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うつろな魂(うつろなたましい) 概要 シンフォニアに登場した称号。 登場作品 + 目次 シンフォニア 関連リンク シンフォニア その作品中での説明 プレセアの称号。 最大HP+4、最大TP+3、力+4、防御+4、知力+4、回避+4、命中+4。 アビシオン戦後に取得できる。 取得者 プレセア 取得条件 アビシオン戦後に取得 ボーナス HP+4・TP+3・力+4・防御+4・知力+4・回避+4・命中+4 ▲ 関連リンク
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ごまかし/うつろい ごまかし/うつろい アーティスト TrySail 発売日 2020年3月11日2020年1月5日(配信1)2019年10月28日(配信2) レーベル アニプレックス CDデイリー最高順位 1位(2020年3月11日) 週間最高順位 1位(2020年3月17日) 月間最高順位 5位(2020年3月) 年間最高順位 26位(2020年) 初動総合売上 15184 累計総合売上 36623 週間1位 声優上半期1位 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 ごまかし マギアレコード OP 2 うつろい CD/総合ランキング 週 月日 CDシングル 総合シングル 順位 週/月間枚数 累計枚数 順位 週/月間枚数 累計枚数 1 20/1/7 6 2064 2064 2019年12月 39 2064 2064 2 1/14 9 2017 4081 3 1/21 21 1264 5344 3 1/28 1000 6344 3 2/4 1057 7400 2020年1月 27 5336 7400 4 2/11 1033 8433 3 3/17 1 15184 15184 1 16450 20531 2 3/24 12 1353 16537 15 1353 35065 3 3/31 19 642 17179 27 642 35707 2020年3月 4 17179 17179 5 18445 35707 4 4/7 15 367 17546 367 36074 5 4/14 15 253 17799 18 253 36327 6 4/21 20 124 17923 124 36451 7 4/28 52 17975 52 36503 8 5/5 62 18037 62 36588 2020年4月 33 858 18037 53 858 36588 9 5/12 59 18096 59 36623 配信ランキング ごまかし 週 月日 デジタルシングル 順位 週/月間DL数 累計DL数 1 20/1/7 5 5160 5160 2019年12月 9 5160 5160 2 1/14 7 5041 10201 3 1/21 13 3159 13360 3 1/28 20 2499 15859 3 2/4 15 2641 18500 2020年1月 6 13340 18500 4 2/11 11 2582 21082 うつろい 週 月日 デジタルシングル 総合シングル 順位 週/月間DL数 累計DL数 順位 週/月間枚数 累計枚数 2 11/5 7 7050 7050 18 2820 2820 魔法少女まどか☆マギカ OP 前作叛逆の物語 マギアレコード 次作 カラフルClariS ごまかし ケアレスClariS 関連CD Free Turn
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2009年04月28日(火)20時34分-うつろいし ・からくれない からくれない やまくれない みづくれない おもいは一途に駆けて逝く たそかれ? ぬしたれ? われたれそ? ゆらりゆらるる影朧 しるしらぬしるしらぬわれ みえみえずみえみえずかれ いきる? しぬ? 天地人遍く統べしは何ぞ この身あやつるは誰ぞ 我は知るのか知らぬのか 射る 一矢虚を裂く ・夢幻狂歌 南の孤島天高く ジェリクルキャッツ空に舞う 孤笛のかなた煌めいて 無限に夢幻を創り出す 今に映るは真か偽か 全ては以って唯そうあるのみ 自己紹介を兼ねて投稿します。 はじめまして、うつろいしと申します。 本作品は少々かなり電波がかっておりますが、本人は多分まだそれほど電波がかってはいないと思いたいです。 詩、と言いたい所ですが、詩の知識はありません。 たまにこうやって、小説では書き難いもやもやしたものを紙の上に転写してみたくなります。 御不快になられたら申し訳ありません。 そんなこんなでこれからもよろしくお願いします。
