親まりさの舌に噛みつき、口から出ないようにしている。俺はニヤリと笑った。 「はい噛む!!!」 ちょっとハイになってきた。俺は、口の入り口あたりで汚い尻をぷりんぷりんと振っていた赤まりさの位置を確認して、 親まりさの口を勢いよく閉じた。ガチィッ!!!と親まりさの歯と歯がぶつかる音がする。そのときの衝撃で、親まりさ の歯は何本か折れてしまったようだ。もう一度、親まりさの口をこじ開ける。口の中から親まりさの歯によって、切断さ れた赤まりさの下半身がぽろりと落ちてきた。 「~~~~~~~~~~~~~~!!!!!」 親れいむもそれに気付いたのだろう。俺は、親まりさを親れいむの前に持って行き、 「噛む!噛む!噛む!噛む!」 何度も何度も親まりさの口を開いたり閉じたりした。もう親まりさの歯はぼろぼろだ。痛みに耐えかね、餡子も少量吐 いている。口の中の赤まりさは、ただのふやけた皮になってしまっている。変わり果てた赤まりさの姿を見て、親れいむ が声にならない悲鳴を上げる。親まりさはただただ、泣いていた。俺は辛気臭い二匹の親ゆを放置して、最後の赤れいむ をつまみあげた。 「ゆっくちやめちぇにぇっ!!おろしちぇにぇっ!!!!」 じたじたと顔を振る。既に、涙もしーしーも全開だ。俺は、その赤れいむをトイレに持って行くと、 「しーしーは…トイレでするもんだ」 と、だけ言って、赤れいむを便器の水の溜まってる場所に投げ込んだ。ボチャンという音と共に、赤れいむが水の中で もがき始めた。溺れている。 「た…たちゅけ…ゆぼっ…ぐぼっ…ゆっくち…さしぇ…ゆぐっ…」 俺は、トイレのレバーを引いた。便器の中が一斉に大量の水で流される。俺は、赤れいむが完全に流されたのを見届け… 「た…ちゅ………け…」 流されていなかった…。水圧が弱かったのだろうか。赤れいむは体の半分以上が溶けており、中の餡子が水面に漏れ出 している。俺は、力なく見上げる赤れいむを見下ろし、もう一度レバーを引いた。 「………っ!!!!!」 今度こそ、赤れいむが便器の底に消えた。 三、 部屋に残ったのは、親れいむと親まりさだけだ。親まりさはいつ死んでもおかしくない状態だ。親れいむは虚ろな視線 を宙に向けている。赤ゆ共が全滅したおかげで静かになった。 親まりさは、たまにびくんっ、と痙攣を起こしているがもうほとんど死んだようなものだろう。俺は、親れいむに尋ねた。 「ここは誰の家?」 「………………」 親れいむは答えない。俺は親れいむの頬を平手で打った。それでも何も喋らない。 (反応ナシか…つまらんな…) 俺は、死にかけの親まりさと放心状態の親れいむを掴むと、ベランダから外に放り投げた。そして、このとき、大変な ことに気がついた。 「おい……ここ、2階なんだが…どうやってこいつらは部屋に入ってきたんだ…?」 俺は一瞬だけ、背筋が震えた。だが、ゆっくり相手に常識など求めるだけ無駄だと思いなおし、再び部屋に戻る。 静かだ。これから部屋の片づけをしなければならないと思うと鬱にもなるが…感情のアップダウンも人生を楽しむコツ さ、と言い聞かせて…まずは破られた本を一冊、ゴミ箱の中に投げ入れた。 おわり 日常起こりうるゆっくりたちの悲劇をこよなく愛する余白あきでした。 余白あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 飼いレミリャ うー!