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# 過去スレor現行スレ 主な内容 1 http //nomaki-game.sakura.ne.jp/bbs/patio.cgi?mode=view no=10282 参加者募集 歓迎試合 2 http //nomaki-game.sakura.ne.jp/bbs/patio.cgi?mode=view no=10284 チーム戦 投手&野手前半評価 3 http //nomaki-game.sakura.ne.jp/bbs/patio.cgi?mode=view no=10294 野手後半評価 紅白戦1戦目 4 http //nomaki-game.sakura.ne.jp/bbs/patio.cgi?mode=view no=10299 紅白戦1戦目(続き)&2戦目 5 http //nomaki-game.sakura.ne.jp/bbs/patio.cgi?mode=view no=10300 新入生VS三軍戦 昇格者発表1 6 http //nomaki-game.sakura.ne.jp/bbs/patio.cgi?mode=view no=10301 三軍VS名得高校 基礎特訓VS名得高校 7 http //nomaki-game.sakura.ne.jp/bbs/patio.cgi?mode=view no=10304 投手陣総評 三軍VS二軍 三軍VS基礎特訓(前編) 8 http //nomaki-game.sakura.ne.jp/bbs/patio.cgi?mode=view no=10308 三軍VS基礎(後編) 昇格&降格発表2 一部コンバート宣告など 9 http //nomaki-game.sakura.ne.jp/bbs/patio.cgi?mode=view no=10310 三軍VS手久野 三年引退 一般VS特待生 10 http //nomaki-game.sakura.ne.jp/bbs/patio.cgi?mode=view no=10314 二軍&三軍昇格発表3 基礎特訓VS宙二地 一部コンバート 昇格者発表4 11 http //nomaki-game.sakura.ne.jp/bbs/patio.cgi?mode=view no=10321 紅白戦ドラフト 紅白戦1戦目 最終更新 2012/1/28
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現在時刻2021-12-12 08 19 20 (Sun)最終更新2015年10月28日 (水) 23時47分51秒 本日の来場者数 - 人昨日の来場者数 - 人合計来場者数 - 人 遠い夜空に こだまする 竜の叫びを 耳にして ナゴヤドームに つめかけた 僕らをじぃーんと しびれさす いいぞがんばれドラゴンズ 燃えよドラゴンズ! +... 一番 肘が 塁に出て 二番 ひじきさわ ヒットエンドラン 三番 近藤 タイムリー 四番 シコ者が ホームラン いいぞがんばれドラゴンズ 燃えよドラゴンズ! 五番 ラミちゃん 大アーチ 六番 永井が クリーンヒット 七番 ppppppの底力 八番 五十嵐 駄目押し打 九番 老人 重複だ いいぞがんばれドラゴンズ 燃えよドラゴンズ! 二箱ニキが 今日も勝つ 凄いぞ シーサーのスライダー 足利高氏 三振ショー 宮澤 恐怖のスローカーブ いいぞがんばれドラゴンズ 燃えよドラゴンズ! 草野が投げれば 勝ちがつき 富士山刺激だ 彡N(゚)(゚) 鉄腕又吉 負け知らず ラストはVIPPER 締めて勝つ いいぞがんばれドラゴンズ 燃えよドラゴンズ! 僕もあなたも願ってた 祈る気持ちで 待っていた それはひとこと 日本一 きゅん監督の 胴上げだ いいぞがんばれドラゴンズ 燃えよドラゴンズ! がんばれがんばれドラゴンズ 燃えよドラゴンズ! (燃えよドラゴンズ! 避難Jペナント2 23期記念盤) 選手紹介野手 投手 4代目以前の避難ペナントの中日はこちら 中日の歴代戦士 避難ペナント2時代(2015年 6月~) レジェンド一覧(通算成績上位に名が挙がる選手たち)投手 野手 何か一言どうぞ 選手紹介 野手 守 画像 選手名 / 経歴 / 獲得タイトル(回数)・表彰・年齢等 / 通算成績コメント 2B 飛び出し注意(肘) 社会人 30歳 CF ひじきさわ(ビリジアン) 大卒 オールスター出場(5) ベストナイン(2) 40歳 1B 近藤大輔(フラッシュ) 大卒 新人王 MVP(1) 本塁打王(3) 打点王(1) オールスター出場(6) ベストナイン(8) 40歳 SS シコースキー(0721) 社会人 31歳 DH ラミちゃん(アレックス) 社会人 23歳 RF 永井新一(名無し) 社会人 25歳 3B pppppp(たっつ) 高卒 20歳 C 長谷川大吉(名無し) 社会人 22歳 LF 老人(名無し) 大卒 24歳 投手 守 画像 選手名 / 利き腕等 / 経歴・獲得タイトル / 通算成績コメント 先 二箱ニキ(十日分) 大卒 40歳 先 しーさー(したらばの雄) 高卒 27歳 先 足利高氏(六波羅倒す) 大卒 24歳 先 宮澤弘(あっそ) 社会人 22歳 先 鈴木圭吾(名無し) 社会人 25歳 中 wwwwww(草野) 社会人 24歳 中 彡N(゚)(゚)(富士山刺激民) 大卒 新人王 MVP(1) オールスターMVP(1) オールスター出場(6) ベストナイン(3) 40歳 中 又吉(芥川賞) 大卒 最多セーブ(2) オールスター出場(8) ベストナイン(2) 38歳 抑 VIPPER(やるお) 大卒 33歳 カラー参考 CENTER S CENTER A CENTER B CENTER C CENTER D CENTER E 捕手用 BGCOLOR(#b5ebef) CENTER C 内野手 BGCOLOR(#FFFFBF) CENTER 外野手 BGCOLOR(#8cfdc1) CENTER DH用 BGCOLOR(#cccccc) CENTER DH 4代目以前の避難ペナントの中日はこちら 中日の歴代戦士 避難ペナント2時代(2015年 6月~) +... レジェンド一覧(通算成績上位に名が挙がる選手たち) +... 守 画像 選手名 / 利き腕等 / 経歴・獲得タイトル等 / 通算成績コメント C 茂木栄五郎(わせだ) 左ノーマル 中日(1期〜) 首位打者(4期) .274 70 279 601安打4犠打 17盗塁 287三振 14エラー 1期から第一線に立ち続ける正捕手。首位打者のタイトルを獲得した頼れる主砲が恐竜打線を引っ張る 守 画像 選手名 / 利き腕等 / 経歴・獲得タイトル / 通算成績コメント 先 蝸(蛞蝓) 右アンダー 中日(4期〜) 0回 3.6710勝9敗0S 86奪三振 気持ち悪い名前と裏腹な爽やかルーキー。唯一の先発として10桁勝利を挙げシーズンを通して貢献した。蝸(かたつむり)であるにも関わらず蛆(うじ)と罵られてしまう悲運のエース。中日一筋で220勝を挙げ、名球界入りを果たした。 投手 +... 守 画像 選手名 / 利き腕等 / 経歴・獲得タイトル / 通算成績コメント 先 壊すわ(おはおはおはD) 左スリー 中日(1期〜) 0回 0.000勝0敗0S 0奪三振 おはD。 中 井端(荒木) 左スリー 中日(4期~) 0回 6.546勝8敗4S 54奪三振 ナックルを武器にする(多分)守備の名手。まだまだ若く好不調の波が激しい 中 ゾフィー(隊長) 右アンダー 中日(2期〜) 0回 2.9017勝10敗12S 244奪三振 ASMVPの名中継ぎ。どこかのネタキャラとは同姓同名の別人 抑 タコノリ(大魔神佐々木) 右サイド 中日(4期〜) 0回 7.682勝5敗20S 27奪三振 シーズン通してヒ魔人化していた。前半の不調から後半はハマのあの人を思い出させる力投で盛り返した。 野手 +... 守 画像 選手名 / 利き腕等 / 経歴・獲得タイトル等 / 通算成績コメント 1B 爽健美茶(プーアルチャ) 右ノーマル 中日(5期〜) .244 54 1987犠打 5盗塁 315三振 2エラー お茶じゃないじゃんというアンチの声にも負けない清涼飲料水。パワーと守備に自信ニキ SS アナべべ(kpy) 右ノーマル 中日(5期〜) .231 24本 148打点 362安打3犠打 14盗塁 235三振 10エラー クッソ卑怯そうな名前から今宮みたいな選手能力 規定打率1割台を記録しかけるも怒りの帳尻合わせで打率を一気に.060上げ2割にのせる LF 姉歯(ライブドア) 右ノーマル 中日(3期~) .258 43本 221打点 770安打2犠打 33盗塁 225三振 12エラー 胡散臭い名前から確かな盗塁技術を持つ選手。関川の後継者となれるか 何か一言どうぞ タイトルや経歴の詳細や訂正ある方は教えてください、オナシャス! -- 名無しさん (2013-09-16 01 00 51) お疲れ様ンゴ。記憶にあるタイトルと順位埋めたンゴ -- 中利夫 (2013-09-16 17 17 17) 自分のコメント変えさせてもろたわ。前のサンキューやで -- 中利夫 (2013-09-16 18 32 01) 色々サンキューやで 他の人も紹介の変更あればオナシャス! -- 編集担当 (2013-09-16 19 56 20) ちな広島の前は大正義阪神やで -- 毒茸 (2013-09-16 22 49 50) よっしゃこれで選手来てくれる -- 名無しさん (2013-09-16 22 51 02) 阪神3年 広島2年 今期中日 よろしくたのむで -- ドクタK (2013-09-16 22 55 18) 中日wikiいけるやん! -- 名無しさん (2013-09-18 23 09 45) wikiサンキューやで -- 杉内 (2013-09-20 23 26 55) 総評とかコメントとか考えてくれるとうれC。ワイには難C。 -- 編集担当(二代目) (2013-09-25 08 16 59) 本スレ670のご意見を受けて燃えドラに変えたンゴ -- 編集担当 (2013-10-29 09 02 56) ワイ、撤退。中日にいた人ありがとうやで。後はやりたい人やって、どうぞ。 -- 編集担当 (2013-11-09 22 38 41) 撤退、悲しいンゴ・・・ 今までサンキューやてま -- 名無しさん (2013-11-11 23 52 36) 自分で編集してええんやで -- 名無しさん (2015-07-29 19 17 50) どんどん編集しちくりー -- 近藤大輔 (2015-10-28 23 47 51) 名前 コメント 最終更新日時 2015年10月28日 (水) 23時47分51秒 累計観客動員数 - 本日 - 昨日 -