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元ネタ:うつろな人生(原題Sleeping on the Sidewalk Queen) 作:ヤジタリウス There s anything without boy Wherewithal is his own toy He s been growing forlorn Since he knew he was a man And he isn t too gaudy or isn t too plain It s been keeping around the c(l)ock Holding down himself He may get it up But he sure can t want to let it come Go around the boner by the feminine And the cutest girls he s ever seen His honey made him sigh As hussy she s come to a flame That he s prayed for blame Whether it hasn t been before? He s been keeping around the c(l)ock Holding down himself He may get it up But he sure can t want to let it come How come male never gets strength? His hot run with shot for the reproducible His hand corroded his organ with sneer He played alone as long as possible As soon as blood to reduce rushed to spire It s just lessened call through his bind It s just known as a stallion s run Sticking in the man All the males want to stiffen He d better think if leaving it alone He s just pushing on the string Never reach the crude He can get varied To be sure he d better let it come (Seems to have some run) Yeah How is that possible he can t be passionate And he talks about some divide in the air So he can lock in the inside to suffocate It s just good enough not to get a pair, yeah Yeah He s back to playing himself Granted it s shame And he s been keeping around the c(l)ock Holding down himself He sure gets it up and He sure does wanna let it come Yeah... 検索タグ Queen その他ネタ フルコーラス ヤジタリウス 洋楽 メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
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まつろう幻影 青 クリーチャー - イリュージョン ~はタップ状態で場に出る。 ~はブロックされない。 ~が対戦相手1人にダメージを与えるたび、~をオーナーの手札に戻す。 1/1 何時の事だったか、あなたは服従してくれる従者が欲しいとおっしゃりましたね。 従者という条件は満たせませんが、これではいかがでしょうか? 33版の430のカード。 1マナ1/1のアンプロッカプル。ブロックされないのはとても使いやすい能力で、能力の中では強力な部類に入る。 その上このクリーチャーは1マナで場に出す事が出来るので、破格… のはずだが… 場に出た時にタップ状態であるため、後半チャンプブロッカーが欲しい時に役に立たない上、一回プレイヤーを小突くと手札に帰ってきてしまい継続的に殴る事が出来ない困った奴。 しかし、この能力… 忍術?ととても相性がよく。軽さも相まって、その方面のデッキでは中核を担う事にもなるかもしれない。
