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ONE'S OWN CAR 作詞 みっちゃん 作曲 みっちゃん 収録 『奇跡の星』 歌詞 少し自由が欲しくてもなかなかうまくいかなくて いつも一緒に走る君と何か求めて探す そろそろ名前付けようと考えてみたのはいいけど なかなかうまく言葉がでなくてとりあえず走る 前向いて走って 何処までも走るよ よそ見しないで 白くて速いぜ!いつも二人で出掛ける 仲間のとこへ行こう それが僕の車さ いろんな人を乗せてきた 何処までも送り届けた 忘れ物をしたとしても君は家に向かってた 前向いて走って 何処までも走るよ よそ見しないで きっと分かり合える君に話しかけたくて ずっと走り続ける いつも乗り続けてる 仲間が待ってるとこへ 走り続ける途中で 一番星見つけたら少し休んでいこう 前曲(生きる未来) 次曲(記憶) コメント 名前 コメント
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泉こなたが柊かがみと付き合い始めて3ヶ月。 こなたが振り回し気味だった二人の関係はコペルニクス的に転回していた。 惚れた弱みという言葉も宛てにならない場合があるようで。 ツンデレではなくただのデレデレにジョブチェンジを果たしたかがみは壮絶だった。 電撃告白で寄り切ったうえ、惚れて弱るどころか(性的に)こなたを押し倒す勢いに。 そんなところも含め、こなたはかがみに押されっぱなしになった。 そんなこんなでこなたの身辺は(かがみ主導で)いろいろと変わった。 まず、こなたとかがみの二人だけで過ごす休日の数は大幅にアップした。 ついでに遊ぶ場所もアキバ・大宮・池袋の三択を脱出し、デートスポットを開拓中。 もちろんスポットの開発は基本的にかがみによるものだ。 休日はほぼ必ず二人で出かける時間をつくる、というルールさえ制定された。 「そんなルールいらないよ」と抗議したこなたにかがみは微笑んで言うのだった。 「ルールじゃないわよ。恋人として当たり前の約束でしょ!」 ・・・。 むろんこれは休日だけに限った話ではない。 平日の学校生活もすでに侵食が始まっているのだ。 二人のときに見せていたかがみの「デレ」パートは徐々に他の場面でも見られる様に。 いつのまにかつかさとみwikiを置いて、下校はデートに化学変化。 登校時間と昼休み恒例の親友4人による食事タイムは今のところ健全だが・・・。 ☆ ☆ ☆ ☆ 今日も今日とて寝たフリの「嫁」に片腕をがっちりホールドされたこなたは下校中だ。 先日、電車内でのデレモードはよそうと話し合ったばかりだったのだが無視。 午後のまだ帰宅客が少ない時間帯、空いた車内だからこそ目立つ視線が痛い。 (こりゃ完全に誤算だったヨ・・・。ツンデレのツン抜きがこんなにヤバイとはね。) きゅうう、というくらい腕をとるかがみの顔はこのうえなく幸せそうだ。 (はじめて新宿でデートしたときはまだツン成分があったというか・・・。) 『きょ、今日はあたしの欲しい物があっただけだから!ま、まあでも、あんたもたまには・・・』 (うーん。良かった。「・・・」の部分が小さくて聞こえなかったところも含めて。 というかあれから3ヶ月ぽっちでこうなるんだからなぁ。ってそれはあたしも一緒か・・・。) カタンゴトン・・・。カーブに差し掛かった電車から、西日が差し込んでくる。 それが目に入った拍子に、こなたは思わずふっと息をついた。 かがみが「ん?」と薄目を開け視線で合図してくる。 薄紫の髪の色は、端のほうがぼんやりと輝いていて幻想的な雰囲気さえ漂わせていた。 振動で小刻みに揺れる体がすっと寄せられ、心地よいリズムを伝えてくる。 (うっ、TPO、といいたいケドあたしこれ弱いかも) 「何でもないヨかがみんや」と思わず微笑んでしまう。 日に照らされるかがみの口元がつられてふにっと緩んだ。 (ストレートだったあたしが言うのもなんだけど、コレはやばいネ) ここで茶々の一つも出るのが泉こなただったが、最近は心中で呟くのが関の山。 (これが年貢の納め時ってやつか・・・。) やられたー、と諦める。こなたなりの照れ隠しの仕草だ。 と、くいくい袖が引っ張られている感触。 横を見やると、「?」を浮かべた表情のかがみが袖を掴んでいる。 (やばいやばい!かがみん可愛い杉ダヨ!)という魂の叫びを脳内で飲み込む。 溢れる煩悩を留めようと無想転生の構えをとった。 そんなこなたの様子に再び怪訝そうな表情を浮かべるかがみ。 「・・・・・・・」 「・・・・・・・」 若干の沈黙の後、先に口を開いたのはこなただった。 「なんでもないさ。かがみんや。」 「そう。」 短く答えると、本当に眠いのか再びこなたの腕を取ったかがみは目を瞑った。 (あれ?なんだかそっけないかナ?・・・眠いだけか。) かがみの反応が微妙に引っかかったが、そこはこなた。何となく流してしまった。 ☆ ☆ ☆ ☆ あくる朝。 「おはよう、こなた。」 「おはよう、こなちゃん。」 「やー。おはよう、かがみん、つかさ。」 冬の名残かまだ肌寒い朝。こなたはいつものように、眠そうな目のまま遅れて現れた。 「こなた、また夜遅くまで・・・。またネトゲなの?」 「こなちゃん昨日も?」 連夜のネトゲで眠たげなこなたと柊姉妹のやりとりも普段通りだ。 変化といえば、最近のかがみは「あんた」と呼ばず名前で呼ぶようになっていた。 「うーん、昨日はノッてるメンバーがいてね。つい付き合っちゃってさ~」 と、こなたはのらりくらり答えてかわす。まぶしそうに目を擦って見せた。 (この流れはもはや様式美だネ。かがみんもつかさもわたしも。) 最近のデレっぷりからして、恋人になる前は呆れ気味だったかがみも微笑む程度なはずだった。 しかし今日の「嫁」はどうも不機嫌なようである。 「ふぅーん。最近ちょっとハマり過ぎなんじゃないの?だってそれあたしと電話した後でしょ?」 と、眉根を寄せるかがみ。 (あれ?かがみん、どうしたんだろ?) こなたとて、こう真正面からこられてうまく切り返せるほど、トークがたつわけではない。 だから先ほどと同じような反応になってしまう。 「うん。でも徹夜とかじゃないから安心してくれたまへよ、かがみん」 またも流そうとするこなたにかがみは拳を握った。 (そうじゃない。そうじゃないの。時間とかじゃなくてわたしはこなたが。) 「そうじゃなくて。わたしは、こなt」 と、踏みこもうとするかがみを見たこなたは一歩踏み出した。 見上げるこなたの視線に「??」と思わず言葉を止めるかがみ。顔が若干赤い。 (うーん、ちょっと徹夜明けで頭痛いし、かがみんにはフリーズしてもらお) 不純な動機だったが、次にこなたのとった行動は確かに効果抜群だった。 そのままかがみに抱きついたのである。そしてそのまま上目遣いでフィニッシュ。 「かがみさまぁー!どーか怒らないでヨ」 「――△!☆%?」 ワンツーが決まった。 顔を真っ赤にしたかがみは「もう、こなたったら。」と、微笑んで抱き返した。 「調子がいいんだから(でも、こなた。あなた可愛いすぎよ・・・)。」 一方、こなたはこなたでだんだんと力がこもっていくかがみの腕に、内心焦っていた。 (うう、ヤリ杉たか・・・。って、かがみん、つかさというか周りを置いてきぼりだヨっ!?) しかもかがみはこなたを抱いたまま、到着したバスに乗り込む態勢へ。 (うおお、かがみ様ストップ!ストォーップ!) こなたがもがくも、すでに技を極めたかがみには通じない。しかし救世主が現れた。 つかさが「お、おねーちゃん、こなちゃん、恥ずかしいぃよぅ」と必死の抗議に出たのだ。 妹の悲痛な抗議(嘆願)でかがみは意識を取り戻すが時既に遅し。バスはさっさと出発していた。 悪ふざけが過ぎたこなたもさすがに観念した。 「うう、ご、ごめんね二人とも。あたしがかがみにふざけたばっかりに・・・。」 「ううんいいよ。でもこなちゃんもお姉ちゃんもほんとに仲が良いなぁ。」 とつかさ。随分とずれたフォローで、こなただけでなく黙るかがみも思わず笑いだす。 「プッ、アハハッ、つかさ、あんたそれフォローになってないわよ!」 「ええっ?!そうなのお姉ちゃん?」 「まーまー、いつもつかさには癒されるよね~」 「こ、こなちゃんまで~」 先ほどの妙な雰囲気はどこへやら。なんとも平和な朝になっていた。 ☆ ☆ ☆ ☆ 私は幼い頃から甘えられない子供だった。 お母さんにお父さん、それに幼稚園や学校の先生にいたるまで。 