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【ゆーえんち】 ゆっくり発生の地と言われる遊栗町。そこに、テーマパークができた。 むろん、マスコットキャラクターはゆっくりである。 驚くべきは、従業員が全員ゆっくりであり、遊具も内装も外装もゆっくりで構成されているところだろう。 出資・協賛は加工所。ゆーえんちスペシャルアドバイザー(実権掌握者)も加工所の幹部である。 ――――― ゆゆゆゆーえんち ゆゆゆゆーえんち ゆっくりしていってねー ゆゆゆゆーえんち ゆゆゆゆーえんち ゆっくりできるよー ――――― ゆーえんちのあちこちでは、今日も悲鳴が絶えない。 「びぇいぶはもうばだらげまぜん! おがねざんはいりまぜんがらもりにがえじでぐだざい! ゆぎゃぁぁぁばりばりやべでぇぇぇ!」 「まりさをふんじゃだめっ……ゆぶぎっ! まりさのかっこいいおかおがいだいぃぃぃぃぃぃ!」 繰り返すが、従業員も遊具も内装も外装も。全てゆっくりである。働けないなどと我が儘を言ったゆっくりには、内部に埋め込まれた装置から電撃が放出される。 「床」として埋め込まれたまりさは、強度を上げるために餡子凝結液を流し込んである。そのために、客が通るたびに苦痛を味わう。 遊具になったゆっくりはもっと悲惨だ。 「びゅんびゅんはごわいぃぃぃ! ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!!」 自らの意志とは関係なく、半ば機械に改造された体がレールの上を高速で走り回るのだ。プロテクタを装着され、高濃度の栄養剤を投与されているがために、傷の痛みでショック死することも発狂することも叶わない。 ――――― ゆゆゆゆーえんち ゆゆゆゆーえんち みんなだいすきゆーえんち ゆゆゆゆーえんち ゆゆゆゆーえんち みんなゆっくりゆーえんち 「「「ゆっくりできないぃぃぃ!!!」」」 完
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翌朝。 上条は今日も浴室で目を覚ます。 「~~あー身体イテェ~~~」身体の節々が痛い。 無理もない。昨日は散々だった。 小萌先生が泣くは、泣いたのを自分のせいにされるは、ゴリラが乱入してパワーボムかけられるは、黄泉川先生に顔を黒板と床に叩きつけられるは、昼飯を買いに外出たのバレるは、追ってきた数学教師に三角定規とコンパスでボコられて保健室行きになるはでまったくもって散々な一日だった。 よく病院いきにならなかったもんだと自分を誉めてやりたい位だ。 (あ~~~。休みてえなあ~・・・・)しかしそんな事は許されない。 なぜならば、出席状況がかなりやばい。 このままじゃ留年にもなりかねない。上条は諦めておとなしく学校に行くことにした。 「は~・・・・・・・」深いため息を漏らして浴室を跡にする。 今日もおもしろおかしい(←他人事)不幸な日常が始まる。 いつも通り学校が始まる。が、ちょっとした(?)事件が起こった。 「はーいっ、みんなにビックニュースですー。今日、このクラスに新しい子が転入してくるのですー!!」 「「「「「おおーーーーーーー!!!!!」」」」」 色めきたつクラスの男子と女子。 しかし、そんな周りとは裏腹に上条は言い知れぬ不幸の予感を感じていた。 (な、なんなんだ…上条さんてきに可愛い女の子が来るのはあり得ないっ!姫神の次はどんなやつなんだ?) 「転入生は男の子ですーーー!!残念でしたー野郎どもー。おめでとう。子猫ちゃんたちーーー!」 「つまらないんだにゃー。どうせなら妹キャラが来てほしかったぜい」 「せやせや、小萌センセー。男が来てもしゃーないわ。」 「ええい、何を言ってる男子! まだ半分寝ぼけてるのかっ!?そうね、それなら糖分が大事!!!!! シュガースティックでも飲んどきなさい!」と言ってどこからともなくスティックを取り出して投げつける。 「あ、じゃ、入ってきて下さいなのですよ~!ええと、名前…な…まえはぁ…」 そうこうしているうちに転校生が入ってくる。 が! 「げほっ! シュガースティックは喉に張り付いてのみにくっ!がはっ!」前方に向けて残り噴出 !! 転校生に盛大に吹きかかる。吹きかけられて口元がひきつっているのは…… 「ええぇ!あ、アクセラレーターー!?なっ、なんでレベル5がっ!? てか、反射はどうしたんだよ!?」 「うーん、結構怖そうな人だねー。……月夜ちゃんどう思う? 」 「え?ええと…。白髪赤目ってかっこいいかもー…。足悪いのかな…って、上条くんどうしたんだろ?大丈夫?」 上条は凍りついていた。周りからみてもわかるくらいに。 そしてもう一人。 (にゃーーー!?なんでアイツが転入してくるんだにゃーーーーーーーーーー!!!!!!???) ポーカーフェイスを装っているものの、内心では戦々恐々と誰にも聞こえぬ悲鳴を上げるシスコンエージェント。 ちなみに土御門と一方通行はグループのリーダーと構成員という関係もお忘れなく。 そして一方通行はかつての仇敵を凝視しながら身体をわなわなと震わせている。すでに左手をチョーカーに添え、臨戦体制に入っている。 ずばり戦争開始5秒前。 「戦闘配置につけ!!」 そんな号令がかかってもおかしくない教室に、 最後の希望”ラストオーダー”が舞い降りる。 「みなさんこの人をよろしくお願いしますってミサカはミサカは頭を下げてみる。…?あ、乱暴はダメってミサカはミサカは注意する」 「なァ打ち止め?乱暴がダメでもスマートな殺しなら別に良いよなァ?」 上条を殺意に満ちた笑っているような表情で言う。 「んー?シュガースティックで顔ベタベタな彼は上条君にフラグゲットされちゃった感じの子なのかい??上条ー、あれ確かに女の子みたいだけど男だぞ?………まっ、まさか、そういう趣味でもあるのか!? ……って言うか先生、あの先生に勝るとも劣らないロリっ娘は誰ですか?二人目の転校生なら青髪が喜びます」 「伊井、わかっとるやないか。二人目なら大歓迎や!あー、あとシュガースティックについては、すまへんなぁ。でも、起こるならカミやんやでーっ!!」 「……っ!二次元星人(青髪ピアス)の馬鹿野郎ー!何にも知らない癖にーっ!!てか、なんでレベル五がうちの学校なんかに来てんだよっ!?伊井も変な勘違いしてんじゃねえ!ってかこないで一方通行サマッ!!!!!こないだはすみませんでした、謝るからベクトル操作とかやめてーっ!」 理解してない大人(に見えない)がもう一人。 「いいですねー。もう仲良くなったのですか上条ちゃん。女の子ばかりでなく男の子とも仲良くなるのはいいことですよー 。……それでー、…えーっとこの子は一方通行ちゃん……でいいですかー?黄泉川先生がこの学校に転入させたらしいのですよー。席はそうですねー………。あっ、上条ちゃんの後ろでいいですかー? 」 最悪の選択だよ小萌センセ 「とりあえず、暴力や殺しとかそういうの絶対だめだからねってミサカはミサカは釘を刺してみる。とくにあの人にはってミサカはミサカは真剣に言ってみる」 その日の休み時間。 (ったく、なんだッてンだよ……黄泉川の野郎、こんなとこ押し込めやがって) 「……しかもオマエまでいやがッて」彼は土御門をにらむ。 (バっバカ!こっち見んにゃー!!) 「……はっ!カミヤン!転校生がずっとこっち見てるぜい?まさか本当にフラグ立てたんじゃないだろうにゃー? まったくカミヤンには恐れ入るぜい。熟女お姉さん同い年/年下/先輩/後輩/大学生/高校生/中学生/小学生/教員/研究員/巫女さん/シスターと語り尽くせない程のフラグを立てた上に遂に男まで手を出したかっ!!!だが安心しろカミヤン!お前がこれからどんな道を歩もうとも俺たちは友人として全力で応援して全力で笑ってさしあげるぜーい!!キラーン☆」 これだけの長文を噛まずに言った土御門は青ピにも匹敵するだろう。 (よしっ!風向き変更成功だにゃー!カミヤンには悪いが人柱になってもらうぜい) 「えっ!?おれ?だっておれお前と十歩以上離れてるし明らかお前の方見てた……って一方通行さんこないだマジごめんなさい、お願いですから睨まないでーっ!ああもう畜生不幸だー!」 「あいたた……上条君叫ばないでよ……。み、耳がっ……。ところで赤音ちゃん、次の授業なんだっけ??」 「月夜ちゃん、次は体育だよ、早く着替えていかなきゃね」 「ありがとー。黄泉川先生今日何やるって言ってたかな…?そこの転校生の人、また後で質問に答えてねっ♪」 女子が去った教室で。 「カミヤン早く着替えて(覗きに)行くで!」 だが、最後までアイツが残っていた。 「覗きに来るようなやつは……こうじゃっ!!!」青ピが宙を舞う。いつものように。 30秒で復活するのもいつも通り。 そのとき授業が始まる五分前の予鈴がなった。 「予鈴鳴っちゃったし、覗くのは授業後にしないか?体育に遅れるのは致命的だ。ゴリラ的な意味で。」ヒソヒソ 一方通行「チッ……体育かよ。何やってンだよ?」 「確かサッカーか何かだったと…俺には聞いてないですね、ハイッ、血液逆流はヤメテクダサイビリビリより洒落になりませんことよ一方通行センセー!」 「仲ええんやなー、どういう知り合いやー?」 「ァン?コイツと俺の何処が仲いいってンだ?チャラ男よぅ! 」 「ちゃ、チャラ男ちゃいますよ!そんな事言うたらあんたの白い髪はどうなるんや!」 「地毛だ、地毛ェ。能力の副作用だ、文句あンのかァ?」 「へー、能力はベクトル操作って噂だけどほんとなの?それとLv0にやられたって聞いたけど誰に? 」 こいつは紫木 友。通称情報屋。 人には秘密にしている能力を使って他人も個人情報を聞き出すのにたけている。 こんな感じに。 「あァ、その通りだ。その変な右手のクソやろォにはベクトル操作が効かねェ………ッ!?」(何くっちゃべってンだ俺ァ!? うっかりっつーレベルじゃねェぞ……) また情報屋は他にもさまざまな諜報手段を持っているらしい。 「(さすが情報屋……人の口を開かせることではぴか一だな)あのさ、もう授業始まるぞ。おれもう行くから!じゃっ!」 その上条が教室のドアをあけると水がそこらじゅうにぶちまけられてあり。 当然のごとくすっ転んだ。 