お兄さんの物を壊すゲスゆっくりは食われるんだどー! ゲス一同 どぼぢでぞんなごどいうのぉーーーーーーーーーーーーーーーー????????!! ゲス一同は仲良く食われましたとさ♪お終い☆ -- 2018-07-27 18 22 50 このお兄さん優しいね 懐の深さに憧れちゃうなぁ -- 2017-11-11 05 54 21 ミキサー・・・脳や内臓まみれ、血みどろの小麦粉・・・人間だったらと想像してみ -- 2017-07-05 12 33 58 れいむ「にんげんさんのぱそこんさんをこわしたげすはしねえええええええ」 糞家族「どうしてそんなこというのおおおお」 数時間後 糞家族はバラバラにされました よかったね -- 2017-04-01 17 30 19 ゆっくりの癖に調子にのるからだってのミキサーは凄かったな笑 -- 2016-08-18 22 48 06 むかしどこかで隣の部屋のやつが嫌からせでゆっくりを侵入させるSSみたわ -- 2015-01-31 11 32 58 自分がやった事を理解させてじっくり反省させてから殺せよ。もちろん赤ゆもな。 -- 2014-10-17 23 09 42 自分がやった事を理解させてじっくり反省させてから殺せよ。もちろん赤ゆもな。 -- 2014-10-17 23 08 50 良ゆっくりは可愛いし頭良いし、純粋ゆっくり(赤ゆ)は教えれば大丈夫だけど ゲス、確信犯ゆっくりは本当にゆっくりできないね。 -- 2014-05-11 10 05 44 いいね! -- 2014-02-15 19 27 41 「よし、お前ら死ね」とコメした奴へ、「お前が死ね」 -- 2013-12-31 01 00 29 ゆっくりが発売されたらお知らせして -- 2013-10-14 19 30 49 マジで面白かった。ゆっくりを虐殺したいと思う。 -- 2013-10-14 19 27 53 被害の割に虐待があっさりしてるな、お兄さん優しすぎ -- 2013-08-20 02 38 06 最後少しホラー... -- 2013-08-19 22 06 39 最後が怖い… だがそれがいい -- 2013-08-12 14 46 00 ミキサーええなあ。でもやっぱりおうち宣言する奴は徹底的に制裁すべきかと。 -- 2013-06-25 01 38 33 本とPCは俺の命 -- 2013-03-02 17 37 06 よし、お前ら死ね -- 2012-12-24 00 10 50 ちっ・・・れいむめ・・・うまく生き延びたな -- 2012-08-22 01 55 14
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4241.html
『おうち宣言するとたーべちゃーうぞー★』 6KB 虐待 子ゆ ゲス 現代 うんしー ストッパアッー!の続き?です。 おうち宣言するとたーべちゃーうぞー★ 世間がおうち宣言被害とかギャーギャー騒いでるが俺は気にしない。 家に来たゆっくりはどいつもこいつも虐待しまくってやってるし、 俺はヒッジョーにゆっくりできる。 そんな俺だがふと思いついてあまり人気が無く売れ残り価格の物を買った。 「おうち宣言するとたーべちゃーうぞー★」 タイトルがむかつくがこれは虐待に使えるなと。 軽く改造して音を大きくしてやった。 そんで野良家族を防音ケースに入れて家に連れてきた。 「ここがジジィのいえだね! ここをでいぶさまのゆっくりぷれいすにしてあげるよ!」 「ばりざさまのいえにはふさわしくないけどしかたないのぜ… さっさとあまあまをもってくるのぜ!」 「あまあまよこちぇー!」 「まりちゃちゅよいんだよ!しぇーしゃいされちゃくなかっちゃら あまあまもっちぇきょいっ!」 なんか騒いでるが防音だから聞こえない。 家族構成は でいぶ、ばりざ、れいみゅ、まりちゃ いわゆるテンプレ一家だ。 俺は虐待用の部屋にそいつらを放してやった。 「いいかお前ら?これからここがお前らのゆっくりプレイスだ。 一生ここから出られないがまあいいだろう?」 「でいぶさまのためにいっしょうっ!をなげだすつもりでいるなんて いいこころがまえだよ!どれいはさっさとあまあまをもってきてね!」 「まあ聞けって、これから部屋を暗くする。 電気代がかかるからなぁ。 だから部屋のはじっこに餌は置いておいてやる。 