しっかり者と言われ、頼られるのは嬉しかったし、誇りにもしていた。 だがこなただけは。こなただけは違った。 こなたはいつも飄々として私をいなし、翻弄し、楽しませた。 こなたはいつもどこかで自分を道化にして、私を盛り上げた。 こなたの前で、私はしっかり者でも「お姉ちゃん」でもない。 ただの「柊かがみ」だった。こなたの前でのみ私は素のままでいられた。 それが私なりのこなたに対する甘えだと分かった途端。 いままで意味が分からなかった「ツンデレ」という言葉が理解できた。 いや、そこにこめられた、こなたなりの優しさと、ちょっぴりの甘えまでも。 だから、きっとその瞬間、私はこなたへの恋を自覚したのだと思う。 そうと分かると、現金な私の心はこなたへの感謝と甘えでいっぱいになった。 自分のツンデレと恋心を自覚したからか。こなたにツンとしていられなくなった。 だから私は、ツンを捨てることにした。 それなのに。 それなのに、恋人になったはずのこなたは何だかあまり変わってくれない。 そりゃあ、わたしのことをあまりいじらなくなったけど。 そんなのじゃなくて。もっと甘えたいのに。 『私は泉こなたと付き合っている。』最近、この言葉を何度も反芻する。 真夜中。こなたとの電話の後、電気を消した私は布団の中でそうしている。最近の習慣だ。 そんなことをするのは、もちろん私がこなたの気持ちを疑っているからじゃない。 もっともっと二人の距離を縮めるためだ。柄じゃないが私だってお祈りくらいする。 こなたがもっと私のことだけ見てくれれば。それだけでいいのに・・・。 「そうすれば、私だってお祈りなんか・・・。」 すっかり夜の口癖になった言葉を結び目に、私は目を閉じた。 こなた・・・。明日はもっと、貴女と・・・。 (おわり) コメントフォーム 名前 コメント 素のままの柊かがみのくだりは納得した -- 名無しさん (2024-03-06 23 25 42) GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-08-23 13 27 02) デレまくるかがみ萌え♪ -- かがみんラブ (2012-09-16 21 53 02) 強めの独占欲的な「ヤン」なら、むしろ大歓迎です。抑圧度の高かったかがみんならこのくらいはデフォかもしれませんね。 まぁこなたも意外と懐は広いと思うから大丈夫でしょう。 -- こなかがは正義ッ! (2010-07-02 12 35 05) ヤンデレと聞いて少々警戒して読み始めましたが、 この位なら全然OKですね。 ただ、かがみ様の症状がこの先更に進行するのは必至ですね。 -- kk (2010-06-30 22 27 05) ホントかがみんはアブノーマルが似合うなぁ。 -- こなタックル (2010-06-30 21 48 36) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)
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http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1379294204/ ――清澄高校麻雀部部室 京太郎「ふああ……」 咲「お疲れだね京ちゃん。はいお茶」 京太郎「おう、サンキュー。いやあ、最近バイトが忙しくてさ……」 咲「そういえば京ちゃん、二年生になってから染谷先輩の雀荘でバイト始めたんだっけ」 京太郎「そうそう、制服とかいって執事の服着せられてるんだけど、 近くに完璧なお手本みたいな人がいるから余計緊張しちゃうんだよなあれ」 咲「確かに京ちゃんには執事って似合わないもんね」クスクス 京太郎「そういうお前だってメイドさんなんて柄じゃねえだろー! 前に写真見せてもらったけどあのメイド服似合わないにも程があったぞ!」 咲「むっ、ひどいよ京ちゃん!確かにあの服は合わなかったかもしれないけど、 私だってその気になればメイドさんの仕事くらいは……」 京太郎「未だにインターハイの会場とかで迷子になる奴がよく言うぜ……」 咲「そ、それは関係ないでしょ!」 優希「皆の衆、元気にしてるかー……ってまだ咲ちゃんと京太郎しか来てないのか?」 京太郎「おう優希、一年生達は買い出し行ってるよ。俺が行くって言ったんだけどあいつら自分達で行くって聞かなくてさ」 優希「ほう、とうとう京太郎も買い出しというアイアンティーを奪われたわけか!」 京太郎「……それを言うならアイデンティティな」 優希「似たようなものだじぇ!」 京太郎「全然違うわ!つうか誰のアイデンティティが買い出しだっつうの!」グリグリ 優希「グリグリはやめろー!」 咲「ふふっ……それにしてももう私達が二年になって半年になるんだね。 まだ清澄に入学したのがついこの前みたいな気がするのに」 京太郎「そうだな……後半年経ったら三年で俺達が最上級生になるわけか、責任重大だな」 優希「……」 京太郎「んっ?どうした優希。柄にもなく神妙な顔して」 優希「柄にもなくはよけいだじぇ!……いや、私達がこうしていられるのも後一年半しかないんだなって」 咲「そうだね……みんな同じ進路とかそういうわけにはいかないもんね」 京太郎「確か和は大学行くんだっけか?」 優希「うん、スッゴい難しい大学に行くと思うって言ってたじぇ」 咲「和ちゃんはすごいよねぇ……もう将来の事考えてて。私なんかまだまだ先の事な気がするよ」 京太郎「咲はその気になればプロ行けるんじゃないか?」 咲「む、無理だよ。私お姉ちゃんみたいにマイクの前とかで上手く喋れないもん」 優希「咲ちゃんに解説とかさせたらある意味野依プロより面白い事になりそうだじぇ」 京太郎「あー……確かに」 咲「も、もう変な想像しないでよ!だいたい京ちゃんはどうなの!?」 京太郎「俺?」 咲「そうだよ、将来どうするかとか考えてるの?」 京太郎「将来ね……まあたぶん大学行く事になるんじゃねえかな?」 咲「アバウトだなあ……本当に大丈夫なの?」 京太郎「何とかするつもりではあるさ……優希はどうだ?」 優希「えっ?」 京太郎「優希は将来どうしたいこうしたいって展望はあるのか?」 優希「わ、私は……」 京太郎「私は?」 優希「えっと……」 咲「優希ちゃん?」 優希「きょ、京太郎のお嫁さん、とか……」 京太郎「……」 咲「……」 優希「い、いや、あくまで将来的にはそうなりたいなーって思っただけであって! 別にすぐにどうこうしたいって話ではないんだじょ!?ただ、えっと、うー……」 咲「京ちゃん……」 京太郎「なにも言うな、なにも聞くな……」 和「すいません、染谷先輩と部長の引き継ぎ作業をしていたら遅れました……どうかしたんですか?」 咲「うーん……お話ししてたらいつの間にか惚気られちゃった」 和「はい?」 優希「あう、ううっ……」カアア 京太郎「……」 ―― 京太郎「ったく、部室では酷い目にあったぞ……」 優希「ご、ごめんだじぇ……」 京太郎「……まあ、嫌なわけじゃないからいいけどよ」 優希「そ、そうか」 京太郎「……で?」 優希「へっ?」 京太郎「俺の、えっと……お嫁さん云々はともかくとしてさ、他にやりたい事とかないのかよ?」 優希「やりたい事か……考えた事もなかったじぇ」 京太郎「プロ雀士とか目指さないのか?」 優希「一年の頃ならそれも考えたかもしれないけど……さすがにプロはちょっとな……」 京太郎「個人戦8位にまでなった奴がよく言うわ」 優希「でも今年は去年みたいに咲ちゃんのお姉ちゃんとかいなかったし……やっぱりやっていけるか不安だじぇ」 京太郎「……まあ、優希の人生だからお前がそれで納得してるなら俺は何も言わない。ただ後悔だけはするなよ?」 優希「ん……ありがとう」 京太郎「別にお礼言われるような事はしてねえけどな」 ――須賀家 京太郎「将来ねぇ……なんだかんだでそういうのも考えてかないといけないんだよな」 京太郎「将来……」 優希『おかえりなさいだじぇ、京太郎!』 京太郎「嫁、かあ……」 京太郎「……って俺は何を考えてんだ!?くそっ、優希の奴が変な事言うから意識しちまうじゃねえか」 京太郎「ただでさえもうすぐ……」 京太郎「……」 京太郎「あー……ダメだ。予想以上にあいつにベタ惚れだ俺……」 京太郎「……バイト行ってこよ」 ――片岡家 優希「将来、将来……うーん、いざ考えてみると意外と浮かばないものだじょ」 優希「浮かぶとしたら……」 京太郎『ただいま優希』ニコッ 優希「お嫁さん……」 優希「~~~~!!?!?!!?」