「さァって質問、この不幸な少年を憎しみに任せて踏みつけてもいィでしょうかァ!?」早くもクラスに(打倒旗男という意味で)馴染んできてしまっている一方通行。 「やっちまえなんだにゃー!旗男を死なない程度に痛めつけるのは大賛成なんだにゃー!」 「いやマジでシャレになんねえからっ!!ってか死ぬ! 死ぬ! ああもう何も悪いことなんてしてないのに、不幸だぁああぁぁぁあぁっ!」 「あァ?一割引だよ、心配すンじゃねェ」首のチョーカーに手を当てつつ、そんな事をいう。 その時チャイムがなってゴリラが出てきた。 「ゴ、ゴリ……まずいんだぜぃ! みんな急いで、って4人(土御門+上条+青ピ+一方通行)しかいないにゃー!? おのれ情報屋、裏切りやがったにゃー!」 窓の外に、さっきまで話していたはずの紫木を発見して叫ぶ土御門。 「よし、ここは洗礼の儀として新入りにゴリラの相手をしてもらうことにするんや!」逃げる体勢を整える青ピ 。 「あァ? めンどくせェな。あの洋ゲーポリゴン野郎かァ?」 一方通行はチョーカー型電極のスイッチを弾き、真正面からゴリラに突っ込んでいく。当然のように反射はON。 ゴリラに成す術はない。 結果、ゴリラの身体はあたかも海軍用船上槍で薙払われたかのように吹っ飛んでいったのだった。 「(青ピ……なんてことを……。さすがに哀れじゃないかゴリラが……まあいいか。) おーい、今日は女子と合同で黄泉川先生に見てもらえだとよ」 心の中で災誤に合掌しつつ、窓の外の連中によびかける。 歓声が上がったような気がするが………気のせいだろう。 「「「「いやっほぉぉぉぉぉぅぅぅ!!」」」 気のせいではなかった!! すると吹寄が彼らに近寄り、手始めに一番近くの男子を殴り倒して言った。 「他にいま歓声あげたバカは出てきなさい!」 「あァ?このチャラ男が歓声あげてンだけどよォ。 つーか、面倒だからこッから降りる」 がっしと青髪と土御門を掴んで窓から放り出す。一応ベクトル操作で平和におろしてくれてる。続いて当麻を……ベクトル操作がきかず、落ちる。 故意か事故かは神のみぞ知る。 「あ、あぶねえだろ!恨みでも……ああ、そうですね、恨みあったのでございました。 あの時の事は他意はないのでございますからちょっとベクトル操作はやめてぇえええええーっ!」 恐るべき転校生がやって来た時、上条当麻の不幸は始まる。
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概要 近況 装備 概要 505には珍しいイケメン長身キャラ。関西人。 もちろん、中身はしっかり505。 高度な部類に属すると考えられている。(←いや全然・・・) 近況 最近は○○歳下の彼女とラブラブのご様子。 本人によれば、大方の予想に反し、ギリギリ犯罪者ではないとのこと。 うそだろうけど。(←法の範囲っすよ。酒飲めない年だけど) ぶっちー追記 (2008年冬) 某動画サイトに触発され、某憂鬱な文化祭曲の習得に勤しむ毎日。 なんか音合わせたいなぁ。 最近は BASS / ダーツ / PSP / ミニ四駆改造 / Linux が気になる。 根っからの Windows ユーザーなんで andLinux とか便利っすねw ちなみに今、ミニ四駆作りながら書いてます(4 27現在) さらに追記 ( 2009.01.28 ) 最近新たな事実が発覚。これは予想外だ。 さすがは俺の相方。先が読めない。 しつこく追記 ( 2009.02.24 ) ルカ曲のダブルラリアット(チャーハンVer)で泣く。 相方とポケモンDP PtやるためにDSL2台購入。 1個は相方の誕生日プレゼント兼布教用。 次はメイド服を与える予定。 装備 本人に任せようか。 装備って何書けばええんやろ。 じゃあこんな感じで。 頭 :ライトンのセールで買ったソフト帽 体 :毛布みたいな分厚いコート。もらいもん 背中:フェンジャパのJAZZ BASS (AtelierZのんが欲しい) 足 :なんか和柄が付いた靴 鞄 :無印のPC対応バッグ。値段の割に収納力が良い。ジャンプ入るし。
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東京A2015 作成しました。編集お願いします。 - 管理人 2015-07-13 20 38 21 少し作成しました。 - 名無しさん 2015-07-14 17 19 01 76で量産はない希ガス - 名無しさん 2015-07-14 21 33 24 俺なら片岡金城立岡あたりを一塁で使うし、基本って言い切れるほどアンダーソンは絶対的ではないように思う - 名無しさん 2015-07-14 22 59 02 内野守備は4でいいんじゃないかな - 名無しさん 2015-07-15 17 46 53 菅野なぜか能力落ちてるな、今年何か能力査定下げられるようなことやらかしたのかな - 名無しさん 2015-07-15 19 17 53 ↑シュート系の被打率が去年より高いので下げられたみたい。なお去年より良くなったフォークは据え置きされた模様。 - 名無しさん 2015-07-15 22 25 05 片岡ファーストも普通にアリかと。 外野って、別に強くもないけど穴でもない気がするので✩3かな!? - 名無しさん 2015-07-16 00 57 47 ↑↑被打率1割程度らしいからな、しかし去年よりよくなってるのにまさか弱体化させられるとは・・・ - 名無しさん 2015-07-16 17 42 23 5立岡6坂本8亀井9長野3阿部2相川7金城4片岡のジグザグ打線が最強 - 名無しさん 2015-07-22 00 29 06 いくら工夫を凝らしたところでこのチームの打線ではたかが知れている、一番マシというかベストであるかは知れんが最強ではない。 - 名無しさん 2015-07-26 18 14 31 ↑このくらいなら普通に二点くらい取れるだろ - 名無しさん 2015-07-26 21 37 34 ↑相手次第だな、ここなんか年々弱くなっていってるし - 名無しさん 2015-07-26 23 26 59 高木の野手能力内海の使いまわしで草 - 名無しさん 2015-07-27 20 57 56 内海は今崖っぷちだな、年俸もだいぶ下がりそう - 名無しさん 2015-07-28 21 28 50 年俸今4億らしいけどどんだけ下がるんだろ - 名無しさん 2015-08-01 21 37 19 内☆5はおかしいんじゃないか、4ぐらいだろう。亀と比べると大きく見劣りするぞ。 - 名無しさん 2015-08-04 22 32 02 坂本が広島・菊池と同じ守備能力って意味わからんな。貧打だから目立ってないが。巨人のチーム防御率を再現するためか? - 名無しさん 2015-08-13 01 09 52 他球団も含めて全体的にスタメン推奨選手のハードルが下がってないか? - 名無しさん 2015-08-29 00 20 19 ↑↑菊池以上だろ。なぜ今年は内10がいないんだろう - 名無しさん 2015-08-29 23 27 44 内10がクッソ強いのを認識して安売りをやめたからでしょ 俺はオリ査定が渋めなのも加味して安達にはあげてほしかったが - 名無しさん 2015-08-30 04 38 31 やっぱり内野10は全盛期井端、宮本とかすごいレベルにあげたいよね。去年の菊池もすごいかもしれないが・・・今年の菊池はだめだけどね - 名無しさん 2015-09-24 15 49 55 マイコラスの秋改訂での登録は確実だが抜かれるのは高木勇か山口か・・・ - 名無しさん 2015-09-25 18 25 44 ↑↑オリは順位が悪いという理由で安達にあげられなかったんだって。そんなのを根拠に挙げるなら、じゃあ猿と亀はダイ野最強チームなのか!? - 名無しさん 2015-09-26 00 07 46 ↑×3かも?なんでもかもがつくんだ。このすごい動きをする内野手は誰なんだと菊池がゴロ捌く動画がアメリカでも話題になってたほどなのに。 - 名無しさん 2015-10-04 18 05 27 今年の巨人はパンチ力は無いけど、機動力が全然良い! 10一人、9三人、、、何とかなるべ? - 名無しさん 2015-10-06 17 21 34 坂本内10になるのか。。。 - 名無しさん 2015-10-07 18 59 48 あれ?ここだけ変わってなくない? - 名無しさん 2015-10-08 19 18 27 弱いまんまだな - 名無しさん 2015-10-10 21 10 47 坂本内10になったら・・・・・・・・・・・・ - 名無しさん 2015-10-10 22 54 31 お願いだからマイコラス入らないオチはやめて(切実) - 名無しさん 2015-10-11 07 10 56 高木いらんな - 名無しさん 2015-10-11 18 24 08 高木に代わってマイコラス - 名無しさん 2015-10-11 19 40 23 シーズン序盤あんなに救世主扱いされてた高木勇人が今やこの扱い 悲しいね - 名無しさん 2015-10-11 20 26 30 マイコラス入れて高橋パワーアップするべき。 - 名無しさん 2015-10-11 23 22 44 ↑↑交流戦ぐらいから研究されて打たれ始めたからな - 名無しさん 2015-10-12 17 54 02 負けたな、野球賭博なんかしてる選手がいるからあいう負け方するんだよ - 名無しさん 2015-10-18 01 34 31 阿部w まさかのヒ10とかじゃないよなw - 名無しさん 2015-10-18 08 59 48 阿部(verCS)長6ヒ10巧9足3 - 名無しさん 2015-10-18 10 10 27 CSでの阿部の活躍ぶりはすごい - 名無しさん 2015-10-18 12 53 31 長野って足もう7もないよな、悲しいけど - 名無しさん 2015-10-22 01 35 06 CSの阿部の打率はヤバすぎた、やっぱ今でも波に乗せると怖い打者だな。 - 名無しさん 2015-10-22 07 32 24 阿部69くらいでもええんやない? - 名無しさん 2015-10-22 12 52 46 来年から安打製造機にシフトチェンジするなら…検討してもいいんじゃない - 名無しさん 2015-10-30 11 34 49 岡島は思ったより伸びなかったな、小林以来ドラ1ha - 名無しさん 2015-11-04 19 09 44 微妙なのばかり - 名無しさん 2015-11-04 19 10 27 小林以降…って事はまさか岡本の事言ってるのか? 