それだけだけど…まあいいやゆっくりしていってね!」 「あまあまをさっさとよこせどれい!」 …聞いてたのか?まあいいや。 俺は適当に飯を用意しそのすぐそばにあの機械を置いた。 そして部屋を暗くして 部屋から出るふりをして部屋の隅に隠れた、 自慢じゃないがかなり暗くても俺は目が見える。 ゆっくりからみえたらどうするって? あいつらは目の前のあまあましかみてないさ。 「でいぶのあまあまだよ!さっさとたべるよ!」 「う―★!たーべちゃーうぞー★ぎゃおー!」 「「「れみりゃだあああああああああああ!」」」 みんな慌てて餌から離れて反対側に逃げていく。 「ばりざあああああ!なんどがじろおおおおおお!」 「ばりざさまはれみりゃごときにびびらないんだぜ! よわむしはそこでじっとしてるんだぜ!おぉよわむしよわむし」 「ゆぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 「れいみゅもあまあまちゃべちゃいいいいいい!」(チョロチョロ…) 「まりちゃきょわいのじぇええええ!」(プシャーッ!) この時を待っていた。 俺はこっそり餌の前に立ち足元に来たまりさを蹴飛ばして空中に浮かべた。 「うー★あまあまだっどぉー★」 「ゆべっ!」 浮いてる所に拳骨をかまし地面にたたきつける。 「ゆぎぃ!」 もち、死なないようにだ。 とどめにれいむの方に蹴りで吹っ飛ばしてやる。 「ゆばっ! いじゃいいいいいい! からだじゅうがいだいいいいいいいいいい! しにたくないいいいいいいいいいいいいいい! ばりざざまをだずげろでいぶぅぅぅぅぅぅ!」 「あまあまをひとりじめしようとしたゲスはしね!」 そういうとまりさの人間で言う後頭部に噛みついた。 「ゆぎぃぃっ!いじゃあああああ!」 「みゃみゃやっちゃえー!」 「おおあわりぇあわりぇ!」 制裁ではなく殺しにかかったあたりこいつはきっと頭が悪い種なのだろう。 「もっと・・・ゆっく(グシャアッ! まりさの後頭部が中枢餡ごと噛み砕かれた。 もう助からないだろう。 「ゆっくりさせてくれないゲスはしんでとうっぜんだよ! さーて!あまあまをたべるよ!おちびはついてきてね!」 「ゆっきゅりりきゃいしちゃよ!」 そういってあまあまを食べに行く。 「たーべちゃーうぞー★!」 「「「どぼじでれみりゃがいるのおおおおお!?」」」 さすが餡子脳忘れてやがったのか。 「おちびはおとりになってね!でいぶはにげるよ!」 「「どびょちてしょんにゃこちょいうにょー!?」」(プシャアッー!) いちいちしーしーする奴らだな。 「う―★あまあまだっどぉー★」 それが流れたので俺はすかさずれいむを踏みつける。 「どぼじででいぶをねらうのぉぉぉぉぉぉ!?」 俺はれみりゃっぽくれいむを持ち上げ地面にたたきつけた。 そして 「う―★おぜうさまのでぃなーなんだどぅー★」 「でいぶたべられたくないぃぃぃぃぃ!」 誰が食うか、きたねえし。 おちびはというと気絶してやがった。 「でいぶはおいしくないよぉぉぉっぉお!」 とか言ってるが気にしないでしらじらしく 「どうした?」とかいって電気をつけて明るくした。 「れみりゃがいるばしょにつれてきたげすなどれいはしねええええ!」 体当たりを突然かましてきた。 真っ先にそれか、とりあえずちび共を起こす。 「れみりゃこわいいいいいいい!」 「ゆっくち!ゆっくち!」(ドブシャァァァァ!) 「うわきたねえ、とりあえず何があった?」 とりあえず説明だけさせた 「でもここにはれみりゃはいないぞ?嘘をつくゲスは制っ裁だよ!」 「せいっさいっはゆっきゅちできにゃああああ!」 「ゆっくちゆっくち!」 れいみゅとまりちゃが非ゆっくち症を患わせてきたのでれいむを持ち上げる。 「でいぶさまにさわるなああああああ!」 シカトしてあんよを爪で引っ掻きまわす。 