ボンッ! 優希「うああああ!!私はなんであんな事を言ってしまったんだじぇぇぇぇぇぇぇ!!」 優希「ぐぐぐ……これも全部京太郎が悪いんだじぇ!」 優希「京太郎が……こんなに好きにさせるから、変な事ばっかり考えちゃうんだ……」 優希「責任、取ってもらうじぇ……」 優希「……すうすう」 ―― 京太郎「今年の秋季大会はどうするんだ?去年は部長が引退しちゃって人数不足で出られなかったわけだけど」 和「当然出るつもりではいますが……染谷先輩の抜けた穴を誰で埋めるか少し悩ましいところですね」 咲「オーダー変更が出来るって言っても、全国を経験したムロちゃんは ともかく後一人は誰を選んでも団体の公式戦は初めてになるからね……」 京太郎「となると、緊張しないように先鋒が今まで以上に稼ぐ必要がありそうだな」 優希「むむっ、さらに稼いでこいとは……簡単に言ってくれるじぇ」 京太郎「だけどお前自身そのつもりだろ?」 優希「ふっ、もちろんだ!可愛い後輩達のために全試合私が先鋒で終わらせてやる!」 和「はあ……目標は高い方がいいでしょうから私は何も言いません」 優希「なんか信用されてないじょ!?」 京太郎「まあいざという時はオーダー変更出来るんだからインターハイに比べたら楽できるだろ……和、他に話す事とかあるか?」 和「特にはありませんね。仕事は引き継ぎの前に染谷先輩があらかた片づけてくださったので」 咲「じゃあ会議はここまでにして……久々にこの四人で一局打とうか?」 優希「賛成だじょ!最近は話し合いばっかりだったし、のどちゃんが部長の引き継ぎでほとんど参加出来なかったからな!」 和「そうですね、確かに最近は四人で打つ事も少なかったですし」 京太郎「うへえ、ラス引かないように頑張らないとなこりゃ……」 優希「最下位の京太郎は罰ゲームでもやらせるか!」 京太郎「俺は最下位確定かよ!?」 和「ゆーき、そんな事を言うものじゃありません。今の須賀君なら最下位を回避するだけなら十分な力を持ってます」 京太郎「和……」 和「……とはいえ、全国の牌譜にも見過ごせない点がいくつかありましたし、まだまだ安定してるとは言い難いですけれど」 京太郎「ですよねー」 咲「ふふっ、頑張ってね京ちゃん」 京太郎「ちくしょう、やってやるぜ!油断してると後悔するからな!」 優希「ふっ、その意気やよし。ならばこちらもこの京太郎印のタコスで補給したフルパワーのタコス力で叩き潰してやろう!」 京太郎「はっ、いい事を教えてやるぜ優希」 優希「むっ?」 京太郎「この俺須賀京太郎の名前にはな、隠された意味があるんだよ」 優希「隠された意味だと!?」 京太郎「そう、須賀京太郎……この名前を英語にして並び替えるとな……【タコスが寄る】という言葉になるんだよぉ!」 優希「な、なにぃ!?」 京太郎「ふっふっふ……つまりお前のタコスによって得たパワーもまた俺の元へと寄ってくるというわけだ!優希、お前のタコスパワーはたった今俺を強くする力となったんだー!」 優希「くっ、た、確かに感じるじぇ……京太郎の身体から溢れるタコスパワーを!」 京太郎「さあ、覚悟はいいな優希……長年の恨み今こそ晴らさせてくれるわー!」 優希「ええい、たとえタコスパワーがなくてもお前には負けん!来い京太郎ー!」 咲「……仲いいなあ」 和「いつまで続くんでしょうか、この寸劇」 優希「受けろ必殺大・三・元!」 京太郎「なん、だとぉ!?」 咲「あっ、終わっちゃった」 優希「京太郎!」 京太郎「くっ、凄かったぜ、今の一撃……さすがだ優希……やっぱりタコスパワーはお前にこそふさわしい力だったんだな……」 優希「京太郎……いい事を教えてやるじぇ」 京太郎「……?」 優希「私はタコのつく全てのものが力になる……つまり京太郎、お前自身が私に力を与えていたんだじょ」 京太郎「なるほど、それを利用したのか……それでこそ、俺の惚れた女だ……」ギュッ 優希「喋るな!今病院に……」 京太郎「お前ならきっと、キングオブタコスになれる、ぜ……頑張れよ、優希……」ガクッ 優希「……京太郎?」 京太郎「……」 優希「京太郎!目を開けてくれ京太郎!」 京太郎「……」 優希「京太郎ー!」 和「気が済みましたか?ならお話があるのでとりあえずそこに正座しなさい2人共」ゴゴゴゴゴ 京太郎・優希「すいませんでした」ペッコリン ――数日後 京太郎「いよいよ明日かー」 優希「んー、なにがだ?」 京太郎「いやいや、自分の事なんだからちゃんと覚えてろよ」 優希「私の事?……おぉ、そうか!明日は私の誕生日だったじぇ!」 京太郎「通りで大人しいと思ったら忘れてたのかよ。お前らしくもない」 優希「むっ、それはどういう意味だじぇ」 京太郎「いつものお前なら数日前からプレゼントの催促をしまくってるだろうからな。特に俺には」 優希「そんな事……」 京太郎「ないか?」 優希「ない事もない気がする可能性もなきにしもあらず……」 京太郎「いやもう意味わからなくなってるからな?」 優希「うるさいじぇ!」 京太郎「へーへー、とりあえず昼間は麻雀部のみんなが祝ってくれるだろうからいっぱい楽しんでくれ」 優希「なぬ?京太郎は一緒じゃないのか?」 京太郎「俺はどうしても外せない用事があってな、参加できそうにないんだよ」 優希「そう、なのか……」 京太郎「悪いな」 優希「どうしても外せないならしょうがないじょ……寂しいけど誕生日は今年だけじゃないし我慢するじぇ……」 京太郎「……いや、お前勘違いしてないか?」 優希「へっ?」 京太郎「俺が一緒にいられないのは昼間のみんなでやる誕生日パーティーの時だけだぞ?」 優希「……どういう意味だ?」 京太郎「だから、な……なんつうか、その……」 優希「……」 京太郎「ゆ、夕方からなら一緒にいられるからさ……ええっと、わかるだろ?」 優希「……わ、わからないじょ」 京太郎「嘘つけや!お前顔真っ赤じゃねえかよ!」 優希「わからないものはわからないんだじょ!わかってほしいならはっきり言葉にしてほしいじぇ!」 京太郎「ああ、もう!夕方からなら祝えるから家に来ないかって誘ってんだよ!」 優希「喜んでお誘いに乗らせてもらうじぇ!」 京太郎「お前即答出来るって事はやっぱりわかってたんじゃねえかー!」グリグリ 優希「きゃー!京太郎に襲われちゃうじぇー!」 京太郎「んだとこらー!」 マホ「優希先輩と須賀先輩って仲がいいんですね! はっ、そういえば須賀先輩は優希先輩と付き合ってから麻雀が強くなったとか…… 先輩達を参考にすればマホも強くなれるかもしれません!」 ムロ「よりによってマホが来た日にあの先輩達は!あああ、早く来てください和先輩ー!」 ――翌日 京太郎「……」ソワソワ ピンポーン 京太郎「っ!」ガタッ タクハイビンデース 京太郎「違ったか……」 ピンポーン 京太郎「来たか!」 オモチキョウニハイッテミマセンカ-? 京太郎「宗教の勧誘かよ……」 ピンポーン 京太郎「今度こそ来たな!」 優希「き、来たじぇ!」 京太郎「よく来たな優希!ほら上がれよ」 優希「う、うむ!くるしゅうないじぇ!」 京太郎「なんじゃそりゃ。それにしてもすごい荷物だな……それ全部もらったプレゼントなのか?」 優希「……」 京太郎「優希?」 優希「ま、まあな!いやー、人気者は困っちゃうじぇ!」 京太郎「麻雀部のみんなとの誕生日パーティーは楽しかったか?」 優希「もちろん!みんなに祝ってもらえてすごく嬉しかったじょ!」 京太郎「そっか、よかったな」 優希「……ただ」 京太郎「ただ?」 優希「やっぱり京太郎がいないのは、寂しかったじぇ」 京太郎「……!」 優希「だ、だからその分これからいっぱい楽しませてもらうからな!」 京太郎「お、おう。まかせとけって!」 ―― 京太郎「見ろ優希!これが今の俺の作れる究極のタコスだぜ!」 優希「おお!このタコス、輝いてるじぇ!」 京太郎「ハギヨシさんに頼み込んできっちり指導受けてきたからな! そこら辺のタコスには負けない自信があるぜ!さあ、食べてみてくれ優希!」 優希「じゃあいただきまーす!」ガブッ 京太郎「……」 優希「んくっ、んうっ……」 京太郎「どうだ……?」 優希「美味しい!こんな美味しいタコス今まで食べた事ないじぇ!」 京太郎「そうか、よかった……これで普段と変わらないなんて言われたらショックでひきこもっちまってたかもしれなかった」 優希「京太郎なら大丈夫だと私は信じていたじぇ!」 京太郎「嬉しい事言ってくれるな。そう言われると頑張ったかいがあるぜ…… っともう一つハギヨシさんから教えてもらった事があるんだった」 優希「なんだ?」 