高卒1年目で伸びなかったって何言ってるんだか 一軍でHR打っただけで十分凄いよ - 名無しさん 2015-11-04 20 17 44 岡本を岡島と間違えるような奴がちゃんと試合見てまともに判断してるわけないよそりゃ - 名無しさん 2015-11-04 21 40 59 岡本はまだこれからやろなあ 球界のためにもうまく育成してもらいたいわ - ちなDe 2015-11-04 23 37 48 そろそろ強打の巨人が見たいなー。来年は岡本のHRに期待しよう。阿部も大爆発(打率のみ)するかもしれないし。亀井や坂本も2009年くらい打ってくれればなー。 - 名無しさん 2015-11-07 00 06 05 2012の長野も強かったね - 名無しさん 2015-11-07 13 36 54 岡本になるか? ポカモトになるか? - 名無しさん 2016-01-01 14 50 59 ここの運営はリーグ優勝した巨人以外の球団を無双させるの好きだよな。 - 名無しさん 2016-02-03 18 08 06 ヤクルト全然強くないんだよなぁ - 名無しさん 2016-03-03 10 25 27 ↑オラもそう思う。 - 名無しさん 2016-03-05 22 36 23 ↑ワテも - 名無しさん 2016-04-20 19 11 30 横浜>広島>名古屋>兵庫>東京AB こんな感じに優遇されている 名古屋は強いか弱いかという感じだが - 名無しさん 2016-05-12 15 34 48 4片岡 5立岡 6坂本 9長野 8亀井 3阿部 7金城 2相川 1澤村 - 名無しさん (2018-04-17 20 51 01)
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翌朝。 上条は今日も浴室で目を覚ます。 「~~あー身体イテェ~~~」身体の節々が痛い。 無理もない。昨日は散々だった。 小萌先生が泣くは、泣いたのを自分のせいにされるは、ゴリラが乱入してパワーボムかけられるは、黄泉川先生に顔を黒板と床に叩きつけられるは、昼飯を買いに外出たのバレるは、追ってきた数学教師に三角定規とコンパスでボコられて保健室行きになるはでまったくもって散々な一日だった。 よく病院いきにならなかったもんだと自分を誉めてやりたい位だ。 (あ~~~。休みてえなあ~・・・・)しかしそんな事は許されない。 なぜならば、出席状況がかなりやばい。 このままじゃ留年にもなりかねない。上条は諦めておとなしく学校に行くことにした。 「は~・・・・・・・」深いため息を漏らして浴室を跡にする。 今日もおもしろおかしい(←他人事)不幸な日常が始まる。 いつも通り学校が始まる。が、ちょっとした(?)事件が起こった。 「はーいっ、みんなにビックニュースですー。今日、このクラスに新しい子が転入してくるのですー!!」 「「「「「おおーーーーーーー!!!!!」」」」」 色めきたつクラスの男子と女子。 しかし、そんな周りとは裏腹に上条は言い知れぬ不幸の予感を感じていた。 (な、なんなんだ…上条さんてきに可愛い女の子が来るのはあり得ないっ!姫神の次はどんなやつなんだ?) 「転入生は男の子ですーーー!!残念でしたー野郎どもー。おめでとう。子猫ちゃんたちーーー!」 「つまらないんだにゃー。どうせなら妹キャラが来てほしかったぜい」 「せやせや、小萌センセー。男が来てもしゃーないわ。」 「ええい、何を言ってる男子! まだ半分寝ぼけてるのかっ!?そうね、それなら糖分が大事!!!!! シュガースティックでも飲んどきなさい!」と言ってどこからともなくスティックを取り出して投げつける。 「あ、じゃ、入ってきて下さいなのですよ~!ええと、名前…な…まえはぁ…」 そうこうしているうちに転校生が入ってくる。 が! 「げほっ! シュガースティックは喉に張り付いてのみにくっ!がはっ!」前方に向けて残り噴出 !! 転校生に盛大に吹きかかる。吹きかけられて口元がひきつっているのは…… 「ええぇ!あ、アクセラレーターー!?なっ、なんでレベル5がっ!? てか、反射はどうしたんだよ!?」 「うーん、結構怖そうな人だねー。……月夜ちゃんどう思う? 」 「え?ええと…。白髪赤目ってかっこいいかもー…。足悪いのかな…って、上条くんどうしたんだろ?大丈夫?」 上条は凍りついていた。周りからみてもわかるくらいに。 そしてもう一人。 (にゃーーー!?なんでアイツが転入してくるんだにゃーーーーーーーーーー!!!!!!???) ポーカーフェイスを装っているものの、内心では戦々恐々と誰にも聞こえぬ悲鳴を上げるシスコンエージェント。 ちなみに土御門と一方通行はグループのリーダーと構成員という関係もお忘れなく。 そして一方通行はかつての仇敵を凝視しながら身体をわなわなと震わせている。すでに左手をチョーカーに添え、臨戦体制に入っている。 ずばり戦争開始5秒前。 「戦闘配置につけ!!」 そんな号令がかかってもおかしくない教室に、 最後の希望”ラストオーダー”が舞い降りる。 「みなさんこの人をよろしくお願いしますってミサカはミサカは頭を下げてみる。…?あ、乱暴はダメってミサカはミサカは注意する」 「なァ打ち止め?乱暴がダメでもスマートな殺しなら別に良いよなァ?」 上条を殺意に満ちた笑っているような表情で言う。 「んー?シュガースティックで顔ベタベタな彼は上条君にフラグゲットされちゃった感じの子なのかい??上条ー、あれ確かに女の子みたいだけど男だぞ?………まっ、まさか、そういう趣味でもあるのか!? ……って言うか先生、あの先生に勝るとも劣らないロリっ娘は誰ですか?二人目の転校生なら青髪が喜びます」 「伊井、わかっとるやないか。二人目なら大歓迎や!あー、あとシュガースティックについては、すまへんなぁ。でも、起こるならカミやんやでーっ!!」 「……っ!二次元星人(青髪ピアス)の馬鹿野郎ー!何にも知らない癖にーっ!!てか、なんでレベル五がうちの学校なんかに来てんだよっ!?伊井も変な勘違いしてんじゃねえ!ってかこないで一方通行サマッ!!!!!こないだはすみませんでした、謝るからベクトル操作とかやめてーっ!」 理解してない大人(に見えない)がもう一人。 「いいですねー。もう仲良くなったのですか上条ちゃん。女の子ばかりでなく男の子とも仲良くなるのはいいことですよー 。……それでー、…えーっとこの子は一方通行ちゃん……でいいですかー?黄泉川先生がこの学校に転入させたらしいのですよー。席はそうですねー………。あっ、上条ちゃんの後ろでいいですかー? 」 最悪の選択だよ小萌センセ 「とりあえず、暴力や殺しとかそういうの絶対だめだからねってミサカはミサカは釘を刺してみる。とくにあの人にはってミサカはミサカは真剣に言ってみる」 その日の休み時間。 (ったく、なんだッてンだよ……黄泉川の野郎、こんなとこ押し込めやがって) 「……しかもオマエまでいやがッて」彼は土御門をにらむ。 (バっバカ!こっち見んにゃー!!) 「……はっ!カミヤン!転校生がずっとこっち見てるぜい?まさか本当にフラグ立てたんじゃないだろうにゃー? まったくカミヤンには恐れ入るぜい。熟女お姉さん同い年/年下/先輩/後輩/大学生/高校生/中学生/小学生/教員/研究員/巫女さん/シスターと語り尽くせない程のフラグを立てた上に遂に男まで手を出したかっ!!!だが安心しろカミヤン!お前がこれからどんな道を歩もうとも俺たちは友人として全力で応援して全力で笑ってさしあげるぜーい!!キラーン☆」 これだけの長文を噛まずに言った土御門は青ピにも匹敵するだろう。 (よしっ!風向き変更成功だにゃー!カミヤンには悪いが人柱になってもらうぜい) 「えっ!?おれ?だっておれお前と十歩以上離れてるし明らかお前の方見てた……って一方通行さんこないだマジごめんなさい、お願いですから睨まないでーっ!ああもう畜生不幸だー!」 「あいたた……上条君叫ばないでよ……。み、耳がっ……。ところで赤音ちゃん、次の授業なんだっけ??」 「月夜ちゃん、次は体育だよ、早く着替えていかなきゃね」 「ありがとー。黄泉川先生今日何やるって言ってたかな…?そこの転校生の人、また後で質問に答えてねっ♪」 女子が去った教室で。 「カミヤン早く着替えて(覗きに)行くで!」 だが、最後までアイツが残っていた。 「覗きに来るようなやつは……こうじゃっ!!!」青ピが宙を舞う。いつものように。 30秒で復活するのもいつも通り。 そのとき授業が始まる五分前の予鈴がなった。 「予鈴鳴っちゃったし、覗くのは授業後にしないか?体育に遅れるのは致命的だ。ゴリラ的な意味で。」ヒソヒソ 一方通行「チッ……体育かよ。何やってンだよ?」 「確かサッカーか何かだったと…俺には聞いてないですね、ハイッ、血液逆流はヤメテクダサイビリビリより洒落になりませんことよ一方通行センセー!」 「仲ええんやなー、どういう知り合いやー?」 「ァン?コイツと俺の何処が仲いいってンだ?チャラ男よぅ! 」 「ちゃ、チャラ男ちゃいますよ!そんな事言うたらあんたの白い髪はどうなるんや!」 「地毛だ、地毛ェ。能力の副作用だ、文句あンのかァ?」 「へー、能力はベクトル操作って噂だけどほんとなの?それとLv0にやられたって聞いたけど誰に? 」 こいつは紫木 友。通称情報屋。 人には秘密にしている能力を使って他人も個人情報を聞き出すのにたけている。 こんな感じに。 「あァ、その通りだ。その変な右手のクソやろォにはベクトル操作が効かねェ………ッ!?」(何くっちゃべってンだ俺ァ!? うっかりっつーレベルじゃねェぞ……) また情報屋は他にもさまざまな諜報手段を持っているらしい。 「(さすが情報屋……人の口を開かせることではぴか一だな)あのさ、もう授業始まるぞ。おれもう行くから!じゃっ!」 その上条が教室のドアをあけると水がそこらじゅうにぶちまけられてあり。 当然のごとくすっ転んだ。 「さァって質問、この不幸な少年を憎しみに任せて踏みつけてもいィでしょうかァ!?」早くもクラスに(打倒旗男という意味で)馴染んできてしまっている一方通行。 「やっちまえなんだにゃー!旗男を死なない程度に痛めつけるのは大賛成なんだにゃー!」 「いやマジでシャレになんねえからっ!!ってか死ぬ! 死ぬ! ああもう何も悪いことなんてしてないのに、不幸だぁああぁぁぁあぁっ!」 「あァ?一割引だよ、心配すンじゃねェ」首のチョーカーに手を当てつつ、そんな事をいう。 その時チャイムがなってゴリラが出てきた。 