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元ネタ:うつろな日曜日(原題Lazing on a Sunday Afternoon Queen) 作:ヤジタリウス I ve put a mark on frustrating Irritating I ve got through any moan I ll be sucked into anger it s time to be drowned I ll be blazing up in bumpy suffering I ll cling to daily invented meaning That s just unreasoning even if true Who makes it conundrum broken It s just arbitrary saying Anything that s my pounding to deserve What s kind of being swerved than turning it There I ll go again I ll be blazing up in bumpy, blazing up in bumpy Blazing up in bumpy suffering... 検索タグ Queen その他ネタ フルコーラス ヤジタリウス 洋楽 メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
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わんだーないと【登録タグ VOCALOID あな兄 わ 初音ミク 曲】 作詞:あな兄 作曲:あな兄 編曲:あな兄 唄:初音ミク 曲紹介 最近深夜徘徊してみたけど何もなくて あな兄氏 の12作目。 歌詞 (ピアプロより転載) 空気が冷える午前2時 頭はやけに冴えきっている 通りを横切る黒猫が 寝床を探してふらふら 街灯に照らされている 僕の影が泣いていた 真っ暗になってしまえば 消えてくれるのかい つらつら歩く 宛もなくたださ迷い歩く 途方に暮れたって 当たり障り無く笑うだけ 3つ数えて 夜の静けさを吸い込んで 月明かりに照らされた うつろうあなたの影を追う 時間が止まる午前2時 このまま夜が明けないような 人影一つ見当たらない 何か不思議が起こりそうだ 街灯に照らされてる 僕の影が泣いていた 真っ暗になってしまえば 消えてくれるのかい つらつら歩く 宛もなくたださ迷い歩く 途方に暮れたって 当たり障り無く笑うだけ 3つ数えて 夜の静けさを吸い込んで 月明かりに照らされた うつろうあなたの影を追う コメント 歌詞いいなあ。ギターソロ好き。 -- 名無しさん (2011-07-05 22 32 29) 何で評価されないんだっ!!! -- 作者2 (2011-11-22 21 31 39) すごくかっこよくて大好きです -- 名無しさん (2012-11-04 13 12 59) 名前 コメント
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【検索用 ていらいと 登録タグ CeVIO ONE て ポリスピカデリー 曲】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:ポリスピカデリー 作曲:ポリスピカデリー 編曲:ポリスピカデリー 唄:ONE 曲紹介 曲名:『デイライト』 2作目です (・ω・`)(動画説明文より) ポリスピカデリー氏の2作目。 歌詞 (動画より書き起こし) 風が頬を撫で 付き纏う感情もそっと優しく 馴染んでは消えるね 目眩む日々をただ 弾みだけで過ごしてく 消えたいほどに 胸を締めつけるんだ 全ては必然だって知っていた 何処へ向かおうと その優しさは零れてゆくよ 滲んだ光が押し寄せて 消え入りそうな君 ただうつろう流るる刻(とき) 気付いているでしょう 明日の陽はこの心 強く照らしてくれるだろう 見上げた空 塞ぎ込んでしまっている 流れには逆らえない 儚さに今 戸惑っているんだ 混ざり合う色は 心模様 ざわめきに似た そんな思いは要らないんだ 愛しさ以上に 心を占めるものはないよ また君に会えるように そう願っている 風に吹かれる涙に 映る光を細め 俯いている 何処から始めようと 目指すものは シンプルに理解を 見せるだけ 感じられるよ ずっと 滲んだ光が押し寄せて 消え入りそうな君 ただうつろう流るる刻(とき) 気付いているでしょう 明日の陽はこの心 強く照らしてくれるだろう 見上げた空 解き放つよ その瞬間まで コメント 名前 コメント )
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かげろうざ【登録タグ Kuni-Ron か 曲 緋惺】 作詞:Kuni-Ron 作曲:Kuni-Ron 編曲:Kuni-Ron 唄:緋惺 曲紹介 緋惺コンピレーションアルバム『さくらがさね』収録曲。和風エレクトロポップ 動画として投稿されているのは再調声版 歌詞 (動画歌詞より転載) 鬼灯の朱い実をそっと袂に忍ばせ 気づかぬうち震えて仲へと入ってゆくのです うたたねの通ひ路に揺ら揺らと迷い込み なき声に誘われて 果てまで参りまする あやかし舞う 陽炎座 狐が開いた春の縁 博多人形 裏返し 覗けばあなたが見えるでしょう あやかし繰る 陽炎座 うつろう形は角が立つ 艶めかしく 狂おしく 夢か現か 御覧に入れましょう 四度目では清めても 摘み取れぬ花の様 戯れに交われば 赤へと染まってゆくのです あの人に勝てぬなら いっそ水辺に浮きましょう 拍子抜けと嗤っても この世を離れまする あやかし舞う 陽炎座 臥す間が開けば陰の念 背中合わせ物想ひ 今宵の舟は御一緒に あやかし繰る 陽炎座 壊れてゆくのは誰のせい? 