京太郎「バースデーソングだ」 優希「バースデーソング!?」 京太郎「まあさすがに1から考えるのは難しいから元々は天江さんの 誕生日パーティーに龍門渕さんが作ったもののアレンジだけどな」 優希「どんな歌なんだ?」 京太郎「それじゃあさっそく歌わせてもらうか……」 優希「……」 京太郎「ゆうたんイェイ~♪」 優希「」 京太郎「ゆうたんイェイ~♪」 優希「あわわわ……」 京太郎「ゆうたん……」 優希「ス、ストップ!ちょっとたんまだじぇー!」 京太郎「ど、どうした?もしかして気に入らなかったのか?」 優希「そ、そうじゃなくて……えっと、その」 京太郎「?」 優希「ま、まるで京太郎にゆうたんってあだ名で呼ばれてるみたいで、あの……は、恥ずかしいじぇ……」 京太郎「……」 優希「うう……」 京太郎「ゆうたん」 優希「っ!?」 京太郎「お前なんだそれ可愛すぎるだろ!ああ、そんなに可愛い反応するなら何回も呼びたくなっちまうじゃないかゆうたん!」 優希「や、やめ……」 京太郎「そう言うなよ、ゆうたん!」 優希「うわああああん!京太郎がいじめるじぇー!」 京太郎「やべ、やりすぎた……」 優希「そ、そういう事するならなあ……私だって京太郎の事京たんって呼んでやる!」 京太郎「ぐおっ!?な、なんだ今の、すっげえ鳥肌立ったぞ!?」 優希「なんでだ京たん!可愛いじゃないか京たん!」 京太郎「いやいやいやいや、可愛いなんて言葉は女の子にこそ似合うんだぜゆうたん!」 優希「ううっ、まだ言うか!京たん京たん京たん京たん京たん京たん!」 京太郎「や、やめんかこの!ゆうたんゆうたんゆうたんゆうたんゆうたんゆうたん!」 優希「ゆうたん!」 京太郎「京たん!」 優希「ぐあああー!鳥肌が止まらないじぇー!」ゴロゴロ! 京太郎「じ、自分で言っちまった……すっげえ痛々しい奴じゃねえかこれじゃあ!?」 優希「……」 京太郎「……」 京太郎・優希「ぷっ……あははははははは!」 カピ「キュー……」 ―― 京太郎「ちなみにこの歌フルもあるんだぜ。ほら、歌詞カード」 優希「ほほぉ、どれどれ……」 京太郎「どうした?」 優希「フルだといまいちだな……」 京太郎「あっ、やっぱりそう思うか?」 ――龍門渕邸 透華「……なぜでしょう、今誰かに馬鹿にされた気がしますわ」 ハギヨシ「……」 ハギヨシ(この時間帯なら……やはり片岡様もフルだといまいちでしたか。私はフルも素晴らしいと思うのですがね) ―― 京太郎「うおあ、また負けたー!」 優希「ふははは!ゲームでもやっぱり京太郎は弱いじぇ!」 京太郎「言いやがったなこいつ!」 優希「事実を言ったまでだじぇ!」 京太郎「ぐぐっ、確かにそうだから言い返せない……あっ、そうだ」 優希「どうした京太郎」 京太郎「すっかり忘れてたけど誕生日プレゼント渡さないとな」 優希「そういえばまだもらってなかったな……プレゼントって何くれるんだ?」 京太郎「それは見てからのお楽しみってな。ちょっと取ってくる」 バタンッ 優希「プレゼントか……いったいどんなものなんだろう、楽しみだじぇ」 ガチャッ 優希「あっ、おかえり京、太、ろ……」 京太郎「……」 優希「……京太郎?」 京太郎「なんだ?」 優希「なんで、頭にリボンなんて巻いてるんだ……?」 京太郎「……俺がプレゼントだから?」 優希「」 京太郎「……」 優希「……」 京太郎(や、やべえ、もしかして外したこれ?アレをそのまま渡すのは なんか恥ずかしいからって、変な冗談やんなきゃよかったか……) 京太郎「な、なーんてな!冗談だよ、じょうだ……」 優希「……」ギュッ 京太郎「ゆ、優希?」 優希「京太郎は、ズルいじぇ……」 京太郎「えっ、えっ?」 優希「私がどうしようかあんなに悩んでたの、全部パーになっちゃったじゃないか……」 京太郎「優希、お前何を……んぐっ!?」 優希「んんっ……」 京太郎「ん、くっ……!」 優希「ぷはっ……」 京太郎「ゆ、優希、おま……!」 優希「な、なんだじぇ!京太郎は私の誕生日プレゼントなんだろ!だから好きにさせてもらっただけだじょ!」 京太郎「だ、だからっていきなりキスする奴があるかよ……」 優希「きょ、京太郎だって嬉しかっただろ!?」 京太郎「うっ……それは、まあ否定しねえけど」 優希「……」 京太郎「……」 京太郎(さ、さっきとは違う意味で気まずい……) 優希「京太郎!」 京太郎「は、はい!?」 優希「京太郎は私の誕生日プレゼントなんだよな?」 京太郎「ま、まあな」 優希「だったらその……1つお願いを聞いてもらうじぇ!」 京太郎「な、なんだよ」 優希「――きょ、今日、泊めて?」 ―― 京太郎(どうしてこうなった) 優希「……」 京太郎(いや本当に何がどうすれば俺と優希が一緒に風呂に入る展開になるんだ…… 今日親が帰らないのが唯一の救いか……) 優希「きょ、京太郎?」 京太郎「お、おう、どうした?」 優希「な、なんでもない……」 京太郎「なんだそれ……」 京太郎(あーあー、耳まで真っ赤だよこいつ……ゴールデンウイークの合宿の時は ここまでじゃなかった気がするんだけどなあ……) 優希「……」チラッ 京太郎(ああ、そんなにチラチラこっち見るなよ……なんか恥ずかしいじゃねえか) 優希「京太郎……」 京太郎「だ、だからなんだよ」 優希「その、お尻になんか当たってるじぇ……」 京太郎「」 ―― 優希「えっと……」ゴソゴソ 京太郎「まさかその荷物が泊まるためのものだったなんてな……お前最初からこうする気だったのか?」 優希「……うん」 京太郎「マジか……」 優希「だって京太郎、結局今日まで手出してくれなかったし……」 京太郎「それはほら、この前までインターハイで忙しかったしさ……」 優希「そんなのわかってる!だけどな、私はそれでもずっと不安だったんだじぇ……」 京太郎「……悪い」 優希「……こっちこそごめんだじぇ。京太郎が私の事考えてくれてたのはわかってるのに」 京太郎「……今日はちゃんと最後までする」 優希「うん……んっ」 ―― 唇を重ね合わせながらベッドに倒れ込む2人の影を、常夜灯の小さな灯りと窓から差し込む月明かりが照らしだす。 優希「んうっ、ちゅっ……」 下に位置する形になった優希は一瞬たりとも離れたくないと言いたいかの如く京太郎の首に腕を回し、 隙間を感じる必要がないほどに密着して。 京太郎「んっ……」 一方の京太郎は優希の頬を撫でながら、顔を真っ赤にして自分の唇を啄む姿を眺めている。 一回目で既にいっぱいいっぱいだろうに小さい身体で何回も何回もキスしてくる優希を見ていると、 微笑ましさを感じずにはいられない。 優希「はぁ、んんっ……!」 しかしそれは京太郎が冷静である事を意味しているわけではない。 むしろこうでもしないと京太郎はすぐにでもこの小さい恋人を貪り尽くしてしまいそうになるのだ。 優希以上に余裕がないくせに必死に冷静であろうとするその姿は、端から見たら間違いなく滑稽なものだっただろう。 京太郎「んうっ……」 優希「んちゅ、はぁ……んんっ!」 しかし唯一その事実に気付ける可能性がある優希がキスに夢中になっている以上、京太郎を滑稽だと笑う者はいない。 啄むように軽く、いつしか長く重ねて、いつの間にか舌を絡め始めた2人の姿を知る者などどこにもいなかった。 京太郎「んっ……」 優希「んうっ!?」 時間にしてみれば数分、しかし当人達にとっては長い長いキスだけの時間。 それを壊したのは京太郎、優希の唇を塞いだままパジャマの隙間から手を入れゆっくりと胸元を撫でていく。 優希「んっ、ふうっ……」 既に相当興奮が高まっていたのだろう、自己主張を始めていた乳首を弄ってやれば 優希は目元に涙の粒を浮かべてくぐもった声を出し始める。 京太郎「んっ……」 優希「えっ……」 当然その声は未だに繋がっている京太郎の口へと消えていたのだが、どうも京太郎はそれが面白くないようで唇を離してしまった。 優希「やっ、きょ、京太郎、なんで……あうっ!」 京太郎「いや、なんかもったいないだろ……こんな時くらいにしか聞けないお前のそんな声を消しちまうのはさ」 優希「な、なに言って……ひゃう!?」 どうやらキスをしていた状態に至福を感じていたらしい優希は京太郎の言葉に反論しようとしたが、 その言葉は京太郎が乳首を指で弾いた事で空気に溶けて消える。 それをこれ幸いと判断したのか、京太郎は片手で優希の胸を愛撫しながらもう片方の手でパジャマのボタンを外しにかかった。 京太郎「あれ、くそっ、なかなか、外せないな……」 しかし本人は気づいているのかいないのか、京太郎の手は微かに震えて上手くボタンを外すことが出来ない。 