「ゴ、ゴリ……まずいんだぜぃ! みんな急いで、って4人(土御門+上条+青ピ+一方通行)しかいないにゃー!? おのれ情報屋、裏切りやがったにゃー!」 窓の外に、さっきまで話していたはずの紫木を発見して叫ぶ土御門。 「よし、ここは洗礼の儀として新入りにゴリラの相手をしてもらうことにするんや!」逃げる体勢を整える青ピ 。 「あァ? めンどくせェな。あの洋ゲーポリゴン野郎かァ?」 一方通行はチョーカー型電極のスイッチを弾き、真正面からゴリラに突っ込んでいく。当然のように反射はON。 ゴリラに成す術はない。 結果、ゴリラの身体はあたかも海軍用船上槍で薙払われたかのように吹っ飛んでいったのだった。 「(青ピ……なんてことを……。さすがに哀れじゃないかゴリラが……まあいいか。) おーい、今日は女子と合同で黄泉川先生に見てもらえだとよ」 心の中で災誤に合掌しつつ、窓の外の連中によびかける。 歓声が上がったような気がするが………気のせいだろう。 「「「「いやっほぉぉぉぉぉぅぅぅ!!」」」 気のせいではなかった!! すると吹寄が彼らに近寄り、手始めに一番近くの男子を殴り倒して言った。 「他にいま歓声あげたバカは出てきなさい!」 「あァ?このチャラ男が歓声あげてンだけどよォ。 つーか、面倒だからこッから降りる」 がっしと青髪と土御門を掴んで窓から放り出す。一応ベクトル操作で平和におろしてくれてる。続いて当麻を……ベクトル操作がきかず、落ちる。 故意か事故かは神のみぞ知る。 「あ、あぶねえだろ!恨みでも……ああ、そうですね、恨みあったのでございました。 あの時の事は他意はないのでございますからちょっとベクトル操作はやめてぇえええええーっ!」 恐るべき転校生がやって来た時、上条当麻の不幸は始まる。
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追って一夏 後編第一部 「明日はゲートポートですね」 「ああ…ま、なんつーか、迎えまで寄越されたさかいな。 結果どーするかはとにかく、いっぺん向こう戻て義理だけは通すさかい」 「ありがとうございます」 ぺこりと頭を下げた愛衣が頭を上げてにっこりと微笑んだ。 そのままたたずむ愛衣を、ベッドに座った小太郎は不思議そうに眺める。 「ん?どないしたん?後なんか打ち合わせとかあったか?」 「いえ」 愛衣が歩み寄り、同じベッドに腰掛けた。 「どないしたん?」 「えー、あー、何と言いますかその…」 「!?」 愛衣の瞳がぶわっと潤んだのを見た、と、思ったら、 小太郎は上半身を小太郎の正面に回した愛衣にしっかと抱き付かれていた。 「お、おいっ…」 「帰って来て、帰って来て下さいお願いですっもうどこにも行かないでっ! お願いだから帰って来て、魔法世界で離れ離れなんてやだやだやだやだやだっ!! 分かったんです、一緒にいて心の底から分かった、そんなの嫌だ、そんなの耐えられないって。 本当に、小太郎さんが望むんだったら、それで小太郎さんが旧世界に戻って来てくれるんだったら、 それだったら私…」 言い募る唇は、唇で塞がれた。 「私は…友達?弟子?相棒?…恋人、になれなくても小太郎さんに必要な人に、なれますか? どれでもいい、小太郎さんにとって必要な人に、今だけでも、小太郎さんと繋がっていたい。 分かりませんか?言った筈です。私、そんなに安くない。 そんな、好きでもない男の人に自分から裸になるって、そんな事しない。他になんの理由があって… 旅先の思い出でもいい。それで小太郎さんが戻って来てくれる、 もし、戻って来なくても私の心にだけでも、掛け替えのない思い出が残るなら、私…」 「愛衣姉ちゃん、俺、愛衣姉ちゃんが、欲しい。 あー、なんつーか、ずっと一緒にいて、姉ちゃんどんどん綺麗に、いい女になってく。 だからあれや、俺もしょっちゅうそない思っとって、 それはまー、しょーもない男のガキのあれちゅう事思って一人で勝手にあれや。 けど、今、すっごく欲しい。あんたの言うどれだかは正直分からん。 けど、今俺いい加減な気持ちやない。姉ちゃんが本気なのも、分かるさかい」 「嬉しい」 「だから、な、泣かんといてや、頼むから。俺、愛衣姉ちゃんの笑ろうた顔、好きやから」 「はいっ」 愛衣の最高の笑みと共に、改めて、静かに唇が重ねられた。 × × 「あー、やっぱりこういう時は、風呂とか入っとくモンか?」 唇が離れた後、小太郎の間抜けな様な的確な様な一言に、愛衣が頷いた。 小太郎に勧められるままに愛衣がバスルームに入りシャワーを浴びバスタオルを巻いて出て来て ベッドの小太郎の隣にちょこんと座った後、 小太郎が立ち上がってバスルームに向かい開く前のドアに激突したのは、 長時間視線が下に向きすぎていた事が原因であったと推察された。 しかし、その様な事にひるむ事なく、烏の行水を終えた小太郎が 腰にタオル一枚巻いてちょこんと愛衣の隣に腰掛けた。 互いに横を向き、何度目かの口づけを交わす。 そして、小太郎が静かに、優しい手つきで愛衣をベッドに横たえた。 「ええんか?」 愛衣が小さく頷く。 小太郎が、恐る恐ると言った手つきで、バスタオルを外す。 ごくりと喉を鳴らした小太郎は、ほーっと白い裸体に釘付けの視線を送る。 愛衣は、その無遠慮な視線を前に、自らの両腕に懸命に制止の意思力を送り続けていた。 「綺麗やなぁ…」 ようやく、小太郎が言葉を発する。 「ほそっこいんかと思うとったけど、すごい女っぽくて、胸も、結構大きいんやな愛衣姉ちゃん」 既に少女と言える歳ではない、白くたおやかでも力強い大人の裸体に素直な賛辞を送り その柔らかく成熟した膨らみにふにっと手を伸ばしている過ぎない小太郎の言葉。 本人は素直にそれだけのつもりでも、ベッドで他の女性と比べられる、それは最大の屈辱にしてマナー違反。 そんな、奥底に感じるもの、つまらない疑念を懸命に振り払いながら、 愛衣は意外な程に優しい小太郎の手つきに意識を集中させる。 “…あ…でも…なんか、やっぱりちょっと気持ちいい…” 「…小太郎さん…」 「んー?」 「何と言うか、もっと、いいんですよ乱暴にされると痛いけど、でも、その触っても…」 「ほなら…」 「?」 珍しく口ごもる小太郎の態度に、愛衣が小首を傾げる。 「その…ええか、吸うても?」 「?…はいっ」 にっこり微笑む愛衣の前で、真っ赤になった小太郎が、 既にピッと女の昂ぶりを主張していながらも可愛らしいぐらいの桃色の乳首をちゅうっと吸った。 「あっ」 「ん?」 「んふふっ、くすぐったい、気持ち、いいです…」 「ほかほか」 「はああぁ…」 愛衣の分かりやすい説明に、 興に乗った小太郎がやわやわと掴みながらちゅうちゅう取っ替え引っ替え吸い立て始める。 「うぷっ!」 「んんんっ…」 喉を鳴らしながら喘いでいた愛衣が、 むずかった様な声を上げながら、柔らかおっぱいに夢中の小太郎の頭をきゅっと抱き締める。 「ん、んぷぷっ…」 「えへへー、コタローさーん」 「く、苦しいて愛衣姉ちゃん」 「えへへー、ごめんなさーい、コタロー君にちゅうちゅうされて気持ちいーですー」 「あー、さっきパーティーでワイン飲み過ぎたん違うか?」 「そーですよ、おねーさんなんですからとーぜんでしょー」 「おいおい、いきなりどーしたん?」 「んふふー、だってコタローさんかわいーんだもん。あうっ!」 「ちぃと、きつぅしたった方がいいみたいやな酔っ払いには」 知ってか知らずか、小太郎は、甘噛みと言う技法を駆使していた。 ぷくっと尖った乳首にもこりっと決して痛めない加減を加えて愛衣をのけ反らせる。 「あんっ、小太郎さんっ」 「へへっ、愛衣ねーちゃんもかわいーで。師匠をガキ扱いした罰や」 「あううー、ごめんなさい降参です師匠ー」 愛衣の上になってニッと笑みを浮かべる小太郎に、 半分は本心、半分は可愛い可愛い小太郎を満足させてあげる愛衣の言葉。 「ああっ、小太郎さんっ」 「ん、どした?」 何か、赤い顔をしてもじもじしてる愛衣に小太郎が声を掛ける。 「あにょその…」 「何や分からへんね、あうっ」 愛衣は、とても口に出して言えない恥ずかしい事を伝えんと、 やっぱり元々恥ずかしい場所の恥ずかしい状態の所に小太郎の手を掴んでぐいっと導く。 「…こっちも…触って…」 「ええんか?」 小太郎の問いに、愛衣はきゅっと目を閉じてこくんと頷く。 勝手が分からず、小太郎は愛衣が目を閉じている間に、 するすると顔を降下させながらそろそろと手を動かす。 “…震えてる…” 真っ白ですべすべの太股。愛する男性を迎えるべく意思力で僅かに緩めながら、 それを閉ざそうとする羞恥心を懸命に抑え込む。 小太郎のために女が女として懸命に戦っているのが感じ取れる。 「あ、あのっ、あのっあにょですね、小太郎さん」 「あ、ああ…」 訳も分からない小太郎に太股やお腹の黒々とした周辺をさわさわされて、 それはそれでくすぐったく心地よかった愛衣のやっとやっとの言葉に小太郎もやっとやっと返答する。 「えーとあの、ここのこの、ちょっと、尖ってるの、見えますか?」 「あ、ああ、ここがその…いっ!」 「!?愛衣姉ちゃんっ!?」 「ううん、いいの。ここね、女の子の気持ちいい所なの。 でも、敏感過ぎて乱暴にすると痛いぐらい。だから、自分の体から保護するのが自然に出て来てるの、ね」 「あ、ああ…」 「そう…はあああっ!」 蜜をすくいとった指でつーっと撫でられ、ひくひくっと愛衣の背筋がベッドの上に反り返った。 歴戦の勘は、それが、痛みの声とは微妙に違う事を感じ取った。 「あっ、コ、コタ…あっ、あああっ…ああああっ!」 「エロイ声出してんなー、愛衣姉ちゃん」 先ほどの狼狽をごまかすかの様に、小太郎がニッと笑ってぴちゃぴちゃと面白そうに指を動かし続ける。 「ふーん、指でこーやって気持ちいーんか。ほならなんか自分でも出来そーやなぁ」 「…バカあっ!…」 元々赤かった愛衣の顔が見る見る茹で上がったのを見た、次の瞬間には小太郎の視界は枕に封鎖されていた。 「あたたた…」 「あ、あの…」 怖々と小太郎の顔を見る愛衣に、小太郎は唇で返礼する。 真面目な愛衣をからかう事はたまにはあったが、これはどちらかと言うと女よりも男の方が覚えのある事。 そんな真面目な愛衣が懸命の勇気を振り絞ってるのに、ちょっと悪かったかなと思ったりもする。 「でも、いじられると気持ちいーんやな、かわいーで愛衣姉ちゃん。 こんなにぬるぬるのトロトロんなって、オマメも硬とう尖ってていじってやると…」 「もうっ…そんな…だって、小太郎さんだから… あっ、あんっ、いい、はい、気持ちいい、です小太郎さんっ」 愛衣が男にこんな姿を晒す。それを懸命に伝えようとする。その相手に選ばれる。 