「いじゃあああああああああああ! でいぶのおじりーなもじっどずるおじりがあああああああ! あんよがああああああああああ!」 多分もう歩けないはずだ、歩けない状態にするだけが目的なので手を止める 「お兄さんやさしいからこれですましてあげるよ! 次変なこと言ったらつぶすからね!」 「「ゆっきゅりりかいしまちた!」」 「ゆッ…ゆっ…」 「あとおちびを見捨てたゲスは食べていいからね! 食べられるぐらいしか役に立てることはないからね!」 「ゆっ!わかっちゃよ!」 「たべられだぐないいいいいいいいいいいいい!」 そういうとれいみゅ、まりちゃはでいぶに噛みついた。 「いだあああああああああああ! やべろぉぉぉぉぉぉぉ!ゆるじでえええええええ!」 「「うっみぇ!ぱっにぇ!じあわぜえええええええ!」」 とりあえず俺は部屋の電気を消した。 でいぶの悲鳴も小さくなってきたのでそろそろちびにも死んでもらうか。 「う―★たーべちゃーうぞー★」 「れみりゃだああああああああああ!」 ついさっきまで幸せだったこともあり、一瞬で恐怖が最高潮に。 俺ちびどもを指でつつき続ける。 「いっいやじゃああ!れーみゅしにちゃくにゃい! っまだしあわせーしたりてにゃいいいいいいいい!」 「まりちゃまだおよめしゃんみちゅけちぇにゃいいいいいいいいいいい! ゆぎゅ!?えっえれえれえれえれえれえれえれ!」 「まりちゃあああああああ! ゆぶっ!あんこ…っ!あんえれえれえれえれえれえれえれえれえ!」 まりちゃは餡子を吐き出した。 れいみゅもツレゲロだ。 そしてみんな物言わぬただのまんじゅうになった。 「…後片付けが一番めんどくさいな、こんどれみりゃでも飼うかな…」 そう愚痴りながら俺は後片付けに入る。 次の虐待法を考えながら… _______________ おうち宣言ストッパアッー!を書いたものです。 いわゆる二作目です。 ぶっちゃけサクサク書きました。 ぶっちゃけがんばったけど雑さが目立ちますね…。 こういうところ治しながらSSかけたらいいなと思ってます。 とりあえず名前ですが…「ざつさくあき」…ってなのっていいのかな? できれば名乗らせてください。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/179.html
ここはみんなのおうち宣言 6KB 困ったことに虐成分はありません。 虐待ばかりだと心がすさんでくるもんで、やっつけの愛でSSで回復を図ります。 『ここはみんなのおうち宣言』 D.O 「ここはまりさたちのおうちだぜ!ゆっくりしていってね!」 まりさは森からやってきた生粋の野生ゆっくりだ。 残念なことに、最近寒くなってきたためか、 群れのゆっくりプレイスが食糧不足となってしまったため森から出てきた。 ちなみにここは、4LDK新築の、人間さんのおうち。 おうち宣言を許してしまっていることからわかるように、留守中である。 「ゆーん、まりさ。ひろくてすてきなおうちだね! おちびちゃんたちもゆっくりうまれてくれるね!」 「まりさにかかったらこんなもんなんだぜ!ゆっくりできるのぜ!」 まりさが割った窓ガラスの穴から、モソモソと侵入してきたのはゆっくりれいむ。 秋も終わり、季節は冬に入ったというのに、見事に膨らんだれいむのぽんぽんは、 彼女たちが無計画にすっきり―した証である。 だが、れいむもまりさも新しい命の誕生を間近に控えて、ゆっくりと喜んでいた。 「ゆぅん。あたらしいおうちはゆっくりできるね。」 「とってもあったかいんだぜ。 でも、おちびちゃんのためには、ごはんが「うーい、ただいまっと。まぁ誰もいねえけどねぇ。」ゆ?」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「なんでにんげんさんがいるのぜぇ。」 「ゆあーん。まりさぁ、こわいよぉぉぉおおお。」 「うおっ!窓が割れてやがる!おいおい、泥棒かよ。