どんなに取り繕うとしても京太郎自身の緊張はこういう部分で如実に表れていた。 京太郎「よし、なんとかこれで……」 自分の服の時とは数倍以上の時間をかけて京太郎はようやく優希のパジャマのボタンを全て外し終える。 留め具がなくなった上着を開いてみればそこには以前見た時とほとんど変わらない丘が現れた。 京太郎「……」 優希「ひゃ、ああっ!」 現在進行形で続けている愛撫の成果なのか微妙に汗を浮かべている優希の胸に、京太郎は知らず知らずの内にのどを鳴らす。 目の前に広がる丘は決して彼がタイプであると自覚しているような大きさではない。 しかしその時の京太郎はこれ以上の胸などどこにもないと本気でそう思っていた。 京太郎「んっ」 優希「ひゃうっ!?」 そして何を思ったか京太郎は優希の肌に浮かんでいる汗をなめる……しょっぱい、しかしどこか甘い気もしてしまう。 お腹から首、戻って胸を這っていく京太郎の舌は優希の身体を小さく震わせ続け。 京太郎が気付いた時には優希の上半身は京太郎の唾液と汗でビショビショになってしまっていた。 優希「うっ、あうっ、こ、この、バカァ……」 散々翻弄された優希は息も絶え絶えにそう言って京太郎を責めるが、 紅潮した頬と擦りあわせている太もものせいで全く怖さを感じない。 京太郎「ああ、悪い……」 優希「ひゅっ……!?」 京太郎「こっちもそろそろしてやらないとな」 そんな優希の姿に押されたのか京太郎はズボンの上から優希の下腹部、そして秘部を通り過ぎて太ももへと手を伸ばしていく。 汗ばんだ太ももを撫でさすり緊張を解すと、出来た隙間に手を差し込み実に半年ぶりに優希の秘部へとその手が触れた。 優希「ひゃあん!?」 優希としても約半年ぶりの秘部への愛撫。 京太郎はあの時優希はどこに触れると一番反応していたか思い出しながら、割れ目を指で擦り、時折上の方にある突起を刺激する。 優希「あああっ!やっ、あっ!ひうっ!」 優希の嬌声と共に段々秘部の奥から愛液が流れ出し、京太郎の手を濡らしていく。 優希「ひっ、ああああああっ!!」 そして一際大きな嬌声をあげた優希が身体を震わせグッタリとしたのを見た京太郎が 手を引き抜くと、その指は月明かりを反射してキラキラと光っていた。 京太郎「優希」 優希「あっ……はぷっ、ちゅっ、んうっ」 京太郎が優希の口元にその指を持っていくと、優希はボーッとしながらもその意図を察したらしく指を口に含む。 一本一本まるで飴を舐めるように舌を動かし、京太郎の指を愛撫する姿はとてつもなく淫靡で綺麗だった。 京太郎「優希、下も脱がすからちょっと腰上げてくれ」 優希「う、ん……」 イカされたばかりで思考がうまく働かないのか、優希は普段の彼女からは考えられないくらい従順に京太郎の言葉に従う。 自分が優希をそんな風にしている事に興奮しながら、京太郎は優希の履いているズボンに手をかけた。 京太郎「うわ、すげ……」 優希「見る、なあ……」 ズボンを下ろしきるとそこにある秘部はもう優希がイッたさい大量に溢れ出した愛液と汗が混じって洪水状態と化していた。 思わず顔を近づけて秘部を凝視してしまう京太郎に羞恥心が刺激されたらしい優希が 京太郎の頭に手を当てるが、その程度の抵抗に意味などまるでない。 京太郎「……れろっ」 優希「ふああっ!?」 故に優希は京太郎が秘部に舌を這わせるというとんでもない行いを見事に許してしまう。 ただでさえ絶頂に達したばかりで敏感になっている身体にそんな事をされたらどうなってしまうのか、 優希は自分の身体だというのにまるでわからない。 優希「京、んうっ!お前、何やって、ひあああっ!」 京太郎「んちゅ、んんっ……」 優希「やぁ!そんなとこ、汚いから舐めるなあ!」 京太郎「……優希」 優希「あぅ、はぁ……」 優希の言葉を聞いて舌を離す京太郎に優希はわかってくれたのかと胸をなで下ろす。 しかし京太郎は眉を潜めると一言、 京太郎「月並みな台詞だけどな、お前に汚いとこなんかねえよ」 そう言ってよりいっそう激しく舌で秘部を攻め立てた。 優希「ひああああああっ!!」 京太郎の言葉を理解するのに数秒、恥ずかしさから頭が真っ白になるのに数秒、 優希はあまりに致命的過ぎる隙を京太郎に与えてしまっていた。 優希「はっ、うんっ、ふうっ、んんうっ!」 もはや意味のある単語すら口に出せない、ただ京太郎から与えられる快感に踊らされ、身体を跳ねさせる事しか出来ない。 優希「ひょ、ひょうた、ろ……らめっ、ひちゃうれ、またひちゃ……」 それでも優希はなんとかバラバラになりかけた思考をつなぎ合わせて京太郎に意志を伝えようとするが時すでに遅し。 優希「――――!!」 制止の言葉を口にするより早く言葉にならない声をあげ、優希は絶頂へと一気に引き上げられた。 優希「は、あっ……うっ……」 京太郎「んっ……」 ようやく優希の秘部から口を離した京太郎はビクッビクッと身体を痙攣させる優希に、 さすがにやりすぎたかもしれないと少しだけ申し訳ない気持ちになる。 京太郎(とはいえこれくらいやんないとまた繰り返しになるだろうしなあ……) 確認のために優希の割れ目にそっと指を差し入れると、以前とは違いスムーズに京太郎の指は膣内に飲み込まれる。 どうやら度重なる愛撫の成果はきちんと実ったようだ。 京太郎「優希、大丈夫か?」 優希「あ、ふぅっ、京太郎のバカ、あんな、激しすぎだじぇ……」 京太郎「ああ、さすがにやりすぎたよ、ごめんな?」 京太郎が謝罪と共に目の焦点が合ってない頭を撫でてやると、優希は目を閉じてそのさっきまでとは別種の気持ちよさを享受する。 優希「まあ……あれも準備だったと思って、許してやるじぇ……」 京太郎「そう言ってくれるとありがたいな」 優希「……ところで京太郎」 京太郎「んっ?」 優希「そ、その……」 顔を赤らめて優希が指差す先に京太郎が視線をやれば、そこには早く解放されたいと言わんばかりに屹立するモノがあった。 京太郎「あー……俺もそろそろ我慢の限界っぽいな……いいか?」 優希「す、好きにすればいいじぇ……」 京太郎「ん、わかった」 優希からの許しを得た京太郎はズボンを下ろして男性器を露わにする。 いきり立ったそれを見た優希が目を見開くのを横目で見ながら京太郎はベッドの下に手を伸ばし、 念のためにと常備していたゴムを取り出した。 京太郎「こういう事はきちんとしないとな……」 優希「お、大きいんだな……」 京太郎「そうか?俺のって標準とそんな変わらないと思うぞ?」 優希「標準!?これがか!?」 ビクビクと脈打つ男性器が標準レベルと聞かされ、優希は思わず顔をひきつらせる。 無理もない、一時期指だけで痛みを感じたというのに、これからそれよりはるかに大きいモノが 自分の中に入ると思ったらさらにそれが標準などと。 優希(あ、あれより大きかったら私、死ぬかもしれなかったじぇ……) 自分の身体が裂ける想像をしてしまい、優希が身体をかぎ抱く。 ゴムを着け終えその様子を見た京太郎はまた受け入れられないんじゃないかと思わず不安になった。 京太郎「……大丈夫か?やっぱり無理なら」 優希「!?だ、大丈夫だじょ!」 京太郎が中止を口にする前に優希は首を振ってよぎった嫌な想像を振り払う。 今日こそは最後まですると決めた以上、ここでやめるのはどうしても優希のプライドが許せなかったのだ。 優希「ほら、早く……わ、私なら大丈夫だから……」 京太郎「……」 無論京太郎も本当は優希が強がっているのだとわかっている。 しかしそれをわざわざ指摘するほど京太郎は空気の読めない男ではない。 京太郎「わかった、いくぞ」 そして何より……京太郎ももう我慢出来るような理性などほとんど残ってやしないのだった。 優希「んっ……」 優希の割れ目と京太郎のモノの先端が触れ、小さく水音が鳴る。 京太郎は一度深呼吸をし、優希の額にキスをすると……男性器をゆっくりと沈めていった。 優希「か、はっ……!」 京太郎「優希、大丈夫か!?」 優希「だ、大丈夫だじぇ……こ、この、程度……余裕、だじょ……」 どれだけ顔をしかめても優希は絶対に痛みを言葉にしようとはしなかった。 それどころか京太郎の首に腕を回し、自分からも腰を動かして受け入れようとさえしている。 京太郎「……」 そんないじらしい姿を見せられてはやっぱりやめようなどと口にできるわけがない。 だから京太郎は……無言で腰を進める事だけに集中した。 優希「あ、ぐっ、うっ……」 京太郎「優希、奥まで来たぞ」 優希「本、当に……?」 