この可愛らしさと知っている姿とのギャップが、選ばれた自分への誇りにも思える。 「あ、あのっ、小太郎、さん」 「ん?」 「ああっ、お願い、小太郎さん…小太郎さんも、その、窮屈そう…」 「ん?」 ようやく気付いた小太郎が、自分の腰のタオルを取る。 「あー、愛衣姉ちゃんだけ丸見えのすっぽんぽん言うのも不公平やったなー」 愛衣は顔を覆った両手の指から怖々と覗き、冗談めかした小太郎の言葉も半ば本心。 やっぱり、愛衣に目の当たりにされると言うのは、非常に気恥ずかしいものがあった。 「…あ…その…つまり、今そうやってそうなってるのが…」 「ああ、そう言うこっちゃ。おい?」 ベッドに座った小太郎が、そこに匍匐前進する愛衣に小首を傾げる。 「本当に立ってるって言うか…すごい熱くて硬い…」 「お、おい、ちょっと待て…お…おおうっ…」 × × 「お、おい、大丈夫か?」 「は、はい、目は閉じましたし、害は無い筈ですから」 「いや、そーゆー事やないと思う多分」 愛衣の白く柔らかな掌が怖々と、しかし興味深く、熱くたぎった幹を包み込んだ時、 ほんのちょっとした動作確認が、小太郎の限界だった。 内心オロオロで懸命に言葉を口に出して解決策を模索している小太郎の前で、 片目を閉じた愛衣がぺろっと唇を嘗める。 「これが、小太郎さんの…」 「まずないか?」 「すっごくまずいです」 愛衣が言い、二人とも下を向いてくくくっと笑った。 「すっごい顔やで、ま、俺が悪いんやけど、こればっかはあれやから」 「分かってます」 「ほれ、あー、目ぇ開けんなや、結構ヤバイから」 「有り難うございます」 小太郎がまずは引き寄せた箱のティッシュで愛衣の瞼を拭い、後は愛衣が自分で後始末をする。 「あー、すまんな」 「何と言いますか、あんなに元気なんですね、やっぱり。 でも、やっぱり出した後は小さくなるんですね」 「小さくてなぁ…おい…」 「小さくて柔らかくて、なんか可愛い…あっ、やっぱりこーすると又…」 「おい、待て…おおおっ!…」 再び興味深げにぐにぐにいじくられていただけでも結構な事だったのに、 目の前で真っ裸の、それも本来真面目な印象の愛衣にウブなだけにタチが悪いと言う状態でそうされて、 為す術なくムクムクして来た所に今後こそ思わぬ次の手、小太郎は思わずベッドに座ったままのけ反った。 「ストップストオップ!待てっ、待て待てやっ!!」 「んぷっ、ぷはっ…」 ムクムク復活した所をもごもごと口に含み舌の仕上げで満タンチャージに至り 力ずくで引きはがされた愛衣がきょとんと小太郎を見る。 「あー、愛衣姉ちゃん、どこでそーゆーの覚えて来るんや?」 「んふふー、おねーさんですから、雑誌とか友達とか、イケナイ事ぐらい知ってますよー。 お口の中で熱く大きくなって、やっぱこーゆーの気持ちいーんですかコタローさん?きゃっ」 両肩をベッドに押し付けられ、愛衣はちょっと怖々と上を見る。 「そーゆーお勉強は後で教えてもらおか。なんかすっごいヤバかったけど、 せっかく愛衣姉ちゃんがこんなビンビン準備してくれたんや。今はこれ、愛衣姉ちゃんに、な」 腕を立てて覆い被さった小太郎がニッと笑うのを見て、愛衣もこくんと頷いた。 愛衣が小太郎の手を取り、導いた指が何やらぐにっと沈み込んだ。 「…ここで、ええんやな?」 ぐっと指に力を込める小太郎に、愛衣は目を閉じて頷くのが精一杯だった。 小太郎が愛衣に覆い被さり、抱き締め、キスをして動き出す。 愛衣は、目を開ける事が出来なかった。 「………?」 怖々と開いた愛衣の目には、何かちょっと狼狽した様な小太郎の顔が映り、 お腹に、何か柔らかい感触が伝わった。 「あの…小太郎さん?」 「あ、ちぃと待ってな、愛衣姉ちゃんの裸、綺麗やから今の今まで、あれ?」 「…あの、小太郎さん?そういう事って時々あるとか雑誌でもその… だから、焦らなくてもいいですよ笑ったり逃げたりしませんから小太郎さん」 いい加減そこそこいい歳の女性として、愛衣は小太郎をきゅっと優しく抱き締める。 「…いや…」 少し、寂しそうな小太郎の言葉だった。 「やっぱりあれや、散々キツイ思いして来たからなぁ。 どっちかつかずでどっちからも邪魔者、そんな半妖の血筋、俺が俺みたいなガキを。ずっとそう思うてた。 万が一、ちゅう事もある。ホンマに、大切な人やから、だから、それが怖いて体が覚えて…」 愛衣が、小太郎の解いた黒髪を、背中を、黙って優しく撫で続ける。 「…ええ匂いやな愛衣姉ちゃん…」 「又、私が、欲しくなった?」 柔らかな自分の腹でそれを確かめた愛衣が、精一杯の女の口調で問うた。 「あ、ああ…」 「お願い。私も、私も欲しい、欲しいから小太郎君。焦らなくてもいいから待ってるから…」 “…す、すごい事言ってんなぁ、愛衣姉ちゃん…” 愛衣にあえて言わせている、恥じらいに身悶えさせながら。 その事は確かにプレッシャーにもなったが、同時に、小太郎の本来の闘争心を奮い立たせる。 「ん、んっ!」 「くっ…」 狙いを定め、ぐっ、と腰を使った小太郎が、脳天まで突き抜ける様な最初の一撃を懸命に耐える。 「愛衣、姉、ちゃん?」 愛衣の目尻から溢れる涙を見た小太郎が、何かを言う前に愛衣がぎゅっと小太郎を抱き締めた。 「小太郎、さん。小太郎さん小太郎さん小太郎さんっ」 「あ、ああっ、愛衣姉ちゃんっ」 男として、とても、腰を動かさずにはいられなかった。 どうあがいてもどうにもならない。今年のナギ杯優勝者、 かのネギ・スプリングフィールドとも張り合い続けた歴戦の猛者犬上小太郎オオガミコジロー、その自分が、 元々粗っぽい関係が多いだけにちょこちょこと目に耳にするベッドのタフ・ガイに及ぶべくもなく、 只只振り回され翻弄される、偉大な力に包み込まれるだけで終わると言う事を、身に染みて痛感した。 そして、リフレインされる記憶、愛衣の顔、それは凄く大事な事だったと。 後編第一部終了
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前ページ次ページ虚無と狼の牙 虚無と狼の牙 第七話 例のウルフウッドのタルブ行きに関してルイズは何をしていたか。その話は数日前までにさかのぼる。 その日ルイズはウルフウッドが日中いないことに気が付いた。 が、その前の日の晩に派手にけんかをした後なので、むしろ顔を合わせないほうが都合がいいとばかりに、大して気にも留めなかった。 ただ、それでも一日中顔を合わせないとなれば気になってしまうものである。 時間が経つにつれてそわそわしながらも、それでもなんとなく気まずい空気を感じてルイズは夜、寝る前になるまで部屋に戻らなかった。 悪いのは誰がどう考えてもウルフウッドのほうなのだが、これで機嫌を損ねて出て行ったりしたらどうしようなどと不安になりながら部屋に戻ると、誰もいなかった。 悪い予感を感じたルイズは部屋の真ん中に置手紙があることに気が付いた。 『ちょっと用事があるのでタルブの村へ行ってきます。数日中には戻ります』 そこまで読んでルイズは首をかしげた。あの馬鹿はタルブなんて田舎の村へ何をしに行ったのだろうか。 もしかしたら拗ねて出て行った? 昨日、蹴り飛ばしたのはやりすぎだったのかもしれない。 もしかして、本格的に愛想を尽かされた? ルイズは不意に胸を締め付けるような不安に駆られた。 しかし、一瞬にしてルイズにとってそんな疑問はどうでもよくなった。それはその続きにこう書かれていたからである。 『ウルフウッドさんの面倒は私がちゃんと見るので、心配しないでくださいね シエスタ』 ちなみにウルフウッドが伝言を頼んだのは前半部分のみである。 それから数日後、ウルフウッドはトリステイン城下町にいた。 「あらー、この子がウルフウッドちゃん? シエスタから聞いていたけど、なかなかに男前ねっ」 目の前に何かがいる。何かとんでもないものがいる。何かとんでもないものがくねくねと動いている。いや、蠢いている。 「あのー、メイドのじょうちゃん。この個性的なお方はどちらさまで?」 ウルフウッドは震える指で目の前の存在を指差す。 「あぁ、私のおじさんのスカロンさんです。トリステインで魅惑の妖精亭という居酒屋をやっているんですよ。ウルフウッドさんにはここで働いてもらいます」 ウルフウッドは右手で額を押さえた。オカマというキーワードが彼の記憶の中から思い出したくないものを強引に引き出してくる。 「……ワイ、オカマにはちょっと嫌な思い出が」 「今更何を言っているのよ、ウルフウッドちゃん? さぁ、今日からきっちり四百エキュー分働いてもらうわよ。私はスカロン、よろしくね」 差し出されたスカロンの右手を顔面蒼白なウルフウッドは手に取った。ウルフウッドの顔からは半分魂が抜けかけている。 「なぁ、メイドのじょうちゃん」 「はい。なんですか?」 「この人がピチピチの服を着ているのは、実は自分の力を抑えるための拘束やとかいうことはないな? 口癖が『えぐるわよ』とかそういうことはないよな? 鞄からパイルバンカーで杭がポンポン出るとかそういうこともないよな?」 「へ?」 「いや、なんでもない。気にせんといてくれ。ちょっと、ワイの人生経験がおかしいだけやねん。きっと、そうやねん。あぁ、そうやということにしとこ。ちゅうか、そうしといて……」 青白い顔をしたウルフウッドを呆然とシエスタは見つめる。よっぽど過去強烈なオカマにトラウマがあるらしい。 その横でスカロンが己の肉体を誇示すべく不思議な踊りを踊っていた。 ルイズ・フランソワーズ・ド・ラ・ヴァリエールはトリステインの城下町を一人歩いていた。 今の彼女はただの学生ではない。女王陛下から極秘任務を受け賜った、女王直属の女官である。 彼女は普段から愛想のいいほうではないが、今はそのきつく上がった眉毛を普段より二割り増しきつく上げて、本人的には仕事の出来る女な感じを演出しているつもりである。 端から見れば、彼氏の浮気現場に乗り込んでいく気の強い女の子にしか見えないが。 そんな彼女はとある店の前で立ち止まった。国家の命運を左右する極秘任務だ。失敗は許されない。 そう、これは極秘任務であって、自分はそれを遂行するためにここへ来たのであって、理由はそれ以外にはなにもない。 そう自分に言い聞かせてから、その店のドアを開けた。 「ようこそ、いらっしゃいませー。魅惑の妖精亭へ!」 明るい女の子の声に迎えられる。彼女たちは店に入ってきた客が若い女の子で、しかもたった一人であるということに怪訝な顔をした。 そんな周囲の目線を気にせずルイズはずかずかと店の奥へと進む。 もはや、彼女の目は一点しか見つめていない。テーブルを一つ通り過ぎ、また一つ通り過ぎ、そして店の奥までやってきた。 