纏わり憑き 朧月 夢か現か 御覧に入れましょう あやかし舞う 陽炎座 博多人形 裏返し 覗けばあなたが 見えるでしょう あやかし繰る 陽炎座 うつろう形は角が立つ 艶めかしく 狂おしく 夢か現か あやかし舞う 陽炎座 狐が開いた春の縁 背中合わせ 物想ひ 今宵の舟は御一緒に あやかし繰る 陽炎座 壊れてゆくのは誰のせい? 纏わり憑き 朧月 夢か現か 御覧に入れましょう コメント 名前 コメント
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ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの 【ぶれすおぶふぁいあ ふぉー うつろわざるもの】 ジャンル ロールプレイングゲーム 対応機種 プレイステーションWindows 98~XP 発売・開発元 カプコン 発売日 【PS】2000年4月27日【Win】2003年5月30日 定価 【PS】5,800円【Win】2,800円 廉価版 PlayStation the Best 2002年9月12日/2,800円Quality1980 2005年7月8日/1,886円(各税抜) 配信 ゲームアーカイブス 2011年7月6日/600円 判定 良作 ブレス オブ ファイアシリーズ作品リンク 概要 ストーリー 特徴・評価点 PS有数の「鬱ゲー」として 難点 総評 その他 概要 『ブレス オブ ファイア』シリーズ第4作目。 今作はリュウとフォウルの2人の主人公を交互に操作することでストーリーが進んでいく(フォウル編はほとんどイベントシーン扱いだが)。 竜の設定の大幅な変更や、中国や東南アジア、中東を思わせるエスニックかつオリエンタルな世界・文化など、これまでの作品とは大きく異なる雰囲気が特徴。 ストーリー かつてヒトの手によって召喚され、役目を終えた後は「竜」となって世界を見守るうつろわざるもの――神――と呼ばれる存在がいる世界。そこには広大な泥の海によって隔てられた2つの大陸があった。 西の大陸を支配するフォウ帝国と、東の大陸で共存する諸国は長期にわたって戦争を続け、疲弊し、そして暫しの休戦を迎える。 一年後、戦場となった地を見舞うべく出立した東側連合の一国・ウィンディアの第一王女・エリーナが行方不明となる。 東の大陸の国々は、帝国を刺激することを避けるため、前線への大規模な調査部隊の派遣を渋り、満足に調査を進めなかった。 諸国の対応にしびれを切らしたエリーナの妹・ニーナは、エリーナとは相思相愛の幼馴染である 虎人 (フーレン)族の族長・クレイと共に姉の捜索に向かうことを決める。 その道中、ニーナは記憶喪失の青年・リュウと出会い、行動を共にすることになる。 時を同じくして。数百年前に一人でフォウ帝国を起こし、復活を予言して眠りについた「竜」初代皇帝フォウルが目覚めた。 「復活した時、皇帝の座を明け渡してもらう」という盟約を果たすべく帝都へ向かおうとするフォウルだったが、時のフォウ帝国13代目皇帝ソーニルは皇帝の座と権力を手放す事を拒み、フォウルを抹殺すべく刺客を差し向け盟約を違える。 完全な覚醒を遂げていないフォウルは、帝国の刺客・呪術師ヨム将軍の召喚する使い魔に襲撃され、深手を負いながら逃走する。 物語はリュウとフォウル、2つの存在の足取りを交互に追う形で進行する。 「うつろうもの」たるヒトと、「うつろわざるもの」たる竜=神。その狭間にある2人がたどり着く結末とは……。 特徴・評価点 コンボシステム 連続で技を使用する場合、コンボが繋がり、無属性の物理攻撃に属性を付与したり、異なる属性の合成魔法が炸裂したり、同属性の技の威力を強化することが出来る。 回復魔法にも反映されるため、弱い魔法も重ねがけすることで大きく体力を回復できる。 スリック・ローテーション 今作では戦闘中でも、実際に攻撃を行いダメージを受ける前衛と、「控え」となる後衛の交代ができる。 3人分の行動を決定すると残りのメンバーが自動的に後衛となる。入れ替えにターンを食われたり、専用のコマンドを用いる煩わしさがない。 後衛のキャラはターンごとに少しずつHP・AP・一部の状態異常が回復し、時間経過で攻撃力を上げる溜め技も決めやすくなる。最大MPが低いが非常に強力な魔法を使うマスターなど、このシステムを利用した戦術を立てることで真価を発揮するキャラもいる。 後衛に下げることで発動する特殊能力も存在する。前述のコンボシステムと合わせることで戦術性が拡がり、低レベル攻略にも挑戦しやすい。 エスニック風の世界・音楽 元々ブレスシリーズは獣人種族が多いなどの独特の設定がウリだが、本作ではそれがさらに際立っている。このおかげではまる人はとことんはまる。 音楽もそれに合わせた民族風の曲、不思議なメロディー、陰鬱な曲調などが多く、雰囲気を盛り上げている。 