京太郎「ああ、頑張ったな」 そしてどれだけの時間が経ったのか……とうとう京太郎のモノが膜を越え優希の最奥にまで辿り着く。 体格差のせいか根元まで受け入れる事は出来なかったものの小さい身体と同じように 狭い膣内はギュウッと男性器を締めつけ、少しの痛みと快楽をもたらしていた。 優希「京太郎……動いて、いいじぇ」 京太郎「いいんだな?」 優希「うん……さっきいっぱい気持ちよくしてもらったから、今度は京太郎の番だじぇ」 京太郎「わかった……」 優希の涙を流しながらの笑顔に後押しされ、京太郎はゆっくりと腰を動かし始めた。 吸い付いてくるような動きをする膣壁を引き剥がし、限界までひいたらまた奥に向けて突き入れる。 引き抜く度に破瓜の血と愛液の混じったものがこぼれ落ち、それが潤滑油となって腰の動きをスムーズにしていく。 優希「んっ、あっ、あうっ……」 痛がっている顔を見せないようにか手で顔を隠す優希の声にも段々と痛みだけではないものが混じり始めていて。 京太郎「優希、ダメだ、俺もう……!」 優希「う、ん……いいじぇ……京太郎、出して……!」 出来る事なら優希に完全に快感だけを感じさせてやりたかった京太郎だが、 さすがにお互いに初めての状況でそれは高望み過ぎたらしい。 京太郎「く、あっ……!」 優希「はうっ!きょ、京太郎のが中で震えて……うあっ……」 そして京太郎が優希を抱き締めながら、ゴムの中に精液を流し込み……2人の拙い初体験は終わりを告げた。 ―― 優希「うー……」 京太郎「お、おい優希、大丈夫か?」 優希「全部終わってから痛みが酷くなった気がするじぇ……」 京太郎「悪い、やっぱり無理させてたか……」 優希「謝らないでほしいじょ……これは私も望んだ事なんだからな」 京太郎「……そうか」バサッ 優希「京太郎?」 京太郎「ちょっとトイレ行ってくる。お前は無理せずおとなしく寝とけよー」 優希「んー……わかったじぇ」 パタンッ 優希「……しちゃったんだな、私達」 優希「ううっ……痛いだけじゃなくて恥ずかしさもぶり返してきたじぇ……」 優希「京太郎、ああいう時あんな顔するんだな……」 優希「……ああー!さっきから恥ずかしい事ばっかり考えちゃうじぇー!」 優希「痛っ!?ううう……」 ガチャッ 京太郎「今戻ったぞー」 優希「京太郎のバカ!」 京太郎「なんでいきなりそんな事言われなきゃならないんだよ!?」 優希「うるさいうるさいうるさーい!あっ、痛……」 京太郎「ああ、もう大声で騒ぐからだ」ナデナデ 優希「むうっ……」 京太郎「ところでな、優希……これ、受け取ってくれるか?」 優希「なんだこれ?」 京太郎「実はその、そっちが本当の誕生日プレゼントなんだよ」 優希「えっ、そうだったのか?」 京太郎「ああ……開けてみてくれるか?」 優希「いったい何を……えっ、これは……」 優希「指、輪……?」 京太郎「二年生になってからしてきたアルバイトの給料3ヶ月分……意味、わかるよな?」 優希「えっ、えっ……」 京太郎「今はそれが限度だけど将来にまたいいやつプレゼントする。それはいわゆる予約分、みたいなものって事になるのかな?」 優希「きょ、京太郎……」 京太郎「これは将来的な話のつもりだ。まだ学生の分際でって思われるかもしれないけど……優希」 京太郎「――いつか俺と、結婚してほしい」 優希「……は、ははは」ポロポロ 京太郎「優希?」 優希「京太郎は、バカだじぇ……まだ私達高校生だぞ?それなのにこんな、こんな……気が早いにも程があるじょ……」 京太郎「それはわかってる……だけど俺ってお前が言うようにバカだからさ……我慢出来なかったんだよ」 優希「ひっく、うっ……」 京太郎「……答え聞かせてくれるか?」 優希「そんなの!」 京太郎「……」 優希「答えなんて一つしかないのわかってるだろ……」 京太郎「俺は、お前の口から聞きたいんだよ」ギュッ 優希「……しょうがないな」ギュウッ 京太郎「優希……」 優希「一度しか言わないからよく聞け京太郎!」 優希「私も……京太郎と一緒にいたい。これから先も二人一緒に……」 ――それから時は経ち…… ――数年後・roof-top カランカラン まこ「いらっしゃい……ってなんじゃ久か」 久「ちょっと、お客様相手にそれはないんじゃないの?」 まこ「最近のあんたは家に来たら打ちもせず愚痴だの悪巧みの提案ばっかりじゃろうが」 久「あら、ここのメイド長さんは愚痴も聞いてくれないのかしら?」 まこ「そういう問題じゃないわ。で、今日は何の話じゃ?」 久「あら、聞いてくれるの?」 まこ「今日はこれから貸し切りじゃからな。まっ、その客が来るまでは付き合ってもええ」 久「そう?だったらたっぷり付き合ってもらうわよー」 まこ「全く、あんたは何年経っても変わらんなあ……そんなんで仕事がちゃんと出来とるんか?」 久「それは今年のインターハイで証明するわ。この私が監督として在籍する新生清澄高校麻雀部の優勝でね」 まこ「県予選もまだなのによく言えたもんじゃ……」 久「だからね!また今年も逸材が入ってきたから一回凹ましときたいのよ!」 まこ「無茶を言うな、無茶を!あいつらだって忙しい身の上なんじゃ!」 久「そこをなんとか先輩権限で!」 まこ「ならあんたがやればええじゃろうが!」 久「あの子達、私だと警戒するのよ!だけど人望も厚いまこが連絡すればきっと……」 まこ「だからそんなん無理じゃと……」 カランカラン まこ「いらっしゃい……おお、和、咲!」 久「えっ?」 和「お久しぶりです染谷先輩」 咲「竹井先輩もお久しぶりです」 久「あなた達、なんでここに……あっ、もしかして今日ここを貸し切ったお客って!」 和「いえ、どちらかというと私達は招待を受けた側でして……」 咲「竹井先輩にも染谷先輩から連絡いってますよね?」 久「はい?」 和「聞いてないんですか?染谷先輩が自分から竹井先輩に伝えると仰っていたのですが……」 久「……まーこー?」 まこ「最近はあんた毎日来て入り浸っとるからな。わざわざ言わんでもええと思ったんよ」 久「なんだかはめられた気分だわ……」 久「確か和は弁護士で咲は小説家だったわよね。どう、仕事は順調?」 和「まだまだ若輩者ですが、なんとかやっていけてます。父に叱責される事も多いんですけどね」 咲「私も順調ですよ。あっ、そうだ!染谷先輩この新刊また店に置いてくれますか?」 まこ「おう、ええぞ。その代わりしっかりサインは入れといてくれな」 咲「はい、わかりました!」 久「これが咲の書いた新刊……相変わらずわかりやすいわねー」 和「やっぱりこの主人公とヒロイン、2人ですよね……」 咲「い、いちおう2人に許可は取ってるよ?」 和「いえ、責めてるわけではないんです。ただ懐かしいなと思いまして……」 まこ「ほとんどあの2人がやらかした実話じゃからのう」 久「改めて見ると私が卒業した後色々やってたのねあの2人」 カランカラン まこ「おっ、噂をすれば」 久「来たみたいね」 和「実際に会うのは久しぶりです……」 咲「また仲がいいとこ見せつけられるのかなあ……」 京太郎「久しぶりだなみんな!」 優希「久しぶり!」 和「久しぶりですね、ゆーき」 優希「久しぶりだなのどちゃん!相変わらずいいおっぱいを持ってるようで!」 和「法廷で争いますか?」 優希「じょ、冗談ですから……」 咲「京ちゃん久しぶり!」 京太郎「この前取材と称して優希も入れた3人で会ったじゃねえか」 咲「そうだったっけ?」 京太郎「お前な……そっちまでポンコツになったら終わりだぞ」 咲「ひ、ひどいよ京ちゃん!」 久「ふふっ、須賀君も優希も元気で何よりだわ」 まこ「疲れやすい仕事しとるしのう……そういえば」ピッ 京太郎『今年も始まりました、全国高等学校麻雀選手権大会。実況は私須賀京太郎がお送りします』 京太郎「のわっ!?染谷先輩、それ去年の実況じゃないですか!やめてくださいよ!」 京太郎『解説は片岡、失礼しました。須賀優希プロ』 優希『みんなー、麻雀楽しんでるかー!』 京太郎『す、須賀プロ!ちょっとそういうのは困ります!』 優希『なあに、変な敬語使ってるんだ、あ・な・た♪』 京太郎『……お、お前なあ!』 京太郎「ぐああ……」 優希「懐かしい話だなー」 久「この一件からついたあだ名が夫婦漫才ならぬ夫婦解説コンビだっけ」 まこ「家のお客さんにも好評なんじゃ、この時の実況解説」 京太郎「本当に勘弁してください……」 久「それでは改めまして……優希誕生日おめでとう!」 まこ「おめでとうさん優希」 和「おめでとうございます」 咲「おめでとう!」 優希「えへへ、ありがとう!」 京太郎「みんな、優希のためにわざわざ集まってくれて本当にありがとうな」 和「いえ、何年経っても私達は友達ですから」 咲「呼ばれたからにはなんとしても参加したいもんね!」 久「私はさっき聞いたけどね」 まこ「まだ根に持っとるんか……」 優希「うう、みんなの優しさが染み渡る……きっとこの子も喜んでるな」ナデナデ 京太郎「は?」 久「あら」 まこ「ほう」 和「もしかしてゆーき……」 咲「ええっ!?」 京太郎「ちょ、ちょっと待て優希、それって!」 優希「あっ、そういえば今日わかったからまだ京太郎にも言ってなかった……京太郎」 優希「これからは二人じゃなくて三人一緒に頑張っていこうな!大好きな旦那様!」ニコッ ――カン!