その視線の先には忙しく厨房を動く一人の男。 「はい! 五番テーブルさん、あがったでぇ! はよ持っててや! 三番テーブル、あとは焼くだけやからもうすぐやで!」 「……ウルフウッド、あんた何やってるのよ」 「なんや、お客さん料理遅いいうて文句言うてんのかいな。悪いけど、ちと今いっぱいいっぱいや。なんとかもう少し間を持たしたって!」 そう言いながらウルフウッドは手際よくフライパンに油を塗る。 「だから、あんたは、何をしているのよ」 「あーもう、そんなゴネんといてや。ワイかていっぱいいっぱいなんやて」 そう言いながらも手を休めることなく、額のねじり鉢巻で汗を拭き、ウルフウッドは皿に野菜を盛りつける。 「だから、あんたはいったい何がいっぱいいっぱいなのよ! ご主人様を放っておいて!」 その気迫に初めてウルフウッドは振り向いた。目の前にいるのは見慣れた少女の姿。 魅惑の妖精亭特製のはっぴの袖で手を拭きつつ 「あれ、じょうちゃん。なんでこんなところに?」 不思議そうな顔でのんきな声でそう言い放つウルフウッド。 「そ、それはこっちのセリフよ! 大体、あんたこの場に馴染みすぎ!」 魅惑の妖精亭にルイズの叫び声が響き渡る。 数日ぶりに顔を見たウルフウッドは、見事に居酒屋のおっさんと化していた。 「さぁ、はっきりと説明してもらいましょうか」 ルイズは厨房の中のウルフウッドに詰め寄る。 「あぁ。それについてはちと長くなるんやけど、簡単に言うと」 「簡単に言うと?」 「ワイ、借金のカタにここに身売りしたねん」 「はぁー!?」 またまたルイズの叫び声が魅惑の妖精亭に響き渡った。客たちも食事をする手を休め、ウルフウッドたちをじっと見つめる。 「ど、どういうことか、説明しなさい。い、一体あんた使い魔の分際でいつの間に借金なんかこさえて、勝手に売り飛ばされているのよ。 わざわざわたしがタルブまで出向いたら、あんたトリステインに行ったって聞いて。 それからこの城下町で背の高い目つきの悪い男を見なかったかって聞き込みをして、やっと見つけたと思ったら、これ? え、どういうこと?」 「あれ、じょうちゃんわざわざワイを探しに来てくれたんか?」 「その話は今はいいの! あんたのことを話しなさい、あんたのことを!」 ルイズは両手を握り締めて、真っ赤な顔で怒鳴った。 ルイズの気迫に押されたウルフウッドは仕方なく、その場で簡単にその後の経過を話した。 タルブの村に必要なものがあって、それをシエスタを案内役にコルベールと買いに行ったこと。 そこで貰った竜の亡骸と千発の弾丸の移送をコルベールに任せたこと。移送についてはコルベールが自分がお金を出すと言った。 本来ならそこまで世話になるつもりもなかったウルフウッドだが、コルベールの目が早くこれらをいじりたいと訴えていたので、お言葉に甘えることにした。 そして、今現在そのときの借金を返すため居酒屋で住み込みバイトをしていること。 それらをかいつまんでウルフウッドは説明した。 ルイズは一応それを黙って聞いていたが、やがて拳を握り締めわなわなと震え始めた。 「で、あんたはメイドに借金をしてここで働いているわけ?」 「そや」 まったく悪びれずに答えるウルフウッド。その姿にルイズは苛立ちを隠せない。借金をするなら、なぜまずわたしに相談しないのか。 ましてや、メイドに勝手に借金を作ってそのカタにこんなところで働かされているとは何事か。 そこまで頭の中をめぐらせて、何か怒鳴ろうとしたとき、空気を読まないのんきな声が割って入ってきた。 「あ、ウルフウッドさーん。三番テーブルの料理まだですか? って、あ」 ルイズはその人物をキッとにらみつける。 「あんた、確かうちの使い魔と仲の良いメイドのシエスタって言ったわよねぇ」 「え、ええ。そうですけど」 まずい、とシエスタは思った。ルイズは怒っている。まぁ、仕方がないといえば仕方がないが。例の置手紙に挑発的な一文も入れたし。 それにしても、このわがままでかつ性格がきついことで知られるルイズがわざわざトリステインまで殴りこんでくるとは意外だった。 「ごめんなさいね。うちの馬鹿使い魔が迷惑かけちゃったみたいで」 「いえ、そんなことはございませんわ、ミス・ヴァリエール。ウルフウッドさんは自分で望まれてここに居られるのですから、迷惑だ何てそんな」 「借金なんてしちゃってごめんなさい。今すぐ、全額耳を揃えて返して差し上げて、この使い魔はとっとと連れて帰りますわ」 「そんな。ミス・ヴァリエールがお気になさることはありませんわ。これはウルフウッドさんと私だけの問題ですから」 二人はにこやかに穏やかな口調で会話を続ける。こめかみをひくつかせながら。 気が付けば厨房の動きは完全に止まっているのだが、それについて文句をつける人間は誰もいない。 みな息を潜めて事の成り行きを見守っている。みんな好きなのだ、こういうしょうもないいざこざが。 「借金はいくら?」 ルイズがドスの効いた低い声でウルフウッドに尋ねた。 「よ、四百エキューほど」 その迫力に百戦錬磨のウルフウッドでさえ思わずたじろいだ。 「四百エキューね」 そう復唱してルイズは不敵に笑うと、懐から袋を出した。 「これでちょうど四百エキューあるわ。これでうちの使い魔の借金を全額返済させていただくわよ。文句はないわね」 「いや、けどじょう――」 口を挟もうとしたウルフウッドをルイズは思い切りにらみつける。ウルフウッドはその迫力に黙ってしまった。 ――あかん、これはもうオレにはどうもこうもできひん。人の領域を外れた魔人同士の戦いや。 「あ、ありがとうございます、ミス・ヴァリエール」 その袋をこめかみと右頬をひく付かせながらシエスタは受け取った。何か言いたげに口を動かそうとしたが、シエスタの口から言葉は出なかった。 シエスタはいらだたしげにルイズをにらみつけると、 「返すものも返していただいたので、私は帰ります。さようなら!」 そう吐き捨てるように言うと、エプロンを床に投げつけて、そして店から走り出ていってしまった。 「おい、じょうちゃん……」 ウルフウッドがルイズを小突く。しかし、当のルイズは勝利の感覚に酔っていた。 ざまあみろ。お金で人の使い魔を縛り付けようなんて魂胆が悪いのよ。 「さぁ、ウルフウッド、帰るわよ!」 「え? ちょ、ちょっと待ってや。まだ、ワイ仕事が残って」 「そんなのどうでもいいでしょ。もうお金返す必要ないんだから。 それよりもこんなところで人の手伝いしなんかしていないで、わたしの手伝いをしなさい。 わたしがここへ来たのは別にあんたを探すためじゃなくて、もっとちゃんとした任務のためなんだから」 そこまで勢いよく言って踵を返したところでルイズは固まった。 「ない」 「はぁ?」 「なくなっちゃった」 「だから、何がて?」 「今日泊まるところも、ご飯もない」 「何を言うとんねん?」 「だから、ないのよ! もらったお金を全額あの子に渡しちゃったのよ!」 「はぁー!?」 今度はウルフウッドの絶叫が妖精亭に響き渡った。 「あんたのせいよ! あんたが何も考えずに借金なんか作るから! この場当たり使い魔!」 「な、それを見境なく持っている金全額使うた奴に言われたないわ、ボケ!」 二人は思い切りにらみ合う、しかしすぐにルイズは泣きそうな表情になった。 「どうしよう……こんなんじゃ姫様に与えられた任務を満足にこなせないじゃない」 「なんや、その任務とかに必要やったら、今からあのメイドのじょうちゃんに掛け合ってお金を返して――」 「絶対いや! それだけは絶対にいや!」 ルイズは首をぶるぶると振った。 「そんなに言われてもどないすんねん。ワイかて金持ってへんのやで」 ウルフウッドは途方に暮れるように肩を落とした。思えば四百エキューというのは大金だったのだなぁ、などと間抜けな感想を抱きながら。 居酒屋に勢いよくなだれ込んできた少女が、いつの間にか男と一緒に途方に暮れている。 この光景は周囲の好奇心を刺激するに十分であった。いつのまにやら彼らの周りには無遠慮な人だかりが出来ていた。 「だったらさぁ、あんたもここで住み込みで働いたらいいんじゃないの?」 その野次馬の中から一人の少女が落胆している二人に声を掛けた。 「ジェシカ」 ウルフウッドが顔を上げた。 ルイズは彼が彼女を名前で呼んだことに露骨に嫌な顔をした。このウルフウッドという男は滅多なことでは人を名前で呼ばないのだ。 自分だって記憶にある限りではたったの一回だけ。それがこの女は―― 実は本当の敵はシエスタではなくこのジェシカだったのではないか、とルイズは勘ぐった。 しかし、当のジェシカはそんなことはお構いなしだ。 「お金がないんでしょ? んで、泊まるところも食べるものもない、と。なら、うちで働けばいいじゃない。部屋ならウルフウッドの部屋があるしさ」 「いや、唐突にそんなん言われても。第一ええんか? 店長の許可を得てへんで?」 「大丈夫よ。私は店長の娘よ? 少々の権力なら私にだってあるし。それに、あんたが後見人なんでしょ?」 なんだそのなれなれしい会話は。第一ウルフウッドが私の後見人? 使い魔が? ご主人様の? 馬鹿言ってんじゃないわよ。 ルイズはキッとした視線でジェシカをにらみつける。今にも殴りかかりそうな勢いだ。しかし、ジェシカはそれをどこ吹く風。 「けど、なんでそない親切やねん? なんか裏があるんちゃうか?」 よし! いい事言ったウルフウッド! さすがわたしの使い魔! ルイズは心の中で手を叩いた。 「えー、だってさぁ」 ウルフウッドの疑いの眼差しに思惑ありげな笑みを浮かべるジェシカ。 「なんかおもしろそうじゃん。そっちのほうが」 「だ、だからって勝手に決めないでくれる?」 ルイズが口を挟む。一文無しになってしまったせいで、さっきまでの勢いはもうない。 「まぁちょっと、あんたにも悪い話じゃないんだから……」 そう言ってジェシカはルイズに耳打ちした。 最初はいらだたしげに表情をゆがめていたルイズだったが、やがて観念したのかこくりと頷いた。 こうして、ルイズとウルフウッド二人の住み込みバイトが決定した。 「いいこと! 妖精さんたち!」 スカロンが、腰をきゅっとひねって店内を見回した。 「はい! スカロン店長!」 色とりどりの派手な衣装に身をつつんだ女の子たちが、いっせいに唱和した。 「ちがうでしょおおおおおお!」 スカロンは腰を激しく左右に振りながら、女の子たちの唱和を否定した。 「店内では、〝ミ・マドモワゼル〟と呼びなさいって言ってるでしょお!」 「はい! ミ・マドモワゼル!」 「トレビアン」 腰をカクカクと振りながら、スカロンは嬉しそうに身震いした。目の前の光景にルイズの目は点になっている。 