魅力的なキャラクター キャラ造形と演出が上手く、ゲーム世界への更なる没入を誘う。 シナリオ上で空気となるパーティメンバーがいない。シナリオ上の出番が過ぎたキャラも、キャンプ機能による会話を利用することで印象付けを忘れていない。能力面でもそれぞれに癖があり、交代システムと合わせることで存分に活躍させられる(癖を把握するまでは戸惑うキャラもいるが)。 敵方や第三者的存在のキャラクターを含め、主人公たちと関わる面々には愛らしく、意地汚く、美しい存在が揃っている。 シリーズおなじみのババデルやおまけ要素ながら前作のレイ ティーポなどの過去作キャラも登場するのもファンには嬉しいところ。 戦闘中におけるキャラクターボイスも健在。 その他伝統の仕掛け 妖精のコロニー、釣り、伝承師システムは相変わらず健在。いずれも前作、前々作と比べて微妙な差異ながら完成度を上げている。 特に釣りはルアーや餌、水深に魚との駆け引きなど、兎にも角にも「本当に釣りをしている」と思わせる仕掛けが多く、シリーズ最高傑作と評されている。釣りコンに対応しているとは何事か。 報酬やメリットも大きく、それでいて無理に遊ぶ必要もないバランスがとられているのもポイントが高い。後にこの釣りの部分だけが携帯アプリで配信された事からも完成度と人気がわかるはず。 カプコンらしくドット絵はかなりの高品質。雑魚モンスターすらぬるぬる動く。クオリティの高いオープニングアニメも必見。 PS有数の「鬱ゲー」として 鬱ゲー談義となるとほぼ毎回名が出る本作。 ネタバレとなる部分が多いのであえて深く言及しないが、逆に言うとそれだけ深くまでストーリーに鬱要素が入り込んでいる。 「虐殺・自己犠牲・拷問・生体兵器・報いの無い悪」。これでだいたいあってる。 仲間と共にエリーナを追い求めるリュウ編と、一人孤独に逃避行を続けるフォウル編のギャップが大きい。リュウ編にも鬱になるイベントは多いのだが、それでもまだマシで(希望が無いイベントも多いが…)、ところどころにコミカルなシーンもある。対してフォウル編はひたすらフォウルが追い込まれる、「上げて落とす」展開の繰り返し。 人の苦しみを砲弾とし、更に着弾地点一帯を何人たりとも生きられない「生き地獄」に変えてしまう兵器・呪砲は本作の鬱要素の代表的なものと言えるだろう。 その「砲弾」が描かれるシーンの、「俺たちは今まで何のために戦ってきたのか」と言いたくなるような絶望感もポイント。 バッドエンディングの演出もまた、一筋縄ではいかない。それまで積み上げたものを自らの手で崩壊させる壮絶な展開が待っている。(*1) 本作のラスボスは『ドラゴンクエストIV』のピサロ、『ライブ・ア・ライブ』の魔王オディオ、『テイルズ オブ ファンタジア』のダオスの「RPG三大不幸ラスボス」に次ぐ存在と評されている。しかしながらこの内のピサロとダオスは被害者と片付けるには色々と非があるため、本作のラスボスこそ魔王オディオと並ぶ不幸ラスボスであるという声は多い。(*2) これらをフォローするコミカルなシーンも多く取り入れられているため、コテコテの鬱ゲーと身構えすぎると肩透かしを食うかもしれない。 どちらかというと、様々な要素が交じり合った先にある「良いも悪いも、なるようになる」という無常観こそが、本作の本質と言えるかもしれない。 問題は元々鬱要素をウリにしていたわけでも、鬱要素が主なテーマではないと思われる割に、その様な展開が余りにも目立つことだが…。 難点 戦闘の単純さ RPGでコンボというシステムは目新しいのだが、さほど利用する機会がない。発動は確率で成功しても大したダメージ増がないため、最初から最後までおまけ程度の存在。単に強キャラを作るだけなら、終盤の二回攻撃武器で押しまくるだけになるだろう。 どのようなコンボを発生させても「HIT数に比例して経験値や金にボーナスが加算される」などといったシステムは無い。 キャラの格差も大きい。魔法キャラが使いにくく(狙われ率平等、火力微妙)、物理キャラを編成するにもただ攻撃力のみで決まりがち。 味方が全滅するとゲームオーバーとなり、最後にセーブした箇所からのやり直しとなる事に変わりはない。 シナリオ ストーリーの大筋が「人質救出」なのだが、その人質が序盤チラッとしか出てこず、肝心の鬱イベントがショッキングなだけで終わってしまう。 細かいところに手が届いていないシステム 視点操作関係の出来が悪い。常時クォータービューで進行するのだが、おかげでポリゴンの死角が多くなっておりストレスがたまる。 基本的に90°ずつの4方向にしかカメラ変更ができず、高さも固定。全く動かせないマップもあり、主人公たちの姿を視認できない箇所が少なくない。 序盤の街から迷いやすい迷路状の街で、イベント進行に合わせて「一歩でも逸れると街の外からやり直し」になる街外周を移動しなくてはいけないシーンも。 ニーナの個人アクションで緩和が可能だが、それでも申し訳程度。また屋内では使用できない。 戦闘終了後のリザルトが飛ばせない、コマンドのレスポンスが鈍い、長い攻撃ムービー(ボタンでカット出来るものもあるが、それでもカット可能タイミングまで微妙な待ち時間が発生する)など、少しずつテンポを削ぐ要素が積み重なっている。 