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ちょとひまだったので・・・^^; いつも二人で炭掘ってます^^; 稲葉門前わきでこんなのいたら、それは瑛子です^^ 素顔の冴さん、初めてみたかも…w -- 和ちん (2005-08-16 23 21 51) 忙しくて、インできないよぉ~TTそんなこんなでアカウントも期限切れたw・・・・っておもったらクノイチが2人でくつろいでいる写真があるし -- スネーク (2005-08-17 03 21 25) アカウント期限切れ!!! 仕事落ち着いたら戻ってきてくださいね^^ -- 冴 (2005-08-18 16 20 16) 実家から帰ってきましたw帰りにWEBマネーGET!!そろそろインしまぁ~すw -- スネーク (2005-08-19 13 45 22) 名前 コメント
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ななついろ☆ドロップス ななついろ☆ドロップス すぺしゃるCD2 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ななついろ☆ドロップス すぺしゃるCD2(Amazon) 発売元・販売元 ジェネオンエンタテインメント株式会社 発売日 2008.01.25 価格 2500円(税抜き) 内容 オーディオドラマ「スキーと遭難となぞのUFO」の巻 Superior Girl 歌:プリマ・アスパラス(松岡由貴) ネッ!! 歌:八重野撫子(清水香里) いつも二人で夜空に 歌:秋姫すもも&ユキちゃん(結本ミチル&後藤麻衣) 出張・お悩み相談ルーム フリートーク de えんでぃんぐ! 備考
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∧∧ ∧∧ (,,゚Д゚) (Д- ,,) U Y |) (|Y U . ~| | | .|~ . し`J し`J 名前:北山静(きたやま しずか) 職業:Pressman(新聞記者) 性別:♂ 年齢:22歳 種族:ぎこ族 技能:記者Lv17, 冒険Lv15, マイペースLv18 初登場:Recipe 100 鴉天狗と門番 本編 62 谷口と同じく楓の後輩で、よく谷口と居ることがある。 本人は少し戦える為か谷口が変な物を撮りに行く時は近くに居たりする。 そして、いつも二人で弁当を食べていたりもする。 心霊とか、谷口がそういう場所への取材に行くときは同行している。 同行する替わりに、和菓子を要求する。男二人で甘味処へ行ったりもする。 実家が神社で、霊に攻撃できる射影機を持っている。別ゲー 人物相関 キャラ キャラとの関係 呼び方 初遭遇 谷口登 親友 谷口 Recipe 100 ??? ギコス 知り合い じぃさん Recipe 100 ??? かえで 知り合い 春風 Recipe 100 ???
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いつもいつも【登録タグ inaphon い 曲 穂歌ソラ】 作詞:inaphon 作曲:inaphon 編曲:inaphon 唄:穂歌ソラ 曲紹介 inaphon氏制作のUTAU音源試聴シリーズpart2 歌詞 (動画歌詞より転載) 風景に混ざる僕の姿 その他大勢 なにを待っているんだろう いつも なにを なにを その日暮らしで歩むキミを 横目で見て そんなに自分も変わらないって 気づいていながら知らない振り 僕のココロはいつも 空回りしてるだけなんだ コメント 名前 コメント
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31 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 16 29 ID EJo1tDaN 放課後のファーストフード店で俺たちは向かい合わせに座り、 気付けばもう1時間近くぐだぐだと終わりも始まりもしない話を続けている。 「明日、×××へデートに行こうよ」 学校指定のブレザーを着た少女が、ポテトを摘みながら聞く。 彼女は人形のように整った顔をしている。 けれど、その豊かに変わる表情が彼女に人間らしさを彩っている。 「おい、何がデートだ。 また俺を荷物持ちにする気か?」 「むー、こんなに可愛い女の子と一緒にデートできるんだよ。 なんでそんな顔するかなー?」 「いや、デートじゃなくてただのパシリにする積りだろう、それ」 そう答えると、我が愚妹、神楽 日右(かぐら ひう)は恨めしげにじっとこちらを見る。 「ああ、まあ、偶には終わらない買い物ってのも楽しいかもな」 「やったー」 日右は嬉しさ一杯という声を上げながら笑う。 それをその声を聞いていると俺も嬉しくなってくる。 そういう笑い方だ。 32 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 16 57 ID EJo1tDaN 「何がやった、なんですか?」 その声を聞く度に、頭が痛くなってうんざりする。 嫌々後ろを振り向くと、 そこにはやはり学校指定のブレザーを着た少女が立っている。 彼女もまた人形のように整った顔をしている。 端的に言えば俺の前に居る日右に瓜二つだ それはそうだ、こいつは神楽 左月(かぐら さつき)、日右の一卵性の双子の姉なのだから。 だが、左月と日右の区別は簡単だ。 左月は本当の人形の様に表情が無く、硝子のような目をしている。 「兄さん、こんな品の無い場所で何をしているんですか?」 「……何だって良いだろ、お前に」 「そういう訳にはならないわ。 私には神楽家の息女としての義務があるのだから」 左月が日右に視線を移す。 「それに、日右も少しは立場を弁えなさい。 役立たずの癖に、私達の家名に泥を塗るつもり?」 日右が今にも泣きだしそうな顔になる。 「いい加減にしろよ、よく自分の妹にそんな事が言えるな、 お前は何様のつもりなんだよ?」 「私は神楽 左月、それなりに価値のある人間よ。 兄さんこそいい加減にして欲しいわ。 それなんかと比べられるなんてそれだけでも屈辱だわ」 そう言って、左月が不愉快そうに日右から目を離した。 まるで、こんなものを見ていたら、体が穢れるとでも言うように。 「兄さんには、神楽家の次期当主としての自覚が足りてないわね」 そう言って俺に視線を向ける。 人間らしい感情を何も読み取れない、気持ちの悪い目だ。 正に、俺たちの誇るべき神楽家、そのものだな。 33 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 17 30 ID EJo1tDaN 俺の家は旧家という奴で、ちょっとした名士だ。 そして、未だに旧家としての格なんていうふざけた考えを 本気で持っている連中が揃っている。 左月と日右もそんな格とやらを維持する為に連れてこられた。 うちの家には昔からある偏執的な伝統がある。 他の名家の姉妹を養女として迎え、育て上げ、 より神楽家に相応しいと認められたものを当主に娶らせる。 つまり、俺の嫁という事だ。 残ったもう一人は、俺とその嫁の下女として生きる。 そんないかれた風習が21世紀の現代にまで続いているんだ。 考えただけで反吐が出る。 更に反吐の出る話だが、俺の妻はほぼ左月で決定している。 教養、思考、立ち振る舞い どれを取っても神楽家を継ぐ者として申し分無し。 代々の伴侶の中でも最良なんだそうだ。 ふざけやがって。 一方で日右は俺の家族達からは半ば見捨てられてる。 曰く、無能、感情的、軽佻浮薄。 尤も、俺の目から見ればそれは暖かい人間らしいというだけの話だ。 