ウルフウッドはその横で無我の境地に達していた。 「さて、まずはミ・マドモワゼルから悲しいお知らせ。この魅惑の妖精亭は、最近売上が落ちています。 ご存知のとおり、最近東方から輸入され始めた『お茶』を出す『カッフェ』なる下賎なお店の一群が、わたしたちのお客をうばいつつあるの……。ぐすん……」 「泣かないで! ミ・マドモワゼル!」 「そうね! 『お茶』なんぞに負けたら、『魅惑の妖精』の文字が泣いちゃうわ!」 「はい! ミ・マドモワゼル!」 スカロンはテーブルの上に飛び乗った。両手を指揮者の用に振り上げ、腰をカクカクと振る。 「魅惑の妖精たちのお約束! ア~~~~ンッ!」 「ニコニコ笑顔のご接待!」 「魅惑の妖精たちのお約束! ドゥ~~~~ッ!」 「ぴかぴか店内清潔に!」 「魅惑の妖精たちのお約束! トロワ~~~~ッ!」 「どさどさチップをもらうべし!」 「トレビアン」 呆然としていたルイズがやっと口を開いた。 「……ウルフウッド、なにこれ?」 「大丈夫、じき慣れる」 この世の全てを悟りきったようなウルフウッドの声が、静かにルイズの耳に染みこむ。 「大丈夫、って……あんたはなんで平気なのよ?」 「じょうちゃん。世の中にはな、『えぐるわよ』と言いながら容赦なく杭で串刺しのハリネズミにする、アレよりのはるかに強力なオカマが居るねん。 あの程度のオカマにビビッてたらあかん。それに比べたらまだ全然マシや」 「はぁ」 しみじみと答えるウルフウッドの言葉にルイズはなんとも返事が出来なかった。そもそも比較対象が何かおかしい気がする。 「それじゃあ、本日入った新しいお仲間を紹介するわ。ルイズちゃーん」 スカロンが隅の方で腕を組んでいたルイズを呼んだ。 昨日の騒動でルイズのことは紹介するまでもなく、ここにいる誰にとっても周知のことだったのだが、一応は慣習ということで。 嫌そうな顔をしたところを、ウルフウッドに背中を押されてルイズはしぶしぶスカロンの元へと歩いていった。 そう、ルイズはここで『妖精』としてしばらく住み込みで働くことになったのだった。 ぼろぼろの机とぼろぼろのベッドしかない屋根裏部屋でウルフウッドは机に何か紙を並べていた。 「なぁ、じょうちゃん」 「……なによ」 「ワイの気のせい違たらええんやけどな」 「だから、なによ」 「……これって金を稼ぐどころか、借金が増えていってへん?」 ため息を付きながらウルフウッドは手に持った紙を扇形に広げてルイズに見せた。 「ワイ、文字は読めへんけど、これはどう考えてみても稼ぎを上回っているとしか思えへんで」 ウルフウッドの手に持った紙はルイズ宛の請求書だった。 とにかく、このルイズ。ここで妖精として働き出したのはいいのだが、次から次へと客とトラブルばかり起こすのである。 そして、そのたびに始末書代わりにいろいろな破損物の請求書が毎日のように届けられていた。 「う、うるさいわね。そ、そんなの、微々たる物よ!」 「じょうちゃんがせめてもっとチップでも貰ろてくれたまだええんやけどなぁ」 ウルフウッドはそのままベッドにごろんと横になる。 「じょうちゃん。アンタこういう職業向いてへんで。客商売いうんは難しいんや。ジェシカとか見てみい。 ああいう真似、箱入りどころか檻入りで育てられたじょうちゃんには到底できひんやろ」 ウルフウッドは天井に向かってゆっくりと言葉をしみこむように語り掛ける。ルイズは部屋の隅でうつむいていた。 今日もお尻を触ろうとした客を一発殴っていたのだった。 「働くのはワイがやるから、おじょうちゃんは帰り。そのほうがええやろ」 「いやよ」 ウルフウッドの提案をルイズは即決で否定した。 「言ったでしょ。わたしはちゃんとした任務でここへ来ているの。 別にお金を稼いでいるわけじゃないし、ましてや、あ、あんたのためなんかじゃないんだから」 ルイズは口を尖らせて、体育座りの膝に顔をうずめた。 「その任務いうのはなんやねん?」 「市井の人々の間で不穏な動きがないかの調査。そのためにわたしはトリステインに来たの。 言っておくけど、あんたを追ってきたとかそういうことは全然ないんだからね」 だったらなんでタルブに寄っていた? という質問を、それを言うと話がややこしくなりそうなので、ウルフウッドは呑み込んでおいた。 「やから、こういう酒場みたいな人の集まって、しかも酒のおかげ口が軽くなる場所で働いているいうわけか?」 「そう」 ウルフウッドは上半身を起こした。 「そやけど、なんでそんな仕事がじょうちゃんやねん? そもそもそういった仕事をさせるいうことは上のほうは何か尻尾を掴んでいるいうことやろ?」 ルイズはしばらく考え込むような仕草をした。 「まぁ、一応あんたもわたしの使い魔っていうわけだから、知らぬ存ぜぬはよくないわね。この依頼は女王陛下直々の非常にプライベートなものよ。 わたしの活動費も女王様のポケットマネーから出ているようなものだわ」 「なんでまたじょうちゃんに?」 「例のフーケの一件でね。わたしたちがフーケを捕まえた腕を見込まれてっていうことらしいわ」 「なるほど。んで、その怪しい動きいうのは?」 「こんなこと、あんたに言ってもわかるかどうか分からないけど。レコン・キスタ」 「なんやそれ?」 「現在の王政を倒して、共和制を敷こうとしている貴族たちの集まり、らしいわ」 「要するにテロ集団っていうやつか?」 「まぁ、簡単に言うならそうね。近々、アルビオンでクーデターが起こるっていう噂もあるし。 それで、貴族の集まるこういった酒場で、女王陛下の信頼に篤いわたしが情報収集に当たるわけよ」 「なるほどな。まぁ、納得はしたわ」 再び、ウルフウッドはベッドの上にねっころがった。 「んで、肝心の釣果は?」 ルイズはわざとらしくウルフウッドから目を逸らした。 「寝る。明日も早いから、もう寝る」 そう口を尖らせて言いながらベッドの上に座った。 「ほら、わたしの寝る場所を早く空けなさいよ」 「へいへい」 あきれるような声を出してベッドから立ち上がろうとするウルフウッドの裾をルイズが掴んだ。 「……あんたねえ。こんなところで、わたしを一人で寝かす気?」 そのままルイズは天井を指差す。そこには黒い塊のようなものがぶら下がっていた。 「別にこうもりかて、人を襲うわけちゃうから大丈夫やって。現にここ数日でそんなことなかったやろ?」 「うるさいわね! それはあんたが隣にいたからかもしれないじゃない! だから、その、今日もわたしの隣で寝なさい!」 「しゃあないな」 ウルフウッドは苦笑いすると、ルイズの隣にもそもそと入ってきた。 そしてルイズに背中を向ける形で横になる。 ルイズはその背中にしがみつくように両手を添えた。 そして、二十分ほども立たない間にルイズの寝息が聞こえ始めた。 ウルフウッドはため息を付きながら皿を洗っていた。 横目で接客……らしきことをしているルイズをちらりと見る。 あぁ、また客とケンカしてるわ。 そうボソッと呟くと、現実逃避するようにまた皿を洗い始めた。 「ねぇ、ウルフウッド」 「なんや、ジェシカ? お前接客せんでええんか? チップレース中やろ」 ウルフウッドは皿から視線を外さずに答えた。 「別にいいのよ。もうチップは百二十エキューもたまっているし、この勢いだと今日の収穫ゼロでもトップは確実ね」 「そら、儲かってるようで何よりや」 「それそうとさぁ……」 ジェシカはウルフウッドの体にしなだれかかるようにもたれかかった。 「前から訊きたかったんだけど、あんたとルイズって子って一体何?」 「どういう意味やねん」 「そのまんまの意味よ。あんたたちってシエスタとも知り合いみたいだしね」 「ワイがあのメイドのじょうちゃんの同僚で、じょうちゃんがワイの妹。そう説明したやろ」 ウルフウッドはルイズがお忍びの任務なので正体がばれるわけにはいかないと考えた嘘をそのまま伝えた。 が、そんな話は二人の態度を見れば、真っ赤な大嘘であるというのはよっぽどの間抜け相手でない限り丸分かりである。 「まぁ、言いたくない事情があるならわたしもそこまで詮索はしないわよ。けど、これだけは教えてもらうわよ」 ジェシカはずいっとウルフウッドの顔の前に自分の頭を差込んで、ウルフウッドの目を見つめる。 「あんた、シエスタとルイズどっち?」 「どっちって言われても。何が?」 「鈍いわねー。それともごまかしてる?」 「わからへんもんはわからへん。これで納得できひんか?」 「あんたって面白いわよね。まるで玄関は開け放っているのに、中に入ったら部屋のドア全部に鍵がかかっているみたい」 ジェシカがにんまりと笑った。ウルフウッドは上を見上げて軽くどうしたものかと考える。 「ウルフウッドー! あんた何そんなところでサボってるのよ!」 聞き慣れた声がウルフウッドの背後から聞こえた。振り返るとルイズが真っ赤な顔で仁王立ちしている。 「そ、それにあんたそ、その女とくっついて、い、一体何をやっているのよ!」 「別に何も。それよりじょうちゃん、仕事はどないしてん」 「そうそう。妹ちゃんは関係ないわよ。わたしはお兄さんと大人の話をしていたんだから」 ジェシカがわざとらしくルイズを妹と呼び、悪戯っぽい笑みを浮かべる。 「大人の、話、ですって?」 「そ。わたしが借金を肩代わりしてあげようかって。たしか四百エキューだったかしら? それだったらわたしだったら三週間で稼げるわね。もちろんお金を返してなんていわないわよ。ただ、一つだけわたしのお願いを聞いてもらうだけで」 「な、なによ、それ」 ルイズがわなわなと震え始めた。 ウルフウッドはジェシカの目を細めて、ジェシカに何アホなことをとアイコンタクトを送る。 しかし、ジェシカはそんなウルフウッドの視線に悪戯っぽい笑みを返すと、大仰に両手を挙げて 「だって、いつまでも妹ちゃんがそんな風に足を引っ張っていたらいつまでたってもお金がたまらないじゃない。そんなんだったら待っているシエスタがかわいそうでしょ?」 「なっ!」 痛いところを疲れてルイズは言葉に詰まった。そして、何かを決意した目でジェシカをにらみつけた。 「見てなさいよ、この馬鹿女。わたしだってその気になれば、あ、あんたなんかよりチップを稼げるんだから、み、見ていなさい!」 そう言うが早いかルイズは踵を返しホールへと走るように向かった。その姿をぼんやりと見送るウルフウッド。 「えらいもん焚き付けてくれたな」 「いいじゃん。面白そうだし」 ウルフウッドの責めるような口調にもけろっとした笑顔で答えるジェシカ。 「絶対、なんかゴタゴタでドタバタのイザコザが起こるで……」 ウルフウッドがそうひとり言を呟いた数分後、見事に彼の予想は的中した。 前ページ次ページ虚無と狼の牙