それともゆっくりか?」 「ゆっ!ちがうんだぜ!とうめいなかべさんは、かぜさんがとばしたいしさんがあたってわれたのぜ!」 「あぁ、そうかぁ。運ねえなあ、俺。足りねえのは女運だけで十分だってのに。」 「ゆぅ。なんとかごまかせたんだぜ。でも、このおうちは、にんげんさんもすんでるみたいなのぜ。」 「ゆがーん!にんげんさんはゆっくりできないよ。はやくにげようよ。」 「・・・だいじょうぶなんだぜ。おうちはとってもひろいのぜ。 このおにーさんひとりなら、かくれてここにすめるんだぜ。おそとはさむくてゆっくりできないから、もうおうちさがしはできないんだぜ。」 「ゆーん。だいじょうぶなの?」 「まりさにまかせるんだぜ!」 「おにーさん!ききたいことがあるんだぜ!」 「んぁ、何だ?」 「おにーさんは、ここにひとりですんでるかだぜ?」 「残念なことに一人だよ。当分結婚・・・ずっとゆっくりする相手はいないな。」 「よかったんだぜ。これなら、おにーさんにみつからずにせいかつできるんだぜ!」 「ゆぅ、しんぱいだよぉ。」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− れいむとまりさは、危険な人間さんのいるリビングを離れ、1階北側の部屋の押入れに住むことにした。 やはり、このおうち全体は広すぎて落ち着かないのだ。 木の洞やら小動物の巣穴跡に住むゆっくりに、人間さんのおうちなど、宝の持ち腐れである。 「ゆーし!まずはれいむとおちびちゃんのためにおふとんをつくるのぜ!」 「タオル・・・ふわふわさんならそっちのかごに入ってるぞ。」 「ゆっくりりかいしたのぜ!ゆゆっ、すごいのぜ!おふとんにぴったりなのぜ!」 「さすがれいむのまりさだね!おふとんさんすっごくゆっくりしてるよ!」 「ゆーん。ゆ・・・、まりさもぽんぽんがすいたのぜ。ゆっくりごはんにするのぜ!」 「でも、ごはんさんがみつからないからここまできたんだよ?もうれいむたち、ごはんさんないよ。」 「まりさにまかせるのぜ!」 人間さんは、絵が動く箱さんを見ながら、せんべいをむーしゃむーしゃしていた。 「ゆっ!おいしそうだぜ!おにーさん、ゆっくりできるのぜ?」 「ん?ああ、せんべいはゆっくり出来るな。」 「ゆーし!おにーさんにばれないようにゆっくりいただくよ!そろーり!!そろーり!!」 まりさの命をかけた狩りの成果は、せんべい3枚。 その味は、森で食べたどんな草さんや虫さんよりもゆっくりしていた。 「まりさはかりのてんさいだね!」 「おばかなにんげんさんからいただいてきたんだぜ!これならおちびちゃんもゆっくりさせれるのぜ!」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 数日後、ついにれいむは産気づいた。 「う゜は゜れ゜る゜う゜う゜う゜!!!」 「ゆああああぁぁぁぁぁああああ!!!どどどどどうしよどうしよどうしよっっっ!! れいむののあがぢゃんがうまれるよおおぉぉぉおおおお!!!」 「赤ちゃんが生まれてくるんだからしっかり受け止めてあげなきゃ駄目だろ。」 「ゆ゜っゆ゜っゆ゜ーっ!ゆ゜っゆ゜っゆ゜ーっ!」 「ほらほら、れいむは冷静にゆマーズ法でがんばってるんだから・・・」 「ゆあああ!!!おかおがみえでぎだよおおおぉぉぉおおお!!!ゆうううーーー!!!ゆぎひぃ・・・。」 「れいむの周りで目ぇ回しててもしょうがないだろ。 おちびちゃんが飛び出してくるんだから、このクッションでしっかり受け止めてやれ。」 「あ゜か゜ち゜ゃ゜ん゜う゜は゜れ゜る゜う゜う゜う!!!」 「ゆーーーーっ!!!ゆげぇ・・・。」 「あ、気絶した。」 すぽーーーん。「ほい、キャッチ。赤ちゃんまりさだ。返すぞー、れいむ。」 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ!!!」 