そんな人間にはあそこは辛過ぎる。 実際に、俺といる時はあんなに明るい日右が、 一歩家に入れば、死んだ魚のような目でいつも俯いている。 34 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 18 57 ID EJo1tDaN 早く帰りなさい、淡々とそう言って左月は帰って行った。 正直に言おう。 俺は左月が嫌いだ。 あいつは傲慢で、尊大で、冷徹。 まさに神楽家そのものというような性格に育ってしまった。 特に、日右が見限られてからはよりそうなるように強く仕向けられた。 ある意味では左月は一番の被害者なのかもしれない。 それでも、俺はあんな奴は好きになれないし、 ましてや結婚なんて絶対にごめんだ。 誰がこんな屑のような家とその象徴のような女に縛られるものか。 あと一年、高校を卒業したら俺はこの神楽家を出て行く。 それから、その時には……。 「なあ、日右?」 「どうしたのー、兄さん?」 「明日のデートの時にちょっとだけ大事な話があるんだけどな?」 35 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 19 22 ID EJo1tDaN ********************************** ♪~♪~~♪~ 私は自分の部屋で喜びを抑え切れなくなっていた。 兄さんとデートかー、うふふふ。 それに、兄さんの言いたい大事な事って何かしら? ひょっとして告白とか、愛の逃避行とか? きゃー!! きゃー!!兄さんってば強引すぎるよー!! その時、ノックも無しに扉が開かれて、アイツが部屋に入ってくる。 「あれ、なんの用なの、左・月・お・姉・さ・ん?」 ぴくり、とアイツの眉毛が動く。 「日右、交換の時間よ」 それから、不機嫌そうに懐中時計を私に突きつける。 時刻はちょうど24時だ。 「えー、私は日右だよー、何を言っているの、姉さん?」 「いつまでもふざけていると、左月としてあなたを罰するわ。 日右が左月に刃向うつもり?」 硝子の様な目が私を威圧する。 「はあ、分かったよ……。 ……これで、良いかしら」 私は目の前のアイツを睨み付ける。 まるで、人形の顔にはめられた硝子のような目で。 「ええ、それで良いわ、明日のあなたは左月、私は日右……。 ……さ、じゃー、明日はデートなんだから早く寝ないとね。 それじゃ、お休み、お・姉・さ・ん?」 そう言ってアイツがにやにやと笑う。 悔しい、兄さんにデートを取り付けたのは私なのに。 私、神楽 左月は唇を噛んだ。 私とアイツは双子だ。 けれど、どちらが左月で、どちらが日右なのかは私達にも分からない。 そう言うよりも左月も日右も存在していないと言った方が正しい。 なぜなら、私たちは一日交替で入れ替わっているからだ。 36 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 19 49 ID EJo1tDaN これを始めたのは、兄さんと出会ってから1年位たった時だ。 私たちは兄さんと共に暮らす中で心から兄さんに惹かれていった。 兄さんを伴侶とする為に必死で神楽家に相応しい人間になろうと努力した。 けれど、兄さんはそんな神楽家としての私達を快く思っていない事に気付いた。 それから、神楽家の求める姿と遠い妹が兄さんの理想だとも知った。 そこで私たちは悩んだ。 兄さんの妻にはなりたいけれど、兄さんに愛されもしたい。 そんな矛盾した問題に頭を悩ませていた時に一つの答えを私たちは同時に思いついた。 そうだ、それなら二つの自分がいればいいのだと。 そして、その為にあいつが利用できると気付いた。 まず、兄さんの理想である日右を作り出す。 そうすれば、毎日、兄さんに愛される喜びを味わう事が出来る。 そして、一方で神楽家の理想としての左月も必要だ。 後は兄さんと結ばれるタイミングでアイツを出し抜いて、 結ばれてからは私が左月になり続ければ良い。 37 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 20 12 ID EJo1tDaN ただ、最近はそう簡単には行かないようになってしまったようだ。 兄さんは隠している積りだろうが、この神楽家を出ようとしているは明らかだ。 そして、その時には当然、日右を連れて行く。 もし、兄さんがそれを成功させるならば、私は日右でなければいけない。 けれど、もしも兄さんの脱出が神楽家の人間に阻止されてしまえば、 その時には絶対に私は左月でなければならない。 そして、当然、その事はアイツだって気付いている。 38 二人で一人の話 sage 2011/02/17(木) 03 20 58 ID EJo1tDaN けれど、勝つのは当然私なのだ。 アイツなんかに兄さんを得る資格なんて無い。 同じ遺伝子だが、いや、だからこそ、私はアイツが憎い。 兄さんが愛しているのは日右であった時の私で、 兄さんの妻に相応しいと認められたのも左月であった時の私なんだ。 アイツはただ、私と入れ替わってそのお零れに預かっているに過ぎない。 だというのに、さっきの態度と言い、頭にくる。 まるで、自分が兄さんに愛され、手にする資格を持っているような顔をしやがって。 ぎりり、私は歯を食いしばった。 まあ、良いわ。 どうせ最後に笑うのは私なのだから。 さ、今の私は神楽 左月。 だから、左月として神楽家に恥じない行動をしなければ。 まずはお父様方に、あの役立たずが身の程を知らずに明日、兄さんを連れ出そうとしている事。 兄さんが神楽家の当主として、好ましくない事を考えている可能性がある事。 ちゃんと報告しなくちゃいけないわ。 くす、せいぜい楽しみな夢だけでも見れると良いわね、神楽 日右。
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#blognavi タイトル:NOTボーナス ガンパレード・オーケストラ緑の章(11) 作成日時:2006/03/20 22 13 URL:http //blog.tendice.jp/200603/article_85.html 登場人物:深澤正俊、竜造寺紫苑(+ジジ) 日時:不明 場所:校庭を眺める芝生の上 ダイジェスト:ジジの気性、待機している深澤と紫苑の会話。紫苑の親父殿の言葉、登場。英吏と源、いつも二人で出かけては怪我して帰っていることが判明。深澤、源が英吏を殺しはしないかと心配。紫苑曰く、「まさか。たしかに仲は悪いけど僕たちは隊の兄弟だよ」 カテゴリ [SS] - trackback- 2006年03月21日 02 16 26 #blognavi
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【登録タグ VOCALOID い ノラにゃんこ 初音ミク 曲 鏡音レン】 作詞:ノラにゃんこ 作曲:ノラにゃんこ 編曲:ノラにゃんこ 唄:初音ミク 唄:鏡音レン (レン版 ElectroVer) 曲紹介 恋愛の初めの一歩をなかなか踏み出せない少女の歌。 ElectroVerでは文字通り電子楽器メインのノリの良いアレンジになっている。 歌詞 いつも健やかな時も病める時でも いつもいつの日も 君を思ってやまず いつか君の歌聞こえるくらいの場所に 私居れるように努力しているところ いつも会えばケンカばかりで それが元で冷やかされるし 私かなり気にしてるけど 君は、君はどう思ってるの? ひとつ越えてみたいな だけど少し怖いの 言葉づかい 変えられないでしょ 少しおしとやかにしたいけど そんな二人のままがいいんだし 君は、君はどう思ってるの? ふたりきりは 少し素直… ホントの事伝えたい いつも悩む日も ひたすら能天気な日も 付かず離れずで 同じ場所同じ空気 いつか君の傍 もっともっと近くに 私居れるように努力しているところ 二人歩き今は慣れたけど とてもデートとは言えなくて ロマンチックあるわけもないし 私、私ただのオトモダチ? 時間任せに出来ない きっとこの気持ちは… いつもドジしても凹んでもフォローしても 全部今はただ 空振りにちかいよね 木の葉揺れる影 肩をかりてうたたね そんな二人になれるように努力してるとこ いつも… コメント いろんな画があって良い歌だった。 -- 可憐 (2009-07-21 20 56 03) いい歌だと思います^ω^ -- 名無しさん (2009-12-06 16 06 36) 名前 コメント