シリーズ伝統の多すぎるお使いイベント 「○○をしよう」→「それには△△しなければいけないから□□へいきなさい」という展開がかなり多い。個別のストーリーは深く興味深いものが多いのに、その繋ぎがワンパターンなのが惜しまれる。 多すぎるミニゲーム ほとんどがシナリオ進行上、プレイを強制されるものばかり。苦手な人にはただただキツイ。 そもそもやりこみを考えずに遊んだ場合は20~25時間でクリアできる程度のボリュームなのに一部のイベントがカットされているのはどうしたことか…。少しでもミニゲームを減らせばこうした事態は起こらなかったのではないだろうか。 低い難易度 一部手ごわい敵はいるものの、シリーズの他作品と比べると難易度が全体的に低い。コンボシステムやスリック・ローテーションをあまり駆使しなくても充分突破できるバランスになっている。 それらの要素をフル活用するとヌルさに一層拍車がかかる。 序盤に回復アイテムを無限に入手できるポイントが存在することも難易度低下を後押ししている。 その他 終盤は物理攻撃に耐性を持つボスばかりが登場し、必然的に物理攻撃が使いづらくなる。 制作中に容量が足りなくなり、一部のイベントがカットされることになった。問題はこの「一部のイベント」で、恐らくプレイヤーが最も断罪を望むであろう、とある存在がそのまま放置されるという何とも歯がゆい結末を迎えることになってしまっている。グッドエンディングもあっさりした描写にとどまる。 とはいえこのことを「物事は常に丸く収まるとは限らない、本作の作風を逆に強調している」と評価する旨もある。 PS初期版のみ、バグで『「保険』という攻撃力767の最強武器を入手できる。「-1ヒット」という通常ありえない特性が付いているためそのまま通常攻撃しても空振るのだが、これを装備して「スーパーコンボ」を発動し、わざと入力失敗して「スカ」を出すと、本来なら0ヒットとなるところが-1でオーバーフローを起こし、最大255ヒット連撃に変化する。元々の攻撃力の高さもあって、ほとんどの敵をこれだけで片付けることができてしまう。また、「ぶんどり」等のヒット数が関係ない技ではそのまま問題なく使えてしまう。 総評 「休戦の空白期」という時節の中、そこに渦巻く人のエゴと、取り返しのつかない痛手を受けながらも希望を捨てずに力強く生きようとあがく人々の交わり、そしてそれを遠くから見つめる超自然的な存在と、多くの要素が絡み合った深淵な物語が描かれている。 シリーズを通して「重い」展開が目立つ『BOF』だが、本作はその中でも際立っている。様々な面で強い癖が目立つが、それを恐れずにプレイする価値はある。 その他 当時のゲーム雑誌『電撃PlayStation』との企画により、読者から公募されたアイテムが4種類採用されている。 増刊号『電撃PlayStationD』の付録CD-ROMに収録された特別なセーブデータを使用することにより、「電撃屋」という公募アイテムを購入できる店へ行くことができた。 雑誌付録限定だったので今となっては入手困難ではあるが、電撃屋で販売されているアイテムのほとんどは通常プレイでもゲームクリア後にほぼ同内容のラインナップのおまけショップ(*3)が出現するため、クリア前に電撃屋に行ければ多少有利になるという程度。 唯一、電撃屋でしか入手できない限定アイテムが1種だけあるが、該当アイテムは運次第で金が当たる「たからクジ」なので通常プレイ上は全く問題ない。 アーカイブス版では一旦PS3を経由してセーブデータを変換してからでないと利用できない。また、Windows版には電撃屋は存在しない。 また、本作に登場する竜を題材にした読者公募による小説を選定・掲載する企画も行われていた。 ゲーム発売から8年後になって『うつろわざるもの~ブレス オブ ファイアIV~』(作・壱村仁)と題したコミカライズが行われた。 内容はほぼゲームのシナリオ通りだが、エンディングがゲームでのバッドエンドルートとグッドエンドルートを上手く組み合わせた展開にアレンジされている。 さらに、前述の「恐らくプレイヤーが最も断罪を望むであろう、悲劇の元凶である人物」に対して仲間キャラが彼の所業に対して怒りのパンチを叩き込んでぶっ飛ばすシーンが新たに追加されている。その人物はこの漫画でも死亡せず、吹っ飛ばされた後に原作ゲーム通りの言い訳をしながら逃亡するなど原作と展開が大きく変わるわけではないものの、原作ゲームでは殴る事すら出来なかった事を考えれば良いアレンジであろう。 多少のアレンジが加わりつつも原作の雰囲気を壊さず、非常に希望に溢れた終わり方となったため、評価も上々。 サウンドトラックに収録されている「ゆめのすこしあと」は、曲が終わったあと少し放置するとフォウルがこの曲の頭部分の替え歌を歌うボーナス(?)部分が収録されている。普通なら脱力するところだろうが、本編でフォウルが受けた扱いを考えると、また何とも言えない気持ちになれる。 携帯アプリとして本作『IV』のスピンオフが何作がリリースされている。