「ゆーん。ゆっくりしていってね!ゆっくりしたおちびちゃんだよぉ。 おにーさんもゆっくりできたらおちびちゃんにあまあまちょうだいね!」 「ちょーらいにぇ!!!」 「あまあまはねぇから、この花でも食っとけ。さて、DVDの続き見よ。」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 春。 この家で生まれた赤ゆもすっかり成体となり、巣立ちの時を迎えた。 「おとーさん、おかーさん。まりさはゆっくりいくよ!」 「ゆーん。おちびちゃんのせいちょうはうれしいけど、やっぱりさびしくなるのぜ。」 「おちびちゃん。ゆっくりおうちとかわいいけっこんっあいてがみつかったら、おかーさんにもしょーかいしてね!」 「ゆっ!それじゃ、ゆっくりさよならだよ!おとーさん、おかーさん、おにーさん、ゆっくりいってきます!!!」 「「ゆっくりしていってね!!!」」 「おうっ、またな。」 「「・・・なんでにんげんさんにみつかってるのぉぉぉおおおお!!!」」 「今さら?」 作成時間20分。 シリーズ物・読者リクエスト物については、書いてて楽しいかわりに結構頭を使います。 こういうのもたまには書かないと、ガス抜きにならないんですよ。ニーズはないと思うけど。 あと、お気づきだと思いますが、私は虐待設定・愛で派です。 ゆっくりを虐待したり、虐殺したりなんてとてもできません。 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業 ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 作者さんと同感 -- 2021-08-18 11 36 43 虐待も好きだがこれもいいな気休めになったぞ。 -- 2018-07-16 17 45 56 自分としてはゆ虐作品中の箸休め的な作品として大いに需要ありだわ ほのぼのした -- 2016-07-27 09 21 49 虐待設定が強すぎてただのいじめssになってない? -- 2014-11-19 01 57 33 期待したオレは一体... -- 2014-08-18 03 00 53 アホかwwww ほっこりしたわwwww -- 2014-07-30 22 36 16 ゆっくりはバカだがそこがいい -- 2014-06-28 10 02 28 ゆっくりは死ねばいい。 愛など必要ない。 ゆっくりなんてただのストレス発散のための ものだろ。 -- 2014-06-13 22 05 53 オチで吹いたwwww -- 2014-06-05 16 13 33 D,Oさんはゆっくりできるね -- 2014-02-12 12 10 30 ↓×10 俺はToらぶる見ようとおもって青エクよんじまう(立ち読みSQ) -- 2014-01-19 21 13 32 20分でこれとは…さすがD. O だ!!そこに痺れるゥ!!憧れるゥ!! -- 2014-01-19 21 10 57 ↓×8 同感 -- 2013-10-08 22 30 43 たまにはこういう愛でもいいね ゆっくりしたよ! -- 2013-07-17 12 32 03 全くゆっくりできないよ! -- 2013-07-08 21 41 43 今さら?w/w -- 2013-04-29 11 27 28 ふつうにほのぼのけいできつねにつままれたきぶんだぜ・・・ でもわるいきぶんじゃないのぜ -- 2012-10-03 00 34 18 ゆマーズ法wwwwww -- 2012-07-07 21 14 04 ↓↓同感。デスノートの本編読まずに最後の4コマ読んだ。なんであれ続かなかったんだろうか・・・ -- 2012-01-28 22 34 26 なんか…ゆ虐じゃないこーゆーほうがいいかも -- 2012-01-23 08 20 51